真姫「真姫ちゃん特製のスムージー」

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真姫-アイキャッチ19
1: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 13:13:50.84 ID:AlsQ0ntZ.net
にこ「ふーん?」クンクン

真姫「栄養学的にも科学的にも効果があるドリンクよ」

にこ「へぇー、飲んでみてもいい?」

真姫「ええ、にこちゃんにあげるわ」

にこ「そう? ありがと」クピッ

真姫「……」

にこ「けっこー飲みやすいわね、何使ってるの?」ゴクゴク

真姫「……………企業秘密よ」

にこ「ふーん」ゴクゴク



真姫「…………………」

元スレ: 真姫「真姫ちゃん特製のスムージー」

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2: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 13:18:28.11 ID:AlsQ0ntZ.net
翌日

にこ「ねぇ真姫ちゃん……昨日の奴ってまだある?」

真姫「あるわよ?」

にこ「本当?真姫ちゃーん、もう一本ちょうだい?」

真姫「いいけど……そんなに気に入ったの?」ハイコレ

にこ「んー、一回飲んだだけなんだけどー。なんだか本当に体の調子が良くなった気がするのよねー」アリガト

真姫「そう……」

にこ「この味も、最初はそんなにって感じだったけどー、結構クセになんのよねー」チューゴクゴク

真姫「…そう、そうね……」

にこ「?」
4: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 13:22:40.40 ID:AlsQ0ntZ.net
翌日

にこ「真姫ちゃーん!」

真姫「はいはい、またスムージー?」

にこ「そう……駄目?」ウルウル

真姫「はぁ…用意してあるわよ」

にこ「やったー!ありがとー真姫ちゃーん!」ダキッ

真姫「……ねぇ」

にこ「?」

真姫「よかったらもう一本あるけど……」

にこ「本当!?」

真姫「でも… 代わりに一つお願いを聞いてもらってもいいかしら」

にこ「え~?」

真姫「材料だってタダってわけにも行かないのよ、かといってお金を取るのもイヤだし……」

にこ「…まぁいいわ、何?」

真姫「そうね、じゃあ……ホッペにキスしてくれない?」

にこ「はぁ?」

真姫「それだけでいいの、形だけのお代」

にこ「う~…… 仕方ないわねっ、はいっ」チュッ
7: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 13:27:41.04 ID:AlsQ0ntZ.net
―――――――――

にこ「真姫ちゃん……」チュッ

真姫「はいはい」

にこ「んっ…」ゴクゴク

真姫「……」

にこ「っぷぁ、はっ、ん……」ゴクゴク ダラダラ 

真姫「にこちゃん、こぼれてるわよ」

にこ「えっ、あ……うん……」ペロッ



真姫「…よかったら、定期的に届けるわよ?」

にこ「っ! 本当?」

真姫「ええ」

真姫「そのかわり……」
8: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 13:32:34.71 ID:AlsQ0ntZ.net
2週間後


花陽「…にこちゃん?クマがひどいよ…?」

にこ「そう?」

海未「確かに酷いですね……夜しっかりと眠れていないのでは?」

にこ「そんなことないわよ……」フラフラ

海未「夜更かしも偶にはいいかもしれませんが、練習やライブに支障が出るようではだめですよ?」

にこ「分かってるわよ……」

希「……」
9: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 13:36:49.51 ID:AlsQ0ntZ.net
にこ「…」ゲッソリ

希「…にこっち、最近痩せすぎちゃう?ごはんちゃんと食べてるん?」

にこ「んー? いーのよ、このぐらいで……」

希「……」ナデナデ

にこ「ん…何よ急に」

希(……顔色も悪いし、髪もパサパサやん……)

希「…お昼ご飯は?」

にこ「食べてるわよ?」

希「今日一緒に食べよ?」

にこ「別にいいけど……」
10: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 13:44:44.58 ID:AlsQ0ntZ.net
希「にこっち、お弁当は?」

