海未「私の宝物たち」

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海未-アイキャッチ45
1: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:34:18.95 ID:uBf5aSuQ.net
海未「もうすぐ3月15日、私の誕生日ですね」

海未「正直楽しみです。まさかこの歳で誕生日が楽しみだなんて自分でもびっくりです」

海未「μ'sの中では一番最後ですからね、今までみんなを祝ってきてますから大体やることは分かっていますけど」

海未「みんなもなんだかそわそわしてますがもう隠す必要もないんじゃないでしょうか?」

海未「今までは主に穂乃果とことりの二人が色々してくれましたが今年は九人なんですよね……」

海未「心の底から信頼できる仲間に祝ってもらえるなんてこれも穂乃果のおかげでしょうか」

海未「ふふっ、ちょっとアルバムでも見返してみましょうか」

元スレ: 海未「私の宝物たち」

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2: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:36:30.45 ID:uBf5aSuQ.net
海未「実は今まで穂乃果とことりから貰ったプレゼントは全部写真にも撮ってアルバムに一緒に保存してあるんですよね」

海未「小学校に入学してから今までの分計十個ずつですか」

海未「中学に入ってからは服や私が好きな作家の本が多かったですが小学生の頃は色々貰いましたね」

海未「もちろん現物もしっかりとっておいてありますが写真と照らし合わせて少し振り返ってみましょうか」

海未「ええとまずは……」

海未「これは一年生の時のですね、三人で撮った写真もあります。二人とも小さくてかわいいです……」

海未「この時はことりからは髪留めを頂きましたね。普段は髪を結ったりはしないのですがたまに使わせていただきましたね」

海未「この頃からことりはおしゃれに興味があったとは流石です……」

海未「そして穂乃果からは……なんでもいうことをきくけん、ですか。穂乃果らしいですね」

海未「たしかあの時は……」
3: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:38:36.24 ID:uBf5aSuQ.net
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穂乃果「うみちゃん、たんじょう日おめでと~!」

ことり「おめでとう、うみちゃん」

海未「ありがとうございます、二人とも」

穂乃果「うみちゃんやっと7才、ほのかたちと同い年だね!」

ことり「うみちゃんはたんじょう日がおそいからね」

うみ「しょうがないじゃないですか」

ことり「でもうみちゃんがいちばん大人だと思うな~」

穂乃果「そんなことないって!ほのかがいちばん大人だもん!」

ことり「う~ん」

穂乃果「ほのかのほうが先に生まれたし背も二人より高いもん!」

海未「身長はかんけいないような……」
4: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:40:46.46 ID:uBf5aSuQ.net
ことり「それに大人の人はもっとおちついた感じじゃない?」

穂乃果「む~」

海未「ま、まあまあそれくらいにしてください」

穂乃果「そうだね。せっかくうみちゃんのたんじょう日なんだからね!」

ことり「ごめんね二人とも」

穂乃果「じゃあさっそくケーキ食べよう!」

ことり「主役はうみちゃんだよ~」

海未「二人もぜひ食べてください。みんなでおいしく食べましょう」

穂乃果「わ~い」

ことり「そうだ、先にことりからのプレゼント渡しちゃうね」

海未「今ですか?」

ことり「うん、ヘアゴムなんだけどできれば今つけてほしくて」

海未「ありがとうございます」
5: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:42:38.81 ID:uBf5aSuQ.net
ことり「うみちゃん髪キレイだからどんな髪型も似合うと思うんだ。うみちゃん、つけてみて?」

海未「ええと、ことりが結んでくれませんか?自分じゃなれてなくて……」

ことり「うん!ことりにおまかせ!」

海未「ありがとうございます」

ことり「じゃあポニーテールにしちゃおうかなぁ」

穂乃果「ことりちゃんばっかりズルい!ほのかもプレゼントあげる!」

海未「あ、ありがとうございます」

ことり「ごめんねほのかちゃん。はい、うみちゃんできたよ」

海未「いつもとちがう髪型はなんだかはずかしいです……」

穂乃果「うみちゃんかわいいよ。じしんもって!」

ことり「そうだようみちゃん」

海未「はい。それよりほのかのプレゼントは?」
6: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:44:59.17 ID:uBf5aSuQ.net
穂乃果「ええっとね、はいこれ!」

