海未「園田海未観察日記」

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海未-アイキャッチ15
1: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 17:53:07.87 ID:JHa2vL55.net
玄関前

海未「それでは、行って参ります。」

パタン

スタスタ


「…」タッ




……………………

ことり「おはよう、海未ちゃん♪」

海未「ええ、おはようございます。」
海未「穂乃果は、まだですか?」

ことり「朝、メールは来てたから寝てはいないと思うけど…」

タッタッ

穂乃果「ふたりとも、おはよー!!」

ことり「ふふ。今日も朝から元気だね。」

穂乃果「うんっ!」

海未「毎日、続けてほしい物ですが…」

穂乃果「あはは~。…ほ、ほら、学校いこ?」

海未「はい、行きましょうか。」



「…」

元スレ: 海未「園田海未観察日記」

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2: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 17:53:49.94 ID:JHa2vL55.net
お昼休み

穂乃果「ああ…今日もパンがうまいっ!」ニコニコ

海未「毎日パンだと、また太ってしまいますよ?」
海未「衣装が入らなくなってしまっても良いのですか?」

穂乃果「う…でも、美味しいんだもん…」

海未「…これも、食べてください」ヒョイ

穂乃果「海未ちゃん!」

ことり「穂乃果ちゃん、私のもいる?」

穂乃果「ありがとう、ことりちゃん♪」

海未「きちんと、バランスよく食べてくださいね?」

穂乃果「はーいっ♪」

「…」

海未「…!」バッ

ことり「…どうしたの?海未ちゃん。」

海未「いえ…何やら、視線を感じたので。」


「…」
4: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 17:58:18.05 ID:JHa2vL55.net
数日後


練習中


海未「それでは、一旦休憩にしましょう!」
海未「寒いときでも、脱水症状になります。」
海未「きちんと、水分をとってくださいね。」

穂乃果「はーい♪」

絵里「…はい、海未。」

海未「ありがとうございます、絵里。」

海未「ごくごく…!」チラッ

海未「…」

絵里「どうしたの?」

海未「いえ…」

ことり「なんだか海未ちゃん、最近誰かの視線を感じるみたいで…」

絵里「ええっ!?まさかストーカー?」

海未「いえ…おそらく、私の勘違いでしょう。」
海未「気にする事は、ありませんよ。」

絵里「…」


「…」
5: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:03:52.68 ID:JHa2vL55.net
翌日


帰り道


海未「…では、ここで。」

穂乃果「海未ちゃん、大丈夫?」

海未「ええ。私の思い過ごしだったのでしょう。」

ことり「なにかあったら、すぐに連絡してね?」

海未「わかりました。」
海未「きっと、大丈夫ですよ♪」

海未「それでは、失礼します。」

…………………………

海未「…」スタスタ

「…」

海未「…」スタスタ

「…」

海未「…」ピタッ

「…」

ダッ!!

「…!」



海未「貴女は…」
6: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:09:29.57 ID:JHa2vL55.net
海未「にこ!?」

海未「貴女が、私をつけていたんですか?」

にこ「は?なによいきなり…」
にこ「にこは、買い物帰りよ。ほら。」ガサッ

海未「ですが、にこの家はこちらでは…」

にこ「今日は、こっちのスーパーが特売だったのよ。」
にこ「それより、絵里から聞いたわ、ストーカーの事。」

にこ「アンタ、整ってる顔立ちだし。」
にこ「気をつけなさいよ?」

海未「そうですか…」
海未「すみません、疑ってしまって。」

にこ「いいのよ。にこも、海未の後ろにいたんだしね。」

にこ「とにかく、何かあったら連絡しなさい。」
にこ「みんな心配だから…」

海未「ええ、ありがとうございます。」

にこ「それじゃあね。」

海未「ええ、また明日…」


「…」
10: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:16:17.52 ID:JHa2vL55.net
翌日

海未「行って参ります。」

スタスタ

「…」


海未「また、視線が…」

海未「…」

海未「…急ぎましょう。」

………………………

穂乃果「海未ちゃん、大丈夫…?」

海未「ええ。きっと、気のせいですから。」

海未(彼女達に心配させるわけにはいきませんね…)

