雪が止むまで

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千歌-アイキャッチ46
千歌「沼津駅前集合だけど、二人はまだ来てないみたい。少し早く来ちゃったかな?」プルルッ

千歌「ん?電話?」

曜『千歌ちゃん・・・実は・・・』

千歌「ええー!今日来られないの?」

pixiv: 雪が止むまで by バッツ

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曜『ごめん、風邪引いちゃって・・・』

千歌「ううん、大丈夫。お大事に」

曜『ありがとう』ピッ

千歌「曜ちゃんは風邪かー。さすがに冬だもん、寒いよね」プルルッ

千歌「あれ?次は梨子ちゃんから・・・もしもし?」

梨子『千歌ちゃん・・・実は・・・』

千歌「ええー!梨子ちゃんも風邪!?」

梨子『私もってことは曜ちゃんも?』

千歌「うん・・・梨子ちゃんもお大事にね」

梨子『今日はごめんね?今度埋め合わせするから・・・』

千歌「大丈夫だよ、ゆっくり休んでね・・・」

梨子『ありがとう・・・』ピッ

千歌「2人とも風邪か・・・私も気をつけないと。それにしてもどうしよう。今日はもう帰ろうかな」

フワッ

千歌「ん?わぁ!雪だ!予報でも数年ぶりに降るかもって言ってたけど本当に降った!凄いな・・・」

千歌「ううぅ・・・ハックション!でも、さすがに寒いね・・・雪が冷たい・・・」

善子「千歌?」

千歌「え?・・・善子ちゃん!」

善子「ヨハネよ!ここで何してるのよ?」

千歌「曜ちゃんと梨子ちゃんと遊ぶ予定だったけど、2人とも風邪引いて来れなくなって・・・帰ろうかなと思ってたところ。・・・ハクション!えへへ・・・善子ちゃんは?」

善子「私はただの買い物よ。ちょっと大丈夫?予報でも雪が降るって言ってたじゃない。それにしては少し服装が薄いわね」

千歌「えへへ・・・少し甘く見てたのだ・・・」

ヒュゴオオ

千歌「わわっ!雪がどんどん強くなってきたよ・・・」

善子「・・・ねえ、その。雪が止むまで私の家に来なさいよ」

千歌「え?」

善子「だから!このヨハネが千歌と遊ぶって言ってるの!」

千歌「いいの?」

善子「雪が止むまでだけど・・・くくっ、リトルデーモンへの慈悲もこの堕天使ヨハネの・・・」

千歌「ありがとう善子ちゃん!」

善子「最後まで聞きなさいよ!」

___

千歌「ここが善子ちゃんの部屋かぁ・・・暖かい・・・」

善子「ここで暖まりなさい」

千歌「ありがとう。それにしても凄い吹雪だね。生まれて初めて見たかも」

善子「そう長引かないと思うけどね」

千歌「さて、何して遊ぶ?」

善子「くくっ、このヨハネの領域に足を踏み入れたのよ。あなたにこのヨハネと共に全国のリトルデーモンに啓示を行ってもらうわ」

千歌「・・・ああ!生放送のこと?」

善子「まあ、人間に分かりやすく言うとそうね」

千歌「でも初めてだしよくわからないよ?」

善子「一回練習しましょう。その方が良いでしょ?」

千歌「そうしてくれると助かるよ!」

善子「じゃあまずこれ。着替えてきて」

千歌「可愛い!リトルデーモンの正装だね」

善子「よくわかってるじゃない。さすがリトルデーモンね」

千歌「じゃあ、着替えてくるね」

___

千歌「着替え終わったよ」

善子「なかなか似合ってるじゃない。それあげるわ。ヨハネからの贈り物よ」

千歌「いいの?ありがとう!善子ちゃんの堕天使も似合ってるよ」

善子「これが私の本来の姿。これを見られたということはあなたは選ばれたということ。光栄に思いなさい!」

千歌「うん!ヨハネ様!」

善子「ああ、なんて心地良い響き・・・」

千歌「それでこの後はどうすればいいの?」

善子「そうね、立ち位置とかの確認をしましょう。あそこにカメラがあるでしょ?その前にちょっと立ってみて」

千歌「この辺?」

善子「そう、良い感じね。私と2人で入っても結構余裕ね」

千歌「・・・もしかして前から一緒に生放送やってみたかった?」

善子「そんなこと・・・なくはないけど・・・」

千歌「えへへ、善子ちゃーん♪」ギュ

善子「ちょ///離れなさいよ!後ヨハネ!」

___

善子「これにて本日のサバトはここまで・・・また会いましょうリトルデーモンたち」ピッ

千歌「・・・ふぅ、緊張したけど楽しかった!」

善子「さすが私のリトルデーモン、褒めあげるわ」

千歌「ありがとうヨハネ様!」

善子「あら、もう雪は止んでるみたいね」

千歌「本当だ。なんだかあっという間だったよ」

善子「このヨハネが時間に干渉したことによる影響ね」

千歌「そうかも!」

善子「・・・あの、千歌。今日はありがとうね。私に付き合ってくれて」

千歌「ううん、むしろ私こそありがとう。あのまま帰るよりこっちのほうが楽しいもん」

善子「・・・そう。もしよければこれからもたまにやらない?」

千歌「うん。良いよ!」

善子「ありがとう千歌・・・」

千歌「今日の善子ちゃんはなんだか素直だね!」

善子「なっ!このヨハネが素直なわけが!」

千歌「可愛いな善子ちゃんは♪」ギュ

善子「ちょっと!離れなさいよ!」

千歌「もう、暴れないでよ!」

善子「離しなさいって!きゃっ!」ドサッ

千歌「わっ!」ドサッ

チュッ

善子「えっ///」

千歌「あっ///」

善子「あの、その・・・///」

千歌「わ、私、もう帰るね///雪止んだし///今日はありがとう、またね///」

善子「あ、千歌・・・バカ///」

___

千歌(転んだ拍子で善子ちゃんに・・・///どうしよう、ドキドキする。明日から善子ちゃんの顔、まともに見られないかも///うぅ、なんだか意識しちゃう。頭から善子ちゃんが離れない。前から放っておけない子だと思ってた。でもきっとそれだけじゃない。この感覚は・・・)

___

善子(千歌とキスしちゃた///千歌にはずっと感謝の気持ちがあった。でも、感謝だけで収まる気持ちじゃないって今日はっきりした。千歌とキスしてこんなにドキドキしてる私がいる。この感覚は・・・)

___

千歌「善子ちゃんに・・・」

善子「千歌に・・・」

千歌/善子「「恋、してるんだ」」
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