千歌「ルビィちゃんってさ~」曜「ん~?」完全版

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ルビィ-アイキャッチ18
1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:41:18.13 ID:E4jPhpax
部室

千歌「なんか・・おいしそうじゃない?」

曜「ん?どういう意味?」

千歌「ほら・・なんか・・うゆうゆして小動物みたいでさ・・絶対・・食べたらおいしいと思うんだ・・」

曜「あ~・・言われてみれば・・そうかもねぇ・・」

果南「ルビィは黒澤家で育ちもいいから・・上質なごはんを食べて育っているし・・さばいたらきっと新鮮な赤身がいっぱい詰まっているだろうね・・」

千歌「はー・・果南ちゃんがそういうこと言うから・・ますます食べたくなってきたじゃん!!」

※ >>8からがこちらの続きとなります(管理人)

千歌「ルビィちゃんってさ~」曜「ん~?」

元スレ: 千歌「ルビィちゃんってさ~」曜「ん~?」完全版

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2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:41:53.68 ID:E4jPhpax
花丸「でも・・ルビィちゃんは世界に一匹しかいないずら・・」

千歌「そうなんだよね~ ・・・鞠莉ちゃん・・小原家の力でルビィちゃんを養殖して気軽に食べられるようにできないの~?」

鞠莉「クローンは禁止されているのよ?ムチャ言わないで頂戴・・」

曜「千歌ちゃんが食べたい食べたい言うから・・こっちまで食べたくなってきたじゃん・・」

善子「でも・・ルビィってあんまり食べる場所なさそうだけど・・」

ダイヤ「善子さんはなにもわかっていませんわね・・ルビィはそこがいいんじゃありませんの・・」

ダイヤ「あの高校生なのに未発達な体・・幼児みたいに純真爛漫な性格・・そして・・あの舌から繰り出される観客を魅了する歌声・・」

千歌「あ~牛タンみたいにルビィちゃんの舌を食べることができたらな~」
3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:42:23.30 ID:E4jPhpax
一同「・・・・・」ぐう~

果南「あ・・あはは・・この話してたら・・なんかお腹空いてきちゃった・・」

善子「もう!!千歌がこんな話始めるのが悪いのよ!?」

曜「ああ・・ルビィちゃんのあのぷにぷにしたお腹にかじりつきたいのであります!!」

果南「私が仕留めてきてさばいてあげようか?」

ダイヤ「およしなさい!!黒澤家が食べごろになるまで手塩にかけて育てているというのに・・無粋な真似をするんじゃありません!!」

千歌「そうだよ?果南ちゃん・・ルビィちゃんはまだ青い果実・・赤く熟してからが食べごろなんだから・・あ、今のはルビィちゃんの髪が赤いのと赤い果実をかけて・・」

善子「かけなくていいわよ」
4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:42:54.64 ID:E4jPhpax
曜「この地域には確か伝統があるんだよね?確か黒澤家が成人した家畜を殺してその肉を地元住人に振る舞うっていう風習が」

善子「え?そんなのがあるの?」

花丸「善子ちゃんは沼津育ちだから・・内浦の風習は知らないのもしょうがないずら」

善子「なによ!私だけ仲間はずれはなしよ!教えなさいよ!」

ダイヤ「この地域に古代から残る風習・・飢饉と猟の不作が重なった時代にできた悪しき風習ですわ・・」

ダイヤ「昔のご先祖さまたちは飢えで死んだ人間を調理して食べて飢えをしのいでいたそうです・・」

ダイヤ「今では人肉を食べることはできませんが・・内浦近郊の住人達は人肉の味を忘れることができずに・・数十年に一度だけよそからさらってきた子供を育てて食べるという伝統があるのです・・」
5: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:43:24.20 ID:E4jPhpax
善子「へえ~それじゃあもしかしてルビィって・・」

ダイヤ「ええ・・黒澤家が誘拐してきて育てている子供ですわ・・」

ダイヤ「あの子が成人したその日に絞めてその身を地元住民にふるまうために育てているのです」

ダイヤ「だからこそ・・私はあの子を手塩にかけてかわいがっているのです」

花丸「マルもルビィちゃんのことは大好きずら・・愛情をいっぱいかけておいしくな~れって・・いう気持ちで毎日接しているずら!!」

花丸「だから善子ちゃんもルビィちゃんに愛情と感謝の心を持って接しなきゃだめずらよ?」

善子「へえー・・古い土地には色々な風習があるのねー」

善子「そうね・・わかった!!私・・今日からルビィに優しくなる!!」

ダイヤ「ありがとうございます善子さん」
6: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:43:55.01 ID:E4jPhpax
千歌「その日が来たら梨子ちゃんにもルビィちゃんのお肉いっぱい振る舞ってあげるからね!!」

梨子「え・・ええ・・楽しみに・・してるわ・・」

梨子(どうしよう・・私・・とんでもない場所に引っ越してきちゃった・・!!)

善子「・・それにしてもルビィ・・遅いわね?」

花丸「今日はルビィちゃん掃除当番だから・・もうすぐ来ると思うずら」

千歌「はぁ~早くルビィちゃんこないかな~♪」

ダイヤ「千歌さんったら・・ルビィを食べる日はまだまだ先ですわよ?」

千歌「あ~そうだったね・・♪」

曜「千歌ちゃんの食いしん坊~」

梨子以外の一同「あははははははははははは!!!!」
7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:44:16.95 ID:E4jPhpax
部室の外

ルビィ「」がたがたぶるぶる
8: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:44:44.08 ID:E4jPhpax
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー

ルビィ「はあ・・!!はあ・・!!はあ・・!!はあ・・!!」

逃げていた・・どこに行けばいいのかもわからない・・でも逃げなくちゃ・・!!

血肉に飢えた獣たちがルビィの命を狙っているんだから!!
9: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:45:17.38 ID:E4jPhpax
海岸沿いの道路

ルビィ「あれは・・一体・・なんだったの?」

千歌ちゃんが・・ルビィのことを食べたらおいしそうって言い出して・・だれも・・おかしいって言ってくれなくて・・

お姉ちゃんが・・ルビィはよそからさらってきた子で・・いつか食べるためだけに・・育てて来たって・・

それで・・最後にみんなで高笑いして・・

ルビィ「う・・・」

ルビィの心は先ほど見たあまりにも刺激的で異常な光景に耐えることができず、電信柱の陰に嘔吐してしまった・・

よだれと涙でルビィの顔はグシャグシャになっていく
10: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:45:53.92 ID:E4jPhpax
カアー!! バサバサバサ!!

ルビィが立ち去ろうとしたとき・・一匹のカラスがルビィの吐しゃ物の上に舞い降りて、たった今吐き出した
胃の内容物をついばみ始めた・・

ルビィ「・・・!!」

ルビィはその光景に自分の未来を見たような気がし、おぞましさと寒気が体を突き抜けていく・・

ルビィは一目散にその場を逃げ出した

ルビィ「ウチに・・帰りたくない・・お父さんも・・お母さんも・・怖い・・」

ルビィは途方に暮れてコンクリートで舗装された道路の上に立ち尽くした・・
11: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:46:22.71 ID:E4jPhpax
おじいさん「おやルビィちゃん・・今帰りかい?」

ルビィ「あ・・近所のおじいちゃん・・こんにちは・・」

道に立ち尽くしていたルビィに柔和な笑顔を浮かべた老紳士が声をかけてきた

おばあさん「おや?今日はおねえちゃんやお友達と一緒じゃないのかい?」

ルビィ「あ・・うん・・今日はちょっと・・一人なんだ・・」

おじいさん「それはいけないね~もう暗くなるのも早いし、変な人とかが出るかもしれないから、必ずお姉ちゃんやお友達と行動するんだよ?」

ルビィ「う、うん・・今度からそうします・・」
12: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:47:05.77 ID:E4jPhpax
おばあさん「ルビィちゃんも大きくなったね~ 今何年生なんだい?」

ルビィ「こ・・高校一年生です」

いつもなら・・なんともない世間話のはずなのに・・学校であんな話を聞いたせいで・・おじいさんとおばあさんがとても気持ちの悪い物に見えてしまう・・

おじいさん「ルビィちゃんは・・いくつになるんだったかな?」

ルビィ「じゅ・・じゅうご・・」

おばあさん「もうおじいさんったら・・15歳ですよ・・この子は9月21日生まれで今15歳です・・」

おじいさん「おおそうだったな・・いかんいかん忘れておった・・」

おばあさん「もう、しっかりしてくださいよ」
13: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:47:34.75 ID:E4jPhpax
ルビィ「・・・・」

ルビィが答えるよりも早く・・おばあさんがルビィの年齢と誕生日を答えたことにルビィの背筋に氷を入れられたかのような悪寒が走る

スクールアイドルをやっていて・・プロフィールも公開していて・・地元住民の人たちに理解を得るために活動してきたんだから・・
本当は自分の情報が知られていることに喜びを感じるはずなのに・・気持ち悪い・・それだけだった・・

ルビィ「し・・失礼します!!」

おじいさん「あ、ルビィちゃん・・」

おばあさん「大丈夫かねえ・・なんだか慌てている様子だったけど・・」

ルビィは老人たちとの会話を一方的に打ち切って道を歩き出した・・

おじいさん・おばあさん「・・・・・・・・・・」
14: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:48:01.49 ID:E4jPhpax
バスの中

ルビィ「・・・・・」

ブロロロロロロ

ルビィを乗せたバスが内浦を出発して沼津市へと走り出す・・

どこへ行けばいいの・・?あてなんてどこにもない・・

でも・・あの家に戻ることが・・もう耐えられなくて・・

ルビィ「・・・・・・」

バスの揺れに身を任せルビィは静かに目を閉じた・・

目を閉じて昔から感じていた違和感の記憶を頭の中で回想した
16: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:48:33.80 ID:E4jPhpax
黒澤家 過去

黒澤母「うふふ・・この時のダイヤったら・・」

ダイヤ「お・・お母様・・//」

ルビィ「あれ~?ここに広がっているの昔のアルバム?」

黒澤母「ええそうよ?ダイヤとルビィが小さかった時の写真を見ていたところなのよ・・」

ルビィ「わーい!!ルビィも見る~!」

ルビィ「へ~懐かしいな~」

ダイヤ「これはルビィが小学校の運動会の写真ですわね・・かけっこでビリになって泣いていますわ・・」

ルビィ「も、もう・・// 恥ずかしいからそんな写真取り出さないでよ!!」
17: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:49:08.91 ID:E4jPhpax
黒澤母「これはダイヤとルビィがスクールアイドルごっこをしている写真ですね・・」

ダイヤ「お・・おかあさま・・//そんな恥ずかしい過去を取り出さないでくださいまし」

黒澤母「はいはい・・」

ルビィ「ふーん・・」

ルビィは写真を見ていて思ったんだ・・お姉ちゃんの写真は生まれたばかり・・赤ちゃんの頃からあるのに・・

ルビィの写真はどれだけ探しても、一番古い物で幼稚園に入園するまでしかなく・・ルビィが赤ちゃんの頃の写真はなかった
18: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:49:34.43 ID:E4jPhpax
ルビィ「ねえ?ルビィが赤ちゃんの頃の写真はないの?」

ダイヤ・黒澤母「・・・・・・」

黒澤母「ルビィ・・あなたは赤ちゃんの時はカメラに写りたがらない子だったのよ・・」

ダイヤ「そうですわ・・ちょっとカメラを向けただけでピギャー・・とそれはもうけたたましい鳴き声を・・」

ルビィ「う・・うん・・?そ・・そうなの・・?」

それまで柔和で穏やかな表情だったお姉ちゃんとお母さんが・・一瞬だけ能面を被ったかのように無機質な顔になった・・

あれは・・ルビィは赤ちゃんの時にこの家にいなかった・・ていう意味なのかな・・?
19: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:50:04.73 ID:E4jPhpax
ブー ブー ブー ブー

ルビィ「・・・ひっ」

携帯電話のサイレントバイブがルビィの意識を現実に引きずり戻した・・

電話の相手を見ると・・

ルビィ「・・お姉ちゃんだ」

心臓がバクバクと破裂しそうなくらいに鼓動を早める・・

いつもなら・・お姉ちゃんの名前を見ただけで・・胸があったかくなるはずなのに・・今は心臓に棘が刺さっているかのように
胸が痛い・・

出たくない・・でも・・さっきの出来事がなにかの間違いであって欲しい・・

ルビィは・・迷った末にお姉ちゃんの電話に出てみました
20: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:50:35.82 ID:E4jPhpax
ピッ

ルビィ「はい、もしも・・」

ダイヤ「ルビィ!!!あなた一体どこにいますの!!!」

ルビィ「ピギャッ!!!」

電話の向こうからいつも通りのルビィを叱るお姉ちゃんの声が聞こえてきた

花丸「ルビィちゃん!?今どこにいるの?大丈夫?具合悪い?」

千歌「ルビィちゃんが時間になっても練習に来ないし・・学校にもいないからみんな心配してたんだよ!?」

花丸ちゃんと千歌ちゃんがルビィを心配する声が聞こえてきた

ルビィ「ご・・ごめんなさい・・ルビィ今ちょっと沼津に急用ができて・・」
21: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:51:21.06 ID:E4jPhpax
千歌「そうなの!?よかった・・どっかでケガでもして動けなくなっているんじゃないかって・・」

