プレゼントボタン

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海未-アイキャッチ43
穂乃果「海未ちゃん誕生日おめでとう!」

海未「はい、ありがとうございます」

穂乃果「今日はプレゼントを持ってきました!どうぞ!」スッ

海未「どうも、…えっと」

海未「これは…ボタンですか?」

穂乃果「うん!」

pixiv: プレゼントボタン by 大豆粉

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穂乃果「あ、絶対に押すなとかそういうのじゃないから、むしろドンドン押して!」

海未「そう言われるとむしろ怪しいんですけど」

穂乃果「そんな事言わずにさ〜」

海未「…まあ、取り敢えず1回」ポチッ

金ダライ「よっしゃ」(落下)

ガァン!

海未「」クラクラ

穂乃果「残念、ハズレだね」

海未「な、なんです…?これは…」

穂乃果「いやぁ、ボタンを押して当たりならプレゼント、ハズレなら罰ゲームとか面白いかなーって思ってさー」

海未「それ面白いのは穂乃果ですよね」

穂乃果「押す回数に制限は無いから当たりが出るまで押せばいいよ」

海未「当たりを引くまでに何回罰ゲームを受けることになるんですか…」

穂乃果「因みに当たりの確率は1%だよ」

海未「低すぎませんか!?」

穂乃果「まあそう言わずにさ〜」

穂乃果「もう1回押してよ」

海未「既に押したくないんですけど」

穂乃果「ぶー」

海未「ぶーじゃないです」

穂乃果「押してよー、押してよー」ペシペシ

海未「叩かないでください」

穂乃果「押してくれたら宿題やるからさー」

海未「普通やる物です」

穂乃果「お願いー!お願いー!」ゴロゴロ

海未「子供ですか!全くもう…」

海未「わかりましたよ、押せばいいんでしょう?」ポチッ

頭上からの大量の水「よっしゃ」

ザバァ!

海未「…」ビチョビチョ

穂乃果「あ、ハズレだね」

海未「…誕生日プレゼントですよね?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

海未(他の皆からは普通にお菓子とか貰えました)

海未(しかし穂乃果は金ダライとか水とかどうやって仕掛けたんでしょうか?)

海未(当たりが何なのか気にならないと言えば嘘になりますが…)

ボタン「」

海未「……」

ポチッ

ゴォォォォォォ!(CO2ガス)

海未(真っ白)「」

海未「…いくらなんでも1%は低すぎませんか?」

ガラッ

真姫「あら海未、…なんで真っ白なの?」

海未(真っ白)「誕生日プレゼントだそうです」

真姫「どういうことよ」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

真姫「つまり、穂乃果からのプレゼントが気に入らないと」

海未「そんな言い方しないで下さい…」

真姫「でも、確かに1%は低すぎよね」

海未「ですよね?」

真姫「で?そのボタンどうするの?」

海未「どうと言われましても…捨てる訳にも行きませんし…」

海未「それに、折角穂乃果が準備してくれたんですから」

真姫「そんな目に遭っておいてよくそんな事が言えるわね」

海未(真っ白)「はい…」

真姫「…それ、私も押していい?」

海未「はい?」

真姫「いや、ちょっと面白そう」

海未「傍から見たからそうかもしれませんが…」

真姫「この場合、ハズレを引いたら私が罰ゲームなのかしら」

海未「真姫が押して私が罰ゲームなんて嫌ですよ」

真姫「まあ1回だけだから、ね?」

海未「ね?じゃないですよ、はぁ…」

海未「まあ、いいでしょう」

真姫「チョロい」

海未「ちょっと」

真姫「じゃ、遠慮なく」ポチッ

ピンポンピンポーン!

真姫「えっ?」

ガラッ!

穂乃果「おめでとう真姫ちゃん!当たりだよ!」

真姫「」

穂乃果「当たりを引いた真姫ちゃんにはほむまん20個をプレゼント!」

真姫「ちょ、ちょっと!今日は海未の誕生日でしょ!私が貰っても意味無いじゃない!」

穂乃果「でも当たりを引いたのは真姫ちゃんだよ?」

真姫「いや、でも…」

穂乃果「じゃあそういうことで!当たりはもう1つあるからドンドン押してね!」ダッ!

真姫「行っちゃった…」

海未「」ムスー

真姫「あ、あの、海未?」

海未「何です?」

真姫「これ、ほむまん…」

海未「要りません」

真姫「でも誕生日…」

海未「要りません」ムスー

真姫「拗ねないでよ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

海未(まさか真姫が当たりを引いてしまうとは…)

海未(当たりはもう一個あると言ってましたが、もしかして1度ハズレを引いたら同じものを引くことは無いのでしょうか?)

