善子「ねえねえリリー!」梨子「あ、ちょっと待って」

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よしりこ-アイキャッチ2
梨子「千歌ちゃんとお話しなきゃいけないから」

善子「……」

───
──

pixiv: 善子「ねえねえリリー!」梨子「あ、ちょっと待って」 by しずく饅頭

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善子「最近、リリーが冷たいのよね」

ルビィ「でね、昨日理亞ちゃんが電話でね?」

花丸「…うん」

善子「はぁ~…これが噂に聞く倦怠期ってやつかしら」

ルビィ「って言ってたの!ルビィもう夢中でお話しちゃった!」

花丸「そっか…ルビィちゃん楽しそうだね」

善子「ま、付き合ってすらいないんだけど」

ルビィ「えへへ、理亞ちゃんのことますます好きになっちゃうなぁ」

花丸「…オラ、ちょっと用事思い出したから先に図書室行ってくるずら」

ルビィ「うん、いってらっしゃい。…あ、理亞ちゃんからメッセージだ」

花丸「っ!」ダッ

善子「……」

ルビィ「~♪」

善子「ちょっとルビィ」

ルビィ「?」

善子「最近、理亞のことばっかりでずら丸のことおざなりになってない?」

ルビィ「そんなことないよ?」

善子「いやあるでしょ。さっきずら丸がどんな顔してたか分かってるの?」

ルビィ「うん、珍しくイラついてたね」

善子「は!?」

ルビィ「それでいて悲しそうな顔してた」

善子「何考えてるの?そこまで分かっててずら丸を煽るようなことばかり言って」

ルビィ「えへへ、内緒♪」

善子「わたし、たまにあんたが怖いわ…」

ルビィ「それじゃ、ルビィそろそろ図書室行ってくるね。練習には遅れるってみんなに伝えておいて?」

善子「あ、ルビィ!」

善子「…いっちゃった」

───
──


善子「リリー、ストレッチ組みましょ!」

梨子「あ、ごめんね…今日は曜ちゃんと組む約束しちゃってて…明日でいいかな?」

善子「うん、大丈夫…」シュン

果南「あ、それじゃあ善子はわたしと組も?」

善子「いいわよ」

善子(前はあとからでもわたしを優先してくれてたのに…)

曜「ほいっ」

梨子「痛い痛い痛い!」

曜「あ、やりすぎた」

梨子「もうっ!曜ちゃん!」プンスカ

曜「あははっ!ごめんごめーん」

梨子「むー…」

善子「なによ、楽しそうに…」

果南「それっ」グリッ

善子「ぎゃあああああああ!!」

果南「こら、ストレッチはちゃんとしないと怪我に繋がるんだからね?」

善子「ご、ごめんなさい…」

ガチャ

ルビィ「遅れてごめんなさい!」

花丸「ずら!」

善子「あ」

花丸「オラの用事が長引いちゃって…」

ルビィ「ううん、ルビィがマルちゃんの邪魔しちゃって」

花丸「そんなことないずら!ルビィちゃんは悪くないずら!」

ルビィ「マルちゃん…ありがとう♡」

花丸「えへへ…♡」

善子「な、なによあれ…どういうこと…?」

───
──


善子「ヤキモチを妬かせた?」

ルビィ「うん。押してだめなら引いてみろ作戦!」

善子「そうならそうと言いなさいよぉ…見てるこっちがヒヤヒヤしたじゃない…」

ルビィ「あのあと図書室で、マルちゃんに告白されたんだぁ♪」

善子「なるほど、嫉妬で高まった想いをつついて爆発させたのね」

ルビィ「理亞ちゃんをダシにしたみたいでちょっと悪いことしちゃったかなって思ってるけど」

善子「なるほど、ヤキモチを妬かせる…押してだめなら引いてみろ作戦ね…」

ルビィ「あ、それじゃあルビィ図書室行ってくるね」

善子「ええ、いってらっしゃい」

善子(あの二人最近昼休みになるといつも図書室ね。おかげで暇ね)

善子「……」

善子「よし、思い立ったが吉日ってね」

───
──


梨子「それでね、すっごく可愛くて…」

曜「あーそれわかるかも」

千歌「いいよね~うちのしいたけもさぁ」

ガラッ

善子「……」ヒョコッ

梨子「あれ、よっちゃん?どうかした?」

善子「リリー!」パアッ

善子(って、ダメ!今日はそうじゃないでしょ!)