ルビィ「うん・・ルビィは大丈夫だから・・心配かけてごめんなさ・・」

曜「ルビィちゃん見つけたよ!!」

ルビィ「え?」

善子「こら!ルビィ!勝手に抜け出して遊びに行くなんて悪い子だ!!」

果南「よかった・・何事もなくて・・」

曜ちゃんと善子ちゃんと果南ちゃんが・・バスに乗り込んできてルビィの席までやってきた

気が付いたらバスはいつの間にか沼津駅に到着していた・・

ルビィ「どうして・・?今・・お姉ちゃんと電話で・・」

果南「お姉ちゃんも一緒だよ・・」
23: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:52:10.23 ID:E4jPhpax
ルビィ「え?」

ルビィがバスの窓から下を見ると・・携帯電話を耳に当てたダイヤが憮然とした表情でバスの中のルビィを見上げていた・・

ルビィ(なんで・・どうして・・ルビィの居場所がわかったの・・?沼津にいるって言ったのは・・たった今なのに・・)

お姉ちゃんはバスに乗り込んでくると・・

ダイヤ「ルビィ?今日はもう遅いから・・用事があるのでしたらまた今度にしましょう・・?お姉ちゃんも一緒に来ますから・・ね?」

果南「も~ルビィちゃん・・一人で勝手にどっかいっちゃだめじゃん・・心配したんだからね?」

ルビィ「・・・・・うん」

ルビィは・・そう返事するしかできませんでした・・

お姉ちゃんたちはみんな・・柔和な笑顔を作っているのに・・眼はまったく・・笑っていなかったからです・・

ダイヤ「さあ・・帰りますわよ・・私達の家へ・・」
24: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:52:49.08 ID:E4jPhpax
ルビィ「お・・おねえちゃ・・どうしてルビィがこのバスに乗ったって知っていたの?」

ダイヤ「あなた内浦で近所のおじいさんとおばあさんと話をしたんでしょう?」

ルビィ「う、うん・・」

ダイヤ「おじいさんたちが教えてくれたんですよ・・ルビィちゃんが一人でバスに乗って沼津に向かったって・・」

ルビィ「・・!!」ぞくっ

おじいさん達と話をした場所とバス停はかなり離れた場所に立っていたのに・・どうしておじいさんたちはルビィがバスに乗ったって知っていたの・・?

決まっている・・ずっと・・後を・・つけてきたんだ・・

ドジでまぬけなルビィは・・後を付けられていることにも気が付かずに・・バスに乗っちゃったんだ・・

ルビィは・・逃げられないんだ・・たとえどこかに逃げても・・こうやって連れ戻されて・・大事に大事にその時が来るまで・・管理される運命なんだ・・
25: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:53:19.59 ID:E4jPhpax
黒服A「お嬢・・どうぞこちらの車へ・・」

ダイヤ「ありがとう・・さあ、ルビィ・・帰るわよ?」

ダイヤお姉ちゃんは・・とっても優しい顔でルビィにそう言った

黒澤家

ルビィの部屋

ルビィ「・・・・・・」ガタガタブルブル

ルビィは布団を頭からひっかぶって体をガタガタと震わせていました・・
非力で無力なルビィには・・そうやって恐怖に耐えるしか他に手段がなかったのです・・

ルビィ「ひっぐ・・えっぐ・・怖い・・怖いよ・・」
26: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:53:53.62 ID:E4jPhpax
千歌の旅館の前の砂浜

千歌「ルビィちゃん・・私達の話・・聞いてたんだよ・・だから沼津に逃げたんだ・・危うく遠くに逃げられるところだったね・・」

曜「千歌ちゃんがあんなに大きい声でしゃべるから・・」

千歌「なにさ!!曜ちゃんだって大きな声で笑ったくせに!!」

果南「ケンカしてもしょうがないでしょ・・?それで・・?どうしたいの千歌は?このメンバーを砂浜に集めてなにがしたいの?」

千歌「ねえ・・この町の年寄たちがルビィちゃんを見ている目・・見た?まるで値踏みするみたいにさ・・どのくらいルビィちゃんが大きくなったのかを見ているんだよ・・いやらしい・・」

曜「言葉を選びなよ・・地元の住民たちはaquorsの大事な理解者だよ?」
27: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:54:30.30 ID:E4jPhpax
千歌「私ね・・ルビィちゃんのことがスキなんだ・・メンバーの勧誘の時にその目に見たときに・・この子かわいい!!って思ったの!!あれから私の心はルビィちゃんに釘付けだよ・・」

曜「・・!ちょっとショックだな・・」

千歌「ああ、スキっていうのは・・食べ物としてスキってことだから・・曜ちゃんは大事な友達・・だよ?」

曜「う、うん・・ありがとう・・」

千歌「だからね・・あんなかわいいルビィちゃんが・・汚らわしい年寄りの口に食べられるのがかわいそうで・・どうせなら私達だけでルビィちゃんを殺して食べようって・・そう提案しに来たの・・」

果南「どうしてこのメンバーなの?」

千歌「単純に戦力として強いからだよ・・あんまり大人数で動くと一人あたりの肉の取り分が減っちゃうから・・果南ちゃんがいればルビィちゃんの解体も簡単だし・・」

果南「やれやれ・・もう少し幼馴染だから・・とか言って欲しいもんだね・・ま、いっか・・」
28: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:55:04.14 ID:E4jPhpax
千歌「果南ちゃんはどう思う?」

果南「私も賛成・・ルビィに自分が生贄だってバレチャッタから・・ずっと怯えながら生活させるのなんて・・かわいそうでしょ?生き地獄だよこんなの・・」

果南「生け簀の魚をさばくときも一瞬で痛みもなく殺すっていうのがセオリーでしょ?・・だからできるだけ早く絞めてあげて・・苦痛を軽くしてあげたいんだ・・」

果南「ルビィは・・大切な後輩で・・友達だから・・」

曜「果南ちゃん・・」

千歌「曜ちゃんは?どう思う?」

曜「私も・・賛成だよ・・ルビィちゃんの恐怖の時間を短くしてあげたいから・・」

千歌「決まりだね・・じゃあ、さっそく今から殺しに行こうか」
29: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:55:42.18 ID:E4jPhpax
果南「ちょっとちょっと・・無計画に行動するんじゃないよ・・警察に捕まるのはごめんだよ?」

千歌「大丈夫だよ・・この辺の警察もルビィちゃんが死んでも・・なんの関知もしないって・・ダイヤさんが言ってた・・」

千歌「不測の事態が起きたときに・・いつでもルビィちゃんを殺せるようにって・・警察に黒澤家が根回ししてるんだって・・」

果南「さすが黒澤家・・抜かりないね・・一応魚を解体する用のノコギリを持って来たけど・・」

千歌「あまり血が出ない方がいいんだけどね・・とりあえず殺す場所は・・あ~どうしよう・・」

曜「ルビィちゃんの部屋に乗り込んで・・その場で絞め殺せばいいんじゃないかな?」

千歌「絞め殺すなんて・・苦しい思いはさせたくないっていったでしょう?」

曜「じゃあ・・どうするの?」
30: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:56:13.38 ID:E4jPhpax
千歌「気絶させて・・海に沈めて溺死させよう」

果南「千歌は優しいね・・ん?でも死体が海水を飲み込むと解体に支障がでるし・・なにより塩っぽくなってルビィの味が落ちちゃうんじゃない?」

千歌「あちゃ・・私バカだからそこまで考えてなかった・・」

果南「とりあえず・・後の事は殺してから考えよう」

千歌「そうだね・・それじゃあそろそろいこっか・・」

曜(ほんとにこのメンバーで大丈夫かな・・?)
31: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:56:44.32 ID:E4jPhpax
ルビィの部屋

PM2:00  

ルビィ「・・・・・」

草木も眠る丑三つ時・・さざ波のザザ・・という音と時々風が吹くヒューという音以外はなにも聞こえません・・

ルビィは・・裁縫道具の小さな糸切りハサミを片手に持ってガタガタと震えながら一睡もできずに、いました・・

なにが起きるかわからない・・ルビィ・・昔からカンが効くんです・・

危機が迫っている・・ルビィの第6感がそう教えてくれます・・

ルビィ「殺されてたまるか・・殺されてたまるか・・殺されてたまるか・・!!」

呪文のようにそうつぶやきながら折れそうになる自分の心を奮い立たせます
32: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:57:16.64 ID:E4jPhpax
そして・・

千歌「こんばんは~!!ルビィちゃん殺しに来たよー!!」

千歌ちゃんが・・扉をバアンと開け放って、ルビィにそう言って包丁を片手に突っ込んできました

ルビィ「わああああああ!!!」ヒュンヒュン

ルビィは糸切りバサミをめちゃくちゃに振り回して千歌ちゃんが近づいてこれないようにしました

千歌「うわ!!危ないなあ!!ルビィちゃんが刃物なんて持ったらダメだよ!!包丁の刃を素手で持っちゃうくらいのアホなんだからさ!」

ルビィ「来ないで!!来ないで!!」

千歌「・・ッ!」

糸切りはさみが千歌ちゃんの手首を掠めました・・
千歌ちゃんの手首から血が数滴零れ落ちます・・
33: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:57:49.60 ID:E4jPhpax
ルビィ「あ・・あ・・あ・・」

千歌「・・・」にやっ

千歌ちゃんはニヤリと笑うと・・愛おしそうに傷口をぺろりと舐めて血を舐めとります

千歌「うれしいね・・獲物に抵抗されて手傷を負わされるなんてさ・・これこそ狩りだよ・・私・・今とっても興奮してる・・」

ルビィ「どうして・・こんなことするの!!ルビィがなにをしたっていうの!?」

千歌「別に悪い事はなにもしてないよ・・?ただ、ルビィちゃんのことが食べたいから殺しにきた・・それだけだよ?」

ルビィ「友達だと思ってたのに・・!!千歌ちゃんのこと・・尊敬してたのに・・!!」

千歌「尊敬してるんだったら・・私と一つになろうよ・・?私もルビィちゃんのことダイスキだよ?大好きだから・・いつまでも一緒にいたいんだ・・」

千歌「だから私に食べられて・・?私の体の一部になって・・?」
35: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:58:25.83 ID:E4jPhpax
ルビィ「イヤーーー!!!」

ルビィは糸切りばさみを前に構えて千歌に切りかかった

千歌は包丁の刃で糸切りバサミの刃を受け止めた

千歌「いいね!!ルビィちゃん!!食べる前にもっと遊ぼうか!!」

ルビィ「わああああああ!!!」

千歌「イタ!イテ!」

千歌の両肩を糸切バサミの刃が切り裂く
両腕を血が滴り落ちていく

千歌「イタイな~!!普通怪獣ちかちーだけど・・これでもスクールアイドルなんだよ?体に傷が残ったらどうしてくれるのさ!!」

ルビィ「死ねーーーー!!!」
36: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:59:02.70 ID:E4jPhpax
ルビィは千歌の首筋目がけて糸切バサミの刃を振り下ろした

千歌(やば!!調子に乗りすぎた!!やられる!!)

曜「千歌ちゃん!!」

曜ちゃんがルビィの部屋に飛び込んできて、糸切ばさみの刃を素手で受け止めてしまいました・・
曜ちゃんの手のひらからは血がポタポタと滴り落ちます・・

千歌「ふ~援軍助かったよ~ルビィちゃん思ったより強くてさ!!」

曜「千歌ちゃんになにすんのさ~!!」

ルビィ「ピギャー!!」

曜ちゃんはルビィの腕を掴むとそのまま投げ飛ばし、ルビィはふとんを収納しているふすまに思い切り叩きつけられました

ドタン!!ドサササという大きな音がして押入れの中に収納されていた布団が床に散乱します
37: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/25(日) 23:59:34.89 ID:E4jPhpax
曜「大丈夫千歌ちゃん・・そのケガ!!」

千歌「えへへ・・調子に乗りすぎた・・」

曜「よくも・・よくも千歌ちゃんを・・」

ルビィ「あ・・あ・・・あ・・」

曜ちゃんの冷酷無比な瞳がルビィを見下ろして・・

果南「その辺にしときな・・曜・・ルビィを憎しみで殺す気・・?違うでしょう?」

果南ちゃんが・・ルビィの部屋に現れました・・果南ちゃんの体がなぜか返り血と思われる液体で汚れています

曜「・・・っ ごめんルビィちゃん・・ルビィちゃんを怒りや恨みで殺してしまうところだった・・優しく首の骨を折るつもりだったんだけど・・頭に血が上っちゃって・・ごめん」」
38: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:00:14.13 ID:uIcztjQe
ルビィ「果南ちゃん・・その血は・・」

果南「ああこれ?あんたのところの黒服や警備を何人か殺ったときに着いちゃった♪」

千歌「曜ちゃんと果南ちゃんが余計な人間を殺して・・私がルビィちゃんを絞める役割だったのに・・やっぱり私はダメだね・・」

ルビィ「警備って・・・?」

果南「やれやれ・・なんにも知らないんだね・・ルビィ・・あんたは籠の中の鳥なんだよ・・」

ルビィ「え?」

果南「あんたを狙っている私達みたいのに取られないように・・黒服たちがあんたを警護していたのさ・・まあ、一分で皆殺しにしたけどさ♪」

曜「手ごたえなかったよね・・」

果南「さて、そろそろ絞めといこ・・」
39: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:00:44.07 ID:uIcztjQe
黒澤父「おい、おめえら・・ここでなにやってんだ?」

