千歌「遊びたがりの女の子…?」

シェアする

千歌-アイキャッチ16
「ねぇ、みんなは遊びたがりの女の子って都市伝説知ってる?」

練習が始まる前、みんながのんびりしてるときに曜ちゃんが唐突に言いだした。

「遊びたがりの女の子?」

「そう。今沼津で流行ってるみたいなんだけど、善子ちゃんは知ってるかな?」

「まああの事故の時に少しぐらいなら聞いたわよ」

「それもそっか」

「あの事故?」

「それも順を追って話すよ」

あの事故っていうのが何のことか分からなくて曜ちゃんに聞いたけれど軽く流されてしまった。

pixiv: 千歌「遊びたがりの女の子…?」 by ゆっきー

スポンサーリンク

「遊びたがりの女の子っていうのはね、誰かが楽しそうに遊んでるときに気付いたらいるの」

「でもだからといって女の子の方から遊びに入れてとは言ってこなくて、ずっと傍で見てるだけなんだって」

「それで一緒に遊びたいんだろうなぁって思って誘うと、凄く嬉しそうに仲間に加わって一緒に遊び始めるんだよ」

「その女の子はいたって普通の女の子なの。身体能力も普通だし、はしゃぎ方も普通。本当にどこにでもいる女の子って感じ」

「そしてみんなが疲れ果てるまで遊んだら、その女の子が言うの。『もう満足しちゃった』って」

「そ、それでどうなるずら…?」

「死ぬんだよ」

「…えっ?」

「その女の子と遊んだ人はみんな死んじゃうの」

「Wao…」

「随分とオチが陳腐ですわね」

「まあそう思うのも無理はないわよね。でも実話ってそんなものなんだと思うわ」

「は?実話?」

「ここで最初の事故の話に戻るんだよ」

事故ってさっき善子ちゃんが言ってたやつなのかな?

「去年、狩野川で女生徒三人が溺れて亡くなった事故、聞いたことない?」

「…ああ、あったねそんなこと」

あれでしばらく狩野川で遊んだら駄目ってなったんだった。

「あの事故が起きた場所って、実は監視カメラに映ってるんだよ」

「えっでもテレビとかじゃ映像なんて流れなかったわよ?」

うん。千歌もそんな映像見た覚えがない。

「そりゃ溺れる瞬間なんてテレビに映したら放送事故だよ…」

「あっ、そっか」

「でもそれだとなんで曜がその映像のことを知ってるの?」

「沼津では結構話題になってたからね」

「ほんと、引きこもりの耳にも届くぐらいなんだからよっぽどよ」

その割には内浦ではそんな話聞いてないんだけどなぁ。

「まあ箝口令ってほどのものでもないけど、沼津に変なイメージを持たれるからって言って、余所の人には言わないようにしてたんだ」

「なるほど…ってなんで私が疑問に思ってることが分かったの!?」

「千歌ちゃんは分かりやすいからね」

「ぐぬぬ…」

「それで、その事故の映像がどうしたんですの?」

「あれ?ダイヤ結構乗り気だね」

「こんな中途半端に聞かされたんじゃ気になってしょうがないだけです」

「ああそうだそうだ、まだ話の途中だったね」

そう言ってまた曜ちゃんが語りだした。

「それでその映像を見てみると、事故にあった三人が遊んでるんだけど、どこか不自然なんだ」

「普通三人で遊ぶなら正三角形を作るはずなのに、直角二等辺三角形を作ってるんだよ。まるで正方形でも作っているかのように」

「そ、それって結構マジなやつじゃん…」

「しかもその後の映像を見ても三人しか映ってないはずなのに、四人いるように見えるの」

「ずらぁ…」

「それでね、日も暮れてきてそろそろ帰ろうかってなってるときに、それは起きたの」

「三人の中の一人が急に水の中に消えたんだ。いきなり水の中から足を引っ張られたみたいにね」

「慌てて他の二人が助けようとするんだけど全然引っ張りあげれなくて、そうこうしてる内に一人、また一人と水の中に吸い込まれ…っていうところまでしか映像が残ってないんだよ」

「ね、ねぇそれって本当なの…?」

「どうだろうね」

「へっ?」

「今どきいくらでも映像は加工できるし、そもそもみんな死んでるならなんで少女って分かるの?とか色々疑問点しかないからねぇ」

「もー!ちょっとよーちゃん驚かせないでよー!」

「あはは、ごめんごめん。夏だからちょうどいいかなって」

「まったく…。…ルビィ?どうしましたの?」

「…へっ?あっううん!なんでもないよ!」

さっきからずっと無反応だったけどそんなに怖かったのかな…?

