黒澤の拳 世紀末救世レズ伝説

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ルビィ-アイキャッチ1
~沼津駅~

ルビィ「ふぁ~……やっと着いたね」

理亞「うん」

ルビィ「函館からようこそ、理亞ちゃん♪」

理亞「……別に、わざわざ東京まで迎えに来てくれなくてもよかったのに」

ルビィ「ちょうどアキバにも行きたかったし、どうせなら合流しちゃおうかなって」

理亞「そう……ありがと」

ルビィ「えへへ」

→→バスで内浦へ→→

ルビィ「とうちゃ~く……あれ?」

理亞「……なんか、荒れ果ててない?」

ルビィ「なんで……内浦が一面荒野になってる……何があったんだろう……」

理亞「ど、どうする……?」

ルビィ「うゅ……とりあえず浦の星に行こっか……」



pixiv: 黒澤の拳 世紀末救世レズ伝説 by 藍植りん太

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~浦の星女学院前~

ルビィ「これは……」

ボロボロの服を着た内浦の民たちが通りに沿ってズラリと土下座している

理亞「何が起こっているのコレ……」

??「ギラン! レズ帝様の御視察よ! 全員土下座しなさい!」ボボボボ

ルビィ「この声は……」

理亞「あ、あんた! 火炎放射機なんか振り回して何を……」

??「むぅ? 土下座してない罪深き者よ! 汚物は消毒だ~!!」ボオアッ

理亞「ぎゃあああああああああああああああ!!」ボオッ

ルビィ「理亞ちゃぁ!! 貴様ァ! ピギィッ!!」ボゴォ

善子「ぐへぇ!! ル、ルビィ!?」

ルビィ「これはどういうこと、善子ちゃぁ!」

善子「ぐ……ルビィが居ない間に、内浦は変わったのよ! レズ帝様の天下にね!! あとヨハネ!」

ルビィ「レズ帝様……?」

その時、地平線の彼方から地響きが

ドドドドドドド……

ルビィ「あれは……」

近づいてくる無数のバイクやバギーの一団

その先頭にいたのは――うちっちーの駆る巨大な三輪バイクの頂点の玉座に座る、桜内梨子ッ!!

