にこ「にこにー弁当屋!」花陽「in名古屋!」

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にこぱな-アイキャッチ3
1: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:14:29.58 ID:nZzoSki3.net
今回で最終回

名古屋出張の実体験混み

ちょっと長め やっぱりほのぼの

元スレ: にこ「にこにー弁当屋!」花陽「in名古屋!」

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6: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:17:11.71 ID:nZzoSki3.net
にこ「二人とも、準備はできた?」

花陽「はい! いつでも大丈夫です!」

おばちゃん「仕事とはいえ旅行は久しぶりだねぇ…」

にこ「早いとこ現地組と合流するわよ」

花陽(私は今、名古屋にきています)

花陽(弁当屋勤務の私が名古屋にいる理由ですか?)

花陽「それはですね…」
11: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:21:39.12 ID:nZzoSki3.net
花陽「名古屋に出店?」

にこ「ええ、弁当屋フェアの物産展だけどね」

にこ「全国各地から個人店の弁当屋が集まるのよ」

おばちゃん「それで選ばれたのかい」

花陽「おめでとうございます!」

にこ「だから再来週は丸一週間店を閉めるわよ」

花陽「あれ? 現場のセッティングはどうするんですか?」

おばちゃん「確かに一週間では間に合いそうにないわね」
12: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:24:18.80 ID:nZzoSki3.net
にこ「それならもう彼女に現地へ向かわせてるわ」

花陽「あ、だがらここ数日いないんですね」

にこ「後はにこ達が名古屋に向かうだけ、なんだけど…」

おばちゃん「なんだけど?」

にこ「飛行機も新幹線も…チケット取れなかったの」

花陽「」
13: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:26:58.82 ID:nZzoSki3.net
おばちゃん「ど、どうするんだい?」

おばちゃん「おばちゃん達も結構な荷物があるからバスは無理だよ」

にこ「…ヒッチハイクとか」

おばちゃん「…………」

にこ「冗談です」

花陽「あ、花陽の家に車ありますよ?」
14: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:30:25.94 ID:nZzoSki3.net
おばちゃん「動かせるのかい?」

花陽「私はペーパーで運転は…」

おばちゃん「ならおばちゃんが動かすよ」

花陽「なら一応確認取りますね」

花陽『もしもしあなた? ちょっと相談が…』

おばちゃん「なんとかなりそうね」

にこ(ガソリン代くらいは給料に上乗せしておかなきゃね…)
15: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:35:16.51 ID:nZzoSki3.net
花陽「名古屋到着ですっ!」

にこ「お疲れ様、少し休む?」

おばちゃん「平気ですよ、立ちっぱなしの仕事よりはよほど楽ですから」

にこ「じゃあまだ時間に余裕があるし散策でもしましょうか」

花陽「まずはご飯が食べたいですっ!」

おばちゃん「店長、おばちゃんもお腹が空いたね」

にこ「分かったわ、じゃあ凶悪なものを見せてあげる」

花陽「?」
17: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:38:49.89 ID:nZzoSki3.net
暴食店『セロリ』

にこ「着いたわ」

おばちゃん「な、何だか入りづらそうな雰囲気だね…」

花陽「ご、ご飯の匂い…♪」

にこ「ここは全国でも有名な大盛りの店よ」

花陽「早く! 早く入りましょう!」

にこ「慌てない慌てない、さ 行くわよ!」


………………
19: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:43:04.73 ID:nZzoSki3.net
にこ「も、もうダメ…」Mサイズ丼完食

おばちゃん「この年に油はきついね…」
Sサイズ丼完食


にこ「これでMサイズなんて…舐めてたわ」

おばちゃん「花陽ちゃんの胃袋はどうなってんだい…」

花陽「ご飯お代わりですっ!」
Lセット完食+ご飯お代わり

にこ「…ま、幸せそうで何よりね」

おばちゃん「おばちゃんは外の風浴びてくるわ…」
20: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:45:41.73 ID:nZzoSki3.net
花陽「あ~お腹一杯♪」