「そんなことより練習練習!もう地区予選近いんだよ!」

「「「はーい!」」」

そうだ!もうすぐラブライブの地区予選があるんだから気を引き締めないと!



私、高海千歌はμ'sに憧れて今年の四月からスクールアイドルを始めた。

頑張って勧誘したんだけど結局誰も入ってくれなくて、そんなスクールアイドル部に最初に入ってくれたのは曜ちゃんだった。

水泳部で大変なはずなのに入るって言ってくれて、また曜ちゃんと何か出来るんだって思うと嬉しかった。

その次に入ってくれたのは梨子ちゃんだ。

梨子ちゃんはスランプに陥ってたらしくて、スクールアイドルどころか音楽に関わることをしたくないみたいだった。

そんな梨子ちゃんを助けたいと思って曜ちゃんと色々している内に段々私たち三人の絆が強まり、最後には梨子ちゃんが折れてスクールアイドル部に入ってくれることになった。

その次がルビィちゃんと花丸ちゃん。

ルビィちゃんは元々スクールアイドルが大好きだったみたいで、ずっと影から私たちの練習を見ていた。

これはもしかしたら入ってくれるかもと思って一生懸命勧誘して、ちょっと強引だったかもしれないけどスクールアイドル部に入ってくれた。

花丸ちゃんはルビィちゃんの大の親友で、ルビィちゃんと同じ少し引っ込み思案な女の子。

そんな花丸ちゃんはルビィちゃんがスクールアイドルをするという話をしたら、一緒にやりたいと言ってくれた。

その次が善子ちゃん。

堕天使が大好きで、でも学校に馴染むには普通にならなければならないという葛藤に苦しむ女の子。

大好きを形にしている時の善子ちゃんはとても輝いていて、そんな姿に私たちは心奪われ、善子ちゃんを勧誘した。

色々ひと悶着あったけど、大好きを表現できるからとスクールアイドル部に入ってくれることになった。

最後がダイヤさん、果南ちゃん、鞠莉ちゃんの三人。

三人は昔スクールアイドルをやっていたらしく、その頃のことが原因でずっと仲違いをしていたらしい。

でも本音をぶつけ合った結果無事に仲直りをすることができ、三人は再びスクールアイドルになることを選んだ。

そうして私たちAqoursは九人となり、日々練習を積み重ねていた。



そんな私たちは今日も善子ちゃん風に言うと灼熱の業火に身を焼かれながら練習をしていた。

曜ちゃんの話ですっかり冷え冷えになったからこの暑さも大丈夫かと思ったけどそんなことはなく、暑いものは暑い。

「うぅ…、暑いよぉ…」

「まだ怖い話知ってるけど聞く?」

「結構です!」

「早かったね…」

「だってよーちゃんの話普通に怖かったんだもん…」

「あはは、まあ怖がってもらえたなら話した甲斐があったのかな?」

「ね、ねえ曜ちゃん…。さっきの話って本当のことなの…?」

「もー、梨子ちゃんまたそれ?」

「だって気になるじゃない!」

「んー、そう言われても私が知ってることは全部話したからなぁ」

「曜ちゃんのいじわる」

「ええ…」

「でも内浦にすらその噂が届いてないってことは結構しっかりとしたかんこー令だよねー」

「てことはやっぱり本当なんじゃ…」

自分の身体を抱きながらぶるりと震える梨子ちゃん。

「ありきたりすぎて対して広まらなかったってのが実際のところだと思うけどなぁ」

「ちなみによーちゃんから見てその映像ってどうだったの?」

「私は元々四人が遊んでる映像から一人を編集で消してるだけだと思うよ」

「でも引きずり込まれたのよね…?」

「あー、まあそう見えたけど」

「しかも実際に死体も見つかったんでしょ…?」

「あはは…」

「やっぱり本当のことじゃない!」

「おーい、そろそろ練習再開するよー!」

若干のもやもやを抱えつつも果南ちゃんの号令でしぶしぶ集まる私たち。

