海未「あの、ことり……」 ことり「ぎゅ~♪」

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ことうみ-アイキャッチ2
1: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:17:11.98 ID:zqctcCRk.net
――部室

真姫「ついに……」

真姫「ついに出来たわ!」

真姫「改良に改良を重ねて、寝る間も惜しんでやっとの思いで完成」

真姫「後はこれをにこちゃんに飲ませて、あんな事やこんな事を……うふふっ」ニヤニヤ



バ-ンッ!!


穂乃果「あー、あっつーーい!!」

真姫「!!」ビクッ

穂乃果「ジュース♪ジュース♪おっ!真姫ちゃんその手に持ってるジュースなにー?」

元スレ: 海未「あの、ことり……」 ことり「ぎゅ~♪」

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2: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:20:39.44 ID:zqctcCRk.net
真姫「えっ!?こ、これは……」オロオロ

穂乃果「珍しい色してるね~、一口ちょーだい!」

真姫「それは駄目!」

穂乃果「えーなんでなんで!一口だけだからぁ」

真姫「駄目よ!絶対駄目!」

穂乃果「むむむー……そんなに言われたら余計欲しくなってきた」

真姫「これだけは何が何でも渡せないわ」
3: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:23:44.33 ID:zqctcCRk.net
穂乃果「いいもん!こうなったら、海未ちゃん達も呼んでくるもんね!」

真姫「ちょっ!?それはやめなさい!」




ウミチャ-ン!!コトリチャ-ン!!


真姫「早く追いかけないと……ってこれ持ってる所、にこちゃんに見られたら大変ね」

コト……

真姫「仕方ないけど、これは置いていきましょ」

真姫「……待ちなさい!穂乃果ぁーーー!!!」ダッ


――――――
4: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:28:03.88 ID:zqctcCRk.net
ガチャ


海未「おや?まだ誰もいないようですね」

ことり「穂乃果ちゃんが先に行くって言ってなかったっけ?」

海未「その筈でしたが……この状況を見る限りまだ来ていないのでは」

ことり「みたいだねぇ……ん?これなんだろ」ヒョイ

海未「妙な色をした液体ですね……」

ことり「飲み物、なのかなぁ?」
5: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:32:44.59 ID:zqctcCRk.net
ことり「……」ジ-

海未「……ことり、まさかとは思いますが、それを飲んでみようだなんて思っていませんよね ?」

ことり「ふぇっ!?そ、そそそんなことないよ!!」ビクッ

海未「ですよね、聞き分けのいいことりがそんな、自分の身を危険に晒すような真似は――」

ことり「でも、ちょっとだけ……」グビッ

海未「ってことりぃ!?」



ことり「!」ビクッ

海未「こ、ことり……?」

ことり「ふぇ……」ジワ
6: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:37:27.10 ID:zqctcCRk.net
海未「え?」

ことり「ふえええぇん!!」

海未「ど、どうしたのですか!?いきなり!」アセアセ

ことり「うみちゃんが……うみちゃんがことりのことおこったぁ……」ボロボロ

海未「あ、いえ、さっきのはそういう訳では……」

ことり「ごめんなさい……ことり、わるいこでごめんなさい……」グスッ

海未「お、落ち着いてください!もう怒ってなどいませんから!」

ことり「ほんと……?」
8: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:42:21.87 ID:zqctcCRk.net
海未「本当です!信じてください!」

ことり「じゃあ……ことりのことギュッってして……」

海未「はわぁ!?」ビクッ

ことり「だめ……かな?」

海未「だ、だだだ駄目ですっ!そんな破廉恥な///」カアァ

ことり「うみちゃん……ことりのこと、きらいなんだぁ……」グスッ

海未「いえ、決してそんな事は!」

ことり「じゃあ……」
9: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:46:42.62 ID:zqctcCRk.net
海未「ですが、流石に抱きしめるのは少し抵抗が……」

ことり「……」ジワ

海未「抵抗がありますが、やらせていただきますっ!」

ことり「やったぁ!」パアァ


ことり「はい、いつでもいいよ♪」バッ

海未「そんなに両手を広げて待ち構えられると、逆に行きにくいのですが……」

ことり「うみちゃぁん……きて?」ウワメ

海未「」ズキュ-ン
12: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:54:41.86 ID:zqctcCRk.net
海未「……ことりぃ!」ガバッ

ことり「や~ん♪」



ガチャ



「海未……ちゃん……?」

「な、何やってるのよ、貴方達……」




海未「はっ!?」バッ
13: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 00:57:49.85 ID:zqctcCRk.net
穂乃果「海未ちゃんが……ことりちゃんを押し倒してる……」アワアワ

真姫「ちょっとこれは……」


海未「あの!これは……違うんですっ!」

穂乃果「何が?」

海未「これは……え、えっと……一時の気の迷いと言いますか、なんと言いますか……」アセアセ

ことり「ことりとは……おあそびだったんだ……」シクシク

海未「いえ、真剣ですっ!」グッ
14: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 01:00:38.86 ID:zqctcCRk.net
穂乃果「話がよくわかんないね……」

真姫「まあ見たところ、ことりも嫌がってるわけではなさそうだし」

穂乃果「海未ちゃん、一度ちゃんとお話聞かせてくれる?」

海未「話を聞いていただけるのですね……」


――――――
15: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 01:04:56.86 ID:zqctcCRk.net
真姫「誠に申し訳ありませんでした!」ドゲザ

穂乃果「あのジュース、変なやつだったんだ……」

真姫「別に変な物じゃないわ!」

真姫「ただ、飲むと少し精神的に幼くなる……それだけよ」

海未「……思いっきり変な物ではないですかぁ!」クワッ

真姫「ひぃっ!」ビクッ

海未「これを使って一体何をするつもりだったんです?」

真姫「流石にそれは……ねぇ」
16: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 01:10:38.02 ID:zqctcCRk.net
海未「全く……それに加えて――」

ことり「うみちゃぁ~ん♪だいすき~♪」ベッタリ

海未「……これの何処が少し幼くなるだけなんですか?」ニコッ

真姫「」ダラダラ

真姫「だ、大丈夫よ!明日には元に戻ってるはずだから!」

海未「本当ですね?」ギロッ

真姫「た、多分……」

穂乃果「真姫ちゃん、ちゃんと言わないと海未ちゃんは怖いよぉ~」

真姫「そんな事言われたって、私だって使ったことないんだから、わかるわけないじゃないのよぉ……」グスッ
33: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 09:13:45.20 ID:zqctcCRk.net
穂乃果「……うーん、真姫ちゃんちょっと可哀想」

穂乃果「ねえ、海未ちゃん。ここは真姫ちゃんの言う事を信じてあげようよ」

海未「いえ、私も疑っているわけでは……」

穂乃果「じゃあ信じるってことでいいよね!」

海未「ええ、それは構いませんが……」

ことり「ぎゅ~♪」ギュ-

海未「それより、この状態のことりをそのまま家に帰しても良いものかと」
35: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 09:20:35.92 ID:zqctcCRk.net
穂乃果「……駄目だね」

海未「確実にことりの両親には、変に思われるでしょうからね……」

真姫「なら海未の家は?」

海未「厳しいですね、父と母に隠し通すのは」

穂乃果「穂乃果の家も皆いるし……」

海未「真姫の家なら大丈夫なのでは?」

真姫「まあ、部屋はいくらでも余ってるから、家に帰った瞬間さえどうにかすれば……大抵ママが出迎えてくれるから」

海未「ふむ、なるほど……では――」

ことり「やだ」ボソッ
36: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 09:26:51.95 ID:zqctcCRk.net
海未「ん?」

ことり「まきちゃんのおうちじゃやだ」

真姫「へっ?」

ことり「うみちゃんのおうちがいい!」

穂乃果「おぉ!ことりちゃんダイタン!」

ことり「ことりはうみちゃんからはなれないもん!」ギュッ

海未「いや、あの……ことり///」
37: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 09:38:01.34 ID:zqctcCRk.net
真姫「……困ったわね、どうする?」

穂乃果「うーん、どうするも何もことりちゃんが海未ちゃんじゃないとヤダって言ってるから……」

真姫「そうよねぇ……っていうわけで海未」

海未「はい?」

穂乃果「ことりちゃんの事よろしくね!」

海未「えっ?」

ことり「えへへ~、う~み~ちゃん♪」ギュ-

海未「えええええぇぇ!?」

――――――
39: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 15:01:53.60 ID:zqctcCRk.net
――帰り道

海未「はぁ……」チラッ

ことり「ふんふふ~ん♪」ルンルン

海未「そんないきなり頼んだと言われましても……お母様達にどう説明すれば良いものやら」

海未「……」ウ-ン

ことり「ねえねえ、うみちゃんっ」

海未「あ、すみません今ちょっと忙しいので」

ことり「……むぅ」プクゥ

海未「そのまま話した所で、信じてもらえるわけがありませんし……かと言って嘘をつくのも……」ブツブツ

ことり「うみちゃぁん」ユサユサ
40: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 15:07:59.31 ID:zqctcCRk.net
海未「それかお母様達が寝静まるまでどこかで時間を潰して……いえ、後が怖いのでやめておきましょう」ブツブツ

ことり「ねえってば~」ユサユサ

海未「いっその事、野宿……いやいや何を考えているんですか私は……」ブツブツ

ことり「……うみちゃんのばかぁ」ジワ

ことり「ことりのおはなしきいてよぉ……」グスッ

海未「?」
41: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 15:15:07.60 ID:zqctcCRk.net
海未「……何故、ことりは泣いているのですか?」

