えみつん「えぇー!? 私の事務所潰れちゃうんですか!?」

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1: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 20:31:14.91 ID:JInV2fn5.net
えみつん「そんな……私には歌しかないのに……」
ガクッ

うっちー「あれ? えみつんどうしたの?」

えみつん「うっちー……あのね、実は」



うっちー「えぇ~! それって大変じゃ~ん!」

えみつん「飛蘭さんや翔太くんもそろそろガタがきてるから私が頑張らなくちゃいけないのに……」

うっちー「ふ~ん」

えみつん「うっちーの事務所は大丈夫なの?」

うっちー「う~ん…、よくわかんないけど大丈夫なんじゃない? あ、でも私に何かできることあったら手伝うよ?」

えみつん「えっ? ホント!? ありがとー!!」

うっちー「うん! 友達だからね~」

えみつん「わぁーい! うっちー大好きー! すずもありがとー!」
ギュッ

うっちー「えへへ~」

みもりん(え? 私も……?)

元スレ: えみつん「えぇー!? 私の事務所潰れちゃうんですか!?」

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5: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 20:37:27.01 ID:JInV2fn5.net
うっちー「それで何するの?」

みもりん「……」

えみつん「色々考えてみたんだけど、てっとり早いのはアイドルものだと思うんだ!」

うっちー「アイドル? アイマスみたいな感じ?」

えみつん「そう! それっ!」

みもりん「いや、二番煎じなんじゃ…」

えみつん「すず冷たーい! だってだってアイドルものだったら曲もいっぱい出せるし」

うっちー「グッズとかも!」

えみつん「おぉ! さすがうっちー!」

うっちー「へへへ~」

みもりん「えー……」

えみつん「大丈夫! すずはすっごく可愛いんだから人気出るよ!」

みもりん「それはそうなんだけど……ね」

うっちー「あ、じゃあアニメーションのダンスをそのままに踊ってみるのはどうかな?」

えみつん「採用!」

みもりん(曲覚えきれるかな……? あの変な探偵のやつもあるのに……)
7: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 20:42:53.43 ID:JInV2fn5.net
みもりん「アイドルとかホントに出来るのかなー」

みもりん「歌やダンス本気でするならきっちり練習しなくちゃいけないし」

みもりん「まぁ歌とダンスは自信あるから大丈夫なんだけど、なんかちょっと私の目指してるのと違う気がするんだけど…」

みもりん「……ねぇ、ちゃんと聞いてる?」

みもりん「そらー」

そらまる「…………」

みもりん「ねーねー、そらってばー」

そらまる「待って、今集中してるから」

みもりん「……集中?」

そらまる「ゴング鳴らす練習」

みもりん「……は?」

そらまる「…………っ!」
カーンッ

みもりん「……」

そらまる「どうだった? 今の! 面白くできてた!?」

みもりん「いやわかんないしっ!」
10: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 20:52:23.84 ID:JInV2fn5.net
そらまる「は? アイドル? 僕も?」

みもりん「誘われたのは私と内田さんだけなんだけど。あとその僕っていうの何なの?」

そらまる「あーよかったー……ミルキィでさえいっぱいいっぱいなのにアイドルとか絶対無理だから」

みもりん「だよねー」

そらまる「まぁすずだったら簡単にこなしちゃいそー」

みもりん「簡単じゃないけどね」

そらまる「あ、そうだ! ついでに教えてほしい振りがあって」

みもりん「なになにー? 何でも聞いてー」

そらまる「正解はひとつ!じゃない!!のサビ前のとこで」

みもりん「何その曲?」
キョトン

そらまる「えっと、アニメのオープニングの」

みもりん「あー…、どんなんだっけ?」

そらまる「おはよーおはよーって曲」

みもりん「そんなのあったっけ? 音源あれば思い出すかも」

そらまる「えーと、スマホに入ってるからちょっと待っててねー」

みもりん「あ、えみつんから召集のメールだ。バイバイそらー」

そらまる「え? あ、うん…」
13: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 21:02:15.77 ID:JInV2fn5.net
えみつん「あ、すず遅いよー」

みもりん「ごめんね。ちょっとゴングの人に捕まっちゃってて」

えみつん「誰それ? あー、プロレス関係の人かー」

みもりん「まぁそんな感じ。で、どうしたの?」

えみつん「ふふふ、実はねー」

みもりん「??」

えみつん「なんとうっちーが私達のファーストライブの衣装作ってくれましたー!」

うっちー「じゃじゃ~ん♪」

みもりん「ファースト……ライブ……? え? ちょっと待って、思考が追い付かない 」

うっちー「どう? みもりん」

みもりん(みもりんって……この前初めて話したばっかりだろ)

うっちー「頑張って作ってみたんだ~♪」

みもりん(ていうか一応仕事なんだからこういうのは普通、衣装さんに任せるでしょ……)

えみつん「すっごく可愛いよねー」

うっちー「ホント~? わぁ~い♪」

みもりん(マジでこれ着て歌うの……?)

うっちー「あれ? みもりん気に入ってくれなかった?」

えみつん「こんなに可愛いのにー?」

みもりん「はは……可愛い、と思うよ……」

えみつん「だよねー!」

うっちー「じゃあ今日は前夜祭だ~! 飲むぞ~」

えみつん「おー!」

みもりん(えっ? ていうかライブ明日なの!?)
14: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 21:09:47.18 ID:JInV2fn5.net
━━深夜


みもりん「はぁっ、はぁっ……うぶっ!」

みもりん「危な……吐くかと思った……」

みもりん「……それにしても、あの内田」

みもりん「私が曲覚えたいから練習するって言ってるのに、一杯だけ一杯だけって…結局解放されたのは午前様……」

みもりん「日の出まであと三時間くらいかな……」

みもりん「……ばいやー」



みもりん「歌はこれでなんとかなるとして、問題は……この振り付け……」

みもりん「……あの探偵のやつより難しいじゃん」

みもりん「無理、かな……」

みもりん「ううんっ! 弱音はだめだめっ! 私ならきっとやれる!」

みもりん「頑張ろう! よしっ!」

みもりん「GOGO! パワフルー!」

みもりん「……何だっけこれ? まぁいっか」
15: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 21:21:40.58 ID:JInV2fn5.net
━━翌日


みもりん「…………は?」

えみつん「すごく辛そうだけど大丈夫? トマトジュース飲む?」

うっちー「みもりん、クマすごいことになってるよ~! あ、いつもこんな感じか」

みもりん(煽られてるー……)

みもりん「んー、トマトジュースおいしー」
チューッ

みもりん「ってそんなことより!!」

えみつん「どしたー?」

みもりん「ここっ!! え? マジでここがライブの場所なの!?」

みもりん「待ち合わせ場所がさいたま新都心ってとこでおかしいとは思ってたけど」

みもりん「よく借りられたね!? さいたまスーパーアリーナなんて!!」

えみつん「ねー! うっちーすごいよねー!」

うっちー「えっへん!」

みもりん(何者なの? この人…)

みもりん「てことはチケットは完売たの? 全然売れてなかったらすごい赤字になるんじゃないの?」

うっちー「チケット? さぁ~?」

みもりん(衣装やら会場やらは用意しといてそこは知らないのかよ!!)
17: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 21:30:07.93 ID:JInV2fn5.net
えみつん「うわぁー! 中広ーい! ここで恐竜飼えるね!」

うっちー「そろそろリハーサルしよっか? みもりん、ちゃんと覚えてきた?」

みもりん「…ん」

みもりん(眠い……)
フラッ

えみつん「あーーっ!!」

うっちー「うん?」

えみつん「ていうかこんだけ会場広いんだったら音響さんとか照明さんとか必要なんじゃない!?」

うっちー「あ、忘れてた」

みもりん「え? いないの!?」

えみつん「どーしよどーしよ!」

うっちー「うわぁ~」

みもりん「……」

みもりん(内田さんはともかくえみつんまでこんな抜けてるなんて……。でもこうなったらもうライブなんか無理)

そらまる「おーい!」

みもりん「そら……?」

そらまる「すずがライブするっていうから観に来たよー! この二人連れて」

いず様「応援してるわー」

みころん「頑張ってー」

みもりん「……そうだ! 三人ともお願いがあるんだけど」
18: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 21:35:27.62 ID:JInV2fn5.net
いず様「へぇー、これをこうしてムチでパーンって叩けばいいわけね」

みころん「橘田さん、それ多分違うから!」

そらまる「念のためゴング持ってきといてよかったー」




うっちー「みもりんのお友達すごいね~」

えみつん「一時はどうなることかと思ったけど」

みもりん「……はぁ」

みもりん(疲れた……もう帰りたい……でもそら達みたいに観に来てくれるお客さんがいるなら私は精一杯のパフォーマンスを見せなきゃ)


いず様『そろそろ開演よ』

みころん『みなさん準備はいいですか?』

そらまる『…………はっ!』


カーンッ!!
22: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 21:42:20.77 ID:JInV2fn5.net
━━


シカコ「ごめんごめんお待たせー」

りっぴー「もー! シカちゃん遅いにゃー!」

シカコ「えへへ、ごめんね! そのニャーっていうの流行ってるの? 可愛いね」

りっぴー「へ? 私、そんなこと言ってたっけ?」

シカコ「うーん、わかんない!」

りっぴー「それより今日は何処で遊ぼっか?」

シカコ「それなんだけど、ふふふー」

りっぴー「??」

シカコ「じゃかじゃかじゃーん!」

りっぴー「チケット? 何の?」

シカコ「んー? よくわかんないけど安かったから買ってみた! 500円」

りっぴー「安っ!」

シカコ「二枚で」

りっぴー「やすーいっ!!」

シカコ「しかもさいたまスーパーアリーナ!!」

りっぴー「や、やっすーっい!! えーと、新田恵海・内田彩・三森すずこ……誰?」

シカコ「さぁ? 知らない。でも面白そうじゃない?」

りっぴー「うーん……まぁせっかくシカちゃんがチケット買ってくれたわけだし行こっか?」

シカコ「うん!」
24: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 21:54:09.36 ID:JInV2fn5.net
━━


くっすん「くすー……くすー……Zzz……」
スヤスヤ


Pile様「重っ…よいしょよいしょ……服買いすぎちゃったかな……。まだ時間余ってるしエステの予約までの間、美容院にでも……ん?」

くっすん「くすぅー……くすぅー……っ、く、く、くっしゅんっ!」

Pile様「あのー、こんな所で寝てたら風邪引いちゃうよ?」

くっすん「んっ……うーん……あれ?」

Pile様「??」

くっすん「ここどこ?」

Pile様「何処って大宮だけど」

くっすん「何時!?」

Pile様「今は15時40分」

くっすん「えぇーーっっ!! あ、別に何も予定なかったんだ」

Pile様(何なのこの人…)

くっすん「あー……暇だなー……」
チラッ

Pile様(うっ……かまってほしいオーラが……)

くっすん「暇ぁー、暇ぁー……」

Pile様(でもこの子ちょっと小動物みたいで可愛いかも)

Pile様「あっ、そういえば! さっき買い物したショップで貰ったのが…」
ゴソゴソ

くっすん「なになにー? チケット? さいたまスーパーアリーナ?」
27: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 22:06:26.15 ID:JInV2fn5.net
━━

カーンッ!!


えみつん(いよいよだっ!)

うっちー(打ち上げ楽しみだなぁ~)

みもりん(……せめてアリーナは埋まっていてほしいところだけど)


ブァーーッ!!


えみつん(えっ…?)

うっちー(嘘……?)

