ぱいる「音ノ木坂学院に入学!」真姫「しっかり勉強するのよ?」

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真姫-アイキャッチ22
1: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 05:58:42.17 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる「入学……入学……へへ、やったー!」

真姫「まったく……うかれすぎ」

ぱいる「真姫ちゃん…! これまで勉強教えてくれてありがとね……おかげで受かることが出来ましたっ…!」

真姫「今更何あらたまってるのよ…というか勉強なんてこれからが本番、頑張るのよ?」

ぱいる「もちのろん!……ふふふ…」ニヤニヤ

真姫「…なによそんなににやにやして…」

ぱいる「だってだって!音ノ木坂にはすーちゃんいるんだよ?」

真姫「あー…あの海未ちゃんのとこの…」

元スレ: ぱいる「音ノ木坂学院に入学!」真姫「しっかり勉強するのよ?」

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2: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 05:59:19.68 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる「あーすーちゃんに久々に会うなぁ…へへへ…」

真姫「そう言えばそうね…前はよく遊んでたのに中学入ったあたりから遊ばなくなって…」

ぱいる「だってだって!すーちゃん忙しそうなんだもん!」

真姫「とりあえず早く行きなさい。入学式から遅刻したくないでしょ?」

ぱいる「あっ!ほんとだ!もうこんな時間!いってきまーす!」

真姫「いってらっしゃい」

真姫「………」

真姫「………あ」

真姫(……そういえば海未ちゃんが…高校入ってからすずこが随分プレイガールになったみたいなこと言ってたような…ま、多分大丈夫よね)

真姫「……仕事いこ」
3: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 05:59:56.74 ID:qBhPQiEF.net


ぱいる「りっぴー!」

りほ「あ!パイちゃん!」

ぱいる「おはよ!えっとあとは…」

ゆりか「おはー」

ぱいる「しかちゃんもきた!」

ゆりか「さっさと受付すませちゃおうぜー」

りほ「そだね」

そら「ご入学おめでとうございます!…あ、そっちの人お花忘れてるよー!…ご入学おめでとうございま……あ!パイちゃん!シカちゃん!りっぴー!」
5: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:00:24.32 ID:qBhPQiEF.net
そら「おーおー…皆さんお揃いで…。なんてかパイちゃんギャルっぽくなったね」

ぱいる「え…そう?」テレッ

ゆりか「なんで照れんのさ」

そら「てか普通に音ノ木坂選んだって知らなかったし。なんで選んだの」

ぱいる「すーちゃんいるから!」

りほ「撮影現場から近かったからかなー?」

ゆりか「うーん…成績的に…」

そら「なんかパイちゃん以外冷めてるなぁ…」

ゆりか「ま、こんなもんだよこんなもん」

りほ「そらまるはどうー?音ノ木坂楽しい?」

そら「……まあ…ぼっちではないんだけど…早く卒業したいかな…」

ゆりか・りほ「あっ…」

ぱいる「?」
6: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:01:19.98 ID:qBhPQiEF.net
そら「はいはい、はやく行きなさい。そこの渡り廊下歩いてってすぐのところ講堂だから」

りほ「うんー」

そら「あっと……ご入学おめでとうございまーす…シカちゃん胸かして」

ゆりか「あ、お花付けてくれるんだ」

そら「まあちゃんとしとかないとね。はい、次パイちゃんとりっぴー」

ぱいる「わーい!」

りほ「かわいー!」

そら「よし…できた。じゃあ後ろ詰まってきてるからいったいったー!」

ぱいる「じゃあまたねーまるちゃん!」

そら「はいはーい」フリフリ


りほ「なんかそらまる可愛くなってたねー」

ゆりか「まあ最近会ってなかったから…」

ぱいる(…すーちゃん取られてたらどーしよ…ぐすっ…)
7: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:01:42.76 ID:qBhPQiEF.net
りほ「えっと…そらまるが言ってた講堂って…」

ゆりか「とりあえず渡り廊下探さなきゃ。てか人について行けばどうにかなりそうじゃん?」

りほ「だね」

ぱいる「はぁ…なんか入学式って緊張するなあ…」

りほ「そうかな?座ってるだけじゃん」

ぱいる「でも緊張するのっ!」

りほ「えー」


ザワザワザワ


ゆりか「…なんだあの人だかり」

りほ「おもしろそー!行ってみようよ!」


キャーキャーキャー!コッチムイテー!


ゆりか「なんか黄色い声聞こえるけど…」

りほ「あれじゃん?学園の王子様的な!」

ゆりか「まてまて、ここ女子高だぞ?」

ぱいる「……すー、ちゃん?」

りほ「……ぱいるちゃん?」
8: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:02:34.57 ID:qBhPQiEF.net
ザワザワ…

女学生A「す、すずこ様!これ受け取ってください!」

すずこ「えー…困ったなぁ…今から入学式だよ?」ニヤニヤ~

女学生B「あ!ずるい!すずこさんに話しかけてもらってる!」

女学生C「三森さん!こっちむいてー!」

すずこ「いつも応援ありがとー」ヒラヒラ

女学生達「「キャーーーー!!!」」



ゆりか「なんだあれすごすぎ……新入生も何人かあの中にいるじゃん」

りほ「なんかみもりんのファンクラブが出来てるっぽいよ」

ゆりか「…まじ?」

りほ「うん、まじ」

えみ「すず!こんなところにいた!」

すずこ「えみつんー入学式っていつからだっけ?」

えみ「そんな話いいから早く行くよ!通行人の邪魔だから!」

ヒソヒソ…
アレダレー?スズコサマノコイビトジャナカッタ?


ぱいる「っ!」


ヒソヒソ…
チガウデショ?タダノオサナナジミッテハナシ…エ?ソウナノ?


ぱいる「ほっ…」

りほ「ぱいるちゃん、よかったね。みもりんとられてなかったよ」

ぱいる「うん!……ってえー!?りっぴー知ってるの!?私がすーちゃん好きなこと!」

りほ「う、うん…」

ゆりか(バレバレだし…)
10: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:03:54.15 ID:qBhPQiEF.net
~入学式後~

ゆりか「あー腰痛い…」

りほ「長時間座りっぱなしは辛いねー」

ゆりか「てかよしのんが生徒会長挨拶で出てきた時笑いこらえるのに必死だったんだけど」

りほ「くっすん後ろにいたしまあそのところお察しだったけどね…」

ゆりか「デーデッデー」

りほ「ゆーりーの迷路~ゆーりーの迷路~」

ゆりか「百合だけかいっ」

ぱいる「……」

ゆりか「…ぱいるちゃんどうしたの?」

ぱいる「ちょ、ちょっと2年生の教室行ってくる!」

りほ「あ!ちょっと!1年もう下校の時間だよ!……行っちゃった…」

ゆりか「まあ…好きにさせとこ。りっぴーと私は帰ろーよ」

りほ「う、うん…」
11: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:04:40.28 ID:qBhPQiEF.net
~

ぱいる「はぁ…はぁ…とりあえず二階上がったけど…すーちゃんの教室どれ…」

あや「…ぱいるちゃん?」

ぱいる「…!うっちー!」

あや「どうしたの?ここ二階だよ?教室分からなくなっちゃった?」

ぱいる「ち、ちがくて…その…す、すーちゃんに会いたくて…」

あや「…ふーん。みもりん演劇部だから今会えないと思うけど」

ぱいる「そ、そっか…」

あや「…ぱいるちゃん、私とちょっと話さない?」

ぱいる「…へ?」
12: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:05:26.99 ID:qBhPQiEF.net


あや「いきなりごめんね。用事あるなら帰っていいから」

ぱいる「ううん!全然いいよ!あんまりうっちーと話したことなかったし、いい機会じゃん!」

あや「ぱいるちゃんはいい子だね……ねぇ、なんでみもりんに会いたがってたかきいてもいいかな?」

ぱいる「うん…あのね、私最近すーちゃんと全然会ってなくて…でね、さっきすーちゃん見かけたのっ!」

あや「うん」

ぱいる「そしたらあろうことかすーちゃんモテモテで…いやかっこいいから、モテモテでも頷けるんだけど…不安になっちゃって…」

あや「ふぅん…そっか、そっか。でも大丈夫だよ」

ぱいる「え?」

あや「大丈夫だから」

ぱいる「……? なにがー?」

あや「私つい最近、みもりんにきいたの。恋人いるかって」

ぱいる「うん…」

あや「そしたら顔真っ赤にしていない!って。好きな人いるから!って。意外にウブだよね」

ぱいる「よかったぁ……って好きな人!?」

あや「いるんだって」

ぱいる「だ、誰だろ……」

あや「さあ…私は…なんとなくだけど…」

ぱいる「…だけど?」

あや「…ううん。なんでもない。帰ろっか」

ぱいる「えーもっとお喋りしようよー!」

あや「喋ることあるなら」

ぱいる「じゃあすーちゃんについて!」

あや「却下」
13: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:06:00.03 ID:qBhPQiEF.net


すずこ「えみつーん!帰ろ!」

えみ「うん」

すずこ「ごめんね?待った?」

えみ「全然待ってないけど…ねぇすず」

すずこ「なに?」

えみ「新入生にさ…パイちゃんいたの気付いた?」

すずこ「………気付いた、けど」

えみ「うわーあえての無視?すず最低。パイちゃんの気持ち知ってるんでしょ?」

すずこ「そ、そりゃそうだけど…もう子供じゃないんだし、案外ぱいるちゃん冷めてるかもよ」

えみ「なわけないじゃん」

すずこ「うっ…」

すずこ「うわーん!もうあたしにはお手上げだー」

えみ「はぁ…素直になればいいだけじゃん」

すずこ「でもっ…ぱいるちゃんは傷つけたくなくて…」

えみ「でもそれって遠まわしに最低なことだよ?パイちゃんの気持ちもてあそんでるだけじゃないの?」

すずこ「そんなこと…」

えみ「とりあえずキープ的な感じが伝わってきますけど」

すずこ「なっ!…誓ってちがう…」

えみ「だってすずが本当に好きなのは」

すずこ「……うっちーです」

えみ「はい、よろしい。それならすずがパイちゃんに今していることは」

すずこ「…キープ」

えみ「はい答えとしては100点。人間としては0点」

すずこ「ぐすん…ひどい…」
14: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:07:08.65 ID:qBhPQiEF.net
すずこ「でも告白されてないんだよ?それなのにいきなりぱいるちゃんの事フるとかおかしくない?」

えみ「確かにそれは…」

すずこ「うわなにこいつ自意識過剰…とか思われるかもしれないしさー!」

えみ「それはないと思うけど…パイちゃんが可哀想、かな。告白してないのに気持ちおられるのは…」

すずこ「でしょでしょ!?」

えみ「まあ私の言いたいことは…だからといって手出したりしちゃダメだよ?ってことなんだけど。すず身体だけの関係とか平気そー…」

すずこ「ぶはっ!!な、な、ないから!断じて!」

えみ「ふぅん…果たして信じていいのかな…」

すずこ「いいに決まってる!」

えみ「もしパイちゃんに恋愛感情ないのに手出したりしたら殴るからね」

すずこ「……」

えみ「な・ぐ・る・か・ら・ね?」

すずこ「ふぁ、ふぁい……」ガタガタ

えみ「ったく…」

すずこ「はーあ、……やっぱえみつんっていい人だよね」

えみ「私はただ…すずに道を踏み外してほしくないだけだよ」

すずこ「あーえみつんーやっぱり好き…」ギュー

えみ「はいはい」ポンポン

すずこ「中学の時はもっとスキンシップ激しかったよね」

えみ「話す機会多かっただけでしょ。これから先どーなるんだろーとかスタバで言ってたっけね」

すずこ「で、あたしがうっちーの事結構相談してた」

えみ「ねー。ほんと……すずは変わらないなぁ…」

すずこ「それはそれはどうも……よーし、頑張ってうっちーにアタックするぞー!やるったらやるー!」

えみ「ファイトだよっ!」
15: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:07:47.23 ID:qBhPQiEF.net


ぱいる「おーい!すーちゃん!」

すずこ「わっ!どうしたのぱいるちゃん、こんな朝早くに…」

ぱいる「えへへ…その…すーちゃんと同じ高校に入学できたでしょ?だから…今度から一緒に学校行きたいなぁって…迎えにきちゃいました!」

すずこ「…」

『素直になればいいだけじゃん』

『とりあえずキープ的な感じ』

『人間としては0点』


ぱいる「め、迷惑かな…?」

すずこ「…ううん!そんなことないよ!行こう」

ぱいる「…!うんっ!」

すずこ「いやーこうやって並んで歩くのも久々だね」

ぱいる「うん!すーちゃん背伸びたね」

すずこ「でしょ?ぱいるちゃんも伸びたよね。あと大人っぽくなった」

ぱいる「え、そ、そうかな…!」

すずこ「うんうん、それに可愛くなった」

ぱいる「…!/// あ、ありがとう!///」

すずこ「ねぇぱいるちゃん…なんで迎えに来てくれたの?一緒の高校っていうのは分かるんだけど…別に高校行ってからも話せるでしょ?」

ぱいる「だって私すーちゃんが一番す……じゃなくて仲良しだから…」

すずこ「そっかー」

ぱいる「う、うん!」
16: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:08:19.84 ID:qBhPQiEF.net
すずこ「…あ」

ぱいる「…学校着いちゃったね」

すずこ「うん」

ぱいる「……」

すずこ「……」

ぱいる「す、すーちゃん!明日も迎えに行くから!」

すずこ「うん、待ってるよ」

ぱいる「じゃ、じゃあいくね!ばいばいっ!」ダッ

すずこ「ばいばーい」ヒラヒラ

すずこ「……ふう、なんだ普通に話せるじゃん」

すずこ「よかったよかった……」

すずこ「ふふ……」
17: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:09:14.26 ID:qBhPQiEF.net


りほ「で、あれからずっと一緒に学校行ってるんだ」

ぱいる「うん!」

ゆりか「あ、りっぴー、卵焼きいいな。一口ちょうだい」

りほ「いいよー!あーん」

ぱいる「ちょっと!シカちゃんちゃんと聞いてる!?」

ゆりか「おー聞いてる聞いてる。で、何だっけ?タクシーでスーパーマリオした話だっけ?」

ぱいる「もー全然違うし…私とすーちゃんのことだよ!」

ゆりか「あーそうだった。どうなの?」

ぱいる「もう順調ー!最近ずっと一緒に学校行ってるしー!」

ゆりか「あー」

りほ(あーあー…シカちゃんのせいでまたパイちゃんの話が振り出しに戻っちゃった…)

ゆりか「ふーん、そんなに仲良くなってたんだー。でもみもりんモテるじゃん。そこのところどーなん」

ぱいる「うっ…それは分からないけど…」

ゆりか「けど?」

ぱいる「頑張る!!」

ゆりか「ノープランかい」

ぱいる「だってだってしょうがないじゃーん!」

りほ「告白してみるとか……?」

ぱいる「無理だよ…」

ゆりか「……もうあれだ、面倒だし押し倒せば?」

ぱいる「む、むりむりむり!/// それこそむりでしょ!///」

りほ「なーんだ、つまんなーい」

ぱいる「はぁ…一体どうすればいいのかな…」
18: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:09:52.34 ID:qBhPQiEF.net
りほ「じゃあそうだなぁ……うーん……デートに誘ってみる!」

ゆりか「いやいや、もうそのくらいしてるでしょ……」

りほ「あはは、だよね」

ぱいる「りっぴー……」

りほ「え?」

ぱいる「その手があったか!!!」ガシッ

りほ「わっ!…え、うん」

ゆりか「りっぴーナイスアイデア」

りほ「でしょ?やっぱり恋愛が進展するのってデートが定番でしょ?」

ゆりか「うんうん…勢いで案外いろいろできちゃうもんだしね」

ぱいる「よしよし…デート…デートだよ…!」

りほ「じゃあ休憩時間中に誘ってくれば?あと5分ぐらいしかないけど」

ぱいる「うんうん!なんだっけ善は急げだもんね!!2年生の教室いってくる!」

りほ「え、まじで」

ぱいる「いってきまーーす!」

ゆりか「おーい、そっちは真逆の方向だよー」

りほ(大丈夫かな……)
19: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:10:15.23 ID:qBhPQiEF.net
りほ「行っちゃったねー……」

ゆりか「そうだね。私達はさっさとご飯食べちゃうかー」

りほ「うん」

ゆりか「…」モグモグ

りほ「…」モグモグ

ゆりか「…はぁーいいなぁ…」

りほ「へ?」

ゆりか「いや、青春っていいなーってさ」

りほ「だね」

ゆりか「多くは望まないけどさ、恋人くらいはほしいっていうか……たまーに人肌恋しくなっちゃうよね」

りほ「きゃーえっちー」

ゆりか「ち、違う違う!そういうのじゃない!私は手を繋ぐくらいの温もりで十分なんです、はい」

りほ「じゃあ……私と、青春、する?」

ゆりか「えっ」
20: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:10:44.89 ID:qBhPQiEF.net


ぱいる「失礼しまーす!」ガラッ

えみ「あ、パイちゃんだ。どうしたの?」

ぱいる「えみつん!すーちゃんいる?」

あや「みもりんなら……確か音楽室行くって言ってたけど」

ぱいる「あ、そうなんだ…」

えみ「どうしたの?」

ぱいる「あのねっ!すーちゃんをデートに誘いたくて!」

あや「……」

えみ「そ、そう…なんだぁ…」

ぱいる「じゃあ音楽室行ってくるねー!」

えみ「……あ、あのね、パイちゃん。すずは……」

ぱいる「?」

あや「……」

えみ「……なんでもない!行ってらっしゃい!」

ぱいる「うん!失礼しました!」

タタタタ…
21: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:11:07.21 ID:qBhPQiEF.net
あや「……ぱいるちゃん、大丈夫かな…」

えみ「え、えっ?なんで?」

あや「だってみもりんってさ、多分えみつんのこと好きでしょ?」

えみ「ぶーーーっ!!」ゲホッ

あや「わっ……え、えみつん……きたない…」

えみ「ご、ごめん……いやだって…まってよ…すずが私のこと好き…?」

あや「うん。だって仲いいし。そういう関係かなーって」

えみ「そんなわけ……」

あや「違うの?」

えみ(全然違うよ…まじかこの勘違い…!)

あや「ふぅん、違うんだぁ……誰だろ」

えみ(あなたですよ!あなたです!)
23: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:11:45.08 ID:qBhPQiEF.net
えみ「と、というかあれだよ…すずの好きな人は……!」

あや「やっぱえみつんでしょ?」

えみ「だーかーら違うって!すずの好きな人はっ!」

あや「……」

えみ「う、う、うっ……な、なんでも…ない…知らない…」

あや「あっそう」

えみ「と、とにかく私ではないから…」

あや「うーん…私のカンって結構当たるんだけどなぁ……」

えみ「大ハズレだよ…」

あや「え?」

えみ「なんでもない…」

あや「えみつん今日そればっか」

えみ「じゃあ逆にさぁ…うっちーは好きな人いないの?」

あや「えー私?」

えみ「うん」

あや「そーだなぁ……うーん…」

えみ「まあどうせうっちーのことだからいな…」

あや「えみつん」

えみ「ええええええええええぇ!?」ドンガラガッシャーン

あや「冗談だし…そんないすからころげおちないでも……」

えみ「ご、ごめん…」
24: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:12:16.03 ID:qBhPQiEF.net
えみ「びっくりした…だってうっちーがそんな冗談言うことあんまりないじゃん」

あや「そうかな?」

えみ「そうだよー」

あや「…本当だったら?」

えみ「そ、それも冗談でしょ?」

あや「うん」

えみ「もう騙されないからね」

あや「だろうね」

えみ「…なんかうっちー怒ってる?」

あや「だって…えみつん、私の気持ちに全く気付いてくれないし…」

えみ「……えっ」
25: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:12:48.44 ID:qBhPQiEF.net
えみ「えっ、うそ、ほんとに?」

あや「…」

えみ「えっ、えー…ど、どうしよう…」

あや「…」

えみ「こ、これっていわゆる告白…ってやつだよね…だよね、うん…」

あや「…」

えみ「ど、どうしよう初めてなんだけど…」

あや「…」

えみ「じ、じゃあ私もうっちーのことがす…」

あや「ウソだよ」

えみ「ほらもう!やっぱりじゃん!!!」
26: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:13:54.71 ID:qBhPQiEF.net
えみ「うっ…ぐすっ…うっちーに遊ばれた…」

あや「だってえみつん面白くてさ」

えみ「はぁ……てかパイちゃん成功したかな?」

あや「うーんしたんじゃない?みもりん軽そうだし。あんな可愛い子に誘われたら一瞬で首縦に振りそう。ま、どうでもいいけど」

えみ(…みもりんに対するうっちーの評価最悪すぎる…)

えみ「…うっちー、みもりんはそんな子じゃないよ」

あや「えーそう?」

えみ「そ、そうだよ…多分」

あや「なんか昔からヘラヘラしてるし…軽くない?」

えみ「ぐっ…否定はしない」

あや「ほらー」
27: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:14:22.19 ID:qBhPQiEF.net
えみ「でもでも!すずは本当にいい子だよ!」

あや「それは知ってる。でも女たらしっぽくてさ」

えみ「う、うーん…」

あや「勝手に女の子が寄ってきてるのかなーって思ってたけど、みもりん本人もまんざらでもない感じじゃん」

えみ「そ、そりゃみもりんもお、男だし…嬉しくないわけはないでしょ?」

あや「いや女でしょ。えみつん必死か」

えみ「だ、だって…」

えみ(これはすずが報われなさすぎだよーー!まあすずも悪いとこあるけど…)

えみ「……仮に…仮にだよ?すずがうっちーのこと好きって言ったらどうする?」

あや「え……断る」

えみ(すずーーーーーーーっ!)
28: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:14:55.54 ID:qBhPQiEF.net
えみ「そうか…そうか…」

あや「うん。付き合うとしたらえみつんの方がいいや」

えみ「え…そんなレベルなの…?」

あや「うん」

えみ「じゃあ…例えばパイちゃんとすずだったら?どっち選ぶ?」

あや「ぱいるちゃんかな」

えみ「ええ!?」

あや「多分私日高理事長とみもりんって言われても日高理事長選ぶよ」

えみ「ま、まじか…」

あや「てか、みもりんは無理でしょ。浮気されそう」

えみ(…すず…ファイトだよっ…)
29: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:15:31.94 ID:qBhPQiEF.net


ぱいる「えーっと、えっと、音楽室ってこの辺だっけ…?」

ぱいる「うえーん、入学したてだから分かんないよ…」


「~!ーーーー意外とーーーーってーー」


「ーーちょっーーーなにしてーーー」


ぱいる「…どこからか声がする…」

ぱいる「あ、音楽室からか……この声、すーちゃん?」

ぱいる「…もしかして誰かと話し合いとかしてるのかな」

ぱいる「……」

ぱいる「ちょっと聞くだけ…いいよね?」
30: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:16:02.32 ID:qBhPQiEF.net
すずこ「ねぇ……が、あたしのことす…だって…」

すずこ「……むかしの……まさか…だけど…」

すずこ「…ちがうよ……あたし……は……に……」

すずこ「……じゃあ……してみよ……」

すずこ「だいじょ………だから……」


ぱいる「うー…音楽室のドア厚いからよく聞こえない…」

ぱいる「もう少し…」グググ

ぱいる「うわっ!」ガタッ

すずこ「…!だ、だれだっ!?」

ぱいる(しまったーー!!!)
31: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:16:26.65 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる(ど、どどどどうしよう……)

すずこ「……」

ぱいる(正直に出ていって謝った方がいいよね…)

ぱいる「……」ガラッ

ぱいる「……ぱいちゃんでした。ごめんね、すーちゃ……」

そら「……!」ビックリ

ぱいる「あれ…?まるちゃん?」

すずこ「あ、え、えと……これは…」

ぱいる「な、なんか…してたの…?」

そら「い、いや…あのね、パイちゃん…」

すずこ「……演劇の練習にね、付き合ってもらってたの。ね?そーらっ」

そら「う、うん…」

ぱいる「なぁんだ!よかったぁ!」
32: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:16:53.32 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる「あのね!私すーちゃんに言いたいことがあってきたの!」

すずこ「ん?なにー?」

ぱいる「えーっと、私とデートしてくださいっ!」

そら「……!」

すずこ「い、いきなりだね」

そら「……」

ぱいる「うん!デートしたかったから!」

すずこ「そーだなぁ…いつぐらいにするの?それ」

ぱいる「すーちゃんが空いてる時ならいつでも!」

すずこ「そっかぁ…じゃあ…」チラッ

そら「……あ、えと、す、すず……」ボソッ

すずこ「しよっか!」

そら「……あ」

ぱいる「ほんとー?やったー!」
33: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:17:24.68 ID:qBhPQiEF.net
キーンコーンカーンコーン

ぱいる「あ…休憩時間おわっちゃった…じゃあすーちゃん!まるちゃん!またね!」

すずこ「うん、ばいばーい」

そら「う、うん……またね」


バタン


そら「……さっきあんな話した後にすぐデートの約束入れちゃうんだ……」

すずこ「…だって断ったらぱいるちゃん可愛そうじゃーん」

そら「…それも…そうだけど…」

すずこ「……妬いた?」

そら「べ、べ、別にー!」フイッ

すずこ「まああたしよく考えたら彼女とかいないし。浮気ってわけじゃないし。そらがあたしのことほんとに好きっていうなら別だけど」

そら「……」

すずこ「そら……今日うちくる?」
34: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:17:55.88 ID:qBhPQiEF.net
そら「へっ……?///」

すずこ「顔赤くして…ほんとかわいい」

そら「ううううるさい!みんなぁ!///」

すずこ「まあ…来たくないっていうなら来なくていいけど…」

そら「…」

すずこ「…あたしはあくまで、そらの意見を尊重するよ」

そら「………いく。でも本当に、行くだけだから。前みたいに、変なことはしない」

すずこ「……」

そら「……私とすずの関係は、もう終わってるんだから」

すずこ「よし!じゃあ決まりね!うわー久々だなぁ…」

そら(……ごめんね、パイちゃん)
35: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:18:24.34 ID:qBhPQiEF.net


テレレン…テレレン…

ゆりか「あともーちょい!もーちょい…アーム頑張れ…」ガタガタ

よしの「ちょっ、ゆらさないで!」

ボトッ

ゆりか・よしの「「あーー…」」

よしの「…ほらぁ…シカが揺らすからじゃん…」

ゆりか「ええ!?私のせい?よしのんが下手なだけでしょ」

よしの「ならもう諦めますか…」

ゆりか「あー!だめだめ!うそ!よしのん先輩!がんばって!」

よしの「…てかほんとにこの鹿の被り物いるの?」

ゆりか「いるよー!かわいいじゃん!」

よしの「…」チラッ


Ψ(・ω・ )Ψチョリーン


よしの(かわいいか…?)
37: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:18:54.80 ID:qBhPQiEF.net
よしの「というかもうここまできたら買った方が早くない?」

ゆりか「…私はあくまで…アミューズメント景品にこだわりたい…」

よしの「意味わかんないから。ほらもう帰ろう。貴重な貴重な放課後が無駄になっちゃう」

ゆりか「よしのん帰ってもネトゲするだけでしょ。ニートはんたーい」

よしの「うるせー!ニートって言うな!」

ゆりか「だって…これほしい…」

よしの「…」


Ψ(´・ω・ `)Ψ…


よしの「あともう一回だけな」

ゆりか「よしの~ん……ありがと~…」
38: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:19:34.29 ID:qBhPQiEF.net


ゆりか「Ψ(^ω^)Ψ」ニコニコ

よしの「よかったね…最後の最後で取れて…おかげで私の財布は薄くなったけど…」

ゆりか「いいじゃーん。よしのんの財布いっつもレシートやらなんやらで分厚いんだし?新しい財布買うのが抱負でしょ?買った?」

よしの「うるせー!言葉のあやだよっ!」

ゆりか「まあ…先輩に奢らせてばかりというのも気が引けるので…」

よしの「なに、なんか奢ってくれるの?」

ゆりか「うん、イイとこ連れてってあげる」

よしの「…イイとこ?」

ゆりか「うんΨ(^ω^)Ψ」ニコニコ

よしの(…笑顔が怖い…家帰ってネトゲしたい…)
39: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:20:00.84 ID:qBhPQiEF.net


「「「おかえりなさいませ!ご主人様♡」」」

キラキラキラ~

よしの「……はい?どこ?ここ?」

ゆりか「え、メイド喫茶だけど」

よしの「はぁぁぁぁぁ!?」

ゆりか「はー…心安らぐわ…」

よしの「き、気は確か?シカ、一体全体どうしたの?」

ゆりか「いやー私メイド喫茶好きで。よく来るんだよね~」

よしの「え、いや、ちょっ…」

メイド「お席にご案内しますね♡ご主人様♡」

よしの「!?!?」ビクゥッ

シカ「はーい」

シカ(…メイド喫茶が好きなのは本当だけど…ぶっちゃけよしのんの反応も見てみたったんだよねぇ…予想以上の反応だこれは…)
41: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:21:12.68 ID:qBhPQiEF.net
よしの「うう…落ち着かない…」ソワソワ

ゆりか「まーまー、取って食われるわけでもないんだから。リラックスしていこ」

よしの「お、おう…」

メイド「こちらメニューでございます♡」

よしの「ファッ!?…あ、ありがとうございます…」

ゆりか(おもしろい…)

メイド「メニューの方お決まりですか?」

よしの「…え、えっと…」

よしの「…」

よしの(…なんだこのメニュー…小っ恥ずかしい名前のしかないんだけど…)

ゆりか「あ、じゃあ私は『とまとまとまとのナポリたん』と『萌え萌え♡ポテトで』」キリッ

よしの(シカすげぇ!?)
42: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:21:37.80 ID:qBhPQiEF.net
よしの「じ、じ、じゃあ……」

ゆりか「…」

よしの「くっ、く、くすくす…お、思わずほ、ほっぺがあがっちゃう……///」

ゆりか「…クッwwwwwwww」

よしの「わ、わわわわわ笑うなぁ!///」

ゆりか「ご、ごめ…ww 続けて?ww」

よしの「く、くすくす思わずほっぺがあがっちゃうあちゅあちゅオムライスくだしゃい!!///」

ゆりか「うはwwwwwwwww」

よしの「笑うなって言ったじゃんか!ばかぁ!!///」

ゆりか「よ、よしのん……照れすぎ……噛んだし……www」

よしの「う、ううううるせー!///」

メイド「かしこまりました♡ご主人様♡」

ゆりか「はー……無事に頼めてよかったね。よしのん」

よしの「…うー…くそ…///」
43: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:22:08.61 ID:qBhPQiEF.net
よしの「はぁー…帰りたい…」

ゆりか「まあまあ、ご飯は美味しいから!そこのところは期待しててよ」

よしの「うん……」

ゆりか「はー楽しみだなぁ…というかよしのん、こんなに緊張してるのによくオムライスなんて頼んだね」

よしの「え?なんで?」

ゆりか「いやだってさ、メイド喫茶のオムライスといえば…」

メイド「お待たせいたしました♡『くすくす☆思わずほっぺがあがっちゃう♡あちゅあちゅオムライス』です♡ 何を描こうかな~?♡」

ゆりか「……っていうメイドさんと触れ合えるありがたーいオプションあるから…」

よしの「なんだと………」

ゆりか「…まあまあ、貴重な経験だと思って。ね?」

よしの「うー…」

メイド「くすくすオムライス注文してくれてありがと♡ 今からあいなパワーたーっぷり注入してお絵描きするからまっててね?♡」

よしの「……は?あいな?」

メイド「自己紹介が遅れました♡ 私、あいなたんこと、くっすん♡でーす!よろし……く……」

よしの「えっ……」

ゆりか「えっ……」

メイド「あっ……」

よしの「……くっすん?」

ゆりか「あ、あーー!く、く、くっすん!?」ガタッ
44: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:22:36.38 ID:qBhPQiEF.net
ゆりか「よ、よしのんの反応を見るのに必死で全く気が付かなかった……」

よしの「て、てかこんなところで何やってんのくっすん……」

あいな「……」

あいな「……っ」

あいな「……あいな?What?ドーナタディースカ!?」スチャッ

ゆりか「わっ!外国人だにゃ!」

よしの「シカ、乗らなくていいから……くっすん、だよね?」

あいな「ちっ、違いマァ~ス!それでは、ゴキゲンヨウ……ヨキニハカラエ、皆の衆~………サラバ!」シュバッ

よしの「あっ!」

ゆりか「逃げた!」
45: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:22:52.91 ID:qBhPQiEF.net
あいな「……やばい…やばい!」タッタッタッ

ゆりか「くっすん!待って!」タッタッタッ

よしの「は、はやい…」タッタッタッ

ゆりか「が、頑張れよしのん!」タッタッタッ

よしの「も、むりぃ………」ゼェゼェ

ゆりか「ギブはやいよよしのん!!!」


あいな「ふっふっふっ…なんちゃんが日頃運動不足なのはリサーチ済み…この調子で逃げ切……」タッタッタッ

ゆりか「くぅっ……こうなったら…郡大会2位の実力を見せてやる……!」キッ

よしの「え…郡2位ってしょぼくな……」

ゆりか「まてくっすーん!」シュタタタタタッ

よしの「以外にはえぇ……」

あいな「え、え、ちょっ……はや…」

ゆりか「捕まえた!くっすん確保ー!」ギュッ

あいな「うぅっ…」

よしの「さ、さぁっ…はやく訳を話してもらおうか……」ゼェゼェ

ゆりか「よしのん……息きれぎれで言ってもださいから…」
46: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:23:26.94 ID:qBhPQiEF.net


よしの「はぁっ!?1ヶ月前からメイド喫茶でバイトしてた!?」

あいな「うっ…うん…」

ゆりか「なんでメイド喫茶選んだの……」

あいな「…えっとお…ちょっと欲しいものあって、バイトがしたくて…それで希ちゃんに聞いたら…」

ゆりか「うんうん」

あいな「『昔ことりちゃんがメイド喫茶でバイトしてたんやけど結構いいらしいよ?…あいなちゃん似合いそうやない?』って言うから…」

よしの「あっさりメイド喫茶に決めちゃったと…どうりで最近生徒会終わった後そそくさと帰るわけだ」

あいな「はい…ごめんなさい…」

ゆりか「単純すぎるというか…」

あいな「存じております…」
47: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:24:00.68 ID:qBhPQiEF.net
あいな「と、というか!それを言うならなんちゃんもなんでシカちゃんとこんなところ来てるの!」

よしの「そりゃあ…成り行きで」

あいな「私も説明したんだからちゃんと説明してっ!

