ルビィ「今度北海道旅行するの!函館・札幌・旭川・釧路・稚内を2泊3日で回るんだ!」理亞「姉様、この子バカァ?」

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1: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:12:56.60 ID:wjPLQaxK
ルビィ「私と花丸ちゃん、善子ちゃんの3人で行くの!楽しみだなぁ~」ワクワク

理亞「ムリでしょ……」

ルビィ「へえ!?どうして!?」

理亞「どうしてって言うか、物理的に……。ねえ?姉様」

聖良「いやまあ、ムリではないと思うわよ」

理亞「え?」

聖良「文字通り『回るだけ』ならまあ、なんとか」

理亞「いや、それ意味ある?」

ルビィ「?よく分かんないけど予算も結構あるよ?」

理亞「……一応聞いとくけどどのくらい?」

ルビィ「2万円!」エッヘン

理亞「いやムリだから!」

元スレ: ルビィ「今度北海道旅行するの!函館・札幌・旭川・釧路・稚内を2泊3日で回るんだ!」理亞「姉様、この子バカァ?」

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2: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:18:00.47 ID:wjPLQaxK
理亞「よくその予算で北海道旅行行こうって話になったわね!?函館に行って帰るだけでも結構ギリギリの予算よそれ!?」

ルビィ「ピギィ!?でも東京はこれだけあればいけるし……」

理亞「アンタ距離感分からないの……?海越えるのよ……?津軽海峡舐めてない?」

ルビィ「つがるかいきょー?」

理亞「……せめて函館来るだけにしときなさい。ウチに泊めてあげるから宿代はそれで浮くでしょ」

ルビィ「それはありがとうなんだけど、でもそんなにお金かかるものなの?北海道旅行」

理亞「少なくとも飛行機使うならまあ……」

ルビィ「えー、二人とも頻繁にこっち来るからもっと気軽に行き来できるものだと思ってたよ……今だって3連休利用して遊びに来てるし」

理亞「そ、それは!///」

聖良「だって理亞が行きたい行きたいってしつこいから」
7: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:25:38.40 ID:wjPLQaxK
理亞「う、うるさいわね!姉様黙って!」

聖良「分かったわ」

理亞「ゴ、ゴホン!ともかく……///そのコースを回りたいならせめて滞在期間をもう3日……いや5日は伸ばすこと!」

理亞「それと予算も倍ね。……いや3倍!そんなに回るとなると色々美味しいものとかも食べたいでしょ?私達の家がある函館から出たら宿代だって普通にかかるワケだし」

ルビィ「うーん、そっかあ……厳しいなあ……」

ルビィ「まあでも、お母さんとかに相談してみよう!進級旅行だから奮発してくれるはず!あとは善子ちゃんと花丸ちゃんの家次第だね」

理亞「そうするべきね」

ルビィ「今日は2人に相談乗ってもらって良かった!」

聖良「……(いつまで黙ってればいいのかしら)」

ルビィ「でも楽しみだな~、北海道旅行!確か3日前くらいに初雪降ったんだよね?」

理亞「……」ピク

聖良「……」ピク

ルビィ「うらやましいな~!」

聖良「ハア!?うらやましい!?」

理亞「姉様、この子バカァ!?」

ルビィ「ピギィ!」
9: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:28:51.33 ID:wjPLQaxK
聖良「あーほんと初雪の話出した瞬間絶対言うと思った……!」

理亞「本州の人らってマジこれ言うのね……どんだけ雪珍しいのよ」

ルビィ「珍しいよ?」

理亞「雪かきして疲労骨折すればいいんだわ」

聖良「除雪機の騒音で眠れなくなればいいのに」

ルビィ「雪かきってよく聞くけどそんなに大変なの?」

理亞「……毎年のことだから慣れてはいるけど」

聖良「まあ、死ねばいいとは思いますね」

ルビィ(なにが!?)
13: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:31:59.05 ID:wjPLQaxK
理亞「あと交通が乱れるのよね。アンタも旅行するなら他人事じゃないわよ」

聖良「JRはもちろんバスも路面電車も何もかも止まりますからね。止まらないのは地下鉄ぐらいですが……」

理亞「んなハイカラなもんは札幌にしかないのよ」

ルビィ「えー、ちょっとぐらいなら待つよ?」

理亞「ちょっとじゃないちょっとじゃない」

聖良「私なんて1時間に1本しか運行しない通学バスが1時間遅れたことありますからね。何を言ってるか分からないと思うけど本当なんですよ、これ」

理亞「実話よ、これ」

聖良「ええ、実話ですね」
14: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:36:02.83 ID:wjPLQaxK
ルビィ「へえ~、でも北海道の人は雪遊びとかしてるイメージだったけど、雪が嫌いなんだね」

