希「3年生の」絵里「だらだら」にこ「1レス劇場」

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にこのぞえり-アイキャッチ4
1: その1 暑さ対策(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/18(火) 23:36:48.89 ID:7ZOW/Wqh.net
~部室~



ミーンミンミン



希「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

希「・・・・・・暑いやんな・・・・・・」

絵里「・・・・・・暑いわね・・・・・・」

ガチャッ

にこ「おつかれー、ってなにやってんの」

にこ「絵里はテーブルに突っ伏して、希はなんでにこのパソコンに顔くっつけてんのよ」

絵里「暑いから」

希「ちょっとでも冷たいポジションを探した結果や」

にこ「いくら冷たいからって閉じたノーパソに頬ずりしてんじゃないわよ、離れなさい」グイグイ

希「えー、にこっちのいけずー・・・・・・およ?」ピタッ

にこ「なによ」

希「にこっちの顔、ちょっとひんやりして気持ちえー」スリスリ

にこ「頬ずりするな」

絵里「ほんとに!? ・・・・・・ほんとだわ。さすがにこね」ピタッ

にこ「くっつくな」

希「あー、涼しいなー」スリスリ

絵里「気持ちいー」ピトッ

にこ「にこは暑いのよ」

元スレ: 希「3年生の」絵里「だらだら」にこ「1レス劇場」

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4: その2 歴史の勉強(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/18(火) 23:41:38.70 ID:7ZOW/Wqh.net
にこ「縄文」

絵里「弥生」

希「古墳」

にこ「奈良」

希「ちゃうで」

にこ「え? 古墳の次って奈良じゃないっけ」

絵里「違うわ」

にこ「ヒント」

希「ヒント? うーん、ことりちゃん」

にこ「はい?」

絵里「と・ぶ!」

にこ「どゆこと?」

絵里「鳥が! 飛ぶのよ!」バッサバッサ

にこ「ああ、飛鳥」

希「エリチのジェスチャーでよくわかったやんな」

にこ「絵里、成績いいけどお馬鹿でしょ」

絵里「どういう意味よ」
6: その3 海に行こう(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/18(火) 23:47:25.70 ID:7ZOW/Wqh.net
絵里「ねえ、海行きましょうよ海」

希「ええやん。毎日暑いし」

にこ「にこの水着で、ビーチのみんなの視線を釘付けにしちゃうニコ☆」

希「でも、どこの海行く?」

絵里「やっぱり、湘南とか」

希「夏休みやし、有名どころはすごい混んでるんやない?」

絵里「確かに、芋を洗うような混雑ぶりはよくニュースで見るわね」

にこ「じゃあ、リゾートのプールは? ロングビーチとか☆」

絵里「混んでることに変わりはないんじゃない?」

希「それによく考えたら、外出たらますます暑いやんな」

絵里「直射日光すごいし」

にこ「お肌対策ばっちりしないとまずいわね」

希「じゃあどうするん?」

絵里「でも暑いしさっぱりはしたいわ」

にこ「あんまりお外には出たくないけど」

希「うーん」



カポーン

絵里「・・・・・・いい湯ねぇ・・・・・・」

希「・・・・・・な、エリチ」

絵里「ん?」

希「なんでウチら、健康ランドに来ることになったんやっけ」

絵里「・・・・・・なんでだっけ?」

にこ「ういぃ~、染みるぅ・・・・・・」
7: その4 デュオ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/18(火) 23:52:06.00 ID:7ZOW/Wqh.net
~カラオケ~



デーデッデー

のぞえり「「みーちたーりーたLonely~♪」」

にこ「うぇーい」タンバリンシャンシャン



デデデデーデデデー

のぞにこ「「ズルイズルイズルイことはー♪」」

絵里「ハラショー」マラカスシャカシャカ



絵里「ね、ちょっといい」

にこ「なによ」

絵里「私と希にはデュオ曲があって、希とにこにもデュオ曲がある」

希「せやね」

絵里「なのになんで、にこと私のデュオ曲はないのかしら」

にこ「BiBiで一緒に歌ってるじゃない」

絵里「BiBiだって好きだけど、そうじゃなくて・・・・・・」プクー

にこ「しょーがないわねー、一緒に歌う?」



にこえり「「にこぷり♥ にこにこ♥ にこぷり♥」」

絵里「YEAH!! ぷりてぃ~GIRL!!!!」



希(エリチもこういう歌、歌ってみたかったんかな)
14: その5 しりとり(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/19(水) 00:00:48.21 ID:YiNd357H.net
希「なあなあ、にご・・・・・・にこっち」

にこ「ちょっと待って今いいとこなの」シャンシャン

絵里「希、噛んだわよね今」

希「待って! なんかウチらの会話、しりとりになってる!」ガタッ

にこ「るっさい! 集中できないでしょーが!」シャンシャン

絵里「頑張ってるにこに悪いわよ」

希「よく会話が続くなー思って感動しちゃったのだ」

にこ「だーかーら、静かにって、あーミスったじゃない!」シャンシャンカンッ

絵里「言わんこっちゃない」

希「い、いや、ごめんなにこっち、邪魔しちゃったみたいやん・・・・・・」

絵里「あ」

希「あ」

希「・・・・・・・・・・・・」シュン

にこ「・・・・・・・・・・・・」シャンシャン



にこ「・・・・・・ンジャメナ」ボソッ

希「ナイスや、にこっち!」パアァ

絵里「ちょっとまだ続くの?」
20: その6 練習(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/19(水) 00:09:36.23 ID:YiNd357H.net
にこ「・・・・・・いくわよ」

絵里「OK」

希「いつでもいけるで」

にこ「せーのっ」

スチャ

3人「・・・・・・・・・・・・」

にこ「・・・・・・駄目ね。タイミングがズレたわ」

絵里「希、ちょっと遅いんじゃない」

希「そういうエリチはちょっと早いんやない」

にこ「いいから、もう一度いくわよ」

にこ「せーのっ」

スチャ



海未「・・・・・・なにやってるんですか?」

穂乃果「なんか、劇場版の新曲PVのための、サングラスを同時にかける練習だって」
40: その7 妹がほしい(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/20(木) 00:21:04.32 ID:ge2Ig5wQ.net
希「エリチは亜里沙ちゃんっていう可愛い妹がいてええなー」

絵里「いきなりどうしたのよ」

希「にこっちも、こころちゃんとここあちゃんと虎太郎くんがいるし」

にこ「下に小さいのが3人もいると大変よー」

希「ウチ、ひとりっこやから。きょうだいがいるのって、ちょっと憧れるんよ」

希「ウチにも、可愛い妹がいればええのになー」

絵里「」ピコーン

絵里「ふふ、それじゃあ、今日は私が希の妹になってあげようかしら」

希「へ」

絵里「ね、希お姉ちゃん♥ なんちゃって」ギュッ

希「ちょ、なんか照れるやん///」

希「それに、エリチは妹っていうよりお姉さんって感じやし・・・・・・///」

にこ「それじゃ、にこも希の妹になってあげるニコ☆」

にこ「ね~、の・ぞ・み・お・ね・え・ちゃん♥」ギュッ

希「にこっちはどっちかっていうと、おかんってイメージが・・・・・・」

にこ「なんだと」
41: その8 寝てないもん(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/20(木) 00:28:51.01 ID:ge2Ig5wQ.net
~ファミレス~


にこ「だからにこは言ってやったのよ。あんたらカップルか!って」

希「あはは」

絵里「」コックリコックリ

にこ「・・・・・・ん?」

にこ(ね、ちょっと)ヒソ

希(エリチ、寝てるやんな)ヒソ

にこ(わっ!ってやってやろうかしら)ヒソ

希(エリチ、怒るんやない?)ヒソ

絵里「ん」パチッ

にこ「・・・・・・・・・・・・」

希「・・・・・・・・・・・・」

絵里「どうしたの、2人とも」

にこ「絵里、今」

希「寝てた?」

絵里「寝てないわよ」

にこ「目閉じてたじゃない」

絵里「瞑想してたの」

希「小学生か」



~数分後~

絵里「」コックリコックリ

希(また寝てるやん)ヒソ

にこ(疲れてるのかしら)ヒソ

絵里「!!」ガクッ

希「!」

にこ「!」

絵里「・・・・・・・・・・・・」パチッ

絵里「寝てないわよ」

希「聞いてへんのに」
42: その9 ついうっかり(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/20(木) 00:35:09.82 ID:ge2Ig5wQ.net
~原宿~



希「エリチ、ちょっと遅れるって」

にこ「ふーん」

希「待ってる間、その辺のショーウインドウでも覗いてく?」



にこ「わ、このワンピースかわいい!」

希「こっちのポシェットも、にこっちによく似合いそうやん」

にこ「みんなかわいいから目移りしちゃう~」

希「にこっちの方がかわいいから、なに着ても似合うんやない?」クスッ

にこ「な、なによもう/// いいから、今度はあっち行くわよ、ママ!」

希「」

希「・・・・・・・・・・・・ママ?」

にこ「」

にこ「///」ボッ



希「ねえにこっち、もう1回言って~」ニコニコ

にこ「うるさいうるさい!!///」

希「恥ずかしがらんでもええのに~」ニコニコ

にこ「やかましい!!///」

絵里「ごめんごめん、遅れちゃって・・・・・・」

絵里「・・・・・・ん?」



絵里「ケンカは駄目よ!」ビシッ

にこ「違う!!」
44: その10 板ばさみ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/20(木) 00:43:46.86 ID:ge2Ig5wQ.net
~山手線車内~



希「ふぃ~、たまにはスイーツめぐりもいいもんやね。お腹いっぱいやん」

にこ「ね、希」

希「ん?」

にこ「ちょっと面倒なことになったわ」

希「え?」

にこ「見てよ、にこの左隣」

絵里「」スヤスヤ

希「あらまあ。にこっちの肩にもたれて、エリチも疲れちゃったんかな?」

にこ「身動きとれないわよ。どーすんのこれ」

希「秋葉原に着くまでの辛抱やね。・・・・・・ふあ~あ、ウチも疲れちゃったなぁ」

・・・・・・・・・



『次は~、秋葉原、秋葉原』

にこ「・・・・・・・・・・・・」

絵里「」スヤスヤ

希「」スースー

にこ(左肩に絵里、右肩に希)

にこ(なんでこんな気持ち良さそうに寝てんのよ。起こすに起こせないし)

にこ「・・・・・・どーすんのよこれ」
56: その11 にっこにっこにー(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/20(木) 22:41:20.42 ID:ge2Ig5wQ.net
~部室~



にこ「にっこにっこにー♪」

希「にっこにっこにー♪」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

にこ「いいわよ希! その指、そのスマイル! なかなか筋がいいわ!」

希「おーきに! こうやって、にこっちの真似してみるのも楽しいなー」

絵里「・・・・・・・・・・・・」ペラッ

にこ「ちょっとー、絵里、なにさっきから黙って本読んでるのよ」

希「楽しいから、エリチもやってみたら?」

絵里「えー、私はいい・・・・・・わよ。恥ずかしいし」

にこ「ちょっとー、このにこにーにこちゃんの必殺決めポーズが恥ずかしいっていうの?」

希「そうは言っても、ちょっとは興味あるんやない?」

絵里「そんな訳ないでしょ。私には似合わないわよ」

にこ「そんなことないと思うけどねー」

希「ま、いいやん。あ、ウチ、ちょっとトイレ」ガタッ

にこ「あ、じゃあにこも」ガタッ

パタン

絵里「・・・・・・・・・・・・」



絵里「・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・にっこにっこにー」ニコッ

ガチャ

絵里「!!」ビクッ

にこ「」ニヤニヤ

希「」ニマニマ

絵里「・・・・・・・・・・・・!!///」ピクピク
58: その12 相合傘(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/20(木) 22:49:00.65 ID:ge2Ig5wQ.net
~帰りの昇降口~



ザーッ

絵里「雨ね」

希「えー、雨なん? 今朝、天気予報見忘れたから傘忘れてもーたー」

にこ「なーにやってるのよー」

絵里「もう、希ったら。じゃあ、私の傘に入る?」

希「ほんまに? じゃあ、お言葉に甘えて♪」

にこ「あーら、相合傘だなんてお熱いこと」ニマニマ 

にこ「にこは自分の傘があるから、これで優雅に・・・・・・」カサパカッ

ビュウッ

絵里「きゃ、風?」

にこ「わわっ!?」バシーン

絵里「あ」

希「にこっちの傘が」

絵里「風で裏返しになっちゃった」

にこ「」



にこ「ちょっと、そっちもっと詰めなさいよ!」

希「無理やん、1つの傘に3人も入ってるんやから~」

絵里「あはは、ぎゅうぎゅう詰めね」

絵里(でも、ちょっとだけ楽しいかも)
63: その13 恋愛ゲーム(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/20(木) 22:57:21.81 ID:ge2Ig5wQ.net
希「ね、恋愛ゲームってあるやん?」

にこ「ギャルゲーとかのこと?」

希「思ったんやけど、もしエリチやにこっちが恋愛ゲームに出てきたら、どうやったら攻略できるんかな?」

絵里「唐突ね。ていうかそんなこと考えてたの」

にこ「にこはー、そんな簡単には攻略できない難関キャラに決まってるニコ☆」

絵里「私も、そう簡単に攻略できると思ったら大間違いよ」フフ

希「うーん、例えばエリチの場合は、作ってくれたペリメニをほめまくるとか」

にこ「なるほど」

絵里「ちょっとちょっと、単純すぎない?」

希「もしくは作ってくれたボルシチをほめまくる」

絵里「ずいぶん簡単な女ね、私」

希「にこっちは、見た目も可愛いけど、内面をほめた方がいい気がするなあ」

にこ「へ?」

希「にこっちは色々気が回るし、家族思いなところとか料理上手なところとかほめれば」

にこ「な、なによー、にこはそれぐらいじゃ落とされないんだから!」

絵里「まんざらでもなさそうね」

にこ「ていうか、希の方はどうなのよ!」

絵里「そうよ、希こそ、恋愛ゲームに出てきたら意外とすんなり攻略されちゃうんじゃないの?」

希「ウチはそう簡単には落とされへんよ。でもな」

希「実は、とっておきの必勝法があるんよ」ニコッ

にこ「必勝法? なによ、それ」

希「ひ・み・つ♪」

絵里「?」



希(必勝法なんて、単純やん)

希(プレーヤーがエリチかにこっちなら、ウチは簡単に攻略されちゃうと思うんよ♪)
75: その14 ロシアンルーレット(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/22(土) 00:30:30.93 ID:B37Yse8Q.net
~昼休み~



にこ「・・・・・・ここに3つのチョコボールがあります」

希「・・・・・・・・・・・・」ムム

にこ「2つは普通のピーナッツ。しかし残りの1つは、希の嫌いなキャラメルが入っています」

希「・・・・・・・・・・・・」ムムム

絵里「・・・・・・なにしてるの?」

にこ「ちょっとした賭けよ。希が見事、キャラメルを回避してピーナッツを引き当てることができれば、希の勝ち」

にこ「でも、希がキャラメルを引いた時はにこの勝ち! 希のお弁当のおかずのから揚げはにこのもの~☆」

絵里「なにやってるんだか」ハァ

にこ「あれ~、希ちゃんどうしたニコ~? ピーナッツを当てる確率は2/3ニコよ~?」

にこ「くじ引きでハズレを引いたことがないという、希ちゃんのスピリチュアルパワーにかかれば朝飯前のはずニコ~☆」

絵里「今は昼飯前だけれど」

希「ゆうたなにこっち。ウチのスピリチュアルパワー見せたるで! これや! カードがウチにそう告げるんや!」バンッ

絵里「今はカード持ってないじゃない」

希「それ!」パクッ

絵里「結果は?」

希「・・・・・・むぐっ!? 甘っ!! キャラメルやこれ!!」

にこ「やった~、にこの勝ち! から揚げはにこがゲットにこ~☆」

希「うう、甘ったるくて駄目や・・・・・・残り2つのピーナッツで浄化したる!」ヒョイヒョイパクッ

にこ「あ、ちょ、それは」

希「・・・・・・むぐぅ!? なんやこれ!? 全部キャラメルやん!!」

絵里「なんと卑怯なり矢澤にこ、チョコボールは全てキャラメルだった、これは汚いぞー」(棒

希「・・・・・・にこっちぃ~」ゴゴゴ

にこ「・・・・・・い、いや~ん、怒っちゃいやニコ☆」

希「わしわしMAXや~!!」

にこ「ぎえええ~~!!」

絵里「・・・・・・なにやってるんだか」ハァ
76: その15 ドッキリ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/22(土) 00:39:42.24 ID:B37Yse8Q.net
~廊下~

希「~♪」

絵里(あら、希ね。これから部室に行くのかしら)

絵里(・・・・・・そうだ)ピコーン

絵里(後ろから、わっ!ってやって驚かせちゃえ。きっと希、びっくりするわね)クスッ

ソローリ

絵里「・・・・・・わっ!!」

希「」

パタッ

絵里「あはは、希、びっくりした? って、大げさね、そんな倒れちゃって・・・・・・」

絵里「・・・・・・希?」

希「」

絵里「え・・・・・・ちょっと? 冗談やめてよ・・・・・・希? 希ったら・・・・・・」ユサユサ

希「」

絵里「う、嘘でしょ・・・・・・? まさか、心臓とか・・・・・・!? ちょっと希!? 返事してよ、希!?」

希「・・・・・・なんちゃって~」ニッ

絵里「へ」

希「忍法“死んだふり”なのだ~♪ ね、ね、エリチ、びっくりした? びっくりした?」エヘヘ

絵里「」



~部室~

希「エリチ、ごめんて~」

絵里「知らない」プイッ

希「エリチがあそこまで心配してくれるなんて思わんかったんよ~」

絵里「希なんてキライ」プイッ

希「帰りにエリチの好きなものおごるから~」

絵里「美味しいのじゃないと許さない」プイッ

にこ「・・・・・・詳しくは訊かないけど」

にこ「どうせあんたら、またくだらないことでしょ」
92: その16 チェンジ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/23(日) 22:22:30.04 ID:D/02URwY.net
にこ「この3人の共通点に気づいたわ」

絵里「なんのこと?」

にこ「ずばり! この3人は、全員髪を結っている!」

希「なるほど、確かになあ」

にこ「それで考えたんだけどぉ、たまにはお互いの髪型を入れ替えたりしたら面白いんじゃないニコ?」

絵里「え、いや私は」

希「面白そうやん! 今日は1日、その髪型で過ごしてみればええやん!」

絵里「え、ちょ」

・・・・・・・・・


にこ「できあがり~☆ まず希の髪型は、絵里のポニテ!」

希「ポニテなんて普段あんまりしたことないけど・・・・・・悪くないやんな」

にこ「そこはかとなくアダルトな魅力がアップしてる感じがするニコ」

希「お次はにこっち! ウチの、スノハレとかの時の三つ編みや!」

にこ「いつもの希の髪型だと、ちょっと普段のにこと被るから、こっちにしてみたけど、いい感じね」

希「にこっちの可愛さに、大人っぽさが加わった感じがするんよ」

にこ「そして、最後は~・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里「なんで・・・・・・なんで私が、にこの髪型なのよ・・・・・・///」

絵里「私に、こんなツインテールなんて似合わないわよ!」

希「そんなことあらへんよ、エリチ。よく似合ってるよ?」

にこ「普段クールな絵里と可愛い髪型のギャップがいいのよ!」

絵里「うう、そんなこと・・・・・・///」

希「ね、ね、エリチ、その髪型であれやってみてくれへん? この前、こっそり練習してたあれ」

にこ「にこも見てみたいニコ~☆」

絵里「ううう・・・・・・じゃ、じゃあ、1回だけよ・・・・・・?」

絵里「」コホン

絵里「・・・・・・にっこにっこにー///」ニコッ

のぞにこ「「・・・・・・・・・・・・」」

希(かわいい)

にこ(かわいい)
841: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ (ワッチョイW 5412-V+g5) 2015/11/24(火) 00:24:02.09 ID:gTkbVTJV0.net
http://imgur.com/TPvnG7b.jpg
1439908608-レス841-画像1

http://imgur.com/3XExCQN.jpg
1439908608-レス841-画像2

こう…か?
95: その17 戦争(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/23(日) 22:30:12.42 ID:D/02URwY.net
希「にこっちはなんもわかってない! あのサクサクしたビスケットがええんやん!」

にこ「わかってないのは希よ! チョコの量が多い方がいいに決まってるわ!」

希「なんなん!」

にこ「なによ!」

絵里「ちょっとちょっと、なんの騒ぎ?」

希「あ、エリチ! エリチは当然、たけのこ派やんな!?」

にこ「なに言ってるのよ! チョコ好きなら、当然きのこ派でしょ!?」

絵里「ええー、そんな論争・・・・・・?」

希「たけのこ!?」

にこ「きのこ!?」

絵里「えっと・・・・・・私、さくさくぱんだ派だから」

のぞにこ「「ハラショー・・・・・・」」
98: その18 花火(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/23(日) 22:39:09.49 ID:D/02URwY.net
~真姫ちゃんの別荘近くの海岸~


シャーッ

絵里「たまには、こうしてのんびり花火をするのもいいものね。他のみんなは?」

希「あっちで、ロケット花火に夢中になってるみたいよ」

希「穂乃果ちゃんと凛ちゃんがはしゃいじゃって、海未ちゃんが大変そう」クスッ

にこ「この花火、虹色できれー。アイドルにこにーにふさわしい花火ね」

シャーッ

絵里「私は、やっぱりこの線香花火が好きね。なんだか優しい感じがして」

チリチリ

希「それじゃ、ウチもとっておきのをやろうかな」

絵里「とっておきの?」

にこ「なによ、それ? なんか、輪っかになってるけど」

希「ウチ、これが好きなんよ。それじゃ、いくでー」

シュワッ シュルシュルシュル

絵里「きゃあ、な、なに!?」

にこ「地面の上でくるくる回ってる!?」

絵里「やあ、追いかけてこないでえ!」

にこ「ちょちょ、ちょっと絵里、離しなさいよ!」

希「あはは、ねずみ花火っていうんよ♪」

にこ「ぎゃーこっちくんなー!」

絵里「いやー!!」



モクモクニュルニュル

希「ちなみに、こっちは蛇花火っていうんよ」

にこ「なにこれ、燃えかすがにゅるにゅる伸びてる・・・・・・きも」

絵里「ハラショー・・・・・・」
105: その19 流しそうめん(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 23:50:30.63 ID:AzUUMM/a.net
~部室~


絵里「ね、にこ、希」

にこ「なによ」

絵里「私、流しそうめんってやつをやってみたいわ」

希「唐突やね」

絵里「テレビで見たことはあるけどやったことはないのよ。あの、竹みたいなやつに水とそうめん流すやつ」

希「アバウトやね」

絵里「実は憧れてたの! 激しい流れに耐えながら、そうめんをすくって食べる夏の風物詩に」

にこ「なんか違くない? まあ確かに言われてみれば、にこもやったことはないわね」

絵里「この部室の窓から下まで、雨どいかなにか使えば流しそうめんできるかしら」

にこ「あんた、たまにとんでもないこと言うわね」

希「ま、それは無理やけど。ここは、ウチに任しとき!」

絵里「ほんとに? 希」



~希のマンション~


グルグル

絵里「ハラショー! 水とそうめんがくるくる回ってる!」

にこ「流しそうめん機ってやつね、初めて見たわ。ていうか、なんで希はこんなの持ってるの」

希「前に、商店街の福引で当たったんよ。長い竹やないけど、気分だけは味わえるやん?」

絵里「ありがとう、希。ね、すくっていい?」ワクワク

希「ええよ。さ、みんなで食べよ。いただきまーす」

ツルツル

希「うん、冷たくて美味しー。これも、夏の風物詩って感じやね」

絵里「ね、ね、ミニトマト流してみましょうよ!」

にこ「落ち着いて食べなさいよ」
106: その20 差し入れ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/24(月) 23:57:59.63 ID:AzUUMM/a.net
~生徒会室~


絵里「ふう・・・・・・なんとかこっちは片付いたわね」

希「今ごろ穂乃果ちゃんたち、沖縄で楽しくやってるんかな?」

絵里「まったく穂乃果ったら、生徒会長なのに、書類の書き方とか色々雑なんだから・・・・・・」

絵里「修学旅行から帰ってきたら、お灸をすえてあげなきゃね」

希「まあまあ、穂乃果ちゃんたちも一生懸命やってるんやし・・・・・・」

ガチャ

にこ「おつかれー。絵里、希、まだいる?」

希「あ、にこっち」

絵里「まだ、もうちょっとかかりそうね」

希「なに、にこっち、手伝いに来てくれたん?」ニマニマ

にこ「冗談言わないでよ、にこに生徒会の仕事なんて無理無理」

絵里「ごめんなさいね、練習の方も早く抜けちゃって」

にこ「別にいいわよ。それより、あんまり根を詰めすぎないでよ」

にこ「あんたたちって、妙なところで責任背負っちゃいやすいんだから」

希「にこっち・・・・・・心配してくれてるん?」

にこ「だーれが! あと、これ。その、余ったから」

絵里「余った? なに、その包み」

にこ「いいから。じゃね、また明日」

パタン

絵里「なにかしら? にこが置いていった、この包み」

希「開けてみよか」

ガサガサ

希「これ・・・・・・クッキー?」

絵里「にこが焼いてくれたのかしら」

希「なんかメモみたいなんが入ってるよ」


『疲れたときは甘いものよ!』


希「にこっち・・・・・・」クスッ

絵里「さすがにこね。・・・・・・ありがとう」
114: その21 はずれ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 23:42:02.17 ID:mEFll5oY.net
~帰り道~


絵里「希、なに食べてるの?」

希「んー? アイスキャンディー。そこのコンビニで買ったんよ」ペロペロ

希「なんと、あたりつきなのだ~♪」

にこ「棒にあたりが書いてあったらもう1本、ってやつ? まだそういうの売ってるのね」

希「お、棒が出てきた。さあ、ウチのラッキーパワー見せたるで~!」



『 は ず れ 』

希「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・ま、まあ、そういうこともあるわよね」

にこ「あれー、自称ラッキーガールの希ちゃんらしくないニコ~☆」プププ

希「なっ・・・・・・なんのこれしき! もう一度や!」ガサガサ

絵里「2本も買ってたの!?」



『 は ず れ 』

希「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

にこ「あー、えーと、悪かったわよ・・・・・・たまにはこういうときも・・・・・・」



~コンビニのアイスコーナー~


絵里「ちょっと希、落ち着いてえ~・・・・・・!」グググ

にこ「ムキになったってしょうがないでしょ~・・・・・・!」グググ

希「放して、エリチ、にこっち! これはウチのアイデンティティに関わる問題なんや!」

希「このままやったら、『くじ引きでハズレを引いたことがない』っていうウチのプロフを変えないといけないやん!」

絵里「そんなにたくさん買って食べたらお腹壊すわよ・・・・・・!」グググ

にこ「いいから、その両手に抱えたアイスキャンディー放しなさい・・・・・・!」グググ
116: その22 クイズ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 23:50:01.35 ID:mEFll5oY.net
希「エリチ、クイズです」

絵里「突然ね」

希「見た目はクールで冷え冷え、たまにツンツン」

希「中身はあったかくて可愛くてちょっとだけ抜けてるもの、な~んだ?」

絵里「外は冷えてて中は温かい・・・・・・? なにかしら」ウーン

絵里「外が温かくて中が冷たいなら、揚げアイスとかだけど・・・・・・でも、中身が可愛いの意味が・・・・・・」

絵里「う~ん、難しいわ。答えはなんなの?」

希「エリチがもうちょっと答えに近づいたら教えてあげるやん! ではっ!」タタタ

絵里「あ、ちょっと希!?」



希「にこっち、クイズです」

にこ「なによいきなり」

希「外はリボンやフリルでとっても可愛くて、だけどツンツンとがってるところもあって」

希「中身はあったかくてやさしくてちょっとだけお母さんみたいなもの、な~んだ?」

にこ「はあ、なによそれ? リボンやフリル・・・・・・人形?」

にこ「だけどツンツンとがってるって・・・・・・怪獣? 怪獣の人形がリボンやフリル・・・・・・?」

希「全然違うやーん。もうちょっと考えてみてねー!」タタタ

にこ「はあ!? 希、ヒントぐらい教えなさいよ!」



希(エリチもにこっちも、周りのことばっかり気がつくのに・・・・・・)

希(自分のことになると、ほんとニブチンさんなんやから)クスッ
119: その23 星見(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 23:56:27.50 ID:mEFll5oY.net
~山にある真姫ちゃんの別荘のベランダ~


絵里「じゃあ、いい? 部屋の電気、消すわよ」

にこ「いいわよ」

希「おっけーやん」

パチッ

3人「・・・・・・・・・・・・」

絵里「都会とは大違い・・・・・・本当に、真っ暗ね・・・・・・」

にこ「空は・・・・・・?」

希「ん~・・・・・・やっぱ、曇ってるから・・・・・・見えへんね、星」

絵里「山の中で空気も澄んでるし、綺麗な星空が見れると期待してたけど」

にこ「上手くいかないもんね」

絵里「仕方ない、か。それじゃあ、部屋に戻って、そろそろ寝ないと・・・・・・」

希「・・・・・・待って! 見て、あれ」

にこ「なにあれ・・・・・・森の方から・・・・・・光?」

絵里「こ、こっち来るわよ・・・・・・ひ、人だま!?」

希「違う・・・・・・これ、蛍やん」

にこ「蛍・・・・・・?」

絵里「あ、他にも・・・・・・」

にこ「すごーい、蛍がいっぱい・・・・・・初めて見た・・・・・・」

絵里「きれい・・・・・・」

3人「・・・・・・・・・・・・」

希「ね。本物の星空は見れなかったけど」

ユラユラ キラキラ

希「なんだか、星空の中にいるみたいやん?」

にこ「・・・・・・そうね」

絵里「地上の星、か」
152: その24 アイスクリーム(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 23:13:08.85 ID:eCmAupO3.net
~アイスクリーム屋さん~


にこ「ここのアイス屋さんは、歌って振り付けしながらアイスを作ってくれるのよ」

絵里「話に聞いたことはあるけど、来るのは初めてだわ」

希「楽しみやね」



~♪(アイス作り中)

にこ「わあ」

絵里「ハラショー」

希「かわいい!」



パクッ

にこ「美味しい♪」

絵里「ハラショー!」

希「ええやん!」



アタマキーン

にこ「うっ」

絵里「うっ」

希「うっ」
154: その25 サボテン(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 23:21:05.27 ID:eCmAupO3.net
~部室~

絵里(たまたま雑貨屋さんで、小さくてかわいいサボテンの鉢植えを見つけたから、買って部室に持ってきてみたけど)

絵里(うん。こうして机に置いておくと、インテリアとしては上々ね♪)

絵里(でも、ほんとかわいい。この小さな花が咲いてる所とか・・・・・・)

チクッ

絵里「いたっ!」

絵里(・・・・・・ついうっかり触っちゃったわ。あ、指から血が出てる)

絵里(・・・・・・ばんそうこう巻いとこ)



ガチャ

にこ「お疲れー・・・・・・って、誰もいないの? ・・・・・・ん?」

にこ(えー、このサボテン、かわいい~♪ 誰が持ってきたのかしら?)

