穂乃果「私とバカ穂乃果が入れ替わってしまった」

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穂乃果-アイキャッチ14
1: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 21:39:48.25 ID:KYmIQtVz.net
真姫「真姫ちゃんひどーい!」

穂乃果「ホントのことじゃない。イミワカンナイ」

穂乃果「そもそもぶつかってきたのは穂乃果の方でしょ」

真姫「う…」

穂乃果「大体授業始まる前にいきなり音楽室に隠れこもうってのが良くわからないわ」

真姫「ちょっとおっかけっこをしてまして……」

穂乃果「それがこのザマなんだけど」

真姫「はい…すみませんでした」シュン

穂乃果「仕方がないから今はこのまま授業受けるけど、くれぐれも私だと言うこと忘れないでちょうだい」

真姫「真姫ちゃんも穂乃果だってこと忘れないでよね」

穂乃果「ずっと授業中寝てるだけの簡単な仕事じゃない」

真姫「ひどい!」

元スレ: 穂乃果「私とバカ穂乃果が入れ替わってしまった」

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4: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 21:47:38.59 ID:KYmIQtVz.net
穂乃果「私の授業はこの後は国語だけど寝ないでちょうだい」

真姫「大丈夫。寝ませんはい」

穂乃果「凛が当たられても助けなくていいから」

真姫「え? どうして?」

穂乃果「穂乃果が答えられると思えないから」

真姫「さっきから棘が痛いのですが」

穂乃果「今国語は古文やってるんだけど」

真姫「はい。黙ってます」

穂乃果「あんまり期待しないけどノートは取れるなら取っといて」

真姫「失礼な。私だってやるときはちゃんとノートくらいとれるよ」プンプン

穂乃果「海未やことりに泣きついてるくせに?」

真姫「その時はほら……私夜行性だから…」

穂乃果「お願いだから穂乃果は今私ということを自覚してちょうだい」
6: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 21:56:24.09 ID:KYmIQtVz.net
真姫「あ、私の授業は数学だった……やばっ!」

穂乃果「数学2Bくらい大丈夫だけど……」

真姫「……宿題やってない」

穂乃果「は?」

真姫「ごめんなさい! 真姫ちゃん怒られてください」

穂乃果「なんで穂乃果の説教を私が代理しないといけないのよ! イミワカンナイッ」

真姫「ひいっ! あ、でも私が怒っても大して怖くないかも」

穂乃果「……」

真姫「えっと……じゃあ寝てればいいのかな?」

穂乃果「早退ね」

真姫「え?」
8: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 22:02:12.30 ID:KYmIQtVz.net
穂乃果「さっさと元に戻った方が早いわ。だから午後は諦めて早退」

真姫「真姫ちゃんはどうするの?」

穂乃果「私は寝てるわ。頭痛くなってきたし」

真姫「それは穂乃果のせいじゃないよね」

穂乃果「あんたのせいよ!」
11: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 22:08:18.81 ID:KYmIQtVz.net
真姫「とりあえず、口調とか真似しないとね」

穂乃果「穂乃果ってえへへーって言ってればなんとかなりそう」

真姫「真姫ちゃんって髪の毛くるくるしてイミワカンナイでいいんだよね?」

穂乃果「そんなんじゃないし!」

真姫「じゃあどんなの?」

穂乃果「穂乃果は覚えなくていいから早く早退してくださいお願いします」

真姫「練習は…」

穂乃果「私も出るに出れないわよ。絶対ボロでるし」

穂乃果「そもそも海未とことりからどう逃げようか考え中よ」

真姫「もう諦めてバラしちゃえば?」
12: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 22:25:56.82 ID:KYmIQtVz.net
穂乃果「それが手っ取り早いけど…その手っ取り早い証明方法ある?」

真姫「放課後とかメールとか」

穂乃果「私のイメージだと……」


穂乃果『入れ替わってしまったの』

真姫『入れ替わっちゃった♪』

海未『穂乃果はともかく真姫までおかしくなってしまったのですか?』

ことり『え、えーと……』

凛『あんまり似てないにゃー』

花陽『む、無理しなくてもいいんだよ』

絵里『はいはい。ハラショーハラショー(棒)』

希『今日は帰りな』

にこ『ばかなことやってんじゃないわよ』


穂乃果「ま、こんな感じね」

真姫「なんか私が無理矢理真姫ちゃんを誘ったようなイメージだね」

穂乃果「文句ある?」

真姫「ないです」
13: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 22:32:54.82 ID:KYmIQtVz.net
穂乃果「もう一つ」

真姫「さっすが真姫ちゃん!」

穂乃果「これは私にとって損しかないからやりたくないんだけど」

真姫「うんうん」

穂乃果「今度のテストで穂乃果が高得点取って私が穂乃果レベルまで落とす」

真姫「え? でもそれって真姫ちゃんの場合逆に心配されるんじゃない?」

穂乃果「良いのよ。その次なんとかするし。穂乃果もその次でどうせ壊滅するでしょ」

真姫「でしょって……」

穂乃果「良いじゃない成績グラフがAの字みたいになるわよ」

真姫「良くないよ! 成績の低空飛行は海未ちゃんがすっごい怒るんだよ!」

穂乃果「だったら勉強しなさい」
14: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 22:41:13.38 ID:KYmIQtVz.net
真姫「あ」

穂乃果「どうかしたの?」

真姫「今は真姫ちゃんの身体だからひょっとしたら頭も真姫ちゃんみたいに良くなってるかも」

穂乃果「ヴェ?」

真姫「だったら大丈夫じゃない? 口調だけなんとかすれば」

穂乃果「……余弦定理とは?」

真姫「え? 余弦定理?」

穂乃果「……良かった。さすがに頭の中まで入れ替わってたらたまったもんじゃなかったわ」

真姫「おわった…」

穂乃果「ぶつかった時点でとっくに終わってるわよ!」

真姫「じゃあどうすればいいの!?」

穂乃果「ヴェェェ!? 今度は逆切レ?」
15: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 22:46:06.46 ID:KYmIQtVz.net
真姫「もし、音楽室に真姫ちゃんがいなかったらこういうことになってなかったんだからね!」

穂乃果「ハァ? 私が音楽室にいたってことが悪いわけイミワカンナイッ」

真姫「意味わかんないのは穂乃果の方だよ! もうどうすればいいの……」

穂乃果「……穂乃果」ガシッ

真姫「えっ」

穂乃果「我慢しなさい」

真姫「え? な、なに?」

ゴチン

真姫「いった~い! いきなり酷いよ! 頭突きなんて」

穂乃果「っ~…やっぱり原始的な頭突きで入れ替わったなら頭突きでまた入れ替わると思ったのに…」
16: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 22:54:37.66 ID:KYmIQtVz.net
真姫「もう拉致あかないからとにかく授業行こうよ」

穂乃果「そうね…ゲェもう20分も遅刻してるじゃない」

真姫「真姫ちゃんがグダグダしゃべるから」

穂乃果「もうサボろうかしら。穂乃果だし」

真姫「私はそんなに不真面目じゃないよ」

穂乃果「でも罪のない私が遅刻かつ宿題の未提出で説教でしょ? そのうえ海未からも説教があると言うのに」

真姫「……真姫ちゃんはどうなのさ?」

穂乃果「優等生は多少遅刻しても許してもらえるのよ」

真姫「多少を越してると思うけど」

穂乃果「結果は出せてるからいいのよ」
18: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 23:02:58.85 ID:KYmIQtVz.net
穂乃果「ということで、穂乃果は絶対早退しなさいよ! いいわね!」

真姫「真姫ちゃんはどうするのさ?」

穂乃果「私も早退するわ」

真姫「なるほど。でもテストどうしよ?」

穂乃果「普段から寝てるんだからいつも通り海未かことりに泣きつきなさい」

真姫「今日の真姫ちゃんは一段と穂乃果に冷たいのです」

穂乃果「早く行くわよ」

真姫「あ、口調を気を付けないと……イミワカンナイ」

穂乃果「普段私はそういう風にみられてるのね」

真姫「あとヴェェェェとか言ってるよね」

穂乃果「…………」

真姫「ごめんなさい」

穂乃果「抜け出してきたら私の家に来てちょうだい」

真姫「真姫ちゃんの家でいいんだよね?」

穂乃果「そうよ」
19: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 23:18:22.86 ID:KYmIQtVz.net
真姫(とにかく真姫ちゃんになりきらないと)

真姫(私は真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん……)

真姫「よし!」

真姫「すみません。少し気分が悪くて遅くなりました」

先生「おー大丈夫か?」

真姫「いえ、出来ればこのまま早退させていただけたらと……」

先生「そうか。じゃあこの問題だけ頼むわ。星空がわかんないようだから代わりに頼むわ」

凛「真姫ちゃんお願いにゃー」パンッ

真姫「ヴぇ?」

花陽「真姫ちゃん頑張って」

先生「現代語訳にしてみてくれ」

頼義も取り返したる馬をば郎等にうち預けて寝にけり。

真姫「」
21: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 23:27:51.48 ID:KYmIQtVz.net
穂乃果「……はい。ごめんなさい」

先生「次回までにやっていてくださいね」

穂乃果「はい」

穂乃果(なんなのよ早退出来る雰囲気じゃないじゃない! どんだけ普段不真面目なのよ穂乃果は)

穂乃果(とりあえず、ノートを……)ゴソゴソ

穂乃果(え? 何これ? 新品?)

穂乃果(ノートは取ってあるわね……ん? 8月?)

穂乃果(……)ペラペラ

穂乃果(……)パタン

穂乃果(寝よ)

海未(穂乃果…貴女と言う人は……)ゴゴゴゴ

ことり(海未ちゃん落ち着いて)
22: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 23:35:58.09 ID:KYmIQtVz.net
先生「まさか西木野が全滅するとは……本当に調子悪いのか。もう帰って休め」

真姫「すみません。ごめん。凛と花陽、にこちゃん達に言っておいて」

花陽「わかった。お大事にね」

凛「じゃあ凛も」

先生「星空はこれな」

凛「そんなのないにゃ…」

真姫「……」

真姫「ああ、真姫ちゃんごめん。いきなり株下げちゃったよ……」オヨヨ

真姫「とにかく真姫ちゃんの家に行こう」

真姫「しかし、優等生って本当にすごい!」
23: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 23:45:13.24 ID:KYmIQtVz.net
先生「じゃあこの問題を……高坂さん」

穂乃果「ZZZ」

海未(穂乃果! 当てられてますよ)

ことり(海未ちゃん脳内じゃ伝わらないよ)

海未(しかし、このままだと)

穂乃果「ZZZ」

先生「高坂さん!」バンッ

穂乃果「うひゃい!」ビクッ

先生「遅刻に未提出に授業中に睡眠とは結構な御身分ですね」

穂乃果「あ、えと…気分悪くて……えへへ~」

先生「夜更かしでしょ。これ解いて」

穂乃果「えーと……えと…」

海未(答えは4です4!4!4!)

ことり(海未それ間違ってる)

穂乃果「……3です」

先生「っ!? そっその通りです」

海未ことり「!?」

クラス「!?」

穂乃果「え?」
25: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/29(月) 23:52:08.91 ID:KYmIQtVz.net
授業後

海未「穂乃果!」

穂乃果「海未ちゃん」

海未「どうしたのですか? さっきの授業は?」

ことり「遅刻とノート未提出までは予想通りだったけどよく先生の出した問題に答えられたよね」

穂乃果「ええと勘だよ勘!」

海未「まあそうですよね。ですが、次回は勘には頼って欲しくはないです」

ことり「まあまあ穂乃果ちゃんがこれ以上怒られなくて良かったよ」

穂乃果「ありがとうことりちゃん」

穂乃果「でさ、体調悪いから早退しても……」

海未「ダメです」

穂乃果「え、ええ~」

海未「眠いからって早退は私が認めません」
28: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 00:02:54.94 ID:R/y/pldM.net
穂乃果「いや、海未ちゃん私本当に」

海未「そもそももうすぐテストなんですからしっかり授業に出ないと」

ことり「でも穂乃果ちゃん寝てるからあんまり意味ないよね」

穂乃果「そうだよ。だからいっそ家でまとめて」

海未「」バンッ

穂乃果「ひゃい!」

海未「幼馴染だからわかります。穂乃果が家で教科書読んで勉強するなんて私が穂乃果に総合成績で負けるくらいあり得ません」

穂乃果(ごもっともね)

ことり「まあまあ海未ちゃん。そんなこと言ってまた泣き付かれたら教えてあげてるんだし」

穂乃果「お願い海未ちゃん! 今日だけ!」

海未「仕方がありませんね……なんていうと思いましたか?」

穂乃果「そ、そんなぁ~」

ことり「あはは。もう一時間だから頑張ろう穂乃果ちゃん」

穂乃果(……穂乃果にメールで家から出るなとメールしないと)
30: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 00:09:46.68 ID:R/y/pldM.net
西木野さん家

真姫「……」

From.穂乃果

本文
抜け出せないから私の部屋で大人しく待ってなさい
お腹減ったら冷蔵庫に何かあるから
誰か来ても居留守にすること
家の中と私の部屋を探索しないこと!


真姫「うわ…文面から怒ってるよね」

真姫「でも暇だよぉ…真姫ちゃんのスマホだから遊べないし」

真姫「リセマラはつまんないし」

真姫「PCはパスワード掛かってるし」

真姫「ああ~早く帰って来てせ~!!」ゴロゴロ
38: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 00:43:58.99 ID:R/y/pldM.net
穂乃果(次は物理ね……まあ、寝てればいいか)

穂乃果(……)

穂乃果(なんか穂乃果になってきて戻った時に寝てしまいそうで怖いわね)

穂乃果(とりあえず、ノートを)ゴソゴソ

穂乃果(……新品みたいに綺麗か)

穂乃果「……」ペラペラ

穂乃果(……とりあえず、授業を受けてる振りだけしましょう)

穂乃果(ノート取っても穂乃果の事だし意味がないように思えてきたわ)パラパラパラ

先生「始めるぞー」

穂乃果(……ん? これは?)ピタ

ほのーと
購入済み
まんが
君に届け21巻まで
NANA14巻まで
四月は君の嘘9巻まで
神風怪盗ジャンヌ全巻
エマ全巻
こち亀187巻まで
小説
空の境界上下巻
物語シリーズ憑物語まで
〈古典部〉シリーズ全巻
Fate/Zero4巻まで

欲しい☆
ポケモンORAS
ハマスタ観戦チケット
初音ミクPurojectDIVA
学力
6Vメタモン
海未ちゃんの怒りを収める機械

穂乃果「……」パタン

穂乃果(……これは夜行性ね。しかも字間違ってるし)
46: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 01:00:48.29 ID:R/y/pldM.net
先生「……で、あるわけでーT=Mg-Maをさっきの式に代入すると」

穂乃果「……」ポケー

海未(穂乃果が寝てないで授業を受けていると思えば……)

ことり(まあまあ起きてるだけましだよ)

海未(右から左に流してちゃ意味はないです)

ブルブル

穂乃果「ヴェェェッ!」ガタッ

先生「どうした高坂?」

穂乃果「あ…えと、なんでもありません」

先生「そうか。じゃあついでにこれ解いてみて」

海未(穂乃果! 今度こそ4です! いや4r44444rrrrrrrr)

ことり(だから海未ちゃん脳内は聞こえないって)

穂乃果「えーと……」

先生「まあ高坂にはわから「2rです」

先生「……せ、正解だ」

海未ことり「!?」バッ

クラス「!?」バッ

穂乃果「え? なにこれこわい」
49: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 01:08:14.88 ID:R/y/pldM.net
穂乃果(……穂乃果からメール?)

From.真姫ちゃん

本文
暇なんで早く帰ってきてください


穂乃果「…………」


To.真姫ちゃん

本文
私のバッグの中に私の大事な勉強セットがあるからテスト勉強してなさい


穂乃果「……ったく」

ブルブルブル


穂乃果「はやっ!」

先生「どうした高坂?」

穂乃果「い、いえなんでもありません!」


From.真姫ちゃん

本文
やだ


穂乃果「」イラッ
51: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 01:17:23.70 ID:R/y/pldM.net
To.真姫ちゃん

本文
穂乃果先生に当てられてるけど
私全部正解したから勉強大丈夫だと思って
海未やことりは助けてくれないわよ


穂乃果「……よし」

ブルブルブル

From.真姫ちゃん

本文
えええええ!
何してくれてんの真姫ちゃん!
穂乃果、これ以上低空飛行だとお母さんのげきりんが…
70: 話を畳むのがへたくそだから終盤からがっかり展開になるかも(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 20:11:33.52 ID:R/y/pldM.net
To.真姫ちゃん

本文
だったら勉強してなさい。
どうせ凛の代わりに当てられて全滅したんでしょ


穂乃果「……はぁ」


ブルブルブル


From.真姫ちゃん

本文
勉強教えて(´∩`。)


穂乃果「……」


To.真姫ちゃん

本文
教科書読んでなさい
72: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 20:24:40.14 ID:R/y/pldM.net
授業後

海未「穂乃果! さっきのはどういうことですか!」

穂乃果「え? なにが?」

海未「さっき当てられて正解だったことですよ! こんなの穂乃果じゃありません!」

ことり「海未ちゃんそれ穂乃果ちゃんバカにし過ぎ」

穂乃果「えーと…ふふん。今日の穂乃果は調子が良いんだよ!」

海未「悪いことは言いません。今まで溜めてきた運気をこんな指名解答ごときに使い切ってはダメです」

穂乃果「だからね。今日はおかしいかもしれないから帰ってもいいかなーって?」

ことり「うーん。まあ穂乃果ちゃんがおかしいのはいつもの事だけどさすがに今日はあれだよね」

海未「そうですね。でも今のままだとただのサボりと同等ですけど」

ことり「でももし運気使い切ってたら階段から転げ落ちそうだよね」

穂乃果「私そこまでアホじゃないから!」
73: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 20:32:29.34 ID:R/y/pldM.net
海未「しかし、おかしいとはいえ見るからに元気そうですが……何か理由はあるのですか?」

穂乃果「えと、今日は帰ってテスト勉強をやりたいかなー……なんちて」

海未ことり「えっ!?」

クラス「えっ!?」バッ

穂乃果「……え?」

海未「……ことり」

ことり「うん。今日は帰ってすぐ休んでね」

穂乃果「あ? うん」

海未「失礼します」デコピタッ

穂乃果「う、海未…ちゃ…///」

海未「……熱はないですね」パッ

ことり「どうしよう。穂乃果ちゃんがおかしくなっちゃったよ」

穂乃果「えと……そ、それじゃあね」

海未「え、ええ」

穂乃果(イミワカンナイ)
78: ポケモンネタすみません(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 20:53:59.13 ID:R/y/pldM.net
真姫「よし、ちょっときゅうけーい」ポイ

真姫「久々に読んだからご褒美に……お」ゴロッ

3DS「おっす」

真姫「ちょっと借りまーす」カチッ

真姫「……ポケモンX」ゴロゴロ

真姫「真姫ちゃんポケモンやってたんだ。どれどれ」カチカチ

真姫「トレーナーネームはマッキーで……バトルボックスは……」カチカチ

真姫「ヤミラミ、クロバット、ゲンガー、ファイアロー、フロストロトム、ガブリアス」

真姫「……弱そう。私のガルーラで完封できるよこれ」ゴロリ

真姫「ニックネームは……」

にこちゃん(クチート♀)
エリー(ニンフィア♀)
ことり(ファイアロー♀)
のぞみ(ハピナス♀)
うみ(ミロカロス♀)
りん(サーナイト♀)
はなよ(ドレディア♀)


ほのか(ランドロス♂)

真姫「……」

真姫「……」パタン
79: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 20:56:45.43 ID:R/y/pldM.net
真姫「……」

真姫「……zzZ」

真姫「ZZZ」



穂乃果「はぁ……やっと家に帰ってきたけど今は遊びに来たと言うのが正しいのよね」

穂乃果「鍵はないから穂乃果にメールして」カチカチ

穂乃果「……」

穂乃果「……」

穂乃果「気付いてないのかしら?」

穂乃果「もう一度」カチカチ
83: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 21:01:35.49 ID:R/y/pldM.net
穂乃果「…………」

穂乃果「………」

穂乃果「……」

穂乃果「…」

穂乃果「」

穂乃果「……」

ピンポーン

穂乃果「…………」

ピンポーン

穂乃果「……」

ピンポーンピンポーンピンポピンポピンポピンポピンポ
ピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポピンポーン

穂乃果「お か し い」

穂乃果「少なくとも家にいるはず。インターフォンをこれだけ鳴らしてるのに気付かない」

穂乃果「寝てる……」カチカチ

穂乃果「電話なら少なくとも気付くはずでしょう」
85: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 21:08:08.27 ID:R/y/pldM.net
スマホ「ブルブルブル」

真姫「ZZZ…うーん」ゴロッ

スマホ「ブルブルブル」

真姫「んーzzz」ゴシゴシ

スマホ「ブルブルブル」

真姫「ZZZ」シッシッ

スマホ「あー」

真姫「ふふふZZZ…食べれないよぉzzz」





穂乃果「穂乃果ぁぁあああああああああ!!!」
86: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 21:15:53.18 ID:R/y/pldM.net
穂乃果「いや寝てるってあり得ないでしょ イミワカンナイ」ピンポーンピンポーン

穂乃果「せっかく抜け出してきたのに明日だと言い訳が大変でしょ!!」

穂乃果「穂乃果早く降りてきなさい!」ガンガン

穂乃果「……」ドンドン

穂乃果「……」ドン

穂乃果「…」ガンッ

穂乃果「っ~」

穂乃果「はぁ…」

穂乃果「まあ明日サボればいいわ。今は穂乃果だし」トボトボ

穂乃果「……」サササ

穂乃果「……」ぴんぽーん

穂乃果「……」

穂乃果「やっぱり入れ替わりってろくなこと起きないわね」トボトボ

穂乃果「誰にも見られてなくて良かったわ。さっきのところ」トボトボ
87: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 21:26:11.88 ID:R/y/pldM.net
高坂さん家

穂乃果「おじゃましまじゃなくてただいま」

雪穂「あ、おかえりお姉ちゃん」

穂乃果「雪穂ちゃん?」

雪穂「え? お姉ちゃんいきなりどうしたの?」

穂乃果「あ、いやえっと……」

雪穂「いきなりちゃんとか付けないでよね」

穂乃果「あーうん。ごめん」

雪穂「じゃあ店番お願いね」

穂乃果「ヴェ!? 私勉強しようと……」

雪穂「はいはい。そう言って勉強したとこみたことないから。じゃ、よろしく」

穂乃果「テスト近いし」

雪穂「どうせ海未さんとことりさんの一夜漬け勉強法で乗り切るんだから大丈夫だよ」

穂乃果「……」

穂乃果「……ハヤクモドリタイ」
88: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 21:36:04.79 ID:R/y/pldM.net
真姫「ん……zzZ」パチ

真姫「……」ポケー

真姫「……寝ちゃった」ポリポリ

真姫「嘘! もう8時!?」

真姫「スマホは……」チラッ

着信252件
メール128通

真姫「うわぁ…」

真姫「どうしよう…」ポチポチ

真姫「……」

穂乃果『……何?』

真姫「あ、えっと真姫ちゃんあのね……その…」

穂乃果『明日休むこと。私はサボってそっちに行くから』

真姫「え? サボる?」

穂乃果『何よ? 文句あるの?』

真姫「いえ、ないです」

穂乃果『色々言いたいことあるけど今日は勘弁してあげる。絶対起きてなさいよ』

真姫「はい」

穂乃果『それじゃ私こち亀読破に忙しいからガチャ』

真姫「……」

真姫「お腹減った」
99: ちょっとだけ浮かんだネタで続き更新(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/30(火) 23:59:33.51 ID:R/y/pldM.net
穂乃果「…………」ペラ

穂乃果「……」ペラ

コンコン

穂乃果「どぞー」ペラ

雪穂『お姉ちゃん入るよー』

穂乃果「いいよー」

穂乃果「……ふふっ」ペラ

ガチャ

雪穂「え? 勉強しないでなんでこち亀読んでるの?」

穂乃果「私は出来るから良いの」ペラ

雪穂「嘘乙」

穂乃果「問題出してみていーよ」ペラ

雪穂「じゃあお姉ちゃんが前回赤点取った化学からでーす! えっと……」ペラペラ
100: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 00:13:40.69 ID:TNcJeB34.net
雪穂「次の物質の中で1gに含まれる分子の数が最も多い物質は何でしょう?」

雪穂「①水②窒素③エタン④ネオン⑤酸素⑥塩素」

雪穂「さあどれ?」

穂乃果「①」

雪穂「正解は……嘘…合ってる」

穂乃果「ふふふっ」ゴロゴロ

雪穂「じゃ、じゃあ……」ペラペラ

穂乃果「あ、おわった。次々」

雪穂「日本史で……新政府軍に対抗するため幕府軍側の東北の諸藩が結成したのは何か?」

穂乃果「奥羽越列藩同盟」ペラ

雪穂「うそ。合ってる。こんなのお姉ちゃんじゃない」

穂乃果「……」ペラ

雪穂「じゃあこれは?」スッ

穂乃果「んーそれはwho」チラッ

雪穂「うわあああああお母さんお姉ちゃんがヤバいよー!」ダダダ

穂乃果「……雪穂ちゃんってあんなんだっけ?」

穂乃果「まいいや」ペラ
101: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 00:18:33.60 ID:TNcJeB34.net
穂乃果「……」ペラ

穂乃果「……」ペラ

穂乃果「ふんふん」

穂乃果「……」ゴロッ

穂乃果「ふむふむ」ゴロゴロ

穂乃果「……」

穂乃果「ふーむ」ペラ

穂乃果「……なるほどねぇ」ウンウン

穂乃果「……あ」

穂乃果「……」スタスタ

バタン

穂乃果「……」ゴロッ

穂乃果「……」ペラ

穂乃果「……やはりこれね」

穂乃果「これで元に戻って見せる」

穂乃果「続きは名残惜しいけど……」チラッ

本棚「まだ25時だぜ」

穂乃果「もう一冊ねもう一冊読んで寝る。うんそうよ」ペラッ

穂乃果「……ふふっ」ペラ
109: 今年中に完結目指します(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 18:13:13.75 ID:WW5/4ITA.net
(・8・) チュンチュン

穂乃果「…………」

穂乃果「……ヤバいわね」

穂乃果「穂乃化してるわ」

穂乃果「ただ、逆にすぐ家を出れるわね」

穂乃果「とりあえず、穂乃果にメールして」カチカチ

穂乃果「これでよし」

穂乃果「もういこ」

穂乃果「朝はまあ食べたことにして、海未とことりに捕まらなければいいのよ」

穂乃果「待ってなさい私の身体……ウヘヘヘ」

穂乃果「いけない。変なテンションが…」
111: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 18:19:09.38 ID:WW5/4ITA.net
(・8・) チュンチュン

真姫「ZZZ」

真姫「zzz」

ジリリリリリリリリリリリリ

真姫「うわっ!」ガバッ

リリリリリリリリリリ

真姫「……」キョロキョロ

真姫「あ、スマホの目覚ましか」ポチポチ

真姫「……あ、メール来てる」

To.穂乃果

本文
学校に体調悪いから休むって連絡入れておくこと
7時には着くから
ママはいないはずでしょ


真姫「……真姫ちゃんママって言うんだ」

真姫「なんか可愛い」
112: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 18:25:50.70 ID:WW5/4ITA.net
西木野さん家

穂乃果「さあーって一日ぶりの家だわ!」カチ

ピンポーン

ガチャ

真姫ママ「はい。どちらさま」

穂乃果「ヴェェェェ!? なんでママが!?」

真姫「? 貴女確か真姫の……」

穂乃果「あ、えっと高坂穂乃果です! 一緒に登校したく真姫ちゃんを迎えに来ました!」

真姫ママ「ごめんなさい。真姫、今日は体調が悪いから休むことにしたのよ」

穂乃果「デスヨネー」

真姫ママ「え?」

穂乃果「あ、いやゴホン。では後でお見舞いに帰ってきます! それでは!」

真姫ママ「お待ちしてるわ。私はいないけど真姫ならいると思うわ」

穂乃果「わかりました」

真姫ママ「ごめんなさいね。それじゃあまたお待ちしてるわ」

バタン

穂乃果「……早すぎたから少し公園で待機してましょう」タタタ
113: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 18:33:26.27 ID:WW5/4ITA.net
1時間後

真姫「お待たせ」ガチャ

穂乃果「……」ウツラウツラ

真姫「隈凄いけど大丈夫?」

穂乃果「ママが心配してなかったから平気よこれくらい」

真姫「スパルタだね」

バタン

穂乃果「……とりあえず、ちょっと仮眠するわ。穂乃果は勉強してなさい」

真姫「え?」

穂乃果「当り前じゃない。最低6割は取って貰いたいわ」

真姫「じゃあ勉強を教えてくださいお願いします」

穂乃果「起きたらね。穂乃化して私は眠いの。お休み」ゴロッ

真姫「えー真姫ちゃんそれズルいよー」ユサユサ

穂乃果「んー」ガバッ

真姫「真姫ちゃん寝るなら穂乃果も寝るよ」モゾモゾ

穂乃果「それでいいから。おやすみ」ゴロッ
116: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 18:46:42.85 ID:WW5/4ITA.net
穂乃果「……」ガバッ

穂乃果「……」パカッ

着信4件
メール42通

穂乃果「ヤバッ」

穂乃果「……」カチカチ

穂乃果「よし」

真姫「ZZZ」

穂乃果「起きろ!」バシッ

真姫「いっ!」

穂乃果「もう14時よ」

真姫「……うそぉ?」

穂乃果「何か食べながら元に戻る方法を言うわ」

真姫「あーそう言えばそうだったね」
118: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 18:59:55.85 ID:WW5/4ITA.net
穂乃果「昨日こち亀読んでわかったのよ」モグモグ

真姫「真姫ちゃん食べるかしゃべるかどちらかにしないと」

穂乃果「穂乃果だからいいの」

真姫「私そこまでお行儀悪くないよぉ」

穂乃果「……で、読んでてわかったのは両さんって何かしら変なもの作ってるじゃない」

真姫「まぁ…江崎教授や電極スパークも結構すごいけどね」

穂乃果「其れで思ったのは私も作ればいいのよ」

真姫「何を?」

穂乃果「入れ替え装置」

真姫「……アンタバカぁ?」

穂乃果「バカはあんたよ」

真姫「いや、発想がバカじゃないかと思って」

穂乃果「とりあえず……私は入れ替え装置を作リ始めるから穂乃果はテスト勉強ね」

真姫「いや、勉強教えてよ」

穂乃果「わからない所があったら聞いてちょうだい」

真姫「えー」

穂乃果「とりあえず、秋葉原で色々買ってくるから私の財布持ってきてくれないかしら」
121: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 19:06:12.52 ID:WW5/4ITA.net
真姫「あのさ、今穂乃果ってことわかってる?」

穂乃果「それが?」

真姫「元に戻った時に真姫ちゃんのやった悪行が全部私に返ってくるんだよ」

穂乃果「昨日の説教と寝てた分でチャラよ」

真姫「ぐ…」

穂乃果「テストまでには完成させるわ」

真姫「今年までには完成させてよね」

穂乃果「私を誰だと思ってるの? スーパー真姫ちゃんよ!」

真姫「見た目は穂乃果だけどね」

穂乃果「そしてここから私の発明伝説が始まるのよ」

真姫「真姫ちゃんちょっと頭おかしくなってない?」

穂乃果「私の天才的な頭脳とバカな穂乃果の頭脳が侵入してきたから仕方がないの」

真姫「ナニソレイミワカンナイ」
123: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 19:22:56.55 ID:WW5/4ITA.net
1時間後

