【ラブライブ!×仮面ライダーW】翔太郎「ラブライブ?」【長編SS】

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1: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 21:58:18.09 ID:u3bTOoq3.net
オリ設定・書き溜めあり
Wは本編後、ラブライブ!は夏休みの設定

ーー風都

エリザベス「そう!全国のスクールアイドルの祭典ってヤツ!」

クイーン「私達の後輩も頑張ってるみたいだから応援してあげてよ」

翔太郎「へぇ、スクールアイドルね。ま、見かけたら応援しといてやるよ。じゃあな、ちょっと急いでんだ」

エリザベス「はーい。翔ちゃんまたねー」


特徴的な髪型の少女「えっと、こっちかなぁ……」

金髪の少女「あっち、じゃないかしら?」

翔太郎「もしもし、そこのお嬢さん達」

少女達「わっ!?」

翔太郎「見たところこの街の人間じゃないみたいだが、迷子か何かか?」

特徴的な髪型の少女「えっと……」

翔太郎「俺にとってみればこの街は庭みたいなもんだ。良ければ俺が案内してやるよ?」

金髪の少女「……じゃあーー」


「ーー鳴海探偵事務所まで」

元スレ: 【ラブライブ!×仮面ライダーW】翔太郎「ラブライブ?」【長編SS】

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2: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:01:17.61 ID:u3bTOoq3.net
ーー鳴海探偵事務所


亜樹子「おっそーーいっ!!」スパァン

翔太郎「ってぇ!? いきなりなにすんだ亜樹子ぉ!!」

亜樹子「アイス買いに行くのにどこまでいってるのよっ!!」

翔太郎「欲しい物が無かったんだから仕方ねぇだろ! 依頼人連れてきたんだから、それでチャラだ。ほら、入っていいぞ」

ガチャッ

金髪の少女「失礼します」

亜樹子「へっ!? い、いらっしゃいませー! どうぞどうぞ、こちらに座って下さい!」

翔太郎「後は任せんぞー」

ーー地下室

翔太郎「おーい、フィリップ、アイス買ってきたぞー」

フィリップ「ああ、おかえり翔太郎、随分遅かったね」

翔太郎「お前もそれかよ。ほらよ、パピ〇だ」パキッ ポイッ

フィリップ「……翔太郎? 半分しかくれないつもりかい?」

翔太郎「1つで2人分なんて、2人で1つの俺らにぴったりだろ?」チューチュー

フィリップ「……ああ、そうだね」チューチュー

翔太郎「おい、おい相棒、ちょっとは興味持て、おい、せめてこっち向け、おい」チューチュー

フィリップ「例の粗悪品の件だけども、やはり財団Xが絡んでると見て間違いないよ」チューチュー

翔太郎「無視かよっ!? はぁ、やっぱりか……」

フィリップ「密売ルートの1つは秋葉原に拠点があるみたいだね」

翔太郎「秋葉原ねぇ…」
4: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:03:16.99 ID:u3bTOoq3.net
ガチャッ

「じゃあ、ちょうどいいじゃない」

翔太郎「はぁ? つか亜樹子お前依頼人は?」

亜樹子「上にいるわよ。翔太郎君への依頼だったから呼びに来たの」

翔太郎「俺に? はぁ、成程な。俺も随分と有名になっちまったもんだな、やっぱハードボイ「フィリップ君、この写真見て」

フィリップ「これは、ガイアメモリ? いや、レプリカ、だね。しかも8本か」

亜樹子「それと脅迫状のような物が送られてきたみたいなの」

フィリップ「翔太郎、詳しく聞いてきてくれないかい?」

翔太郎「お前ら、俺の扱いが雑になってねぇか?」

フィリップ「気の所為さ」

翔太郎「ったく……」ガチャッ

ーー鳴海探偵事務所1F

翔太郎「ああ、待たせて済まないな、改めて自己紹介しよう。俺は探偵の左 翔太郎だ」

絵里「音ノ木坂学院から来ました絢瀬絵理です」

ことり「南ことりです」

翔太郎「音ノ木坂学院?」

絵里「はい、えぇと、秋葉原の近くと言えばなんとなく分かりますか?」

翔太郎「秋葉原……そういう事か……」

絵里「えっ?」
5: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:04:45.00 ID:u3bTOoq3.net
翔太郎「いや、こっちの話だ。すまないがもう一度、依頼内容とこの写真の事を聞かせてもらっていいかな?」

絵里「はい、まず私とことりは友人達と音ノ木坂でスクールアイドルをしてるんです。それで三日前にこの写真のーーガイアメモリ、でしたか? それがメンバーに一つずつ送られてきたんです」

翔太郎「一本ずつとなると、メンバーは8人か」

ことり「いえ、9人です」

翔太郎「9人? 今一人一本ずつって」

ことり「私にだけ、これが」ピラッ

翔太郎「……貴女の為に浄化を……これだけか?」

ことり「はい……」

翔太郎「そうか、とりあえずガイアメモリは恐らく形を模しただけのレプリカだろう。特に害はないが、出来れば現物も見たい。いまは何処に?」

絵里「それが、警察にも相談しまして、今はそちらに……」

翔太郎「成程、他のメンバーは?」

絵里「来てません、私達2人だけです」

翔太郎「……分かった。出来れば他のメンバーにも話を聞いてみたい。今日はこのまま2人とも帰りな。明日、俺が音ノ木坂へ出向こう」

絵里「あの、依頼内容はーー」

翔太郎「これの送り主の調査と君達の、ことりちゃんだったかな?主に君の護衛、ってところだろ」

ことえり「!!」

翔太郎「受けよう。秋葉原には俺も用事があるからな」

ことり「あのっ、お金はバイトしてちゃんと払いますので、よろしくお願いしますっ」ペコッ

翔太郎「子供がそんな心配しちゃいけないぜ。それとも、俺が高校生から大金を巻き上げるような大人に見えるか?」

ことえり「……」

翔太郎「……」

ことえり「……えっと、いえ……」

翔太郎「見えてるんだな」ガクッ
6: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:05:19.76 ID:u3bTOoq3.net
ーー夕方 鳴海探偵事務所

翔太郎「ーーってな訳で、明日からしばらく秋葉原に行く。フィリップと亜樹子は留守番な」

フィリップ「分かったよ。また新しい情報があれば連絡する」

亜樹子「もし竜くんにあったら、ちょっとくらい電話してって愛妻が嘆いてるって伝えといてね」

翔太郎「あ? 最近見ねぇと思ったら照井も秋葉原にいんのか?」

亜樹子「秋葉原じゃないけど、最近ドーパント絡みの事件が増えてるみたいで応援に呼び出されてるのよ」

翔太郎「へぇ、ま、会えたら伝えといてやるよ」

亜樹子「よろしく!」

フィリップ「翔太郎」

翔太郎「あ?」

フィリップ「本場のメイド喫茶というものが気になる。良ければ何かそれにまつわるものを」

翔太郎「行かねぇよ!」
8: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:06:40.69 ID:u3bTOoq3.net
ーー翌朝 秋葉原駅前

翔太郎「ーーこの辺、か?」キョロキョロ

絵里「おはようございます、左さん」

ことり「おはようございますっ」

翔太郎「おはよう。ってこっちの赤毛の子は?」

真姫「……初めまして、西木野真姫です」カミノケクルクル

翔太郎「君もスクールアイドルってことかな?」

真姫「ええ、そうよ」

絵里「真姫、目上の人よ」

真姫「っ……」プイッ

翔太郎「ああ、そういうのはいい。話しやすい話し方で大丈夫だ。それじゃ、学校に案内してもらおうかな」

絵里「分かりました、歩いて行ける距離なのですぐ覚えられると思います。では行きましょう」
9: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:07:19.81 ID:u3bTOoq3.net
ーー音ノ木坂学院

絵里「着きました。ここです」

翔太郎「女子高、だったのか……亜樹子連れてきたらよかったな」ブツブツ

ことり「探偵さん?」

翔太郎「あ、ああ、なんでもない。それじゃあ、まずは事情を知ってる先生とかいれば呼んで来てもらえるか? 流石に大の男がいきなり入るのは不味いだろう」

ことり「じゃあ、私のお母さん呼んできますっ」ダッ

翔太郎「お母さん?」

真姫「ことりのお母さん、ここの理事長なのよ」

翔太郎「……マジかよ」


ーー数分後


ことり「お待たせしましたぁ」

理事長「お話は聞いております。わざわざこちらまで有難うございます」ペコッ
10: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:08:09.69 ID:u3bTOoq3.net
翔太郎「あー、いえいえ、お気になさらず、顔を上げて下さい。こちらこそ突然お邪魔して申し訳ありません」

理事長「この度は我が生徒達の依頼を受けて頂き有難うございます。警察の方々にも相談させてもらっているのですが、その道に詳しい方がいるとの事で、誠に勝手ながらそのお力をお借り出来ないかと。本来ならば私が直々に出向くべきところを、誠に申し訳ありません」

翔太郎「いえいえ、大切な生徒さん、しかも実の娘ともなればご心配するのは当然。しかもお忙しい身の方です。たとえ電話一本であろうと駆けつけます。ましてやこんなに美しい方の依頼なら尚更! つきましては、今回の事件、この左翔太郎にお任せ下さい!」キリッ

翔太郎「では、まずですね、詳しいお話も聞きたいと思いますので、これからどこか2人で少しお茶でも交え「貴様、こんな所で何をしている」

翔太郎「っ!? て、照井!?」

照井「理事長、校内の確認作業は終わりました。お時間を取らせて申し訳ない。私はこれで」

理事長「そうですか。分かりました、またよろしくお願い致します」ペコッ

照井「失礼します」

照井「左、後で詳しく取り調べてやる」ボソッ

翔太郎(最悪だ)

ことり「お知り合いの人ですか?」

翔太郎「ああ、まぁ、ほんのすこーしだけな(苦笑」
12: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:09:15.34 ID:u3bTOoq3.net
ーー音ノ木坂学院アイドル研究部部室

にこ「で、その探偵は?」

絵里「今、理事長と穂乃果達が話をしてるわ」

にこ「ことりはともかく、なんで穂乃果と海未まで」

絵里「穂乃果が私がリーダーだからって」

真姫「海未はそのお目付け役ってところかしら」

絵里「そうね」アハハ…

希「それにしても、なんや大事になってきてるね」

真姫「最近の怪人騒ぎもあるし、用心はしておきたいんじゃない?」

凛「でも、怪人と関係ないかもしれないにゃ」

真姫「それは、関係あるかもしれないと同じよ」

凛「にゃー……」

花陽「わ、私達が狙われてる、とか!?」

真姫「そこまで言ってないわよ」

希「まぁまぁ、うちらが考えても仕方ないよ。そういうんは探偵さんに任せよ?」
13: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:09:52.02 ID:u3bTOoq3.net
バァン!!

六人「」ビクッ!?

穂乃果「おっまたせー!!」

海未「穂乃果っ! そんな乱暴に開けてはドアが壊れてしまいます!」

穂乃果「だってー!ずっと座ってて、元気有り余ってるんだもんっ!」

海未「そんな理由認められませんっ、そもそもあなたが無理を言ったのでしょう!?」

ことり「まぁまぁ、二人ともぉ、落ち着いて?ね?」

翔太郎「いつもこんな感じなのか?」

ことり「えへへ、まぁこんな感じです」チュンチュン

翔太郎「……そうか」

絵里「3人ともお疲れ様。左さんもありがとうございます。紹介するわ、こちらが依頼を受けてくださった、左翔太郎さんよ」

翔太郎「よろしく、お嬢さん達」

希「じゃあ、うちらも自己紹介しよか。うちは東條希」

花陽「わ、わたしは……小泉……花陽、です……」ボソッ

凛「ほ、星空凛ですにゃっ」

にこ「……」

真姫「……にこちゃん?」

にこ「ふぅ……にっこ「この子は矢澤にこやでー」

にこ「言わせなさいよ希!!」

翔太郎「ハハハ、随分と濃いメンバーばっかりだな、頭が痛くなってきた……」

絵里「すいません……」
14: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:10:30.39 ID:u3bTOoq3.net
ーー秋葉原

穂乃果「あーあ、今日も練習無しかぁ」ハァ

希「なんや、珍しく真面目やね」クスクス

穂乃果「穂乃果はいつだって真面目だよー」

海未「何か言いましたか?」ニコッ

穂乃果「な、なんでもないでーす」ハハハ……

にこ「でも、こう連日休みってのも萎えるわね」

凛「だから気分転換にみんなで遊びに来たんだにゃー>ω<」

にこ「一々言わなくても分かってるわよ」

花陽「にこちゃんにこちゃんっ!A-RISEの新しいグッズがっ!」

にこ「えっ!?どれよっ!?」

穂乃果「絵里ちゃん達も来れたら良かったのにねー」

希「用事やししゃあないね。また今度誘ってあげたらええやん」

海未「そうですね」

凛「海未ちゃーん!一緒にダンスゲームするにゃー>ω<」グイグイ

海未「えっ、私ですか!?」

穂乃果「あ、穂乃果もー!」

希「うちも見るー。にこっちー、花陽ちゃーん、うちらこっちに行ってるねー」

花陽「えっ、あっ、分かりましたっ!……はっ!こ、これはっ!?」キラキラ

にこ「こ、こんなところでお目にかかれるとは!」キラキラ

穂乃果「希ちゃん早くー、ダンス始まるよー」ノシ

希「今行くよー」タッタッ
16: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:11:16.48 ID:u3bTOoq3.net
ーー数時間後 ゲームセンター内

希「ーーふぅ、みんななかなかやるやん」

海未「希も流石でしたよ」

凛「にゃぁぁ、にゃっにゃっ、にゃにゃにゃー!」バンッバンッ

穂乃果「うぉー、くっ、うおおぉー!」バンッバンッ

希「2人の元気は底無しやね」ハハハ……

海未「どこからあんなに湧いてくるんですかね」ハハハ……


「きゃああああ!!」


のぞうみ「」ビクッ!?

希「な、なんやっ!?」

海未「悲鳴!?外からですっ!!」ダッ

希「海未ちゃんっ!?」
19: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:12:07.17 ID:u3bTOoq3.net
ーーゲームセンター外


怪人「ア゛ア゛アアァァァ!!」

「きゃああああ!!」
「逃げろぉぉ!!」
「退いてくれぇ!!」
「殺されるぅぅ!!」

希「な、なんやあれ……」

海未「は、早く逃げなければ……穂乃果っ、凛っ!!」

希「にこっちと花陽ちゃんはっ!?」

海未「はっ!?」

希「うちが見てくるっ!」ダッ

海未「希っ!危険ですっ!!」ダッ

花陽「の゛、希ぢゃんっ、海未ぢゃんっ」エグエグ

希「花陽ちゃん!に、にこっちは!?」

花陽「そ、それがっーー」

怪人「ガァァァア!!」

のぞうみぱな「きゃぁぁっ!?」

「おらぁ!!」ドカッ

怪人「ウグゥッ!?」ヨロヨロ

翔太郎「あぶねぇあぶねぇ、早速出やがったなドーパント」
20: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:12:51.74 ID:u3bTOoq3.net
海未「ひ、左さん……」

花陽「ヒッ、あ……ま、まっ……」

翔太郎「早く逃げろお前ら!」カシャンッ

翔太郎「フィリップ、行けるか?」

『随分と早い出番だね』サイクロン!

翔太郎「予想はしてたがな」ジョーカー!


「『変身っ!!』」サイクロン!ジョーカー!


WCJ「さぁ、お前の罪を数えろ!」

怪人「グゥアアァ!」

WCJ『んっ?翔太郎、やつはライアードーパントだね』「あぁ、何か見たことあると思ったら、あいつか」

WCJ『人も大体逃げてくれた、少し距離を取ろう』「オーケー相棒」トリガー!

ライアードーパント「グゥアアッ!!」シュバババッ

WCT「おっと」バンッバンッバンッバンッ

WCT『しかし、様子がおかしい……攻撃が直線的過ぎる』「単純馬鹿が使ってんだろっ!よっと」バンッバンッ

ライアードーパント「ウグゥァ!?」

WCT「手っ取り早くメモリブレイクだ」トリガーマキシマムドライブ!

「あかぁぁん!!」バッ

WCT「どわっ!?ばっ!あぶねぇだろっ!!」

希「倒したらあかんのっ!にこっちやからっ!」ガシッ

WCT『にこっち?』「にこっちって、まさかっ!?」『誰だい翔太郎?』

ライアードーパント「グゥゥウ……!」ダッ

WCT「あっ、ちょっ!?」『まずい……逃げられてしまう』ルナ!

