穂乃果「鬼ヶ島?」

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穂乃果-アイキャッチ3
1: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:41:21.57 ID:5AzLbJsY.net
昔々あるところに花陽と希が暮らしていました。

花陽は稲刈りに、希は町へ占いへと出掛けていきました。

希「今日は客足が少なかったなぁ…」トボトボ

希「あ、いい匂いがする、お饅頭屋さんだ」

希「えーっと、特製ほむまんか…残り一つみたいだし花陽ちゃんに一つ買っていこう」

マイドアリガトウゴザイマシタ!

元スレ: 穂乃果「鬼ヶ島?」

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2: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:41:59.58 ID:5AzLbJsY.net
花陽「ただいまー」

希「おかえり、収穫はどんな感じやった?」

花陽「今年は豊作だよ!きっと味だって今までにないくらい美味しいよ!」

希「それは良かったな」

希「でもまた鬼たちに渡さなあかんもんな…」

花陽「うぅ…ごめんね希ちゃん…」

希「でも今は豊作を喜ぼう!」

希「ほら、花陽ちゃんにこんなの買ってきたんよ」

花陽「わっ!お饅頭だ!」
3: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:42:59.61 ID:5AzLbJsY.net
花陽「ありがとう希ちゃん」

花陽「でも、希ちゃんの分は?」

希「花陽ちゃんが遅いから先に食べちゃった」

花陽「…嘘はだめだよ?」

希「やっぱりバレちゃったか」

花陽「半分にして一緒に食べよう」

希「花陽ちゃんはホントええ娘やなー」

花陽「希ちゃんほどじゃないよ…」

希「よし、希パワーを注入してさらに美味しいお饅頭にしたる!」

希「えーい!プシュッ!」

ボンッ!

のぞぱな「!?」
4: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:43:31.47 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「ん…ここは…?」

希「お、お饅頭が女の子に…」

花陽「わ、私たちのお饅頭が…っ」

穂乃果「あれ、希ちゃんに花陽ちゃんだ」

希「うちらのこと知ってるん?」

花陽「な、なんか怖いです…」

穂乃果「穂乃果だよ?っていうかなんで村人Aみたいな格好してるの?」

希「そりゃ村人やし…」

穂乃果「?」

花陽「ヒィッ…」
6: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:44:23.52 ID:5AzLbJsY.net
希「なるほど、それで穂乃果ちゃんは学校の部室っていところでうたた寝して、起きたら私たちの前に居た…と」

花陽「向こうの世界でも花陽たちがいるんですね…」

穂乃果「うん、凛ちゃんや絵里ちゃんだっているよ!」

希「今なんて言ったん?」

穂乃果「凛ちゃんや絵里ちゃん?」

希「絵里…その名前を穂乃果ちゃんから聞くとは…」
8: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:45:48.89 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「どういうこと?」

花陽「あの…そちらの世界では絵里さんは人間なのですか?」

穂乃果「え?こっちだと人間じゃないの?」

希「この近くの島に鬼ヶ島、通称ソルゲ島っていうのがあるんよ」

花陽「そこで鬼の頭領をしているのが絵里さんなんです」

希「赤鬼の真姫、青鬼の海未、そして黄金の鬼の絵里」

花陽「特に絵里さんは畏敬の念を込めてエリーチカと呼ばれてます」

穂乃果(これドッキリじゃないのかな?)
9: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:48:05.46 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「その鬼さんたちは悪さをするの?」

希「しまくりや!」

花陽「え、希ちゃん…」

希「あの鬼たちは時々鬼ヶ島で歌って踊ったりするんやけど」

希「それを高額な料金でファンたちに見せてるんよ」

花陽「私も行きました!みんなすごく可愛かったです!」

穂乃果「花陽ちゃん…」アハハ…

花陽「ファンも多いから毎回争奪戦で闇市では結構な金額で取引もあるみたいなんです」

希「だからみんないつもお金が無くて困ってるの」

穂乃果(なんだか鬼だけが悪いって訳じゃない気がするよ)
11: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:50:39.19 ID:5AzLbJsY.net
希「この前、あの鬼たちは適当に町の人を選んで…」

