(TRPG風SS)「孤島の謎を追え!」

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千歌-アイキャッチ20
2: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:33:35.70 ID:FGKT0wid
善子「ねぇフルダイブのVRゲームって、興味ある?」

千歌「あるあるー!」

果南「VRゲームってあのゴーグルみたいなのをかけるやつ?」

曜「VRはわかるけど、フルダイブってことは普通のと何か違うの?」

善子「えぇ、フルダイブVRは、普通のVRとは比にならないレベルの没入感を味わえるのよ」


善子「漫画とかに出てくる架空の世界の食べ物を本当に食べ、味わうことができたり」

花丸「架空の世界の食べ物……!」ジュルリ


善子「本来会えないような憧れの人物に会って、実際に話したり触れ合うことができたり」

ルビィ「は、花陽ちゃんと会えるの……!?」

ダイヤ「エリーチカとあんなことやこんなことまで!?」

元スレ: (TRPG風SS)「孤島の謎を追え!」

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4: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:37:34.24 ID:FGKT0wid
善子「そう、まるで本当に体験してるかのようにね」ハレンチデスワッ!

善子「はい、そしてこれがその機械になります」イソイソ

曜「ヘッドギアタイプかー」

千歌「おぉー!なんかすごそう!」

梨子「確かに凄そうだけど……これって大丈夫なの?そこまでリアルだとなんか怖いんだけど」

善子「大丈夫」

梨子「どうしてそう言い切れるの?」

善子「説明書に大丈夫って書いてあったもの」

梨子「自信満々に言うほどの説得力じゃ無いじゃない!」
5: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:38:11.94 ID:FGKT0wid
鞠莉「面白そうだから、マリーは賛成デース♪」

千歌「私もやりたい!」

ダイヤ「わ、わたくしもやりたいですわ!」

ルビィ「ルビィも!」

梨子「えぇー……」



鞠莉「そういえば善子はどうやってそのVRゲームをgetしたの?」

善子「先行体験みたいなやつに応募してみたら当たったの」

梨子「不良品だったらどうするのよもう……」


善子「ヘッドギアみたいなのは3つしかないから、一度にできるのは3人までよ」

千歌「三人だけかー」

善子「一応これでテレビ出力は可能みたいだけど」HDMI

鞠莉「視聴は可能だけど、enjoy体験ができるのはあくまで3人までってことねー」
9: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:41:29.02 ID:FGKT0wid
花丸「ステーキ~」

ダイヤ「エリチカ~」

曜「そういえば、ゲームの内容は何なの?」

善子「あー、そういえば説明書の後ろの方にシナリオがどんなのか載ってた気が」


善子「えー、とあ、これね‶孤島の謎を追え‶現代、脱出、ホら……うーん、これ以上はネタバレになるわね……」

ルビィ「ほ、ホラー!?」

果南「え!?ホラー!?……ま、全然私は平気だけどさ、今回はちょっと、私はやめとこっかなー、うん、やめとこー」ソローリ

千歌「逃げちゃダメだよ果南ちゃーん♪」ガッシ

果南「や、やっぱりかー……」ポリポリ

善子「それじゃ、ざっくりゲームシステムの説明を読むわねー」ウキウキ
11: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:42:13.57 ID:FGKT0wid
【キャラクターステータス】
力(HPと併用) 素早さ 器用さ 賢さ 運 精神力(MPと併用)性格

千歌 11 11 11 11 11 11 積極的 
特徴が無いのが特徴。
特性 ‶キセキダヨ‶ 自身の判定時、ゾロ目で奇跡が起きる

曜 13 13 14 10 8 8 慎重 
精神力に不安が残る肉体派 
特技 ‶全速前進!‶ 一度だけ自身の判定に+20することができる(後出し可)

梨子 9 8 12 14 12 11 普通
平均タイプの知力型 
特性 ‶海の音が聞こえる‶ 音を聞くことに優れ、遠くの音まで聞こえることがある

花丸 6 6 10 14 14 16 慎重
・精神面に特化している知力型  
・特性 ‶本の虫‶ 文字を読む、本を探すなどの所要時間が半分になる

善子 12 14 11 12 1 15 普通
・合計値が最も高く、個々の能力も平均的に高めの万能型。
・特性 ‶堕天使‶ 自身の判定時、ゾロ目で不幸が起きる

ルビィ 9 10 13 12 12 9 普通
・HPMP共に少し低いが、弱点は少ない赤魔導士タイプ。 
・特技 ‶がんばルビィ!‶ 三回、判定に+10することができる(後出し不可) 

鞠莉 10 12 10 15 10 9 積極的
・運動もこなすが、賢くも精神が弱い、気づいちゃうタイプの知力型。 
・特技 ‶why?なぜ?‶ 時間をかけ、対象のMPを回復させる(自身は対象外)

果南 15 12 10 9 9 11 積極的
・精神力もある肉体派、恐怖には弱い 
・特性"非凡な体力、乙女な思考" 力を含む判定は常に最終値に+5する。恐怖判定は常に最終値に1/2する。

ダイヤ 10 8 13 13 8 14 慎重
・万能とまではいかないがそつなくこなせるタイプ。 
・特技"かばう" 自分以外のHPMP減少判定を肩代わりすることができる。(最大一名)
12: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:42:55.75 ID:FGKT0wid
説明

【行動判定】
各判定はコンマで行います。
基本、判定を行ったキャラの、該当する能力値×5以下で成功です。


 曜ちゃんで崖つかみ 力判定 13×5=65以下で成功


その行動に複数の判定が必要な場合は合計して、判定分で割ります。(端数切上)
また、キャラの特技だった場合上方修正、苦手なことであれば下方修正が入ります

例 
 複数判定+得意分野による上方修正(×5→×6)
 
鞠莉ちゃんで野生の馬に乗馬 力+技術判定 (10+10)6/2 =60以下で成功  
14: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:43:26.11 ID:FGKT0wid
説明

【行動安価】

安価が大量になるのを避けるため、行動安価は原則一人、残りの二人は性格に応じてランダムに行動します。

慎重であれば、なるべく動かず怪しまれないような行動をとり
積極であれば、その場にとどまらず動き回り、探索や情報収集を積極的に行うでしょう。
普通は状況に応じて、その都度動きが大きく変わるでしょう。

もちろん会話などである程度、残り二人の行動操作は可能です。

また疑問に思ったことなどは随時コメントしていただけると、
安価を取らずとも、キャラが動いてその謎を解決しに行くこともあります。
15: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:44:03.02 ID:FGKT0wid
説明

【HPMPについて】
HPでもMPでもどちらかが0になるとゲームオーバーです。

HPMPが減っても、力や精神力判定の時には、元の数値で判定を行います。

ダイヤがかばうを行った場合、ダイヤの能力で判定を二回行い、その結果をどちらもダイヤが受けます。
16: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:44:20.05 ID:FGKT0wid
【今回の勝利、敗北条件について】
勝利条件
・三人とも無事に島から帰還する
・脅威の全てを退けることに成功する。
敗北条件
・探索中に一人以上のHPMPが0になる。
・条件を満たしていない状態で脱出を試みる
17: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:46:21.28 ID:FGKT0wid
こんな感じです。
私はTRPGをクトゥルフしかやったことないので、
基盤はクトゥルフだと思います。

設定がめんどくさそうな部分を全部省いたクトゥルフみたいなのが
個人的な感覚です。シナリオはクトゥルフではないですが。
18: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:47:21.96 ID:FGKT0wid
善子「こんな感じね」

千歌「なるほど!」←わかってない

梨子「敗北とか書いてあるけどほんとに大丈夫なの?」

善子「大丈夫、だって説明書に大丈夫って書いてあったもの!」ドヤァ

梨子(ふ、不安が募るわね……)
20: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:51:42.24 ID:FGKT0wid
曜「これやるひと、どうやって決めよっか?」

千歌「くじでいいんじゃない?」

善子「ダメよ!くじなんて不公平よ!」

梨子「……普通の人が言うとおかしいことなんだけど」

花丸「善子ちゃんが言うと、不公平に聞こえないのが不思議だね」

果南「はぁ、早く決めちゃお?勝った人3人で。はい、じゃーんけーん」


※不明な点があったら、随時質問してください。
こちらとしても大分ルールが穴だらけだと感じているので
質問を頂けるとこちらも、とても嬉しいです

↓1~3 Aqoursキャラで  >>11 キャラステ早見
21: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/01(土) 21:51:49.98 ID:8NED/vEd
梨子
聞き耳大事
22: 名無しで叶える物語(pc?) 2019/06/01(土) 21:52:00.11 ID:u9UpBCoV
ちかっち
24: 名無しで叶える物語(茸) 2019/06/01(土) 21:52:03.97 ID:5He6WKIz
ルビィちゃん
29: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/01(土) 22:00:58.61 ID:McLKg+qg
鞠莉の低SUN高アイディア、果南のSUN 達成値半減はクトゥルフじゃ致命的過ぎるw

ファンブル、クリティカルはちかよしのスキル以外では存在しない感じかな?
あとは得意分野に関してもう少し詳しく知りたい
30: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/01(土) 22:01:16.75 ID:fiFZoPPN
質問、キャラの特技云々に関してはどの媒体の設定参照なのかなん
33: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:11:01.36 ID:FGKT0wid
>>29 はい、スキル以外でファンブル等は今回は無しです

>>30 私がアニメしか見ていないので基本アニメ基準です。
ですが、ピクシブ大百科に乗ってるレベルなら他媒体でも、最終値+5ぐらいは
してもいいかなと思ってます。
基本ゆるゆる判断で行きたいと思ってます。
27: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 21:58:17.17 ID:FGKT0wid
千歌「やった勝ったー!」

曜「あちゃー、最後で負けちゃった!」

鞠莉「ちぇー、マリーもやってみたかったなー」

梨子「か、勝ってしまった……」

善子「ヨハネが持ってきたのにー!」ウワーン

花丸「ま、チョキしか出さないのに、じゃんけんで勝てるわけないずら」

ルビィ「か、勝っちゃった……」

ダイヤ「ルビィ、エリーチカに黒澤ダイヤがよろしくと言っていたと、お伝えください」

ルビィ「おねぇちゃぁ……」

果南「うん、ダイヤ、まずは人の話を最後まで聞くことから始めよっか」
31: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:02:04.23 ID:FGKT0wid
善子「それじゃあスイッチ入れるわよ」

ちかりこるび「はーい」

ピッ


―説明書ー


最後に

―――――――
――――や、心臓の悪い方はご使用を控えてください。

脳が認識したものは、そのまま身体へ影響を及ぶことがあります。
ゲームが終了するまでは、この機械を外すことはできませんので
くれぐれもご注意ください。
この機械を使用し、万が一事故がおきましても、当方では一切の責任を負いません。
―――――――――――――――――――
36: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:17:07.45 ID:FGKT0wid
あれ、ここはどこ?

白、白以外、なにも見えない

あれ、私、確かあのヘッドギアを被って……


ん……?

足元に何か、これってボール?

『貴女は、蹴りますか?』

!?

だ、誰!?

……

返答はないみたい、ゲームのアナウンスってことかな?

さっきの質問ってこのボールのことだよね?

・足元にあるボールを蹴りますか?

37: 名無しで叶える物語(もこりん) 2019/06/01(土) 22:17:58.54 ID:YpTp0AbN
蹴っ飛ばせ
39: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:22:41.47 ID:FGKT0wid
えいっ!

私は足元にあったボールを思いっきり蹴った。
勢いよく飛んで行ったボールはなにかにぶつかったような挙動をした後
すーっと、消えた。

よくわからない

なんなんだろう、これは

『それを、忘れないでくださいね』



それって、どういうこと……?


考える暇もなく、
スイッチを入れてもらった時と同じように
私はまた、眠りについた
40: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:26:57.11 ID:FGKT0wid
???「そろそろ着くよ、ほら起きなって」

千歌「ん……うーん……」


ここ、は?

プカプカ ザザーン

波音が聞こえる。ここは、海の近く?

ザザーン

うぅん、波に揺られるのを感じる、ここはきっと海の上

千歌「ここは……どこ?」

立って周りを見渡そうとしたとき、大きな波が船にぶつかった

グラッ

千歌「わわっ!?」

ガシッ

倒れそうになった私を、誰かが支えてくれる
41: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:28:32.70 ID:FGKT0wid
???「ちょっと、寝ぼけて落ちないでよ?」

だ、だれ?

そう思って、振り返る

……はずだったんだけど

千歌「ご、ごめんなさい、ハル、さん」

ハル「まったく、ほんとうに船に乗り慣れてるの?見てて不安よ」クスクス

私はこの人を知っていた
42: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:30:00.74 ID:FGKT0wid
千歌「たまたま、ふらついちゃっただけですってば!」

ハル「ほんとかなー」クスクス

茶髪のショートボブ、年齢は20台ぐらいの顔つき
服の裾をまくり上げて、元気いっぱいに船を駆るその姿は、まるで果南ちゃんみたい
性格は明るくて、元気いっぱいな人

ハル「ほんとに大丈夫?酔ってない?」

千歌「だ、大丈夫です!」

この人の名前はハルさん、私の親戚、の知り合い

私たちは引っ越し手伝いをするということで、鵜戸根(うどね)島に向かっている
43: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:32:43.35 ID:FGKT0wid
梨子「千歌ちゃん」

千歌「梨子ちゃんはもう起きてたんだね」

梨子「……凄いねこのゲーム」

千歌「……!梨子ちゃんもそうなんだ」

梨子「……うん、知らない状況のはずなのに、ここがどこかも、なにをしに来たのかも自分でわかってるの」

千歌「やっぱり」

梨子「それにこの世界がゲームだって言うのもちゃんと理解できてる、なんかすっごい不思議な感覚」
45: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:36:22.49 ID:FGKT0wid
千歌「あ、そういえばルビィちゃんは?」

梨子「まだ寝てるわ」クスッ

千歌「そっか」クスッ


はる「ほら、見えてきたよ」

鵜戸根島に近づいてきた
砂浜に見慣れた木々、奥には藁葺き屋根の家も見える

梨子「……あれ、海の家かしら」

周りを見渡しても、テトラポットもアスファルトの防波堤もない
海にあるもので目立ってたのは木で出来た長い桟橋ぐらい
そしてその桟橋に、ハルさんは船を止めた
46: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:37:52.96 ID:FGKT0wid
ハル「はい、お疲れ様」

千歌「ここで降りるんだね」

梨子「ほら、ルビィちゃん、起きて」

ルビィ「う、うゅゅゅ、、、はっ!え、ここ、ど……あ」

妙に納得のいった声を上げたのを見て、ルビィちゃんも自分と同じ状況なんだと瞬時に理解できた。

梨子「おはよう」ニコ
47: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:39:43.41 ID:FGKT0wid
ギシギシ

ルビィ「ピギィ!?」

千歌「うわ、めっちゃぎしぎし言うんだけどこの桟橋」

梨子「手すりもないし、これ、走ったりすると結構危なそうね……」


私たちが桟橋を渡りきると、海の家?から人が出てきた


はる「ふみさん、おはよう!若い子連れてきたよ!」

ふみ「……」ペコッ

家政婦のように頭に白い頭巾を被っている、長めの黒髪、30台前後の顔つきの女性
ふみさん と言うようだ
48: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:44:00.81 ID:FGKT0wid
ふみ「……村の者はほとんどが漁に、それ故今は出払っております。ですがどうぞゆっくりしていってください」

ふみ「皆、酉の刻には戻ると思いますので」ペコリ

千歌「ずいぶん古風な喋り方だね」ヒソヒソ

梨子「これ一応現代シナリオよね」ヒソヒソ

千歌「梨子ちゃーん、そういうのはいっちゃだめだよー」

ルビィ「えっと、酉の刻って何時ぐらいのこと?」

梨子「……たぶん、夕方ぐらいだったと思う」

村に着くまで、私たちはポツポツと言葉を交わした。
49: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:45:42.40 ID:FGKT0wid
その後は特に記憶に残るような出来事はなくて、
数人の村の人達に挨拶をしながら、ハルさんの家に案内してもらった。

そこへ行くまでの間、点々とあるみかん畑や藁葺き屋根の民家を見ては、
どこの田舎も似たようなものなんだなぁ
なんて考えていた
50: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:52:55.63 ID:FGKT0wid
ハル「それじゃここに荷物置いて、私、用事あるから少しゆっくりしてて」

ちかりこるび「ありがとうございます!」


千歌「ちかりたー」

ルビィ「あれから結構歩いたもんね」

梨子「私、この感じの家の造りって初めて見たかも」

千歌「そう?」

梨子「土間にかまど、障子に藁ぶき屋根、すのこ天井」

ルビィ「ルビィのお家にちょっと似てるかも」

千歌「花丸ちゃんの家もこんなんだよね」

梨子「いくらなんでも土間は無かったわよ」

千歌「なんかその言い方、失礼じゃない?」
51: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 22:59:18.19 ID:FGKT0wid
ハル「寂連(じゃくれん)さんがお昼もご馳走してくれるそうだから、落ち着いたらそっちにいこっか」

千歌「はーい」

ルビィ「寂連さんが千歌ちゃんの親戚の人なんだよね」

千歌「そうそう、お寺の人で、尼さんだよ尼さん、かっこいいよねぇ」

ルビィ「精進料理って美味しいのかなぁ?」

千歌「わっかんない!」

グー

千歌「あ……//」

ルビィ「うゅ……//」

千歌「じゃー、お腹も鳴っちゃったし、ちょっと早いけど寂連さんのとこに行こっか!」

ルビィ「うん!」


梨子「あ、あのー、大事なこと、忘れてない?」

ルビィ「大事なこと?」

千歌「……はっ、つい記憶のせいで馴染んじゃってたけど、私たちこの島の謎を解明しなきゃいけないんだった!」

ルビィ「あぁー!ほんとだ!」

梨子「やっぱり忘れてたわね……」

千歌「あぶなっ!ゲーム的に考えたら、お寺行ったらきっとイベント進んじゃってたよ!?」

梨子「そういう発言禁止じゃなかったの?」

ルビィ「せ、セーフ」

梨子(不安が募る)
52: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 23:09:01.65 ID:FGKT0wid
千歌「あの、この島をちょっと見て回りたいんですけど、いいですか?」

ハル「ん?それじゃあ私が案内してあげよっか?」

梨子「いえいえ、はるさんは忙しそうですし、私たちだけで」

ハル「そう?ま、未の刻が過ぎるまでには寂連さんのお寺行くから、そのつもりでね」


ハルさんと言葉を交わした後、私たちは外に出た
みかんの匂いがする、その匂いを運んでくる風は心地よいものでは残念ながら無い

千歌「寒いね……」

ルビィ「うん、1月だもんね……」

1月24日、正午
それが現在の時刻だ。

千歌「引っ越しのお手伝いは絶対時間かかっちゃうから後ででいいよね」

ここから南へ行けば、先ほどの砂浜、もとい港に20分ほどで着く
今知ってる地理関係はそれぐらい。

千歌「なにをしよっかな」


探索、人に話を聞くなど、人物を指定して自由安価
↓ 
53: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/01(土) 23:11:21.02 ID:McLKg+qg
千歌が覚えているなら、ボールの下りを二人に聞いてみる

覚えてないなら安価下
54: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/01(土) 23:11:22.85 ID:fiFZoPPN
これからの方針について考える
55: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 23:31:03.57 ID:FGKT0wid
ボールの下りはほとんど時間を取らないので、今後の方針も続けていきます

千歌「ねぇ二人とも、ボールのこと、覚えてる?」

りこるび「ボール?」

二人がキョトン、と目を丸くした

そっか、二人は知らないんだ

千歌「うん実は―」

それから船の上で起きるまでのことを話したけど
二人ともやっぱり知らなかったし、部室の次に目を覚ましたらもう船の上だったそうだ

千歌「なんで、千歌にだけあんな夢が見えたんだろう」

一応記憶の共有はできたけど、なんか微妙な気持ち
56: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 23:39:30.35 ID:FGKT0wid
今後の方針について、話し合うことにした

千歌「それでは第一回、島の謎を追おう大作戦会議を行いたいと思いまーす!」

りこるび「わー!」パチパチ

梨子「あ、会議の時間は12時30分までに設定しとくね?」

ルビィ「時間設定は大切だよね!」

千歌「はい、では早速案を出していきたいと思まーーす!」

こうして私たちはお互いの行動の方針を決めるために
今後の行動について話し合うことにした
……この世界がゲームであるということを前提として

千歌「はい、というわけで出そろいましたー!」

1,島を探索する(民家、港以外を探す) とりあえず、ここ以外のとこも見に行った方がいいと思うの

2,アイテムを探す ゲームなら必ず変なとこにあるはずだからくまなく探すのだ!

3,この島のことを人に聞いて回る 根回しは大切だっておねえちゃぁが言ってたよ!

↓選んだもので今後の方針が決まる
57: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/01(土) 23:40:01.31 ID:fiFZoPPN
1
58: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/01(土) 23:45:15.54 ID:FGKT0wid
方針 新地域を発見する に設定しました
今後、安価以外の二人はそれに沿った行動をとるでしょう

午三つ(12時30分)

千歌「さぁさぁ張り切っていくのだ!」

↓行動自由安価 人物してもお願いします。
59: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/01(土) 23:46:31.99 ID:8NED/vEd
地図もらえるなら貰お
60: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 00:04:46.41 ID:WNyX8Ch7
梨子「探索するのもいいけど、その前に地図もらった方が何かと効率的じゃない?」

ルビィ「た、確かに!」

千歌「梨子ちゃんってよく天才って言われない?」

梨子(グーグルマップを使い慣れてる、他県への転校生ならではの知恵よ)フフ


ハル「地図?は、悪いけどないかなぁ」

千歌「じゃ、じゃあ紙に書いて頂くだけでもいいので」

ハル「いいけど、私文字は書けないからな?」

梨子「はい、絵だけでも嬉しいです」

ハルさんはそういうと、古ぼけた紙を棚から取り出して、
割りばしのようなものを紙に走らせた

ハル「はい、これでいい?」

ルビィ「は、はい!ありがとうございます!」

ハル「この北に見えるのが山路、寺がその先にある」

北西にはまた砂浜がある。東にはどうくつがあるが、
滑り易くて危なく、行ったことはないそうだ
西には村長さんの屋敷がある。頑固だから関わらない方がいいと言われた

ちょうどこの村を中心とすると
南が港、北が山路そしてお寺、北西は裏手の砂浜
西が村長さんの家、東が洞窟

ふむふむ、下手に歩くよりも簡単に情報が集まったのだ
私たちはお礼を言って、ハルさんの元を後にした
61: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 00:10:58.60 ID:WNyX8Ch7
未一つ(13時)

千歌「よっし地図ももらったし、がんがん探索しよう!」

梨子「と言ってもほとんど道のり書いてくれてないわね」

ルビィ「でも、あるだけでも嬉しいよね!」

梨子「まぁ、そうね」クスクス

千歌「よしよし、では改めまして探索を開始するのだー!」
※現在は探索なので色々テンポは速めてますが、大事なセリフは抜いていませんのでご安心ください

↓自由安価 人物指定もお願いします。
62: 名無しで叶える物語(あら) 2019/06/02(日) 00:12:10.88 ID:jSH9+XDj
村長の家に行く
65: 名無しで叶える物語(pc?) 2019/06/02(日) 00:20:33.95 ID:SCywALNc
あ、人物ならちかちゃん
69: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 00:38:36.57 ID:WNyX8Ch7
人物指定がない場合は全員で赴くことにします
このルール作ってなかったのマジ私ってホントバカ……
そしてその後に指定に気づいちゃったぉ……申し訳

村長の家は、近づくとすぐにわかった
木でできた門があり、塀がある
門を含め、建物の屋根は全て瓦で出来ており他の家とは雰囲気も作りも大分違うようだった。

千歌「ほぇー凄い大きい」

塀は高くないけど、立派な門だなぁ
……ルビィちゃんの家ほどじゃないけど

千歌「とりあえず、入ってみようかな……」

???「この屋敷に何の用ですか?」

千歌「ほえ?」

オレンジの髪のポニーテール、その髪型がよく似合うキリリとした目つきの女性
顔つきから30代だろうか
にらみつけるように、門の向こうでこちらを見つめている

千歌「あ、もしかして村長さんですか?少しお話を聞かせて」

オレンジ髪「止まりなさい」

千歌「へ、いやあの」

オレンジ「……ごめんなさい、今は少し忙しくて、帰ってくれる?」

有無を言わさない感じ、なんか威圧的で
昔のダイヤさんみたい

千歌「……」

↓ どうしますか? 出直す 説得する 説得の場合は器用さ×3でコンマ判定 
※説得セリフも自由安価で受け付けておりますので、それらの内容で判定が上方、下方修正されることもあります
70: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/02(日) 00:45:25.43 ID:Cr7H9Lrx
技術?器用さのことかな?

多分成功は想定していないだろうから...

「今日こちらに来ました高海と言います、村長さんにご挨拶したいのですが、いつならうかがっても大丈夫でしょうか?」
(行動的には出直すよりで)
74: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 01:03:20.41 ID:WNyX8Ch7
千歌「今日こちらに来ました高海と言います、村長さんにご挨拶したいのですが、いつならうかがっても大丈夫でしょうか?」
私は深々と頭を下げた

オレンジ髪「……」

千歌(我が家で鍛えたお客様を迎えるお辞儀だぁぁぁぁぁ!)

オレンジ髪「……」

千歌(あ、ダメかなこれ……)

オレンジ髪「なるほど妙見寺のとこの……」ボソッ

千歌「?」

オレンジ髪「……あいにく、今日はそれどころじゃなくてね、また来て頂戴?」

千歌(うぅ、やっぱり、こういうタイプは気難しいんだよねぇ)

千歌「あ、明日、とかはダメですか?」

オレンジ髪「明日?」

オレンジ髪「」フフッ

オレンジ髪「明日ならいいよ、いつでも来てくれて」

千歌「本当ですか!?ありがとうございます!」

千歌(前言撤回!ダイヤさんほど頭でっかちじゃなかったよ!!!)


――――――


千歌「……失礼しました」

門をくぐることはできなかったけど、明日以降に約束を取り付けて私はそこを後にした

千歌「ふふーん、なんとかオーケーもらえたのだー♪」ルンルン

↓運×5コンマ判定
75: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 01:03:38.83 ID:NesC44/k
どや?
67: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/02(日) 00:30:51.56 ID:aOv8RHiX
文字は書けない……
68: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/02(日) 00:34:52.30 ID:Cr7H9Lrx
現代設定なのに文字が書けない?でもメタ読みするとクトゥルフではないから神話生物案件ではないだろうし...