みもりん(そんなっ……)


シーン……


りっぴー「あれ? ガラガラじゃない?」

シカコ「私達以外、お客さんって……」

くっすん「おー! 広いっ! ねーPileちゃんたこ焼き買ってー」

Pile様「よいしょっ、と…荷物置けるスペースたくさんあって助かったー」



えみつん「……っ」

みもりん「えみつん……」

うっちー「反省会どこのお店でしよっか? 今日はいっぱい飲んでもいいよね」

みもりん「私は早く寝たい」

えみつん「……野郎っ!」

えみつん「 あ、間違えた! やろう!」

みもりん「え? あ、あぁ…ライブだよね?」

うっちー「えみつんぶちギレちゃったのかと思ってハラハラした~」

みもりん「そうだね。ここから見えるだけでも四人……そら達をいれると七人観に来てくれてるんだから」

えみつん「うん! 私達は全力でパフォーマンスする!」

うっちー「おっけ~ぃ」
30: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 22:15:44.42 ID:JInV2fn5.net
~♪


えみつん「悲しみに閉ーざされてー」

みもりん「泣くだけの君じゃないー」

うっちー「らららら~ら~ららら~ら~♪」



りっぴー「おぉー!」

シカコ「すごいすごーいっ! ねっ! ねっ!」

くっすん「くすー……くすぅ……Zzz……」

Pile様(あの子可愛い……)
ポーッ

くっすん「くすんっ!!」
ポテッ

Pile様「痛っ! 何で怒ってるの?」

くっすん「くすくすっ」

Pile様「あれ? 笑ってる……もう意味わかんないんですけどー!」


えみつん「はぁっ、はぁっ、ありがとうございました!」

うっちー「ありがと~」

みもりん「悲しいですが今ので最後の曲でした」


りっぴー「一曲だけしかやらないライブなんて斬新だにゃー」

シカコ「あ、だから安かったんだ」


カツン……カツン……


うっちー「あ…」


カツン……カツン…


みもりん「あ、あなたは…」


カツン…カツン…


ジョルノ「…どうするつもり?」
35: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 22:23:26.66 ID:JInV2fn5.net
えみつん「な、南條さん…」
ビクッ

ジョルノ「fripSideの公演日程を無理矢理奪ってまでこんなことがしたかったの?」

みもりん「え……?」

えみつん「うっちー!?」

うっちー「あちゃ~バレちゃったか~」

みもりん「えっ、えぇー!? ちょっと正気なの!? 内田さん!!」

えみつん「うっちー!! 私そんなの聞いてないよっ!?」

うっちー「あー…、えー、あー……人生ロックに生きようぜっ☆」

ジョルノ「……内田さん」

うっちー「ひぃっ!!」

みもりん「な、南條さんっ! これは、そのっ、えーと……ココロちゃーんケンカはだめですー!」

ジョルノ「……」

みもりん「すみませんでした…」

ジョルノ「……っ、……なっ」

みもりん「え?」

ジョルノ「ココロちゃんって呼ぶなー!!」

えみつん「おぉ…意外とノリが良い」
37: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 22:36:39.09 ID:JInV2fn5.net
ジョルノ「はぁ……まったく……」


りっぴー「ねぇあの人ってfripSideのボーカルの人だよね?」

シカコ「ふりっぷさいだー? なにそれ?」


ジョルノ「貴女達が勝手なことをしたせいでfripSideにどれだけの損害が出たかわかってる?」

みもりん「本当にすみませんでしたっ! この内田は煮るなり焼くなりお好きなように」

うっちー「えぇ~! みもりんひどいよ~!」

みもりん「あんたの頭がおかしいからでしょ!」

うっちー「みもりんだって乗り気だったのに~」

みもりん「私は与えられた仕事はちゃんとこなすようにしてるだけで」

ジョルノ「……もういいわー」

うっちー「ほぇ?」

ジョルノ「今回だけはみもちゃんに免じて許してあげるから、今後一切私の邪魔はしないように。あと生半可な気持ちで声優業界に首突っ込まないで。それとSSA立ち入り禁止ね」

みもりん「あ、ありがとうござ」

えみつん「嫌です!!」

みもりん「えっ……」

うっちー「嫌です!!」

ジョルノ「……は?」

えみつん「私は……歌うことが好きだから!! 演じることが好きだから!!」

うっちー「私も!」

ジョルノ「……」

えみつん「南條さんにご迷惑をおかけしてしまったことは謝ります……でも! 今日、ここで歌えてすごく気持ちよかった……またここで歌いたいと思った!」

えみつん「いつか必ずこのさいたまスーパーアリーナをスタジアムモードで満員にしてみせます! BD10枚購入しても当たらないくらいの倍率にしてみせます!!」

ジョルノ「……」

みもりん「あ、あぁ……」
ハラハラ

ジョルノ「……勝手にしなさい」
38: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 22:49:04.80 ID:JInV2fn5.net
━━


うっちー「かんぱ~いっ!」

えみつん「何はともあれ、初ライブお疲れ様ー!」

みもりん(激しく帰りたい……)
ウトウト

うっちー「ほらぁ、みもりん寝ちゃダメだって~!」
ユサユサ

シカコ「ぐびくびぐび……ぷはぁーっ!」

りっぴー「ね、ねぇ……いいのかな? 私達まで」

えみつん「もちろん大歓迎! だって私達の初めてのお客さんだったんだもん!」

うっちー「ねぇ~?」

りっぴー「あ、ありがとうございます……」

りっぴー(言えない……いまだにこの人達が誰なのかわからないなんて……)

シカコ「で、三人は駆け出しのアイドルか何かなの? てゆーか誰?」

りっぴー(シ、シカちゃぁぁぁぁぁんっ!!!!)

えみつん「え……」

うっちー「はは……ちょっと笑えないかなぁ……」

みもりん(まぁ世間の認識なんてそんなもんか……)

りっぴー(ヤバイヤバイこの空気……誰か! 誰か何とかしてー!)

そらまる「この後、雀荘行くひとー?」
42: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 23:00:41.00 ID:JInV2fn5.net
わいわいがやがや……


シカコ「ふーん、声優なんだー」

りっぴー「どうして声優の方がアイドルやってるんですか?」

みもりん「すぅ……すぅ……」

えみつん「歌が大好きだから」

シカコ「へぇー……で、歌手じゃなくて声優なんだー、変なのー」

りっぴー「シカちゃん、もうお酒は控えようねー」

うっちー「シカちゃん? 本名?」

シカコ「違うよー! 私、シカゴ出身だからシカコって呼ばれてるの」

えみつん「帰国子女なんだー! すごーい!」

りっぴー「嘘はやめようねー、シカちゃん」

シカコ「でもいいなぁー! 楽しそうでー」

えみつん「じゃあ一緒にする?」

シカコ「いいの?」

えみつん「うん! えーと、貴女も」

りっぴー「ほ?」

シカコ「あーでもりっぴーはまだ学生だからねー」

うっちー「そうなんだぁ~、いいなぁ~若いの」

りっぴー「……あ、学生っていっても別に全然忙しいわけじゃないから」

えみつん「てことは…」

りっぴー「いいですか? 私も一緒にアイドルして…」

えみつん「うん!」
44: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 23:12:58.00 ID:JInV2fn5.net
━━


みもりん「……一つ聞いてもいい?」

えみつん「んー?」

みもりん「何でいきなりメンバーが増えてるの?」

うっちー「あ、そっか。みもりんは寝てたから知らなかったんだ」

みもりん「寝てた? あの打ち上げの時……そういえば見覚えある気が……」

えみつん「二人とも! 改めて自己紹介してくれる?」

りっぴー「あ、はい! 飯田里穂です! よろしくお願いします!」

シカコ「久保ユリカです! お願いします!」

うっちー「よろしく~」

みもりん(この二人ちょっとスタイル良すぎじゃない……? 素人に見えないし……)


ガチャッ!


ジョルノ「ちょっとうるさいんだけどー」

えみつん「あ、南條さん」

うっちー「こんちゃっす」

シカコ「ちゃっす」

りっぴー「お、お疲れ様です!」

うっちー「あれ? どうしてここに南條さんがいるの?」

みもりん「内田さん……それはですね、ここがミルキー…なんちゃらの収録スタジオだから! いきなり押し掛けてきたんでしょ!?」

うっちー「あ、そうだったそうだった! みもりんのバッグに取り付けてた発信器を辿ったらここに」

みもりん「発信器? はっ…!」
ガシャ


ジョルノ「まだ懲りてないみたいね」

えみつん「はい! メンバーも増えて更にパワーアップしました!」
49: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 23:21:37.55 ID:JInV2fn5.net
ジョルノ「……アイドルユニットだっけ? 本当にそんなのが世間のオタク達にウケると思ってる?」

えみつん「え? どういう意味ですか?」

ジョルノ「歌って踊る声優ね……まぁ正直悪くないと思う」

えみつん「じゃあ…」

ジョルノ「でも、ちょっと遅すぎたね」

みもりん「やっぱりアイマスにはどう考えても勝てない」

ジョルノ「アイマス? あぁそれもあるけど…」

みもりん「え?」

シカコ「会いますってなに? 誰に会うの?」

りっぴー「アイドルマスターっていうゲームだったりアニメだったり」

えみつん「アイマスが障害じゃないなら一体…」

うっちー「教えてください! 南條さん!」

みもりん「ほ、放課後ティータイムですか!? もしくはスフィア!?」

ジョルノ「ていうか当の本人が気付いてないんじゃどうしようもないか」

りっぴー「当の本人……って」

えみつん「まさか!?」

みもりん「……え? 私?」

ジョルノ「今、ノリに乗ってる声優ユニットっていったらミルキィホームズしかないでしょ」

みもりん「み、みるきーほーむず…??」
50: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 23:32:29.08 ID:JInV2fn5.net
みもりん「み、みるきーほーむずってなんですかー?」

えみつん「えっ……」

ジョルノ「みもちゃんは何でここにいるんだっけ?」

みもりん「それはもちろんアニメのアフレコで……あっ!」

ジョルノ「……と、まぁ私が言いたいのは、貴女たちがどんな活動しようが構わないけどミルキィホームズがいる限り成功するのは難しいってこと」

うっちー「そ、そんな……」

みもりん(確かに私とそらがやってるミルキーは着実にファンを増やしてきている……現実的に考えてこんなわけのわからないアイドル活動するよりもミルなんちゃらに力を注いだ方が……)

えみつん「すず…」

みもりん(あぁでもえみつんは大事な友達だし……うーん、うーん……)

シカコ「わかりました! てことはそのみるなんちゃらかんちゃらと話をつければいいわけですね!?」

りっぴー「シカちゃん話聞いてた!? ミルキィホームズには三森さんも所属してるんだよ!?」

シカコ「それでもっ! だって私達加入したばっかりなのにっ、これで諦めろなんて言われてもっ!!」

りっぴー「そ、そうだけど…」


ジョルノ「話はこれだけ。じゃあ私はonly my railgunでも歌ってくるから。さらばっ!」
ガチャ

りっぴー「うーん…、ここが何処なのかよくわからなくなってきた…」

みもりん「……」

えみつん「すず…」

うっちー「みもりん…」

みもりん「……私は」

そらまる「話は聞かせてもらったわ」
53: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 23:55:36.06 ID:JInV2fn5.net
みもりん「そら…? どうしてここに!?」

そらまる「何度も言ってるけどここがミルキィホームズの収録現場だから!」

りっぴー「あ、この前居酒屋にいた人だ」


みもりん「そら……ごめんね。私、知らないうちにミルキーの邪魔してたみたい……」

みもりん「ミルキにとって今が大事な時期なのにっ、私……こんなことしてて、南條さんに迷惑もっ……」

そらまる「……」

みもりん「えみつんもごめん……せっかく声掛けてくれたのに、私…こんな中途半端な……」

えみつん「すず……」

みもりん「みんなもごめんなさい…。私、この…名もなきアイドル集団から卒業」

いず様「バカヤローっ!」
パチーンッ

みもりん「痛いっ!」

いず様「このっ、このっ!」
パチーンッ

みもりん「痛い痛いっ! 橘田さん!?」

いず様「ほらほらぁー、いず様とお呼びー」
パチーンッ パチーンッ

みもりん「いぎゅっ! んぎっ!」
56: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 00:04:25.45 ID://vJXtvb.net
いず様「あーはっはっは! あーはっはっは!」
パチーンッ パチーンッ

みころん「き、橘田さんっ、それくらいに」

いず様「えー」

みもりん「あぅ……ムチの痕が……ヒリヒリする……」

そらまる「すず、聞いて」

みもりん「……?」

いず様「私達は邪魔されたなんて、足を引っ張られたなんて、鞭で叩かれたなんて、そんなこと全然思ってないから!」

みもりん「えっ…?」

みもりん(そりゃあムチで叩かれたのは私だけだから…)

いず様「すずは自分のこと中途半端なんて言ってたけど、そんなことない!」

みころん「みもりんがアイドル始めてからもミルキィの仕事一生懸命やってたの一番近くで見てたから」

そらまる「そして、すずならミルキィもその変なアイドルグループ両方で輝けるって私ら知ってるよ!」

みもりん「みんな……」

いず様「ていうかそっちですずのファンが増えたら必然的にミルキィのファンも増えるんじゃん?」

そらまる「確かに!」

みころん「橘田さんかしこい!」

いず様「だから、すず……そっちでもファンの為に頑張ってきて」

みもりん「橘田、さん……」

そらまる「うんうん」

みころん「ええ話やで」

いず様「そらも連れて」

そらまる「うんうん……え?」
61: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 00:18:05.16 ID://vJXtvb.net
━━


そらまる「というわけで、徳井です。よろしくー」

りっぴー「わぁー!」

シカコ「一瞬にして後輩ができたよ! びっくり!」

そらまる「えーと、あのー……SSAでのライブ観てたんだけど、他の曲もあんな激しく踊ったりする感じ……?」

えみつん「あれより激しいのもいくつかあるけど」

そらまる「マジすか…」

えみつん「ね? うっちー」

うっちー「うん! 踊るのもそうだけどダンス考えるのもムズカシイんだよ~」

みもりん(だからそういうのは専門の振り付け師さんにお願いするとか!!)

