ひまり「音ノ木坂には、伝説のスクールアイドルがいるってもっぱらのウワサ!」

シェアする

鞠莉-アイキャッチ
2: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:26:23.95 ID:cc+cfnut
 

【ショッピングモール】


ことり「やっほーりみちゃーん☆」

りみ「あ、ことりちゃん~」フリフリ

ことり「ちょっと遅れちゃったかなぁ…?」

りみ「ううん、そんなことないよ。私もさっき来たところだから…」

ことり「そっか、良かったぁ♪」

元スレ: ひまり「音ノ木坂には、伝説のスクールアイドルがいるってもっぱらのウワサ!」

スポンサーリンク
3: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:26:52.22 ID:cc+cfnut
りみ「なんかこうやって二人だけで会うの、新鮮だね…♪」

ことり「ふふ、りみちゃんとはずっと一緒に遊びたいって思ってたから、誘ってくれて嬉しいよ♪」

りみ「そ、そんな…。それより、急にお休みの日に誘っちゃってごめんね…?」

ことり「りみちゃんのお誘いだったら穂乃果ちゃんのお誘いだって蹴って行っちゃいますっ!」

りみ「えぇ!? そんな…」

ことり「…っていうのはさすがに冗談だけど~」

りみ「だ、だよね…」

ことり「でも、りみちゃんだって大事なことには変わりは無いよ?」

りみ「ことりちゃん…ありがとう♪」
4: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:27:18.84 ID:cc+cfnut
ことり「本当、りみちゃんは他人な気がしないんだよねぇ…」

りみ「私も…こんなに積極的に誘ったのは、香澄ちゃん以外だとことりちゃんが初めてかも」

ことり「へぇ♪ なんだか嬉しいなぁ」

りみ「だから、今日は頑張って私のお勧めのお店を紹介するね…♪」

ことり「ふふ、期待してるよ♪」

りみ「うん…!」

ことり「よーし! じゃあ今日はいっぱいお店を見て回ろう~☆」


……。

  
5: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:27:47.81 ID:cc+cfnut
 

【市ヶ谷家 蔵】


有咲「はぁ~…」

有咲「練習のない休みなんて久しぶりだなぁ」

有咲「最近は休みになるといつもみんなでここに集まってたからなぁ」


有咲「…」


有咲「…ひろ。声すっげぇ響く…」


有咲「…昔は一人で家にいて、携帯弄ってるだけが当たり前だったけど…」


有咲「なんか、寂しいなぁ――…」

  
6: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:28:15.33 ID:cc+cfnut
 

ピロン


有咲「ん、香澄からか」

有咲「あいつ、今日は何してるんだ…?」

有咲「暇だったら来ればいいのに…」

有咲「って! 別に香澄なんて来て欲しくないっつーの!///」

有咲「何考えてんだ私は…! あー、一人最高ー、気楽ー…」


ピロン


有咲「あ…? 今度は穂乃果先輩からか…」

有咲「あの人も毎日送ってきて、随分な暇人だよなぁ…」

有咲「休みの日とかスクールアイドルの練習ねーのかな…」
7: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:28:42.11 ID:cc+cfnut
 

有咲「…はぁ」


有咲「…」


有咲「今度のライブ、楽しみだなぁ…」ボソ


有咲「い、いや! 別に穂乃果先輩に会いたいとか、そんなんじゃねーし!!///」ブンブン


有咲「~~!!」


……。

  
8: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:29:09.37 ID:cc+cfnut
 

【花園たえ家】


凛「お邪魔しますにゃー!」

おたえ母「あらー、元気な子ねー。いらっしゃいにゃー♪」

おたえ「いらっしゃい、凛ちゃん」

凛「おたえちゃん、呼んでくれてありがとうー♪」

おたえ「ううん、凛ちゃんもわざわざ遠いところからよく来てくれたね」

凛「今日は海未ちゃんの弓道の大会があるからって、部活もお休みだったしね! …でも本当はかよちんと一緒に来る予定だったんだけど、急に風邪引いちゃって…」

おたえ母「あらあらそうなの~? 心配ね~」
9: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:29:37.34 ID:cc+cfnut
凛「あ、大丈夫です! 来る前にお見舞いに行ってきましたから! そしたら、折角仲良くなったんだから一人で行ってきてってかよちんが…」

おたえ「うん、折角だもんね。かよちんの分も沢山遊んでお裾分けしなきゃだね」

凛「え、お裾分けって…?」

おたえ母「そうねぇ…お重箱にでも詰めて持って帰る~?」

おたえ「それいいね」

凛「いいの!?」

おたえ母「うふふ~それじゃ帰りまでに沢山詰めておくわね~♪」

凛「な、何を詰めるの…?」

おたえ「楽しい気持ちだよ」

おたえ母「~~♪」

凛「何が詰まって行くんだろう…」
10: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:30:04.75 ID:cc+cfnut
おたえ「かよちん~私たちは楽しいよ~元気になって~…」ミョンミョン

凛「何か送ってるにゃ!?」

おたえ「ほら、凛ちゃんも一緒にやろ?」

凛「い、一緒に…?」

おたえ「むむむ~~…」ユンユン

凛「…おたえちゃんって何か不思議…だけど、なんか楽しい♪」クス

おたえ「え、そう?」

凛「うん! あんまり周りにいない感じだから…凛、凄く楽しみだったんだ!」

おたえ「私も楽しみだったよ。違う学校の子と仲良くするなんてあんまりないもんね」

凛「そうだね。だから今日はたくさん楽しい気持ち詰めて帰るにゃー!」

おたえ「にゃー♪」

凛「かよちーん…凛は楽しんでるよ~…元気なって~…!!」ムンムン

おたえ「…凛ちゃんヘンなの」

凛「えぇっ!?」ガーン
11: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:30:34.59 ID:cc+cfnut
 

ワサワサ…


凛「わぁー…♪」

おたえ「この子がおっちゃんで、この子がシロッピー…あっちがパワフルちゃんで、そっちが団十郎」

凛「色んな名前付けてるんだねぇ…」

おたえ「可愛いでしょ?」ヨシヨシ

凛「うん、すっごくカワイイにゃ!」

おたえ「…じゃあなんでそんなに遠くから眺めてるの?」ナデナデ

凛「あ、う…その…やっぱり、猫アレルギーがあるから、うさぎ触るのもなんとなく怖くて…」
12: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:31:02.06 ID:cc+cfnut
おたえ「うーん…多分大丈夫だよ。ねぇお母さん?」

おたえ母「そうねぇ~…猫アレルギーは猫の毛とかが原因とする場合もあるとは言われてるから~、もしかしたらうさぎの毛も同じでアレルギーを引き起こしちゃう可能性も~…」

凛「うぅ…」

おたえ母「…あるかもしれないけど、凛ちゃんだったら多分大丈夫よ~♪」

おたえ「ほらね?」

凛「根拠は!?」

おたえ「うちのお母さん、獣医さんだから」

凛「へ? そうなの?」

おたえ母「ふふ~、うちの中だけは獣医さんなのよ~。外へ出たらただのお姉さんだけど♪」

凛「え、それって…獣医じゃ…」

おたえ「お母さん、さすがにお姉さんは言い過ぎ」

おたえ母「あら~? じゃあおたえちゃんと一緒のJKがいいかしらぁ~?」

おたえ「とりあえずお母さんのお墨付きもあるから、触ってみなよ?」

おたえ母「無視は寂しいわよぉ~!」シクシク

凛「うぅ~…」ドキドキ
13: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:31:29.51 ID:cc+cfnut
 

ワサワサ


凛「…っ」ナデ…


凛「…かわ…いい…~…///」ナデナデ

おたえ「ほら、大丈夫でしょ?」

凛「うん…本当だ、なんともない!」ギュー

おたえ母「あらあら、本当に嬉しそうにおっちゃんを抱きしめてるわねぇ♪」

おたえ「おっちゃんも嬉しそう♪」

凛「~~♪」ギュー


おっちゃん「~~」ギブギブ

  
14: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:31:57.23 ID:cc+cfnut
 

凛「あはは、うさぎって本当にカワイイね~♪」

おたえ「でしょ。飼いたくなった?」

凛「飼いたい…けど、うちは多分お母さんが許してくれないにゃ…」

おたえ母「あら~、厳しいお母さんなのねぇ…。それだったら、私が凛ちゃんのお母さんを説得に…!」

凛「おたえちゃんのお母さんが!?」

おたえ「さすがにそれは迷惑だよお母さん」

おたえ母「そう…?」シュン

凛「ほっ…」

おたえ「代わりに私が行ってくるよ」

凛「そっち!?」アセアセ
15: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:32:25.05 ID:cc+cfnut
おたえ母「うさぎ博士のおたえちゃんなら、凛ちゃんのお母さんなんて一捻りよぉ♪」

凛「だ、ダメだよ一捻りなんてしちゃ!!」

おたえ「冗談だよ」

凛「じょ、冗談に聞こえないにゃ…」

おたえ「あれ、そう? やっぱり冗談は難しいね」

凛「…あ、あはは。本当におたえちゃんはすごいにゃ…」

おたえ「えっへん」

おたえ母「くすくす♪」


……。

 
16: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:32:55.22 ID:cc+cfnut
 

【商店街・ストリート】


にこ「おお…」キョロキョロ

にこ「…ここが例の商店街ね…!」


にこ「パステル散歩(※)でやってた通り、結構良い商店街じゃない…」


にこ「ふふ…私としたことが、うっかり聖地巡礼のような形で来ちゃうとはね…」

にこ「本当は彩ちゃんの高校も見ておきたいところだけど、ファンとしてそんなストーカーのような真似事だけはしてはダメよ…!」

にこ「…あ、でも花咲川って穂乃果の知り合いのバンドの子が通ってる学校でもあるのよね…」


にこ「…」


にこ「い、いえ! ダメよ! そんな言い訳したって…! それはファンにあるまじき姿よ…!」ブンブン

  

※毎週木曜23:00~放送『バンドリ!TV』内アニメ ガルパ☆pico17『パステル*散歩』より

   
17: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:33:22.12 ID:cc+cfnut
 

にこ「…はぁ、今日は当初の目的通り、この商店街の聖地巡礼を楽しみましょう」


にこ「えーっと…」キョロキョロ


にこ「あそこが羽沢珈琲店で、こっちが北沢精肉店…それと」


にこ「あ、あったあった、やまぶきベーカリー」

にこ「メンバーみんなが美味しそうに食べてたのが妙に印象的だったのよねぇ…」

にこ「パンだったらお土産に買って帰れるしね、チビ達にやまぶきベーカリーのチョココロネを買っていってあげましょう」
18: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:33:49.79 ID:cc+cfnut
 

カランコロン


沙綾「いらっしゃいませー♪ …って、あれ?」

にこ「へ…?」

沙綾「あなたはこの間ライブに来て下さった、音ノ木坂の…」

にこ「え!? あ、こ、この間のバンドの…!」


にこ「…えー…」


にこ(あ、やば…パスパレのことばっか気にしすぎてて、この子のこと全然覚えてないわ…!)