善子「レ、レズ帝様~!」

ルビィ「梨子ちゃぁ!?」

梨子「ふーん……帰ってきたのね、ルビィちゃん」ニヤニヤ

ルビィ「これは……何があったんですか!」

梨子「御覧の通りよ。この内浦は私の手の内に堕ちたの! この音ノ木レズ聖拳最強の拳・桜内鳳凰拳の正統伝承者であり、極星の帝王・桜内梨子のね!」

ルビィ「音ノ木レズ聖拳……!」

理亞「桜内鳳凰拳正統伝承者……こいつが?」

ルビィ「理亞ちゃぁ無事だったの」

理亞「ほら私って炎属性だし」

善子「ヨハネは闇属性……ぐふっ」

梨子「フフ……桜内乱れる時、黒澤現ると聞くわ。ならば黒澤レズ神拳伝承者であるあなたと闘うのが私の宿命……!」シュタッ

ルビィ「うゅ……受けて立ちます」

梨子「この体に流れるは帝王レズの血! さあかかってくるがいいわ」フフフ

ルビィ「……!」グッ

理亞「……あいつ、構えないの? 隙だらけに見えるけど」

梨子「桜内鳳凰拳に構えはないの。構えとは防御(ネコ)の型。我がレズにあるのはただ制圧前進のみ! 来ないのならこちらから行くわよ……!」ダッ

ルビィ「むっ!」

梨子「極レズ十字拳ッ!」グワッ

ルビィ「ほっ!」サッ

梨子「なっ、見切ったですって……!?」

ルビィ「次はこっちの番だよ! 黒澤百レズ拳ッ! ピギギギギギギギギギギギッ! ピギィ!!」ズドドド

梨子「ぐはぁ!?」ググッ

善子「レズ帝様っ!」

ルビィ「秘孔・人中極を突いたよ。梨子ちゃぁはあと三秒でイく!」

理亞「よしっ、ルビィの勝利ね!」

梨子「ふーん……面白そうね。ならばその三秒を数えてあげましょう」

梨子「ひとーつ!」

梨子「ふたーつ!」

梨子「みーっつ!」

ルビィ「…………っ」

理亞「そんな……なんでイかないのよ!」

梨子「フ……フハハハ!! この体に黒澤レズ神拳は効かないわ! 私の体は生まれついての帝王の体! 誰も私を倒すことは出来ないのよーッ!」

善子「さすがレズ帝様~!」

ルビィ「うゅ……ならもう一度! ピギギギギギギギギィ!!」ズドドド

梨子「無駄よ! 極レズ十字拳ッ!」ズバァ

ルビィ「あう……っ♡」ドサッビクビクッ

理亞「ルビィ!」

梨子「拳の速さ、寸分狂わぬ秘孔への突き、さすが伝承者ね。だが! 貴女はこの体に流れる帝王の血に負けたのよッ!!」

理亞「まだよ! まだ私がいる! 喰らうがいい! 華麗なる鹿角水鳥拳を!」

タタタッ ダッ クルッ ピョン

理亞「ヒョーッ! シャオッ!!」シュバッ

梨子「おりゃあ!」ゴッ

理亞「んぁあぅっ♡」ドサッビクビクッ

梨子「口ほどにもない……さて、それじゃ今日はこの3人を美味しくいただくことにしましょ♡」ジュルッ

善子「3人……えっ、私入ってる!? レズ帝軍なのに!?」

梨子「それじゃ、いただきま~す♡」

ルビィ「ぴぎっ……」

???「松浦白鷺拳・レズ脚空舞!」ズバッ

梨子「ひゃん!?♡」ビクッ

???「狼藉はそこまでだよ、レズ帝」

梨子「……果南さん」

果南「それ以上ルビィ達に手を出すつもりなら、この松浦白鷺拳正統伝承者・松浦果南が相手してあげる」

梨子「フフッ……いいわ。ここは一旦引いてあげる。果南さん、あなたと手合わせするのはそれ相応の舞台を用意してから……」

果南「……梨子、もうあの頃には戻れないの? みんなでAqoursをやってた、楽しかったあの頃に……」

梨子「私はレズ帝! 過去などとうに捨てたのよ! さ、バイクを出しなさい」

うちっちー「ヨーソロー!」ブルンブルン

梨子「ではさらばだ! フハハハハハ!!」

ドドドドドドドドドドドド……

果南「梨子……」

ルビィ「か……果南ちゃぁ……」ビクンビクン

果南「さ、こっちおいで。理亞ちゃんも一緒に。話はあとで」



~レズスタンスアジト~

果南「ただいま~」

鞠莉「果南! 良かったわ無事で……!」ハグッ

果南「もう、心配性だなぁ」ナデナデ

鞠莉「かなぁん♡」

果南「あ、お客さんがいるんだ。さ、ほらほら入って」

ルビィ「おじゃまします……」

理亞「ど、どうも……」

善子「わ、私までいいのかしら……」

鞠莉「ワァオ! ルビィじゃない! よく帰ってきたわね!」

ルビィ「う、うん……うっ……!」ガタッ

鞠莉「だ、大丈夫?」

果南「3人ともイかされたばっかりだから、ゆっくり休ませてあげないと……」

鞠莉「まあ……じゃあ3人ともこっちで横になってて。飲み物用意するね。水は全部レズ帝軍に徴収されて、配給のアイスティーしかないんだけど」

コトン……コトン、コトン……

果南「……ん? 私達だけ? 鞠莉の分は?」

鞠莉「わ、私はさっき飲んだから喉乾いてないの!」

果南「うそをつくな」ニコッ

鞠莉「!」

果南「嘘をついてまで我慢なんかしなくていいよ。みんなで分けて飲もう」

鞠莉「果南……!」

善子「ごめんなさい……レズ帝軍の私まで……」

果南「いいんだよ。よくレズ帝軍から戻ってきてくれたね」

ルビィ「その……レズ帝軍って?」

果南「そっか、ルビィはなんにも知らないんだよね」

ルビィ「ルビィが居ない間に何が……」

果南「……ルビィが出発してすぐのことだった。梨子が突然『レズ帝』を名乗り、内浦をレズの粛清で支配下に置いたんだ」

理亞「いや内浦から東京までの往復間でなんでここまで街が荒廃してんのよ……」

鞠莉「私達、反レズ帝派は団結して反抗したんだけど、梨子っちの操る桜内鳳凰拳の前に次々と倒れ……今じゃ散り散りに」

ルビィ「そんな……」

善子「レズスタンスは風前の灯……私みたくレズ帝に忠誠を誓うか、レズ奴隷になるかしか生きる道は無かったの……」

ルビィ「花丸ちゃぁや、おねぇちゃぁの行方は……?」

鞠莉「残念ながら……」

バタン!!

