まきちゃん「μ’sにっぽん昔話 まき太郎」

シェアする

真姫-アイキャッチ17
1: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:34:55.81 ID:uS8sUCyC.net
昔々、あるところに穂乃果お婆さんと海未お婆さんが住んでいました。

穂乃果さんは山へ柴刈りに、海未さんは川へ洗濯に行こうとしています──。

穂乃果「じゃあ海未さんや、山へ柴刈りに行ってくるよ」

海未「はい、気を付けて下さいね?穂乃果さんや。最近は鬼がよく出るようですよ」

穂乃果「分かっていますよ。海未さんを置いて逝ったりなんて絶対にしないですよ」

海未「当たり前です。ではいってらっしゃい」

穂乃果「行ってきます」

2人はとても仲良しでした。

ちなみに、柴刈りの「柴」とは小枝などを意味し、要するにまき拾いで、芝生の手入れではありません。


海未さんが川に到着し、お洗濯を始めました。すると──。

海未「全く穂乃果さんは……またパンツにシミを作って──ふふっ♪おや?何やら大きな桃が流れていますね」

大きな、という表現では伝わらないほどにとてつもなく巨大な桃が押し寄せてきました。

海未「持って帰れば穂乃果さんが喜びそうですね。ますます愛が深まることでしょう♪」

海未さんはその余りもに巨大な桃を片手で担ぐと、穂乃果さんの笑顔を思い浮かべながら家へ帰りました。

2人は深く愛し合っていました。

元スレ: まきちゃん「μ’sにっぽん昔話 まき太郎」

スポンサーリンク
2: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:36:41.77 ID:uS8sUCyC.net
──園田家

穂乃果「ただいま、海未さんや」

海未「お帰りなさい、穂乃果さんや」

穂乃果「海未さんや?玄関にとてつもなく非常に巨大な桃が放置されておりますが、あれはなんですかな?」

海未「お洗濯としていた時に川から流れてきたのです。穂乃果さんが喜ぶと思って持って帰ってきたのです」

穂乃果「それは嬉しいです。海未さんの事がますます大好きになってしまうじゃないですか」

海未「照れてしまいますよ……。では、傷んでしまう前に食べてしまいましょうか」

穂乃果「そうしましょう」

2人は桃を食べ始めました。すると──なんと言う事でしょう。

穂乃果「海未……ちゃん?」

海未「穂乃……果?」

穂乃果「海未ちゃん!」

海未「穂乃果ぁ!」

2人は若返って──かつてアイドルとして青春を謳歌した時の姿に──なってしまいました。
3: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:39:11.24 ID:uS8sUCyC.net
穂乃果「凄い凄い!なんか若返っちゃったね!」

海未「はい!あぁ……穂乃果は可愛いですね……♪」

穂乃果「う、海未ちゃんのほうが可愛いよ!」

海未「何を言っているんですか!穂乃果のほうが可愛いです!!」

穂乃果「う、海未ちゃんだもん!」

海未「穂乃果です!」

穂乃果「もー海未ちゃんではしょうがないなぁ……」

海未「穂乃果のほうがしょうがない子です」

穂乃果「もう……///」

海未「あの、穂乃果……?」

穂乃果「ん?どうしたの?」

海未「あ、あのですね……せっかく若返ったのですし……その、今晩……どう、ですか……?///」

穂乃果「う、海未ちゃんってば……///う、うん……いい、よ……?」

2人は若返った勢いで激しく愛し合いました。
5: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:41:09.20 ID:uS8sUCyC.net
そして2人の愛とiPS細胞が実を結び、1人の元気な赤ちゃんが生まれました。

赤ちゃん「ヴェエエエ!!ヴェエエエエ!!」

海未「元気な女の子ですね♪穂乃果にそっくりです♪」

穂乃果「そ、そんなに似てるかなぁ?」

海未「名前はどうしましょう?」

穂乃果「う~ん、そうだね~……。穂乃果がまき拾いから帰ってきたところに置いてあった桃を食べた勢いで作っちゃった子だから……」

海未「まき太郎……とかどうでしょう?」

穂乃果「おぉ!いいね!まき拾いから帰ってきた後に出来ちゃった子だからまき太郎だね!」

まき太郎「ヴェエエエエエエ!!」

海未「でも長い上に女の子なので、呼ぶときはまきちゃんにしましょうか」

穂乃果「そうだね」

まき太郎と名付けられました。
8: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:43:24.29 ID:uS8sUCyC.net
海未「そういえば穂乃果、お乳出ます?」

