希「もしもし?ごめんな~、急な用事で行けなくなったんよ」にこ「えっ」絵里「……………?」

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にこえり-アイキャッチ1
1: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 00:40:57.06 ID:X63u0MZ+.net
にこ「ちょ、待ちなさ」ガチャプープー

にこ「…………え、もしもーし、もしもーし!」

絵里「どうかしたの?にこ」

にこ「希これないって…」

絵里「えっ」

にこ「………………………………」

絵里「………………………………」

にこ「えっ、どうする」

元スレ: 希「もしもし?ごめんな~、急な用事で行けなくなったんよ」にこ「えっ」絵里「……………?」

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2: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 00:43:53.99 ID:X63u0MZ+.net
絵里「…………帰る?」

にこ「いやいやいや!ここまで来てありえないし!せっかくの日曜よ!?」

絵里「そ、それもそうね……でも元々希が行きたいとこに付き合うって予定だったし……どうしようかしら」

にこ「とりあえずそこの喫茶店に行きましょ。今日の予定はそこで立て直せばいいじゃない」

絵里「ええ」
5: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 00:47:13.88 ID:X63u0MZ+.net
絵里「こじゃれた店ね。おしゃれだわ」

にこ「ふふ~ん!そうでしょ?アイドルならこういう店の一つや二つ知ってて当然にこ!」

絵里「ハラショー」

にこ「………………………………………」

絵里「………………………………………」

にこ「……………アンタの方がおしゃれな店知ってそうだけど」

絵里「…え?なに?ごめん、なんて?」

にこ「…………………いや、なんでもないわ」

絵里「……………………………………………」

にこ「…………………(あれ、話すことなくね?)」
6: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 00:52:00.00 ID:X63u0MZ+.net
~一方その頃~

希「ほな、ごめんなー!」ガチャ

穂乃果「誰と電話してたの?」

希「ん?いや、ちょっとね」

真姫「ねぇ、用事って言ってたけど……今はただ皆で部室にいるだけじゃない。どういうこと?」

希「ん~?だからこうしていることが用事なんよ?皆と部室にいることが、ウチにとっての優先事項やん」

真姫「イミワカンナイ」

希「そのうち分かるよ」
8: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 00:58:19.44 ID:X63u0MZ+.net
~一方喫茶店~

にこ「アイスティーで」

絵里「えーっと私は……うーん………」

絵里「…コーヒーで!」

絵里「え?…ああ、えっと……アイスコーヒーの方で!はい」




にこ「…アンタって意外と優柔不断なのね」

絵里「あら、にこもそう思うの?この前希にも同じことを言われたわ」

にこ「……………………ふ~ん」

絵里「………………………………」

にこ「(本当に話題がない…どうしよ)」

絵里「…………………………でも珍しいわよね、にこと二人きりなんて」

にこ「ほえ!?」
11: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 01:13:01.39 ID:X63u0MZ+.net
絵里「ほら、私たち二人っきりで遊んだこととかないじゃない?それに遊ぶときだって大体は希も一緒だったし…」

にこ「まあ、そうね…」

絵里「それにこの前思ったのよ。学年というくくりで言うなら、私たち3年生は『皆が仲良し』って訳でもないな、って」

にこ「(ふ、触れづらいことズバズバ言うわね)」

絵里「だからにことはゆっくり話してみたかったのよ。いい機会だわ」

にこ「……………まあ、そうね。思えばアンタとは……『友達の友達』って感じはしてたわ」

絵里「えっ、そうなの!?」

にこ「はあ!?」
15: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 01:18:33.45 ID:X63u0MZ+.net
絵里「にこって私のことそんな風に思ってたの…?」

にこ「え、ちょっ、なに!?あ、あんたが今そう言ったんじゃない!」

絵里「そんなことは言ってないわ……私はにこのこと友達だと思ってたのに…」

にこ(め、めんどくさい………)

にこ「ちがうわよ!そうじゃなくて!……私も友達だと思ってるわ!ただ『そういう感じ』がちょっとするかも、ってだけよ!」

絵里「本当…?私だいぶ傷ついたわよ」

にこ「ご、ごめんにこ」

にこ(半べそかいてる………)
20: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 01:22:12.11 ID:X63u0MZ+.net
~一方その頃~