ことり「もうっ……ばかばかばかばかぁ!」ポカポカ

海未「い、いたっ……くないですね」

海未「あのーことり?もしよろしければ何故泣いているのか教えていただけませんか?」

ことり「ふんっ」プイッ

海未「あぁ……ことり……」オロオロ

ことり「ことりのこと、むしするうみちゃんはきらいですっ!」

海未「き、嫌い!?私はその……考え事をしていただけで、そんなことりを無視するようなつもりは……」アセアセ
43: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 15:22:50.31 ID:zqctcCRk.net
ことり「なら、ことりのおはなしきいて?」

海未「お話、ですか?」

ことり「あのねあのね!」ウキウキ

海未「何ですか?」フフッ

ことり「ことり、チーズケーキがたべたいの!」

海未「……お話とはそれですか?」

ことり「そうだよ?」
44: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 15:30:08.10 ID:zqctcCRk.net
海未「それを私に聞いてもらえずに怒っていたのですか?」

ことり「うんっ」ニコニコ

海未「なんと言いますか……」

海未(素直でかわいい、ですね……)クスッ

海未「わかりました、チーズケーキですね」

ことり「たべてもいいのっ!?」パアァ

海未「まあ、今日だけなら……」

ことり「やったやったぁ!」ピョンピョン
49: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 16:05:48.55 ID:zqctcCRk.net
海未「こ、こらことりっ!その身体で、そんなに飛び跳ねては見えてしまいますよ!」

ことり「みえるってなにが?」キョトン

海未「し、した……したぎ……です///」ボソッ

ことり「したぎってこれ?」ピラッ

海未「」ブハッ

ことり「うみちゃぁん!だいじょうぶ!?」

海未「……じゅ、純白」

ことり「じゅんぱく?」

海未「あ、ああっいや!お気になさらず!」ブンブン
61: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 21:06:14.38 ID:TXJcDUSG.net
海未「それよりもです!」

海未「そんな破廉恥な事はしてはいけません!」

ことり「うみちゃんおこってるの……?」ショボン

海未「あ……」

海未「……い、いえ!そうです、私は怒っています!」

海未「私の前だから良かったものの……他の人の前では、絶対にしないでください!」
62: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 21:12:25.71 ID:F2jQj23o.net
ことり「ことり、うみちゃんのまえでしかしないよ?」

海未「なっ///」カアァ

海未「そ、そういう事ではなくっ……!」

海未「とにかく!チーズケーキが食べたいのであれば、絶対にしないように!」

ことり「もし、やったら?」

海未「チーズケーキはなしです!」

ことり「じゃあしませんっ」ピシッ

海未「はい、結構です」ニコッ

――――――
63: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 21:18:23.99 ID:F2jQj23o.net
――ケーキ屋


ことり「わぁ~!ケーキがいっぱぁ~い♪」キラキラ

海未「せっかくですから私も何か買っていきましょうか」

ことり「うみちゃんもかうの?」

海未「ええ、ことりもお好きなものをお一つどうぞ……と言いましてももう既に決まっていますよね」

ことり「う~ん……でも、まよっちゃうなぁ」キョロキョロ

ことり「うみちゃんは、なににするの?」

海未「私ですか?……そうですね、私でしたら甘過ぎないものでしたら何でも」
64: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 21:24:27.29 ID:F2jQj23o.net
ことり「えぇ~!あまあまなほうがおいしいよ?」

海未「ことりはそうかもしれませんが、私はあまり……」

ことり「じゃあじゃあ!うみちゃんのケーキとことりのケーキをたべさせあいっこしようよ!」

海未「ああ、それはいい考えですね」

ことり「でしょ~♪」

海未「はい、偉いですよ」ナデナデ

ことり「えへへ~」
69: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 01:27:06.60 ID:vEAqJzqg.net
海未「では、私は程よい甘みのガトーショコラに……」

ことり「ことりはやっぱりあまあまなチーズケーキかなぁ♪」

海未「わかりました、それではお支払いしてきますので少し待っていて――」





ことり「まってぇ、ことりもいっしょにいく~!」ダッ

海未「……はいはい、一緒に行きましょうね」ギュッ
70: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 01:32:21.18 ID:vEAqJzqg.net
海未「すみません、ガトーショコラとチーズケーキを一つずつお願いします」

ことり「おねがいしま~すっ」ベッタリ



海未「……え?やけに仲がいい?」

海未「まあ、幼馴染みなのでそれなりに仲はいいですね」

海未「……そういう意味ではない?と言いますと?」

海未「……お、お付き合い!?な、何を言い出すんですか!」
71: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 01:38:52.78 ID:vEAqJzqg.net
ことり「ことりとうみちゃんはそうしそうあいなんだよ~」ギュ-

海未「ことりまで///……ちょっと店員さん!わ、笑わないでください……」

ことり「はずかしがらなくてもいいのに~」

海未「もうっ、早く出ますよ///」


カランカラン……




海未「あぁ……次からこのお店には来れなくなりました……」ズ-ン

ことり「チーズケーキおいしそう♪」ワクワク

海未「ことりは呑気なものですね……」
77: チーズケーキ嫌いです(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 02:30:40.75 ID:vEAqJzqg.net
一応ここだけ修正




海未「あぁ……次からこのお店には来れなくなりました……」ズ-ン

ことり「チーズケーキおいしそう♪」ワクワク

海未「ことりは呑気なものですね……」

ことり「うみちゃんのガトーショコラもおいしそうだよ♪」ニコッ

ことり「はやくいっしょにたべたいねっ」

ことり「チーズケーキ♪チーズケーキ♪おいしいおいしいチーズケーキ♪」ルンルン

海未(でもまあ……喜んでくれているようなので良しとしましょうか)ハァ


ブブブ……


海未「おっと、メールですか……ええと……」ジ-

海未「これは……不幸中の幸いですね」
79: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 03:33:22.29 ID:vEAqJzqg.net
ことり「なにかあったの~?」ヒョコ

海未「どうやら、今日は父と母が用事で家を開けるそうです」

ことり「っていうことは?」

海未「今夜は二人きり……という事になりま――えっ、待ってください。二人きり?」

ことり「ちがうの?」

海未「いえ、違いませんが……」

海未(今のことりと二人きりはちょっと……色々マズイですね)

海未「……まあ取り敢えず、家に戻りましょうか」

ことり「はぁ~い!」

――――――
80: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 03:40:41.26 ID:vEAqJzqg.net
――園田家



ガラガラ……


海未「ただいま戻りました」

ことり「おじゃましま~す」

海未「ふぅ……何やら物凄く疲れましたね……」ドサッ

ことり「うみちゃんおつかれ?」

海未「そうですね、少しお疲れです……」グタ-

ことり「それじゃあ、ことりがマッサージしてあげます!」フンス

海未「ほう、それはありがたいですね」フフッ
81: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 03:52:20.45 ID:vEAqJzqg.net
ことり「では、うしろをむいてください」

海未「はい、これで構いませんか?」クルッ

ことり「おっけ~です♪」

ことり「よーし……いくよーっ!」グッ


モミモミ……


ことり「えいっ、えいっ」グッグッ


モミモミ…


ことり「やああぁ!」グ-ッ

海未「……」
83: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 03:59:45.51 ID:vEAqJzqg.net
ことり「どう?うみちゃん、きもちいい?」

海未「とても気持ちいいですよ、ありがとうございます。ことり」

ことり「そ、そっか///なら、ことりもっとがんばるね!」グ-ッ

ことり「うみちゃんのために……」グッグッ


モミモミ……


海未(……どうしましょう)




海未(力が弱すぎて、全然マッサージになってません……一生懸命やってくれている姿はとても可愛いのですが)
89: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 13:38:25.07 ID:O/wv7NT9.net
ことり「ん~っ!……はあっ、つかれたぁ……」ハァハァ

海未「大丈夫ですか?」

ことり「ちからいれすぎて、からだいたくなっちゃった……」

海未「仕方ないですね……ほら、どこが痛いんです?」




ことり「……えっとね~ぜんぶっ!」

海未「全部ですか……」
91: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 13:44:29.03 ID:O/wv7NT9.net
ことり「だからどこからでもどーぞ!」パッ

海未「そう言われると中々迷いますが……」

海未「それならば……せいっ!」


グッ!!



ことり「あんっ///」ピクッ

海未「っ!」バッ

海未「い、痛かったですか!?」
92: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 13:53:07.62 ID:O/wv7NT9.net
ことり「ご、ごめんね……きもちよくってつい///」

海未「いえ、そういう事でしたら私こそすみませんでした……」


海未「もう少し、弱くしますね」グッ…


モミモミ…


海未「これでいかがですか?」

ことり「ふわぁ~きもちいいよぉ~」トロ-ン

海未「結構、凝ってますね」モミモミ

ことり「ん~♪」
93: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 14:00:39.53 ID:O/wv7NT9.net
海未(そういえば、ことりは全員分の衣装を一人で作っているんですよね……)

海未(いくら機械を使っているとはいえ、身体に掛かる負担は大きい筈です)

海未(ならば丁度いい機会です、ことりの身体を癒してあげましょう)

海未「ことり」

ことり「なぁ~に?」

海未「いつもありがとうございます」

ことり「どうして~?」

海未「……あぁ、今のことりは子どもなのでしたね」

ことり「むぅ……ことり、こどもじゃないもん」ムスッ

海未「いえいえ、可愛い可愛い子どもですよ」フフッ

ことり「ちがうってばぁ~!」
98: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 20:09:17.02 ID:kKAfRa63.net
海未「なら、一つゲームをしましょう」

ことり「ゲーム?」

海未「はい、今から私がことりの足の裏をマッサージします」

海未「ことりはそれに耐えてください、それだけです」

ことり「それをがまんできたら、ことりはこどもじゃないって……」

海未「認めます、安心してください」

ことり「わかった!いいよ~」

海未「では、失礼します……」ガシッ



海未「……いきますよ」スゥ
99: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 20:14:16.14 ID:kKAfRa63.net
グッ!!!!





