曜「明日は私の誕生日!」

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曜-アイキャッチ1
〜曜'sハウス〜

曜「先月の花丸ちゃんの誕生日は楽しかったな」

曜「3年生の皆もいなくなって、私たちも新しい学校に行く事になって……」

曜「どうなる事かと思ったけど、皆受け入れてくれて良かったよ。そして新しい学校に来てもう1週間」

曜「そして!!」

曜「明日は私、曜ちゃんの誕生日であります」

pixiv: 曜「明日は私の誕生日!」 by 大家

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曜「花丸ちゃんの誕生日はサプライズだったからな……皆何をしてくれるんだろ」ワクワク

曜「3年生の皆がいないのは仕方ないけど、皆それぞれやる事があるんだし、仕方ないよね」

曜(LINEのメッセージを期待してるなんて言えない)

曜「ふふふ……それでは今日は寝ましょうか!」

曜(えへへ……ウキウキして寝つけないや……)


───────────
───────
────

〜内浦〜

曜「おはよう、梨子ちゃん」

梨子「おはよう。……今日は何だか、いつもに増して機嫌が良い?」

曜「え?そんな事ないよ」ワクワク

梨子「そうかな?何だか楽しそうだけれど……」

曜「そんな事無いって、ほら、千歌ちゃん呼びに行こ?」

梨子「うん」

曜「千歌ちゃーん!」

梨子(インターホンは)

梨子「あれ?LINEが……」

千歌:寝坊したので先に行っておいて下さいby美渡

梨子「」

梨子「曜ちゃーん……千歌ちゃん寝坊したって」

曜「あら……」

梨子「曜ちゃん最近遅刻しなくなったね」

曜「遠くなったのと新しい学校だから、緊張感?みたいなのがあって……」

梨子「分かるかも……ってバス!」

曜「あっ乗らないと!」

梨子「もう来てる!急がないと!」

曜「ま、待ってー!」



千歌「まってぇ〜」スヤァ

美渡「起きろォ!」


〜沼津市内、昼休み〜

千歌「いやぁ本日は誠に悲惨なり」

曜「あはは……まだ少し慣れないね」

千歌「歓迎されてるのは嬉しいけどね〜」

梨子「早くお弁当食べよ?お昼休み無くなっちゃうよ」

曜「うん」

曜(あれ?ここまでまだアクション無し?)

曜(あっそうか……千歌ちゃんと梨子ちゃんで私を足止めして、1年生ズで準備してるんだね)

曜(部室かな?ちょっと覗いてみようかな……)フフフ

曜「お弁当食べたら、部室に行ってみよっか」

梨子「え?なんで……?」

曜(キターーッ)

曜「?特に理由は無いけど……なんとなく?」

千歌「良いんじゃない?千歌も行くー」

曜「えっ」

千歌「えっ」

曜「梨子ちゃんは?」

梨子「じゃあ私も行こうかな」

曜「えっ」

梨子「えっ」

曜「……?」

曜(あれ?ここは止める所では……?)

曜(じゃあ部室では無いのかな?)

曜「ウーン、やっぱりいいや」

千歌「そうなの?私はお弁当食べたから学校探索してくる」

梨子「好きだよね」

千歌「なんだか楽しくない!?今日は3階を調べるのだ」ワクワク

モブ「千歌ちゃんまた学校回るのー?」

千歌「うん!調査するのだ」

モブ「アハハハハ、そんな調査するもの無いよー。案内しよっか?」

千歌「やったー!それでは行ってくるのだ」タタタタ


キョウハサンカイニイクノダ

サンカイハネー……

曜「千歌ちゃんらしいねー」

梨子「そうだね……曜ちゃん」

曜「なに?」

梨子「部室行こう?私もちょっと歩きたくなったから」

曜「うん……」


梨子「何かあった?」

曜「え?なんで?」

梨子「何となくだけど……さっき部室行くって言ったら元気無くなったように思ったから」

曜「そ、そんなこと無いと思うけど……」

梨子「えいっ」ペチ

曜「うへぇ」

梨子「隠しっこは無しだよ」

曜「そんな事無いけど……あ、今のは梨子ちゃんの『梨』と『無し』をかけた……」

梨子「千歌ちゃんみたいな事言わないのっ」プー

曜「あはははっ……あ!私さっきの移動教室に忘れ物したから取ってくるね!」スタタタ

梨子「あっ……もう」

梨子(曜ちゃん、どうしたんだろ)


