凛「あぁ憧れのスクモンマスターに」

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凛-アイキャッチ13
1: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:21:11.67 ID:gYRhH1W5.net
凛「えっ…?エリーチカ博士が凛を?」

ママ凛「えぇ、凛のことを探してたわよ。大事な話があるって」

凛「ついに凛も『スクールアイドルモンマスター』になるために旅にでるのかにゃ!?」

ママ凛「ふふっ、そうかもしれないわね」

凛「こうしちゃいられないにゃ!エリーチカ博士を探してくるにゃ!」

ママ凛「ええ、頑張りなさい」

元スレ: 凛「あぁ憧れのスクモンマスターに」

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2: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:25:55.09 ID:gYRhH1W5.net
凛「うーん…一体博士はどこにいるにゃ?研究所にもいないし、町中どこ探してもいないにゃ」

凛「博士の孫的存在で幼馴染の真姫ちゃんの姿も見当たらないし…」

凛「草むらには野生のスクールアイドルモンスターが襲ってくるから入っちゃダメって言われてるし…」


凛「つんだにゃ」


凛「んん…一体どこに行けば博士に会えるのかにゃ?あそこの太ったおじさんに話でも聞いてみようかにゃ」

凛「…あれ?ウロウロしてる間に片足だけ草むらにつっこんでたにゃ」


『ダメよ凛!』

凛「へ…?」

絵里「草むらに入ってはいけないわ」

凛「エリーチカ博士!」
3: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:28:27.96 ID:gYRhH1W5.net
絵里「まったく…。草むらには野生のスクモンがたくさんいるの。丸腰で襲われたら大変なことになるわ。駄目じゃないの」


凛「ごめんなさい…」

絵里「ふふっ、そんなに落ち込まないで。凛にいいものをあげるわ」

凛「えっ!そ、それってもしかして…」

絵里「大事な話があるの。今から研究所に来て」

凛「了解にゃ!」
4: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:33:28.43 ID:gYRhH1W5.net
エリーチカ研究所



真姫「遅いわよ!」

凛「真姫ちゃん!遅れてごめんにゃー」

絵里「揃ったわね。じゃあ早速始めましょうか。二人に大事な話があるの」

凛・真姫「ゴクリ…」

絵里「スクールアイドルモンスター…略してポケ」

真姫「ポケ?」

絵里「ゴホッ…ゲホッ…失礼。スクールアイドルモンスター…略してスクモン。二人もテレビや雑誌で見たことあるでしょ?」


凛「もちろんにゃ!」
真姫「簡単に言えばアイドルでしょ?歌って踊れるモンスター級の超人アイドル…それがスクールアイドルモンスター」
5: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:36:40.71 ID:gYRhH1W5.net
絵里「えぇ。見ためは私たち人間とほぼ変わらない。だけど、私たちには持っていない不思議な力で人を魅了させる…ただ、その力を発揮できるスクモンはごく一部だけ」


凛「ごく一部なの?」
真姫「そんなに狭き門だったのね」

絵里「ええ、ほとんどのスクモントレーナーはスクモンの真の力を引き出すことなく挫折していくわ」

凛「そんなになのかにゃ…」

絵里「どこから来たのか、スクモンは一体何者なのか…何故、スクモンはステージに立ち、歌い、そして踊るのか…それは研究している私にもまだ分からないの」

真姫「で、私たちにどうしてほしいの?」

絵里「もう、そんなに急かさないで。まぁ、早い話があなたたち二人に私の研究のお手伝いをしてほしいの」



凛「ってことは、凛たちがスクモンマスターに!」

真姫「ヴェェェ!って、気が早すぎるんじゃないの?それに、私たちがスクモンマスターになることが絵里の研究の為になるの?」
6: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:40:14.33 ID:gYRhH1W5.net
絵里「ええ。二人にはスクモンと旅に出て欲しいの。旅をして、色々なスクモンと出会い、戦い、触れ合うことでスクモンがどう変化するのかを…。勿論、スクモンマスターになりたいなら、目指してみるのもいいと思うわ」



凛「…凛、やるにゃ!」
真姫「私もやるわ!やりたいの!」


絵里「ありがとう…二人ならそう言ってくれると信じていたわ。」


凛「凛もついにスクモントレーナーに…真姫ちゃん!凛も大人の仲間入りにゃ!」

真姫「ちょっ、急に抱きつかないでよ!そんなことより、大事なことを忘れてない?」


凛「へ…?大事なこと?」

真姫「そうよ。一番大事なことよ」


凛「ラーメンはおやつに入りますか!」

真姫「じゃなくて!トマトはおやつに…じゃないわよ!もっと肝心な事があるでしょ?」

絵里「ふふっ、スクモンのことね?もちろん、二人にプレゼントがあるわ」


真姫・凛「えっ!」
7: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:44:00.24 ID:gYRhH1W5.net
絵里「紹介するわ。あなたたちのパートナーよ」


花陽「ピャァ!」
にこ「にこっ!」


凛・真姫「ぐぅっ!」
絵里「ど、どうかしたの?」


凛「か、かわいい…可愛すぎるにゃ!」
真姫「噂には聞いてたけどここまで可愛いだなんて…」


凛「あれ?けど、凛の知ってるスクモンってこんなに小さくないよ?凛たちと変わらないくらいのはずなのに、このスクモンたちはぬいぐるみサイズにゃ」


絵里「言ったでしょ?力を発揮できるスクモンはそんなにいないって。最終形態まで育て上げることができれば、私たちとほぼ同じ姿になるわ」


凛「ふーん…」
花陽「ピャア!」


凛「(今でもこんなに可愛いのに最終形態になったらどうなるにゃ)」
8: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:46:27.15 ID:gYRhH1W5.net
にこ「にこー」

真姫「(大きくなったらもっと可愛くなるに違いないわ。私はこの子に決めたわ)

絵里「じゃあ、凛はどちらを選ぶ?」

凛「凛から選んでいいの!?」
真姫「ちょっ!なんでよ!」

絵里「いいじゃない。我慢しなさい」

真姫「…ふんっ。(ど、どうしよう。絶対とられちゃうわ)」

にこ「にこー」
真姫「ぐうぅっ!(だってこんなに可愛いじゃないのよ)」


絵里「今、真姫に笑いかけてるスクモンが矢澤にこ。普通のスクモンより少し体は小さいけれど、芯はしっかりっているわ。ただ少し腹黒いというか…計算高いところがあるの。アイドルとして吉と出るか凶と出るか、それは育て方次第ね」

凛「ふーん(あのスクモンはないにゃ)」
9: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:49:53.65 ID:gYRhH1W5.net
絵里「で、この子が小泉花陽。少し気が弱くてネガティヴなところもあるけれど、アイドルを思う気持ちは誰にも負けない。ただ、恥ずかしがり屋なのが問題ね。それをどうするかが今後の大きな課題になるわ」


花陽「ピャァ!」
凛「小泉花陽、君に決めたにゃ!」


真姫「あっ、そっちなのね…よかった」

凛「ん?どうかしたにゃ?」
真姫「べ、べつになんでもないわよ!」


凛「よろしくにゃ、花陽ちゃん」

花陽「ピャァ!(ニコッ)」

凛「うぅ…か、可愛すぎるにゃ。さすがスクモンにゃ」
花陽「ピャア…」


絵里「ふふっ、凛が可愛いって言うから花陽が照れてるみたいよ」


凛「花陽ちゃん…んー…はなよ…そうにゃ!あだ名をつけるにゃ!今日から花陽ちゃんはかよちんね。よろしくね、かーよちんっ」


花陽「(ニコッ)」

凛「気に入ってくれたのかにゃ?凛も嬉しいにゃ!」
11: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:52:52.15 ID:gYRhH1W5.net
真姫「よ、よろしくね…にこちゃん」

にこ「ニコッ♪にこっ!にこ!」

真姫「絵里のいうとおりだわ…可愛いけれど、笑顔と仕草が若干あざといわね」

にこ「にこっ!」

真姫「ちょっ、痛いわね何するのよ!」

絵里「あら、真姫もお似合いじゃない」
真姫「ちょっ!どこがお似合いよ!イミワカンナイ」


凛「かーよちん」
花陽「ぴゃあ!」


絵里「花陽もにこも、まだ喋ることはできないし、歌うことはもちろん踊ることだってできない。お世辞にも今はアイドルなんて言えない」


絵里「凛と真姫、あなたたちが二人を一人前のアイドルにするのよ」


凛「任せるにゃ!」

真姫「世界一のスクモンにしてみせるわ。じゃあ早速」



凛「ん?」


真姫「凛、勝負よ」
13: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:56:19.67 ID:gYRhH1W5.net
凛「真姫ちゃんも好きだね…仕方ないにゃ」

真姫「絶対に負けないわ」


凛「じゃあ、最初はグーからね」
真姫「じゃんけんじゃないわよ!」


凛「へ?」

凛「スクモン勝負よ!バトルするわよ、スクモンバトル!」


凛「い…いやにゃ!」
花陽「ピャア!」


凛「こんなに可愛いかよちんに体当たりなんかさせられないし、鋭利なツメでひっかかれて怪我でもしたら大変!そんなの可哀想にゃ!」


真姫「あのねぇ…凛、あなた何も知らないの?」

凛「にゃ?」

絵里「この子たちはアイドルよ。アイドルには、アイドルの戦い方があるわ」

凛「たとえば…CDの売り上げを競ったりとか?」


絵里「そういう勝負もあるけれど、一般的にはダンスや歌を相手に見せ合い、スクモン自身が相手よりアイドルとして劣っていると感じればそこでバトルは終了よ」

凛「なるほどね。いいよ!真姫ちゃん、勝負にゃ!」

真姫「望むところよ!」
14: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 01:59:27.35 ID:gYRhH1W5.net
凛「かよちん!君に決めた!」

花陽「ぴ、ぴゃぁ!」


真姫「いくわよ!にこちゃん!」

にこ「にこ!」

花陽「ピャァ!」


にこ「……にこ?」
真姫「…えっ?」


凛「んんっ?かよちん?」
花陽「ブルブルブルブルブル…」


凛「凛の足に隠れてないで!ほら、にこちゃんに可愛いかよちんスマイルをぶちまけるにゃ!」

花陽「ブルブルブル…」
凛「どうしちゃったにゃ?かよちん?」


絵里「言ったでしょ?花陽は恥ずかしがり屋なの」

凛「なんてこった!」

真姫「勝負あったわね」



かよちんVSにこちゃん

勝者 にこちゃん
極度の恥ずかしがり屋のため、花陽本人がバトルの参加を拒否
17: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 02:06:25.33 ID:gYRhH1W5.net
にこ「ふっ(ニヤリ)」

真姫「不敵な笑みをみせるのやめてよね。アイドルでしょ?喜び方がいやらしいのよ」

にこ「ふへっ(ニヤリ)」
真姫「だからやめてよ!もっとアイドルらしく可愛く笑ってよね」


にこ「にこ…?にこ…『にっこにっこにー』」

真姫「へっ?今のって…なに?」

凛「にっこにっこ…にー?」


絵里「すごいわ真姫!バトルに勝ったことでアイドルとしての自信をつけたにこが新しい技を覚えたのよ!」


凛「技…?これがにゃ?」

にこ「にっこにっこにー」


絵里「アイドルはね、歌って踊れるだけじゃダメなのよ。この技がにこの武器になるわ。凛も花陽を成長させたいのなら草むらで野生のスクモンと戦わせる事ね」


凛「戦って勝てばかよちんも何か技を覚えるにゃ?」

絵里「ええ。技だけじゃないわ。ステップや言葉や歌を覚えるわ。とにもかくにも、バトルあるのみよ」



凛「そんなもんかにゃー…ん?」

花陽「…ぴゃあ」
凛「かよちん、どうしたの?」


花陽「ぴ…ぴゃあ…ぐすぐす」

凛「ど、どうして泣いてるにゃ!?」
18: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 02:08:41.71 ID:gYRhH1W5.net
凛「もしかして、どこか痛いの?」


花陽「(フルフルフル!)」

凛「あっ…もしかして、バトルに負けちゃったことを謝ってるのかにゃ?」


花陽「(コクン…)」

凛「どうして謝るの?凛、知ってるよ。凛に隠れながらも、何度も勇気を出して前に出ようとしたよね?」


花陽「ぴ…ぴやぁ」

凛「初めてだもん。そううまくはいかないにゃ!失敗したっていいんだよ。凛も頑張るから、一緒に頑張ろう。ね?」


花陽「ピャア…ピャア!」

凛「ちょっ、かよちん!くすぐったいにゃー」



花陽「…チャン」


凛「へ?」


花陽「リ…ン…チャン」
20: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 02:12:34.74 ID:gYRhH1W5.net
凛「かよちん…そ、そうだよ!凛だよ!」



花陽「リンチャ…リンちゃん……凛ちゃん?」

凛「そうだよかよちん!凛だよ!凛は凛だよ!!」


花陽「凛…ちゃん、凛ちゃん(にこっ)」

凛「かよちん!ううぅ…凛はかよちんのことが大好きにゃ!」



真姫「ま、真姫よ…。これからよろしくね、にこちゃん」

にこ「にこっ」

真姫「どうしてにこちゃんは名前で呼んでくれないのよ!」


絵里「(バトルに負けたはずの花陽が言葉を覚えた…まさか、そんな事あるわけないわ。もしかして、この2人…)ふふっ、面白くなってきたわね」


凛「よぉぉし!スクモンマスター目指してがんばるにゃ!」

花陽「ピャァ!」


つづく
27: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 17:49:03.82 ID:We0auuRb.net
凛「ママ!凛ね、かよちんと一緒に旅に出てくる!」

ママ凛「そうなの…寂しくなるけど頑張りなさい。」

凛「うん!凛、頑張るね」


ママ凛「あなたも頑張って。凛のこと、守ってあげてね」

花陽「ピヤァ!」



ママ凛「まずは、そうね。草むらを抜けると小さな街があるわ。そこにはスクモンジムとチャンピオンロードもあるわよ。まだ中には入れないけど、一度見てみるのもいいと思うわ」


凛「スクモンジム…?チャンピョンロード?ちょっとイミワカンナイけどまぁなんとかなるにゃ!じゃあ凛はいってきます!」

ママ凛「ええ、いってらっしゃい。気をつけてね」
28: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 17:51:47.20 ID:We0auuRb.net
凛「なんとか隣の町までこれたにゃ。」

花陽「(しゅん…)」

凛「元気だすにゃ!たしかに一度もバトルには勝てなかったけど…先は長いしなんとかなるにゃ!」


花陽「凛ちゃん…」

凛「大丈夫にゃ。だから、もっと自分に自信を持つんだよ?かよちんはこんなに可愛いんだから」

花陽「(コクリ)」

凛「えーっと…この街にあるのは…スクモンセンターとスクモンショップとスクモンジム?なんか難しいお店がたくさんあるにゃ」

花陽「(グゥゥゥゥ…)」

凛「ふふっ、凛もお腹減ったにゃ!じゃあご飯にしよっか」

花陽「ピャァ!」


凛「お昼はラーメンにゃ!」

花陽「ピヤァ!」
29: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 17:53:46.17 ID:We0auuRb.net
凛「いい味噌ラーメンだったにゃ。お昼は味噌、夜は塩なんてよく言ったものにゃ」

花陽「ぴやぁ…?」


凛「お腹もいっぱいになったし、じゃあ何しよっか…ん?」


花陽「ぴゃあ」


凛「こっちに抜け道があるにゃ。ちょっと行ってみようか」

花陽「ピャァ!」

凛「すごいにゃ…向こうに大きな建物があるよ!あの中に入ってみるにゃ!」


待ちなさい!


凛「へっ?」

真姫「やめといた方がいいわ。ジムバッジをひとつも持ってない私たちじゃ行っても相手にしてくれないわよ」


凛「真姫ちゃん!真姫ちゃんもきてたんだね」

真姫「ええ勿論。花陽も元気にしてる?」

花陽「ぴゃあ!」
30: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 17:56:27.13 ID:We0auuRb.net
真姫「そう、良かったわ。でも凛、ダメじゃないの!花陽が全く成長してないわよ」


凛「そんなことないにゃ!ちゃんと野生のスクモンが現れても前に出ることができるようになったよ!」


真姫「へぇ、そのあとは?」

凛「かよちんがやられそうになったら、凛がかよちんを抱えて逃げてるにゃ」

真姫「はぁ…それじゃあ意味がないでしょ!」


花陽「しゅん…(グスン…)」

凛「あぁもう…泣いちゃ駄目だよ?前に出れるようになっただけでも凄いことなんだから」


花陽「凛ちゃん…(グスグス)」

真姫「泣くことないわ。少しずつだけど、花陽も成長してるわよ」

花陽「ぴゃあ…ぴゃあ!」



凛「かよちんも喜んでるにゃ。それはそうと、ねぇ真姫ちゃん、あの奥にある大きな建物は何なの?」

真姫「あそこはね、私たちの目指す場所。世界一のスクモンとトレーナーを決める大会。通称ラブライブの本選会場に通じるチャンピオンロードよ」

凛「世界一のスクモンを決める大会…通称ラブライブ…一体、どの文字をとって名前をつけたらラブライブになるんだにゃ」


真姫「細かいことは気にしないで」
凛「分かった気にしないにゃ」


真姫「下見ついでに行ってみたんだけど…中にも入れてくれなかったわ。やっぱり、ジムバッジが必要ね」

凛「そういえばママもジムがどうとな言ってた。ねぇ真姫ちゃん、ジムバッジってなんなのかにゃ?」

真姫「あなたね…そんなことも知らないの?」
凛「知らないにゃ!」


真姫「はぁ…スクモンジムはわかる?」

凛「あっ、さっき行ったラーメン屋さんの近くにあったのがなんとかジムだったような…」


真姫「まぁ簡単に言えばスクモンジムは道場ね。私たちが道場破りになって、その道場で一番強いジムリーダーを唸らせればジムバッジが貰えるわ」

凛「唸らせるだけでいいの?」

真姫「ええ。ダンスや歌、特技でもギャグでもなんでもいいわ。ジムリーダーを唸らせれば私たちの勝ちよ」
31: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 18:01:55.34 ID:We0auuRb.net
凛「とにかく、ジムリーダーを唸らせてバッジを貰えばチャンピョンロードに行けるんだね」


真姫「簡単に言うけど、ジムバッジは全部で8つよ」

凛「8つも!それを全部集めるの?うぅ、気が遠くなりそうにゃ…」


真姫「全部で8つか6つか、4つ…場合によっては3つくらいになるわ」


凛「うん、分かったにゃ。だんだん減ってるけどなんとなく深くは追求しないにゃ」


真姫「がんばりなさいよ。今のままだと、ひとつも勝ちとれないわよ」

花陽「ぴやぁ…」


凛「大丈夫!凛たちならできるよ!ジムバッジなんかたくさんとれる!」


花陽「…凛ちゃん。(コクン!)」

凛「うん!その意気にゃ!」


真姫「他に聞きたいことはある?」

凛「あるにゃ!さっきみたけど、スクモンセンターってなぁに?」


真姫「そんなことも知らないの?はぁ…少しは自分で勉強しなさいよ」
32: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 18:03:50.73 ID:We0auuRb.net
凛「えへへ、凛どうしても英語は苦手で」

真姫「関係ないわよ」

花陽「ぴゃあ!」


真姫「スクモンバトルで疲れたスクモン達をケアしてくれる場所よ。歌って踊りすぎて瀕死ってくらいに疲れてもスクモンセンターで休めば一瞬で元気を取り戻すわ。しかも、何度利用してもタダだから不思議よね」


凛「タダ!?」
真姫「そうよ。タダ」


凛「タダより怖いものはないにゃ…利用しない方がいいのかにゃ?」

真姫「いいから利用しなさいよ。詐欺とか絶対にないから」


凛「ふーん。かよちんも聞いてた?疲れたら連れて行ってあげるからちゃんと言うんだよ?」

花陽「ぴゃあ!」
33: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 18:04:55.59 ID:We0auuRb.net
真姫「あと、スクモンショップね。飲み物や食べ物はもちろん、スクモンたちに必要な道具も売ってるわ」


凛「へー、あとでいってみるにゃ」
花陽「ぴゃぁ!」


真姫「そうしなさい。野生のスクモンと戦うとすぐ服がボロボロになるわよ」

凛「そうなの?うぅ…たしかに今着てるのも服っていうか布きれを巻いてるっていうか…」

真姫「絵里ももっといい服着せてくれればよかったのに」


凛「アイドルだし、もっといい服着ないとにゃ。あとで買いに行こうか?」

花陽「…ぴゃあ」


凛「えっ?どうしたの?遠慮しなくていいにゃ!」


真姫「けど、値段結構するわよ」
凛「そうなの!?さっきラーメン食べちゃったし、うぅ…2500円くらいしか持ってないにゃ」

真姫「道端で立ってるスクモントレーナーと勝負して勝てばお金がもらえるわよ。そうね、花陽の場合はまず野生のスクモンとバトルして慣れることからはじめたら?」


凛「そうだね。そうするにゃ!がんばろうね、かよちん!」

花陽「ぴやぁ!」




凛「あれ?そういえばにこちゃんは?にこちゃんの姿が見当たらないけど…」


真姫「そ、そう?おかしいわね」


凛「なるほど…喧嘩でもしただね?」

真姫「ちがうわよ!ちょっと色々あって…」




『ちょっと!なんでおいていくにこ!』

凛「今の声って…まさか」
34: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 18:06:50.36 ID:We0auuRb.net
花陽「ぴゃあ!」


にこ「ジムバッジがなくたって監視の目を盗めばラブライブ本線会場まで進めるっていうのに…どーして引き返すのかしら」


真姫「すぐ見つかって追い出されるに決まってるわよ!」

にこ「へっ…真姫ちゃん足が遅いから」

真姫「関係ないでしょ!」




凛「ちょっと待って。なんで普通に会話できてるの?それにぬいぐるみサイズだったにこちゃんがちょっと背の低い同世代の女の子くらいのサイズになってるにゃ!」


真姫「分からないけど、野生のスクモンと戦ったらこんなに育ったの」


凛「そんなばかな!」


にこ「当然の結果よ!ここら辺の野生のスクモンはたるいのよ。アイドルとしての自覚が足らないわ。あんな奴らに負けるなんて私のプライドが許さなかった。気づいたらこうよ」


凛「真姫ちゃんの育て方がすごいのか、にこちゃんがすごいのか…今となってはもはやどっちでもいいって思えてきたにゃ」


にこ「すごいのは私よ!私に決まってるじゃない!」

真姫「はいはい。そうね」


凛「あっ!にこちゃんの着てる服可愛いにゃ!ショップで買ったの?」

にこ「そうよ、真姫ちゃんに買ってもらったの。私ったななんでも似合っちゃうから買うときに困って困って」

真姫「ショップで試着した服を全部買おうとしたらにこちゃんに止められちゃったの」

にこ「当たり前にこ!」


凛「全部買い占めるって…真姫ちゃんもよくやるにゃ」

真姫「深い意味はないわよ?アイドルとして可愛い服は必要じゃない」


凛「そうだけど…かよちんにも早く可愛い服を着せてあげたいにゃ」

花陽「ぴゃあ!」
35: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 18:07:40.78 ID:We0auuRb.net
にこ「って、なに?ちょっと、花陽はまだ喋れないの?」

花陽「…ぴゃぁ」


にこ「あんたね、やる気あるの?それか、あの建物の1番てっぺんに立ってみたいって気持ちが足らないんじゃない?」

花陽「…ピャァ」


にこ「私は立ってみせるわ。必ず…だって、それが私の夢なんだから。それに、私だけじゃないわ…私をここまで育ててくれた真姫ちゃんにも…」

真姫「ん?私がどうかした?」
にこ「うっさいわね!」

真姫「はぁぁ?なによ急に!」
にこ「ふんだ」


凛「相性ぴったりだね。こっちも安心したにゃ」

真姫「ふんっ、別にぴったりってわけじゃ…」
にこ「ほんとよ。失礼しちゃうわ」


凛「仲の良さだけは負けないにゃ!ねっ、かよちん」

花陽「…(コクン)」

真姫「じゃあ、私たちは先に進むわ。この次の街にジムがあるみたいなの」



凛「ジムならこの街にもあったよ?」

真姫「それが…鍵が閉まってるのよ。何かあったのかしら?」


凛「ふーん」

にこ「いいから、早く先へ進むわよ」

真姫「分かってるわよ。じゃあね、凛」


凛「うん!また!」
37: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 18:08:54.68 ID:We0auuRb.net
凛「(真姫ちゃんにだいぶ差をつけられちゃったな…。かよちんはまだ喋らないし、凛は本当にスクモンマスターになれるのかな)」


花陽「凛ちゃん…」

凛「ん?どうしたの?」


花陽「ぴゃぁ!」パンパン

凛「あっ、本当だ。服に泥がついてる…いつついたんだろ?」

花陽「(アセアセ)」

凛「えっ…綺麗にしてくれてるの?」


花陽「ピャア!凛ちゃん!ぴゃあ!」

凛「ありがとうにゃ!」

花陽「ぴゃあ!」


凛「(そうにゃ。凛たちには凛たちのペースで頑張ればいいにゃ。だってかよちんはこんなにいい子なんだから)」


凛「この道をまっすぐ行ったところに森があるんだって、森を抜ければ小さな街だけど、そこにはスクモンジムもあるにゃ!かよちん、凛と一緒がんばるにゃ!」


花陽「ぴゃあ!」

つづく
45: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:05:44.81 ID:fEGDU4aL.net
凛「うぅ…なんで昼間なのに森の中は薄暗いんだろ…」


花陽「うぅ…ぴ、ぴゃぁ!」

凛「大丈夫にゃ!凛がついてる!かよちんは怖がらなくていいんだよ!」

花陽「うぅ…ぶるぶる」

凛「この森を抜ければジム戦にゃ!かよちん、がんはろうね!」

花陽「…ぴゃあ」


凛「(凛が怖がったら、かよちんだって不安になる。よし、もう弱音ははかないよ!」


凛「ほら、凛が抱っこしてあげるから元気出すにゃ!」

花陽「ぴ…ぴぃ」


凛「もしかして…照れてる?」
花陽「!!」

凛「(かわいいにゃ)」
46: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:08:29.53 ID:fEGDU4aL.net
凛「うぅ…でもやっぱり森だからこのへんは草むらばっかりにゃ」

花陽「…ぴゃ」


凛「心配?」

花陽「(ふるふる…)」


凛「大丈夫だよ!もし野生のスクモンに遭遇しても、凛が走って逃げてあげるから!」

花陽「(ふるふるふる!)」


凛「えっ…」

花陽「ぴやぁ!ぴゃ…ぴゃぁ!!」


凛「凛に助けてもらってばかりじゃ駄目…にこちゃんに差をつけられっぱなしだよ!1日も早く一人前のスクモンになりたい。そう、かよちんは言いたいんだね?」


花陽「ぴやぁ!」


凛「よく言ったにゃ!よーし、そうと決まれば…」



凛「…いくよ?」

花陽「ぴゃあ!」



凛「いっくにゃぁぁぁ!!!」
47: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:10:52.11 ID:fEGDU4aL.net
やせいのスクモンがあらわれた!?


凛「にこちゃんも言ってたけど、ここらへんにいる野生のスクモンはアイドルとしての自覚がない子達ばっかりだね」


花陽「ぴゃあ!」


凛「ほらよくみるにゃ!あんなに毛がボーボーなアイドルみたことないにゃ!アイドルとして…いや、女の子としての自覚がなさすぎにゃ!」


花陽「ぴ…ぴゃあ!?」


凛「かよちんなら勝てる!いけ、かよちん!君に決めた!」


花陽「ぴ、ぴゃあ……あっ?」

凛「やったぁ!前に出れた!まずは第一関門突破にゃ!」



花陽「ぴゃあ…?」


『ガルゥゥゥ…』



花陽「ひぃっ!」

凛「なんてアイドルにゃ!あんなに歯をむき出しにして威嚇してくるなんて!」


『ガルゥゥゥ!!』


凛「かよちんあぶないっ!」

花陽「ぴやぁ!」
48: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:18:40.38 ID:fEGDU4aL.net
凛「凛は怒ったにゃ!なにするの!急に襲ってくるなんて卑怯にゃ!スクモンバトルのルールを忘れたの?お互いを傷つけ合ってはいけないってルールがあるんだよ!」


花陽「凛ちゃん!凛ちゃん!(ふるふる!)」

『ガルゥゥゥ!!!ガブッ!!』

凛「よだれ垂らして威嚇するなんてアイドルとして失格だよ!さすがの凛だってラーメンを盗られて腹がたってもよだれ垂らしながら威嚇なんてしないにゃ!」


花陽「凛ちゃん!り…凛ちゃんっ!」


凛「へ?かよちんどうしたにゃ?」


花陽「ふるふるふる…ぴゃあ!」



凛「ん?」




『ガルゥゥゥ!!ガルゥ!!!』



凛「どうしよう!なんかよくみたらスクモンじゃない!ただの凶暴な狼にゃ!」




花陽「ぴゃあ!」

凛「かよちん逃げるにゃ!凛にしっかりつかまって!」


花陽「ぴゃあ!」
凛「うわぁぁぁ!」

『ガルゥゥ!』



凛「まだ追ってくるにゃ!」

『ガルゥゥゥ!!!』


花陽「凛ちゃん!凛ちゃん!」
凛「大丈夫にゃ!凛がついてるからこわくないよ!」


花陽「ふるふる!ぴやぁ!ぴやぁぁ!」

凛「へ?どうしたにゃ?」
49: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:21:20.47 ID:fEGDU4aL.net
凛「あっ…」

凛「崖があるなんて聞いてないにゃぁぁぁぁ!!」


サブーン!






凛「んー…作詞に…作詞にきたはず…うぅ…」

花陽「ぴゃあ!ぴゃあ!」

凛「かよ…ちん?」

花陽「りんちゃ…凛ちゃん!!」

凛「ここは…うわっ、崖の下なんだ。って、あんな上から落ちちゃったの?」


花陽「ぴゃ!ぴゃぁ!」

凛「かよちん!怪我は?怪我はしてない?」
花陽「(ふるふる)」

凛「ほっ…それなら一安心。よかったにゃ」

花陽「ぴ…ぴゃあ!」

凛「ん?凛なら平気。けどすっかり夜になっちゃったね。夜の森はあぶないにゃ…固くなってばっかりの虫とかも出るし。さ、さっさとこんな森から出て…ひいっ!」

花陽「凛…ちゃん?」
50: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:23:12.39 ID:fEGDU4aL.net
凛「足…痛いかもにゃ…なんて」


花陽「ぴゃぁ!り、りんちゃん!」

凛「…かよちん。お願いがあるの」

花陽「ぴゃあ?」

凛「凛を置いてここから逃げて」

花陽「(ふるふる!)」

凛「駄目にゃ。夜の森は寒いし危険がいっぱいだよ?もしこのまま朝までいて、かよちんになにかあったら、凛は後悔してもしきれないにゃ」


花陽「(ふるふるふる!)」

凛「かよちん…お願いだよ…ね?」

花陽「ぴ…ぴゃあ!!」


凛「かよちん!?なにしてるの?」

花陽「ぴっ…ぴゃあ!ぴゃあ!」
51: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:25:37.74 ID:fEGDU4aL.net
凛「この崖を登ろうとしてるの…?駄目だよかよちん!そんなことしたら怪我しちゃうにゃ!あぶないよ!」

花陽「ぴ…ぴゃあっ!」

凛「かよちん…」

花陽「凛ちゃん…、ぴやぁ!!」

凛「凛のために頑張ってくれてる…かよちんが頑張ってるのに黙って見てるなんてできないにゃ!凛がかよちんを抱えて崖を登るよ!」


ダッ!


グキッ

凛「ひぃぃっ!」

花陽「りんちゃん!!」


凛「今っ…すごい音した」

花陽「(コクン)」


凛「なんか足がジンジンしてきた!ど、どうしよう!」

花陽「ぴ…ぴゃああ!」


凛「うわぁぁこんなに腫れてるにゃ!痛い…痛いかも!」

花陽「ぴゃあ!(アセアセ…)」


花陽「!!」
52: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:27:36.04 ID:fEGDU4aL.net
誰か…

凛「えっ…」


花陽「誰か…誰か助けて!!!」

凛「かよちん…!」


花陽「ダレカタスケテェェェェェェェ!!!!!!」


『な、なんなんだ今の声は!』

『もしかしたら崖の下に誰かが…』

『だれかいるのか!助けが必要なら助けてやる!だれだ!いるならもう一度声をあげてくれ!』


凛「遠くにいる人にかよちんの声が届いたみたいにゃ!すごい…すごいよかよちん!」

凛「よーし!凛も一緒に!ここですっ…!?うっ、ゲホゲホゴホッ…!」

花陽「ぴゃっ!ダレカタスケテェェェェェェェ!!!!!」
53: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:29:21.50 ID:fEGDU4aL.net
「いたぞ!この崖の下だ!」

「こんな場所に!?こっから叫んでよく俺たちのいた場所まで届いたな!待ってろ!今助けてやる!」


凛「やったにゃ!こ、ここです!」

花陽「ぴやぁ!」


凛「かよちんのお陰で助かったにゃ。かよち…」

花陽「凛ちゃん?」



凛「あれ…急に眠たく…か、かよ…ち…」

花陽「り、りんちゃん!!」






凛「んんー…」

「あっ、目がさめた?」

凛「んん?」

「はじめまして、こんにちは」

凛「はじめまして…えーっと…」


ことり「私は南ことり。スクモンセンターで働いてるよ!よろしくね、凛ちゃん」

凛「よろしくお願いします…。えーっと、凛は一体なにをしてて…はっ!そ、そうにゃ!狼に襲われて崖からおっこちたんだ!」
54: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:31:24.71 ID:fEGDU4aL.net
ことり「覚えてるんだね?よかった…足の方もそんなにひどくなかったからキズぐすりですぐ治ったよ。よかったね!」

凛「そっか…凛たち助かったんだ」

ことり「うん。狩りをしてたおじさん達が倒れてる凛ちゃんを見つけてくれたの。すごく遠くで狩りをしてたけど、助けてって叫び声が聞こえてきたっておじさん達が驚いてたよ」


凛「そっか…よかった…。ううん!よくないにゃ!かよちん…か、かよちんはどこにゃ!」


ことり「えっ…かよちん?」

凛「かよちん!凛のパートナーで大切な…大切な!」


ことり「あっ、花陽ちゃんのこと?それなら…」


「りんちゃん…?」

凛「へっ?」

花陽「うふふっ、凛ちゃん。おはよう」

凛「か…かよちんがちょっと大きくなってる!?」
55: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:34:19.21 ID:fEGDU4aL.net
花陽「凛ちゃ…だいじょう…ぶ?」

凛「しかも喋ってる…。すこしたどたどしいけど…年齢的にちょうど幼稚園くらいかな?」

ことり「スクモンとして、アイドルとして花陽ちゃんは少しレベルアップしたんだよ」

凛「かよちん…すごいにゃ!すごいよ、かよちん!」

花陽「てへてへ」

ことり「うん!野生のスクモンとたくさん戦ったおかげだね」

凛「ううん。かよちんは一度もスクモンと戦ったことないよ」

ことり「えっ…」


凛「この調子でダンスも歌も覚えようね!凛も教えるにゃ!こうみえて、凛はスポーツが得意なんだよ。ダンスならかよちんに教えられるにゃ!」

花陽「さ…さっきの」
凛「さっきの?」

花陽「さっきの…花陽…。…凛ちゃんの…なぁに?」

凛「あっ、かよちんが凛のなんだって?そ、それは…かよちんは凛の大好きな人で…とってもたいせつな人にゃ!」

花陽「へへっ(にこー)」

凛「かよちんこそ大丈夫?怪我はしてない?」

花陽「うん!ことりちゃん…が…」

ことり「うん。私が手当てしといたよ」

凛「そうだったんだ…ことりちゃん、ありがとうにゃ!」
56: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:37:24.58 ID:fEGDU4aL.net
ことり「それが私の役目だもん。お礼なんていいよ」


凛「かよちんもだよ。あの時、大きな声で助けを呼んでくれなかったら助からなかったにゃ。かよちんのお陰で助かったよ。助けてくれてありがとう」

花陽「(ふるふる!)花陽は…なにも…」

凛「ううん!かよちんのおかけだよ!」


ことり「(一度もバトルに勝ったことがない花陽ちゃんが成長した?まさかそんなことあるわけ…)」



ことり「穂乃果ちゃん…」

凛・花陽「えっ?」

ことり「う、ううん!なんでもないよ。少し昔のことを思い出しちゃっただけだから」



凛「じゃあ、よいしょっと」

ことり「凛ちゃん!まだ安静にしてないと駄目だよ!」
57: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/10(木) 00:39:25.02 ID:fEGDU4aL.net
凛「そうもいかないにゃ。こうしてる間にも真姫ちゃん達はジムリーダーを唸らせてジムバッジを手に入れてるはずにゃ」

ことり「ジムに挑戦するの?」

凛「もちろんにゃ!さぁ、早く森を抜けて次の街に行かないと」

ことり「そういうことなら大丈夫だよ。もっとゆっくりしていってね」

凛「へ?」

ことり「もう凛ちゃんは森を抜けてるよ」

凛「えっ…!?だ、だってことりちゃん!スクモンセンターの店員さんだって!」

ことり「うん。スクモンセンターはチェーン店だから、どの街にもひとつはあるんだよ」

凛「凛の住んでた街にはないにゃ!いや、待って…凛のお家でゆっくりしてたらかよちん含め、みんな元気になってたような…」

ことり「ふふっ、もう少し安静にしててね?」

凛「で、でも…」

花陽「だいじょうぶ!花陽、がんばる!すぐにすごいスクモンになる!だから…ゆっくりしてほしいの…だめ?」


凛「ぐぅ!…そんな風に頼まれて断れる人がいるなら出会ってみたいにゃ」


花陽「ぴゃぁ?」

凛「もう少しだけゆっくりしていこっか?」

花陽「凛ちゃん!」

凛「そうだ!かよちんも一緒にゆっくりしよ!凛の隣で一緒に寝るにゃ!」

花陽「えっ!?」

凛「いいからいいからー。おいで!」

花陽「は、花陽…て…てれちゃ…ぴ、ぴゃあ!」

ことり「ふふっ。なにかあったら声かけてね」

凛「うん!」

花陽「りんちゃ…うぅ…はずかしい…」

凛「次はジム戦にゃ!」

つづく
63: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 08:58:57.56 ID:QcI23tDZ.net
凛「いよいよだね、かよちん」

花陽「うん…」

凛「大丈夫。かよちんなら出来るよ」

花陽「…うん」
凛「かよちん、手をかして」

花陽「うんっ」

凛「うまくいかなくてもいいよ。でも、後悔しないように全力を出していこうね!」

花陽「う…うん!」

凛「よし…じゃあいくにゃ!」

ガチャ…

凛「たぁぁのもぉぉぉぉぉ!!!」



ーーー 数日前


やせいのスクモンがあらわれた!

凛「いけ!かよちん!」
花陽「はいっ、がんばります!」

やせいのスクモンのこうげき!

『オォ、オラ、シンノスケダゾ』

凛「でた!アイドルが高確率でやる国民的キャラの声モノマネ攻撃にゃ!」

『オッス、オラダゾ、シンノスケダゾ、ツエーヤツミルトワクワクスッダ、イッチョヤッテミッカ』

凛「にこちゃんの言ってた通りにゃ…まったく自覚が足りてない!その証拠になんて完成度の低いモノマネにゃ!あんなのしないほうがマシにゃ!しかも後半から別のキャラのセリフにゃ!」
64: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:01:31.79 ID:QcI23tDZ.net
凛「これなら勝てるよ!かよちん、次はこっちの攻撃にゃ!」

花陽「うぅ…」

凛「かよちん…まさか効いてるの!?」


花陽「うぅ…花陽…だれのものまねもできません…(バタッ)」

凛「そ、そんにゃ!!」

勝者 やせいのスクモン
勝因  小泉花陽ほぼ6才 まだ誰のものまねもできません





花陽「んー…」

凛「かよちん!目、さめたにゃ?ここはスクモンセンターだよ?」

花陽「うん…ごめんなさい。私、また負けちゃった…」

凛「なんで謝るの?」

花陽「私…だめ…かてない…いち人前のスクモンになれない…ごめんなさい…」

凛「謝ることないにゃ!むしろ、謝るのは凛の方だよ…(かよちんがやられた瞬間、何故か目の前が真っ暗になって気がついたらスクモンセンターにいたにゃ)」


凛「本来なら倒れたかよちんを凛が連れて帰らなきゃいけないのに…(しかもどういうわけか、所持金も少し減ってたにゃ。かよちんがまともに戦えない以上、トレーナーと勝負してお金を貯めることも無理だし…)」


凛「減ってくばかりにゃ…」

花陽「…ごめんなさい。お金ないよね?ぜんぶ私のせいだね」
65: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:05:46.86 ID:QcI23tDZ.net
凛「違うよ!かよちんはなにも悪くないにゃ!」


花陽「ごめんなさい…(ゴシゴシ)」
凛「泣かないでよ!かよちんは全然悪くないよ!」


花陽「んっ…あれ?んん」

凛「かよちん?ま、まさか!やっぱりどこか痛いの?」

花陽「ううん。違うよ。大丈夫だから」

凛「本当に…?大丈夫ならいいんだけど…じゃあご飯にするにゃ!はい、どうぞ!」


花陽「…うっ」

凛「どうしたのかよちん?ご飯だよ?かよちんの好きなラーメンだよ?」


花陽「いら…ない」

凛「いらないって…どこか体調でも悪いの?熱があるとか…」

花陽「(ふるふる)」


凛「じゃあ一体どうしたんだろ…」

花陽「(フラフラ…)」


凛「ラーメンも食べないし、フラフラ歩くし、よく壁や物にぶつかるし、何と言っても目つきが悪くなったにゃ」



ことり「あっ、凛ちゃんに花陽ちゃん。こんにちは」

凛「ことりちゃん!こんにちは。今日もスクモンセンターでお仕事?」


ことり「うん!疲れたスクモンをケアするのが私の仕事だから」

凛「ふーん。そっか…スクモントレーナーを代表して、いつもありがとうございます。助かってます」

ことり「いえいえ、どういたしまして。あれ?花陽ちゃんは?そうだ、ジムには挑んだの?」
66: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:11:48.47 ID:QcI23tDZ.net
凛「それが…やせいのスクモンにすら勝てなくて…ジム戦なんてとても」

ことり「そうなんだ…大変だね。けどがんばってね!」


凛「そうだ、ことりちゃん!かよちんの体をみてほしいにゃ!」

ことり「…えっ?」





ことり「ううん。花陽ちゃんの体はどこもおかしくないみたいだけど…」

凛「そんな!けど、ラーメンも食べないしフラフラ歩くし物にだってぶつかるんだよ?」

花陽「凛ちゃん…わたしはだいじょうぶだよ…(フラフラ)」

花陽「(ゴシゴシ)」

凛「あっ!また目ゴシゴシしてるにゃ!泣くほど気分が悪いの?」

花陽「ううん、えーっと…へいきだよ?」

凛「信じられないよ!かよちんは大きくなってからおかしいにゃ!」

花陽「だいじょうぶだよ…ははっ。ごめんなさい…すこし向こうで休んでくるね?」

凛「う、うん…」

ことり「元気ないね…。けど、検査してもどこも悪くないみたいだし」


凛「も、もしや不治の病!?絵里ちゃんに電話で相談するにゃ!凛と一緒に毎日ラーメン食べてたのに急に食べなくなるなんて!」


ことり「毎日?」
凛「うん!」

ことり「うーん…凛ちゃん、あのね?スクモンにも私たちと同じように好みがあるの」

凛「えっ…」

ことり「りんちゃんはラーメンが好きだから毎日食べても飽きないかもしれないよ?けど、花陽ちゃんはそうじゃないのかも」

凛「まさか…!」

ことり「ラーメン…食べたくないんじゃないかな?」

凛「そんなまさか…けどラーメンだよ?」

ことり「えっと…。試しにこれあげるね。私がお昼に食べようと思ってたチーズケーキだよ」

凛「う、うん…。ありがとう(ホール?お昼にチーズケーキをホールで?)」
67: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:14:55.01 ID:QcI23tDZ.net
     

凛「深いことは考えないにゃ!かよちん!これなら食べれる?」

花陽「ぴやぁ!」
凛「えっ?」

花陽「んんーっ!あまくておいしいです!」

凛「(か…かわいい)」

凛「じゃなくて!!」

花陽「ぴゃあ?」

凛「ことりちゃんありがとう!かよちん、お腹いっぱいになったみたいだよ!」

ことり「うん、よかったね。凛ちゃん!」


凛「ただ…」
ことり「ん?」


花陽「(フラフラ…)」

ガタンっ!

花陽「いたぁい…」
凛「かよちん!大丈夫かにゃ?」

凛「どういうことか、フラフラ歩く癖とぶつかり癖が治らないにゃ!やっぱりどこか悪いのかな…?」


花陽「ううん、だから私はへいきだよ」

凛「うぅ…きっと凛のせいにゃ。凛がかよちんの嫌いなラーメンばかり食べさせたから!」

花陽「そ、そんなことないよ?ラーメン…おいしかったよ?」


凛「嘘つかなくてもいいよ」
花陽「うそじゃないよ?」

凛「じゃあなんで凛のこと睨んでるの…?」

花陽「えっ…私、にらんでないよ?」

凛「にゃ?」
68: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:21:12.62 ID:QcI23tDZ.net
    

凛「睨む…ぶつかる…フラフラしてる…。も、もしかして!」

花陽「ぴゃあ?」

ことり「凛ちゃん?」

凛「ことりちゃん…調べて欲しいことがあるにゃ」

ことり「う、うん…」




ーーー次の日

「ん…」

ことり「あっ、目が覚めた?」

花陽「ん…うんっ。おはようございます…」

ことり「うん、おはよう。」

花陽「んっ…?あれ?」


ことり「探してるのは凛ちゃんかな?」
花陽「(コクン)」

ことり「凛ちゃんにはね、スクモンセンターのお仕事を手伝ってもらってるの」


花陽「ぴゃあ?」
ことり「うん。お昼過ぎには終わるからそれまでここで遊んでてね。」


花陽「…うん」






凛「お昼にゃ!」

花陽「凛ちゃん!」

凛「どうしたの?あっ、やっぱり寂しい思いさせちゃったかな?」

花陽「…(ふるふる)」

凛「…そっか。かよちんは強い子だね?」


花陽「…(コクン)」
69: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:34:04.36 ID:QcI23tDZ.net
  
凛「じゃあご飯食べるにゃ!なにが食べたい?」

花陽「…いらない」

グゥゥゥゥゥ

花陽「…(ポッ)」

凛「体は正直にゃ!じゃあご飯食べよ!」

凛「ごめんね…今日はこんなものしかないんだけど…」

花陽「こ、これは…!?」

凛「ん?おにぎりだよ?…ごめん、本当はもっと豪華なもの食べさせてあげたいんだけどちょっと手持ちがなくって…」


花陽「はぁ…真っ白…つやつや…」

凛「(喜んでくれてるのかにゃ?)」

花陽「いただきます!」
凛「どうぞ!」

花陽「んんっー!おいしい!おいしいです!」

凛「そう、じゃあよかったにゃ(うぅ、抱きしめたい)」

花陽「はぁ…とってもおいしかったです!ごちそうさまでした」


凛「おそまつさまでした」
花陽「凛ちゃん!」

凛「ん?」

花陽「すっごくおいしかったよ!ありがとうございました」


凛「(お金がなくて具が入ってないおにぎりしか買えなかったのに…)」

花陽「花陽、今のなら毎日たべたいです!」
70: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:36:30.56 ID:QcI23tDZ.net

凛「(お金のことでかよちんに我慢させてばっかりにゃ…)」


花陽「はぁ…おいしかった(うっとり)」

凛「ごめんかよちん!豪華な食事が買えないかわりに、今は凛の愛で許してにゃ!」

花陽「ぴゃあ!」

凛「そんなかよちんに大事な話があるにゃ」

花陽「うん。なぁに?」

凛「かよちんが今すぐジムに挑むのは無理だと思うんだよね。」

花陽「…ごめんなさい。花陽、めいわくばっかりかけて…」

凛「違う違う!攻めてるんじゃないよ?いきなり挑むのは無理だから、歌もダンスも凛が教えてあげるね」

花陽「えっ…凛ちゃんが?」

凛「うん!ジムリーダーに挑むのも、スクモントレーナーと勝負に挑むのも、野生のスクモンと戦うのも、歌やダンスを覚えてからの方が有利じゃないかにゃ?」


花陽「う…うん!花陽、凛ちゃんからおそわりたい!」

凛「そうこなくっちゃ!」

凛「(かよちんは自分に自信がないだけにゃ。少しでもスクモンとして、アイドルとしての自信を持ってくれればバトルだってできるはず!)」
71: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:38:37.53 ID:QcI23tDZ.net
凛「ありがたいことにスクモンセンターは宿泊施設もあるし、しかも無料だにゃ!しばらくこの街にいない?」

花陽「うん!」

凛「じゃあまずは歌からね!ちょっと歌ってみてよ」
花陽「うん!」


凛「(どんな声で歌うんだろ。きっと可愛すぎてやばいはずにゃ)」

花陽「……」

凛「かよちん?」
花陽「ぴゃぁ?」

凛「歌わないの?」
花陽「?」

凛「えっ?」


花陽「歌ってどうやるの?」

凛「うぇぇ!?ことりちゃん!これはどういうことにゃ!」


ことり「あのね…スクモンは成長しないと歌えないし、踊ることもできないよ」

凛「あぁぁぁぁ!たしかそんなこと絵里ちゃんも言ってたにゃ!」

ことり「あははっ…忘れてたんだね」
72: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:45:11.72 ID:QcI23tDZ.net
凛「どうやれば覚えるにゃ!」

ことり「えーっと…」
凛「まさか」


ことり「スクモンバトル…かな?」

凛「それも絵里ちゃんが言ってたにゃぁぁ!」



花陽「花陽、凛ちゃんからおそわりたいのに…むりなの?」

凛「無理じゃないよ!えーっと…そうだ!じゃあ、手は叩ける?」

花陽「…て?こう?(パンッ)」


凛「そうにゃ!もう一度やってみて」

花陽「(パンッ)」


凛「うん!じゃあ、今みたいに何度も手を叩いて」

花陽「う、うん…(ぱん、ぱん、ぱん…)」


凛「ラー♪ラー♪ラー♪…」


花陽「へっ!?」

凛「今、かよちんの手拍子リズムに合わせて凛が歌ってみたよ!」


花陽「今のが…歌なの?」

凛「広いくくりでまとめれば歌にゃ!」



凛「…多分」

ことり「凛ちゃん自信もって!」
73: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:47:27.46 ID:QcI23tDZ.net
凛「あぁぁ!凛、教えるのは苦手だにゃぁ…」

ことり「そんなことないよ!でも、スクモンはバトルを通してじゃないと歌を覚えてくれなくて…」


花陽「……らぁ♪…?」


ことり「えっ…」

花陽「らぁ…♪らぁ…らぁ?」

凛「かよちん!やったにゃ!そうだよ!そういうことだよ!」

花陽「そうなんだ…これが歌?」

凛「そうだよ!これが歌だよ!」

花陽「たぶん…?」
凛「そう、多分!」




『ことりちゃん…歌ってなぁに?ねぇ、教えてよ!』


ことり「……」

凛「ことりちゃん?どうしたの?」

ことり「えっ…。う、ううん。なんでもないよ。すごいね花陽ちゃん!ことりびっくりしちゃった」

花陽「そんなことないよ…たまたまだもん…」


凛「んー(自信がつけばと思ったんだけど前途多難にゃ)」

ことり「じゃあ、私はお仕事に戻るね」
凛「うん!じゃあまた夜ね!」

ことり「うん」
74: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:50:02.51 ID:QcI23tDZ.net
凛「じゃあ次はちゃんとした歌を歌ってみるにゃ!真姫ちゃんが歌ってた歌なんだけどすごくいい歌で…」

花陽「夜に…ってなに?」


凛「ん?あぁ、夜にもう一度スクモンセンターのお手伝いをするんだ」


花陽「どうして?」

凛「えーっと…あー……きょ、きょうはいい天気だにゃ!」

花陽「(凛ちゃん…私になにをかくしてるんだろう…)」



ーーーそしてその三日後たった今日   二時間前


凛「ついにやったにやぁぁ!!!!!」

ことり「おめでとう!凛ちゃん」

凛「ううん!ことりちゃんの協力がなかったらできなかったにゃ。本当にありがとう」

ことり「私はなにもやってないよ?」

凛「ううん!何から何までお世話になったにゃ。どんなお礼をしても足らないよ…。だから、結果でお返しするにゃ」

ことり「うん!がんばってね!」


花陽「ぴやぁ…」

凛「かーよちん!おはよう!」
75: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:53:14.27 ID:QcI23tDZ.net
   
花陽「…おはようございましゅ」

凛「(どうしよう…朝一発目からかわいいにゃ)」


凛「調子はどう?」
花陽「うん!げんきだよ」

凛「そっかー♪」

花陽「ん…?凛ちゃんどうしたの?」


凛「今日はね、かよちんがジムに挑戦するんだよ?だからワクワクしちゃってつい顔がニヤニヤしちゃうにゃ!」

花陽「ふーん…わたしがジムにちょうせ…ええぇぇぇ!?」


凛「うん!ジムリーダーを唸らせてやるにゃ!」

花陽「むりだよ!だって一度も勝てたことないし…だめだし…にこちゃんみたいにうまくしゃべれないし…」

凛「かよちん!」

花陽「ぴゃあ!」


凛「にこちゃんを基準に考えちゃだめにゃ!」

凛「むしろおかしいのはにこちゃんにゃ!!」
76: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:56:47.18 ID:QcI23tDZ.net




にこ「へっくし!」

真姫「なに?風邪でも引いたの?うつさないでよ」

にこ「ふざけないでちょうだい!体調管理は万全よ。ということは…」


にこ「誰かがにこの噂をしてるの?いやぁぁぁ、にこの人気が一人歩きしてるぅー」

真姫「気持ち悪い」
にこ「どぅぉぉぉいうことよ!」





凛「大丈夫だって!とりあえず行けばなんとかなるにゃ!」

花陽「む…むりだよ!だって一度も勝ったことないし…わたしなんて…」

凛「大丈夫!凛もついてるにゃ!」

花陽「うぅぅ…ダレカタスケテェェェ!」

ことり「ふふっ、がんばってね!」
凛「いってきます!」
花陽「いぃぃやぁぁぁ!」
77: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 09:59:27.79 ID:QcI23tDZ.net
花陽「うぅ…うく…」
凛「もうすぐでジムにゃ!」

花陽「いやぁ…」


男『おいそこの君!』

花陽「ぴやぁ!(ぶるぶる)」

凛「な、なんにゃ」


男『博物館には行ったか?』

花陽「へっ?」
凛「い…行ってないにゃ」


男『まだみてないのかよ!見て来なよ、見て損はないって!一度行って来な!」


凛「いや、凛たちはジムに挑戦するからあとでにするにゃ(博物館なんてまったく興味ないにゃ)」


男『博物館に行く前にジムに挑戦?そんなのだめだめ!博物館はこっちだよ。連れて行ってあげるから』


凛「な、なにするにゃぁ!離すにゃ!」

花陽「ぴ…ぴゃぁ!!」



男『ここが博物館な!月の石とか化石とかあるぞ!すげーぞ!絶対にみていきなよ!じゃあな』

凛「あいつ何者にゃ…」

花陽「こ、こわい…」


凛「大丈夫!凛がついてるよ」
花陽「うっ…うぅ」
78: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 10:00:44.15 ID:QcI23tDZ.net
凛「と、とにかくジムに行こう。この博物館は絶対に怪しいにゃ…。凛知ってる。呼子って人たちが連れて行くお店はみんなぼったくりだって」

花陽「ぴゃあ…!?」

凛「入ったら最後…すごい金額の入場料を請求されるにゃ」

花陽「こ、こわいよ…」


凛「とにかく逃げよう!かよちん、凛につかまって」

花陽「うん!」




男『また会ったね!博物館には行ったか?』

凛「なんでまだいるにゃ!だから行ってないにゃ!」

花陽「ひぃっ!」

男『絶対に行った方がいいよ!さぁおいで」


凛「は…離すにゃぁぁ!」

花陽「ダレカタスケテェェェ!!!」




凛「まさかの理由でジムまでの道のりが遠いにゃ…」

花陽「う、うん…。花陽も逆にジムにいきたくなったきた…」


凛「行こう…」

凛「博物館に!」


花陽「ぴゃあ!」


凛「もう博物館に行かないと先に進めない気がしてきたにゃ…大丈夫!何かあったらかよちんを抱えて走って逃げるから!」

花陽「凛ちゃん…」



凛「大丈夫にゃ。凛の手を握って」
花陽「うん…」

凛「じゃあ…行くよ」
79: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 10:02:17.21 ID:QcI23tDZ.net
いらっしゃいませ!

