希「毒吐きりんがべ服毒事件」

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希-アイキャッチ11
1: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 19:09:21.15 ID:UTieDp8n.net
 ――朝 音ノ木坂学院>みんなの部室


希「くぅ……くぅ」

希「んんー……ふふふー……そんなに食べられへんよー
   もー……そいれんとしすてむぅ……むにゃむにゃ」

 >バタンッ

にこ「にっこにっこにー!」

にこ「アナタのハートににっこにこにー!
    快晴目下で3割増しの笑顔届ける矢澤に、こに……こ」

希「すぅ……すぅ……ええよぉ 
   ウチは遠慮しときますぅ……むにゃむにゃ」

にこ「こ、こいつぅう……! にこちゃんの
    生にこ目覚ましをスルーするとかぁ……!」

にこ「全国1億人ちょっとのファンに対する冒涜にこ! 起きろコラー!」

※ 前作記事へのリンクです(管理人)

希「3Dほのパイ流出事件」

元スレ: 希「毒吐きりんがべ服毒事件」

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2: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 19:13:25.00 ID:UTieDp8n.net
希「んっ……んー……? あ、にこちゃーん」

希「ふぁあ……おはよう 今日もいい天気どすなぁ」

にこ「屋内だけどね……カーテンばっちり閉まってるし」

希「えー? だってさっき快晴にこにこー
   ってウチを起こしてくれたやないのぉー」

にこ「あ、あんた まさか聞いてっ!?」

希「ウチはにこちゃんの声を聞き逃したりしぃへんよー」

にこ「だ、だったら寝たふりしてないで
    すぐに起きなさいよこのバカァー!」

希「きゃーにこちゃんが怒ったぁー」

にこ「逃げんなクズ!」

希「だってにこちゃんが可愛くて もっと見てたかったんやもーん」

にこ「知るか!」

 >ヒュンヒュンッ

希「きゃー そないに物投げたら大事が起こるよぉ」

 >ガチャッ

海未「おはようございm>ベチャッ!

希・にこ「あっ」
3: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 19:24:31.61 ID:UTieDp8n.net
海未「……」

海未「……にこ いまアナタが投げて山なりの放物線を描き
    私の頭頂部に乗ったこの物体はなんですか?」

にこ「も、貰い物の増えるワカメ……です」

海未「すでに水濡れのようですが」

にこ「い、今の内に増やして……後で食べようかと」

希「あはは 海未ちゃんからあがった海産物みたいやね」

にこ「ちょっアンタなに煽って」

海未「……にこ? 希?」


 >食べ物で遊んではいけません!!!!!

 >ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
4: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 19:29:22.04 ID:UTieDp8n.net
 五分後――朝 音ノ木坂学院>みんなの部室


にこ・希「大変申し訳ございませんでした」

海未「まったく……三年生として
    下級生の模範になるべき方々でしょうに アナタ達は」

にこ「で、でも ノックしない海未だって悪い所があるにk」

海未「しました! アナタ達が中でドタンバタンうるさいから
    聞こえなかっただけでしょう!?」

にこ「うぅ……」

希「まぁまぁ それにしても海未ちゃんが
   朝からここに来るなんて珍しいなぁ」

海未「あぁ 希に用事がありまして」

海未「朝はいつもここだと 耳にしていたものですから」

希「ココはにこちゃんとウチの愛の巣やからね」

にこ「はぁ!?」

海未「あ、ああぁ愛の巣、ですか!? ゴクリ」

にこ「アンタもなに想像してんのよ!」

海未「いや……その、ううぅ……
    あ、愛の巣であれば仕方ないです ではまた日を改めて」

にこ「いや違うからほんとっ! コイツのウソを真に受けないでよ!」
6: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 19:34:20.12 ID:UTieDp8n.net
海未「くすっ 分かっていますよ」

希「にこっちこそ冗談を真に受けたらアカンよぉー?」

にこ「海未が言うと信じざるをえないでしょうが!」

海未「では 本題に移りましょう」

海未「この前の一件はありがとうございました希」

希「いや ウチは別に大した事はしとらんよ」

海未「μ'sのページで公式的な文言を公表することで
    ほのパイの一件は何とか沈静化しました」

海未「あれだってアナタが考えてくれたものですから」

希「火付けに使われたのがタダの肯定文やからね
   火消しに使うなら否定文だけでいいと思ったんよ」

希「海未ちゃん自身は匿名性のあるハンネのまま
   身元を不明瞭にしてたのは今回に限っていえば英断やった」

希「もし海未ちゃんが 認めさせる手段に
   生徒手帳とか制服みたいな物をアップしてたら 少し危なかったけど」

希「アカウントも完全消去したし これでキレイサッパリやね」
8: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 19:38:40.94 ID:UTieDp8n.net
にこ「高坂穂乃果およびμ'sは
    今件には一切の関わりがございません」

にこ「これだけで ネット上の説は穂乃果から
    架空の第三者Xに移って 実質、ネット上では迷宮入り」

にこ「あー良かった……危うく私の胸まで
    ネットにアップされる所だったわよ」

海未「穂乃果はやると言ったら聞きませんからね……ギリギリでした」

海未「ほのパイ=穂乃果のオッパイである
   という事実が削がれた事で 偶像もあやふやになりました」

海未「もう ネット上にバラまかれたほのパイを
    ほのパイとする人はいなくなるでしょう」

にこ「真相を知る所有者のアンタ以外はねっ」

海未「あぁ その事でしたらご安心ください」

海未「もう破棄しましたから マスターデータと
    そこから複製した……ほのパイは全部」
10: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 19:42:07.71 ID:UTieDp8n.net
にこ「えぇえええ!?」

にこ「何でよアンタ! それだけのために
    アレだけの苦労をしておいて……!」

海未「……」

海未「私には穂乃果がいます 触れられなくても
    たとえ形がなくても 私の中にはずっと穂乃果がいます」

海未「寄り代などではなく 自分の心にいる穂乃果に
    寄り添って 大事に温めていく事が大事なんだって 気付けました」

にこ「ほのパイほのパイ連呼してた痴女が 急にプラトニックなこと言い出したにこ!」

希「ふふっ作詞もはかどりそうやねぇ」

海未「はい! 何だか最近インスピレーションが
    ほとばしってるんですよ! 見ます?」

にこ「視覚できるインスピレーションって何事よ……」
12: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 19:49:07.73 ID:UTieDp8n.net
海未「それではまた 今日は朝から立て込みそうですし
    お先に失礼します――とは言っても」

海未「三時限目が始まる前に 一度そちらへ
    出向くことになりそうですから 楽しみにしていて下さいね」

にこ「三年生の教室に? それまた何で」

希「来たときのお楽しみって事やんね 海未ちゃん」

海未「ふふ、はいっ――あっとそうでした、希」

希「海未ちゃんなぁに?」

海未「いつかお手伝いをさせて下さい ……もしもの、有事の際に」

希「それは 助手としてって事?」

海未「アナタの仲間として――ではまた後ほど」

 >ガチャバタンッ
13: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 19:54:14.83 ID:UTieDp8n.net
にこ「……いいの? あんなこと言ってたけど」

希「えぇよ別に そうそうこの前みたいな事
   起こったりなんかせぇへんよ 推理物じゃあるまいし」

にこ「そ、そうよねー! 発覚から15分も経たないうちに
    犯人が読者にバレる推理物(>>9)なんて 有り得ないわよねー」

 >あははははは!