穂乃果「買ってきたわ」ドッサリ

真姫「うわ…ホントに作る気このドッペルゲンガーは?」

穂乃果「で、ちゃんと言ったところはやったでしょうね?」

真姫「もちろん。はいこれ」つノート

穂乃果「……違う。これはこれ」

真姫「じゃあこう」カキカキ

穂乃果「うーん。まあ部分点はもらえるか」

真姫「よし! じゃあこれは?」

穂乃果「これは線の引いてある文の前後を読むの」

真姫「穂乃果に教えてもらうなんて屈辱ね」

穂乃果「黙れ」
126: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 19:49:57.95 ID:WW5/4ITA.net
ピンポーン

真姫「誰か来たよ」

穂乃果「可能性としては宅配便」ガチャガチャ

穂乃果「強盗か詐欺師か訪問セールスマン」グイグイ

穂乃果「一番考えられるのは凛と花陽……んー」カポッ

真姫「え? どうするの?」

穂乃果「居留守。寝てると思えば帰る」

真姫「なるほどねぇ」カキカキ

穂乃果「そこにインターフォンに誰がいるか確認できるから見てちょうだい」

真姫「ああ、電話のようなアレね」ガチャ

穂乃果「そうそう」ギュイーン

真姫「……今帰ってたよ」ガチャン

穂乃果「メールどうするか」

真姫「そう言えば完全にサボったけどどう言い訳するの?」

穂乃果「我慢できずに大学見に行ったでいいのよ」カタカタ

真姫「平日じゃん」

穂乃果「気分を味わうのは平日でいいのよ」ガチャガチャ

真姫「浪人生がやりそうなことだよね」カキカキ
128: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 20:00:39.25 ID:WW5/4ITA.net
穂乃果「……今日は帰るわ」

真姫「え? これどうすんの?」

穂乃果「私の部屋に置いておけばいいの」

真姫「まあそうだけど」

穂乃果「多分明日には出来るから」

真姫「ほんと!? これでもう平気ってことだよね!」

穂乃果「ま、まあね」カミノケクルクルデキナイ

真姫「じゃお疲れ様。またねー」

穂乃果「……テストいつからだっけ?」

真姫「……へ? 真姫ちゃん知ってるんじゃないの?」

穂乃果「まあいっか」

真姫「勘弁してください」
132: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 21:01:02.84 ID:WW5/4ITA.net
海未「穂乃果ー!」

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果ママ「アンタ!」

雪穂「お姉ちゃん」

穂乃果「ひえーごめんなさーい」



凛「大丈夫?」

花陽「テスト近いから無理しないでね」

にこ「ったく心配かけんじゃないわよ」

真姫「ええ。無理はしないわ」カミノケクルクル




穂乃果「何この差は?」

真姫「普段の行い?」
133: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 21:06:23.67 ID:WW5/4ITA.net
穂乃果「まあいいわ。出来たわ穂乃果! 入れ替え装置よ」

真姫「わーい! それじゃ行ってくるね!」

穂乃果「くれぐれも悪用するんじゃないわよー」

ガチャバタン

ガチャバタン

真姫「違う違う!! これで真姫ちゃんと元に戻らなきゃ」

穂乃果「いや、穂乃果なら乗ってくれるかなと」

真姫「乗ったから早く戻ろうよ」

穂乃果「じゃあこれ被って」カポッ

真姫「はい」

穂乃果「それでスイッチON!」ターンッ

Error

穂乃果「は?」

真姫「え? どゆこと?」

穂乃果「いや、私は完璧に作ったはずだけど」カタカタ

真姫「頼みますよ」
135: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 21:32:53.62 ID:WW5/4ITA.net
穂乃果「……あ、そゆことね」

真姫「どういうこと?」

穂乃果「この装置はシンクロ率が95%以上じゃないと作動出来ないのよ」

真姫「へー」

穂乃果それで」カタカタ

Honoka&Maki
SYNC45%

真姫「ひっく!」

穂乃果「うわせめて60%はあると思ってたけど」

真姫「どうすればいいのさ!」

穂乃果「SYNC表があるんだけど……」カタカタターン

A SYNC TABLE
Less than 10 fack
10 or more and less than 19 people
20 or more and less than 29 others
30 or more and less than 39 acquaintance
40 or more and less than 49 very close
50 or more and less than 59 friend
60 or more and less than 69 close friend
70 or more and less than 79 pal
80 or more and less than 89 lovers
90 or more and less than 94 a couple
95 or more one


穂乃果「つまり仲良しね」

真姫「ヴェェェまだそんな程度なの?」
137: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 21:38:20.29 ID:WW5/4ITA.net
真姫「あの時は95%以上だったっていうこと?」

穂乃果「あれは別と考えたほうが良いわ」

真姫「でもどうする? というかoneってどういうこと? イミワカンナイ」

穂乃果「一心同体ね。どのくらいかというレベルだと脳内会話が出来るレベル」

真姫「あー入れ替わっても問題なさそうだね」

穂乃果「もうちょっと弄って90%以上にしてみましょう」

真姫「大丈夫なの?」

穂乃果「もしかしたら不具合が起きるかもしれないけどね」カタカタ

真姫「どんな?」

穂乃果「2人の意思がどっちかに入る」

真姫「いや、それヤバいって」
138: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 21:50:15.52 ID:WW5/4ITA.net
穂乃果「でも仕方がないでしょ。急にはシンクロ率なんて上がらないわよ」

真姫「手っ取り早く上げるにはどうすればいいのさ」

穂乃果「あるはあるけど……正確には急激に上がる可能が高いだけど」

真姫「早くそれ実践しようよ」

穂乃果「ただ、戻って来れなくなるけどいい?」

真姫「大丈夫大丈夫。真姫ちゃんと一緒なら平気平気!」

穂乃果「……本気?」

真姫「うんうん! 真姫ちゃんだって早く戻りたいでしょ?」

穂乃果「それはそうだけど…」

真姫「とにかく、やる前に考えるんじゃなくてやってから考えようよ」

穂乃果「……周りが敵になるかもしれないけど?」

真姫「その時その時デッショー」

穂乃果「…………」

真姫「で、どうやるの?」

穂乃果「…………上がる可能性が高い方法は」

真姫「うんうん」

穂乃果「……ス///」

真姫「うん?」

穂乃果「……セックス///」

真姫「え///」
140: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 21:58:47.23 ID:WW5/4ITA.net
穂乃果「その……互いに意識すると思うから一気に上がるんじゃないかなと思うの///」

真姫「え…えとイミワカンナイ」

穂乃果「べ、別にその前の段階でもいいの! えと…そうキスとか!」

真姫「ナニソレモットイミワカンナイヨ//」

穂乃果「SYNC表の80%以上は恋人だからその……アタリマエダシ//」

真姫「……ちょっと穂乃果水持ってくるね」タタタ

穂乃果「あ…穂乃果! …//」
141: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 22:34:46.45 ID:WW5/4ITA.net
真姫「と、とりあえず、水」コト

穂乃果「アリガト」

真姫「……えと…い、今どのくらいだと思う?」

穂乃果「……」ゴクゴク

穂乃果「……」ドン

穂乃果「互いに意識してるから上がったと思う」カポ

真姫「……」カポ

Honoka&Maki
SYNC55%

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「ま、まあ少し冷静になったからよ」
145: これセーフかな?(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 23:02:56.28 ID:WW5/4ITA.net
真姫「……え、えーと」

穂乃果「……」ガシッ

真姫「真姫ちゃんっ…」んちゅ

穂乃果「んんっ…」れろれろ

真姫「んぅぅ…」ぴちゃり

穂乃果「……」さわさわ

真姫「んんっ…ぃゃぁ…」ぴくん

穂乃果「ん…」ちゅぷ

真姫「っ…」びくっ

穂乃果「……ぷはぁっ」タラーリ

真姫「あっ…ああ…」びくっびく

穂乃果「好きよ穂乃果…いや」チラッ

Honoka&Maki
SYNC78%

穂乃果「好きだよ…真姫ちゃん」つつつ

真姫「ひゃあんっ」びくん
148: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 23:38:20.34 ID:WW5/4ITA.net
穂乃果「ふふふ…」さわさわ

真姫「んんっ…」びくびく

穂乃果「真姫ちゃんは穂乃果の事好きかな」かぷりさわさわ

真姫「っ!」びくっ

穂乃果「ほうかな?」かぷかぷむにむに

真姫「んっ…あ、ああんっ!」びくんっ

穂乃果「……」ぷちぷちつつつ

真姫「…す、すき! ……ほの…んっかのこと…すきっ」

Honoka&Maki
SYNC89%

ピンポーン

穂乃果真姫「!?」ビクッ

Honoka&Maki
SYNC96%

穂乃果「!」ターン
149: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 23:41:19.21 ID:WW5/4ITA.net
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・


真姫「……」パチ

真姫「……」ペタペタ

真姫「……はぁ」

真姫「なんとか私に戻れたわ」

真姫「……」

穂乃果「ZZZ」

真姫「……」ぷにぷに

穂乃果「んんふふふZZZ」

真姫「……」チラッ

Error
150: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 23:49:12.11 ID:WW5/4ITA.net
次の日

真姫「……」トボトボ

穂乃果「……」トボトボ

穂乃果「……あのさ真姫ちゃん」

真姫「忘れなさい。あれは悪夢だったのよ」

穂乃果「悪夢って酷い」

真姫「じゃあなんなのよ」

穂乃果「うーん。私と真姫ちゃんだけの不思議な出来事」

真姫「ナニソレイミワカンナイ」カミノケクルクル

穂乃果「はぁ…」

真姫「なによ。溜息なんて」

穂乃果「穂乃果はなんだかんだで楽しかったけどね」

真姫「アンタは怒られてないからでしょ」

海未「穂乃果に真姫。おはようございます」

ことり「おはよう。穂乃果ちゃんに真姫ちゃん」

穂乃果「おはよう」

真姫「おはよう」

海未「真姫にしっかり勉強見てもらったのですか?」
151: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2014/12/31(水) 23:54:09.65 ID:WW5/4ITA.net
真姫(あーそんな風にメールしたわね)

穂乃果「まあ多少はね」

海未「今日テストですけど大丈夫ですか?」

穂乃果「え」

ことり「今日は国語・英語・社会だよ」

穂乃果「うそぉ!? そこ全然勉強してないよ~」

海未「真姫から何を習ってたんですか?」

穂乃果「物理」

ことり「それは明日だよ~」

穂乃果「おわった」

真姫「まあ頑張んなさい」
153: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/01(木) 00:00:01.47 ID:2mvyjT92.net
テスト時間

真姫「……」カキカキ

真姫(終わりと…)

真姫(……ちょっとかかり過ぎたわね)

真姫(しかし、暇だわ。穂乃果と脳内会話出来るなら助けてあげられるのにね♪)

穂乃果(じゃあ助けて真姫ちゃん><)

真姫(穂乃果の声がしたけど疲れてるのね)

穂乃果(いやほんとにお願いこのままだとげきりんが怖い)

真姫(……穂乃果?)

穂乃果(……なに?)

真姫「ヴェェェェェ!?」ガタッ

真姫「あ、ヤバッ」

先生「……」ロウカヘゴー

真姫(バカ穂乃果ぁああああああ!!)

穂乃果(穂乃果のせいじゃないよぉおおお!)


END
154: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/01(木) 00:01:08.92 ID:2mvyjT92.net
こんな感じの終わりですが許してください
168: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 01:09:37.01 ID:nbnIpfcx.net
つまらない短編みたいなのを書きたくなったのでひっそりと書いていきますひっそりと



穂乃果「はい真姫ちゃん、みかんむいたよ」

真姫「ありがと」パクッ

穂乃果「……寒くない?」

真姫「全然」モグモグ

穂乃果「そう…」

真姫「……あ、その漫画取って」

穂乃果「あのさ真姫ちゃん」

真姫「何かしら?」

穂乃果「なんで穂乃果の部屋にいるの?」

真姫「いちゃダメなの?」

穂乃果「いや、別に良いんだけど。その…お正月だから初詣とか行くと思ったんだけど」

真姫「にこちゃんは家族と行っちゃったし、凛と花陽は夜中行ったんだって」

穂乃果「へぇ~」

真姫「で、どうせ穂乃果は寝正月だと思って来たの」

真姫「べ、別に独りが寂しくて来たわけじゃないんだから!」
169: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 01:17:34.82 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「じゃあ穂乃果と行く?」

真姫「まだいい」ゴロッ

穂乃果「いや、だって初詣一緒に行こう的な気分で来たんでしょ?」

真姫「今混んでるじゃない」

穂乃果「まあそうだよね。希ちゃん大丈夫かなぁ」

真姫「それに……寒い」モゾモゾ

穂乃果「あ、ちょっとこたつ占領しすぎ! 亀さんはズルいよ」

真姫「穂乃果みかん」

穂乃果「えー さっきから穂乃果がむいてるじゃん」

真姫「お客様を持て成しなさい」

穂乃果「もー」ムキムキ

真姫「そう言えば穂乃果は海未やことりとは行かないの?」

穂乃果「寝正月したら置いてかれた」

真姫「まあ穂乃果らしいわね」

穂乃果「しかも聞いてよ真姫ちゃん。起きたら誰もいないんだよ! 絶対お昼外食してくるよ」

真姫「で、穂乃果は?」

穂乃果「おせち」

真姫「良いじゃない」
170: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 01:25:40.13 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「良いんだよ。お正月だからおせち食べるよ」

穂乃果「でもしばらくおせちが続くなら間に美味しい外食を挟みたくなるじゃん」

真姫「まぁ…わからなくないわね」

穂乃果「デッショー! まあいいさ。穂乃果が明け方まで起きてたのが悪いんだよ」

真姫「何してたのよ一体?」

穂乃果「インターネット」

真姫「部屋で?」

穂乃果「テレビ欲しいな☆」

真姫「それは辞めといた方が良いと思うわ」

穂乃果「どうして?」

真姫「4月に同じクラスになるかもしれないから」

穂乃果「バカにしてない?」

真姫「海未にテストで怒られてバカにするなと言われても……」

穂乃果「う…違うんだよ。私は悪くないんだよ」

真姫「じゃあ誰が悪いのよ?」

穂乃果「私を誘惑する漫画、ゲーム! インターネット!!」

真姫「じゃあ海未に言って没収させましょう」

穂乃果「ごめんなさい。みかんの皮むくから海未ちゃんだけには…」
171: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 01:37:26.03 ID:nbnIpfcx.net
真姫「しょうがないわね。あと、狭いからもう出てなさい」

穂乃果「勘弁してよ。新年早々風邪ひきたくないよ」

真姫「ところで今何時?」

穂乃果「えっと…13時ちょっと過ぎ」

真姫「もうそんなに経ってたのね。こたつってやっぱり恐ろしいわ」

穂乃果「わかる。お腹減ってきたしおせち食べようか」

真姫「穂乃果愛してる。だから早く持ってきて」

穂乃果「棒読みで言われてもあんまり嬉しくないよ」

真姫「私はこたつを守ってないといけないのよ」

穂乃果「スイッチ切るよー」

真姫「待って! 切ると寒いじゃない!」

穂乃果「いやすぐに冷えないから」

真姫「穂乃果は私と光熱費どっちを取るの!?」

穂乃果「……まあ、今だとギリギリ光熱費かな」

真姫「…はぁ」

穂乃果「悪かったよ。スイッチは入れておくから」

真姫「素敵よ穂乃果。光熱費より私を選んでくれて嬉しいわ」ゴロリ

穂乃果「今日の真姫ちゃんおかしいよね」

真姫「何よ? おかしくて何が悪いのよ イミワカンナイ」ゴロゴロ

穂乃果「そう動き回るからこたつの中の暖かい空気が外に漏れちゃうんだよ」
172: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 01:49:57.94 ID:nbnIpfcx.net
・・・・・・・・・・・・

穂乃果「じゃーん! 我が家のおせちです!」

真姫「時間かかったわね」

穂乃果「真姫ちゃんがいるからその分運んでくるのに時間かかったの」

真姫「悪いわね。でも私はこたつの番をしてないといけなかったのよ」

穂乃果「もういいから食べようよ」

真姫「そうね。あ、穂乃果」

穂乃果「なに?」

真姫「……あけましておめでとう」

穂乃果「あけましておめでとう。今年もよろしくね!」

真姫「もちろんよ。こちらこそ」

穂乃果「いきなり改まってどうしたかと思っちゃったよ」

真姫「ち、ちなみにこれは穂乃果、貴女が初めてなの! 光栄に思いなさい」カミノケクルクル

穂乃果「うーん。なんかよくわからないけどありがとう」

真姫「てことでお年玉よ」つみかん

穂乃果「……」

真姫「じょ、冗談よ。でもこのみかんは本当に美味しいわ。はい、あーん」

穂乃果「あーん」パクリ

穂乃果「……」モグモグ

穂乃果「ああ、確かに」

真姫「デッショー」
174: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 02:02:09.51 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「ところでさ」モグモグ

真姫「何かしら?」パクリ

穂乃果「この後もごろごろしてる?」

真姫「うーん……」パクパク

穂乃果「穂乃果は初詣行きたいんだけど」

真姫「あー……でも寒いわよ」

穂乃果「行きたくないんだね」パク

真姫「そんなこと言ってないじゃない!」

穂乃果「穂乃果はね今とっても不思議に思ってるんだ」

真姫「何が?」

穂乃果「よく私の家まで来れたなって」

真姫「……」パクパク

真姫「あ、田作り美味しい」

穂乃果「ちょちょちょ」

真姫「何よ? 今おせちの美味しさに心を奪われてるのよ」パクリ

穂乃果「わかりましたよ。もう今日は家で過ごすのね」

真姫「それが良いわ」

穂乃果「じゃあ穂乃果は行ってくるからお留守番お願いね」

真姫「え?」ポロッ

黒豆「うわー」
180: ※今更ですがキャラ崩壊注意(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 04:02:27.39 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「いやだって一緒に行きたいけど寒いならしょうがないじゃん」

真姫「私は穂乃果が初詣行っている間、何してればいいのよ!?」

穂乃果「漫画読んでていいよ」

真姫「ちょっと! お客様なのよ」

穂乃果「そうだけどさ、やっぱり元旦にお参りは行きたいじゃん」

真姫「おもてなしの心はどこ行ったのよ!」

穂乃果「もう今日の真姫ちゃんは我儘過ぎるよ!」

真姫「……悪かったわ」ゴロッ

穂乃果「あー食べて寝たら牛になるよー」

真姫「ならないわよ。ただ胃液が逆流するだけなのよ。穂乃果は初詣でもどこでも行って来なさい」モゾモゾ

穂乃果「独りが寂しくて来たくせに」ボソッ

真姫「……知らない」モゾモゾ

穂乃果「こたつの中に入らないでよ」パクリ

真姫「……」モゾモゾ

穂乃果「おせち食べないの?」

真姫「……」モゾモゾ

真姫「……食べる」

真姫「……」モゾモゾ

穂乃果「……」

穂乃果「おせち食べきれないんだけど」

真姫「……」

穂乃果「……わかったよ。穂乃果も行かないからおせち一緒に食べようよ」

真姫「……」

真姫「……」モゾモゾ

真姫「……」パクリ

穂乃果「その代りもし明日家来ても絶対穂乃果は初詣行くからね」

真姫「わかってるわよ」パクパク

穂乃果「でも真姫ちゃんそれくらいで拗ねるなんて可愛い」

真姫「うるさいわね。独り行けるわよ。今日はお客様なんだから私のわがままくらい聞いて欲しいものだわ」
182: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 04:11:08.23 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「そうだけど元旦にいつの間にかこたつを陣取ってるように思えたんだけど」

真姫「それは穂乃果の記憶違い」

穂乃果「うーん」パクリ

真姫「ところで穂乃果」

穂乃果「なに?」

真姫「やっぱりテレビ欲しいわね」

穂乃果「そう! やっぱり真姫ちゃんはわかるよねー」

真姫「私と穂乃果だけの会話だと物寂しいのよ」

穂乃果「じゃあ音楽流す?」

真姫「と、思って持ってきたわ」

穂乃果「μ'sの曲じゃないの?」

真姫「元旦だからこそこう違う曲を聴きたいのよ」

穂乃果「……真姫ちゃんさ」

真姫「何よ?」

穂乃果「今日絶対誰か家に居座る気で家出たでしょ?」

真姫「……」

穂乃果「……」

真姫「……まずはこれね」

穂乃果「おい」
183: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 04:24:39.25 ID:nbnIpfcx.net
真姫「前ことりが穂乃果とゲームセンターで足でリズムを取るDDRみたいなゲームで遊んだって言っていたわ」ゴソゴソ

穂乃果「あれクラスの子とも遊ぶんだ。穂乃果結構上手くなってね」エヘヘ

真姫「今度穂乃果にこの曲に挑戦してほしいわ」ピッ

穂乃果「へぇ~カッコいい。これ難易度は?」

真姫「最高難易度が19」

穂乃果「は?」

真姫「はって……穂乃果なら出来るでしょ」

穂乃果「いや、19ってそれ見たことないんだけど」

真姫「私は曲だけ好きだからゲームはよくわからないんだけど、解禁がめんどくさかったはず」パクリ

穂乃果「まあ穂乃果が挑戦できるならやってみるけどなんて曲?」


希『ヴァルキリーや、ヴァルキリーディメンションや!!』


穂乃果「今、希ちゃんの叫び声が聞こえなかった?」

真姫「元旦だから忙しくて叫びたくなるのよ」

穂乃果「穂乃果たちはだらだら申し訳ないよ」

真姫「まあネットしてた穂乃果はね」

穂乃果「ぐ…面白いから見てたら0時過ぎてたんだよ」

真姫「ちなみに私のハッピーニューイヤー時はプリーグ開幕してたの」

穂乃果「人のこと言えないよね?」


参考
ヴァルキリーディメンション(Valkyrie dimension)
https://www.youtube.com/watch?v=a22dyvyOwyo


プリーグ(くまのプーさんのホームランダービー!)
http://games.kids.yahoo.co.jp/sports/013.html
185: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 04:39:37.00 ID:nbnIpfcx.net
真姫「わかってるわよ。でもしょうがないじゃない」モグモグ

穂乃果「何が?」

真姫「勉強してたのよ。それで息抜きにダービー始めたら止まらなくなって」

穂乃果「それで」

真姫「凛と花陽からのメールも気づいたのも2時間後で終わったわ」

穂乃果「うーんこの真姫ちゃん」

真姫「何よ」

穂乃果「で、真姫ちゃんはどうしたの?」

真姫「寝たわ」

穂乃果「えっ」

真姫「なんで驚くのよ?」

穂乃果「てっきり朝までやってると思ってた」

真姫「イミワカンナイ!! それは夜更かしなんて穂乃果しかしないわよ」

穂乃果「今日の真姫ちゃんに勝てそうで勝てないのが悔しい」

真姫「あ、そうだ穂乃果」

穂乃果「なんですか?」モグモグ

真姫「お茶飲みたい」

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「あのさ」

真姫「なに?」

穂乃果「穂乃果の苦労がわかる?」

真姫「穂乃果大好き!」

穂乃果「……」

真姫「……良いわよ。私がお茶淹れて来るから」スッ

穂乃果「あれ? 珍しい」

スタスタガチャバタン

アラッマキチャンイラッシャイ
コンニチハオジャマシテマスシンネンアケマシテオメデトウゴザイマス
コチラコソオメデトウゴザイマス ソノキュウスハ?
マコトニシツレイナノデスガオチャヲイタダキタクテ…

穂乃果「げっ!」
186: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 04:59:20.38 ID:nbnIpfcx.net
・・・・・・・・・

穂乃果「どうぞ真姫様、お茶です」スッ

真姫「ありがとう穂乃果」ズズ

穂乃果「やられたよ。お母さんたちが帰ってくること合い見計らうなんて……」

真姫「偶然よ偶然」

穂乃果「真姫ちゃん来てるからっておまんじゅう貰ってきたけど食べる?」

真姫「頂くわ」

穂乃果「良く食べるねー」

真姫「その分動くからね。頭の栄養にもなるし」パクリ

穂乃果「はいはい。でさ、他にどんなCD持ってきたの?」

真姫「えっと……」ゴソゴソ

穂乃果「あの……真姫ちゃん?」

真姫「何かしら?」ガサゴソ

穂乃果「やけに大きなバッグですね」

真姫「持ってくるのに苦労したわ」ゴソゴソ

穂乃果「へ、へぇ~」

真姫「……まあこれとかどうかしら?」スッ

穂乃果「それもリズムゲームの音楽?」

真姫「それもいいけど、これは……あ、これDVDだわ」

穂乃果「なんの?」

真姫「トトロ」

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「真姫ちゃん可愛い」

真姫「い、イミワカンナイ//」
192: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 11:24:44.44 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「……あ、今思ったんだけどさ」

真姫「……何よ?」モゾモゾ

穂乃果「ああもうそれくらいで拗ねないでよ」

真姫「別に…」

穂乃果「さっきからみかん食べてるけど……嫌いじゃなかった?」

真姫「あーそうね。まあお年玉のためね」

穂乃果「どういうこと?」

真姫「今年は私の嫌いな食べ物。つまりみかんね。みかん一粒×100円」

穂乃果「それ食べたって言えば大丈夫じゃない?」

真姫「家医者だから……年始恒例血液検査でみかん一粒当たりのうんたらかんたら~って」

穂乃果「へぇ~よくわかんないけどすごいね」

真姫「夢で私が謎の発明することが出来るのよ。だから親なんてそのくらいお茶の子さいさいなのよ」

穂乃果「今のところどのくらいもらえそう?」

真姫「3000円くらい」

穂乃果「すっくな」

真姫「良いのよ。お年玉っぽくて」

穂乃果「いやいやもっと貰うでしょ?」

真姫「それじゃお年『玉』じゃなくてお年『札』になっちゃうわ」

穂乃果「上手いね」

真姫「で、最初はいやいや食べてたんだけど」モグモグ

穂乃果「寝転がりながら食べるとか昼過ぎのお母さんだよ」

真姫「スルメみたいに悪くないかなーって」

穂乃果「スルメはどこからきたの?」

真姫「スルメって噛めば噛むほど味が出るじゃない」

穂乃果「うん」

真姫「だからみかんも食べれば食べるほど美味しいかなーって」ゴーロゴロ
193: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 11:39:42.30 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「好きな食べ物増えて良かったね」

真姫「ええ。穂乃果もピーマン頑張りなさい」

穂乃果「そこでどうして私に振るのかなー?」

真姫「意外と食べてみれば美味しいと感じるわよ」

穂乃果「真姫ちゃん味覚麻痺してない?」

真姫「ないない」フリフリ

穂乃果「ほんと?」

真姫「とにかく私は今樋口一葉を目指してるんだからみかんはやくちょうだい」

穂乃果「……おせちは?」

真姫「食べてるー」

穂乃果「……あのさ」

真姫「なに?」

穂乃果「穂乃果お雑煮食べたいんだけど」

真姫「!」ガバッ

穂乃果「……食べる…………よねぇ」

真姫「当り前じゃない! はやくはやく!」

穂乃果「はい」

真姫「やっぱり穂乃果は素敵よ。お雑煮みたいに」

穂乃果「どういうことだよ」
194: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 12:13:20.24 ID:nbnIpfcx.net
真姫「そのままの意味よ。穂乃果ってお雑煮みたいに柔らかそうで素敵ねうふふ」

穂乃果「……もしかしてお酒飲んだ?」

真姫「何よ? 私が変なテンションになっちゃいけないって言うの?」

穂乃果「そんなこと言ってないよ」

真姫「とにかくお雑煮早くして、もうおやつの時間なのよ」

穂乃果「あー。じゃあお夕飯にしよ」

真姫「えー」

穂乃果「真姫ちゃんはいつ帰るの?」

真姫「?」

穂乃果「いや、首かしげないで今日帰るんでしょ」

真姫「……お願いしますお泊りさせてください」

穂乃果「まあ、私は良いけど……」

真姫「……ちょっと待ってなさい」スッ

穂乃果「どうしたの?」

真姫「……」スタスタ

ガチャバタン

5分後

ガチャバタン

真姫「……」モゾモゾ

穂乃果「おかえり」

真姫「……はぁ」

穂乃果「御手洗い?」

真姫「それと穂乃果のお母さんに交渉してきたわ」

穂乃果「ヴぇ?」

真姫「OKだって」

穂乃果「そうですか」

真姫「考えてみなさい。穂乃果もだらだらしてても怒られないのよ」

穂乃果「……確かに。いつもは年始早々喧嘩するのに」

真姫「感謝しなさい。合法だらだらよ」

穂乃果「真姫ちゃんありがとう!」
195: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 12:21:39.43 ID:nbnIpfcx.net
真姫「まあ、お雑煮は夕飯でいいわ。とりあえず、だらけましょう」ゴロリ

穂乃果「わーい」ゴロッ

真姫「……」

穂乃果「……」

真姫「……あ」

穂乃果「どうしたの?」

真姫「まだ漫画読んでなかった」

穂乃果「今はいいんじゃないかな」

真姫「穂乃果、さっきの続き」

穂乃果「えー寒いから出たくない」

真姫「……」モゾモゾ

穂乃果「……ひゃんっ!」ビクッ

真姫「……」モゾモゾ

穂乃果「ま、真姫ちゃん何してるの!?」

真姫「漫画持ってこないとお触りするわよ」

穂乃果「わかったわかった。えっと……」ノソノソ

穂乃果「はい、これ」

真姫「ありがと」ペラっ

穂乃果「じゃあ穂乃果は寝るから」

真姫「食べてすぐ寝ると牛になるわよ」

穂乃果「真姫ちゃんも牛になるよ」

真姫「……私は起きてる」ペラッ

穂乃果「身体は寝てちゃ意味ないんじゃないかな」

真姫「……」ペラッ

穂乃果「……」モゾモゾ

真姫「……」

穂乃果「……」

真姫「……Zz」バサッ

穂乃果「Zzz…」

真姫「Zzz」
197: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 19:28:40.70 ID:nbnIpfcx.net
・・・・・・・・・・

真姫「う~ん…」パチリ

穂乃果「ぐかーZzz」

真姫「……穂乃果~」ゲシゲシ

穂乃果「いてて…う~ん?」ムクリ

真姫「今何時?」

穂乃果「えっと……」

穂乃果「うわ21時だよ」

真姫「うそ?」

穂乃果「いつの間にかおせちも片付けられてるし」

真姫「あー黒豆が…」

穂乃果「どうする? また寝る?」

真姫「そうね。なんか漫画を今から読もうとする気にはなれないし」

穂乃果「じゃあ今から行こうよ」

真姫「どこに?」

穂乃果「初詣」

真姫「真っ暗じゃない」

穂乃果「でも昼間よりは人は少ないと思うよ」

真姫「……そうね。それじゃあせっかくだし行きましょう」

穂乃果「うーん。帰りにどこかで食べて来ようよ」モゾモゾ

真姫「良いわ」モゾモゾ

ガチャひんやりバタン

真姫「……」

穂乃果「どうしたの?」

真姫「寒い」

穂乃果「ええ~」

ガチャひやっバタン

穂乃果「……どうする?」

真姫「行くわ」
198: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 19:55:44.54 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「おお!」