海未「これは……『なんでもいうことをきくけん』ですか?」

穂乃果「何をあげていいか思いつかなくて……」

海未「それで……」

穂乃果「でもそれがあればほのかなんでもしてあげるよ!ちゅーしてって言えばちゅーだってしてあげる!」

海未「は、ハレンチです!」

穂乃果「はれんち?」

ことり「なあに、それ?」

海未「と、とにかくそういうのは好きな人とするものです!」

穂乃果「うみちゃんはほのかのこと好きじゃないの?」

海未「そんなことはないですが……」

穂乃果「まあ5枚しかないからしんちょうにね」

海未「はい」


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7: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:47:12.03 ID:uBf5aSuQ.net
海未「なんてことがありましたね」

海未「穂乃果から貰ったこの券は結局1枚しか使っていませんね。穂乃果にせがまれて一回使ったんでしたっけ。内容は確か……」

海未「ふむ、有効期限などは書かれていませんしまだ有効なんでしょうか?それならぜひ自分で宿題をやってきてもらいたいものですが……」

海未「ことりから貰ったものはもう汚れてしまってますしゴムが伸びてしまっていますね」

海未「なんだかもったいなくて数えるほどしか使っていなかったのですが……」

海未「それでも捨てることができないんですよね」
8: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:48:30.01 ID:uBf5aSuQ.net
海未「次に二年生の時の写真です」

海未「この時は二人で一緒に作ってくれた絵本でしたね。ある程度はことりにお母さまにも手伝っていただいたそうですが」

海未「これは本当に私の大事な宝物で、ですがこれももうボロボロになってしまいましたね……」

海未「久々に読み返してみましょうか」
9: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:49:37.62 ID:uBf5aSuQ.net
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静かな山の中にとっても仲のいい子犬と小鳥と子ウサギが住んでいました

とても元気な子犬さん、とても優しい小鳥さん、恥ずかしがり屋だけどとても友達想いの子ウサギさん

3匹はとっても仲良しでいつも一緒に遊んでいました

しかしウサギさんはとても恥ずかしがり屋なせいか他の動物たちとなかなか仲良くなることができずにいました

そこで子犬さんと小鳥さんはなんとかみんなとも仲良くなる方法はないかと考えました

「そうだ!もう恥ずかしいって気持ちが無くなるぐらい大きな声で叫んでみるとかは?」

と子犬さんは言いました

「そんなの無理に決まってます……。そもそもそんなことしたら迷惑になって怒られてしまいますよ」

とウサギさんは言います
10: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:51:03.20 ID:uBf5aSuQ.net
「怒られちゃうのはイヤだよね……」

「じゃあ大きな声を出しても怒られないようなことをすればいいんだよ」

「例えば?」

「う~ん、歌とか?」

「歌ですか……?」

「そうだよ!そうすればいいんだよ!私たち三匹で歌おうよ!」

「みんなで一緒に歌うの!?」

「無理ですって!」

子犬さんの提案に二匹とも驚きます

「大丈夫だって!歌なら聞いてイヤになることなんてないし怒られたりもしないよ!」

「そういう問題じゃないですよ」

「大丈夫!私たちもついてるから!ね、小鳥ちゃん」

「うん!」

「でも……」

ウサギさんはあまり乗り気じゃありません
11: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:52:49.34 ID:uBf5aSuQ.net
「じゃあさ、大きい声じゃなくてもいいからいつもみたいに歌おうよ。いつもと違うのは外ってことだけ、それならできるでしょ?」