WCT「ちょっ、勝手にメモリ変えんな」『しかしルナトリガーならまだ「後で説明すっから」ガシュゥン…

翔太郎「ーーふぅ」ジロッ

希「っ……」ビクッ

翔太郎「はぁ……他の皆に怪我は?」

希「あ……無い、です……ごめんなさい」

翔太郎「逃げられたもんは仕方ねぇ、とりあえず追跡だけしてみるか」バット!
21: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:15:32.06 ID:u3bTOoq3.net
ーー喫茶店

花陽「……」

凛「かよちん……」ギュッ

海未「……花陽」

翔太郎「ゆっくりで構わないから、何があったのか教えてくれ」

花陽「あ、の……わ、私とにこちゃん、アイドルショップに……グッズ見てて」グスッ

海未「二人は私達とは別行動をしていたんです」

花陽「それで、グスッ、し、知らない男の人が話しかけてきて……アイドル好きで……少しにこちゃんが話してて、私……隣で見てただけで」グスッ

翔太郎「……」

花陽「その人……レア物見せてあげるって、そしたら……うぅっ……」ポロポロ

翔太郎「……ガイアメモリか」

花陽「はい……にこちゃんも、すぐ逃げようとして……でも掴まれて……」ポロポロ

翔太郎「ありがとう。無理に話させてすまなかった。後の状況に察しはつく……怖かっただろう」

穂乃果「……」

希「……探偵さん」

翔太郎「ん?」
22: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:16:07.86 ID:u3bTOoq3.net
希「探偵さんのも……ガイアメモリやんね……」

ほのうみりんぱな「っ!?」ビクッ

翔太郎「……」

翔太郎「あぁ、そうだ」

希「探偵さんは……うちらの味方やんね……?」

翔太郎「安心しろ。俺は依頼人を裏切ったりしない」

「待たせたな」

翔太郎「おう照井、悪いな呼び出して」

照井「状況が状況だ、構わん」

翔太郎「つーことで、お前らは警察に送ってもらえ」

海未「あ、はい……」

花陽「あのっ!!に、にこちゃんは……助かり、ますか……?たす、助けてあげてくださいっ!」

凛「凛からもお願いっ!」ガバッ

翔太郎「あぁ、約束する。さぁ行った行った」

照井「……左」

翔太郎「後でまた来てくれ」

照井「分かった」

カランコロン……

翔太郎「ふぅ……」ピッピッ

翔太郎「おう相棒、さっきは急に変身解いて悪かった。で、さっきのドーパントについてだがーー」
23: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:17:04.08 ID:u3bTOoq3.net
ーー数時間後、喫茶店

照井「成程な、確かに彼女達に送られたガイアメモリは警察で調べた」

翔太郎「で?」

照井「フィリップの言う通り、外見だけ似せたガラクタだ」

翔太郎「……だが」

照井「あぁ、送り主で間違いない。早くも実力行使に出たということかもしれん」

翔太郎「どういう事だ?」

照井「今俺がここにいる理由を知ってるか?」

翔太郎「あ?あぁ、亜樹子から聞いてるが」

照井「それに使われているガイアメモリだが、かつてミュージアムや財団Xが製造していたものに比べ、かなり質が悪い物だ。上手く真似てはいるがな」

翔太郎「……もうそんなに出回ってるのか…」
24: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:17:44.86 ID:u3bTOoq3.net
照井「特徴として使用者の自我が保てん。凶暴性が増した獣の様な状態で、何よりも元から生体コネクタを介さない仕様にされている」

翔太郎「ああ、フィリップも同じ事言ってたな……」

照井「そのせいか、中には通り魔的に他人へメモリを使う輩までいる。タチの悪さなら従来のメモリ以上だ」

翔太郎「おいおい……シャレにならねぇな」

照井「ああ、だからと言う訳ではないが、お前の仕事に手を貸すのは難しいかもしれん」

翔太郎「それくらい分かってるさ。ま、俺も情報くらいは流してやれるし、そういう感じで頼む」

照井「分かった。悪いがそろそろ捜査に戻る」ガタッ

翔太郎「おう、時間取らせて悪かったな」

照井「多少は有益だった、構わん」

翔太郎「あ、おい。亜樹子がたまには連絡しろって喚いてたぞ」

照井「ぐっ……善処する」
25: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:19:03.89 ID:u3bTOoq3.net
ーー翌日 音ノ木坂学院アイドル研究部部室

絵里「そんな……」

ことり「う、嘘だよね……?にこちゃんが怪人になったなんて……」ジワッ

希「……」ウツムキ

真姫「っ!希っ!」バッ

穂乃果「真姫ちゃんやめてっ!」ガシッ

真姫「だって!」

穂乃果「希ちゃんを責めたってにこちゃんが帰ってくるわけじゃないんだよっ!」

ことり「あ……」ポロポロ

穂乃果「あっ……いや、ごめんなさい、そういう意味じゃなくて」ジワッ

真姫「っ……!!帰るっ!!」ダッ

絵里「真姫!」

翔太郎「おわっ、と。あぶねぇな」ガシッ

真姫「は、離してっ!」ジタバタ

翔太郎「まぁ、落ち着け。矢澤にこは必ず助ける」
26: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:20:05.76 ID:u3bTOoq3.net
真姫「なら、なんでここにいるのよっ!」

翔太郎「まだ探してる途中でな」

希「にこっちは……本当に助かるんですか……?」

翔太郎「ああ、約束は守る」

真姫「しんっじらんないっ!」バシッ

翔太郎「あ、おいっ!」

穂乃果「穂乃果が行くっ!」ダッ

翔太郎「ちょっ、だから待てって!……ったく」フロッグ!

フロッグポッド「」ピョンッピョンッ

翔太郎「……そういや後の三人は?」

希「海未ちゃんと凛ちゃんは、花陽ちゃんのところ」

翔太郎「花陽ちゃん……ああ、あの気弱そうな……そりゃそうか、目の前であんなことがあったらな」

翔太郎「で、なんで皆はここに?」

絵里「……左さんこそ何故」

翔太郎「矢澤にこを探してるって言ったろ、何か手掛かりがないかと思ってな。三人は何か心当たりは?」

絵里「……」

希「……」

ことり「……ぃず」

翔太郎「えっ?」

ことり「A-RISE……UTX学院なら……」

希「そうや、にこっちいつもUTXの学園前のモニターでーー」

バットショット「」ウイーン

翔太郎「見つけたか、お前らここから動くなよ!」ダッ
27: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:21:01.55 ID:u3bTOoq3.net
ーーUTX学院前

「きゃああああ!!」

ライアードーパント「グゥアアア!!」

警備員「と、止まりなさいっ!!」

ライアードーパント「ガァァァア!!」ガッ

警備員「う、うわぁぁあ!?」

「そこまで、だっ!!」バキィッ

ライアードーパント「ガァッ!?」

WCJ「ここがUTX学院か、ドンピシャだったな」

WCJ「さぁて、昨日みたいにはいかないぜ、お嬢ちゃん」ルナ!メタルッ!

WLM「おらっ!」ブオンッ

ライアードーパント「グゥッ!ガァァッ!」ブンッブンッ

WLM「っ、本当にこいつライアーのメモリかよ!」『外見は間違いない、だが』「やっぱ例のもう粗悪品だな、これは」ブンッブオンッ

ライアードーパント「ガッ、グァッ!ァガァア!」

WLM「ああ、イライラしてきた」『同感だね』メタルッ!マキシマムドライブ!

ライアードーパント「グゥォアアァ!!」

WLM「『メタルイリュージョン!!』」ズォアッ!

ライアードーパント「グガァァァァアア!!」

カラン……ボンッ
28: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:21:33.63 ID:u3bTOoq3.net
にこ「」グラッ

WLM「おっと、本当にこの子だったか」ガシュゥン…

翔太郎「……」ピッピッ

翔太郎「ああ、照井、連日すまん。矢澤にこを保護した……あ?マジか……分かった」

「に、にこ……」

翔太郎「っ!?お前ら……」

凛「に、にこちゃん……し、しんーー」グスッ

翔太郎「安心しろ、気絶してるだけだ」

海未「ほ、本当……ですか?」

翔太郎「確認してみろ、脈も呼吸もある」

海未「ーーっ、は、よ、よかっ……た」ヘナヘナ…ペタン

海未「うぅっ、よっ、よかっ、うぅぅ」ポロポロ

翔太郎「わー、ちょっ、気持ちはわかるが泣くな!この状況で泣くな!」

うみりん「うわぁぁぁん!!」

ナニナニ?ナニガアッタノ?
ナニアレオンナノコナカシタノ?
ナンダアノオトコ?

翔太郎「あー……最悪だ」
29: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:23:48.16 ID:u3bTOoq3.net
ーー西木野総合病院ロビー

照井「ーー左」

翔太郎「……」ムスッ

照井「やはり、矢澤にこに使われたメモリは例のレプリカだった」

翔太郎「……だろうな」ムスッ

照井「まぁ、風都じゃなかったことを幸運だと思うんだな」

翔太郎「はいはい」ムスッ

照井「俺は仕事に戻る」

翔太郎「ご苦労様でーす」ムスッ

照井「……左」イラッ

翔太郎「あ?」

照井「俺が言うのは変な話だが、彼女らを頼むぞ」スタスタ

翔太郎「……分かってら」

ウィーン…ピョンッピョンッ

フロッグポッド「」カシャンッ

翔太郎「おっと」パシッ

穂乃果「探偵さんっ!」
30: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:24:33.19 ID:u3bTOoq3.net
真姫「穂乃果、静かにっ」

穂乃果「にこちゃんが保護されたって!」

翔太郎「あぁ、約束は守ったぞ」チラッ

真姫「っ!」プイッ

穂乃果「よかったぁぁ……」ヘナヘナ…ペタン

真姫「そんな所でヘタリ込まないでっ」

翔太郎「まだ意識は戻ってないが、二、三日もすれば回復するだろう」

穂乃果「そっか、そっか、えへへ……」

真姫「ちょっと穂乃果、立ってってば」グイッ

穂乃果「あ、アハハ……あ、安心したら腰抜けちゃった……」グスッ

翔太郎「犯人を捕まえるまではそんな安心できないぞ」

真姫「……」ジッ

翔太郎「なんだ」

真姫「……さっきは、ごめんなさい……」ウツムキ

翔太郎「気にすんな……今度はちゃんと守ってやるから」ポンポン

真姫「さっ、サワラナイデッ」カァァ

翔太郎「悪い悪い、じゃあな、調査に戻る。お前らも気をつけて帰れよ」スタスタ

ほのまき「……」
31: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:25:18.26 ID:u3bTOoq3.net
「穂乃果、真姫も……」

穂乃果「あ、海未ちゃん!凛ちゃんも!」

凛「真姫ちゃーん!」ギュッ

真姫「ヴェェッ!?な、なによ凛っ」

凛「……」ギュゥゥ

真姫「……凛?」

海未「真姫、少しだけそのままでいてあげてください……」

穂乃果「……何かあった?」

海未「花陽にと、二人で何か買って行こうとしてた所で、その……左さんとにこが争っている所に遭遇してしまって……」

穂乃果「見ちゃった、んだ……」

海未「はい……」

穂乃果「……えいっ!」ギュッ

海未「ほ、穂乃果っ!?」ビクッ

穂乃果「きっと怖かったよね……」ギュゥゥ

海未「穂乃果……ありがとうございます」ギュッ

穂乃果「あ、そう言えば、探偵さんのアレ、何なんだろう」

海未「アレ、ですか?」

穂乃果「うん、色が真ん中で半分こになって戦うやつ」

海未「あぁ……『仮面ライダー』だそうです」

穂乃果「かめん、らいだー……?」

海未「えぇ、正義の味方、だそうです」
32: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:26:12.37 ID:u3bTOoq3.net
ーー夜 園田家

ことほの「えへへー」ニコニコ

海未「」

ことり「ちゃんと許可はもらったよー」ニコニコ

穂乃果「うんうん」ニコニコ

海未「わ、私の意思は……」

穂乃果「ダメ、なの……?」ウルウル

ことり「海未ちゃん……おねがぁい」ウルウル

海未「うぐ……はぁ、分かりましたよ。どうせこの時間に追い返すなんてことも出来ません……」ガクッ

ことほの「やったー!」キャッキャッ

海未「それに……」ボソッ

穂乃果「穂乃果、一人だと不安だったから」

ことり「ことりも。でも三人一緒なら安心出来るかなって」

海未「二人は心配症ですね、仕方ありません、私が付いていてあげます」

海未(穂乃果、ことり……ありがとうございます)
33: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:26:58.99 ID:u3bTOoq3.net
穂乃果「よーし、じゃあ何して遊ぼっか?」

海未「何言ってるんですか、せっかく三人いるのです。夏休みの課題を進めるいい機会ではないですか」キリッ

穂乃果「え゛っ!?」

海未「毎年夏休みが終わるまで課題が手付かずだった穂乃果からの卒業ですね」ニコッ

穂乃果「いや、あの、えっと……」アハハ

ことり「う、海未ちゃん、今日くらいは……」エヘヘ

海未「こういう時こそ日課をこなし、冷静に努めるのが良いと思いますよ」ニコニコ

ことほの「う、海未ちゃんの鬼ぃー!」


ーー


海未「ほら、電気消しますよ」

ことり「はぁい」

海未「おやすみなさい」パチンッ

ことほのうみ「……」

海未「……今日はありがとうございました」ボソッ

穂乃果「お互い様、だよ」

ことり「うん、不安なのはみんな同じだから……ね」

ことほのうみ「……」
34: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:27:34.18 ID:u3bTOoq3.net
ーー


海未「んん……んぅ」ムクッ

ことほの「zzz」

海未「んー……三時、ですか……」

海未「暑い……少し水を飲みますか……」ガチャ

海未「……」スタスタ

ガサッ

海未「」ビクッ

ガサガサ……ニャー

海未「はぁ……野良猫ですか」ガラッ

ビーストドーパント「キシャァァ!!」

海未「ーーっっ!?」ビクッ


カチッ…オーシャン!
36: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:28:30.16 ID:u3bTOoq3.net
海未「ひっ!?」ダッ

ビーストドーパント「ハッハッハ、逃がすかぁ!」

穂乃果「んみちゃぁ……?何の音ぉ?」ノソノソ

ことり「ふぁぁ、んみちゃぁ……?」

ビーストドーパント「ヒッヒッヒ、こいつらからにしようかなぁ?」

海未「穂乃果っ!ことりぃっ!」

穂乃果「んー……っ!?う、あ、うしろ……」ガクガク

ことり「えっ、あっ、あ……」ガクガク

ビーストドーパント「ヒハハハハ!」カチッ…オーシャン!

海未「ことりぃぃ!!」ガバッ



ビーストドーパント「引っかかってやがんの、ヒハハハ!」


海未「うぐっ!?こ、こと……のかぁ、逃げ……っああアアア゛ッ!!」


オーシャンドーパント「………ゥゥゥウアア!!」
37: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:29:55.96 ID:u3bTOoq3.net
ーー朝 公園

照井「ーーあぁ、とりあえず二人は無事だ」

照井「分かった」ピッ

ことり「……」ガタガタ

穂乃果「……」ギュッ

照井「今こちらに迎えが向かっている。詳しい話は署に着いてからで構わない」

ことり「う、海未、ちゃん、は……?」ガタガタ

照井「俺が見つけ出して必ず助ける」

ことり「わ、私のせいで、海未ちゃんが、海未ちゃんがぁ……うぁぁん」ガタガタ

穂乃果「違う、違うよ、ことりちゃんのせいなんかじゃない、ことりちゃんのせいなんかじゃ……」ギュゥゥ

キキィィ……

婦警「遅くなりました!」

照井「二人を任せる。かなりショックを受けている、しばらくはまともに話せんかもしれん」

婦警「分かりました。さ、二人とも、少し休みましょう?」

穂乃果「ことりちゃん、行こう……?」

ことり「っ……穂乃果ちゃん、一人にしないでっ!」ギュッ

穂乃果「うん、穂乃果も一緒だから、ね?」ギュッ

ことり「……うん」

照井「……」

婦警「では、失礼します。お気を付けて」

照井「ああ」

ブゥゥゥン……
38: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:30:34.67 ID:u3bTOoq3.net
照井「……」ピッピッ

翔太郎『ぁい、んだよ朝から』

照井「……左、新たな被害者が出た」

翔太郎『何っ!?』

照井「被害にあったのは、園田海未。今日の明け方前に自宅が襲撃されたらしい」

翔太郎『自宅だと……!?』

照井「あぁ、昨晩から一緒だった南ことりと高坂穂乃果から言質が取れた」

翔太郎『どこにいても狙われるってか……』

照井「園田海未はドーパント化し、現在行方が分からん」

翔太郎『分かった。探してみる』

照井「……左、今回の事で本格的に俺もこの事件に首を突っ込む事になるかも知れん」

翔太郎『おう、足引っ張んなよ』プツッ

照井「……貴様に言われたくないな」
39: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:31:13.34 ID:u3bTOoq3.net
ーー昼前 音ノ木坂学院 アイドル研究部部室

ガラッ

絵里「おはよう」

希「おはようえりち」

真姫「ようやく三人ね」

絵里「えっ、花陽や凛はまだしも、穂乃果達もまだなの?」

希「うん、メールは返事無いし、電話も出てくれへんねん」

絵里「まさか……」

希「……」

真姫「……」

絵里「ご、ごめんなさい」

真姫「大丈夫、どのみち私と希も同じ考えだから」

希「せやね……」

真姫「さて、いつまでも待ってても仕方ないわ。とりあえず三人でにこちゃんのお見舞い行きましょ。二年生にはメールしておけば後で気付くでしょ」

希「……うんっ、せやね」

絵里「そうね、それじゃまず何を買って行きましょうか」

真姫「無難にフルーツで良いんじゃない?」

希「うーん、せやねー、下手に凝ったもん持って行っても困るやろうしね」

絵里「よし、じゃぁ私は来たばかりだけど行きましょうか」クスッ
41: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:32:38.36 ID:u3bTOoq3.net
ーー少し遡って 秋葉原 路地

照井「……」ズルズル

照井「見つけたぞ」

オーシャンドーパント「ゥゥゥウ……!」

照井「見たことのないドーパントだな」

オーシャンドーパント「ゥゴォォトルイィ……ォノォガァ……」

照井「……?まさか、僅かに自我が……?確かに矢澤にこの時も彼女に関係する場所だったと聞いた……」

オーシャンドーパント「グゥゥルル……」ギロッ

照井「……が、理性が残っていない以上、話は出来んな」

オーシャンドーパント「ガァァァッッ!!」

照井「ぬんっ!」ブオンッ

オーシャンドーパント「グガァアッ!」バシンッ

照井「ちっ、メモリが分からん以上、手加減は出来んか」ガチャッ

照井「変っ……身っ!」アクセル!

ドゥルンッ!アクセル!ブオンッブオンッブオンッ!

オーシャンドーパント「グルァァ!」ブオンッ!

アクセル「……振り切るぜっ!」ガキンッ!

アクセル「はあっ!」ブオンッ!ズァァッ!

オーシャンドーパント「ガゥアッ!」バシャンッ!

アクセル「何っ!?水っ!?ちっ………!」エンジン!スチーム!

シュウゥゥゥ……

オーシャンドーパント「ガッ!?グォアアッ!?」
43: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:34:30.36 ID:u3bTOoq3.net
アクセル「だらだらと争うつもりはないっ!」アクセル!マキシマムドライブ!

アクセル「はぁああっ!!」ズァァッ!ズバァン!

