ルビィ「ずっと見てたよ、善子ちゃんの事……」

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ルビィ-アイキャッチ8
1: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:10:13.18 ID:3nWuYLA0
~ルビィの日記~


11月13日(月)晴れ

今日も無意識に善子ちゃんを見つめていた。

ルビィがお姉ちゃんや花丸ちゃんと話してる時も、視線は善子ちゃんを無意識に探しているみたい……

善子ちゃんと出会ってから半年間、ずっとこうだ……

でも、今日も目が合うことはなかったよ。

ルビィはこんなに善子ちゃんを見ているのに、
善子ちゃんはルビィを見てくれないんだね。


ルビィが善子ちゃんの事を見てるの……
気付いてるくせに……

元スレ: ルビィ「ずっと見てたよ、善子ちゃんの事……」

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2: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:10:45.85 ID:3nWuYLA0
11月14日(火)晴れ

今日は善子ちゃんの隣に座れたよ。
二人だけで、たくさんお話が出来てとっても楽しかったし、とっても嬉しかった……

善子ちゃんも笑ってくれてたし楽しんでくれたのかな?
嬉しいって思ってくれたのかな?

ルビィと同じ気持ちだと良いなぁ……

夜は今日の事を思い出して中々眠れませんでした……
3: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:11:18.28 ID:3nWuYLA0
11月15日(水)晴れ

今日は寝坊しちゃってお姉ちゃんに怒られちゃった。

遅刻はしなかったけど、
少し遅れて来たから花丸ちゃんに心配されちゃったの。
ごめんね、花丸ちゃん。

善子ちゃんにも心配されたかったんだけど、
善子ちゃん……ルビィの事なんて全然気にしてないんだ。

ルビィは内心、善子ちゃんのせいなのになって恨めしい気持ちになっちゃいました……

最低だよね……ルビィって……

昨日の夜、善子ちゃんとあんな話をしたいなぁって考えてたけど、
今日は話す機会がなかったので出来ませんでした。

明日はあると良いなぁ。
4: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:11:51.47 ID:3nWuYLA0
11月16日(木)晴れのち雨

今日はね、
帰りの時間になると、いきなり雨が降り出してきたの。
最近ずっと晴れてたから、ルビィ傘なんて持ってきてなくて困ってたんだけど……

そうしてたら、善子ちゃんが「入りなさいよ…」って言って……
ルビィを傘に入れてくれたの!

えへへ、相合い傘しちゃった……

嬉しかったけど、周りの視線もあってルビィは恥ずかしくなっちゃって……
会話も挙動もぎこちなくなっちゃった……
そんなルビィを見て善子ちゃんは「どうしたの?」って不思議そうに訪ねてきたの。

「どうもしてないよ」って答えたけど、善子ちゃんに「変な子ね」って言われて笑われちゃった。

あはは。


変なんて、なんでそんなこと言うんだろう……

ルビィがなんで変なのか知ってるくせに……

そんなこと言われたら…
苦しくなるのに……

善子ちゃんのそういう言葉に傷ついてるんだよ…?

ルビィは…毎日…
5: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:12:24.71 ID:3nWuYLA0
11月17日(金)曇り

今日は善子ちゃんが風邪をひいてお休みだったの。
皆でお見舞いに行こうって話になったんだけどルビィは行かなかったよ。

誰かと話してる善子ちゃんを見たくなかったから……

善子ちゃんの笑顔も声も……
全部ルビィに向けられた物じゃないと嫌なの。

独り占めにしたいのかな…善子ちゃんを…

こんなときでも、そんな事を考えて……
やっぱり最低だよね……ルビィって……

でも……我慢できないから……
明日、ルビィだけがお見舞いに行くの…許してね……
6: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:12:57.41 ID:3nWuYLA0
11月18日(土)雨

今日は善子ちゃんのお家に行きました。

パジャマでお出迎えしてくれた善子ちゃん。
連絡しないで行ったから驚いた顔をしてたよ。

お家にはルビィと善子ちゃんの二人っきり。

善子ちゃんの具合は大分良くなったみたいで、さっきまでゲームをしてたみたい。

「一緒にやる?」って誘ってくれたけど、ルビィはゲームとかよくわかんないから断っちゃった。
その代わり善子ちゃんが遊んでるところを隣に座って、じーっと眺めてたんだ。

何時間かして善子ちゃんは疲れたのかルビィに倒れかかって眠ちゃったの…
嬉しかったけど、冷えたらいけないから「布団で寝ようよ」って善子ちゃんを揺すったんだけど、
全然起きなかったんだ。

だからね……善子ちゃんが寒くならないように…ルビィは善子ちゃんを抱き締めて眠ったの……

ルビィは温かかったかな?

善子ちゃんと眠れて、とっても幸せだったなぁ……
7: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:13:30.57 ID:3nWuYLA0
11月19日(日)晴れ

昨日はそのまま善子ちゃんのお家に泊まっちゃった。
お姉ちゃんから連絡がたくさんきてたけど、どうでもいいや。

善子ちゃんは昨日の記憶が曖昧みたいで、
朝起きたら「なんでルビィがいるの?」だって。

あはは。

今日は晴れてたから善子ちゃんとお散歩に出掛けたよ。

何も目的もなく公園や近所を一周してきました。
好きな人とこんなふうに時間を過ごせて幸せだなぁ。

善子ちゃんも「たまには散歩も良いわね」だって。
ルビィと同じ気持ちだったのかな?

だったらいいなぁ……
8: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:14:07.17 ID:3nWuYLA0
11月20日(月)晴れ

今日は具合が悪くて学校休んじゃった。
善子ちゃんの風邪がうつっちゃったのかな?
だとしたらちょっと嬉しいかも……

なんて……変態さんみたいだね……

夕方になると、皆がお見舞いに来てくれました。
嬉しかったけど、善子ちゃんはこなかったんだ……

忙しかったのかな……

善子ちゃんにも来てほしかったよ……

風邪たいしたことなかったのに…
なんだか苦しいなぁ……
9: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:14:40.06 ID:3nWuYLA0
11月21日(火)曇り

朝起きたらLINEがきてたの。
善子ちゃんから「今日は来れるの?」だって。
昨日来なかった事、気にしてくれたのかな?
ルビィの事、心配してくれたのかな?

体調も良くなったのでルビィは登校しました。
善子ちゃんに会ってLINEありがとうってお礼を言ったよ。

「何の事?」って返されちゃったけどね。

あはは。


本当に善子ちゃんは、何を思ってるのかわからないなぁ……

善子ちゃんの気持ちがわかれば……
ルビィはいちいち喜んだり悲しんだりする事もないのに……

苦しむ事もないのに……
10: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:15:33.31 ID:3nWuYLA0
11月22日(水)晴れ

明日は祝日です。
なので善子ちゃんは放課後帰ったらすぐ東京まで行くんだって。
今日は向こうで泊まるみたい。

ルビィも一緒に行きたいけど、恥ずかしいからそんなことは言い出せません……

向こうから誘ってほしいなぁって、ずっと思い続けて……
「どこに行くの?」とか「どうやって行くの?」とか、たくさん質問してね。
それに善子ちゃんが答えるたびに、「楽しそう」とか「いいなぁ」って言ってたの。

そうしてたらね……

善子ちゃんが「ルビィも一緒に来ない?」って……

誘ってくれたの……!

ルビィだけを…誘ってくれたんだぁ……

すっごく…嬉しかったぁ……

学校が終わったら、家に帰ってすぐ善子ちゃんの所に行ったよ。

それで善子ちゃんと一緒に電車に乗って東京まで行っちゃいました……

着いたときには、もう夜だったから明日に備えて寝ることになってね……
泊まる場所はネットカフェだったの。
本当は未成年だとね、夜中は入っちゃダメらしいんだけど、
身分証のいらないお店ならバレないから大丈夫なんだって。

えへへ……善子ちゃんと一緒に悪いことしちゃった。

それでね……狭い小部屋でね……
二人で肩を寄せ合いながら眠ったんだ。

なんだか恋人になったみたいだったよ……
11: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:16:06.74 ID:3nWuYLA0
11月23日(木)晴れ

今日1日、ずっと善子ちゃんの用事に付き合ったよ。

お店や何かの聖地?
それにイベントなんかにも参加したの。

なんのイベントなのかルビィには全然わかんなかったけど、
善子ちゃんの隣にいるだけで幸せだったので、ルビィは大満足でした。

好きな人と時間を共有して同じ経験をするのってこんなにも幸せなんだね……

えへへ……こんなにも善子ちゃんと一緒にいられてルビィは幸せです。


でもね……

…幸せなんだけど。

……もっと求めちゃうの…

もっと一緒にいたいって……

もっと善子ちゃんと一緒にいたいって……

わがままだよね……

こんなこと思ってるのってルビィだけなのかな。

善子ちゃんはどう思ってるのかな。

善子ちゃんの気持ち知りたいな……
13: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:17:05.50 ID:3nWuYLA0
11月24日(金)曇り

今日は花丸ちゃんに、
善子ちゃんがルビィの事をどう思ってるか聞いてきてもらったの。

善子ちゃんね……ルビィの事……

普通の友達だって。

あはは。


……普通ってなんなんだろう。

善子ちゃんにとって一緒に相合い傘して帰る子は普通なのかな。

善子ちゃんにとって一緒にお家で抱き合って寝たりする子は普通なのかな。

善子ちゃんにとって一緒に二人だけで、遠くにお出かけする子は普通なのかな。

もう……善子ちゃんの事がわからないよ……

ルビィの事、本当はどう思ってるの?

わかんない……

わかんなくて苦しい……


苦しい……

苦しい…苦しい…

苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい
苦しい苦しい苫しい苦しい苦しい
苦しい苦しい苦しい苦しい………

善子ちゃんを好きなのが苦しいよぉ……

ねぇ……善子ちゃんはルビィの事……どう思ってるの?

教えてよ……


   


ルビィ『善子ちゃん……』
14: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:19:10.38 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「これがルビィの気持ちです……」

善子「……」

ルビィ「ルビィの気持ち……わかってくれたかな?」

善子「……」

ルビィ「善子ちゃん?」

善子「……」

善子ちゃんは答えてくれない……

ルビィ「なんで答えてくれないの?」

善子「……ンンッ」ゴソゴソ

ルビィ「あっ…そうか…」

今、善子ちゃんは椅子に縛られて口も塞がれた状態だったね。

ルビィの日記を読み聞かせるのに夢中で忘れてたよ。

口のテープは剥がしてあげないと……
16: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:19:47.60 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……はーい」ベリッ

善子「っ!」

ルビィ「あっ!痛かった?大丈夫?」

善子「……平気よ」

ルビィ「そう?…ならよかったぁ」

善子「…これもほどいてちょうだい」

ルビィ「?」

体を縛ってるロープの事かな?

そんなのほどいてあげれるわけないのに、善子ちゃんは変なお願い事をするんだね。

ルビィ「いやだよ」

善子「いやって……」

ルビィ「ほどいたら逃げるんでしょ?」

善子「……場合によるわよ」

否定はしないんだね……
17: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:20:43.57 ID:3nWuYLA0
ルビィ「逃げないって約束するなら……ほどいてあげてもいいけど」

善子「……貴方が私に逃げるような事しないなら…約束してあげる……」

ルビィ「……ふーん」

条件を出してるのはルビィなんだけどなぁ。

善子「……なによ」

ルビィ「別に……」

善子ちゃんが逃げるような事かぁ…

ルビィ「……しないよ」

善子「なら…」

ルビィ「だから善子ちゃんはそのままでいいよね」

善子「……はぁ?」

ルビィ「ルビィはそんなことしないんだから」
18: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:21:17.52 ID:3nWuYLA0
善子「どういう事よ」

ルビィ「ルビィは善子ちゃんが逃げるような事をしないんだよ?」

善子「らしいわね」

ルビィ「しないんだから善子ちゃんを逃げられる状態にする必要もないよね」

善子「……」

ルビィ「ね?」

善子「ルビィ…」

ルビィ「……」

善子「あのね…」

善子ちゃんはまだ何か言いたげだけど。

ルビィ「そんな事より……」スッ

人差し指で、唇を塞いで黙らせる。
19: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:21:55.20 ID:3nWuYLA0
ルビィ「善子ちゃんの気持ち……そろそろ教えて欲しいなぁ?」

善子「……」

ルビィ「ルビィをどう思ってるのか……」スッ

唇から指を離す。

善子「…どうって?」

指に柔らかい感触が残る。

ルビィ「…好きなのか嫌いなのか」

善子「好きよ」

ルビィ「あはは、即答だね」

でも、それは……

ルビィ「友達として?」

善子「そうよ」

ルビィ「……」

はっきりさせてくれないなぁ……
善子ちゃんは……
20: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:22:36.67 ID:3nWuYLA0
ルビィ「さっきの日記を聞いてどう思った?」

善子「……どうって言われても」

ルビィ「ルビィの気持ちわからなかったの?」

善子「わかったわよ」

だったら……

ルビィ「あれがどういう意味かわかる?」

善子「……告白かしら?」

ルビィ「そうだよ」

そう、ルビィが善子ちゃんを好きっていう告白……

ルビィ「それの返事を聞いてるんだよ?」

善子「えぇ」

ルビィ「だからもう1回聞くよ」

善子「好きって言ったでしょ」

ルビィ「……あはは、嬉しいなぁ」

本当ならね……
21: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:23:09.36 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……善子ちゃん……友達としてじゃなくてね…」

善子「友達として好きなの」

ルビィ「…?」

善子「だから友達でいたいのよ、ルビィとは……」

ルビィ「……」

善子「良いお友達としてね」

ルビィ「……」

これってあれかな……

お友達でいようねっていうあれなのかな?

恋人にはなれないけど、これからもお友達でいようねっていう……

あれなのかな?