真姫「ここで行かないと私が穂乃化してしまうわ」

穂乃果「穂乃果ってどういうことかな?」

真姫「いざ」ガチャ

ひんやりバタン

真姫「……」スタスタ

真姫「……」モゾモゾ

穂乃果「いや、逃げ過ぎだって」

真姫「ダメ……やっぱり寒い」

穂乃果「外の方がもっと寒いんだから……」

真姫「……やっぱり明日にしない?」

穂乃果「今のままじゃ明日も無理だと思うけど」モゾモゾ

真姫「穂乃果も入ってるじゃない」

穂乃果「私は平気だよ!」

真姫「……」モゾモゾ

穂乃果「……どうかしたの?」

真姫「……」ピタリ

穂乃果「ひゃあっ!?」ビクッ

真姫「冷たいでしょ」

穂乃果「それは真姫ちゃんの手が冷たいだけで! その寒さだったら穂乃果も諦めてるから」

真姫「あーでも穂乃果暖かい」ベタベタ

穂乃果「ちょっとお腹まで触らないでよ」

真姫「だめ、穂乃果が気持ちいいのが悪いのよ」ベタベタ

穂乃果「もー」モゾモゾ

真姫「ちょっとこたつに入らないでよ」

穂乃果「ふーんだ。真姫ちゃんだって拗ねると亀さんになるじゃん」

真姫「悪かったわよ。それじゃそろそろ行きましょうか」スッ

穂乃果「ほんとに?」ジトー

真姫「……」スタスタ

ガチャバタン
199: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 20:32:45.40 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「……」

穂乃果「……」

穂乃果「本当に行っちゃったよ!」タタタ

真姫「……遅いわよ」

穂乃果「すぐ戻ってくると思ってたんだよ」

真姫「私はそこまでじゃないわよ」

穂乃果「今日の真姫ちゃん見ててそれはないかなと思った」

真姫「とにかく行くわよ」

穂乃果「あ!」

真姫「忘れ物?」

穂乃果「寒いから手を繋いで行こうよ」ニギッ

真姫「まあ…良いけど」ギュッ

穂乃果「えへへ♪」ギュー

真姫「……//」

穂乃果「しかし寒いねぇ~」

真姫「だから手を繋いだんでしょ」

穂乃果「そうだけどね。やっぱり昼間だよね」

真姫「寝てたんだからしょうがないでしょ」

穂乃果「あーうん。まあそうなんですがね」

真姫「……何その言いたげな感じは?」

穂乃果「年に一度のファーストお参りがこんな遅くて……」

真姫「なんだったら来年一緒に行ってあげるわよ!」

穂乃果「ほんと!?」

真姫「暇なら」

穂乃果「だよね」

真姫「穂乃果が暇ならよ。私は順調のはずだし」

穂乃果「いっつも真姫ちゃんって私に対して冷たいよね」

真姫「今度海未とことりの穂乃果に対する愚痴を録画して聴かせてあげる」

穂乃果「すみませんでした」
200: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 20:55:35.04 ID:nbnIpfcx.net
穂乃果「まあそんな話は置いといて! 着いたよ!」

真姫「希はまだいるかしら?」

穂乃果「まーいてもいなくて関係ないけどね」


希『ウチが関係ないてどゆことや?』


穂乃果「!」ゾクッ

真姫「? どうかしたの?」

穂乃果「なんか希ちゃんに心読まれた気がする」

真姫「気にし過ぎよ」

穂乃果「……そうだね。賽銭箱に来たよ」

真姫「報告しなくていいから」

穂乃果「さて、御縁があるように5円玉で」チャリーン

真姫「……」チャリーン

穂乃果「……」パンパン

真姫「違う!」パシーン

穂乃果「いて!」

真姫「まずは二回お辞儀するの」

穂乃果「そうなの?」

真姫「そこに書いてあるし」

穂乃果「ホントだ」

真姫「それじゃあ最初から」

穂乃果(二回お辞儀と)ペコペコ

真姫(お願いごとねぇ)ペコペコ

パンパン

穂乃果(…………)

真姫(…………)

ペコリ

穂乃果「……で、真姫ちゃんはなんてお願いごとしたの?」

真姫「秘密」

穂乃果「ええ~!」
201: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/03(土) 21:20:03.38 ID:nbnIpfcx.net
真姫「お願い事は胸に秘めるものよ……多分」

穂乃果「んーそれもそっか」

真姫「じゃあ帰りましょ。寒いし」

穂乃果「おみくじは?」

真姫「私大吉だからいいわ」

穂乃果「いや、引いてないでしょ」

真姫「私の中では大吉なの」

穂乃果「???」

真姫「ふふふ。まあ、穂乃果にはわからないと思うわ」

穂乃果「うーん」

真姫「じゃあ帰りましょう。夜中だと不審者に襲われると嫌だし」

穂乃果「あー」

真姫「ほら」スッ

穂乃果「そうだね」ギュッ

真姫「あ、外食どうする?」

穂乃果「真姫ちゃんのお勧めは?」

真姫「穂乃果が払えないから穂乃果の好きなところで」

穂乃果「くっ……んじゃあ今日はその後カラオケ行こ!」

真姫「どうせ眠れないし良いわよ」

穂乃果「やったー! じゃあ早く行こう行こう!」グイグイ

真姫「もうそんな走らなくたって」

穂乃果「真姫ちゃんといる時間は減ってるんだから急ぐ急ぐ」

真姫「はいはい」


一日目終了
210: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 22:57:06.19 ID:qNpxdt35.net
他にも素晴らしいシリアス地の文が多い中
だらだした台本をひっそり書きます

二日目


穂乃果「……ということがあったんだよ」

真姫「ふ~ん」ポリポリ

穂乃果「おかしくない? 穂乃果はただ真姫ちゃんと初詣に行っただけなんだよ!」

真姫「そうね」ズズッ

穂乃果「それでお年玉はなしってどういうこと!?」ダンッ

真姫「ふぅ……」コトッ

真姫「……寝正月、おせちの食い散らかし、夜遅くの初詣、そのまま夜遊び」

穂乃果「う……」グサグサ

真姫「……むしろ補導されなかっただけマシよ。されたら私達この程度じゃすまなかったと思うし」

穂乃果「うう…」シュン

真姫「で、いくらもらう予定だったの?」

穂乃果「……諭吉先生2人」

真姫「それが1人もダメと……まあテストで頑張るしかないわね」

穂乃果「はぁ…今月いきなりピンチだよ」

真姫「貴女はいつもピンチじゃない」

穂乃果「それを言わないでほしかった!」

真姫「言わなくてもピンチなんだから言われて反省しなさい」パクリ

穂乃果「……真姫ちゃんはどうなのさ?」

真姫「私は頑張ったけど……やっぱりあんまりもらえなかったわ」

穂乃果「どうせ5000円も行ったでしょ?」

真姫「……」ガサガサ

真姫「確認して良いわよ」スッ

穂乃果「……」スッ

穂乃果「あ、あれ?」ススッ

コロン

穂乃果「……500円」

真姫「そ、ワンコイン。どうやらパ…お父さんお母さんの見てる前で食べないとダメみたいだったわ」
211: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 23:19:58.46 ID:qNpxdt35.net
穂乃果「で、でも貰ってるだけマシじゃん! 真姫ちゃんの裏切者ー!」モゾモゾ

真姫「……ちなみにそのワンコインは去年からある私のポケットマネーよ」

穂乃果「え? じゃあ本物は?」

真姫「今食べてるお菓子」

穂乃果「……真姫ちゃんありがとう!」

真姫「手のひら返し凄いわね」

穂乃果「でさ真姫ちゃん」

真姫「うん?」

穂乃果「今日も私の家にいるけど……なんで?」

真姫「遊びに来ちゃダメなの?」

穂乃果「良いけど」

真姫「あと、昨日はお泊り出来なかったし、今日はするつもりだし//」カミノケクルクル

穂乃果「まあいいけどさぁ」

真姫「ところで、海未達にはあったの?」

穂乃果「うーん。年賀状は貰ったよ」

真姫「みんな送ろうって住所教え合ったじゃない」

穂乃果「そうだった。穂乃果のやつ見てくれた!」

真姫「まだ」

穂乃果「え?」

真姫「だって今穂乃果の部屋にいるし」

穂乃果「いや、一旦帰ったならその時にでも……」

真姫「というより、穂乃果に言われて今思い出したのよ」

穂乃果「……」

真姫「話を戻して海未やことりには会ったの?」

穂乃果「なんかさー親戚とか集まって新年忙しそうでさ」

穂乃果「ちょこっと挨拶しに行って終わりだったよ」

真姫「へー。流石にあの2人も穂乃果より優先することはあるのね」

穂乃果「真姫ちゃんはどうなのさ?」

真姫「午前中に挨拶済ましてきて穂乃果の家に来た」

穂乃果「そこで私の家に来るのがわからないんだけど」
212: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 23:37:38.77 ID:qNpxdt35.net
真姫「そこに穂乃果の家があったから」

穂乃果「いや……全然わからない」

真姫「穂乃果、お茶」

穂乃果「自分で注いでよ」コポコポ

真姫「……あー。穂乃果の入れたお茶美味しい」

穂乃果「……で、今日は何するの?」

真姫「……初夢の話でもしましょうか」

穂乃果「……お酒飲んでる?」

真姫「飲んでないけど」

穂乃果「絶対喋らなそうな話題なんだけど」

真姫「だって漫画は読み切ったし1日から2日の夢が初夢なのよ」

穂乃果「へー」

真姫「じゃあ穂乃果からどうぞ」

穂乃果「え? なんでそうなるの?」

真姫「暇なんでしょ?」

穂乃果「まあ……そうだけどさ」

真姫「はいどうぞ」

穂乃果「その……なんか真姫ちゃんといたから真姫ちゃんの初夢みちゃったんだよね//」モジモジ

真姫「! 早く話しなさいよバカぁ//」

穂乃果「なんかおかしくない?」

真姫「良いから! 真姫ちゃんが診断してあげるから//」バンバン

穂乃果「う、うん//…えっとね……」


~以下、穂乃果の初夢の話~

真姫「出来たわ穂乃果! くっ付いたら離れなくなる飲み薬よ」

穂乃果「わーい! 真姫ちゃんありがとう!」

真姫「効果は大体2日で頑張れば少し離れるからトイレや着替えも大丈夫よ」

穂乃果「へー」ゴクゴク

真姫「あっ! バカ今飲んだら…」

穂乃果「えっ」ゴクン

真姫「バカッ!」ダッ
213: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/04(日) 23:53:55.33 ID:qNpxdt35.net
穂乃果「いきなり酷いよ……ってうわぁ!」グググ

真姫「ヴェェェ!? 即効性過ぎた!」グググ

ぴったり

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「……えと…そのあの」

真姫「なんで今飲むのよ! バカ穂乃果!」

穂乃果「だ、だって飲み薬だし早く飲まないと効果が出ないかと……」

真姫「……はぁ。もういいわ。言い訳聞いてもくっ付いたこと事実は変わりないわ」

穂乃果「ご、ごめんね真姫ちゃん」

真姫「とりあえず、どうするのよ?」

穂乃果「……離れるお薬は~ないですよね」

真姫「当り前よ!」

穂乃果「とりあえず、真姫ちゃんの言ってたことはあり得ないかもしれないから離れてみようよ」

真姫「……そうね。副作用で効果が消えてるかもしれないし」

穂乃果「いくよ」

真姫「ええ」

穂乃果「ぬっ!」グッ

真姫「……」

穂乃果「ああああああ!!」ズリズリ

真姫「……穂乃果」

穂乃果「ふぃ~なに?」

真姫「……全然離れてない」

穂乃果「えっ」

ぴったり

真姫「どうすんのよ? もうすぐみんな集まってくるわよ」

穂乃果「ならば穂乃果を本気を見せてあげるんだからぁー!」ダッ

真姫「そんな勢い付いたら……」

穂乃果「うわああああ!!」ズリズリ

真姫「行けるかも」
214: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 00:02:59.33 ID:aH6lTkDy.net
穂乃果「あああああああ!」ズリズリ

真姫「約5m! も少しで外れるかも」

穂乃果「あああああ……ああああ…ああ」ハァハァ

真姫「あ、あら?」

穂乃果「……ごめん。限界」

真姫「せめて踏ん張って貰わないと!!」

穂乃果「む、無理」クラッ

ぐっいーん

穂乃果「うわわあああああ」びゅぉぉおお

真姫「ヴェェェ!!」

どんがらがっしゃーん!!

穂乃果「うーん…」ピヨピヨガクリ

真姫「イタタタ…あーもう穂乃果今の恰好じゃ誤解されるから早く起きて」グイグイ

穂乃果「」チーン

真姫「早く! 起きないと」

ガチャ

にこ「遅れてごめんにこー☆」

絵里「さあ、始めましょう」

のんたん「(遅れて)すまんな」

真姫「あ…」

ほのまき←抱き合ってる

にこ「……」

エリチカ「……」

のんたん「……」

にこ「……邪魔したわ」

エリチカ「お家帰る」

のんたん「(部室でヤっても)ええんやで」

バタン

真姫「ああああああああああああ!!!」

~穂乃果の初夢の話終わり~
216: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 00:17:22.76 ID:aH6lTkDy.net
穂乃果「……こ、こんな感じ//」

真姫「続きは?」

穂乃果「え」

真姫「初夢というのは最後まで誰かに話すことで正夢になるかもしれないのよ」

穂乃果「こんな夢正夢になってもあんまり嬉しくないよ!」

真姫「とにかく、早くしゃべって楽になりなさい」

穂乃果「も、もう真姫ちゃんのエッチ//」

真姫「どこにさっきの夢にえっちい内容が含まれてるのよ」

穂乃果「うう…」

真姫「というか穂乃果気絶してるけど大丈夫なの?」

穂乃果「えっとずっと上から見てる感じだったの」

真姫「なるほどね。じゃあ続きを」

穂乃果「ど、どうしても?」

真姫「多分終わったら私の初夢も聞かせてあげるから」

穂乃果「本当?」

真姫「多分」

穂乃果「多分じゃなくてさぁ」

真姫「まあ初夢診断次第ね」

穂乃果「よくわからないよ」

真姫「穂乃果は初夢の内容を話せばいいのよ」

穂乃果「う~ん…」

真姫「早く」バンバン

穂乃果「えっと…どこからだっけ?」

真姫「エリー達が帰ったあとからね。大体」

穂乃果「あーそこかぁー」

穂乃果「それで……」

~再び穂乃果の初夢の話~

真姫「……起きなさい」ペチペチ

穂乃果「う~ん……あ、真姫ちゃん」

真姫「起きたなら早くどいてちょうだい。もう色々遅いけど」
217: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 00:30:46.00 ID:aH6lTkDy.net
穂乃果「あ、うん…わわっ」グイッ

真姫「はぁ…」

穂乃果「な、なんとか立てたね」

真姫「部室を散らかしたけどもう諦めて今日は帰りましょう」

穂乃果「え? 練習は?」

真姫「にこちゃん達に見られたし……二次災害は防ぎたい」

穂乃果「うそ…」

真姫「しょうがないじゃない! 穂乃果が本気出すからその反動で部室は散らかるし!」

真姫「おまけに気絶するから起き上がれないし! にこちゃん達に察しられちゃうしモウイミワカンナイッ!」壁ドン

穂乃果「ご、ごめんね」

真姫「とにかく、今日は私の家に泊まること。良いわね」壁ドン

穂乃果「……//」コクリ

ガチャ

凛「真姫ちゃんおまたせにゃ…」

花陽「ごめん…ね……」

穂乃果「あっ」

真姫「……」

ほのまき←壁ドン中

凛「そ、その…真姫ちゃん勇気があるにゃっ!」ダッ

花陽「ご、ごゆっくりぃ~」ダッ

真姫「ああああああああああ!!」

穂乃果「お、落ち着いて」オロオロ

真姫「どうすんのよ! 二の舞になったじゃない!」

穂乃果「で、でも今回は真姫ちゃんが原因でしょ!」

真姫「はぁ? イミワカンナイ! 元はと言えば穂乃果が原因なんじゃない!」

穂乃果「そこで穂乃果のせいにしないでよ!!」

真姫「もういい知らない!」グッ

穂乃果「こっちだって!」グッ

ぐいーん

ほのまき「「あうっ!」」
218: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 00:40:17.01 ID:aH6lTkDy.net
ばたーん

真姫「イタタ…そうだった。くっ付いてること忘れてた」むにゅ

穂乃果「ま、真姫ちゃん早く手をどかしてもらえるかな//」ドキドキ

真姫「えっ」もみもみ

穂乃果「//」カオマッカ

真姫「ごめん!」バッ

ぐいーん

真姫「しまった! 体を急に起こしたけど引力が!」グッ

真姫「がふっ」ガッ

穂乃果「ひゃんっ」びくっ

真姫「……ほ、穂乃果大丈夫?」もみもみ

穂乃果「お、お願いだから手をどけてぇ~//」

真姫「あっ//」サッ

穂乃果「……//」

真姫「//」

穂乃果「ほ、穂乃果の胸に顔うずめてたけどお薬のせいだから勘弁してあげる//」

真姫「ごめん」

穂乃果「と、とにかく海未ちゃん達には……」

海未「」

ことり「」

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「……ドア開いてる…」

真姫「終わったわ…全員にばれたわ」

穂乃果「どうしてこんな…」

真姫「とにかく、今は海未とことりが正気に戻る前に逃げるわよ」

穂乃果「う、うん」

真姫「はぁ…とんでもないものを発明しちゃったわね」

穂乃果「うう…」

~再び穂乃果の初夢の話終わり~
219: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 00:50:25.41 ID:aH6lTkDy.net
穂乃果「こ、こんな感じです//」

真姫「……//」ズズズッ

真姫「あちっ!」

穂乃果「えと……その後はまあうん」

真姫「初夢からなんて夢見てるのよイミワカンナイ//」

穂乃果「だから言いたくなかったんだよぉ」

真姫「しかし、よく第三者視点から見てたわね」

穂乃果「えと、そのことなんだけど……」

真姫「なに?」ゴクゴク

穂乃果「き、気絶中だけ上から見てて……それ以外は….//」

真姫「!」ブフッ

穂乃果「うわきたない! はいふきん」

真姫「な、中々度胸ある初夢じゃない//」フキフキ

穂乃果「……えとじゃあ真姫ちゃんの初夢はぁ?」

真姫「まだよ」

穂乃果「え?」

真姫「……」ゴソゴソ

真姫「これ」ゴト

穂乃果「ナニコレ?」

真姫「簡易うそ発見器」

穂乃果「……ほ、穂乃果の初夢は今ので終わりだから」

真姫「ホント?」

穂乃果「嘘じゃないよホントだよ!」ビー

真姫「これ…ビーって音がすると嘘付いてるってなるのよ」

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「……」ズズッ

真姫「早く続きを喋りなさい」

穂乃果「いや、もう今ので勘弁してよ」

真姫「穂乃果らしいけど色々と中途半端過ぎて私がモヤモヤするのよ!」
225: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 11:06:03.57 ID:aH6lTkDy.net
穂乃果「……うーん。でも、寝る時間遅かったし」

真姫「今何時だと思ってるのよ?」

穂乃果「……17時」

真姫「私が来たのは16時で今日解散したのは7時。穂乃果がお年玉もらえなかったのは少なくともその間」

穂乃果「それがなにさ?」

真姫「7時~8時の間にお年玉が戦争が起こって8時から寝たとしても私が来るまで8時間は寝たことになるわ」

穂乃果「それが?」

真姫「つまりよ、もっと夢の内容が続くはずなのよ」

穂乃果「……いや無理だって」ビー

穂乃果「真姫ちゃん壊していい?」

真姫「病院から持ってきたものだからまー結構かかるけど」

穂乃果「……わかりましたよ。じゃあ先に真姫ちゃんの初夢聞いてからね」

真姫「イミワカンナイ! 穂乃果の初夢でしょ」

穂乃果「ここから先は有料だよ」

真姫「……しょうがないわね。私の初夢は」

~真姫の初夢の話~

真姫「……」

き ドン

た ドン

さ ドン

い ドン

たま~ ドン

真姫「……」ドンドンドンドン

真姫「……」ドンドンドンドン

真姫「……」ドドドドドドドドン

―省略―

真姫「っ!」ドンッ

フルコンボ!!

真姫「よし!」グッ

~真姫の初夢の話終わり~
226: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 11:27:03.94 ID:aH6lTkDy.net
真姫「こんな感じ」ビー

穂乃果「……」

真姫「……」ビー

真姫「……」ビー

穂乃果「嘘は良くないよ」

真姫「私の初夢が嘘だなんて……」

穂乃果「はいはい。とりあえず、ほんとの初夢を話してよ」

真姫「穂乃果が先」

穂乃果「えー」

真姫「嘘でも初夢の話したじゃない」

穂乃果「それはなしでしょ」

真姫「料金は払ったわ。先に色々言わなかった穂乃果が悪い」

穂乃果「小学生が地球何回まわったとか言うレベルだよ」

真姫「良いから続き!」バンバン

穂乃果「……え、えとどこからだっけ?」

真姫「部室から逃げたところ」

穂乃果「あーそこからかえっと……」

~続・穂乃果の初夢の話~

穂乃果「歩きにくい」

真姫「それはお互いさまよ」

穂乃果「それじゃ私あっちに靴あるから」

真姫「待った」

穂乃果「え?」

真姫「ここで両方離れたら引き戻されるから先に穂乃果の靴箱から回るわよ」

穂乃果「そうだった」



真姫「とりあえず、明日は学校休みましょう」

穂乃果「なんで?」

真姫「こんなくっ付いてる状態じゃまともに授業受けれないし、注目の的よ」

穂乃果「ごめんね。穂乃果が早とちりするから」グスッ
227: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 11:47:52.32 ID:aH6lTkDy.net
真姫「もういいから……泣かないのほら」

穂乃果「うん…」メソメソ

真姫「それに……わ、私とくっ付いたことがそんなに嫌だった?」

穂乃果「そ、そんなこと…//」

真姫「なら良かったわ。まあ今日も親はいないだろうし」

穂乃果「いたほうが良いと思うけど」

真姫「こんな密着状態で見つかったら色々大変じゃない」

穂乃果「でも真姫ちゃんなら何とかしてくれると思ってる」

真姫「き、期待しても何もないわよ」カミノケクルクル

穂乃果「あ、メールして泊まるって伝えとこ」スッ

真姫「だから急に止まったら」ぐいっ

穂乃果「そうだったー!」ぐらっ

ばたーん

穂乃果「いてて…大丈夫?」

真姫「は、早くどいて// ま、周りが…」

穂乃果「え?」キョロ

ヒソヒソチカッニコッチュンピロリーン

穂乃果「ご、ごめん//」

真姫「とにかく、今はここから逃げるわよ。うまく合わせて」

穂乃果「うん」

タタタタ



真姫「これは早急に薬を作らないといけないわね」

穂乃果「もう終わったよ。聞いたことある声も聞こえたし」

真姫「幻聴よ幻聴」

穂乃果「……これってもし私が違う人に飲ませてもこうなったってことだよね」

真姫「まあ、そうね」

穂乃果「せめて1日なら」

真姫「作った時点でアウトだから」

穂乃果「ほんとにごめんね」
231: ゆっくり更新で申し訳ないです(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 20:25:02.30 ID:aH6lTkDy.net
真姫「その言葉もう禁止」

穂乃果「うっ…」

真姫「笑顔が穂乃果の取り柄なんだから今しょんぼりされちゃうとこっちまで滅入っちゃうわ」

穂乃果「うん」

真姫「今は慣れることね」

穂乃果「そうだね」

真姫「……もう少しで私の家に着くから。せめてそこまでは転ばないように」

穂乃果「さすがにそれは大丈夫だよ」

真姫「そういうと絶対転ぶと思うんだけど」

穂乃果「フラグは壊すものなんだよ!」

真姫「そうだけど、立てることはないと思うのだけど」

穂乃果「えーとあれだっけ?」

真姫「そうそう」

穂乃果「じゃあどうぞ」

真姫「……まあ誰もいないから大丈夫だと思うけど」ガチャ

真姫ママ「おかえり」

バタン

真姫「……」

穂乃果「……どうしたの?」

真姫「……疲れてるのかしら」ガチャ

真姫ママ「おかえ…」

バタン

真姫「……」

穂乃果「……」

真姫「目薬ないかしら?」

穂乃果「持ってるわけないじゃん」

真姫「……」パンパン

真姫「よし!」ガチャ

真姫ママ「もう早く入って…」

バタン
232: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 20:42:02.64 ID:aH6lTkDy.net
真姫「……」

穂乃果「もう!」ガチャ

真姫ママ「おかえり~」

穂乃果「こんばんはー!」

真姫ママ「いらっしゃーい」

穂乃果「おじゃましまーす」

真姫「……なんでいるの?」

真姫ママ「ママが家にいるとおかしいの?」

真姫「……」

穂乃果「ほら早く来てよ」グイグイ

真姫「そんなに引っ張らないで」

穂乃果「そう言ってもしょうがないじゃん」

真姫ママ「……なるほどね」

穂乃果「真姫ちゃんの部屋ってどこだっけ?」

真姫「こっちよ」

真姫ママ「ご飯は?」

真姫「あとで食べる」

ガチャバタン

真姫「……さて、どうしましょうか?」

穂乃果「相変わらず豪華なベッドだね」

真姫「それより今はどうするかよ」

穂乃果「え、えと……じゃあいいかな//」

真姫「どうしたの?」

穂乃果「……おトイレ…行きたい//」モジモジ

真姫「……えと、このヘッドフォンで良いかしら」カポッ

穂乃果「早くしてよ!」

真姫「音楽はこれで行きましょう」

穂乃果「何でもいいから」ズリズリ

ガチャバタン

真姫「こっち……良い、走っちゃだめよ」
233: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 21:11:10.32 ID:aH6lTkDy.net
穂乃果「で、でも結構…げんか…い」モジモジ

真姫「……あそこよ」ビシッ

穂乃果「! ……」ダッ

真姫「だから走ると」ぐいっ

穂乃果「あっ」ぐいーん

どしーん

真姫「だから言ったじゃない」

穂乃果「あ……う…ああ」

真姫「穂乃果?」

穂乃果「うぅ…」ポロポロ

真姫「……はぁ。泣かないの」ナデナデ

穂乃果「だっでぇ……ひぐ…うぇぇええええん!!」

真姫「よしよし。もう…お風呂入ってお互い綺麗になりましょう」ナデナデ

穂乃果「……ぅんグスン」ヒック

真姫「着替えは全部私ので、洗濯するから」

穂乃果「……ん」メソメソ

真姫「もう立てる?」

穂乃果「……大丈夫」

真姫「そう…あー」

穂乃果「うぅ…」ジワァ

真姫「そうじゃないわよ!! 先輩なんだから泣かないでよ! ほら、顔がひどいわよ」

穂乃果「あぅぅ…//」

真姫「ここはママに頼みましょう。その濡れ方じゃどっちにしろ言わなきゃいけないわ」

穂乃果「……うー//」ギュー

真姫「ほら、歩けないから」ナデナデ

穂乃果「……//」ギュー

真姫「……」ナデナデ

真姫ママ「凄い音したけどどうしたの?」

真姫「先に穂乃果とお風呂入るわ……あと、これ、拭いといて欲しいんだけど」

真姫ママ「ふむ…なるほど。わかったわ」
234: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 21:33:02.04 ID:aH6lTkDy.net
脱衣所

真姫「良い、ちょっとだけ我慢して」

穂乃果「……ん」

真姫「せーのっ」グッ

穂乃果「んっ」ヌギヌギ

真姫「……はぁ」ポイ

穂乃果「……」ダキッ

真姫「わわっ!」

穂乃果「……」ギュー

真姫「……ゆっくり浸かって身体を温めましょう」

穂乃果「ん」


~続・穂乃果の初夢の話終わり~

穂乃果「もぅマヂ無理。。コタツもぐろ。。」モゾモゾ

真姫「ほ、穂乃果随分と変態ね//」

穂乃果「辞めてぇ言わないでぇ!//」

真姫「つっ続きは?」

穂乃果「流石にもうないよ//」

真姫「……反応しないわね。もしかして……夢の内容が現実でも起こったかしら? ベッドの布団がないし」

穂乃果「そ、そそそそんなわけないじゃん//」ビー

真姫「……」

穂乃果「//」

穂乃果「……真姫ちゃん今までありがとう」カチカチカチ

真姫「バカ! そんなんで死のうとしないでよ!」ガシッ

穂乃果「離してよ! 高校生でおねしょばれるなんて死んだ方がましだよ!!」ジタバタ

真姫「どんな穂乃果でも私は大好きって言うか愛してるんだから今死んだら私の気持ちはどうする気なのよ!!」バシッ

穂乃果「えっ」ピタッ

真姫「あっ」

穂乃果「……」ススス

真姫「……」ススス

穂乃果「えと…今のはホント?//」
236: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 21:50:10.09 ID:aH6lTkDy.net
真姫「もうだめ私も死にたい」モゾモゾ

穂乃果「今は穂乃果の方が死にたいよ!」

真姫「……は、反応しないのが全てじゃない!」

穂乃果「あっそっか…じゃあえとえーと//」

真姫「と、とにかくもう終わり//」

穂乃果「ええー!」

真姫「じゃあ、今日はこのままおやすみ! 続きは今日の夢で見ること!」

穂乃果「ちょっと待ってよ! 真姫ちゃんの初夢の話聞かせてよ!」

真姫「高校生は寝る時間だから」

穂乃果「まだ19時だよ」

真姫「良いの! おやすみ」モゾモゾ

穂乃果「……」

真姫「Zzz」ビー

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「ほら、喋ってよ」

真姫「……どうしても?」

穂乃果「穂乃果がどんな思いで初夢を語ったかわからないでしょ」

真姫「……わかったわよ」

穂乃果「待ってました!」

真姫「ただし、明日ね」

穂乃果「いや、今でしょ」

真姫「まだ初夢の内容が完結してないの」

穂乃果「ホント?」

真姫「ええ」

穂乃果「反応してない。じゃあ今日見た夢の分まで」

真姫「ダメー!」

穂乃果「ズルいよ」

真姫「うっさい! お漏らし!」

穂乃果「ぐっ//」
239: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/05(月) 22:11:41.45 ID:aH6lTkDy.net
穂乃果「それは反則だよ…新年早々忘れたい出来事なのに」

真姫「とにかく、今日は流石にさっきのインパクトが強くて語るに語れないわ」

穂乃果「じゃあどうするの?」

真姫「暇ね」ゴロリ

穂乃果「……もう諦めて真姫ちゃんの初夢話してよ」

真姫「……太鼓の達人の初夢?」ビー

穂乃果「本物の夢」ジトー

真姫「はぁ……私の夢の話をしてもしょうがないでしょ。お茶」

穂乃果「開き直らないで!」ドンッ

真姫「!」ビクッ

穂乃果「……」ジー

真姫「……わかったわよ。でもその前にお茶」

穂乃果「やった! じゃあお茶注いであげるね」コポコポ

真姫「ありがと」ズズッ

穂乃果「さあ! どうぞ!」ニヤニヤ

真姫「……ニヤニヤしてるけどおねしょほどじゃないわよ」

穂乃果「だからぁ…」グスッ

真姫「ああ、ごめんごめん。じゃあそうね……途中までだけどいいかしら?」

穂乃果「もちろんだよ」

真姫「……穂乃果視点だけど良い?」

穂乃果「私の視点?」

真姫「夢の元ネタは寝る前に某泣きゲーの音楽を聴いたからなの」

穂乃果「穂乃果も知ってる?」

真姫「多分。まあ結構端折ってたりしてる部分が多いけど」

穂乃果「まあとりあえず、語ってみよー」

真姫「……えとじゃあこれね」

~真・真姫の初夢の話~穂乃果「ちょっと待った」

真姫「何よ?」

穂乃果「これってどゆこと?」

真姫「あーもうわかったわよ! 絶対に誰にも言うんじゃないわよ!!」ギロッ
244: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 01:07:00.93 ID:3WwYICCL.net
穂乃果「言わないよぉ」