希「なんと引き回しの刑にしたんよ」

希「鬼の乗った馬車から引きずり回されて可哀想やった…」

花陽「でもあの男の人、笑顔で『ありがとうございます!』って言いながら引きずられていったよ?」
12: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:51:57.10 ID:5AzLbJsY.net
希「花陽ちゃん、あれは洗脳されてるんや」

花陽「洗脳…」

希「そうや、最近近くの診療所も『まきちゃん』としかしゃべらない人で溢れてるそうや」

花陽「あー…」

穂乃果「…うん、私が行って話しをしてくるよ!」

希「穂乃果ちゃん?」
14: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:53:40.85 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「鬼って言ってもあの三人だもん、話せばなんとかなるよ」

花陽「お知り合いですか…?」

希「ほぅ…」

穂乃果「そうと決まれば早速行ってくるよ!」

希「その前にこれ持ってきな」

穂乃果「これはお金…?」

希「玄関出て右の道を真っ直ぐいけば『穂むら』っていうお饅頭屋さんがあるからそこでほむまんを三つ買うていき」

穂乃果「この世界にも穂むらがあるんだ!あっちの世界じゃそこが私の家だよ!」

希「だから饅頭から穂乃果ちゃんが出てきたんか」
15: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:54:56.62 ID:5AzLbJsY.net
希「話しは戻るけど、そこで買ったお饅頭をこれから出会う人に渡してあげてな」

希「きっと力になってくれるから」

穂乃果「うん!ありがとう!」

花陽「あ、あの…」

穂乃果「どうしたの花陽ちゃん?」

花陽「鬼ヶ島に行くならこのグッズを買ってきて欲しいです…」ピラッ

希「こらっ」ポカッ

穂乃果「花陽ちゃんはやっぱり花陽ちゃんだねー」
16: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:55:33.41 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「行ってきまーす!」

希「気をつけてなー」

花陽「が、頑張ってください!」

穂乃果「うん!ありがとう!」タタタッ…

花陽「行っちゃいましたね」

希「うん、初めは驚いたけどなんだか初めて会った気がしない不思議な娘やったね」

花陽「私も…なんだかそんな感じがします」

希「ふふっ、楽しみやな」
17: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:57:35.94 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「この道をずっと真っ直ぐでいいんだよね…」スタスタ

穂乃果「あ、見えてきた!」

穂乃果「ただい…じゃなくて、こんにちはー!」

ママ「はーい、いらっしゃい」

ママ「…ってなんだ、穂乃果じゃない」

穂乃果(あれ?ちゃんと分かってる?)

雪穂「お姉ちゃんどうしたのその格好…」

穂乃果「あ、これは音ノ木の制服…」

雪穂「おとのき?」

穂乃果(あ、こっちにはこっちの私がいるのかな…)

スッ

パパ「…」コクコク

スッ

雪穂「何なの?お父さん、出てきたと思ったら頷いて引っ込んで…」
18: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:59:01.43 ID:5AzLbJsY.net
雪穂「さっきお姉ちゃんと一緒におやつ食べてたら急にボンッって消えちゃって心配したんだよ?」

穂乃果(ありゃ、たぶん穂乃果たち入れ替わっちゃったんだ…)

穂乃果「あの、私は娘さんに似ているだけですから…」

穂乃果(なんだか自分で言ってて寂しいな…)