〜沼津市内、放課後〜

曜「……」

曜(学校が終わって、部活をして、帰りのバスの中ですが)

曜(何にも音沙汰ありません)

曜(LINE見ても誕生日を祝うメッセージは何も無い)

曜「Why!!Uchiura's people!」

千歌「語呂悪いからダメ」

曜「アッハイ」

ルビィ「善子ちゃん良いなー。学校1番近くなっちゃったね」

梨子「そうだね。ちょっと羨ましいかも」

花丸「でもバスで通うっていうのも、なかなか楽しいズラ」

曜(本来ならここに善子ちゃんが!いる筈なのに!?)

曜「善子ちゃんは今どこにいるのかな」

花丸「家だと思うけど……」

曜「だよね」

ルビィ「実はここにいたりして」キョロキョロ

千歌「なんで乗るのだ……」

ツギハーマリンパーク、マリンパークマエ

花丸「鞠莉ちゃんと果南ちゃん、元気かなぁ」

ルビィ「LINEとか見てると、楽しくやってるみたいだけど」

千歌「ダイヤちゃんは?」

ルビィ「お姉ちゃんもちゃんとやってるよ」

梨子「ダイヤさんなら、心配いらないような気もするけど」

花丸「言えてるね」

曜「ね、ねぇねぇ」

皆「?」

曜「今日って……何の日だっけ?」

千歌「平日」

梨子「特に何も……?」

花丸「大安」

ルビィ「お姉ちゃんの仕送りの日」

曜「そ、そっか……いや、今日何かあったような気がしたから」

千歌「そういうのあるよねー。でも実際は何も無かったっていうパターン」

花丸「あるよね……たまにヒヤッとする時があるズラ」

ルビィ「曜ちゃん、何かあった?」

曜「え?」

梨子「ルビィちゃんもそう思う?」

ルビィ「梨子ちゃんも?」

梨子「うん。お昼頃から様子が変なの。曜ちゃん、やっぱり何かあった?」

曜「何も無いって!」

梨子「っ」

千歌「曜ちゃん?」

曜「……ごめん、ちょっと衣装の方で行き詰まってて」

花丸「え?こないだ衣装できたって言ってたのに」

曜「それじゃなくて、…………また新しいのを考えてるんだけどね」

ルビィ「そうだったんだ。気付かなくてごめんなさい」

曜「ううん!そんな別に……」

ルビィ「手伝える事があったら言ってね」

曜「うん」

曜(なんだ……皆忘れてたんだ……)

曜(……馬鹿みたい)

曜(あんなにワクワクして)ジワッ

梨子「…………」

ルビィ(やっぱり様子がおかしいと思う)

梨子(そうだよね……どうしよう)

千歌「それでね、千歌は言ってやったのだ。その水晶玉はただのガラスだって」

花丸「かしこーい!!」

梨子(千歌ちゃんはダメかも……)

ルビィ(千歌ちゃんも花丸ちゃんも、今はそういう雰囲気じゃないみたい……)

梨子(どうしよう……)アセッ

ルビィ(梨子ちゃん、お願いしていい?)

梨子(私!?)

ルビィ(梨子ちゃんが真っ先に気が付いてたみたいだし。曜ちゃんも私より話しやすいかなって)

梨子(そ、そう言われても……)

曜「」ズーン……

梨子(う、うん……わかった)


〜曜'sハウス〜

曜「はぁ……」

曜(結局3年生からもLINE来ないし)

曜(あーあ……ま、人間なんだから、忘れる事もある……か)

曜(……)ジワッ

曜(もういいや。寝よう)

曜(あれ?着信だ。……梨子ちゃんか)

曜(……なんか、出たくない。)

曜(寝てるって事にしよ)

曜(おやすみ)


───────────
───────
────

コン

曜(ん?)

コンッ

曜(何の音……?窓?)

……コンッ

曜(何か当たってる?石?)