だとしたら……

ルビィ「……残酷だね……善子ちゃんって」

善子「……」
22: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:23:47.92 ID:3nWuYLA0
ルビィ「ルビィの気持ち全然わかってないじゃん」

善子「……」

ルビィ「断るなら嫌いって言ってよ……」

善子「……」

ルビィ「じゃないと諦めきれないよ?」

善子「……」

ルビィ「もう苦しいのはいやなの……」

善子「……」

ルビィ「嫌いって言って……」

善子「……」

黙ってばっか……

ルビィ「卑怯者……」ボソッ…

善子「……」

ルビィ「……」

だったら……
23: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:24:24.01 ID:3nWuYLA0
ルビィ「ねぇ……これ見て……」

後ろに置いてあったアルバムを見せる。

ルビィ「ほら」

中には善子ちゃんの写真が大量に入ってる。

善子「……」

善子ちゃんと一緒に撮ったものから、
善子ちゃんが撮られた覚えのない写真まで大量に入ったアルバム。

ルビィ「どう?」

善子「……」

善子ちゃんは無表情だった。
24: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:25:00.60 ID:3nWuYLA0
ルビィ「あと…これも見て…」

後ろから箱を取り出す。

ルビィ「ほら」

中には善子ちゃんの私物が入ってる。

ルビィ「これは善子ちゃんのハンカチ」

善子「……」

ルビィ「これは善子ちゃんのヘアゴム」

善子「……」

ルビィ「これは善子ちゃんのTシャツ」

善子「……」

善子ちゃんは顔色1つ変えない。
25: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:25:47.51 ID:3nWuYLA0
ルビィ「Tシャツを盗んだ時は流石にやり過ぎたかなって思ったんだぁ…」

善子「……」

ルビィ「でも、善子ちゃんは気付かなかった……」

善子「……」

ルビィ「ううん、気付いてないふりを……してくれたんだよね」

善子「……」

ルビィ「ねぇ?なんで?」

善子「……」

善子ちゃんは、いっこうに喋る気配がない。
26: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:27:09.04 ID:3nWuYLA0
善子「……」

ルビィ「黙るの…やめてよ……」

善子「……」

ルビィ「黙らないで……」

不安になるから……

ルビィ「何でもいいから話してよ……」

不安になると……

ルビィ「善子ちゃん……」

苦しいから……

ルビィ「……ねぇ?」

苦しいと……

善子「……」


怒りが……

 
沸いてきちゃうから……

 
ルビィ「……っ!」


バシンッ!


善子「っ……」
28: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:27:42.45 ID:3nWuYLA0
あぁ…殴ちゃった…善子ちゃんを……


ルビィ「黙らないでよ!」


嫌だよ……


ルビィ「卑怯者!」


こんなの……


ルビィ「ずっと前からルビィは善子ちゃんが好きで」


言いたくないのに……


ルビィ「善子ちゃんはそれに気付いてて」


言いたくないのに……


ルビィ「気付いてたくせになんでなの!」


善子「……」
29: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:28:14.93 ID:3nWuYLA0
ルビィ「自分を好きだってわかってる相手と……」

ルビィ「二人っきりで話したり」

ルビィ「家に入れたり」

ルビィ「お出掛けに誘ったり」

ルビィ「今日みたいに相手の家に行ったり」

ルビィ「どうして平然とそんなことが出来るの?」

ルビィ「好きじゃないくせに!」

ルビィ「好きじゃないくせにっ!!!」

善子「……」
30: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:28:47.66 ID:3nWuYLA0
ルビィ「なんで、そんな子と一緒の傘で帰れるの?」

ルビィ「なんで、そんな子に優しくするの?」

ルビィ「期待しちゃうじゃん……」

ルビィ「その後なんで……」

ルビィ「そんな子を傷つけるような事を言うの?」

ルビィ「なんで冷たくするの?」

ルビィ「苦しいよ……そんなことされたら……」

ルビィ「そっちにその気がなくても……」

ルビィ「何気ない一言で傷つくんだよ……?」

善子「……」
31: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:29:22.53 ID:3nWuYLA0
ルビィ「善子ちゃんのおかげで毎日楽しかった!」

ルビィ「でも!」

ルビィ「善子ちゃんのせいで毎日苦しいの!」

ルビィ「もういやなの!」

ルビィ「どうにかしてよ!」

善子「……」

ルビィ「なんとか言って!」

善子「……」

ルビィ「なんとか言ってよ!!」


バシンッ!


善子「……」
32: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:30:14.60 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……はぁ…はぁ…」


いやだ……


こんなことしたくないのに……


言いたくないのに……


ルビィ「……」


こんな自分勝手な……


ルビィ「……」


やだ……やだ…… 


ルビィ「ぁ……」


やだよ……


やだ……


善子「ごめんね……ルビィ……」


ルビィ「…っ?」
33: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:30:50.30 ID:3nWuYLA0
善子「私、ルビィの事…傷付けてたのね」

ルビィ「……」

善子「ごめんなさい」

ルビィ「……」

やめてよ……

謝らないで……

そんなの……

もっと苦しくなるから……

善子「……ごめんなさい」

やだ……

やだやだ……!

これ以上、私を……

苦しめないでよ……

善子「ごめんなさい」


苦しめないでっ!
34: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:31:28.31 ID:3nWuYLA0
ルビィ「…………」


もう……無理だ……


ルビィ「……」スッ


善子ちゃんの……


ルビィ「……」スルッ…


体を縛ったロープを……


善子「……ルビィ?」


ほどいてあげた……


ルビィ「……」


もう……


無理だから……
35: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:32:01.26 ID:3nWuYLA0
ルビィ「…ルビィね……これから善子ちゃんが逃げるような事するよ」

善子「……」

ルビィ「だから、早く逃げて」

善子「……」

ルビィ「ルビィの事をだいっきらいって言って出ていってよ……」

善子「……」

善子ちゃんは動こうともしない……

ルビィ「……逃げないの?」

善子「……」

ルビィ「なにするか…わからないよ?」

善子「…好きにしなさいよ」

ルビィ「……」

善子「それで気が済むんなら好きにしなさい」

ルビィ「……」

善子「……」

ルビィ「そう……」
36: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:32:34.17 ID:3nWuYLA0
~~~


本当はこんな事するつもりじゃなかったんだよ?

善子ちゃんの体を縛ったのは単純に恥ずかしかったから……

ルビィの告白を黙って聞いてもらいたかっただけなの。

ルビィお喋りするの苦手だから。

途中で逃げ出さないでルビィの話を全部聞いてもらって、
その返事をはっきり聞きたかっただけなの。

嫌いって言って欲しかっただけなの。

ルビィの気持ちを全部わかってもらって、
拒絶してもらいたかっただけなの。

それだけなの………

本当に……

それだけなの………
37: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:33:07.57 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「んっ……」チュッ…

善子「……」

ルビィ「…あっ」プハッ…

善子ちゃんに乱暴にキスしちゃった。

髪を掴んで何度も何度も……

ルビィ「ルビィの事、嫌いになった?」

善子「……」

次は善子ちゃんの服を脱がせる。
ほとんど無抵抗で嫌がることもなければ、自分から脱ごうとすることもない。
まるで着せ替え人形で遊んでるみたい。

でも善子ちゃんを裸にして、その姿をじっと見つめていたら少しだけ恥ずかしそうにした。

だって人形じゃないもんね。
39: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:33:48.65 ID:3nWuYLA0
ルビィ「善子ちゃん……」

すーっと善子ちゃんの肌を触れるか触れないかの距離でなぞる。

善子「……っ」ビクッ

ルビィ「……ふふ」

善子ちゃんはどこが弱いのかな?

胸かな?

善子「……っ!」ビクッ

脇かな?

善子「……やっ!」ビクッ

おへそかな?

善子「……あっ!」ビクッ

それとも……全部かな?

善子「んんっ!」ビクッ……

ルビィ「……ふふ」
41: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:34:25.37 ID:3nWuYLA0
まずは……

ルビィ「んっ……」チュー

善子「っ!やぁっ!」ビクッ!

えへへ……

善子ちゃんのおっぱいに吸いついちゃった。

なんだか赤ちゃんみたいで恥ずかしいなぁ。

ルビィ「……あむ…」チュ…

善子「だめっ…ルビィ!」

ルビィ「んっ……」チュー……

善子「やだ!やめてっ……」

ルビィ「……ぷはっ」

善子「……はぁ…はぁ」

ルビィ「……嫌なら逃げなよ」

善子「………」

ルビィ「ルビィを殴って突き飛ばせば……今からでも逃げられるよ?」

善子「………」

ルビィ「そう……」
42: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:35:01.96 ID:3nWuYLA0
なら今度は、おへそをいじめてあげるね。

ルビィ「……」ペロッ…

善子「ひゃっ!」ゾクッ

おへそ弱いんだね。

ルビィ「くすぐったい?」

善子「……」

ルビィ「……」ペロッ…ペロッ…

善子「あっ!……っ!」ゾクッ…

おへそをいじられると、
体の内側が凄くくすぐったくなって。

ぞわぞわして気持ち悪いよね。

ルビィ「……ふふ」ペロッ

善子「やだ……やっ……」ゾクッ!

ルビィ「んっ…」チュッ…

善子「んんっ!」ビクッ!

ルビィ「……っ」プハッ

善子「……はぁ…はぁ」

あんまりいじりすぎると痛くなっちゃうからね。

おへそはおしまい。
43: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:35:44.27 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……」

次は脇かなぁ。

善子「っ!」

指先で軽く撫でてあげる。

善子「あっ!ルビィ!」ゾワッ…

これもくすぐったいよね。

ルビィも弱いんだぁ。

善子「んんっ!やだっ!やめて!」ゾワゾワ…

ルビィ「ほーら……」コチョ…コチョ…

善子「やっ!!」バッ

ルビィ「あっ…」

善子ちゃんが体をくねらせてルビィから離れる。

今日一番、大きい反応だね。

ルビィ「ふふふ」

なら、次はもっと大きな反応を見せてもらおうかな……
44: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:36:51.09 ID:3nWuYLA0
善子「……ル、ルビィ?」

善子ちゃんのここに……

善子「ダメよっ……そんな……ところ……」

口をつける……

善子「汚いから……だめ!」

舌を入れて……

中をかき混ぜるように動かす。

善子「いやっ!!やめて!」

ルビィ「嫌なら逃げなよ」チュッ…

善子「口つけたままっ…!喋らないで!」

ルビィ「んっ……」レロッ…

もっと奥に……

善子「んんっ!」ビクッ……

もっと奥に……!

善子「やめっ、やめて!」ビクッ!

善子ちゃんの腰に手をまわして……

善子「あっ……だめ!」ゾクッ!

もっと奥まで……!

善子「あぁっ!んっ!!」ビクッ…ビクッ!

あっ……

善子ちゃんの中が、きゅって締まる。

もう、いっちゃったのかな?

善子「……はぁ……はぁ」

ルビィ「……」チュッ……

早いね。

興奮してたのかな?

ルビィ「……えへへ」

善子「……はぁ……はぁ」

かわいい顔……
45: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:38:00.14 ID:3nWuYLA0
ルビィ「ルビィの事、嫌いになった?」

善子「……」

善子ちゃんの顔に近づく。

ルビィ「善子ちゃん……」

善子「……」

ルビィ「キスするよ?」

さっきまで善子ちゃんのを舐めてた口で……

ルビィ「いい?」

善子「……」

ルビィ「そう……」

チュッ……

ルビィ「……」

1回じゃ……足りない……

ルビィ「んっ」チュッ…

何度も……

ルビィ「っ……」チュッ

何度も……

ルビィ「善子ちゃん……」チュッ

何度も……

ルビィ「善子ちゃん!」チュッ

抱き寄せて……

ルビィ「んんっ!」チュッ…

抱き締めて……

ルビィ「……」
46: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:38:40.68 ID:3nWuYLA0
善子ちゃんの体温……

善子ちゃんの鼓動……

善子ちゃんの匂い……

こんなにも近くで感じれて……

……幸せ。

ずっと望んでた事だから……

ルビィ「……」

望んできた事だから……

善子「……」

幸せなはず……

ルビィ「……」

幸せなはずなのに……

ルビィ「……ぁ」ジワッ

幸せなはずなのに…?

ルビィ「……あれ?」ポロッ…

なんでだろ…?

涙が出てきちゃった…
47: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:39:23.51 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……うっ……うぅ」

善子「……ルビィ?」

だって違うもん……

望んでた事は……

こんな事じゃないもん……

ルビィ「……うぅ」グスッ

こんな事じゃないもん…!

ルビィ「うっ……うっ!」グスッ

善子「ルビィ」スッ

ルビィ「…っ」

善子ちゃんの指が……

ルビィの涙を……

ルビィ「やめてっ!」バシッ

善子「……っ」

ルビィ「優しくしないでよ!」

善子「……」

ルビィ「これ以上……優しくしないで……」

善子「……」

ルビィ「苦しめないで……ルビィを……」ウルッ…

善子「……ルビィ」

ルビィ「やだ……やだ……」

善子「……」

ルビィ「うっ…うぅぅっ」グスッ
48: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:40:29.46 ID:3nWuYLA0
~~~


今日は月曜日。

皆は憂鬱かなぁ?

ルビィも憂鬱なんだぁ……

なんでだろうね?

あははは……


はぁ…………


今日……休んじゃおっかなぁ……


ダイヤ「ルビィ!」

ルビィ「……お姉ちゃん」

ダイヤ「何してるの?早く準備なさい」

ルビィ「……今日、休んじゃおっかなって」

ダイヤ「はぁ?」

ルビィ「……」

ダイヤ「何を言ってるの?」

うわぁ……怖い顔……

ルビィ「冗談だよ」

ダイヤ「まったく……私は先に行ってますからね」

ルビィ「はぁい」

ダイヤ「ルビィもちゃんと来るんですよ」

ルビィ「はぁーい……」

はぁ……

行くしかないよね……
49: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:42:33.24 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「……おはよう」

花丸「あっルビィちゃん、おはよう」

ルビィ「……」

善子ちゃんはまだ来てない……

いつもそんなに早く来るわけじゃないから……

まだ来てないのは別に不思議じゃないけど……

でも…もしかしたら……

今日は来ないかもしれないね……

ルビィ「……」

ルビィのせいで……


善子「おはよう、ルビィ」


ルビィ「っ!」ビクッ!

花丸「あっ、善子ちゃんおはよう」

善子「おはよ~ずら丸」

ルビィ「……」ドキ…ドキ…

びっくりした……
50: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:43:05.57 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……」ドキ……ドキ……

花丸「ルビィちゃん?どうかしたずら?」

ルビィ「……えっ?」

善子「あら?顔色悪いじゃないどうかしたの?」

ルビィ「な、なんでもない……」

善子「大丈夫?」

ルビィ「大丈夫……だよ……なんでもないから……」

……なんで…普通に接してくるの?

