片道のMIRAI TICKET

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ようよし-アイキャッチ2
―――パイロット2名、異常ありませんか?

??「はい、こちら機内、発射準備完了しています」

―――了解しました、発射フェイズに移行します。

―――システムオールグリーン、エネルギーフルチャージド、カウントダウン開始します。

pixiv: 片道のMIRAI TICKET by すぎ

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―――10,9,8,...

??「いよいよかぁ…」

??「緊張してるの?」

―――7,6,5,4,...

??「さすがにね、いろいろ準備したとは言え」

??「まあ、私も同じような気持ちだから」

―――3,2(ignition!),1,


――――――――――


私たちはこれから、3年後の未来に旅立つ。


――――――――――


??「やっと帰ってきました!っとと、うまく歩けない!?」

??「相変わらず元気全開ねぇ…でも、まだまだ筋トレ生活が続きそう」

??「もともとインドア派だからね、善子ちゃんは」

善子「確かに、ここまで来られたのは曜のおかげだと思ってる…ってヨハネよ!」

曜「ま、ひとまずお疲れさま!」


ラブライブ優勝から1年、いろいろあって2人で未来旅行を夢見て頑張ってきた。簡単に言えば、ウラシマ効果の臨床研究というわけで。

『Aqoursのみんなはこれからどんな風に(性的な)成長するか、気にならない?』って言われたら、乗るしかないじゃない!

ちなみに、このプロジェクトの裏には小原家の力も大きかったそうよ。鞠莉さん曰く『オーバーテクノロジーとか気にしたら負けデース!』だって。

さて、この1ヶ月みんなはどうしていたのだろう?いや、みんなにとっては3年か。


――――――――――


曜「やっと来た!もう、10分遅刻だよ?」

善子「しょうがないじゃない、連日インタビューや経過観察でようやくの休暇なんだから…」

曜「そんなこと言って、みんなと会うのが楽しみで眠れなかったんじゃない?」

善子「どうしてそれを…って違うわよ!」

曜「はいはい、そういうことにしておきますか!」

善子「…で?あの頃の私たちの望みが叶うことになるわけだけど、実際どうなのかしら?」

曜「うん、やっぱりちょっと不安、かな」

善子「こんな目的のためってのを隠してても、反対されなかったわけじゃないし」

曜「みんなには迷惑かけちゃったかな…っでも!」

善子「大丈夫、確かに目的はただの思いつきだったけど、私は今の自分に後悔してないから!」

曜「善子ちゃん、本当にありがとう!」

善子「だから…っと、みんな来たみたいね」

曜「うぅ、緊張する…!」


そこに現れた女性たちを目の当たりにして私は思った。
ああ、これが天界なのだと。


千歌「よーちゃん!善子ちゃん!」

曜「その声は…千歌ちゃん?」

千歌「ふたりとも若いねぇ!」

善子「第一声がそれ…?あとヨハネ」

梨子「もう、千歌ちゃん?もっと言うことあるでしょ?」

果南「まあ、そのあたりが千歌らしいっていうか…」

ダイヤ「とにかく、曜さんも善子さんも長旅お疲れさまです」

鞠莉「私たちにとっては3年ぶりだけど、二人にとってはほんの1ヶ月なのよね?」

花丸「未来ずらぁ~」

ルビィ「花丸ちゃんの言うとおり、今度はほんとに未来だね!」

善子「確かに、この3年でこっちがどうなったのか、まだよくわかってない状態ね」

曜「でもみんなは思ってたよりも変わってないみたいでよかった~」

ダイヤ「…本当に、そう思いますか?」

曜「えっ?」

善子「見た目は、その…前よりも成長したと思うけど」

鞠莉「ふたりのことだから、私たちが成長して魅力的になったか気になると思ったんだけど…」

曜「そ、そんなことないでありますヨーソロー?」

花丸「思いっ切り焦ってるずら」

善子「…気にならないって言ったら嘘になるかもしれないけど、こっちもいろいろ大変だったんだから」

梨子「ま、そういうことにしておきますか」

果南「なんだかんだヘタレだからね~」

ルビィ「でもふたりがいなかった3年の間に、こっちもいろいろあったんだよ!」

曜「教えて教えて!」

千歌「じゃあ私から!」

千歌「ふたりが出発したのが私たちの卒業後すぐだから、私が東京の大学に進んだのは知ってるでしょ?」

善子「この間聞いたばかりだからね」

千歌「そこで一人寂しく暮らしていたところに、何があったでしょうか?」

曜「まさかのクイズ形式!?」

善子「どうせ同じく東京にいるダイヤと同棲、とかじゃないの?」

千歌「もしかして善子ちゃん、今のは『どうせ』と『同棲』をかけて…」

善子「ないから!」

曜「千歌ちゃんとダイヤさんが、ひとつ屋根の下…?」

ルビィ「曜さん、虚ろな顔になってる…」

善子「で、実際どうなの?」

千歌「合ってるよ」

曜「そっかー、千歌ちゃんとダイヤさんが同棲かー」

鞠莉「曜にとってこれは大ダメージね」

曜「ごめんね千歌ちゃん…私がそばにいなかったばかりに…」

ダイヤ「何が『一人寂しく』ですか、たびたびお義母さまのお世話になっていたというのに…」

千歌「でも今はダイヤさんとのふたり暮らし、すっごく幸せだよ!」

曜(ダイヤさん、前よりも一層"大人の色気"って感じだし、千歌ちゃんもみかん(意味深)が大きくなって…)