曜「動くな! レズ帝軍だよ!」

よしみ「ついに見つけたよレズ帝様に逆らうレズスタンスめ!」

いつき「神妙にレズ縄につけぃ!」

むつ「レズ」

果南「くっ、見つかったか!」

ルビィ「曜しゃん……そんな! なんでレズ帝側に!」

善子「無駄よルビィ……曜さんはずっと前からリリーのレズ奴隷だったのよ……」

ルビィ「ええ……じゃあ神モブの3人は?」

よしみ「それだよ! 私達にはちゃんと名前だってあるのにやれモブだのライブのルールを守らずステージに押し寄せる迷惑ファンだの!」

いつき「1クールのモブよりも1回のレズ! レズ帝様は私達にちゃんとした役割をくれた! 脚本の都合でいいように扱われるなんてもう真っ平御免なわけよ!」

むつ「レズ」

曜「それじゃあ果南ちゃんには一緒に来てもらおっか。レズ帝様が待ってるよ」

果南「……私が大人しく着いていくと思う?」グッ

曜「へー、鞠莉さんがどうなってもいいのかな?」

果南「チッ……」

果南(曜1人ならなんとかなる。でもその隙に神モブ3人が……ルビりあはまだ戦える状態じゃないし……)

果南「……分かった。私はどうなってもいい……だから他のみんなは……!」

曜「それは果南ちゃんの態度次第だよ。来い!」グイッ

鞠莉「果南!」ダッ

いつき「おっと行かせませんよ」グイッ

鞠莉「ぐっ」

果南「大丈夫だよ。すぐに帰ってくるから、待ってて、鞠莉」ニコッ

鞠莉「果南……分かった、待ってる」

曜「ほら、さっさと行くよ」

果南「……曜、全部終わったら、分かってるよね?」ギロリ

曜「おお怖い怖い」

ザッザッザッザッ…

よしみ「……さてと、実は果南さん以外はここで処分せよとの命令なんだよね」

いつき「私達の音ノ木一二三拳でイかせてあげましょう」

むつ「レズ!」ベキッバキッ

鞠莉「そんな……!」

善子「なんて卑怯な奴等なのレズ帝軍め!」

ルビィ「うゅ……堕ちたものだね。真面目に私達をサポートしてくれた皆さんが」

よしみ「ほざけ! 今やこの内浦はレズ帝様のもの! いくらルビィちゃんでも容赦はせん!」

いつき「ヒャッハー!! やっちまえい!!」

むつ「レズゥ!」

ルビィ「みなさんなんか、ルビィと理亞ちゃぁの敵じゃない!」

理亞「ふっ……そういうことよね」

善子「ちょ……二人ともまだイかされたばかりで体が……!」

ルビィ「そのくらいちょうどいいハンデだよ」

理亞「鹿角水鳥拳の美技、とくと味わいなさい!」

ルビィ「ピギギギギギギギギギギギギィ!!」ズドドドド

理亞「ヒョーッ! シャオッ!!」シュバッ



~レズ帝十字陵~

巨大なピラミッドがそびえ立ち、その頂上へと至る道の両脇には内浦中から集められたレズ奴隷が並ぶ

その異様な光景を見渡せる櫓の上に、レズ帝の腰かける玉座
その前に果南は引き出された

梨子「……来ましたね。果南さん」ニヤリ

果南「梨子……」

曜「貴様! レズ帝様に対してその不敬な態度はなんだ!」

梨子「……」カチッ

θ<ブブブブブブブ…

曜「んぁひっ♡ あぁっしょんないきなり……んんっ……!」ビクンビクン

梨子「下がっていなさい。彼女は大事なゲストなんだから」

曜「は、はひぃ……♡」スゴスゴ

梨子「さて、果南さんには――」

果南「聞かせてよ梨子! なんでこんなことを……みんなの内浦をどうして……! この街への、浦の星への愛は無いの!?」

