【SS】干渉2【ほのにこ】

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穂乃果-アイキャッチ28
1: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:03:55.86 ID:QxSXB3fl.net
【SS】干渉【ほのにこ】
http://hope.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1411477824/

上記SSの作品の続編です
ご覧になって無い方は先に見てきてください。

※ゆるい可愛い百合系のSSじゃないので嫌いな方はブラウザバック推奨

※ タイトルがクリックできる物は当サイト内記事へのリンクです(管理人)

元スレ: 【SS】干渉2【ほのにこ】

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2: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:07:35.89 ID:QxSXB3fl.net
ONE


「あー、みんな。知ってると思うがこの学校は非常に人数が少なくなってきている」

「このままいけば来年度からは生徒の募集を止めることになる」

ザワ...ザワ...

「まぁ、まぁ落ち着け、まだ決まったわけではない」

「お前らの部活動や成績、この学校の魅力を少しでも伝えられれば生徒が増えるかもしれない」

ザワ...ザワ..

ザワ...ザワ..

「お前ら、勘違いしてるようだがお前らはしっかり卒業できるからな」

「けど、『先輩』って呼ばれることはもうないのかもな」


.....


- - - - - -
3: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:08:54.63 ID:QxSXB3fl.net
- - - - - -

私の名前は高坂穂乃果!

こう見えても和菓子屋の看板娘!

元気が合って

可愛い!


なんてお店の常連さんに言われちゃったり..

えへへ



穂乃果「いや~、今日もパンがうま!...



でも...今日はワケあって元気じゃないんだ...



くない...」
4: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:10:51.19 ID:QxSXB3fl.net
海未「どうしたんですか、いきなり。」

ことり「穂乃果ちゃん...」


紹介するね!

このふわふわした女の子はことりちゃん!南ことりちゃん!

すっごくお洒落で優しくてとっても可愛いんだ♪


次に海未ちゃん!

怖い時もあるけど友達思いで...意外な一面もあってすっごく可愛いんだ!


この2人が私の

だいだいだいだーーーい親友なんだ♪


たくさん遊んだりー、遊びにいったり~、美味しいものを食べにいったり~


って私ただのオバカみたい!


そうだ!


私が今落ち込んでいること...それは
5: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:11:51.30 ID:QxSXB3fl.net
私のかよう学校「音ノ木坂」が廃校の危機なんだ。

なんとか私達は卒業できるけど

私達のお母さん、おばあちゃんからみんな大好きな学校がなくなっちゃう

それだけは嫌!!!
6: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:17:15.71 ID:QxSXB3fl.net
TWO


...スクールアイドル。


心のどこかにしっくりくる感情と、自分の音楽への「決着」をつけられずにいる自分を見つめ
少し難しい顔をしながら彼女はピアノの前に腰かける。

<<<< I say... Hey Hey Hey Start dash >>>>


素人ながらも頑張って考えた振付。
少しズレていながらも一生懸命な彼女達。
そんなところに少し魅かれて私はいつのまにか楽曲を提供していた。

心の中を見渡せるのならとてつもなく大きく黒いぽっかり空いた穴は
彼女達の存在によって、ほんの少し。
ほんの少しだけど埋めることが出来た。


「なんなんだろ。私。」


彼女はそう言い、音楽室を出た。
7: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:23:31.99 ID:QxSXB3fl.net
中庭の木の下に見覚えのある顔を見つけた。

私の学生証を届けてくれた子だ。

.....確かアイドル研究部に入りたそうにしていたわね。


...。


あ、そっか。それであんな顔。

わかりやすいわね。


「なにしてるの?」

花陽「に、西木野さん。」




真姫「あなた、声は奇麗なんだから。後はちゃんと大きな声を出す練習をすればいいだけでしょ?」

花陽「でも...」



真姫「はぁ..」


- - - - -
8: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:27:46.93 ID:QxSXB3fl.net
- - - - -


真姫「ね?気持ちいでしょ?」

さっきまでの不安そうだった表情の彼女はすっかり奇麗な顔つきになっていた。


花陽「...うん。楽しい♪」ニコッ


真姫「あ、えっ////」


真姫「はい!もういっかい!」




。。。。。



真姫「あなたには才能があるの絶対行ったほうがいいの!」


花陽「で、でも」

真姫「私のセンスを疑うわけ?」


...




「μ'sの曲は私が作ったんだから!間違いないわ!」


花陽「そ、そうなの!?」
。。。。 


ジャ、イクワヨ!!



マ、マッテ!マッテ!ダレカ...


「ダ、ダレカタスケテー!」
9: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:30:37.56 ID:QxSXB3fl.net
- - - - - -


穂乃果「西木野さん泣いてる?」

真姫「だ、誰が!泣いてなんかナイワヨー」グスン


それで?

どうするの?(・8・)


真姫「えっ?どうするって?」

真姫「えーっ!?」


まだまだメンバーは募集中ですよ♪



私はまだいまいち音楽と離れられていない。

だからと言って両親と約束した病院の後継ぎも...。

だけど今は違う。

心残りがありながらも

ほんの少し「やりたい」という気持ちで。


真姫「わ、私は花陽の付き添いなんだから!」



照れ顔を彼女なりに精いっぱい隠しながら
そう言った

夕日は静かに彼女達を照らしていた。



- - - -



アイドル部....。

<<<<
アイドルを語るなんて10年早い!!>>>>


っ...痛!!!!

あ。.....あ。。。。。


まただ...。
10: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:34:21.38 ID:QxSXB3fl.net
ZERO

わかってるでしょ。

私達の世界線で真姫ちゃんが生んだのは

空想のにこちゃんの世界線。

それがあの技術によって偽物を本物の世界にしてしまう

それどころか

何でも出来ちゃう世界にしちゃうんだもん。


それに忠告したよね。

<<<<世界の構造を知ってしまった時、バランスが崩れてそこが穴になるって>>>>
11: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:36:21.68 ID:QxSXB3fl.net
知ってるんだよ?