シカコ「徳井さんはダンスとか得意なんですか?」

りっぴー「当たり前ですよねー。だってミルキィホームズの徳井さんなんですから」

そらまる「ま、まぁ……エヴァの動きとかはトレース出来るくらいには」

みもりん「そらはがんばり屋さんだから大丈夫! 一緒に頑張ろ!」

そらまる「う、うん! よーし、がんばるぞー!」

うっちー「おっ、新メンバーも増えたことだし今夜は歓迎会だね! りっぴー店予約しといて」

りっぴー「あ、はーい」




ジョルノ「…………」
65: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 00:31:44.17 ID://vJXtvb.net
━━


くっすん「くすぅ……くすぅ……むにゃむにゃ……」
スヤスヤ

Pile様「よしよし……。結局、家に連れて帰っちゃった……」

Pile様「こうして朝昼晩の食事と寝床の面倒をみるようになってもう何日か経つけど……家教えてくれないんじゃしょうがないよね」

くっすん「くっしゅんっ! くっしゅんっ! くっしゅんっ! くっしゅんっ! くっしゅんっ!」

Pile様「寒いの? ちょっと待っててね。温かいスープでも作ってくるから」



Pile様「……仕上げにローズマリーを散らして、完成。うんうん、美味しそうー♪」

くっすん「んー…」
ゴシゴシ

Pile様「やっと起きたの? くっすん」

くっすん「あ、Pileちゃん。ちょっと外行ってくる」

Pile様「どこかお出かけ?」

くっすん「うん、バイト。行ってきまーす」

Pile様「……いってらっしゃい」


Pile様(てか、ちゃんと働いてたんだ)

Pile様「さてと、今日は岩盤浴にでも行こうかなー」
87: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 19:22:51.88 ID://vJXtvb.net
━━

くっすん「……」
トコトコ


Pile様「……」
コソコソ


くっすん「……」
トコトコ


Pile様(……何で私、こんな尾行みたいなことしてるんだろ)

Pile様(うーん、まぁ……くっすんがどんなバイトしてるのか気になるし。それに、こう言ったら悪いけどあんなアホそうな子がちゃんと働けてるのかなって……)


くっすん「……」
スッ

Pile様「あ、あれ? 見失っちゃった……確かこの辺の建物に入っていったような……」
キョロキョロ


Pile様「こ、ここ……? えっと、メイドカフェ……大明神……?」
88: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 19:32:34.81 ID://vJXtvb.net
Pile様「へぇー、あのくっすんがメイドねー……ふーん」

Pile様「……ちょっと見てみたいかも。あ、でも一人で入るのは……誰か友達に連絡して」
ピッピッピッ


みもりん「……」
スタスタ

Pile様「あっ、あの人……この前のSSAで歌ってた」


みもりん(午前のお仕事も終わったし、次は夜からかー。結構時間空いちゃったなー)

みもりん(タイにでも行こうかなーってなんでですかー! タイは無理だけどタイ料理屋さんなら何処かに……検索検索っと)

Pile様「こーんにちわ!」

みもりん「??」

Pile様(うわっ、間近で見るとホント可愛い……緊張してきたかも。えーと、確か名前は三森すずこちゃんだったっけ?)

みもりん「……?」

Pile様「三森すずこさん……ですよね?」

みもりん「は、はい…」

みもりん(ファンの子かな? 女の子のファンもいてくれてるんだー、嬉しいなー)

Pile様(私と同い年くらい、だよね? なら最初からフランクに接した方が…)

Pile様「三森ちゃん、この前のライブ観たよー! すっごい可愛かったー! よかったらあそこの店でお茶でもしながらガールズトークでもしない?」

みもりん(え? ナンパ!?)
90: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 19:43:30.93 ID://vJXtvb.net
みもりん(うーん…、どうしようかなー……悪い子じゃなさそうだし、何よりファンは大事にって橘田さんが…)

Pile様(悩んでる表情も可愛いー)

みもりん(どうしよどうしよ……お腹空いてるし……まぁちょっとだけならいっか)
グー

みもりん「じゃあ少しだけなら…」

Pile様「ホント!? わーい! よろしくねー、三森ちゃん…あ、三森ちゃんっていうのもあれだし……そうだ! すーちゃん!」

みもりん(うわっ、一気に距離縮めてきた! すーちゃんって……まぁいいや、どうせもう一生会わないだろうし)

みもりん「あなたの名前は?」

Pile様「Pileだよー! ってかこれ芸名だけどねー」

みもりん「芸名? ってことは芸能人なの!?」

Pile様「まぁまぁ、つのる話はカフェに入ってからー。行こ行こ♪」

みもりん(積もる話ね。リア充の塊みたいな子だし頭はあんまりよろしくなさそ…)
95: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 19:53:19.39 ID://vJXtvb.net
カランコロンカラーン♪


くっすん「いらっしゃいませー! え? あーーーーっ!! Pileちゃん!!」

Pile様「やっほー」

みもりん「あ、Pileちゃんのお友達?」

Pile様「友達…うーん……まぁそんなとこ! くっすんっていうの」

みもりん「へぇー」

くっすん「……」
ジーッ

みもりん(あれ? 睨まれてる……?)

Pile様「くっすん、歩いて疲れちゃったから早く席に案内してよー」

くっすん「あ、はーい! こっちでーす!」



Pile様「ふーん、メイドカフェなんて初めて入ったけど意外とオシャレなんだー」

みもりん「Pileちゃんも初めてなんだ?」

Pile様「うん。今日はくっすんを尾行…じゃなくて働いてる所教えてもらったから行ってみよっかーって」

みもりん「へー」


くっすん「お冷やお持ちいたしましたー! はい、どうぞPileちゃん」
コトッ

Pile様「ん、ありがと」

くっすん「あー手がすべったー」
バシャーッ

みもりん「ぶふぉっ!? げほっげほっ!!」
ビシャビシャ

Pile様「す、すーちゃん大丈夫!? こらっ、くっすん!」

くっすん「サービスです。だってここ、どじっ子メイドカフェだから!」
98: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 20:02:50.82 ID://vJXtvb.net
Pile様「ど、どじっ子?? よくわかんないけど、すーちゃんをびちゃびちゃにしちゃったんだから謝りなさい!」

くっすん「ごめんなさい…」
シュン

みもりん「……」

Pile様「すーちゃんごめんね、うちのくっすんが…」

くっすん(うちの、くっすん……うちの、くっすん……うちのくっすん////)
パァーッ

くっすん「ご注文はお決まりですか?」

Pile様「うーん、と……私はローズヒップティーで」

みもりん「私は、チャイと…」

くっすん(チャイ??)

みもりん「タイ料理っぽいガパオライスとかチキンのココナッツ煮とかあれば」

くっすん「……??」

Pile様「くっすん?」

くっすん「はっ…! えっと……ローズヒップティー二つと…」

くっすん(なんとかライスとチキンのなんとかかんとか…………っ!)

くっすん「オムライスですね! かしこまりましたー」
100: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 20:14:14.88 ID://vJXtvb.net
みもりん「へぇー、Pileちゃんって歌手だったんだーすごー」
モグモグ

Pile様「っていっても全然売れなかったけどねー、あーまた歌いたいなー」

みもりん(私は歌える場があるだけ幸せなんだよね…)

Pile様「あ、そうだ! よかったらこの後カラオケでも行かない?」

みもりん(まだ時間あるし、いっか)

みもりん「いいよ」

Pile様「じゃあさっそく…」

くっすん「私も行く!」

Pile様「くっすん何処から出てきたの!? ていうか仕事中なんじゃ…」

くっすん「もうあがったからだいじょぶー」

みもりん(このくっすんっていう子、ちょっと苦手だなぁ…。よくわかんないけど私に対してすごい敵対心剥き出しにしてるし)
101: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 20:23:24.18 ID://vJXtvb.net
━━


Pile様「どんうぉーりぃどんうぉーりぃー♪」
ダーリンベイベー

みもりん(うわぁ上手い……ボイトレ受けてる私より……さすが元歌手)

Pile様「ね、ねっ? どうだった?」
ピトッ

みもりん「すごくよかったよ」

みもりん(てか近いし!!)

くっすん「……」
ジーッ


くっすん「接近しちゃえっとんとっとととっととと都心っ!」
シーンジテ

Pile様「くっすんは個性的だねー」

みもりん「……っ、……くっ」

Pile様「すーちゃん? どしたの? お腹痛いの?」

みもりん「……くくっ、あーはっはっはっ!! おか、しいーっ、お腹苦しっ、あははっ…!!」
バシバシッ

みもりん「ぷくくっ、そらよりっ、下手っぴで……あははっ、ぷくっ、ご、ごめんなさっ、あははっはははっ…!!」
バシバシッ

Pile様「……」

くっすん「……」
106: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 20:34:32.17 ID://vJXtvb.net
みもりん「あ……」

Pile様「……」

くっすん「……」

みもりん「あー、えーと……」

Pile様「あっ、あるのかないのかよくわかんない事務所から電話だ」
ピリリリッ

Pile様「はいはーい」
ピッ

みもりん(ちょっとちょっと! この空気で二人きりにしないでよっ!)

くっすん「……」


みもりん「……」

くっすん「……」


~15分経過~


みもりん「……」

くっすん「……」


~30分経過~


みもりん「……」

くっすん「……」

みもりん(くっ、気まずすぎる…! 何か話題を、話題……話題……)

くっすん「……あの」
108: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 20:44:23.10 ID://vJXtvb.net
みもりん「は、はい?」

みもりん(ラッキー! 向こうから話題振ってくれたー!)

