雪穂「あのベルがなる時に。」

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雪穂-アイキャッチ8
1: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:06:45.62 ID:ZOjoXnZS.net
20:40

街中


タッタッタッ

雪穂「…はあ…はあ…」

ガサガサッ…

雪穂「…」

雪穂「やっぱり無い…」


雪穂「…」グスッ

雪穂「…あっちを探そう。」

タッタッ

ガサッ…

雪穂「…」


雪穂「…ッ!」

雪穂「…」


雪穂「…海未さん。」グスッ

元スレ: 雪穂「あのベルがなる時に。」

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2: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:07:34.39 ID:ZOjoXnZS.net
---約1年前

12/24 19:00

穂むら


穂乃果「メリークリスマース♪」

ことり「メリークリスマース♪」

海未「め、めりーくりすます…///」

穂乃果「もう、海未ちゃん恥ずかしがっちゃ駄目だよ!」

ことり「そうだよ、海未ちゃん。」
ことり「もう、ことり達成人なんだよ?」

穂乃果「そうだよ、海未ちゃん!」

海未「成人と言っても、私はまだ19なんですから…」

穂乃果「それでもだよ!!」
穂乃果「いつまでも恥ずかしがってちゃ向こう行った時困るよ?」

海未「それは…そうですが…」
6: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:09:02.39 ID:ZOjoXnZS.net
ことり「でも、もう私たちも成人なんだね…」

穂乃果「ほんとだねえ~。」
穂乃果「μ'sにいた頃が懐かしいよ…」

海未「穂乃果、おばさん臭いですよ?」

穂乃果「海未ちゃん、おばさんって言った!?」

海未「本当の事ですから。」

ことり「まあまあ、海未ちゃん…」
ことり「そういえば、雪穂ちゃんは?」
ことり「今日、終業式だよね?」

穂乃果「なんか、生徒会で遅くなるって。」
穂乃果「雪穂も真面目だよねー。」
穂乃果「スクールアイドルして、生徒会なんて。」

ことり「穂乃果ちゃんと同じ事してるね♪」

海未「穂乃果より、よっぽど頼りがいがありますけどね。」

穂乃果「海未ちゃん、ひどいよ!」

海未「事実を言ったまでです。」
7: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:11:26.69 ID:ZOjoXnZS.net
ガラガラッ…

<ただいまー。


穂乃果「あ、雪穂帰って来た!」

パタパタ…

ガラッ

雪穂「二人とも、いらっしゃい。」

ことり「お邪魔してます♪」

海未「お邪魔してます、雪穂。」

穂乃果「おかえりー。」

雪穂「はあ…」

穂乃果「どうしたの?」

雪穂「帰って来て最初に見るのが、姉のだらけきった姿とは…」

穂乃果「もう、みんなしてひどいよっ!!」
8: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:12:01.54 ID:ZOjoXnZS.net
穂乃果「穂乃果、もうハタチなんだよっ!?」

雪穂「ここまで年相応に見えないハタチはいないよ…」

ことり「そういえば、雪穂ちゃんももう18だね♪」

雪穂「はい、おかげさまで。」

海未「月日が経つのは、早いですね…」
海未「学校の方はどうですか?」

雪穂「なんとか、頑張ってます!」
雪穂「生徒会も、だいぶ慣れたし…」

雪穂「スクールアイドルの方は、後輩達に任せっきりになっちゃってるけど…」

ことり「ふふっ。何か、雪穂ちゃんって絵里ちゃんみたいだね♪」

海未「確かに、似てますね…」

穂乃果「穂乃果はっ!?」

雪穂「お姉ちゃんには、似たくないよ…」

海未「…ふふっ。」
10: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:16:21.72 ID:ZOjoXnZS.net
穂乃果「…いいもーん。」