私の親友をその力の出力元にしたこと。

こんな、より都合の良い出来になったんだから

相当、酷い事をしたんでしょ?


私はもう許してるよ。

だって、もうこの3世界じゃ既に「にこちゃん」が神様なんだから。


あっはっはっはっは!!!!.....



少女は足元の台を蹴り倒した。



勝手にパソコンつかってごめんね?

この魔法、使わせてもらうから。


次は真姫ちゃんが私に仕える番だよ?

たくさん狂って、償おうね。



少女は痛みに「より」耐えながら

「より」忠実に再現できるための動力源を

痛感、そして自分の命を賭け世界線を創り上げた。


冷たい出力ゲージを見つめ最期を迎えた。
19: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:36:06.35 ID:Lhcx8BHR.net
THREE


時間は経って、「矢澤にこ」先輩が加わって部員は6人になった。

私達と言えば生徒会長を納得させて「アイドル研究部所属μ's」として活動できるように頑張っている。



まぁ、もうそんなこともどうでもいいの。



「やっと思い出したよ。」


あの子のことも、あなたがあんなことをしたことも

私達がアイドルを通じて出会ったことがこんなに都合がいいこともわかったよ。


私の世界線と繋がったのは不都合だけど


...殺せるなら。


真姫ちゃん。


いや、超凶悪殺人犯。


凛ちゃんのこと、しっかり覚えてる?


- - - - - - -
20: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:39:26.82 ID:Lhcx8BHR.net
- - - - - -


海未「...というわけで、真姫お願いします。」

真姫「わかったわ。」

海未「まったく、穂乃果はいつもいつも宿題を...」

真姫「はいはい聞き飽きたわよ、ラブラブカップルさん?」

海未「なっ、決して付き合ってるわけでは////」



真姫「で、にこちゃんは?」

海未「にこも同じ理由で今日は遅くなるそうです。」



真姫「はぁ...わかったわ。早く終わらせてきなさいよね~」テクテク

海未「すみません。お願いしますね。」


テクテクテクテク


チラッ



真姫「・・・・・」ニヤニヤ

海未「・・・・??」

真姫「・・・・・♪」テクテク


……


海未「ま、真姫!本当に違いますからね!ことりもいますから!!」
21: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 21:45:17.31 ID:Lhcx8BHR.net
今日は花陽と2人で練習か。

なんだかんだ、スクールアイドルを初めてからいろいろあって

2人で行動するっていうのも久々ね。


....


思えば私、変わったのかしら。

"廃校を阻止する"そんな目標でやってる私達。

その中で掛け替えの無い友達が出来た。

大好きな音楽を続けることが出来た。

一生懸命な穂乃果

それをサポートする海未、ことり。

人一倍アイドルに一生懸命なにこちゃん。

そして...

花陽。

私はあなたを押したつもりだったけど

本当に押されたのは私。

私は花陽のおかげで好きな音楽を続けられた。

仲間がいてくれたから元気をもらえた。

大事な勉強だって心おきなくすることができた。

本当に感謝してる。


廃校阻止。

仮にそれができなくても私は満足。

別に諦めてないけど。

...とにかく

。。。。



たまには、2人で話そう。



静かな空に放課後のチャイムが響いた。

- - - - - -
23: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 19:13:03.58 ID:ede4ci/l.net
ZERO-2


いつかまた...出会える時がきたら。

どんな軌跡でもいい。

そうなったら思い出させなさいよね。


絵里、希。

新しい友達が出来たの。

あなた達にも紹介するわ。



次はもっとうるさくなるわよ?



....。



私の夏休み...終わっちゃった。
24: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 21:54:34.60 ID:ede4ci/l.net
FOUR

- - - -


アイドル部....。

<<<<アイドルを語るなんて10年早い!!>>>>


っ...痛!!!!

あ。.....あ。。。。。


まただ...。


・・・・高坂穂乃果。

彼女を見ると何故か毎回....。

頭痛?

デジャヴ?

処理速度の限界...?


なんかもやもやする...ああ!イライラするわね!


今日こそはしっかり「アイドルやめなさい!」って言ってやるんだから。
25: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:30:54.33 ID:ede4ci/l.net
- - - - - - - -

「とっとと出てって!」

バタン!

「あー、にこせんぱーい....」

...

「やっぱり追い出されたみたいやね。」




穂乃果「スクールアイドル?」

海未「にこ先輩が?」

希「1年生の頃やったかなぁ、同じ学年の子と結成してたんよ。」

..

希「今はもうやってないんやけどね」

ことり「やめちゃったんですか?」

希「にこっち以外の子がね…。」


希「アイドルとしての目標が高すぎたんやろうね、付いていけないって1人やめて、2人やめて...」

....

希「だから、あなた達が羨ましかったんじゃないかな?」

希「歌にダメ出ししたりダンスにケチつけたりできるってことはそれだけ興味があってみてるってことやろ?」
26: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:47:29.96 ID:ede4ci/l.net
- - - - - - -

ことり「あっ、あのときの!」

穂乃果「そうそう!」

海未「?」

ことほの「」ニコッ


。。。。

ふん!何仲良さそうに話してんのよ

...

「帰りどっかよってくー?」

「いいね部員のみんなに声かけて一緒に行こうよ」

「いいねーどこいく?」

「ああそこのファミレスは?駅前...


部員..か。

せめて、前のメンバーがいてくれればどれだけ心強かったのかしら。

....

μ's。

くだらない意地なんて...捨てて...。

はぁ...。ガチャ


バタン

...


『お疲れさまでーす!!!!!』
27: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:58:21.23 ID:ede4ci/l.net
にこ「あっ」

にこ「なっ?」


穂乃果「お茶です!部長!」

にこ「部長!?」

ことり「今年の予算表になります部長♪」

にこ「うぁっ?」

真姫「さ、参考にちょっと貸して?部長のお勧めの曲」

花陽「な、なら迷わずこれを!」デンデンデン

にこ「あーっ!だからそれは!」バタン

穂乃果「ところで次の曲の相談をしたいのですが部長!」

海未「やはり次はさらにアイドルを意識した方がいいかと思いまして...」

ことり「それと振付も何かいいものがあったら」

穂乃果「歌のパート分けもよろしくお願いします!」

....

