絵里「私のとなり……」

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絵里-アイキャッチ18
1: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:23:44.91 ID:1RYD2O2LO

希「絵里ち、キスしよか。」


絵里「…なに言ってるのよ。」


絵里「穂乃果たちに生徒会の仕事が大変そうだから手伝ってあげるっ」


絵里「…何て言っておいて、その私たちがふざけてどうするの?」


希「分かってるってー、でもいいやん!少しだけ…な?誰もいないし♪」


絵里「しつこいっ」ピシッ


希「あうっ!…イテテ…なにもチョップしないでも…」


絵里「希がいけないんじゃない」


希「だって…絵里ちの真剣な顔が、すーっごく魅力的で素敵やったし…」


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元スレ: 絵里「私のとなり……」

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2: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:25:32.33 ID:1RYD2O2LO
希「それに…前から言ってるやん?絵里ちのこと、好きって♪」


絵里「……」


絵里「はぁ…希、ちょっと手を出して」


希「?いいけど…」


絵里「ちゅっ」


希「ほぇ!?」


絵里「これは、希がしっかり働くようにの呪いだから…っ」プイッ


希「……いいっ!!」


絵里「えっ!?」


希「お姫様になったみたいでめっちゃ嬉しいっ」


絵里「…そう、ならちゃんと働いてくれるわよね?」


希「もちろんっ」


絵里「それじゃ、私はこの資料の事で先生と話してくるわ」


希「はーい、いってらっしゃい♪」
3: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:26:22.36 ID:1RYD2O2LO

ガチャ


絵里「……」


絵里(わわわわたし…手にキ、キス…なんて……っ!)


絵里(大丈夫かしら…いいっ!!なんて言っていたし…引かれてないわよね……うぅ…顔が熱い…///)


絵里「はっ!はやく先生のところに行かないーーっ!?」


にこ「絵里ーっ」ダキッ


絵里「きゃっ!」
4: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:27:10.57 ID:1RYD2O2LO
絵里「……にこ、何してるの?」


にこ「……」ギュー


絵里「ねぇ、聞いてる?」


にこ「……」ギューー


絵里「……いい加減にしないと、怒るわよ?」


にこ「うるさいわねーっ、今エリニウムをチャージしてるんだから静かにしててっ」ギューーー


絵里「え、エリ…ニウム?」


にこ「そう♪こうやって絵里をギューってしてると、すごく幸せな気持ちになって元気になれる…」


にこ「それがエリニウムってわけ!」ギューッ


絵里「ごめん、ちょっと意味が分からないわ…」


にこ「とにかく!ちょっとそのままじっとしててっ」ギュー


絵里「…それで、そのチャージっていうのはどれぐらいで終わるの?」


にこ「んー…絵里が私を選んでくれるまで…とか?」ニコッ


絵里「ふざけてないで、そろそろ離れてっ」グイー


にこ「いーやー!」
5: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:27:55.80 ID:1RYD2O2LO
絵里「どうしても離れないって言うなら…あれ、やるわよ?」


にこ「ま、まさか…っ」


絵里「ふぅー」


にこ「っ!?ふにぁ~…耳に息かけるのは…はんそくよ~…」ヘタリ


絵里「それじゃあ私、先生のところに行くから気を付けて帰りなさいよー」ダッ


にこ「ちょ、ちょっと待ちなさいっ…て、もういない!?」


タッタッタッタッ……


絵里「…ハァハァ…」


絵里(まったく、にこったらいきなり抱き付くんだもの……)


絵里(あ~…ドキドキが止まらないわ///)


絵里(こんな状態で先生の話、ちゃんと聞けるかしら…困ったわ……)


ガラッ


絵里「失礼します…」
6: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:28:37.96 ID:1RYD2O2LO


ガラッ


絵里「失礼しました」


絵里(ふぅー…意外と時間かかっちゃった…もう外も真っ暗だし……)