よしの「えー…まあ要約すると、私が暇そうにしてたらシカが『ゲーセンでも行く?』って言ってきて、気付いたらメイド喫茶にいた」

ゆりか「よしのん…要約しすぎ」

あいな「…やっぱりなんちゃんはシカちゃんのが好きなんだ…」

よしの「だーかーら、何度も言ってるように誰が何番目に好きとかないから」

あいな「ふーん、っだ!」

よしの「なんだよぉ…」
48: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:24:28.41 ID:qBhPQiEF.net
よしの「てか、それいうならくっすんもメイド喫茶やめなよ」

あいな「なんで?」

よしの「なんか…こう…あれ、だよ…いやだ」

あいな「意味わかんないですけどっ!」

よしの「…分かった。雛が巣立つのを心配してる親鳥の気持ちだからだ」

あいな「余計に意味わかんないっ!」

よしの「うん、きっとそう」

あいな「ちゃんと説明してーっ!」

ゆりか(要するに…過保護か…心配性か…または…)

あいな「なんちゃんほんと意味わかんないよー!」

よしの「うるせーなんかいやなの!」

ゆりか(…ヤキモチか)
49: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:27:44.09 ID:qBhPQiEF.net
よしの「とにかく…ダメったらダメ。今日は帰るぞ、くっすん」

あいな「あ…その前に…」

よしの「なに?」

あいな「お金。お会計致しまーす♡」

よしの「…」チャリーン

ゆりか「…」チャリーン

あいな「ひーふーみー…よし、おっけー!帰ろー!なんちゃん!シカちゃん!」

ゆりか「あー結局ご飯食べ損ねちゃった…」

よしの「よく考えたら私達お金払っただけじゃん…?」

あいな「細かいことはきにしないっ!かーえろー!」

よしの「ええー……」
50: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:28:47.29 ID:qBhPQiEF.net


ピンポーン

ことり「…はいはーい!どなたですか……あ!」

ぱいる「こんにちはー!」

ことり「パイちゃん久しぶり!どうしたの?あやちゃんにご用事?」

ぱいる「うんっ!」

ことり「…その大量の荷物は?」

ぱいる「えーっとこれはねー…うふふ、秘密っ!」

ことり「そっかぁ…じゃあ上がって上がって!」

ぱいる「おじゃましまーす!」

ことり「はーい」
51: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:30:09.21 ID:qBhPQiEF.net
ことり「あやちゃーん!パイちゃんが来てるよー!」

あや「勝手に上がってもらってー」

ことり「…だって、なんかごめんね?」

ぱいる「ううん、いいの!私が無理矢理うっちーの家に行きたいって言ったんだし!」

ことり「そう言ってくれると気持ちが軽いよ~!」

ぱいる「私、うっちーのこと好きだから…全然大丈夫だよ!」

ことり「えへへ…なんだかことりも嬉しくなっちゃうな。これからもあやちゃんと仲良くしてあげてね?」

ぱいる「うん!もちろんだよー!」

ことり「ありがとう♡ じゃあ…ゆっくりしていって」

ぱいる「はーいっ!」
52: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:31:09.45 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる「うっちーの部屋は…っと、ここか!こんこんこん!うっちー入るよ!」

あや「いいよー」

ぱいる「おじゃまー!」

あや「うん、で、なんで来たんだっけ?」

ぱいる「えーっと、えーっと、うっちーにすーちゃんとデート行く時の格好を見てもらうため!その為にクローゼットの中にある服いーっぱい持ってきたんだから!」

あや「そうだったね」

ぱいる「…うーんまずはどれから着ようかなぁ…」

あや「……」

ぱいる「うーん、うーん…」

あや「…脱がないの?」

ぱいる「へっ?」

あや「服、脱がないのかなぁって」
53: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:31:48.64 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる「え、えと……今すぐ?」

あや「その方が効率よくない?」

ぱいる「そ、それもそうかー!じ、じゃあ…」

あや「……」

ぱいる「ぬ、脱ぐ…ね…」シュルシュル

あや「……」

ぱいる「う、うっちー…そ、そんなに見られたら脱ぎづらいよっ!///」

あや「……別に見てないけど?」

ぱいる「うう……そ、そんな…///」

あや「ぱいるちゃん自意識過剰。えっち」

ぱいる「そ、そんなことないもん……」
54: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:32:40.63 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる「よ、よーし!ブラウス脱いだよ!」

あや「スカート脱がないの?」

ぱいる「え、ええ!?スカートも!?///」

あや「別にいいじゃーん。女の子同士なんだし」

ぱいる「そ、そっか…だ、だよねっ…」スルッ

あや「次は…キャミとタイツね」

ぱいる「こ、これ脱いだら…ブラとショーツだけになっちゃうよ…///」

あや「…いけないの?」

ぱいる「い、いけなくはないけど…き、今日のうっちー変だよ!変!///」

あや「そうかなー?いつも通りだけど…」

ぱいる「い、いつも通りだけど変なのっ!」
55: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:33:02.80 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる「おかしいよ…ねぇ…なんで?もしかして無理矢理来ちゃったこと怒ってるの?」

あや「怒ってるけど……違うよ」

ぱいる「えっ…」

あや「……ぱいるちゃんはさぁ、みもりんのことオトしたいっておもってるんでしょ?」

ぱいる「う、うん……」

あや「だったらさぁ…ファッションなんか気遣ったって意味無いよ。無意味なの」

ぱいる「…」

あや「…分かってるでしょ?みもりんが経験豊富なの」

ぱいる「うん……」

あや「だから…磨くのはファッションセンスじゃないってこと」
56: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:34:11.54 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる「そ、それって…」

あや「……ぱいるちゃんおバカさんだから教えてあげる」スッ

ぱいる「へっ……あ…/// ちょ、っ…うっちー…んっ…///」

あや「……んぐっ……ちゅっ、れろ……」

ぱいる「…っう、あ…ん…っ、」

あや「……んっ」

ぱいる「はっ……あ…ふ、ふっ、ちー…うっー…い、いひ…できなひ…///」

あや「ぷはっ……ごめん」

ぱいる「…っ、うっちー…… な、なんで……///」

あや「……気持ちよかったでしょ?」

ぱいる「え……///」

あや「気持ちよかった?」

ぱいる「……っ、うん……///」
57: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:34:49.22 ID:qBhPQiEF.net
ぱいる「で、でもダメだよこんなの…」

あや「…ぱいるちゃん、私のこと好きなんでしょ?」

ぱいる「…う、うん…す、好き…」

あや「なら、全然ダメなことないよ」

ぱいる「だけど……///」

あや「もう我慢出来ないでしょ?」

ぱいる「……っ///」

あや「…ねぇ、しよ?2人だけの秘密にしてあげるから……」

ぱいる「…わ、わかった…秘密……///」ゴクッ

ぱいる「…っ……ちゅ、はむっ……」

あや「…う、ん……ぱ、ぱいるひゃんから…」

ぱいる「う、うっひぃ……ん、はっ…あ……///」
58: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:35:21.04 ID:qBhPQiEF.net
あや「……────っ!」グッ

ぱいる「いたっ!……う、うっちー…な、なにするの……」

あや「っ、はぁ……ぱいるちゃんが…私のこと触るなんて生意気すぎ……」ギュウウゥゥ

ぱいる「あ……やだっ、やだやだこわいぃっ…優しくしてぇ……///」

あや「当たり前でしょ……」サワッ

ぱいる「ひゃっ!」

あや「あはっ…ぱいるちゃんのおっぱいすごい柔らかーい……」

ぱいる「うっ、ん…やぁっ、う、っちーの手がぁ…いやらしいよぉっ……///」

あや「しーっ……」

ぱいる「…っ……」

あや「ことりちゃんにばれちゃうから……静かに、ね?」

ぱいる「~~っ!///」コクコク
59: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:35:46.28 ID:qBhPQiEF.net


ぱいる「あっ、あ! あ、…う、っちー、うっちーすきぃ…!…ん♡ あ…もっと、いっぱい、してぇ……!///」

あや「自分で腰振ってる……恥ずかしくないの?」

ぱいる「あ、あ♡ やだ……みないでっ……だってぇ…あ、っ…ん、うっち、のゆび、きも、ちい……♡///」

あや「……んーそろそろかなー?」

ぱいる「だ、めだめっ…い、っちゃ…あ、いっちゃ、あぅ……いっちゃう……♡///」ビクビクッ

あや「あ……」

ぱいる「はっ…う、は……あ……もうダメぇ……」

あや「……もうだめかぁ……もう少ししたかったなぁ…」

ぱいる「ご、ごめんなさ……、あ、い…///」

あや「うん……もう寝ていいよ。うちに泊まっていいから……あれ?」

ぱいる「……」スースー

あや「もう寝てるし…」

ぱいる「……」スースー

あや「……おやすみ。ぱいるちゃん」チュッ
60: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:36:45.72 ID:qBhPQiEF.net


すずこ「……」ズーン

えみ「すず!おはよ……ってなに、朝からどうしたの…しかもなにそのほっぺのアザ…」

すずこ「聞いてくれる……?」

えみ「仕方ないなぁ…聞いたげる」

すずこ「うん……あのね、あたし昨日と今日で辛い体験を二度ほどしました」

えみ「ありゃ。アンラッキーだね」

すずこ「そんなもんじゃないよ…」

えみ「はいはい。じゃあ一つ目は?」

すずこ「…このほっぺが目に入りますか」

えみ「嫌でも入るけど…」

すずこ「…なんとこれ、そらにぶたれました…」

えみ「…え?」
61: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:37:30.06 ID:qBhPQiEF.net
えみ「そ、そらまるがぶつって…しかもそんなアザになるほど強く…?なにやったのすず…」

すずこ「うん…あのね、昨日ノリでそらを押し倒したの」

えみ「……っ!!!」バチーン

すずこ「いった!!!なにすんの!」

えみ「そらまると逆側のほっぺにしただけでも感謝してっ!というかすずがそんな軽い女だと思わなかったよ!」

すずこ「違う!違うのっ!」

えみ「もし言い訳でもしたらまたぶつからね」

すずこ「だから違う!ノリっていうのは『いっちょヤりますか』ってノリじゃなくて遊びの流れっていう意味でのノリなの!」

えみ「え、そっちなの……?って、まって!ならそらまるがすずのことぶつわけないじゃん!」

すずこ「でもぶたれたから落ち込んでんの…」
62: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:38:19.24 ID:qBhPQiEF.net
えみ「日頃の行いのせいじゃない?」

すずこ「そんなぁ……」

えみ「だってすず、女たらしじゃん。ノリだったとしても他者から見たらガチに思っちゃうよ」

すずこ「そんなもんなのかなぁ……」

えみ「うん」

すずこ「でもでも…仮にも私とそらまるは元恋人同士だよ?それなのにぶっちゃう?」

えみ「うん。それだったら余計でしょ」

すずこ「……」ションボリ

えみ(すずには申し訳ないけど…こればっかりはなぁ…事実を言ってあげないとね…)

すずこ「本当に深い意味なかったのになぁ…アレも渡しそびれちゃったし…」

えみ「アレ?」
63: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:39:00.48 ID:qBhPQiEF.net
すずこ「じゃじゃーん!」

えみ「わぁかわいい!ひよこの人形?」

すずこ「うん…なんかそらに似ててさ。ほら、そら誕生日だったじゃん。だからあげようと思って…」

えみ「でもあげれなかったのね」

すずこ「うん…私をぶった後すぐ家に帰っちゃった」

えみ「…え?もしかしてすず、そらまるを家によんだの?」

すずこ「…?うん。そうだけど」

えみ「…っ!!!」バチーン

すずこ「いった!!!!なにすんの!」
64: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:39:31.97 ID:qBhPQiEF.net
えみ「見損なったよすず!」

すずこ「えっ!?」

えみ「うっちーという好きな人がありながら元カノを家に呼んだの!?最低!絶対下心あったでしょ!すずのすけべ!」

すずこ「ち、ちがっ…違うって!確かにそんな雰囲気は出したよ?えっちな雰囲気を!」

えみ「ほら!」

すずこ「だから聞いて!それでね、私は実際手は出してないわけだし、あくまでも誕生日プレゼントをあげるために家によんだだけで…えっちな雰囲気出したのはドッキリみたいなものなの!信頼を築くための!」

えみ「えー…ほんとかなぁ…?」

すずこ「ほんとだよっ!」

えみ「もしそらがすずを求めてきたら?」

すずこ「そしたら……やるかもだけど、神に誓ってこっちからは手を出さないから!」

えみ「いややっちゃだめでしょ!」

すずこ「だって…そらを悲しませたくない…」
65: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:39:55.10 ID:qBhPQiEF.net
えみ「うん…分かってるよ。でもそんなのどっちも悲しいだけでしょ?そらのためだと思って我慢しなきゃ」

すずこ「うん…」

えみ「というか元を返せば……そらからすずを求めることなんて100パーセントないよ」

すずこ「…1パーセントくらいあったりして」

えみ「すず」

すずこ「はい、ごめんなさい」

えみ「まったく…すずはいろいろ考えて行動しなきゃ駄目だよ?」

すずこ「うん…気をつけるね」

えみ「ほんとに気をつけてよ?」

すずこ「うん……」

えみ「パイちゃんにも、恋人じゃないんだから手出さないでよ?」

すずこ「分かってるって」
66: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:40:32.28 ID:qBhPQiEF.net
えみ「で、2つ目はなんなの?」

すずこ「……そのぱいるちゃんが朝迎えにこなかった」

えみ「……え?なんで?いっつも一緒に登校してんじゃん。なにかあった?」

すずこ「分かんない…心当たりないんだ…。しかもね、昨日デートの約束までしたんだよ?」

えみ「そうだったの?」

すずこ「うん。ぱいるちゃんが誘ってきてさ…OKしちゃった。その時たまたまそらもいたし断るのも何だかなぁ…って」

すずこ(…そらを妬かせたかったってのも少しあるけど…)

えみ「うーん……パイちゃんほどすずのことが好きな人が朝のお迎えこないのか……はっ! もしかして交通事故とかにあった…とか…!」

すずこ「…あたしもね、何かあったのかって思ってさ、ぱいるちゃんにLINEしたの」

えみ「そしたら?」

すずこ「…既読無視」

えみ「えぇ…!?」

すずこ「だから病気でーとか、事故でー、とかじゃないと思うんだよね…」
67: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:40:56.86 ID:qBhPQiEF.net
えみ「すず…なんか嫌われるようなことした?」

すずこ「そんな…したわけないじゃん。まずデートのお誘い以降会ってもいないんだし」

えみ「じゃあ…ついに愛想つかされたんじゃない?」

すずこ「……やっぱりそうなのかな」

えみ「すっ、すず!冗談だよ!そんなに気を落とさないで!」

すずこ「うう…」

えみ「だ、大丈夫!パイちゃんがすずのこと嫌った日には地球巨大隕石落ちるから!それくらいレアなことだから!」

すずこ「そうかなぁ…」

えみ「そうだよ!だからへこまないで…」

すずこ「うん…ぐすっ…ありがと…」

ガラッ

あや「おはよ」
68: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:41:23.83 ID:qBhPQiEF.net
えみ「あ!うっちーおはよう!」

すずこ「お、おはよ…」

えみ「ほ、ほらっ、すずの大好きなうっちーがきたよ!」コソッ

すずこ「ぅん……」

あや「なに?みもりんどうしたの?いつもよりクマひどいけど」

えみ「なんかねーパイちゃんが今日迎えにこなかったんだって」

あや「…ふぅん」

えみ「それで落ち込んでて」

あや「死ぬほどどうでもいいねー」

えみ「まあそうだけど…」

すずこ「…うぅ…ぐすん…」

あや「嫌われたの?」

すずこ「それが分かんないの……」

あや「嫌われたんじゃない?」

すずこ「…うっちーはそう思う?」

あや「……さあ。私、ぱいるちゃんとそんなに仲良くないし、分かんなーい」

すずこ「…そっか、だよね……」
69: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:41:47.37 ID:qBhPQiEF.net
あや「ま、元気だして。明日にでもなったらまたいつものように来るでしょ」

すずこ「そうかな?」

あや「うん。というか絶対くるから。今日来れなかっただけで」

すずこ「ありがと…う、うっちーは優しいね…///」

あや「別にそんなこと言われても全く嬉しくないけど…とりあえずありがと」

すずこ(あー…しびれる…///)

えみ(…すずの表情筋が緩みすぎて大変なことに…)

あや「……」ポチポチポチ

えみ「うっちー?スマホいじってどうしたの?珍しいね」

あや「うん…えっと、ことりちゃんからLINEきた…から」

えみ「ふぅん」

すずこ「…あ!ちょうどぱいるちゃんからもLINEきた!」
70: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/28(月) 06:42:16.75 ID:qBhPQiEF.net
えみ「!…なに?なんてきた?」

すずこ「えっと……『すーちゃん!今日迎え行けなかった。寝坊しちゃったよ~(´×ω×`)』だって…!」

えみ「よかったじゃん!」

すずこ「うん! …はぁ…なぁんだ、寝坊かぁ…」

えみ「それならしょうがないね…でも心配して損したよ…」

すずこ「ぱいるちゃんは人騒がせだなぁ」

あや「……ほんとにね」

えみ「それ言うならすずもだからね!」

すずこ「えっ、うそ!? どのへんが!?」

えみ「全部だよ、全部」

すずこ「えー……」

あや「…えみつんの言う通りだね」

すずこ「うっちーまで…」

あや「…ふふ」
97: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:45:56.46 ID:mABvuzJK.net


ぱいる「……」

すーちゃん『なんだー寝坊かぁ(OvO) 心配して損した( 笑 )』

ぱいる「…はぁ……すーちゃん、心配してくれてたのかぁ…」

ぱいる「それより…その前に来たうっちーのLINE…」

うっちー『みもりんとは、普段通り接して。それが出来ないなら』

ぱいる「…それが出来ないなら…なんだろ…うーん……」

ぱいる「うっちーは…なんで私とえっちしたんだろ…」

ぱいる「……嫌がらせってわけじゃなさそうだし…うっちー優しかったし……気持ちよかった……けど……」

ぱいる「……」

ぱいる「…もう…よく分かんない…結局今日学校ズル休みしちゃったし…」

ぱいる「…もう一回…寝よっかな…」

コンコンコン

真姫「Pile?風邪の調子はどう?」
98: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:46:31.38 ID:mABvuzJK.net
ぱいる(…真姫ちゃんにも心配かけちゃってるよね…)

ぱいる(実際は風邪ひいてないし……真姫ちゃんには申し訳ないけど…寝たふりしよう……)

真姫「……Pile…入ってもいいの?」

シーーン

真姫「…寝てるの?」

真姫「まあいいわ……この際ドア越しでも……。 ……昨日…ことりの家に泊まったでしょう?」

ぱいる「…」ギクッ

真姫「…あやと仲がいいのは良いけれど…熱が出るほど遊ぶのは駄目よ。お泊まり会が楽しいのは分かるわ。でも体調管理はしっかりね」

ぱいる(…うん…うん…ごめんなさい…その上えっちしましたーなんて言った日には…)

真姫「それはそうと」

ぱいる「…」

真姫「友達が来てるわよ」

ぱいる「えっ!?」バッ
99: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:48:25.22 ID:mABvuzJK.net
真姫「…やっぱり起きてたのね」ガチャッ

ぱいる「えっ……あ!しまった!ついびっくりして…」

真姫「…はぁ…熱も実際ないんでしょう?」

ぱいる「い、いや……ごほんごほん…」

真姫「現役お医者さんの目を欺けると思った?」

ぱいる「……っ、ごめんなさい…」

真姫「別に叱るつもりはないの。ズル休みしたい日だってあるわ。でも…何かそれには理由があるんでしょ?」

ぱいる「……そんなこと…!」

真姫「例えば…昨日ことりの家に泊まりに行ったことに原因があ……」

ぱいる「あっあああああ!真姫ちゃん!お友達来てるんでしょ!?」

真姫「ヴェェ!?……き、来てるけど…」

ぱいる「いつまでも外じゃ寒いでしょ!はやく上げてあげて!」

真姫「あ、それが…実は…」

えみつん「もう上がってました。おじゃましてます」

ぱいる「!?」
100: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:49:26.57 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「え、えみつん…な、なんで…」

真姫「…じゃあ私は…今日夜勤だからここらで出勤するわね」

ぱいる「えっ!?」

真姫「じゃあね」

えみ「いってらっしゃーい!」

ぱいる「…い、いってらっしゃい…」

えみ「…」

ぱいる「…」

ぱいる「あ、あの…えみつん!」

えみ「なに?」

ぱいる「…ど、どこから聞いてた?」

えみ「え…最初から…かな?真姫ちゃんがパイちゃんの部屋のドアをノックするあたりから」

ぱいる「えっ!?」

えみ「えっ、なんかまずかった?」

ぱいる「あ、そ、その……」

えみ「あ!大丈夫大丈夫!ズル休みってことは誰にも言わないから!」

ぱいる(そ、そういうことじゃなくてー!!)
101: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:49:58.33 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「た、立ち話もなんだし…座っていいよ、えみつん」

えみ「うん。ありがとう。てか昨日うっちーの家泊まったんだね」

ぱいる「へぇぁ!?」

えみ「あはは、なにその変な声」

ぱいる「い、いや…う、うん!そ、そう!泊まったんだよね…」

えみ「……でも意外だなぁ…」

ぱいる「な、なにが?」

えみ「いやぁ…なんというかね、ほら、うっちーって誰にでも冷めてるとこあるじゃん。あ、いい意味でね?」

ぱいる「…」

えみ「だからこう…パイちゃんみたいなうるさ……賑やかな子を泊まらせるの珍しいなぁ…って」

ぱいる(うるさいって言いかけた…)

えみ「いつそんなに仲良くなったの?」

ぱいる「あ、その……さ、最近かな…えへへ…」

えみ「へぇ!」

ぱいる「え、へへ………」
102: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:51:41.16 ID:mABvuzJK.net
えみ「うーんパイちゃんすごいなぁ…私ですらうっちーとはたまに距離感じるもん」

ぱいる「えみつんが…?」

えみ「うん。だからパイちゃんのことが少し羨ましいよー!」

ぱいる「そ、そんなことないー!わ、私だってうっちーのこと……よ、よく分かんないなぁって思うこと…あるし」

えみ「またまた~!お泊まり会する仲でしょ?そんな謙遜しなくても」

ぱいる(謙遜してないよぉ…うっちーイミワカンナイもん…)

えみ「お泊まり会でどんなことしたの?」

ぱいる「えっ!? ……えっと…お、お喋り…したり…」

えみ「したり?」

ぱいる「……い、一緒に寝たかな」

えみ「えーー!?すごい!うっちーと!?ほんとにすごいよ!レア体験すぎる!」

ぱいる「で、でしょ?」

ぱいる(大丈夫…嘘はついてないよね…?)
103: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:52:14.89 ID:mABvuzJK.net
えみ「そっかぁ…そっかぁ…パイちゃんとうっちーはそんなに仲いいのかぁ……すずが聞いたら嫉妬するだろうなぁ…」

ぱいる「…すーちゃん?」

えみ「あっ………」

ぱいる「?」

えみ「え、えっと、ごめん。今言ったすずっていうのは三森のすずじゃなくて…別のすずだから!」

ぱいる「なぁんだ、そうなの!もーびっくりさせないでよ!」

えみ「ご、ごめんごめん…」

ぱいる「あ、それとね、えみつん…」

えみ「なに?」

ぱいる「今日えみつんに話したことは秘密にしてほしいの…!」

えみ「…えーっと、ズル休みのこと?」

ぱいる「そ、そうじゃなくて!…う、うっちーのこと…」
104: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:53:25.78 ID:mABvuzJK.net
えみ「…へ?」

ぱいる「ど、どうしても秘密にしてほしくて!どうしても、どうしてもなのっ!」

えみ「う、うん?」

ぱいる「秘密ったら秘密!」

えみ「な、なん…」

ぱいる「言っちゃダメなのっ!これはえみつんと私だけの秘密っ!」

えみ「うーん……」

ぱいる「お、おねがぁい…」ウルウル

えみ「ちょっ…なんで泣いてるの!い、言わないから!言わないよ!ね?泣かないで?」

ぱいる「えみつん…ありがと…」グスッ

えみ「ほらもう…鼻水たれてるよ。チーンして。ほら、ティッシュ」

ぱいる「…ぐすっ」チーン

えみ「いいこいいこ」ナデナデ

ぱいる「うん…!うん…!」
105: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:54:00.15 ID:mABvuzJK.net
えみ「可愛い顔が台無しだから。泣かない泣かない!」フキフキ

ぱいる「…ぐすん。秘密だよ…?」

えみ「分かってる。言わない」

ぱいる「…ん!小指!」

えみ「ゆーびきりげーんまーんうそついたら?」

ぱいる「はりせんぼんのーますっ!」

えみ・ぱいる「「ゆびきった!!」」

ぱいる「…よし!」フンス

えみ「落ち着いた?」

ぱいる「うんっ!」

えみ「もう泣かない?」

ぱいる「泣かないっ!」

えみ「よしよし」
106: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:55:05.26 ID:mABvuzJK.net
えみ「…じゃあ…そろそろ暗くなってきたし帰るね」

ぱいる「あ…ほんとだ…」

えみ「よいしょっと…」

ぱいる「え、えみつん!今日はお見舞いに来てくれてありがとね!」

えみ「…とんだお見舞いだったなぁ」

ぱいる「うう…ごめん」

えみ「あはは、冗談だって。じゃ、明日は学校きなよ?りっぴー達心配してたから」

ぱいる「うん!もちろん!りっぴーとシカちゃんには無事だよってLINE送っとく!」

えみ「そうしなそうしな!じゃ、ばいばーい」

ぱいる「うん!またね!」


バタン


えみ「……」

えみ(……なんか……変な感じするなぁ…)
107: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:55:43.09 ID:mABvuzJK.net


チュンチュン

ぱいる「う…うぅん……」

ぱいる「…はっ!」

ぱいる「朝が来ちゃった…」

ぱいる「………すーちゃん…どうしよう…」

ぱいる「…とりあえず準備しなきゃ」

ぱいる「なんだか気が重いなぁ…でも…今日は流石に休めないし……」

ぱいる「はぁ……」

ぱいる「……っ…ヘクチッ」

ぱいる「ずびっ…やば…本気で風邪ひいたかも…」

ぱいる「そういえば身体も重いような…」

ぱいる「……き、気のせいだよね!あはは!……ヘクチッ」

ぱいる「…だ、大丈夫大丈夫…ぐしゅっ…」
108: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:56:18.06 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「いってきまーす!」

真姫「あ、いってらっしゃい…」

ぱいる「真姫ちゃん、今帰ってきたの?」

真姫「ええ。急患が入って少し遅くなっちゃった…ふわぁぁ……」

ぱいる「ゆ、ゆっくりやすんでね」

真姫「ええ。あなたこそ気をつけて…」

ぱいる「はーい!」

バタン

ぱいる「…」

ぱいる(……やっぱりすーちゃんには悪いけど…今日はお迎えやめとこ…)

ぱいる(どんな顔して会えばいいのかわかんないし…)

ぱいる「はぁ…なぁんだかなぁ…」

すずこ「……ぱいるちゃん、おはよ」
109: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:56:50.11 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「おは……ってきゃあああああ!?」

すずこ「えっ!?」

ぱいる「すーちゃん!?な、なんで!?」

すずこ「その、ぱいるちゃんまた寝坊したらいけないから…起こしにきちゃった。それにいつも迎えに来てもらうばっかじゃ、ね?」

ぱいる「…!///」キュン

ぱいる「…えへへー、すーちゃんおはよう!」

すずこ「うん!おはよ!」

ぱいる「迎えにきてくれてありがと!」

すずこ「いえいえ何のこれしき」

ぱいる「えへへ…」

すずこ「…」

すずこ(なんだ…いつも通りじゃん)

ぱいる(よかった…思ったより気まずくない…!)
110: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:57:16.42 ID:mABvuzJK.net
ぱいる(…と思ったけど…)

ぱいる「…」テクテク

すずこ「…」テクテク

ぱいる(やっぱり会話が続かないよ…)

ぱいる(なんで……?)

すずこ「……あ、学校ついちゃったね」

ぱいる「うん……」

すずこ「じ、じゃああたし…行くから…」ソソクサ

ぱいる「あっ!…ま、まって!」ガシッ

すずこ「わっ!?」
111: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:57:46.35 ID:mABvuzJK.net
すずこ「ど、どうしたの?ぱいるちゃん」

ぱいる「えっと…えっと……」

ぱいる(なんとなく引き止めたけどこれ…完全にノープラン!!)

ぱいる「あのっ、あのねっ、すーちゃ……クシュッ」

すずこ「ぱいるちゃん…?」

ぱいる「コホッ…ケホッ…え?な、なに…?」

すずこ「風邪ひいてない?」ピトッ

ぱいる「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!?///」バシッ

すずこ「いった!!!!!?」

ぱいる「すーちゃんのえっち!」

すずこ「お、おでこで体温計測しただけでしょ…」

ぱいる「あ、ああ…そうなのね…ケホッ…」

すずこ「…ほら、風邪ひいてるでしょ。ぱいるちゃん顔色悪かったし、元気もなかったし…」

ぱいる「うう…クシュッ……」
112: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:58:19.98 ID:mABvuzJK.net
すずこ「どうせ風邪ひくようなことしたんでしょ。お馬鹿なんだから」

ぱいる「してないもん…ズルッ…ぱいちゃん別に風邪ひいてないし…ゴホッ…」

すずこ「はいはい。なにしたのかなー?お風呂上りに髪乾かさないで寝ちゃった?変なもの拾って食べちゃった?」

ぱいる「ちがうもん……」

すずこ「お寝坊さんだったってことは夜更しかな?」

ぱいる「…!ちっ…がうってば!!!」

すずこ「えっ……ご、ごめんね?…あ、あたしなにか悪いこと言った…?」

ぱいる「あ…ごめん…!違う…違うの…ゴホッ…」

すずこ「う、ん…なんか…ごめん…」

ぱいる(しまった…!…うっちーとのこと隠すことに必死になっちゃってつい怒っちゃった……)

すずこ「どうするの?ぱいるちゃん今日はもう帰って寝る?」

ぱいる「う、ううん……学校行かなきゃ…」
113: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 02:59:45.31 ID:mABvuzJK.net
すずこ「でもそんなにふらふらなんだよ?」

ぱいる「だいじょぶ…クシュッ…」

すずこ「休みなよ。送ってあげるから」

ぱいる「いや……」

すずこ「ほら」グイッ

ぱいる「…っ、やだ…!」パシッ

すずこ「…え…」

ぱいる「あ……」

すずこ「ぱいるちゃん…今日変だよ?」

ぱいる「そんなこと…!」

すずこ「変だよ…」

ぱいる(…そんな…言い方…すーちゃんのことで、悩んでるのに。なんで…)イライラ
114: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:00:24.23 ID:mABvuzJK.net
すずこ「ね、もういいでしょ?帰ろ?」

ぱいる「なにが、いいの…?」

すずこ「え…だからぱいるちゃん風邪ひいて…」

ぱいる「…だから…ひいてないの!学校も休まない!すーちゃんちょっとおせっかいだよ!そういうとこ、やだ!」

ぱいる「いっつも私のこと子供扱いして、お門違いにもほどがあるよ!ばかっ!すーちゃんのばかっ!何にもわかってない!」

すずこ「…ごめんね」

ぱいる「…」ハッ

ぱいる(しまった…言い過ぎちゃった…!)

すずこ「面倒なことしちゃってごめんね…あたし、いくから。ぱいるちゃん、無理しないでね」タタタッ

ぱいる「す、すーちゃ……」

ぱいる「……やっちゃった…どうしよ…」

ぱいる「……コホッ…」

ぱいる「…とりあえず教室行かなきゃ…」フラフラ
115: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:01:02.09 ID:mABvuzJK.net


りほ「あーーー数学終わったーー」グデー

ゆりか「だねーーーー」グデー

ぱいる「つかれた…コホッ…」

りほ「…パイちゃん…」

ゆりか「…大丈夫?なんか顔色…朝から悪いけど…」

りほ「うん。あたしも思ってた。それにいつもより汗かいてるし…いくら汗かきパイちゃんって言っても…」

ゆりか「これはなぁ…」

ぱいる「だっ、大丈夫だよ!次移動教室でしょ!?いこ!!」スクッ

ゆりか「お、おう…」

ぱいる「…おっとと……」フラフラ

りほ「ほら!やばいじゃん!」

ぱいる「へへ…大丈夫…」
116: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:01:34.07 ID:mABvuzJK.net
ゆりか「あーもうだめだってば!保健室いくよ!」

ぱいる「ええ!?」

りほ「いくの!」

ぱいる「えええ!?」

ゆりか「れっつごー」

りほ「ごー」

ぱいる(ぐすん…せ、せっかくここまで頑張ったのにぃ…)

ぱいる「ダレカタスケテ~!!!」

りほ・ゆりか「保健室までチョットマッテテー」

ぱいる「うわーん!!やだぁ!…ゴホッゴホ…」
117: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:02:05.39 ID:mABvuzJK.net
りほ「もーなんでパイちゃん無理するのー」テクテク

ゆりか「ホントだよ。風邪の時は休む。これ鉄則」テクテク

ぱいる「だってぇ…昨日休んだし…それに…すーちゃんg」ガシッ

ぱいる「がしっ?」

?「…ちょっと、こっち…」グイッ

ぱいる「え……わっ…!」


りほ「でさー!この前そらまるがひよこの着ぐるみを…」テクテク

ゆりか「げーまじか…って、あれ?」

りほ「パイちゃん…いない…」
118: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:02:50.07 ID:mABvuzJK.net


ぱいる「いたた…コホッ…」

ぱいる「…い、いきなりなに…?突然女子トイレに引っ張られて……わわわ」ヨロヨロ

あや「…キャッチ」ポスッ

ぱいる「おっと…あ、ありがと…って…」

あや「…なにふらふらしてるの」

ぱいる「コホッ…あれ…?う、うっちー…なんで…」

あや「…ぱいるちゃん約束守れなかったんだー」

ぱいる「え…」

あや「だめだよ?約束は守らないと」

ぱいる「…なんの、こと?」

あや「…みもりんに、ひどいことしちゃったんだよね?」

ぱいる「あ…」
119: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:03:19.30 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「でも…あれは…その…」

あや「この後に及んで言い訳するの?」

ぱいる「……」

あや「あのね、みもりん朝来た時すごい元気なかったの」

ぱいる「…っ」

あや「別にみもりんがどうだろうと私には関係ないことだし…至ってどーでもいいんだよね」

ぱいる「…コホッ…ひどい…」

あや「ひどい?…ひどいのはぱいるちゃんの方だよ」

ぱいる「そ、んな…」

あや「めんどくさいケド聞いたよ。落ち込んでる理由をさ、みもりんに」

ぱいる「…すーちゃん…なんて…?」
120: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:04:34.68 ID:mABvuzJK.net
あや「…ぱいるちゃんに、嫌われたって。勘違いだと思いたかったけど、今日のぱいるちゃんの態度で確信したって」

ぱいる「そ、そんな…」

あや「私言ったよねー?みもりんには普通の態度で接してって」

ぱいる「でもっ…だけどっ……私今日……っ…ゲホッゲホッ…」

あや「言い訳しないで」グイッ

ぱいる「きゃっ!」

あや「……またされたいの?」

ぱいる「い、いや……やだよぉ…」グスッ

あや「…泣くようなこと?あんなにぱいるちゃん気持ちよさそうだったのに」

ぱいる「コホッ…や、やだぁ…忘れて……」グスッ
121: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:05:12.73 ID:mABvuzJK.net
あや「はあ…もうなんでもいいからさ…静かに泣いてよ。誰か来たら誤解されそうで嫌だから」

ぱいる「ぐすっ……うっ…ごめんね…コホッ…」

あや「ほら、ぱいるちゃんの涙で制服汚れちゃったよ」

ぱいる「…ぐすっ…ぐすっ…」

あや「…はぁ……もうこっち来て」グイッ

ぱいる「…っ!?」

カチャッ

あや「せめて泣くなら個室で泣こうよ…もう私も1人に寄りかかられて立ってるの疲れたしさぁ…」ドサッ

ぱいる「うっ…うっ…ごめん…ゴホッ…」

あや「……あとさっさと泣きやんで。落ち着いて話せない」

ぱいる「うん……ぐすっ…」
122: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:05:45.80 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「うっ…うっ…うぇ……」シクシク

あや「……もう、私の膝の上、座って」

ぱいる「うん……ぐすっ…」ストン

あや「……」ポンポン

ぱいる「…ぐすっ……うう……」

あや「はぁ…どうしたら泣き止むの。赤ん坊世話してる感じなんだけど」

ぱいる「…もっと背中ぽんぽんしてほしい…」ヒック

あや「しょうがないなぁ…」ポンポン

ぱいる「……ぐすっ…」

あや「……泣き止まないじゃん…」

ぱいる「…もうちょいで泣き止む…」

あや「はいはい」ポンポン
123: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:06:48.12 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「…ぐすん」

あや「落ち着いたところで……なにから話そっか」

ぱいる「……私も…話したいことある…」

あや「…だいたいわかる。なんでえっちしたのーとかでしょ」

ぱいる「な、なんで分かるの…スピリチュアルやね…」

あや「…猿でもわかるし…」

ぱいる「そ、そうかなぁ…」

あや「そうだよ…」

ぱいる「…それで…なんでえっちしたの?」

あや「…さぁ」

ぱいる「さぁ、って…」

あや「まあその話はどうでもいいでしょ」

ぱいる「どうでもよくないよ!私の…そのっ…ばっ、ば、virginをうばっておいてそれはないでしょ!」

あや「…しーっ」

ぱいる「あ…」

あや「てか処女だったの?ごめん」

ぱいる「…っ!ち、ちがう!…よ…///」
124: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:07:31.05 ID:mABvuzJK.net
あや「ほんとに?」

ぱいる「…ほんとのこといったらうっちーも言ってくれる?」

あや「うん」

ぱいる「……この前のうっちーとのが初めてでした…///」

あや「へぇ…」

ぱいる「はい!言いましたっ!うっちーにも言ってもらうよっ!///」

あや「言わないよ」

ぱいる「あーーー!うそつきっ!!コホッ…ちゃんと言ったのにぃ……」

あや「てかさ、他に話すべきことあるんじゃない?」

ぱいる「え…」

あや「…みもりんのこととか」

ぱいる「あ!」

あや「…もとといえば…私がぱいるちゃんの体調くずしちゃったわけだしさ」

ぱいる「……うっちー、気にしてる?」

あや「…は?なわけないじゃん。みもりんが後々もっと面倒なことになるのが嫌なだけ」

ぱいる「だ、だよねぇ…あはは…」
125: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:08:06.12 ID:mABvuzJK.net
あや「…とにかくぱいるちゃん、みもりんに謝ってみたら?仲直りしたいんでしょ?」

ぱいる「したい!…ゴホッ…」

あや「ほらもう大声出さない」

ぱいる「ズビッ……うん……」

あや「…小細工なく素直に謝ったらいいと思う。みもりん女の子には優しいし」

ぱいる「……うんっ」

あや「…何笑ってるの…気持ち悪い」

ぱいる「えへへ…」
126: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:08:42.19 ID:mABvuzJK.net
あや「…てかさ…ほんとはさっきぱいるちゃんに手だそうとしたんだけど」

ぱいる「えっ!?」

あや「…みもりんにあたったみたいだし、お仕置きしようかなぁって」

ぱいる「うう…」

あや「でも…辛そうだし、やめた」

ぱいる「…」

あや「…病人に手だす趣味ないから」

ぱいる「うっちーって…優しいね」

あや「…勘違いしないでよ。風邪うつされるのが嫌なだけ」

ぱいる「えへへ…コホッ…」

あや「せいぜい早くなおして」

ぱいる「ありがと…」
127: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:09:23.44 ID:mABvuzJK.net
あや「とりあえずトイレからでよ」