そう言えば、探索で一番使うであろう目星と聞き耳はどのステータス使うんだろう?
77: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 01:12:03.49 ID:WNyX8Ch7
>>67
>>68
トリガー
‶文字がなぜ書けないのか‶
探索中

梨子「……あれ?」

私、文字書けないからさ

梨子「なんで私、あの時疑問に思わなかったんだろう」

梨子「今時、文字の一つも書けない人なんているワケ……」

ズキッ

梨子「っ!?」

ズキンッという鈍い痛みが、私の頭を貫いた気がした

梨子「???」

梨子「えっと、私はなにを……」

梨子「あ、そう、なんで文字が」

ズキンッ!

梨子「ぐ、うっ!?」

先ほどよりも強く、痛みが頭を貫く

梨子「なにがっ!?……ああぁっ!」

今度は止まない。
徐々に、徐々に響きが大きくなっていく
そして

梨子「ぁぁっ……」ガクッ

次第に、私は立つこともままならなくなった

そして私は……
↓精神×3でコンマ判定
78: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/02(日) 01:13:03.48 ID:m7H8x636
お前は知りすぎた的なのもあるのかな
79: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 01:20:23.34 ID:WNyX8Ch7
梨子「う、うぅ……」

梨子「あれ?」

梨子「私、もしかしてここで寝てたの!?」

梨子「な、なんで……?」

梨子「私、別にそんな疲れて……」

梨子「……?」

梨子「……」

梨子「まぁ」

梨子「考えてみれば、確かに眠かった気がするわね」

梨子「いやいや、それでも!一人だけ道端で眠るなんて、どうかしてる……」

梨子「はぁ」

梨子「千歌ちゃん達になんて謝ろうかな……」トボトボ


私は、その疑問そのものを忘れてしまった
81: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 01:30:57.98 ID:WNyX8Ch7
从c*・ヮ・§ 特に何事もなく帰って来たのだ!

ルビィ「山の裏手の方の砂浜に行ってみたら、結構色んな木が生えてました!」

千歌「なるほど!ありがとうルビィちゃん!」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

千歌「私は約束の取り付け、ルビィちゃんは裏手の砂浜には色んな木が生えてるという情報を教えてもらいましたがぁ↑?」

梨子「……」ダラダラダラダラ

千歌「梨子ちゃんはーーーー」

梨子「……」ダラダラダラダラ

千歌「なんの成果もーーーーー?」

梨子「ごめんなさぁい!なんの成果もぉ!得られませんでしたぁぁぁ」ビェェェェン

千歌「全く、居眠りなんてなにしてるのさ……」

ルビィ「で、でも、梨子ちゃんに何もなくて、ほんとによかったね!」

千歌「まぁ確かに、死にそうな顔で帰って来たから何かあったのかと思ったよ」

梨子「二人ともぉぉぉぉ」グズグズ

千歌「あー、もう!早く泣き止んでったら!もう……」ヨシヨシ

ルビィ「」ヨシヨシ

梨子(あ……暖かい……)グスグス
82: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 01:35:09.11 ID:WNyX8Ch7
未二つ(13時30分)

梨子「未四つになったらお寺に行かないといけないから」

梨子「実質残り時間は1時間ってとこ?」

千歌「うぉぉ、全然情報集まってないのだ!」

ルビィ「が……がんばるびぃ!」

↓自由安価、人物指定も可 
※一度方針会議を行っているので、方針転換は時間を使わずいつでも可能となりました。
83: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/02(日) 01:36:41.61 ID:iJAH6p4B
🍊島の名物でも聞いてみよう
84: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 01:52:51.18 ID:WNyX8Ch7
島の名物を聞いて回ろう
そう思って、私はいろんな人に声をかけていった

ハル「名物?ここにはみかんぐらいしかねぇよ」アハハ

ふみ「……いわしかしら、よくそこの桟橋で釣れるの、竿はあるから、時間があればまた来て頂戴。」

オレンジ髪「帰りなさい」モスカウモスカウ


千歌「いわしぐらいしか新しい情報が無いってどういうことなの……」トボトボ

千歌「はぁ伝承みたいなのがあったらよかったんだけどなー」


ハル「伝承?そういえば――――」

ふみ「―――――には――――の葉とイワシの頭よ」

オレンジ髪「いや帰りなさいってば」


千歌「聞き取れたような聞き取れなかったような……」

千歌「あれ……?全然覚えてない、思い出せない?……なんでだろ?」

千歌「うーーーーん……」トコトコ

↓運×5コンマ判定
85: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/02(日) 01:54:14.70 ID:m7H8x636
やあ
88: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 02:03:34.22 ID:WNyX8Ch7
从c*・ヮ・§ 今日も なにもない 素晴らしい 一日だったのだ

梨子「それで、ルビィちゃんと二人で洞窟に行ってみたんだけど」

ルビィ「先が見えないぐらい暗くて、でも向こうから風は吹いてきたの」

梨子「勘違いの可能性もあるけど、洞窟の先がどこかに繋がってる可能性はあると思う」

ルビィ「でも明かりがないと、すっごく危ないと思う……」

千歌「なるほどぉ……」

私は二人に今回起こったことを話した

梨子「イワシの頭……」

千歌「それ以外はちっとも思い出せないの、ごめん……」

梨子「うぅん、そんなの、私なんて道端で寝ちゃったのよ!?それに比べたら」

ルビィ「でもそれって、聞こえなかったりしただけで伝承があるにはあるんだよね!」

千歌「うん、そういうことにはなるんだと思う」

梨子「携帯があればすぐに調べられるんだけど……」

千歌「……伝承の本とかないのかなぁ」
89: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 02:09:20.33 ID:WNyX8Ch7
未3つ(14時)

千歌「本日のラストたーーーん、なのだ」デデン

梨子「まぁ、この後の時間からお引越しの手伝いなら、もう一日の終わりみたいなものよね」

ルビィ「でも、少しずつ謎は見えてきてる気がする!……たぶん」

↓ 自由安価~!
90: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 02:11:22.04 ID:NesC44/k
せっかくだしみかん食べる
91: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/02(日) 02:15:48.78 ID:Cr7H9Lrx
そう言えば、今って何年なんだろう?

現代?現代からタイムスリップしないとは言ってない(クトゥルフならたまにある)
93: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 02:27:40.48 ID:WNyX8Ch7
>>91
从c*・ヮ・§ 記憶では現代であってるのだ
92: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 02:26:10.84 ID:WNyX8Ch7
千歌「はー、どーしよっかなぁ……」
みかん
千歌「……」グ∼

千歌「り、梨子ちゃんもルビィちゃんも今頃頑張ってるんだろうなー」
みかん
千歌「……」ゴクッ

千歌「で、伝承の本はどこにーー」
みかん
千歌「ああぁぁあぁぁもうっ!!!」モギッ

千歌「そこに生えてるのが悪いんだよ!?私こんなに我慢したのに!!!」意識して数秒

千歌「い、一個ぐらい……いいよね!?」ムキムキ

千歌「えへへ、いっただきまーーーーす!」
アムッ

ほとばしる果汁、少しだけツンとした酸味と鼻を通っていくようなすがすがしい甘み
そう、これが、みかん
あい、らぶ、みかん
これがこれが~~~~~

千歌「いやなにこれまっず!!!!」ブーーー
94: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 02:41:28.88 ID:WNyX8Ch7
千歌「いやまずいわけじゃない、でもこのべちゃっとした感触とか明らかにみかんじゃないよ!?」

千歌「甘いだけだし、酸味もないし……」

千歌「えぇー、ほんとなにこ」

文字は書けないよ?

千歌「あれ、明らかにおかしいよね」

祠にはトベラの葉、柊の葉とイワシの頭よ

千歌「なるほど!」

千歌「……えっ?」

千歌「なんで今頃思い出して……」

千歌「……?????」

千歌「」モグッ

千歌「えっ」
95: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 02:42:17.95 ID:WNyX8Ch7
ポトッ
これは私がみかんを手から落とした音

千歌「みかんの味に戻ってる……」

千歌「え、なに?なにこれ……」

ボトボトッ

千歌「なに……これ……」

ボトン
この音は
目の前の木から、みかんが落ちる音

ボトン
この音は
後ろの木からみかんが落ちる音

ボトン ジュルル
この音は
みかんが落ちた木からみかんが生えてくる音
96: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 02:43:16.02 ID:WNyX8Ch7
ボトン ジュルル ボトン シュルル
落ちては生える 地面に落ちたミカンはいつのまにか無くなってる

千歌「……」フルフル

私は恐る恐る下見た

……

あぁ、やっぱり

私の落としたはずのみかんは

もう

そこにはなかった

↓精神×5で判定 成功でMP-1 失敗でMP-3
97: 名無しで叶える物語(pc?) 2019/06/02(日) 02:46:15.32 ID:SCywALNc
あい
100: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 02:56:19.03 ID:WNyX8Ch7
千歌 MP 11→10

千歌「はっ……はっ」フルフル

これはゲーム、これぐらいの演出当たり前だよ
あーあ、善子ちゃんにホラーゲーム教わっとけばよかったなぁ

千歌「ふぅっ……はぁっ」ガクガクッ

果南ちゃんが見たら、失神してたかもね!
あーあ、曜ちゃんと一緒ならもっとオーバーリアクション出来たのになぁ

千歌「はぁ……はっ」

コンドルじゃないのに地面にめり込むのはやめ

千歌「大丈夫」グッ

……

千歌「もう、大丈夫だよ私」ギュッ
104: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 03:05:47.16 ID:WNyX8Ch7
とりあえず今日はここまでで。

コンマはあくまで、状況を有利にするものであることが多いので
一応、ある程度ミスしてもシナリオクリアできるようには当然してあります。
さすがにこのまま全ミスだと正直わかりませんが……

次は本日の14時ごろから再開予定です。お疲れ様でした。

最後に 
↓運×5 コンマ判定
105: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/02(日) 03:10:00.18 ID:7Y47Esoz
およ
111: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 14:15:12.20 ID:WNyX8Ch7
千歌「うぅ……変にリアルだからゲームだってわかってるはずなのに辛いなぁ……」

突然の出来事に足元がふらつくような感覚を覚えたけど
なんとか踏みとどまった。

千歌「うへぇ、もうこんな時間?もうそろそろ合流しないと……」

そう言って、私が元来た道を戻ろうしたとき

ポンッ

足になにかが当たった

千歌「ひぃっ!?」

思わず私はその場から飛び退いた。

千歌「だ、大丈夫……だよね」ホッ

なにかが当たった足を確認して、
なにも無いことにちょっと安心した

そして恐る恐る、先ほど自分がいた位置を見てみると


そこには小さなボールが落ちていた


千歌「あれ、もしかして鞠……?」

そのボールは
美しい糸が幾何学模様を描いた美しい球体だった
そういえば、最初に蹴ったのもこんな感じのボールだったような……

千歌「あの鞠、もしかして重要アイテムなのかな……?」

どうしますか?

もっていく ほっとく ける
112: 名無しで叶える物語(プーアル茶) 2019/06/02(日) 14:21:02.53 ID:vEgTIDEz
もっていく
115: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 14:50:03.65 ID:WNyX8Ch7
千歌「これは絶対重要アイテムでしょー」

ってことで、私はその鞠を持って行くことにした


千歌「えっへへーじゃーん!」

みんなと合流した後いすぐに
私は、みんなにその鞠を見せびらかしていた

梨子「凄い綺麗……」

ルビィ「それどうしたの?」

千歌「道端におちてた!」


拾ってよかったの?ゲームなんだから大丈夫!
そんな会話をしてると、家からハルさんが出てきて

ハル「おーい、そろそろいくよ……ってその鞠、村長さんのやつじゃん、どうしたのそれ?」

千歌「ほぇ?」

聞けばこの鞠は、村長さん
の、娘さんのもので
この鞠で、蹴鞠をしているのをよく見かけるらしい。

千歌「なんか雅だねぇ」

梨子「それ、意味ちゃんと分かってるの?」

ルビィ「わぁ、鞠ってちょっとふわふわしてる」ニギニギ

もう行かなきゃいけないから、また後で返しな
ってハルさんが言う。
もっともなのだ。
そう思い、私達は鞠を持ったままお寺の方へと向かっていった。
119: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 15:05:52.97 ID:WNyX8Ch7
梨子「これ、山路って言うより獣道……」ゼェゼェ

ルビィ「梨子ちゃん、大丈夫?」

路と呼ばれた場所には植物が踏み倒されている。
小石や土で出来ているが、時折埋まっている大きな石も混ざっており、
足をしっかりあげないとそれに躓いてしまいそう

梨子「きゃぁっ!?」ズデッ

ルビィ「り、梨子ちゃん!!」アワワ

元都会っ子の梨子ちゃんにはまだまだこういう道は辛そう
120: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 15:17:18.87 ID:WNyX8Ch7
ハル「んん?あぁもう、誰だよ地蔵に笠を被せたやつは……」

そう言って、ハルさんが道端にあるお地蔵さんのカサを取っていく
カサと言ってもよくみんながさすあの傘ではない
だが、時代劇によく出てくるかぶる笠ともちょっと違う

千歌「あれこの前私たちが衣装で着たやつだ」

笠は藁みたいなもので編んでる感じで真ん中に突起がある、
麦わら帽子みたいな感じ。
帽子の端のところから白くて薄い布が垂れさがってる
確か市女笠(いちめかさ)って言うんだよね

千歌「なんでわざわざその笠をチョイスしたの……」

白い布のせいでお地蔵さまが見えなくなっちゃってたよ……

千歌「ん?」

ふと私が地蔵に近づくと、本みたいなものが落ちてることに気が付いた
その本は声色と書かれている

千歌「こえいろ?かな」

中身を開いてみたけど、難しそうな字でさっぱりわからない

梨子「ぜーぜー……ま、まだあるのぉ……」

ルビィ「梨子ちゃん!あと半分ぐらいだよ!」

梨子「はん……ぶん……」フラッ

ルビィ「りこちゃぁぁぁぁ」

ハル「それじゃいこっか」

千歌「あはは……」

後ろで悲壮な断末魔が聞こえた気がする
私たちはそれでも、無慈悲に進んでいくのだった
122: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 15:48:49.43 ID:WNyX8Ch7
お寺に続く道は石段になっていた。

梨子「あ、この方が裏山みたいで楽……」

よかったね
なんて話してる間に、大きな門が見えてきた

ハル「ほら、あれが妙見寺だよ」

門をくぐると目の前に大きなお寺が姿を現した
左手には池がある。
あ、鯉も泳いでる!

「ようこそ、おいでくださいました」

声のする方をみると、本堂から一人の女性が出てきた

頭には白頭巾をかぶっている。顔つきは40代かそれ以上なのだろうか
落ち着いて優しい、しかしよく通る声をしている。

千歌「寂蓮(じゃくれん)さん、お久しぶりです!」ペコッ

高海さん、遠いところからわざわざ
いえいえこちらこそ

なんて、親戚同士の恒例行事を済ませた後、私たちはまず食事を御馳走になることになった。

お寺の裏手には枯山水の庭があって、
自分を見つめなおすのがこの寺の~……なんだっけ?

廊下を歩きながらそれはそれはありがたい御高説を賜ったのだ(よくわかってない)
124: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 16:03:14.25 ID:WNyX8Ch7
寂蓮「それではどうぞ、お召し上がりください」

いっただきまーす!
お腹ペコペコ梨子ちゃんはヘロヘロ
なのにその声だけはみんな元気よく発声できた

ルビィ「お豆腐に煮豆にお豆ごはん」

千歌「精進料理ってお豆が多いんだねぇ」

梨子「そうみたい、花丸ちゃんなら、ここで色々教えてくれたのかもね」クスッ

なんてわいわいお話ししながら一品一品味わって食べた

天ぷら自体に味付けがされてたり、お味噌汁の塩分が強めだったり
でも、とっても美味しかった

ごはんと菜っ葉のお浸しは、なんだか食べたことがない味がしたけど
125: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 16:04:52.33 ID:WNyX8Ch7
千歌「はぇーお腹いっぱいだー」

ルビィ「美味しかったね♪」

梨子「この天ぷら、私好きかも」


寂蓮「それで漁からはいつ」

ハル「酉の刻です、今日は海が荒れてますからきっといい魚が――」

ありゃ、そういえばご飯に夢中でハルさんたちと全く会話してなかった
お寺の人だし何か知ってるはずだから、この機会に色々聞いておくのもアリだよね……

↓自由安価 会話をしてもいいし、なにか別の行動をとってもいい 
126: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/02(日) 16:10:28.96 ID:Cr7H9Lrx
ハルさんたちはずっとこの村に住んでいるのか?また住み心地は?
128: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 16:32:53.32 ID:WNyX8Ch7
千歌「ハルさんたちはずっとこの村に住んでいるんですか?」

ハル「ん?そうだねぇ生まれてからずっとそうかなー」

寂蓮「そうですね、私も生を受けた時からずっとこの島に」


そうですか、じゃあ住み心地はいかがですか
生まれた時からいるからなー
なんて会話を続けていく
127: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/02(日) 16:12:06.55 ID:Cr7H9Lrx
あとKP、この村ってもしかして電化製品はない?
また時間はどうやって把握していますか?
129: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 16:47:57.76 ID:WNyX8Ch7
>>127トリガー 電化製品がない 時間の把握

千歌「でも電化製品がないと、生活も大変じゃないですか?」

軽い世間話のつもり。
電化製品が無いの、ちょっと不思議だったから

ハル「でん……?」

寂蓮「すみません、それは、なんでしょうか?」

あ、電化製品そのものを知らないのか

千歌「いえ、なんでもないです、すみません……」

ちょっと不思議だったけど……考えてみれば当たり前だったのかもしれない
だって電化製品がないこの島で生まれ育ってるんだもん
そもそも見たことが無くても、不思議じゃない

梨子「ちょっと千歌ちゃん、この時代に電化製品が無いのは当たり前でしょ」

千歌「ご、ごめん」

うぅ、もう内省したんだから怒らなくてもいいじゃん……

……

あれ……?

千歌「梨子ちゃん……?」

梨子「どうしたの?」



千歌「この時代ってどういうこと?」
130: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 16:59:13.47 ID:WNyX8Ch7
梨子「はぁ、もう忘れちゃったの?」

梨子「もう、ほら耳貸して」


ハルさんたちに聞こえないように、梨子ちゃんが耳元でヒソヒソと話す


梨子「今は江戸時代。電化製品はえと、確か明治時代からよ?」ヒソヒソ

千歌「え?いやいや、これ現代シナリオだよ?」ヒソヒソ

梨子「?でも、今は江戸時代でしょ?」

千歌「え、梨子ちゃん何言ってるの???」

梨子「???」

話がかみ合わない……ダメだ梨子ちゃんは山路で疲れてるみたいなのだ

千歌「ルビィちゃんルビィちゃん」チョイチョイ

ルビィ「?」トコトコ

千歌「今って江戸時代じゃないよね?」コソコソ

ルビィ「え?」

↓ルビィちゃんの運×4でコンマ判定
131: 名無しで叶える物語(プーアル茶) 2019/06/02(日) 17:01:08.78 ID:jKCjDcw/
がんばルビィ!
136: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 17:26:36.71 ID:WNyX8Ch7
ルビィ「うぅん、江戸時代だと思う」

千歌「えぇ!?いやだってこれ現代シナリオだって」

ルビィ「うん、でも今は江戸時代だよ?」

千歌「えぇーなんでー?」モヤモヤ


千歌「そういえば携帯もないのになんで時間分かるんだろう……」

梨子「ここではお日様を見てればわかるでしょ?」

ルビィ「江戸時代だもんね!」

千歌「どゆこと????」

梨子「千歌ちゃんだってできるでしょ?」

千歌「え、いやそんなことは」

ガララッ

梨子「はい、今何時?」

千歌「……15時」

梨子「よくできました」

千歌「なんで出来るの……」

りこまる「江戸時代だから?」

千歌「わかったからそれやめて」
137: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 17:32:33.37 ID:WNyX8Ch7
千歌「……」

確かにできるし、私もこの状況を全部理解できてる
それは間違いないよ
けど、なにかおかしい

千歌(理解できてるのが、なんか怖い……)

梨子ちゃんもルビィちゃんも
なんでこの状況をすんなり受け入れられてるんだろう
ゲームだから?
うぅん、そういうのとは違う気が……

千歌「うーーん……」

↓ このまま考えてみる場合は賢さ×4コンマ判定 それ以外は自由安価
141: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/02(日) 17:43:02.41 ID:Cr7H9Lrx
ヘッドギア?現実の脳に干渉出来るから認識を歪めることも可能なのかな?

安価は、不味いオレンジを食べる前は何故か伝承に関する記憶が抜け落ちていたこと、文字が書けないことについて疑問をいだかなかったことについて考える
143: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 17:50:51.02 ID:WNyX8Ch7
>>141
ヘッドギアにはその機能はついておりませんのでご安心ください
あくまで話の中で完結してます。
156: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 21:44:26.96 ID:WNyX8Ch7
千歌「……」

なんでみかんを食べたら、記憶とか疑問が戻って来たんだろう……
不味くてびっくりしたから?
うん、まぁ確かにあれはまず……
うぅん、不味くはなかったんだけど

なんって言うんだろう……
食べたことはあるんだけど、みかんじゃないというか

みかんと思って食べてみたらみかんの味じゃなかった
だから驚いたんだよね
それで、もう一回確かめようとしたらもうみかんの味に戻ってた

そういえば、あの後からは妙に頭がすっきりする感じがする
偽物だって気づいて、驚いて、なんかハッとしたというか目が覚めたというか……
それが違和感に気づいた理由、なのかな……
ガサッ

千歌「!?」ビクッ

少女「……」

音のした方向に目を向ける
そこには小学生ぐらいの小さな女の子がいた。

整われもせずただ伸びているという感じの髪が
ただただ印象的な女の子だ
158: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 22:01:07.94 ID:WNyX8Ch7
千歌「どう、したの?」

少女「……」サッ

千歌「あ、待って!」

ハル「なにしてるんだー?」

千歌「ひぁぁぁぁぁぁ!?」

ハル「うおぉ!?」

千歌「は、ハルさん!?びっくりさせないでくださいよもー……」

ハル「いや、こっちのセリフなんだけど……で、どうしたのさ」

千歌「……実は」
159: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 22:02:34.94 ID:WNyX8Ch7
私はハルさんにさっき見た少女の話をし、知っているか聞いた
そしたらハルさんはあー、あいつか、みたいな感じで
あの子のことをポツポツと話してくれた

その子の名前はかよ、身元はわからない。
かよに似た親はこの島にいないから、多分海に捨てられたんだろ
ってハルさんは言った

文字を書くことも、話すこともできないかよを
周りは不気味に思って避けていたが、村長の娘だけはなぜか、彼女に優しかった。

村長の娘の友達ってなったら無碍にもできないから、
かよちゃん、今は寂蓮さんのお寺に住まわせてもらってるんだって
160: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 22:08:04.08 ID:WNyX8Ch7
さらに続けてハルさんは言った

かよは村長の娘とよく蹴鞠をして遊んでいたが
ある日からめっきり遊ばなくなった。

なんでもかよちゃんが読み書きができないのはきっと病気のせいだ
一緒に遊んだら病気がうつるとかなんとか言って、村長さんが
かよちゃんと娘さんが遊ぶのを禁止にしたみたい

千歌「……」

ハル「だからあいつは今日も一人でこの寺をうろうろしてるってわけ」

千歌「……そんなの」

ハル「可愛そう、だろ?まぁ気持ちはわかるけど」

ハル「私たちだって、余裕や暇があるわけじゃないし」

ハル「それに」

ハル「あいつ、私が話しかけても一切反応してくれないんだよなー」

ハル「目も合わせてくれないどころか、こっちすら見てくれないんだよ?」

ハル「まるで」

ハル「私なんかいないみたいに振る舞いやがるんだ」

病気はわかんねぇけど、霊力があるとかなんとか
色々危ないうわさもあるみたいだし、関わるなら用心した方がいいぞ
あ、あとそろそろ引っ越しの準備するぞ?

そう言って、ハルさんは庫裏(お寺の色々用事するとこ)に戻っていった
161: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 22:08:24.81 ID:WNyX8Ch7
千歌(かよちゃん……か)

↓どうする? 追いかけてみる 戻って引っ越しの手伝いをする または自由安価
162: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 22:10:01.35 ID:NesC44/k
追いかけてみる
163: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 22:23:06.52 ID:WNyX8Ch7
千歌「かよちゃーん」

かよちゃんの方へ行ってみると、
かよちゃんは庫裏よりも
もう少し先にある建物の側にいた

千歌「あれ何の建物なんだろ?」

花丸ちゃんじゃないとお寺の建築物なんてわかんないよー
なんて思いながら
かよちゃんに近づいていくと
かよちゃんは
スッと建物の中に入っていってしまった

鬼ごっこかな?

千歌「ど、どーしよ……このままだと引っ越し作業ほんとに始まっちゃうかも……」

どうする?
↓ついていく、引き返す
164: 名無しで叶える物語(たこやき) 2019/06/02(日) 22:25:39.23 ID:NspAPWo0
引き返す
165: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 22:43:24.79 ID:WNyX8Ch7
千歌「ダメだ、引き返さないとずぇぇったい梨子ちゃんに怒られちゃう!」

私は踵を返し、引っ越しの作業の手伝いに行った

ルビィ「あ、千歌ちゃん!」

梨子「もう作業始めちゃってるよ?」

千歌「あー、ごめんごめん!」

ハル「ほら、そっちのも動かすよー?」


こうして、引っ越しのお手伝いが始まった

現在時刻15時30分

↓運×3 最も運の高いルビィちゃんの値(13)で判定か、千歌ちゃん(11)のゾロ目効果にするか安価可能
(指定なしの場合はルビィちゃんの運でコンマ判定)
166: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 22:43:49.88 ID:NesC44/k
千歌~
170: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 23:08:45.86 ID:WNyX8Ch7
寂蓮「じゃあこの箱は本堂の方にお願いします」

千歌「はい!」

トコトコ ガラッ

千歌「えーと、この仏像の横だったよねー」

言われたとおりに箱を置こうとしたその時

ズルッ

千歌「ほえっ?」

ゴッツーーン!