希「絵里ち、お疲れさんっ」


絵里「希…!」


絵里「もう帰ってると思ってた…どうしたの?」


希「絵里ちのこと待ってたんに決まってるやん」


絵里「え!?」


希「…って、言いたいところやけど…うちもちょうど今終わったところなんよー」


絵里「なんだそうだったのね…」


希「ん?どうしたん?絵里ち、なんだか不満げな顔してるけど…」


絵里「そ、そんなことないわよっ」


希「ふーん♪なるほどね~」ニヤニヤ


絵里「なによ、ニヤニヤして…」


希「いや~、なんもないよ~」ニヤニヤ


希「ただ、やっぱり絵里ちは可愛いなって思ってなー」ニヤニヤ


絵里「へ、変なこと言ってないで、もう暗いしはやく帰えるわよ!」


希「はーい♪」
7: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:29:25.75 ID:1RYD2O2LO


絵里「夜になると、一段と冷えるわね…」


希「そうやね…」


にこ「えーりーっ!」


絵里「にこっ!?」


にこ「まったく遅いわよっ、待ちくたびれちゃったじゃない!……う~さむい~」ブルブル


希「やっほー♪」ヒョコ


にこ「げ…っ希!?」


にこ「なんであんたがここにいるのよっ」


希「にこっちこそ、こんな時間まで何してるん?」


にこ「私は絵里の事を待っーー」


希「う・ち・の、絵里ちに何か用なん?」


にこ「なっ!なにがうちの絵里ちよっ」


にこ「絵里はわ・た・しの絵里なんだから!」


絵里「ちょ、ちょっと二人とも…?」


希「あー……にこっちの保護者的な意味ってこと?」


にこ「違うわよっ」
8: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:30:19.89 ID:1RYD2O2LO
にこ「希こそ、うちのってどういう意味よ…」


希「それは…///」


にこ「……」ジトー


希「こい…び…と……///」ボソ


にこ「聞こえないんですけど?」


希「恋人っ!……何度も言わせんといてよ…にこっちも意地が悪いなあ///」


にこ「……あきれた、寝言は寝てから言いなさいよねっ」


希「くっ、にこっちもなかなか言うようになったやん…」


にこ「ふんっ!ホルスタインは黙って、乳でも搾られてればいいのよっ」プイッ


希「……あれ~、ここの壁からにこっちの声がするなあ」コンコン


希「あっ…これ壁じゃなくて、にこっちの胸やんっ」


にこ「うぐ……ま、まぁいいわ、何と言われても絵里のとなりが似合うのは私しかいないから」


希「いやいや、うちがとなりの方がお似合いやと思うけどなあ……身長的にもっ」


にこ「分かってないわねー、大きければいいってもんでもないのよ……胸の脂肪も身長もね」


にこ・希「むむむーっ」
9: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:31:08.79 ID:1RYD2O2LO
絵里「二人とも……やめなさいっ!」ビシッ ビシッ


希「ひゃんっ!」


にこ「あうっ!」


絵里「にこ、希…周りを見て」


にこ・希「?」キョロキョロ


アレニコセンパイトノゾミセンパイダヨネ
ナニカイイアッテルミタイ
ケンカカナー


絵里「いくらもう暗いと言っても、部活動のある子達はまだいるのよ?」


にこ「希が悪いんだからねっ」コソコソ


希「にこっちの方こそ…」コソコソ


絵里「とにかくっ、こういうのはもうやめてもらえる?」


絵里「私の方が恥ずかしくて死にそうよ…」


にこ「…じゃあ、絵里がはっきりさせて?」


絵里「え?」


にこ「私と希…どっちが絵里の彼女にふさわしいか、はっきりさせてっ」


絵里「きゅ、急にそんなこと言われても…」


希「それには…うちも賛成かな」


絵里「希まで…」
10: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:31:46.84 ID:1RYD2O2LO
にこ「だから…デートしよ?」