にこ(やばい……嫌な予感がするにこ)

希(これってフラグって言うんやったっけ?)
14: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:00:39.33 ID:UTieDp8n.net
 五分後――朝 音ノ木坂学院>廊下


凛「今日の調理実習ー楽しみだにゃー」

花陽「そうだねぇ凛ちゃん」

凛「かよちんはなに作るのー?」

花陽「フフフッよくぞ聞いてくれましたっ」

花陽「私はこのチネリータ(新品)という神器でもって
    世にも珍しいチネり米を使ったご飯を作るんだよ!」

凛「どれどれ……こ、小麦粉製のご飯!? すごいにゃー
   食感も味も謎のヴェールに包まれていて
    注目度バツグンだね! かよちーん」

花陽「うん!」

花陽「そ、それでなんだけど
    よかったら凛ちゃんにも作ってあげるよ? 一緒に食べようよぉ」

凛「だが断る」

花陽「!?」
15: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:05:42.52 ID:UTieDp8n.net
凛「りんはもうかよちんの料理なんて食べないって 心に誓ったにゃ!」

凛「料理をするかよちんは大好きだけど
   かよちんの作った料理はキライだよー! つーんっだ!」

花陽(やっぱり まだ怒ってるんだ、凛ちゃん……)

花陽「……」

凛「あっ海未ちゃん おはよー」

海未「おはようございます」

花陽「……お、おはよう海未ちゃん」

 >ぐぅううう
16: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:12:36.43 ID:UTieDp8n.net
花陽「え?」

海未「あら」

凛「あっ、えへへ ちょっとお腹空いてるんだ」

凛「今日はね 朝を抜いてきたんだにゃー」

海未「ソレはどうしてまた
    朝食は一日の基盤ですよ? しっかり食べなくては」

凛「ちょっとねー 今日はいっぱい食べる予定が入ってるんだにゃ」

 >ぴんぽんぱんぽーん

 >2年 園田海未さん
   至急、職員室までお願いします――繰り返します

花陽「博子先生からの呼び出しって珍しいね」

凛「またしても海未ちゃん 何かやらかしたのかにゃー
   パン生地で穂乃果ちゃん練り上げたとか」

海未「あ、ソレとても美味しそう」

海未「――じゃないです! やってません!」

花陽「あはは……あっ
    海未ちゃん 急がなくていいの?」

海未「そうでした! ではまた後で二人とも――」

凛「またねー」

花陽「うんっ バイバイ――」

花陽「……」
17: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:19:24.61 ID:UTieDp8n.net
 二時間後――朝 音ノ木坂学院>三年生の教室


希「えりちー 次の授業なんやったっけー」

絵里「英語よ! 私のハラショーが火を吹くわ!」

希「その前に 臆病風に吹かれてくれる事を切に願っとくよ――ん?」

海未「あっ」

絵里「顔をパァっと明るくして手をフリフリしてるわね」

希「ふふっ あぁして見ると小動物みたいで愛いなぁ海未ちゃんは」

希「さて、入りにくいやろうし 迎えに行こかえりち」

絵里「えぇ」
18: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:25:46.66 ID:UTieDp8n.net
海未「あ、ありがとうございます二人とも
    こちらから出向くはずでしたのにわざわざ」

絵里「海未こそ わざわざどうしたの?」

海未「今朝の約束をと思いまして――はい、どうぞ」

希「あら、可愛い紙袋やね――中身は
   シュークリームや! 完成度たかいなぁ」

絵里「こっちはプリンよ! 美味しそう!」

海未「一、ニ時限目の授業をつかって作りました
    シュークリームは私 プリンはことりが」

希「班ごとで一品やなく
   一人一人で作るモノが違うんやね ウチらと同じで」

海未「はい」

絵里「音ノ木坂の伝統といったら語弊があるけど
    調理実習はいつもそうよね」

絵里「私はみんなで食材を持ち寄ったモノを混ぜ込む
    闇鍋スタイルの方が好きなのに……生徒会長の権限で施工しようかしら」

海未「やめてください わりと本気で」

希「えりちはカワエエなぁ」
19: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:30:00.01 ID:UTieDp8n.net
海未「では、他にも回る場所があるので 失礼します」

希「うん、ありがとうねわざわざ 美味しくいただくよぉ」

絵里「あぁスゴく美味しい~! 
    もうっエリチカほっぺた落ちそう><」

希「ふふっ、食い意地張ってからに えりちはかわええなぁ」

希「まぁ生モノやしね ウチも早めにいただこか」
20: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:37:00.38 ID:UTieDp8n.net
 二時間後――朝 音ノ木坂学院>家庭科室


博子「じゃあみんなー 出来上がったモノを食べる前に
    レポート出しましょうねー おすそ分けに行くのもそれからよ」

 >はーい
 >このボウルどこにおくのー?
 >一年生用の冷蔵庫どっちだっけー

真姫「……いいのね? 本当に」

花陽「うん……凛ちゃんが、喜んで食べてくれるなら 私はそれで……」

花陽「あっ、私がいたら怪しまれるし あっちに行ってるね?」

 >タタタタッ

真姫「……凛!」

凛「――にゃー? 世界試食研究機関 題してりんがべEXの
   リーダーである星空凛に 何かご入り用ですかな?」

真姫「……とりあえず額のナルトと頬の食べカスと
    顎の米粒と耳に乗ったポッキーをなんとかしなさい」

凛「ニャニャ!?」
36: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 21:59:05.27 ID:UTieDp8n.net
>>20-21の間に


真姫「それを取り終わったらコレ食べてくれない?」

真姫「課題が早く終わってヒマだったから
   花陽のチネなんとかっていう器材を使って 作ってみたの」

真姫「べ、別にアンタのためじゃないわよ?
    あくまでヒマの産物なんだから コレは」

凛「ふーむ……じゃあ後で胃薬ちょーだい!」

真姫「別にいいけど どうしたの?」

凛「えへへ 手当たり次第につまみ食いしたから
   少しお腹痛くて――ではいただきますにゃ!」

凛「モグモグ」

花陽「どきどき」

凛「……!」
21: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:42:27.91 ID:UTieDp8n.net
凛「モグモグ……スゴいにゃ真姫ちゃん! これ美味しい!」

花陽(り、凛ちゃん……)

真姫「そう、良かったじゃない」

凛「うん! このお米ならいくらでも食べられs」

凛「うっ」

 >ガシャーン!

真姫「凛っ!」

花陽「凛ちゃん! どうしたのぉ!?」
22: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:48:26.47 ID:UTieDp8n.net
 >きゃあああああああああああああああああ


凛「うぅぅ……お腹、お腹が……」

凛「……」

花陽「凛、ちゃん……?」

真姫「どいて!」

真姫「これは……誰か救急車を呼んで! はやく!」

花陽「凛ちゃん! 凛ちゃん――しっかりして凛ちゃん!」

花陽「凛ちゃぁあああああああんあああ!」
23: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 20:59:03.56 ID:UTieDp8n.net
 30分後――お昼休み 音ノ木坂学院>部室


海未「なるほど そんな事が……」

ことり「り、凛ちゃんは? 凛ちゃんは大丈夫なの?
     それに、花陽ちゃんは……?」

真姫「命に別状はない……と思う
    ゴメンね……医者の娘がこんな見立てをして」

穂乃果「ううん 真姫ちゃんがいたからこそ
     みんなきっと 迅速に対応できたんだよ!」

真姫「そう言われると 気が楽になるわ……それで、花陽の事だけど」

真姫「博子先生と一緒に凛に付き添って
    病院まで向かったわ――引き止めようとはしたんだけど」

真姫「……『責任』 感じてたみたいだし
    それに やっぱり心配だろうからね……」

絵里「あぁ! 居ても立ってもいられないわ……!」

穂乃果「穂乃果も 今すぐにだって向かいたいよ!」

ことり「じゃあ行こぉ! みんなで今すぐ!」

希「ううん――処置中の病院に大勢で押し掛けるのはよくない」

希「お見舞いは 早くて今日の放課後か
   明日の方がいいよ 今はそれよりも」

希「犯人を特定するのが先決やと思う 真姫ちゃんのためにも」
24: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 21:03:39.47 ID:UTieDp8n.net
にこ「……真姫ちゃんの為って どういうことよ」

希「さっきな 真姫ちゃんが理事長室に入るのを
   見かけたから もしかしてやと思ってるんよ」

真姫「……そうね このままじゃ私は 『謹慎処分』……ううん」

真姫「……『退学処分』を受けることになりそう」

穂乃果「えぇえええ!? どうしてぇ!?」

にこ「……真姫ちゃんが犯人扱いされてるから って事よね?」

真姫「……うん」

ことり「そんなぁ……!」
26: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 21:10:53.19 ID:UTieDp8n.net
ことり「だって真姫ちゃんは 凛ちゃんのために
     誰よりも早く行動してたんだよね? ……それなのに」

真姫「いいのよ 他の人から見れば
    私が犯人としか思えない……こればかりはね」

真姫「医者の娘って立場から 毒物がどうのって話もあがってるわ」

海未「そんな……!」

穂乃果「ヒドい! ヒドすぎるよ!」

真姫「私は平気よ だからみんな落ち着いて」

ことり「ま、真姫ちゃあん! どうしてそんなに
     冷静でいられるのぉ……!? ことりはっことりはぁ」

ことり「真姫ちゃんと凛ちゃんが居なくなるって
     考えるだけで……こんなにっ胸が締め付けられるのにぃ……!」
27: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 21:16:25.30 ID:UTieDp8n.net
真姫「……ありがとう でも私は信じてるから」