ルビィ「……」

花丸「あれ?善子ちゃん、ちょっと寝癖ついてない?」

善子「えっ?どこよ?」

あぁ……そうだよね……

花丸「左の方に」

善子「どっちから見て左よ?」

皆の前だからだよね。

ルビィ「……」

ルビィも普通にしないと……

皆の前だけでも……
51: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:43:50.89 ID:3nWuYLA0
~~~


キンコンカーンコーン……


やっと放課後……

今日はとっても長く感じた。

ルビィ「…はぁ」

とにかく善子ちゃんと二人っきりにならないように必死だった……

クラスでは、花丸ちゃんといると善子ちゃんの側にいる事になるから、
極力ひとりで行動して……

練習の時は善子ちゃんとあまり関わりのない、
お姉ちゃんや果南ちゃん、あと鞠莉ちゃんの側にいた。

常に三年生の誰かと一緒にいたから、練習もハードになって……

ルビィ「疲れたよぉ……」グッタリ…

帰りはひとりになりたいから「用事があるの」って言って、皆には先に帰ってもらった。

今は空き教室で時間を潰してるんだ。

帰り道で善子ちゃんに、うっかり会っちゃったりしたら……
今度こそ心臓がもたないからね……

しばらくここでのんびりしてよう……
52: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:44:42.74 ID:3nWuYLA0
ルビィ「はぁ」

明日もこんなことするの?

ルビィ「……」

しないといけないんだよね……

ルビィ「はぁ」

明日も……

ルビィ「……明日こそ……休んじゃおっかなぁ……」

あはは……

なんてね……


善子「なに?ルビィ明日は休むの?」


ルビィ「っ!」ビクッ!

ガタッ…

善子「あっ……」

バタッ…

びっくりした……

ルビィ「……いたた」

びっくりし過ぎて、椅子から落ちちゃったよ……
53: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:45:19.70 ID:3nWuYLA0
善子「大丈夫?」スッ

ルビィ「……」

……善子ちゃんがルビィに手を差し伸べてる。

善子「ほら」

ルビィ「……やめてよ」バシッ…

善子「……」

ルビィ「……優しくしないでって言ったよね」

善子「別に普通の事をしたまでだけど」

なんなの……もう……

ルビィ「……」

それより……

ルビィ「……なんでここにいるの?」

善子「なんでって、ルビィの姿が見えたから声をかけただけよ?」

ルビィ「……」

当たり前の事みたいに答えて……
54: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:46:03.44 ID:3nWuYLA0
ルビィ「…もう…ルビィには話しかけてこないで」

善子「なんで?」

ルビィ「……なんで?」

善子「私達、友達じゃない」

ルビィ「……」

やめて……

善子「変な事言うのね」

やめて……

善子「ルビィって」

ルビィ「やめてっ!」

善子「……」

ルビィ「優しくしないで……」

ルビィ「話しかけてこないで……」

ルビィ「ルビィって呼ばないで……」

ルビィ「全部……やだから…!」

善子「……なんでよ」

ルビィ「っ!…もう友達でなんかいられないの!わかるでしょ!」
55: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:46:49.35 ID:3nWuYLA0
善子「どうして?」

ルビィ「あんなことしたからっ…!」ズキッ

うぅっ……

頭が痛い……

嫌なこと思い出す時みたいに……

ルビィ「ううん……」フルフル…

耐えきれずに思わず頭を振る。

善子「大丈夫?」スッ

また…善子ちゃんが手を伸ばしてくる……

ルビィ「……やめて」バシッ

その手を払いのける。

善子「…?」

何、その不思議そうな顔……

ルビィ「……」

まるで何事なかったみたいに、ルビィに接してきて……

善子ちゃん……

何、考えてるの?
56: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:47:56.96 ID:3nWuYLA0
善子「家まで送りましょうか?」

ルビィ「いい!ルビィに構わないで……」

善子「なんで?」

ルビィ「善子ちゃんと関わりたくないの!」

善子「なんでよ?」

ルビィ「……っ!」

さっきからそればっか!

ルビィ「いたくないから!もう善子ちゃんの側に!」

善子「だから…」

ルビィ「やめてっ!」

善子「……」

ルビィ「なんで?じゃないの!」

ルビィ「そんなふうに……」

ルビィ「何もなかったみたいに振る舞わないで……」

善子「振る舞ってないわよ」

ルビィ「ルビィが何したか覚えてないの?」

善子「何って?」

ルビィ「一昨日の土曜の事だよ…!」

善子「……私を襲った事?」

ルビィ「っ!」ズキッ

また頭が……

ルビィ「……」フルフル…

鮮明に思い出す……

善子ちゃんの感触……体温……吐息……

何もかも……
57: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:48:53.10 ID:3nWuYLA0
善子「ルビィ?大丈夫?」スッ

善子ちゃんの手がルビィの頬に……

ルビィ「いやっ!」バシッ

善子「……」

ルビィ「触らないで……」

善子「……」

ルビィ「もう話しかけてこないで……」

善子「……」

ルビィ「見るのもやめて……」

善子「……」

ルビィ「どこかにいってよ…………」

善子「……」スッ

ルビィ「やっ……」

善子ちゃんが近寄ってくる……

ルビィ「やだ……」

床に倒れこんだまま後ろに下がって、
善子ちゃんから離れる。
58: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:49:26.82 ID:3nWuYLA0
ルビィ「こないで…!」

お尻を引きずりながら、
スカートが汚れるのも気にせずに……

ルビィ「あっ……」トン…

壁について、もうこれ以上後ろに下がれない。

ルビィ「こないでよ……」

善子「……」スッ

ルビィ「あっ……」

善子ちゃんの手がルビィの頬に触れる。

ルビィ「やめて……」

善子「なんで?」

ルビィ「触らないで……」

善子「どうして?」

ルビィ「いやだから……」

善子「……なら逃げれば?」

ルビィ「……っ!」

善子ちゃんの手が……

善子「逃げればいいじゃない?」

ルビィの胸に……

ルビィ「なにしてるの…!」

善子「逃げないの?」

なにこれ?

仕返し……?
59: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:50:08.16 ID:3nWuYLA0
ルビィ「やめてっ!」

善子「やだ」

ルビィ「きゃっ!」

床に押し倒される……

ルビィ「や、やめてっ……」 

なに考えてるの?

善子ちゃん……

善子「……」チュッ

ルビィ「…っ!」

キス…された…

ルビィ「…!」ズキッ

頭が痛む……

また思い出す……

あの日の光景を……

善子「……んっ」チュッ…

ルビィ「んんっ!」

善子「ルビィ……」チュッ

ルビィ「やっ!」ドンッ

突き飛ばそうとしたけどルビィの力じゃ無理だ……
60: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:50:42.88 ID:3nWuYLA0
ルビィ「やめて……お願い……」

善子「……」

ルビィ「思い出すから……!」

善子「……」

ルビィ「あの日を……」

善子「思い出さなきゃいいじゃない」

ルビィ「無理に決まってるでしょ」

善子「なんでよ?」

ルビィ「あんなことしたんだよ!」

善子「私は気にしてないわ」チュッ

ルビィ「っ!」

善子「ルビィも気にしなきゃいいのよ」

ルビィ「………ルビィには……無理だよ!」

善子「……」
61: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:51:28.88 ID:3nWuYLA0
ルビィ「自分勝手な気持ち全部吐き出して」

ルビィ「今まで思ってたこと全部さらけ出して」

ルビィ「善子ちゃんの写真や私物を持ってる事も打ち明けて」

ルビィ「全部知られちゃったんだよ?」

ルビィ「それだけでも……あれなのに……」

ルビィ「その上、無理矢理善子ちゃんを……」

ルビィ「ルビィは最低だ……」

ルビィ「もう……友達でなんていられないの……」

善子「……」チュッ

ルビィ「っ……!」

無言で耳にキスされる。

ルビィ「いやっ!やめて!」

善子ちゃんの吐息が耳にかかって……

善子「……はむ…」

ルビィ「ひゃっ!」ゾクッ

ぞくぞくする……

ルビィ「やっ!噛まないでぇ!」

善子「ふふ……耳弱いのね」ボソッ…

ルビィ「あっ」ゾクッ…

囁かないでぇ……
62: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:52:24.06 ID:3nWuYLA0
ルビィ「っ!」

善子ちゃんの指が……

スカートの中に……

ルビィ「だめっ」

善子「じっとして」ボソッ…

ルビィ「やっ……!」ゾクッ…

力が抜ける……

ルビィ「……あっ」

指が下着の中に入ってきて……

ルビィの中に……

ルビィ「んんっ!」ビクッ!

ゆっくり……大きく……
中をかきまわされる……

ルビィ「やだっ!やっ!」ゾクッ!

善子「……」

今度は……

ルビィ「あっ!だめ!」ビクッ!

中を激しく……小さく……
かきまわされる……

ルビィ「やだぁ……やめて……」ビクッ……

苦しいよ……やめて……

ルビィ「なんで……こんな……」

善子「ルビィの気持ちが知りたいの……」

ルビィの…気持ち?

善子「ルビィと同じことをして……ルビィの気持ちを…知りたいの………」

なに……言ってるの……?
63: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:53:06.00 ID:3nWuYLA0
善子「ねぇ……どっちが好き?」ボソッ…

ルビィ「ひゃっ……」ビクッ

いやっ……
耳元で囁かないで……

善子「優しいの?」

指の動きが大きくなる。

ルビィ「っ…!」ゾクッ!

善子「激しいの?」

指の動きが早くなる。

ルビィ「あっ!!」ビクッ!

善子「……激しいのが好きなのね」

ルビィ「やめてぇ……もう…やだぁ……」ビクッ……

指が乱暴に……

ルビィ「っ!!!」ビクッ!

ルビィの中をかき混ぜる……

ルビィ「やだっ!……やっ!やぁっ…!!」

体が熱い……

ルビィ「……乱暴しないでぇ……」ゾクッ……

ぞくぞくする……
64: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:53:50.76 ID:3nWuYLA0
ルビィ「だめ……!」

それ以上動かされたら……

ルビィ「……っ!」

あっ……

ルビィ「んん……んっ!」ビクッ…ビクッ…!


善子「……」


ルビィ「……あっ……あ」ハァ…ハァ…

善子「いっちゃった?」

頭を撫でられる……

ルビィ「…やっ…やだ」ハァ…ハァ…

しないで……そんなこと……

善子「……これで…」

ルビィ「……」ハァ…ハァ…

善子「おあいこね……」

ルビィ「………おあい…こ?」

善子「……そうよ」

ルビィ「……なに…それ」

善子「これで……お互い何もなかったことにしない?」

ルビィ「……なにいってるの…」

善子「これで……友達に…戻るのよ……」

ルビィ「……」

善子「ね?」
66: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:55:33.23 ID:3nWuYLA0
~~~


あれから数日経って、もう12月。

相変わらず善子ちゃんはルビィに普通に接してくる。
ルビィも皆の前では普通に接してるけど、二人っきりの時は……


善子「ねぇルビィ」

ルビィ「……」

善子「聞いてるの?」

ルビィ「……」

無視してる。

善子「ルビィ?」

ルビィ「……」

善子ちゃんは何事もなかったように振る舞ってるけど、
ルビィにはそんな風に割りきれない……

もう元の関係には戻れないよ……

ルビィ「……」

善子「ルビィ!」ギュッ

ルビィ「っ!」

戻れないの……!

ルビィ「やめてっ!」バシッ…

善子「……」ギュー

もう!全然離れない!

ルビィ「ルビィに触らないで!」

善子「いやよ」
67: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:56:10.48 ID:3nWuYLA0
ルビィ「なんで!」

善子「友達だから」

ルビィ「もう……違うの!」

善子「どうして?」

ルビィ「……わかってよ…」

善子「わからない」

ルビィ「もう!離してっ!」ジタバタ

善子「あっ」

やっと離れられた……

ルビィ「……」

逃げるように教室を出ていく。

善子「ちょっと!帰るなら一緒に帰りましょう」

ルビィ「ルビィはひとりで帰りたいの!」

善子「なんでよ?」

ルビィ「……そういう気分だから!」

善子「じゃあ明日は一緒に帰りましょうね」

ルビィ「いやっ!!」

善子「なんでよ」

ルビィ「明日もそういう気分だもん!」ダッ

そう叫んで、善子ちゃんから逃げ出した。
68: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:56:57.62 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「……」

今は浜辺でぼーっとしてる……

善子ちゃんから逃げても、
結局バス停で待ってる間に鉢合わせになっちゃうからね。

何本か置いて乗らないと……

ルビィ「……」ヒョイッ…

だからここで時間を潰してるんだ。

ルビィ「……」ポイッ…

 

……ポチャンッ

 

ルビィ「……はぁ」


善子「あら、ルビィ」


ルビィ「……っ!」ビクッ!

善子「どうしたのよ?こんなところで」

もう……

ルビィ「……」ドキ…ドキ…

なんなの……!
69: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:57:42.65 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……」ギロッ

善子「睨まないでよ、怖いわね」

ルビィ「なんで…ここに…」

善子「だってルビィが先に行っちゃったんだから、そのまま行ったら鉢合わせちゃうじゃない」

ルビィ「……」

善子「だからここで時間潰そうって考えたのよ」

ルビィ「……」

善子「まさかルビィも同じ考えだったなんてね……ふふ」クスッ

ルビィ「……」

だからって、なんで話しかけてくるのかな……

ルビィ「……はぁ」クラッ…

善子「頭なんて抱えてどうしたの?」

ルビィ「……」

善子「……また痛むの?」

ルビィ「……」

善子「また思い出してる……?」

ルビィ「っ……」

善子「あの日の事……ヨハネは本当に気にしてないんだからね?」

ルビィ「やめて!」

善子「?」
70: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:58:23.20 ID:3nWuYLA0
ルビィ「わざとやってるの?」

善子「なにがよ?」

ルビィ「そんな話をするのも……こうやって話かけてくるのもっ!」

善子「……」

ルビィ「いやがらせでやってるの?」

善子「そんなつもりじゃないわよ」

ルビィ「……もう!」

善子ちゃんの事が本当にわからないよ……

ルビィ「どっかいって!」

善子「……」

ルビィ「……ひとりにして」

善子「また私……ルビィを傷つけちゃった?」

ルビィ「……」

善子「ごめんなさい……でも、そんなつもりじゃなくて……」

ルビィ「……」

善子「そんなつもりじゃないの……」

ルビィ「もういいから……」

善子「……」

ルビィ「……もういいから……どこかにいってよ……」

善子「……ルビィ」

ルビィ「……」

善子「……」サッ…

善子ちゃんが…隣に座る……

ルビィ「……」
71: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:58:46.28 ID:3nWuYLA0
もう、いいや……