理亞「小さい頃はしてたけど」

聖良「歳を重ねる事に雪のうっとおしさが分かってくるわよね。多分免許取って車運転するようになったらたまらないと思うわ」

ルビィ「そんなに嫌いな雪がこんなに早くから降ったんだね……」

理亞「?早くなかったわよね?」

聖良「ええ。今年は確か初雪が130年以来の遅さだったとか」

ルビィ「えっ、本当?」

理亞「11月の下旬まで降らなかったのは珍しいわね」
18: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:40:29.25 ID:wjPLQaxK
ルビィ「じゃあルビィ達が行こうと思ってる1月の冬休みにはもういっぱい降り積もってるの……?」

理亞「そりゃまあ、1月だからね」

聖良「よく分かんないですけど本州でもその時期には毎日振るものなんじゃないんですか?」

ルビィ「毎日は降らないよ……」

理亞「でも1月の半ばくらいならまだあったかいわよ。ピークは2月だから」

ルビィ「へー、何度くらいなの?」

理亞「最高気温がギリギリ氷点下いかないくらいじゃないかしら?」

ルビィ「それは十分寒いと思うよ……」
21: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:46:15.71 ID:wjPLQaxK
理亞「いや着込めばそうでもないのよ、ホント。2月辺りはやばいわよ。着込んでもどうにもならないから」

聖良「あれは筋金入りのどさんこでも堪えるからね~。最高気温が-5度の日が2週間くらい続くし……」

ルビィ「えええ……!ルビィそんなの震えて動けなくなっちゃうよお……」

理亞「歯とかガチガチ言うのよねw」

聖良「鼻水も凍るしw」

ルビィ「うーん、じゃあ防寒対策は大事だね!回る順もちゃんと考えなきゃ……」

理亞「まずウチ来るでしょ?」

ルビィ「うーん……でも新千歳空港からの距離考えると先に札幌行ってもいいような気が……」

理亞「ああ、あとそれだけどね」

理亞「行かなくていいわよ、札幌」

ルビィ「え!?」
23: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:50:19.76 ID:wjPLQaxK
理亞「あそこ観光するとこじゃないし」

聖良「こら!なんてこと言うの理亞!天下の札幌に対して!まるで函館民のやっかみみたいに聞こえるでしょ!やめなさい!」

理亞「じゃあ姉様は札幌と函館どっちが楽しいと思う?地元っていう色眼鏡捨てて客観的に考えてみてよ。どう?」

聖良「……函館に決まってるでしょ!いい加減になさい!」

ルビィ「さ、札幌は楽しそうだよ?」

聖良「黙りなさい!」

ルビィ「ピギィ!?」

聖良「札幌で見れるものは東京で見れるんです!」

理亞「そうよ!札幌はあくまで北海道民にとってのの都市であって観光地じゃないのよ!ふざけるのは姉だけにしなさい!」
26: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/23(金) 23:55:46.48 ID:wjPLQaxK
ルビィ「で、でも時計台とか……」

理亞「ヒッ、この子時計台とか言い出したわ!」

聖良「なぜあそこまで悪評が広まっていてなお観光しようとする人が耐えないのか……」

ルビィ「ダメなの?」

聖良「……そうですね。これは私達の実体験を話した方がいいでしょう」

聖良「はるか昔のことです。函館で生まれ育った私達は初めて札幌に行ったんです。車に10時間揺られてね」

聖良「そして着いた札幌……まあ大きいカニの看板とかではしゃいでいた私達でしたが、やはり名所として有名な時計台に行ってみようということになったんです」

理亞「山とかに登ると思ったのよね」

聖良「ええ。よく載せられてるあの写真的にそうかと思ってました」

ルビィ「え、違うの?」

聖良「ほんのちょっと街中を歩くと……両親が『着いたよ』って」

聖良「ビル群の中から突如時計台が現れたんです。なんの脈絡もなく。本当に突然」

理亞「すっっっごくがっかりした!」
30: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:01:56.24 ID:eXkoB3nc
ルビィ「うそだあ!静かな山の中にあるに決まってるよ!」

聖良「いや向かいにラーメン屋とか普通にありますよ」

理亞「近くの公園の方がよっぽど自然感じさせるくらいにはビル群の真っ只中に立ってるのよ」

ルビィ「えー……期待してたのに……」

聖良「良かったですね。いまこの場で期待が裏切られて」

理亞「あとよく通ぶってるのか知らないけど、知った顔で『いや、時計台は中に入ると面白い!』とか言うヤツいるけど……」

聖良「普通につまらないですから、中に入っても」

ルビィ「入ったんだ」

理亞「あ~思い出したら腹たってきた。だから札幌民は嫌いなのよ!アイツらプライド高いし自分たちが北海道の中心だと思ってるから!」

聖良「こら!理亞!札幌の悪口はやめなさい!いくら函館の方が圧倒的に北海道的魅力を持ってるからとは言えやっかみみたいに聞こえるでしょ!あの人たちには都市機能という重要な役割があるんです!魅力は函館以下ですけど!」
34: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:07:40.58 ID:eXkoB3nc
理亞「……!」ハアハア