おばちゃん「花陽ちゃん…悪いけど運転変わってもらえる? 少し気分が…」

花陽「 分かりました 後ろで休んでてくださいね」

花陽「次はどこに行くの?」

にこ「そうね…名古屋といえば…」
21: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:48:26.56 ID:nZzoSki3.net
東海アニマルランド

にこ「やっぱりここも外せないわね」

花陽「動物園か…子供の時以来だな…」

おばちゃん「おばちゃんも久しぶりよ、動物園」

にこ「さ、いろいろ見て回りましょ」

おばちゃん「おばちゃんはキリンが見たいね」

花陽「花陽は…あ! このモルモットが見たいです!」
22: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:51:24.78 ID:nZzoSki3.net
花陽「可愛かったよぉ~♪」

おばちゃん「あんなに人なつっこいんだねぇ…」

にこ「二人とも、まだメインディッシュを見てないわよ」

おばちゃん「メインディッシュ?」

にこ「東海アニマルランドに来たのなら絶対見ないとね」

にこ「噂のイケメンすぎるゴリラを!」
23: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:54:59.52 ID:nZzoSki3.net
にこ「…想像以上だったわね」

花陽「ステッカー買っちゃった♪おみあげにしようかな?」

おばちゃん(天国のあんたにそっくりだったよ…)

にこ「そろそろ日がくれるわね…名古屋駅に行くわよ」

にこ「そこで現地組と合流するわ」

花陽「はい!」
24: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 21:57:45.66 ID:nZzoSki3.net
名古屋駅

にこ『準備に手間取り少し遅れます…か』

にこ「仕方ない、この辺りで時間を潰すわよ」

おばちゃん「おばちゃんはもうそろそろ休みたいわね…」

にこ「じゃあにこがホテルに連れてくわ
花陽はどうする…」

花陽「…………」

にこ「花陽?」
25: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 22:00:35.22 ID:nZzoSki3.net
花陽「少しあの店に行って来ますね」

にこ「え? いいけど…ホテルの場所は分かる?」

花陽「メモにいれてあるので大丈夫です」

にこ「そう、じゃあホテルで落ち合いましょう」

花陽「分かりました」

花陽(どうしてあの店に惹かれるの…?)

ビックカメラ 名古屋西店
26: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 22:04:33.26 ID:nZzoSki3.net
花陽「う~ん…違ったのかな?」

花陽「とっても懐かしい感じがしたんだけど…」

花陽「やっぱり気のせいだったのかな」

花陽「にこちゃんたちが待ってるからそろそろ帰らないと…」

花陽(……あれ?)

花陽(あの音楽って…μ'sの曲?)
27: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 22:08:22.40 ID:nZzoSki3.net
花陽「これ…私?」

花陽(画面一杯に若い頃の花陽が写っています)

店員「お客様、どうかされましたか?」

花陽「な、何でもないです…」

店員「そうですか、TVをずっと眺めていたので何か問題あったのかと」

花陽「………」

店員「μ's、好きなんですか?」
29: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 22:11:41.80 ID:nZzoSki3.net
花陽「えっと…?」

店員「今でも時々来るんですよ ファンの方々」

店員「一時期この飾り付けをやめたんですけどね たくさんの問い合わせがありまして」

店員『折角の情熱を解散で捨てるのかー』ってね」

花陽「…そうなんですか」

店員「もう十年近くも経つのに…色褪せないですね」
30: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 22:15:47.15 ID:nZzoSki3.net
花陽「…私はμ'sが好きです」

店員「…………」

花陽「臆病な私を勇気付けてくれたμ'sが好きです」

店員「………」

花陽「アイドルとして頑張れたのもみんながいたから頑張れた」

花陽「それはメンバーだけじゃなくて…ファンの皆がいたから」

花陽「花陽に光をくれたμ'sが大好きです!」
33: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 22:19:04.01 ID:nZzoSki3.net
店員「…そうですか。それを聞いて安心しました」