梨子「……愛、ですか。そんな感情、私はとうに捨てました!!」

果南「そんな……」

梨子「フフフ……皮肉ですね。この私に最後まで反旗を翻したあなたも私の足元にひれ伏した。そしてあなたの手で、このレズ帝十字陵を完成させるの」

レズ帝は傍らにそびえる、巨大な直方体の岩を見やる
それは壁だった

梨子「この聖壁を頂上まで運んでもらいます。レズ帝十字陵最後の頂は松浦白鷺拳正統伝承者によって築かねば点睛を欠くのよ!!」

果南「ぐっ……」

梨子「ちなみに拒否すれば、これまでに捕らえたレズスタンスを全員レズ処刑しますよ?」

果南「わ、分かった。運ぶよ……ふんぐっぐぅ……!!」ズシッ

梨子「さあ行きなさい!! 音ノ木レズ聖拳と極星のレズ帝桜内梨子の威を賛えるレズ帝十字陵、その頂上の壁を飾るのよ!! フハハハハハ!!」

果南「ぐっ……ハァ……ハァ……」ノシッノシッ

果南は巨大な岩壁を背負い、ピラミッドを一段、また一段とゆっくり登っていく

果南「……あぅ……」フラッ

梨子「その聖壁を地につけてはダメよ! もし地に落とせば人質の破瓜の血で償うことになります!!」

果南「うう……」ヨロヨロ

曜「……あの、り、梨子ちゃん」

梨子「……何かしら、曜ちゃん?」

曜「えっと、その……さすがにやりすぎなんじゃ……一応さ、仮にも仲間だったわけだし……せめてお水を補給させてあげても――」

梨子「ほう……フフフ、いいわよ。あなたの家族……大好きなお父さんをレズにするのと引き換えならね」

曜「なっ……!? そ、そんな……私は……」ブルブル

果南「……曜、ありがとう。その気持ちだけで十分だよ」

曜「果南ちゃん……ごめん……本当に……!」

果南「大丈夫……この壁をみんなの命と思えば重くはない……たとえこの力尽きようとも、私の魂で支えてみせるよ……はぁはぁ……ふっ……!」ノシッノシッ

タッタッタッタッタッ……!

ルビィ「果南ちゃぁ!!」

理亞「ハァハァ……なにこれピラミッド!?」

善子「ゼェ……ハァ……ゲッ、リリー……」

梨子「フフ……待ってたよルビィちゃん。やっぱりモブ程度じゃ相手にならなかったか」

梨子「あと裏切り者の堕天使は後でキッツいお仕置きね」

善子「ひィっ……」

ルビィ「果南ちゃぁ今行くよ!!」ダダダッ

果南「来るな!!」

ルビィ「うゅ……」

果南「来ちゃダメだよ……私はこの聖壁を積まなきゃいけない。この壁は人質の命……そしてAqoursの風紀の乱れを防ぐことのできなかった私の痛み……!」

梨子「どこまでもおろかね。Aqoursの乱に責を感じているとは」ニヤリ

ついにレズ帝十字陵の頂上までたどり着いた果南。しかしそこには足枷が設置されていた……!

果南ファン女子「えいっ!」カチャカチャ

果南「ぬっ!?」

果南ファン女子「すみません果南さん……でもこうするしか……!」

果南「……梨子、私に壁を抱えたままこの場で死ねと言うんだね」

梨子「フハハハハ!! その通りです! 松浦白鷺拳正統伝承者の血が漆喰になってこそ十字陵はより堅固なものとなるのよ!!」

果南「いいよ梨子。散ってイったみんなのためにせめて聖壁を積もう!! でもこのレズ帝十字陵はいずれ崩れ去る! 黒澤レズ神拳伝承者の手によって!! それが桜内の宿命!! 桜内は天帝の星として輝かず!!」