真姫「元のストーリーは某泣きゲーCよ。穂乃果視点で」

穂乃果「はぁ…」

真姫「……あーやっぱり穂乃果、昨日今日の事謝るからなしにしてくれない」

穂乃果「だーめ」

真姫「だって恥ずかしいじゃない」

穂乃果「穂乃果おねしょバレてるんだけど」

真姫「……」

穂乃果「はーやーく!」バンバン

真姫「わかったわよ……」

穂乃果「いよ! 待ってました!」


~真・真姫の初夢の話改~

きっかけは私が誘ったアイドル活動
最初は乗り気ではなかった
でも、続けるうちにノリノリになってくれた
仲間でもあり、友達でもある

「……その、付き合ってくれないかしら?」

彼女の言葉から私の人生は新たな道に進むことになった
冷たいように見えて実は彼女は世話焼きであった
勉強を始め、何から何まで相談に乗ってくれたり、助けてもらうこともあった
私は少し申し訳ないと思ったが、彼女は全然な素振りをする

「穂乃果、一緒に食べましょう」

「いいよー!」

「また、真姫とですか。たまには私達とも食べましょう」

「良いなぁー。楽しんできてねー」

「えへへーすみません。お二人とも」

屋上で昼食を取る
晴れた日は屋上を陣取って雨の日は音楽室を陣取る
もちろん、いつもってわけじゃないんだけどね
私はパンで彼女はお弁当。たまに目が合ってお互いにっこり

「そう言えば穂乃果、生徒会長にはなるつもりなの?」

「うーん」

生徒会長。現在は絵里ちゃん。その後は決まっていない
別に誰がなっても今の生活は約束されるだろう
ただ、絵里ちゃんは私を推薦してくれた
理由はわからない。でも私は余り乗る気になれない
245: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 01:42:25.87 ID:3WwYICCL.net
もぐもぐとパンを含みながら私が生徒会長になった時のイメージをする
きっと副会長や役員に海未ちゃんやことりちゃんがなってくれるから独りにはならない
ただ、どんなイメージをしても私の生徒会長像が浮かばなかった
寧ろ隣でトマトを頬張る彼女の方が向いてるのではないか

「いっそ真姫ちゃんがやってみたら?」

「はぁ?」

「なんか私じゃなくても真姫ちゃんの方が合うと思うんだ」

「そうかしら?」

実は生徒会長が今の1年生になれるかは知らない
でも、まだ生徒数が少ないから別になってもいいんじゃないかなとは思う

「……少し考えさせて。もちろん穂乃果も考えるのよ」

「やっぱり?」

彼女は考えると言ったきり黙り込んだ
真剣に考え込んでる彼女の集中力はすごく
好物であるトマトを食べても気付かない

「トマトいただきまー」

「ダメ!」

バシッと手で叩かれる
ごめん、嘘ついたようだけど私にしか関係ない話だからいいよね
結局、彼女はずっと上の空だった
普段なら私の新鮮な詰まんない話も楽しそうに聴いてくれるのに…

「じゃあまた部室でね」

「ええ」

青い空が見える屋上を跡にする
生徒会長…正直言うと私は自信がない
絵里ちゃんはたまにドジ踏んじゃ時もあるがみんなの前ではお手本とした人物になる
対象にその絵里ちゃんが推薦いや、推薦なのかよくわからないけど
後任に選んでくれた私はどうなのか
赤点近い低空飛行、授業中に居眠り、幼馴染に真姫ちゃんにまで面倒かける
どう考えても私には向いているとは思えなかった

「……坂。高坂!」

「ヴぇっ…あ、はい」

「次のページ読んで」

「えっと……ダブル見せ合い時にヤミラミ、クロバット、ゲンガーがいたらまずは重力催眠パを…」

「違うそうじゃない」

「え?」

「24ページ」

ひっそりページを教えてもらい音読する。はい、と先生が私の声を遮り板書し始める
246: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 02:28:08.95 ID:3WwYICCL.net
ほらね。やっぱり私にはやっぱり向いていないと思うんだ
今日は寝ないでよく頑張っている
こんな当たり前レベルをノルマにしている時点で私には向いているとは思えない
絵里ちゃんには申し訳ないけど生徒会長は辞退しよう

「……やっぱり寝よう」

結局、私は自分で課した当たり前レベルのノルマを達成できない時点で無理なんだ

「さあ、放課後だよ」

「穂乃果、貴女という人は…」

「まあまあ、穂乃果ちゃんは真姫ちゃんが見てるから大丈夫だよ」

「……それもそうですが、やはり幼馴染として見逃せないこともあるんですよ」

「でも穂乃果ちゃん悩み事してた感じだったし」

「穂乃果、何か悩み事でもあるのですか?」

「え? あー」

流石は幼馴染。ぼけーっとしていたわけではないが
私の事を真姫ちゃんよりも見ていただけある
相談すればいいのか悩むけど、決めるのは自分
余計悩みの振り子の幅を広めるだけ広めてしまうと思う

「ううん。これは私の問題だから」

「そうですか? ですが、あまり詰めてはいけませんよ」

「大丈夫だよ」

「じゃあ部室に行こう」



練習終わりに絵里ちゃんに呼び止められた。理由はもちろん生徒会長のこと
どう答えればわからず結局まだ悩んでいると嘘を付いた
どうせ私の嘘だ。見抜いているに違いない
へらへら笑っているが頭には生徒会長の事で半分を埋め尽くしていると思う

「ねえ、どうすればいいかな?」

「ヴェェェ!? 私に振るの?」

「だって考えて置くって」

「そうね…自分が決めることだと思うわ」

「だよねぇ」

結局、自分が決める。助言は様々だけど決めるのは自分
だって私の人生だから……パートナーの真姫ちゃんでも答えてくれなかった

「でも……もし、穂乃果が辞退するなら内申点目当てでやってみたいかも」

理由はともかく真姫ちゃんがやってみたいと思ったことは驚きだった
彼女が生徒会長のイメージは簡単にできた。ただ、今よりも規則を厳しくしそうで怖いけど
247: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 03:01:21.27 ID:3WwYICCL.net
「……何よその目は?」

ジトーっと睨み付けられる。いや、理由が理由だし

「穂乃果だって建前と本音くらいあるでしょ」

「まあ…そりゃね」

「それに……また新しい私を見つけられるんじゃないかなって思うの」

「新しい真姫ちゃん?」

「ええ。穂乃果が誘ってくれなかったら今の私はいなかったし貴女と今を歩んでなかった」

「だから生徒会長という新しい扉を開けばまた新しい出会いがあるんじゃないかなって」

「もっ、もちろん穂乃果一筋だから//」

顔を赤らめる真姫ちゃんは本当に可愛い
そして彼女はやる気だった。おそらく推薦がなくても自力で立候補して勝ち上がる気でいる
私は正直もう彼女に譲ってやりたい。絵里ちゃんからの推薦
決定的なことはたった今、彼女の決心した顔に私のやる気が負けてしまった
臆病と言われるとそうかもしれないが、仮に私が生徒会長で迷惑かけるよりは真姫ちゃんの方が適任だと思ったから

「でもさ、真姫ちゃん勉強は大丈夫なの?」

「両立するからこそ内申点が美味しいのよ!」

そこですかい。と突っ込みたくなるけど彼女なら出来る気がした

「真姫ちゃんがやる気なら私はパスでいいかな」

「穂乃果らしくないわね」

「だってどうせ私は迷惑かけるし」

「μ'sでもかけてるじゃない」

「だからこそだよ。これ以上海未ちゃんやことりちゃん。そして真姫ちゃんに迷惑かけないで生きるんだ!」

「でも誰も責めなかったでしょ」

「そうだけどさ」

「それだけ穂乃果は信頼されてるのよ」

信頼。絵里ちゃんは私を信頼して推薦しているのか
頭の中で様々な言葉がぐるぐる回る
それを断ると裏切るという言葉になるのではないか
私の歩く足が止まる。そして考える

「どうかしたの?」

「……」

「穂乃果?」

「ああ、ごめんね。結構悩んでて……」

やっぱり私は……頭を使うことが苦手なのかもしれない
259: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 21:47:07.06 ID:3WwYICCL.net
結局、帰宅時間中に決まるわけなく家に着いてしまった
まあ、そんな簡単に決まるほどの問題じゃないわけで
決まったら逆に驚かれると思う
私の部屋に入るとバックを投げ捨てベッドにダイブする

「……生徒会長かぁ」

ボソッと呟くほど頭が四文字の言葉に支配されている気がする
そもそも生徒会長とは何をするのだろうか。そこから考えてみる
絵里ちゃんの普段は……何をしているんだろうか
わからないけど多分学校の顔になるような仕事をしている
そう言えば最初にアイドル活動を邪魔したから色々と学校を好き勝手出来るんじゃないか

『……まあ間違ってはないけど』

「え? 違うの?」

『学校をより良くするために行動してる……って感じかしら』

「う~ん…」

『って穂乃果。小学や中学で生徒会みたいなのに所属してたでしょ』

「でもしたっぱだったし」

『話を戻して…生徒会長の仕事はそうね…まあ一番は学校の顔ね』

『少なくとも全校生徒の手本にならないとダメなの』

「お手本……」

あ、だめだ。私の生徒会長の道は閉じてしまった
それを察したかのように真姫ちゃんは今から直せばいいのよとフォローをしてくれた
しかし、私にはキツい。現に彼女は勉強の休憩がてら電話に付き合ってくれている
対する私はベッドに寝転がり漫画を読みながら電話している
どー考えても生徒会長は真姫ちゃんが似合ってるわけで
寧ろ真姫ちゃんとお付き合いさせて頂いていると身分の低い私である

「……真姫ちゃんはどうするか決まったの?」

『そうね……色々と悩んだけどやってみたいわね』

「へぇ~」

『まあ、あくまでエリーが穂乃果の推薦を譲ってくれるならね』

彼女は私待ちで、私がYESで辞退。NOで立候補
ということは私もいつまでも答えを出さずに逃げてはいけない
時間はあると絵里ちゃんが言ってくれたが
真姫ちゃんの事を考えると早めに出さないといけないのかもしれない

『まあ、言えるとしたら……言われたからやるっていう考えなら私に譲ってほしいわね』

「……」

『海未やことりほど貴女を見てたわけじゃないけど……縛られることとか苦手でしょ』

『生徒会長も縛られると言えば縛られるわね』

「うー…」
266: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 22:16:48.96 ID:3WwYICCL.net
今日は考えるのをやめて明日考えなさい
そう言われて勉強を再開する真姫ちゃんから電話を切った
スマホをクッションに投げつけて天井を見つめる
考えるのをやめろと言われてもそうそう辞めれるような感じじゃなかった
本当はというと彼女からは肯定の言葉が欲しかったのかもしれない

「うーん…」

『お姉ちゃん、ご飯』

ドア越しからノックと共に雪穂の声がする
どうやら夕食の呼び出しで、一旦考えを中断できる
そう思うと私は足早に重ったるい部屋から逃げ出した

「ねえ雪穂」

「なに?」

「私が生徒会長になったらどう思う?」

「んー夢は寝てる間に見るものだよ」

そうだよね。誰も私が生徒会長になるイメージなんて考え付かないんだよ
どっちかと言うと私はリーダーや会長とか向いている気がしない
明日辞める返事をするしよう。ごめんね絵里ちゃん
私には重たい肩書な気がするよ。だけど代わりに真姫ちゃんを顔にしてあげて


次の日

辞退の決心をした私にはいつものような生活が戻ってきたわけで
毎度毎度居眠りするたびに先生に起こされて
海未ちゃんに叱られてことりちゃんが若干のフォロー
その後真姫ちゃんに呆れられて……結局マイナスじゃん


「そう…」

「ごめんね」

「良いのよ。まあ、穂乃果はこういう役柄は似合わないと思うからね」

「それどいうこと?」

「そのままの意味よ」

どうやら絵里ちゃんは半分冗談だったようで
真姫ちゃんまでに相談した私がアホだったようである
からかわれたことが悔しいんだけどホッとしたような
というわけで、私の話は終わったけど次に真姫ちゃんを連れて来て

「さっきの話だけど、私に譲ってくれないかしら?」

「生徒会長のこと?」

「真姫ちゃんに相談したら新しい扉を開きたいんだって!」

「そ、それは言わなくていいから」

若干顔を赤くして、でも否定はしないでやりたい意思を絵里ちゃんに向ける真姫ちゃん
267: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/06(火) 23:41:26.09 ID:3WwYICCL.net
「珍しいわね。穂乃果にべったりの真姫がねぇ」

「そ、そんなにべったりしてないわよ」

「そうだよーまだちゅーだって2回だけだよ」

「ば、バカッ!」

「……へたれね」

「穂乃果、後でピーマン上げるからちょっと外で待ってて!」

「え? いや、私ピーマン…」

台詞を遮られるほどな勢いでぽーんと追い出される私
今更だけど生徒会室って結構居心地よかった
ドアが開いて話が終わったかと思ったけど、違うようで

「流石に立って待ってるのは退屈やろ。ウチがおしゃべり相手になったる」

「希ちゃん」

と言っても何話そうかとネタを振ってきた希ちゃん
せっかくだから副会長は何をしてるかとインタビュー
このインタビューを少しでも彼女である真姫ちゃんに活かせたらなぁと心の中で少し思う

「……と言うわけでストレートに何やってるの?」

「……ウチは大した仕事しておらへんよ」

「え?」

「福だから絵里ちの代理にウチなんやけど、絵里ちが頑張り過ぎてなんもすることないんよ」

絵里ちゃんが頑張るから希ちゃんの仕事がないとうことは
私も副会長になれば仕事しなくて真姫ちゃんの傍にいられて一石二鳥!
そんな甘い妄想を簡単に砕いたのが何にもしてない宣言した希ちゃん
顔はいつも通りだが、疲れているのか片足を壁に預ける

「確かにウチは何もしていけど、絵里ちがくじけそうになった時や困難に陥った時に支えたりするんよ」

「支える…」

「真姫ちゃんが生徒会長になったとして、穂乃果ちゃんが副会長」

「真姫ちゃんが困難に陥った時には穂乃果ちゃんは支えてあげられるん?」

「傍にいてあげるってことは……」

「それは当り前よ。そのうえで支えることが出来るかってことや。ま、それでもならウチが交渉したる」


帰り道
今度は希ちゃんの言葉で頭がいっぱいになる
真姫ちゃんは後任の推薦を貰えたようでウキウキしているのだけれど
その隣を歩く私は鏡を見ると昨日と同じ難しい顔をしていると思う
仕事は簡単なように見えて結構責任重大な役職じゃないかと
ただ、副会長として彼女を支えようとすると普段はどういう風に接すればいいのかわからなくなるんじゃないか
うーんと考える。いや、悩んでいるともいえるけれど
真姫ちゃんが考え事をすると周りが見えなくなることが分かった気がする本日の帰宅途中
271: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/07(水) 00:25:54.83 ID:+P8UwQ5G.net
「ほら、昨日みたいな考え事をしてないで……」

「わわっ」

「希に何吹きこまれたの?」

「うぇっ!? なんでわかったの?」

「一緒にいたのが希で、それまで能天気だったじゃない」

流石は真姫ちゃんです。私の事をしっかり見てくれていました
現在は進行形で彼女に手を惹かれながら歩いている
行先はわからないけど、ただぼうっと歩いていて何かにぶつかるよりはいいかなって思った
着いた先には練習終わりに寄る事があるクレープ屋さん

「ここで待ってなさい」

「え? でも私も……」

「良いから…今日は私が出してあげる」

聞く耳持たないまま真姫ちゃんは行ってしまった
どうしようかと考えるまでもなく、空いていたためかすぐ戻ってくる
はいと私のお気に入りのイチゴチョコのクレープをくれたではなく口に突っ込まれた

「ふが…」

「穂乃果に考え事には似合わないわよ」

「それは流石に酷いよ」

「私の知ってる穂乃果はいつもぽよぽよしてる能天気な人よ」

「能天気って……」

でもあながち否定できないのが悔しい
甘酸っぱいイチゴの果汁がチョコレートと混じり新しい味を創りだす
もぐもぐと頬張りながら真姫ちゃんと向き合う

「で、今度はどうしたのよ?」

「……私が拭く生徒会長とかどうかな?」

「生徒会長は諦めて今度は副生徒会長ねぇ」

「で、さっき希ちゃんと話したんだけど……副って会長を支えるんでしょ?」

「なるほどね」

「どう…かな?」

「辞めておきなさい」

クレープを食べようとした手が止まる
一方彼女はパクパクとクレープが口の中に消えていく
ペロリと食べ終え、手拭きで口を拭った
辞めろと言うのは良いけどやっぱり理由が欲しい

「ま、理由はシンプルで穂乃果が副会長だと会長である私の仕事に支障が出るからね」
272: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/07(水) 01:08:29.31 ID:+P8UwQ5G.net
「え?」

「良い、希は絵里が生徒会長だから楽そうにしてただけで、私がなったからにはビシバシ副会長もコキ使うわ」

「はい?」

「そうなると穂乃果で作業が止まっちゃうじゃない」

「いやいや、私が止めるとかありえないから」

「じゃあ明日、絵里に頼んで生徒会の仕事体験するから来なさい」

「いや、良いです」

「でしょ? だから辞めておきなさい」

真姫ちゃんの言うことは冗談なのか本当なのかわからないけど
なんとなくだけど生徒会に私を入れたくないってことはわかった気がする
私も残りをポイッと口に投げ入れて紙くずをゴミ箱に捨てた

「ごちそうさま」

「じゃあ、帰りましょうか」

「そうだね」

「悩み事はもういいの?」

「うん! 私にはやっぱり向いてないかなって」

生徒会とはやはり、私のような頭の悪い生徒よりも
真姫ちゃんや海未ちゃん達のようなエリートが集まる場所
そう考えると悩みは無事に参加しないと言うことで解決した
絵里ちゃんの生徒会長のお誘いの事よりも早く済んだことは良かった良かった

「でもそうなると会える時間とか減るよね?」

「まあそこは私が上手く作るわ。勉強も私がみっちり見てあげるし」

「いや、そこまでは……」

「あんた来年受験生ってこと自覚してる?」

「耳をふーさーぐあーきこえなーい!」

「大丈夫。天才真姫ちゃんがいるから海未レベルまでに追いつかせて見せるわ」

真姫ちゃんのとてもありがたくない勉強を聞かされて道を歩く
とは言っても後半は勉強ではなく、日ごろのどうでもいい話になったんだけど
ふと、彼女の足が止まる

「あれ? どうしたの?」

「ひ、久々に……キス…してあげるわよ」

ん? え? いきなりどうしたの? と、答える暇もなく唇に柔らかい感触が触れる
すぐ離れたとはいえ、3回目と言われそのまま逃げるように
イチゴみたいに真っ赤な顔の真姫ちゃんは走って行ってしまった
久々のキスはミントの味がした
絵里ちゃんに何か言われたのかな。今度聞いてみよう
278: ヴェェェ!? なんで残ってるのよイミワカンナイ!(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 22:06:27.68 ID:ZOR6fdEg.net
夜。夕方の感触が中々離れずに、無意識に指が唇に触れる
と言っても自分の唇にはあの独特の感触がしないわけで
端から見ると物欲しそうな顔をしてると捉えられちゃって
夕ご飯の時に雪穂から嬉しくないピーマンを頂いた
真姫ちゃんにさっきの事を聞こうと思ったけど、はぐらかされると思う
大人しく夕方に考えた絵里ちゃんに直接聞いた方が早いと思う

「……てことで今度聞こうと思ったけど我慢できないから聞いてみました!」

『いや、別に……大したこと言ってないけど』

「そうなの?」

『真姫は軽く煽るだけで挑発に乗るちょろい子なのよ』

「えーそうなのかなー? 私の時だとぜーんぜんだよ」

『まあ穂乃果だからね』

「よくわからないよ」

そんな他愛のない話をしてはや20分が過ぎたころ突然絵里ちゃんが生徒会の話を切り出した
私には関わりのない話に見えて予想もできない方に転がり出した

「え? 海未ちゃんを副会長に!?」

『そう。真姫が会長でしょ。でも真姫はまだ1年生で来年2年生。さすがに周りが知らない3年生に囲まれちゃうと可哀想じゃない』

「あーうん」

『だから海未かことり副会長としてサポートさせてあげたいのよ』

「ふーん」

『穂乃果でも良かったんだけど、貴女は嫌みたいだし』

「まあ…」

『だからどちらかが副会長になって欲しいのよ』

話の内容はわかったわけだけど
それをどうして私に話すのかがイマイチわからない
でも少し考えれば私たちが幼馴染で仲良しだからということで答えは出た

「どうしても?」

『お願いはしてみるけど、決めるのは海未達よ』

「だよねぇ」

その後絵里ちゃんとは妹について少し語り合った後電話を切った
まさか、生徒会の話がまさかこんなに大きくなると思わなかった
それも私から広まった感じがしてるし
一応、真姫ちゃんにも報告しておこうかなって思ったけど
今日直接言ったのかもしれないと思って電話は辞めた
ただ、またあのやわらかい感触を味わいたいなぁって思うと
やっぱり指は私の味気ない唇をぷにぷに触ってて
こりゃ、明日真姫ちゃんに触らせてもらおう
そう思って私は悪巧みを実行するためにみかんを取りにベッドから起き上がった
281: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 22:38:06.85 ID:ZOR6fdEg.net
次の日
私の昨日の悪巧みが虚しくも空振りし、しょぼけてたわけだけど
代わりにだけど真姫ちゃんはピアノ演奏に招待してくれて
なんか絵里ちゃんが言ってたようにちょろいと言っている意味が分かった気がした

数週間して、生徒会の引継ぎが発表された
生徒会長の真姫ちゃんを始め、副会長に海未ちゃん
そして、裏切られた感じがしたのがことりちゃんまで役員になっていたのだ
こうなると私1人でたまーに過ごさないといけなくなることで
絵里ちゃんめ、生徒会に私の仲間を3人奪うとは……

それでも真姫ちゃんは相変わらず私と一緒に帰ってくれた

「まあ、まだ仕事もそこまで本格的じゃないからね」

「部活にもちゃんと顔出してよね」

「平気よ。穂乃果の管理は私がしないと」

「管理ってどういうことさ」

「海未やことりが生徒会に所属している以上勉強誰にも相談できないでしょ」

「そんなことないよー」

「それに、受験生ってこと忘れてない?」

「あ…」

「海未やことりもいつまでも穂乃果のようなバカを助けてる暇はないの」

「またバカって言った」

「言われないために努力しなさい」

正論を言われると悲しいことに私の頭じゃ反論や論破が出来ない
でも、それだけ私の事を思ってくれている
今じゃもう海未ちゃんやことりちゃんよりも私の事を知っているんじゃないかと思うくらいに
とりあえず、今は真姫ちゃんの生徒会長になったことをお祝いするとして
カラオケでパーッとお祝いしようと言うことになった

「……ごめん。お金貸して」

「イミワカンナイ!」

~真・真姫の初夢の話改終わり~


穂乃果「」

真姫「……」モゾモゾ

穂乃果「えと……穂乃果こんな時なんて感想言えばいいかわからない」

真姫「……」

穂乃果「……そのすごいなーって」

真姫「……それだけ?」ジー
282: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 23:03:16.57 ID:ZOR6fdEg.net
穂乃果「だって今までほのぼのおねしょからいきなり凄く真剣な話なんだよ」

穂乃果「しかも、真姫ちゃん私の事詳しすぎるし」

真姫「まー穂乃果の事なんてお泊り会でもやれば7割はわかると思うけど」

穂乃果「うーんともう真姫ちゃんの初夢は終わりなの?」

真姫「ええ」

穂乃果「ホントだ。でも意外と気になるんだけどこの後どうなるの?」

真姫「えー聞いちゃうの?」

穂乃果「ちょこっとだけ…えへへ」

真姫「穂乃果が事故る」

穂乃果「え」

真姫「まあそこは夢次第だけどって……もしかして今日も見ろって言うの?」

穂乃果「なーんか気になっちゃって……」

真姫「とりあえず、事故る」

穂乃果「そんなのおかしいよ! 私が事故るなんて!!」

真姫「……あんた、ススメトゥモロウで車が通る中踊ってたわよね」

穂乃果「え? いや、そんなことは……」ビー

穂乃果「……ごめんなさい。でもあの時はやる気が出てて…」

真姫「やる気が出てたのはわかるけど事故ったら元の子もないじゃない」

穂乃果「ぐ…仰る通りです」

真姫「てことで、事故るわ」

穂乃果「いや、そこを何とかしてよ真姫ちゃぁん」

真姫「大丈夫よ…多分」モゾモゾ

穂乃果「いや、なんでこたつに籠るのさ」

真姫「……だってまさかお互い……ねぇ//」

穂乃果「あっ//」

真姫「……//」モジモジ

穂乃果「……//」テレテレ

真姫「ああもう何か言いなさいよ!!」

穂乃果「いや、だってお互いねぇ」

真姫「……寝る」ゴロッ
283: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/08(木) 23:26:47.63 ID:ZOR6fdEg.net
穂乃果「ええ~」

真姫「今日は夢は見ないでノンレム睡眠で乗り切る」

穂乃果「じゃあ私は新しい夢でも見よ」

真姫「今日は流石にするんじゃないわよ」

穂乃果「お願いだからもう言わないでください」

真姫「だって……ねぇ」

穂乃果「ねぇって言われても……あ、そうだ。明日は海未ちゃんとことりちゃんも呼ぼう」

真姫「ヴぇ?」

穂乃果「それで2人にも初夢でも語ってもらおう!」

真姫「辞めといた方が良いわよ」

穂乃果「なんで?」

真姫「海未が起こると思う。今日の夢からして」

穂乃果「あ、ううむ……でもメールしちゃったし」

真姫「バカ穂乃果!」

穂乃果「うう…で、でもお互い違う夢見れば大丈夫だし」

真姫「まあそうだけど……」

穂乃果「だから新しい夢見るために頑張ろう!」

真姫「うむむむむ…」

穂乃果「ファイトだよっ!」

真姫「ファイトでどうにかなる問題じゃないと思うんだけど」

穂乃果「そこをファイトで乗り切るんだよ」

真姫「ま、穂乃果は精々連続しないようにファイtすることね」

穂乃果「大丈夫。今日は平気だよ!」

真姫「私が二次災害に遭うんだから」

穂乃果「……だ、大丈夫だよ。今日は家でゴロゴロしてただけだし」

真姫「それ関係ないから」

二日目終了
290: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 14:12:51.06 ID:+lHlZXOk.net
了解です
後日談だけでいいのかな?


三日目

穂乃果「いらっしゃーい」

ことり「あけましておめでとー! あ、真姫ちゃんも来てたんだ」

真姫「いらっしゃい。あけましておめでとう」

ことり「? おめでとう」

穂乃果「海未ちゃんは?」

ことり「もうすぐ来ると思うよ」

穂乃果「じゃあ先に話そうか」

ことり「えっと…初夢だよね?」

穂乃果「そうそう。昨日は結構凄かったんだから!」

ことり「へぇ~どんな感じだったの?」

真姫「穂乃果がおねしょしたの」

ことり「えっ//」

穂乃果「」

真姫「まあ、こんな初夢語ってると意外と時間が経つのよ」

ことり「じゃあ真姫ちゃんは昨日も穂乃果ちゃんと語ってたの?」

真姫「そうね」

ことり「良いなぁ」

穂乃果「今日はしなかったんだから!!」

真姫「あら? 私は夢の話をしていたはずだけど」

ことり「え? じゃあ穂乃果ちゃん……」

穂乃果「うわあああああああああああああ!!!!」

真姫「うるさい」

穂乃果「真姫ちゃんのせいだから!!」

ことり「ま、まあ穂乃果ちゃん。過ぎたことを悔やんでもしょうがないよ」

穂乃果「うー…」

真姫「穂乃果、ことりにお茶を出しなさい」

穂乃果「あ、そうだった」
294: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 18:57:29.16 ID:+lHlZXOk.net
真姫「じゃあことりの初夢でも聞かせてもらいましょうか?」

ことり「いきなり私?」

穂乃果「まー海未ちゃんまだ来てないから今だと被害が少ないと思うよ」

ことり「うーん。穂乃果ちゃんほどすごい夢じゃなかったんだけど……」

真姫「そりゃおねしょはねぇ」

穂乃果「だから言わないでよー」バシバシ

真姫「痛い。結構痛いからやめて」

穂乃果「じゃあもうネタにしないでよ」

真姫「わかったわよ」

ことり「……随分仲良しさんだね」

真姫「丁度ことりが来る30分前に付き合うことにしたの?」

(・8・)「チュン?」

穂乃果「えと……その…ねぇ//」モジモジ

真姫「何よ? とにかく早く初夢!」バンバン

(・8・)「……」

(・8・)「ワタシノホノカチャンガ…」

穂乃果「はいお茶」コト

ことり「……」ブンブン

ことり「ありがとう」

真姫「ちなみにうそ発見器あるからちゃんとした夢じゃないと嘘になるから」ゴト

穂乃果「これは悪魔の発明品だよ」

真姫「心配しなくてもことりもこの空気に飲まれると普通じゃないのが普通になるから」

ことり「……ま、まあじゃあ南ことりの初夢! 語らせてもらいます!」

~ことりの初夢の話~

海未「ことり司令官、建造が完了したとの報告がありました」

ことり「本当!? じゃあさっそく行ってみよう」

海未「しかし、そろそろ遠征部隊が帰ってくるのですが……」

ことり「んーじゃあ集合場所を工廠にしよっか」

海未「それを私が伝えると」

ことり「おねがーい!」
295: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 19:02:03.35 ID:+lHlZXOk.net
ことり「工廠に来ました」

海未「鎮守府の入り口に書いておきました。他にも建造の結果が知りたいようで少し来てしまいましたが」

花陽「新しい重巡の娘とか来たら嬉しいなって」

希「燃費悪いウチの代わりの戦艦」

ことり「うーん。狙いの艦娘来たら私は満足なんだけど」

希「せやけどことりちゃん、ウチの事毎度燃費なんとかーって喚いとるやん」

ことり「のんたん型だから仕方がないんだよね」

海未「大和型に匹敵する火力ですからね」

ことり「とりあえず、まずは見てみようよ。妖精さーん!」

妖精「はーい」

ことり「わくわく」

ぴかーん

































真姫「私は駆逐艦マッキー・ニシキノよ…真姫でもいいけれど」

ことり「きたああああああああああ!!! 海外艦!!」
296: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 19:03:57.53 ID:+lHlZXOk.net
海未「でも司令官は既に……アーヤセア・リーサを…」

ことり「うん。中破絵見たくて調子乗って……昨日轟沈させちゃった……」

海未「全く司令官は…」

花陽「真姫ちゃんよろしくね」

真姫「よろしく」

ことり「じゃ次行ってみよー!」

花陽「雪穂ちゃんだったらうれしいなぁ」

希「はずれだけは勘弁や」

ことり「今日は最初からついてるから大丈夫大丈夫!」

海未「お願いします」

妖精「はーい」

ぴかーん



































にこ「艦体のアイドル! にこちゃんよ! にっこにっこにー♪」
297: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 19:17:51.74 ID:+lHlZXOk.net
ことり「……」

海未「……」

希「……」

花陽「……」

真姫「……」

ことり「……あれを」

妖精「はい」

にこ「ちょっと! せっかくにこちゃんが来たんだからそんなってあれ? え? 何するのちょと!」ズルズル

カーンかーんカーン

ことり「……次行ってみよー!」

海未(にこは最近やたらとドロップしますから……仕方がないですね)