無視しておこう。

善子「……」

ルビィ「……」

善子「私ね……」

ルビィ「……」

善子「人付き合いが上手い方じゃなかったから…よくわからないの」

ルビィ「……」

ルビィは何も聞いてない……

善子「他人との接し方とか、他人の気持ちとかね……」

ルビィには何も聞こえてない……

善子「だから……」

勝手に善子ちゃんが喋ってるだけ……

善子「ルビィを傷つけちゃったのかな」

善子ちゃんの独り言だ……
72: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:59:19.56 ID:3nWuYLA0
善子「ルビィがね……私の事を見てたの…気付いてたわよ」

善子「最初はなんでだろうって思ってたけど」

善子「私をじっと見て、私がひとりになったら駆け寄ってきて」

善子「こんな風に隣に座ってきてくれたわよね」

善子「私の事が好きっていうのには、その時は気付かなかったけど」

善子「私に凄く、なついてくれてるんだなって思って」

善子「嬉しかったわ」

善子「何をしても私に寄ってきてくれるから」

善子「嬉しくて、ついつい意地悪しちゃったり、冷たくしちゃったりもしてたの」

善子「ルビィの反応が可愛かったから」

善子「傷付けるつもりじゃなかったのよ?」

善子「本当に……」

善子「でも…傷付けてたのよね…」

善子「ごめんなさい」

ルビィ「……」
73: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 08:59:52.05 ID:3nWuYLA0
善子「ルビィの気持ちにね……気付いたのは」

善子「私の私物がなくなったあたりよ……」

善子「ヘアゴムなんかは、しょっちゅうその辺に落ちてる物だし」

善子「私もうっかり落としたのかなって思ってたわ」

善子「ハンカチも出し入れの時に落としたんだろうなって思ってたんだけど」

善子「さすがにTシャツはね…」

善子「おかしいなって思うわよ」

善子「ふふ、それも2枚も」クスッ

ルビィ「……」
74: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:00:24.66 ID:3nWuYLA0
善子「1枚目の時は不思議だったけど」

善子「まぁなくすこともあるのかなって、そこまで気にはしなかったの」

善子「ただ…その日と翌日……」

善子「ルビィの様子が変なのには気付いてたけどね」

善子「いつもよりビクビクしてて」

善子「まるで悪いことでもした人みたいだったわ」

善子「まぁ実際してたんだけどね」

善子「ふふふっ」クスクス…

ルビィ「……」
75: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:00:57.68 ID:3nWuYLA0
善子「それから日にちが経って……」

善子「2枚目がなくなる日」

善子「あの日…実はね…」

善子「偶然、見てたのよ?」

善子「ルビィが私のTシャツ取るところ……」

えっ……

善子「その前の……」

うそ……

善子「匂いを嗅いでる所も……」

ルビィ「……っ!」

見られてたんだ……

善子「ふふ、やっとリアクションしてくれた」

ルビィ「……」フイッ

善子「ちゃんと聞いてたのね」

ルビィ「聞いてない……」

善子「……はいはい」

ルビィ「……ふん」
76: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:01:57.26 ID:3nWuYLA0
善子「それであの時ね……」

ルビィ「……」

善子「なんでルビィがそんな事してるのか…すぐには理解できなかったの」

ルビィ「……それは…そうだよ」

善子「?」

ルビィ「…だってルビィは普通じゃないんだもん」

善子「…ルビィ」

ルビィ「気持ち悪かったよね……ごめんね」

善子「別にそんな事、思ってないわよ」

ルビィ「女の子同士なのに……あんなことして」

善子「ルビィ……」

ルビィ「気持ち悪いよ…ルビィなんて…!」

善子「ルビィ」ギュッ

ルビィ「っ……」

善子「思ってないの……そんな事……」

ルビィ「…でも……」

善子「聞きなさいよ……私の話……」

ルビィ「……」

善子「聞いてて……」

ルビィ「……」

善子「でも……無反応は嫌だから、相槌くらいは打ちなさいよ?」

ルビィ「……」

善子「……わかった?」

ルビィ「……」コクッ…

善子「ふふふ、よろしい」クスッ
77: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:02:30.34 ID:3nWuYLA0
善子「えーと……その後ね……」 

善子「ルビィがTシャツを盗んだ後」

善子「なんでルビィがそんな事したのか夜中に考えてたの」

善子「それで思ったのは……」

善子「漫画とかだとよくあるじゃない、好きな先輩の体操服を嗅いだり盗んだり」

善子「あれなのかなって思ったの…」

善子「ルビィ…私の事が……好きなのかなって思ったのよ」

善子「でもあれは男と女だし……」

善子「女の子同士でそんな事って考えた事もなかったから」

善子「違うかなって思って……」

善子「とりあえずその日は、もう寝る事にしたのね?」

ルビィ「……うん」
78: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:03:03.31 ID:3nWuYLA0
善子「それで翌日になって」

善子「…ルビィを見てみると」

善子「ルビィが…恋する女の子に見えたの」

善子「私に恋する…ね…」

善子「その時ね……昨日、考えた事は正解だったんだって思ったの」

善子「ルビィは私の事が好きだって」

善子「でも……ルビィの気持ちに気付いても」

善子「女の子同士で付き合うなんて、よくわからないし」

善子「どうしたらいいのか…わからなかった……」

善子「私ね……人をそんな風に、好きになったことがないの……」

善子「ルビィの事は大好きよ?」

善子「でも……それは友達としての好きで…」

善子「恋人としての好きとは…たぶん違うと思うの…」

ルビィ「……うん」
79: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:03:35.22 ID:3nWuYLA0
善子「それでね、考えたわ」

善子「ルビィの気持ちにどう答えればいいのか……」

善子「たくさん考えたの……」

善子「たくさん考えたけど……どうすればいいか、わからなかった……」

善子「でも、唯一わかってる事があってね……」

善子「それは、私はルビィとずっと友達でいたいって事……」

善子「私ね…ルビィと過ごす時間がとっても大好き……」

善子「貴方と過ごす時間が……とっても……」

ルビィ「……」
80: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:04:16.78 ID:3nWuYLA0
善子「だからね?気付かないふりをしちゃってた……」

善子「そのままの関係でいたいから……」

善子「現状維持で……」

善子「いつも通り接して、何も起きないように祈ってた……」

善子「それが一番良いって……思ってたの」

善子「だけど……」

善子「それがルビィを苦しめてたのよね」

ルビィ「……」

善子「ごめんね」

ルビィ「……」

謝らないで……

善子「…………ごめんね」

ルビィ「……やめて」

謝らないでよ……
81: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:04:49.24 ID:3nWuYLA0
ルビィ「ルビィが悪いの……」

善子「……ルビィ?」

ルビィ「ルビィが勝手に好きになっちゃったから……」

善子「勝手なんて……」

ルビィ「ルビィ……善子ちゃんを悩ませてたんだね」

善子「……」

ルビィ「善子ちゃんも苦しんでたんだね」

ルビィ「なのに……ルビィ……自分だけ傷付けられたみたいに……」

ルビィ「やっぱりルビィは最低だ……自分勝手だ……」

ルビィ「善子ちゃんに酷いこと…言って…」

ルビィ「酷いことして……」

ルビィ「ごめんなさい……」

善子「ルビィ……」

ルビィ「ごめんなさい…」

善子「いいのよ…ルビィ…」

ルビィ「ごめんなさい」

善子「ルビィ……いいってば……」

ルビィ「ごめんなさい」グスッ…
82: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:05:52.95 ID:3nWuYLA0
~~~


あの日から、ルビィ達は……
まるで何もなかったように振る舞ってる。

元の友達に戻って。


善子「ルビィ」

ルビィ「なぁに?善子ちゃん」

善子「帰り家に寄ってかない?」

ルビィ「いいの?」

善子「えぇ、今日はひとりだから一緒にご飯食べましょうよ」


本当に何もなかったみたいに……

元の友達に戻ったみたいに……毎日、過ごしてる……


ルビィ「うん!いいよ!」


ううん……

みたいじゃなくて……戻ったんだ。

友達に戻ったんだ……

元の関係に…戻れたんだ……


前のルビィ達に戻れたんだって……

そう思ってる……
 

善子ちゃんだけはね……
83: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:07:01.55 ID:3nWuYLA0
~~~


善子「ほら、入って」

ルビィ「うん、おじゃまします」

善子ちゃんの家……
別に久し振りでもないけど緊張するなぁ……

善子「飲み物持ってくるから私の部屋で待ってて」

ルビィ「うん……」ガチャ…

善子ちゃんの部屋に入る。

ルビィ「……」

あぁ……

善子ちゃんの匂いがたくさんする……

ルビィ「……」ゾクッ…

ダメ……

ダメなのに……

変な気持ちになっちゃう……
84: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:08:07.61 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……あっ…」

ベットの枕……

ルビィ「善子ちゃんの……」

思わずそれを取って抱き締めてしまう……

ルビィ「……っ」ゾクッ

善子ちゃんの匂いがたくさんする……

ルビィ「……」ギュッ!

強く抱き締めると善子ちゃんの匂いが溢れだしてきて……

善子ちゃんを抱き締めてるみたい……

ルビィ「……っ!」ゾクッ…

ダメ……こんなの……

ダメなのに……

興奮してきちゃうよ……


善子「ルビィ?」


ルビィ「っ!」ビクッ!

善子「どうしたの?」

びっくりした……

ルビィ「べ、別に……」ドキ…ドキ…

何回目だろ……これ……

ルビィ「なんでもない……」

善子「そう?」

善子ちゃんはベットの横にあるテーブルに、紅茶を置いた。
85: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:08:42.46 ID:3nWuYLA0
善子「……あら?」

ルビィ「…?」

善子「それ私の枕じゃない」

ルビィ「あっ……えぇと……」

善子ちゃんの枕、抱き締めたままだ……

どうしよう……こんなの気持ち悪いよね……

ルビィ「…ごっごめんね、枕…触っちゃって」

善子「?」

不思議そうな顔をする善子ちゃん。

善子「別にそれが良いなら良いけど?」

ルビィ「…えっ」

善子「でもそっちに置いてるクッションの方が柔らかいけどね」

ルビィ「……」

ルビィが枕を抱き締めてる意味……
善子ちゃんにはわかんないみたいだね……

よかった……
86: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:09:52.41 ID:3nWuYLA0
~~~


善子ちゃんの部屋で……
ルビィは床に座って、ベットを背もたれにくつろいでた。

善子ちゃんに「ベットの上に腰かければ?」って言われたけど……
よくない気持ちになりそうだから…下に座ったの…

そしたら「じゃあ私もそこに座る」って隣に善子ちゃんが座ってきたんだ……

ルビィ「……」

善子「……」

近いなぁ……

ルビィ「……」ドキ…ドキ…

ルビィの心臓の音……聞こえてないかな……

善子「……この目線で見ると新鮮ね」

ルビィ「…?」

善子「自分の部屋……」

ルビィ「……そうなの?」

……普段見ない角度なのかな?

ルビィは自分の部屋でよく床に寝っ転がるけど。

善子ちゃんはそういうことしないのかな。

善子「うん…新鮮……」

ルビィ「そう……」
87: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:10:41.19 ID:3nWuYLA0
善子「……」

ルビィ「……」

ゆっくり時間が流れる……

善子「……ねぇ?」トンッ…

ルビィ「っ……」ドキッ…

善子ちゃんがルビィの肩にもたれかかってくる……

もう……やめてよ……そういうの……

友達だからって……

ルビィ「……なぁに?」

出来るだけ平然と返す。

善子「ルビィといると……のんびり過ごせて幸せよ……」

ルビィ「……」

そんな事、言わないでよ……

ルビィ「……ありがとう」

また……期待しちゃうじゃん……

善子「貴方も……幸せ?」

ルビィ「……うん、幸せだよ…」

善子「本当?」

ルビィ「本当…」

善子「そう」

なんでそんな事聞くの?

わかんないよ……善子ちゃんの事……
88: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:11:07.49 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……」

善子「ねぇ……ルビィ」

ルビィ「…なに?」

善子「無理……してない?」

ルビィ「……」

今度は何……?

ルビィ「してないよ……」

善子「そう?」

何が聞きたいの……?

善子「ならよかった……」

善子ちゃん……
89: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:11:55.48 ID:3nWuYLA0
~~~


たまにお喋りしては、お互い黙ったり。

そんな風にして時間を過ごしていた。

善子ちゃんが好きだって言ったこの時間……

ルビィも大好きだよ……

ルビィ「……」

善子「……」……スー

ルビィ「?」

しばらくすると善子ちゃんの吐息だけが聞こえてくる。

もしかしてって見てみると、やっぱり眠ってた……

すー…って寝息をたてて。

善子「……」スー…スー…

ルビィ「……」

可愛い寝顔……

思わず頬に触れてしまう。

柔らかくて…温かい……
90: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:12:55.29 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……」

善子「……」スー…スー…

善子ちゃんの額に一粒汗が見える……

ルビィ「……」

よくないってわかってても……

ルビィ「……」チュッ

その汗を唇につける……

ルビィ「……っ」

しょっぱい……

でも、普通のしょっぱさじゃない。

しょっぱいと感じる味覚が…まるで快楽をもたらすみたいに……

ルビィ「……」ゾクッ

体に走る……

ルビィ「……はぁ……はぁ」

どうしよう……
もっと善子ちゃんを味わいたくなっちゃった……

こんなの…変態さんだよ……

ダメ……我慢しなきゃ……

ルビィ「……」ドキ…ドキ…

でも……
善子ちゃんの無防備な唇に目を奪われる。

ルビィ「……」

ダメ……我慢出来ないよ……
91: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:13:31.66 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……」チュッ


キスしちゃった……

友達同士なのに……

ルビィ「……」

善子「……」スー…スー…

あぁ……

もう1回……したい……


ルビィ「……」チュッ


あぁ……しちゃった……

ルビィ「……」

でも……

善子「……」スー…スー…

まだしたい……

ルビィ「……」
92: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:14:30.25 ID:3nWuYLA0
もう1回だけ……


ルビィ「んっ」チュッ


もう1回だけ……


ルビィ「んんっ」チュッ


もう1回だけ……


ルビィ「んっ!」チュッ


もう1回だけ……


ルビィ「んんっ!」チュッ


もう1回だけ……

 

善子「んっ……ルビィ…?」
93: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:15:12.11 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……あっ」ハァ…ハァ…

起こしちゃった……

善子「ルビィ……貴方……」

どうしよう……友達なのに…こんなこと……

こんなの…最低だよね…気持ち悪いよね……

ルビィ「ご、ごめんっ…」

善子「ルビィ」ギュッ

ルビィ「あっ」

善子ちゃんに抱き締められる……

なんで……?