にこ「こんなことで押し切れると思ってるの?」

...

穂乃果「押しきる?私はただ相談してるだけです。音ノ木坂アイドル研究部所属の




「μ'sの6人が歌う次の曲を」
28: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:15:33.03 ID:q7MzcOhB.net
・・・・・

「・・・にこ先輩。」

.....

私は待ってた。

ただ私より幸せな人を憎んでいたんじゃなくて。

本当バカ。


何度も失敗した。

何度も挫けそうになった。



ここまでやってきた。


いいわ。ここまできたなら負けてやろうじゃない。

全力で。


「厳しいわよ!」


穂乃果「わかってます!!アイドルへの道が厳しいことぐらい!」

にこ「わかってないあんたはあまあま!」

あんたも!あんたも!あんた達も!


いい?アイドルって言うのは

笑顔を見せる仕事じゃない!

笑顔にさせる仕事なの!

それをよーく自覚しなさい!
- - - - -


「そうね。私はみんなを笑顔に出来るようなことをしたいわ。」

「それいいね!私も何かを救いたい!」

- - - - -


.....痛っ....。



穂乃果「にこ先輩?」
29: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:24:26.31 ID:q7MzcOhB.net
- - - - - -

アイドル研究部



絵里「・・・・ムッ」

希「えりち」

絵里「・・・・うん?」

希「見てみ…雨止んでる。」



昨日までの雨が嘘のように空は晴れ晴れとしていた。

外からはどこからか生徒の声が聞こえてくる。


希「頑張ったな、にこっち。」

絵里「・・・・。」


窓の向こう側に流れる静かな景色は世界を覆うように包み込んでいた。
30: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:34:43.18 ID:q7MzcOhB.net
にこ「にっこにっこにー♪…はい!」

『にっこにっこに~』

にこ「全然ダメもうっかい!」

にこ「にっこにっこに~♪・・・・はい!!」

『にっこにっこにー!』

にこ「釣り目のアンタ、気合い入れて!」

真姫「真姫よ!」プンプン



『にっこにっこにー!!』

穂乃果「…」チラッ

にこ「?」

……

穂乃果「…痛っ」

にこ「…うっ」



- - - - - -

「次はお友達として会えるといいね。」

「ええ。にこさんとはいい友達になれそうです。」

「たぶんあなた達の年上よ?」

「部活の先輩後輩だったり....?(・8・)」

「そうね、そうしたら私の友達のヘンな2人も紹介するわ」

「それに後輩も入ったら賑やかになっちゃうね!」

「....穂乃果がいるとおかしな集団に見られそうです」

「楽しみだな♪何してるのかな、私達。」

....

にこ「そうね。私はみんなを笑顔に出来るようなことをしたいわ。」ウルッ

穂乃果「それいいね!私も何かを救いたい!」ボロボロ

- - - - - -

穂乃果「・・・・」

にこ「・・・・」
31: 『干渉』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:39:44.26 ID:q7MzcOhB.net
思い出した、全部。

私、きっと穂乃果も。

...

やっと幸せになれたんだ。

___

穂乃果「…」ニコッ

にこ「…」


にこ「はい!ラスト1回!」

『にっこにっこに~♪』


にこ「全然だめ!あと30回!」ウルッ

『えー?』

穂乃果「何言ってんの?まだまだこれからだよ」




「にこ先輩お願いします!」
40: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 20:38:58.04 ID:q7MzcOhB.net
FIVE

「音ノ木坂学院は来年より生徒の募集を止め"廃校"とします」



絵里「・・・・・!?」


ガチャン


穂乃果「今の話!本当ですか!?」

絵里「あなた!」

穂乃果「本当に廃校になっちゃうんですか!?」

ことり「穂乃果ちゃん…」

理事長「本当よ」

ことり「お母さん!そんなこと全然聞いてないよ!?」

穂乃果「お願いします!もうちょっとだけ待ってください!
あと1週間!…いやあと2日でなんとかしますから!」

....

理事長「いいえ、あのね?廃校にするというのはオープンキャンパスの結果が悪かったらという話よ」

穂乃果「お…オープンキャンパス?」

ことり「一般の人たちに見学に来てもらうってこと?」

理事長「見学にきた中学生にアンケートをとって、
結果が芳しくなかったら廃校にする。そう絢瀬さんに言っていたの」
41: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 20:45:08.94 ID:q7MzcOhB.net
穂乃果「なんだぁ~」ホッ

絵里「安心してる場合じゃないわよ?オープンキャンパスは2週間後の日曜日」

絵里「そこで結果が悪かったら本決まりってことよ?」

穂乃果「!」



穂乃果「どうしよう…」

海未「……」

ことり「……」


絵里「理事長。オープンキャンパスの時のイベント内容は生徒会で提案させていただきます。」


理事長「…」

理事長「止めても聞きそうにないわね」


絵里「失礼します。」
42: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 21:41:26.16 ID:q7MzcOhB.net
穂乃果「生徒会長…オープンキャンパスでμ'sとして活動させてくれなさそうだね…」ドンヨリ

海未「……」

ことり「…でもまだ決まったわけじゃ」


穂乃果「そうだね!生徒会長を納得させてμ'sで活動できるよう頑張らなきゃ!」

ことり「うん!」


- - - - - -

穂乃果「おお!みんな完璧!」

真姫「ふぅ…でも本当にライブなんてできるの?生徒会長に止められるんじゃない?」

ことり「それは大丈夫!最低でも部活動紹介で時間をもらえるはずだから♪そこで歌を披露すれば…

海未「まだです…。」

ことり「えっ」

海未「まだタイミングがズレています」

穂乃果「海未ちゃん…」


穂乃果「わかった!もう1回やろう!」
43: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 22:22:02.33 ID:q7MzcOhB.net
- - - - - -

穂乃果「完璧~!!!!!!」

真姫「そうね」

にこ「やっとにこのレベルにみんな追いついたわね~?」



海未「まだ駄目です…」


穂乃果「えっ…」

海未「ダメです…それでは全然…」

真姫「何が気に入らないのよ!はっきり言って!」



海未「感動できないんです…」

真姫「えっ」

海未「今のままでは…」


穂乃果「海未ちゃん…」
44: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 22:31:36.63 ID:q7MzcOhB.net
- - - - -

海未「あの人のバレエを見て思ったんです。私達はまだまだだって。」

にこ「話があるってそんなこと?」

花陽「でも…生徒会長私達の事…」

にこ「嫉妬してるのよ嫉妬。」

...