にこ「コレよ」コトッ

希「何なんそれ」

にこ「真姫ちゃん特製のスムージー」

希「それだけでお腹空かないん?」

にこ「うん」チュー

希「……」

希「にこっち、ちょっとソレ見せて?」

にこ「ん? 返してよ?」



希「……」スンスン

希(………別に変な臭いはしないけど…)


希「…にこっち、ちょっとコレ貰ってもいい?」

にこ「!? 駄目!!!」

希「」ビクッ
11: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 13:48:02.89 ID:AlsQ0ntZ.net
希「ちょっとだけ、ほんのちょっとでいいから」

にこ「駄目に決まってんでしょ!返して!!」グイッ

ツルッ

にこ「あっ……」

希「あっ」

バシャッ ユカドバァ



希「あっ、ご、ごめん!」

にこ「あっ…もったない……」ペタン

希「え」

にこ「ん……」
12: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 13:50:16.32 ID:AlsQ0ntZ.net
ザワッ

にこ「ふっ…じゅずっ、じゅるる……ずぞっ……」

希「に…にこっち……?」

にこ「ふぅ… ずず……あっ…広がっちゃ……あむ……ずっずずずっ……」

希「にこっち!汚いって!床なんか……」

にこ「もったいない……飲まないと……」ペロペロ

希「にこっち!にこっちって!!」

パンッ

希「っ!?」

にこ「……邪魔しないで……!」


希「……!」
17: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 15:52:06.26 ID:AlsQ0ntZ.net
希(にこっち……明らかに普通じゃない…)

希(真姫ちゃん特製ってまさか…… そら真姫ちゃんがにこっちの事好きなん知ってるけど……)

希(………)




希「真姫ちゃん、ちょっといい?」

真姫「?」

希「にこっちの事なんやけど……」

真姫「……何?」
20: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 16:51:15.02 ID:AlsQ0ntZ.net
希「……にこっちの様子がおかしいんやけど……真姫ちゃん、なんか知らん?」

真姫「何で私に聞くの?」ピリッ

希「…それは……」

真姫「言いたいことがあるならハッキリと言ったら?」

希「……」

希「…分かった」


希「にこっちがな、真姫ちゃんから貰ったっていうジュースを飲んでたんよ」

真姫「…」

希「そのジュース、にこっちが、床にこぼれたジュースを手で必死に集めて……最後には床を舐めてまで飲もうとしてたんや……」

真姫「それで?」

希「…素人のウチにはなんもわからん、けど、あのジュースがおかしいって事ぐらいは気づく……」

希「真姫ちゃん……あのジュース…… あのジュースには、何かおかしな物が入ってたんと違う?」

真姫「おかしな物?」

希「例えば……アブナイ薬とか……」

真姫「……」
21: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 17:03:23.55 ID:AlsQ0ntZ.net
希「……真姫ちゃん、もし、ウチの言う事が当たってたとしても、何も言わなくていい……」

希「ただ、もうそれを止めて欲しい。 そして、いつも通り、今まで通りの関係でいたい、それだけなんよ」

真姫「……」

希「よくは知らないけど、にこっちだってまだ助かる、絶対に治るはずや!」

希「真姫ちゃん…お願い……にこっちを助けてあげて……」ポロポロ

真姫「…」

希「このままじゃ、にこっちがどんどんおかしくなって…にこっちじゃ無くなってまう…」ポロポロ

真姫「はぁ……」


真姫「お断りします」

希「えっ」

真姫「それで?」

希「えっ…それでって……」

真姫「それで? 私はやめるつもりは無いわ」

真姫「希は私にお願いって言ったけれど、私がそれを聞かないとしたらどうするつもりなの?」
22: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 17:04:38.77 ID:AlsQ0ntZ.net
希「どうするって……」

