穂乃果「ことりちゃーん♪」

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ことほの-アイキャッチ2
1: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 20:11:08.06 ID:iuDzHC4F.net
※シリアス寄りです。
 ある程度書き溜めてから、ポツポツあげます

元スレ: 穂乃果「ことりちゃーん♪」

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2: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 20:11:34.00 ID:iuDzHC4F.net
雨が降っている...
でも、空は明るくて、うっすら雲で覆われている...
にわか雨...ううん、綺麗だしお天気雨のほうがいいよね?


ことり「そろそろ学院に行かないと...」


海未ちゃんがたぶんもう待ってる
時間はまだ7:30...
十分余裕あるんだけどね...
4: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 20:12:25.94 ID:iuDzHC4F.net
ことり「いってきまーす」


と言っても、お母さんは先に学院に行ってるし、お父さんも朝早いしね...クス

戸締りも大丈夫。お弁当も持ったし、忘れ物も大丈夫、よし!

雨も止んだね♪


ことり「海未ちゃ~ん」

海未「ことり おはようございます」ニコッ

ことり「うん、おはよう」ニコッ

海未「それでは行きましょうか」

ことり「うん」


海未ちゃんと二人だけで登校するようになってどのくらい経ったかな?
ホントはそんなに経ってないんだけど、そんな気がしちゃう
7: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 20:20:56.87 ID:iuDzHC4F.net
花陽「ことりちゃ~ん、海未ちゃ~ん」

凛「おはようだにゃ~」

海未「おはようございます、花陽、凛」

ことり「二人ともおはよ~」


そうそう、海未ちゃんと二人だけになってからだけど
狙ったかのように二人と合流するようになったんだよね


ことり「でも楽しいからいっか♪」

凛「どうかしたのかにゃ?」

ことり「ううん、何でもないよ~」


二人より四人ってことかな?
気づいたら、学院の校門が見えてきちゃった
時間が経つの早いね~...それだけ楽しいってことだからかな?
9: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 20:41:23.05 ID:iuDzHC4F.net
花陽「それじゃ、またお昼に」

凛「またあとでね~」

ことり「うん」

海未「後ほど」


下駄箱で靴を履き替えて、それぞれの教室へ
慣れた足が自然に進む先へ向く
............慣れって怖いね


ことり「慣れって、怖いな...」ポツリ

海未「ことり ダメですよ?」

ことり「う、うん...わかってるよ...」


海未ちゃんは優しいな...
律してくれる優しさってのも大事だね
こういう時、正してくれる


ことり「海未ちゃん、ありがと♪」

海未「いいえ、かまいませんよ」ニコッ


うん、やっぱり優しい...
13: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 20:55:59.69 ID:iuDzHC4F.net
絵里「あら、二人ともおはよう」

海未「絵里、おはようございます」

ことり「絵里ちゃん、おはよ~」

絵里「今日も仲睦まじいことで」クスス

海未「え、絵里っ!? からかわないでください...///」

絵里「ごめんごめん」クスクス


最近、絵里ちゃんは海未ちゃんをからかってばっかり
海未ちゃんも満更じゃないようだからいいのかな?クスッ
14: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 20:56:38.99 ID:iuDzHC4F.net
絵里「それよりも海未? 少し時間いいかしら?」

海未「ええ、いいですよ ...ことり、先に行っててもらえますか?」

ことり「うん、いいよ~」


今度は一人で歩き出す
後ろから二人の話し声が微かに聴こえる...


絵里「...カノ......ドウ...?」

海未「マダ...ナイヨ......」


少し離れすぎたのと、人が増えてきたから何の話かわからないや...


