【SS】干渉【ほのにこ】

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にこ-アイキャッチ24
1: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:10:24.97 ID:ZCKphsvQ.net
SS書いたのでSSとうこう速報に投稿したんですがプレビュー数が少ないのでこっちで書くことにしました。

とりあえず今日は投稿分だけ一定間隔で投下していきたいと思います。

かなり長くなると思うので長くお付き合いください。

ほのにこだよ!

※ 元のサイトさんでは削除済みの様です(管理人)

元スレ: 【SS】干渉【ほのにこ】

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2: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:13:49.00 ID:ZCKphsvQ.net
ONE


ある日、何の前触れもなく“無の世界”に生まれた。

彼女は自分が欲するもの全てを手に入れることが出来ると知っていた。

いや、知っていたとは違う。

ここに現れた時からそれは当り前のように起こって、望のならあたりまえのように手に入れられた。

仲間、環境...。 自分の幸せになれるもの全て。


そんな好き勝手自分の望むものを魔法のように彼女は手に入れていくと

時には自分が生みだした[人][歴史の生みだした守るべきもの]とぶつかることもあった。

だけど彼女はそれを苦としたこともあったが、楽しんでいた。



「にこー、早くしなさい置いてくわよー!」

「寝坊して送れるなんて後で2倍わしわしやねぇ~」

「絵里ちゃん怖い~(笑) 今いくから待つにこーーーー!」


最初に欲しかった[仲間]の2人だ。

なんでこんな私よりもスタイルがよくて奇麗な子を生みだしたのかはわからないけど

絵里は頼りになるけど少し抜けたとこがあって

希はちょっとセクハラ紛いなことをするけど

なんだかんだで望み通りの楽しい仲間。


「今日はどこ行くにこ~?」


また、今日もこの世界で。
4: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:15:13.09 ID:ZCKphsvQ.net
TWO


にこ「げ~!また宿題!?」

絵里「夏休みの宿題、終わらせてないのはにこだけよ?折角、こうやって教えてあげようとしてるんだからちゃっちゃと終わらせなさい」

にこ「わ、わかってるけど~、私だけ2人に押し付けるなんてできないし」

希「酷い...にこっちは親友の好意を裏切るなんて(ウルウル).....わしわs」

にこ「わ~かったわよぉ!!ちゃんとやるわよ~(ビクビク)」
7: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:18:59.90 ID:ZCKphsvQ.net
----午後 5:50


にこ「あーーーーーーーつっかれた!!って2人とも寝てるじゃない!」

にこ「.....」

.......

......

なんかこう

こうして見てると本当に癒されるわね

まるで花園に眠る女神様。

・・・・・。



2人の目元の雫は夕日でオレンジ色に染まっていた



悲しいお話でも読んでたのかしら。
9: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:23:16.03 ID:ZCKphsvQ.net
にこ「2人して何読んでるにこ~?」(小声)


もし間違えて起こしたらわしわしされる危険があると思っていながらも

眠りを妨げないよう、そーっと慎重に本を取り上げた




本のタイトルは..っと、

[干渉]


にこ「難しそうね、哲学かしら?2人は休日も難しいことしてるにこね~」

にこ「えーっと、干渉、悲しm」


希「にこっち~!!宿題は~~??」

にこ「うわあっ!!びっくりさせないでよね!」
10: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:26:28.83 ID:ZCKphsvQ.net
絵里「・・・・」



絵里が寝起きで状況を理解しようとしているのか可愛らしい目でキョロキョロしている



にこ「(ドキッ)」

にこ「ごめーん絵里ちゃん、何読んでるのか知りたくて間違えておこしちゃった あはは」

希「何の本?」

にこ「これ....


あれ?


数秒前に手にしていた本は手元になくなっていた。


もちろん、大声を上げて起こしてしまった絵里に珍しくわしわしされた。
11: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:29:23.38 ID:ZCKphsvQ.net
 ZERO-01



私は始めて、喧嘩した。
希、絵里は悪気があったわけじゃない。
むしろ私のために何かをしてくれて
それをお節介だなんて思ってしまった。

何が笑顔の魔法。よ

人を笑顔にさせる魔法使いなのに
酷い事を言っちゃったじゃない。

嫌なことなんてどっかいっちゃえ!!!!!
12: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:33:29.93 ID:ZCKphsvQ.net
THREE


にこ「本当なのよ!あんたらにこをからかってたのしいの?」

絵里「はいはい」

希「にこっちも多情際がわるいなぁ」

にこ「あんたらこそ...

希「」ワシッ

にこ「は、ひゃやくごはん食べにいきましょ」ビクビク




-----
14: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:39:15.90 ID:ZCKphsvQ.net
-----



絵里「」モグモグ



普段、外食をしない絵里はいつも飲食店にくると楽しそうにする。
なんだかそれを見てるとこっちも楽しくなって美味しい店を見つけたらこうして3人でよく来るのよね。




希「ハァ...」


希が軽くため息をついた。


にこ「どうしたの?珍しいじゃない」


......


少し間を開けて希が口を開いた。






希「いやぁ、夏休みもあと少しでおわるんやなーっておもてな」
15: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/23(火) 22:43:12.94 ID:ZCKphsvQ.net
にこ「そんなこと?まぁ、確かに受験勉強もこれからって感じだけど、あたしより余裕ありそうじゃない。」

希「そんなことやないよ、なんていうか今年の夏は楽しかったから寂しいのかも...」

絵里「海にプールに夏祭り、キャンプにお泊り会・・・・」

にこ「私達本当に受験生よね...?」


あはははは


......


