にこ「アイドルやってみない?」希「う、うん!」

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1: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:01:44.61 ID:4Kpiy4Qu.net
希(今日から私も高校生か、緊張するな~)

希(高校はたくさん友達できるといいな.....)

先生「じゃあ、まずは自己紹介をしていきましょうか」

希(いけない、自己紹介何も考えてない!)

希(え~っとえ~っと.....)ウーンウーン





絵里「絢瀬絵里です」

元スレ: にこ「アイドルやってみない?」希「う、うん!」

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2: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:04:48.35 ID:4Kpiy4Qu.net
希(よし、こんな感じで....)

希(ああ、最初らへんの人全く聞いてなかった!!)

希(うう~、初日からミスばかりだ.....)


先生「東絛さん?」

希「へ?」

先生「次は東絛さんの番よ?」

希「あ、は、はい!!」ガタ


クスクス


希「東絛希です、出身は~」カアア




にこ「..........」ジー
3: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:07:49.05 ID:4Kpiy4Qu.net
希(うう、失敗ばっかりだ....)


先生「じゃあ、次は矢澤さん」

にこ「はい」

にこ「矢澤にこです、アイドルを目指してます。皆さんも興味あったら一緒にアイドルやってみませんか?よろしくお願いします」

シーン

「アイドルだって」クスクス
「あれ本気なの?」クスクス


希「か.....」

希「かっこいい....」


絵里「.........」
6: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:09:57.94 ID:4Kpiy4Qu.net
休み時間
希(休み時間か....)

希(この時間に誰か話しかけてみたいな...)

希(けど、最初の方聞いてないんだよね、どうしよっか....)


にこ「矢澤にこです。アイドルを目指してます。」


希「.........」

希「話しかけてみようかな....」
8: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:14:32.11 ID:4Kpiy4Qu.net
希「や、矢澤さん」

にこ「.......東絛さん?」

希(名前覚えてくれてる)パアア

にこ「もしかして.....」

希「?」

にこ「東絛さんもアイドルに興味あるの!?」

希「えええ!?」

にこ「え、違うの?」

希「いや、ちょっと話してみたいなって.....」

にこ「あ、ごめん、勝手に勘違いして...」

希「だ、大丈夫」
10: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:17:56.48 ID:4Kpiy4Qu.net
希「私、東絛希、希で大丈夫だよ」

にこ「私は矢澤にこ、にこでいいわよ」

にこ「よろしく」スッ

希「うん、よろしく」スッ

希「ええっと...」

希(まず何か話題は.....)




希「に、にこはアイドルが好きなの?」

にこ「やっぱりアイドルに興味があるのね!?」

希(いけない、墓穴掘った)
11: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:23:00.20 ID:4Kpiy4Qu.net
放課後
希(いろいろとにこと話せたけど....)

希(この子、本当にアイドル好きなんだな)

にこ「そういえば、希は部活もう決めた?」

希「え、まだだけど....」

希(あ、これは....)

にこ「じゃあ、私と一緒にアイドルやりましょうよ!!」


希「う、う~ん」

希(そうなるよね....)

希(アイドル......)


希『行くよ~、希パワー、注入!!』プシュッ


希「む、無理ぃ....」ボンッ
14: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:27:52.68 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ「えええ、やりましょうよ」

希「いいよ、私あんまり可愛くないし....」

にこ「え、希凄い可愛いじゃない?」キョトン

希「.........えっ」カアア

にこ「それにスタイルだっていいし...人気アイドルも夢じゃないわよ」ニッ

希「~~~///」

にこ「あら、照れてるわね」ニシシ

希「か、堪忍して~」

にこ「うふふ、じゃあ私は希はアイドルやってくれたら嬉しいわよ、そういう理由じゃダメ?」

希「え?」
15: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:29:16.79 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ「私は希とアイドルやってみたいわ」

希「........」

にこ「だから.....」





にこ「アイドルやってみない?」

希「う、うん!」
21: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:35:39.42 ID:4Kpiy4Qu.net
次の日
希(本当に高校ってすごいな....)

希(まさか私がアイドルなんて....)

希(にこの足を引っ張らないように頑張らないと!!)





にこ「アイドル部の部員集まったわよ!!」

希「にこ頑張り過ぎやん!!」
25: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:41:26.85 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ(関西弁....?)

