善子「Villa Maryへようこそ?」

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鞠莉-アイキャッチ19


善子「はー、今日も疲れた」

善子「毎日毎日練習で、楽しいけど、ちょっと前で半ひきこもりだった私には堪えるわ」

善子「でも、今度の三連休はオールフリー!」

善子「ちょうど気になってたゲームも届くし、めいいっぱい遊ぶわよー!」



pixiv: 善子「Villa Maryへようこそ?」 by あめのあいまに。

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善子「って、帰ってみたらゲーム届いてないじゃない」

善子「なんかメールが来てるわね。嫌な予感が……」

善子「在庫不足により配送日変更ぅ? 届くのは……三日後って、連休終わってるじゃない!」

善子「なんでよ! 三か月も前に予約してたじゃない」

善子「はあ、他に予定入れてなかったし、一気に暇になっちゃったわね」

善子「せっかくの三連休なのに、もったいないわ」

ピロリン

善子「ん?」

善子「マリーからね。何かしら」

鞠莉『チャオ~。善子ってこの連休暇かしら? 暇よね』

善子「失礼ね、決めつけちゃって。私にだって予定くらい……確かにないけど」

善子「お生憎様。ヨハネは来たるべき終末に備え幽世に身を潜め魂を鎮めなくては、と」ピロン

鞠莉『I see. つまり予定がナッシングってことデスね』

鞠莉『だったらちょうど良いわ。マリィにグッドアイディアがあるんだけど』

鞠莉『詳しいことはサプライズだから、とにかく明日善子の家に迎えに行くわ』

鞠莉『楽しい旅へ、ヨハネを連れてったげる。もちろん、マリィのドライブでね』

善子「こっちの意見は聞く気もなし、と」

善子「もうっ、いったいなんなのよ。突然連絡してきたと思ったら」

善子「……まあ、別に良いけど。どうせ暇だったし、たまにはマリーの我が儘にも付き合ってあげたって」

善子「べ、別に楽しみとかじゃないけど。旅って言ってたし、念のため一泊分くらいの準備はしておこう」

善子「ふふっ、何を着ていこうかな」



善子「遅い……」

善子「てっきり朝のうちに来るかと思ったのに、もうすぐお昼じゃない」

善子「LINE送っても反応がないから、絶賛こっちに向かって運転中なんでしょうけど」

善子「そもそも、マリーの運転で大丈夫なのかしら。楽しい旅って、極楽浄土への片道切符だったりしない?」

善子「いえ、きっと平気よ。なんだかんだマリィって要領良いし。平気、よね?」

ブロロロロ……キキィィィッ

善子「今の音、もしかして」

Prrr...

善子「ひっ……マリーから電話だわ」ピッ

鞠莉『グッモーニン。善子ー? ついたわよー』

善子(やっぱり、マリーだったのね)

善子(私、生きて帰ってこれるかしら)

鞠莉『もしもし、聞こえてる? もしもーし?』



善子「思ったよりは普通ね。とりあえず天へと旅立つことにはならなそうで安心したわ」

鞠莉「ひどーい。ヨハネはマリィをなんだと思ってるの?」

鞠莉「こう見えても理事長、学生、スクールアイドルを一挙にこなす才女なんデスから!」

善子「それ自分で言う? 間違ってはいないけど」

鞠莉「でしょー? マリィは嘘はつけないタイプだから」

善子「はいダウト」

善子「それにしても、今日はどこへ連れてこうっていうのよ」

鞠莉「乙女は秘密を持ってビューティフルになっていくのよ」

善子「こんなの、乙女の秘密じゃなくて子供の悪戯でしょ」

善子「こっちは訳も分からないまま車に乗せられて、そのまま二時間も軟禁状態なんだからね」

善子「説明を受ける権利くらい、あると思うんだけど?」

鞠莉「まあまあ、落ち着いて。論より証拠、百聞は一見に如かず、よ」

鞠莉「ほら、着いたわ」

善子「何よ、こんな山奥で降ろしてどうするつもり……」ガチャ

善子「ぅて、わぁ……」

善子「なにこれ、凄い!」

善子(大きなお屋敷……まるで西洋のお城みたいな重厚な外観に、豪奢な装飾が木漏れ日に照らされて)