 >チラッ

希「……」

真姫「みんなを」

ことり「真姫ちゃあん……」

にこ「当たり前じゃない!」

にこ「……アンタ達は、いえ 私達スクールアイドルはね」

にこ「誰かの暗い気持ちや 落ち込みそうな言葉が
    つくった逆風なんかに負けちゃいけないの」


にこ「それを吹きはらす為なら ダンスや歌
    真実探しでも何でもやってやる!」

にこ「私達は アイドルだからよ!」
29: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 21:23:37.41 ID:UTieDp8n.net
希「うん にこっちの言う通りやね」

ことり「で、でもぉ もしこの前みたいに
     私達の誰かが犯人だったら……ことりは、ことりは……」

穂乃果「だとしても きっと何とかなるよ!」

穂乃果「だからことりちゃんも手伝って!」

ことり「うん! 分かったよハノケチェン!」

海未(チョ、チョロい! 私が言えた話じゃありませんが――)

絵里「まぁこのかしこいかわいいエリーチカさえいれば
    この事件はもう解けたも同然よね!」

にこ(また引っ掻き回されて がんじがらめになりそう……)
30: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 21:32:52.09 ID:UTieDp8n.net
にこ「……で、このラッピングされた米の群体が 例の凶器なワケ?」

真姫「そうよにこちゃん 役に立ちそうだったから
    没収されそうになる前に コッソリ持ってきたの」

真姫(凶器といっても 暫定のモノだけど)

海未「真姫が作ったそのお米を食べた途端 凛が倒れてしまった」

海未「ですのでお米の中に毒があると推測され
     入手も容易と思われる真姫が 犯人扱いにされてしまっている……」

真姫「そうなるわね」

にこ「見るだけでよだれが出てくるくらい美味しそうなのに
    まるっきり『即効性の毒』じゃない……」

絵里「ひ、一口くらい食べちゃ駄目チカ?」

にこ「倒れたいならどうぞ」

絵里「ひぃい!」

真姫「そうね――希」

希「どうしたん? 真姫ちゃん」

真姫「希はもう分かってるんじゃない?」

真姫「私が話した状況の中にある矛盾が」
31: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 21:39:59.30 ID:UTieDp8n.net
にこ「そうなのっ!?」

ことり「すごぉい! さすが希ちゃんだね!」

希「毒物には疎いから多分やけどね
   確かに気にかかる事が一つあるんよ」

絵里「わ、わたしもとっくに気付いてたわよ?」

絵里「だけどここは 希に花を持たせてあげるわ
    主役ばかりが輝くのもアレだからね」

穂乃果「ねぇねぇ希ちゃん?
     花を持たせるって どういう意味なのかな?」

希「いつも両手に花の穂乃果ちゃんみたいな子を
   四角関係に持ち込むための荒技の事やよ?」

海未「て、適当なことを吹き込んでないで
    その気になる事を教えて下さい! 希」

希「んー 平たく言ったら凛ちゃんの苦しみ方やんね」
32: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 21:48:06.19 ID:UTieDp8n.net
真姫「……」

にこ「苦しみ方って 毒が回ったから
    お腹をおさえてただけじゃないの?」

希「まさにソレや」

にこ「え!?」

ことり「お腹、お腹ぁ……」

ことり「あー! そっかぁ!」

穂乃果「何か分かったの? ことりちゃん!」

ことり「だって凛ちゃん! 首をおさえてないよ!」

希「うん 飲み込んですぐ効果がでるような
   即効性のある毒を飲んだ人のリアクションやないね」
35: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 21:52:39.46 ID:UTieDp8n.net
真姫「そういう事」

 >ビリビリッ

にこ「ちょっお米のラップ破いて何を……」

真姫「いただきます」

絵里「あわわわ! 大変よみんなっ真姫が毒をのんじゃった!」

海未「アナタ 人の話聞いてました?」

にこ「ほ、本当に大丈夫なんでしょうね!」

真姫「……ごちそうさま」

真姫「とても美味しかったわ」

ことり「あぁ 良かったよぉ真姫ちゃあん……」

穂乃果「う、うんっ見ててヒヤヒヤしたよ!」

真姫「簡単なお薬ロジックよ」

真姫「よく小説やドラマで用いられる青酸カリとなれば
    発症まで数分を要するし あのトリカブトでさえ
     摂取されてから死に至るまで 数十秒要すると言われてるからね」

真姫「いずれの毒物にせよ多々ある症状の段階を踏まずに
    人がいきなり倒れ伏せる“だけ”の毒なんて 存在しないハズよ」

真姫「希の話と合わせて三つとなる根拠から
    凛は毒物によって倒れたのではないと 断定できるわ」
38: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 22:07:47.02 ID:UTieDp8n.net
>>35から


絵里「な、なるほどね まぁ私としては
    まるっきりお見通しな話だったけどね」

ことり「これならきっと 真姫ちゃんの容疑も晴れるよね!」

真姫「それはどうかしら」

穂乃果「えっー! だって毒じゃないんだよね?
     なら真姫ちゃんじゃなってみんな信じるよ きっと!」

希「イメージとして 真っ先にあがったのが毒ってだけなんよ」

希「真姫ちゃんが料理を手渡した瞬間が見られてる以上
   他の可能性はいくらでも湧いて出るかもしれんからね」

真姫「そうね 例えば食事にガラス片みたいな
    異物を私が混入していたとか 根も葉もない話が飛び出るかもしれない」

ことり「そんなぁ……!」

海未「つまり 真姫が渡した食事と凛の倒れた原因に
    因果関係は無いと 完全に立証されない限り……」

絵里「真姫を助ける事は出来ない……という事ね」

にこ「ちょっと待って!」

にこ「いま凛は 検査や治療を受けてるのよね?
    その結果次第ではいくらでも覆えるんじゃない?」
39: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 22:14:39.82 ID:UTieDp8n.net
真姫「私もそう思って さっき花陽にメールを送った」

真姫「でも……私の見立てでは多分 あの症状は……」

にこ「何よ……いいなさいよ」

真姫「……」

真姫「いいえ 結果を待ちましょう」

真姫「でもね 検査結果がどうにせよ
    公的機関が原因究明に乗り出すのは かなり後になるハズ」

真姫「今は私達だけで なんとかするべきだと思うわ」

希「……」

にこ「……そうね 真姫ちゃんは
    いつお咎めを受けても おかしくないんだもんね」

真姫「えぇ だから矢継ぎ早にはなるけど
    私の知ってる情報を いまココで明かすわ」

海未「情報、ですか?」

真姫「えぇ……私が花陽に頼まれていた お願い事の話を」
40: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 22:22:15.26 ID:UTieDp8n.net
真姫「花陽は凛に魚を克服してもらいたくて
    ここ最近 工夫を凝らした魚料理を凛に振る舞っていたそうよ」

真姫「魚の揚げ物から 魚のアラでダシをとったスープで
   つくったラーメン フレークにしてケーキに混ぜ合わせたりね」

絵里「ハラショー……」

真姫「それでも全部 鼻がきく凛にはすぐに見破られて
    花陽に凛に『かよちんの料理はもう食べたくない』 とまで言われてしまったそうよ」

真姫「だから花陽は今日 私に話を持ちかけた」

真姫「料理は私が作るから 私の代わりに
    ソレを凛ちゃんに渡して欲しいって……」

真姫「花陽は白米ではなく チネり米のような練り物になら
    魚の身を混ぜても目立たず ニオイも消せると踏んでいたみたい」

真姫「私は引き受けた そして手渡したの」

ことり「も、もしかして その渡した料理が」

真姫「そうよ さっき私が食べた料理――そして」

真姫「食べた途端 凛が倒れてしまった料理の事よ」

希「待って」

真姫「……どうかした?」
41: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 22:28:36.78 ID:UTieDp8n.net
希「真姫ちゃんはそれを知りながらどうして
   クラスメートの前で 釈明を求めたりしなかったん?」

真姫「……それは」

真姫「花陽に罪をなすりつけたくなかった って理由じゃダメなの?」

ことり「真姫ちゃあん……優しいチュン」

希「だとしても 毒物の件を説明しないのが不自然になってくる」

真姫「それはさっき……ほら どのみちガラス片みたいな
    可能性で疑われるんだから 別にいいかなって思ったのよ」

海未「……筋は通っていますね」

穂乃果「あはは! 青筋だったりしてーモグモグ」

にこ「よけい緊迫してくるからやめるにこ! あとパン食うな!」

 >ぐううう

絵里(お腹減ったチカぁ)
42: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 22:34:50.73 ID:UTieDp8n.net
真姫「希……私を疑ってるの?」