くっすん「……Pileちゃんとどういう関係なんですか?」

みもりん「……へ?」

くっすん「か、彼女さんなんですかっ!?」

みもりん(んなわけないでしょーが……今日初めて会ったっていうのに)

みもりん「違いますけど?」

みもりん(大体、女同士なのにその質問おかしくない? あー、最近流行りの百合ってやつ? 私はそんなの全然興味ないし)

みもりん(あ、メール……橘田さんから)
ピッ

いず様【すずー(@_@) 公演先のホテル一緒の部屋にしてもらったよー(^з^)-☆】

みもりん「…………」

くっすん「あーよかったー! 心配して損しちゃたー!」

みもりん「まぁ…、さっき会ったばっかりだから、ね…」

くっすん「Pileちゃんは私の保護者みたいな人だからとっちゃダメですよー!」

みもりん「お、おっけー…」

みもりん(変な子だ……。そういえばPileちゃん遅いなぁ)
109: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 20:53:38.39 ID://vJXtvb.net
ガチャ…

Pile様「……」

みもりん「あ、戻ってきた」

くっすん「Pileちゃん?」

Pile様「うわーんっ! すーちゃぁぁんっ!」
ギュッ

みもりん「ど、どうしたの?」

Pile様「事務所がっ、事務所が……潰れちゃうかもって!!」

くっすん「えぇー!! それって大変じゃない!?」

みもりん(あれ? デジャヴ? こんなこと前にもあったような…)

くっすん「お仕事先無くなったら、どうやって私を養っていくの!?」

Pile様「仕事なんて元々なかったけど …、お金に困ったりもしないだろうけど…」

くっすん「あー、なら大丈夫かー」

Pile様「……」

みもりん「Pileちゃん…?」

Pile様「……私は、歌手だから……ほとんど仕事が入ってこなかったとはいえ、歌えない環境になったら……私っ……」

みもりん(好きなんだね……歌が。えみつんと似てるなぁ……)

Pile様「……でも、もう……諦めるしか、ないよね……。私に魅力がなかったから成功しなかったんだし……だからっ……」

みもりん「……」

くっすん「Pileちゃん……」

Pile様「はは……なんかごめんね、しんみりさせちゃって。さぁどんどん歌おー」

みもりん「……Pileちゃん、あのね」

Pile様「すーちゃん?」
112: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 21:13:18.37 ID://vJXtvb.net
━━

ガチャ…


みもりん「みんな、お待たせ」

りっぴー「みもちゃんまた遅刻ー」

みもりん「ごめんごめーん」

うっちー「あれ? そっちの人たち誰?」

Pile様、くっすん「「……」」

みもりん「えっと、その…私の知り合いなんだけど、見学させてあげていいかな?」

うっちー「うん! 見てくれる人がいた方が集中して練習できるしね!」


えみつん「見学ってことは……もしかして」

みもりん「……ごめんね、えみつんには最初に話しておくべきだと思ったんだけど、急だったから」

えみつん「あ、全然全然! 私ならそんな別に」

みもりん「二人とも、ちょっとこっち来て」

Pile様「あ、はい!」

くっすん「はーい!」

みもりん「こっちが元歌手のPileちゃん」

Pile様「よろしくお願いします」
ペコッ

みもりん「あと、えー……メイドの、おそらく、くっすん……」

くっすん「よ、よろしくお願いします!」

えみつん「二人ともよろしくね! 今日から一緒に練習できるの?」

Pile様「え……いいんですか? いきなり押し掛けてきたのに、私たち……」

えみつん「うんっ! 歌が好きな人なら、踊るのが好きな人なら、そして本気な人ならいつだって大歓迎!」

えみつん「仲間だよ、私たち」

Pile様「……っ」
114: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 21:25:57.14 ID://vJXtvb.net
Pile様「ひぐっ……ぐすっ……」

くっすん「何で泣いてるの? Pileちゃん」

Pile様「だってっ、だって……こんな、簡単にっ、また……歌うことができるなんてっ……」

Pile様「ホントは、もう……諦めようと思ってたのっ……美容院やエステやネイルサロンや岩盤浴を毎日ハシゴして、自分磨きだって無理矢理安心させてたっ……」

みもりん(Pileちゃんを見てるとつくづく思う……私は、恵まれていたんだって)

えみつん「自分を変えることができるのは自分だけ。変わろうとすれば変えられる! 動き続ければきっと夢は終わらない!」

みもりん「えみつんはそんな強さを持ってる人だから。だからみんなえみつんに引き寄せられて集まってきたの。Pileちゃんもくっすんもそう思える日がきっと来るよ」

Pile様「ひぐっ……うぇっ……」
ポロポロ

くっすん(もしかしてこれで就職先決まったの? Pileちゃんに拾われてから私、めちゃくちゃラッキーガールだ!)

えみつん「今日から私たちは仲間。自分の…、みんなの夢を叶えられるように頑張ろう!」

Pile様「う、うんっ…ぐすっ…」
116: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 21:35:53.56 ID://vJXtvb.net
りっぴー「よろしくね、二人とも」

うっちー「よろすく~」

みもりん「あ、そういえば…そらとシカちゃんは?」

りっぴー「んーと、二人で奥の方で何かしてたけど……あ、きたきた」

みもりん「二人とも、大事な報告が……って何その格好!?」

そらまる「えー! 見てわかんないのー?」

シカコ「どう見たって私がレイでそらがアスカじゃーん!」

うっちー「おぉっ、コスプレ?」

そらまる「どうー? これでコミケ行こうと思ってるんだけどー」

シカコ「エヴァって面白いね! この前、そらの家で一気に観ちゃった!」

みもりん「いやいや、そんなことより今日は練習の為に集まったんでしょ!」

シカコ「あれれ? 知らない人が約二名程……」
コソコソ

えみつん「新メンバーの、Pileちゃんとくっすん……って、くっすん! そんな引っ付かれたら暑いんだけど…」

くっすん「んー、えみつんからは母性が感じるというかなんというかー、そんな感じ?」
ギューッ

Pile様(大丈夫かな……この人たち……)
120: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 21:50:25.05 ID://vJXtvb.net
━━某日


えみつん「はーい! 休憩ー!」

りっぴー「くっすんもすっごいイイ感じじゃん!」

くっすん「へへへー」

そらまる(ヤバいヤバい……新しく入ってきたPileちゃんもくっすんもダンス上手い……私ももっと頑張らないと!)

うっちー「Pileちゃんはずば抜けてるし、くっすんも声質が超アニメっぽいから練習次第ではかなり上の方までいけるんじゃない?」

Pile様「ありがとう、うっちー」

くっすん「うっちー!」

シカコ「これでミルキィホームズのある程度の曲はバッチリだねー」

えみつん「いつライブが入ってもなんとかなりそう!」

みもりん「って、ミルキーの曲ばっかり練習しても意味ないって!! みんなミルキーのシスターズにでもなろうとしてるの!?」

りっぴー「あ、そっか。私たちミルキィホームズじゃないもんね」

そらまる「私は大助かりだったけど…」

えみつん「んー、ってことは…」

Pile様「私たちのオリジナル曲が必要性になるよね」

えみつん「オリジナル曲かー、うっちー作れないの?」

うっちー「う~ん……」

みもりん「……」

うっちー「無理無理! だって私、ただの声優だし!」

えみつん「だよねー」

みもりん(一瞬、期待してしまった…)
121: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 22:01:46.77 ID://vJXtvb.net
そらまる「作曲家さんにお願いするしかないよねー」

うっちー「誰か作ってくれそうな人いる?」

えみつん「うーん……」

りっぴー「エレガさんとか?」

シカコ「ヒャダインさんは!?」

Pile様「すーちゃんづてでfripSideの八木沼さんは?」

くっすん「GLAYのTAKUROさん!」

みもりん「どれも無理でしょ……私たち無名のグループなんかに……。あと、くっすんはもっと真面目に考えて」

りっぴー「あ……」

えみつん「どしたの? りっぴー」

りっぴー「えっと、すごいことに気付いちゃったんだけど……言っていいのかな?」

そらまる「なになにー?」

りっぴー「……私たちってさ、……ただの愛好会じゃない?」

「「「……」」」

りっぴー「だってさ、今話してたみたいに曲作ってくれる人もいなかったら作詞の人もいないし、どういう風に活動していったらいいか教えてくれる人もいないし」

りっぴー「みもちゃんとそらまるを除けば、ただの素人集団なんじゃ……」
122: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 22:11:07.27 ID://vJXtvb.net
「「「…………」」」

えみつん「……そう、だよね……」

みもりん「まぁ…、いくら努力しても一生スポットライトを浴びることができない人は星の数ほどいるし、ね」

うっちー「一応、私も素人じゃないんだけど……ちょくちょくお仕事もらってるし」

くっすん「ちょっとちょっと、そんな暗くならないでよ!」

りっぴー「ご、ごめん……私が余計なこと言っちゃったから」

Pile様「りっぴーのせいじゃないって。どうせいつかは考えさせられる問題だったんだから」

シカコ「私、そういうのに詳しそうな人知ってるからちょっと呼んでみるねー」

そらまる「シカちゃん?」

シカコ「多分、すぐ来てくれると思うから、ちょっと待っててー…」
ピッピッピッ


シカコ「あーもしもしー? なんちゃんー? そうそう、でね……ヘルプヘルプ!」
126: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/30(木) 22:29:47.38 ID://vJXtvb.net
ガチャ…


ジョルノ「ちわー」
チョコチョコ

Pile様(fripSideの南條さんだ! よかったー、ミルキィ視聴しといて……知らなかったらスタッフさんと間違えちゃうところだったよ)

くっすん(ちっちゃ! 中学生みたい)

シカコ「あ、なんちゃんいらっしゃーい!」

ジョルノ「てかいきなりすぎでしょ。帰ってゲームしたかったのに」

そらまる「シカちゃん……いつの間に南條さんとそんな仲良しになったの……?」

シカコ「何でだっけー? なんちゃん」

ジョルノ「んー、忘れた」

えみつん「南條さん、その……私たちにアドバイスを頂けるとかなんとか……」

ジョルノ「あー……ていうかまだやってたんだ……。なんか増えてるし」

Pile様「初めまして、Pileです」

くっすん「くっすんです」

ジョルノ「……で、シカコの話じゃよくわかんなかったけど、何に困ってんの?」

シカコ「あーひどーいー」

えみつん「恥ずかしながら……全部」

ジョルノ「全部ってことないでしょ、プロデューサーは何してるの?」

りっぴー「プロデューサー?」

みもりん「いませんけど……」

ジョルノ「……は?」
147: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 20:05:46.01 ID:Cr5Oa9kB.net
━━


シカコ『よしのん、お願いお願いだよー』

ジョルノ『えー…、やだ。めんどくさいし』

シカコ『なんでなんでー! 一生のお願い! 今月の一生のお願いだから!』

ジョルノ『今月のそれは先週聞いてあげたから無理ー♪』

シカコ『じゃあじゃあ、今週の一生のお願いってことで!』

ジョルノ『はぁー? ふふっ、シカコがバンドで私を褒め称えるラップ披露してくれたら考えてあげてもいいけど』

シカコ『ホント? うーん……よしっ』

ジョルノ『あはは、そんなのじょーだんに』

シカコ『ツッツッツッ……ドゥクドゥクドゥンッ、ドゥワァーンジャカジャカジャカジャカ!!』
ガンガンガン

ジョルノ『ちょ、うるさっ! ここ店の中』

シカコ『よしのん可愛いのん、30間近でもちっちゃくて若く見えるのんっ』

ジョルノ『やかましいっ!』

シカコ『ミスターアンノウン!』

ジョルノ『アンノウン?』

シカコ『ジャガジャガギュウゥーーンッ、ズンチズンチッ!!』

ジョルノ『うるせー! わかったっ、わかったからっ!』
148: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 20:10:35.81 ID:Cr5Oa9kB.net
ジョルノ(はぁ……あんな約束しなきゃよかった……)

ジョルノ(これじゃますます一人でゲームやる時間がなくなってしまう……まぁパパッと終わらせよ)


ガチャ…


ジョルノ「あ、お疲れ様です! 南條です。ご無沙汰してます」

ジョルノ「すみません、急にお呼びしてしまって」

ジョルノ「じ、実は折り入ってご相談がありまして……まぁ軽く聞き流してくれればいいんですけど」

ジョルノ「……木皿さん」

木皿「やぁ、それで話っていうのは?」

ジョルノ「えーと、あのですね……私の知り合いというかそんな感じの人…、人たちが」
150: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 20:40:34.33 ID:Cr5Oa9kB.net
木皿「……なるほどね」