ダイヤ「人の家に侵入して・・派手な大騒ぎをしてくれましたわね・・!!」

ルビィ「お父さん・・お姉ちゃん・・」

黒澤父「死ねや!!」

黒澤父が右手に持ったマシンガンが火を噴いた

ダダダダダダダダ!!という機械的な音が部屋の中に響き渡り部屋を穴だらけにしていく

果南「わわわわわわわ!!!」

果南がノコギリで飛んでくるマシンガンの弾を全て弾く・・
40: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:01:16.89 ID:uIcztjQe
果南「くっ!!曜!!千歌!!私が食い止めておくから早く逃げな!」

曜「ごめん果南ちゃん!後はお願い!」

そう言うと曜は千歌を抱えて窓から飛び降りた

ダイヤ「お待ち!!」

果南「ダイヤ!ごめん!家の掃除を手伝うから勘弁して!!」

黒澤父「ダイヤ!!お前の友達にはろくなのがいないな!!」

黒澤父はマシンガンを撃つ手を止めてダイヤの方に向き直る
41: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:01:50.89 ID:uIcztjQe
ダイヤ「何しに来たのです?黒服たちを派手に殺ってくれましたわね?補充するのもなかなか大変なんですわよ?」

果南「私がしばらく黒服の代わりになって働くから・・ね?いいでしょ?」

ダイヤ「まあ・・殺された人員の補充はそれで構いませんが・・ウチにきたのはルビィが目当てで?」

果南「うん・・今日のことで・・ルビィちゃん・・自分が生贄だってバレチャッタから・・ずっと生殺しみたいに生かしておくのかわいそうでしょ?」

果南「それに・・地元の年寄の口に入って食べられるくらいなら・・私達aquorsのメンバーだけで殺して・・aquorsだけで食べた方が絶対いい・・そう思って・・!!」

黒澤父「果南ちゃん・・黒澤家には黒澤家のやり方があるんだ・・あんまり首を突っ込まないでくれや・・」

ルビィ「お・・おねえちゃ・・」

虚ろな目で縋るようにルビィはダイヤの目を覗き込む・・
42: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:02:17.21 ID:uIcztjQe
ダイヤ「ルビィ・・改めていいます・・あなたと私は血の繋がった姉妹ではありません・・あなたの役目は20歳になったときに食べられること・・」

ダイヤ「私はあなたが無事それまで育つように教育を命じられた養育係です」

ルビィ「そん・・な・・」

最期の希望を叩き折られたルビィはその場にがくりと崩れ落ちた

ダイヤ「ルビィ・・私はあなたを守ります・・これまで私があなたに注いできた愛情はウソ偽りのない本物です」

ダイヤ「だから・・あなたはこれまで通り私の言いつけを守って・・すこやかに育ち・・20歳になったその日に・・私達に食べられてください」

ダイヤ「それがあなたの役目です」

ルビィは気を失ってその場に倒れ落ちた
43: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:02:49.69 ID:uIcztjQe
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー

ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん・・・

大勢の人たちの声が聞こえる・・

「あ~おいしいよ~ルビィちゃ~ん!! ルビィちゃんのお腹ってすっごく・・柔らかくておいしい~!!」

ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん・・

「ルビィちゃんの髪の毛・・いい匂い・・ああ、これが・・ルビィちゃんの・・匂い・・」

「ルビィちゃんの内臓焼くとすっごくジューシーで・・肉汁が零れてきておいしいよ!!」

「ルビィちゃんおいしいの~・・子供の頃から暖かく地域で見守ってきたかいがあったの~」

「ほんとですね~おじいさん・・ルビィちゃんはやさしくていい子で・・おいしくて・・とってもいい子でしたね~」
46: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:08:53.67 ID:uIcztjQe
「ああ、食べたい!!もっと!!もっとルビィちゃんの肉を食べたい!!
お前の肉をよこせ!!お前の体を食べたい!!お前は食べられるために存在してるんだ!!」

「食べさせろ!!もっとお前を食べさせろ!!食べたい食べたい!!
ルビィちゃん・・大好きだよ・・私の胃の中で愛し合おう?」

「ルビィちゃんの頭はぼくが食べるんだ!!
いーや!!ルビィちゃんの頭はアタシのモノだ!!」

「食べさせろ・食べさせろ・・食べさせろ・・食べさせろ・・!!」

ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん
ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん
49: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:12:57.51 ID:uIcztjQe
ルビィを求める大合唱は内浦の地に木霊して・・そして・・
ルビィを求める悪鬼たちはルビィを切り刻み、焼いたり煮たり、あるモノは生で食べて・・
ルビィを奪い取って行きました・・


あ~はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!!!!!!!

悪魔の笑い声が聞こえた気がして・・
50: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:13:34.46 ID:uIcztjQe
ダイヤの部屋

ルビィ「いやああああああああああああああああああ!!!!!!!」

ルビィ「はあ・・はあ・・はあ・・はあ・・ゆ・・夢・・?」

ルビィは悪夢を見て・・布団から飛び起きました・・
気が付くとルビィの体は寝汗でびっしょりと濡れています

ダイヤ「起きましたのね?どうやらうなされていたようですわね・・無理もありませんが・・」

ルビィ「・・・!!!お、お姉ちゃん・・」

ダイヤ「どうしましたの?いつもみたいに抱きついてきてもいいんですのよ?」
51: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:14:07.78 ID:uIcztjQe
ルビィの部屋は・・お父さんが撃ちまくったマシンガンの弾で穴だらけになってしまったので・・
ダイヤお姉ちゃんの部屋で一緒になることになりました

ダイヤ「寝汗でびっしょりですわね・・シャワーを浴びて来なさい・・」

ルビィ「う・・うん・・そうするよ・・」

ダイヤ「ちょっとその前に・・」

お姉ちゃんはルビィに近づくと・・ルビィの首筋をペロリと舐めました

ルビィ「ひっ・・!!な、なにするの!?」

ダイヤ「ふむ・・汗の味はまあまあですわね・・」
52: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:14:43.16 ID:uIcztjQe
ルビィ「離して!!」

ダイヤ「あなたの健康管理と品質チェックも私の役目ですから・・」

ダイヤ「ルビィ、これからは私と一緒にお風呂に入りますわよ」

ルビィ「いい!!一人で入る!」

ダイヤ「これは命令です・・2人で入りますわよ?」

お姉ちゃんの目がルビィを覗き込んできて・・
そのどす黒い瞳に射すくめられたルビィは抵抗することができなくなりました

ルビィ「はい・・」
53: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:15:20.36 ID:uIcztjQe
大浴場

ダイヤ「・・・・かゆいところはありませんか?」ごしごし

ルビィ「ないです・・」

ダイヤ「顔色が悪いですわね・・体調が悪い日が続くと肉の質が落ちますから・・これからは気を付けなさいな」

ルビィ「はい・・」

ダイヤ「・・・・ルビィ・・大きくなりましたわね・・あなたをここに連れてきたのは私なんですよ?」

ルビィ「・・・・・・!!!!」

ダイヤ「幼心にあなたを見てこう思ったのです・・この子は成長したら・・きっとおいしくなる・・食べるのがもったいなくなるくらいに・・」

自分の不幸の元凶がすぐ後ろに座っていて、自分の髪を優しく洗うダイヤだと言うことを知ったルビィは
恐怖で身を固くする
54: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:15:55.11 ID:uIcztjQe
ダイヤ「ああ・・ルビィ・・」ピトッ

ルビィ「やめて!!」

ダイヤ「こっちを向きなさいな!!」

ルビィ「ひっ!!」

ダイヤ「ルビィ・・かわいい子・・私の妹・・」

情欲に目を燃やしたダイヤはルビィを床に押し倒し、ルビィを奪い取ろうと迫ってきて・・

果南「おっと・・そこまでだよ?ダイヤ・・」

ダイヤ「!!果南さん!いつからそこに!」

果南「ダイヤ・・今ルビィを食べようとしたね・・?ルビィの養育係としてあるまじき行為だよ?」
55: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:16:27.66 ID:uIcztjQe
果南「ルビィは天真爛漫じゃないといけない・・・そうでしょ?」

ダイヤ「・・・申し訳ありません・・おっしゃる通りですわ・・」

ダイヤ「ルビィの体は最後の瞬間までキレイでいないといけないのです・・私の失態です・・以後気を付けますわ」

果南「ルビィの寝汗ももう流れたでしょう・・?そろそろ上がって服を着な、ご飯できてるよ」

ルビィ「か・・果南ちゃん・・どうしてここに・・」

果南「えへへ・・昨日殺した組員の補充が終わるまで黒澤家をしばらく手伝うことになっちゃってさ・・雑用雑用♪」

ルビィ「っ・・果南ちゃんも・・ルビィを食べたいの?」

果南「ん?そりゃ食べるよもちろん・・?」きょとん

果南ちゃんはキョトンとした顔を作ってなにを当たり前のことを聞いているの?みたいな顔を作りました
56: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:17:03.71 ID:uIcztjQe
果南「昨日はごめんね?ちょっと強引過ぎたよ・・あれは私のエゴだったよ・・ダイヤに叱られて反省した・・」

果南「でもね・・?これだけは覚えておいて・・?私はルビィのことがスキだよ・・スキだからこそ・・恐怖におびえるルビィがかわいそうだと思って・・楽にしてあげようと思って・・殺しにきたの・・」

ルビィ「もうお姉ちゃんも果南ちゃんも顔も見たくない!!」

果南「ルビィ・・あっ体重計に乗っていきな!!今の大きさと体重を量らないと!!」

ルビィ「知らない!!」

ダイヤ「ルビィ!!わがままを言うんじゃありません!!ちゃんと体重計に乗りなさい!!」

ルビィ「いーーーだ!!」バタン

ダイヤ「果南さん!!」

果南「あいよ!!」

ルビィ「ピギャ!!」
57: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:17:35.75 ID:uIcztjQe
果南は一瞬でルビィを捕まえるとルビィを体重計の上に乗せた

果南「ふむ・・44.6kgか・・もっと大きくなんないとダメだよ?」

ルビィ「~~~~~////」

ルビィは屈辱と羞恥心を覚え、服を着ると脱衣所を出ていきました

果南「ダイヤ・・ルビィの体重足りないよ・・?あれじゃあ20歳までにみんなに肉を振る舞うときに全員分行き届くかわかんないよ・・」

ダイヤ「ですが・・みっともなくぶくぶく肥え太るルビィなど・・ルビィではなくなってしまいますわ!!」

果南「それも・・そうかもしれないけどね・・」

果南「でも・・今ルビィの体を持ち上げて思ったけど・・赤ちゃんみたいにぷよぷよしたお肌で・・今すぐ殺して食べたいと思う欲求を抑えるのが大変だったよ・・」
58: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:18:08.16 ID:uIcztjQe
ダイヤ「果南さん!!ルビィは黒澤家が大事に育てている所有物なのです!!こんど勝手なことをしたらダイビングショップにロケットランチャーをお見舞いしますわよ!?」

果南「すいませんでした・・」

(ダイヤだって・・今風呂場の中でルビィの肉を食いちぎろうとしたくせに・・)

果南「っていうか・・私だけ怒られるの納得いかないんだけど・・千歌と曜は?」

ダイヤ「昨日のうちに捕まえて庭で逆さ吊りにしてますわ・・・」
59: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:18:41.10 ID:uIcztjQe
黒澤家のお庭

千歌「しくしく・・・」ぷらーん

曜「めそめそ・・・・」ぷらーん

千歌と曜が足首をロープで縛られて庭の木に逆さ吊りに吊るされていた

ダイヤ「どうですか?ちょっとは反省しましたか?」

千歌「ごめんなさい・・頭に血が上って・・痛いです・・降ろしてください・・」

曜「2度と黒澤家を襲撃しようなんてバカなことはしません・・降ろしてください・・」

ダイヤ「反省すればいいですわ・・次はありませんわよ・・?ふん!!」スパッ

千歌・曜「ギャッ!!」ドサッ

ダイヤはナイフでロープを切り、二人の体が乱暴に地面に投げ出される
60: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:19:18.37 ID:uIcztjQe
ダイヤ「まったく・・ルビィを独り占めして食べようなんて卑しい考えを起こすからこうなるのです」

ダイヤ「今後あなたたちはルビィへの接触を禁じます!!ルビィの肉もあなたたちには分け与えませんわ!!」

千歌「え~!!それはひどい!!横暴だよ!!」

曜「そ、そうだよ・・!!私達ルビィちゃんを食べることが楽しみだったのに・・ひどいよ・・あんまりだよ!!」

ダイヤ「おだまり!!ルビィがきちんと育つまで余計な外敵は・・」

黒澤母「まあまあ・・ダイヤさん・・そのくらいにしておきなさいな・・千歌ちゃんも曜ちゃんも大切なお友達で・・内浦の住民ですよ?」

黒澤母「2人とも・・?もう勝手にルビィを食べようなんてしてはいけませんよ?約束を守れるのなら、あなたたちにもルビィの肉を与えます」

千歌「本当ですか・・」

曜「ありがとうございます!!」
61: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:19:53.19 ID:uIcztjQe
ダイヤ「お母様!!甘すぎますわ!!」