絵里「……今なんて?」


にこ「デートよっ、デート!」


絵里「ちょっと待って…え?なんでそうなるの!?」


希「うちらとデートして、良かった方を選んでもらうってことやろ?」


にこ「そう、どっちが絵里に相応しいか……勝負よっ」


希「いいやん、敗けへんよ?」


にこ「臨むところだわ」


にこ「そうと決まれば早い方がいいわね…絵里、明日予定空いてる?」


絵里「明日?…特に予定はないけど…」


希「明後日は?」


絵里「その日は亜里沙と買い物に行く予定が…」


希「んー…じゃあ、明日の日中はにこっちに譲ってあげるっ」


にこ「日中?」


希「それでうちは…夕方からっていうのでどうやろ?」


にこ「なるほど…それでいいわ!」


にこ「それじゃあ絵里、明日10時に〇Ⅹランドで待ち合わせねっ」


希「うちは17時に駅で待ってるから、それに合わせて帰ってきてなあ」


にこ「希には負けないわよ?」


希「うちも、にこっちには負けへんよ?」


にこ・希(早く帰って明日の準備しないと…!)


にこ・希「それじゃあ絵里(ち)また明日っ」ダッ


絵里「……」ポツーン


絵里「え、えぇ!?ちょっと待っーー」

11: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:32:34.02 ID:1RYD2O2LO


絵里「って、にこ遅い…」


にこ「だーれだっ♪」ダキッ


絵里「!?」


絵里「…これって、普通は目を隠すものよね?」


にこ「どう?ドキッとした?」ウワメ


絵里「ま、まぁいろんな意味でね…」


にこ「エリニウム~~っ」ギュー


絵里「もうそれはいいからっ」


絵里「それにしても…なんで〇Ⅹランドなの?」


にこ「ふふふ、よくぞ聞いてくれたわね…」


にこ「これよっ」ピラッ
12: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:33:19.03 ID:1RYD2O2LO
絵里「カップル限定サービスデー?」


にこ「そう、今日カップルは…入場無料なの!」


絵里「え?でも私たち…」


にこ「さ、行くわよーっ」ガシッ


絵里「ちょ、ちょっと!そんなにくっつかれると歩きづらいわ」


にこ「いーのっ!今日は私たち恋人どうしなんだから♪」


スタッフ「いらっしゃいませー」


にこ「これ、お願いします」


スタッフ「…これは…カップル限定になりますが…」


にこ「カップルですが?」


スタッフ「…お二人は友達どうしでは…」


にこ「カップルです。」


スタッフ「いや…その……」


にこ「カップルです。なにか?」ニコッ


スタッフ「は、はいっ!こちらカップル特別入場券でございますっ」


にこ「ありがとうございまーす」


にこ「じゃあ行こっ?」


絵里「……」


にこ「私たち、恋人どうしに見られてるのね!なんだか…照れちゃう~///」


絵里「そ、そうね…」


絵里(ハラショー…すごい殺気だったわ……)
13: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:33:49.99 ID:1RYD2O2LO
にこ「ねぇねぇ!まずはどこ行く?」


絵里「んー、そうね…あれなんていいんじゃないかしら?」


にこ「メリーゴーランド!?」


絵里「私、絶叫系あまり得意じゃないから…」


にこ「じゃあとりあえず乗ってみる?」


~~♪グルグルー


にこ「なんか…この歳になって乗ると…」


絵里「恥ずかしさと、虚しさだけが残る…」


にこ「さ、さあ気を取り直して次はあそこっ」ユビサシ


絵里「いやっ!!」


にこ「〇Ⅹランドに来たらあそこにはいかないと…」


絵里「私がお化けとかダメなの知ってるでしょ!?」


にこ「大丈夫よー、なんたって私がついてるんだからっ」


にこ「ほら、行くわよ!」グイー


絵里「いーやーっ」
14: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:34:30.47 ID:1RYD2O2LO


スタッフ「それでは、次の方どうぞー」


絵里「ねぇにこ、私から離れないで?…絶対よ?」ガタブル


にこ「もー…仕方ないわねー♪」


にこ「私がちゃんと守ってあげるからっ」


絵里「にこだけが頼りなんだからね…」ギュッ


にこ「そんなにくっつかれると歩きづらいじゃないー♪」


絵里「真似しないで…」ウルウル


にこ(涙目になってる…可愛すぎなんですけどっ! )