にこ(っていうか、この子パステル散歩にも出てたわよね…?)

にこ(私ってばTVで見てても気付かないとか…)
20: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:34:22.16 ID:cc+cfnut
 

沙綾「あ、あはは、あの時はちゃんと挨拶できてなかったですよね、そう言えば」

にこ「そ、そうね! あ、改めて自己紹介させて貰うわ…!」

にこ(助かった…)ホッ

沙綾「えっと、私は香澄達と同じ花咲川女学園に通っている山吹沙綾といいます。で、ここはうちのお店のやまぶきベーカリーです♪」

にこ「このお店のことはパステル散歩で見たわ。チョココロネがとても美味しそうだったのよね」

沙綾「あ、あの放送見てくれたんですね? ありがとうございます♪ そう言えばパスパレのファンでしたよね?」

にこ「あー…それはもう忘れて頂戴…」

沙綾「あはは…はい」
21: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:34:50.42 ID:cc+cfnut
にこ「私の名前は矢澤にこ。大体は聞いてる通りだと思うけど、穂乃果達と一緒にスクールアイドルをやってるわ」

沙綾「えっと、確か三年生の方でしたよね…?」

にこ「そうよ。…何か文句ある?」

沙綾「ああ、いえいえ、別々の学年が揃ってアイドルをやるって凄いなぁと思いまして…」

にこ「…ま、確かにね。プロのアイドルならともかく、うちらみたいなスクールアイドルでは珍しいかもね」

沙綾「うちのポピパは全員同学年なので、そういう先輩後輩みたいなのにちょっと憧れますよ」

にこ「そうー? 別にそんないいもんじゃないわよ。私なんかこんなちっこい身体してるから、先輩なのによく穂乃果や凛に弄られるしね」

沙綾「なるほど」

にこ「…そこはなるほどじゃなくて、そんなことはありませんよにこ先輩って言うところよ…」

沙綾「あ、あはは…すいません…」

にこ(…この子には何故だか煽り属性を感じるわね…)
22: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:35:19.98 ID:cc+cfnut
沙綾「この間はライブに来てくれてありがとうございました。私たちの演奏、楽しんでくれましたか?」

にこ「あ、うん…楽しかったわよ」

沙綾「良かったぁ~…。先輩にそう言って貰えるとなんだか嬉しいです」

にこ「…こんなこと言ったらアレかもしれないけれど、予想以上に良かったと思うわよ。その、私と花陽なんかはどちらかと言えば、パスパレを目的として行ったような節もあったけどさ…///」

沙綾「あ、あはは、そうでしたね…」

にこ「でも、そんなウチらでも、ファンになりそうってぐらいには…盛り上がったと思うし、楽しかった」

沙綾「…」

にこ「いきなりこんなこと言って…何様って感じよね…」

沙綾「い、いえ! そうやってはっきり言って貰えるのは凄く嬉しいです…!」
23: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:35:47.82 ID:cc+cfnut
にこ「…その、なんていうか…改めてごめん…」

沙綾「え…どうしたんですか?」

にこ「いや…あの時の私たちはちょっと舞い上がり過ぎちゃってて、ポピパのみんなのこと…眼中に無かった感じだったし…今も沙綾ちゃんの名前覚えてもいなかったし…」

沙綾「…ふふ、しょうがないですよ。私たち、バンドとしてはまだまだ半人前ですし…。こうやって今名前覚えて貰えただけでも良かったです」

にこ「そう…。ありがとう、ね」

沙綾「それじゃあ、改めてよろしくお願いしますねにこちゃん!」

にこ「ぬわんでよっ! そこはにこ先輩でしょ!!」


……。

  
24: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:36:16.30 ID:cc+cfnut
 

【羽丘女子学園 弓道場】

  

海未「…」ギリ…


ヒュッ!


タンッ!


パチパチパチ…!


海未「…」フゥ

   
25: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:36:43.60 ID:cc+cfnut
 

「…」ギリ…


ヒュッ!





「…っ」


スタスタ…

  

絵里(…相変わらず海未は冷静ね。周りの影響受けることなく、確実に的に命中させてる…)


絵里(予選もトントン拍子で勝ち上がって来たけれど…これなら決勝も難なく勝ってしまいそうね)

    
26: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:37:18.94 ID:cc+cfnut
 

「…」ギリ…


ヒュッ!





「っ…」

  

絵里(あと一人…。次の子が外せば、海未の優勝…)

    
27: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:37:51.86 ID:cc+cfnut
 

紗夜「…」ギリ…


ヒュッ!


タン!


パチパチパチ…!


紗夜「…」

  

絵里(わ…あの子も凄いわね…。海未と同じくらい的確…?)

絵里(…えっと、花咲川女学園二年…氷川紗夜…?)

絵里(凜々しい…海未に負けじ劣らずの美人ね…)

    
28: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:38:20.10 ID:cc+cfnut
 

海未「…」

紗夜「…」

  

絵里(これで、事実上の一対一…)

絵里(海未、頑張って…!)


……。

    
29: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:42:37.48 ID:cc+cfnut
 

【ショッピングモール】


カシャァ!


りみ「…ど、どうかな…?」ヒラ

ことり「わぁ~! りみちゃん、とっても似合うよぉ~☆」

りみ「え、えへへ…そう? ありがとう~♪」

ことり「うんうん…! やっぱりりみちゃんには可愛いお洋服が似合います…! 着せ替え甲斐があるよぉ~♪」

りみ「着せ替えって…」アセアセ

ことり「りみちゃんってなんというか、女の子~って感じのお洋服が似合うから新鮮なんだぁ♪」

りみ「そうなの…?」

ことり「μ'sのみんなも可愛いし、絵里ちゃんや海未ちゃんなんかはむしろカッコイイぐらいなんだけどぉ…あんまり女の子女の子した格好してくれる子がいないんだよねぇ~…」

りみ「え、でもことりちゃんだってお洋服、可愛いと思うけど…」

ことり「うふふ、ありがとう♪ でもやっぱり、私は自分より誰かをコーディネートしてあげるのが好きなんだぁ」
30: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:43:04.66 ID:cc+cfnut
りみ「ことりちゃんは将来、お洋服を作るお仕事したいって前にLINEで言ってたね」

ことり「うんっ♪ だから今、スクールアイドル用の衣装を作って、それをみんなに見立てるのは凄い楽しいんだよ♪」

りみ「へぇー…いいなぁ…♪ ポピパはちゃんとした衣装担当っていないから羨ましい…」

ことり「あれ? そうなんだ…。それじゃあ誰が衣装を決めたりするの?」

りみ「うーん…いつもはみんなで話し合って決めたりとか、後は香澄ちゃんがこれがいい! っていうのを持ってきたりかなぁ」

ことり「じゃあこの間のライブの時もそうだったの?」

りみ「この間のライブのはみんなで決めた衣装なんだ。文化祭の時に初めて五人揃ったときに着た衣装なんだよ? 凄い可愛いの…♪」

ことり「うん、みんな可愛かった♪」

りみ「えへへ、ありがとう…♪」
31: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:43:31.20 ID:cc+cfnut
ことり「…むむ」ジー

りみ「…?」

ことり「ねぇねぇ、りみちゃん…!」

りみ「なぁにことりちゃん…?」

ことり「良かったら、次のライブの衣装…ことりに作らせてくれない?」

りみ「…えぇ!? ことりちゃんが衣装を…!?」

ことり「そう♪」

りみ「え、え、え…? えっと、その…なんで急に…?」

ことり「ふふ…ポピパのことを考えてるときのりみちゃん、なんだかいいなぁって思って♪」

りみ「ふぇ…?///」

ことり「りみちゃんの目を見るだけで、りみちゃんにとってポピパがどれだけ大切なものなのかが分かるんだ…。私にとってμ'sが大切なのと同じようにね♪」

りみ「…///」
32: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:43:59.60 ID:cc+cfnut
ことり「だから! ことりもそんなポピパのお手伝いをしたくなったの! ね? いいでしょ?」

