穂乃果「海未ちゃん日本語喋れなくなっちゃったの!?」 海未「うみー!」

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海未-アイキャッチ35
1: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:33:17.65 ID:KnIYL06l.net
――保健室

ことり「海未ちゃんが倒れたって聞いたよ!大丈夫なの!?」ガラッ

穂乃果「あ、ことりちゃん!う、うん!いきなりばたーって!」

ことり「一体何があったの?」

穂乃果「穂乃果がね、アイドル始めよーって誘ったら嫌ですはっきり言ってナシです!って言ってきたから……」

ことり「言ってきたから?」

穂乃果「じゃあこれから海未ちゃんにはお饅頭あげないって言ったら、ふぉあー!って言いながら倒れちゃって……」

ことり「うーん……ことりにはよく分らないや」

穂乃果「穂乃果にもよく分んない」

海未「うぅ……」むくっ

ことり「あ!海未ちゃん!」

穂乃果「もう大丈夫なの!?良かったぁ……」

海未「うみ?」

穂乃果「……あ?」

海未「みー?みう……?みみ、うみうー、みみ……み゛ぅ゛!?み、みゅー!みゅー!」

ことほの「「!?」」

元スレ: 穂乃果「海未ちゃん日本語喋れなくなっちゃったの!?」 海未「うみー!」

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4: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:35:57.57 ID:KnIYL06l.net
穂乃果「海未ちゃん!?どどどどどうしたの!?何か顔真っ青だよ!?」

ことり「うみうーって何……?え、何?どういう事?」

海未「みみみ!みうーみ!みうみう!うみゅー!」

穂乃果「???」

ことり「……?」

海未「うみぃ……みぅ!」

穂乃果「ん?えー何分かんない……もしかして紙とペン?」

海未「うみゅ!うみゅ!」こくこく

ことり「ちょっと待っててねー……はい、どうぞー」

海未「みみみ!うっみう、うっみ……う……みゅ……???」がたがた

穂乃果「う、海未ちゃんどうしたの!?」

ことり「凄い震えてるよ!?いったい何を書いてたの――」

みーうみーう みーうう うみーうみーう みみみみーうう みみーうみーう うみみー

ことり「何……これ?」

穂乃果「え、どういうこと?」
8: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:39:46.42 ID:KnIYL06l.net
海未「う……うみ……っ!みぅ!!」ぽちぽち

穂乃果「こ、今度はケータイ?」

海未「みぅ!みぅ!」

ことり「画面を見て欲しいの?」

海未「み!」

にほんごしゃべれないどうしましょう

穂乃果「……え?」

ことり「嘘……冗談だよね……?」

海未「うみぅ……」

穂乃果「あははっ!んもー海未ちゃん冗談きついなー!」

海未「うみみみ!?みみうみううみみうみううみゅーー!!」

穂乃果「分かった分かってばー!」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「だってよく考えてよことりちゃん。こんな病気あるわけないじゃん!」

ことり「それもそっか!」

海未「うみーうみみーうみーうみみー!」
11: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:42:46.90 ID:KnIYL06l.net
穂乃果「海未ちゃんってばそんなにアイドルやりたかったの?」

ことり「え、アイドル?」

穂乃果「海未ちゃんのこれってあれでしょ?ほら、アイドルによくあるキャラ作りみたいなやつ!」

ことり「あー知ってる!おこめ星からやってきたでんぷんこむぎ姫みたいなのだよね」

穂乃果「そーそー!」

海未「ううみーうみーうみみーうううみみーうみみみーうみーううみみみうみー!」

穂乃果「そっかぁ、海未ちゃんそんなにアイドルしたかったんだ!」

ことり「じゃあやろ!3人で!」

海未「うみーうみみーうみみーうみー!!!」

穂乃果「よし!アイドル部結成だ!!」

ことり(でも海未ちゃん、本気で嫌がっているような気がしなくもないけど……)

穂乃果(可愛いからいっか!)
14: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:46:01.97 ID:KnIYL06l.net
――生徒会室

絵里「これは?」

穂乃果「アイドル部、設立の申請書です!」

絵里「それは見れば分かります」

穂乃果「では、認めていただけますね」

絵里「いいえ」

穂乃果「えぇ?」

ことり「え?」

海未「うみ?」

希「?」

絵里「?ぶ、部活は同好会でも最低5人は必要なの」

穂乃果「ぅえ?」

海未「うみみ、みみうーみみうみうみみうみう、うみゅーみみうみみ!」

のぞえり「「!?」」
16: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:49:56.49 ID:KnIYL06l.net
ことり「5人以下の部活もたくさんありますよね?」

絵里「え?あぁ、設立したときは皆5人以上居たはずよ」

希「あと2人やね」

穂乃果「あと2人……分かりました。行こ」

絵里「待ちなさい」

穂乃果「ぁん?」

絵里「どうしてこの時期にアイドル部を始めるの?あなた達2年生でしょ?」

海未「うみみーうみう、うみう」

穂乃果「ちょっと海未ちゃん黙ってて」

海未「みゅ……」

絵里(……)

穂乃果「廃校を何とか阻止したくて!スクールアイドルって今凄い人気があるんですよ!だから」

絵里「だったら――」

海未「……みう?」

絵里「――そう、分かったわ」

穂乃果「で、では失礼します……」がちゃ……ばたん



絵里「……ねぇ、希?」

希「ん?」

絵里「何、さっきの可愛い生き物」

希「……スピリチュアルやね」

絵里「スピリチュアルどころの騒ぎじゃない」

希「何ハラショー?」

絵里「10」
18: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:53:33.50 ID:KnIYL06l.net
――翌日 生徒会室

絵里「朝から何?」

穂乃果「講堂の使用許可をいただきたいと思いまして」

海未「みみうーみみ、みーうみみーうみーうみうみうーみみ、みゅーみうみゅーみうみみうみう」

絵里「……ごめん、よく分からないわ」

穂乃果「部活動に関係なく、生徒は自由に講堂を使用できると生徒手帳に書いてある、って言ってます」

絵里「よく分るわね……」

ことり「ずっと話していたらだんだん分るようになってきました」

絵里「そう……通訳のお仕事に就くといいんじゃないかしら。才能あるわ」

希「新入生歓迎会の日の放課後やなぁ」

絵里「何をするつもり?」

海未「うみゅ……」

穂乃果「ライブです!3人でスクールアイドルを結成したので、その初ライブを講堂でやることにしたんです」

海未「みうみう!」
23: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 22:58:20.41 ID:KnIYL06l.net
絵里「えっと、そこの……園田海未、さん?」