にこ「それじゃあ…行くよ?」


絵里「…うん」ギューッ


ギィィー……バタンッ


絵里「……っ!?」ビクッ


にこ「大丈夫よっ、ただ入口がしまっただけだから…ね?」


絵里「そ、そうね…」


ガタガタッ


絵里「キャーーッ!」


にこ「だ、大丈夫大丈夫…」


バンッ


絵里「ひぃっ!」


にこ「…ダイジョーブヨー…」


ザッ…ザッ…ザッ……タスケテェェ…


にこ・絵里「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ダッ
15: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:35:19.93 ID:1RYD2O2LO


にこ「怖かったぁ…」ゼェーゼェー…


絵里「…もう、私耐えられない…」ハァハァ…


にこ「そもそも、絵里が大声だすから余計に怖かったのよ」


絵里「にこなんか、私が守るなんか言っておいて…一目散に逃げてたじゃないっ」


にこ・絵里「………」


絵里「…ぷっ」


にこ「なによ、何がおかしいの?」


絵里「うふふ…ごめんなさい今まで恋人っていうのを意識しすぎてたみたい…」


絵里「せっかくにこに誘ってもらったんだもの…楽しまなくちゃ損よねっ」


にこ「絵里…っ」


絵里「今日は楽しむわよ♪ほら、行きましょ?」


にこ「よーっし!私が完璧にエスコートしてあげるっ」


絵里「あ、それと…この腕組んで歩くのだけど…」


にこ「…やっぱり…いや?」


絵里「ううん、こうやって二人で寄り添って歩いてると、暖かいなーって…だから…」


にこ「まぁ、絵里がいやって言っても離れるつもりはないけどねっ」ギュー


絵里「そう…なら私もっ」ギュー


にこ「えへへ♪じゃ行こっ」


絵里「えぇ♪」
16: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:35:49.27 ID:1RYD2O2LO


にこ「だいぶ日も落ちてきたわね…」


絵里「乗れるのは…そうね、あと一つぐらいかしら…」


ピンポンパンポーン


アナウンス「まもなく観覧車にて、カップル限定運転がはじまります。特別入場券をお持ちの方は、観覧車乗り場までお越しください。」


絵里「カップル限定運転?」


にこ「ふふふ…ついに来たわね…さ、行くわよーっ」


絵里「え…ちょ、ちょっとどういうこと!?」


にこ「いいからいいからっ♪」
17: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:37:05.86 ID:1RYD2O2LO


スタッフ「入場券の確認をさせていただきます。」


にこ「はい♪」


スタッフ「はい。それでは足元にお気をつけてお乗りください。」


にこ「はーい!さぁ絵里、乗った乗ったー♪」グイグイ


絵里「わ、分かったから押さないでっ」


スタッフ「ドア閉めまーす。」


バタンッ


にこ「はい、このアイマスクつけて?」


絵里「…分かったわ、こうなったらとことん付き合ってあげる」


にこ「ありがとうっ、じゃあ私がいーよって言うまで外しちゃダメだからね?」


絵里「はいはい」


絵里(いきなり、アイマスク着けてなんて何かしら…)


にこ「そろそろね…」


ガコンッ
18: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:40:26.87 ID:1RYD2O2LO
絵里「えっ!?なんの音?…停まったみたいだけど…」


にこ「外していーよっ♪」


絵里「……」スッ


絵里「ハラショー…!キレイな夕焼け…」


絵里「息を飲むほどの美しさって、まさにこのことね…」


にこ「でしょ?本当はこれをどーしても絵里に見せたくて、今日ここに誘ったのっ」


絵里「私のためにそこまで…うれしいわ♪」


にこ「あたりまえじゃない!好きな人を喜ばせるためならこれぐらいっ」


絵里「……」ジー


にこ「な、なに?私の顔…何かついてる?」


絵里「うふふ…そうね、取ってあげるからこっちきて?」


にこ「うんっ…よいしょっと…」


絵里「目をつぶって?」


にこ「え?うん…」


絵里「今日はありがと…ちゅっ」


にこ「んっ…!?///」


にこ「ぷはぁっ…あっ……えぇ!?///」


絵里「…そのー…あれよ…今日のお礼…かな?///」
19: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:40:58.50 ID:1RYD2O2LO
にこ「…ずるい…」ボソッ