善子「やっぱり無理してるんじゃない」

ルビィ「…えっ?」

善子「苦しいなら言って……」ギュッ

ルビィ「っ!」ゾクッ

善子「私にしたいことがあるなら……していいのよ?」

ルビィ「……」

善子「ルビィなら……いいから……」

なんで……そんな事言うの……
94: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:16:18.67 ID:3nWuYLA0
善子「それでルビィが苦しくなくなるなら……なんでもしてあげる」

ダメ……そんなの……

ルビィ「だめだよ……」

そんな事……

ルビィ「出来ない……」

善子「なんで……?」

ルビィ「友達なのに…」

善子「……」

善子ちゃんは友達でいたいのに……

そんな事していいわけない……

ルビィ「やっぱり……無理だよ」

善子「?」

ルビィ「やっぱり……ルビィ…善子ちゃんの友達でいられない」

善子「なによそれ…」

ルビィ「友達……やめよ…?」

善子「なんで……」
95: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:17:04.52 ID:3nWuYLA0
ルビィ「無理なの……どうしても……」

善子「嫌よ…やめて……」

ルビィ「……」

善子「なんでも言うこと聞いてあげるから……」

ルビィ「……」

善子「お願い……友達でいて……」

そんな事、言わないでよ……

善子「友達でいたいの……」

そんな事、言われたら……

善子「ねぇ……お願い……」

そんな事、言われたら……
96: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:17:34.23 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……」


ダメ……


ルビィ「……なら」


やだ……

言いたくないのに……

最低なお願いしようとしてる……


ルビィ「……恋人になってよ」
97: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:18:22.93 ID:3nWuYLA0
善子「……えっ?」

ルビィ「皆の前では友達でいるから……」

ルビィ「二人だけの時は……恋人でいてよ……」


最低だ……


こんなわがまま……


聞いてくれるわけないのに……


聞いてくれるわけないのに……


善子「……いいわよ」


ルビィ「…………えっ」
98: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:19:10.61 ID:3nWuYLA0
善子「……恋人に」

ルビィ「……」

善子「なってあげる……」

ルビィ「……なに…いってるの?」

善子「今は…恋人よね」

ルビィ「……なにをいって…」

善子「恋人だと……何をすればいいの?」ギュッ

ルビィ「……やっやめて…」

善子「キス?」

ルビィ「やめっ」

善子「……」チュッ

ルビィ「んっ」

善子ちゃんに唇を奪われる。

ルビィ「んんっ!」ゾクッ

あっ…善子ちゃんの舌がルビィの口の中に……

ルビィ「あっ……んっ!」

善子ちゃんの唾液が入ってくる……

紅茶のせいかな……

甘い……

ルビィ「……んっ」バサッ

力が抜けて床に押し倒される。
100: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:20:23.31 ID:3nWuYLA0
善子「……次は何をすればいいの?」

ルビィ「……はぁ…はぁ」

善子「……」

ルビィ「……あっ」

善子ちゃんの手がルビィの服を脱がそうとする。

ボタンを1つ1つ丁寧に外していって、
上着を脱がせようと……

ルビィ「……うっ」ゾクッ…

こんなの……ダメ!

ルビィ「…やめてっ!」バシッ

善子「……なんで?」

ルビィ「こんなの……ダメだよ……」

善子「私は気にしないわ……だから……」

ルビィ「やめて……なんで……」

善子「お願い!友達でいたいの……」

ルビィ「…っ!そこまでルビィと友達でいたいの…!?」

善子「いたいわよ…!」

ルビィ「ルビィにそんな価値ない!」

善子「私はいたいのっ!!」ガシッ

ルビィ「っ!」
101: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:20:54.06 ID:3nWuYLA0
善子「ルビィが大好きだから……友達でいたいの……」

ルビィ「……」

善子「だから……」

ルビィ「……」

善子「……ね?」

ルビィ「……だめ…だよ」

善子「……」チュッ

ルビィ「……あっ」


こんなの……ダメだよ……


ダメ……なのに……


ダメなのに……
102: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:21:57.12 ID:3nWuYLA0
~善子視点~


あの日から私とルビィの二重生活が始まった。

皆の前では今まで通りの私達。

二人だけの時は恋人の私達。

そんな生活を2週間くらい続けているかしら?

結構、経つわね。

そんなに続けてると……

最近どっちが本当なのか、わからなくなってきちゃった。

だって友達でも恋人でもあまり変わらないんだもん……


『……よ…こ…ゃん』


善子「……?」


『…善子ちゃん!』


善子「っ!!」ビクッ


花丸「ずら?」


善子「あぁ……ずら丸じゃない…」


ビックリするわね……!
103: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:22:27.72 ID:3nWuYLA0
花丸「ぼーっとしてどうしたずら?」

善子「えぇ?……あぁ…悩み事よ」

花丸「悩み事?」

善子「そうよ」

花丸「……ふーん」

なによ……

悩み事なんてあるんだ?みたいな顔で見てきて……

善子「ふん!」
104: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:23:00.57 ID:3nWuYLA0
花丸「……よいしょっ」ガタ

ずら丸が隣の席に腰掛ける。

花丸「マルが乗ってあげようか?」

善子「はぁ?何に?」

花丸「悩み事」

善子「……」

花丸「ひとりで悩んでも、ろくな事ないずらよ?」

善子「まぁ…かもね…」

一理あるわ。

花丸「そうずら」

善子「でも……」

花丸「?」

善子「別に人に相談するような内容じゃないの」

花丸「そうなの?」

善子「えぇ……だから心配しないで」

花丸「そう?……なら詮索はしないけど」

深入りはしてこないのが、ずら丸の良いところね。

花丸「……」

善子「……でも」

花丸「?」

善子「ひとつ聞いても良い?」

花丸「なんずら?」


善子「好きって……なんなのかしら?」
105: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:24:05.52 ID:3nWuYLA0
~~~


今日は帰りにルビィの家に行く約束をしていたのよね。

ずら丸と話してたら待ち合わせの時間にちょっと遅れちゃった……

……ルビィ…怒ってないわよね?
 

善子「ルビィ!おまたせっ!」テッテッテ…

ルビィ「……」

善子「ちょっと遅れちゃった……ごめんね?」

ルビィ「……」

善子「ルビィ?」

ルビィ「……」ギュッ

善子「どうしたのよ?いきなり抱きついてきて?」

ルビィの頭を撫でてあげる。

善子「寂しかったの?よしよし」

ルビィ「……早く行こ」

私に手を出してくる。

これは手を繋いで欲しいっていう合図ね。

善子「えぇ、そうね」

その手をギュッと握って歩き出す。

ルビィの家まで……離さずに……
106: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:24:41.77 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィの家、あの日以来ね。

椅子に縛りつけられたあの日以来。

あの時は椅子に座ってるところを後ろから、いきなりロープで巻き付けられたの……

本当にビックリしたわ。

何されるんだろって内心かなりビビってたんだけど、
結局たいした事もされなかったのよね。

まぁ、ほどかれてから襲われたんだけど。

別に嫌じゃなかったし、本当に全然気にしてないの。

でも、今日はちょっと警戒して床に座ってみようかしら?

 

なんてね。
107: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:25:38.72 ID:3nWuYLA0
ルビィ「そこに座って……」

ルビィはベットを指差す。

ふーん、今日は椅子じゃないんだ。

善子「失礼するわ」

制服のままベットに腰を下ろす。
そこに座ってから制服って結構汚れてるし、そのまま座って良かったのかしら?と思い始めたけど……

まぁいいわよね!

……たぶん。

ルビィ「……」

私の隣にルビィが座る。

ほら、ルビィも制服のままよ。
なら、私もこのまま座ってて大丈夫よね!
108: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:26:17.09 ID:3nWuYLA0
ルビィ「善子ちゃん……」ギュッ

あっ、いきなり私の腕にギュッて抱きついてきた。

かわいいわね……

ルビィ「……」

今は恋人の時間……

でも、友達でいる時とたいして変わらないのよ?

こんな風にくっついて時間を過ごしてるだけだもん。

たまに……えっちな事もするけど、それ以外は友達の時と一緒なの。

善子「……」

遠慮してるのかしらね……

善子「ルビィ……」

ルビィ「……?」

善子「今日はしないの?」

ルビィ「……」

善子「いいわよ?私は」

ルビィ「……」

遠慮してるのか恥ずかしがってるのか、わからないわね。

善子「まぁ…いつしてきてもいいけど」

ルビィ「……」
109: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:26:50.35 ID:3nWuYLA0
これは前からだけど、ルビィからはあんまり喋ってくれないの。

友達の時もちょこんって私の隣に座って、なにか話して欲しそうにするだけだし。

たまに何か話したそうにする時もあるけど、直前になって忘れちゃうのかしら?
結局、あんまり話してくれないのよね。

まぁ私は聞くより話す方が好きだから良いんだけど。

善子「……」

ルビィ「……」

今は話すこともないし、のんびりしてましょうか……
110: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:27:38.98 ID:3nWuYLA0
~~~


……さっきの事。

……学校でずら丸と話した事を思い出す。

『好きってなんなのかしら?』

私ね、人を好きになったことないからわからないの。

そりゃ子供の頃に俳優さんとか漫画やアニメのキャラとかに目を輝かせてた事はあるけど、
そんなの本当の好きじゃないじゃない。

それでずら丸に聞いてみたの。

そしたら「マルもわかんない」だって。

本当に私達、女子高生なのかしら……?

まぁ女子校だし仕方ないか……

でも「マルが読んできた本の知識だと……」とかいって、一応答えてくれたの。

恋っていうのは、その人を思うと苦しくって……
その人の全てを知りたい……
その人の全てが欲しいって思うんだって。

まるでルビィの事よね。
111: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:28:32.45 ID:3nWuYLA0
それともう1つあって。

恋っていうのは、ただその人といられるだけで良い。
その人を思うだけで幸せで……
その人とただただ過ごす時間が愛しいんだって。

これってさ……


私の事かなぁ……


だってルビィと一緒にいると幸せだし、
この子の姿を見るだけで嬉しいだもん……

この気持ちって……

今まで…私は友達としてルビィの事が好きだと思ってたけど……

もしかしたら私も……

ルビィの事が……


『よし…ちゃん……』


善子「……へっ?」


『善子ちゃん!!』


善子「はいっ?」ビクッ!
112: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:29:11.69 ID:3nWuYLA0
ルビィ「…善子ちゃん…どうしたの?」

善子「えっ?いや……えぇっと……考え事……」

ルビィ「……ふーん」

ビックリするわね……
いきなり怒鳴りかけてきて……

今日2回目よ、これ……

ルビィ「……善子ちゃん」グイッ

善子「……な、なに?」

ルビィの顔が近付いてくる。

キスしたいのかしら?

ルビィ「ルビィといるときは……ルビィの事だけ考えて……」

善子「……」

あぁ、そうだった。

善子「……えぇ、そうね…ごめんなさい」

ルビィは嫉妬深い所があるのよね。
そこがたまにめんどくさい所。

別にそれで私や誰かに危害を加えたりしないんだろうけど……

ほっとくと自分を痛め付けそうだから、見てて危ういのよね。
113: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:29:56.11 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……善子ちゃん」ギュッ

私に抱きついてくる……

ルビィ「善子ちゃん」ギュッ!

力いっぱい抱き締めてくる。

まぁルビィの力だから苦しくないけど。

善子「あっ」バサッ

押し倒されちゃった。

ルビィ「……」

するのかしら……?

ルビィ「……」

善子「……」

ルビィ「……」

善子「……」

もしかして……

こっちからした方がいい?

善子「……」スッ

ルビィの頬を優しく撫でてあげる。

ルビィ「……ぅ///」

照れてるわね。

かわいい……

ルビィ「……」

次は……
114: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:30:42.71 ID:3nWuYLA0
善子「……どうしたらいい?」

ルビィ「…聞いてこないでよ」

善子「ルビィがしたいようにしていいのよ?」

ルビィ「そういうのもやめて……」

善子「……」

じゃあ黙ってるわよ。

ルビィ「……」

善子「……」

でも、この体勢で無言でいられると……
こっちも恥ずかしいのよね……
115: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:31:25.51 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……んっ!」チュッ

善子「あっ……」

キスね……

ルビィ「んんっ!」チュッ

ルビィのキス……
激しいけど痛くないから好き……

ルビィ「……脱いで」

善子「えっ?」

ルビィ「服……」

善子「……」

自分で脱ぐの?恥ずかしいからやなんだけど……

ルビィ「……」

まぁ……仕方ないわね……

善子「んっ……」バッ…

ルビィ「……」

善子「……しょっ」バサッ

ルビィ「……」

黙って見ないでよ……

善子「……ほら、脱いだわよ」

ルビィ「……」

善子「下着は貴方が脱がしてよね」
116: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:32:06.29 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……」ギュッ

ルビィがまた抱きついてくる。
そのまま一緒にベットに倒れて、私の匂いを嗅ぎだす。

ルビィの鼻息が耳元で聴こえて、こっちまでいやらしい気持ちになってきちゃう。

そんなに……私の匂い好きなの?

まぁ…私の私物盗むくらいだもんね……

そういえば返してもらってないけど、あれって何に使ってるのかしら?

ルビィ「善子ちゃん……」

ルビィが私の名前を呼ぶ。
だけどこれはただ呼んでるだけね。
用があって呼んでる訳じゃないから返事はしないわ。
117: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:32:36.20 ID:3nWuYLA0
ルビィ「善子ちゃん……善子ちゃん……」クン…クン…

今日は激しいのね……

ルビィ「善子ちゃんっ!善子ちゃん……」クンクン…

ちょっと痛い……

ルビィ「善子ちゃん……」ウルッ

私を抱いてる時、ルビィはよく涙目になるの……

なんでかはわからないし、
こんな時、私もどうしたら良いのかわからない。

とりあえず頭でも撫でておこうかしら。

ルビィ「善子ちゃん……」グスッ

善子「っ!」ドキッ

涙目で凄くせつなそうな顔……

思わずドキッてしちゃった……
118: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:33:10.84 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……善子ちゃん」バッ

善子「……あっ」

ブラジャー取られちゃった。

あれ…されるのかしら……

嫌なのよね……あれ……

ルビィ「んっ」カプッ

善子「あっ!」ビクッ

余裕がっ…なくなるからっ!

善子「やっ!!あっ!!」

ルビィ「あむっ……」チュー

善子「ルビィ!だめぇ!」ビクッ!

ルビィ「んんっ!」チュー!

善子「吸わないでぇ……!」ビクッ!