ぱいる「うん……」フラフラ

あや「ちよっと…立てるの?」

ぱいる「うん……」フラフラ

あや「つかまって」

ぱいる「コホッ…ありがと」

あや「…すごい熱い…こんなことなる前に最初から休んどきなよ馬鹿」

ぱいる「ごめんなさぁい……クシュッ」

カチャッ

すずこ「そらー!はやくきてー」

そら「分かってるよー……お?」

ぱいる「あ…」バッタリ
128: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:10:08.37 ID:mABvuzJK.net
すずこ「え…え…?ぱいるちゃん?うっちー?なんで?」

ぱいる「あ……えと……えと……」

あや「……ぱいるちゃんさー、今日具合悪いの知ってるでしょ?だから介抱してたの。少し言われただけでしょげちゃった誰かさんと違って」

すずこ「……ぐっ」

そら「…すず?」

すずこ「…な、なんでもない……」

ぱいる「す、すーちゃんは悪くないのっ!私が悪いの!!」

すずこ「ぱいるちゃん…」

ぱいる「強く言っちゃってごめんなさい!八つ当たりしてごめんなさい!心配してくれたのにごめんなさい!」

すずこ「…」

ぱいる「だからっ…だから許して……」
129: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:10:42.14 ID:mABvuzJK.net
すずこ「…許すもなにもないから…あたし、怒ってないよ?ぱいるちゃんに対して怒るわけないじゃん」

ぱいる「すーちゃん……!」ウルウル

すずこ「こちらこそごめんね。ぱいるちゃんの気持ち察せなかったみたいで」

ぱいる「ううん…!いいの!いいの!」

すずこ「…よかったぁ。やっとぱいるちゃん笑顔になった」

ぱいる「えへへ…///」

あや「はあ…なにギザなセリフ言ってんだか」

すずこ「…!///」キュン

そら(すず…また内田さんに言われて喜んでる…Mかな?)
130: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:11:14.11 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「そ、それでなんだけど…すーちゃん、デートどうしよっか?」

すずこ「あ!そうだったそうだった!…うーんそうだなぁ。あたしは別にいつでもいいけど…」

あや「……それ、私も行きたい」

ぱいる「!?」

すずこ「え、ほんとに!?」

あや「ダメ?」

ぱいる「で、でも……」

すずこ「いいじゃん!いこうよ!」

ぱいる「えっ!?」

あや「やったー」

すずこ「やっぱ人数多い方がいいでしょ!あ、なんならそらもいく?」

ぱいる「えっ!?」

そら「えっ…」

すずこ「よーし決定!四人で行こう!ダブルデートだ!」

ぱいる(マジでかっ……!?!?)
131: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:12:15.08 ID:mABvuzJK.net


あいな「つかれたーーかーえーりーたーいーなーんちゃーんー」

よしの「そう思うならはやくやろ。私も現に今めちゃくちゃ帰りたい」

あいな「あー生徒会入るんじゃなかったなぁ…まあなんちゃんが生徒会長やるっていうから副会長になったんだけど…」

よしの「無理やり生徒会に入れられたこっちの身にもなってみろよ…」

あいな「ふふふ…でもなんだかんだ私はなんちやまん生徒会長の下で働けて幸せでありますっ!」

よしの「……あ、そう…」

あいな「えへへーなんちゃん大好きっ!」
132: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:13:07.44 ID:mABvuzJK.net
よしの「なんてか…くっすんは素直だね」

あいな「そう?うふふっ」

よしの「で…この前のさ…あの、破廉恥なバイトさ…」

あいな「ちょっと!は、破廉恥って言い方悪いよ!」

よしの「はいはいごめんごめん。でさ、バイトやめたの?」

あいな「…?やめてないけど」

よしの「は!?」ガタン

あいな「えっ」ビクッ

よしの「なんでやめてないんだよっ!やめろって言ったろ!」

あいな「でも…冗談かって思ってて…」

よしの「冗談なわけないだろっ!」

あいな「…どうしたの…なんちゃん、怖いよ…」

よしの「……ごめん、でも、嫌だから。くっすんがそういうところで働いてるの」

あいな「なんで…?」

よしの「嫌だから」
133: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:13:36.98 ID:mABvuzJK.net
あいな「…理由言ってくれないとこっちだって嫌だもん。言ってよ」

よしの「…別に理由とかいいじゃん」

あいな「やだ」

よしの「あのねぇ…」

あいな「理由言ってよ!」

よしの「……く、くっすんがさ、メイドとか似合ってないからだよ。接客もさ、訳分からないし…だ、だからかな」

あいな「…っ!なんでそんなこと言うの!」

よしの「…理由言えって言ったじゃん」

あいな「でもっ…こんな…」
134: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:14:06.12 ID:mABvuzJK.net
あいな「私…なんちゃんのためにバイト頑張ってるのに!」

よしの「は?……頼んだっけ?」

あいな「またそんな言い方…どうせあの頃の約束だって覚えてないんでしょ」

よしの「…知らないよ」

あいな「…っ!」パンッ

よしの「いっ……」

あいな「…ばかっ!」ダッ

よしの「あ!まてってくっすん!おい!」

よしの「……」ポツーン

よしの「……デジャブすぎ…」
135: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:15:16.13 ID:mABvuzJK.net


えみ(何かがおかしい…何かが…)

えみ(…ぱいるちゃんはなんであんな不自然にうっちーとのこと隠したがったんだろ…)

えみ(…ぱいるちゃんが好きなのはすずなんだよね…それで……すずはうっちーが好き…)

えみ「ううーん………」

すずこ「えみつん?どうしたの?」

えみ「あ、え…いや、なんでもない…」

すずこ「そうなの…なんかうんうん言ってるからお腹でも痛いのかなーって」

えみ「心配してくれてありがとう。悪いけど超元気」

すずこ「それでこそえみつん」

えみ(うーん……なにか引っかかる…)

えみ「ううーん…」

あや「…えみつん、大丈夫?」

えみ「うっちーまで!げ、元気だよっ!……あ…」

あや「?」
136: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:16:55.93 ID:mABvuzJK.net
えみ(そうだ……私、うっちーの好きな人知らないんだ…)

あや「…」

えみ(…)ゴクリ

あや「…人の顔そんなに見ないでよ…」

えみ「あ、あのさ!聞きたいことがあって、うっちーの好きな……」


ダレカタスケテー!!
ホケンシツマデチョットマッテテー


あや「…」

すずこ「あ、ぱいるちゃんの声が」

えみ「ほんとだ」

あや「で、なにが聞きたいの?」

えみ「あっ!えっと……」
137: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:17:37.12 ID:mABvuzJK.net
あや「…」

えみ「……ご、ごめん。忘れた」

あや「…あっそ。じゃあ私、トイレ行ってくるから」ガタン

えみ「い、いってらっしゃい…」

すずこ「いってらー!」

えみ「………はぁ」

すずこ「もう、どうしたのさ、えみつん。 …てかやっぱうっちー怒ってたよね…」

えみ「…え?怒ってた?」

すずこ「うん。あの…あたしが朝あのこと話した時からちょっと怒ってて…」

えみ「あのこと…?ああ、パイちゃんのことね」

すずこ「うん…ぱいるちゃんに嫌われたって言ったら途端に機嫌わるくなっちゃって…」

えみ「…」
138: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:18:09.00 ID:mABvuzJK.net
すずこ「…あたしは思った!うっちーはあたしのことが好き!だからあたしのことを嫌ったぱいるちゃんに怒ってる!」

えみ「すずって幸せ者だよね」

すずこ「えっ、ちょっとどういう意味」

えみ「言ったままの意味だよ………あ、でも……」

すずこ「?」

えみ(…うっちーがパイちゃんのことで怒った?あの冷静なうっちーが?…もしかして…うっちーが好きなのって……)

えみ「あ、はは…あは……まさかね…うん…」

すずこ「?」

ガラッ

そら「ぐーもるぐーもる。すずいる?」
139: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:18:47.83 ID:mABvuzJK.net
すずこ「あーー!そら!どうしたの!」

そら「どうしたのって…すずが呼んだんでしょ…」

すずこ「あーそうだった。じゃ、えみつん、ちょっくら行ってくるね」

そら「⊂(^ω^;)⊃!?」

すずこ「え、なに?」

そら「…すずとふたりっきりとか…この前のこともあるから嫌なんだけど…」

えみ「…」

すずこ「ちょっ!なんてこと言ってくれるのさ!別に手出さないし!えみつんもその目やめて!」

そら「えー…」

えみ「えー…」

すずこ「つらい…」
140: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:24:03.73 ID:mABvuzJK.net
えみ「はぁ…冗談だからさ。行ってきなよ。そらまるも嫌かもしれないけど…ファイトだよっ…」

そら「ファイトだよっ、じゃねーっつーの!」

すずこ「いいから!さーいこいこ!はやくはやく!」

そら「うう…結局こうなるのか…」ズルズル

すずこ「~♪」

ガラガラピシャッ


えみ「……行っちゃった…」

えみ「…はぁ、せめて…すずがもう少しちゃんとしてくれたらなぁ…」

えみ「…頼むよ…すず…」
141: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:24:34.07 ID:mABvuzJK.net


すずこ(ふふふ…どのタイミングで渡そうかなぁ…このヒヨコのぬいぐるみ…)ニヤニヤ

そら「…すず…さっきからにやにやしてるけど…なに?」

すずこ「えっ!?そ、そんなこと!ないよ!」

そら「ほんとかなぁ…」

すずこ「ほ、ほんとほんと!」

そら「…はぁ…すずは毎日楽しそうだね…」

すずこ「え?そう?」

そら「…毎日毎日女の子にチヤホヤされてさぁ…」

すずこ「ぶっ!……え、いや……そ、それは勝手に…女の子達が…」

そら「はーーどこの誰かなぁーチヤホヤされて王子様気取りでノリノリの人ーー鼻の下伸びてますよーーー」

すずこ「のっ、伸びてないし!」

そら「ふっ、どうだかねー」
142: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:25:17.09 ID:mABvuzJK.net
そら「……そういうとこ…ほんっと昔から変わんない…」

すずこ「…そら…」

そら「中学の時付き合ってた時もさ…すずは相変わらずモテモテでさ…」

すずこ「…」

そら「何回ヤキモチやいたっけな…挙句の果てには…すずの好きな人は…私じゃなくて……」

すずこ「なっ、なにしんみりしてるの!そら、らしくないよ!」

そら「……ほんとだよー!あー馬鹿らし!自分からすずのことフッといてさ!自分重すぎ!」

すずこ「…」

そら「てかさっきのも冗談だから!すずのことちょっと困らせたくなったの!だから忘れて!」

すずこ「あ、はは!…だ、だよね!」

そら「う、ん…」
143: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 03:26:16.69 ID:mABvuzJK.net
すずこ(……どうしよう…プレゼントするつもりがこんな気まずいことに…)

すずこ(というか冷静に考えてあの頃のそらの気持ちは…本物だったんだよね…それなのにあたしは…なんだかんだ心ではうっちーを好きでいて…)

すずこ(…でも…うっちーに思いは届かなくて…あたしは上手いことそらを利用したんだ…寂しさを紛らわせようとして…)

すずこ(……あはは…あたしほんとにさいてー…)

そら「…すず?」

すずこ「なんでもない…」

すずこ(あー…そらの顔…なんとなく見れない…逃げたい…)

そら「おーい、すず?」

すずこ「あっ!い、え…えっと…とっ、トイレ行きたくない?」

そら「え?」

すずこ「ほら!いくよ!」

そら「ええ!?別に行きたくな…」

すずこ「そらーはやくきてー!」

そら「ああもう…わかってるよー!…お?」

ぱいる「あ…」バッタリ

155: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 22:48:21.25 ID:mABvuzJK.net


そら「とーちゃーく…ってありゃ、誰もいないじゃん…な、なんで…」

そら「まあ…ちょっと待ってようかな…」

そら「……」

そら「……」

そら「…あれ?」

そら「え、うそ…集合場所間違えた…?ううん。ここで会ってる…」

そら(それで集合時間は10時だよね)チラッ

時計「9時ヤデ」

そら「∩(^ω^;)∩」
156: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 22:49:04.96 ID:mABvuzJK.net
そら「はぁ…集合時間1時間も間違えるとか…」

そら「待つのも長いし…かといって帰るのにも微妙な時間…」

そら(……すずとパイちゃんと内田さんとデートかぁ…)

そら「はは…なんつうメンバーだよ」

そら(パイちゃんはまだすずのこと好きなのかなぁ…)

そら(………うん、好きだよね。じゃなきゃデートなんか誘わないよねぇ…)

そら(…てかよく考えたらそんなデートに参加しちゃっていいのかな…)

そら(……まあ私は…すずのこと諦めてるし。いいよね…)

ぱいる「あ!まるちゃんだ!おはよう!」
157: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 22:49:58.79 ID:mABvuzJK.net
そら「うぉっ…パイちゃん!?はやっ!」

ぱいる「え…いやいやまるちゃんのがはやいじゃん!」

そら「私は時計見間違えてただけだよ!パイちゃん張り切りすぎ!」

ぱいる「だ、だってすーちゃんとデートだよ!張り切るしかないじゃん!」

そら「さいですか……で、風邪治ったの?」

ぱいる「うんっ!……クシュッ!」

そら「……」

ぱいる「……」
158: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 22:55:35.57 ID:mABvuzJK.net
そら「な、なっ、なおってないじゃーん!!」

ぱいる「ま、まるちゃんしーっ!」

そら「しー、じゃない!なんで家で寝てないの!だめじゃん!」

ぱいる「すーちゃんとデートなんだもん!」

そら「…気持ちはわかるけど…悪化しちゃうよ?」

ぱいる「分かってるよ…でも…今日だけは…」

そら「…熱は何度くらいあるの」

ぱいる「38度とちょっと…ズビッ…」
159: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 22:57:32.14 ID:mABvuzJK.net
そら「え…」

ぱいる「お願い……うっちーとすーちゃんには言わないで…」

そら「でも…」

ぱいる「お願い…」

そら「……分かったよ。バレた時は知らないからね」

ぱいる「うん…!」

そら「…そのかわり、少しでも気分悪くなったりしたら私にだけでもいいから言って。いい?」

ぱいる「まるちゃん…ありがと…」

すずこ「あ!おはよー!」

ぱいる「すーちゃん!」
160: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 22:57:57.73 ID:mABvuzJK.net
すずこ「早いねふたりとも」

ぱいる「えへへ…そうでしょ?それよりさ!どう?この服!」

すずこ「わーかわいいっ」

ぱいる「そうそう!この前さ!うっちーと選ん…………」

『脱がないの?』

『ぱいるちゃん自意識過剰。えっち』

『磨くのはファッションセンスじゃないってこと』

『………ねぇ、しよ?』

ぱいる「……っ!///」

すずこ「…ぱいるちゃん?」

ぱいる「な、な、なんでもない…」

そら「……⊂(^ω^)⊃」フム
161: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 22:58:47.34 ID:mABvuzJK.net
あや「おまたせ」

そら「あ、内田さん…おはようござい、ます」

あや「おはよ……というかみんなはや…まだ15分くらい前だけど…」

すずこ「そう言ううっちーだって15分前にきっちりきてるくせに~☆」

あや「は?」

すずこ「ごめんなさい」

あや「……ぱいるちゃん」

ぱいる「へっ!?…あ、なに!?」

あや「かわいいね」

ぱいる「えっ…!」

すずこ「!?」

そら「∩(^ω^)∩!?」

あや「いや…服が…」

ぱいる「あ、あ…ふ、服ね!かわいいでしょ!///」

あや「うん」

すずこ・そら(びっくりした……)
162: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 22:59:27.32 ID:mABvuzJK.net


ぱいる「で、やってきました遊園地!」

そら「いえー!私コーヒーカップ乗りたい!」

ぱいる「私は…、……っ…」フラフラ

あや「…ぱいるちゃん…もしかしてまだ…」

ぱいる「…あ、あー!ぱいちゃんメリーゴーランド乗りたいなー!行こ!まるちゃん!」ガシッ

そら「え、ええーー!?」

ぱいる「ほらはやくーー!!」

そら「ちょっ、ちょーー!はやいってば!」

ぱいる「ごーごー!」
163: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:00:03.33 ID:mABvuzJK.net
すずこ「………行っちゃった…」

あや「うん」

すずこ「あ、えっと…その…うっちー…」ソワソワ

あや「?」

すずこ「あのさ、なんであの時デート行きたいっていってくれたの?ずっと気になっててさ…」

あや「うーん……暇だったから」

すずこ「…それだけ?」

あや「うん」

すずこ「……そ、そっかぁ…」

あや「みもりんはさ、もしかしてえみつんがいた方がよかった?」

すずこ「…? なんで?」

あや「なんとなく……」

すずこ「…? そう」

あや「まあ…なにはともあれ今日は楽しもうね、みもりん」

すずこ「あ…!うん…!もちろん!」

あや「……」
165: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:01:15.50 ID:mABvuzJK.net


そら「はーー…つかれた…」

ぱいる「まだまだ遊ぶよ!次はジェットコースターだ!」

そら「えええ!?」

ぱいる「ほら!いこいこ!…ゴホッゴホッ…」

あや「ぱいるちゃん、やっぱり……」

ぱいる「あ、あああああ!あのね、うっちー!これはね!」

あや「…?」

ぱいる「えっと…その…コホッ…」

そら「ぱ、パイちゃん張り切りすぎてちょっとむせちゃったんだよね?」

ぱいる「う、うん!そうそれ!」

そら「だ、だよねぇー!だからちょっとジェットコースターはやめときなよ!」

ぱいる「う、うん…」
166: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:01:41.52 ID:mABvuzJK.net
そら「…パイちゃん、無理しすぎないで。休んでて」コソッ

ぱいる「あ、ありがと…クシュッ……」

そら「えーと…すずと内田さんはどうする?」

あや「私は気分じゃないしパス」

すずこ「ならあたしは乗るー!」

そら「じゃあすずは私と行こっか」

すずこ「うん!」

あや「いってらっしゃい」

すずこ「いってきまーす!」
167: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:02:04.38 ID:mABvuzJK.net
あや「…私たちはどうするの」

ぱいる「えーーっと…コホッ……」

ぱいる(…どうしよう…風邪で頭がぼーっとするし…なにしろうっちーとなんか気まずい…)

ぱいる(この前あんなに泣きじゃくっちゃったし…それに……なんかこう…変に意識しちゃうというか…)

あや「…ぱいるちゃん、疲れた?」

ぱいる「え!?そ、そんなこと!」

あや「疲れたなら休んでもいいけど」

ぱいる「い、いやいや!まだまだ遊び足りないから!次行こう次!」グイグイ

あや「あ、ちよっと…」
168: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:02:31.28 ID:mABvuzJK.net
あや「…で、なんでお化け屋敷なの」

ぱいる「…っ、あはは…」

あや「本当にここでいいの?なんか…ぱいるちゃん震えてるけど…」

ぱいる「…い、いいよいいよ!入ろう!」グイグイ

あや「ほらまた強引に…」

ぱいる「強引じゃないもーん!」

あや「……ぱいるちゃん…」

ぱいる「へ?」

あや「…なんでもない」

ぱいる「うん…?」
169: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:03:01.52 ID:mABvuzJK.net
ヒュードロドロ…

ぱいる「…」ビクビク

ぱいる(ノリで来たけど…わりと本気で怖い…)

あや「…」

ぱいる(うっちー…すごいな…全然表情変えてない…)

ぱいる「ね、ねぇねぇ、うっちー怖くないの?」

あや「……怖いわけないじゃん」

ぱいる「だ、だよねぇ~…」

おばけ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」バッ

ぱいる「きゃ……」

あや「きゃぁぁ!」ビクッ
170: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:03:32.94 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「……え?」

あや「っ……」

ぱいる「…うっちー…その…もしかして…」

あや「…なに?」

ぱいる「こ、怖いの?」

あや「なわけ…」

おばけ「ワ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」バッ

あや「きゃっ!?」

ぱいる「…」
171: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:03:59.27 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「やっぱ怖いんだ~!」

あや「だから違うって…」

ぱいる「へーへーこーわいんだー」ニヤニヤ

あや「…っ、黙ってよ、もう」ペシッ

ぱいる「いたっ!……えへへー、うっちーの弱点見つけたー!」

あや「……」スタスタ

ぱいる「あ!ちょっと待ってよ!置いてかないで!」

あや「もうぱいるちゃんしーらない」

ぱいる「えー!ちょっとー!」
172: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:04:25.61 ID:mABvuzJK.net


カタンカタン…

すずこ「…そらさん…」

そら「なんですかすずこさん…」

すずこ「…どんどん…上がっていってますな…」

そら「そうだね………ってなにこのテンション」

すずこ「いやー、だってジェットコースターだよ!この上がっていく感じがたまんないじゃん!こんなテンションにもなっちゃうよ!」

そら「えー…あ、下が見える」

すずこ「ほんとだ…ありゃ、うっちーとぱいるちゃんいないね」

そら(パイちゃん大丈夫だろうか…)

すずこ「…はー、うっちーって好きな人いるのかなぁー…」
173: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:06:32.53 ID:mABvuzJK.net
そら「さぁ…そういや考えたことなかったなぁ…」

すずこ「…あたしだったらいいのになー」

そら「100パーないよ。うっちーの好みじゃなさそう」

すずこ「そら最近ひどくない!?」

そら「べっつにー事実だから」

すずこ「もう怒ったぞー、すずこちゃんポイントマイナス5ポイント!」

そら「なにそれイラナイ」

すずこ「(´・ω・`)」
174: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:07:26.57 ID:mABvuzJK.net
すずこ「じゃあ逆にさー!そらの好きな人は?」

そら「は!?私!?」

すずこ「うん」

そら「えー…うーん…」

すずこ「…まさかのまだあたしだったりして」

そら「…そうだったらどうする?」

すずこ「……へ?」

そら「だから…もしそうだったら…」

ギギギ…ガタン!

すずこ「あ」

ゴォォォォオォ!!!

すずこ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

そら「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
175: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:07:52.62 ID:mABvuzJK.net


ぱいる「楽しかったねー!またお化け屋敷行こうねー!」

あや「…もう二度と行かない」

ぱいる「えー!……あ、まるちゃん!すーちゃん!おーい!」

すずこ「あ、ぱいるちゃん」

そら「おえ……っ、めがまわって…⊂(^ω^;)⊃~⊂(;^ω^)⊃」

すずこ「ほら、そらしっかりして」

そら「おえぇ…」

すずこ「もーしょうがないなぁ。支えてあげる」ワシッ

そら「どこ触ってんだ」
176: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:08:20.68 ID:mABvuzJK.net


ぱいる「次は水族館行きたいっ!」

すずこ「…あ、ググッたらすぐそこににあるみたい。徒歩5分だって」

ぱいる「よーしじゃあ行こう!」

そら「…ん?」

あや「どうしたの」

そら「いや…あそこ…」

あや「なに?」

そら「りっぴーと、シカちゃんが…」
177: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:08:58.98 ID:mABvuzJK.net
すずこ「ほんとだーお出かけかな?…あ、カラオケに入ってった」

ぱいる「……怪しい」

すずこ「え?」

ぱいる「だってだって!あのふたりだけでお出かけだよー?ふたりだけでだよー?」

そら「別に普通じゃない?」

ぱいる「そうかなぁー…」

そら「そうだよそうだよ。現に私とりっぴーとシカちゃんでよく遊びに行ったりするし」

すずこ「あっ、それ初耳」

そら「だってすずには言ってないし」

すずこ「(´・ω・`)」
178: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:09:44.08 ID:mABvuzJK.net


ぱいる「ついたー!」

そら「どうしよっか」

あや「私トイレ行ってくる」

すずこ「あ!じゃあ、あたしもー」

そら「うん、じゃあ2人が帰ってきたら水族館の中のレストランでお昼ご飯食べよっか」

ぱいる「賛成!」

すずこ「じゃあ行こっ、うっちー」

あや「えー…連れション?」

すずこ「こっ、こら!女の子が連れションとか言わない!///」

そら(すず…喜んでる…)キモチワルーイ
179: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:10:15.30 ID:mABvuzJK.net
ジャーバタン

すずこ「あ」

あや「……」

すずこ「出るタイミング一緒だねー」

あや「それがなに?」

すずこ「いや嬉しいなって」ニコニコ

あや「トイレで何言ってんの」

すずこ「ふふふ」

あや「どけてよ」

すずこ「えー?」

あや「うざいんだけど…」
181: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:13:32.62 ID:mABvuzJK.net
すずこ「~~~っ!」キュンキュン

すずこ「ありがとうございます…///」プルプル

あや「は?…てかこの手なに?離して」

すずこ「んーいやかな」

あや「何が目的?」

すずこ「……あたしさ」

あや「……」

すずこ「うっちーのことが、好きなんだけど」
182: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:13:56.03 ID:mABvuzJK.net
あや「……は?」

すずこ「だから、好きなの」

あや「……はぁ。そのセリフを何人に言ってるのかなぁー」

すずこ「……うっちーだけだよ」

あや「ごめんけど、全然信用出来ない」

すずこ「えー」

あや「別にみもりんのこと嫌いじゃないけど、そういうすぐヘラヘラするとこ、なんか信用ならないし」

すずこ「……ひどいなぁ」

あや「これも遊びかなって思っちゃうよ」
183: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:16:57.52 ID:mABvuzJK.net
すずこ「それがね、本気なの」

あや「ふぅん、じゃあごめんなさい」

すずこ「ヤダって言ったら?」

あや「…は?」

すずこ「うっちーが、断るのをヤダって言ったら?」

あや「……」キッ

すずこ「ごめんねー、あたし三森だけにMみたいでさ。その表情逆にそそっちゃう」

あや「……きも」
184: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:17:31.90 ID:mABvuzJK.net
すずこ「……ねぇうっちー付き合おうよ」

あや「……やだよ」

すずこ「だめ?」

あや「うん」

すずこ「いいじゃん……あたしは本気だよ」

あや「……」

すずこ「…ね?」

あや「……」

すずこ「……」

あや(あ…みもりんの顔が近づいてきて…)

すずこ「……うっち、」

バン!

そら「ねーふたりとも!いつまでトイレい、る…の………」
185: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:18:29.77 ID:mABvuzJK.net
すずこ「あ」

あや「……はぁ」

そら「∩(^ω^;)∩」

そら「((((((((⊃;^ω^)⊃」ダーッ

バタン

すずこ「あちゃー、どうしよっか」

あや「……」

すずこ「ま、見られたのがぱいるちゃんじゃなかっただけ…」

あや「……どいて」

すずこ「へ?」

あや「どけよ」ギロッ

すずこ「は、はい(やばいこれガチなヤツ)」バッ
186: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:18:57.39 ID:mABvuzJK.net
あや「次こんなことしたら許さないから」

すずこ「う、うん…」

あや「…」クルッ

バタン

すずこ「……」

すずこ「……」

すずこ「はぁーーーーっ………」

すずこ「やっぱダメかぁーっ……」

すずこ「あー、てか何気緊張したなぁ…こういうの慣れてるはずなのに…」

すずこ「……うっちーの腕…柔らかかったなぁ…」

すずこ「いいにおいした……」

すずこ「あ、そういやそらに見られたんだっけ。やばいかなぁ…」

すずこ「やばいよねぇ……」

すずこ「うーん……」

すずこ「…ま、考えてもしょうがないよね」

すずこ「もうちょい頑張ってアタックしてみますかー」

すずこ「おー!」
187: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:19:43.85 ID:mABvuzJK.net
そら「…はぁ…はあ…」

ぱいる「あ、まるちゃん!すーちゃん達どうだったー?お腹こわしてなかった?」

そら「……お腹というか……頭が壊れてしまったんじゃないかと……」

ぱいる「へっ?」

そら(…すず……)

そら「……っ」ジワッ

そら(…すずは…やっぱり…諦めたつもりだったのに……)

ぱいる「え……まるちゃん!?え、な、な、なんで……?」

そら「…っ、うぇぇぇん……ひっく…」

ぱいる「ま、まるちゃん……」

そら「っう……なんだよぉ……こんなのってあんまりだよぉ……っぐす…」

ぱいる「まるちゃん…」ギュウ
188: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:20:24.19 ID:mABvuzJK.net
そら「…ひっく…パイちゃ、ん…」

ぱいる「よしよしまるちゃん…」ポンポン

そら「…ぐすっ……ぐすっ……」

ぱいる「安心するでしょ。あのね、私が泣いてるときにね、こうやってうっちーが背中叩いててくれたの」

そら「内田さんが…?」

ぱいる「うん…うっちーがね、こーやってぽんぽんーって…」

そら「ん……」

ぱいる「なんか…うっちーってさ…安心するんだよね…」

そら「…うん…」

ぱいる「だからね…うっちーとえっちしたときも…」

そら「うん、うん………え?」
189: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:20:54.74 ID:mABvuzJK.net
そら「……いま…なんて…?」

ぱいる「え?だから………」

ぱいる「……」

ぱいる「……はっ!」

そら「……」

ぱいる「あっ、あああ…えと…その…わ、忘れて…!」

そら「え、でも……」

ぱいる「い、いいからっ!忘れてっ!」

あや「おまたせー…ってなに騒いでんの?」

ぱいる「!?」ドキー
190: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:21:33.98 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「う、うっちー…!」

あや「…なんで抱き合ってんの」

ぱいる「あ、こ、これは…なんでもないのっ!あはは…」バッ

そら「う、うん…あはは…」

あや「あっそ」

ぱいる「う、うっちーこそ遅かったね!どうしたの?」

そら「∩(^ω^;)∩!!」

あや「…あー…トイレが混んでたの。またせてごめんね」

ぱいる「へーそうなんだ」
191: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:22:00.72 ID:mABvuzJK.net
すずこ「ごめーん!遅くなっちゃったー」

ぱいる「すーちゃん!」

すずこ「ごめんごめん、待たせたねー」

ぱいる「ううんっ!いいの!」

すずこ「じゃあご飯食べに行こっかー」

ぱいる「うん!」

あや「………そらまる」

そら「は、はい……」

あや「…………言ったら、どうなるか分かってるよね?」コソッ

そら「ぞっ、存じておりますっ!!」

ぱいる「?」
192: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:24:51.14 ID:mABvuzJK.net


ぱいる「んーーーおいしーー♡」

そら「ほらもうパイちゃん、お口ついてる」フキフキ

ぱいる「ん~……あ!すーちゃんあそこ!でっかい魚!」

すずこ「えーうそ。どこどこ?」

ぱいる「だからあそこあそこ!いこ!」グイッ

すずこ「もーしょうがないなぁ」

そら「あ!こらこらご飯中に席立っちゃ……」

キャッキャッ…

そら(…行っちゃった)

あや「…」

そら(……ああ、内田さんとふたりっきり…)

そら(……私コミュ障なのかな…なんか内田さん苦手というか…いや嫌いではないんだけど話しづらいといいますか…)

そら(…でも…なんか話しかけないと…)
193: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:25:25.65 ID:mABvuzJK.net
そら「……えっと、その…内田さんは…」

あや「?」

そら「……こ、恋バナとかしますか」

あや「……は?」

そら(うわーーー何言ってんだ自分…あほか!でも女子高生がする無難な会話ってこんなもんしかないじゃん!ないじゃん!)

あや「じゃあする?」

そら「え」

あや「なにから話すの」

そら「え、えっとぉ…じゃ、じゃあ内田さんは最近恋してますかっ!」

あや「えー」

そら「す、すいません」

あや「まあいいけど」

そら(あ、いいのか…)
194: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:25:49.88 ID:mABvuzJK.net
あや「…うーん、してるかは、よくわからないかなぁ」

そら「……」

あや「ただ…恋かどうかって言われれば悩むんだけど…ずっと気にかけてる子がいるっていうか」

そら「…へぇ…」

あや「まあその子のことバカだなあってよく思うけどほっとけないし、面倒だけどその子が泣いてたらなんとかしなきゃって思うし」

そら「……それはずばり恋では」

あや「えーそうなのかな」

そら「うん」

あや「じゃあこっちからも話題ふるけどさ。最近みもりんとどうなの?」

そら「へっ!?」
195: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:26:53.92 ID:mABvuzJK.net
そら「え、え、えー…どう、と言われましても…」

あや「……」

そら「ふ、普通だよ……相変わらずすずはあんな感じだしさ、私は…別に、すずのこともう諦めてるし」

あや「ふぅーん……ほんとに?」

そら「……うん」

あや「なぁーんかさ、まるちゃんのこと見てるとそういう風に見えないっていうか」

そら「そ、そうかな?」

あや「みもりん自身はっきりしないとこあるしさ、なによりあの人馬鹿だから、まるちゃんがしっかりした方がいいよ」

そら「……うーん」
196: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:27:47.70 ID:mABvuzJK.net
そら「あと……これは、ノーコメントでも別に構わないんだけど…」

あや「うん?」

そら「あっあの……ほんとに!ほんとに嫌なら答えなくてもいいから!それから深追いは禁止で!こっちも詳しいこと知らないし!だから今から言うことはあんまり気にしてくれなくても……」

あや「はいはい分かったから……なに?」

そら「その……内田さんって……パイちゃんと、何か関係があるんですか?」

あや「……え」

そら「……あ、だ、だから何度もいうけど嫌なら答えなくても……」

あや「……」

そら「……?内田、さん?」

あや「……」

そら「……なに、見てるの?」クルッ

そら「……!ぱ、ぱいるちゃんと、すずが……抱き合って……」

あや「……」ガタン

そら「あ!内田さん!」
197: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:29:26.16 ID:mABvuzJK.net
あや「……」タッタッタッ

すずこ「……あ!うっちー!いいところに!」

あや「……っ!」バシッ

すずこ「いっ!…………え?ぶたれた……?」

あや「っとにさいてーだよ……そんなんだから信用ならないんだよ!バーカ!!」

すずこ「え?え?」

あや「……ぱいるちゃん、いこ」グイッ

ぱいる「えっ……あ、うっちー…」

あや「……いくよ」

ぱいる「え、えー…っと……」

すずこ「……」ポツーン

すずこ「……さ、最近ぶたれてばっか……」
198: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:30:02.96 ID:mABvuzJK.net


ぱいる「ちょ、ちょ、うっちー!?どこまで行く気!?」

あや「……あいつが追いかけてこれないくらい遠いところ」

ぱいる「お、おちついて!」

あや「……」ピタッ

ぱいる「ぶっ!」ドン

あや「……」

ぱいる「い、いきなり止まらないでよぉ……」

あや「……ぱいるちゃん、みもりんになにされたの?」

ぱいる「……へ」

あや「なにされたの」

ぱいる「な、なにもされてないよ……」

あや「うそ。抱き合ってたじゃん」

ぱいる「あ、あれはね……違うの……」

あや「何が違うの」

ぱいる「……え、えっとね……さっきのは……」
199: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:31:40.11 ID:mABvuzJK.net
~数分前~

ぱいる「わー魚ってなんかかわいいね!」

すずこ「だねー……あ、なにこの魚。ひらべったい」

ぱいる「ほんとだっ!名前なんていうのかな?」

すずこ「さぁ……」

ぱいる「あ!あそこにも大きい魚が……っ…」クラッ

ぱいる(やばい…熱あるの忘れてた…はしゃぎすぎて……)

すずこ「ぱいるちゃん!」ダキッ

ぱいる「す、すーちゃ……」

すずこ「なにフラフラしてんの……危ないよ?」

ぱいる「あ、ご、ごめん……」

すずこ「…ってすごい熱!ちょっとこれまずいですよぱいるちゃん…」

ぱいる「うう~……」

200: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:32:40.89 ID:mABvuzJK.net
ぱいる「…という感じでありまして……」

あや「……はぁー…」

ぱいる「え、えへへ……」

あや「……ばか」

ぱいる「ご、ごめんね?」

あや「別に……気が抜けただけ」

あや(てか恥ずかしい…勘違いしちゃった…)

あや「……みもりんに謝っとく」

ぱいる「う、うん!わ、私も一緒に謝ったげる!」

あや「うん……てかぱいるちゃんもごめん」

ぱいる「…? なんで?」
201: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:34:13.04 ID:mABvuzJK.net
あや「だってみもりんのこと好きなんでしょ?だったらさっきの状況っていろいろいい感じだったんじゃないの?」

ぱいる「あーーーうん…」

あや「……」

ぱいる「大丈夫!」

あや「は?」

ぱいる「うん!大丈夫なの!」

ぱいる(……なんか…さっきあんまりすーちゃんにドキドキしなかったんだよね…熱のせいかな…)

あや「はぁ…よく分かんないんだけど」

ぱいる「うっちーもさ、なんであの時すーちゃんのこと叩いたの?」

あや「それは……」

ぱいる「それは?」

あや「………みもりんが、また女の子に手を出してるのが気持ち悪かったからかな」

ぱいる「ふふっ、なにそれー」

あや「だって事実じゃん……って、それよりぱいるちゃん、まだ熱あったの?」

ぱいる「あっ!」

ぱいる(しまったー…言っちゃってたよー!)
202: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:34:36.86 ID:mABvuzJK.net
あや「……帰ろ。おくる」

ぱいる「……え?」

あや「……なに?」

ぱいる「うっちー…怒んないの?」

あや「……ここまできたら怒る気にならないし」

ぱいる「そ、そっかぁ…」

あや「それに……」

ぱいる「?」

あや「……なんでもない。さ、帰るよ。後でみもりん達には連絡入れとくから」

ぱいる「は、はーい……」

あや「……ぱいるちゃん、頼むから無理しないでよ」

ぱいる「うん……!」
203: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:35:21.84 ID:mABvuzJK.net


そら「すず!」タッタッタッ

すずこ「そらー、ねぇきいてよー!うっちーに何故かぶたれ……」

そら「ぶつに決まってんじゃん!!」

すずこ「!?」ビクッ

そら「すずもうまじ意味わかんないよ!誰が好きなのねぇ!それで誰が嫌いなの!?」

すずこ「そら………」

そら「……だって、だって……すずがさ……幸せならいいんだけど……こんなの辛いじゃんか……皆にそうやって傷つけられてさ……私だって傷つけたけど……でも……」

すずこ「え、えっと……」

そら「……っ…ぐすっ…」

すずこ「ごめんね、そら」ギュッ

そら「あ……って、ちょ、ちょ!どさくさに紛れて抱きしめんなぁーー!///」ポカポカ
204: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:35:45.26 ID:mABvuzJK.net
すずこ「ふふーん、そらは抱きしめやすいからだしてるからね」

そら「別にしてないしっ!てか今それ関係ないし!」

すずこ「……?だってそら抱きしめてほしいんじゃないの?」

そら「え……?」

すずこ「……???」

そら「………っ、なんでそうなるんだよーーー!すずのあほーーー!!!」

すずこ「ええ!?」

ザワザワ……
エ?ナニアノコタチカワイー キマシ アーイイッスワー

そら「ほら!すずのせいでへんな注目浴びてる!!早く離して!!」

すずこ(そらが大声あげたからじゃん…)パッ
205: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:36:27.27 ID:mABvuzJK.net
そら「あーーもうほんと最悪だよ。すずのせいでさー」

すずこ「ごめんって……それからいろいろ誤解してるよそらは……」

そら「言い訳御無用です」

すずこ「ええー言い訳も通用しない感じ?」

そら「通用しませんねー」

すずこ「そんなぁ……」

ピロリンピロリンピロリン♪

そら「……あ、内田さんから電話」

すずこ「うっちーから!?」

そら「……」ギロッ

すずこ「あ、はい、自粛っ」

そら「よろしい」
206: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:37:44.17 ID:mABvuzJK.net
あや『もしもしまるちゃん?』

そら「内田さん……その、パイちゃん大丈夫?」

あや『うん、大丈夫。でも熱があるみたいだからさ、家に連れて帰ってる途中』

そら「あ、そうなんだ……」

あや『……でさ、みもりんどうしてる?』

そら「どうもこうもないよ…相変わらずヘラヘラしてる……」

あや『……あ、そう。なら謝ろうと思ったんだけど別にいいや』

そら「内田さんが……すずに謝る?」

あや『うん。ぶっ叩いたの謝ろうと思って』

そら「え…でも、それはすずが悪いんじゃ……」

あや『実はそれが……カクカクシカジカ…』
207: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:38:26.65 ID:mABvuzJK.net
そら「……え、それってつまり…」

あや『うん。今回ばかりはみもりんに否はなかった』

そら「はぁ……そうなんだ…」

あや『というわけだから私たちは先に帰るね。まるちゃんたちは楽しんで』

そら「……」

あや『頑張ってね。みもりんと…ふふっ』

そら「なっ、なんで笑うのさ!///も、もういいよ!切るからね!」ブチッ

すずこ「ど、どうしたのそら……」

そら「……なんでもないし」

すずこ「えー…」

そら「……」

すずこ「?」

そら「……すずが悪いんだからね。ぶたれて当然なんだからね」

すずこ「うわ、まだ言うのそれー。ひどいなぁ……」

そら「……なんで、嫌いになれないんだろ」ボソッ

すずこ「ん?なんか言った?」

そら「なんでもないよ」

すずこ「えー」
208: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:39:03.84 ID:mABvuzJK.net


ピッピッピッピッ

そら(あー体育疲れるぅ……)

そら(この前のデート何だったのかなぁ…)

そら(結局すずと水族館見てまわって……)

そら(進展もなにもなくて……)

そら(って別に進展あってほしいわけじゃないけどさ……でもさ……)

先生「はい、じゃあ最後!2人ひと組になって柔軟!」

そら(……誰と組もう…)

よしの「ねぇ…そらまる……私と組んでくんない?」

そら「へ?南條…さん?くっすんは?」

よしの「ん……」クイッ

そら「……あ、くっすん他の人と組んでる…」
209: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:39:44.28 ID:mABvuzJK.net
そら「……で、なんでくっすんとこんなにギクシャクしてるんですか」グイー

よしの「いてて……いや、なんというかさ…喧嘩っぽいものしちゃって……」グイー

そら「うーー……そうなんですか……」

よしの「まあほっときゃいつかくっすんも機嫌治すだろうよ……。それより、さ!」グイッ

そら「いったた!……はい、なんでしょう」

よしの「なんでみもちゃんのことぶったのさ」グッグッ

そら「う、う!……って、なんで南條さんが知ってる、ん、ですか!」グッグッグッ

よしの「い、たっ、たっ!……いやちょっと裏ルートを……」

そら「裏ルートをおしえてくださいよぉ!」グイー

よしの「あーー……みもちゃん→えみつん→くっすん→私…以上…!」グッ!!