『入館料は50円です』

凛「えっ?」

『50円になります。どうされますか?』


凛「…えぇ?」





男『おっ、博物館にいったのか?じゃあいいや。化石も月の石もすごかったよなー。あっ、ジムに挑戦すんの?がんばれよー』

凛「あ、ありがとにゃ…」






凛「ジムについたにゃ」

花陽「うん」

凛「世界は広いね、かよちん」

花陽「うん…」


凛「もう…この街の人がよく分からないにゃ!」

花陽「り、りんちゃん!泣かないで…」

凛「そうだね。弱気になってちゃ駄目にゃ!」

花陽「うん!」

凛「かよちんもだよ」

花陽「えっ…私も?」
80: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 10:09:15.74 ID:QcI23tDZ.net

凛「かよちんはこんなに可愛いんだよ?アイドルとしての自信がないのがもったいないよ」

花陽「…けど」

凛「ほら、また弱気になってる!確かに…バトルには勝ったことはないし、一番最初の頃は凛の後ろに隠れてばかりだったにゃ」

花陽「うん…だから、こんなわたしじゃ…」

凛「でも、それがかよちんにゃ」

花陽「えっ…」


凛「ダメなところも、弱いところもふくめ、そんなかよちんが大好きにゃ」

花陽「凛ちゃん…」

凛「それに、かよちんは駄目じゃないよ。かよちんの歌声はすごく綺麗だったにゃ」

花陽「へっ!?」
81: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 10:11:39.37 ID:QcI23tDZ.net
凛「時間がかかってもいいよ。かよちんなら世界一のスクールアイドルになれる!凛が保証するにゃ!」


凛「かよちんに初めて出会った瞬間から、凛はそう信じてるよ」


花陽「凛ちゃん…」

凛「かよちんが赤点なら凛も赤点にゃ。凛とかよちんは一心同体だよ?だから赤点同士、一緒にがんばるにゃ!」



花陽「凛ちゃん…うんっ!花陽、がんばりゅ!」

凛「よぉぉし!その意気にゃ!じゃあジムの扉を開ける…」


その前に


凛「凛からのプレゼント!かよちんはこれをかけるにゃ」

花陽「ぴゃあ!」



花陽「ぴゃあ?」

凛「どう?凛の顔、みえてる?」

花陽「(コクン!)」

凛「やっぱりにゃ!かよちん、他のスクモンより少し目が悪いみたいにゃ。だからメガネをかけないと!」

花陽「えっ…目がわるいの?ど、どうしよう…」
82: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 10:14:21.42 ID:QcI23tDZ.net
凛「違う違う!病気とかじゃなくてね?視力が悪いっていうか…とにかく!これでかよちんの視力が戻ったにゃぁ!」

花陽「これ…どうやって買ったの?花陽、スクモントレーナーの人とバトルしてないからお金だって…」


花陽「(あっ、凛ちゃん…いつも夜おそくまでことりちゃんのお手つだいしてた…)」

花陽「(凛ちゃんがはたらいて買ってくれたんだ!私のために…。こんな私のためにがんばってくれた。私が凛ちゃんにできること、それは…)」


凛「(こんなに眼鏡が似合う女の子に出会ったことがないにゃ…可愛い。抱きしめたいにゃ…溢れるほどに)」


花陽「花陽…がんばる!」

凛「へっ?そ…そうにゃ!その意気にゃ!じゃあ…いくよ?」

花陽「うん!あとね!」

凛「ん?」

花陽「花陽も凛ちゃんのことが大好きだよ!」

凛「へっ?(カァァ)」

凛「(な…なんで凛は心臓がドキドキしてるにゃ?な、なんでにゃ!)」

凛「と、とにかくいくにゃ!」


たのもぉぉぉぉぉ!!



ジムリーダー「負けた!」

花陽・凛「へっ!?」
83: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 10:16:15.20 ID:QcI23tDZ.net
ジムリーダー「さぁ、これがうちのジムバッジとバトルの賞金だ。受け取れ」


凛「…ど、どうも」

花陽「ぴ…ぴゃあ」

ジムリーダー「外でのやり取り…監視カメラで見させてもらった。素晴らしかった!」

凛「そ、そうでしたか…」

ジムリーダー「君とスクモンとの絆…そして愛…実に素晴らしかった。それに、俺は百合とメガネが大好きだ」


花陽「ぴゃあ!」

凛「そ、そうでしたか…。じゃあ、どうもありがとうございました(百合って何にゃ!)」

ジムリーダー「あぁ、この先も頑張れよ」


凛「じゃあ、失礼いたしましたにゃ…あはは」
84: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 10:17:01.07 ID:QcI23tDZ.net



ことり「あっ、凛ちゃん!結果はどうだった?」

凛「凛…ますますこの街の人が分からないにゃ!」

ことり「えぇ…っと、どうしちゃったの?」


ジムリーダーVSかよちん

勝者 かよちん
勝因 百合めがね


つづく
88: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 20:49:01.38 ID:+xBYArgH.net
花陽「…どうかな?」

凛「よく似合ってるにゃ!」

花陽「うん…ありがとう」


凛「ジムリーダーからたくさんお金をもらったにゃ。お陰で念願の服を買えたけど…金額的な問題でにこちゃんみたいにキラキラした服は買ってあげれなかったにゃ」


凛「子供服のTシャツとスカートが精一杯だったにゃ。アイドルよりは小学生に近づいちゃったね…ごめんかよちん」


花陽「みてみて!くるくる回るとヒラヒラするの!」

凛「(どうしよう…小学生みたいだけど凛はこっちのかよちんも好きにゃ)」


凛「ち…違う!凛は違う!」
花陽「どうしたの?」


凛「じゃなくて!スクモンマスターになるために次に進むにゃ」

花陽「うん!」
89: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 20:50:31.28 ID:+xBYArgH.net
凛「この抜け道の先に山みたいな洞窟があるにゃ。そこを抜けると次の街につくよ。その街に、スクモンジムがあるはずにゃ」

花陽「うん、私がんばるね!」


凛「でもそれは…」

花陽「…うん」




ことり「えっ?私にくれるの?」

凛「うん!ことりちゃんにはたくさんお世話になったから」

ことり「うわぁ…ありがとう。ことり、チーズケーキ大好きなの!」


凛「うん。知ってた」
ことり「え?なんでだろ…」


凛「お昼ご飯にチーズケーキ食べてたからそうかなって…」

ことり「けど、それって普通じゃないかな?」

凛「んー…」



凛「と、とにかくにゃ!寂しくなるにゃ…うぅ、旅は出会いもあれば別れもあるから辛いにゃ」

ことり「うん、そうだね」


凛「ずいぶんドライにゃ!うぅ…そうだよね、ここにはたくさんのトレーナーが来るんだもん。別れなんて慣れっこだよね?」


ことり「えーっと…。あのね、凛ちゃん。実は…」

凛「だめにゃ!これ以上一緒にいたら別れが辛くなるにゃ…」
90: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 20:52:06.02 ID:+xBYArgH.net
花陽「花陽からもありがとう…ことりちゃんがいたから、1人の時間も寂しくなかったよ。いらないかもしれないけど…これ、あげるね」


ことり「わぁ!おりがみ!」

花陽「うん!ことりちゃんって名前だから小鳥を折ったの…いらないよね?ごめんなさい…」


ことり「ううん、嬉しいよ!ありがとうね」

花陽「…うん。(グスグス)」

凛「かよちんおいで!凛につかまるにゃ」

花陽「うん!」


凛「一緒に言うよ?せーの」


凛・花陽「ありがとうございました!」



ことり「うん、こちらこそ毎日楽しかったよ。気をつけてね」


凛「うん!」

花陽「がんばります!」





凛「うぅ…やっぱり寂しいにゃ」

花陽「うん…でも!」

凛「そうだね。お世話になった分はスクモンマスターになってお返しにゃ!」

花陽「うん!」
91: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 20:53:30.23 ID:+xBYArgH.net
凛「さて、この抜け道を進むと山まで行けるはずだけど…トレーナーがうじゃうじゃいるにゃ」


花陽「うっ…だ、だいじょうぶ!花陽…頑張る!」

凛「でも、これだけたくさんのトレーナーと戦うとかよちんの体がもたないにゃ!なにかいい作戦は…そうにゃ!」

花陽「?」




凛「いいね、トレーナーと目を合わせちゃいけないこと!わかったにゃ?」

花陽「うん!」

凛「うん!じゃあしっかりつかまってね」

花陽「ぴゃあ!(凛ちゃんの肩車!凛ちゃんの肩車!)」


凛「いいねかよちん、もしなにかあったら作戦通りに。じゃあ…進むよ?」

花陽「うん!」





短パン『むっ!スクモントレーナーがきたな!』

花陽「お、おねぇちゃんこ…こわいよぉ!」

凛「そ、そんなことないワン!オネエちゃんにしっかりつかまってるにワン!」

花陽「う、うん…(ワン?…ワン?)」

凛「オネエちゃんが山まで連れて行ってあげるからね!山のてっぺんでおにぎりたべようね!」

花陽「おにぎり!!花陽、おにぎり食べたいです!」


短パン『なんだ…仲のいい姉妹か』


花陽「ほっ…」

凛「(スクモンの容姿は人間とほとんど変わらないにゃ!よかった…うまくいったにゃ…この作戦で山まで突破にゃ!)」
92: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 20:54:44.88 ID:+xBYArgH.net
『待ちなさい!』

凛「ひぃっ!」

花陽「ぴゃあ!」


凛「(見つかったにゃ!)」

花陽「り、りんちゃ…」


ミニスカート『肩車してくれるなんて優しいお姉さんですね。あっ、この先に草むらがあります。野生のスクモンは催眠術を使ってくるのできをつけてくださいね』


花陽「ご…ご忠告ありがとうございます(ほっ…)」

凛「はい!気をつけます!(よかったにゃ…)」









凛「ついた!」

花陽「トレーナーの皆さんを全部スルーしちゃったけどそれでいいのかな…」

凛「大丈夫だって!かよちんはこのままでも世界一のアイドルだよ?だってかわいいもん!」


花陽「ちょっ、凛ちゃん近いよぉ」

凛「ひひーん、かよちんぷにぷににゃー」


花陽「もう…凛ちゃんったら」

凛「かよちんは世界一かわいいアイドルにゃ!何度でもいうにゃ!」


花陽「ありがとう…お世辞でも嬉しいな」

凛「凛はお世辞は言わないにゃー」


花陽「(ポッ…)」

凛「ん?顔が真っ赤にゃ」

花陽「あ、ああぁっ!山の入り口の横にスクモンセンターがあるよ」

凛「本当にゃ!これだけ大きな山なら抜けるのも大変だろうし…ちょっと休んで行こうか?」

花陽「うん!」
93: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 20:57:15.10 ID:+xBYArgH.net
トゥントゥントゥトゥトゥーン


凛「かよちん、元気になった?」

花陽「うん。バトルしてないから別に疲れてなかったんだけど…」

凛「そうはいかないにゃ!かよちんには常に元気でいてくれないと」

花陽「う、うん…ありがとう(ニコッ)」

凛「(凛はあの笑顔を一生守るにゃ。何があっても絶対にゃ)」


『きみきみ?ちょっといいかい?』

凛「へ?」

おじさん「君のスクモン可愛いね」


花陽「ひぃぃ!」

凛「なんの用にゃ!場合によっては警察に…」


おじさん「違う違う!いやね、やっぱり服って高いよねって」

凛「えっ…。そうにゃ…服は高いにゃ。可愛いかよちんにぴったりなヒラヒラのキラキラの服を着てほしいのに…こんな、Tシャツなんて」

花陽「私はこの服好きだよ!」

おじさん「うんうん。ご主人に遠慮してるいいスクモンだね…。」


花陽「遠慮なんてしてません!」

凛「そうにゃ…かよちんには金銭面で我慢させっぱなしにゃ…」

花陽「そんなことないよ!お金がないのは私のせいだし…」



おじさん「そんな君に…特別な商品があるよ」

凛「えっ?」
94: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 20:58:13.26 ID:+xBYArgH.net
おじさん「このスケッチブック!ただのスケッチぶと思うなかれ、書いた瞬間煙と共にその衣装が実物になって出てくるって魔法のスケッチさ!」


凛「そんなすごいものが!?」

おじさん「トレーナーさんが思う、この子に一番似合う衣装をスケッチブックに描くとどうなるかい?トレーナーさんも分かるだろう?」

凛「うぅ…魅力的にゃ。けど、お高いんでしょ?」


おじさん「それがね、今なら大特価の500円!どうだいお姉さん!」


凛「買ったにゃ!!!」

おじさん「まいどありー」

凛「ふふふ…凛はこの世の全てを手に入れたにゃ」

おじさん「返品はできないからね」



凛「もちろんにゃ!こんな素晴らしい商品頼まれても返品しないにゃ!じゃあ、早速描くにゃ!」

おじさん「その言葉忘れないでよ」


花陽「りんちゃん!りんちゃん!」


凛「ん?」
花陽「花陽も描く!」


凛「うん。いいよ!じゃあ一枚やぶってあげるね」
95: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 20:59:01.20 ID:+xBYArgH.net
花陽「ありがとう!」

凛「一緒に描くにゃー」
花陽「うん!」



凛「できたにゃ!」

花陽「私もできました!」


凛「かよちんにはこういうヒラヒラした衣装が似合うにゃ!色は緑でねーこんな感じで…。あれ?」

花陽「うまくかけましたー」


凛「煙は?」

花陽「へ?」


凛「煙と共に衣装がでてくるはずにゃ!」

花陽「あっ…」


凛「おじさん!服がでないにゃ!壊れてるにゃ!」

おじさん「返品はお断りだから」


凛「なっ!だまされたにゃあ…」

花陽「ダマサレチャッタノォ!?」
96: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 21:06:15.78 ID:+xBYArgH.net
凛「へっ?」

花陽「な、なんだろ…すごい声が出ちゃった…」


凛「凛はそんなかよちんも好きにゃ」

花陽「凛ちゃん…嬉しい」


凛「けど残念にゃ…絶対かよちんに似合う衣装を描いたんだけどなー」

花陽「みたい!みたい!」

凛「いいけど…凛、絵はあんまりうまくないよ?」


花陽「ピャア!かわいい…」

凛「本当に?嬉しいにゃ!」

花陽「いつか着てみたいな…」

凛「うん!いつかお金持ちになったら、オーダーメイドで作ってもらおうね」


花陽「うん!」

凛「かよちんはどんな服を描いたにゃ?」

花陽「てへてへ…これだよ」
97: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 21:09:16.67 ID:+xBYArgH.net
凛「かよちん…絵が上手い!?(おりがみも上手だし、元々手先が器用なのかも…これはバトルに使えるにゃ!)」


凛「可愛いにゃ…ワンピース?こんなに可愛いワンピースなら、かよちんに似合うよ」

花陽「(ふるふる!)」

凛「えっ…ワンピースじゃなかった?」

花陽「凛ちゃん!」

凛「えっ…?」

花陽「凛ちゃんがきるの!」


凛「えぇぇぇぇ!?凛は似合わないよ…こんなに可愛い衣装!」

花陽「(ふるふるふる!)似合う!絶対に似合う!」

凛「えぇ…かよちんの方が似合うよ」

花陽「ううん!凛ちゃんの方が絶対に…」



「あっ!もう着いたんだね。トレーナーさんたちたくさんいなかった?」


凛「へ?」

ことり「こんにちは」


凛「ことりちゃん!?」

花陽「ピャア!」
98: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 21:10:39.50 ID:+xBYArgH.net
ことり「あっ…そのスケッチブック買っちゃったの?あのおじさん詐欺師なのに…」


凛「やっぱりにゃ!…そんなことより、なんでここにことりちゃんがいるにゃ!?」

ことり「えっ?」


凛「まさか…噂で聞いた通り、ことりちゃんは100人くらいいるのかにゃ!?」

ことり「ち…違うよ!ことりは1人しかいないよぉ…」


凛「ことりちゃんはたった一人しかいない奇跡だとして、じゃあなんで…」

ことり「各地にあるスクモンセンターを頻繁に行き来してるからだよ」

凛「なんのために!?」


ことり「スクモンセンターは私が作ったから…それに、色んな人達とスクモンたちと触れ合いたいの。あっ、真姫ちゃんとにこちゃんにも会ったよ」



花陽「アッチャッテルノォ!?」

凛「けど…どうやって行き来してるにゃ?」


ことり「そらをとぶ…かな?」

凛「ことりちゃんって空飛べるの!?」

ことり「ことりは人間だよ?飛ばないよ…」

凛「じゃあどうやって…」


ことり「ポッポ」

凛「…え?」

ことり「ポッポのそらをとぶで各地を行き来してるの」

凛・花陽「ハラショー」


凛「次は山を抜けるにゃ!!」


つづく
103: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 16:48:25.51 ID:uU67o1ZQ.net
凛「山にゃ」

花陽「うん…」

凛「薄暗いにゃ」

花陽「うん…」

凛「大丈夫!凛がついてるから怖くないよ!」

花陽「凛ちゃん…。うん!」


凛「あれ?看板がある。なになに…『きゅうけつ攻撃に注意…』」


花陽「きゅうけつ?」



凛「つまりはキス魔!?」

花陽「キスマノコトダッタノォ!?」


凛「かよちんにファースキスはまだ早いにゃ!この山も肩車姉妹作戦&ダッシュで突破にゃ!」


花陽「トッパシチャウノォ!?」
104: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 16:49:37.90 ID:uU67o1ZQ.net
凛「はぁ…はぁ…ほぼ山頂まできたにゃ…」


花陽「お疲れ様。凛ちゃん、汗かいてるよ(ふきるき)」

凛「ありがとにゃ!(かよちんは本当にいい子だにゃー)」

凛「そろそろ出口かな?すこし休もうか」

花陽「うん!」


凛「(なんとか今日中に抜けれそうにゃ。夜になると寒くなりそうだし…すこし休んだらダッシュにゃ)」

花陽「ねぇ凛ちゃん、花陽…もうすこし歌の練習をしたいなぁ」

凛「歌?」

花陽「うん!ほら、この前凛ちゃんが話してた真姫ちゃんが作ったっていう歌」

凛「うん、いいよ!かよちんは勉強熱心さんにゃ!ご褒美に頭なでなでしちゃうよー」

花陽「てへてへー」
105: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 16:53:38.43 ID:uU67o1ZQ.net
凛「じゃあ教えてあげるにゃ!えーっと……"愛してるばんざざーい!"」


ここでーよかーったー   わたしーたーちーのいーまがーこーこーにあるー


あいしてるーばんざーい   はじまったばーかーりー

あしたーもーよーろーしーくねー   まだー


凛「ゴールじゃなーい」

花陽「(グゥゥゥゥゥ)」

凛「にゃ?」

花陽「ハナヨ、チガイマス…今のはぁ…うぅ」
106: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 16:56:44.68 ID:uU67o1ZQ.net
凛「かよちんは可愛いにゃ!」

花陽「えっ!?急になに?」


凛「なんでもないよ。じゃあ、休憩ついでにご飯にしよっか」


花陽「…うん。ごめんなさい、花陽がおしえてって言い出したのに」

凛「気にしなくてもいいにゃ」

花陽「けど、すっごくいい歌だね!私も歌えるように頑張る!」

凛「うん!その意気にゃ!」

花陽「その時は凛ちゃんと一緒にうたいたいな…歌ってくれる?」


凛「もちろんにゃ!」

花陽「やったぁ!」


凛「かよちんは本当にいい子にゃ…。いい子にはシャケおにぎりをあげるにゃ」

花陽「具が入ってる!いいの…?」

凛「大奮発にゃー」
107: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 16:59:30.47 ID:uU67o1ZQ.net
花陽「凛ちゃんありがとう!いただきます!」


凛「おいしい?」

花陽「おいしいです!はむはむはむ…」

凛「食べたらすぐ行くよ!今日中に山を抜けるにゃ!」

花陽「…?」

凛「どうしたの?」


花陽「この石キラキラしててすごく綺麗だなって」

凛「本当にゃ!」

花陽「もしかして…この石って博物館で見た月の石じゃない?」

凛「確かに似てるにゃ!」

花陽「すごいね!」

凛「博物館で展示してある歴史あるものをみつけるなんてラッキーにゃ!」


花陽「持って帰る?」

凛「ううん。いらない。」


花陽「だよね。じゃあ置いておこうか」

凛「うん!あっ、おにぎり食べ終わったね?じゃあ、行こうか」

花陽「うん!…あれ?大きな岩の下にきんいろのたまも落ちてる」

凛「すごい高価そうにゃ!売ればいいお金になるかも…これは持って帰るにゃ!」


凛「お…重い」

花陽「大丈夫!?私も手伝うよ?」

凛「だめにゃ!かよちんのか細い腕で持ったら折れちゃうにゃ!凛が持つから心配しないで!」

花陽「凛ちゃん…(ポッ)」
108: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 17:00:55.28 ID:uU67o1ZQ.net
凛「もうすぐ出口にゃ!」

花陽「うん!」

凛「ん?なんか置いてあるにゃ。変な石だね」


『待ちたまえ!』


理系の男「この化石はぼくのだ!」

凛「ん?あぁ、それ化石なんだね」

理系の男「ぼ、ぼくのだぁ!」

凛「う、うん…」


理系の男「へ?」

凛「どうぞ」


理系の男「いらないのかい?」

凛「え?う、うん…別に。かよちんは欲しい?」

理系の男「やっぱり欲しいんだろ!?」


花陽「…おいしい?」

凛「ううん。化石は食べ物じゃないにゃ」

花陽「…そうなんだ。(がっくり)」

凛「かよちんが落ち込んじゃった…。どうしてくれるにゃ」

男「ぼ…ぼくのせい!?」


凛「凛たちに化石とかまったく興味ないの!」

花陽「ぴゃあ!」


理系の男「そ、そう…ですか」
109: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 17:03:40.33 ID:uU67o1ZQ.net
凛「この山には化石も月の石も落ちてたにゃ(ここに来ればタダで見れたにゃ。博物館の呼子は何がしたかったんだろ…ますます理解できないにゃ)」


凛「この世は詐欺師ばっかりにゃ…」

花陽「ドンナケツロンニタッシチャッタノォ!?」


凛「ま、いいや。かよちん行こうか」
花陽「うん!」


凛「今日の晩御飯は何がいいかにゃー」

花陽「おにぎり!」

凛「またぁ?かよちんそればっかりにゃー」

花陽「じゃあ、凛ちゃんは?」
凛「ラーメン!」

花陽「凛ちゃんだってー」

凛「てへてへー。お腹減っちゃったね。早くこの山を抜けるにゃ!」



理系の男「……」


理系の男「二つもらっていいの?えっ、本当にいいの?」
110: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 17:03:52.87 ID:uU67o1ZQ.net




凛「出たにゃ!」

花陽「やったね!凛ちゃん!」

凛「意外とあっさり出れたにゃ」

花陽「凛ちゃんのおかげだよ。ありがとう」

ちゅっ

凛「へっ?」

花陽「ふふっ、凛ちゃんが守ってくれた花陽のファーストキスは凛ちゃんにあげるね!」

凛「あっ…」

花陽「凛ちゃん…?」


凛「凛のファーストキスもかよちんに奪われちゃったにゃ」

花陽「えっ!?」







ことり「あっ、もう山を抜けたの?早かったね」


凛「う、うん…」

花陽「(カァァ…)」

ことり「あ、あれぇ?どうして二人ともよそよそしいの?」


つづく
113: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:01:37.18 ID:+QwX1puN.net
ことり「ジムに挑戦する前に、凛ちゃんたちに会って欲しい人がいるの」


凛「凛たちに…?どんな人にゃ?」

ことり「凛ちゃんは知ってるんじゃないかな…?すっごく優しくて面白い人だよ!…ちょっと激しいけど」


花陽「激しい…?(こ、こわいです…)」

凛「大丈夫にゃ!(ギュッ)」


花陽「凛ちゃん…うん!(凛ちゃんがいるだけで元気になれちゃう…なんでだろ?)」


ことり「裏にね、金色に光る橋があるの。そこを渡って、ずーっと奥まで歩いて行くとその人が住んでる家があるよ」


凛「ふーん…なんか面白そうだし行ってみようか」

花陽「うん!」


凛「どれくらい金色の橋なんだろ…ワクワクするにゃ」

花陽「ソッチニキョウミガワイチャッタノ!?」
114: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:02:49.32 ID:+QwX1puN.net
ことり「あの辺りはトレーナーの子達が多いと思うけど…頑張ってね」

凛「うん!かよちん、頑張ろうね」
花陽「うん!」







凛「すごい金色にゃ…」

花陽「うん…綺麗!」

凛「けどトレーナーの人達がたくさんいるにゃ。ここも姉妹作戦で乗り切るにゃ」

花陽「ううん!花陽、がんばる!」

凛「かよちん…。そうだね、逃げてるだけじゃなにもはじまらないにゃ!じゃあ、いくにゃ!」


花陽「うん!」



「二人で大声あげて何事なの?」


凛「その声は!」

真姫「久しぶりね、凛」

凛「真姫ちゃんにやぁぁ!」
115: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:04:40.18 ID:+QwX1puN.net
真姫「ヴェェ!ちょっと、いきなになんなの!」


花陽「真姫ちゃん!」

真姫「花陽まで!もう…二人ともなんなのよ!」


真姫「あれ…花陽が喋ってる?すごいじゃない花陽!ちゃんと成長してるのね」


花陽「そんな…私はまだまだ…」

真姫「服も買ってもらったの?花陽によく似合ってるわよ」

花陽「本当に?ありがとう!」


真姫「バトルの時、凛の後ろに隠れていた花陽が今じゃバトルで勝てるようになったのね。偉いわよ」

花陽「あー…」

凛「ううん。かよちんは一度もバトルに勝ってないにゃ」


真姫「ヴェェ!?」

凛「ねぇ、そんなことよりにこちゃんは?」

真姫「そんなことより!?(バトルに一度も勝っていない花陽がどうして成長しているの?)」


にこ「あ"ぁ…ゼェゼェ……」


凛「分かりやすく疲れてるにこちゃん発見にゃ!」
116: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:09:13.98 ID:+QwX1puN.net
にこ「あら二人とも!ごきげんようにこ(ニコッま)」

凛「あっ、キャラ作った」

花陽「普段の時もキャラ作りを怠らない!…先輩、さすがです!」


にこ「ふっ…花陽も分かるようになったじゃない。って、しゃべれるようになったのね!偉いわよ!」

花陽「えへへ」

にこ「ふふっ、まぁ私の足元にも及ばないけどね!」


花陽「うぅ…」

凛「かよちん泣かないの!序盤で最終形態に進化したにこちゃんに勝てないのは当たり前だよ?」

花陽「う、うん…そうだね?にこちゃん すごすぎるんだもんね」

凛「そうにゃ!気がついたら最終形態にゃ」
花陽「うん!気がついたら最終形態ってすごいね」

にこ「多分だけどそれ褒めてないわよね?」


凛「で、二人でなにしてたにゃ?」

真姫「ええ、希に会ってたの」

凛「希ちゃん…?絵里ちゃんのお友達の…あの希ちゃん?」

真姫「そうよ。ここの橋を渡ってちょっと歩いた場所に住んでいるの」

凛「あれは希ちゃんのことだったんだ!…ってことは」
117: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:10:29.44 ID:+QwX1puN.net
にこ「…な、なによ」


凛「にこちゃんも希ちゃんの被害者に!?」

にこ「ひぃぃ!!」

花陽「こ、こわいひとなの!?」

真姫「まさか。希は優しいわよ。ただ…」


凛「わしわしするんだにゃ」

花陽「わしわし…?」

にこ「ぶるぶるぶる…」


花陽「あのにこちゃんが震えてる…わしわしとは一体何なのでしょうか…」


凛「大好きな希ちゃんでも、かよちんにわしわしはさせないにゃ!」


花陽「凛ちゃん…」

凛「大丈夫だよ!かよちん!」


にこ「真姫ちゃんは助けてくれなかったにこ」


真姫「たまにはいい薬でしょ?」
にこ「どういう意味よ!」


真姫「希も凛に会いたがっていたわ。それに、あなたにも」

花陽「私にも…?」

凛「うん!大好きな希ちゃんに大好きなかよちんを紹介してくるにゃ!」
118: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:13:38.05 ID:+QwX1puN.net
にこ「けど辿り着けるの?トレーナーがうじゃうじゃいたわよ。花陽、バトルに勝ったことないんでしょ?」


凛「それなら大丈夫にゃ!かよちん…肩車にゃ!」

花陽「うん!」



凛「かよちん!あの先に知り合いがいるから行ってみようか!」

花陽「もーう、お姉ちゃんあぶないよー」


凛「やっぱりここも姉妹作戦でトレーナーたちを一網打尽にゃ」

花陽「イチモウダジンナノォ!?」

真姫「一網打尽の使い方間違えてるわよ」

にこ「まさかあんた達戦わずしてここまで来たっていうの?」


凛「えーっと、けどジムバッジはもらったよ」


真姫「まったくって訳じゃないのね?安心したわ…一体何をしてジムリーダーを唸らせたの?」


にこ「私はにこちゃんダンスで唸らせてやったわ!花陽は?」


花陽「えーっと…メガネをかけて普通に凛ちゃんとお話してて…それで」


真姫「それで?」

花陽「勝っちゃった(にこっ)」
119: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:15:22.83 ID:+QwX1puN.net
にこ「スクモンバトルってこんなんでいいの?喋れるようになっただけでもすごい事だけど、ダンスもできないようじゃ駄目よ」

花陽「うぅ…」


凛「そうだね…今度ダンスも教えてあげるにゃ!」

花陽「本当に?」


真姫「教えるって…凛、あなたね」

凛「歌はね、少し覚えたんだけど…」


真姫・にこ「えっ…」


凛「ね?」

花陽「うん!えーっと…"ぴゃー♪あー♪らーららららら♪」

凛「ねっ?かよちんの歌声かわいいでしょ?」


にこ「え…えぇそうね!まっ、私の足元にも及ばないけど!」

花陽「うん…にこちゃんには敵わないよ。ダンスもできるし可愛いし…歌もたくさん歌えるんでしょ?すごいなぁ…」


真姫「(花陽が歌を…?)」

凛「真姫ちゃん…?どうしたにゃ?」

真姫「…なんでもないわ」

凛「じゃあ凛達は姉妹作戦でトレーナーロードをとっぱにゃ!またねー」


真姫「えっ…えぇ。気をつけて」
にこ「…」


『ちょっと待って!』


真姫「…ん?」
120: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:17:31.40 ID:+QwX1puN.net
謎の女「あなたたちのバトル、見させてもらったわ。すごかった」

真姫「えぇ、どうもありがとう。けどあの程度当たり前よ」



花陽「たいへん!凛ちゃんの頭にちょうちょがとまってる!」


凛「本当に!?凛もみたい!みたいにゃ!にこちゃんとって!」

にこ「なんで私がとらなきゃいけないのよ!」


謎の女「勝利の報酬として、私からあなたにこれをプレゼントするわ」

真姫「えっ…きんいろのたま?こんな高価なもの受け取れないわ!」


謎の女「いいの。気にしないで、素晴らしいバトルをみせてもらったお礼だから」


真姫「いや…えーっと…。(どうしよう、本当に迷惑なんだけど…。これ重いし。使い道ないし…売りに行くまでが大変なのよ)」


謎の女「お願い。もらってほしいの」


真姫「じゃあ…凛」

凛「なに?どうしたの?」

真姫「代わりにもらってくれる?」

凛「いいの!?」



凛「やったにゃ!これでしばらくは具の入ったラーメンとおにぎりが食べられるにゃ!」

花陽「やったぁ!」

にこ「バトルしなさいよ!具の入った食べ物くらい毎日食べれるようになるから!」


凛「どなたか知らないけどありがとうございました」

謎の女「いえ、いいのよ。そのかわり…」

凛「にゃ?」

真姫「そのかわり?」


謎の女「私とバトルしてもらうわ(ニコッ)」
121: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:20:12.07 ID:+QwX1puN.net
凛「にゃっ!」

真姫「なによっ!?…これ!」


凛「一瞬で辺りが真っ暗になったにゃ…」

にこ「一体どうなってるの!」

花陽「り、りんちゃん…」

凛「大丈夫にゃ。凛がついてるよ」

花陽「うん…」


真姫「な、なんなのよ一体!」

謎の女「結界をはらせてもらったわ。これで逃げられないでしょ?」


真姫「ふんっ、余計なお世話よ。初めから逃げる気なんかないわよ!」

にこ「まったくよ!」


謎の女「話が早いわね。どちらかが倒れるまで…この結界からは抜け出せないわ」

真姫「な、なんなのよあなた!こんなことして一体…」


ツバサ「私の名前は綺羅ツバサ。UTX団…とでも言っておこうかしら?」

真姫「UTX団…?」

にこ「聞いたことないわね…」


ツバサ「西木野真姫…あなたの実力、確かめさせてもらうわ!…あんじゅ!」


あんじゅ「相変わらず人使いが荒いわね。休む暇もないじゃない」


真姫「ふんっ、そっちも最終形態ってわけね…。」

にこ「相手にとって不足なしね…かかってきなさい!」


花陽「にこちゃん…一人で大丈夫?」

あんじゅ「ええ、よかったらお二人でどうぞ」

にこ「馬鹿にしないで!私一人で十分よ!」


花陽「で、でも!」

にこ「邪魔だからあっちに行っててくれる?」
122: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:20:57.62 ID:+QwX1puN.net
凛「かよちん…にこちゃんに任せよ。ね?」
花陽「けど!」
凛「にこちゃんなら大丈夫にゃ!勝てるよ?」




真姫「凛の言う通り、にこちゃんなら勝てるでしょ?」

にこ「あったりまえでしょ!かかってきなさい!」


ツバサ「ふふっ…仲が良いのね」


真姫・にこ「よくないわよ!」


ツバサ「じゃあ、お先にどうぞ。かかってきて」


にこ「ふんっ!余裕の笑みってことね、その笑顔一瞬で曇らせてやるわ!」


真姫「にこちゃん!好きにやっちゃって!」

にこ「任せるにこ!『にっこにっこにー♪あなたのハートににこにこにぃ♪どぅぁめどぅぁめ!にこは、みぃぃんなのものにこ!だから…みんなにありのままのにこを…あ・げ・る」





凛「にこちゃん…(どうしよう…もしかしたらツッコミ待ちなのかも)」

にこ「鉄板ボケとかじゃないわよ!大マジよ!」


凛「あっ、声に出てたにゃ」

真姫「ネタなわけないでしょ!あんなに可愛いのに!」



あんじゅ「本当ね、とても可愛い」

にこ「ふっ…余裕ってことね?やるじゃない」
123: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:26:13.14 ID:+QwX1puN.net
ツバサ「キャラクターはアイドルにとって重要な要素。あなたのレベルだと野生のスクモンやトレーナーたちは歯が立たないでしょうね」


ツバサ「けれど、私のあんじゅは違うわ」


あんじゅ「ええ、私は違うの」

真姫「ふっ…言ってくれるじゃない?」


ツバサ「次はこちらの番ね。あんじゅ、出番よ」

あんじゅ「分かってるわよ。(ビョンビョンビョン)」

凛「三回ジャンプしたにゃ!」


あんじゅ「ふふっ、はねてみました」

ツバサ「やっぱり何も起こらないわね。残念。次、あなたたちの番よ」


にこ「舐められたもんね…むかつくんだけど」

真姫「ええ、その態度気に入らないわ。後悔させてやるわよ、にこちゃん!大技よ!」
124: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:28:09.43 ID:+QwX1puN.net
にこ「にこちゃん奥義!にこにーダンスよ!」



凛「すごいにゃ…(にこちゃん、あんなに踊れたんだ…やっぱりすごいにゃ!)」

花陽「(それに比べて私は…)」



あんじゅ「すごいわ、ダンスお上手なのね」

にこ「えっ…まったく効いてない!?」


あんじゅ「もちろん効いています。とっくに勝負がついている頃でしょう…普通のスクモンならね」

にこ「言ってくれるじゃない!」


あんじゅ「ダンスが奥義って言ってたけれど…もしかしてあなた、まだ歌えないの?」


にこ「…っ!」

凛「えっ…(にこちゃんが歌えない)」


あんじゅ「そのモチベーションの高さ、アイドルとしての自覚、全てにおいてトップクラスだったあなたは初期段階ですぐ最終形態にまで進化した。」


ツバサ「1日でも早く一人前になりたい…強い信念からバトルを通じ、ダンスを完璧にマスターした。けれど…どうしても歌うことだけできない。そうでしょ?」


あんじゅ「歌うこと…。私達スクモンにおいてもっとも大きな課題となる試練。トレーナーと出会ったばかりの貴方には無理よね」

真姫「黙りなさい…」


ツバサ「何も恥ずかしがるようなことじゃないのよ?当たり前のことなの」

あんじゅ「そうよ。あなたは頑張ったわ。ただ…それがあなたの限界だった。それだけよ」


真姫「黙りなさい!いい加減なこと言ってるんじゃないわよ!」


にこ「(ガクッ…)」

真姫「にこちゃん!!」
125: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:29:57.26 ID:+QwX1puN.net
ツバサ「所詮この程度ね…。少しがっかりだわ」


真姫「な、なんですって!」


ツバサ「もう終わらせましょうか。あんじゅ」

あんじゅ「えぇ」


ツバサ「でんきショックよ」


にこ「えっ…」


花陽「だめっ…ふたりとも逃げて!」



にこ「真姫ちゃんあぶない!」


真姫「えっ…」

ドンっ

真姫「にこちゃ…」


にこ「やぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

真姫「にこちゃん!」

凛・花陽「…っ、にこちゃん!」


ツバサ「勝負あったわね」

にこ「うっ…」

真姫「にこちゃんしっかり!目をあけて…お願い…目をあけてよ!」


あんじゅ「うふふっ」

凛「卑怯にゃ…スクモンバトルのルールを忘れたの?スクモンを傷つけてはならない…そのルールだけは知ってるにゃ!」
126: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:34:03.34 ID:+QwX1puN.net
ツバサ「あなた、何も知らないのね」

凛「へっ…」


ツバサ「互いが技を出し合ってどちらかが倒れるまで傷つけ合う…そういうスクモンバトルもあるのよ?」


凛「そんなの嘘にゃ!だってかよちんはそんなことできないもん!」


あんじゅ「私達は力を使って闘える能力も持っている。私達…といっても、その力を使えるスクモンはごく一部だけ。そして、あなたのパートナーも一部のスクモンなのよ」


凛「パートナーって…まさか、かよちんが?」

花陽「…」

あんじゅ「力を使って戦えるはずでしょ?ねぇ、花陽ちゃん?」

花陽「……」

あんじゅ「あっ、もちろん…矢澤にこもその一人よ」


真姫「にこちゃんも?そんな…」
にこ「……」


凛「かよちん…嘘…だよね?」

花陽「ごめん…凛ちゃん」

凛「そう…なんだ…」

ツバサ「ふふっ、そんなスクモンならいらない?」


花陽「……(いらないよね…きっと。だって、そんなの…)」

凛「(ギュッ)」

花陽「えっ…」

凛「それでもかよちんはかよちんだよ!(にこっ)」


凛「何の問題もないにゃ!!」
花陽「凛ちゃん…」

真姫「私だってそうよ!にこちゃんがにこちゃんでいてくれたらそれでいいの!」
127: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:49:41.73 ID:+QwX1puN.net
ツバサ「そう…あなたちがそっち側の人間で安心したわ。」


凛「どういう意味にゃ…」

ツバサ「これで思いっきり力を使えるわね、あんじゅ(ニコッ)」


あんじゅ「えぇ、けれど最後にひとつだけ教えてください。小泉花陽…何故、あなたは力を使わないの?」

花陽「それは…」


あんじゅ「あなたはとっくにその力に気づいているはず…どうしてその力を使わないのかしら?」


花陽「それは…!私が…」





にこ「決まってるでしょ…アイドルだからよ…っ」


真姫「にこちゃん!だめっ、無茶しないで」


にこ「黙って聞いていればあんた達ね…そんなの決まってるじゃない…私達はアイドルなの。歌って、踊ってみんなに笑ってほしいのよ」


にこ「力を使って互いを傷つけ合うだぁ?ふざけないで!私達はアイドルなのよ…私達の笑顔で、みんな笑顔になってほしい…!そんなの決まってるでしょ!」


花陽「わたしもにこちゃんと同じ思いだから!だって…だめだめだけど…私はアイドルだもん!」


にこ「あなたたちもアイドルのはしくれでしょ!そう思ってたはずでしょ?…そうよね?答えなさい!」


あんじゅ「ええ、勿論です…あの日まではね(ニコッ)」

凛「あの日って…なんの話にゃ?」
128: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:53:12.57 ID:+QwX1puN.net
真姫「何があったかしらないけど、そんなの一部の人間よ!私は絶対ににこちゃんのことを裏切ったりしない!」


にこ「真姫ちゃん…」


あんじゅ「初めはみんなそう言うのよ…この力に気付くまでは」


にこ「真姫ちゃんはそんな人じゃないわ!だからこの人に一生ついていこうって誓ったのよ!」

真姫「にこちゃん…」


にこ「あなただって人間でしょ?だったらなぜスクモンと一緒にいるのよ…絆があるからでしょ…お互いのことを信じてるからでしょ!」


ツバサ「…話しても無駄ね、とどめよ、あんじゅ」


あんじゅ「次はもっとキツイのいきますね?(にこっ)」


真姫「やるなら私にやりなさい!にこちゃんには指一本触れさせないんだから!」

にこ「真姫ちゃ…だめ!逃げて!」

真姫「嫌よ!何されたって絶対離さないんだから!」

にこ「真姫ちゃん…」



あんじゅ「なら二人仲良く一緒に…」

凛「そうはさせないにゃ!」

真姫「凛!」

あんじゅ「あら、どうするの?」

ツバサ「あなたのパートナーは私のあんじゅには叶わない。やるだけ無駄よ」


凛「じゃあ凛が戦う!」


真姫「凛…無茶よ!ささくれができただけでも痛いって言うじゃない!」


凛「あれは冬場だったからにゃ!…夏も…ちょっと痛いけど」


凛「けど、凛がみんなを守る…やるなら凛にやるにゃ!」
129: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:54:07.26 ID:+QwX1puN.net
真姫「凛っ…なにバカなこといってるの!早く花陽を抱いて逃げなさい!」


凛「逃げられないし、逃げたくもないにゃ!かよちんは凛が守る…真姫ちゃんもにこちゃんも…凛がみんなを守るにゃ!」


あんじゅ「あら、そんなあなたにはお仕置きが必要ね」


凛「にこちゃんを傷つけたこと…絶対に許さないにゃ!」

あんじゅ「そう…」

ツバサ「悪く思わないで。…さよなら」



真姫「凛っ!」
にこ「凛っ…!」



だめっ!!



凛「…っ、あれ?痛くない…」


にこ「なにこれ…あたりが明るく…」

真姫「にこちゃんの傷も癒えている…」


ツバサ「どうしたのあんじゅ!結界が消えているわ!」

あんじゅ「わからない…どうして…」


ツバサ「まさか…」



凛「…かよ…ちん?」


花陽「凛ちゃん…無茶したら駄目だよ?(ニコッ)」
130: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 11:57:49.96 ID:+QwX1puN.net
凛「凛と同じ身長くらいになってる…それに、かよちんが着てる服…あの時凛がデザインした衣装…」


花陽「あなたたちは間違ってる」

花陽「凛ちゃんもにこちゃんも真姫ちゃんも…私が守る!」


ツバサ「まさかここで小泉花陽が覚醒するなんて…あんじゅ、かみなりよ!」

あんじゅ「分かったわ、はぁっ!」


凛「かよちんあぶない!」

花陽「大丈夫(ニコッ)」

あんじゅ「効いていない…まさか、そんな!」

ツバサ「じめんタイプって訳ね…。いいわ!あんじゅ、ハイドロポンプよ!」

あんじゅ「では…もう一度いきます!」


凛「またくるにゃ!かよちん…あぶないにゃ!」

花陽「大丈夫だよ」


あんじゅ「まさか…これも効かない?」
ツバサ「あなた…何者なの?」


花陽「にこちゃんを傷つけたこと…絶対に許しません。花陽…いきますっ!」


凛「駄目にゃ!暴力を暴力で返したら、あいつらとやってることが一緒になっちゃう!」


凛「駄目にゃ…絶対に駄目にゃ!かよちん、やめるにやぁぁ!!!!!」



"愛してるばんざーい! "


花陽「"ここでよかった"」


凛「えっ…」
131: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 12:04:14.13 ID:+QwX1puN.net
私たちの今がここにある


真姫「この歌…私の…」

にこ「真姫ちゃん…の…歌なの?」


花陽「"愛してるばんざーい!  始まったばかり"」


明日もよろしくね  まだゴールじゃない


凛「かよちん…(すごく…綺麗)」


花陽「"さぁ! 大好きだばんざーい! まけないゆうき  私たちは今を楽しもう"」



大好きだばんざーい!  頑張れるから  昨日に手をふって  ほら


花陽「"前向いて"」


あんじゅ「ぐぅっ!」
ツバサ「あんじゅ!」

真姫「(効いてる…!?)」


ツバサ「今日のところは退散するわ。けど覚えておいて、私達は決して諦めない。私達の仲間を苦しめた人間達を…」

あんじゅ「うっ…」
ツバサ「しっかりして。…これは報告しないと」

真姫「報告…?」


ツバサ「では失礼するわね」


凛「待つにゃ!」
132: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/15(火) 12:05:17.30 ID:+QwX1puN.net
にこ「ったく、逃げ足だけは早いのね」

真姫「にこちゃん…大丈夫なの?」

にこ「私は平気よ。…それより!」


凛「かよちん!」

花陽「っ…りんっ……ちゃ」

バタッ


凛「かよちん!!」
真姫「花陽!」


凛「体がだんだん縮んでいくにゃ…服も元に戻っていく…かよちん!嫌だよ…かよちん目を覚まして!!」



「大丈夫や。力使いすぎて気を失ってるみたい」


凛「希ちゃん!」

希「早く花陽ちゃんをスクモンセンターにつれていかんと…な?」


凛「うん!」

希「にこっちも無理したらいかんよ」


にこ「そんな!無理なんかしてな…きゅぅぅ(バタッ)」

希「ほら、いわんこっちゃない。真姫ちゃんまスクモンセンターに行くやろ?」

真姫「行くに決まってるでしょ!」


希「じゃあみんなで行こか、話したいこともあるし」


つづく
141: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 20:45:19.18 ID:pnQfdYVG.net
真姫「ほら、やっぱりぴったりじゃない。花陽にすごく似合ってるわ」


花陽「本当に?…お世辞でも嬉しいな」


にこ「お世辞じゃないわよ。ったく…花陽もいい加減自分に自信持ちなさい!まぁ、一番似合うのは私だけどね!」


真姫「大きくなっちゃったにこちゃんにはサイズが合わなくてもう着れないの。だから、これ全部花陽にあげるわね」


花陽「いいの!?でも…すごく高価なものだし」


にこ「いいのよ!どーせステージ衣装持ってないんでしょ?有り難くもらいなさい!…って!ちゃんとバトルしなさいよ!歌が歌えたって他がまだまだなんだから!」


真姫「分かったでしょ?もういらない物なの。持っていても荷物になるだけだし…お願い、貰ってくれるでしょ?」


花陽「真姫ちゃん…にこちゃん…。うん!ありがとう!」


にこ「それでいいのよ。これ着てジム戦に挑みなさいよね!私達はこの街のジムリーダーなんかとーっくに倒してるんだから!」


花陽「うん。がんばる!…ねぇ、凛ちゃんは?」
142: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 20:50:03.23 ID:pnQfdYVG.net
真姫「凛なら希の家に行ってるわ」


花陽「…一人で?」


真姫「ええ。あの道はトレーナーの数も多いし、まだあなたに無理させたくないのよ。凛、すっごく心配してたのよ?」




希『二人に大事な話があるんや』



花陽「うん…」



希『にこっちを襲ったUTX団の綺羅ツバサさんはな…スクモンマスターなんよ』



真姫「(私達の目指していたスクモンマスターがUTX団の一味だったなんて、そんな…)」


花陽「ねぇ、真姫ちゃん…」

真姫「…ヴェェ?ど、どうしたの?」


花陽「この前の人たちのこと…なにか知ってる?凛ちゃん…何も教えてくれないの。」


真姫「えっ…えぇ。ごめんなさい…まだ何もわかってないの」


希『にこっちはともかく、子供の花陽ちゃんは不安にさせるだけや。まだ、話さんといてな』


凛『わかったにゃ!何も言わないね』




花陽「…本当に?」


真姫「どうして嘘つかないといけないの?知らないったら知らないわよ。ねぇ、にこちゃん」


にこ「もちろよ!知らないわ!…ったく、何か掴みなさいよって話よ。花陽もそう思うでしょ?」
143: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 20:55:16.07 ID:pnQfdYVG.net
花陽「……」


にこ「…花陽?どうかした?」



花陽「凛ちゃんね…嘘つくときだけ語尾が「ワン」になるから分かりやすいんだもん」


にこ「(まった分かりやすいわね…)」

真姫「(仕方ないでしょ?嘘とかつけない子なんだから…)」


花陽「何か隠してない?知ってるなら私にもちゃんと話してほしいな…」


真姫「それは…ちゃんと凛に伝えなさい。凛の口から聞いた方が花陽もいいでしょ?」

花陽「…うん」


真姫「元気出しなさいよ…ね?」

花陽「うん…(ニコッ)」


希『1年前…ある事がきっかけで一部のスクモンが戦う力を持つ事を知った。そして、スクモンの力を使って犯罪を犯す組織ができたんや。それも、人から奪ったスクモンで』


希『組織壊滅の為に綺羅ツバサともう一人のトレーナーが力を使わず戦ったん。歌やダンスでね…。組織を壊滅に追いやる事ができたけれど、パートナーのスクモン達が犠牲になったんや』


真姫『…犠牲になった一人が綺羅ツバサのスクモンだったのね…』
144: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 20:56:15.50 ID:pnQfdYVG.net
希『それだけじゃないんや』

真姫『えっ…』




バチがあたったんじゃ


お前たちがいなければ、店も…売上金も家族も失わなかった!

あんたたちのせいだ。

自業自得なのよ!

自分たちで蒔いた種だろうが!






希『世間の人の人の声は厳しいものやった…』



真姫『そんな…』


凛『どうして…。どうしてそんなこというの?ツバサさんはみんなを守ろうと命をかけて戦ったのに…どうしてそんなこと言うにゃ!』

希『…』
145: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:03:04.95 ID:pnQfdYVG.net
凛『凛は…凛は!』


真姫『だとしても、にこちゃんを襲っいい理由にはならないわ』


凛『それはそうだけど…』


真姫『私達が力に溺れて犯罪に走るとでも?そんなことあるわけないじゃない!絶対に許さない…絶対よ!』


凛『それでも…もし凛が、ツバサさんと同じ立場にいたら。もし、かよちんを失ったら…』


真姫『凛…』


凛『凛は…わからないにゃ』


希『スクモンを失ったらトレーナーの気持ちは計り知れないんよ』


真姫『…そうね』

凛『凛、走ってくるにゃ!!』


真姫『…はぁ。またなの?』
146: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:04:02.67 ID:pnQfdYVG.net
凛『またにゃ!』


希『う、うん…気をつけてな』

凛『うん!真姫ちゃん、しばらく走ってくるから先に帰っててにゃ!』


真姫『はいはい』


希『元気や…ね?』

真姫『…凛は悩みを抱え込むと走りこむの』

希『…そうなんや』

真姫『…凛』








真姫「(凛…やっぱり相当堪えたみたいね…)」


花陽「凛ちゃん…無理してるようにみえるの。無理して笑って…無理していつも通りにしてる。でも、何か悩みを抱え込んでるの…」



真姫「…そうね。(なでなで)」

真姫「もし、いつもの凛に戻せるものがあるとすれば…それは花陽、あなたよ」

花陽「えっ…わたしぃ?」


真姫「ええ。」
花陽「私にできるかなぁ…」


にこ「うん。やっぱり…あれが必要ね」

花陽「へっ?」


にこ「まきちゃん!お願いがあるの!」

真姫「ん?なによ」
147: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:08:08.60 ID:pnQfdYVG.net





凛「希ちゃんちは機械がいっぱいにゃー」


希「一応、研究者のはしくれやからね」


凛「そうだったにゃ!?」

希「あはは、知らんかったんやね…。花陽ちゃんの具合は?」

凛「だいぶ元気になったよ!もう1日安静にしてた方がいいってことりちゃんが…今はスクモンセンターで真姫ちゃんがみててくれてるにゃ!」

希「そうなんや」


凛「で?凛に用ってなんだにゃ?体力なら自信あるから、部屋の模様替えなら任せてにゃ!」


希「ははっ、今日はその用事やないんよ。けど、また今度機会があったらよろしくな」

凛「うん!…で?」


「そこからは私が話すわ」


凛「絵里ちゃん!」


絵里「久しぶりね。元気そうで安心したわ」


凛「絵里ちゃんも元気そうにゃ!」
148: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:15:08.78 ID:pnQfdYVG.net
絵里「聞いたわよ?肩車姉妹作戦ですって?もう…」


凛「えへへー。で、絵里ちゃんまできて何の用にゃ?」


絵里「ツバサさんの話は聞いたわね?」

凛「…うん」


絵里「じゃあ話が早いわ。花陽のことで話があるの」


凛「かよちんのこと…?」


絵里「ええ。凛も気づいていると思うけど、花陽のように、バトルを通さないで成長するスクモンはいないわ」

凛「うん…知ってる。だってみんながびっくりするもん」


絵里「花陽のように、バトルに勝たずして成長していった伝説のスクモンがいるの」

凛「えっ…」


希「高坂穂乃果…」


ガタンッ

凛「ん?なんの音?」

希「どうしたん?」
149: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:17:44.27 ID:pnQfdYVG.net
凛「今…扉の向こうで物音が聞こえたにゃ」


希「凛ちゃん…」

凛「にゃ?」

希「おばけって…信じる?」


凛「ブルブルブルブルブル!」

希「じゃあ気にせんといてな?」


凛「はい!」



絵里「話を戻すわね。高坂穂乃果…ツバサさんに挑んでいたトレーナーのパートナーだったスクモンの一人」

凛「うん…」


絵里「初めて力を使ったのは穂乃果だったわ」

凛「えっ…」

希「バトル中…一部のセットがトレーナーに向かって落ちてきたんや」


穂乃果『…ちゃん!あぶないっ!!』


絵里「トレーナーを助けるため、セットを全て燃やし尽くした」


凛「燃やした…?」

絵里「かえんほうしゃ…ほのう系スクモンの代表的な技よ」

凛「ほのお系…?」

絵里「そう。ほのお系ポケモ…  希「エリチ!」


絵里「失礼。スクモンにはタイプがあるの。まず、あんじゅさんはでんきタイプとみずタイプの技を使い分けていたところをみると…ドラゴンタイプ」


凛「ドラゴン…?」
150: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:21:02.00 ID:pnQfdYVG.net
希「そうや。本当に…出てくると厄介な相手や」


絵里「近年、かくとうタイプで乗り切ろうとするとつばさでうたれて撃沈…氷で攻めようとするとかえんほうしゃで撃沈…なんてこともあるわ」


希「ほんとうに倒しにくい相手なんや。大事なことだから二回言ってみたんや」


凛「へ…へぇ。じゃあかよちんとにこちゃんはなにタイプなんだにゃ?」


絵里「にこのタイプは現在調査中よ。花陽は…」

凛「うん」


絵里「でんき系の技がまったく通じないタイプはじめんタイプなの。そのじめんタイプの弱点であるみずタイプの技も効かなかった…」


凛「それって…どういうことなんだにゃ?」

絵里「考えられるとすれば…ふたつのタイプをもつスクモン。」

希「じめんタイプとくさタイプや」

絵里「じめんはまったくでんきを通さないし、くさタイプは無効化とまではいかないけれど、みずタイプの効果はあまりないわ」


凛「じめんと…くさ?…だからお米が好きなのかにゃ?」


絵里「そうかもしれないわ」
151: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:25:13.51 ID:pnQfdYVG.net
希「そして、覚醒」

凛「…覚醒?」


希「スクモンの持つ爆発的な力が一時的に解放されることや。今回、そのおかげもあってあんじゅさんを倒すことができた」


絵里「けれど、見られた相手が悪かったわ。はっきり言って、花陽は普通のスクモンとは違うわ。にこもね」


絵里「もし、にこが狙われた理由…それが、序盤で最終形態にまで進化したにこを調査する事が目的だったとするなら…次、危険な目に遭うのは間違いなく花陽よ」


凛「えっ…かよちんが?」


絵里「あの時は運が良かった。なんらかの力が働いて、花陽は覚醒した。けれど、次同じ事が起こるかは保証できないの」


希「それに、向こうも対策を考えてくるはずや」

凛「対策…それって」


希「対花陽ちゃん対策ってところやな?」


絵里「UTX団は必ず行動を起こす。その時…花陽は攻撃に耐えられないかもしれない」


凛「そんな…」


絵里「あなたにその覚悟がないのなら、私が花陽を預かろうと思っているの」


凛「えっ…」


希「これ以上、凛ちゃんと花陽ちゃんを危険な目に合わせられん。分かって欲しいんや…エリチ本人も苦肉の策やってことを」


絵里「もし、相手が襲ってきた時…あなたは自分の身と花陽…同時にふたつを守ることができるの?」
152: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:32:19.34 ID:pnQfdYVG.net
凛「それは…」


あの時…凛、かよちんに守ってもらった。

じゃあ、かよちんのピンチに何ができる?