黒澤母「ふふ・・お友達は大切になさいな」

ダイヤ「もう・・」

黒澤母「そろそろ・・ルビィを学校に送って行く時刻ですね・・」

ダイヤ「ルビィを学校に行かせるのですか?こういう輩がいつまた襲ってくるかわかりませんわよ?もう二度と黒澤家の外に出さない方がよいのでは?」

黒澤母「ダイヤさん?私はルビィにも最後の時までは自由な人生を与えたいと思っているのです・・だからルビィにも学校に行くことを許しているのです」

ダイヤ「申し訳ありませんお母様・・出過ぎたことをいいました」

黒澤母「よいのです・・さあ、みなさん・・学校に行きなさい」
62: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:20:36.20 ID:uIcztjQe
黒服「大変です!!Rがどこにもいません!!」

ダイヤ「なんですって!?」

黒澤母「ルビィ・・すぐに探しなさい・・まだ遠くには行っていないハズです・・」

千歌「私達も探します!!ルビィちゃんが心配だもん!!」

曜「捕まえたら・・ルビィちゃんを食べるときにルビィちゃんの声帯をもらってもいいですか?癖なんですよね・・あのピギィっていう声」

黒澤母「かまいませんよ?人手は多い方がよいですから・・殺してはいけません・・生け捕りにして捕まえるのですよ?」

千歌・曜「は!!」

千歌と曜は元気にそう言うと逃げ出したルビィを捕まえるために黒澤家を出て行った

ダイヤ「果南さん!!あなたがついていながらなぜルビィが脱走しますの!?なにをやってましたの!?」

果南「ご、ごめんよ・・ちょっとトイレに行っていて目を離して隙に逃げられちゃって・・」

ダイヤ「きい~~!!あなたも早くルビィを探しにいきなさい!!これで逃げられたらダイビングショップにバズーカをぶちこみますわ!!」

果南「は・・はいいい~~!!」
63: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:21:04.88 ID:uIcztjQe
山の中

ルビィ「へ・・へ・・へ・・へ・・」

ルビィは藪をガサガサとかき分けて山の中を進んでいきます・・

果南ちゃんが目を離した一瞬の隙をついて・・家から逃げ出しました・・

捕まればただでは済まないことはわかっているけれど・・あそこにいたらルビィの未来は確実にない・・

だからルビィは・・勇気を出して逃げ出すことにしたんです・・

ルビィ「逃げなくちゃ・・できるだけ遠くまで・・逃げなくちゃ・・」
64: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:21:32.63 ID:uIcztjQe
千歌「お~~~~~~~い!!! ルビィちゃ~ん!! 迷子の迷子のルビィちゃ~~ん!!」

曜「どこにいったの~!? みんな心配してるよ~~!? ウチに帰ろう~~!!」

ルビィ(ひっ・・!!ち・・千歌ちゃんと曜ちゃんの声だ!!ふ、ふたりとも・・近くまで来てる!!」

曜「ねえ千歌ちゃん?本当にこっちにルビィちゃん来てるの?」

千歌「しいたけがこっちだって言ってるんだから・・きっとそうだよ・・ねえ?こっちだよね?しいたけ」

しいたけ「わん!!」

千歌「ほら!!こっちだって!!」

曜(本当に大丈夫なのかな・・)
65: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:22:04.03 ID:uIcztjQe
千歌「それにしても・・ルビィちゃんを捕まえたら曜ちゃんはルビィちゃんの声帯が欲しいんだって?ずいぶんマニアックな所が欲しいんだね・・」

曜「うん・・あのピギィっていう声とうゆっていう声を聴いてたら・・あんなかわいい声を出す声帯の味はさぞかし美味なんだろうなぁ・・って前から思ってたんだよね・・」

千歌「私は・・そうだな・・ルビィちゃんの首筋のうなじの所にある肉をもらおうかな・・ルビィちゃんに抱きついた時にそこからフワフワするフローラルな香りがしてきたんだよね~絶対食べたい!!」

曜「おお~ルビィちゃんのうなじか~千歌ちゃんも通だね!」

千歌「ねえ、捕まえたら・・こっそり耳たぶを切り取って食べちゃわない?」

曜「え?でもダイヤさんたちには無傷で捕まえろって言われたじゃん・・」

千歌「ちょっとくらいなら・・」
66: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:22:43.07 ID:uIcztjQe
花丸「だめずら!!ルビィちゃんの肉は渡さないずら!!」

千歌「え?は、花丸ちゃん?」

善子「私もいるわよ!!」

曜「善子ちゃんも!?どうしてここに・・」

花丸「ダイヤさんから連絡が入ったずら・・千歌ちゃんと曜ちゃんが勝手なことをしないように見張れって・・」

善子「あんたたち昨日黒澤家を襲撃してルビィを食べようとしたんですって!?抜け駆けは許さないわよ!!」

花丸「千歌ちゃん達はルビィちゃんに傷一つでもつけたらルビィちゃんの肉はひとかけらもあげないとのことずら」

千歌・曜「そ・・そんな~~」
67: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:23:20.80 ID:uIcztjQe
善子「でも・・こうも言われてるわ・・治癒可能な範囲だったら痛めつけることを認める・・って」

曜「ってことは・・ルビィちゃんの手足をへし折ってもいいの!?やった~!!ルビィちゃんの痛がるピギャーっていう声が聴けるんだね!!」

千歌「曜ちゃん・・ちょっと野蛮・・」

花丸「善子ちゃんはルビィちゃんを半殺しにする気満々だけど・・マルはルビィちゃんにはひどいことをしたくないから・・傷つけずに捕まえるずら」

善子「よく言うわよ・・あんたのエモノはなに?斧なんか持っちゃって・・どこが傷つけるつもりはないよ・・」

花丸「マルはあくまでも説得でルビィちゃんを捕まえるつもりずら・・この斧はあくまでも威嚇用ずら」

千歌「斧か~私も包丁なんかじゃなくてもっといいモノ持ってくるんだったな~ダイヤさんに言えばマシンガンとか貸してくれたかも」

曜「私達には前科があるから・・絶対貸してくれないと思うよ?」
68: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:24:00.41 ID:uIcztjQe
善子「私達が見つけないと、内浦の住民たちに伝達してみんなで山狩りが行われることになるわ・・!!そうなったらきっとみんなルビィを痛めつけて殺しちゃうかもしれないって・・」

千歌「大変!!ルビィちゃんが殺されちゃう前に私たちが見つけてあげなくっちゃ!!」

曜「手足へし折ってでも捕まえるよ~」

千歌「だれがルビィちゃんを一番早く捕まえるか競争しようよ!!」

曜「いいね!!捕まえたら何か賞品でもつけない?」

花丸「ルビィちゃんの・・う~ん修復可能な場所ってどこずら?」

善子「ルビィの血液とかどう?」

千歌「うわ・・」

曜「えぐいね・・」

花丸「ドン引きずら・・」

善子「な、なによ!!あんたたちも似たようなモンでしょ!?」
69: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:25:05.71 ID:uIcztjQe
千歌「まあいいや・・それじゃあルビィちゃんにカンチョーできる権利っていうのはどう?ルビィちゃんが逃げたせいで私達山狩りなんて面倒なことをしないといけないんだからさ♪」

曜「いいね!!思い切り貫いてスカッとさせてもらおっか!!」

花丸「マルは別にかまわないずら・・」

善子「決まりね!!」

千歌「オッケー!!aquors・・」

4人「サ~ンシャイ~ン!!・・・あははははは!!」

4人は和気あいあいとピクニックでもいくような気軽なノリで山奥に入り込んでいった・・

ルビィ「」ガタガタブルブル

ルビィは茂みの中で今聞いたことに恐怖を感じガタガタと震えていた・・

それからしばらくルビィは4人が進んでいった方向とは逆の方向へと突き進んだ・・
70: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:25:37.17 ID:uIcztjQe
黒澤家

ダイヤ「・・・・・」

黒澤母「ルビィ・・捕まりませんね・・あの子達には荷が重かったのかもしれませんね・・」

黒澤父「仕方ねえ・・内浦の住民を公民館に集めろ・・」

黒澤母「あなた・・まさか・・」

黒澤父「逃げられたんじゃ元も子もねえからな・・まだ数年早いが・・ルビィを捕まえて生贄祭を行う・・ダイヤ・・住民を公民館に集めろ!」

ダイヤ「ええ・・わかりました・・」

ダイヤ(ルビィ・・お別れのときは意外と早く訪れましたわね・・あなたのお姉ちゃんでいられて・・幸せでしたわ・・)
71: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:26:11.25 ID:uIcztjQe
梨子の家

梨子「・・・・・・」

梨子はベッドの上に横たわって昨日の一件を思い返していた・・

梨子「冗談・・だったんだよ・・ね?きっと・・私へのドッキリだったんだよ・・ね?」

まさか本当にルビィの人肉をみんなが狙っているなどという冗談のような現実が実在するなど到底受け入れることのできない梨子は都合の良い現実を頭の中に作り上げてその中に逃避しようとしていた・・

梨子ママ「梨子?ちょっといい?」

梨子「どうしたのママ?」

梨子ママ「ママちょっと自治会の集会に行かないと行けなくなっちゃったから・・晩御飯作っといたからそれを食べてカギをかけて大人しくしてなさいね?」
72: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:26:38.23 ID:uIcztjQe
梨子「いいけど・・カギをかけて大人しくしてるって・・どうして?この辺は治安もよくていいところよ?」

梨子ママ「知らないの?昨日黒澤さんの家で銃撃事件があったらしいのよ・・」

梨子「え!?だ・・ダイヤさんの家で!?な、なんで・・」

梨子は昨日は寝ていたため、深夜に起きた銃撃の音は聞こえなかった・・
朝起きたときには昨日と同じ、いつもと同じあたりまえの日々が始まるのだと・・そう思っていた・・

銃撃戦が起きたという話に、梨子は心の中でどす黒い不安が渦巻くのを感じた

梨子(ま・・まさか・・昨日のルビィちゃんの話と関係があるわけじゃ・・ないわよね・・)

梨子ママ「それじゃあママ・・行って来るから」
73: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:27:09.69 ID:uIcztjQe
山の中

ルビィ「はぁ・・はぁ・・」

あれからどのくらい歩いたのだろう・・ルビィはすっかり疲労困憊してしまい、足が疲れて棒のようになってしまった

千歌達と遭遇することは一度もなく、夕日が沈みかけてカラスがカアカアという鳴き声をあげた

ルビィ「疲れたよ・・ここ・・どこだろう・・ピギャ!!こ・・ここは!!」

山の中をさんざん歩き回った挙句ルビィは昼間と同じ茂みがある場所にたどり着いてしまった・・

ルビィ「そ・・そんな・・!!」

善子「ルビィ!!見つけたわよ!!」

ルビィ「ピッ!?」

ルビィが声をした方を振り返るとクタクタに疲れた善子と花丸が木々の間に立っていた・・
74: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:27:46.51 ID:uIcztjQe
花丸「ルビィちゃんかくれんぼはもう終わりずら!!おとなしくお家に帰るずら!!」

ルビィ「や・・やだよ・・!!あそこに帰ったら・・ルビィ・・殺されちゃうよ!!」

善子「おとなしくつかまらないと余計に痛い目を見ることになるわよ!?」

ルビィ「いやーーー!!」

ルビィは叫び声をあげて林道の中へと逃げ出した

それが死の追いかけっこの合図となった
善子と花丸は目を見合わせてこくりとうなずくと
斧と鉈を振りかざしてルビィを追いかけだした
75: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:28:17.35 ID:uIcztjQe
善子「おとなしく捕まりなさいルビィ!!」

花丸「ルビィちゃんは聞き分けの良いいい子のはずでしょ!?マルのいうことを聞いて大人しく捕まってずら!!」

ルビィ(殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される)

善子「止まりなさいよ!!」

善子はテーザー銃を構えて逃げ回るルビィの背中に目がけて撃ち込んだ・・

ルビィ「ひいいい!!」

テーザー銃はわずかにルビィを逸れて木の幹に命中した。

花丸「テーザー銃なんてどうやって手に入れたの?日本では発売禁止のハズ・・」

善子「ダイヤがルビィ捕獲に使いなさいって貸してくれたのよ」
76: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:28:54.05 ID:uIcztjQe
ルビィは頭の中がパニックになってしまい死に物狂いで山道を駆けずり回る

花丸「ルビィちゃん待つずら!!オラの話を聞いて!」

ルビィ「やだ~~~!!!」

花丸「ルビィちゃん!今すぐここでマルたちに食べられるずら!!ルビィちゃんがマル以外の人間に食べられているところを想像するだけで吐き気がするんだよ!!」

花丸「マルと善子ちゃんはルビィちゃんの親友・・だからこそ・・ルビィちゃんはここでマルたちに食べられることが一番の幸せなんだよ!!」

ルビィ「ひいいいいいい~~~~~!!!!!」

狂人達のささやきを耳を塞いで殺し・・ルビィはしばらく山道を駆け回る・・
77: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:29:31.21 ID:uIcztjQe
善子「ルビィ・・ああ・・ルビィ!!こうやってあんたを追いかけまわしていると・・とっても興奮してくるわ!!」

花丸「ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・るぅびびびびっびびびびぃぃぃぃちゃあああああああんんんんんんんん!!!!」