聖良「……!」ハアハア

ルビィ「あ、あのー?えっと……」

聖良「……!ああ、すみません。なんだか私達ばかり喋ってしまって……」

理亞「元々旅行の相談だったわね……?」

ルビィ「う、うん……」

ルビィ「えっとそれで、じゃあ札幌は行かないとして……旭川と釧路と稚内に行こうと思うんだけど」

聖良「稚内はやめといた方がいいですね。別に悪いところではないですが」

理亞「まあ遠いしね」

ルビィ「えー、でも宗谷岬が……」

聖良「逆に言うとそれしかありませんし、最北端という理由だけでなんとなくコースに加えると公開しますよ」

理亞「悪いこと言わないからやめときなさい。……代わりに小樽とか行くといいわね」

ルビィ「小樽かあ……何が有名なの?」
36: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:11:57.14 ID:eXkoB3nc
聖良「色々ありますけど……まあ強いて言うならガラス細工でしょうか?もちろん海産物もあるんですけど」

理亞「海産物は基本どこも有名だからね」

聖良「小樽は個人的に結構函館と雰囲気が似てるんですよ。夜景が綺麗だったり」

ルビィ「へーガラス細工かあ……!花丸ちゃんが喜びそう!」

理亞「オルゴールとかいいかもね」

ルビィ「理亞ちゃんと聖良さんにも買ってきてあげるね!」

理亞「……///」

聖良「それはありがとうございます。まあ小樽はとにかく街並みを楽しむといいですね」

ルビィ「えっと、じゃあ旭川は?」

理亞「…………」

聖良「…………」



理亞・聖良(旭川………………?)
38: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:14:58.45 ID:eXkoB3nc
理亞(旭川って何があったっけ……)

聖良(旭川……?駅前のイオンが大きいイメージしかない……)

ルビィ「たしか動物園あったよね!」

理亞「……っあ~、動物園!」

聖良「あ~はいはい!それがありましたね!」

ルビィ「ラーメンも有名だし!」

理亞「あー、ラーメン!!」

聖良「確かにそういえば!」

ルビィ「あっ、でも花丸ちゃんはラーメン嫌いだしなあ……?」

理亞「じゃ、じゃあいいんじゃない?旭川は!」

聖良「ええ、多分行ってもイオンで暇を潰す時間が発生すると思いますよ」
41: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:17:54.67 ID:eXkoB3nc
ルビィ「えー、旭川って有名なのに??」

聖良「なんというか旭川は、一応(函館を差し置いて生意気にも)北海道の2番目の都市ということになっていて」

理亞「札幌と似てるのよね、観光に向いてない感じが」

聖良「道内の就職先として手頃な地域って感じよね?」

ルビィ「そうなんだ……まあ札幌と隣接してるみたいだし『べっどたうん』ってことなのかな??」

理亞「いや、隣接してないから……」
42: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:21:46.62 ID:eXkoB3nc
ルビィ「えー、じゃあ旭川もナシかなあ~?」

ルビィ「となると函館、小樽、釧路ってコースになるけど……」

理亞「もうそれ釧路行かなくてよくない?」

聖良「釧路は湿原をはじめ結構魅力のある観光地なんですけど……」

理亞「釧路の為だけに道東行くのはちょっとしんどいわよね」

ルビィ「びゅーんって行けば着くんじゃないの?」

理亞(この子さっきから距離感を掴めてない……)

聖良「つまるところですね…………」

聖良「……函館と小樽でだいたい完結するんですよ、北海道旅行は」

ルビィ「言いすぎだよたぶん!」
46: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:30:42.09 ID:eXkoB3nc
聖良「まあ今名前に挙がらなかった名所もいっぱいあるんですよ実は……例えば富良野とか、室蘭に帯広、根室や夕張なんかもありますね」

理亞「できることなら道民として魅力を伝えたいんだけど、残念ながら私達も全部の市町村を知ってる訳じゃないから……よく知らなかったりするのよね、その辺」

ルビィ「そうなんだ……(全然役に立たないなあ……)」

理亞「あとあれだけ言ったけど、札幌行くのはいいかもね」

ルビィ「え、あれだけ言ったのに!?」

理亞「よくよく考えたら小樽行くんでしょ?札幌と小樽はまさに隣接してるのよ。なら半日くらいは札幌覗いてみるのもいいかもね」

ルビィ「……結局札幌では何を見たらいいの?」

理亞「とりあえず飲食店はいっぱいあるから何か食べてたら?」
47: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:37:34.69 ID:eXkoB3nc
ルビィ「それならルビィお寿司が食べたいな!北海道言ったら絶対食べるって決めてたの!」