真姫「どこかに訴えて出てみる? そうすれば、すべては明らかになるかもしれないわね」

真姫「希の推理通り、私が危険ドラッグや麻薬をにこちゃんに与えて、にこちゃんが薬物中毒になっている か も し れ な い」

真姫「そうなれば、私は逮捕されて、私の家族も共犯、病院も潰れてしまうでしょうね」

真姫「ただ、そうなった場合、どうなるか分かる?」

希「どうって……」

真姫「そうね、過程はどうであれ、にこちゃんは間違いなく退学になるでしょうね」
23: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 17:09:43.89 ID:AlsQ0ntZ.net
真姫「にこちゃんだけじゃないわ、私たちμ'sのメンバー全員に疑いがかかるわ」

真姫「ただでさえスクールアイドルという特殊な環境に身を置いているんだもの、裏で何かがあるって想像する人は少なくないわ」

真姫「…いえ、それどころかこの学校も廃校になるでしょうね。ただでさえ廃校寸前だったのに、その上こんなスキャンダルなんて」

真姫「ことりはどれほど悲しむのかしら、穂乃果も海未も絵里も、せっかく自分たちの手で廃校を阻止したっていうのに。信じていたメンバーのせいで廃校なんて」

真姫「花陽や凛はどうなるかしら、ここが廃校になったらまた新たな環境に放り出されて」

真姫「花陽はともかく、凛の学力じゃ近くの共学の私立校が精いっぱいでしょうね。きっと花陽も凛に合わせてそこに入る」

真姫「そうなれば…凛も花陽もアイドルとして有名人、しかも不穏な噂まで…… 普通の高校生活が送れると思う?」

真姫「それに、にこちゃんの家庭環境は知ってるでしょ? にこちゃんのママが女手一つで子供4人を育てて……」

真姫「ようやく働ける年齢になったと思ったら薬物で学校を退学。 にこちゃんのママはどう思うかしら」

真姫「にこちゃんのその後の人生もどうなるかしら、高校も卒業していない女の子にロクな働き口なんてあると思う?しかも前科持ちなんて」

希「……ッ」
24: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 17:19:27.56 ID:AlsQ0ntZ.net
バンッ

希「~~ッッ!!」ギリッ

真姫「…落ち着きなさいよ、今の話は全部仮定の話でしょ」

真姫「『希が訴えてそれが事実だったとしたら』の話」

真姫「希が訴えなければ、誰も不幸にならないわ… そもそも、希の勘違いかもしれないもの」



真姫「…私は知ってるわ、希の優しさを」

真姫「皆のスクールアイドルの活動を支えてくれた、メンバーの心の拠り所となってくれた、μ'sが出来るまでの間、にこちゃんを応援してあげていた」

真姫「希は、みんなの幸福を願ってくれていた……」

真姫「そんな希は、皆を不幸にすることなんかできない。でしょう?」
26: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 17:24:55.70 ID:AlsQ0ntZ.net
希「……だったら」

希「だったらにこっちを見捨てろって言うんか!壊れていくにこっちを!」バンッ

真姫「……」



真姫「……希、アナタって何様なの?」

希「は?」

真姫「希はにこちゃんの何? ただの同級生の友達でしょ? そんなに必死ににこちゃんを救う理由があるの?」

真姫「にこちゃんの面倒は一生私が見るわ。もちろん、にこちゃんの家族だって私が背負う」

真姫「とりあえず、卒業までにこちゃんは私がコントロールする、ラストライブだって問題なくこなして見せる」

真姫「絶対に不自由はさせない、にこちゃんにはにこちゃんが望む人生を送らせてあげるつもり」

真姫「私の一生はにこちゃんの為に使うわ」



真姫「今希が一般常識を振りかざして、正義感で行動しているのとはワケが違うの」

真姫「あなたが軽率な行動をすれば、真実が明らかになるかもしれない」

真姫「ただ、それで満足するのはアナタだけ、それ以外の場所では多くの不幸を呼ぶことになる」

真姫「…わかった? 希にはもう何もできることは無いんだから」

真姫「……でも、そうね… 希の言うことも聞いてあげるわよ」

真姫「明日からも、いつも通り、今まで通りの暮らしをしましょ、にこちゃんにもそうさせるわ」
27: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 17:25:25.41 ID:AlsQ0ntZ.net
その後、にこちゃんは幸せに暮らしましたとさ


終わり
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