絵里「...リハダイ...ナノ?」

海未「ハイ....ナ...リンタチ...マスシ」


うん、やっぱり声が大きくなったところしか聴こえないな...
先に行くって話したあとだから、立ち止まれないのは残念...テヘッ
15: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 21:05:45.29 ID:iuDzHC4F.net
ことり「ことりに関係のない話かもしれないし、あるなら海未ちゃんが教えてくれるよね?」

希「何を教えてくれるってぇ~?」

ことり「ひぃっ!?」

希「ごめんごめん なんかスキだらけやったからついな」

ことり「も、もう、希ちゃん...」


希ちゃんは相変わらず神出鬼没なところがあります...
ただ、メイド喫茶でのバイトがバレた時の追い詰められ方だけは勘弁してほしいな...アハハ...


希「なんか思い悩んでるん?」

ことり「ううん... そういうわけじゃないよ?」

希「ならええんやけど」


変なところで鋭いからな~、希ちゃん...


希「それじゃ、生徒会の仕事あるから」

ことり「うん、また練習で」


さて、教室に行こうかな~
16: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 21:11:28.10 ID:iuDzHC4F.net
ガラッ

ことり「おはよ~」

「ことりちゃん、おはよ~」

「おはよ~」


自分の席に着く...けど.......
やっぱり淋しいな...


海未「ことり、お待たせしました」

ことり「ううん、そんなことないよ~」

ことり「絵里ちゃんとのお話はよかったの?」

海未「ええ、方向性は決まりましたから」ニコッ

海未(ことりのこと...とは、口が裂けても言えません...)

ことり「そうなんだ~、何の話?」

海未「次期生徒会の話ですよ」アセ


海未ちゃんはやっぱり隠し事がヘタだね...
嘘をつけないそんな素直な海未ちゃんがかわいいんだけどね?クスッ
17: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 21:15:20.16 ID:iuDzHC4F.net




キーンコーンカーンコーン

海未「ことり、お昼にしましょうか?」

ことり「うん」


コンコン


真姫「ことりー」

ことり「真姫ちゃん? それに絵里ちゃんににこちゃんも?」

海未「行きましょうか、ことり」

ことり「え?...え? 行くってどこに?」???


みんなそろって何なんだろう?
18: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 21:19:21.57 ID:iuDzHC4F.net
バタン


にこ「さ、座って」


と、着いたきた先は部室でした
でも、花陽ちゃん、凛ちゃん、希ちゃんは居ないみたいだけど...
いったい、何の話だろう?
22: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 22:09:03.96 ID:iuDzHC4F.net
絵里「えっと...どこから話したらいいものかしら...」

にこ「ちょっと、絵里が言い出しっぺなんでしょうが」ジト

真姫「まったくもう... ことり、あなたお見舞いには行かないの?」

ことり「!?」

海未「ちょっと真姫! いきなりすぎます!」

真姫「遠まわしに言っても何も変わらないでしょ?」

絵里「...そのとおりね」

絵里「ねぇ、ことり? あなた、穂乃果のお見舞いに一回も行ってないって本当なの?」

ことり「............」

にこ「海未から聴いてるわよ...あの日以来、会ってないんでしょ?」

ことり「............」
23: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 22:09:50.84 ID:iuDzHC4F.net
にこ「気持ちはわかるわ... でも...それでもっ!あなたが行かないと...!」

海未「にこ、待ってください」ポン

にこ「...でもっ!」ウル

真姫「そうよ、にこちゃん...率直に訊きはしたけど、急かしてはダメよ」

ことり「...........言われなくても...わかってるよ.....」

海未「ことり?」

ことり「わたしだって...わたしだって......」ウル


ダッ ガチャッ


絵里「ちょ、ちょっと、ことり!?」


逃げ出しちゃった... でも..........