善子「バラバラに引き裂いてあげるから・・おとなしく止まりなさい!!!ああ・・出会った時からずっと・・あんたを・・食べたいと思ってたのよ!!」

花丸「マルだって・・ルビィちゃんと出会った時に・・心臓が高まったずら!!ルビィちゃんはオラの初恋の人ずら!!ルビィちゃん!!マルのお腹の中で愛しあうずら!!」

ルビィ「イヤ―――――!!!!」

花丸「ソコ!!」ブン

フォンフォンフォンフォン・・

花丸が投げた手斧が回転しながらルビィに飛んでくる・・
斧はルビィの横を素通りして木の幹に突き刺さった・・

ルビィ「ピギャーーーーー!!!」
78: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:30:02.42 ID:uIcztjQe
花丸「外れたズラ!!」

善子「なにやってんのよ!!」

花丸「斧が抜けないずら!!善子ちゃん抜くの手伝って!!」

善子「ほっときなさいそんな斧!!」

花丸「これお婆ちゃんの斧ずら!!失くしたら怒られるずら!!」

善子「あ~もう!しょうがないわね!!」

ルビィ「ひいいいいいいい~~~!!」

2人が斧の相手をしているうちにルビィは山の中へと逃げ込んだ・・

善子「くっ!取り逃がしたか・・!!」

花丸「ルビィちゃん・・山の中に入って行っちゃったずら・・心配だよ・・」

追いかけっこが終わる頃には日は落ち、あたりを暗闇が支配しようとしていた
79: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:30:40.05 ID:uIcztjQe
集会所

梨子母(え・・ウソでしょ・・?なにこの集まり・・)

梨子母が顔を出した公民館では、呑気な年寄りのお茶のみ話ではなく、猟銃を構えた老人や
鍬や斧・・漁に使う銛などで武装した地元の住民たちが集結していた・・

黒澤母「皆さまようこそお集まりいただきました・・本日の議題は・・ルビィに生贄祭のことがばれて・・ルビィが逃げ出してしまった件についてです・・」

老人A「黒澤さん・・ワシたちはルビィちゃんを食べることだけが人生の最後の楽しみじゃったんじゃぞ・・?それを逃げられる・・とはなにごとですか・・」

老人B「そうじゃそうじゃ・・しっかりせえ!!それでも網本か!!」

黒澤母「ええ・・皆様のお叱りはごもっともでございます・・それにつきましては深くお詫び申し上げます・・」

黒澤父「すまねえな・・」

千歌母「もとはと言えばウチの娘の軽はずみな言動が犯した事態・・娘に代わりこの場をお借りしてお詫び申し上げます・・」
80: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:31:22.44 ID:uIcztjQe
主婦A「それで・・?私達住民を集めた理由は何?ルビィちゃんを捕まえろって言いたいワケ?」

住民たちからはしっかりしろよや、黒澤家が責任を持って捕まえろなどの非難の声がごうごうと湧き上がる

ダイヤ「静粛に!!・・私達黒澤家は考えました・・ルビィに生贄祭のことがばれてしまった以上・・これ以上ルビィを生かしておくのは本人にとっても酷だと考え・・ルビィを捕まえ次第生贄祭を開催することにいたしました・・」

住人達「うおおおおおおおおおーーーーー!!!!!!」

住人たちからは狂気の歓声が沸きあがった・
81: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:32:06.58 ID:uIcztjQe
子供「ルビィのお姉ちゃんを殺して食べられるんだね!?やったー!!」

老婆「ほっほっほ・・人肉を食べるのはずいぶん久しぶりじゃの・・長生きはするもんじゃて・・」

美渡「やったね志満姉!!ついにルビィを食べられるんだよ!!」

志満「ええ、やったわね美渡♪」

ダイヤ「皆様には山狩りに参加していただきます・・ルビィは生け捕りが絶対条件・・見事にルビィを捕らえた方にはルビィのスキな部分の肉を差し上げます!!」

住人達「わあーーーーーーーー!!!!!!!!」

内浦の住人達はダイヤのその言葉に再び怒号をあげる

青年「よし!俺がルビィを捕まえてやるぞ!!」

猟友会の老人「おれは銃で仕留めるのが得意なんだがな・・黒澤さん・・撃ち殺しちゃだめなんだな?」

ダイヤ「ええ・・あくまでも生け捕りが絶対条件です・・必要以上にルビィを痛めつけるのも禁止です・・肉が傷みますからね・・」

猟友会の老人「チッ」
83: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:32:37.36 ID:uIcztjQe
老人「なんじゃ・・獲物は徹底的にいじめ抜いた方が肉が却っておいしくなるのに・・黒澤家も案外甘いのぉ・・」

老人たち「今日はルビィちゃんの肉を魚にして飲んで歌って騒ぎまくるぞ~!!」

老婆「これこれ・・まずはルビィちゃんを捕まえないと始まらんよ・・」

老人「そうじゃ!!こうしちゃおれん!!さっそく山狩りじゃ!!」

青年「レイプはしちゃだめなんだな?」

ダイヤ「・・・・」パーン

ダイヤはポケットから拳銃を取り出すと無言で青年の頭を撃ちぬいた
青年は頭から血しぶきをあげて床に倒れ伏し、倒れたときにはすでに絶命していた
84: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:33:11.93 ID:uIcztjQe
梨子ママ「ヒッ!」

ダイヤ「愚か者が・・神聖なるルビィの肉にあなたの薄汚い精液を交える気だったのですか・・これだからオスは嫌なのです・・」

老人「あ~あ~ルビィちゃんの肉も食わずに死んじゃって・・バカな奴だ・・」

ダイヤ「レイプはなしです!!五体満足でルビィをここにつれて来なさい!!」

黒澤父「さあ行け!!野郎ども!!ルビィの首根っこをつかんでここにもってこい!!ずたずたに切り刻んで盛大な祭りを行おうじゃねえか!!」

一同「おっしゃー!!ルビィ狩りじゃ~~~!!!」

梨子ママ「」ガタガタブルブル

梨子ママ(私は・・なんて土地に引っ越してきてしまったの!!)

梨子ママは内浦の狂気を目の当たりにし歯をガチガチと震わせて恐怖に震えるしかできなかった・・

住人達は各々持ち寄ったエモノで武装して山や町へと散って行った
85: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:33:46.02 ID:uIcztjQe
山の中

千歌「た・・大変だよ~!!曜ちゃん!!」

曜「どうしたの?千歌ちゃん」

千歌「私達がルビィちゃんを捕まえるのに手間取ったから・・黒澤家が業を煮やして、内浦の住民たちを集めてルビィちゃん狩りを始めたって!!今ラインに連絡が入ったよ!!」

曜「え~!!そ、それは困るな・・ルビィちゃんの声帯が食べられなくなっちゃうかも・・」

千歌「それで・・ルビィちゃんを捕まえたら砂浜に連れてきて・・そこでルビィちゃんをさばいて食べるって・・」

曜「早まったねダイヤさん・・ルビィちゃんはまだ成人していないのに・・未発達なあの体じゃ全員分のお肉が手にはいるかどうか・・」

千歌「私も他の人たちにルビィちゃんを食べさせたくない・・」

曜「じゃあ、ここからやることは一つだね・・」

千歌「他の人達より早くルビィちゃんを捕まえて・・」

曜「私達だけで殺して全部食べちゃおっか!!」

千歌「うん!!」
86: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:34:15.58 ID:uIcztjQe
山の中

花丸「善子ちゃん・・大丈夫ずら?」

善子「ぜえ・・ぜえ・・ルビィを・・取り逃がしちゃったわね・・疲れた・・ここどこ?」

花丸「どうやら・・山の中で迷子になってしまったずら・・といってもここは地元だから・・簡単に下山できるずら・・そんなに大した高さじゃないし・・」

善子「ルビィめ・・ちょろちょろとネズミみたいにすばしっこくって・・捕まえられなかったわ・・」

花丸「!! 大変ずら!!内浦の人たちが総出でルビィちゃん狩りを始めたって・・ダイヤさんからラインが入ったずら!!」

善子「なんですって!?あ・・見て・・ふもとから・・ちょうちんの明かりや、懐中電灯の光がいっぱい登ってくるわ・・」

花丸「助かったずら・・とりあえず遭難の心配はなさそうずら・・」
87: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:34:47.87 ID:uIcztjQe
ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん 
ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん 

善子「あら?なにかしら・・みんながルビィの名前を口ずさんでいるけど・・?」

花丸「お婆ちゃんに聞いたことがあるずら・・この地域では食べられる人の名前をみんなで口ずさむという風習があるずら」

善子「え?なにその風習・・?」

花丸「食べられる人に敬意を込めて、その名前を口ずさむんだって・・それで・・祭りが終わっていけにえが食べられた後はそのいけにえは存在していなかったという扱いにされて・・もうその名前を口にすることは禁止になるずら・・」

花丸「だから、いけにえへの供養をこめて、みんなでいっぱい名前を呼んであげるんだって・・」

善子「へ~変な風習もあるのね・・」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
89: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:36:07.44 ID:uIcztjQe
ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん 
ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん 

地元住民たちのルビィの名前を口ずさむ合唱はやまびこで反響して山々に轟くように不気味に響き渡った・・ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
91: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:36:48.43 ID:uIcztjQe
善子「連中・・ルビィを狩る気満々みたいね・・」

花丸「・・・ルビィちゃんをみんなに渡したくないずら・・」

善子「花丸?」

花丸「ルビィちゃんはマルの親友ずら・・だから・・ルビィちゃんのことを餌としてしかみていない人たちに・・ルビィちゃんを食べられたくないずら・・」

花丸「ルビィちゃんは・・マルが最初から最後まで食べてあげたい・・それが友達としての最後の慈悲だから・・」

善子「花丸・・・わかった・・だったらこんなところで休んでいる場合じゃないわよね!!あいつらにルビィが狩られる前に私たちがルビィを先に探し出して
殺して食べましょ!!」

花丸「善子ちゃん・・うん!そうだね!!がんばろう!!」
92: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:38:21.35 ID:uIcztjQe
山の中

ルビィ「ひっ!!」

ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん 
ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん 
93: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:38:50.92 ID:uIcztjQe
茂みに隠れたルビィの前を武装した内浦の民たちが通り過ぎてゆく・・

ザ・・ザ・・ザ・・ザ・・という軍隊の行進のような足音が規則正しく山へと向かっていく・・

内浦民たちは刃物や鈍器で武装していて、あるモノはイノシシを狩るための猟銃を手に持っている者がいた・・

住民A「へへ・・ルビィが逃げたときはおいおい勘弁してくれよと思ったが・・食べる前に獲物を狩る楽しみができて逆によかったかもな!!」

住民B「あっけなく捕まっちまったらつまらねえ・・せいぜい山の中を必死に逃げ回って俺たちを楽しませてもらおうぜ!!」

住民C「捕まえたら、夜が明けるまでたっぷりかわいがってやる・・レイプは禁止って言われたが・・前からあの小動物犯してから食べたいと思ってたんだ・・へへへ・・」
95: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:39:28.95 ID:uIcztjQe
住民A・住民B「・・・・・」

住民C「ん?おいなんだよお前ら・・俺を囲んでどうするつも・・ぎゃ!?」ボカ!!

住民A「死ね・・クズが・・お前には神聖なルビィちゃんを食べる資格はねえ・・」

住民B「黒澤家に仇名すモノ・・死あるのみ!!」ガスガス!

住民C「や・・やめて・・助け・・ギャー!!」

ルビィ「・・・・・ッ!」

ルビィの見ている前で住民Cは周りの住民たちに袋叩きにされて殺されてしまった

住民A「レイプは禁止だって言われてたろ?バカが・・」

住民B「まあ・・黒澤家のいいつけを破ろうとしたんだから処刑はやむなしだな・・余計な時間を食っちまった・・早くルビィちゃんを狩りだそう」
96: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:41:22.74 ID:uIcztjQe
ルビィちゃんルビィちゃん・・ルビィの名を呟きながら
住民たちは山の中へとドンドン登って行った・・

ルビィ(逃げなくちゃ・・!!みんなが行った方向とは違う方へ・・!!)