凛「…今はまだ分からないにゃ」」

絵里「そうね。大事なことだからじっくり考えて」

凛「凛…もう行くね」


希「うん、気をつけてな」

絵里「花陽によろしく伝えておいて」

凛「うん…」








ガタンッ


ガチャ…


はぁ…


希「もう、物音たてたらだめやんか」

絵里「まったく…心臓が飛び出るかと思ったわ」


「……」
153: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:43:49.56 ID:pnQfdYVG.net






凛「(かよちんのことを守りたい…けど、凛には力がない。どうすれば…)」



凛「ただいま…にゃん。希ちゃんと遊んできたにゃんごろ」


真姫「(微妙に変わってる…)」

にこ「(何かあったのね…本当に分かりやすいわね)」

にこ「ほら、こっちみなさいよ」

凛「へ?」


真姫「どうかしら?」



花陽「えへへ…凛ちゃん…どうかな?似合う…かな?」


凛「かよちん…どうしたの?すっごく可愛いにゃ!!」


花陽「えへへ…にこちゃんと真姫ちゃんがいらなくなったからってくれたの…あっ、でもコンタクトはね…買ってもらっちゃったの」



凛「……っはぁ!」


花陽「ぴゃあ!!」

凛「ずっと…ずっと一緒にいようね!(凛はなにを迷ってたにゃ!)」


花陽「凛ちゃん苦しいよぉ…」


にこ「嬉しいくせに」

花陽「ぴゃあ!!」
154: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:45:17.64 ID:pnQfdYVG.net
凛「かよちーん!かよちんかよちんかよちん!かよちぃぃん!大好きにゃ!(何があったて大丈夫にゃ。かよちんのことは凛が命をかけて守ってみせる!)」



真姫「吹っ切れたみたいね」


凛「うん!だってかよちんがかわいいにゃ!」


にこ「理由になってないじゃない…ったく」


凛「メガネもいいけど裸眼もいいにゃ!あ…けどたまにはメガネもかけてね?」


にこ「凛もなかなかのマニアックね」


凛「違うにゃ!メガネのかよちんもそうじゃないかよちんも凛はどっちも好きにゃ!」


真姫「見事に理由になってないわね」


凛「服もよく似合ってるにゃ!かよちん可愛いにゃ!」


花陽「…ありがとうね」


凛「二人もありがとう!コンタクトいくらだったにゃ?」


真姫「お金なんていらないわよ!」

凛「えっ…」


にこ「その…あれよ…助けてくれたお礼よ!!」


凛「えっ?」

花陽「ソウダッタノ!?」
155: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 21:48:16.44 ID:pnQfdYVG.net
真姫「と、とにかくわたしたちは先に進むわ!早くジムリーダー倒して私たちに追いつきなさいよ!」


にこ「そうよ!今回もゴタゴタしてたから勝負は次に持ち越しよ!いいわね!」



凛「わかったにゃ!」

花陽「うん!」


凛「凛たちもがんばるにゃ」

花陽「うん!」



凛「よぉぉし、次はジムリーダーを二人くらい倒すにゃ!」




つづく
161: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 22:22:55.59 ID:bH61QU7A.net
凛「いろいろゴタゴタしてたけど、ジム戦いっくにゃぁ!」


花陽「はい!がんばります!」


ガチャ


凛「たのもぉぉぉ!」

ジムリーダー2「負けたわ!」


凛「またにゃ!」

ジムリーダー2「UTX団との対決…監視カメラでみていたわ。」

凛「(しかもまた監視カメラ。よほどの犯罪都市なんだにゃ。ここら一帯はほぼゴッサムシティにゃ)」


ジムリーダー2「あのバトルはジム戦に匹敵する。さぁ、ジムバッジと賞金よ。受け取ってちょうだい」

凛「ありがとうございます!」

花陽「やったね、凛ちゃん!」

凛「さっそく報告にゃ!」






花陽「みてみて希ちゃん!ジムバッジもらったんだよ!」

希「わぁ、すごいやん。よく頑張ったね」

花陽「てへてへー」

希「じゃあ…ご褒美のわしわしを…」


花陽「へっ?」
凛「かよちん!(ギュッ)」

花陽「へっ!?」
凛「大丈夫にゃ!かよちんは凛が守る!」

花陽「ど、どういうことなの!?」

凛「いくら大好きな希ちゃんでも、かよちんにわしわしはさせないにゃ!」


希「ふふっ…うちをとめられるかな(ニヤリ)」

花陽「ひぃぃ!」
162: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 22:28:10.65 ID:bH61QU7A.net
凛「凛はサッカーが大好き!とめる…とめてみせるにゃ!今だけ凛には石崎くんの神が宿ってるにゃ!」


花陽「イシザキクンガヤドッチャウノ!?」


凛「気持ちはいつも顔面ブロック!とめるにゃぁ!」

希「…ふっ」

花陽「ぴゃあ?」




希「…あかんね。さすがに花陽ちゃんが幼稚園児サイズだと罪悪感を感じるやん」

凛「ほっ…かよちんのサイズが小さいままで救われたにゃ…」

花陽「(わしわしって一体…。まだまだ勉強が必要です!)」



希「で、凛ちゃんたちはこれからどうするん?」

凛「凛はかよちんと一緒にスクモンマスターになるにゃ!」

花陽「ぴゃあ!」



希「そっか…、それが凛ちゃんの答えやね」

凛「うん」

希「そっか…。うちからエリチに伝えておくな。がんばって」


凛「うん!じゃあ希ちゃんも元気で」

希「うん。くれぐれも気をつけるんや」


凛「分かってるにゃ!…また会えるよね?」

希「もちろんや!うちにはピジョンもおるし、各地方を行き放題や」

凛「ピジョン?え…ピジョン?」

希「ピジョンやん」

花陽「と、とにかくがんばります!」
163: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 22:34:16.80 ID:bH61QU7A.net
希「次の街に行くんなら、ちかつうろを通って行くとええよ。警察の人がまだ喉カラカラやから通してくれへんと思うし」


花陽「喉がカラカラな警察さん…?通してくれない…?どういうことなの希ちゃん!」


凛「分かったにゃ!ちかつうろね。よし、かよちん行こう!」


花陽「なんで凛ちゃんは警察さんのくだりが気にならないの!?」

凛「にゃ?」




~そだてやさん ~


凛「育て屋さん…?」


花陽「へぇ…そんなお店もあるんだね」


凛「こんな怪しいお店みたことないにゃ!かよちん、目合わせちゃだめだよ!いこう!」


花陽「う、うん…怪しいかなぁ?」

凛「なにを育ててるんだか怪しいもんだにゃ!芽が出た瞬間お縄につくアレにゃ!」


花陽「オナワニツイチャウノォ!?」

凛「行こうかよちん!ここに用はないよ!」

花陽「育て屋さん…普通にスクもんのことだと思うけど…」


凛「さくさく進むにゃ!」
164: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 22:38:49.23 ID:bH61QU7A.net
~ちかつうろ~


凛「意外と賑やかな床にゃ」

花陽「暗いけど…あれ?あそこにきんいろのたまが落ちてる」

凛「やったにゃ!かよちん、今日は奮発して、いくらのおにぎりにゃ!」

花陽「ぴゃあ!!」



~ちかつうろ出口~


凛「でれたにゃ!」

花陽「うん!」


凛「でもここらへんはトレーナーが多いにゃ…何人かとバトルしないと街に行けないよ…」


凛「よし!ここも姉妹作戦で!」

花陽「凛ちゃん(フルフル)」


凛「どうしたの?」

花陽「花陽、がんばる!」

凛「かよちん…うん!よく言ったにゃ!じゃあがんばるにゃ!」


花陽「凛ちゃん…あのね、お願いがあるの」

凛「ん?」

花陽「すこし…怖いから…手、握っててほしいなって」


凛「お安い御用にゃ!」

花陽「ありがとう!」


凛「あれ?そういえば今日は凛が買った服なんだね。どうして?にこちゃんの服の方がきらきらしててかわいいのに…」


花陽「あのね!今日は凛ちゃんから貰った服を着たかったの!」


凛「嬉しいこと言ってくれるにゃ!かよちんだいすきにゃ!」

花陽「もう…凛ちゃんってば」
165: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 22:42:03.82 ID:bH61QU7A.net
凛「じゃあ行くよ?」
花陽「うん!」

凛「えへへっ、かよちんの手は小さくてかわいいにゃー」

花陽「凛ちゃんの手はあったかくてすごく落ち着くんだ。花陽、凛ちゃんの手…だーいすき」



凛「へへっ、かーよちん」

花陽「なぁに?りーんちゃん」


凛「えーっと、かーよちん」
花陽「だからなぁに?りんちゃーん」


凛「ふふっ、かよちーん」
花陽「もう…だからなぁに?りんちゃんー」


トレーナー「(年の差カップルか?イチャイチャしやがって)」

トレーナー「(腹が立つわね…ウニでも投げつけたい気分)」


凛「かーよち…あれ!知らない間に街についてるにゃ!」

花陽「ツイチャッテタノォ!?」


凛「どうしてにゃ…普通に歩いてただけなのに…トレーナーが勝負を挑んでこないなんて」

花陽「不思議なこともあるんだね」



凛「とりあえずジムに行こうか」

花陽「うん!」


~ジムの前~


凛「むむっ、木が邪魔でジムにいけないにゃ。うーん…」

花陽「他に道もないし、この木を切らないとジムまで行けないみたいだね?」
166: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 22:45:20.43 ID:bH61QU7A.net
凛「どうすればいいにゃ…確かに頑張れば切れそうな木だけど…」

花陽「本当だね…何かやれば簡単に切れそうなのに」



凛「いあいぎり的な技で」

花陽「いあいぎり的な技でね」



凛「たとえ切れそうな木だとしてもこれじゃあジムに入れないよ…。挑戦しに来るトレーナーに優しくないジムだね。おもてなしの心がない足らないにゃ!」

花陽「とにかく、街の人に聞いてみようよ。木の切り方を教えてくれるかもしれないし」


凛「そうだね。えーっと…この家なんてどうにゃ?えーっと、つりおやじの家…?」




~つりおやじの家をみつけたよ~


花陽「入ってみる?」

凛「ううん、やめとくにゃ(魚はきらいにゃ)」

花陽「好き嫌いはだめだよ!」

凛「うぅ…。で、でも!ボロのつりざおはいらないにゃ!」


花陽「じゃあここは?スクモンファンクラブだって」

凛「楽しそうにゃ!ここは入ってみるにゃ!」
167: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 22:51:50.82 ID:bH61QU7A.net
~スクモンファンクラブ会長のお話を聞いてあげよう!~


会長「わしのスクモンがな…そりゃもう可愛くてな」

凛「へー、そうなんだー」


凛「ま、凛のかよちんに可愛さで敵うわけないけど」

花陽「りんちゃん!」

凛「だって!かよちんの方が絶対可愛いもん!凛、ちょっとイライラしちゃった…てへっ」

花陽「凛ちゃん…(ポッ)」

会長「はよ出ていけ」


会長から追い出されたよ!



凛「自慢話聞いたのに自転車引換券くれなかったにゃー…」

花陽「あはは…」



凛「んっ!かよちんみて!豪華な船にゃー」


花陽「絵に描いたような豪華客船だね。すごいなぁ…キラキラしてる。花陽も乗ってみたいなぁ…」

凛「けど船のチケット持ってないし…入れてもらえないにゃ」

花陽「残念だね」


凛「船の中で気分の悪い船長さんの背中をさすってあげたい気持ちでいっぱいだけど…」

凛「さすったらなにかくれそうだけど…」


凛「まぁ、いっか!」
花陽「ぴゃあ!」


船なんかはスルーだよ!



凛「うぅ…町中探しても木が切れそうな情報も切れそうな道具もなにもないにゃ」
168: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 22:56:30.14 ID:bH61QU7A.net
花陽「うん、困っちゃったね…」



凛「探してないのは船の中くらい」


花陽「そうだね」



凛「探してないのは船の中くらいにゃ…」

花陽「そうだね…」



凛「あれ?」

花陽「どうしたの?」

凛「よく見たらこの木…切れそうだけどがんばれば登れそうにゃ!!」

花陽「えっ!?私は無理かもしれない…」

凛「凛がおぶって登るから心配いらないよ!」

花陽「…うん」


凛「…心配?大丈夫にゃ!凛、小さい頃からたくさん木登りしてきたから上手だよ!」

花陽「うん…けど心配。凛ちゃんが怪我したら…」

凛「そっちの心配だったの?(いい子にゃー)」


凛「考える前に行動にゃ!いい?しっかりつかまっててね!」

花陽「ぴゃあ!」



凛「登れたにゃ!」

花陽「お疲れ様です。怪我…してない?」


凛「うん!凛は元気にゃ!」

花陽「よかった…」


凛「じゃあ、次はかよちんが頑張る番だよ?」
169: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 22:59:14.42 ID:bH61QU7A.net
花陽「うん!やっとジムに挑戦できるんだね。なんなドキドキしてきた…」


凛「かよちんなら大丈夫にゃ。扉を開けたとたん、ジムリーダーの負けた発言が出て勝利にゃ」


花陽「(それでいいのかなぁ…)そんなにうまくいかないと思うけど…」


凛「大丈夫だよ!じゃあいっくにゃぁぁぁぁぁ!!!」


ガチャ


凛「たのもぉぉぉ!」


ジムリーダー「ヘイ!チャレンジャー ドントコイ!」


凛「外人にゃ!?しかも扉を開けても勝てなかった…ど、どうしようかよちん!」


花陽「……」


凛「かよちん?(もしかして怖がってる?)」」



花陽「…ご飯の匂いがします」


凛「へっ?…あっ、言われてみればご飯を炊いてる匂いがするにゃ」


ジムリーダー「ヒルメシマエデース、メシクウマエニ サッサトショウブシマショー!」


凛「ホットドックばっかり食べてるイメージあったけど、そんなことないんだね。よぉし!かよちん、覚えたてのステップで攻撃にゃ!」


花陽「なっていませんね」

凛「へ?」


花陽「ジャーから吹きこぼれています。お水の配分を間違えている証拠です」
170: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 23:04:03.55 ID:bH61QU7A.net
ジムリーダー「OH! ジツハニガテデシテ!」


ピーピーピー


花陽「炊けましたね」


ジムリーダー「ドレクライシッパイ シテルデショーカ」


花陽「ちょっと!」


ジムリーダー「ナ、ナンデスカ」


花陽「あなた…炊きたてのご飯を蒸らさず、ジャーの蓋をすぐ開けましたね?」


ジムリーダー「ソ、ソレダメデスカ?」


花陽「駄目です!いいですか?お米というものはですね!」


凛「なんか変なスイッチ入っちゃったけど凛はこっちのかよちんも好きにゃ!」



かよちんのお米話は1時間ほど続いたよ!



花陽「お米を作るために農家の方たちは八十八の苦労をかけると言われていてですね」


ジムリーダー「oh…チラッ oh…チラッ」


凛「(凛の方をチラチラみてくる…)」
171: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 23:10:03.09 ID:bH61QU7A.net
凛「まさか…凛、寝癖ついたままとか?」

ジムリーダー「OH!チガイマース!ソロソロ  タスケテホシイデース!」


凛「そういうことかにゃ!じゃあ…かよちん、はいこれ。じっくり蒸らしたご飯屋さんの美味しいおにぎりにゃ」

花陽「!」


凛「今日の具は高菜めんたい!」

花陽「ピャア!いただきます!はむはむはむ…おいしい!おいしいです!」


凛「うん。今日もかわいいにゃ」

ジムリーダー「タスケテクレテアリガトウ…ワタシ、コメノコトシラナカッタ…コレ、サシアゲマス。ジムバッジとゼニデース」

凛「えっ…いいの?」


ジムリーダー「ヨハ  アイドルセンゴクジダイ  ソノナカデ  オコメマニア  アマリイナイ   アイドル  キャラクター   ダイジ」

凛「なるほど…(何言ってるのかよく分からないにゃ。まぁいいにゃ)」


花陽「はむはむはむ…うん、おいしいです。」

凛「かーよちん、終わったにゃ。ほら、ジムバッジ」


花陽「あ…あれ?花陽、まだなにもしてないけど」

凛「大丈夫。今までそうだったにゃ!」

花陽「そ、そうだけど!…うぅ、そんなにはっきり言わなくても…」


凛「違う違う!凛は褒めてるんだよ?(なでなで)」

花陽「うん…ありがとう」


凛「じゃあ帰るにゃ!…って、そうだ!ジムリーダーに一言!あの木、早く切った方がいいですよ?邪魔で入りにくいにゃ」
172: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 23:13:34.05 ID:bH61QU7A.net
ジムリーダー「OH…フネのセンチョウニ  アッテイナイノデスカー?」


凛「船の船長…?そもそも船のチケットを持ってないし会ってないにゃ」


ジムリーダー「OH…ソウデシタカー(そもそもどうやってここに入ってきたんだこの人達)」


花陽「(実はペラペラ!?)」


ジムリーダー「フネノセンチョ…木をキル ドウグ、クレマス。ワタシ、ソウ手配シテイマース」


凛「ふーん…船長が木を切る何かを持ってたんだ…で、船のチケットはどうやって手に入れられたにゃ?」


ジムリーダー「ソコマデハ…」

花陽「どこか見落としてたのかな…」

花陽・凛「うーん…」








希「へっくしゅ」

希「…あれ?うち、凛ちゃんあげようと思ってた豪華客船の乗船券や」

希「まさか…うち、渡し忘れてる?」



希「スピリチュアルやね!」


つづく
177: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 21:20:46.16 ID:Nk8UAzmY.net
凛「えーっと…今いるところは、地図でいうとここかな?」


花陽「ううん。違うよ凛ちゃん、ここだよ」


凛「そうだったにゃ!で…えーっと…次はここを通ってここに行くにゃ!」

花陽「ううん、凛ちゃん。ここを通って…ここかな?」


凛「あっ、そっか!けど、ここの街に行くのにゃ?大きな山のトンネルがあるにゃ…」


花陽「この前の通った山よりこっちの山の方が大きいみたいだよ。前とは比べものにならないくらい大変かも…大丈夫かな…」



凛「大丈夫!凛とかよちんが力を合わせれば100人乗っても大丈夫にゃ!」


花陽「(百人力…ってことかな?)そうだね!がんばろう!」


凛「あれ?凛のすぐ隣にも洞窟があるよ?この洞窟はどこに繋がってるにゃ?」


花陽「この洞窟を抜けたら…地図でいうとこの街かな?」

凛「そこは新しい街?」
178: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 21:26:54.57 ID:Nk8UAzmY.net
花陽「ううん、違うよ。前に行ったことのある…ほら、博物館とかあったあの街だよ!」


凛「博物館…1個目のジムバッジをもらったあの街のことにゃ?」


花陽「うん!どうだろ…見落としたところがあるかもしれないし、どうしようか?一度戻って細かく探索してみるのもアリじゃないかな?」


凛「ブルブルブルブルブル…」

花陽「り、りんちゃん!?どうしたの!」


凛「凛…あの街…もう行きたくない…博物館の呼子…ジムリーダーも含め…イミワカンナイ…ブルブルッ…」


花陽「(あの街で起こった事が凛ちゃんのトラウマになっていたなんて!)」


花陽「ごめん凛ちゃん!花陽が間違ってた!行かないよ?もうあの街には2度と行かないから!元気出して!」


凛「…本当に?」


花陽「うん!後戻りしないで気にせず先に進もう!…ね?」

凛「うぅ…かよちんありがとにゃ」

花陽「凛ちゃんに悲しい思いなんてさせないもん!」


凛「なんていい子にゃ…だいすきにゃぁ!!」


花陽「もう…凛ちゃんってばー」
179: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 21:33:18.50 ID:Nk8UAzmY.net
凛「とにかく先に進むにゃ!えーっと…じゃあ、ここの道をずーっと行って…あの先に…あぁ!またあの切れそうで切れない木にゃ!」


花陽「本当だ…。木の向こう側に行かないと山のトンネルまで行けないよ…」


凛「じゃあかよちん、凛の背中に乗って」


花陽「ううん。今回はオコトワリシマス」


凛「えっ!?(もしかして…凛、嫌われた!?)」


凛「うぅ…かよちんに嫌われたら凛は…凛はぁ…」


花陽「違うよ!凛ちゃんのことは大好きだよ!」


凛「…じゃあどうして背中にのってくれないの?(ウルウル)」

花陽「元々、この木を切るのはスクモンの役目だよ!私が切らないと駄目なんだよ」

凛「けど…船の船長から何ももらってないにゃ」


花陽「大丈夫…花陽、貰ってなくてもできる気がします!」


凛「かよちん…(最近やる気で嬉しいにゃ!何か心境の変化でもあったのかな?)」
180: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 21:37:32.50 ID:Nk8UAzmY.net
花陽「(凛ちゃんばっかりに迷惑はかけられないもん。ここは私が…大丈夫。絶対に切れる!)」


花陽「いきます!」


凛「うん!がんばれかよちん!(けどどうやって切るにゃ?歌やダンスで切れるわけないし…)」


凛「まさか…例のあの力を?だ、だめにゃ!かよちん!かよちんはアイドルだよ!たとえ木を切るためでも、あの力だけは使っちゃだめにゃ!」



花陽「ていっ!」

凛「…えっ?」


花陽「てい!(ポカポカ)」

花陽「ていてい!(ポカポカポカ)」


凛「(木をポカポカ叩いてるにゃ…)」


花陽「あ、あれぇ…?切れないよぉ…どうしてかなぁ?」

凛「(しかも悩んでる…。あの叩き方じゃ肩たたきでちょうどいい威力にゃ。)」


花陽「うぅ…もう一度!てい!(ポカポカ)」


凛「どうしよう…あのやり方じゃ絶対に切れないにゃ。止めた方がいい…でも!」


凛「とんでもなくかわいいからずーっとみていたいにゃ!」


凛「抱きしめたい!溢れるほどに…溢れるほどに!」


凛「だ、だめにゃ!かよちんの絹のように美しい腕が傷だらけになるにゃ!そんなことさせないもん!」
181: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 21:44:24.97 ID:Nk8UAzmY.net
花陽「ぴゃあ!(ポカポカ)ぴゃあ!(ポカポカ)」

凛「やめるにゃぁぁ!(ギュッ)」


花陽「ぴゃあ!」


凛「もう充分だよ。凛が登って向こう側に連れて行ってあげるから…ね?」

花陽「ごめんなさい…」


凛「どうして謝るの?」


花陽「私…悪い子…スクモンなのに木も切れない…ごめんなさい…駄目な子でごめんなさい…」


凛「かよちんさ…それ、もうやめない?」

花陽「えっ…(凛ちゃん…すごく怒ってる)」


花陽「ごめんなさい…」

凛「じゃなくて!謝るのやめようよ!かよちん、何も悪いことしてないよ?」

花陽「けど…私…全然だめで」


凛「凛がいつかよちんのこと駄目だって怒ったの?今だって、木が切れないことで怒ってた?」

花陽「…ううん」

凛「そうだよね?凛はいつも通りにゃ!」


花陽「でも…まだ体もこんなに小さいし、野生のスクモンやトレーナーの人たちとまともにバトルしたこともないし、にこちゃんみたいにうまくできないし…」


凛「かよちん!」
花陽「うぅ…」

凛「にこちゃんは特殊!」

花陽「そうだけど…」
182: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 21:50:43.93 ID:Nk8UAzmY.net
凛「ほら、いいから手みせて。うわぁ!こんなに怪我してる!無理するからだにゃ」


花陽「ごめんなさ…あっ」

凛「(ニコッ)」


凛「こんなに頑張った子を怒るなんてできないよ。むしろ褒めてあげたいにゃ。すごいよ、かよちん!(なでなで)」


花陽「(どうしよう…ダメダメなのに褒められてしまいました)」


花陽「嬉しいな…」


凛「キズぐすり持ってるから塗ってあげるね。すぐよくなるよ!」


花陽「…っくぁっ!」


凛「かよち……かよちんっ!どうしたの!」

花陽「む…むねがっ…くるし…うぅっ!」


凛「苦しいの?か…かよちん!しっかりするにゃ!待ってて!今ことりちゃんを呼んで…」


ポンっ

花陽「ふぅ…。心配かけてごめんね、おさまったよ」


凛「……」

花陽「凛ちゃん…?どうしたの?」


凛「かよちん…大きくなってるにゃ!」

花陽「?」
183: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 21:51:59.97 ID:Nk8UAzmY.net
凛「かよちんの体のサイズが小学校高学年サイズに!」


花陽「あっ…本当だ!すこし大きくなってる気がする…けど、なんでだろ?私、なにもしてないのに」


凛「それは…。か、かよちんが木を切るためにがんばったからにゃ!」


花陽「そうなのかなぁ…?」



凛「(また、バトルしないで成長した…。嬉しいけど…)」


凛「(絵里ちゃんがかよちんみたいに成長するスクモンはめずらしいって言ってた…。もし、今の出来事をUTX団が知ったらかよちんは…)」


花陽「ねぇ凛ちゃん…」


凛「…」


花陽「凛ちゃん!」


凛「へっ!?あ…な、なぁに?」


花陽「ごめんね…この服…胸のあたりが苦しいの」
184: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:08:02.25 ID:Nk8UAzmY.net
凛「…大きいにゃ」


花陽「凛ちゃん?」


凛「かよちんは発育が早い子にゃ…むしろ今の凛より…だ、だめにゃ!なにを気にしてるにゃ!」

花陽「凛ちゃん…?(にこっ)」

凛「と、とにかく服を買いに行くにゃ!」





~スクモンショップ~


店員「ありがとうございましたー」


花陽「わぁ!ワンピースだ!ありがとうね、凛ちゃん!(くるくる)」


凛「…(もし、かよちんが狙われたら…凛は…)」」


花陽「凛ちゃん?」


凛「(なにを悩んでるの?凛が命をかけて守ればいいだけの話にゃ!なにかあったら凛が…なんの力も持たない凛がかよちんを守れるの?)」


花陽「凛ちゃん…?凛ちゃん!」


凛「へっ?あ…うん。すっごく似合ってるにゃ!」


花陽「本当に?ありがとう!」

凛「じゃあ行こうか」

花陽「待って!」
185: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:14:07.07 ID:Nk8UAzmY.net
凛「ん?どうしたにゃ?」


花陽「凛ちゃんも…それ、やめてほしいな」

凛「ご、ごめん…。どうしたの?いこうシャー!」

花陽「語尾の話じゃなくて…。シャー…?へびかな…じゃなくて!隠し事するのやめてほしいの!」


凛「え…えぇ?凛、なにもかくしてないワン」

花陽「…ううん。UTX団の一件があってから、凛ちゃんはずっと何か隠してる。知ってるよ?」



凛「う、うん…。」

花陽「私には話せないこと?」

凛「(凛が弱気だとかよちんを不安にさせるだけにゃ。凛がしっかりしないと!)」


凛「もう…なんでもないワン!ちょーっと今晩食べるラーメンのこと考えてたワン。凛はラーメンが大好きにゃ!」


花陽「ラーメンが好きなのは本当だもんね…(ニコッ)」


凛「にゃ?」
花陽「話してくれないんだね。」


凛「話すもなにも…話すことなんてなにもないワン!ねぇ、先に進もう?ね?」


花陽「分かりました」

花陽「凛ちゃんが隠し通すなら。花陽、勝手にします」
186: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:17:49.17 ID:Nk8UAzmY.net
凛「えっ!?勝手に…?」

花陽「いってきます」

凛「ちょっ!どこにいくのかよちん!!」





凛「かよちん…(さっきの木の前まで来たけどなに考えてるにゃ?)」

花陽「はぁぁ!」


ドンッ


凛「かよちん!(木に思いっきりぶつかりにいったにゃ!)」

花陽「…ったぁ」


凛「かよちん駄目だよ!怪我しちゃうよ!ほら、凛と一緒に」

花陽「離してください!(ペシッ)」


凛「えっ…かよちん?」

花陽「凛ちゃん…嘘つく。隠し事してる!私は凛ちゃんのパートナーなのに…それなのに!」


ドンッ

凛「かよちん!だめだよ!本当に怪我しちゃう!」


花陽「怪我したっていい…絶対にあの木を切るもん!切ったら全てを話してもらう!花陽はこんなに強いんだよって…何があっても耐えられるから平気だよって!」


花陽「私が小さいから…弱いから…アイドルとして全然だめだから信頼されないんだもん!だから…あの木を切る!」


ドンッ


花陽「…ぃったぁ」

凛「ほら血が出てるにゃ!もういいよ、かよちん…スクモンセンターに行こう…ね?」


花陽「いやだ!」

凛「かよちん!」
187: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:23:01.76 ID:Nk8UAzmY.net
花陽「…どうして話してくれないの?」


凛「それは…かよちんを不安にさせたくないからで…」


花陽「私は凛ちゃんに信頼されてないんだね…」


凛「そんなことないよ!ただ、かよちんにはいつも通りでいてほしいから!」


花陽「いつも通りでなんていられないよ…だって、凛ちゃんが悩んでるんだよ?苦しんでるんだよ?」

凛「凛のことは気にしなくていいにゃ!」

花陽「無理だよ…だって、凛ちゃんのことが大好きだから」


凛「……」

花陽「大好きで大好きで…だから、隠し事をされてるのが本当に悲しくて…」

凛「凛も…かよちんのことが大好きにゃ」


花陽「…ありがとう。すごく嬉しいな」

凛「大好きだから…だから!」


花陽「じゃあ答えて?凛ちゃんが逆の立場だったらどう思う…?」


凛「凛は…」
188: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:29:32.10 ID:Nk8UAzmY.net
花陽「お願い…もう1人で苦しまないで…お願いだから…」


凛「…」

花陽「凛ちゃん…?」



凛「……UTX団の綺羅ツバサさんは…凛たちが目指してるスクモンマスターだよ」


花陽「うん…それで?(ギュッ)」

凛「…んっ(あったかいにゃ)」


凛「…ってスクモンが力を使って……それで……があって、……………それで、みんなで闘って……でも、仲間が犠牲になって……それなのに周りからは………って言われて」


花陽「うん…そうだったんだ。話してくれてありがとう」

凛「それだけじゃなくて!」

花陽「うん…?」


凛「にこちゃんはすぐ最終形態にまで進化した特別なスクモンで…調査のする為に襲ったとしたら、次に狙われるのはかよちんかもしれないって…絵里ちゃんに言われて」


花陽「そっか…」


凛「凛…どうしていいか分からなくて」

花陽「うん…」
189: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:32:49.36 ID:Nk8UAzmY.net
凛「けど、かよちんの笑顔を見て思った!絶対…何があっても守ってみせるって。…だけど、凛は何も力を持ってないし…変な力で襲われたらかよちんのこと守れないよ」


凛「不安で…かよちんが危険な目にあったら…凛は!」


花陽「大丈夫だよ」

凛「かよちん…」


花陽「さっきはひどいこと言ってごめんね…許してくれる?」


凛「許すも何も!悪いのは…凛だし…」

花陽「ううん…凛ちゃんは悪くないよ。ねぇ、凛ちゃんは何があっても私の側にいてくれる?」


凛「そんなの当たり前にゃ!」


花陽「なら…大丈夫かな?凛ちゃんが近くにいてくれて…応援してくれるだけで花陽は頑張れるんだよ?」


凛「凛は応援するだけでいいの?」
190: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:37:53.12 ID:Nk8UAzmY.net
花陽「うん。私、頑張って一人前のアイドルになる!だから、凛ちゃんがそばで見守ってくれると心強いな」


凛「かよちん…」

花陽「私はあんじゅさんと同じ力を持ってる…。けど、この力で誰かを傷つけたりはしない。私はアイドルとして闘う。もし襲われても、この前みたいに歌って追い返しちゃうんだから!」


花陽「こんな風に歌って追い返しちゃうよ!ぴゃぁーぴゃぁぴゃぁぁぁ♪」


凛「かよちん…そうだね。かよちんはすごい子なんだもんね?大船に乗ったつもりで構えておくにゃ!」

花陽「うん!」

凛「いつの間にか…かよちんはこんなにも成長してたんだね」


花陽「うん!まだ子供だけど大きくなったし、歌もダンスもまだまだだけど…うぅ、成長してるのは体だけかもしれない」

凛「ふむふむ…確かにそうかもしれないにゃ」

花陽「うぅぅ…」
凛「嘘にゃ」

花陽「はっ!?うぅ…凛ちゃんのいじわる…」


凛「さてと、早くスクモンセンターに行くにゃ。さっき治したのにまた傷だらけだよ?」
191: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:43:29.68 ID:Nk8UAzmY.net
花陽「ううん。平気」

凛「平気じゃないよ!早く消毒しないとばい菌がはいるにゃ!」


花陽「ううん。私は、あの木を倒してみせます!これはけじめだもん!」


凛「かよちん…」


花陽「倒すまで帰りません!」

凛「じゃあ…(ギュッ)」


花陽「えっ…」
凛「凛も一緒にやるにゃ!」

花陽「凛ちゃんはだめだよ!怪我しちゃうよ?」

凛「それは凛が散々かよちんに言ってた言葉にゃ」

花陽「あっ…」


凛「もう、ずっと一緒にゃ。何があっても…2人で乗り越えよう。ううん!凛とかよちんなら乗り越えられる!だって、百人乗っても大丈夫にゃ!」


花陽「うん、そうだね!百人力だね!」



凛「じゃあ…いくよ?」
花陽「うん!」


凛・花陽「せぇぇぇの!!!」


ブルゥゥゥンブルブルブルンブルゥゥンブン!!


凛「な、なんにゃこの音!」
花陽「ひぃぃ!」
192: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:49:06.04 ID:Nk8UAzmY.net
凛「かよちん大丈夫にゃ!凛が側に…」



ギィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!


凛「えっ…」


バタンッ!!


凛「木が切れたにゃ!」


花陽「どうしてなの!?」




トレーナー1「ふぅ…お疲れ」

スクモン「ヘイヨ!」

トレーナー1「しっかし船長も木を切る道具だからってアイドルにチェーンソー渡すかね」

スクモン「ソウダネ! ソンナアイドルイナイネ!」


トレーナー1「ひでんマシンならまだしもチェーンソーって…なぁ?」

スクモン「マッタクダネ!」


トレーナー1「…ん?あそこにいるあいつらスクモントレーナーか?だったら勝負挑んで…」
193: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:53:41.02 ID:Nk8UAzmY.net
花陽「あれ?凛ちゃんの顔にまつげついてるよ?」


凛「えっ!恥ずかしいにゃぁ…とってとって!」
花陽「はい、とれたよ」

凛「わぁ!ありがとにゃ!(ぎゅー)」
花陽「ぴゃあ!」

凛「んっ?もしかしてかよちん…大きくなって抱き心地感がアップしてるにゃ?何度も抱きしめちゃうにゃ!」

花陽「もう、凛ちゃんってばー」



トレーナー1「(なんだ年の差カップルか…つかイチャイチャしやがって。ネギトロ丼に間違えてソースかけてしまえ)」

トレーナー1「ほら戻るぞ!この洞窟抜けて戻ってフラッシュ受け取りにいかねーと山越せねーよ」

スクモン「ソウダネ!」



凛「…な、なんだったにゃ」

花陽「あの木はあの道具で切るんだね…」

凛「船長もなんて物をスクモンに渡すにゃ…ちょっとびっくりにゃ」

花陽「そういえばあのトレーナーさんたち、洞窟に入っていったね?フラッシュがどうとか言ってたけど…」


凛「ブルブル…あの洞窟の先……博物館の…呼子…」

花陽「大丈夫!大丈夫だよ!私たちはあそこにはもう行かないよ!」


凛「ありがとうにゃ…うぅ」

花陽「(よっぽど怖かったんだね…)木も倒れたことだし、早く先に進もうか」
194: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 22:59:50.76 ID:Nk8UAzmY.net
凛「だめにゃ!」

花陽「へっ!?」


凛「かよちんの手当が先でしょ!早くスクモンセンターに行くにゃ!」

ひょいっ

花陽「ぴゃあ!」

凛「良かった。まだ抱っこできるね」

花陽「この抱っこは…うぅ…」

凛「にゃ?」

花陽「無意識でやっちゃうの?凛ちゃんってばぁ…」


凛「とにかく手当にゃ!」








花陽「おまたせ!」

凛「うん、大丈夫?」


花陽「うん!すっかり良くなっちゃった」

凛「良かったにゃ…もう無理はやめて…ん?機嫌よくないかにゃ?なにかあったの?」



花陽「あのねー、ことりちゃんが…」

凛「ことりちゃん何か言ってたかにゃ?」


花陽「うーんと…ふふっ。秘密だよ」

凛「えぇ…ずるいにゃー。それも隠し事にゃ!」


花陽「ごめんね…けど、凛ちゃんに言ったらおまじないの効果が無くなっちゃうもん」

凛「おまじない?…まぁいいにゃ。じゃあ、行こうか!」

花陽「うん!」


凛「次の街まで一気でいっくにゃぁぁ!」

花陽「ぴゃあ!」
195: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 23:03:54.65 ID:Nk8UAzmY.net






凛・花陽「……」

凛「凛たち、スクモンセンターに行って戻って来るまでほんの数分だったよね?」

花陽「うん」

凛「さっぎで木は無くなってたよね」

花陽「うん」



凛「木の成長早すぎにゃ」

花陽「モウノビチャッタノォ!?」


つづく
1: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:01:59.84 ID:e3XhTr41.net
前回のスクモンマスター

なんやらかんやらあってスクモンマスターになるため頑張っていた凛
なんやらかんやらあってスクモンとしてぐんぐん成長していった花陽
そんな感じだよ!

※ ここから2スレ目です(管理人)

元スレ: 凛「あぁ憧れのスクモンマスターに」2

2: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:03:53.45 ID:e3XhTr41.net
凛「いい天気にゃー」


花陽「そうだね。はい、凛ちゃんおにぎりだよ」

凛「もしかして…かよちんの手作りにゃ?」

花陽「…うん。お米を炊くところから初めて自分一人で作ったんだよ。美味しいか分からないけど…」


凛「いただきます!…おいしい!こんなにおいしいおにぎりは初めてたべるにゃ!」


花陽「大げさだよ…でも、嬉しいな」

凛「かよちんも食べるにゃ!はい、あーん」

花陽「あーん」


ブルゥゥゥンブルブルブルンブルゥゥンブン!!!


凛「…きたにゃ」

花陽「きたね、凛ちゃん」

凛「いいね?目を合わせちゃ駄目だよ」

花陽「うん、分かってる。はい、凛ちゃんおにぎりあーん」


凛「あーん」
4: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:07:38.13 ID:e3XhTr41.net
トレーナー2「切れたわね!ったく…なんでこんな原始的な切り方で切らないといけないのよ。」

スクモン「ふぅ…終了です」


トレーナー2「お疲れ様。よくやったわね…ん?あそこでお弁当広げてるのって…スクモントレーナーかしら?だとしたら勝負…」


花陽「あーん」

凛「あーん…おいしい!おいしいにゃ!」

花陽「あっ、凛ちゃんご飯粒ついてるよ?」

凛「とって!とって!」

花陽「もーう…」


トレーナー2「(けっ…爆発しろ)スクモンセンターにいくわよー」

スクモン「はい、わかりました」




花陽「はい、とれたよ」

凛「じゃあお弁当を素早く片付けて…」



凛「木が伸びる前に向こう側までダッシュにゃ!!」


花陽「ピャア!」
5: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:10:42.86 ID:e3XhTr41.net
~今から30分前~


凛「じゃあ、凛がかよちんをおんぶするにゃ!で、木登りして向こう側に行こう!」

花陽「大丈夫…?私の体…前より大きくなったからきっと重いよ…おにぎりもたくさん食べちゃったし…」


凛「大丈夫だいじょーぶ!凛にドーンと任せるにゃ!」

花陽「う、うん…」


ガシーン!


凛「合体完了にゃ!」

花陽「ねぇ、本当に大丈夫?」


凛「かよちんは心配症だにゃ…ぜーんぜん問題ないにゃー」

花陽「うん…」


凛「いい?しっかりつかまってて!」

花陽「うん!」

凛「ここに足をかけて…次にこっちの足を…って、うわぁ!」

ズルズルー…ドデッ


花陽「凛ちゃん!!」






凛「やったぁ!念願の木の向こう側にゃ!」


花陽「よかった…。けど凛ちゃん、おでこの傷大丈夫?」
6: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:14:18.21 ID:e3XhTr41.net
凛「大丈夫にゃ!だってさっき、かよちんが…その…おデコにチュウしてくれたから…痛くないにゃ!」

花陽「う、うん…。なら良かった…(カアァァ)」




凛「んー…やっぱりトレーナーがたくさんいるにゃ。避けて通ることはできそうだけど…避ければ草むらを通ることになるにゃ」

花陽「どちらにせよバトルは間逃れないってことだね」

凛「うん」


花陽「(私にできるかな…)」

凛「大丈夫にゃ!(ギュッ)」


凛「凛もついてるから」
花陽「…うん!」


凛「どっちを選ぶ?かよちんが決めるにゃ」

花陽「私は…。トレーナーと戦えばお金が貰える…でも、まだ…」

凛「そうだね。まずは野生のスクモンに勝って自信をつけよう!」

花陽「うん!」



凛「いっくにゃぁぁ!」
7: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:16:10.76 ID:e3XhTr41.net
野生のスクモンがあらわれた!


凛「さっそくきたにゃ!かよちん!」

花陽「がんばります!」


野生のスクモン「ヨウセイサント  オハナシデキマース」

凛「変なキャラ作ってる!うぅ…アイドルにありがちなアレにゃ!かよちんはどうでる!」


花陽「私は…妖精さんに会ってみたいです!」

凛「どうにゃ!キャラを作ったって本物天使のかよちんには敵わないにゃ!」

野生のスクモン「ぐぅぅ」


凛「効いてるにゃ…かよちんがんばれ!次の攻撃に耐えれば勝てるにゃ!」


花陽「はい、花陽…がんばります!」

野生のスクモン「ネムクナル…」

花陽「へっ?」

凛「一体なんのまねにゃ!」

野生のスクモン「アナタ  ダンダン  ネムクナル…ソシテ ダンダン ココロモヒカレテイク」


花陽「うぅ…眠くなってきちゃった…(もしかして催眠術!?)」


野生のスクモン「アイドル  バングミ  サイミンジュツ  ヨクカカル  ワタシ  サイミンジュツ  カケルアイドル  ダンダン  ダンダン  ネムクナル」


花陽「うぅ…(眠い…けど、ここで私が眠っちゃったらまだ所持金が減っちゃう)」


野生のスクモン「ダンダン…ダンダン…」
8: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:18:01.34 ID:e3XhTr41.net
花陽「うぅ…だめ…私…凛ちゃんのため……頑張るって決めたんだもん!」


野生のスクモン「マサカ…キイテナイ!?」




花陽「もう負けない!さぁ凛ちゃん、こっちの番だよ!私になにか指示をして!」



凛「すぴー……むにゃむにゃ」



花陽「リンチャンガネムッチャッタノォ!?」



野生のスクモン「…?」


花陽「あ…と、えーっと…」


野生のスクモン「…?」


花陽「おにぎりです!」

野生のスクモン「ウン」

花陽「おにぎりたべます!」


野生のスクモン「…ウン?」

花陽「おいしい!おいしいです!」


野生のスクモン「ウン  オイシソウ」
9: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:20:42.11 ID:e3XhTr41.net
花陽「えーっと…うん…あの…」

凛「すぴー…すぴー…むにゃむにゃ」



野生のスクモン「デハ コチラハ  トビッキリノ  ステップ  ヒロウシマスネ」


花陽「うぅ!花陽…まだぜんぜん踊れません」


バタッ







凛「んんー…不本意…なんか不本意にゃぁー……んんっ?」


花陽「おはよう、凛ちゃん」」

凛「んー!かよちんふかふかにゃー」

花陽「うふふっ、くすぐったいよー」


凛「んー…落ち着くにゃ…また眠たくなってきた」

花陽「疲れがたまってたんだね?凛ちゃん頑張ってるもん。もう少し眠ったほうがいいかも」

凛「ん…おやすみ」

花陽「うん、おやすみ。私はずーっとここにいるからね」
10: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:25:37.34 ID:e3XhTr41.net
凛「んー…嬉しいにゃ…」

花陽「うふふっ、可愛い…」


凛「(パチッ!)」

花陽「ぴゃぁ!ど、どうしたの?」


凛「ここはどこにゃ!」

花陽「スクモンセンターだよ」


凛「どうしてにゃ!凛たちは次の街に進むため草むらに入って野生のスクモンと戦ってたはずにゃ!」


花陽「あのね…えぇっと…。ごめんね?花陽、また負けちゃった…気がついたらここにいたの」


凛「んー」

花陽「ごめんね!また所持金減ってるかも…」


凛「…所持金なんてどうでもいいにゃ!けど…なんかかよちんに謝らないといけないことが…」


花陽「なにもないから。もう少し眠ろうよ…ね?」


凛「んー…むにゃむにゃ」


花陽「ふふっ、凛ちゃんかわいい…」


花陽「一緒に頑張ろうね…凛ちゃん」


凛「すーすーすー…んー、むにゃむにゃ…かよちーん…」


花陽「(私…凛ちゃんの夢に出てるんだ)」
11: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:30:40.30 ID:e3XhTr41.net
凛「ふふふーん。かーよちーん…むにゃむにゃ」


花陽「(寝ている間にチュウするのはルール違反でしょうか…)」


花陽「だめだめ!凛ちゃんの気持ちを考えたらそんなこと…」



凛「(パチッ!)」


花陽「り、りんちゃ!違うの!なにもしてないよ!」


凛「凛、眠っちゃってた!!」


花陽「う、うん…?」


凛「ごめんかよちん!」

花陽「へ?」


凛「草むらはこわいところにゃぁぁぁ!!!」







花陽「私、やっぱりトレーナーと闘う!だから草むらを避けて山まで行こう!」


凛「かよちん…(本当は怖いのに凛の為に無理してくれてるにゃ…)」

凛「凛が催眠術に弱いばっかりに…催眠術に弱いばっかりに!」

花陽「凛ちゃんのせいじゃないよ!私、頑張るから凛ちゃんも協力してね!」


凛「もちろんにゃ!…けど、すごい数のトレーナーがいるよ?」


花陽「うっ…うぅ…」
12: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:35:02.56 ID:e3XhTr41.net
凛「かよちん…本当に大丈夫にゃ?」

花陽「…だ、大丈夫…かなぁ…?」


凛「(山の入り口はここからだいぶ遠いし、着くまでにかなりの数のトレーナーがいるはず。それじゃあかよちんの体力が持たないよ…)」


凛「そうにゃ!」

花陽「どうしたの?」



凛「走るにゃ!」

花陽「どうして!?」


凛「すごーくダッシュで走るにゃ!もしかしたら気づかれなくてトレーナーの人に呼び止められないかも!」

花陽「ソレドウイウコトナノォ!?」


凛「きっとうまくいくから大丈夫にゃ!凛がおんぶして走ってあげるね」

花陽「おんぶ!?(…さっきおにぎり3個も食べちゃいました…)」


花陽「大丈夫!私も走る!!」

凛「うん!じゃあ凛の手をしっかり握っててね」

花陽「はい!」


凛「いっくにゃぁぁ!!」


花陽「えっ!?…やっ、ひゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
13: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:36:49.55 ID:e3XhTr41.net
ダッダッダッダッダッダッダッダ…


トレーナー『おっ!トレーナーが走ってこっちにくるぞ!よぉし、そこのお前、勝負…』


凛「ダッシュで先にすすむにゃぁぁぁぁ!!!」


トレーナー『ちょっ!ちょっ…待って!…』


花陽「はぁはぁ…ぜぇぜぇ…だ…ダレカタスケテェェェ!!!」


トレーナー『ちょっ!まじで待ってあげて!後ろの子すごいキツそうだから!』



凛「いっくにゃぁぁぁ!!!」


花陽「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」


トレーナー『なんて足が早いんだ…もう見えなくなった。あれじゃあ声かけられないよ…後ろの子可愛そう…』







凛「なんとか山の前までついたにゃ!」


花陽「はぁはぁ…ぜぇぜぇ…そ、…はぁはぁ、そうだ…ぜぇぜぇ…ね」


凛「凛の作戦は大成功にゃ!誰にも声かけられなかったねー」


花陽「はぁはぁ…ぜぇぜぇ……そ、そうだね…はぁ…けほっ、ごほごほ」

凛「かよちん…大丈夫にゃ?」

花陽「う、うん…はぁはぁ、へいき…ぜぇぜぇ…はぁはぁ…」
14: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:41:44.46 ID:e3XhTr41.net
凛「だからおんぶするって言ったのにー。かよちんは本当に遠慮しやさんにゃー」


花陽「そういうわけじゃ…ないんだけど…」

凛「山に入る前にスクモンセンターで休もうか?」

花陽「うん…ありがとう」


凛「よぉし!回復にゃ!!」


トゥントゥントゥトゥトゥーン


花陽「回復したよ!」

凛「よし!じゃあダッシュで山を越えて次の街に行くにゃ!」

花陽「はい!がんばります!」



イワヤマトンネル入り口

凛「うわぁぁぁ!!」

花陽「ぴゃあ!」

凛「真っ暗にゃ!真っ暗でなにも見えないにゃ!」

花陽「ど、どうしよう凛ちゃん…懐中電灯も持ってないし…」
15: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:44:16.65 ID:e3XhTr41.net
凛「ここに来て最大のピンチにゃ…」

花陽「凛ちゃん…(ギュッ)」

凛「大丈夫。怖くないにゃ!」


花陽「…うん!」

凛「とにかく、一旦外に出て作戦を練り直そっか」

花陽「うん!」




凛「うわぁ!まぶしいにゃ!」

花陽「目がチカチカするよぉ…」

凛「大丈夫?」
花陽「うん、平気だよ」

凛「んー…しかし困ったにゃ。」

花陽「そうだね…。前に進むのも難しいくらい真っ暗だなんて」



凛「ここもダッシュでなんとかならないかにゃ?」

花陽「難しいんじゃないかな…」


凛「ううん!きっといけるよ!」

花陽「あのね、一度スクモンセンターに戻ってことりちゃんから懐中電灯か何かを貸してもらったほうがいいんじゃないかなって…」


凛「大丈夫にゃ!はい」

花陽「どうしたの?」

凛「おんぶしてあげるにゃ!」

花陽「えっ!?」
凛「いいからいいからー」


花陽「ぴゃあ!」

凛「じゃあいくにゃ!」

花陽「待って凛ちゃん!絶対後悔するから!」


凛「急ぐにゃ!」

花陽「うぅぅ…ダレカタスケテェェェ!!」
17: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:48:10.12 ID:e3XhTr41.net
イワヤマトンネル入り口

凛「再度真っ暗にゃ!」

花陽「なにもみえないよぉ…凛ちゃん戻ろうよ…」


凛「あっちにゃ!」

花屋「待って!せめて歩いていこうよ!走ったら危ないよ!」


ゴンッ!

凛「あぁぁ、痛いにゃぁ!」

花陽「だ、だいじょうぶ!?どこかぶつけたの?」


凛「かよちんは痛くない?」
花陽「う、うん…私は別に…」


凛「じゃあ進むにゃ!」

花陽「ううん、まだ間に合うから一旦戻ろう?ね?」


凛「大丈夫だから!しっかりつかまってて!」

花陽「凛ちゃん!」


ドンッ

凛「うぐっ」

花陽「凛ちゃん!」

凛「平気にゃ!」


ゴンッ!

凛「ぐがっ」

花陽「凛ちゃん!」

凛「へ…平気にゃ」
18: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:53:24.83 ID:e3XhTr41.net
凛「階段っぽいのがあるにゃ!登ってみるにゃ!」

花陽「凛ちゃん無理しないで!」

凛「大丈夫にゃ!いっくにゃぁ!…」


ズルッ

凛「あっ…」

花陽「きゃっ!」


凛「(このまま後ろから落ちたらかよちんがあぶないにゃ!)」


凛「そんなことさせないにゃぁぁ!」


ドコドコドゴドコッ!