絵里「え?」


にこ「ずるいわよっ、この完璧なロケーションで私からしようと思ってたのに…不意打ちなんて…///」


絵里「ごめんなさいね♪」


にこ「するいっずるいっずるいっ!」


にこ「こうなったら…私からも…っ!ちゅ~…」


絵里「だーめっ」ピトッ


にこ「うっ…指を当ててくるなんて…これはこれでなんかいいじゃない…」


絵里「じゃあ、今日はこれで我慢してもらえるかしら?」


にこ「…仕方ないわねー」


にこ「ま、これで選ばれさえすればイチャつき放題なわけだし?」


絵里「そ、そうね…」
20: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:41:37.12 ID:1RYD2O2LO
ガコンッ ガチャ


スタッフ「はい。お疲れさまでしたー」


にこ「あ…終わっちゃった…全然景色見れなかったーっ」


絵里「うふふ…じゃあ、そろそろ帰りましょう?」


にこ「…はーい」


絵里「ほら、また腕組んであげるから、そんなに拗ねないのっ…ね?」


にこ「えへへ…暖かい♪」

21: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:42:54.62 ID:1RYD2O2LO


ガタンゴトン プシュー


絵里「それじゃあ、希が待ってるから…私はここで降りるわね…気をつけて帰りなさいよ?」


にこ「はーい、またね♪」フリフリー


絵里「またね♪」フリフリー


プシュー ガタンゴトン


絵里「ふぅー…」


絵里(楽しくってついはしゃぎ過ぎちゃったな…)


希「えーりーちーっ」ダキッ


絵里「きゃっ!」
22: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:43:42.70 ID:1RYD2O2LO
絵里「希…ビックリしたじゃないっ」


希「ごめん、やっと絵里ちに会えたからうれしくってー」


絵里「まったくもう…」


希「じゃあ、行こかー」


絵里「どこに行くの?」


希「日中、にこっちに引っ張り回されて疲れたやろ?」


絵里「まぁ、そうね…」


希「やっぱりねー…だから、目的地はうちの部屋♪」


絵里「希の部屋?」


希「そ!ゆっくりのんびり休んでもらおうと思ってなあ」


絵里「なるほど、それはありがたいわ♪」


希「やろ?それじゃあ、しゅっぱーつ!」
23: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:44:46.19 ID:1RYD2O2LO
テクテクテク


絵里「さすがに暗くなると一段と冷えるわね…」


希「そうやね…って絵里ち、手袋ないの?」


絵里「え?手袋?してる……ない!?」


絵里「あれ?ない…ポケットにもないっ」


希「もしかして…」


絵里「…電車のなかに落としてきちゃったみたい…」シュン


希「んー……あっ!」


希「まぁまぁ、これ貸してあげるから元気だして?」


絵里「手袋…の左手?」


絵里「ダメよ…これじゃ希の手が冷えちゃうじゃないっ」


希「大丈夫♪」


絵里「それってどういう…」


希「絵里ち、右手貸してー」


絵里「いいけど…」スッ


希「そしたら、絵里ちの指の間にうちの指を挟んでいって…ぎゅっ」


希「はい!恋人つなぎの完成っ♪」


絵里「っ!これ…結構照れるわね…///」
24: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:45:16.63 ID:1RYD2O2LO
絵里「で、でもこれじゃまだ寒いから…やっぱり、手袋返すわ…」


希「ふふふ、絵里ちはあまいなあ…えいっ!」ズボッ


絵里「ちょ、ちょっと!///」


希「手袋貸してあげたんやし、ポケットぐらい貸してくれてもいいやん?」


絵里「え…ま、まぁいいけど…///」


希「えへへ…あったかい♪」


絵里「まったく、希には敵わないわ……あれ?」


希「ん?どうしたの?」


絵里「雪…っ」


希「わー…ほんとやねっ」


絵里「どうりで寒いわけね…」


希「ささ、早く部屋で暖まろ?」


絵里「えぇ」
25: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:45:53.31 ID:1RYD2O2LO