楽しい話題の後の少しの時間が

3人を切なさに包み込んだ。
22: 干渉  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/24(水) 16:35:10.73 ID:iKSaawbz.net
THREE

8月30日。

夏休みもあと少しで終わり。

今日は学校が始まる前というのもあり

絵里と希は1学期の復習...とかで3人の予定は無い。

正確には忘れたくない夏休みの思い出作りも昨日で終わりだった。



私も今日は家に妹達もいないし久々に暇できる。

何しようかしら。



-----




いざ、ゆっくりしようとすると外に行きたくなっちゃうのよね。


今月は余裕もあるし美味しい物たくさん食べちゃおうかしら


2人も誘いたかったけど、連絡なんかしたら


「にこっち~、今日は各自勉強っていう話だったはずやねぇ~」ワシワシ


なーんて言われそうだから1人でゆっくり買い物を満喫するにこ。




早速、こないだ見つけたよさげなお店を見つけたにこ!



さっそく入って....ってあれは








希と絵里じゃない。

※ 「THREE」は「FOUR」が正しいとの事です(管理人)
23: 干渉  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/24(水) 16:42:36.34 ID:iKSaawbz.net
むぐぐ...にこには勉強をさせておいて


まぁ実際はしてないんだけど....


2人もやっぱり飽きてるじゃない。


・・・


なんで誘われなかったんだろ。


にこだけ。





まぁいいにこ。たまにはこっちからお仕置きが必要ねぇ~






「絵里!この間の仕返しにこ~!!!」ワシワシワシワシ
26: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/24(水) 18:51:11.87 ID:iKSaawbz.net
絵里「嫌!!!////」(ドッ

にこ「いたっ!!!」


突然、突き出された勢いで尻もちをついた。


にこ「も~!!絵里ちゃん痛い~、2人ともこんなとこで何してるにこ?」


.......


私を見る絵里の視線が痛く刺さった....気がした。


希「えりち知り合い?」


絵里「希の友達じゃないの?」


な~んだ、いつもの2人じゃない。

ちょっと目が怖かったけど。


にこ「ま~たにこをからかうつもり~?」


......


絵里「どうして私の名前を知ってるの?」


希「スピリチュアルな子やね。」



なぜか嘘のように信じられない言葉が、嘘には聞こえなくて

その時、私から初めて何かを奪われたような気持になった。



にこ「冗談も大概にして!あんたらにこのことが嫌




8月30日
37: 『干渉』穂乃果Side  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/25(木) 23:02:09.16 ID:oJLu2TCJ.net
FIVE

私の名前は高坂穂乃果!

こう見えても和菓子屋の看板娘!

元気があって

可愛い!

...なんてお店の常連さんに言われちゃったり!


えへへ


でも穂乃果はもう和菓子たべすぎて飽き....



ピンポーン


あっ、そうだそうだ!今日は2人が来るんだった!


----ガラガラ



「ホノカチャーン、こんにちは♪」

「おはようございます。店番してたのですか?」
38: 『干渉』穂乃果Side  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/25(木) 23:15:28.13 ID:oJLu2TCJ.net
穂乃果「おっはよ~♪2人ともちょっとまってね~!!!」


紹介するね!

このふわふわした女の子はことりちゃん!南ことりちゃん!

すっごくお洒落で優しくてとっても可愛いんだ♪


次に海未ちゃん!

怖い時もあるけど友達思いで...意外な一面もあってすっごく可愛いんだ♪


この二人が私の


だいだいだいだーーーい親友なんだ♪


たっくさん遊んだり~、


遊びにいったり~


美味しい物を食べにいったり~




って私、ただのおバカみたい!


そうだ!私達のかよう「音ノ木坂」の廃校を阻止するスーパー穂乃果プロジェクトの仲間でもあるんだ♪


ふふ~ん、すごいでしょ~♪


あっ、いっけない!2人を待たせてるし早くいかなきゃ!
40: 『干渉』穂乃果Side  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/25(木) 23:36:17.32 ID:oJLu2TCJ.net
ZERO-01 穂乃果side

ノート

さまーばけーしょん ほのことうみ大作戦(・8・)!!

☆海
☆お祭り
☆ことりちゃんち!




最後の行には丁寧な字で

「しっかり宿題を終わらせること!」

と書いてあった。
41: 『干渉』にこside  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/25(木) 23:49:01.64 ID:oJLu2TCJ.net
ZERO-02

自分への怒り、2人を怒らせてしまったこと

・・・・・

どこにぶつければいいのかしら。

....


にこばっかり。


誰かが幸せになる分だけ、自分に不幸が回ってくることは分かってる。


けど、にこは?


私も幸せになりたい。


私が幸せになる分、誰かが傷つく役割が回ってくる。


そんな世界があるのかしら。


もともと私はこういう運命なのよね。


そんな世界...ばかばかしい。仕組みが知りたいわ。


そうだ、早いところ絵里と希に謝って


こんな馬鹿馬鹿しい考えを喋って馬鹿に...


なんてね



笑顔の魔法

「にっこにっこに~!」




元気だすのよ!私!
42: 『干渉』  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/25(木) 23:53:29.53 ID:oJLu2TCJ.net
SIX

歪んだ愛ね。

信じられない。

本当に。


「       。」
48: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/27(土) 21:50:59.50 ID:AYNDkNa1.net
SEVEN


穂乃果「ことりちゃん!うみちゃん!夏休みだよ!!!!!!」



人懐こい子犬のように はしゃいだ笑顔で彼女は言った。


海未「まったく穂乃果は浮かれすぎですよ。それに、まだ一週間あるじゃないですか」アキレ

ことり「楽しみだね!ほのかちゃんうみちゃん♪」チュン

海未「ことりまで、浮かれ過ぎです。人というのはこういう時にハメを外しがちで」

ことり「まーまーうみちゃん?」


穂乃果「あっ、そうだ!夏休みの予定たてようよ!花火でしょーお祭りでしょー...お泊り会!」

それに....夏といえば....



ことほの「海!!!!!」ワンツージャンプ!