私は盛大にコケタ

千歌「あいったたたた……鞠莉ちゃ、じゃなくて鞠!!」

そう、足元にあった鞠を踏んづけて、バランスを崩したから

千歌「もー……ってあれ?この仏像の裏になにか書いてある」

千歌「かんなん……ぼうし?」

その文字を読んだ次の瞬間、その文字は消えた

いや、手にしていた仏像がいつの間にかなくなっていた。

顔をあげると、目の前に見えるものは木々ばかり
上を見上げると、まだ青い空が見える

千歌「え……?」

辺りを見回すと私と同じように
何が起こったか理解できていないという顔の梨子ちゃんと、ルビィちゃんの姿があった

千歌「嘘……お寺が……消えた?」
171: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 23:44:49.75 ID:WNyX8Ch7
ハルさんや寂蓮さん、かよちゃんの姿もない

千歌「どうなってるの……?」

なんでお寺が消えちゃったの?ハルさん達はどこにいちゃったの?

違う、今の疑問は、その部分じゃない
なんで、私

千歌「こんなに、平気なの……?」

何も感じない、当たり前だってこの状況を、すぐに受け入れられてる


梨子「これって、どういう、ことなの」ヘタッ

ルビィ「あ、あれ?お寺は?みんなは?」キョロキョロ


あの二人みたいに、取り乱さないのはどうして?
172: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/02(日) 23:47:51.45 ID:WNyX8Ch7
千歌「梨子ちゃん、ルビィちゃん」トコトコ

梨子「ちか……ちゃん」フルフル

千歌「今って何時代だと思う?」

梨子「……令和元年」

千歌「そう、現代だよ」

梨子「最初に善子ちゃんがそう言ってたものね」

千歌「当たり前だね」

梨子「……そうね、当たり前」

千歌「江戸時代なんかじゃないよね」

梨子「うん、江戸時代なんかじゃ、ないわ……」ポロポロ

千歌「梨子ちゃん……」ギュッ

梨子「さっきまではあんなに信じてられたのに」

梨子「今は全然」

梨子「なんで」グスッ

梨子「なんでなの……?」ギュッ


ついさっきまでの自分が急にいなくなるって感覚

さっきまでの自分を完全に否定する自分が、今の自分という感覚

それは理解できない、感覚

ルビィ「あ……ちかちゃ……」フラフラ

千歌「ルビィちゃんも、おいで?」

ルビィ「あぅ……ぅ……」ギュッ

頭が追い付かない。けど、今は
理解できなくていい、だってきっと

理解したらきっと、二人みたいに泣いちゃうから

↓1~2 ルビィちゃん 梨子ちゃんは精神×5で判定 成功でMP-1 失敗でMP-3
173: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/02(日) 23:48:33.54 ID:4m/HyOvG
こわい
174: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/02(日) 23:48:58.66 ID:NesC44/k
ゴリゴリ減るよお…
178: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 00:29:59.19 ID:IhKrAtXq
ルビィMP9→6 梨子MP11→8

ガタン

千歌「!」ビクッ

音のした方へ視線を向けると
そこには、木造の建築物があった

千歌「あれって、かよちゃんが入っていったやつだ……」

あれだけ残ってたの……?
そう思って辺りを見渡すと、草木に隠れて見えなかったが、
苔の生えた石段や、加工された木々の破片など
ここにあのお寺があったような痕跡が残っていた

千歌「」ゴクッ

↓行ってみる やめとく
179: 名無しで叶える物語(もこりん) 2019/06/03(月) 00:33:08.99 ID:cckC1A4O
行こうぜ
185: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 01:06:29.82 ID:IhKrAtXq
千歌「……」スッ

ルビィ「ち、ちかちゃ……」フルフル

千歌「大丈夫、ちょっと見てくるだけだから」ニコ




ガッガッ ガタンッ

千歌「あ、壊しちゃった」

劣化し建付けの悪くなった扉を無理やり開ける(壊した)

千歌「うげぇ、蜘蛛が巣張ってるじゃん」

中には草木が生え、虫もいる
先ほどの物音の正体を確かめるべく建物の中を嫌々確認する

千歌「あ、多分これだ」

床に落ちている一冊の本があった
あまり劣化してないその本は周りを見ても明らかに異質であった

千歌「落ちた拍子に汚れが落ちたのかなぁ」ポンポン

そこはあまり気にせず、手に取る

千歌「やった、私にも読める字だ!」

私は本のページをめくる
この島の特徴を書いた本のようだ

千歌「ほぇー、昭和?結構最近のやつだーって、あっ!?」

海難法師(かんなんぼうし)

千歌「これ、さっきの……」
186: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 01:07:04.12 ID:IhKrAtXq
海難法師

寛永5年、圧政を敷いた代官、豊島忠松が水難事故で死亡し、それが悪霊となったもの。
1月24日酉の刻より、盥にのって沖からやって来て、
その姿を見たものは、身体の部位が腐り崩れ落ちるなど、同様のしに様を晒す。

千歌「なにこれ……冗談だよね……っ!」

島の住民全てを呪い狂わせ、
生き残った島民はすべて本土へ移住し、この島は無人島となったが
今でもこの島では当時と同じような海難事故が毎年のように発生する。
一説には通りがかった船の船員を獲物とし、幻術を見せ、島へ誘っていると言われている。
188: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 01:08:16.85 ID:IhKrAtXq
千歌「……」ペラッ


――――幻術説もただの空論の説ではない。なぜなら
生き残った島民の中には、まるで夢の中にいたようだった という者も存在し――――



千歌「!!!!!」

千歌「夢……」

千歌「そっか」

千歌「妙に理解するのが早いのも」

千歌「全然疑わないし、納得が早いのも」

千歌「全部……」

千歌「全部、夢を見せられてたからだったんだ……」ギュッ
189: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 01:10:29.87 ID:IhKrAtXq
※実際の海難法師にこのような能力は多分ありません(たぶん)

調べられてもいいように
こんな感じで能力びみょうに弄ってたりはしますので
調べていただいて全然大丈夫です
190: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 01:21:07.11 ID:IhKrAtXq
千歌「」フラフラ

ルビィ「ち、ちかちゃん!」

梨子「千歌ちゃん大丈夫!?ねぇ、大丈夫!?」

しまった、心配かけてしまった

千歌「大丈夫だよ」

梨子「よかった……」

ルビィ「もしかしたら、ハルさんたちみたいに千歌ちゃんもいなくなるのかと思って……」グスグス

千歌「ごめんね」ヨシヨシ


私たちはね、夢を見させられてたんだよ
そういうと二人は微妙な顔をした
わかってるよ
現実味がありすぎたせいで、本物そっくりだったせいで
どっちが夢なのか、わからなくなってるんだよね

千歌「大丈夫、だって」

私は先ほど手に入れた本を二人にも見せた
梨子ちゃんはほっとして少しいつもの表情に戻った
ルビィちゃんは安心したのか、そのままちょっとだけ泣いちゃった
内容の驚きよりも、今が現実だって確信できたことが嬉しかったんだね

梨子「あれ、でもそれって」

↓賢さ×5 最も賢い梨子ちゃんでコンマ判定
191: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/03(月) 01:21:51.29 ID:M4Y3ta9Z
ほやあ
192: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 01:38:58.22 ID:IhKrAtXq
判定成功

梨子「あれ、酉の刻のとこに注釈がある……」

梨子「……」ペラッ

注釈※酉の刻とは昔の刻限である。昔のものは太陽を見て、おおまかな時間を各自で決めていたようだ。
夏場は陽が落ちるのが遅く、冬場は早い。そのため最大二時間ほどのずれがあったと言われている。

もちろん、酉の刻は陽が落ちる時間帯であるため、この話の場合は大体17時すぎのことである

梨子「!!!」

梨子「……千歌ちゃん、今、何時」

千歌「ほぇ?えっーと、いやお日様見てももうわかないってばー」

ルビィ「確か、お寺にいた時は15時30分ぐらいだったような……」

千歌「ってことはもう16時くらいかなぁ」

梨子「まずい……まずいまずいまずい!!!」

ルビィ「梨子……ちゃん?」

梨子「ごめんなさい……早く行きましょう」

千歌「ちょっと待ってよ……酉の刻が迫ってるのはわかるけど、一旦落ち着いて?」

梨子「ダメよ、もう時間がない、早く、早くなんとかしないと」

千歌「梨子ちゃん、あとまだ二時間はある、急いで行動してもいい結果は」

梨子「もうあと1時間しかないのよ!!!」

ちかるび「えっ……?」

梨子ちゃんから話を聞いて、愕然とした。
そしてそれを見落としてた自分が心底嫌になった
あと1時間でほんとに……?
現実味がない、でも確かな情報がある。いや体験もある。

不安が、募っていく
193: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 01:49:10.84 ID:IhKrAtXq
『1月24日はトベラの葉を玄関にさし、その日は外に出ないようにしよう!』
千歌「嘘……これだけ!?」

ルビィ「これをしていた島の人たちも、呪われちゃったんだよね……?」

梨子「……これじゃあアテにすら、ならないじゃない!」ギリッ




千歌「……」

梨子「……」

ルビィ「……」

誰も喋らないまま、足早に進む。
空気が重い。たかがゲームの、はずなのに

作戦なんか、なにも無い。
「祠には柊とトベラの葉、そして鰯の頭」
私が覚えてたこれが、唯一の手掛かり。

祠にあるのか、それとも祠に置くのか
この言葉の前に、何かつく可能性はないのか

そもそも、祠は、どこにあるのか

わからない、わからないけど
私たちは、進むしかなかった
197: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 02:01:17.58 ID:IhKrAtXq
お地蔵さまがあったところまで来た。
草木は生えてるけど、なんとかあの頃の形は保ててるみたい
獣道の山路は何とか残っていて、下りだし村に行くならあんまり時間はいらなさそう

みんながみんな考えを巡らせながら歩いている、そんなとき

千歌「あっ」

ルビィ「ピギッ!?」

梨子「ちょっ、もう!いきなり大きな声出さないでよもぉ!」

二人は、声色って知ってる?
そう聞くと、二人は不思議そうな顔をした

ほら、この本に書いてあるやつ
って本を見せながら聞いたら、梨子ちゃんはびっくりした顔して
そ、それどこで拾ったの?夢の中の子のお地蔵様の前で、ほら鞠もあるよ?
えぇぇーー!?なんであるのぉ!?

二人には心底びっくりされたけど、私にはなぜか、残るって確信があったんだ

なんでかは、今は考えないようにしてるけど。


声色を知ってる?
↓1~3賢さ×3 で全員安価(千歌、梨子、ルビィ)
198: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/03(月) 02:01:42.94 ID:foEIkZ6F
うん、だから基本的にはSS内で得た情報だけを頼りに進めたほうが良さげよね
199: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/03(月) 02:02:57.39 ID:z0YNN9/C
ほいっと
200: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/03(月) 02:04:26.88 ID:z0YNN9/C
この時間帯だしもっかい踏んでもええかな
207: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 21:57:22.14 ID:IhKrAtXq
梨子ちゃん成功

梨子「文字は正直読めない部分が多いんだけど……これ、もしかして江戸時代のやつ?」

千歌「多分」

梨子「ん~、そうだとしたら物真似する人の名前を載せてる本かも」

ルビィ「モノマネ?芸人さん?」

梨子「この本の中身、人の名前っぽい感じの文字並びしてるのが多いでしょ?」

ルビィ「確かにそうかも」

梨子「声色(こわいろ)って江戸時代では物真似のことだから、多分、そういうことかなって」

千歌「これは物真似芸人百科みたいな感じってこと?」


タイトルからあんまり期待はしてなかったけど
なんか残念なのだ……
魔法とか使える本だったらよかったのに……


梨子「ちなみにこれはどこに落ちてたの?」

千歌「ここ!お地蔵様の前に供えられてた感じ!」

ルビィ「それ持っていっちゃダメな奴じゃ……」
208: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 22:08:00.03 ID:IhKrAtXq
山路 中腹

千歌「結局、これからどうするの?」

梨子「どうするって、とりあえず必要なものを揃えて、祠を見つけないと」

千歌「それはわかってるけど、みんなで一つ一つやってたらきっと間に合わない」

千歌「正直頭の整理も全然出来てないし」

ルビィ「確かにそうだね、ルビィも一旦情報を整理した方がいいと思う」

梨子「……」
209: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 22:35:28.46 ID:IhKrAtXq
得ている情報

・鞠を蹴った夢を見た(これも海難法師の夢かは不明)

・村を中心とすると北が山路、寺 北西は裏手の砂浜 西は村長の家
 東は洞窟、南は港。

・洞窟の先に何かあるかもしれない

・イワシは桟橋の先で釣れる。竿はふみさんが持っていた?

・市女笠を被っていた地蔵の前に声色の本。

・祠には柊、トベラの葉鰯の頭。

持ち物
・鞠 ・声色の本 ・海難法師の情報が載った島の本 ・地図
210: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 22:45:37.20 ID:IhKrAtXq
見返して返してないコメント(意図的なものは省く)を返しています
結構スルーしてて申し訳ない……

☆最初の鞠を蹴るやつ、千歌ちゃんが見たのは、性格が関係しているのか
→ランダムです。このイベントのおかげか千歌ちゃんが行動安価で選ばれるのが多いのを見て
こういうイベントはあんまりよくないかなぁと思いました。
夢で蹴ったのが鞠なのは千歌ちゃん気づいてます。それっぽいこと話してはいます。

☆聞き耳とかはどうするんだ
→基本技術でやります。(今回、アイテム探しを行ってないので使う機会はあまり無かった気はします。)
聞き耳、目利き系も得意分野とかで決めたほうがよさそうですね。次の時の参考にします。
一応、夢の中にいるときは感覚が鈍っていますので、知識や目利きで触れなかったのは仕様です。

☆字が書けないのは不思議に思うの?
→話せないし書けないから、コミュニケーションが取れない。というニュアンスです。
この質問は聞かれたらすぐ答えようと思っていたのに忘れてました。すみません……


☆以上です。返答していない質問はなにか意味があるものである可能性を含みます。
が、賢さ、精神、運判定では判別できないものが大抵です。
215: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 23:09:35.19 ID:IhKrAtXq
ここからは完全自由安価です。

【移動、行動の時間について】
移動に10分。その場での行動で10分かかります。
イベント等で行動ができないこともあります

【知識の照合】
持ち物や情報に対して賢さまたは運判定をし、自分の知識と照らし合わせることができます。
1つならば時間は消費しません。行動を使用して3つ行うことも可能です。

【移動判定について】
走ることで、移動に要する時間を0にすることができます。
その場合、力×4判定を行い、失敗するとHP-2されます。
梨子ちゃんは山路を上る場合のみ、×3となります。

質問、相談などは自由です。安価は少しだけ待ってからにします
221: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/03(月) 23:32:40.28 ID:ebswMRV9
KP、時間がいらない範囲で現在地と村だったところの様子が知りたいです!
223: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 23:40:08.01 ID:IhKrAtXq
>>221
現在地は山路中腹(地蔵がいるところ)
山路を10分歩いたところですので、
村は現在地からだと見えず、わからないようです。
220: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 23:31:00.60 ID:IhKrAtXq
それでは安価していきます。
↓1~3
222: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 23:35:16.74 ID:YCAo4pZL
チカ、ふみさんのとこへ移動して釣竿を貸してもらう
225: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 23:55:45.49 ID:IhKrAtXq
>>222
移動する際はダッシュか歩きの指定をお願いします。
書き忘れてましたすみません……。
226: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/03(月) 23:58:12.67 ID:YCAo4pZL
>>225
すいません、歩きで
224: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/03(月) 23:52:34.87 ID:dj0o4xpP
梨子 裏手の砂浜 ダッシュは無し
227: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 00:13:09.89 ID:v98CLjak
ルビィ 村長の家 歩き
228: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 00:14:47.75 ID:Lln2No+W
それでは すべて歩きで 千歌ちゃんはフミさんのところへ(港)       
            梨子ちゃんは裏の砂浜へ
            ルビィちゃんは村長の家に行きます。

だれの行動から見ますか?
229: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 00:15:24.21 ID:sYrcvGu0
千歌
231: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 00:25:27.82 ID:Lln2No+W
千歌「じゃあ途中まで一緒にいこっか」

そう言って私たち三人は、一緒に下山を始めた。


村付近に着いたとき、違和感に気づいた。
木製の電柱がある。

少し目を細め、注視してみると
建物は藁ぶき屋根の物も所々にはあるが、瓦屋根の家が多くなっている。

梨子「……」

ルビィ「梨子ちゃん……」

梨子「大丈夫、ちょっと眩暈がするだけ」

千歌「……行こう」

お寺が無くなって、あの本を読んで、
薄々わかってはいたんだけどね、今までのは夢だって。

それでもやっぱり、ちょっと怖いな
232: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 00:38:30.89 ID:Lln2No+W
10分経過

ザザーンと心地いい音が聞こえる

それは海に攫われては帰ってくる波音。

千歌「いい音……」


ふと見ると
桟橋があったところは石造りの橋になっていた

千歌「……まだ鰯いるかな」

考えてても仕方ない、私はフミさんのいた海の家?を探索することにした


海の家(仮)は変わっていなかった。
木製で藁ぶき屋根。
柱がところどころ風化しているが、
少し危なっかしいながらも、屋根をきちんと支えている。

中を覗くと
土間に板張りの納戸に畳敷きの客間、すのこ天井。
ハルさんの家と一緒だった。


千歌「ふみさんは……やっぱりいないね」

あれは夢で、今は無人島なんだから当たり前だよね!
と少し、元気を出してみる。

千歌「釣り竿、まだあるかな……」

↓ 運×5コンマ判定
233: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/04(火) 00:40:00.06 ID:vSokTlna
えい
235: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 00:55:54.52 ID:Lln2No+W
判定成功


千歌「あ、あった」

立てかけてあったいくつかの竿を発見した。

千歌「えっ、これリールじゃん!?」

木製のリールがついていたが、流石に使えそうにはなかった

千歌「へー、昭和なのにリールあるんだぁ……」←失礼

錆びてはいるが、針もついている。
うん、鰯一匹ぐらいならなんとかいけそう

夕方であることをこれほど感謝したことは無い

千歌「今なら、魚もきっとお腹すいてるよね」

私は、石でできた橋に向かおうとした


その時

千歌「あれ?」

客間に市女笠が飾られているのを見つけた。

菅(スゲ)で丁寧に編まれており、巾子(こじ)(中央の突起)は形を崩していない。
遠目から見てもそれが劣化していないことを物語っている。

私は近寄って、それを触ってみた。

白く薄い布はどこも破れておらず、とても触り心地が良い。

千歌「どうして……?」

疑問に思いながらも考えるのは後にすることにした私は
帽子を
↓持っていく 無視する
236: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/04(火) 00:58:43.54 ID:vSokTlna
持ってく
237: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 01:14:16.32 ID:Lln2No+W
千歌「持って、いこっか」

島の本、声色の本、鞠、釣り竿、市女笠

持ち物が多すぎる……全部一人で持たなきゃよかった……
あ、ここに釣ったら鰯も!?
……やっちゃったなぁ


石橋

それじゃ、早速釣りしよっと

おっ、海の奥がキラキラ光ってる!

この光り方は鱗の反射、つまり魚!

千歌「果南ちゃんや曜ちゃんと海釣りしてた私には、魚を釣るなど朝飯前なのだ!」

高々と竿を掲げ、振りかぶり、思いっきり投げ……


ずにその場にポチャリと針を落とす。

千歌「リールがあったおかげで糸もあったけど、正直めっちゃ傷んでるんだよねぇ……」

お願い、切れませんようにー!

そう願いながら、私は魚がかかるのを待った。

↓ 技術と運、小さいころから海育ちで×5→6 でコンマ判定 (66以下で成功)
238: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 01:15:01.67 ID:sYrcvGu0
せいやあ
243: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 01:24:26.50 ID:Lln2No+W
67 判定失敗

ザザーン

千歌「……」

ザザーン

千歌「……」


ザザーン

千歌「あーっ!釣れない!」

ザザーン

波の音がむなしく聞こえてきたのだ……

むむむ、その辺にいたフナムシじゃ餌には大きすぎるのかなぁ

千歌「どうしよう……」

その後も、一向に釣れる気配のないまま
無情にも時は過ぎ去っていったのだ……
245: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 01:35:59.58 ID:Lln2No+W
裏手の砂浜

梨子「ここ、かな?」

波の音と砂の音ですんなり来れたけど、この砂浜はなかなか小さいな。
砂浜にも石が点々としていて、岩場の方が多いぐらい。

おまけに低めの木々で覆い隠され、私、遠目には砂浜は見えなかったもの。

耳がいいってこういう時に役立つのね

梨子「さて」

↓なにをしよっか?
247: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/04(火) 01:38:58.90 ID:OmamxiT5
とと、安価踏んでた

柊、トペラを探す(可能なら採取まで)

確か色々な木があったはず
248: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 01:48:38.99 ID:Lln2No+W
裏手の砂浜

梨子「ここ、かな?」

波の音と砂の音ですんなり来れたけど、この砂浜はなかなか小さいな。
砂浜にも石が点々としていて、岩場の方が多いぐらい。

おまけに低めの木々で覆い隠され、私、遠目には砂浜は見えなかったもの。

耳がいいってこういう時に役立つのね


梨子「本当、ルビィちゃんの言ってた通りね」

色んな種類の木々が生えている。

高い木や、実を付けた木、みかんの木もあるのね

梨子「えっと、トベラに柊……だったわよね、確か」


トベラの葉は雑誌にも載ってたから葉の特徴も覚えていて、すぐに見つかった

梨子「背伸びしなくても届くぐらいなのね」ホッ

背の低い木で本当によかった

ジャンプしても届かなかったら、木を揺することだって視野にいれてたんだから

梨子「あとは柊だけど……」キョロキョロ

↓賢さ×5判定
249: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/04(火) 01:50:05.63 ID:vSokTlna
どやや?
251: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 02:01:17.08 ID:Lln2No+W
63で判定成功 


梨子「柊の葉っぱって確かあのギザギザしたやつよね……」

魔除けの効果があるって、確か前にダイヤさんが見せてくれた事がある。

周りを探してみたけど、それらしい葉っぱは見つからない

梨子「ふぅ、さすがに無いみたいね……」

梨子「トベラの葉だけでも見つけられたし、他の場所にも行って」

クシャリ

少し硬めの葉を踏んだ感触がした

梨子「あっ!」

そこにあったのは紛れもない柊の葉だった

梨子「枯れてる……けど、この近くにあるってこと!?」

周りをくまなく探してみるが、それらしきものは見当たらない

梨子「……でも、この島には自生してるってことよね」

トベラの葉は手に入れて、柊がこの島にあることも確認できた

梨子「なんだ、案外いけるじゃない!」

これならきっと、無事に脱出できる!
一縷の希望が見えてきたわ!

柄にもなくステップなんかして、小石に躓き、私は尻もちをついた
255: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 18:03:17.13 ID:Lln2No+W
ルビィ「ここ、かな、村長さんのお家……」

木でできた門があり、塀がある
門は少し崩れ、塀には穴が開いていた。

ルビィ「あ、ルビィのお家と一緒」

門を含め、建物の屋根は全て金属の瓦で出来ていた。

これなら、屋根が崩れてくることはなさそう、かな?
そう思いながら、門をくぐる。

入ってすぐ右手には、庭があってギザギザした形の葉っぱをした木々が植えられている。
これもルビィのお家に植えてるやつと一緒だね。

ルビィ「えっと……」

なにを、しようかな?
257: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/04(火) 18:09:40.67 ID:tr1ktAhv
確か知識照合は時間経過がなかったはず

それが柊かどうかの確認がしたい
ルビィのスキルはありで

あと確か島は今無人だったよね?
258: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 18:18:35.55 ID:Lln2No+W
>>257
はい、ここは無人島と本に書かれています
259: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 18:22:19.54 ID:Lln2No+W
門をくぐって右手には低く、ギザギザの葉っぱが生えた木がいくつか生えている。
左手には少し小さな建物。

ルビィ「あそこは物置かな?」

自身の家と似ているということもあって、建物の大まかな使われ方がなんとなくわかる。

正面には立派な玄関を持った立派なお家。
ここから軒下の方を見ると、すでに二部屋ほど確認することができる。
障子は破れ、ふすまが倒れている部屋もある。

……怖い

ルビィ「が、がんばルビィ!」

なんとか自分の奮起させて、探索を始めた。

……と、その前に

ルビィ「あのギザギザの葉っぱのこと、前におねぇちゃぁが教えてくれたような……」

自分の記憶を頑張って追ってみる
うゅゅ……思い出せない、考えすぎて、顔が真っ赤になっちゃいそう

ルビィ「負けちゃだめだよ!がんばルビィ!」

諦めずに自分を奮起させて、じっくり思い出だそうとした。

↓賢さ×5+10 70以下で成功
260: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 18:22:46.43 ID:gqfeQph1
およよ
262: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 18:32:28.00 ID:Lln2No+W
43で判定成功

ダイヤ『これは柊の葉と言って、昔から魔除けとして門戸に……ちょっとルビィ?もしかしてそれは私のプ』


ルビィ「あっ、柊!」

思い出した!あれ、柊の葉っぱ!