海未「私もそう思っていました。…でも
あんなに踊れる人が私達を見たら素人みたいなものだって思う気持ちもわかるのです。」

ことり「そんなにすごいんだ…」

真姫「私は反対。…潰されかねないわ」

にこ「そうね、3年生はにこがいれば十分だし…

花陽「生徒会長…ちょっと怖い…」

海未「そうですよね…。」

穂乃果「私は良いと思うけどな」
45: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 22:37:36.26 ID:q7MzcOhB.net
『ええっ!?』

にこ「何言ってんのよ!?」


穂乃果「だって!ダンスが上手い人が近くにいてもっと上手くなりたいから教わりたいって話でしょ?」

海未「そうですが…

穂乃果「だったら!私は賛成!」

ことり「穂乃果ちゃん…」

穂乃果「頼むだけ頼んでみようよ!」

にこ「ちょっとまちなさいよ!」

ことり「でも…絵里先輩のダンスはちょっとみてみたいかも♪」

花陽「あっ!それはちょっと私も…」


穂乃果「よーっし!早速明日聞いてみよう!」

...

にこ「どうなっても知らないわよ…」
46: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 20:56:23.25 ID:4mzq2Z0h.net
- - - - - - -

絵里「全然ダメじゃない。よくこれでここまでこられたわね!!」

穂乃果「す、すいません…」

絵里「基礎ができてないから無駄が出るのよ。…足、開いて」

真姫「…こ、こう?」

絵里「」ドスッ

真姫「痛い!痛い痛い!」

絵里「…これで?少なくとも足を開いた状態でお腹が床に付くようにならないと…」

真姫「うぇぇ?」


絵里「柔軟性が上がることは全てにつながるわ。まずはこれを全員出来るようにして。
このままだと本番は一か八かの勝負になるわよ?」

にこ「…嫌な予感的中…」


ことり「…」

穂乃果「おお!ことりちゃんすごーい!」

ことり「えへへ…///」
47: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 21:02:20.43 ID:4mzq2Z0h.net
絵里「関心してる場合じゃないわよ?みんなできるの?ダンスで人を魅了したいんでしょ!?」

-

絵里「このぐらい出来てあたりまえ!」

絵里「あと10分!」

『はっ・・・はい!!」

-

絵里「筋力トレーニングももう1回しっかりやりなおしたほうがいいわ!」

絵里「ラストもう1セット!」


花陽「ふっ…はっ…はわわ…」

花陽「あぁぁぁ・・・・


バタン


花陽「痛たた…」

真姫「花陽、大丈夫?」

花陽「うっ…」
48: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 21:09:23.68 ID:4mzq2Z0h.net


絵里「…もう良いわ。今日はここまで」

にこ「っ...ちょっと何それ!?」

真姫「そんな言い方ないんじゃない?」

絵里「私は冷静に判断しただけよ自分達の実力が分かったでしょ?
今度のオープンキャンパスには学校の存続がかかっているの」

絵里「…もしできないんだったら早めに言って。時間が勿体ないから。」


穂乃果「待ってください…!」


絵里「…?」



穂乃果「ありがとうございました!」

絵里「えっ…」

穂乃果「明日もよろしくお願いします!」

『よろしくお願いします!』
49: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 22:23:53.54 ID:4mzq2Z0h.net
SIX

穂乃果「おはようございます!」

ことり「まずは柔軟ですよね♪」



絵里「あなた達…辛くないの?」

『えっ?』

絵里「昨日あんなにやって今日また同じことをするのよ?
…第一、上手くなるかどうかもわからないのに。」

花陽「…」

穂乃果「やりたいからです!たしかに、練習は凄くキツいです…体中痛いです!
でも、廃校をなんとか阻止したいという気持ちは生徒会長にも負けません!!」

穂乃果「だから、今日もよろしくお願いします!!」

『お願いします!』

絵里「……くっ」



穂乃果「せ、生徒会長!」

バタン
50: 『干渉2』花陽side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 23:01:43.44 ID:4mzq2Z0h.net
私のせいだ…。

ここまで頑張ってきたのに…。

真姫ちゃん…μ'sのメンバー5人のみんなのお陰で

憧れのスクールアイドルになれた…。

なのに…。


みんな…今どんな顔してるのかな…。


穂乃果「花陽ちゃん?大丈夫?ビックリさせちゃってごめんね?」


私のせい、私があんなに足引っ張っちゃったのに泣いちゃって…みんな迷惑だよね…


真姫「もしかして昨日のこと?なーに気にすることないわよ。あの生徒会長ほんとふざけ…

花陽「ごめんなさい!!!!!!」



気がつけば私は走っていた。

私がやりたいと思って始めたアイドルの仲間から私は逃げていた。
51: 『干渉2』花陽side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 23:46:25.87 ID:4mzq2Z0h.net
真姫「待ちなさいよ!」

泣きながら走っていた彼女を掴んだ手は強く、言葉よりも優しかった。

花陽「真姫…ちゃん?」


真姫「これぐらいで諦めちゃうの?」

花陽「諦めてなんか…

真姫「じゃあいいじゃない!あの生徒会長なんて私達の事分かってくれないんだから!」


真姫「…それとも何?アイドルなんて嫌いになった?」


花陽「違う!違うよ!私はアイドルが大好き…大好きだけど…」

真姫「生徒会長の怖さには負けちゃう?」

花陽「そんなわけない!!真姫ちゃんの馬鹿!!!!」




真姫「それでいいのよ、花陽」

花陽「…」

真姫「…待ってるから。しっかり明日は練習来なさいよ。みんな待ってるんだから。」
52: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/26(日) 23:58:37.06 ID:4mzq2Z0h.net
穂乃果「花陽ちゃん…」