...

海未「海未は私ですが?」


穂乃果「もーちがうよ!海だよ海!ハワイだよハワイ!」

ことり「サメさんとかライフセーバーさん♪」


ほのうみ「こ、ことり(ちゃん)?」


海未「冗談です。わかってますよ。でも宿題も...」


穂乃果「うん!!!じゃあ明日お休みだし夏休みの作戦立てる大作戦をしよ!!穂乃果のお家にきてね!」

穂乃果「楽しみだなぁ~♪じゃ、また明日ね!」バタバタ
49: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/27(土) 21:53:36.56 ID:AYNDkNa1.net
----


海未「まったく穂乃果は...」

ことり「ホノカチャン嬉しそうだったね♪」

海未「ええ、ハメを外さなければいいのですが...」

ことり「もー海未ちゃんったらさっきからそればっかり~」

海未「す、すみません。何か大変なことにまきこまれたらと思うと...」

ことり「大丈夫だよ♪それに...大変なのはいつものことでしょ?」

ことり「今年も楽しく過ごせればいいね(・8・)♪」チュン

海未「ええ、そうでしたね。私も楽しみですよことり。」ニコッ


じゃ、また明日♪フリフリ

ええ。また明日。オジギ
50: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/28(日) 14:00:41.35 ID:Q+Ufkyl9.net
-----------


穂乃果「ごめーん待った~?」

海未「待っててっていったのは穂乃果でしょう?」

穂乃果「あはは~、そうだった」

海未「で、どうします?」

穂乃果「何がー?」

ことり「ことりはてっきりホノカチャンちで遊ぶのかと」チュン

穂乃果「ごめんね~、今日は雪穂の友達がきててね」

海未「仕方ないですね。それではどこかいきましょうか?」

ことり「駅前に新しいケーキ屋さんが出来たんだって♪」

穂乃果「いいね!いこういこう!」

海未「まったくいつも食べてばかりだと太りますよ?」


海未「って待ってください!2人とも!」
51: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/28(日) 23:34:16.28 ID:Q+Ufkyl9.net
---ケーキ屋さんにて


穂乃果「おいしいねぇ~♪」

ことり「♪」ニコッ

穂乃果「海未ちゃんも食べればいいのに~~」

海未「そうですねぇ」ペラッ


モグモグチュンチュン


穂乃果「ところでさー!どこいく?夏休み!」

ことり「そうだったね♪まずは海でけって~い♪」チュン

穂乃果「穂乃果は砂浜が奇麗な海がいいな!ね、海未ちゃん!」

海未「そうですねーー」ペラッ

ことり「あっ!水着かわなきゃ!2人の分も可愛いの選んであげるね♪」

穂乃果「ありがとうことりちゃん♪そうだこれから選びに行こう!ね海未ちゃん!」

海未「そうですねぇ~」ペラッ



穂乃果「あーーー!海未ちゃん!!さっきから!!!」プンプン

ことり「本ばっかり読んで!!」プンプン

穂乃果「今3人で遊んでるんだよ?もう!」プンプン


海未「すみません!ついこの本が面白くて」

穂乃果「もう海未ちゃんったら!」

ことり「どんな本?海未ちゃんなら可愛いポエムとかかな?」チュン

海未「ち、ちがいますよ!これですよ!これ!」


手元にあったはずの本は無くなっていた
52: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/28(日) 23:34:38.02 ID:Q+Ufkyl9.net
海未「おかしいです!さっきまで読んでいたのですよ!?」

ことほの「うーみーちゃーん????」ムスーッ(・8・)

ハッ、モシカシテ

2人は一瞬 顔を見合わせた後、状況が理解できない私に

ことほの「海未ちゃん!!!!!!!すごい!!!!!マジック!!!!!」

と、とてもではないが違うとは言い切れないような眼差しで言った。

海未「そ、そうですよ!昨日本で読んだんです」

モウイッカイ!モウイッカイ!

マジックハイチドキリデス!

エー!チュンチュン!


夏休みまであと少し!
56: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/29(月) 18:19:11.21 ID:UFCsrW+P.net
---夕暮れ砂浜にて



穂乃果「きちゃったね!」

海未「もう!夏休み始まってからのお楽しみじゃなかったのですか?」

穂乃果「下見だよ下見~!」

ことり「あらかじめ確認しておいたほうが安全でしょ、海未ちゃん?」

海未「ですが...危険です!何かあったら...」

穂乃果「大丈夫だよ~、もう暗いし海に入るわけじゃないんだから~」

海未「そ、それでは下見もすみましたし今日は帰りませんか?」

穂乃果「.........」

ことり「...........」

サーーー....

ザーーー...

波の打つ音が3人を包み込む。



穂乃果「海未ちゃんって恋とかしたことあるの?」
57: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/09/29(月) 19:12:07.53 ID:UFCsrW+P.net
海未「な、なにいってるんですか!?」

ことり「まぁまぁ、すわりなさい」

穂乃果「海未ちゃんの悩みごとはこの大きな海が受け止めてくれるのじゃ」♪

ことり「そうなのデス」(・8・)

海未「誰ですか!もう!」

海未「そうですね、悩みといえば穂乃果の成績が...」

穂乃果「あーダメダメ!そんな話をしに来たんじゃないの~!!」


アハハハハハ!チュンチュンチュン!


ザー.....


3人は他愛の無い話を30分、いやもっと話したかもしれない
静かに流れる時間を楽しんだ。


ザー...