ことり「でも...無理に決まってるよ.......」ポロポロ
24: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 22:14:17.64 ID:iuDzHC4F.net




<数週間前>

ことり「今日の練習も終わったね~」

穂乃果「みんなお疲れさま~」

絵里「ごめんなさいね、生徒会の都合で早めに切り上げてもらっちゃって」

海未「気にしないでください」ニコッ

真姫「今日は通し練習だったんだし、居てもらわないと困ってたわ」

希「ごめんな~...でも、2回通して2回とも問題なかったから今日のところはよかったとちゃう?」

海未「そうですね あとは明日おさらいして、PVの撮影にしましょうか」

ことり「そうだね~ 衣装の方もバッチリだよ!」ウキウキ

穂乃果「あれ? そういえば花陽ちゃんと凛ちゃんは?」

にこ「二人は...というより、凛がラーメン食べたいって花陽を連れてったわ」ヤレヤレ

絵里「相変わらずね(クスッ) それじゃ、また明日ね」

穂乃果「お疲れさま~」
26: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 22:21:47.34 ID:iuDzHC4F.net
ことり「あ、そうだ~♪ せっかく早く終わったんだし、お菓子でも食べに来る?」

穂乃果「え?お菓子!?」キラキラ

ことり「うん...と言っても、帰ってから作り始めるんだけどね?」

穂乃果「ぜんぜん構わないよー! ことりちゃんの手作りのお菓子美味しいもん」

ことり「海未ちゃんはどうするの?」

海未「私は、弓道部の方に顔を出してきます ...時間がよければお邪魔しますよ」

ことり「うん、わかったよ~」

ことり「にこちゃんたちはどうするの?」

にこ「にこは遠慮しとくわ たまにはゆっくりするのも悪くないしね」

真姫「私も。 明日PVまでやるなら、休むことにするわ」

穂乃果「う~ん、残念...」

ことり「まあまあ...じゃ、多めに作って明日のおやつにしちゃおっか?」

穂乃果「うん、そうしよっ!」
27: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 22:30:02.78 ID:iuDzHC4F.net
穂乃果「それじゃ、帰ろっか」

ことり「うん」


久しぶりに穂乃果ちゃんにお菓子を作るな~♪
最近は凝ったもの作ってなかったから、今日はやってみてもいいかな?


海未「あ、穂乃果っ、ちょっといいですか?」

穂乃果「え、何~?」


この前...というより、マカロン作ってばっかりだったから、スフレとかでもいいな~♪
アレンジが効くようにシンプルにパンケーキってのもありだけど...
でも何を作っても穂乃果ちゃんの喜ぶ顔が浮かぶから楽しくなるんだけどね♪


スタスタ

ことり「何を作ろうかな~♪」

スタスタ

「ことりちゃーん♪」

ことり「穂乃果ちゃんはいちごが好きだから~...」

ことり「あ、でもでも、みんなのおやつも作るならやっぱり焼き菓子がいいかな?」

スタスタ

「おーい、ことりちゃーん」

ことり「あ、なら今日は私の好きなものに付き合ってもらおうかな♪」

ことり「チーズケーキ...自分で作るのいつぶりかな~」
29: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 22:41:44.51 ID:iuDzHC4F.net
ダダダッ

穂乃果「ことりちゃん!!」

ことり「...えっ?」

キキィーーーーーーーーーーィ...ドン


......えっ?
......何が起きたの...?
......何でわたし、地面に座ってるのかな?
......それにものすっごく焦げ臭い...
......ゴムが焦げた時の匂いみたいな?


キャーーーーーー!!!
ダ、ダレカッ!! キュキュウシャ!!

絵里「何の騒ぎなの!?」

希「ちょ、ちょっとえりち、待ってや~」

海未「え? なんなんですか、これは!?」


みんなが集まってきたけど、何があったの?
...あれ? 立ち上がれない......
こ、腰が抜けてる......
30: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 22:43:53.90 ID:iuDzHC4F.net
真姫「ことり! 大丈夫!?」

ことり「あ、真姫ちゃん......」

真姫「すごい音がしたから来てみたら、車が急ブレーキかけて停まってるし、ことりは倒れてるし」

ことり「え? ...なにそれ?」

真姫「ちょっと、本当に大丈夫?」

ことり「うん...怪我したとかじゃないけど、突然過ぎて頭が追いついてないみたい...」

真姫「状況を見る限りだと、ことり、あなたが大方考え事しながら道路を渡ろうとした結果みたいね...」

真姫「でも、ことりに大事がなくてよかったわ」


真姫ちゃんの説明でなんとか現実に戻ってこれたみたい...
どうやら、お菓子は何を作ろうかと夢中になって考えてるうちに、
赤信号の歩道を渡ってたんだね...