りみ「で、でも…五人分の衣装を作るなんて大変だし、きっと迷惑になるよ…?」

ことり「ううん、迷惑なんてことないよ! だって五人の可愛い姿を見れるんだもん! こっちからお願いしたくらいだよ!」 

りみ「可愛い姿…///」

ことり「…ね? これはお仕事とかの依頼じゃなくて、単純に友達としてのお願いだよ? …それでも、ダメ?」

りみ「ことりちゃん…」

ことり「♪」

りみ「じゃ、じゃあ…お願いしてもいいかな…?」

ことり「はい! 任されました☆」

りみ「ありがとう…」クス

ことり「いいえ♪ それじゃ早速採寸を測らないと…」シャー

りみ「え、え…? ちょ、ことりちゃん、どこからメジャーを…わぁぁ…!///」


……。

 
33: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:44:27.13 ID:cc+cfnut
 

【花園たえ宅】


おたえ母「凛ちゃん~、今日はお夕飯食べていく~?」

おたえ「そうだね、食べて行きなよ」

凛「うーん、気持ちは嬉しいけど今日は遠慮しておくにゃ…。帰りにもう一回かよちんのところお見舞い行きたいし、あんまり遅くなると怒られちゃうから…」

おたえ「そっか、それじゃしょうがないね」

おたえ母「残念ね~…折角腕によりをかけて作ろうと思ってたのに~」

凛「また次…かよちんと一緒に来るときは食べさせてもらいたいにゃ!」

おたえ「…うん、いつでもおいで♪」

凛「うん♪」

おたえ母「…うふふ♪」
34: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:44:56.37 ID:cc+cfnut
おたえ「それじゃ帰るまで、なにしよっか?」

凛「あ、そうだ、おたえちゃんのギター弾いてるところみたい!」

おたえ「私の?」

凛「うんうん! この間のライブの時、おたえちゃんすっごくカッコ良かったし、もう一度みたいにゃ!」

おたえ母「私もみた~い♪」

おたえ「お母さんはいつも見てるでしょ」

おたえ母「ウソよぉ~! お母さんがいると弾いてくれないクセにぃ~!」シクシク

凛「そうなんだ…弾いてるときは別人みたいでカッコイイのに、実は照れ屋さん…?」

おたえ母「そうなのよ~! ヘンなとこで照れ屋さんなんだからぁ~!」

おたえ「別に照れてる訳じゃないよ。お母さんがうるさいだけ」

おたえ母「そんなことないわよぉ~! おたえちゃんがカッコよくてカワイ過ぎるから応援したくなっちゃうだけじゃない~! おたえちゃん~カッコイイ~!」ブンブン

おたえ「ね?」

凛「う、うん…」

おたえ母「ひどいぃ~…」シクシク
35: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:45:23.15 ID:cc+cfnut
凛「でも、おたえちゃんのお母さんの気持ちも分かるよ…。おたえちゃん、本当にカッコ良かったもん」

おたえ「そんな風に言われると照れちゃうな」ジャーン

凛「って、言いながらもう弾く準備してるにゃ…!」

おたえ「え、だって見たいんでしょ? 辞める?」

凛「うんうん、見たい見たい!」

おたえ母「おたえちゃーん♪」ブンブン


おたえ「家だから、あんまり音大きくできないしライブのようにはできないけど…」

凛「…♪」ワクワク


ギュィィィン!


おたえ「…!」


凛「わぁぁ…♪」

 
38: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:45:52.18 ID:cc+cfnut
 

ギャゥゥゥ…!


凛(うわぁ…やっぱりおたえちゃんカッコイイ…♪)

凛(普段はあんなに天然みたいな感じの子なのに…ギター弾くと本当に別人みたいだよ…)


おたえ「…♪」

  

凛「♪」


凛「…」

   

凛(…凛にも…こんなカッコよさが欲しいなぁ――…)


……。

    
42: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:46:19.35 ID:cc+cfnut
 

【やまぶきベーカリー・店内】


にこ「…」モグモグ


にこ「あら、本当に美味しいわこのチョココロネ」

沙綾「あはは、ありがとうございます」

にこ「なんだか悪いわね、御馳走までしてもらって…」

沙綾「いいえ、そのパンは私が練習用で焼いたやつなんで店には並べられないやつなんですよ。だから気にしないで下さい」

にこ「へぇ…それなのにこんなに美味しいのね。後で妹たち用にちゃんと買わせてもらうわ」

沙綾「お買い上げありがとうございまーす♪」

にこ「商魂逞しいわね…」

沙綾「そんなことないですよー。あ、それよりにこ先輩、妹がいるんですか?」
45: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:46:45.74 ID:cc+cfnut
にこ「ええ、妹が二人と弟が一人。…もしかして沙綾ちゃんも兄妹いるのかしら?」

沙綾「はい。妹と弟が一人ずつ。まだ二人とも小さいので、毎日面倒見るのが大変で…」

にこ「うちも似たようなものよ…すぐお姉ちゃんお姉ちゃん言ってすがりついてくるからね」

沙綾「あはは、同じですね。まぁでも、それが可愛いんですけどね…♪」

にこ「そうね…妹たちが可愛くて仕方ないわよね…」

沙綾「ふふ…にこ先輩、すっごく優しい目してますね」

にこ「へ!?///」

沙綾「本当に妹たちが好きなんだろうなって、見るだけで分かりますよ」

にこ「…そ、そんなこと言われたの初めてだわ…」

沙綾「私も妹たちがいるからですかね…? なんか、にこ先輩には凄い親近感が湧いちゃいます」

にこ「ありがと、そしたら今度は妹たちを連れてくるわ」

沙綾「ええ、是非みんなでいらして下さい、サービスさせて頂きますから♪」

にこ「…本当ちゃっかりしてるわね」クス
48: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:47:13.06 ID:cc+cfnut
 

ガチャ


モカ「さーやー、今日も買いにきたよ~」

沙綾「あ、モカいらっしゃーい♪」

モカ「ふふふー、今日はポイントカードが溜まってるから割引なのだー」

沙綾「あはは、いつもありがとうー」

にこ「へぇ、ポイントカードなんてのもあるのね…」

沙綾「あ、はい、最初は作ってなかったんですけど、モカちゃんが作った方がいいって言うから作ったんです。そしたら、売り上げもアップして…」

モカ「買い物にポイントカードは必須ですよ~」

にこ「分かるわ…! 少しでも出費を抑えるためにあらゆる店のポイントカードを貯めておくのは、生活の知恵、必需品…!」
50: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:47:40.29 ID:cc+cfnut
モカ「なんと、あなたもわかりますか…?」

にこ「ええ、分かるわ…! ほら、こんなに持ってるんだから…!」バラ

モカ「なんと素晴らしい…! 私もこんなに~…!」バラ

にこ「すごい…! 私よりも多いわ…!」

モカ「いえいえ~…あなたもかなりの手練れ…お見それしました…」ハハー

にこ「いや…私より上を行くポイントマニアがいるとは…感服したわ…!」ハハー

沙綾「あ、ちょ、ちょっと二人とも…」


……。

 
54: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:48:06.97 ID:cc+cfnut
 

【羽丘女子学園 弓道場】

  

海未「…」ギリ…


ヒュッ!


タンッ!


パチパチパチ…!


   


紗夜「…」ギリ…


ヒュッ!


タン!


パチパチパチ…!

     
58: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:48:33.87 ID:cc+cfnut
 

海未(強い…! 間違いなく、今まで出会った中で一番の手練れ…!)

海未(一射目からまるで狙いがブレません。あの集中力は一体どこから…)

海未(花咲川女学園の氷川紗夜さん…。確かバンドもやっていると聞きましたが…)チラ

海未(二足の草鞋を履いて尚あの腕前…。恐ろしい方がいたものです)


海未(…ふぅ。行けませんね。他人のことを考えてる余裕はないというのに…)

  

海未(集中しなければ…絵里も見ているのですから)ギリ…

   

ヒュッ!


タンッ!


パチパチパチ…!

    
62: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:48:59.90 ID:cc+cfnut
 

紗夜(…あの方、なんて強さでしょうか。間違いなく、今まで出会った中で一番の手練れ…)

紗夜(構え、身体の運び、全てが静かでしなやか…。まるで、現代の大和撫子のよう…)

紗夜(音ノ木坂学院…園田海未さんですか…。噂は聞いていましたが、恐ろしい相手です)


紗夜(…いけない…私としたことが。他人のことなんて考えている余裕はないというのに…)

  

紗夜(今日は日菜も見に来ているのだし…集中しなくては…)ギリ…

   

ヒュッ!


タンッ!


パチパチパチ…!

     
66: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:49:29.96 ID:cc+cfnut
絵里「…この二人の戦い、一体いつまで続くのかしら…」

絵里「先に外した方が負けなんて…最早精神力の勝負よね」

絵里「呼吸を乱した方が負け…。私はただ祈ることしかできそうにないわね――…」


 

日菜「お姉ちゃーーんっ!! そのまま当て続けちゃって~~!! 音ノ木坂学園なんかに負けるな――――っ!!」ブンブン

  

絵里「へ…?」チラ

    

海未「あ、あれは…?」チラ

     
68: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:49:59.02 ID:cc+cfnut
 

ザワザワ…


日菜「お姉ちゃんファイトーー!! あと一歩で優勝だよーー!! フレ! フレ! お姉ちゃん!!」


「あ、あの、申し訳ありませんが、会場内ではお静かに…」

日菜「お姉ちゃんが頑張ってるんだから応援したっていいじゃん~! ちょ、放してよ~! お姉ちゃんの試合見たいのに~!! お姉ちゃ~~ん!!」ズルズル


海未「ぁ…」

  

紗夜「~~~~っ!///」

   

絵里「…勝ったわね」


……。

     
72: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:50:25.86 ID:cc+cfnut
 

【市ヶ谷家・蔵】


有咲「はむ…」モグモグ


有咲「…」ズズ…


有咲「…」モグモグ


有咲「あー、ほむまんおいしー…」


有咲「…」

  
77: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:50:52.29 ID:cc+cfnut
 

ピロン


有咲「あー…?」

  

香澄:アメ横の写真

   

有咲「香澄からだ…。なんでアメ横なんかにいるんだあいつ…?」

有咲「つーか、写真だけ送ってきてなんのつもりだよ…。はい既読無視ー」ポイ
81: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:51:18.27 ID:cc+cfnut
 

ピロン


有咲「んー…?」

  

穂乃果:アメ横の写真

   

有咲「あれ…? 今度は穂乃果先輩から…って、こっちもアメ横…?」

有咲「え、ってことはもしかして――…」


ピロン

ピロン


香澄:穂乃果とのツーショット写真

穂乃果:香澄とのツーショット写真

    
86: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:51:56.02 ID:cc+cfnut
 

有咲「あの二人、私に黙って遊んでんのか…!」


有咲「…」


有咲「…って、私に黙ってってなんだよ…なんで私に確認する必要あんだよ…///」


有咲「あーはいはい、二人で仲良くなってていいですねー。はい既読無視ー…」ポイ


ピロン


香澄:有咲もくるっ!?