ジョルノ「ま、まぁそんなこんなで……全然断ってくれていいんですけど。木皿さんもお忙しいだろうし」

木皿「声優のアイドルユニットねぇ……売れるの?」

ジョルノ「いやぁー、難しいんじゃないすかねー」

木皿「聞いたことあるのは、内田……三森……徳井、あと新田……くらいか……。あとの半分は」

ジョルノ「……グラビアやってる子や元歌手の子や、えーと……メイドしてた子らしいですけど」

木皿「ふーん……あれ? 南條はメンバーじゃないの?」

ジョルノ「はい、違います」

木皿「そうかぁ……」

ジョルノ「そんなんす」

木皿「南條も加わるんなら考えようかと思うんだけど」

ジョルノ「はい?」

木皿「グラビア出身やメイド出身の子がアイドル声優目指すとか面白そうだし、南條がいてくれると僕も安心だし。どう?」

ジョルノ「ど、どうって……」
152: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 20:59:51.09 ID:Cr5Oa9kB.net
━━


ジョルノ「あー……よろしくー……」

えみつん「な、南條さんが私たちと一緒に…!?」

うっちー(マジか……)

みもりん(マジか……)

そらまる(マジか……)

ジョルノ「あー……えー……、南條でーす。声優でーす。fripSideのボーカルやってまーす」

りっぴー、Pile様、くっすん「「「よろしくお願いしまーす」」」

シカコ「まさかメンバーになってくれるなんて……さすがよしのーん! 信じてたよー!」

ジョルノ(こんなつもりじゃなかったのに……。それにしてもこのメンツ……売れる気がしない……)

ジョルノ(まぁすぐ終わるでしょ…)

えみつん「南條さんが入ってくれて心強いです!」

ジョルノ「そ、そう? ランティスの木皿さんがこのグループのプロデュースしてくれることになったから、頑張ってねー」
153: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 21:08:21.13 ID:Cr5Oa9kB.net
りっぴー「プロデューサー!?」

くっすん「すごー! 芸能人みたい! わーわー!」

ジョルノ(この子は特に素人っぽいなぁー、てかこの前まで素人だったんだっけ? 名前何だったかな…)

くっすん「くっすんです」

ジョルノ「あぁ、くっすん…」

みもりん「プロデュースって曲を手配してくれるってことですか?」

ジョルノ「うん。あ、曲だけじゃなくて今後の活動方針とかも大方決まってるみたい」

Pile様「ライブ……とか?」

ジョルノ「ライブは…どうだろ? とりあえず電撃G'sマガジンさんに連載させてもらえるのとサンライズさんにアニメーション作ってもらえるってのは決定してるらしいけど」

りっぴー「連載!?」

シカコ「アニメーション!?」

そらまる「いきなりスゴすぎじゃないですか? 私の漫画も載っけてもらえないかなー…、つって」

Pile様「連載とかアニメーションとかちょっとよくわかんないんだけど……どういうこと? 何で?」

えみつん「パイちゃん、もしかして私たち声優ってこと忘れてる?」

Pile様「声優……? 私も!? ウソー!?」
155: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 21:17:51.62 ID:Cr5Oa9kB.net
うっちー「あれ? 最初に説明してなかったっけ?」

みもりん「ちゃんとしてたよ。Pileちゃんはまつげに美容液塗ってたから聞いてないんだろうなーって思ってたけど」

Pile様「声優……私が声優……? できるかなぁ? やったことないから不安…」

くっすん「私も!」

りっぴー「私も…」

シカコ「私も私も!」

ジョルノ(そりゃそうか、半分くらいは未経験なんだし……大丈夫かこいつら)

ジョルノ(さすがにアニメ放送はされないだろうけど、もしそうなったらネットで叩かれまくるんだろうなー)

Pile様「はい! はい! 質問ー!」

ジョルノ「何?」

Pile様「声優ってことはキャラクターの声を演じるんでしょ?」

ジョルノ「当然」

Pile様「そのキャラクターってどんななの?」

りっぴー「あ、それ私も気になるー」

くっすん「私は悟空がいいなー。あ、でもいきなり主役は無理かー」

ジョルノ「……」

うっちー「はっ…! えみつん! くっすんがアホすぎるせいで南條さんがイライラしてる!」

えみつん「くっすん! こっちきて、こっち!」

くっすん「なになにー?」

えみつん「あのね、私たちがやろうとしてるのは…」
ヒソヒソ
159: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 21:34:31.61 ID:Cr5Oa9kB.net
ジョルノ「これが各々が演じるキャラの資料ね。よく読んどいてねー、っていってもまだ私は開いてもないけど」

ジョルノ「はい、取りにきてー」

りっぴー、Pile様、シカコ、くっすん、そらまる「「「「はぁぁぁぁい!!」」」」
ワラワラワラワラ

ジョルノ「ぐぇぇっ!! ちょっ、一人づつっ!! 私を踏み潰すなぁー!!」
ドサッ




ジョルノ「はぁはぁ……死ぬかと思った……。みんな行き渡ったー?」

「「「はーい!」」」

ジョルノ「じゃあ私は帰るから。アデュー」
スタスタ

えみつん「お疲れ様でした!」

「「「お疲れ様でしたー!!」」」



シカコ「あ、私たちは一年生なんだね」

りっぴー「星空凛ちゃんかー、へぇー語尾ににゃーって付けるんだって! 可愛いー!」

Pile様「りっぴー、ちょっとやってみてよ」

シカコ「あ、見たい見たい」

りっぴー「えー、じゃあちょっとだけだよー? うわ…、緊張する…」

りっぴー「えーと……、私は星空凛だにゃー!」

シカコ「おぉー! そっくり! 星空凛のことまったく知らないけどそっくり!」

Pile様「りっぴー、超イイ感じー!」

りっぴー「そ、そう? えへへー」
テレルニャー
160: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 21:45:46.76 ID:Cr5Oa9kB.net
━━


みもりん(ふぅー……最近、探偵のやつの仕事楽しいなー)

いず様「あ、すずー」

みもりん「橘田さんお疲れー」

いず様「ねぇねぇこの後、暇? 二人で入れる個室の岩盤浴見つけたんだけど、どう?」

みもりん「えー……ちょっと用事が……」

みもりん(身の危険を感じる……)

いず様「えー! ちょっとくらいいいじゃーん! 一緒に汗かいちゃいなよー」

みもりん「あはは…また今度ね。そういえばみころんが暇すぎるから遊ぶ人さがしてるって…」

いず様「むぅー、じゃみこちゃんでいっか。じゃあねー、すずー」

みもりん(助かった……)


そらまる「にっこにっこにー! にっこにっこにー!」

みもりん「……ん?」

そらまる「あなたのハートにらぶにこー! にっこにっこにー!」

みもりん「……頭でも打った?」
162: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 21:56:03.56 ID:Cr5Oa9kB.net
そらまる「そうそう最近暑いからねー、って違うから! ラブライブの練習!」

みもりん「らぶらいぶ……? って何?」

そらまる「すずこそ頭どっかぶつけたんじゃないの? えみつん達と一緒にやるアイドルもののやつのこと」

みもりん「あー! あーあー、あれね!
名前付いてたんだ」

そらまる「で、私が演じるキャラが矢澤にこちゃん。にっこにっこにー! つってね」

みもりん「ぷくくっ、あはははっ! にこだからにこにこにーなんだー! へぇー、お笑い担当なんだー。そらにピッタリじゃん」

そらまる「いや、そういうわけじゃないんだけど……すず、資料全然読んでないでしょ?」

みもりん「すっかり忘れてた。でもまだみんなで集まる日まで時間あるし」

そらまる「すずさー、最近気抜けてきてない? ミルキィは一生懸命やってるのは伝わってくるんだけど」

みもりん「そうかな?」

そらまる「最初の方はすごい頑張ってたじゃん」

みもりん「んー……どんどんメンバーが増えていくから私が頑張らなくても大丈夫かなって。ほら、南條さんもいるしね」

そらまる「……」

みもりん「もちろん仕事なんだからちゃんとこなすよ?」

みもりん「えーと、資料資料……ふーん、私のキャラは……園田、うみみちゃん……?」

そらまる「……それ、うみって呼ぶからね」
163: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 22:08:27.32 ID:Cr5Oa9kB.net
みもりん「あー、そらのにこちゃんピンクだー! いいなー! 私もピンクがいいー」

そらまる「交換しちゃう?」

みもりん「えー」

そらまる「うそうそ。にっこにっこにー♪」

みもりん「そらだけ可愛くてずるーい! うみちゃんにはそういうのないの?」

そらまる「さぁ? ていうか自分で資料読んでよ!」

みもりん「うーん…………書いてない……」
ペラペラ

そらまる「落ち着いた感じの子みたいだし、決めセリフ的なのはないんじゃないのー?」

みもりん「そっかぁ、ざんねーん……」
ショボン

そらまる「元気出すニコッ☆」

みもりん「にっこにっこにー♪」

そらまる「その可愛さは反則…」
167: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 22:16:53.11 ID:Cr5Oa9kB.net
━━

ピンポーン…


くっすん「うっちーかな?」

えみつん「多分。もうそろそろ着くってメールきてたから」

くっすん「はいはーい!」
トコトコ


ガチャ…


うっちー「あれ? くっすん? 何でいるの?」

くっすん「うわ、ひどーい! 私はただえみつんの家で寝床と三食お世話になってるだけなのにー」

うっちー「……その生活が酷い。バイトは?」

くっすん「やめた」

うっちー「確かくっすんはPileちゃんの家で暮らしてたんじゃ……。ていうか自分の家ないの?」

くっすん「えみつんの家の方が居心地良くて。だってパイちゃん最近あんまり帰ってこないんだもん! 実家は近くにあるよー」

うっちー「この浮気性め~!」

くっすん「まぁまぁ立ち話もなんだから上がって上がって」

うっちー「おじゃましま~す」
168: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/10/31(金) 22:26:32.05 ID:Cr5Oa9kB.net
えみつん「あ、うっちーいらっしゃーい! 適当に座ってねー」

くっすん「お茶淹れてくるね」
ゴロゴロ

えみつん「ありがと。くっすん」

うっちー「……私もここで暮らそうかなぁ」

えみつん「ん? 何か言った?」

うっちー「なんでもないよ~。それより何観てるの?」

えみつん「この前、もらったアニメーションPV」

うっちー「あぁこれね。ちょっと感動しちゃうよね~! 私たちが頑張ってきたことがついに形になったっていうか」

えみつん「うん! 色んな人が協力してくれたおかげだよね」

うっちー「曲もすごく良い曲~! 私、移動中とか何回も聴いてるよ」

えみつん「でも実際に踊るのは大変そうかも。さっきもくっすんとちょっと練習してたんだけど」

うっちー「え? これって私たちも踊るの!?」

えみつん「よくわかんないけど、ありえない話じゃないんと思うんだ。てか前にうっちーが言ってなかったっけ?」

うっちー「あれは半分冗談のつもりだったなんて今更言えない…」
181: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 13:41:57.04 ID:3ieb6aty.net
えみつん「こたえーなーくーていいんだわーかーるからー♪」

くっすん「むねーにえーがくーばしょはおーなじー♪」

うっちー「なんどーでーもくりかえーしーてー……あ」

えみつん「あれ? 歌詞間違えてない?」

うっちー「歌いながら踊るの難しいよ~!!」

えみつん「ホントそれ! みんなはできてるのかなー?」

くっすん「みもりんやそらまるは慣れてるんじゃないの?」

うっちー「ていうかまだやるとも全然決まってないのに練習してるのうちらくらいだよ~」

えみつん「それもそっか」

くっすん「でも人気が出てきたらお客さんの前でライブするかもって南條さん言ってたよ」

うっちー「ていうかそもそもこの企画って人気あるのかな?」

えみつん「直接ファンの人とふれ合ったことないから正直よくわかんないよね…」

くっすん「もしかしたら一人もいない、とか…?」

うっちー「それはさすがに」

えみつん「ネットで検索してみたら一応知ってくれてる人もいるみたいだけど…」
カチカチ

うっちー「おぉ、マーケティング!」

くっすん「最近、えみつんずっとパソコンカタカタやってるの」
182: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 13:52:59.15 ID:3ieb6aty.net
━━


