海未「はっきり教えてください」

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海未-アイキャッチ14
1: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 19:28:05.80 ID:d7T0MTZC.net
ほのうみです。
シリアス展開を予定しています。
のんびりと書くつもりなのでよろしくお願いします

元スレ: 海未「はっきり教えてください」

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4: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 19:45:44.98 ID:d7T0MTZC.net
穂乃果「うーっ、海未ちゃんのけち!宿題くらい写したっていいじゃん!」

海未「それなら穂乃果の為になりません!」

ことり「ふ、二人とも喧嘩はやめよう?」

穂乃果「うんうんっ、ことりちゃあ~ん、ことりちゃんは海未ちゃんと違って優しいよぉ~」スリスリ

ことり「ホノカチャン///」

海未「ことりは甘やかしすぎです!もう少し穂乃果に厳しくしないと穂乃果の将来が…」クドクド

穂乃果「もー!海未ちゃんったらずーっとずーっとうるさいよう!穂乃果のことそんなに嫌いなの…?」ウルウル

ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃんは穂乃果ちゃんの事を思って言ってるんだよ?」オロオロ

海未「そうですよ、穂乃果。私は穂乃果の将来を思って…」

穂乃果「じゃあ穂乃果の事、好き…?」

海未「あ、当たり前じゃないですか///」

穂乃果「えへへ!穂乃果も海未ちゃんとことりちゃんの事、だーっいすきだよっ!」ギュ

ことうみ「ほ、穂乃果(ちゃん//)…」

海未「(またこのパターン、ですね)」

海未「(穂乃果はいつも私の気持ちを知らないで、二人とも好きと言っていますが…)」

海未「(はっきり知りたいです。穂乃果は私とことり、どちらが好きなんでしょう。)」
5: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 19:47:22.85 ID:d7T0MTZC.net
穂乃果「海未ちゃん?」

海未「す、すみません、少し考え事をしていて…」ハッ

穂乃果「海未ちゃん、一人でなんでも抱えちゃダメだよ?穂乃果にもなんでも相談してね!」ニコッ

海未「ありがとうございます、穂乃果…」

海未「(この優しさがずるいんです。もっともっと…穂乃果を好きになってしまいそうです。)」

放課後

絵里「今日は次のユニット曲を作っていくわ。海未は作詞、ことりは衣装、私は振り付け…真姫は作曲、穂乃果はみんなの様子を見に行って。残りのメンバーはステップの練習をしておいて。残りの時間、各自それぞれの仕事に就くわよ!」

皆「はーい」
14: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 20:04:49.08 ID:d7T0MTZC.net
海未「(作詞、ですか…もう秋ですね、秋っぽい歌詞にでもしてみましょうか。)」

真姫「海未、次の曲なんだけど…どんな曲風にするかは決まってる?」

海未「次は季節感を出して秋の歌にしようと思っているのですが…真姫は決まっていましたか?」

真姫「私は海未に合わせようと思って。なら海未の歌詞に合わせて作るわね…一緒に作業しない?」

海未「では一緒に考えていきましょう。ここはこのような感じで…」

ー2時間後

絵里「下校時刻よ。みんな進んだかしら?」

凛「凛達はすーっごいダンスしたにゃー!」

にこ「あんた一人だけね」ゲッソリ

花陽「」

希「ワシワシワシワシ…」

真姫「私たちの所は曲調だけ決まったわ。」

海未「ええ、真姫。お手伝いありがとうございます」ペコリ

真姫「べ、別にっ…//」カミノケマキマキ

ことり「ことりはぁ~、大体進んだよっ!」

穂乃果「そうそう!ことりちゃんってば凄いのっ!スラスラってたくさんかけちゃって…!」

ことり「そっ…そんなことないよ?」エヘヘ

海未「(またこの感じ、いつもことりばかり…ズルいです…)」チクッ

絵里「みんなよく頑張ったわ!今日はこれで解散!」

みんな「お疲れ様でした!」
15: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 20:13:56.17 ID:d7T0MTZC.net
ー帰り道
穂乃果「いやー、今日も疲れたぁー!」

ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃん、お疲れっ♪♪」

海未「二人ともお疲れさまです。」

穂乃果「やっぱりこうやって帰り道に歩き食いするパンはおいしいっ!」モグモグ

海未「こら穂乃果、歩き食いは良くないですよ」ペシッ

穂乃果「うぅ…」ナミダメ

ことり「穂乃果ちゃ~ん、ことりにもあ〜ん♪」

穂乃果「は~いことりちゃん、あーん!意地悪な海未ちゃんにはあげないもーん」フイッ

ことほの「キャッキャッ」

海未「(ことりが、うらやましいです。私も穂乃果とあんな事を…)」ボーッ

ー園田家

海未「(今日も穂乃果に気持ちを伝えられませんでした)」

海未「(一体いつになったらこの気持ちは…!)」

ガチャッ

海未母「海未ー、お風呂沸いたわよー」

海未「はい、直ぐに向かいます…」
17: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 20:21:38.79 ID:d7T0MTZC.net
ーお風呂

海未「今日はあまり宜しくない一日でした…」

海未「…泣きたいとーきもーあるよー」

海未「一緒にいればいいよー…」

海未「穂乃果は私よりことりの方が…」グス


海未「いけません。このまま入っていればのぼせてしまいそうです…早くお風呂を出なければ…」

フラフラ

海未「ふぅ…ちょっと入りすぎましたかね…」


脱衣所に出てからめまいがして、
そのままふらりと倒れてしまいました。
その音を聞いた母が直ぐに駆けつけて来てくれたようですが、その頃には私の意識なんて全くありませんでした。
20: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 20:27:58.25 ID:d7T0MTZC.net
ー西木野総合病院
穂乃果「う、海未ちゃん!みんな!海未ちゃんが起きたよ!」

ことり「海未ちゃぁん…」ナミダメ

絵里「海未、本当に良かった…!」ギュ

海未「みなさん…どうして私はここに?」

真姫「あなた、脱衣所で転んだのよ。そこで軽い脳震盪を起こして、少し頭も切れてしまったけど…何もないわ。」

穂乃果「まさか海未ちゃんが倒れたなんて聞いた時は嘘だと思ったけど…本当に何もなくてよかった!」ギュウギュウ

海未「ほ、穂乃果くっつき過ぎですよ//」

穂乃果「だって本当に嬉しいんだもん!」ニコニコ

絵里「仲が良いのはいい事だけれど…そろそろ面会も終了の時間よ。海未、また明日来るから安静にしておいてね?」

海未「わかりました、絵里。」

ーみんなが帰ってしまってから10分後位でしょうか。真姫が私の病室に入ってきました。

真姫「海未、身体の調子はどう?一応一週間後には退院は出来るそうよ。」

海未「もうみんなのお陰ですっきり元気になりました。本当ですか?良かったです。ありがとうございます」ペコリ

真姫「別に私は何もしてないわよ…お礼なんて要らないわ。」カミノケマキマキ

海未「いえ、真姫には本当にお世話になっていますからね」ニコニコ

真姫「いいえ、でも気持ちは受け取っておくわ。ありがとう、海未。」
22: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 20:39:53.81 ID:d7T0MTZC.net
海未「ええ、真姫… ところでなんの用でしょうか?」

こんな質問、しなければよかったのです。
真姫は辛そうに目を伏せ…大きく息を吸い込み、私にこう言いました。

真姫「海未…貴方の…ぐす、余命は5ヶ月…生き延びても…っ、そこまでよ…ひくっ」

海未「…え?どういう意味ですか?」
先ほど真姫が言った何もなかったと言う言葉は嘘だったのですか?真姫、早く答えてください。真姫!!