穂乃果「それより、雪穂も帰って来た事だし、もう一回乾杯しよう!」

海未「ま、またですか…?」

ことり「海未ちゃん、今度はちゃんと言ってね?」

海未「ええっ!?」

雪穂「まったく、二人とも…」

カチャッ

トクトク…

ことり「はい、雪穂ちゃん。」

雪穂「ありがとうございます。」

穂乃果「それじゃ、行くよ!」

穂乃果「メリークリスマース!」

ことり「メリークリスマース♪」

雪穂「メリークリスマス。」

海未「め、メリークリスマス…!」
11: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:17:04.68 ID:ZOjoXnZS.net
……………………………


穂乃果「ふう~。お腹いっぱい。」

ことり「穂乃果ちゃん、おなか出して寝転んだらだめだよ~。」

海未「それでよく、成人したと言えますね…」

雪穂「まあ、私はこんなお姉ちゃんしか見た事無いんだけど…」

穂乃果「いいもん。どうせ明日も早起きだし…」
穂乃果「何より、気を使う人がいないからねっ!」

海未「はあ…穂乃果は、ずっとこのままな気がしますね。」

ことり「でも、それはそれで楽しいかも…?」

海未「ことりは、穂乃果を甘やかしすぎです。」
海未「私がいない時、どうするんですか…」

雪穂「…え?海未さん、どこか行っちゃうんですか…?」

海未「…いえ、言葉の綾ですよ。」

穂乃果「…」

ことり「…それじゃ、そろそろおいとましようかな?」

穂乃果「明日も、学校だもんね?」

ことり「うん♪」
13: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:21:50.51 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「…あれ?大学ってまだ授業あるんですか?」

ことり「ううん。進路の事で、教授とお話があって…」

雪穂「進路か…」

海未「雪穂は、進路はどうするつもりですか?」

雪穂「ええっ!?私は…えっと…」

穂乃果「雪穂は、海未ちゃんと同じ大学にいくんだよ?」

雪穂「ちょっ、お姉ちゃん!!」ペシッ

穂乃果「あいたっ!?」

海未「…おや、そうなのですか?」

雪穂「そ、それは…あの…」
雪穂「設備もいいし、学部も多くて楽しそうだなって…///」

海未「…確かに、いいところですね。」
海未「歓迎しますよ。」クスッ

雪穂「本当ですかっ!?」

海未「ええ、もちろんです。」
14: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:22:29.23 ID:ZOjoXnZS.net
…………………………

ガラッ

穂乃果「それじゃあ、二人ともまたねっ♪」

海未「お邪魔しました。」

ことり「おじゃましました♪」

雪穂「…」

雪穂「あの…海未さん。」

海未「どうしました?雪穂。」

雪穂「その…」

穂乃果「…穂乃果、ことりちゃん送ってくるね!」

雪穂「えっ?」

ことり「それじゃあね、海未ちゃん。雪穂ちゃん♪」

海未「…分かりました。それでは、また。」

雪穂「あ…はい、また…」ペコッ

海未「…」

雪穂「…」
15: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:25:26.16 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「あの…」

海未「…雪穂。」

雪穂「?」

海未「明日、お時間ありますか?」

雪穂「明日?」

海未「ええ。どこか…出かけませんか?」

雪穂「…へっ?」

海未「もちろん、雪穂の都合によりますが…」

雪穂「あ、空いてますっ!!」
雪穂「なんにも、予定入れてないので…」

海未「…そうですか。」クスッ

海未「では、遊びに行きましょうか。」

雪穂「…はいっ!!」

海未「どこか、行きたい所はありますか?」

雪穂「えっと…」
雪穂「イルミネーションが…見たいです。」

海未「分かりました。」
海未「では、明日の夕方、迎えに来ます。」
16: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:26:55.99 ID:ZOjoXnZS.net
……………………………

雪穂の部屋


雪穂「…どうしよう。」

雪穂「思わぬ状況になっちゃった…」

雪穂「海未さんと…」

雪穂「…~///」バタバタ


ガチャッ

穂乃果「雪穂~?」

雪穂「…!?ちょっとお姉ちゃん!!」
雪穂「いきなり入ってこないでよ!」

穂乃果「ごめんごめん…」
穂乃果「でもその様子じゃ、上手くいったみたいだね?」ニヤッ

雪穂「…!!ほ、ほっといて!///」

…パタン

穂乃果(…)