ジョルノ「はいはい、みんなちゃんといるー?」

くっすん「はーい」

りっぴー「あれれ? みもちゃんとそらまるがまだ来てないよ」
キョロキョロ

ジョルノ「あぁ、あの二人は別の仕事があるから今日は来れないって」

Pile様「……いいなぁー、売れっ子みたいで」

シカコ「一回でいいから言ってみたいよね。もうひとつの仕事の都合でちょっと……みたいな?」

えみつん「私たちもそれくらい忙しくなれるように頑張ろう!」

うっちー「それで、南條さん。今日は重大発表があるとかって…」

ジョルノ「そうそう、すっかり忘れてたわー」

ジョルノ「……って前から思ってたんだけど、何で私がリーダーみたいになってんの?」

りっぴー「うーん…、なんちゃんが一番年上だから?」

ジョルノ「ぐぬぬっ……、そうだよねーりっぴーすんごい若いもんねー。この前、中学卒業したんだっけー?」

りっぴー「いや、そこまでじゃ…」

シカコ「重大発表ってなんなの? よしのん」

ジョルノ「え? あぁー……、全然売れる見込みがないから解散だって」

Pile様「えっ……」

えみつん「えぇーー!?」

ジョルノ「ってのはウソで」
183: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 14:07:02.78 ID:3ieb6aty.net
ジョルノ「1stシングルの発売日が決定しましたー! いえーい!」

くっすん「CD発売!? すごいっ!!」

うっちー「まぁその為にレコーディングしたから当たり前だけどね」

ジョルノ「んで、それと一緒にキャラの自己紹介パートも収録するらしいけど、もうみんな録り終わったんだっけ?」

りっぴー「勇気凛々、みんなの凛です! キャラの声で喋るのすっっごい難しかったよー」

シカコ「でもりっぴー、上手だったよ! まだ聴いてないけど」

うっちー「そっかぁ、まだみんなお互いの聴けてないんだよね~」

くっすん「早く聴きたいー! 特にパイちゃんのとか!」

Pile様「えー! 恥ずかしいからダメダメっ! 絶対聴いちゃダメだからね!」

くっすん「はいはーい」

Pile様「あ、ていうかくっすん最近帰ってきてないけど、何処で寝泊まりしてんの? 実家?」

くっすん「ううん、えみつんの家」

Pile様「ふーん……」

Pile様(まぁいっか)

ジョルノ「……で、ここからが本題になるんだけど」

ジョルノ「今言ったCD、コミケで先行発売するって」

りっぴー「へぇー、コミケ…」

シカコ「いっぱい売れるといいねー」

ジョルノ「うん、頑張って売らないとね」

うっちー「うんうん、頑張って売らないと……って、え? もしかして…」

ジョルノ「察しの通り。当日、私たちも参加することになったから」
187: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 14:33:13.21 ID:3ieb6aty.net
━━


みもりん「あ、えみつん久しぶりー」

えみつん「おはよー」
シャリシャリ

みもりん「暑いねー暑いねー……アイス食べたい」

えみつん「一口いる?」

みもりん「ん、はむっ……冷たーい。ありがとー」
シャリッ

えみつん「いえいえ」

みもりん「じゃ帰ろっか」

えみつん「待て待てーい」
ガシッ

みもりん「あぅ……だってこんな暑いし、オタクっぽい人らがたくさん行列作ってるせいでなんか臭いし!」

えみつん「中はきっと快適だろうから、さっさと行くよ。もうみんな待ってるから」

みもりん「はーいー…」



みもりん(ホントにすごい人だ……。この中に何人、私たちのファンいるんだろ?)

みもりん(さすがに何人かは知っててくれてるよね……? ちょっと帽子とってみよ)

えみつん「??」

みもりん「あーあづいですー……暑いー暑いー(シャロ声)」
パタパタ

「おい今のみもりんじゃね?」「え? みのりん? マジ!?」「バカ、みもりんだよ! みもりん!」「みもりんって誰…?」「ミルキィのシャロ役の子だよ! 知らねーの?」「あーミルキィ全然わかんない。他に何かやってる?」「他……さ、さぁ……?」


みもりん「……」

えみつん「すーずー! 何してるのー? 早く早くー」

みもりん「……うん」
190: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 14:44:40.34 ID:3ieb6aty.net
━━


そらまる「もうすぐ開場時間かー」

シカコ「うぅ……緊張してきた……」

うっちー「開場すると人の熱気ですんごく暑くなるから脱水症状には気をつけるのだよ~」
ゴクゴク

えみつん「うっちーはちょっと水飲み過ぎじゃない? トイレ大丈夫?」

うっちー「う~ん、一応行っとこうかな? えみつんも一緒に行こ」

えみつん「そだねー」


くっすん「来る時に見たけど、めっちゃ人すごいよね!」

りっぴー「あんだけいたら買ってくれる人も結構いるんじゃない? どんくらい売れるかなー?」

Pile様「話に聞くと何万人もくるらしいから一万枚くらいは売れるんじゃない?」

シカコ「それってオリコンにのったりするかな?」

くっすん「んー、どうだろ? あ、でもCDTVは100位まで流れてるから多分ちょっとくらい流れるよ」

りっぴー「そっかー、楽しみだねー」

シカコ「あ…私、お母さんに教えてあげよっと。もしもし、お母さん? あのねー」

みもりん「……」
193: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 14:58:58.68 ID:3ieb6aty.net
ジョルノ「開場したみたい……。みんな、私たちの今後は今日この瞬間に懸かってるっていっても過言じゃないから頑張ろう!」

「「「おー!!」」」

みもりん「そら、音楽流して」

そらまる「おっけー」
カチッ

~♪(僕らのLIVE 君とのLIFE)

りっぴー「テンションあがるにゃー!(凛声)」

シカコ「おぉ! なら私も! み、みなさぁん、買ってくださぁい…!(花陽声)」

Pile様「こーんなに可愛い真姫ちゃんのCD買わないなんて許さないんだからー!(真姫声)」

くっすん「会場価格でお買い得やでー(希声)」

シカコ「えへへ、なんだか楽しいね」

りっぴー「ねー!」


ジョルノ「ラブライブ、こちらでーす!」

うっちー「ラブライブで~す!」

えみつん「よろしくお願いしまーす!」

そらまる「にっこにっこにー☆ 一人30枚は買うニコッ♪」
195: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 15:16:44.78 ID:3ieb6aty.net
~2時間後~


Pile様「はぁ……疲れてきちゃった……」

シカコ「全然買ってくれないねー」

りっぴー「最初の方こそちょこちょこ買ってくれるお客さんいたのに…」

みもりん(まぁこんなもんか……早く帰りたいなぁ)

そらまる「そういえば南條さんは? さっきから見当たらないけど」

うっちー「挨拶回りだって~、あっ帰ってきた」

ジョルノ「ただいまー。ここだけ人だかりがゼロだから見付けやすかったわー」

くっすん「こういう時だけは便利だよねー、あはは…」

えみつん「そだね、あははは……」

ジョルノ「やっぱりあれからちっとも売れてない……かぁ。誰かこの辺りに結界でも張ったー?」

シカコ「でもでも、よしのん」

ジョルノ「ん?」

シカコ「これってただの先行発売でしょ? お店に並んだらもっといっぱい売れるもんじゃないの?」

ジョルノ「アホかー! こんな無名のコンテンツに興味ある奇特な人は今日この場に来てるに決まってんでしょー」

シカコ「そ、そうなの?」

ジョルノ「だから何としてでもここでたくさん売っておかないと…」

えみつん「よろしくお願いしまーす! ラブライブでーす!」

みもりん(えみつんも頑張ってるし、よーし! 私も!)

みもりん「よろしくお願いしまーす! らぶ……えーと…、なんだっけ?」
197: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 15:30:20.49 ID:3ieb6aty.net
~4時間後~


そらまる「いらっしゃいま……げほげほっ!」

Pile様「さすがに心折れてきた……」

みもりん「……ばいやー。あれ? 内田さんは? サボり?」

えみつん「水飲み過ぎてトイレに」

みもりん(何度目だよ!!)

ジョルノ(仕方ない……ここは人集めが最優先……)
カチャカチャ

そらまる「南條さん? 何して…」

ジョルノ「fripSideの曲を流す」

そらまる「えーー!? ここラブライブ!!」

ジョルノ「多分大丈夫大丈夫。んで、人が集まってきたらなにがなんでも売る。完璧な作戦。オーケー?」

~♪(only my railgun)

そらまる「マジか……」

みもりん「確かに……これしかない」

そらまる「え? すず?」

みもりん「そら、私たちも探偵服に着替えるよ! ほらっ!」
ゴソゴソ

そらまる「えー、いいのかなこれー……なんで持ってきてんだろ……」


シカコ「私たちも何かできること……」

りっぴー「……シカちゃん、水着持ってきてる?」

シカコ「ま、まさか……」

りっぴー「……」
コクッ

Pile様「くっすんはメイドでお客さんのおもてなしね!」

くっすん「任せてー!」



うっちー「ただいま~……って、なにこれ?」

えみつん「もうなにがなんだかわかんねぇなこれ」
199: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 15:53:26.88 ID:3ieb6aty.net
━━


そらまる「まぁなにはともあれ、お疲れ様でーすー!!」

うっちー「かんぱ~いっ!」

シカコ「いやぁ、こうやって全員揃って打ち上げなんて初めてじゃない?」

りっぴー「ぷはぁーっ、ビールうまぁー」
グビグビ

えみつん「南條さん、どうでした?」

ジョルノ「すっげぇ怒られた」

みもりん「…でしょうね」

ジョルノ「みもちゃんだって途中からノリノリだったじゃーん」

Pile様「ところでライブはいつできるのー?」

ジョルノ「いや…、ライブどころかコンテンツ自体打ち切られる可能性も浮上してきたレベル」

Pile様「マジかー…」

みもりん(思ったより短かったなぁ…)

シカコ「あ、でも今誌面でセンター決める選挙やってたよね?」

くっすん「じゃあ最低でもあともう一曲は出せるんだー」

りっぴー「二枚目にしてラストシングル……?」

ジョルノ「ふふっ、こんな大人数で一緒に仕事したことなんてそんななかったからまぁまぁ楽しかったよ」

うっちー「なに諦めてんですか~! 南條さん!」

ジョルノ「えー…、いやだってもう無理っしょ」
201: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 16:10:21.33 ID:3ieb6aty.net
みもりん(もうラブライブとかいうコンテンツは終了。南條さんと同じくそう思ってた時期が私にもあったんだけど……)


【グループ名が“μ's”に決定!!】

【2ndシングル『Snow halation』発売!!】

【第2回μ's総選挙開催!!】

【ユニット活動決定!!】


みもりん(そして…)

うっちー「あ、みもり~ん! いよいよ今日からだね~」

みもりん「うん、そうだね…」

えみつん「もっと多くの人に知ってもらって曲もいっぱい聴いてもらおう!」

うっちー「お~!」

みもりん(まさかニコニコ生放送まで…)


【『ラブライ部課外活動』スタート!!】
222: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:14:27.73 ID:3ieb6aty.net
みもりん(あのコミケの日以来、これで終わりという名残惜しさも感じながらもラブライブの仕事は増えていく一方だ……)


【ユニットシングル発売!!】

【3rdシングル『夏色えがおで1,2,Jump!』発売!!】

【第3回μ's総選挙開催!!】

【4thシングル『もぎゅっと“love”で接近中!』発売!!】


みもりん(またラブライブの仕事かぁ……ミルキィの仕事も増えていってるのに……それに他の仕事だって……)