ルビィ「よいしょ……っと!」

幸い木が低く、難なくとることができた

ルビィ「えへへ、よかったぁ」

あ、これどれぐらい取ったらいいんだろう

ルビィ「あ、えっと……柊さん」

ごめんなさい
そう呟きながら、次は枝ごと、柊の葉っぱを手にした。



ルビィ「えと、あとはどうしようかな……」キョロキョロ

↓なにかする?
266: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 18:42:24.20 ID:Hj7Sbbmg
じゃあ何か資料的なものがないか探す
268: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 18:48:23.17 ID:Lln2No+W
こういうお家には、よく地元の地図とか昔の本とか置いてありそうだし……


ルビィ「も、もう少しだけ……」

探索してみることにした。

・正面の屋敷 ・左の物置 ・塀を出ずに屋敷周辺 

↓を探索する
269: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 18:51:00.95 ID:bVEIjrwp
正面の屋敷
271: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 19:03:34.87 ID:Lln2No+W
正面の屋敷 を探索


ルビィ「お、お邪魔します……」

誰もいない家にびくびくと挨拶をしながら入る。

ガッガッ、ガララッ

建付けが悪くなってるみたい。ルビィのお家の物置と一緒だ。

……ちょっと怖いから、出来るだけ別のことを考えて進んでいく。

少し広めの玄関を入ると、右手に続く廊下があった。
花瓶のようなものがあるぐらいで、玄関には特になにも無そう
そう思って、廊下を進んでいく
272: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 19:08:50.02 ID:Lln2No+W
ギシ ギシ

歩くたびに音がする古くなった床

ルビィ「あぅぅ……」ブルブル

か、帰りたいよぉ
でも、帰るためにはこのゲームをクリアしないと……

別のことを考える余裕なんて無くなったルビィは、ビクビクとしながら廊下を進む。

すると廊下が二手に分かれ、目の前にはふすまが、左右それぞれに見えた。

ルビィ「お外から見た感じだと……」

この屋敷は正方形のお部屋が4つ並んでいるか、

 ル □□
   □□

ルビィの立っている位置から、正方形のお部屋が二つ、奥に広いお部屋が一つ

 ル □部
   □屋

あるかのどっちかだと思う

ルビィ「全部を探索するのは、すぐには無理そうかな……」

↓廊下を歩いてまずは確認する、どちらかの部屋に入る
273: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/04(火) 19:14:37.45 ID:tr1ktAhv
まずは確認から、多分一部屋見るのが限度だろうし
274: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 19:34:56.41 ID:Lln2No+W
ぐるっと廊下を右回りに回ってみる。

このお家は4つのお部屋が並んでいるタイプだった。

部屋の種類

右下が台所、かまどやカメが遠目で見えたから多分、そうだと思う……

左下が仏像さんが置いてあったから仏間かな、障子が破れていたのはこの位置。

左上が多分、客間。お座敷で床の間のようなものが見えたから。

右上は……

ルビィ「ピギィッ!?」

障子は破れておらず、中を確認することはできなかった。

障子にはおびただしい数のお札が張り巡らされている。

部屋の真ん中になにか見えるような……?

ルビィ「ぅ……ゅゅゅ……」

なんとか確認しようとしたけど、
やっぱり怖くなって、そそくさと逃げるように廊下を歩き、その部屋を後にした



ルビィ「どの部屋を探索しようかな……」


↓どの部屋に行く?
282: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 20:01:02.73 ID:Lln2No+W
こうですかね
sssp://o.8ch.net/1grk9.png
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281: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 19:45:43.41 ID:mTG5qOo7
お札部屋いく
288: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 21:05:34.46 ID:Lln2No+W
ルビィはお札の張られた部屋の目の前に来た

ルビィ「ぅ、ゅゅ……」

なんでこの部屋を選んじゃったんだろう……
体の震えが止まらない
この部屋は確実に入っちゃいけないような見た目をしてる

ルビィ「すーはーすーはー」

深呼吸をしても、息が整うことは無い

ルビィ「ゴクリ……」

震える手を障子にかけ、そのままスライドさせる

部屋は6畳ぐらいの大きさで、床(とこ:掛け軸などをかける所)は無く、棚のようなものが奥に置いてある。
押入れであろうふすまも存在する。なるほど、ここは納戸なんだ。

部屋の中央には、人の形をした像の様なものが座っている。
服を着ており、汚れは無い。顔の形は崩れ、ただの木の様だ。

ルビィ「置物……なのかな?」

周りを見渡す。
この部屋はなぜか他の部屋と比べて家具などがとても綺麗で、虫も飛んでいない

ルビィ「あれ?」

置物は、なにか本の様なものを抱えるように持っている。

ルビィ「どうしようかな」

289: 名無しで叶える物語(わんこそば) 2019/06/04(火) 21:13:57.44 ID:oj5o4DSr
取れるようなら取って読む
290: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 21:30:02.36 ID:Lln2No+W
像に近づき、本を取る

ルビィ「よいしょ」

特につっかえることもなく、本は取れた。
取るときに手が少し動いたところを見ると、これは木像ではないようだ。

ルビィ「えっと」

文字は島のことが書いてあった本同様、不思議な形の漢字が多いが、何とか意味がわかる
詳しく読んでみる

――――――
1月19日
今日は、収穫の手伝いをした。
まだ時期としては早いが、それでも成長の早いものはある。
私は汗水を垂らしながら――――
―――――――


一つ、二つとページをめくる。
20日、21日と日付が続いている。

どうやらこれは日記のようだ
291: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 21:46:41.47 ID:Lln2No+W
―――――――――――――
1月22日
今日は編み物をした。最近のミシンはよく動き、
これまでよりも大きな手袋を半日で作る頃が出来た。
これは母の分にしよう
―――――――――――――


表現や編み物を好んで行う等の趣味趣向をみるに、女の人の日記みたい。

ルビィ「編み物……なんかルビィ達みたい」クスッ

昔の人もミシンを使って、ルビィみたいに編み物を楽しんでるなんて
なんか嬉しいな。お話してみたいな。
なんて考えたりした。

違う時代の人なのに、妙な親近感があり、繋がっているようにさえ感じた。

―――――――――――――――――――――
1月23日
今日は知らない女の子と綺麗なボールを蹴って遊んだ
話すことができないみたいで、はじめはちょっと怖かったけど
彼女が持っていたボールで一緒に遊んだら、彼女は嬉しそうに笑ってくれた。

帰り際にどこから出したのか、透けた布が垂れた、不思議な被り物をくれ、
それはとっても綺麗だったので今は玄関に飾っている。
―――――――――――――――――――――

ルビィ「ボールを蹴る……?」

千歌ちゃんの夢の話にもそんな感じのことが……?
なんて思いながら、ページをめくる
292: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 22:13:59.14 ID:Lln2No+W
―――――――――――
怖い、外で何かが起こっている
――――――――――――

ルビィ「あ、あれっ?」

急に、日記の雰囲気が変わった。

ルビィ「あ、、、」

日付をみると、1月24日。この島に海難法師が現れる日だった。

恐る恐るその日記の内容を確認する。

―――――――――――――
母にこの部屋から出てはいけないと言われた。
おかしな人がいれば、次の日もそいつがいなくなるまでは絶対に出るなと。
だから出ることはできない。
しかし村が騒がしい、皆が叫ぶ声が聞こえる。

喧騒が止むと、次は
なにかを引き摺る音が近くから聞こえてきた。
ピチャピチャ ズルズル
酷く耳障りな音だ。

廊下を何者かが、歩いている。
怖い、母はどこにいってしまったのだろう。
――――――――――――――

おおよそ、日記に書くような内容じゃない。

まるで自分の状況をただただ残すために書いているような荒れた文字で書かれていた。

ルビィ「……」フルフル

―――――――――――――――
1月25日
外から私を呼ぶ声が聞こえる
母の声であるはずなのだが、それは私の知る母の声ではないように感じた。
だから私は外に出ず、部屋の中で身を丸めてじっとすることにした

1月26日
水が無くなった。排泄は押入れの中で行っている。
廊下には、相変わらず母ではない声が響いている。
ズルズルとなにかを引き摺る音を立てながら
――――――――――――――――



それからの内容は、部屋から出られず次第に衰弱してく彼女を記したもので

ルビィ「ぅっ……ひぐっ……」

ルビィは、途中で読むのを止めざるを得ず、体を丸めてただただすすり泣いていた。
293: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 22:20:21.88 ID:Lln2No+W
20分経過後

千歌サイド

ザザーン

千歌「うがぁー、全然釣れない……」

千歌「餌とか針のサビ取るとか、工夫した方がいいのかなぁ……」

↓・このまま釣る ・餌を工夫してみる(運判定、失敗でHP-1) ・サビ取り(器用さ判定、失敗で針が折れる)
 ・その他自由安価
294: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 22:21:07.39 ID:20PomMPz
餌を工夫
295: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 22:42:41.79 ID:Lln2No+W
千歌「餌と言えば、やっぱりゴカイなのだ」

っというわけで岩場のあるとこにやって来た

千歌「あっ、大きめの石を発見ー!」バッ

こういう岩の下には必ずゴカイがーー

↓運×5でコンマ判定 55以下で成功
296: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/04(火) 22:44:00.72 ID:vSokTlna
300: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 22:48:19.97 ID:Lln2No+W
千歌「いないいいいいっ!!!」

砂場探しても、岩場探しても全然いない!

千歌「うがあああああ!」

もう知らない!

思いっきり竿をなげ、
ずにポチャリと落として、私はまた静かに待つことにした

↓運、器用さ×5→6 判定 66以下で成功
301: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 22:48:50.75 ID:kYlxc0FG
眼科に行くかPC版表示にしなさい

ヤバイなぁ、鰯の頭が取れないと日記の二の舞になりそうなんだよなぁ
302: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 22:52:24.79 ID:Lln2No+W
ザザーン

千歌「……」

ザザーン

千歌「もう」

千歌「何も言う事は無いのだ」

ザッパーン

千歌は、ぶうたれたまま、釣りを続けた。
303: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 22:55:24.42 ID:Lln2No+W
裏手の砂浜


梨子「いたたっ、ちょっとはしゃぎすぎたわね」

尻もちをついたとき、そこに石が無くてほんとよかった……

梨子「次はどうしよう」

↓何をしますか
304: 名無しで叶える物語(もこりん) 2019/06/04(火) 22:58:40.02 ID:5zStA7Ql
筋トレ
307: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 23:15:17.37 ID:Lln2No+W
せっかくのなので、筋トレも取り入れてみます


梨子「千歌ちゃん、ちゃんと鰯釣れてるかな」

梨子「ルビィちゃん、怪我してないかな」

梨子「柊、ちゃんと見つかるかな……」

梨子「私たち、ちゃんと……」

梨子「元の世界に、帰られるのかしら」

もし、このままクリアできなかったら私たち……

梨子「」ブルッ

梨子「ダメよ、そんなネガティブなこと考えちゃ……」

梨子「楽しい事……楽しい事……」


梨子『はぁ、はぁ、果、果南ちゃん待って』

果南『だらしないなー、あとたった3キロだよ』

梨子『3キロ!?』

果南『どう?筋トレ用の走り方に変えてみると』

果南『いつもより何倍も足にクるでしょ?』ニコ

梨子『キてるからもうこんなにバテてるんですよぉ……』ゼェゼェ

果南『ま、あとちょっとだし、ほらいこ』グイッ

梨子『ちょ、ちょっ、待ってーー!』


梨子「いやあれ楽しくはなかったわよ別に」

梨子「でも」

果南ちゃんを思い出せて、ネガティブなことを忘れられるこれは、
今の私にはあってるかもしれない

梨子「よっし」

↓力×4→3でコンマ判定 でダッシュ 27以下で成功 失敗でHP-2 どちらにせよMP+1 
308: 名無しで叶える物語(たこやき) 2019/06/04(火) 23:16:14.61 ID:MYuz+bLP
ほい
309: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 23:31:59.15 ID:Lln2No+W
梨子「こ、この走り方、や、やっぱり疲れ」

梨子「きゃあっ!?」ドサッ

何もない道端で盛大にこけた。

梨子「いたたっ」

膝から少し血が出てくる

梨子「もう、果南ちゃん!」

この怪我は果南ちゃんのせい
なんて、勝手に八つ当たりしてみる

梨子「果南ちゃんのバカー!」

梨子「なんてね」

やっぱり、ちょっとだけ楽になれた。
こけたのは痛かったけど……ありがと、果南ちゃん♪

HP9→7 MP8→9
310: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 23:33:50.39 ID:Lln2No+W
ルビィちゃんサイド


ルビィ「ぅっ、ふぐっ……」

ルビィ「今は、泣いてる場合じゃないよね」グスッ

顔を上げ、立ち上がろうとするが
足が震えて上手くたてない。

ルビィ「た、立たなきゃ、ダメだよ……」

腕で床を押し、無理やりにでも立ち上がろうとすると、
床の不思議な感触に気が付いた。

ルビィ「あれ?」

さらさらとした感触
ふと下を見ると、そこには黒く、長い髪の毛の様なものが落ちていた

ルビィ「これ……あっ、ぅ」

周りをよく見ると、少量ではない髪の毛が落ちていることに気づく

視線を上げ目の前の木像を見ると、顔の造形をした部分の、
ちょうど眼球に当たる位置が空洞になっていることがわかった

先ほどの日記、抜け落ちたであろう毛、眼球があったであろう空洞

目の前にあるのは木製の像ではなく、本物の人間が朽ち果てたものなのだと、
この時ルビィは理解して―――?

↓賢さ×5で判定 失敗で±0 成功で-1
312: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/04(火) 23:41:34.88 ID:44NE1YHW
よし
313: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/04(火) 23:49:07.47 ID:Lln2No+W
88で失敗

ルビィ「この木像さん……なんか怖いなぁ……」

しまうことはなかった。


ルビィ「……どうしよっかな」

なにをする
↓自由安価
314: 名無しで叶える物語(たこやき) 2019/06/05(水) 00:05:35.32 ID:uTKFo1LT
台所…は鰯釣れてからでもいいか
塀を出ずに屋敷周辺に祠がないか確認したい
315: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 00:33:15.77 ID:FKcqhdhD
玄関に戻り、少しだけ視線を泳がせてみる。
日記に書いてあったような市女笠のようなものは見当たらない

そのまま玄関を出て、屋敷周辺を探索しようとしたその時

ルビィ「……あれ?」

ルビィは門の前に誰かがいるのを発見した
頭から市女傘をかぶっている。

ルビィ「梨子ちゃんでも千歌ちゃんでもないよね……?」

笠から垂れた白い布を地面につけてしまっていることから背が低く
少し遠目から見ても小学生ぐらいの身長であることがわかる。
顔は笠に隠れてよくわからないが、髪は長く、黒い。

女の子なのかな……?

ルビィ「!」ビクッ

こちらに気づいたのだろうか、市女傘の少女(仮)がこちらに近づいてくる。

ルビィ「えっ、ぅ……」

↓どうする? 門とは反対方向に逃げる 逃げずにその場に留まる または自由安価
316: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/05(水) 00:36:21.53 ID:5fcDUO9w
元気に挨拶!
318: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 01:01:16.07 ID:FKcqhdhD
ルビィ「え、えと、こ、こんにちは!」ペコッ

とりあえず、少女に挨拶をしてみる

少女「……」

返事は無いみたいだ

ルビィ「え、えーっと」

ルビィが頭を上げると
少女はすぐ目の前まで来ていた

ルビィ「あ、あの……」

ルビィが困惑していると、その子はさらに近づいてきて、
白い布を分けて、中から小さな手を伸ばしてくる
あ、やっぱりこのお手手だと、小学生ぐらいかな
なんて思っていると
その子の手がすっと、ルビィの顔に触れた


その瞬間


ルビィ「ぴぎゃっ!?」ビクッ

その手に触れられた部分から、針に刺されたような痛みが走る。
驚き、ルビィは思わず後ろに下がる。

ルビィ「えっ、えっ」

少女の方をみると、少女はなおもこちらに近づいてくる

ルビィ「ゃっ……」

何が起こったかはわからない。
けど、この子からは今すぐ逃げないといけない気がする……

ルビィ「ぅゅ……」ジリ……

周りを見渡す時間は無い。
逃げ道は屋敷の中か、屋敷の裏しかない

ルビィ「ぅ、ぅゅっ……?」グシグシ

前が見辛い、ルビィはなにをされちゃったの……?
なぜか視界がぼやける中、ルビィは慌てて

↓玄関の中に入る 屋敷の反対側へ逃げる
319: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/05(水) 01:01:48.51 ID:elyQ2dQN
逃げる
320: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 01:23:36.82 ID:FKcqhdhD
少女が再びルビィの顔に、手を伸ばそうとする

ルビィ「っ」

ルビィはその手から逃げるように体をひねり、そのまま屋敷の裏へと走って逃げた。


ルビィ「はぁ、はぁ……」


屋敷の裏には、井戸と少し離れたところに物置の様な建物があった



屋敷の裏に来たものの、屋敷自体は決して広くはない。

あの子が追いかけてくるかはわからないけど
もし追いかけてくるなら、どこかに隠れるか、ここから逃げないと……

ルビィ「ぅっ、んんっ……」グシグシ

目を擦ってみるけど、視界はぼやけたまま。
あの子に触れられた部分はもう痛くはない。

あの子は、一体……?
考えたいけど、そんな時間は無いよね……

ルビィ「ちかちゃぁ、りこちゃぁ……」ギュッ

怖いよ……

ルビィ「っ」ギュッ

けど今は動かなきゃ

↓・探索を続ける ・隠れる ・とりあえず屋敷から逃げる(逃げる先も安価)
321: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/05(水) 01:25:33.72 ID:0xM1iy0j
千歌がいるところ
322: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 01:53:10.59 ID:FKcqhdhD
ルビィ「……千歌ちゃんは、確か港の方に行ってたよね」

とりあえず、そこまで逃げよう
そうじゃないと、このままじゃルビィは……

ルビィ「っ」ダッ

ルビィは、そのまま屋敷をぐるっと回って出入口である門の方へ向かった。
その間に少女が視界に入ることは無く、
ルビィは無事門をくぐり、少女から逃げることに成功した。
323: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 01:55:18.31 ID:FKcqhdhD
南の港

千歌「ぐあああああ、釣れないい……」

千歌「……もう海に入って手掴みしよっかな、果南ちゃんみたいに」ワキワキ

梨子「おーい、千歌ちゃーん!」

千歌「げげっ、梨子ちゃん!?」

梨子「げげってなによ」

千歌「あはは……ごめんごめん」

―――――――――

ルビィ「はぁ……はぁ……」

千歌「だって釣れないんだもん!」

梨子「釣れないのは別に怒ってないから、ほら竿貸して?」

ルビィ「ぁ……」

千歌「やだ!」

梨子「なんでよ!?」

ルビィ「ちかちゃ……りこちゃ……」ウルッ

千歌「私が釣るのー!」

梨子「千歌ちゃんじゃ釣れないんでしょ!?ここは私に任せ―――」

ダキッ

梨子「きゃああぁっ!?」

思いっきり後ろから抱き着かれた梨子ちゃんが、派手にこける

千歌「ルビィちゃん!」

梨子「ルビィちゃん?も、もう、いきなり抱きつかれたらびっくりする……」

ルビィ「うぁぁ、りこちゃぁぁぁぁぁ」グスグス

梨子「え、だ、大丈夫ルビィちゃん!?」アセアセ
324: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 02:11:28.58 ID:FKcqhdhD
梨子「そ、それでね?これがトベラの葉っぱで、柊もこの島にあって、もう祠さえあればトントン拍子で……」

なんとかして励まそうとした結果、早口で進捗状況を話し始めた梨子ちゃん

千歌「それでね、鰯も釣れないしゴカイも取れないしもう最悪で―――」

ルビィの背中を撫でながら、優しい声で話しかけてくれる千歌ちゃん

ルビィ「えへへ、ありがと千歌ちゃん、梨子ちゃん!」

千歌「よかった」

梨子「元気になったみたいね」ホッ

まだ涙は止まらないけど大丈夫。ルビィは笑顔で、二人に顔を上げた。


すると

千歌「えっ……?」

千歌ちゃんが驚いた様子で固まる。

ルビィ「どうしたの?」

梨子「ルビィちゃん、その左目どうしたの!?」

梨子ちゃんが慌てた様子でルビィ肩をつかむ

ルビィ「えっ、えっ!?」

なんのこと?左目、って、あ、確かあの子に触れられたとこ……
325: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 02:22:15.26 ID:FKcqhdhD
千歌「そっか、鏡も携帯も無いんだもんね」

そう千歌ちゃんはつぶやいて、
ルビィの手を握る

少し困った顔、でも優しい声色

千歌「びっくりしちゃうかもしれないけど、落ち着いて聞いてね?」

この感じ、真剣なお話をするときのおねぇちゃんみたい……

千歌「ルビィちゃんの左目……」

梨子「ち、千歌ちゃ」


千歌「ものもらいが出来ちゃってるよ、大丈夫?」

ルビィ「えっ、ものもらい?」
326: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 02:23:02.26 ID:FKcqhdhD
千歌「ほら、ルビィちゃん釣りしてみる?」

ルビィ「うん!」


千歌「……」

梨子「千歌ちゃん……」

千歌「言った方が、よかった?」

梨子「うぅん、あれでいいと思う」

千歌「……そうだよね」

ルビィ「~♪」パタパタ


言えるわけない
ルビィちゃんの左目が無くなってるなんて


梨子「……」ハァ

千歌「考え過ぎるのは、よくないと思うよ」

梨子「……わかってる」
327: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 02:23:29.25 ID:FKcqhdhD
奥の肉が見えてるわけでもない、
ただ真っ黒に絵の具で塗りつぶされたようになってる

ルビィ「えへへ、魚さん早く釣れないかなー」

千歌「鰯じゃないと意味ないけどねー」

ルビィ「あ、そっか!」

ちかるび「えへへ」


みんなで行動しなかった罰なのかしら……
私が、みんなを急かし過ぎたからルビィちゃんが

千歌「梨子ちゃん」

梨子「!」ピクッ

千歌「梨子ちゃんもほら、一緒に釣りしよ?」

梨子「……うん」
332: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/05(水) 07:14:10.63 ID:ZiPCYfKg
みんなメンタル強いな
334: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/05(水) 07:22:12.12 ID:74tEnjvy
>>332 KPがMPチェック忘れてる説
337: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 22:17:41.33 ID:FKcqhdhD
まだ腰を据えてはできなさそうですが、
>>332
>>334
でせっかく指摘していただいたのでMPチェック
やっちゃいたいと思います。

現在MP
千歌10 梨子9 ルビィ6

しかしMPが低いですね、次やるとしたら精神の2倍、3倍にするなど
もう少し考えますね。

ルビィちゃんは低いので今回は無し。
ルビィちゃんの無くなった目を見てしまった千歌ちゃん梨子ちゃんで

↓1、2 精神×5コンマ判定 成功で±0 失敗で-1 (千歌55以下、梨子55以下)
338: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/05(水) 22:27:39.47 ID:mwJZBb0n
どやろか
339: 名無しで叶える物語(茸) 2019/06/05(水) 22:44:12.88 ID:yJffIb5O
ほい🎲
340: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 23:21:42.88 ID:FKcqhdhD
成功 千歌  失敗 梨子
MP→10     MP9→8


そのあと、私たちはお互いの成果や見たものを説明した
千歌→複数の竿 市女笠

梨子「竿あるんじゃない!?」

千歌「あるけどセッティングめんどくさいじゃん……」

ルビィ「い、市女笠……」

梨子→トベラの葉 柊の情報

千歌「おぉ、梨子ちゃん凄い!」

梨子「ふふん」ドヤァ

ルビィ(柊もう取ってきた……)


ルビィ→柊の葉 日記 謎の少女

梨子「市女笠の女の子……」

千歌「この日記の綺麗なボールってもしかして……」

ルビィ「……」



千歌「ありがとルビィちゃん」ナデナデ

ルビィ「♪」

梨子「残りは鰯の頭だけ、ね」

千歌「祠の位置とかもまだだけどね」


よく見たら梨子ちゃん走ってるのに、一回分の行動になってる
梨子ちゃんのみ次の安価は最終値に+30します、すみません。

千歌「次はなにをしよっか」

↓自由安価 (竿は複数あるため、複数人で釣りすることもできる。)
341: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/05(水) 23:24:54.77 ID:0xM1iy0j
千歌がまず釣り
342: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 23:25:40.63 ID:FKcqhdhD
色々書き忘れていたのでもっかい



安価の相談や質問、感想は飛ばします。
↓1~3、自由安価
    ・キャラ指定がある場合はお願いします、無ければ団体行動になります
    ・竿はあるので釣りは複数で行える 
    ・ダイヤさんたちの実況は全部終わってからにした方がいいですかね
344: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/05(水) 23:27:05.93 ID:0xM1iy0j
実況はとりあえずキリのいいところまで終わってからでいいんじゃない?
345: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/05(水) 23:32:01.79 ID:74tEnjvy
全員で釣り

いまさらだが鰯の頭の解体どうしよう?
346: 名無しで叶える物語(プーアル茶) 2019/06/05(水) 23:32:26.37 ID:M5ADfgiR
あと鰯だけなんだよな?
急ぐし3人で釣ろう
347: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/05(水) 23:32:56.52 ID:74tEnjvy
そう言えば今何時何分ですか?
348: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 23:37:14.81 ID:FKcqhdhD
30分経過状態、時間に表すと 16:30です。
350: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/05(水) 23:55:24.04 ID:FKcqhdhD
ザザーン

石橋に当たる波音が、少女たちの心を揺さぶります。

鰯fishing japanカップ


千歌「ふふふ、みんなの前で釣りあげてやるのだ!」
一番人気、一番 海の子、なみの子、元気な子、内浦育ち 高海千歌

ルビィ「鰯さん、釣れるといいね!」
二番人気が 二番 黒澤家の次女、あどけなさが残る 黒澤ルビィ

梨子「海釣りなんて、夏休みぐらいしかやったことないけど、多分簡単よ」
初参戦 海の音が聞きたい少女 桜内梨子にも注目です


各竿セット、投げる位置整いました。

千歌「とぅ!」 ルビィ「えい!」 梨子「たぁ!」

スタートしました

↓1~3器用さ、運判定×5(千歌ちゃんのみ6)千歌(66)ルビィ(65) 梨子(55+30)の順で判定
351: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/05(水) 23:57:17.50 ID:74tEnjvy
そろそろ!!
352: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/05(水) 23:59:55.04 ID:0xM1iy0j
もう大丈夫っぽい
353: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/06(木) 00:00:00.92 ID:lDcwnLcS
ほい
354: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 00:18:36.64 ID:H+hyrw01
成功 千歌 ルビィ 失敗 梨子

千歌「やっと一匹釣れたーーー!」

ルビィ「ルビィも!やったね千歌ちゃん!」

ちかるび「いぇーい!」

ザザーン

梨子「……」


確定しました。1着、二番黒澤ルビィ 2着には1番高海千歌が滑り込みました。

鰯オープン 次は鵜戸根の海でお会いしましょう さよなら


鰯二匹を入手した
355: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 00:26:53.58 ID:H+hyrw01
・条件 洞窟に行ったことがある人が鰯を入手する

梨子「魚って結構ぬめぬめしてるわよね」ツンツン

千歌「あー、鰯は特に油が多いからね」

梨子「油?」

ルビィ「えっと、鰯は普通の小魚よりも魚油が多いんだ」

梨子「そういえば、授業で習ったことあったわね」

梨子「……それなら」

梨子「その油を布に滲みこませて火をつけたら」

梨子「明かりが作れるかも」

ルビィ「ぁっ、それなら洞窟も安全に進めそう!」

千歌「あー、洞窟ってそんなに暗かったんだ……」

洞窟に必要な明かりの知識を得た
357: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 00:32:31.19 ID:H+hyrw01
40分経過 16時40分