花陽「へ? …あっ」

店員「私達が応援したμ'sはやはり素晴らしいものだった」

店員「どうか、その輝いていた瞬間を忘れないで」


花陽「店員さん!」

花陽(あれ…意識が)

花陽(なんだか眠く…)
34: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 22:22:39.83 ID:nZzoSki3.net
女店員「様…お客様!」

花陽「あ…れ?」

女店員「目が覚めた…良かった」

女店員「カメラコーナーで倒れていたんですよ?」

花陽「あれ…μ'sのTVは?」

女店員「μ's? 懐かしい名前ですね」

女店員「昔はこの辺り一帯が全部μ'sですたから」
35: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 22:28:38.19 ID:nZzoSki3.net
にこ「お帰り花陽、遅かったわね」

花陽「あ…ごめんね?」

にこ「もう大人だから気にしないわよ」

おばちゃん「店長ったら散々心配してたのよ?」

おばちゃん「『名古屋で変な男に捕まってないのか…』ってね?」

にこ「………」

おばちゃん「ふふ♪余計だったかしらね?」

にこ「コホン もう現地組も来てるわよ」

にこ「向こうにいるから挨拶して来なさい」
36: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/10(日) 22:32:47.66 ID:nZzoSki3.net
花陽(一体あれは何だったんだろう…)

花陽(夢?…にしては鮮明に覚えているし)

花陽(考えれば考えるほどわからないよぉ…)

花陽「キャッ!ごめんなさい ぶつかっちゃいました…」

???「全く、遅刻の上に前方不注意なんて、ダメな先輩ね♪」

???「そうですよ花陽、今日は名古屋の特産品を使った新商品を試作していたのに…」

???「大丈夫花陽ちゃん?立てる?」
58: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:05:16.19 ID:kHW85g8p.net
花陽「絵里ちゃん! 穂乃果ちゃん! 海未ちゃんも!」

絵里「ごめんなさいね、準備が思いの外かかっちゃって」

穂乃果「う~もうクタクタだよぉ…」

海未「結構力仕事もありましたからね…」

穂乃果「花陽ちゃん! 絶対優勝しようね! 準備頑張ったんだから!」

花陽「優勝…?」

海未「今回の物産展は小さなグランプリを兼ねてるんです」

絵里「グランプリを取れば日本一を一応名乗れるようになるわね」
59: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:09:45.00 ID:kHW85g8p.net
にこ「そうよ、だからわざわざ名古屋まできたんだから」

絵里「店長、これが今回の費用のまとめになるわ」

にこ「ありがと、きっちり給料に上乗せしておくわね」

海未「花陽、これがさっき言ってた名古屋の特産品を使ったメニューです」

花陽「わぁ~♪食べていいんですか?」

海未「ふふ、どうぞ」

花陽「……やっぱり美味しい♪」
60: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:14:44.79 ID:kHW85g8p.net
にこ「さ、明日は勝負の日よ 早めに寝なさい」

穂乃果「え~まだ寝たくない!」

海未「穂乃果、もう大人なんですから流石に…」

穂乃果「折角だから恋バナしたいよ!」

にこ「あ、あんた私に喧嘩売ってる…」

花陽「ち、ちょっとだけ興味があります…」

絵里「私も少し【店長の】話が気になるわね」

穂乃果「決まりっ! じゃ早速部屋にGO!」
61: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:18:41.44 ID:kHW85g8p.net
…………………

にこ「何よ、独身で何が悪いのよ…」

おばちゃん「まあまあ、この年頃は惚気たいんですよ」

にこ「揃いも揃ってデレデレしちゃって…」

おばちゃん「デレデレできる時にはしておいた方がいいんですよ」

おばちゃん「デレデレしている間はきっと幸せなんですから…ね」

にこ「あ…ごめん」

おばちゃん「いいんですよ…もう十数年も前のことですから一人には慣れました」

おばちゃん「それに、今はこのお店がありますからね」
62: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:23:24.02 ID:kHW85g8p.net
おばちゃん「パートナーを失って、心に穴が空くのも慣れて…」