海未(だとすれば押せば押すほど当たる確率も高くなることに)

海未「………」

ポチッ

ビリビリッ!

海未「痛っ!電気ショック!?」

穂乃果「あ、海未ちゃん電気ショック引いたんだ」

海未「穂乃果…」

穂乃果「言い忘れてたけど、1度ハズレを引いたら同じものはもう出ないから」

海未「やはりそうなのですか」

穂乃果「流石にガスとか金ダライとか大量には用意出来ないからね」

海未「ハズレの個数はどれくらいなんですか?」

穂乃果「今の電気ショックで全部だよ」

海未「!では…!」

穂乃果「あ、でも電気ショック引いた後はハズレが全部電気ショックになるだけで当たりが1%なのは変わらないよ」

海未「」

穂乃果「じゃ!当たり目指してファイトだよ!」

海未「…誕生日プレゼントですよね?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

海未「せいっ!」ポチッ

ビリビリッ!

海未「くっ、…はぁぁ!」ポチッ

ビリビリッ!

海未「うぐっ、…まだまだっ!」ポチポチポチポチ

ビリビリビリビリビリビリッ!

海未「」ピクピク

ガラガラ

絵里「誰かいるー?って、海未!?」

海未「あ、あぁ、絵里ですか…」ピクピク

絵里「一体どうしたの!?体調悪いの!?」

海未「た…」

絵里「た?」

海未「誕生日プレゼント…です…」ピクピク

絵里「…は?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

絵里「つまり、穂乃果からの誕生日プレゼントが気に入らないと」

海未「そ、そんな事は無いです…」

海未「…多分」

絵里「穂乃果も海未がここまで酷い目に遭うとは思ってなかったんじゃないかしら」

海未「そうですね…、きっともっと速く当たりを引く予定だったんでしょう」

絵里「で、簡単には当たりが出ないようにはしたけどやり過ぎてしまったと」

海未「本当にやり過ぎですよ…、まだちょっと痺れますし」

絵里「しかし、よく押す気になるわね?」

海未「まあ、当たりを見てみたい気持ちも確かにありますからね」

海未「押していればそのうち慣れるかなって」

絵里「慣れたの?」

海未「慣れませんね」

絵里「そう…、で、まだ押すつもりなの?」

海未「そうですね…ここまで来たら引き換えすのも嫌ですし…」

絵里「…分かったわ、私も一緒に押す」

海未「え?」

絵里「いや、一緒に押すと真姫の事を考えたら当たりが半分になる可能性もあるわね」

絵里「じゃあ、海未が押す時私は手を繋ぐわ」

海未「どういう事ですか?」

絵里「海未だけに辛い思いをさせる訳にはいかない」

絵里「あなたの痛みを私も共有してあげるわ」

海未(何故?)

絵里「さあ、貴方は1人じゃない、どんな痛みも2人で乗り越えるのよ」

海未「ちょっとよく分からないんですけど…」

絵里「海未!ボタンを押すのよ!」

海未「あの…本当にいいんですか?」

絵里「もちろん!」

海未「じゃあ…行きますよ?」

ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチッ!




ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリッ!


うみえり「」ピクピク

穂乃果「」

穂乃果「えらいこっちゃ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

穂乃果「うーん」

ことり「穂乃果ちゃん、なんか悩み事?」

穂乃果「あ、ことりちゃん、あのね」

穂乃果「海未ちゃんに1%の確率で当たりが出る代わりにハズレだと罰ゲームがあるボタン押したら海未ちゃんが罰ゲームばかり引くの」

ことり「なんでそんな物渡したの?」

穂乃果「このままだと私からのプレゼントが水とタライとガスと電気ショックになっちゃう」

ことり「えぇ…?」

穂乃果「どうしたらいいと思う?」

ことり「どうしたらって…普通にプレゼントを渡せばよかったんじゃないかなぁ」

穂乃果「そんな気もしてきた」

ことり「多分気じゃないよ」

穂乃果「よく分かんないけどさっき絵里ちゃんも巻き込まれてたし」

ことり「何で!?」

穂乃果「ボタンの確率も変えられないし、どうしよう…」

ことり「絵里ちゃんにも被害出ちゃってるしね…」

穂乃果「…絵里ちゃん?」

穂乃果「そうだ!」

ことり「何か思いついたの?」

穂乃果「うん!行ってくる!」ダッ!