ことり「…」

穂乃果「私達も追い掛けな…

海未「穂乃果!!」

穂乃果「海未ちゃん?」

海未「花陽のことは真姫が追い掛けていきましたし任せましょう。
あの2人はμ's内でも一番理解し合うことができる仲です。
きっと真姫なら連れ戻すことができるはずです。」

穂乃果「そうだね…」



にこ「何よ、私達"グループ"なのよ?こんなことあたりまえじゃない」

穂乃果「こんなことって…」

にこ「プレッシャーぐらいアイドルなんだからいくらでもかかるわ。
それに海未が言った通り、私達は仲間なの。真姫を信じましょ?
私達が今すべきことはみんなで落ち込んでいることじゃなくて花陽を楽しく迎える場所を作ることだわ。」

穂乃果「にこちゃん…」

にこ「さ、練習始めましょ?鬼教官をはやく首振らせなきゃ時間がないわ。」
53: 『干渉2』絵里side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 00:09:03.14 ID:PSjXUFHG.net
- - - - - -



絵里「…」

希「ウチな?」

絵里「…!希」

希「えりちと友達になって生徒会やってきてずーっと思ってたことがあるんや
えりちは本当は何がしたいんやろうって…」

絵里「…?」

希「一緒にいるとわかるんよ、えりちが頑張るのはいつも誰かのためばっかりで
…だからいつも何かを我慢しているようで全然自分の事考えてなくて…

希「学校を存続させようっていうのも生徒会長としての義務感なんやろ!」

希「だから理事長はえりちのこと認めようとしなかったんと違う?」

絵里「…」

希「えりちの…えりちの本当のやりたいことは?」


<<<ほらもう1回いくよ、 1.2.3.4…>>>


絵里「何よ…
54: 『干渉2』絵里side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 00:14:49.15 ID:PSjXUFHG.net
絵里「なんとかしなくちゃいけないんだからしょうがないじゃない!!」

希「…」

絵里「私だって…。好きなことだけやって!それだけでなんとかなるんだったらそうしたいわよ!!」

希「……!」

絵里「……自分が不器用なのはわかってる…」

絵里「…でも!」




絵里「今更アイドルを始めようだなんて私が言えると思う?」



大きな涙を浮かべたままそのまま走って行った。
55: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 00:21:16.80 ID:PSjXUFHG.net
- - - - - - - -

真姫「…ただいま」

海未「真姫、お疲れ様です。」

穂乃果「花陽ちゃんは?」

真姫「大丈夫よ、今日はもう帰っちゃったけど、明日には戻ってくるわ。」

ことり「よかったね♪」

にこ「やるじゃない、釣り目のアンタ」

真姫「真姫よ!」

穂乃果「良かった、それじゃあ練習に戻ろ!」

海未「切り替えていきますよ、それでは次のメニューは…

ガチャン

希「ちょっとええかな」

穂乃果「希先輩!」

希「えりちのことなんやけど…」
56: 『干渉2』絵里side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 00:31:36.69 ID:PSjXUFHG.net
- - - - - - -

絵里「はぁ…」

窓際の席に独り座り、深くため息をついた。





絵里「私の…やりたいこと…」

絵里「…そんなもの」



絵里「…!…あなた達…。」

穂乃果「生徒会長!…いや、絵里先輩。お願いがあります。」

絵里「練習?なら昨日言った課題を全部こなして…

穂乃果「絵里先輩!…μ'sに入ってください!」

絵里「…え?」

穂乃果「一緒にμ'sで歌ってほしいです。」

穂乃果「スクールアイドルとして」ニコッ
57: 『干渉2』絵里side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 00:41:23.53 ID:PSjXUFHG.net
絵里「あっ…何言ってるの?私がそんなことするわけないでしょ」

海未「さっき希先輩から聞きました。」

絵里「?」

にこ「やりたいなら素直にいいなさいよ~♪」

真姫「にこ先輩には言われたくないケド」

絵里「ちょっとまって!別にやりたいなんて…大体、私がアイドルなんておかしいでしょ」


希「やってみればいいやん?…とくに理由なんて必要ない
やりたいからやってみる。本当にやりたいことってそんな感じで始まるんやない?」



穂乃果「…」ニコッ

絵里「…」


本当に私がやりたいこと。
それは…。
たまにはいいじゃない、こんなことも。
今まで頑張ってきたんだから。

ありがとう。希。


絵里「…」ニコッ


穂乃果「♪」

ことり「これで7人♪」

希「…いや、8人やウチを入れて♪」

穂乃果「えっ、希先輩も?」

希「占いで出てたんや、このグループは9人になった時、未来が開かれるって。」

希「だからつけたん。9人の歌の女神。μ'sって。」
58: 『干渉2』絵里side ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 00:53:39.03 ID:PSjXUFHG.net
穂乃果「じゃ、じゃああの名前付けてくれたのって希先輩だったんですか!?」

希「まだ、1人足りないんやけどね?」



絵里「希…まったく、呆れるわ。」



穂乃果「どこへ?」

絵里「決まってるでしょ?」


絵里「練習よ!!」



-

にこ「痛っっ…




ああ、そうだった…。



にこ「希、絵里。」


希「にこっち?」

絵里「?」


にこ「よろしく。」


また、今日もこの世界で。



- - - - - - - -

「やっと思い出したよ。」
61: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 21:06:08.72 ID:5Z2zbogz.net
SEVEN