海未「みゅ?」

絵里「……その、頑張ってね」

海未「うみ!」

ことほの「「それでは……失礼しました!」」

海未「うみうー、みみうーみみーみゅ!」



絵里「のーぞーみー!あれ可愛いんだけどどーしよう!!」

希「うちに言われても」

絵里「なんでよー!えりえりー、えりぃ?」

希「……絵里ちがやると残念やね」

絵里「ちょっとどういう事よ!」

希「のぞー!」

絵里「悔しいけど希がやると可愛いわね」

希「ぞみーぞみー!」

絵里「 (*´ω`*)」

希「絵里ち、顔きもい」

絵里「!!?」
27: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 23:03:53.93 ID:KnIYL06l.net
――教室

ことり「見て!ステージ衣装考えてみたの!」

穂乃果「おぉー!?可愛い!!」

ことり「ほんと?ここのカーブの部分が難しいんだけど……」

海未「うみぅ……」

ことり「海未ちゃんはどう?」

穂乃果「可愛いよね?可愛いよね?」

海未「み、みみう、みーっうみみうみうみう?」

ことり「脚よ?」

海未「うみうみみうみゅうみうみみ……」

穂乃果「海未ちゃんも可愛いって言ってるよ!」

海未「うみゅ!?」

ことり「やったぁ!じゃあ頑張って作ってみるね!」

海未「みゅーう!うみみーう!」

穂乃果「日本語で否定されないと穂乃果分かんないよー」

海未「うう……」
30: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 23:09:02.48 ID:KnIYL06l.net
穂乃果「衣装の他にも決めないといけないことたくさんあるよねー、サインとか変装の方法とか」

海未「うみゅみうみうみう!」

ことり「それより……グループの名前決めてないし」

穂乃果「あぁ!」

海未「うみぃ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・

穂乃果「なかなか思いつかないよねぇ……」

ことり「何か私達に特徴があればいいんだけど……」

海未「うみみみゅうみううみーうみみうみう……」

穂乃果「………」

ことり「………」

穂乃果「特徴、と言われると」

ことり「特徴、と言えば……」

海未「みゅー?」
32: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 23:12:16.40 ID:KnIYL06l.net
穂乃果「目の前に特徴の塊が居るよね」

ことり「ことりもこれ以外ありえないと思うな」

海未「みゅ?」

穂乃果「海未ちゃんがみゅーみゅーうるさいからみゅーずだ!」

ことり「せっけん?」

穂乃果「ほら、アイドルってクリーンなイメージ!とかいうし、せっけんってすっごくクリーンだよ!!」

ことり「確かに!薬用だから殺菌効果も高いし!」

海未「みゅー……みゅー……うみみ!」かきかき

穂乃果「ん?海未ちゃん何書いてるの?」

ううみーうみー みーううみみー うみみーうみー みみみーうみーうう←みみみみー みみみー うみーうみみーうう

穂乃果「は?」

海未「みっ……!」ぽちぽち

ことり「今度はケータイを取り出したよ」

μ’s←これでみゅーずよめる

穂乃果「おぉ!?何かカッコいい!」

ことり「っていうかぁ……、海未ちゃん手書きでも日本語できなかったんだね」

穂乃果「今さら!?」
34: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 23:19:17.27 ID:KnIYL06l.net
――屋上

海未「みー、うみうみみーうみみみーうみゅみーう」

ことり「日陰もないし、雨降ったら使えないけど……」

穂乃果「でも、ここなら音も気にせずできそうだね」

海未「うみう、うみう」

穂乃果「どしたの海未ちゃん?」

海未「うみゅみゅ?」

ことり「ん?曲?そういえば……」

穂乃果「それならアテがあるから大丈夫!知ってる?放課後になると、どこの部も使ってない音楽室からピアノの音が聞こえるんだって!」

ことり「妖怪じゃん……」

穂乃果「そんなんじゃないよー!きっと誰かが弾いてるんだよ!だから」

ことり「その人に作曲を?」

海未「うみーうううみみうみーううみみーうみーうみみーみーうみみーう?」

穂乃果「その通り!」

ことり「……そんなに上手くいくかなぁ?」

海未「みーみみーうみーううううみーうみー……」
39: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 23:23:50.48 ID:KnIYL06l.net
――高坂家

海未「うみううみゅーみゅうみみ、みうみーうみゅ?」

ことり「え、作詞?」

海未「みうーみうみみ、うみみううみみーううみゅみ」

穂乃果「え?作詞は海未ちゃんだよ?」

ことり「当たり前だよね」

海未「みゅみゅみゅ!?」

穂乃果「何でってそりゃーねぇ?ことりちゃん」

ことり「うん」

海未「みゅーう!みゅーう!」

ことり「私は衣装作るのに忙しいし、穂乃果ちゃんに作詞なんて無理だと思わない?」

海未「うみゅみうみううみみううみーう!」

穂乃果「えー日本語で否定されないと分かんないー」

海未「うぅ……」

ことり(海未ちゃんの扱いがだんだん酷い事になっているような……)

穂乃果(あ、でも海未ちゃん字が……まーいいっか!)
42: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/22(水) 23:27:50.03 ID:KnIYL06l.net
――数日後 西木野家

真姫「で、結局受け取っちゃったけど……どうすればいいのよ」

   西木野さんの歌声、大好きなんだ!