曜(何奴)ガララアジャラ

梨子「あっ、曜ちゃん」

曜「……何してるの」

梨子「で、電話したのに出てくれないから……」

曜「……ごめん」

曜(インターホンは)

梨子「あのねっ曜ちゃ」

曜「もう夜遅いから」

梨子「…………」

曜「……上がって?」

梨子「……!」パァァ

曜(はぁ……こんな顔されたら家に返せないじゃん)


梨子「ありがとう……夜遅いのに」

曜「ほんとね」

梨子「ごめんなさい……」

曜「いや、良いけど……それで、どうしたの?」

梨子「心配になって……」

曜「……はぁ」

梨子「ごめんなさい。何か……嫌な事しちゃったなら……謝るから……」

曜「……そうじゃないんだけどね……。今日……ってかもう昨日か」

梨子「もうそんな時間なんだ」

曜「…………昨日って何の日か知らない?」

梨子「知らないよ……ごめん。何かあったっけ……」

曜「…………私の……」

梨子「?」

曜「私の誕生日……」ジワッ

曜「私の誕生日なのに誰も祝ってくれないし……3年生の皆も音沙汰無いし……」ポロポロ

梨子「えっ?」

曜「バスで聞いたら皆忘れてるし……あんまりだよ……」ポロポロ

梨子「ご、ごめんなさい……」ギュッ

曜「うぇぇ……酷いよ……」ポロポロ

梨子「……えーと、曜ちゃん」

曜「……ぐすっ……なに?」

梨子「あのね……今日……ってか、昨日って何日かわかる?」

曜「……17日」グスッ

梨子「……やっぱり。曜ちゃん、昨日は16日だよ」

曜「…………」

曜「えっ」

梨子「ほら、スマホの画面を見て」

曜「う、うん……あっ」

梨子「ね?それにほら」

LINE
善子:お誕生日おめでとう

花丸:お誕生日おめでとうございます

鞠莉:Happy Birthday!You!

千歌:なのだ!!

ルビィ:お誕生日おめでとう!!

千歌:スタンプ

ルビィ:スタンプ

果南:誕生日おめでとうさん!

ダイヤ:お誕生日おめでとうございます。今年も良い1年になるといいわね。

千歌:スタンプ

千歌:スタンプ

千歌:スタンプ

千歌:おめでとう!

千歌:お誕生日!


曜「……うぇ……」グスッ

梨子「曜ちゃん。お誕生日、おめでとう」チュッ

曜「ふぇっ!?」

梨子「うふふ……曜ちゃん、子どもみたいに泣きじゃくるんだもん」

曜「もう!バカにして!!」

梨子「日付間違えちゃう子は、ちゃーんと面倒見てあげないとダメでしょ?」ナデナデ

曜「うー……///」

梨子「明日、ルビィちゃんのお家でパーティするから、来てね」

曜「やった!……でも何でルビィちゃん?」

梨子「ダイヤさんがね、明日は授業が1限だけだから、参加できるって事で、ルビィちゃんのお家になったの」

曜「そうなんだ!楽しみ!!」ピョンピョン

梨子「こら、もう深夜だよ」ペチ

曜「はーい!」

梨子「じゃ、今日はもう寝よう?」

曜「うん……あれ?梨子ちゃんは?」

梨子「泊まるけど……パジャマだし」

曜「あ、そうなのね」

梨子「嫌……?」シュン

曜「う、ううん!そんな事ないよ!///」

梨子「やった」

曜「じゃあ……お布団」

梨子「一緒のベッドで大丈夫だよ」

曜「えっ」

梨子「今日は沢山あやしてあげるね♡」ウットリ

曜「あれ?何か変なスイッチ入ってないかなこれ」

梨子「ほら、梨子お姉ちゃんと一緒におねんねしようね」

曜「ちょっ、ちょっと!引っ張らないで!?誰か助けてー!!」


次の日、梨子ちゃんと曜ちゃんのお泊まりを知った千歌ちゃんに尾鰭背鰭を付けて人に言いふらされた結果、2人が事実上カップルに仕立てあげられるのはまた別のお話



|c||^.-^||チョットマッテテー
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