真姫「とても辛いけど…っ…あなたが倒れた原因はっ、乳がん…よ。
随分前から…ぅああ、ひぐっ、発症してたのにっ…ここまで…
倒れなかったのが…ぁ、奇跡…だったみたい、ひぐっ…」

泣いている真姫を見て、確信しました。
私にはあと5ヶ月と言うタイムリミットしかないと言う事を。

海未「…わかりました。真姫、泣かないで下さい。私なんかの為に」ギュ

真姫「だって、だって…海未っ、貴方、ぐすっ、辛くないの…?」

海未「辛くなんて無いです。…それにほら、もう面会時間は終了しています。そろそろ帰った方が…」



このまま真姫といると、絶対に涙が出てしまう。

弱い園田海未なんて、絶対誰にも見せたくなかったのです。
28: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 20:54:31.75 ID:d7T0MTZC.net
真姫「分かったわ…、この話は…µ’sのみんなにも、ぐすっ、誰にも言わないわ…、海未、貴方から言いなさい…うぅっ…」

そう告げると真姫は静かに私の病室から出ていきました。
誰も居なくなった病室には、ずっと…私の泣き声が響いていました。

真姫「ほら…海未だって…本当は悲しいんじゃない、寂しいんじゃない…ううっ…」

真姫の泣き声もまだすぐそばで聞こえる中、そこにいると分かっていたのにずっと泣き続けました。

止まれと脳に命令しているのに涙がどうしても止まりませんでした。





ー退院後初めての朝練にて

ことり「海未ちゃん!復活おめでとうっ!」ギュ

一番早くに来てステップの確認をしている時でした。

海未「ことり、おはようございます。どうしましたか?」

ことり「あのね、今日はみんな…いや、穂乃果ちゃんには内緒のお話があるから来たの。」
30: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 20:57:54.51 ID:d7T0MTZC.net
聞きたくなんてない。でも聞かなくてはならない気がしたのです。私には残り少ない人生をことりには楽しんで貰いたかったから。

話の内容ももちろん理解していました。

海未「…穂乃果が好きなんでしょう?」

ことり「ふえっ!?なぁ、なんでことりの言いたい事分かっちゃったの?海未ちゃんすっごーい!///」ニヘ

海未「幼なじみでしょう、私達は。当然です」ニコ

ことり「さっすが海未ちゃんっ!ことり、だから海未ちゃんに手伝って欲しいなって思って!」

知ってました。ことりがライバル、ということ。勝てる訳ありません。だから私は…

海未「もちろんですよ、ことり!」

ことり「えへ、海未ちゃんありがとーっ!」
ギュム

穂乃果「おっはよー!」

ことうみ「おはよう(ございます)、穂乃果(ちゃん)!」

穂乃果「よかったぁ〜、今日からやっと海未ちゃんも一緒に練習できるようっ!」ギュウギュウ

海未「穂乃果、ありがとうございます。今日からまたたくさんラブライブに向けて練習していきましょう!」

ことほの「おー!」


その後みんなも来て、一緒に練習しましたが、先程のことりの言葉がどうしても忘れられなくて集中できませんでした。
31: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/14(水) 21:07:24.54 ID:d7T0MTZC.net
ーお昼休み

真姫が私の教室まで来ました。

真姫「海未、今日は二人でお弁当を食べない?」

海未「わかりました、では中庭でよろしいでしょうか?」

真姫「もう少し話が聞かれない静かな所の方がいいわね…屋上なんてどうかしら?」

ー屋上

真姫「突然ごめんなさいね、海未」

海未「いえ。静かな所の方が良いと言うことは…」

真姫「ええ…少し、病気の進行が早いみたい。明日、病院に来て欲しいとお父様から言われたわ。」

海未「わかりました…ありがとうございます、真姫。」

真姫「当たり前のことじゃない…私も付き添っていいかしら?」

海未「…私も一人では心細いですし、とても嬉しいです。」ニコ

無理に笑顔を作るのが、とても苦しいです。
74: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 06:23:00.84 ID:gSR/PKtY.net
ー翌日、西木野総合病院