ルビィ「もう我慢できない! 果南ちゃぁ!」ダダダッ

理亞「ああっ、ちょ……ルビィ!」

梨子「フッハハ! とどめ!」ググッビュッ

梨子は手元にあった百合の花を投擲。百合は果南の胸に深々と突き刺さった。

果南「ぐはぁ!!」

ルビィ「果南ちゃぁ!!!」

果南「ル……ルビィ……どうやら私の命はここまで。ゆけ! 黒澤ルビィ! そして時代をひらけ!! 私はいつもルビィを見てるよ」

果南「さ……さらばだ!!」

ズズゥン……

ルビィ「果南ちゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

理亞「そんな……ここまでレズだのイくだのふわふわした描写で誤魔化してたのにホントに死人が出るなんて……」

梨子「フハハハハハ! 私一度果南さんに壁ドンしてもらいたかったけれど、まさか果南さんが壁にドンと潰されちゃうなんてね。おっかしwww」

ルビィ「梨子ちゃぁッ!! あなたの髪の毛1本もこの世には残しません!!」ゴォッ

梨子「フフ……その遠吠えがあなたの遺言となるのよ」スッ

梨子は玉座から立ち上がり、一歩一歩石段を上る。

梨子「フフフ……桜内乱れる時、黒澤現る……貴女と闘うのが私の宿命。人質なんか要らないわ。今こそ桜内と黒澤の決着をつけるとき!」ノッシノッシ

理亞「私も加勢する!」ダッ

???「なりません!」

理亞「え……あ、貴女は!?」

ダイヤ「この戦いを邪魔する者は、黒澤の長姉が許しませんわ!」

理亞「そんな! なんで!」

ダイヤ「うぬは黙って引っ込んでおれ!!」

理亞「う、うぬて……」

その時、並んだレズ奴隷の列から一人が飛び出し、その手に持ったナイフを梨子の太ももに突き立てた!

ドカッ!!

梨子「!? ん!?」

花丸「ハァ……ハァ……!」ブルブル

ルビィ「花丸ちゃぁ!?」

花丸「許さないずら……よくも、よくも果南ちゃんを……!!」

梨子「……見て、彼女を。果南さんへの想いがこんな子供すら狂わすの!」

理亞「いや子供て。1歳違いでしょ」

梨子「愛ゆえに人は苦しまねばならない!! 愛ゆえに人は悲しまねばならない!! 愛ゆえに……」


~回想~

千歌「普通怪獣な私だけど、彼氏くらいはイケメンな男子がいいなぁ。三浦春馬くんとか」

梨子(どんなに想っていても、ノンケの千歌ちゃんに私の想いは届かない……)

梨子(こんなに苦しいのなら、悲しいのなら……愛などいらぬ!!)クワッ

~回想終了~


梨子「私はその時から愛を捨てた! いや、帝王の星が目覚めたの!! 帝王に愛など要らない!! はむかう者には死あるのみ!!」

理亞「回想の中身が薄い……」

ルビィ「梨子ちゃぁ……それでも、私は梨子ちゃぁを止めりゅ!」グッ

梨子「フフ……黒澤レズ神拳ではこのレズ帝を倒すことはできない!! 貴女は神が与えたこのレズ帝桜内梨子の肉体の前に敗れ去るのよ!! 滅びるがいい、愛とともに!!」

梨子「えやーーーーっ!」グワッ

ルビィ「レズ脚空舞!」ズバァ

梨子「ぐあっ!? ルビィちゃん……果南さんの松浦白鷺拳を!!」

ルビィ「一度見た技なら、ルビィはマネっこできるもん! 果南ちゃぁの心はルビィが受け継ぐ!」

梨子「フフフ……ファーハハハハーーー!! おろかな女。どこまでも悲しみをひきずっていくつもりなのね!! だがこのレズ帝はちがう!! 聖室を開けーーい!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

レズ十字陵の側面の一部が開き、空間が現れる。

???「…………」

ルビィ「あ、あの影は……!」

???「うーん……あれ、明るい……」

ルビィ「千歌ちゃぁ!」

千歌「ぅえっ!? 開いてる!! ルビィちゃん!?」

そこには鎖に繋がれた千歌が!

梨子「フハハハ!! この十字陵は愛しき千歌ちゃんへの最後の心!! そしてこの私の愛と情の墓でもあるのよ!!」

千歌「り、梨子ちゃん……」

ルビィ「千歌ちゃんを永遠に閉じ込めることで、想いを無理やり断ち切るつもりなんですね……!」

梨子「フフ……ルビィちゃんの拳では血を流すことはできても、この帝王の血を絶やすことはできない!! フフ!! さあ突いてきなさい!! 秘孔を、性感帯を、突きなさいルビィちゃん!!」