穂乃果「で、出ない……。海未ちゃんは?」

海未「私も出ないのです……。出ていたら穂乃果に飲ませてあげたかったのですが……」

穂乃果「どうしよっか?まきちゃんに何を飲ませてあげれば……」

まきちゃん「ヴェエ!!ヴェエ!ヴェエエエエ!!」

海未「まきちゃん、どうしましたか?」

まき「ヴェ!ヴェ!」

穂乃果「ケチャップ欲しがってるよ?」

海未「の、飲ませて平気なんですか……?」

穂乃果「でも飲みたがってるし……はい、どうぞ」

まきちゃん「ヴェーウ♪」

海未「喜んでますね」

穂乃果「うん!凄く幸せそう!」

こうしてまきちゃんは、ケチャップと時々穂乃果の尻を舐めながら大きく成長していきました。
10: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:45:13.06 ID:uS8sUCyC.net
そして数年たったある日の事です。

まきちゃん「ままー、できたー!」

海未「何ができたのかママに教えてください?」

まきちゃん「えんさんてとらひどろぞりんー!」

海未「偉いですね~まきちゃんは天才です!」

まきちゃん「おいしゃさんになるー!」

まきちゃんはとても賢い子に育ちました。

穂乃果「おぉ!?なんかよく分んないけど凄いね!」

まきちゃん「ほのか!すこしはべんきょうなさい!」

穂乃果「う、海未ちゃんみたいなこと言わないでよ……」

海未「まきちゃん?穂乃果は私達が毎日ご飯を食べられるように一生懸命働いてくれているのですよ?」

まきちゃん「うん……ごめんなさい……」

穂乃果「いいんだよまきちゃん!」

ガラッ──

花陽「た、大変ですぅううううう!!!」

海未「穂乃果!!誰ですかこの女は!!」

穂乃果「え!?知らないよ!!」

まきちゃん「うわきもん!うわきもん!」

穂乃果「ち、違うよ!!」

海未「あ、誰かと思えば花陽ではありませんか」

穂乃果「誰!?この女誰!!」

海未「お米農家さんですよ」

穂乃果「な、なんだ」
12: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:47:36.38 ID:uS8sUCyC.net
花陽「大変なんです!!私の田んぼが……私の田んぼがぁ!!」

穂乃果「ど、どうしたの!?」

花陽「鬼に塩を撒かれてしまいました……」

海未「ひ、ひどい……なんてことを!!」

穂乃果「酷過ぎるよそんなの!!」

海未「こ、このままでは……お米の供給が追い付かずに70億の人類種が飢えてしまいます……!」

世界の食料は花陽が担っていました。

まきちゃん「どーしてだめなの?」

海未「田んぼにお塩があると、塩害と言ってお米が育たなくなってしまうのです」

まきちゃん「おにわるいひとなの?」

穂乃果「そう、悪い人なの!」

まきちゃん「じゃあまきがやっつけてくる!」

海未「いけません!危ないです!!」

まきちゃん「でも!まきがおいしゃさんになるのはたくさんのひとをたすけるためなの!こまってるひとをたすけたいの!!」

穂乃果「まきちゃん……!」

まきちゃんはとても正義感の強い子に育ちました。
13: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:49:33.46 ID:uS8sUCyC.net
海未「で、でも!それはもっとたくさんお勉強してからでも……!」

まきちゃん「めのまえのひともすくえなくて、おいしゃさんなんてできないもん!!」

穂乃果「海未ちゃん、行かせてあげよう」

海未「穂乃果!?」

穂乃果「私達の子を、信じよう」

海未「……!!穂乃果がそういうのであれば……」

まきちゃん「いいの!?」

海未「ただし!命令が1つだけあります!」

まきちゃん「めーれー?」

海未「……必ず生きて帰ってきなさい」

まきちゃん「うん!」

まきちゃんの鬼殺しが始まりました。
14: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:51:00.16 ID:uS8sUCyC.net
そして出発の日──。

海未「まきちゃん、ママの出した命令を覚えていますね?」

まきちゃん「かならずいきてかえってくる!」

海未「はい、よろしい」

穂乃果「まきちゃん、お腹が空いたらこのきびだんごを食べるんだよ?」

希「呼んだー?」

まきちゃん「おだんご……?」

穂乃果「ほら、ここにおっきなお団子があるでしょ?」

希「おっと!びっくりしたなあ、もう」

まきちゃん「おっきい!!」

穂乃果「じゃあ、気を付けて行ってくるんだよ?」

まきちゃん「うん!」

海未「いつまでも待っています」
16: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:54:25.09 ID:uS8sUCyC.net
旅の途中で、犬に出会いました。