理亞「え、函館の方が美味しいわよ?」

ルビィ「だって函館ではラッキーピエロでお腹いっぱいにするんだもん!」

聖良「ラッピ人気ですね……。まあ食事は札幌でっていうのはいいアイディアかも知れません。あそこはお寿司以外にも色々ありますから」

理亞「スープカレーとかね。花丸が嫌いじゃなければラーメン共和国も勧めたんだけど……」

ルビィ「共和国?」

理亞「そういう施設があるのよ。ラーメン屋さんがいっぱい入ってるの」

ルビィ「へー、なんか面白そうだね!」
48: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:45:27.03 ID:eXkoB3nc
聖良「……ま、ここまでの話をまとめると……」

聖良「一度空港に着く、それから小樽へ観光に行き、食事は札幌などで済ます……。そしてその後函館へ向かい、我が家に泊まっていくという感じですかね」

ルビィ「わー、楽しみになってきた!」

理亞「小樽のお土産楽しみにしてるからね!///」

ルビィ「うん!……でも、思ったんだけど……」

理亞「ん?」

ルビィ「北海道って、大きい割に何もなモグア!?」

理亞「それ言ったら本当ぶっとばす……」ガシィッ

聖良「危ないところでしたね……もう少しで口を滑らせるところでした……滑るのは冬の路面だけで十分です」
49: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 00:46:44.88 ID:eXkoB3nc
終わりです
なんとなくセイントスノーに北海道を語らせたいと思ってスレ立てしました
ところどころ誤字ってるのは気にしないでください

ちなみに私は生まれも育ちも札幌市民です
129: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 23:03:27.94 ID:eXkoB3nc
ルビィ「と、いう訳で…………」

善子「はるばる来たわね!」

花丸「うん!楽しみずら~」


三人「函館!!!」


理亞「……じゃなくて!」

ルビィ「!?」

理亞「ここは小樽だから!函館じゃないから!」

花丸「……あ、うん…………」

善子「ごめんごめん、つい……」

理亞「まったく、しっかりしなさいよ!」

善子「…………」

花丸「…………」

ルビィ「…………」



三人(なんでいるんだろう……)
130: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 23:09:14.88 ID:eXkoB3nc
善子「ちょっ、ちょっとルビィ?」ヒソヒソ

ルビィ「う、うん?」ヒソヒソ

善子「私達、進級旅行で北海道来たじゃない?」ヒソヒソ

ルビィ「そうだね、まずは小樽に来たね?」ヒソヒソ

善子「そのあと札幌に寄って……で、函館でのんびり過ごすって算段だったわよね?セイントスノーの二人と」ヒソヒソ

ルビィ「そうだね。花丸ちゃん作の旅のしおりにもそう書いてあるよ」ヒソヒソ

善子「……だとすると今この場にこの娘いるのおかしくない?どう考えても」ヒソヒソ

ルビィ「新千歳空港から当たり前のように同行して来てるけど……」ヒソヒソ


理亞「ちょっと、何をヒソヒソしてるのよ!早く小樽観光始めるよ!案内してあげるから!」ニコニコ


ルビィ善子(……まあ、楽しそうだからいいか…………)

花丸「ところで理亞ちゃんはなんでここにいるずら?函館で合流するんじゃなかったっけ」
131: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 23:15:54.15 ID:eXkoB3nc
善子「!?」

ルビィ「!!!」

理亞「えっ……」

花丸「大丈夫なの?お姉さんに連絡した?」

理亞「え、姉様には言ってあるけど……その……」

理亞「……あれ、もしかしてダメだった……感じ…………?」

理亞「…………」

理亞「…………う」グスッ

ルビィ「あーーーー!!!」

理亞「!?」

ルビィ「理亞ちゃん!寒い!寒いよお!北海道って本当に寒いね!!ね!?」

善子「……そうね!これはまずいわ!堕天使に降り注ぐ地獄のブリザード!これは現地の民の支えなくしては生き残れません!!ええ!!」

理亞「……あ…………そ、そうでしょ!?そうだと思った!だから私が案内してあげようと思ったのよ!……まったく、私がいないとダメなんだから!」ドヤア

ルビィ善子(セーーーーフ)

善子「このバカ!」ポカッ

花丸「あいたっ!?な、なにするずら~」

ルビィ「ばかっ」ポカッ

花丸「いたっ、ルビィちゃんまで!?」
132: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 23:22:17.79 ID:eXkoB3nc
ルビィ「もー!花丸ちゃんは理亞ちゃんいるとイヤなの!?」ヒソヒソ

花丸「えっ、イヤじゃないよ!?むしろ一緒の方が楽しいよ」ヒソヒソ

花丸「ただ、単純になんでいるんだろうと思って……」ヒソヒソ

善子「そういうのはいちいち口に出さないの!あんた筆者の気持ち読み取るの得意でしょうが!現実にも応用しなさい!」ヒソヒソ

花丸「う~、なんかよく分からないけどぶたれたずらぁ~。恨むずらぁ~」


理亞「……で!アンタたち!」


ルビィ「あっ!なっ、なにかな?理亞ちゃん」

理亞「……なんで傘さしてんの??」

ルビィ「えっ、なんでって……」

善子「いや、今結構雪降ってるし……」

理亞「雪で傘をさす必要ないわよ?」
133: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 23:31:24.19 ID:eXkoB3nc
ルビィ「えー、でも濡れそうだよお……」

