ことり「……可愛い♥」

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ことり-アイキャッチ7
1: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 10:36:40.33 ID:8N3Hr9cQ.net
※以前、凛「……美少女ゲーム?」
http://iand2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1444611612/
を書いたものです。続きです。↑を見てくださると、
分かり易いですが、見なくても大丈夫と言えば大丈夫です。※

元スレ: ことり「……可愛い♥」

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4: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 10:42:25.13 ID:8N3Hr9cQ.net
ことり「……穂乃果ちゃん、海未ちゃんの事好きだったんだ」

ことり「知らなかったなぁ」

ことり「知りたかったなぁ」

ことり「どうして教えてくれなかったのかな」

ことり「ことりは、どんな穂乃果ちゃんでも、受け入れるのに」

ことり「なんで教えてくれなかったのかな」

ことり「でも、穂乃果ちゃんもひどいよね」

ことり「だって××××××××××なのに」

ことり「どうしてこうなったのかな…………」

ことり「友達ならいいのに……恋人じゃだめなの……?」
7: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 11:29:24.83 ID:8N3Hr9cQ.net
海未「……穂乃果」

穂乃果「ん?なぁに海未ちゃん」

海未「最近のことり、何か変じゃありませんか?」

穂乃果「そう?特に変わったところは見当たらないけど……」

海未「そうですか……」

穂乃果「でもどうして?」

海未「……確信といえるような事はないのですが」

海未「笑ってないんですよ、ことり」

穂乃果「え?」

海未「どんな時でも……ことりに笑顔がないんです」
11: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 12:04:41.87 ID:8N3Hr9cQ.net
穂乃果「笑顔がない?」

海未「はい」

穂乃果「でも、そんな時だってあるんじゃない?」

穂乃果「……私だって」

海未「……穂乃果。いつまでも気にしていても仕方ありませんよ」

穂乃果「……うん、ごめん」

海未「私にはことりが、何か悩んでいるようにしか思えないのです」

穂乃果「悩んでる……?ことりちゃんが?」

穂乃果「想像しにくいなぁ」

海未「ええ。ことりは昔から、そういうことがあると、
私達に話してくれていました」

海未「だからこそ、不安なのです」

穂乃果「うーん、そうだよねぇ」
13: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 12:13:29.93 ID:8N3Hr9cQ.net
穂乃果「じゃあみんなに訊いてみよっか」

海未「そうですね、やはりそれが一番手っ取り早いでしょうね」

穂乃果「うん!そうと決まったら、さっそくいこう!」タタタタッ

海未「あ、穂乃果!待ってください!」

穂乃果「サキニイッテルヨー」

海未「……もう」


凛「穂乃果ちゃん、もうすっかり元気だね」

海未「凛……」

凛「やっほー。いやぁ、いつもどおりの穂乃果ちゃんと海未ちゃんを
見てるだけでこんなに安心するなんて、不思議だにゃー」

海未「……穂乃果は、立ち直りははやいですから」

凛「うん」

凛「知ってる」
14: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 12:21:36.21 ID:8N3Hr9cQ.net
凛「でもね」

海未「はい?」

凛「なんか、嫌な予感がする」

海未「……」

凛「わかんないけどね」

海未「……それが、気のせいになるといいのですが」

凛「そうだね……」

海未「では、私は穂乃果について行きます」

凛「凛も行く」

海未「ええ、行きましょう」
16: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 12:31:56.23 ID:8N3Hr9cQ.net
穂乃果「遅いよー、海未ちゃん!……あれ、凛ちゃん、いつの間に」

凛「さっきだよー」

穂乃果「そっか」

海未「ところで、穂乃果、誰か見つけましたか?」

穂乃果「えっと、その事なんだけど」

穂乃果「探すんじゃなくてさ、もうみんな集めてから
一気に訊いた方がいいと思って」

凛「穂乃果ちゃんにしては名案だにゃ」

穂乃果「り、凛ちゃん?それどういう意味」

海未「それはいえてますね」

穂乃果「海未ちゃんまで!?」
18: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 12:52:24.59 ID:8N3Hr9cQ.net
~穂乃果自宅~

穂乃果「さて、みんなに集まってもらった理由は」

穂乃果「最近のことりちゃんについてです」

絵里「ことり?ことりがどうかしたの?」

海未「最近、ことりに元気がなさそうに見えるのです」

にこ「誰だって、そういう時はあるんじゃないの?」

希「そうやねぇ、それに、海未ちゃんが見たときだけちょっと元気なかっただけかもしれないし」

海未「それは、そうかもしれませんが……」


真姫「……私も、そう思うわ」

海未「真姫……」



真姫「――海未が言う通り、ことりが少し変だと思うわ」
21: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 13:15:52.98 ID:8N3Hr9cQ.net
海未「真姫……?」

真姫「ちょっと前に見たのよ、ボッーとして、何かを考え込むようなことりを」

穂乃果「それ本当?!真姫ちゃん!」

真姫「嘘なんて言わないわよ」

凛「さすが真姫ちゃん」

真姫「おだてても何も出ないわよ」

凛「知ってるよ」

真姫「そう」

穂乃果「でも、これでやっぱりことりちゃんに何かあった、
ってことでいいね?」

にこ「……真姫ちゃんがいうなら」
22: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 13:47:02.62 ID:8N3Hr9cQ.net
穂乃果「……じゃあ、明日、私がことりちゃんに直接訊いてみるね」