真姫「まぁ、あんなこと言ってくれた人初めてだったし……読むくらい、いいわよね」ぺらっ

ううう みー うみー うみーう みー みみみーううう みーうう うみー ううう うううう

真姫「……何かの見間違いよ。もう1回見れば……」

うう ううう うみー みーうみみー うううう う みーうみみー うううう う みーうみみー うううう う みーうみみー

真姫「どうしろってのよこれ!これのどこが歌詞なのよ!!これでどう作曲しろっていうのよ!!
   何がうみうーよ!うううみーうみーうみーう……みーみみみーううう……あぁ、なるほど、声に出してみると意味分かるわ……モールスね
   って普通に日本語で書きなさいよ!!!意味分かんないところだったじゃない!!まったく……」

ううみー みみーうう うう みーうみみーうう ううみみー みみみみー ううみみーうう みみーう

真姫「ふふっ、いいわ。この西木野真姫を試そうっていったってそうはいかないわ……やってやろうじゃないの!!
   名前知らないけどあのうみうみ言った奴よね!いい度胸じゃない!!」




真姫ママ(真姫の部屋から奇声が聞こえるんだけど……大丈夫かしら?)
62: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:31:24.08 ID:KdvxEcKR.net BE:473082703-2BP(0)
――翌朝 高坂家

雪穂「お姉ーちゃーん!これお姉ちゃんの?宛名とかよく分んないんだー、なんかまきまき書いてあるけど?」

穂乃果「……は?」

まききき きままき まきまき ままきまき まきまきき ききまま まききま まきまきき
ままきまま きまきまま ききまきま まききまま きままきま まままきま きき

穂乃果「あっ……!これって――――なんの嫌がらせ?」


――学校 屋上

穂乃果「いくよ」

ことり「うん……」

海未「うみ……」

I say...Hey,hey,hey,START:DASH!!

穂乃果「おぉ……!良かった!普通だ!!」

穂乃果(宛名が宛名だったから嫌がらせだと思ってた!!)

ことり「歌詞がうみうみしてたらどうしようかと思ってた!!」

ことり(解読できたんだ!あの子!!)

海未「みみうみうみゅみみーうみみう!!」

海未(ううみーうう うう ううみー うみー ううみー うみー ううみーうみー うみーうみみー うう みみみーうみー うみーうう)
63: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:35:58.57 ID:KdvxEcKR.net
――数日後 神田明神

穂乃果「終わったー……」

海未「うみ、みみうみうみゅーうみゅーみう」

ことり「でもー随分できるようになったよね!」

海未「うみみうみみうみみうみゅうみーうみゅみうみう、うみううみゅーみみみうみう」

穂乃果「大丈夫!その分授業中ぐっすり寝てるから!」

真姫「あっ……!」

穂乃果「あ!西木野さーん!真姫ちゃーん!!」

穂乃果(あの歌詞を解読した伝説の少女!!)

ことり(西木野真姫っ!?音楽室の妖怪!!)

海未(みーうみー みーう みみーうみーう ううみみー みみーう うみーうう うみー みみーうみーう うみみー!!)

真姫「ヴェエエ!?」

穂乃果(な、なに今の悲鳴……!?まさか真姫ちゃん、違うよね!?)

ことり(日本語喋れたよね!?海未ちゃんとは違うよね!?)

海未(うみーう うみーうう みーううみー!?)

真姫「大声で呼ばないで!!」

ことほの((セーフ……))

海未(ううみーう うみーうう うう うみみーう みーう……)
64: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:41:43.70 ID:KdvxEcKR.net
穂乃果「どうして?」

真姫「恥ずかしいからよ!!」

穂乃果「いやいや誇らしいよ!」

穂乃果(だってあれを解読できたんでしょ!?)

真姫「はぁ!?意味わかんない!!」

穂乃果「ってまぁ、そんな事は今はどうでもよくて……あの曲、3人で歌ってみたから聴いて」

真姫「はぁ?何で?」

穂乃果「だって――真姫ちゃんが(人類語に訳して私達にも歌えるように)作ってくれた曲でしょ?」

真姫(ふふっ……そうよ。あれを理解できるほどの天才は私くらいなものよ。けど、この才能は他人には教えられないわ)

真姫「だから私じゃないって何度も――」

海未「みみうっみみゅみゅう?」

真姫「なっ!?」

海未「みゅ?」

真姫(字は読めたのに……話している言葉が理解できない!?法則性が異なるというの!?この子いったい……!!)

穂乃果「ぐふふふっ……ヴァオー!!」

真姫「ひっ……!はぁ!?何やってんの!?」

真姫(私の思考を遮らないで!!)
65: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:47:02.35 ID:KdvxEcKR.net
――学校 校門

モブ「ねぇ、あの子達じゃない?」

ことり「あん?」

モブ「あなた達ってもしかして、スクールアイドルやってるっていう?」

ことり「あ、はい。μ’sってグループです」

モブ「みゅーず……?あぁ、石鹸!」

海未「うみみみみゅ!」

モブ「へぁっ!?」

穂乃果「あー気にしないで気にしないで……」

モブ「いや……まぁいいか。明日ライブやるんでしょ?どんな風にやるの?ちょっと踊ってみてくれない?」

ことり「ここでですか!?」

海未「みみみ……うみゅみみう……!」

穂乃果「じゃあ頭のところだけ」

モブ「あれ?さっきの変なのは?」

ことり「あ……?ちょーっと言葉に気を付けて欲しいかなぁ~?」

モブ「ひっ!あ、あの……さっきの、可愛い子は……?」

ことり「どこ行っちゃったんだろぉ~?」

穂乃果「あれ~?」
67: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 22:55:44.66 ID:KdvxEcKR.net
――屋上

海未「うみみみゅ……、うっみみうみみう……」

穂乃果「ぅえ?どうしたの?海未ちゃんならできるよ」

海未「うみうみ……うみう、うみみう……みう、みゅみみーうみみうみ。みう、みゅみうみうみみうっみみゅみ……」

ことり「緊張……しちゃうの?」

穂乃果「いやいやいや、人前で喋れるってだけで凄い度胸だと思うよ?」

海未「みゅ!?」

ことり「私達の前でならともかく、知らない人にもうみうみだもんね」

海未「みみうみう!!うみみうみう!!」

穂乃果「……ねぇ、海未ちゃん」

海未「う?」

穂乃果「穂乃果ね、海未ちゃんがずっとふざけてるのかと思ってたけど……ガチだったの?」

海未「う……うみ」

穂乃果(バカな……)

ことり(とんでもねぇ……)
69: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:01:26.42 ID:KdvxEcKR.net
――放課後 校門前

穂乃果「とりあえずチラシ配ろう」

ことり「宣伝するの忘れちゃってたもんね」

海未「みみみ……」

穂乃果「μ’s、ファーストライブやりまーす!」

ことり「宜しくお願いしまーす!」

海未「うみみ!うみみうみうみ!みゅー!」

にこ「っ!?」ビクッ

海未「みう?」

にこ「い、要らない……」

にこ(何何何何さっきのはいったい何!?キャラ!?キャラのつもり!?アホじゃないの!?せめて語尾につけるくらいにしなさいよ!!
   オトノキにアイドルできたと思ったらあれなの!?ふざけんのも大概にしなさいよ!!)