真姫「あれなにされたの?」

希「解体や」

花陽「にこちゃんよくドロップするの」

海未「燃費が悪い上に性能もイマイチなので」

ことり「解体した方が良いんだよね」

真姫「……でも何かしら役には」

ことり「なってるよ。解体した時に無駄に資材が多いんだ。特にボーキ」

海未「なので、通称解体のアイドルにこ呼ばれてますねと」

希「一説には解体時資材が一番多いとか」

花陽「前に演習の時に聞いた噂だと轟沈させるとボーキ100個も手に入るとか」

海未「しかし、それを行うとにこの呪いでしばらくドロップする艦娘がにこだけになるとか」

真姫「あぁ…」

ことり「だからにこちゃんは解体が一番なんだ」

真姫「にこちゃん…」

花陽「あと軽巡だから使い方が難しいし」

ことり「にこちゃんの話題はもういいよ。次!」

妖精「はーい」

ぴかーん

穂乃果「饅頭屋改装空母の穂乃果だよっ! いえーい!」
298: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/09(金) 19:22:17.52 ID:+lHlZXOk.net
ことり「軽空母来た!」

海未「これで私の負担が軽くなります」

希「酒臭くないけどな~んか変なテンションやね」

穂乃果「いやこれ素面だからね!」

花陽「重巡次お願いします」パンパン

真姫「……」

ことり「よし、じゃあ最後! みんな! 最後適当に資材振ったから各々祈ってね!」

ことり「私は高速戦艦の凛ちゃん!」

希「ウチは潜水艦のえりちやな」

花陽「重巡の雪穂ちゃん!」

海未「私は同じ正規空母のつばさを…」

妖精「いっくぞー」

ぴかーん

にこ「ちょっとさっきはよくも解体してくれたわああああああああああカーンかーんカーン

ことり「……じゃあ出撃しよっか!」

夕立「ただいまっぽい」

蒼龍「暇でした」

ことり「おかえり。疲れているところ悪いんだけどもう一回ね」

夕立「むー」

蒼龍「最近練習航海しかしてない」

ことり「ごめんね。じゃあ練習航海やめてアイス食べてきていいから」スッ

夕立蒼龍「「わーい」」

花陽「私も食べてみたい」

希「もっぱら美味しいって噂や」

穂乃果「穂乃果も食べていいの?」

海未「貴女はまだ早いです」

花陽「うわぁ…もしかしてことり司令官あれやるの?」

海未「まあ、やるでしょうね。真姫に穂乃果、頑張りなさい」

真姫「?」

穂乃果「?」
299: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:06:31.17 ID:11NeR/7w.net
ことり「じゃあさっそくだけど真姫ちゃんと穂乃果ちゃんには出撃してもらうわ」

真姫「出撃ね……了解」

穂乃果「いっくぜー! 穂乃果、ファイトだよ!」

ことり「海域なんだけど……うーんじゃあ晩奈無海域の亜伊磨棲沖海戦で」

真姫「そこって……随分と危険度が高い所じゃ」

ことり「うん」

穂乃果「穂乃果、いっくぜー!」

ことり「じゃあ、頑張ってね。大破までは良いけど轟沈はしないように」

真姫「提督……いいかしら?」

ことり「なんでしょう?」

真姫「2人で?」

ことり「うん!」

穂乃果「いっくぜー!」

真姫「流石にそれは無理があると思うけど…」

ことり「ん?」

真姫「……いえ、出撃する」

穂乃果「いっくぜー!」

ことり(穂乃果ちゃんがさっきからいっくぜー! しか言ってない気がする)


晩奈無海域・亜伊磨棲沖(★×12)

真姫「勝てる要素が見つからないから回避に徹するのよ」

穂乃果「パーッと行こうよパーッと!」

ピコーンピコーン

戦闘開始

真姫「ヴェェ!? あ、あれって…軽巡天海級…あっちは空母の黒井級…戦艦の音無まで!」

航空戦開始

穂乃果「パーッと行こうよパーッと」ヒュンヒュン

黒井級「ワレ…セレブ…ナリ」ヒュンヒュン

ドゴンッ

真姫「ヴェェェェ!?」小破

穂乃果「こんなの酷いよ!」小破
300: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:07:41.09 ID:11NeR/7w.net
天海級A「ク……タバレ…ラブ……ライバー…」ギョライドーン

天海級B「アイ…マス……フメツ…」ギョライドーン

ドガーン

真姫「何よ、イミワカンナイ!」大破

穂乃果「うわ~ん! こんな恰好やだよ~><」大破

戦闘終了 敗北D


ことり「おかえり!」

真姫「いきなり酷過ぎる」

穂乃果「うぅ…穂乃果の饅頭屋が…」

海未「まあ危険な海域な上に装備や編成も杜撰でしたからね」

ことり「ごめんね。でもこれで中破絵は回収できたから入渠いってらっしゃーい」

真姫「ったく!」ブツブツ

穂乃果「やってらんないよ!」プンプン

海未「……流石に毎回あれは酷いのでは?」

ことり「低レベルならなら入渠時間も少ないし」

海未「ある程度強くなれば出撃出来ると思うのですが」

ことり「そうしたいんだけど、現に海未ちゃんさ、最後に出撃したのはいつだっけ?」

海未「…………」

ことり「そう。理由はね、海未ちゃんは加賀さんの下位互換なの」

海未「そんな…」

ことり「燃費では加賀さんよりマシなんだけど」

海未「……」

ことり「それに希ちゃんは火力は戦艦ナンバーワンだけど燃費の悪さでもナンバーワンを誇ってる」

ことり「一回の出撃分が希ちゃんからすると演習一回分なの!」

ことり「花陽ちゃんだって……未だに改造できない。もうレベル92なのに…」

ことり「にこちゃんはうざいほどドロップするし! もうどうすればいいの……」

海未「っ!」パン

ことり「っ」

海未「司令官がそんなこと言ってどうするのです!」

ことり「……」
301: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:08:51.23 ID:11NeR/7w.net
海未「確かに私は加賀さんの劣化です。しかし、司令官はそれでも99まで私を使ってくれた」

ことり「だって晩奈無海域は特定の艦娘でしか出撃できないのよ! 加賀さんは出撃できないの!!」

海未「だからこそ私には司令官、貴女の気持ちがわかるのです!」

ことり「……」

海未「平手打ちしたことは謝ります。解体でも何でもしてください」

ことり「……わかった」

海未「?」

ことり「じゃあもう秘書官は加賀さんにするから海未ちゃんは扶桑姉様の餌になっちゃえ!!」

海未「え? ま、待ってください! ことり!」

ことり「私は提督、時には鬼にならなきゃ……今までありがとね…海未ちゃん」グスン

ことり「姉様! 今すぐ来てください!」

海未「ことり!」

コンコンガチャ

扶桑「お呼びですか提督」

ことり「近代化改修するよ。海未ちゃん……バイバイ」

海未「そんな…ことりことりぃぃいいいいいい!」ぎゅいーん

扶桑「近代化改装ですね。私には……必要かも……でも提督…海未ちゃんは…」

ことり「大丈夫です。私が甘やかしちゃったから海未ちゃんはああなったけど」

扶桑「そうですか…加賀さん呼んできますね」

ことり「良くわかりましたね。お願いします」

ことり(海未ちゃん……ケッコンカッコカリは………また次の海未ちゃんでね)


~ことりの初夢の話終わり~

ことり「……どうだった?」

穂乃果「艦これってことりちゃんやってるんだ」

ことり「えへへ、実は…やっと40人目とケッコンカッコカリしたんだ」

真姫(うわ…)

穂乃果「穂乃果もやってるよ。……ぼちぼちとだけど」

ことり「旗艦は?」

穂乃果「えっと……旗艦はレベル上げたい時に変えるけどケッコンカッコカリは女子力高い蒼龍ちゃん!」

真姫「へぇ~私は北上様」ズズッ
302: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:09:28.50 ID:11NeR/7w.net
ことり「真姫ちゃんはわかるけど、穂乃果ちゃんはよくわからないな」

穂乃果「え?」

ことり「索敵はレベル99までだと全空母トップだけどケッコン後は索敵ワースト3まで落ちるぶっちゃけ飛龍の方が使いやすい蒼龍何それ美味しいの?」

ことり「ちなみに私の最初のケッコンカッコカリは加賀さんだよ」

穂乃果「」

真姫「はいはい。あまり、穂乃果をいじめちゃだめよ。愛で選んだケッコンカッコカリなんだから」

真姫「課金兵ことりとは違うから仕方がないのよ」

ことり「あっ、ごごめんね穂乃果ちゃん」

穂乃果「……もう良いよ。蒼龍ちゃんが女子力たかいんだよぅ!」モゾモゾ

真姫「あーこたつに潜っちゃった。こうなると海未来るまで待った方が早いかも」

(・8・)「ホノカチャン」

真姫「ところで、お茶のお代りはいかが?」

ことり「あ、ちょうだい。喋ってたら喉渇いちゃったし」

穂乃果「……」モゾモゾ

ことり「どうしたの?」

穂乃果「海未ちゃんがそこまで来てるからお出迎え」スタスタ

真姫「ちょっと穂乃果! こたつ開けたままにしないでちょうだい」

ことり「……真姫ちゃんっていつから穂乃果ちゃんの事が好きだったの?」

真姫「ヴェェ!? いっいきなりなんなのよ//」

ことり「うーん。ちょっと聞いてみたくて」

真姫「……そうね。まあ、秘密と言うことで」

ことり「それはズルい! 私も穂乃果ちゃん好きだったのに~」

真姫「でもことりは海未の方が好きそうに感じたけど」ズズッ

ことり「真姫ちゃんだってにこちゃんでしょ」

真姫「……にこちゃんも可愛いけど穂乃果はなんかほっておけないっていうか頼りたくなるっていうか」

ことり「ふ~ん」

真姫「何よそのふ~んって」

ことり「本当に穂乃果ちゃんが大好きなんだね」ニコッ

真姫「あ、当り前よ//」モゾモゾ

ことり「真姫ちゃん可愛い」
303: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/10(土) 05:10:17.76 ID:11NeR/7w.net
穂乃果「おまたー!」

海未「遅くなって申し訳ありません」

ことり「待ってたよー」

真姫「いらっしゃい。あけおめ」

海未「おや、真姫ですか。あけ…おめ?」

穂乃果(いつの間に出てきたんだろう?)

海未「で、初夢の話とは?」

穂乃果「ただ、夢の内容を語るだけだよ」

海未「なるほど。それでことりが最初で……何のお話だったんですか?」

穂乃果「海未ちゃんが近代化改修されちゃう夢だよ」

ことり「……穂乃果ちゃんそれは言わないで」

穂乃果「え?」

海未「……なんですか? 近代化改修とは?」

ことり「ほっ」

穂乃果「えっとね」

ことり「言わなくていいから」

海未「? 良くわかりませんが、私の番ですね」

ことり「待ってました!」

真姫「穂乃果、海未にお茶。いらっしゃい」

穂乃果「はいはい」

真姫「ちなみにうそ発見器あるから嘘ついた話はなしよ」

海未「はい?」

穂乃果「まー海未ちゃんなら嘘つかないよ」

海未「……え、ええ。大丈夫です」

ことり「期待してるよ!」

真姫「早く話しなさいよ」バンバン

海未「…………い、行きます!」

穂乃果「たのしみ」

ことり「そうだねー」

~海未の初夢の話~
309: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 00:46:52.51 ID:GCI+4+vU.net
海未「みなさんこんにちは園田海未です」

海未「本日は私の食べ歩きツアーということで、よくお世話になっているお店を回っていきましょう」

海未「題して『園田と歩く~ぶらり食べ歩き~』」

海未「そういうわけで早速行きましょう」

スタートは私の家から近い、お饅頭屋の穂むら
ここでは、幼馴染である穂乃果の家です

海未「ここの自慢は何と言ってもほむまん。食べた瞬間に広がる餡子」

海未「そして、程よい甘さが素晴らしい。さっそく行ってみましょう」

海未「こんにちは」

雪穂「いっらしゃいませ。あら? 海未さん」

お店番をしていたのは今日は穂乃果ではなく妹の雪穂でした
姉妹揃って看板娘ですね

海未「今日は穂乃果はいないのですか?」

雪穂「お姉ちゃんゲームセンターで引かれた線に沿って動く蝶を眺めに行ってる」

海未「……よくわかりませんね」

雪穂「ところで、カメラとマイク持って何してるんですか?」

海未「気にしないで、ほむまんを一つ」

雪穂「……はーい。ただいま」

店内には様々なお饅頭が、やはり饅頭屋だけありますね

雪穂「お待たせしました」

海未「代金です。では、ここでいただきます」

雪穂「は、はぁ…」

海未「あむ」

うん…この柔らかな皮の食感
そして、たっぷりの粒あんが口の中に広がる甘さ
やはりほむまんが一番美味しい
穂乃果は食傷気味なのですが、勿体ないですね
一番はなんと、お饅頭なのにお茶を飲みたくならない
これは偉大なる発明だと思ってます

海未「ごちそうさま。では、また」

雪穂「あ、え? あ、ありがとうございました」

海未「穂乃果によろしく言っておいてください」

雪穂「は、はい」

海未「ふぅ……今のを点数にするならば……100点中94点ですね」
311: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 01:01:19.33 ID:GCI+4+vU.net
海未「しかし、食べ歩きせずにお店で食べきってしまいました」

海未「次はしっかりと食べ歩きをしなければ」

続いての場所は、私たちが練習終わりに立ち寄ることがあるクレープ屋さん
様々なメニューがあるみたいで、今回は普段選んでいる物とは違うものを選んでみましょう

海未「こんにちは」

店員「いらっしゃいませ」

海未「改めてじっくりメニューを見ると迷いますね」

海未「実はここは、迷ったらお勧めと頼むと作ってくれるのです」

海未「というわけで、頼んでみましょう。本日のおすすめを」

店員「はい」

生地が熱い鉄板に流し込まれふわっとした甘い空気が私にも伝わってきます
クレープのすごいのはこのアツアツの生地に冷たいクリームやチョコを包むことですね
手元に届くころにはクリームの良い溶け具合がたまりませんね

海未「おや、今回は……イチゴバナナクリームですか」

店員「そうですね。チョコもつけますか?」

海未「ではせっかくなのでお願いします」

海未「この際料金は気にしていられませんね」

店員「おまたせしました」

海未「こちらがお代です」

店員「ありがとうございました」

海未「さ、というわけでさっそく頂いてみましょう」

海未「あむ……んっ」

このチョコにクリームがハーモニーのように口に広がり
更に、イチゴの甘酸っぱい果汁
その果汁がバナナに触れて新たな味に
そして、まだ熱い生地
クレープはおっかないものです

海未「ごちそうさまでした」

海未「美味しいと一言で片づけるのは出来ませんでした」

まだ口の中にクレープの甘さが残り、私の周りにはクレープの香りが漂っていると思います

海未「点数は……100点中95点ですね」

海未「喉が渇きました……ハッ! またその場で食べてしまった」

海未「名前を変えましょう。『園田海未のぶらり買い食いツアー』」

海未「では、行きましょう」
312: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 01:17:51.16 ID:GCI+4+vU.net
本日最後は秋葉原のとあるメイド喫茶
ここはかのカリスマメイドの「ミナリンスキー」が働いているメイド喫茶です
では、さっそく行ってみましょう

海未「……混んでいますね」

?「あ、海未ちゃん」

海未「……穂乃果ではありませんか」

穂乃果「海未ちゃんもことりちゃんのところに行くの?」

海未「ええ、その予定でしたけど、この混み具合では……」

穂乃果「そうだね。私も来たけどこれじゃあねぇ」

海未「しょうがないの、諦めましょう」

穂乃果「まあ、1時間待ちだからね」

海未「残念ながらここまでとなってしまいましたが、次回はμ'sのお宅訪問と行きましょう」

海未「では、次回も見てくれますか?」

穂乃果「い、いいとも?」

~海未の初夢の話終わり~

海未「……いかがでしたか」ビー

穂乃果「……」

ことり「……」

真姫「……」

海未「……」

穂乃果「……良くできた作り話だったね」

ことり「まあ、決定的なのは海未ちゃんが1人でカメラとマイク持って変な番組作らないもん」

真姫「クレープ公判でめんどくさくなったのなんとなくわかるし」

海未「しかし、これでいいではないですか?」

穂乃果「それじゃだめなんだよ!」ドン

穂乃果「真姫ちゃんよりは良く出来てる話だと思うけどさぁ」

海未「し、しかし……こちらの方が面白かったと……」

ことり「マイクとカメラのネタばれなければ良かった」

真姫「地味だけど」

穂乃果「ブラソノダをやりたきゃちゃんと絵里ちゃん通してよ!」

海未「……だから夢でやったのですが」
314: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 01:39:46.83 ID:GCI+4+vU.net
穂乃果「はぁ…海未ちゃんなら期待できると思ったのにがっかりだよ」

ことり「ことりも」

真姫「そりゃ餌にされるわね」

海未「……わ、わかりましたよ! ホントの夢を話します!」

穂乃果「ほんと?」ゴロッ

ことり「……お堅い海未ちゃんが話せるの?」

真姫「つまらないのは勘弁よ」

海未「……ホントに話さないと?」

穂乃果「のー。は」

ことり「や」

真姫「く」

海未「わかりました。ですが、その前に穂乃果、お茶ください」

真姫「穂乃果、私も」

ことり「わたしもー」

穂乃果「えぇ~」

真姫「早くしなさい!」

穂乃果「もぉ~」

海未「では、もう始めましょうか」

ことり「うん早く」

~海未の初夢の話・真実~

ミナリンスキー「みんなー今日は来てくれてありがとー!!」

歓海未声「「ヴオオオオオオオオオオオオ!!!! みなりぃいいいいいいいいいい!!!!」」

ミナリンスキー「じゃあさっそく地下アイドルとしてのデビューソング! ことりのうた」

海未→ソノダ「は"い"ぜー"の"!!!!」

ミナリンスキー「ことりはとってもうたがすき~」

ソノダ「オ"オ"オ"オ"オ"エ"エ"エ"エ"エ"ディ”イ"イ"イ"イ"イ"イ"!!!」ブンブン←旗振り回してる

歓声「ウェイ! ウェイ! ウェイ! ウェイ!」

ソノダ「マイクに負けってぞ!! ミナリンスキーちゃん皆えよ!!!」

ことり「かぁ~さん呼ぶのも歌で呼ぶ♪」

ソノダ「ロ”ォォォオ”オ"オ"マ”ァァン"ズ!!!」
315: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 01:49:25.91 ID:GCI+4+vU.net
ミナリンスキー「あ、素が出ちゃった」ペロッ

ソノダ「ヨッシャァアアアアアアアアアアアア!! 素頂きましたっ!!!」

客「「素、いただきやしたっ!!!」」

ミナリンスキー「もどってえーと…ぴぴぴぴぴ」

ソノダ「歓声!!!」

歓声「ウェイ! ウェイ! ウェイ! ウェイ!」

ミナリンスキー「みんなありがとー」

ソノダ「ヤ”ッバリ”ミ”ナ”リ”ン”ス”キ”ー”ヂャン”バザイ”ゴウ”ダネ”!!!!!」

歓声「「アッシタァ!!!」」

~海未の初夢の話・真実終わり~

海未「……ま、まあこんな感じでした// その、地下アイドル応援とかしたことないからイメージですけど//」

ことり「//」

穂乃果「おーでぃーえー? よくわからない」

真姫「知らなくていいわよ」

ことり「ほ、穂乃果ちゃんにはまだ早いかな?」

海未「こ、これでいいですか?//」

真姫「良いわよ。じゃあ、今度みんなでミナリンスキー応援するときはよろしくね」

海未「いや、それは流石に……」

ことり「よろしくね海未ちゃん!」

海未「う…//」

穂乃果「じゃあ、これで解散だね」

真姫「お疲れ様」

ことり「……? 穂乃果ちゃん早くして」

穂乃果「え?」

海未「早くしてください。穂乃果の番でしょ」

穂乃果「真姫ちゃんは?」

ことり「穂乃果ちゃんが真姫ちゃんの夢はすごいからとか言ってたからその後でもいいの?」

穂乃果「いやでも……昨日喋ったし」

真姫「早くしなさいよバカ穂乃果」

穂乃果「……え? でも今日は夢見てないよ」ビー
316: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 02:03:27.64 ID:GCI+4+vU.net
海未「中々優れていますね」

真姫「デッショー」

ことり「大丈夫。真姫ちゃんがフォローしてくれるって」

真姫「ま、あ、ある程度はね//」カミノケクルクル

海未「?」

穂乃果「う、うーん。ちょっと穂乃果トイレ行ってくるね」

海未「しかし、真姫がいるとは珍しい」

真姫「ちょうど2時間前に穂乃果と付き合うことにしたの」

海未「は」

ことり「諦めるの海未ちゃん。出遅れた私たちの負けなの」

真姫「フッ」

海未「……まあ、穂乃果を頼みますよ」

真姫「ええ」

ことり「……ところで遅いね」

海未「……逃げたようですね」

真姫「はいはい。じゃあ私が捕まえて来るから」

10分後

真姫「ほら、あ~んして…穂乃果の大っ嫌いなピーマンよ」グイグイ

穂乃果「ひぃごべんだざい! 喋るから許して…」

ことり「この時期にピーマンを用意する真姫ちゃん凄い」

海未「おいしいですよ。生でも行けます」

穂乃果「喋るから……お願い真姫ちゃん」グスン

真姫「ったく…昨日既に漏らしてるんだし別に今更どうってことないでしょうに」

穂乃果「……うう、酷いよ」

真姫「とにかく、はよ」グイグイ

穂乃果「押し付けないで! わかったから…」

穂乃果「えーと……」

~穂乃果の夢の話~

にこ「全くいきなりぶっ倒れたからどうしたかと思ったわよ」

穂乃果「ごめんねにこちゃん。わざわざ付き添ってもらっちゃって」
317: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 02:19:45.56 ID:GCI+4+vU.net
にこ「部長だから当然よ……それにちょっと話すこともあってね」

穂乃果「え?」

にこ「真姫ちゃんのところの病院が空いてないからこんなオンボロ病院なんだけど」

穂乃果「そうだね。なんかガランとしてるね」

にこ「実は……出るって噂があるの」

穂乃果「え?」

にこ「おばけ」

穂乃果「うそだぁ」

にこ「まあ、あくまでも噂なんだけど」

穂乃果「……一緒に泊まってかない?」

にこ「いや」

穂乃果「ですよね」

にこ「で、遭遇場所は通路」

穂乃果「……部屋は?」

にこ「来ない。なんでもここの病院で死んだ人ってやけに変態が多かったらしくて」

にこ「トイレに行こうとする患者さんを狙ってるとか」

穂乃果「やけに詳しいね」

にこ「実はここあがやられちゃって」

穂乃果「うそ?」

にこ「昼間はまっすぐ進むとトイレがあるのに夜中は壁が合って迷ったらしくて…」

にこ「看護婦さんに見付けてもらったときにはもう通路がびしょびしょで」

穂乃果「え? じゃあ穂乃果も……」

にこ「あり得るわね」

穂乃果「た、対策はないの!?」

にこ「尿瓶」スッ

穂乃果「ほ、他は…」

にこ「看護婦さん呼ぶとか」

穂乃果「……我慢しよ」

にこ「いや、それフラグだから」

穂乃果「言わないでよそんなこと」
318: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 02:30:55.55 ID:GCI+4+vU.net
にこ「まあ、それか誰かに来てもらうとかね。あ、にこに電話してもパスするわよ」

穂乃果「しっかし、よくそんな噂があるのに廃れないね」

にこ「そうなのよね。でもここのお医者さんって腕はここら辺じゃトップとか」

穂乃果「え~だったらなおさらだよぉ」

にこ「いっそお医者さんがおばけだったりして」

穂乃果「にこちゃんやっぱりお泊りしてって」

にこ「にこはみんなのアイドルだから独占はよくないにこ」

穂乃果「」

にこ「……いや、そんな絶望した顔しないでよ」

穂乃果「でも…」

にこ「もういっそ逆に漏らしてすっきりしなさい」

穂乃果「それだけは嫌だね」キリッ

にこ「カッコいい顔だけどかっこ悪いセリフだから」

穂乃果「とにかく、私は行くよ! トイレに」

にこ「ああそう。じゃあ私は帰るわよ」

穂乃果「えっ?」

にこ「家事するのよ。こんな事さえなければ家でこころとここあの相手している時間なの」

穂乃果「お、お姉ちゃん!」

にこ「じゃ、お疲れー」スススッ

穂乃果「にこちゃぁぁぁぁん!!!」


穂乃果「トイレは行ってきたし……22時だから大丈夫でしょ…」

穂乃果「明日退院だし…ねよ」

カッチコッチ

穂乃果「……うーん」

コッチカッチ

穂乃果「Zzz…」ゴロリ

穂乃果「……」ガバッ

穂乃果「……トイレ」ソォー

にこ『おばけ』

穂乃果「ハッ!」
320: 誰かにやって欲しいSSなんですよね。一発勝負の(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 02:52:47.94 ID:GCI+4+vU.net
穂乃果「……確か部屋に入ってこないんだったよね」

穂乃果「どうするか。ちょっと考えよう」

穂乃果
我慢度0/100
持ち物
スマホ

誰か呼ぶ→μ'sから誰か一人
尿瓶→ゲーム終了
ナースコール→ゲーム終了(BAD END)
部屋から出る→通路に進む(トイレにたどり着くまで部屋に帰って来れない)

穂乃果「みんなどんな感じかな?」
☆の数が多いほど難易度が上がる

海未☆
おばけの位置がおおまかにわかる
ことり☆☆☆
何もわからない
にこ☆
おばけの位置はわからないが病院の見取り図を持っている
絵里☆☆☆
何もわからないうえに怯みやすい
希☆☆
おばけに遭遇しても数回まで撃退できる
花陽☆☆☆
起きているかわからない
凛☆☆
何もわからないがテンションが高い
真姫☆☆☆☆
囮にすると☆だが、一緒だと最難易度

穂乃果「うーん…どうしよっか?」

穂乃果「とりあえず、考えよっか?」

穂乃果「だって夜中の25時だから……今から起きててかつ来てくれる子じゃないとダメ出し」

穂乃果「まず、花陽ちゃんは無理で」

穂乃果「にこちゃん起きてるって言ってたけどどうなんだろ」

穂乃果「でもなぁこころちゃんにここあちゃんいるし」

穂乃果「海未ちゃんは? 寝てるよね」

穂乃果「ことりちゃん……来てもなぁ」

穂乃果「凛ちゃんとか……」

穂乃果「うーん、もう諦めて看護婦さん呼ぼっかな」

穂乃果「そう言えば、壁があったってにこちゃん言ってたから」

穂乃果「ひょっとしておばけさんが病院内の通路とかを弄ってたりする?」

穂乃果「うわぁ…やだなぁ」
321: これは安価SSになっちゃうのでやらないです(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 03:05:25.19 ID:GCI+4+vU.net
穂乃果「……尿瓶にしよ」

穂乃果「んっ…//」

穂乃果「ふぅぃ~」

穂乃果「……よし、おやすみ!」

チッ

穂乃果「!?」ビクッ

~穂乃果の夢の話終わり~

穂乃果「いや、怖かったよ」

真姫「夜中に洒落怖なんて読むからよ」

ことり「ねえ真姫ちゃん。穂乃果ちゃんの言ってたことってどうなの?」

穂乃果「ないない。だって穂乃果が夢で思ったことなんだよ」

海未「まあ穂乃果の考えることですから「ホントよ」

海未「……」
穂乃果「……」

穂乃果「うそ?」

真姫「いえ、ホントとは確実には言えないけど」

ことり「じゃあ、実際に……」

真姫「あったとかはパパから聞いたことある」

穂乃果「……血の気引いた」

海未「入院は真姫の病院に限りますね」

穂乃果「うう…てことはもしかして夢で見たことで真姫ちゃんの病院に連れてきちゃったり」

真姫「イミワカンナイ」

ことり「まあまあ……でもなんか話は中々だったけど短かったからなんか物足りないと言うか」

真姫「確かに」

海未「穂乃果、どうして尿瓶を使ったのですか?」

穂乃果「え? トイレ行けって言うの?」

真姫「だってつまんないじゃない。安全策取って夢から覚めましたって」

穂乃果「でも最後舌打ち聞こえたんだよ!」

ことり「でも短かったし、海未ちゃんも短かったけどまだ作り夢話してくれたからセーフだけど」

穂乃果「じゃあどうすればいいの?」

真姫「うーん…去年の夢なんか」
323: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 03:16:52.70 ID:GCI+4+vU.net
穂乃果「いや、そんな急に言われても思い出せないから」

ことり「でも穂乃果ちゃんのお話が今んとこ一番盛り上がらなかったんだよ!」

海未「穂乃果にはガッカリですよ」

真姫「……ピーマン」

穂乃果「」ビクッ

ことり「ほら、はやく」

穂乃果(考えろ考えるんだ穂乃果! 打開策があるはずだ)

穂乃果(……これだ!)