にこ(この、ピンクのちっちゃい花とか・・・・・・ちょっとだけいいよね・・・・・・)



ガチャ

希「さ、今日も練習練習~っと。・・・・・・あれ?」

希(わー、サボテンがあるやん! エリチあたりが持ってきたんかな?)

希(なんだか、スピリチュアルなパワーがもらえそうやね!)

希(でもなんやろ、こういうの見ると、ついつい触ってみたくなっちゃうやん・・・・・・)



~屋上、練習前~

絵里「・・・・・・」←人差し指にばんそうこう

にこ「・・・・・・」←人差し指にばんそうこう

希「・・・・・・」←人差し指にばんそうこう

絵里(・・・・・・そういうことね)

にこ(みんな、やることは)

希(おんなじやね)



凛「なんで絵里ちゃんたちは、見つめ合って悟ったような表情してるのかにゃー?」

花陽「さ、さあ・・・・・・」
156: その26 四つ葉のクローバー(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/29(土) 23:29:28.79 ID:eCmAupO3.net
~帰り道~


希「ね、あそこの原っぱ見て。クローバーがいっぱい」

絵里「ほんとね。こんなにいっぱい、珍しいわね」

にこ「四つ葉のクローバーでもあればいいけど」

希「・・・・・・ね! 探してみたらええやん、四つ葉のクローバー!」

にこ「え!? これから?」

絵里「まあでも、少しくらいなら探してみるのもいいかもね」

希「見つかったら、きっとええことあるよ」

にこ「まったく、しょーがないわねー」


~15分経過~

絵里「見つからないわね・・・・・・」

にこ「もう、こんなにいっぱいあるのに1枚もないってどういうことよ!」

絵里「なんだか、悔しくなってきたわね」

にこ「こうなったら、意地でも見つけてやるんだから!」

絵里「そうね。私も負けてられないわ!」

希「・・・・・・ふふっ」


~30分経過~

にこ「・・・・・・あ! あった! 見つけた、四つ葉のクローバー!」

絵里「ほんとに!?」

希「どれどれ・・・・・・確かに四つ葉や。すごいやん、にこっち!」

絵里「ハラショー! さすがにこね」

にこ「・・・・・・えへへ」



絵里「・・・・・・でも私、てっきり希が最初に見つけると思ってたわ」

にこ「そうね。自称ラッキーガールらしくないんじゃない?」

希「ええやん。今日はにこっちと、頑張ってたエリチの方がラッキーガールやったってことで♪」



希(・・・・・・ほんとは、結構早くに見つけてたんやけど。言えないよね)

希(頑張って探してる2人を見てるのがかわいくて、黙ってたなんて♪)
172: その27 応急処置(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 22:52:33.86 ID:IrApk3vU.net
~帰り道~


絵里「次のライブも楽しみね」

希「穂乃果ちゃんたちも張り切ってたし・・・・・・」

ガッ ←つまずく

希「わっ!?」

ポテッ

絵里「希!?」

にこ「ちょっと、大丈夫!?」

希「いてて・・・・・・あはは、ウチったらドジやなあ・・・・・・大丈夫やん、怪我もしてないし」

絵里「なに言ってるのよ、ひざすりむいてるじゃない!」

にこ「もう、お馬鹿ね! あんたって運動神経いいくせに、たまにどんくさいんだから!」

絵里「ほら、ちょっと見せて。砂は入っていないかしら・・・・・・」

希「あ、エリチ、それエリチのハンカチ・・・・・・ダメやん、血がついちゃう・・・・・・」

絵里「いいから。そんなにひどくはないわね」

にこ「待ってて、鞄の中に、ちょうどばんそうこうと消毒液が・・・・・・」

希「にこっち・・・・・・」



ペタッ

にこ「はい、これでよし!」

絵里「他にはどこか痛むところとかない?」

希「うん・・・・・・大丈夫。・・・・・・ピンクのばんそうこう、かわいい」

にこ「気を付けなさいよねー・・・・・・って、何にやついてるのよ」

希「うん・・・・・・ふたりとも、ありがとう」

希「やっぱり、エリチとにこっちは、とっても優しいやんな」ニコッ

にこ「なっ・・・・・・///」

絵里「っ・・・・・・///」

にこ「・・・・・・もう、バカなこと言ってないで、行くわよ!」

絵里「気をつけてよね、希!」

希「うんっ! ・・・・・・ふふっ♪」
173: その28 BBQ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 23:00:52.96 ID:IrApk3vU.net
~真姫ちゃんの別荘の近くの川原~


絵里「今日はみんなでBBQよ~!」

希「焼肉も好きやけどBBQも大好きやーん!」

にこ「えー、にこ、BBQなんてやったことないからわかんな~い☆」



ジュー

にこ「ちょっと凛! まだ焼きそば入れるんじゃないわよ、ちゃんと油ひいてまずは肉を炒めてから!」

希「穂乃果ちゃん、そっちはまだレアや! 絶妙な焼き加減のミディアムになるまで手出し無用やで!」

絵里「ね、ね、エリンギ焼いていい?」ワクワク

にこ「よっし、ここで水入れて手早く麺をほぐして・・・・・・」ジュワー

希「海未ちゃん、そことそこの肉はOKや! あ、花陽ちゃん、そこのスペアリブはあと2分待って!」

絵里「ね、ね、この前本で見たんだけど、BBQでバームクーヘンが作れるらしいわよ!」ワクワク

にこ「いいから、焼き上がった焼きそば、お皿に取り分けて」

絵里「(´・ω・`)」



真姫「・・・・・・なんだか、あの3人に任せておけば」

ことり「全部済んじゃいそうだね」

海未「絵里は、若干足を引っ張っている気がしないでもないですが」

花陽「う~ん、ご飯が美味しいですぅ♥」
175: その29 ちょっと居眠り(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/30(日) 23:10:50.33 ID:IrApk3vU.net
~部室~


にこ「お疲れー」ガチャ

希「エリチ、いるー? ・・・・・・って、あれ?」



絵里「」スースー

希「エリチ・・・・・・寝ちゃってる」

にこ「もう、こんなところで・・・・・・」

希「待って、にこっち。エリチの手の下」

にこ「これ・・・・・・次のライブの企画書?」

希「会場おさえたりとか、最近エリチ、忙しかったみたいやから」

にこ「まったく・・・・・・しょーがないわねー」

パサッ

希「にこっち・・・・・・それ、にこっちのストール」

にこ「そろそろ涼しくなってきたし、このままだと風邪ひくわよ」

希「にこっち・・・・・・」

にこ「・・・・・・あんたは、ほっとくと一人で勝手に無理しちゃうんだから」

にこ「たまには、ゆっくり休みなさいよね」

希「・・・・・・ふふっ」

にこ「なーに笑ってるのよー」

希「べっつに! それじゃあ起こしちゃうと悪いし、後でまた迎えに来よ」

にこ「そうね」

パタン



絵里「・・・・・・うぅん・・・・・・」ムニャ

絵里(・・・・・・なんだか・・・・・・優しい匂いがする・・・・・・)スヤスヤ
182: その30 夏休みの宿題(8/31時点での状況報告)(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 23:32:24.52 ID:DOgeUcAu.net
~絵里の場合~

絵里「宿題? 勿論終わっているわよ」

絵里「7月中にはあらかた終わらせておいたわ。夏休みはμ'sの練習もあるしね」

絵里「にこと希が心配ね・・・・・・ちゃんと終わらせているのかしら」

絵里「さて、明日の準備を・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・あれ? こんな宿題・・・・・・あったかしら?」



~にこの場合~

にこ「えー、宿題? もっちろん、終わってるニコよ?」

にこ「スーパーアイドル、ニコニーにこちゃんは、宿題だってちゃ~んとできるんだから~☆」

にこ「え~? まさか、夏休み最後の日になって慌ててるなんて人はいないニコよね?」

にこ(あっぶない、まだ余裕でしょ~とか思ってたら、いつの間にかあと1週間になってたのよね・・・・・・)

にこ(真姫ちゃんとかにも手伝ってもらって、なんとか今日中に終われて良かった・・・・・・)



~希の場合~

希「あー・・・・・・宿題?」

希「そ、それより、今日で夏休みも終わりやし、かき氷でも食べに行かへん!?」

希「う・・・・・・はい。まだ終わってません」

希「おっかしいなあ。ウチの夏休み前の占いだと、7月中には終わる計画になってたんやけど・・・・・・」

希「え? それ、計画じゃない? あはは、厳しいなあ、あははは・・・・・・」

希「わーもうまずいやーん!! これからエリチとにこっちの所に手伝ってもらえるようお願いしに行くから、花陽ちゃんも一緒に来てー!」

希「え、凛ちゃんの宿題手伝う!? じゃあ凛ちゃんと、ついでにたぶん宿題終わってない穂乃果ちゃんと」

希「あと海未ちゃんとことりちゃんと真姫ちゃんも呼んで、今日は9人で宿題合宿やー! 行くで花陽ちゃん!!」



花陽「ダレカタスケテー!!」
184: その31 続・クイズ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/08/31(月) 23:43:30.90 ID:DOgeUcAu.net
希「~♪」

絵里(いたわ。希よ)ヒソ

にこ(この間のお返しをしてやるんだから)ククク



絵里「ねえねえ、希」

希「あ、エリチににこっち」

にこ「希にクイズです」

希「クイズ?」

絵里「見た目はおっとりぷわぷわ、お母さんみたいに優しくて可愛い」

にこ「中身はお茶目でいたずら好きで、でもやっぱり優しくてちょっとだけ寂しがり屋なもの、な~んだ?」

希「え? 見た目はぷわぷわ可愛くて、中身はいたずら好きで寂しがり屋・・・・・・? それって・・・・・・」

希「・・・・・・・・・・・・」

希「・・・・・・///」ボッ

絵里「あらぁ、希、どうしたの? 顔が赤いわよ」

にこ「ほらほら、早く答えなさいよ~」

希「だ、だって・・・・・・ズルいよ、ふたりとも・・・・・・///」

にこ「話し方変わってるわよ」クスッ

絵里「答え、気づいちゃったのかしら?」フフ

にこ「手で顔覆ってないで、答えなさいよ」

希「~~~~///」イヤイヤ

にこ「・・・・・・まったく」クスッ

絵里「希の方こそ、自分が可愛いこと棚に上げて、周りのことばっかりなんだから」クスッ
199: その32 眠れない時は(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/02(水) 23:52:09.76 ID:ucmX2AZX.net
~絵里の部屋~


絵里(うーん、まずいわ・・・・・・明日も朝練なのに、なかなか寝付けない・・・・・・)モゾモゾ

絵里(確か、こういう時は羊を数えるといいんだっけ? 試しにやってみようかしら)

絵里(羊が1匹、羊が2匹・・・・・・)



絵里(・・・・・・羊が99匹、羊が100匹・・・・・・駄目ね、全然眠れない・・・・・・)

絵里(そうだ、羊じゃなくて他の動物にしてみたらどうかしら? 試しにうさぎにしてみましょう)

絵里(うさぎが1羽、うさぎが2羽・・・・・・)



にこうさぎ「ぴょんぴょこぴょんぴょん! か~わいい~♪」

にこうさぎ「とってもラブリーなうさぎにこちゃんニコ~☆」



絵里(・・・・・・なぜかうさぎがにこになったわ。うう、眠れない・・・・・・)

絵里(うさぎはやめて、牛にしてみましょう・・・・・・牛が1頭、牛が2頭・・・・・・)



牛さん希「牛さんコスチュームののぞみんやで~♪」

牛さん希「ウチのバストが強調されててええやろ? エリチもおませさんやね~♪」



絵里(うう、なんで希まで・・・・・・)



にこうさぎ「ちょっと、一番かわいいのはにこうさぎニコ! 横から勝手に入ってこないでほしいニコ!」

牛さん希「アイドルはちょっとぐらい刺激的な方がええんや! にこっちじゃこうはいかへんやろ?」

にこうさぎ「なんだとこの!」

牛さん希「やるんか!?」

ワーワーキャーキャー



絵里(う~ん、う~ん・・・・・・)
200: その33 ポッキーゲーム(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/02(水) 23:57:06.80 ID:ucmX2AZX.net
希「今日のおーやつーはポッキーやーん♪」

絵里「楽しそうね」

にこ「子供か」

希「あ、そうだ」ピコーン

希「ねえ、にこっち」

にこ「なによ、ポッキー口にくわえて」

希「はいっ」

にこ「は!?」

希「んー!」

にこ「んーじゃない! くわえないわよ!」

希「ん!」

にこ「目を閉じるな!」

希「ちぇー、にこっちのいけずー」ポキッモグモグ

絵里「・・・・・・!」ピコーン

絵里「ね、希」

希「え?」

絵里「ん」

希「へ・・・・・・? なんでエリチ、ポッキーくわえて・・・・・・」

絵里「ん」

希「なな、なんで、目を閉じて迫ってくるん!?///」

絵里「ん」

希「ちょちょ、ストップ、エリチ~!///」

絵里「もう、希ったら、にこは良くても私は駄目なの?」ポキッモグモグ

希「そ、そういうわけやないけど・・・・・・///」

にこ「・・・・・・自分が迫られると恥ずかしいなら、最初からやるなっての」
211: その34 空を見上げて(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/03(木) 23:47:07.04 ID:EG/Mw0Mj.net
~屋上~


希「」ポケー

希(いい天気やんなあ・・・・・・青い空に、雲がぽっかりぽっかり浮かんでる)

希(曇って不思議やなあ・・・・・・色んな形に見えてくるんよ)



ガチャ

絵里「希、いるー? ・・・・・・って、なにしてるの?」

希「あ、エリチー・・・・・・」

絵里「ぽーっと、空を見上げて・・・・・・なんだか変よ」

希「エリチも、じっと見ててみ。雲が、いろんな形に見えてくるんよ」

絵里「雲が?」

希「あれ、なんだか穂乃果ちゃんのほのまげみたいやんなあ・・・・・・」

絵里「言われてみれば・・・・・・」



のぞえり「」ポケー

ガチャ

にこ「さーて、練習練習・・・・・・って、なにやってんの、あんたたち。ぼけーっと」

希「あ、にこっちー・・・・・・」

絵里「にこもやってみるー・・・・・・? 意外とリラックスできるわよー・・・・・・」

にこ「はあ? 誰がそんなこと・・・・・・」



のぞにこえり「」ポケー

希「あ、あの雲、エリチのポニテみたいや・・・・・・」

絵里「じゃあ、あっちはにこの髪型ね・・・・・・」

にこ「あそこにあるのは、希のおさげみたい・・・・・・」

ガチャ

海未「ごきげんよう・・・・・・って、なにやってるんですか、貴方たち」ビクッ
213: その35 ケンカ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/03(木) 23:55:51.96 ID:EG/Mw0Mj.net
絵里「なによ、にこのわからずや!!」

にこ「わからずやはどっちよ! ほんとあんたって頭固いんだから!!」

絵里「言ったわね!!」

にこ「何度でも言ってやるわよ!!」

希「ちょちょちょ、ふたりとも落ち着き! 一体どうしたん!?」

希「珍しいやん、エリチとにこっちがケンカなんて・・・・・・」

絵里「だってにこが!」

にこ「だって絵里が!」

希「どうどう。一体、何があったん?」



~ちょっと前~

絵里「ね、にこ」

にこ「なに?」

絵里「にこって、やっぱりかわいいわよね」

にこ「ぶっ!?」

絵里「女の子らしいっていうか・・・・・・目もぱっちりしてて、愛嬌もあるし」

にこ「な、なによ突然・・・・・・それって嫌味!? 絵里の方こそ、そんな綺麗な顔してるくせに!」

絵里「そうかしら・・・・・・よく、きつく見えるって言われるし。にこみたいに、かわいい方がいいわよ」

にこ「あんただってかわいいでしょ! そんな、外人モデルみたいな顔して」

絵里「そんなことないわ、にこの方がかわいい」

にこ「いやいや、絵里の方がかわいい」

絵里「にこの方が!」

にこ「絵里の方が!」

絵里「なによ!」

にこ「やるの!?」



希「・・・・・・・・・・・・」

絵里「なんでわかんないの!? にこの方がかわいいわよ!」

にこ「あんたの方がかわいいって! いい加減認めなさいよ!」

希「あー・・・・・・うん。今日も平和やな」
224: その36 中に誰もいませんよ?(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 10:56:39.66 ID:lVUJjshK.net
~休日の秋葉原~


絵里「今日は、にこはどうしたの?」

希「なんか、今日限定の日雇いアルバイトに行ってるみたいよ」

絵里「ふうん、どんなアルバイトなのかしら・・・・・・あら? あそこ、人がいっぱい」

希「見てエリチ、“ゆるキャラ祭り”やって!」

絵里「着ぐるみのゆるキャラがいるみたいね」

希「ふなモンとか、つんザウルスとかおるんかな? エリチ、行ってみよ~!」



希「あ、あそこ、ふなモンや! かわええな~♥」

絵里「今日は暑いし、中の人も大変ね」

希「はい? 何ゆうてんのエリチ? ふなモンに中の人なんておらへんよ?」

希「まさかエリチ、中に人が入ってるなんて都市伝説を本気にしてたん~?」プププ

絵里「目を覚ませって言いたくなるけど、とりあえず悪かったわよ」

希「記念撮影できるみたいやん! 行こ、エリチ!」



希「ふなモン、一緒に記念撮影させてーな♥」

ふなモン「!?」ビクッ

絵里(・・・・・・ん? 今、なんだかビクっ、て・・・・・・)

希「自撮り自撮り~♪ ほら、エリチもこっち寄って、一緒に~♪」

絵里「あ、待ってよ希」

希「いくで~! はい、チーズ!」

ふなモン「(にっこにっこにー)」

カシャッ

絵里「・・・・・・?」



希「ふなモン、ありがとな~! ばいば~い!」

絵里(気のせいかしら・・・・・・写真を撮る瞬間、ふなモンが、おなじみのあのポーズをしたような・・・・・・)



にこ(・・・・・・あっぶない! まさか、絵里と希が来るなんて・・・・・・ビビったわ・・・・・・)

にこ(スマホのカメラ向けられて、思わずポーズとっちゃったけど・・・・・・バレてないわよね・・・・・・?)
225: その37 眼鏡っ娘(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 11:01:59.70 ID:lVUJjshK.net
にこ「今のμ'sに足りないもの・・・・・・それは・・・・・・」

のぞえり「「それは・・・・・・?」」

にこ「ずばり! “眼鏡属性”よ~!」

絵里「眼鏡属性?」

にこ「古来より、美少女が出てくるマンガやアニメにおいても、眼鏡っ娘は根強いファンが多い外せない存在・・・・・・!」

にこ「μ'sの中では、花陽が眼鏡をかけることがあるけど、それでも眼鏡っ娘と呼べるレベルではないわ」

希「なるほど、わかるようなわからんような」

にこ「・・・・・・そこで! 今日はにこたち3人が、新たなキャラ付けを開拓すべく、眼鏡っ娘になってみるニコ!」



希「ではまず、エリチ~!」

絵里「・・・・・・これでいいの? なんだか慣れないわね」カチャ

にこ「絵里は思った通り、眼鏡が似合うわね。正にクールな女教師かキャリアウーマンって感じニコ☆」

絵里「照れるわね///」

にこ「じゃあ次は、希~!」

希「はいっ! これでどうや?」カチャ

絵里「意外と、希も似合ってるわね。ちょっとセクシーな隣の家のお姉さん、って感じかしら」

希「お姉さん路線でいくのもええかもしれんね♪ お次は、にこっち~!」

にこ「どう・・・・・・かな? にこの、眼鏡・・・・・・///」カチャ

希「おおお、流石やにこっち! あえて髪をおろして、ロングヘアに眼鏡で文学美少女って感じの、新たなキャラ付けの誕生や!」

にこ「やだ、恥ずかしいですぅ・・・・・・」ブリッコ



希「・・・・・・まあ、でも」

にこ「いろいろ試してみたけど」

絵里「やっぱり、私たちは」

スチャ

希「サングラスが」

絵里「一番」

にこ「似合ってるかもね」
227: その38 無人島に持っていくもの(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 11:07:41.49 ID:lVUJjshK.net
にこ「ねえ、“もし無人島に1つだけ持っていくとしたら”ってあるじゃない」

絵里「たまに聞くわね、その質問」

希「にこっちなら、何を持っていくん?」

にこ「そうねえ・・・・・・ありがちだけど、十徳ナイフとかかしら」

にこ「木や枝を切ったり、料理したりするにも、刃物は必要だろうしね」

絵里「にこらしい答えね」

にこ「希や絵里なら、何を持っていくの?」

希「そうやなあ・・・・・・ウチだったら、にこっちかな」

にこ「・・・・・・は?」

絵里「私も、たぶんにこね」

にこ「はあ!?///」

希「だってにこっち、料理上手いし、いざって時に頼りになりそうだし」

絵里「にこと協力すれば、無人島でも生き抜けそうな気がするわね」

にこ「な、なに言ってるのよ! に、にこはー、アイドルだから無人島で暮らすなんてまっぴらごめんなんだから!///」プイッ

希「えへへ。でもそれゆうたら、もしウチら3人が無人島で遭難しても」

絵里「そうね。この3人なら、なんとかやっていけそうね」クスッ



にこ(まったく、そんな答えでいいんなら、私だって絵里か希って答えるわよ)

にこ(ひとりは、さ、寂しいし・・・・・・/// でも1人だけなんて、選べないって・・・・・・///)
240: その39 4D(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 00:12:53.15 ID:CmBjfL39.net
~映画館~

希「今日観る映画は4Dっていって、3D映画に合わせて風が出たり座席が揺れたり水が吹いたりするんよ」

絵里「へえ、なんだか遊園地のアトラクションみたいね」

にこ「話に聞いたことはあるけど、観るのは初めてだわ」



~上映開始~

<ハヤクニゲロー!!

ビュワー

希(おおっ、走るのと同時に風が! 臨場感たっぷりやね♪)

絵里「きゃっ!?(ほ、ほんとに風が・・・・・・びっくりした・・・・・・)」

にこ「っ!!(ちょ、ちょっとドキっとしたけど、にこはこのぐらいじゃ驚かないんだから!)」


<ギャオー!!

ガタガタガタ

希(すごい、ほんとに目の前に恐竜がいるみたいやー♪)

絵里「きゃあ!?(なになになに、揺れすぎ、怖い怖い!)」

にこ「うっ・・・・・・(さっきから座席が揺れっぱなしで・・・・・・ヤバいニコ・・・・・・酔ってきた・・・・・・)」


<ガオー!! バッシャーン!!

ブシュー

希(わっ、恐竜が海に飛び込んだら水が出た! すごいやん、なんか楽しい♪)

絵里「きゃうっ!?(もうなんなのよ~、揺れたり水かぶったり・・・・・・いやー、恐竜こっち来るー!!)」

にこ「うぷっ!?(ちょっと水出すぎでしょ!? 髪びしょびしょ・・・・・・う、酔って気持ち悪い・・・・・・)」



~上映終了~

希「ん~! 楽しかったー♪」ノビー

絵里「」ゲッソリ

にこ「」ゲッソリ

希「あれ? ふたりとも元気ないみたいやけど、どないしたん?」

絵里(ほんとに食べられるかと思った、びっくりした、怖かった・・・・・・なんて言えない・・・・・・)

にこ(完全に酔ったわ・・・・・・ていうか希、なんでピンピンしてるのよ・・・・・・)
242: その40 予言(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/07(月) 00:21:51.64 ID:CmBjfL39.net
にこ「希って、タロット占いとかやったりするわよね。他にも、なんか超能力みたいなことできたりするの?」

希「もっちろんや! ウチのスピリチュアルパワー、甘く見たらあかんで!」

にこ(即答で自信満々なのがすでに怪しい)

絵里「え、希、超能力が使えるの!?」ガタッ

希「ウチにまかしとき! さあ、まずは取り出したるこの鉛筆!」

絵里「鉛筆を!?」ワクワク

希「今からこの鉛筆を、グニャグニャに・・・・・・」

にこ「真ん中持って上下に揺らすのは無しよ」

希「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

希「よっしゃ次いくで」

にこ「スルーか」

希「実はウチ・・・・・・親指が取れるんや・・・・・・」フフフ

にこ「右手の親指隠して、左手の親指を取れたフリして動かすってのも無しよ」

希「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

にこ「小学生レベルのネタばっかりか!」

希「そそそ、そんなことないやん!?」

絵里「ほんとに超能力が見れると思ったのに・・・・・・」シュン

希「う~ん、う~ん・・・・・・こうなったら奥の手や! え~い!」ダキッ

絵里「きゃ!? ちょっと、希!?」

にこ「なんでいきなり、抱きついてくるのよ!? く、苦し・・・・・・」

希「のぞみんのマグネティックパワーや! 予言するで!」

希「この3人は、こうやってくっついたまま、ず~っと仲良しで離れられなくなるっ!」

絵里「・・・・・・え?」

にこ「それが・・・・・・予言?」

希「ウチの占いは、結構当たるんやで?」ニカッ

絵里「まったく、何よそれ・・・・・・希ったら」クスッ

にこ(予言でもなんでもなくて、単なる願望でしょー・・・・・・ま、今日は許してあげるわよ)

にこ(絵里と私も、たぶん当たってほしい予言だしね)
254: その41 授業中のひとコマ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 00:55:28.31 ID:XvTpU1H/.net
~授業中~

にこ「」コックリコックリ

にこ(センター・・・・・・にこがセンター・・・・・・えへへ・・・・・・)ポワワーン

にこ(「みんなもおいでよー!!」サマーウィー)

にこ「・・・・・・うへへ」zzz



絵里「」カリカリ

絵里(・・・・・・ん? にこったら・・・・・・寝てるわね)←にこの後ろの席

絵里(にこ、起きなさい。先生に怒られるわよ)セナカツンツン

絵里(指でつついても起きない・・・・・・仕方ない、かくなる上はシャーペンで・・・・・・)



希(うーん、なんかつまんないなー・・・・・・ん? エリチ、なにやってるん?)←絵里の隣の席

希(ははあ、にこっちが寝てるから・・・・・・起こそうとしてるんやな)

希(・・・・・・ちょっといたずらしちゃお)ニシシ

希(消しゴムちぎって、エリチに・・・・・・そーれ)ポーイ

ポスッ

希(・・・・・・ありゃ、当たったのに気づいてない。それじゃ、もういっちょ)ポーイ



絵里(ん? 何か当たった?)ポスッ

絵里(もう、希ね? いたずらしないで・・・・・・!)クルッ

希「」←ツインテの先をヒゲみたいに顔に当ててる

絵里「ぶっ!?」

サクッ

にこ「夏色えがおで~ワン、ツー・・・・・・あだっ!?」ガタッ

クラス「」シーン



先生「」ガミガミ

にこ(痛い・・・・・・なんか背中ささった・・・・・・)グスッ

絵里(なんで私まで・・・・・・)

希(あー・・・・・・なんかごめんな、ふたりとも)
256: その42 UFOキャッチャー(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/08(火) 01:04:29.87 ID:XvTpU1H/.net
~ゲームセンター~

にこ「よっ・・・・・・ほっ」ウィーン ポスッ

希「わー、とれた! すごいやん、流石はにこっち!」

絵里「ハラショー!」

にこ「ふふーん。にこちゃんにかかれば、これくらいどうってことないニコ」ドヤッ

絵里(こういう所、あんまり来たことないけれど、いろんな景品があるのね。あ、あのキツネのぬいぐるみ、かわいい・・・・・・)

希「ねえねえにこっち、ウチあれがほしー!」

にこ「あの牛のぬいぐるみ? しょーがないわねー」

ウィーン ポスッ

希「わあすごい! またとれた!」

にこ「ほら、じゃあこれ、希にあげるわよ」

希「ほんとに!? にこっち、ありがとー!」ギュー

にこ「ちょ、ちょっと、抱きつかないでよ!///」

絵里(・・・・・・いいなあ)ジー

にこ「・・・・・・ん? どうしたの、絵里」

希「エリチも、ほしいのがあるん?」

絵里「えっ!? ま、まさか、別にそんなことないわよ。私、あっちの方へ行ってみるわね」

希「あ、待ってよ、エリチ!」

にこ「・・・・・・・・・・・・」


にこ「・・・・・・絵里!」

絵里「どうしたの、にこ・・・・・・って、なに!? その、両手に抱えたいっぱいのぬいぐるみ!」

にこ「妹たちの分、とったんだけど、とりすぎちゃったのよ。せっかくだから、あんたに1つあげるわ」

絵里「・・・・・・え!? そんな、私は・・・・・・」

希「ええやん。せっかくだから、もらっておけば」

絵里「そ、そう・・・・・・? それじゃあ、この・・・・・・キツネさんを・・・・・・」

にこ「はい、どうぞ」

絵里(・・・・・・かわいい///)ギュッ

絵里「ありがとう、にこ。大事にするわ」

にこ「にこがとってあげたんだから。大切にしてよねー」

希(・・・・・・ふふっ。良かったね、エリチ)
260: その43 認められません(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 00:07:15.15 ID:g6uQ8Oiv.net
~昼休み~


希「エリチ~! 今日のお昼は、別々に食べよか?」

絵里「認められないわ」ツーン

希「交換しよーって約束してた今日のお弁当のおかず、先に食べてもいい?」

絵里「認められないわ」ツーン

希「朝練の時に穂乃果ちゃんに分けてもらった、新作の苺ほむまん、1コしかないから食べてもいい?」

絵里「認められないわ」ツーン

希「・・・・・・しゃあないなあ。それじゃ一緒に、半分こして食べよか?」

絵里「認めるわっ!」パアアーッ

希「ハラショー!」



にこ(・・・・・・あのセリフをネタにしちゃうなんて)

にこ(絵里もまあ、丸くなったもんね)ズゾゾ ←イチゴミルク
261: その44 てるてる坊主(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 00:13:55.35 ID:g6uQ8Oiv.net
~部室~


ザーッ

にこ「今日も雨・・・・・・」

絵里「このところ、毎日ね。秋雨というやつかしら」

にこ「練習もろくにできないし・・・・・・気分も滅入っちゃうニコ」ハァ

希「」セッセセッセ

絵里「希? ハンカチ丸めて、なにしてるの?」

希「決まってるやん。てるてる坊主を作ってるんよ」

にこ「てるてる坊主?」

希「何もしないより、晴れるようおまじないした方がええよ。ふたりも、作ってみたら?」

絵里「てるてる坊主なんて懐かしいわね。作ってみようかしら」

にこ「まあ暇だし、付き合ってあげるわよ」



希「よ~し、出来上がり~!」

にこ「ん? それ、頭のところに布が出てるけど・・・・・・あ、もしかして」

希「その通り! エリチのポニテっぽくしてみたんよ♪」

絵里「え、わ、私!?」

にこ「それなら、にこだって・・・・・・じゃ~ん! しっぽふたつ生やして、希の髪型よ!」

絵里「じゃあ私も・・・・・・ちょ、ちょっと下手だけど・・・・・・にこのツインテールっぽく見えるかしら?」

希「3年生バージョンのてるてる坊主、完成やね♪」



希「窓の外に吊るしてっと・・・・・・これでよしっ!」

絵里「窓枠に紐をかけられるところが1つしかないから、3つくっついちゃって、なんだか窮屈ね」クスッ

にこ「なんか、おしくらまんじゅうしてるみたい」

希「・・・・・・でも、こうやって、仲良くくっついてるのって・・・・・・」

絵里「希?」

希(なんだか、ウチら3人みたいやね♪)
263: その45 雨上がり(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/09(水) 00:24:11.46 ID:g6uQ8Oiv.net
~帰り道~