海未「来月から入院…ですか。」

わかっていました。みんなと一緒にラブライブに出れないことは。

真姫「うぐっ…ひぐっ、うあああ…」

海未「…真姫、少し退室して貰ってもよろしいですか?」

真姫「分かったわ、海未…終わったら、呼んで…、うぐっ… 」

海未「ありがとうございます、真姫…」

真姫父「園田さん、ー…」
海未「先生、…」

ー…

ガララ

海未「真姫、お待たせしました。」

真姫「いえ…どうしたの?」

海未「残りの時間、ずっとずっとµ’sで頑張ることにしました。みんなには迷惑をかけるかもしれませんが…」

本当は…違います。


真姫「そう…全然迷惑じゃないわ。むしろ頼って欲しいわ。」
75: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 06:24:09.85 ID:gSR/PKtY.net
海未「ありがとうございます、真姫。今日はこの辺で帰りま…」

真姫「待って!」

海未「…どうしましたか、真姫?」

真姫「私、海未が好き。µ’sに入った時からずっと好き、だった…」

海未「ま…!?」

真姫「こんな時にいうのは間違ってるって分かってるわ。でも、私ずっと貴方に伝えたかったの…」

真姫「返事はいつでもいいから。…待ってるわ。」

そう言うと真姫は私に背を向けて帰って行きました。

私は真姫に本当の感情を伝えるべきなのでしょうか。

それとも…

ー次の日

穂乃果「えっ、真姫ちゃんと海未ちゃんって付き合い始めたの!?」デデーン

ことり「ほんとなの、海未ちゃん?」パチパチ

海未「ええ、本当です。」ニコ
80: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 19:51:46.12 ID:gSR/PKtY.net
穂乃果「そ、そうなんだ、よかったね…海未ちゃん…」

私は…自分の気持ちを抑えて真姫の気持ちに答えました。その方が真姫も…そしてことりも幸せになれる筈です。私は間違っていません。なのに…

ー園田家
海未「ひぐ、ううぁぁぁあ…」

涙が止まりません。穂乃果、穂乃果。
頭の中には穂乃果しか思い浮かびません。

海未「私は、本当に正しいのでしょうか…」

考えれば考えるほど頭が回らなくなって行きます。

穂乃果、穂乃果、穂乃果…!

ー後日


気が付けばもう秋。

風がとても冷たく感じ、落ちていく落ち葉はまるで私の命の様です。

海未「真姫、わざわざ付き添ってもらって…良かったのでしょうか?」

真姫「いいのよ、海未。だって貴方は私の恋人でしょう?」ギュッ

真姫「(それに、残り1ヶ月しかないのよ…)」

海未「ありがとうございます、真姫」ニコ

あれから穂乃果はことりに告白されて付き合い始めたようです。
もう穂乃果の事を考えるのは止めました。
私には真姫がいるので。
81: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 19:58:45.77 ID:gSR/PKtY.net
真姫「ついに来週から…入院ね。」

真姫「…みんなにはいつ言うの?」

海未「…今日…言います。」

ー放課後

海未「みなさん、私から話があります。聞いてください。」

海未「私は…残り1ヶ月しかありません。」

海未「1ヶ月しか生きられません。」

海未「来週からそれに向けて入院もします。」

海未「最後まで、µ’sのみんなと一緒に居るのが私の希望でしたが、それも…」

ことり「海未ちゃ…っ、ううっ…」

絵里「ラブライブの地区決勝までよね?ねえ、そうよね?そうって言って。海未!」

希「えりち、落ち着いて…!」ギュ

凛「…海未ちゃん…、嘘だよね?嘘って言ってよ…また、山登りしてもいいからあ…」ポロポロ

花陽「海未ちゃん…」

にこ「海未…µ’sの為に一番頑張ってたのアンタじゃない…!」プルプル

真姫「にこちゃん、落ち着いて…!」


穂乃果「…」

穂乃果「本当に、海未ちゃんって馬鹿だよ。」

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「だって、穂乃果言ったじゃん。一人で抱え込まないでって言ったじゃん。なのになんでここまで溜め込んだの?なんで?穂乃果、そんなに頼りなかった?穂乃果、本当は海未ちゃんが…!」