穂乃果「じゃ、じゃあ今日のことりちゃんが来るまでの話なんてどう?」

真姫「ダメ!」グリッ

穂乃果「あう」

海未「面白いと思いますけど」

ことり「確か付き合い始めた時間だよね。良いんじゃない?」

真姫「これは二人だけのことだからダメ」

ことり「じゃあ真姫ちゃんがその分話してくれるの?」

真姫「う…」

ことり「というわけで早く早く」

穂乃果「お、おっけー」

真姫「……」ジー

穂乃果「海未ちゃん海未ちゃん」チョイチョイ

海未「どうかしましたか?」ボソボソ

穂乃果「真姫ちゃんすっごく怒ってるからあとで助けて」ボソボソ

海未「穂乃果なら大丈夫ですよ。ピーマン10個くらい」ニコッ

穂乃果「裏切者ー!」

海未「それに高校生にもなってピーマン苦手なのは恥ずかしいですよ」

真姫「そうよ。だから後で、私とピーマン食べ合いっこしましょうね」

穂乃果「もうやけだよ!」

真姫「えい」グイッ

穂乃果「うぇぇぇ」

ことり「穂乃果ちゃん早く!」ドンッ
324: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 03:48:42.14 ID:GCI+4+vU.net
~穂乃果のことりちゃんが来るまでの話~

穂乃果「……う~んおはよ」

真姫「遅いわよ」

穂乃果「真姫ちゃんが早いだけだから……しかもこたつで亀さんになってるし」

真姫「寒いからしょうがないじゃない」

穂乃果「……ところで真姫ちゃん帰らなくていいの?」

真姫「朝帰った」

穂乃果「え?」

真姫「それで、戻ってきた」

穂乃果「戻ってくる必要あった?」

真姫「お正月に家なんていたら寛げないでしょうが」

穂乃果「いや、知らないよ。真姫ちゃんの家の事なんて」

真姫「例えばもし穂乃果が今日は一人で過ごすとするでしょ」

穂乃果「うん」

真姫「な~んにもすることなくて1日が終わる」

穂乃果「そんなことないよ」

真姫「でも財布は薄いじゃない」

穂乃果「ぐ…そ、そこはほら…家で漫画読んでカバーするよ」

真姫「と、思うじゃない?」

穂乃果「ん?」

真姫「でも実際は家のお手伝いやらでこき使われる」

穂乃果「……あ、あー」

真姫「昨日も話したけど私が居るから合法的にだらけられるわけなのよ」

穂乃果「……そうだった」

真姫「それに……気になるでしょ?」

穂乃果「何が?」

真姫「き、昨日の私の夢の話//」カミノケクルクル

穂乃果「……け、結構ね。気になる」

真姫「デッショー」

穂乃果「ところで、今何時?」
325: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 04:37:30.52 ID:GCI+4+vU.net
真姫「……12時」

穂乃果「え? その間真姫ちゃん何してたの?」

真姫「まあ、色々と」

穂乃果「色々って気になるんだけど」

真姫「……数学、英語、理科、国語」

穂乃果「すみません。辞めてください」

真姫「貴女もうすぐ受験生なのに」

穂乃果「3年生から本気出す!」

真姫「どこ目指すかわからないけど、スクールアイドルのように上手く行かないわよ」

穂乃果「うう…」

真姫「あと、海未達も自分の勉強あるから穂乃果を助けてる暇は無くなってくるし」

穂乃果「くっ…で、でもいいもん! 穂乃果は今を生きるんだ」

真姫「なんか前にも聞いたような」

穂乃果「とりあえず、午後からことりちゃんと海未ちゃんが来るから」

真姫「あー」

穂乃果「……じゃそれまでだらけてよ」ゴロッ

真姫「休み明けのダンスで息切れしないように」

穂乃果「大丈夫だよ。絶対私より息切れしそうな子いるもん」

真姫「どこに?」

穂乃果「目の前に」

真姫「…………」

穂乃果「あ、嘘です。ごめんなさい。真姫ちゃんは運動もできる素敵な子です」

真姫「デッショー」

穂乃果「くぅ…」

真姫「……って言っても私は家と穂乃果の家往復してるだけだからあんまり穂乃果と変わらないのは事実ね」

穂乃果「怒られ損?」

真姫「相変わらず穂乃果って面白いわね」

穂乃果「う~ん」

真姫「……」

穂乃果「……どうしたの? 着替えるなら出てくけど?」
327: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 05:16:24.25 ID:GCI+4+vU.net
真姫「そうじゃないわ……その…」

穂乃果「……変な真姫ちゃん」

真姫「あー……うー…」ゴロゴロ

穂乃果「いや? 本当に大丈夫?」

真姫「大丈夫大丈夫」

穂乃果「……んー、お昼食べた?」

真姫「……うーん」

穂乃果「真姫ちゃん?」

真姫「ヴェッ!? な、穂乃果? どうしたの?」

穂乃果「いや、真姫ちゃんに驚いたんだけど……お昼は食べたのかなーって?」

真姫「……まだ」

穂乃果「じゃあ一緒に食べよう!」

真姫「良いわよ」

穂乃果「まあ、家でお雑煮なんですがね」

真姫「良いじゃない」

穂乃果「ちょっと待っててー」

真姫「あ、私も手伝う」

穂乃果「まーま、ここは穂乃果に任せてよ」

真姫「そう。じゃあ番人してるわ」モゾモゾ

穂乃果「すぐ持ってくるからー」

真姫「……」モゾモゾ

真姫「……うー」ゴロゴロ


穂乃果「……こちらになります」

真姫「……今度何か穂乃果の家にお返ししないと」

穂乃果「いやー良いよ。むしろお饅頭買ってってよ」

真姫「じゃあ、今日帰るなら買っていくわ」

穂乃果「帰るなら?」

真姫「暇でしょ?」

穂乃果「ま、まあね」

真姫「ならいいじゃない」
328: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 05:32:11.30 ID:GCI+4+vU.net
穂乃果「真姫ちゃんのお家は大丈夫なの?」

真姫「大丈夫。むしろ穂乃果のお母さんって素敵ね」

穂乃果「え?」

真姫「2日連続お泊りもOK出してくれたし」モグモグ

穂乃果「えー」モグ

真姫「代わりに穂乃果の勉強見るよう頼まれたけど」パクリノビー

穂乃果「うう…思えば今日海未ちゃんとことりちゃんが来るとエリートに囲まれるんだった」

真姫「そもそもあれくらいちゃんと……ごめん。穂乃果にちゃんとは無理な話だった」パクパク

穂乃果「それは酷いよ!!!」

真姫「じゃあ問題です」

穂乃果「こ、こいよ!」

真姫「……」

穂乃果「……」ゴクリ

真姫「『This is pen.』今の文の間違いを指摘せよ」

穂乃果「え? これはペンです……おかしいところは……な…」

真姫「……」ヴェェェ

穂乃果「あ、あります」

真姫「どこ?」

穂乃果「……あ、そうだ! 『a』がないんだ!」

真姫「どこに?」

穂乃果「じすいずあぺんでぺんのまえ!」

真姫「ふぅ。正解よ」モグモグ

穂乃果「危なかった」モグモグ

真姫「今のが中学一年生レベル?」

穂乃果「え?」

真姫「えじゃなくて」

穂乃果「……」

真姫「……」パクパク

穂乃果「……ちょっと頑張ろっかなエヘヘ」

真姫「はぁ…」
329: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 05:48:33.47 ID:GCI+4+vU.net
穂乃果「ま、まあ最悪私はここ継ぐから平気だよ!」

真姫「あーでも穂乃果にお饅頭作れそうに感じない」

穂乃果「流石にそこまでバカにしないでよ。真姫ちゃんよりは料理出来る自信あるし」

真姫「ふ~ん」

穂乃果「まあ海未ちゃんとかも上手いよね」

真姫「……あ、あのさ穂乃果」

穂乃果「どうしたの? 改まって」

真姫「穂乃果って……好きな人とかいるの?」

穂乃果「好きな人? 海未ちゃん!」

真姫「」ガーン

穂乃果「ことりちゃんに真姫ちゃんににこちゃんに絵里ちゃん花陽ちゃん、凛ちゃん、希ちゃん」

穂乃果「みーんな大好きだよ!」

真姫「ハッ」

穂乃果「それがどうかしたの?」

真姫「特にだと?」ズイ

穂乃果「特に? えと……その真姫ちゃんかなえへへ//」

真姫「……」シャッ

穂乃果「でもそれがどうかしたの?」

真姫「あ、あのさ穂乃果…昨日事故とは言え……私が愛してるって言ったじゃない//」

穂乃果「……あーあったねそんなこと」

真姫「忘れてた?」

穂乃果「オネショッキングばれたのが結構……うう…」

真姫「あー」

穂乃果「お願いだからそればらさないでね」グスン

真姫「言わないと思う…………タブン」

穂乃果「最後がちょっと……」

真姫「と、とにかく! 昨日私が愛してるーって言ったじゃない//」

穂乃果「うん」

真姫「その……嬉しかったかしら? えと…真姫ちゃんの告白は//」

穂乃果「もちろんだよ!」
331: 良ければ選んでください(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 06:13:54.66 ID:GCI+4+vU.net
真姫「じゃあ……その責任…取りなさい//」ビシッ

穂乃果「へ?」

真姫「わた、私と恋人同士になってもらうんだから//」カミノケクルクル

穂乃果「……んー」

真姫「……うぅ」

穂乃果「いいよー」

真姫「ヴェ嘘!?」

穂乃果「いやだってた、確かに色々酷かったけどその…嬉しかったし//」

真姫「穂乃果//」ダキッ

穂乃果「わわっいきなりは反則だよ」

真姫「好きよ穂乃果…愛してる」ちゅっ

穂乃果「穂乃果も真姫ちゃんの事大好きだよっ」

~穂乃果のことりちゃんが来るまでの話終わり~

ことり「……甘い」

海未「空間が甘くなってきましたね」

真姫「……」モゾモゾ

穂乃果「えへへ~でね、真姫ちゃんと15分くらい抱き合ってたんだけど」

海未「だ、抱き合ってたなんて破廉恥な!!」

穂乃果「まあまあ。海未ちゃんもそのうちわかるよ」

ことり「それでそれで」

穂乃果「ことりちゃんからメール来て我に返った真姫ちゃんがこたつに潜ってことりちゃん来たらさっきみたいに元に戻ったんだ」

海未「ということは、数時間前まで愛の巣…と言うことでしょうか?」

穂乃果「いや、そこまでは……」

ことり「じゃあことりも巣に入れて欲しいちゅん」

真姫「ダメ」

真姫「……」モゾモゾ

ことり「あはは。こりゃ真姫ちゃんには勝てないね」

穂乃果「まあ、こんな感じで穂乃果の話す時間は終わりでいいよね」

ことり「じゃあ最後は真姫ちゃん。凄いらしいけどお願いね」

真姫「そうね。えっと……今日の夢は…」
332: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 06:15:08.77 ID:GCI+4+vU.net
昨日の続きにするか新しいのにするか良ければ選んでください
↓1
333: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 06:19:52.23 ID:g6EnQ6YU.net
続き
335: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 06:37:47.24 ID:GCI+4+vU.net
真姫「……まあ、続きなんだけど」

ことり「どんな話なの?」

真姫「元ストーリーは某泣きゲーC」

海未「???」

穂乃果「今日で語ることできそう?」

真姫「……EDまでならいけると思うけど」

穂乃果「へぇ~じゃあ期待しちゃうかも」

ことり「どこまで夢みたいの?」

真姫「大体3月辺り、生徒会の引継ぎ辺りまで……これからは4月からの話ね」

海未「全然わかりません」

真姫「まあ、そうね。じゃあ……軽くおさらいしましょうか」

穂乃果「その間にお菓子とお茶持ってくるね」

真姫「お願い。えっと……じゃあ…」

5分後

穂乃果「お待たせー」

海未「穂乃果!」

穂乃果「え? どうしたの?」

ことり「改変なんてなかなかできることじゃないよ」

穂乃果「?」

真姫「あー死にたい」モゾモゾ

海未「これはハンカチが必要と判断しました」

ことり「なんか悪役になっちゃいそうだけど」

真姫「……じゃあ話すわよ。穂乃果視点で」

穂乃果「なんで私視点なの?」

真姫「良いの! 穂乃果は私のものだもん!」

~真姫の初夢の話・続き~

4月。私は3年生になり、高校生活もあと1年となった
絵里ちゃん、希ちゃん、にこちゃんとは離れたくなかった
けれど学年と言う大きな壁はそんなことも関係なしに引き離す
μ'sは3月に解散してしまったけど新生チームで活動することになった

「穂乃果がリーダー?」

「ええ。3年の暇人は穂乃果だけだし」
336: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/11(日) 07:29:26.27 ID:GCI+4+vU.net
「暇人は酷いよ」

「じゃあ凛と花陽のどっちかに任せられる?」

「うむむ」

「そういうこと。去年だって実質穂乃果がリーダーみたいなものだったし」

そう言われても実感がわかない
寧ろ大事な時に足引っ張って申し訳ない方が大きい
でも現在μ'sは6人で3人生徒会で引き抜かれると
花陽ちゃんと凛ちゃんと私だけになる
どうあがいても私のリーダーは学年的にも信頼度的にもなる運命だと真姫ちゃんは言った

「凛や花陽も穂乃果がリーダーだって言ってるわよ」

「ヴェェェゲホッゲホ…難しいね」

「真似しなくていいから」

「でもさぁ…ダンスとかどうするの? 絵里ちゃん卒業しちゃったし」

「そこは追々考えていきましょう。今は……踊れるのだけ練習して」

「まあそうだけど」

「丁度トップ副が作詞作曲だし……それが出来ればダンスをみんなで考えて」

そう言えば彼女と海未ちゃんが曲を作っていたと改めて思い知る
全然考えたことなかったけど結構すごいことなんじゃないかなと
ふと、ここで聞いてみることにする

「あのさ」

「何かしら?」

「真姫ちゃんって生徒会長として何を成し遂げてみたいの?」

「ヴェェェ!? もしかしてアンタ寝てたりしてたの?」

「え?」

「演説は結構したつもりだったのに…」

「ああ、ごめん。でも、絵里ちゃん推薦決まってるから重要に思えなかったんだよね」

はぁと溜息をつく彼女。申し訳なさそうにオロオロする私
ただ、拗ねて先に歩き出さないあたり、彼女は優しい
そして、何も知らない私に説明してくれる
彼女の目標? スローガン? はとってもシンプルで難しい問題だった

「私の目標は生徒数を増やすことよ」

「え? でも廃校は免れたじゃん」

「それはμ'sのおかげが大きいと思うわ。私は音ノ木坂学院の魅力で増やしたいの」

「なにかあるの?」

だからこそ探して今の1年生の2クラス多くしたい。そう彼女は語った
356: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/19(月) 07:12:36.11 ID:hxiTnTnj.net
と言ってもこの学校の魅力はμ'sを除くと何があるのだろうか
学費が安い高校で、生徒数の割に校舎が広い
それくらいしか浮かばない次点で
私にはこの彼女の目標が不可能に感じた
いや、だって可能性を感じたんだ的に
限りなく不可能に近い可能性かな

「そんなこと言わないの」

「ごめん」

「それくらいしないと貴女が卒業した直後にまた廃校騒動が起こるわよ」

「それは……」

「デッショー」

「ま、頑張ってね」

関係ないや的に返事すると少しむすっとしたらしく
肘でどつかれてしまった
流石です…結構来ました

「ご、ごめんなさい」

「謝らなくていいけど、少しは感心して欲しい」

「で、でも考えたけど私の頭じゃ学費やすいくらいしか……」

「じゃあ宿題ね。勉強してきなさい」

「う…」
357: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/19(月) 07:13:13.28 ID:hxiTnTnj.net
毎日彼女の口から勉強という言葉を聞く気がする
真姫ちゃんは私のお母さんか! と、突っ込みたくなる
ただ、それだけ私のことを心配してくれると思うとちょっと嬉しい

「あ、そうそう。明日のお昼生徒会の仕事あるから」

「え? もうあるの?」

「当たり前。明日はは新入生の歓迎会の打ち合わせだからすぐ終わるだろうけど」

と言うことは久々に海未ちゃんとことりちゃんと一緒に食べることになるか
と、思ったけどよく考えたら2人とも役員だったわけで
1人寂しく部室でパンを頬張る未来が視える
そんな考えが顔に現れたのか

「終わったらすぐ行くから部室で待ってなさい」

「さすが真姫ちゃん!」


次の日の授業中
ふと窓から外を眺めた。窓際ではないが空の景色は見える
転校以外はほとんどいつもと変わらない景色。でもそれももう一年もない
授業は前よりは理解できる感じになってきた
これも全部彼女のおかげだと思う
ただ、海未ちゃんことりちゃんクラスみんなよりも劣っているので
やっぱり焦らないといけない

「高坂さんこれ解いて」

問4
めざめるパワー氷の理想個体値をどれか一つ言いなさい

「……えっと」

「31-30-30-31-31-31だよ」

「えっと313030313131です」

「はい」

「ありがとう」

「いいよ」

やっぱり進学は難しいのかな
基礎は彼女のおかげで理解出来た。ただ、基本、応用、発展へとレベルが上がるとわからない
あれ? そもそも基礎と基本ってどっちが簡単なんだっけ?
このレベルじゃ彼女に申し訳ないや
最近授業中寝なくなった代わりに再び窓の外の景色を眺めること作業に戻った
358: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/19(月) 07:13:42.80 ID:hxiTnTnj.net
お昼
独り寂しくパンを頬張っているとあわただしくドアが開いて彼女が来た
そんなに慌てなくても私は待ってるからと言ったら
彼女は私といる時間が惜しいと言ってくれた
嬉しい

「どんなこと話してたの?」

「う~んまあ歓迎会だから進行スケジュールとか」

「穂乃果も出ないとダメなの?」

「その間何してるのよ?」

「……べ、勉強」

「本当は?」

「すみません。出ます」

こんなたわいもないおしゃべりであっという間に時間が経ってしまった
普段なら互いに授業に行く。彼女は片付けをしている
しかし、何故だか今日の私は億劫である
理由はわからないけどさっき窓の外の景色を眺めて黄昏てたのが若干引っ張っているのかもしれない
周りに流されていないけど周りが先に進んでいる
実際に成績でも内申点でも海未ちゃんやことりちゃんには敵わないし
アイドル活動の記録も推薦だと成績的に出せないんじゃないかな

「穂乃果?」

「あ、ああ…ごめん」

「どうかしたの? さっきからボーっとしてて」

真姫ちゃんは結構鋭い
と思ったけど私の周りの人はみんな鋭い
だからいっそ開き直った方が早い

「ああ、ちょっと考え事をね」
359: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/19(月) 07:14:34.61 ID:hxiTnTnj.net
「また考え事? 穂乃果に考え事は似合わないわよ」

「あはは。私も考えることくらいあるから」

「どうせ進路でしょ?」

「なんでわかったの!?」

「ふふんっ。真姫ちゃんにわからない物なんてほとんどないわ」

「うー…悔しい」

「進路はまた考えるとして今は授業に行きましょう」

「うん」


言葉は肯定したけど内面では億劫で仕方がなくて
結局別れたあと部室に戻ってきてしまった
海未ちゃんとことりちゃんに後で何か言われるけど
トイレに籠って保健室行っていたというコンボで乗り切ろう
サボりと言うのは過去にしたことある気がするけど授業中寝てるくらいならいない方が良いんじゃないかな
そんなわけで狭い空間でも開放的な気分になれるのは嬉しい

「何しよっかな? よし! 寝るぞ!!」

「……ま、こんなことよね」

「えっ? ま、真姫ちゃん!?」

開放的な気分終了のお知らせ
彼女にばれてしまったわけです。絶対に授業に出たと思って安眠できると思ったのに
生徒会長がいきなり堂々とサボるのは良くないと思います

「こうした不良生徒の矯正のためだから良いの」

彼女が私の背にもたれるように座る

「それで、考え事って誰かに話せば気が楽になるわよ」

「……」

「進路?」

「……うん」
360: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/19(月) 07:15:03.39 ID:hxiTnTnj.net
現状
無事3年生になれたが、この後の事はまだ見えない
今はまだ勉強はする気になれない
寧ろ今のままずっと過ごしたい
頭に浮かぶことをパッと言葉に変換して愚痴る
彼女はただ黙って天井を眺めていた

「…………今のところまあこんなところかな」

「ふぅん。穂乃果も悩み事ってあるのね」

「え? それだけ?」

あっけない感想に思わず彼女の方を向く
彼女は片足を抱えて天井を眺めていた

「そんなこと気にしたらこの後もまた躓くわよ」

「でも今から躓きたくないよぉ」

「そうね。じゃあ30秒で穂乃果は何になりたいの?」

「ニート!」

「……」

「嘘です。でもこれと言って浮かばないんだよ」

真剣に考えているが浮かばない
跡継ぎは考えていない。しかし、その安心感があるとどうしても何をすればいいのか
ひょっとしたら授業中ボーっと外を眺めてしまった原因もこれなのかもしれない
彼女とだって……高校生で終わりかも…そう考えると死の宣告が日に日に迫っている
今を全力でも今が過ぎるとどうなるか。時の人とかそういうものなんじゃないか
361: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/19(月) 07:16:05.44 ID:hxiTnTnj.net
「そうね。じゃあ簡単なテスト」

「テスト?」

「勉強好き?」

「嫌い」

「好きな事の勉強でも?」

「うーん…楽しみたいかな」

「穂乃果の高校卒業後の進路が決まったわ」

「え? ホントに?」

「就職」

「え」

「良いじゃない。公務員とかなれれば勝ち組よ。少し勉強する必要あるけど」

「うへぇ」

「何よ? そのこんなのおかしいと言いたげな顔は?」

色々文句を言いたい。でも私の事を考えてくれた答えであるかもしれない
現に勉強嫌いなら就職しか選択肢はないし
下手に大学行っても勉強付いていけるかわからないし卒論とか書けるかわからない
学部とか学科によっては海未ちゃんやことりちゃんに彼女に泣きつけれない
そう考えると大人しく就職した方が自分のためなんじゃないか
にこちゃんみたいにアイドルもありかも知れないけど
売れないアイドルで危ない道に走るなら
しがないリーマンや家を継いだ方が良いのかも

「まあ、遅くても7月までね。大学行きたいなら」

「時間ないじゃん」

「穂乃果が海未やことり以上に勉強でいるならもっと時期は遅くてもなんとかなるわ」

「っても名門大学は無理だけど」
362: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/19(月) 07:16:57.61 ID:hxiTnTnj.net
「穂乃果はどすればいいんだ」

「勉強だったら今から始めることね。でも今の感じからして穂乃果には結構厳しいわね」

「うぅ…」

「でも今は穂乃果のようなバカでも入れる大学はたくさんあるわ」

「バカだなんてひどいよ…いつもぉ」

「だったらサボらない」

「はい」

話を戻して要は入れる大学はたくさんあるが
入った後で就職活動でまた苦労する
このご時世だと有名大学でも苦戦はするけど、との補足をしてくれた
結局、私がやりたいこと次第で変わるってことを教えてくれた

「どう? 少しは気が晴れたかしら?」

「う~ん」

相談というより愚痴は晴れたのだが、何か足りない
乗る気がしない。勢いがないと言うのか
なんかすっきりしないのである

「穂乃果」

「どうしたの?」

「海未に先生は私が丸め込むからこれから遊びに行くわよ」

「え?」

「どーせ天気がどんよりしているから気分もどんよりしているんでしょ?」

「だったらパーッとする! ほら、さっさと行くわよ」

引きずられて私と彼女は互いの教室を回って学校を跡にした
部室でだらだら喋っていたから幸い休み時間だったのが救いで
海未ちゃんに問い詰められる程度で済んだ
もちろん、真姫ちゃんは上手く海未ちゃんを丸め込む
私もあれくらい口が回るようになりたいと思いながらバッグに教科書とか詰め込んでいた
373: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/24(土) 01:20:22.81 ID:Igvk5AUq.net
「お母さんにばれたらどうしよう」

「私が上手く丸め込むから穂乃果はなんにも心配しなくていいわ」

校門を出て、浮かんだ心配事を言うと真姫ちゃんは即答した
まだ14時で風邪気味でもない元気な2人が下校することに若干注目されたんじゃないか
特に校舎を出るまで。そして校門を抜けるまで
1人はμ'sメンバーでもう一人は生徒会長
堂々としてればいいと言う彼女はたくましい

「真姫ちゃんが大きく見える」

「生徒会長だからね。それより、どこ行く?」

「うーん……でも穂乃果余りお金が…」

お金はあるのだが、月初めからパーって使うと下旬には悲惨になる
経験したからわかるのだが、彼女は気にせず出してくれる
ただ、それは私には申し訳なさいっぱいである
だってそれは彼女の稼いだお金ではなくて、彼女のお父さんお母さんが稼いだお金だから
けれど、ひょっとしたら彼女が何かしらで手に入れたお金であるとも言い切れない。例えば宝くじ
374: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/24(土) 01:20:56.90 ID:Igvk5AUq.net
「穂乃果は気にしなくていいから。それに高級品買う訳じゃないんだし」

「そ、そりゃあ真姫ちゃんはお金あるからね」

「別にお金があるからって高級品なんて買わないでしょ」

「あー」

「で、どこに行きたい?」

普段よりも早い放課後のデート
もちろん唐突なのでどこ行こうか全く考えていなかった
彼女は私の行くところならどこでもいいと言うわけで
ぶらぶら歩きながら考えないといけない
と言っても学校から結構歩いてしまった

「じゃあ、ウィンドウショッピングで」

「あー決まらなかったのね」

「うぐ…じゃあ真姫ちゃんならどこ行きたいのさ?」

逆に聞いてみる。まあどうせ穂乃果の行きたいところとか言うと思うんだけど

「今日はカラオケ。それかゲームセンターでパーッと溶かしましょ!」

「溶かすって言い方は…」

「良いのよ。どうせ穂乃果もそんなどんよりしてるけど入るとパーって溶かすでしょ」

「はい」

「じゃあ決まりね。あ、今日は穂乃果の家でお泊りしてもいいかしら?」

「家? 良いけど」
375: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/24(土) 01:21:28.30 ID:Igvk5AUq.net
サボりデートツアープラン
ゲームセンターで下校時刻辺りまで遊ぶ
その後カラオケで歌い尽くす
私の家でお泊り

そういうことで行きつけのゲームセンターにやって来た
流石に昼時でみんな授業を受けているからガランとはしていないがすぐにプレイは出来る
普段は最初にダンスゲームをやりに行くのだが、今日は真姫ちゃんの好みに合わせよう

「……で、何がやりたい?」

「えー。また私に振るの?」

「私も穂乃果と同じようにダンスゲームとは違った音楽ゲームはするけど」

「音楽ゲームは今は……ちょっとね」

彼女の遊ぶ音楽ゲームは興味はあるけど今は音楽から離れた……そうUFOキャッチャーがいい
考えるふりしてUFOキャッチャーの景品をチラチラ見る
彼女の顔を伺えば適当に眺めているようで目線があるゲームに惹かれている
何かと思って彼女の目線を追ってみると……
確かフミコちゃんが言っていたな……通称洗濯機っていう音楽ゲーム

「真姫ちゃんあれやりたいの?」

「ヴェッ!? べ、別にまだいいわ。そう言う穂乃果は何がしたいの?」

「えっと……あれかな」

決まってなかったので適当に指を指す

「……え?」

「あ……」

2人して固まったのはひょっとしたら初めてかもしれない
376: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/24(土) 01:23:00.05 ID:Igvk5AUq.net
「ふふっ…可愛いわよ穂乃果…ふふふ」

「……もう勘弁してしてぇ」

スマートフォンでクスクス笑う彼女に撮られる顔が真っ赤であろう私
それもそのはず、適当に指したのがまさか対象年齢が3歳くらいのパトカーの乗り物だったからで
当然彼女は乗らないで、指さした私だけが乗ることに
ガチャガチャ動いて内心は楽しめたのは秘密だけど
それ以上に羞恥心で一杯であった
動きが止まると逃げるように降りた

「……あら? もういいの穂乃果ちゃん♪」

「もう勘弁してよお……」

「良いじゃない。こういうのは楽しんだもの勝ちだし」

「お願いだから絶対に周りに流さないでよね」

「流すときは穂乃果が言うこと聞かないときね」

脅迫はズルいと思う。とは言え、こんな写真を海未ちゃんやことりちゃんに見られると
学校は1週間休んでもおかしくない
377: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/24(土) 01:23:40.33 ID:Igvk5AUq.net
パーッとするはず逆にどんよりになってしまった私は現在進行形で気分がパーッとなっている彼女のプレイを眺める
洗濯機をプレイする彼女の動きがなんというか可笑しい
ダンスの軽やかさはない。腕の動きが可笑しい
真姫ちゃん可愛いかきくけこのする動きではない。いや、して欲しくない

FULL
COMBO

「ふぅ…これがねー中々上手く行かないのよ。紫はやっぱりごちゃごちゃしててややこしいわね」

「フルコンボじゃん」

「フルコンボだからってスコアが良いわけじゃないのよ。ほら見て」

「へぇ~」

と言ってスコアを指さす
99.54%は高いのか低いのかと言われると高い。それを残念がっているとは
またダンスゲームと違った難しさがあるんじゃないかと思う

「穂乃果も一緒にやらない? レベル合わせるわよ」

「いや、穂乃果はダンスゲームでいいや」

「そう言わずに……はい軍手」

「いや私は……」

結局、2クレジット分付き合わされたけど楽しめたのでたまにやろうかなって思った初プレイの洗濯機
378: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/24(土) 01:24:04.26 ID:Igvk5AUq.net
「今日はこんなものね」

「いや、ダンスゲームやろうよ」

「良いわよ。ただ、学校の下校時刻そろそろだから1クレ分ね」

「えープリクラも取ろうよー」

「はいはい。じゃあ時間内から早く行きましょう」

ゲームセンターを出る
今回わかったのは彼女と音楽ゲームで対決するのは辞めよう
勝てる気がしない
プリクラ撮る気も失せてしまったのでこの鬱憤はカラオケで発散しよう

「さて、さっきの汚名返上と行くよー!」

「急に元気になったわね」

「当たり前だよ! パトカー乗ったり音楽ゲームでぼろぼろだったり散々だよ」

「まあ、元気になったからよしね」
379: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/24(土) 01:24:26.95 ID:Igvk5AUq.net
楽しい時間は何故あっという間に過ぎのだろう
答えとしては集中して時間が過ぎるのが早くなるってことなんじゃないかな
カラオケで燃え尽きた私と彼女は現在私の家で寛いでいる
当初は彼女が何度も家に来ることで雪穂ちゃんが一番驚いてたけど
察しが良いのか今ではたまに彼女に勉強を習いに来る

「穂乃果、それ取って」

「ほいほい」

寝転びながら漫画を読む彼女は可愛い
しかし、構って欲しい私が居るので後ろから抱き着いてみる

「まーきちゃん!」

「何よ? 今いいところ」

「構ってにゃんにゃん♪」

「今忙しいからダメー」

「えー漫画なんていつでも読めるじゃん」

「逆に穂乃果の家でしか読めないから私にとっては大事でもあるの」

「ぶー。良いもん!」

集中力の違いか判らないけど、色々試しても漫画には勝てなかった
仕方がないので私はベッドに潜りこんで寝ることにした
何があっても起きない。気付いたら私の意識は遠のいていたようである


翌朝
昨日、パーッとしたのか今日は疲れが取れいないが気分は良い
だから学校も億劫ではない。隣に彼女はまだ寝てる
さて、今週はさぼったり授業中寝ないで頑張ってみよう
私はまだ寝ている彼女に私だけ知る秘密のキスをしてベッドからそっと抜け出した
390: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/26(月) 17:26:00.42 ID:PmdlBQzi.net
みなさんありがとうございます
現状のまま変わらないと思いますけど少しでも改善目指してがんばります


6月は梅雨と言うことで雨が多い
そのため、私の中の天気がよく曇ることが多くなる
まあ気分が滅入ってしまっても真姫ちゃんが癒してくれるからいいんだけど
その日は雨が降っていて、私はいつも通りに彼女と登校して
一旦別れて海未ちゃんとことりちゃんと移動教室のために廊下を歩いていた

「そう言えば雨の日って廊下が湿ってる時あるよね」

「滑って大変なことになるよね」

「なんで?」

「なんでって言われても」

「それは穂乃果が勉強して解明してください」

「海未ちゃんとわからないの?」

「穂乃果に説明するのが難しいだけです」

お昼
この頃、独りでの昼食も慣れてきてしまった
彼女は生徒会室から中々出られずそっちで食べながら会長としての職務を遂行している
海未ちゃんはもちろんのことことりちゃんまで一緒で
時々ヒデコちゃん達と食べるとき以外は独りで食べるようになってしまったのである
と言っても一週間中1日で、3~4日が彼女と残りが独りかヒデコちゃん達
こんな感じなので寂しくはあんまりない
391: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/26(月) 17:26:42.21 ID:PmdlBQzi.net
「雨……止まないなあ」

別に理由はないけど時間もあることだし屋上に行ってみることにした
雨だから誰もいないし、いても別に気にすることはない

「…………雨音ってなんか良いな」

ザーっていう音は雑音と言えば雑音だけど
時々好きになれるときがある。例えば今とか
傘はないから屋上の入り口から動くことは出来ないけど
ちょっとだけなら濡れてもいいかなって
そんな気がして少しだけフェンスに向かって歩いてみる

「うわっ雨強い!」

想像以上に強かったので撤退。
ほんの少しなのに結構濡れてしまった
濡れることは嫌いじゃないけどこの後授業あるし
そう考えると屋上に来たのは失敗したのかもしれない

「あーあ。まあ、時間も潰せたしいいかな」

「……あ、移動教室だった!」
392: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/26(月) 17:27:07.01 ID:PmdlBQzi.net
時間に焦っていたわけではない
歩いてでもギリギリ間に合う時間だった
でも私はその時、焦っていたのかもしれない
焦っていたからこそ私は……

「うわっ」















滑って階段を落ちちゃったんだよね
393: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/26(月) 17:27:31.66 ID:PmdlBQzi.net
音なんてよく覚えてないけど、気が付いたら保健室で寝ていた
保健室の理由は見覚えある天井に……太もも辺りを枕にして眠る真姫ちゃん
起こすのもあれかなと思ったけどちょっと髪を撫でたい

「いっ!」

「ん…穂乃…果?」

「あ、ごめんね。起こしちゃった?」

「私の事は良いから左手は動かさないで」

「へ? なんで?」

動かすと激痛が走るわけではないが、特定の動かし方で痛みが走る
なんとか掛布団から左手を出すと白い布。つまり包帯でぐるぐる巻かれていた
この時点で嫌な予感はする。でも、そうではないだろうと逃避する
私は言葉が出ずに口を少し開けていると