穂乃果「…海未ちゃん。」
18: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:32:18.56 ID:ZOjoXnZS.net
12/25 18:00

穂むら


ピンポーン

ガチャッ

雪穂「こんばんは、海未さん。」

海未「こんばんは、雪穂。」
海未「今日は冷えますから、暖かくしてくださいね?」

雪穂「ありがとう…ございます。」

海未「それでは、行きましょうか。」

雪穂「はい!」

………………………

レストラン


雪穂「綺麗…」

海未「絵里に、教えて頂いたお店です。」
海未「私は、あまり外食をしないので…助かりました。」

雪穂「でも、ここって高いんじゃ…?」

海未「雪穂は、気にしなくて良いんですよ?」
海未「誘ったのは、私の方なんですから。」

雪穂「でも…」

海未「とりあえず、食事にしましょう。」
海未「その後に、イルミネーションを見に。」

雪穂「…はい///」
19: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:33:19.39 ID:ZOjoXnZS.net
20:00

駅前


雪穂「うわあ…」

海未「…綺麗ですね。」

雪穂「ここって、こんなにイルミネーションあったんですね。」

海未「今年は、特に多いらしいですよ?」
海未「この駅から、奥の広場の方まで、道なりに続いてるそうです。」

雪穂「そうなんだ…」

海未「それじゃ、歩きましょうか。」

雪穂「あ、あの…海未さん。」

海未「何でしょう?」

雪穂「て、手を…繋いでもらっても良いですか…?」

海未「…!」

雪穂「あの、今日はその…冷えるので///」スッ

雪穂「…」

ギュッ

海未「いいですよ。…寒いですからね。」クスッ

雪穂「…はい///」
20: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:37:18.01 ID:ZOjoXnZS.net
20:30

時計台広場


海未「…着きましたね。」

雪穂「すっごく…綺麗でした。」

海未「喜んでもらえたなら、何よりです。」

雪穂「今日は、ありがとうございました。」
雪穂「誘ってくれて…」

海未「私も、誘ったかいがありました。」
海未「…」

海未「あんなに楽しそうな雪穂を見れたので。」
海未「私も、満足です。」クスッ

雪穂「え、あ、その…///」

海未「ふふ。雪穂は、可愛いですね。」

雪穂「…///」

雪穂「…」

雪穂「…あの、海未さん。」

海未「なんですか、雪穂?」
21: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:41:02.60 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「これ…受け取って、もらえませんか?」

カサッ

海未「これは…?」

雪穂「私からの、クリスマスプレゼントです。」

海未「…開けても、いいですか?」

雪穂「は、はい!」

ガサガサッ

海未「これは…」

雪穂「ペンダントです。」
雪穂「海未さんに、似合うと思って…」

海未「青い、ペンダント…」

雪穂「見た時に、海未さんらしいな、と思って…」

海未「ありがとうございます。」

カチッ…

海未「…似合いますか?」

雪穂「…すごく、綺麗です。」

海未「え?あ…その…///」

雪穂「え、えっと…ごめんなさい!」
22: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:46:59.93 ID:ZOjoXnZS.net
海未「…ふふっ。」

海未「それでは、私からもプレゼントです。」

雪穂「えっ…?」

海未「どうぞ。」スッ

雪穂「開けても…?」

海未「ええ。」

ガサッ

雪穂「ガラスの…キーホルダー?」

海未「ガラスの中に、レーザーで彫刻しているのだそうです。」

雪穂「すごい…雪の結晶だ…」

海未「私も、見た時に雪穂を思い出したので。」

雪穂「ありがとう…ございます。」
雪穂「一生、大事にしますね!!」

海未「なにも、そこまで大事にしなくても…」クスッ

雪穂「いえ、大事にします!」
雪穂「だって…」












雪穂「…海未さんのこと、好きだから。」
23: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:52:49.23 ID:ZOjoXnZS.net
海未「…」