理亞「大丈夫よ、そんなに濡れないから」

花丸「そうなの?」

理亞「北海道の雪はパウダースノーって言って、サラサラしてるから簡単に身体から落ちていくのよ」

善子「ふーん……ベチャベチャしないってことね」

理亞(……と言っても北海道以外の雪知らないんだけど…………)

理亞「強いて言うなら、屋内に入る時は身体から払い落とすことね。それ忘れると温度差で溶けてベチャベチャになるけど」

ルビィ「本当だ。よく見てみると傘さしてる人そんなにいない……」

理亞「それでもここ最近は傘さす人増えた方なのよ、なぜか。理由はよく分からないけど(※個人の感想です)」

善子「でも別にさしてもいいんじゃないの?確かに雪はサラサラしてるかもしれないけど」
134: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 23:36:39.74 ID:eXkoB3nc
理亞「それは……まあ、そのうち分かるわよ。たぶん」

善子「なによ、もったいぶるわねー」

花丸「えっと……それで、とりあえず小樽のどこ回ろうか?」

ルビィ「旅のしおりには……」


13:00~17:00 観光


ルビィ「って書いてあるけど……」

善子「何の観光かを書きなさいよ!」

花丸「ずらぁ~!だって、小樽とかよく分からなかったし……」

善子「無能か!」

理亞「……だから!」

理亞「……その為に、私がいるのよ」ドヤア

善子「おおっ、確かに……」

ルビィ「頼もしい……」

理亞「本当は小樽来るのこれで2回目だけどね!」

善子「ダメじゃん!」

理亞「だって普通に函館から遠いし……」
138: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 23:42:25.44 ID:eXkoB3nc
善子「ほぼ私達と同条件じゃない……」

理亞「なっ!いっ、1回は来たことあるし!」

花丸「その時はなに見たの?」

理亞「なんか、雪とか……」

ルビィ「要するにただ景色を見てただけなんだね……」

理亞「その時私まだ2歳だったししょうがないじゃない。姉様におんぶされてひたすら景色を眺めていたのよ」

善子「ダメだこりゃ……」

理亞「くっ……!ダメじゃない……!道民だから小樽のいいとこくらいアンタたちよりは知ってるから……!」

ルビィ「と、と言うと……?」

理亞「……ガラス細工!有名!」

ルビィ(それだけじゃん……)
139: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 23:49:32.54 ID:eXkoB3nc
理亞「とにかく!見に行くよ!」

善子「まーでもガラス細工かー。興味ない訳じゃないわねー」

花丸「オルゴールとか有名なんだよね?」

理亞「えーっと、えーっと……」キョロキョロ

理亞「あ、この辺!この辺にならんでる店はほぼ全部ガラス細工の店よ!」

ルビィ「へえー!」

善子「あれ?なんかこの感じ……」

花丸「うん。これは……」

理亞「やっぱ函館に似てるわね……この辺」

ルビィ「うん。店の感じとか、函館のレンガ倉庫に似てるのが多いね!」

理亞「やっぱり小樽は好感が持てる……隣の都会ヅラしてる札ナントカとかいう市とは大違い……」ブツブツ
140: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/24(土) 23:53:34.53 ID:eXkoB3nc
~店内~