カチッ ガチャ


希「ただいまー、うー寒い…」


絵里「雪も本降りになってきたわね、おじゃまします」


希「絵里ちはお風呂先に入ってきて?うちはその間に、料理の仕上げしとくからー」


絵里「それは何だかわるいわ…何かあれば手伝うわよ?」


希「いーのいーの、今日は絵里ちに休んでもらうって言うたやろ?」


絵里「そう…なら甘えさせてもらおうかしら」


希「はいはーい、いってらしっしゃーい」フリフリ―


希(さーって…どう口実作って覗こうかなー♪)


絵里「あ、希…」


希「なに?」


絵里「覗いたり入ってきたりしたら、私帰るからね?」


希「わ、分かってるってー」


希「……わしわしも?」


絵里「ダメよ。」


希「…ごゆっくりどうぞー…」


絵里「ありがとっ♪」
26: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:46:42.16 ID:1RYD2O2LO


ザバーッ…


絵里(くぅ~…温かいわ~)


絵里(お風呂に入れてくれて、ご飯も準備してくれて…至れり尽くせりって感じね…)


バッ


絵里「ーーっ!?」


絵里「えっ!?な、なに?停電?」


希「絵里ちー、大丈夫?」


絵里「希…!」


希「外の大雪の影響かな、停電しちゃったみたいなんよ…危ないから動かんといてな?」


絵里「わ、分かったわ…」


希「怖い?」


絵里「うん…」


希「それじゃあー……」ヌギヌギ


ガチャ


絵里「…え?」


ザバーッ


希「ふぅ~あったまる~♪あ、絵里ちの肌めっちゃすべすべやんっ」


絵里「の、希っ!?///」
27: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:47:11.59 ID:1RYD2O2LO
希「なに?」


絵里「な、何で?入ってきたら帰るって……///」


希「いやー、絵里ちが怖いって言うから一緒にいてあげようかなあって♪」


絵里「確かに言ったし、気持ちはうれしいけど…さすがに恥ずかしいわ…///」


希「でも、もう怖くないやろ?」


絵里「あ…ホント、怖くない…かも…」


希「なら、このままいてもいい?」


絵里「……うん///」


希「ありがと♪」
28: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:48:09.74 ID:1RYD2O2LO
希「ところで今日は、にこっちと何してきたん?」


絵里「え?あぁ、〇Ⅹランドに行ってきたの」


希「へぇーそうなんやー、それでそれで?」


絵里「それでね、にこったらーー」


絵里「ーーってことがあって、私ったらついはしゃぎ過ぎちゃって…でも楽しかったわ♪」


希「ホントに楽しかったんやねー…」


絵里「だうしたの?なんか元気がないみたいたい…」


絵里「ってごめん、私ったら自分の話ばっかり……よりによってにこの事だし……」


希「ううん。聞いたのはうちやしいいんよ…いいんやけど……」


希「ちょっとだけ…妬いちゃうな……」ボソッ


絵里「希…」


絵里「それじゃあ、今度は希の話を聞かせて?」


希「え、うち?」


絵里「私は話したんだから…次は希の番でしょ?今日はなにをしていたの?」


希「えーっと…うちは朝起きてーー」


希「ーーそれで、絵里ちを迎えにいったんよ」


絵里「そうだったの、これは希の手料理…期待しちゃうわね♪」


希「うちのパワー、いーっぱい注入したから、疲れなんてどっか行っちゃうよ?」


絵里「希のスピリチュアルパワーは効果絶大だものね」


希「もちろんっ、だけど…今日はそれだけじゃないんやなあ」


絵里「え?何をいれたのかしら…」


希「すばりっ、ラブパワー!」


絵里「ラブ…パワー……うふふ、それは楽しみね♪」


希「あーっ!今絵里ちちょっとバカにーー」


パッ


絵里「電気…ついたみたいね…」


希「じゃあ…ご飯にしよか?」


絵里「そうね♪」
29: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:48:57.73 ID:1RYD2O2LO