にこ「いや、けど募集したらすぐに集まったわよ?」

部員A「よろしくね、東絛さん!」

部員B「東絛さんもアイドルやるんだ~、意外~」

部員C「まあ、楽しんでやって行こう!!」


希「う、うん、よろしく!!」
28: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:46:10.20 ID:4Kpiy4Qu.net
一週間後
にこ「部室申請通ったわよ!!」

希「やった!」

部員A「意外とすんなり通ったね!」

部員B「やった、部室がもらえる!」

部員C「早速行こうよ!」


部室
部員A「部室だー!!」

希「意外と綺麗だね」

にこ「去年、三年生がいなくなってつぶれた部室らしいわよ」
29: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:50:21.24 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ「さてと....」

にこ「それじゃあアイドル同好会の練習日程を決めましょう!!」

部員A「そうだね!まずどの曲踊る?AKB?」

にこ「いや、まずは少し走らないと」

部員B「......え?」

にこ「みんな受験で身体が鈍ってるでしょ?体力つけないと何曲も踊れないし」

部員C「あ、そうだね、そりゃそうだよ」アハハ


希(.........?)
34: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 21:58:49.98 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ「えっと、それじゃあ近くの神社にちょうどいい階段があるから朝はそこで....」

部員B「ちょ、ちょっと待って!!朝練なんかするの?」

にこ「そうよ?」

部員C「飛ばし過ぎじゃない?」

にこ「う~ん、けど来月に部活勧誘会あるじゃない?」

にこ「私はあそこでライブをやりたいんだけど.....」

希「ら、ライブ!?」

にこ「そ、部員も増えるかもしれないし、新しく作った私達を知ってもらうにはいい機会でしょ?」

にこ「だから、みっともないところ見せるわけには行かないでしょ?」

希「そうだね、私頑張るよ!!」

部員C「それだったら私も...」


にこ「よし!辛いかもしれないけど頑張るわよ!!」

みんな「おーーー!!」
36: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:01:54.97 ID:4Kpiy4Qu.net
屋上
にこ「屋上を借りることができたわ」

部員A「わあ、私の学校屋上行けなかったから新鮮!!」

希「風が気持ちいいね!」

部員C「うぅ、昨日の筋肉痛が....」

にこ「さあ、ステップから確認しましょう!!」
37: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:05:24.72 ID:4Kpiy4Qu.net
希(そして...)


部員A「ねーねー、こここう移動した方が良くない?」

部員B「うーん、この部分歌いずらいね」

部員C「衣装はちょっとフリルつけて~」

にこ「さあ、もう一本やりましょう!!」

みんな「うん!!」


希(初めてのライブ!!)
38: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:09:20.39 ID:4Kpiy4Qu.net
希(みんな、最初はいろいろと不満を垂れたりもしたけど....)

部員A「私またタイム伸びた!!」

部員B「うぅ~、私もすぐに抜かしてやるんだから!」

希(ライブが近づくにつれ、みんな一致団結で頑張って不満を言う者はいなくなった)

にこ「さあ、そろそろ始まるわよ!」

希(この5人なら、どこまでも行ける!!)

ガーー

希(幕が上がっていく....)
42: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:11:11.99 ID:4Kpiy4Qu.net
希「そんな....」

部員「.......嘘でしょ?」

部員「私達、あんなに頑張ったのに....」

部員「こんなことって....」




にこ「観客......0.....」
49: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:19:00.57 ID:4Kpiy4Qu.net
部員「こんなんじゃ、私達が踊る意味なんて無いじゃない!!」ダッ

にこ「待って!!」ガシッ

部員「何で.....」

にこ「お客さんがもしかしたら来るかもしれない、私達は踊らなくきゃダメよ」グッ

部員「そんなこと.....!!」

にこ「曲が流れるわよ、配置に戻って!」


結局、私達のライブは散々なものだった。
乱れたフォーメーション
嗚咽の混じった歌
決して綺麗とは言えない踊り

私達のライブは最悪の形で終わりを告げた
55: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:23:01.33 ID:4Kpiy4Qu.net
次の日
希(朝練、行く気がしないな....)

希(今日は体調悪くて朝練行けない...送信)

学校
にこ「おはよう」

希「お、おはよう」

にこ「体調大丈夫?」

希「う、うん」チク



希(にこの目、少し腫れてたな)
56: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:24:46.91 ID:4Kpiy4Qu.net
部室
にこ「今回は失敗に終わったけど次は頑張りましょう!!」

にこ「実は来月スクールアイドルの大会があって....」






部員A「.....もう嫌だ」
60: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:29:45.38 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ「.........何が?」

部員A 「もう嫌よ、私!!」

部員A「私だってこれでも頑張ったのよ!?」

部員A「なのに、観客が誰もいないってどういうことなのよ!?」

にこ「.......今回は知名度、タイミング、運どれも悪かっただけよ」

部員B「そんなこと言わないでよ!私1ヶ月間このために頑張ってきたんだよ!」

部員C「私だって友達の遊び断ってまで練習したんだよ!」
65: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:33:27.12 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ「.....観客は私達がどれ程努力したかなんて見てないわ」

部員A「ふざけないでよ!!」ガシッ

部員A「にこはこういう経験にはもう馴れてるかもしれないけどね、私達はこんな仕打ち初めてなのよ!!」


希「そ、それは違うよ!!」

部員B「違わないよ!!にこには私達の気持ちなんてわからないよ!!」

希「けど、にこっちは.....」

希(目を腫らして....)