希「・・・・・・あれ? 雨・・・・・・やんできた」

にこ「さっきまで、あんなに降ってたのに・・・・・・」

絵里「それに・・・・・・ちょっと晴れてきたみたい」

希「てるてる坊主が効いたんや! スピリチュアルやね!」

にこ「おいおいおい、そんなまさか、ほんとに・・・・・・?」

絵里「・・・・・・! 希、にこ、あれ見て!」

にこ「あれ・・・・・・!」

希「わ~! 虹や・・・・・・!」

絵里「きれい・・・・・・」

にこ「ていうか、でかっ・・・・・・あんな大きい虹、見たことない・・・・・・」

絵里「・・・・・・これも、てるてる坊主のおかげなのかしら」

希「ねっ! 何もしないより、晴れるようおまじないした方が良かったやろ?」

絵里「・・・・・・そうかもね」クスッ

にこ「まったく、まるで自分の手柄みたいに言って・・・・・・」

希「ねえねえ、もっと虹がよく見える場所まで行こっ! あの虹の付け根まで、競争~!」タタッ

絵里「あ、ちょっと希、待って~!」タタッ

にこ「まったく、お子様なんだから・・・・・・しょーがないわねー」タタッ


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274: その46 リボン(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 00:24:11.20 ID:cmcnQeft.net
絵里「う~ん、困ったわね・・・・・・」

希「どうしたん、エリチ・・・・・・って、珍しいやんな、エリチが学校で髪おろしてるなんて」

絵里「それが、使ってたシュシュのゴムが切れちゃったの。今日に限って、予備もヘアゴムも無いし・・・・・・」

希「そうやったんやね。ウチも、今つけてる以外のシュシュは持ってへんなあ」

絵里「今日1日ぐらいなら、このままでもいいんだけど・・・・・・」

にこ「それじゃ、これ使う?」

絵里「え? これって・・・・・・」

希「赤い・・・・・・リボン?」

にこ「にこが使ってるリボン、たまたま鞄にもう1本あったから」

にこ「たまには、リボンを使ってみるのもいいんじゃない?」

希「ええやん! エリチ、さっそく使ってみよ~!」

絵里「ちょ、ちょっと、希!?」



希「出来上がり! どう、エリチ」つ手鏡

絵里「こ、これ・・・・・・」

希「エリチ、金髪やから、赤いリボンもよう似合ってるよ♪」

にこ「いいじゃない、イメチェンって感じで! とってもかわいいニコ☆」

絵里「そ、そうかしら・・・・・・///」

にこ「今日から、毎日リボンをつけてればいいんじゃない?」

絵里「ええ、そんな、恥ずかしいわよ・・・・・・///」

絵里(でも・・・・・・たまにはこんなのも、いいかもね)
277: その47 もぎゅっと(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/11(金) 00:31:00.11 ID:cmcnQeft.net
希「にこっちぃ~♥」ギュー

にこ「ちょ、ちょっとなによ希、いきなり!」

希「なんかにこっちは、たまにぎゅーっと抱きしめたくなるんよ~♥」モギュー

にこ「はあ、なに言ってんの!? 暑苦しいっての!///」

希「ん~、にこっちいい匂い♪」スンスン

にこ「かぐな!」

絵里「・・・・・・・・・・・・」ジーッ

希「よっと。今日のにこっち分、補給かんりょー♪」

にこ「なによ、にこっち分て・・・・・・」ゲンナリ

絵里(・・・・・・いいなあ)

絵里(・・・・・・って、なに考えてるの、私! あれは、希がいつもみたいにふざけてるだけで・・・・・・///)プイッ

希「・・・・・・ん? エリチ?」

希「あれ、もしかして・・・・・・エリチもにこっちのこと、ぎゅってしたいの?」ニマー

にこ「はあ!?///」

絵里「ちょっと希、私はそんな・・・・・・!///」

希「恥ずかしがらんでもええやん。にこっち、こんなにかわいいんやし♪」

にこ「こっちの都合は無視か!」

絵里「う、うう・・・・・・///」

にこ「・・・・・・・・・・・・」

にこ「・・・・・・しょーがないわねー」ハァ

にこ「はい!」バッ ←両腕を広げてる

絵里「え・・・・・・にこ?」

にこ「・・・・・・絵里だから、特別よ。ちょっとだけだからね///」フンッ

絵里「・・・・・・・・・!」パアァ


絵里「///」ギュッ

にこ(う・・・・・・絵里の方こそ、いい匂い///)

希「エリチー、どう? にこっち分、補給できてる?」ニコニコ

絵里「そ、そんなの、言えないわよ・・・・・・///」

絵里(でも・・・・・・希が、ぎゅってしたくなるのも、わかるかも///)

にこ「にこは、子猫やうさぎじゃないんだけどぉ・・・・・・///」
288: その48 最後の1個(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 10:57:02.82 ID:jT9jMfpx.net
~部室~


にこ「・・・・・・で、その時の凛と花陽ったら・・・・・・」パクパク

絵里「あはは、かわいいじゃない」モグモグ

にこえり「」ピタッ

絵里(・・・・・・! 食べてた、クッキーが・・・・・・)

にこ(残り、1個になってる・・・・・・!)

絵里「・・・・・・・・・・・・」

にこ「・・・・・・・・・・・・」

にこえり「」コクリ

絵里「じゃん!」

にこ「けん!」

にこえり「「ぽん!!」」

絵里「あっちむいて・・・・・・ホイ!」↑

にこ「くっ!」→

にこえり「「じゃんけんぽん!!」」

にこ「あっちむいて、ホイ!」↓

絵里「なんの!」←



ガチャッ

希「あ、にこっちにエリチ、先に来てたんやね。・・・・・・なにやってるん?」

希「あ、クッキーや、美味しそ~! 1個も~らい!」ヒョイパク

にこえり「「!!」」ガガーン

希「・・・・・・? どないひはん?」モグモグ

絵里(いやっ・・・・・・別にいいけどっ・・・・・・!)

にこ(別にいいんだけどぉっ・・・・・・!)
289: その49 学園祭(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 11:05:34.19 ID:jT9jMfpx.net
~学園祭1日目終了、3年生の教室~


希「ウチらのクラスは、教室でたい焼き売ってたんやけど」

クラスメイト「う~ん、思ったほど売れなかったね・・・・・・」

クラスメイト「絢瀬さんたち、μ'sの3人がいるから、爆売れするかと思ったけど」

絵里「なかなか、難しいわね」

にこ「希が、『スピリチュアルロシアンたい焼きや~!』とか言ってたい焼きにカラシやら野沢菜やら変なもの入れて売ったのが原因じゃないの?」

希「なっ!? ウチのせいなん!?」

クラスメイト「明日もあるし、どうしよう~・・・・・・」

にこ「・・・・・・ふっ。ここは、にこがひと肌脱ぐしかないみたいね」



~翌日、学園祭2日目~


海未「なんでも、絵里たち3年生が教室で売っているたい焼きが爆売れしてるみたいです」

穂乃果「へ~、ちょっと行ってみようよ」



ワイワイガヤガヤ

にこ「はいは~い、並んで並んで~! ニコたちが作る特製たい焼き、慌てなくてもちゃ~んと食べさせてあげるニコ☆」

希「はい次の人、ご注文はあんこと・・・・・・のぞみん特製焼き肉たい焼きですね~! ほらエリチも、もっとアピールせな!」

絵里「だ、だって希・・・・・・この格好は・・・・・・恥ずかしい・・・・・・///」



穂乃果「・・・・・・なんで絵里ちゃんたち、『夏色えがおで1,2,Jump!』の水着の衣装着てたい焼き売ってるの・・・・・・?」

ことり「にこちゃんが、『これなら絶対お客が入るわ!』って言って、借りたいって頼まれたから。やんやん、3人ともかわいい~♥」

海未「ははは、破廉恥です!!///」
290: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 11:07:14.99 ID:jT9jMfpx.net
ちなみにラブライブ!はサザエさん時空なので
この学園祭はアニメのノーブラ踊った学園祭とは別ものってことにしてください
291: その50 たい焼き(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 11:13:26.88 ID:jT9jMfpx.net
~学園祭2日目終了、部室~


にこ「あ~、終わったぁ~」グデー

希「たい焼きいっぱい売って、午後はライブもして・・・・・・流石に疲れたやんな」

絵里「でも、無事にたい焼きが完売して良かったわ。・・・・・・衣装は恥ずかしかったけど」

希「そんなこと言って、エリチも慣れてきたらノリノリだったやん」ニマニマ

にこ「さっすが、にこちゃんの作戦は完璧だったニコ」

絵里「べ、別に、私は・・・・・・! も、もうあんなことしないんだからね!///」

希「でも忙しくって、お昼もろくに食べれんかったね」

にこ「残ったのは・・・・・・この、たい焼き1匹」

たい焼き「」チョコン

にこ「1日働いて、報酬がたい焼き1匹だけとか、割に合わないわよ~・・・・・・」

希「まあまあ、ええやん。せっかくだから、食べへん? 3人で」

絵里「1匹のたい焼きを、3人で?」

希「1匹しかないけど・・・・・・3等分して、ね」



にこ「3つに分けて、さらにちっちゃくなっちゃった」チマッ

絵里「3人で分けたんだもの、仕方ないわね」クスクス

希「気にしない気にしない! いただきま~す!」

のぞにこえり「」パクッ

にこ「もう、すっかり冷えちゃってるけど・・・・・・でも」

絵里「うん・・・・・・悪くない」

希「ウチらとクラスのみんなが頑張って売ったたい焼きやし、美味しいに決まってるやん! それに・・・・・・」

にこ「それに?」



希(きっと、3人で食べてるから、美味しいんよ♪)
308: その51 ソフトボール(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 23:07:35.16 ID:kNwJuKyq.net
~休日の公園~

天気もいいし、ウチら3人は売店でゴムボールとおもちゃのバットを買って、ソフトボールして遊ぶことにしたんよー


絵里「行くわよ、にこ、希!」←ピッチャー

にこ「かかってらっしゃい!」←バッター

希「ばっちこいやーん」←キャッチャー

絵里「それっ」シュッ

にこ「どうりゃっ!」スカッ

希「ストライーク」パシッ

希「・・・・・・にこっち、全然タイミング合ってへんよ。それにアイドルが『どりゃー』って・・・・・・」

にこ「だ、だってやったことないんだもの! それにほら、にこみたいなアイドルはピッチャーでこそ映えるっていうか!」

絵里「じゃあ、交代する?」



にこ「さあ覚悟しなさい希! 大宇宙ナンバーワンにこにーボール1号っ!!」ヒョロロッ ←ピッチャー

希「わ、わ、へろへろやん!」コキッ ←バッター

絵里「当たった!?」←キャッチャー

にこ「ふふふ、にこちゃんにかかれば、これぐらい・・・・・・ぶべっ!?」ボコッ

絵里「あ、にこの前でバウンドして、顔面に・・・・・・」

希「なんで打球をまったく見ないで、自信満々に腕組みしてるんや・・・・・・」

絵里「ね、ね、次は私が打っていい?」ワクワク



希「いくでエリチー! とうっ! エターナルスピリチュアルボール3号!!」ヒョイッ

絵里「―――! そこっ!!」カキーン

にこ「なっ・・・・・・すごっ・・・・・・あんな遠くまで・・・・・・」

希「ホームランや・・・・・・さっすがはエリチ。運動神経抜群なだけはあるやんな」

絵里「ふふ」ドヤッ

にこ「・・・・・・・・・・・・」

にこ「ねえ・・・・・・ボール、すっごい向こうの林の方まで飛んでっちゃったけど・・・・・・どうすんの、あれ」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

希「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・ごめん」
309: その52 焼きいも(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 23:14:45.80 ID:kNwJuKyq.net
~公園の帰り道~


にこ「ボール探してたらもう夕方じゃない・・・・・・」

希「まあ、そのままにしてゴミにする訳にもいかんし。でも、見つかって良かったやん」

絵里「ご、ごめんなさい・・・・・・」シュン

希「でも、1日体動かしてお腹すいたやんな・・・・・・ん?」

イーシヤーキイモー オイモー

希「あ、焼きいもや! もうそんな季節なんやね」

絵里「焼きいも? あの車で売ってるの?」

希「ねえねえ、せっかくだから食べへん?」

にこ「え、や、焼きいも・・・・・・!?」



希「わ~、おっきい! これなら、1個を3人で分けられるね♪」ホクホク

絵里「ハラショー・・・・・・おいもって、ああやって車で売ってるものなのね」

希「よし、3つに分けて・・・・・・あつ、あつつっ・・・・・・ほい、エリチ」

絵里「美味しそう! ありがとう、希!」

希「にこっちは? 食べへんの?」

にこ「に、にこはいいわよ! アイドルは、焼きいもなんか食べないの!」

希「・・・・・・・・・・・・」

希「にこっち・・・・・・もしかして、焼きいも食べて、おなら出るんじゃないかって心配してるん?」

にこ「えっ!? そ、そんなこと・・・・・・!」ギクッ

絵里「・・・・・・えっ!? おなら?」ビクッ

希「でも実際は、サツマイモは食物繊維が豊富で、おならの臭いを消してくれるって聞いたよ。だから大丈夫やって♪」

にこ「うう・・・・・・別に気にしてないけどぉ、そこまで言うなら・・・・・・///」

絵里「だ、大丈夫? 食べても大丈夫なのよね?」

希「平気やって! いただきまーす!」カプッ

絵里「・・・・・・美味しい。ハラショー」

にこ「ま、まあまあね」

希「やっぱり、秋は焼きいもやね♪ あ、ちなみに、いもを食べるとおならが出やすくなるっていうのは本当らしいよ」

絵里「・・・・・・え゛」

にこ「・・・・・・先に言え」
310: その53 落書き(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/14(月) 23:24:38.06 ID:kNwJuKyq.net
~部室~


希「うー、やばいやん・・・・・・」カキカキ

絵里「希、さっきから必死にノートになに書いてるの?」

希「ほら、古典の課題ノートの提出明日までやろ? ええと・・・・・・まあ、のんびりしてたら・・・・・・」

絵里「終わってないのね」ハァ

希「にこっちにノート借りて・・・・・・その・・・・・・ちょこっとだけ写させてもらってるんよ」カキカキ

絵里「にこはよく貸してくれたわね」

希「今度の休みにケーキバイキングおごりで手をうった! ・・・・・・あれ?」ピタッ

絵里「どうしたの?」

希「エリチ、これ見て。にこっちのノートのはしに・・・・・・落書き?」

絵里「女の子の絵ね。3人、仲良く座ってて・・・・・・にこらしい、可愛い絵ね」

希「ちょっと待って。黒髪のツインテと、ポニテと、おさげ気味のツインテと・・・・・・これ、ウチらやない?」

絵里「確かに・・・・・・そうね。にこったら」クスッ

希「きっとにこっち、ここに落書きしたの忘れてたんやなあ・・・・・・そうや!」ピコーン

絵里「・・・・・・希? 何書いてるの? ・・・・・・吹き出し?」

希「えへへ、これでよし! エリチも書いてみたら?」

絵里「これ・・・・・・もう、希ったら」クスクス



~翌日、3年生の教室~


希「にこっち、ノートありがとー! 助かったんよ」

にこ「まったく、感謝しなさいよねー」

希「あ、そうそう。お礼と言ってはなんやけど、ノートにちょっとしたおまけをつけといたんよ♪」

にこ「は? おまけって・・・・・・?」パラパラ

にこ「・・・・・・!? ~~~~~!!///」カァーッ

にこ「ちょっ・・・・・・ちょっと希、絵里ぃ~~~!!///」


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328: その54 くしゃみ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/17(木) 00:42:26.59 ID:tTHDyg2D.net
~朝の通学路~


にこ「はっくしょい!」

にこ「うう~・・・・・・なんか朝晩と冷えるようになってきたわね・・・・・・」

希「お~い、にこっち~」

絵里「おはよう」

にこ「あ、希、絵里、おは・・・・・・はっくしょい!」

希「・・・・・・って、にこっち、豪快なくしゃみやな~」

絵里「アイドルらしくないんじゃない?」クスッ

にこ「しょ、しょうがないでしょー、急にくしゃみが出てきちゃったんだから!」

希「まあ、めっきり朝と夜は冷え込むようになってきたし・・・・・・は、は、はくしゅっ!」

絵里「ちょっと希、大丈夫?」

にこ「希も人のこと言えないじゃない」

希「うう~、あくびみたいにくしゃみも伝染るんかなぁ・・・・・・てことは、そろそろ・・・・・・」



「へくちゅ」



希「・・・・・・・・・・・・」

にこ「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

希「今の・・・・・・もしかして、エリチ・・・・・・?」

絵里「べ、別に、私は・・・・・・! ・・・・・・へくちゅ」

絵里「・・・・・・・・・・・・///」

希(かわいい)

にこ(かわいい)
329: その55 借り物競争(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/17(木) 00:50:21.93 ID:tTHDyg2D.net
今日は体育祭、ウチら3人は学年対抗借り物競争に出場したんよー


~走者・絵里~

絵里「さて、私の借りる物は・・・・・・」ピラッ

『リボン』


絵里「ありがとう、にこー!」ダダダ

にこ「感謝しなさいよー」

希「髪下ろしたにこっち、かわいいなー」



~走者・にこ~

にこ「私は何!?」ピラッ

『巨乳』


希「にこっち、そんな引っ張らんといてー・・・・・・なに怒ってるの?」

にこ「怒ってないわよ! ちくしょー!」



~走者・希~

希「ウチがアンカーや! ウチのお題は・・・・・・」ピラッ

希「・・・・・・!」


希「エリチ、にこっち、一緒に来てー!」

絵里「え、私たち!?」

にこ「なんなのよ、一体!」

希「いいからー!」

ゴール!!

希「やったー、1着や! 穂乃果ちゃんたち2年生チームと凛ちゃんたち1年生チームに勝ったー!」

にこ「勝ったはいいけど・・・・・・」

絵里「結局、希の紙には、なんて書いてあったの?」

希「・・・・・・えっ!? そ、それは秘密! ぜったい教えないからねー!!///」


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343: その56 ねばねば(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/19(土) 11:34:05.09 ID:iu1Fh+rT.net
~お蕎麦屋さん~


絵里「学校帰りにおそばっていうのも、なんだか新鮮ね」

にこ「JKっぽくはないけど」

希「ここのおそば、美味しいんよ。たまにはええやん? じゃあウチ、とろろそば」

絵里「私は月見山菜そば」

にこ「にこはカロリー控えめかき揚げ天そば」



絵里「」ズルズル

にこ「」ズルズル

希「がんばらねーばねーばねばぎぶあぷ なーなななーな なーりたいな」

絵里「」ズルズル

にこ「」ズルズル

希「がんばらねーばねーばねばぎぶあぷ なーなななーな なーりたいな」

にこ「・・・・・・希」

希「なに?」

絵里「『ラブノベルス』の歌詞歌いながらとろろそば食べるの、やめてもらっていい?」

希「なんか歌いたくなるんよ」

にこ「あんた、BiBiディスってんの?」

希「ウチ、BiBiの歌大好きなんよ。納豆混ぜる時も必ず歌うし」

にこ「やめろ」

絵里「やめて」
344: その57 雷(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/19(土) 11:38:17.68 ID:iu1Fh+rT.net
~部室~


ゴロゴロゴロ

にこ「なんか今日は、雷すごいわね」

絵里(なんだか外も真っ暗だし、嫌な感じ・・・・・・)

希「ねえねえ、知ってる? 雷が鳴った時は、へそを隠さないと雷様にへそを取られちゃうんよ」

絵里「へそ? なんでへそ?」

希「さあ? 美味しいんちゃう?」

にこ「まーたアホなこと言い出した」

希「特にエリチは、よくへそ出しの服着てるし、気をつけたほうがええんと違う? エリチのおへそ、美味しそうやしなあ」ニシシ

絵里「な、なに馬鹿なこと言ってるのよ、希ったら・・・・・・!」

ピシャーン ゴロゴロゴロ

絵里「」サッ

にこ「・・・・・・・・・・・・」

希「エリチ今、お腹押さえた?」

絵里「ち、違うわよ! こ、これはその・・・・・・お腹がすいて、お腹が鳴りそうだったから・・・・・・!///」

にこ「その理由も割と恥ずかしいわよ」

ピシャーン!! バリバリバリ

フッ

希「あっ、停電!?」

ガタン!! ガタガタガタ

にこ「え、ちょ、なに!?」

希「にこっち!?」

パッ

希「あ、明かりついた・・・・・・って」

絵里「」ダキッ

にこ「・・・・・・・・・・・・」

希「エリチ・・・・・・なんでにこっちに抱きついてるん?」

絵里「そ、それは・・・・・・ほら、にこが怖がるかと思って、その・・・・・・!///」

にこ「・・・・・・誰にも言わないであげるから、さっさと離れなさいよ」
359: その58 食べ歩き(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/22(火) 21:58:37.44 ID:ioUTRyQy.net
~原宿~


希「今日は3人で美味しいもの食べ歩きやー♥」

絵里「甘いものはスタイルの敵だけど、たまには思いっきり食べたくなるのよね」

にこ「今日のためにお菓子も我慢してきたニコ☆」



希「さあ、まずはクレープや~♪」

絵里「確か、ここのお店のクレープ、テレビで見たことあるわ」

にこ「食べてみたかったのよね~。や~ん、美味しそうだしか・わ・い・い~♥」

希「それじゃあ、いただきま~す!」

のぞにこえり「」カプッ

にこ「ん~、美味し~、これよこれ~♥」

希「クリームとたっぷりフルーツが程よい甘みやね~」

絵里「美味しいわ! ハラショー!」

希「・・・・・・あれ? エリチ、ほっぺにクリームついてるよ?」

絵里「え?」

希「もー、エリチったらカッコ悪いで?」

ヒョイパク

にこ「!?」

絵里「ちょ、ちょっと希!?///」

希「ん~、甘くて美味し~♥」

絵里「もう、希ったら!///」

にこ「・・・・・・・・・・・・」

にこ「・・・・・・///」ペトッ ←ほっぺにクリームつけてる

希「・・・・・・にこっち、なにしてるん?」

にこ「え、いや、別に・・・・・・!」

希「もしかして、にこっちもクリームとって欲しいん?」

にこ「ばっ!/// べ、別にそんな・・・・・・!///」

希「も~、仕方ないなあ。にこっち、かわいいんやから~♥」ヒョイパク

にこ「・・・・・・・・・・・・///」

絵里(・・・・・・私も、もう1回やってもらおうかしら)
360: その59 あーん(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/22(火) 22:06:03.46 ID:ioUTRyQy.net
希「お次はここのお店のパフェやー♥」

絵里「クリームの次にクリームって、胸焼けしちゃいそうだけど」

にこ「甘いものは別腹~♥ や~ん、ここのパフェも美味しそう~♪」

希「それじゃ、いただきま~す!」

のぞにこえり「」パクッ

絵里「ん! 意外とクリームがくどくなくて食べやすい!」

希「このパフェもとっても美味しいやんな~!」

にこ(ふふふ。さっきのお返しをしてやるわ)

にこ「ねえねえ、希♪」

希「ん? どしたん、にこっち」

にこ「はい、あ~ん♥」

希「え!?///」

にこ「ほら~、かわいいにこにーが食べさせてあげるから、お口開けるニコ☆」

希「で、でもウチ、そういうの似合わへんし!///」

絵里「いいじゃない、希、やってもらいなさいよ」ニマー

希「じゃじゃじゃ、じゃあ、みんなでやろっ! はいエリチ、あーん!」

絵里「え、私も!? わ、私はちょっと・・・・・・///」

希「ほら、エリチも!」

絵里「うう~・・・・・・やればいいんでしょ! ほら、にこ、あーん!」

にこ(え!? 絵里がスプーンですくったやつ、量多くない!?)

希「じゃあ、せーのでいくよ!/// せーの!」

希「」パクッ

絵里「」パクッ

にこ「」バクッ

希「・・・・・・・・・・・・///」

絵里「・・・・・・・・・・・・///」

希(ウチら・・・・・・///)

絵里(なにやってるのかしら///)

にこ「む、むぐぅ!(苦しい! 水~~!!)」
362: その60 ぐっすり(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/22(火) 22:12:29.97 ID:ioUTRyQy.net
~帰りの山手線車内~


希「は~、美味しいものいっぱい食べれて、楽しかった~♪」

にこ「でもちょっと、食べ過ぎたかも・・・・・・」

絵里「食べた分、明日からのダンス練習、気合入れてやらないとね」クスクス

希「ふあぁ・・・・・・お腹もいっぱいになって、眠くなってきたかも・・・・・・秋葉原まで、まだ時間あるし・・・・・・」

にこ「ちょっと、居眠りとかしないでよね! この前電車乗った時も、希と絵里だけ寝ちゃって大変だったんだから!」

絵里「ふふっ、気をつけるわ。ふわぁ・・・・・・」



~数分後~


女の子「ねえねえ、ママ、あそこのお姉さんたち、寝ちゃってるよ~!」

お母さん「ほら、大声出さないの。・・・・・・あんなに気持ち良さそうに寝ちゃってるんだから」



にこ「」クークー

希「」スースー

絵里「」スヤスヤ



女の子「3人ともくっついてて、きっと仲良しさんなんだね!」



~さらに数十分後~


のぞにこえり「「「寝過ごした・・・・・・///」」」
376: その61 負けないもん(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 23:25:57.66 ID:B4nPSJv3.net
~ゲームセンター~


絵里(あ、あのぬいぐるみ、かわいい・・・・・・)

絵里(UFOキャッチャーってやつよね? この前、にこがやってて、簡単に取ってたわよね)

絵里(意外と簡単に出来るのかも・・・・・・よし、何事も挑戦よ、エリーチカ)チャリン



~5分後~


絵里(うう・・・・・・あっという間に500円が消えたわ・・・・・・)

絵里(・・・・・・って、なんなのよ! なんかすごいアームの力が弱いし、ちょっとずれるだけでこんなの取れるわけないじゃない!)

絵里(だ、騙されたんだわ・・・・・・こんなの詐欺よ・・・・・・認められないわ・・・・・・)

希「あ、エリチ、こんな所におった」

にこ「なに、UFOキャッチャー? あんたがやるなんて珍しいわね」

絵里「に、にこぉ、希ぃ・・・・・・」

希「・・・・・・なんでちょっと泣きそうな顔してるん」

にこ「なに、あれが取りたいの? ちょっと貸してみなさいよ」チャリン

ウィーン ポスッ

希「おおっ、流石やにこっち、一発で!」

絵里「・・・・・・・・・・・・!!」ガガーン

にこ「こういうのは、まともにやっても無理なのよ。コツがあるの。はい絵里、これ」

絵里「・・・・・・・・・・・・」プルプル

希「・・・・・・エリチ?」

絵里「勝負よ、にこ!!」ビシイッ

にこ「なにを!?」

絵里「特訓するわ、私!!」

にこ「なにが!?」

希「・・・・・・すぐムキになるんやから」ハァ
378: その62 続・落書き(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/23(水) 23:33:06.74 ID:B4nPSJv3.net
にこ「絵里に希、今日も部活来れないの?」

絵里「うん、今度、この辺りの地区の生徒会連絡会がUTXであって、穂乃果たちにとっては初めての連絡会だから・・・・・・」

希「引き継ぎのために、これまでの生徒会活動記録をまとめないといけないんよ」

絵里「ごめんねにこ、最近は一緒に帰れなくて・・・・・・もうすぐ終わると思うから」

希「ほななー!」パタパタ

にこ「・・・・・・別にいいけど」プイッ



~数時間後、部室~

希「すっかり遅くなってしもたなあ・・・・・・さすがにみんな帰ってるか」ガチャ

絵里「でもとりあえず、もう少しで終わりそうね」

希「そうやね・・・・・・ん? あれ、机の上・・・・・・誰かのノート?」

絵里「忘れ物かしら」

希「ちょっとだけ拝見・・・・・・あ、これ、にこっちの字。現文のノートや。課題を部室でやってて、忘れちゃったんかな」ペラッ

希「・・・・・・!」

希(・・・・・・その時、ウチは見つけた。にこっちのノートのはしに、落書きがしてあるのを。内容からして、おとといの授業のページ)

希(ウチとエリチらしい2人の女の子が楽しそうに笑ってて、にこっちはちょっと離れたところで、寂しそうにぽつんとしてた)

希(昨日のページ。ウチとエリチはいなくて、にこっちはぷんぷん怒ってる)

希(そして、今日のページ。にこっちは、ぽろぽろ涙をこぼしてた)

希(・・・・・・ウチは手招きして、エリチに落書きを見せた)

希(エリチは、『もう、お馬鹿なんだから』って言って――ウチら2人は、ルーズリーフを出して、そこに新しい落書きをした)



~次の日~

希「にこっち~!」

絵里「今日は、一緒に帰りましょ!」

にこ「なによ、急に・・・・・・生徒会の方はいいの?」

絵里「なんとか昨日、遅くまでかかったけど終わらせたから!」ギュッ

希「今日から、また一緒に練習して、また一緒に帰ろうな、にこっち♪」ギュッ

にこ「って、なんで2人とも、抱きついてくるのよ!? 離れろ~・・・・・・!///」


希(にこっちは、まだ部室に忘れたノートに、気づいてない。ウチらが、ノートの下に挟んでおいた落書きに気づいたら、また怒っちゃうかな?)