パパ「…」

ママ「まあ、お父さんがそう言うなら…」

ママ「ほむまん、タダでいいわよ?」

雪穂「え?っていうかお父さん喋ってないよね?」

穂乃果「本当!やったー!」

雪穂「もう!お姉ちゃんまで!」

穂乃果「いや、だからちが…」

雪穂「なんだか良く分かんないけど早く帰ってきてよ?」

穂乃果「う、うん。えへへ…」

穂乃果(どこに行ってもみんな変わらないなー)ニヤニヤ

穂乃果「ありがとね、雪穂、お母さん!」

穂乃果「あとお父さんもありがとう!!」

スッ

パパ「…」グッ

穂乃果「じゃあ、行ってきまーす!」ダッ
19: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 21:59:50.59 ID:5AzLbJsY.net
雪穂「なんだ、やっぱりお姉ちゃんじゃない」

ママ「うーん、穂乃果だけど穂乃果じゃないみたいな?」

雪穂「?」

パパ「…」コクコク

雪穂「なんだかよく分からない…」
20: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:03:19.81 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「希ちゃんの話しだと誰かに会うんだよね、その人にほむまんを渡せって言われたけど…」

??「にゃにゃ?良い匂いがするにゃ」

穂乃果「ん?あれ、凛ちゃん!」

凛「凛のことを知ってる…?ま、なんでもいっか」

凛「走りすぎてお腹ペコペコなんだけど、その良い匂いがするのを分けてもらえないかにゃ?」

穂乃果「いいよ!はい、お饅頭」

凛「ありがとう!ところで何処に行く予定なの?」

穂乃果「鬼ヶ島に鬼さんとお話しに行くんだ」

凛「面白そう!凛もついて行ってもいい?」

穂乃果「うん、一緒に行こう!」
21: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:04:03.54 ID:5AzLbJsY.net
凛「へぇ、穂乃果ちゃんっていうんだね」

穂乃果「凛ちゃんはどうしてこんなところに?」

凛「山を越えたところに家があるんだけど、走ってたら楽しくなっちゃって気づいたらこんなところまできてたみたい」

穂乃果「相変わらず元気一杯だね」

凛「ここまできたら鬼ヶ島まで行っても変わらないよね」
23: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:05:45.23 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「凛ちゃん、鬼ヶ島にはどうやって行けばいいの?」

凛「えーっと、分かんない」

穂乃果「そっかー」

凛「ごめんねー」

??「あの…」

穂乃果「あ、ことりちゃんだ」

凛「知り合い?」

ことり「私のこと知ってるんですね!嬉しい!」

ことり「穂むらのお店で見てずっとお友達になりたかったの!」

ことり「まさか私のこと知っているだなんて…!」
24: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:06:45.99 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「あ、ごめんね…実は…」

カクカクシカジカ

ことり「そうだったんですか…」

ことり「でも、そちらの世界で私たちが仲が良いのってなんだか嬉しい♪」

凛「凛も花陽ちゃんって人に会いたいにゃー」

穂乃果「うん、きっと大丈夫だよ!」

穂乃果「だからこっちの世界の穂乃果が戻ってきたら仲良くしてあげてね」

ことり「うん♪」
25: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:07:20.38 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「そうだ!お近づきの印に…」

穂乃果「はい!ほむまん!」

ことり「わぁ!ありがとう!」

凛「凛もまた食べたい…」

穂乃果「だめだよ、凛ちゃん」

穂乃果「よくよく考えたら穂乃果の分ないんだから…」
26: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:08:09.68 ID:5AzLbJsY.net
ことり「それでさっき二人で話していた鬼ヶ島の行き方だけど…」

穂乃果「知ってるの!?」

ことり「うん、船を持ってる友達がいるから紹介するよ」

穂乃果「ありがとう、ことりちゃん!」

ことり「どういたしまして♪」
27: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:08:58.23 ID:5AzLbJsY.net
ことり「鬼ヶ島への道案内といったらこの人です!にこちゃんっていうの!」