善子「曜、ちょっと」

曜「わたし?梨子ちゃんじゃなくて?」

善子「い、いいから…来て」

曜「ほいほーい」

千歌「いつもだったら真っ先に梨子ちゃんのところに寄ってきてたのに、珍しいね~」

梨子「そう…かな…?」

千歌「うん。飼い主見つけた犬みたいに最速で最短で真っ直ぐに一直線に梨子ちゃんのところきてた」

梨子「そっか…///」

千歌「でも今日はよーちゃんなんだね」

梨子「うん……」シュン

千歌(おもしろい)

梨子「まあ、よっちゃんにも用事はあるだろうし…」

千歌「めっちゃ目泳いでますやん」

梨子「いいの!ほ、ほら、最初まで話戻そう?」

千歌「分かりやすいなぁ」

梨子「もう、千歌ちゃん?」

千歌「わかってるってば。まずは何を買うか決めなきゃね」

───
──


曜「どうしたの善子ちゃん。梨子ちゃんじゃなくてわたしなんて珍しいね!」

善子「わたしだって本当はリリーのところにいきたかったわよ!」

曜「えぇ…理不尽であります…じもあい泣いちゃう」

善子「そ、それよりも、このあと教室帰ったらリリーがどんな反応するかあとで教えてくれない?」

曜「自分で確認すればいいじゃん」

善子「それができないからお願いしてるの!あとヨハネ!」

曜「時間差!」

・・・・・

善子「それからというもの、わたしがリリー以外に絡むことが多くなったの」

曜「誰に向かって話してるの?」

・・・・・

善子「千歌!今日のストレッチ組みましょ!」

千歌「えー?チカよーちゃんと組みたいのに…」

善子「いつも組んでるんだからたまにはいいじゃない」

千歌「しょうがないなぁ」

梨子「……」

曜「それじゃあ、今日はわたしと組も!」

・・・・・

善子「果南…さん!このあと少しダンス見て欲しいんだけど」

果南「おぉ、どうしたの善子!熱心だね!いいよ、わたしにできることなら」ハグッ

善子「ぬあぁ!暑いんだから抱きつかないで!」

梨子「……」

曜「り、梨子ちゃん、帰ろうか?」

・・・・・

善子「ずら丸、ルビィ今日一緒に帰…」

ルビィ「あはは♡マルちゃんってばほっぺに食べかすつけちゃってきゃわたん♡」

花丸「は、恥ずかしいずら~♡」

善子「……」

梨子「……」

曜「梨子ちゃん…」

・・・・・

善子「あ、ダ」

ダイヤ「善子さん、あなたまた課題を忘れたそうですわね」

善子「げ」

ダイヤ「わたくしたちはスクールアイドル!学生のアイドルです!本分である学業をおろそかにするのはぶっぶーですわ!」

善子「いや、ちゃんとやったんだけど…登校中にカラスに襲われて課題のノートだけ持っていかれて…」

ダイヤ「そ、そんなことが」

善子「ごめんなさい…」ウルウル

ダイヤ「そうと分かれば話は別ですわ。辛い思いをしたところに追い討ちをかけるような真似をしてごめんなさい」ナデナデ

善子「ありがとう…」

梨子「……」ポスッ

曜「……」ナデナデ

・・・・・

善子「マリー」

鞠莉「oh、ついに来たわね」

善子「ついにって何よ」

鞠莉「最近、Aqoursのメンバーに随分絡んでるそうじゃない?だからマリーのところに来るのも時間の問題かなって」

善子「ああ、やっぱりバレてたのね」

鞠莉「もっちろん♪それと、梨子のこともね」

善子「うぐ…///」

鞠莉「結構思い切ったことしたわね?」

善子「だって、最近リリーが構ってくれなくて…寂しかったのよ」

鞠莉「その気持ちは分からなくもないケド…善子、あなたここ数日梨子に会った?」