絵里「ごちそうさまでした」


希「お粗末さまでした♪」


絵里「ホントすっごく美味しかったわ♪」


希「もう、さっきからそればっかりやん」ニコニコ


絵里「希はきっと、いい奥さんになるわねっ」


希「お!絢瀬 希かあ……いいやんっ♪」


絵里「…いや、そう言うことじゃなくて……」


希「じょーだん♪」


絵里「まったく……ふわぁ~~…」


希「もう眠い?」


絵里「ごめんなさい…今日は色々ありすぎて疲れちゃったみたい…」


希「まぁムリもないね…じゃあもう寝よか」


絵里「え!?いいの?」


希「確かにちょっと早いけど、絵里ちに無理はさせたくないからなあ」


希「さぁーって、うちも洗い物は明日にして寝ーちゃおっ」


絵里「うふふ、やっぱりいい奥さんになりそう」


希「ありがと♪」
30: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:49:43.23 ID:1RYD2O2LO
希「それじゃあ、絵里ちはベッドを使って?うちは床で寝るからー」


絵里「私が床でいいわよ?」


希「いいの!絵里ちはベッドを使ってくださいっ」


絵里「はい…」


希「うんしょ…よいしょ……」シキシキ


絵里「希、やっぱり……」


希「いーのっ!」


絵里「いや、違うの…」


希「絵里ち?」


絵里「その…えーっと…こっちで…寝るなんてのはどうかしら……///」ポンポン


希「それって……一緒に寝るってこと!?」


絵里「……うん///」


希「さんせーいっ!!」ピョーン ボフッ


絵里「きゃっ、そんなに勢いよく来なくても…」


希「えへへ…だって嬉しかったんやもん♪」


絵里「……///」


絵里「さ、もう寝るからねっ」


希「おやすみー♪」
31: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:50:30.26 ID:1RYD2O2LO
絵里「……」


希「……」


希「もう寝た?」


絵里「…そういうのいいから。」


希「はーい…」


絵里「……」


希「……」


絵里「…ねぇ、希?」


希「……」スースー


絵里「えっ!ホントに寝ちゃったの?」


希「……」スースー


絵里「まさか、ホントに寝ちゃうなんて……」


絵里(希もなんだかんだ言って疲れてたみたいね…)


絵里(私のために色々してくれてたみたいだし……)


希「……」スースー


絵里「…希、今日はありがとね…ちゅっ」


希「んっ……」スースー


絵里(うふふ…二人のせいで私も、なんだか大胆になっちゃったみたい…)


絵里「おやすみ♪」


希「……」スースー


絵里「……」スースー


希「……寝ちゃったみたいやね」


希(本当ならうちからもしたいところやけど…)


希(今日のところは寝かしてあげよかな)


希「おやすみ…絵里ち♪」
32: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:51:07.74 ID:1RYD2O2LO


絵里「あの先生と話してると長くなっちゃうのよね…」


絵里「ってもう真っ暗じゃない…二人とももう帰っちゃてるだろうし、今日は一人かな…」


にこ・希「えーり(ち)!」


絵里「にこ!希!なんでいるの?」


希「一緒に帰ろうかなあって待ってたんよー」


にこ「それに、この前のどっちを選ぶかって話もまだ終わってないしねっ」


希「そーそー!」


にこ「私か…」


希「うちか…」


にこ・希「さぁ、絵里(ち)!」


絵里「うふふ♪」


にこ・希「え?」


絵里「いや、私って意外と欲張りなんだなってね」


にこ「それって…」


希「どういう…」
33: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:51:52.98 ID:1RYD2O2LO
絵里「にこ?」ギュッ


絵里「希?」ギュッ


絵里「どっちか一人だけがとなりにいるなんて、認めないわ」


にこ・希「絵里(ち)……!」


絵里「私は二人がいないと満足できないのっ」


絵里「だから嫌だって言っても、この手は離さないからねっ♪」ニコッ


にこ・希「ーーっ///」


にこ「し、仕方ないわねー///」


希「そ、そうやね…絵里ちが言うなら///」


絵里「ありがと♪二人とも……大好き♪」




end
34: ◆U5ptAAXdhE 2016/01/01(金) 20:53:56.04 ID:1RYD2O2LO
最後までお付き合いくださりありがとうございました!

初めて百合ものに挑戦してみたんですが……ちゃんと百合になってますかね?w

でわでわー

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絵里「私のとなり……」
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