凛「おっはよーにゃ!………ってあれ?希ちゃん?あれれ?今日は絵里ちゃんにこちゃんとお出かけじゃなかったかにゃ?」

花陽「そう言ってたよね」

希「まあ、そういうことやったな」

穂乃果「えぇ?じゃあさっき電話してたのは…」

希「まあ、そういうことやな」

真姫「なんでそんなことしてんのよ、イミワカンナイ」

希「なんでって…………………」

希「めっちゃおもしろそうやん」
22: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 01:32:06.44 ID:X63u0MZ+.net
~そして喫茶店~

にこ「んでどうするのよ?今日一日」

絵里「そうね……にこはどこか行きたい場所ないかしら」

にこ「あるっちゃあるけど…多分あんた興味ないわよ、そこ」

絵里「あら、アイドルショップ?」

にこ「当たらずとも遠からずね」

にこ「……いいわ、行けば分かるだろうし…とりあえず付いてきなさい」

絵里「ハラショー」

にこ「じゃあ、そろそろ店でるわよ」

絵里「あ!ちょっと待って!……このデラックスいちごパフェっていうの…」

にこ「………………………………………………」

絵里「食べてみたいんだけど………」

にこ(意外と面白いわねこいつ)
24: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 01:39:17.68 ID:X63u0MZ+.net
~そして部室~

希「あの二人はな、あんまり仲が良くない」

穂乃果「言い切った!」

真姫「そう?別に特別仲が良いってわけじゃないけど……気にするほどでもないじゃない。普通よ」

希「そうやろなぁ……少なくとも『にこっち』はそのつもりやろな」

花陽「?」

希「問題はエリチの方なんよ。だから二人っきりにさせてみたかったんや」

凛「…?でもさっき面白そうだから、って言ってたにゃー」

希「それもあるんやけどな」
26: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 01:46:00.01 ID:X63u0MZ+.net
~一方~

絵里「なるほど…にこが来たかったところってここね…」

にこ「じゃあ入るわよ!」ガチャ

絵里「待って、ここって…」




ことり「おかえりなさいませ♪ご主人様…………?」

ことり「に、にこちゃん!?」

にこ「相変わらずやってるわね、ミナリンスキー」

絵里「ハラショー」

ことり「絵里ちゃんまで……遊びに来てくれたの?」

にこ「別にあんたに会いに来たわけじゃないわ。今日ここでイベントやるでしょ?」

ことり「あ、うん!アイドルの人が来て…」

絵里「なるほど………それ目当てだったのね」

ことり「でも珍しいね……にこちゃんと絵里ちゃんが二人きりなんて」

にこ「ま、まあね」
27: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 01:52:09.70 ID:X63u0MZ+.net
ことり「デート?」

絵里「え…………?」

にこ(こいつはこいつで………)

にこ「い、いいから接客しなさい!メイド喫茶でしょここは!」

ことり「あ、そうだね♪…ではこちらの席へどうぞ♪」




絵里「様になってるわねぇ………」

にこ「伝説のメイドミナリンスキーがあの娘だなんてね……サインまで持ってたのに」

絵里「にこはアイドルが好きなのね」

にこ「…昔からの憧れだからね。将来は絶対にアイドルになってやるんだから」

絵里「………私はにこのそういう一途なところ……………素敵だと思うわ」

にこ「はぁ!?なによ急に!」
28: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 01:57:56.31 ID:X63u0MZ+.net
絵里「私はずっとそう思ってたわよ……にこのそういうところ、ずっと尊敬してたわ」

にこ「な、なんなのよ……別にそんな持ち上げなくたって…」

絵里「………………私ね、にこにずっと言いたかったことがあって………今日もずっと、そのことばかり考えていたの」

にこ(は!?な、なに!?なんなのよこれ!)