ザッパーン ザザ

返す波が激しくなる。
まるでなにかをこの島に招き入れるかのように
この島から、何人たりとも返さないという意思を持つかのように

梨子「そろそろ日が落ちてきてるわね……」

ルビィ「波も……さっきより荒れてるね」

千歌「……」

どうしますか
 安価の相談や質問、感想は飛ばします。
↓1~3、自由安価
    ・キャラ指定がある場合はお願いします、無ければ団体行動になります
    ・感想にもある通り、このままでは解体は行えません(体つきで効果が無くなるかどうかは不明)
358: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/06(木) 00:37:02.13 ID:aW3tMnYo
釣竿の種類にもよるだろうけど、釣り糸を刃物の代わりにして鰯解体できない?
360: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 00:47:47.62 ID:H+hyrw01
>>358
釣り糸は荒波で切れるかどうかの判定が出るぐらいボロボロ糸ですので、
刃物の代わりにするのは難しそうです
359: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/06(木) 00:38:16.63 ID:H5XKUYTe
KP、当然漁師たちが帰ってくる場所ですから、近くの家に新鮮なお魚を食べるための包丁と火をつける機材はありますよね?
361: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 00:49:06.72 ID:H+hyrw01
>>359
漁師の家はわかりませんが
中央の村を探せば、確実にあると思います
362: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/06(木) 00:51:59.90 ID:O3KgezS0
なら運が高いルビィはとりあえず村に行こう
ダッシュで
363: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/06(木) 00:57:43.21 ID:H5XKUYTe
千歌も村までダッシュ

梨子は、千歌とルビィの荷物を持って洞窟前までダッシュかな、体力がもたないし
365: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 01:25:24.98 ID:H+hyrw01
>>363
鞠も梨子ちゃんが持っていきますか?
370: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/06(木) 06:03:41.56 ID:H5XKUYTe


>>365 あー、鞠は千歌ちゃんでお願いします
366: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 01:51:15.08 ID:H+hyrw01
本日はここまでです。
成否はともあれ、明日には決着がつきそうです。
お疲れさまでした。次回は18時開始予定です。

最後にダッシュ判定をしておきます
↓1~3 力×4でコンマ判定 失敗でHP-2 (千歌44梨子36ルビィ36以下で成功)
367: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/06(木) 01:54:42.86 ID:uKP0iI2g
ダイヤッホー!
368: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/06(木) 01:59:26.89 ID:aW3tMnYo
あちゃー
369: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/06(木) 02:00:19.57 ID:/7BXqbYo
体力が
373: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 18:38:51.97 ID:H+hyrw01
梨子「それじゃあ、二人の荷物は、私が預かっておくね」

ルビィ「梨子ちゃん、ありがとう」

千歌「じゃあ私とルビィちゃんは村に探しに行ってくるね」

気を付けてね、梨子ちゃんこそ
そう言いいながら、私たちはそれぞれ村と洞窟に向かった。


ちかるびサイド

HP11→9 HP9→7

千歌「や、やっと着いた」

ルビィ「小石が多い道って走りにくいね……」

村は、電柱が生えているなど大分様変わりしている。
建築物は4つほどで、金属瓦、藁葺き屋根の木造建築が半々といったところだ

ルビィ「ハルさんのお家は藁葺きのままなんだね」

所々に木々は生えているが、ほとんどが防風林で
大きなみかん畑は影も形もない

千歌「さて、どうしよっかな」

・目標のものを探すのみならば10分で2軒は回れるでしょう

・一つの家を集中して探すこともできます。

・たいまつには魚油、布、受け皿もしくは布を巻いて持つことができる棒 火をつけるもの が 必要です

↓1~2 どうしますか?
375: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/06(木) 18:44:42.58 ID:H5XKUYTe
必要なものだけ探す

とりあえず、解体用の包丁とまな板、松明用の布と棒、それと火をつけるもの
376: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/06(木) 18:45:48.49 ID:H5XKUYTe
あと余裕はあったら千歌が見つけたような笠を
378: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 19:17:07.87 ID:H+hyrw01
千歌「それじゃああっちの家からいこっか」

ルビィ「うん」


ルビィ達は、さっそく民家の中を調べることにした。

金属瓦の家のタンスには置いていかれたであろう服が、

藁ぶき屋根の台所からは捨て置かれた包丁、まな板が見つかり

棒は防風林の枝を折った。

千歌「火をつけるものなんてあるのかな……」

ルビィ「うーん……あっ、千歌ちゃん、これ!」

台所の近くにマッチが置かれていたようだ

千歌「マッチだ!」

ルビィ「これでたいまつに火をつけられるね!」ニコ

千歌「やったやった!」


たいまつ製作用の道具一式を手に入れ、
意気揚々と梨子ちゃんの待つ方へと向かう

千歌「あれ?」

ふと元ハルさんの家の中を外から覗くと
白い布のようなものが見えた

千歌「あの布……市女傘のと一緒……?」

もう少し近くで覗きますか?それとも梨子ちゃんのところへ向かいますか?
379: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/06(木) 19:20:05.06 ID:x4OmDT+3
マッチ湿気ったりしてないか心配だな。何本かあるなら着くかだけ確認しておきたいけど

安価した
380: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/06(木) 19:31:41.00 ID:OjQiIh9y
梨子のところへGO
381: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 19:41:05.58 ID:H+hyrw01
千歌「……」

ルビィ「千歌ちゃん、どうしたの?」

千歌「んーん、なんでもない」

ルビィちゃんに視線を戻して、梨子ちゃんの方へ向かう
白い布が動いた気がする。それは風で靡いただけなのか、それとも……


千歌「このマッチしけってないかな……」

ルビィ「大丈夫!中身結構入ってるし、試しにつけてみたよ!」

千歌「よかった」


洞窟前
 
梨子サイド

HP7→5

梨子「なんか今日、コケてばっかりな気がするわね……」ハァ

梨子「荷物は持ってきたけど、ルビィちゃん達を待ってる間なにしようかな」

↓なにをしますか? 
382: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/06(木) 19:46:34.97 ID:OjQiIh9y
何か聞こえないか聞き耳立ててみる
384: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 20:47:25.02 ID:H+hyrw01
すみません、少し席を外していました


梨子「……」

暗くて、先の見えない洞窟

私は耳を傾けた

ザザザ

波の音がする

ザッパーン

荒々しくなった波が、岩礁に当たる音がする

梨子「洞窟の中だけど、しっかり波の音がする……」

少しだが、風の音も聞こえる気がする

梨子「この洞窟、やっぱり貫通してる」

ただの海に繋がってるだけでないようにと祈りながら

私は千歌ちゃん達を待つ
385: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 21:03:04.03 ID:H+hyrw01
ルビィ「梨子ちゃーん!」

梨子「!」

千歌「お待たせ」

梨子「……あったのね」ホッ

ルビィ「うん!」ニコッ


もう酉の刻まで時間はない
合流した後すぐに私たちは
たいまつと、鰯の頭を作りはじめた

千歌ちゃんは旅館の娘なだけあってか、ものすごく器用に魚をさばく

千歌「ほんとは、熱をかけて溶かし出したりしないといけないんだけど……」

そう言いながら、切った胴の部分を布にこすりつけたり、布にくるんで絞ったりする。
その布を、そのまま木の棒の先に括り付ける

ルビィ「いくよ、千歌ちゃん……」

千歌「点いて、お願い!」

梨子「」ゴクッ

ルビィちゃんがマッチの火を近づける。
はじめは焦がすだけだった火が、徐々に大きくなり、小さいがその形を保った。

ルビィ「わぁ!」

千歌「よかったぁ……」

梨子「ほんとによかった」ホッ
386: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 21:10:07.33 ID:H+hyrw01
時間もないし、早くいこう
そう言って、私たちは小さな灯りを頼りに洞窟の中へと入っていく

少しぬめり、滑り易くなった地面を慎重に進んでいく。
灯りが無ければきっと大変な思いをしただろう

ある程度進んだころ、

ザザーン

先の方で波の音がする、洞窟の中に海水が流れる場所や侵入する場所は無い。

千歌「海に繋がってるのかな……」

千歌ちゃんが呟く。
もしこの先になにも無かったとしたら……

嫌な考えが浮かびそうになるが、
何とか抑え、歩みを進める
387: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 21:27:50.25 ID:H+hyrw01
あっ

夕暮れの、もうオレンジ色の明かり
洞窟の先に岩壁以外の景色が見えてきた

私たちは、洞窟の抜けた先に出た。
海は荒れ狂い、なにかがもうすぐ来る。
そんな異質な雰囲気に包まれている。


梨子「ほ、祠は……」

ルビィ「あ……」

千歌「あーーーー!」

目の前に木像の小さなお堂のようなものがある。
その扉の表面にはお札が張られており、しめ縄もあるがそれは千切れて
ダランと垂れ下がっていた。

木でできた看板には、海難法師の祠と書かれている。

梨子「海難法師……!」

ルビィ「や……やった!」

梨子「千歌ちゃん!」

千歌「うん、早くお供えしよ」

そう言って千歌ちゃんがお堂の扉に手をかけようとしたとき、あるものに気づく

千歌「え……?」

ルビィ「千歌ちゃん?」
390: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 21:45:02.00 ID:H+hyrw01
千歌「これって南京錠……だよね」

梨子「えっ!?あっ、嘘……」

お堂の扉には錠前が施されており、
安易に開けることはできないようになっていた。

ルビィ「あ、開かない……」ガチャガチャ

梨子「こ、こういうのって、扉を閉めたままじゃだめなの!?」

千歌「わかんない、けど……」

千歌「ここで、開けずに供えてはいおわり、って感じじゃ、絶対ないと思う」

ルビィ「そ、そんなぁ……」ヘタッ

梨子「嘘でしょ……こんな……」
391: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 21:48:02.24 ID:H+hyrw01
千歌「……」

千歌「開けよう」

ルビィ「え……?」

梨子「無理よ……鍵持ってない」

千歌「無理やりにでも開けよう!ピッキングとか、もう力づくでやっちゃうとか!!!」

梨子「そ、そんなことできるわけ……」

千歌「できる!私たちなら絶対できるよ!!」

千歌「ここまで頑張って来たんだよ!?あと少しってとこで間に合ったんだよ!?」

千歌「なのに鍵がされてたからお供えできません、はいおわり。って、そんなの絶対ヤダ!!!」

梨子「千歌ちゃん……」

ルビィ「……梨子ちゃんと千歌ちゃんのヘアピン、ピッキングに使えるかな?」

千歌「ルビィちゃん……!」

梨子「はぁ……こうなったら、力づくでもやるしかないのね」

千歌「梨子ちゃん……!」


千歌「やろう!」

ルビィ「ルビィ達なら絶対できるよ!」

梨子「こんなところで、終わるわけにはいかないわよね!」


ピッキング(器用さ×3)または力任せ(力×3)でコンマ判定。
 
☆ピッキングは二人まで、がんばルビィの残数は2なので、数字が大きい人に自動使用します。
 
・千歌 どちらも33 梨子 力27 器用さ36+10  ルビィ 力27 器用さ36+15(細かい作業に少しのプラス補正)

↓千歌は力(33)、梨子は器用さ(46)、ルビィは器用さ(51)の順にコンマ判定 今回のみ、全コンマにゾロ目の奇跡判定あり
392: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/06(木) 21:49:21.99 ID:NP83ow8s
どうだ
400: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 22:23:15.02 ID:H+hyrw01
千歌「お願い、開いて!!」

梨子「千歌ちゃん、石使って!?」

千歌ちゃんが南京錠を力任せに引き抜こうとした

次の瞬間

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千歌「わぁぁ!?」

ゴチン

ルビィ「あわわ、千歌ちゃん大丈夫!?」

千歌「いたぁぁぁぁぁぃ……」

扉の取っ手部分が取れたせいで、
勢い余った千歌ちゃんは後ろに倒れ、石に頭をぶつけた

ルビィ「血は、出てないみたいだね」ホッ

梨子「千歌ちゃん、大丈夫?」

千歌「だいじゅーぶ……はっ!祠は!?」

ルビィ「開いたよ!」ニコ

梨子「もう大丈夫、早くお供えをしましょ?」

千歌「うん!」

そう言って、私たちは祠の方を見る。

ルビィ「ぴぎっ……!?」

梨子「うぇっ……!?」

千歌「な、なにこれ……」

祠の中には、顔がぐしゃぐしゃに崩れ、所々に穴の開いた人間の姿をしたものがあった。
どうやら生きてはいないようだが、
ぶよぶよとしたその体は、まだ死後数時間しか経っていない水死体のようだった
401: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 22:23:57.03 ID:H+hyrw01
梨子「こ、これ海難法師じゃないの!?」

ルビィ「えっ、そ、それじゃあ見ちゃったってことはルビィ達……」

千歌「海から盥(タライ)に乗って来るって書いてあったから、多分違うと思う」

ルビィ「そ、そっか、それにもしこれが海難法師なんだったら慌ててももうルビィ達助からないよね……」

梨子「うぅ……」

千歌「お供え、しよ?」

りこるび「うん……」


順番とかあるのかな? とりあえず鰯は真ん中にしよう
なんて話をしながら、私たちは無事、祠にお供えをすることができた
403: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 22:43:34.35 ID:H+hyrw01
ルビィ「ぁ……」

祠へのお供えを終えたその時、
荒れくるっていた波が嘘のように止み、海は静けさを取り戻していた。

梨子「なんとか……なったの……?」

千歌「たぶん……」

梨子「よ、よかったぁ……」ペタッ

梨子ちゃんがその場にへたりと座り込む

ルビィ「やった……やった!やったよ千歌ちゃん、梨子ちゃん!!!」

ルビィちゃんはピョンピョンとジャンプをして喜んでいる

千歌「ほんとに……終わったんだ……」

私は、ただ海を眺めてぼーっと立っていた
404: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 22:44:08.62 ID:H+hyrw01
千歌「勝利条件ってなんだったっけ?」

梨子「確かこの島の脅威を排除するとか」

ルビィ「無事に島から脱出するとかだったよね」

千歌「これ、この明かりだけじゃ夜絶対足りないよね」

等と話しつつ、元来た道を戻り、洞窟を進んでいた

ある程度進んだ時だった。

千歌「……!」ピタッ

梨子「千歌ちゃん?」

先頭を行く私が足を止める。
405: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 22:52:57.81 ID:H+hyrw01
そして

ルビィ「ぁっ、ぁぁ……」フルフル

梨子「ルビィちゃん……?」

ルビィちゃんが怯えるように梨子ちゃんの後ろへ隠れた

梨子「どうしたの……っ!」

梨子ちゃんが前を見ると、
そこには市女笠を被った、小学生ぐらいの大きさの、髪の長い少女がいた。


少女「……」

千歌「……っ」ジリ

ヒタリ、ヒタリと少女がこちらに近づいてくる。

ここはあまり広くない洞窟、横に抜けるのは危険、
かといって後ろは祠と飛び込めるかどうか微妙な高さの海しかない

梨子「ち、千歌ちゃん……」

千歌「うぅ……どうしよう……」

この状況をどう切り抜けようか
なんて話をしようとしていると

ルビィ「ぁ……」ペタリ

ルビィちゃんがその場にペタリと座り込んでしまう
407: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 22:58:51.10 ID:H+hyrw01
千歌「る、ルビィちゃん!しっかりして!」

慌ててルビィちゃんを起こそうとするが、

千歌「!?」フラッ

足元がフラつく。な、なんで……

梨子ちゃんに助けを求めようとするが

梨子「はぁ……はぁ」

梨子ちゃんはもう膝を折り、地面に突っ伏している状態だった

梨子「ごめ……なさい、なんか、急に眠く……」

千歌「梨子ちゃん……だめだよ……こんな、ところで……」

視界が少しずつぼやけてくる……

ルビィ「ちかちゃ……りこちゃ……ん」パタリ

ルビィちゃんも倒れ、そのまま気絶するように眠ってしまう

千歌「そ……そんな……」

市女傘の少女がもうすぐ近くまで来ている。
私も二人を起こす元気どころか、立っているだけでもきつい状態

コロコロ

不意に足元に鞠が転がる。

『それを忘れないでくださいね』

千歌「……ぁ」

ふと、夢の言葉を思い出しながら千歌は鞠を

↓蹴る、蹴らない
408: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/06(木) 23:00:32.49 ID:H5XKUYTe
全力蹴る!!!
409: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 23:10:39.69 ID:H+hyrw01
千歌「えいっ!」

ポコンッ
私は足元の鞠を思いっきり蹴った。
思いきりと言っても、立っていられないような私の蹴りは
鞠を少しコロコロと転がしただけだった。


コロコロ ピタリ
少女が蹴られた鞠の前でぴたり止まる。


千歌「……?」

ダメだ、視界がぐらつく……

ドサッ

少女がルビィちゃんに近づくのが見える

千歌「ルビィ……ちゃ……」

少女がルビィちゃんの頬を撫で、私の方に来た
そう思ったところで、私の意識は――

「ありがとう」


途切れた
410: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 23:44:41.81 ID:H+hyrw01
(……)

ふわふわとした心地、気持ちがいい感覚

(夢……?)

また夢……そう考えていると遠くから?声が聞こえてくる



ルビィィィィィィ‼怪我はありませんかぁぁぁ!? い、痛いよおねえちゃん…… 

(ん……?)


無事でよかったずらぁぁ えへへ、ありがとう花丸ちゃん、

(この声……ダイヤちゃん、ルビィちゃんそれに花丸ちゃん……?)
411: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 23:46:16.55 ID:H+hyrw01
もう絶対やらない!!!えぇー!?あんなに楽しそうだったのに!?

ホラーものじゃなかったら次もオーケーよね? いやそういう問題じゃなくて……


(梨子ちゃん、善子ちゃん、鞠莉ちゃんの声……?)


千歌ちゃん起きないね…… 二人が起きたから、大丈夫だと思うけど

(曜ちゃん、果南ちゃん……)


千歌「ん……」

曜「あ!」

千歌「う……うーん……?」

曜「千歌ちゃん!!!」

果南「全部見てたよ、ほんとお疲れ様、千歌!」

千歌「あ……」

夢じゃない
私、帰ってこれたんだ
412: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 23:46:47.13 ID:H+hyrw01
鞠莉「えー、果南は全部見てないでしょ?」

花丸「果南ちゃんは途中気絶してたもんね」

果南「してない、ちょっと寝てただけだよ」

鞠莉「果南は怖いの苦手だもんねー☆」

果南「もう、鞠莉!!!」

花丸「果南ちゃん、苦手なものは我慢できなくて当然ずら、だから気にしなくていいんだよ?」ニコニコ

果南「うぐぐっ……その優しさは今はつらいよ……」



ダイヤ「梨子さんも、お怪我はありませんか?」

梨子「大丈夫ですよダイヤさ、いやほんと、ゲームですから、リアルな怪我はしませんからその大量の包帯をしまって……」

曜「梨子ちゃん」

梨子「あ、曜ちゃん、助けてダイヤさんが!」

曜「テーピングなら慣れてるから、私に任せてよ」

梨子「なにその大量のテープ……だ、誰か助け……」
413: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 23:47:56.57 ID:H+hyrw01
ルビィ「千歌ちゃん」

千歌「ルビィちゃん!って、なにそのぐるぐる巻き!?」

ルビィ「おねえちゃんがちょっと……」アハハ

善子「お疲れ様、千歌、ルビィ」

ルビィ「えへへ、ありがとう♪」

千歌「もー、善子ちゃんのせいでひどい目にあったよー」

善子「ヨハネ!」

善子「もう……それに関しては悪かったってば」

善子「まさかあそこまでリアルだなんて思わなかったのよ」

善子「無事で本当によかった……」

千歌「心配してくれたんだ」

善子「えっ、そ、それはもちろん、リトルデーモンの心配をするのは主の務め出会って当然の」ゴニョゴニョ

ルビィちゃんと目を合わせて、お互いにフフっと笑いあう

フルダイブのVRゲーム、ちょっと怖かったけど楽しかった
でも、やっぱり私達は
今みんなといるこの瞬間が一番好き、かな

ちかるび「善子ちゃん!」

善子「だーかーらーヨハネだって……」

ちかるび「ただいま!」

善子「……」

善子「はぁ……はいはい、おかえりなさいルビィ、千歌」フフッ


TRUE END 

GAME ALL OVER
416: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 23:55:25.44 ID:H+hyrw01
というわけでシナリオ終了です。

今回はクリアは普通、謎の全容を知るのは難しい
シナリオでした。
402: 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/06(木) 22:41:11.52 ID:gGIWLBQU
これ見ても精神ダメージは受けないのか
417: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/06(木) 23:59:58.82 ID:H+hyrw01
>>402
全員生存が確定したので判定をスルーしたのですが、
一応緊張感保った方がいいかなと思ってあえて回答しませんでした
すみません

善子ちゃんの能力はかんっぜんにこちらのミスでした。
指摘していただいたのに、ノートと書き込んだ能力に違いがあることに
気づいたのが2日後でした
フルダイブVRはSA〇みたいなのでいいの?
などの質問にもスルーしてしまいほんとすみません。

また、持ち物やHPMPの表示、目標、現在持ち合わせている情報など、
記載が無いことが多く、すべてにおいて配慮を欠く形になってしまってました
次があれば、もっと気を付けて、UIのいいゲームになるよう心掛けていきます。
すみませんでした。

これからネタ晴らし、各箇所での見てる側(ダイヤさんたち)の反応を書いたり
していきますが、とりあえずお風呂入ってきます。

質問、感想自由にお願いします。
今度こそ、きちんと全てに返信したいと思ってます。
ご視聴、参加してくださった皆様、誠にありがとうございました。お疲れ様です。
427: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 02:59:56.39 ID:1CorKGDk
≪舞台とキャラクター≫

〈舞台〉

 【鵜戸根島】実際に昔は人が住んでいた、現在無人島の鵜渡根島がベース。


〈キャラクター〉

【海難法師】
住民にの怒りを買った豊島忠松という悪代官が殺され、悪霊化したもの。
忠松が謀殺された1月24日酉の刻に沖より盥(タライ)に乗って現れる。
その姿を見たものは同様の死に様を晒し、海難法師の一部となる。


鵜戸根島が無人となった後は、幻術を見せ犠牲者をおびき寄せるようになる。
幻術は夢にいる感覚に似ており
幻術にかかっている間は、その場所や時代の特徴などを当たり前と思うようになる。
また重要な部分を聞き逃したり、賢さ判定などが出来なくなる。

幻術は海難法師の存在に気づくか、精神対抗、強い刺激を受けるまで続く。

幻術はあくまで犠牲となった人をそのまま出現させる、物は忠松の知識の範囲でしか作り出すことは出来ない。
そのため、知識にないものを犠牲者の記憶から取り出しても、見た目のみで中身が伴わない。


【ハル】
茶髪のショートボブ、年齢は25の女性
元気いっぱいな女性。細かいことはあまり考えない。
実は字が書けないアホの子(江戸時代の識字率は高いため、書けないのは結構めずらしい)

【ふみ】
家政婦のように頭に白い頭巾を被っている、長めの黒髪の女性。年齢は33.
礼儀正しいがおとなしめな性格。
海難法師の対策や、鰯釣りのアドバイスをしてくれる。

【寂蓮(じゃくれん)】
頭には白頭巾をかぶっている。年齢は46の女性。妙見寺の尼さん。
落ち着いて優しい、しかしよく通る声をしている。 性格は冷静沈着。
海難法師の対策、妙見菩薩の心得等を教えてくれる。

【かよ】
整われていない長い髪が特徴的な、年齢12の女性。
読み書き、言葉を話すことが出来ない。霊力を持っている。
後述の村長の娘の霊力が宿った市女傘を被ったまま死んだことで、
死後も海難法師の一部とならず、鵜戸根島を彷徨う霊となった。


【村長の娘】
青みがかった黒髪が特徴の年齢15の女性。
霊力を持ち、様々な予知を行う。
親が過保護なため家の外に出ることがあまりできない。
そのためお互いに霊力を持ったかよとは精神感応で会話ができ、お互いの仲も良い。
海難法師の襲来を予期し、かよに霊力を込めた笠を授けた後、
海難法師によって殺されてしまう。

【村長】
オレンジの髪のポニーテール、キリリとした目つき、年齢は32の女性
娘を第一に思うあまり、過保護になってしまった。
娘が霊能力者であることを知っている。
彼女から得られる情報は労力に見合わない。また、娘と会おうとすると妨害してくる。
428: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 03:25:35.87 ID:1CorKGDk
【島のお話】

ある時、島に海難法師という霊が現れた。
それを予期し、対策を行った者もいたが失敗し、多数の犠牲者を出した。
島の人々は本州より偉大な地蔵菩薩を賜り、
それ以来海難法師の被害は無くなっていたが、
付近七島の水難者を集め、徐々に力を蓄えた海難法師は、
昭和7年、再び島に襲来した。
多数の犠牲者を出し、生き残った者も大半が狂ってしまったため
鵜戸根島は放棄され、無人島となった。
429: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 03:36:45.98 ID:1CorKGDk
‶孤島の謎を追え‶は夢世界と現実世界の情報をかみ合わせながら、
脅威の排除、または対策を行い島から脱出することを目的としたシナリオです。

夢世界では時間の流れがはやく、能力に制限が付くが、人物と会話ができる。
現実で会では時間の流れが遅く、能力に制限はつかないが、人物は【市女笠の少女かよ】のみとなります。

海難法師が今回の敵であり、自身を見たモノを殺し、吸収する恐ろしい霊です。


一見明らかに敵である【市女笠の少女かよ】は鵜戸根島を彷徨う生霊であり、
強大な存在である海難法師には直接太刀打ちは出来ないが、
出来る範囲でプレイヤーを守ろうとする存在です。

しかし12歳であるからか、幻術の世界に入ってくるが、その姿は市女笠を被っていない
海難法師を見ずに済むように視界を奪うなど、少し行動に粗があります。

プレイヤーの一人が手にする鞠を
彼女に蹴り渡すと、彼女は笑顔で市女笠をプレイヤーに渡します。

彼女が作り出した市女笠は二つであり、
海難法師出現後に、彼女自身の笠を差し出すと、
法師の力によってたちまち霊力が途絶え、彼女は消えてなくなってしまいます。

しかし、鞠を持った彼女が消滅した後より先に
鵜戸根島付近での幻術などの与太話は無くなり、水難事故はめっきり減ったという話が。

プレイヤーが海難法師を出現させずにクリアした時であっても、結果は同じようになるでしょう。

鞠は誰から、どこから、なぜ、様々な疑問が浮かびます

しかし、それを知る者はおそらく二人のみでしょう。我々がそれを知る術はもう、残されていません。
430: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 03:38:41.03 ID:1CorKGDk
今回のシナリオは
伊豆七島に実際に伝わる海難法師(かいなんほうし・かんなんぼうし)を題材にしたものです。
コメントにもありましたが、旧ぬーべー(22巻)にも出てきており、なかなかインパクトのある幽霊です。

記憶に残ってる方もいるかもしれないので、普通に出しては警戒される可能性が高かったので
今回は、はじめから夢を見ているという設定を入れ、時間制限の有無をできるだけ有耶無耶にしてみました。

というのは建前で、私がサイレントヒルシリーズ好きで、裏世界に入る時の見ている世界が同じなのに
ガラリと変わる感じをやってみたかっただけでした。

初期テロップはこんな感じですが、進行具合によって捻じ曲げたりしちゃうタイプですので
矛盾が生じている可能性が多々あります。

ぜひぜひ、御指摘、御質問、よければ感想などをよろしくお願いします。
431: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 03:54:38.48 ID:1CorKGDk
勝利条件ですが
全員が市女笠を被った状態で、この島に来た船を見つけ出して逃げる
全員が視界を奪われた状態で、這いよる海難法師との精神バトル(判定計4回)
祠へのお供えを完了させる

等がありました。今回は祠へのお供えが早かったので、
クリアが一番早く、話が一番わからないクリア方法でした。
423: 名無しで叶える物語(茸) 2019/06/07(金) 01:20:30.14 ID:dT01OKpq
そういえばルビィの左目がなくなったのは、どこでどうなってたら影響が出たんだろう
435: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 10:45:25.32 ID:1CorKGDk
>>423
二回目で強制ダウン、
今考えれば最後のピッキングのような細かい作業はに
マイナス補正でしたね
424: 名無しで叶える物語(pc?) 2019/06/07(金) 01:27:51.52 ID:17mFvTtc
乙です
ヨハネちゃんは結局能力か特性を修正し忘れてたってことかな
436: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 10:47:53.91 ID:1CorKGDk
>>424
善子ちゃんのスキルはそのままで
13 14 12 14 1 15

が本来の能力値でした。
完全に下位互換のキャラになってました
425: 名無しで叶える物語(茸) 2019/06/07(金) 01:45:00.18 ID:psfhx4C6
おつ
すっきりしない終わり方
どうすれば全クリできたのか解説が楽しみだ
437: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 10:52:20.09 ID:1CorKGDk
>>425
今回は鞠渡して、しっかり生きて帰ればOK
みたいなほぼダンジョン脱出型ですので
一応最適解の一つではありました。
片付けの最中に妙見菩薩の教え、地蔵菩薩を寂蓮は知らない
笠被ってて声色、なら笠被ってみようのイベントなどが
ありましたので、少し起きるタイミングは悪かったのはあります
418: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/07(金) 00:08:37.00 ID:eJHwHZWl
善子ちゃんはただでさえ運が低いのに追加で1割ファンブル持ちはさすがにきつすぎたなぁ
逆に千歌っちの1割クリティカルは強かった、大きい数字も対象だったから×5換算でも成功率6割になるし

結局笠の秘密、少女の正体、祠の中の遺体などなどわからないことだらけだからなぁ
432: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/06/07(金) 05:14:30.78 ID:eJHwHZWl
と言うかこれ普通にCoCのセッションで使えたのでは?