希(にこっちの両隣にウチとエリチがくっついて、3人仲良く笑ってる、落書きに気づいたら)
382: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/09/24(木) 05:44:52.62 ID:80WQX0TQ.net
しえン
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1439908608-レス382-画像1

http://i.imgur.com/fbiR80O.jpg
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http://i.imgur.com/ynYxnf3.jpg
1439908608-レス382-画像4
392: その63 入れ替わったら(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 01:01:22.45 ID:d1yW4Ttm.net
希「もしもの話なんやけど」

絵里「なに?」

希「ウチら3人が、体が入れ替わったりしたら面白くない?」

にこ「まーた変なこと言い出したわね」

絵里「じゃあ例えば、希が私の体になったら、どうしたいの?」

希「そうやねえ、ウチがエリチの体になったら・・・・・・『ひゃっほう、エリチになった~!』って言っていっぱいはしゃぐ」

絵里「え」

希「周りに色々イタズラしたりして、あの穂乃果ちゃんにさえ『絵里ちゃんがおかしくなっちゃった・・・・・・』ってドン引きさせて」

絵里「ちょっと、勝手に私の体使ってなにしてるのよ!///」

希「じょーだんやん。ウチがエリチになったら、亜里沙ちゃんあたりといっぱい遊びたいなー」

絵里「もう、希ったら・・・・・・」

希「じゃあ、にこっちは? もしにこっちが、ウチの体になったら!」

にこ「え? にこが、希の体になったら? それは・・・・・・」ジッ

希「・・・・・・にこっち、ウチのおっぱい見た?」

にこ「え゛」

希「ウチのバストをセルフわしわししたいん? もう、にこっちったら~」

にこ「るっさい! いいじゃない、減るもんじゃなし!///」

絵里「否定はしないのね」

にこ「じゃあ、そういう絵里はどうなの? もし絵里が、にこの体になったら!」

絵里「え、私!? 私がにこになったら・・・・・・その・・・・・・///」

希「エリチ、なんかやりたいことあるん?」

絵里「私の話はいいでしょ! ほら、もう練習行くわよ!///」スタスタ

希「ちょっと、自分だけ言わないなんてずるい~!」

にこ「こうなったら希、後でなんとしてでも絵里に白状させてやるわよ」ニヒヒ



絵里(恥ずかしくって、言えないわよ!///)

絵里(一度でいいから、にこによく似合うような、フリルやレースやリボンがいっぱいの、かわいい服が着てみたいなんて///)
394: その64 お姫様みたい(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/25(金) 01:07:23.78 ID:d1yW4Ttm.net
という訳で、絵里ちゃんから(無理やり)本音を聞き出したニコたちは、日曜にカワイイ系がそろってる古着屋さんに来たニコ☆


にこ「ふふふ、さあ覚悟しなさい、絵里・・・・・・」

絵里「ちょ・・・・・・にこ、お手柔らかに・・・・・・」

にこ「う~ん、ここはいっそのこと髪下ろした方がいいかも!」

にこ「そんで思い切ってこのリボンに、服はこっちのフリルがついたやつに・・・・・・」

絵里「あんっ、ちょ、待ってにこ、いやぁ~・・・・・・///」

希(一体、カーテンの向こうで何が起こってるんやろ・・・・・・)


にこ「じゃーん、お待たせ~! 絵里ちゃんをにこがスペシャルコーデしてみたニコ☆」シャーッ

希「おおっ、これは・・・・・・!」

にこ「髪は下ろして思い切っておっきなリボンをつけてみて、服もフリルがかわいいピンクのロリータ系で決まりっ☆」

絵里「や、やっぱり恥ずかしい・・・・・・!/// 私みたいなデカい女に、こんな服似合わないわよ・・・・・・!///」

希「そんなことないやん、エリチ! エリチって金髪やし、まるで本物のお姫様みたい!」

絵里「え・・・・・・///」

にこ「さ~て、じゃあお次は・・・・・・」ガシッ

希「・・・・・・え? にこっち、なんで肩つかんで・・・・・・まさか」

にこ「せっかくなんだから、希もコーデしてみるニコ☆」ニヤ

希「ちょ!? 聞いてない聞いてない! 堪忍してにこっち、あ~れ~!」シャッ ←連れ込まれた

にこ「希は~、髪は三つ編みがいいかな~? 服はレースを基調に、思い切ってこんなのもいいかも~☆」

希「え、そんな、無理やって無理、いや~ん・・・・・・///」

絵里(一体、カーテンの向こうで何が起こってるのかしら・・・・・・)


にこ「出来上がり~! 希もばっちりスペシャルコーデ完成ニコ☆」シャーッ

にこ「髪は三つ編みにしてワンポイントにお花をつけて、服は胸元がちょっと開いた、リボンがいっぱいついてるレース地にしてみたニコ☆」

希「ちょ、ちょっとにこっち、ウチにはこんなん、似合わへんよ・・・・・・/// ウチ、エリチみたいにかわいくないし・・・・・・///」

絵里「そ、そんなことないわ! 希、すっごく似合ってる! とってもかわいいわよ!」

希「エリチ・・・・・・ほんと?」

にこ「ふたりとも、素材はいいんだから。たまにはこうやって、思いっきり女の子女の子した格好してみてもいいじゃない」

にこ「女の子は、着こなし次第で、どんな服だって似合うんだから。ふたりとも、とってもかわいいニコよ☆」

絵里「・・・・・・・・・・・・///」クスッ

希「・・・・・・・・・・・・///」クスッ
401: その65 ポケットティッシュ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/26(土) 01:14:49.35 ID:AdWTnpAW.net
~秋葉原~


希「いつ来ても、人がいっぱいの街やねー」

にこ「天下の秋葉原、日本有数の電気街だし」

絵里「そうよねえ・・・・・・」

<ヨロシクオネガイシマース


希「今は電気街っていうより、マンガやアニメのイメージやない?」

にこ「否定はしないけど。あとはかわいいメイドさんとか☆」

絵里「ほんとにね・・・・・・」

<シンソウカイテンデース


希「・・・・・・・・・・・・」

にこ「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・ん? どうしたの、ふたりとも」

希「どうしたの、って」

にこ「なんなのよ、その両手いっぱいのポケットティッシュ」

絵里「もらったから」

にこ「別に、渡されるそばから全部もらわなくても・・・・・・」

希「エリチって、断れないタイプなんやね」

絵里「え、その、くれたものはきちんと受け取るのが礼儀かな、って・・・・・・」

希(義理堅いのか・・・・・・)

にこ(ちょっとズレてるのか・・・・・・)

絵里「あ、良かったら、ふたりにもあげるわよ」ニコッ

希(優しいだけなのか・・・・・・)

にこ(ただの天然なのか・・・・・・)
402: その66 ニックネーム(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/26(土) 01:19:03.26 ID:AdWTnpAW.net
希「ねえねえ、エリチ」

絵里「どうしたの? “希っち”」

希「・・・・・・へ?」

にこ「なに話してるの? ふたりとも」

希「あ、にこっち・・・・・・なんかエリチが変・・・・・・」

にこ「なにが変だっていうのよ? “希っち”」

希「・・・・・・へ!?」

希「どど、どうしたん!? ふたりとも、急に・・・・・・!」

絵里「実はね、昨日ちょっと、にこと話してたの。希って、私やにこには“えりち”“にこっち”って呼び方するじゃない」

にこ「たまには、にこたちも、希のことを同じような呼び方で呼んでみようかなって」ニマー

絵里「悪くないんじゃない? “希っち”」

希「な、なんか照れるやん//// 他の呼び方にしてよ~・・・・・・///」

絵里「じゃあ、“のぞみん”♪」

希「ふぇっ///」

にこ「それとも、“のんたん”?」

希「うぅっ///」

絵里「どっちも恥ずかしいの? 希は私たちのこと、あだ名っぽく呼んでるのに」

にこ「じゃあ、なんて呼んでほしいのか、言ってみなさいよ」

希「いつもみたいに・・・・・・希、って呼んでよ・・・・・・///」

絵里「わかったわ。ごめんね、希」ナデ

にこ「そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃない」ナデ

希「・・・・・・もうっ///」

にこ(反応がかわいいから。たまーにね)

絵里(いたずら仕返したくなっちゃうのよ。ごめんね、希)
410: その67 一家にひとり(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/27(日) 01:57:51.42 ID:qOjR9Rem.net
~部室~


希「ねー、エリチ」グデー

絵里「なに? 希」

希「ウチ思うんやけど。にこっちって凄いと思うんよ」

絵里「どんなところが?」

希「まず、ちっちゃくてかわいい」

絵里「かわいいはともかく、ちっちゃいって聞いたら怒るんじゃない」

希「ほどよいサイズで抱き心地も抜群」

絵里「ぬいぐるみじゃないんだから」

希「エリチだってわかるやろ?」

絵里「確かにね。いい匂いだし」

希「ああ見えて意外としっかりしてるし」

絵里「意外、は余計よ。でもいざという時に頼りになるのは、さすが部長ね」

希「おまけに家事も出来るし料理も上手い! なんなん? 完璧超人?」

希「あー、うちににこっちがいたらなー。かわいくて美味しい料理も作ってもらえるなんて最高やん」

絵里「ニートじゃないんだから。でも、あれね。一家にひとり、みたいな」

希「それいい! 一家にいちにこ!」

絵里「・・・・・・ていうか、希」

希「なに?」

絵里「にこのこと、ほんとに大好きなのね」

希「エリチもやろ?」

絵里「当たり前よ」



~その頃、部室に向かうにこ~


にこ「」ゾゾー

にこ(なに・・・・・・? なんか、急に誰かに誘拐されそうな気が・・・・・・)
412: その68 生きる希望(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/27(日) 02:06:20.21 ID:qOjR9Rem.net
~部室~


希「」グデーン

絵里「」ドヨーン

ガチャ

にこ「お疲れー・・・・・・ってなに!? どうしたのよ、あんたたち!?」

にこ「希も絵里も、なんで机に突っ伏してるわけ!?」

希「終わってもうた・・・・・・」

にこ「え?」

絵里「毎週楽しみにしてた・・・・・・ラジオ番組が・・・・・・」

にこ「え~、そんなこと・・・・・・?」

絵里「そんなことってなによぉ~・・・・・・う、鼻水・・・・・・」ズルズル

希「なんでぇ~・・・・・・終わっちゃうのぉ~・・・・・・」グスグス

にこ(・・・・・・マジ泣き!?)

絵里「ああ・・・・・・生きる希望が・・・・・・」

希「毎週楽しみにしてたのに・・・・・・」

にこ「・・・・・・まったく。顔上げなさいよ、あんたたち」

にこ「そりゃ、なんでもいつかは終わりが来るわよ。アイドルだってそうだし。悲しくなるのはわかるけど」

にこ「でも、そこまで落ち込むってことは、今までその分元気ももらってたんでしょ?」

にこ「なら、もらった元気の分まで、前を向いた方がいいんじゃないの? その方がラジオやってる人たちだって喜ぶわよ、きっと」

希「にこっち・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・そうね。今まで楽しませてもらった私たちが、落ち込んでるばかりじゃダメね」

希「・・・・・・うん。悲しいは悲しいけど、そう言ってるだけじゃ前に進めんしね。ありがとう、にこっち」

にこ「それに・・・・・・世の中、終わりが来るものばかりじゃないでしょ。ずっと続くものだってあるじゃない」

絵里「ずっと続くもの・・・・・・?」

希「それって・・・・・・」

にこ「・・・・・・いいじゃない、別に! さあ、さっさと起きて、練習行くわよ!」プイッ



にこ(・・・・・・続くといいな。いや、きっと続くよね)

にこ(私たち3人の、腐れ縁は)
420: その69 かぐや姫(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/27(日) 21:20:39.26 ID:qOjR9Rem.net
希「今日は十五夜なんよ」

にこ「十五夜? かぐや姫が月に帰る日だっけ?」

絵里「・・・・・・ちょっと違うと思うわ」

にこ「かぐや姫か~。かぐや姫って絶世の美女だしぃ~、綺麗な黒髪ってイメージだから、やっぱりにこがぴったりニコ☆」

希「髪おろして黙ってれば、かぐや姫っぽくないことはないかもしれんけど」

絵里「求婚してきた男性に無理難題をふっかける、小悪魔っぽいところは、にこらしいかも」

にこ「なんでよ!」

希「やっぱ、かぐや姫ならエリチやないかな? 肌も白いし、帝もメロメロになるんやない?」

絵里「えー、私? 私はほら、髪の色とか、かぐや姫っぽくはないわよ」

にこ「・・・・・・確かに。どっちかといえば、白雪姫とか、シンデレラ?」

希「金髪のかぐや姫っていうのも、意外性があってええと思うけどなー」

絵里「なによ、意外性って・・・・・・それなら、希こそかぐや姫でいいんじゃない?」

絵里「髪も長いし、かぐや姫のお話ってちょっと神秘的だから、スピリチュアルな希も似合うと思うけど」

希「えー、なんか照れるやん/// じゃあもうウチら3人ともかぐや姫でええんやない?」

にこ「いいかもー。にこ姫をセンターに、平安を舞台にしたアイドルユニット☆」

絵里「京の都は大混乱ね」アハハ

にこ「超美少女のにこ姫のもとにはー、毎日求婚してくる人たちが列を作って・・・・・・」

にこ「あ~んどぅぁめ~、にこにーはアイドルだからぁ、結婚とかできないのぉ~☆」

にこ「にこ姫と結婚したかったら、お月様まるごと持ってくるぐらいじゃないとダメにこ☆」

希「やっぱ小悪魔やん」

絵里「私が難題を出すとしたら・・・・・・お婆様が作ってくれた味の、特製ボルシチ?」

にこ「スケールちいさっ」

希「でも平安時代にロシア料理はハードル高いで」

にこ「じゃあ希は?」

希「うーん・・・・・・悩むけど、かぐや姫のお話に出てくる宝物って、スピリチュアルで興味あるんよ」

希「“蓬莱の玉の枝”とか、“龍の首の珠”とか・・・・・・やっぱその辺かな?」

にこ「スタンダードね」

絵里「まあ、結局、3人とも・・・・・・」

希「かぐや姫になったら、言い寄る相手には難題を吹っかける、小悪魔ってことやね」

にこ「かぐや姫をモチーフにした小悪魔系ユニット・・・・・・いけるかも・・・・・・」ニヤ
421: その70 十五夜(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/27(日) 21:31:19.89 ID:qOjR9Rem.net
~夜、希のマンションのベランダ~

希「ってわけで、せっかくだから3人でお月見するやん」

絵里「でも、肝心の月が・・・・・・」

にこ「曇ってて、なかなか見えない・・・・・・」

希「だけど、昔の人は、こうして月が隠れてても、その後ろにある月の美しさを思い浮かべて楽しんでたらしいよ」

絵里「昔の人は、想像力豊かだったのね」

にこ「ていうか、心広すぎでしょ」

希「それに、月は隠れちゃってるけど・・・・・・ふたりとも、耳を澄ませてみて」

にこ「耳を・・・・・・?」


リーン… リーン…


にこ「これ・・・・・・鈴虫・・・・・・?」

絵里「確かに聞こえてくる・・・・・・優しい音・・・・・・」

希「・・・・・・もう、すっかり秋なんやね」

にこ「・・・・・・あ! 見て!」

絵里「雲が晴れて、月が・・・・・・」

希「にこっちみたいなうさぎさんが、雲の間から覗いてるやん」

絵里「綺麗ね・・・・・・」

希「よーし、せっかくだから願い事しよ!」パンッ

にこ「え!? 十五夜ってそういうイベントだっけ?」

希「十五夜は五穀豊穣のお祈りをするお祭りやし、この際細かいことはええやん! さ、ふたりとも、手を合わせて!」

絵里「ふふ。でも、面白いかも」

のぞにこえり「・・・・・・・・・・・・」

希「・・・・・・ね、ふたりとも」

にこ「ん?」

希「なに、お願いしたの?」

にこ「ひみつ」

絵里「・・・・・・私も」


希(・・・・・・でも、なんでやろ)

希(なんだか、3人とも、おんなじことをお願いした気がするんよ♪)
431: その71 戦場(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 00:28:57.21 ID:B8eAOazo.net
にこ「・・・・・・さあ、ふたりとも、準備はいい?」

希「・・・・・・ええよ。もう、覚悟は決まったから」

絵里「にこ・・・・・・私、こういうの、初めてだから・・・・・・その・・・・・・」

にこ「・・・・・・ここから先は、戦争よ。気合入れていかなきゃ、生き残れないわ」

にこ「さあ、いくわよ、ふたりとも!!」



『ただ今よりタイムセール開始でーす』

『卵1パック8個入り99円! 牛乳1パック120円!』

『もやし1袋なんと15円でーす!』

ワーワー

ドドドドド

絵里「いやあぁぁぁぁ」

希「にこっち、エリチが流された!」

にこ「カゴだけは離しちゃダメよ! いくわよおぉぉ!」



~戦争閉幕~


にこ「っし! 目当てのものはみんな買えたわね!」

絵里「な、なんだか・・・・・・ある意味、ライブ以上の熱気だったわね・・・・・・」グッタリ

希「おばちゃんパワー恐るべし・・・・・・ていうか、なんでウチらがにこっちの買い物に付き合わなきゃあかんの?」

にこ「しょーがないじゃない、お1人様1コまでなんだから!」

絵里「夕方のスーパーは戦場だったのね・・・・・・ハラショー・・・・・・」
433: その72 SOS(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 00:37:19.37 ID:B8eAOazo.net
~トイレの個室~


にこ(まずい・・・・・・紙が無いわ・・・・・・にことしたことが・・・・・・)

にこ(でも、この状態で、紙を取りに外に出て、誰かに見られでもしたらにこのアイドル生命が終わる・・・・・・)

にこ(仕方ない、助けを呼ぼう。1、2年に頼むのはなんか恥ずかしいし・・・・・・う~ん・・・・・・あの2人しかいないか・・・・・・)

にこ(恥ずかしいことは変わらないけど、背に腹は代えられないわ・・・・・・3年のグループLINEに・・・・・・)ポチポチ


                トイレ>


にこ(あ、間違えて途中で送っちゃった)


 ELI <にこ? どうしたの?

 のぞみん <トイレ行きたいん? がまんしない方がええよ☆


にこ(違うっての! もう1回、送信っと)ポチポチ


          間違えた。トイレ来て>

 のぞみん <ずいぶん大胆な連れションのお誘いやな

 ELI <希・・・。もう少し言葉を選んで


にこ(ち~が~う~! ああ、もう!)ポチポチ


          違うから! いいからトイレ来てはやく>

 のぞみん <なんなん?

 ELI <なんだか怖い・・・

          怖くないから トイレ来て お願い>

 ELI <やっぱり怖いわよ・・・

 のぞみん <まさかにこっち、何者かにトイレに監禁を!?

 ELI <ハラショー


にこ「ああもう! こいつらは~~~!!」


このしょうもないやりとりを15分ぐらい続けて、なんとかにこっちは救出してもらえたんよー
435: その73 真面目な子(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/09/29(火) 00:43:23.87 ID:B8eAOazo.net
~電車の中~


絵里「♪」

希(・・・・・・あ、あそこにいるのエリチや。声かけよー)

希「・・・・・・えり、」

絵里「」ドウゾー

妊婦さん「」ドウモアリガトー

希(・・・・・・エリチ、席ゆずってあげてる)

希「・・・・・・・・・・・・」



~大きな通りの道路~


絵里「~♪」

にこ(あれ、絵里じゃない。どこか行くのかしら)

にこ「・・・・・・えり、」

絵里「」ダイジョウブデスカー

おばあさん「」アリガトウネー

にこ(おばあさんの手を引いて、荷物持って、横断歩道を・・・・・・)

にこ「・・・・・・・・・・・・」



~後日~


にこ「・・・・・・絵里って」

絵里「ん?」

にこ「なんというか。ほんと、真面目っていうか」

希「優しくて、いい子やんな」

絵里「え!?/// どうしたの急に」

にこ「んーん。なんでもないわ」

希「そのままのエリチが、一番なんよ♪」
447: その74 ドリンクバー(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 01:14:56.34 ID:UowJDjeF.net
~ファミレス~


希「へい! エリチ、おまち!」ゴトッ

絵里「ありがとう、希・・・・・・さて」

希「いつもの、はじめよか」

絵里「」ゴク

絵里「・・・・・・・・・・・・」

にこ「・・・・・・・・・・・・」

希「・・・・・・どう? エリチ、鑑定は」

絵里「この色と味から、ベースがコーラっていうのははっきりしてるわ。問題は、何がブレンドされているか」

絵里「この、コーラの味の中に隠れたほのかな甘み・・・・・・フルーティな味わい。レモンスカッシュ?」

希「ちゃうでー」

絵里「うん・・・・・・確かに、柑橘系じゃない。レモンとは違う、ほのかな酸味も感じる・・・・・・これは・・・・・・」

絵里「・・・・・・野菜ジュースね!」

希「大正解~! さすがはエリチ! コーラ8:野菜ジュース2で今回はブレンドしてみたんや!」

絵里「ハラショー・・・・・・意外といけるかも」ゴク

にこ「・・・・・・毎回、飽きないわね。あんたたちの、“利きドリンクバー”」ズズズ

希「にこっちもやってみる?」

にこ「遠慮しとく。希に任せたら、なんかとんでもないもの作りそうだし」ガタッ

希「あ、にこっち、おかわり行くん? そしたら、ウチの“いつもの”お願いしてもいーい?」

にこ「はいはい、わかったわよー」



にこ(希の“いつもの”は、オレンジジュースと野菜ジュースのミックスだったわね)

にこ(・・・・・・せっかくだから、カルピスとメロンソーダとウーロン茶もちょびっと混ぜてやるニコ)フフフ
448: その75 イヤホン(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 01:21:27.86 ID:UowJDjeF.net
にこ「♪」

絵里(あら? にこが、イヤホンで音楽聴いてる)

絵里「ね、なに聴いてるの?」

にこ「ん」ヒョイ

絵里「片方、貸してくれるの? ありがとう」



にこえり「~♪」

希(エリチとにこっちが、イヤホン片っぽずつ耳につけて、音楽聴いてる)

希(ええなー。なんか、ふたりだけ仲良さそうにしてて)

希「」プクー

にこ「・・・・・・ん?」

希「」プクー

絵里「ふふ」マッタク

絵里「はい。かわりばんこね」ヒョイ

希「!」パアーッ
457: その76 続・ドリンクバー(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/02(金) 00:09:37.74 ID:n0vzmw01.net
にこ「は~い、希、お待ちどうさま~♪」ゴトッ

希「ありがと・・・・・・って、ちょい待ち」

デローン

希「矢澤氏に聞きたい」

にこ「なにっ?☆」

希「ウチの“いつもの”は、こんな青汁みたいな色してないんやけど」

絵里「怪しいぐらい緑がかってるわね」

にこ「これは~、希の“いつもの”がも~っと美味しくなるように作った、にこにー特製“ラブにこ♥ブレンド”にこ☆」

希「ミュータントブレンドの間違いやないの」

にこ「大丈夫大丈夫、ぜぇ~ったい美味しいニコ☆ だまされたと思って、ぐぐ~っといってみるニコ!」

希「ううっ・・・・・・ほんまに・・・・・・?」ゴクッ

希「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・希?」

希「やっぱだまされたやん! なんなんこれ!?」

絵里「わ、私も一口・・・・・・」ゴク

絵里「・・・・・・う。妙に甘ったるくて・・・・・・なんか、色んな味が自己主張し合って、台無しになってる感じ・・・・・・」ウエッ

にこ「う~ん、やっぱダメだったか」

希「やっぱってなんや! 何が入ってるん!?」

にこ「あら、当てらんないの? ・・・・・・まあいいニコ、教えてあげる」

にこ「オレンジジュースに野菜ジュース、そこにカルピスとメロンソーダとウーロン茶をブレンドしてみたニコ☆」

絵里「無茶苦茶ね」

希「ジュースにお茶系はあかんやろお茶は!」


希「・・・・・・まあでも、ウチの“いつもの”の部分は、ちゃんと覚えててくれたんやね」

にこ「当たり前でしょー。何回あんたらとだらだらファミレスで過ごしてると思ってるのよ。ちなみに絵里は、アイスティーにちょっとだけオレンジジュースだったわね」

絵里「ハラショー。さすがにこね」クスッ

にこ「べっつに。嫌でも覚えるって」ゴク

にこ「・・・・・・ぶっ!?」

絵里「あ、そのにこの野菜ジュース、さっき希がシロップ混ぜてたわよ」

希「♪」ニシシ

にこ「のっ・・・・・・希ぃ~~~!!」
458: その77 一人になったらしちゃうこと(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/02(金) 00:16:56.60 ID:n0vzmw01.net
~部室、絵里の場合~

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里「」キリッ

絵里「」ドヤッ

絵里「」ウインク、ナゲキッス


凛(絵里ちゃん、なんでさっきから一人でドヤ顔してるんだろ・・・・・・)トビラノゾキ

凛(もしかして、ライブの時のキメ顔の練習・・・・・・?)



~にこの場合~

にこ「あなたに届けたいっ・・・・・・届くかなっ・・・・・・? にこにーの、この想いっ・・・・・・///」

にこ「だから、受け止めてっ・・・・・・にこにーの、甘酸っぱくてメロメロなラ・ブ・に・こ♥」はぁと


花陽(にこちゃん・・・・・・ラブにこ、って・・・・・・///)トビラノゾキ

花陽(にこちゃんの、プライベートアイドルタイム・・・・・・邪魔しちゃ悪いよね・・・・・・)



~希の場合~

希「しーんじてーこーころがとーきーめーいたー瞬間を・・・・・・う~ん、ちょっと違うかな」

希「し~んじて~あ~なたの純愛レ~ンズは~正しいよ♪ ・・・・・・おっ、今のいい感じやったんやない!?」

希「接近しちゃえ♪ Ton ton to とっしん♪ マイルールで♪ Ton ton to とっしん! ヘーイ!」ノリノリ


真姫(希・・・・・・もしかして、歌の練習してるの? もっともっといい歌にしようとして・・・・・・)トビラノゾキ

真姫(希らしいわね。でもちょっと・・・・・・ノリノリすぎない?)



~その後、放課後の屋上~

絵里「さあ、みんな、準備いい? 今日の練習、始めるわよ!」キリッ

にこ「あんたたち、ライブも近いんだから、気合入れていきなさいよー」ビシッ

希「みんな、怪我せんように張り切っていこうな♪」ニコッ



凛(3年生のみんな・・・・・・上級生らしく、頼もしそうにしてるけど・・・・・・)

花陽(あれを見ちゃった後だと・・・・・・)

真姫(・・・・・・ちょっと可愛いわね)
469: その78 福引き(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/03(土) 00:13:58.40 ID:cnAUZM23.net
~商店街~


にこ「・・・・・・さあ、ふたりとも、準備はいい?」ザッ

希「って、なんでまたウチらが狩り出されるん?」

絵里「この前の買い物の時、福引きの券をもらったって聞いたけど」

にこ「そうよ、ちょうど券は3枚あるわ! いい、あんたたち、狙うは1等のあれよ!『沖縄旅行3泊4日、3名様ご招待』!!」

にこ「当たれば、憧れの沖縄でバカンスぅ~♪ PV撮影~♪ 3名様っていうのが、いかにも当たるフラグよ!」

希「ウチにはすでに外れるフラグにしか思えへんけど」

絵里「・・・・・・大丈夫かしら」フゥ


にこ「それじゃ、まずにこから行くわ」フンス

希「ああ、うん。頑張ってー」

絵里「頑張ってー」

にこ「なによその気の抜けた応援は!!」

希「だって大体展開読めるし」

にこ「こんのぉ・・・・・・見てなさい、にこにーは運だって大宇宙ナンバーワンってこと見せてやるわ! どりゃあっ!」ガラガラ

カラーン コロコロ

係の人「残念でしたー。7等、ポケットティッシュでーす」

にこ「・・・・・・・・・・・・」

のぞえり「・・・・・・・・・・・・」

にこ「なによ、文句あんの!?」キーッ


にこ「次は絵里よ! 頼んだからね!」

絵里「外れても恨まないでよね・・・・・・えーい!」ガラガラ

カラーン コロコロ

係の人「おめでとうございます! 3等が出ましたー!」カランカラーン

にこ「え、嘘!?」

希「すごいやん! 景品は・・・・・・!?」

【3等:陶芸入門セット】

にこ「・・・・・・・・・・・・」

希「・・・・・・何に使うんやこれ」

絵里「な、なんかごめんなさい・・・・・・」
470: その79 続・福引き(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/03(土) 00:20:15.28 ID:cnAUZM23.net
にこ「ラストは希! 頼むわよマジで!」

絵里「頑張って、希!」

希「ウチに任せとき! のぞみんのラッキーパワー見せたるで~! ぬぬぬぬ・・・・・・!」

にこえり「」ゴクッ

希「・・・・・・てぇりゃあぁぁぁ~~!!」ガラガラ

カラーン コロコロ

係の人「赤い玉! おめでとうございます! 2等、大当たりで~す!!」カランカラーン

希「おおっ!? ほんまに!?」

絵里「ハラショー! すごいわ希!!」

にこ「希~、信じてたわよ~! 1等は逃したけど、それでも2等って、やっぱりラッキーガールじゃない!」

にこ「ありがと~~!!」ダキッ

希「ふふふ、これからはウチを大明神様として崇め奉るがいい~!」エッヘン

絵里「それで、景品はなに!?」ワクワク

にこ「1等が沖縄旅行だから、温泉旅行とか!? それとも・・・・・・」ワクワク


【2等:米俵 一俵】


のぞにこえり「・・・・・・・・・・・・」

希「こめ・・・・・・だわら?」

にこ「いや、確かに米はありがたいけど・・・・・・え? 一俵丸ごと?」

絵里「すごく重いんじゃないの?」

希「誰が? どうやって持って帰るん?」

のぞにこえり「・・・・・・・・・・・・」



――絵里です。結局、商店街の人に台車を借りて、3人がかりでにこの家まで運びました。

正直、3人ともクタクタになったけど、矢澤家の食卓では、当分白米に困ることはなかったとか。

後日、花陽にそのことを話したら、なぜか泣くほどうらやましがっていました・・・・・・



~後日、矢澤家~

にこ「・・・・・・・・・・・・」クルクル ←陶芸やってる

にこ(・・・・・・意外と楽しいかも)
471: その80 おんぶ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/03(土) 00:27:41.35 ID:cnAUZM23.net
~保健室~

ことり「湿布の上から、包帯を巻いて・・・・・・これでよしっ。捻挫だと思うけど、痛みが引かないようならちゃんと病院に行った方がいいよ、にこちゃん」

にこ「ありがと、ことり。練習中に足をひねるなんて・・・・・・にことしたことが・・・・・・」

希「さすがはことりちゃん、手際がええね」

ことり「ことり、一応、保健委員だから・・・・・・でも今は、たまたま保健の先生が留守だし、あくまで応急処置だよ」

絵里「なににせよ、もう夕方だし、今日の練習はこれでおしまいにしましょうか」


~帰り道~

にこ「まったく・・・・・・歩きにくいわね」ズルズル

希「にこっち、足引きずってるよ?」

絵里「無理しない方がいいんじゃない? またひねったりしたら元も子もないわ」

にこ「しょうがないわよ・・・・・・ひねったのは、にこの不注意だし。・・・・・・痛っ」

希「にこっち!」

絵里「もう・・・・・・こうなったら」シャガミ

にこ「え・・・・・・? 絵里、どういうつもり? 背中向けて、しゃがんで・・・・・・」

絵里「見ての通りよ。私が、にこをおんぶするわ」

にこ「はあ!?/// いいわよ、そんな! 子供じゃあるまいし、みっともないじゃない!///」

絵里「でも、怪我してるにこを放っておけないもの」

希「にこっち、エリチがこう言ってくれてるんだし」

にこ「で、でも・・・・・・!///」

絵里「・・・・・・にこは、きちんとしてるから、私たちの助けなんていらないかもしれないけど。たまには、お節介焼かせてよ」

にこ「・・・・・・・・・・・・///」


絵里「にこ、思ったとおり、軽いわね」

にこ「・・・・・・当たり前じゃない。にこは、アイドルなんだから」

絵里「・・・・・・にこ。私たちだって、にこのことが好きなんだから。にこも、たまには私たちのこと、頼ってくれたっていいのよ」

希「・・・・・・・・・・・・」クスッ

にこ「・・・・・・・・・・・・バカ///」ギュッ


絵里「ぜえ、はあ・・・・・・にこが軽いっていっても、やっぱつらいわ・・・・・・希、交代」

希「よっしゃ、ウチに任せとき!」

にこ(ありがたいんだけど・・・・・・さっきからこうやって、交代交代で・・・・・・当分、家には着きそうにないわね)ハァ
481: その81 自分のグッズ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/06(火) 00:42:33.55 ID:IiNXdiTW.net
~秋葉原・スクールアイドルショップ~


絵里(前に、にこたちと一緒に来たスクールアイドルのグッズを売ってるお店・・・・・・)

絵里(なんだか、前に見た時よりも、μ'sのグッズが増えてる気がする・・・・・・)

絵里(これ、私・・・・・・よね? うちわに、缶バッジに・・・・・・なんか恥ずかしい・・・・・・///)

絵里(でも、μ'sの人気が出てきてるってことなのよね? もしかしたら・・・・・・私も・・・・・・?)