ピロン


穂乃果:有咲ちゃんもおいでよ~!

  
88: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:52:22.89 ID:cc+cfnut
 

有咲「…」


有咲「――…」スッ


  

有咲:しゃーねーな、行ってやるよ…

   

……。

    
89: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:52:48.93 ID:cc+cfnut
 

【ショッピングモール・喫茶店】


ことり「はぁ~~美味し~~☆」

りみ「ここのパフェ、めっちゃ美味しいよね…♪」

ことり「うんうん…! ことりも甘いもの大好きだからはまっちゃいそう~♪」

りみ「良かったぁ…。ことりちゃん、こういうお店沢山知ってそうだから、美味しいって言ってもらえて一安心…」

ことり「そんなことないよ~。色んなお店行くのは好きだけど、沢山知ってる訳じゃないからもっと教えて欲しいな♪」

りみ「私も詳しい訳じゃないんだけど…バンドをやってて仲良くなった子が教えてくれて…」

ことり「わぁ、バンドの交友関係って広くて楽しそう! 他のグループの子とかといっぱいお喋りしたりするの?」

りみ「わ、私はそんなにそういうの得意じゃないから…。でも最近仲良くなったひまりちゃんっていう子は沢山お友達もいて凄いんだぁ」

ことり「へぇ~、私も会ってみたいなぁ♪」

りみ「ひまりちゃんならよくこのショッピングモールに来ているみたいだから、もしかしたら――…」
92: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:53:16.13 ID:cc+cfnut
 

ひまり「待ってよ蘭~~っ!!」


ガヤガヤ


蘭「ちょ…引っ張らないでよ…」

ひまり「だって~! 蘭ってば逃げようとするじゃん~!」

蘭「何も私とパフェを食べに行かなくたっていいじゃん…つぐみとかモカ誘って行きなよ」

ひまり「みんな用事があるって来てくれないんだもん~! 蘭だけなんだよ、一緒に来てくれるのはぁ~!」

蘭「私、買い物に付き合ってとは言われたけど、パフェを食べるなんて一言も聞いてなかったんですけど」

ひまり「そ、それはぁ~…そのぉ…」ゴニョゴニョ
95: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:53:43.02 ID:cc+cfnut
 

りみ「あ…あれは」

ことり「どうしたの? あの人たち、お友達?」

りみ「う、うん…あれが今言ってた…」

りみ「あの、ひまりちゃんー…?」フリフリ


ひまり「え…? あ、りみりーん!!」ブンブン

蘭「りみ…?」


ことり「あはは、まさか本当に来てるなんて凄い偶然だねぇ♪」

りみ「うん…」
99: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:54:09.67 ID:cc+cfnut
ひまり「りみりーん、やっほー! えっとー…お友達さんもこんにちわ♪」

ことり「こんにちわ♪」

蘭「…」ペコリ

りみ「ひまりちゃんと蘭ちゃんもこのお店のパフェを食べにきたの…?」

蘭「あ、いや、私は…」

ひまり「そうなんだよ~! ねー? 蘭がどうしても食べたいっていうから一緒に~!」

りみ「え、蘭ちゃんが…?」チラ

蘭「ひまり、怒るよ…?」

ひまり「う、嘘だようーそ! ね、蘭? 一緒に食べよー?」

蘭「はぁ…」

ことり「くすくす…♪」
103: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:54:35.82 ID:cc+cfnut
りみ「あ…ひまりちゃん蘭ちゃん、良かったら一緒に食べない…?」

蘭「え?」

ひまり「え、いいの? でも、そちらの…」

りみ「えと、ことりちゃん、一緒でもいいかな…?」

ことり「うん! 私も賑やかな方が楽しいし、一緒にパフェ食べよ☆」

りみ「良かったぁ…♪」

ひまり「ありがと~! ここのパフェ美味しいからまた来たかったんだけど、一人だと寂しいから一緒に食べる相手探してたんだよ~!」

蘭「…相手見つかったんだから、私はもういいんじゃないの」

ひまり「ここまで来たんだからそんなこと言わずに~、ね? らーん♪」

蘭「…」
111: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:55:59.61 ID:cc+cfnut
りみ「蘭ちゃんも一緒に食べよ…?」

ことり「うんうん、一緒に食べたらきっと美味しいよ♪」

ひまり「そうそう!」

蘭「…もう、今回だけだよ」プイ

ひまり「蘭~! ありがと~♪」ギュー

蘭「ちょ、ひまり抱きつかないでよ…!」

りみ「二人とも、相変わらず仲良いね…♪」

蘭「良くないから…!」ググ…

ひまり「仲いいよぉ~! 幼馴染みなんだからぁ~」

ことり「わぁ、幼馴染みかぁ~いいなぁ~♪ 私も幼馴染みがいるから分かるよ、いつも仲良しだよね♪」

ひまり「ほ~ら~!」

蘭「…///」

 
114: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:56:27.02 ID:cc+cfnut
りみ「あ、ことりちゃん、改めて紹介するね…? こちら、三竹蘭ちゃんと、上原ひまりちゃん」

ひまり「はーい♪ 上原ひまりでーす♪ よろしくね! えっと…」

ことり「あ、私は南ことりです♪ ひまりちゃんの話はりみちゃんから聞いてるよ」

ひまり「え! なになにー、りみりん私のどんなこと話してたの~?」

蘭「…しつこく絡んできて面倒くさいとかじゃないの」

ひまり「えー!? 私そんなにしつこくなんてないよー!」

りみ「あはは、色んなこと知っててひまりちゃんは凄いって言ってたんだよ…♪」

ことり「うんうん♪」

ひまり「えーもうやだー! りみりんったらそんなこと言って、ありがとうー!!」ギュー

りみ「ふぇぇ…!?///」

ことり「蘭ちゃんも、よろしくね♪」

蘭「…よろしく」
116: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:56:53.51 ID:cc+cfnut
ひまり「ことりちゃんはりみりんと同じ学校のクラスメイトなの?」

りみ「あ、ううん、クラスメイトじゃなくて、別の学校のお友達なの」

蘭「へぇ…羽女でもないよね…?」

ひまり「うん…見たこと無いと思うけど…。こんな美人さんが同じ学校にいたら気付くよね」

ことり「そ、そんなことないよぉ~」フリフリ

りみ「実は有咲ちゃんが秋葉原に行った時に偶然知り合った関係で…」

ひまり「あ、あの有咲が…?」

蘭「珍しいね…雪でも降ったんじゃない…?」

りみ「あ、あはは…」

ひまり「で、どこの高校なの?」ワクワク

ことり「えっと、秋葉原にある音ノ木坂学院ってところなんだけど…知ってるかなぁ?」

ひまり「音ノ木坂学院!?」
118: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:57:20.70 ID:cc+cfnut
蘭「ひまり…声大きすぎ」

ひまり「あ、ご、ごめん…」

りみ「ひまりちゃん、何か知ってるの?」

ひまり「だって、音ノ木坂学院って言ったら――…」


 


  


アラもう聞いた? 誰から聞いた?
伝説のスクールアイドルのそのウワサ

学校が廃校ー! 入学したのに潰れちゃう!
理事長の権力でも食い止められない無慈悲なケッテイ!

それでも来たいなら止めないよ! だって可能性感じたんだ♪
笑顔と夢を振りまく、伝説のスクールアイドルの登場!

彼女なら大人の力も無力化できるって
千代田区の学生の間ではもっぱらのウワサ

スタートダッシュ!


    
121: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:57:48.36 ID:cc+cfnut
ひまり「――噂では、音ノ木坂学院は年々減少する生徒数に歯止めがきかず、遂には廃校を言い渡されたけれど…学院の救世主が突如現れ、スクールアイドル部を結成し、その人気で廃校を撤回させた! っていう伝説が…」

蘭「なにそれ…。学生がやることで廃校を撤回させるって、信じられないんだけど」

ひまり「そんなこと言われても、そういう噂が流れてるってだけだし~…」

蘭「どうでいつものいい加減な噂でしょ、ひまりのことだし」

ひまり「ひっどーい! 私いつもいい加減な噂なんか流してないよー!」

りみ「それって…?」チラ

ことり「…ほ、穂乃果ちゃん~~!」ウルウル

ひまり「泣いてる!? え、え、私、何か酷いこと言っちゃった…!?」オロオロ

蘭「ひまりが適当なこと言うからでしょ…」

ことり「穂乃果ちゃんが伝説になっちゃったよぉ~~! 嬉しいよぉ~~!!」ボロボロ

ひまり「へ…?」

蘭「え、もしかして本当なの…?」

りみ「た、多分…」


……。

 
125: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:58:17.29 ID:cc+cfnut
 

【花園たえ宅】


おたえ「さすがにやり過ぎちゃったね」

凛「あぅ…ごめんなさい」

おたえ「凛ちゃんは悪くないよ。たまに調子にのってお隣さんに怒られることはよくあるんだ」

凛「でも…凛ももっと聞きたくて煽っちゃったから…」

おたえ「それを言ったらお母さんも同罪だし」

おたえ母「つい気合い入りすぎちゃったわ~…♪ お隣さんには明日、またお詫びでも持って行かないとねぇ」

おたえ「ね? いつものことなんだよ」
128: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:58:44.26 ID:cc+cfnut
凛「なんというか…おたえちゃんのお母さんって、おたえちゃん以上に凄いよね…」