絵里「……ええ、お願いするわ」

希「そうやね。幼馴染みの穂乃果ちゃんなら、何か話してくれるかもしれんしね」

絵里「ごめんなさい、何もしてあげられなくて」

穂乃果「ううん、大丈夫だよ」

穂乃果「私はみんなに、十分色んなこと、してもらったから」

海未「穂乃果、私も行きましょうか?」

穂乃果「……いや、一人で行くよ。問い詰めるようになったら、話しづらいだろうし」

穂乃果「じゃあ、今日は解散、ということで」
23: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 14:00:30.32 ID:8N3Hr9cQ.net
ことり「穂乃果ちゃん」

ことり「私はね」

ことり「皆の事大好きだよ」

ことり「ただその中で穂乃果ちゃんが一番ってだけで」

ことり「でも」

ことり「穂乃果ちゃんは、海未ちゃんが好きだったんだよね」

ことり「私びっくりしたんだよ」

ことり「そうなんだぁ、って」

ことり「悲しいなぁ、って」

ことり「でもそれはそれで、仕方ないかなって」

ことり「だって海未ちゃん、可愛いくて、かっこよくて、頼りになるもんね」

ことり「私は応援しようと思ったんだ」

ことり「穂乃果ちゃんは、自分を責めてたけど」

ことり「でも」

ことり「残念だよ、穂乃果ちゃん」

ことり「なんで諦めたの」
25: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 22:58:21.78 ID:8N3Hr9cQ.net
ことり「諦める穂乃果ちゃんなんて見たくなかった」

ことり「穂乃果ちゃんなら、なんとか出来るんだろうなって思ってたんだよ」

ことり「私もその時、諦められるんだろうなって」

ことり「でもこの有様だよ」

ことり「穂乃果ちゃんは知らないだろうけど」

ことり「私は穂乃果ちゃんが、海未ちゃんのことを好きだって言う気持ちより」

ことり「穂乃果ちゃんの事が好きだから」

ことり「もう抑えられないよ」

ことり「何をするかわからないよ」

ことり「何をしちゃうかわからない」


ことり「だって、大好きだから」
26: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 23:01:32.59 ID:8N3Hr9cQ.net
穂乃果「……」

穂乃果「」ピンポーン

穂乃果「……」

理事長「はい」プツッ

穂乃果「高坂です」

理事長「ああ、高坂さん。どうしたの?」

穂乃果「ことりちゃん……居ますか?」

理事長「ええ、今部屋で勉強してるわ」

理事長「まあ、インターホン越しなのもなんだし、あがってちょうだい」

穂乃果「はい」

~~~

理事長「ことりー、穂乃果ちゃんが来てるわよー」コンコン

穂乃果(なんか名前呼びされるとむずむずするなぁ……学校以外じゃこうだけどなれないなぁ)

ことり「……穂乃果ちゃん」ガチャ

理事長「……じゃあ、あとは」

穂乃果「ありがとうございます」

~~~

ことり「どうしたの、穂乃果ちゃん」

穂乃果「ん、いやね。ちょっとね」

ことり「うん」

穂乃果「……最近、ことりちゃん、元気ないのかなって」

ことり「……元気」

穂乃果「うん。みんな、心配してるんだ……」
27: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 23:07:18.37 ID:8N3Hr9cQ.net
ことり「……そうなんだ。でも大丈夫だよ、穂乃果ちゃん」

ことり「ことりは、元気だよ」

穂乃果「……本当?」

ことり「本当だよ。みんなも少し気にしすぎだよぉ、嬉しい気もするけど」アハハ

穂乃果「……そっか」

ことり「うん。だから皆には」



穂乃果「とりあえず」

穂乃果「その下手くそな作り笑いはやめてね」
28: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 23:27:56.38 ID:8N3Hr9cQ.net
ことり「え……」

穂乃果「ことりちゃん、さっきから全然笑顔じゃない」

穂乃果「わからないと思ってるの?」

穂乃果「気付かないと思ってるの?」

穂乃果「いつものことりちゃんの笑顔は、そんなんじゃない」

穂乃果「暗すぎる」

穂乃果「まったく輝いてない」

ことり「……ことりは、笑顔じゃない?」

穂乃果「うん」

ことり「……じゃあどうしたら笑顔に見えるかな」

穂乃果「……」

ことり「ことりはいつも通りのつもりなんだよ……」

ことり「じゃあどうしたらいいの……」

穂乃果「……ことりちゃん」

穂乃果「辛い事があるなら言って」

穂乃果「私に出来る事なら、なんでも手伝うから」

ことり「……本当に?」

穂乃果「うんっ」

ことり「……そっか」
29: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/18(日) 23:39:19.47 ID:8N3Hr9cQ.net
ことり「……」グッ

穂乃果「え――」

バターン!