希「そうやない ウチがいま気にかかってるのは
   事件の実情よりも むしろ真姫ちゃんの心情なんよ」

希「疑いをかけられながらも 現場から手がかりを持ってくる」

希「花陽ちゃんに事前に連絡をとって情報を集めている」

希「分かってる事をあえてウチに問い掛けたり
   何かにつけて問題を先送りにして 謎を増やしてるような錯覚すらある」

希「さっきの話も含めて まるで自己保身の穂の字も見られんのよ」

希「疑われて退学の危機にたっている女の子なのにや」

希「聡い真姫ちゃんなら ウチが何を言いたいか分かるやんね?」

真姫「……」

真姫「……」

真姫「……」

真姫「……くふっ」
44: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 22:41:28.08 ID:UTieDp8n.net
真姫「アハハ! アハハハハハッ
    アハハハハハハハハハハハハハハハ!」

にこ「ま、真姫ちゃん……?」

真姫「あーおかしぃ……みんなそんなにマジに
    なっちゃってくれるんだもの……」

真姫「ずっと笑うのをこらえるのに必死だったわよ」

海未「なっ……!」

希「何が……そんなにおかしいん?」

穂乃果「あっ、もしかして ほのかの顔になんか付いてる!?
     おかしな顔になってる? 食べカスついてたら恥ずかしいよー!」

ことり「う、ううん いつも通りだよ穂乃果チェン!」
45: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 22:59:49.33 ID:UTieDp8n.net
真姫「さぁ 何でかしら」

真姫「希なら看破できるんじゃない?」

絵里「私だって出来るわよ?
    出来ないんじゃないの しないだけだから」

真姫「横道に逸れたわね 議論を再開しましょう」

希「……」

海未「の、希……」

希「安心してな海未ちゃん 一瞬だけ……
   真姫ちゃんが分からんくなったような気もした、でも……」

希「真姫ちゃんを助けたい気持ちは変わらんよ
   二面性がある真姫ちゃんも なかなか魅力的やしね」

にこ「花陽に続き真姫ちゃんもぉ?
    これ以上キャラがかぶるのは勘弁してほしいんですけどー」

希「まぁまぁたまにはええやんかぁー? このこのー」

にこ「さ、さわんな! ツンツンしないで!」

真姫「……」

真姫(……つくづく どこまでも優しい人)

真姫(じゃあその優しさに たっぶりと甘えてみようかしら――!)
46: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 23:12:28.34 ID:UTieDp8n.net
 >ナツイロエガオデー1.2jump~♪


真姫「――おあつらえ向きに 証拠も届いた事だし」

絵里「証拠……?」

真姫「花陽からのメールよ――はい」

穂乃果「えっと……凛ちゃんは無事です――だって!」

ことり「やったぁ!」

海未「ですが 食中毒で1~2日は入院……とも書かれていますね」

穂乃果「それでもいいよ! 凛ちゃんが健在ならそれで!」

絵里「まったくもう 心配かけて」

希「なにか言いたそうやねぇ? 真姫ちゃん」

真姫「そうね まぁ……
    メールの最後の行を見て欲しい って思ってただけ」

真姫「ホント 最近の医学の進歩は目覚ましいわ
    それとも お医者様が行った問診がよかったのかしら――どちらにしても」

真姫「こんな短時間で 食中毒の原因を
    【凛の倒れた四時限目からおおよそ二、三時間前に
     凛が口にした食事である】ことまで 特定してのけるんだもの」
48: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 23:21:23.14 ID:UTieDp8n.net
にこ「凛は花陽がつくった料理が原因で!
    倒れたワケじゃないって事じゃない!」

海未「それでは……! 真姫と花陽は『無実』なのですね!」

ことり「よかったぁ……」

絵里「ま、まぁ私は はじめから信じてたわよ?」

真姫「花陽も 見ていたクセに 
    ……何をためらっているのかしらね」

にこ「え……?」

希「……」

真姫「食事なんてぼかした表現をしないで」

真姫「素直に――『凛ちゃんは
    部活の先輩がくれた料理のせいで倒れました』って」

真姫「書いてくれたら 手間がはぶけたのに」

真姫「それとも 花陽は真面目だから医者の言ったことを
    そのまま書き写したかったのかもね――もしくは」

真姫「私達の中にいる『真犯人』を かばいたかったのかも」
50: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 23:28:11.76 ID:UTieDp8n.net
絵里「し……!」

にこ「真犯人ですって!?」

ことり「穂乃果ちゃあん……さっきから 真姫ちゃんが怖いよぉ……」

穂乃果「大丈夫だよ 大丈夫、大丈夫……」

真姫「そうそう 容疑者がいなくなっちゃってたのよね」

真姫「このまま膠着するのもアレだから
    私の方から一人 とっておきの犯人候補を推薦するわ」

真姫「ねぇ?」

真姫「 穂乃果 」

穂乃果「……」

穂乃果「……」

穂乃果「え……?」
52: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 23:34:20.88 ID:UTieDp8n.net
海未「なっ……」

海未「何をバカな事をっ……! 穂乃果が穂乃果が……」

海未「そんなことをするハズありません!」

絵里「推薦……つまり真姫は穂乃果推しだった という事かしら?」

にこ「アンタしたり顔でなに言ってんの?」

真姫「希も知ってるハズ 割り出された推定時刻に
    穂乃果と凛が会っていた可能性があるのを」

希「……そうやねぇー」

希「可能性は……あるなぁ」

にこ「ほ、ホントに……?」

真姫「にこちゃんにだって ううん
    ここにいる全員に覚えがあるハズよ」

真姫「渡す側と 渡される側という違いはあっても、ね」
53: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 23:43:45.73 ID:UTieDp8n.net
絵里「渡される? ……あっ」

絵里「そうそう! みんな聞いてよ!」

絵里「休み時間にね! 私
    海未からプリンを貰っちゃったの!」

絵里「いいでしょ~ えへへー」

にこ「私だってもらったけど?」

絵里「チカぁ!?」

ことり「真姫ちゃんが言ってるのって……もしかして」

穂乃果「調理実習のおすそ分け の事だよね」

海未「っ――!」
54: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 23:49:52.51 ID:UTieDp8n.net
穂乃果「……」

真姫「私の証言が不服なら 花陽にも聞いてみてもいい
    凛は確かに 穂乃果の作ったクッキーをたいらげた」

真姫「あの時間に 穂乃果から手渡されたクッキーを」

真姫「そうよね? 穂乃果」

穂乃果「……うん」

海未「くっ……!」

穂乃果「私は確かに 一年生の教室へ……お菓子を配りに行ったよ」

希「……」

海未「ま、待って下さい! 穂乃果!」

海未「もし 穂乃果のクッキーが原因で凛が中毒になったなら
    他の人もそうなっていたハズではありませんか!」

ことり「そうだそうだ! 大事な穂乃果ちゃんの料理だもん!」

ことり「ことりが食べ逃すは、ず……」

ことり「ピヨ……?」

海未「そ、そういえば……朝から立て込んでいて
    失念していましたが……確かに私は、まだ」

海未・ことり「穂乃果(ハノケチェン)の料理を食べてない!」
55: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/11/30(日) 23:56:06.76 ID:UTieDp8n.net
穂乃果「……ホントはほのかも沢山つくって
     みんなにあげたかったんだけど……一人分しかできなくて」

にこ「……おかしいと思ったわ」

にこ「私も休み時間に 海未から聞いてたからね――オヤツの配分を」

にこ「私はともかく 絵里までことり製のプリンを
    希は海未が作ったシュークリームを もらったらしいじゃない」

にこ「なんで穂乃果のモノがないのかって不思議だった」

真姫「ちなみに私と花陽にはそれぞれ 穂乃果が持ってきた
    幼なじみ作のシュークリームとプリンが手渡された」

真姫「これで分かったでしょ?」

真姫「実習中から凛の実食に至るまで
    穂乃果の料理を口に含んだのは――凛しかいないの」

真姫「味見すらしてないなんて ビックリどころか不自然だけど」

真姫「その点に関しては 一つ、納得できる解釈があるわよね」
56: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 00:03:29.83 ID:UTieDp8n.net
穂乃果「うぅう……」