おたえ「お母さんだからね」

凛「あはは…」

おたえ母「な~に~? 私の悪口かしらぁ~?」

おたえ「お母さんは天然だっていう話だよ」

おたえ母「たえちゃんのお母さんだからねぇ~…って、たえちゃんに言われたくないわよ~!」

凛「あははっ、本当にそっくりだにゃ♪」


……。

 
132: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:59:11.79 ID:cc+cfnut
 

凛「…それじゃ凛は帰るよ! 今日はすっごく楽しかったにゃ!」

おたえ「うん、私も凄い楽しかった」

おたえ母「お母さんも凄い楽しかったわ~♪」

凛「今度は絶対かよちんと一緒に来るね!」

おたえ「待ってるよ。あ、あと今度誘ってもらったμ'sのライブも楽しみにしてるね。香澄たちとみんなで絶対行くから」

凛「うん! この間のおたえちゃんに負けないように頑張るよ!」

おたえ母「私も行こうかしら~…?」

おたえ「さすがにお母さんは迷惑」

おたえ母「ひどいっ!」

凛「べ、別に来ても大丈夫だと思うけど…」


……。

  
134: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 22:59:38.91 ID:cc+cfnut
 

【公園】


凛「らんららーん♪ 今日は本当に楽しかったな~♪ かよちんにも教えてあげないと~♪」トコトコ


ミャー

ニャー


凛「みゃー…?」


凛「なんか猫の声が聞こえたような…。この公園からかな…?」チラ


凛「わっ…! 猫がいっぱいいる…!」


凛「わっ…わっ…! なにあれ…! 猫の王国…?」


凛「ちょ、ちょっと近付く位なら…大丈夫かな…?」

  
138: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:00:10.54 ID:cc+cfnut
 

ニャー

ミャー


凛「あわわわ…さ、触りたいにゃー…///」


凛「で、でも…アレルギーが…」


凛「はわわわ…」フラフラ


  


友希那「にゃー…」


凛「にゃ!?」

友希那「にゃ!?///」

    
142: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:00:38.04 ID:cc+cfnut
凛「猫!? って…あ、あれ?」

友希那「わ、私は猫では…ないわ…」

凛「だ、だよね…。え、でも、にゃーって…」

友希那「い、いえ、それはっ…///」

凛「…?」

友希那「あ、あなたの聞き間違えよ…この私がにゃーなんて言って猫に近付くわけが…」


ニャー

ミャー


友希那「はぅ…!?///」

凛「わぁ…どんどん近寄ってくる…」
146: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:01:06.67 ID:cc+cfnut
友希那「これは…私を仲間と認めてくれて…///」

凛「え?」

友希那「い、いえ! そんな、仲間だなんて何を訳の分からないことを言ってるの…?」

凛「そっちが言ったにゃ…」

友希那「にゃ…?」


ニャーニャー

ミャーミャー


友希那「か、かわ…!」

凛「可愛いにゃ~…!」

友希那「いい…にゃ…」チラ

凛「はぁ~…///」
149: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:01:36.68 ID:cc+cfnut
 

凛(触りたいけど…アレルギーがあるから触れないよぉ~…)


友希那「…」ワナワナ


凛「…にゃ? どうしたの?」

友希那「あ、あなた…」


  


友希那「あなたはまさか、猫の化身――…!!」

   

……。

     
152: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:02:04.28 ID:cc+cfnut
 

【やまぶきベーカリー・店内】


モカ「は~…音ノ木坂学院のにこ先輩ですか~…これはご丁寧にどうも~」ペコペコ

にこ「あ、いや、別にそんなかしこまらなくても…」

モカ「じゃあにこちゃん~」

にこ「急にちゃん付け!?」

沙綾「モカ、一応先輩なんだから…」

にこ「一応ってなによ…?」

沙綾「あ、いや、別に他意は…」アハハ

モカ「しょうがないよね~にこちゃん、可愛いし~」

にこ「か、可愛いって…///」

沙綾「でも…確かににこ先輩、先輩とは思えない可愛さありますよね」

にこ「それは褒められてるの…?」

モカ「褒めてますって~にこちゃん~」

にこ「…///」
155: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:02:31.26 ID:cc+cfnut
モカ「っていうかアレですよね~、音ノ木坂学院って伝説の学校って噂の~…」

にこ「伝説!? な、なによそれ、別にうちの高校なにも伝説に残すようなことしてないと思うわよ
…?」

沙綾「どんな噂なのモカ?」

モカ「なんでも、突如として舞い降りた天使が学校廃校のピンチを乗り越えようと~校長や理事長をバッタバッタ~…」

沙綾「ちょっとやめてよモカ、冗談でしょ~?」

モカ「あ~やっぱりそうなのかな~? ひーちゃんが噂広めてたけど~」

沙綾「ひまりかぁ~…どうせ根も葉もない噂なんじゃない――…?」

にこ「本当よ」バーン

沙綾「えぇ!? ほ、本当って…今の話…? 天使が舞い降りたんですか…?」

にこ「それは嘘」
159: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:02:57.87 ID:cc+cfnut
モカ「じゃあ~にこちゃんが校長や理事長をその小さな腕で~…?」

にこ「それも嘘…って、誰が小さな腕よっ!!」

沙綾「それじゃあ…廃校を救った…?」

にこ「そう。この間一緒にライブに行ったあいつ、穂乃果よ。穂乃果がスクールアイドルやろうって言って、それで学校の注目を集めて廃校を阻止したのよ」

沙綾「へぇ…。穂乃果先輩、そんなに凄い人だったんですね…」

モカ「これがホントの、事実は小説より奇なりというやーつですね~」

にこ「ホントよね…。全くあいつは大したやつよ…」

モカ「しかしスクールアイドルとは~。正に最近の流行ですよね~」

にこ「なんなら、モカちゃんも見に来る? 私もスクールアイドルやってるんだけど」フフン

モカ「おお~いいんですか~? こんなに小さくてもアイドルできるんですねぇ~」

にこ「ぬわぁんでよっ!!」
163: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:03:27.12 ID:cc+cfnut
沙綾「モカ、段々遠慮なくなっていってない…?」

モカ「えへへ~これが友情の証というやつですよ~」

にこ「嬉しくないんだけど…」

モカ「それじゃ~お返しにあたしも、今度のライブににこちゃんをご招待~」

にこ「へ? モカちゃんもスクールアイドルやってるの…?」

モカ「ノンノーン、モカちゃんはアイドルではないんですよー」

沙綾「私たちと同じく、バンド組んでるんですよモカも。よく合同でライブしたりする仲なんですけど…」

にこ「へぇ…」
165: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:03:53.69 ID:cc+cfnut
モカ「After Glowの青葉モカ~ギター弾いてまーす」

にこ「全然似合わないわね」

モカ「おや~反撃ですかな~? ふっふっふ~、見に来てくれればカッコイイモカちゃんを見せてやりますよ~」

にこ「いいわ…私も、宇宙No.1アイドルだってとこを見せてやるわ…!」


バチバチ


沙綾「あ、あの二人とも…店内で火花散らすのは…」アハハ


……。

 
169: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:04:21.45 ID:cc+cfnut
 

【羽丘女子学園 弓道場】


パチパチパチ…!


絵里「…お疲れ様、海未」

海未「絵里、応援ありがとうございます」

絵里「可愛い後輩のためだもの、これぐらい当たり前よ」

海未「そう言って頂けると…///」

絵里「優勝おめでとう。中々ギリギリな勝負だったわね」

海未「ええ、本当に…。氷川紗夜さん、とても強い方でした」

絵里「まさか海未と互角の勝負をする子が同学年にいたなんてね…驚きよ」

海未「いえ、私なんてまだまだ…最後の一射も、勝てたのは偶然に過ぎませんよ」

絵里「偶然というか、なんというかだけれど…」
173: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:04:48.46 ID:cc+cfnut
海未「あの研ぎ澄まされた集中力は並外れたものではありません…。一体その力の源泉はどこからのものなのか、是非、お話を伺ってみたいものです」

絵里「へぇ、海未がそこまで言うなんて珍しいわね。声かけてきたらどう?」

海未「あ、いえ、その…。それはちょっと…恥ずかしいなと…///」

絵里「恥ずかしいって…なんでよ? 他校の生徒だからってことかしら?」

海未「…///」コク

絵里「…はぁ。試合中はあんなに凜々しいのに、終わった途端これだものね…。まぁそこが可愛い後輩でもあるんだけど…♪」

海未「え、絵里!///」


 

日菜「お姉ちゃ~~ん!! 惜しかったよぉ~~!! あとちょっとだったのにぃ~~!!」

  

絵里「あれは…」

    
175: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:05:15.56 ID:cc+cfnut
紗夜「日菜、試合中に大声出したら駄目だと言ったでしょう…?」

日菜「え~? だって弓道は武士道だから気合い入れて応援しなくちゃってイヴちゃんが…」

紗夜「弓道は精神を研ぎ澄ませてから臨むものなの。ああいう風に大声出されたら、他の人も集中できなくなってしまうでしょう?」

日菜「そっかぁ…。あたしはうるさくても命中させることぐらい簡単なんだけどなぁ」

紗夜「…みんながみんな日菜みたいじゃないのよ」

日菜「お姉ちゃんも?」

紗夜「私は…。いえ、私は日菜が応援しに来てくれて嬉しかったわ」

日菜「良かった…。お姉ちゃんの集中力切れちゃったら意味ないもんね…!」

紗夜「そうね…。私が最後の一射を外してしまったのは、単純に相手が強かったから心に乱れが生じてしまっただけのことよ。まだまだね私も…」

日菜「ううん! お姉ちゃんすっごいカッコよかったよ! 音ノ木坂の子にだって全然負けて無かったし、もう一回やれば――…!」

 

絵里「聞き捨てならないわね」

  
182: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:06:24.57 ID:cc+cfnut
 

日菜「え…?」

   