にこ「......わかったわ」
68: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:36:58.98 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ「しばらくは活動を自由参加にするわ」

希「にこ!!」

にこ「これからどうするか考えていきましょう......」




部員C「どうする、これから?」

部員A「......私はもう辞める、アイドルなんて向いてなかったのよ」

部員B「私も、あんなのもう思い出したくない.....」

部員A「.....希は?」

希「私は.......」
70: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:42:19.11 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ「アイドルやってみない?」


希「私はアイドルを....」

部員C「もう、あんな思いしたくないよぉ...」グス


希「!!!」


フラッシュバックする
みんなで辛くても頑張ってきた練習
精一杯考えた振り付け、衣装
考えられる最高の準備を私達はしてきた


だけど......


あの誰もいない場所を思い出す


私達が必要とされていない
私達の努力は全くの無駄なんだと


私がいくら頑張っても.....


それなら.....
73: 名無しで叶える物語(こんにゃく【22:37 震度1】)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:47:07.13 ID:4Kpiy4Qu.net
数週間後
部員A「希、帰ろう!!」

希「うん!」

部員B「今日どこか寄っていく?」

部員C「いいね!!」


私はあれから部活に行っていない

にことも最近は全く話さなくなった

これでよかったんだ....

所詮、私にアイドルなんて無理だったんだ



なのに、なぜこんなにモヤモヤとしてるのだろう......
79: 名無しで叶える物語(こんにゃく【22:37 震度1】)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:51:39.54 ID:4Kpiy4Qu.net
次の日
希「やけに早く起きちゃったな.....」

希「この時間帯....」



神社
希「..........」

希「いや、けどまさか.....」


「.......ハァ......ハァ」

希「!!!」

にこ「.........希?」
81: 名無しで叶える物語(こんにゃく【22:37 震度1】)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:54:22.11 ID:4Kpiy4Qu.net
希「ごめんね、練習に来たわけじゃないのに」

にこ「いいのよ、久しぶりに話せたしね」

希「.......まだ走ってたの?」

にこ「あぁ、大丈夫、さっきので朝の分はちょうど終わったから」

希(あれからずっと走ってるの?って意味だったんだけどな.....)




にこ「........ごめんね」
82: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 22:58:31.43 ID:4Kpiy4Qu.net
希「なんで、にこが謝るの....?」

にこ「私、少し焦ってたのよ」

にこ「新しくみんなとアイドル出来ることになって、早くライブがしたくて」

にこ「短期間で仕上げようとしてみんなの気持ち考えないで、観客0なんて考えられなくはなかったのにね」

にこ「私は部長失格よ」

希「違う!!」

希「違うよ、私達が弱かったのがいけなかったの!!挫けた私達が!」

にこ「希.......」
84: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 23:02:58.04 ID:4Kpiy4Qu.net
希「にこは凄いよ、私には持ってない熱意、想いがあるよ....」

希「ねえ、何でにこはそんなに頑張れるの?」



希「アイドルって何なの?」




にこ「...........」


にこ「私、ファンレターもらったことあるの」
85: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 23:06:59.90 ID:4Kpiy4Qu.net
にこ「どこにでもいるような端役だったけど一通だけもらったことがあって....」

にこ「そこにある『これからも頑張ってください』って文字を見るとまだまだ頑張れるの」

にこ「だから、今の私は応援してくれる人のおかげでこんなに頑張れるの」

にこ「だから、アイドルはファンを大切にするのよ」


希「そっか......」

希(じゃあ、私には無理だな....)

にこ「さ、早くしないと学校遅れるわよ」

希「うん!」
86: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 23:10:15.88 ID:4Kpiy4Qu.net
放課後
希「にこ」

にこ「何?」

希「私にも手伝えることない?」

にこ「え?」

希「もう一度アイドルやってみようとは思えないけど、にこのために何かしたいの.....ダメ?」


にこ「........」

にこ「ううん、嬉しい!」

にこ「じゃあ、ステップの確認したいから部室からカメラ持ってきてくれる?」

希「うん!」
89: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 23:13:09.78 ID:4Kpiy4Qu.net
部室
希「あったあった」

希「よし、じゃあにこのところへ」

パサッ

希「何か落ちた.....ノート?」

パラパラ

希「何書いて......」


『フォーメーションに関しての反省』


希「!!!」
91: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 23:16:58.93 ID:4Kpiy4Qu.net
希「これ、まさか.....」