ルビィ「わー!キレー!」

理亞「本当ね……」

善子「ほえー…………!」キラキラ

花丸「古風ずら~!」

ルビィ「凄いね!食器はもちろん、置き物もたくさん!」

善子「わっ、この置き物3万超えてるわよ!」

花丸「オルゴール以外にもいっぱいあるんだね~!」

理亞「ガラス製品全般だからね……。あっ!こっちのスペース!ここはオルゴールみたいよ!」

ルビィ「どれどれ……」
141: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 00:00:02.43 ID:B5FrC6X9
キリキリキリ……

~~~~~~~~~(音楽)


花丸「おおっ」

善子「いい音色だわ……」

ルビィ「これって……最近話題になったドラマの主題歌?」

理亞「へー、結構流行りを取り入れてるのね……」

ルビィ「じゃあこっちは?」


キリキリキリ……


ルビィ「あっ、こっちは普通にクラシックだね!」

善子「よく見たら裏に曲名が書いてあるシール貼ってあるわね?」

花丸「かなりの曲数ずら……とても全部揃えられないよ」

理亞(お土産にいくつか買っていこう……って高っ!?嘘でしょ!?1個2000円!?)
142: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 00:06:55.08 ID:B5FrC6X9
理亞(よく見たら…………)キョロキョロ

理亞(……ヒッ!店内に置いてある商品の1個1個がウン千円の代物!)

理亞(なにより恐ろしいのが……それら全てが『ガラス細工』であること!)

理亞(……もしそこのルビィがいつものように『ピギィ!』とか言ってずっこけようもんなら……)


パリパリパリィーン!!!!!!!!!
ガシャガシャ!!!!!!!!!!!!!
パリ食器パリーン!!!!!!!!!!!!!!


理亞「……ヒィッ!?」

ルビィ「!?」ビクッ

善子「は!?なに!?」ビクッ

花丸「ビックリした……」

理亞「で、出よう!この店内本当に怖い!……ちょっと、カバンとか気をつけなさいよ!商品につっかけるんじゃないわよ!」

理亞「あとルビィ!決してこけるんじゃないわよ!あんたこけそうだから!本当にシャレにならないからね!」

花丸「こけたのは理亞ちゃんでは?ラブライブの予選でムグゥ!?」

善子「それ以上やめなさい……」ガシィッ
145: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 00:24:48.47 ID:B5FrC6X9
~外~

理亞「ともかく……ガラス細工は綺麗だったわね」

ルビィ「うん!オルゴールいっぱい買っちゃった!帰ったらAqoursの皆にあげるんだ!」

善子「アンタ金使いすぎじゃないの……まだ1日目よ?これからお昼ご飯も食べるのに」

花丸「そう言えばお腹空いたずら~……何食べるの?」

善子「へ?そういうのは旅のしおりに書いてあるんじゃ……」


1日目のお昼ご飯 何か美味しいもの♡


善子「なにこの役に立たない旅のしおり!」バシィッ!!

花丸「あーっ!捨てちゃダメずら!」

理亞「そうよ。雪の中にポイ捨てはやめなさい。例年雪どけになるとゴミがいっぱい出てくるけど、アレ掃除する人大変なんだから」

花丸「ゴミじゃないずら!!」

ルビィ「と、とりあえず何食べようか……」

理亞「それなんだけどね、やっぱり寿司は小樽で食べるのがいいと思うよ」

ルビィ「そうなの?札幌じゃなくて?」

理亞「寿司は札幌より小樽の方が美味しいのよ。……小樽より函館の方が美味しいけど!」

善子「へえ?鮮度とかそういうことかしら」

理亞「まあ、そういうことね。あと札幌で寿司を食べようとすると混んでることが多いし……」

花丸「そうと決まればレッツゴーずら!あっ!ちょうどそこに新幹線でお寿司運んできてくれるお店が……」

理亞「だァァアアアァアッ!!!!!」

花丸「!!?」

理亞「なにくだらないとこ入ろうとしてんの!!姉様、この子バカァ?」

ルビィ「いないってば……」
146: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 00:34:59.35 ID:B5FrC6X9
花丸「で、でもマル達回らないお寿司とか食べるお金ないし……」

理亞「回らないお寿司なんて私だって食べれないから……今回の旅行だって少ないお小遣いの中でどうにかして来たんだし」

花丸「マル新幹線のやつ好きなんだけど……」

理亞「だーかーら!そんなくだらないとこじゃダメ!新幹線は函館にあるからそれで我慢しなさい!」

ルビィ「えーっと……じゃあ、回転寿司でどこかオススメがあるの?」

理亞「ふっふっふっ……」

理亞「……北海道地元の回転寿司店はね!本州の回らないお寿司にも引けを取らないクオリティなの!新幹線で運んでくるような全国チェーンで食べるなんて言語道断!」

善子「えっ、それ本当!?そんな美味しいの?」

理亞「いや知らないけど!去年ぐらいの秘密のケンミンSHOWでそう言ってた!」

善子「テレビ情報かい!」

理亞「だって本州の回らないお寿司食べたことないから分かんないし!」
147: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 00:45:32.12 ID:B5FrC6X9
理亞「ただ美味しいのは確か!それは保証する!」

ルビィ「ご、ごくり……」

善子「ちなみに、なんてとこなのよ?」

理亞「地元の回転寿司店はいくつかバリエーションがあるけど……」

理亞「まあ、オススメするのは『トリトン』ね。いろんな所にあって入りやすいし、これが一番無難じゃないかしら」