海未「みゅぅ……」しゅん

穂乃果「ほらちゃんとやんなきゃダメだよ?それ配り終わるまで穂むら出入り禁止だからね!」

海未「!?」
71: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:08:34.44 ID:KdvxEcKR.net
花陽「あのっ……!」

穂乃果「あなたは……なんだっけ」

花陽「花陽です……」

穂乃果「あぁ!真姫ちゃんの!」

花陽「え……西木野さん……?まぁいいや……ら、ライブ……見に、行きます……!」

穂乃果「ほんと!?」

ことり「来てくれるの!?」

海未「みみゅ、うみみうみみうみうみみうみゅ」

花陽「っ!?」

花陽(……キャラ作り、かな?喋り方で特徴を出そうっていうのは何と言うか捻りが無いと言うか安易と言うか……
   でも、これはプロではなくスクールアイドル。そういう詰めの甘さがかえって初々しさに繋がると捉える事も可能。であるならば――)



絵里(あ!うみちゃんだ!チラシ配ってるんだー!受け取りに行きたい行きたい行きたい行きたいー!
   けどもう生徒会に行かないと希に怒られる……でもささっと受け取るくらいなら)

希「絵里ち、こんなところにおったんやね」

絵里「……ッショー」
72: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:14:02.50 ID:KdvxEcKR.net
――ライブ当日 廊下

花陽(いよいよライブですね。この目でスクールアイドル誕生の瞬間を捉えられるとは感無量です!
   ドルオタ歴十数年、様々なグループのファーストライブを見てきましたが……さて、μ’sはどの程度ですかね
   特に気になるのはうみうみ言っていたあの子です。あのキャラがライブでどう活きるのかが注目されます)

花陽「えへへっ……」

凛「っしゃーー!!」

花陽「ヘァッ!?」

凛「やったー!いったずら成功!」

花陽「(私がこの歴史的瞬間に立ち会えるという奇跡に浸っているというのに)止めてよー!」

凛「えへへー!ねね、一緒に陸上部見にいこっ!」

花陽(何を……言っているの凛ちゃん!?この花陽にライブを見させないつもり!?)


――生徒会室

絵里(いよいよね……!カメラ、照明、音響、それに客引き……あの2年生の3人がとても協力的で助かったわ!これで私は楽しむことに集中できそうね……!!)

希「気になるん?」

絵里「希……」

希「うちは帰ろうかな?」

絵里(え?一緒に見ないの?うみちゃん……)
73: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:17:43.06 ID:KdvxEcKR.net
――講堂

<ご覧になられる方はお急ぎくださーい!

穂乃果「いよいよだね!」

ことり「うん!」

海未「みみみみ……うみみみみみ……」がたがた

穂乃果「大丈夫、私達が付いているから!」

海未「うみう……!」

ことり「でも、こういう時なんて言えばいいのかな?」

穂乃果「んとね、真姫ちゃんが番号言うのがいいって言ってたよ!」

ことり「あの音楽室の妖怪が……?」

海未(みみー ううみー うみーうう うみー?)

穂乃果「じゃあいくよー!いち!」

ことり「に!」

海未「みー!」

ことほの((それは3とみーをかけているの?))
74: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:20:38.26 ID:KdvxEcKR.net
穂乃果「μ’sのファーストライブ、最高のライブにしよう!」

ことり「うん!」

海未「みみゅー!」

ことり「……ねぇ、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「ん?」

ことり「私達は慣れちゃったけど、海未ちゃんの歌って大丈夫なの?」

穂乃果「……あ」

ことり「……」

ブー ガラガラガラガラ

穂乃果「……馬鹿な」

ことり「この海未ちゃんのキャラをもってしても集客ができなかったってこと……?」

海未「みゅっ!?」

フミコ「ごめん……」



絵里(あれ……私しか居ない!?)
76: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:25:02.62 ID:KdvxEcKR.net
穂乃果「そりゃそうだ……(海未ちゃん1人でお客さん引っ張ってこれるほど)世の中そんなに甘くない……!」

ことり「穂乃果ちゃん……」

海未「うぅ……」

ガラッ

穂乃果「あっ……!」

花陽「はぁ……はぁっ……!」

花陽(間に合っ……ってない!?あれ!?)

花陽「ライブは……?あれ……あれ……!?」

花陽(この静寂……遅かった?この花陽がファーストライブの瞬間に立ち会えなかった!?バカなっ!?)

穂乃果「やろう!」

ことり「え……?」

穂乃果「歌おう!全力で!だって……その為に今日まで頑張ってきたんだから!!」

花陽(あ、大丈夫そうですね)

絵里(はやく!はやく!)
78: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:27:12.43 ID:KdvxEcKR.net
穂乃果「歌おう!」

ことり「穂乃果ちゃん……海未ちゃん!」

海未「うみみゅー!」

花陽(この状況下でもキャラを崩さないとはなかなかやりますね……園田海未、そしてμ’s
   見せてもらいましょうか、音ノ木坂学院スクールアイドルの実力とやらを)

にこ(この間チラシ配ってきた奴はあの青い奴だったわね。変な喋り方で注目を得ようだなんて安易な発想……だと思ったけど、
   この客席具合を見てもブレないなんてなかなか芯があるじゃない。ちょっとだけ見直してやるわ)

絵里(うみちゃん歌うんだー!うえっへへぇ……)

ヒデコ(生徒会長凄い顔してる……)

テレレッテテー テレレッテッテー テレレレレレッテッテー

ことほの「「あいせぇえええ!!」」

海未「みゅっみゅうーー!!」

花陽(なっ!?こっ……米なんか食ってる場合じゃねぇ!!)

にこ(なっ!?にっ……にっこにーしてる場合じゃねぇ!!)

絵里(きゃわわ!!)
79: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:31:04.33 ID:KdvxEcKR.net
ことほの「「へい!へい!へい!すたーとだっしゅっ!」」

海未「みゅう!みゅう!みゅう!うっみうー!」

花陽(長年アイドルを追っかけてきてこのかた十数年。こんなライブ……いや、こんな子は今まで見たことがありません……正気ですかっ!?)