凛「まきちゃんまきちゃん!どこに行くんだにゃ?」

まきちゃん「おにたいじ!!」

希「一緒に来てくれたら、ウチがよしよししてあげるやん?」

凛「行っくにゃ~!」

犬が参戦しました。

今度は鳥に出会いました。

ことり「あ、まきちゃん。どこに行くちゅん?」

まきちゃん「おにたいじ!」

希「ウチのスピリチュアルパワーをあなたに注入♪はーい、ぷしゅ!」

ことり「頂いたちゅん!!」

鳥が参戦しました。

最後に猿に出会いました」

にこ「……なんであたしが猿なのよ」

まきちゃん「おにたいじ!おにたいじ!」

にこ「あたしは行かないわよ」

まきちゃん「お、おに……たいじ……」うるうる

にこ「うっ!」

希「それ以上まきちゃんを泣かせたらわしわしMAXやで?」

にこ「い、行けばいいんでしょ行けば……」

まきちゃん「おにたいじ♪」

にこが部隊に加わりました。
18: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 22:57:18.09 ID:uS8sUCyC.net
──鬼が島

にこ「さて、と。とっとと片づけるわよ」

まきちゃん「まって!」

凛「どしたのまきちゃん?」

まきちゃん「ことりちゃん、このいったまめをもっておそらをとんでほしいの。おにをみつけたらばらまいてほしいの」

ことり「わかったちゅん!」

これが空爆である。まきちゃんは賢い子に育ちました。

──数分後

ことり「終わったちゅん!でも何人かに逃げられちゃったちゅん!」

まきちゃん「だいじょうぶ。にこちゃん、このむせんをもってしまにいってほしいの」

にこ「なんでよ」

まきちゃん「おににみつからないようにさがしてきてほしいの。みつけたらことりちゃんにおしえてあげて」

にこ「なるほど」

これが悪名高いサーチ・アンド・デストロイ作戦である。なぜ悪名高いかと言うと──

にこ「ちょっとことり!あたしにまで当てんじゃないわよ痛いじゃない!!」

味方への犠牲がやや大きかったのである。
19: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 23:00:03.40 ID:uS8sUCyC.net
そしてどんどん進んでいき──

鬼「侵入者だ!殺せ!」

凛「にゃんにゃんにゃ~ん♪」

鬼「(*´ω`*)」

ことり「今だちゅん!」

鬼「ぐわー」

にこ「にっこにっこにー♪」

鬼「あ゛ぁ゛!?」

にこ「え゛!?」

ことり「ちゅんちゅん」

鬼「ぐわー」

凛、にこによる索敵、ことりの航空支援により、まきちゃん一行は損害なしで進軍する。そして──

まきちゃん「ここがさいしんぶ……ここがあのおにのいっていたはうすね!」

ついに最深部までたどり着きました。
20: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/09/08(月) 23:02:29.80 ID:uS8sUCyC.net
絵里「よく辿り着いたわね……まきちゃん!」

まきちゃん「おにー!あくまー!やっつけてやるー!」

絵里「ん?待って。どうしてやっつけられなきゃいけないのかしら?」

にこ「はぁ!?あんたが田んぼに塩を撒いたからに決まってんでしょ!」

凛「そうにゃそうにゃ!」

ことり「酷いちゅん!人でなしちゅん!鬼だから人じゃなかったちゅん!」

絵里「ち、違うわ!それは悪気があったわけじゃないの!」

まきちゃん「わるいことじゃないの?」

絵里「そ、そうなの!」

まきちゃん「じゃあどーしてこんなことしたの?」

絵里「ほ、ほら!鬼と人間って仲が悪いじゃない?それで仲良くなるにはどうしたらいいかなーって思って」

まきちゃん「うんうん」

絵里「人間の言葉に『敵に塩を送る』って言葉があるって知ったの!それで鬼が島特産物の塩を別けてあげたのよ!」

鬼はかしこくありませんでした。

まきちゃん「とつげきにーまええーー!!」

絵里「ハアアアルァアアッショォオオオオ!?」

こうして悪は滅びたのである。

一方その頃──

海未「穂乃果……」

穂乃果「なぁに?海未ちゃん……」

海未「もう1人欲しいな……なんて」

穂乃果「もぅ、海未ちゃんってば……///うん、いいよ……?///

終わり
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

『まきちゃん「μ’sにっぽん昔話 まき太郎」』へのコメント

コメントの投稿には初回のみDisqusへのアカウント登録が必要です。Disqusの登録、利用方法を参考に登録をお願いします。
表示の不具合、カテゴリーに関する事等はSS!ラブライブ!Disqusチャンネルにてご報告下さい。