いや良く出来てたけど、ここで使って良かったの?
438: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 11:00:41.05 ID:1CorKGDk
>>418
祠の遺体は海難法師の像です。
海難法師が近づくにつれ水死体の様相へと
変貌していきます

>>432
もちろん、やってよかったと思ってます。
シナリオ作るのは好きなので、また作ればいいですし
439: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/07(金) 11:05:22.41 ID:1CorKGDk
今回は海難法師という完全消滅不可能な存在が相手である以上
参加者である千歌ちゃん達ができることは少ないと思います。
その上で、鞠を渡し、海難法師からも無事逃れたため
完全クリアと言ってよかったと思います。
ストーリーは一応おまけみたいな感じでした。

正直ぐだぐだになってしまって、楽しんでいただけているか、かなり不安でしたが、
たくさんの好意的な反応をいただきまして、凄く嬉しいです。

また本日22時頃からポツポツと残りメンバーの反応を書いていきます。
本当にありがとうございました。
458: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 17:04:42.78 ID:dwP4Ylqi
千歌〈あれ、ここはどこ?〉


曜「始まったみたい!」

果南「うわすご、千歌がほんとにゲーム世界の中にいる!」

善子「まさしく千歌そのものね、このヘッドギアだけでここまで精巧な3Dモデルが出来るなんて……」


千歌〈足元に何か、これってボール?〉

『貴女は、蹴りますか?』

千歌〈ど、どうしよう……〉


曜「おぉ、いきなりの選択肢だ!」

ダイヤ「あれは鞠ですわね」

鞠莉「私?」

ダイヤ「鞠莉さんではありません」

花丸「革やゴム、糸で作られてる遊ぶためのボールのことを鞠って言うんだ」

鞠莉「Wow!そんなのあるのねー☆」

善子「絶対知ってる言い方ねこれ」

花丸「これ糸で出来てるから、少し大きいけど手鞠なのかな?」

ダイヤ「そうですわね、蹴鞠は革製ですから、多分これは蹴らないのが正解かと……」


千歌〈えいっ!〉ゲシッ


花丸「あ……」

ダイヤ「千歌さん……」

善子「まぁ、千歌らしいわね」


『それを、忘れないでくださいね』


果南「これ、もしかして後で覚えてろよってやつ?」

鞠莉「カチコミねカチコミ!」シュッシュ

曜「うーん、それにしては言い方とか優しい感じだった気がするけど……」
459: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 17:17:04.51 ID:dwP4Ylqi
千歌〈ここは……どこ?〉

ハル〈ちょっと、寝ぼけて落ちないでよ?〉

千歌〈ご、ごめんなさい、ハル、さん〉


果南「あれ、曜、この人知ってる?」

曜「うぅん、この人は知らないかな」

果南「ってことは私たちが知らない千歌の親戚なのかな?」

曜「うーん、ハルさん……うーん……」


梨子〈……凄いねこのゲーム〉

梨子〈……知らない状況のはずなのに、ここがどこかも、なにをしに来たのかも自分でわかってるの〉

梨子〈それにこの世界がゲームだって言うのもちゃんと理解できてる、なんかすっごい不思議な感覚〉


果南「あー、そういうこと」

曜「ゲームなのにアナウンスいらずって……」

善子「没入感尋常じゃなさそうね……」

果南「善子、あんまりずっと落ち込んでちゃだめだよ?」

善子「いや流石にもう大丈夫よ……」
460: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 17:43:44.14 ID:dwP4Ylqi
千歌〈あ、そういえば〉

ダイヤ「ルビィはどこに?」

梨子〈まだ寝てるわ〉クスッ

ダイヤ「そうですか、ルビィらしいですわね」クスッ


曜「ダイヤさんがゲームの中の二人と会話してる……」

果南「違和感がないのがダイヤらしいね」


ギシギシ

ルビィ〈ピギィ!?〉

千歌〈うわ、めっちゃぎしぎし言うんだけどこの桟橋〉

花丸「波ですっごい揺れてる……」

梨子〈手すりもないし、これ、走ったりすると結構危なそうね……〉

花丸「うん、あんまり端にいかないように注意しないと……って、あっ//」カアァ


善子「テレビと話す人はもう一人いたみたいね」

鞠莉「んー!花丸は可愛いわねぇー♪」ヨシヨシ

花丸「うぅ、恥ずかしい……////」
461: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 18:26:51.47 ID:dwP4Ylqi
ふみ〈皆、酉の刻には戻ると思いますので〉

梨子〈土間にかまど、障子に藁ぶき屋根、すのこ天井〉


善子「ふーん、ずいぶんなド田舎ね」

果南「うぐっ」

鞠莉「かなぁん!」

ダイヤ「善子さん、その言葉はわたくし達にも刺さりますのでやめていただけますか?」


千歌〈花丸ちゃんの家もこんなんだよね」〉

梨子〈いくらなんでも土間は無かったわよ〉

千歌〈なんかその言い方、失礼じゃない?〉


曜「孤島のお家ってこんなんなんだね」

花丸「うーん、いくらなんでも古風すぎる気がするずら……」


花丸「あ、マルのお寺、お台所は流石に土間じゃないけど、かまどならあるよ」

曜「かまど!?」

善子「あんた何時代の人間よ……」
462: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 19:31:23.34 ID:dwP4Ylqi
ルビィ〈寂連さんが千歌ちゃんの親戚の人なんだよね〉


千歌〈……はっ、つい記憶のせいで馴染んじゃってたけど、私たちこの島の謎を解明しなきゃいけないんだった!〉


果南「うーん、アナウンスとかが一切ない分見てる側はわかり辛いね」

善子「……一応見てる側は説明書のストーリー読んでる前提で作られてるみたいよ」

果南「あ、そういうことか、じゃあ説明書みんなで説明書読も?」

善子「ダメ、ヨハネ達も謎解きするのよ!」

花丸「善子ちゃん、やっぱり出来なかったこと引きずってたずら」

果南「あー、じゃあ仕方ない、頑張って推理しよっか」


ダイヤ「そういえばエリチカはまだですの?」

果南「ダイヤまだその話してたの?」
463: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 20:27:53.44 ID:dwP4Ylqi
ハル〈いいけど、私文字は書けないからな?〉

ダイヤ「あの紙、和紙ですわね」

花丸「筆は多分角筆、ってことはこれもしかして現代じゃないずら?」


オレンジ髪〈……ごめんなさい、今は少し忙しくて、帰ってくれる?〉

千歌〈あ、明日、とかはダメですか?〉


鞠莉「hmm......これだけの情報じゃ謎のなの字も出てこないわねー」

曜「字が書けない人だって、もしかしたらいるかもしれないもんね」

善子「でも、いくら孤島だからってそんな昔のモノ使ってるとか流石におかしいと思うんだけど」


梨子〈あれ?なんで私、あの時疑問に思わなかったんだろう〉

梨子〈今時、文字の一つも書けない人なんているワケ……〉


善子「ほら、リリーもそれに気づいて……」


梨子〈っ!?〉ズキッ


善子「……リリー?」
464: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 20:34:40.91 ID:dwP4Ylqi
梨子〈ぐ、うっ、なにがっ!?……ああぁっ!〉

梨子〈ぁぁっ……〉ガクッ


曜「梨子ちゃん!!!」

花丸「り、梨子ちゃんが倒れちゃった……」

曜「梨子ちゃんどうしちゃったの!?」

果南「わかんない、ずっと見てたけど、いきなり頭を抱えながら苦しみ始めて……」


梨子〈う、うぅ……〉


ダイヤ「起き上がりましたわ!」


梨子〈……〉

梨子〈まぁ〉

梨子〈考えてみれば、確かに眠かった気がするわね〉


曜「え……」

善子「あ……あんなに苦しんでたのに、眠かったとかそんなんで済むわけないでしょ!?」

果南「梨子……どうしちゃったのさ……」



鞠莉「……マインドコンロ―ル」

ダイヤ「は?」

鞠莉「三人は何者かによってマインドコントロールされてるのかも」
465: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 20:39:30.74 ID:dwP4Ylqi
花丸「せるふこんとろーる……?」

曜「マインドコントロール」

曜「それって、考えを誰かに操られてるかもってこと?」

ダイヤ「そんな映画みたいな出来事……」

鞠莉「そういう映画みたいな体験をするためのモノでしょ、これは」

ダイヤ「……」

善子「……確かに不意に思い出して苦しむ感じとか、映画のシーンにそっくりだったかも」

曜「ゲームとわかってても、これはなかなか……」

花丸「梨子ちゃん達、大丈夫ずら……?」


果南「……」MP11→9
466: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 20:46:49.30 ID:dwP4Ylqi
ルビィ〈山の裏手の方の砂浜に行ってみたら、結構色んな木が生えてました!〉

千歌〈なるほど!ありがとうルビィちゃん!〉

ダイヤ「さっすがルビィ!賢いですわぁぁぁあ」ナデナデナデナデ


善子「ちょっとダイヤ!画面が見えないでしょ!」

曜「さっきとの温度差がすごいね」アハハ……


果南「あはは、ダイヤはほんとに妹想いだね」ニコニコ

花丸「果南ちゃん、大丈夫?」

果南「ん、なにが?」ニコニコ

鞠莉「……マインドコントロール」ボソッ

果南「ひゃっ!?」ビクッ


善子「きゅ、急におっきな声出さないでよ!」

曜「どうしたの果南ちゃん?」


果南「え、あ、いや、鞠莉が耳にふーってしてきてさ」アハハ

鞠莉「ソーリー♪」


鞠莉「」ニコニコ

果南(くっ、絶対私の反応みて楽しんでるなこれ……)グヌヌ

花丸「……」ジー
467: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 21:38:16.87 ID:dwP4Ylqi
千歌〈よーし、村の名物を聞いてくるのだ!〉

千歌〈聞き取れたような聞き取れなかったような……〉

千歌〈あれ……?全然覚えてない、思い出せない?……なんでだろ?〉


ダイヤ「全く、千歌さんらしいですわね」ハァ

善子「いやでもこれもマインドコントロールのせいかもしれないわよ」

ダイヤ「そ、そうでしたわね……」

曜「千歌ちゃん……うぅ、なんだか私まで不安になってきた……」ソワソワ


果南「千歌は昔から、人の話とかあんまり覚えてない子だったから多分そういうのだよきっと」

鞠莉「真剣な時のちかっちも?」

果南「……あんまり重要な話じゃなかったんだよ、ほらゲームだから大事なことだけ会話がピックアップされるみたいな」

鞠莉「抜き取られてる、じゃなくて?」

果南「うぐぐっ……」

花丸「……」ジー
468: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 21:54:06.62 ID:dwP4Ylqi
梨子〈イワシの頭……〉

千歌〈それ以外はちっとも思い出せないの、ごめん……〉

曜「う、うぅん!千歌ちゃんのせいじゃない!それはきっとマインドコントロールのせいで……」


善子「ちょ、ちょっと、なんで曜までテレビに話しかけてんのよ」

曜「え?……あ、あはは、ごめんごめん」


ダイヤ「曜さんは千歌さんが心配なだけ、人を心配する気持ちを蔑ろにしてはぶっぶーですわ」

善子「ダイヤのは明らかに過剰!!!」ウガー

曜(千歌ちゃん……)ソワソワ



鞠莉「♪」ジー

果南「……な、なに?」

鞠莉「なにもー♪」

果南「あんまり見られてると意識しちゃからやめてよね」プイッ

鞠莉「んふふー♪」

花丸「……」ジーッ


千歌〈ああぁぁあぁぁもうっ!!!〉モギッ


果南「ぅわぁっ!?」ビクッ


千歌〈い、一個ぐらい……いいよね!?〉ムキムキ

千歌〈えへへ、いっただきまーーーーす!〉


果南「はっ、はっ……」ブルブル

果南「も……もー、千歌!いきなり叫んだらびっくりするでしょ!」ナミダメ


花丸「……」ゾクッ
471: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 23:55:55.40 ID:dwP4Ylqi
千歌〈いやなにこれまっず!!!!〉ブーーー

千歌〈いやまずいわけじゃない、でもこのべちゃっとした感触とか明らかにみかんじゃないよ!?〉

千歌〈甘いだけだし、酸味もないし……〉


果南「こ、ここでみかんの味の話……?はぁ、全くもう……どこの世界に行っても」


千歌〈えぇー、ほんとなにこ〉


果南「千歌は千歌だ」


千歌〈……あれ、明らかにおかしいよね〉


果南「ね……?」
472: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 23:57:10.14 ID:dwP4Ylqi
千歌〈……えっ?〉

千歌〈なんで今頃思い出して……〉


果南「ち、千歌……?」

鞠莉「……どうしたのかしら」

果南「ひっ」

鞠莉「sorry、今のは他意無しよ?」

果南「そ、それ今までのは他意があったって言ってるようなもの……」ドキドキ


ボトボトッ


果南「でっ」ビクッ

鞠莉「これは……」ジーッ

果南「み、みかんが勝手に」フルフル

鞠莉「人為的ですらない……なんなのこれは……」ムムム

果南「ま……まり……」ギュッ

鞠莉「落ち着いて果南」ヨシヨシ

果南「うぅ……」フルフル


花丸「……」

花丸(いつもあんなに堂々としててカッコいい果南ちゃんが)

花丸(泣きそうになって、鞠莉ちゃんに助けを求めるぐらい弱くなってる……)

花丸(な、なんだかとっても煽情的で……)ドキドキ

花丸「か、かわいい……」ボソッ

果南MP9→7
473: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 23:57:32.96 ID:dwP4Ylqi
千歌〈なに……これ……〉

千歌〈……〉フルフル


曜「あっ、あっ」

ダイヤ「みかんがひとりでに落ちて、ひとりでに生えていますわね……」

善子「こ、こんなの明らかに不自然じゃない、どうなってるのよ!?」

ダイヤ「わかりません……ですが、‶何者か‶は存在する、ということは間違いなさそうですわね」


千歌〈はっ……はっ〉グスッ


曜(あっ、千歌ちゃん、泣いて……)
474: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/08(土) 23:58:04.27 ID:dwP4Ylqi
曜(泣い)プツン

曜「……」

ダイヤ「千歌さん……」

善子「いくらゲームって言っても、あっちにとってはリアルみたいなものだから」

善子「相当キツいでしょうねこれ……」

曜「チカチャ……チカチャ……」フラ……

善子「曜……?」





千歌〈ふぅっ……はぁっ〉ガクガクッ


ダイヤ「千歌さん、とても辛そうですわね……」

善子「え、えぇ……」

曜「あぁ、チカチャ、チカチャ……」フラフラ

善子「……?」

善子(なんか……この曜、誰かと既視感があるような……?)

曜「ち、かちゃ……」

善子(だれだろ……)
475: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 00:00:18.26 ID:Rf7Ny0KA
ダイヤ「うーん、ですわ」

ダイヤ「この現象は一体なんなのでしょうか……」ムムム…


善子「……」

ル……ルビィ…… フラフラ

ル、ルル……ルルルルル!!!

ルビィィィィ!!!


善子(あ)
476: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 00:00:36.37 ID:Rf7Ny0KA
曜「ちかちゃん……」フラフラ

善子「え?ちょっと、待って、嘘でしょ!?」



曜「ちかちゃ……」

曜「ち……」

曜「……」

曜「」スーーー

善子「よ、曜、待ってストッ」

曜「ちかちゃあああああああああああぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁあああああああん!!!!」


善子「わーーーーーーー!!!!やっぱりぃぃぃぃ!??!!?!?!?!」
477: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 00:03:26.64 ID:Rf7Ny0KA
曜「うわぁぁぁあぁあぁん!ちかちゃんがぁぁあぁあぁぁぁぁ!!!」

善子「ちょーーーー!!!待って待って曜!!!」ガシッ

善子「あんたまでそうなってどうするのよ!!!」

善子「そのノリはダイヤだけでもうお腹いっぱ―――」

ダイヤ「ル……ルビィ…」

善子「い……」

ダイヤ「ル……ルルルル……」

善子(は?)



ダイヤ「ルビィィィィィィィィィイイイイイィィィィイィ!!!」


善子「なんでダイヤまで叫んでんのよぉぉぉぉぉおぉぉぉぉ!?!?!?!?」


ダイヤ「ルビィが出て来ないからですわぁぁぁぁぁあああぁぁ!!」


ダイヤ「どうしてルビィ視点がないんですのぉぉぉぉおおおおぉお!??」


善子「知らないわよぉぉぉぉぉ!!!視点かえる方法とかあるんじゃないのぉ!?説明書読みなさいよぉぉぉ!!!」
478: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 00:04:03.14 ID:Rf7Ny0KA
曜「ちかちゃあああああああああぁぁぁぁぁ」

ダイヤ「ルビィィィィィぃィぃいいぃぃぃ!!!!!」


善子(このノリ二人はて……手に負えない……)ヘタッ


善子「だ、」


善子「だれか……」


善子「」ウルッ


善子「誰かヨハネを助けなさいよ~~~~~~~~!!!!」ウェーン



千歌〈えっへへーじゃーん!〉

梨子〈凄い綺麗……〉

ルビィ〈それどうしたの?〉

千歌〈道端におちてた!〉


メメ´- ント チカチャン……

善子「や、やっと収まった……」ゼェゼェ

ダイヤ「あー、ルビィ!ルビィですわ!」キャッキャッ

善子(ダイヤは五月蠅いままだけどさっきよりはましだからほっとこ……)
480: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 01:12:20.17 ID:Rf7Ny0KA
ハル〈んん?あぁもう、誰だよ地蔵に笠を被せたやつは……〉

ハル〈ほら、あれが妙見寺だよ〉


花丸「妙見寺の近くにお地蔵さまがあるんだ……」

善子「なにかおかしいの?」

花丸「うぅん、そんなにおかしいことじゃないよ、ただ妙見菩薩と地蔵菩薩は別モノで」

花丸「妙見菩薩は神仏中の分類だと天部、えっとつまり仏じゃなくて人間なの」

花丸「そして妙見菩薩の教えは、仏は自分の中にある、つまり自身が仏である。って教えなの」

花丸「その妙見菩薩を信仰するお寺があるってことは、この島の人は自分で道を開こうとする人が多いのかなって思っただけだよ」

善子「……つまりラグナロクってこと?」

花丸「どうしてそうなるの……」
481: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 01:28:30.90 ID:Rf7Ny0KA
ルビィ〈お豆腐に煮豆にお豆ごはん〉

千歌〈精進料理ってお豆が多いんだねぇ〉

梨子〈そうみたい、花丸ちゃんなら、ここで色々教えてくれたのかもね〉クスッ


花丸「精進料理美味しそう♪」

ダイヤ「そういえば精進料理には豆が多いですわね」

花丸「お魚とかお肉が使えない以上、栄養のあるお豆を使うのはきっと当然の帰結ずら」

ダイヤ「確かに、そうですわね」


千歌〈でも電化製品がないと、生活も大変じゃないですか?〉

ハル〈でん……?〉

寂蓮〈すみません、それは、なんでしょうか?〉


善子「えぇ……家電知らないの?」

果南「うっ……」タジッ

鞠莉「かなーんかもーん♪」チョイチョイ

果南「だ、大丈夫だってば、私は別にこれぐらい……」


梨子〈ちょっと千歌ちゃん、この時代に電化製品が無いのは当たり前でしょ〉


曜「この時代……?」

鞠莉「梨子……」

果南「」サッ

花丸(果南ちゃんが危険を察知したずら)
482: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 01:43:31.24 ID:Rf7Ny0KA
梨子〈?でも、今は江戸時代でしょ?〉

ルビィ〈うん、でも今は江戸時代だよ?〉

千歌〈えぇーなんでー?〉モヤモヤ


ダイヤ「そんな、ルビィまで……」

善子「まともなのは千歌だけみたいね」

曜「で、でも、千歌ちゃんにだけ鞠の夢が見えたんだから、今回のは千歌ちゃんだけ知らされてないだけかも」

鞠莉「確かにその可能性もあるけど、不自然な記憶喪失をした梨子がアレだと、悪い方への可能性の方が高いわ」

曜「そんな……」

果南「ち、千歌……」

花丸「……」

ツン

果南「にぁっ!?」

花丸(にぁって……//)

果南「まっ、マル!?一体何を……」

花丸「えっと、なんでも、ないよ?」

果南「???」


花丸「……//」

鞠莉(Wow♪)クスッ
483: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 02:18:06.87 ID:Rf7Ny0KA
千歌〈!?〉ビクッ

少女〈……〉


果南「」ビクッ

花丸(今、完全に千歌ちゃんと反応一緒だったずら♪)

鞠莉「果南は入り込み過ぎる性格してるからネ♪」

花丸「鞠莉ちゃん……!」


少女〈……〉サッ

果南「あっ……」

千歌〈あ、待って!〉

ハル〈なにしてるんだー?〉

果南「ひぁぁぁぁぁぁ?!」

千歌〈ひぁぁぁぁぁぁ!?〉


曜「うわっ、びっくりした!」

ダイヤ「もう果南さん、いきなりはびっくりするでしょう!?」

果南「ご、ごめん……」

善子「ダイヤたちにだけは言われたくないわね……」


鞠莉「ねっ♪」

花丸「そうみたいだね」フフッ

鞠莉「可愛いでしょ?」

花丸「!」

花丸「……うん」

花丸「可愛い……ね//」
484: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 03:22:12.74 ID:Rf7Ny0KA
ハル〈だからあいつは今日も一人でこの寺をうろうろしてるってわけ〉

ハル〈目も合わせてくれないどころか、こっちすら見てくれないんだよ?〉

ハル〈まるで〉

ハル〈私なんかいないみたいに振る舞いやがるんだ〉


善子「かなりくさいのが現れたわね……」

ダイヤ「話に鞠も出てきました、もしかしたら千歌さんの夢と関係があるのかもしれません」

鞠莉「これどっちかが存在してない可能性あるんじゃない?」

果南「ま、鞠莉……」

花丸「ここまでくると、それも荒唐無稽な話とは思えなくなってくるずら」

曜「無視する理由はどちらかが存在してないからってこと?」

鞠莉「オフコース♪どちらにせよ、どちらとも接触できるちかっちがやっぱりこの物語のキーみたいね♪」


千歌〈かよちゃーん〉

千歌〈ダメだ、引き返さないとずぇぇったい梨子ちゃんに怒られちゃう!〉


曜「かよちゃん……物置みたいなところに連れ込もうとしたね……」

善子「や、やっぱりあれがその、幽霊的ななにかで――」

果南「や、やや、やめてよそーいうのぉ!?」ズザザザザ

花丸(ほとんどもう隠さなくなってきたみたいずら)

鞠莉「善子、グッジョブよ」グッ
485: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 03:30:57.66 ID:Rf7Ny0KA
千歌〈もー……ってあれ?この仏像の裏になにか書いてある〉