ルビィ「ハァアアアアアアア!! アタァ! アタタタタタァ!!」ズドドドド

梨子「フフ……効かないわ。ククク、なぜ効かないか分からないでしょう。遊びはここまでよ。イきなさいルビィちゃん!!」ズアァ

ルビィ「ひとーつ!」

梨子「!?」

ルビィ「ふたーつ!」

ルビィ「みーっつ!」

梨子「何を……ぐっ!? あうっ♡ んギっ……はっ♡ ひぐぅっ……♡」ビクッビクッ

ルビィ「どうやら効いたみたいだね」

梨子「ま、まさか秘孔を……!? どうして私の体の謎を……」

ルビィ「教えてくれたんだよ、果南ちゃぁがね」

ダイヤ「驕りましたわね梨子さん。貴女の体の秘密は、果南さんが知っていたのですわッ!!」

理亞「うわぁびっくりした! 急に大声出さないでよ……」

ダイヤ「……」

ルビィ「果南ちゃぁが攻撃した時、梨子ちゃぁは気持ちよくなってたよね――」


???『松浦白鷺拳・レズ脚空舞!』ズバッ

梨子『ひゃん!?♡』ビクッ


ルビィ「――あの時の攻撃位置から梨子ちゃぁの性感帯を割り出したよ」

ルビィ「“逆”……なんでしょ?」

梨子「……ッ!」

理亞「ど、どういうこと?」

ダイヤ「梨子さんは特異体質なのです。心臓が胸の左側ではなく、右側にある。故に血管や神経も表裏逆。性感帯も表裏逆なのですわ」

理亞「なるほど、それで秘孔が通じなかったのか……」

梨子「フ……フハハ……さすがに黒澤レズ神拳伝承者ねルビィちゃん! ならばこちらも音ノ木極星の拳の伝承者として奥義を尽さねばならないわ!!」スッ

梨子「桜内鳳凰拳奥義・天翔十字レズ!!」バシィン

ルビィ「梨子ちゃぁが構えを……!」

梨子「フフ……帝王の拳・桜内鳳凰拳に構えはない!! 敵はすべて下郎レズ!!」

梨子「でも対等の敵が現れた時、帝王自らが虚を捨てて立ち向かわねばならない!! すなわち天翔十字レズは帝王の誇りをかけた不敗の拳!!」

ルビィ「そっか……ならこっちも――」スゥゥゥゥビシッ

ダイヤ「ぬ! あれは黒澤レズ神拳秘奥義・レズ破の構え!!」

理亞「レズ破の構え……?」

ダイヤ「黒澤レズ神拳はレズの守護者。レズ乱れた時、レズをも破るといわれる、黒澤レズ神拳究極の秘奥義ですわ!!」

パラ……パラパラパラ……

善子「これは……」

理亞「雹……」

梨子「フフ……天も宿命の対決に興奮して潮を吹いているわ!! 行くわよルビィちゃん!! 天空に極星はふたつはいらないのよ!! ファハハハーーーーッ!!」ゴウッ

梨子は宙へと舞い上がった
下降してくる梨子をルビィは迎撃

ルビィ「ピギギギィッ!!」ブァッ

スカッ!

ルビィ「すり抜けた!?」

梨子「フハハ! 私は天空に舞う羽根! どんな達人にも砕くことはできない! 千歌ちゃん、もうすぐあなたの十字陵は完成するわ! そして黒澤レズ神拳1800年の歴史もここで幕をおろすのよ!」

千歌「それチカは喜んでいいの……?」

梨子「極星はひとつ! 天に輝く天帝は南レズ十字星! このレズ帝・桜内梨子の将星よッ!! とどめよルビィちゃん!」バッ

ルビィ「――黒澤レズ神拳奥義・レズ破活殺!!」ボッ

梨子「おほぉお゙っ♡」ドゴッ

千歌「梨子ちゃん!」

梨子「ぐはぁ……なんという……闘気で私の秘孔を突くなんて……でも闘気だけで私をイかせることはできないわよ!! 羽根と化す桜内鳳凰拳に絶頂の拳をつきいれることはできない!!」ググッ

再び天翔十字レズを放つため天へ舞おうとする梨子。しかし……

梨子「なっ!? と……翔べない!! あ……脚が!! 感じちゃって足腰が立たないッ……!」ガクガク

ルビィ「秘孔を突きました。もう梨子ちゃぁは跳べないよ!!」

梨子「フックク、そっか……鎧もはがれ、翼までもがれたというわけね!! でも!! 私はレズ帝桜内梨子!! 音ノ木レズ聖拳の帝王!!」

梨子は逆立ちの体勢から、両腕の力だけで飛び上がった!!