花丸「トリトン?なんか文学的な名前ずら……」

理亞「もうちょっと歩けば着くはずよ」

ルビィ「楽しみだなぁ~w……ってピギャァ!?」ズテッ

理亞「あっ、ルビィ!?」

花丸「ちょっと、大丈夫!?ルビィちゃん!」

ルビィ「う~、雪で滑って転んだよぉ~……いたた…………」

理亞「大丈夫?立てる?……ほら、手貸してあげるから」

ルビィ「ありがとぉ~……いてて、よく見たらこの辺の道ツルツルだね……」

理亞「あー、そういえば雪止んで晴れてきたからね……こうなるのよ」

善子「……っていうか」

善子「……この先の路面ずっとツルツルじゃない!なにこれスケートリンク!?」

花丸「えっ、これ転ばずに行くのムリじゃない……?」
150: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 00:51:08.05 ID:B5FrC6X9
理亞「うわっ、本当だ……」

善子「異常事態でしょこれ……」

理亞「いや、この状態自体はよくある」

善子「ええ……」

理亞「いたるところにある」

花丸「やっぱり転ぶの?」

理亞「まあたまに、ね。でも基本的にこういう道は転ばないように牛歩で行くから……」

理亞「年々転ばない歩き方も自然と覚えてくるしね。道民は雪が降り始めると『今年は1回も転ばないで冬越すから』って謎の宣言をだいたい毎年1回は言うのよ」

ルビィ「理亞ちゃんも?」

理亞「いや、姉様がよく言う。転ぶけど」

善子「転んだら痛そうね……」

理亞「ちなみにさっき言った傘を持たない理由の1つはこれよ。転んだ時に傘持ってると危ないし、受け身がとれないでしょ?」

理亞「頭からガッ!っといったら最悪だしね。だからどんなに寒くてもポケットに手とかも入れない方がいいわよ」
151: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 00:59:03.35 ID:B5FrC6X9
ルビィ「なるほど……」

花丸「ちなみにその『転ばない歩き方』って言うのはどんなのなの?」

理亞「えーっとね……」

理亞「う~ん、なんか言葉で説明しづらい…………」

理亞「感覚的なものだからなんとも言えないけど、なんかこう、下腹部?に力を入れるというか……」

理亞「力を入れると言ってもこうグッ!って感じじゃなくて……限りなくソフトに、優しい感じでって言うか……」

理亞「下腹部に入った割れやすい風船をギリギリ割らない感じをイメージして力を込めるというか……」

理亞「……うん、そんな感じ!」

善子「わからん……」

理亞「まあともかくゆっくり歩くことね。これに勝る対処方法はないから」
152: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 01:08:08.08 ID:B5FrC6X9
ジリ……ジリ……


善子「じれったい……」

理亞「本当。でも転びたくないし……」

ルビィ「うぇえ……怖いよぉ~……」

花丸「下腹部の風船……下腹部の風船……」

善子「あっ、ていうか!道の端っこ!建物の真横のとこ!あそこ氷が微妙に張ってないじゃない!きっと建物の熱でちょっと溶けてるんだわ!」

善子「あそこ歩いたらいいんじゃない?」

理亞「あっ、だめ!やめといた方がいい!」

善子「なんでよ?」

理亞「建物の上から雪落ちてくることあるから!毎年それに直撃して首がグキってなっておぞましいことになってる人いっぱいいるから!」

善子「なっ、トラップじゃないそんなの!」

理亞「もう、砂撒いといてくれたらいいのに」

花丸「お寿司はもうすぐ……お寿司はもうすぐ……」

花丸「……っ!うわわわわっと!?わわっ」ツルツル

ルビィ「は、花丸ちゃん!?」

花丸「……っ!?っ!…………セーフ!」

善子「こ、転ばなかったわね……」

理亞「落ち着いて対処すれば意外と粘れるものよ……ってうわっ!?」ドシン!

理亞「いったぁ~!」

ルビィ「だ、大丈夫……?」

理亞「へ、平気よ!このくらい……」

理亞「この……く…………ら…………」

理亞「あ…………ああ…………!」

善子「……?ちょっと、急にどこ見て……?」

理亞「あれは……!目の前にいるあれは……!」

理亞「 キ タ キ ツ ネ ! ! ! ! 」
154: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 01:16:05.50 ID:B5FrC6X9
善子「キツネ!?こんな街中に!?いくらちょっと郊外とはいえ……」

善子「……あ、本当だ……キツネだアレ……」

花丸「凄い、初めて生で見たずら……普通にいるものなの?」

理亞「……ええ。街に下りてくることは珍しくないわ。ただ…………」

花丸「ただ?」

ルビィ「わ~、キツネさんだ!かわいー……」

理亞「近づいちゃダメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルビィ「ピギッ!?」

理亞「ゆ~っくり……ゆっくり後ろに下がって…………キツネから目を逸らしちゃダメよ」

ルビィ「えっ、ええ……?キツネさんってそんなに怖いの……?」

理亞「怖いよ……」

理亞「道民ならまず近付かないわ……小学校から口を酸っぱくして教えられるからね……かわいいのはかわいいんだけど」

理亞「アレは『マジでシャレにならないくらいヤバい菌』を持ってるからね……それはもう恐ろしいわよ……詳しくは『エキノコックス』で検索したらいいわ」

理亞「多分本州にもその手の菌持った動物はいると思う(?)んだけど、北海道は特にそういうのが多くてね。警戒は大切よ」