んー…んんー…

凛「んっ…。やわらかい」

花陽「凛ちゃん…りんちゃん!!」


凛「…にゃ?かよちん…」


花陽「よかった…凛ちゃん、階段から転げ落ちちゃったんだよ?」


凛「そっか…。あははっ、やっぱり暗闇ダッシュは無理だったにゃー」

花陽「もう…。無理しないでね」

凛「ごめん…。ねぇ、かよちん」

花陽「なぁに?」
19: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:55:24.98 ID:e3XhTr41.net
凛「真っ暗でかよちんの顔がよく見えないにゃ」


花陽「うん…。私からも凛ちゃんの顔がよく見えないよ…」


凛「かよちん…どこにいる?」

花陽「凛ちゃんのすぐそばにいるよ」

凛「…そんなの、信じられないにゃ」


花陽「ねぇ、凛ちゃんは今どうやって寝転んでると思う?」


凛「ごろーんって寝転んでるにゃ」

花陽「ふふっ、じゃなくてね。今、私の膝枕で寝転んでるんだよ?」


凛「通りであっかくて柔らかいにゃー」

花陽「ねぇ?花陽はちゃんと凛ちゃんのそばにいるでしょ?」


凛「うん…。ありがとう」

花陽「暗くてよく見えないから凛ちゃんが怪我してるかどうかも確認できないんだけど…痛いところはない?」

凛「特にないにゃー」

花陽「本当なのかなぁ…。色んなところにぶつかってたのに…」
20: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 11:58:48.81 ID:e3XhTr41.net
凛「凛は平気にゃ!」


花陽「うん…ならよかった…。ふふっ、凛ちゃん、あったかい…」

凛「にゃ?」


花陽「もし、凛ちゃんがこのまま目を覚まさなかったらって…。ごめんね、変なこと考えちゃった。そんなわけないのに…」


凛「かよちん…」

花陽「もし…このまま…この暗闇の中…凛ちゃんがいなくて、ずっと一人だったらって…そう考えたら…」


凛「…凛はここにいるよ。ずーっと、ここにいる。かよちんを置いてどこかにいったりしないにゃ」


花陽「ありがと…。すごく嬉しいな。けど…よく見えないね」


花陽「こんなに近くにいるのに…少し寂しいかな?なんちゃって…」



凛「(かよちんが寂しがってるのにこんなところでねてる暇なんてないにゃ!)」


凛「早くこの山を抜けよう。そしたら、凛が明るい所でかよちんのこと力いっぱい抱きしめてあげるね!」


花陽「うん!楽しみにしてるね。けど、どうしようか…真っ暗のままだし…もし、はぐれちゃったらもう会えないかもしれない…」


凛「そんなことさせないにゃ!まってて!」

ガサゴソ…

凛「たしか凛のカバンの中に…。うん、あったにゃ!」


凛「かーよちん!手を出してにゃ」

花陽「…こう?」

凛「うん!そうにゃ!かよちんの手を凛ががっちり握って…ロープでぐるぐる巻きに縛るにゃ!」


花陽「縛っちゃうの?」

凛「うん!痛くない…?」

花陽「うん。平気だよ」
21: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 12:05:38.91 ID:e3XhTr41.net
凛「うん!これでかよちんと凛は離れられなくなったにゃ!」


花陽「あっ…」


凛「山を抜けるまで凛から離れられないにゃー」

花陽「むふっ!すてきです!」


凛「素敵なの…?」

花陽「凛ちゃん!頑張って外に出ようね!」


凛「うん!じゃあかよちん、ゆっくりいくからね」

花陽「うん。じゃあどっちにいこうか…」


凛「こっちにゃ」

花陽「えっ…」


凛「凛についてきて」

花陽「う、うん…」


凛「ここを曲がって…今度はこっちで…あっ、そこ段差があるから気をつけるにゃ」


花陽「(案内がずいぶん的確だけど…)凛ちゃん、どうかしたの?」
22: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 12:06:14.99 ID:e3XhTr41.net
凛「目が慣れたにゃ」

花陽「えぇぇぇぇぇ!!!」


凛「もう普通に見えるにゃ」

花陽「さすがです凛ちゃん…すごすぎます!」







凛「あっ、光が見えてきたにゃ!出口だよ、かよちん!」

花陽「う、うん…」


凛「急ぐにゃぁぁぁ!!!」



凛「でれたにゃ!」

花陽「うぅ…眩しいよぉ…」

凛「大丈夫…?」

花陽「(ゴシゴシ)う、うん…りんちゃんは大丈夫なの?」

凛「なんか大丈夫にゃ」

花陽「あんまり無理しないで…(フラフラ)」
23: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 12:07:23.73 ID:e3XhTr41.net
凛「かよちん?」

花陽「ん…?」

凛「大丈夫…?」

花陽「えっ?」

凛「顔色が悪いにゃ…早くスクモンセンターに行こう!ロープをほどいて…と。うん、おんぶして連れて行ってあげるから!」


花陽「う、うん…ありがとう」

凛「待ってて!すぐにつくからね!」

花陽「うん…」


凛「大丈夫…大丈夫にゃ!ことりちゃんに任せればすぐ良くなるからね!」

花陽「…んっ…んん」


凛「やったぁ!町が見えてきたにゃ!かよちん、もうすぐだから…」


凛「えっ…、なにここ…」


花陽「(ブルブルブルブルブル…)」

凛「かよちん!(怯えてる…?)」



凛「何なんだろう…今までの町とは雰囲気が全然違う。なんで、こんなに…すごく、寂しいんだにゃ…」


凛「と、とにかくかよちんの事が心配にゃ!急いで行くにゃ!」


つづく
31: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 00:48:06.08 ID:b7chZRto.net
花陽「凛ちゃん、終わったよ」

凛「はぁ…よかったにゃ!元通り元気なかよちんに…かよちん?」


花陽「うん。すっかり良くなったよ」

凛「(まだ顔色が悪いにゃ。むしろさっきより悪くなったというか…)」


凛「本当に良くなったの?」


花陽「うん!疲れが出ちゃったのかな…?ことりちゃんも大丈夫だよって言ってたよ!」


凛「う、うん…(ことりちゃんがいうなら間違いないか…)」

花陽「この先はどうするの?」

凛「ここにはスクモンジムもないし…近くに大きな建物があったよね?あそこに行って何もなかったら次に進もう」


花陽「うん…分かった」

凛「(やっぱり元気ないけど…本当に大丈夫なのかな?)」


凛「ねぇ、ことりちゃんは?」

花陽「あのね、次の町に行っちゃった。凛ちゃんもことりちゃんに会いたがってるよって言ったんだけど…忙しいのかな?」

凛「ふーん…(何かあったら凛に話してくれるだろうし…大丈夫なのかな?)」


凛「じゃあ、あの建物にいこうか」

花陽「うん!」
32: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 00:54:17.20 ID:b7chZRto.net





凛「えーっと、なになに?スクモンタワー?」

花陽「…う、うん。大きな建物だね」

凛「(やっぱりこの雰囲気…。慣れないにゃ)」

花陽「凛ちゃん…手、つないでいい?」

凛「うん!もちろんにゃ!」


花陽「ありがとう…(ギュッ)」

凛「(あれ…?かよちんの手ってこんなに冷たかったかにゃ?)」

凛「と、とにかく入るにゃ!」


スクモンタワー内


凛「ずいぶん静かだにゃ」

花陽「う、うん…」

凛「と、とにかく二階に行ってみよう!」

スクモンタワー二階



凛・花陽「えっ…」

凛「お墓…?なんのお墓にゃ」


「決まってるじゃない。スクモンのお墓よ」


凛「この声は…」

真姫「久しぶりね、凛…花陽」

凛「真姫ちゃんにゃぁぁぁ!!」
33: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 00:58:11.99 ID:b7chZRto.net
真姫「ちょっと、いつも言ってるでしょ?急に抱きつかないでって」


凛「真姫ちゃん真姫ちゃん真姫チャァァン!」

真姫「うるさいわよ!…あれ?花陽、すこし背が伸びた?」


花陽「うん…まだまだ子供だけど」


真姫「そんなことない、会うたびに成長してるなんてすごいことよ(ナデナデ)」


花陽「そうかなぁ…てへてへ」


凛「毎回思うけど真姫ちゃんって基本かよちんにだけは素直に優しいにゃ」

真姫「そう?普通にしてるだけよ」

凛「…かよちんは渡さないにゃ」

真姫「なに勘違いしてるの?まぁいいけど」

凛「ねぇ、にこちゃんは?」

真姫「はぁ…あなたの後ろにいるけど?」


凛「えっ…」

にこ「うーらーめーしー」


凛「やぁぁぁ!ちょっとやめるにゃ!ここでそのギャグはシャレにならないにゃ!」

にこ「ふふっ、まだまだ凛も子供ね」

凛「そういうにこちゃんも本当は怖いんじゃないのー?」

にこ「な、なんで私が怖がらなきゃいけないのよ!」
34: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:05:07.22 ID:b7chZRto.net
凛「あれ…にこちゃんの後ろにも」

にこ「ひぃぃ!」


凛「嘘にゃ」


にこ「あんたねぇ!」

凛「ねぇ、にこちゃん…ちょっといいかにゃ?」

にこ「ん?」

凛「かよちんごめんね、にこちゃんと二人っきりでお話ししたいことがあるから待ってて欲しいにゃ」


花陽「えっ…う、うん」

真姫「大丈夫…怖くないわよ。私がちゃんとそばにいるから」

花陽「…うん!(ニコッ)」


真姫「私と花陽は下の階で待ってるわ」

凛「うん、かよちんのこと任せたにゃ」


真姫「そっちも頼んだわよ」

にこ「もしかして真姫ちゃん…にこのことが心配にこぉ?」


真姫「それで、私にどう言って欲しいわけ?」

にこ「真面目に聞かれると困るんだけど」


真姫「じゃあね」
花陽「にこちゃん、凛ちゃん!待ってるね!」

凛「うん!」
にこ「はいはい」



真姫「そのブレスレット可愛いわね。凛に買ってもらったの?」


花陽「…あっ!これね!おまじないなの!」

真姫「おまじない…?」
35: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:09:29.54 ID:b7chZRto.net
花陽「あのねー、ふふっ、凛ちゃんには秘密ね」

真姫「ええ、分かったわ。凛には秘密ね」




凛「とても興味深い話をしているにゃ」


にこ「で、話ってなんなの?どーせ花陽の話なんでしょ?」


凛「う、うん…それがね、かよちんの体調が悪そうなんだにゃ」


にこ「確かに元気なさそうだったわね…」


凛「凛ね、びっくりするほどスクモンのことよく知らなくて…スクモンって風邪とかひくの?」


にこ「引くわよ。まぁ大抵のことはスクモンセンターに行けば治るはずだけど…(びっくりするほど無知な人間が何故スクモンマスターを目指してるのよ)」


凛「うん…それが、行っても元気が無くって…この街に着いてからずーっとあの調子にゃ」


にこ「顔色も悪かったから恋煩い…とかそういうのでもなさそうだし」


凛「にゃ?」

にこ「忘れなさい。私の口から言うことじゃないわ」

凛「にゃあ?」
36: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:13:18.32 ID:b7chZRto.net
にこ「とりあえず少し様子見ね。この街の雰囲気もあるだろうし…」


凛「うん…。ここに来てから調子が悪そうで」


にこ「2.3日様子みて、スクモンセンターでも回復しないようなら絵里に相談してみるといいわ」

凛「そうだね…。そうするにゃ。ありがとうね!」


にこ「別にお礼言われるほどのことじゃないわ。その代わり、花陽の調子が戻ったら私に教えなさいよ!」

凛「うん!心配してくれるんだね」

にこ「当たり前でしょ!」


凛「ありがと…にこちゃんも体には気をつけてね」

にこ「私は大丈夫。体調管理は完璧よ!」


凛「さすがにこちゃんにゃー。ねぇ…ここにあるのって全部スクモンのお墓なんだよね?」

にこ「えぇ。 そうよ」


凛「そう…なんだ」

にこ「私達も人間と同じように命があるわ。」

凛「うん…。」
37: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:14:50.31 ID:b7chZRto.net
にこ「花陽のこと頼んだわよ。無理させたら私が本気ではっ倒すから」


凛「肝に念じておくにゃ!」

にこ「そうしなさい!ふんっ」


凛「ねぇ、にこちゃんたちは上の階までいったの?」

にこ「いいえ。真姫ちゃんが怖いから帰りましょうってピーピー泣くもんだから引き返してきたにこー」


凛「ふーん(にこちゃんの方が怖がってたんだろうな…)」

にこ「多分だけど、上の階まで全部お墓よ。この街にはスクモンジムもないし私達は次の街に進むわ」

凛「そっか…じゃあ凛たちもそうしようかな」


「その前に…うちの話を聞いて欲しいんや」


凛「その声は…」

希「久しぶりやね。元気してた?」

凛「希ちゃんにゃ!」

にこ「ひ…ひぃぃ!」

希「にこっちも久しぶりやね…うちのわしわしが恋しい頃やない?」

にこ「ぜんっぜん平気よ!だからやめて!絶対にやめてよね!」
38: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:20:05.36 ID:b7chZRto.net
希「もう、釣れへんねー」

凛「ねぇ、どうかしたの?」


希「みんなにね、大事な話があるんよ。」

凛「えっ…」

希「ねぇ、みんなで最上階に行かへん?」



スクモンタワー 最上階


希「ここが、最上階や」

ガチャガチャ
にこ「あれ?この扉開かないわよ?鍵かかってるんじゃない?」


希「まぁ慌てんと。今すぐ開けるやん」

真姫「ずいぶんと用心深いのね」


凛「もしかして、扉の向こうには金銀財宝ざっくざくにゃ!」

花陽「それはないんじゃないかなぁ?」


凛「それはそうと、けっこう階段あったけど、かよちん大丈夫だった?」

花陽「う、うん…平気」

凛「(やっぱりすごくしんどそうにゃ…)」

凛「やっぱり戻ってスクモンセンターで休んでる?あとで迎えに行くにゃ」

花陽「(ふるふる)凛ちゃんといる…」


凛「いいけど…辛かったら言うんだよ?すぐ連れて行ってあげるにゃ」

花陽「うん…ありがと」

にこ「…大丈夫なの?」

花陽「うん!元気だよ!」
39: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:22:49.80 ID:b7chZRto.net
にこ「なら…いいけど」

希「うん、じゃあ入るよ」

ーーーガチャ



凛 「金銀財宝にゃぁぁ!」

真姫「だからあるわけないでしょ!」

凛「えへっ。ねぇ、他の階にはたくさんのお墓があったのに…ここは3つしかないんだね?」


希「うん。ここは特別な場所なんや」


にこ「誰のお墓なの…?」


真姫「墓石に名前が彫ってあるわよ。高坂穂乃果、園田海未、藤堂英玲奈…?」



にこ「って!がっちがちの伝説のスクモンじゃないの!」

花陽「伝説のスクモン…?なの?」


希「そうや。あの事件の時、自分の身を犠牲にしてうちらの世界を守ってくれた…それが伝説のスクモン。だからスクモンタワーの最上階にお墓を建てたんよ」


凛「そうなんだ…けど」

にこ「墓石は3つ並んでるけど、棺桶はひとつしかないじゃない」

希「…高坂穂乃果、園田海未だけ、まだみつかってないんや」


凛「えっ…」

希「ある特定のスクモンに『だいばくはつ』って技があるんよ」

凛「大爆発?」

にこ「自分を犠牲にして相手を道連れにする技ね。聞いたことあるわ」
40: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:26:57.90 ID:b7chZRto.net
希「前に話したやろ?悪い組織がいて、本来のスクモンバトルを取り戻すためにツバサさん達は戦ったんや。」


真姫「えぇ、聞いたわ」


希「勝負はすぐについたんよ。ツバサさんたちの強さは圧倒的やった…。負けると分かった組織のトップは『だいばくはつ』を使って街ごと吹っ飛ばそうとしたんや」


凛「じゃあ…みんなを守るために…。爆発に巻き込まれて…」

希「…うん」

凛「高坂穂乃果ちゃん…園田海未ちゃんは…」

希「近くを探したんやけどね、どこを探してもおらんかったんよ…。だから…もう…おそらく…」


真姫「そう…」

希「だからこうして、お墓だけでもって…町の人たちがお金を出し合って建てたんや」

凛「…うん」


希「3人に感謝してる人たちだってたくさんいるんや。それなのに…」

にこ「綺羅ツバサは…」


希「ねぇ、みんなも近くで見てあげて?英玲奈さん…とっても綺麗な人やろ?」


凛「うん…すっごく綺麗にゃ!この人のおかげで、凛たちの今があるんだね」

希「そうやね」


真姫「ひとつ聞いていい?藤堂英玲奈のパートナーはUTX団の綺羅ツバサなんでしょ?だったらあとの二人のパートナーは…」
41: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:29:35.13 ID:b7chZRto.net
希「今でも二人を探すために全国を飛び回ってるんよ。どんな状態で現れても、手当てできるように…スクモンセンターで毎日働いてるんや」


にこ「それって…もしかして、ことりのこと?」


希「うん。ことりちゃんは真姫ちゃんや凛ちゃんたちと同じ、スクモントレーナーなんよ」


凛「そうだったんだ…。きっと、ことりちゃんは今でも苦しんでるにゃ」

にこ「…そうね」


真姫「同じ立場にいて、綺羅ツバサとことりはどうしてこうも違うのよ…」

希「それはうちにも分からん…けど、ツバサさんも悪い事するような人やない。何か考えがあって…」

真姫「考えがあって私達を襲ったの?」


希「それは…」

真姫「私は認めないわよ。絶対に許さないわ」

凛「真姫ちゃん…」


真姫「もうここに用はない。私達は先に進むわね」

凛「う、うん…」

真姫「じゃあまたね。凛、花陽、希。にこちゃん、行くわよ」

にこ「ええ。じゃあね」


凛「うん…。(真姫ちゃんの気持ちも分かるにゃ。ことりちゃんの気持ちだって…。けど、凛がもしツバサさんと同じ立場にたったら…)」


希「…ほな、うちたちも戻ろうか」
42: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:34:03.05 ID:b7chZRto.net
凛「うん…。じゃあ。かよちん!凛たちも先に進むにゃ!」




花陽「うっ…」

凛「かよちん?」


花陽「り…ちゃ……(フラフラ…バタン)」

花陽「うぅっ…いっ…あぁ!」


凛「かよちん!(ギュッ)」


凛「えっ…」

希「花陽ちゃん!」


凛「希ちゃん…ど、どうしてにゃ?かよちんの体が氷みたいに冷たいにゃ!」

希「えっ…こおり?もしかしたら…」

花陽「ううっ…ぐっ、きゃぁっ!」


凛「苦しいの?かよちんしっかりするにゃ!早くスクモンセンターに連れて行かないと!」



『そうはさせないわ』

凛「えっ…」

希「あかん…タイミング最悪やね」


ツバサ「ごきげんよう。星空凛さん?東城希さん?」

あんじゅ「こんにちは。お久しぶりですね」
43: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:38:14.70 ID:b7chZRto.net
凛「UTX団!…はっ、まさか…。かよちんに何かしたにゃ!」


あんじゅ「また覚醒されたら困るもの。こちらも手を打たせてもらったわ」

凛「そんな…。かよちんに何したにゃ!すぐにやめさせてよ!」

ツバサ「そんなに怒らないで。花陽さんにブレスレットをプレゼントを渡したの」


凛「そんなこと凛しらないにゃ!かよちん、いつからブレスレットなんかつけて…」

希「はやくはずすんや!」
凛「うん!」


あんじゅ「やめたほうがいいわ。無理にはずすと…大変なことになるわよ?」

花陽「あぁぁぁぁぁぁっ!!!」


凛「あっ…ブレスレットを触っただけでかよちんがもっと苦しそうに!」

花陽「うぅっ…ぐぐっ…くぁわ…」

凛「苦しいの?かよちんしっかりしてにゃ!うぅ…どうしてこんなに冷たいの?まさか…これって…」


希「このブレスレットは、とけないこおりでできているのかもしれんね」


凛「こおり…?なんで、こおりにゃ?」


希「前に話したやろ?スクモンにはタイプがあって…タイプによって弱点があるんや。通常の攻撃の効果が1とすると、弱点の効果はその2倍になる」


希「もし、花陽ちゃんのタイプが『くさ、じめんタイプ』やとすると…最大の弱点はこおり」


凛「はっ…だからこんなに体が冷たい…!かよちん!しっかりして!」
44: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:48:56.40 ID:b7chZRto.net
希「2つのタイプを持つスクモンは有利なこともある反面、不利になることもあるんや。くさの弱点もこおり、じめんの弱点もこおりとなると…花陽ちゃんにとってこおりタイプの技は通常の4倍」


凛「4倍って…そんな…」

希「とけないこおりはな、こおりタイプの技の威力を上げる道具…。なにか改良されて、花陽ちゃんの体を苦しめてるんや」


花陽「ぐぅぅっ…!」

希「花陽ちゃんしっかり!」


凛「なんでこんなことするの?かよちんは何も悪いことしてないにゃ!お願いだから助けてあげて…じゃないとかよちんが!」


ツバサ「ええ、助けてあげる。その代わり…条件があるの」

凛「…なに?」


ツバサ「花陽さんをこちらに渡してくれないかしら?」


凛「そんなことできるわけないにゃ!大好きなかよちんが何されるかわからないよ!」


ツバサ「そう…なら…」

花陽「くくっ…あぁぁ!」


ツバサ「このレバーひとつで花陽さんに与えられる威力を自由自在に操ることができるの」


凛「ぐぅぅ…(待って。考えろ…考えろ凛!)」

凛「かよちんは凛が守る…あっ!じゃあそれを壊せば!」

あんじゅ「そうよ、花陽さんは助かるわ。けれど…あなたにそれができる?」


凛「できる…やってみせる!」

希「凛ちゃんあかんよ!」


ツバサ「あんじゅ、10万ボルトよ」

あんじゅ「ええ、じゃあ…はぁっ!」



希「凛ちゃんあぶない!」

凛「かよちんを助けるにゃぁぁぁ!!」
45: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:52:25.92 ID:b7chZRto.net
花陽「っっ!りんちゃっ……だめっ!」

ーーーガシンッ!


凛「あれ…痛くない?っていうか、なんか見えない壁があるみたい…」


ツバサ「なるほど…『まもる』ね。あなたのスクモンは面白い技を持ってるのね」


凛「かよちんが…凛を守ってくれたの?」


希「攻撃を無効にする技や。体力的にハードな技でこれ以上花陽ちゃんに無理させたら本当に…」


凛「かよちん駄目にゃ!お願い…凛のことはいいから自分の体のことを考えてよ!」

花陽「(ふるふるふる)」

凛「かよちん!」


ツバサ「さぁ、どうする?おとなしく花陽さんをこちらに渡すか…それとも、このまま力尽きるまでそのままでいるか…答えは二択。あなたはどちらをら選ぶ?」


凛「ぐっ…うぅ…」

希「(どうすれば花陽ちゃんを助けられるんや…お願い誰か助けて…助けて…エリチ…!)」


凛「そんなの…悩む必要なんてないにゃ」

希「えっ…」


凛「かよちんに何かあったら、凛は後悔してもしきれないにゃ」


希「凛ちゃん…あかんよ、もう少し考えよ?なにか答えが出るかもしれんし!」
46: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:55:59.83 ID:b7chZRto.net
凛「ううん…もう、苦しんでるかよちんを見るのは辛いにゃ」


花陽「…っ、くぁ、あぁぁぁぁ!!!」

凛「かよちん…(ギュッ)絶対に助けにいくからね…それまで…絶対…」

花陽「…っや…だ…っぅ、り…ちゃ…」


凛「約束して欲しいにゃ。かよちんにひどいことはしないって!」

ツバサ「ええ、悪いようにはしないから」


希「うそや…ひどいことしないって…そんな人が花陽ちゃんをこんな目にあわすわけないやん…」




凛「でも…このままじゃかよちんが…」


凛「かよちん…ごめんっ!」



凛「凛は…かよちんのこと守れなかった…本当に…ごめん…ごめん、かよちん」


希「凛ちゃん…」



「ちょっと待ちなさいよ!」



凛「えっ…」



真姫「ちょっと希!どういうことよ!1階まで降りようとしたら霧だらけで何も見えないじゃないの!」


にこ「なによここ!室内でしょ?霧とか出るとか聞いてないわよ!絶対におかしいわよ!ぜったいなんかいるわよ!」


真姫「しかも館内で流れてる曲…?あれなんとかできないわけ?」


にこ「なんなのよあれ!私たちにトラウマでも刻みたいの?怖すぎるわよ!BGMが怖すぎて無意味に自転車乗るレベルよ!」
47: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 01:59:17.24 ID:b7chZRto.net
真姫「スクモントレーナーもこわすぎよ!よりによって本物のイタコさんたちしかいないじゃない!」


にこ「出してくるスクモンも怖いのよ!『漆黒の闇につつまれし救世主よ…』とか言いだす始末よ!まじでシャレにならないくらい怖いんだけど!」



真姫「野生のスクモンにも会ったわよ!」

にこ「しかもはっきり見えないのよ…黒い影に『タチサレ…タチサレ…』とかいわれたわよ!あれスクモンなの?むしろオバケよオバケ!」


凛「真姫ちゃん…にこちゃん…うぅっ…」


真姫「ちょっ、何事なの?凛…泣いてるじゃない?」


にこ「花陽も…って、すごい苦しそうじゃない!」



希「うちは人間シルフスコープや」


真姫「今の流れでよくその発言がでてきたわね」


にこ「って!UTX団!どーしてあんたたちがこのにいんのよ!」



ツバサ「…厄介なのが来たわね」


真姫「一体どうなって…」

凛「真姫ちゃんお願いにゃ!かよちんを助けて!」
48: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 02:00:50.68 ID:b7chZRto.net
真姫「えっ…」


凛「このブレスレットがかよちんのこと苦しめてるにゃ!ツバサさんが持ってる変な機械を壊さないとかよちんが…かよちんの命が!」


真姫「そのブレスレットが…?」


にこ「真姫ちゃん!花陽の体が氷みたいにつめたい…」

真姫「まさかそんな…」


凛「凛は何もできない…悔しいけど…だから、真姫ちゃん、お願いにゃ!かよちんを助けてほしいにゃ!」


真姫「そんなの、冗談じゃないわよ!」

凛「…だよね。ごめん、面倒だよね?けど…凛には何もできないから…だから!」


真姫「ほら、私の上着貸してあげるから」

凛「へっ…?」


真姫「あいつら倒すまで花陽のことあっためてあげなさい!花陽のこと放っておいて黙って見てるだけじゃ許さないわよ!」


凛「真姫ちゃん…!」

希「うちも上着貸すな」

凛「希ちゃん…ありがとにゃ!」

にこ「じゃあにこも!」


凛「あっ、にこちゃんのは胸のサイズが合わないから遠慮しとくにゃ」

にこ「泣くわよ!!」



ツバサ「私たちとやり合うっていうの?」

あんじゅ「ふふふ…」


真姫「えぇ、そのつもりよ!」

にこ「次は絶対に負けない!」


つづく
57: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 21:40:40.44 ID:sCiGhIxP.net
ツバサ「そちらからどうぞ」


にこ「また余裕ってわけね…腹立つわ」


ツバサ「勿論、あんじゅが負けるはずないもの。ねぇそうでしょ?」


あんじゅ「もちろん(ニコッ)」


にこ「ふんっ(けど…本当に勝てるの?まだ歌えない私が現スクモンマスターに勝てるわけないし…)」


にこ「じゃあいくわよ!(けど何すればいいのよ…)」


にこ「えーっと…(早く終わらせないと花陽の体がもたない…一発で相手に勝てる方法は…)」



花陽「っ……あっ!」


凛「かよちん!大丈夫にゃ…大丈夫だから!」

希「花陽ちゃん、しっかり!」



にこ「(時間がない…私が、私がなんとかしないと…)」
58: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 21:43:39.02 ID:sCiGhIxP.net
にこ「と、とりあえず…にっこにっこ」


真姫「はぁ…気持ち悪い」



にこ「ハァァ!どっからその言葉がでてきたのよ!」


真姫「…らしくないんじゃない?」


にこ「えっ…」



真姫「勝てるわよ、にこちゃんなら。だからいつも通りでいいんじゃない?」


にこ「真姫ちゃん…(んんっ?なんか胸があったかい…何この感覚)」



ツバサ「仲がいいのね…。ふっ、まるでお遊戯みたい」


真姫「…なによそれ、どういう意味?」

ツバサ「さぁね」


真姫「…ねぇ教えて、あなた達の目的は何?」


ツバサ「ふふっ、言ったでしょ?私達はあの時、大事な仲間を失った。それなのに裏切られたのよ…」


あんじゅ「罪滅ぼしのつもりなの?…こんな立派なお墓を建てられてもちっとも嬉しくないのよ!」


希「ひどい言葉を投げかけられたかもしれへん、でも、それ以上に感謝してる人たちだっているやんか…だから!」



ツバサ「それでも無くならないじゃい…スクモンたちを使って人を傷つけ罪を犯す連中が…」


希「それは…」
59: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 21:47:55.58 ID:sCiGhIxP.net
あんじゅ「何のために英玲奈が犠牲になったの…?みんなを守るためなのよ!」


ツバサ「英玲奈は…どうして英玲奈が…」




英玲奈『私が爆発を防ごう』


ツバサ『無理よ…そんなことしたら英玲奈の体がもたないわ!』


英玲奈『ふっ…私も甘くみられたものだな。何、ボックスを踏むくらい簡単なことだ』


ツバサ『英玲奈…』
あんじゅ『じゃあ…私も残るわ!』


英玲奈『それは駄目だ。一体誰がツバサのことを守るんだ?』


あんじゅ『けど…』


英玲奈『お願いがある…最後に…その…抱きしめて欲しい。2人で…力いっぱい…体が折れるくらいに』


英玲奈『それだけで充分だ』





ツバサ「…許さない。絶対に許さない!!!」


あんじゅ「大切な人を失ったことのないあなた達に何がわかるの!」




真姫「…分からないわよ」

ツバサ「ふっ…でしょうね」


真姫「こんなことして英玲奈さんは喜ぶと思ってるの?」


ツバサ「えっ…」
60: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 21:51:27.74 ID:sCiGhIxP.net
真姫「自分の命を犠牲にしてまで守った人たちを憎んで傷つけて…そんなことして喜ぶわけないでしょ!」


ツバサ「…どうとでも言いなさい」


真姫「分かってるんでしょ?本当はこんなことしても何も意味がないって…答えなさいよ…いいから答えなさいよ!」


ツバサ「…うるさいのよ。……あんじゅ、かみなり!」

あんじゅ「はぁっ!」


にこ「あぶないっ!」
真姫「ぐっ……あれ?痛くない。」


ツバサ「はぁ…また。あなたの仕業ね」


真姫「もしかして…」
にこ「花陽!」


凛「かよちん…!」

花陽「っ…!」


ツバサ「お仕置きしないと。威力を最大にしてあげるわね」


花陽「いやぁぁぁぁっ!!!」
凛「かよちん!」


にこ「やめなさいよ!この勝負に花陽は関係ないでしょ!」


ツバサ「なのに、介入してきたのは花陽さんの方でしょ?」


真姫「あなたね…」


ツバサ「特に矢澤にこ、小泉花陽の力は未知数。いつか、あなたたちはその力に溺れてしまう」


真姫「言ってくれるじゃない?私達が犯罪を犯すとでも?」
61: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 21:53:27.81 ID:sCiGhIxP.net
ツバサ「大きな力を手に入れてしまった人間は壊れてしまう。その証拠に、そんな人間たちを星の数ほど見てきたの」


あんじゅ「だからね、いっそのこと奪ってしまうわ。あなたたちのスクモンと…強大な力をね」


ツバサ「私達が勝てば、小泉花陽と矢澤にこは私達のもの…いいわよね?」


真姫「そんなことさせない!一体なんのためにそんなこと!」


ツバサ「自分だけは大丈夫…そう言ってる人達こそ信じられないの。あんじゅ、とどめよ」



ツバサ「りゅうのいぶき」


希「ドラゴンタイプの技や!にこっち気をつけて!」


にこ「ぐっ…凛!花陽に変なことさせるんじゃないわよ!」

凛「うん!」

にこ「きいてるわね花陽!黙って見てなさいよ!」


あんじゅ「ふふっ…じゃあ、いくわね…」


にこ「…ちっ(どーすんのよ!つか花陽はどうやって技とか出してるのよ!私何も知らないっての!)」


ーーーギュッ


にこ「にこ?」

真姫「大丈夫。わ、私もついててあげるわよ!」

にこ「真姫ちゃん…」
真姫「あいつ等倒さないと気が済まないの!」
62: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:00:22.52 ID:sCiGhIxP.net
にこ「そうよね!腹立つわ!…けど、危ないから後ろにいて」


真姫「ええ、わかった。がんばって!にこちゃん!」



にこ「にこ!(花陽が使ってたまもるってどうやるの?お腹に力いれたらでるのかしら)」


あんじゅ「いきます!…はぁぁ!!」


にこ「ぐぅぅっ…」


真姫「にこちゃん!!!」



にこ「……」

真姫「にこちゃん…?」


にこ「………」

真姫「…にこちゃん?」



にこ「えっ?」

真姫「だ、大丈夫なの!?痛くないの?」



にこ「…え?」

真姫「大丈夫?」


にこ「…えっ?当たった?」

真姫「…え、えぇ。直撃してたけど…痛くないの?」


にこ「…え?」
真姫「…え?」


真姫・にこ「え?」


あんじゅ「どういうこと…私の技が効かないなんて」

ツバサ「ドラゴンタイプの技が効かない…?」
63: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:11:14.51 ID:sCiGhIxP.net
希「まさかにこっちは…フェアリータイプ?」


真姫「フェアリー?それってつまり…」


にこ「私は妖精!」



希「エリチから聞いたことがある。最強タイプと名高いドラゴンタイプの弱点でありドラゴン系の技を全て無効化することのできる新種や」



にこ「しかも新種だぁぁ!?」


希「現時点では存在すら確認されていない…XYからでた新種なんや!」


にこ「なんかよく分からないけど新種なのね!妖精なのね!私って可愛いのね!」


凛「いや、最後の発言は誰も言ってないにゃ」


にこ「ふっふっふ…ここにきて勝てる気しかしなくなってきたわ!」


凛「とてつもなくにこちゃんのテンションが上がってるにゃ…がんばれにこちゃん!」


にこ「任せなさい!じゃあいくわよ!新種妖精アイドル矢澤にこの力をとくとご覧あれ!」



ツバサ「くっ…あんじゅ、気をつけて。」

あんじゅ「えぇ…」


にこ「えーっと…」

真姫「ん?」

にこ「えーっと…あれね!じゃあ…くらいなさい!」
64: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:17:25.15 ID:sCiGhIxP.net
真姫「えぇ、にこちゃんやっちゃって!」




にこ「にっこにっこにぃー」



真姫「って、いつものじゃないの!」


にこ「フェアリータイプでも歌えないものは歌えないわよ!」


真姫「ちょっ、声が大きいわよ!」



あんじゅ「ふーん、あなた…まだ歌えないの」


にこ「う、歌えるけどー」
真姫「もう遅いでしょ?はぁ…」



ツバサ「そう…じゃあ歌ってみてくれる?」

にこ「うぅ…」


ツバサ「ふぅ…あんじゅ?」


Can I do? I take it,baby! Can I do? I make it,baby!
Can I do? I take it,baby! Can I do? I make it,baby!


あんじゅ「…"そう、いっちゃうの?"」


にこ「なっ!」


あんじゅ「"追いかけないけど   基本だね  群れるの嫌いよ"」

孤独の切なさ  わかる人だけど

時々言葉を交わし合って  お互いの場所で  お互い思い
65: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:21:54.33 ID:sCiGhIxP.net
あんじゅ「高める  each other's day(ウインクキラッ!)」


真姫「ぐっ…(悔しいけど、歌…すごく上手い)」


ツバサ「私たちを舐めないで。歌えないあなた達があんじゅに勝てるの?」


にこ「…」


真姫「まずいわね…(にこちゃんが沈んでる…このままじゃ花陽を助けられない)


にこ「すごい…さすがよ!さすがスクモンマスターの実力!…悔しいけど」


にこ「正直…ライブするたびにお花送りたい気分よ」


真姫「ヴェェ!ちょっとにこちゃん!」


にこ「私もなりたい…あんな風に…キラキラして、可愛くて…」


にこ「けど、あんた達とは違う…私はどんなに憎い相手でも決して傷つけたりしない!だって私はアイドルだから!」


にこ「一度でもアイドルを捨てた奴に私が負ける訳がないのよ!!」


真姫「にこちゃん…!」


にこ「あれ…ちょっ、体が…光って…」

真姫「にこちゃん…!?」

にこ「なにこれ…急に服が変わって…って、マイク!?」


ツバサ「まさか…矢澤にこまでも覚醒…?」

にこ「この衣装…ピンクでボンボンもついてて…羽根がついてて…本物の妖精?ぐふふっ」



にこ「真姫ちゃん!今なら歌える気がするわよ!」

真姫「希!ここにピアノはないの!?」
66: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:27:35.23 ID:sCiGhIxP.net
希「えっ…。あっ、オルガンなら向こうに…」

真姫「借りるわね!」


真姫「にこちゃん!」

にこ「私もあんなアイドルになりたい!違う…ずっと前からなってるのよ!」



花陽「うぅっ…うう…」
凛「大丈夫…。あと少しの我慢にゃ」


花陽「…っ、ん」
凛「(にこちゃん…真姫ちゃん…お願いにゃ!頑張って!)」



にこ「いくわよ!」


"嬉しいから 君会いにいこう"

"寂しから 君に会いいこうら"


真姫「"会いに行くよ"」


にこ「"そんなの気持ちになるんだ"」

真姫「"進む時 悩む時"」

真姫・にこ「"つながっているんだねずっと"」



ツバサ「一緒に歌ってる…スクモンと…」

あんじゅ「ふふっ…私たちもそうだったわね」

ツバサ「……そうね」


あんじゅ「3人で歌って…踊って…すごく幸せだった…」

ツバサ「そうね…」

あんじゅ「ツバサ…」
ツバサ「分かってる…」



ツバサ「この勝負…私たちの負けよ」

にこ「えっ…」
67: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:31:41.99 ID:sCiGhIxP.net
ツバサ「あなた達の望み通りにしてあげるわ」

あんじゅ「はい(にこっ)」



花陽「っ……うぅ…」
凛「かよちん!」


希「大丈夫や。体温がだんだん戻ってる」

凛「よかった…かよちん、本当に本当によかった…」


にこ「とりあえず一安心ね。あっ…衣装も元に戻っちゃった」


にこ「ふっふっふ…。けど、私自身は妖精のままよ!」


真姫「分かってるわよ…」


にこ「ふふーん。にこ、フェアリー。かわいいかわいいフェアリー!ねぇまきちゃん!にこ、フェアリー!」



真姫「…だけど、随分あっさり負けを認めるじゃない?」

にこ「(スルー!?まぁいいけど)」


ツバサ「えぇ、私たちもそうだった…あなた達のように、3人で歌っていたの」

あんじゅ「少し、昔を思い出したの…」


真姫「ふぅん。まぁいいけど」


ツバサ「あなた達…本当に仲がいいのね。あなたは心の底から矢澤にこ信じているのね」


真姫「だから最初から言ってるでしょ?」


ツバサ「ふふっ…そうだったわね。けどね…」


真姫「今度は何?また難癖つけようっていうの?」

ツバサ「私たちと同じ目にあったとき、同じことが言えるかしら?あなたも…あなたのパートナーも…そのお友達も」


真姫「それ、どういう意味なの…答えなさいよ!」
68: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:34:37.21 ID:sCiGhIxP.net
ツバサ「それはまた今度にしましょう…。今回の目的は達成されたわ」


真姫「目的…!?まさか…凛っ!」


凛「大丈夫にゃ!もう誰にもかよちんは誰にも渡さない!」


ツバサ「安心して。そうじゃないのよ」

あんじゅ「英玲奈は返してもらうわね」



希「目的ってまさか…」


ツバサ「あなたも人が悪いわね?こんな部屋まで用意して…私達から英玲奈を奪おうなんて」


凛「希ちゃん…一体どういうことなの?」

希「それは…」




「花陽ちゃん!」



凛「あっ!」


ことり「花陽ちゃん…花陽ちゃん!」


凛「ことりちゃん!」



ことり「花陽ちゃ…そんな…しっかりして!花陽ちゃん!」


花陽「うぅ…」


凛「かよちんがすごく苦しそうで!ことりちゃん助けて!」
69: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:39:05.10 ID:sCiGhIxP.net
ことり「うん!分かった!」



真姫「やめなさい、凛」


凛「えっ…」




真姫「ことり、今すぐ花陽と凛から離れて…」


ことり「えっ…」



真姫「いいから離れなさい!!」


凛「真姫ちゃん!失礼にゃ!」


にこ「そうよ!いくらなんでもその言い方は…」



真姫「花陽から聞いたわ。そのブレスレット…あなたからのプレゼントだって」


凛「えっ…」


ことり「…」



真姫「願いが叶うおまじないとか適当な事言って…純粋な花陽を騙して…その上、命まで奪おうとした…絶対に許さない!」



凛「嘘…だよね?ことりちゃん…?何かの間違いだよね?」


ことり「…」



凛「ねぇ、ことりちゃん……ことりちゃん!!」



にこ「いいから…答えなさいよ!!」
70: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:43:36.67 ID:sCiGhIxP.net
ツバサ「もうここに用はないわ。さ…どうする?あなたも一緒に来る?ことりさん」


希「!」


にこ「ことりはUTX団と繋がってたってわけね…」


真姫「やっぱり…」



凛「そんな…ことりちゃん…嘘だよね?ことりちゃん!」



ことり「ごめんみんな…私は…どうしても穂乃果ちゃんと海未ちゃんを助けたいの!」


ツバサ「決まりね。例の物は持ってきた?」


ことり「…はい」



希「それは…まだ試作品なんよ?だめや!ことりちゃん!」


ことり「ごめんなさい希ちゃん…こうするしかなかったの!だって…穂乃果ちゃんが…」




ツバサ「長居は無用よ。あんじゅ、いくわよ」

あんじゅ「ええ、分かったわ」


ことり「本当にごめんなさい…私…」


ツバサ「いいから行きましょ。ことりさん」

ことり「…はい」




真姫「待ちなさい!!」

にこ「…ちっ、相変わらず逃げ足が早いのね…ったく」



真姫「何が目的なのよ…」
71: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:46:50.85 ID:sCiGhIxP.net
希「それは…多分な、ツバサさんの目的は……」


「希!」


絵里「話す必要なんてないわ。元々あなた達には関係ないことよ」


真姫「…関係ないですって?」


絵里「くっ…間に合わなかったようね」


希「エリチ…!」
絵里「大丈夫?怪我はない?」


希「うちらは平気や。けど、花陽ちゃんが…」

絵里「ダメージがひどいわね…一度私の研究所まで運びましょう。スクモンセンターとまではいかないけれど、回復システムがあるわ」


希「そうやね…。けど…英玲奈さんの体と例の物を盗まれてしまったんよ」


絵里「そう…。やっぱり、ツバサさんの目的は…」


希「とにかく、今は花陽ちゃんの手当てが先や。凛ちゃん、エリチのピジョットで研究所までひとっ飛びや」


凛「(ギュッ)」


希「…凛ちゃん?ほら、花陽ちゃんと一緒に行こう?」


絵里「そうよ凛…花陽を渡して」


凛「…関係ないなら、どうしてかよちんがこんな目に合わないといけないの?」


絵里「凛…(ぎゅっ)」


凛「かよちんはただ、アイドルになりたいだけなのに…それなのに、どうしてこんな…うわぁぁぁあぁ!!!」
72: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:51:46.28 ID:sCiGhIxP.net
絵里「そうね…私の言い方が悪かった。ごめんなさい…あなた達を巻き込んだのは私のせいなのに」


真姫「絵里は悪くないわよ!」


にこ「そうよ!悪いのは…」



凛「…本当に悪いのは誰なんだろうね。凛、もう分からないや…」


真姫「凛…」


希「ほーら、凛ちゃんがそんな顔してたら花陽ちゃんが悲しむよ」


凛「そう…だね…」








凛「えーっと…この道をまっすぐ行くと、地下通路があるにゃ!そこを通ったら次の街に着くにゃ!」


凛「かーよちん!準備はいいかにゃ?」


花陽「はい!がんばります!」


凛「うん!」


花陽「ごめんね…私の体調が戻らなかったせいで真姫ちゃんとにこちゃんにずいぶん遅れを取っちゃったみたいで…」


凛「もともとどっちが早くスクモンマスターになるかって競争なんかしてないし、凛達はゆっくりでいいにゃー」
73: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:57:45.07 ID:sCiGhIxP.net
花陽「みんなにも迷惑掛けちゃったし…私…申し訳なくて…」


凛「かよちん…その話はしない約束にゃ」


花陽「う、うん…」


凛「もう、凛達には関係ない話なんだから(ぎゅっ)」


花陽「…そうだね」


凛「…かよちん、行くよ!」


花陽「…うん。あっ、やっぱりスクモンセンター…閉まっちゃってるね」


凛「……」


花陽「ことりちゃんがいないんだもん…やってなくて当たり前か!なーんちゃって…えへへ」



凛「…早く次に行こう。ここに用は無いにゃ」


花陽「…そうだね」


凛「凛達の目的はスクモンマスターになることなんだから、それだけ目指してればいいんだよ」







絵里『花陽は大丈夫…今はまだ眠ってるけれど』


希『困ったことになったね…』



真姫『一体何があったの?教えてよ』


にこ『そうよ!関係無いなんて言わせないわよ!何が盗まれたの?奴らの目的は何?』


絵里『…そうね。やっぱり、話すべきね』


希『うん…そやね』
74: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:59:31.76 ID:sCiGhIxP.net
真姫『私達もできる限り協力するわ。絶対許さない…にこちゃんと花陽にしてきた事を』


にこ『本当よ!ひぃひぃ言わせてやらないと気が済まないわ!』


真姫『何を企んでるかしらないけど、正々堂々と闘って綺羅ツバサを倒してやるわ!』

にこ『にこっ!』



『凛は、やらない…』



にこ『…はぁ?』


凛『みんなでやってよ…凛はやらないから』


真姫『…なによそれ』

にこ『…何が言いたいの?』


凛『凛はスクモンマスターになるために旅に出た。UTX団が何をしようと関係ないよ』


にこ『…どういう意味よそれ、もう一回言ってみなさいよ!悔しくないの?花陽があんな目にあったっていうのに!』


凛『悔しいよ!けど…もう、かよちんの苦しむ姿は見たくない…。凛は旅に戻るから、UTX団と戦うっていうならみんなで勝手にやってよ』



凛『それに…ことりちゃんにだって裏切られた。もう…誰のことも信じられない…』


にこ『なによそれ…』


真姫『そう、凛は私達が裏切り者だって言いたいのね?』


凛『……』
75: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 23:01:34.30 ID:sCiGhIxP.net
真姫『ふざけるのもいい加減にしてよ!』


絵里『真姫!』


真姫『だって…そうじゃない…』

希『…真姫ちゃん』


絵里『凛、あなたは間違っていないわ。自分のしたいようにしなさい』


凛『じゃあ…そうするよ』


凛『さよなら…みんな』







凛「(UTX団なんて…しらない。みんなのことも…もう信じられない…)」


花陽「凛ちゃん…」

凛ちゃん「なぁに?(にこっ)」


花陽「次の街でもがんばろうね!」


凛「うん!(凛はもう、かよちんしか信じられない)」


つづく
82: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 01:51:57.62 ID:ABCJceJF.net
~ちかつうろ~


凛「賑やかな床だにゃー。相変わらず薄暗いけど。」

花陽「金色のたま落ちてないかなぁ?」


凛「凛たちにとっての重要な収入源にゃ!端から端までじっくり探すにゃ!」


花陽「うん!(私がまともにバトルできないからお金がないんだもん。こんなことでしかお役に立てないから頑張らないと!)」


凛「早速なにか発見!えーっと、なにこれ…薬?『なんでもなおし』って書いてある」


花陽「なんでもなおし?何を直してくれるんだろうね?」


凛「廃校寸前の学校の経営難もこれさえあれば…!」

花陽「うーんと…多分だけど、なんでもなおしにそういう力はないと思う…。あれ?なんだろこれ」



凛「今度は何が落ちてたの?」


花陽「んん?少しキラキラ光る石のかけら…かな?」


凛「もしかしたら隕石のかけらかも!持って帰るにゃ!」

花陽「うん!」
83: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 01:54:03.70 ID:ABCJceJF.net
~ちかつうろ出口~


凛「あっちにゃ!かよちんおいで!」


花陽「うん!」


凛「こ、ここは…」


花陽「…すごいです。まさか、こんなことって…」



凛「なんて賑やかな街だにゃ!」

花陽「ぴゃあ!」



凛「かよちん!デパートがあるみたいだよ!」

花陽「デパート?」



凛「めずらしい物が売ってるかも!あとで見にいこっか」

花陽「うん!」


凛「おしゃれなマンションやアパートばっかりにゃ。凛が住んでた街って田舎だったんだね…知らなかったにゃ」


花陽「ふふっ…。でも、凛ちゃんが住んでた町の方が花陽は好きだよ。なんか落ち着くんだー」


凛「ありがと(ナデナデ)」

花陽「ぴゃあ!」


『なぁ知ってるか?』


凛「…ん?」


『さっき、スクモンマスターの綺羅ツバサを見た奴がいるらしいぜ?』


『まじかよ!あの人ってたしか例の事件以来、姿を消してるって話じゃん!たしか懸賞金まででてるって噂聞いたけど』
84: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 01:56:44.45 ID:ABCJceJF.net
『らしいな…ま、他人の空似だろ。こんな人の多い町に逃げ込むかよ?いたら大問題だよ』

『なー』


花陽「デパートか…どんな具が入ったおにぎりがあるんだろう…」


凛「…(ギュッ)」

花陽「凛ちゃん…?どうしたの?」


凛「な、なんでもないにゃ。凛たちには関係ないにゃ!行こう!」

花陽「う、うん…」


凛「ちょっと町を探検にゃ!」



~ジムの様子を見に行こう!~


凛「にゃあ!?またあの木が邪魔してるにゃ!」


花陽「本当だ…これじゃあジムに行くのも一苦労だよ…」


凛「んー…困ったにゃ。またトレーナーが切ってくれるのを待つ?んー…」


花陽「どうしたの?あっ、何かいい案でも思いついた?」


凛「…ねぇかよちん」

花陽「なぁに?凛ちゃん(にこっ)」



凛「木登り…できる?」

花陽「!!」
凛「凛が教えてあげる!かよちんならできるよ!これで木の問題はクリアにゃ」


花陽「待って!クリアしてないよ!問題だらけだよ!」
85: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:03:31.96 ID:ABCJceJF.net
凛「ジム問題も解決したし。ちょっと観光するにゃ!」


花陽「うぅ…木登りなんて花陽には無理だよぉ…」



凛「あっ、こんなところにご飯屋さんがある。」


花陽「(ぴくっ)」


凛「たまにはおにぎりじゃなくて白いご飯でも食べてみるにゃ」


花陽「みてみて凛ちゃん!黄金米だって!はぁ…どんな素敵なご飯なんだろう」


凛「かよちんは本当にご飯が大好きにゃー。はいってみるにゃ!」



~食堂に行ってみたよ!~


花陽「はぁ…白い…つやつや…。いただきます!」


凛「ふふんっ(ご飯を頬張ってるかよちんはどういうことかーってくらい可愛いにゃ)」


花陽「おいしぃ~♪凛ちゃん!すごく美味しいよ!」


凛「うん!かよちんが嬉しいなら凛もしあわせにゃー」


店員「お待たせしました。ラーメンです」


凛「きたにゃ!ありがとうございます!」

店員「はい、ごゆっくり」


凛「むむっ…このラーメンは最強にゃ。みてみて!煮卵がまるまるひとつ入ってるよ!」


花陽「ふふっ。そうだね(にこっ)」

凛ちゃん「いただきます!」
86: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:06:35.83 ID:ABCJceJF.net
ズルズルズル


凛「(パァァァァ!)」


凛「美味しいよ!かよちんも少し食べる?(ニコッ)」


花陽「ううん。花陽はご飯で充分だから凛ちゃんが食べてね(ラーメンを食べてる時の凛ちゃん…かわいいなぁ)」


店員「あっ、そうそう。お姉さん」


凛「(ズルズルズルー)」


店員「あの…お姉さん?」

花陽「凛ちゃん、店員さんが呼んでるよ?」


凛「にゃ?…す、すみません。必死で気づかなかったです」

花陽「(ふふっ、かわいいなぁ)」



店員「そのラーメン気に入ってくれた?」

凛「うん!今まで凛が食べてきたラーメンの中で一番にゃ!」

店員「本当に?嬉しいこと言ってくれるねー」


花陽「クスクス…(毎回言うんだけどね、凛ちゃんは)」


店員「じゃあ、いい情報を教えてあげるよ」


凛「なんと!」

店員「ねぇあなた。ゲームセンターは好き?」


花陽「…げぇむ?それって美味しいの?」
87: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:10:26.58 ID:ABCJceJF.net
凛「はい!凛はゲームセンター大好きです!」


花陽「(どんな味するんだろう…)」


凛「イメージガールです!」

花陽「ぴゃあ?」



店員「あそこのおじさんね、ゲームセンターのスロットで大負けしたんだって。もしかしたら、いいものくれるかもよ?一度声かけてみたら?」


凛「うん!かけてみる!」


花陽「すろっと…?大負け…?(サクサクしたお菓子かなにかかな?けど、大負け?何に負けたんだろ…)」



凛「おーじさん!こんにちは!」

おじさん「こんにちは…」

凛「初めまして!星空凛です!スクモンマスターを目指すために毎日走っています!」


おじさん「…初めまして。そうか、スクモンマスターになるために毎日走って…。えっ?走って?」


凛「うん!」

おじさん「そうか…。君の笑顔を見てたら元気が出てきたよ。ありがとうね」


凛「そんな!凛はなにもしてないにゃー」


おじさん「もうスロットはやらん…。お礼にこれ、君にあげるよ」


凛「へ?」
88: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:12:55.53 ID:ABCJceJF.net
おじさんからコインケースをもらったよ!



店員「よかったね(ニコッ)」


凛「なんか箱をもらったにゃ」

花陽「わぁ!よかったね!」


凛「わーい、箱をもらったにゃ…箱を…箱だけを…」


花陽「(ちょっと不満そう…)」


凛「箱…箱…」


花陽「ねぇ、その箱を持ってゲームコーナーに行ってみようよ!いいことあるかもよ?」


凛「いいけど…箱だよ?」


~ゲームコーナーにいこう!~



凛「かよちん!ゲームがたくさんあるよ!早く!ねぇ早く!」


花陽「クスクス…(凛ちゃん楽しそうでよかった)」


凛「へぇー、コインの枚数で商品と交換できるんだー」

花陽「どんな物と交換できるんだろう…?」


凛「交換所は隣の建物みたい。一度見てみようか」
89: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:18:05.91 ID:ABCJceJF.net
~交換所にいこう!~


凛「うわぁぁ…」


花陽「綺麗な服…白くて…ひらひらしてて…」


凛「ウェディングドレスみたいにゃ…」

花陽「ウエディングドレス?」


凛「あのね、女の人が結婚式で着る服だよ」

花陽「へぇー…大切な服なんだね」



凛「かわいいにゃ…いつか凛も…」


凛「って…(あれはスクモン達が着る服にゃ。それに…凛にああいう服は)」


花陽「うん!絶対に似合うよ」


凛「当たり前にゃ!かよちんは世界一かわいいもん、なに着たって似合うにゃ!」


花陽「私じゃなくて、凛ちゃんだよ?」


凛「にゃっ!?」

花陽「絶対に似合うと思うけどなー」


凛「無理無理!凛にあんな女の子らしい服…それに、スカートだって滅多にはかないし…」


花陽「凛ちゃんは一番かわいいよ!」


凛「かよちん大丈夫…?コンタクトしてるんだよね?」
90: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:25:42.39 ID:ABCJceJF.net
花陽「してるよぉ…。凛ちゃん、すごく可愛いのに…絶対似合うよ!コイン何枚と交換なのかな…9000枚?」


凛「難易度高いにゃあ…。けど、今のかよちんには少しサイズも大きいみたいだし、コツコツ貯めて交換してみせるにゃ!」


花陽「うん!…けど」


凛「どうしたの?」


花陽「この、9999枚で交換できるポリゴンってなぁに?」


凛「しらない!」


凛「まずはコインを買って、早速やってみるにゃ!」



めざせ9000枚だよ!


凛「まずは…あそこのお姉さんに話を聞いて、お金でコインを買わないといけないみたい」


花陽「あれ…?けど床に何枚か落ちてるよ?」


凛「本当にゃ!じゃあ、床にあるコインをしれーっと拾っておじさんから貰った箱にいれておくにゃ!」

花陽「分かった!まだ落ちてるかも…もっと店内をくまなく見てくるね!」


凛「うん!しれーっとだからね!がっつり取ったら怒られるにゃ!」


『なぁなぁ、知ってる?ここのゲームコーナーのうわさ』


凛「…?」
91: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:30:19.47 ID:ABCJceJF.net
『ここのゲームコーナー…1年前かな?スクモン使って悪いことしてた団体あんじゃん?』


『あったあたった。それが?』


『いや、ここのゲームコーナーに隠し扉があって、そこがそいつらのアジトだったらしいの。』


『まじかよ!って、けどあの団体って勝負に負けて消滅したよな?』


『おうおう、けど…今では姿をくらましたスクモンマスターの綺羅ツバサが使ってるって噂よ』


『じゃあこの店の裏っかわに綺羅ツバサとあんじゅがいんの!?俺ファンだったんだよー…ちょっと探してみようかな?』


『ははっ、やめとけって』



凛「……」


花陽「凛ちゃん!コインたくさん拾ったよ!それに、たくさん当たってるおじさん達に何枚かもらっちゃった!」


花陽「めざせ9000枚だよ!」



凛「早くこの街を出よう」

花陽「へっ?」


凛「やっぱり遊んでる暇なんか無いにゃ!次に進もう?」

花陽「う、うん…いいけど…」
92: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:38:24.66 ID:ABCJceJF.net
~マンションでイーブイがもらえるよ!~


凛「スルーにゃ!」

花陽「う、うん」


凛「…ニャースだったら寄ってた…いいや時間がないスルーにゃ!」


花陽「にゃあ…?」



~デパートにいこう!~


花陽「うわぁぁ…大きい!何階まであるんだろ…2階から上に行く?最上階に行ってから…」


凛「また今度ゆっくりした時に行こうよ」

花陽「えっ…うん」


凛「早く次に進もう」


~池の向こうでおじさんが笑ってるよ!~


凛「声かける?」

花陽「これはスルーでいいんじゃないかな…?泳がないと向こう岸まで行けないし…行く必要もなさそうだし」

凛「じゃあスルーで!」



~ジムに挑戦しよう~


花陽「本当に登るの…?」
93: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:40:45.85 ID:ABCJceJF.net
凛「うん!ほら、凛がついてるから」



花陽「登らなきゃ…だめぇ?」


凛「(可愛い…)」

凛「仕方ないにゃ…」

花陽「登らなくていいの!?」


凛「かよちんの服貸して」

花陽「…えっ、なんで?」


凛「凛がかよちんに成りすましてジムに挑戦するにゃ!」

花陽「り…凛ちゃんが、わたしに?」


凛「そうにゃ!自慢じゃないけど、かよちんのことはなんでも知ってるからそっくりだと思うよ!」



凛「ダレカタスケテー」

凛「お米美味しいです!もぐもぐもぐ」

凛「ぴやぁ!」



花陽「…凛ちゃん」

凛「なぁに?」



花陽「私、木登りするよ!」


凛「本当にゃ!?じゃあ二人でがんばろう!」


花陽「うん!」




かよちん苦渋の選択だったよ!


凛「ここに足をかけて…次にここね」
94: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:47:33.16 ID:ABCJceJF.net
花陽「ひぃ!うぅぅ…た、たかいよぉ…」


凛「大丈夫!もし落ちても凛が守ってあげるから!」

花陽「お…おちる!?」


凛「落ちても大丈夫にゃー」


花陽「ダレカタスケテェェェ!!!」


なんとか木に登れたよ!