穂乃果「やっぱり最後はにこちゃんか…」アハハ…

にこ「ことり…誰?なんだか初対面から凄く失礼な感じがするんだけど」

ことり「あのね…」

セツメイ…

にこ「にわかに信じがたい話しだけど…分かったわ、その持ってるほむまんをくれれば私の船に乗せてあげるわ」

穂乃果「いいの?ありがとう!」

にこ「そりゃほむまんは高級なお菓子だからね、お祭りの時ぐらいしか食べられないもの」

穂乃果(おお、こっちでは高級品だったんだ…)
29: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:09:59.54 ID:5AzLbJsY.net
にこ「さて、行くわよ」

にこ「貴方たちも行くんでしょう?」

ことりん「うん!」

穂乃果「にこちゃんはなんで鬼ヶ島の場所を知ってるの?」

にこ「ファンの人たちの送り迎えしてるからね」

にこ「言っておくけど、鬼は悪いやつじゃないのよ…?」

穂乃果「…?」

にこ「誰に何を言われたか知らないけど、とりあえず行ってみなさい」

穂乃果「う、うん」
30: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:12:14.79 ID:5AzLbJsY.net
―鬼ヶ島

穂乃果「ここが鬼ヶ島…」

ことり「久しぶりに来ました」

穂乃果「ことりちゃん来たことあるの?」

ことり「はい、これでもたまに三人に衣装を作ってあげてるんです」

穂乃果「こっちの世界のことりちゃんも裁縫上手なんだ」

凛「凛は初めてだよ、ちょっと家から遠いしね」

にこ「ほら、そっち側に関係者が入れる出入口があるからさっさと行きなさい」

にこ「衣装納めてることりがいればすんなり入れるから」

穂乃果「にこちゃんは来ないの?」

にこ「私は待ってるから」

穂乃果「そっか、じゃあ行ってくるね」
31: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:13:18.59 ID:5AzLbJsY.net
にこ「…もういるんでしょ?出てきなさいよ」

希「あ、バレてた?」ヒョコ

にこ「異世界から来ただの、三人を説得するだの、どうせ希の入れ知恵だと思ったわよ」

希「異世界から来たのはたぶん本当なんやけどな」

にこ「悪い鬼っていうのは?」

希「そのほうが面白そうやん?」

にこ「全く…希のとこが一番のスポンサーなのに何してるのよ」

希「お米は広大な土地があるから半分あげても有り余ってるけど、最近占いはお客さん少ないんよ?」

にこ「何人ぐらい?」

希「今日で150人ぐらい」

にこ「十分でしょ…」
32: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:14:12.48 ID:5AzLbJsY.net
ことり「ここが入口だよ」

亜里沙「おー、ことりさんハラショーです」

ことり「うん、亜里沙ちゃんハラショー」

穂乃果(亜里沙ちゃんが警備員なんだ…お!角がついてる!)

亜里沙「そちらの方たちは?」

ことり「私のお友達なの♪」

亜里沙「ことりさんの友達ならお姉ちゃんたちとも友達です!」

亜里沙「どうぞお通りください」

穂乃果「亜里沙ちゃん、ちょっと角触ってもいい?」

亜里沙「駄目です!破廉恥です!//」

穂乃果(あ、なんだか海未ちゃんみたい)

ことり「穂乃果ちゃん、鬼さんにとって角は敏感だから触っちゃだめだよ?」

穂乃果「そうなんだ…ごめんね」

亜里沙「いえいえー、知らなかったなら仕方ないですよ」
33: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:15:08.44 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「事務所って書いてあるけどここかな…」

凛「なんだか話し声が聞こえるよ」

穂乃果「ちょっと聞き耳立ててみよう」



絵里「二人とも、今度のファンのみんなと触れ合う企画は決まった?」

真姫「絵里はどうするの?」

絵里「私は無難に握手にするわ」

真姫「そう、私もそうしたいけど残念ね」

絵里「残念?」

真姫「ええ、その日は体調不良の予定だから」

絵里「それは予定とは言わないわよ…海未は?」
34: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:15:57.85 ID:5AzLbJsY.net
海未「私は女性には優しく抱きしめてあげるつもりです」