ことり「穂乃果ちゃん、やめて!」

穂乃果「…ごめん、ことりちゃん。今日はもう帰るね。」
84: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 21:18:55.03 ID:gSR/PKtY.net
ー穂乃果side

穂乃果、そんなに頼りなかった?
穂乃果、本当は海未ちゃんのことが好きだったんだよ。

だから

穂乃果「海未ちゃんが死ぬなら私も死ぬ。」

最後まで絶対海未ちゃんと一緒にいる。

ことりちゃん、ごめんなさい。

穂乃果…ことりちゃんも好きだけど、

海未ちゃんと一緒にいたい。


ー一週間後

ピンポーン
真姫「海未、…迎えに来たわよ。」

ガチャッ

海未「真姫、わざわざ車できてもらったのに悪いのですが…歩いて行ってもよろしいでしょうか?」

真姫「いいけど…身体は大丈夫なの?」

海未「ええ、ありがとうございます。もう歩けなくなると思うと…」

真姫「分かったわ。ごめんなさいパパ、車で先に病院に向かっていて?」
86: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 21:21:30.93 ID:gSR/PKtY.net
ー…

海未「秋は涼しくて気持ちがいいですね。」

真姫「そうね。とてもいい気候だわ。…ところで海未、空占いって知ってる?」

海未「空占い、ですか?」

真姫「その様子じゃ知らなさそうね。心の中で好きな人のことを考えてから空を見上げるの。見た時に晴れていればあなたの恋は叶う、でも少しでも曇っていれば恋は叶わないの…」

真姫「(海未…)」


真姫「ねえ、海未。いま、曇ってるの。どういう意味かわかる?」

海未「…!」

真姫はとっくに私の気持ちに気がついていたのです。

真姫「入院する前に本当の気持ち」

海未「や、やめ…」

真姫「穂乃果に伝えなくてよかったの?」

真姫「海未…」

真姫「お願い、逃げないで…!」

海未「真姫…ごめんなさい、私は、私は…」

海未「絶対に、無理…です…」
87: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/15(木) 21:24:38.73 ID:gSR/PKtY.net
気持ちを伝えるなんて…

今更ことりと幸せな穂乃果を邪魔するなんて
絶対に出来ません。

ことりも、私にとってとても大切な幼馴染であることに変わりはありません。

真姫「そう…分かった。」

真姫「変なこと言って悪かったわ。」

海未「いえ…こちらこそ。」

ー病室

真姫「少し落ち着いた?パパに頼んで大きな部屋にしてもらったのよ。」

海未「わざわざすみません。私は本当に真姫に迷惑掛けっぱなしですね…」

真姫「いいのよ、全然迷惑じゃないし。それに私が好きでやっていることよ?」クスッ

真姫「ところで…本当にみんなに病室を教えなくてよかったの?」

海未「最初からそうするつもりだったので。真姫が付いてくれているだけで安心します」ニコッ

真姫「ありがとう、海未。じゃあ私はそろそろ学校に向かうわね。」

海未「頑張ってきてください、真姫!」ギュ

真姫「ヴェエ!?///」
94: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 18:50:34.69 ID:GqWQuJ2Q.net
ー学校

モブ「今日も穂乃果休みなのー?」

モブ2「流石に心配だよねぇ~…」

ことり「…」

ことりが悪かったの。ことりが海未ちゃんの気持ちを知りながら付き合っちゃったから。

穂乃果ちゃんは、私を傷つけないようにしてくれたから…

ことり「穂乃果ちゃん…」

会いたいよ…

どうすればこんな馬鹿なことりを

許してくれますか?