穂乃果「ねぇ、海未ちゃん?ことりちゃん?」
58: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/29(月) 19:28:37.96 ID:UFCsrW+P.net
穂乃果「この波の向こう側、もーっともーっと向こう側には私達みたいな人がいるのかな?」

ことり「すてきだね♪」

海未「そうですね。」

海未「でもそれは、私達のように楽しい時間ではなくて悲しくて泣いているかもしれませんよ?」

ことり「もしかしたら、遠いけど私達は泣いている人の前で楽しい話をしてたのかもしれないね」

穂乃果「可愛そうだよ!なぐさめにいかなきゃ!」

海未「“もしも”ですよ穂乃果。実際にいるかはわかりませんよ?」

海未「それに、幸せな人もいれば悲しい人もいるものです。」

海未「私達が悲しいときもあるように向こう側の人にも幸せがしっかりありますよ。」

穂乃果「そっか!ならよかった!」

ことり「海未ちゃんすてき♪」チュン
59: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/29(月) 19:41:31.72 ID:UFCsrW+P.net
海未「ですが...」


海未は、今日読んだ1冊の本を少しだけ思い出した。

“見えない、つながらない世界には干渉されてはいけない。”

そういった一文が書いていたようなことを少し覚えている。

ただ...


穂乃果「?」

海未「いえ。」


所詮、物語。


海未「そういえば、穂乃果は恋についての話を最初にしましたよね?」

穂乃果「うん。どうして?」

ことり「もしかして...!!」

海未「いえ、私は2人といる時が一番好きなので異性とは....そのようなことはありません。」

海未「悩みごとなんて3人でいればすぐに忘れられますよ」

ことり「ことりも!海未ちゃんと穂乃果ちゃん好き!」

穂乃果「ほのかも! ずーーっとずーっと3人一緒だよ!」

海未「ええ。夏休み、楽しみましょうね。」

ことほの「うん!」

海未「それと...この場所を調べてくれた穂乃果には本当に感謝してますよ」


ホノカチャン、スゴイ!

イヤー、ソレホドデモナイヨー


「絶対にまたここにこようね♪海に入りに!」
61: 『干渉』にこside  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/29(月) 23:37:58.60 ID:UFCsrW+P.net
ZERO-3

また、ここに助けられたわね。

嫌なことがあるとここに来る。


おかげで、2人とも仲直りができた。


いつもにこの思い違いじゃない。

あはは

馬鹿みたい。


いつもありがとうね。


ザーーー.....


ザー......
62: 『干渉』  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/29(月) 23:55:11.04 ID:UFCsrW+P.net
EIGHT

私はとある女の子に恋をしてしまった。

いや、他人から見たら

限度を超えすぎた愛。

歪んだ愛?

そんなのはどうでもいいの。

私だって知っているから。


お金だってたくさん出した。

出せる技術だってたくさん使った。

あなたのために勉強までたくさんしたのよ?

少しぐらい愛されることを許してもらってもいいじゃない?


それなのにいつもあなたは泣いてる。

あなたが望めばなんでも叶う世界にしてあげたのに。


....コンコン

「どうぞ」

...

「また、こんなことしてるんだね。」

「悪い? 誰かは言ったわ、愛に理由は必要ないって」

「でも違うよ!その限界を超えた技術にはきっと穴があるの!だって...」

「...??」

「....」

.....

「出て行って。」
63: 『干渉』  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 00:02:24.80 ID:UFCsrW+P.net
「まだ来たばっかりだよ。それに、用件は済んでないの」

「手短に頼むわ。」

「その“穴”だよ。」


1つの資料を彼女は覗きこんだ。

10分程して理解をしたのか安心した顔でこう答えた。


「これが、穴?」

「そう。」

「どうでもいいじゃない。私は彼女にしか興味無いの。」

「そうもいってられないよ。彼女が知ったらあなたのカバーでギリギリで保たれてるバランスが崩れて」


あなたの積み上げてきたものは全部崩壊するんだよ?
64: 『干渉』  ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 00:18:10.35 ID:RQHAnGUz.net
「その時は、私も一緒に散るわ。それに、もう戻れないの。」

「どうして?」

「もうそういうことになってるのよ。こっちからの捜査はあっちが望まないとできない。」

「....もう後には引けないってことだよね。」

「そうね。」

「....でも、約束してほしいな。」

「.....」

「真姫ちゃんはもう無理しないで。一人ぼっちじゃないんだから」


“一人ぼっちじゃないんだから”


真姫「ええ。私はもう1人じゃないわ。私には振り向いてくれる人がいる」

真姫「私を置いてけぼりにするあなた達と違ってね。」

花陽「違うよ...。真姫ちゃん。もう体もボロボロだよ。」

花陽「せめて、1度だけでも3人で....」


ドン!!!


うぐっ...げほっげほっ!
67: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 20:04:42.50 ID:toHlhU6N.net
NINE


変化が起こり始めたのは、突然の事だった。

「幸せな人もいれば悲しい人もいるものです」

彼女がそう言った言葉の意味を私は具体的に知ることになった。

いや、それは幸せの代わりの不幸。

自分が幸せの時は相手が不幸になる。

そんな等価交換と言えるような話ではない。

それは一方的な...。
68: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 21:19:01.40 ID:toHlhU6N.net
穂乃果「ついに始まっちゃうよ...夏休み!!」ウルウル

ことり「1学期も頑張ったね♪」

海未「ホッとしましたよ」

穂乃果「海未ちゃん何で私の方を見てるの!?」

海未「いいえ?」ニコッ

穂乃果「」ブルブル


ことり「まぁまぁ2人とも♪明日は海に入れるよ♪」

穂乃果「そうだよ!可愛い水着も買ったしね~海未ちゃん?」ニヤニヤ

海未「うっ...///ことりと穂乃果がいけないんですよ?私はあんな破廉恥な..」

ことり「うみちゃん....」ウルウル

海未「も、もちろん買ったのですから着ますよ」

ことり「♪」チュン

穂乃果「うわー楽しみだなーー!きっと誰も知らないから貸し切りだよ貸し切り!」

海未「危険な気がしますが..見られるよりはまだマシですね」

ことり「私達専用のビーチってセレブみたいだね♪」



穂乃果「ことり...君だけのためにここを貸し切ったんだ。是非楽しんでくれ。」キリッ

ことり「わぁ~////」


海未「もう、なにやってるんですか」
69: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 22:14:04.93 ID:toHlhU6N.net
8月1日

--

ザーー...


