千歌「髪伸びてきたし千円カット行ってこよっと」美渡「……お前そろそろ美容院デビューしたら?」

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千歌-アイキャッチ36
1: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/17(金) 23:34:05.53 ID:hCDvSixB
千歌「ふぇ?千歌どこも悪くないよ?」

美渡「違う違う。病院じゃなくて美容院。行ったことないでしょ?」

千歌「えー、いつもの千円カットのとこでいーじゃん」

美渡「いや、お前ももう高校生なんだしさ……いい加減床屋とか卒業したいんじゃないの?」

千歌「いや全然」

美渡「えぇ……」

千歌「そもそもお金ないし」

美渡「しゃーないな。出してやるからそのくらい!床屋とかもういい年した女の子が行くなって」

千歌「うーん」

千歌「でも……予約の電話とか恥ずかしい……」

美渡「……してやるから!」

千歌「うむむ……分かったよぅ……」

元スレ: 千歌「髪伸びてきたし千円カット行ってこよっと」美渡「……お前そろそろ美容院デビューしたら?」

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3: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/17(金) 23:38:39.52 ID:hCDvSixB
~美容院前~

千歌「わー、お洒落な外観してる」

千歌「うむむ。入るの勇気いるなぁ」

千歌「……」キョロキョロ

千歌「あ、店の前に赤と青のグルグルする謎の置物ないんだ」

千歌「あれ見るの好きだったのに」

千歌「何もかも床屋と違うのだ」

千歌「……」ドキドキ


ガチャッ


美容師「いらっしゃいませー」

千歌「わわっ!」

千歌(いかにもお洒落そーな人なのだ!)

千歌「えーと、えーっと……」

美容院「ご予約のお客様ですか?」

千歌「は、はい!高海です……」
4: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/17(金) 23:41:25.41 ID:hCDvSixB
美容師「高海様ですね!お待ちしておりました。今日はよろしくお願いします」

美容師「ただいま準備を致しますのでこちらにかけて少々お待ちくださいませ」

千歌「は、はい!」

千歌「……」キョロキョロ

千歌(……あれ?漫画がない)

千歌(なんでゴルゴ13がないのだ?)
8: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/17(金) 23:44:11.38 ID:hCDvSixB
千歌(代わりにいくつか雑誌が置いてある……)

千歌(なんだろ、モデル?の人が表紙になってる。見てみよう)ヒョイ

千歌(……)ペラッ

千歌(……???)

千歌(なんなのだこのつまんねぇ雑誌は……)
12: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/17(金) 23:48:58.15 ID:hCDvSixB
千歌(モデルの人がデカデカと決めポーズしてるページとよく分かんないカバンが自己主張強く載ってるページしかない……)

千歌(そういえば美渡ねえはなんかこういう雑誌いくつか持ってたっけ??)

千歌(うむむ……それにしても店内の雰囲気も全然床屋さんと違うなぁ)キョロキョロ

千歌(……もしかして曜ちゃんや梨子ちゃんもこういうとこで普段切ってるのかな?)

千歌(……まさか!wないない、ないよね!都会っ子の梨子ちゃんはひょっとしたらかもしれないけど!)

千歌(曜ちゃんは小学生の頃とかよく一緒に髪切りに行ってたし!今でも千円カット派だよね!)
※美容院派
13: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/17(金) 23:52:22.35 ID:hCDvSixB
美容師「あ、すみませーん」

千歌「はいっ!?」ビクッ

美容師「申し訳ありません、準備にあと5分ほど頂きますので……その間にこちらのオーダー票にご記入頂いてもよろしいでしょうか?」

千歌「お、おーだー票?」

美容師「はい、初回のお客様ですので。ご希望の髪型などございましたらお伝え頂けると」

千歌「はぁ……」

美容師「よろしくお願いします」ニコッ

千歌「……?」

千歌「オーダー票……」
15: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/17(金) 23:56:35.00 ID:hCDvSixB
Q.どのようなイメージをご希望ですか?

千歌「うーんと」

A.かわいく切ってください!


Q.具体的なヘアスタイルの要望がありましたらご記入ください。

千歌「具体的かぁ」

A.東京風で!


Q.これまで髪のことでお困りのこと、気になることなどがありましたらご記入ください

千歌「これは、うーん」

A.毎日三つ編みにするのが大変です!あと髪が伸びるのが早いです!



千歌「こんな感じかな」
22: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:01:03.59 ID:nmuUkkvD
千歌「えへへ、東京風にしてくれるのかなぁ。なんか楽しみになってきた」

美容師「あ、高海さん。お待たせ致しました!ご用意が整いましたので……」

千歌「あ!えっと、これ……」

美容師「!オーダー票ですね。お預かりします」チラッ

美容師「……」

美容師「……」グッ

千歌(?なんで顔に力入れてるのだ??)