善子(ここだけ、物語の世界から飛び出してきたみたい)

鞠莉「どう? マリィのプレゼント、気に入ってくれた?」

鞠莉「こういうの、ヨハネは喜ぶかなって思って」

善子「ええ、ええ。流石マリーよ! 分かってるじゃない」

鞠莉「お褒めに預かりサンキュー。さ、立ち話もなんだし、中へ入ってちょうだい」

善子(ライオンのノッカー……こんなの、個人の家の門についてるの初めて見た)

善子「ここもマリーの別荘の一つなの?」

鞠莉「ええ、そうよ。私の家の、ね」

鞠莉「立派なのは良いんだけど、場所が場所だけにあんまり使われてないみたい」

善子「それは、もったいないわね」

善子(内装も凄い凝ってて、雰囲気あるわね)

鞠莉「でしょ? 掃除は定期的にしてるみたいなんだけどね。だったらマリィたちが使っちゃおうって」

善子「それって」

鞠莉「そう。次の合宿はここでやろうかなって。今日はそのための下見」

善子「なるほどね。でも、それならどうして私だけ?」

鞠莉「んふふ、それはー」ガバッ

善子「きゃっ、ちょっとくすぐったいって」

鞠莉「マリィがヨハネ様の忠実なリトルデーモンだからデース」

善子「だ、だったらその手をすぐ留めなさいって。ひゃ、はは……ひふふっ」

鞠莉「お断りしまーす」

善子「んもう、どこが忠実よ! 思いっきり反抗的じゃない……は、あははっ」

鞠莉「まだまだいくわよー!」

善子「ひー、ひーっ。も、もう。やめてったらぁ」



善子「ひどい目にあった……」

鞠莉「んー、いい汗かいたわ」

善子「マリーはそうかもね。私は最悪よ」

鞠莉「ソーリー。善子とのお泊りが楽しみで、ちょーっぴりハイになっちゃったの」

善子「あれでちょっと? 恐ろしいこと言うわね」

鞠莉「まあまあ。とりあえず汗を流しにいきましょ。実はここ、温泉をひいてるの」

善子「はあ、凄いわね。まあ私はマリーの後で良いから」

鞠莉「なーに言ってるの。一緒に濃密なバスタイムを送るのよ」

善子「え、一緒に入るの?」

鞠莉「イエース! レッツゴートゥザバスルームトゥギャザー!」



カポーン

鞠莉「はぁぁ、生き返るわねー」

善子「マリー、おっさんくさい」

鞠莉「仕方ないじゃない。この気持ち良さには逆らえませーん」

善子「というか、確かにすごいけど、なんで檜風呂なのよ。屋敷の雰囲気とミスマッチじゃない」

鞠莉「要は使い分けよ。温泉といったらやっぱりこうじゃないと」

鞠莉「それに、別に入っちゃえば外の様子は分からないでしょ」

善子「そうだけど……」

鞠莉「もーう、善子ってば以外にハードヘッドなんだから。そんなんじゃダイヤみたいになっちゃうわよ」

善子「そっちこそ。そんなこと言ってると、またダイヤに怒られるわよ」

鞠莉「それはー、ヨハネちゃんが告げ口しなければノープロブレム、でしょ?」

善子「どうしようかしら」

鞠莉「約束してくれないとー、こうよ!」ワシワシ

善子「ん、ふっ……もう、セクハラよ、ひゃん」

鞠莉「ノンノン。先輩と後輩の微笑ましいスキンシップじゃない。ほらほら」

善子「あのねえ、パワハラも追加する気? 今のご時世そんな理屈通じないからね」

鞠莉「ああ、善子ってばお肌すべすべ。しかも白い。髪も長くて綺麗だし、なんだかイケナイ気分になりそ」

善子「お願い、聞いて……」



善子「なんか入る前より疲れたわ」

鞠莉「まあでも、さっぱりしたでしょ?」

善子「それはね。とっても良いお風呂だったわ」

鞠莉「気に入ってもらえたみたいで良かった。ところでお腹空かない?」