「……その、結構大きい音で何かと思ったら貴女が倒れていたの」

「真姫ちゃんが見つけてくれたの?」

「いえ、見つけたのは違うの。ごめんなさい。一刻も駆け寄れなくて……」

「ううん。それでも今授業中でしょ。傍にいてくれてありがとう」
396: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/26(月) 17:32:31.65 ID:PmdlBQzi.net
>>393>>394の間に入れ忘れた


当然よ。そう言って少し照れた彼女は顔を逸らした
しかし、この手はどうすればいいの

「……今から病院は行ける?」

「行けるよ」

「独りで?」

「穂乃果をそこまでバカにしないでほしいなぁ」

「歩けなかったり……」

「危なくなったら真姫ちゃんに迎えに来てもらうよ」

「その様子じゃ心配なさそうね。じゃあここの病院と、受付でこの紙を見せて」

すっと渡される紙。何かと思ってよくわからない
394: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/26(月) 17:29:31.53 ID:PmdlBQzi.net
半分は地図だからわかるけど、もう半分はよくわからない
とにかく彼女の事だから言われることは信じよう

「それじゃあ、私は授業出るけど、穂乃果は絶対早退ね」

「わかってるよ」

「それと……」

不意に抱きしめられた。真姫ちゃんってやっぱり暖かいし柔らかい

「……穂乃果が無事で良かった」

「心配かけてごめん」

「全くよ。でも手だけで済んだと良かった」

「他は大丈夫かな?」

抱擁が解かれる。でも彼女は右手を握って私に驚愕な事実を伝えた

「一応、寝ている間に穂乃果の服脱がして隅々までチェックしたけど、外傷は左手だけだったから」

「大丈夫だと思うけど……」

「ナニソレイミワカンナイ」
395: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/26(月) 17:30:01.08 ID:PmdlBQzi.net
その後、彼女と保健室を退室して彼女は自分のクラスに授業を受けに
私は彼女から渡された紙を頼りに学校を跡にした
地図は彼女が書いた感じで手書き。そして、シンプルすぎて若干迷ったけど
なんとか着いた時には見覚えのある病院

「西木野総合病院って真姫ちゃんの……」

とりあえず、中に入り受付へ進む
しかし、病院の受付は内科や外科等科によって受付が違うので
どこに行けば良いのかわからない
とりあえず、ここだと思うところの受付に行く

「あの……すみません」

「ご予約はされてますか?」

「これを……」

「……少々お待ちください」

「はい」

「……高坂穂乃果さんですよね?」

「はい、そうです」

「こちらにどうぞ」
397: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/26(月) 17:33:56.53 ID:PmdlBQzi.net
>>395の続き

医者の娘の力って強い。予約も必要とか知らずに来て紙を出しただけで案内された
ただ、場所が違ったのか少し院内を歩いたんだけど
どうぞ~って緩い聞いたことある声がして
診察室に入る。そこには彼女のお母さんが待っていた

「話は真姫から聞いているわ。特別よ」

ふふふと笑う顔は彼女の自然な笑顔と同じに見えた。さすが親子


「……骨折ね」

「えっ」

ストレートに言われて思わず愕然した
骨折なんて、スクールアイドルのリーダーには致命傷なんじゃないか
練習もできないし、体育ですらまともに出来ない
気分が重くなる。でも私の目で見ても相当酷いのが良くわかる腫れ
打撲で済んだらと思ったけど、甘くなかった

「しばらくはダメね。残念だけど激しい動きは控えてね」

「そんなぁ……」

「そう落ち込まないで。日常生活は支障は来たす程じゃないけど……」



病院から出てもまだ雨が降っている。代金は彼女の『友達』ということで無料で済んだ
『友達』と言う言葉がとても引っかかる。でも、現実的には当たり前なのかもしれない
今日は雨だし左手の骨折に彼女のお母さんの『友達』発言
まったく、今日はなんて厄日だ。そう思いながら傘を差す
でも私は彼女は恥ずかしがり屋なのでひょっとしたらまだ恋人と言うことを話していないのかもしれない
そう信じて、私は巻いてもらった包帯をさすりながら家までの道のりをゆっくり歩き出した
405: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:22:06.52 ID:4BSvnAmP.net
「そう」

「しばらくダメだってさ……」

「しばらくは休むよ」

「練習できなくても見に来れば?」

「一緒に踊りたくなっちゃうからやめておくよ」

「わかったわ」

翌日のお昼
真姫ちゃんに出れないことを言うと納得してくれた
もちろん、朝に海未ちゃんやことりちゃんに詰め寄られた
ということで、放課後がぽっかりと空いてしまったけれど

みんなが練習する中、独りどこかお出掛けするのも申し訳ない
だから、大人しく家に帰る。家に帰っても簡単な手伝いしかしていない
それが2ヶ月も続く当たりに色々思うことが出来始めた

まず、私はまだ幽霊部員でいていいのだろうか
ステップや歌唱力アップの練習は出来る
でもあんまり動き回って思わず左手を……
その懸念があるために練習から逃げている
406: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:22:48.90 ID:4BSvnAmP.net
いつからか私は弱くなっていた
彼女は治す方が先と無理に来なくても良いと言う
けれど、彼女だけが私を甘くしている
海未ちゃん、ことりちゃんは見に来るだけでも良いからと復帰を訴える
凛ちゃんや花陽ちゃんはリーダーの座を奪うぞと冗談だけど脅す

私は今から参加しても動きに付いていけるか
偶々練習風景を見た時、凛ちゃんに花陽ちゃん
生徒会で忙しいのに作曲の彼女に作詞の海未ちゃん、衣装のことりちゃん
その3人ですら動きが軽やかだった
比べて私は未だに歩いて帰路に着いている

「穂乃果、少しよろしいですか?」

「海未ちゃん? どうかしたの?」

「大したことではありませんけど、そろそろ見学くらいはどうですか?」

「あーえっと……」

「その……真姫も喜ぶと思います」

「ご、ごめん。そのまだ大事にしてたいから」

「そうですか」

「ごめん」

「いえ、無理に連れて来ても凛たちは喜びますけど真姫は喜びませんから」

ごめん。海未ちゃん……
407: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:23:53.63 ID:4BSvnAmP.net
最近、生徒会が文化祭で忙しい。そのためかお昼を独りで食べるのが増えた
それは別に構わないけど彼女が疲れているのが心配である

「ねぇ……無理に一緒に食べなくてもいいよ。顔色悪いし」

「何言ってるのよ。ただでさえ、サボり魔に降格した穂乃果と会う時間なんてこうした時しかないじゃない」

「サボり魔って……酷いよ」

「だってもう3ヶ月よ。いや、まあ部活動的には正しいんだろうけど」

「でも生徒会が忙しいんじゃ……」

「だからこうして内緒で部室に来てるじゃない」

「内緒って……今忙しいのだから海未の目を盗んでなんとか逃げ込んできたの。もちろん穂乃果も一緒に」

「真姫」

「ゲェバレた」

「仕事です」

「はぁ……はいはい、行きますよ。穂乃果またね」

「穂乃果も……」

「な、なにかな?」

「……いえ…あまり真姫に負担を掛けさせないであげてくださいね」

海未ちゃんも以前よりも冷たくなった気がする
これも私が練習に出ないからだよね
自ら居場所を無くしている自分に腹が立つ
それでも傍にいてくれる彼女が私にとって唯一の味方なんじゃないか

文化祭が近づくにつれて忙しくなる彼女、μ's
一度、勇気を出して練習に行ったことがあった
けれど、歓迎はしてくれたものの私が出るにはふさわしくなかった
レベルが違いすぎる。誰から見てもわかってた。唯一彼女だけがフォローしてくれた
けれど、それが返って私の心を抉る
新曲は知っていたけど5人ので振付みたいで
『真』μ'sは6人ではなく5人と言うことを表していたかのよう
408: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:24:53.91 ID:4BSvnAmP.net
行ったことでわかった

私にとって大切なμ'sですら居場所をなくしてしまったこと

思い込みなんだろうけど、何もできない私が居てもしょうがない

そんな私を守ってくれる彼女

ごめんなさいって謝りたい


文化祭の近くなった日に……ことりちゃんからメールが届いた
内容は練習中に彼女が倒れた

お見舞いに行こうか悩んだけど絶対にみんないる
だから行かないんじゃなくて行けなかった
メールを返して私は寝た


「……ごめんね。お見舞い行けなくて」

「大したことじゃないから平気よ。それに本当は行きづらかったんでしょ?」

「……うん」

「良いわ。でも、穂乃果にとって最後の文化祭なのに……一緒に踊れなかったのはちょっと残念だけど」

「ごめん」

「謝らないで……まだ時間もあるから焼きトマトでも食べましょう」
409: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:26:29.21 ID:4BSvnAmP.net
文化祭当日
一応、クラスの出し物の関係で私は来た
そこに彼女が来て休憩を貰って中庭で寛いでいる
驚いたのは集客数。明らかに去年よりも多い
これも彼女が頑張ったから……そして、副会長でもある海未ちゃんも頑張った結果なのかもしれない
2人でトマトを頬張っていると海未ちゃんが彼女を見つけたようにやって来た

「探しましたよ」

「はぁ……何?」

「そろそろ時間ですので来てください」

「まだ穂乃果とトマト食べ終わってないから……終わってからでも間に合うでしょ?」

「そうしてあげたいのですが、間に合わないから呼びに来たのです」

「……しょうがないわね」

「…………」

「穂乃果ごめん。でも時間があれば見に来てちょうだい」

「穂乃果は残念ながらクラスの出し物の受付で丁度見れません。後でDVDでお渡しします」

「あ、うん。ごめんね真姫ちゃん」

「そうなの。残念だけど仕方がないわね」

「ほら、着替える時間がないと真姫だけ制服のままですけど」

「まー私的には生徒会長だから……」

「……」

「はいはい。じゃあまたね穂乃果」

走って校舎に入っていく2人。手元に残る食べかけの焼トマト
1人で残りを食べようとしたとき、彼女の座ってたところに誰かが座る
411: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:27:04.82 ID:4BSvnAmP.net
「ここいいかしら?」

「あ、はい……絵里ちゃん?」

「久しぶりね」

元生徒会長に再会した

「それで、穂乃果は行かなくてもいいの?」

「私は……もうね」

「一応、みんなから骨折したことは聞いたけど、それを盾に休むのは穂乃果らしくないわね」

「あはは……みんなに言われたよ。でも……もう遅いし……」

「そうね。よく真姫がまだ穂乃果と付き合ってること」

「ホントだよね」

言葉から結構棘を感じる。それもそのはず、元μ'sのリーダー的存在が堕ちるところまで堕ちているのだから
早くここから逃げたい。惨めな私をこれ以上見られたくない
でも、絵里ちゃんは付いてくると思う
だから、ここで話は終わらせよう

「……それで、穂乃果は何してるの?」

「穂乃果は受付だよ。クラスの出し物の」

「そうじゃなくて真姫達が練習してる間何してたの?」

「…………」

「……まあ顔が語ってたわ。真姫が甘やかしすぎちゃったかな?」

「真姫ちゃんは悪くないよ」
412: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:27:55.29 ID:4BSvnAmP.net
「そうね。まあ、こんな事なら穂乃果じゃなくて真姫に会長やってもらってよかったわ」

「……」

「実はね。私も本当は会長として生徒数を増やしたかったんだけど出来なかったの」

「……」

「既に廃校が決定していたからロクな予算が降りてこなくて」

「なーんにも出来なかった。でも穂乃果のおかげで廃校は免れたと思っているし」

「実際に7今年は真姫や海未を始めとする生徒会が本当に良く動いているわ」

「穂乃果は真姫のスローガンを覚えている?」

「……新入生を増やす」

「まあそんな感じ……μ'sの力でなく、これは彼女の力と言ってもいいわ」

「少し前まで穂乃果の真姫だったけど今は音ノ木坂学院の顔。みんなの真姫でもいいわね」

「私なんて比にならないほど高い所にいるの」

「……そんな彼女にしがみつく穂乃果はなんなの?」

「…………」

「ごめんなさい。穂乃果の事を悪く言ってるんじゃないの」

「ただ、完璧な真姫の事だから不完全燃焼はしないと思うの」

「それに彼女は医者になるための勉強を怠ってはいけない」

「時間が足りないんじゃないと私は思ってる」

「だからね……穂乃果」

「彼女を高みへ登らせてあげるために……




















真姫と別れなさい」
413: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:28:30.44 ID:4BSvnAmP.net
絵里ちゃんがμ'sを見ると言って先に席を離れた
私は絵里ちゃんに言われ事を脳内でリピートしている
焼トマトは温かくなくなっていた
それでも口にするとおいしかった

「……そんなこと言われなくてもわかってるんだよ」










久しぶりに彼女とお昼を食べ事が出来た
晴れていて風が強かったけど屋上で食べることが出来た
彼女は陽気だった。私は覚悟を決めた

「それで……全く。海未の心配性が良く分かったわよ」

「…………」

「穂乃果聞いてる?」

「……うん」

「また悩み事?」

「別れよっか」

「……は?」
414: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:35:36.36 ID:4BSvnAmP.net
「文化祭の時絵里ちゃんに言われてさ」

「はぁ……気にしすぎよ」

「でもさ、穂乃果もいつまでも真姫ちゃんに頼ってばっかりだし」

「別に私は……」

「それに……真姫ちゃんはここで穂乃果相手に止まってちゃだめだよ」

「そんなの関係ない!」

「じゃあ骨折した時真姫ちゃんのお母さんは友達って言ってたけどどういうこと?」

「それは……その……」

「過去の事引っ張ってごめん。でも、穂乃果は付き合ってる間は楽しかったし」

「違う……私は……」

「……ごめん。でも穂乃果は決めたから……勉強も頑張る」

「…………そう」

「……真姫ちゃん」

「最後に……愛してるって……」

「……愛してた」

「ありがと……1年くらいかしら? 私の支えになってくれてありがとう」

私はそのまま屋上を跡にする
ドアを閉める時、嗚咽がかすかに聞こえたけど
私はそのまま階段を降りた
416: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:36:12.44 ID:4BSvnAmP.net
別れたことは知り合いにはすぐに広まったけど私は気にしなかった
遂に私は一人になった
たまにヒデコちゃん達が遊びに誘ってくれるけど
それは勉強の息抜き
海未ちゃん、ことりちゃんも生徒会の引継ぎなどのことが始まったころから秋頃からピリピリしている
生徒会長は彼女が続けて行うことになった
私は少しだけ1人で勉強をするようになった
わからないことは先生や海未ちゃん、ことりちゃんに聞いて

推薦入試が始まる頃から私は就職活動を始めた
少しでも遠く。1人暮らしをしたい。だから頑張っている
でも、私は欠陥品だから……
書類審査が通らない。筆記試験が通らない
面接で緊張して吐き気がする
本当にスクールアイドルだったのか私自身が疑心暗鬼に陥る
海未ちゃんやことりちゃんに雪穂、必死に見つけてくれた長所が活かせなず短所が輝く

結局、お母さんが諦めて家を継げと言われたので継ぐことにした
丁度センター試験の当日のことだった
私はここから出れなかった。悔しくはないけど
どこで間違ったのか
せめて電車で通ったり1人暮らしはしたかったなぁ

クラスが輝いている卒業式
独りその影を背負っている私
天候は雨でどんよりな私だけどクラス全体は晴れ晴れしい
私も本当はあんな風に晴れた心でいたかった
417: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:36:57.18 ID:4BSvnAmP.net
「穂乃果は帰るのですか?」

「あはは……なんか私だけ……場違いな気がして」

「そんなことないよ……そりゃ穂乃果ちゃんだけ就職なのは……あれだけど」

「ことり!」

「ご、ごめんね」

「あはは……気にしないで」

「過程より結果が全てなんだし……しょうがないよ」

「…………」

「…………」

「ほら、卒業式なんだから写真でも撮ろうよ」

「そうですね」

「そろそろ廊下に並んで」

「あ……」

「終わった後で撮ろっか」

結局、最後まで私は付いてない
これが高校生活最後とか面白いことだよね
突然、私のスマートフォンの震える
メールが届いている。
確認して……みんなが講堂に向かって歩いている中、私はお手洗いと言ってその列から抜け出した

メール本文はシンプルに








今すぐに屋上に来て
418: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:37:32.63 ID:4BSvnAmP.net
ドアを開ける前から外が雨だとわかっている
これ以上は怒られるから早く済ませよう
私は……ドアを開けた


彼女は傘を差して空を眺めていた


「おまたせ」

「…………」

「…………」

「残念だったわね」

「ふふふ。穂乃果の気持ちをみんなにばら撒いてあげたのさ」

「…………」

「それで……何のようなの?」

「…………」

彼女は全然答える気がないのかわからないけど
空を見上げたまま

「目標は75%だったわ」

「生徒数だっけ?」

「ええ」

「それでね。来年も会長やることになっているから来年、頑張れば私の目標は達成できる」

「おめでと。でも会長さんがこんなところにいていいの?」

「他の生徒会メンバーも育てないといけないから私は今回は何もしない」

彼女が振り向く
419: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:38:22.55 ID:4BSvnAmP.net
「穂乃果もね。あれから頑張ったんだ。海未ちゃんにことりちゃんに協力してもらって」

「なんとか卒業まで出来た……でも勉強もやりたいことが見つからなくて結局継ぐことにしたんだ」

「うそ」

「あはは……頑張ったんだけどね。結局穂乃果はこの場所で終わるんだよ」

「海未ちゃんやことりちゃんは世界へ羽ばたける可能性があるけど穂乃果はここで終わる」

「そして、真姫ちゃん。真姫ちゃんもお医者さんになってたくさんの人を救うんでしょ」

「みんな立派過ぎて……」

少し……涙が出そうになったとき
彼女に抱きしめられた
久々の感触。嬉しいけどなんでなの?

「確かに……私は立派になってみせる」

「でも……私には足りない。穂乃果と過ごした時間が」

「なんで! 真姫ちゃんは穂乃果なんかに構ってる時間は……」

「イミワカンナイ」

「意味わからないって……」

「意味わからないわよ」

「構ってる時間とかそんなの周りが言った事でしょ」
420: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:39:04.61 ID:4BSvnAmP.net
「なんで周りは見て私は見ないのよ」

「ぁ…」

「それに穂乃果はここで終わらない! いえ、終わらせない! 何故なら私が堕ちたあんたを引っ張り出してあげるから!!」

「……」

「だから……改めて言うわ。私は穂乃果の事が好き。この気持ちは恋人だったときも、別れた時も、今までも、そしてこれからも変わらない」

「……」

「嫌なら私を突き放して卒業式に戻っていいわ」

彼女の改めた告白
顔が彼女の大好きなトマトみたいに真っ赤なのい無理しちゃってさ
こんな告白されたら……断ることなんて……できないよ
顔を合わせて……すっごいご無沙汰だったキスをして
私は返事をした

「穂乃果も真姫ちゃんが大好き! だから、改めてお付き合いよろしくお願いします」

別れた時に流せなかった涙が今日この日
その時の分まで流れた……それくらい私は泣いて
彼女はその間ずっと抱きしめて撫でてくれてた
天気は曇りだけど……雨は上がった


4月
私はお母さんにお店の事でビシバシしごかれてるけど
彼女はクスクス笑って手を振ってくれる
私が手を振り返すとお母さんに叩かれる
でも、悪い気がしない
だって……ずっと真姫ちゃんが傍にいてくれるから


~真姫の初夢の話・続き終わり~
421: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:40:07.96 ID:4BSvnAmP.net
真姫「……ど、どうかしら? 途中から話すのめんどくさくなって駆け足気味になったり適当になったりしたけど//」カミノケクルクル

穂乃果「Zzz」

海未「Zzz」

ことり「Zzz」

真姫「なんで寝てるのよ!!」バンバン

穂乃果「あ……ふぁ~あ……終わった?」

真姫「穂乃果は後でピーマンね」

穂乃果「だって長すぎて途中で眠くなっちゃったんだもん」

真姫「悪かったわよ」

穂乃果「まあ感動したよ」

真姫「……」

穂乃果「な、なに?」

真姫「寝ておいて感動したって小学生並の感想じゃないんだから」

穂乃果「でもさ、真姫ちゃんが穂乃果のことだーい好きってのはわかっただけでも十分だよ」

真姫「わ、わかってるならそれで良いわ//」

穂乃果「じゃあこれからもよろしくね」

真姫「もちろん」

海未「Zzz……ほ、ほむまんが……襲ってくる……」ウーン

ことり「…あ、あいど……るま…すたーZzz」


終わり
422: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/28(水) 01:42:25.17 ID:4BSvnAmP.net
めっちゃ書き溜めたのに15レス分かよ!!!
とりあえず、元旦から3日までの話はこれで終わりです
速報にスレ立てるのもアレなんでこのまま新しい話でも次回から書き始めていいですかね?
じゃ、最後まで読んでくださってお疲れ様でした
445: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 15:48:46.02 ID:CFwXctuR.net
穂乃果「はっぴばーすでいとぅーゆー」

真姫「……」

穂乃果「はっぴばーすでいとぅーゆー」

真姫「……」

穂乃果「はっぴばーすでいでぃあまーきちゃぁん」

真姫「……」

穂乃果「はっぴばーすでいとーゆーおめでとー!」パン

真姫「……」

穂乃果「あ、あれ?」

真姫「……その、ありがとう」

穂乃果「デッショー! ろうそくは消さないの?」

真姫「……私の誕生日……4月なんだけど」

穂乃果「え」

真姫「えじゃなくて」

穂乃果「で、でもみんな乗り気だったよ」

真姫「……じゃあなんで誰も穂乃果の家に来ないのよ!!!」

穂乃果「なんかみんな忙しいようで」

真姫「ちょっと聞いてみるわ」

穂乃果「忙しいんだよ」
446: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 15:58:02.25 ID:CFwXctuR.net
真姫「……もしもし花陽?」

真姫「……ええ。ちょっと聞きたいことあるんだけど……」

真姫「うん……うんうん」

真姫「そう。わかった。ありがと」

穂乃果「花陽ちゃんどうだった?」

真姫「穂乃果の余りのやる気に満ち溢れてて……誰も言えなかったそうよ」

穂乃果「そんな……」

真姫「その……まあ嬉しかったわ。ありがと」カミノケクルクル

穂乃果「じゃあ今日も誕生日にして4月も誕生日にして2回誕生日にしようよ。今年だけ」

真姫「嫌よ」

穂乃果「えーじゃあこのケーキどうすればいいの?」

真姫「食べればいいじゃない」

穂乃果「誕生日でもない人達が食べるの?」

真姫「穂乃果の誕生日にケーキ全部食べなかったでしょ」

穂乃果「まあそうだね」

真姫「だから良いのよ。それに取って置いても腐らせるだけだし」

穂乃果「そうだね。とりあえず、ろうそく消してよ」

真姫「4月に消すから穂乃果が消して」
447: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 16:16:38.75 ID:CFwXctuR.net
穂乃果「ふー……でもせっかく穂乃果頑張ったのになぁ」

真姫「勘違いでも嬉しかったからそう溜息つかないで」

穂乃果「明後日どんな顔してみんなに会えばいいの?」

真姫「いつも通りでいいじゃない」

穂乃果「絶対絵里ちゃんニヤニヤしてくるよ」

真姫「別にいつも通りでいいじゃない」

穂乃果「真姫ちゃんもニヤニヤされるんじゃない?」

真姫「もう諦めなさい」

穂乃果「うー」パクリ

穂乃果「あ、美味しい」

真姫「なんで先に食べるのよ」

穂乃果「え? まだ食べてなかったの?」

真姫「そもそもワンホールケーキをそのままフォーク指して食べる?」

穂乃果「あ、ごめん。つい一切れと……」

真姫「まあ、良いけど」

穂乃果「紅茶はね。雪穂が最近ハマってるんだよ」

真姫「雪穂ちゃんが?」

穂乃果「そろそろ淹れてくれると思ってる」

真姫「いや、穂乃果が淹れてきなさいよ」

ガラッ

雪穂「Tea Timeは大事にしないとネー!」

真姫「……え? 雪穂ちゃん?」
450: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 16:31:45.94 ID:CFwXctuR.net
穂乃果「そうだよ」

真姫「え? いや、見た目はそうだけどさ」

雪穂「HYE! 穂乃果ぁー。淹れるのは良いけど、次からは淹れてくださいネー!」

穂乃果「あ、うん。ありがとね」

雪穂「真姫サン。私手作りのケーキはいかがでしたか~?」

真姫「ヴェエエ!? ま、まだ食べてないけどとっても美味しそうだから、これから頂くわ!」

雪穂「Wow! 穂乃果に食べられる前に食べてくださいネー!」

パタン

穂乃果「はい。雪穂特性の紅茶だよ」

真姫「……」ズズ

真姫「あ、雪穂ちゃんのキャラに気を取られてたけど美味しい」

穂乃果「デッショー」

真姫「穂乃果の淹れたお茶が霞むわね」

穂乃果「それ酷くない?」

真姫「でも、穂乃果も認めてるでしょ?」

穂乃果「……そりゃあ……まあ」

真姫「それより、何妹にケーキ作らせてるのよ!!」

穂乃果「ほ、ほんとうは穂乃果が作るはずだったんだよ」

真姫「それで?」

穂乃果「その……」
451: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 16:40:49.13 ID:CFwXctuR.net
真姫「……」

穂乃果「最近雪穂が和菓子に対抗してスコーンばっか焼くからケーキも行けるかなぁ~って」

真姫「ナニソレ! 食べきらないと不味いじゃない!!」

穂乃果「で、でも美味しいでしょ?」

真姫「美味しいけど……どうせなら穂乃果のケーキが食べたかった」

穂乃果「……あ、あるけど」

真姫「なんだ。穂乃果も作ったんじゃない」

穂乃果「……その、絶対食べきるって約束する?」

真姫「何その前振り?」

穂乃果「……うん」

真姫「……い、一応持ってきなさい」

穂乃果「……少し待ってて」

真姫「……」パクリ

真姫「……」ズズ

真姫「あー雪穂ちゃん一家に1人ね」

穂乃果「……お、お待たせ」

真姫「……なにそれ? いや、形は悪くないけど……なんで一切れないの?」

穂乃果「味見で食べました」
452: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 16:55:53.61 ID:CFwXctuR.net
真姫「それで?」

穂乃果「……あの、実は塩とお砂糖間違えちゃって」

真姫「……」

穂乃果「ハッキリ言うと不味いです。真姫ちゃん助けて!」

真姫「あー雪穂ちゃんのケーキ美味しい」パクリ

穂乃果「はい!」ドン

真姫「その、穂乃果は食べる努力はしないわけ?」

穂乃果「一切れで限界でした。誰もそれで冷蔵庫に眠ってました」

真姫「……」

穂乃果「あーあ。真姫ちゃんは私のケーキ食べてくれないんだ」

真姫「不味いものを自ら食べるのはアホよ」

穂乃果「穂乃果の手料理なのになぁ……」パクリ

穂乃果「うぉえっ」

真姫「……」

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「……」チラッ

真姫「あーもうわかったわよ。一口だけよ」

穂乃果「ホント! はいどーぞ! あーん」スッ

真姫「ヴェェ! どうしても?」

穂乃果「お祝いだよ!」

真姫「あ、あーん//」パクリ

穂乃果「……どうかな?」

真姫「……あー」

穂乃果「!」

真姫「なるほど。穂乃果の言う通り不味いわね」
453: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 17:06:50.78 ID:CFwXctuR.net
穂乃果「う……実際に言われるとやっぱり辛い」

真姫「しょうがないじゃない。そもそもクリームの時点で味見しなさいよ」

穂乃果「ですよね」

真姫「……お口直しに雪穂ちゃんの紅茶が美味しいわ」

穂乃果「はぁ……これじゃあバレンタインどうしょ?」

真姫「チョコなんて買えばいいじゃない」

穂乃果「想いがこもってないよ」

真姫「というか穂乃果好きな人いるの?」

穂乃果「友チョコってやつだよ」

真姫「そんなのあるんだ」

穂乃果「義理チョコとかもあるよ」

真姫「……ひょっとしてこのケーキってチョコの前の前座ってこと?」

穂乃果「そんなわけないじゃん! ケーキとチョコは別物だよ!!!」バン

真姫「そんなに張り切らなくても」

穂乃果「どっちも大事だよ!」

真姫「……」パクリ

真姫「うぇっ穂乃果のケーキ食べちゃった」

穂乃果「ごめん。で、つまりさ」

真姫「何がつまりなのよ?」

穂乃果「一緒にチョコ作らない?」

真姫「ハァ? イミワカンナイ?」
456: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 20:32:36.64 ID:CFwXctuR.net
穂乃果「もうすぐバレンタインだよ」

真姫「そうね」

穂乃果「それで真姫ちゃんチョコあげる相手は?」

真姫「いないわね」

穂乃果「……ごめん」

真姫「謝らないで。なんか私がぼっちと間違われるじゃない」

穂乃果「じゃあ一緒に「それは遠慮するわ」

穂乃果「……」

穂乃果「そこはやろうって言って貰わないと」

真姫「だってさっきのケーキみたいになるなら買った方がマシでしょ」

穂乃果「そうならないように一緒に作ろうよ」

真姫「じゃあ穂乃果も買えばいいじゃない」

穂乃果「想いだよ!」

真姫「塩ケーキのどこが想いなのよ」

穂乃果「そこをなんとか!」

真姫「雪穂ちゃんと作りなさいよ」

穂乃果「雪穂はきのこだもん」

真姫「じゃあ穂乃果もきのこでいいじゃない」

穂乃果「……そんなに穂乃果と一緒に作るのが嫌なの?」

真姫「そんなこと言ってないでしょ」

穂乃果「じゃあ一緒に」

真姫「わかったわよ。じゃあ、これ食べておきなさいy。条件ね」

穂乃果「え?」

真姫「塩ケーキは自分でも認める失敗作なんだから責任もって食べなさい」

穂乃果「……ま、真姫ちゃんは?」

真姫「私は雪穂ちゃんが作ったケーキと紅茶を頂くわ」
457: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 20:45:19.05 ID:CFwXctuR.net
穂乃果「……太るよ?」

真姫「私はBに行くから良いの……多分」

穂乃果「同じだから変わんないよ……の『バキッ!』

真姫「……穂乃果大丈夫? 突然頭ぶつけたけど?」

穂乃果「痛い。なんかいきなり頭を掴まれた感じがして」

真姫「ま、まあ……言葉にしちゃダメってことね」

穂乃果「とほほ。不味いのに太っちゃうのか」

真姫「私だってまだまだあるし大変なのよ」パクパク

穂乃果「その割にはフォークが進んでるね」

真姫「雪穂ちゃん妹にしていいかしら?」

穂乃果「ダメー! それはダメー!」

真姫「じゃあまた遊び行くわ」モグモグ

穂乃果「ほむまんや穂乃果に会いに来るじゃなくて?」

真姫「ほむまんはともかく穂乃果とは一緒に練習してるし」

穂乃果「今日誕生日なのに棘あるね」

真姫「全然誕生日かすってないのに良くそんなこと言えるわね」
458: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 21:07:14.74 ID:CFwXctuR.net
翌週放課後音楽室

穂乃果「あ、いたいた真姫ちゃーん!」ガラッ

真姫「穂乃果じゃない? どうかしたの?」

穂乃果「誕生日のケーキで少し太った?」

真姫「私は穂乃果と違うから」

穂乃果「いやいや。それで、雪穂が良いカロリー消費方法を教えてくれたんだ」

真姫「あれから穂乃果運動してないの?」

穂乃果「…………ま、それはともかくやってみようよ」

真姫「今の間は?」

穂乃果「とにかくやってみる? みない?」

真姫「どうせやるって言うまで出てかないでしょ?」

穂乃果「さっすが真姫ちゃん!」

真姫「それで、なにするの?」

穂乃果「艦これごっこ」

真姫「……ごめん? もう一回言って?」

穂乃果「艦これごっこ」

真姫「……バカなの?」

穂乃果「そんなことないよ」
459: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 21:15:51.58 ID:CFwXctuR.net
真姫「そもそもイミワカンナイ」