ー高坂家

穂乃果「海未ちゃん海未ちゃん海未ちゃん海未ちゃん」

どこの病院なの?

ねえ海未ちゃん

穂乃果の事嫌いなの?

穂乃果会いたいよ、海未ちゃんに会いたいよ

なんで穂乃果にも病室を教えてくれなかったの?

穂乃果「ぐっ…うわぁぁあ…んんっ…ぐすん…」


穂乃果「会いたいよ、海未ちゃん、穂乃果を一人にしないで…!」

海未ちゃん、絶対一人にさせない。
絶対最後まで一緒にいる…!
96: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 18:53:05.57 ID:GqWQuJ2Q.net
病室

海未「アルバムなんて入れましたっけ…?」

ごそごそとカバンの整理をしていると、ふと目にアルバムが目にとまりました。

海未「…懐かしい、これは…海に行った時のですね。」

ペラペラと捲っていくと、日焼けして真っ黒になっている私と穂乃果の写真、ビーチバレー中に穂乃果がこけた写真、…他にも色々な思い出が詰まっています。

海未「穂乃果…、穂乃果の本心…」

海未「はっきり教えてください…」

ーその日の放課後

絵里「海未がいなくてもラブライブはやってくるわ…精一杯、尽くしましょう。」

希「みんなで頑張っていこうな。」

まきりんぱな「…はい」

にこ「なーにあんた達しょぼくれてんの!にこ達の笑顔で海未の病気だって吹っ飛ばしてやればいいじゃないっ…!」グスッ

ことり「…うん、がんばろう」

真姫「ええ、頑張りましょう。精一杯…海未もそれを望んでいるわ。」

ことり「(いつになったら穂乃果ちゃんは来るの…?)」

ことり「(穂乃果ちゃん…)」

真姫「…」ジッ
123: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 22:56:14.81 ID:GqWQuJ2Q.net
ー…

みんなに会いたい。

海未「…っ、うぐ…」

ペンを止め口元を抑えていた手を見ると血がたくさん付いています。

どうすれば良いのでしょうか。
私にはまだまだやることがあって、生きなければいけないのに。

気がつけば隣に父と母と真姫がいました。

真姫「大丈夫?海未、安心して。海未はちゃんと生きていられるわ。まだまだ、ずっと…!」

海未「ありがとう、ございます…」


最後にもう一度だけ、もう一度だけ穂乃果に会いたい。穂乃果にちゃんと自分の気持ちを伝えなければ…


海未「ほの、か…」

真姫「…」ギュ

もう、少しでも気を抜いたら寝てしまいそうです。

このまま寝たら、
一生起きれられないと思います。

あの時、真姫に退室してもらって真姫のお父様に頼んだこと。

私の延命措置は取らないでください、と頼みました。

真姫はこの事をまだ知りません。

真姫「だから、安心してね…」
124: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 22:57:08.21 ID:GqWQuJ2Q.net
本当は

今日が峠なのに。
128: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 23:00:33.80 ID:GqWQuJ2Q.net
ガララッ!

穂乃果「海未ちゃん…!」

海未「ほ、…のか?」

穂乃果「っ、海未ちゃ…んっ!」

真姫「遅いわよ、穂乃果!」

海未「な…ん、…げほっ、で…?」

穂乃果「真姫ちゃん、ごめんね…来ちゃった…」エヘヘ

真姫「…流石、穂乃果。最後まで期待を裏切らないでくれるわね」フフッ

海未「あ、ああ…!」

どうして穂乃果が病室に?
内緒にしてって言ったじゃないですか、真姫…
真姫、穂乃果、貴方達は本当に…

海未「ば…っ、か…です…」

ほのまき「!!」

穂乃果「バカなのは海未ちゃんだよ!穂乃果にはなんにも
相談してくれなかったじゃん…!バカバカバカ!」
131: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 23:09:06.37 ID:GqWQuJ2Q.net
海未「お…怒らないでください、穂乃果…」ゲホゲホ