みもりん(身体持つかな……。私ですらこんな疲れてるんだから、当然…)
チラッ

そらまる「すぅ…すぅ……」

みもりん「そらも大変だよね」
ナデナデ

そらまる「んっ……ねっろねっろ、ねぇ……? ぐーぐー……Zzz…」

みもりん「そらは頑張り屋さんでいつだって一生懸命なところは私もすごく尊敬できるけど、もう少し休みかたも覚えないと、……ね」
ナデナデ



みもりん「あ、もうこんな時間……そら、そろそろ起きなきゃ」

そらまる「んんー……っ」

みもりん「ラブライブの現場に向かわないと遅刻しちゃう」

そらまる「ん…、ふわぁ……よし!」
223: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:26:15.39 ID:3ieb6aty.net
━━


みもりん「おはようございます。三森入ります」

そらまる「徳井、入りまーす。おはようございまーすー」

えみつん「あ、二人ともお疲れ様ー。向こうからそのまま来たんだ?」

Pile様「すーちゃんもそらもなんか疲れてるみたいだけど大丈夫? 無理しちゃダメだよー?」

みもりん「ありがと。大丈夫だよ」

そらまる「私もへーきへーきー! どこの現場も楽しいからホント身体中バキバキになるくらい充実してるってゆーかー?」


シカコ「聞いて聞いて、この前ね! 街で声かけられたの!」

くっすん「へぇー! すごーい! 久保さんですかって?」

シカコ「そうそう」

りっぴー「それでどうしたのー? 写真とかサインとか?」

シカコ「いやぁ…、人違いですって速攻で逃げたね! すんごい速さで」

りっぴー「そこはちゃんとファンサービスしてあげようよー」

シカコ「無理無理無理無理っ! だって全然知らない人だよ!?」


ジョルノ「はーいー、みんな揃ってますかー? 今日はみんなに超大事なお知らせがありんすー」

うっちー「なんだろなんだろ?」

シカコ「どうでもいいけど、最近よしのんって先生みたいになってきたね」

みもりん(超大事なお知らせ……? 嫌な予感が……)
225: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 22:47:21.48 ID:3ieb6aty.net
ジョルノ「なんと! なんとなんとなんと!」

ジョルノ「決定したそうです。……ライブ」

えみつん「ホント……に? ライブ!?」

Pile様「ついにっ……ライブ!」

そらまる「パイちゃん、人前に立つの大好きだもんねー」

Pile様「大勢の人の前で歌うのってすごく楽しみ! でもなにより、この9人で同じステージに立てるっていうのがすっごい嬉しい!」

うっちー「Pileちゃん……ぐすっ…、うんっ、絶対成功させようね」

りっぴー「うちもめっちゃワクワクしてきたー」

シカコ「頑張ろー」

くっすん「おー」

みもりん「南條さん、ライブの日程はもう決まってるの?」

ジョルノ「んーと…、来年の2月19日だってー」

みもりん(げっ…! あんまり時間ないし……ばいやー)


ジョルノ「そういうわけだから、これからは頻繁に集まってライブに向けての練習するらしいから、みんなマネージャーさんとスケジュール調整しておいてねー」

ジョルノ「じゃあ私、帰るわ。じゃあのー」


シカコ「ねぇねぇ、ダンスってあのアニメのを踊るってこと?」

りっぴー「多分、そうじゃない?」

シカコ「うわぁー、難しそー」

えみつん「かなり難しいけど、意外となんとかなるよ」

りっぴー「え? えみつん踊れるのー?」

えみつん「なんとなくだけど、ちょくちょくPV観て練習してたから」

りっぴー「えぇーっ、すごーーっ!!」
227: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:03:07.41 ID:3ieb6aty.net
りっぴー「教えて教えてー」

えみつん「いいよー。あ、よかったら今からうち来る?」

りっぴー「いいの? こんな急に」

くっすん「かまへんかまへん」

りっぴー(何でくっすんが答えてるんだろ?)

りっぴー「あ、じゃあさーみんなでえみつんちに押し掛けよっかー」

シカコ「面白そう、行く行くー」

Pile様「でもそんな大勢入れるの?」

えみつん「多分平気。うち無駄に広いから」

うっちー「行く途中、お酒も買っていこ~♪ いきなりの女子会楽しみだね~」

りっぴー「あ、みもちゃんたちも……ってあれ? もういない……帰っちゃったのかな?」

シカコ「んー、さっき暗い顔して出ていってたよー。そらも追い掛けるようにしてその後」

えみつん「……」

Pile様「まだ近くにいると思うから電話してみる?」

えみつん「あー、あの二人はけっこう忙しいから今日はやめてあげよ?」

Pile様「まぁ、えみつんがそう言うなら」
228: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:16:51.13 ID:3ieb6aty.net
みもりん(マネージャーさんに確認してみたけどやっぱりライブの練習時間をとるとなると、オフの日をいくつか削るしかないのか……)

みもりん(あぁー…、久しぶりに海外行こうとしてたのに……はぁぁー……。ていうかそれでも間に合うかどうか……)

みもりん「売れっ子声優は辛いぜ……なんて」
トボトボ

みもりん「はぁぁ……」
トボトボ

いず様「あれは……」
キュイーン

みもりん「今日は早く帰って寝よっと……」
トボトボ

いず様「すずじゃーん! やだー偶然ー!」

みもりん「ふわぁ……」

いず様「あれ? 聞いてない?」

いず様「すず、今からうち来ない? 体の隅々まで洗ってあげるから」

みもりん「ん…」

いず様「新しいボディーソープ買ったからキレイキレイしてあげるねー」

みもりん「うん…」

いず様「はい、こっちこっちー。シャキシャキ歩く!」
グイッ

みもりん「ふぁ……何か身体が軽くなった気が……あれ?」

いず様「ルーララーララーン♪」

みもりん(なんで私、橘田さんと手繋いで歩いてるの? ……まぁいっか)
230: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:37:56.05 ID:3ieb6aty.net
━━


いず様「上着預かるから貸して」

みもりん「…ん」

いず様「じゃあ先にお風呂入っちゃおっか? はい、ばんざーい」

みもりん「…ん」

いず様(……今日のすずはやけに素直ね)

いず様「んじゃ、スカートも……じゅるっ……」
ファサッ

みもりん「んー……って、へ? ぎゃぁーー!! 何してんの!? 橘田さんっ!!」

いず様「な、ななな何もしてないからっ!! まだ……。すずがお風呂入りたいっていうから脱がすの手伝ってあげてたの」

みもりん「だったら何で橘田さんまで裸になってんの!?」

いず様「裸族だから」

みもりん「はい?」

いず様「言ってなかったっけ? 私、家では常に裸なの。だからやましいことなんて何もカンガエテナイノヨ?」

みもりん「……」
ジーッ

いず様「ゆっくりお湯に浸かってらっしゃい。そうすれば今日の疲れも吹き飛ぶわ」

みもりん「……あーい」
232: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/01(土) 23:47:59.35 ID:3ieb6aty.net
みもりん「ふはぁー、気持ちよかったー」

いず様「こっちいらっしゃい。髪、乾かしてあげる」

みもりん「ん、じゃあお願いしようかな」


いず様「すずってホント綺麗な髪してるよねー」
ブワァーッ

みもりん「そう? 橘田さんも綺麗じゃん」

いず様「良い匂いもするし」
クンクン

みもりん「ちょっ、てかここのシャンプー使ったんだから同じ匂いでしょ!」


みもりん「ていうか何で私、橘田さんちにいるの…?」

いず様「覚えてないの? すずがフラフラ歩いてたから誘拐……されないように保護してあげたの。感謝の言葉は?」

みもりん「……あざっす」

いず様「よろしい。今日は泊まっていったら? 私もお風呂入ってくるからベッドで待ってて」


みもりん(ど、どうしよう……てか橘田さんのあれはただの営業だから……ガチの人、じゃない……よね? 私、大丈夫だよね…?)
ウーンウーン
233: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:03:28.95 ID:LFAsPgor.net
いず様「そんなに怯えなくていいのよ? ピンキーちゃん」
ナデナデ

みもりん(なんだこの状況……女の子同士でお泊まりして一緒に寝るって普通に考えれば何もおかしくはない筈なんだが……)

いず様「灯りは豆電球くらいでいいわよね?」

みもりん(アロマの良い匂い……。何故か安心しきってる私がいる……)

いず様「何かあった?」

みもりん「……へ?」

いず様「仕事、疲れちゃった?」

みもりん「……ん、どうだろね…」



いず様「そっか、ラブライブもついにライブすることになったんだ」

みもりん「……先のこと考えたら不安になっちゃって」

いず様「そう…」

みもりん「…私はミルキィ大好きだよ」

いず様「私もすずが大好きよ」

みもりん「真面目に聞いて」

いず様「…はい」

みもりん「ミルキィは…、ミルキィのみんなは私の……変な言い方だけど、家族みたいに思ってて…」

いず様「私と本当の家族になりたいってこと?」

みもりん「帰るよ?」

いず様「ごめんなさい」
236: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 00:21:16.48 ID:LFAsPgor.net
いず様「なるほどね…、ミルキィを大切に思うあまり、他の仕事にのめり込んで疎かになってしまうのが怖いって」

みもりん「……うん」

いず様「バカ……。ホント、バカ」

みもりん「え…」

いず様「はぁ…、いい? 仕事にそんな順番を付けるなんかプロとして一番やっちゃいけないことよ?」

みもりん「むぅ……」

いず様「それに……、何が一番大切とか、それは頭で考えることじゃない。何処で何をしてても身体が…、本能がそれを教えてくれる。そういうものでしょ」

みもりん「橘田さん…」

いず様「どんな仕事でも精一杯向き合って全力で挑む。こんなことさえわからないなんて、すずもまだまだね」

みもりん「あぅ……」

いず様「ふふっ、でもこれだけは覚えてて。私は…、私たちはいつだって貴女の帰る場所でありたいと思ってるから」

いず様「辛かったら私やみこちゃんに頼ってもいいし、疲れてどうしようもなくなったらいつでも羽休めにここに来ていいんだから」

いず様「向こうにもすずのことを待ってる仲間がいる。ファンだってたくさんいる。貴女はその人たちに応えてあげられるだけの力を持ってる…」

いず様「自慢させて。私の三森すずこはこんなにすごいんだ、って」

みもりん「うわぁ…、良いこと言ってる風だったので今ので全部台無しー」

いず様「えー」

みもりん「ふふっ」

いず様「ふふふ」

みもりん「ありがとね、…橘田さん」
254: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 19:32:52.25 ID:LFAsPgor.net
━━


みもりん「よーし! 今日も一日ガンバるぞー!」

みもりん(それからの私はただただ一生懸命に……目の前の仕事から目を逸らさず、真っ正面から向き合っていった)

みもりん(実家に帰ろうとしていたそらを総武線のホームまで追いかけて、説得した時もあったっけ…)

みもりん(そらはダンスの経験が少ない分、私よりも絶対に大変なはず……。そらを助ける為にも少しでも私が頑張らないと……!)