理亞「とりあえず近付いちゃダメよ。ほっときゃその内どっかいくから」

ルビィ「ピギィ……」
155: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 01:24:07.73 ID:B5FrC6X9
~数分後~

ルビィ「ふう、やっと……」

花丸「やっと着いたずら~!トリトン!」

善子「長かったわね……」

理亞「え~っと、そんなに混んでないみたいね。すぐ入れるわ」

ルビィ「やった!」

理亞「札幌にある花まるって回転寿司屋さんだとこうはいかないんだけどね。あそこ1時間待たされるのザラだし」

花丸「え、花丸?」

理亞「いやアンタのことじゃなくて……まあいいわ、とりあえず入るわよ」
156: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 01:28:28.84 ID:B5FrC6X9
~店内にて~

ルビィ「さて、何食べようかな!」

花丸「マルはとりあえずサーモンが食べたいずら!」

善子「ん……ザンギってあるじゃない。そういえば唐揚げとザンギっていうのはどう違うのかしら」

理亞「どうなのかな……イメージ的には下味が醤油風味で漬けてあって皮がザクザクしてるのがザンギって感じだけど」

善子「まあ、じゃあとりあえずザンギ注文しようか」

ルビィ「あとは?理亞ちゃんのオススメとかある?」

理亞「オススメかあ……えーっとね」

理亞「トリトンなら、『タコの子』とかじゃないかしら」

ルビィ「たこのこ?」
158: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 01:35:14.13 ID:B5FrC6X9
理亞「そうそう、言ってしまえばタコの卵なんだけどね。軍艦巻きの上に透明な楕円の卵がいっぱい乗ってるの」

善子「あー、だからタコの子なのね」

理亞「食感はプルプルしてて、噛むと濃厚な味が口の中に広がるの」

理亞「味は……」

ルビィ「味は?」

理亞「かなりウニに似てる!」

ルビィ「へえ!」

理亞「ならウニを頼めばいいじゃん……と、思うかもしれないけど!」

理亞「このタコの子、実はトリトンでは一番安い皿なの!」

花丸「ホントだ、白い皿のメニューにタコの子って書いてある!」

理亞「あまり知られてないマイナーなネタね。是非食べてみることをオススメするわ。……ただ、結構仕入れられてない時が多いからそこは注意!」

ルビィ「じゃあそれとザンギと、あとサーモンとかマグロを注文しようか!」
159: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 01:47:51.34 ID:B5FrC6X9
ルビィ「わー!きたきた!サーモンにまぐろ!」

善子「わっ!なにこれネタおっきいわね!」

花丸「さっそく食べるずら!」


イタダキマース


ルビィ「……!おいしい!」モグモグ

善子「このサーモン、トロサーモンじゃないわよね?口どけが尋常じゃないわ!程よく入ったサシから脂分が口の中にジュワッと広がりそれを酢飯が優しく受け止めている……」モグモグ

花丸「マグロも絶品ずら……マル達も海産物には縁が深い地域に住んでるけど、これは内浦の味にも引けを取らない味だね」モグモグ

理亞「おいしい……トリトン久しぶりに来た……やっぱいつものはま寿司とかとは違う……」ガツガツ

ルビィ(あんなにdisってたのに普段行ってるんだ……)

善子「普通のサーモンでこれならトロサーモンはどれだけ美味しいのかしら……」ゴクリ

花丸「まだまだ食べるずら~!」
160: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 01:55:40.06 ID:B5FrC6X9
~食後~

善子「いやー、食べた食べた!」ゲフッ

花丸「お腹いっぱいずら~」

ルビィ「美味しかった~」

理亞「本当。北海道には色々なグルメがあるけどやっぱお寿司が一番ね」

花丸「でもマルはまだまだ色々食べたいずら!それにまだあれも……」

理亞「あれ?」

花丸「ジンギスカン!」

理亞「あ~、ジンギスカンね。それなら札幌に行った方が色々店あるわよ」

ルビィ「じゃあ、そろそろ札幌行く?今は昼下がりくらいだけど……」

理亞「一応小樽にもまだまだ観光名所はあるよ?小樽水族館とか……」

ルビィ「いや、水族館は……」

花丸「うん、水族館はね……」

善子「そうね、水族館は……」

理亞「あっ……そ、そうね!」

理亞「じゃあこれからJRに乗って札幌まで向かおうか!空港からここまでと違ってすぐ着くわよ」

ルビィ「小樽楽しかったな~!」
161: 名無しで叶える物語(家) 2018/11/25(日) 01:58:04.01 ID:B5FrC6X9
という訳で一旦終わりです。
スレ残ってたらぜひ札幌編も書かせて欲しいです。お願いします。

あと理亞ちゃんの口調に違和感あったらすみません。アニメとかドラマCD参考にしてるんですが書いてるとたまに迷うことがあるので。
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『ルビィ「今度北海道旅行するの!函館・札幌・旭川・釧路・稚内を2泊3日で回るんだ!」理亞「姉様、この子バカァ?」』へのコメント

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2018年5月26日
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