穂乃果「えっ、ことりちゃん……?」

ことり「……」

穂乃果「えっとぉ、なんで私は押し倒されて手首をがっちりホールドされてるのかな……」

ことり「……なんでだろうね」

穂乃果「えええ……」

ことり「でも、穂乃果ちゃん、なんでも手伝ってくれるって言ったよね」

穂乃果「え、まあ、うん」

ことり「なら手伝ってよ」

ことり「ことりのモヤモヤを」

ことり「胸の内側に溜まったものを無くすのを」
30: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 00:10:19.20 ID:UejgUdEl.net
穂乃果「え、ちょ……んむっ!?」

ことり「んっ……」チュク‥チュル‥

穂乃果(なんで)

穂乃果(ことりちゃん、なにして――)

ことり「んふっ……」クチュ

穂乃果(なんでキスされてるの私……!?)

ことり「んく……」ペロッ

穂乃果「んー!んー!?」

穂乃果(し、舌入ってき……!??!)

ことり「……」スッ

穂乃果「!」

穂乃果(ちょっと、そこは……!!)

穂乃果「や、やめてっ!!!」ブンッ!

ことり「あっ……」

穂乃果「……」ハァ‥ハァ‥

ことり「…………ごめん」

穂乃果「……」

ことり「本当に……ごめんなさい…………」


ことり「……ごめんね。今日は、もう帰って…………」

ことり「一人にさせて……」

穂乃果「…………」

ことり「……おねがい」

穂乃果「……うん」
32: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 00:18:43.59 ID:UejgUdEl.net
~~~

ことり「……」

ことり「なんであんな事しちゃったんだろ……」

ことり「ダメだってわかってるのに」

ことり「何してるんだろ、私……」

ことり「明日から穂乃果ちゃんとどんな顔して会えばいいの……」

ことり「……どんな顔」

ことり「……笑顔って、どうやってするんだっけ」

ことり「私の笑顔って、どんな感じだったっけ」

ことり「教えてよ誰か……」

ことり「全部無かった事にしてよ……」

ことり「さっきの事も」

ことり「私が穂乃果ちゃんを好きになった事も」

ことり「全部」

ことり「無かった事になればよかったのに」

ことり「……会えなければ、よかったのに」
37: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 17:58:24.52 ID:UejgUdEl.net
ことり「でも、さっきは少し心地よかった」

ことり「穂乃果ちゃん、自分じゃ気づいてなかったかもしれないけど、キスしてる時、すごく顔がトロンとしてたよ」

ことり「最高だったよ」

ことり「その一瞬だけは忘れたくはないかな」

ことり「えへへ」

ことり「えへへへへへ」

ことり「えへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ」
38: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 19:16:54.50 ID:UejgUdEl.net
穂乃果「……」

穂乃果「ことりちゃん、どうしちゃったんだろ……」

穂乃果「……キスされたな」

穂乃果「でもなんで……?」

穂乃果「訳がわからないよ……」

穂乃果「皆には……話さないでおこう」

穂乃果「ていうか話せないよこんな事……」

穂乃果「どうしたらいいんだろ……」

穂乃果「こんな事初めてだよ」

穂乃果「……やっぱり海未ちゃんには、話しておこうかな」

穂乃果「私じゃ、わからないけど……もしかしたら海未ちゃんなら……」

穂乃果「ごめんね海未ちゃん、また迷惑かけちゃうね」
39: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/19(月) 21:36:27.29 ID:UejgUdEl0.net
~通話~

穂乃果「……っていうことがあったんだ」

海未「いろいろと言いたいことがありますが、まあ今はそれについては追求しないでおきます」

穂乃果「……うん」

穂乃果「……ことりちゃん、どうしちゃったんだろ」

海未「……穂乃果」

海未「もしかすると、ことりが……あまりこういう言い方はしたくないのですが、ことりが病んでいる理由が、わかるかもしれません」

穂乃果「本当?!」

海未「……花陽が」

海未「花陽が、なにか知っているようなんです」
41: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/19(月) 22:19:26.06 ID:UejgUdEl0.net
穂乃果「……花陽ちゃんが?」

海未「……穂乃果がことりのところへ行った後、花陽が私に言いにきたんです」

海未「心当たりがある、と」

海未「でも、花陽が言うには、これを話すときは、穂乃果に覚悟をしておいて欲しい、との事です」

穂乃果「……覚悟」

海未「はい……私もまだ聞いてはいないのですが」

穂乃果「……聞かせてもらおう」

穂乃果「知るしかないんだ」

穂乃果「何が起きてるのかを」
42: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/19(月) 23:04:08.20 ID:UejgUdEl0.net
~~~