『衣装のコストと見直し』

希「この前のライブに対して全部見直してる」

『部員A→ターンが苦手、体幹を鍛えればもっと綺麗に回れる』

希「私達のことまで......」







『希→原石!希ならぜったい凄いアイドルになる!!』
94: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 23:21:49.21 ID:4Kpiy4Qu.net
屋上
にこ「あ、希カメラ見つかっ」

希「にこ!!」ダキ

にこ「の、希!?」

希「私、やっぱりアイドルやる!!」

にこ「えええ、何で!!?」

希「私、にこの期待に答えたい、にこが凄いアイドルになれるっていうなら頑張れる!!!」

にこ「あのノート見て.....」

希「お願いにこ!!一度辞めて勝手だとは思ってる!!けど!!」

にこ「........バカね」ギュッ

にこ「戻ってきてくれてありがとう、希.......」
99: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/16(火) 23:24:47.09 ID:4Kpiy4Qu.net
部員A「希、アイドルやるんだね」

部員B「私達はやっぱり無理だよ....」

部員C「どうして希はそんなに頑張れるの?」


希「応援してくれる人がいたから」


3人「?」


希「私のこと、応援して、絶対に凄いアイドルになれるって言ってくれたから」



希「だから私は頑張れるの」


終わり
147: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:04:47.05 ID:nKVGErQb.net
続き
翌日
にこ「さて、希が戻ってきてくれて凄い嬉しいんだけど......」

にこ「このままだと少しキツいのよね」

希「どうして?」

にこ「今度大会あるのよ....当日参加okだからまだ申請はしてないんだけど.....」

にこ「今回は大会だから見てくれる人は多いしね」

希「そうだね、私もリベンジしたい!!」
150: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:10:12.56 ID:nKVGErQb.net
にこ「けど、このままだとデュエットになるでしょ?」

にこ「希は数週間ブランクがあるからデュエットだとさすがにバランスが悪いのよ」

希「そっか.....ごめん」

にこ「いや、戻ってきてくれただけで嬉しいよ、本当に....ただ、きちんとした形にするにはせめてもう一人.....三人でユニットを組んで私をセンターにした方が今回はバランスがいいのよね」

希「なるほど、人数も少ないし私だけが悪目立ちするのもちょっと嫌だね」

にこ「う~ん、部員A達は戻って来そう?」

希「私ちょっと聞いてみるね」
151: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:14:34.26 ID:nKVGErQb.net
部員A「やっぱり私達はキツいかな....」

希「そっか....」

部員B「けど、やっぱり戻ったんだね」

部員C「私達、応援するよ!!その大会行きたいからいつやるか教えてよ!!」

希「本当に!?その大会は~」




希「う~ん、やっぱり無理か、というよりどうしよう、部員ちゃん達くるんじゃ余計無様な姿は......」ブツブツ

ドンッ

「きゃっ!!」

希「あっ、ごめんなさい!!大丈夫ですか!?」

絵里「だ、大丈夫よ....」

希(あれ、この人.....)
152: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:17:34.57 ID:nKVGErQb.net
希(綺麗な人やな、モデルみたい....)

希(それに綺麗な金髪....外国の方かな....)

希(そ、そうだ!!)キュピーン



絵里「ちょ、ちょっとまじまじと見られると恥ずかし....」


希「あ、あなたアイドルやってみない!?」

絵里「え、ええ?」
153: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:21:18.91 ID:nKVGErQb.net
絵里「な、何いきなりアイドルって....」

希「あ、ごめんなさい....私今スクールアイドルって言うのやってて.......」

絵里「スクールアイドル?」

希「そ、そう!今有名のだと.....A-RISEとか!!」

絵里「.......」

希「どうですか、あなたならあるからに」

絵里「A-RISEってATXのテレビにいつも映ってる?」

希「!そうです!!知ってるなら話が速...」

絵里「お断りするわ」
154: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:25:16.79 ID:nKVGErQb.net
希「え、何で.....」

絵里「一度見たことあるわ、今大人気のスクールアイドルだって...」

希「そうです、歌も踊りも上手な可愛い...」

絵里「.....あれが?」

希「.......え?」

絵里「私に言わせればあんなの素人レベルよ」

希「そんな言い方っ!!」








絵里「どうせあなたや他の人たちもそんなレベルでしょ?」
156: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:29:58.81 ID:nKVGErQb.net
部室
にこ「あ、希どうだった?」

希「にこ!!!」ガシッ

にこ「えっ、何よいきなり....」

希「練習するよ!!!」

にこ「えっ、それより部員達は....」

希「私達だけで大人気だよ!!!」

にこ「えええ!?だからブランクとかあるし...」

希「そんなもの、ウチが挽回するから!!!」

希「さ、行くよ!!」

にこ「ちょ、ちょっと待って何いきなりやる気出て....あ、引っ張らないで....きゃあああああああ!!!」ズザザザザ





希(絶対に見返してやるんだから!!!)
160: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:36:23.43 ID:nKVGErQb.net
大会当日
希「よし、にこっち次だよ!!」