にこ(あの青いの!!曲までそれでいくっていうの!?なっ何を考えてんのあの青いの!!)

絵里(うみちゃんが一生懸命歌ってるよぉおおおおお!!!)

凛(あ!かよちんやっと見つけたにゃー!ってライブ?)

海未「みゅう!みゅう!みゅう!うっみうー!」

凛「Σ(゚Д゚;)!?」

希(……なるほど、絵里ちが夢中になるわけや)

ことり「うぶ毛の小鳥たちもいつか空に羽ばたく 大きな強い翼で飛ぶ」

花陽(この緑の子は海未さんがここまで目立たなければ非常に注目されていたかも知れませんね……非常に可愛らしいです)

にこ(王道って可愛さね……いや、これがアイドルよ。あれが邪道過ぎるの。むしろこうやって疑問を持たせることで話題性を確保している?)
81: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:35:02.28 ID:KdvxEcKR.net
海未「うみみうみうみゅーみゅみーみゅー みみみうみううみみうー」

花陽(あ、あくまでそのキャラを突っぱねますか!ニッチな層には受けるかも知れませんが……ニッチ過ぎます!
   金銭と直接かかわらない以上そういうやり方も否定はしませんが……どういう方向性のグループなのかよく分らないです
   凛ちゃんも何か凄く考え込んで見ているし……このグループ、一筋縄ではないですね)

凛(凛もあれくらい思いっきりやったほうがいいのかにゃー?にゃにゃにゃ~ん♪みたいな……)

にこ(いったいあの青いのはどういう立ち位置なわけ!?ネタ枠?このライブはギャグ枠なの?
   それにしてはあの目、真剣すぎる。自らを嘲笑う全ての者を見下すかのような真剣さ……ここまで強烈なキャラだとは思いもしなかったわね
   この矢澤にこを脅かす存在になりかねないわね)

穂乃果「君も感じてるよね 始まりの鼓動」

にこ(このピンクはダンスをしながらにしては声量に随分と余裕がある。歌唱力も問題ない。
   間違いなくグループを引っ張れるリーダー格の存在。この3人の構成を考えて、1人は可愛い枠、1人はオモシロ枠とすればバランスが取れていると言えるわね
   だけど)

花陽(歌もダンスも生まれたてのスクールアイドルにしては洗練されていますね
   伸びしろを考慮すれば期待値はA-RISEに迫ることも可能でしょう……この花陽の目に狂いはないはずです。しかし)

ことり「明日よ変われ」

海未「うみみううみう」

にこぱな((これはどう捉えればよいのか……))

絵里(うみちゃんは歌ってても可愛いわねー!)
82: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:39:22.99 ID:KdvxEcKR.net
真姫(私の曲がついに人に披露される日が来たわね……ちょっと躊躇っちゃったけど、聞きにきてやったわよ)

ことり「雨上がりの気分で」

真姫(ふふっ、いい感じじゃない……♪)

海未「うみみうみうみみみうー」

真姫(何でそうなるのよ!?)



ことほの「「迷い道 やっと外へ抜けだした筈さ」」

海未「みみみみゅ みーみうみっうー うみーみーみーみゅーうーみーうー」

ヒデコ「……」チラッ

絵里「……」キリッ

絵里(はぁ~んうみちゃぁああん♪)

ヒデコ(生徒会長いつまで居るんだよ……)
84: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 23:42:09.59 ID:KdvxEcKR.net
ことほの「「彼方へと……僕はDASH!!」」

海未「みーみうーみうー みみうみゅー」

りんぱな「「ほぉぁ~」」ぱちぱち

凛(り、凛も挑戦してみようかな?)

花陽(最初は意味が分らなかった、そして今も意味が分りません。ですが……非常に強く印象に残るライブです
   こうやって記憶に深く残させることがこのライブの目的、だったのなら全てが思惑通りです
   アイドルは人気、知名度が全てです。最初のライブなのですから今回はそれでもよいのかも知れません
   それに……園田海未さん。彼女はスクールアイドルという存在に新しい可能性を……ん?)

絵里「……」カツカツカツカツ

花陽(生徒……会長……?)

にこ(さすがにあれを公式アイドルと認めるってのは難しいからね……絵里だってそりゃ出てくるわよ
   ……私は嫌いじゃなかったけど。別に好きでもないけど!)

穂乃果「生徒会長……?」

絵里「ハラショーよ」

穂乃果「はい?」

絵里「あなたは3ハラショー、ことりさんも3ハラショー……そして園田海未さん、4ハラショー。計10ハラショーよ。それじゃ」

ことほのうみにこまきりんぱな「「「「「「「?????」」」」」」」

絵里(決まった……!)

真姫(何がどうなっているの……?)
107: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 22:54:17.44 ID:bX3UBDwC.net BE:473082703-2BP(0)
――数日後 授業中 3年生教室

絵里「はぁ……」

メンバー募集中!!

絵里(どうしようかしら……)

~~~~~回想~~~~~~
だんし「何でおめー金髪なのー!」

だんし「やーい外人!!」

えり「違うの……ロシア人なのはお婆ちゃんで、私は日本人で……」

だんし「いつものやれよー!はらしょーってやつ!」

えり「は……はらしょー……」

だんし「ちげーよ!こーやんだよ!ハラショォオオオオオオオ!!!吾輩には祖国がある!!」

だんし「すげー!こいつ本物だー!!!」
~~~~~~~~~~~~~~

絵里(無理、よね。私なんかが……うみちゃんとお友達になりたいなんて)
108: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 22:59:09.46 ID:bX3UBDwC.net
――アルパカ小屋

ことり「はわぁ~ん……♪ふぇへぇ~ん……♪」

穂乃果「ことりちゃん最近毎日これ見に来るよね」

海未「みゅーみみみっうーみうみう」

穂乃果「ほらー、早くチラシ配りに行くよ?行かないと穂むら出入り禁止だよ?」

ことり「あ、あとちょっと……!」

海未「みみみみうみうみーみみみうみゅみうみう、みゅみうみみうみっうー!」

ことり「そーなんだけど……海未ちゃんと話すようになってからアルパカさんとも話せるようになったんだもん……」

穂乃果「それは分かるけどさー」

海未(みーうみみみー……みみみーう みみみー うみみーう うみーうみみー ううみーうう うう ううみー うみー ううみー……?)