あの人たちに見つかったら・・ルビィ・・あっという間に捕まって殺されちゃう!!
97: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:41:52.54 ID:uIcztjQe
内浦の町

ルビィは山から抜け出して、町の近くへとやってきた・・
潮風でさびれた看板に身を隠して町の様子を伺うルビィ・・

内浦の町には女たちが黒澤家のちょうちんを片手に巡回をしていた・・

山からルビィがノコノコと這い出してきたときのために、各人がさすまたを持って警備にあたっていた

美渡「こっちにはいないよ・・やっぱりまだ山の中にいるんじゃないか?」

志満「ルビィちゃんも地元の地理には長けているから・・どこかにこっそり隠れて様子を伺っているかもしれないわよ・・」

美渡「はあ・・なんで私たちがこんなことしないといけないのかね・・」
98: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:42:37.71 ID:uIcztjQe
志満「巡回班の私たちはまだいい方よ・・あなた調理班に回されたい?」

美渡「いや・・さすがにそれはちょっと・・」

志満「今、黒澤さんたちがルビィを処刑する準備を進めているわ」

美渡「ねえ・・ルビィちゃんの処刑って・・どうやるのかな・・?」

志満「そこまでは・・わからないけれど・・」

花丸のお婆ちゃん「まずは血抜きをせんといかんからな・・生贄を正座させて後ろから日本刀で首を撥ねて獲物の息の根を止めるのじゃ・・」

志満「お・・おばあさん・・」
99: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:43:24.07 ID:uIcztjQe
花丸のお婆ちゃん「血液をあらかた抜き終わったら・・腹を裂いて内臓を取り出して、取り出した内臓を真水で丹念に洗う」

花丸のお婆ちゃん「そこから調理に取り掛かるのじゃ・・ワシが子供の頃行った生贄の儀でじゃ大体このような手順じゃった」

花丸のお婆ちゃん「若いおなごの肉の味はええぞ・・死ぬ前に再びあの味を食べられるのじゃ・・ありがたいことじゃ・・」

美渡・志満「・・・・・・・・・」

花丸のお婆ちゃん「ルビィちゃんの肉はすべて引きはがされて食べられるが・・頭蓋骨だけは残してウチのお寺に神様として祀るのじゃ・・」

花丸のお婆ちゃん「ウチのお堂にも先代の生贄たちの頭蓋骨が祭られとる・・ルビィちゃんも神になるんじゃ・・光栄じゃろうて・・」

花丸のお婆ちゃん「あんたらもルビィちゃんにはきちんとお参りせんといけないずら・・そうじゃないと祟りが起きるずら・・ではオラはこの辺で・・」

花丸のお婆ちゃんはそういうと街道の奥へと消えて行った
100: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:43:54.41 ID:uIcztjQe
ルビィ「・・・・」ガタガタブルブル

ルビィは捕まったら自分に訪れる運命を聞いて心底震えあがってしまった 

ルビィは話に聞き入って油断していた・・
ルビィの背後に人が忍び寄り・・ルビィの口を両手で押さえつけた

ルビィ「!!!!!!!!!!!!!」

梨子ママ「シッ!絶対に声は出さないで!!」

涙目になり、恐怖を顔に浮かべるルビィの前に、梨子ママは指を一本立てて静かにするように促す

梨子ママ「私はあなたの味方よ・・」

恐慌状態に陥り暴れそうになったルビィを力強く抱きしめて落ち着かせる
101: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:44:22.69 ID:uIcztjQe
梨子ママ「落ち着いて・・落ち着いて・・私はあなたを食べる気はないわ」

ルビィは相手が梨子ママだと知り、その目を見つめて2人はしばらく見つめあう・・

他の人たちに見られた狂気が梨子ママの目に宿っていないことを悟ったルビィは
ゆっくりと首を縦に振った

梨子ママ「そこにウチの車があるわ・・急いで乗って頂戴・・」

2人は乗用車に乗り込み、ルビィは後部座席の床に伏せて
他の人間に見つからないようにした

梨子ママ「絶対にしゃべらないでね・・行くわよ・・」

梨子ママは静かに車を発進させた
102: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:44:54.24 ID:uIcztjQe
梨子の部屋

梨子(おかしい・・なんだか知らないけれど・・町が異様に殺気立っている気がする・・)

山のあちこちからルビィちゃん・・ルビィちゃん・・という声が聞こえてきて
梨子は内浦の不気味な雰囲気に背筋が凍りつくような気がした

窓から千歌の家を覗き込むが、普段は喧騒に包まれている旅館には静寂に包まれており
旅館には誰一人いないようだった・・

梨子(千歌ちゃん達・・みんな出ているみたい・・それに山々から聞こえてくる・・ルビィちゃんの名前を呼ぶ声は一体・・)

ブロロロロロロ・・キキッ!!

梨子「あれ?ママ帰ってきたみたい・・」

家のガレージの中から家の車が停車する音が聞こえ、ドアが静かに開き、梨子ママが足早に家の中に入ってくるのが見えた
103: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:45:25.88 ID:uIcztjQe
梨子ママ「梨子・・車に乗りなさい・・急いで!!」

梨子「え?ママ・・どうしたの?急に・・」

梨子ママ「この町は異常よ・・逃げるのよ!!」

梨子「ちょっと待ってよ・・いったいどうしたの?」

梨子ママ「いいから急いで!!早く!!」

梨子ママの鬼気迫る表情を見て梨子は只ならぬ事態が起きているのだと悟った

梨子「う・・うん・・わかったわ・・でもどこに?」

梨子ママ「東京の親戚の家に逃げるわよ!!」

梨子はママに手を引かれて車に乗り込む・・
すると・・
104: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:45:55.59 ID:uIcztjQe
梨子「ル・・ルビ」

梨子の視線の先にはルビィが後部座席の床に伏せてガタガタと涙を流しながら震えている姿が飛び込んできた

梨子ママ「シッ!!絶対にその名前を口にしちゃだめ!!殺されるわよ!!」

梨子「ええ!?」

梨子ママ「この町の人間は異常よ・・!!この子をみんなでよってたかって追いかけまわして・・食い殺す気だったのよ!!同じ人間とは思えないわ!!」

梨子ママ「奴らは鬼よ・・人の皮を被った鬼なのよ!!」

梨子「・・・・!!」

梨子はその言葉を聞いて、昨日の部室での異常な一件を思い出した

事態を飲み込んだ梨子は無言で助手席に乗り込んでシートベルトを閉める・・
106: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:46:22.54 ID:uIcztjQe
梨子ママ「それじゃあ・・行くわよ!!」

梨子「ま、待って!!家の中でルビィちゃんを匿ってあげた方が安全なんじゃ・・」

梨子ママ「甘いわ・・ルビィちゃんがいつまでたっても見つからないとなれば・・奴らは誰かが匿っていると思うハズ・・そうなったら・・よそ者の私たちが真っ先に疑われるに決まってるわ・・そうなったら・・この家にいたら一巻の終わりよ・・」

梨子ママ「それにここは高海さんの家の目と鼻の先・・千歌ちゃん達が梨子に会いに来たら・・ルビィちゃんを匿っていることなんて一瞬でばれてしまうわ」

梨子ママ「車で強引に強行突破するしかないわ!!」

梨子「!!」

梨子ママはエンジンをかけると静かに車を発進させた・・
そうして内浦脱出を賭けた決死のドライブが幕を開けた
107: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:47:02.19 ID:uIcztjQe
海岸沿いの道路

道路をしばらく道沿いに進むと・・

梨子ママ「くっ!!なんてこと・・検問だわ!!」

車道の先に、20人くらいの住民と数台の車で道を塞いで簡易的な検問を行っていた

その中にはダイヤの姿があった
真っ赤な誘導棒と首にぶら下げたホイッスルで内浦に出入りする車の管理を行っていた

ピピーというホイッスルのけたたましい音がなり、梨子ママの車に停車を求める

ダイヤ「梨子さんのお母様と・・梨子さんですわね・・?これからどこへ行こうとしていますの?」

梨子ママ「沼津にちょっと用があって・・」
109: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:47:28.11 ID:uIcztjQe
ダイヤ「今がどういう状況かわかっていますわよね・・?不要な外出は控えてくださいませ」

梨子ママ「ごめんなさい・・どうしても今日じゃないとだめなのよ・・」

ダイヤ「・・・・・・」

ダイヤは顔をしかめて梨子ママの顔を覗き込む・・

ダイヤ「それなら・・車の中を改めさせていただきますわ・・」

梨子ママ「!!」

ダイヤが車の中を覗き込もうと近づいてきたその時・・
110: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:48:04.35 ID:uIcztjQe
ブオン!!

ダイヤ「な!!と、止まりなさい!!」

梨子ママは車を急発進させて検問を無理やり押し通った
制止しようとしてきた村人を2、3人跳ね飛ばして車を沼津方面へと走らせる

ダイヤ「くっ!!やむをえませんわね・・!!」

梨子ママ「逃げるわよ!!このまま一気に沼津まで抜けて警察へ・・!!」

梨子ママがそう言った時・・車の横を何かがものすごいスピードで突き抜けて行った・・
そしてそれは・・山の斜面にあたり、ズドーンというけたたましい音を立てて爆発した
112: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:48:39.83 ID:uIcztjQe
梨子ママ「!!!!」

梨子「きゃあああああああ!!!」

ルビィ「ひっ!!」

RPG-7から撃ちだされた対戦車ミサイルが山の斜面に命中し、落石が雨あられと車に振り落ちてくる・・梨子ママはすんでのところでそれを回避した・・

梨子ママ「梨子!!ルビィちゃん!!2人ともけがはない!?」

梨子「だ・・大丈夫・・」

ルビィ「あわわわ・・」がたがたぶるぶる

梨子ママ「奴ら・・ロケットランチャーを撃ってくるなんて・・」

梨子「逃げよう!!早くこの町から逃げよう!!」

梨子ママ「ええ!!わかってるわ!!」
113: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:49:08.28 ID:uIcztjQe
検問所

ダイヤ「外れましたわ・・」

果南「ごめんダイヤ・・」

ダイヤ「これから仕留めに行きますわよ!!果南さん乗ってください!!」ブロロロ!!

ダイヤは黒塗りの車に乗り込みエンジンをふかせ・・

果南「よし!!行くよ!!」

果南が意気揚々とボンネットに飛び乗った

ダイヤ「ルビィ・・お姉ちゃんからは逃げられない・・今・・食べにゆきますわ・・」

ブロロロロロロロ!! 車は急発進し・・カーチェイスが幕を開ける・・
115: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:49:44.30 ID:uIcztjQe
国道

梨子ママ「く・・!!もう追ってきた!!」ブロロロロ!!

ダイヤ「お待ちなさいな!!生きてここから出られると思って!?逃がしませんわよ!!」

果南「・・・・・・・・・・」ダダダダダダダダ!!

ボンネットの上に乗っている果南が梨子たちの車に向けてマシンガンを撃ちまくる・・
弾は次々と路面に着弾し、弾痕をコンクリートにこじ開けてゆく・・

梨子「きゃーーーー!!!!」

果南「この!!この!!」ダダダダダダダダダダダ

チュンチュンチュンチュンという弾けた音を立てて弾丸は路面や岩壁に吸い込まれていった・・
116: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:50:27.78 ID:uIcztjQe
果南「う~ん・・走っている車だとなかなか当たらないよお・・」

ダイヤ「なにやっているんですの!?果南さん一発も車に当たってないじゃないですか!!」

果南「いやこれ結構むずかしいよ?もっと車近づけてよ・・」

ダイヤ「あ~まったく世話の焼ける・・飛ばしますわよ!!捕まってくださいまし!!」

ダイヤはそう言うとアクセルを思いっきり踏み抜いて車は急加速した・・

ブオーーーーーーーー!!

梨子「ママ!!ダイヤさん達近づいてくるよ!!このままじゃ捕まっちゃう!!」

ルビィ「もっとスピード出して!!」

梨子ママ「これが精いっぱいよ!!」
117: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:50:58.00 ID:uIcztjQe
ダイヤ「ルビィーーーーーーー!!!!!!!!」

ルビィ「ピギッ・・」

ダイヤ「人様に迷惑をかけるんじゃありません!!大人しく投降して生贄になりなさい!!!」

ルビィ「や・・ヤダーーーー!!!!」

ダイヤ「わがままを・・!!」チャキ

ダイヤ「言うんじゃ・・!!」カチャ・・ス・・

ダイヤ「ありませんわ!!」ダン!ダン!ダン!
118: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:51:29.48 ID:uIcztjQe
パリン パリン パリン!

梨子「きゃーーーー!!!」

梨子ママ「・・・・グッ!!」

ダイヤはハンドガンを取り出し、ギリギリまで接近して梨子たちの車の中を狙撃した・・

弾丸は梨子ママの肩を掠めて、梨子ママは痛みでハンドル操作を誤る・・

ルビィ「ピギャーーーーー!!!!!」

ガシャ―――――――ん!!

車は横転し、車体が路面にギャリギャリと削られていき、火花を散らしていく・・

グワシャ――――ン!!!!