穂乃果「きちゃったよ!海!」

海未「う、海未は私ですが///」

穂乃果「似合ってるよ海未ちゃん!ことりちゃん!」

ことり「ほのかちゃんもね♪」


穂乃果「うおーーー!帰ってきたぞーーー!!!」


穂乃果「いくよ、ことりちゃん海未ちゃん!」

ことり「待って~!」バシャバシャ



海未「2人とも危ないですよ~準備体操を先に~~!」



---
70: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 22:38:58.40 ID:toHlhU6N.net
穂乃果「あー!...疲れた!」

海未「たくさん遊びましたからね」


すっかり夕日も海の向こう側に落ちて行く時間。


ことり「ジュース買ってきたよ♪」

穂乃果「わーい!ことりちゃんありがと!」

海未「ありがとうございますことり。」


...

数時間前には楽しくしていた表情が
隣で切なげに夕日に照らされていた。


穂乃果「こうして見てると終わったんだか始まったんだかわからないね」

海未「ですね。やはり寂しいものです」

ことり「うん」
71: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 22:51:21.60 ID:toHlhU6N.net
---

穂乃果「ねぇ、どうして泣いてるの?」

ことり「えっ?」


穂乃果「海未ちゃん?」


海未「...」


少女から夕日を反射させていた雫が流れ落ちた。


海未「....どうしてでしょう」

海未「この間読んだ本が凄く悲しい物語でして。それと照らし合わせたら悲しくなってしまいました。」


穂乃果「本当に海未ちゃんはロマンチストだね。」

....

ことり「それでお話はどうなっちゃうの?」


何か、答えがわかっているような顔で少女は問った。
72: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 22:59:51.38 ID:toHlhU6N.net
海未「幸せを他の人に分け与えるという物語でしたが...」

...

海未「最後は自分の友人を失ってまで他人の幸せを作りだして...続きは忘れてしまいました。」

穂乃果「そっか...悲しい物語だったんだね。」


ことり「でも、ことりは幸せなことだと思うな。」

穂乃果「どうして?」

海未「私もそうだと思いたいです。」


海未「穂乃果。絶対に自分のしたことには自信を持つのですよ。」

ことり「他の人に干渉されない、ありのままの穂乃果ちゃんが一番好きだよ。」

海未「それと、人の幸せを恨んではいけませんよ。わかりましたか?」
73: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 23:13:39.48 ID:toHlhU6N.net
穂乃果「もー、どうしてそんな怖い顔するの?穂乃果は大...」


海未「安心しました。あ..っ...うっ...」ガタガタ

ことり「う、うみちゃん?....ないちゃ...だめだよ...」ブルブル


穂乃果....

穂乃果ちゃん。

少し後ろを見ててください。


海未「大好きでしたよ穂乃果..こと...ヴう.....あああ!!!!!うぐぁ!!」


何かはじけ飛ぶ音が響いた。


ことり「うみちゃ..オ゛エエエエ」

ことり「あり....がとう」


再度、何かはじけ飛ぶ音が聞こえた。



何かのサプライズだと思っていた穂乃果は異変に気付き

振り返ると

2人の原型であろう体の一部と嘔吐物、脳、内臓 赤々とした肉片を見て

そのまま理解のできないまま意識を失い倒れこんだ。



これから3人で始まるはずだった夏休み


8月1日
77: 『干渉』真姫side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 19:43:37.08 ID:WOIjLYc3.net
ZERO-1

ああああああ!!狂おしい!!!

愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる!!!!!

にこちゃんにこちゃんにこちゃんにこちゃん....ああああ

画面の向こうにいるのに私はなんで何もしてあげれられないのかしら.....

でもまってて次期に叶えてあげるんだから.....

大好き大好き大好き大好き大好きいいいいいいいいいいいいいいいい


コンコンッ...


花陽「持ってきたよ。例の資料」

真姫「おそかったわねおそかったあ!でも真姫ちゃん許してあげちゃう今こんなにも最高の気分なんだから...さっさと出て行って」

花陽「うん...でもね....」



-----


花陽「じゃぁ、行くね」


バタン
78: 『干渉』真姫side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 19:53:35.83 ID:WOIjLYc3.net
真姫「やっと....やっとよにこちゃん。科学の技術を超えちゃうの...」

真姫「魔法よ魔法!にこちゃんに魔法かけてあげるんだから」

真姫「あなたが望めば私と愛しあえるのよ?」

真姫「ああああああ/////////」


....

真姫「ところでさっきから、何であなたはそこにいるのかしら?」


モニターの光を被り黒い画面に反射した彼女を見てそう言った。


凛「.....真姫ちゃん。変わっちゃったね。」


凛「真姫ちゃんは本当は医者を目指すつもりだったんだよ?」

凛「真姫ちゃんは私達と一緒に学校に通ってたんだよ?」

凛「なのになんで...」

真姫「なによ!!!あんたに関係あるわけ!?」

凛「関係あるよ!!だって....」


真姫ちゃんのこと大好きだもん。愛してるんだよ?
79: 『干渉』真姫side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 19:58:37.43 ID:WOIjLYc3.net
凛は昔から真姫ちゃんをみてきたんだよ?