穂乃果「あと10秒以内に止めないと練りきり以外買うの禁止だからね」

ことり「わかったよぉ……、チュンチュンチュチュンチュ チュチュ チュチュンチュン チュンチュンチュチュンチュン チュンチュンチュチュン?」

アルパカ「ふぇ~」
109: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:04:19.84 ID:bX3UBDwC.net
――放課後 1年生教室

凛「かーよちん!決まった?部活、今日までに決めるって昨日言ってたよ」

花陽「あ、うん。1つ気になる部活を見つけたの」

凛「えーどこどこ?かよちんの事だからアイドルのやつとか?」

花陽「えっとね、アイドル研究部っていうところなんだけど……」

凛「あー分かった!かよちんアイドルになるんだにゃ~!」

花陽「ううん、違うの。その人達とは違う部活なんだ。それでね、今から行くんだけど……」

凛「えーならないのー……残念」

花陽「凛ちゃんも一緒に来てくれる?」

凛「え?どうして凛も?」

花陽「いいから」
110: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:08:47.07 ID:bX3UBDwC.net
――屋上

穂乃果「本当!?メンバーに入ってくれるの!?」

真姫「ばっ……!違うわよ!作曲担当になってあげるってだけよ!」

穂乃果「えー一緒に歌おうよー!」

真姫「嫌よ絶対!」

海未「うみ、みゅーみみうみうみみうみう?」

真姫「……ごめん、なんて言ってるのか分かんない」

ことり「じゃあどうして作曲をやろうって思ってくれたの?だって」

真姫「そ、それは……」

真姫(この西木野真姫の溢れんばかりの知性が無ければあなた達歌詞理解できないでしょ?
   彼女の歌詞を解読している時間はとても有意義な時間だったの。この西木野真姫を知的に楽しませてくれたのはあなたが始めてよ。
   それに彼女の書く詞に私は感銘を受けたの。この西木野真姫を唸らせるなんて並みのセンスじゃないわ……なんて素晴らしいの!
   その詞に相応しい曲を用意できるのはこの西木野真姫しか居ないの。園田海未のセンスについて行けるのはこの西木野真姫くらいなものよ。
   つまり何が言いたいのか分かる?
   あの歌詞を人類語に翻訳するついでに……つ い で に !神曲を用意してあげるって言っているの。この西木野真姫が。
   知性溢れるこの美貌!西木野真姫が!)

真姫「その、私の作った曲がたくさんの人に聞いて貰えるってなんか嬉しいなって……ちょっとだけ思っただけよ!!」
111: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:12:11.22 ID:bX3UBDwC.net
穂乃果「そっかー。でもいいっか!ステージには上がらなくても仲間は仲間だもんね!」

ことり「じゃああと1人で部活にできるんだね!!」

海未「みゅー!みゅみゅみゅ~う!!」

真姫「それで、次の曲の相談なんだけど……どういった感じにするの?」

穂乃果「どうして?前みたいに歌詞だけだと作曲ってやっぱり難しいのかな」

真姫「イメージを合わせるのは大事じゃない。それに私の独断で作ったら高貴な名曲過ぎて大衆受けしないかもしれないし……」

海未「うみうみ、うみみうみゅみみうみうみみみうみうみう」

真姫「何言ってんのか全然分かんない」

ことり「えっとね、3人で話したんだけど可愛くて明るい感じにしようかな~って。お衣裳は不思議の国をイメージした感じにしようかなって」

真姫「なるほどね。それで歌詞のだいたいのイメージって出来上がっているの?まだ形にはなっていないでしょうけど、そういうのが聞けると嬉しいわ」

海未「みみうみ、うみみゅー。うみみーうみ、みうみううみゅー」

真姫「……この言葉の壁をどうしかしないとめんどくさくってしょうがないわね」

穂乃果「私達が通訳するよ?」

真姫「それはありがたいんだけど……」
112: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:15:40.77 ID:bX3UBDwC.net
ことり「真姫ちゃんは海未ちゃんの言葉覚えられそうにないの?文章は読めるのに……」

真姫「あなた達だって会話できても読めないじゃない。まぁ、筆談ならできそうだけど」

穂乃果「え!?読めるだけじゃなくて書けるの!?」

海未「うみゅ!?」

真姫「多分だけどね……これ、読める?」

まままきま まきまきき きまき ままききま ききまきき まききき?

海未「みう!」

穂乃果「読める!だって」

みーうう ううみみー うみーうう ううみーうう みみみみー ううみーうう みみーう うみーうみみー うう みみみーうみー

真姫「ふぅん……いつかはどっちか選びなさいよ」

みーうみみみー ううう みみーうう うう うみーう ううみーうう うう!

真姫「それが一番ダメな解答よ……。まぁ、いいけど」

穂乃果「お?なになに?何の話?」

真姫「さぁね?内緒」
114: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:20:19.95 ID:bX3UBDwC.net
――アイドル研究部部室

<コンコン 失礼します!

にこ「……ん?」

花陽「あ、あのっ!ここってアイドル研究部であってますか……?」

にこ「そうだけど……うちに何の用?」

花陽「わっ……私をここに入部させてください!!」

にこ「ここ、どういう部活か分かって言ってんの?アイドルはやってないから、他あたって。じゃ」

花陽「ま、待ってください!分かった上で言っているんです!アイドルになりたかったらあの3人に声をかけてます!」

にこ「そこら辺は弁えてるようだけど、この部はアイドルの研究……要するに追っかけなの。あんた、なんでここがいいの?」

花陽「最近、気になるグループができたんです。そのグループを追いかけるにはここに所属したほうが動きやすいかと思って」

にに「……なるほどね。でもそれで認めるってわけにはいかないの。あんた、アイドルどんくらい好き?」

花陽「どのくらい……ですか?」

にこ「そうよ。もう半端ものにはこりごりなの。手練れ以外はお断りしてんの。分かる?」

花陽「どのくらい……と言われても答え方が分かりませんが……。A-RISEの幻のファーストライブにはもちろん参加しました。
   ファンクラブの会員番号1桁なのが少し自慢です。
   もちろんその後のライブも欠かさずに参加しました。3か月前に行われたお渡し会にももちろん行かせていただきました。
   他のグループで言うとミュータンドガールズの握手会に行った時に名前を憶えていただいてて――」