ことり「海未ちゃん…」

海未「大丈夫ですよ、ことり。」
海未「そのうち、いなくなるでしょうから。」


「…」


海未「…っ!」ゾクッ
13: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:20:50.77 ID:JHa2vL55.net
それから数日後


海未「…」

「…」

海未(今日も感じます…)
海未(やはり、気のせいではないようですね。)

海未(…しかし、皆が危険になるようでは…)

海未「…」スタスタ

「…」



海未「…走りましょう。」ダッ

「…!」



………………………

海未「…ふう。」
海未「気配が消えました。」

海未「一体、誰なのでしょうか…」

ポンッ

海未「!?」

にこ「ど、どうしたのよ…」

海未「…にこでしたか。」

にこ「…まさかまだ?」

海未「…」コクッ



にこ「…」
15: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:21:23.59 ID:JHa2vL55.net
放課後


海未「…やはり、おかしいです。」

海未「視線は感じるけれど、場所が分かりません。」
海未「一体、誰なのか…」


海未「それに、にこも…」

海未(あの日、買い物帰りだと言ったにこは、来た道を帰って行きました…)

海未「…考えたくは、ないですが。」

…………………………

海未「家の前まで来ても、まだいるようですね…」

海未(家がばれている以上、仕方がありませんね…)



「…」
16: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:28:21.40 ID:JHa2vL55.net
海未「…にこ。」

にこ「どうしたの、海未。」

海未「今日、一緒に帰って頂けませんか?」
海未「…お話があります。」

にこ「…」

にこ「…いいわよ。」


海未「…ありがとう、ございます。」

にこ「…」

………………………

海未「…」

にこ「…」

にこ「疲れきった、顔してるわね…」

海未「…ばれていましたか。」

にこ「バレバレよ。」

海未「…」
海未(やはり、視線が感じられません。)

海未(…)
18: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:34:58.97 ID:JHa2vL55.net
にこ「…で、話って何なのよ?」

海未「…はい。」
海未「にこ、実は…」


海未「私をつけていたのは、にこだったのですね?」

にこ「…!」
にこ「ど、どういう事よ!!」

海未「仲間を疑いたくはありませんが。」
海未「今日、にこと一緒に帰っている間は視線を感じませんでした。」

海未「…つまり、そういう事なのでしょう?」

にこ「ち、違う!!」

海未「なら、偶然会ったあの日は、どう説明するつもりですか?」

にこ「…」

海未「あの日、貴女は買い物をした帰り道だといいました。」
海未「では何故、来た道を使って引き返したのですか?」

にこ「!…あれは…」

海未「すみませんが、いくら仲間と言えど、スートーカー紛いの事を許す事は出来ません。」

にこ「ちょっと待って、にこはストーカーなんかじゃ!!」

海未「…失礼します。」
19: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:38:53.64 ID:JHa2vL55.net
それから二日

帰り道


海未「…やはり、にこだったようですね。」
海未(あれから視線を感じる事がなくなりました。)

海未「にこ…なぜ、あんな事を。」


「…」ニヤァ


海未「!?」

キョロキョロ

海未「…どういう事ですか?」

海未(まさか…いやでも、またにこが…)

pipipi

海未「もしもし、絵里。」

絵里『どうしたの?』

海未「にこは、今どこにいますか?」

絵里『今、生徒会室で希といるけど?』
絵里「変わりましょうか?」

海未「いえ…失礼しました。」

pi


「…」
23: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:46:06.65 ID:JHa2vL55.net
翌日


海未「…にこ。」

にこ「…何?」

海未「…すみませんでした!!」


にこ「い、いきなりどうしたのよ!?」

海未「先日の視線の件。」
海未「にこを疑ってしまい、申し訳ありませんでした!!」

にこ「もう、いいのよ。」
にこ「疑われるようなことをしたにこも…」





にこ「ちょっとまって。」
にこ「また現れたってこと?」


海未「…」


にこ「はあ…」
にこ「ちょっと待ってて。」
にこ「絵里と希を呼んで来るわ。」

海未「にこ…」

にこ「いいから、そこで待ってなさい!!」
25: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:52:20.72 ID:JHa2vL55.net
………………………