千歌〈かんなん……ぼうし?〉


ようかな「海難法師!?」


千歌〈え……?〉

千歌〈嘘……お寺が……消えた?〉


ダイヤ「こ、これは一体……」

曜「お寺が全部消えちゃった!」

善子「それだけじゃない、そこに寺があったとは思えないほど木々が生えてるわ。」

鞠莉「どうやら、ちかっち達はマジックをかけられていたみたいね」

鞠莉「今まで見てたものはすべて幻」


梨子〈これって、どういう、ことなの〉ヘタッ

ルビィ〈あ、あれ?お寺は?みんなは?〉キョロキョロ


鞠莉「人も建物も、すべてがフェイク、模倣ですらなかったのね」

花丸「梨子ちゃん……ルビィちゃん……」

曜「げ、ゲームってわかってても、色々胃に来るね」キリキリ

ダイヤ「あぁ、ルビィ……ルビィ……」

善子「ちょっとはリリーの心配もしてあげなさいよ」ハァ


果南「」ナーン


MP7→4
486: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/09(日) 04:16:04.85 ID:Rf7Ny0KA
千歌〈梨子ちゃん……〉ギュッ

梨子〈さっきまではあんなに信じてられたのに〉

梨子〈今は全然〉

梨子〈なんで〉グスッ

梨子〈なんでなの……?〉ギュッ

千歌〈ルビィちゃんも、おいで?〉

ルビィ〈あぅ……ぅ……〉ギュッ


曜「千歌ちゃん……」←本気

ダイヤ「ルビィ……」←本気

善子「リリー……」←本気


曜「……」

ダイヤ「……」

善子「……」


曜「千歌ちゃん……!」←綺麗に分かれたからもっかいやってみた

ダイヤ「ルビィ……!!」←本気

善子「り、リリー……」←恥ずかしいけどなんとなく合わせてる


曜「ちかちゃあぁぁぁぁぁん!」←楽しくなってきた

ダイヤ「ルビィィィィィィぃィ!!!」←本気

善子「り、リリーーーー!!!」←自分がやらなきゃという推しを応援する感覚


曜「ちかちゃあぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁん!」←もう山に向かって叫んでる感覚

ダイヤ「ルビイイイイイイィイイィイイィ!!!」←本気

善子「リリィイイィィーーー!!!」←なんか負けちゃいけない気がしてきた


曜「せーの!」


曜「ちかちゃぁぁぁぁあん!!!」
ダイヤ「ルビィィイィィィィィィィイイィィィ!!!」
善子「リリーーーーーーーーーー!!!」



善子「ってなんなのよこれ!?」ウガー

曜「いやぁ、せっかく全員で揃ったから、なんか楽しくなってきて」

ダイヤ「あぁ、ルビィ……世界は、世界はなんて残酷なんですの……!」←やっぱり本気


果南「まりぃ、まるぅ……」ギュ

鞠莉「よしよし、果南は甘えん坊さんネ♪」ナデナデ

花丸「果南ちゃん可愛いずらぁ♪」ナデナデ
497: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 19:56:44.54 ID:1CdVI7rk
千歌〈あれって、かよちゃんが入っていったやつだ……〉

千歌〈〉ゴクッ

曜「え、千歌ちゃんそれは危ないんじゃ……」

ダイヤ「さすが千歌さんですわね……」


千歌〈……〉スッ

ルビィ〈ち、ちかちゃ……〉フルフル

千歌〈大丈夫、ちょっと見てくるだけだから〉ニコ


鞠莉「Wow!ちかっちクール!」

善子「まぁ、今のは普通にかっこいいわね」


千歌〈あ、多分これだ〉

千歌〈ほぇー、昭和?結構最近のやつだーって、あっ!?〉

千歌〈これ、さっきの……〉


果南「か、かんなんぼうし……」フルフル

花丸「大丈夫、大丈夫だよ」ナデナデ
498: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 19:57:22.35 ID:1CdVI7rk
ダイヤ「そういえば先ほど、果南さんと曜さんは海難法師を知っていた様な反応をしていましたが」

善子「そうね、二人は知ってたの?」

曜「あー、うん、私はパパに教えてもらったんだ」

ダイヤ「果南さんは―――」

果南「いゃっ!?な……なに……?」フルフル

ダイヤ「い、いえ、なんでもありませんわ」

善子「果南、どんだけ怖がりなのよ」
499: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 19:57:48.43 ID:1CdVI7rk
千歌〈なにこれ……冗談だよね……っ!〉


曜「船乗りだとか漁師だとか、この辺で海に出る事が多い人は一回は聞いたことがあると思うよ」

鞠莉「伊豆七島って結構近いのね」

ダイヤ「一応東京都ですが、こちらまで話が伝わっていてもおかしくはありませんわね」


千歌〈夢……〉

千歌〈そっか〉

千歌〈妙に理解するのが早いのも〉

千歌〈全然疑わないし、納得が早いのも〉

千歌〈全部……〉

千歌〈全部、夢を見せられてたからだったんだ……〉ギュッ


善子「そういうこと……」

花丸「や、やっぱり鞠莉ちゃんの言う通り、マインドコントロールだったんだ」

鞠莉「NO、マインドコントロールはあくまで意思決定を密かに誘導したりするもの」

鞠莉「ここまでくるともうイリュージョンとかその類ね」ハァ

ダイヤ「相手に幻術を見せるなんて御伽噺の……いえ、それを体感するゲームでしたわね……」

曜「……」ハラハラ

果南「千歌も梨子もルビィもああ見えて結構強いとこあるから、きっと大丈夫だよ」

曜「うん……って果南ちゃん、もう大丈夫なの?」

果南「ぐっ//ま、まあね、千歌達への心配の方が上だから」


果南「でも、いきなり大きな声出したり、後ろからいきなり呼んだり触ったりしちゃだめだよ?」ズイッ

曜「う、うん……」

まりまる「……♪」ニヤッ
500: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 22:39:45.26 ID:1CdVI7rk
梨子〈よかった……〉

ルビィ〈もしかしたら、ハルさんたちみたいに千歌ちゃんもいなくなるのかと思って……〉グスグス

千歌〈ごめんね〉ヨシヨシ


ダイヤ「千歌さん……心強いですわね」

果南「帰ってきたら三人とも、思いっきりハグしてあげないとね」

鞠莉「じゃあマリーはキッスのプレゼントしちゃうわねー♪」

果南「それはやりすぎ」


梨子〈あれ、酉の刻のとこに注釈がある……〉

梨子〈……〉ペラッ

梨子〈!!!〉

梨子〈まずい……まずいまずいまずい!!!〉

ルビィ〈梨子……ちゃん?〉


曜「梨子ちゃん……?」

善子「ちょっと、急にどうしちゃったのよ!」

花丸「梨子ちゃんが本を読んでるとき、急に顔が険しくなっちゃってたよ」

善子「いっ!?もしかしたらあの本、読んだらヤバい系のやつじゃ」
501: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 22:40:01.35 ID:1CdVI7rk
梨子〈ダメよ、もう時間がない、早く、早くなんとかしないと〉

千歌〈梨子ちゃん、あとまだ二時間はある、急いで行動してもいい結果は〉

梨子〈もうあと1時間しかないのよ!!!〉


ちかるびようよしまるダイかなまり〈「えっ……?」〉
502: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 22:40:24.48 ID:1CdVI7rk
曜「あと一時間しかないって……」

善子「それってどういうことよ!?」

果南「しっ、今梨子が話してるよ」

ダイヤ「……なるほど酉の刻は昔の時の数え方」

鞠莉「あくまで日の入りの時間を表すものに過ぎなかったってわけね……」

花丸「時代劇の本も読んだことあったのにすっかり忘れてたよ……」
503: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 22:40:45.48 ID:1CdVI7rk
千歌〈……〉

梨子〈……〉

ルビィ〈……〉


ダイヤ「一時間で、果たして間に合うのでしょうか……」

果南「わからない……けど、もうそれしかないよ」

鞠莉「もう海難法師対策への道が見えてるだけマシ、って状況ね」


梨子〈ん~、物真似する人の名前を載せてる本かも〉

梨子〈この本の中身、人の名前っぽい感じの文字並びしてるのが多いでしょ?〉

梨子〈声色(こわいろ)って江戸時代では物真似のことだから、多分、そういうことかなって〉


曜「おぉ、さっすが梨子ちゃん博識!」

善子「地蔵の前にそういう本をお供えすることとかあるの?」

花丸「うーん、お菓子とか飲み物お供えするのは聞いたことあるけど、本をわざわざって言うのは無いと思うずら」
504: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 22:41:38.42 ID:1CdVI7rk
梨子〈どうするって、とりあえず必要なものを揃えて、祠を見つけないと〉

千歌〈それはわかってるけど、みんなで一つ一つやってたらきっと間に合わない〉

千歌〈正直頭の整理も全然出来てないし〉

ルビィ〈確かにそうだね、ルビィも一旦情報を整理した方がいいと思う〉



果南「やっぱり分かれて行動することになるよね……」

善子「危険だけど、もう四の五の言ってる場合じゃないわよね」

ダイヤ「ほんとに大丈夫なのですか?」オロオロ

鞠莉「本当にここが無人島であることを祈るしかないわね」
505: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 22:43:47.59 ID:1CdVI7rk
千歌〈……まだ鰯いるかな〉


花丸「夕暮れ、砂浜の近くで海をぼーっと見つめる千歌ちゃん」

鞠莉「ちかっちってほんと絵になるわネー♪」

曜「今はそんなこと言ってる場合じゃないけどね」アハハ……


千歌〈へー、昭和なのにリールあるんだぁ……〉←失礼


鞠莉「へー、昭和なのにリールもうあるのねー」←失礼

花丸「リールの発祥の地は中国で、奈良時代にはもう日本にも伝わってたんだよ?」

鞠莉「Wow!そんなに早いのね!」

ダイヤ「ちなみにですが、リールが普及しはじめたのは大正以降です。」

鞠莉「ダイヤも博識ー♪」


曜「N〇Kの番組見てるみたい」

善子「放送部もこんな感じの情報集めてたりしてるわよね」

果南「昔のリールは使うの難しいから、使わない方がいいかもね」

ようよし「……」←なんで果南(ちゃん)がそんなこと知っているんだという顔

果南「……なに、その顔」ムッ
506: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 22:44:06.77 ID:1CdVI7rk
千歌〈持って、いこっか〉


ダイヤ「まさか、市女傘がもう一度出てくるとは思いませんでしたわ」

鞠莉「笠に地蔵、声色……これ、地蔵の真似してみろってことじゃない?」

曜「お地蔵さんに被せるんじゃなくて?」

鞠莉「それなら声色がある意味が無いわ」

鞠莉「花丸の話だと地蔵の前に本を置く風習とかはないみたいだし」

鞠莉「あんなところに偶然に置かれるような代物でもないでしょ?」

ダイヤ「それはそうですが……」

鞠莉「ま、あくまで推測に過ぎないけどね♪」
507: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/10(月) 22:45:24.64 ID:1CdVI7rk
千歌〈果南ちゃんや曜ちゃんと海釣りしてた私には、魚を釣るなど朝飯前なのだ!〉



曜「うわ、懐かしい!」

果南「そういえば昔、よく投げ釣りとかしてたね」

曜「千歌ちゃんの家の前とかでね」

ようかな「懐かしいなー」


善子「いやいや、あんた達、先週の土日普通に釣りしてたでしょ」

曜「そうだっけ?」

ダイヤ「朝早くにいきなり起こされたのでよーく覚えていますわ!」

果南「そうだっけ?」


曜「まぁでも昔よく釣りしてたことは変わんないよね」

果南「だねっ♪あー、話してたらまた釣りしたくなってきちゃったなー!」

曜「来週にでも行く?また千歌ちゃん達誘って」

果南「いいじゃん、また二人も行く?」


ダイよし「絶対お断り(ですわ)よ!」


ようかな(よし、また親御さんにだけ連絡しとこっと)


千歌〈あーっ!釣れない!〉

ザザーン
508: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/11(火) 02:35:25.47 ID:zFBdB6z+
梨子〈えっと、トベラに柊……だったわよね、確か〉

梨子〈あとは柊だけど……〉キョロキョロ


鞠莉「梨子は都会っ子だから、柊とか知ってるか少し怪しいわね」

ダイヤ「わたくしが梨子さんに一度お話ししたことはあります」

鞠莉「why?」

ダイヤ「たまたま扉に飾ってあったのを見た梨子さんが疑問に思ったようで」


梨子〈あっ!〉

梨子〈枯れてる……けど、この近くにあるってこと!?〉


ダイヤ「覚えていただけていた様ですわね」ホッ

鞠莉「さすがリリーね☆」


ダイヤ「あっ、梨子さん、喜びすぎてこけてしまいましたわ」クスッ

鞠莉「ダイヤみたいね☆」

ダイヤ「それはどういう意味ですの!?」
509: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/11(火) 02:35:53.92 ID:zFBdB6z+
ルビィ〈ここ、かな、村長さんのお家……〉


ダイヤ「ルビィ!」

善子「のわっ、びっくりした!」

鞠莉「ダーイヤ」

ダイヤ「す、すみませんでしたわ……つい//」


ルビィ〈あのギザギザの葉っぱのこと、前におねぇちゃんが教えてくれたような……〉

ダイヤ「」ハラハラ

ルビィ〈あっ、柊!〉

ダイヤ「!」


果南「よかった、ルビィが覚えてて」ホッ

曜「うん、これでトベラも柊も集まった」

善子「意外とこれ時間までにイケるんじゃない?」
510: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/11(火) 02:36:24.60 ID:zFBdB6z+
ルビィ〈お、お邪魔します……〉

ルビィ〈あぅぅ……〉ブルブル



善子「正直、廃屋ってだけで嫌なのに和風の家とか余計怖いわね……」

花丸「うーん、マルはこっちの方がまだ怖くないけど……」

曜「実家が和風かどうかでその辺の感覚は大分変わりそうだね」

善子「あー、それはあるかも」


ダイヤ「あの……わたくし達の家は和風なのですが……」


ルビィ〈ピギィッ!?〉

果南「ひぃぃっ!?」


曜「うっっわナニコレ……」

善子「部屋の外一面にお札……これは禍々しい悪霊の気配がするわね」

花丸「お札はお寺とか信仰している宗教で色々変わるけど、魔除けに使うのが一番多いんじゃないかな」

鞠莉「つまりこの場合は中に入れさせないため?」

花丸「中に何かがいて、封印するためって可能性もあると思う……」

ダイヤ「ルビィ……」
511: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/11(火) 02:36:49.52 ID:zFBdB6z+
トコトコ

ルビィ〈ぅ、ゅゅ……〉


善子「嘘でしょあんた……」

ダイヤ「なぜよりにもよって、一番危険そうな部屋を……」

鞠莉「Uh-oh......大丈夫かしら」


ルビィ〈ゴクリ……〉


花丸「ルビィちゃん……」

曜「お願いっ!」

果南「る、るびぃ……」フルフル
512: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/11(火) 02:38:03.75 ID:zFBdB6z+
スーッ ストン

ルビィ〈置物……なのかな?〉

ルビィ〈よいしょ〉


曜「よかったぁ……」ホッ

果南「とりあえずこの部屋は安全みたいかな?」

善子「いやいやあの置物めっちゃくちゃ気になるんだけど……」

ダイヤ「ただの木像では?」

花丸「……」

鞠莉「……多分、花丸の考えてるものが正解よ」

花丸「やっぱり……でも言わない方がいいよね」

鞠莉「That’s right.理解しない方がいいもの」

鞠莉「全く、自分の賢さが憎いわねっ☆」

花丸「……そうだね」クスッ
513: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/11(火) 02:38:54.27 ID:zFBdB6z+
ルビィ〈えっと〉

ペラッ ペラッ

ルビィ〈編み物……なんかルビィ達みたい〉クスッ


鞠莉「昭和にミs」

ダイヤ「それは流石にわかるでしょう?」

果南「リールも似たようなものだけどね」

曜「この時代の人たちも、私たちみたいに衣装とか作ってたのかな?」

花丸「着物とかがほとんどで、織物を作るのは流石に難しいずら」

善子「衣装なんて概念すらなさそうよね」


ルビィ〈あ、、、〉

ルビィ〈……〉フルフル


曜「……」

善子「襲われた人が残したメモってやつね……ゲームとかではよくあるやつ」

曜「ルビィちゃん……とっても辛そうだね……」

善子「当たり前よ……ま、ルビィの場合、怖くて泣いてるって言うより日記の相手が可哀想で泣いてる気がするけど」

曜「ルビィちゃん……」
514: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/11(火) 02:39:54.44 ID:zFBdB6z+
ルビィ〈ぅっ……ひぐっ……〉


花丸「ルビィちゃん……」

果南「ルビィ……うぅ、今すぐハグしてあげたい……」

鞠莉「見てるだけって言うのはもどかしいわねーー!」モヤモヤ


果南「あれ、そういえばダイヤは?」

花丸「ダイヤさんがどうかしたの?」

果南「いやこんな状況になったらテレビの前に張り付くかと思ったんだけど……って」


ダイヤ「ルルルルルルル」プルプルプル


花丸「ダイヤさんはテレビに入れないことを悟った瞬間からずっとあんな感じだよ」

果南「怖っ!?」


ダイヤ「ルルルルルルル」

ダイヤMP14→4
522: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:39:48.05 ID:UaymM4TY
千歌〈うがぁー、全然釣れない……〉

千歌〈餌と言えば、やっぱりゴカイなのだ〉


果南「鰯釣りにゴカイってまた贅沢だね」

曜「糸の長さ的に大丈夫だと思うけど、おっきなのかかったら一発だよね」


千歌〈いないいいいいっ!!!〉


花丸「あっ……」

善子「なんていうか、やっぱり駄目だったわね」


ザザーン

千歌〈もう〉

千歌〈何も言う事は無いのだ〉

ザッパーン


鞠莉「拗ねるちかっちも絵になるわねー☆」

ダイヤ「そうですわね、足をパタパタとさせる仕草がルビィにそっくりで可愛いですわ」

鞠莉「ダイヤ~、いつもみたいにツッコんでくんなきゃつまんないんだけどー!」

ダイヤ「え、なにをどこにですか?」

鞠莉「Oh……」
523: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:40:15.85 ID:UaymM4TY
梨子〈いたたっ、ちょっとはしゃぎすぎたわね〉

梨子〈千歌ちゃん、ちゃんと鰯釣れてるかな〉

梨子〈ルビィちゃん、怪我してないかな〉


善子「こんな時でも他の二人の心配するのね」

曜「すっごい梨子ちゃんらしいね」

鞠莉「梨子はとーっても友達想いの優しい子だもんね♪」


梨子〈私たち、ちゃんと……〉

梨子〈元の世界に、帰られるのかしら〉

梨子〈ダメよ、そんなネガティブなこと考えちゃ……〉



鞠莉「まぁ、考えすぎるとこーなるのよね」

花丸「考えないと先の道が見えてこないけど、考えすぎると雑念で足が止まっちゃうずら」

鞠莉「それもお寺の教え?」

花丸「うぅん、本がマルに教えてくれたこと」
524: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:41:49.11 ID:UaymM4TY
梨子〈よっし〉

ダッ

曜「あ、走った」

善子「相当焦ってるみたいね……」

曜「いやでも、スピードを上げたり下げたり普通の走り方には見えないよ?」

果南「あ、あれインディアン・ランニングだ!」

ようよし「なにそれ?」

果南「複数人で縦に並んで走って、最後尾の人は先頭までダッシュするって言うのを延々繰り返すランニング」

善子「うわきっつ……」

果南「そういえば前に梨子と二人でやったっけ……」

曜「二人!?」

善子「鬼、いいえ、サタンだわ……」


梨子〈こ、この走り方、や、やっぱり疲れ〉

梨子〈きゃあっ!?〉ドサッ


ダイヤ「梨子さん!」

果南「あちゃー、派手に転んじゃったね……」


梨子〈いたたっ〉


ダイヤ「梨子さん、治療しますから少しそのままで」グルグル

善子「だー!テレビに包帯巻いたら見えなくなるわよ!!!」
525: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:42:20.96 ID:UaymM4TY
梨子〈もう!〉

梨子〈果南ちゃんのバカー!〉


曜「怒られてるよ果南ちゃーん」

果南「え?う、うーん……なんかごめんね?」

花丸「でも梨子ちゃん、さっきよりも表情が柔らかくなったね」

鞠莉「果南の無茶な個人練習が、こんなとこでいい方向に転ぶなんてね♪」クスクス

果南「そんな無茶してないよ、ちょっと沼津からの帰りにやっただけ」

鞠莉「……それってどこらへんから?」

果南「駅から梨子の家まで?」

曜「いやそれどう考えてもやりすぎだよ!?」

花丸「梨子ちゃんよく頑張ったね……」オヨヨ
526: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:42:55.73 ID:UaymM4TY
ルビィ〈今は、泣いてる場合じゃないよね〉グスッ

ルビィ〈た、立たなきゃ、ダメだよ……〉フルフル


曜「立って、ルビィちゃん!」

ダイヤ「まだ終わっていませんわルビィ!!!」

果南「10カウントまでは負けじゃないよ!!!」


善子(外野が完全にボクシングのそれね)

花丸(果南ちゃんはわざとなのか素なのかわからないなぁ)


ルビィ〈この木像さん……なんか怖いなぁ……〉



鞠莉「セーーフッ!」

花丸「よかったぁ……」

果南「どうしたの二人とも?」

鞠莉「なんでもナッスィーング☆」

果南「?」

善子「ねぇ、あの木像、もしか」

花丸「えいっ!」

善子「もがっ!?」

花丸「余計なことを言うお口にはのっぽパンをお見舞いするずら!」

善子「もがもが(もうしてるじゃないの)!」モグモグ

善子(……のっぽパン結構おいしいから別に構わないんだけど)

花丸「」エッヘン

善子(まぁいっか)モグモグ
527: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:44:14.34 ID:UaymM4TY
ルビィ〈……あれ?〉

ルビィ〈梨子ちゃんでも千歌ちゃんでもないよね……?〉



鞠莉「市女笠がひとりでに動いているわ!」

曜「いやいや、どう見ても中?に人いるでしょ」

花丸「あの身長、もしかしてかよちゃん……?」

曜「えっ!?あ、確かに背の高さはおんなじくらい……?」

鞠莉「んん?かよは実在してたってこと?イリュージョンの中にも存在してたはずなのに?」ムムム


ルビィ〈えっ、ぅ……〉

ルビィ〈え、えと、こ、こんにちは!〉ペコッ


善子「挨拶してる場合じゃないでしょ!」

ダイヤ「も、もしかしたらあの方は良い笠である可能性がありますわ」

善子「良い笠って何よ!?」


ルビィ〈あ、あの……〉

ルビィ〈ぴぎゃっ!?〉ビクッ


曜「あっ!?」

ダイヤ「ルビィ!!!!!!」ガタッ

鞠莉「案の定危ないやつだったみたいねっ……」
528: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:44:33.98 ID:UaymM4TY
ルビィ〈えっ、えっ〉

ルビィ〈ゃっ……〉

ルビィ〈ぅ、ぅゅっ……?〉グシグシ


ダイヤ「早く、早くそこから離れなさい!ルビィ!!!」

善子「目をしきりに気にしてる、ルビィはなにをされたのよ!?」

果南「わからない……けど、ダイヤの言う通り今は一刻も早くそこから逃げないと!」

鞠莉「相手の動きはスローリィ?でもあれが人間でないとするならワープみたいなことも……」

花丸「……あれ?ルビィちゃんの目」

曜「目……?」

曜「あっ」


鞠莉「嘘、ルビィの目が」

果南「無くなってる……」


ダイヤ「……」フラッ

善子(あ)
529: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:45:23.13 ID:UaymM4TY
ルビィ〈はぁ、はぁ……〉

ルビィ〈ぅっ、んんっ……〉グシグシ

ルビィ〈ちかちゃぁ、りこちゃぁ……〉ギュッ


花丸「ルビィちゃん……マルが、マルが側にいられたら……」

果南「仕方ないよ、それにみんな分かれて行動してる。あっちに行ってたって同じことだよ」

花丸「でも、でも……」

果南「見守ろう、今の私たちにできることはそれぐらいしかないでしょ」

花丸「うぅっ、果南ちゃん……っ」ギュッ

果南「よしよし」


善子「曜!はいこれ」

曜「これって!……え?耳栓?」

善子「ダイヤを止めるとき鼓膜がつぶれないようにするためよ」

曜「止め?あー……」


ダイヤ「ルビィ……」フラッ


善子(ほら来た、行くわよ!)ハンドサイン

曜(ヨーソロー!)
530: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:46:01.11 ID:UaymM4TY
ダイヤ「……っ」グスッ

ようよし「!?」


ダイヤ「ごめんなさいっ……」ポロッ

ダイヤ「こんなときに何もできない姉で、本当にごめんなさい……」ポロポロ

ダイヤ「誰かお願いします、ルビィを、ルビィを助けてくださいっ!!!」

ダイヤ「うっ……うぅっ……」グスグス


ようよし「……」

善子「……ダイヤ、テレビの前占領するとみんなが見れないから迷惑でしょ」

ダイヤ「……すみませんでしたわ」

鞠莉「素直じゃないわねー、みんなで応援したいからってつけ加えるだけでいいのに」

曜「ダイヤさんほら肩に掴まって」

ダイヤ「曜さん……」

果南「ダイヤ、ほらこっち。みんなで、ルビィの無事を祈ろ?」

花丸「みんなで応援すれば、きっと気持ちは届くずら」

ダイヤ「果南さん、花丸さん……」

鞠莉「ちかっちや梨子の応援も忘れずにネ♪」

ダイヤ「鞠莉さん……」

ダイヤ「……」グシグシ

ダイヤ「そうでしたわね、心配なのはわたくしだけではありませんでしたわ」

ダイヤ「皆さん、ありがとうございます」ニコッ


ようよし「」フフッ

ようよし「」キュポン

ようよし(やっべ、全然何言ってたかわかんない……)
531: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:46:25.74 ID:UaymM4TY
ダイヤ「さぁ、皆でルビィ達を応援するのですわ!」

果南「おっ、調子戻ってきたじゃん」

鞠莉「その意気その意気!」


ようよし(めっちゃいい雰囲気なってるぅぅぅ)

善子「……」チラッ

曜「……」コクッ

ようよし(よし、ここはもう知ったかぶりで行こう)グッ


花丸「……」ジトー
532: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:46:43.80 ID:UaymM4TY
千歌〈ぐあああああ、釣れないい……〉

千歌〈……もう海に入って手掴みしよっかな、果南ちゃんみたいに〉ワキワキ

梨子〈おーい、千歌ちゃーん!〉

千歌〈げげっ、梨子ちゃん!?〉


ルビィ〈はぁ……はぁ……〉

ルビィ〈ぁ、ちかちゃ……りこちゃ……〉ウルッ

ダキッ

梨子〈きゃああぁっ!?〉

梨子〈ルビィちゃん?も、もう、いきなり抱きつかれたらびっくりする……〉

ルビィ〈うぁぁ、りこちゃぁぁぁぁぁ〉グスグス

梨子〈え、だ、大丈夫ルビィちゃん!?〉アセアセ


ダイヤ「はぁぁ、よかったですわルビィ……」グスッ

曜「ほんとによかったぁ、無事で」ウルッ

果南「ほっとするのはいいけど、残り時間はあんまりないよ?」

鞠莉「もー!そういうとこがカタいのよ果南はー!」

善子「って言ってもあとは鰯の頭ぐらいでしょ?」

花丸「祠がどこにあるかまだわかってないよ」

善子「そういえばそうね……」
533: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:48:06.90 ID:UaymM4TY
千歌〈えっ……?〉

梨子〈ルビィちゃん、その左目どうしたの!?〉

ルビィ〈えっ、えっ!?〉


ダイヤ(そういえばルビィの左目は無くなっていたんですわね)

ダイヤ(……え?)