「う~ん……」

「ウサギさんだけじゃなくて私たちもついてるから。お外で歌うときっと気持ちいいよ?」

「本当に一緒に歌ってくれますか?」

「もちろん!」

「私も一緒に歌いたいもん!」

「じゃあちょっとだけ……」

小さな声でウサギさんは言いました

「ほんとう!?」

「やったー!」

そうしてウサギさんは二匹に引っ張られて森の中の広場までやってきました
12: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:54:12.74 ID:uBf5aSuQ.net
「やっぱり恥ずかしいですぅ」

「大丈夫!私たちがついてるから!」

「そうだよ。どうしても恥ずかしいなら目を瞑って自分のお家にいると思えばいいんじゃないかな?」

「はい……」

「じゃあ行くよ~!せーのっ!」

子犬さんの合図でみんなで歌い始めます

最初は小さな声だったウサギさんでしたが三匹で歌い続けるうちにいつの間にか二匹に負けないぐらいの声で歌えるようになっていました

そして気が付くと曲も終わり周りからはパチパチと拍手の音や様々な歓声が聞こえてきます

「どうだった?楽しかったでしょ?」

小犬さんが尋ねます

「はい!一緒に歌えて楽しかったです」

目を輝かせて嬉しそうに答えました
13: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:55:56.59 ID:uBf5aSuQ.net
「いつの間にか一番大きな声になってたもんね」

「そ、そうでした?」

「気付いてなかったんだ~」

「「あはははは」」

三匹は顔を見合わせて笑いあいます

そうして笑いあっていると

「もう終わり~?」

「もっと歌って!」

周りの動物たちからアンコールの声が聞こえてきました

「わあ、どうしよう?」

戸惑う子犬さんを見てウサギさんは言います

「やりましょう」
14: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:57:04.86 ID:uBf5aSuQ.net
「さんせい!」

小鳥さんも乗り気のようで

「うん、じゃあやろっか!」

子犬さんもうなずきます

そうして三匹はもう一度歌い始めました

歌いながら周りを見渡してみると歌を聞いてくれているみんなが笑顔になっていることに気付きました

それどころか歌っている自分たちも笑顔になっています

「歌って楽しいですね!」

「そうだね!」

「すごいよね!」

三匹はそれからずっと仲良く歌い続けました


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15: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:58:18.11 ID:uBf5aSuQ.net
海未「昔から歌が好きだった穂乃果らしい話ですね」

海未「今見返してみるとやはり幼稚なものではありますがなんだか穏やかな気持ちになるんですよね」

海未「穂乃果が話を考えてことりが絵を描いて……、二人が私のために作ってくれた素敵な物語ですからね、感慨深いものです」

海未「感傷に浸っていたい気もしますがそれはまた今度にしましょう」
16: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 21:59:43.34 ID:uBf5aSuQ.net
海未「ええと三年生の時の物は……」

海未「ああ、これですね」

海未「穂乃果からは自分の一番お気に入りだったシール、ことりからはドライフラワーでしたね」

海未「穂乃果ったら何をあげたらいいか思い浮かばなかったからなんて言っていましたね。だからと言って自分の宝物をあげてしまうとは……」

海未「それだけ信頼されていたのでしょうか。それなら嬉しいですよね」

海未「そしてことりからは花でした」

海未「枯れることのないドライフラワーというものだそうです。ずっと私の部屋に飾ってありますからね」

海未「調べてみたところ種類はローダンセというものだそうで。ドライフラワーとしてはメジャーなものらしいですね」

海未「何というかこの頃からプレゼントにまで穂乃果らしさ、ことりらしさが出ていますよね。私から穂乃果やことりに挙げたプレゼントはどうだったでしょうか?」
18: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:02:09.63 ID:uBf5aSuQ.net
海未「まあいいでしょう。次は四年生の時のものです」