絵里「…で、また感じるようになった…と。」

海未「ええ…にこ、本当にすみませんでした。」
海未「仲間を疑う等…」

希「その事やねんけどな。」
希「あながち、間違いでもないんよ。」

海未「どういう…ことですか?」

絵里「海未。実はね、私たちも海未を尾行してたのよ。」

海未「!?」

にこ「誤解の無いよう言っておくと。」
にこ「ことりからその話を受けて、海未を狙ってる奴を捕まえるために尾行してたのよ。」

希「ホントは、3年全員が日ごとについててんけどな?」
希「運悪く、にこっちの時に、にこっちが海未ちゃんに見つかってしまって。」

絵里「そう。これ以上、海未に心労をかけてはいけないと思って、私たちも断念したの。」
絵里「…話すのが遅くなって、ごめんなさい。」
26: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:53:00.22 ID:JHa2vL55.net
海未「そう、だったんですか…」

にこ「にこたちも、アンタが心配だったからね。」
にこ「でも、尻尾は掴めなかった…」

絵里「ねえ、海未。」
絵里「もう、警察に話した方が良いんじゃないかしら?」

希「そうやで…いくら、海未ちゃんでも何かあってからでは遅いんやで?」

海未「それは…そうですが…」

にこ「…犯人が、一人とは限らないわよ?」

絵里「にこ?」

にこ「だってそうでしょ?」
にこ「そもそも一日中ついて回るのは不可能だし。」

にこ「なによりにこと海未の会話を聞いてたってことは、近くにいた可能性もある。」
にこ「それなのに、にこが来た道を引き返した時誰にも会わなかった。」
にこ「それから数日ぴたりと止んだのよ?」

にこ「きっと、何かあるわ…」

希「にこっち…」
27: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:01:37.70 ID:JHa2vL55.net
絵里「…とにかく、もうこれは警察案件よ。」
絵里「パトロールを強化してもらいましょう。」

海未「まってください、絵里。」
海未「もうすこし…時間をいただけませんか?」

希「海未ちゃん、何かあってからでは遅いんやで?」

海未「ですが…」

絵里「…にこ、どうする?」

にこ「…分かった。」
にこ「今日から、三人で海未の周りを見て回るわ。」

にこ「もちろん、気取られないようにバラバラに。」

にこ「今日が水曜日…」
にこ「金曜になっても分からなければ、警察に行きましょ。」

にこ「…それでいい?」

海未「ええ…ありがとう、ございます。」
28: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:02:44.04 ID:JHa2vL55.net
放課後


にこ「今日は、にこが一緒に帰るわ。」
にこ「二人は周囲の警戒よ。」

海未「…ありがとうございます。」

にこ「…で、どうして警察に届けないの?」

海未「なんと言っていいのか分かりませんが…」
海未「敵意を持っている感じでは無かったので…」

にこ「なによそれ。」

海未「私でも説明が難しいのですが…」
海未「なにかをされる危険性は、低いと思うんです。」

にこ「…まさか、うちの生徒?」

海未「ないことは…ないと思います。」

にこ「海未のファンの誰か…とかなのかしら。」

海未「確証は、ありませんが…」

にこ「でも、海未のファンなら、海未が辛そうな顔してるのに続けるかしら…?」

海未「…それも、そうですね。」

にこ「とにかく、今日はにこがいるから安心して。」

海未「ありがとうございます。」




「…チッ。」
32: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:12:00.55 ID:JHa2vL55.net
翌日

帰り道


絵里「今日は私よ。」

海未「お願いします。」

絵里「…今日は、感じるの?」

海未「今は…大丈夫そうですね。」
海未「昼間は、すこし…」

絵里「…そう。」
絵里「明日が、リミットよ。」

絵里「明日何も掴めないと、警察に行く事になるわ。」

海未「…はい。」

ギュッ

海未「…?」

絵里「手を、繋いで帰りましょうか♪」
絵里「少しは、気分も晴れるでしょ?」

海未「…」

海未「ありがとう、ございます。」ニコ

絵里「ええ♪」




「…」イライラ
35: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:15:34.22 ID:JHa2vL55.net
最終日