ことり「いっ……!」ビクッ

ことり「……いったぁ~い!うみちゃん!いたいっ、いたいよぉ!」

海未「我慢してください、マッサージですので」

ことり「むりむりぃ!ことりしんじゃうっ!」グスッ

海未「ふむ……大人なら我慢できるはずですが」
100: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 20:23:26.10 ID:kKAfRa63.net
ことり「じゃあことりはこどもでいいのっ!……いたぁっ!」

海未「そうですか、でもやめませんよ」グッ

ことり「な、なんでぇ……うみちゃんのいじわるぅ……」

海未「ことりの為を思ってです。虐めているわけではありません」


ことり「ふぇっ……」

海未「う……」

海未(マッサージとはいえ、ことりのこんな姿を見せられると罪悪感が……)

海未(しかしっ、今日はことりの身体を癒してあげると決めた以上は心を鬼にするのです!)
101: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 20:28:34.20 ID:kKAfRa63.net
海未「……駄目です!」ブンブン

ことり「いたいのやなのぉ……おねがぁい……」ウルウル

海未(心を鬼に、心を鬼に……)

海未「……」グッ!!

ことり「……やぁんっ!」

海未(ことりの為、ことりの為なんです!)グッ!!

ことり「うみちゃぁん……うぅ……」グスッ
105: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 23:37:19.11 ID:kKAfRa63.net
海未(ことりの為だとわかってはいます……ですが)

ことり「ふええぇ……いたいよぉ……」グスグス

海未「くっ……」


パッ


海未「やはり私には……私には無理です……」ガクッ

ことり「うみちゃん……?」

海未「すみません、痛かったですよね?大丈夫ですか?」
107: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 00:03:51.59 ID:WpVTRsKJ.net
ことり「だいじょうぶじゃないよっ!ことり、すっごくいたかったんだからぁ!」プンプン

海未「すみませんでした!悪気があったわけではないのです!」ガバッ

ことり「ゆるしてほしい?」

海未「許していただけるのでしたら……」

ことり「しょうがないなぁ……じゃあねぇ」ウ-ン

ことり「あっ……そうだっ!」ピ-ン





ことり「いっしょにおふろはいろ?」

海未「ああ、そんな事でしたら全然――ってお風呂ぉ!?」ビクッ

ことり「うんっ♪」ニコッ
117: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 12:58:17.70 ID:WMOyPKzt.net
――――――

――園田家 浴室


カポ-ン……



ことり「う~みちゃ~んとおっふろだよ~♪」ウキウキ

海未「……」ドキドキ

海未(マズイ……これは本格的にマズイですよ私!)

ことり「どうしたの、うみちゃん?」ピトッ

海未「うひゃああぁ!?」ビックゥ

海未「こ、ことり……申し訳ありませんが私にしばらく近づかないでください……」ソソクサ

ことり「えっ……な、なんで?」

海未(そんなの言えるわけないじゃないですかぁ!)
118: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 13:08:29.30 ID:SgvKiTyX.net
ことり「ことり……なにかだめなことしちゃった?」

海未「いえ……」

ことり「じゃあ……なんで?」ウルッ


海未(……ああああぁ!誰かっ、誰か助けてください!)

海未(二人きりの浴室、バスタオル一枚で涙目になって佇むことり)

海未(しかも、見た目はそのままで精神だけ幼くなっていて、私に物凄く懐いてくれている)

海未(……こんな状況、耐えられますか!?いいえ、耐えられません!)


海未「ことりが……」ボソッ

ことり「ことりが?」キョトン

海未「こ、ことりが可愛すぎるのがいけないんですよっ!」
121: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 15:49:51.49 ID:SgvKiTyX.net
ことり「……か、かわいい///」テレッ

海未「そうです、可愛いんです!だから私に近づかないでください!」

ことり「……ふふっ」

ことり「だ~めっ♪」ギュッ


ムニュ……


海未「ちょっ……こ、ことりぃ……」アセアセ

海未(む、胸がぁ///)

ことり「えいっ、えいっ♪」ギュ-


ムニュムニュ……


海未「お、お願いしますっ!やめてください!」
122: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 16:20:07.85 ID:SgvKiTyX.net
ことり「さっきのマッサージのおかえしだよ♪」ギュ-

海未「か、代わりに背中を流してあげますからぁ!」



ピタ……


海未「……?」

ことり「ほんとに?ほんとにおせなかながしてくれるの!?」

海未「へ?あ、はい……」

ことり「えへへ……それならやめてあげますっ」パッ

海未(な、何でかわかりませんが助かりました……)

――――――
124: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/26(水) 20:28:50.32 ID:SgvKiTyX.net
海未「……」ゴシゴシ

ことり「あははっくすぐったいよぉ!」キャッキャッ

海未「……」ゴシゴシゴシ

ことり「もぉ、うみちゃぁん♪」

海未「……」ムスッ

ことり「……うみちゃん?」

海未(何故ことりはこんなに平然としていられるんです……あんなに慌てた私が馬鹿みたいではないですか……)

海未「いえ……馬鹿なんですよね」アハハ…

海未「今のことりにとっては、さっきのなんてじゃれあいに過ぎないんですから……」ハァ…
128: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/27(木) 01:07:50.68 ID:PiyHITqB.net
海未(――ってこれではまるで、私がことりの事を好きみたいではないですか!)

海未(いえ、確かにことりの事は好きなのですが……これは……)

海未「……」ゴシゴシ…

ことり「げんきないね……だいじょうぶ?」クルッ

海未「大丈夫です、お気になさらず」ゴシゴシ

ことり「……じー」

海未「な、何ですか一体!?」

ことり「うみちゃん、うそついてる」
129: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/27(木) 01:17:32.03 ID:PiyHITqB.net
海未「吐いてないです」ゴシゴシ

ことり「うそだよ、ことりにはわかるもんっ」

海未「……何故そう思うのですか?」ゴシゴシ

ことり「ん~……なんとなく?」エヘッ

海未「勘……ですか」

ことり「そうだよっ!おとめのかんです!」
130: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/27(木) 01:25:58.02 ID:PiyHITqB.net
海未「はぁ……子どもは鋭い、とはよく言ったものですね」クスッ

ことり「やっぱりげんきないの……?」

海未「元気が無い訳ではありませんよ。ただ少し、考えているだけです」



海未(私が好きなことりは……)

海未(私にとても懐いてくれて、素直で無邪気な所が可愛い幼いことりか)

海未(それとも……)

海未(一見ふわふわしているようで、実は少しズルイところもある。でもいつも心優しい成長したことりか)

海未(……どっちなのでしょうか?)
139: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/27(木) 08:58:30.73 ID:x+2uQDFS.net
海未「……まあ考えた所で、そんなのわかるわけないですよね」

海未「お湯、浸かりましょうか」

ことり「はぁ~い!」バシャッ

海未「ちゃんと百数えてから出るのですよ?」

ことり「ことり、おふろはいるのすきだからへいきだよっ!」ブイッ

ことり「い~ち!に~!さ~ん……」

海未「……ふぅ」チャポン

ことり「……じゅう~!じゅうい~ち!」

海未「……」ジ-

ことり「に~じゅう!……どうしたのぉ?」

海未(大きい……)ブクブク
141: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/27(木) 11:55:41.69 ID:x+2uQDFS.net
海未「……」ペタペタ

海未「ふむ……」




海未(小さい……)ズ-ン

海未「何食べたらあんな事になるんでしょう……」ジ-

ことり「よ~んじゅうっ♪よんじゅいっち♪」

海未(私、気になります)
155: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 13:18:12.04 ID:1ssJ62fY.net
海未「ことり、もう一度ゲームをしましょう」

ことり「ご~じゅ……げーむ?」

海未「はい、ルールは簡単です」

海未「ことりがお風呂を出るまでの間、つまり残り五十秒間」

海未「私のすることに耐えてください」

ことり「ええ~また、がまんしなくちゃいけないの?」

海未「ただし、我慢できた場合には私の買ったケーキをことりに差し上げま――」

ことり「やるっ!」キラキラ

海未「……わかりました」
156: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 13:42:09.34 ID:1ssJ62fY.net
海未「では、ことりがカウントを再開してからスタートです」

ことり「わかった!いくよぉ~……ごじゅうい~ち」

海未(……許してくださいことり、好奇心には勝てないのです)

ことり「ごじゅ~にっ♪ごじゅ~――ひゃんっ!」ビクッ

海未「……」ムニュ

ことり「な、なにしてるの……うみ――ひゃぁん!」

海未「ほら、早く数えないとケーキが貰えませんよ?」モミモミ

ことり「で、でも……うみちゃんがぁ///」

海未「……へぇ、結構重いのですね」
158: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 14:16:55.19 ID:1ssJ62fY.net
ことり「うみちゃぁん……こんなのえっちだよぅ……」ウルッ

海未「何を言いますか、これはゲームです。破廉恥ではありません」

海未「時にことり、一体何を食べればこの様な大きさになるのでしょう?」

ことり「わ、わかんないよぉ……」

海未「ということは、食事は関係ないわけですか」フム

ことり「ご、ごじゅう……ごじゅう……」

海未「五十四ですよ」ムニュ

ことり「やぁん///ご、ごじゅうよん……ごじゅうご……」
161: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 14:36:59.00 ID:1ssJ62fY.net
海未「食事でないとすれば……何か生活の中で習慣にしていることはあるのですか?」