頭が真っ白に……なる……
119: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:33:59.98 ID:3nWuYLA0
善子「あっ!!」ゾクッ

ルビィの指が私の下着の中に……

善子「だめ……ルビィ!あっ!!」

この状態で触られたら……すぐ……

ルビィ「……んっ」チュー

善子「んんっ!」ビクッ

ルビィの細い指が……

中に入ってきて……

善子「やっ!あっ!!」

私の弱いところをピンポイントで刺激する……

善子「だめ!もう……いっちゃう……」ゾクッ……

やだ……

善子「あっ!やん!!…んっ!」ビクッ…ビクッ!

ルビィ「……」

善子「……はぁ……はぁ」

もう……いっちゃった……
120: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:34:32.31 ID:3nWuYLA0
善子「……はぁ……はぁ」

ルビィ「……好きだよ……善子ちゃん…」チュッ
 
ルビィのキス……

ルビィ「……んっ」

キスした後の顔……かわいい……

善子「私も……好きよ……?」

ルビィ「……」

ルビィが、友達としてでしょ?って顔で見てくる……

違うのルビィ……

本当に……好きかもしれないの。

貴方の事……

善子「……」

そう言いたいけど……

意識が……

もたない……

善子「ルビィ……すき…よ…?」

ルビィ「……」

…ほん…とうに……
121: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:35:26.17 ID:3nWuYLA0
~~~


善子「んん……」

目が覚めるとタオルケットがかけられてた。

善子「……」サラ…サラ…

肌触りがいいタオルね。

善子「よいしょ……」

ベットから起き上がって服を着る。

ルビィはいないみたい、どこに行ったのかしら。

制服に袖を通しながら時計を見る。
時刻は夕食時ね。

晩御飯の話してなかったけど、今日はごちそうしてくれるのかしら?

善子「……」グー…

お腹が空いたわ……

その時、ちょうどルビィが戻ってきた。

ルビィ「あっ……おはよう」

善子「……うん…おはよう…」

おはようって言うのも変な気がしたけど、
他に言い方も思い付かないし、そう返す事にしたわ。
122: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:35:58.09 ID:3nWuYLA0
ルビィ「お腹空いた?」

善子「えぇ、ぺこぺこよ」

ルビィ「出前とろうかと思ってるんだけど、何食べたい?」

善子「出前?……いいのかしら?」

結構、高いわよね出前って……

ルビィ「気にしなくて良いよ」

善子「でも……」

ルビィ「いいの」

善子「……そう?」

ルビィ「遠慮しないで」

善子「……うーん」

いいのかしら……

でも、ルビィがこう言ってるんだから、
顔をたててあげないとダメよね。

恋人なんだし。

善子「……じゃあ」

ルビィ「うん」

善子「……お言葉に甘えて」
124: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:36:46.54 ID:3nWuYLA0
~~~


善子「和室でピザを食べるのってなんか変な感じね」モグモグ

ルビィ「そう?」モグモグ

善子「フランス料理店で中華を食べるみたいな感じかしら?」

ルビィ「よくわかんない」モグモグ

善子「そう?」

ルビィ「……」モグモグ

……ルビィさっきからポテトフライばっかり食べてるわね。

ルビィ「……」モグモグ

まぁ別に良いけど。
125: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:37:18.93 ID:3nWuYLA0
善子「……」モグモグ

喉乾いてきちゃった。

たしかコーラも頼んでくれたのよね。

善子「……」スッ

飲んじゃお。

善子「……」ゴクゴク

ん?

このコーラ、ペプシっぽいわね。

善子「……」

……まぁ別に良いんだけど。
126: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:38:21.66 ID:3nWuYLA0
善子「……」ゴクゴク

ルビィ「……」モグモグ

善子「そういえばさ……」ゴクッ…

ルビィ「?」モグモグ

善子「私の私物って返してくれないの?」

ルビィ「っ!」ゴホッゴホッゴホッ!

善子「ルビィ?大丈夫?」

ルビィ「げほっ……げほっ……」

凄いむせてる……

善子「コーラ飲む?」

ルビィ「……へーき」ケホッ……ケホッ

善子「そう?」

ルビィ「……ふぅ」

善子「……」ゴクゴク
127: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:38:54.56 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……返して欲しいの?」

善子「別に……そういう訳じゃないけど」

ルビィ「……けど?」

善子「私がいるのに必要なのかなって思って」

ルビィ「……」

善子「そもそも、あれって何に使ってるの?」

ルビィ「っ!」

善子「匂い嗅いだりとか?」

ルビィ「そういうこと聞いてこないで……」

善子「なんで?」

ルビィ「……」

善子「?」

ルビィ「はぁ……」 

…何のため息よ?

ルビィ「……夜にね、使ってるの」

善子「何に?」

ルビィ「………自分で……やるのに……」

善子「何を?」

ルビィ「……もうっ!わざと聞いてるの?」

善子「えっ?」
128: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:39:39.36 ID:3nWuYLA0
~~~


夜になって自分の家に帰ってきた。

善子「ふぅ」

自分の部屋は落ち着くわね。

善子「……」

それにしても……ルビィが私の私物であんな事してるなんて。

考えた事もなかったわ。

別に嫌じゃないけど。

善子「……」ガサゴソ

ベットの下から箱を取り出す。
中にはルビィの写真とルビィのリボンが入ってる。

ルビィの気持ちを理解するために同じことやってみたんだけど……

まさかこれでするなんて考えた事もなかったわ。

ただ眺めたり匂いを楽しんだりしてるだけなのかと思ってた……

善子「……」

これで……したら……

ルビィの気持ちが少しはわかるのかしら?
129: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:40:37.48 ID:3nWuYLA0
ルビィの写真を何枚か取り出す。

善子「……」

それを見ながらルビィのリボンをくわえる。

善子「……っ」

そして……自分の下着の中に手を入れて……

善子「……っ!」ゾクッ

凄くいけないことしてるみたい……

善子「……んっ」ビクッ

指を入れて動かす。

善子「……あっ!」ゾクッ

声抑えないと……お母さんに聞こえちゃう……

善子「……んっ!」ビクッ
130: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:41:40.91 ID:3nWuYLA0
友達の写真を見ながら……

友達の私物をくわえながら……

善子「っ!!」ゾワッ

自分でしてるんだ……

善子「っ!!っ……」ゾクッ

そう思ったら……

凄い興奮してくる。

善子「……っ!」ビクッ…!

あっ……

善子「んんっ!」ゾクゾクッ

写真のルビィと目があった……

善子「っ!」ゾワッ…


いっちゃう……!


善子「んっ!んんっ!んーっ!」ビクッ…ビクッ…!
131: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:42:12.91 ID:3nWuYLA0
…………いっちゃった。


善子「はぁ……はぁ……」

まだ…興奮してる……

善子「あぁ……」ビクッ

私……ルビィで……しちゃったんだ……

善子「……」ゾワッ……

ルビィで……して……

凄く……気持ち良かった……

 
凄く気持ち…良かったの……
132: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:43:31.15 ID:3nWuYLA0
~ルビィ視点~


ルビィ「……」

なんだか毎日むなしい……

善子「ルビィ!」ギュッ

ルビィ「……」

大好きな人と恋人になれたのに……

むなしいの……

だって二人っきりの時だけだもん。

恋人でいられるのは……

善子「ルビィ♪」ギュッ

善子ちゃんの弱味につけこんで……

ルビィはなんでこんなに最低なんだろう……

善子「もうすぐクリスマスよね」

ルビィ「……」

善子「デートしましょう?」

デート?

クリスマスに外なんて出たら知ってる人に会うかも知れない……

恋人でいられるのは二人っきりの時だけ……

デートなんて……出来ないよ……

善子「ね?」ニコニコ

ルビィ「……」

あぁ……そうか……

友達としてデートしたいって事だよね。

うん……

そうだよね……

ルビィ「……いいよ」
133: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:44:38.38 ID:3nWuYLA0
~~~


善子「綺麗ね」

ルビィ「うん……」

駅前にある大きなツリーを二人で眺めてる。

ツリーは白と青のライトだけで彩られて、なんだか冬って感じ……

まぁ冬なんだけどね……

善子「次はあっち行ってみよう」

ルビィ「うん……」


次に善子ちゃんに連れられて来たのは……


善子「ここも綺麗ね」

ルビィ「うん……」

駅の中、天井に小さなライトが吊るされて星座みたいに輝いてる。

設置するの大変だったんだろうなぁ……

善子「どこもかしこもイルミネーションだらけで綺麗ね♪」

ルビィ「そうだね」

善子ちゃん楽しそう……

善子「ふふ♪」

善子ちゃんの笑顔…… 

ルビィ「……」

見てるだけで幸せな気持ちになっちゃうな……

ルビィ「……ふふ」


……あれ?


なんだか久しぶりだな……こんな感触……


善子「ルビィ!次はあっち行ってみよう!」


ルビィ「あ、うん!」
134: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:45:10.48 ID:3nWuYLA0
~~~


善子「ここも綺麗ね!」

ルビィ「うん」

高い建物から町の夜景を眺める。

ルビィ「綺麗だね」

立体駐車場の屋上って言うのが、ちょっとムードにかけちゃうけど……

善子「……」

ルビィ「……」

誰もいなくて……とっても静かだから良いよね……

善子「……」

ルビィ「……」

時間がゆっくり流れる……

幸せだなこの時間……


幸せだ……


ルビィ「……」
135: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:45:42.37 ID:3nWuYLA0
……そうだよ。

善子ちゃんとこうしてるだけで幸せなんだ。

幸せなのに……

友達のままでも十分幸せだったのに……

なんでもっと求めちゃったんだろ?

なんで恋人になりたいって思っちゃったんだろ?

恋人になんかならなくたって、善子ちゃんはあんなにルビィの事を大事に思ってくれてたのに……

結局、恋人になれたって……
全然幸せじゃないじゃん。

なんのためにルビィは……
136: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:46:16.15 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィはしばらく考え事をしながら、夜景を眺めていたの……

善子ちゃんも考え事をしていたのかな?
ずっと黙って夜景を眺めていた。

ルビィ「……」

善子「……」

そんな風にしてると、
ふと、今の時間が気になってきた。

ここに来てからどれくらい経ったのかな?

ルビィが携帯で時間を確認しようと動くと、
ちょうど善子ちゃんが大きな深いため息を吐いた。

善子「……はぁ」

ルビィ「?」

どうしたんだろ?

ルビィ「……」ゴソゴソ

ちなみに今は19時前だったよ。
137: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:47:43.29 ID:3nWuYLA0
善子「ねぇ……ルビィ」

ルビィ「…なに?」

善子「クリスマスって言ってもさ……」

ルビィ「うん」

善子「あんまりやることないわね」

ルビィ「………」

たしかに……  

ルビィ「そうだね」

善子「イルミネーションもほとんど見ちゃったし」

ルビィ「うん」

都会ならもっとたくさんあるんだろうけど……

この規模の町だと一時間もあれば全部見て回れちゃうよね。

善子「どこも混んでるからお店を入りづらいし……」

ルビィ「うん」

善子「ルビィはどこか行きたいところある?」

ルビィ「えぇ……ないかなぁ」

善子「そう……」

ルビィ「善子ちゃんは?」

善子「……ないわね」

ルビィ「そう……」
138: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:48:16.04 ID:3nWuYLA0
善子「……」

ルビィ「……」

空気的に……

これは…もう帰る感じかな……

善子「……」

ルビィ「……」

ちょっと寂しいけど……

仕方ないよね。

善子「……ねぇ?」

ここでお別れかな……

ルビィ「なに?」

善子「私の……家に来ない?」

ルビィ「……」

……えっ。

ルビィ「……善子ちゃんの家?」

善子「うん」

ルビィ「……いいの?」

善子「いいから誘ってるんじゃない」

ルビィ「うん……そうだよね……」

善子「どうしたの?」

ルビィ「ううん……なんでもない」

善子「そう?じゃあ行きましょうか」

ルビィ「……うん」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
139: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:48:53.45 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「お邪魔します……」

善子「そんなにかしこまらなくていいわよ」

ルビィ「うん……」

善子「お母さん達デートでいないから」

ルビィ「そうなんだ」

仲の良いご両親なんだね。

善子「早く向こうで、買ってきたチキンとケーキ食べましょ?」

ルビィ「うん」

善子「早く早く!」グイッ

ルビィ「ちょっと……ひっぱらないでぇ……」
140: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:50:27.77 ID:3nWuYLA0
奥のリビングまで連れてこられる。
善子ちゃんの部屋しか見たことないから、ちょっと新鮮。

善子「好きなところ座って」

ルビィ「うん……」

テーブルに4つ椅子がある。

たしか3人家族だったから……どれかがお客様用だよね。

好きなところって言ったけど、どれがお客様用かな?

ルビィ「……」

ちょっと色が薄いこれかな?
あっちの色が濃い方かもしれないけど……

まぁいいや……これに座っちゃお……

ルビィ「……」ペタン

善子「あら、私のいつもの席取られちゃった」

ルビィ「えっ…!」
141: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:51:04.24 ID:3nWuYLA0
善子「私の席をわざわざ選ぶなんて、ルビィはそんなに私の事が好きなのね」

ルビィ「ちがっ……」ガタッ

善子「ふふ」クスッ

ルビィ「ちがくないけど……」

ルビィ「こ、これは偶然だから……」

ルビィ「善子ちゃんのなら、別の席に座るし……」

善子「別に良いわよ、私もたまには別の席に座りたいしね」ペタン

ルビィ「……」

善子「早く座りなさいよ」

ルビィ「……うん」ペタン

また、ルビィをからかって……

ルビィ「……」

善子「はぁ~、いつもの席と反対側に座ると、なんだと新鮮ね」

ルビィ「……そう」

善子「自分の家じゃないみたい」

ルビィ「それはないと思うけど……」
142: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:51:43.71 ID:3nWuYLA0
~~~


善子「美味しいわね」

ルビィ「うん」モグモグ

テーブルにはチキンとポテトフライ。

善子「ん~♪」モグモグ

あとケーキとジュース。

善子「チキンにかかったソースが香ばしくて最高よ」

ルビィ「そう…」モグモグ

善子「……ルビィ…またポテトフライばっかり食べてる」ボソッ

ルビィ「えっ?」モグモグ

善子「なんでもない」モグモグ

ルビィ「…?」モグモグ

善子「ん~♪」モグモグ

ふふ……幸せそうに食べてるね……
143: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:52:45.54 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……あっ」

善子「?」

善子ちゃんの頬に……

ルビィ「ほっぺにソースついてるよ」

善子「どこに?」

ルビィ「右の方」

善子「どっちから見て右よ?」

ルビィ「こっち」

善子「……こっち?」

ルビィ「うん」

善子「……とれた?」ゴシゴシ

ルビィ「ううん……もっと下」

善子「……ここ?」

ルビィ「うん」

善子「……とれた?」ゴシゴシ

ルビィ「ううん……とれてない」

善子「……」

ルビィ「もうちょっと上を……」

善子「もうわかんないわよ!ルビィとって!」

ルビィ「う……うん…わかった」スッ

善子ちゃんに腕を伸ばす……

善子「だめ…テーブル越しじゃなくこっちまできて取って」

ルビィ「……えっ?」

善子「早く」

ルビィ「う、うん……」
144: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:53:25.36 ID:3nWuYLA0
テーブルを回って、善子ちゃんの所まで歩く。

たいした距離じゃないけど……

ちょっとめんどくさい……

ルビィ「じゃあ取るね……」

善子「待って……手じゃダメ」

ルビィ「えっ?」

善子「……口で取って」

ルビィ「っ!」

な……なに言ってるの……善子ちゃん?