花陽「てっぺんだね!凛ちゃん!」

凛「けっこう高いにゃー」


花陽「いい景色だね。」

凛「そうだね…」


凛「じゃあ、降りるにゃ」

花陽「えっ?」


凛「まさかかよちん、てっぺんがゴールだと思ってないよね?登って降りないとジムには行けないよ?」


花陽「ひぃぃ!?」


~ジム戦だよ!~


凛「ついにきたにゃ…」

花陽「…そうだね」


凛「大丈夫…?顔色悪いにゃ…やっぱり一旦戻って休んでから挑戦する?」


花陽「戻る…!?戻るなんて選択肢、花陽にはありません!」


花陽「(もう木登りするなんてごめんです!)」


花陽「いきましょう!」
95: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:53:52.89 ID:ABCJceJF.net
凛「かよちんがやる気に!うぅ…凛は嬉しいにゃ!ジム戦、いっくにゃあぁぁ!!」


凛「たのもぉぉぉぉぉ!!!」




ジムリーダー「うふっ、ごきげんよう」


花陽「うそ…だよね?」


凛「まさかにゃ…」



凛「木の向こうにジムリーダーがいるにゃぁ!」


花陽「どうして室内に例の切れそうな木が生えてるの!?それって普通なことなの?」


凛「いや…どうだろ。とにかく、もう一度木登りで向こう側にいってジムリーダーとバトルにゃ、」


花陽「ひぃぃ!?」


ジムリーダー「さぁ、バトルを始めましょう。はぁ…今日は本当にいいお天気ですね。うふっ」


凛「…ずいぶんマイペースな人にゃ…とにかく!かよちん木に登るにゃ!」



花陽「…」
ジムリーダー「…」


凛「にゃ?…(二人で見つめあってるにゃ)」


花陽「(にこっ)」
ジムリーダー「(ニコッ)」


凛「(笑い合ってる…)」


ジムリーダー「あらあら…うふふ」
花陽「ぴゃあ!」
96: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 02:59:05.74 ID:ABCJceJF.net
凛「(一体なにが行われているんだにゃ…)」



ジムリーダー「ふぅ…負けましたわ」


凛「なんで!?」


ジムリーダー「うふふっ、あなたのスクモンさん…結構なお手前でした」


花陽「いえいえ私なんかまだまだで…凛ちゃんに迷惑ばかりかけて…」


ジムリーダー「そんな事ありません。ほら、あなたがこのバッジをあの方につけてあげて」


花陽「はい!」


凛「(凛には分からないけど意思疎通するところがあったのかな?かよちんは草タイプらしいし…室内に木が生えてるくらいだし…植物的な意味で…?)」


ジムリーダー「はい、ジムバッジと気持ち程度の賞金です」


花陽「ありがとうございます!」



ジムリーダー「あ、あら…?木が…木が邪魔で手が届かない…」


花陽「うぅ…木が…木がぁ…邪魔で届かないよぉ…凛ちゃん助けて(ウルウル)」


凛「(どうしよう…すごく可愛い…)」
97: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:04:37.51 ID:ABCJceJF.net




凛「勝ったにゃあ!」

花陽「うん!」


凛「じゃあこんな街おさらばにゃ…と、言いたいところだけど…夜も更けてきちゃったし、明日の朝一番にここを出ようか?」


花陽「そうだね」


凛「ご飯屋さんのちかくに宿屋があったよね?今日はそこで泊まらせてもらおうか」


凛「(正直なところ、スクモンセンターが使えないのがキツイにゃ)」


花陽「うん…」


凛「どうしたの?」


花陽「あのね、ワガママ言ってもいい?」

凛「…ワガママ?」


花陽「うぅ…ごめんなさい…ワガママ言うなんて悪い子がすることだよね?ごめんなさい…もう二度と言わないから!」


凛「かよちぃぃぃん!」

花陽「ぴゃあ!(抱きしめられました!)」


凛「かよちん、遠慮しやさんで全然ワガママ言ってくれないんだもん!むしろ待ってたくらいにゃ!」


凛「ちょっと待って!かよちんのワガママ記念に写真撮っとくにゃ」


花陽「大袈裟だよぉ…」


凛「はい、チーズ!」
花陽「ぴゃあ!」

パシャリ
98: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:06:17.61 ID:ABCJceJF.net
凛「いい写真だにゃー。この写真は今から凛の宝物にゃ!」


花陽「私も!私も宝物にしたい!」

凛「もちろん!二人の宝物だね?」


花陽「ステキです!二人の宝物…すてきすぎます!」


凛「あとでプリントしようね!」

花陽「うん!…ねぇ、じゃあワガママ聞いてくれる?」


凛「もちろんにゃ!なぁに?」

花陽「あのね…」


凛「うん!」

花陽「花陽、ゲームコーナーで遊びたいな…って」


凛「えっ…」

花陽「だめ…?」



凛「…どうして?」

花陽「えっ…どうしてって…。9000枚貯めて、凛ちゃんにあの服着てほしいの…だからかな?えへへ」



凛「きっと、デパートに似てるような服があるよ。そうだ!デパートに行こう!」


花陽「えっ…駄目…なの?」

凛「それに、凛たちは子供だから夜のゲームセンターには入れないにゃー」
99: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:09:17.09 ID:ABCJceJF.net
花陽「そう…なんだ。じゃあ明日の朝!」


凛「明日はここを出るから。そんな時間ないよ…ごめんね」


花陽「そっか…。ううん、謝らないで。ちょっと言ってみただけだから」


凛「(あくまで噂だけど…もしものことがあるにゃ。ゲームコーナーなんかにかよちんを近づけちゃ駄目にゃ)」



花陽「じゃあ、デパートに行きたい!」

凛「うん!そのワガママは聞いちゃうにゃ!早速行こう」


花陽「うん!」





~あらためてデパートだよ!~



花陽「すごい!いろんなグッズがたくさん売ってるよ!」


凛「そ、そうだね…(やっぱり値段がはるにゃ。さすがデパートクオリティだよ…)」


花陽「ねぇ、もうひとつワガママ言っていい?」

凛「う、うん!どんとこいにゃ!(高いもののおねだりだったらどうしよう…うぅ)」


花陽「あのね…えぇっと…」

凛「(高いものだったらどうしよう…)」



花陽「このリボンがほしい!」


凛「え…リボン?」

花陽「うん!リボン!」


凛「しかも(300円!?)えっ、リボンでいいの…?」

花陽「違う!リボンがいいの!」
100: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:11:56.15 ID:ABCJceJF.net
凛「緑にゃ!かよちんは緑のリボンがいいにゃ!」


花陽「本当に?」

凛「うん!かよちんは緑のイメージかな?」

花陽「じゃあ緑が欲しい!あと…黄色のリボンも欲しいな。だめ?」


凛「もちろん!同じデザインのでいい?」

花陽「うん!」

凛「じゃあ買おう!」


『ねぇねぇ知ってた?この街に綺羅ツバサがいるらしいよ?』


『まじで!やばいじゃん!あの人って今やばいことやってんでしょ?』



凛「早く買って次に行こう!」

花陽「うん!」







花陽「デパート楽しかったね!」


凛「そうだね(デパートでもツバサさんの目撃情報がたくさん聞こえてきたにゃ。本当にこの場所にいるとしたら早く出ていかないと)」


花陽「屋上にいた女の子…喉が渇いたっていうからジュース奢ってあげたけどお礼にいろんな道具をくれたね。いいのかなぁ…」


凛「そうだね(でも夜だし…)」

花陽「凛ちゃん?」
101: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:14:52.36 ID:ABCJceJF.net
凛「そうだね…(やっぱり朝イチでここを出発の方が安全かな?うん)」


花陽「凛ちゃん…私の話聞いてる?」

凛「えっ!?ご…ごめん…聞いてなかったかも」

花陽「もう!(ぷくぅ)」


凛「てへへ。ついうっかり…ごめんにゃ」



花陽「凛ちゃん…。前にも言ったけど一人で悩むのはルール違反だからね!」

凛「かよちん…気づいてたんだ…」


花陽「凛ちゃんのことは分かるもん!花陽にも話してほしいな…だめなの?」


凛「……」

花陽「ねぇ、凛ちゃん…?」


凛「…ここじゃなんだし、宿屋でじっくり話すよ」

花陽「うん…ありがとう」







花陽「ねぇ、凛ちゃんどうしたの?」

凛「それは…」

花陽「私には話せないこと?」


凛「(ふるふる)」

花陽「じゃあ話して…お願い」


凛「もしかしたらだよ?…この街にツバサさん達がいるかもしれない」


花陽「えっ…」


凛「ゲームコーナーがUTX団のアジトかもって噂されてた…」
102: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:21:17.51 ID:ABCJceJF.net
花陽「そっか…(だから連れていってくれなかったんだ)」


凛「凛は…かよちんが苦しむ姿をみたくない。だから…もうこの街にはいられないにゃ!」


花陽「ありがとう…凛ちゃん」

凛「えっ…なんで?ありがとう?」


花陽「凛ちゃんはいつも花陽のことを守ってくれるね」

凛「そんな!凛はかよちんのピンチに何もできなかったよ…」


花陽「ううん。あの時…すごく苦しかった。けど、凛ちゃんがずーっと抱きしめてくれてたから頑張れたんだよ」


凛「そんなこと…他の誰だってできたよか」

花陽「凛ちゃんだったから頑張れたんだよ…?」


凛「…でも」

花陽「ねぇ、行ってみない?」


凛「えっ…どこに?」


花陽「アジトに行きましょう!」


凛「えっ!な、なんでにゃ!?」



花陽「何を企んでるのか分からないよ!突き止めて、悪いことならやめさせないと!」


凛「駄目だよ!それに、凛たちには関係ないし…」


花陽「関係なくないよ。凛ちゃんだって分かってるんでしょ?」
103: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:27:50.60 ID:ABCJceJF.net
凛「けど、変に関わったらかよちんが危険な目に!」


花陽「私は大丈夫だよ?」


凛「…かよちんすごく苦しそうで…けど、何もできなくて…結局、かよちんをツバサさんに渡そうとしたんだよ?真姫ちゃんたちが来なかったら今頃…凛は最低なスクモントレーナーなんだよ!」


花陽「凛ちゃん…私、本気で怒るよ?」


凛「怒られたっていい!かよちんに嫌われたっていい!かよちんを守る為だもん!絶対にあそこへは行かないよ!」


花陽「凛ちゃん…」
凛「もう寝よう。明日も早いよ」


花陽「ねぇ凛ちゃん…もし、ツバサさんがこの街にいるとしたら…そこにことりちゃんもいるかな?」


凛「…さぁね。ことりちゃんの事なんか知らないよ(プイッ)」


花陽「あのね、ことりちゃん…私に「プレゼントだよ」ってブレスレットつけてくれた時…すごく泣いてたの」


凛「えっ…泣いてたの?」

花陽「うん。私がありがとうって言っても「ごめんね…ごめんなさい」って何度も謝りながら」


凛「…そうなんだ」

花陽「きっと、あれはことりちゃんの意思でやった事じゃないんだよ!だとしたら…」


凛「やっぱりツバサさんが…うぅ、ことりちゃんを利用してかよちんのことを傷つけて…許せないにゃ!」


花陽「一概にそうとは言えないけど…」


花陽「私…助けたいの!ツバサさんだって苦しんでる…ツバサさんもことりちゃんも道を踏み外してるだけで私たちと同じ気持ちなんだよ!」


凛「けど…凛が今さら何を…」

花陽「大丈夫!まだ間に合います!」
104: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:31:58.10 ID:ABCJceJF.net
凛「それに、…凛、みんなにひどいこと言っちゃった!いつも助けにきてくれるみんなのことを信じられないって…」


花陽「皆なら許してくれるよ(ニコッ)」


凛「ゲームコーナーに潜入して、ツバサさんがいたら…」


花陽「私が戦う」


凛「戦うって…無茶だよ!あっちが攻撃を仕掛けてきたらやられちゃうよ!」


花陽「やられる前に歌でやっつけちゃうよ!」


凛「けど…氷で攻められたら!」


花陽「平気だよ。だって、凛ちゃんがいるもん。」


凛「凛はなにもできないよ…」


花陽「大丈夫!だって凛ちゃんの手はこんなにあったかいんだよ!この手で抱きしめてくれたらどんな氷でもすぐ溶けちゃうよ」



凛「…かよちん。変わったね。最初はビクビクしてたのに…すごいや。それなのに凛はウジウジしてて…」


花陽「変えてくれたのは凛ちゃんだよ」


凛「えっ…」


花陽「凛ちゃんはずっと前から世界一のスクモントレーナーだもん!私はただ、凛ちゃんの足を引っ張らないようにがんばりたいの!」



凛「世界一って照れるにゃ…。ありがとう。かよちん」

花陽「早速だけど凛ちゃん、さっきのリボンだして!」


凛「えっ…いいけど」



花陽「黄色はね、凛ちゃんの色だよ?明るくて、いつも元気をくれてあったかい…凛ちゃんといえばイエローだよ!」
105: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:37:07.34 ID:ABCJceJF.net
凛「そう…かな?けど、凛にリボンなんて…」


花陽「絶対に似合うよ!じゃあ結んであげるね。」

凛「えっ…うん!」


花陽「ほら、こんなに可愛いよ」


凛「……」


花陽「私は、凛ちゃんとずっとにいる。離れたりしないから…。だから、一緒に戦おうよ。」


凛「かよちん…(ゴシゴシ)」


凛「無茶しないこと!ピンチになったらかよちんが嫌だって言っても凛が抱きかかえて逃げるからね!それだけは約束にゃ!」


花陽「うんっ!」


凛「じゃあ支度するよ!…その前に、かよちんも緑のリボンで結んであげるにゃー」


花陽「えっ!」

凛「凛とお揃いだね?」


花陽「うん!!」







ゲームコーナーの前だよ!


凛「いくよ…(ギュッ)」

花陽「う、うん…。けど、私達子供は夜のゲームセンターに入れないんじゃ」
106: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:40:46.34 ID:ABCJceJF.net
凛「大丈夫。恐らく、この世界にはそんな概念はないにゃ!」


花陽「ど、どういうことだろ…。とにかく、頑張ります!」


凛「たのもぉぉぉぉぉ!!!」


花陽「もう…ジム戦じゃないんだよ?他のお客さんがびっくりしちゃ…」



凛・花陽「う?」





真姫「こう?」

ドンッ!


にこ「ぜんっぜんだめ!やる気あんの?」


真姫「あるわよ!」


にこ「じゃあもう一度やんなさい」


ドンッ!!


真姫「じゃあこう?って、こうなんでしょ!」


にこ「ぜんっぜんだめよ!やる気が感じられないわ!」


真姫「仕方ないでしょ?やる気なんか元々ないんだし」


にこ「綺羅ツバサに勝つんでしょ!じゃあアジトをつきとめないと始まらないじゃない!」


真姫「そうだけど…」


にこ「ほら、もう一度よ!今度は…そうね、ドキッとさせる一言を言った後にやってよね」
107: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:45:39.47 ID:ABCJceJF.net
真姫「はぁぁ?何でそんなこと…イミワカンナイ」


にこ「いいからやる!ほら、もう一度」


真姫「えぇっと…その…」

にこ「大胆にドーンとっ!」


真姫「に…にこちゃんしか考えられないのよ!」

にこ「もっと!」


真姫「私についてきて!」


ドンッ!


にこ「いいわよ!で…肝心の扉は!?」

真姫「まだ現れないわ」


にこ「この壁にアジトに繋がる隠し扉があるはずなんだけど…やっぱり何かしらのアクションを起こさないと開かないわ。壁…といえば壁ドンよ!壁ドンが決まれば扉が開くはず!」


真姫「冷静に考えたらその理屈ってどうなのかしら…」


にこ「私は常に冷静よ!しかし困ったわ…よし!こうなったらとことんやるわよ!はい、次!」


真姫「わ、わかったわよ!…ったく、みんなゲームに夢中だからいいけど、こんなところ誰かに見られてたら恥ずかしいったらな…」




凛・花陽「……」


真姫「い…ヴェェェェェ!?」
108: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/05(月) 03:47:50.99 ID:ABCJceJF.net
真姫「り、りん!?」


にこ「それに花陽まで…っ!?いつの間に!」



凛「えーっと…か、かよちんあっちに行こうか」

花陽「そ、そうだね…」


凛「みてない!凛たち何もみてないからね!」


花陽「何も見てません何も見ていません…うぅ」



凛「大丈夫…怖くないよ。二人とも疲れてただけなんだからね」


花陽「うん…」


凛「凛のせいかな…凛がひどいこと言っちゃったから二人ともおかしくなってゲームコーナーの壁で壁ドンしてたのかな?」


花陽「じゃない…かな?」


真姫「ま、待ちなさいよ!誤解よ!」


にこ「詳しく説明させなさいって!」


凛「…にゃ?」
花陽「ぴゃあ?」


凛「こんな場所でにこちゃんとイチャイチャしちゃって。真姫ちゃんにはビックリにゃ」


真姫「イチャイチャなんかしてないわよ!」


凛「とにかく、次はアジトに潜入にゃ!」


つづく
115: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:29:14.01 ID:cxW85JNA.net
真姫「この壁のどこかがUTX団のアジトに繋がっているの。どこかに隠し扉があるはずなのよ」



にこ「だから探してたのよ!別にイチャイチャしてたわけじゃないわ」


真姫「ボタンやレバーもみつからないし…そこでにこちゃんが…」


にこ「壁といえば壁ドンよ!壁ドンすれば扉が現れるに決まってるわ」



凛「ふ、ふーん…そうなんだー…ワン」


にこ「信じてないわね」

凛「ぎくっ!」

にこ「本当に分かりやすいわね」



真姫「で、凛たちはこんな所になんの用なの?」

凛「そうだったにゃ!えーっと…この前はごめんなさい。凛…みんなにひどいこと言って」


真姫「本当よ!裏切り者扱いするなんて侵害だわ」

凛「ごめんなさい…」



真姫「…はぁ、別にいいわよ。分かってくれたんならね」


にこ「真姫ちゃんこう見えてずっと気にしてたんだからね。もう二度とあんなこと言うんじゃないわよ」


真姫「ちょっとにこちゃん!変なこと言わないで!」
116: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:31:02.81 ID:cxW85JNA.net
凛「ふふんっ♪みんなで協力して頑張るにゃ!」

真姫「当たり前でしょ?ふんっ」


にこ「じゃあ決まりね。凛、真姫ちゃんに壁ドンしてあげて」


真姫「ヴェェェ…な、なんでそうなるのよ!」


にこ「アジトへの裏口を探すためよ!ほら、さっさとやんなさい」


凛「分かったにゃ!とびっきりの壁ドンをおみまいするにゃ」


にこ「すごいスタンスで挑むわね。まぁいいわ!任せたわよ!凛!」



凛「いっくにゃあ!」


花陽「あ…あのね!」


にこ「はぁ…やっぱりなの?」

花陽「えっ…なにが?」



にこ「凛が真姫ちゃんに壁ドンするのがそんなに嫌?」


花陽「それは…真姫ちゃんなら別に嫌じゃないけど…」


凛「かよちんが真姫ちゃんに嫉妬!?これは嬉しいにゃー」
117: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:36:02.95 ID:cxW85JNA.net
真姫「それなら花陽にやるといいわ。誰が凛に壁ドンされても関係ないわよ」


にこ「そうね。じゃあ花陽、壁側に立って」

花陽「う、うん…」


凛「かよちんに壁ドンするにゃあ!どーんどーんどーん!」

にこ「じゃあがんばんなさい!」



凛「いくよ…かよちん」

花陽「うん…じゃなくて!凛ちゃん!」


凛「にゃ?」

花陽「ポスターの裏が怪しいんじゃないかなって思って…」


凛「ポスター?…確かに不自然に貼ってあるにゃ」


にこ「はぁ…花陽もダメね。まさかそんな当たり前の場所に隠しボタンがあるわけないじゃない」


凛「あっ、あったにゃ」


にこ「うそでしょ!?」

凛「おしてみよう…ポチッとな!」

バシャッ!


真姫「扉が…現れたわ」


にこ「ふっ、遂に決戦ってわけね…早いとこ片付けましょう。凛の言うとおり、私達はスクモンマスターになるために旅に出たの。やっかいな案件とはここでおさらばよ」


真姫「そうね…」

花陽「うぅぅ…」
118: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:39:15.12 ID:cxW85JNA.net
凛「大丈夫。こわくないにゃ」


花陽「凛ちゃん…。うん!」



~アジトに潜入だよ!~


にこ「なんか殺風景なとこね」

真姫「アジトなんだし、妙に生活感があっても気味悪いわよ」


花陽「あはは…」


凛「あっちに階段があるよ!下に降りるにゃ!」


花陽「うん!」



アジトを攻略中だよ!


凛「変な模様の床のにゃ!みんなきをつけて!」


にこ「床の模様ぐらいで怖がってるんじゃないわよ。こーんなのどうってことな…あぁ!!」


花陽「にこちゃん!」

真姫「大変…!?にこちゃんがクルクル回っているじゃない!」


にこ「目…目がまわるぅぅぅ!!!」


ピタッ


にこ「はぁ…はぁ…止まったわ」

真姫「一体何事なの?」

凛「模様のついてる床のせいにゃ!みんなきをつけて!」


花陽「ひぃぃ!」


真姫「大丈夫よ。みんなついてるんだから」

花陽「う…うん!」
119: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:41:27.42 ID:cxW85JNA.net
凛「早速調査にゃ…模様がある床に足を一歩踏み入れると…にゃあ!」


凛「みてみて!凛回ってるぅぅぅ!!!!!」


クルクルクルクルクルクルー


ピタッ!


凛「止まったにゃ…どうしようみんな…」


真姫「なに?どうしたの?」


凛「た…楽しい!」


真姫「遊びじゃないわよ!」








凛「なんやらかんやらですっごい地下まで来たにゃ」

にこ「あとは、このエレベターを使って上までいくだけね」


真姫「じゃあ早速!」


花陽「お弁当にしよう!」


にこ「って、どーしてよ!」


花陽「お茶も持ってきたよー」


凛「じゃあ凛がシート敷くね!」


真姫「なんで凛も乗り気なのよ!」
にこ「つか用意周到ね」


花陽「頑張って握ったんだよ!みんなで食べようね」

凛「そうにゃ!頑張る前に腹ごしらえにゃ!」


にこ「あんた達ね…マイペースにもほどがあるっての。ピクニックするためにここまできたんじゃないからね!」
120: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:44:54.89 ID:cxW85JNA.net
凛「いただきます!」

にこ「聞きなさいよ!」


凛「おいしい!また一段と美味しくなったよ!かよちんは天才にゃー」

花陽「もう…褒めてもなにもでないよ?」


にこ「…(じゅるり)」


花陽「はい、にこちゃんもどうぞ。口に合うか分からないけど…」


にこ「ま、まぁせっかく作ってくれたんだし?いただくわ」


花陽「(パァァ!)ありがとう!」


真姫「なんで花陽がお礼を言うわけ?逆じゃないの?」

花陽「真姫ちゃんもどうぞ」


真姫「あ…ありがと」

パクっ


真姫「美味しい…」

にこ「ま…まぁまぁね!私の腕には及ばないけど!悪くないわ」


花陽「本当に?気に入ってもらえて嬉しいな」

凛「凛はおかわりするにゃ!」

花陽「はい、どうぞ」


凛「うぅぅ…おいしい!おいしいにゃ!」


真姫「敵のアジトでお弁当広げるってアリなの?」

にこ「考えたら負けよ。だって無しだもの」

真姫「よね…。まぁ、けど」
121: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:53:56.47 ID:cxW85JNA.net
凛「もう一個…うぷっ、うっぷ…」


花陽「凛ちゃん無理しちゃ駄目だよ!お腹いっぱいなら食べなくてもいいのに…」


凛「けど…せっかくかよちんが作ってくれたおにぎりを残すわけにはいかないにゃ!」


花陽「ありがとう。その気持ちだけで充分だよ!」


凛「でも…」

花陽「またあとで食べようね!」

凛「うん!じゃああとで!約束にゃ!」


真姫「楽しそうだしいいんじゃない?」

にこ「はぁ…仕方ないわね。凛は本当に子供なんだから」





凛「ごちそうさま!あーお腹いっぱいにゃー」

花陽「うふふっ、おそまつさまでした」



凛「はぁ…凛は幸せにゃ。かよちんの作ったおにぎりを一生食べていたいにゃ(キリッ)」


花陽「もう…大袈裟だよ…。けど、ありがとう」


にこ「なにさりげなくプロポーズしてんのよ」

花陽「へっ?」

凛「にゃ?」


にこ「なに?まさかの自覚なし!?」


真姫「それはそうと…にこちゃん…?」

にこ「(コクン)」

凛「ん…?」
122: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:57:47.86 ID:cxW85JNA.net
にこ「この辺にアイテム落ちてないかしら…ちょっと花陽、探しに行くわよ」


花陽「うん!凛ちゃんの為に金色の玉が落ちてないか探したい!」


にこ「決まりね。じゃあ行くわよ」


花陽「うん!」


にこ「あと、おにぎり食べすぎよ。スタイルを維持するのもアイドルの務めだわ。走っていくわよ」

花陽「は…はい!がんばります!」



凛「かよちんはまだ小学生体系だからダイエットなんてしなくていいにゃ!やめさせないと!」


真姫「凛…ちょっといい?」

凛「にゃ?」


真姫「話があるのよ」

凛「う、うん…」



真姫「綺羅ツバサは私たちがいつか、にこちゃんや花陽の持つ力に溺れると思っている」


凛「溺れるわけないのに…凛、頑張ればそこそこ泳げるよ」

真姫「あのねぇ!」


凛「大丈夫!真姫ちゃんも凛が泳いで助けてあげるにゃ!」


真姫「あ…ありがとう!けど、そういう意味じゃないのよ!」


凛「そうなの!?」
123: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:01:33.32 ID:cxW85JNA.net
真姫「この前のバトルの時に、綺羅ツバサはこう言っていたの。自分たちと同じ立場にたったとき、同じことが言えるかしらって…」


凛「そうなんだ…。それって、凛達が…ううん!そんなこと口にも出したくないにゃ!」


真姫「そんなの当たり前でしょ!にこちゃんも花陽も私達が守るのよ!」


凛「もちろんにゃ!凛は足が速いから、かよちんはおんぶして、にこちゃんと真姫ちゃんは両手で抱えて逃げてあげるね!」



真姫「そんなことできるわけないでしょ?にこちゃんのピンチは私がなんとかするから凛は花陽のことだけを考えなさい」



凛「うん!」


真姫「問題は弱点ね。バトルする上で相手は必ず弱点を狙ってくるらしいの」



凛「かよちんはこおり…なんだよね?」


真姫「えぇ、それが花陽にとって最大の弱点。他にもいろいろあるの。炎とかね?弱点の相手から受ける攻撃の効果は通常の2倍。回復したり戦い方次第ではなんとかなる。けど…」



凛「こおりはかよちんにとって通常の4倍なんだよね?」


真姫「えぇ。花陽はまだ完全体まで成長してしていない。強さを表すレベルが最大100だとすると、その半分にも満たしていないわ」


真姫「もし、完全体の相手にこおりタイプの攻撃を仕掛けられたら…一撃でやられることもありえるの」


凛「一撃…?ごめん…凛バカだからよく分からないにゃ…。つまり、どういうことなの?その…一撃って」
124: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:05:03.49 ID:cxW85JNA.net
真姫「たった一撃で命を落とすことだってあるの」


凛「…そんな」


真姫「…絵里からの伝言よ。だから、この先の事をよく考えて欲しいの」


真姫「 まだ引き返せるわ。どうする?」


凛「…うん。凛は…」





花陽「大丈夫…だよ(ギュッ)」


凛「かよちん…」


花陽「ピンチになったら凛ちゃんが助けてくれるもん。でしょ?」


凛「もちろんにゃ!」

花陽「なら大丈夫!」


凛「…うん。一撃なんて…凛がそんな事絶対にさせない!」


花陽「心強い!ありがとう…けど、にこちゃんは大丈夫なの…?」


真姫「にこちゃんは現段階では確認されていない新種だから弱点が何なのかも分かっていないの。だから、奴等も攻めようがないって」



にこ「そうよ!私は新種よ!」


凛「またそれ?もううんざりにゃ」

真姫「新種なのは完全に伝わってるわよ」
125: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:08:56.45 ID:cxW85JNA.net
にこ「まだ伝わってるって程度なわね?みんなの魂に刻み込まれるまで言い続けてやるわ!私は新種よ!新種なの!」


凛「あーあーあー、聞こえないにゃー」

にこ「ちょっ!聞きなさいよね!」

真姫「はぁ…」
花陽「(ニコッ)」


真姫「どうしたの?」

花陽「あのね…私、みんなのこと大好きだよ!」



凛「凛も!凛もみんなのことが大好きにゃあ!」


真姫「ちょっ、だから近いわよ!」

にこ「はぁ…本当に子供ね」
凛「にこちゃんもこうだにゃ!」


にこ「ぎゃあ!!」
凛「かよちんもおいで!」

花陽「うん!」


凛「みんなずーっと一緒にゃ!この闘いを早く終わらせて…みんなでスクモンマスターになろうね!」

花陽「うん!」

真姫「こんな所で、とまってられない!」



にこ「ふっ…じゃあ決まりって事ね。行くわよ!」


真姫「エレベーターで一気に上まで行くわよ」



にこ・凛・ぱな「おー!!」
126: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:15:35.91 ID:cxW85JNA.net
エレベーターでうえにいこう!


………。


凛「あれ?動かないよ…?」

真姫「もしかして壊れてるとか」

にこ「そんなことあり?…あれ?よくみたらここに鍵穴があるわね。もしかして…カードキーかなんかいれないと動かないんじゃ!」


凛「そんなっ!まさか!」


真姫「はぁ…戻って探すしかないんじゃない?」


凛「えぇー…。せっかくみんなで気合入れたのに鍵を探すなんてごめんにゃ。もう泥棒みたいにエレベーターのロープよじ登って上にいこうよー」


にこ「だめよ…真姫ちゃんはこう見えて体力ないから」

真姫「バカなこと言わないで現実的に考えてよね!」


花陽「あ、あの…」

真姫「どうかしたの?」


花陽「床に落ちてるのがそれじゃないかなーって…」



凛「まさか!」

にこ「そんな!まさかのカードキー発見よ!」

真姫「本当ね…いい?入れてみるわよ…」


凛・にこ「うん…」

ガタッガカタガタガタガタガタ…


凛「動いたにゃ!!」

にこ「一気にいくわよ!」
127: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:18:05.35 ID:cxW85JNA.net
真姫「アジトのトラップがこんなに簡単でいいわけ?」

花陽「あはは…」



花陽「…(少し…怖いかな?あはは…うぅ)」


凛「大丈夫…ねっ?」

にこ「生きて帰るわよ」

真姫「当たり前よ…そうでしょ?」


花陽「…うん!」



エレベーターがとまったよ!

ガタンッ


真姫「いよいよね…」

凛「うん…。みんなでいこう!」


花陽・にこ「うん!」



凛「たのもぉぉぉ!!!」


花陽「ジムトイッショノククリナノォ!?」


真姫「…ん?誰もいないじゃない」


にこ「はぁ…やっぱりガセネタ?期待して損した…大体こんな賑やかな街にアジト作る奴がどこにいるのっての」



"ここ…かしら?"


凛「えっ…?」
128: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:22:03.88 ID:cxW85JNA.net
ーーーパッ…!


凛「真っ暗にゃ!」

花陽「り…凛ちゃん!」
凛「大丈夫!凛はここにゃ!」

花陽「う、うん!」



ーーーパッ!

凛「明るくなったにゃ…はっ!」

花陽「私は平気!けど…」


真姫「凛…いいから逃げて!ぐっ…」

にこ「うっ…うぅ…」



凛「真姫ちゃん!にこちゃん!」

花陽「どうしよう…二人が銀色の紐で縛られてる!」


ツバサ「お久しぶりね、星空凛さん。わざわざお弁当持参で会いに来てくれるなんて嬉しいわ」


凛「二人を離してよ!」

ツバサ「ごめんなさい…それはできないの(ニコッ)」



凛「くぅっ…まさか罠だったなんて…目撃情報が多いから怪しいと思ってたにゃ!」


花陽「凛ちゃんよくみて!にこちゃんの様子が…!」



真姫「にこちゃんしっかり!にこちゃん!」

にこ「うぅ…っ…」
129: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:26:17.81 ID:cxW85JNA.net
ツバサ「念のため、はがねのロープで二人を拘束してみたのだけど…まさかフェアリータイプの弱点だったとわね。興味深いわ」



凛「こんなことして…ツバサさんの目的は一体何にゃ!」


ツバサ「あなた達の本性を暴くわ。私たちと同じ目にあって絶望しなさい。そのあと、あなた達がどうなるのか見ものね」


にこ「ぐぅっ…あんた…ねっ…うぅ」

真姫「にこちゃんしっかりして!くっ…あいかわらず卑怯な真似するわね。正々堂々と勝負しなさいよ!」


ツバサ「勿論そのつもりよ(ニコッ)」」


ツバサ「今日は…小泉花陽を倒しに来たの」


花陽「んっ…」

凛「くっ…好き勝手言ってくれるにゃ!」



ツバサ「小泉花陽を倒したら…あなた達はどうなるかしら?」


凛「そんなこと無理に決まってるにゃ!いけ!かよちん!かよちんの歌であんじゅさんを倒しちゃえ!」


花陽「はい!がんばります!」


凛「がんばろうね…かよちん!」

花陽「うん!」



ツバサ「ごめんさない。あんじゅは今日お留守番なの」


凛「えっ…じゃあ…」


『私が相手になろう』


英玲奈「統堂英玲奈だ。よろしく」



凛「えっ…そんな!だって英玲奈さんは!」
130: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:29:44.01 ID:cxW85JNA.net
ツバサ「あら?東城希さんから聞いていないの?」


凛「希ちゃん…?な、なにもきいてないにゃ!」

ツバサ「そうなの…まぁいいわ。はじめましょう」


凛「(どうして英玲奈さんが生き返ってるの?うぅ…全然分からないにゃ)」


ーーギュッ


花陽「たとえ何があろうと、私が真姫ちゃんとにこちゃんを助け出すから!


凛「かよちん…よし!その意気にゃ!いっちゃえ!」


ツバサ「ふふっ、勝負していいのね?」

凛「えっ…それ、どういうことにゃ!」



真姫「約束したでしょ!今すぐ花陽をつれて逃げなさい!」


凛「えっ…」


真姫「統堂英玲奈は…こおりタイプよ!」


ツバサ「しかも最終形態。これ、どういう意味かあなたなら分かるかしら?」



凛「そ、そんな…」

花陽「凛ちゃん…どうしたの?私なら平気!やれるよ!」


凛「(一撃で…)」


凛「(フルフル!)」
131: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:32:32.55 ID:cxW85JNA.net
凛「それでも、凛には真姫ちゃんとにこちゃんを置いて逃げることはできないよ!」


真姫「バカっ…そんなこと言ってる場合?」


凛「大丈夫…。うん!かよちんは負けない!」


花陽「うん!待っててにこちゃん…今度は私がにこちゃんを助ける番だから!」



ツバサ「じゃあ…英玲奈、れいとうビームよ」

英玲奈「分かった…。はぁっ!!」


花陽「くっ…はぁ!」

ーーーがしんっ!


凛「かよちん!あぶないにゃ!」

花陽「平気!」


ツバサ「あいかわらず『まもる』を使うのね…」


英玲奈「…はぁ。守りに徹するのか。悪くない作戦だが…弱虫のやりそうなことだな」



花陽「…弱虫、ですか?」


英玲奈「そうだ。そんなに弱虫で守れるのか…?パートナーのことも、その友達も…」


花陽「私は弱虫だけど…みんなのことを守ってみせます!」


英玲奈「ふっ…。弱虫のスクモンを好き好んでパートナーにするなんて…そちらのトレーナーはよほど愚か者のようだな。」


花陽「(カチン)それ…どういう意味ですか?」


英玲奈「ふっ…逃げてばかりの弱虫のパートナーはロクでもない人間なのだろ?」


花陽「あなたに…凛ちゃんの何が分かるって言うんですか!」

凛「かよちん、落ち着くにゃ!」
132: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:35:56.28 ID:cxW85JNA.net
真姫「花陽らしくない…一体なにがあったの?」


にこ「くっ…あ、あれは…『ちょうはつ』って技よ。相手を挑発して、攻撃系の技しか出せなくするの」


にの「その間、自分の能力を上げる技、相手の能力を下げる技…もちろん、自分を守る技も使えなくなるわ」


真姫「まもるが使えないってことは…花陽は必ず攻撃を受けないといけないの?そんな…」


にこ「くっ、やるわね。さすがスクモンマスターだわ…うぅっ」


真姫「にこちゃんも無理しないで…お願い」


にこ「平気よ…そんなことより花陽が…。このはがねのロープさえほどければ…ぐぅっ…あぁ!」

真姫「…くっ(一体どうすればにこちゃんと花陽を助けられるの?)」




凛「かよちん落ち着いて!相手の思うツボにゃ!」


花陽「大丈夫…絶対に勝つ!…だから、いきます!とっておきの…私の歌を聴いてください!」


英玲奈「ふっ…いい加減、本性をだしたらどうだ?今更歌で勝負なんて…ふざけるのもいい加減にするといい!」


凛「んっ…?(どういうことだにゃ?)」


英玲奈「…くらえ、こおりのつぶて!!」


花陽「くっ……(刃物みたいな細かい氷がこっちに飛んでくる…!)とにかくよけないと!…はっ!(あれ?どうして、まもるが使えない!)」


真姫「花陽…逃げてっ!」


花陽「っ…!(お願い…私の体、耐えて!!)」
133: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:39:43.98 ID:cxW85JNA.net
ーーードゴッ、ドコドコッ!



花陽「……あれ?痛くな…」


花陽「えっ…」


凛「うっ…うぅ…」

バタンっ


花陽「凛ちゃんっ!!」



凛「ぐっ……。けっこう…痛いね…?さすがスクモンマス…た…うっ!」


花陽「そ、そんな…凛ちゃんしっかりして!」



凛「かよちん…無事?」

花陽「私は…けど、凛ちゃんが…!ごめんなさい…私が弱いから凛ちゃんをこんな目に遭わせて…」


凛「凛は…大丈夫だよ?だから…そんな悲しい顔しない……うっ」



英玲奈「さぁ、お前のせいでお前の大切な人が傷ついた。…どうする?」


凛「かよちん…あっちの言うことを聞いちゃ駄目だよ…うっ、くあぁっ!」


花陽「凛ちゃん!」



英玲奈「人間のくせに私達の戦いに入ってくるなんて…賢い判断とは言えないな。」
134: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:41:47.61 ID:cxW85JNA.net
花陽「そうです…これは私達の戦いにです。凛ちゃんには関係ない…」



英玲奈「だとしたら、愚か者だ」


花陽「何も関係ない凛ちゃんを傷つけるなんて…」



花陽「……さない」


英玲奈「ふっ…」

ツバサ「本性を現したわね」



花陽「絶対に許しません!!」


凛「かよち…だ、だめにゃ!」





花陽「はぁぁぁ!!!」



真姫「何よ…あれ…(花陽の体に光が吸い込まれていく…)


凛「かよち……だめぇぇぇ!!!!!」


花陽「いきますっ!!」


ーーージュドカーン!

英玲奈「…くっ!」


ツバサ「あなたのレベルでソーラービームが使えるなんて…大したものだわ」

英玲奈「ふっ…やはり、ツバサの言ったとおりそっち側の連中か」


花陽「そんな…!(私の攻撃がまったく効いてないなんて)」
135: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:46:40.29 ID:cxW85JNA.net
ツバサ「英玲奈はあなたの最大の弱点であるこおりタイプ。英玲奈の攻撃の効果はあなたにとって4倍…。勿論、その逆もあるのよ。」


ツバサ「あなたが出す技のほとんどが、英玲奈にとって通常の半分ほどのダメージしか与えることができないわ」


花陽「そんな…」

ツバサ「こうかはいまいちだ…って、ところかしら?分かった?あなたに勝ち目はないの」



英玲奈「もう、こんな争い終わらせよう。お前たちも悔い改めるがいい」


真姫「悔い改めろって…黙って聞いてればなによ!私たちが何がをしたっていうの!」


英玲奈「…なに?」



真姫「罪のない人間やスクモンたちを傷つけて…あなたたちのやりたいことってなんなのよ!」


英玲奈「罪のない者を…ツバサたちが…?」


ツバサ「さぁ、英玲奈…とどめよ」



英玲奈「…それがツバサの指示なのだな?」

ツバサ「当たり前よ。さぁ、英玲奈…」


ツバサ「れいとうビームよ」


英玲奈「……」

ツバサ「英玲奈っ!」


英玲奈「…承知した」



英玲奈「…一発で終わらせよう。はぁぁぁぁ!」
136: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:48:34.26 ID:cxW85JNA.net
凛「かよちん!…(ぐっ、体が動かない…)」


凛「くっ…ぐぅぅ…(動け…凛の体、動けっ!かよちんを助けないと!)」



花陽「…凛ちゃん」


凛「かよちん…待ってて!すぐに凛が助けて…」


花陽「最後の最後で力使っちゃった…ごめんね。私、アイドル…失格だね」


凛「…かよち…」



花陽「こんな私だけど…また、大好きな凛ちゃんに会えるといいな(ニコッ)」


凛「うそ…そ、そんな…」



凛「かよちん逃げてぇぇぇぇぇ!!!!!」


真姫「花陽っ!」


にこ「…ぐぅっ、花陽っ!!!」


英玲奈「くらえっ!」


花陽「…うっ、きやあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


凛「かよちぃぃぃぃぃん!!!」


花陽「り……ちゃ……ごめ……ね?…」


ーーーバタッ…



真姫「…くっ!」

にこ「そんな…」


ツバサ「…こうかはばつぐんだ。ってところね」
137: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:51:33.96 ID:cxW85JNA.net
凛「かよちん!うそだよね…?」

……


凛「待ってて!今、手当てしてあげる!」


……


凛「あれ…おかしいな?キズぐすりが全然効かない…あれ?どうして?つかってもこうかがないよ」


………


凛「すごいキズぐすりも効かないにゃ?不良品だよ…あとでショップのお姉さんに苦情言わないとね」


……………


凛「かよちん…ね?かよちん…目、あけなよ……ねぇってば!!!」



真姫「そんな…嘘よ…」


にこ「……ゆるさない」


にこ「あんたたち!絶対に許さない!!」



ツバサ「どう?胸が張り裂けそうなくらい辛いはずよ。これで分かったはずだわ…私とことりさんがどれだけ辛い経験をしたか」


ツバサ「…ね、ことりさん」


ことり「…」


にこ「…いた、のね…ことり」


ことり「…私は」


にこ「教えなさいよ…こんなことして!罪のない花陽を傷つけて…それでいいの?」


ことり「……」



にこ「失ったスクモンたちを助けたいだぁ?あんたね…みんなの助けるために命をかけたパートナーが喜ぶとと思ってるの…?今、ことりがやってることを見てパートナーたちはどう思う?」
138: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:55:39.73 ID:cxW85JNA.net
ことり「…それは」


にこ「答えなさいよ!!」




「黙って聞いてたけど…。あのね、これは全部私の意思だよ」



にこ「えっ…」


??「ことりちゃんには協力してもらったんだ。とけないこおりで作ったブレスレットを花陽ちゃんにつけてきてねって」



真姫「あなた…一体」



穂乃果「初めまして、高坂穂乃果です」


ことり「穂乃果ちゃん…」

真姫「伝説のスクモンのあなたが何故ここに…」



ことり「違うの!穂乃果ちゃんはね…元々生きてたの…」


真姫「えっ…どういうことなの!?」


ことり「…あのね」

穂乃果「ことりちゃん…ここで話さなくてもいいよ(ニコッ)」


ことり「う、うん…」


穂乃果「みんなが海未ちゃんにしてきた仕打ちを忘れたの?」


穂乃果「みんなを守るために海未ちゃんは自分の身を犠牲にしたんだよ?跡形もなくなるくらいにね…。海未ちゃんだけは、もう戻ってこない…」
139: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 01:59:16.05 ID:cxW85JNA.net
穂乃果「私たちはアイドルなのに…アイドルでいたいのに!…闘いたくない私達を利用して犯罪を犯す人ばかりいる!」


穂乃果「海未ちゃんは何のために…命を落としたの?教えてよ…」


にこ「だとしても、花陽には関係ないことじゃない!」


穂乃果「ううん…。花陽ちゃんは特別だよ。その証拠に怒りで理性を保てなくなって、自分の力を爆発させた。力を使いこなせないスクモンは何を起こすか分からないもん」




真姫「なによそれ…それで花陽のことを?」


ツバサ「えぇそうよ。いつか、花陽さんの力を利用する悪い奴らが現れるわ。あなた達が花陽さんをこちらに渡してくればこんな手荒な真似はしなかったのに…」


穂乃果「花陽ちゃんが最終形態まで進化して、悪い人たちに力を悪用されたらこの世界が滅んじゃうかもしれないよ?」


ツバサ「もしそうなったら…私達の望んだ世界は帰ってこない」


ことり「海未ちゃんは戻ってこないかもしれない…だから!本来のスクモンバトルの形を取り戻したいの!」



穂乃果「うん。私とことりちゃんとツバサさん達…そして、海未ちゃん。みんなが望む平和な未来のためにやったんだよ」


ツバサ「…これは、正義のためよ」



凛「……正義?…かよちんを……といて…正義?」


にこ「どこが正義のためなのよ!こんなに小さい花陽を…ふざけるのもいい加減にしなさい!」


穂乃果「海未ちゃん…やったよ。これで、また私たちが望んだスクモンバトルが戻ってくる日が近づいた…。海未ちゃんもきっと天国で喜んでくれるよ!」


ツバサ「スクモンを悪用する人間も、力を使いこなせないスクモン達も…いない方がいいのよ」
140: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 02:03:10.04 ID:cxW85JNA.net
穂乃果「ねっ、ことりちゃん…?」

ことり「……そう、だね」



にこ「最初から私と花陽が目的だったってわけね…?」


ツバサ「…そうよ。」


真姫「許さない…絶対に許さないから!!」



穂乃果「…ふふっ、どうする?新しいスクモンを育てて私たちと勝負する?それとも…にこちゃんを二人で育てて花陽ちゃんの仇でもとりにくる?穂乃果は、それでもいいと思うけどな」


穂乃果「隣町に、スクモングッズを作ってる会社があるよ。そこで、穂乃果達待ってるから。会いに来てね」


真姫「待ちなさい!今ここで私たちと勝負しなさい!」


穂乃果「うーん…今日はやめとくよ。じゃあ、また今度ね」


ツバサ「待ってるわ」


英玲奈「…」
ことり「……」


穂乃果「そうだ。二人を縛ってる鋼のロープはほどいてあげる。うん、じゃあね!」



真姫「待ちなさい!」


にこ「…っく!なんで、逃げ足だけ早いのよ!!」
141: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 02:07:06.72 ID:cxW85JNA.net
凛「かよちん……かよちんは何のために…」



にこ「花陽…しっかりしなさい!」

真姫「花陽…ねぇ、花陽?」


………


真姫「起きてよ…起きなさいよ!」

にこ「そうよ!目さましなさいよ!」

………


真姫「どうして…こんなに小さい花陽が…優しくていい子なのに…どうしてよ!」


凛「けど…かよちんは嘘つきにゃ」


真姫「…えっ?」


凛「やられたりしないって言ってて…おにぎりだって!余ったのはあとで一緒に食べようねって……言ってたのに」



真姫「凛…(ギュッ)」



凛「かよちんが…かよちんがぁぁぁ!!!!!うわぁぁぁぁぁ!!!!!」


真姫「凛…っ!あなたは悪くない!悪くないから!」


にこ「悪いのは…あいつらよ。」

真姫「…そうね」


にこ「凛!」


凛「…なぁに」


にこ「凛が望むなら、今すぐにでもあいつらに殴り込みに行くわ!絶対に許せない…花陽の仇は私たちがとってみせる!」


凛「にこちゃん…ありがと。でも…大丈夫。にこちゃんたちがやることじゃないよ」
142: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 02:09:28.48 ID:cxW85JNA.net
にこ「…凛?」

真姫「それどういう意味なの…?」


凛「絶対に許さないにゃ…。UTX団を」


凛「いつか…復讐してやる」



真姫「凛…」


凛「凛は絶対に許さない」


つづく
155: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:08:20.73 ID:CrgDdEGD.net
ーーースクモンタワー最上階


凛「かーよちん!またきたにゃー」


凛「はい、おにぎりにゃ!今日のは自信作だよ。」


凛「やっぱりお米は地元のが一番美味しいね!すっごく美味しいから…かよちんも食べてね」



花陽「………」

凛「…かよちん」



凛「あのね、今から穂乃果ちゃん達に会いに行ってくるよ…。真姫ちゃんからは復讐なんてよくない。UTX団とやってる事が一緒だ…なんて言われちゃったけど…」


凛「それでも凛はやるよ。だから…みててね」


凛「かよちんなら喜んでくれるよね…?」



花陽「……」

凛「喜んで…くれるよ…絶対に」



凛「…そうにゃ!かよちんに渡したい物があって、たしかカバンの中に…」ガサゴソガサゴソ



凛「えーっと…たしかここに…ん?なんだこれ?…あれ?ちかつうろで拾った隕石のかけら……あっ、そっか、ショップで売るの忘れてたにゃ!」


凛「…?(なんだろこれ、こんなにキラキラしてたっけ?)」



凛「綺麗だからかよちんにあげるね…。手に握らせてあげる……うわぁ、かよちんの手…すごく冷たいね…。」


凛「痛かったよね?苦しかったよね…?」


凛「かよちん…」ゴシゴシ
156: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:10:23.98 ID:CrgDdEGD.net
凛「何があってもずっと大好きだよ…」




凛「…なんちゃって(カァァ)」


凛「か、かけらはあげるね!…で、えーっと…かよちんに渡したかった物は…そうにゃ!はい、お揃いのリボン」


凛「ほら、あの時つけてたのはボロボロになっちゃったからまた新しいの買ってきたんだ…」


凛「よく似合ってるよ」



凛「かよちん…天国で見守っててね。凛…かよちんの仇をとってくるにゃ!」




凛「じゃあ、いってきます!」






ーーースクモン研究所


絵里「その後、凛の容態ばどう?」


希「うん。英玲奈さんの攻撃を受けてダメージが大きいはずやのに…もう元気に色んなところを走り回ってるよ」



絵里「そう…あまり無茶しないといいけど…」


希「…そうやね」


絵里「…凛には話したの?」


希「変に期待させたら可哀想やから…まだ話してないんよ」


絵里「そうね…。私もその方がいいと思うわ」
157: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:17:14.74 ID:CrgDdEGD.net
希「うちは出来ることをする。花陽ちゃんのために…凛ちゃんのために」



絵里「げんきのかたまり…それさえあれば、花陽を生き返らせることができるのに…」


希「うちが実験中にたまたま作り出したげんきのかたまり…この世にまだふたつしか存在しない。それをことりちゃんに全て奪われてしまって…。」



絵里「ひとつを英玲奈さんで使ったとして、もうひとつは…恐らく、海未に使うつもりなのね。」


希「もう一度…げんきのかたまりを作らないといかんね」


絵里「できるの…?」


希「作り方は分かってるんや。お砂糖…スパイス、素敵なものと、とびっきりのスピリチュアルパワーを混ぜ合わせれば…って、あの時以来一度も成功していないけれど…絶対に作ってみせる。花陽ちゃんのために」


絵里「希…あまり無理しないでね」


希「うちは大丈夫や(ニコッ)」


"スピリチュアルやね!"


希「ん?なんの音やろ…」


ピッ

絵里「……もしもし。私よ」

希「なんやエリチ…うちの声を着信音に?もうー、他の人に聞かれたら恥ずかしいやーん」




大変よ!


絵里「えっ…どうしたの真姫?そんなに慌てて」


真姫『凛が…ひとりでUTX団の指定した場所に殴り込みに行ったわ」』


絵里「なんですって!…凛がひとりで?」
158: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:24:00.64 ID:CrgDdEGD.net
真姫『えぇ…復讐してやるって…。もしかしたら凛…とんでもないことをやらかすつもりなのかもしれない!』


絵里「花陽もいないのにどうやって…まさか…!」


希「大変や!こうしちゃいられない、早く凛ちゃんのところに行こう!」


希「エリチのピジョットで!!」










穂乃果「ねぇ、ことりちゃん…。海未ちゃんはどこにいるんだろう」


ことり「きっともうすぐみつかるよ。だから…諦めないで頑張ろう。…ね?」


穂乃果「うん。けど、英玲奈さん…怒ってたね」

ことり「そう、だね…」



穂乃果「どうして分かってくれないんだろ…」


ことり「英玲奈さんの事はツバサさんとあんじゅさんに任せよう…ね?」





穂乃果「そうだね…。またみんなで戻ってきてくれるよね…」


ことり「うん…。そ、そうだ!ねぇ、穂乃果ちゃん…」
159: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:27:04.07 ID:CrgDdEGD.net
穂乃果「なぁに?(にこっ)」


ことり「あのね、お願いがあるの!」




穂乃果「…駄目だよ。最後のげんきのかたまりは海未ちゃんの分だもん。花陽ちゃんには使えない」


ことり「けどね、希ちゃんがまた新しいげんきのかたまりを作ってくれるよ!それに、ゆくゆくはげんきのかたまりの成分を調べて、スクモンセンターの回復システムに取り入れる計画もあるんだよ!」




ことり「ひんしのスクモンはスクモンセンターで助ける事ができるようになる。だから…海未ちゃんが見つかっても助ける事ができるよ?」


穂乃果「…それでも駄目だよ。何度も言うけど、これは海未ちゃんの分だから」


ことり「でも…」


穂乃果「ことりちゃんは海未ちゃんに会いたくないの?」


ことり「会いたいよ!でも…!私にとって、花陽ちゃんは大事なお友達だもん!」



穂乃果「そっか…なんだか、ことりちゃんはスクモンセンターを始めてから変わったね」


ことり「そんな事ないよ?穂乃果ちゃんの知ってることりのままだよ?スクモンセンターをはじめたのだって、傷だらけになった穂乃果ちゃんを助けるためだよ!」


穂乃果「分かってるよ(ニコッ)」


穂乃果「ことりちゃんがいなかったら…私はここにいなかったもん。助けてくれてありがとう…ことりちゃん」



ことり「穂乃果ちゃん…」


穂乃果「穂乃果の事を助けてくれたのもことりちゃんだけど、花陽ちゃんを裏切ったのもことりちゃんだよ?」


ことり「……そう…だね」


穂乃果「花陽ちゃんのことは希ちゃん達がどうにかするよ…だから…これだけは譲れない」
160: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:29:10.93 ID:CrgDdEGD.net
ことり「うん…わかった」

穂乃果「あっ、噂をすれば…来たみたい」



ことり「えっ…何が?」


穂乃果「凛ちゃんが来たみたいだよ。ほら、その証拠にもうすぐ…」



『たのもぉぉぉ!!!』



穂乃果「ほらね」


ことり「何しに来たのかな…」

穂乃果「げんきのかたまりを取りに来たか…それとも…」



凛「かよちんの仇をとりにきたにゃあ!」


穂乃果「だって」

ことり「凛ちゃん…」



凛「ことりちゃんもいたんだね。…あれ?ツバサさんは?」



ことり「えぇーっと…あのね…」

穂乃果「ことりちゃん!別に話さなくてもいいでしょ?」


ことり「そう…だね」


穂乃果「で、凛ちゃんは仇打ちにきたの?」


凛「そうにゃ!」
161: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:32:51.65 ID:CrgDdEGD.net
穂乃果「ふーん…やっぱり凛ちゃんも同じだね」

凛「どういうこと…?」



穂乃果「私達のやってることは間違ってるとかいってるのに…結局やってることは一緒だよ」


凛「違う!」


穂乃果「違わないよ…。ちょっとがっかりだな」



ーーーガバッ!