雪穂「と、突然ごめんなさい!」
雪穂「えっと、好きだけどそうじゃないって言うか…」
雪穂「迷惑、かけるつもりは無いっていうか…」

雪穂「あの、その!」

海未「…知っていましたよ。」

雪穂「…え?」

海未「雪穂が私を想っていてくれる事、知ってました。」
海未「穂乃果達にも、バレてましたよ?」クスッ

雪穂「なっ…?ええっと…///」

海未「気付かないフリをしていて…すみませんでした。」

雪穂「え…でも、それじゃあ…」


海未「…」




海未「…ですが、雪穂の気持ちには応えられません。」
24: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:57:54.28 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「あ…」

雪穂「そ、そうですよね!」
雪穂「海未さんには、もっとふさわしい人が…」

雪穂(…)

雪穂「…ごめんなさい。」

海未「いえ。そういった事ではないのです。」

雪穂「どういう…事ですか?」

海未「…雪穂には、ずっと言い出せなかったのですが…」


海未「来月から約1年、イギリスへ行きます。」

雪穂「…!」

海未「大学で、交換留学生としてイギリスで学んで来ます。」


雪穂「いつ…決まったんですか?」

海未「秋の終わり頃には…」

雪穂「だったら…!」


海未「…雪穂が、私を想ってくれていたからです。」

雪穂「え…?」
25: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 20:58:36.79 ID:ZOjoXnZS.net
海未「穂乃果やことりに手伝ってもらって、言おうとしたのですが…」

海未「終ぞ、言い出せませんでした。」

雪穂「なんで…」


海未「…恥ずかしいお話ですが。」
海未「人に想われるというのは、不思議な物で。」

海未「雪穂の気持ちを知ってから、目が離せなくなりました。」
海未「それでも、そのうち忘れるだろう、と…」

海未「でも雪穂は、何年経っても私を想い続けてくれました。」
海未「だからこそ、私も…雪穂の気持ちに、応えたいと思いました。」

雪穂「海未さん…」

海未「…ですが。」
海未「いつも私に笑顔でいてくれる雪穂を、悲しませたくなかったのです。」

海未「今となっては言い訳にしかなりませんが…」
海未「すみませんでした。」
26: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:03:54.19 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「そんなの…」

雪穂「やっと、伝えられたのに…」

海未「ええ…ですから、言い出せなかったのです。」

雪穂「1年…」

海未「…」

海未「…もし、雪穂が。」

雪穂「…?」

海未「もし、雪穂が1年経っても私の事を想っていてくれるのなら。」

海未「…」

海未「そのときは、雪穂のそばにいたいと思います。」
海未「勝手な事を言って…すみません。」

雪穂「…」

雪穂「…私、諦めません。」

海未「雪穂…?」

雪穂「今まで、何年も待ってたんだもん…」
雪穂「今更、1年くらい待てない事、ないですよ。」ニコッ

リーン…ゴーン…

リーン…ゴーン…
28: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:04:32.97 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「これって…」

海未「もう、9時ですか…」

リーン…ゴーン…

リーン…ゴーン…

海未「…雪穂。」

雪穂「…はい。」

海未「もし、雪穂の気持ちが1年経っても変わらないなら…」
海未「来年のこの日。」

海未「この時計台のベルがなる時に会いましょう。」
海未「ここで、待っています。」

雪穂「…わかりました。」
雪穂「絶対、来ますから。」

海未「ありがとうございます。」

海未「…今日は、満月ですね。」

雪穂「…綺麗ですね。」

雪穂「…!」

雪穂「あの、えっと、今のは…///」
30: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:11:49.54 ID:ZOjoXnZS.net
海未「…分かっていますよ。」クスッ

雪穂「でも、綺麗…」

雪穂(1年…)