ルビィ「……な、なんで」

善子「恋人だから」

恋人?

ルビィ「……」

そうか……今は二人っきりだったね……
145: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:53:57.33 ID:3nWuYLA0
善子「早く……」

ルビィ「……わかったよ」

うぅっ……

ルビィ「……」スッ

どきどきしちゃう……

ルビィ「……」チュッ

………キスして取っちゃった。

善子「ふふふ……ありがとう」

ルビィ「うん……」

恥ずかしい……

早く席に戻ろう……

善子「待って」

ルビィ「えっ?」

善子ちゃんに腕を掴まれ引き寄せられる。

善子「ルビィもついてる」チュッ

ルビィ「っ!」

善子「取れたわ」 

ルビィ「……」カァー

もう……恥ずかしいなぁ……

ルビィ「うぅ……」
146: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:54:50.83 ID:3nWuYLA0
善子「……ねぇ」

ルビィ「……なに?」

善子「二人で座りましょう?」

ルビィ「…?」

善子「この椅子に……」

今度は何のお願い?

善子「大きいから、頑張れば一緒に座れるわよ」

ルビィ「いや……無理だと思うけど」

善子「じゃあ隣に椅子つけて」

ルビィ「……どうして?」

善子「ルビィとくっついて食べたいから」

ルビィ「……」

なんで……?

今は恋人だから?

ルビィ「……」スッ

もう…そんなことしなくてもいいよ……

ルビィに付き合って恋人ごっこなんてしなくても……

ルビィ「……」ガタッ…ガタッ…

でも言われた通りにしちゃった……

善子「ふふっ♪」

ルビィ「……」

善子ちゃんの隣に……いたかったから……
147: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:55:31.43 ID:3nWuYLA0
善子「食べさせあいっこしましょうよ」

ルビィ「えっ…?」

善子「はい、あーん」

ルビィの口にチキンが迫ってくる。

ルビィ「……」

善子「はい!…あーん!」

恥ずかしいなぁ……

ルビィ「……あっ…あーん」パク

善子「美味しい?」

ルビィ「…うん」モグモグ
148: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:56:04.11 ID:3nWuYLA0
善子「次はルビィの番よ」

ルビィ「えっ……う、うん」

ポテトフライをつまんで……

ルビィ「……」スッ

善子ちゃんの口元に……

ルビィ「はい……あーん……」

善子「あーん」パク

ルビィ「あっ……」 

ルビィの指まで……

善子「んっ」チュッ

口にくわえられて……

善子「ん~♪」ハム…ハム…

あまがみしてくる……

ルビィ「うぅ」カァー……

もう、恥ずかしいなぁ……

善子「ふふっ美味しかったわ」

ルビィ「そう……」
149: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:56:35.50 ID:3nWuYLA0
善子「今度は私の番ね」

ルビィ「…うん」

善子「はい、あーん」

ルビィ「……あーん」パクッ

善子「美味しい?」

ルビィ「うん……美味しいよ…」モグモグ

善子「ふふふ♪」

ルビィ「……」

……まるで本当の恋人みたい。

善子ちゃんと……こんな事ができて……

嬉しいのに…幸せなのに…

やっぱり胸が苦しいの……


だって本当の恋人じゃないから……
150: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 09:57:04.96 ID:3nWuYLA0
善子「次はケーキ食べましょう!」

ルビィ「……えっ?…あっ…うん」


こんな事してて……いいのかな……


善子「はい、あーん」

ルビィ「…あーん」パク


いいのかな……
151: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:00:08.54 ID:3nWuYLA0
善子「はい、ルビィの番」

ルビィ「うん…」

善子「あっ!待って!」

ルビィ「?」

善子「口移し……してほしいな」

ルビィ「っ!」

な、なに言ってるの…?

善子「お願い……」

ルビィ「……」

そんなの……さすがに……

ルビィ「で……出来ないよ……」

善子「えっ……?」

ルビィ「……っ」

なんで……そんな悲しそうな顔するの?

善子「……どうして?」

ルビィ「……」
152: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:01:04.31 ID:3nWuYLA0
善子「いやなの?」

いやじゃない……

でも……これ以上は……

ルビィ「もう……やめよう」

善子「……えっ?」

ルビィ「恋人」

善子「……なんで?」

ルビィ「ルビィね…気付いたんだ…」

ルビィ「普通の友達同士でいた方が幸せだって」

ルビィ「前みたいに友達として……善子ちゃんと一緒に過ごしてる方が幸せだったんだって」

ルビィ「だからね……」

ルビィ「もう無理して恋人ごっこに付き合わなくていいよ……」

ルビィ「もう……終わりに……」

善子「やめて!」バンッ

ルビィ「っ!」ビクッ…
153: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:01:45.49 ID:3nWuYLA0
善子ちゃんが、いきなりテーブルを叩きつける……

善子「そんな事言わないでよ……」ギュッ

そして、ルビィの腕を掴んできた……

善子「やっと……気付いたのに……」

ルビィ「……な、何に?」

善子「……」ガタッ

ルビィの質問に答えないで善子ちゃんは……

善子「私の部屋きて……」グイッ

ルビィ「あっ」

ルビィをひっぱって……自分の部屋まで引きずっていく。

ルビィ「よ、善子ちゃん?」

 
部屋の前までくると……


ルビィ「きゃっ」バタッ

中に放り込まれて、床に倒れ込んじゃった。

ルビィ「いたた……」

善子「ルビィ……」

そんなルビィの上に善子ちゃんが覆い被さってくる……

ルビィ「善子……ちゃん?」

善子「私も…したのよ…?」

ルビィ「……な、なにを?」

善子「ルビィの事考えて……」

ルビィ「?」

なんの事を言ってるの……?
154: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:02:27.41 ID:3nWuYLA0
善子「この写真見ながらね」

善子ちゃんが箱を取り出して写真を見せてくる。

ルビィ「それは……」

ルビィの写真だ……

善子「このリボンも見て」

あれはルビィのリボン……

善子「これをくわえながらしたのよ?」

ルビィ「……」

善子「ルビィの事を思って……したの……」

……した?

善子ちゃんがルビィの事を思って……したの?

ルビィ「……うそ…」

善子「本当よ…?」

ルビィ「うそだ……」

善子「……今ここで…してみせたら信じてくれる?」

善子ちゃんがスカートに手をかける。

ルビィ「っ!…いいよ!……しなくて……」

そんなところ見せないで……

恥ずかしいから……
155: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:03:00.14 ID:3nWuYLA0
善子「好きなの……ルビィ……」ギュッ

善子ちゃんに抱き締められる……

ルビィ「善子ちゃん……」

善子「信じて……」

ルビィのこと……

ルビィ「本当に……好きなの…?」

善子「好きよ……」

ルビィ「うそ……」

善子「……本当よ」

ルビィ「……」

善子「どうしたら信じてくれる?」

ルビィ「……」
156: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:03:45.91 ID:3nWuYLA0
善子「私ね、人を好きになった事ないって言ったじゃない?」

善子「ルビィの事は好きだけど友達としてって言っちゃって……」

善子「でもね……そうじゃなかったのかも」

善子「ルビィと恋人になれてね……」

善子「毎日ルビィの事を見てるうちに」

善子「どんどんルビィの事が好きになってきて」

善子「前に言ってた……ルビィの気持ち……」

善子「日記を読んで聞かせてくれたルビィの気持ち」

善子「今の私なら理解できるの」

善子「だって私も……ルビィと同じ気持ちになっちゃったから……」

ルビィ「…うそ……」

善子「嘘じゃない」

ルビィ「また……優しさで…そんなこと言ってるの…?」


善子「違うっ!!!」


ルビィ「…!」ビクッ
157: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:04:24.49 ID:3nWuYLA0
善子「……ごめん…大きな声出して……」

ルビィ「……」

善子「でも…信じて……」

善子「本当に大好きなの……」

善子「ルビィの事……大好きなのよ」

善子「大好きで……大好きで……」

善子「毎日、ルビィを見てた……」

善子「毎日、ルビィを思ってた……」

善子「毎日、ルビィの事を考えてた……」

ルビィ「よしこ…ちゃん……」
158: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:04:56.17 ID:3nWuYLA0
善子「私ね……ルビィとしたい事がたくさんあるのよ?」

善子「ルビィにしたい事がたくさんあるの……」

善子「今ね……それをしたくて……仕方ないの……」

善子「ねぇ……私がしたい事……ルビィにしていい?」

ルビィ「…したい…こと?」

善子「口あけて……」スッ

ルビィ「…?」

リビングから持ってきてたのかな……
善子ちゃん…いつのまにかケーキ持ってる……

善子「ルビィ……」スッ

それで……何するの……?
159: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:05:43.80 ID:3nWuYLA0
ルビィ「っ!」

ケーキを口の中に詰められる…!

ルビィ「んんっ……!」

善子「飲み込んじゃだめよ……」

善子ちゃん……?

善子「私に食べさせて………」チュッ…

ルビィ「んっ!」

苦しい……

息が…出来ない……

善子「んんっ……んっ!」チュッ…!

ルビィ「んーっ!」ジュッ…

ルビィの口の中にある物が……善子ちゃんに吸い出されてる……

ダメだよ……
そんなの…食べないで……

善子「んんっ」クチャ…

ケーキを食べてる音が聴こえる……

いやらしい音みたいに聴こえて……

ルビィ「ん…んっ」ゾクッ

ぞくぞくしちゃう……
160: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:06:20.00 ID:3nWuYLA0
善子「んっ……」プハッ……

ルビィ「うぅ……」ハァ…ハァ…

善子「美味しかったわ……ルビィ……」

善子ちゃんが自分の唇をぺろって舐めた……

それが凄く色っぽく見えて……
思わずドキッてしちゃった……

善子「でも、もっとルビィが食べたい……」スッ

ルビィ「あっ……」

善子「もっとルビィを味わいたいの……」

ルビィ「だ、だめ……」

善子ちゃんがルビィの服を脱がそうとしてる……

善子「ルビィ……えっちの時……裸見せてくれたことないわよね」

ルビィ「だめ……やだよ…」

善子「私ばっかり脱がして…ズルいわよ……」

スルスルと……ルビィの服が脱がされていく……

ルビィ「やだ……」

下着も……

ルビィ「やめて……」

全部、脱がされちゃった……
161: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:06:55.73 ID:3nWuYLA0
ルビィ「うぅ……」

善子「かわいい……」

見ないで……

ルビィ「……あっ」

隠そうとしたけど手を掴まれて出来なくさせられる……

善子「隠さないで……」

善子ちゃんの指とルビィの指が絡み合う……

ルビィ「……恥ずかしいよぉ…」

善子「きれいよ……ルビィの体……」

善子ちゃんの下唇がルビィの体に触れる。

ルビィ「やぁっ……」ゾクッ

胸の……先っぽのまわりを下唇で撫でられて……
ぞくぞくしちゃう……

善子「あむっ……」レロッ…

今度は舌でいじられる。

ルビィ「あっ!」ビクッ

ぺとっ…ぺとっ…って善子ちゃんの舌が、ルビィの先っぽにくっついたり離れたりを繰り返す……

柔らかい舌につつかれて……

ルビィ「うぅ……」ビクッ

感じてきちゃう……
162: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:07:32.06 ID:3nWuYLA0
善子「……あーん」ハム…

今度は胸の先っぽを唇でくわえられた……

善子「んっ……」ハム…ハム…

先っぽを何度も何度も……

唇に挟まれて……

ルビィ「やだぁ……」ゾクッ

くすぐったい……

善子「はむ……あむっ」

ルビィ「だめぇ……」ゾクッ!

何度も何度も唇に挟まれてる……

善子「あむっ……あむ……」

ルビィ「…そんな…ことしないでぇ……」ビクッ!