真姫「穂乃果、病人相手にそんなことしないの。」

穂乃果「はーい…」シュン


海未「穂乃果、真姫。」

真姫「どうしたの?」

海未「今まで…ありがとう、ございました。」

穂乃果「待って…」

海未「ふぁあ…そろそろ眠くなっ…ゲホッ、て
きてしまって…少しだけおやすみしますね。」


穂乃果「…待って、ねえ待って、海未ちゃん、
私…伝えたいことがあるの。」

なんですか?穂乃果。
もう眠気が冷めなくて…限界みたいです。

穂乃果「私、海未ちゃんが…好き。大好きだよ。」

…穂乃果、

海未「わたしも…です」
132: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 23:11:57.52 ID:GqWQuJ2Q.net
カクっと力が入らなくなった私の手には、最後まで、穂乃果と真姫の手が重ねられていました。

ピーーーーー

真姫「え?」

穂乃果「…海未ちゃん?」

真姫「お父様…?延命、措置は?」

真姫「お父様!?ねえお父様!?」

真姫父「これは園田さん自身の希望だ。
辛いが我々が決めることではない…」

真姫「…嘘よね?」

穂乃果「海未ちゃん?起きて?海未ちゃん?
海未ちゃん?う…みぢ…ゃ…!」ポロポロ

真姫「こんなの…許さない、わよ…!」

穂乃果、真姫、みんな、ごめんなさい。

こんな私に沢山の幸せをくださって、

ありがとうございました。
133: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 23:12:52.96 ID:GqWQuJ2Q.net
ーことりへ

最初に言っておきます。
私はことりのことを全く恨んでなんかありません。

ことりはいつも私の味方でいてくれましたね。

私と穂乃果が喧嘩した時もいつもことりが居てくれたから仲直りができて。

素敵な幼なじみを持てて、本当に幸せな人生でした。ありがとう、ことり。

ことりが穂乃果の事を好きなんて事、ずっとずっと前から気が付いていました。

幼なじみなんですから当然でしょう?

協力は出来ずじまいでしたが、これからは穂乃果の事をちゃんとお願いしますね?

ことり、大好きです。

ー園田海未より


ことり「海未ちゃん…」

ことり「ごめんね、ごめんね…」ポロポロ
134: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 23:20:16.85 ID:GqWQuJ2Q.net
ー真姫へ

真姫。
本当にありがとうございました。

真姫へはなんとお礼をしたらいいのかわからないくらいお世話になりました。

最初、真姫に告白されたときは本当に驚きました。

そして、私は逆に真姫を傷つけてしまいましたね。

本当にすみません。

真姫、いつもどんな時も私を支えてくれてありがとうございました。

これからは真姫がμ'sを引っ張っていってくださいね。

それと…あの時書いた歌詞、穂乃果に渡してくださると嬉しいです。

園田海未
135: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 23:21:47.08 ID:GqWQuJ2Q.net
穂乃果へ

穂乃果。最後まで気持ちを伝えられなくて本当にごめんなさい。

私は穂乃果が好きです。
大好きです。

私が手紙に書きたいのはこれだけです。

その代わり…
私が書いた最後の新曲。
歌いきってくださいね?



穂乃果「海未ちゃん…!」

穂乃果「わたし、やるよ…」
136: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 23:23:33.08 ID:GqWQuJ2Q.net
ー…最終地区予選

μ's「聴いてください、」

穂乃果「(やるったらやる!)」

穂乃果「秋のあなたの空遠く」






おわれ
137: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2015/01/16(金) 23:25:29.60 ID:GqWQuJ2Q.net
初SSなんとか書き上げました…
本当におつきあい有難うございました。
違和感等酷いですが本当にありがとうございました!
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『海未「はっきり教えてください」』へのコメント

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