美容師「……はい。それではこちらへどうぞ」

千歌「~♪」
23: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:06:53.81 ID:nmuUkkvD
千歌「よいしょっと」チョコン

美容師「それではよろしくお願いします。担当させて頂きます○○と申します」

千歌「あ、よろしくお願いします」ペコリ

美容師「えーっと、ご希望はかわいく、っていうのと、東京風ということですが……」

千歌「はい!かわいくお願いします!」

美容師「そうですねー……今の髪型にこだわりとかはございますか?」

千歌「うーん、たまに三つ編みほどいたりはしてるんですけど……あ!もしかしてこの髪型ヘンだったりしますかね……?」

美容師「いえいえ!よくお似合いですよ!」

美容師「パーマやカラーリングなどはお考えだったりしますか?」

千歌(パーマかぁ……)

千歌(染めるのは校則で禁止だし……パーマは曜ちゃんと被っちゃいそうだなぁ……)

千歌「えっと、大丈夫です!」
26: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:15:19.50 ID:nmuUkkvD
美容師「かしこまりました」

美容師「……」

美容師「……そうですね、今の髪型にご不満がないようですので、それを維持する方向で切りましょうか!」

千歌「ん?あ、はい!じゃあそれで!お願いします!」

千歌(おかしい……なんか維持とか言ってる……もっと劇的に変わると思ってたんだけど……)

千歌(オーダーがざっくりしすぎてたのかな??でも東京風ってかなり具体的なオーダーだよね)

千歌(ネットでは曖昧すぎるオーダーは美容師の人が困るって言ってたけど、さっきの千歌のオーダーなら完璧なのだ!)

美容師「それではまず頭を流しますので、こちらへどうぞ」

千歌(まあ、プロにお任せしよう!)
27: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:16:01.16 ID:nmuUkkvD
美容師「お痒いところはございませんか~?」ワシャワシャ

千歌「あー、ちょっとお腹の横辺りが痒いです」
29: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:21:33.30 ID:nmuUkkvD
美容師「それではカットしてまいりますね」

千歌「あ、はい!」

美容師「……」チョキチョキ

千歌「……」

千歌(う~ん……入る時こそ緊張したけど、いざこうやって切り始めてみると案外床屋さんと変わらないかも……?)ムムム


~数十分後~


美容師「はい。それではこんな感じで、いかがでしょうか?」

千歌「あ、はい」

千歌(結局普段とそんな変わんない~……!)
31: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:24:49.90 ID:nmuUkkvD
~会計~

美容師「本日は当店へお越しいただきありがとうございました。お会計が4000円のところ、ご紹介の割引で3200円となります」

千歌(えぇっ!!?たかっ!?)

千歌(元値千円カット4回分じゃん……)

千歌「はい、じゃあこれで……」


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アリガトウゴザイマシター


千歌「うむむ」スタスタ
32: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:28:46.32 ID:nmuUkkvD
~高海家~

千歌「ただいまー……」ガチャッ

美渡「おーおかえり。……ん!いいじゃん。さっぱりしたね」

千歌「えー……?本当ー……?なんか普段とあんま変わんない気がするんだけどー……」

美渡「まあ髪型はなー、そんな変わってないけど。でも千円カット特有の雑さはないよ。いつもより全然良い」

千歌「本当かなぁ……?これ東京風になってる……?」

美渡「……??お前ちゃんとオーダーしたんだろうな?」

千歌「え?うん。かわいくしてくださいって!ついでに東京風な感じでって!」

美渡「……」

美渡「美容師ってのはあんまり漠然とした注文がくると無難な切り方しかしないんだよ……」

千歌「え、東京風って漠然としてるの?」

美渡(バカだこいつ……)
35: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:33:53.83 ID:nmuUkkvD
美渡「次行く時はヘアスタイルの具体的な名前とか覚えて行った方がいいな……」

千歌「うーん、それなんだけどね。美渡ねえ」

美渡「ん?」

千歌「やっぱどう考えても漫画読めた方がお得だと思うんだよね」

美渡「……なんの話??」

千歌「それに圧倒的に安いし」

美渡「はい?」

千歌「なによりゴルゴ13と頭文字Dの続きが気になるのだ」

美渡「いや、なんで急に漫画の話を……」

千歌「千歌やっぱり、千円カットで十分でーす!」

美渡「ええっ!!?」
36: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:37:00.63 ID:nmuUkkvD
~後日~

千歌「そんな感じでさー、美容院なんてまだ私達には早いよねぇ」

曜「え……」

梨子「いや、床屋は……」

善子「ありえないでしょ」

ルビィ「うん……」

ダイヤ「悪いことは言わないから美容院にしときなさい」

鞠莉「腕の良い美容師紹介しようか?」

花丸(え、マルおばあちゃんに切ってもらってる……)

果南「女の子なんだからそんな適当に済ませちゃダメだよ、千歌」

千歌「えぇ!?」


以降、千歌はちゃんと美容院に行くようになった
37: 名無しで叶える物語(家) 2019/05/18(土) 00:38:06.40 ID:nmuUkkvD
おわりです。
>>3、美容院が喋ってますね。訂正です。

女の子が美容院であれこれヘアスタイルについて考えてる姿はかわいいと思います。
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2018年5月26日
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