真姫「立てる?」

ことり「うん...手を貸してもらってもいいかな?」

真姫「いいわよ、はいっ」スッ

ことり「ありがとう...よいしょっ」
31: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 22:52:57.61 ID:iuDzHC4F.net
真姫「一体何があったの?」

ことり「そ、それが...私にも...」




ピーポーピーポー

ことり「...えっ? 救急車?」

真姫「...誰かが怪我したの!?」タッ


そっか、真姫ちゃんはお医者さん目指してるんだもんね...
気にせずにはいられないよね


海未「穂乃果!穂乃果ー!!」

絵里「ちょっと、穂乃果! しっかりして!!」

希「穂乃果ちゃん!!」

ことり「......まさか...」ダッ


海未ちゃんたちの声を聞いて、自分で血の気が引くのがわかった....
考えたくもない予想がいやがおうでも頭に過ぎってくる...

そんなことを考えながら、海未ちゃんたちのところに着いた...
33: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 23:06:35.18 ID:iuDzHC4F.net
一番考えたくない状況が目の前に入ってきちゃった...


ことり「穂乃果ちゃん.......」


穂乃果ちゃんが寝そべってた...
それも、頭から血をいっぱい流して......


ことり「穂乃果ちゃん!!」


自分の中でやっと全部が繋がった...
穂乃果ちゃんが私を庇ってくれたんだってことに...


ことり「穂乃果ちゃん!!」ポロポロ

「離れてください! おい、担架を早く!」

「止血を急げ! おい、車の運転手も大丈夫か見てきてくれ!」

「目立った骨折とかはなさそうだ... 止血終わったか?」

「終わりました!」

「いくぞ? 1,2,3! よし急げ!」

海未「すみません! 私も同乗します!」

「君は?」

海未「友人です!」

「わかった 乗りなさい」

絵里「海未!」

海未「絵里たちはすみませんが先生たちと穂乃果の家に連絡を!」

絵里「わ、わかったわ...!」

バタン ピーポーピーポー
34: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 23:07:54.93 ID:iuDzHC4F.net
ことり「......」ペタン

希「穂乃果ちゃん...」グスッ

真姫「ここからなら、たぶん私のところの病院ね...」ウル

絵里「.......グスッ...先生たちに説明してくるわ...」

希「ウ、ウチも行くよ...」

ことり「..........穂乃果ちゃん....うわあああぁああぁぁぁあぁあああぁぁああぁん」ポロポロ





このあとは、真姫ちゃんの予想通りで、西木野総合病院に穂乃果ちゃんが搬送されて、
手術とかのかいもあって命に別状はないって、穂乃果ちゃんのお母さんから聞いたの...

でも、穂乃果ちゃんは目を覚まさないって......
打ちどころが悪かったんじゃないかってお医者さんは言うんだけど、
こんな目にあわせてしまった自分が穂乃果ちゃんに会うのが怖くて怖くて...
みんなが言うように一度もお見舞いに行ってないの...

それから1週間くらい、かな? 私も塞ぎ込んで学院を休んでた...
海未ちゃんたちのおかげで、学院に出てこれるようになったけど、
やっぱり穂乃果ちゃんは目覚めなくて、私も会いに行くのが怖いまま...