海未「あと、12回です。」

雪穂「12回?」

海未「あと12回、満月を見れば…会えますよ。」

雪穂「…なんだか、そう考えると早い気がしますね。」

海未「ええ、きっとすぐですよ。」

雪穂「…海未さん。」

海未「はい。」

雪穂「ずっと…待ってますからね。」
雪穂「この、キーホルダーと一緒に。」

海未「…私も、ずっとつけておきます。」

雪穂「…約束、ですよ?」グスッ

海未「はい、もちろんです。」


ギュッ


雪穂「…いってらっしゃい。」
32: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:20:16.90 ID:ZOjoXnZS.net
出立日

空港


穂乃果「海未ちゃん、いってらっしゃい。」

ことり「ことりも行きたかったな~。」

海未「ことりは、将来的に来るんでしょう?」
海未「それに、勉強のためですので。」

ことり「ふふっ。遊びに行こうかな~?」

穂乃果「あっ、穂乃果も!!」

海未「…では、それまでに案内できるようになっておきますね?」クスッ


ことり「…雪穂ちゃんも、来れたらよかったのにね。」

穂乃果「ことりちゃん…」

海未「いえ、いいんですよ。」
海未「流石に、受験生ですから。」


穂乃果「…あのね、海未ちゃん。」

海未「なんですか?」

穂乃果「これ、雪穂から…」スッ

海未「手紙?」

カサッ
33: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:20:58.50 ID:ZOjoXnZS.net
============

あと、11回です!

雪穂

============

海未「…ふふっ。気が早いですね。」

穂乃果「…雪穂らしいね。」

海未「穂乃果とは違って…ですね。」クスッ

穂乃果「また…!」

ことり「ふふっ。」

海未「…それでは、いってきます。」

ことり「いってらっしゃい♪」

穂乃果「美味しいもの、よろしく!」

海未「もう…」クスッ


海未「いってきます!」


…………………………

雪穂「…」チラッ

雪穂「…いってらっしゃい。」
34: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:27:08.56 ID:ZOjoXnZS.net
---1ヶ月後

穂むら


穂乃果「雪穂!!大学合格、おめでとうっ!!」

ギューッ

雪穂「ちょ、お姉ちゃん苦しい…」

ことり「でも、本当におめでとう♪」
ことり「勉強、頑張ってたもんね?」

雪穂「まあ…」

穂乃果「海未ちゃんと同じ大学にいくって、張り切ってたもんね~。」

雪穂「その話は…!」

ことり「もう、みんな知ってるんだけどね…」クスクス

雪穂「ああもう、亜里沙にも冷やかされたし…」

ことり「でも、亜里沙ちゃんが海未ちゃんの大学に行かないの、ビックリしちゃった。」

雪穂「私も…てっきり、嫌われるかと思ってたのに…」
36: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:31:21.81 ID:ZOjoXnZS.net
穂乃果「確かに意外だったよね…」

雪穂「どちらかというと、ファン精神の方が強かったみたい。」

ことり「そうなんだ…」

穂乃果「こうやって皆、大人になって行くんだなあ…」

雪穂「一人、未だに大人にならない人もいるけど。」

穂乃果「え、誰の事?」キョトン

雪穂「はあ…」

ことり「穂乃果ちゃん…」

穂乃果「?」

……………………………

雪穂の部屋


雪穂「あと…10回。」

雪穂「海未さん…」
37: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:36:46.83 ID:ZOjoXnZS.net
---更に4ヶ月後

ロンドン


海未「もう、半分ですね…」


pipipi

海未「メール…」


From:穂乃果
Sub:元気?
============
帰って来たら、またパーテ
ィだよっ!!
着いたら、家に来てね?