曜「えっr…じゃなくて、元気そうでよかったよ!」

梨子「曜ちゃん、本当に大丈夫かな…?」

善子「そういうリリーはどうなのよ?」

梨子「私?は…特に変わりない、かな」

花丸「よく言うずら、善子ちゃんと会えなくて毎日のように電話してきたくせに」

梨子「なっ…!それは黙っててって言ったでしょ!」

善子「へぇー、そうなんだぁ」

梨子「花丸ちゃんも善子の話ばかりだったじゃない!」

花丸「そ、そんなことないずら?」

果南「マル、ごまかせてないよ」

曜「こんなにも想ってもらえてよかったねー、善子ちゃんは」

善子「ちょっと曜?棒読み怖いんだけど」

鞠莉「でもそんな電話のやりとりを重ねるうちに、お付き合いに発展したのよね?」

曜「えっ?」

善子「は?」

梨子「えっと、まあ、そういうこと」

ダイヤ「きっかけは不思議とは言え、お似合いだと思いますわ」

善子「」

曜「あははっ、善子ちゃんもショックだね~!」

ルビィ「ついに曜さんがおかしくなっちゃった!?」

花丸「善子ちゃんの思い出話は今もたまに梨子ちゃんとするけどね」

善子(そこは"たまに"なのね…)

曜(関係ないけど花丸ちゃんはあのワガママボディに磨きがかかって、梨子ちゃんも清楚なJDって感じがたまらないなぁ)

千歌「あとは、鞠莉ちゃんとルビィちゃんには驚いたな~」

果南「確かに!まさかあのふたりが、ってところかな」

鞠莉「そうかしら?ルビィがこっちに留学することを初めて聞いた時はさすがに疑ったけど…」

ルビィ「鞠莉ちゃん?まだそう思ってるとかないよね?」

鞠莉「もちろん!ルビィはしっかりしてるし、むしろダイヤが妹離れできてない方が心配よねぇ」

ダイヤ「んなっ…!」

曜(ダイヤさんみたいにすらっとしながらも幼さがわずかに滲み出るルビィちゃんと、Aqoursの中でも抜群に豊満な体躯をさらにパワーアップさせた鞠莉ちゃんが…!)

善子「ちょっと待って、話についていけないんだけど!」

曜「いろいろ新しいことばっかりで、頭がパンクしそうであります!」

梨子「あっ、ごめんね?せっかく久しぶりに会えたっていうのに…」

花丸「でもマルたちもこうして揃うのは一年ぶりずら」

果南「私たちの中でも積もる話はあるけど、曜と善子とは三年ぶりだからね~」

千歌「ふたりはどうだったの?」

善子「とはいっても、私たちのことはニュースやインタビューの通りだから…」

曜「無重力状態で衰えちゃうからって理由で筋トレに明け暮れてたぐらいで、あまり代わり映えしないかな」

善子「ところで果南はどうなの?」

曜「言い方は悪いけど、なんだか残りものっぽい、とか思ったりしない?」

果南「曜も言ってくれるようになったなぁ」

善子「ちょっと曜、さすがにそれは言い過ぎじゃない?」

果南「いいのいいの、実際Aqoursの中では残りものになっちゃったから」

曜「ごめんね、果南ちゃん…」

果南「大丈夫だよ、私にも大切な人ができたからね!」

曜(引き締まった身体つきにそぐわないほどの女性らしさに溢れた膨らみが目を引く果南ちゃんの、大切な人?)

善子「いったい誰なの?その人って」

千歌「もうすぐ来るらしいんだけど…」

ダイヤ「まだみたいですわね」

鞠莉「ところで、ふたりは付き合ってないの?」

曜「ふたりって…」

善子「曜と私が?」

曜「ないない!今回のこともあってかなり親しくなったけどね」

善子「そうね、曜とは(猥談)仲間って感じ」

梨子「そっか、ちょっと意外かも」

花丸「でも、ふたりがそういう関係ということは…」

ルビィ「まだ大丈夫ってことだよね♡」


みんなの目つきが変わったような気がした。
その直後、急に羽交い締めされて振り向くと、あの姉妹の姿が。
背後に感じるのはもちろんメロン(意味深)の感触である。


善子「ど、どういうこと!?」

果南「言ったでしょ?大切な人って」

理亞「果南、これでいいの…?」

曜「くっ、長い宇宙生活のせいで力が出ない…!」

聖良「お久しぶりです、そしていきなりごめんなさいね♡」

善子「何があったっていうの?」

果南「いやぁ、世界各地の海を回って北海道に行った流れでね♪」

鞠莉「見事に手なずけられたってわけね」

ルビィ「さすがは果南さん!」

曜「それはいいけど、これは…」

善子「私たちに何をしようっていうの!?」

梨子「あら、内心期待してるんじゃない?」

花丸「さっきから口角が上がってるのもバレバレずら」

曜「ちょっと待ってよ、みんな…!」

善子「にじり寄ってくるのやめなさいよ!」

ダイヤ「あなたたちが私たちの身体を欲するのと同じように…♡」

果南「私たちもふたりを欲しがってたんだよね…♡」

千歌「これからた~っぷり三年ぶん、堪能させてね…♡」


「パイロット2名、重大なシステムエラーにより、(身も心も)操縦不能に陥りました」

―――了解、そのまま快楽の海へと沈降を進めてください。


おしまい
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2018年5月26日
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