みもりん「もう無理ー…」
バタッ

りっぴー「みもちゃん!? くっすん大変っ!! みもちゃんが倒れちゃった!!」

くっすん「待ってて! すぐにヤカン持ってくるからっ」

りっぴー「ラグビーかっ!」

みもりん「あぅぅ……」

くっすん「てりゃー!」
バシャッ

みもりん「ぶっほぉっ!! げほっげほっ!!」

りっぴー「あ、みもちゃん生き返った!」

くっすん「大丈夫? みもりん」

みもりん「うん……おかげで頭の中がすっきりした」

みもりん(くっすんに水をぶっかけられたのはこれで二回目かぁ…)
256: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 19:41:50.95 ID:LFAsPgor.net
みもりん「てか二人とも随分上手くなったねー」

りっぴー「私とくっすんは比較的時間も合わせやすいから、二人だけでもちょくちょく集まって練習してるんだー」

みもりん「ごめんね。あんまり練習来られなくて…」

くっすん「仕事じゃしょうがないって! 私とりっぴーもみもりんの力に少しでもなれたらなぁ、って」

みもりん「え…?」

りっぴー「私たち仲間でしょ! 一緒にユニットも組んでるし! だからもっと頼ってよ。上手く教えられるかわかんないけど…、えへへ」

くっすん「おっ、りっぴー先生」

りっぴー「もー、くっすんちゃかさないのー!」

みもりん「……ふふっ、じゃありっぴー先生、ここの振り付けは」

りっぴー「もー! みもちゃんまでー! えーとねー、ここは……手を前に出す時、足の位置を」

みもりん「ふむふむ…」
257: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 19:55:37.56 ID:LFAsPgor.net
━━


そらまる「真夏のせいだよ、わんつー、ジャンプっ!」


Pile様「そらー、腕下がってるー」

ジョルノ「もっと身体全体を大きく使って」


そらまる「わんつー、じゃーんぷっ!!」

Pile様「ちょっと走りすぎかもー。ワンツー、スリーくらいのタイミングでいいんじゃない?」

そらまる「え? わんつー、すり…」

ジョルノ「それでもまだ早いかなー、ワンツースリーフォーくらいは?」

Pile様「あぁ、うん。そうだねー」

そらまる「え? ちょ、どういう…」

ジョルノ「はい、サビの頭から!」

Pile様「せーのーさん、はい!」

そらまる「真夏のせいだよっ、わんつー、すり……ふぉー……あぇ?」

そらまる「あーもー意味わかんないんですけどー! もーダンスやだー!」

ジョルノ「と、まぁ冗談はここまでにして」

Pile様「少しずつ良くなってきてるよ。これなら本番までに間に合いそう」

そらまる「ホントにー? 上達してる気しないんだけどー」

ジョルノ「そらまるは本番に強いんだから大丈夫大丈夫ー」

そらまる「えー」
258: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 20:11:30.61 ID:LFAsPgor.net
━━


みもりん「チケット完売? マジ!?」

うっちー「いよいよ来週かぁ……なんか緊張してきちゃった」

シカコ「えー、うっそだー! うっちーが緊張するなんて想像つかないもん」

うっちー「ホントホント! 私、すっごい緊張しいだよ」

えみつん「……」

くっすん「えみつん? どしたの?」

えみつん「うぇっ? いやぁ……すごいなーって思って」

えみつん「最初は、私とうっちーとすずの三人だけでライブやったじゃん?」

みもりん「あぁ…あのガラガラのSSAは今でも夢にみちゃうもん、私」

えみつん「それが今となってはすっごい素敵なメンバーもいっぱい増えて、ライブのチケットも完売して……。箱はSSAより全然ちっちゃいけど、これってすごいなぁーって」

うっちー「今度こそ大勢のファンの前で歌えるんだね」

えみつん「うん、だから……絶対に今回のライブ成功させたい! いや、成功させよう!」

りっぴー「うん!」

Pile様「もちろん!」

みもりん「……うん」

うっちー「そうだ! せっかくみんないるんだからそーこーかい? しない?」

シカコ「うっちーは事あるごとに飲んでばっかりだなぁー」

りっぴー「なんちゃんも行こー?」

ジョルノ「えー」

りっぴー「行こーよ、行こーよー!」

ジョルノ「りっぴーが可愛いからオッケーしてやるかー」

みもりん「あ、ごめんなさい。ちょっと私、仕事あるから」
259: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 20:38:02.44 ID:LFAsPgor.net
みもりん(今のままじゃダメだ……何とかみんなに合わせられるところまではもってきたけど、もっと一つ一つのクオリティを上げていかないと……)

みもりん「もっと動きを大きく鋭くダイナミックにっ、ミルキィと違って人数の多さに甘えてちゃいけない、私が引っ張っていくくらいの覚悟で挑まないとっ!」
キュッキュッ

みもりん「もっとっ、もっとっ、はぁ…はぁっ…!」
キュッキュッ


コンコン


みもりん「…?」

えみつん「仕事遅れちゃいますよー、なんて。やっぱり残って練習してたんだ」

みもりん「えみつん? 何で…? みんなと一緒に行ったんじゃないの?」

えみつん「うーん…、今頃海未ちゃん一人で頑張ってるんだろうなーって」

みもりん「……ふふっ、心配性ですね、穂乃果は」

えみつん「あははっ」

みもりん「ふふふっ」

えみつん「やっと名前覚えてくれたんだぁ?」

みもりん「失礼な、ちゃんと最初から知ってたよ!」

えみつん「私ね、毎日毎日勝手に想像してるの。このラブライブがすっっっごく大きいコンテンツに成長して、本当にSSAでライブできるようになるんじゃないかなーって。アニサマとかにも毎年呼んでもらえるくらいに」

みもりん「それはさすがに夢レベルじゃない?」

えみつん「うん、私の夢。信じ続ければ絶対に夢は終わらない」

みもりん「……そうだったね」

えみつん「でも、私の夢、一つだけ叶いそうなんだ」

みもりん「どんな夢?」

えみつん「えー、恥ずかしいなー」

みもりん「いやいや今の流れ、もろに聞いてくださいって言ってるようなもんじゃん」

えみつん「たはー、じゃあ言っちゃいます! 私の夢はね…」

えみつん「ステージに立って、すずと同じ景色を見ること」

みもりん「えっ……」

えみつん「絶対絶対、すっっっっっっごい良いライブにしようね! じゃあねー!」

みもりん「あ、ちょっ…」



みもりん「……よし! もうひと頑張り!」
263: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 21:00:02.39 ID:LFAsPgor.net
━━ライブ当日

【μ's First Love Live!】in 横浜BLITZ


シカコ「うわわっ、めっちゃすごい人!!」

りっぴー「この人たち、みんな私たちを観に来てくれたんだよ、ね…?」

くっすん「……やばい、吐きそう」

Pile様「くっすん、大丈夫だって!」

くっすん「だって、私のことなんてみんな知らないから……それで、もしミスして……そしたら……」
ガクガク

くっすん「怖い……っ」

りっぴー「そう、だよね……みんな、ファンの人はきっと、みもちゃんとかなんちゃん見たくて来てるんだし…」

シカコ「私たちなんか……」

うっちー「そんなことないよ! 今までだって何回かイベントしてきたでしょ? 応援してくれてるファンの人いっぱいいたでしょ?」

みもりん「うっちーの言う通り。私、覚えてるよ。くっすんのファンの人の顔、りっぴーを応援してくれてた人の顔、シカちゃんのこと大好きって言ってた人の顔。全部ぜーんぶ、記憶の中に残ってる!」

えみつん「みんなが好きなのはμ'sだから。私たちが、μ's! 誰一人でいなくなってもそれはμ'sじゃない。ファンのみんなも絶対そう思ってくれてるから!!」

くっすん「……うんっ!」

ジョルノ「いつまでもうじうじしてたら私が目立ちまくって、みんなのファン奪っちゃおうかなー」

シカコ「ちょ、ひどいよーよしのーん」
264: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 21:16:01.31 ID:LFAsPgor.net
みもりん「りっぴーも大丈夫?」

りっぴー「うん…、頑張る! みんなの足引っ張らないように頑張る! そうだよ、こんな頼もしいお姉様たちがついてるんだもんね!」

みもりん「応援してくれてるファンの為に。もしりっぴーが間違えても私がなんとかしてあげるから!」

りっぴー「みもちゃーんっ!」
ギュッ

くっすん「私が間違えても助けてくれる?」

みもりん「迷わず置いてく」

くっすん「ちょっ、ひどーいっ!!」

みもりん「ははっ、ウソウソ」


そらまる「チームっていうのは」

Pile様「あれ? そら、今までどこ行ってたの?」

そらまる「チームっていうのはね、それぞれが目立ちたいって輝いてこそのチームだと思うわけ。アイドルなら尚更」

みもりん「いきなりどうしたの?」

そらまる「今日集まってきたファンは自分だけを観にきたって思ってパフォーマンスするの。私たち9人各々がそう思って歌って踊れば、それってすごいパワーになると思わない?」

えみつん「おぉー、なんか良いこと言ってる……のか?」

そらまる「ってこの前、読んだ漫画に書いてた」

みもりん「よくわかんないけど、とりあえず一人一人が全力で、ってことだよね?」
266: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 21:32:58.48 ID:LFAsPgor.net
ジョルノ「んーと、そろそろか…。えみつん、一言よろしく」

えみつん「えー!? 私!?」

ジョルノ「当然ー♪」

えみつん「えー、あー……では、みんな」

えみつん「私が勢いで始めちゃったこの……なんだ……これに、着いてきてくれてありがとう」

えみつん「初めは、私とうっちーとすずの三人だけでいきなり失敗しちゃったけど…」

みもりん「ぶっちゃけあの大失敗は九割方うっちーのせいだけど」

うっちー「えへへ…、その節はどうも~」

えみつん「そこに、シカちゃんとりっぴーの若い二人が加わってくれて」

シカコ「ぶっちゃけノリだったけどね!」

りっぴー「私もあの時はこんないっぱいのファンに応援してもらえるなんて想像してなかったなぁー」

えみつん「そらまるも別の仕事忙しいのに、辛い顔見せずにいつも明るく私たちを支えてくれて」

そらまる「いきなり加入させられた時はマジで焦って実家に防空壕でも作ろうかなぁーって思ってたけど、今は東京にいて良かった……幸せ、みんなとこうしていられることが」

えみつん「パイちゃんとくっすん、すずが二人を連れてきてくれてホントに良かった。運命だよ、これ」

Pile様(下心からでした、なんてこの雰囲気で言えない…)

くっすん(運良ければ就職活動しなくて済むかもー、って思ってたなんて言えない……)

えみつん「そして、南條さんが私の…私たちの夢を形にしてくれた。南條さんがいなかったら私たち、もうバラバラになってたかもしれないから。ありがとうございました」

ジョルノ「お、おぉ……」
267: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 21:41:25.61 ID:LFAsPgor.net
えみつん「ホントに……今だって不安だらけだけど、今まで一生懸命練習してきたことを思い出せば、恐れずに前を向ける!」

えみつん「前を向けば、見えるのは眩しいスポットライト、サイリウム、それは私たちの未来! みんなで作った道はきっと何処まででも続いてる!」

えみつん「その為には、今日を、この瞬間を精一杯楽しもうっ!! やれるっ、私たちなら、絶対にっ!!」

「「「はいっ!!」」」

えみつん「1っ!」

うっちー「2!」

みもりん「3!」

シカコ「4!」

りっぴー「5!」

そらまる「6!」

Pile様「7!」

くっすん「8!」

ジョルノ「9!」

えみつん「μ's──」

「「「「「「「「「ミュージック──スタートーッ!!!!」」」」」」」」」
271: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 21:55:25.08 ID:LFAsPgor.net
(終わり…)
275: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2014/11/02(日) 22:22:56.26 ID:LFAsPgor.net
くぅ~wwww読んでくれてありがとです
正直速攻叩かれまくって終わりかなって思ってたから、もうちょい構成練れば良かったと後悔。意外と許容されるもんなんですねー
みんなも中の人SS書いてよ! 読みたいよ!
速報では絶対ボロクソに叩かれるからまた書くとしたらここでだろうけどね! 見つけたらよろしくねー
上手く書けてたかわからんけどキャラSSの五倍くらい難しいよこれ
けっこう見てるつもりだったのにそらまるの口調が一番よくわからんよ!
ホントはめっちゃ百合百合書きたかったけど実在の人を使ってどうやらそれはマズイらしい。
みもパイとかみもいずとかみもそらとかみもりぴとかみもつんとかみもくすとかみもうちとかみもジョルとか書きたいよ! 仕方ないから脳内で絡ませよーっと、あーでも文字にした方が楽しいんだよねー
え? チラシの裏に書いてろ? やだやだ、だってみんなの反応みたいじゃん?
μ'sメンバーをみもみもさせたいよーーーー、だがどうやらそれは非常にマズイらしい……と。
こうして書いたみたいにみもりんはすんごい頑張ってるんだろうから、みもちゃんの悪口はダメですよー!

んなわけだから、じゃあのー
ではではー
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『えみつん「えぇー!? 私の事務所潰れちゃうんですか!?」』へのコメント

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