花陽「……本当にいいの?」

穂乃果「うん」

花陽「……海未ちゃんも?」

海未「ええ」

花陽「……うん、わかった」

花陽「じゃあ話すね」

花陽「これは実際に、私がことりちゃんから絶対に内緒だよっていう事で話されたことなんだけど」

~~~

ことり『……ねぇ、花陽ちゃん』

花陽『なぁに、ことりちゃん?』

ことり『……花陽ちゃんはさ、女の子同士の恋愛って、どう思う?』

花陽『え……女の子、同士の?』

ことり『うん……あはは、ごめんね、急に変な事訊いちゃって』

ことり『……それで、どう思う?』

花陽『……どうって言われても……私には、よく分からないや』

ことり『そうだよね……』

花陽『でも、どうして急にそんな事を?』

ことり『……』

ことり『私ね』

ことり『穂乃果ちゃんのこと、好きなんだ』

花陽『……?うん、知ってるけど……』

ことり『ああ、違うの』

ことり『loveって意味で』

花陽『え……』

ことり『……』

ことり『私は、ずっと好きだったんだ』

ことり『一人の女の子を』
48: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/19(月) 23:35:14.40 ID:UejgUdEl0.net
※最後にもっかいだけ※

ことり『それが、穂乃果ちゃん』

花陽『……』

ことり『……誰かに、話しておきたかったの』
ことり『この事を』

花陽『どうして……?』

ことり『けじめ、みたいなものだよ』
ことり『私、穂乃果ちゃんにこの想いを伝えようと思うんだ』

花陽『そうなんだ……』

ことり『うん』
ことり『ごめんね、なんか変な話しちゃって』

花陽『ううん、大丈夫』
花陽『……その』
花陽『こういうのも、どうなのかはわからないけど』

花陽『……頑張ってね?』

ことり『……』
ことり『――うんっ』

~~~
穂乃果「……そうだったんだ」

花陽「……私、あの時なんで頑張ってね、なんて言ったんだろう」

花陽「心のどこかで、間違ってるって、はっきりわかってた筈なのに……」

海未「過ぎたことはもういいのです……ですが」

海未「……ではどうしてことりは、あんな風に……?」
海未「……。花陽、ひとつ質問です」

花陽「何?」

海未「その話をしたのは、いつですか?」

花陽「大体2ヶ月くらい前だよ」

海未「そうですか……ありがとうございます」
海未(……2ヶ月前)

穂乃果(偶然かな……?)

海未(2ヶ月前は、穂乃果が私に)

穂乃果(私が海未ちゃんに)


海未/穂乃果(告白された/した日がある……)
52: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/20(火) 19:31:04.58 ID:SduEuHXz0.net
海未「……」

海未「……穂乃果」

穂乃果「うん……」

穂乃果「……もし、ことりちゃんが、私が……海未ちゃんの事を……その事を知ってたとしたら」

海未「……ことりの行動は、そう言う事なんでしょう」

海未「穂乃果、どうします」

穂乃果「……」

花陽「え、えっと、話についていけない……」

海未「ああ、すみません花陽……ですが」

穂乃果「私、海未ちゃんの事一人の女の子として好きだったの」

花陽「……へ」

海未「穂乃果?!」

穂乃果「いいよ海未ちゃん。本当の事だったんだし」

海未「ですが……」

穂乃果「――花陽ちゃん、ごめんね、変な先輩で」

穂乃果「でも、手伝って欲しい事が出来たの」

穂乃果「これはことりちゃんのこの件を知ってる花陽ちゃん……ことりちゃんと仲良しの花陽ちゃんにしか頼めないの」

穂乃果「……聞いてくれるかな?大丈夫、簡単なことだから」

花陽「……」

穂乃果「……花陽ちゃん」

花陽「…………」

穂乃果「――ん、んん?あれ?」

花陽「」

海未「……立ったまま気絶してますね」

穂乃果「え、なんでーーーーー!?!?」

海未「ショックが大きかったんじゃないでしょうか」

穂乃果「NO!」ソンナァ!
54: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/20(火) 22:36:46.24 ID:SduEuHXz0.net
穂乃果「とりあえず花陽ちゃんをお家に送ったよ……」

海未「お疲れ様です」

穂乃果「うん……」

海未「……」

穂乃果「ねぇ、海未ちゃん」

海未「はい?」

穂乃果「私達ってさ、ずっと昔からの幼馴染みでしょ?」

穂乃果「だから私、ことりちゃんと海未ちゃんの事、なんでも知ってるつもりだったんだ」

穂乃果「でも知らない事、いっぱいだね」

海未「……そうですね」

穂乃果「私は一度海未ちゃんを好きになった……でもやっぱりそれって、世間から見たらおかしくって、責められるような事だった」

穂乃果「今はもう、違うけどさ」

海未「本当ですよ。どうしてこんな事になったのやら」

穂乃果「海未ちゃんが魅力的な女の子だったからだよ」

海未「……まともに返さないでください」

穂乃果「えへへ」

海未「……そして、ことりは穂乃果の事が好きになっていたと」

穂乃果「……みたいだね」
55: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/20(火) 22:39:35.61 ID:SduEuHXz0.net
穂乃果「どうしたらいいのかな……」

海未「……わかりません」

穂乃果「海未ちゃんにわからないんじゃ、私にもわかんないよ」

海未「でもどうにかしようと、するんですよね?」

穂乃果「もちろん」

穂乃果「だってことりちゃんは大事な親友だもん」

海未「……はい」

穂乃果「もちろんっ、海未ちゃんもね!」
56: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/20(火) 23:04:43.12 ID:SduEuHXz0.net
ことり「穂乃果ちゃぁん」