かよちんもそうだけど真姫ちゃんは本当に特別で

特別で本当にキスもしたいぐらい抱きしめたいぐらい

...それじゃ足りない

真姫ちゃんのためなら....真姫ちゃんのためならなんだって

殴られたり体を弄ばれたりどんなことされたっていいぐらい

凛「心から好きだったんだよ!!」


真姫「.....」

凛「だから...こんなことやめて私と付き合って....欲しいにゃ///」

真姫「意味わかんない。」

.....
80: 『干渉』真姫side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 20:06:29.79 ID:WOIjLYc3.net
....

真姫「本当に意味分かんないんだから....うっ...」ダキッ

....

凛「ううううう...真姫ちゃん....こんな歪んだ『好き』だけど許して欲しいな」

真姫「ええ....私も。。。似たようなものだから...」

真姫「本当に私のためならなんだってしてくれる?」

凛「うん...///」

真姫「私のためなら他人を見捨てられる?」

凛「うん..!!///」

真姫「私のためなら命をかけられる?」

凛「うん!一生誓う!!」

真姫「そう...////なら...」



バチバチバチバチ!!!!!


真姫「命をかけてもらうかしらね」

....

初めてスタンガンなんて使ったわ
81: 『干渉』真姫side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 20:10:45.68 ID:WOIjLYc3.net
--------------


花陽「うん...でもね....」

花陽「この科学の技術を超えた『魔法』にはそれなりの出力元が必要なの」

真姫「なるほどね、黒魔法ってわけね」

....

真姫「『人間』ってずいぶん黒いわね。私でも正直手を出してはいけない気がするわ。」

真姫「で・も にこちゃんのためなんだからぁぁぁ/////////////」

真姫「ああああああ/////////////////////////」


本当、狂っちゃったんだね。


花陽「じゃぁ、行くね」



--------------
82: 『干渉』真姫side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 20:19:26.68 ID:WOIjLYc3.net
日常会話のように狂ったことに抵抗が無くなったのはいつからかしら。

花陽ちゃんも、どうせ『狂ってる』ぐらいにしか思ってないのかしら。

まぁ、間違ってはいないわ。

だってこんなにも....


凛「あ、あ、あ、あ、ウグォ、ゲェェェェェ」バキッ

凛「うっ!うっ!痛い!痛い痛い痛いよ!!!!!真姫ちゃん!!!!!」


すごい....出力.....人間の感度って本当に生物の常識に当てはまるのかしら...


ストレス、痛覚。


真姫「大丈夫よ。直に楽になるから。」


そして制御するのは 思考。脳。


凛「う.....あう....あう.......???!」ボテッ


そして命を吹きかけるための代償は...命。


凛「..........」



真姫「命を奪うことはさすがに本当に怖かったわ。」


でも、これでにこちゃんの世界が作れるんだから問題ないじゃない!あーーーーーー///////
83: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 21:23:03.88 ID:WOIjLYc3.net
TEN

この2人はなんて素晴らしい友達なのかしら!

絵里、希....。

水着姿のにこちゃん。浴衣姿のにこちゃん。

にこちゃんのあんなことやらこんなこと

可愛いところを引き出してくれるじゃない...!!!


けど....ね...

いい加減にこちゃんに触らないでくれる....

にこちゃんが生み出した友人だからって.....

絶対に許さないわよ..........


ドン!


薄い壁を殴って発散した後に真姫は何日かぶりにベッドで落ちるように眠った。
84: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 22:24:57.49 ID:WOIjLYc3.net
- - - - - - - - - - - -
8月29日 午後4時09分


希「にこっちは珍しく自分の世界にこもって勉強してるし...暇やねぇ」

絵里「そうね。読書でもしてる?」

希「2人っきりでおとぎ話でも読んじゃう?」ニヤニヤ

絵里「もう、子供じゃないんだから」


『干渉』

悲しみの代償、他人の幸せ。

自分の幸せの代償、他人の悲しみ。

.......


物語はそろそろ夏休みが始まるウキウキ感から始まり

主人公の友人2人がなぜか酷い死に方をして....というバッドエンド物だった。

作者の文章が下手くそなのか、リアルな表現をしていった結果がこれなのかはわからない。

ただ、2人にはとても刺激が強すぎて

悲しくて。


いつの間にか眠ってしまっていた。


- - - - - - - - - - - - - -
85: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 22:49:44.54 ID:WOIjLYc3.net
----午後 5:50


にこ「あーーーーーーーつっかれた!!って2人とも寝てるじゃない!」

にこ「.....」

.......

......

なんかこう

こうして見てると本当に癒されるわね

まるで花園に眠る女神様。

・・・・・。

2人の目元の雫は夕日でオレンジ色に染まっていた

悲しいお話でも読んでたのかしら。



にこ「2人して何読んでるにこ~?」(小声)


もし間違えて起こしたらわしわしされる危険があると思っていながらも

眠りを妨げないよう、そーっと慎重に本を取り上げた




本のタイトルは..っと、

[干渉]


にこ「難しそうね、哲学かしら?2人は休日も難しいことしてるにこね~」

にこ「えーっと、干渉、悲しm」


- - - - - - - - - - - -
86: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 22:50:46.07 ID:WOIjLYc3.net
大変!!!起きて!!!!!!!!



真姫「何よ...」


真姫「久々にこうしてにこちゃんが生きてる時間を無駄に寝ているのよ?」


花陽「....真姫ちゃん。前言ったよね。この技術には『穴』があるって」


....



真姫「もしかして....」


≪≪≪≪2人して何読んでるにこ~?≫≫≫≫


花陽「間違いないよ。あれはあの世界じゃ知っちゃいけないものだよ!」

花陽「もしあの2人、にこちゃんが干渉されたとしたら...」


真姫「本気?そもそもそんな世界があるわけないじゃない」

花陽「でも!!!!!!!」



ドンッ!!


花陽「うぐっ....!」


真姫「うっさいわねえ。わかったわよ」ポチポチ


真姫「これで満足?」




delete [実行中。。。]
87: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 23:02:36.94 ID:WOIjLYc3.net
真姫「じゃ、私は寝るわ。録画ボタン押しておいて。明日見るから。」

....