ことり「……」フルフル

海未「ますます謎ですね」

ことり「ごじゅうろく……ねぇうみちゃん、もうやめよぉ?」

海未「駄目です」ムニュ

ことり「んっ///」

海未「まだまだ時間は残っていますので、続けさせていただきます」

ことり「ケーキもいらないからぁ……」ハァハァ
172: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 21:28:48.13 ID:8xzymEjl.net
ことり「はちじゅう……はちぃ///」

海未「あと少しですよ、頑張ってください」モミモミ

ことり「はぁっ……はぁっ……」

海未「……」

ことり「はちじゅう……」

海未「……」ギュッ

ことり「きゅうぅ///」

海未「おっとすみません、強く握ってしまいました」
176: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 21:46:56.62 ID:1ssJ62fY.net
ことり「もぉ……だめぇ……」ハァハァ

海未「何故です?」

ことり「からだが……からだがあついのぉ……」モジモジ

海未「それは大変です。一刻も早く終わらせなければなりません」

ことり「じゃあ……やめてくれるの?」

海未「ええ、辞めますよ」





海未「ことりが数え終われば、の話ですけどね」ギュ-

ことり「はあぁっ///」ビクンッ
178: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:18:59.87 ID:1ssJ62fY.net
海未「うふふ……可愛いです、ことり」サワサワ

ことり「……きゅ、きゅうじゅう……はあっ」

海未「辛そうですね、大丈夫ですか?」

ことり「ほんとに……だめなのぉ……」

海未「仕方ないです、ではここからは私が数えてあげましょう」

ことり「……ふぇ?」

海未「九十一」ムニュ

ことり「やっ///」

海未「九十二」ムニュ

ことり「あっ///」
181: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 22:49:45.52 ID:1ssJ62fY.net
海未「九十三」ギュッ

ことり「いっ……!」

海未(あぁ……変な気分になってしまいそうです……)ゾクゾク

海未「九十四」ギュ-

ことり「っ!」ビクンッ

海未「おや?……これはどういう事ですか?」

ことり「はぇ……?」



海未「何故乳首が立っているのですか?」
185: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/28(金) 23:13:38.41 ID:1ssJ62fY.net
ことり「ちくび……?」

海未「知らないという事はないでしょう」ニコッ

ことり「し、しらないよ……ことり、わかんない……」ビクッ

海未「嘘ですよね?」

ことり「うそじゃないよ……」ジワッ

海未「全く……破廉恥なのはどちらですか」ハァ

ことり「ちがう……ことり、えっちなこじゃ――」グスッ




海未「ことりは本当に、破廉恥な子ですね」ボソッ

ことり「んんっ///」ゾクゾクッ

海未「ほら、やっぱり破廉恥です」フフッ
204: キリがいいのでこれだけ更新(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 01:34:44.52 ID:AylpOs5P.net
ことり「だからちが――」フラッ

海未「ことり?」


バタッ……


海未「ことり!?」

ことり「……うぅっ」

海未「だ、大丈夫ですか!?」ダキッ

ことり「ふ、ふらふらするよぉ……」

海未「ふらふら?……はっ!もしや、あまりの長湯で上せてしまったのでは!?」

ことり「うみちゃぁ……」

海未「ひ、一先ず上がりましょうっ!」ザバッ

――――――
207: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 11:32:08.68 ID:dFL3GEi0.net
――園田家 居間


ことり「ん、んんっ……」パチッ

海未「ことり、私が誰だかわかりますか?」

ことり「うみちゃん……?」

海未「良かった、意識は正常のようですね」ホッ

ことり「ことり、どうしちゃったの?」

海未「お湯に長く浸かりすぎてしまい、上せてしまったようです」

ことり「そうなんだ……」
208: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 11:41:30.10 ID:dFL3GEi0.net
海未「それで……あの、ですね……ことり」モジモジ

ことり「なぁに?」



ガバッ



海未「この度は本当にすみませんでしたぁっ!!」ドゲザッ

海未「つい魔が差したと言いますか……好奇心に駆られてしまったと言いますか……」

海未「あまりにことりが魅力的だったのでつい……」

海未「い、いえっ、こんなのただの言い訳ですね……最低です」
209: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 11:49:15.39 ID:dFL3GEi0.net
海未「ことり、私を殴ってください」

ことり「うみちゃん」

海未「……わかっています、それぐらいで許されるとは思っていません」

海未「許していただけるなら、ことりの望むことも何だってする覚悟です」



ことり「うみちゃんっ!」

海未「すみません……ただ今は、何も言わずに殴ってください!」グッ
210: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 12:17:57.50 ID:dFL3GEi0.net
ことり「……」ゴクッ




ことり「え、えぇ~いっ!」ブンッ


ペシッ……


ことり「やぁっ!たぁっ!」ブンッ


ペシッ……ペシッ……


海未「……」

海未(痛いというより、こそばゆいですね……)
213: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 16:05:01.54 ID:dFL3GEi0.net
ことり「はぁ……もう、これいじょうはできないよぉ……」

海未「えっ?終わりですか?」

ことり「うん、だってなんでことりがうみちゃんをたたかなくちゃいけないの?」

海未「いや、それは……」

ことり「うみちゃんは、たおれちゃったことりをたすけてくれたんでしょ?」

海未「ん、まあ……そうですね」

ことり「だからことりは、うみちゃんにひどいことはできませんっ」ニコッ

海未「……」クラッ

海未(何なのですか一体!ことりは天使なんですか!?)
215: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 16:19:20.86 ID:dFL3GEi0.net
海未(ですが……何かがおかしいような)

海未(いくらことりが幼いとは言え、流石に先程の行為が酷いことぐらいはわかるはず……もしや?)


海未「ちなみに、ことりはお風呂場での事は覚えているのですか?」






ことり「ぜんぜんっ!」

海未(あぁ……やはりそういう事でしたか)
219: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 19:06:33.14 ID:YWgfmnBh.net
ことり「おふろでなにかあったの?」キョトン

海未「へっ!?……そ、そうですね」アセアセ

海未(ことりはあの事を覚えていない……ならば)

海未「……いえ、何もなかったですよ」ニコッ

海未(この秘密は墓場まで持っていかせていただきます!)

ことり「そっかぁ……じゃあ、うみちゃん」

海未「はい?」


グゥ-


ことり「ことり、おなかすいちゃった///」エヘヘ

海未「……そうですね、ご飯にしましょうか」フフッ

――――――
220: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 20:57:26.92 ID:dFL3GEi0.net
――園田家 台所

ことり「う~みちゃん♪きょうのごはんはなんですかぁ?」ヒョコ

海未「今日のご飯は私特製のチャーハンです!」ウキウキ

ことり「えっ、ちゃーはん……」

海未「はい!ことりに喜んでいただけるよう、精一杯作りますね!」

ことり「……に、にんにくはいってる?」

海未「入ってますがどうかしまし――」ハッ

海未「そういえば、ことりはにんにくが嫌いでしたか……」

海未「す、直ぐに作り直しますねっ」
222: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 22:30:41.68 ID:dFL3GEi0.net
ことり「ま、まってうみちゃん!」

ことり「たべるから……すてちゃだめだよ」

海未「しかし、嫌いなものを無理して食べさせるわけには……」

ことり「うみちゃんがせっかくつくってくれたんだもん……」シュン

海未「ことり……」

海未「……わかりました、では今作っている分は私が食べます」

海未「そしてことりには別に、にんにく抜きのチャーハンを作ります」

海未「これなら、私の作ったものですから問題ないですよね?」

ことり「うんっ!」

海未「ふふっ、良かったです。いっぱい食べてくださいね」ナデナデ

ことり「えへへっ///」
234: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 09:53:38.95 ID:dbapI9af.net
海未「ごちそうさまでした」パンッ

ことり「ごちそうさまでしたぁ~♪」パンッ

海未「お味の方はいかがでしたか?」

ことり「おいしかったぁ~!」

海未「ありがとうございます、いつかことりにも私特製のチャーハンを食べていただきたいですね」

ことり「う、うぅ……がんばるっ」グッ

海未「無理はしないでくださいね」フフッ


海未「さて、ご飯の後はことりお待ちかねのケーキですよ」

ことり「ケーキっ!」ガタッ

海未「そんなに焦らなくともケーキは逃げません、落ち着いてください」

ことり「はぁい……」シブシブ
235: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 10:12:14.34 ID:dbapI9af.net
海未「ことりはチーズケーキでしたね」

ことり「うんうんっ!」ワクワク

海未「どうぞ」スッ

ことり「はわぁ~……おいしそうだよぉ~」トロ-ン

海未「そしてこれは……私からのお詫びです」スッ

ことり「……ふぇ?これってうみちゃんのケーキ」

海未「ことりが食べてください」

ことり「……だめっ!いっしょにたべよってやくそくしたもんっ」ブンブン

海未「確かにしましたが……食べて良いのですよ?」
237: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 14:48:21.90 ID:XrEyV3lv.net
ことり「やだっ!うみちゃんがたべないならことりもいらないっ」

海未「そ、それは困ります……」

ことり「ねぇ、うみちゃん……いっしょにたべよぉ?」ウワメ

海未「……」フルフル

ことり「おねがぁい!」

海未「……ぐっ」

ことり「……」ジッ

海未「……そ、そんなに見ないでください」

ことり「……」ジ-

海未「駄目なものは駄目なんですっ!」
238: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 14:58:42.06 ID:cjLNPmhy.net
ことり「……わかった」ガタッ

ことり「……ことり、もうねる」プイッ

海未「あっ、ちょっとこと――」


ガチャ……バタンッ


海未「……り」

海未「……」ハァ

海未「ケーキ……片付けましょうか」

――――――
239: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 17:56:46.86 ID:Mv8qFaX8.net
――客室