真姫「そう 忘れていたとか面倒くさかったからじゃなく
    初めから 味見をするつもりなんて無かったのよね? 穂乃果は」

真姫「1人前しか作れなかったなんてバカな理由も
    凛一人に的を絞る為の 口実だったと考えれば説明がつくわ」

穂乃果「そ、そんな事……」

絵里「味見をしなかったんじゃない!
    最初から味見が出来なかったんだ! ってヤツね!」

ことり「ほ、穂乃果ちゃんがわざと 凛ちゃんのお腹が
     痛くなるようなモノを入れたって言いたいの……?」

ことり「凛ちゃん一人を狙って……?」

ことり「そ、そんなハズないよぉ! 
     穂乃果ちゃんはぁ……そんなことしないもん!」

真姫「生徒が実習で使う食材を 持参するのは当たり前
    それなら 混入するモノも簡単に用意できるハズ、それに」

真姫「実習は班行動ではないから人目につきにくいじゃない
    入れる余地も時間もある はい、何か反論は?」

ことり「うっ……うぅう」
57: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 00:13:23.93 ID:TwmzVbvS.net
ことり「穂乃果ちゃあん……ゴメン、ゴメンねぇ……?
     ことりじゃあ……グスンッ 何も分からないよぉ……!」

穂乃果「そんなことない! そんなことないよ!」

穂乃果「真姫ちゃんっ! 私の事はどう言ってもいい!
     でも、ことりちゃんを泣かせたりしないで!」

真姫「……善処するわ」

絵里「言い残したい事はそれだけ? さぁ神妙にお縄につくチカ!」

海未「待って下さい! 真姫っ」

海未「アナタは一年生です! そのアナタがどうして
    2年生の実習の状況をそこまで把握しt」

真姫「穂乃果自身がそう認めたからよ――例の休み時間に」

穂乃果「……うん 四人で……たくさん、お喋りしたから……」

海未「そんな……!」

希「んー……」

希「ウチからも少しいいかなぁ 真姫ちゃん」
58: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 00:21:06.14 ID:TwmzVbvS.net
真姫「なに? 希」

希「二時限目と三時限目の間にあった休み時間の前後に
   凛ちゃんがクッキー以外のモノを食べた可能性はないん?」

真姫「ない……とは言いきれないけれど」

真姫「8割方は食べてないと 私は確信してる
    穂乃果に対して言った 凛の言を信じるならね」

穂乃果「うん……凛ちゃんは……朝から何も食べてなかったみたい」

穂乃果「オナカが空っぽって言ってたから……」

希「うーん……」

にこ「今日はじめて口にしたのが 穂乃果のクッキーだった、か……」

にこ「あーもう! 絶望的じゃないの! にこちゃんわかんなーい!」

海未「待って下さい!」

海未「さっきから2、3時間前と言っていますが
    その推定時刻が 本当にあってるとは限らないでしょう!?」

海未「なにより真姫は 院長の娘です!
    事前に口裏を合わせてさえいれば 診断書をねつz――」

希「海未ちゃん」

海未「っ――!」

希「ソレは言ったらアカンよ――もぅウッカリさんやね?」

海未「……あ」

真姫「……」
59: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 00:24:53.94 ID:TwmzVbvS.net
海未「す、すいません……真姫 私は……」

真姫「医者の娘……」

真姫「医者の娘医者の娘医者の娘うるさいわね……!」

真姫「イミワカンナイ!」

穂乃果「もうやめて!」

海未「ほ、穂乃果……!」

穂乃果「もうやだよ……! こんなの!」

ことり「穂乃果ちゃあん……」

穂乃果「……」

穂乃果「私が……やったの」
61: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 00:31:37.22 ID:TwmzVbvS.net
ことり「えっ……?」

絵里「う、うん 知ってたわよ? 大体>>11あたりから」

にこ「……穂乃果 あんた」

にこ「本当にそれでいいワケ?」

穂乃果「……うん」

穂乃果「いいよっ! ほのかは、ほのかは
     みんなにいなくなってほしくない!」

穂乃果「だからいいの……! だからね! みんなっ」

穂乃果「私がもし……ココからいなくなったとしても……!」

穂乃果「元通り……ちゃんと仲良くして
     笑って、いてっ アイドルをして欲しいの……!」

穂乃果「穂乃果は 穂乃果はぁ……!」

ことり「そんなのやだぁあ!」

 >ギュッ
62: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 00:36:03.92 ID:TwmzVbvS.net
ことり「やだよぉそんなの……! ことりはことりは
     穂乃果ちゃんといるもん! ずっといるんだもぉん!」

ことり「役立たずでも頑張るからぁああ……!
     次はっ穂乃果ちゃんを守れるようになるからぁああ……!」

ことり「だからっことりも学校やめるぅううう! わぁあああ――」

穂乃果「あ、ぅ……ことり、ちゃん……!」

穂乃果「そんなこと言わないでぇえ……! 泣いちゃ、駄目っ
     笑ってよぉ! ことりちゃああん……わぁあああああああん」

海未「わ、私は……」

海未(また私は……)

海未(穂乃果を、ことりを――大事な幼なじみを)

海未(悲しませてしまったんですね……)

 >グッ……

海未「……っ」

希「――安心しぃ海未ちゃん ことりちゃん、穂乃果ちゃん」

海未「の、のぞ……み?」

希「気付いたんよ 穂乃果ちゃん――だけやなく」

希「真姫ちゃんや花陽ちゃんの誰もが
   犯人じゃない事を証明出来るやり方に」
63: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 00:46:01.65 ID:TwmzVbvS.net
 >のんたんの事件簿 Case2

  『毒吐きりんがべ服毒事件』 <出題編>

                続く
68: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 12:25:23.01 ID:TwmzVbvS.net
>TIPS

 【おすそ分け】

 二年生組から一年生 および三年生組に手渡されたオヤツ。

 穂乃果のクッキーは凛へ、ことりのプリンはにこと絵里と真姫へ、

 海未のシュークリームは希と花陽へそれぞれ渡されている。

 時間は二時限目から三時限目の間、その休み時間。

 【チネリータ】

 タカ○トミーから発売されているクッキングトイ。

 材料をいれてクルクルしたりシャカシャカするだけで、チネり米がいっぱい作れる。

 花陽はコレに、すり潰したお魚も混ぜてクルクルシャカシャカした。

 凛ちゃんも納得のお味。
71: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 17:54:47.13 ID:TwmzVbvS.net
>>62から再開


にこ「ホント!?」

希「か細い手がかりやけど 多分いけると思う
   この程度! 前回の綱渡り程やないよっ」

ことり「希ちゃあん……」

穂乃果「希ちゃん……!」

海未「希……!」

真姫「……さしでがましい事を言うようだけどね 希」

真姫「さっき海未の言った事はもっともな話よ」

真姫「確かに私が 病院側に根回しをした事は否定できない」

真姫「だから私の提示した推定時刻の信憑性はアヤフヤなまま」

真姫「凛は穂乃果の料理で倒れたのか
    それとも私たち一年生の料理に倒れたのか」

真姫「そこを分かつ明確な境界線が今はないの」
72: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:01:11.57 ID:TwmzVbvS.net
絵里「真姫・花陽犯人説を払拭できる 最たる証拠だものね……推定時刻は」

絵里「状況はまさに 一種のシュレディング凛ちゃん箱状態って……事かしら」

絵里「フタを開けるまで答えは分からない
    二つの可能性が折り重なった状態ね」

絵里(あっこれなら今のエリーチカ!
    かなりかしこそうに見えるかも!)

真姫(なによシュレディング凛って)

海未(箱の中にいるのは犯人候補三名なんですがソレは)
73: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:05:17.70 ID:TwmzVbvS.net
真姫「……つまり 今から希は決めなくてはならないわ」

真姫「推理の前提を……医者の問診あるいは
    検診は正しかったか それとも間違っていたのか」

真姫「どちらに基づいたモノにするかは――希次第ね」

希「……海未ちゃん! 耳を貸してもらえるか?」

 >ゴニョゴニョ

希「――頼まれてくれる?」

海未「えぇえ!? で、ですが希……わ、私
    そのようなはしたない事は少し、抵抗が……」

希「でも海未ちゃん今朝言ってくれてたよね?
   ウチの助手になってぇ 何でもしてくれるって」

海未「言ってません!」
74: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:18:07.52 ID:TwmzVbvS.net
ことり「海未ちゃあん……お願い」

ことり「ことりじゃ……駄目だから……」

ことり「……役に、立てないから……」

ことり「私の代わりに 穂乃果ちゃんを守ってあげて……」

穂乃果「ことりちゃん! そんなことない
     そんなことないのっことりちゃあん!」

ことり「……」

にこ「……あのことりが 穂乃果の言葉も
    耳に届かないくらい 茫然自失するなんて……」

海未「……」

海未(そうでした)

海未(二人の涙を止めるためならば 私一人の涙など――)

海未(いくら賭しても惜しくはありません!)