海未「ちょ、え、絵里!」アセアセ

紗夜「あなたは…」

日菜「あ、音ノ木坂学院の子だー…」

絵里「勝負は音ノ木坂学院高校、園田海未の勝ちよ。試合にもう一回はない…それが全て」

日菜「ちょっとー! 急に出てきてそんな言い方はないんじゃないー? いつもの本気で集中してるお姉ちゃんだったら、絶対負けないよー!」

絵里「あら、その集中力を切ったのは誰かしら?」

日菜「あ、あたしじゃないもん!」


海未「絵里、やめて下さい…!」

紗夜「日菜、やめなさい…!」


海未「あ…」

紗夜「あ…」


……。

  
186: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:06:50.83 ID:cc+cfnut
海未「は、初めまして…私、音ノ木坂学院高校二年の、園田海未といいます」

紗夜「初めまして、私は花咲川女子学園二年の、氷川紗夜です」

海未「あの、今日はありがとうございました。氷川さんの腕前、そして集中力に感服致しました」

紗夜「そう言ってもらえて嬉しいです。私も、園田さんのような腕前の人に出会うのは初めてでした。…負けた私が言うことでは無いかもしれませんが、お互いにいい勝負だったと思います」

海未「…はい。また今日のような勝負をしてみたいです」

紗夜「そうですね。園田さんとはまた一緒の場で戦ってみたいです」

絵里「…折角だし、お互いに連絡先を交換したら?」

海未「え、絵里!?///」

紗夜「そうですね…。他校との方と交流する機会もあまりありませんし、調度良いですね」

海未「あ、そ、そうですね…」アセアセ
189: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:07:17.19 ID:cc+cfnut
絵里「…♪」クス

日菜「…あー、そういうことかぁ…」

絵里「日菜ちゃん…だったかしら? 強い言葉で喧嘩を売ってしまってごめんなさい」

日菜「ううん、いいよ。あたしの方こそごめんなさい。お姉ちゃんのことになるとついカッとなっちゃうんだぁ…」

絵里「ふふ、分かるわよ。うちの妹もそんな感じだからね」

日菜「そうなんだ! っていうか、お姉さんすっごい綺麗だね~…外国人?」

絵里「き、綺麗って…/// 一応ロシア人とのクォーターだけど…それがどうかした?」

日菜「えっとね、私パステルパレットっていうアイドルやってて、うちのメンバーに千聖ちゃんって言う子がいるんだけど…その子と同じくらい綺麗だな~って」

絵里「パステルパレット…。あれ、それって確か、穂乃果の知り合いの…」
192: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:07:43.44 ID:cc+cfnut
日菜「ねぇねぇ、お姉さんは名前なんて言うの?」

絵里「あ、ああ、えっと…私は音ノ木坂学院三年生の絢瀬絵里よ」

日菜「一つ上の先輩かぁ~。うん、絵里ちゃんだね!」

絵里「え、絵里ちゃん…」

日菜「絵里ちゃんもアイドルとかやらないの?」

絵里「私たちも一応アイドルやってるのよ。スクールアイドルなんだけど」

日菜「スクールアイドル…? あれ、それって…ひまりちゃんが言ってた伝説のスーパーアイドルのことー…?

絵里「伝説のスーパーアイドル!?」


……。

 
196: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:08:10.75 ID:cc+cfnut
 

【ショッピングモール・店内】


ひまり「う~ん、美味し~~☆」

蘭「太るよ…」

ひまり「そういうこと言わないでよ蘭~!!」

蘭「はいはい」

ことり「くすくす、ひまりちゃんそんなに太ってないから大丈夫だよ♪」

ひまり「うぅ~! ことりちゃん優しい~!」
198: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:08:37.23 ID:cc+cfnut
りみ「それにしても穂乃果ちゃんがそんなに凄い人だったなんて…」

ひまり「ねー! 最近スクールアイドルが人気になってる~っていうのは聞いてたけど、学校の廃校まで救っちゃうなんてびっくりだよ~!」

蘭「っていうか、実際に本当って言われても信じられないんですけど…」

ことり「うん、そうだよね。私も穂乃果ちゃんと一緒にスクールアイドルやってるけど、未だに信じられないなぁ」

ひまり「ねぇねぇ、穂乃果ちゃんってどんな人なの?」

ことり「う~んとねぇ…。一言で言うと、太陽みたいに明るい子って感じかなぁ?」

蘭「太陽…?」

ことり「うん、本当に太陽みたいに色んな人や周りを照らしてくれる、凄い子なんだよ」

ひまり「分かるような分からないような…?」

りみ「二人には、香澄ちゃんみたいな人って言えばわかりやすいかも…」

ひまり「香澄みたいか~。あははっ、なんか納得~♪」

蘭「確かに、香澄は所構わず明るさを振りまいてるね」
202: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:09:03.97 ID:cc+cfnut
ことり「くすくす、りみちゃんにとっては香澄ちゃんが私にとっての穂乃果ちゃんみたいなもんなんだもんね♪」

りみ「うん、そうだね…♪」

ひまり「う~ん、さっすが幼馴染みなだけあるよね~! なんか分かってる~って感じがするよね?」

蘭「そんなの…うちらも似たようなもんでしょ」

ことり「あ、でも分かるよ♪ 二人とも何も言わなくてもわかり合ってる~というか、そういう空気があるから♪」

ひまり「だって~! やったね、蘭♪」

蘭「あっそ…///」

ひまり「あ~恥ずかしがってる~!」

蘭「恥ずかしがってない」

りみ「くすくす♪」

ことり「やっぱり二人とも仲いい♪」

蘭「///」
204: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:09:32.43 ID:cc+cfnut
ひまり「ちなみに私たち、バンドのメンバー全員幼馴染みなんですよ~♪」

ことり「へぇ、すごーい! 仲良しグループで作ったバンドってことなのかなぁ?」

蘭「仲良しって…馴れ合うだけのバンドじゃないですから」

ことり「あ、ごめん、別にそういう風にいったつもりじゃないんだけど…」

ひまり「もう~蘭ってば、すぐそうやって怒るんだから…。それなら、ことりちゃん達に私たちのバンドも見に来て貰おうよ~!」

ことり「え、いいの? 見たい見たい!」

蘭「…いいですよ。うちらのバンドの音、音ノ木坂の伝説にだって負けやしませんから」

りみ「伝説って…ジャンルが違うような…」

ひまり「ことりちゃんごめんね? 蘭はこういう性格だから~…」

ことり「ううん、気にしてないよ。その代わり、穂乃果ちゃんと私たちμ'sのライブも見て貰います☆」

ひまり「え! いいの!? 見たい見たい~!」

蘭「…そうですね、穂乃果さんという生きる伝説の力…この目で見ておきたいです」

りみ「な、なんだか大変なことに…」アセアセ


……。

 
208: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:09:59.26 ID:cc+cfnut
 

ひまり「それじゃまたね~!」フリフリ

蘭「失礼します…」ペコリ

ことり「じゃあね~☆」フリフリ

りみ「~♪」フリフリ

  

ひまり「…それより蘭~、なんで敬語なの~?」

蘭「だって、二年生だよことり先輩…。ひまりこそ、砕けすぎじゃないの」

ひまり「あ、全然気にしてなかった…」テヘ


トコトコ…

   
210: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:10:27.70 ID:cc+cfnut
 

ことり「なんだか楽しい子達だね…♪」

りみ「うん、ひまりちゃんも蘭ちゃんも二人とも優しいし、私好きなんだぁ…♪」

ことり「やっぱり、バンドとかやってると他校の生徒と仲良くできたりして面白そうだねぇ」

りみ「確かにそうかも…。他にもバンドで知り合った子、結構いるし…」

ことり「ふふ、りみちゃんって意外に積極的だよね?」

りみ「ええ!? そ、そんなことないよぉ…///」

ことり「さっきだってひまりちゃん達に自分から声かけに行ってたし~♪」

りみ「あ、あれは…二人とは最近よく喋るようになった切っ掛けがあったというか…」

ことり「それに、こうやって私のことも誘ってくれたしね♪」

りみ「あぅ…///」
214: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:10:57.19 ID:cc+cfnut
ことり「今日はありがとうりみちゃん♪ とっても楽しかったよ!」

りみ「…うん♪」


ことり「それじゃ、帰ろっか?」

りみ「そうだね」


……。

 
217: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:11:23.70 ID:cc+cfnut
 

【公園】


凛「猫の化――…え?」

友希那「この私が毎日毎日、公園に集まる猫さん達にご飯を上げていたり、語りかけることで…遂に私の夢が叶う日が来たのね…」

凛「いや、え、ちょ…?」

友希那「――っ」ガシ

凛「ふぇぇ!!?///」

友希那「…」クンクン

凛(ななな、なにー!? 匂いを嗅がれてるにゃー!?)

友希那「…この獣の匂い…。ええ、間違いなくこれは猫の匂い――」

凛「にゃにゃー!? そ、そんな猫の匂いなんて――…!」
221: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:11:50.42 ID:cc+cfnut
 

凛『…かわ…いい…~…///』ナデナデ

おたえ『ほら、大丈夫でしょ』

凛『うん…本当だ、なんともない!』ギュー

おたえ母『あらあら、本当に嬉しそうにおっちゃんを抱きしめてるわねぇ♪』


  


凛(あれのせいだ―――――!?)ガーン


   
224: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:12:17.76 ID:cc+cfnut
 

友希那「すんすん…///」ギュー

凛「あ、そ、その…放してくれると助かるにゃ…///」

友希那「…」ピタ

凛「…///」

友希那「そうね…ごめんなさい」シュン

凛(なんか凄い申し訳なさそう…!?)

友希那「ぅぅ…///」ジー

凛(どう考えても目付きが危ない人のそれだよ…)
228: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:12:45.14 ID:cc+cfnut
 

ニャーニャー!

ミャーミャー!


友希那「みんな…私のことを応援してくれてるのね…ありがとう…」

凛(応援ってどういうこと!?)

友希那「…猫の化身さん…あなたのお名前は…?」

凛「え、えっと、その…猫の化身じゃないけど…凛は凛だよ…?」

友希那「凛…急に人の姿になって困っているでしょう、私の家にこない?」

凛(さ、誘われてる――!?///)

友希那「どう…? 絶対悪いようにはしないわ」ズイ

凛(ち、近い近いにゃ―――――っ!!)