ことり「…」

真姫「あら、ことり、何してるの?」

ことり「あ、真姫ちゃん、穂乃果ちゃんが何か思いついたらしくて」

真姫「穂乃果が?海未についてかしら」

ことり「真姫ちゃん知ってるの?」

真姫「まあね…」

ことり「?あ、今持ってるのってもしかしてほむまん?」

真姫「う、うん…、本来は海未が貰うはずだったんだけどね…」

ことり「え?」

真姫「何となく海未のボタンを私が押したら当たりを引いちゃって…」

ことり「あー…」

真姫「海未、すっごい拗ねてたわ」

ことり「やっぱり、普通にプレゼントを渡すべきだったんじゃないかなあ」

真姫「私もそう思うわ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

穂乃果「海未ちゃん!」

海未「」ピクピク

絵里「」ピクピク

穂乃果「うわぁ」

海未「ほ、穂乃果ですか…」

穂乃果「まだ当たり引いてないんだね…」

絵里「これ本当に当たりあるの?」

穂乃果「もちろん!」

海未「それで?今度は何ですか?」

穂乃果「うん!」

穂乃果「私も一緒に痺れる!」

うみえり「」

穂乃果「元はと言えば私のプレゼントが原因でこんなことになったんだから」

穂乃果「だから、私も責任を持って一緒に耐えるよ!」

海未「…」

穂乃果(ドヤァ)

海未「分かりました」ガシッ

穂乃果「え?」

海未「全ては貴方の思い付きから始まったことです」

海未「容赦はしませんよ?」ニッコリ

穂乃果「えっ、ちょっ、タンm」

ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリッ!

ほのうみ「」ピクピク

絵里「これは…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海未「はあ、はぁ…」

穂乃果「もう何回押したか分からないよ…」

海未「本当に当たりがあるんですよね?信じていいんですよね?」

穂乃果「海未ちゃんが壊滅的に不運なだけでちゃんとあるよ…」

絵里「もう疑心暗鬼じゃない」

海未「くっ、次こそ!」ポチッ

ピンポンピンポーン

海未「…」

海未「…やった…」

海未「やりましたよ穂乃果!当たりですよ!」

穂乃果「」チーン

絵里「度重なる電気ショックで気絶してるわ」

海未「まあ、完全に自業自得ですね」

絵里「それで?当たりって何なの?」

海未「さあ…?真姫の時には穂乃果が渡してましたけど」

絵里「という事は穂乃果が起きるまで待たないといけないのね」

穂乃果「…うぅん」

海未「あ、起きました」

穂乃果「あ、海未ちゃん!当たったんだね!」

海未「ええ、何とか」

穂乃果「じゃあ海未ちゃんにはこれをプレゼント!」

「一生友達だよ券」

うみえり「……」

穂乃果「えへへ〜」ニコニコ

絵里(どうするのよこれ)

絵里(どう考えても痛みと報酬が釣り合ってないんだけど、しかも穂乃果本気そうだし…)

絵里(下手な事を言うと穂乃果を傷つきかねないし…)

海未「穂乃果」

穂乃果「うん!」

海未「こんなもの必要ないです」

穂乃果「えっ…?」

絵里(海未!?)

穂乃果「えっと、もしかして、穂乃果のこと嫌いになっちゃった…?」

海未「いえ、そういう訳ではないです」

穂乃果「じゃあ…」

海未「こんな券が無くとも、穂乃果は私の大切な親友」

海未「ですから、これはプレゼントとは言えません」

穂乃果「海未ちゃん…」

海未「ですから」

海未「穂乃果には別のことをしてもらいます」

穂乃果「別のこと?」

海未「はい、それでは…」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

真姫「海未はどうなったのかしら」

ことり「絵里ちゃんから聞いた話だと、ちゃんと当たりを引いたらしいよ」

真姫「そう、良かったじゃない」

真姫「で?当たりの内容は?」

ことり「それなんだけど…」

穂乃果「み、水!」ダダダダダダッ!

真姫「うわっ!穂乃果!?」

ことり「あー…」

真姫「ことり、知ってるの?」

ことり「海未ちゃんがね」

『1%というのがどれだけの確率か、身をもって知りなさい!』

ことり「って、ロシアン饅頭やってるらしいの」

真姫「ロシアン饅頭?」

ことり「100個の饅頭のうち99個がカラシ入りで、1個だけ当たりなんだって」

真姫「普通逆じゃない?」

ことり「まあ、ちょっとした仕返しも含んでるんだろうね…」

真姫「ほとんど仕返しでしょ…」


その後、85個目で穂乃果は当たりを引きました


おしまい

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2018年5月26日
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