ことり「穂乃果ちゃぁん」

ことり「穂乃果ちゃぁん」


ことり「……」

ことり「大好き」

ことり「大好き」




ことり「本当に?」
57: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/20(火) 23:11:06.25 ID:SduEuHXz0.net
ことり「私って本当に穂乃果ちゃんの事が好きなのかな」

ことり「じゃあなんなんだろうこの気持ち」

ことり「ああ嘘嘘。好き好き大好き」

ことり「こんなの私じゃないし」

ことり「穂乃果ちゃんはもっと可愛いし」

ことり「そういえばさっきなにしてたっけ」

ことり「爪切ったんだっけ」

ことり「髪切ったんだっけ」

ことり「どっちも違う」

ことり「縁は切れそうなことやっちゃったけど」

ことり「嫌だァああああああ!!!」

ことり「嫌だよぉ!!そんなの嫌だあ!!」

ことり「いやぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」



ことり「………………ああ、ほんとうに、穂乃果ちゃんって」

ことり「……可愛い♥」
58: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/20(火) 23:18:57.42 ID:SduEuHXz0.net
海未「次は、私がことりのところへ行ってみます」

穂乃果「……大丈夫?」

海未「……もし、本当にことりが、私と穂乃果の件を知っているなら、今のことりは私の事をあまり良く思ってないかもしれません」

海未「ですが、そうも言っていられません。私にとっても、ことりは大事な親友なのですから」

穂乃果「……うん。わかった」

穂乃果「じゃあ、お願い」

海未「はい、お任せを」


海未「……待っててくださいね、ことり」
59: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/20(火) 23:29:52.79 ID:SduEuHXz0.net
ことり「今一番好きなのは穂乃果ちゃん」

ことり「今一番嫌いなのは」


ことり「海未ちゃん」

ことり「海未ちゃんなんて」

ことり「……嫌い」
63: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/21(水) 21:34:37.77 ID:5ucOg1ya0.net
海未「……」

海未「……」ポチポチ

海未「……」プルルルルル

ことり『……はい』

海未「……今、家の前にいます」

海未「入れてくれませんか。少し話したい事があるので」

ことり『……どうして』

海未「言い直しましょう。どうしても話さなければいけないことがあるのです」

ことり『……そうかな。特に話さなきゃいけない事なんてないと思うけど』

海未「ことりにはなくても私にはあるのです」

ことり『……』

ことり「……」ガチャ

ことり「……じゃあ、あがって」


ことり「お話したいなら、してあげる」
66: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-uQDV) 2015/10/21(水) 23:45:47.60 ID:5ucOg1ya0.net
ことり「……それで、話って?」

海未「最近、ことりの様子がおかしい事について」

ことり「おかしくないよ」

海未「おかしいんですよ」

ことり「おかしいってさ、じゃあ教えてよ」

海未「……」

ことり「教えてよ、私のどこがおかしいのか」

海未「……」

ことり「私は自分の事をおかしいとは思わないよ」

海未「今のことりはおかしいんですよ……絶対に」

ことり「誰のせいだと思ってるの!!」

海未「……」

ことり「海未ちゃん……ねぇ教えてよ、どうして穂乃果ちゃんを拒んだの」

ことり「私初めて見たよ、あんなに悲しそうで寂しそうな穂乃果ちゃん」

ことり「……あの日、穂乃果ちゃんが海未ちゃんに告白したの、偶然聞いてたんだ」

ことり「私は悲しくなった」

ことり「大好きな穂乃果ちゃんが、海未ちゃんの事が好きだった事」

ことり「……それはそれでショックだった」

ことり「でも私は、それ以上に、穂乃果ちゃんが受け入れられなかった事が悲しかったの!!」

ことり「なんでなの!?穂乃果ちゃんは、あんなに優しくて、元気で可愛くて……なにがダメだったの!?」

ことり「答えてよ海未ちゃん!」


海未「間違いなんですよ何もかも!」

海未「女性と女性が交際する事は、過ちで、正しい事なんて何一つないんです!!」
67: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/22(木) 00:00:21.83 ID:97G1nJpM0.net
ことり「……わかってるよ」

ことり「そんな事、わかってるよ!でも、そんな事を考えられないくらい、好きなんだもん!」

ことり「穂乃果ちゃんが!」

海未「……」

ことり「なんでなの!?なにがダメなの?!そんなに悪いことなの?!」

ことり「もう嫌だよぉ、こんなの……嫌だよぉ!!」

ことり「嫌だ嫌だ、全部忘れたい、何も想ってなかったあの頃に戻りたい……」

海未「……ことり」

ことり「もうどうしたらいいのかわからないの……みんなの前じゃ、普通に振舞おうとしても、辛いの……部屋で一人でいても辛いの……」

ことり「私の未来ってどうなるの……」

ことり「今もどうなるの……」

海未「……そんなの、私にはわかりません」

海未「誰にもわかりません」

海未「……ことり」

海未「受け入れるべきはあなたなのかもしれません」

海未「今の自分を、あなたは受け入れるべきなんです」

ことり「……受け入れる?」

海未「……確かに、辛いと思います。ですが、ことり。そこで諦めたらだめなんです」

海未「今の自分が何かをする事で、未来のあなたも、確かに存在するのですよ?」

海未「……だから、もう、穂乃果を」

海未「幼馴染みとして、これからも、今までどおり、一緒に過ごしませんか……?」


ことり「……」

海未「……ことり」

ことり「…………なにいってるの」
68: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/22(木) 00:11:52.40 ID:97G1nJpM0.net
ことり「何を言ってるの海未ちゃん……」

ことり「そんな事で穂乃果ちゃんを諦められるなら」

ことり「こんなにっ、苦しんでないよっ!!!!」

ことり「わかったような事を言わないで!!!」

海未「ことり――」!