にこ「全く....急に熱血キャラになっちゃって.....体調は大丈夫?」

希「うん!!筋肉痛もだいぶ前に治ったし!!」

にこ「本当にあれから必死に練習したわね...よくついてこれたと感心するわ....」

にこ「ま、アイドルを馬鹿にしたって人がいるなら私も燃えないわけにはいかないけどね」ゴゴゴゴゴゴ

希「うん、あの人はどうせいないだろうけど....有名になって見せつけてやるんだから!!」

にこ「それじゃあ、行きますか!!」

希「うん!!」



にこ「1!!」

希「2!!」
162: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:42:04.26 ID:nKVGErQb.net
部員C「良かったよ~」ブワッ

希「ちょ、ちょっと泣くことはないよ~」

部員B「けど、本当にびっくりだよ、私達のライブから凄い上手くなってる!」

にこ「まあ、死ぬほど練習したしね...」

希「思い出すと少し気持ち悪くなってくるわ....」

部員A「あはは、けど私達いなくなって少し心配だったけど大丈夫そうで良かったよ」

にこ「まだ、あんた達の籍残してるわよ?」フフフ

部員A「いやあ、遠慮しておくよ」

部員A「けど、応援してる!!これからも頑張ってね!!」

希「うん、ありがとう!!!」
163: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:44:53.80 ID:nKVGErQb.net
にこ「希が戻ってこなかったらこうして部員達とも話すこともなかったのかもね....」

にこ「ありがとね、希」

希「ううん、にこのお陰だよ」

にこ「ふふっ、じゃあ帰る準備しましょうか....」



「あの......ちょっといいかしら?」
164: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:49:05.19 ID:nKVGErQb.net
二人「?」

「今日の大会で特別賞もらった二人よね?」

希「あ、はいそうですけど....」

「ちょっとこのあと時間あったらお話させてもらっていい?」

にこ「私はいいけど......希は?」

希「私も別に大丈夫...」

「じゃあ決まりね、近くのファミレスでいいかしら?」

にこ「構わないわ」
165: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:53:06.03 ID:nKVGErQb.net
ファミレス
希「えっと、それで私達に何か用ですか?」

「そうね......じゃあ伝えたいことを先に言うわね」













「私とユニットを組まない?」
168: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 21:59:21.93 ID:nKVGErQb.net
希「!!!?」

にこ「っ.....あなた大会一位の人でしょ、何で私達に?」

「....熱意よ」

希「熱意?」

「あなた達のライブを見て他のアイドルにはない、確かな熱意を感じたわ....」

希(その熱意には怒りも含まれてるんだけど......)

にこ「わ、私達は最近あと一人加わったらいいなって話してたからいいけど....希は?」

希「わ、私もあの凄いライブできる人なら喜んで....」

「ふふふ、ありがとう」

「じゃあ自己紹介ね」


















ツバサ「私は綺羅ツバサ、ツバサって呼んでね」
172: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 22:03:53.13 ID:nKVGErQb.net
にこ「私は矢澤にこよ、にこで構わないわ」

希「私は東條希、希でいいですよ」

ツバサ「ふふ、よろしく、ユニットなんだし硬くせずに行きましょ」

にこ「それにしてもびっくりね.....」

ツバサ「?」

にこ「ツバサさ....ツバサってATXでしょ、あんなにダンスも歌も上手いのにそれでもA-RISEに入れないなんて.....」

ツバサ「..........」ゴゴゴゴゴゴ

にこ(え、何地雷踏んだ?)

希「つ、ツバサ?」

ツバサ「ちょっと話していい?」ブスー
173: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 22:08:24.67 ID:nKVGErQb.net
ツバサ「A-RISEは知ってるわよね?」

にこ「うん、ATXで一番凄いアイドル達を合わせてユニットを組むって.....」

ツバサ「それ、私最終予選まで残ったのよ」

希「へえ、凄いね!やっぱりあの実力だもん」

ツバサ「そう、というより私はあの中で一番上手いって言っても過言じゃなかったわ」

にこ「凄い自信ね.....」











ツバサ「そんなことないわよ......私の衣装だけビリビリに破かれてるくらいなんだから」
174: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 22:15:27.88 ID:nKVGErQb.net
希「それ、まさか....」