けたたましい音を立てて車は山肌に激突した・・
119: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:52:06.10 ID:uIcztjQe
果南「ダイヤ・・ちょっとやりすぎじゃないの・・?梨子たち大丈夫かな・・ルビィも死んでたらどうすんのさ?」

ダイヤ「だ・・大丈夫ですわ・・きっと・・」

梨子「ママ!!しっかりして!!ママ!!ママ!!」

梨子ママは頭から血を流して運転席にぐったりと倒れこんでいた
息はしているが、意識がない・・

梨子はいくつかの打撲を負っていたが幸いにも軽症で済んだ

ダイヤ「こんばんは梨子さん・・月のきれいな夜ですわね・・さて・・どうオトシマエをつけるつもりですの?」
梨子「ダ・・ダイヤさん・・!!」

果南「ダイヤ!!ルビィは無事だよ!!」

ルビィは気を失って後部座席の床に倒れ伏していた・・
幸か不幸か・・ルビィはケガ一つ負っていなかった
120: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:52:34.56 ID:uIcztjQe
梨子「ひどいです・・ダイヤさん・・」

ダイヤ「あなたも生贄にされたいのですか?」

ダイヤは冷酷な瞳で梨子の目を覗き込んだ

梨子「!!」

ダイヤ「安心なさいな・・生贄はルビィだけです・・しかしあなたたち母子は罪を犯しました・・何らかの処罰を受けて頂かなくてはなりません・・」

黒服の男たちと地元住民の男たちが下卑た笑みを浮かべて2人に近づいてきた・・

梨子「い・・イヤ・・!」
121: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:53:01.70 ID:uIcztjQe
旅館の前の海岸

ダイヤ「皆の衆・・ルビィを捕らえることに成功しましたわ!!」

ダイヤが声高々にそう宣言するとウオーーー!!という歓声があがる・・

千歌ママ「よかった・・ルビィちゃん見つかったのね・・」

果南ママ「まったく心配かけて・・もう調理の準備はできてるよ?」

ルビィ「や・・やだやだやだやだぁ・・!!殺さないでぇ!!食べないでえ!!」

老人「ほっほっほ・・若い子は元気があってええのお・・」

子供「ルビィお姉ちゃんの泣き叫ぶ声を聴いてると・・口から涎が零れ落ちてくるよ!!」
123: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:53:30.91 ID:uIcztjQe
男「おら!!さっさと歩け!!」

梨子・梨子ママ「・・・・・・・・」

梨子と梨子ママが手錠と腰縄を打たれて、広場の群集の前へと連れて行かれる・・

千歌ママ「あら?桜内さんたちまで・・どうしたの?」

ダイヤ「この者たちはこともあろうに・・ルビィを内浦から逃そうと手引きをしていたのです!!」

千歌ママ「まあ・・なんてこと!!」

果南ママ「これだからヨソ者は・・」

群衆からはふざけんじゃねーー!! 裏切り者ーー!!など桜内親子は罵声を浴びせられる
125: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:55:25.19 ID:uIcztjQe
ダイヤ「この者たちにはなんらかの処罰を与えなくてはならないのですが・・いかがいたしましょう?」

男「そいつらもいっしょに食べちまえ!!」

男「そうだそうだーー!!どうせ警察でも呼びに行こうとしてたんだろ!?俺たちを売ろうとした裏切り者は殺してしまえ!!」

梨子「ひっ・・!!」

梨子ママ「みなさん!!待ってください!!梨子は・・梨子は悪くないの!!だから梨子だけは助けて頂戴!!」

黒澤父「いーやダメだ・・お前は娘の命乞いをする前に考えなくてはいけなかったんじゃないか・・?自分が失敗したら娘はどういう目に合うことになるかってよ・・」

梨子ママ「ひっ・・!!」
126: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:55:59.55 ID:uIcztjQe
黒澤父「とはいえ・・あんたらももう立派な内浦の一員・・人肉なんて食べたことないんだろう?」

梨子ママ「あるわけないじゃないそんなの!!あなたたちは異常よ!!」

黒澤父「これからルビィをさばいて肉をみんなに振る舞うつもりだ・・お前がルビィの首を日本刀で撥ねろ」

梨子ママ「え・・?」

黒澤父「そうしたらお前たち親子の命は助けてやる」

梨子ママ「そ・・そんなこと・・できるわけないじゃない!!」

黒澤父「それなら・・ルビィの代わりにお前の娘を引き裂いて食べるが・・それでいいか?」

梨子「ひっ・・!!」

ルビィ「タ・・助け・・」

ダイヤ「聞いたでしょう?梨子さんのママ・・あなたが自分たちのおこなったケジメをつけてください・・この日本刀で・・ルビィか・・梨子さんの首をはねれば、あなたともう一人を助けてあげます・・」
127: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:56:36.97 ID:uIcztjQe
梨子ママ「・・・・・・・・それなら・・私を食べてください」

黒澤父「なんだと・・?」

梨子ママ「私を殺して・・皆さんで食べてください・・そのかわり・・娘とルビィちゃんの命を助けてください」

黒澤父「・・・・・・・・・・」

黒澤父は顎に手を置いて考え始めた

ルビィ「梨子ちゃんのママ!!」

梨子「ママ!何を言い出すの!!おねがいやめて!!」

黒澤父「ダメだ・・」

しばらく考えたのち黒澤父は非常な決断を下した
128: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:57:15.79 ID:uIcztjQe
梨子ママ「ど・・どうして!?」

黒澤父「内浦の住民たちは・・ルビィの肉を食べたかったんだ・・あんたでは代わりにならん」

黒澤父「もういい、子供の方・・梨子ちゃん」

梨子「は、はい・・!!」

黒澤父「ルビィを殺せばお前たち親子の命は助けてやる・・だからルビィをこの日本刀で殺せ・・じゃねえと母親もろとも駿河湾に沈めるぞ」

梨子「そ・・そんな・・!!」

ルビィ「」ガタガタブルブル

梨子はルビィの方に目を向けると心底から震えあがっていたルビィが目に涙をいっぱいに貯めてガタガタと震えあがっていた

千歌「待ってください!!」

ダイヤ「千歌さん!?」
129: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:57:50.14 ID:uIcztjQe
黒澤父「なんだ・・高海のお嬢ちゃん」

千歌「梨子ちゃん達をもうこれ以上いじめないであげてください!!梨子ちゃん嫌がっているじゃないですか!!」

千歌「ルビィちゃんの処刑なら!!私達aquorsが責任をもってやります!!だから・・梨子ちゃん達を許してあげてください!!」

黒澤父「仲間思いはすばらしいけどな・・これはケジメなんだ・・」

黒澤父がバツが悪そうに言うと・・女の子をイジメて楽しいか!!梨子ちゃんを離してあげて!!などの桜内親子を擁護する声が聞こえ始める・・

曜「ルビィちゃんも私たちの仲間・・だから!!」

花丸「マルたちが・・」

善子「責任を持って・・!!」

果南「バラバラに解体してあげるよ!!」
130: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:58:22.21 ID:uIcztjQe
黒澤父「・・・わかった・・君たちがそこまで言うのなら・・桜内親子は解放しよう」

千歌「本当!?もう梨子ちゃん達をいじめない!?」

黒澤父「ああ・・約束しよう・・だが桜内親子の分までルビィにケジメを取ってもらわなくてはいけないなった・・」

千歌「任せてください!!ルビィちゃんをイジメテイジメテイジメまくって・・極上のお肉を皆さんに食べさせて見せます!!」

黒澤父「期待してるぞ・・」

黒澤家から運び込まれた拷問器具の数々が浜辺の上に並べられ・・
ルビィは恐怖で心の底から震えあがった・・
131: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:58:52.90 ID:uIcztjQe
ルビィ「」ガタガタブルブル

千歌「わ~すごい!!さすがダイヤさんち・・器具がいっぱい揃ってるね!!」

ダイヤ「ふふ・・気に入ってもらえたようでなによりですわ」

ダイヤ「まずは軽い拷問から始めましょうか・・曜さんルビィをそこに座らせてください」

ダイヤが曜に指示をした場所には・・一本の太い柱の下に
三角柱の柱が並べられていた・・

曜「こ・・これは・・」

ダイヤ「黒澤家名物・・石抱きの拷問ですわ」
132: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:59:23.60 ID:uIcztjQe
ルビィ「やだやだやだやだぁ~~~!!おねえちゃんやめてよ~~~!!!」

果南「ルビィちゃん・・おとなしくしてね・・?曜・・それじゃあルビィを座らせてくれる?曜がルビィの体を押さえてて?私がロープでルビィを柱に縛るからさ

曜「ヨーソロー!!」

ルビィ「やめて・・おねがいやめて・・」

曜はルビィの体を抱き上げると・・三角柱の柱の上に無理やり正座をさせた・・

ルビィ「痛い・・痛い痛い痛い痛い~~~!!!!!」

ルビィの膝には突き刺すような鋭い痛みが走る・・
だが、この拷問の真の恐ろしさはこんなものではない・・

果南「ダイヤ!!ルビィの体を柱に縛り付けたよ!!」
133: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 00:59:54.49 ID:uIcztjQe
ダイヤ「それでは・・始めますわ・・花丸さん・・善子さん・・そこにつまれている長方形の石をルビィの膝の上に置いてくださいな・・」

善子「わかったわ!!花丸!!」

花丸「任せるずら!!」

2人はせーので石を持ち上げると・・ルビィの膝の上にソレを置いた・・

ルビィ「~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」

ルビィの膝に置かれたのは重さ49キログラムある板状に加工した石で・・
これが全部で10枚浜辺に積まれていた・・

ルビィは膝を引き裂かれるような地獄の苦痛を味わう・・
あまりの痛みに声も悲鳴をあげることすらできなかった・・
134: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:00:35.03 ID:uIcztjQe
千歌「あはは~~!!ルビィちゃん面白い顔してる~~!!えい!!」ぴょん

ダイヤ「あ、こら!!勝手なことを・・」

千歌はダンスを踊るような軽快なステップでルビィの膝に敷かれている石板の上に飛び乗った・・

ルビィ「ぴぎおいjgろえあrごえあおpgふぉtぺdそghsでgふぉpでgど!!!!!!????」

ルビィの膝に千歌の体重が重いきりかかり・・膝が下に引かれている三角柱にめり込んだような気がした・・

ルビィは口や目から涎や涙・・鼻水をまき散らし、上半身をクネラセながら地獄のような激痛を必死で耐えていた・・

群衆「あ~はっはっはっはっはっはっはっは!!」
群衆はもだえ苦しむルビィの顔を見て心底面白くてたまらないと言う風に笑い転げる・・

ダイヤ「千歌さん!!拷問には手順というモノがあるのです!!勝手なことをしないでください!!」

千歌「ごめんごめん♪・・ルビィちゃんみてたらついこうしたくなっちゃって・・♪」

千歌はてへっとハニカミ舌をペロりと出した・・
136: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:01:19.50 ID:uIcztjQe
ジワ~という音と共にルビィのスカートを黄色くて暖かい液体が濡らしていく・・

花丸「あ!!ルビィちゃんお漏らししたずら!!」

善子「大変!!もったいないもったいない!!」

善子は床に這いつくばり、流れ落ちてくるルビィの尿を懸命にその舌で舐め取った・・

善子がそうすると他の群衆たちもルビィの尿に群がり、住民たちはわれさきにとルビィの尿を舐め始めた

ルビィの地獄はまだまだ終わらない・・
138: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:02:01.32 ID:uIcztjQe
「釜茹で」・・という処刑方法は広く知られている・・火あぶりに近い処刑方法で中世でよく用いられていたという・・
そして、今まさにその釜茹で地獄が・・ルビィの身に降りかかろうとしていた・・

グツグツグツグツ・・

広場の真ん中で鉄製の大釜が炎で熱せられ、その中の熱湯がグツグツと煮えたぎっている・・

千歌「ルビィちゃん・・お漏らししちゃったね・・お風呂に入ろうか・・」

ルビィ「へ・・・へ・・・へ・・・へ・・」

痛みで意識がもうろうとするルビィを・・aquorsのメンバーたちはその体を丁寧に持ち上げて・・
第2の地獄にルビィを落とした・・

ルビィ「~~~~~~~~~~~~!!!!!!!」
139: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:02:33.56 ID:uIcztjQe
グツグツグツグツ

ルビィの全身を焼け付くような熱湯が包み込む・・

ルビィ「ピギャーーーーー!!!!!熱いよおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

ルビィの絶叫が内浦の海岸に響き渡る・・

老人「ああ・・生贄の声じゃ・・たまらんのお・・」

黒澤母「ルビィ・・立派になりましたね・・今日があなたの晴れ舞台ですよ・・あら、いけない・・うれしくって涙が出て来ちゃった・・」

ルビィ「だずげて~~~だづげででえええええええええ~~~~!!!」

果南ママ「風流だねえ・・」

千歌ママ「娘たちが協力してルビィちゃんを料理している姿を見ると・・感動するわね・・」
140: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:03:10.56 ID:uIcztjQe
梨子「・・・・・・・」

梨子ママ「・・・・・・・・」

桜内親子は目の前で繰り広げられる残酷劇をこの世のモノとは思えないモノを見ているように呆然と見ていることしかできなかった・・

千歌「ルビィちゃん大分衰弱してきたんじゃない?そろそろ殺す?」

ルビィ「殺して~~!!もうお願いだから殺してくだざいいいいいいいいい!!!!!」

曜「まだまだ元気があるね・・もっともっと拷問しなくちゃだめだよ!!」

ルビィ「ひぎいいいいいいいいいいい!!!!!」
142: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:03:42.20 ID:uIcztjQe
住民「なんか俺たち・・見ているだけでつまんねーな・・」

男「おい、aquorsのお嬢ちゃん達・・俺たちにもなにかやらせろよ・・」

子供「そうだよ!!僕だってルビィのお姉ちゃんをいじめたいよ!!」

女「そうよそうよ!!身内だけで盛り上がってズルいわ!!」

しいたけ「わんわん!!」
143: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:04:14.57 ID:uIcztjQe
千歌「あらら・・みんなしびれを切らしてきたね・・」

曜「じゃあ・・最後はみんなでいっしょにルビィちゃんを拷問して・・ルビィちゃんを解体してお食事会にする・・でいいんじゃないかな?」

千歌「みんな・・それでいい?」

善子「そうね!!みんなで一緒にルビィを拷問しましょう!!」

花丸「なんだかライブみたいずら~~!!」

ダイヤ「そうですね・・オーディエンスの興奮も高まってきたことですし・・そろそろクライマックスと行きましょうか・・」
144: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:04:47.14 ID:uIcztjQe
ダイヤ「最後はルビィを凌遅刑に処して終わりにしましょう」

千歌「なんです?それ・・」

ダイヤ「昔の中国で行われていた処刑方法の一つで・・生贄の体を何日もかけて少しずつ刻んでいって犠牲者が出血多量で死ぬまで続けるという処刑方法ですわ!!」

花丸「面白そうずら!!」

千歌「じゃあ・・これは地域のお祭りだから・・内浦のみんなが一人ずつ、ルビィちゃんの肉を切り落としていって・・切り落とした部位の肉を食べるっていうことでいいんじゃないかな?・・・みんな~それでいい~~!?」