真姫ちゃん。本当にいいのかな。

その記憶を消すってことは。

にこちゃんの2人との記憶

2人とにこちゃんの記憶が無くなっちゃうってことなんだよ?


....


明日は怖くなりそう。






delete [実行中。。。] book

delete [実行中。。。] 一時記憶データ



- - - - - - - - - - -


希「にこっち~!!宿題は~~??」

にこ「うわあっ!!びっくりさせないでよね!」


- - - - - - - - - - -
88: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 23:08:19.85 ID:WOIjLYc3.net
delete [error...] 記憶データ(nico)


auto skip


delete [完了] 記憶データ(nozomi)

delete [完了] 記憶データ(eri)
89: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 23:21:25.35 ID:WOIjLYc3.net
- - - - - - - - - - - - - - -

絵里「どうして私の名前を知ってるの?」

希「スピリチュアルな子やね。」

にこ「冗談も大概にして!あんたらにこのことが嫌いなら最初っからかかわらなきゃいいじゃない!」


2人とも大嫌い!!!!

どこか消えちゃえ!!!!!!!!!



次の瞬間、希と絵里は現実と受け入れられないけど音を立てた速さで消えてしまった。

- - - - - - - - - - - - - -



真姫「どいうこと?....どういうことなの!?!?!?!?!?」

真姫「にこちゃんを狂わせちゃったのは誰?」

花陽「....」

真姫「花陽?花陽なにしたの?昨日は私が寝た後どうしたの????」

花陽「違うよ、よく考えてみてよ」

花陽「アレに関する記憶を消すって言う事はこういうことだよ」


・・・・・

あ、あ、あ、あ、あ にこちゃんの思い出が....あぁぁぁああああああ.....


うあああああああああ!!


グサッ。。。

花陽「えっ...」

グチュッグチュッ

花陽「いや...痛い痛い痛いよやめて!!止めて!!!!」

花陽「うっ....ああぁあああああ....」


真姫「あなたが止めればよかったのよ!!!!悪く思わないで!!!!」


......
91: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 23:39:27.21 ID:WOIjLYc3.net
花陽「待ってっ...様子が違うよね....ぅ....」

真姫「どういうこと?」

グチュグチュ

花陽「ぅぅあぁあ!!...にこちゃん....記憶は消えてないみたいだよ...」


真姫「?...どういう事かしら」


- - - - - - - - - - - - - -


にこ「うっ...うっ....えぐっ...」

にこ「何よこれ...夢の中なの....」

にこ「意味がわからないわ...」


うっ....うあああああん!!!!

- - - - - - - - - - - - - -
92: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 23:46:26.25 ID:WOIjLYc3.net
ELEVEN



もう...何度涙を流したのだろうか。


もう...何日たったのだろうか。


私の目の前は気付いたら真っ暗。


私1人。


何かが無くなったと思ったら1つ1つ消えて行って


いや、私はもう気が狂っていてこう見えているだけなのかもしれない。


だって....


海未ちゃんとことりちゃんは....


死んじゃったのに。


.....



目の前には海未ちゃんとことりちゃんがいるんだもん。
93: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/02(木) 23:54:59.60 ID:WOIjLYc3.net
≪≪≪≪2人とも大嫌い!!!! どこか消えちゃえ!!!!!!!!!≫≫≫≫

...

海未「穂乃果。現実ですよ。穂乃果もついに私たちの前で泣き虫を見せてくれるのですか?」

ことり「いつも励まされてばっかりだよ。穂乃果ちゃんには。」


海未ちゃん?ことりちゃん?


海未「私達が干渉されている世界の住人はワガママな子みたいです。」

ことり「欲しいものを欲しいって言ったら次は要らないっていっちゃうもんね」

海未「生憎、それによって私達がこうやってまた会えてるのも事実ですが...」

ことり「でも...穂乃果ちゃん?」


「もう、私達は帰ってきたんだから後悔なんてしなくていいんだよ。」
94: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/03(金) 00:01:33.83 ID:VC4cLrLO.net
ことり「私達は向こう側の子が捨てることで幸せを得ようとしたから」

海未「穂乃果が私達のことで不幸を感じてくれることでここに帰ってこられました」

だから...

海未「おあいこです。また3人で出会えたんです。」

ことり「何もかも信じられないと思うけどこれが『現実』だよ。」


穂乃果「全然...何がなんだかわからないや」



・・・・・・
95: 『干渉』穂乃果side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/03(金) 00:10:37.80 ID:VC4cLrLO.net
- - - - - - - - - - - - - - - -


にこ「...なるほどね。」


流れるように他人の記憶が流れてくる。


あまりのデータの多さに頭がおかしくなってしまいそう。


この根拠の無い記憶が正しければ


『穂乃果』さんがこの世界のルールを知ってしまい


バランスが崩れてしまった。


その一部の記憶が流れ込んできて私が『今』この事をを知ってしまった。


奇跡?

魔法?


まぁ、そんなところね。


もうびっくりなんてしないわ。


何も感じちゃだめ。


私の望みは全て不幸を産むことになっちゃうんだから。


- - - - - - - - - - - - - -
97: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2014/10/04(土) 21:25:44.77 ID:Sp6/4g3z.net
TWELVE

まきちゃん

もうお終い。

下らない

真姫ちゃんが愛した創造。

にこちゃんの世界はもう全部お終い。


わかってるでしょ。

私達の世界線で真姫ちゃんが生んだのは

空想のにこちゃんの世界線。

それがあの技術によって偽物を本物の世界にしてしまう

それどころか

何でも出来ちゃう世界にしちゃうんだもん。


それに忠告したよね。

世界の構造を知ってしまった時、バランスが崩れてそこが穴になるって。


......