ツバサ「まさか、学校内に年齢の階級あるとは思わなかったわ」

にこ「酷い話ね....」

ツバサ「上に報告しても認めてもらえず、私は辞退.......やった三年生はA-RISE入りよ」

ツバサ「だから、私は復讐することにしたの」

希「復讐......?」

ツバサ「夏に大きなスクールアイドルの大会があるの」

にこ「ああ、あの有名な」

ツバサ「もちろん、A-RISEも出るわ.....私はそれに出てA-RISEに勝つ!!」

ツバサ「でも、私一人では勝てない....だから私と一緒に出てくれる仲間を探してたの」

ツバサ「学校の子は上級生から圧力をかけられて組んでくれなかったの」

にこ「だから、アイドルの大会に出て探してたのね」

ツバサ「そうよ」
175: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 22:19:55.38 ID:nKVGErQb.net
希「けど、私なんて初めて少しもしないよ」

ツバサ「そこは大丈夫よ、私も出来る限りの指導をしていくわ、大事なのは熱意、アイドルに対しての熱意が強いなら.......」

にこ「確かに....そんなアイドルの風上にも置けないやつはほっとけないわね」ゴゴゴゴゴゴ

希「にこ!?」

ツバサ「ふふ、決まりね」
185: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 22:32:55.36 ID:nKVGErQb.net
次の日
ツバサ「じゃあ、休憩にしましょうか」フゥ

にこ「........ハァ......ゼェ」

希「......ゼェ..........ゼェ」

希(さすが、トップレベルのスクールアイドル......練習量が半端じゃない)

ツバサ「最初からこのペースは速かったかしら?少しペースを落とす?」

二人「まだまだ大丈夫!!」


ツバサ「ふふ、じゃあビシビシ行くわよ?」
186: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 22:36:22.20 ID:nKVGErQb.net
希(そこから数ヶ月....私達は死にものぐるいで練習した)

ツバサ「にこ、ターン遅れてるわよ!!」

にこ「了解!」

希(まあ、本当にキツかったけど.....)

ツバサ「希、今のステップの感覚忘れないで!!」

希「うん!」

希(私達は実感できるほどの成長を見せていった!)
192: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 22:47:59.35 ID:nKVGErQb.net
ツバサ「やったわね!予選突破よ!!」

希「やったあ!!」
にこ「私達がラブライブに.....夢みたいだわ!」

ツバサ「細かいことはメールに送るわ、もうそろそろ授業だし.....」

希「わかった、今日の練習から頑張らないとね!」

ツバサ「ええ、頑張りましょう!!」


にこ「えっと、メールは....」

にこ「ふんふん、えっ場所あんな所でやるの!?」

希「えっと、あとは.....」

「代表者は家族と顧問、他二名に対してチケットを渡すことができる」

希「これって....どういうこと?」

にこ「たぶん家族や他の人に無料で観れるチケットを渡せるってことじゃないかしら?」

希「ああ、なるほど」
193: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 23:04:56.47 ID:nKVGErQb.net
にこ「じゃあ、私達は合わせて4枚ね」

希「部員ちゃん達を誘おうよ!!」

にこ「ふふ、そうね、そうなると1枚は......」

希「う~ん、見たがってる人に渡すとか....」

にこ「そうなると欲しい人多くなるだろうし、私達が決めちゃった方が....」

絵里「ちょっとあなた達、次は移動教室よ」

希「あ、あなたは....」

希「.......ニッ」

絵里「!?」ゾクッ
195: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 23:11:09.99 ID:nKVGErQb.net
希「にこ、この人だよ、アイドルを馬鹿にした人」

にこ「えっ!?あっ、ふ~ん」ニヤニヤ

絵里「な、何よ二人して気持ち悪い笑み浮かべて.....」

にこ「あなた、アイドル踊りを素人レベルって言ってたらしいわね?」

絵里「そ、それが何よ、事実でしょ!!」

にこ「生で見てみたら違うかもよ?」

絵里「え?」

希「あげる!!」

絵里「あげるって何を」

にこ「私達のライブチケットよ、なんてたって全国大会の決勝よ?」

絵里「私そんなの興味な」

希「まあ、騙されたと思ってきてみなよ!!」

にこ「移動教室だから早く行きましょ!!」

絵里「あっ、ちょっと!!」

絵里「行っちゃったわ....」
196: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 23:14:21.37 ID:nKVGErQb.net
希「ねえ、にこ?」

にこ「何?」

希「いいタイミングじゃない?」

にこ「そうね....アイドルを侮辱する行為をしたA-RISEに復讐するチャンス」

希「アイドルを馬鹿にした人を見返すチャンス......」






のぞにこ「燃えてきた......!!」
197: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 23:18:36.20 ID:nKVGErQb.net
部員B「わあ、ありがとう!!」