ことり「穂乃果ちゃん...ごめんね......」ポロポロ
35: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 23:17:27.97 ID:iuDzHC4F.net




ガラッ

海未「...穂乃果.....」

穂乃果「............」

海未「まだ、目が覚めないんですね....」

希「海未ちゃん、足速いって...」ハア

絵里「あなた毎日こんなペースで歩いてるの?」

海未「えっ? そんなに速かったですか?」

絵里「ええ...まあ、穂乃果が心配なのはわかるけどね」ニコッ

海未「そうかも,,,しれませんね...」

海未「今日は目覚めてるかもしれないと思うと、いてもたってもいられなくて...」

希「結局、ことりちゃんはダメだったね...」

海未「仕方ありません...あの事故は自分の不注意が招いた結果なのですから...」

絵里「厳しいわね...」

海未「でも、ことりの中にあの日からずっと渦巻いているものです」
36: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 23:21:26.93 ID:iuDzHC4F.net




ことり「はあ......」


どうしたらいいのかな?
どんな顔して穂乃果ちゃんに会えばいいのかな?


ことり「なんて謝ればいいの? ...謝ったら目を覚ましてくれるの...?」

穂乃果母「あら? ことりちゃん」

ことり「あ、おばさん...こんにちは...」

穂乃果母「どうしたの? みんなはこのくらいの時間にお見舞いに来てるからてっきり」

ことり「い、いやっ...わたしは........」

穂乃果母「.......少し時間大丈夫かしら?」
37: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 23:36:07.59 ID:iuDzHC4F.net




穂乃果母「そぉ... そんなに思いつめていたのね.....」

ことり「ヒ、ヒック...グス.......」ポロポロ

穂乃果母「それで...穂乃果に会いづらいというのね?」

ことり「っ......」コクン

穂乃果母「...本当はどう思ってるの?」

ことり「...えっ?」

穂乃果母「ことりちゃんは、どうしたいのかしら?」

ことり「それは......」

ことり「会いたいです... どう思われちゃっても、穂乃果ちゃんに会いたいです!」

ことり「私を助けてくれたことのお礼が言いたい! 痛い思いをさせちゃったことを謝りたい!」

ことり「私のことを赦してくれなくてもいい! ずっと傍に居たいんです!!」

穂乃果母「.......」ニコッ

穂乃果母「なら、会いに行きましょうか♪」グイッ

ことり「え、ちょ、ちょっとっ!?」
38: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 23:41:32.91 ID:iuDzHC4F.net




花陽「もう絵里ちゃんたちいるのかなぁ?」

真姫「居るでしょうね...」

凛「真姫ちゃんがお花選ぶのに時間かけすぎなんだと思うにゃ」

真姫「なんでよ!? そんなにかけてないわよっ!」

にこ「あんたたち、もうすぐ病院なのわかってんの...」ジト

りんまき「ごめんなさい...」

にこ「よろしいっ」

花陽「クスス...あ、あれって...」

にこ「どうかしたの?」

花陽「いや、あれって穂乃果ちゃんのお母さん...に、ことりちゃん...?」

凛「ホントだ...」

真姫「待って!? ことりが来たの!?」

にこ「...行きましょ」
39: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/09/30(火) 23:55:51.51 ID:iuDzHC4F.net




...ついに来ちゃった..........
私の心の準備とか待ったなしで、おばさんにグイグイ引っ張られてる...
こういうところは、さすが穂乃果ちゃんのお母さんだなと思う...


タッ

ことり「...はぅっ」バスッ

穂乃果母「...着いたわよ?」

コンコン ガラッ

穂乃果母「あら、あなたたち、毎日ありがとうね」ニコッ

海未「あ、おばさま いえ、穂乃果のためですから」

絵里「私たちも来たくてきてるんですから」


...海未ちゃんたち毎日来てたんだ......
それなのにわたしは....


海未「...もしかして、ことりですか?」

ことり「........」

穂乃果母「ええ、途中で会ったから一緒に来たの」ニコッ

海未「...そうでしたか」

海未(やっと来てくれたんですね)
40: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 00:03:29.97 ID:1hpx+zw/.net
穂乃果母「ほぉら、ことりちゃん?」

ことり「...は、はい......」

絵里「私たちは一回外しましょうか」ニコッ

希「せやね」

海未「はい」


絵里ちゃんたちが、私と穂乃果ちゃんにしてくれようとしてる
どうしよう......ここまで来ておいて、すごく怖い......