穂乃果「お疲れさまです!絵里先輩!」

絵里「お疲れ様。」

希「今日初めたばっかりなのにすごい踊れててえりちすごいやん♪
…もしかして?いつも動画、見てたんと違う?」ニヤニヤ

絵里「の、希!///」

海未「絵里先輩、希先輩、少しお時間よろしいでしょうか?」

希「ええよ、えりちも大丈夫やろ?」

絵里「?…ええ」


- - - - -

海未「花陽のことなんですが…」

絵里「私も気になっていたわ。今日は来ていないみたいだけど?」

希「どうかしたん?」



・・・・

海未「…という訳なんです。」

絵里「…ごめんなさい。私そんなつもりじゃなくて…」

希「えりち…」

海未「いえ、そんなつもりではなくて…


絵里「
62: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 21:17:10.75 ID:5Z2zbogz.net
絵里「…」

海未「にこ先輩と決めたんです。私達は花陽が気楽に帰ってこれるような環境にする…と。」

希「にこっち…」

海未「そこで、考えたんです。まだ、花陽は絵里先輩、希先輩が加入したことを知らないはずです。
…正直、今加入したことを教えてしまうとまた来なくなってしまうのではないかと。」

絵里「…ごめんなさい。私…」

海未「いえ、本題はそこではなくて…





希「なるほどな。」

絵里「わかったわ。ありがとう、海未」

希「にこっちにはウチから連絡しとくね」

海未「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
63: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 21:30:37.10 ID:5Z2zbogz.net
- - - - - -


海未「...というわけで、真姫お願いします。」

真姫「わかったわ。」

海未「まったく、穂乃果はいつもいつも宿題を...」

真姫「はいはい聞き飽きたわよ、ラブラブカップルさん?」

海未「なっ、決して付き合ってるわけでは////」



真姫「で、にこちゃんは?」

海未「にこも同じ理由で今日は遅くなるそうです。」



真姫「はぁ...わかったわ。早く終わらせてきなさいよね~」テクテク

海未「すみません。お願いしますね。」


テクテクテクテク


チラッ



真姫「・・・・・」ニヤニヤ

海未「・・・・??」

真姫「・・・・・♪」テクテク


……


海未「ま、真姫!本当に違いますからね!ことりもいますから!!」
64: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/27(月) 21:56:00.49 ID:5Z2zbogz.net
- - - - - -

海未「花陽と真姫を2人きりにさせようと思うのです。」

絵里「…?」

海未「…花陽の気持ちを一番理解できるのは真姫しかいません。」

海未「2人きりの時間を作って安心させた後、絵里先輩と希先輩の事は私から説明します。
…多少怖がられるかもしれませんがこれが最善策だと思います。」

絵里「…なるほど。わかったわ。2年生への連絡は頼んだわよ。」

希「真姫ちゃんには誰が連絡するん?」

海未「私からしておきます、真姫は割と不器用なタイプだと思うので変に意識してしまいそうなので
適当な理由を付けて私から先輩方の事だけ、説明しておきます
先輩方は、アイドル研究部への入部の手続き等を明日はしていてください。
…花陽は絶対に帰ってきますから。」

希「なるほどな。」

絵里「わかったわ。ありがとう、海未」

希「にこっちにはウチから連絡しとくね」

海未「ありがとうございます。よろしくお願いします。」

- - - - - - -
65: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/28(火) 21:46:30.47 ID:bN5aTgyO.net
「やっと思い出したよ。」


あの子のことも、あなたがあんなことをしたことも

私達がアイドルを通じて出会ったことがこんなに都合がいいこともわかったよ。


私の世界線と繋がったのは不都合だけど


...殺せるなら。


真姫ちゃん。


いや、超凶悪殺人犯。


凛ちゃんのこと、しっかり覚えてる?
66: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/28(火) 21:47:59.57 ID:bN5aTgyO.net
今日は花陽と2人で練習か。

なんだかんだ、スクールアイドルを初めてからいろいろあって

2人で行動するっていうのも久々ね。


....


思えば私、変わったのかしら。

"廃校を阻止する"そんな目標でやってる私達。

その中で掛け替えの無い友達が出来た。

大好きな音楽を続けることが出来た。

一生懸命な穂乃果

それをサポートする海未、ことり。

人一倍アイドルに一生懸命なにこちゃん。

そして...

花陽。

私はあなたを押したつもりだったけど

本当に押されたのは私。

私は花陽のおかげで好きな音楽を続けられた。

仲間がいてくれたから元気をもらえた。

大事な勉強だって心おきなくすることができた。

本当に感謝してる。


廃校阻止。

仮にそれができなくても私は満足。

別に諦めてないけど。

...とにかく

。。。。



たまには、2人で話そう。



静かな空に放課後のチャイムが響いた。

- - - - - -
69: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 22:50:18.05 ID:oQxrGzLR.net
…悲しみは未だ絶えず。


揺れ動く世界の住人のたった1つの願い。

世界は互いに引き裂き合い、また1つに収束する。


欲を知らず痛みを知らない世界。

痛みを知り欲を知らない世界。

また、痛みを知り欲を知る世界。


生憎、私はこの世界に生まれてしまった。

私の今見ている光景が限りなく本物なら

置き去りにされた私とあなた達の悲しみはまだ、終わらないのだろう。



division 凛

ONE
74: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 20:16:44.91 ID:MCQh3QYm.net
division 凛

ONE

私はとある少女の中に生まれた。

少女の名前は「矢澤にこ」。


本当は、データで作れた人工プログラムなんだけど。

…よく覚えてないや。

本当に、良く覚えてない…。


けど、確かにわかるのはこの景色。

矢澤にこさんが感じる、感情。


私は数年間…いやもっと前からかな。

もう感覚も分からない程前から。


そもそも私は…


そうだ、私の名前は…星空凛。


えーっと…それから…。
75: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 20:48:01.80 ID:MCQh3QYm.net
division 凛

ZERO-1

出会いは春から始まった。
ある人は、部活動を始めたり…
ある人は、新しい自分を見せたり…

自分らしさで自分だけの青春を作る、大事な1歩。

…そんな春。

そしてここにまた1人…


「転校生を紹介するぞ~」

ザワ・・・ザワ…

「先生!男ですか?女ですか?」

「決まってるだろ、ここは女子高だ!」

デスヨネー、キタイシタノニー

「それじゃ、入ってくれ」


ガラガラ


「…」

「紹介する、彼女の名前は西木野真姫だ。
みんな今日から仲良くしてやってくれ」
76: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 20:56:38.60 ID:MCQh3QYm.net
「転校生感じ悪くない?」