曜ちゃんの怪談を忘れるぐらいに熱中して最後の総仕上げを行うこと一週間が経過した。

そして迎えた地区予選。私たちは最高のパフォーマンスを発揮することが出来た。

結果は堂々の一位!無事にラブライブ本戦に進むことができてひと安心。

私たちのやる気は最高潮まで高まっていた。

「ドゥームだよ!!!」

「いや千歌ちゃん。ドゥームじゃなくてドームだから」

「いいえ!ドゥームですわ!あのμ'sもドゥームと言っていたのですから!」

「ドゥームかドームかはどっちでも良いわよ!」

「うぅ…緊張するよぉ…」

「おらも…」

「今から緊張してどうするのよ…」

緊張しているルビィちゃん、花丸ちゃんとは対照的に平常運転の善子ちゃん。

「善子ちゃんは緊張しないの?」

「そもそも二ヶ月も後の話じゃない…」

「二ヶ月なんてあっという間ですわ!新しい曲を作って振り付けを考えてそれを覚えないといけないんですのよ!」

「そう考えると二ヶ月って短いよね」

「そうよね…」

曜ちゃんに同意する梨子ちゃん。チカとしては早くみんなの前で、ドゥームで歌って踊りたいから短くても全然良いんだけどなぁ。

「良くないわよ!」

「うわぁ!?なんで善子ちゃんまで私の心の声を聞くの!?」

「堕天使だからって言いたいところだけど思いっきり口から溢れてたわよ」

「マジ?」

「マジ」

「まったく…、リーダーの千歌さんがそんな考えでどうするんですか…」

「えー、早くみんなの前で歌いたいって思うのは駄目なのー?」

「それが駄目とは言いませんが、最高のステージで歌わせていただくのですから、当然完璧なパフォーマンスをするべきですわ!そのためにも欲を言うなら後五ヶ月は練習期間が欲しいところなのですが…」

「流石にそれは逆に長すぎるでしょ…」

「千歌っちもダイヤも両極端なのよねぇ」

「ここは間を取って三ヶ月しっかり練習すれば良いんじゃないかな?」

「もうラブライブ終わってるよ!?」

今は大喜利大会じゃないからね!?

「えへへ、なんだかみんなを見てたら少しだけ緊張が解れたずら」

「ルビィもちょっとだけ落ち着いた…かも」

「うんうん。それは良かった」

「人間、力んでいるより自然体の方がより良いパフォーマンスを発揮できるものなのです」

「千歌は自然体の方がポカやらかしそうな気がするけどね」

「果南ちゃん酷くない!?」

「冗談だって」

そう言ってハグしてくる果南ちゃん。最近は暖かいだけじゃなくて、少しドキッとするから困る。

「まーた果南がたらしこんでるわね」

「果南さんの女癖の悪さは今に始まったことではないでしょうに」

「二人とも誤解を生むようなこと言うのやめて!?」

「誤解じゃなくて事実を述べただけよ?」

「違うからね!?」

果南ちゃんがいじられてる側なのも珍しい気がする。

チカと曜ちゃんと三人で遊ぶときはいっつもチカがいじられてばっかりだったからなぁ。

「それでは花丸さんとルビィも落ち着いたことですし、そろそろミーティングを始めましょうか」

ダイヤさんの一言で打って変わったように静かになる部室。

「まず、先程は曲を作らないとと言いましたが、実はもう曲は完成しています」

「ええっ!?」

「えっ?なんで梨子ちゃんが驚いてるの?」

「私…、新曲なんて作ってない…」

「まあ梨子は知らないでしょうね」

「今回の決勝の曲はちょっと勝手かなぁと思ったけど、私たち三年生で作ったんだ」

「果南ちゃんたちが!?」

驚きのオンパレードで軽くパニックになる一、二年。

「勿論、皆さんに聴いていただいて没だと思えばまた曲を新しく作りますが」

「取り敢えず聴いてみて。曲名はWATER BLUE NEW WORLDよ」

WATER BLUE NEW WORLD…。青い水の新世界?海のように広がる未来ってことなのかな?