にこ・真姫「凛っ!」



凛「あれ?真姫ちゃんとにこちゃん…それに絵里ちゃんと希ちゃんまで!?一体何事にゃ?」


絵里「凛…バカな真似はやめなさい!」


希「そうだよ!そんなことしても花陽ちゃんは喜ばない!」


凛「なっ…、かよちんはぜったい喜んでくれる!」


真姫「凛…あなたの目的はなんだったの?何のために旅に出たのよ!」


凛「凛はスクモンマスターになるのが夢だった…。けど、その夢はかよちんがいないと叶えられない!」



凛「かよちんを失って…凛の夢は無くなった!だから、復讐に生きることにしたにゃ!」



にこ「ふざけるのもいい加減にしなさい!何のために花陽は…答えなさいよ!」
162: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:37:25.23 ID:CrgDdEGD.net
凛「誰に何を言われようと…かよちんに嫌われても、絶対に復讐してやるにゃ!」


凛「(ガサゴソガサゴソ…)」



希「まさか…カバンの中に凶器が!」
にこ「あのバカっ…」


絵里「バカな真似はやめて…!凛っ!」

真姫「やめなさい!凛ッ!」



ことり「ほのかちゃん!」


穂乃果「平気だよ。たとえミサイルが飛んできたって、人間が作ったものじゃ穂乃果には効かないよ」


凛「ふっ…これでもくらうにゃぁぁぁ!!!!!」



真姫「凛っ!!」


ダッダッダッダッ…

にこ「足早っ!あれじゃあ追いつかない!」

希「凛ちゃ…っ、あかん!!」




穂乃果「さぁ、おいで」


ことり「凛ちゃん駄目ェェェ!!!(ギュッ)」


穂乃果「えっ…ことりちゃんあぶないよ!私から離れて!」


ことり「穂乃果ちゃんは私が守る!」


穂乃果「えっ…」

ことり「もう誰も失いたくないの!」
163: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:43:07.52 ID:CrgDdEGD.net
だから…


ことり「凛ちゃん…やめて!!」




凛「はいっ!」



ことり「へっ?」


穂乃果「……あれっ?」



絵里「あれって…あれよね?」

希「エリチもあれにみえる?」



にこ「いや、どう見たってあれでしょ」


真姫「ヴェェェ…ちょっと!それって…あれでしょ?って凛!こんな場面でなに出してるのよ!」





凛「えっ?おにぎりだけど」



ことり・穂乃果「おにぎりなんかーい!」
にこ・真姫「おにぎりなんかーい!」
絵里・希「おにぎりなんかーい!」




絵里「えーっと、そうね。まず説明してくれない?何故おにぎりなの?」



凛「えっ…みんな…おにぎり嫌い?(しゅん)」


にこ「嫌いとかそういう問題じゃないわよ!どうして復讐がおにぎりなのかって聞いてるの!」



凛「それは…かよちんがいないとね、スクモンマスターにはなれないにゃ。いや…かよちんじゃないとなる意味がないもん…。だから、スクモンマスターになる夢は諦めた!」
164: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:47:51.89 ID:CrgDdEGD.net
凛「そして、凛は宇宙一のおにぎりマスターになる!おにぎりのサイドメニューでラーメンも作るにゃ!」


絵里「ハラショー…説明してくれたのに…まったく理解できないわ…」



凛「宇宙一おいしいおにぎりを握って、みんなに配るにゃ!そしたらみんなが幸せな気持ちになる!ラーメンもあれば最強にゃ!」


凛「悪い事してる人たちが、なんでこんな事してるんだろって思うような幸せな味だよ!」




凛「みんなを幸せにして、争いをなくすんだ…。スクモンたちがアイドルとして過ごせる素敵な世界に戻すにゃ!」



真姫「凛…」


凛「だから、今から旅に出るね。宇宙一美味しいおにぎりを握るためお米作りから始めるにゃ。そうそう絵里ちゃん!ここらへんでおいしいお米が作れる土地知らない?」


絵里「ごめんなさい…知らないわ…」



凛「そっか…。うーん…何もかも初体験にゃ。よし!まずは本屋さんでお米作りの本を買ってこないと!アニメなんとかメイトにいっくにゃー」



希「待って凛ちゃん!その本屋さんに凛ちゃんの探してる本は売ってないよ!」


凛「そうなの?うぅ…本屋さん探しでつまるとは…。前途多難になること間違いなしにゃ」



真姫「もう一度聞いていい?なんでおにぎりなの?」
凛「えっ…真姫ちゃんも…おにぎり嫌い?(しゅん)」
真姫「だからそういうことじゃなくて…。えーっと」
165: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 00:53:55.75 ID:CrgDdEGD.net
穂乃果「教えて凛ちゃん…そんなことして何になるの…?」


凛「えっ…何になるって…。美味しいおにぎりとラーメンでみんなが幸せになれるよ!」



穂乃果「そんなやり方じゃ悪い人たちはいなくならないよ?穂乃果がどんなに頑張ってもいなくならないんだもん…」


凛「それでも…凛はおにぎりを選ぶよ」


穂乃果「……どうして?」



凛「そっちの方が…みんなも、凛も楽しいから!」



穂乃果「ふっ…なにそれ…。凛ちゃんのやり方じゃ、何も変わらないし何もなくならないよ!」


にこ「それでも花陽は喜ぶわよ」


穂乃果「…なにが言いたいの?」


にこ「花陽なら凛のやり方に賛同してくれるわよ。ここにいる誰よりもね」


真姫「そうね…あの子ならすごく喜びそう」


にこ「すべての人を苦しめるやり方より、少ない人でも幸せにしてあげられる凛のやり方のほうが数億倍かっこいいわよ!」



凛「しかも凛の経営するおにぎり屋さんは特別だにゃ!1ヶ月のうち28日間だけラーメンのみを販売するにゃ!」


にこ「ちょっ!かっこいいこと言ったんだから余計なこと言うんじゃないわよ!ってか、もうそれほぼラーメン屋でしょ!」


希「むしろおにぎりがサイドメニュー化している…」

絵里「ハラショー」
166: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 01:00:33.40 ID:CrgDdEGD.net
穂乃果「ラーメンにおにぎり?そんな生ぬるいやり方じゃみんな分かってくれない…だから私は力ずくでやるの!」


絵里「穂乃果…どうして変わってしまったの?あなたは誰よりも一番に人の幸せを考える子だったじゃない…」


穂乃果「…」





穂乃果…聞こえていますか?


あなたは、ここに残るべきです。


穂乃果『やだ…やだよ!私も海未ちゃんと英玲奈さんと一緒に行く!』


海未『ツバサさんにはあんじゅさんがいます。では、誰がことりの身を守るというのですか?』


穂乃果『それは…』


海未『だいばくはつを食い止める為に有効な攻撃ができるのは私と英玲奈さんだけです。相手の弱点タイプである穂乃果が来ても足手まといになるだけ…』


穂乃果『でも!!』


海未『聞こえませんでしたか?あなたは邪魔だと言っているんです』




穂乃果「海未ちゃん…」




海未『大丈夫です。あなた達2人を残して命を落としたりなどしません』


海未『もし…私に何かあった時は……悔いが残らないよう、2人で支え合って生きてください…』



海未『ことり…あなたに出会えて本当に良かった。もちろん…穂乃果もです。本当に…あなた達に出会えてよかった』
167: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 01:03:17.00 ID:CrgDdEGD.net
絵里「穂乃果の気持ちもよく分かるわ。けれど…やっぱりこんなの間違ってるわ」


希「今の穂乃果ちゃんをみたら海未ちゃんはなんて思う?」

穂乃果「そんなの…決まってるよ。だって…言ってたもん」



海未『普段は口が裂けても言いませんが…私は、穂乃果とことりが大好きですよ』



穂乃果「大好きだって……だから、褒めてくれるよ。褒めてくれるもん!私のやる事ならなんでも応援してくれる!」


ことり「穂乃果ちゃん…」



穂乃果「海未ちゃんは褒めてくれるもん!」


絵里「そう…。けれど、どうだった?今のツバサさんみて…英玲奈さんは喜んでくれた?」



ことり「……」


穂乃果「うるさい…絵里ちゃん……うるさいっ!」



穂乃果「もういい…みんな壊しちゃうよ…。いくよっ!!」



ことり「ほのかちゃん…だめっ!」


穂乃果「おにぎりなんて…生ぬるいこと言うから!穂乃果が現実を教えてあげる!!」



凛「んっ?美味しいお米が育つ土地をおしえてくれるの?」


にこ「あんたはとびきりポジティブか!」
168: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 01:05:54.86 ID:CrgDdEGD.net
穂乃果「はぁぁぁぁぁぁ!!!」

絵里「凛…逃げなさいっ!」

凛「え?」


真姫「もう間に合わない!にこちゃん!凛を守って!」

にこ「分かってるわよ!」



穂乃果「そうはさせない!真姫ちゃんたちは黙ってて!くらえ…ほのおのうず!」



にこ「なっ!」


真姫「っ…火に囲まれた!」

にこ「ちっ…だったら力ずくで!」
絵里「無理してはだめよ!しばらくすれば火が消えるわ!」


にこ「それまで待てっての!?」


真姫「熱い…っ」
希「真姫ちゃんしっかりして!」


にこ「ぐぅぅ…」

絵里「凛…無事でいて…お願い」








穂乃果「ねぇ、素直になりなよ…私達が憎いでしょ?」


凛「憎いとか…凛はバカだからよく分からないにゃ。けど、これだけは知ってる。アイドルはおにぎりは握るけど、人のことを傷つけたりしないにゃ!」



凛「かよちんにやった事は許せないよ…けど…怒っても仕方ないもん。凛はかよちんのことが今でもずーっと大好きだから…前だけ見て進もうって決めたから!」



穂乃果「…へぇ、そうなんだ。私とは…違うね、凛ちゃんは…」
169: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 01:09:27.68 ID:CrgDdEGD.net
ことり「穂乃果ちゃん…もうやめよう。ね?」

穂乃果「…そうだね」



穂乃果「げんきのかたまりを使えば…まだ、花陽ちゃんは帰ってくるもんね?だから…私の気持ちが分からないんだ」



凛「元気のかたまり…?なにそれ?ラーメンに使える?」

ことり「ラーメンには使えないかな…?」



穂乃果「心配しないで。すぐに花陽ちゃんもそっちに連れてってあげるから寂しくないよ?」


凛「どういう意味にゃ…?」


ことり「やめて!穂乃果ちゃん!」


穂乃果「もう終わりにしてあげる…いくよっ!かえんほうしゃ!」

ことり「凛ちゃん逃げてっ!」



凛「えっ…う、うん!」



穂乃果「もう遅いよ!はぁあああああああああ!!!!!」


凛「うっ…うわぁぁぁ!!!」


ーーードカァァァァァァン!!!!!






穂乃果「はぁ…はぁ…」
170: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 01:11:07.38 ID:CrgDdEGD.net
ことり「凛ちゃん…」





「まだ、あなたは分かってくれないのですね」



ことり「えっ…」


穂乃果「えっ…うそ…だ…。嘘だよ…」




真姫「っ…あれ?炎の渦が消えた…」

にこ「真姫ちゃん大丈夫!?」


真姫「えっ…えぇ。大丈夫だけど…。あの人は…誰?」

にこ「えっ…」




海未「たくさんの人に迷惑をかけるだけじゃなく…ツバサさんやことりまで巻き込むなんて……あなたは、最低ですっ!!」



穂乃果「海未…ちゃん?」

ことり「海未ちゃん…うみちゃん!!」



海未「心配かけましたね…ことり」
ことり「うぅ…海未ちゃっ……海未ちゃん!!」


穂乃果「嘘だ…どうして海未ちゃんが…」




真姫「あの人が…伝説のスクモンの…園田海未なの」


絵里「まって…凛…!凛はどこにいるの!」

真姫「えっ…。まさかそこに?」

希「凛ちゃんも炎の渦につつまれてる!海未ちゃん!先に凛ちゃんを助けてあげて!」
171: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/16(金) 01:12:05.67 ID:CrgDdEGD.net
海未「いいえ、その心配はありません」


絵里「えっ…」

希「まさか…」


海未「そのまさかです(ニコッ)」












凛「うぅぅぅぅ……。火に囲まれてる?って、あれ?火炎放射ってそんなに熱くないにゃ?」


「遅くなってごめんね…凛ちゃん」



凛「えっ…」


花陽「また、会えたね。花陽…嬉しいな」



凛「かよ…ちん……」







凛「の、おばけ?」ブルブル…



花陽「ち、ちがうよ!!」



つづく
180: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:05:38.88 ID:tv4/JEEJ.net
穂乃果「海未ちゃん…!」


海未「来ないでください!」


穂乃果「えっ…どうして?私…ずっと海未ちゃんに会いたかったんだよ?ずっと海未ちゃんのことを考えてたのに…どうしてそんな冷たいこと言うの?」



海未「まだ、私の質問に答えていません。何故…こんな無意味なことをしているのですか?」


ことり「それはね…!」


海未「ことりは黙っていて下さい。私は穂乃果に聞いているのです」


ことり「海未ちゃん!私の話を聞いて…ね?」


海未「答えなさい、穂乃果……答えなさいっ!」

穂乃果「…」


海未「穂乃果っ!」



真姫「……ねぇ」

絵里「…ん?一体どうしたの?」



真姫「凛が全然出てこないけど…」


にこ「はっ!」

海未「言われてみれば…おかしいですね。まだ炎に包まれています…。まさか!穂乃果…っ!」
181: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:12:22.05 ID:tv4/JEEJ.net
穂乃果「悪いけど、凛ちゃんに当たった感じはなかったよ。誰かがあの中で守ってるんじゃないかな?」


希「なら…あの中で一体何が…」




真姫「凛…いるんでしょ!いるなら返事して…凛っ!!」


にこ「別に心配なんてしてないけど、さっさと出てきなさいよっ!!!」


絵里「凛…お願い…無事でいて…」

ことり「凛ちゃん…」





一方その頃、炎の中では!  


クンクン



花陽「り…りんちゃ…」

クンクンクン

花陽「り…りんちゃっ!」



凛「クンクンクンクンクン……うん。間違いないにゃ。かよちんの匂いにゃ」


花陽「匂いっ!?…ごめんね、あの日からお風呂に入ってないから…花陽、変なにおいしてる?」


凛「勘違いしないでほしいにゃ!いい匂いに決まってるにゃ!」


花陽「えっ…嘘…私、怒られてる?ご、ごめんね…凛ちゃん怒らないで…ね?」



凛「とにかく、匂いだけじゃ本物のかよちんと断定できないにゃ。かよちんの香水を身にまとっただけのメタモンかもしれないし」


花陽「正真正銘本物の花陽だよぉ…信じてよぉ…」


凛「うーん…じゃあ次は抱き心地チェックにゃ!」

花陽「まだやるの!?」
182: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:14:12.10 ID:tv4/JEEJ.net
凛「ぎゅぅぅぅぅぅ」


花陽「ひゃっ!やっ…り、りんちゃん!」


凛「…柔らかい」

花陽「えっ…やっぱりおにぎりの食べ過ぎかな?うぅ…」


凛「落ち込まないでよ…凛は褒めてるんだよ?」

花陽「本当に?(ぐすん)」



凛「かよちんは柔らかくて気持ちいにゃー」


花陽「(どうしよう…褒められてるんだろうけど…嬉しくない)」



凛「抱き心地チェックもクリアにゃ」

花陽「本当、じゃあやっと信じてくれたんだね!」



凛「次はメガネのかけ心地チェックにゃ」

花陽「ソノチェックニナンノイミガアルノォ!?」



凛「はい!このメガネをかけるにゃ!」


花陽「えぇ…今コンタクトつけてるのに…。メガネかけなきゃだめ?」
183: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:17:54.74 ID:tv4/JEEJ.net
凛「いいからかけるにゃ!あっ、これが終わったら次はメガネの外し心地チェックね!」


花陽「ちょっとそれどういうことなの!?ううぅ…ダレカタスケテェェェ!!!」








にこ「一体…あの中で何が……!?って、なんか大した事してなさそうね」

海未「中に花陽もいますし…まぁ大丈夫でしょう」


絵里「じゃあ花陽に任せましょうか」

希「そうやね」


真姫「(みんな軽い…)」


真姫「でも…花陽が助かってよかった…(グスン)」


にこ「へっ、真姫ちゃん泣いてるの?」
真姫「はぁ?泣いてなんかないわよ!」



にこ「私は信じてたわよ。花陽はあそこで終わる奴じゃないってね」

真姫「そ、そんなの私だって思ってたわよ!」


絵里「けど…一体どうやって花陽は…」
希「もしかして…ことりちゃんが?」



穂乃果「…ことりちゃん?」

ことり「違うよ!げんきのかたまりは全部穂乃果ちゃんに渡したでしょ?」


穂乃果「じゃあどうして…」


希「もしかしたら、神様のいたずらかもしれんね」
184: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:20:21.55 ID:tv4/JEEJ.net
穂乃果「いたずらか…そうかもね。希ちゃん、これ」

希「えっ…」


穂乃果「返すよ…。海未ちゃんが生てるならもう必要ないし」


ことり「穂乃果ちゃん…」

真姫「(これが…げんきのかたまり)」
にこ「(これ?ただの石じゃない)」


希「返してくれてありがとう…。これはひとつの可能性なんよ」

絵里「これがあれば瀕死のスクモンを全て救うことができるわ」


穂乃果「…そんなことしたら、闘うスクモンが増えちゃうよ」


絵里「だとしても…意味もなくやられていったスクモン達を助けることができるわ。花陽のようにね…」


穂乃果「…ふぅん」



海未「…穂乃果、もう一度聞きます。あなたは…何故こんな無駄なことを…」


穂乃果「…」

海未「答えてください…穂乃果っ!!」



ことり「ごめんなさい…」


海未「はぁ…何故ことりが謝るのですか?あなたは穂乃果のワガママに巻きこまれたのでしょう?」

ことり「ううん。あのね、私のせいなの…」

穂乃果「ことりちゃん!駄目だよ!」

ことり「…あのね、あの日……。爆発の後、ツバサさん達と一緒に海未ちゃんと英玲奈さんを探しに行ったの」
185: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:24:17.34 ID:tv4/JEEJ.net
ーーー英玲奈っ!海未さん!どこなの!?


ツバサ『英玲奈…海未さん…いたら返事をしてっ!!』


穂乃果『海未ちゃーん!海未ちゃん…返事してよ海未ちゃん!!』


あんじゅ『どこにいるのかしら…もしかしたら…』

穂乃果『そんなことないよ!絶対に2人とも生きてる!もう少し探せばみつかるよ!』


ことり『うん!』

あんじゅ『そうですね…ごめんなさい。変なこと言ってしまって』

ツバサ『ここにはいないのかしら…もしかしたらもっと遠くに…あっ!!』



ことり「そしたらね、ツバサさんがボロボロになってた二人を見つけたの。キズぐすりを使えば間に合うかもしれないって…急いでそばに行こうとしたらね」



穂乃果「…」

真姫「…どうしたの?」



『スクモン使って金稼ぎできる簡単でいい商売だったのに…お前らのせいでめちゃくちゃだよ…』


『これでもくらえよ…』


ーーードコッ、バコッ


ことり「ふたりの体をね…海に投げ捨てたんだよ…」


海未「えっ…」


希「ひどい…」
真姫「そんなことが…」


ことり「あとから聞いた話だと、その人達は組織の幹部だったの。私達を憎んでた…だから…」


絵里「…そうだったの」
186: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:28:52.81 ID:tv4/JEEJ.net
にこ「…(って、凛たちは大丈夫なの?まだでてこないけど)」





一方その頃、炎の中では!



花陽「そして、やっぱり最後は美味しいところです!」


凛「すごいにゃ…おにぎりの素晴らしいところを108つも答えれたにゃ…そんなことができるのはかよちん以外考えられないにゃ」


花陽「信じてくれた?本物の花陽だよ?」


凛「まだにゃ!とびっきりおにぎり好きのメタモンかもしれないし」

花陽「さっきは普通に聞き流してたけどメタモンってなんなの!?」


凛「次はおむすびの素晴らしいところを108つ答えるにゃ!」


花陽「はい!おむすびはですね…あっ、まずおにぎりとの違いを説明しないといけません!」








にこ「ちょっとあんたたち何してんのよ!!」

希「ん?どうしたん?」
にこ「いや…ごめん。何かツッコミ入れないと駄目な気がして」


希「にこっちも大変やね…」

にこ「本当よ。休む暇もない」

真姫「ごめんなさい。こっちのことは無視してくれてかまわないから。話を続けて」


ことり「う、うん…それでね、私たちの目の前で海未ちゃんと英玲奈さんは…海に…うぅっ」


穂乃果「ことりちゃん…(ギュッ)」
187: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:31:57.24 ID:tv4/JEEJ.net
ことり「ほのか…ちゃ……」



穂乃果「許せなかった…。私もツバサさんも…。だって、海未ちゃんも英玲奈さんも命をかけて助けてくれたんだよ?まだ急げば助かったのに…許せないよ!」


海未「そんなことが…私は、気がついたら水の中でした。てっきり爆風で飛ばされたのかと…」


穂乃果「けどね、それだけじゃないの。もちろん、それだけでも許せないのに…」






穂乃果『海未ちゃん!英玲奈さんっ…!待ってて、今すぐ助けるから!』


あんじゅ『あなたは駄目!ほのおタイプでは海の中を自由に動けないわ。ここは私に任せて!』


穂乃果『でも…!』

ツバサ『任せたわよ!あんじゅ!』
あんじゅ『えぇ、任せて!』



ことり「二人を助けようとあんじゅさんが海の中を探してくれたの…でも、見つからなくて…」



『ふっ…いい気味だな』


ツバサ『…どうして?英玲奈と海未さんはなんのために犠牲に…!』


『そもそも…あんたらがいなかったらこうはならなかった!』

『私たちの生活を返してよ!』
『当然の報いだ』

『お前らも仲間なんだろ!いいから帰れよっ!』


『俺たちだけじゃない。一般市民にも嫌われてるみたいだな…。はっ、これでもくらえ!…ほら、あいつらに向かっていわおとし!』


ドゴッ、ドコドコドコ


ことり『ゃっ…!』



ツバサ『ことりさん!』
188: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:36:20.68 ID:tv4/JEEJ.net
ことり『…だ、いじょ…ぶ…ははっ』


ツバサ『血が出てるじゃない!無理しないで!早く手当てしないと…。穂乃果さん!』


ことり『平気…だよ?うんっ』

穂乃果『……』


ツバサ『穂乃果さん!』

穂乃果『……穂乃果たちがなにをしたの?』


ことり『穂乃果ちゃ…私なら平気だから…ね?』

ツバサ『深追いは禁物よ。ここは一旦引きましょう』

穂乃果『……さない』

ツバサ『穂乃果さん…?』


穂乃果『みんなのこと、絶対に許さないよ(ニコッ)』


ことり『だめ…穂乃果ちゃんっ!!!』


穂乃果『くらえっ…かえんほうしゃ!!!』




ことり「それからなの…穂乃果ちゃんが変わっちゃったのは…」




一方その頃…


花陽「でですね!……と、………なって、……で、あるので…」


凛「……おむすびの説明が長いにゃ(ぼそっ)」


花陽「凛ちゃん…?何か言いましたか?(ギロッ)」


凛「い、いいえ!なにも言っていません!」


花陽「では続けます!…で………と、なるわけで」


凛「まだ続くんだ…」
189: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:43:23.14 ID:tv4/JEEJ.net




にこ「今日もいい天気ね」


希「(にこっちがツッコミを放棄した!?)」
絵里「(ハラショー)…」



ことり「あの時…私がもっと早く海未ちゃんたちを見つけてれば…スクモンの攻撃を避けれてたら…。今でも3人一緒に仲良く…」


海未「ことり…」

穂乃果「ことりちゃんは悪くないよ!悪いのは…あいつらだよ。組織の人間も、あの街に暮らしてた人達も…絶対に許さないよ!」


絵里「穂乃果…」


ことり「穂乃果ちゃんは…そのあと、組織を壊滅させるため、あんじゅさんと2人で戦ったの。穂乃果ちゃんは無理して力を使いすぎて意識を失って…それでね、ずーっと眠っていたの」


真姫「じゃあ、穂乃果にもげんきのかたまりを…?」

ことり「ううん。穂乃果ちゃんはギリギリのところで持ちこたえてた…けど、ダメージが大きくてずいぶん時間がかかっちゃった」


穂乃果「ことりちゃんがスクモンセンターを作ってくれなかったら、穂乃果はここにいない…助けてくれてありがとうね、ことりちゃん」


ことり「ううん!そんな…お礼なんて…」


穂乃果「けどね、これだけははっきり言えるよ。私は間違ってない!悪いことしてる人達はいなくなればいい…。スクモンたちの力に溺れるトレーナーたちもいなくなればいい!」



穂乃果「真姫ちゃんとにこちゃんに聞くよ?もし…お互いを失ったら正気でいられる?人を憎まずにいられる?…ねっ?無理だよね?」


穂乃果「なくならないなら力ずくで壊しちゃえばいいんだよ!」


ーーーバチンっ


穂乃果「海未ちゃ…」

海未「どうして分かってくれないのですか?」


穂乃果「…どうして?ねぇ、穂乃果のやってることは…そんなに悪いことなの?」


海未「凛は…あなたと同じ目に遭った。違いますか?そして、凛はあなたを恨み憎みましたか?」
190: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:51:42.55 ID:tv4/JEEJ.net
穂乃果「凛ちゃんには…まだ自分の身に起こったことを理解してないんだよ。そうだ…げんきのかたまりで花陽ちゃんが生き返ることを知ってたから呑気なことが言えたんだよ!」



絵里「いいえ、凛は花陽が生き返るなんて夢にも思っていないわ」

希「だから、炎の中でひっくりかえってるんやない?」




一方その頃!



凛「まさかおむすびの素晴らしいところが108つもでてくるなんて…しかもおにぎりの素晴らしいところ108とまったく違う言葉が出てきたにゃ」


花陽「すごい?ねぇ、そろそろ信じてくれた?」


凛「まだにゃ!」
花陽「まだなのぉ?」


凛「次はねー。凛クイズ!正解したら本物のかよちんに近づくにゃ。ではいきます!…凛の誕生日は…」


花陽「わかりました!」
凛「かよちん!」


花陽「ラーメン…?」

凛「正解にゃ…。凛の誕生日は11月1日ですが好きな食べ物は…ラーメン!正解にゃ!」


花陽「簡単です!」
凛「さすがにゃ…じゃあ第二問ね!」




花陽「まだやるのぉー…?そんなに信じられない…?ねぇ、ちゃんと聞いて。私は本物の花陽だよ?」



凛「…信じられないにゃ」

花陽「…どうして?」


凛「これは凛の夢なんだもん。目が覚めたらまた、かよちんと離ればなれになるんだ。そんなの…いやにゃ」


花陽「凛ちゃん…。もうっ、そんなこと思ってたの?」
191: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 01:58:59.07 ID:tv4/JEEJ.net
花陽「じゃあびっくりさせてあげようか。びっくりしすぎて目が覚めちゃうかも」



凛「えっ…」

花陽「ちゅっ」


凛「にゃあがぁっ!?」

花陽「…うぅ、恥ずかしい」



凛「凛が恥ずかしいのはわかるけど、自分でやっててそれはないにゃー」

花陽「うぅぅ…だってぇー」



凛「(ぎゅっ)本当に…本物なの?」

花陽「もう…ずっとそうだって言ってるよ?」



凛「かよちん…」



花陽「りんちゃん…ただいま!」


凛「…おかえり!かよちん!」



花陽「けど…私はどうして生き返ったんだろう?」

凛「…それは、凛がおにぎりを握ったからかにゃ?」


花陽「えっ…凛ちゃんのおにぎりがあるの!私、食べたい!」

凛「あとでのお楽しみにゃ」

花陽「えぇー」





真姫「もういいからさっさと早く出てきなさいよね」

希「まぁまぁ、そういわんと」



穂乃果「…私は間違ってなんかないよ。」
192: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:04:54.67 ID:tv4/JEEJ.net
海未「間違っていない…ですか。では答えてください。私たちの武器は…なんですか?」


穂乃果「…ぅっ」


海未「あなたの武器はなんですか?その手からでる炎ではないはずです!…答えなさい!!」



穂乃果「私の…武器は…」



ことり『ま…待ってぇー、ほのかちゃーん』



穂乃果『待てないよことりちゃん!明日にはスクモンマスターになってないと!』



ことり『えっ…えぇ…?まだジムバッジも3個しかないのに無理だよぉ…』


穂乃果『大丈夫!なんとかなるよ!』

ことり『えーん…けど、なるのかなぁ?』

海未『なれるわけありません。いいですか?私たちはまだ歌う事もできないのですよ?スクモンマスターなんて夢のまた夢です』


穂乃果『えー、頑張ればなんとかなるよー』


海未『なんとかなりません!第一、1日でなれるほど簡単な道のりではありませんし。絶対に無理です!』


穂乃果『うぅ…。あっ!じゃあ、私が今ここで歌えたら、明日にはスクモンマスターになれるかな?』


海未『歌えるようになる為には、野生のスクモンたちと戦わなければいけませんよ?バトルあるのみです!さぁ、野生のスクモンたちとバトルしますよ!』


穂乃果『そうだ!ことりちゃん、穂乃果に歌を教えてくれない?』
193: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:07:59.76 ID:tv4/JEEJ.net
ことり『えっ、わたしが?』

海未『はぁ…私の話を聞いていないのですか…?』


穂乃果『聞いてるけど…いいじゃん!やってみるだけ…ねっ?』


海未『まったく…』


穂乃果『じゃあ決まりだよ!ことりちゃん、歌って何…?ねぇ教えてよ!』


ことり『えーっと…そんな急に言われても…あのね、歌っていうものは…』

海未『歌とはどういうものなのかを教えるより、実際に歌ってみたほうが早いかもしれません』


ことり『えっ…歌うの?私が?』

海未『えぇ、細かく難しく教えるより、穂乃果には伝わると思いますよ』

ことり『えぇ…そんな、急に言われても…』


穂乃果『歌ってよー。ね、ことりちゃん?』


ことり『あんまりうまく歌えないよ?えぇ…っと…。』

穂乃果『いいからいいからー。ねっ?』


ことり『う、うん…。じゃあ…。だってーかのうせーいかんじたんだーそうだーすすめー』


こうかいしたくーなーいめーのまえにー



穂乃果『ぼくらーのーみちがーあるー♪』


ことり『へっ!?』


海未『穂乃果っ!?』



穂乃果『あれ?なんか歌えちゃったよ!』


ことり『穂乃果ちゃん…すごいよ!すごい!』
194: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:10:19.22 ID:tv4/JEEJ.net
海未『あなたって人は…わたしも負けていられませんね。ことり…行きますよ!』


ことり『う、うん!』


穂乃果『歌ってすごいね…楽しいね!穂乃果の武器にする!』



穂乃果『よぉーし!頑張って明日にはスクモンマスターになろうね!』


海未『いいえ、それは無理です』

穂乃果『えー…』

海未『ですが、明後日にはスクモンマスターかもしれませんよ?』


穂乃果『本当に!?』

ことり『もう、海未ちゃんってば…』


穂乃果『私そうと決まればファイトだよ!』

海未『えぇ、頑張りましょうか』




ことり『うん!がんばろー!』

海未『えっ、ラブアロー!?』

ことり『へ?』




海未「UTX団の噂を耳にした時…ショックでした。真面目で正義感の強いツバサさんが考えるような事ではない…もしかしたら、穂乃果が裏で手を引いているのかもしれないと」


海未「もしそうなら…私は、気付いて欲しかった…自分たちがどれだけ間違った行為をしているか。だから…私は身を隠して、あなた達の行動をみていました」


ことり「えっ…ずっと、みてたの?」

海未「本来なら意識を取り戻してすぐ、あなたに伝えるべきでした…ごめんなさい、ことり…」

ことり「ううん…海未ちゃんがいてくれただけで嬉しいから(にこっ)」


海未「ことり…」
195: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:15:44.51 ID:tv4/JEEJ.net
海未「私と英玲奈さんが犠牲になった恨みを悪者にぶつけるなら、私はあなたの歌で戦って欲しかった。あの時のみたいに…」




海未「何故…あなたは歌を選ばなかったのですか?凛がおにぎりを選んだように…花陽の事を思い、みんなの笑顔と花陽の笑顔のために…」


海未「何故、みんなのため…私とことりのために、歌を選んでくれなかったのですか!!」


海未「答えてください!」



穂乃果「…無理だよ。だって…言い返せないもん」

ことり「穂乃果ちゃん…」


穂乃果「…海未ちゃ…私、とんでもないことして………なさい」


海未「…はぁ。ここまで言わないと気付いてくれないのですね」


穂乃果「…ごめんなさい!私…私っ…」


海未「はぁ…。まったく…一点を見つめると周りが見えなくなる。あなたの悪い癖ですよ?」


穂乃果「…うん。ごめんなさい…」

海未「謝るのは私だけですか?」

穂乃果「ううん…違う。……ことりちゃん」


ことり「…なぁに?(ニコッ)」

穂乃果「ことりちゃん…ごめんなさい。ことりちゃんに…辛い思いばかりさせちゃって…」


ことり「謝らないでよ!だって…穂乃果ちゃんは私のために頑張ってくれたんだもん。怒るわけないよ…」
196: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:24:14.79 ID:tv4/JEEJ.net
穂乃果「…許してくれる?」

ことり「もちろん!」
穂乃果「ことりちゃん!ごめんね、本当にごめんね!」


ことり「うん…けど、まだいるよ?穂乃果ちゃんが謝らなきゃいけない人」


穂乃果「…うん。えーっと、…希ちゃん、絵里ちゃん…」


希「うちとエリチは別に…ね?」
絵里「えぇ。真姫たちはどう?」

真姫「べ、別にいいわよ!…反省してるみたいだし?ふんっ」
にこ「私は許さないわよ!…けどまぁ、真姫ちゃん許すなら?許してあげなくもないけどてふんっ」



穂乃果「みんな…ありがとう」

真姫「まだよ」



穂乃果「えっ…」

真姫「あなたに、一番謝って欲しい人がいるの」




穂乃果「うん…分かってる」


ゴゴゴゴゴゴ…



希「なんやこの音は!?」

海未「すなじごく…じめんタイプの技です。炎の渦を消化させるのに最適でしょう」





花陽「…ふぅ。はい、もう大丈夫だよ」

凛「んんー…。わぁ!本当に火が消えてる!」
197: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:35:52.36 ID:tv4/JEEJ.net
花陽「ふふっ、すごいでしょ?」


凛「すごいにゃ!かよちんの新しい一面を再発見にゃ!えーっと、すなじごくって技だったかにゃ?」


花陽「ううん!違うよ!すなあらしだよ!」

凛「間違えちゃったにゃー」
花陽「もーう」



真姫「凛っ!」
にこ「花陽っ…!」


凛・花陽「へ?」



真姫「心配したわよ!一体なにしてたの?」

凛「かよちん正真正銘本物クイズ大会にゃ」

真姫「…そ、そう。よかったわね…楽しかった?」


凛「うん!」
真姫「うん!じゃないわよ!こっちがどれだけ心配してたか!」


にこ「花陽も体は平気なの?」
花陽「うん、大丈夫だよ!」



にこ「まだ本調子じゃないでしょ?無理しちゃダメだからね」
花陽「はい!わかりました!」





希「本当に…よかった」
絵里「そうね…」
198: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:37:51.13 ID:tv4/JEEJ.net
海未「ほら、穂乃果」

穂乃果「あの…凛ちゃん、花陽ちゃん…」


凛「…穂乃果ちゃん(ギロッ)」


穂乃果「二人にひどいことして…本当にごめんなさ…」



凛「おにぎりは?」

穂乃果「えっ…」


凛「凛のおにぎりは食べてくれないの?」

穂乃果「…はぁい?」



凛「みんなの分もあるからみんなで食べよう!」

花陽「じゃあ私がレジャーシートを敷くね」


凛「はい、穂乃果ちゃんの分」

穂乃果「う、うん…ありがとう」


凛「はい、真姫ちゃんから左に回してってね」

真姫「ありがと。はい、にこちゃん」



花陽「うわぁ…ツヤツヤキラキラ…。これ凛ちゃんが握ったの?」

凛「そうだよ!自慢じゃないけど世界一美味しいおにぎりにゃ」

花陽「世界規模!?うぅ…早く食べたいです」




凛「じゃあ早速食べるにゃ!」

花陽「みんなに行き届きましたか!」


真姫「えぇ」
にこ「こっちはオッケー。希の方は?」
199: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:41:11.92 ID:tv4/JEEJ.net
希「準備オーケーや!」
絵里「こっちもオーケーよ」


ことり「えっ…私もいいの?ありがとう!」

海未「私も…いいのですか?」


凛「うん!みんながおかわりできるくらいたくさん握ってきたにゃ…って、あれ?だ、だれにゃ!凛の知らない人がいる!」


海未「凛には紹介がまだでしたね…私は…」


希「紹介も説明もあとでええやん。とりあえず…花陽ちゃんの快気祝いや」

凛「うん!かよちん…おかえり!」

花陽「ありがとう!」


凛「じゃあ…手を合わせてください!」

あわせました!

いたーだきます!



花陽「むふっ!おいひぃ…おいひぃです!はむはむはむ…」


凛「あの食べっぷり!うぅ…本当にかよちんが帰ってきたんだにゃ…うぅ」


真姫「そろそろ信じてあげなさいよ…。あっ、ほんとに美味しい」
にこ「ま…まぁまぁね!私に近づいたってとこかしら?」


希「エリチごはんつぶついてるよ?」

絵里「えっ…ど、どこ?気をつけて食べていたのだけど…」


希「(すっかり信じてるやん…かわいいなぁ)」


絵里「ねぇ、どこについてる?希…とって…?おねがい…」
200: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:43:37.70 ID:tv4/JEEJ.net
ことり「うん!おいしいね!」
海未「そうですね」


穂乃果「……」

海未「穂乃果…?」


凛「ねっ?凛のおにぎり美味しいでしょ?」


穂乃果「うん…幸せにするって…こういうことだったんだね」


凛「(にこっ)」


穂乃果「凛ちゃん…私、本当に…」


凛「(にこっ)」


穂乃果「凛ちゃん…私、本当に…」


凛「もう終わったことにゃ。謝るのは無しね!」

穂乃果「凛ちゃん…ありがとう!このおにぎり、すっごくおいしいよ!」



凛「本当に?やったにゃあ!!…そうだ、せっかくだしツバサさんたちも呼んでみんなで食べるにゃ!」



凛「今日はみんなでおにぎりパーティーやぁ!」


花陽「はぁ…何て素敵なパーティーでしょう」

にこ「それはそうと…げんきのかたまりもなしに、どうして花陽は生き返ったの?」


花陽「えーっと…どうしてかな?…あっ、けど、目が覚めたらスクモンタワーにいて…これが転がってたよ」


にこ「なによこれ…石のかけら?」
真姫「待って、この石…どこかで…あっ!」


にこ・真姫「げんきのかたまり!!」


希「げんきのかたまりは…かけらでも効果があるんやね…知らなかった」
201: 名無しで叶える物語@10/11名前欄変更投票・詳しくは議論スレへ(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 02:47:05.60 ID:tv4/JEEJ.net
絵里「げんきのかたまりのかけら…略してげんきのかけら。ふふっ、ショップで1500円くらいで売れるかしら」

希「またうちの目標が出てしまった!明日から忙しくなるね」



凛「明日から…か」

花陽「どうしたの?」



凛「明日も…かよちんは凛の隣にいる?」

花陽「明日からもずーっと、凛ちゃんの隣にいるよ(にこっ)」



凛「よぉぉし!明日からも頑張るよ!」




凛「めざせ!おにぎりマスターにゃ!」



ことり・穂乃果「おにぎりなんかーい」
にこ・真姫「おにぎりなんかーい」
希・絵里「おにぎりなんかーい」




海未「なんですかあれは」

花陽「さぁ…流行ってるのかな?」

凛「てへっ」



凛「まだまだつづくにゃ!」


つづく
206: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 20:52:26.35 ID:1VIICe6o0.net
どうも、星空凛です!


あの後のお話です。


ツバサ「本当に…あなた達には酷い事を…」



あの後、凛のおにぎりパーティーにツバサさん達も来てくれました。


ツバサ「英玲奈の言葉で目が覚めたの。こんなことするべきじゃないって…」

あんじゅ「そうね…。本当にごめんなさい」

英玲奈「本当にすまないことをした。もしよかったら…許してくれないか?」



凛「凛は別にいいけど…かよちんは?」


花陽「へっ…?私?私は別に…。あっ、そうだ!みなさんも凛ちゃんのおにぎり食べませんか?すっごく美味しいですよ」にこっ


凛「かよちんは天使にゃ!!!」

花陽「イキナリドウシチャッタノォ!!」



穂乃果「はむはむはむ…このおにぎり本当においしい…」
ツバサ「ふふっ、穂乃果さん…いいかしら?」


穂乃果「ん?なぁに?」


ツバサ「今日でUTX団は…解散するわ。もし、みんなが許してくれるなら…また、スクモンマスターに戻って四天王の一人として頑張ろうと思っているの」


絵里「そうね、やっぱりツバサさん達にはそっちの方が合っていると思うわ」

希「うん。ええんやない?」



真姫「次は正々堂々とバトルするわよ!負けないんだから…ラブライブ本線会場で待ってなさい!」


あんじゅ「えぇ、いつでも挑戦待ってるわ」

ツバサ「では…また、会いましょう。」
207: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 20:55:57.56 ID:1VIICe6o0.net
ツバサさんはスクモンマスターとして四天王の最後の一人の担当者に戻りました。



そしてことりちゃんはスクモンセンターを再開しました。


ことり「んっ…これ重い…」

穂乃果「よっと」


ことり「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「手伝うね!」
ことり「うん、ありがとう」



穂乃果「よいしょ、うんしょ…」ヨロヨロ

ことり「(どうしよう…すごく心配)穂乃果ちゃん!やっぱりことりが代わるね」


穂乃果「駄目だよ!こういうことは穂乃果に任せ…うわぁぁ!」


ドンガラガッシャーン


ことり「穂乃果ちゃん!大丈夫?」

穂乃果「あちゃー…全部めちゃくちゃだ…。ごめんね、ことりちゃん」


ことり「ううん…穂乃果ちゃんに怪我がなくてよかった(ニコッ)」

穂乃果「ことりちゃん…」
208: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:00:01.31 ID:1VIICe6o0.net
海未「何故手を取り合い見つめあっているのですか?早く片付けますよ」


穂乃果「そうだった!んしょ、よいしょ…」

海未「まったく…」
ことり「ふふっ」にこっ


海未「どうしました?何故笑っているのですか?」


ことり「私ね、すっごく幸せだよ」
穂乃果「穂乃果も!海未ちゃんは?」

海未「私も幸せ…べ、べつにいいではないですか!」



穂乃果ちゃんと海未ちゃんはことりのお手伝いをしているそうです。

みんな仲良しで凛も嬉しいな。




あっ、そうそう!海未ちゃんはずーっと希ちゃんの研究所にいたそうです。


遠くの国の浜辺で倒れていたところ、たまたまイチャイチャしながらパワースポット巡りをしていた絵里ちゃんと希ちゃんに助けてもらったそうです。


海未「うぅっ…英玲奈さん…しっかりしてください!うぅ…私も意識が……おや、あれは?」



絵里「ちょっとー、待ってよ希」


希「ふふっ、スピリチュアルパワーは待ってくれんよー、ダッシュやー」


絵里「もう…希ったら」
希「えりちー、こっちやー…ん?あそこにいるのって…」


希「海未ちゃん!」
絵里「海未!」


海未ちゃんはなんとか元気になったけど、英玲奈さんはダメージが大きくて瀕死の状態でした。

海未ちゃんは希ちゃんの研究所に匿ってもらって、英玲奈さんは誰かにイタズラされないようスクモンタワーの最上階で厳重なセキュリティの中保管されていたそうです。
209: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:03:30.27 ID:1VIICe6o0.net
希「いつか…助けてみせる。だからそれまでの辛抱です…英玲奈さん」


希「げんきのかたまりを作って助けてみせます。そしたらツバサさんとあんじゅさんも目を覚ましてくれるはずやから…」


絵里「希…」


そんな希ちゃんはげんきのかたまりをたくさん作るため、日夜研究に励んでいるそうです。




希「うぅ…うぅーん…ていっ!ていやっ!」


絵里「巫女の服まで着て…本格的ね」

希「スピリチュアルパワーが足らないからうまくいかないと思うんよ!」

絵里「なるほど…だから巫女服なのね。いいと思う。すごく似合っているわよ」


希「本当に?じゃあこれ」

絵里「な…なに?これは」
希「エリチの分や。着替えてね」


絵里「えーっと…私には似合わないんじゃないかしら…」

希「着てくれへんの…?」

絵里「うぅ…」


2人で仲良くやっているそうです。


そして、凛達はというと…



凛「ここなんてどうにゃ?」

花陽「うん!屋根も赤いし可愛いと思う」


凛「そうだよね?ちょっと小さいけど…ほら、2人で住むにはちょうどいいサイズだと思わない?」

花陽「凛ちゃんと二人暮らし…素敵です!」

凛「うん!凛もそう思うにゃ!」


一緒に住むためのお家を探しています。

凛もいい年齢なのでちゃんとした家に住んで2人で末永く暮らしていこうと考えています!
210: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:06:01.47 ID:1VIICe6o0.net
凛「むむっ!マンションって線もあるにゃ」

花陽「一生の買い物だからね。悩んじゃうね」



凛「かよちん…これからもずっと…よろしくね!」

花陽「うん!」


凛とかよちんは仲良く末永く

新居で暮らしましたとさ。



凛「めでたしめでたし!」


花陽「おしまい!」





真姫「ちょっといいかしら?」


凛「にゃ?」

花陽「あっ…真姫ちゃんとにこちゃん。どうしたの?」



にこ「どうしたもこうしたも」


真姫「スクモンマスターは?」

凛「えっ…?う、うん」



真姫「UTX団が解散して終わりみたいな雰囲気をだしているみたいだけど、私たちの本来の目的はスクモンマスターになることでしょ?」



にこ「なに全クリ気分で同棲するための物件を探してんのよ。っていうかそこ!イチャイチャしない!」



凛「はぁっ!?そ、そうにゃ!凛達はスクモンマスターが目的だったにゃ!」


花陽「ピャア!どうしよう…2人で終わった気になってたけど…私たちの目的はラブライブ優勝だったよ!」
211: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:09:23.23 ID:1VIICe6o0.net
凛「たしかジムバッジっていうのを8個くらい集めてチャンピョンロードに行かないとラブライブ本線には進めないにゃ!」


花陽「どうしよう…まだ4つしか貰ってないよ!」

凛「そんなぁ!あと2.3回で終わるんだよ?今までのペースじゃ終わるわけないにゃ!」


凛「どうすればいいにゃ?」
真姫「私に聞かないで!自分で考えなさい」


にこ「ま、わかればいいのよ。頑張りなさいよね」

真姫「じゃあね。私たちは7個目のバッジを貰うために少し遠くの島に行ってくるわ」


凛「真姫ちゃんとにこちゃんってそんなに進んでたの!?」

花陽「すごい…すごいです!」

にこ「そうでしょ?私はすごいのよ!」



真姫「花陽、いい子だからにこちゃんをあまり調子に乗らせないでね。」ナデナデ

花陽「てへっ、ごめんなさい…」


にこ「どうして頭撫でてるのよ!褒めるようなことってどういう意味?二回言っちゃうわよ?褒めるようなことってどういう意味なの?」


真姫「あっ、そうそう。これ…穂乃果たちからのお詫びよ」


凛「そんなのいいのに…けど、これはいったいなぁに?」

真姫「マスターボール。何に使うかは知らないけど…」

にこ「じゃあ私たちはこれで失礼するから!あんた達もがんばんなさいよー」


真姫「じゃあね」

にこ「次会うときはラブライブの会場よ!」
212: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:15:43.77 ID:1VIICe6o0.net
凛「わかったにゃ!…かよちん、悪いんだけど…新居探しはそれまでお預けにゃ」

花陽「分かってる。凛ちゃん、がんばろうね!」


凛「サクサク進ませるにゃ!」




~この街のスクモンジムに挑戦…その前に、ジムの隣にある道場に行ってみよう!?~


花陽「入ってみる?」

凛「かよちんはエビワラーとサワムラーのどっちが欲しい?」


花陽「どっちが美味しい?」

凛「ううん、食べ物じゃないよ」


花陽「じゃあ…うん。いらない」

凛「道場はスルーにゃ!」




~じゃあジムに挑戦だよ!~

凛「たのもぉぉぉ!!」

ジムリーダー「…あなたが来る予感は3年前からあったのよ」


凛「うぅ…エスパーみたいなこと言ってるにゃ。かよちん!どう攻める?」


花陽「そんなにも前から花陽のことを気にかけていてくれてたなんて光栄です」ぺこり


凛「エスパー発言を天然で返したにゃ…」




ジムリーダー「これ…」

花陽「えっ…?ジムバッジ貰っちゃっていいんですか?まだ何もしてないけど…」


ジムリーダー「……」


花陽「無口な人ですね…」

凛「とにかく進むにゃ!」
213: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:24:40.36 ID:1VIICe6o0.net
~次の街にいこう!~


花陽「次の街に行くにはサイクリングロードを使わないとダメみたいだよ」


凛「自転車に乗れるの!?」

花陽「うん。自転車でしか通れない道なんだって。」


凛「凛、自転車だーいすき!りんりんりんがべー」

花陽「(か…かわいすぎます)」



凛「じゃあさくさく進んで…うわぁ!」

花陽「ぴゃあ!」



凛「な、なんにゃこのとてつもなく大きい生き物は!」

花陽「気持ちよさそうに眠ってるけど…これじゃあこの子が邪魔で向こう側まで行けないよ…」



凛「えっ!じゃあサイクリングロードには?」


花陽「この子をどうするかが問題だね」



凛「うぅ…早く自転車に乗りたいのにー。起きるにゃー!!」


ガンガンガンガンガンッ!


花陽「フライパンとおたまなんてどこから出てきたの!?」


凛「笛がないならフライパンで対抗にゃ!」


花陽「ドンナリクツナノォォォ!?」
214: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:28:14.86 ID:1VIICe6o0.net
凛「ほら!早く起きるにゃ!遅刻するでしょ!」
花陽「遅刻はしないと思うけど…」


ガンガンガンガンガンッ!