希「最後は、ウチや。」

海未「…」

希「今日、何も見つからなかったら、明日警察にいくんよ?」

海未「…はい、分かっています。」

希「大丈夫、ウチが今はそばにおるから。」
希「きっと大丈夫や♪」

海未「…ふふ。希にそう言われると、なぜか安心しますね。」

希「何たって、スピリチュアルパワーに守られてるからな。」クスッ

海未「はい、ありがとうございます。」

希「とりあえず、あんまり気を使いすぎないようにしとこ。」

海未「はい…」
海未「にこ達の方は、何か見つけたでしょうか…」
36: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:18:45.63 ID:JHa2vL55.net
……………………………

絵里「…今日で最終日ね。」

にこ「結局、なにも見つからなかったわね…」

絵里「これで、収まってくれればいいんだけど…」

にこ「それでも、用心に越した事は無いわ。」
にこ「一応、警察に届けは出しましょ?」

絵里「ええ、それが良いわね。」

にこ「…」

絵里「…」

絵里「そう言えば、部活動の嘆願申請が来てたんだった。」
絵里「今度、処理しなきゃ…」

にこ「アンタ達も大変ね。」

絵里「そうね…でも、必要な事だし。」
絵里「存続が決まった事で、新入生を増やさなきゃ…だしね。」

にこ「今が頑張り時なのね。」

絵里「ええ♪」
37: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:20:36.16 ID:JHa2vL55.net
にこ「なかには、どんなのがあるの?」
にこ「やっぱり、部費を上げてとか?」

絵里「多くはそうね。」
絵里「あとは、運動場の使える時間を増やしてとか。」
絵里「現像用設備を増やしてほしいとか。」
絵里「あと、天文学部から天体観測用に学校設備を使わせてほしいとか。」

にこ「天体観測…」

にこ「…」

絵里「にこ?」

にこ「…現像…」

にこ「!」

にこ「絵里、今すぐ分かれましょう!」
にこ「絵里は、生徒が入れる建物でなるべく高い所を探して!」
にこ「にこは、海未の家近くを調べる!!」

絵里「えっ!?どういうこと!?」

にこ「いいから!!」ダッ


絵里「にこ…?」
44: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 20:33:53.87 ID:JHa2vL55.net
…………………………

prrrrrrr

希「えりちからや。」

pi

希「どしたん、えりち?」
希「なんか分かった?」

絵里『にこが!!』
絵里『部活の嘆願申請の話をしたあとに、走り出しちゃって…』

希「部活の嘆願申請?」
希「…」
希「海未ちゃん分かる?」

海未「嘆願申請書は、私も目を通しましたが…」

海未「…」
海未「届いてたのは、設備使用と運動部関係、現像…」

海未「!!」

海未「そういう…ことですか。」

希「海未ちゃん!?」

海未「にこの言ってる事は正しいです。」

海未「希は、絵里に協力を!」
海未「私は、周囲を探してみます!!」

希「…わかった。気をつけてな!」
45: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 20:39:30.70 ID:JHa2vL55.net
………………………

にこ「はあ…はあ…」

にこ「きっと、動きやすいのはこの辺…」


にこ「いったい、どこなのよ…」

にこ「あんまり動くと、にこも…むぐっ!?」ガシッ


「ふふ…ばればれよ。」

…………………………


絵里「希!」

希「えりち!」

絵里「にこの言ってた事って…」

希「うん、ウチも教えてもらった!」
希「じつは…」


…………………………

海未「にこ…一体どこに?」

海未「あれは、きっと…」
46: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 20:42:28.91 ID:JHa2vL55.net
…………………………

路地裏


にこ「ん…」

生徒1「気がついた?」

にこ「アンタ達!」
にこ(くっ…縛られてる…)

生徒1「ふふ…いい気味ね。」
生徒1「探ろうとするからよ。」

にこ「こんな事して、いいと思ってるの!?」

生徒1「いいえ?…だから、あなたには少し、痛い目を見てもらおうかなって。」

にこ「…どういう事よ。」

生徒2「はーい、ご開帳~♪」

ビリィッ

にこ「…っ!!」

生徒1「あら、可愛い下着ね。」

にこ「アンタ達一体…」

生徒1「ああ、安心して?今は変な事はしないから。」
生徒1「ただ、写真をね?」

パシャッ

生徒1「こうしておけば、あなたはもう動けないでしょう…?」

にこ「こんなの卑怯よ!!」

生徒1「…なんとでも。」クスッ
48: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 20:48:04.47 ID:JHa2vL55.net
生徒2「ところで…どうやって分かったの?」