そら「うぁっ!……な、なにそれ……知らなかった…」

よしの「で、何があったの?みもちゃんがそらまる押し倒したぐらいしか情報ないからどうしても誤解しちゃうんだけ…ど!」グイッ

そら「きゅう!……うん…あの時は…ですね……」
211: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:41:28.07 ID:mABvuzJK.net
~数日前~

そら「お、おじゃましまーす…」

すずこ「ん、いらっしゃーい。少し散らかってるけどゆっくりしてって」

そら「う、うん……」

そら(すずのにおい…)

すずこ「…?どうしたの?前みたいにベッドにダイブしてゴロゴロしたっていいんだよ?」

そら「なっ……しないしっ!もう付き合ってないんだからさ!」

すずこ「ふーん」ニヤニヤ

そら「なっ、なにさ……」

すずこ「ううん、そらはかわいいなー」

そら「い、意味わからないんだけど……」
212: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:43:00.82 ID:mABvuzJK.net
そら「……というかさ…私のこと家に呼んじゃってよかったの?」

すずこ「ん?なんで?」

そら「パイちゃんのこともあるだろうしさ……それに……すずは別の人が好きなんでしょ?」

すずこ「それはそれこれはこれじゃん」

そら「……はぁ、そうなのかなぁ」

すずこ「そうだよ」

そら「でもさ、すずはもう少し慎重にならなきゃ」

すずこ「どういうこと?」

そら「女の子との……ほら、関係について」

すずこ「もう充分慎重ですが?」

そら「どこが……」
213: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:44:26.25 ID:mABvuzJK.net
すずこ「……」

そら「……」

すずこ「えいっ!」ガバッ

そら「うわっ!」ドサッ

すずこ「ふふふー」

そら「いったぁ……って、なに押し倒してんの!?」

すずこ「いいじゃんいいじゃん~」

そら「いいわけないし!それに……それに……」

そら(こんなの……あの頃のこと思い出しちゃって……)

そら「っう……」ジワッ

すずこ「!?」

そら「ぐすっ……」

すずこ「そ、そら!?泣かないで!お願いだからさぁ……!」

そら「ぐすっ…ぐすっ…」

すずこ「え、えーと…えーと…」ワタワタ

そら「すずのっ……バカぁ!!!」バシッ

すずこ「いった!!!!!」
214: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:45:49.26 ID:mABvuzJK.net
そら「う、うっ…なんでこんなことするのさぁ……」

すずこ「え、いや……その……」

そら「バカバカバカバカバーカ!私のこと好きじゃないならこんな事しないで!」

すずこ「でも嫌いなわけじゃないよ!」

そら「ぐすっ……うるしゃい!」

すずこ(噛んだ……)

そら「うっ……ぐすっ…ひっく……ばか…」

すずこ「そら……」

そら「……っ、すずは……内田さんのことが好きなんでしょ……」

すずこ「え……なんでそれを……」

そら「すずの周りの人ほぼ全員知ってるよ……パイちゃん以外はね……」

すずこ「え……そんな言った覚えないけど…」

そら「すずの態度でバレバレなんだよぉ……」

すずこ「えーうそぉ」

そら「…っ、う…ひっく……」

すずこ「え、えー…とりあえずほら、涙拭いてよ。ね?」

そら「いらない…帰るよ…」スッ

すずこ「あ、ちょ…そら…」

そら「……おじゃま…しました」

バタン

215: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:47:23.53 ID:mABvuzJK.net
よしの「なるほどぉ…」

そら「はぁ……」

よしの「みもちゃんもはっきりしないなぁ…」

そら「うん…そうなんです……」

よしの「で、そらまる自身みもちゃんのこと好きなの?」

そら「……別に好きじゃないです」

よしの「ふぅーん……でもなんか私には好きに見えるけどなぁ」

そら「え、うそぉ……それ内田さんにも言われました」

よしの「案外はっきりしないのはそらまるかもね」

そら「……」

よしの「だってみもちゃんと別れてんのに家行ったんでしょ?まあ責めはしないけど……」

そら「そっ、それは別に……単純に、遊びに行っただけで……」
216: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:48:25.54 ID:mABvuzJK.net
よしの「元カノの家に行くとかその時点でご察しだよそらまる。自分に素直になりなよ」

そら「あ、はい……ってなんで私がすずのこと好きみたいな空気になってるんですかっ!」

よしの「じゃああれだ。簡単にきく。そらまるはみもちゃんのこと好きか嫌いかでいうと?」

そら「じゃあ……中間で」

よしの「そんなのないから。二択で」

そら「き、き、きらっ……き、きき、きら…」

よしの「ぷっ、口超引きつってる……」

そら「あ、あー!笑った!こっち真面目なのに……」

よしの「……まあ自分素直になりなってことだよ。口引つらせて嘘つくよりも、素直な言葉言っちゃった方が早いじゃん」

そら「……はい」

よしの「じゃあみもちゃんとの報告待ってるから」

そら「だから報告も何もないですってばぁ!」

よしの「えー」

そら「えー、じゃないです!」

よしの(……私もくっすんとどーにか仲直りしなきゃなぁ……)
217: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:48:55.58 ID:mABvuzJK.net


あいな「はー……」キーコーキーコー

あいな(自転車って案外疲れるなぁ……大人になったらすぐ免許とりたいなぁ……)

あいな(運転できる人ってかっこいいもんね……うん、免許はとるべきだよ)

あいな(もし免許とったら……なんちゃんとドライブしたい……)

あいな(……でもまたくっすんには似合わない、とかダメ、とか危ない、とか言われるのかなぁ)

あいな(なんちゃんはいっつも私のこと子供扱いしてさぁ!もう!)

りほ「あ、くっすんだー!やっほ」

あいな「あ、りっぴー!」

りほ「いいなー自転車!」

あいな「後ろ……のってく?」クイッ

りほ「あはは!かっこいーっ!のってくのってく!」
218: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:50:16.21 ID:mABvuzJK.net
りほ「くっすんとこんな時間に会うの珍しいなー。あ、そだ、バイトは?」

あいな「……やめちゃった」

りほ「え!?うそ!?」

あいな「やめちゃったのー!つい最近!」

りほ「えーもったいない。くっすんメイド服似合ってたのに」

あいな「そんなことないもん……」

りほ「ありゃ。どうしたの。いつもだったらありがとーって言ってくれるのに」

あいな「……」

りほ「というかどうしてやめたの?」

あいな「なんちゃんにばれでさ、それでめっちゃディスられたの」

りほ「え、うそ、なんちやまんに?」

あいな「うん……」
219: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:50:41.83 ID:mABvuzJK.net
りほ「というかディスられたって……どんな風に?」

あいな「えっとね……カクカクシカジカ……」

りほ「……そーれーはー、くっすんよ」

あいな「なぁに?」

りほ「ずーばーり、あれですな」

あいな「?」

りほ「なんだっけ……あのトリモチ?じゃないや……カクモチ?ちがう……キナコモチ?うん?」

あいな「あんころもちー?」

りほ「ちょっとくっすん、今ここまででかかってたのに引っ込んじゃったじゃん!」

あいな「うおお、ごめん」

りほ「うー、うー、なんだっけ。でもとりあえずなんちゃんのそれはディスじゃないよ!」

あいな「そうなの?」

りほ「うん!ひゃくぱー違う!」
220: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:51:53.67 ID:mABvuzJK.net
りほ「心配してる……ってか、えーと、くっすんが大事っていうか……」

あいな「うんうん…」

りほ「だからその大事なくっすんに他の人が触んじゃねー!」キリッ

あいな「うんうん」

りほ「……ってやつだと思う」

あいな「そうなのかな?」

りほ「うん!」

あいな「だったら嬉しいけど」ニヘッ

りほ「お、いっきに顔がにやけた」

あいな「でもそうじゃないんだろうなぁ…」ズーン

りほ「ああああ、ネガティブくっすんだ……貴重……」

あいな「だって変に期待したくないもん。でも……」

りほ「でも?」

あいな「……なんちゃんのこと、好きだから少しは信じてみる」

りほ「おお!それでこそ!デーデッデー!」
221: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:52:21.35 ID:mABvuzJK.net
あいな「りっぴーはどうなの?」

りほ「んー?」

あいな「ほら、シカちゃんと!」

りほ「それ聞いちゃいますかー」

あいな「聞いちゃいまーす!」

りほ「実はですね……この前カラオケ行っちゃいました!」

あいな「おおお!」

りほ「……それだけです」

あいな「って、ええ!?」

りほ「それだけです」

あいな「絶対それだけってことないでしょー!?何があったか正直に言えーっ!」

りほ「えー……まあいいけど……面白くないと思うよー?」

あいな「いいからっ!はよっ」

りほ「うん……この前の休日ね……」
222: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:53:48.71 ID:mABvuzJK.net
~この前の休み~

りほ「シカちゃんと2人きりでカラオケだ!」

ゆりか「うん、いつもはだいたいそらまるもいるもんね」

りほ「今日は他に予定あるーってなんなんだろうね」

ゆりか「さぁ……?」

りほ「まあいいや。とりあえず座ろっ」

ゆりか「うん………ってあれ?いいださん?」

りほ「なあにー?シカちゃん」

ゆりか「えーっと?なんで私の膝の上に座るんですかね?」

りほ「え、だめー?」

ゆりか「い、いやだめではないけどさ……」

りほ「じゃあ細かいことは気にするなっ!重くなったらどくからさっ!」

ゆりか「いや重いとか…そういう……まあいいけど……」

りほ「ふふふー」
223: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:55:00.42 ID:mABvuzJK.net
~♪

りほ「きーこえなーいーふーりしてーも♪」

ゆりか「いいよーりっぴー」Ψ('ω' ノノ゛シャンシャン

りほ「なーりつづけまーしたー♪」

ゆりか「はいはい」Ψ('ω' ノノ゛シャンシャン

りほ「おーへんじくーださいー♪」

ゆりか「ひゅーかわいい!」

りほ「えへへ、ありがとうございました」

ゆりか「いいねー次なに歌う?りっぴーの好きなstorm in loverでもいれる?」

りほ「もーシカちゃんも歌って!」

ゆりか「いや歌ってとかって言われてもさぁ……りっぴーが膝座ってるし。抱えるのに精一杯で歌えません」

りほ「実際シカちゃんの膝の上ってか膝の間に座ってるだけじゃん!言い訳じゃん!」

ゆりか「ええー…」

りほ「……」ムスー
224: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:55:47.35 ID:mABvuzJK.net
りほ「じゃあもうこうしよ!」クルッ

ゆりか「りっぴーなに振り向いて……って近ぇ!?」

りほ「私がマイクもっといたげるよ!」

ゆりか「でぇぇぇ!?いいよ…そんなの」

りほ「ほらー!歌って!」

ゆりか「む、むがむが……マイクを押し付けるんじゃない…というかそれくらいなら私が自分で持つから……」

りほ「いやっ!私が持つ!」

ゆりか「いやいやこの距離で歌ったらツバとんじゃうよ?」

りほ「きにしませーん」

ゆりか(なんでやねんな)
225: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:57:06.96 ID:mABvuzJK.net
りほ「もー私が適当に歌入れちゃうよ?」

ゆりか「うそ、まじで」

りほ「まじです。歌ってください」

ゆりか「ええ……」

ゆりか(と、というかなんだよこの体制…)

ゆりか(俗に言う……た、体面座位なんじゃ……///)

ゆりか(って何考えてんだよ私は!)

ゆりか(てか……りっぴーがやたらと寄りかかってくるせいで……)

りっぴーのりっぱい「」ムニュッ

ゆりか(▂▅▇█▓▒Ψ (’ω’) Ψ▒▓█▇▅▂うわぁぁぁ!!///)
226: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:58:20.03 ID:mABvuzJK.net
ゆりか(むっつりなのかっ……むっつりなのか私はっ……///)

りほ「ねぇシカちゃん聞いてんの!?」

ゆりか「は、はい……聞いております聞いておりますとも……」

りほ「もう勝手に曲入れたからね!」

ゆりか「えっ」

~♪

ゆりか(この始まり方は……)

ゆりか「ね、ねぇーひとつだけー聞いていいー?わたしのこーとー♪ ………はっ!無意識に歌ってしまった!」

りほ「告白日和、です!」

ゆりか(こんな状況でなんて曲を……)

りほ「ちゃんと歌ってよ!」

ゆりか「で、でもさぁ……こんなにりっぴーと見つめあって歌うの照れちゃう。うん、照れちゃう」

りほ「もーしょうがないなぁ。私がことりちゃんのパートは歌ってあげるよ!」

ゆりか「どうも……」
227: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/29(火) 23:59:17.11 ID:mABvuzJK.net
りほ「あえーるかもきょーうはー♪ ここーろがさわいでー♪ スキップしたーくなーった♪ ときめきにおどるしゅーんかーん♪」

ゆりか(やっぱりっぴーの声かわええなあ…)

りほ「はいっ!次シカちゃんっ!」

ゆりか「わ、わたーしのことーなどー♪ たぶんきにしてーないーのだけどー♪ ここーにいるーんだよー♪ わたしはこーこーよー♪」

りほ「シカちゃんかわいいっ!」

ゆりか「あー…どうも……(それどころじゃないやんけ……)」

りほ「じしんがゆれうーご………」

ゆりか「…? りっぴ?どしたの?」

りほ「なーんか普通に歌ってもつまんないっ」

ゆりか「そう言われましても……じゃあ採点ゲームとか付け」

りほ「あ、こうしよ!」

ゆりか「へ?」

りほ「……ん、ちゅ……れろっ……」

ゆりか「ひょっと!?!?!?///」

りほ「んふふ……♡ 2人で歌うパートは私はキスするから……シカちゃんは歌い続けてね……」

ゆりか「なっ、そ、む、むり!そんなん!///」

りほ「んっ……ほら、始まっちゃうよ……」

ゆりか(うそやん……)
228: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:01:24.37 ID:moo6v78D.net
ゆりか「ん、っ……ふ、やーっと、はれたねっ、あ……ぱーっとはれた、ね……そーしてげんきに………っ///」

りほ「はむっ……ちゅ……おーい、ちょっとシカちゃーん!なんで歌うのやめちゃうの!?」

ゆりか「いやだって息できへんし!そ、それに落ち着かないよこんなん!///」

りほ「もう♡」チュッ

ゆりか「ら、らんでまたきしゅしゅるの!?///」

りほ「ほーら、シカひゃん、ちゅ……せーの……きーっとげんきなえーがお?」

ゆりか「……っ、な、なーんだか……いっ、まの……ん、このきーもちが、んぶ、せつにゃく……らっ、たよ……///」

りほ「きゃーすごいよ!この調子で2番いってみよ!」

ゆりか(!?Ψ(^ω^; )Ψ)

ゆりか「ダレカタスケテーーーッ!!!!」
229: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:01:49.05 ID:moo6v78D.net


りほ「てな感じかなーうん」

あいな「えええ!?カラオケ行った“だけ”じゃないじゃん!」

りほ「え?」

あいな「えっ、ちょ、えええ!?最近の若い子ってそんなに進んでるの!?」

りほ「若い子って……」

あいな「き、き、キスしてんじゃん!そっからどうしたの!?」

りほ「もちのろんで告白しましたとも!」

あいな「そ、それで……?」

りほ「なんと……」

あいな「……」ゴクリ
230: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:06:20.01 ID:moo6v78D.net
りほ「10分前のお電話がなりました」

あいな「……え?」

りほ「そのまま帰ったよ」

あいな「う、うそぉ……シカちゃんは何にも言ってなかった?」

りほ「汚された……汚されてしまった……私は……私は……って真っ白な顔で言ってたからね、お家まで送ってあげたー」

あいな「えっと、りっぴーとシカちゃんは付き合ってないんだよね?」

りほ「うん」

あいな「でもりっぴーはキスしたんだよね?」

りほ「うん」

あいな「シカちゃんも特に嫌がる様子はなかったんだよね」

りほ「はい」

あいな「……」
231: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:07:04.16 ID:moo6v78D.net
あいな「つまり」

りほ「つまり?」

あいな「私はなんちゃんにキスしてもいいってこと?」

りほ「よく分かんないけどいいと思う!」

あいな「だよね!わーいいこと聞いちゃった♪」

りほ「頑張れくっすん!」

あいな「りっぴーこそね!」

りほ「今こそりぴくすの本気を見せる時!」

あいな「うん!」

りほ「目指すはシカちゃん!」

あいな「目指すはなんちゃん!」

りほ・あいな「ふふふ!」
232: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:08:13.06 ID:moo6v78D.net


すずこ「たーだいま」

海未「すずこ、おかえりなさい」

すずこ「あ、海未ちゃん……あのさぁ……」

海未「はい?」

すずこ「少し相談があるんだけどさ」

海未「あなたが相談なんて珍しいですね」

すずこ「まあちょっと」

海未「まあいいでしょう。私の部屋に来なさい」

すずこ「わーいやったー!」


海未「……それで、なんですか?勉学のことでしたらいくらでも……」

すずこ「ふふふ、違うんだなー!」

海未「えっ」

すずこ「あれあれ、恋愛のこと」

海未「えっ……!」

すずこ「人生の先輩!恋の荒波を乗り越えてきた海未ちゃん!頼みますよ!」

海未「わ、分かりました。私に答えられる範囲で相談にのりましょう」

すずこ「やったー!言ったな!?」

海未「ま、任せなさい」
233: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:08:52.24 ID:moo6v78D.net
すずこ「うーんどこから話せばいいのかなぁ」

海未「結構複雑なのですか?」

すずこ「うーん……なんてか周りが複雑、かな」

海未「と、いいますと?」

すずこ「あたしはその……うっちーが好きじゃん?」

海未「あ、そうでしたっけ」

すずこ「うん。でもね、あたし、パイルちゃんとかそらとかえみつんとか、みんなみんな好きなわけよ」

海未「……」

すずこ「まあだから言っちゃえばうっちー1位であとの皆は2位みたいなもんでさ」
234: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:09:21.28 ID:moo6v78D.net
海未「最低ですね」

すずこ「あ、あたしはただ皆を平等に愛したいというか」

海未「というかそらと付き合っていたのではないのですか?」

すずこ「それは……中学の時だし」

海未「だけどこの前家に来ていたじゃないですか」

すずこ「い、いやあれは……」

海未「すーーーずーーーこーーー?」

すずこ「ちがう!ちがうの!あれはっ!」

海未「ラブアローシュート!」バシッ

すずこ「いった!!!」
235: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:13:30.21 ID:moo6v78D.net
すずこ「ひどい……ひどい……私はただ……」

海未「なにが平等に愛す、ですか!?本当にその気があるのなら重婚できる国にでも行ってから言いなさい!」

すずこ「うう……」

海未「はぁ、まったく……そらが可哀想です」

すずこ「……」

海未「……まあかくいう私も、高校時代似たようなことがありました」

すずこ「ほ、ほんと!?」

海未「勘違いしないでくださいね。すずこほど酷くはありませんからね」

すずこ「みもぉ……」

海未「……私にも過去、思い人がいました」

すずこ「うっそ!?ほんと!?」

海未「何故そんなに驚くのです……」

すずこ「いやだってさぁ!海未ちゃんってこう、大和撫子っていうか、恋愛一切興味無いでーすみたいな!てっきり私海未ちゃんは処じ……」

海未「すずこ?」

すずこ「うそです」
236: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:16:44.99 ID:moo6v78D.net
海未「まったく……あなたという人は……」

すずこ「てへっ。それでそれで?」

海未「……そして、逆に私に想いを寄せてくれいる別の人がいました」

すずこ「……へぇ。三角関係ってやつ?」

海未「簡単に言えばそうかもしれませんね。私はその時……どうしたらいいか分からなくなってしまって、結局皆にいい顔をしました」

すずこ「……と、いいますと?」

海未「自分が好きな人にも、私のことを好いてくれている人にも、同じような態度で接したということです」

すずこ「うーん、それって悪いことなの?」
237: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:18:22.82 ID:moo6v78D.net
海未「さぁ……ですが、私の中でも、相手の中でも、モヤモヤが広がっていった様な気がしました」

すずこ「……」

海未「お互いの仲が悪くなったわけではないのです……でも、ふと相手を思った時、すごく胸が痛くなったことをよく覚えています」

すずこ「……あたしもそうなるのかな」

海未「どうでしょうね……?」

すずこ「既になってるなんてこと、ないよね……」

海未「さて、どうでしょうね……?」

すずこ「ちょっと!真面目に答えてよ!」

海未「だって、私には分からないのですよ。すずこと現状が違うかもしれませんし、なによりあなたは私と違って……ね?」

すずこ「うっ……」

海未「怖がらせましたか?」

すずこ「す、少しね……あはは……」
238: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:19:05.56 ID:moo6v78D.net
すずこ「で、最後はどうなったの?」

海未「どうって……そのままです。ずるずると」

すずこ「え?」

海未「私も最終的には誰とも付き合いませんでしたし」

すずこ「う、うそ……」

海未「本当です。ですが……私にとって、好きな人と付き合うことがゴールではありませんでしたから」

すずこ「じゃあどこがゴールなの?」

海未「好きな人と結ばれることですよ」

すずこ「同じじゃん……」

海未「全然違いますよ」

すずこ「そうかな?」

海未「はい」

すずこ「……ねぇ、あたしはどうすればいいのかな?」

海未「それは、すずこが決めることです」

すずこ「えーここまできてその答え?」
239: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:19:44.01 ID:moo6v78D.net
海未「ではすずこにとってのゴールとは?」

すずこ「へ?」

海未「彩と付き合うことですか?」

すずこ「も、もちろ……」

海未「そらと友達でいることですか?Pileにずっと想いを寄せてもらうということですか?」

すずこ「……はぁ、今日の海未ちゃん意地悪ー」

海未「ふふふ、まあ……考えてみてください」

すずこ「……うん」

海未「……私がぶった以前からある、ほっぺのビンタ跡が消える頃には、結論がでてるといいですね」

すずこ「げっ、ばれてる!?」

海未「ふふ、綺麗な顔をしているのですから、ちゃんと冷やすのですよ?」

すずこ「あ、ありがとう……」

海未「ふふふ」
240: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:21:22.71 ID:moo6v78D.net
海未「では私はここらで」

すずこ「うん……」

パタン

すずこ「……」ジンジン

『もし言い訳したらまたぶつからね』

『っとにさいてーだよ…そんなんだから信用ならないんだよ!バーカ!!』

『すずのっ……バカぁ!!!』

『ラブアローシュート!』

すずこ「……痛い」

すずこ「……あたしの、ゴール……ってどこ?」

すずこ「……もう、わけわかんないよ」
241: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:21:51.83 ID:moo6v78D.net


あや「……」ゴクゴク

えみ「……」ノビー

ぱいる「あ、え、えっと……えっと……」

えみ「ん?パイちゃんどうしたの?」

ぱいる「し、静かだから……」

えみ「あはは、元と言えばパイちゃんが皆で勉強したいって言い始めたんでしょ?静かで当然じゃんー」

ぱいる「お、落ち着かなくて……その……!」

えみ「うーん、そうだねぇ……確かに集中しすぎたかもねぇ……。よし、分かった!飲み物か何か買ってくるよ!」

ぱいる「え、いいよ!悪いし!その、お気になさらず……」

えみ「私が買いたいから!適当に買ってくるね。うっちーはお水でしょ?」

あや「うん」ゴクゴク
242: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:22:33.00 ID:moo6v78D.net
えみ「じゃあ行ってくるねー」

ぱいる「あ、ありがとう!」

えみ「いいよいいよー!」

バタン

あや「……」ゴクゴク

ぱいる「お、お水おいしい?」

あや「え、普通」

ぱいる「だ、だよねぇ……えへへ……」

あや「……」

ぱいる「……」

ぱいる(……な、なにか話さなきゃ……!)

ぱいる「あの、うっちー……」

あや「なに?」
243: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:23:39.53 ID:moo6v78D.net
ぱいる「えと、お水、その、おいしい?」

あや「え、だから普通」

ぱいる「ごめん……」

あや「……」ゴクゴク

ぱいる(うう……)

あや「はぁ……ぱいるちゃん」

ぱいる「な、なに!?」パアッ

ぱいる(話しかけてくれた……!)

あや「キスしよっか」

ぱいる「……え?」

あや「する?」

ぱいる「ええええ!?」

あや「ぱいるちゃん、しーっ。ここ図書館」

ぱいる「うん、そ、そうだよ!だから図書館じゃん!」

あや「うん」

ぱいる「こんなところで……し、しちゃダメだよ……///」

あや「図書館じゃなかったらいいの?」

ぱいる「そういう問題じゃ……てかなんでそんな……」
244: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:24:15.78 ID:moo6v78D.net
あや「ぱいるちゃんはしたくない?」

ぱいる「……っ、その……わ、私は……///」

あや「……私はしたいよ」

ぱいる「……うっちー、が?」

あや「うん」

ぱいる「……し、質問を返すようだけど……なん、で?」

あや「うーん、ぱいるちゃんが可愛いからかな」

ぱいる「そ、それだけ?」

あや「……ぱいるちゃんがいいならキスするから」

ぱいる「私……その……もう、わかんなくて……」

あや「……みもりんのこと?」

ぱいる「うん……」

あや「ほんとに、みもりんのこと好き?今でも……?」

ぱいる「……分かんないよ……」

ぱいる(すーちゃんのことは好きだと思う……でも……)

ぱいる(ドキドキする?うっちーといる時よりも?)
245: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:24:51.89 ID:moo6v78D.net
ぱいる(でも……私は……)

ぱいる「……うっちー……ちゅっ…」

あや「んっ!?」

ぱいる「は、っ……う、っちぃ……///」

あや「ん、ん……///」

ぱいる「ふっ、う……///」

……デサー…アハハ、マジー?……アハハ……

ぱいる「っ!?///」

あや「……は、しゃがんで……」グイッ

ぱいる「わ、わわわ……」バッ

アハハ……ナニソレー……キャハハ……

ぱいる「……///」ドキドキ

あや「……」

ぱいる「あ、危なかったね……///」

あや「……」チュッ

ぱいる「!?///」
246: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:25:25.24 ID:moo6v78D.net
あや「続き、ここならできるね」

ぱいる「え……つ、机の下だよ……?///」

あや「……誰にも見えないから」

ぱいる「そ、そんな……んっ……!///」

あや「……っ、ふ……」

ぱいる「う、うっち、い……あ、う……///」

あや「ん……ちゅっ………」

ぱいる「ん、う……///」モゾッ

あや「はっ……はあっ……ぱいるちゃん、下着気持ち悪い?」

ぱいる「そ、んなこと……///」

あや「……ね、触ろうか?」

ぱいる「さっ、流石にまずいよ……!///」

あや「下着の上からなら……ねっ?」クチュッ

ぱいる「ひっ……♡///」

あや「ふふ……可愛い……ビシャビシャじゃーん」

ぱいる「ま、まって……まってぇ……///」

えみ「お水とジュース買ってきたよー!……ってありゃ?」
247: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:25:52.71 ID:moo6v78D.net
ぱいる「えっ、みつん!?!?」ガンッ

えみ「わっ」

ぱいる「い、いったぁ……」

えみ「もー、うっちーもぱいちゃんも机の下で何してんの?」

ぱいる「あ、ち、違うの、違う!」

えみ「違う……?」

ぱいる「えと……う、うっちー、と……その……」

あや「はぁ……シャー芯落としちゃって。ぱいるちゃんと探してたの」

えみ「そういうことかー」

ぱいる「……!そう!そうなの!」

えみ「う、うん」

ぱいる「あはは……」
248: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:26:44.80 ID:moo6v78D.net
えみ「シャー芯くらいあげるから。出てきなよ二人とも」

あや「うん」

ぱいる(……パンツ気持ち悪い……)

あや「……ぱいるちゃん、ありがとね」

ぱいる(……変にむらむらする……///)

あや「ぱいるちゃん?」

ぱいる「う、うん……///」

あや「……」

えみ「いやーでもよかったよー。ふたりが仲いいみたいで!」

あや「え?」

えみ「だって3人で遊ぶことはよくあったけど2人でーとかはなかったじゃん。だからよかったなーって」

あや「あーだね」

ぱいる「あ、な、仲いいってそういうあれじゃないからね!?」

えみ「え、う、うん」

あや「……」
249: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:27:40.15 ID:moo6v78D.net
えみ「でもなーんか怪しいなぁ……まさかよからぬことしてるわけじゃないよねぇ?」ニヤニヤ

ぱいる「しっ、してるよ!!///」

えみ「えっ……」

ぱいる「ま、間違えた!し、してないのっ!///」

えみ「うん……?」

あや「ぱいるちゃん、えみつんの冗談だから」

ぱいる「そ、そうなの?」

えみ「あ、当たり前じゃん」

ぱいる「な、なんだ……びっくりさせないでよもー!」

えみ(怪しい)

ぱいる「……」モゾッ

えみ「……さっきからパイちゃん落ち着かないなぁ。どうしたの?」

ぱいる「そ、そうかな?その……」

えみ「トイレ?行ってきたら?」

ぱいる「あ……そうなの!い、行ってくる……///」

えみ「うん!いってらっしゃーい」
250: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:28:08.24 ID:moo6v78D.net
あや「……」ゴクゴク

えみ「うっちー?そんな顔して……どしたの?」

あや「いや……1人でしちゃわないかなーって心配で」

えみ「いやいやトイレは1人でするものでしょ」

あや「トイレは、ね」

えみ「?」

あや「なんでもなーい」

あや「えみつんはさ、私とぱいるちゃんってどう思う?」

えみ「え?どっちも可愛くていい子だと……」

あや「違う違う。相性的な問題」

えみ「相性?うーん……性格的には真逆だと思うけど……似てるところもあるし、いいと思う!」

あや「似てる?どこが?」

えみ「こうさ……上手く言えないけど可愛いものが好きなところとか、案外一途なところとか……かな?」

あや「ふぅん……そっか」

えみ「あれ?嬉しかったり?」

あや「そう見える?」

えみ「うん」

あや「……まーね」

えみ「そっかぁ……ふふふ」
251: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:28:43.11 ID:moo6v78D.net
あや「あとこの前さ、みもりんに告られたっぽい」

えみ「え……それでそれで!うっちーどうしたの!?」

えみ(すず……ついに言ったのか!)