にこ(……にわかではないようだけれど)

にこ「伝伝伝」

花陽「っ!」

にこ(ほう、いい反応するわね)
115: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:26:17.12 ID:bX3UBDwC.net
花陽「伝伝伝……あの、伝説のアイドル伝説……ですよね」

にこ「そう、よく分ってるじゃない。あれ、持ってる?」

花陽「い、いえ……サイトに繋がらないまま完売してしまいました……」

にこ「私、3セット持ってるけど」

花陽「えっ!?」

花陽(あ、あの伝伝伝を3セット……セットと言う事は全巻BOXを3つという!?
   この人、いったい何者!?ただ者じゃない……この花陽、初めて敗北を知りました。
   だというのに全然気が重くなりません。これは……尊敬?)

にこ「ふん……あんた、名前は?」

花陽「花陽、です。小泉花陽……」

にこ「あんた――いや、花陽。いい目をしてるわね。部員あたししか居ないから、花陽が副部長でいいわよ」

花陽「!!それってつまり――」

にこ「2人とも、アイドル研究部へようこそ。歓迎するわ、盛大に」

花陽「よ、よろしくお願いします!!」

凛「え、何で凛まで?」

にこ「それじゃ、さっそく活動を始めるわよ。どうせ気になってるグループってあれでしょ?」

花陽「はい!特にあの――」

にこ「青いの、でしょ?」

花陽「はいっ!そうです!いいですよね、青!」

にこ「いい……!」

凛「あの……凛は別に……」
116: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:31:25.59 ID:bX3UBDwC.net
――屋上

にこ「ちょっといいかしら」

穂乃果「は、はい?」

にこ「あたしら、アイドル研究部っていうんだけど、ちょっと時間いい?」

穂乃果「あ、いいですよ。ね、いいよね皆」

ことり「いいと思うよ!」

真姫「どうせ今することないしね」

花陽「あ、西木野さん。入ったんだ、μ’s」

真姫「べ、別に入ってないわよ!ただの作曲担当よ!」

にこ「いつくか質問があるんだけど……そこのあんた、名前は?」

海未「うみ!」

にこ「うみって言うのね。で、ライブのあれについてなんだけど」

海未「みみみゅーうみ、うみうーみみう、うみゅー」

にこ(カメラが回っていないにも関わらずキャラを崩さない、と)

花陽(常に見られる事を意識し、それが素であるかのように振舞い、キャラであるという事を意識させない……
   なるほど、アイドルです)

凛(こいつ頭おかしいんじゃないのかにゃ?)
117: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:35:35.68 ID:bX3UBDwC.net
にこ「プロ意識が高いってのは分かったから、今は素でお願いできる?」

ことり「それがぁ……」

穂乃果「これ、素なんです……」

真姫「意味わかんないでっしょ?」

にこ「そんなわけないでしょ!?」

海未「みゅみゅみゅ!うみうみうみみう、うみみ……」

花陽「ご、ごめんなさい……分らないです……」

穂乃果「それが本当なの。割と最近なんだけど……」

にこ「冗談は止めなさい。こんなのがあり得るわけないでしょ!」

海未「うみぃ……」

にこ「なに、この空気……ガチなの?」

ことり「ガチ、です」

にこ(これはキャラではなかった!ってことはつまり!)

花陽(原石のまま輝きを放つ存在……!あのライブは計算などではなく、あれがありのままだった!?)

にこ(あり得るの!?こんなアイドルが……!?)

花陽(新しい……魅かれます。可能性を感じます!)

凛(病院行ったほうがいいにゃ)
118: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:38:29.79 ID:bX3UBDwC.net
にこ「でもそれ、色々と困らない?普段どうしてんのよ」

穂乃果「私とことりちゃんは普通に会話できてるからあんまり……」

真姫「私は割と困るのよ、会話できないといろいろと」

花陽「ど、どうしてこうなってしまったんですか?最近なったって言ってましたけど……」

穂乃果「それがねー、穂乃果が……あ、うちの家和菓子屋なんだけど、もう海未ちゃんにはお饅頭あげないって言ったら倒れちゃって」

ことり「次に目が覚めた時にはもう」

海未「うみうみ」

真姫「って原因あんたじゃないのー!!」

穂乃果「だって!普通思わないじゃん!こうなるなんて思わないじゃん!!」

海未「みゅみゅう!うみみう!!」

ことり「穂乃果ちゃんを悪く言わないで!だって」

凛「言うよ!凛は言うよ!」

海未「みゅー!」

凛「にゃー!!」
119: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/24(金) 23:42:58.80 ID:bX3UBDwC.net
にこ「で、治そうって考えはないわけ?」

真姫「そ、そうよ!原因が分かったんだから治せるわ!!」

海未「みみう!?」

穂乃果「治るの!?」

花陽「お饅頭が食べられないって言われてこうなったんですから……」

凛「食えば治るにゃー!」

穂乃果「あっ!そうか!!」

ことり「良かったね!海未ちゃん!!!」

海未「みゅみゅ!うみー!!」

海未(うみーううう うみみー みーうみーう うみーう うみーうう みみみー、
   みーうみーうう みみー ううみー みみーうみーう みーうみーう みーうみー ううう みーうみー みみみー、
   ううみーうみー ううみーう みーううみみー うううみー みみーううみー ううみーうう みーうみーう 
   みーううみみー みみーううみー うう みーうみーうみー みーうみーうみー みみみー……
   みみみーう みみみー うみーうう うう うみみー うみみーう ううみーうう!!!)