善子「空いた。もうお昼とっくに過ぎてるし」

鞠莉「うふふ。それじゃご飯にしましょうか。食堂に行きましょ」

善子「これから作るの?」

鞠莉「いーえ。もう出来てると思うわ」ガチャ

善子「本当だ……いつの間に」

鞠莉「実はこのお屋敷、私たちの他に一人お手伝いさんがいるのよ」

善子「そうなの? 気づかなかった」

鞠莉「フフン。気配を隠し、闇に潜み、人目を避けて行動してるからね」

善子「どうしてそんな、忍者みたいな……でも格好良い!」

善子「んー、そこね!」ギラン

鞠莉「あ、ご飯作ったら買い出しに行くって言ってたから、今はいないと思うわよ」

善子「……そ、そう」カアアアッ

善子(そういうのは先に言ってよ。めっちゃ恥ずかしいじゃない)

鞠莉「車だろうし、食事してる間に戻ってくると思うわ」

鞠莉「会いたいなら紹介しましょうか」

善子「本当に? 後で隠れ身の術とか教わっても良いかしら」

鞠莉「忍者ではないわよ?」



善子「すっごい美人だった」キラキラ

鞠莉「でしょでしょ。マリィの家は全てがパーフェクトだからね」

善子「むかつくー。でも確かにそうよね。世界的なホテルチェーンで、別荘もいっぱいあって」

善子「娘さんは、こんなだけど。他は完璧ね」

鞠莉「ちょっと」

善子「冗談よ。私にしたら、マリーだって十分凄いし、尊敬してるわ」

鞠莉「もう、お上手なんだから」テレテレ

善子「ま、このヨハネには敵わないけど」

鞠莉「そういうとこよ、ヨハネ」

善子「急に真顔で突っ込まないで」

鞠莉「だってー。さっきからヨハネってば、マリィに冷たいんだもの」

善子「そんなことないと思うけど。後ろめたいことがあるからそう感じるんじゃない?」

鞠莉「ワッツ? 心当たりが全くないわ。ちょっと前までバスルームで熱烈に友情を深め合ってたくらいだもの」

善子「それよ、それ」

鞠莉「冗談は善子さん」

善子「やめなさい、マジで」

鞠莉「はい」

鞠莉「でも、善子だって少しは楽しかったんじゃないの?」

善子「少しはね。だけどマリーのテンションに合わせてたら私の身が持たないから」

鞠莉「オーゥ。それは果南に言って鍛えてもらわないと」

善子「冗談はよして」

鞠莉「善子さん?」

善子「小原!」

鞠莉「ごめんごめん。さて、おふざけはこれくらいにして、夕ご飯の準備をしましょ」

善子「ふざけてたのはマリーだけだけど。って、夕ご飯は作ってもらえないの」

鞠莉「ンー、頼めば作ってもらえると思うけど、せっかく食材もあるし、二人で作らない?」

善子「えー、めんどくさい」

鞠莉「そっか。私はヨハネと、ご飯作ってみたかったなあ……」シュン

善子「ああ、もう。分かったわよ。作ってやるわよ、だから元気出しなさい」

鞠莉「リアリー? やったー!」ピョンピョン

鞠莉「Yeah, I did it! Sick,epic,fantastic!!」

善子「テンションの差激しすぎでしょ。見てて怖いわ」

善子「理事長の仕事が大変で精神的に参ってるとか? 何か悩みあったら聞くわよ」

鞠莉「あ、平気。最初落ち込んだのは演技だから」ケロリ

善子「あなたねえ……はぁ、まあ良いわ。そんなことだろうとは思ってたから」

鞠莉「えっ。ということは善子はマリィが落ち込んでないと分かったうえで料理を作りたいと」

鞠莉「なーんだ。やっぱり善子も私と料理したかったのね」

善子「やっぱやめようかな」

鞠莉「あーん、ちょっとしたジョークじゃない。つれないこと言わないで」

善子(料理よりマリーの相手がめんどくさいわ)