ことり「ううううううう!!!」ダッ

海未「ことりっ!」ガシッ

ことり「っ!離して!離してよ!!」

海未「離しません……!」

ことり「離して!!もう私なんかっ、……放って置いてよ……」

海未「嫌です」

ことり「……、……!……」

ボコッ

海未「うくっ……」

ことり「……うう」
ボコッ、ペシッ

ことり「うううううううううううううう」
ペシッペチッペチ、ボコッ

海未「…………」
ベキッ

ことり「……もう嫌なの……」
ことり「どうしたら楽になれるの……」
ことり「もう消えちゃいたい…………」
ことり「もう何も、考えたくない…………」
ことり「苦しみたくない……」


ことり「――産まれてこなきゃ、よかった」

海未「……!!!」スッ

ダダダダッ

――パチンッ

ことり「…………え」
69: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/22(木) 00:14:44.71 ID:97G1nJpM0.net
海未「…………」

ことり「…………え、なんで……」

ことり「なんでいるの……?」

ことり「……穂乃果、ちゃん」



穂乃果「……ばか」

穂乃果「ことりちゃんの…………大馬鹿!!」
72: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/22(木) 21:46:26.00 ID:97G1nJpM0.net
ことり「え、なんで、穂乃果ちゃんが…………?」

ことり「なんで、なんで、なんで…………なんで?」

海未「……ずっと」スッ

海未「聞いてたんです」

通話中と表記されたスマートフォン(チラッ)

ことり「……」

穂乃果「ごめんね。でも……」

穂乃果「ことりちゃんの本当の気持ち、『私が』知るには、こんなことしか思いつかなくて」

穂乃果「……でもことりちゃん」

穂乃果「私は怒ってるよ」

穂乃果「なんでそんなこと言うのって」

穂乃果「産まれてこなきゃよかった、ってなに」

穂乃果「なんで一人で抱え込むの」

穂乃果「私達ってそんなに信用ない?」

穂乃果「ことりちゃんにとって、私達って、なんなの?」
73: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/22(木) 22:41:36.83 ID:97G1nJpM0.net
ことり「……それは」

ことり「……」

ことり「……でも、言えないよ」

ことり「だってこんな事、誰にも……花陽ちゃん。あの子には伝えたけど……普通は言えないよ」

穂乃果「……ならせめて」

穂乃果「私には……言ってもよかったんじゃない?」

穂乃果「むしろ、ことりちゃんはそうするべきだったんだよ」

ことり「……なにを」

穂乃果「……私の事、好きって」

ことり「でも、穂乃果ちゃんはあの時……海未ちゃんを」

穂乃果「ことりちゃん」

穂乃果「そんなのはね、関係ないんだよ」

穂乃果「もっと自分に素直になって、やりたい事、言いたい事、全部ぶつけてよ」

穂乃果「私達、ずっと、親友でしょ?」…ギュッ

ことり「……あ」

穂乃果「……だから戻ってよ」

穂乃果「μ’sに」

穂乃果「いつものことりちゃんに」

穂乃果「私達の大好きな、ことりちゃんに……」

ことり「……私は…………」
75: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/22(木) 23:10:09.68 ID:97G1nJpM0.net
ことり「ただ…………純粋に……不純だけど……穂乃果ちゃんの事が好きだった」

ことり「それだけだった……」

ことり「穂乃果ちゃん…………あのね」

穂乃果「……なに?」

ことり「私達って……なに?」

穂乃果「……」

穂乃果「友達だよ」

穂乃果「ずっと」

穂乃果「……海未ちゃんも、ことりちゃんも」

穂乃果「私の大事な親友」

ことり「……そっか」

ことり「……ねぇ穂乃果ちゃん」

ことり「私……穂乃果ちゃんとね」

ことり「結ばれたかったんだ」

穂乃果「……うん」

ことり「でも、それ、絶対に叶わないみたいだね……」

ことり「だって私達」

ことり「……親友、だもんね」

穂乃果「……ごめん」

ことり「なんで謝るの……?穂乃果ちゃんが謝る事なんて何一つない。私が謝らなきゃいけないくらい」

穂乃果「……ことりちゃんの気持ちも、分かるからさ」

海未「…………」

穂乃果「……これからさ」

穂乃果「楽しい事いっぱいしよう」

穂乃果「今までも楽しかったけど、もっと」

穂乃果「忘れないくらい楽しい日々を送ってみよう」

ことり「……うん」

穂乃果「……私と出会えて、よかったって思わせてみせるから」

ことり「……うんっ」
80: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/23(金) 19:13:30.91 ID:yFMu7wwm0.net
ことり「……ねぇ穂乃果ちゃん」