オーシャンドーパント「グルォァァァ!?」

カランッ……パキンッ

海未「」ドサッ

アクセル「ふん」ガシュゥン…

照井「……」グイッ

照井「息はあるな……手荒な方法ですまない」ピッピッ

照井「怪人騒ぎの被害者を確認した。急ぎ救急車を一台寄越してくれ」ピッ……ピッピッ

照井「左か、園田海未を保護した」

翔太郎『はぁ!?早過ぎだろてめぇ』

照井「フィリップのいない貴様に遅れを取るほど落ちぶれた記憶はないからな」

翔太郎『んだとっ!……まぁ、どちらにせよ無事ならそれでいいんだけどよ』

照井「レプリカのドーパント如きで苦戦などしない」

翔太郎『てめぇの心配なんかしてねぇよ!』

照井「ふん、もうじき救急車も来る」

翔太郎『ったく、分かったよ、じゃあな』ピッ
44: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:35:33.82 ID:u3bTOoq3.net
ーー西木野総合病院

希「えーっと、にこっちの病室は?」

真姫「隣の病棟よ、その前にパパに話を通さなきゃ」

絵里「まさか本当は面会謝絶とか?」

真姫「そうじゃないけど、事が事だから一応ね」

希「あー、なるほどね」

絵里「万が一もあると」

真姫「そう言う事、だから悪いけど少し待ってて」スタスタ

希「ほーい」フリフリ

ガラガラガラ……ザワザワ

絵里「……何?急患かしら?」

希「んー?」


医者「ーー聞こえますか、ソノダさん、園田海未さんっ!」


希「……え」

絵里「その、だ……海未っ!?」ダッ

希「海未ちゃんっ!?」ダッ

照井「……」スッ

絵里「きゃっ、すいませんっ!……って、刑事さんっ!?」

希「ちょっ、通してやっ!」グッ

照井「死んではいない」

希「死ん……!?どういう事なんっ!!」

絵里「っ……ちょっと希落ち着いて」

希「まさか、海未ちゃんもかいじ……んぐぅ!?」

絵里「希、黙りなさいっ」ググッ

希「んぐぐぅ…!」ジタバタ

絵里「刑事さん、説明してもらえるんですよね」ジロッ

照井「……」

絵里「……」キッ
45: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:36:30.27 ID:u3bTOoq3.net
「あー、お前ら一応病院だぜ」フゥッ……ポスッ

絵里「左さん……」

照井「遅かったな、左」

翔太郎「悪い、メモリの事をフィリップに聞いててな」

照井「で?」

翔太郎「Oのメモリ……海洋の記憶……おそらくオーシャンのガイアメモリだ」

照井「オーシャン……」

翔太郎「ミュージアムのデータベースにも記録があったから間違いないだろうな」

絵里「刑事さん、左さん!無視しないでください!」

翔太郎「分かってるからちょっと黙ってろ」ギロッ

絵里「……っ」ビクッ

希「……」ゾワッ

照井「メモリの件は分かった。襲撃者については?」

翔太郎「無茶言うな、流石のフィリップでもあんな少ない上に曖昧なキーワードじゃ検索にかすりもしねぇよ」

照井「やはりか……分かった。おい」

絵里「っ……はい」

照井「場所を変える」スタスタ

絵里「……どこへ?」


照井「矢澤にこの病室だ」
46: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:37:11.60 ID:u3bTOoq3.net
ーー西木野総合病院 病室

ガラッ

にこ「……ん?」チラッ

希「にこっち!」ダッ

にこ「のっ……ぐえっ」

希「にこっちぃぃ」ギュゥゥッ

にこ「ぐぅ、のぞっ、ぐる……」バシバシ

絵里「希、にこにとどめささないで」グィッ

希「わわっ、ご、ごめん……」パッ

にこ「はぁ……見舞いならもう少し大人しくしなさいよ」

翔太郎「そうだぞー」

照井「失礼する」

にこ「……探偵の人と……誰?」

絵里「刑事の照井さんよ」

にこ「……刑事って」

照井「安心しろ、逮捕しに来た訳ではない」

にこ「そう……」

絵里「もうすぐ真姫も来るわ」

にこ「まさか全員で押し掛けてきたワケじゃないでしょうね」

希「今日はうちら三人だけ」

にこ「と、そこの二人ね。ま、あんた達で良かったわ。特に穂乃果と凛だったらもっと騒がしかったでしょうし」

翔太郎「俺らはたまたまだがな」
47: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:38:33.98 ID:u3bTOoq3.net
ガラッ

真姫「ヴェェッ……ちょっと、入口でたむろしないでよ」

翔太郎「おっと、悪い」

真姫「にこちゃん、体調どう?」

にこ「身体はだるいし、関節も痛いし、頭はガンガンするし、絶好調にこー」ニヤッ

真姫「そう」

にこ「心配してくれるのー?」ニヤニヤ

真姫「医者の娘だし」

にこ「可愛くなーい」ブスッ

翔太郎「あー、そろそろいいか、お前らに話しておきたい事がある……照井」

照井「……今朝、園田海未がドーパントの姿で発見された」

にこ「……は?ドーパントって、何……?」

希「っ……」

絵里「やっぱり……」

真姫「にこちゃんと同じよ」

にこ「にこと……同じって……海未が……?」

真姫「今さっき搬送されてきたわ、パパに聞いた」ウツムキ

のぞえり「……」ウツムキ

照井「彼女も命に別状はない」

にこ「……あの男に……?」

翔太郎「その男の顔は覚えてるか?」

にこ「……」フルフル

にこ「……サングラスに帽子だったからわかんないわ」

翔太郎「ま、だろうな」ヤレヤレ

照井「園田海未は、自宅に侵入したドーパントに襲われた」

絵里「じ、自宅って……」

にこ「それって……」

翔太郎「単刀直入に言うぞーー」


翔太郎「ーーお前ら九人全員が狙われている」
48: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:39:13.48 ID:u3bTOoq3.net
真姫「九人って……」

希「……あのメモリ」

翔太郎「そこで、お前らに相談がある」

真姫「……相談?」

翔太郎「照井は警察の仕事もある、で、俺は一人だ。お前ら九人を守るには人手が足りなさ過ぎる」

希「……」

翔太郎「警察に保護してもらうことも考えたが、ここんところお前らとは関係ないドーパント騒ぎもあって、それどころじゃない」

絵里「……」

翔太郎「で、だ。この件が終わるまで、お前ら全員一箇所に集まれねぇか?」

にこ「……は?」

翔太郎「いや、ほらな。全員同じところにいてくれれば俺も護衛するの楽だし」

希「全員って、流石に……」

照井「病院は警察が警護している。矢澤にこと園田海未は警察で守る」

絵里「でも、七人でしょ……」

真姫「……パパとママに相談してみるわ」

絵里「えっ?」

真姫「うちなら七人だろうが、九人だろうが平気よ。流石に別荘ほと広くはないけど」ガラッ

翔太郎「……どんな豪邸だよ」
49: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:39:58.50 ID:u3bTOoq3.net
ーー西木野総合病院 正面入口前

希「あ、真姫ちゃん」フリフリ

絵里「……なんだか、随分疲れてるわね」

翔太郎「説得に失敗したか」

真姫「……おまたせ」ハァ

希「大丈夫?どぉやった?」

真姫「……オーケーよ」ピース

翔太郎「表情と結果がちぐはぐだぞ」

真姫「……夏休みだから、しばらくμ'sをうちに泊めていいかって聞いたら……」

絵里「聞いたら?」

真姫「……見たことないくらいはしゃいで、夏休み終わるまで好きなだけ泊まってもらえって」ハァ

絵里「あー……そう、良かったわ」アハハ…

翔太郎(この子、友達少ないのか?)

真姫「……今失礼な事考えなかった?」ジロッ

翔太郎「いやー、これで色々楽になるなー(棒」メソラシ

真姫「まぁ、良いわ、ともかくうちは大丈夫だから」

絵里「そうね、それじゃ今日は解散して、明日真姫の家に集まりましょう」

希「ん、わかった」

翔太郎「なら、俺が三人とも送って行こう」

真姫「別にーー」

翔太郎「送っていく」

真姫「……」

絵里「真姫、お言葉に甘えましょう?」

真姫「わかったわよ」カミノケクルクル
50: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:40:43.67 ID:u3bTOoq3.net
真姫「ーーそう言えば刑事さんは?」

翔太郎「んぁ?あぁ、捜査に戻ったよ」

真姫「……ねぇ」

翔太郎「あ?なんだ質問多いな」

真姫「どうやってドーパントからにこちゃんと海未を戻したの……?」

翔太郎「ん、あー、それな……」ゴソゴソ

翔太郎「……」スッ

まきえり「っ!?」

希「ガイアメモリ……」

翔太郎「あぁ」

希「それで姿が変わっとったよね」

絵里「希……知ってたの?」

希「うちだけやないよ、穂乃果ちゃんに凛ちゃん、花陽ちゃんと海未ちゃんも……にこっちの時に見た」

希「探偵さんも……ドーパントなん?」

翔太郎「いや、俺のは特別でな」

希「じゃぁ、何なん?」

翔太郎「仮面ライダーだ」ニヤッ
51: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:43:42.36 ID:u3bTOoq3.net
ーー西木野宅 玄関前

真姫「じゃあ、花陽と凛には私から伝えておくわ」

絵里「よろしく、穂乃果とことりには私達が連絡するわね」

翔太郎「戸締りしっかりしとけよー」

真姫「わかってるわよ」

希「ほな、また明日」フリフリ

ガチャッ……バタン

真姫「ーーはぁ、何がなんだか」

真姫「……」

翔太郎『仮面ライダーだ』

真姫「仮面、ライダー……」

真姫「……イミワカンナイ」

真姫「……」ピッピッ

真姫「……とりあえず、こんな感じでいいかしら。詳しい事は明日説明してくれるわよね」

ガタッ……

真姫「」ビクッ

真姫「な、何?」

照井『園田海未は自宅に侵入したドーパントに襲われた』

真姫「まさ、か……」

「おかえりなさぁい」

真姫「っ……あ……」ガタガタ

不審者「ヒハハ」ビースト!
52: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:44:17.26 ID:u3bTOoq3.net
ビーストドーパント「随分遅かったねぇ!」

真姫「ひっ!?」ダッ

真姫「たす、助けてぇっ!!」

ビーストドーパント「ヒハハぁ、無駄だよぉー!!」

真姫「いやっ、いやぁぁあ!!」ダッダッダッ

ビーストドーパント「遅い遅いっ!」ガシッ

真姫「いっ、いやっ!離してぇ!」ジタバタ

ビーストドーパント「ヒハハッ、これなーんだぁ?」

真姫「っ!?あ、いっ、嫌っ……」

ビーストドーパント「正解はプレゼントでーす」

カチッ…バイラス!

「何やってんだてめぇぇ!!」

ビーストドーパント「あはぁ?誰だお前?あ、誰でもいいか」ポイッ

真姫「っあっ」ドサッ

翔太郎「変身っ!」サイクロン!ジョーカー!

WCJ「おらぁ!」ブンッ

ビーストドーパント「ああ?なんだなんだぁ?ヒハハッ!何もんだぁ?」

WCJ「てめぇが元凶かぁ!」『翔太郎!こいつはビーストドーパントだ!』ドガッ

ビーストドーパント「ぐえっ、ちょっ、ヒハハッ!俺に構ってていいのかぁ?」

WCJ「何っ?」『まさか!』

ビーストドーパント「まぁ、手遅れだがなぁ!」

真姫「うぅぁああああっ!」
53: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:45:25.56 ID:u3bTOoq3.net
WCJ「しまっーー」

ビーストドーパント「じゃぁなぁ!半分こ怪人さんよぉ!」ヒュンヒュンッ

WCJ『逃げられた!』「んな場合かよ!」

バイラスドーパント「ウァァア゛アア!」

WCJ「くそっ!」『翔太郎、落ち着くんだ!』「分かってる!」『分かっていない!』

バイラスドーパント「グゥゥ……」ギロッ

WCJ『あれはバイラス、野放しには出来ないよ』「ったく、なんだってこいつらを狙うんだよ!」ヒート!

WHJ「おらぁ!」ドガッ

バイラスドーパント「ガァッ!グゥアアッ!」ブンッ

WHJ「ふんっ」ボゥッ……バキィッ

バイラスドーパント「ギシャァア!」ブンッブンッ

WHJ「ちっ、対策がわかってても面倒くせぇ!」『しかし、油断は出来ない。レプリカとはいえ隙を突く必要がある』「だから、こうやってよけてんだろうが!」フッブンッ

バイラスドーパント「ガァアアッ!」ダッ

WHJ「逃がすかっ!」『今だ!』「おう!」ジョーカー!マキシマムドライブ!

WHJ「『ジョーカーグレネード!!』」ドガァンッ!
55: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:46:36.06 ID:u3bTOoq3.net
ーー西木野宅前

ピーポー…ピーポー…

絵里「真姫まで……」

希「……もう、いやや」ウズクマリ

絵里「希……」ギュッ

翔太郎「……あぁ、照井、悪い……また被害が出ちまった」

照井『何……貴様、どういうつもりだ』

翔太郎「……言い訳はしねぇよ。俺の認識が甘かった」

照井『……誰だ?』

翔太郎「西木野真姫だ。相手は自宅に潜伏していたみてぇだ」

照井『形振り構わず、か。そっちに捜査員を回す。現場は荒らすな』

翔太郎「分かった。悪いな、手を煩わせて……」

照井『止めろ、貴様らしくもない』

翔太郎「そう、だな。また何か分かったら連絡してくれ」ピッ

翔太郎「……待たせたな」

絵里「左さん……」

翔太郎「彼女が被害にあった以上、ここにメンバーを集める訳にはいかない。何処か別の場所を探さねぇとな」

希「……」

翔太郎「……とりあえず何処かに入ろう」
56: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:47:18.66 ID:u3bTOoq3.net
ーー喫茶店

翔太郎「辛いところ悪いが、何処かあてはないか?」

絵里「……」

希「……学校」ボソッ

翔太郎「……学校か」

絵里「確かに泊まり込みも可能だけど……でも、事前に申請をしてないと流石に……」

翔太郎「事が事だ、ダメ元で頼んでみるしかないな」

絵里「そう、ですね……なら私が聞いてみます」ピッピッ

絵里「……もしもし、三年の絢瀬です。突然で申し訳ありませんが、理事長はそちらにいらっしゃいますか?」

絵里「……はい……はい……えっと、その……例の件でとお伝えしてもらえば伝わるかと……はい……はい、宜しくお願いします」

絵里「……」

理事長『お電話代わりました、絢瀬さん?』

絵里「はい、突然申し訳ありません」

理事長『例の件とは、脅迫のかしら?矢澤さんと園田さんが被害にあったと聞きましたが……』

絵里「はい……実は先程、一年の西木野さんも……」

理事長『……彼女まで……』

絵里「それで……実は相談がありましてーー」

翔太郎「俺が話そう」スッ

絵里「えっ、あ、お願いします。すいません、今左さんに代わります」スッ

翔太郎「お電話代わりました。探偵の左です。この度は自分の力が及ばす生徒さんを危険な目に会わせてしまい申し訳ありませんーー」

希「なぁ……えりち」

絵里「……どうしたの?」

希「うちら……どうなってしまうん……」

絵里「希……」

希「カードも何も教えてくれへんねん……」

絵里「……大丈夫よ……きっと……」ギュッ
57: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:50:04.16 ID:u3bTOoq3.net
ーー夕刻 音ノ木坂学院アイドル研究部部室

穂乃果「ーー真姫ちゃんまで……」

ことり「……」ウツムキ

花陽「うぅ……」グスッ

凛「かよちん……」ギュッ

翔太郎「辛い目に会わせて悪い……」

穂乃果「探偵さんのせいじゃないです……」

凛「そうにゃ!た、探偵さんはにこちゃんを助けてくれたんだにゃ!」

希「穂乃果ちゃん、凛ちゃん……」

絵里「二人の言う通りです。左さんがいなければ私達はどうなっていたか……」

翔太郎「……気を遣わせちまったな」フゥ……

翔太郎「だが、こうやって六人が集まった。学校の外には警察もいる。俺もここから離れたりしない。もう安心してくれて大丈夫だ」

ことり「……海未ちゃん達は?」

翔太郎「大丈夫、病院も警察が守ってる」

凛「探偵さんは仮面ライダーだもんねっ!」

花陽「かめん、らいだー……?」

翔太郎「それについても話しておかなきゃな」ゴソゴソ…スッ
58: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:50:53.36 ID:u3bTOoq3.net
ことり「ひっ……」

穂乃果「ガイア、メモリ……」

翔太郎「ドーパントになった人間を救う唯一の方法だ」

のぞえり「……」

翔太郎「……拳銃相手に拳銃で立ち向かうみたいなもんさ」

ことり「ドーパントには……ドーパント……」

翔太郎「ちょっと違うな。ガイアメモリにはガイアメモリ、だ。俺の力はドーパントじゃない。ま、説明すると朝になっちまうから省くが、間違っても無差別に人を傷つける力じゃない事だけは覚えててくれ」

花陽「……わかり、ました」

穂乃果「……ほら、みんな暗いよっ!にこちゃんも海未ちゃんも真姫ちゃんも無事なんだから!ね!」
59: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:51:40.87 ID:u3bTOoq3.net
凛「そうにゃ!そうにゃ!みんなで学校でお泊りするだけにゃ!」

絵里「穂乃果、凛… ふふっ、そうね。楽しい気持ちで三人を待ちましょう?」

ことり「……うんっ、いつまで俯いてたら海未ちゃんにお、怒られちゃうね」

希「……ふふっ、花陽ちゃん、せっかくやしうちらで晩御飯作ろっか」

花陽「……!は、はいっ!」

翔太郎「おし、俺は見回りでもしてくるか」スタッグ!フロッグ!バット!スパイダー!

穂乃果「わわっ!」

凛「カエルっ!」

絵里「ハラショー!」

翔太郎「なんかあったらすぐ呼べよ。勘違いでもドッキリでもすぐ駆け付けてやるからな」ガラッ…バタン

絵里「……ありがとうございます」ボソッ

ことり「絵里ちゃん?」

絵里「なんでもないわ。さぁまずは掃除してからご飯にしましょう!」
60: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:52:35.11 ID:u3bTOoq3.net
ーー夜 西木野総合病院 病室

真姫「……ん、んん……」

真姫「……あれ……私……」

「おや、随分早かったですね」

真姫「えっ、いたたっ……」

海未「まだじっとしていた方が良いですよ、真姫」

真姫「海未……」

にこ「え、もう起きたの?」

真姫「にこちゃん……って、病院?」

にこ「ようこそ西木野総合病院へー」ニッコニッコニー

真姫「……」

海未「にこ……」

にこ「二人してそんな憐れみの目を向けないでよっ」ムカッ

真姫「……そっか、私……ドーパントに襲われて……」

真姫「……っ!そうだ!……いったたた……」

海未「真姫っ、だからじっとしていなさいと先程……」

真姫「絵里達は……?私の家に集まるはずだったの」

にこ「他のメンバーなら学校よ」

真姫「……学校?」

海未「理事長にお願いして合宿扱いで泊まっているようです」

真姫「そう……」ホッ

海未「私達もしっかり休んで合流しないといけませんね」ニコッ
61: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:53:24.53 ID:u3bTOoq3.net
にこ「話によれば、みんな二、三日で退院出来るみたいよ」

海未「そうですか……これ以上被害が増えなければ良いのですが……」

真姫「ねぇ……」

海未「なんでしょう?」

真姫「あの探偵……信じて大丈夫なのかしら……」

にこ「助けてもらっといて、そう言う事言う?」

真姫「分かってるわ……けど……」

海未「やめましょう」

真姫「海未……」

海未「私達がどう考えようと、あの方に頼らざるを得ないのは間違いありません。それに……」

にこ「……」

海未「あんな……あんな怪物を目の当たりにして……私はただ悲鳴をあげる事しか出来ませんでした」

真姫「……っ」

海未「でも、あの方は私たちを救う為に立ち向かっていた。それだけでは、あの方を信じてみようと思う理由にはなりませんか?」

真姫「……かんがえとく」プイッ

海未「ありがとうございます」ニコッ

にこ「なんであんたがお礼言うのよ」

海未「なんとなくです」ニコッ
62: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:54:06.42 ID:u3bTOoq3.net
ーー朝 音ノ木坂学院 屋上

翔太郎「ふぁぁ……んー……ってて、流石に寝袋じゃ身体痛てぇな……」

翔太郎「しかも、あっちぃ……」

……ガヤガヤ

翔太郎「……ん?」

バァンッ!