梨子「ひ……退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!! 帝王に逃走はないのよぉ!!」ブワァッ

ルビィ「……終わりだよ、梨子ちゃぁ!!」ゴゴゴゴ

ルビィ「黒澤有情レズ翔破!!!」ドゴォッ

梨子「あひィィィィ……っ♡ ル、ルビィちゃん……苦痛を生まず眠るようにイく有情拳を……こんな私の絶頂さえ、情で見送るというの……?」

ルビィ「…………」

梨子「フッ……鳳凰のレズ帝の夢はついえたか……。さ……最期に聞きたいことが……」

ルビィ「なんですか?」

梨子「愛や情は哀しみしか生まない……なのになぜ哀しみを背負おうとするの? なぜ苦しみを背負おうとするの?」

ルビィ「……哀しみや苦しみだけじゃあないよ。梨子ちゃぁも、ぬくもりを覚えているはずだよ」

梨子「ぬくもり……」フゥッ

理亞「桜内の顔から、完全に険がとれた……」

ルビィ「さあ、一番イきたい人の前でイくといいよ」

梨子「フッフフフ……負けね……完全に私の負け……。黒澤レズ神拳伝承者……修羅レズの国・音ノ木坂から逃げ落ちた私のかなう相手じゃなかった……」

梨子はよろけながらも千歌の許へ歩み寄る。

梨子「ち……千歌ちゃん……」

千歌「梨子ちゃん……ホントに、馬鹿だよ……!」ギュッ

梨子「ああ、千歌ちゃん……私はずっと、ずっとあなたのことを……」

千歌「大丈夫だよ。ずっと一緒だから……」

梨子「――――」

ビクビクッ プシャァァァァ…

千歌「梨子ちゃん……? ねえ梨子ちゃん……梨子ちゃんっ……!」

ルビィ「――哀しい女よ、愛深きゆえに……」

ダイヤ「わが生涯最強の敵がまたひとり――」



千歌「っていうPVはどうかな!」

梨子「却下」

千歌「えーーーー! なんで!?」

梨子「逆になんで千歌ちゃんはそれが通ると思ったの?」

花丸「マルの出番ちょっとしかなかったずら……」

善子「私なんてモヒカン役じゃない……終盤は空気だし」

ルビィ「ピギギギギギギギギギギギギッ! ピギィ! お前はもう……死んでいる」キャッキャッ

曜「ひ……ひでぶっ!」キャッキャッ

善子「その二人はなぜかノリノリだし……」

果南「善子はまだいいって。私なんて死ぬんだよ?」

千歌「でもカッコいい役どころじゃん!」

果南「まあそうだけど……」

鞠莉「果南の秘孔を突いちゃいマース! えいっ♡」プニッ

果南「訴えるよ。暴力に」

ダイヤ「…………」

鞠莉「どうしたのよさっきから黙っちゃって。KING軍幹部のダイヤ」

曜「スローすぎてあくびがでるぜ」

千歌「死ね、くまどりやろう」

ルビィ「交首破顔拳!」

CYaRon「ひ! で! ぶぅるるるるるる!」キャッキャッ

善子「北斗の拳好きすぎでしょあんたら」

鞠莉「千歌っちに言われてちゃ~んと予習もしたんだから。この映画でね♪」

『Fist of the North Star 北斗の拳』

梨子「ハ、ハリウッド実写版……」

花丸「それでダイヤさんはどうしたの?」

ダイヤ「いえ……ラオウ役になれば、必然的に弟――いえ妹が3人に……! おほーっ! わたくしは拳王になりますわ!」

果南「ダメだこりゃ」

理亞「……わざわざ函館から呼び出されて何なのこれ」

聖良「千歌さん、私の出番は……?」

千歌「聖良さんかー……うーん……聖良さんといえば……おっぱい……マミヤ……」

聖良「…………」

千歌「……いや、聖良さんといえばやっぱりバブみ! ということで慈母星のユリアで!」

聖良「ふふっ、まあいいでしょう」

ルビィ「ユリア……」

ダイヤ「お前は天を握った女にふさわしい女!」

聖良「あらあら」ニコニコ


おわルビィ!
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『黒澤の拳 世紀末救世レズ伝説』へのコメント

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2018年5月26日
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