穂乃果「本当は海未ちゃんとことりちゃんに凛ちゃん花陽ちゃんににこちゃんと探偵ごっこで遊ぼうと思ったんだけど」

真姫「それで?」

穂乃果「なんか海未ちゃんとにこちゃんがおかしくなって」

真姫「それで?」

穂乃果「じゃあ雪穂から聞いた艦これごっこやろうってことにしたら」

穂乃果「争い事ならやめるってことで」

真姫「それでなんで私なの?」

穂乃果「雪穂がチョコの作り方教えてくれるんだって! 条件がカロリー燃やす」

真姫「一緒に作るはどこにいったのよ」

穂乃果「少しくらいは成長していたくて……」

真姫「なんで私なのよ」

穂乃果「頼めばやってくれると思って」

真姫「……ばんざーい」

穂乃果「え? 万歳するほどやりたいの?」

真姫「違う」

穂乃果「じゃあ何?」

真姫「愛してるばんざい」

穂乃果「良いよ! 勝手に始めるから」

真姫「せめて屋上で1人でやって」

穂乃果「……わかった」スタスタ

真姫「……」

ガララ

真姫「……」

真姫「……なんか気になるわね」

真姫「まあ良いわ」
460: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 21:21:11.77 ID:CFwXctuR.net
・・・・・・・・・・・・・・・・・

穂乃果「じゃあチョコを作るよ!」

真姫「なんで私の家?」

穂乃果「ごめん。穂乃果の家ちょうどあんこで占領されてて」

真姫「はぁ……材料は?」

穂乃果「そろってるよ。いちごのムース入りのチョコにしようかと」

真姫「どれどれ……」

板チョコ

生クリーム
ゼラチン

真姫「…………」

穂乃果「ね♪」

真姫「ねってあほのか」

穂乃果「あー! 今あほって言った!」

真姫「バカ穂乃果とどっちがいい?」

穂乃果「どっちも酷いよ!」
461: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 21:38:36.44 ID:CFwXctuR.net
ああ、いかん
今まで浮かんだくだらないネタがじゃっかん話に入っているけど気にしないでください


真姫「じゃあ血ってなによ?」

穂乃果「あーなんでも愛情籠ってるらしいね」

真姫「想いが重いのよ」

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「……わ、わーはははは」

真姫「無理に笑わなくていいから……こっちは泣きたいから」

穂乃果「……ま、まあ愛情籠って良いかなって」

真姫「それ何用のチョコ?」

穂乃果「義理」

真姫「嘘でしょ」

穂乃果「本命は穂乃果ごとあげちゃうよぉ//」

真姫「……」

イメージ

穂乃果『穂乃果チョコだよ!』


真姫「なんか違うわね」

穂乃果「真姫ちゃんはどうするの?」

真姫「だから私は市販のでいいのよ」

穂乃果「でも穂乃果から貰うとうれしいでしょ? 塩は置いといて」

真姫「そうね」
462: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 23:41:52.98 ID:CFwXctuR.net
穂乃果「だから頑張らないと」

真姫「とりあえず、血は辞めておきなさい」

穂乃果「なんで?」

真姫「なんでって……」

穂乃果「別に隠し味みたいなものだよ。どうせ甘いチョコに味が染まっちゃうよ」

真姫「そう言う問題じゃなくて」

穂乃果「ああ、もちろん本命の子のチョコにしか入れないよ」

真姫「……穂乃果今日ちょっと変よ?」

穂乃果「別にいつも通りじゃん」

真姫「いや、隠し味に血とか……とにかくおかしい!」

穂乃果「もう! 真姫ちゃんもさっきから変変って!」

真姫「……まあいいわ。とにかく作りましょう」

穂乃果「うん!」

真姫「で、何から手を付ければいい?」

穂乃果「穂乃果はムーズを作るから真姫ちゃんはチョコを溶かしてよ」

真姫「わかったわ」
463: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/01(日) 23:56:07.25 ID:CFwXctuR.net
真姫「……」カチャカチャ

真姫(一応チョコの作り方調べたけど結構大変なのね)

真姫(これだったら市販の方が……)

穂乃果『想いが籠ってるんだよ』

真姫「……」

真姫(まあいいか)

真姫「……よし、穂乃果。どう?」

穂乃果「……あ、うん。もうすぐ出来るよ」カシャカシャ

真姫「……その手首の包帯どうしたの?」

穂乃果「え? 大したことないよ」

真姫「さっきまでしてなかったし、赤く染まって来てるわ……まさか」

穂乃果「えーそんなわけないよ」

真姫「……ちょっとクリーム見せて!」バッ

穂乃果「あ、ちょっと!」

真姫「……」クンクン

真姫「血の臭いがするけど?」

穂乃果「……そんなはずないよ。香りはイチゴの香りがするはず……するように調整したんだし」

真姫「……この金色みたいな棒? これはなに?」

穂乃果「ああそれ? 穂乃果の髪の毛だよ」

真姫「っ!」ガシャーン
467: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/02(月) 00:10:34.37 ID:gwTKux01.net
穂乃果「ああ! ムースが!」

真姫「ムースがじゃないわよ」

穂乃果「酷い……酷いよ」

真姫「今日はもう帰って寝なさい。チョコはまた明日作りましょう」

穂乃果「……酷いよ。せっかく真姫ちゃんに……」ブツブツ

真姫「とてもじゃないけどそのクリームじゃみんなにあげれないわ」

穂乃果「……」

真姫「最悪、私が全部作るからそれでね」

穂乃果「……」ブツブツ

真姫「それじゃあね」

ガチャバタン

真姫「……」

真姫「はぁ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・

真姫「っていう穂乃果なんてどうかしら?」

穂乃果「えーそれどっちかと言えば海未ちゃんだよ」

真姫「そうかしら?」

穂乃果「そうだよ」

真姫「私的にはありがちよりも斬新を求めてみたんだけど」

穂乃果「ところで続きはどうなるの?」

真姫「私が穂乃果に殺されてお終い」

穂乃果「え?」

真姫「それだけ」

穂乃果「なんとかごっこのくだりは?」

真姫「別に……何もないけど」

穂乃果「寧ろそこなにかの伏線にしないと」

真姫「あーもう」ゴロリ

穂乃果「そもそもなんで真姫ちゃん穂乃果の家に来てるわけ?」

真姫「急なお誘いに乗ってくれるのが穂乃果しか思い浮かばなかったの」
468: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/02(月) 00:19:24.83 ID:gwTKux01.net
穂乃果「ふーん。まあいいけどさ」

真姫「本当は一人も良かったんだけど」

穂乃果「ところでさ、穂乃果今日チョコ作ってみたんだよ」

真姫「穂乃果のチョコ? 塩と砂糖間違えたやつ?」

穂乃果「ううん」

真姫「まあ頂くけど……なにこれ? 変な臭いしない?」

穂乃果「えー……あーちょっと隠し味が漏れてるかも」

真姫「まあ良いけどいただきます」パクリ

真姫(う…ナニコレ?)

穂乃果「どうかな? ちょっと多めに入れ過ぎちゃたんだけど」

真姫「……ま、まさか穂乃果んんっ」

穂乃果「はいゴックンして」ガシッ

真姫「んっんん!」ゴクン

穂乃果「ふふふ。美味しかった? いや、美味しいはずだよ。真姫ちゃんのためを思って慌てて作ったんだよ」

真姫「げほっ! げほっ! 穂乃果…よくも」

穂乃果「まだまだあるからねー」

真姫(手首に傷や包帯はない……じゃああれは)

真姫「……ま、まさか」

穂乃果「……あーわかっちゃった?」













穂乃果「経血チョコは?」


END
470: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/02(月) 00:25:45.61 ID:gwTKux01.net
最後逃げてごめんなさい
疲れてる時はダメですね
本当はこんな感じになるはずじゃなかったんですよ
煎じネタが嫌いなもんで何かしら新しさを求めたらこうなってしまいました
まだ続けていいならキリのいい500レスまで行ったら終わりにしようかなって
なんかネタ頂けたらそれメインに書かせていただきます
長々失礼しました
476: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:09:03.17 ID:jjGvqp+P.net
穂乃果「はいトマト」

真姫「ありがと」パクリ

穂乃果「……で、どうしたの? 別に穂乃果の家来ても何もないよ」

真姫「漫画」

穂乃果「漫画?」

真姫「私の家漫画ないし」

穂乃果「えーそれならまとめてドカって貸すよ」

真姫「パパに売られても文句言わないなら良いけど」

穂乃果「持ち帰るのがめんどくさいとかじゃないよね」

真姫「うん」ペラッ

穂乃果「えー」

真姫「あ、穂乃果」

穂乃果「え? 何?」

真姫「このトマト……新鮮じゃなんだけど」

穂乃果「えーこの時期さすがに新鮮なのは……」

真姫「まあ、トマト出してくれただけ嬉しいわ。ありがと」パクパク

穂乃果「で、メインディッシュの穂乃果とはいつ遊ぶの?」

真姫「予定ないけど」

穂乃果「え?」

真姫「だって漫画読みに来たのに遊ぶ理由なんてある?」

穂乃果「あるよぉ」
477: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:09:30.88 ID:jjGvqp+P.net
真姫「例えばの話」

穂乃果「うん」

真姫「テストが近いです」

穂乃果「うん」

真姫「海未が勉強会として穂乃果の家に来ました」

穂乃果「ふんふん」

真姫「みっちりしごかれました」

穂乃果「う…」

真姫「まだ海未と遊ぶ元気ある?」

穂乃果「……ない」

真姫「でしょ? 海未も穂乃果と遊びたいけど遊べないの」

真姫「だから私が本気で読むから穂乃果が遊びたくても私が遊べないのよ」

穂乃果「じゃあえい!」バッ

真姫「あっ!」

穂乃果「漫画は後で読んでいいからさー今は穂乃果とあそぼーよ」

真姫「はぁ……何するの?」

穂乃果「ふっふっふー」ゴソゴソ

穂乃果「じゃーんポッキーゲーム!」

真姫「……あ、マグマが火より強いってなんかおかしいわね」ペラッ

穂乃果「ねえ最後まで聞いてよ」

真姫「何よ?」
478: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:09:54.85 ID:jjGvqp+P.net
穂乃果「穂乃果とポッキーゲームは?」

真姫「ポッキーはそうやって食べるものじゃないの」

穂乃果「むー」

真姫「今日は漫画Dayだから」

穂乃果「今日は穂乃果デーに上書きします!」

真姫「それは昨日」ペラッ

穂乃果「今日もだよ」

真姫「ふーん。今日も穂乃果デーって言う割には私を最後に誘ったそうじゃない」ペラッ

穂乃果「あ、いや…鳳を飾る感じで」

真姫「みんなから遊びに行こうって言われても既に予定が埋まってたから無理でしたー」

穂乃果「そ、そう言う真姫ちゃんだって暇じゃん!」

真姫「私は勉強があるの。あと作曲」

穂乃果「穂乃果だって……」

真姫「穂乃果はリーダーとしてみんなの顔になっていればいいの」

穂乃果「うん。そうだね!」

真姫「ということで、私は忙しいから静かにしててリーダーさん」

穂乃果「うん!」

真姫「……」ペラッ

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「……って待ってよ! 今日は穂乃果デーだよ! 穂乃果を敬うんだよ!」

真姫「穂乃果って○川穂乃果さんのこと?」

穂乃果「違うよ。高坂穂乃果だよ」
479: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:10:22.88 ID:jjGvqp+P.net
真姫「昨日祝ったじゃない」

穂乃果「祝うじゃなくて敬うの!」

真姫「はいはい穂乃果様すごいすごい」

穂乃果「もっと乗ってくれなきゃ」

真姫「穂乃果が大人しくしていてくれたら敬ってあげる」ゴロッ

穂乃果「全然する気ないじゃん寝てるし!」

真姫「穂乃果」

穂乃果「なに?」

真姫「敬って貰いたければそれなりの気品がないといけないの」

穂乃果「そ、それがなに?」

真姫「今の穂乃果は我儘なお嬢様で敬えと言われても無理なの」

穂乃果「……じゃあこれでどうかしらオホホ」

真姫「それだとマダムになっちゃうわよ」

穂乃果「じゃあ雪穂にならったこれでどうよ?」

真姫「変わってない」

穂乃果「これからだよ」

真姫「……」

穂乃果「……ごきげんよう、わたくしがえーと……高坂穂乃果ですわ!」

真姫「じゃあそれ明日まで続けてね」

穂乃果「ちょっと待ってよ」
480: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:11:12.84 ID:jjGvqp+P.net
真姫「ほら、口調が下品よ」

穂乃果「おかしいですわ!」

真姫「穂乃果を敬うには仕方がないのよ」

穂乃果「納得いかないよ」

真姫「またほら」

穂乃果「納得いきませんわぁ」

真姫「なんかエリーみたい」

穂乃果「……認められないわぁ」

真姫「ぶふっ」

穂乃果「アイドル活動? 認められないわぁ」

真姫「ふふふっ」

穂乃果「うわぁーん!もう今日はやる気なくなった!!エリチカ、おうちに帰る!!!」

真姫「~!」バンバン

雪穂『HYE、穂乃果ぁー! お客さんが来てるネー!』

穂乃果「え? 誰?」

ガラッ

絵里「こんにちは」

雪穂「エリーさんデース!」

穂乃果「」

真姫「」
481: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:11:43.66 ID:jjGvqp+P.net
穂乃果「……その、いらっしゃい」

絵里「あら? 真姫までいるじゃない。わかってたけど」

真姫「」

雪穂「ごゆっくりネー」

絵里「ありがとね。でもすぐ帰るわ」

穂乃果「あ、じゃあお饅頭買うならわざわざ穂乃果の部屋に来なくてもいいのに」

真姫「そ、そうそう」

絵里「今日はたまたま穂乃果の家のお饅頭買いに寄ったのよ」

絵里「そしたらやけに面白い会話が聞こえて来るじゃない?」

穂乃果「じ、地獄耳ですわぁ」

絵里「……」ギロッ

穂乃果「ひっ」

絵里「で、今なら許してあげるけど」

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「すみませんでした」
真姫「ごめんなさい」

絵里「全く。それじゃあね」

パタン
482: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:12:11.52 ID:jjGvqp+P.net
穂乃果「……お家帰る」ボソッ

ガラッ

絵里「……」ツカツカ

ゴチン

穂乃果「ぎゃんっ><」

絵里「……」

パタン

穂乃果「」

真姫「あーあ」

穂乃果「痛い」ヒリヒリ

真姫「全く、これじゃあ気品ある穂乃果にはなれないわね」

穂乃果「……痛いですわ」

真姫「とりあえず、明日まで頑張る?」

穂乃果「……無理だった穂乃果デー今日までだし」

真姫「一応守るのね。伸ばすかと思ってた」

穂乃果「平日に穂乃果デーやっても学校だし」

真姫「平日に勝てない穂乃果デーとか悲しいわね」

穂乃果「あれ? 漫画は?」

真姫「読み終わった。続き買っておいて」

穂乃果「早くない?」

真姫「あまりにも穂乃果がうるさいから早く読んだの。感謝しなさい」

穂乃果「うー」

真姫「で、何するの?」

穂乃果「物真似」

真姫「あ、エリー」

穂乃果「え、絵里ちゃん以外で!」
483: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:12:42.34 ID:jjGvqp+P.net
真姫「じゃあ海未の物真似してみて」

穂乃果「海未ちゃん?」

真姫「エリーの物真似出来たんだし、行けると思う」

穂乃果「うーん」

穂乃果「みんなのハート打ち抜くぞーバーン」

真姫「海未って脳内はお花畑なのね」

穂乃果「ラブアローシューヒュンッ

ガッ

穂乃果「えっ」

真姫「や、矢?」

穂乃果「ほ、穂乃果の顔に掠ってないよね?」

真姫「え、ええ。でもどうして矢が?」

穂乃果「あー窓に穴が……修理が」

真姫「……なんか手紙あるけど」

穂乃果「ホントだ」ガサガサ

『マタアハギツ』

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「じゃ、じゃあことりちゃんにしよっかな?」

真姫「そ、そうね」
484: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:13:03.26 ID:jjGvqp+P.net
穂乃果「そ、その前に穂乃果トイレ! 安心してたら漏らしちゃうかも!」ダダダガラッ

真姫「あーあ。穴空いてるわね。窓……まったく穂乃果が怪我したら危ないじゃない」

真姫「……すみません。ガラスの交換をお願いします」

真姫「…………はい。では、お願いします。これでよし」

穂乃果「お待たせ」パタン

真姫「で、ことりでは物真似するの?」

穂乃果「んー言葉に出すと不味いからじゃあOPのあの顔でバリンッ

穂乃果「!?」

真姫「と、鳥が!」

穂乃果「こらー! 入る場所間違ってるぞー!」

バタバタちゅんちゅん

穂乃果「はぁはぁ……ことりちゃんは辞めよう」

真姫「そ、そうね」

穂乃果「ガラスの破片片付けるよ」ガチャガチャ

真姫「寒いから段ボールでも貼っておきましょう」
485: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:13:30.20 ID:jjGvqp+P.net
・・・・・・・・・・・・

真姫「さて、あとは花陽・凛・にこちゃん・希だけね」

穂乃果「うーん。希ちゃんは結構不吉なことが起こりそうだな」

真姫「凛はどう?」

穂乃果「凛ちゃんねぇ……今日もかよちんとご飯だにゃー」ニャー

真姫「穂乃果って本当に物真似上手いわね」ニャー

穂乃果「真姫ちゃんはお馬鹿さんだにゃー」ニャー

真姫「……」ニャー

穂乃果「ごめんごめん。ていうかなんか外で猫が鳴いてるね」ニャー

真姫「あ、猫だったのね。てっきり穂乃果かと」ニャー

穂乃果「真姫ちゃんは穂乃果ちゃんよりもお馬鹿さんだにゃー」ニャー

真姫「……」ニャー

穂乃果「ごめんなさい。てかもう! うるさい!」ガラッ

穂乃果「うわああ!!!」ピシャ

真姫「今度はどうしたの?」

穂乃果「黒猫が3匹」

真姫「……あージンクスよね?」

穂乃果「もうやだぁ……穂乃果ベッドで寝るぅ」

真姫「にこちゃんこそ安全だと思うけど」

穂乃果「にこちゃん?」

真姫「これまでの謎の減少には何かしら連想するものがあったじゃない」

真姫「海未は矢。矢と言えば弓道とか」

穂乃果「なるほど。じゃあにこちゃんは特にないから大丈夫と」

真姫「そうそう」
486: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:14:27.61 ID:jjGvqp+P.net
穂乃果「……にっこにっこにー☆」

真姫「あんまり似てないわね」

穂乃果「そんなことないにこ。にこは一生懸命やってるにこ」

真姫「うーん。にこちゃんに失礼」

穂乃果「えー」

真姫「じゃあ希」

穂乃果「……そう言えば何にも起こらないね」

真姫「早く!」

穂乃果「希ちゃんうーん……スピリチュガダン

穂乃果「ひいっ!」ダキッ

真姫「……い、今勝手に箪笥が……」

穂乃果「もうやだ……物真似なんてコリゴリだよ」

真姫「そ、そうね。でも一応全員終わったから終わりにしましょう」

穂乃果「あ、あれ? 箪笥の裏に紙が……」

真姫「御札?」

穂乃果「さ、さすがにそれはないよ」

真姫「……」

真姫「そ、そうだ雪穂ちゃん呼んできて見てもらいましょう」

穂乃果「その手があったか! 雪穂ー!」

ガラッ

雪穂「穂乃果ぁーどうしたネー!」

雪穂「Wow! お二人さん熱いデスネー」

穂乃果「そ、それはいいから// その紙何か見てくれない?」

雪穂「えーと何々……『ツギハネラウ』?」

穂乃果「……」ゾッ

真姫「……あ、ありがとね」
487: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:15:25.64 ID:jjGvqp+P.net
・・・・・・・・・・・・・・・・

穂乃果「最後は花陽ちゃんだよね?」

真姫「花陽は大丈夫でしょ?」

穂乃果「花陽ちゃん?」

真姫「ええ」

穂乃果「……マ"ギヂャ"ン"オ"ゴメ"ダヨ"ォ"」

真姫「ふっふふ」クスクス

ドサッ

穂乃果「ん?」

真姫「そこのぬいぐるみが倒れたわよ」

穂乃果「ほんとだ。あれ? でもこのぬいぐるみ穂乃果持ってたっけ?」

真姫「貰い物とかの可能性は?」

穂乃果「うーん。しかもなんか重いし」

真姫「ぬいぐるみじゃない」

穂乃果「うーん」ポロッ

穂乃果「あっ! ってええええなにこれぇ!」
488: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/03(火) 02:15:49.05 ID:jjGvqp+P.net
真姫「お米? それに赤い糸に……付け爪ね」

穂乃果「いやぁっ!」ダキッ

真姫「お、落ち着きなさい」

穂乃果「もうなんなの? 穂乃果が物真似しただけじゃん」ギュー

真姫「よしよし。これは私が片付けるから穂乃果は……」

穂乃果「ごめん。もう少しこのままで」

真姫「そ、そう」

穂乃果「ねえ真姫ちゃん」

真姫「なに?」

穂乃果「やっぱり物真似って何かしら悪影響を起こすのかな?」

真姫「そんなわけないでしょ」

穂乃果「じゃあなんなの? 矢に鳥にぬいぐるみ」

真姫「どれも心当たりある人物がいる気がけど……」

穂乃果「まだやるのぉ?」

真姫「でも穂乃果結構上手いわよ」

穂乃果「そ、そうかな?」

真姫「ええ。もう大丈夫かしら?」

穂乃果「あ、ありがと。でも、その……」

真姫「すぐ片づけて戻ってくるから」

穂乃果「穂乃果も一緒に行く」ギュッ

真姫「そう」
492: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 03:00:21.45 ID:6w7RmcBM.net
>>491
同じにしましょうか

・・・・・・・・・・・・・・・

穂乃果「じゃあ何して遊ぶ?」

真姫「まだ遊ぶの?」

穂乃果「物真似は物騒なことが起きたから遊びたくない」

穂乃果「というかあれはカウントなしで!」

真姫「じゃあイタ電」

穂乃果「……痛い車みたいに痛いスマホにするの?」

真姫「違うわよ。イタズラ電話よ」

穂乃果「真姫ちゃんって思ったよりも幼稚だね」

真姫「……じゃあ漫画ね」

穂乃果「極端! それ極端!」

真姫「もう穂乃果ってワガママね」

穂乃果「でもなんだかんだで真姫ちゃん付き合ってくれるじゃん」

真姫「流石にあのチョコはもういいわ」

穂乃果「うん。ごめん。でもこうでもしなきゃ真姫ちゃん取られちゃうような感じがして」

真姫「それ余計に退かれるから」
493: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 03:05:06.70 ID:6w7RmcBM.net
穂乃果「じゃあどうすればよかったの?」

真姫「普通のチョコで良いのよ。あれ結局、吐いたし」

穂乃果「……髪の毛とかは?」

真姫「それはもういいから」

真姫「そうね。あのチョコは海未やことりにエリーなら10万円で売れると思うわ」

穂乃果「それはないって」

真姫「まあ、ともかく。貴女の想いはわかったから今度はちゃんとしたチョコを作ってよね」

穂乃果「まっかせてよ」

真姫「そういうわけで、私は漫画読むから穂乃果はイタ電ね」

穂乃果「ちょっと待って」

真姫「何よ?」

穂乃果「穂乃果と遊ばないの?」

真姫「イタ電の反応待ち」

穂乃果「こう触れあったりしないの?」

真姫「足が当たってるでしょ。こたつだし」

穂乃果「物足りない」

真姫「あ、もう遅いから寝るわ。おやすみ」ゴロッ

穂乃果「いやちょっと待ってよ!」

真姫「Zzz」

穂乃果「あー」
494: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 03:10:58.24 ID:6w7RmcBM.net
学校

穂乃果「……ってことでどうすればいいと思う?」

にこ「なんでにこに聞くわけ?」

穂乃果「仲良しでしょ?」

にこ「にこに限らずみんなだって仲良しでしょ?」

穂乃果「じゃあ特に仲良しの」

にこ「特にって言われても真姫ちゃんの事は今では穂乃果の方が詳しそうだけど」

穂乃果「全然だよ! 家に呼んでも漫画読んでるだけだし」

にこ「別に一緒に読めばいいじゃない」

穂乃果「穂乃果は遊びたいんだよ!」

にこ「その元気を練習に回しなさい」

穂乃果「……でさぁ」

にこ「おい」

穂乃果「話を戻してどうすれば一緒に遊べると思う?」

にこ「家デート辞めて遊びに行けば?」

穂乃果「穂乃果のお金がなくてですね」

にこ「天体観測でもしなさい」

穂乃果「寒い」

にこ「諦めろ」
495: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 03:16:00.99 ID:6w7RmcBM.net
穂乃果「酷い!」

にこ「わざわざアドバイスしてあげてんのに億劫な感じに聞こえる」

穂乃果「そんなことないよ」

にこ「そもそも穂乃果にはおもてなす心がないのよ」

穂乃果「真姫ちゃんも言われた気がする」

にこ「で、家ではこたつの対面に座ってるわけ?」

穂乃果「足伸ばせるからね」

にこ「なるほどね。そりゃ漫画読みたいでしょ」

穂乃果「じゃあ解決方法を」

にこ「いっそずっとべったりくっ付いてみたら?」

穂乃果「ほうほう……あれ?」

にこ「どうかしたにこ?」

穂乃果「なんか話が可笑しくなってない?」

にこ「可笑しくても平気でしょ」

穂乃果「うーん」

にこ「実行は放課後ね。がんばんなさい」

穂乃果「うん!」
496: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 03:45:16.77 ID:6w7RmcBM.net
放課後

真姫「愛してるばんざーい」

穂乃果「いたー!」

真姫「穂乃果」

穂乃果「真姫ちゃあああああん」ドドド

真姫「……」ヒョイ

穂乃果「真姫ちゃあああああええええ」ガシャーン

真姫「……音楽室でいきなり捨て身タックルは危ないわよ」

穂乃果「いたた……受け止めてくれればよかったのに」

真姫「あんな勢いよく走ってこられたら倒れるに決まってるわ」

穂乃果「まあいっかよーし」

真姫「言っとくけど、抱き着きに来るようなことしても避けるから」

穂乃果「ちょっと待ってよ! 穂乃果がやろうとすること見抜かないでよ」

真姫「どうせにこちゃんに泣きつきに行ったんでしょ」

穂乃果「ぐ…な、何故それを……」

真姫「海未とことりが言ってたから」

穂乃果「そ、そう言う真姫ちゃんだって穂乃果の幼馴染に泣きついてるじゃん!」
497: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 03:51:26.26 ID:6w7RmcBM.net
真姫「私の場合泣きついてるんじゃないの」

穂乃果「同じだよ!」

真姫「全然違うの。そもそもなんで今なのよ」

穂乃果「だって真姫ちゃん家来ても漫画ばっか読んでるじゃん」

真姫「だって面白いし」

穂乃果「でっしょー! 穂乃果が読んでる漫画にハズレはないんだから」

真姫「また読みに行かせてもらうわ」

穂乃果「うん! 待ってるよ」

穂乃果「…………」

穂乃果「って違うよ! 漫画よりも穂乃果と遊んで欲しいの!」

真姫「ノリ突っ込み上手くなったわね」

穂乃果「だから!」

真姫「はいはい。じゃあ今度遊びましょう。勉強っていうゲームで」

穂乃果「……」シュン

真姫(しまった。からかいすぎた)

穂乃果「良いよ。どうせ、真姫ちゃんはあの時のチョコを根に持って今でも疑ってるんでしょ」

穂乃果「真姫ちゃんだけでなくて家族にも怒られたし海未ちゃんやことりちゃんにも怒られて」

穂乃果「もうやらないって誓ったのに……」

穂乃果「それでも心を開いてくれないで遊びどころかじゃれあってもくれない」

真姫「……全部穂乃果が悪いからね」
498: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 03:59:53.61 ID:6w7RmcBM.net
真姫「穂乃果のお涙ちょうだいは少なくとも私には聞かないから」

穂乃果「……」ガクリ

真姫「まあ、その……抱き着くなら」

真姫「……誰にも見られる可能性が高い家が良いわ//」カミノケクルクル

穂乃果「ほんと!?」

真姫「すぐ調子に乗らない!」

穂乃果「とりゃ!」ダキッ

真姫「あ、ちょっと今はダメだって言ったでしょ!」

穂乃果「良いじゃん硬いこと言わないでよ!」ギュー

真姫「もうすぐみんな来るんだし離れないと練習出来ないから」

穂乃果「じゃ、じゃあもう少しだけ」

真姫「穂乃果のもう少しは1時間くらいあると思うけど」

穂乃果「そ、そんなことないよ」

真姫「朝、あと5分で起きたの50分後じゃない」

穂乃果「ちゃんと起こしてほしかった」

真姫「起きない穂乃果が悪い」
499: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 04:09:44.37 ID:6w7RmcBM.net
穂乃果「……あ」

真姫「どうかしたの?」

穂乃果「真姫ちゃんに抱き着いてるとぽかぽかする」

真姫「ハァ?」

穂乃果「抱き心地が良いってことかな?」

真姫「そ、そりゃ私はほ、穂乃果専用だからぽかぽかしてもらわないと困るから!」

穂乃果「えへへ」ギュゥ

真姫「//」

穂乃果「……ところで、みんな遅いね」

真姫「可笑しいわね。今日は音楽室で練習のはずなのに」

穂乃果「とりあえず、みんな来るまでもう少し抱き着いていいかな?」

真姫「しょうがないわね。その代り、誰か来たら離れてよね//」

穂乃果「ありがと」ぎゅぅ

真姫「……ほ、穂乃果」

穂乃果「何?」

真姫「あのくっそ不味いチョコあったじゃない」

穂乃果「すみませんでした」

真姫「良いから。一応、その時のお返し……今してあげる」

穂乃果「えっ? 良いよ。あれもうみんなからのげんこつで……」

真姫「良いからどうせ誰も来てないし…目を瞑って」

穂乃果「え? もしかして最後の鉄拳?」

真姫「良いから」

穂乃果「うう…鉄拳だけは……」ギュ

真姫「……」チラッ

真姫「い、行くわよ」

穂乃果「ひぃっ」

ガラッ ちゅっ

海未「遅れて……申し訳ありません。そして失礼しました」

真姫「……」

穂乃果「……」
500: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 04:14:52.14 ID:6w7RmcBM.net
真姫「い、今のがお返しね//」

真姫「海未が邪魔しちゃったけど」

穂乃果「えと……その……//」

真姫「私は海未に誤解を解いてくるから……」

穂乃果「待って!」ギュッ

真姫「何よ?」

穂乃果「真姫ちゃんありがとう! 大好き! そして」

穂乃果「これからもよろしくね!」チュ

真姫(……まったく)

穂乃果「えへへ」

真姫(穂乃果は遊びたいと言うけど)

真姫「じゃあ一緒に海未を探しに行くわよ」

真姫(私にとってはこうして一緒にいるだけでも十分なのよね)

穂乃果「よーしどっちが海未ちゃんを先に見つけるか競争だぁ!」


おわり
501: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/02/04(水) 04:17:33.86 ID:6w7RmcBM.net
ホント最後の話は最初からぐだっててごめんなさい
正直地の文みたいなので燃え尽きました
このスレにはもう書かないから落としてください
次かくなら速報ですね。また穂乃果の家で2人でトークしてると思います
最後までお付き合いしてくれた方ありがとうございました
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『穂乃果「私とバカ穂乃果が入れ替わってしまった」』へのコメント

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