穂乃果「なに?」

ことり「…………やっぱりなんでもない」

穂乃果「……そう」

海未「……ことり」

海未「いいんですよ、我慢しなくて」

穂乃果「……」

ことり「え……」

海未「……」スッ

……ガチャ
81: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/23(金) 20:40:10.61 ID:yFMu7wwm0.net
穂乃果「……海未ちゃん」

ことり「………………」

ことり「あの……ね、穂乃果」

穂乃果「……うん?」

ことり「……私、穂乃果ちゃんの事、好き」

穂乃果「……うん」

ことり「……そーれだけ」

穂乃果「……そっか」

ことり「これでいいんだー、もう。私はこれで、いいや」

穂乃果「……ごめんね」

ことり「……ううん。こっちこそごめん」
82: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/23(金) 22:15:21.17 ID:yFMu7wwm0.net
ことり「……」

穂乃果「……あの、ことりちゃん」

ことり「あ、穂乃果ちゃん、ここに――」スッ

穂乃果「え、なに?何かついて……」

ことり「……」グイッ

穂乃果「え」

ことり「……ん」チュッ

ズキュゥゥウウン

穂乃果「……!?」

ことり「ふぅ〜、満足満足……」

ことり「キスなんて開き直って出来るの、のれで最後だし、いいよね?」

穂乃果「……」

ことり「……?穂乃果ちゃん?」

穂乃果「……///」

ことり「……!」オメメキラキラ

ことり「んふふ〜……♪」

ことり「やっぱり、穂乃果ちゃんって……」


ことり「……可愛い♥」
84: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/23(金) 22:27:58.57 ID:yFMu7wwm0.net
ことり「ねねっ、穂乃果ちゃん。もう一回してもいい?」

穂乃果「だ、ダメだよっ!?何言ってんの?!」

ことり「いやぁ、穂乃果ちゃんが可愛いから……」

ことり「ほら、ね?」

穂乃果「なに?!ねってなに?!」

ことり「あかん興奮してもうた」

穂乃果「え、なんで急に希ちゃんの真似……?」

ことり「それくらい今のことりは燃え上がってるて事だよ」

穂乃果「どういうことなの!?」

ことり「……んちゅ」

穂乃果「!?むっー!?」

ことり「……んっふふ〜」クチュムチュ

穂乃果「ん〜〜!?///」

〜〜〜

ことり「……」

海未「……」

穂乃果「」ビクンッビクンッ

海未「ことり……なにをしたんですか」

ことり「……えっーと」

ことり「ご、ご想像にお任せします…………」
85: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/23(金) 23:00:52.29 ID:yFMu7wwm0.net
海未「……はあ、まあいいです」

海未「これが最後なんですから」

ことり「……そうだね」

ことり「……思えばすごいね、私と穂乃果ちゃん」

ことり「女の子好きになっちゃうってさ」

海未「本当ですよ、誰が一番驚いていると思ってるんですか」

ことり「あはは……」

海未「でもどうです、ことり」

海未「こんな風に、全て分かってても励ましてくれる幼馴染み……穂乃果は」

ことり「……うん。やっぱり、穂乃果ちゃんは、穂乃果ちゃんだね」

海未「ふふっ、なんですかそれ」

ことり「それ以外じゃ説明出来ないや」

ことり「……本当、穂乃果ちゃんは、穂乃果ちゃんだよ」

ことり「……出会えてよかったって、思わせるって言ってたよね、穂乃果ちゃん」

穂乃果「……」スヤスヤ


ことり「私は最初から、穂乃果ちゃんと出会えて、幸せなんだよ」

ことり「ありがとう」

ことり「穂乃果ちゃん」
89: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/24(土) 18:15:52.38 ID:TMe/J6NX0.net
あの日から、もう二週間が経った。

ことりちゃんもすっかりいつも通りで、いつもの風景には、あのことりちゃんの笑顔が戻ってきていた。

まるで何もなかったみたい。

最初から、何も起きなかったように。

ほんとうに、いろいろあったけど、あれはあれで、私達の……照れくさいけど、そう。絆ってのを再確認出来たような気がする。

優しい優しいことりちゃん。

みんなが大好きで、みんなの事が大好きな、ことりちゃん。

結局は、私達は、同じなんだなって、思った。

繋がり。そんなものを、感じた。

……辛いこと?