早く会いたいよ~>△<

============

海未「…ふふっ。」
海未「妹より、こらえ性が無いんですね…」
38: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:43:05.90 ID:ZOjoXnZS.net
---更に2ヶ月後

ロンドン


海未「…あれから、雪穂からメールが来ませんね。」

海未「やはり、1年会えないのは我慢出来る物ではないのかもしれません。」クスッ

海未「…」

海未(もし諦めてしまった、そのときは…)

コンコン

ガチャッ

ルームメイト「Hi,Umi. Shall we go to the housetop?」
ルームメイト「Today's moon is huge and beautiful!」

海未「I see. Wait a moment, please?」

ルームメイト「Sure.」
ルームメイト「Is the moon same as Japan?」

海未「Certainly. we can see the same one wherever we are.」

ルームメイト「Wow, it's so nice!」

海未「…O.K. I'm ready. Let's go.」

海未「…」

海未「あと、4回…ですか。」
39: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:48:11.03 ID:ZOjoXnZS.net
---そして現在

12/25 11:30

雪穂「…」ソワソワ

穂乃果「もう、ちょっとは落ち着きなってー。」

雪穂「お、落ち着いてるもんっ!」

穂乃果「…そういうとこは、変わらないね。」クスッ

雪穂「…別に。」ムスッ

穂乃果「海未ちゃんがこっちつくの、今日の夜でしょ?」
穂乃果「こんな昼からそわそわしてたって仕方ないじゃん。」

雪穂「…そわそわなんてしてないから。」

穂乃果「もう…」

穂乃果「そういえば…海未ちゃんにメール、送ってなかったんでしょ?」
穂乃果「なんで?」

雪穂「だって…」

雪穂「何だか、重たい気がして…」

穂乃果「そんなの、気にしないと思うんだけどなあ…?」
40: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:53:40.39 ID:ZOjoXnZS.net
18:30

雪穂「…」

穂乃果「…そろそろ、日本に入ってくる頃かなあ?」

雪穂「…」

穂乃果「雪穂?」

雪穂「…何か言った?」

穂乃果「海未ちゃん、そろそろ日本かなって。」

雪穂「ああ…うん。」

穂乃果「なに?緊張してるの?」

雪穂「…だって、もう1年、会ってないんだよ?」
雪穂「しかも、海未さんから好きって言ってもらえたわけじゃないんだし。」

穂乃果「…でも、帰って来たら一緒にいるって言ったんでしょ?」

雪穂「そんなの、分かんないじゃん…」
雪穂「1年も、離れてたんだから…」

穂乃果「雪穂は心配性だねえ…」
41: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 21:54:18.02 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「お姉ちゃんが能天気すぎるのっ!!」

雪穂「…行ってきます!!」

穂乃果「ちょっと早くない?」

雪穂「何処かで、落ち着くまで時間つぶす!!」

ガラガラッ

穂乃果「…いってらっしゃーい。」

…………………………

カフェ

雪穂「…もう、お姉ちゃんったら。」

雪穂「別に…緊張してるとかじゃ…」


雪穂(…)

雪穂(大丈夫…だよね?)

雪穂「…」フルフル

雪穂「駄目だ、ブルーになっちゃ…」
雪穂「ちょっと、歩こう。」チラッ

雪穂「海未さんにもらった、キーホルダー…」

ギュッ

雪穂「よしっ!」
42: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:00:13.72 ID:ZOjoXnZS.net
20:00

雪穂「…あと、1時間。」

雪穂「もう、帰って来てるのかな…?」

雪穂「…」

雪穂「あのペンダント、つけてくれてるかな?」

雪穂「…海未さんの事だから、きっと大丈夫。」


雪穂「私も、ずっと持ってたんだから。」チラッ


雪穂「…あれ?」

雪穂「えっ?ちゃんと、鞄に…」




雪穂「…ない。」

雪穂「嘘っ!?どこで…」ガタッ

雪穂(カフェにいたときはあった。)
雪穂(それより、後だ…)

雪穂「…」

雪穂「探さなきゃ!!」ダッ
43: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:00:53.90 ID:ZOjoXnZS.net
---冒頭に戻る


雪穂「…」

雪穂(あれを持って、ずっと待ってるって約束したのに…)