なんてことを考えていると流れ出す三年生の三人が作り出した新曲。

まず聴いて一番最初に思ったのが、これは紛れもなくAqoursのために作られたAqoursのためだけの曲だということ。

それも、これから卒業して旅立っていく三年生から見た私たちの曲。私たちへのエールのような曲。

そして、三年生自身がこれから旅立っていくことへの決意と決別の曲。

「凄い…」

気付けば声と共に涙も溢れていた。

「どうでしょうか…?」

「凄い…!凄いよ!この曲でいこう!っていうかこの曲以外あり得ないよ!」

「うん!私も千歌ちゃんに同感!」

「私が作る曲より凄い…」

「そりゃ一応私たちの方が学年としてもスクールアイドルとしても先輩だからね」

「メロディーは私とダイヤで作ったんだけど?」

「歌詞書いたんだし良いでしょ!」

今まで感じてなかったわけでは無いけど、三年生の格の違いを感じさせられた。

「最高のステージに最高の曲…、うゅ…。また緊張してきたよぉ…」

「おらも…」

「はぁ…、またそれ?」

「だって絶対失敗できないもん!」

「失敗できないのは今までだって一緒でしょ。それより、こんな良い曲をみんなにちゃんと届けなくてどうするのよ」

「善子ちゃん…」

「浦女の名を刻む準備は出来たのよ。後は私たちが頑張るだけ。違う?」

「そうだね…!がんばるびぃ!だよね!」

「ええ!それでこそリトルデーモンよ!」

三年生の想いが強く伝わってきて、今までに無いぐらいのやる気が全身から沸き起こってくる。

早くこの曲をみんなに届けたい!それも完璧なパフォーマンスで!