きっとこれからも、ある。今までにもあった。だけど、それを私達は超えてきた。

皆となら何だって出来るんだ。その皆といたい。だから、ことりちゃん一人でさえも、かけちゃダメなんだ。

……でも。それでもこんな日が来る。


ことりちゃんが、海外に行く――日本を離れるその日が、来た。
90: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/24(土) 18:44:20.12 ID:TMe/J6NX0.net
穂乃果「……」

ことり「……やっぱり、夢だったから」

ことり「行ってくるよ」

穂乃果「……本当に行っちゃうの?」

ことり「うん。……そんなに心配しないで。これで一生お別れってわけじゃないんだし」

穂乃果「……」

ことり「……お見送りありがとう。……じゃ、いくね」

穂乃果「あ……」

ことり「……」クルッ

穂乃果「……」

ことり「」カラカラカラカラ……

穂乃果「……ま、まって」ガシッ

ことり「……」

穂乃果「帰ってきてよ?絶対に」

ことり「……もちろんだよ」

穂乃果「本当に?」

ことり「……本当。破ったら針千本飲んでもいいよ」

穂乃果「……うん」

ことり「……ありがとう」

ことり(止めてくれてありがとう)

ことり(でも、今回は、止まらない)

ことり(夢、出来たから)

ことり(いつか、穂乃果ちゃんに……ちゃんと男の人で好きな人が出来た時に、着せてあげたいから)

ことり(……私の、ウェディングドレス)

ことり(穂乃果ちゃんを、幸せにしてあげたきから)

ことり「……行ってきます」

きっと、帰ってくるから。

またね、穂乃果ちゃん。
91: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/24(土) 20:46:45.54 ID:TMe/J6NX0.net
海未「………」

穂乃果「……ぐすっ」

海未「穂乃果……」

穂乃果「海未ちゃんは、寂しくないの……?」

海未「……ええ、寂しいです」

穂乃果「……そうだよね」

海未「でも穂乃果」

海未「まるでもうかなり長い間会えないみたいに悲しがってましたが」




海未「滞在期間、1ヶ月ですよね?」
92: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/24(土) 21:02:20.35 ID:TMe/J6NX0.net
穂乃果「……」

海未「……」

海未「はあ……。どっちもどっちですね」

海未「お互いを好き合いすぎなんですよ、貴方達は」

穂乃果「でもぶっちゃけ私、海未ちゃんのほうが……」

海未「おっと、その話はもうしない約束ですよ」

穂乃果「ごめんごめん」

海未「さ、帰りましょう。皆が待ってますよ」

穂乃果「うん」

海未「……」

穂乃果「手つないで帰ろうよ」

海未「……いいですよ」

海未(……)

海未(どれだけ泣いてたんでしょう)

海未(手のひらびっしょびしょ、です)
93: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/24(土) 21:36:16.03 ID:TMe/J6NX0.net
海未(……本当にいろいろありましたね)

海未(おかしな事だらけでしたが)

海未「……穂乃果」

穂乃果「なぁに」

海未「……ことりが、帰ってきたら三人でどこかに行きましょう」

穂乃果「……うん」


穂乃果「絶対、行こうね」
94: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/24(土) 22:08:20.32 ID:TMe/J6NX0.net
…………数年後

……





穂乃果「……ん、あなたか」

穂乃果「いや、このドレス、すごいでしょ?」

穂乃果「キラキラしてて、ふわふわしてて」

穂乃果「初めて試着した時も、すっごい感動したけど」

穂乃果「やっぱり、気持ちの入りようがね」

穂乃果「このドレス作ったの、私の親友なんだよ?」

穂乃果「すごいでしょ?」

穂乃果「今この会場にも、来てくれてる」

穂乃果「……うん」

穂乃果「私の事を好きだった子」

穂乃果「……私が好きだった、子もいる」

穂乃果「……あなたがプロポーズしてくれた時、私はこの事を話した」

穂乃果「内緒にしておくのは、なんだかあなたを騙してるような気持ちになったから」

穂乃果「……それでも、あなたは、私を選んでくれた」

穂乃果「ありがとう」

穂乃果「……そろそろだね」

穂乃果「さ、行こう」

穂乃果「今日は一度限りの結婚式なんだから」

〜〜〜
95: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/24(土) 22:31:09.55 ID:TMe/J6NX0.net
扉が開いて、視界に入る人達。

その中でも、特に8人の姿が、私の目に映る。


花陽「うっわぁ、穂乃果ちゃん綺麗……」

凛「ほんと……凛なんか相手にならないレベルで綺麗……」

真姫「そうね……それにしても、すごいわね、あのドレス。デザインもすごいけど、なんていうか、穂乃果によく似合ってるわ」

絵里「……本当ね。まるで、最初から穂乃果が着るために作られたみたい」

にこ「……そりゃ、そうでしょうね、だってあれは」


海未「ことりが、デザインしたものですからね」


ほのパパ「……」ドバッー

希「だ、大丈夫ですか……?」

ほのパパ「……」オメメウルウル、オトコナキ


穂乃果(――)


ことり「……」

ことり「……」ニコッ

穂乃果「……!」

穂乃果「えへっ」


穂乃果(……ありがとう)

穂乃果「……幸せだよ」

穂乃果(今も、今までも、そしてこれからも)

穂乃果(続いていくんだ)

穂乃果(私達は、これからも続いていくんだ)



穂乃果「ありがとう」

この出会いに、ありがとう。



おわり
96: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ (ワッチョイW 41bf-B0WL) 2015/10/24(土) 22:34:15.22 ID:TMe/J6NX0.net
※ようやく本当に終わりです。見てくださった方に最高のありがとうございました※
次はもうね、シリアスとかなしの三馬鹿とかでも書きます。この手の話は疲れちゃうふええ※

ほんとありがとうございました
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