雪穂「…」

雪穂「ううん。まだ、探してない所もある…」
雪穂「諦めちゃ駄目…」


雪穂「海未さん…ごめんなさい。」

雪穂「必ず、見つけるから。」

タッタッ…

…………………………

時計台前


海未「ふう…懐かしいですね。」

海未「新しいお店も、増えましたか。」


海未「雪穂は…」キョロキョロ

海未「まだみたいですね。」
海未「早く、着き過ぎましたか…」
44: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:03:54.44 ID:ZOjoXnZS.net
21:00


リーン…ゴーン…

リーン…ゴーン…

海未「…」

海未「9時になってしまいましたね…」

海未(やはり、雪穂には酷だったのでしょうか…?)

海未「…」

海未「…もう少しだけ、待ってみましょう。」


…………………………

21:30

海未「…もう、来そうにありませんね。」

海未「ダメだったのでしょうか…」

海未(…)

海未「少し、気まずいですが…穂乃果の家に、向かいましょうか。」
45: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:12:00.65 ID:ZOjoXnZS.net
道中


海未「それにしても…」

海未「穂乃果は私たちの事知っていましたし。」
海未「雪穂が来ないなら、ことりの家でしそうですが…」

カチッ

prrrrr

穂乃果『もしもし?』

海未「あ、穂乃果ですか?」

穂乃果『海未ちゃん、お帰りなさい!!』
穂乃果『もう、雪穂とは会えた?』

海未「え…?」
46: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:12:40.89 ID:ZOjoXnZS.net
穂乃果『雪穂、すっごい楽しみにしてたからね!』

海未「どういうことですか?」

穂乃果『…ほぇ?』

海未「雪穂は、こっちに来てるんですか?」

穂乃果『え…?まだ、会ってないの?』

海未「ええ…」

穂乃果『雪穂、夕方には出て行ったよ!?』

海未「…探してみます。」

穂乃果『穂乃果たちも、探してみる!!』

海未「わかりました。」

pi

海未「雪穂…」
47: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:18:06.54 ID:ZOjoXnZS.net
公園


雪穂「…」

雪穂(結局…見つけられなかった。)

雪穂「時間は…もう、10時前か…」

雪穂(…今更行っても、海未さんいないだろうな…)

雪穂「それに、なんて言えば良いのか…」

雪穂(無くしたなんて…言える訳ない。)


雪穂「家、帰りたくないなあ…」
雪穂「今日は、亜里沙の家に行こうかな…」

雪穂「…」



雪穂「ごめんなさい、海未さん…」グスッ








海未「…何がですか?」
48: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:23:03.89 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「…えっ?」

海未「まったく…探しましたよ。」
海未「こんな時間に、未成年が一人で…危ないですよ?」

雪穂「海未…さん…」

海未「来てくれた…そうですね。」

雪穂「…」

海未「…雪穂?」

雪穂「ごめんなさいっ!!」

雪穂「私…海未さんがくれたキーホルダー、無くしちゃって…」
雪穂「夕方まではあったの!」

雪穂「でも…見つからなくて…」グスッ

雪穂「ずっと持ってるって、待ってるって言ったのに…」

雪穂「ごめんなさい…」

雪穂「こんなんじゃ…待ってたなんて、言えなくて…」

海未「…」

雪穂「グスッ…ヒック…」






ギュッ
49: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:23:42.33 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「…」

海未「…馬鹿ですね。」
海未「あのキーホルダーより、雪穂の方が大事なんですよ?」

雪穂「海未さん…」

海未「形ある物は、いずれ壊れたり、消える物です。」
海未「ただ一つ、消えない物があるとすれば…気持ちだけです。」

海未「雪穂は、ずっと大事にしていてくれたのでしょう?」
海未「その気持ちが、私は何より嬉しいんです。」

雪穂「でも…でも!」

海未「雪穂は…今でも、私の事を想ってくれていますか?」

雪穂「…」グスッ

雪穂「…はい。」

海未「なら、それで十分です。」
海未「待たせてしまって、すみません。」







海未「…私と、共にいてもらえますか?」
50: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:27:43.61 ID:ZOjoXnZS.net
雪穂「…!」