鞠莉「はあ、一日ってこんなに短いものなのね」

鞠莉「楽しかったけど、もっとヨハネと遊んでいたかったわ」

善子「そうね」

善子(当然のように同じベッドで寝るのね。部屋はこんなに広いのに)

鞠莉「ね、善子」キュッ

善子「なに」

鞠莉「急に付き合わせてごめんね。迷惑じゃなかった?」

善子「何よ今更。マリーに迷惑かけられるのなんて、とっくのとうに慣れたから」

鞠莉「ふふっ、ありがと。善子は優しいのね」

善子「……別に」

善子「ところで、どうしてマリーって私のことを善子って呼んだりヨハネって呼んだりするの?」

鞠莉「あー、それは」

善子「いや、無理にとは言わないけど」

鞠莉「いやいや、大した理由があるわけじゃないの。それにノリだったり茶化したりしてる時もあるし」

鞠莉「ただ、なんというか。なんだか距離感を上手く掴めていないってのが本音かな」

善子「はぁ。なんだかマリーにしては珍しい気がするわ」

善子「私が知ってる限りだと、マリーって大人相手でも物怖じせず、すぐに誰とでも仲良くなっちゃうから」

鞠莉「ね。普段だったら誰にでもガッと行ってギュッとやるのが私流なのに」

善子(何その頭悪そうな表現)