胸がじんじんしちゃう……

善子「ルビィ……」スッ
163: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:08:08.94 ID:3nWuYLA0
それをやめると、
今度はルビィの胸から下唇を這わせるようにして脇の方に移動する……

ルビィ「あっ!だめっ!」ビクッ

さっきと同じように、唇や舌でそこをくすぐってきた。

ルビィ「だめっ!!くすぐったい……やっ!」

善子「いつかの仕返しよ」

ルビィ「やだっ!」ビクッ

善子「ふふ……」ペロ

ルビィ「だめっ!ほんとにっ…やなのっ!」

くすぐったくて息が出来なくなる……

ルビィ「あっ!やだっ!!やめてぇ…!」

善子「かわいい……」ペロ…ペロ…

ルビィ「ほんとにっ…!やなんだってっ!!」ビクッビクッ

善子「……あむ…」ペロッ…

ルビィ「やなんだってばぁ……!」

善子「ふふ……」スッ

やっと唇が離れる……

ルビィ「……はぁ……はぁ」

善子「その顔…大好き…」
164: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:08:52.56 ID:3nWuYLA0
次はルビィ唇に……

善子「んっ」チュッ

ルビィ「ん……」

善子「ルビィとキスするの……大好き……」チュッ

ルビィ「……んあっ…」

善子「キスした後の……その顔……凄くかわいいんだもん」

ルビィ「うっ……見ないでぇ」

恥ずかしくて顔を背けると耳を優しくかじられる。

ルビィ「やだっ…!」ゾクッ

善子「耳……弱いもんね……」ボソッ……

ルビィ「そこで喋らないでぇ……」ゾワッ…

善子「大好きよルビィ……」チュッ

ルビィ「……やだぁ」

善子「…………」

ルビィ「やめて……」

善子「…………」スッ

いきなり善子ちゃんの体がルビィから離れる。

ルビィ「……っ?」
165: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:09:24.64 ID:3nWuYLA0
絡めあってた指も離れて……

善子ちゃんの体温がなくなって、体が一気に寒くなる……

ルビィ「……よしこ…ちゃん?」

善子「ルビィ……私の事好き?」

ルビィ「……えっ」

善子「もう好きじゃなくなった?」

ルビィ「なってない……今でも…すきだよ…」

善子「じゃあ……もっと好きって言って……」

善子ちゃんが自分の服を脱ぎ出す。


善子「嫌がらないで……私を受け入れて……」


善子「お互いに触れあって……」


善子「もっと……愛しあいましょう……?」
166: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:09:57.64 ID:3nWuYLA0
~~~


ベットの上で、お互い裸になって抱き合う。

じかに肌と肌が触れあってとっても温かい……

善子ちゃんの部屋で……

善子ちゃんのベットで……

善子ちゃんに抱き締められてる……

幸せ……

善子ちゃんの甘い匂いに包まれて……

幸せで……頭がくらくらする……
167: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:10:31.55 ID:3nWuYLA0
ルビィ「あっ…!」ビクッ…

背中を指先で撫でられる。

10本の指が、微かに触れる距離で……ゆっくりと背中を撫でる。

焦らすみたいにゆっくりと……

1本1本の指がゆっくりと背中から落ちていく……

花びらが散るみたいに……

背中を優しく撫でられる……
168: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:11:07.52 ID:3nWuYLA0
善子「ルビィ……」

今度は、お互いの頬を何度も優しく擦りあって……

何度も頬にキスして……

鼻と鼻でキスしたり。

まつげを頬に擦って、くすぐりあったりした。

善子「ルビィ……」

善子ちゃんがルビィの髪を撫でながら……
唇にキスする……

何度も何度も短いキスを……繰り返した。
169: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:11:42.57 ID:3nWuYLA0
こんな恋人みたいな事……

善子ちゃんと出来て……

今…すっごく幸せ……

ルビィ「……ぁ」

幸せ過ぎて……

ルビィ「うっ」ポロッ

涙が出てきちゃった……

善子「ルビィ……泣いてるの?」

ルビィ「違うの……嬉しくって……」グスン…

善子「本当?」ペロ…

ルビィ「…あっ」

涙をぺろって、なめられた。

善子「この味は……本当みたいね」

ルビィ「……わかるの?」

善子「さぁ?どうかしら……」ギュッ

体を優しく抱き寄せられる。
170: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:12:51.47 ID:3nWuYLA0
善子「ねぇ……お互いにしない?」

ルビィ「…?」

善子「お互いの顔を見ながら……一緒に気持ちよくなりたいの……」

ルビィ「どうするの?」

善子「片手で抱き合いながら、もう片方の手で……ね?」

ルビィ「……うん…わかった」

言われた通り片手でお互いの体を抱き締め合いながら、
もう片方の手でお互いの秘密の場所に指を入れる。

顔にお互いの吐息がかかる。

その息遣いで善子ちゃんが感じてくれてるのがわかった。

善子ちゃんだけじゃない……ルビィも……

善子「……ルビィ……気持ちいい?」

ルビィ「気持ちいいよ……善子ちゃん……」

お互いに顔を見ながらだから凄く興奮して、何度も何度もキスを交わす。
171: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:13:46.29 ID:3nWuYLA0
ルビィ「善子ちゃん……好きだよ」

善子「私もよ……ルビィ」

抱き合って、何度も好きって言い合いながら、
その数以上に何度もキスを交わす。

キスを交わせば交わすほど体が熱くなって胸の奥がせつなくなる。


ルビィ「善子ちゃん……!」

善子「もう……いきそう?」

ルビィ「うん……」

善子「私もよ……」

ルビィ「えへへ……一緒だね」

善子「……ルビィ…」ギュッ


強く抱き締められる。


だからルビィも抱き締め返した。


いくまでに何度もキスを交わして、
何度も何度もお互いの体を抱き締め合って……


いく時はもっとたくさんキスをして、
ぎゅって強く抱き締め合いながら、
お互いの名前を何度も何度も呼びあって、
一緒にいったの……


いった後も指をゆっくり動かし合いながら、
何度も何度もキスを交わした……


それをずっとお互いが眠るまで繰り返した……


ずっと……繰り返したの……
172: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:14:18.24 ID:3nWuYLA0
~~~


もう大晦日かぁ……

ルビィ「あっという間だね……」

善子「どうしたの?ルビィ」

ルビィ「うん、一年ってあっという間だなって思ってたの」

善子「まぁそうね」

今年も色んな事があったけど……
まさか善子ちゃんと年を越せるなんて思ってもいなかったよ……

善子「今日はルビィの家……誰もいないのよね?」

ルビィ「うん…親戚のお付き合いとかでお父さんもお母さんも遠くに行っちゃってるんだ」

善子「そう」

ルビィ「お姉ちゃんも果南ちゃんや鞠莉ちゃんの所だし」

善子「じゃあ、今日も明日もずっと二人っきりね」

ルビィ「うん」

善子「~♪」ギュッ

善子ちゃんが抱きついてきた。

ルビィ「えへへ」ギュッ

だからルビィも、ぎゅって抱き返すの。

だって……恋人だから。
173: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:14:56.46 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「まだお昼過ぎだし、どこかお出掛けする?」

善子「寒いし面倒だししたくない」

ルビィ「そう」

善子「ルビィはしたいの?」

ルビィ「ううん、面倒だからしたくない」

善子「ふふ、でしょ?」

ルビィ「……じゃあ、明日の初詣はどうしよう?」

善子「それも面倒だわ……明日もルビィとずっと……二人で過ごしていたい」

ルビィ「そう?」

善子「ルビィは……いや?」

ルビィ「ううん……ルビィも二人で過ごしたいな」

善子「本当?」

ルビィ「うん」

善子「ふふ♪」ギュッ
174: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:15:25.04 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「はい、年越しおそばだよ」

善子「うん、ありがとう」

ルビィ「お揚げと天ぷらどっちがいい?」

善子「うーん……」

ルビィ「ルビィはどっちでもいいよ」

善子「じゃあ両方食べたい」

ルビィ「えっ」

全部食べちゃうの?

善子「だから半分こしましょう?」

ルビィ「あっ……」

そうか…その手があったね。

ルビィ「そうだね、そうしよう」

善子「じゃあ早く食べましょう」

ルビィ「うん、食べようか」コトン…

善子「いただきます」

ルビィ「いただきます」
175: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:15:56.06 ID:3nWuYLA0
善子「……」ツルツル

ルビィ「……」モグモグ

善子「……ルビィ」ツルッ

ルビィ「……なに?」モグモグ

善子「それなんの天ぷら?」

ルビィ「…これ?…お芋さんだよ」モグモグ

善子「ふふ…やっぱり」

ルビィ「?」
176: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:16:23.69 ID:3nWuYLA0
善子「かき揚げちょうだい」

ルビィ「うん、良いよ」

善子「あーんして」

ルビィ「甘えんぼうなんだから」

善子「あーん」

ルビィ「はいはい、あーん…」

善子「あーん」パクッ

ルビィ「ふふっ」クスッ

善子「……」モグモグ

ルビィ「美味しい?」

善子「えぇ♪」

ルビィ「よかった!」
177: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:17:25.10 ID:3nWuYLA0
善子「じゃあ次はこっちの番ね」パクッ

ルビィ「?」

善子「はい、るひぃ」

善子ちゃんが口にお揚げをくわてる。

善子「はんふんこ」

ルビィ「なに?」

善子「はんふんこ」

半分こ?

善子「おあけはししゃきれひゃいもにょ」

ルビィ「……」

お揚げ、箸じゃ切れないもの。
って言ったのかな?

ルビィ「まぁ、そうだけど……」

善子「はひゃくして」ブルブル

善子ちゃんは、お揚げを口にくわえた状態がそろそろ辛そうだ……

ルビィ「うん……いただきます」パクッ

善子「ふふ♪」

ルビィ「……」モグモグ

善子「……」モグモグ

お揚げを使ってポッキーゲームしてるみたい……

ルビィ「……」モグモグ

善子「んっ」チュッ

やっぱりキスした……

ルビィ「……//」

もう、善子ちゃんは……

善子「美味しかった?」

ルビィ「…うん///」
178: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:18:18.19 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「もうすぐ年が明けるね」

善子「そうね……」

ルビィ「やり残したことあるかなぁ……」

善子「今からじゃ間に合わないわよ」

ルビィ「そうだね……」

善子「今できるようなやり残しなら、協力してあげるけど」

ルビィ「う~ん」

今できるような事かぁ………

そんなの……

ルビィ「……ないかなぁ」

善子「そう」

ルビィ「うん」

善子「……私はあるわ」

ルビィ「えっ?」

善子「今できる、やり残したこと」

ルビィ「なに?」

善子「ルビィとね、エレクトリシティなキスがしたい」

ルビィ「……」

またよくわかんない事言ってる……

ルビィ「なにそれ?」

善子「ビリッと刺激的なキスよ」

ルビィ「?」

善子「まずねセーターを脱いでね、体に静電気をまとうの」バサッ

ルビィ「やる流れなの?」

善子「それでこの状態でキスするだけ、簡単でしょ?」

ルビィ「そう」

善子「はい」

善子ちゃんが、こっちに唇向けてくる。
179: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:18:56.72 ID:3nWuYLA0
ルビィ「ルビィからするの?」

善子「そうよ」

ルビィ「……」

善子「んっ!」

ルビィ「……もう、わかったよ」チュッ


バチッ


ルビィ「っ!」ビリッ

善子「あんっ!」ビリ

ルビィ「……」ドキ…ドキ…

善子「い、痛かった?」

ルビィ「ちょっとだけ」

善子「大丈夫?」

ルビィ「平気だけど……」

善子「ごめんなさい……気持ち良くなかった?」

ルビィ「…………ううん」

……体に電気が走って……

ルビィ「……気持ちよかったよ」

善子「本当?」

ルビィ「少しだけね」

善子「じゃあ、もう1回する?」

ルビィ「いや…それはいいや」

善子「えっ…………そう……」シュン…

悲しい顔してる……

善子ちゃんはしたかったのかな?

ルビィ「……」

善子「……」イジ…イジ… 

しょうがないなぁ……

ルビィ「もう1回だけね?」

善子「本当?」パァッ…
180: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:19:40.70 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「あと数分だね」

善子「そうね……」

ルビィ「どうやって越そうかな」

善子「?」

ルビィ「年越しの瞬間」

善子「あぁ……それね……」

ルビィ「やっぱりあれかな……」

善子「……」

ルビィ「皆やってるし」

善子「……」

ルビィ「ジャンプして
年越し」

善子「キスして年越ししましょう」

ルビィ「えぇっ!」

善子「ね?」

ルビィ「うーん……」

善子「いやなの?」

ルビィ「いやじゃないけど……」

善子「じゃあ決まりね」

ルビィ「うーん……」

善子「ほら…もう明けるわよ」

ルビィ「もうそんな時間?」

善子「するわよ?ルビィ!」

ルビィ「う、うん……」


チュッ


善子「……」

ルビィ「……」


………………
181: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:20:11.12 ID:3nWuYLA0
善子「……」

ルビィ「……」


1分くらい経ってると思うんだけど……

もう明けたよね?

いつまでキスするんだろ……


善子「……っ」

ルビィ「っ!」

あっ…善子ちゃんの舌が入ってきた……

ルビィ「ちょっと……善子ちゃん」

善子「我慢できなくなっちゃった」

ルビィ「えぇ……」

善子「……しない?」

ルビィ「新年早々……するの…?」

もう…善子ちゃんは……
えっちばっかりしたがる……

善子「いや?」

ルビィ「……」

まぁ……別に……

ルビィ「……いいけど」

善子「……ふふ、嬉しい」チュッ
183: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:20:44.26 ID:3nWuYLA0
~~~


ルビィ「今、何時かな?」

善子「深夜の3時くらいじゃない」

善子ちゃんと、えっち……してたら。
もうそんな時間になっちゃったんだ。

ルビィ「……」

この時間帯ってあんまり好きじゃない。

なんだか怖いから……

子供の頃は、よくこの時間帯にトイレに起きて、お姉ちゃんを困らせてたっけ。

さすがに今はもう一人でトイレにはいけるけど、
今でもこの時間帯は苦手なの。

いろんな事考えちゃって不安になっちゃうから……
184: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:21:20.48 ID:3nWuYLA0
ルビィ「……善子ちゃん」

善子「なに?」

ルビィ「もっとくっついていい?」

善子「いいわよ」

ルビィ「えへへ」

善子ちゃんとくっついてると安心する……

ルビィ「……」

でも、やっぱり不安になっちゃう。
185: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:21:48.40 ID:3nWuYLA0
いつまで善子ちゃんと一緒にいられるのかな……

やっぱり女の子同士だし……いつか……善子ちゃんに捨てられる日がくるのかな……

ルビィ「……」ウルッ

やだ…やだ……

そんなの……やだよ……

ルビィ「……」グスッ

やだ……

ルビィ「……うっ」

善子「ルビィ?……泣いてるの?」

ルビィ「うっ……うぅ」

善子「ど、どうしたのよ……」
186: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:22:28.35 ID:3nWuYLA0
ルビィ「ねぇ……ずっと一緒だよね……」グスッ

善子「急にどうしたの…?」

ルビィ「……ちょっと不安になっちゃって」グスン…

善子「不安?」

ルビィ「……うん」

善子「……ばかね私達はずっと一緒よ」

ルビィ「……本当?」

善子「当たり前でしょ……私がルビィを絶対離さないだから……」

ルビィ「離さない……?」

善子「そうよ……ルビィが嫌って言っても離さない」

ルビィ「……本当?」

善子「本当よ」

ルビィ「……絶対?」

善子「絶対よ」

ルビィ「……嬉しい…」

本当に……嬉しいよ……
187: 名無しで叶える物語(あゆ) 2018/02/24(土) 10:23:20.54 ID:3nWuYLA0
ルビィ「うっ……」ポロッ

善子「どうしたのよ…今度は…」

ルビィ「嬉しくて……」

善子「本当、泣き虫ねルビィは……」

ルビィ「えへへ」

善子「もう」

ルビィ「……ずっと一緒にいてね……善子ちゃん」

善子「えぇ、ずっと一緒よ……ルビィ」ギュッ

ルビィ「うん……」


ずっと一緒だよ……


これからも……ずっと一緒……


絶対、離さないでいてね……


ルビィを…絶対、離さないでいてね……


善子ちゃん……


   


おしまい
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『ルビィ「ずっと見てたよ、善子ちゃんの事……」』へのコメント

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