あや「どうしたって……」

えみ「うん……!うん……!」

あや「まともに取り合ってないよ。みもりんにいきなり迫られて迷惑だったし」

えみ「ええー……」

あや「てかあれ冗談だと思ってるし」

えみ「ああああもう!」

あや「?」

えみ「この際だから言うけど!すずは本気でうっちーのこと好きだから!」
252: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:29:20.98 ID:moo6v78D.net
あや「……は?」

えみ「マジですよこれは」

あや「……ふーん、そうなんだ」

えみ「ありゃ、反応薄い」

あや「だって私別にみもりんのこと好きじゃないし。あ、恋愛的な意味でね?」

えみ「あちゃあー……そっか……」

あや「うん……その、えみつんと裏で繋がってたならなんか申し訳ないけど」

えみ「ううん、うっちーの気持ちを捻じ曲げたりとかは考えてないし……私はあえて何も言わない!」

あや「……ありがと」

ぱいる「ただいまー!」

えみ「パイちゃんおかえりー」

あや「……長かったね」

ぱいる「へっ!?/// ふ、普通だよ!」
253: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:35:17.63 ID:moo6v78D.net


えみ「じゃあねー!バイバイ!」

あや「またねー」

ぱいる「また明日!」

あや「……」

ぱいる「……」

あや「……ぱいるちゃん」ガシッ

ぱいる「な、なに?」

あや「……」グイッ

ぱいる「わっ!……な、なにするの!?///」

あや「……」クンクン

ぱいる「ちょ、ちょっと……手におわないでっ……///」

あや「ぱいるちゃん、1人でシたでしょ」

ぱいる「っ!///」

あや「えっち」

ぱいる「っ……ち、ちゃんと洗ったのに……///」

あや「におうよ」

ぱいる「そ、そんな……///」
254: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:35:44.67 ID:moo6v78D.net
あや「さっきちゅーしたの想像しながらしたの?」

ぱいる「うん……///」

あや「1人でシたなら満足だよね?今日は帰ろ」

ぱいる「っ、え?」

あや「なに?」

ぱいる「……その…///」

あや「……」

ぱいる「さ、わってくれないの……?///」

あや「……うーん、そうだなぁ」ズイッ

ぱいる「……///」ドキドキ

あや「でももう遅いから……」

ぱいる「……う、うん……」

あや「また今度ね」チュッ

ぱいる「……!/// ……うん」
255: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:36:26.62 ID:moo6v78D.net
あや「いい子だねぇ。ぱいるちゃんは」

ぱいる「えへへ……///」

あや「よし、なら帰ろ」

ぱいる「うん……あ、あのね!」

あや「なに?」

ぱいる「さっきの……聞いちゃったんだ……うっちーが、すーちゃんに告白された、っていうの……」

あや「……あ」

ぱいる「で、でも……私ね、全然ショックじゃなかった……」

あや「……うん、そっか」

ぱいる「なんでか分からないけどね、うっちーが、告白されたっていうのに、すごいズキってなったの!あ、あの、すーちゃんだからってことじゃなくて……」

あや「……」

ぱいる「うっちーが、告白されるの、なんかやだ……って、なって……」

あや「……」

ぱいる「……ごめん、なさい……」
256: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/03/30(水) 00:37:27.11 ID:moo6v78D.net
あや「謝らないでよ。別に、嫌とか思ってない」

ぱいる「ほんと?」

あや「うん」

ぱいる「よかった……!」

あや「よかった、ね」

ぱいる「うん!うっちーありがとう!うっちー優しいから好きっ!」

あや「……うん」

ぱいる「じゃあうっちー、ばいばーい!」

あや「バイバイ」

ぱいる「~♪」

あや「……」

あや(……ちょっと、流石に、さっきのは……)

あや「……っ、はぁぁ……」

あや「……顔があつい……///」
289: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:13:51.19 ID:8LhW97lQ.net


ガラッ

よしの「おー、シカ」

ゆりか「よしのん、1人?」

よしの「うん」

ゆりか「生徒会室に1人って寂しくない?」

よしの「いやそれがまったく。というか早く帰りたい。疲れた」

ゆりか「くっすん副会長は?」

よしの「……さぁ。しらねー」

ゆりか「そっか……」
290: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:14:18.75 ID:8LhW97lQ.net
よしの「……」

ゆりか「ねぇ、入ってい?」

よしの「お、手伝ってくれんの?」

ゆりか「なわけ」

よしの「だよなぁ……」

ゆりか「だって分かんないし」

よしの「そらそうか」

ゆりか「……」

よしの「じゃ、あれだ。話し相手にでもなってもらおうかな」

ゆりか「……え?」

よしの「気が紛れるし、シカと最近話してないからさぁ」

ゆりか「だってよしのん忙しそうじゃん」

よしの「仕事とシカは別だろー?拗ねんなよぉ」

ゆりか「す、拗ねてへんわ」

よしの「残念だなぁー」
291: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:16:35.14 ID:8LhW97lQ.net
ゆりか「あの、久々に相談乗ってもらってもいいかな」

よしの「ん、私でよければ」

ゆりか「あの、仮に……仮にだよ?」

よしの「うん」

ゆりか「え、えっと、さ……」

よしの「うんうん」

ゆりか「いきなりさ、と、友達にさ……あの、き、ききききききき、き、きっす………///」

よしの「お、落ち着けよ!怖いわ」

ゆりか「う、うん……ごめん」

よしの「なんだよぉ、しおらしいなぁ。シカらしくない」

ゆりか「なんかこう……いっぱいいっぱいで……」

よしの「うんうん、分かるよーそういう時あるよね」

ゆりか「あ、絶対わかってない!」

よしの「だってシカ何言ってるか分かんないし」

ゆりか「反論できへん……」
292: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:17:20.69 ID:8LhW97lQ.net
よしの「で、なによ?」

ゆりか「仮にさ、その……り、りっぴにキスサレタラドウスル?」ハヤクチ

よしの「りっぴーがなんだって?」

ゆりか「う……だから、よっ、よしのんがもし、り、りっぴーにキスされたらどうすんの?」

よしの「え、なにその質問」

ゆりか「だから仮にって言ったやん」

よしの「んー……そうだなぁ……」

ゆりか「……」

よしの「りっぴーまじえんじぇー」

ゆりか「真面目に答えんかい」

よしの「こ、怖いってシカ……」

ゆりか「よしのんがふざけるから……」
293: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:18:09.86 ID:8LhW97lQ.net
よしの「いやだってさぁ、こんな質問されても想像つかないっていうか」

ゆりか「それもそうか……」

よしの「あ、まさかシカ……りっぴーとキスしちゃった?」ニヤニヤ

ゆりか「うっ……」

よしの「……え?図星なの?」

ゆりか「……」

よしの「……マジぽん?」

ゆりか「……どう思う?」

よしの「いやぁ……だってこれはさぁ……」

ゆりか「……」

よしの「いやちょっと待って、りっぴーとシカがキスしたら色気やばくない?」

ゆりか「よしのん?」

よしの「す、すまん」
294: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:18:50.70 ID:8LhW97lQ.net
ゆりか「よしのーん……」

よしの「なんだよぉ」

ゆりか「助けて」

よしの「えぇ、それ私に助け求めちゃう?」

ゆりか「うん……相談できるのよしのんくらいしかいないよ……」

よしの「そうかぁ……」

ゆりか「りっぴーにわけも分からずキスされた私はどうしたらいい?」

よしの「やっぱり自分と相談じゃない?」

ゆりか「相談……」

よしの「りっぴーに直接聞くのも手だけどさ、やっぱ自分の気持ちが整ってからじゃないと話し合いにならないでしょ」

ゆりか「うん……」

よしの「シカはキスされてどうだった?」
295: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:20:41.53 ID:8LhW97lQ.net
ゆりか「私は……」

よしの「うんうん」

ゆりか「その、気持ちよかった、けど」

よしの「お」

ゆりか「りっぴーが初めてだしさ、分かんないの。りっぴーだったから気持ちよかったのか、それとも…りっぴー以外としても気持ちいいのか、とか」

よしの「ふんふん……」

ゆりか「てな感じです」

よしの「そうかー分からないかー」

ゆりか「うん」

よしの「よし、それじゃあ私とキスしよっか」

ゆりか「……え?よしのんと?」
296: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:22:48.70 ID:8LhW97lQ.net
よしの「そしたら分かるじゃん」

ゆりか「いや、でも……」

よしの「んー?」

ゆりか「いやだよ……よしのんとはしない」

よしの「ひどいなぁ……」

ゆりか「なんてか、考えられない」

よしの「ほら、答え出てるじゃん」

ゆりか「……え?」

よしの「キスが気持ちいいのかどうかって以前にさ、友達だって思ってる相手とそんな前触れもなくキスしないでしょ」

ゆりか「そ、そっか」

よしの「そもそも、キスしたくない相手とキスしたって気持ちよくないだろ。そもそも今みたいにはなから拒否する!じゃん?」

ゆりか「そう、だよね……だけどなんかよしのんの唇はかわいいから気持ちよさそう」

よしの「どういう意味だよ」
297: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:24:51.26 ID:8LhW97lQ.net
よしの「だからあんまり気負うなよ。りっぴーはほら……意外と策士じゃん?考えなしにキスしたわけじゃないだろうし」

ゆりか「……」

よしの「ちゃんとりっぴーにはキスした理由聞いて、シカはりっぴーに自分の気持ちを言って、前みたいに仲良くしな」

ゆりか「よ、よしのーん……」ウルウル

よしの「なんだいシカさん」

ゆりか「うっ……そういうとこ好き……」

よしの「て、照れる」

ゆりか「ほんと好きや!もうあれ、一緒に住もう!」

よしの「は?」

ゆりか「将来的に一緒に住もう!」


あいな「なん、ちゃん?」

りほ「し、シカちゃん……」
298: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:25:26.62 ID:8LhW97lQ.net
よしの「げぇ、くっすん!?いつからそこに!?」

あいな「し、シカちゃんが一緒に住もう!って言ったあたりからだよ!」

ゆりか(なんつータイミング……)

よしの「お、落ち着いて、くっすん」

あいな「ばかっ!なんちゃんのばかばかばかばーかっ!もう知らないよ!」ダッ

よしの「あ!くっすん!」

ゆりか「お、追いなよ、よしのん。やばいって」

よしの「いやでも……」

ゆりか「はやく!」

よしの「お、おう……」タッ

ゆりか「はぁ……変なことになっちゃったなぁ」

りほ「ほんとにね……」

ゆりか「その、りっぴー……これは違くて……」

りほ「あはは、なんとなく分かるよ。なんちやまんとシカちゃん仲良しだもんね」
299: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:25:51.29 ID:8LhW97lQ.net
ゆりか「や、やっぱりりっぴーは分かってくれるかー!あはは!」

りほ「でもちょっとヤキモチやいちゃうなぁ」

ゆりか「……ごめん」

りほ「いいよ。付き合ってるわけじゃないしー」

ゆりか「それなんだけど……この前、キスしたじゃん?」

りほ「カラオケのこと?」

ゆりか「うん」

りほ「うん。キスした!」

ゆりか「……どういうつもりでキスしたのか、教えてほしいなって」

りほ「え?」

ゆりか「あ、なんか上から目線みたいになってるけど違うから、違うからね?」

りほ「うんうん、分かってるよ」

ゆりか「ほっ……」
300: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:26:19.17 ID:8LhW97lQ.net
りほ「じゃあさ、逆にシカちゃんは?」

ゆりか「……私?」

りほ「うん。どうだった?」

ゆりか「その……えっと……」

ゆりか(まて……冷静に考えろ……ここで私が言ったらダメだ!りっぴーの心情を探るのが先!)

ゆりか「りっぴーがどういうつもりでキスしたのか言ったら、言う」

りほ「えー」

ゆりか「言わなかったらこっちも言わない!」

りほ「むむー今日のシカちゃんは手強いなぁ」

ゆりか「ふふん」

りほ「じゃあ言ったげる」

ゆりか「お、ついに言う気になっ……」

チュッ

ゆりか「え……?」

りほ「……好きだからに、決まってるじゃん」
302: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:28:10.13 ID:8LhW97lQ.net
ゆりか「えっ……あ、え……?」

りほ「そうじゃなきゃキスしないよ」

ゆりか「えええええ!?///」

りほ「もーシカちゃんは鈍感だなぁ。ここまで言わせるだなんて」

ゆりか「まって……まって……いまオーバーヒートしてるから……///」

りほ「はい、じゃあシカちゃん。キスはどーだった?」

ゆりか「……いやっ、その……」

りほ「そのー?」

ゆりか「きもち、よかった……」

りほ「えー!?嬉しいっ!よかったぁ!」ギュッ

ゆりか「わっ」

りほ「えへへー、シカちゃん」ギュッ

ゆりか(あー……よしのん。こりゃ、まじえんじぇーですわ……)
303: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:29:03.35 ID:8LhW97lQ.net
りほ「シカちゃん、これ両思い?両思い?」

ゆりか「そ、それでいいんじゃない?」

りほ「じゃあ好きって言ってよー!」

ゆりか「え、ええ……」

りほ「はやく」

ゆりか「す、すき///」

りほ「わー嬉しい!」ギュッ

ゆりか「う、うん……」

りほ「……シカちゃん」ジイッ

ゆりか「な、なに?」

りほ「もっかい、キスしてもい?」

ゆりか「え……!?」

りほ「シカちゃんの同意ほしいなぁ……」
304: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:29:35.35 ID:8LhW97lQ.net
ゆりか「か、勝手にすればいいやん!」

りほ「それじゃあなんか違うもん」

ゆりか「そ、そう?」

りほ「あたりまえ!ほら、はやく!」

ゆりか「……き、」

りほ「……」ジイッ

ゆりか「……き、きす、して、りっぴー……///」

りほ「……ふふ、もうキス以上しちゃいたくなっちゃうなぁ……」

ゆりか「っ、え……?」

りほ「……ふふふ」

よしの「よっと、お取り込み中すいませんねー」

ゆりか「う、うわぁぁぁぁぁぁ!?」

りほ「あーなんちやまん!いいところだったのにー!」

よしの「ごめんごめん……てか聞いてよ……」

ゆりか「ど、どうしたの?」

よしの「……」

りほ「な、なんちゃん?」

よしの「……くっすんに、逃げられちゃった……」

305: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:31:19.32 ID:8LhW97lQ.net


あいな「ぐすっ……うぇ、ばか、なんちゃんなんて……もう……」

あいな「うっ、う……なんでこんな……小さい頃から想ってるのにさぁ……」

あいな「……やっぱりなんちゃんは……美人で、細くて、背高くて、大人っぽい……シカちゃんのがいいんだ……」

あいな「……」ピラッ

あいな(……昔、なんちゃんから貰った写真……)

あいな(昔っからネトゲばっかしてて、それからちょっとめんどくさがり屋で……)

あいな(でもすごくかっこよくて、優しくて、皆が大好きで、私だって、大好きなのに……)

あいな「……」グッスン

あいな「……もう遅いし、帰ろ」

あいな「……」トボトボ
306: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:33:05.13 ID:8LhW97lQ.net
ガチャッ

あいな「はぁ……ただいまぁ……」

あいな「ん?靴が……誰か来てる?」

希「おかえり、あいなちゃん♪」

あいな「のんちゃんただいまー。来てるのだあれ?」

希「あぁ、久々にね……」

絵里「あら、あいなじゃないの。おじゃましてるわ」

あいな「あー!絵里ちやまん……あ……」

あいな(……希、絵里、のぞえり、花園、ラブラブ……イチャイチャ!?)

あいな「くっ……どこもかしこもっ……ばかたれー!!!イチャイチャすなー!!!」

絵里「え、ええ?」

あいな「うっ……ひっく、私の気も……知らないで……っ……私は何もうまくいかないよぉ……もうやだぁ……」ポロポロ

希「あいなちゃん……」

あいな「もうしらーん!!!」ダッ
307: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:34:27.03 ID:8LhW97lQ.net
バタン!!!

希「い、行っちゃった……」

絵里「ど、どうしたのかしら……というかイチャイチャって……私、家に遊びに来ただけよ?」

希「そ、そうだけど……あっ、もしかして……」

絵里「なに?」

希「よしのちゃん、何か言ってなかった?」

絵里「……特には……よしのと何かあったの?」

希「よく分からんけど……あいなちゃん、よしのちゃんと喧嘩しちゃったみたいで……この前、相談受けたんよ」

絵里「喧嘩……?」

希「うん。その……バイトの件で」

絵里「メイド喫茶のことかしら?」
308: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:36:34.99 ID:8LhW97lQ.net
希「うん。メイド喫茶なんだけど……もとといえばうちがあいなちゃんに似合ってるからってすすめたんよ。ことりちゃんも昔してたからね」

絵里「そうだったの?」

希「それでね、この前よしのちゃんに『似合わないからやめろって言われた』ってあいなちゃん泣きながら帰ってきて……」

絵里「え、あの子そんなこと……その、ごめんなさい。よく言っとくから」

希「ああ違う違う。えりちが謝ることないよ。それに……うちはね、よしのちゃんのことすごくよく分かる気がするから」

絵里「よしののこと……?」

希「不器用さんで、相手のことを大事に思うばっかりに、素直になれない人なんよね?……ふふ、懐かしい」

絵里「……?」

希「ふふふ、さて、あいなちゃんはどこに行ったんかなぁ」
309: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:36:58.67 ID:8LhW97lQ.net


あいな「ふんっ、なにさっ!のんちゃんまでイチャイチャしちゃってさ!」

あいな「そんなんだから皆にデーデッデーとか言われるんだよっ!もう知らない!」

あいな「……」

あいな「少し、八つ当たりし過ぎちゃったかな……」

あいな「……のんちゃんも絵里ちゃんも、悪くなかった、よね……」

あいな「……」グゥゥ

あいな「お腹空いたぁ……」

あいな(でも帰れないし……)

あいな(うーん……どうしよう……)

あいな「あ!そだ!」
310: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:38:18.85 ID:8LhW97lQ.net


ガララッ

穂乃果「いらっしゃい……って、あいなちゃん?どうしたの?」

あいな「えっとね、えみつんに会いたくて!」

あいな(えみつんだったら相談に乗ってくれそうだし……なんなら泊めてもらえばいいしね!一石二鳥!)

穂乃果「えみちゃんなら2階にいるよー。あ、でも……」

あいな「チェックチェッキ!?」

穂乃果「チェケラッチョー!……ってまだ話してる途中だよ!」

あいな「ごめんごめん……穂乃果ちゃんの顔見てたらしたくなって」

穂乃果「もう……次はしないからね?」

あいな「えー……」
311: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:38:46.26 ID:8LhW97lQ.net
穂乃果「そんな顔してもしないよ!」

あいな「えーじゃあもういっかいー!」

穂乃果「やらない!」

あいな「小さい頃はしてくれたじゃん!」

穂乃果「あいなちゃんも穂乃果ももう大人だからやらな」

あいな「チェックチェッキ!!!」

穂乃果「やらなっチョーー!!!」

あいな「……」スンッ

穂乃果「……」スンッ

あいな「えーっとそれでえみつんは?」

穂乃果「うん、だから2階……」

あいな「ありがとう!」

穂乃果「いいよ……」
312: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:40:14.75 ID:8LhW97lQ.net


ガチャッ

あいな「えみつーん!……ありゃ?」

えみ「あ、くっすんだ!」

ぱいる「くっすん!」

あや「え、くっすん?なんでいるの?」

あいな「こっちのセリフだし!なんでパイルちゃんとうっちーがいるの?」

えみ「いやーこの前図書館で勉強してたんだけどなかなか進まなくてさ……それでリベンジ!みたいな」

あいな「ほほー、なるほど」

ぱいる「それでくっすんはなんでここに?」

あいな「あのね、えみつんに相談に乗ってほしくてきたの!」
313: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:40:48.13 ID:8LhW97lQ.net
あや「あー、じゃあお邪魔かな?」

あいな「ううん!うっちーもパイルちゃんも仲良しだからいいのっ!」

あや「あ、何気に中学校から同じだったもんね」

ぱいる「私は中学校の頃同じ部活でした!」

えみ「うんうん、じゃあ大丈夫そうだね。それで相談って?」

あいな「……突然だけどさ、この中で恋人いるひとっ!」

えみ「えーいないよねぇ。ね、パイ……ちゃん?どしたの?顔真っ赤だよ?」

ぱいる「えっ、あ、えへへ!なんでもない!///」

えみ「……?パイちゃんって誰とも付き合ってないよね?それともすずと付き合ってんの?」

ぱいる「そ、そんなわけないじゃん!」

えみ「う、うん……」

あや「……」ゴクゴク
314: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:41:20.84 ID:8LhW97lQ.net
えみ「ってことは恋愛相談かな?」

あいな「おー流石はえみつん!話が早いっ!」

えみ「いやいや……じゃああれかな?南條さんのこと?」

あいな「そうそう!なんちゃんがね……なんちゃんが……ぐすっ……」ジワッ

えみ「く、くっすん!?」

ぱいる「な、泣かないでー!」

あや「よしよし」

あいな「うぇーん!ひどいのっ!あのね!私にはひどい事言ってね!それでね!シカちゃんとねっ!浮気してて!」

えみ「シカちゃん?」

あいな「うん……ひどいよ……シカちゃんなんて…チップのことたけしとかいうし…それに私のこと孫扱いしてくるし…シカちゃんなんて…シカちゃんなんて……うわーん!でもシカちゃんも嫌いになれないのっ!ひっく……」

えみ「くっすん……」
315: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:44:35.34 ID:8LhW97lQ.net
あいな「それにバイトの事とか馬鹿にしてくるし……ぐすっ……なんなの……」

ぱいる「あ、あのね、くっすん、多分勘違いしてるよっ!」

あいな「へ……?」

ぱいる「その……なんちゃんも、シカちゃんも、すっごいいい人だから、浮気なんてしないと思うんだ」

あいな「……うん」

ぱいる「わ、私はね、そういうのに敏感じゃないから、もし、好きな人が浮気してたとしても、気が付かないかもしれないけど……」

あや「……」

ぱいる「でも、好きな人のことそんなに疑うのって、か、悲しいよ……だから、まずはくっすんがなんちゃんのこと信じてあげようよ!」

あいな「そうだよね……!」

ぱいる「だから大丈夫!し、信じて!」

あや「根拠なくない?」

ぱいる「うっ……」

あいな「ちょっとー!今いい空気だよ?」

あや「ぱいるちゃんがお馬鹿で面白くて……うん、だけど、くっすん頑張って」

あいな「えへへ、ありがと……!」
316: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:45:55.89 ID:8LhW97lQ.net
あいな「というかぱいちゃんの好きな人って誰ー?まだみもりん?」

ぱいる「えっ!?///」

えみ「あ、それに気になる!まあすずだろうけど……」

あいな「いやいや聞かなきゃ分かんないじゃん!」

あや「……」

ぱいる「え、えーっと……す、すーちゃん、じゃない、かもしれないんだ」

えみ「えーっ!?うそ!てかかもしれない?」

ぱいる「うん……自分の中でも分かんなくて……その、やっぱりカッコイイなぁって思うのはすーちゃんだよ?だけど、キュンキュンしてドキドキするのは別の人っていうか……」

あいな「そっ、それは、こ、こーいだーよっ!誰なの!?」

えみ「誰!?」

ぱいる「そ、それは……」
317: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:47:52.88 ID:8LhW97lQ.net
あや「……えみつん、トイレ借りてい?」

えみ「えっ、あ、いいけど……」

あや「……」ジッ

ぱいる「あ、えと、私もトイレ!」

あいな「えー!?ここまで来て逃げるの!?」

ぱいる「に、逃げるっていうか……その……」チラッ

あや「……」ジッ

ぱいる(うっちーが目でついて来いって言ってるし……)

えみ「もーこら、トイレから帰ってきてから聞けばいいじゃん。ね、行ってきなよパイちゃん」

ぱいる「う、うん!いってきまーす!」

あや「……」

ぱいる(な、なんかうっちー……怒ってない?)

バタン
318: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:48:43.52 ID:8LhW97lQ.net
えみ「……」

あいな「……ね、えみつん」

えみ「なに?」

あいな「ぱいちゃんの好きな人ってさぁ……もしかしてだけど……」

えみ「うっちー?って言いたいんでしょ?」

あいな「うぇっ!?えみつんエスパー!?」

えみ「いやいや誰だって分かるし……でもなぁ、パイちゃんは分かりやすいからいいんだけど……うっちーがガード固くてよく分からないんだよね」

あいな「ああ……詮索されるのとか嫌いそうだもんね」

えみ「うん、だから本人達が話してくれるまで待とうと思って」

あいな「えみつんって大人だよねぇ……」

えみ「あはは、何言ってるの。そんなことないってー」
319: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:49:12.27 ID:8LhW97lQ.net
穂乃果「おーーい!あいなちゃーん!希ちゃんが迎えに来てるよ!」

あいな「げっ……」

えみ「もしかしてここに来てるの無断?」

あいな「じ、実はそうなの……」

穂乃果「おーーい!きこえてるー?」

えみ「ほら、早く行きなよ。呼ばれてるよ?」

あいな「で、でも怒られる……」

えみ「理由話して、それから悪いことしてたら謝る!それで大丈夫だから!」

あいな「ほんと……?」

えみ「うんっ」

あいな「わ、わかった……行ってくる!えみつん、おじゃましました!」

バタン

えみ「……くっすんもいろいろあるんだなぁ……」

えみ「……」

えみ「……てか2人とも帰ってこないんですけど」
320: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:52:55.81 ID:8LhW97lQ.net


あいな「……」コソコソ

希「あいなちゃん、やっぱりここにいた」

絵里「心配したのよ?」

あいな「ごめん……」

穂乃果「あはは、突然あいなちゃん来たから何事かと思ったよ」

希「穂乃果ちゃんありがとなぁ。ほら、あいなちゃん、穂乃果ちゃんにお礼言わな」

あいな「……ありがとう」

穂乃果「ううん!いいよ!」

希「それなら、帰ろっか」

絵里「ええ、そうね」

穂乃果「また来てねー!」

あいな「うん!チェックチェッキー?」

穂乃果「チェケラッチョー!!!」
321: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:55:14.42 ID:8LhW97lQ.net


希「いやーあいなちゃんはすぐ走り出しちゃう癖どうにかしないといけないなぁ」

絵里「ほんとにねー」

あいな「そのっ……ごめんなさい!八つ当たりしちゃって……!」

絵里「あぁ……その件はもういいのよ?」

あいな「ほ、ほんとー!?」

絵里「ええ。だけど……」

あいな「へ?」

絵里「あいなには、うちに来てもらう必要があるわね。ふふっ」

あいな「えっ……なになに!?こわっ!助けてのんちゃん!」

希「いや、えりちのお家行かなあかんわ」

あいな「えぇー!?」

絵里「大丈夫よ。怖いことはしないから」

あいな「うぅ……何する気ぃ……?」

希「えりちは何にもしないよ」

絵里「そうね。私は、ね?」

あいな「え……?」
322: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:56:50.43 ID:8LhW97lQ.net


絵里「はい、着いたわよ」

あいな「う、うん……ついた、けど……はっ!まさか監禁!?」

希「なわけないやん。ほら、行ってき」

あいな「え……のんちゃんついてきてくんないの!?」

絵里「私と希は外で待ってるわ」

あいな「いやいやおかしいでしょ!のんちゃんはいいにしろエリチカちゃんはここお家でしょ!?おうち帰りなよ!」

絵里「いいからいいから♪」グイグイ

あいな「うぅ……分かったよぉ……」

バタン

絵里「……しかしたまげたわね。こんなに上手くいくとは」

希「う、うん……ここまで来て気づかんのは……あかん、ちょっとあいなちゃんのことが心配になってきた」

絵里「私の家にはあの子がいる、ってこと……素で忘れてるわね」

希「……恐怖のせい?」

絵里「スピリチュアル、ね」

希「……ともかく、よしのちゃんと仲直りできますよーに」
323: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:57:17.86 ID:8LhW97lQ.net
あいな「むー2人ともなんなのさっ。人の家に押し込んでさぁ……」

あいな「……」グゥゥ

あいな「そだ、お腹減ってるんだった」

あいな「……いいや。なんか勝手に食べちゃおーっと」

あいな「私をこんなところに放り込んだ罰だっ!プリンとか美味しいもの食べてやる!」

あいな「そうと決まればキッチンに……!」

あいな「……ありゃ?」

ピーピー

あいな「お湯が沸騰してる……」

あいな「まったくもう、エリチカちゃん危ないなぁ。このままで家でたら駄目じゃん」カチッ

あいな「火事の危機だよ……それを救ったくっすん偉い!なんちゃんに褒めてもら……」

あいな「……ん?そうだ、なんちゃん?なんちゃん……なんちゃんのお家ってそう言えば……」

ガチャッ

よしの「あーそろそろお湯が沸く頃かなぁ……カップラーメンカップラーメン……ってうぇっ!?くっすん!?」

あいな「な、なななななんちゃん!?」
324: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 14:57:46.56 ID:8LhW97lQ.net
よしの「な、な、なんでここにいんの!?」

あいな「え、え、う……あの……ば、ばいばいっ!」ダッ

よしの「くっすん!」

よしの(また……逃げられるのか……)

よしの(でも……どうせ追ったって……)

よしの(いや!ダメだっ!シカが見せたように私だって!)

よしの「ま、まってくっすん!!!頼む!!!」

あいな「っ、う、え!?」ピタッ

よしの「え、えと……」

あいな「な、なに……?」

よしの「そ、そのっ……」

あいな「よ、用もないのに引き止めないでよっ!」ダッ

よしの「だから待てぇぇぇ!」ガシッ

あいな「うぇ!?」

よしの「き、拒否する!くっすんが逃げるのを拒否する拒否するー!」グィーッ

あいな「な、なんちゃん……」

あいな(駄々をこねる小学生かな?)
325: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:00:36.04 ID:8LhW97lQ.net
あいな「わ、分かったよ……もう逃げない」

よしの「ほ、ほんと?」パッ

あいな「でも逃げる!」ダッ

よしの「ちょ、ええぇぇぇ!?」

あいな「だってなんちゃん意地悪だもんっ!」

よしの「ぐっ……」

あいな「ばかばかばか……っ、てうわぁ!?」スッテーン

よしの「く、くっすーん!」

あいな「い、いたた……痛い……」

よしの「ほらもう……こんな狭いとこで走り出そうとするからだろ?」

あいな「……」

よしの「ほら、たてる?」スッ

あいな「あ……」


『その……なんちゃんも、シカちゃんも、すっごいいい人だから、浮気なんてしないと思うんだ』

『でも、好きな人のことそんなに疑うのって、か、悲しいよ……だから、まずはくっすんがなんちゃんのこと信じてあげようよ!』


あいな「……ぐすっ……」

よしの「えっ」
326: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:02:38.65 ID:8LhW97lQ.net
あいな「っ、う、うぅ……ひっく……」

よしの「え、えええ!?なんでぇ!?」

あいな「なんちゃん……なんちゃん……っく……」

よしの「な、なんだいくっすん……」

あいな「……すき」

よしの「……はい?」

あいな「……すき、すき、すき、すき!」

よしの「お、おぉ……」

あいな「そうやって、な、何回も言ってるのに……なんちゃん全然答えてくれない……」

よしの「く、くっすん……」

あいな「ねぇなんで?私がチビだから?おこちゃまだから?メイド喫茶でバイトしてるから?」

よしの「そっ、それは……」

あいな「ねぇ直すよ……ひっく、なおすからさぁ……ぐすっ……」

よしの「……」

あいな「なんちゃんの、恋人にして」
327: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:03:14.25 ID:8LhW97lQ.net
よしの「い、いやそれはいきなりすぎ……!」

あいな「じゃあいつ!?」

よしの「へ、へっ!?……そ、それはだね……うーんいつかなぁ……」

あいな「約束したじゃん……!」

よしの「し、したっけ……」

あいな「したもん!なんちゃんと確かにしたもん!大きくなったらなんちゃんの恋人にしてって!」

よしの「も、もう大きくなった……?」

あいな「もう卒業だよ!?高3だよ!?大きいよっ!なんちゃんは小さいけど!」

よしの「うるせぇ!」

あいな「……っう、」

よしの「あ……」

あいな「うぇーん……どうしてもダメなの……?ぐすっ……分かった……なんちゃんが言いたいのはメイド喫茶のことでしょ?やめたからぁ……」

よしの「あ、その、違うんだっ!それはっ!」

あいな「え……?」
328: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:04:08.40 ID:8LhW97lQ.net
よしの「あ、あ、えと……」

あいな「なに……?」

よしの「あの、め、メイド喫茶なんだけど、や、やめなくてもいい!」

あいな「は、はぁ!?な、なんちゃんがやめろって……」

よしの「だーっ!だからそれは違くて……!」

あいな「違う?」

よしの「め、メイド喫茶自体が駄目なんて言ってないし、な、なによりメイド喫茶で働いてるからってくっすんの魅力が下がるわけでもなくて……」

あいな「……」

よしの「む、むしろ、似合ってた。似合ってた、よ、くっすん」

あいな「ほ、ほんと……!?」

よしの「う、うん……だから、あんな言い方しちゃってごめん。私はただ……く、くっすんに、他の人が触るのが嫌だった、の///」

あいな「……え、えへへ/// そ、そうだったんだぁ……て、照れますなぁ……」

よしの「ううう、くそぉ……こうなるから言いたくなかったのにぃ!///」
329: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:04:32.17 ID:8LhW97lQ.net
あいな「それよりね……バイトしてたのはなんちゃんのためっていうのは本当なんだよ?」

よしの「え……そ、そうなの?」

あいな「むー、頼んだっけ?、とか言われた時はショックだったんだからねっ……」

よしの「ご、ごめんって……それで、私のためっていうのは?」

あいな「うん……えっと……昔さ、写真くれたでしょ?あのサッカーの……」

よしの「うん」

あいな「だからね、そのお返しに……なんちゃんにカメラ買ってあげたかったんだよねっ。でもお小遣いじゃ足りないから……」

よしの「ば、ばかやろぉ!」

あいな「!?」

よしの「そ、そんなんいらないよ!」

あいな「えっ、ひどい……」

よしの「か、カメラ持ってるしさ……それに、そんな高いものとてもじゃないけど貰えないから」

あいな「……うん」ショボン

よしの「そ、それに……カメラなんかよりもくっすんといる時間減る方が、その、いやじゃん?だから……その、」

あいな「なんちゃーーーん!」バッ

よしの「ちょぉ!いきなり抱きつくなーっ!///」
330: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:05:59.25 ID:8LhW97lQ.net
あいな「もーーなんちゃんだぁいすきっ!」

よしの「……くっすん、許してくれた?」

あいな「へっ」

よしの「この前、ひどいことたくさん言っちゃったしさ、あの……シカとの件もあったじゃん?まあ誤解なんだけど……許してくれたのかなぁって」

あいな「うーん……許してないよ?」

よしの「や、やっぱり?」

あいな「でも……チューしてくれたら許すっ!」

よしの「えええぇ!?///」

あいな「はーやくっ!きーすっ!きーすっ!」

よしの「……だ、だめだっ」

あいな「えぇ……!?」

よしの「そういえば昨日餃子食べたし!に、ニンニク臭いかもだからなぁ……!」

あいな「気にしない!ぜんっぜんにおわないし!だーからきーすしよーっ!」

よしの「うわぁぁぁぁぁ!?/// 拒否する拒否するぅぅぅ(乂///`ω′)」
331: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:07:58.68 ID:8LhW97lQ.net


ぱいる「……はぁぁ……」


『……ねぇ、なにえみつん達の前で変なこと言おうとしてるの?』

『そんなお馬鹿な人だったかなぁ、ぱいるちゃんは』

『えー?なに?聞こえなーい』

『……あ、でもダメ。大きな声出しちゃ。トイレの外に人いたら騒ぎになっちゃう』

『……てかさ、やっぱり私に触ってほしいんだ』

『ここえみつんの家だけど……ふふっ』

『ぱいるちゃんの……』


ぱいる「……えっち」

ぱいる「……う、ううううう」ジタバタ

ぱいる「はぁ……」

ぱいる(ほんとに、えっちだよ……)

ぱいる(いっつも、いっつもうっちーのことばっかり考えちゃう……)
332: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:09:28.54 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる(……うっちーに、触ってほしい、キスしてほしい、抱きしめてほしい……)

ぱいる(……身体がむずむずする……)

ぱいる「……///」ソッ

ぱいる「……はっ!」

ぱいる「だめだめだめ!もう絶対にあんなことはしないのっ!!!」

ドンッ

ぱいる「!?」ビクッ

真姫「Pile!夜遅いんだから騒がない!早く寝なさい!」

ぱいる「は、はぁーい……」

真姫「まったく……」

パタパタパタ……
シーン……

ぱいる(真姫ちゃん……行ったかな……)

ぱいる(でももう夜遅いもんね……寝なきゃ……)

ぱいる「……」

ぱいる「……」

ぱいる「……寝れない」
333: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:11:31.31 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる(うー寝れない……)

ぱいる(スマホ……)

ぱいる(……)

ぱいる(……りっぴー、シカちゃん、まるちゃん……みんな寝てるよねぇ……)

ぱいる(うーん……誰か起きてないかなぁ……)

ぱいる(……)ポチポチ

ぱいる(……あ)

【内田彩】

ぱいる「うっちー……」

ぱいる「……ごくり」

ぱいる「……」ポチッ

プルルルルルル……

ぱいる「……」ドキドキ

ガチャッ

あや「……もしもーし……?」
334: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:12:01.83 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「う、っちー!!」

あや『わっ!……もう、夜なんだから静かにしなよ』

ぱいる「えへへ……ごめんね。寝てた?」

あや『うん。ぐっっっすりね』

ぱいる「ご、ごめん……」

あや『……ま、いいけど。なんか用?』

ぱいる「用はないんだけど……声が聞きたくなって」

あや『そうなんだ』

ぱいる「……あれ?ツッコミ待ちだったんだけど。恋人かっ!て……」

あや『まあ無性に声聞きたくなっちゃうことってあるし。分からなくもないかなぁって……てか恋人かって……』

ぱいる「あ、そ、そのッ、深い意味はないんだよ?あはは……」

あや『知ってるし』

ぱいる「ご、ごめん……」
335: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:18:18.55 ID:8LhW97lQ.net
あや『……でも、ぱいるちゃんの声聞けるのちょっと嬉しいかな』

ぱいる「ほ、ほんと?」

あや『うん』

ぱいる「えへへ……私も、うっちーの声聞けて、嬉しい」

あや『そっ、か……』

ぱいる「ねぇうっちー、初めて……えっちしちやった時のこと覚えてる?」

あや『……覚えてるよ』

ぱいる「……忘れられない?」

あや『……うん』

ぱいる「へへ……一緒、だ」

あや『なにいきなり……』

ぱいる「……最近ね、うっちーと一緒のこと見つける度に嬉しいの。初めてえっちした日のこと思い出す度にドキドキするの。うっちーのこと考えただけでほわほわしちゃうの」

あや『……変なの』

ぱいる「だよね……あはは」
337: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:20:58.26 ID:8LhW97lQ.net
あや『でも、私も変だよ』

ぱいる「え?」

あや『……ぱいるちゃんのことばかり考えちゃう。それに、ぱいるちゃんにたくさん触りたくなっちゃうの』

ぱいる「う、うん……///」

あや『今電話で話してるこの瞬間も……ぱいるちゃんに、もっともっと近づきたくなっちゃう。声だけじゃ物足りない、よ』

ぱいる「……ん///」

あや『……だからお互い、変だよ』

ぱいる「そう、だね」

あや『うん』

ぱいる「うっちー…あのね」

あや『なぁに』

ぱいる「私、うっちーに伝えたいことがあるの」

あや『……』

ぱいる「今話してて、確信したことがあるから。だから……」

あや『うん……』
338: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:21:26.73 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「だ、だから明日、直接会って話したいの。うっちーに直接、伝えたい……!」

あや『……ふふっ』

ぱいる「え、なになに!?」

あや『ううん。真面目かっ、て』

ぱいる「も、もー!真面目だよっ!」

あや『……明日、楽しみだね』

ぱいる「うん……。こんなにドキドキして、落ち着かないのは……遠足前夜以来かも!」

あや『私も、ドキドキしてる』

ぱいる「……寝るまで電話繋いでたい」

あや『……ん、いいよ。じゃあ最後に起きてた方が電話切ろ』

ぱいる「どっちが早く寝られるか競争だね!私が切るのなんか寂しいから早くねーよぉっと」

あや『……』

ぱいる「え、うそ!?うっちー寝た!?」

あや『……うるさいなぁ。寝てないよ。おやすみ』

ぱいる「……うんっ!おやすみ!」
339: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:21:59.96 ID:8LhW97lQ.net


あや「……」

ぱいる『……んん、すぅ……すぅ……』

あや「……やっと寝た」ピッ

あや(はなからぱいるちゃんより長く起きてようと思ってたからいいけど……結構ぱいるちゃんねばったなぁ……もうこんな時間)

あや(明日……ぱいるちゃんに会うの楽しみだなぁ……)

あや(会うとしたら多分放課後だよね。朝はぱいるちゃんがみもりんの家行くだろうし……昼休みは少ないし……)

あや(……放課後、きっと私は……ぱいるちゃんに……)

あや(……)

あや(あー早く時間が過ぎてほしいような過ぎてほしくないような……)

あや「……ふわぁ」

あや(……私も寝よ)

ライン♪

あや「っ、せっかく寝ようとしたのに……」

あや(こんな時間に……だれ?)