部員C「絶対応援しに行くね!!」

にこ「ふふ、ありがとう」

部員A「それにしても、大丈夫?相手は卑怯な手を使ってくるんじゃ.....」

希「大丈夫だよ......目指すは....」



のぞにこ「優勝!!」
201: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 23:26:09.72 ID:nKVGErQb.net
ラブライブ当日
ツバサ「今日までたくさんの辛い練習を耐えてきた......後は全力を出すだけよ!!」

希「うん!」

にこ「ここまで来たらやるしかないわよ!」


A-RISE(以降アイドルA)「あら、そこに見えるのはツバサさんじゃないかしら?」

ツバサ「あんたら....」

アイドルB「選抜戦でも逃げ出したあなたのことだから今回も逃げ出すと思ったわ」ニヤニヤ

ツバサ「そう、あなたもそんなに化粧厚いとライトで崩れちゃうかもしれないから気を付けてね?」

アイドルB「っ.......このっ!!」

アイドルC「先輩の口の利き方がなってないんじゃない?」

ツバサ「あんたらを先輩なんて思った日は一度もないわ」
202: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 23:30:36.35 ID:nKVGErQb.net
アイドルA「それよりぃ、あなたの衣装大丈夫なの?また、破れてたりしたりなんかしてたら一大事だわ」

ツバサ「そんな心配は必要ないですよ」ニコ

アイドルA「あらそう、じゃあ健闘を祈るわ」



にこ「予想以上にムカつくやつらね...」

希「A-RISEには本当に負けたくないわね...」



ツバサ「.........」
203: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/21(日) 23:34:39.29 ID:nKVGErQb.net
ツバサ「おかしいわ、衣装がまだ来ない.....」

にこ「ちょっと大丈夫!?またあいつらに妨害されたんじゃ.....」

ツバサ「いえ、大丈夫よ、私が信頼する友達に頼みこんでおいたから.....上級生の命令なんかに従う人じゃないわ」

ツバサ(けど、何でだろう.....嫌な予感が拭えないわ.....)


ツバサ「今はとにかく待ちましょう.....」
213: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:08:41.55 ID:C3MieNHV.net
にこ「ちょっと、時間ヤバいわよ!」

ツバサ「おかしいわ.....電話何度かけても...あっ、あんじゅ!?衣装は」

「ツバサ.......ごめん」

ぷつっ

ツバサ「えっ、ちょっと!?あんじゅ!!!」

希「え、どうしたの!?」

ツバサ「何で......あの子は約束を無下にする子じゃ....」



アイドルA「あら、どうしたの?そろそろ着替えなきゃ」

ツバサ「あんた達.....あんじゅに何をしたの?」ゴゴゴゴ

アイドルB「嫌ねえ、私達はちょっと頼んだだけよぉ」

ツバサ「っ!!そんなんであの子が従うとでも!!」

アイドルA「いやあ、それにしてもあなたがそっちの練習に行っちゃって本当に気が楽だったわ」















アイドルA「生意気な後輩に『指導』することができたし」
217: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:13:48.16 ID:C3MieNHV.net
ツバサ「あんた達、あの子に何をしたの!!?」

先輩C「嫌ねえ、ただの『指導』よ?」









先輩C「『見えない所に傷をつけたり』、『裸にひんむいて撮った写真をネタにして脅したり』なんてことするわけないじゃない?」クスクスクス

ツバサ「..........許さない」ゴゴゴゴゴゴ

ツバサ「歯ぁ、食い縛りなさいよ!!」ダッ

ガシッ

希「待って、これじゃあ相手の思うつぼだよ!!」

アイドルB「ふふ、良かったわね、優しいお仲間がいて?」

にこ「見てなさいよ.......」ゴゴゴゴ

アイドルA「ふん、衣装を持たないあなた達に何ができるのかしら?」
218: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:16:01.23 ID:C3MieNHV.net
にこ「完璧にしてやられたわね....」

ツバサ「ごめんなさい....練習に集中するあまり、あの子達のことを気にかける余裕を無くしてたわ」

希「ツバサは悪くないよ....」

にこ「.........とりあえず、今の問題に対して考えていきましょう」
219: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:22:07.86 ID:C3MieNHV.net
希「私達の服ものの見事にバラバラだね.....」

にこ「まあ、私服だしね.....」

ツバサ「これじゃあ、さすがに無理ね....」

希「この前使ったライブの衣装は?」

ツバサ「無理ね....今から取りに行っても戻ってくるころにはライブが終わってるわ」

にこ「保険として持ってくればよかったわね....」

ツバサ「ごめんなさい、私のせいで....」

希「だから今は謝ってる場合じゃ....」




部員A「にこ、希!!!」
221: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:26:36.08 ID:C3MieNHV.net
にこ「え、部員A?それに部員Bも部員Cも....」