絵里(恥ずかしいけど・・・・・・悪い気持ちじゃないかも///)

絵里「」キョロキョロ

絵里(・・・・・・1コだけ、買っちゃおうかな・・・・・・)

絵里(で、でも、自分で自分のグッズを買うなんて、恥ずかしい・・・・・・///)

絵里(そうだ! A-RISEとか、他のスクールアイドルのグッズも買って、紛れ込ませれば・・・・・・!)ゴソッ

絵里(そうよ、ちょっとした記念よ! 1コだけ・・・・・・)

希「・・・・・・そや、これは記念や! 1コぐらいなら・・・・・・」ブツブツ

絵里「あ」バッタリ

希「え」バッタリ

絵里「の、希・・・・・・!? なにしてるの、こんな所で・・・・・・!」アセアセ

希「え、エリチこそ、なんでそんなアイドルグッズいっぱい抱えてるの?」アセアセ

絵里「こ、これは今後の研究のために・・・・・・! ・・・・・・あら? 希、その脇からはみ出してるのって・・・・・・希の、ブロマイド・・・・・・?」

希「ちょおおうっ!?/// 違う違う、ウチやなくって、ウチによく似たどっかのスクールアイドルの・・・・・・!///」

希「・・・・・・って、エリチもA-RISEのグッズの中に見えてるで! なんか金髪ポニテの缶バッジ!」

絵里「ななななに言ってるの!?/// こ、これはアメリカのスクールアイドルよロシアじゃないわっ!///」

のぞえり「・・・・・・・・・・・・」

希「エリチ・・・・・・取引せえへん?」

絵里「そう、ね・・・・・・今日、ここで出会ったことは、お互い忘れることに・・・・・・あら?」

にこ「・・・・・・・・・・・・」コソコソ

にこ「・・・・・・すみません、ここのにこにーの新作グッズ、みんなください!」

絵里「にこ・・・・・・?」

にこ「!!」ビクビクーン

希「なにしてんの? その・・・・・・サングラスにコートで・・・・・・自分のグッズ、そんな抱えて・・・・・・」

にこ「・・・・・・ぱーどぅん? ワターシはニホンのスクールアイドル大好きな、通りすがりの留学生デ~ス」ダラダラ

希「・・・・・・バレバレや」
482: その82 どんぐり(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/06(火) 00:47:32.96 ID:IiNXdiTW.net
~朝の通学路~

希「あ・・・・・・みっけ!」ヒョイ

絵里「どうしたの、希?」

にこ「なに拾ってるの?」

希「これこれ! どんぐりさん、かわいいやろ?」

絵里「へえ、そういえばどんぐりって、最近あんまり見ない気がするわね」

希「どんぐりの実がなる木が減ってるのかもしれんね。・・・・・・あ、またみっけ!」

にこ「そんなに拾ってどうするのよ」

希「ええやん、かわいいし。はい、エリチとにこっちにも1コあげるっ!」

にこ「えー、もらったところで・・・・・・そうだ」ピコーン

絵里「にこ?」

にこ「」キュッキュッ

希「ペンで、何か描いてるん?」

にこ「よし、出来上がりっ! ほら見て、希の顔!」ジャン

希「えー、ウチ、そんな丸っこくないやーん」

絵里「ぷっ。ちょっと似てるかも」

希「あ、ゆうたねエリチ! じゃあウチは、エリチの顔描くもんねっ!」キュキュッ

絵里「じゃあ、私はにこの顔を描くわ♪ ・・・・・・あ、少し曲がっちゃった・・・・・・」キュッキュッ

にこ「ちょっと」



~放課後、部室~

穂乃果「さー、今日も練習、張り切っていこー!」ガチャ

ことり「3年生のみんなはまだなのかな?」

海未「昼休み、部室でお昼を食べているところなら見かけましたが・・・・・・おや?」

穂乃果「どうしたの?」

海未「机の上に、何かが並んで置いてあります・・・・・・これは、どんぐり?」

ことり「あ、顔が描いてあるよ! かわいい~♪」

穂乃果「ねえねえ、気のせいかな? この顔・・・・・・なんだか、希ちゃんと、絵里ちゃんと、にこちゃんに似てない?」

海未「言われてみれば、確かに・・・・・・」プッ

ことり「3人、仲良く並んでて、かわいいねっ♪」
503: その83 ガマン大会(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:35:42.01 ID:PW4mKHpH.net
のぞにこえり「・・・・・・・・・・・・」

絵里(体が熱いっ・・・・・・まるで、燃えてるみたいっ・・・・・・!)

にこ(正直、キツいけどっ・・・・・・負けらんないわ・・・・・・!)

希(絶対、耐えてみせるっ・・・・・・! この程度・・・・・・ウチは、負けないっ・・・・・・!)

にこ「・・・・・・あんたたち、そろそろつらくなってきたんじゃない?」

希「そ、そういうにこっちこそ・・・・・・顔が、引きつってるやん・・・・・・?」

絵里「ふ、ふふ・・・・・・耐えられないなら、諦めてもいいのよ、ふたりとも・・・・・・」

にこ「誰がっ・・・・・・! あんたこそ、声が震えてるわよ、絵里・・・・・・!」

のぞにこえり「・・・・・・・・・・・・!」グググ



~健康ランドの更衣室~


のぞにこえり「」ゴクゴクゴク

希「・・・・・・っぷはー! サウナで思いっきり汗流した後のコーヒー牛乳は格別やね!」

絵里「結局、3人ほぼ同時だったわね」アハハ

にこ「一番早く抜けた人が3人分おごりだったのに、結局自分で買うのか・・・・・・って、希、前はだけてるわよ」

希「あ! ていうかにこっち、なんでイチゴ牛乳なん!? エリチはフルーツ牛乳やし!」

絵里「なにか問題あるの?」

希「お風呂のあとはコーヒー牛乳って法律で決まってるんよ!」

にこ「どこの国の法律よ」

絵里「ま、いいじゃない。それにしても、お風呂のあとの牛乳ってこんなに美味しかったのね」

希「思いっきりゴクゴク飲むのが気持ちええんよ♪」

のぞにこえり「」ゴクゴクゴク

のぞにこえり「・・・・・・っぷはぁ~!」
504: その84 満員電車(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 00:46:19.21 ID:PW4mKHpH.net
ガタンゴトン

絵里「混んでるわね・・・・・・」

希「帰宅ラッシュに重なっちゃったみたいやね」

にこ(くっ、つり革につかまれない・・・・・・)

にこ(うう、身動き取れない・・・・・・痴漢にあいませんように・・・・・・)

グラッ

にこ「わっ!?」

希「にこっち!? ・・・・・・って」

モギュッ

絵里「あら・・・・・・希にしがみついちゃって」

希「こらー、にこっち、ウチはクッションやないよ~?」

にこ「う・・・・・・うるさいわね・・・・・・///」

にこ(身動き取れない・・・・・・)

希「ええよ~。にこっち、つかまるものがないなら、そのまま抱きついてて」

絵里「じゃあ、私は後ろからにこをガードしようかしら♪」ピトッ

にこ「なによこれ、サンドイッチじゃあるまいし・・・・・・後で覚えときなさいよ」

にこ(うう、ふかふかだしいい匂いだし、くやしいけどちょっと気持ちいいかも・・・・・・///)

にこ(でも、ふたりのバストが当たるのが、なんかムカつく)
523: その85 お弁当(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/10(土) 23:42:30.18 ID:0hZOpN86.net
~昼休み、3年生の教室~


希「さあ、待ちに待ったお昼の時間やね」

絵里「みんな、準備いい?」

希「もちろんやん」

にこ「せ~のっ」

のぞにこえり「「「じゃーん!!」」」カパッ

希「わー、にこっちのお弁当、かわいいー! タコさんウインナーと、ご飯の上の海苔がニッコリマークになってるやん!」

絵里「いつ見てもすごいわね。作るのも大変そう」

にこ「ふっふーん、これぐらいにこにーにかかれば朝飯前ニコ☆ 意外と慣れれば、楽に作れるもんよ」

希「エリチのお弁当は・・・・・・あ、やっぱりペリメニが入ってるー」

絵里「い、いいじゃない、私の好物なんだし・・・・・・」

にこ「絵里のペリメニは確かに美味しいしねー」

絵里「そういう希は・・・・・・あら、ミートボールと、こっちはチーズのベーコン巻き? 美味しそうね!」

希「あ、うん、でもウチのおかず、冷凍ものが多くて・・・・・・独り暮らし長いと、なんかものぐさになっちゃうんよね」

にこ「別にいいじゃない、冷凍ものでも上手くアレンジすれば美味しいおかずになるんだし」

絵里「それじゃあ、さっそく・・・・・・」

のぞにこえり「「「いただきまーす!」」」

希「それっ! にこっちのタコさん、もーらいっ♪」ヒョイパク

にこ「あ、こら希、おかずはちゃんと交換って約束でしょー!」

絵里「じゃあほら、にこには私のペリメニ分けてあげる。その代わり、希のミートボール、いただきっ!」ヒョイ

希「あ、やったなー!」

ワイワイ

希(なんかなー。一緒にお弁当食べてるだけなのに)

希(家でひとりで食べるより、ずっとずっと、美味しいんよ♪)
524: その86 秘密の手作り弁当(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/10(土) 23:49:25.23 ID:0hZOpN86.net
~朝、絵里の家~


にこ「というわけで」

絵里「希に、内緒でお弁当を作ってあげることにしました」

にこ「希、おかずに冷凍ものが多いこと、気にしてるみたいなのよね」

絵里「別に、そんなことないのに。でも希も、ひとり暮らしで色々節約してるみたいだから」

にこ「たまには、にこたちで、希のためにお弁当作ってあげるニコ☆」


タンタンタン

にこ「玉ねぎは程良い大きさに切って・・・・・・絵里、卵焼きの方、どう?」

ジュワー

絵里「ま、待ってよ・・・・・・くっ・・・・・・ふっ・・・・・・」

にこ「・・・・・・早く巻かないと焦げるわよ」

絵里「た、タイミングが、なかなかはかれなくて・・・・・・」

にこ「絵里って、お好み焼きひっくり返すとき、慎重になりすぎて失敗するタイプよね」

絵里「に、にこ、やっぱりお願い、交代してー」

にこ「まったく、しょーがないわねー」

トントン

にこ「ほら、柄のところを軽くトントン叩きながらやると、上手く巻けるわよ」

絵里「ハラショー・・・・・・さすがにこね」


にこ「さて、なんとか完成したわね」

絵里「ハラショー! やっぱりにこは、料理が上手くて頼りになるわ」

にこ「絵里の方こそ、にこが教えたキャラ弁の作り方、すぐにマスターしたじゃない。飲み込み良くてうらやましいわ」

絵里「私だって、ペリメニとボルシチばっかり作ってる訳じゃないもの」エッヘン

絵里(ふふ・・・・・・希、喜んでくれるといいけれど)

にこ「わ、なんてことしてたらもうこんな時間!?」

絵里「いけない、急がなきゃ! ・・・・・・あら?」

にこ「どうしたのよ、もう行かないと!」

絵里「今、気づいたんだけど・・・・・・私たち、自分の分のお弁当は?」

にこ「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」
526: その87 美味しいよ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/10(土) 23:54:48.91 ID:0hZOpN86.net
~昼休み、3年生の教室~


希「さあ、今日もお弁当の時間やー♪」

にこ「ふふふ」

絵里「うふふ」

希「ん? どうしたん、ふたりとも・・・・・・なんかにやにやして」

にこ「今日は希に、とっておきのものを持ってきてあげたわ」

絵里「これよ!」

希「え、お弁当箱? エリチの? それとも、にこっちの?」

絵里「いいから、開けてみて」

希「えー、なんなん・・・・・・?」パカッ

希「・・・・・・! これ・・・・・・もしかして・・・・・・ウチの、顔?」

にこ「お、よくわかったニコ☆ ご飯の上の海苔とゆかりで、希の顔と髪型を表現してみたニコ!」

絵里「にこに教えてもらって、私が作ったの。他にも、卵焼きと」

にこ「希の好きな、お肉と玉ねぎの炒め物をおかずにした、のぞみん用スペシャル焼肉弁当ニコ☆」

希「え、なんで、これ・・・・・・」

絵里「今日はね、せっかくだから、希にお弁当作ってあげようって思って」

にこ「絵里とふたりで、お弁当作ってみたの。感謝しなさいよねー!」

希「うそ・・・・・・ウチのために・・・・・・?///」

希「すごく、すっごく嬉しい・・・・・・! ありがとう、ふたりとも・・・・・・! ウチ、自分の分のお弁当もあるけど、頑張って全部食べるやん!」

絵里「そ、それなんだけど、希・・・・・・希のお弁当を作るのに夢中になってたら、自分たちのお弁当を作るの忘れてて・・・・・・」

にこ「余ったご飯で、あわてて作ったおにぎりしかないのよねー・・・・・・だから、希のお弁当、ちょっと分けてもらえたら、って・・・・・・」

希「・・・・・・ぷっ。もー、ふたりとも、うっかりさんなんやから。いいよ、いっしょに食べよっ!」

のぞにこえり「「「いただきまーす!」」」

希「にこっち・・・・・・エリチ。すっごく美味しい。こんな美味しいお弁当食べたの、ウチ、初めて・・・・・・」

絵里「もう、希ったら、おおげさなんだから」

にこ「・・・・・・あれー? 希ちゃん、なんだか目が赤いニコよ? もしかして・・・・・・」ニマー

希「なっ・・・・・・なんでもないよっ! もー、にこっちのいじわるー!」

アハハハ

希(・・・・・・ちょっとだけ、しょっぱくなっちゃったけど。でも、嘘じゃないよ)

希(ふたりの作ってくれたお弁当は、世界一美味しいお弁当だったんよ♪)
539: その88 スクフェス(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/12(月) 23:36:31.79 ID:kWmm29dz.net
シャンシャン

にこ「・・・・・・っし! やっと超難関、フルコンできた!」

希「おー、にこっちすごい!」パチパチ

にこ「いっつもあとちょっとってとこでフルコン逃してたから・・・・・・すっきりしたわ」

希「にこっちはすごいなあ。ウチなんて、エキスパートは何曲かクリアするのでやっとなのに」

にこ「ふふーん。スーパーアイドルにこにーに不可能はないのよ」ドヤッ

希(にこっち、無課金やけどかなりやりこんでるみたいやし・・・・・・)

希「でも、やっぱスクフェスは面白いやんな。色んなスクールアイドルが出てるし」

にこ「かわいいカードがいっぱいあるのがいいわよね♪」

希「それに、最初は上手く出来なくても、ちょっとずつ上手くなってクリア出来たりすると嬉しいやんな♪」

希「ね、エリチ・・・・・・エリチ?」

絵里「っ・・・・・・! ・・・・・・・・・!!」シャンシャン ←むっちゃ必死

希(な、なんか、話しかけられない雰囲気・・・・・・)ヒソ

にこ(目がマジすぎるわね・・・・・・)ヒソ

希(なんかエリチ、体揺れてない?)ヒソ

にこ(マリカーやると体を傾けるタイプね)ヒソ

絵里「・・・・・・!! やったわ!」ガタッ

のぞにこ「!?」

絵里「初めてノーマルってやつがクリアできたわ! ハラショー!!」パアァーッ

希「ノーマル!?」

にこ「ノーマルであんな必死になってたの!?」

希(エリチ・・・・・・ちょっとずつでも頑張れば、エリチもいつかはエキスパートもクリアできるはずや。たぶん)ホロリ
540: その89 体育の日(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/12(月) 23:44:10.38 ID:kWmm29dz.net
~大きな公園~


絵里「ふっふっ」タッタッ

希「はっはっ」タッタッ

にこ「ふぅ・・・・・・ひぃ・・・・・・」フラフラ

絵里「よし、じゃあこの辺で休憩しましょうか」

にこ「はぁ、ひぃ・・・・・・なんでせっかくの休日なのにランニングなのよぉ・・・・・・」グデッ

希「そりゃ、今日が体育の日だからやん」

絵里「部活の練習でもランニングはするけど、こういう風に普段走らない場所で走るのも、気分転換になるものよ」

希「それにほら、木の葉っぱも色づき始めてる。いい天気やし、こういう自然の景色を眺めながら走るのも、気持ちいいやん?」ゴクゴク

にこ「まあ、確かにそうかもしれないけど・・・・・・希、スポーツドリンクわけて」

希「ええよ。ほい」

にこ「ありがと」ゴクゴク

希「・・・・・・・・・」ニヤ

希「にこっち」

にこ「なに?」

希「関節キス」ボソッ

にこ「!?」ブッ

にこ「ば、バッカじゃないの!? 女の子同士なんだから、そんなの気にしないわよ!!///」

希「って割に赤くなってるやん。にこっち、ウブやね~」ニシシ

絵里「・・・・・・・・・」ゴクゴク

絵里「じゃあ、希」

希「え?」

絵里「だったら、私は口移しで飲ませてあげる」

希「へ!?///」

絵里「遠慮することないわ。ほら」ゴク

絵里「・・・・・・んっ」グイ

希「ちょちょ、待って、エリチ~! ごめん、ウチが悪かったって~!///」

絵里「冗談よ」ニコ

にこ(・・・・・・相変わらず、押されると弱くなるわね)

絵里(まあ、そこが面白い・・・・・・もとい、かわいいんだけど)
542: その90 いい湯だな(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/12(月) 23:48:31.51 ID:kWmm29dz.net
~健康ランド~


カポーン

にこ「ふい~ぃ・・・・・・」

絵里「いいお湯ねぇ・・・・・・」

希「やっぱ、思いっきり体動かして、汗かいた後はお風呂が最高やんなあ・・・・・・」

にこ「・・・・・・ね。なんかにこたち、ちょくちょく健康ランド来てるわよね」

絵里「そうねぇ・・・・・・」

にこ「我に返ると、今時のJKが、しかもアイドルが健康ランドに入り浸ってるってどうなの・・・・・・?」

希「ええやん、ここはお風呂もサウナものんびり出来るところもあって、値段もそこそこ安いし・・・・・・にこっちも、嫌いやないやろ?」

にこ「ま、そうだけど・・・・・・まあ、いっか」

絵里「でも、ほんとに気持ちいいわ。お風呂っていいわね・・・・・・いつか、露天風呂とかにも入ってみたいな」

にこ「入ったことないの?」

希「それいいやん! 行こ、ウチら3人で温泉旅行!」

にこ「行く、って・・・・・・いつ?」

希「そのうち!」

絵里「いい加減ね」クスッ

希「いいの! だってウチら、約束したことは、今までずっと叶えてきたやろ?」

にこ「そうだったっけ」

絵里「そういうことにしときましょうか」

希「とゆう訳で、約束! 3人で、温泉行こ!」

にこ「しょーがないわね」

絵里「いいわ。約束、ね」

希(まだまだ、やりたいことはいっぱいあるし。3人の“約束”は、きっと、ずっと続くんよ♪)



~入浴後、リラックスルーム~


にこ「ちょっと、そろそろ帰らないと遅くなるわよ!」

希「ああ~・・・・・・ダメやにこっち、動きたくない~・・・・・・」ウィンウィン

絵里「マッサージチェアって・・・・・・すごいわね・・・・・・ハラショー・・・・・・」ウィンウィン

にこ「・・・・・・約束の前に、マジで置いてくわよ」
559: その91 秘密を探れ!(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/17(土) 00:36:06.82 ID:pRQn7SFL.net
希「・・・・・・え? 小さいときから、よく食べたり飲んだりしてるもの?」

希「う~ん、なんやろ? おうどんさんや焼肉は好きやけど、別にしょっちゅう食べてる訳やないし・・・・・・」

希「そういった意味で言ったら、牛乳かな? 割と小さい時から毎朝飲むようにしてるんよ」

希「やっぱ朝は牛乳やね! 気持ちがすっきりするし、健康にもいいし。寒い日なんかは、ホットミルクにしても美味しいんよ」

希「でも、そんなこと聞いてどうするん?」



絵里「小さい頃から、習慣的にとっている食べ物や飲み物?」

絵里「そうねえ、おばあ様の作ってくれたボルシチやペリメニは大好きだけど、毎日という訳ではないし・・・・・・」

絵里「強いて言うなら、ヨーグルトかしら? 朝食と一緒に食べているわね」

絵里「おばあ様から頂いた、手作りの苺ジャムを少しだけのせて食べると美味しいの!」

絵里「ジャムは紅茶に添えると、ロシアンティーとも言って・・・・・・え、もういいの?」



~後日、にこ宅~


にこ「」パクパク

にこ「」ゴクゴク

にこ(あのふたりの、あのお化けみたいな胸! 同い年でこんなに差があるなんて、絶対小さい頃から何かをしてたはずよ!!)

にこ(にこだって、まだあきらめないんだから!!)ゲップ

にこ(・・・・・・う。ちょっと、キモチワルイ・・・・・・)ウップ



こころ「最近、お姉さま、毎日のように牛乳とヨーグルトを飲んで食べてますけど・・・・・・どうしたんでしょう?」

ここあ「なんか、顔が必死で怖い・・・・・・」
561: その92 待ち受け(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/17(土) 00:42:56.89 ID:pRQn7SFL.net
希「この前、すごく可愛い猫の待ち受け画像見つけたんよ。スマホに保存したんやけど・・・・・・ほら、これ」

にこ「や~ん、ほんと! か・わ・い・い~♥」

絵里「ほんと、可愛いわね。せっかくだから、希の待ち受けにしたら?」

希「え、ウチ? ウチはもう、待ち受けあるから・・・・・・にこっち、画像送るから、待ち受けにしたら?」アセアセ

にこ「に、にこも待ち受けは、スーパーアイドルらしい豪華なのがあるから大丈夫ニコ! 絵里こそ、いいんじゃない?」アセアセ

絵里「え、わ、私? 私はその、そんな可愛いの、似合わないわよ・・・・・・」アセアセ



希(・・・・・・そう言えば、ウチら。こんなにしょっちゅう、一緒にいるのに)

にこ(なぜか、お互いのスマホの待ち受け画面を、見たことがないわね・・・・・・)

絵里(ふたりとも、なぜか隠すみたいにして見せてくれないから・・・・・・私も、見せたくないけど)

希(だって・・・・・・待ち受け画面に使ってる写真が・・・・・・)

にこ(この3人で遊びに行った時、3人で一緒に撮った写真だなんて知れたら・・・・・・)

絵里(・・・・・・恥ずかしすぎるもの///)

希(でも・・・・・・)

にこ(もしかして・・・・・・)

絵里(私以外のふたりも、同じ写真を?)



のぞにこえり(・・・・・・まさかね)
574: その93 ひっつき虫(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 00:32:42.22 ID:QJe9bWNq.net
~朝の通学路~


希「あっ、エリチ」

絵里「どうしたの? 希」

希「制服の袖のところ。ひっつき虫がついとるよ」

絵里「え、虫!?」

希「あはは、本物の虫やないって。服とかにひっかかる、植物の実や種のことやん。ほら、これ」ヒョイ

絵里「なんだ、びっくりした・・・・・・ああこれのこと、見たことあるわ」

希「こんな都会でも、ひっつき虫ってあるんやね」

希「昔は、こっそりお父さんの背中に、気付かれないように何個くっつけられるか遊んだりしたんよ」

絵里「ふふ、希らしいわね・・・・・・あら、あそこの植え込み、もしかしてその実がなってる草じゃない?」

希「ほんまやん、いっぱい落ちてる! せっかくだから、拾ってこー♪」

絵里「もう、そんなの拾って、どうするのよ・・・・・・」

にこ「・・・・・・ん? 絵里と希じゃない。なにしてるのよ、こんなところで」

絵里「あ、にこ。おはよう」

にこ「早く行かないと遅刻するわよー」スタスタ

希「・・・・・・・・・・・・」

希「♪」ニマー



~その後、部室~


にこ「・・・・・・あのスピリチュアルおっぱいはどこに行ったの」

絵里「なんか、『探さないでください』って言ってたわよ」

にこ「絶対見つけ出してひっつき虫つけ返してやるわ・・・・・・!」ゴゴゴ



花陽「・・・・・・にこちゃん、どうかしたの?」

凛「希ちゃんに、ひっつき虫をたくさん、ニッコリマークの形にして背中にくっつけられたらしいにゃー」

真姫「・・・・・・気づかない方も気づかない方よね」
576: その94 いっしょに(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2015/10/19(月) 00:38:11.30 ID:QJe9bWNq.net
~朝の神田明神~


希「」サッサッ

希(朝、境内をこうやって掃除するのはなんか気持ちええなー)

希(今日はたまたま、頼まれて朝のアルバイトに入ったけど、たまにはいいかも)

希(んー、でも・・・・・・)ピタッ

希(最近は、エリチとにこっちと一緒に学校行くのが当たり前やったから・・・・・・今日はひとりやし、ちょっと残念)

希(・・・・・・って、ウチも子供やないんやから。ひとりで登校するぐらいで残念がってたらダメやん!)

希「」クシュン

希(・・・・・・朝は冷えるなあ)



希(よし、バイトも終わったし、制服にも着替えたし・・・・・・)

希「・・・・・・神様、行ってきますっ」

希(・・・・・・って、結構時間ギリギリかも。ちょっと急がんと・・・・・・)

絵里「――希」

希「・・・・・・え?」

にこ「レディーを待たせるんじゃないわよー」

希「エリチ、にこっち!? なんで・・・・・・もしかして、待っててくれたん?」

にこ「たまたま、学校行く途中に寄っただけよ」

希(って、学校行くには、明らかに遠回りやん・・・・・・)

絵里「はい、希」ピトッ

希「あったかい・・・・・・ココア?」

絵里「バイト、お疲れ様。ご馳走するわよ」

にこ「ほら、3人そろったんだし、さっさと行くわよー」

希「エリチ・・・・・・にこっち」

希「・・・・・・うんっ! ありがと! 行こ、3人で!」



希(・・・・・・冷えた体に、ココアがあったかくて)

希(でも、ぽかぽかあったまったのは、ココアのおかげだけじゃなかったんよ♪)
584: その95 仲間はずれ?(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-cYps) 2015/10/21(水) 00:09:40.52 ID:XCZxWwvO0.net
~部活終了後~


にこ「今日の練習もしゅうりょー」

希「いい汗かいたなあ」

絵里「ね、ふたりとも、まだ時間も早いし、良かったら帰りにクレープでも食べに行かない? いいお店見つけたの」

希「ごめーん、エリチ、ウチこの後バイトなんよー」

にこ「にこも、ちょっと今日は早く帰んないといけないのよね」

絵里「あ、そ、そうなんだ・・・・・・」

希「だからごめんねエリチ、先に行くねー!」

にこ「そのうち埋め合わせするから! じゃあね!」

タタタ

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里(・・・・・・なんだろ。なんだか最近、希とにこ、ふたりで先に帰ることが多いような・・・・・・)

絵里(今までは、3人一緒に帰ることが多かったのに・・・・・・仲間はずれ? なによ、2人だけ仲良くしちゃってー)プクー

絵里(・・・・・・・・・・・・)

絵里(馬鹿ね、私。あの2人はすごくいい子なのに・・・・・・疑うようなこと、考えて)

絵里(でも、やっぱりちょっと・・・・・・寂しいな)



~ファーストフード店~


希「いらっしゃいませー!」

にこ「オーダー承りまーす!」

希「はい、ハッピーメイカーセット一丁!」

にこ「・・・・・・ちょっと、“一丁”はないわよ。あ、ご一緒にポテトもいかがですかー?」



にこ「ふう、夕方はやっぱり忙しいわね。希、あんた巫女さんのバイトもあるのに、大丈夫?」

希「そっちは、なるべく朝の時間帯と休日にしてもらったから。いっぱい稼がんといかんしね。・・・・・・ね、にこっち」

にこ「ん?」

希「やっぱエリチ・・・・・・ちょっと、寂しがってるんと違うかな? ウチ・・・・・・」

にこ「・・・・・・あの子も、色々ひとりで考え込むタイプだしね。でも、もうちょっとの辛抱じゃない」

希「うん・・・・・・そうやね。ウチも、頑張るよ」
585: その96 おめでとう(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-cYps) 2015/10/21(水) 00:16:53.12 ID:XCZxWwvO0.net
~放課後、部室に向かう廊下~


希「さ、今日も部活、頑張ろー♪」

絵里(希、いつもと変わりないように見えるけど・・・・・・やっぱり、私の考えすぎよね)

絵里(それにしても、希・・・・・・やっぱり、忘れてるわよね。ちょっとぐらいは、期待してたんだけどな。だって、今日は・・・・・・)

希「じゃ、エリチ、お先に部室へどうぞ」

絵里「え? なによ、希が開ければいいのに・・・・・・」ガチャ

パパン! パン! パン!