善子「練習のときいつも会ってるわよ?」

鞠莉「Non non。そうじゃなくて、まともに会話したのかって聞いてるの」

善子「そういわれてみれば……してない、わね」

鞠莉「梨子が忙しそうにしてて寂しかったのは分かるわ。でも、肝心の梨子を見失いそうになってちゃ本末転倒でしょ?」

善子「見失ってなんかいないわよ。わたしはいつでもリリーのことを考えてるわ」

鞠莉「……そう思うなら、今すぐ2年の教室に行ってみなさい」

善子「え?」

鞠莉「いいから、早く」

善子「え、ええ…」

ガチャ…パタン

鞠莉「ふぅ…」

果南「お疲れ、鞠莉」

鞠莉「あの子達ってば本当に面倒なんだからもう…」

ダイヤ「とか言って、わたくしたちの誰よりも可愛がっているのは誰ですの?」

鞠莉「むふふ~…ギルキスはsisterだからネ♪当然よ」

果南「さて、じゃあわたしたちも準備にとりかかろっか」

ダイヤ「ええ。部室に急ぎましょう」

鞠莉(ちゃんとしなさいよ…ヨハネ)

───
──


善子「……」

梨子「……」

善子(言われたとおり2年の教室に来たらリリーがいる…)

善子「あの、リリー?」

梨子「よっちゃん…?」

善子「どうしたのよ、こんなところで」

梨子「わたしのことなんて、ほっといてよ…」

善子「え?」

梨子「どうせ、よっちゃんは、わたしじゃなくて他のみんなのほうが好きなんでしょ…?」ウルウル

善子「へ!?なんでそうなるの!?」

梨子「だって、最近よっちゃん全然寄って来てくれないし、話しかけたくても他の皆とずっと仲良くお話してるし…」

善子「それは…まあ、リリー以外と絡むように心がけてたし」

梨子「やっぱりわたしのことなんて嫌いになったんだ…」ポロポロ

善子「ち、違っ!そういう意味じゃなくて!」

梨子「やだよぅ…よっちゃん、嫌いにならないで…」グスッ

善子「なるわけないじゃない!」ギュッ

梨子「よっちゃん…」

善子「わたしは、世界で一番あなたのことが好きよ。この世の誰よりも!」

梨子「本当…?」

善子「当たり前でしょ。まったく、早とちりなリトルデーモンなんだから」

梨子「でも、どうしてわたしを避けてたの?」

善子「え?それは…えっと…」

梨子「よっちゃん?」ジトー

善子「あの、ですね…」

───
──


梨子「馬鹿!」

善子「馬鹿とはなによ!構ってくれなかったくせに!ばかなしこ!」

梨子「むぅ…もう知らない!」

善子「え…」

梨子「……」スタスタ

善子「ま、待って!お願い!謝るから!ねぇ!」

梨子「ふんだ」

善子「やだぁぁぁ…ぐすっ…りりぃ…置いていかないで…」

梨子「もう…ほら、はやく行こう?」

善子「…え?」

梨子「部室で、みんなが待ってるよ」

善子「え?え?」

梨子「もしかして、気付いてないの?」

善子「何の話?」

梨子「それなら…ちょっとくらい抜け駆けしちゃってもいい…よね」

善子「リリー…」

チュッ

善子「……」

梨子「…///」

善子「……はぇ?」

梨子「誰よりも先に、わたしからお祝いさせて?」



梨子「お誕生日おめでとう、よっちゃん♡」



おわり
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2018年5月26日
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