ことり「うみちゃんのばかぁ……」グスッ

ことり「たべさせあいっこしようねっていってたのにぃ……」

ことり「……ぅ」ジワッ

ことり「うみちゃぁ……」グスグスッ





海未「……」

海未(……今入るのは止めておきましょうか)スッ

海未「少し、夜風に当たりたい気分です……」

ウミチャン……

海未 「……行きましょう」

――――――
242: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 21:41:36.64 ID:UIUDb9vm.net
――園田家 縁側


海未「……風が涼しいですね」

ブブッ……

海未「ん?着信ですか……」


海未「はい、もしもし」

『やっほー海未ちゃん!調子はどう?』

海未「ああ、穂乃果ですか」

穂乃果『んー?何かいつもの海未ちゃんじゃないね』

穂乃果『もしかして、子どもことりちゃんと何かあった?』
243: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 21:53:18.06 ID:UIUDb9vm.net
海未「子どもことりって何ですか……」

穂乃果『子どもになったことりちゃんだから『子どもことりちゃん!』可愛いでしょ!』

海未「……ええ、そうですね」

穂乃果『ふーん……』

穂乃果『やっぱり何かあったんだ』

海未「な、何故そう思うのです?」

穂乃果『だっていつもの海未ちゃんなら、さっきのも馬鹿馬鹿しいって言ってきそうなのにさ』

穂乃果『そうですね……って、そんなの海未ちゃんらしくないよ』
244: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 22:14:32.83 ID:UIUDb9vm.net
海未「うっ……穂乃果のくせに鋭いですね」

穂乃果『穂乃果のくせにってなにさ~!一言余計だよ!』

穂乃果『でもまあ、何かあったって事なんだよね?穂乃果でよかったら、お話聞くよ?』

海未「あの……ことりと」

穂乃果『子どもことりちゃんと?』

海未「ことりと……喧嘩してしまいました」

穂乃果『……』

海未「穂乃果?」

穂乃果『子どもことりちゃんとケンカしたの?』

海未「はい……原因は私にあるんです」

穂乃果『そうなの?じゃあ海未ちゃんが謝ればそれで終わりじゃん』
245: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 22:40:24.40 ID:UIUDb9vm.net
海未「まあ、確かにそうなんですけどね……」

穂乃果『ダメなの?』

海未「駄目ではないです……ただ――」

穂乃果『もうっ面倒くさいなぁー海未ちゃんは』

海未「なっ!面倒くさいとは何ですかっ!」

穂乃果『だって面倒くさいもーん』

穂乃果『悪い事をしたなら謝る!それでいいじゃん』

穂乃果『海未ちゃんは難しく考えすぎなんだよ~』

海未「穂乃果は簡単に言いすぎなんです……」
246: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 22:53:24.78 ID:UIUDb9vm.net
海未「大体、謝ったところで許してもらえるかどうか……」

穂乃果『大丈夫、大丈夫!』

海未「その根拠は?」

穂乃果『だってことりちゃんだもん!』

海未「……はぁ、馬鹿馬鹿しい」





海未「ですが――あながち間違いでもないような気がします」クスッ

穂乃果『でしょ?あのことりちゃんだもん、きっと許してくれるって』

海未「ええ、それを信じて今からことりに謝ってきます」

穂乃果『うんうんっ善は急げ、だよ!』
247: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 23:02:39.28 ID:UIUDb9vm.net
海未「穂乃果」

穂乃果『なになにー?』

海未「……感謝します」

穂乃果『……今度ノート写させてね♪』

海未「一度だけですよ」

穂乃果『相変わらずケチー』

海未「大きなお世話です……では」

穂乃果『ちゃんと結果聞かせてね?』

海未「わかっています」

穂乃果『それならよし!……じゃ、頑張ってね~!』


プツッ……


海未「……さて、今度こそことりの元へ行きましょうか」

――――――
257: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 13:21:36.66 ID:bBL4LhET.net
――客室

海未「ことり、入りますよ」コンコン



ガラッ




ことり「……」ス-ス-

海未(寝てしまっていますね……)

ことり「んみちゃぁ……」ス-ス-

海未「はいはい、ここにいますよ」ギュッ

ことり「……ふふっ」ス-ス-
258: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 13:27:54.88 ID:bBL4LhET.net
海未「しかし、謝りに来たはいいものの……寝てしまっていてはどうしようもありません」

海未「起こすのも可哀想ですし……かと言って明日だとことりは元に戻ってしまいますし」

海未「……」ウ-ン



海未「……少し卑怯かも知れませんが、許してくださいねことり」

ことり「……」ス-ス-

海未「先程はケーキを一緒に食べてあげられずすみませんでした」
260: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 15:45:03.65 ID:bBL4LhET.net
海未「決して、ことりと食べるのが嫌だったわけではないのです」

海未「ただ、私がお風呂でしてしまった事へのお詫びとして、ことりにケーキを差し上げようとしただけ」

海未「ですが、それはかえって逆効果でしたね。私の勝手なワガママで怒らせてしまい、申し訳ありません」

海未「出来れば明日、一緒に食べましょうと言いたいところですが……それは駄目なんですよね」

海未「……ならばせめて」



ポフッ



海未「一緒に寝るぐらいは、構いませんよね?」フフッ
261: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 16:01:12.40 ID:bBL4LhET.net
ことり「……あ、ちーずけーきのおうちだぁ」ス-ス-

ことり「……おいしそぉ~」ス-ス-


海未「楽しそうな夢ですね」クスッ

海未「しかし、次に目が覚めた時にはもう、このことりはいません……」

海未「妹が出来たようで嬉しかったのですが、少し寂しいです……」シュン

ことり「んんっ……」ゴソゴソ

ことり「……あれ、うみちゃー?」ポケ-

海未「ああ、起こしてしまいましたか」
262: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 16:07:49.88 ID:bBL4LhET.net
ことり「なんでうみちゃんがここにいるのぉ……?」ポケ-

海未「ことりと一緒に寝るためですよ」ナデナデ

ことり「そっかぁ~……えへへ~……」

ことり「ねえねえ……うみちゃん……」ウトウト

海未「どうしました?」

ことり「あしたはいっしょにケーキ……たべよう……ね」ウトウト


コテン……



ことり「……」ス-ス-

海未「そうですね……一緒に食べましょう」
263: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 19:15:59.25 ID:RCB/JgYx.net
――翌朝

チュンチュン……




ミチャン……!ウミチャン……!!

海未「なんですか朝から騒々しい……」

ことり「もぉ~っ!はやくおきてよ!」ユサユサ

海未「止めてください……私はまだ眠いんです」

ことり「いっしょにケーキたべようよぉ~!」ユサユサ

海未「もう少し後でいいで――えっ?ちょっと待ってください!」ガバッ

ことり「ふわぁっ!」コテン
266: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 19:54:11.30 ID:RCB/JgYx.net
海未「こ、ことり!何故その事を!?」

ことり「そのことって?」

海未「ケーキを食べるという事ですよ!」

ことり「だってきのうやくそくしたよ?」

海未「約束はしましたが……」

海未(それはことりが言うように昨日の夜の話)

海未(つまり……まだ元に戻っていない!?)

海未「急ぎ真姫に連絡を……!」スッ
267: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 20:06:49.54 ID:RCB/JgYx.net
プルル……プルル……



『……なによぉ、こんな朝早くに――』

海未「ことりが元に戻っていません!一体どういう事ですか!?」

『どういう事って言われても……』

海未「効果は一日で切れると言っていたではないですか!」

『まあその内戻るでしょ……じゃあ私はもう一眠りするから……』

プツッ……ツ-ツ-……

海未「その内って……いくらなんでも投げやりすぎるでしょう」ハァ
268: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 20:46:05.48 ID:giGn672f.net
ことり「おはなしおわったの?」ピョコ

海未「ええ、一応は……」

ことり「じゃあケーキたべよっ♪」ニコッ

海未「まあ、現時点ではどうすることも出来ませんし……そうしましょうか」

ことり「やったぁ~♪」ウキウキ

海未(何だか、久しぶりにことりの笑顔を見た気がしますね)フフッ


――――――
273: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/01(火) 08:44:01.34 ID:aK6wLg2q.net
――園田家 居間


ことり「はいうみちゃんっあ~ん♪」ヒョイ

海未「あ、あ~ん……」パクッ

海未「……」モグモグ

ことり「おいしいっ?」ドキドキ

海未「え、ええ……おいしいですよ」ニコッ

ことり「ほんとっ?よかったぁ~……」






海未(重い……朝からケーキは重いです……ましてやチーズケーキなど……)ウプッ
274: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/01(火) 09:03:25.55 ID:aK6wLg2q.net
ことり「あ~ん♪」ヒョイ

海未「……このままでは自分の分が無くなってしまいますよ?」

ことり「あっ、それもそっかぁ……」

海未「そうです、私の事は気にせずことりが好きなだけ食べてください」




ことり「うぅ~……でもやっぱりいいの!」

海未「いいのですか……?」

ことり「うんっ、うみちゃんといっしょにたべれたらそれでいいの!」ニコッ

海未「……!」ドキッ



ことり「でもやっぱりことりもたべよ~っと」パクッ

ことり「んんっ~♪おいひぃよぉ~」ヤ-ン!
276: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/01(火) 09:21:28.45 ID:aK6wLg2q.net
ことり「ごちそうさまでしたぁ!」パンッ

海未「ご、ごちそうさまでした……」

ことり「うみちゃんだいじょーぶ……?」

海未「あ、あんまり大丈夫ではないですね……気持ち悪いです……」ウプッ

海未(朝からチーズケーキ三分の二とガトーショコラ三分の二は流石にキツかったです……)



