真面目なリトルデーモン

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ダイヤ-アイキャッチ2
『一番小さい悪魔・・・可愛がってね!』

生徒会室で仕事をしていたら、偶然あの時の動画が出てきてついつい見てしまいました。
あの時は破廉恥などと申しましたが・・・やはりルビィはこういうのが似合いますわね・・・
リトルデーモンなどという摩訶不思議なものは今はまだ理解には及んでいませんが、興味深いのは確かです。ライブのコンセプトとしては一考の価値ありかもしれませんわね。
わたくしがやったらどうなるのでしょう・・・

pixiv: 真面目なリトルデーモン by バッツ

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「リトルデーモンのダイヤですわ!」ビシッ!

・・・何をしているのでしょう。
こんなところ誰かに見られたら・・・

「失礼し・・・」

「あっ・・・」

なんてことでしょう・・・
まさか善子さん本人に見られるとは・・・
普段は生徒会室になんて来ないのに・・・

「くくくっ・・・ついにダイヤも堕天使の魔力に堕ちたようね!」

「そんなわけないでしょう!?」

「恥ずかしがることはないわ。あなたも立派なリトルデーモンよ!」

さっきから好き勝手なことを!

「そんなくだらないものに巻き込まないでください!」

「なっ!くだらないとは何よ!私にとって堕天使は・・・!」

「くだらないものをくだらないと言って何が悪いのですか!?」

「何よ!ダイヤのバカ!もう知らない!」

勢いよく飛び出した善子さん。
・・・わたくしも少し言い過ぎましたかね。
恥ずかしさを紛らわすために少し強く当たってしまいました。
まだまだ未熟者ですわね・・・
善子さんの個性を否定してしまった・・・
少し興味がありましたのに・・・
この後は練習です。そのとき謝りましょう。

___

練習

「よーし!練習の前にストレッチをしよう!」

千歌さんの掛け声で一斉に動き始める。
皆さんがそれぞれ、今日のストレッチのパートナーを探しに行きます。
今日は善子さんと組みましょう。

「善子さん、今日は一緒に・・・」

「千歌!組みましょう!」

「うん!やろう善子ちゃん!」

善子さんは千歌さんと組むことになりました。
なんだか少し避けられてるような・・・
次、次です!

「今日は何をメインに練習しようか?」

果南さんが今日の練習の方向性を確認します。
今日はダンスパートをメインに練習していきたいと思います。
今回のダンスは善子さんと隣同士です。
そのときがチャンスです。

「今日はダンスの・・・」

「今日は歌をやりましょう」

「うん。じゃあ善子の意見で、今日は歌をメインに練習しようか」

やっぱり善子さんに避けられてますね・・・
生徒会室での発言が善子さんを傷つけたみたいです・・・
わたくしは何をしているのでしょう・・・
あとは練習終わりを待ちましょう。

「今日の練習はこれで終わりだね。お疲れ様!明日もヨーソロー!」

善子さんに飲み物を持っていきますわ。
練習終わりはいつもこうして飲み物を飲みながら談笑をするのです。
今日もきっと・・・

「みんな、今日は用事あるから先に帰るわ」

そういって足早に帰っていきました。
謝罪と言うのは日が経てば経つほど言いにくいものです・・・
このまま言えなければ、善子さんとの仲に亀裂が入ったままになってしまいます。
あの時の自分が恨めしいです・・・
善子さんのアイデンティティを否定してしまった自分が情けない・・・

___

黒澤家

「あのルビィ、少し相談が・・・」

もう最後の手段をとるしかありませんわね・・・
恥ずかしいなど言っている場合ではありません。
わたくしは・・・堕天使は嫌ではありません。むしろ興味深いですわ。
それが・・・こんなことになってしまうなんて・・・
それを善子さんに知って欲しい。
だから・・・

___

次の日

ピンポーン

「はーい・・・ってダイヤ!?何その格好!?」

「わ、わたくしはヨハネ様のリトルデーモンですわ!」ビシッ

昨日の内にルビィに以前着ていたリトルデーモン衣装をわたくしに合うようにリメイクしてもらいました。
理由を話したらルビィは条件付で受け入れてくれました。
条件はちゃんと善子さんと仲直りすこと。
善子さんの家をルビィから聞き、こうして来たわけです。
ここに来るまでの間もこの格好だったので、バスの中では少し異質な存在になっていました。それが少し恥ずかしい・・・い、いえ!恥ずかしくなんてないですわ!
今日は善子さんに謝りに来たのですから・・・これはわたくしなりの誠意なのですわ!

「ぷ、あはは!!」

「な、何で笑うんですの!?」

「ううん、ダイヤって本当に真面目よね」

「だ、だって、わたくしは善子さんの大切な堕天使を否定してしまったので・・・だから、ごめんなさい・・・」

「いいのよ。私も変に意地になってた。ごめんなさい。確かに私にとって堕天使は大切なもの。不幸な自分を守るために大切な存在」

「やはり・・・」

「でもね、ダイヤだって同じくらい大切なの。私の、その友達だから・・・」

「善子さん・・・」

「も、もう///この話は終わり!ダイヤもリトルデーモンになったなら、立派に役目を果たしなさい!」

「ふふっ、了解しましたわ。ヨハネ様」

きっかけはなんであれ、こうして善子さんとの絆を深めることが出来ました。
わたくしは立派に役目を果たさせてもらいます。
あなたもわたくしにふさわしい堕天使になってくださいませね?
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