穂乃果母「大丈夫... あなたの気持ちを知ってる私も傍にいるから」ニコッ

ことり「...ありがとうございます」


ここまでお膳立てされたら、向かい合うしかないよね...
41: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 00:33:11.23 ID:1hpx+zw/.net
ことり「ほ、穂乃果ちゃん...」


ホントに目が覚めないんだね......
いろんな医療器具が付いたままだから、そう...なんだよね...


ことり「穂乃果ちゃん...」ウル

ことり「会いに来るのが、遅くなってごめんね...」ポロ

ことり「私...怖かったの... 私のせいで...穂乃果ちゃんがいなくなっちゃうんじゃないかって...」ポロポロ

穂乃果母「.......」

ことり「あの日...私のせいで穂乃果ちゃんが...私を庇ったせいで穂乃果ちゃんが...」ヒグ

ことり「だから...だから怖くて...怖くて......」

ことり「どんな顔をしてていいのかわからなくて...どんな言葉をかけていいのかわからなくて...!」

ことり「...会いに来るのができなかったの......」ポロポロ

ことり「...今日こうして、おばさんに連れてきもらわなかったら、たぶん来ることはなかったのかもしれない...」


そう...こうして連れてきてもらえなかったら、たぶん自分がここに来ることはなかったかもしれない...
もしかしたらこのまま穂乃果ちゃんが目覚めないのかもしれない...
そんな悪い未来も考えられちゃうのに......
すべてが怖くて、自分からは動けなかったの...
42: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 00:33:48.35 ID:1hpx+zw/.net
ことり「ねぇ、穂乃果ちゃん...」

ことり「痛い思いさせてごめんね... 会いに来れなくてごめんね...」

ことり「誤っても謝りきれないけど、あの時は私を助けてくれてありがとう...」ギュッ

ことり「こんな私を赦して欲しいなんて言わない!!」

ことり「でも! でも、その代わり...目を覚まして! また穂乃果ちゃんの笑顔を見せてよ!!」ポロポロ

ことい「...ウ...ウウ.......」


ポツッポツッ...

...雨が降り出したみたい...
まるでいまの私みたいに...
空も一緒に泣いてくれてるのかなぁ...
でも...話せて良かった...


穂乃果「......」ピクッ

ことり「...えっ?」

穂乃果母「どうかしたの?」

ことり「いま...穂乃果ちゃんが動いた気が...」

穂乃果母「ホント!?」
43: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 00:34:24.98 ID:1hpx+zw/.net
ことり「穂乃果ちゃん!!」

穂乃果「.......」

ことり「起きてっ! 穂乃果ちゃん!!」

海未「ちょ、ちょっとどうしたのですか!?」ガラッ

穂乃果母「あ、海未ちゃん、いま穂乃果が動いたみたいだって、ことりちゃんが...」

花陽「本当ですかっ!?」

凛「穂乃果ちゃん!?」

絵里「こら!あなたたち、ここ病院よ!」

穂乃果「........」ピクピクッ

ことり「!? また...」

ことり「ねぇっ、穂乃果ちゃん、起きて!! 目を覚まして!! 私に笑顔を見せてよっ!!」
49: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 05:39:14.28 ID:1hpx+zw/.net
穂乃果「.........」

ことり「.........」ウル


やっぱり...目覚めてはくれないの?