穂乃果「よーし、練習だー!」

凛「穂乃果ちゃん……朝からテンション高いにゃぁ……ふわぁ……」

希「ふふっ、凛ちゃんはまだおねむさんやね」

絵里「天気も申し分無いわねー」ノビー

花陽「まだ早いのにもう暑いね」

ことり「屋上だから余計に暑く感じちゃうね」

翔太郎「何やってんだお前ら……」

穂乃果「ぅわぁぁっ!?」ビクッ

花陽「ピャァァッ!?」ビクッ
63: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:55:27.71 ID:u3bTOoq3.net
希「探偵さん、もしかしてこんな所で寝てたん?」

翔太郎「……おうよ、ただでさえ女子高の敷地内にいて落ち着かねぇんだから、仕方ねぇだろ」ノビー

絵里「職員用の宿直室とかダメだったんですか?」

翔太郎「俺から断ったに決まってんだろ。お前らも、もう少し意識しろ」

穂乃果「えーっと……よっ、イケメンっ!」

翔太郎「馬鹿にしてんのか」ヤレヤレ

翔太郎「で、お前らなんで屋上に集まってんだ?」

ことり「みんなで学校にいるのに何もしないでいるのも退屈だから、練習しようかなぁって」

翔太郎「練習……?」

凛「凛達、スクールアイドルなの、知らない?」

翔太郎「スクールアイドル……あぁなんかそんなこと言ってたな」

絵里「それに身体を動かしてた方が、気も紛れるかと……」

希「にこっちが戻ってきたら、なんか言われそうやしね」ニシシ

凛「アイドルとしての自覚が足りなーいっ!とか言いそうにゃ」ニシシ

穂乃果「言いそうだねー」ニシシ

翔太郎「ったく、元気有り余りまくってんな、まぁ全員一緒に行動してくれた方が俺もありがたいし、好きにしてくれ」スタスタ

花陽「あれっ、どこいくんですか?」

翔太郎「電話、すぐそこにいるから安心しろ」ガチャ、バタン
64: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:56:00.56 ID:u3bTOoq3.net
翔太郎「……」ピッピッ

翔太郎「……もしもし、朝から悪いな」

照井『どうした』

翔太郎「昨日の現場検証、どうだった」

照井『目撃者がいた』

翔太郎「ホントか」

照井『フィリップに検索してもらった結果、おそらくビーストドーパントだ』

翔太郎「ビースト、ってことはやっぱりアイツか……って、なんで直接フィリップに連絡してんだよ!」

照井『貴様を介す理由などない』

翔太郎「お前なぁ……まぁいいや、どこに向かったとかは?」

照井『残念ながら、秋葉原方面としか分からん』

翔太郎「秋葉原、か……」

照井『そっちはどうだ』

翔太郎「今んところなにも」

照井『そうか。一度俺も顔を出そう』

翔太郎「分かった、じゃぁな」ピッ
65: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:57:19.04 ID:u3bTOoq3.net
ーー昼 アイドル研究部部室

穂乃果「おまたせー!」ガチャ

絵里「一応みんなの希望には沿ってると思うけど」

翔太郎「ったく、どこもかしこも暑いぜ」

照井「ご苦労」

翔太郎「こっちこそ、留守任せて悪いな」ポイッ

照井「構わん」パシッ


花陽「どのおにぎりから食べようかなぁ」キラキラ

凛「はっ、お湯が無いにゃっ!?」ガーン

絵里「ふふっ、ちゃんとあるわ」スッ

凛「流石絵里ちゃんにゃー!」ダキッ

絵里「わっ!もぅ急に抱き着いたら危ないじゃない」

穂乃果「穂乃果はいつものー」ハムッ

ことり「ことりはどれにしようかなぁ♪」

穂乃果「んー、今日もパンがうまいっ!」

ことり「じゃぁ今日はことりも穂乃果ちゃんと同じのにしますっ♪」ハムッ

希「んんっ、袋があか、へん……」ムムム

花陽「希ちゃん、切り口そっちじゃないよー?」
66: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:57:52.63 ID:u3bTOoq3.net
希「えっ?あ、ホンマや」アハハ……

凛「二分経った!」パカッ

絵里「えっ?二分?早くない?」

凛「これは硬麺が美味しいんだにゃー」ズルズル

絵里「そうなの?なら私も……」パカッ

絵里「……ハラショー!本当に美味しいわ!」ズルズル


翔太郎「かしましいってのはこういう事を言うんだな」

照井「……」ピッピッ

翔太郎「何してんだ?」

照井「いい加減、所長に連絡をせねばと……」ピッピッ

翔太郎「まだしてなかったのかよ」ハァ……

照井「……」ピッピッ

翔太郎「で、なんでまたメール」

照井「取り込み中かもしれんからな……」ピッピッ

翔太郎「まどろっこしい奴だな……」
67: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:58:30.82 ID:u3bTOoq3.net
ーー翌日 アイドル研究部部室

照井「失礼する」

穂乃果「あー!にこちゃんっ!」ダッ

凛「にこちゃぁん!」ダッ

にこ「うわっ!ちょっ、あんた達ねぇ!」

ほのりん「にこちゃーん」ムギュー

にこ「まったく……」ナデナデ

にこ「……左さんだっけ、その、ありがとございました」ペコッ

翔太郎「俺こそ未然に防げなくて悪かった」

にこ「いえ、助けてもらえただけで十分です」ペコッ

凛「にこちゃんが真面目だにゃ!」ガーン

にこ「当たり前でしょーが!」グリグリ

凛「い、いたいー!」ジタバタ
68: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:59:11.90 ID:u3bTOoq3.net
にこ「それよりあんた達、にこがいないからってーー」

のぞえり「練習サボってたりしないでしょーね」クスクス

にこ「ちょっ、それにこの台詞よっ!」

ことり「ちゃーんと練習してたよー」チュンチュン

花陽「今日もこれからフォーメーションの練習ですっ」

にこ「お、あ、そ、そう、それならいいのよ。それなら」タジタジ


翔太郎「……」

照井「左、お前は立派にやっている、もっと誇れ」

翔太郎「んだよ、気持ちわりぃなぁ……」ジトッ

照井「上に頼んできた、俺も極力こちらに加担する、お前一人に任せてすまなかったな」ガラッ

翔太郎「っせぇ……余計なお世話だ」
69: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 23:00:22.64 ID:u3bTOoq3.net
ーー音ノ木坂学院屋上

にこ「1、2、3、4、1、2、3、4」パンパンパン

にこ「ことり、少し遅れてる」パンパン

ことり「はいっ」タッタッ

にこ「絵里、もう少し大きく動いて」パンパン

絵里「はいっ」タッタッ

にこ「凛、その調子。希、まだスペースに余裕あるわよ、もっと前に出て大丈夫」パンパン

のぞりん「はいっ」タッタッ

にこ「はいっ、フィニッシュ!」パンッ

にこ「そのまま止まって。穂乃果もう少し右にズレて」

穂乃果「こ、このへん?」

にこ「そうね、そのくらいでいいかも。さっきの場所だと真姫ちゃんと被っちゃうかもだったわ」

にこ「花陽はもう少し視線を上にしてみて」

花陽「は、はいっ」

にこ「うん、その方が締まって見えるわ」

絵里「ふぅ……よし、それじゃあ少し休憩にしましょうか」パンパン

六人「はーい」

希「水分補給はしっかりねー」

ことり「にこちゃん、体調大丈夫?」ゴクゴク

にこ「ま、上々ってところかしら、まだ少しダルさはあるけど」ゴクゴク

絵里「しんどくなったらちゃんと言いなさいよ?」

にこ「分かってるわ、ありがと。はい、あんたの」スッ

絵里「ありがとう」ゴクゴク
70: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 23:01:23.12 ID:u3bTOoq3.net
翔太郎「……」

照井『おい、左、聞いているのか』

翔太郎「聞いてらぁ」

照井『兎も角、今は俺に任せてもらうぞ』

翔太郎「おう……俺も現状動けねぇからな……」

照井『彼女達は任せるぞ』

翔太郎「なぁ、照井、なんで今回はそこまでしてくれんだ」

照井『俺に質問するな』ピッ

翔太郎「あ、切りやがった。ったく、なんだってんだ」


ーー音ノ木坂学院 正門

照井「……ふん」ピッ

『翔太郎君の事、お願い』

照井「……他ならぬ所長の頼みを無下に出来るか」スタスタ

照井「まずは三件の事件をもう一度……ん?」

照井「なんだ……?」ジッ

照井「ーーなっ……まさかっ!」ダッ

照井「すぅ……左ぃぃぃ!!」


照井「空だぁぁぁあ!!」


ケツァコアトルスドーパント「ギャァァス!」バッサバッサ
83: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:37:13.17 ID:q6qwzn69.net
ーー屋上

翔太郎「あ、何叫んでんだアイツ」

翔太郎「ーー空ぁ?」キョロキョロ

翔太郎「なっ!?」ビクッ

ケツァコアトルスドーパント「ギャァァス!」バッサバッサ

翔太郎「お前ら逃げろっ!!」

穂乃果「ほぁっ!?えっ、何っ!?」ビクッ

花陽「ピャァッ……あ、あれ……」ガタガタ

希「な、なんやあれ……あれもドーパント……!?」

にこ「何やってんの!早く中に入って!」

凛「ひぃっ!」ダッ

ことり「あんな大きいのもいるなんて!」ダッ

「逃がすかぁあ!」ゴウッ!

ドォォン……

ことり「きゃぁあっ!?」

絵里「ことりっ!そんな、出入り口が……」ギュッ

バードドーパント「ハッハッハァ!大漁だぁ!」バッサバッサ
84: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:37:52.88 ID:q6qwzn69.net
翔太郎「二匹かよっ!」ガチャン!

翔太郎「ーーおい、フィリップ……?フィリップ!?」

ケツァコアトルスドーパント「ギャォォォ!」ゴウッ!

翔太郎「危ないっ!」ダッ

希「きゃぁあっ!」

ドォォン!

希「えっーー」フワッ

穂乃果「っ!希ちゃぁぁん!」

翔太郎「こっのぉぉ!」バッ

絵里「希っ、左さんっ!」

ことり「うそ……二人とも、落ちちゃった……」ガタガタ
85: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:38:31.77 ID:q6qwzn69.net
翔太郎「目ぇつぶれっ」ギュッ

希「」ギュゥッ

翔太郎(せめてこの子の命は……!)ギュゥッ


キィィィィン……


「無茶にも程があるよ、翔太郎」ガシッ

翔太郎「っ……ぐぁっ!?」グラッ

翔太郎「これは、ハードタービュラー……!?フィリップ……お前……!」

サイクロン「なんとか間に合ったみたいだね」

翔太郎「なんで…ロストドライバーを……」

サイクロン「説明は後だよ!」
86: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:39:35.33 ID:q6qwzn69.net
ブオォォン!アクセル!

アクセル「ハァァッ!」ドゴォンッ!

バードドーパント「ぐぉえぁっ!て、てめぇ、壁登って来るとは面白い奴だなぁ」ケタケタ

アクセル「貴様も随分と派手に登場したな!」ブンッ

バードドーパント「ハッハッハァ!面白いだろ!面白いだろぉ!」バッサバッサ

ケツァコアトルスドーパント「ギャァァス!」ゴウッ!ゴウッ!ゴウッ!

アクセル「ちぃっ!」

バードドーパント「隙ありぃい!」ヒュッ

アクセル「なっ!?」バッ

希「えりちぃぃ!」バッ

翔太郎「ちょっ、バカ野郎っ!」


ルナ!


希「うぐっ……」ドサッ

絵里「希っ!何やってるのよ!」

希「えへ、へ……うっぐぅぅぅ……!」

絵里「希っ!希ぃっ!」

サイクロン「絢瀬絵里、離れるんだ」グイッ

絵里「いやっ、離してっ!希っ!」ジタバタ

希「ぅぅうあああっ!!」

ルナドーパント「ァアアッ!」

絵里「のぞ、み……」
87: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:40:37.33 ID:q6qwzn69.net
サイクロン「翔太郎、ここは任せる」

翔太郎「お前は?」スタッ

サイクロン「兎も角彼女達をここから逃がさないと」

翔太郎「あぁ、任せたぜ相棒!」ガチャン!

翔太郎「てめぇら、塵も残らねぇと思え……!」ジョーカー!

翔太郎「変身っ!」

ジョーカー!

ジョーカー「はぁあっ!」ダッ

バードドーパント「ハッハッハァ!当たらねえ、当たらねぇよぉ!」

ルナドーパント「ォオオオ!」ビュンッビュオンッ

アクセル「ぐぁっ!」ドサッ

ジョーカー「ぐはぁっ!」ドサッ

バードドーパント「すげぇ!すげぇよ!適合しまくりぃい!ハッハッハァ!こいつだけで終わっちまうんじゃね!?そりゃいいや!ハッハッハァ!」バッサバッサ

ジョーカー「てめぇっ待てっ!逃がすかよっ!」バット!
88: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:41:20.45 ID:q6qwzn69.net
ケツァコアトルスドーパント「キシャァァ!」ゴウッ!ゴウッ!

アクセル「ちぃっ!」ブンッブンッ!

アクセル「左っ、そっちは任せる!」アクセル!アップグレード!

ブォンブォンブォン! ブースター!

Aブースター「はぁぁあ!」バシュゥゥ!

ケツァコアトルスドーパント「ギャァァ!ギャアアッ!」ゴウッ!ゴウッ!ゴウッ!


ジョーカー「はっ、ふんっ、おらぁ!」シュッシュッ!ブンッ!

ルナドーパント「ォオオオ!」ビュンッビュンッ

ジョーカー「すまねぇ!安心しろって言って」

ルナドーパント「オオオォォッ!」ビュオンッビュオンッ

ジョーカー「こんな怖い目にまた合わせちまった!」

ルナドーパント「オオォォッ!」

ジョーカー「すまねぇ……!」

ジョーカー! アクセル! マキシマムドライブ!

Aブースター&ジョーカー「「ライダー……キック!!」」

ケツァコアトルスドーパント「ギャアアアアッ!」

ルナドーパント「オオオ゛ォォオッ!」
89: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:41:59.85 ID:q6qwzn69.net
ーー校内

サイクロン「此処まで来れば一先ず安心かな」

穂乃果「はぁ……はぁ……」

花陽「ううっ……希ちゃんっ……」ポロポロ

にこ「花陽……」ギュッ

絵里「……」ペタン……

凛「絵里ちゃん……」

ことり「あの……あなたは……?」

サイクロン「翔太郎の相棒さ」

穂乃果「探偵さんの……?」

凛「ちょっ……絵里ちゃん!」ギュッ

絵里「離して、凛、ことり……」ググッ

ことり「いまバラバラになったら絵里ちゃんも危ないよっ!」グイッ

絵里「希を助けな、きゃっ!」バシッ!ダッ!

にこ「絵里!待ちなさいっ!」ダッ

サイクロン「いけない!」

絵里「きゃぁあっ!?」ドンッ

「ヒハハ!ひとーり!」ググッ

絵里「っ、かはっ……!」

にこ「絵里っ!」

サイクロン「行ってはだめだ!」ガシッ

サイクロン「ビーストドーパント……校内にまで……!」

ビーストドーパント「あっれぇ?半分こ怪人じゃなくなってんじゃん。ヒハハ!どうでもいいっけどぉお!」カチッ!

アイズ!
90: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:42:41.25 ID:q6qwzn69.net
サイクロン「やめろっ!」

絵里「いぃっ……っあああ!?」

穂乃果「うそっ……絵里ちゃんまで……」ガタガタ

ビーストドーパント「ヒハハ!次は誰がドーパントになりたいか、ぐはぁっ!?」

サイクロン「お前っ……よくも……!」ブンッ!バキッ!ドゴッ!

ビーストドーパント「ぐほっ!?ちょっ、がはっ!」

カランカランカラン……

サイクロン「こんな物……!」グシャッ、バキッ

ビーストドーパント「ヒハハ……そんなもの潰せ潰せ!いくらでも手に入るんだよぉ!」ダッ

サイクロン「待てっ!」

アイズドーパント「グググ……!」ユラリ

サイクロン「……翔太郎の気持ちも分かるねこれは」

アイズドーパント「グガァァ!」ピシュンッ!

サイクロン「光線か!」ダッ!

サイクロン「君たちは早く逃げて!何処かに隠れていてくれ!」

穂乃果「は、はいっ!ことりちゃん、花陽ちゃんも!」ダッ

花陽「あ、ま、待って……!」ダッ

凛「……!」ゴソゴソ…

にこ「凛何してるの!早く!」

凛「い、今行くにゃ!」ダッ
91: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:43:20.87 ID:q6qwzn69.net
アイズドーパント「グググ…グァア!」ピシュンッ!ピシュンッ!

サイクロン「させないっ!」バキィッ!

アイズドーパント「グガゥゥ……!」ヨロッ

サイクロン「肉弾戦は苦手かな?まぁ、僕も得意ではないけ、ど!」ブンッ!シュバッ!

アイズドーパント「ガァッ……グォアア!」ブンッ

サイクロン「遅いね」ヒュンッ

サイクロン「いい加減、終わらせよう」サイクロン!マキシマムドライブ!

サイクロン「はぁぁあ!」ビュオオオ!

アイズドーパント「ググ、グガァァア!!」

カラン…パキッ

絵里「……」ドサッ

サイクロン「ふぅ」

ジョーカー「フィリップ!」タッタッ

サイクロン「翔太郎、照井竜は?」

アクセル「いるぞ」

サイクロン「東條希も無事みたいだね」

ジョーカー「これは……」

サイクロン「話は後にしよう。ビーストドーパントまで潜り込んでいた。他の皆が危ない」

アクセル「二人は俺に任せてお前達で向かえ」グイッ

ジョーカー「悪い!」ダッ

サイクロン「急ごう!」ダッ
92: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:48:19.95 ID:q6qwzn69.net
ーー空き教室

花陽「はぁ…はぁ…」

穂乃果「……少し休もう」ペタン…

にこ「げほっげほっ……そうね……」

ことり「もぅ……やだ……」ウズクマリ

凛「……」

花陽「はぁ……はぁ……っ、あの……」

穂乃果「花陽ちゃん……?」

花陽「わ、私が……囮になります……」グスッ

花陽「私、みんなより足も遅いからっ……四人で逃げてーー」

にこ「やめなさい!」バンッ

花陽「ひっ……!?」ビクッ

穂乃果「花陽ちゃん……置いてなんて行けないよ……」ギュッ

花陽「でもっ……」グスッ

「あれれー?ヒハハ、こんなところで発見しちゃったなぁあ」ガラッ

ことり「あ、あ……」ガタガタ

ビーストドーパント「ヒハハ、緑怪人ははぐれちゃったのかぁ?」カチッ

アイスエイジ!

ビーストドーパント「誰にしようかなぁ……!ヒハハ!そこの一番怖がってる子にしようかぁ!」

花陽「ひっ……」ガタガタ

凛「……みんな早く逃げて」スクッ

花陽「凛、ちゃん……?」

凛「ごめんね、かよちん……凛、バカだからこんなやり方しか思い付かないや……」

花陽「何、言ってるの……?」

凛「穂乃果ちゃん、ことりちゃん、にこちゃん、かよちん連れて早く行って……ここは凛が足止めするから」
93: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:48:58.95 ID:q6qwzn69.net
穂乃果「足止めって……」

凛「……ごめんね」スッ…

にこ「あ、んた……それーー」

花陽「ーー!?凛、ちゃん……ダメぇえええ!!」

穂乃果「……っっ!!」ガシッ

花陽「いやっ!!離しでっ!!凛ぢゃぁぁんっ!!」

ことり「……っ!」ダッ

にこ「走りなさいっ!!花陽っ!」ガシッ

花陽「いや゛っ!凛ぢゃんがぁ!」バタバタ

にこ「左さんが……左さんならっ…!」グッ

凛「……」カチッ……バイオレンス!

凛「にゃぁぁぁああ!」

バイオレンスドーパント「グゥゥウ……!」

ビーストドーパント「ヒハハ……やりやがったぁ、自分で使いやがったぁ!レプリカのメモリを使いやがったぁ!」

バイオレンスドーパント「アアァァアッ!!」ダッ!