鞠莉「まあ別にマリィもヨハネと仲が悪いとは思ってないわよ。自惚れじゃなきゃ、ヨハネもそうでしょ?」

善子「じゃなきゃ今日だって来てないわよ」

善子「ま、分かったわ。それで、私を誘ったのもそれが理由なの?」

鞠莉「え?」

善子「いや、私をここに連れてきた理由よ。昼間は誤魔化されたけど」

鞠莉「それは……合宿の下見で。善子はこういうとこ好きそうだし」

善子「でも、他の人には声かけてもないんでしょ?」

鞠莉「うん……」

鞠莉「善子の言うとおりね。私、善子ともっと距離を近づけたいって思ったの」

鞠莉「ギルキスでも、梨子と私で態度が違う気がして。善子にとって、私ってそこまで心を開く相手じゃないのかなって、不安で」

鞠莉「でも、どうすれば良いか分かんなくて。とりあえず二人でお泊りでもすれば、少しは仲良くなれるかなって」

善子「ふぅん。でも、もうちょっと教えてくれても良かったんじゃない、いろいろ」

鞠莉「断られたらどうしようって考えたら不安で、その場の勢いで強引に拉致しようと」

鞠莉「やっぱり、迷惑だった?」

善子「はぁー」

鞠莉「……っ」ビクッ

善子「馬鹿ねえ、マリーは」ギュッ

鞠莉「ぁ……」

善子「変なところで弱気になるんだから。心配しなくても、大丈夫よ。私はとても楽しかったから」

善子「まあでも、寂しい思いをさせたなら謝るわ」

善子「私もマリーのこと、放っておいても平気っていうか。ガンガン自分からくるタイプだと思ってたし」

善子「だから私から行くときは、梨子にばっかだったわね。からかうのが面白いってのもあるけど」

善子「でもまさか、マリーにこんな可愛い一面があったなんてね」ナデナデ

鞠莉「もう……」

善子「これからは遠慮なく、マリーにも絡みにいくわ。もうあなたも立派なリトルデーモンなんだから」

鞠莉「ふふ、それは楽しみね」

善子「……それにしてもヨハネったら罪な女。またしても一人、この魅力の虜にしてしまうなんて」

善子「ヨハネはね、博愛主義だけど独占欲も人一倍なの」

善子「一度ヨハネの僕となったら、嫌って言っても離さないから」

鞠莉「ヨハネ……ありがと」



善子「梨子。今度の休み、空いてる?」

梨子「うん。特に予定はないけど」

善子「そう、ならばやるわよ。サバトを」

梨子「サバト?」

鞠莉「……」

善子「ええ。私たちの、ギルキスの、不滅の契約を改めて誓い合うの」

梨子「ギルキスの? ってことは」

善子「当然、マリーも来るわよね?」

鞠莉「っ! ええ、もちのろんデース!」パァァ

鞠莉「不滅の誓いって、あれよね。生まれ出る時は違えど、死ぬときは一緒って」

善子「それじゃ三国志じゃない」ペシッ

鞠莉「あぅ」

鞠莉「ちょっと善子、いきなりチョップはひどいんじゃなーい?」ワキワキ

鞠莉「これはお仕置きデース」

善子「先手必勝!」シュッ

鞠莉「え……は、ひゃう」

善子「日頃の恨みよ! 覚悟しなさい」コショコショ

鞠莉「ひゃ、はは……ふぅ、ん、やめ、てぇ……っあはは」

善子「ほら、梨子も!」

梨子「ええ、私も?」

善子「普段梨子をからかってばかりの鞠莉に、ひと泡吹かせるチャンスよ」

梨子「からかってくるのは善子ちゃんもじゃ……」

梨子「でも……ごめんなさい、鞠莉ちゃん!」コチョコチョ

鞠莉「う、っそでしょ……ひゃはは、ふっ、あははは」

善子「そーれ、まだまだいくわよー」

鞠莉「ヨハネぇ、梨子ぉ、後で覚えてなさいよ」

梨子「ごめんなさい、ごめんなさい」コチョコチョ

鞠莉「ひゃふ……謝るくらいなら、ふふ、やめてって! ふ、ふふっ」

ダイヤ「なにやってるんですか、あの子たちは……」

果南「さあ? でもなんだか楽しそうだね」

曜「鞠莉ちゃんがあんなにいじられるのって新鮮」

千歌「最近になってからだよね。前は一歩引いてるというか、攻略不可能って感じだったけど」

花丸「今となっては隙だらけで見る影もないずら」

ルビィ「ああやってると、なんだか姉妹みたいだね」

鞠莉「梨子、ここでやめたら音楽室のピアノを梨子の好きなものに新調してあげる」

梨子「え、本当ですか」ピタッ

鞠莉「ついでにヨハネを確保してくれたら、生徒が自由に使えるビオラの購入も検討するわ」

梨子「ごめん、善子ちゃん!」ガシッ

善子「ちょっと、裏切る気!?」

梨子「ごめんね、ごめんね」

善子「謝るくらいなら離しないよ!」

鞠莉「ふふふ、ヨハネ? 形勢逆転ね」

善子「待ちましょう、マリー。話し合いましょう。私たち、きっと分かり合えるはずよ」

鞠莉「マリィたちに言葉はいらないわ。そうでしょ?」ジリジリ

善子「ひっ、やめっ。リトルデーモンのくせに主に逆らおうというの!? ちょ……っ、ふひゃ」

鞠莉「あっはははは。無様ね、ヨハネ。」コチョコチョ

善子「ひぅ、ふっ、はははっ……ぁんっ、どこ触ってんの! ちょっと、あははっ」

鞠莉「はあ、ヨハネったら触り心地抜群。いつまでもこうしていられそうだわ」

善子「じょ、冗談、ひゃ、はは……あふ、ふふっ、勘弁してぇ」

善子(頭が良くて、美人で、頼りになって)

善子(優しくて、気も利いて、お調子者でいつも明るく振る舞って)

善子(でも実は臆病で、誰よりも繊細で、だから時折とってもめんどくさくて)

善子(そういう時は、いつも助けてもらってるお返しに、私が彼女を支えてあげるの)

善子「ちょ、は、ははっ……そろそ、限界、ふ、ひゃ、あははっ」

鞠莉「ああ、駄目。ヨハネ様の魔力にマリィの手が勝手に動いちゃうわー」

善子(私は一人っ子だから分からないけど、マリーみたいなお姉ちゃんがいたら)

善子「いい加減にして~」

善子(それはきっと、幸せなことね)

おしまい
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2018年5月26日
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