海未「これは私も特に気に入っているものなんですよね」

海未「二人から貰ったクマとウサギのぬいぐるみです」ギュッ

海未ママ「あらあら、ぬいぐるみなんて抱えてどうしたんですか?」

海未「お、お母さま!?これはその……」

海未ママ「ふふっ、いいんですよ。穂乃果ちゃん達から貰った大切なものですものね」

海未「ええまあ……」
19: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:04:04.73 ID:uBf5aSuQ.net
海未ママ「たしか一人で寝ることが出来なかった海未さんのためにくれたんですよね」

海未「そ、そうでしたっけ?」

海未ママ「その日から一人で寝ると言って聞きませんでしたよね」クスクス

海未ママ「あれからもう7年ですか。最近はお友達との付き合いも多いみたいですしお母さんは寂しいです」

海未「お、お母さま!」

海未ママ「たまにはいいんですよ?」

海未「はい……///」

海未ママ「ふふっ、待ってますよ。では」

海未ママ(顔を赤くしたままずっとぬいぐるみを抱えているなんて我が娘ながらやはりまだまだ可愛いですね)
20: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:06:16.58 ID:uBf5aSuQ.net
海未「まったくお母さまったら……」

海未(まさか今でも時々抱きしめながら寝ているなんて言えません……)

海未「さ、さて次に行きましょう」

海未「五年生の時、穂乃果からは手ぬぐいでしたね」

海未「剣道や弓道の時に使ってほしいと言ってましたね。確かにこれがあるといつも以上に力が出せるような気がして実際結果も良かったことが多かったんですよね」

海未「なんだか穂乃果がすぐそばで応援してくれているような気がして……、いわばお守りみたいなものですね」

海未「やはり昔から穂乃果は私に元気や力をくれたんですよね」

海未「そして問題はことりからのプレゼントです……」

海未「いや、ことりは問題ないですよね。悪いのは自分なんです……」

海未「このことりらしいとてもかわいいノート。もう開くことは適いませんが……」

海未「あぁ、なぜあの時の私はあんなことをしてしまったのですかぁ!」
22: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:07:58.14 ID:uBf5aSuQ.net
~~~~~~~~~~~


ことり「海未ちゃん、誕生日おめでとう」

海未「ありがとうございます、ことり」

ことり「ことりからの誕生日プレゼントはこれ!」

海未「開けてもいいですか?」

ことり「もちろん!」

海未「ええとこれは……ノートですか?」

ことり「うん。あんまりお金かけられなくてごめんね」

海未「大事なのは金額じゃないですから。ありがとうございます」

穂乃果「穂乃果も手ぬぐいだしね。これでことりちゃんだけ豪華なものだったら穂乃果が悪いし」

ことり「そうだよね」
23: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:09:46.67 ID:uBf5aSuQ.net
海未「……ですがこれはまたすごく可愛らしいものですね」

ことり「海未ちゃんシンプルなのばっかりだからこういうのもいいかなって思って」

海未「私には似合わないですよ」

ことり「そんなことないと思うけどなぁ」

海未「ですがあまり派手なものは……」

ことり「お勉強用とかじゃなくてもいいからね」

海未「それなら……!いや、でも……」

ことり「海未ちゃん、おねがぁい!」キラキラ

穂乃果「出たっ!ことりちゃんの必殺技!」

海未「うっ……、わかりました。せっかく頂いたものですし使わないのも失礼ですしね」

ことり「わぁい、ありがとう!」

海未「ですが今の私にはまだこんな可愛らしいものは使えません。いつかこれに見合うことが出来るようになってからでもよろしいですか?」

ことり「そんな大したものじゃないって。でも分かった、海未ちゃんがそう言うなら」

海未「すいません。少しだけ待っててください」

ことり「うん」
24: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:11:07.85 ID:uBf5aSuQ.net
三年後


海未「さて、ついに私はこのノートを使えるようになりました」

海未「あれから約三年ですか。長年考え続けてついにこのノートにふさわしい使い方を見つけたのです」

海未「可愛いノートにはそれに見合う素敵なものを!」

海未「つまり素敵な言葉を綴ればいいのです!」

海未「絵という考えもあったのですがあまり得意ではないので……」

海未「これでようやくことりに喜んでもらえます!」

海未「参考になりそうな本も見つけて少し勉強もしましたし今の私ならできそうな気がします!」

海未「ふふっ、喜んでくれることりの顔が目に浮かびます♪」
25: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:13:07.98 ID:uBf5aSuQ.net
翌日


海未「ことり、穂乃果!」

穂乃果「海未ちゃん?」

ことり「どうしたの海未ちゃん?」

海未「ことりが三年前の私の誕生日にくれたものを覚えてますか?」

ことり「もちろん、ノートだよね」

穂乃果「あったね~」

ことり「それがどうしたの?」

海未「ついにそのノートを使えるようになったんです!」

ことり「ほんとに?」

海未「はい!ぜひ見てみてください!」

ことり「やったー♪」

穂乃果「穂乃果も見ていい?」

海未「もちろんですよ」

穂乃果「ありがとう」

ことり「ええっと……」
26: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:15:03.73 ID:uBf5aSuQ.net
~~~~~~~~~~~