??「(むくっ)」


凛「起きたにゃ!これで通れるにゃー」

花陽「…あれ?もしかして…怒ってる?」

??「……」




~大変だ!謎の生き物が寝ぼけて襲ってきた!~


??「ぐぅあびごーん!!!」


花陽「ぴ…ぴゃあ!」
凛「ど…どうしよう!とてつもなく怒ってるにゃ!」


??「かびごぉぉぉぉぉぉん!!!」


凛「ご…ごめんなさい…これでも食べて許してほしいにゃ!」


??「(ピタッ)」


凛「幸せになるおにぎりです。」

??「ぱくっ…もぐもぐ…」


??「!!」

花陽「気に入ってくれたのかな?ふふっ」


??「かびごーん」

凛「えっ…な、なに?」

花陽「おかわりしたいの?…あのね、すごく美味しかったみたい」
凛「そういうことなら!はいっ、おかわりおにぎりにゃ!」


??「ぱくっ…もぐもぐもぐ」
215: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:32:42.03 ID:1VIICe6o0.net
??「かびごーん」

花陽「まだ食べるの!?凛ちゃん、おかわりだって」

凛「まだまだあるにゃー。はい、どーぞ」

??「ぱくっ、もぐもぐ…かびごーん」


花陽「まだ食べたいって」

凛「とんだ食いしん坊さんにゃー。たくさんあるからたくさん食べるにゃ!」


??「かびごーん」


花陽「(美味しそうだなぁ…。けど、さっき食べたばっかりだし…うぅ)」グゥゥゥゥゥ…



凛「ふふっ、かよちんも食いしん坊にゃー」

花陽「うぅ…だってぇすごく美味しそうなんだもん…」


??「かびごーん」なでなで

花陽「ぴゃあ!…頭撫でられちゃった。てへっ」


??「かびごん」
花陽「えっ…花陽に半分くれるの?」


??「かびごーん」
花陽「ありがとう!いただきます!」



凛「……オニゴンにゃ!」

花陽「んっ?どうしたの?」


凛「おにぎりが好きで『なんとかごーん』って言ってるから、オニゴンね!」


花陽「なるほど…。よろしくね、オニゴン(にこっ)」

オニゴン「かびごーん」
花陽「ふふっ、喜んでるみたいだよ」
216: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:53:24.77 ID:1VIICe6o0.net
凛「本当に?それはよかったにゃー」


オニゴン「かびごーん(ぺこり)」


凛「いえいえこちらこそ。ご丁寧にどうもにゃ」

花陽「ふふっ。じゃあね、オニゴン」


オニゴン「かびごーん」


凛「いい子で良かったね」
花陽「うん!」


凛「おまちかねのサイクリングロードにゃ!!」



~サイクリングロード入り口~


凛「自転車♪じてんしゃー♪」

花陽「クスクス…(鼻歌なんかうたっちゃって、凛ちゃん可愛いなぁ…)」

凛「さっそくサイクリングロードにゃ!」

店員「ちょっとそこの君!」


凛「にゃ?」

店員「この先はサイクリングロードだよ。危険だから入っちゃだめだ」


凛「えっ…けど…」

店員「はぁ…君、自転車は持ってるの?」



凛「えっ…」
花陽「あっ…自転車を持っていないと入れないんですか?」


店員「当たり前だろ?サイクリングロードなんだから。って、君…もしかして、スクモンファンクラブ会長から自転車引換券もらってないのかい?」
217: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 21:55:46.91 ID:1VIICe6o0.net
凛「あー…確か自分のスクモンばっか自慢してたおじいちゃんだ。かよちんの方が可愛いって言ったら追い出されちゃった」

花陽「そんな事もあったね」


凛「うん!じゃあ自転車はもっていません!」

店員「じゃあ、サイクリングロードは通れないな」


花陽「そんな…ここを通らないと次の街に行けないよ」

凛「どうしよう…。そうだ!じゃあ今から自転車を買いに行けばいいんだよ!」


花陽「そうだね、買えばいいんだ!」


凛「かよちんが頑張ってジムバッジを勝ち取ってくれたから所持金もセレブ気味にゃ!多分買えるよ」


花陽「よかった…これで問題解決だね」
凛「うん!自転車♪じてんしゃー♪」


店員「あっ、言い忘れてたけど自転車の値段は100万円だよ」


凛「なんてこった!!」

花陽「100万円って…そんな大金持ってないよぉ…」
店員「じゃあ通れないよ。」


凛「100万円…うぅ、店員さん!ここから一番近いイライラ棒はどこですか!」

店員「しらないよ。さっ、自転車がないなら帰った帰った」

凛「うぅ…とりあえず出るにゃ」
花陽「そうだね…」
218: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:02:59.21 ID:1VIICe6o0.net
凛「まさかサイクリングロードでつまっちゃうなんて…どうしようか」

花陽「自転車って高いんだね。けど、真姫ちゃん達はどうしたんだろ…ファンクラブ会長って人からもらったのかな?」


凛「真姫ちゃんはお金持ちだからキャッシュで買ったに違いないにゃ」

花陽「ぴゃあ!」


凛「次の街に行くにはサイクリングロードを通る以外道はない…はず。次の街には6つ目のジムバッジが手に入るっていうのに…。まさか、こんな事でスクモンマスターになれないなんて…」


花陽「凛ちゃん…(またお金のことで凛ちゃんを悩ませてる…うぅ、どうすれば)」


凛「この際、自転車じゃなくてもいいにゃ。徒歩だと危ないって言ってたから、自転車の代わりになる乗り物を探して…」

花陽「そうだよ!もしかしたら、自転車を貸してくれる人もいるかもしれないし」


凛「じゃあ一度戻って…」


オニゴン「かびごーん」



花陽「あれ…、オニゴン?どうしたの?」

凛「またおにぎりかにゃ?いいよ!たくさんあるから食べて食べて!」


オニゴン「かびごん!」


花陽「へっ…いいの?」
凛「えっ…どうしたの?」


花陽「う、うん…自転車がないなら僕に乗ってって」
凛「オニゴン…(うるうる)」

凛「ありがとにゃ…。お言葉に甘えるにゃ!」


花陽「ありがとうね、オニゴン」
オニゴン「かびごーん」
219: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:05:15.64 ID:1VIICe6o0.net
~再度、サイクリングロード入り口~

凛「これで問題ないね!」
オニゴン「かびごーん」
花陽「ぴゃあ!」

店員「いや、大アリだろ」


花陽「えぇ…どこが問題なんだろ」

店員「何度も言うけどここはサイクリングロードなんだよ!」


凛「えっ…けどオニゴンに乗ってるよ?」


店員「いや、だからサイクリングロードだからね?それカビゴンだしさ。カビゴンじゃなくて自転車に乗ってこいよ!」



オニゴン「ちゃりんちゃりん」

凛「けどチャリンチャリンいってるよ?今だけオニゴンは自転車だよ」

店員「言わせてるんだろ!」


オニゴン「かびごん…」
花陽「ううん。オニゴンのせいじゃないよ?だから落ち込まないで…ねっ?」


凛「オニゴン…あんなに落ち込んで可哀想にゃ…」


凛「どうしてくれるにゃ」
店員「えぇ…俺のせいかよ…」


店員「いや待て…。自転車の定義って…一体なんなんだ」


オニゴン「ちゃりんちゃりん」

店員「もしかしたら…とてつもなく広い目で見れば、俺もカビゴンも自転車なのかもしれない」


店員「分かった…特別に許そう!」

凛「ありがとにゃ!」

花陽「やったぁ!ありがとね、オニゴン」ちゅっ

オニゴン「♪」
凛「あっ、オニゴン照れてるにゃー」
220: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:10:10.98 ID:1VIICe6o0.net
花陽「ふふっ、可愛い」
オニゴン「かびごーん」

店員「ただし、よく注意して通ること。他の人に迷惑はかけちゃだめだよ?わかったね?」

凛「もちろんにゃ!」
花陽「ねっ、オニゴン」
オニゴン「かびごーん」



~サイクリングロードを通るよ!~


ぼうそうぞく1「ふっ…ここの風は俺に合ってやがる」

ぼうそうぞく1「たるい奴が通るもんなら俺が許さねぇ!さぁ…ここの道、通れるもんなら通ってみろ!」


ぼうそうぞく2「カシラ!」

暴走族1「はぁ?どうしたそんなに慌てて」

暴走族2「はい!なんか…なんかすげー奴等が通ってくるって連絡が入ってきました!」


暴走族1「なんかすげー奴等だ?ふっ…くだらねーな。俺がボッコボコにしてやんよ!」

暴走族2「さすがっすカシラ!じゃあお願いします!」
暴走族1「おうよ!」


ドス、ドス、ドス…

暴走族1「なんだこの音は…」

暴走族3「カシラ!先輩…!奴等がきました!」


暴走族1「なっ…なに!」
暴走族2「な…なんだありゃ!」



花陽「うわぁ!いい景色だね」

凛「オニゴンは背が高いから遠くの景色までみえるにゃー」

オニゴン「かびごーん」



暴走族一同「なんかすげー奴等だぁぁぁ!!!」
221: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:14:30.94 ID:1VIICe6o0.net
暴走族3「あんなんありっすか!」

暴走族2「そうだよ!ここはサイクリングロードだろ?ルール守れよ!」

暴走族1「いや…とてつもなく広い目で見ればカビゴンも俺達も自転車なのかもしれない…」

暴走族23「カシラぁ!」

暴走族1「やっぱりあいつ等やべー奴等に決まってる!逃げるぞ!」

暴走族23「は、はい!」



凛「ん?なんか騒がしいにゃ」

花陽「やっぱり目立つのかな…ほら、オニゴンって素朴な顔ですごくかわいいから」


凛「なるほど!大人気でうらやましいにゃー」

オニゴン「かびごーん」


凛「それに、この耳も猫さんみたいでかわいいにゃー」
オニゴン「かびごーん」

花陽「ふふっ、すごく嬉しいって。」
凛「にゃー」


凛「んっ?…あっ、建物が見えた!」
花陽「きっとサイクリングロードの出口だよ!」

凛「いそぐにゃ!」



~次の街に着いたよ!~


凛「お疲れさま!はい、お礼のおにぎりにゃ」

花陽「たくさん食べてね!」
オニゴン「かびごーん」

凛「本当にありがとうね…オニゴン。凛からもお礼の気持ちにゃ」ちゅっ

オニゴン「か…かびご…」


花陽「ふふっ、すごく照れてるよ」
凛「うぅぅ!かわいい!オニゴンかわいいにゃ!」
222: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:21:03.37 ID:1VIICe6o0.net
凛「また…会おうねオニゴン」
花陽「うん、またね!」

オニゴン「かびごーん」


凛「よし!急いでフラグ回収にゃ!」


~サファリゾーンがあるよ!~


凛「石と餌と変なボールを持たされて気づいたら園内の奥まできてたにゃ。」

花陽「あれ?あそこに金色のものがあるよ!もしかして…ショップで高く売れるあれかな?」


凛「だめ!あれは金色でできてるけど入れ歯にゃ!ばっちぃから触っちゃだめにゃ!」
花陽「ぴゃあ!」


凛「飼育員のお兄さーん、ここに入れ歯が落ちてますよー」

飼育員「あっ、これ園長のだ!だから最近喋ってる言葉が意味不明だったのか…」


凛「ここには何もないね。戻ってジムに挑戦しようか」
花陽「うん!」



~ジム戦だよ!~


凛「たのもぉぉぉ!!!」

ジムリーダー「よくきたな。これでもくらえ!」

花陽「ぴゃあ!」
凛「なっ…かよちんあぶない!」


ジムリーダー「ふっふっふっ…」
凛「いきなりなんて卑怯にゃ!うぅ…かよちん大丈夫?」


花陽「ちょっ、まじさわんないで」

凛「えっ」

花陽「きもいんだけど。やめてよまじで」


凛「凛の知ってるかよちんじゃない!何したにゃ!」
223: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:24:26.00 ID:1VIICe6o0.net
ジムリーダー「お前のスクモンは毒に侵されてしまった」

凛「なっ…だから毒舌なんだね…」


ジムリーダー「さぁこの状態でどうする…アイドルよ!私をうならせろ!」


花陽「はぁ?しらないし。超ホワイトキック」

ジムリーダー「ホワイトキック…?」


凛「うぅ…でも、凛はこっちのかよちんも好きにゃ!」


花陽「ぴゃあ!……あれ?私、いったい何を…」

凛「元のかよちんに戻ったにゃ!」


ジムリーダー「ふむ。二人の愛が解毒剤になるとは…負けた!ジムバッジを受け取るがいい!」


花陽「やったぁ!」
凛「サクサク進むにゃ」




~次のジムは島にあるよ!~


花陽「目的の島はこの海の先にあるんだって。どうしようか…船も出てないみたいだし」

凛「じゃあかよちん着替えようね」


花陽「…どうしよう。なんかピンと来ちゃったかも」


凛「3時間くらい泳げばつくにゃ」

花陽「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


凛「大丈夫!浮き輪もあるから心配ないにゃー」

花陽「心配しかないよ!」




~頑張って泳いだら島についたよ!~


凛「へっくしゅん!んー…」

穂乃果「本当に泳いでここまできたの?すごいね。はいあったかいミルクだよ」
224: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:30:07.48 ID:1VIICe6o0.net
凛「ありがとう。えへっ、褒めないでよ照れるにゃー」

海未「褒めていませんよ!」
穂乃果「えっ…私は褒めてるよ。凛ちゃんすごいねー」

凛「てへてへ」


海未「はぁ…いいですか?何もなかったからいいものの海を甘くみてはいけません!途中で溺れたらどうするつもりだったのですか?」


凛「え?凛は泳ぐの得意だから溺れないにゃー」

海未「そうですか…。では花陽は?」


凛「そこはばっちり対策してたよ!かよちんには浮き輪着用を義務付けたよ!」

穂乃果「ほぇー、完璧だね!」


海未「はぁ…ではその浮き輪が破けて空気が漏れていたら花陽はどうなっていましたか?」


凛「……」
海未「…ん?どうしましたか?」


凛「ブルブル…り、りんはなんて危険なことをかよちんにさせていたにゃ…ブルブル!」

海未「今頃気がついたのですか!?」



花陽「凛ちゃんただいま!ことりちゃんにばっちり回復してもらったよ!」


凛「ごめんっ…かよちんごめんにゃぁぁ!」

花陽「あれ…凛ちゃん…なんで泣いてるの?」



~とにかくジム戦だよ!~


凛「気を取り直して…早速ジム戦にゃぁぁぁ!!」

ガチャ、ガチャガチャ

花陽「あれ…ここも鍵がかかってるよ?」

凛「どうしよう…」

花陽「あれ…あそこにいるのって」


花陽・凛「オニゴン!」

オニゴン「かびごーん」
225: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:34:32.37 ID:1VIICe6o0.net
花陽「あれ…その隣にいるサングラスのおじさんは…?」


ジムリーダー「ジムリーダーじゃ!」

凛「オニゴンが連れてきてくれたんだ!」
花陽「オニゴンいつもありがとう!」

オニゴン「かびごーん」



~ジムリーダーとバトルだよ!~


ジムリーダー「さぁ、ワシをうならせろ!」

花陽「あのおじいさんの頭…」
凛「しーっ!かよちんそれは禁句にゃ!」


ジムリーダー「うっ…ワシだって若い頃は…若い頃は…」

凛「あの…あのね、おじいさん」
ジムリーダー「なんじゃ」


凛「あのね、使うだけで髪の毛が生えてくるシャンプーがあるんだって」

ジムリーダー「何!それは本当か?」


凛「うん!CMでみたの。あのね…」


ジムリーダー「…なるほど、今度買ってみよう。いい情報をありがとう。これはほんの気持ちじゃ」


凛「素敵なシャンプーを教えたらジムバッジをもらったよ!」

花陽「これで残るバッジはあとひとつ!最後のジムは…」


凛「あそこかな?ほら、一番初めの街のあそこ。鍵がかかってたからスルーしてた!」

花陽「あー…って。あれ?もしかして…ブルブルブルブルブル…」
226: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:40:33.28 ID:1VIICe6o0.net
凛「大丈夫!もう泳いで行こうなんて言わないにゃ」

花陽「ほっ…よかった。けど、どうやってこの島から出て行こうか」


ブルルルルンブルブルンンンン


凛「な、なんの音にゃ」
花陽「あっ…」


凛・花陽「オニゴン!」

オニゴン「かびごーん」


凛「えっ…オニゴン、船に乗っちゃってどうしたにゃ?」

オニゴン「かび、ごーん」


花陽「えっ…いいの?」
凛「なんて言ってるの?」


花陽「う、うん…向こう岸まで乗せていってくれるって」

凛「いいの!?」

オニゴン「かびごーん」

花陽「うん。泳ぐのは危険だから、今後船が必要な時は僕に頼んでって」


凛「オニゴン…お礼のおにぎりにゃ!どんと食べてね!」

オニゴン「かびごーん」


凛「最後のジムに挑戦にゃ!」
花陽「ぴゃあ!」
227: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-bO8q) 2015/10/20(火) 22:44:45.91 ID:1VIICe6o0.net
~ラストのジムに挑戦だよ!~

凛「ありがとうねー!おにごーん!」
花陽「また会おうねー!」

オニゴン「かびごーん」


凛「うん。じゃあ最後のジム戦いっくにゃぁ!」
花陽「うん!」

凛「ついにこれでラブライブに行けるんだね…」
花陽「うん…」

凛「大丈夫…。凛も一緒だし、今のかよちんに出来ないことはない!…ねっ?」

花陽「うん!」

凛「よし…いっくにゃぁぁぁ!!!」

花陽「うん!」



凛「じゃあ早速…って、あれー?やっぱり鍵が閉まってるにゃ。どうしよ…これじゃあ最後のバッジが貰えないにゃ」

花陽「凛ちゃん、凛ちゃん」

凛「ん?」

花陽「これを見て」



スクモントレーナーのみなさんへ

長旅お疲れ様です。

これはほんの気持ちです。

ジムバッジと賞金を置いておくので是非受け取ってください

この街のジムリーダーより



凛「よし!これで全部揃ったにゃ!」
花陽「いよいよだね!」

凛「うん!これで…あぁ憧れのスクモンマスターに…」


凛「なれるにゃぁぁぁぁぁ!!」

花陽「ぴゃあ!」

凛「つぎはラブライブ本線会場にゃ!」

つづく
236: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:15:03.97 ID:3gfMWfZe0.net
凛「ついにチャンピョンロードにゃ」

花陽「うん!」


凛「かよちん…準備はいいね?」 
花陽「うん!チャンピオンロードだね」

凛「ついにここまで来た。本当に色々あったね…」

花陽「そうだね…」


凛「目をつぶれば走馬灯のように蘇ってくるにゃ」
花陽「うん…」


凛「どの街のラーメンもすごく美味しかったにゃー」

花陽「おにぎりも美味しかったなぁ…」



凛「後悔がないよう思いっきりやろう!ね?」
花陽「うん!」


凛「よーし!あの大きな建物に向かっていっくにゃぁぁぁ!」

花陽「ぴゃあ!」


「あら、ずいぶん遅いじゃない?」


凛「この声は…やっぱり!」


凛・花陽「真姫ちゃん!」
237: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:17:23.33 ID:3gfMWfZe0.net
真姫「久しぶりね。凛達もついに全てのバッジを勝ち取ったのね」


凛「そうにゃ!だから、今からチャンピロードに行くところにゃ。真姫ちゃんは?」

真姫「ええ、私たちもそうなの。ついにこの時がきたわ…絶対にスクモンマスターになってみせる!」

凛「うん!凛だってなってみせるにゃ!」


真姫「そう…じゃあ、凛?」

凛「なんでしょーか?」




真姫「私とバトルよ」

凛「へ?」
花陽「ピャア!」


真姫「にこちゃん…あなたに決めたわ!」

にこ「ここで花陽とバトルするためにずーっと待ってたわ!」


凛「そんな…てへてへ」

花陽「わざわざ私たちを待っててくれたなんて照れちゃうね」


にこ「喜んでくれてる?嘘でしょ…と、とにかく!勝負よ!…と、思ってたんだけど」

花陽「うん…?」


真姫「やっぱり…やめておくわね」

凛「へっ…?やめちゃうの?なんで?」
238: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:20:39.83 ID:3gfMWfZe0.net
にこ「約束しなさい。必ずあそこのてっぺんまで勝ち進みなさい!そこで私達と勝負よ!」


真姫「っていうことよ。いいわね?」


花陽「…うん、分かった!」

凛「うん!凛たち、次はぜーったい負けないからね!」


にこ「そうこなくちゃ!」
真姫「じゃあ、私たちは先にいってるわよ」

凛「チャンピョロードに?」


真姫「いいえ。私達はチャンピオンロードじゃない。その先にあるラブライブ会場よ」


花陽「ぴゃあ!」

凛「な…なんでにゃ!?」


真姫「チャンピオンロードはね、ラブライブの会場まで続いている道のりのことよ。チャンピオンロードの先が本番なの」


真姫「もちろん、その道のりは簡単なものではないわ。野生のスクモンのレベルも桁違いだし、待ち構えているエリートスクモントレーナーもかなりの強敵よ」


にこ「で、私達はとっくにその道のりをクリアしてるわけ。っていうか、私達を誰だと思ってんの?チャンピオンロードなんて朝飯前に等しいわ」



花陽「すごい…けど、どうしてここにいるの?そんな険しい道のりをクリアできたのに戻って来ちゃったらもったいないよ!」


凛「そうだよ!まさか…凛たちが心配で待っててくれたの?」


にこ「まさか…。ラブライブ会場前にもショップはあるんだけど、いいのが無いから一旦戻ってきたの。なんせラブライブなのよ?ここ一番の勝負服を手に入れたいじゃない!」


真姫「そういうことよ」
239: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:22:42.14 ID:3gfMWfZe0.net
凛「そうなんだ…。そうだよね…ラブライブに挑戦するのにかよちんが着てるのはただのワンピースにゃ…」


花陽「えぇ…けどすごく可愛いよ?花陽はこの服すごく好きだけどなぁ…」


凛「けど…」

にこ「衣装だけがすべてじゃないわ。って、私が言っても説得力ないかもしれないけど」


真姫「私はただ、悔いが残らいよう…にこちゃんの願いを全部叶えてからラブライブに挑みたかったの。花陽はラブライブに挑戦する前に何がしたいの?凛に言ってあげなさい?」


花陽「じゃあ…凛ちゃんのおにぎりが食べたい!」


凛「そんなのいつも食べてるにゃ…。もっとワガママ言っていいんだよ?キラキラしたい服が着たいならそう言ってくれても…」


花陽「ううん!凛ちゃんのおにぎりが一番いいの!だって、凛ちゃんのおにぎりは宇宙一だもん!」ニコッ

凛「かよちん…うぅ」(ゴシゴシ)


にこ「けど行くだけ行ってみたら?今行けばすごいものが見れるわよ。すっごい大きな生き物がゲームコーナーで…」


凛「あっ、オニゴンのことにゃ!」

真姫「えっ…凛たちの知り合いだったの?」


凛「うん!凛たちの大好きなお友達にゃー」

花陽「ふふっ…オニゴンったらゲームなんかしてるんだね。」


にこ「そのお友達、私たちにも今度紹介してよね!」


凛「お安い御用にゃー」

真姫「じゃあ、私たちはそろそろ行くわね」

花陽「うん!真姫ちゃん、にこちゃん…がんばってね!」
240: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:24:49.62 ID:3gfMWfZe0.net
にこ「あんた達もがんばんなさいよね!じゃあ…行ってくるわ!」


真姫「一番上で待ってるわ。じゃあね」

凛「うん!凛達もすぐにあとを追うにゃー」


真姫「早くきなさいよね!じゃあいくわよ……いでよフランメ!」

フランメ「ふぁいあー!」


花陽「ぴゃあ!」

凛「な…なんにゃこの炎を身にまとった鳥さんは!」


真姫「どういうことだか、この子…チャンピオンロードにいたのよ。洞窟にいるのは可哀想だから、一緒に外に出てきたってわけ」


にこ「そしたらお礼にって、呼べば色んなところに連れて行ってくれるようになったの。フランメのお陰でデパートの街までひとっとびよ!」


凛・花陽「なんと!」


凛「ず…ずるいにゃ!その子がいれば誰でも簡単にどこでもいけるにゃ!」

にこ「どこでもってわけじゃないわよ!私達が一度行った場所にしか飛んで行ってくれないの。」

凛「そうなんだ…意外とシビアにゃ」

花陽「なるほど!一度ラブライブの会場まで行ってるから、その子にお願いしたら連れて行ってくれるんだね」


真姫「 そういうこと」

花陽「フランメちゃん…かな?よろしくね」にこっ

凛「凛からもよろしくにゃー」

フランメ「ふぁいあー!」

花陽「うん、こちらこそよろしくだって」

凛「できたこにゃー」
241: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:27:36.22 ID:3gfMWfZe0.net
フランメ「ファイアー!」
花陽「ふふっ…そうなんだ(にこっ)」

真姫「なに?どうしたのよ?」


花陽「フランメちゃんね、真姫ちゃんもにこちゃんも優しいから大好きだって」


にこ「なっ!?」
真姫「ちょっとフランメ!余計なこと話さなくていいのよ!」



凛「嬉しいくせに照れちゃってー、素直じゃないにゃー」

真姫「べ、べつに照れてなんて」
にこ「凛、ちょっとうるさいわよ!」


フランメ「ふぁいあー」

花陽「えっ…う、うん」

真姫「まだ、なにかいってるの?」

花陽「あ…あのね、真姫ちゃんもにこちゃんも素直じゃないけど…一緒の時間を過ごすだけで二人の愛情が伝わってくるって。」


凛「すごいにゃ…フランメちゃんの貫禄…そしてすごい伝説感…」

真姫「フランメ…あなたは美しくて強い子よ。最弱じゃないわ。この先…あなたの評価は格段に上がるはずよ」


凛「なんの話にゃ…」
花陽「さ…さぁ?」


にこ「じゃあ、サクサクっときなさいよ!会場で待ってるわ!」


凛「うん!」
花陽「にこちゃん、がんばってね!私…応援してるから!」

にこ「だーかーらー!私の応援はいいから花陽ががんばりなさい!」

真姫「じゃあ、行くわよフランメ!」

フィアンマ「ふぁいあー」


凛「いっちゃったにゃー…」


凛「うん…凛達も行こうか」
花陽「うん!」
242: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:30:08.67 ID:3gfMWfZe0.net
~大きな建物の前だよ!~


凛「うん。いくにゃ!」

花陽「はいっ!がんばります!」


警備員「ちょっとそこのきみ!」
凛「にゃ?」

警備員「この先はグレーバッジがないと進めないよ」


凛「へ…?グレーバッジ?そんなの持ってたっけ」

花陽「どこかで買ってくるのかな…?」


凛「それか…誰かのグレーゾーンに触れると貰える入手困難のバッジとか」

花陽「なるほど…そういうことなら、今からでも間に合うかもよ!うーん…グレーゾーン…うーん」


凛「グレーゾーン…かよちんの…」

花陽「ん?」


凛「体重…」
花陽「い…いやぁぁぁぁぁ!!!!!!」


ピンポーン

凛・花陽「え?」
凛「当たったにゃ!?」
花陽「そんなぁ!」


警備員「むむっ!それはグレーバッジム!どうぞ先にお進みください」

凛・花陽「へ?」


凛「一番最初に貰ったジムバッジ…グレーバッジっていうんだ…」

花陽「知らなかったね」


花陽「あれ…?じゃあ8個のバッジを持ってる凛ちゃんは、この先警備員さんがいて呼び止められても大丈夫ってことじゃないかな?」

凛「なるほど…とにかくバッジはクリアにゃ!一気にチャンピョンロードにゃ!」
243: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:32:53.21 ID:3gfMWfZe0.net
~と、思いきや!~


凛「なんで室内に池があるんだにゃ」

花陽「うぅ…これじゃあ向こうまでいけないよ」

凛「どうすれば…あっ!オニゴンの船に乗せてもらうにゃ!」

花陽「室内だし、ここは池だよ?海と繋がってないし、オニゴンが船に乗って助けに来てくれることはないよ……って、あれ?」




凛・花陽「オニゴン!」

オニゴン「かびごーん」ぷかぷか

凛「オニゴンが気持ちよさそうに池に浮いてるにゃ」

花陽「えっ…いいの?」

凛「へ?オニゴンなんだって?」


花陽「う、うん…ぼくのお腹に乗ってって。時間はかかるけどぷかぷか浮いて向こうまで連れて行くよって…」

凛「オニゴン!ありがとにゃー」


オニゴン「かびごーん」
凛「よっと…ほら、かよちん、手かして」

花陽「うん!ありがとう」



凛「オニゴンのお腹はふわふわにゃー」

花陽「うん!けど…大丈夫?オニゴン…苦しくない?」

凛「そうだね…お腹の上に二人も乗ってるんだもん。苦しいよね…?ごめんね、気づかないで無邪気にはしゃいだりして…」


オニゴン「かびごん!」

凛「にゃあ!ど、どうしたのオニゴン!…温厚なオニゴンがめずらしく大きな声出して…もしかして、怒っちゃった?」


花陽「あのね、オニゴンは怒ってないよって。だから…謝らないでって」


凛「オニゴン…」
花陽「ありがとうね…オニゴン!大好きだよ」
244: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:39:31.41 ID:3gfMWfZe0.net
凛「凛もだーいすきにゃー」

オニゴン「かびごーん、かびごん」


凛「あー…オニゴンのお腹の上は気持ちがいいにゃー」

花陽「うん…ふわふわでぽかぽかあたたかくて…」


オニゴン「かびごーん」

花陽「えっ?私たちもぽかぽかしてる?ふふっ、じゃあ一緒だね」にこっ


オニゴン「かびごーん」
花陽「あれ…?」

凛「すぴー…」

花陽「ふふっ、凛ちゃん眠っちゃったね」

オニゴン「かびごーん」


花陽「オニゴン知ってた?花陽ね、凛ちゃんがいなかったらここまでこれなかったんだ…。だって、ちょっと前までお話もできない子だったんだよ?」


オニゴン「かびごーん」

花陽「本当だよぉ…。『ぴゃあ!』とかしか言えなかったし、体もすごーく小さかったの。スクモンたちと勝負もできないしダメダメだったんだ…そこは今もダメダメだけど」



オニゴン「かびごーん」

花陽「そんなダメダメな花陽にも凛ちゃんはすごく優しくて…。凛ちゃんのために頑張んなきゃって思ったら喋れるようになって、体も大きくなったの」


オニゴン「かびごーん」

花陽「褒めないでよぉ…照れちゃう」

オニゴン「かびごーん」

花陽「凛ちゃんはこんなダメダメな私を見捨てなかった。それに…ずっと一緒にいようって言ってくれたんだ…。」

オニゴン「かびごーん?」

花陽「凛ちゃんと出会って、私は変われたんだ。こんな私にはアイドルなんて夢のまた夢…そう思ってたのに…凛ちゃんが変えてくれた」
245: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:44:10.27 ID:3gfMWfZe0.net
オニゴン「かびごん」


花陽「うん!凛ちゃんはすごいんだよ!私が諦めかけた時も、大丈夫…自分のペースでいいんだよって支えてくれたんだ…」


オニゴン「かびごーん」


花陽「花陽ね、凛ちゃんのことが大好きなの…きっと、少し違った意味で好きなの…それって変かな?」


オニゴン「かびごんっ!!」

花陽「…そうかな?凛ちゃんもそう思ってくれてるといいな…」


オニゴン「かびごん」
花陽「励ましてくれてるの?ありがとう…」


花陽「凛ちゃん…。本当に花陽でいいの?こんな私がずっと一緒に…」

オニゴン「かびごーん」


花陽「うん…そうだと嬉しいな。いつも助けてくれてありがとうオニゴン…。オニゴンのことも大好きだよ」

オニゴン「(ぽっ)」

花陽「…オニゴン。あったかい……」





花陽「すぅ…すぅ…すぅ…」


オニゴン「…かびごん」ぎゅっ

オニゴン「かびごーん…かびごん!!!」








凛「んー…むにゃむにゃ…あれ?眠っちゃったのかな?」

花陽「すぅ…すぅ…」


オニゴン「かびごーん」

凛「あぁ!ごめんオニゴン!凛たち寝ちゃって……にゃ?」
246: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:46:31.45 ID:3gfMWfZe0.net
凛「って!こ、ここはどこにゃ!?パワースポットみたいな石碑ばっかりあるにゃ!」


オニゴン「かびごーん」

凛「へっ…?と、とにかくかよちん!かよち…」


花陽「すぅ…すぅ…」


凛「か、かわいい!」
オニゴン「かびごん」



凛「つんつんしてみるにゃ」ぷにぷに

花陽「んー…すぅすぅ」


凛「オニゴンどう思う?」

オニゴン「かびごーん」


凛「だよね?可愛いよね?はぁ…可愛いなぁ…それこそ宇宙一にゃ」


オニゴン「かびごーん」

凛「凛ね、かよちんのことが大好きなんだにゃ。かよちんのことを考えるだけで胸がキュってなるにゃ…これって変かな?」


オニゴン「かびごーん」ふるふる


凛「よかった…。ねぇ、かよちん…ずっと…ずっとずっと大好きにゃ」

花陽「すぅ、すぅ、すぅ…」


凛「やっぱりかわいいにゃ…」


花陽「んー…むにゃむにゃ…すぅ、すぅ、すぅ…」


凛「眠ってる間にキスするのはルール違反かにゃ?」

オニゴン「かびごん!」

凛「あぁぁ…分かったにゃ怒らないでよぉ…」


花陽「んっ…あ、あれぇ?」

凛「かよちん!ごめんね…起こしちゃった?」
247: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:53:25.34 ID:3gfMWfZe0.net
花陽「ううん…私こそ寝ちゃったりして……あれ?ここはどこ?」


凛「ここは有名なパワースポットにゃ(キメッ)」

花陽「あ、そうなんだー。言われてみれば立派な石碑がたくさん…」



オニゴン「かびごん」

花陽「えっ!?そ、そうなの?」

凛「あれ?そんなに有名なパワースポットだった?」


花陽「ここ…ラブライブ会場前だって…」



凛「にゃぁ!!?ってことは…チャンピオンロードはどこにいったにゃ!?」

オニゴン「かびごん」

花陽「えっと…気持ちよさそそうに寝てたから起こすのも悪いかなーと思って、私達を抱き抱えながらぷらぷら歩いてたらここに辿り着いたって…」

凛「そんな…!オニゴン!」ぎゅっ



凛「いつもありがとう!はい、これお礼のおにぎり」

オニゴン「かびごーん」
凛「うん!たくさんあるからたくさん食べるにゃー」


花陽「ここが…ラブライブ…うぅ」

凛「かーよちん?元気ないにゃー」


花陽「私にできるかな?私…ダメダメだし…一度もトレーナーや野生のスクモンとの勝負に勝ててないよ?そんな私が…」


凛「そんなことないにゃ!ほらみて、凛の胸元に光り輝く8つのバッジを!全部かよちんが勝ち取ったんだよ?」


花陽「たまたまだよ…。」

凛「たまたまじゃない!全部かよちんの才能にゃ!ラッキーなことも、アイドルには大事なんだよ」


花陽「凛ちゃん…」

オニゴン「かびごんっ!」
248: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:55:53.34 ID:3gfMWfZe0.net
凛「ほら、オニゴンだってこう言ってるにゃ!かよちんなら出来る!凛とオニゴンが保証するよ!」


花陽「…うん!ダメかもしれないけど…頑張るね!ありがとう…オニゴン…ありがとう。凛ちゃん」


オニゴン「かびごん」

花陽「えぇ…恥ずかしいよぉ」

凛「ん?オニゴンはなんて言ってるにゃ?」


花陽「えーっと…気合いを入れる意味でも…凛ちゃんに…その…チュウしちゃえって…うぅ」

凛「オニゴン…!そ、そういう煽りはやめてほしいにゃ!凛も恥ずかしいにゃあ…うぅ…」


オニゴン「かびごん」


花陽「ふふっ、ごめんね…だって。お詫びにこれをプレゼント…って、えっ…これを私たちにくれるの?」

凛「え、オニゴンからプレゼントにゃ?」


オニゴン「かびごん」

花陽「う、うん…ファン1号からのプレゼントだって」


凛「ありがとう!ほら、かよちんにはもうファンがついてるにゃ!すごいことだよ!」

花陽「私もだけど…凛ちゃんもだって」

凛「にゃ?」

花陽「オニゴンは凛ちゃんと私のファン第一号だって」


凛「オニゴン…」

オニゴン「かびごんっ!!」ビシッ!

凛「うん!今度会うときはスクモンマスターになってるからね!」
249: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 02:59:41.89 ID:3gfMWfZe0.net
オニゴン「かびごん!」

花陽「うん!応援しててね!プレゼントありがとう!」


オニゴン「かびごーん……くわぁぁぁ…かびごーん」


 ~オニゴンは大きなあくびをすると、フラフラとどこかへ行ってしまいました。~


凛「オニゴン…また会おうね」


花陽「うん!」

凛「それはそうと…なにをプレゼントしてくれたにゃ?」

花陽「えーっと…」


凛「にやぁ!?」

花陽「ピャア!?」

凛「これ…ゲームコーナーで欲しかった景品!…と、あと諸々の衣装とアクセサリーにゃ!しかも全部二着ずつ!凛の分もあるにゃ!」

花陽「ざっとみてコイン50000枚分くらいかな?どうして…あっ、もしかしてこのためにゲームコーナーに?」


凛・花陽「おにごぉぉぉん!!!!!」
250: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:04:14.96 ID:3gfMWfZe0.net







凛「いよいよだね。この扉の先に、凛たちの夢が待ってるにゃ。一度行けば、もう戻ることはできない」

花陽「うん…(ドキドキ)」

凛「大丈夫にゃ(ギュッ)」


凛「凛がついてるにゃ!」

花陽「うん!」


凛「オニゴンがくれた衣装も似合ってるよ」

花陽「ありがとう」


凛「まるで…僕らは今のなかでみたいな衣装にゃ」

花陽「うん。凛ちゃんの着てる衣装だって…よく似合ってて可愛いよ!まるで、僕らは今のなかでみたいな衣装だよ」


凛「じゃあ…いくにゃ!」

花陽「おー!」

凛「その前に…約束のおにぎりにゃ」

花陽「ありがとう!いただきますっ!はむはむはむ…」


凛「じゃあ、いっくにゃぁぁぁ!!!」



ガチャ


凛「たのもぉぉぉ!!」


花陽「うわぁぁ…すごい」

凛「ジムと比べると規模が全く違うにゃ…とにかく広い!」
251: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:09:30.01 ID:3gfMWfZe0.net
花陽「り、りんちゃん!カメラがある!それに、大きなテレビもある!」

凛「すごいにゃ!あのテレビで猫ちゃん特集みたらすごい迫力だろうな…」

花陽「くすくす…そうだね!(猫ちゃん特集だってかわいいなぁもう)」


四天王1「よくきたな」

凛「だ…だれにゃ!」

四天王1「私は四天王の一人…よろしく。では早速今から挑戦者にルールを説明する」


凛「はい!どんとくるにゃ!」


四天王1「基本ルールはジムと同じ。私が唸れば挑戦者の勝ちだ。ただし…ジムとは違う。カメラを通して一般審査員の評価コメントがあの大きな画面に映し出される」



凛「あれはコメント用のテレビだったんだ…。凛の猫ちゃん特集…ぐすん」

花陽「凛ちゃん、落ち込まないで…って!では、もしかして…あのカメラは私たちを撮影するんですか?」


四天王1「あぁ、勿論だ。今回の試合の模様はテレビでも放送されているし、ネットで配信されている」

花陽「う、うぅ…緊張するよぉ」

凛「すごい…芸能人になった気分にゃ」


四天王1「この場所まで来れるトレーナーとスクモンはあまりいない。すでに君達は他のスクモントレーナーの憧れだ。芸能人ってのもあながち間違いじゃない」


凛「凛たち…すごいとこまできちゃったね」

花陽「う、うん…」

四天王1「その分、一般審査員の期待も高いぞ。一般審査員の評価を通し、私が唸れば挑戦者の勝ちだ。次に進むといい」
252: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:13:24.60 ID:3gfMWfZe0.net
凛「みんなに見られてるのかにゃ…あわわ」

花陽「一気に緊張してきたよぉ…」


凛「はっ!早速コメントが…えっ、衣装がお揃いみたいで可愛いって!」

花陽「すごい!私たち…褒められてる!」


四天王1「出だしはつかんだな。ちなみに画面左上にある数字は君達の評価ポイントだ。この点数が君達についたファンの人数だと思ってくれていい」


凛「えっ!もう10ポイントもういてるよ!じゃあかよちんにはオニゴン含め11人のファンがついてるってことになるにゃ!」

花陽「そ、そんなに!?」

四天王1「ふっ…10人なんてまだまだだ。ほら、右上にある数字がこの中継を観覧している人数だからな」


花陽「ぴゃあ!あの数字がこの中継を見ている人の数!?ってことは…」


凛「凛とかよちん…20万人ものひとたちにみられてるのぉぉ!?」

花陽「ピャア!!そ、そんなにたくさんの人に!」

四天王1「君達はスクモンマスターになるためここにいる。だとしたら、たった20万人の間違いだろ?」


花陽「は…はいっ!」


四天王1「よし、では説明を続けるぞ。審査基準は話した通りだが、ジム戦ともう一つ違うところがある。それは…審査項目だ」


凛「審査項目?」

四天王1「あぁ。こちらが出したお題にそった事を君達にやってもらう。例えば…オリジナルダンスが項目であればこの場ですぐに踊ってもらう。」


花陽「なるほど…特技ばかりを披露できるわけじゃないんですね」

四天王1「そういうことだ。では、早速行こうか」
253: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:16:53.72 ID:3gfMWfZe0.net
四天王1「では、挑戦者よ…。ここで自己紹介をしてくれ」

花陽「自己紹介…ですか?」
四天王1「大事な事だ。あるだろ?アイドルにはおきまりの自己紹介がな」


凛「はい!星空凛です!字は、星空の星に星空の空、凛は凛の凛です」


四天王1「ご丁寧にありがとう。まったく頭に入ってこなかったし、君の自己紹介は勝負に関係ないよ」


凛「にゃー。ついでしゃばっちゃったにゃー。にゃーんにゃーんにゃーん」

花陽「けど画面をみて!凛ちゃん可愛いってコメントがたくさんきてるよ!」


凛「えぇ!?凛は違います!スクモンじゃありません!」


花陽「けど凛ちゃんは天使です!」
凛「かよちん何言ってるにゃあ!?」


花陽「ファンの人数も30人にまで上がってる…さすが凛ちゃん…花陽も頑張ります!」


凛「かよちんの渾身の自己紹介…いっくにゃぁぁぁ!!!」


花陽「小泉花陽です!歳は…多分、今はまだ13歳くらいです!まだまだ半人前ですが…よろしくお願いします!」ペコリ


凛「(この可愛さ100点満点中13570点にゃ。これは貰ったにゃ!)」



凛「…あれ?なんで?なんで数字が上がらないの?」


四天王1「こんなありふれた自己紹介…誰だってできる。」


花陽「…それは。うぅ…たしかにそうです」


四天王1「前の挑戦者は一発でクリアしたのに…残念だな」


凛「はぁっ!にこちゃんがいつもやってたあれにゃ…たしかに、あれと比べるとオリジナルさがないかもしれない…」
254: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:21:35.66 ID:3gfMWfZe0.net
花陽「私…やっぱり駄目なんだ…ごめんね凛ちゃん」


凛「そんなことないにゃ!だって…かよちんはものすごく可愛いもん!」


四天王1「はぁ…トレーナー含めこの程度か…」

凛「うぅ…(なんとかしないと…なんとか!)」


凛「こんなところで終わっちゃうなんて…」




花陽「…私のせいで。私が…全然だめだから」


花陽「(凛ちゃんに迷惑ばっかりかけて…最低…。なんとかしないと…なんとか…)」


花陽「うぅ…駄目だ何も思いつかない。何かしないと…何か…うぅ……だ…れか」


花陽「ダレカタスケテェェェェェ!!!!!!」



凛「かよちんが追い詰められた時にでるアレにゃ!待ってて!今の凛が助けて……あれ?」


花陽「ピャア!」


凛「コメントが大変なことになってるにゃぁぁ!!」


花陽「(ピタッ!)」


凛「あれ…かよちんが固まってる?どうしたにゃ…あぁ、なるほど…コメントで『チョットマッテテー』って言われてるから待ってるんだにゃ!」


四天王1「なにっ!?…恐ろしいほど素直じゃないか」



凛「違うよかよちん!ストップって意味じゃなくて、助けに行くから待っててってファンの人たちは言ってるんだにゃ!」


花陽「へっ…そうだったの?えっ…けど、ここに来るのは大変だし…怪我とかしちゃったら申し訳ないよ…」


花陽「ありがとうございます。気持ちだけで嬉しいです…。私…心配されないよう一生懸命がんばりますので小泉花陽を応援してください。よろしくお願いしますします!…えへっ(ニコッ)」
255: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:25:27.08 ID:3gfMWfZe0.net
凛「すごい!ファンの人数がだんだん増えていくにゃ!100…1000……うわぁぁ!8万人!?」

花陽「へぇぇぇ!?どうしてそうなっちゃったの?」


四天王1「さぁ…どうしてかな?だがこれだけは分かっている。君はたった今、8万人もの人々の心を掴んだんだ」


花陽「私が…そんなにも大勢の人たちを?」

四天王1「さぁ、お前たちの勝ちだ。次に進むがいい」



花陽「えっ…私の勝ち…で、いいんですか?」

四天王1「当然だ。よくやったね」


花陽「私が…勝った?」

凛「かよちぃぃぃん!!」


花陽「ピャア!」

凛「よくやったにゃ!すごいよかよちん!」


花陽「ちょっ、凛ちゃんちかいよー」

凛「だめにゃ!頼まれても離れないにゃー!」スリスリ

四天王1「ふっ…今のやり取りも含め、一気に12万人までいったか。やるな」


凛「かよちんの自己紹介は100点満点中87411点にゃあ!!」

花陽「そ、そんなに褒めないでよぉ…(ぽっ)」




凛「とにかく次に進むにゃ!」

花陽「ピャア!」


~次に進むよ!~


四天王2「よく来たわね挑戦者!では早速、今回のお題よ」

花陽「…は、はい!」
256: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:30:48.91 ID:3gfMWfZe0.net
凛「すごい…観覧者がさっきより増えてるにゃ。えーっと…ご…50万人!?」


四天王2「ええ。それだけあなた達は注目されているのよ」


花陽「さすがラブライブ…スクモントレーナーとスクモン達みんなの夢…」

凛「今、そこに凛達は立ってるんだね(ギュッ)」


凛「がんばろうね(にこっ)」

花陽「うん!」


四天王2「(今のやりとりで1万人もの心を奪ったわ…あれを素でやってるとしたら恐ろしい子達ね)」


四天王2「では、2回戦目よ。今から言う問題に答えて」


花陽「はい!」

凛「かよちん頑張るにゃ!」


四天王2「いいえ、今回はあなたも参加してもらうわ」


凛「にゃ?」

四天王2「2人であそこへ座るのよ!」


凛「うわぁ!く、クイズ番組みたいなセットがあらわれたにゃぁぁ!!」

花陽「ピャア!」



四天王2「アイドルといえばクイズ番組の珍解答…そう思わない?」


花陽「う、うぅ…どうしよう凛ちゃん!花陽、勉強なんてしたことないよぉ…」


凛「ううん、この勝負に正解は求めてないにゃ」


花陽「えっ…クイズ番組なのに?」

凛「間違えてもいいにゃ。どれだけ面白い答えを言えるかが勝負にゃ」

花陽「なるほど…簡単な問題を普通に答えるより、面白い答えを言ってファンの人たちの印象に残ればいいんだね」


凛「そうにゃ!」
花陽「凛ちゃんがんばろうね!」
257: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:32:56.64 ID:3gfMWfZe0.net
四天王2「では第1問。料理のさしすせそを答えてください」


花陽「えーっと…(答えは砂糖、塩、お酢、醤油、味噌だけど、普通に答えちゃだめなんだよね?)」


花陽「じゃあ…(味噌をソースに変えて答えればいけるはず!)」



凛「サイコロステーキ!!」

花陽「えぇぇぇぇ!?」


凛「"さ"がサイコロステーキで…"し"が…塩キャラメル!」

花陽「惜しい!惜しいのに変なオプションつけちゃったよ!」


凛「"す"…お寿司かな?けど、お魚は嫌いだから…"す"はスクランブルエッグ!」


花陽「好き嫌いでこたえちゃうの!?じゃなくて、凛ちゃんあのね、料理のさしすせそは調味料であって食べ物じゃないと思うの…」


凛「そうなの?じゃあ…"せ"…?接着剤!」


花陽「だから調味料だよ!?」


凛「みそ!」

花陽「最後だけ奇跡の大正解だよ!」


凛「…ラーメン」

花陽「やっぱりオプションつけちゃうんだね…もう、凛ちゃん!」




花陽「(あっ…けどコメント数もファンの人の数もすごく増えてる!なるほど…凛ちゃんはわざと面白おかしく答えたんだ)凛ちゃんすごい…すごいよ凛ちゃん!」


四天王2「残念、不正解よ」

凛「えっ…違うの?」

花陽「ホンキダッタノォ!?」
258: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:37:16.26 ID:3gfMWfZe0.net
凛「てへへ…凛、英語はちょっと苦手で…」

花陽「もうー、全然英語じゃなかったよ?」

凛「えへへー」



四天王2「(今のやりとりでまた増えた…。やるわね。けど、こんなんで唸るほど私はヤワじゃないわ)」


四天王2「では第2問」

凛「うん、この調子でがんばるにゃ!」
花陽「うん!」


四天王2「世界三大珍味といえば」


凛「そんなの簡単にゃ!」

花陽「醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメン!」


凛「わぁ!凛が今言おうとした答えにゃ!どうして分かったの?」

花陽「ふふっ。あのね、凛ちゃんならこう答えるかなーって」


凛「すごいにゃ!凛のことなんでも分かるんだね?」

花陽「なんでもは分からないよ…好きな人のタイプとか知らないし…はぁ、きっと私と全然違うタイプの人なんだろうな…」


凛「にゃ?」

花陽「な、なんでもないよ!気にしないで!」


四天王2「(また増えた…ふふっ、やるわね。けどまだまだよ)」


四天王2「では第3問!米俵、産地直送の野菜、とれたての牛乳を積んだトラックが急カーブで落としたものは一体なにでしょう?」


凛「(なんだ、ここにきてなぞなぞにゃ。普通に答えたらスピードだけど…なんて答えればいいにゃ?)」


花陽「ううっ…うぅ」

凛「かよちん!…どうして泣いてるの?まさか…泣くほど分からないの?(なでなで)」
259: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:39:23.34 ID:3gfMWfZe0.net
凛「分からなくてもいいんだよ?わからないです!って笑顔で答えちゃえばいいにゃー」



花陽「トラックの運転手さんのお仕事はすごく大変なんだよね…」

凛「にゃ?」


花陽「みんなに美味しいご飯…お野菜…牛乳を届けるために、ご飯を食べる時間も寝る時間も惜しんで一生懸命トラックを運転して…うぅ、ぐすぐす」


凛「かよちん…泣かないで…はい、ハンカチ」

花陽「ありがとう…ぐすぐす」


花陽「トラックの運転手さんは頑張って届けました。そして遂に…」

凛「…どうなったの?」


花陽「急カーブを曲がる直前にお腹がグゥーって鳴ったんだよ。その時気がつきました…そういえば最近ご飯食べてないな…って」


凛「うぅ…みんなに食べ物を届けたって、トラックの運転手さんが過労で倒れちゃったら意味ないにゃ!」


花陽「うぅ…ぐすぐす…」

凛「かよちん泣いちゃだめにゃ!トラックの運転手さんだってみんなを笑顔にするためにがんばってるんだよ!」


四天王2「(ここにきて観覧数とファンの人数がほぼ同じに…!?)」


四天王2「つ、つまり答えはなんなの?」


花陽「はい…答えは…。体重です!」

凛「激務がたたって体重が落ちてしまったにゃ!」


四天王2「そ、そうなの…。まぁいいわ、あなたたち…スクリーンをみなさい」


花陽「ピャア!」
凛「にゃあ!ファンの人数が58万人になってるにゃあ!」


四天王2「ふっ…私の負けよ。次に進むといいわ」


凛「やったにゃあ!」

花陽「うん…やったね」

凛「かよちん…どうしたの?勝ったんだよ?元気ないにゃ」
260: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-FPhQ) 2015/10/26(月) 03:48:35.71 ID:3gfMWfZe0.net
花陽「うん…だってトラックの運転手さんが…。元気になるまで素直に喜べないよ…」


凛「かよちん…」


花陽「ううん、こんなんじゃ駄目なんだよ!過労で倒れたトラックの運転手さんが元気になるように、アイドルとして花陽…一生懸命がんばります!」


花陽「みんなを笑顔にさせてみせます!」


凛「(どこまでもいい子だにゃー)」


凛「じゃあ、トラックの運転手さんの分まで頑張るにゃ」

花陽「うん!」


凛「遂に四天王も3人目にゃ…」

花陽「うん…もし、次もうまくいけばその次は…」


凛「多分…ツバサさん達にゃ」

花陽「…次は絶対に負けない」


凛「…うん(まさかここにきて氷で攻めてきたりしないよね?そしたらかよちんは…)」


花陽「がんばります!」
凛「う、うん…」


凛「とにかくサクサク進むにゃ!」

花陽「うん!」


凛「ここで一旦区切るにゃ!」


花陽「ピャア!」


つづく
265: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 22:01:37.06 ID:bBODdZeU0.net
凛「一気にスクモンマスターにゃ!」

花陽「おー!」

凛「次の扉を開けるにゃ!…と、その前に。オニゴンからたくさん衣装をもらったことだし、一度着替えてみない?」

花陽「うん!」

凛「じゃあ次は…これにするにゃ!まるで…それは僕たちの奇跡…みたいな衣装にゃ!」

花陽「ピャア!」



ーーーガチャ


四天王3「よくきたな…挑戦者。んっ?衣装チェンジか…考えたな」


凛「(むっ、この人…なんてすごい貫禄にゃ…)」


花陽「ぴゃあ!り、凛ちゃんみて!観覧してくれてる人たちの数が増えてるよ!」


凛「えっ…にゃぁぁぁ!!!にひゃくまんにん!?」

花陽「しかも、私たちのファンの人達の人数も80万人になってるよ!」

凛「すごい…かよちん大人気にゃ!」


花陽「えっ…違うよ!ほとんど凛ちゃんの人気だよ!さっきのクイズじゃ大活躍だったし…私なんかお荷物で」


凛「やめてよ!凛、さすがに怒るよ?凛の大好きなかよちんのことをお荷物って言うなら、いくら大好きなかよちんでも許さないにゃ!」


花陽「凛ちゃん…」


四天王3「(哲学みたいなことをいうな…)」
266: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 22:05:46.58 ID:bBODdZeU0.net
凛「かよちんはお荷物じゃないよ?むしろ、凛を引っ張ってくれてるのはかよちんの方にゃ!」


花陽「そんな…私は何も…」

凛「そんな事ないの!しめっぽいのはよくないよ!かよちん、手かして!」


花陽「えっ?う、うん…」


凛「にゃぁぁぁぁぁぁ…はぅぁぁぁぁぁぁ…にゃぁ!」

花陽「な、なにしてるの?」

凛「かよちんに凛のポジティブオーラを送り込んでるにゃ!かよちんは可愛いかよちんは可愛いかよちんは可愛い…」


花陽「凛ちゃん…ありがとう。」

凛「ねぇ、ポジティブオーラ入った?」


花陽「ふふっ、うん!入ったよ。たくさん入っちゃった(にこっ)」

凛「うん!じゃあこれで勝ったも同然にゃ!」


四天王3「(ふっ…言ってくれる)」



凛「けどさっきからファンの子達がコメントで『りんぱなは正義』って連呼してるけどなんのことにゃ?」


花陽「うーん…新しいリンパマッサージのことかな?」
凛「正義級のマッサージかにゃー」


花陽「ピャア!またでたよ!りんぱなは正義って!」

凛「うぅ…一体なんのことにゃあ?検討もつかないよ…」


四天王3「ふっ、まぁいいじゃないか。では始めようか。ここでは…簡単な質問に答えてもらう。」


花陽「えっ?は、はい!分かりました!」
267: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 22:11:21.92 ID:bBODdZeU0.net
四天王3「では…はじめよう(指パチン)」


花陽「えっ?」
凛「な…なんにゃ!」


花陽「凛ちゃん…!」

凛「かよちんっ…!!

凛「かよちんが大人たちとカメラマンにかこまれてるにゃぁぁぁぁぁ!!!」



花陽「やっ…ちょっ、なんなんでしょうか…うぅ…」

パシャ!パシャ…ジジッ、パシャパシャパシャ!

花陽「うぅぅ…カメラのフラッシュが眩しいよぉ…うぅ」


凛「かよちんが怯えてる…一体なんのマネにゃ!」 


花陽「う…うぅ…」

レポーター1「では、よろしくお願いしまーす!」


花陽「へっ?あ…はい、よろしくお願いします」

四天王3「記者からの囲み取材に可愛く、面白く、いかにアイドルらしく答えられるか…ここではそれを見させてもらおう」


凛「囲み取材…(恥ずかしがり屋さんなのに…かよちん大丈夫かにゃ…)」



四天王3「いいか、君はここで黙って見守っていてくれ」

凛「分かりました…。」


四天王3「小泉花陽…お前自身の力をみせてもらおうか!」

花陽「は…はい!がんばります!」


凛「大丈夫だよかよちん…凛は何もできないけど…がんばるにゃ!(かよちんは大丈夫にゃ!凛はかよちんを信じてる!)」
268: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 22:16:48.80 ID:bBODdZeU0.net
パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!


花陽「うっ…うぅ…カメラが多いよぉ…」


リポーター1「ではまず、あなたのお名前は?」パシャパシャパシャ


花陽「は…はい…小泉花陽……です(もごもご)よ、よろしくおねがい……します…ぅぅ」



凛「(やっぱりすんごく緊張してるにゃ…ど、どうしよう!声も小さいしもごもごしてるし…)」


四天王3「ふっ…そんな顔をするな。スクリーンを見てみろ」

凛「えっ…。コメントの数も…ファンの人数も増えてる…?」


凛「どうしてだろ…。かよちんは真面目に自己紹介をしただけなのにファンが増えたの?さっき同じ事をしても無反応だったのに…」


四天王3「ここまで来れば、小泉花陽がどういう人物なのか、ある程度の情報は広まっている。小泉花陽の性格を理解した上でみてくれているんだ」



四天王3「たしかに、だれにでも出来るような自己紹介だった。だがしかし…先程とは受け入れ方が違う。性格を理解した上で見るとどうだ?小泉花陽らしい自己紹介だと思わないか?」



凛「すごい…すごいよ!自己紹介だけで、かよちんはこんなにもたくさんの人たちを魅了してしまってたんだね!」


四天王3「まずは第一関門突破…ってところかな」


凛「がんばれ…がんばれ、かよちん!」
269: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 22:22:40.68 ID:bBODdZeU0.net
リポーター2「どうしてここに?」


花陽「はいぃ…スクモンマスターになろうと思ってここまできました……はい!」


凛「(ちょっと慣れてきたかにゃ?声が大きくなってきたにゃ!)」



パシャパシャパシャパシャパシャ

リポーター3「どうしてスクモンマスターになろうと?」


花陽「私はアイドルになりたかったんです。私が気がついた時には絵里ちゃんの研究所にいました。まだ喋れない頃からアイドルがすごく大好きだったんです」


花陽「テレビに映るスクモンたちを見て、私もあんな風に歌って踊れたらなって…。けど…なる手段がなかった。私には無理だなって諦めていました。」



花陽「歌どころかしゃべる事もできない私は勿論アイドルじゃない。スタートラインにも立ててないんじゃスクモンマスターなんて夢のまた夢でした。そんな時、凛ちゃんと出会いました」


凛「えっ…」


パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!

リポーター4「凛ちゃんとは?」パシャパシャ


花陽「はい!凛ちゃんは私のトレーナーさんです!凛ちゃんはとっても優しくて…すごく大好きな人です!」


花陽「ダメダメな私を見捨てなかった。怒られて当然な事をしても、怒られた事なんて一度もありません。いつも笑顔で優しくしてくれました」



花陽「言葉も…歌も…踊りは…!苦手だけど…トレーナーや野生のスクモンたちの勝負に勝って覚えなきゃいけないことも、全部凛ちゃんが教えてくれました」


花陽「凛ちゃんが私をアイドルにしてくれたんです」
270: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 22:27:22.04 ID:bBODdZeU0.net
花陽「凛ちゃんやみんなが可愛いって褒めてくれる私の笑顔だって…凛ちゃんの笑顔の真似をしただけなんです!凛ちゃんは何も無い私をアイドルにしてくれました!」



花陽「私の夢は、全部凛ちゃんが叶えてくれた…だから、今度は花陽が凛ちゃんの夢を全部叶える番なんです!」



凛「かよちん…(ゴシゴシ)」


四天王3「ふっ…。観覧者とほぼ同じ人数になったか」

凛「えっ…280万人」

四天王3「そうだ。これだけたくさんの人がお前たちを応援したい。そう思っているんだよ」


凛「うぅ…すごいよ…すごすぎるよ…今すぐかよちんを抱きしめたいにゃ!溢れるほどに…あふーれるー」



四天王3「…だが、まだまだだ」

凛「ほー……えっ…?」

四天王3「言い忘れていたが、ファンの人数は増えるだけでは無い。減る事もある」


凛「そうだったの?…けど、大丈夫。かよちんだもん。増える事はあっても減る事なんてないにゃ!」


四天王3「それはどうかな?」

凛「それ、どういう意味ですか?かよちんを侮辱しているつとりなら、いくら四天王さんでも許さないにゃ」



四天王3「いいか?囲んでいるのは芸能リポーターだぞ?」


凛「ま、まさかっ!?」
271: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 22:31:53.89 ID:bBODdZeU0.net
リポーター5「素晴らしい話ですね。では私からもひとつ質問です」

花陽「はい!どうぞ!」


リポーター5「初恋はいつですか?」

花陽「ぴゃあっ!えぇーっと…その…」


パシャパシャパシャ!パシャ!パシャパシャ!


リポーター5「どんな人ですか?あっ…今現在、その人とお付き合いしているのでは?」


花陽「…し、していません!!」


パシャパシャ!パシャパシャ、ジジジーッ、パシャパシャ!パシャパシャ!!!!


リポーター5「じゃあその人と初キッスは?」

花陽「へっ…えーっと…うぅ」


リポーター5「してるんですね!?」


パシャパシャ!パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ!!!!!