生徒1「確かに、それは知りたいわね。」
生徒1「教えてくれなかったら、この写真…」

生徒1「誰かに送っちゃおうかしら?」

にこ「やめて!!」

生徒1「では、教えてくださる?」

にこ「…カメラでしょ。」

にこ「アンタ達は、おそらく3~4人のグループ。」
にこ「アンタ達二人は、デジカメで至近距離から海未の観察・撮影。」

…………………………

希「そしてその仲間が、建物の上から望遠レンズで海未ちゃんとその周囲を警戒。」

絵里「じゃあ、私たちや海未が見つけられなかったのって…」

…………………………

海未「はぁ、はぁ…」

海未(おそらく、望遠レンズを覗いていた者の指示。)

海未(人や私たちの動きを見て、ケータイかなにかで連絡をとっていたのでしょう…)

海未「このままでは、にこが危ないです…」
49: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 20:58:44.74 ID:JHa2vL55.net
…………………………

にこ「そして、にこが海未に疑われた日、それを聞いていたアンタ達が。」
にこ「様子を見るようにしたのね。」

生徒1「ご名答。」
生徒1「まさか、ここまでとは…ね。」
生徒1「正直あなた達を見くびっていたわ。」

にこ「…でも、どうしてにこが疑われてから再開したの?」
にこ「にこが疑われて終わった方が、アンタ達も都合がいいじゃない。」

生徒2「…それはね。」

生徒1「海未様のあのおびえた表情…」
生徒1「あれが見れるからよ///」

にこ「腐ってるわ…」

生徒2「仲間を疑って、疑心暗鬼になる中の、海未様の顔…」
生徒2「撮らない訳にはいかないじゃない///」


にこ「ほんっと、アンタ達サイテーね。」

生徒1「…あら、いいのかしら。」
生徒1「あなたは今、私たちの手の中にあるのよ?」

にこ「…ふん。くだらないわ。」
50: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 20:59:27.10 ID:JHa2vL55.net
生徒1「そう…」
生徒1「それじゃ、全裸で撮影会でもしようかしら?」

生徒1「きっと、そういう趣味の人に高く売れるわよ。」

にこ「なっ…」

生徒2「ふふっ。」

にこ「やめ…なさいよ…」

生徒1「怖いの?」

にこ「誰が…!」

生徒2「どうせ、この後犯されるんだからいいじゃない。」

にこ「…は?」

生徒1「ふふふ。私、女の子って大好きなの♡」
生徒1「あなたを頂いたら、あなたの写真を使って海未様と…///」ハァハァ


生徒2「と、言う事で。」
生徒2「ブラ外しまーす♪」

にこ「や、やめ…」ジワッ

プチッ




にこ「うみ…」
51: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 21:09:34.81 ID:JHa2vL55.net
ガシャアァァン!!!


生徒1「な、なに!?」

海未「…」

にこ「海未…」

生徒2「海未様!こ、これはちがうんですっ!」

トン…

ドサッ

生徒2「え…?」


海未「にこ、大丈夫でしたか?」
海未「遅くなってしまってすみません…」

生徒1「あ、あの…」

海未「触らないでください。」

海未「今、触られると…」
海未「いくら私と言えど無事に返す事は保証できません。」ギロッ

生徒1「ひっ…」
52: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 21:10:27.96 ID:JHa2vL55.net
海未「警察は呼びました。」
海未「すぐに、駆けつけてくれるでしょう…」