 >バタンッ
75: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:20:01.69 ID:TwmzVbvS.net
にこ「行ったわね――本当に大丈夫なの? 希」

希「まぁ何とかするよ――真姫ちゃん」

真姫「なに?」

希「穂乃果ちゃんと会っていた時 教室でみんなと
   何を話したか詳しく聞きたいんやけど ええかな?」

真姫(……診断結果を信じることにした、か)

にこ「ちょっ、ちょっと待って! 希あんたっ
    決め手を持ってるんじゃ――!」
76: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:26:06.09 ID:TwmzVbvS.net
希「それは今 海未ちゃんに取りに行ってもらってる」

希「アレも決め手には違いないけど 出来ることなら裏付けと
   相乗力を加えられそうなもう一手がほしい」

絵里「やれることは全部やって損はないものね!」

真姫「いいけど……無駄だと思うわよ?」

 >ピラッ

にこ「そのルーズリーフを出す動作がもう
    無駄極まりないと思うんですけどー」

真姫「う、うるさい! コホン」
77: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:30:19.97 ID:TwmzVbvS.net
真姫「この数枚のルーズリーフには 休み時間に私達がしてた
    会話内容を 台本形式でまとめてあるわ」

にこ「よ、用意周到じゃない」

真姫「そうでもない、なぜならコレは あくまで私の
    穂乃果犯人説を 確固たるものにする材料だから」

真姫「穂乃果が私の話を否定していた場合に
    全員に見せる予定だったモノなの 裏は同級生から取れるでしょうし」

にこ「あ、あんた……!」

希「にこちゃん 今は抑えて」

真姫「……言っておくけど
    私が説明した以上の事は 何も書いてないから」

真姫「書いてるとすれば とるに足らない情報くらい――」

希「ううん ありがとうね――スゴく助かるよ」

にこ「希!」
78: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:35:38.25 ID:TwmzVbvS.net
希「にこちゃん 確かに真姫ちゃんが言ったようにコレは
   穂乃果ちゃんを貶める証拠として現存してるやもしれない」

希「でも 真姫ちゃんがコレをしたためている時点で
   穂乃果ちゃんを貶めたいと願っていたかどうかは また別の話なんよ?」

にこ「……真姫ちゃんも最初は 穂乃果を助けたかったって事?」

にこ「コレは 助けるためにつかうハズだった証拠なの?」

希「ウチはそう思っとる だって真姫ちゃんは
   誰よりもこの事件を分かろうと 理解しそうとしてた」

絵里「たしかに 証拠のほとんどを用意したのは真姫だけど……」

希「いくら考えても 自分の仲間が犯人である結論しか出てこない」

希「そうなったら誰でも
   気持ちがささくれ立ってしまうモンやと思う」

真姫「……っ」

 >グッ
79: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:37:37.64 ID:TwmzVbvS.net
希「だからウチが 真姫ちゃんの気持ちを継ぐよ」

希「必ずウチが 真姫ちゃんのくれた手がかりで
   みんな一緒に笑っていられる結末を 用意するって約束する」

希「ウチがいつでも真姫ちゃんの足りないとこ 補うから
   真姫ちゃんも“また” ウチのこと助けてな?」

真姫「……!」

希「それでもまた どうしようもなくなったら
   いつ食ってかかってきてもええから 24時間受けて立つ」

希「ただしウチ限定でな? 穂乃果ちゃんとことりちゃんを
   また泣かせたりしたら アカンからね?」

希「約束できる? 真姫ちゃん」
80: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:41:43.33 ID:TwmzVbvS.net
真姫「……また、知ってることを出し惜しみしても?」

希「ええよ」

真姫「……その証拠だって、信じるに値しないかもしれないのに?」

希「ええよ――ウチは 裏も表も側面だって
   全部ひっくるめて 真姫ちゃんを信じとるから」

真姫(……結局、全部お見通しって事か)

真姫(私は……私は)

真姫(仲間を傷つける 最低な回り道をしてしまった……)

真姫(大バカね……私に足りないものは)

真姫(こんなにも近く……
    目に見えた所にあったのに……)
81: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 18:44:39.77 ID:TwmzVbvS.net
真姫「……」

真姫「約束するわ……」

希「うん ありがとうね」

 >ピラッ

にこ「これがルーズリーフね」

真姫「……私が持ち得る情報は これで全てよ」

真姫(あとは、希次第)
82: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 19:00:06.12 ID:TwmzVbvS.net
【1枚目】


穂:みんな、お菓子持ってきたよ

私:お菓子って、あぁ実習の

凛:わー待ってましたにゃー

花:凛ちゃん、あまりがっついたりしたら失礼だよぉ

私:海未たちは一緒じゃないのね

穂:海未ちゃんは三階に届けに行ってるんだ。ことりちゃんは後片付け

凛:でもでもかよちん

凛:りんは早く、何も詰まってない空きっ腹に、食べ物を染み渡らせたいのにゃ

花:もう、凛ちゃんってば

穂:じゃあまずは凛ちゃんから、はい、クッキーだよ

凛:わーい、ガリガリバリバリ

凛:か、固いにゃー、クッキーにしてはスゴくー
83: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 19:06:53.09 ID:TwmzVbvS.net
【2枚目】


穂:あれ?

花:く、クッキーの音じゃなかったよぉ?

花:穂乃果ちゃん、ちゃんと味見したの?

穂:じ、実はみんなのモノをつまみ食いしたから、あの時は食欲がなくて、それに

穂:失敗してたくさん焦がしちゃったから、凛ちゃんにあげる分しか出来なかったんだ

凛:味は大丈夫だけど、固すぎるにゃー、バリバリっ

花:そうなんだ、レシピが間違ってたのかなぁ

花:穂乃果ちゃん、レシピまだある?

穂:うーん、けっこう自信作だったんだけどなぁ……

穂:ことりちゃんにも見てもらったから、間違えるはずないのに

私:あの子は穂乃果の判断なら考えもせず、鵜呑みにするじゃない、気をつけなさいよ

穂:あはは、あった、コレコレ
85: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 19:17:56.94 ID:TwmzVbvS.net
【3枚目】


花:ふむふむ……あっそうか

花:バターか、マーガリンが足りてないよ穂乃果ちゃん

私:……そうね、クッキーとしては未完成よ

私:食材の分量や出所を、しっかりとメモしてるのは関心だけど

穂:はいっ分量を書いたのはほのかだよっ

穂:ほ、他は大体ことりちゃんだけどね……えへへ

私:はぁ……じゃあことりは注釈を入れてくれてただけじゃない

私:バターを抜いた責任をもつのは穂乃果だけ、ニアミスね

穂:うう……ごめんね、凛ちゃん

凛:ううん、お煎餅感覚だと思えばなかなか美味しいかもにゃ

穂:本当?

凛:うん、穂乃果ちゃんありがとう

凛:りんも後で、作ったの持って行くね

穂:う、うんっ
86: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 19:29:08.83 ID:TwmzVbvS.net
絵里「――ど、どうなの希?
    私みたいなかしこい答えは出せそう?」

希「そりゃあもうバッチシや」

希「ことりちゃん?」

穂乃果「……ことりちゃん 希ちゃんの声、聞こえる?」

ことり「……ウン」

希「お手柄やね」

ことり「……え?」

希「海未ちゃんで一の矢 ことりちゃんで二の矢」

希「それを真姫ちゃんが築いた大きな前提――お城から射れば」

希「この事件は解決する」
87: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 19:34:29.91 ID:TwmzVbvS.net
絵里「海未はともかく ことりまで弓を扱えるなんて初耳ね」

にこ「どー考えでもタダの比喩だから!」

真姫「……聞かせてくれる? 希」

絵里「聞くまでもなく分かりきった事だけど
    あえて聞くのもかしこい女の勤めよね!」

希「そんじゃいっちょやるよぉ――穂乃果ちゃん
   レシピ貸してくれる? コレに書いてるクッキーの」

穂乃果「え!? あっ……はい!」


 【穂乃果のレシピ!10人前ぶん!】←たぶん150枚くらい作れるよ!

 ・ハチミツたくさん!←前の日お父さんからもらってね!(・8・)

 ・小麦粉1000g←お母さんからもらうんだよ!ハノケチェン!