雪穂「本当に…私でいいんですか…?」

海未「もちろんです。」

雪穂「でも…無くしちゃって…それで…」

海未「クスッ。」

海未「雪穂、手を出してください。」

雪穂「…こう?」

海未「いえ、左手を。」

雪穂「…?」スッ


キュッ


雪穂「これって…」

海未「これならもう、無くさないでしょう?」

海未「合格、おめでとうございます。」ニコッ
海未「それと…」




海未「大好きです、雪穂。」


雪穂「…私も、だいすきです。」







おわり
51: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:28:07.32 ID:ZOjoXnZS.net
エピローグ行きます。
54: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:31:12.67 ID:ZOjoXnZS.net
Epilogue


海未「…さて、行きましょうか。」
海未「穂乃果たちが待っています。」

雪穂「はい…」

雪穂「あ、海未さんも…」

海未「?」

海未「…ええ。」

雪穂「ペアの…なんですね。」

海未「ずっと一緒にいる、証ですよ。」

雪穂「…」

雪穂「あのベル、一緒に聞けなくてごめんなさい。」

海未「…いいんですよ。」
海未「これから…何度でも。」

海未「ずっと、機会はありますから。」

雪穂「…はい///」
56: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:34:55.02 ID:ZOjoXnZS.net
穂むら前


穂乃果「あっ!二人とも!!」

海未「心配おかけして、すみません。」

穂乃果「もう、本当に心配したんだよ!?」

ことり「…ふたりとも、お帰りなさい。」

雪穂「あ…ただいま。」

海未「お待たせしました、ことり、穂乃果。」

穂乃果「もう、おなかぺっこぺこだよ~。」

海未「ふふっ。ハイティーとお菓子を買って来たので、後で食べましょう。」

穂乃果「さっすが海未ちゃん!!」

雪穂「食べ物のことばっかり…」

ことり「…あれ?」
ことり「二人とも、その手…」
57: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:40:16.34 ID:ZOjoXnZS.net
穂乃果「あー!!指輪!!」

雪穂「あ…これは…」

海未「ええ…///」

ことり「海未ちゃん…」グスッ

穂乃果「ひゅーひゅー♪」

海未「ちゃ、茶化さないでください!」
海未「それに、ことりはどうして泣くんですか!!」

ことり「だって…幸せそうで…」
ことり「やっと叶ったんだなって思うと…」グスッ

穂乃果「ホントに、やっとだよー。」
穂乃果「どれだけ穂乃果達がハラハラしたか…」

海未「…ふふっ。二人とも、ありがとうございました。」

雪穂「その…」
雪穂「私も、ありがとう。」

穂乃果「雪穂が私にお礼!?」

雪穂「そ、そんなに驚く事じゃ無いでしょ!?」

穂乃果「だって…ねえ?」

ことり「ふふっ。」

穂乃果「とにかく、中入ろっ?」

ことり「うんっ♪」

穂乃果「パーティだよ!!」
58: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2014/12/24(水) 22:41:38.91 ID:ZOjoXnZS.net
海未「…ええ、クリスマスですからね♪」

穂乃果「おおっ、海未ちゃん乗り気だね~。」
穂乃果「先に上がってるよ!」

タッタッ


雪穂「もう…お姉ちゃんったら。」

海未「…」

海未「…雪穂。」

雪穂「どうしたんですか?」

海未「その…」

雪穂「?」



ちゅっ



海未「…く、クリスマスプレゼントですっ!!///」

ダダダッ


雪穂「え…?」

雪穂「…///」カアァ


雪穂「はあ…敵わないなあ…」クスッ


雪穂「ありがとうございます、海未さん。」



雪穂「ずっとずっと…大好きです。」





ほんとにおわり
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『雪穂「あのベルがなる時に。」』へのコメント

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