絵里「・・・・・・え?」

穂乃果「ぅ絵里ちゃんっ!!」

8人「お誕生日おめでとう~~!!」

絵里「え!? え!?」

にこ「サプライズ大成功~☆」ニシシ

絵里「こ、これって、まさか・・・・・・」

真姫「もう、なに目を白黒させてるのよ」

海未「絵里の誕生日を祝うパーティーに決まっているではありませんか!」

絵里「えええええ!?」

希「おめでと、エリチ! びっくりした?」パンッ

絵里「び・・・・・・びっくりしたわ。まさか、私がこんな風に祝ってもらえるなんて、思ってなかったし・・・・・・」

にこ「ぷぷぷ。思った通り」

希「な? 意外と、エリチみたいなタイプは、こういうサプライズに引っかかるって言った通りやろ?」

穂乃果「そうだね~! びっくりした顔の絵里ちゃん、かわいい~!」

絵里「な、なによ、みんなして・・・・・・誰だって、こんなの驚くわよ」プンッ

絵里(・・・・・・でも。びっくりしたけど)

ことり「さ、それじゃ絵里ちゃん、お誕生日席にどうぞ~♪」

凛「サンドイッチとかお菓子もいっぱいあるにゃ!」

花陽「おかわりが必要だったら、言ってくださいね」

絵里「・・・・・・ありがとう」

絵里(すごく、嬉しい。ありがとう、みんな)
586: その97 プレゼント(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-cYps) 2015/10/21(水) 00:23:50.59 ID:XCZxWwvO0.net
穂乃果「プレゼントも用意したんだよっ! 穂乃果は、最高級ほむまんの詰め合わせセット!」

ことり「ことりたち、みんなからもあるよ~♪」ドサドサ

絵里「こ、こんなに・・・・・・みんな、ありがとう」

希「・・・・・・じゃ、ウチらからも」

にこ「そうね。とっておきのやつをあげるわ」

絵里「・・・・・・え? なに、この箱・・・・・・?」

花陽「なんだか、ちょっと高級そうな箱・・・・・・」

希「いいから、開けてみ♪」

絵里「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて・・・・・・」ガサガサパカッ

絵里「・・・・・・! これ・・・・・・ネックレス?」

穂乃果「わあ、すごいきれ~い! 青い石が、虹色に光ってる!」

希「デザインは、エリチのマークの、キリル文字の“Я”になってるんよ。このデザイン探すの、大変だったんやから」

にこ「真ん中の青い石は、10月の誕生石のオパールよ。まあ、予算的に、その・・・・・・ちっちゃいやつだけどね」

絵里「すごい、きれい・・・・・・! で、でも、こんな高そうなネックレス・・・・・・」

絵里「・・・・・・! もしかして、最近、ふたりが早く帰ってたのって・・・・・・」

にこ「ま、そういうことよ」

希「にこっちとふたりで、こっそりバイトして貯めたんよ。黙っててごめんな、エリチ」

絵里「うそ・・・・・・私の、ために?」

希「エリチは、いつも部のために色々頑張ってくれてるし。空回りすることもあるけど」クスッ

にこ「にこたちなりの、感謝の気持ちってやつよ。いいから、受け取りなさいって」

絵里「ばか・・・・・・私なんかのために・・・・・・無理して、バイトまでして・・・・・・」

絵里「でも、嬉しい・・・・・・ありがとう、ふたりとも」

凛「絵里ちゃん、なんだか目が赤いにゃー」

絵里「そ、そんなことないわよ! じゃあ今日は特別! 練習はお休みで、思いっきり楽しみましょう!」

穂乃果「やったー!! よーし、それじゃ盛り上がっていくぞー!!」

絵里「その代わり、明日はビシビシやるからね」

エーソンナー アハハハ
589: その98 大好き(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-cYps) 2015/10/21(水) 00:43:23.49 ID:XCZxWwvO0.net
~帰り道~


希「誕生日パーティー、楽しかったなー♪ ・・・・・エリチ、そのネックレス、気に入ってくれた?」

絵里「勿論よ、私にはもったいないくらい。でも、ふたりが一生懸命バイトしてプレゼントしてくれたんだもの、大切にするわ」

絵里「他のみんなが、用意してくれたプレゼントも・・・・・・すっごく、嬉しい。全部、私の宝物よ」

希「・・・・・そや。エリチ、ちょっとそこの公園、寄っていかへん? 実は・・・・・・あと、ひとつだけ」

にこ「プレゼントが、あるんだけど・・・・・・」


にこ「これよ」

絵里「これ・・・・・お弁当箱? なにが入って・・・・・・」パカッ

絵里「・・・・・・! もしかして、これ・・・・・・ペリメニ?」

希「そ! 実は今朝、にこっちの家で作ってみたんよ! まあ、初めて作ったから、エリチが作ったのに比べると、だいぶ不恰好やけど・・・・・・」

にこ「餃子みたいにはいかないわねー・・・・・・悪いわね、こんな変な形で」

希「パーティーの時は、ことりちゃんや花陽ちゃんが綺麗なサンドイッチやお菓子を作ってきてくれてたから、なんか出すのが恥ずかしくて・・・・・・」

にこ「ま、別に、食べたくなかったら食べなくてもいいけど・・・・・・」

絵里「そんな・・・・・もちろん、食べるわ。いただきます」パクッ

にこ「・・・・・・どう?」ドキドキ

希「前に、エリチとにこっちがお弁当作ってくれた時、すごく嬉しかったから、お礼のつもりで作ったんやけど・・・・・・美味しくないかな?」

絵里「・・・・・・美味しい。すごく、美味しい・・・・・・おばあ様が作ってくれたペリメニにも、負けないくらい・・・・・・」

絵里「・・・・・・!」ポロポロ

希「え、エリチ?」

にこ「どうしたのよ、急に!?」

絵里「う・・・・・・嬉しくって・・・・・・私なんかのために・・・・・・みんなが・・・・・・希と、にこが・・・・・・こんなに、優しくしてくれて・・・・・・」グスッ

絵里「私、いつもみんなに厳しくしてるし・・・・・・なのに、頼りにならないところもあって・・・・・・みんなに申し訳ない、って思うこともあって・・・・・・」ヒグッ

にこ「・・・・・・もう。おばかね、絵里は」ナデ

希「そんなはずないやん。みんなも・・・・・・ウチもにこっちも、みんな、エリチのことが大好きなんよ」ナデ

絵里「にこ・・・・・・希・・・・・・!」ギュッ

絵里「ありがとう・・・・・・ほんとに・・・・・・ありがとう・・・・・・!」グスッ


絵里(にこと希に抱きついた私の頭を、ふたりはずっと優しくなでてくれて。ちょっとだけ、恥ずかしかったけど)

絵里(やっぱり私は、みんなが大好き。μ'sのみんなと、このふたりのことが・・・・・・すごく、大好きです)
601: その99 ねこ(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-c+Vo) 2015/10/22(木) 23:57:17.74 ID:VVA8CFmX0.net
~朝の通学路~


希(ん~、今日もいい天気! 気持ちええな~♪)ノビー

希(いい天気だし、エリチとにこっちとの待ち合わせの時間より早めに来ちゃったけど・・・・・・今日も、いいことありそうやんな♪)

希「・・・・・・ん?」

ニャー

希(猫ちゃんや。かわええなー)

希「おはよー、猫ちゃん」

ゴロゴロ

希(のど、ふかふかで気持ちええなー。人懐っこいし、なんか、凛ちゃんみたいやんな♪)

希「・・・・・・ふふっ」



にこ「あ、絵里、おはよー」

絵里「おはよう、にこ。希は、先に来てるかしらね」

にこ「どうかしらね。そこの角曲がった先が、いつもの待ち合わせ場所だけど・・・・・・」

<ニャーニャー ニャーニャー

絵里「あら? 猫の鳴き声。何匹かいるみたいね」

にこ(・・・・・・ん? 気のせいかしら、どっかで聞いたことあるような・・・・・・)



ニャーニャー

希「にゃー」

ニャー ゴロゴロ

希「にゃ~♪」ナデナデ

にこ「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・希?」

希「」ビクッ

にこ「・・・・・・猫語?」

希「」

希「・・・・・・・・・・・・!!///」カアァーッ



希(・・・・・・その日一日、ふたりがウチに話しかけるたび、語尾に凛ちゃんみたいに「にゃ」をつけてたことは、言うまでもないやんな・・・・・・///)
604: その100 ビデオレター(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-c+Vo) 2015/10/23(金) 00:15:57.73 ID:ELegPDJq0.net
希「あー、どーもー。見えてる? えーと・・・・・・未来の、ウチ」

希「ウチは何やってるんやろうな。正直、全然想像がつかへんけど・・・・・・」

希「エリチとにこっちも、やっぱり一緒にいるんかな? なんか、そんな気がするんよ」

希「ふたりと、変わらず仲良くできてるなら、ウチは満足やん。エリチとにこっちも、これからもよろしくね♪」



絵里「こんにちは・・・・・・って言ったらいいのかしら? なんだか、緊張するわね」

絵里「未来の私は、どんな感じ? ちゃんとまっとうに働けてたらいいけれど」

絵里「でも・・・・・・いつも私は、にこや希に支えてもらってるし・・・・・・ふたりがいてくれたら、大丈夫よね」

絵里「ふたりにあまり頼りすぎずに。頑張ってね、私。希とにこも、迷惑かけてるかもしれないけど・・・・・・よろしくね」



にこ「は~い、見てる~? 未来のスーパーアイドル、にこにーにこちゃん☆ ちゃんと大宇宙№1アイドルになってるニコ~?」

にこ「未来のトップアイドルにこちゃんには、言うまでもないだろうけど・・・・・・今のにこは、すごく輝いてるわ。未来の貴方も、負けちゃ駄目よ」

にこ「ま、きっと今と同じく、希や絵里が取り巻きのごとくそばにいるだろうから、ふたりを引っ張ってくぐらい頑張りなさいよ」

にこ「希と絵里も、一緒にこれ見てるの? なんならあんたたちも一緒に、アイドルやりなさい! もうバックダンサーとか言わないから、頼むわよ!」



希「ふう。これで、3人とも撮り終わったね」

絵里「どうしたの? 急に、未来の私たちに向けたメッセージを撮りたいだなんて」

希「ちょっと、ね。今のウチらのメッセージを、未来のウチらが見たら、面白いんやないかなって」

にこ「未来のにこは、今以上のスーパーアイドルになってるはずだから、なんの心配もないニコ☆」

希「それじゃ、このメモリーカードは、大事にとっておこ。くれぐれも、勝手に見たらあかんからね」

絵里「当たり前よ・・・・・・恥ずかしいし///」

にこ「絵里や希は、どんなメッセージを撮ったニコ~?」ニマニマ

絵里「ぜっ・・・・・・絶対、教えないから///」

にこ(でもねえ。結局・・・・・・)

絵里(未来の自分だけじゃなく・・・・・・にこや希も含めた、3人に対するメッセージみたいになっちゃった)

希(そりゃそうやね。ウチらはきっと、何年かたってこのメッセージを見るときも・・・・・・)

絵里(きっと、3人いっしょに)

にこ(だらだらしながら)

希(見てると思うんよ♪)
618: その101 ローカル線の旅(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-c+Vo) 2015/10/25(日) 23:29:38.10 ID:+SPE8Nqz0.net
今日は日曜日、天気もいいから、ウチら3人は東京からちょっと離れたところに日帰り旅行に来たんよー


~ローカル線車内~

タタン タタン

にこ「東京の電車に比べると、ずいぶんゆっくり走るのねー」

絵里「ローカル線、ってやつよね。真姫の別荘に行った時に乗った列車よりも、さらにゆっくりね。1両しかないし」

希「ゆっくり走るのがええんよ。窓からのんびり、景色も見れるしね。ほら、外見てみー」

絵里「わあ、田んぼがいっぱい・・・・・・のどかね」

にこ「秋葉原から、1時間ちょっとで来れる場所に、こんなところがあったなんてびっくりニコ」

絵里「ほんとね。東京の近くにも、まだまだこんな景色が残ってたのね」

希「じゃあふたりとも、次の駅で降りるでー」



キキー ガタン

絵里「止まったわ。降りないと」

にこ「そこの、一番近くのドアから降りましょ」

シーン

にこ「・・・・・・あれ? ドア、開かない・・・・・・?」

絵里「なんで? 降りられないわよ・・・・・・?」

にこ「ちょ、ちょっと、間違えて急行とか乗っちゃったんじゃない!?」アセアセ

絵里「こんなローカル線に急行なんてあるの!?」アセアセ

希「・・・・・・はあ、ふたりとも、こっちやん。すみません、降りまーす!」



ガタン ゴトン…

希「こういうローカル線は、たいていワンマン運転やから、運転席のある前から降りなきゃいけないんよ」

にこ「知らないわよ、そんなローカルルール・・・・・・」

絵里「ちょっと焦っちゃったけど、無事降りられて良かったわね」アハハ

希「慣れない都会の人間は、決まってローカル線の乗り方、降り方がわかんなくて焦るもんなんよ」フフン

にこ「あんただって都会人でしょうが・・・・・・」

希「さ、それじゃふたりとも、行くでー」

にこ(なんか手馴れた感じだし、ほんと希って何者なのかしら・・・・・・)
619: その102 山道(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-c+Vo) 2015/10/25(日) 23:34:35.34 ID:+SPE8Nqz0.net
絵里「すごい・・・・・・ずいぶん古い駅舎ね」

にこ「木で出来てるニコ」

希「東京と違って、こういう小さな木造駅舎も、風情があっていいもんやろ?」

希「それじゃ、駅からしばらく歩くでー」

にこ「どこに連れてく気なのよ・・・・・・」



にこ「なんか、道がどんどん上り坂になってない?」

絵里「山の中に進んでる感じね」

希「そんな大げさなもんやないよ。小高い丘の上、って感じのところかな?」

にこ「そんなこと言って、道もどんどん狭くなってるし、周りは木ばっかりだし・・・・・・」

絵里「ねえ・・・・・・にこ、あそこ見て」


【熊出没注意】


にこ「ちょ!? く、熊ぁ!? 洒落になんないわよ!?」

絵里「だ、大丈夫よね、希・・・・・・?」

希「もう、大げさやんなあ。田舎の山には、たいていああいう看板があるもんなんよ」

希「それにウチら、こうやって大声で話してるから、熊よけの鈴なくても熊さんは近づいてこないんと違う?」

にこ「そういう問題!?」

ガサッ

にこえり「」ビクッ

にこ「え、絵里・・・・・・今、そこの茂みが、なんかガサって・・・・・・」

絵里「だだ、大丈夫よにこ、まさか熊なんて・・・・・・」

ガサガサ!

にこえり「ひいぃ!?」

ピョコ

にこ「・・・・・・って、あれ・・・・・・」

絵里「・・・・・・リス?」

希「わー、可愛いリスさんやなー♪ ていうか、ふたりとも、びくびくしすぎやーん!」アハハ

にこえり(・・・・・・なんか悔しい///)
620: その103 紅葉の思い出(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-c+Vo) 2015/10/25(日) 23:41:06.77 ID:+SPE8Nqz0.net
にこ「ちょっと、もう30分ぐらい歩いてるわよ・・・・・・! どこが小高い丘よ・・・・・・!」ゼーハー

希「大丈夫、もうすぐで着くんよ」

絵里「希、一体どんな場所に行こうとしてるの?」

希「ふふっ・・・・・・ウチの、とっておきの場所♪」

にこえり「??」

希「あ、見えてきた! あそこの、開けた場所が、丘のてっぺんやん!」



にこ「わあ・・・・・・」

絵里「すっごい、綺麗・・・・・・」

にこ「周りの木が、真っ赤・・・・・・すごい紅葉・・・・・・」

絵里「それに、高い場所だから、眺めがいいわね」

希「そ。すごいやろ? 全然、観光スポットとかじゃないけど、この紅葉と景色は最高だと思うんよ」

にこ「正に秋、って感じね」

絵里「でも希、なんでこんな場所、知ってたの?」

希「・・・・・・小さい頃にね。一度だけ、お父さんとお母さんと、ここに来たことがあるんよ」

希「ふたりとも忙しいから、なかなか旅行とか行けなくて。日帰りの旅行で、一度だけ、ここに」

希「その時、ここから見た景色と、綺麗な紅葉が、すっごく印象に残ってたから・・・・・・」

にこ「なるほどね。そういう訳だったんだ」

希「家族で旅行なんか全然行けなかったけど、その時の旅行がすごく楽しかったのは覚えてるんよ。だから、ウチ・・・・・・」

絵里「・・・・・・だから?」

希「・・・・・・ううん、なんでもない! じゃあせっかくだから、ここでお弁当にしよか?」



希(・・・・・・また、思い出のこの場所に、来たかったんよ)

希(いつか、ウチに仲のいい、大事な友達が出来たら・・・・・・その子たちと、いっしょに)
621: その104 ピクニック(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-c+Vo) 2015/10/25(日) 23:46:45.01 ID:+SPE8Nqz0.net
希「それじゃ、お弁当タイムや~! ビニールシート引くでー」ガサガサ

にこ「いえーい、待ってました~!」

絵里「ビニールシートを引いてお弁当だなんて、子供の頃のピクニックを思い出すわね」クスッ



絵里「さあみんな、お弁当作ってきた?」

にこ「もっちろんニコ☆」

希「じゃあ、いっせーのーせで、見せ合いっこしよ♪ いっせーのー・・・・・・せ!」

パカッ

希「わー、にこっち、おかずいっぱい! 卵焼きに、唐揚げに・・・・・・しっかり卵焼きに、海苔で顔が描いてあるやん♪」

にこ「ふふん、当然ニコ。絵里は、サンドイッチね! ハムにトマトに卵に、色んな種類がある!」

絵里「ちょっとはりきって作りすぎちゃったわね。希はおにぎりね! ふふっ、こっちも、海苔が顔の形になってる」

希「にこっちのキャラ弁を参考にやってみたんよ。定番のおにぎりだけやと、ちょっと地味かな~って思って」

にこ「ていうか、こんなに食べれるの?」

絵里「3人とも、はりきりすぎちゃったみたいね」アハハ

希「大丈夫、大丈夫! ピクニックで食べるお弁当は格別やん! それじゃ、さっそく・・・・・・」

のぞにこえり「いただきま~す!」



絵里「美味しいわ。にこのおかずも、希のおにぎりも」

にこ「絵里のサンドイッチもね。こうやって、景色を眺めながらお弁当食べるのも、いいもんね」

希「にこっち、来て良かったやろ? 来る前は、なんでアイドルの二コニーが田舎に行かなきゃならないのよー、とかゆうとったけど」

にこ「・・・・・・まあ、ね。たまには、こんなのもいいんじゃない?///」

希「・・・・・・ふふっ。てゆう訳で、にこっちのエビフライ、も~らいっ!」

にこ「あ、こら、やったわね~!」

絵里「ほらほら、仲良く食べなきゃ」クスッ



希(・・・・・・また来年も、この場所に来たいな。今度は、他のμ'sのみんなも誘って)

希(だって今日、またこの場所で、素敵な思い出が出来たんやから♪)
622: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-c+Vo) 2015/10/25(日) 23:49:30.47 ID:+SPE8Nqz0.net
3人が乗ったローカル線は千葉県の小湊鉄道というローカル線をイメージしました
始発駅までなら秋葉原からほんとに1時間ちょっとで行けます

http://i.imgur.com/avsLi1P.jpg
1439908608-レス622-画像
638: その105 知恵の輪(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-c+Vo) 2015/10/28(水) 00:37:28.37 ID:ktRsYFgR0.net
~3年生の教室~

希「~♪」カチャカチャ

にこ「希、なにやってるの?」

希「知恵の輪! 昨日、雑貨屋さんに行ったら『懐かしのおもちゃコーナー』ゆうんがあって、そこで買ったんよ」

にこ「また訳のわかんないもの買ってるわねー」

絵里「チエノワ? なに、それ?」

希「エリチ、知らへんの? 一種のパズルみたいなもんで、この、2つの輪っかを外すんよ」

にこ「ちょ、ちょっと、にこにも貸してみなさいよ」ウズウズ

希「なんだかんだゆうてもにこっち、興味深々やん。はい、どうぞ」

にこ「まー、にこにかかればこれくらい・・・・・・あれ? あれ??」カチャカチャ

絵里「簡単に外れそうに見えるけど・・・・・・」

にこ「な、なによこれー、全然外れないじゃない! もう、返すニコ!」プンプン

希「コツがいるんよ。ここをこうして・・・・・・ほらっ」カチャ

絵里「ハラショー! 手品みたい!」

にこ「ふーん、別にそんなのができなくても、アイドルは困らないもーん」ツーン

絵里「ね、ね、希、私にも貸して!」ワクワク

希「ええよー。はい、エリチ」

絵里「んっ・・・・・・あら・・・・・・? ほんとね、なかなか外れない・・・・・・」カチャカチャ


~放課後~

希「エリチー、部活行くよー」

絵里「ん、今行く・・・・・・」カチャカチャ


~帰り道~

絵里「ここかしら・・・・・・それともこっち・・・・・・?」カチャカチャ

にこ「いつまでやってんのよ・・・・・・」


~翌日、朝の通学路~

絵里「あともうちょっと・・・・・・ああん、違う・・・・・・!」

にこ「・・・・・・なんなの? 絵里は、知恵の輪長時間耐久ギネス記録にでも挑戦するつもりなの?」

希「ま、エリチは一旦夢中になると、とことんやるタイプやし・・・・・・ムキになりやすい、ともゆうけど」

絵里「・・・・・・あ! 外れた! やったわ希、にこ!! ハラショォォォォ!!!」パアアァーッ
641: その106 ありがとう(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-c+Vo) 2015/10/28(水) 00:56:25.19 ID:ktRsYFgR0.net
きっかけはね、うちの虎太郎が、大事にしてた仮面ライバーの人形をなくしちゃったことなの。

私と、こころとここあと、虎太郎の4人で買い物に行った時に、どこかで落としたらしくて。もう大泣きだったわけ。

たまたま通りかかった絵里と希も、一緒に探してくれたんだけど、結局見つからなかったのね。

希とこころが慰めてて、私とここあは諦めなさい、って言ったんだけど、やだって全然きかないの。

実はその人形、パパが昔、買ってくれたやつなのよね。

虎太郎もそれを覚えてるのか、諦めきれないらしくて。

そしたらね、絵里が言ったのよ。わかったわ、私が絶対見つけてみせる、って。

ああ、虎太郎を元気づけてくれてるのかなって、その時は思ったんだけど。


で、次の日曜日、絵里と希がうちに遊びに来ることになったのよ。

だけど、約束の時間を過ぎても、絵里が来ない。

どうしたんだろ、って希と待ってたら、だいぶ遅れて絵里が来てね。

うちに来て、最初になんて言ったと思う?

虎太郎くん、見つけてきたわよ! この人形よね? って。

びっくりしたわよ。絵里が持ってるの、確かに虎太郎がなくしたのと同じ人形だったんだもの。

でも絵里いわく、結局落としたのは見つからなかったから、同じものを探して買ってきた、ごめんね、って。

虎太郎は大喜び。目をキラキラさせて、何度もありがとう、って言ってた。

きっとね。絵里は、この人形を探すために、秋葉原中のおもちゃ屋を駆け回ったんだと思う。

だってその仮面ライバー、何年も前に放送してたやつだから、もう全然売ってないはずだもの。

その証拠に、絵里の顔と両手は真っ赤になって、ちょっと震えてた。

当たり前よ、もうすっかり寒いんだから。

絵里の好きなミルクティーをいれるために、牛乳をあっためてる間、冷たくなった絵里の右手を、両手で握ったの。

ほんと、お馬鹿なんだから。うちの虎太郎のために、こんな寒い思いして、必死になって。

なんか、目の奥が熱くなってきちゃって。必死で我慢したの。

希も、絵里の左手を握って、あっためてた。

絵里は、もうなによ、せっかくのミルクティーが飲めないじゃない、って笑ってた。

ほんと、頭に馬鹿がつくほど、まっすぐで、優しいんだから。

ばか。ばか。

絵里。本当に、ありがとう。
652: その107 漫画喫茶(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-l1cv) 2015/10/30(金) 00:21:10.37 ID:bdD+brFy0.net
日曜日、特にやることもなかったウチらは、にこっちの提案で漫画喫茶に行くことにしたんよー



絵里「漫画喫茶って初めて来たわ」

希「ウチも、あんまり来たことはないなあ」

にこ「にこも、そんな頻繁に来る訳じゃないけど、ネットも漫画もあるし、暇つぶしには丁度いいわよ」



絵里「希、ここドリンクバーある! ソフトクリームも、スープも!」

希「え、シャワールームまであるん!? もう生活できるやん!」

絵里「個室もすごい・・・・・・なんだかお洒落だし」

希「あ、あかん、このソファ・・・・・・ふかふかで、ヤバいやつや・・・・・・」モフー

絵里「ずっとここにいたら堕落しちゃいそう・・・・・・恐ろしい場所ね、漫画喫茶・・・・・・」

にこ「・・・・・・あんたら、恥ずかしいからあんまり興奮しないでよ」

にこ「とりあえずにこは、ブログの更新とネットでアイドル情報のチェックでもしてるから」

希「普段、部室でやってることと変わらないやん」

にこ「いいでしょ、別に。あんたらも、だらだらソファに埋もれてないで、漫画でも読んでたら?」



絵里(とは言っても、漫画って普段あんまり読まないから、よくわからないのよね・・・・・・)

絵里(これは・・・・・・『ブラック・ジャック』? 手塚治虫・・・・・・有名な人よね)



希(んーと・・・・・・『ジョジョの奇妙な冒険』か、これにしようかな)

希(有名やけど、絵が苦手で読んだことはなかったんよ)



~4時間後~

にこ「あんたたち、そろそろ遅いからもう帰るわよ!」

希「ちょっと待ってにこっち、今いいとこなんよ! アヴドゥルさんが、アヴドゥルさんがー!」

絵里「うう・・・・・・深い、深いわ・・・・・・手塚治虫ってすごい・・・・・・」グスグス

にこ(ほんとこのふたりって、一旦ハマるとめんどくさい・・・・・・)ゲッソリ
654: その108 煩悩(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-l1cv) 2015/10/30(金) 00:29:02.08 ID:bdD+brFy0.net
絵里「大明神様、大明神様」

にこ「悩みを聞いて頂けますでしょうか」

希「よろしい。なんでも申してみよ」エヘン

絵里「スタイルの敵とはわかっているのに、ついつい昨日も学校帰りにチョコクレープを食べてしまいました」

にこ「貯金しなきゃと思っているのに、気づけば、にこの部屋にアイドルグッズが増えています」

絵里「なんだか最近、欲に負けて自分に甘くしてしまうことが多い気がします」

にこ「煩悩に打ち克つには、どうすればいいのでしょうか」

希「うむ。ふたりの悩みはよくわかったぞよ」

希「煩悩の数は、一般には108個あると言われるけど、実際は色々な考え方があって、その数は無限とも言われてるんよ」

絵里「無限!? ハラショー」

希「だけど、決して煩悩イコール悪、という訳ではないんよ。煩悩とはいわば、人間が持つ本能や欲求」

希「例えば、アイドルに向ける憧れもまた、煩悩と言えるかも。それゆうと、にこっちあたりは煩悩の塊やね」

にこ「なんだと」

希「まあとにかく、望みや憧れ、そういうのも含めて煩悩や。ほら、大事な友達とずっと一緒にいたいと思うことは、悪いことじゃないやん?」

絵里「ま、確かに」

にこ「そうね」

希「大事なのは、煩悩に打ち克つことではなく、向き合うこと!」

絵里「ハラショー! クレープを食べることは悪じゃなかったのね!」

希「だから、煩悩に向き合うために、今日も美味しいもの食べて帰るやん!」

にこ「流石は大明神様!」

キャッキャッ



海未「初めて見ました・・・・・・あれが噂の、3年生による『大明神ごっこ』」トビラノゾキ

穂乃果「3年生のみんなって、誰も見てない所だとやたら楽しそうだよね・・・・・・」
664: その109 トリック・オア・トリート(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-l1cv) 2015/10/31(土) 00:57:44.78 ID:iucCjpDw0.net
今日はハロウィン♪ 穂乃果たちの近所の商店街でも、ハロウィンのイベントをやってるんだよっ!