 ・牛乳300しーしー        

 ・シナモン…ちょっぴり?←雪穂からのオススメで追加!
88: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 19:43:23.32 ID:TwmzVbvS.net
にこ「じ、自由気ままなレシピね……矢澤家なら落第点だわコレ」

絵里「ハラショー……」

希「みんなってばもー そーゆー観点から
   女子力アピールしても 部室じゃ人は見てくれんよぉ?」

にこ「いや別に狙ってないし」

希「まぁ冗談はさておき このレシピ見て気付く事はない?」

絵里「ことりが落書きしすぎ!」

希「さすがえりちは良いとこに気づくなぁー」

絵里「そ、そうかしら!? かしこい? かしこい?」

希「うん かしこいよ」

絵里「チカぁ~♪」
89: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 19:51:20.36 ID:TwmzVbvS.net
真姫「落書き――ことりの注釈が重要?」

真姫「穂乃果に対する注意書きにしか見えないけれど――」

希「そうやね」

にこ「そうやね、って ちゃんと説明しなさいよ!」

希「部分だけ見ても分からんと思うから もっと全体的に見てみるのが肝要かなぁ」

希「ことりちゃんの気持ちになってみたら なお良しやよ」

絵里「チュンチュン?」

希「形から入りたがるえりちはホンマかわええなぁ」

にこ「……そうか! そうよ!」

にこ「何でここまで所狭しと書かれたレシピに
    一カ所だけ余白があるの!? おかしくないっ?」

希「そう 重要なのは目に見える部分よりもむしろ
   この目に見えない部分――これがココに有る意味」

希「この余白の理由こそが ウチらの切り札なんや」
90: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 20:00:51.12 ID:TwmzVbvS.net
希「ことりちゃん」

ことり「……」

穂乃果「ゆっくりでいいよ? ことりちゃん」

希「牛乳の隣だけ――消しゴムがかけられてるけど 何で消して真っ白にしたん?」

真姫「……二度も書いておけば 穂乃果が忘れないと
    踏んだんじゃないの? だからあえて消したとか」

希「そういう解釈も出来るには出来る
   でも もっと本質的な問題になってくるんよコレは」

ことり「……最初は……ことりも間違えて……でも
     穂乃果ちゃんが 混乱しないように、消したの……」

希「そうやね――用意しなくてもいい
   食材の出所を、わざわざ書く必要はないからね」

ことり「……」

ことり「……うん」

真姫「……!」

真姫「貸して!」

 >パシッ
91: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 20:10:08.60 ID:TwmzVbvS.net
真姫「そうか……こんな突破口が」

にこ「な、なに? どういう事よ!」

 >ガラッ

海未「見つけてきましたよ! ご所望の品を!」

絵里「チカぁ!?」

絵里「どうして海未ったら 見るからにゴミでしかない
    “牛乳パック”なんて持ってきたのよぉ!」

海未「証拠品ですからね! 当然です!」

海未「希の言うとおり 1学年および2学年が実習で使い終えた
    ゴミの中にある無数の牛乳の中から、一本だけ
     消費期限をはるかに超過した物を見つけました!」

海未「もちろん 2学年の冷蔵庫からでた事をしめす印字つきです!」

希「ありがとう! やっぱり海未ちゃんに頼んでよかったわぁ
   忍耐も観察もできるアイドルといえば やっぱり海未ちゃんやね!」

海未「トーゼンです!」
92: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 20:15:59.65 ID:TwmzVbvS.net
にこ「ちょっと待って! まさか食中毒の原因って――」

真姫「間違いなくコレでしょうね」

海未「そうですとも! この牛乳パックがあれば
    指紋とか色んな物で穂乃果を助けられるんですよね!?」

真姫「速効性をもとめるなら それだけでは不十分よ」

真姫「それで証明できるのは 凛がその牛乳から作られた
    二年生の料理を食べたという可能性だけ」

真姫「二年生イコール穂乃果を結びつけるなら――」

真姫「あっ」

にこ「探すには及ばないはずよね?」

希「そうやね 二年生である穂乃果ちゃんの料理を食べた事は
   真姫ちゃんが証明し終わった後やもん――残るは」

絵里「エリチカ質問! その牛乳パックって
    穂乃果が持参したものなんのよね?」

絵里「それだと結局
    悪いのは穂乃果って事になるんじゃないチカ?」

希「ホンマえりちは出来た子やねー はい
   ご褒美の、のんたんシールプレゼント~」

絵里「チカぁ♪」

真姫(言ってる事は的外れだけどね)」
93: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 20:19:49.52 ID:TwmzVbvS.net
真姫「そう 穂乃果によって持ち込まれた物とは限らない――
    こんな基本的な事を忘れていた 私が言うのも何だけどね」

希「うん 調理実習で作られる料理のすべてが
   生徒が持参した食材のみでまかなわれるワケやない」

希「ウチも色んな学校を転々としてきたけど 調理実習には
   無理してでも 生徒達が全ての食材を持ち寄るパターンから――」

希「痛みやすい一部の食材は先生側……つまり
   学校側が用意してあらかじめ保存してくれてるパターン その二通りがあった」

希「ウチらの学院は後者になるね」

絵里「……そうだったっけ?」

にこ「おい三年生」
94: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 20:24:16.94 ID:TwmzVbvS.net
希「まぁ地域によるやもしれんし こればっかりは
   えりちのように先入観を植え付けられてる人も多い」

希「実習自体 一年に二回あるかどうかやしね――まぁそれはともかくとして」

希「ことりちゃん――ありがとう」

ことり「……え?」

希「ことりちゃんが書き足してくれたこのレシピが
   ソレを明るみにしてくれたんよ? だからありがとう」

ことり「……本当に?」

希「もちろん」

希「ことりちゃんが 事細かに食材の所在を書いてくれてたから
   牛乳の出所を知らしめる事ができる証拠にまでなった」

希「ことりちゃんが 穂乃果ちゃんを救ったんよ?」

ことり「……ことりが……穂乃果ちゃん、を?」

ことり「ことり、役立たずじゃ……ないの?」

 >ポタッポタッ

ことり「ことり、ことりはぁ……!」
95: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 20:30:34.19 ID:TwmzVbvS.net
海未「当たり前じゃないですか!」

穂乃果「ことりちゃん!」

 >ギュッ

ことり「きゃっ」

穂乃果「ありがとうっことりちゃん!」

穂乃果「これで分かった?
     ことりちゃんはこのままでいいんだからね?」

穂乃果「ことりちゃんの気配りのおかげで 私いつも助かってるんだもん」

穂乃果「私は今のことりちゃんが……大好きだよ?」

ことり「穂乃果ちゃあん……」

ことり「うん……!」

海未「あ、あのぉ 出来ればその……私にもハグを……」

穂乃果「それはイヤ!」

海未「な、なぜですかぁ!」

穂乃果「だって今の海未ちゃん 
     牛乳ふいた雑巾のニオイするんだもん!」

海未「わたしのミルクの香りだと思えば愛着も沸くでしょう!?」

穂乃果「わかないよ!」

ことり(う、海未ちゃんのミルクぅ……? ゴクリ)
96: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 20:37:19.44 ID:TwmzVbvS.net
希「ふふ、あんなに仲良うして 可愛らしいねぇみんな」

にこ「仲が良いかはともかく まぁ元通りってトコね」

絵里「それで犯人は結局誰なの?
    (わかってるけどあえて聞くのが賢さの秘訣!)」

真姫「現状でいえば 1・2年生どちらの家庭科も受け持ってる
    山田博子先生が思い当たるけれど……」

真姫「学院の管理体制によるからね――ちょっと決めかねるかしら」

希「そんなら それを統括するお人の所を訪ねて――」

希「決着つけにいこか みんな!」


 >えいえいおー!
97: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 20:49:35.86 ID:TwmzVbvS.net
 五分後――お昼休み 音ノ木坂学院>理事長室


ことりママ「――すでに報告は受けています」

ことりママ「星空凛ちゃんが 四時限目の終わり際の
      食事中に 食中毒を起こした件については」

真姫「その食中毒の原因と責任の所在を特定しました」

希「それをお伝えするために 理事長のお部屋をお訪ねたんです」

絵里(せ、生徒会長として みんなの仲間として先輩として、私も何か言わなければ……!)