あや「……え」

あや「……まる、ちゃん?」
340: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:31:46.58 ID:8LhW97lQ.net


すずこ(……)

すずこ(……ずっとゴールについて考えてて……寝れなかった)

すずこ(……なに、なんなの……)

すずこ「……分かんないよ……そんなの……」

ぱいる「すーぅちゃん!!!」

すずこ「わぁ!?……ってぱいるちゃんかぁ……」

ぱいる「えへへ、おはよ!」

すずこ「うん、おはよう……」

ぱいる「……すーちゃん?なんか元気ない……」

すずこ「あ、あー……そう?」

ぱいる「うん……どうしたの?」

すずこ「……」
341: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:32:16.57 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「……すー、ちゃん?」

すずこ「……ぱいるちゃんは、ホントにいい子だよね」

ぱいる「へ?」

すずこ「いい子だよ……」

ぱいる「あ、ありがと……?」

すずこ「……ぱいるちゃん、あたしのこと、すき?」

ぱいる「……?うん」

すずこ「ふふ、そっかぁ」

ぱいる「もーいきなりどうしたの?」

すずこ「……あたしさ、もうなんかいろいろわかんなくなっちゃって」

ぱいる「え……?」

すずこ「あたしもだけど……もうみんなよく分かんないんだよ。分かんないの」

ぱいる「う、うん……」

すずこ「でも……わかった気がするんだ」

ぱいる「……!」ゾッ
342: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:32:45.70 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「な、なんか今日のすーちゃん……」

すずこ「んー?」

ぱいる(怖い、ような……)

すずこ「なぁに?」

ぱいる「す、すーちゃん、あの、何かあったら、すぐ相談のるからね!」

すずこ「相談……」

ぱいる「うんっ!なんでも言ってね!」

すずこ「……分かった。じゃあさ、放課後少し会えない?」

ぱいる「えっ……その放課後は……うっ、ちー……と……」

すずこ「うっちー……?」

ぱいる(だけど……すーちゃんもほっとけないよね……)

ぱいる「……でも……ちょっとだけ!ちょっとだけなら大丈夫だよ!」

すずこ「……ありがと、ぱいるちゃん」ギュッ

ぱいる「えへへーすーちゃん、くすぐったいよぉ」

すずこ「ふふふ……」
343: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:33:44.10 ID:8LhW97lQ.net


ぱいる「じゃあまた放課後ね!」

すずこ「うん、またね……」

タッタッタッ……

すずこ「……」

すずこ「……はぁ」

すずこ「ほんっと、ぱいるちゃんはいい子だよ……」

すずこ「あは、あはは……」

すずこ「……」スッ

すずこ(そらにあげようと思ってたひよこのぬいぐるみ……)

すずこ「……これももう、いらないよね」ポイッ

すずこ「……ばいばい……」
344: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:34:08.94 ID:8LhW97lQ.net


あや「まーるちゃん」

そら「あ、内田さん……」

あや「『明日お話いいですか。相談したいことが∩(^ω^)∩』……ってなにこれ。どうしたの」

そら「その……内田さんが、1番相談しやすかったと言いますか……」

あや「だから、その相談内容を聞いてるの」

そら「え、えと……その……内田さんは……」

あや「私が?」

そら「う、う、内田さんは……」

あや「だから私が?」

そら「か、勘違いならごめんなさい、でも、そのっ、確認したくて……」

あや「なにを?」

そら「……っ、え、えと……ぱ、パイちゃんと……っ、つ、付き合ってるんですかっ……てことを……」

あや「……!」
345: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:35:09.44 ID:8LhW97lQ.net
あや「……なんで、そんなこと、」

そら「あ、えと……その、パイちゃんが……」

あや「ぱいるちゃん……はぁ、また変に口すべらせたのかな。なんか言ってた?」

そら「その……、ぇ、……ぇっ、ち……し、た……っ、……て///」

あや「ごめん……聞こえないんだけど」

そら「あ、あはは!///いや、えっと、普通にうっちーのこと好きそうに見えたからどうなのかなーって。うん、パイちゃんは別になんも言ってなかったんだけど!」

あや「ふぅん……まぁ、ぱいるちゃんわかりやすいもんね」

そら「そ、そうそう!そうなの!」

あや「で、なんでそんなこときくの?」

そら「その……すずのことなんだけどね、パイちゃんがもし……えと、すずのことまだ好きなら、本当にきっぱり諦めようかなって……」

あや「……は?」
346: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:35:33.52 ID:8LhW97lQ.net
そら「う、内田さ……」

あや「……あんたバカぁ?」

そら「あ……!アスカのセリフ……!」トゥンク

あや「そうじゃないよ。いやそうだけどさ」

そら「え?」

あや「まるちゃん、それさ、本気で言ってんの?」

そら「う……」

あや「本気で言ってるんなら、許さないよ」

そら「ひっ」

あや「……なんでまるちゃんはさ、そんなに周りのことばっか気にするわけ?ぱいるちゃんがみもりんのこと好きだろうとなんだろうと、好きなら好きでしょ」

そら「でもっ……!」

あや「おかしいでしょ。私だってぱいるちゃんがみもりんのこと好きって分かってたよ。だけどそんなのって関係ないじゃん」

そら「うん……」
347: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:36:47.53 ID:8LhW97lQ.net
あや「落としたもの勝ちだもん。もう私は、ぱいるちゃんのこと誰にも渡すつもりないの」

そら「……やっぱり、内田さんとパイちゃんは付き合ってたんだね」

あや「……それは、まだだけど。ともかく、まるちゃんは自分を犠牲にしすぎなの。こんなに外堀から固めてからいくなんて疲れるだけでしょ」

そら「……だけど、私、すずのことも、パイちゃんの事も大好きで……だ、大事な友達、で……」

あや「好きな子取られたからって切れるような縁なら、そこまでじゃん。そうなると思う?」

そら「……思わない」

あや「うん。そうだよ。……自信もって。まるちゃんは、大丈夫だから」

そら「ありがとう……だから、私、すずにっ……!」

キンコーンカーンコーン

そら「あ……1限始まっちゃう!」

あや「はぁ……放課後、少しだけ話そっか。予定あるからほんと少しだけになるかもだけど……」

そら「あ、ありがとうございますっ!」

あや「うん」
348: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:37:15.11 ID:8LhW97lQ.net


ガラッ

すずこ「ごめんね、ぱいるちゃん。待った?」

ぱいる「ううん!大丈夫!」

すずこ「……」

ぱいる「それで……どうしたの?何かあったら相談に……」

すずこ「……ぱいるちゃん」

ぱいる「?」

すずこ「……あたし、ぱいるちゃんのこと好きだよ」

ぱいる「あ、ありがとう!でもそれは私も……」

すずこ「だから、」ドンッ

ぱいる「きゃっ」バタッ

すずこ「……私と、ぱいるちゃんは、相思相愛、なんだから、」

ぱいる「え……? え……?」
349: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:37:50.88 ID:8LhW97lQ.net
すずこ「……ふふ」ガバッ

ぱいる「す、すーちゃん?」

すずこ「ぱいるちゃんって……ちょろくて、可愛くて、素直で……いい子だからさ、もうここまできたら分かるよね」

ぱいる「ち、近いよ……///」

すずこ「あはは……可愛い顔。もっと見せてよ」チュッ

ぱいる「~~っ!、く、くすぐった……」

すずこ「……」サワッ

ぱいる「ひゃっ!ど、どこさわって///……んんんー!?」

すずこ「しーっ」パッ

ぱいる「んんん……!」バタバタ

すずこ「あたしもさ……わざわざ口塞ぎたくないんだよね。だから……ね?」スルスル

ぱいる「……っ!?///」

すずこ「静かにしてなよ」スルスル

ぱいる(な、なんで制脱がせてくるの……!?)
350: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:38:34.67 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「……ぅ、うー!」

すずこ「なぁに?」

ぱいる「ぷはっ……す、すーちゃん、こんなの、や、やだ……!」

すずこ「……なんで?」

ぱいる「なんで、って……だって、こんな……!」

すずこ「静かにしてってば」ギュッ

ぱいる「いっ……!」

すずこ「あんまり……女の子に酷いことしたくないんだよね」ツーッ

ぱいる「ちょっ、や、やだっ!やだやだ!どこ触ってるの!」

すずこ「やだ……?あはは、全然説得力ないよー」グチュッ

ぱいる「……っ!///」

すずこ「気持ちいいんだ……あはっ……」グチュッグチュッ

ぱいる「あ、や、やだっ、ぜん、ぜんっ……気持ちよくないのにぃ……!///」

すずこ「あはは、見て……指がこんなになっちゃった。糸引いてるよ?」

ぱいる「っ、そ、そんなもの見せなくていいから……や、やめて……」

すずこ「……」ズプッ

ぱいる「いっ、た、ぁい!」
351: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:39:31.54 ID:8LhW97lQ.net
すずこ「えーいたい?ごめんごめん……」グリッ

ぱいる「っ、きゃぁぁぁ!///」

すずこ「静かにって言ってんのに……ぱいるちゃんが大きな声だしてさぁ……」ズプッズプッ

ぱいる「いっ、や、あ……や、やめてよぉ!やめてぇ!///」

すずこ「あはは……かわいー♡」

~♪ ドキドキガトマラナインダーヨー アアキミガスキーダヨー

ぱいる「……っ!」

すずこ「ぱいるちゃんのケータイ鳴ってる……うっちー、から?」

ぱいる「お、お願い出させて……」

すずこ「あは、やーだよ。ごめんね」ポイッ

ぱいる「あ……!ぐすっ……うっ、うっ……もうやだぁ……」

すずこ「……そういうの言うのやめてくんない? 萎えるからさ……まぁいいや……そんな悪い子の口は……ちゃんと塞いどいてあげるから」

ぱいる「ひっ……」

すずこ「あはは……ぱいるちゃん、ネクタイ借りるね」

ぱいる「ん、んーっ!」モゾモゾ

すずこ「わーいいね、こういうの……」

ぱいる(……うっちー……助けて……!)
352: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:40:06.53 ID:8LhW97lQ.net


キンコーンカーンコーン……
ブカツドウノナイセイトハ……スミヤカニキタクシマショウ
アハハ……マッテヨー……
ドッカヨッテクー?……


えみ「あー……ごみ捨て当番めんどくさいなぁ。早く帰りたいのに」

えみ「よっこらしょっと……」ガサッ

えみ「……ん?なにこれ?何か黄色いモフモフしたものが……」

えみ「……」ヒョイッ

えみ「ヒヨコのぬいぐるみ……」

えみ「どっかで見たような……」

えみ「うーん……あ!」

えみ「すずが……そらまるにプレゼントしようとしてたやつ!」

えみ「なんでゴミ箱に……!?」

えみ「……」

えみ「……すごく、嫌な予感がする……」
353: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:40:40.73 ID:8LhW97lQ.net
ガラッ

あや「あ、えみつん」

えみ「……うっちー……と、そらまる?」

そら「あ、ども……いやぁ、ちょっと内田さんと話したいことがあって」

えみ「そ、そうなんだ……」

そら「あ、てかなにそのぬいぐるみ!きゃわいい!」

えみ「……これ、そらまるのじゃないの?」

そら「へ?違うけど……」

えみ(ってことは……すずはこれをまだ渡してない!?)

えみ「どういうこと……!?」

あや「?」

そら「?」

えみ「……そらまる、これ……」スッ

そら「えーくれるの!?やたー!」ギュッ

えみ「……」

そら「でもどうしていきなり?」
354: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:41:15.62 ID:8LhW97lQ.net
えみ「そらまる……それはね、すずのものなんだ」

そら「そ、そうなの?」

えみ「……でも、もう少しでそらまるのものになるはずだったの」

あや「つまり……みもりんがまるちゃんにあげようとしてたってこと?」

そら「すずが……?」

えみ「うん……でも、ゴミ箱に捨ててあった」

そら「な、なんで……こんなに可愛いのに」ギュッ

えみ「分かんない……でも、なんだか嫌な予感する……!」

あや「私も、そんな感じする」

そら「……え、え?」

えみ「早くすずを探した方がいい!」

あや「うん……待って、ぱいるちゃんにちょっと遅れるって電話するから……」ピッ

えみ「え?なんか約束?」

あや「まぁね……」

あや「……」

あや「……?でない……」
355: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:42:35.40 ID:8LhW97lQ.net
あや(いつもはすぐでてくれるのに……おかしい……)

えみ「うっちー、連絡取れた?」

あや「ううん、駄目。ってことは……補習でも受けてるのかもしれないし、多分大丈夫でしょ」

えみ「そっか……」

そら「わ、私もすずのこと探す!」

えみ「うん!」

そら「わ、私……2階探すから!内田さんとえみつんは1階をお願いっ!」

あや「……分かった」

タッタッタッ……

そら(すず……すず……!)

そら(なんで……なんで私へのプレゼント捨てちゃったの……?なんで……?)

そら「……っ!」ギュッ
356: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:43:07.05 ID:8LhW97lQ.net


あや「えみつん!見つかった?」

えみ「ううん!いない!携帯も繋がんない!」

あや「一体どこに……それに、ぱいるちゃんも……!」

えみ「パイちゃん……?いないの?」

あや「うん……1年生の教室覗いてみたけど……いなかった……!」

えみ「まさか……すずと一緒にいる、とか?」

あや「……っ、と、とにかく、探そ」バッ

えみ「う、うん!」


そら「すずー!すずー!」タッタッタッ

そら「はぁ、はぁ……どこにいるのさ……」

そら「すずがいそうな場所……いそうな場所……」

そら「………あ!」

そら「音楽室……!」
357: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:43:56.57 ID:8LhW97lQ.net
そら「はぁ……はぁ……!」タッタッタッ

ガララッ

そら「すずっ!!!」

シーン

そら「……すず?いないの?」

そら「おーい……すーずー?」コソコソ

そら(……薄暗い……)


「い、やぁ!やめてっ!やめてったらぁ……!」

「はぁ……ネクタイほどけちゃった……ん?」


そら「え、すず……?」

すずこ「……! そら……!」

そら「……っ」

すずこ「な、なんでここに……」

そら「そ、れより……パイ、ちゃん……」

ぱいる「はっ、あ……はっ、ぅ、おぇ……」
358: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:44:37.20 ID:8LhW97lQ.net
そら「な、なに、やって……」フルフル

すずこ「あーあ……見つかっちゃった……」

そら「ねぇ、なに、やってんの……?ねぇ……パイちゃん……パイちゃんが……」

ぱいる「こほっ……ま、まるちゃん……」

すずこ「そりゃあ、あれだよ……あれ?てかなんでそのぬいぐるみ持ってるのー?」

そら「さいてーだよ……最低だよっ!すずっ!」

すずこ「なにが?」

そら「こ、こんな……無理矢理……!」

すずこ「無理矢理?……あはは、そんなことないよね、ぱいるちゃん?」

ぱいる「っ……」ブルッ

そら「怖がってるじゃん……!こんなのひどいよ!」

すずこ「ひどい……?ぱいるちゃんはあたしのこと好きで、あたしだって、ぱいるちゃんのことが好き……合意の上じゃん」

そら「なっ……!」
359: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:45:14.13 ID:8LhW97lQ.net
すずこ「好き同士なら、いいじゃん……」

そら「ぱ、パイちゃんは……内田さんが……」

すずこ「え?」

そら「う、内田さんのことが、好きなんだよっ!すずに対しての好きは……違うでしょ……?」

すずこ「えーそうなの?」チラッ

ぱいる「ぅ、うぁ……わ、私……」

そら「と、ともかく!パイちゃんから離れなよ!」

すずこ「……はぁ、分かったよ」スッ

そら「ねぇ……ねぇ、すず、なんでこのぬいぐるみ捨てちゃったの!?」

すずこ「え?」

そら「こんなに可愛いじゃん!えみつんにすずがくれる予定だったって聞いた時……ほんとに嬉しかったんだよ!?」

すずこ「……」
360: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:46:17.87 ID:8LhW97lQ.net
そら「ねぇ聞いてんの!?理由ぐらい教えてくれたっていいじゃん!ねぇ!」

すずこ「もう……分かんないんだよ!」

そら「っ、え……?」

すずこ「わかんないのっ!もうさ、頭ん中ごっちゃごちゃであたしが誰が好きで誰が嫌いかとかが!」

そら「す、すず……」

すずこ「もう分かんない……ぱいるちゃんは好きなの?あたしは好きだよ、そらは好きなの?あたしは好きだよ……ほらもう分かんないんだってば!」

そら「……」

すずこ「……っ、だから、もういいや、って……」

そら「……ぅ、すず……すず……私、すずのこと信じてた……」

すずこ「え……?」

そら「どうしようもなくて、馬鹿で、女の子にだらしなくて……だけどすずはすずだった……だから……勇気をだそうって……」
361: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:46:50.74 ID:8LhW97lQ.net
すずこ「そら……」

そら「すずが内田さんのこと好きだって知ってた、パイちゃんが前まですずのこと好きだってことも知ってた……だからね、怖かった」

すずこ「……」

そら「怖いから、いろんな人に聞いて回ったし、相談したし……いろいろ葛藤したんだよ?」

すずこ「そんな……」

そら「でも結局……私は、すずのことが好きになるばっかりだった。1回だって嫌いにならなかったよ」

すずこ「……」

そら「でも……でも……っ、く……」

すずこ「あ……」

そら「すずにとって……私はその程度?」

すずこ「そら、」

そら「……っ!」ダッ

すずこ「そら!!!」

ポトッ

すずこ(ひよこのぬいぐるみ……落として……)
362: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:47:21.39 ID:8LhW97lQ.net
ガラッ

えみ「すず!いるの!?さっきそらまるが走って行っちゃった……けど……」

あや「っ……!?」

すずこ「えみつん……うっち、」

あや「おまえなにしてんだよ!」ガッ

すずこ「!」

あや「ふざけんなっ!!」バシッ

すずこ「いっ……!」

えみ「うっちー!!」

ぱいる「きゃあ!」

あや「なんでこんなことしたんだよ!なんで……なんで……」グッ

ぱいる「や、やめて!うっちー!」

あや「ぱいるちゃん……」

ぱいる「ね、私全然大丈夫!だから……だから……やめてよ、ね、ね?」ギュッ

あや「……っ」ポロッ

あや(なんで……泣きたく、ないのに……)

すずこ「うっちー……」

あや「……あんたのこと、絶対許さない」ポロポロ

すずこ「……あ……、」

あや「っ……許さない」
363: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:48:15.70 ID:8LhW97lQ.net
あや「……」ゴシゴシ

あや「……いこ」

ぱいる「え……?」

あや「はやく、これ羽織って」スッ

ぱいる「あ、ありがと……ひっく……ごめ、ごめんね……ぐすっ……」

あや「いいの。ほら、いこ」

ぱいる「で、でも……す、すーちゃ……」

あや「誰それ。早くいこうよ」

ぱいる「……うん」

バタン

シーン

すずこ「……あ、あはは……」

すずこ「……ひとりに、なっちゃった」

えみ「……すず」

すずこ「……」

えみ「女の子泣かすとね、こうなっちゃうんだよ」

すずこ「……その、えみつん、あの、」

えみ「ほら、ひよこ持って……立てる?」スッ

すずこ「……っ、」

えみ「……」

すずこ「ごめん、ごめん……ごめんね……」グスッ

えみ「……うん、うん……」ギュッ

すずこ「うぅ……ごめんなさい……ごめんなさい……」ギュゥゥ
364: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:48:50.42 ID:8LhW97lQ.net


ガチャッ

バタン!!!

あや「……っ、はぁ……はぁっ……!」

ぱいる「あの……うっちー……」

あや「早く、あ、がって」グイッ

ぱいる「う、うん……」

ことり「あー、彩ちゃんおかえり~。それからPileちゃんも……」

あや「……ことりちゃん、お風呂」

ことり「お風呂?私帰ってきたばっかりだからまだ沸かしてな……」

あや「……っ!」キッ

ことり「ぴいっ!?」

あや「はやく、沸かしてきてよ!はやくっ!」

ことり「わ、わかった!ご、ごめんなさい~」

パタパタパタ……

ぱいる「あ、う、うっちー……えと、」

あや「……お風呂沸くまでリビングで待ってよ」

ぱいる「……う、うん」
365: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:49:23.54 ID:8LhW97lQ.net
あや「……っ、もう!」ドサッ!

ぱいる「う、うっち、そんな置き方したら鞄が……」

あや「……はぁ……はぁ……っ、ごめん……」

ぱいる「う、ううん……」

あや「ぱいるちゃん、座って」

ぱいる「う、ん」ストン

あや「ごめんね。寒いだろうけど上脱がすから」スルッ

ぱいる「あ……その、ごめんね。これ洗って返すから……」

あや「……いいよ、そんなの」

ぱいる「で、でも……いっ、!?」

あや「痛かった?……ここ、アザになってるから……」

ぱいる(抓られた、ところ……)

ぱいる「……どこかで、ぶつけちゃったのかも。あはは……気にしないで……」

あや「なんでっ……!」グッ

ぱいる「うっちー……」

あや「……お願いだからそんなこと、言わないで……!」
366: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:51:20.45 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「……っ」

あや「……ぱいるちゃん、ぱいるちゃん……」ギュッ

ぱいる「……っう、うっちー……ごめんね……ごめんね……」

あや「謝らないでよ……私が、惨めになるの……」

ぱいる「そんな……なんで……」

あや「だってぱいるちゃんが、泣いてないから……あんなに見た目とは裏腹に泣き虫なのに……泣いてないから……」

ぱいる「うん、うん、だって、大丈夫、だから……」

あや「なにが……、何が大丈夫なの!?」

ぱいる「……ごめんね」

あや「……次謝ったらぶつからね」

ぱいる「……うん、ごめ、じゃない……はい」

あや「……それでいいの」

ぱいる「うん……」
367: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:51:55.70 ID:8LhW97lQ.net
あや「……ぱいるちゃん、キスは?」

ぱいる「え……?」

あや「キスは?されてないの?」

ぱいる「……うん、されてないよ」

あや「……死守した?」

ぱいる「えへへ……うん!死守した!」

あや「そっか……」スッ

ぱいる「だから安心し……っ、ん!?」

あや「……ちゅ、ぁ、っ、は……」

ぱいる「……ふ、ふぁ……うっ、ち……」

あや「っ、う……ちゅっ、ぱい、ちゃん……」

ぱいる「ん、ん、あ………」

あや「……っ、は……!」

ぱいる「うっちー……もっと……」

あや「……」

ぱいる「お願い、もっとして……」
368: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:52:30.66 ID:8LhW97lQ.net
あや「……分かった」

ぱいる「っ……」

あや「上半身裸だし……よくよく考えたら誘ってるよね」

ぱいる「そ、そんな……うっちーが脱がせたんじゃ……ひゃっ!///」

あや「……柔らかい……」

ぱいる「あ、っ、やっ、い、いきなりっ、おっぱい触ったら、あ……///」

あや「っ、ふ……かわいい、かわいいっ、よ、ぱいるちゃん……ん……」

ぱいる「ん、やだ、触りながら、きす、んぁ……したら……///」

あや「んっ……腰浮かせて。スカート脱がすから……」

ぱいる「う、うん……」

あや「下着ももういらないよね……」スルスル

ぱいる「っ、あ………///」

あや「あ、もう濡れて……っ…………ぅ……」

ぱいる「……うっちー?」

あや「……ごめん、やっぱり……」
369: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:52:59.54 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「……え」

あや「……無理、触れない」

ぱいる「……そ、んな……」

あや「ごめんね……でも……でも……」

ぱいる「なん、で……?私のこと嫌いになっちゃった?」

あや「そんなことない……すごく、触りたいよ……前した時よりも、ずっとずっとぱいるちゃんのことが好きになってる……でも……駄目……」

ぱいる「わ、私が……す、すーちゃんとしちゃったから?」

あや「……そうじゃないと思う、けど」

ぱいる「でも……それ以外に理由ないよね……?」

あや「……っ、ごめん……ぱいるちゃんは何も悪くないのに……」

ぱいる「私もごめん……でも、それが理由なら悲しいよ……。えっちすることだけが好きってわけじゃないよ……?でも……うっちーのこと好きだから……」
370: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:53:21.11 ID:8LhW97lQ.net
あや「ごめん……」

ぱいる「……っ、」

ガチャッ

ことり「お風呂沸いたよ~~……って、きゃあ!?」

ぱいる「あ」

ことり「ご、ご、ごゆっくり!」

バタン

あや「……ぱいるちゃん、お風呂入っていいよ。気持ち悪いでしょ?」

ぱいる「でも……」

あや「……ごめんね。今は、ひとりにして……」

ぱいる「……分かった……」

パタン

ぱいる「……っ、ぐすっ……う……」

ぱいる「どうして……ひっく……」
371: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:54:10.03 ID:8LhW97lQ.net


あいな「でね!この前……ってなんちゃん聞いてるー?」

よしの「あー聞いてる聞いてる」

あいな「むぅ……ひどいねーチップ」

チップ「ワン!」

よしの「はぁ……なんで私が犬持って歩かなきゃいけないの……」

あいな「可愛いからだよねーチップ?」

チップ「ワンワンワン!」

そら「……っ」ドン

あいな「いたぁっ!?」

そら「す、すいません……ってあれ?」

あいな「ん、そらまる?」

よしの「そんなにひょこひょこ走ってどうしたの?」

そら「ちょっ、ひょこひょことか言わないでくださいっ!こっちは全力……え、てかなんで校内に犬が….…」

チップ「ワン!」バッ

あいな「あっ!チップが!」

よしの「ちょぉ!お前いきなりどこいくんだよぉ!」

あいな「追いかけるよ!なんちゃん!」ダッ

よしの「お、おう!ほら、そらまるも行くぞっ!」ダッ

そら「ええええぇ!?∩(^ω^;)∩」
372: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:54:34.43 ID:8LhW97lQ.net
あいな「まーーてーーー!チップーー!!!」

よしの「はやい……」

そら「はやすぎる……」

チップ「ワォーン!」タッタッタッ

あいな「待たないと今日のご飯抜きだぞーー!」

チップ「ハッハッハッ」

あいな「それでも止まらないのかお主は!餓死する気か!」

よしの「そ、それよりこっちが死にそうなんだけど……」

そら「はあ……はあ……階段降りるの苦手なんだよぉ……」

あいな「まてまてまてー!あ……!」

ゆりか「あっ、たけしじゃん。どした?」ヒョイ

チップ「グルルルルル……」

りほ「くっすんのわんちゃんだよね?かわいーっ!……あれでもチップじゃないっけ?」

ゆりか「違う違う。楠田チップたけし、これが本名だから」

チップ「ガゥッ!」ガブッ

ゆりか「いてぇっ!?」

りほ「シカちゃーん!!!」
373: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:55:08.64 ID:8LhW97lQ.net
あいな「もーまたたけしとか言って!」

ゆりか「ごめんごめん……はい、たけしちゃん。飼い主の元に戻りなさい」

チップ「ワンッ!」

あいな「もう、ひどいねーチップはチップなのに……」

りほ「あれ?なんでなんちやまんとそらまるは倒れてるの?」

ゆりか「ああ、いきなり運動しすぎたからだって。ほっといて大丈夫だよ」

りほ「ふーん。えいっえいっ」ツンツン

よしの「や、やめろ……ふくらはぎをつんつんするんじゃない……」

そら「うぐぐ……」

あいな「そういえばそらまるはなんで走ってたの?」

そら「へっ……いやぁ、その……すずから……ぐすっ……」

4人「!?」

そら「うっ……ぐすっ、ごめん、気にしないで……」
374: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:55:58.82 ID:8LhW97lQ.net
あいな「き、気にしないわけないよ!」

よしの「う、うん。みもちゃんがどした?」

そら「あ、えと……なんでもない……」

りほ「えー!?そんなの嘘だー!」

そら「ほんとに、なんでもないから、うん……」

あいな「絶対なんかある!」

ゆりか「……まあまあ、あんましそう聞かなくていいじゃん。何にもないっていうんだから」

りほ「むー……はぁい」

そら「……」

あいな「みもりんかー、みもりんってなんか犬みたいだよねー」

りほ「あ、それ分かる!」

そら「え?どこが?」

あいな「なんかさー好きな人にはとことん人懐っこい感じとか!」

りほ「そうそう!それで嫌いな人には全然懐かないんだよねー」

そら「……」

よしの「……それから、寂しがり屋、だよね。意外と」
375: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:56:23.04 ID:8LhW97lQ.net
そら「寂しがり、屋?」

よしの「なんか寂がってないように見えて、人一倍甘えたがりだと思うんだよね」

ゆりか「女癖悪いのはそのせいかもね……て、関係ないか」

あいな「わんちゃんってね、構ってほしいとすごいアピールするんだよ。ね、チップ?」

チップ「クゥン?」

よしの「くっすん、みもちゃんにほいほいついて行ったりしてないだろうな」

あいな「なっ!してないよ!ひどい!」

りほ「あやしー」

あいな「してないからっ!もう……」

ゆりか「最近の子は軽いからのう……孫のことが心配じゃ……」

あいな「また孫とか言って!」

よしの「お似合いだよ」

あいな「な、なんちゃんまで……」

そら「……」

そら(すず……寂しかったの?)

そら(でも……そんなこと、全然言ってなかったじゃん)

そら(分かんないよ……教えてよ……すず……)
376: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:56:56.07 ID:8LhW97lQ.net


ジャー

ぱいる(うっちー……なんで……なんで……)

ぱいる(私は……うっちーのこと大好きで……)

ぱいる(えっちだって思われてもいい。うっちーに、たくさんたくさん触ってほしくて……)

ぱいる(なんで、こんな……)

ぱいる(……一生うっちーが触ってくんなかったらどうしよう)

ぱいる「……っ、う、ひっく……やだよ……」

ぱいる(こんなことでは泣くなんて……私、ほんとばかみたいだよ……)

ぱいる(でも……大好きな人が触ってくれないのは……)

ぱいる「……ん?」

ぱいる(触ってくれない……そっか……そっか……)

キュッ

ぱいる「……よし、待ってて。うっちー!」
377: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:57:45.72 ID:8LhW97lQ.net
ガラッ

ことり「きゃっ」

ぱいる「わっ」

ことり「あ、えと….その、ごめんね。着替え置いとくからね」

ぱいる「ことりちゃん、ありがとう!」

ことり「ううん、いいの。最近私が作った服なんだぁ……新品だから安心してね」

ぱいる「えー嬉しい!」

ことり「それと、洗濯物……スカートとあやちゃんのブレザーだけしかなかったけど、どうしたの?」

ぱいる「え?」

ことり「下着、とかは……?」

ぱいる「あ……」
378: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:58:14.14 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる(しまったーっ!気が動転してて忘れてた!音楽室に投げっぱだよ……)

ことり「あ……もしかしてさっきの……」

ぱいる「え?」

ことり「下着……あ、あやちゃんのお部屋にあるのかな……その、ごめんね変なこと聞いて……」

ぱいる「あっ、ちがっ、そ、そうじゃな、」

ことり「じ、じゃあねー」

パタン

ぱいる「ま、また誤解生んじゃったんじゃ……まあ間違ってはないけど」

ぱいる「よいしょっと」スッ

ぱいる(わぁ……かわいいパジャマ……!)