花陽「いや…あ、あの……。えーっと…うぅ」




凛「かよちんの顔が真っ赤にゃ…あれじゃあ『はい、してます』って言ってるようなもんにゃ!」


四天王3「…ふっ、勝負あったな」

凛「なっ!どういうことにゃ!」



四天王3「スクリーンをみてみろ」


凛「えっ!すごい勢いでファンの人数が減ってるにゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


四天王3「さぁ…どうする小泉花陽」

凛「(だ、大丈夫…かよちんを信じるにゃ)」
272: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 22:50:14.00 ID:bBODdZeU0.net
リポーター5「本当は付き合ってるんでしょー?ねぇ?キスまでしてて付き合って無いなんてあるわけ無いよー」


花陽「付き合ってません!キスはしたけど、私の一方的な片思いです!」



凛「あぁぁ!だめにゃ!断言しちゃったにゃ!取り返しがつか無いにゃあぁぁ!!!」


四天王3「ふぅ…ファンの人数も5万人を切った。ここまでか…」

凛「待っててかよちん!今凛が助けてあげ…」


四天王3「言ったはずだ。君は黙って見ていろと。君が助けた瞬間…そこでバトルは終了。君たちの負けだ」


凛「ぐぅっ、そんな…」


四天王3「…まぁ黙って見て……なにっ!そ、そんな…バカなっ!いや…ふっ、そうか…お前たちだからこそか…なるほどな…」


凛「えっ…どうしたんですか?」


四天王3「スクリーンをみろ、あれが君たちを応援するために残ったファンたちの声だ」


凛「えっ…な、なんでにゃ?凛の名前がいっぱいでてきてる」


凛「えーっと…『いや、凛ちゃんの事でしょ』とか、『凛ちゃんに決まってるよ』…とか?『凛ちゃん以外に考えられ無い』…どういう意味かにゃ?」


凛「よく考えるにゃ…ファンの子たちは凛にヒントをくれてるはず…えーっと…だめだなにも思いつかない!」


凛「なにか他に分かりやすいヒントは…『どう考えても凛ちゃんのことです。ありがとうございました』うーん、なんのことだかさっぱりにゃ!」
273: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 22:55:33.44 ID:bBODdZeU0.net
リポーター5「ねぇ、誰なんです?」パシャパシャ
リポーター2「答えてくださいよー」パシャパシャ


リポーター3「キスしたなんて言ったら…ファンの子たち悲しみますよ?」パシャパシャ


花陽「えーっと…うぅ」


パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!!!


花陽「ま…まぶしい…」


リポーター4「一体誰と付き合ってるんですか?」


花陽「目が…うぅ…」ゴシゴシ

リポーター1「聞いてるんですか!いいかげんはっきり答えてくださいよ!」


ドンッ


花陽「きゃっ、いたっ…!」


凛「はぁっ!?」



凛「かよちんに何するにゃぁぁぁぁぁ!!!!!!」


花陽「へっ?」
凛「かよちん!」ぎゅっ


花陽「ぴゃあ!」

凛「大丈夫…?怪我はない?立てる?」

花陽「う、うん…平気」
凛「ほら、凛につかまって」

花陽「うん…ありがとう」


四天王3「ふっ、ファンの人数がもどりはじめたな…」
274: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:00:41.88 ID:bBODdZeU0.net
リポーター3「な、なんなんですかあなたは!」

凛「初めまして星空凛です。字は星空の星に星空の空、凛は凛の凛です」


花陽「あの自己紹介気に入ってたんだね…あれ、今日の凛ちゃんのハンカチの色って何色だっけ?」

凛「イエローだよー」
花陽「へー。そうなんだー」


凛「とにかく!かよちんに暴力をふったことは許せ無いにゃ!」

花陽「凛ちゃん…私は大丈夫だから…怒らないで」

凛「大丈夫じゃないよ!キズにばい菌がはいったら大変だよ?」

花陽「大げさだよぉ…」


リポーター1「もしかして…あなたが凛ちゃんですか?」


凛「はい、そうにゃ。何か問題でも?(イラッ)」

花陽「(あの温厚な凛ちゃんがイライラしてる…?)」


リポーター1「優しいって聞いていたのに話が違う…ま、まぁいいでしょう。あのね、小泉花陽さんには付き合ってる人がいるらしいんです!」


凛「かよちん、いるの?」

花陽「い、いないよぉ!ずーっと一緒にいる凛ちゃんなら知ってるでしょ?花陽に恋人がいないこと…」


凛「いないって言ってるにゃ。分かったらさっさと帰るにゃ」シッシッ
275: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:04:15.77 ID:bBODdZeU0.net
リポーター3「いやいやー。ここで『はい、います!』なんていうアイドルいないでしょー」


凛「じゃあ何ですか?あなたはかよちんが嘘ついてるって言いたいんですか?(イライラ)」


花陽「凛ちゃん…もういいから…」

凛「よくないにゃ!かよちんに怪我をさせた上に嘘つき呼ばわりにゃ!凛の堪忍袋は粉々にゃ!」

花陽「凛ちゃん…」


凛「それに、かよちんが嘘つく時は必ず指を合わせるから分かるにゃ」


リポーター2「はいぃ?」

凛「だったら実際にその目で確かめてみるといいよ!」


リポーター3「は、はい…」



凛「かよちんの好きな食べ物は」

花陽「ごはんです!」キメッ!


凛「スクモンマスターになるには今後一切ご飯を食べない事を誓った上でパンを主食にしないとなれないらしいワン」

花陽「そ、そうなの!?えーっと…ゴハンキライデス…うっ、うぅ…嘘でもいうのは辛いよぉ…」


凛「ほら、指を合わせてる。かよちんが嘘ついてる時はこうなるにゃ」

花陽「はぁっ!…言われてみれば凛ちゃんの語尾にもワンってついてて…。嘘でよかったぁ…花陽、これからもご飯大好きです!」
276: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:09:18.84 ID:bBODdZeU0.net
リポーター2「じゃあ…恋人はいないとして、ファーストキスはしたんでしょ?」


リポーター1「そ、そうだ!その、ファーストキスの相手が好きな人なんでしょ?」


花陽「それは…えーっと…」

リポーター3「ほら!指合わせてないぞ!キスしたのは本当だ!」


花陽「ぴゃあ!」
凛「ファーストキスとか関係ないよ!」


リポーター1「関係ないって…ねぇ…?」



凛「関係ないよ!だって、かよちんのファーストキスの相手は凛だもん!!!」


花陽「いっ…いやぁぁぁぁぁ!!!!!」


凛「ちなみに凛のファーストキスの相手もかよちんにゃー」


花陽「やめてっ!」


凛「にゃ?」

花陽「凛ちゃん…と、とんでもないことを言ってるよ!すごい人数の人たちに見られてるんだよ?凛ちゃんを通して花陽が凛ちゃんに公開プロポーズした事と同じなんだよ?」



凛「へっ?あー、けどかよちんのピンチだったから頭に血がのぼってつい…ペラペラと」


花陽「うぅ…恥ずかしいよぉ…」


凛「ちなみにかよちんの方からキスしてきました」キメッ


花陽「なにをどう理解した上での発言なの!?」
277: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:12:09.32 ID:bBODdZeU0.net
凛「てへへー。あれ…?かよちん!スクリーンをみるにゃ!

花陽「えっ…あれ、ファンの方たちのコメント…」

凛「またすごい勢いで『りんぱなは正義』ってかいてあるにゃ」

花陽「『りんぱなは正義』でスクリーンがうめつくされてるよ!本当になんのことなんだろ…」


四天王3「さぁな、あとでじっくり考えるといい」



凛「あっ!そうだ…助けちゃダメって言われてるのに助けにきちゃったにゃ…ってことは、かよちんは反則負け!?」

花陽「仕方ないよ…。次、頑張ろう」


凛「ごめんにゃ…凛のせいで…うぅ」

花陽「凛ちゃんのせいじゃない!それに…助けに来てくれて嬉しかったよ(にこっ)」


凛「かよちん…」

花陽「またもう一度挑戦しに来よう。その時は、凛ちゃんに助けてもらわなくても大丈夫ってくらい成長してるからね!」


凛「すごくたのもしいにゃ。ありがとう…かよちん」

花陽「どういたしまして、凛ちゃん」


四天王3「終わったな。じゃあ…次に進むといい」


凛・花陽「へっ?」


四天王3「もし、あの場面で星空凛が小泉花陽を見捨てていたら、そこでバトルは終了だった」

凛「そうなの…?なんでそんなこと」



四天王3「ここはバトルを通し、スクモンマスターに相応しいかどうかを判断する場所だ。パートナーのピンチに駆けつける…素晴らしいチームワークだ。そして、君たちはスクモンマスターに相応しい」
278: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:15:40.26 ID:bBODdZeU0.net
凛「ありがとうございます!」

四天王3「300万人か…最後の最後で観覧者数まで伸びていたとは。さぁ、次に進むがいい。次が…最後だ」


凛「はい!行こう、かよちん!」


花陽「うん!」



凛「いよいよ次が…」

花陽「ツバサさんなんだね…(グッ)」


凛「かよちん…」

花陽「凛ちゃんみてて。花陽…絶対に負けないから!」



凛「そんなの分かってるにゃ。かよちんよりすごいアイドルなんていないもん」

花陽「それは言い過ぎだよー」


凛「そんなことないにゃ!」

花陽「じゃあ…一緒に行こう!」


凛「うん!あっ、待って。その前に…あ、あのね」

花陽「うん?」



凛「かよちん、好きな人がいるって本当…?」

花陽「ぴゃあ!」


凛「ファーストキスの相手がかよちんの好きな人なんだよね?その相手は凛だけど…かよちんの好きな人は誰なの?」


花陽「気づいてないの…?」


凛「うん!待って、じっくり考えて今すぐ答えを出してみせるにゃ」
279: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:22:57.61 ID:bBODdZeU0.net
花陽「考えないで!」


凛「えっ?」

花陽「いつか…ちゃんと話すから」
凛「うん!じゃあ考えない!」

花陽「ありがと…じゃあ、急ごう!」

凛「そうだね!次にいっくにゃぁぁ!」



ーーーガチャ



ツバサ「お久しぶりね…凛さん、花陽さん」


凛「(やっぱりラストはツバサさん…)」


花陽「お久しぶりです…」


ツバサ「また、改めて謝罪をしようと思っていたの。本当に…あなた達には酷い事をした…ごめんなさい」


花陽「もういいです。…ねっ、凛ちゃん」

凛「うん!だから謝らないでほしいにゃ」


ツバサ「…ありがとう。凛さん…花陽さん」


凛「さすが四天王のラスト…凛達の運命が決まる大事なバトルなだけあって…カメラの台数もまったく違うにゃ」


花陽「見てくれてる人たちの数も全然違う…」


ツバサ「現在、あなたたちのファンは全国で300万人…まずまずね。」



ツバサ「泣いても笑ってもこのバトルがラスト…。では、ここで一度ファンの人数をリセットさせてもらうわ」


凛「えっ…」
280: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:30:30.49 ID:bBODdZeU0.net
ツバサ「今からあそこに出る数字はあなた達のファンの人数ではない。あなた達がスクモンマスターに相応しいと思った人たちの人数よ」


花陽「待ってください!では、その横の数字は一体なんの数字ですか?私達の評価の数字と同じ0点になっていますけど…」


ツバサ「もうひとつは私達のポイントよ。ステージを見て、どちらがスクモンマスターとして相応しいかをファンの人達に選んでもらうの」


凛「なるほど!分かりやすくていいにゃ…。かよちん、がんばろうね!」
花陽「うん!」


ツバサ「では、ルールを説明するわ。ここでは、あなただけのオリジナルソングを歌ってもらうわ」


花陽「えっ…私、オリジナル?」

ツバサ「えぇそうよ。マイクだけ渡すわ。アカペラで、あなただけの歌を歌うのよ」


花陽「り…りんちゃんどうしよう…わたし、おりじなるのうたなんてありません…うたもまともにうたえません…うぅ」

凛「かよちん落ち着くにゃ!(けどどうしよう…うぅ、ラストにして難易度上がりすぎにゃ!さっきまでなぞなぞを答えてたのに!)」


ツバサ「ふふっ、難しい?けどね、これがスクモンマスターへの道のりよ。簡単なものではないの」


ツバサ「私は…その道のりを自らの意思で踏み外したわ。本当はこの場にいるべき存在ではない。けれど…ファンのみんなは私達を許してくれた」


ツバサ「あんじゅと英玲奈のため…そして、私達を応援し続けてくれるファンのため!私はこの座から降りるつもりはないわ!ずっと…この3人で歌い続けたい!」


あんじゅ「私達も同じ気持ちよ」
英玲奈「あぁ、そうだ」


ツバサ「では…こちらから行くわね」
281: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:38:05.67 ID:bBODdZeU0.net
ツバサ「まずは私達の歌を聴いて。あんじゅ、英玲奈!好きにやりなさい!」


英玲奈「ふっ…相変わらず無茶苦茶言うな」
あんじゅ「そうね…けど、分かったわ」


あんじゅ「あなた達に酷い事ばかりしてきた…でも、手を抜くつもりはないから!」

英玲奈「では…いくぞ!」









花陽「うっ…うぅ…。(すごい…すごいです!あれがアイドル…。即興でも、あれだけ歌って踊れるなんて…)」



花陽「(どうしよう…あそこまですごいステージ…私にはできないよ…)」

花陽「(足がガクガクしてきた…手も震えて…うっ…私にはできない…どうしよう…もう…立ってられない…凛ちゃん…ごめんね…)」


フラフラ…


ーーーギュッ


花陽「ぴゃあ!」

凛「大丈夫?」

花陽「う、うん…ありがとう」
282: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:43:26.64 ID:bBODdZeU0.net
凛「すごいね…やっぱりスクモンマスターは。」


花陽「…うん」

凛「曲もかかってないのに、ここまですごいステージができるなんて、かっこよすぎだね」



凛「スクモンマスターになるためだよ。今からかよちんはあれよりすごいことをしなくっちゃ」



花陽「うん…」



凛「なーんてね。そんなこと言わないにゃ」

花陽「えっ…」


凛「かよちんの好きに歌っていいよ!歌詞が思いつかないなら、なくったっていいにゃ。ほら、『らーららー♪』って」


凛「ダンスだって、しなくていいよ。左右に動いてリズムをとるだけでいいにゃ。難しいことはしなくていいよ」



凛「負けたっていい!けど、後悔だけはしてほしくないにゃ。だから…かよちんの思ったこと全部吐き出すにゃ!」


花陽「凛ちゃん…」

凛「凛はここでずーっと見守ってるから。瞬きだってしないにゃ!ほら、こーやってぱっちりにゃ!」


花陽「もう…凛ちゃんってば」


凛「いこう、かよちん…。かよちんの最初のステージにゃ」
283: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:49:06.93 ID:bBODdZeU0.net
花陽「そうだね…スクモンマスターになることは終わりじゃない。始まりだよね!」


凛「頑張って。かよちんの好きなように、かよちんの歌を歌うにゃ!」

花陽「うん!」




ツバサ「…ふふっ」

あんじゅ「何笑ってるの?って、私達のステージみててくれた?」

ツバサ「ええ、もちろん。」
英玲奈「そうは見えなかったが…」

ツバサ「ふふっ…まぁいいじゃない。」



ツバサ「では、準備はいいかしら?私達のポイントがでたわ。まずまずってところかしら?あのポイントを上回ればそちらの勝ち。今日からあなた達が新しいスクモンマスターよ」

花陽「はい」



ツバサ「準備はいい…?」


花陽「は、はい!」

凛「かよちん…いっくにゃぁ!」





花陽「私の…歌…」


私の……



花陽「私の…私だけの……歌…」


どうしよう…そんなの…やっぱりないよ…
284: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:51:14.64 ID:bBODdZeU0.net
花陽「…うぅ、私、何も出来ない……駄目で最悪なアイドル…」


凛「かよちん!負けるな!」

花陽「凛ちゃん…」


凛「凛は知ってるよ!かよちんは宇宙一のアイドルにゃぁぁぁ!!!!!」


凛「絶対に負けない!!がんばれ…かよちん!がんばれ!!」



花陽「凛ちゃんっ…!」


凛ちゃん…私っ…。



花陽「がんばる!」


すぅ…



花陽「出会いが私を 変えたみたい 」


 なりたい 自分をみつけたの


凛「かよちん…!」


ずっとずっとあこがれを  胸の中だけで育ててた



凛「かよちんが…歌ってる…」


凛「すごく…綺麗な声…うぅ、だめにゃ!しっかり見てあげないと!(ゴシゴシ)」


凛「どうして…泣きたくないのに!涙が……うぅっ」
285: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:53:39.49 ID:bBODdZeU0.net
凛「うぅ……あ、あれ?か、かよちんの体が光ってるにゃ!!」


ツバサ「まさか…覚醒!?」
英玲奈「いや違う!あれは…レベルアップだ!」

あんじゅ「今、この瞬間…小泉花陽が最終形態に進化したの…?」


凛「かよちん…すごい!がんばれ!かよちん!」




花陽「子どもみたい ためらいながら  いつも待っていたの君を」


あきらめかけた時 ささえてくれた
優しい手のそのぬくもり好きだよ


花陽「ありがとうってあふれ出してくる」

夢が少しずつ 近づいて

ありがとうってあふれ出してくる

花陽「ありがとう…」

嬉しくて嬉しくて幸せすぎると


花陽「泣けちゃうのごめんね……」



凛「かよちんっ!!」ギュッ




花陽「きゃっ、凛ちゃ……あれ?凛ちゃんの顔が近い?私…少し大きくなってる!?」


凛「おぉ…同い年くらいになったかよちんはぷにぷに感が8倍増しに…って!そんなことどうでもいいにゃ!」
286: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:57:01.10 ID:bBODdZeU0.net
花陽「えっ…凛ちゃんどうしたの?」


凛「な、なんでもないにゃ!…同い年のかよちんは大人っぽい色気がでてて少し照れるにゃあ…うぅ」


花陽「あれ?またコメントにりんぱなは正義って」
凛「またかにゃ?どういうことにゃ…うーん」



ツバサ「勝負あったわね」

凛・花陽「えっ?」


凛・花陽「あぁっ!」


ツバサ「あなた達のポイントが私達のポイントをわずかながら上回ったわ。ファンの子達はあなた達を選んだ…。結果がでたわね」


凛「ってことは…」

花陽「ま、まさか…」



ツバサ「そうよ。おめでとう…あなた達が新しいスクモンマスターに……」






ーーードカーン!!!!!


花陽「きゃっ!」

凛「な、なんにゃ!」


ツバサ「一体何事なの!?全カメラとスクリーンが破壊された…?」
287: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ワッチョイW 023b-aN8i) 2015/10/27(火) 23:59:46.92 ID:bBODdZeU0.net
あんじゅ「小泉花陽さん…ちょっといい?」


凛「な、なんにゃ!かよちん大丈夫だよ。凛が守ってあげるからね」ギュッ


花陽「大丈夫だよ凛ちゃん。私がいく。凛ちゃんは離れてて」

凛「だめだよ!!うぅ、一体何の真似にゃ!ツバサさん、答えるにゃ!」



ツバサ「あんじゅ…これはどういうことなの?」

凛「えっ…ツバサさんも知らないにゃ?じゃあ…これは一体…」


あんじゅ「これは私達の問題よ。そうでしょ…英玲奈」

英玲奈「小泉花陽…君と1対1で勝負がしたい」

花陽「えっ…」


英玲奈「…では、こちらからいく!」

花陽「んっ…」



ツバサ「英玲奈…やめなさい!!これは命令よ!」

英玲奈「くらえ…」

凛「そんなこと…凛がさせないにゃ!」

ガシッ!

凛「んんっ!あんじゅさん!?」
あんじゅ「おとなしく見ていて…ね?」


凛「は…離して!じゃないとかよちんが!!」


英玲奈「れいとうパンチ!!」

ツバサ「やめなさい!英玲奈っ!」



花陽「…んんっ」


凛「かよちん……逃げるにゃぁぁぁぁぁ!!!!!」



つづく
292: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 20:50:16.71 ID:THqgfcXA0NIKU.net
ーーーガシンッ!

花陽「んっ!!」

英玲奈「…また、まもるを使うのか…」

花陽「英玲奈さん、これは一体なんの真似ですか?」




凛「かよちっ…!早くかよちんを助けないと!いいから離すにゃあぁぁ!」バタバタ

あんじゅ「ごめんなさい、それはできないの」


ツバサ「あんじゅ!」
あんじゅ「ツバサも…黙って見ていて」


ツバサ「一体なんの真似なの…私にも分かるようにちゃんと説明して!」


凛「そうにゃ!まさか…まだ、かよちんと凛に難癖つけるつもりなの!」


あんじゅ「難癖って失礼ね。これは、あなた達トレーナーには関係ない。私達の問題なの」


凛「どういうこと…?」


英玲奈「力を持つ私達は…闘わなくてはならない時が来る。その時…小泉花陽、君は耐えられるか?」

あんじゅ「あなたは、弱点であるこおりタイプの英玲奈には歯が立たなかった」



英玲奈「もし、私と同じこおりタイプのスクモンに襲われた時…闘えるのか?」

あんじゅ「アイドルとしてのあなたのステージは本当に素晴らしかったわ。ファンのみんなはあなた達を選んだ…けれど、私達はまだ認めないわ」



英玲奈「小泉花陽…君は私に勝てない」


あんじゅ「それは、あなたが凛さんのことを守れないということを意味するの」
293: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 20:56:41.44 ID:THqgfcXA0NIKU.net
英玲奈「大切なパートナーも守れないスクモンがスクモンマスターなど…認められない」

あんじゅ「さぁ、どうする?」


花陽「私は凛ちゃんを守ってみせます!」


凛「かよちん!相手の挑発にのせられちゃだめにゃ!」

花陽「違うよ凛ちゃん。あのね、私は…もう、凛ちゃんを悲しませないって決めたの」


凛「えっ…」

花陽「あの時…薄れていく意識の中で、凛ちゃんの悲鳴が聞こえてきたんだ」



凛『かよちん…いやだよ…うぅっ、目を覚ましてよ!かよち…かよ……うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』



花陽「もう二度とあんな思いはさせない。だから…私は英玲奈さんを越えてみせます!凛ちゃんのことは、私が命を懸けて守りますっ!」


英玲奈「…ふっ、よく言った」

あんじゅ「中継しているカメラは全て破壊したわ。誰かに見られる心配はない…思いっきりやれるわ」


英玲奈に「早速かかってくといい」


花陽「では、いきます…っ!どろばくだん!!」



凛「うわぁ!す…すごい威力!あれは…泥?」

英玲奈「…っ!ふっ、なるほど…。泥で私の命中力を下げ時間稼ぎをするつもりか。」

あんじゅ「時間稼ぎをしたところで勝てる見込みはないわよ」


花陽「そんなこと…分かっています。(どうしよう…。どうやれば凛ちゃんを守る事ができるの?どうすれば…)」
294: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 20:58:48.78 ID:THqgfcXA0NIKU.net
英玲奈「では、こうしよう…しろいいき」


花陽「んっ…」


凛「あっ…かよちん!!いいから離すにゃぁ!」
あんじゅ「ちょっと、あまり暴れないでくれる?」


ツバサ「落ちついて!しろいいきに攻撃力はないわ。花陽さんにダメージは与えていない」

凛「ほっ…。じゃあ、どんな技なの?」

ツバサ「今からしばらくの間、英玲奈の能力のランクを下げる事ができないわ。命中率を下げることもね…」


凛「うぅ…かよちん…」

花陽「大丈夫だから…。凛ちゃん…みてて!私は…負けない!」



花陽「いきます!ギガドレイン!」


凛「うわぁ!英玲奈さんの体から出た光がかよちんの体の中に入ってった!」

あんじゅ「英玲奈の体力を吸いとったの。くさタイプのスクモンがよく使う技よ」

ツバサ「やはり…効果はいまいちね」

凛「じゃあ…かよちんに勝ち目は…じゃなくて!」


凛「もういいよ!凛は自分の身ぐらい自分で守れる!だからもうやめて…お願い!」


英玲奈「…どうする?続けるか?」

花陽「…お願いします」

凛「かよちん…っ!もうやめて!」



英玲奈「ふっ…、分かった。では続けることにしよう」


凛「かよちん!!」


花陽「(どうすれば勝てるんだろう…私のだす攻撃の全てが英玲奈さんにほぼ通用しない。早く答えを出さないと次でやられちゃう…っ)」
295: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:01:23.05 ID:THqgfcXA0NIKU.net
英玲奈「次で決める…!」

花陽「んっ…!」


凛「かよちん逃げて!」

花陽「大丈夫!もう…凛ちゃんを苦しませたりしない…。だから負けない!私は凛ちゃんのそばにずっといる!」


英玲奈「なら私の攻撃のに耐えてみてくれ!くらえ…れいとうビーム!!」


凛「あの時と同じ技……かよちっ…かよちぃぃぃん!!!!!」



花陽「っ…!」


凛「かよちっ…逃げて!!早くっ!…っぅ、いいから離して早くしないとかよちんが!」


あんじゅ「駄目よ!あなたを花陽さんのところには行かせない」

凛「どうして!」

あんじゅ「花陽さんは命をかけてあなたを守ろうとしてるの!ここで誰かが手を出せば、花陽さんの気持ちを裏切ることになるのよ?」


凛「そんなの知らない!守ってなんか欲しくない!凛はただ…」


英玲奈「くらえ!!」


凛「かよちんとずっと一緒にいたいだけだぁぁぁぁぁ!!!」



花陽「っ…!」

凛「やだ…そんなっ……かよちん!」

花陽「きゃぁぁぁぁぁ!!!!!」


凛「かよちぃぃぃん!!!!!」
296: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:05:09.17 ID:THqgfcXA0NIKU.net
花陽「うぅっ…」フラフラ…バタン



凛「かよちん!」

あんじゅ「…勝負あったわね」
英玲奈「やはり…弱点の壁は大きかったか」

ツバサ「…花陽さん」


凛「かよちんが…かよちんが…うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ツバサ「英玲奈!ここまでやる必要ないはずよ!」


あんじゅ「私達には闘わなきゃいけない時があるの。大切な人を守る為に…」

ツバサ「けど、こんなやり方…二度とやらないって三人で誓ったでしょ?」

凛「かよちん…っ……うぅ…」


英玲奈「すまない…。けど、これだけは譲れない。私達には…命をかけて守るべき人がいる…。」

ツバサ「けれど…」


あんじゅ「さぁ、花陽さんが手遅れになる前に、早くげんきのかけらで回復しないと…」



「っ…くぅっ…」


英玲奈「なにっ…!?」

あんじゅ「まさか…」



花陽「…ぐぅっ、うっ…」



あんじゅ「英玲奈の攻撃に…耐えた?」



花陽「…っ!ぐぅっ……あっ…」ガクッ


凛「かよちん!」
花陽「こないで!……大丈夫…だから」
297: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:08:48.58 ID:THqgfcXA0NIKU.net
凛「そんな風に見えないよ!もういいから…もう、凛たちの旅は終わったんだよ?ちゃんとした勝負をして、スクモンマスターになったんだよ?だからもうやめよ…ね?」


花陽「駄目だよ!」


凛「どうして…?こんな戦い…アイドルのかよちんにはまったく必要ないのに!」


花陽「私は…アイドルとしてじゃなくて、1人のスクモンとして、凛ちゃんを守りたいの!」


花陽「凛ちゃんはいつも花陽を守ってくれました…。だから、凛ちゃんがピンチの時は私が助けます!」


花陽「ここで英玲奈さんに負ければ…私は凛ちゃんを守れない…大切な人も守れないのに、スクモンマスターは名乗れません!」



英玲奈「まさか…立ち上がった?」

ツバサ「一撃ででやられてもおかしくはない。けど、大好きな凛さんを悲しませないため…気力で持ちこたえたのよ!」

凛「かよちんが…?凛のことを心配して?」


凛「かよちん!」

花陽「…うぅっ」フラフラ…ガクッ

英玲奈「(しかし、立つのがやっとか…)」



英玲奈「もういい、やめよう。私の攻撃に耐えれた。それだけで充分だ」

あんじゅ「そうね。あなたはすごく強くなったわ。その事実だけで充分スクモンマスターの名に相応しい」


花陽「いいえ、だめです。攻撃に耐えただけじゃ…凛ちゃんを守れたとはいえません」


英玲奈「…私に勝てると?」
花陽「はい…勝ってみせます!」


英玲奈「では…かかって来るがいい」
298: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:11:11.21 ID:THqgfcXA0NIKU.net
ツバサ「英玲奈!」

凛「かよちん…!もういいから!やめるてよ!」


あんじゅ「あなたの攻撃は英玲奈に通用しない。さぁ…どうでる?」



花陽「っ…うぅ」フラフラ


凛「あんなにフラフラなのに…どうして頑張るの?」

あんじゅ「決まってるでしょ?あなたの為よ」
ツバサ「命をかけて…凛さんを守ろうとしてるの」


凛「そんなの…嬉しくないよ」


嬉しくない。けど…


凛「…ばれ、……かよちん負けるな!頑張れ!」


花陽「凛ちゃん…!」




凛「凛を守って…お願いっ!!」



花陽「(私は…凛ちゃんを守る!私を守ってくれたように…今度は私が…)」



花陽「凛ちゃんを守りますっ!!」



ダッダッダッダッダッ…


英玲奈「ノーマル攻撃か…考えたな。あれは…たいあたり?…いや、でんこうせっか…?」

あんじゅ「いや、違うわ!あの技は…」



ツバサ「おんがえし…!?」


凛「おんがえ…し…?」
299: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:17:14.93 ID:THqgfcXA0NIKU.net
花陽「はぁぁぁぁぁ!!!」


ーーードカッ!!



英玲奈「っ…あぁ!」


花陽「…はぁ、はぁ。っ…はぁ…」



英玲奈「なるほど…おんがえしか……ふっ、いい技だ……な…」バタッ


あんじゅ「英玲奈っ!」
ツバサ「英玲奈!」


凛「かよちんっ!!」

花陽「凛…ちゃっ…」バタン


凛「かよちん!しっかりして…かよちん!」

花陽「凛…ちゃ…」


凛「かよちぃぃぃん!!!」


グゥゥゥゥゥ…


凛「…にゃ?」

花陽「(ぽっ)」


凛「かよちん…お腹減ったの?」
花陽「……(コクン)」


凛「かよちぃぃぃん!!!」ぎゅー
花陽「ピャア!」



あんじゅ「英玲奈しっかりして!げんきのかけらよ」


英玲奈「…んんっ。」

ツバサ「よかった…もう、無茶しないで…」

英玲奈「…ツバサ。けど…そうか…私は負けたのか…」
あんじゅ「えぇ、完敗よ」
300: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:20:24.22 ID:THqgfcXA0NIKU.net
英玲奈「…おめでとう、小泉花陽。君の勝ちだ」


花陽「英玲奈さん…ありがとうございます!大丈夫ですか?」

英玲奈「心配しなくていい。けれど、まさか一撃でやられるとは…強くなったな」



花陽「ありがとうございます…英玲奈さん」


あんじゅ「英玲奈もあなたも無理は禁物よ。キズぐすりで回復してあげるわ。こっちにきて」




ツバサ「手荒なマネをしてごめんなさい」

凛「いえ、それは別に…。あ、あの…、ひとつ聞きたいことがあるんです」

ツバサ「えぇ、なぁに?」

凛「英玲奈さんにかよちんの攻撃は効かないはずですよね?おんがえしって技…一体どんな技なんですか?凛には普通の体当たりにしか見えなかったです」


ツバサ「おんがえしはね、トレーナーであるあなたになついていれば懐いているほど、攻撃の威力が増す不思議な技なの」



凛「そうなんだ…スクモンにはそんな技もあるんだね」


ツバサ「あなたを守りたいという意思、感謝の思いを英玲奈にぶつけたの…。ふふっ、あなたたちらしい勝ち方ね」


凛「へへっ…なんか照れるにゃあ」


ツバサ「花陽さんはほとんど一撃で英玲奈を倒したわ。これがどういう意味が分かる?」


凛「えっ…?」

ツバサ「凛さんはすごく花陽さんから愛されているのね(ニコッ)」


凛「(カァァ…)」

ツバサ「ファンの子たちが言うように、りんぱなは正義…ってところかしら?」
301: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:23:46.82 ID:THqgfcXA0NIKU.net
凛「にゃ?ツバサさんまで何言ってるにゃ?そもそもりんぱなってなんにゃ」

ツバサ「さぁ、何かしら(ニコッ)」


凛「んー…りん?りんごに…ぱな?お花?」

ツバサ「奇跡的に若干近づいているわよ。もう少しだわ頑張って」



凛「えーっと…」

花陽「凛ちゃん!あんじゅさんに回復してもらったよ!」

凛「かよちん!痛いところはない?苦しくない?大丈夫?」
花陽「うん!平気」

凛「良かった…英玲奈さんも大丈夫ですか?」

英玲奈「あぁ、大丈夫だ」
あんじゅ「こちらのことは心配しないで。それより…」


ツバサ「そうね。落ち着いたら先に進むといいわ」


凛「えっ!?つ、次ですか?」
花陽「まだあるんですか!?」


ツバサ「あなた達が新しいスクモンマスター…といいたいところだけど、一足遅かったわね。私はもうスクモンマスターじゃないのよ(ニコッ)」


凛・花陽「えぇぇぇぇぇぇ!?」

凛「じゃあ凛達のスクモンマスターは無効!?」


花陽「そんなぁ…」
凛「なら…何のためにかよちんと勝負したんですか!」

英玲奈「怒らないでほしい。最初にこれは私達の問題と言ったはずだ」
凛「そうですけど…けど!」



花陽「凛ちゃん…もういいから。」
凛「うぅ…かよちんが言うなら…」


花陽「それに、扉の向こうにいる人達とも闘ったんですよね?」

英玲奈「あぁ、もちろんだ。全てにおいて、スクモンマスターに相応しい相手だろう」
302: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:27:50.59 ID:THqgfcXA0NIKU.net
凛「ってことは…ツバサさんも知ってて凛に話をあわせたんですか?闘わないでー!みたいな」

ツバサ「ふふっ、ごめんなさいね」


凛「なんて演技派にゃ…」

花陽「ねぇ凛ちゃん、ツバサさんが言う新しいスクモンマスターって…もしかして…」

凛「あっ……!ふーん、なるほど!そういうことかにゃ!」


ツバサ「ふふっ、この扉の向こうに新しいスクモンマスターがいる。誰かしら?ふふっ…きっと、二人とも驚くわ」

英玲奈「がんばりたまえ」
あんじゅ「応援してるわ」



凛「はい!…と、その前に衣装チェンジにゃ!せっかくの衣装がボロボロにゃ」

花陽「じゃあ、あの衣装がいいな」

凛「あぁ、これね?いいよ、今のかよちんならサイズもぴったりにゃ!」

花陽「ううん。花陽が着るのはこっちだよ。この衣装は凛ちゃんが着てね」


凛「え?かよちん…何言ってるにゃ?」

花陽「じゃ着替えてくるね」

凛「ちょっと待って!…うぅ、こんなの着れないよぉ…」


あんじゅ「この度はおめでとうございます」
凛「ちょっ!あんじゅさんノリよすぎにゃ!」


凛「うぅ…と、とにかく着替えて新しいスクモンマスターに挑戦にゃ!」



ーーーガチャ

凛「た…たのもぉ!」
花陽「たのもー!!」

真姫「遅いじゃない?…あら、素敵な衣装ね。よく似合ってるわよ…二人とも」

にこ「最後の最後でその衣装でくる?結婚式か何かと勘違いしてるんじゃないの?」
303: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:30:45.01 ID:THqgfcXA0NIKU.net
真姫「一言で表すなら…そうね、Love wing Bell」
にこ「間違いないわね」


花陽「ふふっ、凛ちゃん、とーっても可愛いよ」
凛「あ…ありがとう(カァァ)」


にこ「(コメントがりんぱな関係でうめつくられてるじゃない…面白くないわね)」


にこ「ちょっと真姫ちゃん、私とも結婚しなさいよ」
真姫「はぁっ、はぁぁぁ!?なに言ってるのよ!」


花陽「ふふっ、凛ちゃん本当に可愛いよ!よく似合ってる」

凛「凛はアイドルじゃないから、ウエディングドレスなんて着なくていいのに…」


花陽「ううん、凛ちゃんは私のアイドルだもん!だから、凛ちゃんじゃないと似合わないんだよ」

凛「かよちんの方が似合うよ!…けど、嬉しい…かよちん、ありがとうね」
花陽「うん!」


にこ「まじで結婚くらいしないと勝てないわよこれ」
真姫「そ、そうなの?」


凛「あっ!真姫ちゃんたちだって!二人でお揃いの衣装なんか着ちゃって。」


にこ「はぁ…真姫ちゃんが着たいっていうから…仕方なくよ」
真姫「なっ、なによその言い方!」


にこ「結婚してよ」
真姫「ヴェェェ!?し、しないわよ!…今はまだしない!」
にこ「へっ!?」


花陽「にこちゃんと真姫ちゃんも人気者だね。ファンの人達がコメントがすごい…」

凛「そっか…。やっぱり新しいスクモンマスターは真姫ちゃんのことだったんだね…」


花陽「ぴゃあ!!」
凛「にゃ?かよちんどーしたの?」

花陽「凛ちゃん!あ、あれ…」

凛「へ…?にゃあ!?」
304: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:36:11.73 ID:THqgfcXA0NIKU.net
花陽「凛ちゃん!あ、あれ…」

凛「へ…?にゃあ!?」



穂乃果「ね?凛ちゃんたち大丈夫だったでしょ?」

海未「ですが私達と違って花陽の場合、こおりという最大の弱点と戦わなくてはいけないわけですし…それに、別に心配していたわけではありません!」

ことり「凛ちゃんたちもお疲れ様。ずーっとスクリーンでみてたよ。花陽ちゃんのステージ可愛かったぁ」



凛「な、なんでことりちゃんたちもいるにゃ!」


ことり「えっ?えーっと…」
凛「スクモンセンターは?」


ことり「今はお休みをもらってるよ。他のトレーナーの子達には悪いけど…やっぱり私もスクモンマスターになりたい夢を諦めきれなくて…」


凛「そうだったんだ…さすが伝説のトレーナー!四天王なんかすぐ倒しちゃったんだね!やっぱりすごいや…」

穂乃果「なに言ってるの凛ちゃん!順番からいくと私達の方が先にスクモンマスターを目指してるんだよ!むしろ遅いくらいだよ!」


凛「あっ…なるほど…」
海未「今の説明でよく納得できましたね」

凛「ってことは…みーんなスクモンマスター候補なの!?」


ことり「うん!」
穂乃果「そうだよ!」
海未「そうです」
真姫「そういうわけ」
にこ「そうよ…なに?悪いの?」


希「まぁまぁにこっちもそう言わんと。感じ悪いよ」

絵里「では、改めて四組で最後のバトルを始めましょうか。勝ち残った1組が、真のスクモンマスターよ」


花陽「エリチャンタチモナノォ!?」
305: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:40:39.08 ID:THqgfcXA0NIKU.net
花陽「っていうかどっちがスクモンなの?」


希「うちや!」

花陽「ぴゃあ!」

凛「まさかの新事実にゃ!けど…あれ?希ちゃんは研究者だし…人間じゃなかったの?」


希「えっ…うち、アイドルに…みえない?(ウルウル)」

凛「そんなことは…ないけど…」

真姫「凛の言うことも分かるわ。だって、今までだってそんな素振りなかったし、いきなりスクモンですなんて言われても…こじつけとしか思えないわ」


絵里「真姫、聞きなさい」

真姫「な、なに…?」


絵里「これはこじつけよ」

凛「だって!こじつけだから気にしないでいてあげよ!」

真姫「そうね、分かったわ」



にこ「さっさと始めましょう」
穂乃果「そうだね!じゃあはじめようか!」

真姫「いいわよ!ルールはどうする?」

絵里「ルールは…そうね、1組1ステージ。ファンの心を一人でも多く掴んだ方の勝ちよ」


海未「分かりやすていいですね」

ことり「うん!」

穂乃果「悪いけど…負けないからね!」


にこ「こっちだって負けるつもりはないわよ!ねっ、真姫ちゃん!」

真姫「当たり前でしょ!」


希「うちらにはブランクがあるけど頑張ろうな?」

絵里「ええ、私達だって負けるつもりはないわ」
306: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:42:46.36 ID:THqgfcXA0NIKU.net
凛「ふんっ!凛達だって負けないにゃ!…ねっ?かーよちん」

花陽「うん!スクモンマスターになります…負ける気なんてさらさらありません!」



穂乃果「ふふっ…いい意気込みだね!じゃあいこう!みんな!誰が勝っても恨みっこなしだよ!」


凛「もちろんにゃ!」
真姫「当たり前でしょ!」


穂乃果「じゃあいこう!せーのっ!」


9人「ミュージック…スタート!!!」














「暇だね…」


「そうですね」

「うー…ひま!暇すぎる!」


「穂乃果ちゃん…落ち着こうよ…ね?」



穂乃果「だって暇なんだよぉ!ねぇことりちゃん、四天王の最後の人ってこんなに暇だったの?」
307: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:46:55.87 ID:THqgfcXA0NIKU.net
ことり「えーっと…そもそもジムバッジをすべて集める人も少ないわけだし…やっぱりここまで来れる人ってそんなにいないんじゃないかな?」


穂乃果「えぇー!そうなの?」


海未「当たり前です。私や穂乃果のように自由にパートナーと会話ができるスクモンだけでも極めて珍しいというのに…ここまで来れるスクモン達などそう簡単に現れません」


ことり「ね?だから新しい挑戦者がくるまで待ってよ…ねっ?」


穂乃果「ぶぅぅぅ…」

海未「そんな顔したって無理なものは無理です」



ツバサ「あら、不満そうね」

穂乃果「ツバサさん!」
海未「英玲奈さん!」
ことり「あんじゅさんも!お久しぶりです!」


ツバサ「新しいスクモンマスター…そして、4番目の四天王こと南ことりさん、高坂穂乃果さん…園田海未さん。お久しぶりね」

あんじゅ「お久しぶりです」
英玲奈「元気にしていたか?」


海未「ええ。そちらも元気そうで安心しました。」

ことり「あの…」


あんじゅ「心配しないで。ちょっと様子を見に来ただけ…すぐ、スクモンセンターに戻るわ」

英玲奈「トレーナー達と触れ会うのことは実に楽しい。スクモンセンターの仕事を引き継いで、毎日充実している」


ことり「本当ですか!?よかったぁ…」
海未「だから心配いらないと言ったではありませんか」


あんじゅ「ただ…ツバサの手先が意外と不器用なのがたまにキズね」

ツバサ「余計なことは言わなくていいのよ?(ニコッ)」


穂乃果「ふふっ。で、どーしたんですか?あっ…もしかして、穂乃果たちとバトルですか!いいですよ!早速始めましょう!」


ツバサ「元気が有り余っているのね」

英玲奈「それも仕方ないだろう…」
308: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:48:57.36 ID:THqgfcXA0NIKU.net
海未「えっ…理由でもあるのですか?」

あんじゅ「実はね、チャンピオンロードまでの壁が高くなったの(ニコッ)」


英玲奈「最後のジムリーダーが現スクモンマスターなのだから。普通のトレーナー達では歯が立たないだろう」

ことり「それって…もしかして」

ツバサ「ええ、そうよ」


穂乃果「やっぱり!真姫ちゃん達のことだよ!!」


ことり「確かに真姫ちゃんたちが相手じゃ、ここまで来れるトレーナーはいなくなっちゃうかもね…」

穂乃果「ぶぅぅぅ…こんな事なら穂乃果たちがジムリーダーになればよかった。あっ、そうだ!今から変えてもらおうよ!」


海未「そんな事できません!まったく…相変わらずむちゃくちゃな事を言いますね」


穂乃果「だってぇぇ…ぶぅ。海未ちゃんのけちんぼ」
海未「ケチではありません!…まったく」


ことり「ねぇ…凛ちゃんたちは?」

穂乃果「そうだ!凛ちゃんたちは?ねぇ、どこにいるか知らないですか?」

海未「どんな些細な情報でも構いません!凛と花陽は…今どこに…」


ツバサ「ごめんなさい…訪れるトレーナーの子達にも色々話は聞いているんだけど…」

あんじゅ「ごめんなさい」

英玲奈「申し訳ない…」


穂乃果「凛ちゃん…花陽ちゃん…一体どこに…」
309: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:51:50.30 ID:THqgfcXA0NIKU.net
「うちが些細な情報をもってきたよ」


穂乃果「…あっ!希ちゃん!どうしたの?げんきのかたまりを作る方法を見つけたって噂で聞いたけど…その後研究は?」



希「そんなことより…これ、なんやと思う?」


ことり「えっ…」

希「凛ちゃんから手紙…届いたよ」









にこ「へっくし!うぅ…風邪かしら」


にこ「まさか。風邪を引くなんて自覚が足らない奴のやることよ」


にこ「超アイドル矢澤にこにーがなるわけないじゃない!!」キメッ


真姫「はいはい、そうね」


にこ「って!ノリ悪っ。なに?どーしたにこ?」

真姫「…はぁ、なんか…期待してたのと違う感じ。ジムリーダーって意外と退屈ね。」

にこ「それ言っちゃう?まぁ確かに…にこのレベルが高すぎるから?ふふっ、もうこの世に敵なんていないわね!」

真姫「はぁ…四天王になるより、トレーナーの子達とやりあえると思っていたのよ。それがどう?ここに来るのはにこちゃんの足元にも及ばないアイドルばかり」

にこ「ちょっと!?私と比べてたの?それじゃあ何されても唸らないはずね。って、私よりすごいアイドルがいると思ってんの?ちょっとはハードル下げなさいよね」


真姫「はぁ…」
にこ「ちょっと、聞いてんの?」
310: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:56:01.66 ID:THqgfcXA0NIKU.net
真姫「はぁ…凛たち、元気にしてるかしら」

にこ「なに?そんな事心配してたの…?決まってんでしょ?してるわよ」


真姫「…そうね。そうだといいけど…」

にこ「なに?心配してるの?悪いけど…、この私が認めた1人よ!元気にしてるに決まってるじゃない」


真姫「わ、わかってるわよ!けど…なんの連絡もないし…」

にこ「ったく…突然消えるなんて。こっちがどんだけ心配してると思ってんのよ…現れたらタダじゃおかないから」


「じゃあ、確かめてみる?」


真姫「あっ…絵里!」
にこ「ん?どーしたのよ?まさか…ジムに挑戦しに!?」


絵里「まさか…これを届けに来たの。知り合いの博士から受け取ったの。凛からの手紙よ」


真姫「それ、本当なの!」パァァ!

にこ「(むっ、ここ最近で一番の可愛い笑顔)」

真姫「な、なによ…」
にこ「べつに!どーせ私じゃその顔にさせられないですよ!ふんっ」

真姫「なに怒ってるの?」



にこ「けど私達だけで読んでいいの?どーせなら穂乃果達のところに行ってみんなで…」

絵里「実は、もう一枚届いてて…それは希に届けてもらっているの。穂乃果達も読んでいると思うわ。じゃあ…読むわね」


絵里「みんなへ。…元気にしていますか?突然いなくなってごめんなさい。心配させちゃったよね?」
311: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 21:58:47.34 ID:THqgfcXA0NIKU.net
凛も、かよちんもとーっても元気にしています。

今、凛達がいる場所はまったくの別世界です。

食べ物も建物も野生のスクモンまで見たことのないものばかりで毎日おどろいています。



絵里「心配しないでください。ラーメンはあります」

にこ「そこの心配はしてないわよ!」


あの日の決断を後悔したことは一度もありません!

そのかわり…みんなには心配させちゃったけど…ごめんさい


あの日…凛達のステージを見ていてくれたファンの人達がみんなをスクモンマスターとして認めてくれました。

凛もみんなも、晴れてスクモンマスターになりました。

凛の夢も叶いました。
って、知ってるよね?えへへっ


けど…やっぱり何か違いました。

胸の奥がモヤモヤして…はちきれそうでした。

凛は、スクモンマスターになる資格がないと思ったからです。


真姫「なによそれ!そんなこと…誰が言って…


絵里「…凛達は、みんなのようにバトルをして勝ち進んでいません」


にこ「えっ…」


バトルをせずに、頂点まで登りつめました。


チャンピョンロードだって、オニゴンのお陰で突破できました。凛達はただ寝ていたんです。



希「真姫ちゃんやことりちゃんは野生のスクモンやトレーナーたちと勝負をして勝って…頂点にのぼりつめたのに…凛達はそれをしていません」

それなのに、同じ立場にたつのはおかしい。

凛はスクモンマスターとして名乗ってはいけません。だから…
312: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 22:02:12.20 ID:THqgfcXA0NIKU.net
ことり「そんなこと気にしなくていいのに…」


海未「アイドルにとって運も実力のうちです。私たちもファンのみんなもそれを分かっていたから誰も攻めなかった。それなのに…」


穂乃果「凛ちゃんと花陽ちゃんにはそれができなかったんだよ…。」

希「…そうやね。」


スクモンマスターを辞退しよう。それが凛とかよちんのだした答えでした。

辞退して、もう一度スクモンマスターになるつもりです。

けれど、この地方でやり直すには少し有名になりすぎました。

だから、凛達のことを知らない。すごく遠く離れた地方で、新たに旅をすることにしました。

誰も知らない、まったくの別世界のこの土地で今度は本物のスクモンマスターになろうと思います。


すっごくがんばるね!

その時はみんなに会いに行くにゃー

では、みんなも体に気をつけてください。


凛とかよちんより。




絵里「…そういうことみたいね」

にこ「なんの相談もなしに勝手に…」

真姫「…で、絵里は知っていたんでしょ?」


絵里「えっ…」

真姫「別の地方にもラブライブがあるなんて、凛は知らなかったはずよ。誰かに入れ知恵した人物がいるはずだわ」


絵里「そうね…ごめんなさい。私が提案したの」

真姫「どうして?私に相談してくれたってよかったじゃない?だって私は…凛のライバルでもあり…親友なのに…」


絵里「それが花陽の望みだったの」

にこ「…どういうこと?」

絵里「別れが辛くなるからって…みんなには内緒にと」

真姫「えっ…」
313: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 22:05:00.94 ID:THqgfcXA0NIKU.net
絵里「改めてスクモンマスターになるには、花陽は成長しすぎた。スクモンマスターに登りつめた花陽に勝てるスクモンはどの地方にもいない」


にこ「じゃあ…凛たちは…どうして」

絵里「わすれさせ屋にお願いしたの」

真姫「なによ…それ」


絵里「わすれさせ屋にお願いして花陽の全てをリセットしたわ。本来ならひでんの技を忘れさせるおじさんだから、成長のリセットはできないのだけど…特別に」


真姫「じゃあ…今、花陽は!」


絵里「恐らく…私達のことも覚えていない。歌うことも…喋る事もできてない状態よ」

にこ「そんな…」

絵里「あなた達の顔を見ると決心が鈍るから。みんなの事が大好きだから…って」

真姫「凛…花陽…」








凛「んーっ!いい天気にゃー!そう思わない?」

花陽「ぴゃあ!」


凛「あっ、かよちんもそう思う?よかったにゃー」

花陽「ぴゃあ!」

凛「じゃあ早速いっくにゃぁぁぁ!!」

花陽「ぴ…ぴゃあ…」

凛「あー、ごめんごめん。手つないで仲良く先に進もうね!」

花陽「ぴゃあ!」


凛「くぅぅー!かよちんはかわいいにゃー」

花陽「ぴゃあ!うぅ…ぴゃあ!」


凛「かよちん…」
314: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 22:06:47.79 ID:THqgfcXA0NIKU.net
花陽『大丈夫だよ!今までの記憶が全部リセットされても私はまた…凛ちゃんの事が大好きになるにきまってるもん!!』


凛「かよちん…(ゴシゴシ)」ぎゅっ

花陽「ぴゃあ?」


凛「あの約束…忘れちゃダメだよ?」

花陽「…ぴゃあ?」


花陽『その時は…私に…その…うぅ、これはプロポーズなのでしょうか?うぅ…』



凛「大丈夫。分かってる。凛だってずっと同じ気持ちだったもん…。ねっ?そうでしょ?」


花陽『私の事を…大好きって…やさしく抱きしめてください!』


凛「…大好きだよ(ボソッ)」

花陽「ぴゃあ?」

凛「なーんでもないよ!そうにゃ!はい、かよちんのリボン!つけてあげるね」

花陽「ぴゃあ?」

凛「かーよちんに似合う緑色の…。な…なんにゃこのとてつもなく可愛いアイドルは!まだ何も知らない純粋無垢なフレッシュ感あるれてるにゃ…」


凛「かよちんはフルーツガール?フルーツガールなの?さくらんぼを持ちながら大きいグラスにすっぽり座っちゃってる可愛い可愛いフルーツガールなの?」


花陽「ぴゃあ…?」

凛「ご…ごめん。あまりに可愛くて脱線しちゃった」

花陽「ぴゃー(にこっ)」


凛「…」
花陽「ぴゃあ?」


凛「ちゅーして…いい?」

花陽「ぴ…ぴゃあぁぁ!」
315: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 22:08:26.61 ID:THqgfcXA0NIKU.net
凛「そんなに嫌なの…?」
花陽「ぴゃ!ぴゃあ!(フルフルフル)」


凛「なーんちゃってね!」
花陽「ぴゃあ!」


凛「ふふっ、じゃあ、気を取り直して…まずは喋れるようになろう!野生のスクモンと闘うにゃー!」


花陽「ぶるぶるぶるぶるぶる…」

凛「大丈夫。ほら、みて!凛とかよちんの手はずーっと繋がってる。何があっても1人にさせないにゃ…だから、勇気を出して」


花陽「…ぴゃあ。ぴゃあ!!」

凛「うん!その意気にゃ!…じゃあ、いっくにゃぁぁぁ!!」








絵里「あなた達には、もう少し早く伝えるべきだったわね」


にこ「また新たにスクモンマスターを目指す…ね。ふんっ、やるじゃない」

真姫「こうしちゃいられないわね。ねぇ絵里、教えてくれる?」


絵里「えっ…」

真姫「たしか、四天王には何度も挑戦できたはずよね?」


絵里「え、えぇ。」

真姫「にこちゃん、もう一度穂乃果達に挑戦するわよ!」

にこ「そうね!こんな所でボーッとしてたら体がなまっちゃうわ!」


穂乃果「そうだよ!体を動かさないとなまっちゃうもん!」


真姫「ヴェェ…穂乃果!?どうしてここに?」
316: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 22:09:35.14 ID:THqgfcXA0NIKU.net
穂乃果「真姫ちゃんのせいだよ!真姫ちゃんたちが強すぎるからラブライブまで登りつめるトレーナーが全然来ないんだもん!」


にこ「ふっ…仕方ないでしょ?私が凄すぎるんだから!」

穂乃果「だから勝負をしにきたよ!」
にこ「だからなの!?」

ことり「ごめんね…?急にお邪魔しちゃって」



海未「凛も花陽も再スタートを踏み出したみたいですし、私達も負けていられません。」

穂乃果「そうだよ!違う地方でスクモンマスターになったら、スクモンマスター歴2回だよ?私達の上に行っちゃうよ?」


にこ「そんなことさせないわよ!私が一番なんだから!」

真姫「私達って言いいなさいよね!」


海未「では、手合わせ願います」

希「そうやね。うちも研究続きで体がなまってるし」
絵里「私達も参加させてもらうわ」


穂乃果「負けないよ!」
海未「当たり前です」
にこ「こっちだって!」
希「うちやって負けへんよー」


絵里「ふふっ」
ことり「じゃあ…いきます!」



真姫「見てなさいよ…凛、花陽。次会った時は必ず…」









凛「あー、また負けちゃったにゃー」

花陽「ぶるぶるぅ…うぅぅ…うっ…」
317: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 22:12:42.52 ID:THqgfcXA0NIKU.net
凛「ごめんごめん。怒ってるんじゃないよ?はい、ハンカチ。これで涙を拭くにゃー」

花陽「ぴやぁ…」

凛「凛は嬉しいんだ。だって、大好きな人とまた同じことをやれるんだよ?タイムスリップしたみたい!だから、怒るわけないにゃ」

花陽「ぴゃあ…?」


凛「ゆっくりでいいにゃ!次、頑張れば大丈夫!…ねっ?」


凛「かよちんは宇宙一のアイドルにゃ。今のかよちんに出会う前から、凛は知ってから!」


凛「いい?かよちんはもう、アイドルなんだよ?だから自信を持つにゃ!」



花陽「ぴゃ…(ウルウル)」

花陽「ぴゃあ!!」ビクビク


凛「かよちっ!ど、どうしたにゃ!」


花陽「…う、うん!…なんか、体が……あれ?どうして…?まけちゃったのに…はなよ、おはなしできりゅ…?」


凛「あぁっ!」

花陽「あ…あれぇ?」


凛「…ふふっ!かよちーん!」ぎゅ
花陽「ピャア!」


凛「凛はかよちんとスクモンマスターになるにゃあ!」


おしまい
318: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 22:16:39.14 ID:THqgfcXA0NIKU.net
自分でも引くくらい長かったです。ポケモンは長い。日曜の深夜のテンションで書き始めた時はそんな事夢にも思っていませんでした。
途中から話が暗すぎて書きながら若干びっくりしました。
何度も無理と思ったけど皆さんのコメントが本当に励みになりました。ありがとう。
長々とお付き合いしてくれて本当にありがとうございました。
319: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ (ニククエW 023b-YKLR) 2015/10/29(木) 22:18:46.57 ID:THqgfcXA0NIKU.net
あと、考えはじめたら楽しくなったのでバカみたいないつものノリでよかったら他のメンバーvs四天王も書きたいなと思ってます。
また機会があれば書きます
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『凛「あぁ憧れのスクモンマスターに」』へのコメント

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