ツバサ「こ、ここ関係者以外立ち入り禁止よ?」

部員C「ご、ごめん、けど渡したいものがあって.....」

希「渡したいもの?」

部員B「はい、これ!!」




にこ「これ、私達の.......」

希「ファーストライブの......衣装」
224: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:30:07.94 ID:C3MieNHV.net
部員A「えーっと、綺羅....さん?ちょっと動かないでね........うん、ぴったり!!綺羅さんは私のとサイズほぼ一緒だね!!」

ツバサ「あなた達、なんで.....」

部員B「いやあ、前に衣装破かれて大変だったって話思い出して」

部員C「三人でここ寄る前に部室から一応取ってこようってなって....」

部室A「まあ、そのせいで遅れそうになったけどね」ニシシ

部員C「もう、部員Aちゃんが遅いからでしょ」

部員A「ちょっとそれ言っちゃう!?」

部員B「まあ、杞憂だったらお守りみたいなもので持ってきたんだけど......邪魔だった?」




にこ「さ.....」

部員「さ?」

ダキッ

にこ「最高よ、あんた達!!」
226: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:34:14.32 ID:C3MieNHV.net
部員A「予感的中で良かったよ」

ツバサ「本当に感謝するわ、あなた達」

部員C「いえいえ、大丈夫です」

部員B「それに........二人に言いたいことがあったし」

のぞにこ「?」

部員A「希は言ったよね『応援してくれる人がいるから頑張れる』って」

希「.....うん」

部員B「だから伝えたいの、もう私達はあなた達のファンだって」

部員C「そして、あなた達の頑張り、苦悩を知ってるからこそ言いたい.....」











部員「「「応援してる、頑張れ!!!」」」
229: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:39:40.57 ID:C3MieNHV.net
本番直前
にこ「ねえ、ライブ前に二人に伝えたいことがあるの」

希「奇遇だね、私もだよ」

ツバサ「ええ、私も」

にこ「私達さ、復讐とか見返してやるとかいろいろ考えながらやってきたけど.........」






にこ「そういうの、無しにしない?
230: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:44:04.17 ID:C3MieNHV.net
にこ「そんなことより、部員達や見に来てくれたひと、私達のファンのために私は歌いたい、踊りたい」

希「私も同じ気持ち」

ツバサ「私もよ」



にこ「よし、それじゃあ......」

スッ

にこ「今日みんなを一番の笑顔にするわよ!!」


にこ「1!!」

希「2!!」

ツバサ「3!!」
233: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 21:47:28.73 ID:C3MieNHV.net
私達のライブは最高のものになった

乱れることのないフォーメーションも
三人の声が見事に調和した歌も
息の合ったキレのあるダンスも



全て見てくれるファンのために


私達はA-RISEや優勝候補のアイドルを押し退け、見事ラブライブ優勝を手にした
236: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 22:01:41.12 ID:C3MieNHV.net
ツバサ「それで、来年もラブライブがやることが決まったらしいのよ」

にこ「え、本当に!?」

ツバサ「そうよ.....今度は敵同士ね」

にこ「やっぱりA-RISEに入るんだ?」

ツバサ「そうね、あの上級生達は全部追い出せたし......私が思う限り最高のメンバーでA-RISEを結成したわ」

にこ「そう、手強そうね」

ツバサ「負けないわよ?」ニッ

にこ「こっちこそ」ニッ
237: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 22:03:40.14 ID:C3MieNHV.net
希「にこ、どうしたの?」

にこ「あ、希、来年もラブライブやるらしいわよ?」

希「え、本当に!?」

にこ「本当よ、私達ずっと三人体制で練習してたから誰か勧誘してまた三人でやる?」

希「うーん、私はにこと一緒だったら何人でもいいけど......」

にこ「な、何言ってるのよ全く.....///」

絵里「あのう.......」
239: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 22:06:49.85 ID:C3MieNHV.net
希「あなたは.....」

絵里「この前はごめんなさい.....アイドルのことを悪く言って」

にこ「え?」

絵里「あなた達のライブを見て本当に凄いと思ったわ、馬鹿になんてしてごめんなさい....」

希「も、もう気にしてないよ」

絵里「いいえ、本当にごめんなさい、凄いわね、アイドルって......」


にこ「.........」ピーン

にこ「.........」チラッ

希「!........」コクン

にこ「じゃあ、やってみる?」


絵里「え?」







のぞにこ「あなた、アイドルやってみない?」

おわり
240: 名無しで叶える物語(こんにゃく)@\(^o^)/ 2014/09/22(月) 22:12:33.47 ID:C3MieNHV.net
読んでくれた方ありがとうございました

希がにこに誘われて葛藤しながらも入らないという選択をしたssを書いたことがあったので、逆のパターンも書けて良かったです
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『にこ「アイドルやってみない?」希「う、うん!」』へのコメント

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