絵里「………………私たちが一年の頃、あの時すでに、私はにこのことを知っていたわ」

にこ「…ん?」

絵里「にこがその時していたアイドル活動、一度だけだけど見にもいってた」
31: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 02:09:01.46 ID:X63u0MZ+.net
にこ「…あぁ、してたわね。そんなことも」

絵里「あの時私はアイドルになんて興味がなかったし……別に何か理由があって見に行ったわけでもない。ただ、なんとなくだったのよ」

にこ「……………………すいてたでしょ」

絵里「そうね。すいてたわ」

にこ「……………なに、その話が一体どうしたってわけ?」

絵里「……………………私はあの時から、ずっとにこのファンよ」

ことり「いちごパフェ、お待たせしましたー♪」

絵里「あの時のライブ…客こそ入ってなかったし、正直言って踊りも歌も拙かった」

ことり「あのね、これ店長がサービスだって♪絵里ちゃん甘いもの好きだよね!」

絵里「でもね…それでもにこは『やりたいこと』をやってる、って。私にはそう感じたの。その姿が私にとって、凄く羨ましかったのを覚えてる」

ことり「にこちゃんにはこれ♪マカロンケーキ~!!ことりが考案したメニューなんだよ♪」

絵里「私はあの時すでに生徒会に入っていて……………ちょ、ことりうるさい」
33: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 02:15:56.80 ID:X63u0MZ+.net
絵里「………………………なんだっけ」

にこ「いや、知らないし」

絵里「…あ、そう!それでにこのこと知ってはいたのよ、わたし」

にこ「私もあんたのことは知ってたわ。生徒会長だったし…希の友達、って認識もしてたわね」

絵里「………いまは私たち普通に友達よね?」

にこ「まだそこ引っかかってんのかい」

絵里「……まあそれで、何度か声を掛けようかな、って時もあったんだけど…」

にこ「μ'sで初対面だったわね」

絵里「ええ。だから正直、一緒にアイドルをやるってなった時は嬉しかったわ」

にこ「な、なによ…!///」

絵里「でも…少しだけ複雑でもあったの」
35: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 02:20:33.64 ID:X63u0MZ+.net
絵里「にこは私のこと…嫌ってるんじゃないかな、って」

にこ「……あんたそんな風に思ってたの?意味がわからないわ」

絵里「…………………嫌ってなかったの?」

にこ(正直アイドル活動邪魔してきたときはうざかったけど………)

にこ(いまそれ言うのはやめとこう)

にこ「…なんでそう思うのよ」

絵里「………わたし今まで、にこが困ってたとき………なにもしてあげられなかったから…………」

にこ「…………………………………!」
39: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 02:28:44.81 ID:X63u0MZ+.net
絵里「だから………………………………」

にこ「………………………………嫌いよ」

絵里「え………………………………?」

にこ「あんたのそういうところ、嫌いよ」

絵里「……………………………………………」

にこ「……………………………………………」

にこ「……………あんたは私が思ってるほど弱くないの。私を誰だと思ってるの?」

にこ「…私は、宇宙ナンバーワンアイドルにこよ!」

絵里「にこ………………」

にこ「だからあんたが私に手を差し伸べようがどうだっていいの!にこはどんな逆境にも負けないアイドル!いつだって皆を笑顔にするんだから!」

にこ「にっこにっこにー!」

絵里「…………………………………くすっ」

にこ「笑顔になったにこ」
43: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/09/09(火) 02:40:55.61 ID:X63u0MZ+.net
絵里「ええそうね……そうだったわね」

にこ「…だからあんたはそんなこと気にしなくていいの。もう同じμ'sの仲間でしょ?」

にこ「それに……友達よ」

絵里「にこ…………………」

にこ「…………………………」

絵里「…………………………」

にこ「な、なに黙ってんのよ!それより早くそれ、食べちゃいなさいよ!」

絵里「え?…あ!アイスが溶けてる!」

にこ(……………本当に賢いのか?)

絵里「ハラショー!こっちの店のほうが美味しいわ!」

にこ(まあなんにしても……意外と面白い奴ね、絵里)

絵里「…………………ねえ、もう一回聞くけど、本当に私たち友達よね?友達の友達じゃないわよね?」

にこ「しつこいにこ」




終わり
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