ぱいる「……」モゾッ

ぱいる「……めっちゃいいにおい……」

ぱいる「うっちーのにおい……///」

ぱいる「はっ!だ、だめだめ!変なこと考えたら!///」
379: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:58:39.28 ID:8LhW97lQ.net
カチャ……

ぱいる「うっちー……?」

ぱいる(リビングにはいなかったからお部屋だよね……)

ぱいる「……電気付けるよ?」

カチッ

あや「……」スースー

ぱいる「寝てる……」

ぱいる「……」ソーッ

あや「……」スースー

ぱいる「……起きないの?」ツンツン

あや「ん、んー……」

ぱいる「かわいい……♡」
380: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:59:16.21 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「……寝てる時のうっちー子供みたい……」

あや「……」スースー

ぱいる「かわいいなぁ……」

ぱいる「ほっぺたすべすべ……唇も……柔らかそう……」

ぱいる「……」ゴクリ

ぱいる「きっ、キスしちゃおうかな……」

ぱいる「……」ギシッ

あや「……」スースー

ぱいる「……///」ドキドキ

あや「……ん、んぅ……」ゴロン

ぱいる「っ!?///」ビクーッ

あや「……んー……」ムニャムニャ

ぱいる「ほっ……」
381: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 15:59:49.08 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「も、もっかい……」ドキドキ

あや「……」スースー

ぱいる(あ、あと……もう少しっ……///)

あや「んー……っ!?」パチッ

ぱいる「あっ」

あや「ーーーっ!?」バシッ

ぱいる「いたぁっ!!!」

あや「あ……」

ぱいる「う、うっちー……何するの……」グスン

あや「ご、ごめん……防衛本能が働いたの」

ぱいる「いたいよぉ……」

あや「そっちがあんな至近距離で私のこと見てるからでしょ」

ぱいる「見てたんじゃないよ!キスしようとしてたの!……あ」
383: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:00:33.67 ID:8LhW97lQ.net
あや「……は?」

ぱいる「え、私なんて言った?」

あや「……キス」

ぱいる「あ、ああああああ!うそ!うそです!」

あや「ふーん……」

ぱいる「う……」

あや「……」

ぱいる「ご、ごめんなさい……キスしようとしてました」

あや「へぇー」

ぱいる「げ、幻滅した……?」

あや「ばーか、してないよ」

ぱいる「えへへ、よかった……」
384: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:01:06.99 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「ふぅ……ねぇ、うっちー」

あや「ん?」

ぱいる「お風呂入ってきたよ」

あや「……だからなに」

ぱいる「私、まだ汚いかな?」

あや「……何が」

ぱいる「うっちーがさっき私のこと触れなかったのは、汚かったからかなーって!」

あや「そういう意味じゃ……」

ぱいる「じゃあどういう意味?」

あや「……どうもこうも、ないし」

ぱいる「私汗っかきだからかな?汗くさい?あ、そもそも私自身が汚いのかなぁ。それとも……」

あや「……」

ぱいる「やっぱり、すーちゃんが、触っちゃったから、かな」

あや「……っ!」
385: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:01:27.52 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「そうなのかな」

あや「やめて。思い出したくない」

ぱいる「うん。私もだよ」

あや「それなら……言わないでよ」

ぱいる「だって、うっちー以外に触られるの、嫌だもん。だから……」スッ

あや「……?」

ぱいる「やぁっ!」ドンッ

あや「っ!?」ドサッ

ぱいる「えへへ、うっちー、下からの眺めはどーですかっ」

あや「……最悪だよ。てかなに?なにすんの」

ぱいる「私ね、考えたのっ」

あや「は?」

ぱいる「うっちーが触れないなら……私が触ればいいんだーって」ニヤリ
386: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:02:03.69 ID:8LhW97lQ.net
あや「……ぱいちゃんなんかが私のこと触れられるとでも思ってんの?」

ぱいる「思ってるよ?」

あや「……と、とにかく離し……」グッ

あや「……」グッグッ

ぱいる「やーだ♡」

あや「……生意気」

ぱいる「生意気でもいいもん」

あや「ああ言えばこう言うね」

ぱいる「……だって、そうでもしないとえっちできないもん」

あや「……」

ぱいる「私、変態だって思われたっていい。キモチワルーイって思われたっていいの。うっちーと、えっちしたいっていっていうか……ううん、一緒になりたいから」

あや「……馬鹿だねぇ」

ぱいる「馬鹿だよ!……だから、うっちーがすごいショック受けてる時にもこんなことも言っちゃうのもアレだけど……すーちゃんにされてた時も、うっちーのことしか考えてなかった!」
387: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:02:45.92 ID:8LhW97lQ.net
あや「……ぱいるちゃん」

ぱいる「なぁに?」

あや「……きもい」

ぱいる「!?」ガーン

あや「ごめんね。でもきもかったから」

ぱいる「うぅ、ひどいよ!折角気持ち伝えたのに!」

あや「違うよ。あのたらしと私のこと重ねてんじゃねーよってこと」

ぱいる「だ、だってぇ……」

あや「……ま、ぱいるちゃんにしてはちゃんと自分の気持ち言えたんじゃないかな」

ぱいる「ほ、ほんと?」

あや「うん。ぱいるちゃんのこと、ちゃんと伝わったよ。だから……ごめんね。変なことにばっか固執して、ぱいるちゃんのこと避けちゃって」

ぱいる「うん……」

あや「……ぱいるちゃん、その、ありがと」

ぱいる「う、うっちー……」ウルウル
388: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:03:11.40 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「うーーーー……///」

あや「?」

ぱいる「うっちー!うっちー!うっちー!」ガバッ

あや「ちょ、!」

ぱいる「うっちーーー!」スリスリ

あや「や、やめ、ちょっと、くすぐったいから!」

ぱいる「うっちぃ……///」ギュッ

あや「もう……はいはい、なんですかー」

ぱいる「……もうダメ。私は限界です……付き合ってください……///」ゴニョゴニョ

あや「……え?」

ぱいる「……え?」

あや「えっと……」

ぱいる「はい……」

あや「ごめん、なんて?」
390: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:03:35.25 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「え、だからぁ……」

あや「?」

ぱいる「……え、マジで聞こえてなかった?」

あや「ごめん、うん」

ぱいる「うー……なにそれぇ……ぐすっ……」

あや「ごめんって。で、なに?」

ぱいる「聞こえててよぉ!」

あや「知らないよ」

ぱいる「もー!なんで私はこういっつもうっちーみたいにかっこよく決まらないのっ!?」

あや「さてねぇ」

ぱいる「はぁ……」

あや「ぷっ」

ぱいる「あ、笑ったぁ!?」

あや「笑ってな……ふっ……あはは……!」

ぱいる「もー!……あはは……」
391: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:04:08.87 ID:8LhW97lQ.net
あや「あはは、ぱいるちゃんも笑ってんじゃん」

ぱいる「わ、笑ってなんか……へへ、でもなんか面白いや、あはは!」

あや「あははは!……はぁ……」

ぱいる「えへへ、疲れたね……」

あや「うん……」

ぱいる「……」

あや「……」

ぱいる「……うっちー、キスしたいな」

あや「……いいよ」

ぱいる「じゃあ……」スッ

あや「……あ、や、ちょ、ちょっとまって」

ぱいる「んへ?」ピタッ

あや「……その、」

ぱいる「なに?」

あや「……えっ、と……」ゴニョゴニョ

ぱいる「もー聞こえませんー!」

あや「っ、……や、やっぱ恥ずかしい……かも///」
392: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:04:41.62 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「へ……?」

あや「……っ///」

ぱいる「恥ずかしい……?うっちーが……?」

あや「な、なんか文句あんの?」

ぱいる「えーえー私にあんな事ばっかりするのに恥ずかしいんだー」ニヤニヤ

あや「……うるさいな、見るな」

ぱいる「隠さずにお顔見せてよーへへへ」

あや「……」

ぱいる「ほらほらぁ~照れずに~」グイグイ

あや「う、うるさい!調子乗らないで!」バッ

ぱいる「あ!ちょっと!逆転しようとしてるでしょ!させないからね!」グイッ

あや「ちょっ!触ってんじゃねーよ!やめて!」

ぱいる「オコトワリシマス!」

ギャーギャー
393: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:05:14.85 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「はぁ……はぁ、もうっ、観念した?」

あや「……し……」

ぱいる「しー?」

あや「……し、たくない、けどどうにかして観念させる気なんでしょ」

ぱいる「うんっ。まだ恥ずかしい?」

あや「……あーもう、言うけど、恥ずかしいよ。恥ずかしい……」

ぱいる「なんで?いつもしてるのに」

あや「……私がぱいるちゃんにするのと、ぱいるちゃんが私にするのとじゃあ話が違うじゃん」

ぱいる「大丈夫、愛があれば」キリ

あや「かんけーないし」

ぱいる「……じゃあキスだけ、ね?」

あや「……それなら」

ぱいる(やった!)
394: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:05:47.57 ID:8LhW97lQ.net
あや「め、めんどいから早くしたら」

ぱいる「素直じゃないね、うっちーは」

あや「素直だよ、とっても素直」

ぱいる「えへへ、でもそういうところも好きだから」

あや「……どうも」

ぱいる「うっちー……好き……」チュッ

あや「んっ……♡」

ぱいる「んっ……くちゅ、んむ……♡」

あや「ふっ、あ……んっ、う、あ……」

ぱいる(やば……うっちーかわいい……)

ぱいる「ちゅ……れろ、んふ、っ……ずっ……」

あや「っ、ふっ、ん……い、息で、きなぁ……い」

ぱいる「……」ムラッ

あや「はっ……あ……な、なに?」
395: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:06:15.81 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「はぁ……はぁ……うっちーが悪いんだからね」

あや「え、え……?」

ぱいる「もう無理、むり、我慢できない」

スルスル

あや「ちょっと、服、な、なんで、脱がして」

ぱいる「はぁぁぁぁ……肌しろぉい……///」

あや「き、キスだけって言ったでしょ」

ぱいる「ごめんなさい、無理です。嫌いにならないでください無理です」

あや「あ、こら!なにしてんの!こら!」

ぱいる「私を聖人か何かと思ってるでしょ!ここまでしといて手を引くとか無理だもん」

サワッ

あや「ひゃっ、っ、だぁ……め、だって……ばぁぁぁ……///」

ぱいる「あーうっちーのおっぱいやわらかーい♪」
396: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:06:51.16 ID:8LhW97lQ.net
あや「ん、やぁっ……こ、これいじょ、うしたら許さない……からっ、あ……」

ぱいる「説得力なさすぎだよー。というか可愛いブラしてるよね!今となっては邪魔だけど……」

あや「ふぅ……あっ……な、なにいってん、の……」

ぱいる「ごめんなさーい外します。えいっ」

あや「あ、やだっ……ん、こら、今なら許すから、やめて……」

ぱいる「わーおいしそぉ♡」

あや「は、はぁ……?」

ぱいる「えへ、いただきまーす……ちゅ、んっ、れろ……」

あや「やめ、て、っあ……ううっ、あ……ふわっ……」

ぱいる「んむっ……ちゅ、ぅ……あむ、うっちーの、ん、おっぱい……ふっ、おいしぃ……」

あや「い、いやっ……ん、あっ、う……ほん、とに、おこるよ……!」

ぱいる「れろっ……じゅぷっ、んっ、すごい、こりこりしてきたぁ……んぐっ……」
397: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:07:22.38 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「あむっ……っ、しゅ、ごい……な、める度に……ずずっ……固くなって……」

あや「ぱい…!る…ちゃあ…ん…!やぁ…めぇえて…」

ぱいる「んぐっ……ぷは、ふっ……ねぇ、うっちー胸だけじゃイけないでしょ?」

あや「な……しらないよ……」

ぱいる「イきたいならぁ……ね、下触んないと!」

あや「こ、これ以上しないよ、絶対に」

ぱいる「えー」

あや「これ以上するっていうならもう知らない。私、マグロになるから、ほんとに」

ぱいる「ふーん……ふーん……なら好きにしちゃおーかな!」

あや「っ、調子のってんじゃ……」

ぱいる「じゃあうっちーは何にもしなくていいからね。ぱいちゃんに任せて♡」

あや「……無視」

ぱいる「はーい、じゃあとりあえず脚開こうね」
398: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:08:18.04 ID:8LhW97lQ.net
あや「……っ!?」

ぱいる「何にもしないんでしょー?だからね、私が全部するからねー」

あや「だ、だけど……な、こんな体制ないじゃん……///」

ぱいる「……かわいいよ?」

あや「そ、んな……」

ぱいる「へぇ……ブラとお揃いのショーツなんだぁ……♡」

あや「み、みないでよ」

ぱいる「でも……湿ってる……ごめんね、もうちょっと早く触ってあげたらよかったかなぁ」クチュッ

あや「ひゃっ!」

ぱいる「パンツの上からなのに……すご」

あや「あっぁあ……んんっ!……あ!」

ぱいる「うふふー、お漏らししてるみたいだね?」

あや「ううっ、んん!……うる、さい……!」
399: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:08:56.43 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「はい、パンツも脱いじゃお」

あや「ふっ……はっ、あ……やだ……」

ぱいる「わー、いまうっちーめちゃくちゃえっちだよ。スカートだけで……うん、でも全裸じゃないから大丈夫だよね♪」

あや「なにが大丈夫なんだよ……」

ぱいる「よいしょ……えへへ、うっちーのあそこ、すごいひくひくしてる……早くほしいのかなぁ」

あや「ど、どこみてんの!そ、それだけはほんとに!やめ、やめて!」

ぱいる「んー?きれいだよー?」

あや「だ、だって、私はまだお風呂入ってないし、き、汚いから……」

ぱいる「そんなことないよ……すごいきれいで……えっちだよ?……んちゅ、んむ……っふ……」

あや「ひあっ、あ、やだぁぁぁっ!や、やぁっ!」

ぱいる「ふふ……じゅぷ……れろ、ずっ……かわいい……腰浮いてる……んぐっ……」

あや「い、いやぁ……くっ、うう!こん、な……やだぁ……!あっ、あ!」
400: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:09:34.63 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「んむ、っ、じゅぷっ、あむ……えっちなお汁が……れろっ、いっぱいでてるよ……」

あや「は、ふっう、きゅっ……こ、んなの、きもちよく、な、いのに……あ、ああ!」

ぱいる「ずっ……んぷっ、ずずっ……はあぁ、っ、おいしぃ……すごい、えっちで、はむっ……いい、におい……」

あや「あぁあっ、やっ、あ!も、だめっ、やだ!やっ、あああ!」

ぱいる「すご……むっ、はむ……んぷっあむ……んっずっ!きゅー、って……なって、る……!」

あや「だ、だめぇっ!もう、あ、あ、はぁっ、や、も、だめだからぁっ!」

ぱいる「んむぅ……んぐっ、ふ……うっちー、イっ、て……ずっ、ずずっじゅぷっ……!」

あや「や、やぁぁぁっ!いやぁっ!ぁ、ああ!」ビクビクッ

ぱいる「……ん、ふ!……ずっ……ふわあ……」

あや「……はっ……あ……はぁ……はぁ……」

ぱいる「えへへ、可愛かったよ。うっちー」チュッ

あや「……そ、その口でキス、しないでよ……」
401: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/02(土) 16:10:05.01 ID:8LhW97lQ.net
ぱいる「……で、どうどう?気持ちよかった?」

あや「……」バシッ

ぱいる「いたぁっ!」

あや「……どいて、シャワー浴びに行くから」

ぱいる「えぇー!えっちしてまだ1分もたってないよ!イチャイチャしようよ!」

あや「うるさい。ぱいるちゃんの涎がベトベトで気持ち悪いの。それから別に気持ちよくなかったし」

ぱいる「あんなに気持ちよさそうだったのに!」

あや「……演技だし」

ぱいる「え!?そうなの!?すごい!すごいよ!」

あや「それさ……本気で言ってんの?」

ぱいる「へ、本気?なにが?」

あや「……ふんっ、ばーか」

ぱいる「ひどいよー!」

あや「……次は、私がやるから。覚悟しときなよ」

ぱいる「……! うんっ!」

あや「……ふふっ、ドMかよ」

ぱいる「ひどくない!?」
413: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/03(日) 01:15:50.10 ID:YduvXftg.net


すずこ「……」フラフラ

えみ「ほら、頑張って。もうすぐですずの家だよ」

すずこ「……うん」

えみ「……ね、すず、」

すずこ「……」

えみ(聞こえない、か……)

えみ(あれだけショック受けてたらなぁ……いや、本当の被害者はパイちゃんやそらまるなんだけど……)

えみ(すず……一体何があったの?たらしだけど、すずは女の子泣かすような人じゃないでしょ?)

すずこ「……」

えみ「あ……すずの家の前まで来たよ、って」

海未「……」ゴゴゴ

えみ(う、海未ちゃんが仁王立ちしてる……)

すずこ「ひぃっ……」

えみ(すずも怯えてるし……!)

海未「すずこっ!今日こそは許しませんよ!」

すずこ「!?」

えみ(も、もしかして……)

えみ(さっきのこと、海未ちゃんにバレてる!?)
414: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/03(日) 01:36:23.60 ID:YduvXftg.net
えみ「ま、まずいんじゃないのすず……!」ポソッ

すずこ「う、うん、うん……」ガタガタ

海未「すずこっ!」

すずこ「は、はひっ!」

海未「とりあえず家に入るのが先です!」グイーッ

すずこ「痛い痛い!耳ひっぱんないでよぉ!」

海未「いいからだまってついて来なさいっ!」グイーッ

すずこ「耳抜けちゃう!耳抜けちゃう!」

えみ「えーとじゃあおじゃましまーす」

海未「はいどうぞ」グイーッ

すずこ「笑顔でひっぱり続けないで!」

穂乃果「なんかやけに騒がしいねぇ……ん?えみちゃん?」

えみ「穂乃果ちゃんだ!……って、ありゃ?なんでいるの?」
415: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/03(日) 01:51:27.27 ID:YduvXftg.net
穂乃果「えへへ、久々に遊びに来てたんだー」

えみ「そうなんだー」

すずこ「いやー穂乃果ちゃん今日も可愛いね」

穂乃果「て、照れるなーあはは。すずこちゃん今日も絶好調だね」

すずこ「まぁね。私はどこかの誰かさんと違って素直な子ですからー」

海未「……」グイーッ

すずこ「うそですっ!うそですっ!ごめんってぇ!」

海未「……はい、すずこの部屋に着いたので、冗談はさておき本題に入りましょう」

すずこ「うっ!」ドキッ

えみ「……」

穂乃果「?」

海未「すずこ……あなたという人には失望しました」

すずこ「あ、あの……海未ちゃん、これは、その、えっと……」

海未「言い訳無用です!」

すずこ「ううっ!」

海未「あなたは……あなたは……」

すずこ「っ……」

海未「また部屋のカーテンを開けずに出掛けたでしょう!?」
416: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/03(日) 02:00:50.87 ID:YduvXftg.net
すずこ「そうなのっ!あたし……ぱいるちゃん達に取り返しのつかないことしちゃって……!……って、ありゃ?カーテン?」

海未「そうです!いい加減にしないと部屋にカビが生えてしまいますよ!?前から言っているではないですか!」

すずこ「……」

えみ「……」

海未「何故暗い部屋のままで生活するのですか!?毎日毎日わざわざあなたの部屋に行ってカーテンを開ける身にもなってください!もはや日課ですよ!」

穂乃果「へー、すずこちゃん起きてからカーテン開けないんだ」

すずこ「だって暗い方が落ち着くっていうか……てかなぁんだそのことね。よかったよかった……」

えみ「すず」

すずこ「え?」

えみ「よくないでしょ。今日すずがしちゃったことはすずだけじゃ解決できないことだよ?ちゃんと保護者の海未ちゃんに報告しなきゃ」
417: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/03(日) 02:06:17.89 ID:YduvXftg.net
すずこ「い、いやだって海未ちゃんに言ったら確実に殺されそうだしさ……」コソッ

えみ「だからってこのままでいいの?それに後でバレた時の方が怖くない?」

すずこ「それは、そうだけど……この話はまた今度でも」

えみ「……すず、怒るよ」

すずこ「うっ……分かってるよ。ちゃんと言う」

えみ「よし、偉いね」

海未「すずこ!何をコソコソと……」

すずこ「あっ、あの、海未ちゃん」

海未「?……はい」

すずこ「あたし……えっ、と……何から話せばいいのかな」

海未「何かあったのですか?」

すずこ「……うん、あったの。大変なことがあった、てか、大変なことしちゃった」
426: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/03(日) 14:16:47.10 ID:YduvXftg.net
海未「大変なこと……?」

穂乃果「ええっと、私は聞いてても大丈夫かな?」

えみ「うん。家帰ったら絶対私穂乃果に相談してたし、今聞いても大丈夫だよ」

穂乃果「わ、分かった!じゃあ静かに聞いとくね……」

すずこ「っ、あたし……」

海未「……」

すずこ「ぱ、いる、ちゃんに……」

海未「Pileに……?」

すずこ「乱暴なこと、し、ちゃって……その、とってもひどいことしちゃって……」ゴニョゴニョ

えみ「すず……濁さずに言わなきゃ」

すずこ「……うん……ぱいるちゃん、に、無理矢理、えっちなことしちゃっ、た……」

海未「っ!?…あなたという人は……!」

すずこ「……うっ……」

海未「っ、はぁ……どうかしてしてしまったのですか!?友人に手をあげるなど……!ましてや、性的な……!」

すずこ「だっ、て……」
428: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/03(日) 14:50:30.38 ID:YduvXftg.net
海未「言い訳は聞きません!あなたは償っても償いきれないことをしてしまったのですよ!」

すずこ「……知ってるよ」

海未「……すずこ、きちんと私の目を見てはなしなさい」

すずこ「……いやだよ」

海未「すずこっ!」

すずこ「だからいやなのっ!あたしが情けなさすぎてもう目見れないよ……分かってよ!」

海未「情けないと思うのなら尚更目を背けてはいけません!こちらを向きなさい!」グイッ

すずこ「なに……海未ちゃんにはかんけーないじゃん!」

海未「関係ありますっ!私はあなたを妹のような存在だと思ってます!それなのに、ほっとけません!」

すずこ「あーそう!だったら余計なお世話だよおねーちゃん!」

海未「あなたはいつまで子供なのですかっ!そうやってへそを曲げていてもなにも解決しません!」

すずこ「あーもう!海未ちゃんさっきからうるさい!そんなこと言う海未ちゃんなんて……、」

穂乃果・えみ「「2人ともいい加減にしてっ!!」」

バチン!!!

海未・すずこ「「いっ!?」」
429: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/03(日) 14:59:54.17 ID:YduvXftg.net
海未「ほ、穂乃果にぶたれました……」

すずこ「え、えみつんにぶたれたぁ……いたいぃ」

穂乃果「っ、もう、落ち着きなよ!」

えみ「そうだよ!なんで2人が喧嘩してるの!?」

穂乃果「海未ちゃんが冷静さ失ってどうするのさ!」

えみ「すずは悪いことしたと思うなら逆ギレしてる暇ないでしょ!」

海未「で、ですが……」

すずこ「だ、だって……」

穂乃果・えみ「「言い訳しないのっ!!!」」

海未・すずこ「「は、はい……」」
443: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 03:48:14.27 ID:lJ2XK7+m.net
海未「……すずこ、すいません。少々取り乱しました」

すずこ「う、ううん……悪いのはこっち。怒られて当然のことしたのにあんな態度とってごめん」

海未「いいえ……それで、その、聞きたいんですが、なぜすずこはPileに手を出したのですか?考えなしに、とはとても考え難いです」

すずこ「……あのね、海未ちゃんとこの前話したじゃん?ゴールについて」

海未「あ、はい」

すずこ「あ、あたし、ずっと考えてたんだ。結局、あたしが行き着く先はどこなんだろう……って」

海未「……」

すずこ「それで、そう考えた時……もやもやーってしちゃって、わかんなくなっちゃって……そ、れで、何もかもどうでもよくなっちゃったの」

海未「……」

すずこ「だ、だったら、Pileちゃんがあたしのこと今もまだ好きでいてくれるんだったら、手篭めにするっていうか……その、無理矢理、あたしのものに出来るんじゃないかって……こ、告白するって考えがなかったの。ふられたら、怖いし」
444: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 03:57:08.83 ID:lJ2XK7+m.net
すずこ「それにね、べ、別にぱいるちゃんのこと好きじゃなかったっていうか……いや、もちろん好きだよ?だけど……恋愛云々で言ったら分かんなくて……」

海未「……そうですね、いろいろと突っ込み所満載なんですが」

すずこ「……」

海未「……あなたは、行動力がありますね。まぁ、今回に関してはその行動力を使うところを間違っていると思いますが。その点、立派だと思います」

すずこ「えへへ」

海未「ですが、あなたは間違っています」

すずこ「ううっ」

海未「いいですか、どんな理由があろうと、手篭めするなどあってはならない事です」

すずこ「……はい」

えみ「……しかもパイちゃんはうっちーが好きなんだよね」

すずこ「あ……だから終始うっちーのこと言ってたんだ……なるほど」
445: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 04:09:02.60 ID:lJ2XK7+m.net
海未「なるほど、ではありません」

すずこ「は、はい」

海未「事の重大さが分かっていますか」

すずこ「うん……」

海未「好きな相手がいるのに、無理矢理そういった事をされるなど……私なら耐えられませんが」

すずこ「で、でも、ぱいるちゃんがうっちーのこと好きだなんて知らなかった」

海未「知らなかったら手篭めしていいわけではありませんし、なによりPileの気持ちを確認せずに行動してしまったことがおかしいです」

すずこ「……そのとおり、だね」

海未「あなたは何を恐れているのです?なぜ一言、好きだと伝えることができなかったのですか?」

すずこ「それは……だから、あたし、ぱいるちゃんのこと別に恋愛対象として見てなくて……」
446: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 04:20:29.82 ID:lJ2XK7+m.net
海未「……違います。あなたはゴールについて考えていたのですよね?でしたら、Pileでなくても、自分が好きだと思う相手に告白すればよかったのです」

すずこ「……うっちーに?……無理だよ」

海未「どうしてですか?」

すずこ「……もしふられたらどうするの。怖いじゃん。1回告白的なことして、相手にされなくてさ……」

海未「……」

すずこ「それに、うっちーが別の子のこと好きっていうのは薄々気づいてたから……尚更自信が持てなくて」

海未「でも、本気を出して気持ちを伝えれば……」

すずこ「本気なんか出してふられたらどうするの……もう立ち直れないよ」

海未「……すずこ……」

穂乃果「大丈夫だよ!」

すずこ「穂乃果ちゃん……」
448: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 04:31:21.39 ID:lJ2XK7+m.net
穂乃果「大丈夫!大丈夫ったら大丈夫!」

すずこ「それが全然大丈夫じゃないんだよ……」

穂乃果「そりゃあふられちゃうのは辛いかもだけど……それだけが全てじゃないもん!みんなついてるよ!ね、えみちゃん!」

えみ「……うん。そうだね。私はいつだってすずの味方だよ?」

すずこ「……えみつん」

穂乃果「……だから、私は勇気を出して告白するのが一番いいとおもう!」

えみ「そうだね!……あとは…。謝って、スッキリしよう?」

すずこ「……許してくれるかな」

えみ「大丈夫、許してくれるよ。私も付いてってあげるから!頑張ろ、すず」

すずこ「え、えみつん……」ジーン

えみ「よーし、じゃあ早速パイちゃん達に謝りにいこー!」

すずこ「おー!……まって、ぱいるちゃん“達”……?」
450: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 04:45:03.01 ID:lJ2XK7+m.net


そら「ただいまぁ……」

にこ「あら、早かったのね」

そら「あ、にこちゃん……今日仕事は?」

にこ「今日久々のオフなのよ。だから久々に家でゆっくりしようかなって」

そら「そ、そうなんだ……じゃあにこちゃんがリラックスできるように私は部屋で……」

にこ「待ちなさい」

そら「えっ?」

にこ「……そら、ちょっとこっち来なさい」

そら「え、え?」

にこ「いいから」

そら「う、うん……」ススス

にこ「……」ジーッ

そら「そ、そんなにまじまじ見ないでよぉ……」

にこ「ねえ……あんた、泣いたでしょ」
451: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 05:01:31.94 ID:lJ2XK7+m.net
そら「っ、ぇ……?」

にこ「目が真っ赤だし……その上元気ないと思ったらそういうことねー」

そら「な、泣いてなんか……!」

にこ「あーはいはい言い訳なんていいから。あんたいつのまにか私より身長でかくなってたくせに、ほんっとそういうところ子供なんだから」

そら「……っ、でも、にこちゃん、仕事で疲れてて……」

にこ「はぁ……気を遣いすぎなのよ。そらは」ギュッ

そら「うっ……」

にこ「たまには辛いって言いなさい。よく分かってるから」

そら「……ふ、ふぇぇぇ……にこちゃ、っ、うぇぇぇん!」

にこ「人一倍気遣いができるところは誰に似たんだか……」

そら「ぐすっ、ふぇっ、うわぁぁぁん!」
463: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 20:57:30.29 ID:lJ2XK7+m.net
にこ「あんたの事情はよく知らないけど……泣きたい時は泣けばいいの」

そら「ううぅ、っ、ぐしゅ……うえっ……」ゴシゴシ

にこ「こら、目こすったら駄目。腫れちゃうじゃないの」

そら「ん……ぐすっ……」


にこ「よしよし……落ち着いたの?」

そら「ひっく、うん……」

にこ「で、何があったか話せる?」

そら「うんっ……えっと、ぉ……しゅ、しゅじゅが……すずがぁ……」ジワッ

にこ「あーあーもう落ち着きなさいってば。で、あの海未のところのすずこがどうしたのよ」

そら「っ、う、す、すずがぁ……すずぅ……ぐすんっ……」

にこ「なに?また前髪切られたの?」

そら「うっ、うわぁぁっぅ……切られてなぃぃ……てか1回も切られたことなぃぃっ……」

にこ「……こりゃ相当深刻ね」
465: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:04:32.06 ID:lJ2XK7+m.net
そら「ぐしゅ、うっ……す、すずがね、パイちゃんと、え、え、えっち……しててっ……」

にこ「ヴエッ!?……え、えぇ、それで?」

そら「そっ、それでね……うっ……」

にこ「……ま、待って待って待って!そらってすずこのこと好きだったのよね?」

そら「……っ、うう……」

にこ「そ、それとももう過去の話?」

そら「……ううん、すき……すき、すきだよぉぉつ……うわぁぁぁん!」

にこ「……そら……」ギュッ

そら「っ、わ、わたっ、私……す、すずのことが好きなの……好きなのにっ、うっ……ま、間違ってた……」

にこ「……すずこは、パイちゃんとえっちしてたのよね?なんでそらはそれを見ちゃったのよ」

そら「す、すずがっ……パイちゃんを無理矢理っ、そ、それでっ……音楽、室っ……ぐすっ……でっ、でもパイちゃんは、う、内田さんがっ……」グスグス

にこ「はぁ……なるほどね。なんとなく分かったわ」
466: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:24:20.39 ID:lJ2XK7+m.net
そら「……っ、うぇっ?」

にこ「とりあえず、あんの馬鹿を1発ぶん殴る必要がありそうってことよ」

そら「ち、違うんだよぉっ、うっ……うっ……」

にこ「あんたねぇ、ここに来てまだすずこが悪くないっていうわけ?」

そら「ぐすっ……パイちゃんにひどいことしちゃったすずは悪いよっ……でも、……そ、ういうのじゃなくて……」

にこ「……」

そら「あのね……す、すず、きっと寂しかったよ……もう分かんない、もういいやって言ってた……すずが……あの、すずが……」

にこ「……」

そら「くっすん達に、言われて気付いたの……すずって、ああ見えてすごい寂しがり屋なんだって……だから……私……悲しくて……辛くて……」

にこ「……えぇ、えぇ」

そら「……もうやだよぉ、ぐすっ、こんなことなら早く、すずにっ、気持ち伝えればよかった……馬鹿だよ私……それで、何が変わるってわけじゃないかもだけど……」

にこ「……馬鹿ね。気持ち伝えるのに早いも遅いもないわよ」


そら「っ、……すず……好きだよ……ごめんね……」


ピンポーン
468: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/05(火) 01:05:13.58 ID:/a8jURG+.net
にこ「ったく誰よこんな時に……ちょっと待っててね」

そら「う、うん……」

ピンポーン

にこ「はいはーい今出まーす」

パタパタパタ……

そら「……ぐすっ……」


にこ『ちょ、何であんたがここに!?』

そら「っ!?」

にこ『え……そらに?というかナチュラルに靴脱いでんじゃないわよ!ぶっ飛ばすわよ!』

にこ『こ、こら!勝手に入らないの!』

バタバタバタ……



「……そら!」



そら「……え?」
469: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/05(火) 01:23:30.70 ID:/a8jURG+.net
すずこ「はぁっ……はぁ、そら!」

そら「……」

すずこ「そらっ、そら……その……!」

そら「すず……」

すずこ「あたし……その……えっと……え、て、なに?」

そら「……頬、めちゃくちゃ腫れてない?」

すずこ「あーこれね。これはね……うっちーに殴られて、えみつんにぶたれて、さっきまたうっちーに殴られた!」

そら「はぁ……なに得意げにしてんの」

すずこ「し、してないし!」

そら「待ってて。冷やすもの持ってくるから」

すずこ「い、いいよ!あたしのことは気にせず……!」

そら「すずうるさいよ」

すずこ「あ、うん、ごめん……」
482: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/05(火) 21:35:29.52 ID:/a8jURG+.net


すずこ「あ~……いいねこれ~」ヒンヤリ~

そら「……両ほっぺたに冷えピタ貼ったすずこさん」

すずこ「はい~なんれすか~」ヒンヤリ~

そら「……もう、なんなのさ。真面目になったりだらけたり……さっきまでの気迫はなんだったんだよぉ……」

すずこ「え~……はっ!そうだった!……あ、あのね、あたし……!」

そら「ごめん、その前に……1つ聞いてい?」

すずこ「へ?うん」

そら「……さっきさ、うっちーに殴られえみつんにぶたれうっちーに殴られたって言ってたじゃん。なんでなの?」

すずこ「っ、えー……い、1発目のうっちーは、そらが走ってった後すぐ殴られたっけ……2発目のえみつんは海未ちゃんと言い合いしてたら、かな」

そら「いろいろつっこみたい」

すずこ「だよね……あはは、んでね、3発目のうっちーは……さっき一旦うっちーの家に行った時なんだけどね……」
483: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/05(火) 21:41:18.48 ID:/a8jURG+.net
~約30分前~

ピンポーン

すずこ「……」ドキドキ

あや「はいはーい……」ガチャッ

すずこ「あ、うっちー……」

あや「……!」

すずこ「お、お風呂あがりですか?い、いやーいいねーお風呂上り。うん、いいよー……」

あや「……」

すずこ「ってなんでですかー」ビシッ

あや「……」

すずこ「あ、はは……」
484: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/05(火) 21:47:04.91 ID:/a8jURG+.net
あや「……なんか用」

すずこ(こ、こぇぇぇ……!)

あや「……」

すずこ(……でも負けるなみもちゃん!)キッ

すずこ(え、えーとでもどうするんだっけ?ぱいるちゃんにあやまって、うっちーにも、あ、いや、ちがう、うっちーには告るんだっけ?いやいや待って、うっちーにも謝らなきゃ、え、いやちがう、えっとまずは堀に……あれ、堀って誰だ)グルグル

あや「……なんか用って聞いてるんだけど?」

すずこ「」プツン

すずこ「っ、っぁぁぁああ!」

あや「!?」ビクッ

すずこ「堀!愛してるばんざーい!」バッ

あや「きゃぁぁぁぁぁぁ!?」バシッ

すずこ「ぐはっ!」
486: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/05(火) 21:55:44.09 ID:/a8jURG+.net
あや「はぁっ……はぁっ……」

すずこ「……い、いたいよぉ……あれ、あたし、今までなにを……」

あや「家まで現れたと思ったらこれ……?最悪……」

すずこ「あ……ち、違う!あたしが言いたいことは……!」

あや「……まって」

すずこ「な、なぁに?」

あや「まるちゃんには、謝った?」

すずこ「ん?……まだだけど」

あや「……帰って」

すずこ「へっ」

あや「順序が違うでしょ。ばーか」

パタン

すずこ「あ!ちょっと!閉め出さないで!お願い!うっちー!うっちぃぃぃぃぃ!」ドンドン

ガチャッ

あや「うるせー!」バシッ

すずこ「いったぁ!」
503: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/06(水) 21:24:01.29 ID:Kl2xb+Mp.net


すずこ「てな感じで~」

そら「すずってさぁ……たまに馬鹿だよね」

すずこ「ひどくない?」

そら「……というかさ、内田さんに言われたから仕方なく来たの?」

すずこ「そ、そんなわけない!あ、あたし……その、そら!」

そら「……」

すずこ「ごめん……ほんっとごめん!」

そら「すず……何に対して謝ってるの?」

すずこ「え?」

そら「何に対して?」

すずこ「え、だから……」

そら「私は手を出されたわけじゃないし、内田さんみたいにパイちゃんと関係があったわけでもないじゃん」
504: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/06(水) 21:42:17.67 ID:Kl2xb+Mp.net
すずこ「で、でもそらは……」

そら「……」

すずこ「そっ、そらは……あの、あ、あたしのことが……すき、なんでしょ?」

そら「……」

すずこ「えっ、あっ、違う?」

そら「違うよ。わー、すず自分で何言ってるのはずかしー」

すずこ「えぇぇ!?うそぉー!?恥ずかしー……」

そら「……っていうのはうそだよ」

すずこ「え」

そら「っていうのもうそ」

すずこ「えぇ!?」

そら「っていうのもうそでまたうそでうそででもまたうそでそのまたうそでまたうそで……うそ!」


すずこ「でぇぇぇ!?」
508: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 07:10:30.11 ID:kCiN/AZU.net
そら「というわけだから。すずごめんね」

すずこ「うぅ……もうすーちゃんよく分かんない……」

そら「……ねぇ、すずはこれからどうするの」

すずこ「あたしは……うん、うっちーに告るよ」

そら「……そっ、かぁ」

すずこ「許してもらえないかもしれないし……もしかしたら話をすることすら出来ないかもなんだけど、あたしにとって、今のゴールはそこだと思うんだ」

そら「……よかった」

すずこ「うん……」

そら「よかったよぉ、すず……ぐすっ……」

すずこ「……そら?」
509: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 07:19:58.57 ID:kCiN/AZU.net
そら「っ、う……うぇ、よかっ、よかったよ……」

すずこ「な、なんで泣いてるの……」

そら「う、うるさぁい!これは全部鼻水だぁっ!ずびっ!ぐすっ!」

すずこ「えぇ!?」

そら「う、うっ……いつから涙だと錯覚、ぐすっ……していた……?」

すずこ「……そ、そら」ギュッ

そら「ぐすっ……うっ、はは、なに抱きしめてるの……っ、うっ……」

すずこ「な、なんとなく?空気的に?」

そら「ありがとう……ひっく、ありがとう……ねぇ、もう大丈夫だから……すず、」グイッ

すずこ「……」

そら「……パイちゃんにも、っ、ぐすっ、ちゃんと謝るんだよ。い、いちばんの、被害者なんだから……はやく、はやく、行ってきな」

すずこ「わかった……行ってくる……」
517: 地域表示変わってるけど1でつ(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 19:12:14.81 ID:c/giEDNd.net
そら「……」

すずこ「行ってくるよ……」

そら「……」

すずこ「行くからね……」

そら「……」.

すずこ「……行くよ?」

すずこ「行っちゃうよ?」

すずこ「次こそ行くよ?」

すずこ「ねぇそら、いくよ?」

すずこ「あードアまで来ちゃったよーあーあー」

すずこ「ドアノブを……あー握っちゃったよー」

すずこ「それから力をかけて……やばい!ドアが半分開いちゃった!」

すずこ「すずこちゃんが行っちゃう!すずこちゃんが行っちゃう!」

そら「あーー!!もう!うるさいんだよぉっ!!!さっさと行けよっ!!!!」
519: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 19:21:29.41 ID:c/giEDNd.net
すずこ「あ、やっと反応してくれた」

そら「はぁ……はぁ……あーー早くつっこみたかった……」

すずこ「途中そらウズウズしてたもんね」

そら「そりゃあもう……というか早く行きなってば……」

すずこ「あたしここで行っちゃったら何かがいけない気がするから……行けない!」

そら「な、なんだよぉそれ……」

すずこ「そら、あたし……そらが1番今思ってることが聞きたい」

そら「え……」

すずこ「そらの本音は?」

そら「……」

すずこ「……きーかーせーてーよー!みもちゃんききたーい!」

そら「……」

すずこ「そーーらーーーまーーるーーー?」

そら「まじでウザイ」

すずこ「!?」ガーン
521: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 19:32:04.08 ID:c/giEDNd.net
すずこ「ひっ、ひどいー!あたしはそらと分かり合いたくて聞いたのにぃ!ちゃんと本音を言ってよぉ!」

そら「だからウザイです。以上」

すずこ「しょ、しょんなぁ……」

そら「……本音を言ったって、何かが変わるわけじゃ、ないじゃん」

すずこ「いやー分かんないよー?変わるかもー?」

そら「……真面目に言ってんのにさぁ、その態度…。」

すずこ「だって分かんないもーん。そらがどんな風に思ってるかとか、感じてるかとか……」

そら「……」

すずこ「……だから、聞きたいなーって。あの時音楽室ではいろいろ言ってくれたじゃん?それも本音かよく分かんないし」

そら「……なんだよ、それ……本音じゃないわけないじゃん」

すずこ「でもなんて言ってたか忘れちゃってさ。あーなんて言ってたっけなー」

そら「……ああああもう!!すきっ!すきだよ!すず!」

バチーン!!