「最初見た時は可愛いって思ったけど…」

「正直私は苦手かも…無愛想だし…」



ドタドタドタ

…・・・


真姫「…?」

凛「西木野さん!」

花陽「り…りんちゃん!」

真姫「…何?」

凛「よろしくね!!」

真姫「…は、はぁ?」

凛「星空 凛!凛って読んでね!」

真姫「よ…よろしく、凛」

花陽「私は花陽。小泉花陽…よろしくね…?」

真姫「よろしく…」

凛「真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん可愛いにゃ~♪」

真姫「うええ?///」

花陽「りんちゃん!?いきなりすぎるよ!?」
77: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 21:22:06.18 ID:MCQh3QYm.net
そんな感じで、私と転校生とかよちんの出会いが始まりました!

それからして…


凛「真姫ちゃん♪一緒に帰ろ?」

真姫「あ、凛。いいわよ。花陽は?」

凛「アイドルファンの友達との予定があるんだってー」

真姫「そう、玄関で待ってるから早く来なさいよ」

凛「りょ~かい♪」


- - -

真姫「まったく…教室から玄関までどれだけかかるのよ…」


凛「お待たせ~!」

真姫「…」プンプン

凛「…ごめんごめん!途中で先生に見つかっちゃって…、課題出されちゃった…」

真姫「もう、早く帰るわよ!」
78: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 20:11:47.57 ID:zYbpQR54.net
- - -

凛「美味しいね♪」

真姫「そうね」

凛「抹茶クリームなんだってー
この辺じゃなかなか無いよね?」

真姫「そうね」

凛「そっちは何~?」

真姫「そうねー」


凛「も~!真姫ちゃん!聞いてよ!!」


真姫「! あっ、ごめん…読んでたから…」

凛「もう…何の本なのー?」


真姫「医療関係の…ね?難しいわよ?」

凛「ふーん、真姫ちゃん凄いね!」

真姫「まぁ一応、医大目指してるから…当然よね♪」

凛「…」

真姫「…」ペラッ


凛「(かっこいい…///)」
79: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 20:40:35.09 ID:zYbpQR54.net
凛「にゃ~ん」

真姫「…」

凛「真姫ちゃ~ん」

真姫「…」ペラッ

凛「にゃー」スリスリ

真姫「もー、何よー」

凛「2人で来てるんだよー?それにもう暗いしー」



真姫「あっ…」

凛「まさか本当に気付かなかったの!?」


真姫「…嘘よ」

凛「今更遅いにゃー」

真姫「ちゃんと聞こえてたわよ…あと」

凛「…?」

真姫「にゃーって可愛いじゃない」


凛「(…///)」
80: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 20:57:59.70 ID:zYbpQR54.net
真姫「どうしたの?さっきから…顔赤いし」

凛「な、なんでもないにゃ!遅いしもう帰ろう?」

真姫「そうね、ママも心配してるだろうし」

凛「(ママ…?か、可愛い…///)」

真姫「さっきから本当に大丈夫?」

凛「大丈夫!!」


- - -

凛「ま、真姫ちゃん?」

真姫「何?」

凛「真姫ちゃんって好きな人とかっているのかにゃー?」

真姫「うぇぇ?///」

凛「えっいるの!?」

真姫「いないわよ!こっちに来てから凛と花陽しかいないし…」


凛「そ、そうだよね」フゥ

真姫「なんで安心するのよ!馬鹿にしてるの!?」
81: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 21:05:48.63 ID:zYbpQR54.net
真姫「そういう凛はどうなのよ」

凛「り、凛?凛は…女の子っぽくないし…凛もかよちんと真姫ちゃんしかいないにゃ」

真姫「ふーん、花陽なんだ?」

凛「え、え!?…かよちんは違うよ?親友だし…しかも女の子同士だしおかしいよ!」

真姫「いいじゃない、性別なんて関係無いわよ?」

凛「…真姫ちゃんはそういうの大丈夫なんだ?」

真姫「ええ、愛に理由は要らないってパパとママが…」

凛「(パパ…ママ…)」


凛「あ、ありがと、じゃ凛こっちだから帰るね?」

真姫「はいはい、また明日」
82: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/04(火) 20:12:44.73 ID:Y0N5CzcF.net
division 凛 

ZERO-2


花陽「…そっか。」

凛「おかしいよね!…そもそも女の子同士だしね…?」

花陽「可笑しくないよ!?」

花陽「それに真姫ちゃんも…抵抗ないんでしょ?」

凛「うん…」

花陽「…真姫ちゃんが好き?」

凛「…///」

花陽「…。」



花陽「花陽は応援するよ!」

凛「…!」

花陽「凛ちゃんは私の親友なんだから、なんでも頼ってね♪」

凛「ありがとう、かよちん!」

花陽「が、頑張ってね!」

凛「今日夜メールするね!バイバーイ!」フリフリ

花陽「」フリフリ



花陽「…」ウルッ
84: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/04(火) 20:47:24.25 ID:Y0N5CzcF.net
- - - - -

真姫「アヤシイ…」

真姫「最近凛に避けられてる気がするわ…」

真姫「花陽!!」

花陽「!?」ビクッ

真姫「凛はいったい何を仕出かしたの?」

花陽「りりりり、りんちゃん!?知らないよ!?どうしたの!?」

真姫「(あやしい…)」



真姫「ま、いいわ。帰りましょ?」

花陽「ごめんね!今日は別の予定があって…」

真姫「そう、凛は?」

- - - -

凛「2人きりでででで い、いっしょに帰るなんてそんな…/////」プシュー

- - - -

花陽「……」

花陽「た、たしか陸上部だったかなぁ?」

真姫「そう、わかったわ。じゃあね」

花陽「ま、また明日!」



花陽「…。」




真姫「…。」
85: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/04(火) 20:55:35.25 ID:Y0N5CzcF.net
[花陽side]


なんで私がこんなことしなきゃいけないのかな。

突然やってきた転校生に親友…好きな人を取られて…

どうして私だけ…。?