スリスリ……



海未「?」

ことり「ことりがおせなかさすってあげるね?」スリスリ

海未「……ありがとうございます」

ことり「すりすり~♪」スリスリ
277: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/01(火) 09:51:15.27 ID:aK6wLg2q.net
海未「……しかし、これからどうしましょうか。幸い学院は休みですので焦ることはないのですが……」

海未「お母様達が戻ってくる前には家を出ないといけませんね」

海未「特に予定があるわけでもないですけど……ことり、何処か行きたい所はないですか?」

ことり「えっ?ことり?……う~んとねぇ」ウ-ン





ことり「……あっ!」ポンッ

海未「何処に行きたいのです?」

ことり「ことり、うみちゃんとデートしたいな♪」
279: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/01(火) 18:04:53.43 ID:aK6wLg2q.net
海未「デート……お出かけですか?」

ことり「ちがうよぉデート!」

海未「まあ、どちらでも構いませんが……そのままの格好で行くのですか?」

ことり「?へんかな?」

海未「服がシワだらけですよ」

ことり「でもおきがえはもってないし……」

海未「一応私の服でよければお貸ししますけど……」

ことり「かしてかしてっ!」

海未「それなら、ここで待っていてください。直ぐにお持ちしますので」

ことり「うんっ!」ワクワク
280: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/01(火) 18:40:06.98 ID:aK6wLg2q.net
海未「はい、お待たせしました」

海未「少し小さいかもしれませんが……」

ことり「ありがと~♪……すぐきがえるねっ」ヌギヌギ

海未「ちょっ!こ、ここでは着替えないように!」

ことり「え~……じゃあどうすればいいの?」ブ-ブ-

海未「着替えは客室でお願いします」

ことり「……はぁ~い」シブシブ


テクテク……


海未「全く……ことりは無防備過ぎますよ……」
287: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/01(火) 23:03:40.68 ID:aK6wLg2q.net
ことり「きがえてきたよ~!」パタパタ

海未「お帰りなさ……い……」ピタッ

ことり「?」

海未「あの、ことり……そ、それ……私の服、ですよね?」オソルオソル

ことり「うん、そうだよ?」

海未「着る時、何処か窮屈だったりしませんでしたか……?」

ことり「……そういえばおむねのところが――むぐっ」

海未「や、やっぱり言わなくていいですっ!」バッ

ことり「んー!?んんー!!」ジタバタ

海未「あっ、すみません!」パッ
289: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/01(火) 23:12:30.68 ID:aK6wLg2q.net
ことり「けほっけほっ……な、なにするのぉ……」ウルウル

海未「お、思わず慌ててしまって……」

海未(……あれ本当に私の服なんですよね?)ジッ


ことり「……」バイ-ン


海未(……いやっおかしいです!何でことりが着るだけであんなに破廉恥になるんですか!?)

ことり「んー……やっぱりおむねが……」ビヨ-ン

海未(あぁ……私の服がぁ……)
291: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/01(火) 23:26:27.51 ID:aK6wLg2q.net
ことり「うみちゃん、もっとおっきい――」

海未「ありません♪」ニコッ

ことり「で、でもぉ……」

海未「我慢してください♪」

ことり「うぅ……」

海未「出先で新しい服を買いましょう。それまでは私の服を着ていてください…………窮屈かもしれませんけどねっ!」

ことり「う、うみちゃんこわいよぉ……」ビクビク

海未「……ふんっ」プイッ

――――――
298: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/02(水) 08:06:24.15 ID:O6HF6ldH.net
――秋葉原

ことり「わぁ~ひとがいっぱい……」ホエ-

海未「今日はお休みですから特に多いみたいですね」

ことり「なんかみんなことりたちのことみてるね」

ことり「……わかった!うみちゃんがかわいいからだ♪」


海未「いえ、それは違います」キッパリ

海未(まあ……あれだけ強調されていれば、嫌でも見られてしまうでしょう)
299: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/02(水) 08:52:35.55 ID:O6HF6ldH.net
ことり「じゃあなんでだろ?」ウ-ン

海未「……そうですね、ことりが可愛いからではないですか?」

ことり「そ、そうかな?ことり……かわいいかな///?」テレテレ

海未(あ、満更でもないんですね)

海未「はい、とても可愛いです」

海未「なので――」


ギュ……


海未「可愛いことりとはぐれてしまわない様に、手を繋ぎましょう」ニコッ

ことり「……ことりとうみちゃん、なかよしさんだねっ」ギュッ
303: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ 2015/09/02(水) 12:54:38.86 ID:UewKU+vG.net
トコトコ……


海未「まずは何より服を買わないとですね」

海未「ことりもそのままでは辛いでしょう?」

ことり「そうだね~、あるくとちょっとくるしいかなぁ」

海未「……もう、何処とは聞きませんよ」フッ…

ことり「うみちゃんはかわないの?」

海未「私は、別に今は困っていませんので……」

ことり「えぇ~!かおうよぉ~!」ユサユサ
304: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ 2015/09/02(水) 16:04:15.26 ID:UewKU+vG.net
海未「そうは言われましても……」

ことり「ことりがうみちゃんににあう、かわいいふくえらんであげるから!」

海未「ことりが?選べるのですか?」

ことり「むぅ……ことりのことばかにしてる」プクゥ

海未「そ、そんな事はありません!ただ、疑問に思っただけで……」

ことり「できるもんっ!」

海未「わ、わかりましたよ……ことりがそこまで言うなら」

ことり「やったぁ!さすがうみちゃん♪」ギュ-

海未「こ、こらっ腕に抱きつかれたら歩きにくいです///」
311: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/02(水) 21:57:08.98 ID:1uLEDUqT.net
――服屋


海未「こ、ことり……本当にこれを着るのですか?」

ことり「だいじょ~ぶ♪かわいいうみちゃんならぜったいにあうよ!」

海未「ですがぁ……」

ことり「ことりのえらんだふくじゃだめ?」ウルウル

海未「そ、そういうわけではありません……ただ、恥ずかしいのです///」

海未「これなんて脚が殆ど出ているではありませんか……」

ことり「でもぜったいにあうよ!」

ことり「それに……うみちゃんがきてくれたら、ことりもおんなじのかいたいな」

海未「そ、それはもしや……ぺ、ペアルックとかいう奴ですか!?」

ことり「うん!うみちゃんはあおで~、ことりはしろっ♪」
316: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/03(木) 02:22:09.21 ID:OSl8pAJW.net
ことり「うみちゃんはいや?」ウワメ

海未「……うっ」

海未(恥ずかしい……こんな服を着て街を歩くなど、破廉恥すぎます……)

海未(ましてやペアルック……人の目を集めるであろう事は必然です……)

海未「せ、せめて、ことりは別の服にしませんかっ?」アセアセ

ことり「だめっ!」

海未「……理由を聞いても?」

ことり「だってぇ……ことりはうみちゃんとおそろいがいいんだもぉん……」グスッ
317: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/03(木) 02:30:19.99 ID:OSl8pAJW.net
海未(あぁ……またことりの泣き顔です。これを見る度に心が酷く痛むのです……何故なのでしょう?)

海未(そして、いくら私でもこの技を出されたとあっては――)

海未「……今回だけですよ?」ハァ…

海未(負けを、認めざるを得ません……)

ことり「わぁいっ!」パアァ

海未(はぁ……私は一体、後何回ことりの泣き顔に平伏せばいいのでしょう)

ことり「えへ~♪」ギュ-

海未「……まあでも、この笑顔が見られるのならそれも案外悪くないのかもしれませんね」フフッ
326: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/04(金) 22:17:35.09 ID:Fikubbc1.net
アイガトウゴザイマシタ-


海未「さて、買い物も無事終了しましたねっ」ソソクサ

ことり「うーみーちゃぁーん?」ジ-

海未「な、なんでしょうか……?」メソラシ

ことり「……なんできがえてくれないのっ!」

海未「その、ですね……やはり街中でペアルックは私には少し難易度が……」

ことり「はいっ♪」パッ

海未「いえ、ですから……」

ことり「どーぞっ」ニコッ

海未「……」

ことり「」ニコニコ

海未「着替えてきます……」
327: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/04(金) 22:28:44.61 ID:Fikubbc1.net
海未「お、お待たせしました……///」モジモジ

ことり「わあぁ~!」キラキラ

海未「どうでしょうか……?」

ことり「やっぱりかわいい~!」ヤ-ン!!