海未「ああぁっ、これ以上はいけません!駄目です!」

海未「つい思い出してしまいました……」

海未「あの時の穂乃果とことりのなんとも言えない表情を……」

海未「あぁ恥ずかしい……あの時の私はどうかしてました……」

海未「どう考えても引いてましたよ……。今でも変わらず友達でいてくれるのはありがたいのですが……」

海未「いや、でもそれはそれで……。現にμ'sを始める時も……」

海未「でも今は作詞に携われているのはとてもありがたいことだと思いますし」

海未「結果的にはよかったのでしょうか……?」

海未「いやでもせっかくことりがくれた大事なノートをあんなことに使ってしまったのは……中身は捨てたくても捨てることもできませんし」

海未「大事なものですがあまり見たくないというか……あぁ」

海未「すいません、ことり。本当に申し訳ないです」
27: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:16:46.54 ID:uBf5aSuQ.net
海未「はぁ……。次に行きましょう……」

海未「六年生の時の物はこれですね」

海未「ことりと穂乃果のお母様からの卒業祝いも含めてネックレスを頂いたんですよね」

海未「安物という訳ではないはずですがことりのお母様が大分出してくれたようです」

海未「その時はまだそういったものをつけるような歳ではなかったのでまだ着けたことがないんですよね。もうこういうものが似合うような女性になれたのでしょうか?」

海未「それともう一つ、二人から手作りの栞も頂きました」

海未「ネックレスの方はほとんど出していただいたそうなので二人からもしっかり何かをあげたいと作ってくれたものです」

海未「実は今は三人で撮ったプリクラを貼って今でも使っているんです。恥ずかしいので二人には秘密ですけど♪」

海未「私ももう十七歳ですし誕生日会の時にこのネックレスを着けてみましょうか、丁度ことりの家でやるらしいですし一度くらいことりのお母様にも見せてあげないと失礼ですしね」
28: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:18:13.48 ID:uBf5aSuQ.net
海未「こうして見てみると穂乃果とことりから色々なものを貰いましたね」

海未「それは物だけではなく様々な思い出も二人から貰った私の宝物です」

海未「そしてその宝物の断片が詰まったこのアルバムはまさに私だけの宝箱です」

海未「一度開くとこの小さな欠片がとても大きな宝石に変わるかのごとく思い出が蘇ってきます。写真とはいいものですね、真姫も写真が好きだと言っていましたっけ」

海未「ゆっくりと積み重ねられていった私の宝物……」

海未「しかし今年からはこのアルバムのページが埋まるのも早くなりそうですね」

海未「さて、片付けて寝ましょう。明日に差し支えないようにしなくてはいけませんからね」
29: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:19:44.38 ID:uBf5aSuQ.net
おわり

間に合わなくなりそうでだいぶ雑になってしまった……
海未ちゃん誕生日おめでとう!
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