穂乃果「ちょっと待ってて……あったよ!ほら!」

花陽「なんでポケットに直接お饅頭入れてるんですか……」

にこ「しかもあげ饅頭……ほこりついてるし」

穂乃果「はい、あーん?」

海未「うみー」

にこ「食うんかい」
121: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:01:32.06 ID:bX3UBDwC.net
――生徒会室

絵里「ねぇ、希?」

希「んー?」

絵里「も、もしね?私がうみちゃんとお友達になりたい、なんて言い出したら笑うかしら?」

希「うちは笑わんよ?というより意外でもなんでもないやん」

希(片腹大激痛やね)

絵里「そ、そう……」

希「なりたいん?」

絵里「い、いえ!?べ、別にそういう意味じゃないの!!」

希「の割には常に気にしとるやん」

絵里「それはっ……その」

希「絵里ちはホンマ分かりやすいなぁ♪」

絵里「そっそんな事より!あの子達にせめて部室でも……無理かしら?」

希「またその話?」
122: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:06:54.59 ID:JntYjtEY.net
希「確かに空き教室ならいくらでもあるんやけど……部でもないのに使わせるわけはいかないやん?」

絵里「あと2人なのよね……。ね、ねぇ?希って確かダンスの経験あったわよね?」

希「絵里ち?それはつまり、うちら2人が入れば5人。と言いたいわけやね?」

絵里「そ、そう!私もバレエやってたからダンスはできるし……別にステージ歌うってわけじゃなくても、ダンス指導だとか……」

希「絵里ち、それは無理な相談や。それに……たとえ5人集まっても部は認められないんや」

絵里「ど、どうしてよ!?」

希「実はな、既にアイドル研究部っちゅー部活があるんや。アイドルの部が既にある以上、似たような部は作れないんよ」

絵里「な……なんだって!?その部活0ハラショーだ!!誰よ!?部長誰よ!話しつけてくるわ!!」

希「にこっちや。矢澤にこ」

絵里「にこ!?じゃあ25ハラショーよ!!」

希「残念、10ハラショーならず」
123: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:07:48.91 ID:JntYjtEY.net BE:473082703-2BP(0)
絵里「部室どこ!?どうせ部員1人でしょ!?だったら今すぐにでも――」

希「そんなこと、うちが認めると思うん?」

絵里「……ろくに活動していない部活に部費を払うほうが無駄だと思うけれど?」

希「案外まともな意見やね。けど、そんな事してどうするん?」

絵里「そんなの決まってるでしょ!?うみちゃんに部室と部費をっ……!」

希「そんなやり方でうみちゃんは喜ぶと思うん?」

絵里「それは」

希「それに……絵里ちがそんなに頑なになっている理由って、お友達になりたい……うみちゃんとお話ししたいから。違う?」

絵里「違わ……ない」

希「なら、部活だとか生徒会だとか、そんなの関係ないやん?うみちゃんに会いにいって、お話しに行かなきゃダメやん」

絵里「うっ……それは……そうだけど……」

吾輩には祖国がある!!

絵里「……私には、無理よ」

希「なら、うちがうみちゃんとお友達になってくる」

絵里「え?」

希「うちの友達となら……絵里ちも仲良くできるやろ?」

絵里「希……」

希「うちも一緒に行ってあげるから、お話しに行こか」

絵里「え、ええ!!」
124: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:09:19.54 ID:JntYjtEY.net
――屋上 ドア前

希「この向こうにうみちゃん居るよ?」

絵里「え、えぇ」

希「うみちゃんと、たくさんお話するんやで?」

絵里「もちろんよ……」

希「ぺろぺろはあかんよ?」

絵里「……」

希「おい」

絵里「わ、分かってるわ」

希「じゃあ、ドア開けるな」

ガチャ

絵里「あ、あのっ!私……!」

穂乃果「ん?あー!生徒会長だ!!」

海未「おや?どうしたのでしょう?」

絵里「……え?」
128: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:14:29.67 ID:JntYjtEY.net
海未「?」

ことり「あの、どうかしましたか?」

絵里「うみちゃ……園田海未さん?」

海未「えぇ、そうですが……」

絵里「この間、ライブをしていた?」

海未「はい。あぁ、生徒会長も見に来てくださっていましたね。ありがとうございました」

絵里「ち……ちが…う……!」

希「絵里ち?」

絵里「なん、で……日本語……え?どして……?うみうみ……しない……あれ……?」

穂乃果「あぁ!それなら今治ったんです!ね!」

海未「はい!皆さんに治していただいたんです!」

絵里「う……嘘よ……こんなの……うみちゃんじゃない……うみうみ……うみうみして……あ……あぁ……!」

希「絵里……ち?」

絵里「ふぉあぁあああああああ!?」ばたっ

希「絵里ち!」

真姫「ちょっと!ヘタに動かさないで!今倒れた時に頭を打ったかもしれないわ!!」

にこ「花陽!担架用意!」

花陽「はい!」

真姫「凛!保健室に行って準備してもらって!!」

凛「ほいにゃ!」

花陽「担架持ってきました!」

真姫「保健室まで運ぶわ!そこのツインテール、そっち持って!せーのっ!」

にこ「いちにっ!ほら道空けなさい!」
131: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:17:03.27 ID:JntYjtEY.net
――保健室

絵里「……」

希「絵里ち……」

真姫「大丈夫よ。一応、頭を打ったかもしれないから病院で精密検査をするけど。
   にこさん……だっけ?さっきは手伝ってくれてありがとうね」

にこ「いいのよ別に。スタッフのバイトとかでやったことあったから」

穂乃果(なんだろう、嫌な予感がする)

ことり(前にもこんな事があったような……)

絵里「り……」むくっ

希「絵里ち!!」

真姫「こら!動くんじゃないの――」

絵里「えり……?」

穂乃果「……」

ことり「……」

海未「あぁっ……」

絵里「えりえりえ、えりり……え!?りりえりりええ!?!?」

終わり
133: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:18:01.54 ID:JntYjtEY.net
すまぬ、最後投げやりになってしまった感がある……
52: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/23(木) 00:22:51.48 ID:KdvxEcKR.net BE:473082703-2BP(0)
ちなみに「うみゅ」とか小さい文字が入ってなくて「う」「み」「みー」だけで喋ってる部分はモールスなので日本語に直せます
うが短音、みーが長音で--みたいに長音が連続する場合はみみーです
和文と英文はところどころ混じってるので注意です
142: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2014/10/25(土) 00:50:34.80 ID:JntYjtEY.net
ちなみにまきまき書いてある部分はまが長音、きが短音
ことりちゃんのちゅんちゅんはチュンが長音、チュが短音です
海未ちゃんは()内と手書き部分です
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『穂乃果「海未ちゃん日本語喋れなくなっちゃったの!?」 海未「うみー!」』へのコメント

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