海未「あなた達のお仲間も、確保したと連絡がありました。」

生徒1「そんな…」

海未「カメラを貸してください。」
海未「おそらく、にこの写真も入っているのでしょう?」

生徒2「で、でも。」

海未「貸しなさい。」


グシャッ


海未「いま、貴女方を傷つける事はしません。」
海未「貴女方と同類にはなりたくないので。」

海未「ですが、しっかりと罪は償って頂きます。」

生徒1「そんな…私たちは、海未様のことを愛して…」

海未「自ら姿を現さず、こうして影でいい気になっている貴女方の。」
海未「どこに、愛があると言うのでしょうか。」

生徒1・2「あぁ…」ドサッ


海未「警察が来るまで、そこで大人しくしていてください。」
53: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 21:16:23.96 ID:JHa2vL55.net
にこ「海未…」

海未「…よく、頑張りましたね。」
海未「見つけるのが遅くなって申し訳ありません。」

海未「にこが、無事で良かったです…」

にこ「…ありがとう。」

海未「怖かったでしょう?」

パサッ

海未「これを着てください。」
海未「絵里と希も、警察に引き渡した後こちらに向かっているそうなので…」


にこ「そっか…」

にこ「…」グスッ


海未「にこ…ありがとうございます。」
海未「…私のために。」


ギュッ…



にこ「うぅ…こわ、かった…」
にこ「うわぁぁぁぁああん…」


海未「…」
54: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 21:17:16.60 ID:JHa2vL55.net
…………………………

海未の家


にこ「ん…?」パチッ

絵里「目が覚めた?」

にこ「絵里…」

希「にこっち、海未ちゃんが助けてから、気を失ってたんよ…」

にこ「そっか…」

にこ「海未は?」

絵里「事情聴取よ。」
絵里「にこが目を覚まさなかったから、かわりに…」

希「でも、犯人達が自首したから、すぐに帰れるらしいで?」

にこ「そう…」


ガラッ

にこ「海未…」

海未「目が、さめたのですね…」


絵里「それじゃ、後は海未にまかせるわ。」

希「うん。あとは頼んだよ、海未ちゃん。」

海未「…はい。ありがとうございます。」ペコッ
56: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 21:21:09.57 ID:JHa2vL55.net
にこ「…」

海未「にこ、すみませんでした。」

にこ「どうして、海未が謝るのよ。」

海未「私のせいで、大変なことに巻き込んでしまって…」

にこ「承知の上よ。」
にこ「分かってて、首を突っ込んだんだから。」

海未「どうして、にこはそこまで…」

海未「今日も、私が間に合わなかったら…」

にこ「…なんでかしらね。」
にこ「アンタが来るって…分かってたのよ。」

海未「え…?」

にこ「なんの確証もないんだけど。」
にこ「呼んだら、来てくれる気がした。」
にこ「海未なら、見つけてくれるって。」

海未「どうして、貴女はそこまで…?」





にこ「海未の事、好きだからよ。」
58: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 21:23:40.70 ID:JHa2vL55.net
海未「にこ…」

にこ「別に、気持ちを伝えたい訳じゃなかったの。」
にこ「ただ、何か力になれたらって…」


にこ「…結局、にこが海未に助けられたんだけどね。」クスッ

海未「それは…」

にこ「後悔はしてないわ。」
にこ「にこ自身が、決めてした事だから。」

にこ「でも…」

海未「?」

にこ「あの時、助けてくれたアンタ…格好良かった。」

海未「なっ…///」

にこ「女の子に格好良いって表現は微妙かもしれないけど…」
にこ「でも、惚れ直したのも事実よ。」
59: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 21:27:18.73 ID:JHa2vL55.net
にこ「返事を、聞かせてほしい訳じゃないの。」

にこ「でも、助けてくれてありがとう。」


ギュッ…


にこ「海未?」

海未「もう、絶対ににこを危険な目には遭わせません。」
海未「私が、守ります。」


にこ「それって…」

にこ「ううん。」

にこ「よろしくね、海未。」


海未「はいっ。」ニコッ






おわり。
60: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 21:29:55.43 ID:JHa2vL55.net
読んで頂きありがとうございました!
リクエストで海未がおおかったので。
今回はうみにこです!

本当は、にこのブログのネタに海未の魅力の秘密を…
って感じでスタートするつもりだったんですが
なぜかサスペンスっぽく…

なんにせよ、楽しんで頂けたら良かったです♪
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『海未「園田海未観察日記」』へのコメント

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