友希那「…///」ギュ

凛(そしてドサクサに紛れて抱きついてるー!! この人、怖いにゃ―――!!)ガタガタ
232: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:13:12.36 ID:cc+cfnut
 

ことり「あははっ、それでねー…♪」

りみ「くすくす…♪ …あれ?」チラ

ことり「どうしたの? あ…」

  

凛「は、離して…! 凛は猫じゃなくて人間だよ…!」

友希那「いいえ、この匂いは人間の匂いなんかじゃない…。だとすれば猫以外無いわ」スンスン

凛「だ、だからウサギを抱っこしてたから、そのウサギの匂いが移っただけなんだってば、離すにゃー!!」

友希那「第一、そのにゃー! こそ、猫の証よ…!」

凛「あ、こ、これは凛の癖で…! ちーがーうにゃ――…!」
235: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:13:39.73 ID:cc+cfnut
 

ことり「り、凛ちゃん…! 大変、知らない人に襲われてるよぉ…! 助けなきゃ!」ハラハラ

りみ「あ、あれは…もしかして、湊さん…?」

ことり「へ…? りみちゃんの知り合い…?」

りみ「う、うん…あの人もバンドで知り合った人で…一つ上の先輩でとてもカッコイイ人なんだけど…」

  

友希那「何故…私の愛が伝わらないの…猫神様…!」

凛「凛は猫の神様なんかじゃないにゃー!」

友希那「にゃー…///」スンスン

   

ことり「か、カッコイイ…?」

りみ「べ、別人…かなぁ…?」


……。

    
238: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:14:07.57 ID:cc+cfnut
 

【やまぶきベーカリー店内】


にこ「…それにしても、私はパスパレが目的でここまで来てるというのに…縁があるのは全く別のグループばかりというのも皮肉な話よね」

沙綾「あはは…なんかすいません」

にこ「いや、別に沙綾ちゃんが謝る必要は無いんだけどね」

モカ「なるほど~、スクールアイドルにこちゃんは本物アイドル、パステルパレット推しでしたか~」

にこ「…悪い?」

モカ「いえいえ~。まぁでも~、この町で知り合いが増えていけば~自然と会えるかもしれませんよ~?」

にこ「そ、そういうもんかしら…?」

沙綾「あー、この町も色んな人がいますからね…」

モカ「現にさーやと仲良くなった結果、あたしが~」

にこ「いや、別にそれはどうでもいいわね」

モカ「ひどい言い草ですな~」
241: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:14:34.89 ID:cc+cfnut
にこ「まぁそれは冗談だけど…。確かに、色んな繋がりが出来るわよね」

沙綾「私もポピパを通じて、沢山の人と仲良くさせてもらってますしね…。にこ先輩も、これからもっと仲良くさせてもらいたいです♪」

モカ「あたしもですよ~にこちゃん~」

にこ「…あんたにはリスペクトが足りないけどね」クス

モカ「えへへ~」

沙綾「だからまた、懲りずにこの町に遊びに来て下さい。ウチはいつでも歓迎しますので♪」

にこ「ええ。ありがとう、沙綾ちゃん、モカちゃん」


……。

 
245: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:15:02.55 ID:cc+cfnut
 

バタン


にこ「…ふぅ」


にこ「なんだか、凄いことになっちゃったわね」ズッシリ

にこ「別にいいって言ってるのに、やたらサービスしてもらっちゃったわ…」

にこ「ありがたいけど、この量は…」チラ


にこ「ん…?」ゴソ

  

LINEグループ:μ's

絵里:海未が弓道の試合で優勝したわ

希:海未ちゃんおめでとー♪

花陽:おめでとうございます…♪

   
249: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:15:32.53 ID:cc+cfnut
にこ「へぇ…さすがねぇ」

にこ「応援しに行く予定だったのに、みんなで来られると恥ずかしいからって…海未らしいわよね」

にこ「代表して行くのが絵里っていうのもヘンな話だけど…」カタカタ

 

にこ:おめでと

  

にこ「…ああ、そういえば今日の試合こっちの方の学校でやるって言ってたっけ。確か、羽女だったかしら…?」

にこ「えっと、すぐ近くね…」カタカタ

にこ「…どうせだから差し入れにでも持って行ってあげようかしらね」


にこ「べ、別に海未の為じゃないし…!///」

にこ「パンが余ってしょうがないからっていう…!!」


……。

   
252: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:15:59.79 ID:cc+cfnut
 

【羽丘女子学園 弓道場】


絵里「…まさか穂乃果の活躍がそんな風に他校に広まっているなんてね」

日菜「学校を救うスーパーアイドルってすっごいるんっ♪ ってくるよね! 私そういうの憧れちゃうな~♪」

絵里「るん…? まぁ学校を救ったっていうのは合ってるけど、スーパーアイドルかと言われると…」

日菜「えー? 違うの?」

絵里「難しいところね…」

日菜「でも、絵里ちゃんもそのスクールアイドルっていうのはやってるんでしょう? 見てみたい!」

絵里「さすがに日菜ちゃんみたいな本物のアイドルとじゃ、比べものにならないと思うわよ?」

日菜「そんなことないよ~。絵里ちゃん、凄い綺麗だし、歌とかダンスだって上手なんでしょ?」

絵里「それは…」

日菜「別にどっちがどっちとか無いと思うな~私は、その為に一生懸命やってるんだったら、見てる人はみんなるん♪ ってくると筈だもん!」

絵里「…そうね、日菜ちゃんの言うとおりかもしれないわ」

日菜「でしょ! そっかぁ、スクールアイドルかぁ。あはは、彩ちゃんなんてうかうかしたら追い抜かれちゃいそうだけど…♪」
254: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:16:26.42 ID:cc+cfnut
 

紗夜「日菜、おまたせ」

海未「絵里も、お待たせしました…」

日菜「あ、お姉ちゃん! そっちの子とは連絡先交換したー?」

紗夜「ええ。園田さんの家は道場をやってるとのことなので…少し興味もありますし、今度お邪魔させてもらうことにしました」

日菜「道場!? すごいね! 私も行ってみたいな~」

海未「あ、いえ、そんな大したものでは…」

絵里「海未、頑張ったわね♪」

海未「も、もう絵里ったら…///」

紗夜「…? そう言えば日菜、すっかりそちらの音ノ木坂の方とは仲良くなったのね」

絵里「絢瀬絵里と言います」ペコリ

日菜「絵里ちゃん、スクールアイドルやってるんだって!」

紗夜「スクールアイドル…? ああ、そういえばお二人は音ノ木坂…噂は聞いています」

海未「噂…?」
257: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:16:53.30 ID:cc+cfnut
紗夜「なんでも、理事長の陰謀によって廃校になりかけたところを、伝説のスクールアイドルが立ち上がり窮地を救ったとかなんとか…」

日菜「あははっ! お姉ちゃんの高校にもその噂広まってたんだ~♪」

海未「え、絵里…」チラ

絵里「本当、困った物よね」クス

紗夜「やはり真実と言う訳ではなさそうですね、何やら怪しい噂だとは思っていましたが…」

海未「あ、いえ、全てが嘘というわけではないのですが…その、すみません…///」

紗夜「何故、園田さんが謝るのですか…?」

日菜「そっかー、やっぱり伝説のスクールアイドルなんていないのかー」


 


にこ「伝説のスクールアイドル…もとい! 宇宙No.1アイドルにこにーならここにいるわッッ!!」バーン!


  
260: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:17:21.10 ID:cc+cfnut
日菜「宇宙No.1!?」キラキラ

紗夜「あなたは…?」

海未「に、にこ、何故ここに…?」


にこ「この辺で大会やるって聞いてたから聖地巡…げふんげふん、差し入れに来たのよ」

絵里「へぇ、にこもいいところあるじゃない♪」

海未「ありがとうございますにこ…」

にこ「い、いやそんな改まって礼を言われると罪悪感があるけど…。って、自分で名乗っててなんだけど、こっちでもその伝説のスクールアイドルの噂広まってんのね」

海未「え、こっちでもとは…?」

にこ「さっき行った向こうの商店街のパン屋で同じ話を聞いたばかりよ…」

絵里「どれだけ伝説化してるのよ穂乃果は…」

日菜「伝説のスクールアイドルにこにーさん! 理事長の魔の手から廃校を救ったの!? どうやって!? ねぇねぇ!!」

にこ「な、なによこの子は…って――」


にこ「パスパレの氷川日菜ちゃん―――――っっ!!?」ズザー!!

 
264: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:17:48.62 ID:cc+cfnut
日菜「えー! あたしのこと知ってくれてるの!? さっすが伝説のスクールアイドルだねっ! アイドルのことならなんでも知ってるの!?」

にこ「え、えぇ、にこにーにお任せよ…!」

日菜「それじゃうちの彩ちゃんのことも知ってるの? いつもドジで失敗ばかりしてる丸山彩ちゃん!」

にこ「勿論よぉぉぉ!! 私の今の最推しよッッ!!」バーン!

日菜「わぁ! 彩ちゃんきっと喜ぶよ~! ねぇねぇ、他に他に~…!」

 

海未「…なんだか申し訳ありません」

紗夜「いえ、こちらも妹がすみません…」

  
267: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:18:16.33 ID:cc+cfnut
 

【公園】


ニャー

ミャー


友希那「…その、ごめんなさい」

凛「…///」コソ

ことり「り、凛ちゃん…大丈夫だよぉ…?」

りみ「湊さん、いい人なんだよ…?」

凛「信じられないにゃ…」

友希那「…かわいい///」

凛「ほ、ほら! またー!」
271: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:18:43.28 ID:cc+cfnut
友希那「あ、い、いえ…その、本当に反省しているわ…」シュン

ことり「まぁ、でも確かに凛ちゃんは可愛いと思うけどぉ…♪」

凛「ふぇ!? ことりちゃんも同じことするの…!?」ズザザ!