その思いはみんな一緒で、この二ヶ月は今までに無いぐらい一生懸命練習した。

今までだって一生懸命じゃなかったわけではないけど、それ以上に密度も熱意も全てが違った。

これなら最高のパフォーマンスが出来る!そう確信できるような練習が出来たと思う。

そうしてとうとう決勝の日を迎えた。

「みんな!来たよ!」

「ええ…!」

「ここまで沢山のことがあったけど、まずみんなにお礼を言わせて」

軽く深呼吸して曜ちゃんの方を向く。

「曜ちゃん!ずっと一番そばでチカのことを支えてくれてありがとう!」

「うん!」

「梨子ちゃん!Aqoursのために素敵な曲を沢山ありがとう!」

「ええ!」

「ルビィちゃん!沢山のスクールアイドルに関する知識を教えてくれてありがとう!」

「うん…」

「花丸ちゃん!膨大な知識で歌詞や色んなことをサポートしてくれてありがとう!」

「えへへ…」

「善子ちゃん!いつも部室の空気を明るくしようとしてくれてありがとう!」

「こういうときぐらいヨハネって呼びなさいよ!」

「あはは…。果南ちゃん!小さいときからだけど、チカたちのことを引っ張ってくれてありがとう!」

「うん」

「鞠莉ちゃん!理事長として、三年生の一人として、学校やAqoursのために一生懸命頑張ってくれてありがとう!」

「ふふっ」

「ダイヤさん!私たちがスクールアイドルを始めるって言ったときから、影でずっと支えてくれてありがとう!」

「千歌さん…」

今日は絶対に泣かないぞって決めてたのに、次から次に涙が込み上げてきた。

「あれ…?やだなぁ…。なんでチカ泣いてるんだろ…」

「千歌ちゃん…」

「駄目なのに、ずっとここにいたいって、別れたくないって思っちゃうの…!」

「千歌。旅立ちは別れなんかじゃないよ。私たちのツナガリはそんなもんじゃないでしょ?」

「果南ちゃん…。うん、そうだよね…!」

「どうしよう…、また緊張してきちゃった…」

少し青ざめた顔で言うルビィちゃん。

「ルビィちゃん、そういうときは楽しいことを考えると良いんだよ」

「楽しいこと…?」

「そうだ!決勝が終わったらチカと一緒に松月行こうよ!あっ、でも駅前に新しく出来たクレープ屋も捨てがたい…」

「うん!クレープ屋行きたい!」

「えへへ、じゃあ決まりだね!」

みんなをぐるりと見回すと、それぞれがそれぞれの想いを抱えた顔をしていた。

「みんな!この瞬間のことを!最高のトキメキを!胸に焼きつけよう!」

「「「Aqoursー!!!サーンシャイーン!!!」」」








「やりきったね…」

「うん、最高だった」

ポツリと溢れた言葉に同意してくれる曜ちゃん。

「ルビィも、もう満足しちゃった…」

「私もですわ」

「全て出しきったずら…」

見ればみんな同じような反応だった。

結果は堂々の一位。だったのだけど、正直順位なんてどうでも良くて。

この九人で出来る限りの最高のパフォーマンスが出来た。それだけで十分だった。

みんな達成感に満ち溢れてて、笑顔に溢れてて。

私たちの一年間はこのためにあったんだなってそう思えるぐらい今日のステージは輝いていた。

でも楽しい時間は無情にも有限だった。

「帰りましょうか」

ダイヤさんの一言で帰り支度を始める私たち。

てあれ!?携帯どこ!?

「千歌ちゃん?どうしたの?」

「いやー、携帯が見つからなくて…。ごめん!先行ってて!」

「りょーかいであります!」

そう言って先に帰りのバスに向かう曜ちゃんたち。

初めて東京のイベントに出たときは電車だったのに、私たちのためにバスを借りてくれるぐらいには認めてもらえたんだなと少し感傷に耽りながら、携帯を探すこと3分。

「あった!」

全く…、なんで私の携帯がクローゼットの中にあるのさ…。

急いでみんなのところに行こうと外に出てバスに向か───おうとした時、突然バスが爆発した。

「…………えっ?」

その瞬間私の意識が途切れた。

───────

─────

───

気付いたら私は自分の部屋にいた。

日にちを確認しようと携帯に手を伸ばすと、携帯の側に見慣れない新聞紙があった。

その新聞紙の見出しには、

「μ'sに憧れた八人のアイドルグループに訪れた悲劇…?」

「どういうこと…?Aqoursは九人じゃ───

『みんなは遊びたがりの女の子って知ってる?』

『三人しか映ってないのに、四人いるように見えるんだよ』

「そんな…」

『誰かが楽しそうに遊んでると、ずっと傍で見てるんだって』

『一緒に遊びたいんだろうなぁって思って誘うと、凄く嬉しそうに仲間に加わって一緒に遊び始めるんだよ』

「まさか…」

『ねえあなた、スクールアイドル好きなの?』

『えっ…?』

『私はリーダーの高海千歌!あなたも一緒にスクールアイドルやらない?』

「そんなことって…」

『その女の子が言うの。『もう満足しちゃった』って』

『そしたら、その女の子と遊んだ人はみんな死んじゃうの』

「嘘だ…」

『やりきったね…』

『───も、もう満足しちゃった…』

「嘘だよ…!あんなのただの都市伝説で…」

その時、後ろから聞き慣れた甘ったるい声がした。

「───ねえ千歌ちゃん。クレープ屋、楽しみにしてるね♡」
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

『千歌「遊びたがりの女の子…?」』へのコメント

当サイトはコメントシステムとしてDisqusを使用しています。
コメントの投稿にはDisqusへのアカウント登録が必要です。詳しくはDisqusの登録、利用方法をご覧下さい。
表示の不具合、カテゴリーに関する事等はSS!ラブライブ!Disqusチャンネルにてご報告下さい。