~穂むら~


こころあ「「トリック・オア・トリート!」」

虎太郎「とりっくおあとりーと~」

穂乃果「わあ、みんな可愛いね~! こころちゃんとここあちゃんは魔女さんで、虎太郎くんは吸血鬼かな?」

穂乃果「はい、ほむまんだよ~」

3人「わーい!」



凛「トリック・オア・トリートだにゃ~!」

穂乃果「凛ちゃん、ダンスタの衣装だね! 可愛いよ! はい、ほむまん!」

花陽「トリック・オア・トリート、です///」

真姫「Trick or Treat・・・・・・なんで私まで///」

穂乃果「花陽ちゃんと真姫ちゃんも来てくれたんだ! ふたりとも天使と使い魔、よく似合ってるよ!」



使い魔にこ「トリック・オア・トリートにこっ☆」

穂乃果「にこちゃん! 使い魔の猫さん、可愛いよ!」

魔女のぞみん「とりっく・おあ・とり~と~♪」

穂乃果「はい、ほむまんだよっ! ・・・・・・・・・ん?」

海賊チカ「トリック・オア・トリートよ!」ドヤッ

穂乃果「・・・・・・あ、うん、ほむまんどうぞ・・・・・・?」



海未「1年生はまだしも、3年生まで・・・・・・ていうか、3年生の方がノリノリじゃないですか?」

ことり「あはは、でもみんな楽しそうだし、いいんじゃないかな?」

↑穂むらのお手伝いに来た海未ちゃんとことりちゃん
665: その110 ハッピー・ハロウィン(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-l1cv) 2015/10/31(土) 01:07:03.96 ID:iucCjpDw0.net
~穂むら~


穂乃果「ふう、今日はちっちゃい子もいっぱい来て、忙しかったよ」

海未「もうすっかり夕方になってしまいましたね」

ことり「でも、とっても楽しかったね!」

穂乃果「うん! ことりちゃんも海未ちゃんも、お手伝いしてくれてありがとう!」

ことり「どういたしまして! だけどせっかくのハロウィンだから、ことりたちもお菓子が欲しかったカモ」

海未「仕方ありません、今日の私たちは、もてなす側だったのですから・・・・・・」

ガラガラ

希「ごめんくださ~い」

ことり「あれ? 希ちゃんとにこちゃんと絵里ちゃん?」

穂乃果「どうしたの? もうお菓子はないよー」

にこ「そこまで食い意地張ってないわよ」

絵里「ちょっとね。今日、頑張ってた3人に、お届け物をね」

海未「お届け物? ・・・・・・なんですか、その白い箱は?」

にこ「開けてみてのお楽しみニコ☆」

希「じゃあね。3人とも、お疲れ様!」

絵里「また明日、学校でね」

ガラガラ ピシャッ

海未「なんだったのでしょう・・・・・・?」

穂乃果「とりあえず、開けてみようよ! 何かな~?」パカッ

ことり「・・・・・・! これ・・・・・・!」

海未「パイ・・・・・・でしょうか? かぼちゃの香りがします・・・・・・」

ことり「すっごく美味しそう~!」

穂乃果「もしかして・・・・・・絵里ちゃんたちが、穂乃果たちのために作ってくれたの・・・・・・?」

穂乃果(絵里ちゃん、にこちゃん、希ちゃん・・・・・・///)クスッ



絵里「まあ、もらってばかりじゃなく」

希「頑張ってた穂乃果ちゃんたちにも、きちんとお菓子をあげないと」

にこ「3年生のコケンってやつに関わるからね」

絵里「・・・・・・ハッピー・ハロウィン♪」
678: その111 今日だけラーメン屋さん(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-l1cv) 2015/11/02(月) 00:28:33.68 ID:h4Eb/NMG0.net
~希ちゃんのマンション~

穂乃果「凛ちゃん、お誕生日おめでとう~!!」

凛「ありがとう、穂乃果ちゃん! でも、みんなが凛のお誕生日をお祝いしてくれるのは、すっっっごく嬉しいんだけど・・・・・・」

凛「なんで、パーティー会場が希ちゃんのおうちなの~?」

ことり「ちょっとした理由があるんだよ♪」

海未「そろそろ、準備も整った頃でしょうか」

真姫「いいからほら、入りなさいって、凛」

凛「わ、わかったにゃ・・・・・・お、おじゃましま~す」ガチャッ

凛「・・・・・・ん? こ、この匂いは・・・・・・!?」

花陽「あ、凛ちゃん!」

希「へい、らっしゃい!!」ジュー

にこ「らっしゃいはないでしょ、らっしゃいは。希は、すぐ形から入りたがるんだから」トントントン

絵里「バンダナまで巻いてるのが本格的ね。いらっしゃい、凛」グツグツ

凛「こ、この匂い・・・・・・! もしかして・・・・・・!?」キラキラ

希「そや! ウチら3人で、凛ちゃんのために特製ラーメンを作ってるんや!」

にこ「今日は、凛のためにラーメンパーティーにこ☆」

絵里「今日だけ、私たちはラーメン屋さんね」クスッ



希「って訳で、へい、お待ち! のぞみん特製、焼き肉ラーメンや!」

にこ「にこは~、得意の麻婆豆腐をのっけた、マーボーメンにこ☆」

絵里「私は、特製のボルシチ風ラーメンよ。味は保証するわ」

凛「わ~、どれも美味しそう! すごいにゃー!」キラキラ

花陽「それじゃ、みんなでお誕生日のラーメンパーティーだね♪」

真姫「誕生日にラーメンって、イミワカンナイ」

ことり「まあまあ、ちゃんとケーキも用意してるよ。それじゃ、さっそく・・・・・・」

8人「凛(ちゃん)、お誕生日おめでとう~~!!」パパンッ

凛「あ、ありがとう、みんな・・・・・・!」



凛(ラーメンパーティーなんて、初めてだけど。みんなが、凛のために、色々考えてくれたんだね)

凛(3年生の作ってくれたラーメンも、すっごく美味しいし! 凛はμ'sのみんなのこと、大好きにゃー!)
679: その112 ハッピー・バースデー、凛ちゃん!(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-l1cv) 2015/11/02(月) 00:30:28.24 ID:h4Eb/NMG0.net
凛「ラーメンも美味しかったし、プレゼントもいっぱいもらっちゃったし・・・・・・ほんとにありがとう、みんな」

希「それでね。実はウチら3人から、もう一つ、プレゼントがあるんよ」

凛「え? もう一つ?」

にこ「ふふふ・・・・・・という訳で、凛ちゃん、大人しくするニコ☆」ゴゴゴ

絵里「悪いようにはしないから・・・・・・」ジリジリ

希「ウチらに任せとけば大丈夫や~」ワキワキ

凛「え゛っ・・・・・・なんでそんな、迫ってくるの・・・・・・? ちょちょ、どこ連れてくにゃ~!? タスケテー!!」

パタン ←隣の部屋に連れ込まれた

希「凛ちゃん、観念するんやで~♪」

にこ「や~ん、やっぱ思った通り、凛ってばカ・ワ・イ・イ~☆」

凛「あん、そ、そんなところまで・・・・・・いや~ん・・・・・・///」

真姫(一体、中で・・・・・・)

海未(何が起こっているのでしょう・・・・・・)



にこ「お待たせ~♪ 3年生ズによる凛ちゃんのスペシャルコーデ、完成にこっ☆」

穂乃果「おお、こ、これは・・・・・・!」

凛「う、うう・・・・・・///」

ことり「薄桃色の、レース地のワンピースに、かわいいニーソックス・・・・・・」

花陽「髪は、大きな黄色いリボンでサイドアップにして・・・・・・星マークのイヤリングとネックレスも、素敵ね」

希「服は、にこっちとウチとで、凛ちゃんに似合いそうなのを選んでみたんよ」

絵里「イヤリングとネックレスは、私の手作りよ。どうかしら」

凛「こ、こんな可愛い服とアクセサリー、凛に似合うかな・・・・・・? 変じゃないかな・・・・・・?///」

花陽「凛ちゃん、全然変じゃないよ! すっっっごく、可愛いよっ!!///」

凛「かよちん、ほんと・・・・・・?///」

にこ「やっぱり、凛には女の子っぽい服もよく似合うわね」

希「ほんまやね。もう、お人形さんみたいにぎゅ~っとしてわしわししたいぐらい♪」

絵里「もう、ダメよ、希。でもほんとに良く似合ってるわよ、凛」

3人「ハッピー・バースデー、凛(ちゃん)!」

凛(凛だけのための、ファッションショー。ちょっとだけ、恥ずかしかったけど)

凛(でも、すごく嬉しかった。ありがとう、にこちゃん、絵里ちゃん、希ちゃん♪)
697: その113 お布団(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-l1cv) 2015/11/04(水) 00:34:10.51 ID:7d75XPxl0.net
<ピピピピ ピピピピ


希「・・・・・・んん・・・・・・んん~・・・・・・?」

希(ん~、もう朝・・・・・・? 学校行かへんと・・・・・・)

希(いや、違う。今日は日曜や・・・・・・やったー、お休みやん・・・・・・)

ブルッ

希(うー、すっかり朝も寒くなったなあ・・・・・・お布団から出たくない・・・・・・)

モゾモゾ

希(気持ちええなあ・・・・・・あったかいお布団、だ~い好き・・・・・・)

希(う~ん、ずっとこうやって丸くなってたい・・・・・・もうひと眠りしよ・・・・・・)

ヌクヌク

希(みんな、こうやってお布団の中ですやすやしてれば、きっと世界は平和になると思うんよ・・・・・・)


<ピンポーン


希(・・・・・・あ、なんか正解の音が鳴った気がする・・・・・・やっぱ思った通りや、ウチ、幸せ~・・・・・・)



~希の部屋の玄関前~


ピンポーン

にこ「出ない・・・・・・」

絵里「これは・・・・・・寝てるわね、きっと」

にこ「あのスピリチュアルおっぱいめ。鬼電してやるわ」スチャ

絵里「まったく」ハァ
698: その114 すやすや(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-l1cv) 2015/11/04(水) 00:42:28.46 ID:7d75XPxl0.net
希「ごめーん、ついつい二度寝してもうて・・・・・・寒い朝のお布団の魔力には、勝てなかったんよ」ポワポワ

にこ「まだ、なんかぷわぷわしてるわよ」

絵里「大丈夫? 明日からの定期試験に備えて、今日は朝から勉強会をするんでしょ」

希「だいじょうぶ、だいじょ~ぶぅ~・・・・・・」ブイ

にこ「全然大丈夫じゃなさそうだけど」

希「ん~、でもほんとお布団、気持ちええんよ?」

希「なんか日も出てきてあったかくなってきたし・・・・・・」モフッ

絵里「もう、またベッドのお布団の上に横になって・・・・・・!」

希「ん~、お日様があたって、ぽかぽか、気持ちいい~・・・・・・にこっちも、どう?」

にこ「え!? な、なに言ってんのよ!///」

希「ええからええから~」グイッ

にこ「あ、ちょっと、引っ張るなって、うわっ」ポフッ

希「な~? 気持ちええやろ~・・・・・・?」ギュッ

にこ「ちょ、希あんた、寝ぼけてるでしょ!? ぎゅってするな~・・・・・・!///」

にこ(うう・・・・・・でも、ふかふかのお布団と希の体が、気持ちいい・・・・・・///)

絵里「もう、ふたりとも、そんなことして・・・・・・!///」

希「エリチもおいで~。ちょっとぐらいなら、ええやん?」オイデオイデ

絵里「・・・・・・///」

絵里「もうっ。・・・・・・ちょっとだけなんだからね?///」ポフッ

モギュッ

にこ(あったかい・・・・・・お布団も、希と絵里の体も・・・・・・///)

絵里(あ、駄目・・・・・・なんだか私まで、ぷわぷわしてきちゃう・・・・・・///)

希(う~ん・・・・・・気持ちええな~・・・・・・///)



・・・・・・結局、3人とも目が覚めたのは、昼過ぎで。

にこっちが作ってくれた遅い朝ごはんを食べながら、大慌てで勉強したのは言うまでもないやんな・・・・・・

ごめんね、ふたりとも。でも、エリチもにこっちも、気持ち良さそうにすやすやしてたから、堪忍な♪
719: その115 希パワー注入☆(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-w5mc) 2015/11/08(日) 23:44:01.85 ID:9VwPlSPW0.net
希「・・・・・・じゃあいくで、にこっち」

にこ「いいわよ、希」

希「希パワー、た~っぷり注入☆ は~い、ぷしゅっ♪」

にこ「頂きましたぁー!」

絵里「・・・・・・なにやってるの?」

にこ「にこ、一世一代の大勝負なのよ!!」スマホポチポチ

希「・・・・・・まあ要するに、にこっちがスクフェスで11連するらしくて、ウチのラッキーパワーわけてほしいゆうから・・・・・・」

絵里「藁にもすがる、って感じね。本当に効くの?」

希「ウチのラッキーパワーは本物やん! ・・・・・・たぶん」

にこ「いい引きが出来るなら、希でもなんでも頼るわよ・・・・・・! 頼むわよ、にこのなけなしの石50個・・・・・・!」

にこ「とおりゃああ~~!!」ポチッ

タタタタタン♪

にこ「!!! で、出た!! 赤封筒!! UR!!」ガタッ

絵里「え、ほんとに!?」

希「おお~、良かったやんにこっち!」

にこ「ありがとう希~、やっぱり本物のラッキーガールじゃない!」ダキッ

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里「ね、ねえ、希・・・・・・試しに、私にも・・・・・・」



タタタタタン♪

絵里「う、嘘!? 私も出たわ、赤封筒!! これって、URってやつよね!?」

にこ「絵里も!? ほんとにすごいじゃない、希!」

希「エリチも良かったね! まあ、これで全然当たらんかったらラッキーガールの肩書きが危ういから、ちょっとほっとしたやん」エヘヘ



にこ(でも、出たURが・・・・・・)

絵里(なぜか、にこも私も、希のカードなのよね)

にこ(・・・・・・まあ、可愛いから///)

絵里(別にいいか///)
720: その116 肉まん(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-w5mc) 2015/11/08(日) 23:52:15.44 ID:9VwPlSPW0.net
~帰り道~

絵里「今日は一段と冷えるわね」

にこ「こんな日は、あったかいものでも食べたいニコ・・・・・・」

希「じゃあ、せっかくだから、そこのコンビニに寄って肉まんでも食べていかへん?」

にこ「肉まんかあ」

絵里「確かに、こんな寒い日にはぴったりね」

希「じゃあ決まり! レッツゴー♪」



~コンビニ~

にこ「・・・・・・げっ」

希「肉まん、もう1個しか残ってへん・・・・・・」

絵里「今日は寒いしね・・・・・・」

にこ(どうする・・・・・・? ここでジャンケン、って言うのも大人気ない気が・・・・・・)

希(肉まんは食べたいけど、ふたりにも食べてほしいし・・・・・・)

絵里(そうなると、やっぱり・・・・・・)



絵里「はい。仲良く3等分、ね」

希「ありがとー、エリチ」

にこ「結局こうなるわよね・・・・・・ま、いいけど」

希「ちっちゃいけど美味しー♪」

にこ「美味しいけど、いまいちあったまらないかも」

絵里「ふふっ。それじゃあ」ピトッ

にこ「え、絵里!? なんでくっついてくるの?///」

絵里「ちょっとは、あったまるでしょ?」

希「あ、ズルいー! ウチもー!」ピトッ

にこ「ちょっと、希まで・・・・・・!///」

絵里「ふふ。こうやって、寄せ合ってれば」

希「とっても、あったかいやんな♪」

にこ「・・・・・・もうっ///」
738: その117 落ち葉掃除(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-w5mc) 2015/11/11(水) 00:14:39.84 ID:XgqPfikS0.net
にこたち3人は、掃除当番で、中庭の掃除をすることになったニコ☆


希「ひえー、結構落ち葉、積もってるなー」

にこ「えー、これをにこたちで掃除しないといけないの?」

絵里「仕方ないわよ、頑張りましょう。私、あっちの方をやってくるから、ここはお願いね」

のぞにこ「はーい」


ザッザッ

にこ「ああもう、終わる気がしない・・・・・・」

希「まあまあ、そう言わんと。掃き掃除も、結構楽しいよ?」

にこ「そりゃ、希は神社のアルバイトで慣れてるかもしれないけど・・・・・・きゃっ!?」

ビュー バサバサバサ

にこ「ああ、もう! 風のせいで、せっかく集めた落ち葉がー!」プンスカ

希「あっちゃー、やり直しやね」

にこ「もうやってらんないわよー!」

希「まあまあ、にこっち、怒らんといて。ほら、見てて」

ヒョイッ バサバサ

にこ「ちょ、なによ希、落ち葉を上に放り投げたりして・・・・・・!」

希「希忍法、木の葉隠れの術!」ニンニン

にこ「小学生かっ!」

希「でもほら、にこっち、落ち葉のシャワーって、なんか綺麗やない?」

にこ「・・・・・・ま、確かにそうかも。リリホワの、『秋のあなたの空遠く』のライブ背景みたい」

にこ「こういう演出もいいかもね~。では次の曲は、ニコニーにこちゃんで、秋にぴったりの歌・・・・・・」

希「今や! うりゃー、落ち葉シャワー!」バサー

にこ「わぷっ!? やったわねー、ラブにこオータムアターック!」バサー

ワイワイキャッキャッ

絵里「・・・・・・希? にこ?」ゴゴゴゴ

のぞにこ「!?」ビクッ

絵里「・・・・・・なにしてるのかしら?」ニコッ


絵里に見つかっちゃったにこと希は、このあと滅茶苦茶怒られちゃったニコ☆

勿論その後は、3人で仲良くお掃除したニコ♪
739: その118 なんでもない日(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-w5mc) 2015/11/11(水) 00:22:50.64 ID:XgqPfikS0.net
~部室~


ザーッ

希「・・・・・・・・・・・・」グデー

絵里「・・・・・・・・・・・・」ペラッ

にこ「・・・・・・・・・・・・」カチカチ

希「・・・・・・暇やね」

絵里「・・・・・・そうね」

にこ「今日は雨で、練習もできないし」カチカチ

希「エリチ、なにしてるん?」

絵里「ん・・・・・・読みかけの本を、ね・・・・・・」ペラッ

希「にこっちは?」

にこ「ブログの更新」カチカチ

希「ふーん・・・・・・」

3人「・・・・・・・・・・・・」

希「なーんか・・・・・・今日は、やることもないし・・・・・・話すことも、ないやんなあ・・・・・・」

にこ「・・・・・・・・・・・・」カチカチ

にこ「・・・・・・いいんじゃないの。たまには、そんな日があったって」

にこ「少なくとも、にこは、あんたたちと一緒にいるだけで・・・・・・」

希「・・・・・・ん?」

にこ「・・・・・・なんでもない。忘れて」カチカチ

希「・・・・・・んー♪」ニコッ

絵里「・・・・・・そうね。こうしてるだけで」

希「十分、幸せなのかもしれんね」
749: その119 身体測定(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-Rz4y) 2015/11/14(土) 00:18:39.89 ID:4sM3VNS+0.net
絵里「・・・・・・・・・・・・」ドキドキ

絵里「」ペラッ

【健診票】 絢瀬絵里

 胸囲:88cm

絵里(良かった・・・・・・最近、希やにことよく甘いもの食べてるけど、太ってはいないみたい・・・・・・)ホッ



希「・・・・・・・・・・・・」ドキドキ

希「」ペラッ

【健診票】 東條希

 胸囲:91cm

希(前回よりも、1cm増えてる・・・・・・うう、またブラ新調せな・・・・・・ウチ、まだ成長期なんやろか・・・・・・)ハァ



にこ「・・・・・・・・・・・・」ドキドキ

にこ「」ペラッ

【健診票】 矢澤にこ

 胸囲:71cm

 71cm

 71……

にこ「・・・・・・・・・・・・!!」プルプル

にこ(ぬぅわんでよ!! 希と絵里の話聞いて、毎日ヨーグルト食べて牛乳飲んで、豆製品もたくさん食べたのに・・・・・・!)

にこ(どうして1ミリも増えてないのよぉ! サバ読んでμ'sのプロフは74cmにしてるのに、このままじゃ経歴詐称じゃない!)

にこ(うわ~ん! 世の中のおっぱいはみんな滅びればいいニコ~!!)ジタバタ

絵里「・・・・・・にこ?」

希「どうしたん?」

にこ「・・・・・・これで勝ったと思わないことね!」キッ

にこ「勝負はまだこれからなんだから~! うわーん」タタタタ

のぞえり「・・・・・・???」
752: その120 手をつないで(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-Rz4y) 2015/11/14(土) 00:25:47.34 ID:4sM3VNS+0.net
~帰り道~


絵里「今日も寒いわね」

希「もう、冬がすぐそこまで迫ってる感じやね」

にこ「そろそろ、手袋しないときついかも」ハーハー

希「にこっち、大丈夫? 手、真っ赤やん」

にこ「にこちゃんの手はデリケートなのよ。さっきから、息であっためようとしてるんだけど」

希「なら、こうすればええやん。ほら」ギュッ

にこ「ちょ、ちょっと希!? なんで手を握るのよ!」

希「ほら、ウチの手、あったかいやん?」

にこ「だ、だからって・・・・・・///」

絵里「まったく、希ったら。にこが困ってるわよ」

希「ええやん、ええやん。エリチも、ほら!」ギュッ

絵里「え、わ、私も!?///」

希「右手にエリチ、左手ににこっち。両手に花やんな♪」

にこ「まったく・・・・・・ほんとあんたって、子供みたいなんだから///」フンッ

絵里「誰かと手をつないで帰るなんて・・・・・・小学生の頃以来かも」クスッ

希「なんなら、これから毎日、手をつないで帰ろか?」

にこ「お馬鹿! ほら、さっさと行くわよー!」

絵里「・・・・・・ふふっ」



希(にこっちはぶつぶつ言ってて、エリチはおかしそうにしてたけど。なぜか、誰も手を離そうとはしなかったんよ)

希(つないだ手が、あったかくて。ずっとこうしてたいと思ったのは、きっと、ウチだけじゃないよね♪)
765: その121 子猫(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-Rz4y) 2015/11/15(日) 23:21:35.48 ID:OW2+rARK0.net
~部室~


<ニャー


絵里(あら・・・・・・窓の外から、猫の鳴き声?)

絵里(最近、部室にいるとたまに聞こえてくるわね。学校の敷地に迷い込んだのかしら)


<ニャー


絵里(・・・・・・ちょっと覗いてみようかしら)ガラッ

ニャー

絵里(まだ、小さい・・・・・・子猫ね。首輪もついてないし、野良猫?)

ニャー ガリガリ

絵里(壁をひっかいてる。入りたいの? 駄目よ、中に入れる訳には・・・・・・)

ニャーニャー

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里「」キョロキョロ

絵里(・・・・・・ちょっとだけ)ヒョイ

ダキッ

ゴロゴロ…

絵里「///」キュンッ



~数日後、3年生の教室~


キーンコーンカーンコーン

絵里「じゃあ希、にこ、私先に部室行ってるから!」タタタタ

にこ「・・・・・・なんか絵里、最近すぐ部室行くわね?」

希「・・・・・・感じるでー。なーんか、面白いことがありそうな予感や」ニヤ

にこ「それじゃ、希」キシシ

希「レッツ調査やん」ニシシ
766: その122 メロメロ(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-Rz4y) 2015/11/15(日) 23:26:39.22 ID:OW2+rARK0.net
~部室~


絵里(今日は、来てるかしら・・・・・・)

<ニャー

絵里(・・・・・・! 来てる・・・・・・!)ガラッ

絵里「・・・・・・おいでおいで」

ニャー

絵里「ふふっ、いい子ね。こっちよ」ヒョイッ

ゴロゴロ

絵里(部室に入れてるのがばれたらまずいわ・・・・・・みんなが来ない内に、早く・・・・・・)

絵里「・・・・・・さ、今日はミルクを持ってきたの。ポットに入れてあるから、まだ温かいわよ」トクトク

絵里「お皿に注いで、と・・・・・・さ、どうぞ」

ペロペロ

絵里「ふふっ・・・・・・かわいい///」

ガチャッ

絵里「!?」ビクッ

希「・・・・・・エリチ♪」

にこ「見たわよ~」ニヤー

絵里「あ・・・・・・こ、これは・・・・・・!」アセアセ



希「なるほどなあ。この子にちょくちょく、ミルクとかあげてたと」

にこ「わざわざ、ポットまで持ってきちゃって」

絵里「お、お願いふたりとも、みんなにはこのことは内緒に・・・・・・!」

希「そやなあ。あのエリーチカが、こっそり子猫にメロメロになってるなんてバレたら恥ずかしいやんな」ニマー

絵里「う、うるさいわね・・・・・・!///」

にこ「でも・・・・・・この子」

ペロペロ ゴロゴロ

3人「・・・・・・・・・・・・」

3人(・・・・・・かわいい///)ニヘー
767: その123 ばいばい(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-Rz4y) 2015/11/15(日) 23:32:54.09 ID:OW2+rARK0.net
・・・・・・で、結局その後、1・2年生が部室に来てバレました。


~夕方の正門前~


海未「まったく、気持ちはわかりますが、猫を部室に上げるのはいけませんよ」

ことり「まあまあ、海未ちゃん」

穂乃果「・・・・・・ちょうど、お店の常連さんで、猫を飼いたいって言ってたお客さんがいたから」

穂乃果「優しいおばあちゃんだから、きっと大事にしてくれると思うよ」

絵里「そう・・・・・・良かったわ。それじゃ穂乃果、お願いね」

穂乃果「うん! さあ猫ちゃん、一緒に行くよー」ダキッ

ニャー

絵里「・・・・・・・・・・・・」

穂乃果「じゃあね、絵里ちゃん、にこちゃん、希ちゃん!」

海未「お疲れ様でした」

ことり「また明日ー」

ニャーニャー

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里「・・・・・・ばいばい」



希「・・・・・・ま、残念やけど」

にこ「仕方ないわよ。私たち3人ともマンションだし、他のメンバーも飼えないみたいだし」

絵里「うん・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・」

のぞにこ「」クスッ

希「・・・・・・エリチ、帰りに甘いものでも食べてこ」ポン

にこ「今日ぐらいは、おごってあげるわよ」ポン

絵里「・・・・・・・・・・・・うん」



・・・・・・なぜか今日は、夕日がやけに目に染みるわね。

ちょっとの間だけだったけど、楽しかった。

ばいばい。元気でね。
783: その124 にらめっこ(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-4/4W) 2015/11/19(木) 00:22:42.41 ID:259yPgE60.net
~部室~


絵里「・・・・・・・・・・・・」ツンッ

にこ「・・・・・・・・・・・・」ジトッ

希「・・・・・・・・・・・・」スンッ



穂乃果(絵里ちゃんとにこちゃんと希ちゃん、どうしたんだろ・・・・・・3人とも、ちょっと怖い顔で見つめ合ってて・・・・・・)トビラノゾキ

穂乃果(もしかして、ケンカ!? うう、なんかこの空気じゃ、部室に入れないよ~・・・・・・)



希「・・・・・・・・・・・・」

希「」スッ

にこえり「・・・・・・・・・・・・?」

希「」ピトッ ←ツインテの先っぽを顔に当ててる

希「・・・・・・ヒゲ」ボソッ

にこえり「ぶっ!?」

希「やったー、ウチの勝ち~♪」ブイ

絵里「は、ハラショ・・・・・・くくっ・・・・・・こんなので・・・・・・ぷっ」

にこ「髪使うのは・・・・・・ぷぷ・・・・・・反則でしょ・・・・・・ぶふっ」

希「ええやん、笑わせたもん勝ち! 今日の帰りの肉まんは、エリチとにこっちのおごり~♪」

アハハハ



穂乃果(・・・・・・・・・・・・)

穂乃果(・・・・・・ただのにらめっこかーい!!)ビシッ
784: その125 しんゆー(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-4/4W) 2015/11/19(木) 00:30:07.16 ID:259yPgE60.net
~スーパーマーケット~

今日のにこちゃんは、可愛いこころとここあと虎太郎の4人で、夕ご飯のお買い物に来たニコ☆


ここあ「ねえねえ、お姉ちゃん。この前テレビ見てたら、男の子同士が夕方の砂浜でケンカしてて、そのあと仲直りしてたんだけど」

にこ(どんな番組見たのよ・・・・・・)

ここあ「その時、『俺たちはもう“しんゆー”だー』って言ってたの」

こころ「お姉さま、“しんゆー”ってなんですか?」

にこ「“親友”のこと? 友達の中でもすっごく大事で・・・・・・そうね・・・・・・心から大事な人、のことよ」

ここあ「すっごく大事な友達・・・・・・?」

こころ「それって、お姉さまだったら・・・・・・希さんや絵里さんのことですか?」

にこ「え゛っ///」

ここあ「ねえ、そうなの?」

にこ「・・・・・・・・・・・・」クスッ

にこ「・・・・・・そうね。にこちゃんにとっては、希と絵里が親友ね」

希「・・・・・・あれ? にこっち?」ヒョコ

絵里「偶然ね。にこたちも、お買い物?」ヒョコ

にこ「!?!?///」ビクビクーン

こころ「あ! 希さんと絵里さん!」

ここあ「お姉ちゃんのしんゆ・・・・・・モガッ」

にこ「ちょおぅっ!?/// ぐぐぐ、偶然ね、絵里に希!」ダラダラ

絵里「・・・・・・どうしたの? ここあちゃんの口をふさいだりして・・・・・・」

にこ「ぜ、ぜぇんぜん、なんでもないニコよ?」アセアセ

虎太郎「しんゆー」

にこ「こら、虎太郎!!///」

希「貧乳?」

絵里「にこ・・・・・・なんだか変よ」

にこ「べ、べっつに、にこはいつも通りニコ☆」ダラダラ



もう、すっごく焦っちゃったニコ・・・・・・あのふたりったら、変なタイミングで出てくるんだから!

別にね、そんなこと、わざわざ言わなくてもいいんだって。きっと、あのふたりだって、わかってる。

そうでしょ? 絵里、希。
803: その126 お泊まり会(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-4/4W) 2015/11/22(日) 23:25:42.36 ID:OCDJEuMG0.net
穂乃果「この前の日曜日、海未ちゃんとことりちゃんと、うちでお泊まり会したんだ~」

凛「凛たちだって、前にかよちんと真姫ちゃんとお泊まり会したにゃー!」

花陽「花陽のおうちに泊まったんだけど、真姫ちゃん、すごく楽しそうだったよね♪」

真姫「な、なに言ってるのよ、そんなことないわよ!///」

希「・・・・・・・・・・・・」



希「なあ、エリチ、にこっち」

にこ「・・・・・・何を言い出すか、大体想像つくけど」

希「ウチらも、お泊まり会・・・・・・しよ♪」

絵里「やっぱり」

希「しよしよ~! ぜったい楽しいやん!」

にこ「子供か」

希「考えてみたら、ウチら、まだ3人だけで一緒に泊まったことないし~!」

にこえり「う~ん・・・・・・」



希(て訳で、ウチの家でお泊まり会することになったんよ。ふたりとも、あんまり乗り気やなかったけど・・・・・・ちょっとワガママだったかな)

希(晩ご飯の買い物するから、スーパーの前で待ち合わせやけど、楽しみすぎて30分も早く着きそうやんな。流石にまだふたりも・・・・・・)テクテク

絵里「あ・・・・・・希?」

希「エリチ? 早いね! 約束の時間まで、まだ30分くらいあるのに・・・・・・」

希「あ! もしかして、やっぱりエリチも楽しみだったとか~?」ニシシ

絵里「そ、そういう訳じゃ・・・・・・!///」

希「・・・・・・あれ? スーパーの前にいるのって・・・・・・」

にこ「」ソワソワ

絵里「にこ!? もう来てたの?」

にこ「うえっ!? あ、あんたたちも、早いじゃない・・・・・・」

希「にこっちも・・・・・・やっぱ、楽しみだったんやな♪」

にこ「ばっ・・・・・・! た、たまたま用事が早く終わったから、そのまま来ただけよ! もう、さっさと行くわよー!///」

のぞえり「・・・・・・・・・・・・」クスッ
804: その127 鍋(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-4/4W) 2015/11/22(日) 23:31:50.58 ID:OCDJEuMG0.net
~希ちゃんのマンション~


グツグツ

希「やっぱり、寒い日にみんなで食べるものといえばお鍋やんな♪」

絵里「私、豆乳鍋って食べるの初めて。白くて綺麗な色のスープね」

にこ「味がまろやかで、結構美味しいのよ」

絵里「ほんと美味しそう。そろそろいいかしら・・・・・・」ヒョイ

にこ「ちょっと待って! そのお肉、完全に味が染みるまでもうちょっと待った方がいいわ」

絵里「あ、あらそう? それじゃ、もう少し待って・・・・・・あつっ!」

希「汁がはねたんやね。エリチ、大丈夫?」

希「じゃあウチがよそってあげる。水菜と、エノキとお豆腐と・・・・・・はい、どうぞ」

絵里「あ、ありがとう・・・・・・なんだか、ふたりに任せちゃって、申し訳ないわ」

にこ「いいから、お肉が美味しくなるまで待ってなさいよ。そしたら、絵里も取ればいいわ」

絵里「確かあれよね、ふたりみたいな人のこと、“鍋代官”って言うのよね」

希「鍋・・・・・・」

にこ「代官?」

絵里「知らないの? よく言うじゃない」

希「エリチ、もしかして・・・・・・」

にこ「鍋奉行、って言いたいの?」

絵里「えっ・・・・・・あ、あれ?///」

希「“鍋代官”って・・・・・・なんや、悪代官みたいやんな」クスクス

にこ「それじゃあにこたち、悪者じゃない」プププ

絵里「ちょ、ちょっと間違えちゃっただけじゃない!/// もう!」プンッ

にこ「ほらほら、怒らないで。お肉も頃合だから、どうぞ」ヒョイ

絵里「ん・・・・・・美味しい! ハラショー」パアァーッ

希「ふふっ・・・・・・やっぱり」

にこ「ん?」

希「みんなで食べるお鍋は、とっても美味しいやんな♪」
806: その128 家族みたい(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-4/4W) 2015/11/22(日) 23:50:55.71 ID:OCDJEuMG0.net
希「よし、お布団準備完了!」

にこ「希はベッドがあるんだから、そっちで寝ればいいのに。あえて床に3人分敷くの?」

希「え、ええやん、せっかくのお泊まり会なんやから!」

絵里「川の字で、まるで家族みたいね」クスクス

希「それじゃ、電気消すよ~」パチッ


のぞにこえり「・・・・・・・・・・・」

希「エリチ、にこっち・・・・・・起きてる?」

にこ「・・・・・・ん」

絵里「・・・・・・うん」

希「なんか、お布団に入ったら、逆に目が冴えちゃった・・・・・」

にこ「ん・・・・・・」

絵里「・・・・・・私も」

希「ね・・・・・・エリチ、にこっち」

にこ「なに?」

希「ありがとね。ウチのわがままに、付き合ってくれて」

希「さっきエリチ、家族みたい、って言ってたけど。ウチ、普段はひとりだから・・・・・・ほんとにふたりが、家族になったみたい」

絵里「希ひとりの、わがままじゃないわ。私だって・・・・・・楽しみだったもの」

にこ「嫌だったら、わざわざ来たりしないわよ」

希「うん・・・・・・///」

絵里「じゃあ、本当に家族になったらいいんじゃない?」クスッ

希「ええやん! ウチがお母さんで、エリチがお父さん! にこっちは~、可愛いひとり娘!」

にこ「なによ、やっぱりにこってそういう役柄? 子供扱いしてー」プク

希「まあでも、にこっちはお母さん役も似合うかも」

アハハハ

希「・・・・・・ね、ふたりとも。もうちょっと、お話ししない?」


希(・・・・・・それから、ウチら3人は、遅くまでずっと話してた。色んな話を)