絵里(えーと……えーと)

ことりママ「……伺いましょう」

絵里(チカぁ……)
98: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 20:54:04.25 ID:TwmzVbvS.net
希「このレシピは 穂乃果ちゃんがクッキーに牛乳をいれていた事と
    牛乳の用意を学校にゆだね 持参していなかった事を示唆する物証です」

希「このレシピ内容が実習以前から今に至るまで
   改ざんされていないという事は 第三者である雪穂ちゃんからも言質がとれる」

希「そしてこの毒牛乳パックは 数ある牛乳パックの中に
   一つしかなく 印字からみて2年生が使ったものには間違いない」

希「凛ちゃん以外の生徒が中毒を起こしていない事から
   凛ちゃんがこの牛乳を使った 2年生の料理を食べたと思われます」

希「そして凛ちゃんが倒れる2時間前に 凛ちゃんは
   2年生である穂乃果ちゃんのクッキーを食べ
    それが本日初の食事だった事は 凛ちゃん自身から証言がとれる」

希「以上が 今件の責を問われるべきは
   ウチら生徒ではなく 学院の方である事を示す――」

     SpiritualGun
希「 『決定的証拠』 です」
99: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 21:01:55.09 ID:TwmzVbvS.net
ことりママ「……なるほど その証拠品は預かりましょう」

穂乃果「そ、それで 私達は大丈夫なのでしょうかっ!」

ことりママ「えぇ、問題ないハズよ――私見ですけれど」

ことり「やったぁ!」

にこ「まっ、当然よね」

絵里「私の活躍が功を奏したといった所かしら」

海未「はぁ……本当によかった 
    『退学』と聞いた時はどうなる事かと……」

ことりママ「退学……? なんの話? 初耳ですけど」

穂乃果・ことり・海未・絵里・にこ「      えっ      」
100: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 21:07:29.06 ID:TwmzVbvS.net
真姫「ギクッ」

ことりママ「厳正な調査を踏まずに 生徒の前途を左右する
     処遇を下す事なんて 有りませんよ」

ことりママ「まぁ……そうした信用を勝ち取れない
       我々、教職者にも責任は有りますが……」

ことりママ「ことりや穂乃果ちゃん達にまで
      そう思われていたと思うと ちょっぴりショックね……」

真姫「ソローリソローリ」

 >ガシッ

穂乃果「まぁきぃちゃぁあんんん?」

海未「どこに行くつもりですかぁ?」

絵里「ハラショー……(怒)」

真姫「ご、」

真姫「ごめんなさーい!」

絵里「捕らえろー! 捕まえた者には、にこから褒美が出るそうよ!」

にこ「出ないわよ!」

 >たたたっ

ことり「わぁ! みんな! わ、私も行くねっママ!」

ことりママ「ことり」

ことり「え?」

ことりママ「いい仲間を持ちましたね」

ことり「~~っ!」

ことり「うんっ!」
103: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 21:21:28.20 ID:TwmzVbvS.net
 10分後――お昼休み 音ノ木坂学院>屋上


にこ「あぁーもう! ひと波乱もいい所ねホント」

希「いい汗かいたなぁ 冷や汗もかいてトントンやね」

にこ「はぁあ……それにしても よく分かったわね
    クッキーに入ってる牛乳が毒の正体だったって」

にこ「あらかじめ海未に取りに行かせたって事は
    それってルーズリーフを見る前から カンづいてたって事だし」

希「そう言ってもある程度やよ?」

希「凛ちゃんがクッキーを食べたって聞いた時点で
   学院側が用意するだろう食材のリストと クッキーにありがちなレシピとを
    照らし合わせて――牛乳かバターか卵かなぁ って漠然とした考えがあっただけ」

希「でも卵はさすがに一つ一つに印字されてないし
   ゴミ袋の中で渾然一体とされたら証拠能力が薄くなる」

希「だから海未ちゃんには 形が保たれる乳製品の
   容器に的を絞って 探しに行ってもらってたんよ」
104: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 21:29:47.70 ID:TwmzVbvS.net
にこ「ふーん なるほどね」

にこ「大口叩いてたワリには 内心ビクビクしてたと」

希「そぁなんよぉ~! のんたん怖かったぁ
   だからにこちゃん慰めてぇな~」

にこ「うっわ胡散臭さ」

希「んふふ にこちゃんのマネしたつもりやけどねぇ?」

にこ「どつくぞコラ!」
105: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 21:33:52.45 ID:TwmzVbvS.net
希「まぁその発想を手伝ってくれたのは 実はえりちなんやけど」

にこ「あ、あのポンコツが!?」

希「昼休みに聞かせてくれた闇鍋ってキーワードが いい刺激になってくれてな?」

希「闇鍋って 誰が用意したかも解らん良いもの悪いものが
   全部まとめてごっちゃになるもんやからね」

希「穂乃果ちゃんのクッキーがもしそうならって 考えてみたんよ」

にこ「未来予知というか何というか おかしな話ね」

希「えりちは直感で本質を突いてくるからね」

にこ「影の功労者かぁ たまに邪魔してくるからプラマイ0だけど」
106: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 21:46:27.03 ID:TwmzVbvS.net
希「気づいてからはルーズリーフみて芋づる式やね」

希「牛乳も検査通さん事には 速効性のある証拠にはなりづらい」

希「やからルーズリーフの記述から レシピの存在に
   気付いた時には『これや!』――と思ったんよ」

にこ「じゃあ海未を行かせた時は ホントに決定打なかったんじゃない」

にこ「ほんと ギャンブラーみたいな探偵みたいな何かよね希って」

にこ「正体不明というか何というか」

希「ミステリアスやね!」

にこ「うっわ派生させてきた」
107: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 21:55:39.59 ID:TwmzVbvS.net
にこ「それにしても真姫ちゃんよ ホントどうしちゃってたの? アレ」

希「退学を捏造したのはウチらの闘争心
   場を引っ掻き回してたのは敵対心を煽りたかった とウチは思っとる」

にこ「……希の事を 特に気にしてたような気もしたけど」

希「そうやね」

にこ「希と争って……競いたかったって事?」

希「……ウチは、真姫ちゃんみたいな豊富な知識もないし 順序だてた話し方だって苦手や」

希「えりちみたいな本質を先読みする どえらい直感も持ち合わせてない」

希「海未ちゃんのような観察力や忍耐力なんて 一生身につく気がしないんよ」

希「ウチなんてちょっと目敏くてでも巫女服が似合ってて唇が扇状的で豊満で包容力があってわしわしが上手って近所で評判なだけのタダのアイドルやのにね」

にこ「唐突に露骨なアピールしだした!?」

希「あ、にこちゃんはツッコミ力がスゴいよねぇ?」

にこ「そしてにこちゃんだけ適当だ!」
108: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 22:00:05.19 ID:TwmzVbvS.net
希「まぁそういうウチのどこかが
   真姫ちゃんにとって 譲れないモノやったんやろうね」

希「……推理はね 都合の良いこと悪いこと
   好きな気持ち、嫌な気持ちにもさせる可能性を
    全部ひっくるめて 取捨選択する精査なんよ」

希「どちらかに流されてしまったら 気持ちだってもつれてしまう」

希「真姫ちゃんはきっと 優しすぎた
   穂乃果ちゃんの完全な潔白を信じて 求めすぎたやろうね」

希「穂乃果ちゃんの料理は一切 
   事件に関わってないという考えに縛られてしまった」

希「でも真姫ちゃんが知る数多ある証拠はそれを否定する
   だから 真姫ちゃんはそこから推理をした――証拠から」

希「穂乃果ちゃんが潔白である解釈を見つけるために……でも
   見つけ出せない自分に、腹がたって悔しくて 歯がゆくて……だからあぁなってしまった」

希「安易な真実に気持ちも答えも飲まれて
   自棄になって……ウチにくってかかった」

希「推理なんて得手不得手やない ただの向き不向きやのにね……」

にこ「……真姫ちゃん」
109: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 22:07:17.45 ID:TwmzVbvS.net
希「……大丈夫やよにこっち ウチらがついていてあげれば」

希「アイドルの真実は 心の暗闇だって吹きはらす」

希「――そうやんね? にこっち」

にこ「……ふんっ」

にこ「……まったく 希だけに任せてなんてあげないからね?」

にこ「次は にこにーのアイドルパワーで
    真姫ちゃんを元気付けるんだから! ……それと」

にこ「勝手に人のセリフを使わないでよ!」

希「きゃー にこちゃんがまた怒ったー」

にこ「待ちなさーい!」

にこ「……」

にこ「……ありがとう 希」

希「どういたしまして」

にこ「き、きき聞いてないでさっさと行きなさいよね! もう!」

希「あははは――」

にこ「ふふっ……もう」

にこ「とぼけたアイドルなんだから――!」
110: 名無しで叶える物語(新潟・東北)@\(^o^)/ 2014/12/01(月) 22:08:30.50 ID:TwmzVbvS.net
 >のんたんの事件簿 Case2

  『毒吐きりんがべ服毒事件』 <解答編>

                完
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『希「毒吐きりんがべ服毒事件」』へのコメント

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