海未「あ、ありがとうございます///」

ことり「これで、ことりとうみちゃんおそろいだねっ♪」

海未「そう、ですね……」アハハ…

海未(やはり、心なしか周りからの視線が増えたような……)

海未(ペアルックが嫌なわけではないですが……うぅ、恥ずかしすぎて死にそうですぅ///)カアァ
328: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/04(金) 22:46:09.11 ID:Fikubbc1.net
海未「つ、次は何処か行きたい場所とかありますか?」キョロキョロ

ことり「もぉ、うみちゃんきにしすぎだよぉ~」

海未「そ、それはそうなのですが……」

ことり「ことりのことも、もっとみて?」

ことり「ことりだっておきがえしたんだよ……」シュン

海未「あ……」

海未「す、すみません気付かなくてっ」

ことり「にあってる……かな?」ヒラッ

海未「それはもちろんですともっ!」ウンウン

ことり「……ふふっ、ありがと♪」ギュッ

――――――
331: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 00:53:39.79 ID:pEMJnhx+.net
――ハンバーガー屋


海未「お昼はここでも構いませんか?」

ことり「ことりはいいけど……うみちゃんは?」

海未「私ですか?確かにあまり好き好んで食べるわけではないですが……」

ことり「じゃあ……」

海未「いえ、かと言って嫌いなわけでもないので大丈夫ですよ」

海未「それに、デートならこういう場所は定番なのでは?」

ことり「うみちゃん……」キラキラ

海未「……まあ、私達はデートではないですけ――」

ことり「うみちゃぁ~~ん!!」ガバァ
332: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 01:18:14.78 ID:pEMJnhx+.net
海未「どね……ってきゃっ!」ダキッ

海未「ど、どうしたのですかいきなり!?」

ことり「やっぱりうみちゃんもデートっておもってたんだね!」キラキラ

海未「ちょっ!?こ、ことり声が大きいです!」


マァ、デ-トデスッテ

ペアルックデダキアッテ……オアツイワネ-


ことり「ねえねえっ、あれってことりたちのことかな?」

海未「……」

ことり「うみちゃん?」ヒョコ

海未「……あ、あわわわわ//////」プシュ-

ことり「う、うみちゃん!?」
338: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 14:39:17.36 ID:pEMJnhx+.net
海未「……」ムスッ

ことり「う、うみちゃ~ん……」オソルオソル

海未「……なんでしょうか?」ムスッ

ことり「ごめんね?ことりがおっきいこえだしちゃったから……」

海未「そうですね、物凄く恥ずかしかったです」

海未「周りの人にはきっと私達が付き合っていると誤解されたことでしょう」

ことり「ごめんなさい……」

海未「……」フゥッ

海未「ですがもう過ぎた事、そんなに気にすることはありませんよ」ニコッ
339: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 15:04:35.96 ID:pEMJnhx+.net
海未「さあ、それより早く食べてしまいましょう。冷めてしまっては美味しくなくなります」

ことり「あ、うん!」


パクッ


ことり「……」ハムハム

海未「ことり、それは?」パクパク

ことり「これ?チーズバーガーだよっ!」ハムハム

海未「やっぱりそこはぶれないんですね……」パクパク

ことり「~♪」ハムハム

海未「……ん?」ピクッ
340: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 15:26:35.86 ID:pEMJnhx+.net
ことり「♪」ハムハム

海未「……ふふっ」

ことり「?」ピタッ

海未「ことり」

ことり「なぁに~?」

海未「ちょっとジッとしていてくださいね」

フキフキ…

ことり「んむっ……どうひたのぉ?」グッ

海未「頬にケチャップが付いていますよ」

海未「それよりも、喋られると拭きにくいでしょう。動かないでください」フキフキ

ことり「ふぁ~い♪」バンザ-イ

海未「はぁ……もういいです」
346: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 07:53:39.63 ID:HhoIoX1P.net
ことり「おいしかったねぇ~」

海未「ええ、ですがだからと言って、こればかり食べてはいけませんよ?」

ことり「なんでー?」

海未「太るからです」ズバリ

ことり「わかった!」

海未「ほう、えらく聞き分けがいいですね」

ことり「だってふとりたくないもん!」

海未「……穂乃果に爪の垢を煎じて飲ませてあげたいぐらいの答えです」ナデナデ
347: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 08:05:29.23 ID:HhoIoX1P.net
ことり「そんなことしたらほのかちゃんがかわいそうだよぉ……」

海未「あ、いえっ!今のは言葉の綾であって……本当に思っているわけではないんですよ?」アセアセ

ことり「そうなの?」

海未「いくら私でも、流石にそこまではやりませんよ……」

ことり「そっか、よかったぁ……」ホッ

海未「ことりは優しいですね」クスッ

ことり「……うん」

海未「ことり?」

ことり「ねえ、うみちゃん」

海未「なんでしょう?」

ことり「ことりね、さいごにいきたいところがあるの」
354: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 16:11:16.76 ID:HhoIoX1P.net
海未「最後に行きたい所?どこですか?」

ことり「えっとね――」

――――――

――ゲームセンター

海未「何処かと思えば……行きたい所とはここですか?」

ことり「だめ?」

海未「いいえ、そんな事はありませんよ」フフッ

海未「それで、何をしたいのです?」

ことり「こっちきてっ」ギュッ


タッタッタッ……


海未(一体なんなのでしょう?)
355: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/06(日) 16:28:03.53 ID:HhoIoX1P.net
海未「これは……プリクラ、とかいう奴ですよね」

海未(穂乃果達がやっているのを見たことはありますが……そういえば私はやったことがなかったですね)

ことり「いっしょにとろ?」

海未「そうですね、私もどんな物か一度試してみたいですし」

海未「しかしことり、使い方はわかるのですか?」

ことり「だいじょーぶ!」

海未「……では、操作はことりにお任せしますね」

ことり「はぁ~い♪」


海未「……」

ことり「うみちゃん、いかないの?」

海未「ああすみませんっ、今行きます」

海未(少し、変ですね……)フム

海未(精神が幼くなったとしても、こういった事は覚えているものなのでしょうか?)
360: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 01:22:56.03 ID:6ct8dygK.net
ことり「うみちゃんもっとこっちー!」グイ-!!

海未「い、いえいえ!私はここで構いません!」ググッ

ことり「そこじゃうつらないよ!」

海未「……だって、そこまで近付いたら抱き合う形になってしまうではないですか///」

ことり「それでいいのぉ!」グイーッ!!

海未「わ、わかりました!わかりましたから引っ張らないでください!」

ことり「ならおっけーです♪」パッ

海未「ふぅ、助かりました……」

ことり「それじゃあとるよー?」

海未「って、えっ!?もうですか!?」

ことり「はい、ちーず♪」ギュッ

海未「ま、待って下さ――」


パシャッ
364: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 23:11:52.94 ID:6ct8dygK.net
――――――

――帰り道


ことり「あははっ、うみちゃんへんなかお~」

海未「笑わないでください!いきなり撮られたらこうもなりますよ……」

ことり「かわいいよ♪」

海未「もうっ……」

海未「ですが、ありがとうございます」

ことり「うんっ!」

海未「今日は楽しかったですか?」

ことり「すっごくたのしかったぁ!」

海未「それは良かったです 」フフッ
365: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 23:19:44.35 ID:6ct8dygK.net
ことり「あの……それでね?」

ことり「ことり、うみちゃんにきょうのおれいがしたいなぁ~って……」モジモジ

海未「お礼ですか?いえそんな、別にいいですよ」

ことり「だめっ!うけとってほしいの……」

海未「そ、そんなにですか?」

ことり「おねがぁい、うみちゃん」ウルウル

海未「……仕方ないですね」ハァ

ことり「やった!」
366: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 23:26:14.22 ID:6ct8dygK.net
海未「それで?最初に何をすればよいのですか」

ことり「……め、つむって?」

海未「……目ですか?」グッ

海未「これで構いませんか?」

ことり「だいじょーぶですっ」

海未「では、私はここからどうすれば……」

ことり「そのままでいてね?」

海未「はあ……」

ことり「じゃ、じゃあ……いくよ?」

海未「ええ……」
367: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 23:35:48.87 ID:6ct8dygK.net
海未(一体何をするつもりなのやら……まあ、流石に変な事はされないとは思いま――)



チュッ…


海未(……すけどぉ!?)ビクッ

海未「えっ!?ええっ!?こ、ことり!今の感触は……」パチッ

ことり「えへへ……///」テレッ

海未「あ、あの……ことり///」カアァ

ことり「きょうはほんとうにたのしかったよ!」





ことり「ありがとう、海未ちゃん」ニコッ
369: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 23:45:49.68 ID:6ct8dygK.net
海未(……?何かことりの雰囲気が……っ!)ハッ

海未「あ、貴女まさか!」

ことり「南ことり、十七歳。スクールアイドルですっ♪」テヘッ

海未「元に……戻ったのですか?」

ことり「うーん……海未ちゃんはどう思う?」

海未「ああ、このことりは戻っていますね」

ことり「流石海未ちゃん!」パチパチ

海未「いつからなのですか?」

ことり「ええっとね……昨日の夜中ぐらい、かなぁ?」

ことり「急に目が覚めたの――」

――――――
379: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 12:56:23.39 ID:l4NQvRuL.net
――昨夜 園田家


海未「……」ク-ク-

ことり「……」ムニャムニャ

ことり「……!」ムニャムニ……ビクッ

ことり「ん、んうっ……はぇ?ここどこぉ?」キョロキョロ

ことり「ん~……ん!?う、海未ちゃんっ!?」

海未「……こ、ことりぃ」ムニャムニャ

ことり「な、何で海未ちゃんが隣に?よく分からないけど、一緒に寝てた……のかな?///」ドキドキ
381: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 16:16:21.85 ID:l4NQvRuL.net
ことり「というより、ここってもしかして……海未ちゃんのお家?」


ズキッ!!


ことり「……いたぁ!」

ことり「い、いきなり頭が……っ!」ズキッ

ことり「痛い、痛いよぉ……」ズキズキ…


ギュッ


ことり「えっ?」

海未「……んふふっ、だいじょーぶですかー?」ムニャムニャ
382: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 16:22:02.35 ID:l4NQvRuL.net
ことり「う、海未ちゃん?起きてるの?」

海未「……」ク-ク-

ことり「寝言かぁ…………ん?」サッ

ことり「頭、痛くなくなってる!」ペタペタ

ことり「よかったぁ……」ホッ

ことり「海未ちゃんのおかげだね」クスッ

海未「……」ス-ス-

ことり「でも何で海未ちゃんのお家に……」
383: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 16:30:21.13 ID:l4NQvRuL.net
ことり「ってあれ?何かここに来るまでの記憶が……」ウ-ン

ことり「っ!」ハッ


ことり『ふえええぇん!!』

海未『ど、どうしたのですか!?いきなり!』

ことり『うみちゃんが……うみちゃんがことりのことおこったぁ……』ボロボロ

海未『あ、いえ、さっきのはそういう訳では……』

ことり『ごめんなさい……ことり、わるいこでごめんなさい……』



ことり「……そういうこと、だったんだ」

ことり「ことり、あのお薬飲んでから変になっちゃって……」

ことり「う、海未ちゃんに甘えて……///」カアァ

ことり「甘えて……//////」ボンッ
384: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 16:40:14.87 ID:l4NQvRuL.net
ボフッ


ことり(うわあぁぁ~!ことり、海未ちゃんに一杯抱きついちゃったりしてるよぉ~///)カアァ

ことり(し、しかも子どもになってたから……海未ちゃんに向かって大好きって……//////)

ことり(……ど、どうしよう。こんなんじゃ海未ちゃんの顔もまともに見れないよぉ!)