すずこ「痛ぁっ!?!?!?」
522: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 19:44:40.36 ID:c/giEDNd.net
そら「ふぅーふぅー……」

すずこ「い、いひゃい……いひゃいよぉ……今までで1番だよぉこれ……」ジンジン

そら「好きだって言ってんでしょ!?なぁんで分かんないかなぁ!?これ何回目かなぁ!?」

すずこ「冷えピタ越しなのに痛いよぉっ……」シクシク

そら「聞いてんの!?」

すずこ「は、はい……」

そら「すずのことなんで好きなのかこっちも分かんないの!でも好きなの!わかる!?」

すずこ「そ、そら、」

そら「すずは内田さんが好き!?へーそうかい、こっちとらそんなん知ってんの!でもずっと好きなんだよっ!」

すずこ「……っ」

そら「ほんっとなんでわかんないかぁ……わかんないのかなぁ……っ、く……」

すずこ「……」

そら「本音が聞きたいとか……ばっかじゃないの……ぐすっ……ばっかじゃないの……好きだってば……好きなんだってば……なんで分かんないわけ……」

すずこ「……」

そら「くそぉぉ!黙るなぁ!!恥ずかしいよっ!何とか言えバカすずぅ!!!」ガクガク

すずこ「ああああ、まってまって!揺さぶらないで!!追いつかない!いろいろ追いつかないからっ!」グラグラ
524: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 19:58:19.24 ID:c/giEDNd.net
そら「……はぁ、はぁ……」

すずこ「ぐっ……きぼちわるい……うええ……」

そら「なんかこっちも疲れた……」

すずこ「そ、それでなんだっけ……?」

そら「は?また言わせる気?」スッ

すずこ「ま、まってまって!ビンタはいい!ビンタは!」

そら「……これなしには言えなくなっちゃったわー」

すずこ「じ、じゃあもう言わなくていい!そらの気持ちはじゅーぶん分かったから!」

そら「……」

すずこ「……その、そら、ありがとね。あたしも、好きだよ」

そら「……違う好きでしょ」

すずこ「そうかもだけど好きだから……そらが本音で言ってくれたように、あたしもこれ本音ね」

そら「……」

すずこ「あたし、うっちーのことが好きで……そらの好きと違いを言えって言われれば難しいんだ。でも、なんとなく違って」

そら「うん….」

すずこ「……ちゃんと、言わなきゃ駄目だよね。あたしも」

そら「……ん、そうだよ。言って、よ、ちゃんと」

すずこ「うん、うん……はぁっ……そ、そら、今までずるずるあたしのワガママに付き合わせちゃってごめんなさい。そらの、気持ちには、応えられない……」
525: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 20:09:15.59 ID:c/giEDNd.net
そら「……そっか。だよね」

すずこ「こ、こんなこと言ったら嘘くさくなるかもしれない、けど……そらの、悲しむ顔が見たくなかったの。そらが、あたしから離れて行きそうで怖かったの」

そら「そんなこと……」

すずこ「キープしときたかったってだけじゃないの。ほんとなの……ほんとなんだ……」

そら「……分かる、分かるよ」

すずこ「……ほんとに?分かってくれる、の?」

そら「……うん。私だって、すずに告白したことによって、すずと関係が崩れるのが嫌だった。それに、すずの周りの人……パイちゃんとか、内田さんとか、えみつんとか、皆の、目が怖かったし、勇気がでなかった」

すずこ「うん……」

そら「……臆病者同士の恋愛はつらいねー、すず」

すずこ「……うん」

そら「……すず、内田さんに告りなよ。告らないと承知しないよ」

すずこ「ありがと……」
526: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 20:22:27.17 ID:IqSNC4cR.net
そら「……私は、正直」

すずこ「ん?」

そら「……すずのこと、諦めきれない」

すずこ「!」

そら「……から、まだ好きでいる、よ。ここまで来たら、重いとか思われても、知らないよもう」

すずこ「そっかぁ……」

そら「……」

すずこ「そっ、かぁ……」

そら「……で、すず」

すずこ「……ん?」

そら「ひとつ聞いてい?」

すずこ「いいけど……」

そら「あのさぁ……」

すずこ「んー?」

そら「……何でそんなにニヤケてるわけ?」

すずこ「え?」ニヤニヤ~
528: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 20:28:12.52 ID:IqSNC4cR.net
そら「なんなんだよ……」

すずこ「いや~だってさぁ~好きでいてもらえるのわりと嬉しかったり~」ニヤニヤ~

そら「……」

すずこ「そっかーそっかーそらはまだあたしのことが好きか~ほーん」

そら「……」

すずこ「へっへっへっ……そぉーなんだぁー」

そら「……やっぱ嫌いかもしれない」

すずこ「またまたそんなー!えいえいっ!」ツンツン

そら「うぜぇよっ!」

すずこ「好きなら~もうちょっと積極的になったら~え~?」

そら「せ、積極的ってなにさ」

すずこ「キッスとかしてもいいんだよー?んー?」

そら「∩(^ω^;)∩!?///」

すずこ「ほらほら~」

そら「す、するわけないだろぉ!/// だ、大体そういう役はすずが……」

すずこ「あたしはうっちーのこと好きだしぃ?あたしからはできなくなーい?ここはそらから~」
529: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 20:35:30.81 ID:IqSNC4cR.net
そら「う、内田さんが好きなら尚更だめじゃんか!」

すずこ「いや~不可抗力でそらにされちゃったらみもちゃんも~そこは目を瞑るわ~」

そら「ぐっ……///」

すずこ「ほらーほらーしてみなって~」ニヤニヤ

そら「な、なめくさりやがってぇ……」

すずこ「別になめてないもん~」

そら「っ……ど、どーせ私には出来ないとか思ってるんでしょ!いいよ!やったる!で、できるしーそのくらい!」

すずこ「へぇーへぇーそうか~」

そら「き、キスぐらい簡単だし~」

すずこ「ふぅ~ん」

そら「ぐっ、ぐぐぐ……や、やったるぅ!」

すずこ「はい、どうぞ~」

そら「っ、う、う、う……え、えいやぁっ!///」

すずこ「え、何その掛け声」

チュッ
531: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 20:41:54.75 ID:IqSNC4cR.net
そら「ど、どんなものだ!/// し、してやったり!」

すずこ「え……そら……」

そら「な、なに?」

すずこ「……ほっぺ?」

そら「……うん」

すずこ「ここまできて、ほっぺですかー」

そら「な、なんだよぉ!なんか文句あんのかっ!」

すずこ「んーちょっと残念……そらってヘタレだなー」

そら「う、うるさいなぁもう!き、キスなんてリア充のすることじゃん!できるかぁ!」

すずこ「えー……」

そら「てか早くうっちーのとこ行けっ!話はそれからっ!」

すずこ「うん、分かってるよ。 ……いってくるね」

そら「うん……えと、すず」

すずこ「ん?」

そら「……ありがとう、頑張ってね」

すずこ「……うん、頑張るよ」
532: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 20:54:35.84 ID:IqSNC4cR.net


ガチャッ

えみ「すず!随分長かったね」

すずこ「うん、お待たせ~」

えみ「てか何その冷えピタ……」

すずこ「そこにふれたらだめですー」

えみ「はいはい……で、どうだった?」

すずこ「……あたしとそらって恋愛が下手だなーって再確認した!」

えみ「そっか……ふふ」

すずこ「あー!なんで笑うのー」

えみ「なんか安心して、あはは」

すずこ「あたしも今めちゃくちゃ安心してる。なんだかスッキリして……頭冷やせたよ!頭冷えすぎて顔までひんやりしてる気がする!」

えみ「それはほっぺの冷えピタのせいなんじゃ……で、次は……分かってるよね?すず」

すずこ「ん……そらと話したことは、絶対に無駄にしたくないから……あたし……うん、パイちゃんと、うっちーにはやく会いに行かなきゃ!」

えみ「おおっ、自信満々だ!いいぞ、すず!」

すずこ「当たり前田のクラッカー!会いたいよー会いたいよー!まってろっ!2人とも!」
533: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 21:08:46.27 ID:IqSNC4cR.net


あや「……で、意気揚々と私の家来たんだ」

すずこ「……うん、そうなんです」

あや「……」

すずこ「あの……一応聞くけどぱいるちゃんって……」

あや「ここにいないし、そもそも会わせる気ないし」

すずこ「そ、そっか……」

すずこ(でも……)チラッ

ぱいる「……」ジーッ コソッ

すずこ(うっちーの後ろに見え隠れしてるのぱいるちゃんだよね……つっこんだら殺されそうだからつっこまないけど……)

すずこ(というか2人ともこれで真面目なのちょっと面白い……うっちーの後ろにぱいるちゃんって……全然隠れきれてないし……なんか可愛い……)ニヤッ

ぱいる「……うっちー……」コショコショ

あや「……うん、うん……みもちゃんがスケベな顔してる?いつものことだねー……」

ぱいる「……!?」ブンブンブン

あや「え、そんなこと言ってない?……でもなんかみもちゃんニヤケてるよ?」

ぱいる「……」タシカニ

すずこ(しかもなんかあたしのこと話しとる……)
535: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 21:19:07.23 ID:IqSNC4cR.net
すずこ「あ、あのっ!うっちー!」

あや「……なに」

すずこ「ぱ、ぱいるちゃんと今話すことってできる?」

あや「だからここにぱいるちゃんいないし」

すずこ「でっ、でも、な、なんか見えるのは気のせい……?」

あや「……気のせいじゃなーい?」

すずこ「う、後ろ……ほら、うっちーの後ろ!」

あや「は?目の錯覚でしょ?」

ぱいる「……」サッカク…?

すずこ「……っ!///」ブッ

すずこ(だ、だめ……ここで笑ったら完全に嫌われる……耐えろっ……耐えろっ……)プルプル

あや「……ねぇ、なにニヤニヤしてんの?こっちは真面目なんだけど?」

すずこ「い、いやぁ……」プルプル

ぱいる「……」スッ

すずこ「……!ほ、ほらぁ!ぱいるちゃん出てきたよ!いるんじゃん!」

ぱいる「……それでは聞いてください」

あや「内田彩で、錯覚CROSSROADS」

すずこ「くっ!wwwwwww」ブハッ
536: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 21:24:03.59 ID:IqSNC4cR.net
すずこ「あっはっはっwwwwもーだめ!wwwwww」

すずこ「ひいっwwwwなんなのwwwww」

あや「……なんでふざけるの?」

すずこ「いやぁだってwwwwwwww」

バンッ!!!

すずこ「」ビクッ

あや「……ねぇ、みもちゃんはことの重大さが分かってる?自分がしちゃったこと……」

すずこ「え、あの……」

あや「こんなタイミングで笑うとか……ちょっとガッカリした。きちんとみもちゃんなりに何か言ってくれるかと思ったのに」

すずこ「あの、でも……」

あや「ガッカリした。反省する気、ないんだ」

ぱいる「……」グスッ

あや「……ぱいるちゃん、泣かないで。大丈夫だよ」

すずこ「……」

すずこ「……」

すずこ(でぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?)
538: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 21:36:16.77 ID:Hj9b2Svd.net
すずこ「え、いやっ、ちょっ、えええぇ!?」

あや「……」

すずこ「ふ、ふざけたのは、うっちー達でしょ?」

あや「ここにきて言い訳……?」

すずこ「あ、え……その……ごめん……」

あや「……」

ぱいる「……」コショコショ

あや「えー……なになに、ぱいるちゃん……ん?みもちゃんと話したい?」

すずこ「……!」

あや「……じゃあいいよ。話して」

すずこ「うっちー……!」パアッ

ぱいる「……す、すー、ちゃん……」スススッ

すずこ「……ぱいるちゃん、あ、あたし……まず、謝りたい……」

ぱいる「……」

すずこ「ごめんなさい……ほんとに……!謝って許されることじゃないって分かってる……でも、ごめんなさい。あたし、ぱいるちゃんの優しさにつけ込んで……あんなことしちゃって……」

ぱいる「……」

すずこ「許して……!ぱいるちゃんと、まだ友達でいたい……!」

ぱいる「すー、ちゃん……」





ぱいる「……キックとパンチ、どっちがいい?」
549: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/07(木) 22:26:24.23 ID:kCiN/AZU.net
すずこ「……」

すずこ「……」

すずこ「……ん?あの、ぱいる、さん?」

ぱいる「すーちゃん、どっちがいい?」

すずこ「い、いやいやいや!まってまって!え!?」

ぱいる「答えられない場合……えっと、両方になります!」

すずこ「そんなっ!?」

ぱいる「5……4……3……2……1……」

すずこ「ちょ、ちょちょちょ!えーとえーとじゃあキック!!!」

あや「はあっ!」ゲシッ

すずこ「いたっ!!!」

ぱいる「おりゃあ!」ボコッ

すずこ「いたぁっ!!!!」
551: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 01:50:14.63 ID:CQlcXpyr.net
すずこ「うぅ……け、結局どっちも……?しかもうっちーからもされるの……?」

ぱいる「その……すーちゃんに謝られて困ったらこうすればいいよって……」

すずこ「……うっちーに?」

ぱいる「うん!」

あや「当然の報いだよ。みもちゃん」

すずこ「ぐ、ぐぬぬ……悔しいけどその通りだ……」

ぱいる「……でも、これで、おしまい」

すずこ「え……?」

ぱいる「すーちゃん、仲直りしよう。私、すーちゃんのこと信じてるし、大好きだから……このままなんてイヤだもん!それに、人間なんだから1回や2回は間違えちゃうことあるよ!」

すずこ「ぱ、ぱいるちゃん……!」ウルウル

ぱいる「すーちゃま!」

すずこ「うっ……うっ……ごめんねぇ。ありがとう!ぱいるちゃん大好き!」ギュウ

ぱいる「わっ!」

すずこ「なんていい子なの……うっ、うっ……」ギュゥゥ

ぱいる「えへへーハグハグ~」

あや「……もういいでしょ。さっさとぱいるちゃんから離れてくんない?」イライラ
553: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 01:58:28.82 ID:CQlcXpyr.net
すずこ「離れたくないー!だってーぱいるちゃん可愛いんだもーん!」

ぱいる「え、そ、そんなことないよー///」チョロローン

あや「……」イライラ

すずこ「あーーえりこーーかわいいよーー」

ぱいる「えへへーみもみもーー」

あや「……私みもちゃんのこと嫌いかも。もう許さないかも」イライラ

すずこ「えっ!?やだっ!嫌わないで!!離れるからっ!」バッ

あや「……」

すずこ「ご、ごめんってージョークだよ。ジョーク」

あや「……」

ぱいる「ま、まあまあ……あ、あのねっ、うっちーが最初にすーちゃんのこと許したげようって言い始めたんだよ?」

すずこ「へ、そうなの?」

ぱいる「うん!だからこう……いろいろと、ネタを、ね?」

すずこ「そ、そうだったんだ……絶対に許さないって言われてたから心配してたんだよね……でも、安心した……」
554: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 02:05:25.29 ID:CQlcXpyr.net
あや「……ぱいるちゃん」

ぱいる「なーに?」

あや「無駄なこと喋りすぎ」

ぱいる「えへへ、つい」

あや「大体ぱいるちゃんはチョロすぎなの。ちょっとみもちゃんに言われただけでころっと態度変えちゃってさ。これから心配なんだけど」

ぱいる「だ、大丈夫だもん」

あや「ほんとかなー?ぱいるちゃんチョロさで言えば日本一だからさ」

ぱいる「そ、そんなことないよ!う、うっちーだって素直じゃないくせにっ!」

あや「……はぁ?」

すずこ「け、喧嘩はやめてー!……なんつってー」

あや「みもちゃんは黙ってて」

すずこ(……ガチトーンで言われた……)

ぱいる「……でも、うっちーの素直じゃないところも含めて好きだよ?」

あや「あっそ……」

ぱいる「うっちーも私のちょろいところ愛してね?」

あや「……考えとく」

すずこ(なんだよノロケかよちくしょー……)
566: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 19:21:00.54 ID:cWa+SAXI.net
すずこ「ん……?まって、ふたりってもう付き合ってる感じ?」

ぱいる「うん!」

あや「え、付き合ってるの?」

ぱいる「えっ!?」

すずこ「い、意見がわれたけど……?」

ぱいる「でっ、でもでもうっちー私のこと好きって!」

あや「言ってないし」

ぱいる「言ったじゃん!」

あや「えー……?だっけ?私まじで言ってない気がする」

ぱいる(そ、そう言われてみれば言われてなかったような……)

ぱいる「……し、仕方ないから言ってないことにしてあげるっ!」

あや「……」

ぱいる「もう、なんか喋ってよ!」

あや「……もうなんでもいいよ。ぱいるちゃん」

ぱいる「そんなぁ……」

すずこ「……」
567: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 19:27:30.62 ID:cWa+SAXI.net
すずこ(ってことは……あたしにもまだチャンスが!)

すずこ「ふぅ……はぁ……ふぅ……はぁ……」

ぱいる「すーちゃん?」

すずこ「……内田彩さん」

あや「……」

ぱいる「……?内田彩さんって……ああ、うっちーか」

あや「名前くらい覚えてよ」

ぱいる「でもうっちーはうっちーっていう印象が強くて!」

あや「……ぱいるちゃんは本当はエリコ、っていうんだっけ?」

ぱいる「そうだよ!」

あや「ふぅん….えりこ……」

ぱいる「ちょっ、も、もー/// なんか照れるよー!」

あや「なんで」

ぱいる「ドキドキする~♡」

あや「えー」

イチャイチャ

すずこ「……」

すずこ「…………内田彩さんっ!!!」
568: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 19:33:51.25 ID:cWa+SAXI.net
あや「あーそうだそうだ。みもちゃんに呼ばれてたんだったー。忘れてました」

すずこ「そうだよ!……まったくぅ……」

あや「で、なぁに」

すずこ「……真面目な話するから、ちゃんと聞いてね」

あや「……」

ぱいる「……」ドキドキ

あや「なんでぱいるちゃんがドキドキしてるの……」

すずこ「うっちー……あたし、うっちーの事が好きです」

あや「……は?」

すずこ「本気で、好きです。付き合ってください」

あや「……みもちゃん」

すずこ「は、はい……」

あや「……またこの話題?」

すずこ「えっ」
569: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 19:38:19.13 ID:cWa+SAXI.net
あや「みもちゃんも懲りないなー。そろそろその告白ネタ飽きたよ。2回目だし」

すずこ「えっ……いやいや!?本気だよ!?前も本気でうっちーに告白してたよ!?」

あや「……え、ほんとのほんとに本気なの?」

すずこ「……うん」

あや「本気なの……」

すずこ「う、うん……」

あや「あ、えみつんにそう言えば本気だって言われてたっけ」

すずこ「ん?」

あや「あ、なんでもないや。こっちの話」

すずこ「そう……」

あや「……で、みもちゃんはどうしたいの?私と付き合いたいの?」

すずこ「うん……」

あや「こういうのって……返事した方がいいのかな。んーっとじゃあ……」

すずこ「ま、まって!」
570: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 19:43:47.52 ID:cWa+SAXI.net
あや「もう、なに?」

すずこ「こ、答えはNOでしょ?」

あや「なんで分かったの?」

すずこ「あははーここまできたら清々しい~……ぐすん」

あや「……ごめん、だって、私……みもちゃんのことそういう目で見れないから」

すずこ「うん……うん、そうだよね。まぁ、知ってた。だから……あえてうっちーの口からNOは聞かない!」

あや「……」

すずこ「だってこの前の件あったし……これで付き合えるだなんて流石に思わないよ。だから……」

あや「……」

すずこ「……うっちーのこと、絶対におとしてみせるよ」

あや「……!」ドキッ

ぱいる「?」

すずこ「ふふっ……みもちゃんのラブアローシュートをいつかくらわせてみせるっ!ばぁん!……ってわけでさらばっ!」ダッ

ぱいる「あ!すーちゃん!……足はやぁ……もう見えなくなっちゃった」
572: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 19:52:39.90 ID:cWa+SAXI.net
あや「……」

ぱいる「うっちー?」

あや「……あ、え?」

ぱいる「ぼーっとしてるけど……どうしたの?」

あや「なんでも……疲れただけ」

ぱいる「そっか!……はぁ……でもなんだかドキドキしちゃった。うっちーがすーちゃんと付き合っちゃうんじゃないかって!」

あや「……は?そんなこと絶対ない」

ぱいる「それならいいんだけど……へへ」

あや「ったく……なんなのあの人……馬鹿じゃないの……」

ぱいる「すーちゃん、少しかっこよかったね?」

あや「……どこが」

ぱいる「えー」

あや「欠片もかっこよくかんじなかった」

ぱいる「すーちゃんかっこよかったけどなぁ……」

あや「……はぁ……」




あや(もー……くそっ。両ほっぺたに冷えピタ付けてるやつが言うセリフじゃないでしょあんなの……///)
574: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 20:01:15.97 ID:cWa+SAXI.net


すずこ「えーみつーん!」タッタッタッ

えみ「すず!思ったより早かったじゃん!」

すずこ「いやもう緊張しちゃってさー、逃げるようにうっちーの家飛び出しちゃったよー」

えみ「結局逃げちゃったの?」

すずこ「……き、気持ちは伝えたもん!」

えみ「えーほんとかなー?……うっちーの反応は?」

すずこ「……微動だにしない」

えみ「あー……すず、ファイトだよっ……」ポン

すずこ「ぐすん……真面目に言ったのにぃ!」

えみ「まぁ日頃の行いってもんが……ね?」

すずこ「うーー悔しいっ!」

えみ「あはは……まあ、すず……嫌な気分ではないでしょ?」

すずこ「もちろん!……むしろ燃えてるから。うっちー落とす気でね!」

えみ「うん……ぐすっ……」

すずこ「え、えみつん?なんで泣いて……」

えみ「うー……すずが元に戻ってよかったよぉ……元気になってほんっとよかった……ぐすん……」
575: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 20:08:40.60 ID:cWa+SAXI.net
すずこ「えみつん……ごめんね。今まで支えてくれてほんっとにありがと!あたし……えみつんがいなきゃ絶対にうっちーに告れなかったし、そらやぱいるちゃんにも謝れなかった」

えみ「……すず……」

すずこ「……えみつんの、おかげだよ……」

えみ「ありがとう。でも最終的には……すずが勇気だしたから、ってこと忘れないでね」

すずこ「……うんっ!えみつん、大好きっ!」ギュー

えみ「あーもうこらこら……」

すずこ「……よし!じゃー久々にスタバいこ!それですずこちゃんのこれからのうっちー攻略プランを立てるのだ!」

えみ「おーほんとに久々!なんか懐かしー……てかうっちー攻略プランて」

すずこ「……ん、まって?プランを立てる……プラン、立てる……プラン、プラン……プラン、タ……Printemps?」

えみ「……う、うん?」

すずこ「ごめん今のなし!ほらほら!はやくいこ!」

えみ「……うんっ!」
576: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 20:13:06.76 ID:cWa+SAXI.net


あいな「ちゅーーもーーーく!」

ゆりか「なんだー?」

あいな「この度っ!わたくし楠田亜衣奈はっ!なんちゃんと付き合うことになったのだー!」

よしの「はっ!?」

ぱいる「おー!」パチパチパチ

すずこ「……」

あや「……」

えみ「……」

そら「……」

あいな「なんかその辺反応うすいよぉー!」

すずこ「いやだってさぁ……知ってた」

あいな「え!?」

あや「いきなり9人集まれっ!とか言い出したから何かと思えば……これ?」

そら「……デーデッデー」

りほ「デーデッデーデーレーレーデーレーレ」

そら「らーらーらーららっらーらーらーらーららっらー」
579: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 20:19:06.79 ID:cWa+SAXI.net
よしの「そこぉ!歌うなっ!」

りほ「えー」

そら「でもぉー」

よしの「だ、大体付き合ってないから!勝手にそんなこと言うなっ!」ペシッ

あいな「いたぁっ!?」

りほ「はいはいはーい!じゃあ私からもっ!あのねーシカちゃんと付き合うことになったのー」

ゆりか「!?」

ぱいる「おおー!」パチパチパチ

あや「おめでと~」

すずこ「めでたいっ!」

あいな「ちょ、ちょっと、反応違いすぎ!」

そら「いや~にこりんぱなとして複雑だけど応援してるよ!」

ゆりか「い、いやいや、つ、付き合ってない、し!///」

りほ「うふふーでも両想いなのー」

ゆりか「っ、な、なに勝手に……///」

えみ「ヒューヒュー!」

すずこ「あー見ててムズかゆいわ~」

あいな「スルー……ぐっすん」
580: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 20:29:41.59 ID:cWa+SAXI.net
あいな「そ、それなら……そこの方たちはどうなのさっ!例えばほらっ!ぱいちゃーん!」

ぱいる「えっ!?」

あいな「なにか~熱い話は~ないんですか~?え~?好きな人とか~?」

あや「……」ジロッ

ぱいる「え、えっと……わ、私は……ひ、秘密で……」

ぱいる(うっちーってうっちーの前で言ったら殺されそうだし……)

ゆりか「えーここまできたら言いなよぉ」

りほ「そーだそーだ!」

よしの「ほら、ちょい伏せてもいいからさ。好きな人だけでも……」

ぱいる「え、えっとじゃあ……私より、と、年上……」

あいな「それだけじゃ分かんない!」

りほ「分かりづらいっ!」

ぱいる「わ、分かりづらい……うぅ、苦手な言葉……」ガーン

あいな「もーちょい分かりやすくっ!」

ぱいる(わ、わかりやすく……?うっちーのことを伏せて……う、うーん……ふせる、ふせる?あ、それならうっちーって言葉を伏せればいいのかな?で、でもうっちーのことって少し分からなきゃなんだよね……わ、わかりにくくーわかりやすくー……んー、んー……)プシュー

ぱいる(……うっちー……あ、そっか!うっちーのこと伏せて分かりやすくする方法分かった!)ピーン

ぱいる「私っ、あやちゃんが好きっ!」

あや「」
584: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 20:39:37.11 ID:cWa+SAXI.net
えみそらすず(あーあー……)

あいな「ふぉぉぉおおおお!?」

りほ「告白!告白きたーーっ!」

ゆりか「しかもガチなヤツじゃん!名前まで呼んじゃってさ!」

ぱいる「え……あ!?そっか!みんなうっちーの下の名前知ってるじゃんっ!」

よしの「いや知ってるっしょ」

あいな「それでそれで!うっちー返事はー!?」

りほ「ここで答えないとパイちゃんが泣いちゃうよ!?」

あや「……私は……」

8人「……」ゴクリ

あや「……お水買ってこよーっと」

ゆりか「あー!」

あいな「逃げたっ!りぴ二等兵っ!追うぞ!」

りほ「イエッサー!」

あいな「まてー!」

あや「ちょっと!水ぐらい買いに行かせて!」

ワーワー
586: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 20:47:32.18 ID:cWa+SAXI.net
よしの「はぁ……」

ゆりか「ん?どうしたのため息なんかついて」

よしの「いやーさ、この1年間いろいろあったろ?」

ゆりか「うん」

よしの「振り返れば……早いなぁ。もう私卒業だよ、それからそらまるも。3年生要素皆無だけどくっすんも」

ゆりか「あ……」

そら「……」

よしの「これからは別々の道を歩むのか……なんか、考えらんないけどさ」

えみ「卒業……寂しくなるね……」

すずこ「……うん……ずっと、皆でいられたらいいのに……」

?「……その願い、私が聞き届けたわ」

よしの「……ん?」

えみ「この大物感漂う声は……」




日髙「……待たせたわね」

9人「あーー!!!日髙理事長!!!!!」
591: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 01:24:52.40 ID:PkMjWdlO.net
日髙「ごきげんよう皆さん。学校生活は楽しい?」

えみ「あ……はい!充実してますっ!」

日髙「なら良かったわ。……ところでよしのさん」

よしの「は、はい?」

日髙「あなたのご親戚に絢瀬絵里さん、がいるわね?」

よしの「い、いますけど……」

日髙「その絢瀬絵里さんが元所属していたアイドルグループのグループ名は?」

よしの「え、えと……μ’s……」

日髙「その通りです。では次、徳井さん」

そら「へ、へい、なんでしょう?」

日髙「μ’sは何人のアイドルグループだったかしら」

そら「きゅ、9人」

日髙「では、私をいないものとして考えて、ここにいるの何人?」

そら「9人……」
592: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 01:33:36.31 ID:PkMjWdlO.net
日髙「あなた達は親戚にしろ何にしろ、μ’sのメンバーが身内にいますね?」

そら「はい……」

日髙「これが偶然だと思いますか、楠田さん」

あいな「う、うぉー突然きたっ!……え、えーっと……はい!偶然です!」

日髙「……本当に、偶然と、思いますか?」

あいな「……?はい」

よしの「こ、こら!空気読みなさい!」コソッ

あいな「え……あ!いえ!偶然じゃないです!」

日髙「ええ。偶然ではありません……何故なら私は、前理事長とある計画を立てていたの」

すずこ「計画?」

日髙「それは……」

ゆりか「それは……?」




日髙「……ラブライブ、アニメ化企画よ!」
593: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 01:45:49.77 ID:PkMjWdlO.net
えみ「あ、アニメ?」

ぱいる「ど、どういうことですか?」

日髙「……μ’sは輝かしい功績を残しました……それはμ’sが解散した今でも語り継がれている事実です」

すずこ「はい」

日髙「そのμ’sの活躍を今1度見たい、という人が少なからずいるの。ですが、μ’sは1度解散しているわけですし、その上もう彼女達は女子校生ではない……すなわち、スクールアイドルではないのです」

よしの「ま、まあ……はい」

日髙「それならμ’sの活躍をアニメで再現すれば、もう一度あの感動を皆に届けることが出来る!……と、思い立ったのです。ここまでは分かりますね?」

そら「ふむ、なるほど(わからん)」

日髙「アニメとなると……当然声優が必要になってくる。しかし、μ’sの声優となるとうたも歌わないといけないし、その他もろもろ……一筋縄ではいかないの」

あや「……」

日髙「だから、μ’sの親族から素質のありそうな子を探して、μ’sメンバーの家に送り込んだのよ。もちろん、この事はμ’sのメンバーは知らないし、あなた達も今知ったはずよ」
596: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 01:58:11.76 ID:PkMjWdlO.net
ゆりか「うん今知りました」

よしの「なんか映画っぽい展開だなぁ……つまり、μ’sメンバーの元で私達を育てて、よりμ’sに近付けようとしたってことですね?」

日髙「その通り」

りほ「なんてことだ……」

すずこ「まあ姉妹同然に過ごしてたらイヤでも似ちゃうよね……」

えみ「まって!わ、私はもともと迷子で……」

あいな「わ、私も私も!」

日髙「ああ、あなた達は………いえ、この話はやめておきましょう」

すずこ「……というかさ、えみつん、くっすん。それ以前の記憶は?」

えみ「え、えーっと……あれ、思い出せない……?」

あいな「うっ、頭が……」

日髙「ふふふ……それでは本題よ」

そら「え?」

日髙「あなた達9人には……来年から日髙プロデュースの声優専門学校に入学してもらいます。ちなみに、3年生以外は全員飛び級です」

9人「えええええええええぇ!?!?」
605: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 21:18:19.89 ID:PkMjWdlO.net
ゆりか「と、とととととびきゅう!?」

そら「ま、まじすか……」

日髙「はい。あなた達にはびしばし教育をするつもりですので」

すずこ「おおぉ……」

あいな「でも飛び級ってすごくない!?あれだよ!ハンバーガー的な!」

えみ「ハンバーガー……?」

よしの「ハーバード、な。それから飛び級あるのはハーバード大学だけじゃないから。しかもくっすんの場合は3年生だから飛び級じゃないから」

あいな「あ!そっか!」

ゆりか「まーでもいいじゃん!楽しそう!」

りほ「ねー!」

ぱいる「うん!しかもμ’s目指すんなら歌とかうたえる感じでしょ!?わーい!やったねうっちー!」

あや「うん。そうだね」

日髙「……では、決まりましたね。もう一度、ラブライブ!企画。スタート!」
606: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 21:21:13.18 ID:PkMjWdlO.net
────そして時は流れ……


ぱいる「ここが日髙理事長プロデュースの学校……!!!」

りほ「でかーーい!!!」



────ラブライブアニメ化のため、再び同じ場所に集まった彼女達……


ゆりか「ちょっ!?そらまるがツインテールに!?」

りほ「というか前髪短っ!?」

ぱいる「う、う、うっちーがブリーチしてる……」

そら「どうせやるならなりきらなきゃ!」

あや「ねー」



────希望に満ちた学校生活……


えみ「……え?この学校って全寮制なんですか?」

日髙「はい。メンバー同士の親睦も深めないと」

よしの「……まじ、ぽん?」

すずこ「……」



────……の、はずだった
607: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 21:29:53.29 ID:PkMjWdlO.net
ゆりか「ええっ!?部屋って細かくワカレテルノォ!?」

えみ「うん……そうみたい。2人部屋が3つで3人部屋が1つ……だって」


────嫌な予感しかしない寮生活……


あいな「えーじゃあ私なんちゃんとがいい!」

ゆりか「私もよしのんとがいいなー」

りほ「……」

よしの「くっ、くじ引きにしよう!ね!?」


────ナンジョルノ先輩の提案……


あや「……」ミシイッ

そら「ひっ!」

えみ「う、うっちー!クジ握りつぶさないでっ!」


────どうなる部屋割り……


りほ「えーまたカップラーメン?いみわかんなぁい」

よしの「あ、りっぴー!今のは……ギャルちゃんだっ!」

りほ「いやまじで……」


────乱れた食生活……



ぱいる「ナニソレ!イミワカンナイ!」

木皿「ぱきちゃん」

花田「ぱきちゃん」

GOD「ぱきちゃん」

畑「ぱきちゃん」



────もちろん演技のお勉強も……
609: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 21:44:17.44 ID:PkMjWdlO.net
そら「うっ……ダンスが上達しない……」

えみ「ファイトだよっ!」

そら「アゥッアゥオゥウアアアアアアアアアアアアアアーゥアン! コノヒホンァゥァゥ……アー! 世の中を……ウッ……ガエダイ!」


────ダンスも頑張るまる……


えみ「え….実力を試すために3人ひと組でバンドを組んでもらう?」

日髙「出来の悪いグループは連帯責任で即退学です」

9人「ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」


────9人にかせられた厳しい課題……


すずこ「海未ちゃぁぁぁん!帰りたいっ!」

海未『帰ってくることは許しません』

ブチッ ツーツー……

すずこ「……」


────ホームシック・みもちゃん……




────そして……


あいな「りっぴー、私と、付き合って」

りほ「……んん?」


────もはや百合を超えた恋が始まる……
612: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 21:54:55.86 ID:PkMjWdlO.net
りほ「そういえば最近うっちー女の子といる事多くない?」

ゆりか「そういえば……この前黒髪清楚系の子と親しげに話してたのみた!」

あいな「あ!私はうっちーがめちゃくちゃ可愛い子とラブラブしながら喋ってるのみたよー!」

ぱいる「う、うそ……」


────うっちーがプレイガールに……?



そら「んっ、はっ……ふっ、すず……すずぅ……///」

すずこ(……ひ、ひぇーー///とんでもないもん聞いちゃった!なんなんなんでとっつぜん!?///)



────ああ……まさかのソロプレイ!?


すずこ「あたしはどうすりゃいいのさ……」


────思い悩む三森すずこ……
614: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 22:04:02.60 ID:PkMjWdlO.net
すずこ「……ねぇ、うっちー。あたし……もう一回えっちしたいよ……」

あや「……っ」



────みもりんとうっちーの隠された過去……!?



すずこ「……うっちー、あたしの言うこと聞かなかったら……ぱいるちゃんに……ふふ……」

あや「……うざ」



────立場逆転……!?



────と、思いきや



あや「……みもちゃん、去勢されたい?」

すずこ「はっ、生えてませんけど!?」

えみ「う、うっちー……それ別の作品だから……」



────み○み○ステ○ック……?





すずこ「あたしはどうすりゃいいのさ……」


────思い悩む三森すずこ……



すずこ「……決めた。あたしは……あたしの、結論は……!」


────みもりんが出した答えとは……
617: 名無しで叶える物語(なし)@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 22:05:51.04 ID:PkMjWdlO.net
おしまい
読んでくれた人ありがとう
μ’sお疲れ様でしたありがとうございました
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『ぱいる「音ノ木坂学院に入学!」真姫「しっかり勉強するのよ?」』へのコメント

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