ビーストドーパント「ヒハ……ちょっ、こっちくんなぁ!」ブンッ!

バイオレンスドーパント「グガァアァァア!!」ガシャンッ!ドゴォンッ!

ビーストドーパント「がはっ!?クソっ、クソっ!なんで俺を狙うぅ!」

バイオレンスドーパント「マァモルゥゥ!ガァアア!」ボゴォン!

ビーストドーパント「クソがァ!」ダッ!
94: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:49:33.28 ID:q6qwzn69.net
サイクロン「これは……一体……?」

ジョーカー「わっと、いきなり止まんなよ」

サイクロン「ドーパント同士で争っている……?」

ジョーカー「ビーストは兎も角、あれは……」

サイクロン「バイオレンスドーパント……!」

ビーストドーパント「ううっ!もううんざりなんだよっ!」ダッ

ジョーカー「あ!おい待てっ!」

サイクロン「待つんだ翔太郎」ガシッ

ジョーカー「でもよ相棒!」

サイクロン「今は彼女達を優先すべきだ」

バイオレンスドーパント「ウウウ……」

凛「っ……はぁはぁはぁ……!」ガクッ

サイクロン「!?」

ジョーカー「自力で、戻った……」

サイクロン「……まさか」

凛「はぁはぁ……かよちん、探さな、きゃ」ヨロヨロ

サイクロン「待つんだ」ギュッ

凛「相棒さん……凛、ごめんなさい、にゃ……」フラッ

サイクロン「……」カシュゥン…

フィリップ「ごめんなさい……?」

翔太郎「……」スタッグ!ブゥゥン…

フィリップ「翔太郎……?」

翔太郎「……三人を病院に連れていこう」スタスタ

フィリップ「……ああ」
95: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:50:11.85 ID:q6qwzn69.net
ーーアイドル研究部部室

ガラッ

照井「三人は病院に着いたようだ」

フィリップ「良かったよ」

穂乃果「あの……三人とも……」

照井「命に別状はない、解除も早く済んだから回復もすぐだろう」

穂乃果「……」ホッ…

ことり「……いつまで」チラッ

花陽「うっ……ううっ……」グスッ

ことり「いつまで、こんな思いをすればいいんですか……」

にこ「ことり……」

翔太郎「っ……」

フィリップ「僕ら二人が揃ったからにはすぐ解決するさ」

ことり「……分かり、ました」ウツムキ

照井「……左」

翔太郎「……んだよ」

照井「……少しは周りを見ろ」

翔太郎「あぁ!?何様なんだよ!」バンッ

穂乃果「ひっ……」ビクッ

花陽「うっ……うう、っ……」ポロポロ

翔太郎「っ……ちっ」ガラッ

照井「左ーー」

フィリップ「照井竜、僕が話そう。四人をよろしく」ガラッ

照井「分かった」
96: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:50:45.07 ID:q6qwzn69.net
翔太郎「……なんだよ」

フィリップ「どうしたんだい翔太郎、らしくないね」

翔太郎「……」

フィリップ「何故焦っている?」

翔太郎「……」

フィリップ「何をそんなに怯えている?」

翔太郎「……」ギリッ

フィリップ「翔太郎……っ!」バキィッ!

翔太郎「ぐっ!?ってめぇ、何すんだ!」ガシッ

フィリップ「相棒だからさ」

翔太郎「あ?」ギロッ

フィリップ「君じゃ出来ない事は僕がやる。僕に出来ない事は君がやる。二人で足りないときは照井竜さえも頭数に数える」パシッ

フィリップ「今までそうやってきたじゃないか」

翔太郎「……」

フィリップ「寂しいね。すぐに呼びつけてくれて良かったのにさ」ガラッ

フィリップ「今回は照井竜に感謝しておこう。じゃなきゃ今頃翔太郎も救急車の中だ」ハハッ

バタン
97: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:51:44.81 ID:q6qwzn69.net
翔太郎「……クソっ」ガンッ

翔太郎「……だっせぇ……何やってんだよ俺は……こんなんじゃ、おやっさんに顔向け出来ねぇじゃねぇか……」


照井「ーー左は?」

フィリップ「しばらくすれば元通りじゃないかな?」

照井「そうか……これからだが、西木野邸に向かう事になった」

フィリップ「西木野真姫の家かい?しかしまだ彼女は入院中では?」

照井「あまり気は進まないが、家人はいないが好きに使えとの事だ」

フィリップ「なるほど、ならお言葉に甘えよう」

照井「それと、そのベルトは?」

フィリップ「ああ、もしもの為と思って作ってみたんだが」ブラ-ン…

フィリップ「一回で壊れてしまったみたいだ」ハハッ
98: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:52:20.71 ID:q6qwzn69.net
ーー夜 西木野邸外周

フィリップ「四人とも眠ったようだよ」

翔太郎「……」

フィリップ「……」

翔太郎「なぁ、相棒……俺には、この街の風が泣いてるように感じるんだ」

フィリップ「……」

翔太郎「風都よりもこんなに賑やかな街がよ」

フィリップ「……」

翔太郎「哀しいよな……」

フィリップ「……」

翔太郎「……昼間は……悪かったな」

フィリップ「いつものことさ」フフッ

翔太郎「なんだよそれ」ハハッ

フィリップ「翔太郎はハーフボイルドだからね」

翔太郎「うるせぇなぁ」

フィリップ「それじゃあ、僕は先に休ませてもらうよ、久しぶりに検索するのが楽しみだ」スタスタ

翔太郎「おう」

翔太郎「……」

翔太郎「ありがとよ、相棒」
99: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:53:19.70 ID:q6qwzn69.net
ーー朝 西木野邸

海未「ご心配をおかけしました」ペコッ

真姫「まだ、本調子じゃないけどね」

花陽「真姫ぢゃぁぁん」ギュゥッー

真姫「ちょっ、花陽っ……ごめんなさい」ナデナデ

穂乃果「海未ぢゃぁぁん」ギュゥッー

海未「穂乃果、少し苦しい、です」

ことり「……」

海未「ことり……どうぞ」ニコッ

ことり「うぅ、海未ちゃぁぁん」ギュゥッー

照井「昨日の三人も今朝方意識が回復したそうだ。早ければ今晩中にでも退院出来るだろう」

にこ「何から何までありがとうございます」ペコッ

照井「……これも仕事だ」

翔太郎「……おい、照井のやつ、女子高生相手に照れてやがるぜ」クックック

フィリップ「……一般的な女子高生よりかなり容姿のいい人間が揃っているからね」クスクス

照井「おい、貴様ら何をコソコソと!」

翔太郎「亜樹子にチクってやろーっと」

照井「貴様っ!それだけは止めろっ!」ダッ

翔太郎「うお!マジギレすんなよっ!」ダッ

フィリップ「ふふっ」
100: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:53:44.22 ID:q6qwzn69.net
海未「あの、こちらの方は……?」

穂乃果「あ、えっと探偵さんの相棒さん!」

海未「相棒……?」

フィリップ「おっと、自己紹介が遅れたね。僕はフィリップ。翔太郎とコンビを組んでいるんだ」

真姫「コンビなら、どうして今更来たの?」

フィリップ「僕は本来、頭脳労働担当だからね。離れていてもさほど問題は無いんだが……少し翔太郎の調子が悪かったのもあって駆けつけたのさ」

穂乃果「でも、相棒さんも仮面ライダーなんだよね!それに刑事さんも!」

海未「三人の仮面ライダー、ですか」

真姫「……三人もいるなら、流石にもう大丈夫なのかしら」

フィリップ「そうだね、それに……」

翔太郎「も、もう少しで黒幕に辿り着く」ゼェゼェ

フィリップ「ずいぶん暴れてたね」フフッ

翔太郎「あの野郎、風都に帰る前にゼッテーぶっ叩いてやる」ゼェゼェ

海未「本当に、大丈夫なのでしょうか……」

真姫「……さぁ」
101: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:54:28.02 ID:q6qwzn69.net
ーー昼 西木野邸

翔太郎「んじゃ、ちょっと大事な話してくるから、問題があったら呼んでくれ」

フィリップ「くれぐれも外を出歩かないようにお願いするよ」

海未「分かりました」

ガチャッ…バタン

ことり「……なんだか探偵さんがイキイキして見えるのは気のせいかな?」

花陽「フィリップさんが来たからかな?」

穂乃果「多分そうだと思う」

海未「おそらく、私達が無理をさせてしまっていたのかもしれませんね」

ことり「私達……が?」

にこ「左さんは一人だったでしょ?一応刑事さんもいたけど」

真姫「対して私達は九人。おまけにみんなバラバラに行動してたわ」

穂乃果「うーん、確かに」

海未「ともすれば、必然的にあの方の行動は後手に回ってしまいます」

ことり「だから、ドーパントにされたメンバーを助けるって事で手一杯になっちゃって……」

花陽「調査も進まなくて、被害も増えるばかり、ですね」

海未「ええ」

にこ「極めつけに昨日の襲撃よ、あんなの一人でどうにか出来ると思えないもの……」

真姫「私達、完全に足でまといよね」

ことり「私が、依頼なんかしたから……」
102: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:54:58.40 ID:q6qwzn69.net
海未「ことりの責任ではありません」

穂乃果「そうだよ!ことりちゃんは悪くないよ!」

にこ「どう考えても悪いのはにこ達を狙ってる連中よ」

真姫「自分が可愛すぎるからーとか言わないんだ?」

にこ「時と場合くらい考えるわよ」

穂乃果「えっ!?」ガタッ

にこ「なんでそこで驚くのよ!?」バンッ

ギャーギャーワーワー

海未「……」ガクッ

花陽「……海未ちゃん?」

海未「真面目な話をしていたつもりなのですが……」ウナダレ

花陽「あはは……」

ことり「でも、だから私達まだ自分を保ってられるのかも……」

真姫「認めたくは無いけど、一理あるわね」ヤレヤレ

海未「はぁ……」スクッ

ことり「海未ちゃん?」

海未「こらっ!穂乃果!にこ!左さん達の迷惑になりますから静かにしてくださいっ!」クワッ

にこほの「ひっ……!?」ビクッ

真姫「いや、貴女の声が一番大きいじゃない……」

ことり「あはは……」
103: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:55:47.12 ID:q6qwzn69.net
ーー夜 西木野邸一室

フィリップ「ーーやはりダメだね、キーワードが足りない」パタン

翔太郎「警察の情報を足しても駄目か」ウロウロ

フィリップ「いや、足りないというよりも、曖昧過ぎる、と表現した方が正しいかもしれないね」

翔太郎「曖昧……か」ウロウロ

フィリップ「ああ、上手く絞りきれない」

翔太郎「何か……何か重要なキーワードを見落としてるってことだろうな」プルルル

翔太郎「はい」ピッ

照井『左、どうだ』

翔太郎「照井か、悪いがサッパリだ」

照井『そうか、また何か見つければ連絡する』ピッ

翔太郎「それだけかよ……」

フィリップ「照井竜もやや焦っているのかもね」

翔太郎「そりゃこんだけ被害が出てりゃな……」

翔太郎「はぁ……」

フィリップ「秋葉原、ガイアメモリのレプリカ、μ's……ビースト、バード、ケツァルコアトルス……ライアー、オーシャン、バイラス、ルナ、アイズ……」ブツブツウロウロ

翔太郎「改めてみると節操ねぇラインナップだな」
104: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:56:19.74 ID:q6qwzn69.net
フィリップ「バイオレンスは例外として……いや念の為含むと考えて……音ノ木坂学院、UTX学院、園田邸、西木野邸、アイドルショップ……」ブツブツウロウロ

翔太郎「何が目的なんだか……」

フィリップ「……矢澤にこ、園田海未、西木野真姫、東條希、絢瀬絵里……いや、あの場合本来は逆だったのか?……星空凛も含めると……」

フィリップ「あああ、分からない!不確定なキーワードが多過ぎる!」ワシャワシャ

翔太郎「確か……『貴女の為に浄化を』……だっけ?」

フィリップ「……!そうか、逆に考えるんだ……メッセージを送られた南ことり……他の者にはハリボテのガイアメモリ……貴女の為に……」ブツブツ

翔太郎「おーい」

フィリップ「園田海未がドーパント化した時、南ことりを狙う振りをしたんだったよね……つまり、本来は結果通り園田海未を狙っていたとすれば……なら矢澤にこは……」ブツブツ

翔太郎「聞こえてねぇな」
105: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:56:44.60 ID:q6qwzn69.net
フィリップ「あああ……いや、やはり重要なキーワードが足りない……しかし、もしその通りだとすれば、次は……待つんだ、確か昨日星空凛がメモリを使用した際の状況を考えれば……だが……いや……」

翔太郎「はーぁ……」ノビー

フィリップ「翔太郎!」バンッ

翔太郎「うおぉっ!?」ビクッ

フィリップ「次のターゲットは高坂穂乃果に間違いない」ズイッ

翔太郎「急にどうした」タジタジ

フィリップ「彼女から目を離さないようにしよう」ズイッ

翔太郎「お、おう、分かった」タジタジ
106: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:57:33.69 ID:q6qwzn69.net
ーー翌朝 西木野邸

凛「かよちーん!」ギュゥッー

花陽「凛ぢゃぁぁん」ギュゥッー

凛「ごめんなさいぃぃ!」ギュゥッー

花陽「無事で良かったよおぉ」ギュゥッー

絵里「全く、話を聞いて驚いたわ」ヤレヤレ

希「自分でメモリを使うなんてな」ヤレヤレ

にこ「アンタも大概でしょうが」ジトー

希「あはは……あれはまぁ、咄嗟に」

絵里「本当よ、どれだけ心配したことか」

真姫「エリーも人の事言えないのわかってる?」ジトー

絵里「え、えっと……はい」シュン…

穂乃果「何はともあれ、やっと九人揃ったね!」

ことり「うんっ!」

にこ「なんだか懐かしく感じるけど、たった数日なのよね」

海未「それだけ皆が皆の事を考えていたということでしょう」

穂乃果「じゃあさ!今日はパーティーしよう
よ!」

花陽「ぐすっ……パーティー……?」

穂乃果「うん!μ's復活パーティー!」ドヤッ

凛「やるっ!やるにゃー!」

にこ「いや、まだ事件解決してないんですけど!?」
107: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:57:59.69 ID:q6qwzn69.net
希「ええやん、ここんところ遊んだりも出来てないんやし、ぱーっとしてみるんも」

絵里「ぱーっと、って私達病み上がりよ?」

ことり「それに頑張ってる探偵さん達にも悪い気が……」

真姫「良いんじゃない?ちょっとくらい」

海未「おや、意外な人が賛同しましたね」

真姫「最近じっとしてばかりだもの。いくら私がインドア派でも、鬱屈しちゃうわ」カミノケクルクル

海未「まぁ、確かにその気持ちは分かりますが……」

穂乃果「探偵さんに聞いてみる!」ダッ

ことり「穂乃果ちゃん!?」

希「あーあ、もう実質パーティー決定やね」クスクス

絵里「全く……」

凛「パーティーにゃー!」ニャー

海未「仕方ありませんね」フフッ

真姫「とか言って、ちょっと楽しみなんでしょ?」

海未「……っ、決してそんなことは!」オロオロ

にこ「はぁ……しょうがないわね、にこのとーっておきのパーティー料理ご馳走してあげるにこー!」ニコニー

花陽「あっ、私も手伝いますっ!」

穂乃果「おまたせー!家からでなければオッケーだって!」

ことり「じゃあ……ことりは飾り付けしちゃおうかな?あ、でも材料とか無いかも……」

穂乃果「探偵さんに聞いてみる!」ダッ

ことり「えっ!?ほ、穂乃果ちゃん!?」アタフタ

真姫「……一応、私の家なんだけど」
108: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:58:38.69 ID:q6qwzn69.net
ーー昼過ぎ 秋葉原

翔太郎「……」ズッシリ

ことり「えっとぉ、あとこれも可愛いから買っちゃおうかな」ルンルン

凛「これとか面白いにゃっ!」ルンルン

絵里「ハラショー……こんなものまで売ってるのね」キラキラ

翔太郎「……おい」

凛「探偵さん!見て見てっ!鼻眼鏡!」ドヤッ

絵里「ぶふっ……!」

凛「絵里ちゃんがアイドルらしくない噴き出し方したにゃー!」ピーッ!ピロピロ

絵里「ぶっ!ちょっ、凛、あははっ!それ以上、笑わせないでっ!」ウズクマリ

凛「にゃー?」ピーッ!ピロピロ

絵里「ひぃー……ひぃー」プルプル

ことり「これもお願いしますっ!」

翔太郎「」ズシッ

凛「こっちは眉毛が動くにゃ」カチャカチャ

絵里「凛の方を見ちゃダメ……凛の方を見ちゃダメ……」プルプル

翔太郎「パーティーは良いと言ったが……はぁ……まぁ息抜きになるならいいか……」ゲンナリ

翔太郎「しかし……」
109: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 02:59:35.73 ID:q6qwzn69.net
絵里「ことり!ナース服が売ってるわ!」

ことり「そんなのダメです!こういう所のコスプレグッズはクオリティが低いの!」

凛「確かにことりちゃんが作った方が上手そうだにゃ」

絵里「そうなのね、でもナース服よ?」

ことり「そもそも絵里ちゃんがナース服着るとなんだかいかがわしくなりそうだから、止めとこ?」

凛「どういう事にゃ?」キョトン

絵里「い、いかがわしくって、ことりね」アタフタ

翔太郎「これは……クイーンとエリザベスって割と大人しいほうなのか?」ゲンナリ

翔太郎「……!」キョロキョロ

絵里「それにしてもヘンテコな物ばかりね」

凛「でも面白いにゃー」ハナメガネ

ことり「凛ちゃんそれ気に入ったの?」

絵里「なんだか慣れてきたわ」ドヤッ

凛「えー」ピーッ!ピロピロ

絵里「ぶっ!」

翔太郎「……気のせいか……?」キョロキョロ

ことり「……探偵さん?」

翔太郎「あ、あぁ、どうした?買い物は終わりか?」

ことり「はいっ、これで飾り付けはバッチリです!」

凛「楽しみにゃー!」ピーッ!ピロピロ

絵里「くっ……」プルプル

翔太郎「大丈夫かお前……」
110: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:00:34.34 ID:q6qwzn69.net
ーー夜 西木野邸一室

ワーワーキャーキャー

フィリップ「視線?」ペラッ

翔太郎「あぁ、すぐ居なくなっちまったがな」モグモグ

フィリップ「犯人のかな」ペラッ

翔太郎「さぁな、ずいぶん騒いでたから、他の客に睨まれただけかもしれねぇ」モグモグ

フィリップ「ま、用心するに越したことはないね」パクッ

翔太郎「あぁ、で、お前の方は?」モグモグ

フィリップ「残念ながら」ペラッ

翔太郎「まぁ、新しい情報があるわけじゃないし、当たり前か。照井からは?」モグモグ

フィリップ「何も、連絡すらきてないよ」ペラッ

翔太郎「そうか……今日は何も無かったな」

フィリップ「良くも悪くも平凡な日だね」ペラッ

翔太郎「連日ドーパント騒ぎだった分、拍子抜けしちまうな」

フィリップ「たまにはいいんじゃないかい?」ペラッ

翔太郎「だな」
111: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:01:19.67 ID:q6qwzn69.net
バァン