住民たち「意義なーーーーし!!!」
145: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:05:24.45 ID:uIcztjQe
ダイヤ「それでは・・」

ダイヤは小刀を取り出して・・ルビィの目へと付きつける

ルビィ「お・・ねえ・・ちゃん・・」

千歌「ちょっとちょっとダイヤさん!!まさか最初から目を狙うつもり?」

ダイヤ「この子が・・削り取られていく自分を見なくても済むようにと・・姉としての最後の慈悲ですわ・・」

曜「だめだよ!!ルビィちゃんもaquorsのメンバーで・・今日の主役なんだよ!?お祭りの様子を見ることができないなんてかわいそうだよ!!」

ダイヤ「・・・止むをえませんわね・・それでは・・ここを頂きますわ・・」

ゾリゾリ・・ゾリゾリ・・という肉を剥ぎ落す音がし・・

ルビィ「~~~~~~!!!!」

ダイヤはルビィの左手の甲の肉をそぎ落とした・・
146: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:05:58.45 ID:uIcztjQe
ルビィ「痛い痛い・・痛いよ~~~~!!!!」

ダイヤ「さあ、ドンドン行きますわよ!!」

小刀はaquorsのメンバーや内浦の住民たちの手を次々に渡り、住民たちはルビィの体の肉を丁寧に・・少しずつ少しずつそぎ落としていった・・

花丸「はあ・・はあ・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん!!」ゾリゾリ

ルビィ「ああーーーーーーーーーー!!!!!!」

花丸はルビィの右足の太ももの肉をそぎ落とした・・

花丸「んん~~!!ルビィちゃんの太もものお肉ずら~~!!」
花丸は愛おしそうにルビィから切り離した肉のかけらにキスをする
147: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:06:28.65 ID:uIcztjQe
千歌「私は・・ここ!!」

ルビィ「いたいよ~~!!!やめて~~!!ルビィから肉を切り落とさないでよぉぉ!!うわあああああああんんんん!!」

千歌はルビィの首筋にある、うなじの部分の肉をそぎ落とす・・

ダイヤ「千歌さん?そこは動脈に近いので・・気を付けてくださいね?」

千歌「大丈夫!!」

そして・・内浦の住民たちは思い思いにルビィの肉をそぎ落としていく・・

ゾリゾリ・・ゾリゾリ・・ 

ゾリゾリ・・ゾリゾリ・・イギャーーーー!!!!
ゾリゾリ・・ゾリゾリ・・ピギャアアアアアアアアアアアア!!!
148: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:06:58.33 ID:uIcztjQe
ははは~~!!ルビィちゃん泣き叫んでいるよ!!俺ルビィちゃんの舌を食べたいな~!!

曜「まずい!!先を越されそうだ!!」

千歌「はい、次曜ちゃんの番だよ?」

曜「よし・・ルビィちゃんの声・・頂きます!!」ジョキ

ルビィ「~~~~~~~~~!!!!!!!」

曜はルビィの舌を根元からばっさり切り落とし、ルビィの舌を指で摘まみあげる・・

ルビィ「gふあgれlhんglrきえshgきlれhsなklぎhkぇしあhgklrhgkfれk」

声を奪い取られたルビィは断末魔の叫びも上げることができなくなり、体をよじらせて表現するしかできなかった・・
149: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:07:35.98 ID:uIcztjQe
千歌「あ~~曜ちゃんずるい!!いいないいな~~!!」

曜「へへ~~ん♪ ルビィちゃんの舌・・頂きま~す♪・・・・なにこれ!?おいしすぎる!!」

鞠莉「それじゃあ私はルビィの上唇の肉をいただきマース☆」ゾリゾリ

善子「私はルビィの下唇をもらうわ!!」ゾリゾリ

果南「じゃあ、私はルビィのほっぺの肉をもらおうかなん♪」ゾリゾリ

ルビィ「gろえgれlrglrふぇjshjgれjkgkjrdkshgkrk」
151: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:08:08.07 ID:uIcztjQe
そして・・小刀が住民の間を一回りしたころには・・ルビィの体には、ほとんど肉が残っていなく、所々骨が剥き出しになっていた・・

ルビィ「・・・・・・・・・・」

意識も虚ろになり、もう何をされてもルビィはなにも感じなくなっていた・・
ルビィの命の終わりがすぐそこまで迫ってきていた・・

果南「ルビィ・・そろそろ・・限界みたいだね・・あと残っているのは・・」

果南の視線の先には・・

梨子「・・・・・・・・・」

呆然と目の前の蛮行を見ていることしかできなかった梨子がいた
152: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:08:50.84 ID:uIcztjQe
千歌「梨子ちゃん・・だね・・」

梨子「私は・・私は・・」

ダイヤ「梨子さん・・あなたが内浦の真の住民になるための儀式です・・あなたにはルビィの首をばっさり斬り落としていただきます

ダイヤは梨子の手に日本刀を手渡した・・

震える梨子の両腕に日本刀のずっしりとした重みがのしかかる・・

梨子「できない・・私・・こんなことできない!!」

千歌「梨子ちゃん!!!勇気を出して!!」

花丸「梨子ちゃん!!」

善子「リリー!!」

果南「梨子!!」

鞠莉「梨子!!」

aquorsのメンバーたちから梨子に向けて応援の声が浴びせられる・・
153: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:09:21.13 ID:uIcztjQe
住民「頑張れ!!」

主婦「梨子ちゃん頑張ってー!!」

しいたけ「わんわん!!」

いつき「梨子・・ここが正念場だよ!!」

むつ「梨子ならできる!!頑張って!!」

梨子「やだ・・やだ・・」

梨子の両足はガタガタと笑い出し、梨子の生涯を通しても最大級の恐怖が梨子の体に降り注ぐ

曜「大丈夫・・梨子ちゃんならできる・・私・・信じてるから!!さあ、行って・・ルビィちゃんを・・送ってあげて」

曜に背中を押された梨子はよろよろとルビィに歩み寄って行く・・
154: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:09:57.01 ID:uIcztjQe
ルビィ「・・・・・・・・ひ・・・ほ・・・・・ひゃ・・・ん・・・・」

虫の息で横たわっているルビィの側まで付いた梨子・・

できない・・私には・・できない・・

でも・・ルビィちゃん・・ほっといてもこの傷じゃ・・もう助からない・・

どうして・・私がこんなことを・・

そうだ・・これは介錯なんだ・・苦しむルビィちゃんを私は助けてあげるんだ・・

やらなければ・・私達親子の命はない・・

梨子「はあ・・・はあ・・はあ・・はあ・・!!ふっ!!」

梨子は日本刀を振り上げて・・
156: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:10:50.54 ID:uIcztjQe
梨子「やあーーーーーーー!!!!!!!」

力強く・・思いっきりルビィの首めがけて刃を振り下ろし・・・

ザシュ・・ゴロンゴロン

ルビィの首を切り落とした・・
159: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:11:23.10 ID:uIcztjQe
わああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!

梨子「な・・なに!?」

内浦の住民たちから祭りが達成されたという歓喜の雄叫びが上がる・・

千歌「梨子ちゃん!!」

曜「よくやった・・よくやったよ梨子ちゃん!!」

千歌と曜が感激して涙をながしながら梨子に飛びついた

aquorsのメンバーたちは梨子に近寄り背中をバシッと叩いたり
梨子が一撃でルビィを仕留めた見事な処刑ぶりをたたえたりした・・
162: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:11:59.69 ID:uIcztjQe
黒澤父「見事だった・・お前たち親子の罪はこれで払われた・・あなたたち桜内家は我々内浦の真の仲間となったのだ・・」

黒澤父「皆の衆!!今日は食べて・・飲んで・・騒いで・・楽しもうや!!ルビィの肉を余すところなく食べてルビィを讃えよう!!」

群衆「黒澤家万歳!! 内浦万歳!! ルビィちゃん万歳!!」

ダイヤ「祭りはまだ始まったばかりですわ!!みなさん協力してルビィの解体をお願いしますわ」

村人たち「任せな!!」

ギコギコ・・ギコギコ・・というのこぎりの音とルビィの体からあふれ出る血液の鉄の匂いが浜辺に充満する・・
163: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:12:32.74 ID:uIcztjQe
ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・
ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
165: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:12:59.83 ID:uIcztjQe
ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・
ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・

村人たちはルビィを弔うようにその名を口ずさみながら、るびぃの体をノコギリで切り刻み解体をする・・ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
166: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:13:50.91 ID:uIcztjQe
グツグツグツグツ

先ほどルビィを拷問していた大なべに、ルビィの残骸を細かく切り刻んだ肉と骨が入れられる・・

黒澤母「さあさあ!!ルビィ汁ですよ!!ルビィの供養と思っておいしく食べてくださいな!!」

男子学生「うめえうめええ!!ルビィちゃんめちゃめちゃうめええ!!」ガツガツ

男「奥さんおかわり!!」

花丸「マルもずら!!」

黒澤母「あらあら・・そんなにがっつかなくてもたくさんありますから大丈夫ですよ・・♪」
167: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:14:22.75 ID:uIcztjQe
千歌「あははは・・ルビィちゃん大人気だね・・ん?」

梨子「・・・・・」

梨子が波打ち際で浮かない顔をしながら海の向こうを眺めていた・・

千歌「り~~こちゃん♪」

梨子「・・・・・千歌ちゃん」

千歌「どうしたの?ルビィちゃんの汁まだまだたくさんあるよ・・?」
168: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:14:57.97 ID:uIcztjQe
梨子「ねえ、あなたは・・どうして平気なの?」

千歌「なにが?」

梨子「私達は・・友達を殺して・・その肉を食べたのよ・・どうして平気でいられるの?」

千歌「・・・・・・・梨子ちゃんはスーパーの牛肉や豚肉がどうやって作られるのか知っているでしょ?」

梨子「それは・・そうだけど・・・」

千歌「ルビィちゃんも・・・豚さんや牛さんと同じだよ・・食べられることがルビィちゃんの存在する意味だったの・・ルビィちゃんはそれを見事に全うした・・」

千歌「ルビィちゃんを憐れんじゃダメ・・それこそ・・ルビィちゃんがかわいそうだよ・・」
169: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:15:32.02 ID:uIcztjQe
千歌「ルビィちゃんはこれからも内浦のみんなの血となり・・肉となり・・みんなの中で生き続けるの・・ルビィちゃんと私たちは・・ずっとずっと一緒なの・・」

梨子「千歌・・ちゃん・・」

千歌「そう考えれば・・梨子ちゃんも少しは気が楽になるんじゃないかな?」

梨子「・・・そうね、考えてもルビィちゃんはもう帰ってこない・・だったら・・私もルビィちゃんのお肉をいっぱい食べて・・あの子の命をこの体に取り込むことにするわ・・」

千歌「お~!やっと梨子ちゃん元気がでたね!!よかったよかった!!まだルビィちゃん汁いっぱい残ってるから!!一緒に食べよう!!」

梨子「ええ・・」
170: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:16:12.73 ID:uIcztjQe
ルビィちゃん・・私はあなたを守ってあげることはできなかった・・
その償いといったらおかしいかもしれないけれど・・私・・あなたを食べて・・あなたとずっと一緒に生きていく・・

だから・・いただきます
171: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:16:37.63 ID:uIcztjQe
・・・・おいしい
173: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:17:11.47 ID:uIcztjQe
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー

花丸のお寺

花丸「ルビィちゃん・・今日もいい天気ずらね~!!天気がいいからルビィちゃんの頭蓋骨を綺麗にふいてあげるずら!!」

花丸は丁寧に・・恋人を扱うようにルビィの頭蓋骨を磨く

花丸「うん!ルビィちゃん・・今日も一段ときれいずら!!」

花丸「ふんふ~ん♪」きゅっきゅ・・
174: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:17:43.54 ID:uIcztjQe
善子「花丸ったら・・ずいぶんと機嫌がいいわね?なにかいいことがあったの?」

花丸「うん!ルビィちゃんが行方不明になったから今度北海道から理亞ちゃんがこっちに来るんだって!!」

善子「へえ・・北海道から人肉が届くのね!!やったわ!!」

花丸「善子ちゃん♪あんまり食べすぎると太っちゃうずらよ?」

善子「ニャーー!!それを言うなあ!!」
176: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:18:21.92 ID:uIcztjQe
花丸「ルビィちゃん!もうすぐ理亞ちゃんがルビィちゃんに会いに来てくれるんだって!!理亞ちゃんもルビィちゃんの隣に祭ってあげるから!!そうしたらルビィちゃんもさみしくないずら!!」

善子「ふふ・・ルビィもきっと喜んでいるわよ♪」

頭蓋骨はなにも語らない・・かつてルビィと呼ばれていたその頭蓋骨の二つの穴は悲しげに内浦を見つめていた・・

おしまい
180: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/11/26(月) 01:20:21.70 ID:uIcztjQe
これで完結です・・最後まで読んでいただきありがとうございました

そして・・ルビィ推しの人は本当にすいませんでした

>>175 理亞をおびきよせるために花丸があえてばらしました
外の世界では黒澤家がルビィの存在自体をもみ消してルビィは最初から
存在していないことになっています
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『千歌「ルビィちゃんってさ~」曜「ん~?」完全版』へのコメント

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