ことり「し、しないよぉ…!(したいけど)」

凛「むー…」ジト

りみ「それにしても、湊さんはここで何を…?」

友希那「そ、それは…その…///」

りみ「もしかして、発声練習とか…?」

友希那「! そ、そう…発声練習よ…次のライブに向けてのね。決して猫と戯れていたりした訳では無いわ」

りみ「へぇ…やっぱり凄いなぁ」

凛「絶対嘘だし…」ボソ
275: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:19:10.75 ID:cc+cfnut
友希那「その…星空さん…だったかしら…?」

凛「な、なに…?」

友希那「口止…いえ、お詫びと言っては何だけれど、今度私たちRoseliaのライブに招待させてもらうわ」

凛「へ…?」

ことり「わぁ…! 凛ちゃんいいなぁ…♪」

りみ「うんうん…♪ Roseliaのライブはチケット取るの大変だし、それに湊さんの歌は綺麗でカッコイイんだよ…♪」

凛「へぇ…」チラ

友希那「…どう?(かわいい///)」
278: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:19:37.92 ID:cc+cfnut
凛「…う、うん、そういうことだったら、行かせて貰うにゃ…」

友希那「ありがとう…」

凛「あ、ありがとうって、こっちがお礼を言わなくちゃいけないんじゃ…」

友希那「その代わり、今日のことは黙っていて貰えると助かるわ」

凛「はぁ…」

友希那「あなたたちもよ」ジロ

りみ「は、はい」

ことり(あ、あはは…そんなに猫好きなところ知られたくないのかなぁ…?)


ニャー

ミャー

 
290: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:21:55.30 ID:cc+cfnut
 

【駅前】


日菜「あははっ! にこちゃんって面白いね~! 色んなこと知ってるんだもん~!」

にこ「ふふん、トーゼンよ…♪」


海未「すっかり仲良くなってしまいましたね」

紗夜「ホントですね…。私の方も、色々とありがとうございました」

絵里「いえいえ、まさか紗夜ちゃんも生徒会だったなんてね。意外と繋がりが多くて面白いわ。何かあったら連絡して頂戴」

紗夜「はい、その時は頼りにさせて頂きます絢瀬先輩」
294: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:22:23.05 ID:cc+cfnut
海未「氷川さんたちRoseliaのライブも必ず見に行かせて頂きます」

紗夜「ありがとうございます。弓道では負けてしまいましたが、ライブでは圧倒させてもらいますよ…?」

絵里「楽しみにしてるわ♪」

紗夜「それでは、私たちはこの辺で失礼します…日菜」


日菜「あ、はーい! それじゃあねにこちゃん! またパスパレのライブに来てね~!」

にこ「言われなくてもファンなんだから必ず行くわよ!!」
295: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:22:51.03 ID:cc+cfnut
 

日菜「~~」ブンブン

紗夜「…」ペコリ

  

海未「…なんだか、どんどん輪が広がっていきますね」

絵里「不思議なものね、一つのキッカケからこんなに…」

にこ「別にヘンな話ではないでしょ? ただ学校が違うだけで、キッカケなんてそこら中にあるんだから」

海未「…そうですね、にこの言うとおりかもしれません」

絵里「学校という狭い世界だけじゃ、輪は広がらない…。もっと色々なところに目を向けないとね」

にこ「そーうよ、折角の高校生活なんだから、もっともっと楽しまなくちゃね」

海未「…ふふ、にこが言うとなんだかおかしいですね」

にこ「ぬわんでよっ!!」
299: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:23:18.88 ID:cc+cfnut
 

ことり「あれ…?」

凛「今の声、にこちゃん…?」


海未「あ…ことり!」

絵里「凛まで…こんなところで、どうしたの?」


ことり「私はりみちゃんと遊ぶ約束してて…」

凛「凛はおたえちゃんと遊ぶ約束してたんだよ! 帰り道で酷いことになったけど…そこでことりちゃんと会ったんだ」

絵里「私たちは海未の弓道の大会でここに来てたんだけど…不思議な偶然があるものね」

ことり「あ、そう言えばLINEで言ってたね! おめでとう海未ちゃん♪」

海未「ありがとうございます、ことり」
303: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:23:47.40 ID:cc+cfnut
凛「にこちゃんは?」

にこ「わ、私!? 私は海未の試合の差し入れに…!」

凛「…なんか怪しいんだけど」ジト

ことり「あ、パンのいい匂い~♪」

にこ「怪しくなんかないし! ほら、パン食べる? まだ余ってるんだけど?」

凛「へぇ~…」モグモグ

海未「な、何か妙に凛が疑り深いような気が…」

ことり「凛ちゃん、ちょっとした事情で軽い人間不信になっちゃってて…」ヒソヒソ

絵里「そっちはそっちで色々あったみたいね…」
307: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:24:14.64 ID:cc+cfnut
ことり「私も今日はりみちゃんを通じて新しい出会いもあったし…本当に楽しかった♪」

凛「あの人に会うまでは凛も楽しかったんだけど…」

ことり「Roseliaだっけ? ライブ楽しみでしょー♪」

凛「それは…まぁ…」

海未「Roselia…? それって氷川さんたちと同じ…?」

絵里「…ホント、面白い偶然もあるものね」クス


 

香澄「…あー、上野面白かったー!」

有咲「あんまはしゃぐなよ…ただでさえ知らない土地なんだから、迷子になっても知らねーぞ」

香澄「子供じゃないよっ!」

有咲「どーだか…」

  

海未「あ…」

有咲「え…?」

   
311: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:24:41.08 ID:cc+cfnut
香澄「あー! 海未先輩ー! ことり先輩に絵里先輩、にこちゃんもー!!」

ことり「わぁ、香澄ちゃん~♪」

海未「有咲まで…」

にこ「ぬわんであたしだけちゃん付けなのよぉー!!」

凛「にこちゃんじゃしょうがないにゃ…」

有咲「みなさん…こんなところでどうしたんですか…?」


……。

 
317: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:25:27.74 ID:cc+cfnut
ことり「なんていうか…」

有咲「…信じられねーぐらい偶然が重なり合った話だな…」

香澄「りみもおたえもさーやも、いーな~。私もみんなと遊びたかったぁ~!」

海未「ふふ…その代わり、穂乃果と遊んでくれたのでしょう? ありがとうございます」

香澄「ああ、いえいえ! 穂乃果先輩に沢山上野の面白いところ教えて貰いました!」

にこ「穂乃果にねぇ…」

有咲「あ、自分が言うのもなんですけど、ちゃんとまともなとこに案内してもらいましたよ…?」

絵里「有咲ちゃんが言うなら安心ね」

ことり「だね♪」

有咲「は、はは…(どんだけ信用ないんだあの人…)」
319: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:25:54.16 ID:cc+cfnut
香澄「なんだか、皆さんがこの町の色んな人たちと仲良くなるの…なんて言ったらいいか分からないですけど、凄く嬉しいです!」

有咲「なんだよそりゃ…」

海未「いえ、香澄の言いたいこと、私たちも分かりますよ。先程からみんなでそれを思っていたことですから」

ことり「うん♪ 香澄ちゃんたちが私たちと仲良くしてくれるの…凄く嬉しいよ♪」

香澄「はい…!」


……。

 
322: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:26:21.29 ID:cc+cfnut
 

香澄「みんな~またね~~!!」ブンブン


有咲「…行ったか。それにしても本当、すげぇ休日だったなぁ…」

香澄「だねぇ…まさかみんな別々に会ってるとは思わなかったよ」


有咲(っていうか私…香澄と穂乃果先輩に呼び出されなかったら超絶ぼっちだったってことになるじゃねーか…! あぶねー…)


香澄「…有咲、ひとりぼっちにならなくて良かったね♪」

有咲「べ、別にそんなこと心配してねーし! 一人なら一人で全然気楽だし…!」

香澄「ふーん…」ニヤニヤ

有咲「に、ニヤニヤするな!」
326: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:27:04.23 ID:cc+cfnut
有咲「…しっかし、穂乃果先輩との出会いがここまでの関係になるとはなー…」

香澄「ほんとびっくりだよね! でも、穂乃果先輩と遊んでるとわかるけど、不思議な魅力があるんだよね~…なんでなんだろ?」

有咲「さぁーな…。お前と一緒で、能天気で底抜けに明るい人だからなーあの人も」

香澄「えへへ、そうかなぁ♪」

有咲「…別に褒めてないからな、穂乃果先輩込みで」

香澄「えー!?」
328: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:27:31.18 ID:cc+cfnut
有咲「まぁ、確かに魅力はあるけどな…。案外、ああいう人がスクールアイドルとして名を残すのかもなぁ」

香澄「あー、ありそう! 伝説のスクールアイドル!!」

有咲「なんだよそれ…」


ピロン


有咲「…ん?」

香澄「あ、りみりんからLINEだー」
332: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/30(金) 23:27:58.31 ID:cc+cfnut
  

LINEグループ:ポピパ


りみ:有咲ちゃん、香澄ちゃん、穂乃果先輩…伝説のスクールアイドルだったんだよ…!


   


有咲「…は?」


    


終わり。


      
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

『ひまり「音ノ木坂には、伝説のスクールアイドルがいるってもっぱらのウワサ!」』へのコメント

当サイトはコメントシステムとしてDisqusを使用しています。
コメントの投稿にはDisqusへのアカウント登録が必要です。詳しくはDisqusの登録、利用方法をご覧下さい。
表示の不具合、カテゴリーに関する事等はSS!ラブライブ!Disqusチャンネルにてご報告下さい。

2018年5月26日
Disqusによるクッキー、IP、メールアドレスの利用に同意を求めるダイアログが表示された場合は、内容を確認しチェックボックスにチェックを入れて同意頂ければと思います。
(海外のデータ取り扱いに関する法律が変わる事に対応する為の再確認の様です)