ほのりん「探偵さん!」ハナメガネ

翔太郎「なんだ鼻眼鏡コンビ」

凛「一緒にパーティーするにゃー!」

海未「こら、凛、穂乃果!左さんの邪魔をしてはいけませんとあれ程言ったでしょう!」

穂乃果「えー、せっかく何だから一緒にパーティーしたいよー」ブスー

凛「そうだよー」ブスー

海未「いけません!」

翔太郎「まぁまぁ、俺は構わねぇよ。フィリップ、お前は?」

フィリップ「えっ?あぁ……座ってるだけでいいなら」

翔太郎「なんだそれ」

フィリップ「いや、年頃の女性との関わり方を調べてはいるんだが、なかなかこれといった答えが見つからなくて」ペラッ

翔太郎「馬鹿かお前は、そんなもんに答えなんかねぇよ」グイッ

フィリップ「あぁ、翔太郎、ちょっと……!」ズルズル

海未「……フィリップさんの本……白紙…?」
112: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:02:01.63 ID:q6qwzn69.net
ーー翌日 昼 西木野邸

穂乃果「ふわぁぁ……」トロン

ことり「穂乃果ちゃん眠そうだね」

穂乃果「うーん、今日は何だかちょうどいい気温で……」

絵里「確かに今日は少し気温が低いみたいね」

ガチャッ

フィリップ「失礼するよ」ペラッ

絵里「フィリップさん、どうかしましたか?」

フィリップ「いや、少し水を頂きに来ただけさ」ゴンッ

フィリップ「痛い……」

ことり「本を読みながら歩いてるからじゃ……」

フィリップ「んー、いつも通りなんだが、やはり、事務所と勝手が違うからか」ペラッ

絵里「水なら私が入れますね」ヤレヤレ

フィリップ「ああ、すまない、ありがとう」

穂乃果「あれっ?そう言えば探偵さんは?」キョロキョロ

絵里「朝早くに出掛けたじゃない」

穂乃果「うーん……そうだっけ?覚えてないや」
113: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:02:43.24 ID:q6qwzn69.net
ことり「穂乃果ちゃん半分寝てたもんね」

穂乃果「練習が無いからどーしても起きれなくて」アハハ…

絵里「練習があっても遅刻してるじゃない。フィリップさんどうぞ」

穂乃果「うっ」メソラシ

フィリップ「ああ、ありがとう」

フロッグポッド「」ピョンッピョンッ

デンデンセンサー「」ウィーンウィーン

ことり「ひゃっ!?」

フィリップ「おっと、すまない」ヒョイッ

絵里「そう言えば、左さんもそんな感じの物を使ってましたね」

フィリップ「探偵の秘密道具みたいなものさ」

穂乃果「秘密道具っ!面白そう!」

絵里「こら、仕事道具なんだから変な興味を示さないの」

穂乃果「ちぇー」ムスッ

フロッグポッド(絵里)「秘密道具っ!面白そう!」

絵里「へっ!?」

ことり「ほえっ!?」

穂乃果「絵里ちゃんも興味あるんじゃん!」

絵里「ち、違うわ!私じゃないわよ!」
114: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:03:33.33 ID:q6qwzn69.net
フィリップ「ははっ、こういう事が出来るんだよ」

フロッグポッド(ことり)「絵里ちゃんも興味あるんじゃん!」

穂乃果「おおっ!今度はことりちゃんの声だ!」

ことり「わぁ!すごい!」

絵里「録音再生に完璧な変声まで出来るなんて、ハラショーだわ」

ガチャッ

真姫「あら、ようやくちゃんと起きたの?」

フロッグポッド(真姫)「ハラショーだわ」

真姫「ヴェェ!?」ビクッ

穂乃果「あはは、真姫ちゃんがハラショーだって」

真姫「ちょっと、私じゃないわよ!」

ことり「あはは、大丈夫、分かってるよ」

真姫「どういう事よぉ……」

フィリップ「それじゃあ、僕は部屋に戻らせてもらうよ。何かあれば呼んでくれて構わない」

ガチャッ、バタン

絵里「それで、どうしたの真姫」

真姫「えっ、あぁ、せっかくだし歌のレッスンでもしようかと思って」
115: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:04:16.31 ID:q6qwzn69.net
ことり「そうだね、いつまでもダラダラしてたら下手っぴになっちゃいそうだし」

真姫「希と凛と花陽には伝えたんだけど、にこちゃんと海未は?」

絵里「二人なら照井さんと食料の買い出し中よ。もうすぐ帰ってくるんじゃないかしら」

タダイマー
タダイマモドリマシター

ことり「噂をすればだね」

真姫「じゃあ、二人に伝えて来るから奥の部屋で待ってて」

ことり「はーい」

絵里「分かったわ……穂乃果?」

穂乃果「……zzz」カクン

絵里「……」ビシッ

穂乃果「ぅほぁっ!?」ビクッ

絵里「はぁ……練習始めるわよ」

穂乃果「えっ?えっ?」オロオロ

ことり「あはは……」
117: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:08:12.89 ID:q6qwzn69.net
ーー数時間後 西木野邸

真姫「ーーはい、お疲れ様、今日はここまでにしましょう」

穂乃果「うーん、久しぶりに歌ったきがするー」ノビー

花陽「やっぱり歌うと気持ちが晴れるね」

凛「凛は身体も動かしたいにゃー」

海未「では、私と日課のトレーニングでもしますか?」

凛「うー、遠慮しますにゃ……」

フィリップ「いやぁ、良いものを聞かせてもらったよ」パチパチ

希「うわっ!びっくりしたぁ……フィリップさんいつからおったん?」

真姫「結構前からいたわよ」

希「えー、真姫ちゃん気付いとったんやったら教えてよー」

フィリップ「邪魔になるかと思ってね」

絵里「そんなことないですよ」

ことり「でも、私達全然気付かないくらい集中してたんだね」

穂乃果「久しぶりだったから、なんか楽しかったしね」

にこ「確かにね」
119: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:08:46.99 ID:q6qwzn69.net
穂乃果「そうだ!」ピコーン

海未「いけません」

穂乃果「ええっ!?穂乃果まだ何も言ってないよー!」

海未「どうせ、普段の練習も休みを多くしたいとかそんなことでしょう?」

穂乃果「海未ちゃんエスパー!?」ガーン

海未「穂乃果が単純過ぎるだけです」

にこ「ほら、いつまでも遊んでないでそろそろ夕食の支度するわよ」

花陽「ごはんっ!」パァァッ

絵里「ご機嫌になるの早いわよ……」ヤレヤレ

フィリップ「さて、それじゃあ、僕も部屋に戻るとーー」

ギャリギャリギャリ
ザザザザザザ
バリバリバリ

フィリップ「うわぁぁあああ!!??」

凛「にゃぁっ!?」ビクッ

希「フィリップさんっ!?」ビクッ

フィリップ「ぐああああっ!!なんだこの、音はぁ……!!」ドサッ

フィリップ「み、耳がっ、頭が壊れるっ!!」
120: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:09:39.59 ID:q6qwzn69.net
にこ「ちょっ、な、なんなのよ!?」

海未「……あ、あ……」ガタガタ

真姫「海未……?はっ!?」クルッ

??ドーパント「フフフ……」

花陽「いやっ……ど、ドーパント……」ジワッ

穂乃果「あ、あ、み、みんな逃げてっ!」

絵里「逃げるって言ったって……」

フィリップ「ううう……うわぁぁ!!」ダッ

??ドーパント「くっ……まだ動けるかっ」

フィリップ「早くここから出て、翔太郎を探すんだぁっ」グググッ

絵里「フィリップさん!!」

フィリップ「早くっ!!」

穂乃果「みんな走って!!」ダッ

海未「ことりっ!こっちです!」ダッ

凛「かよちんっ!」

絵里「花陽っ!立ちなさいっ!」グイッ

花陽「ううっ……」ダッ

希「にこっち!真姫ちゃん!先行って!」
121: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:10:24.43 ID:q6qwzn69.net
??ドーパント「こ、のっ!」ブンッ

フィリップ「ぐぁっ!」ガシャーン

真姫「きゃっ!?」

にこ「真姫ちゃん!振り返らないで!」ダッ

真姫「でもっ……!!」

希「早く行くんや!」ダッ

真姫「っ……!!」ダッ

フィリップ「そう……それでいい……!!」ヨロヨロ

??ドーパント「あーあ、お前のせいで逃げられた」グイッ

フィリップ「ぐっ……」

??ドーパント「面倒くさいなぁ!!」ブオンッ

フィリップ「うあぁっ!」ガッシャーン

??ドーパント「まぁいい、ちょっとした余興にはなるか、あいつらも最後のチャンスくらいくれてやろう」

フィリップ「ま……待て……」フラフラ

??ドーパント「しぶとい、ふんっ!」

ギャリギャリギャリ
ザザザザザザ
バリバリバリ

フィリップ「!?」

フィリップ「ぐあぁあああ!!?」

フィリップ「」ドサッ

??ドーパント「さようなら、仮面ライダーさん」スタスタ

フィリップ「……!!」ググッ

デンデンセンサー「」ジー

フィリップ「しょう、たろ……う」バタッ
122: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:11:14.21 ID:q6qwzn69.net
ーー夕方 西木野邸

翔太郎「フィリップ!!」バンッ

フィリップ「っ……翔太郎……」フラフラ

翔太郎「大丈夫か!?」ガシッ

フィリップ「ああ、すまない……動画は見てもらえたかい……?」

翔太郎「あ、ああ、なんだありゃ」

フィリップ「わからない……知らないドーパントだった……」

翔太郎「あの子達は?」

フィリップ「なんとか逃がしはしたが……すまない、何処に逃げたかまでは……」

翔太郎「そうか……分かった、お前はここで休んでろ。俺と照井で手分けして探す」

フィリップ「し、しかし……」

翔太郎「いいか?お前は休んでろ!分かったな!」ダッ

フィリップ「すまない……任せるよ……」

翔太郎「おう!」ピッピッ
123: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:11:35.19 ID:q6qwzn69.net
翔太郎「照井!」

照井『左か!さっきの動画はなんだ!あのドーパントは何だ!』

翔太郎「西木野邸が襲撃された」

照井『なにっ!?』

翔太郎「彼女らはなんとか逃げたみたいだが、フィリップが負傷した」

照井『くっ、彼女らは何処に?』

翔太郎「それが分かんねぇんだ。ドーパントに見つかる前に早くこっちが見つけねぇと」

照井『分かった』ピッ

翔太郎「……頼むぞ」バット!スタッグ!スパイダー!
124: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:12:19.07 ID:q6qwzn69.net
ーーショッピングセンター内

ガシャーン!

真姫「ひっ……!?」

希「もう、うちらの場所バレたみたいやね……」ハァハァ…

にこ「……どうすんのよ、もうにこも真姫ちゃんも走れないわよ……」ゼェゼェ

希「……」キョロキョロ

真姫「フィリップさん……大丈夫かしら」

にこ「よくこんな状況で他人の心配なんか出来るわね……」

真姫「だって……」

希「二人とも、あそこや」

にこ「へっ?」

真姫「非常……口?」

希「見つかる前にあそこから外に出れば、時間稼ぎくらいにはなるやん?」

にこ「……分かったわ、ほら真姫ちゃん」グイッ

真姫「あ、ありがと……」ヨロヨロ

希「にこっち、真姫ちゃん連れて先行ってて。うちここ見張っとくし」

にこ「絶対に来なさいよ」フラフラ

希「分かってる」
125: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:12:47.27 ID:q6qwzn69.net
ガシャーン!
ドコダー!ワカッテンダゼー

スタスタ……

にこ「ここ……従業員通路も兼ねてるわね」

真姫「……だから何?」

にこ「少し休んでてもやり過ごせるかも……希呼んでくるわ」

ガラガラガラ……

にこ「えっ……希……?」

希「あ、へへ……にこっち、頑張って逃げてな」ガラガラ

にこ「あんた……何やって……」ダッ

希「う、うちが引き付けとくか、らっ!」ガシャーン

バンッバンッ
ノゾミッ!バカイッテンジャナイワヨ!
アケナサイヨッ!

希「カードが……カードが告げてるんや」ピラッ


[DEATH]
126: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:13:25.59 ID:q6qwzn69.net
ーーショッピングセンター内

希「……」

希「……来た」スクッ

ビーストドーパント「ヒハハ!あ?一人かよ、他のガキはどこだよぉ!」

希「へへっ、うちのスピリチュアルパワーで隠しちゃった」ジリジリ

ビーストドーパント「はぁ?まぁいいや……今回は手加減しなくていいって話だからなぁ!」ダッ

希「……!」ダッ

ビーストドーパント「おっとぉ!」ガシッ

希「っあっ!」

ビーストドーパント「ヒハハ!生身でドーパント様に勝てるつもりかぁ!」グググッ

希「っ……かはっ……」

ビーストドーパント「ヒハハ!そうだ、お前にもラストチャンスをやるよぉ」ルナ!

希「……!」ビクッ

ビーストドーパント「ドーパントになってお友達を殺して回るか……今死ぬか、なぁ!」

希「どうせ……死ぬ、運命なら……今死んだほ、うが……マシや……!このっ……ドアホぉ!」ジタバタ

ビーストドーパント「ヒハハ!……よし、死ね」

ズバァン!
127: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:14:15.69 ID:q6qwzn69.net
希「……!?」

ビーストドーパント「あっぐっ……ぐぁぁあ……!?何しやがるぅう!」バッ

希「っ……げほっげほっ……」ドサッ

ビーストドーパント「て、めぇ……!」

「なんとか間に合ったか」スタスタ

ビートルフォン「」ブーン

照井「今度は……逃がさん!」

照井「変……身っっ!」アクセル!

希「刑事、さん……」

ブオンッ!アクセル!ブオンッ!ブオンッ!

ビーストドーパント「クソがぁあ……!」ダッ

アクセル「貴様……死ぬ運命だとか言ったな」

希「えっ……」

アクセル「ならその運命ーー俺が振り切るぜ!!」ブオンッ!

アクセル「はぁぁあ!」ズバァン!

ビーストドーパント「ぐぁぁあ!殺すぅ!殺してやるぅう!」ブンッブンッ

アクセル「遅いっ!」ズバァン

ビーストドーパント「ぎゃあああ!」ガッシャーン!

アクセル「貴様は切り刻むだけでは足りんっ!」ガシュゥン…

カチッ…トライアル!

パンッ…パンッ…パンッ…パァンッ!

希「青く……なった……?」
128: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:14:44.81 ID:q6qwzn69.net
Aトライアル「はぁぁあ!」ヒュンッ

ビーストドーパント「なっ!?ど、どこ「後ろだっ!」ガガガガッ

ビーストドーパント「っがぁっ!?」

Aトライアル「ふんっ!」ドドドドッ

ビーストドーパント「ぐうぅぅ……!!」

ビーストドーパント「ああああぁぁっ!!クソがぁあ!!」

Aトライアル「まさに野獣だな……」カチッ…ポイッ

トライアルメモリ「」チチチチチ…

Aトライアル「はっ!はぁぁぁあああ!!」ガガガガガッ

ビーストドーパント「ヒハハ……ヒハハ!何だその、こう……ぐぐっ!?」

Aトライアル「はぁぁぁああああ!!」ガガガガガッ

ビーストドーパント「がっ、がはっ、ぐぅううっ!?」

Aトライアル「はぁぁぁあああ!!」ガガガガガッ!パシッ

トライアル!マキシマムドライブ!

Aトライアル「9.6秒……それがお前の絶望までのタイムだ!」

ビーストドーパント「ち、ちぐしょおぉおがぁぁあ!」

ドガァン!

カランッ……パキン
129: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:15:32.57 ID:q6qwzn69.net
ーーショッピングセンター内

照井「ふんっ」ガララララッ

バァンッ

にこ「わっ!?」ドサッ

真姫「きゃっ!?」ドサッ

照井「二人共、無事だな」ピッピッ

にこ「け、刑事さん……希」

希「……」メソラシ

にこ「っ……!」ツカツカ

にこ「あんたね……!」

真姫「にこちゃん」ガシッ

にこ「ちょっ、離して」

真姫「……っ!」パシィン!

希「っあ……」ヒリヒリ
130: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:15:58.53 ID:q6qwzn69.net
にこ「ま、真姫ちゃん……」

真姫「希、どういうつもりよ」

希「……だって……にこっちにはこころちゃん達がおるし……真姫ちゃんも立派な未来がある……けどうちには、そんなん……今までの事だけで充分やもん……」ジワッ

希「だから……だから……」ポロポロ

真姫「ふざけないでよ!!」

希「ひっ……」グスッ

真姫「希だって!希だって大事な仲間なんだから……希がいないμ'sなんてダメなんだから……」ポロポロ

希「ぅ……ごめんなざい……」ポロポロ

真姫「無事でよかった……」ギュゥッ

にこ「……」グスッ

のぞまき「うわぁぁん」ギュゥッ

『おい、なんだ?本当に大丈夫か?』

照井「ん?……ああ、すまん。気にしてやるな」
132: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:17:01.40 ID:q6qwzn69.net
ーー時を遡って 秋葉原路地裏

花陽「ま、待って……」ゼェゼェ

絵里「はぁ……はぁ……凛、少し休みましょう」

凛「っ……でも」ソワソワ

絵里「分かってる、でも、花陽も私ももう限界なの……お願い」ハァハァ

凛「っ……凛、そこ見てくるっ」ダッ

絵里「凛っ!」

花陽「ご、ごめんなさい……私の体力がなくて……」ゼェゼェ

絵里「花陽のせいじゃないわ、私の足も限界なのは本当だもの……」

カランッ……

花陽「ひっ!?」ガタガタ

絵里「っ……」キョロキョロ

「こっちこっちー」

絵里「あ、あ……」

バードドーパント「ハッハッハ!見つけた見つけた!」バッサバッサ

花陽「いや……嫌ぁぁあ!」

凛「にゃぁぁあ!!」ダッ

バードドーパント「はんっ!」ブンッ

凛「っあっ!」ガシャンッ

絵里「凛っ!」
133: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:17:29.59 ID:q6qwzn69.net
バードドーパント「ハッハッハ!」ガンッ

絵里「かはっ!?」ドサッ

バードドーパント「なんだこれぇ!ハッハッハ!楽しいなぁ!お嬢ちゃん!」ガシッ

花陽「くっ……かっ…」ポロポロ

バードドーパント「そんなに泣かないでくれよお……もっと楽しくなるじゃんか!」ググッ

花陽「っ……っ……」ジタバタ

凛「わぁぁあ!」ガシッ

バードドーパント「あぁ?」

凛「離せっ!かよちんを離せぇ!」バシッバシッ

バードドーパント「ハッハッハ!それで攻撃してるつもりなのかな?」パッ

花陽「っ……げほっげほっ」ドサッ

バードドーパント「よーし、お前から始末しよう」ガシッ

凛「っっ……!」ジタバタ

バードドーパント「ハッハッハッハッハ!!」バッサバッサ

絵里「り、凛っ……!」ヨロヨロ

バードドーパント「高いたかぁぁい!」バッサバッサ

凛「かっ……っ……!」ジタバタ

バードドーパント「ハッハッハ!あー疲れたー」パッ

凛「っあ……!?」フワッ

絵里「りぃぃぃん!!」
134: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:18:11.60 ID:q6qwzn69.net
ブォォォン!