絵里「へぇ、素敵ね」

海未「男性には「あなたは最低です!」と言いながら思い切り引っ叩きます」

絵里「え?」

海未「首の骨ごともっていきます、柔と剛、これこそ武士道です」

絵里「やっぱり中止にしましょう」



凛「なんだかポンコツな会話してるにゃ」
35: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:17:28.59 ID:5AzLbJsY.net
海未「ところで、聞き耳立てるのは良くないと思うんですよ」

ガチャッ

ことり「あちゃー、やっぱりばれてたか」

海未「その愛くるしいお二方は?」

ことり「穂乃果ちゃんと凛ちゃん♪」

凛「よろしくにゃ」

穂乃果「…ゎいい」

海未「?」

穂乃果「みんな可愛い!!」
36: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:18:30.56 ID:5AzLbJsY.net
真姫「当然ね」

絵里「あらあら、相変わらずの自信家ね」

穂乃果「もう我慢できない!海未ちゃんごめん」ササッ

海未「ちょ、角は…」ビクッ

穂乃果「おお、硬い…」サワサワ

海未「や、やめてください…そこ擦られると力が…」ピクッ

ことり「…//」

穂乃果「へぇ…こうなってるんだ」サワサワ

海未「え、絵里、見てないで助けてください…」ビクビクッ

絵里「こんな海未、中々見れないから手伝わない」

真姫(私じゃなくて良かった…)
37: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:22:30.74 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「ふぅ…堪能した…」

海未「もうお嫁にいけません…」シクシク

穂乃果「ごめんね海未ちゃん」

ことり「穂乃果ちゃん、みんなに話があったんじゃ?」

穂乃果「そうだ!絵里ちゃん!みんなに悪さしちゃだめだよ!」

絵里「今ここで一番悪さしたのはあなたじゃないの?」

穂乃果「!」
38: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:23:54.75 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「それはつい…」

海未「…」ウルウル

穂乃果「ほ、ほら聞いたよ、なんか皆から高いお金もらってライブしてるって」

絵里「色んな演出のために町から職人さん呼んだりしてるし、金額に見合ったことをしてるわよ?」

穂乃果「なんか闇市とかで高額な取引が…!」

絵里「それは私たちとしても問題なのよね、毎回抽選してるんだけどちゃんとファンの人に当選してほしいの…」

穂乃果「人を引きずり回したっていうのは?」

絵里「あれは海未のファンだったかしら?」
39: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:24:43.58 ID:5AzLbJsY.net
海未「そう…ですね」グスッ

海未「確かファンの願望を叶えてあげるっていう企画で」

海未「ランダムに選んだお便りに『縛って引きずり廻してください』とあったので」

穂乃果「本当にやったんだ…」

絵里「一応ちゃんと町のお偉いさんのところに行って許可とったり大変だったのよ?」

穂乃果「なんか洗脳されて『まきちゃん』としか喋らなくなった人が…」

絵里「真姫、説明してあげて」

真姫「なんで私が…」カミノケクルクル
40: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:25:56.61 ID:5AzLbJsY.net
真姫「町の真ん中に大きな掲示板があってね」

真姫「その掲示板はスペースがあれば誰でも張り紙が自由にできるんだけど」

真姫「ある日『まきちゃん』とだけ書かれた紙が貼られたの」

真姫「次の日にはそれが二枚に、その次の日は四枚に」

真姫「五日が過ぎたころには掲示板にはその張り紙しかなかったと聞いたわ」

絵里「どうやらその掲示板の前にも人だかりができて、みんな口々に『まきちゃん』てつぶやき初めたそうよ」

穂乃果「軽くホラーだね…」
41: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:27:04.04 ID:5AzLbJsY.net
絵里「流石に見かねた真姫がチャリティーライブを企画して集まったお金で診療所を立てたの」