ダイヤ(ルビィの左目、無いんですの??????)

ダイヤ(あの宝石のように美しく輝く綺麗な翡翠色の瞳が?)

ダイヤ(わたくしをいつも見つめてくれるあの愛くるしい瞳が?????)

ダイヤ「ル……」

善子「そりゃ驚くわよね……」

曜「うん、ほんとに目の部分がくっきり無くなってるんだもんね……」

ダイヤ「ル……ルルルル」

善子「ダイヤほど過保護じゃなくても、心配するし、なんならちょっとこわ」


ダイヤ「ルビッィイィィィッィィィィィィィィィイィイィイィイィィィッィイィ!!!!!!!」

キーーーーーン

善子「いんっ♡」

曜「えっ?」
534: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 02:49:03.86 ID:UaymM4TY
バタリ

ダイヤ「」

善子「」チーン

曜「よ、よ、善子ちゃあああああああああぁぁあぁぁぁぁぁん!?!?!?!?!!?」



サッ

曜「大丈夫、善子ちゃん!?」

善子「だめ、、もう……左耳の感覚が無いわ……」

曜「傷は浅い!いますぐ治療すればまだ間に合うよ!!!」

善子「曜……あとはお願い……」

曜「しっかりして!善子ちゃん!!!」

善子「善子じゃな、て……ヨハ、ね……よ」チーン


曜「うわあぁぁぁ善子ちゃぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁん!!!!!!」


善子「」

HP13→0

ダイヤ「」チーン

MP4→-95
535: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:42:39.72 ID:UaymM4TY
梨子〈ち、千歌ちゃ〉


千歌〈ものもらいが出来ちゃってるよ、大丈夫?〉

ルビィ〈えっ、ものもらい?〉


ルビィ〈えへへ、魚さん早く釣れないかなー〉

千歌〈鰯じゃないと意味ないけどねー〉


千歌〈梨子ちゃんもほら、一緒に釣りしよ?〉

梨子〈……うん〉



花丸「千歌ちゃんかっこいい!」

鞠莉「土壇場でのちかっちって、ほんっと機転が利くわよねぇ」

果南「そ、そーだね……」ギューッ

花丸「か、果南ちゃん?ちょっと苦しいよ?」

鞠莉「ん?あれ、この果南は……」


果南「あ、あはは……あらためてみるとけっこうこわいなーっておもってさ」

MP4→2

花丸「え‶っ!?今!?」

鞠莉(あー、アドレナリンが出てる間は大丈夫だっただけってことね)
536: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:43:31.59 ID:UaymM4TY
果南「も、もうすこしだけこのままでいさせて」ギュー

花丸「う、うん……///」

花丸(う、後ろから体重を預けるようにハグされてる……これって、本であったあ、あ……//)

鞠莉「あすなろ抱きってやつね♪」ボソッ

花丸「~~~////」ボンッ


花丸「果南ちゃ~ん、そろそろ離れて~///」

果南「も、もうすこし、もうすこしだけ!!!」ギュー

鞠莉「寂しいからマリーも混ぜてほしいデース☆」ハグッ

花丸「ずらぁ!?//」

鞠莉「んふふっ、やっぱりハグはいいわね~♪」ギュウギュウ

花丸「ず、ずらぁ~//////」キュウ

鞠莉「……花丸にはちょっと刺激が強すぎちゃったみたいネ☆」テヘペロッ
537: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:44:36.88 ID:UaymM4TY
千歌〈ふふふ、みんなの前で釣りあげてやるのだ!〉

ルビィ〈鰯さん、釣れるといいね!〉

梨子〈海釣りなんて、夏休みぐらいしかやったことないけど、多分簡単よ〉


善子「……なんとなくだけどオチはわかる気がするわね」フラフラ

鞠莉「Oh!善子はもう大丈夫なの?」

善子「善子はって……ん?」


ダイヤ「」 果南「うぅぅぅ……」 花丸「ずらぁ~/////」


善子「なにがあったのよ……」


曜「各竿セット、投げる位置整いました。」

千歌〈とぅ!〉 ルビィ〈えい!〉 梨子〈たぁ!〉

曜「今スタートしました!」


善子「曜は一体なにしてるのよ」

鞠莉「実況!」グッ
538: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:45:03.45 ID:UaymM4TY
千歌〈やっと一匹釣れたーーー!〉

ルビィ〈ルビィも!やったね千歌ちゃん!〉

ちかるび〈いぇーい!〉

ザザーン

梨子〈……〉


曜「確定しました。1着、二番黒澤ルビィ 2着には1番高海千歌が滑り込みました。」

曜「鰯オープン 次は鵜戸根の海でお会いしましょう さよなら」



善子「約束されたオチね、ほんとに」

鞠莉「んー、曜の実況は聞き取り易くて素敵ね♪」

曜「ありがと!って言ってもほとんど従姉妹の受け売りなんだけどね」アハハ
539: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:46:02.16 ID:UaymM4TY
ルビィ〈えっと、鰯は普通の小魚よりも魚油が多いんだ〉

梨子〈その油を布に滲みこませて火をつけたら〉

梨子〈明かりが作れるかも〉

ルビィ〈ぁっ、それなら洞窟も安全に進めそう!〉


鞠莉「昭和ならランタンとか村にないのかしら?」

ダイヤ「燃料があっても、流石にもう点かないと思いますが……」

鞠莉「布に含ませて明かりをつけるのと、どっちが長く持つのかしら?」

ダイヤ「さぁ?わたくしはそこまで詳しくはありませんわ」


梨子〈そろそろ日が落ちてきてるわね……〉

ルビィ〈波も……さっきより荒れてるね〉

千歌〈……〉


善子「波が大分荒れてきたわね……」

果南「うん、なんだか普通の荒れ方じゃない、ほんとに誰かが波を操ってるみたいだよ」

花丸「海難法師の力ずら……?」

曜「海鳴りは天候悪化の予兆とも言うし、どっちにしても早めに行動しないと」
540: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:46:58.67 ID:UaymM4TY
梨子〈それじゃあ、二人の荷物は、私が預かっておくね〉

ルビィ〈梨子ちゃん、ありがとう〉

千歌〈じゃあ私とルビィちゃんは村に探しに行ってくるね〉


果南「また分かれるみたい」

鞠莉「荷物を先に持っていくのは梨子のナイスな判断ね」

ダイヤ「ですが、その代わり梨子さんは一人です。」

ダイヤ「洞窟の方に、先ほどの市女傘のような者がいなければよいのですが」
541: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:47:40.46 ID:UaymM4TY
千歌〈や、やっと着いた〉

ルビィ〈小石が多い道って走りにくいね……〉

ルビィ〈うーん……あっ、千歌ちゃん、これ!〉

千歌〈マッチだ!〉

ルビィ〈これでたいまつに火をつけられるね!〉ニコ

千歌〈やったやった!〉


善子「なんとか全部そろったわよ!」

曜「探すものが決まってた分、効率よくまわれてたね!」

花丸「でも、祠の位置は……」

善子「洞窟の先よ、それしかない」

曜「善子ちゃん……」

花丸「そうだね、もうあんまり考えても仕方がないずら」
542: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:48:04.85 ID:UaymM4TY
千歌〈あれ?〉

千歌〈あの布……市女傘のと一緒……?〉


善子「市女笠……っ!」

ダイヤ「……布の部分しか見えませんが、中に人は」

花丸「ぱっと見るといないけど、確信はないずら……」


千歌〈……〉

ルビィ〈千歌ちゃん、どうしたの?〉

千歌〈んーん、なんでもない〉


鞠莉「無視していくみたいね」

果南「まぁ、この状況じゃ賢明な判断だと思うな」

曜「そうだね、あの市女傘の子が隠れてただけかもしれないし」
543: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:48:37.84 ID:UaymM4TY
梨子〈なんか今日、コケてばっかりな気がするわね……〉ハァ

梨子〈……〉

梨子〈洞窟の中だけど、しっかり波の音がする……〉

梨子〈この洞窟、やっぱり貫通してる〉


鞠莉「んー……?」

善子「……全く何も聞こえない」

花丸「さすが梨子ちゃんだね」

果南「私たちよりも断然耳がいいんだね、遠くの音まできちんと聞き分けられるんだから」

曜「で、でも梨子ちゃんさっきから結構怪我してるよね」ハラハラ

ダイヤ「梨子さんは気にしていないようですが……なんだか落ち着きませんわね」ハラハラ
544: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:49:31.06 ID:UaymM4TY
ルビィ〈梨子ちゃーん!〉

梨子〈!〉

千歌〈お待たせ〉

梨子〈……あったのね〉ホッ

ルビィ〈うん!〉ニコッ


千歌〈ほんとは、熱をかけて溶かし出したりしないといけないんだけど……〉

千歌〈点いて、お願い!〉

ボッ

ルビィ〈わぁ!〉


善子「点いた!」

鞠莉「Sweet!」グッ

花丸「大分暗くなってきてるけど、大丈夫かな?」

曜「多分、まだ大丈夫だと思うよ」
545: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:52:05.26 ID:UaymM4TY
千歌〈海に繋がってるのかな……〉


ダイヤ「祠が無ければ一巻の終わりですわね」

果南「そうだね……」


梨子〈ほ、祠は……〉


ようよしまるダイかなまり「ごくり……」



ルビィ〈あ……〉

千歌〈あーーーー!〉

梨子〈海難法師……!〉


曜「あった!」

果南「な、何とか間に合ったのかな……」

花丸「あとは、これが本当に効果があるかどうかずら」ゴクッ
546: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:52:34.00 ID:UaymM4TY
梨子〈千歌ちゃん!〉

千歌〈うん、早くお供えしよ〉

千歌〈え……?〉

千歌〈これって南京錠……だよね〉


曜「かっ鍵!?」

ダイヤ「祠に鍵がかかっているかもしれないと言う考え、全くありませんでしたわ……」

鞠莉「……可能性が高いのは村長の家だけど」

果南「い、いくらなんでもその距離は」

善子「今からじゃ日の入りまでには間に合わないわ」

花丸「……行っても、市女笠の子と会うかもしれないずら」
547: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:53:28.40 ID:UaymM4TY
ルビィ〈あ、開かない……〉ガチャガチャ

梨子〈こ、こういうのって、扉を閉めたままじゃだめなの!?〉

千歌〈わかんない、けど……〉

千歌〈ここで、開けずに供えてはいおわり、って感じじゃ、絶対ないと思う〉

ルビィ〈そ、そんなぁ……〉ヘタッ

梨子〈嘘でしょ……こんな……〉


鞠莉「ちかっち、梨子、ルビィ……」

花丸「うぅ……」


曜「大丈夫」

善子「え?」


千歌〈……〉

千歌〈開けよう〉

ルビィ〈え……?〉

梨子〈無理よ……鍵持ってない〉

千歌〈無理やりにでも開けよう!ピッキングとか、もう力づくでやっちゃうとか!!!〉


ダイヤ「千歌さん……」

果南「ふふっ、こーいうとこ、やっぱり千歌は千歌だね」
548: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:54:27.07 ID:UaymM4TY
梨子〈そ、そんなことできるわけ……〉

千歌〈できる!私たちなら絶対できるよ!!〉

千歌〈ここまで頑張って来たんだよ!?あと少しってとこで間に合ったんだよ!?〉

千歌〈なのに鍵がされてたからお供えできません、はいおわり。って、そんなの絶対ヤダ!!!〉


鞠莉「Wow......ちかっちにはいつも驚かされるわね」

花丸「うん……マルもこんなところで終わりなんて、イヤだって思ってた!」


梨子〈千歌ちゃん……〉

ルビィ〈……梨子ちゃんと千歌ちゃんのヘアピン、ピッキングに使えるかな?〉

千歌〈ルビィちゃん……!〉

梨子〈はぁ……こうなったら、力づくでもやるしかないのね〉

千歌〈梨子ちゃん……!〉


曜「さすが千歌ちゃん!」

善子「諦めが悪いとこはほんっと相変わらずね!」
549: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:55:07.67 ID:UaymM4TY
千歌〈やろう!〉

ルビィ〈ルビィ達なら絶対できるよ!〉

梨子〈こんなところで、終わるわけにはいかないわよね!〉

ダイヤ「後戻りする時間は、もう残されていませんわ」

曜「ここまで来たら気合だよっ、全速前進ヨーソロー!」

花丸「応援してるよ!だから頑張って、千歌ちゃん、梨子ちゃん、ルビィちゃん!」

善子「堕天使ヨハネと契約を交わしたリトルデーモン達、今こそその力を~~~」ベラベラ

果南「長い長い!……大丈夫、千歌達ならきっとできるよ」

鞠莉「帰ったらとりあえずみんなとハグ祭りね♪」シャイニー


千歌〈お願い、開いて!!〉
550: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:55:31.75 ID:UaymM4TY
スポン

千歌〈わぁぁ!?〉

ゴチン

ルビィ〈あわわ、千歌ちゃん大丈夫!?〉

千歌〈いたぁぁぁぁぁぃ……〉


曜「開いた!」

ダイヤ「……ですが締まりませんわね」

果南「あはは……それも含めて、千歌らしいや」


梨子〈千歌ちゃん、大丈夫?〉

千歌〈だいじゅーぶ……はっ!祠は!?〉

ルビィ〈開いたよ!〉ニコ

梨子〈もう大丈夫、早くお供えをしましょ?〉


花丸「間に合ったずらぁ……」ホッ

善子「よかったぁ……」ホッ

鞠莉「なんとか日の入りまでに間に合ったけど……」
551: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:56:03.06 ID:UaymM4TY
ルビィ〈ぴぎっ……!?〉

梨子〈うぇっ……!?〉

千歌〈な、なにこれ……〉


果南「ん?……ぁ」

鞠莉(oh)


梨子〈こ、これ海難法師じゃないの!?〉

ルビィ〈えっ、そ、それじゃあ見ちゃったってことはルビィ達……〉

千歌〈海から盥(タライ)に乗って来るって書いてあったから、多分違うと思う〉

ルビィ〈そ、そっか、もしこれが海難法師だったら、慌ててももう、ルビィ達助からないんだよね……〉

千歌〈お供え、しよ?〉

りこるび〈うん……〉


善子「うげっ、な、なにこれ……」

曜「海難法師じゃあないみたいだけど」

ダイヤ「祠の中にあったとは思えませんわね」

花丸「……動き出したりは、しないみたいだね」ホッ


果南「」ナーン

鞠莉「かなーん」ツンツン

果南「」ナーン

鞠莉「完全にノビちゃってるわね☆」シャイニー!

果南 MP2→0
552: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:56:24.32 ID:UaymM4TY
ルビィ〈ぁ……〉

梨子〈なんとか……なったの……?〉

千歌〈たぶん……〉

梨子〈よ、よかったぁ……〉ペタッ

ルビィ〈やった……やった!やったよ千歌ちゃん、梨子ちゃん!!!〉

千歌〈ほんとに……終わったんだ……〉


曜「荒れてた海が……!」

善子「や、やったみたい、ね?」

ダイヤ「よかった、本当によかったですわ……」

花丸「えへへ……あれ、果南ちゃんは……」キョロキョロ

鞠莉「ハーイ♪」フリフリ

果南「」ナーン

花丸「あー……」
553: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:57:07.53 ID:UaymM4TY
千歌〈勝利条件ってなんだったっけ?〉

梨子〈確かこの島の脅威を排除するとか〉

ルビィ〈無事に島から脱出するとかだったよね〉

千歌〈これ、この明かりだけじゃ夜絶対足りないよね〉


果南「う、うーん……」

曜「果南ちゃん大丈夫?」

ダイヤ「果南さんはホラー映画を中盤以降見れた試しがないですから、よく頑張った方だと思いますわ」


千歌〈……!〉ピタッ

梨子〈千歌ちゃん?〉

ルビィ〈ぁっ、ぁぁ……〉フルフル

梨子〈ルビィちゃん……?〉

梨子〈どうしたの……っ!〉


少女〈……〉


善子「市女笠……!」

鞠莉「不味いわね、洞窟のしかも祠側を背にした状態で出会うなんて」

花丸「も、もしかして千歌ちゃん達が祠に行くのを待ってたずら?」

善子「だとしたら相当な性悪ね……」
554: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 06:57:58.38 ID:UaymM4TY
梨子〈ち、千歌ちゃん……〉

千歌〈うぅ……どうしよう……〉

ルビィ〈ぁ……〉ペタリ


果南「ち、千歌……」

善子「……果南、よく起きられたわね」

果南「千歌たちが大変なのに、私だけっていうのは……あっ!」

ダイヤ「ルビィ!!!」

善子「な、なにしてんの!今は怯えてる場合じゃ……」
555: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 07:00:15.30 ID:UaymM4TY
千歌〈る、ルビィちゃん!しっかりして!〉

フラッ

千歌〈!?〉

梨子〈はぁ……はぁ〉

梨子〈ごめ……なさい、なんか、急に眠く……〉

千歌〈梨子ちゃん……だめだよ……こんな、ところで……〉

ルビィ〈ちかちゃ……りこちゃ……ん〉パタリ

千歌〈そ……そんな……〉


曜「梨子ちゃん、ルビィちゃん!」

善子「千歌まで……嘘でしょ、こんなの……」

曜「まさか、あの夢を作り出したのってこの子……?」

善子「海難法師ってこと!?」


ダイヤ「……一つルビィ達を助ける方法がありますわ」

曜「え?」

善子「なに、説明書に何か書いてあったの!?」


ダイヤ「テレビの中にわたくし達も入ればいいのですわ」ニコッ

ダイヤ「説明書にはありませんでしたが、善子さんの魔導書にきっとそのような呪文があるはずですわ!」

善子「あるわけないでしょ!全く、そんな冗談言うなんてびっく」

ダイヤ「……ルビィが呼んでいるのですわ」

善子「!?」
556: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 07:00:38.19 ID:UaymM4TY
バッ

ダイヤMP-95

善子「!!!」

善子(ダイヤは、もう……!)
557: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 07:00:59.27 ID:UaymM4TY
ダイヤ「さぁ行きましょう、拒んでも同じことです。ルビィのもとへ、わたくしたちも……」

ダイヤが私の腕を掴んだ。私はそれを拒絶し、振りほどく。

ダイヤ「一緒に来るのですわ」

善子「ダイヤは狂っているわ」

ダイヤ「……わたくしが狂っている?」

少し眉をひそめた後、意志の潜む目を私に向け、ダイヤはこう続けた

ダイヤ「それこそがルビィの慈悲ですわ……」

ダイヤ「堕天使がゆえ正気の者よ」

ダイヤ「ルビィの憐れみにすがるのですわ」

善子「……」

ダイヤ「さあルビィが慈悲をもって呼んでいます!貴女も狂ってしまうのですわ!」

私は拒絶の意味を持って、拳を握りしめたままダイヤを見つめる

ダイヤ「……」

ダイヤ「善子さん」

ダイヤ「行かないのなら……せめて私が行くことに許可を……」

善子「その消毒液を置いていきなさい」

ダイヤの表情は動かない。

ダイヤ「……ふふふ……」

ダイヤから空気を少し含んだ笑いが漏れる。

何故笑ったのか少し戸惑いながら、私はダイヤに

善子「……テレビ壊したら弁償だからね」

ダイヤ「ふふふふ…………あなたは」

ダイヤ「あまりに正気すぎますわ」
558: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 07:01:28.83 ID:UaymM4TY
曜「何この雰囲気!?怖いよ!!!」

善子「堕天使奥義!堕天龍鳳凰縛!」

ダイヤ「ピ、ピギャアアアァアァァァ!」

曜「しかもここまで引っ張ったのにダイヤさんが弱い!!!」ガガーン
559: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 07:15:16.63 ID:UaymM4TY
果南「ち、千歌……」フルフル

鞠莉「果南、怖いならハグしましょ?ほら」

果南「うっ、だ、ダメダメ!千歌たちがあんなに頑張ってるのに私だけそんな……」

花丸「でも果南ちゃん辛そうだよ?マル達を頼ってほしいな」

果南「うぐぐっ……で、でも……」

鞠莉「ほら、果南」スッ

果南「わ、私はほら、上級生だし……」

花丸「たった1年や2年の生まれの差で、そんなに責任を背負わなくていいんだよ?」

果南「うぅ……」

鞠莉「我慢しなくていいのよ、果南」

花丸「そうだよ、マルたちが果南ちゃんを怖いのからきっと守ってあげるずら」

果南「う、うぅ……」フラフラ

ポフッ

花丸「よしよし」ナデナデ

果南「////」

鞠莉「果南、これから辛い時は、いつでも私たちに言うのよ?」ニコ

花丸「マル達が守って、果南ちゃんを癒してあげるずら」ニコ

果南「/////」コクン

MP0→5


曜「なにしてるのあれ」

善子「さぁ?」グググッ

ダイヤ「ぎ、ギブですわ!善子さん!!!ギブアップですわぁぁぁ!!!」
561: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 07:44:24.80 ID:UaymM4TY
善子「ほい」スッ

ダイヤ「うぅっ、酷い目にあいましたわ……」

フラッ ブチッ

ダイヤ「あ」

善子「あ」

曜「画面が、消えちゃった……?」

ダイヤ「どどどどどどどうすれば……!?!?!?」

善子「HDMI!HDMI引っこ抜いただけだから!そこそこ!」

ダイヤ「これですの?」電源プラグ

善子「それだけはダメ―――!!!」堕天流以下略

ダイヤ「ピギャアアアァアァァァ」


曜「よいしょっと、あれ?」

善子「入力はあるけど何も映ってない……」

ダイヤ「も、もしかしてわたくしは取り返しのつかないことをして……」サアァ

鞠莉「まぁ最後に何があったかは見られなかったけど、クリアはできたみたい♪」シャイニー!


ようよしダイ「え……?」


ルビィ「う、うーん……」

ダイヤ「る……びぃ……?」
562: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 07:44:51.16 ID:UaymM4TY
ルビィ「ぅゅ……おねえちゃん……?」

ダイヤ「ル、ルルルルル」

ルビィ「?」

ダイヤ「ルビィィィィィィ‼」

ルビィ「ぴぎぃっ!?」

ダイヤ「大丈夫!?怪我はありませんかぁぁぁ!?」

ルビィ「い、痛いよおねえちゃん……」


花丸「ルビィちゃん」トコトコ

ルビィ「あ、花丸ちゃん!」

ギュッ

花丸「無事でほんっとによかったずらぁぁ」

ルビィ「えへへ、ありがとう花丸ちゃん」
563: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 07:45:15.61 ID:UaymM4TY
梨子「もう絶対やらない!!!」

善子「えぇー!?あんなに楽しそうだったのに!?」

梨子「どこがよ!?死ぬほど怖かったんだからね!!!」

善子「あんなリアル体験やろうと思ってもできないのにー!!!」


鞠莉「ホラーものじゃなかったら次もオーケーよね?」

梨子「いやそういう問題じゃなくて……現実過ぎてあーいうのはちょっと」

鞠莉「次はそうねー……恋愛系とかどう?」

梨子「!」

鞠莉「うふふっ♪」

梨子「あ、ぐぬぬっ……///」

梨子(ちょっといいかもって思った自分が悔しい……///)
564: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 08:02:50.32 ID:UaymM4TY
曜「千歌ちゃん起きないね……」

果南「二人が起きたから、千歌も大丈夫だと思うんだけど」


千歌「ん……」

曜「あ!」

千歌「う……うーん……?」

曜「千歌ちゃん!よかった無事だったんだ!!!」

果南「全部見てたよ、ほんとお疲れ様、千歌!」ニコ

千歌「あ……」


鞠莉「そしたらダイヤがテレビに繋ぐ線引き千切っちゃってー」

ダイヤ「踏んで抜いてしまっただけですわ!」

果南「ほんとに、あのまま終わっちゃったの?」

ルビィ「うん、起きたらもうここに帰ってきてて」

善子「次のやつどれにしようかしら……」

梨子「なに悩んでるの、ってやっぱりこのゲームのアンケート!!!」

曜「私は海を冒険する話がいいかな!」

花丸「マルは食べ放題ツアーがいいなー」

千歌「な、なんか次もやる前提みたいになってる……ん?」アハハ……

あれ、今何か

テレビに映ってたような……
565: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 08:04:42.97 ID:UaymM4TY
テレビ
―――――――――――――――――――――――――――――
「私のせいで、ずっとひとりぼっちにしてごめんね」

「うぅん、大丈夫。ねぇ、あっちに着いたらこの鞠で蹴鞠しよ?」

「ふふっ、久しぶりだから、やり方忘れちゃってるかも」

「大丈夫、絶対覚えてる、忘れるわけないもん!」


「それじゃいこっか、かよちゃん」

「うん、けいちゃん!」


黒髪の二人が光へ歩いていく。片方の髪は少し、青みがかかっているようだった。
楽しそうに笑い声をあげながら、やがて二人は光の中へと消えていった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                               THE END
566: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 08:07:07.38 ID:UaymM4TY
北海道 函館

理亞「姉様、この箱は?」

聖良「あぁ、ようやく届きましたか、それはフルダイブVRといって―――」


               THE END?
567: 名無しで叶える物語(うめぼし) 2019/06/12(水) 08:10:00.32 ID:UaymM4TY
これにて「孤島の謎を追え!」は終わりです。
ここまで見てくださった方、参加してくださった方、誠にありがとうございました。

このTRPGもどき、次はもう少し短めのやつをμ'sでやれたらいいなと思っています。
機会があればまたよろしくお願いします。
お疲れさまでした。
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2018年5月26日
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