ガシッ……ガシャンッ!キキィッ…!


バードドーパント「あー?な、お前は……!」バッサバッサ

凛「あ……あ……」ギュッ

「待たせて悪かった」ワシャワシャ

凛「探、偵さん……」ポロポロ

翔太郎「流石にそろそろ終わりにさせてもらおうか、鳥野郎……!」

翔太郎「お前ら、離れてろよ」カシャン…カチッ…ジョーカー!

バードドーパント「させるかぁあ!」バッサバッサ

翔太郎「変身っ!」

ジョーカー!

バードドーパント「はぁあ!」ボゥッ!ボゥッ!

ジョーカー「はっ!」タンッタンッ

バードドーパント「なにっ!?」

ジョーカー「おらぁっ!」バキィッ

バードドーパント「ぐばぁっ!」ガシャーン!
135: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:19:14.41 ID:q6qwzn69.net
ジョーカー「てめぇ、今さっき」ドゴンッ!ガンッ!

バードドーパント「ごぶっ、かはっ!?」

ジョーカー「あの子を殺そうとしやがったな!」バキィッ!

バードドーパント「がはぁっ!?」ガシャーン!

ジョーカー「土下座したって、許してやるかよ!」ジョーカー!マキシマムドライブ!

ジョーカー「ライダーキック!」ズガァンッ!

バードドーパント「がぁぁあ!?」ドゴォン!

バードドーパント「かはっ……ハッハッハ……残念、そんなに簡単に俺はやられない……!」ガラガラッ

ジョーカー「知ってるよ」ジョーカー!マキシマムドライブ!

バードドーパント「ひっ!?」

ジョーカー「ライダー……パンチ!」ボゴォンッ!

バードドーパント「がっ……はぁっ……!ぁぁあ!なんでっなんでだぁああたあ!」

ドガァン!

カランッ…パキン
136: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:20:03.29 ID:q6qwzn69.net
ーー秋葉原路地裏

翔太郎「すまねぇ……怪我までさせちまったな……」

花陽「っ……」フルフル

絵里「凛を……助けてくれてありがとうございます」グスッ

凛「っ、っあ、怖かった……怖かったぁ」ポロポロ

絵里「私何も出来なかった……」ギュゥッ

凛「うわぁぁん!」ギュゥッ

翔太郎「……ふぅ」ピリリリ

翔太郎「照井か」ピッ

照井『こっちは、東條希、矢澤にこ、西木野真姫の三人を保護した。』

翔太郎「良かった……こっちも絢瀬絵里と星空凛、あと小泉花陽を保護した」

照井『あとはーー』

翔太郎「園田海未に高坂穂乃果とーー」

照井『南ことりか』

翔太郎「早いところ見つけてやらねぇと」

照井『所在地は?』

翔太郎「いや、まだだ」

照井『そうーーウワァァン!』

翔太郎「おい、なんだ?本当に大丈夫か?」

照井『ん?……ああ、すまん、気にしてくれるな』
137: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:20:29.80 ID:q6qwzn69.net
翔太郎「あー、分かった」ピッ

翔太郎「さて、今救急車を」ピリリリ

翔太郎「あ?」ピッ

フィリップ『翔太郎』

翔太郎「フィリップ、お前、どうかしたのか?」

フィリップ『園田海未、高坂穂乃果、南ことりの所在を突き止めた』

翔太郎「本当か?どこだすぐ向かう!」

フィリップ『いや、今からじゃ間に合わない』

翔太郎「どういう事だよ!」

フィリップ『翔太郎、我儘を言わせてもらうよ』

翔太郎「はぁ?」

フィリップ『ファングを使う』
138: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:20:59.23 ID:q6qwzn69.net
翔太郎「おい、待てよ相棒、今のお前の身体じゃ……ってまさかお前っ!」

フィリップ『あぁ、これ以上の長電話は遠慮したい。頼むよ相棒』ピッ

翔太郎「っあのやろう!」カシャン

翔太郎「悪い!しばらく俺の身体を任せる!」ジョーカー!

絵里「えっ……えっ?」

凛「どういう事?」ズビッ

翔太郎「」フラッ…ドサッ

花陽「ピャァッ!?た、探偵さん……?」ユサユサ

絵里「えっ……嘘……気絶してる……?」ユサユサ

凛「えっ、なんで!?なんで!?」オロオロ

花陽「探偵さんっ!?探偵さん!」ユサユサ

絵里「だっ……」

凛「だっ……」

花陽「だっ……」


えりりんぱな「ダレカタスケテー!!」
139: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:21:36.09 ID:q6qwzn69.net
ーー時を遡って 大型電器店

海未「ことり、こちらへ」ガラッ

ことり「海未ちゃん達は!?」

穂乃果「少し様子を見てくるよ」

ことり「でもっ!」

海未「今一番危険なのは貴女なんですよ」

ことり「なんで……」

穂乃果「ことりちゃんだけ、変な脅迫文だったでしょ?」

ことり「……」

海未「安心して下さい。無茶はしません。約束です」ギュッ

ことり「ぜ、絶対だからね……」ギュッ

海未「はい、では……また後で……」ガラッ……バタン

穂乃果「はい、海未ちゃんの」スッ

海未「なんで、鉄パイプなんか……」

穂乃果「武器になるかなって」

海未「……」グッ

穂乃果「じゃあ……また後で……」ダッ

海未「はい……必ず……」ダッ
140: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:22:10.64 ID:q6qwzn69.net
ギャーギャー!!

海未「この騒ぎ……ここにいるのがバレましたね……」コソッ

海未「……」ブルッ

海未「……落ち着くのです……大丈夫……まだ走れます……」ギュッ

海未「これまで鍛錬を……積み重ねていたではありませんか……」グッ

「何を積み重ねたって?」

海未「っ!?」ダッ

??ドーパント「ちっ、こいつか……ふんっ!」

海未「かっ……!?」ドサッ

海未「うっ、ああぁぁあ!?」

海未「あた、頭がぁっ!?割れっ、ああぁぁあ!!」

??ドーパント「どうした?まだ走れるんじゃないのか?」

海未「ううう……!!」ズルズル

??ドーパント「おいおい……そっちにお友達はいないぞ?ん?」

海未「っ……!?な、なぜっ……!!」

??ドーパント「なんでだろうな?ハハハッ!」ブンッ

「かはっ……!?」ガシャーン!

??ドーパント「不意打ちとは褒められないな……」

穂乃果「っ……ごほっごほっ……海未、ちゃん……」ヨロヨロ
141: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:22:54.80 ID:q6qwzn69.net
??ドーパント「まぁいい、確かお前はまだだったよな」

穂乃果「っ……」フラフラ

海未「穂乃果っ、逃げーー」

海未「ああああっっ!!」

??ドーパント「黙ってろよな」カチッ…エナジー!

穂乃果「あ……あっ……」ガタガタ

??ドーパント「さぁ、お友達になろうか」

ブーン!バシッ!カランッ…

??ドーパント「ぐぁっ!?何っ!?」クルッ

「やはり僕の予想は当たってたね」パシッ

??ドーパント「お前……まだ動けたか……」ギリッ

海未「はぁ……はぁ……フィリップ、さん……!!」

フィリップ「園田海未、高坂穂乃果、待たせてすまない」ピッピッ

フィリップ「翔太郎」

翔太郎『フィリップ、お前、どうかしたのか?』

フィリップ「園田海未、高坂穂乃果、南ことりの所在を突き止めた」

翔太郎『本当か?どこだすぐ向かう!』

フィリップ「いや、今からじゃ間に合わない」
142: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:23:31.50 ID:q6qwzn69.net
翔太郎『どういう事だよ!』

??ドーパント「この状況で電話とは、舐めてくれるな!ふんっ!」

フィリップ「翔太郎、我儘を言わせてもらうよ」

翔太郎『はぁ?』

フィリップ「ファングを使う」

??ドーパント「何……!!なぜ平然としていられる!!」ダッ

翔太郎『おい、待てよ相棒、今のお前の身体じゃ……ってまさかお前っ!』

フィリップ「あぁ、これ以上の長電話は遠慮したい。頼むよ相棒」ピッ

??ドーパント「おらぁ!」ブンッ

ファングメモリ「ギャンッギャンッ」バシンッ

??ドーパント「ぐぅっ!?くそっ!このっ!」ブンッブンッ

フィリップ「流石だね、翔太郎……ファング!」シュィィン…

パシッ!カシャン!カチッ…ファング!

フィリップ「変身っ!」

ファング!ジョーカー!

WFJ「ゥオオオオッ!」
143: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:24:30.72 ID:q6qwzn69.net
ーー大型電器店内

WFJ「はぁぁあっ!」ガシャン!アームファング!

??ドーパント「ぐっ、クソっ!速いっ!」

??ドーパント「ふんっ!」

WFJ「効かないって言ってるだろうっ!」『何の話なんだよ相棒っ!』ブンッ!

??ドーパント「何故だっ!?クソっ!」ブンッ

WFJ「たぁっ!!」バキィッ

??ドーパント「ぐあっ!」ガシャーン!

WFJ「さぁ、君の目的を聞こうか!」

??ドーパント「くっ……!」ダッ

WFJ『あ!おい!』「どこへ行くっ!」『待ちやがれっ!』ダッ

??ドーパント「ハハハッ……!」ガシャンッ!

穂乃果「ひっ……!?」ガタガタ

??ドーパント「隠れたって無駄なんだよっ!」グイッ

WFJ「貴様っ!?」

穂乃果「ぐっ、っあ……」ジタバタ

??ドーパント「さぁ、攻撃してみろよ!」

WFJ『くっ……』「無駄なのは君さ」ガシャンッ!ガシャンッ!ショルダーファング!

WFJ『おい、フィリップ!』「目を瞑りたまえ、高坂穂乃果!」『マジか、ったく!』グッ

穂乃果「っ……!」ギュッ

WFJ「はぁっ!」ビュンッ
144: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:25:07.12 ID:q6qwzn69.net
??ドーパント「何っ!?ぐぁっ!」

穂乃果「きゃっ!」ドサッ

WFJ「終わらせる!」『おうよ!』ガシャンッ!ガシャンッ!ガシャンッ!

ファング!マキシマムドライブ!

WFJ「『ファングストライザー!!』」ズォアッ!

??ドーパント「まだだぁっ!!」ゴウッ!

WFJ「なにっ!?」

ズドォォ…ン!!

WFJ「ぐはぁっ!?」ガシャーン!

WFJ『なんだ今の……!』「衝撃波だ……!」

??ドーパント「はぁっ……はぁっ……仕方無い、今日の所は引き上げよう……」

??ドーパント「だが……ミナリンスキーは、必ず頂くっ!」ダッ

WFJ「待てっ!」

??ドーパント「はぁぁあっ!」ズドォォン!

WFJ「ぐぅっ!」

WFJ『クソっ』「逃げられた……翔太郎、ありがとう」『後で説明しろよ』「ああ」ガシュゥン……

フィリップ「うっ……」ヨロッ
145: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:25:34.99 ID:q6qwzn69.net
穂乃果「相棒さん……っ!」ガシッ

穂乃果「重っ……きゃっ!」ドサッ

海未「穂乃果っ、フィリップさん!」

穂乃果「海未ちゃん、大丈夫だった?」

海未「まだ……頭痛はしますが、なんとか……」

「穂乃、果ちゃん……海未、ちゃん……?」

海未「ことり……」

ことり「なんで……怪我してるの……?」ポロポロ

穂乃果「あ、えっと……こ、こけちゃって!」アハハ

ことり「嘘っ!隠さないで!」グスッ

海未「……すみません」ウツムキ

穂乃果「……ごめんなさい」ウツムキ

ことり「約束、嘘だったの……?」ポロポロ

フィリップ「そこまで、だよ」フラフラ

穂乃果「相棒さん!ダメだよっ!」

フィリップ「大丈夫、南ことり……君にとって彼女らは大事な仲間なんだよね?」

ことり「っ……はい……」グスッ

フィリップ「彼女らにとってもそうさ。だから、嘘をついてまで君を守ろうとした」フラフラ

ほのうみ「……」

フィリップ「だから、こういう時は、ありがとうだけでいいんだ」

ことり「っ……」ボロボロ

ことり「うぅっ……ありがとう……うぇぇん!」ギュゥッ

穂乃果「いてて……えへへ……」ギュゥッ

海未「すみませんでした、ことり……」ギュゥッ
146: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:26:32.21 ID:q6qwzn69.net
ーー秋葉原 大型電器店裏口

翔太郎「よっと」グイッ

フィリップ「ぐぅっ……もう少し優しくしてくれ」グッタリ

翔太郎「ざけんな、勝手にうろつきやがって」

フィリップ「しかし、そのおかげで南ことり達を救出出来たんだよ」グッタリ

翔太郎「あーあー、分かった分かった、何回も言うんじゃねぇよ」スチャッ

翔太郎「悪いな、後の処理任せちまって」

照井「それも刑事の仕事だ」

翔太郎「で、連中は?」

照井「意識が戻り次第取り調べる。だが、戦っている時の様子を見るに、ガイアメモリの毒素が予想以上に回っている。まともに話せるかどうかだな」

翔太郎「そうか」ブオンッ!

照井「後でまた顔を出す」

翔太郎「おう、じゃあな」

ブォォォン……

照井「さて、もうしばらく待っていてくれるか?」

海未「あ、はい、私達は大丈夫です」
147: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:27:03.50 ID:q6qwzn69.net
穂乃果「ことりちゃん落ち着いた?」

ことり「うん……取り乱してごめんなさい……」カァァ

海未「仕方ありません、私も冷静ではありませんでしたし……」

穂乃果「あー……ほっとしたらお腹すいたー!」

海未「穂乃果……」ガックリ

ことり「あはは……でも、さっきの海未ちゃんと穂乃果ちゃんかっこよかった」

穂乃果「えー……こてんぱんにやられちゃったよ?」

ことり「ううん、怖いのに立ち向かってて凄かったよ……ことりは隠れてるだけだったのに……」ウツムキ

照井「だが、自分の力量を測りかねてるのは頂けないな」

穂乃果「うっ……」シュン…

海未「返す言葉もありません……」シュン…

照井「っ……まぁ、なんだ、友人を救わんとする姿勢は認める」プイッ

ことり「だって」エヘヘ

照井「……ん?迎えが来たぞ。三人とも後でな」

海未「ありがとうございました」ペコッ

穂乃果「ありがとうございましたっ!」ペコッ

ことり「……」

照井「どうした?」

ことり「……いえ、なんで私なんだろうって」シュン…

照井「それは左達が突き止める。今は生還したことを噛み締めていろ」

ことり「……はいっ、あの、ありがとうございましたっ」ペコッ
148: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:28:29.02 ID:q6qwzn69.net
ーー夜 西木野邸

花陽「凛ちゃん、足元、気を付けてね。まだガラス残ってるかもだから」

凛「にゃにゃっ!」

真姫「ほら、スリッパ履いて」

海未「穂乃果、それは燃えないゴミです」

穂乃果「はーい」

絵里「せーので上げるわよ」

ことり「うんっ」

ことえり「せー、のっ」

希「にこっちー、器これでええ?」

にこ「いや、そんな高そうな皿出さないでよ!?」

希「ほれっ」ホイッ

にこ「ぎゃー!ちょっ、バカっ!冗談でも止めなさいよっ!」

真姫「別に今更一枚くらい割れてたってどうってことないわよ」ヤレヤレ

にこ「いや、いいわけないでしょ……」

花陽「よしっ!みんなっ!おにぎりですっ!」ドヤッ

凛「凛も手伝ったにゃー!」

にこ「ちょうどね、こっちも出来たわ」

希「買い物行けてないから、シンプルなんやけどね」ドヤッ

にこ「なんでアンタが自慢げなのよ、殆ど私が作ったじゃない」
149: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:29:19.21 ID:q6qwzn69.net
穂乃果「探偵さん達呼んでくるね!あいたっ!?」ガンッ

絵里「バタバタ走るからよ」ヤレヤレ

ことり「穂乃果ちゃん大丈夫?」オロオロ

穂乃果「あはは、へーきへーき!」タッタッタッ

海未「少し場所を開けるので待ってくださいね」

絵里「これ、そっち置いてくれる?」

真姫「もらうわ」

にこ「お箸配るわよ」

花陽「いたーだきますっ。はむはむ……んー、美味しいですぅ!」キラキラ

希「えっ、花陽ちゃんもう食べ始めてるやん!?」

凛「凛もいただきまーす!」ハムッ

絵里「ハラショー!簡単な材料でこんなに美味しいのが出来るのね!」キラキラ

真姫「ねぇ、穂乃果達待たなくていいの……?」

ことり「うーん……」アハハ…

海未「すぐ来るでしょう。私達も食べましょう。いただきます」

ことまき「いただきまーす」

翔太郎「……ったく、これがつい数時間前にボロボロだった連中の様子かよ」ヤレヤレ

フィリップ「元気なのはいい事さ」

穂乃果「呼んできたよっ!ってもう食べてるしっ!?」ガーン
150: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:30:06.66 ID:q6qwzn69.net
ーー深夜 西木野邸一室

ガチャッ

照井「すまない、遅くなった」

フィリップ「揃ったね、じゃあ」


フィリップ「検索を始めよう」スゥッ


ーー地球の本棚

フィリップ「さぁ、翔太郎。キーワードを」

翔太郎『最初のキーワードは……秋葉原』

ゴォォ……シャッシャッ

翔太郎『二つ目のキーワードは……μ's』

ゴォォ…シャッシャッシャッ

翔太郎『三つ目のキーワードは……そうだな……浄化だ』

ゴォォ…シャッ

フィリップ「……ダメだ、絞り込めない」

翔太郎『やっぱりか……』
151: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:31:25.01 ID:q6qwzn69.net
ーー西木野邸一室

フィリップ「何かをまだ見落としているんだが……」ウロウロ

照井「……」

翔太郎「……あ」ハッ

照井「どうした?」

翔太郎「ミナリンスキー」

照井「……は?」

翔太郎「フィリップ、まずミナリンスキーが何か検索してみてくれ」

フィリップ「ミナリンスキー?分かった」

フィリップ「……」

フィリップ「ミナリンスキー。秋葉原で伝説のメイドだね。キュアメイドカフェと言うメイド喫茶で働いていて、その容姿や接客の姿勢が、登場から瞬く間に話題となって、一躍有名となったみたいだ」

フィリップ「公には素性が明かされていない為か、彼女のサイン色紙はネットオークションで高額取引されているうえに、生写真などはほぼ市場に出回らない希少品となっている。本名はーーなるほどね」

照井「なんだ?」
152: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:31:57.29 ID:q6qwzn69.net
翔太郎「……南ことり、だろう?」ニヤッ