コンコン

「すみません、病院内ではお静かに」

穂乃果母「すみません...娘が動いたと聞いて...つい」

「いえ、お気持ちはわかります。ただ、扉は閉めておいてくださいね?」

穂乃果母「ありがとうございます」

バタン


穂乃果「......コト...リ...チャ......ン......」

ことり「!? ほ、穂乃果ちゃん!!」

海未「穂乃果が...ことりを呼びましたよね......」

真姫「ええ、私にも聞こえたわ!」

絵里「穂乃果!」

希「穂乃果ちゃん!!」

ことり「起きて! 穂乃果ちゃん!!」
50: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 05:39:58.64 ID:1hpx+zw/.net
穂乃果「こと、り、ちゃん...?...みんな...?」

ことり「穂乃果ちゃん!!」ダキッ

穂乃果「...い、痛いよ...ことり、ちゃん...」

海未「うぅ...穂乃果ぁ......」グスッ

穂乃果「海未ちゃん...なんで泣いてるの...? ことりちゃんも、みんなも...」

絵里「何を...言ってるのよ......」ウルウル

にこ「そぉよぉ... あんた...自分がどうなったと思ってるのよ...」グスッ

花陽「穂乃果ちゃん...エグッ...よかったよ~...」グスッ

凛「穂乃果ちゃん...目が覚めてよかったにゃー...」ビエーン

希「穂乃果ちゃん...おはような~」ウル

真姫「この...寝ぼすけ...心配ばっかりかけて...」ポロポロ

穂乃果母「...馬鹿娘......やっと起きたわね...」ウル

穂乃果「あ、あはは...よくわかんないけど...ごめん...」
51: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 05:40:20.58 ID:1hpx+zw/.net
さっきまで降っていた雨は弱くなって、空が明るくなってきた...
朝みたいなお天気雨だね...
穂乃果ちゃんの目覚めをお祝いしてくれてるのかな?クスッ


ことり「おはよう...穂乃果ちゃん...ごめんね...そして、ありがとう」ニコッ

穂乃果「...? どういたしまして」ニコッ
52: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 05:40:47.30 ID:1hpx+zw/.net




それからは、目が覚めた穂乃果ちゃんの検査とリハビリで入院は続いて、
2週間くらいしたところで、ようやく退院となりました。
その間はもちろん、毎日お見舞いに行ったけどね♪

...そして、今日から穂乃果ちゃんが学院に復帰です♪


ポタッポタッ

ことり「また雨か~...」


それでも小雨で、いつかみたいなお天気雨♪
こんな日はいいことありそうだな~、って思うようになってきたんだよね


ことり「いってきまーす♪」


早く海未ちゃんと一緒に穂乃果ちゃんを待っててあげないとね♪


ことり「海未ちゃん、おはよっ♪」

海未「ことり、おはようございます」ニコッ

ことり「穂乃果ちゃんはまだだよね?」

海未「ええ...私たちがいつもより早く来すぎてはいるのですが」フフッ
53: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 05:41:16.46 ID:1hpx+zw/.net
穂乃果「ことりちゃーん♪ 海未ちゃーん♪」

ことり「穂乃果ちゃん」ニコッ

穂乃果「おっはよ~♪」ダキッ

海未「おはようございます、穂乃果」ニコッ

ことり「おはよう、穂乃果ちゃん♪」


穂乃果ちゃんの笑顔に惹かれたみたいに、空も晴れてきました♪


ことり「あ、見て! 虹!」

穂乃果「わぁ...!」

海未「綺麗ですね」


やっぱり穂乃果ちゃんはみんなの...私の太陽です♪
あの虹のように、太陽に照らされて初めて輝ける...


ことり「穂乃果ちゃん...」

穂乃果「うん? なぁに~?」

ことり「これからもずっと一緒にいようね♪」

穂乃果「うん♪」

海未「私も一緒ですよ?」

ことほの「うん♪」
54: 名無しで叶える物語(中部地方)@\(^o^)/ 2014/10/01(水) 05:43:04.09 ID:1hpx+zw/.net


書き溜めてたので、最後連投しました
たまたま、にわか雨の日に思いついたストーリーです
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『穂乃果「ことりちゃーん♪」』へのコメント

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