ことり「……あっ!そういえば……」


海未『妹が出来たようで嬉しかったのですが、少し寂しいです……』


ことり「って海未ちゃんが言ってたような……」

ことり「……せっかくだから明日は海未ちゃんの妹になっちゃおうかな~」フフッ
386: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 20:53:23.44 ID:0sZB7Jgy.net
ことり「うんうん!それならことりも恥ずかしくないもんね!」

ことり「寝る前にちょっと練習してみようっと……ん、んんっ!」






海未「……」ク-ク-

ことり「おやすみなさい、う~みちゃん♪」

――――――
387: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 21:02:17.50 ID:0sZB7Jgy.net
海未「私が寝ている間にそんな事が……」

ことり「騙しちゃってごめんね?」

海未「いえ、朝から何となく違和感は感じていましたので」

ことり「……」

海未「ことり?」

ことり「……それならもっと早くに言ってよ!」プクゥ

ことり「ことり、一人で変な子みたいだよぉ///」ポカポカ

海未「大丈夫です、変な子などではありません」

海未「今日一日、とても可愛かったですよ」ポンポンッ

ことり「~~////」カアアァ
390: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 23:30:29.29 ID:0sZB7Jgy.net
海未「勿論、今のことりもです」フフッ

ことり「……ことりは海未ちゃんきらいっ」プイッ

海未「昨日は大好きと言ってくれたのにですか?」

ことり「それはことりだけど、ことりじゃないもん」

海未「残念です……私はことりの事、好きなんですけど……」

ことり「海未ちゃんが好きなのは昨日のことりでしょ!」

海未「今のことりも好き……と言ったところで信じてもらえなさそうですね」

ことり「信じないもんっ」フンッ
391: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 23:36:44.12 ID:0sZB7Jgy.net
海未「では……」スッ



チュッ……



海未「少し気恥ずかしいですが、これでいかがでしょう///」カアァ

ことり「ふぇっ!?う、うみちゃ!?///」カアァ

海未「あまり恥ずかしがらないで下さい!私だって、同じなんです……」

ことり「だ、だって……!」

海未「私はことりの事が好きです」

海未「いえ、そうですね……ことりの事を好きになったと言った方が正しいでしょうか」
393: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 23:48:35.64 ID:0sZB7Jgy.net
ことり「好きになった……?」

海未「はい」コクッ


海未「昨日と今日、私は今までで、最もことりと濃密な時間を過ごしたと思います」

海未「昨日は幼いことりと、そして今日は幼い振りをしたことりと」

海未「どちらのことりもとても可愛く、私に甘えてくれて……恥ずかしながら私はその姿に心を奪われしまいました」

海未「二人のことりと過ごした時間があまりに楽しかったので」

ことり「……///」ポケ-

海未「この様な、軟派な理由で好き等とはおこがましいかもしれませんが……もう一度だけ、言わせてください」



海未「好きです、ことり」
403: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 15:17:00.14 ID:S3y/MHvr.net
ことり「……ぁ///」

ことり「え、えと……ほんと?」

海未「嘘偽りではありません、私の本心です」

ことり「そっか……」

ことり「そっかそっか……」フフッ

ことり「えへ……えへへっ」ニヤニヤ

海未「あ、あのー?」

ことり「海未ちゃん!」

海未「は、はいっ!」ビクッ

ことり「ことりね?やっぱり海未ちゃんの事好き!」ギュ-
404: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 15:20:42.89 ID:S3y/MHvr.net
海未「……え?ええええええぇ!?」

ことり「もうっ、何で驚いてるの?」

海未「今までの好きは友人としての好きだと思っていたもので……」

ことり「ことりは嫌いな人に、お礼でキスなんかしません!」

ことり「だから、そういうこと……なんだよ?」

海未「……」

ことり「海未ちゃん?」

海未「す、すみません……まさかの展開で言葉が出てきません」
405: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 15:23:50.05 ID:S3y/MHvr.net
ことり「ことりの事好き?」

海未「は、はい?それは勿論……」

ことり「じゃあそれでいいのっ、他に言葉なんていらないよ」


海未「あ、あの……それでは私達は……」

ことり「恋人同士……だね♪」

海未「恋人同士、ですか……実感が湧きませんね」

ことり「実はことりも……まだそんなに、かな」
406: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 15:28:06.26 ID:S3y/MHvr.net
海未「ならば、これからですね」

ことり「そうだね!これから恋人らしくなっていくんだもんね」

海未「……改めまして、不束者ですがよろしくお願いいたします」ペコリ

ことり「ことりの方こそ、わがまま娘だけどお願いしますっ♪」ペコリ


海未「……ふふっ」

ことり「えへへっ」

海未「……帰りましょう、送りますよ」パッ

ことり「うんっ♪」ギュッ


――――――
407: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 15:36:27.67 ID:S3y/MHvr.net
――翌日

真姫「はああぁっ!?」

穂乃果「お、お付き合いっ!?」

海未「その……色々ありまして……」

海未「お世話になった穂乃果と……まあ一応、私達のきっかけを作ってくれた真姫には報告をしておこうかと」

真姫「……ドッキリじゃなくて?」

ことり「ほんとだよ~♪」ギュ-

穂乃果「結果を聞かせてねとは確かに言ったけど……まさかねぇ」

海未「何かすみません……私もあの時はこんな事になるとは思っていなかったので……」

穂乃果「いや、でも……うん!とりあえずおめでとう!」パチパチ

真姫「あっ、そうね忘れてたわ……おめでと」パチパチ

海未「ありがとうございます、二人とも」

ことり「ありがと~♪」
408: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 15:44:12.45 ID:S3y/MHvr.net
ことり「……あっ!」ピ-ン!

ことり「ねえねえ海未ちゃんっ」

海未「はい?……急にどうしまし――むぐっ!?」



チュ-……



真姫「イ、イミワカンナイイミワカンナイ///////」

穂乃果「はわわわわ///////」


海未「んーっ!///」ジタバタ

ことり「……」プハッ



ことり「大好きだよっ!」ニコッ
409: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 15:45:27.72 ID:S3y/MHvr.net
とりあえずおわり


夜に短いおまけ投稿するかもしれません
415: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:08:22.66 ID:S3y/MHvr.net
おまけ

――数日後

ことり「海未ちゃん、ことりそろそろデートしたいなぁ」

海未「デートですか?あぁ……そういえば、まだした事なかったですね」

ことり「だめ、かな?」

海未「いえ、全然構いませんよ」

ことり「やったぁ!」グッ

海未「それで、何処に行きましょうか?」

海未「以前の様にお買い物、もしくは水族館や動物園等にお出掛け」

海未「他には互いの家でまったりと過ごすといったデートもあるようですが……」

ことり「ん~……お風呂、かな?」
416: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:19:15.34 ID:S3y/MHvr.net
海未「はい?お風呂?」キョトン

海未「あっもしかして、温泉ですか?確かに、日頃アイドル活動でたまった疲れを癒すにはよさそうですね――」

ことり「ううん、家のお風呂!」

海未「家?すみません、よくわからないのですが……」

ことり「えぇ~?海未ちゃんわからないの?」

海未「だって家のお風呂なら、温泉に行った方がいいではないですか」

ことり「ことりは、お家のお風呂がいいんだけどなぁ……」チラッ

海未「……ますます意味がわかりません」
417: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:27:53.12 ID:S3y/MHvr.net
ことり「しょうがないなぁ、じゃあ大ヒントあげちゃいますっ♪」




ことり「海未ちゃん家のお風呂」

海未「私の家のお風呂、ですか?」

ことり「……に二人で入った時のこと覚えてる?」

海未「に二人で入った時の事?」

海未「……」ウ-ン

海未「何か……ありましたかね……」フム

ことり「あったよ」ニコニコ




海未「………………ぁ」

海未「ぁ、あああああぁ!!!」ガタガタ
418: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:36:40.22 ID:S3y/MHvr.net
ことり「思い出してくれたみたいだね♪」

海未「こっ、こここことことりが何故その事をっ!?」アセアセ

海未「あ、あの事は、ことりにはお話してないはずですがっ!?」

ことり「あれ、ことり言ってなかったっけ?」

海未「な、何をですか!?」ビクッ

ことり「ことりね覚えてるの、あの時の事全部」

海未「全部……」

ことり「うんっ『全部』♪」

海未「という事はつまり……私がした事も……」タラリ

ことり「あの時は海未ちゃんが、ことりにいっぱいしてくれたからぁ~」




ことり「今度はことりが海未ちゃんにいっぱいシてあげるね♪」ウフッ

海未「い、いやですううぅ!!!」



この後、めちゃくちゃアネモネした
419: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 22:38:15.34 ID:S3y/MHvr.net
これで本当におわり

最後の方雑になってすいません!

そろそろことりちゃんの誕生日ssに取り掛かりたかったんです……
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『海未「あの、ことり……」 ことり「ぎゅ~♪」』へのコメント

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