あの日、何度も泣いたよ。

凛ちゃんが私に何度も好きって言ってくれてたこと。

何度も思い出したよ。

でも…


でも凛ちゃんの好きは

私の好きと違うんだね…。


私、諦めないよ

どんな手を使っても…ね。


真姫ちゃん?
86: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/04(火) 21:02:04.01 ID:Y0N5CzcF.net
[真姫side]


本当なんなのかしら…。

突然懐いてきたと思ったら…。


まぁ…もう、人に嫌われるのは慣れっこよ。

私だって私のこと一番分かってる。


私が知らない振りして「友達ごっこ」して

普通に3年間過ごせばいいだけ…。

簡単じゃない。


…。私嫌な子。


そんな筈無いじゃない。

何か私に隠してる、凛も花陽も。




はぁ…、胸が痛いわ…。
88: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/04(火) 21:23:52.59 ID:Y0N5CzcF.net
訂正

- - - -

それからして、真姫ちゃんは学校に来なくなった。

私がイジメと勘違いさせちゃったからね。


真姫ちゃんは学校に来なくなった日から家でパソコンの勉強を始めて

プログラムで「疑似人格・・・プログラム?」を作ったんだって。


そして凛ちゃんは…。

凛ちゃんは、真姫ちゃんが居なくなって精神的にショックを受けて行って

今じゃ私との記憶と真姫ちゃんとの記憶がわからなくなって…。


…こんなはずじゃなかった…。


こんなの私のせいじゃない。

真姫ちゃんのせいだよ…私から…私から凛ちゃんを取ったから…。



私は、真姫ちゃんの疑似人格プログラムの一部の記憶の技術を奪うために

真姫ちゃんの手伝いをしてる。

「西木野」を使って、本当に…黒い事をしてるけど。


でもね、絶対に凛ちゃんを直して見せる・・。


今に見てて、真姫ちゃん。


何が「にこちゃん」なの…。?

復讐してあげるから。
89: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 20:29:17.04 ID:fBziJz0S.net
EIGHT


ほんと、仕方ないわねぇ…。

大先輩であるこの私に迷惑をかけるだなんて…


花陽。

安心しなさい。


あんなミスぐらいでみんなが起こるわけないわ。

そもそも…独りで貯め込み過ぎなのよ…。


私も言えたことじゃないけど。


頼むわよ、真姫。


いいタイミングになったら衣装ケースから飛び出してやるんだから♪



あ、来た来た。
90: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 21:22:07.56 ID:fBziJz0S.net
それまでは、私は"部活"としての一度はやってくる

仲間との信頼関係のワンシーンがこれから行われるのだと思っていた。

今、目にする光景は私にも…。

- - - - - - - - -

ガチャ

花陽「真姫ちゃん」

真姫「花陽!早かったのね、調子はど

ジリリリリリ


真姫「…」グッタリ


花陽「全部思い出したよ…」


「全部、全部、全部!全部ね!!!!!!!!!!!!!!!!!」




- - - - - - - - -

少女の思いがけなかった行動にただ、私は固まるしかなかった。

小さい衣装ケースの中、少女が真姫にした行為を理解出来ぬまま

右手に掴んだ光ったスタンガンを見て、ただ固まるしかなかった。
91: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 21:33:39.33 ID:fBziJz0S.net
TWO

えーっと…それから…。

私には友達が居るんだ。

かよちん!…それから真姫ちゃん!


学校に一緒に行ったり

学校で一緒にお弁当を食べたり

学校から一緒に帰るのも一緒。


たまには休みの日に遊んだりもするんだよ♪


でもね、真姫ちゃんだけは

…好きなんだ///


かよちんももちろん好きだけど

それとは別で…。


いつかは真姫ちゃんとお付き合いして、

かよちんと3人で幸せに暮らすんだ♪
92: 『干渉2』division 凛 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 21:36:30.33 ID:fBziJz0S.net
かよちんがもしかしたら

凛がとられたから真姫ちゃんに嫉妬しちゃうかもだけど


2人は仲良しだから大丈夫だよね♪


…。

でも私、どうしてここにいるんだろう。

…。

全然っ…わかんないや。


私、なんでこんな夢見てるんだろう。




かよちん、真姫ちゃんに何をしてるの?
93: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 21:46:35.87 ID:fBziJz0S.net
final


私は、ただ真姫に行われていく拷問の景色を、震えながら見ていることしか出来なかった。


私は、にこちゃんの感覚から見える真姫ちゃんへかよちんがしていることをただ見つめることしか出来なかった。


-

ただ、私が持っている記憶の中で希望した「みんなが幸せな世界」とは全く違う。


私が望んだ、3人での幸せはこんなにも遠いものだったことを私は始めて実感した。

-

私だけが幸せになろうとしてごめんなさい。


他の人の幸せを考えられないでごめんなさい。


-


…もう、高望みはしない。


-


ありがとう。穂乃果、ことり、海未…。絵里。希。


ありがとう。かよちん。真姫ちゃん。


-

「「次は私だけが幸せになれればいいや…」」
94: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 21:48:56.53 ID:fBziJz0S.net
崩れていく世界は角度は違くとも、私達の何度も体験した世界の形に似ていた。

もう私には記憶の断片さえ要求することが罪で、

誰かを欺くことも、自分に都合よく願う事も出来ない。


…未だ悲しみは絶えず。



干渉2 -END-
95: 『干渉2』 ◆W2NBpDH6/6Lf (りんご)@\(^o^)/ 2014/11/05(水) 21:51:39.28 ID:fBziJz0S.net
長くお付き合いいただきありがとうございました。
続編というより、前回の穴埋めの要素の方が8割ぐらい占めてて見ててつまらなかったらすみませんでした。

これから読む方はこちらからお願いします
http://hope.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1411477824/

ありがとうございました
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