知ってるんだよ?

私の親友をその力の出力元にしたこと。

こんな、より都合の良い出来になったんだから

相当、酷い事をしたんでしょ?


私はもう許してるよ。

だって、もうこの3世界じゃ既に「にこちゃん」が神様なんだから。


あっはっはっはっは!!!!.....



少女は足元の台を蹴り倒した。
98: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/04(土) 21:52:31.18 ID:Sp6/4g3z.net
- - - - - - - - - - - -

全部分かったよ。海未ちゃん。ことりちゃん。


海未「穂乃果。」

ことり「ほのかちゃん。」


もう自体は深刻みたいだね。

私にはわからないけど『にこ』さんの記憶が教えてくれる。


でも、そんな『にこ』さんのために私達は頑張って生きてきたんだね。


後悔はしてないんだ。だって私を苦しめていたのはこんな良い子だったんだもん。


それに、きっと向こうに私達はいけるんだよ


だって



- - - - - - - - - - - -
99: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/04(土) 22:16:23.35 ID:Sp6/4g3z.net
- - - - - - - - - - - - - -

ザー....


世界を繋げることなんて私が望めば簡単よね。


もうあなた達はそっちにいる必要なんてないの。


・・・迷惑かけてごめんなさい。


「もうなんでもいいわ!穂乃果さんにかけた迷惑を償わせて!」


....


ごめんなさい。穂乃果さん。


....

....

「だそうですよ。穂乃果。」

「穂乃果ちゃん。」


声に顔を上げると初めてあったはずなのに知っているような....。


「にこさん。顔を上げて。」


なんだ。穂乃果さんの記憶か...。

とっくに私のバケモノみたいな都合のいい魔法は証明されてたんだ。

そして私の目の前には穂乃果さんと穂乃果さんの友達がいる。



穂乃果「もうにこさんは責任を感じる必要なんてないんだよ。」

穂乃果「私達に謝る必要なんてないんだよ?だって」

海未「そもそも私達はわかっていながらも干渉しあう関係ではなかったのです。」

ことり「それがこうやって会えたんだよ。」


本当。優しい子ね。神様はなぜこんな子達を選んだのかしら。
100: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/04(土) 22:28:05.74 ID:Sp6/4g3z.net
にこ「本当にありがとう。穂乃果さん。2人とも。」

穂乃果「うん。にこちゃん!」

海未「穂乃果!まだ出会ったばかりですよ?」

ことり「積極的♪」


...頭がおかしいのかしら。
この子達は私にものすごく酷い迷惑をかけられたのに。

本当に良かった。


穂乃果「にこちゃん。もうそんなこと考えなくていいよ。」

   「私達は前と一緒にこうして出会えてる。」

   「失ったものなんて1つもないんだよ。それより、にこちゃんが先にすることがあるんじゃない?」
101: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/04(土) 22:46:21.65 ID:Sp6/4g3z.net
その言葉を聞いてからの私の行動は早かった。

あの世界から穂乃果がいなくなって誰もいなくなった今はもう魔法が使えるのかしら。

とにかく。

悲しみと感謝に暮れてる時間なんてない。


狂った時計を戻さなきゃ。



穂乃果「次はお友達として会えるといいね。」

海未「ええ。にこさんとはいい友達になれそうです。」

にこ「たぶんあなた達の年上よ?」

ことり「部活の先輩後輩だったり....?(・8・)」

にこ「そうね、そうしたら私の友達のヘンな2人も紹介するわ」

穂乃果「それに後輩も入ったら賑やかになっちゃうね!」

海未「....穂乃果がいるとおかしな集団に見られそうです」

ことり「楽しみだな♪何してるのかな、私達。」

....

にこ「そうね。私はみんなを笑顔に出来るようなことをしたいわ。」ウルッ

穂乃果「それいいね!私も何かを救いたい!」ボロボロ


2人の目元からは自然に涙がこぼれていた。そして


ことり「じゃあ...えぐっ...私は..それをサポートするよ」

海未「頼りない2人をしっかりご指導します!」


他愛のない話が終わるまで、4人は強く涙を流していた。
102: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/04(土) 22:54:30.30 ID:Sp6/4g3z.net
残念だけど

もう時間みたい。

....それじゃ行くよ。

ありがとうね。

また会いましょう。

みんなが嫌なことを分かち合って、みんなが幸せになれる普通の世界。

誰か一方が不幸だけを味わう。そんなことはもういらないの。

世界は海で繋がってる。

1つだけの世界。


それが最後の私の望み。

頼むわよ。


- - - - - - - - - - - - - -
103: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/04(土) 23:02:33.78 ID:Sp6/4g3z.net
私が最後に放った願いは想像を絶する程の代償を生んだ。

だが、それは世界を一つに統合するという願いによって

『消え去る』ということは1つもなかった。


生憎、それ以上の高望みはその時の私には難しくて

結局は私達の生まれる世代をもう一度リセットすることになってしまった。


もう生まれ変わる私には何も残ってはいないけど

ただこの意識だけは全部覚えてる。


みんな笑顔に出来るようなことをする。


そう誓い合って別れを告げたあの日までの記憶を。

絵里、希と過ごした楽しい夏休みを。


そうだ...

新しい私はどんな夏休みを過ごすのだろう。


....


...


私の夏休み終わっちゃった。





干渉 - END -
104: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/04(土) 23:08:57.95 ID:Sp6/4g3z.net
完結しました。最後の締め方の台詞聞き覚えありそう。
足りないところは勝手に都合よく想像しておいてください
もし見てくれてた方がいたら長い間ありがとうございました。
こういうのまとめてくれてるサイトあったら誰か書いといてください
数日間ありがとうございました。ことにこSSいつか書きます
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『【SS】干渉【ほのにこ】』へのコメント

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