フィリップ「ああ、その通りさ」

照井「待て、まず俺にそのミナなんとかの説明からしろ」

翔太郎「あの謎のドーパントが去り際に言った単語だ」

照井「奴がか……」

翔太郎「そういや、あいつのメモリは分かったのか?」

フィリップ「ああ、奴のメモリはN……音害の記憶、ノイズのメモリだ」

翔太郎「ノイズ……だから衝撃波か」

照井「しかし、フィリップや園田海未に対して仕掛けた攻撃はなんだ、なぜ防げた?」

フィリップ「これさ」

フロッグポッド「」ピョンッ

照井「なるほど……そう言う事か」

翔太郎「いや、分かんねぇよ」

フィリップ「さて、新たなキーワードが出たから、検索を再開しよう」

翔太郎「おいっ、シカトかよ!?」
153: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:32:51.13 ID:q6qwzn69.net
ーー地球の本棚

フィリップ「先程のキーワードは……秋葉原、μ's、浄化」

ゴォォ…シャッシャッシャッ

照井『四つ目のキーワードに、ミナリンスキー』

ゴォォ…シャッシャッシャッ

フィリップ「……何故だ、まだ絞り込みきれない……」スタスタ

フィリップ「まだ何か……なんだ、何を見落としている……」


ーー西木野邸一室

照井「地球の本棚にすら記載がないのか?」

フィリップ「ありえない。ミュージアムや財団Xじゃ……まさか財団Xの関係者!?いや、幹部級の者がこんな事件を起こすとは思えない……」ウロウロ

翔太郎「……秋葉原、μ's、浄化、ミナリンスキー……」

フィリップ「……翔太郎?」

翔太郎「なんか引っかかるんだよなぁ……」ウーン

照井「しかし、これ以上の情報など思い付かんぞ」

フィリップ「メモリまでわかっているのに……こんなにもどかしいのは久々だ……」ウロウロ

翔太郎「……!」ガタッ

翔太郎「フィリップ!キーワードをリセットだ!検索し直せ!」

フィリップ「えっ?」

翔太郎「早く!」バンッ

フィリップ「あ、あぁ……」スゥッ…
154: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:33:26.29 ID:q6qwzn69.net
ーー地球の本棚

フィリップ「さぁ、翔太郎、キーワードを」

翔太郎『最初のキーワードは、秋葉原』

ゴォォ…シャッシャッ

フィリップ「秋葉原?同じじゃないか」

翔太郎『まぁ、待て。二つ目のキーワードはーーミナリンスキー、だ』

ゴォォ…シャッシャッシャッ

フィリップ「……?」

翔太郎『三つ目のキーワードはーー浄化』

ゴォォ…シャッシャッシャッ

フィリップ「さっきまでより絞り込めている……だが……」

翔太郎『四つ目のキーワードはーー』

翔太郎『メイド喫茶キュアメイドカフェ』

ゴォォォッ!シャシャシャシャ……コトン

フィリップ「……!」スッ…ペラペラ
155: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:34:41.59 ID:q6qwzn69.net
ーー西木野邸一室

フィリップ「……検索が終了した」ペラッ

照井「何?」

翔太郎「やっぱりな、なーんかおかしいと思ったんだよ」

照井「何がだ」

翔太郎「ノイズドーパントは何故ーー南ことりがミナリンスキーだと知っていたのか」

フィリップ「しかし、それは少し調べればネットでμ'sの南ことり=ミナリンスキー説が出てくるくらいには……」

翔太郎「いや、奴は何かしらの確信を持っていた……それに、よほどじゃなけりゃ住所まではネットでも出ないだろう?」

フィリップ「確かに……しかし、それでなぜ彼女の働く店がキーワードに?」

照井「……履歴書か」

翔太郎「あぁ、彼女を採用する時必ず面接はあっただろうし、履歴書も出したはずだ」

照井「本来なら知りえない情報さえも知りえた唯一の立場ーー」
156: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 03:35:23.42 ID:q6qwzn69.net
ーー朝 西木野邸裏口

ことり「……そーっと」コソコソ

ことり「みんなごめんなさい……」コソコソ

ガチャッ……

にこ「意外と遅かったわね、ことり」

凛「ホントにゃー!待ちくたびれたにゃー!」

ことり「ひゃっ!?に、にこちゃん!?凛ちゃん!?」ビクッ

絵里「行くんでしょう?左さん達の所へ」

ことり「ど、どうして……」オロオロ

希「犯人の事聞いてからずっとそわそわしとったやん」

ことり「うっ……だって……」オロオロ

真姫「気持ちは分かるけど、ことりが責任感じることじゃないでしょ?」

ことり「でも……」シュン…

穂乃果「だからさ、一緒に行こう!」

ことり「……えっ……?」

海未「一蓮托生、死なば諸共です!」ビシッ

花陽「みんな死んじゃうのぉ!?」ガーン

ことり「みんな……」ウルッ

希「それじゃ、早う行こっか」

絵里「そうね、行ったは良いけど終わってましたじゃ、格好つかないもの」

穂乃果「それじゃ、秋葉原へレッツゴー!」

凛「ゴーにゃー!」
157: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:29:07.80 ID:q6qwzn69.net
ーー秋葉原 メイド喫茶キュアメイドカフェ

カランカラン…

店長「お?すいません、まだ開店前なんですが……」

照井「警察だ」スッ

店長「け、警察ですか……一体何か……?」ビクッ

照井「ある事件で捜査をしている、話を聞きたい、外に来てもらえるか?」

店長「わ、分かりました……」

照井「では」カランカラン

店長「……」カランカラン

カチッ…ノイズ!

ノイズドーパント「ふんっ!」ブンッ

照井「左の推理通りだな!」サッ

ノイズドーパント「何っ!?」

「ようやく解決出来たね」

「全く手こずらせやがって」

ノイズドーパント「貴様ら……!!ふんっ!」

フィリップ「またそれかい?効かないのは昨日証明した筈だが」

ノイズドーパント「クソっ!何故だ!俺の能力が何故通用しないっ!」
158: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:29:49.72 ID:q6qwzn69.net
フィリップ「簡単な事さ、これはね、録音、再生、変声が出来るんだ」

フロッグポッド「」ピョンッピョンッ

ノイズドーパント「だからなんだ!」

フィリップ「最初、君が西木野邸に襲撃をしたときも、これがあった。あの時の音を録音しながらね」

ノイズドーパント「録、音……」グッ

フィリップ「知っているかい?音っていうのは意外と破壊力があるが、その反面簡単に打ち消す事も出来るんだ」

ノイズドーパント「……」ギリッ

フィリップ「逆位相ーー簡単に言えば正反対の音さ、それをぶつけるだけで音は簡単に消える。ふふっ、面白いだろう」

翔太郎「あー、ぎゃくいそう……ぎゃくいそうな」ウンウン

照井「貴様……」ハァ…

ノイズドーパント「だったら……これはどうだ!」

ズドォォ…ン!

フィリップ「くっ!」サイクロン!

翔太郎「ったく!」ジョーカー!

照井「やるぞ!」アクセル!

「変…「「変身っ!」」…身っ!」

サイクロン!ジョーカー!アクセル!
159: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:31:00.94 ID:q6qwzn69.net
WCJ「照井!」『僕の身体を頼む!』

アクセル「分かった!」ブオンッ!

WCJ『さぁ、まだまだ話足りないんだけど』

ノイズドーパント「そんなものない、貴様らはここで……殺す!」ズドォォン!

WCJ「お前が何故彼女らを襲撃したのか」タンッタンッ

ノイズドーパント「くっ!」ブンッ

WCJ『君はミナリンスキー、南ことりに惚れ込んでいた。それも崇拝に近いほど』ドガッ!

WCJ『しかし、彼女は次第に店に来る日数が減っていった』「スクールアイドル活動に重点を置き始めたからな」バキィッ

ノイズドーパント「ぐぅっ……!」ブンッ!ブオンッ!

WCJ『そこで君は一計を案じた』「スクールアイドル活動を阻害し、彼女の居場所を店だけにしたかったんだろ!」メタル!

WCM「最初は脅迫文と贈り物だ!」カシャンッ!ヒュンヒュンヒュン!

ノイズドーパント「このっ!クソっ!」ズドォォン!

WCM『しかし、それが南ことりの行動をも阻害し、店への足が遠退いた』「だから次の段階に進んだ!」ブオンッ!ブオンッ!バシンッ!

WCM『μ'sメンバーのドーパント化』「それが表沙汰になれば、スクールアイドル活動も出来なくなり、彼女が戻ってくると思ってな!」ヒート!
160: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:31:51.61 ID:q6qwzn69.net
WHM「だからわざわざ、同士を募ってまで一人ひとり襲撃した」『初めは矢澤にこ』ボウッ!ブオンッブンッ!

ノイズドーパント「がはぁっ!?」

WHM『アイドル研究部部長を貶めれば早く済むと思ったんだろうね』「だが、誤算があった!」バキィッ!ゴゥッ!

ノイズドーパント「ぐはぁっ!?」ガシャーン!

WHM「俺達の存在」『予想外に早く収束した矢澤にこの騒動に焦った君達は次々と襲撃を繰り返した』トリガー!

WHT「園田海未、西木野真姫」『作詞と作曲担当』「しかしそれも上手くいかず、お前らは痺れを切らした」バンッバンッバンッ!

ノイズドーパント「ぐぁあっ!」フラフラ

アクセル「音ノ木坂学院の襲撃……練習場所を無くせば止めるだろうと」スタスタ

WHT「しかし、結果は同じだった」『そして遂に強行手段に出た』「南ことり以外の抹殺だ」ルナ!

ノイズドーパント「ぐぅっ……!」ダッ

アクセル「だが!それも敗れた!」ズォアッ!

WLT「もうお前の負けだっ!」バンッバンッバンッ!

ノイズドーパント「がはぁっ……」ドサッ
161: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:32:47.08 ID:q6qwzn69.net
ーー秋葉原 大通り

ノイズドーパント「くっ、ハハハ……あいつらが失敗してなければ……」ヨロヨロ

アクセル「ちっ!」

ノイズドーパント「今頃ミナリンスキーはまた俺の店で伝説を紡いでいたはずなんだっ!」ノイズ!アップグレード!

Nアップグレード「ガァァアッ!!」ズドォォン!!

WLT「何っ!?」

アクセル「くそっ!」トライアル!

パンッ…パンッ…パンッ…パァンッ!

Aトライアル「はぁあっ!」ヒュンッ!バシィッ!

Nアップグレード「無駄だぁ!!」ゴォッ…ドガァァン!!

Aトライアル「ぐぁあっ!?」ガシャーン

WLT『アクセル!』「ちっ!」バンッバンッバンッ!

Nアップグレード「ハハハァッ!もう構わん!思い通りにならないなら、全部壊してくれる!!」ゴォッ…ガッシャーン!!

WLT「くっ!」『翔太郎!』「あぁ!」サイクロン!ジョーカー!

エクストリームメモリ「ピィィィ」ヒューン

カシャンッ!エクストリーム!
162: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:33:47.58 ID:q6qwzn69.net
WCJX「ひとつ、彼女達をちゃんと守れず、傷付けた」

WCJX『ひとつ、早急な解決が出来ず、彼女達に不安を強いてしまった』

WCJX「ひとつ、彼女達がいなければ挫けてしまっていた」

Nアップグレード「なんだ……?」

WCJX「俺達の罪は数えたぞーー」

WCJX「『ーーさぁ、お前の罪を数えろ!!』」

Nアップグレード「俺のした事が罪なものかぁぁ!!」ズドォォン!!

WCJX「救えねぇ野郎だぜ……!」

WCJX「『プリズムビッカー!』」キィィ…ン…プリズム!ジャキン
163: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:34:40.71 ID:q6qwzn69.net
ーー秋葉原 大通り

穂乃果「ねぇ!あれ……!」

ズドォォン!
ガッシャーン!
ドガァァン!

希「探偵さん達や……」

絵里「なんて戦いを……」

海未「私達は……あんな中に巻き込まれていたのですか……」ギュッ

真姫「……っ」ゾクッ

花陽「こ、怖いです……」

凛「あれじゃ探偵さんが死んじゃう……っ!」

にこ「駄目よそんなの……」

ことり「……」スゥッ…

ことり「負けるな仮面ライダーぁぁ!!」

八人「っ……!?」ビクッ

ことり「っ……頑張ってぇ!仮面ライダーぁぁ!」

希「……!頑張れぇえ!」

りんぱな「負けるなぁぁ!」

にこ「負けるなんて許さないわよぉお!」

えりまき「いっけぇえ!」

海未「絶対に勝ってくださいぃい!」

穂乃果「みんな……!」

九人「行けっ!仮面ライダーぁぁ!」
164: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:35:14.41 ID:q6qwzn69.net
穂乃果「はぁ……はぁ……よしっ!歌おうっ!」

真姫「はぁ!?」

にこ「おかしいでしょっ!?」

穂乃果「だって私達はスクールアイドルだよっ!」

絵里「いや、今は関係無いでしょ!?」

穂乃果「歌うったら歌う!」スゥッ…

穂乃果「アイセェェエイ!」

花陽「歌うというより……」

凛「歌詞を叫んでるだけにゃ……」

ことり「ヘイッ!ヘイッ!ヘイッ!スタンダッ!」

海未「ことりまで……」

希「えーい、こうなったら形振り構わずや!歌うで、えりち!」

絵里「えっ!?ホントにやるの!?」

凛「うー、なんかテンション上がってきたにゃー!」

花陽「凛ちゃんもっ!?」

穂乃果「にこちゃんも、真姫ちゃんも!」

にこ「あーもう!やればいいんでしょやれば!」

真姫「もうっ意味わかんない!」
165: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:36:11.78 ID:q6qwzn69.net
ーー秋葉原 大通り

WCJX「おい」『ああ』

〝明日よ変われ!〟
〝希望に変われ!〟

WCJX「聴こえてるかよ!」ブンッ

〝眩しい光に照らされて変われ!〟
〝START!!〟

Aトライアル「貴様が奪おうとした歌が!」ガガガカッ!

〝悲しみに閉ざされて〟
〝泣くだけのキミじゃない〟
〝熱い胸 きっと未来を〟
〝切り開く筈さ〟

WCJX「この街だって、こんなにいい風が吹く!」ズォアッ!

WCJX「街の風は人の心だ!」
166: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:37:01.69 ID:q6qwzn69.net
WCJX「伝説だかなんだか知らないが、街を泣かせるような奴が誰かの心を捕まえられると、思うな!」ガシャン!

Aトライアル「こいつも使え!」ポイッ

WCJX「『ああ!』」パシッ

Nアップグレード「うたもかぜも、こころも、シルカァア!!」ゴォオオオ!!

WCJX「『これで終わりだ……!』」

サイクロン!マキシマムドライブ!
ジョーカー!マキシマムドライブ!
アクセル!マキシマムドライブ!

キィィ…ン……

WCJX「『これは……!……そうか……お前達の気持ち、ちゃんと受け取ったぜ!』」



ミューズ!マキシマムドライブ!



WCJX「『ビッカーオーロラドリームエクストリーム!!』」
167: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:37:58.88 ID:q6qwzn69.net
ーー翌朝 西木野邸

照井「後の事は警察で処理する。風都に戻るのはもうしばらく後になるだろう」ガチャン

翔太郎「おう、亜樹子に言っておく」

照井「すまない、では」

ブゥゥ…ン……

翔太郎「さーて、俺らも帰るか」

フィリップ「そうだね」

翔太郎「忘れ物すんなよー」

ことり「探偵さん!」

翔太郎「お?」

ことり「あのっ、ありがとうございましたっ!」ペコッ

翔太郎「受けた依頼をこなしただけさ」

ことり「あの……依頼料は……」

翔太郎「なんだ、またそれか。高校生から金を巻き上げるつもりは無いって最初に言ったろ?」

ことり「でも、たくさん怪我とか……危ない事いっぱいで……」

フィリップ「そんなこと、いつものことさ」

ことり「いつもって……」

翔太郎「そう言う事だ、だから依頼料とか気にすんな」

ことり「……」
168: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:38:49.84 ID:q6qwzn69.net
ドタバタ!

「穂乃果、何やってるんですか!」

「うわーん!待ってってばー!」

「アンタ達、早くしなさいよ!」

「探偵さんにありがとういうにゃー」

「んぐっ、ご飯が喉にっ」

「ちょっと花陽!慌て過ぎよ!」

「ことりちゃん!足止めしててや!」

「もう!最後まで締まらないじゃない!」

翔太郎「はぁ……そうだな、じゃあーー」ガチャン

翔太郎「μ's全員で飛びっきりの笑顔で、最高の知らせでもしてくれ」ブォンッ

ことり「えっ……」

翔太郎「じゃあな!気長に待ってるぜ!」

フィリップ「さようなら、南ことり!」フリフリ

ブォォォン!!
169: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:39:22.90 ID:q6qwzn69.net
ことり「あっ!」ダッ

ことり「……ありがとうございましたっ!」ペコッ

八人「あー!」バァン!

ことり「えへへ、行っちゃいました」テヘッ

穂乃果「えーっ!?」ガーン

海未「穂乃果がもたもたするからです!」

にこ「のんびりおにぎりなんか食べるからよ!」

凛「追いかけたら間に合うかなっ!?」

花陽「ご、ごめんなさいっ!」

絵里「流石にバイクには追い付かないわ……」

希「あーあ、もう見えへんわ」

真姫「ことり?なんで嬉しそうなのよ」

ことり「内緒ですっ!」ニコニコ

エー!オシエテヨー!
ホノカチャンノオネガイデモダメー!

ワーワーキャーキャー



「なぁ相棒」

「なんだい」

「いい風だ」

「そうだね」
170: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:40:14.28 ID:q6qwzn69.net
ーー冬 鳴海探偵事務所

カタカタカタ

たまには過去の事件の事でも書こう。

あの暑い夏、珍しく風都の外から依頼が舞い込んだ。

依頼主は九人の歌の女神。

すっかり怯えた女神達。

怪物に変えられていく女神は、それでも歌う事をやめなかった。

俺はただ、その歌が消えないように、失くならないように、立ち回っただけだった。

やがて、歌は奇跡となって、街に光を取り戻した。

「うわっ……ない、流石にこれはないよ」ドンビキ

翔太郎「ちょっ、亜樹子てめぇ!執筆中に読むなっつってんだろ!」

亜樹子「翔太郎君がこんな寒いポエム書いてたなんて、アタシ聞いてない……」
171: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:41:05.30 ID:q6qwzn69.net
翔太郎「くっそ!」ビリィッ!

亜樹子「フィリップくーん!」

翔太郎「待てこの野郎!」

亜樹子「あ、そうだ。これ」ピラッ

翔太郎「あ?」

[依頼料です]

翔太郎「……」ピラッ

翔太郎「……」フッ

フィリップ「呼んだかい?」

翔太郎「ほらよ」ピラッ

フィリップ「……ふーん」

亜樹子「ええっ!?」

翔太郎「ふーんてお前!?」

フィリップ「それより翔太郎!プリズムショーと言うのを知っているかい!?」ガバッ

翔太郎「あーもう!てめぇたまには前の事に興味を持てよ!」



[LoveLive! VICTORY]

……Fin
172: ◆sXEF0XMCF2 (舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 07:41:55.50 ID:q6qwzn69.net
以上で終わり

ありがとうございました
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