穂乃果「あれ…?何も悪いことしてない?」

絵里「少なくとも自覚はないわね」

穂乃果「あれー?おかしいな、希ちゃんの話と違う…」

絵里「希?」ピクッ

希「いやーごめんごめん」ガチャッ

穂乃果「希ちゃん!」

希「ごめんな穂乃果ちゃん、エリチたちと会わせればなんだか面白いことになると思ったんよ」

穂乃果「二人は友達…?」

絵里「…こんな扱いされるぐらいには友達なのかしら?」

希「辛口やなー」

希「穂乃果ちゃん、向こうの世界のウチらの話聞かせてあげて」
42: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:27:52.93 ID:5AzLbJsY.net


絵里「へぇー、私たちがみんなで…」

希「どう?面白いと思わん?」

海未「確かに九人だと色んなことができますね…」

真姫「今まで三人でやってきたけど、なんだかその九人なら不思議としっくりくるわね」

凛「凛、みんなと初対面だけどいいの?」

海未「なんだかあなたと希がいれば良いユニットが組める気がします」

絵里「でもその穂乃果っていう子はこっちの世界にもいるの?」

穂乃果「いるよ!穂むらっていうお饅頭屋さんにいるから絶対誘ってね!」

ことり「穂乃果ちゃん向こうの世界に戻れるの…?」

希「お饅頭があれば…」

花陽「持ってきました!」
43: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:28:58.10 ID:5AzLbJsY.net
希「花陽ちゃんナイスや!」

にこ「全く、希が一回戻ってくれっていうから戻ってみれば花陽がお饅頭持って待ってるし」

にこ「まったくわけがわからないんだけど?」

凛「花陽ちゃん?」

花陽「うん?」

穂乃果「凛ちゃん、これが花陽ちゃんだよ!穂乃果の世界ではかよちんって呼んでたよ!」

花陽「かーよちん♪」

花陽「えーっと、凛ちゃん?」

凛「うん!」
44: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:29:36.05 ID:5AzLbJsY.net
希「穂乃果ちゃん、一つ聞いてもいい?」

穂乃果「なに?」

希「穂乃果ちゃんたちはみんなから何て呼ばれて活動してるん?」

穂乃果「μ'sだよ!」

希「みゅーず…」

穂乃果「希ちゃんがつけたんだからね?」

希「なんか恥ずかしいな//」

希「向こうの穂乃果ちゃんも心配やしそろそろ始めよっか?」
45: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:30:33.93 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「みんな!楽しかったよ!」

絵里「嵐のような子ね」

絵里「でも、こっちの世界の穂乃果に会えるのを楽しみにしてるわ」

希「この穂乃果ちゃんを送ったあとはみんなで穂むらへお出迎えやね」

ことり「またね、穂乃果ちゃん」

海未「あっちの私にイジワルしてないでしょうね…」

穂乃果「うん…たぶん…」

希「じゃあいくよー!せーの!プシュッ!」

ボンッ!
46: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:31:43.83 ID:5AzLbJsY.net
ボンッ

海未「うわぁっ!」

ことり「また穂乃果ちゃんが爆発した!?」

穂乃果「うう…戻ってこれた?」

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「ことりちゃん!お、ちゃんと部室に帰ってこれた!」

海未「大丈夫ですか?」

穂乃果「あ、青鬼だ」

スカーン!

穂乃果「痛いよ!海未ちゃん!」

海未「ことり、ダメですさっきの穂乃果と同じことを言っています」
47: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2015/06/16(火) 22:32:26.03 ID:5AzLbJsY.net
穂乃果「さっきの穂乃果?」

海未「部室にことりと来てみれば穂乃果が寝ていて…」

ことり「急にボンッって」

海未「そこにはなんだか見慣れない服装の穂乃果が現れて…」

ことり「海未ちゃんを見て『鬼さんだ!』って」

穂乃果「あはは…」

海未「全く、一体どうなってるんですか…」

穂乃果「うーん、どこに行ってもみんなはみんなだったよ?」

うみこと「?」

穂乃果「みんな頑張ってくれるといいな…」


おしまい
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