希(ウチら、いつも一緒にいる気がするけど・・・・・・まだまだ、お互いに話してないこと、いっぱいあったんやな)

希(もっともっと、これからも。まだまだ、仲良くなれる気がする。ウチも・・・・・・エリチも、にこっちも)
807: その129 おはよう(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-4/4W) 2015/11/22(日) 23:52:50.78 ID:OCDJEuMG0.net
チュンチュン

絵里「・・・・・・ぞ・・・・・・み。起きて・・・・・・希」

希「・・・・・・ん・・・・・・エリチ・・・・・・?」

絵里「ほんと希は、ねぼすけさんなんだから。そろそろ、にこが作ってくれた朝ごはんが出来るわよ」クスッ

希(そっか・・・・・・3人で、お泊まり会やって・・・・・・)

希(・・・・・・あ。いい匂い・・・・・・)モゾモゾ

にこ「もう、やっと起きた? ほら、お皿並べるの、手伝ってよー」ジュワー

絵里「うん、朝ご飯のいい香り。希も、目が覚めた?」

希(あれ・・・・・・? ゆうべ、あんな話したせいか・・・・・・ほんとに、にこっちとエリチ、お母さんとお父さんみたい・・・・・・)ポワー



希「わあ、美味しそう・・・・・・! ご飯にお味噌汁にベーコンエッグに・・・・・・!」

絵里「正に朝ご飯の見本って感じかしら。さすがにこね」

にこ「そんな大したことしてないわよ。ご飯はゆうべの残りだし、冷蔵庫にあったものを使わせてもらっただけだし・・・・・・」

希「それじゃ、さっそく・・・・・・」

のぞにこえり「いただきまーす!」

絵里「ん・・・・・・やっぱり、美味しい。ハラショー」

にこ「そ、そう? ま、これからのアイドルは、お料理くらいできないとね~」ドヤッ

希「あはは。でもほんと楽しかったやんな、お泊まり会」

絵里「そうね。たまには、こんなのもいいかも」

希「次は、エリチかにこっちのうちでやろ!」

絵里「え、う、うち!?」

にこ「別にいいけど、うちに来たら、妹たちの面倒も見てもらうからね」

希「望むところやん!」

アハハハ

希「・・・・・・あの、ね」

にこえり「ん?」

希「・・・・・・おはよう。ママ、パパ」

絵里「なっ・・・・・・!///」

にこ「なに言ってんのよ・・・・・・お馬鹿///」

希「・・・・・・えへへ♪///」
850: その130 方言(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-4/4W) 2015/11/25(水) 00:36:22.76 ID:mWHHub0V0.net
希「ねえねえ、にこっち~」

にこ「どうしたんどすか? 希はん」シャナリ

希「・・・へ!?」

にこ「あら希はん、なんやびっくりしてはりますなぁ」ウフフ

希「え、エリチ・・・にこっちがおかしくなってもうた・・・」

絵里「そげんことなか、希! 私もにこも全然普通ばい!」

希「!?!? エリチまで・・・変なものでも食べたんじゃ・・・」ヨロッ

にこ「ふふ、実はネットで、『今、方言女子が萌える!』って記事を見つけたんどす。ほんで、希はんみたく、新たなキャラ付けに方言をしゃべってみることにしたんどす」

にこ「ちなみに、うちは京言葉、絵里はんは博多弁どす。上品な京言葉が、にこにーによく似合ってはります~」ウフフ

絵里「にこに教えてもろうたんばってん、結構楽しかね!」

希(エリチはなんかキャラ付けの方向を勘違いしてる気がするけど・・・)

希「ていうか、そんなテキトーな方言で、京都と博多の人に怒られるんと違う?」

絵里「あら、希に言われたくなか!」

希「ウチのは、唯一無二の“希弁”だからいいの~!」

希(むう、かくなる上は・・・)

希「エリチ、にこっち! ふたりのキャラ付けはまってぐなってね!」

にこえり「!?」

希「方言はてきどうさ使えばいいもんだばねの! きちんどキャラさ合った言葉遣いどいうもんがあらんだ!」

にこえり「!?!?」

絵里「の、希・・・それは」

希「津軽弁だし!」キリッ

希「ウチやって、この言葉遣いに落ち着くまでは色々あったんよ。ふたりのはまだまだやん」

にこえり「おみそれしました・・・」


絵里(・・・なんだか、希の)

にこ(言葉遣いへのこだわりを、垣間見た気がするわ・・・)
851: その131 決め台詞(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-4/4W) 2015/11/25(水) 00:43:00.13 ID:mWHHub0V0.net
~部室~


にこ「それでは、定例の3年生会議を始めます」

のぞえり「「よろしくお願いします」」

にこ「今日の議題は、3年生の新たな決め台詞とポージングについて!」

にこ「より統一感が持てるようにって、希と絵里に課題に出しといた例のアレ、練習してきた!?」

希「もっちろんやん!」

絵里「ね、ねえ・・・・・・ほんとにやるの? あれ・・・・・・///」

にこ「当たり前でしょー! じゃあ、さっそくいくわよ!」

スッ

にこ「にっこにっこにー☆」

スッ

希「のっぞのっぞみー♪」

スッ

絵里「えっ・・・・・・えっりえっりえー・・・・・・///」

のぞにこえり「・・・・・・・・・・・・」

希「おお! いい感じやったんやない!?」

にこ「そうね、3年の新境地だわ! さっそく次のライブのMCで・・・・・・!」

絵里「・・・・・・・・・・・・!」プルプル

絵里「や、やっぱり私には無理よ!/// こんな台詞とポーズ、似合わない! なんか私だけ語呂悪いし!」ガバッ

希「そ、そんなことないやん!? エリチ、とっても可愛かったよ!」

にこ「そうよ、普段クールな絵里がやるからこそ価値があるのよ、ギャップ萌えってやつよ!」

絵里「ほんとに・・・・・・?」グスッ

パタン

絵里「!」ピクッ

絵里(今、扉の閉まる音がしたような・・・・・・き、気のせいよね・・・・・・?)



海未「ことり、提案なのですが・・・・・・今見たものは、お互い忘れることにしませんか・・・・・・?」プスプス

ことり「それが良さそうだね・・・・・・3年生のみんなのためにも・・・・・・」プクク
868: その132 マフラー(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-VeSj) 2015/12/01(火) 01:07:08.87 ID:DVSdqtKr0.net
絵里「今日も寒いわね・・・・・・」

希「もう、今日から12月やしね」

にこ「希、それ、新しいマフラー?」

希「そう! 可愛い柄やろ? この間、買ったんよ」

絵里「あったかそうね。でも、心なしか、ちょっと長すぎない?」

希「そうなんよ、思ったより長くて」

にこ「長すぎるマフラーっていうのも、ちょっと不便そうね」

希「!」ピコーン

希「ようし、それじゃあ、こうしてやるー! うりゃっ!」ヒョイクルッ

にこ「ちょ、ちょっと、なんでにこの首に巻くのよ!」

希「にこっちも、あったかいやろ?」

絵里「まるでカップルね」クスッ

にこ「ちょ、ちょっと絵里!///」

希「エリチ、羨ましいの? 大丈夫、エリチも仲間に入れてあげるやん♪」ヒョイクルッ

絵里「え、ちょっと、私も!?///」

にこ「もう、いくら長いっていっても、1つのマフラーを3人でなんて、窮屈よ!///」

絵里「それに、密着しないといけないし・・・・・・///」

希「でも、あったかいやん?」ニコッ

にこ「そりゃ・・・・・・///」

絵里「そうだけど・・・・・・///」

希「ね? 長すぎるマフラーも、悪くはないやんね♪///」
869: その133 冷たい手(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-VeSj) 2015/12/01(火) 01:09:53.07 ID:DVSdqtKr0.net
~トイレの手洗い場~

ジャーッ フキフキ

希(うう、この季節の水道の水はほんとキツい・・・・・・手が氷みたいやん)

にこ「うう、さぶ・・・・・・」ジャーッ

希(そして目の前には、同じく手を洗うにこっちのうなじが。となれば、やることは1つ)

希「なあ、にこっち~」ピトッ

にこ「なによ・・・ってあびゃっ!? 冷たいわよアホ!」

希「あはは、ごめんなー、つい」


~3年生の教室~

絵里「~♪」

希(じゃあにこっち、今度はエリチのほっぺに、ふたりでアイスハンド攻撃するやん♪)ヒソ

にこ(もー、どうなっても知らないからねー)ヒソ

希「エ~リチ!」

絵里「え?」

のぞにこ「それー!」ピトッ

絵里「冷たっ!? な、なに!?」

希「あはは、エリチ、怒らんといて・・・・・・」

絵里「もう、希、手がすごく冷たいじゃない! 大丈夫?」ギュッ

希「へっ!?///」

絵里「ほら、さすってあげる。震えてるわ、かわいそう」ゴシゴシ

希(そ、それはエリチがウチの手を両手で握ってゴシゴシしてくれるから・・・・・・///)

絵里「ほら、にこも!」ギュッ

にこ「うぇっ!?///」

絵里「にこの手も、真っ赤になってるわよ。平気?」ゴシゴシ

にこ(そ、それは、絵里に両手で握られて優しくさすられてるから・・・・・・///)

絵里「はい、できあがり! ふたりとも、少しは温まった?」ニコッ

のぞにこ「は、はい・・・・・・///」


希(エリチは、たまに天然入っちゃうから・・・・・・///)

にこ(・・・・・・油断できないわ///)
880: その134 カイロ(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-UR8c) 2015/12/04(金) 00:56:19.58 ID:cgypJesL0.net
~朝の通学路~


希「今日も朝から冷えるやんなあ・・・・・・布団かぶって登校したい・・・・・・」

絵里「それじゃ不審者よ」

にこ「ふふ、今日は秘密兵器を持ってきたから平気ニコ」

絵里「あら、その手に持ってるの、カイロ?」

希「いいなー、あったかそう。ウチもほしいなー」

にこ「残念だけど1コしかないのよ。何か、カイロの代わりになるものでも探したら?」

絵里「カイロの代わりになるもの・・・・・・私ならこれかしら」ヒョイ

希「ミルクティー?」

絵里「さっき、コンビニで買ったの。こうやって手に持ってたら、あったかいわよ」

希「うう、ウチも買ってくれば良かった・・・・・・」

にこ「希ちゃんはカイロの代わりになるものがなくて寒いニコね~?」ニヒヒ

希「!」ピコーン

希「ふふ、カイロの代わりになるもの、み~っけ♪」ギュッ

にこ「・・・・・・・・・・・・」

にこ「・・・・・・ちょっと。なんでにこに後ろから抱きついてるのよ」

希「う~ん、やっぱりにこっち、ぎゅってするとあったかいな~♪」

にこ「にこをカイロ代わりにするなー。お金取るわよ。ていうか、抱きつきたいだけでしょ」

にこ(それに、あんたのバストの方があったかいっての・・・・・・///)

希「もぎゅ~♪」

絵里「の、希・・・・・・私も、ちょっとだけ試してみてもいい・・・・・・?///」ハァハァ

にこ「何言ってんのあんた!? 絵里まで抱きグセついちゃったの!?」ガーン
881: その135 窓の落書き(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8dc3-UR8c) 2015/12/04(金) 01:03:05.49 ID:cgypJesL0.net
~部室~


絵里「練習してたら、すっかり遅くなっちゃったわね」

にこ「もう外も真っ暗。早く帰りましょうよ」

希「うん・・・・・・あ、見て、ふたりとも! 窓が曇ってる」

絵里「ほんとね。外が寒いから」

にこ「そうだ! こうしてこうして~っと」キュキュッ

絵里「指で窓をなぞって・・・・・・」

希「わー、すごい! ニッコリマーク入りの、にこっちのサインや!」

絵里「かわいい! ハラショー」

にこ「ふふーん、これで部室の窓がお洒落に早変わりニコ☆」ドヤッ

希「ウチも描いてみよー。ひょいひょいっと」キュキュッ

絵里「ツインテとおさげとポニテと・・・・・・」

にこ「ぷっ。もしかしてこれ、にこたち3人?」

希「似てるやろ? エリチも、なんか描いてみたら?」

絵里「そうね・・・・・・落書き、かあ・・・・・・」

絵里「落書きなんてあんまりしたことないけど、こういう時にお決まりなのって・・・・・・」キュキュッ

希「あ、それ、もしかして相合傘!?」

にこ「へー、絵里ちゃんは誰の名前を書くニコ?」ニヤニヤ

絵里「・・・・・・・・・・・・」

絵里「やっぱり、やーめた」ゴシゴシ

希「えー、なんでやめちゃうん?」

絵里「だって、足りないもの」

にこ「足りない?」

絵里「名前書くところが、2人分じゃ足りない。3人分じゃなきゃ、ね」ニコッ
916: その136 静電気(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 7c15-tK2W) 2015/12/07(月) 22:33:30.90 ID:3PY6boL40.net
~3年生の教室~


希「」ゴシゴシ

にこ「希、なにやってるの? 下敷きをブレザーの腋でこすったりして」

希「ふふふ。にこっち、あそこにエリチがいるやん」

にこ「いるわね。自分の席で、本でも読んでるのかしら」

希「エリチに気づかれないように、こっそり後ろから忍び寄ります」ソローリ

にこ(またくだらないこと企んでるわね・・・・・・)



絵里「」ペラッ

希「」ソローリ

希「」スッ ←下敷きを絵里の頭の上に

フワー

にこ(ぶっ・・・・・・髪の毛が、浮かんでる・・・・・・)プクク

絵里「・・・・・・にこ? どうかしたの?」

にこ「べ、別に、なんでもないニコ・・・・・・(笑うな、笑うな・・・・・・)」

希「・・・・・・スーパーサイヤ人」ボソッ

にこ「ぶふぉっ!?」



希「あーん、エリチ、堪忍して~・・・・・・椅子に縛るのはあか~ん」

絵里「やかましい。今度は私が、思う存分やり返してやるんだから」

絵里「ほーら、下敷きよー」フフフ

フワー

希「わーん、ウチの髪がー!」

にこ(希も希だけど、復讐する絵里の方も子供っぽいわね・・・・・・)
917: その137 こたつ(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 7c15-tK2W) 2015/12/07(月) 22:48:24.68 ID:3PY6boL40.net
~希ちゃんのマンション~

絵里「おじゃまします」

にこ「何? 見せたいものがあるって」

希「よくぞ聞いてくれました。冬といえば・・・これやー!」ジャーン

にこ「ただのこたつじゃない」

希「にこっち、反応うすー。いよいよ冬本番やし、出してみたんよ」

絵里「私の家、こたつが無いから、ちょっと珍しいわ」

希「じゃあ早速、3人で入ってみよー!」

にこ「まさか、このために呼び出したの・・・?」


希「ふいー。やっぱり、こたつはええなあ・・・」

絵里「暖かいわ。ハラショー」

にこ「外も寒かったし、悪くないわね」

希(ん? こたつの中、3人の足で窮屈かと思ったら、そんなことないやんな)

希(そっか。エリチとにこっち、足が当たるの遠慮して・・・足、引っ込めてるんや)

希(ふたりらしいというか・・・そんなこと、気にせんでええのに)クスッ

希「ね、ふたりとも。足引っ込めてたら寒いやろ? 足伸ばしてええんよ」

にこ「え?」

絵里「でも・・・」

希「いいの、いいの! 今さら、そんなこと気にする仲でもないやん?」

にこ「・・・まあ、そこまで言うなら」

絵里「遠慮なく・・・」

ギュー

にこ「って、やっぱり窮屈じゃない!」

希「あはは、このこたつ、小さいから・・・でもウチは、これでええよ。ふたりの足、あったかいから」

絵里「そう、ね。あったかいかも」クスッ

にこ「まったく・・・じゃあ、我慢してあげるわよ///」

希「ふふっ♪」
930: その138 お姉ちゃん(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6515-ix99) 2015/12/12(土) 00:25:16.37 ID:sprLHPBS0.net
~部室~


絵里「にこって、偉いわよね」

にこ「何が?」

絵里「だって、練習も忙しいのに、小さいきょうだいのお世話も出来て、家事なんかも出来て・・・・・・」

にこ「そんなこと言ったら、あんただって妹いるじゃない」

絵里「これでも、家じゃあんまり頼られてない気がするの」アハハ

絵里「その点、やっぱりにこはお姉ちゃん、って感じよね。あーあ、にこが私のお姉ちゃんだったら良かったのに」

にこ「な、なにバカなこと言ってるのよ///」

絵里「ちょっとだけね、憧れてたの。自分にお姉ちゃんがいたら、って」

絵里「知ってる? にこの方が、私よりもお姉ちゃんなのよ」ガタッ

にこ「そんなの、誕生日がちょっと早いだけでしょ・・・・・・って、なんで隣に座るのよ///」

絵里「ね、にこ・・・・・・その・・・・・・ちょっとだけ、お願いがあるんだけど」

にこ「・・・・・・何よ」

絵里「あの・・・・・・1回だけ・・・・・・お姉ちゃん、って呼んでもいい?///」

にこ「・・・・・・・・・・・・///」

にこ「・・・・・・ちょっとだけよ///」フン

絵里「・・・・・・・・・・・・///」ドキドキ

絵里「・・・・・・にこ、お姉ちゃん///」

にこ「・・・・・・・・・・・・」マッタク

にこ「・・・・・・しょーがないわねー」ナデナデ

絵里「・・・・・・えへへ///」
931: その139 続・お姉ちゃん(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6515-ix99) 2015/12/12(土) 00:31:38.83 ID:sprLHPBS0.net
にこ「これで満足?」

絵里「うん・・・・・・ありがとう、にこ///」

絵里「あ、あの、このこと、希や他のみんなには・・・・・・///」

にこ「わかってるわよ、私とあんたの秘密ね」

にこ(もう、絵里ったら、自分ばっかり甘えたがっちゃって・・・・・・本当なら、にこだって・・・・・・)

にこ「・・・・・・・・・・・・」

絵里「にこ? どうしたの?」

にこ「・・・・・・秘密にしてほしい?」

絵里「勿論よ。どうして?」

にこ「秘密にしてほしかったら・・・・・・条件があるわ」

絵里「え!?」

にこ「にこのお願いも、聞いてくれなきゃ嫌なんだから」

絵里「な、なにするつもり!?」ビクビク

にこ「・・・・・・絵里はわかってない。あんたは、μ'sのお姉さんでしょ? にこだって・・・・・・」

絵里「・・・・・・・・・・・・!」ピコーン

絵里「・・・・・・そうよね、ごめん。にこだって、たまには甘えたいわよね」

にこ「うっさい、ばか///」

絵里「いいわよ。お姉ちゃんに、甘えても」ニコッ

にこ「・・・・・・・・・・・・///」ドキドキ

にこ「・・・・・・絵里、お姉ちゃん///」

絵里「なあに? にこちゃん」ナデナデ

にこ(・・・・・・悪くない、かも///)
932: その140 お姉ちゃんズと甘えんぼな妹(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6515-ix99) 2015/12/12(土) 00:36:10.91 ID:sprLHPBS0.net
希「もー! ふたりとも、ずるーい!!」バターン

にこ「げ!? の、希!?///」

絵里「いつから扉の外にいたの!?///」

希「エリチが、にこっちのこと偉いって言う辺りから」

にこ「ほとんど最初からじゃない!!」

希「ふたりともお姉ちゃんいないかもしれへんけど、ウチだってお姉ちゃんおらへんもん!」

希「ウチだって甘えたい~! なでなでされたいの~!」ジタバタ

にこ「なんだこの駄々っ子」

絵里「キャラ崩壊してるわよ」

希「ねえ、お願いやん・・・・・・ウチも、今だけ妹になりたいんよ」

希「お願い・・・・・・絵里お姉ちゃん、にこお姉ちゃん」

にこえり「!!///」キュンッ



希「えへへ~///」

にこ「まったく、しょうがないわねー///」ナデナデ

絵里「ほら、これで満足?///」ナデナデ

希「うふふ。両隣に、にこっちとエリチ」

希「一気に、お姉ちゃんがふたりも増えたやん♪///」

絵里(・・・・・・確かに、3人でいる時は、希が一番妹っぽいかもね)

にこ(こんなにでかい妹なんて、たまったもんじゃないけど)

希「えへへ、お姉ちゃんたち~///」

絵里(・・・・・・ま、甘えんぼの希も///)

にこ(悪くはないか///)
954: その141 編み物(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6215-w9VM) 2015/12/18(金) 00:28:45.64 ID:lqtPJHbb0.net
~部室~


絵里「・・・・・・」アミアミ

ガチャッ

希「あれ、エリチ、早いやんな。もう来てる」

にこ「絵里、なにやってるの?」

絵里「見たまんま。編み物よ」

にこ「絵里も編み物とかやるんだ。ちょっと意外かも」

絵里「あら、心外ね。おばあ様が編み物が好きだったから、冬になると色々編んでくれて、私も自然と覚えたのよ」

希「何作ってるん? セーター? マフラー?」

絵里「うーん・・・・・・ちょっと秘密かな♪」ニコッ

にこ「もしかして絵里、好きな人へのプレゼントとか?」ニマー

希「す、好きな人!? あかんでエリチ、ウチらアイドルやし、エリチに限ってそんなそんな」

絵里「動揺しすぎよ、希」クスッ

絵里(そうこうしている内に、部室には残りの1、2年生も集まって、あっという間に賑やかになった)

絵里(みんな、私の編み物にちょっと興味を持ったみたいだけど、適当にはぐらかしておく)

穂乃果「よーし、みんな集まったことだし! 終業式の日にやるクリスマスパーティーの計画、考えよう!」

絵里(笑顔でわいわい話してるみんなと一緒に座って、編み物をする私)

絵里(うん。やっぱり、楽しそうなみんなと一緒にいるだけで――私も、幸せな気分になれる)

絵里(勘のいいメンバーには、ばれちゃってるかもしれないけど――)

絵里(にこの言うとおり。この編み物を贈る相手は――私の、大好きな子たちなの♪)クスッ
955: その142 楽しい時間(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6215-w9VM) 2015/12/18(金) 00:30:51.15 ID:lqtPJHbb0.net
~部室~


穂乃果「かんぱーい! メリーメリークリスマース!」

凛「明日から冬休みだにゃー! ひゃっふー!」

絵里(今年は丁度、クリスマスイブと終業式が被ったので、今年1年のお疲れ様会も兼ねて、私たちμ'sはパーティーの真っ最中)

絵里「・・・・・・もう、何度目の乾杯かしら」クスッ

希「ええやん、何回乾杯したって! さあさあエリチも、飲んで飲んで!」シュワー

絵里「って、それ、ただのファンタでしょ」

にこ「ワインっぽい気分が味わえればいいニコ! さあ飲んだ飲んだー!」

絵里「・・・・・・にこと希って、将来お酒を一緒に飲むようになったら大変そうね」

絵里(私は苦笑いしてみせるけど。でもこういう雰囲気、嫌いじゃない)

絵里(こんな馬鹿騒ぎなんて、昔はくだらないって思ってたこともあるけれど・・・・・・)

希「それ、ええやん! ウチらも、ハタチになったら一緒にお酒飲みに行こー!」

にこ「にこはー、やっぱりアイドルだしぃ、お洒落なバーで優雅にカクテルとか飲むニコ☆」

絵里「そんなこと言って、にこはその辺の居酒屋とかにいそうよね」ニマー

にこ「うっさいわね、そんなことないもん!」

アハハハ

絵里(・・・・・・うん。今の私は、やっぱりこの、賑やかな雰囲気が好き)

絵里(希とにこと、μ'sのみんなと過ごす、この楽しい時間が)
956: その143 μ'sのクリスマス(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6215-w9VM) 2015/12/18(金) 00:35:09.35 ID:lqtPJHbb0.net
穂乃果「さあ盛り上がってきたところで! お待ちかね、プレゼントターイム!」

絵里(みんな、待ってましたと言わんばかりに、各々持ち寄ったプレゼントを見せ合う)

希「ウチはこれや! ラッキーパワーたっぷり込めた、のぞみん特製手作りお守り! メンバーの色別に9人分あるで♪」

にこ「にこは、手作りクッキーとカップケーキの詰め合わせセット9人分ニコ☆」

絵里「じゃあ、私は・・・・・・これ。私のも、9人分よ」

穂乃果「何かな何かな? 包み、開けてもいい?」

絵里「ええ、どうぞ」

ガサガサ

海未「これは・・・・・・!」

ことり「手編みのミトンだ~! 可愛い~♪」

真姫「作ってたのはこれだったのね」

絵里「手作りだから、ちょっと不格好かもしれないけれど・・・・・・」

花陽「そんなことないよ、大切にするね♪」

穂乃果「ありがとー、絵里ちゃん!」

絵里「ふふ。どういたしまして」ニコッ

にこ「顔がにやけてるわよー、絵里」ニヤニヤ

希「なんや、あげてるエリチの方が、みんなより嬉しそうやんな♪」

絵里「そ、そんなことないわよ・・・・・・///」

絵里(でも本当は、希の言うとおり)

絵里(みんなが笑ってくれることが、今の私の幸せなのかもね)
957: その144 ジングルベルの音が聞こえる(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6215-w9VM) 2015/12/18(金) 00:43:05.71 ID:lqtPJHbb0.net
~帰り道、商店街~


希「楽しかったね!」

にこ「プレゼントも8人分でいっぱいね」

絵里「そうね・・・・・・うふふ///」

希「エリチ、さっきからプレゼントの包み見て、笑ってるね」

にこ「好物でも入ってたの?」

絵里「そうじゃないの。あのね、ロシア正教だと、クリスマスって1月になるの」

にこ「そうなの?」

絵里「だから私の家は、12月のクリスマスは少し豪華な夕食が出る程度でね。1月のクリスマスも、教会でお祈りするだけで」

絵里「子どもの頃は、他の子と違うのが嫌で。クリスマスにいい思い出って、あんまりなかったのよね」

希「・・・・・・」

絵里「だから、もしかして、初めてかも。こんなに楽しい、クリスマスを過ごしたのは」

絵里「ね、にこ、希。やっぱり私・・・・・・μ'sに入って良かった、って思うの」

にこ「・・・なーに言ってるのよ。これから毎年、楽しいクリスマスを過ごすことになるんだから! 覚悟しときなさいよ?」

絵里「ふふっ・・・・・・そうね♪」

希「よーし、じゃあこれから、パーティの2次会やろ!」

にこ「これから!? うち、妹たちが」

絵里「私も、亜里沙が」

希「じゃあ、亜里沙ちゃんも呼んで、にこっちの家でやろ! 思いっきり楽しまな!」

絵里「・・・もう、まったく」クスッ

にこ「しょーがないわねー」


ジングルベー ジングルベー
964: その145 全然違う3人(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6215-w9VM) 2015/12/19(土) 00:16:45.55 ID:ERLvKgyD0.net
~ある日の部室~


にこ「・・・・・・ね、絵里、希。ちょっと思ったんだけど」

絵里「え?」

希「どしたん、にこっち? 改まって」

にこ「にこたちって、その・・・・・・仲、いいのよね?」

希「当たり前やん」

にこ「なんだか、不思議だなあって思って。だってにこたち3人って、性格から何から、全然違うじゃない」

絵里「確かに、そうね」

にこ「初めて会った頃は、希とか何この適当不思議ちゃんキャラって思ってたし」

にこ「絵里なんか、堅物で融通きかなくて、絶対仲良くなれないタイプだと思ってた」

絵里「え!? にこ、私と仲良くなかったの!?」ガタッ

にこ「今は違うって! 昔はそう思ってたってだけ!」

希「ま、確かになあ。ウチも、にこっちやエリチと仲良くなりたいと思ってたけど・・・・・・」

希「最初のうちは、どっちもとっつきづらくて、大変やったなあ」

絵里「の、希まで・・・・・・」ガーン

絵里「・・・・・・もうっ。そんなこと言ったら私だって、希は能天気で変な子だと思ってたし・・・・・・」

絵里「にこも、こんなぶりっ子してるような感じの子は私とは合わないと思ってたわ」

にこ「な、何よ、失礼ねー」

希「ふふっ・・・・・・なーんだ」

希「3人とも、おんなじようなこと、思ってたんやね」

絵里「・・・・・・うん」

にこ「・・・・・・そうかもね」クスッ
965: その146 私たちが仲良くなった理由(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6215-w9VM) 2015/12/19(土) 00:23:37.04 ID:ERLvKgyD0.net
希「・・・・・・でも、そんなウチらだから、じゃないかな」

絵里「・・・・・・え?」

希「性格も何もかも、全然違うウチらだから。こんな風に、仲良くなれたんやないかな」

にこ「全然違うから・・・・・・?」

希「足りないことがあれば、支え合える。知らないことがあれば、新しい発見がある」

希「そんなウチらだからこそ、こうやって仲良くなれたんやないかな」

希「ウチら3人も・・・・・・μ'sも」

絵里「確かに・・・・・・そうかもね」

にこ「じゃあ希も絵里も、にこのアイドルらしさをもっともっと学ぶといいニコ☆」

絵里「ふふっ。ブレないところが、にこの良いところかもね」

アハハハ

希「・・・・・・ね。エリチ、にこっち」

希「これからも、色んな楽しいことしような」

希「まだまだやりたいこと、いっぱいいっぱいあるし!」

絵里「・・・・・・そうね。これからも、ずっと」

にこ「だらだら、一緒にね」
966: その147 写真(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6215-w9VM) 2015/12/19(土) 00:29:25.47 ID:ERLvKgyD0.net
希「ね、エリチ、にこっち!」

希「ちょっと3人で、写真とらへん?」

絵里「写真?」

にこ「なによ、急に」

希「ええからええから。クリスマスパーティの時に持ってきたデジカメ、鞄に入れっぱなしだったんよ」

希「こうやって、机に置いてっと・・・・・・さ、いくでー!」

にこ「まったく、しょーがないわねー」

絵里「ま、これも何かの記念かもね。はーい、寄って寄って!」

希「それじゃ、ハイ、チーズ!」

にこ「にっこにっこにー♪」



カシャッ



http://i.imgur.com/UxYfkMk.jpg
1439908608-レス966-画像
967: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイ 6215-w9VM) 2015/12/19(土) 00:33:18.95 ID:ERLvKgyD0.net
もうすぐスレも終わるのでひとまずここで一旦ひと区切りにしたいと思います
夏からだらだら書いてきた3年生のお話がここまで伸びるとは思いませんでした
読んで頂いた方々、どうもありがとうございました
イラストまで描いて頂いた方がいらっしゃったのはとても嬉しかったです

1レスSSは、1レスの中で書かなければいけない制約があるので、大変だった反面楽しかったです
終盤になるにつれて、書ける文字数がどんどん減ってきて苦労しましたが・・・

また気が向いたら、3年生の日常を書いてみようと思います
ラブライブもμ'sも3年生組も、ずっと大好きです
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『希「3年生の」絵里「だらだら」にこ「1レス劇場」』へのコメント

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