おばちゃん「そんな時に一人で店を切り盛りしてる店長にあったんだったね」

にこ「そうね、最初は調理も接客も発注も何もかも一人でこなしてたわ」

にこ「今はだいぶ楽になったけど」

おばちゃん「ここでもらった笑顔におばちゃんも元気付けられてたんだよ」

おばちゃん「毎度の如く差し入れもしちゃってね」

にこ「花陽も喜んでたわよ おのおにぎり」

にこ「それに一番古くから支えてくれたのもとても感謝してるわ」

にこ「本当にありがとう」
63: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:27:03.43 ID:kHW85g8p.net
おばちゃん「感謝してるのはこちらの方だよ」

おばちゃん「今じゃあの家が第二の家みたいに感じちゃってね…」

にこ「そう…雇い主冥利に尽きるわね」

にこ「……………」

おばちゃん「………」

おばちゃん「…そろそろおばちゃんもねようかね」

にこ「ん…おやすみなさい」
64: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:32:16.29 ID:kHW85g8p.net
穂乃果「天気は快晴!」

にこ「名古屋駅も大にぎわい!」

絵里「戦闘準備はバッチリ!…ってなんで私まで」

海未「絵里…そんなことする人だとは思いませんでした」

絵里「う…海未⁉」

海未「ふふふ、冗談です」

絵里「今のは冗談に聞こえなかったわ…」

穂乃果「最近海未ちゃん起こること増えたから…」

おばちゃん「一体なにやってんだい?」

花陽「さあ…?」

にこ「これで全員揃ったわね」
65: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:38:23.71 ID:kHW85g8p.net
にこ「さて、今日はにこにー弁当屋史上最大の客がくると思うわ」

にこ「ここまで来れたのも皆のお陰よ」

にこ「今日くる人は美味しいお弁当を楽しみにしてきてくれている」

にこ「それだけじゃなくて店員達の笑顔もね」

にこ「その基本を忘れないで今日は頑張りましょう!」

穂乃果「ねえねえにこちゃんアレやろうよ! アレ!」

にこ「アレ? …ああアレね」

おばちゃん「アレってなんだい?」

穂乃果「そっか、おばちゃんは知らないんだ、えっとね…」
66: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:41:55.83 ID:kHW85g8p.net
にこ「今日皆を一番の笑顔にするわよ!」

「「「「「おおーっ!!!」」」」」
68: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:45:49.00 ID:kHW85g8p.net
にこ「いらっしゃいませー!どうぞこちらへ!」

花陽「にこぱなセットですね!1000円になります!」

穂乃果「こちら東京からやってきたにこにー、にこにー弁当屋ですっ!」

海未「今回限定の商品もご用意しています! いかがですかー!」

おばちゃん「はい! 唐揚げ揚げたて!」

絵里「只今唐揚げ揚げたてです! アツアツで美味しいですよー!」


………………………
69: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:51:01.47 ID:kHW85g8p.net
花陽「うぅ…何位かなぁ…」

穂乃果「こんなにドキドキするのラブライブ以来だよ…」

海未「きっと大丈夫ですよ、皆の笑顔がそれを物語っていましたから」

絵里「完売したんだからベストは尽くしたわ、 あとは結果を待つだけね」

おばちゃん「そうだね…」

にこ「……………」

『それでは只今より、第4回全国お弁当グランプリの結果発表をいたします』
70: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 21:57:28.91 ID:kHW85g8p.net
『第5位 茨城 納豆の伊藤屋』

花陽「やっぱり上位に食い込んできたね」

おばちゃん「東京でも噂は聞いてたからね…」

『第4位 北海道 道産子キッチン黒田』

海未「ここであの道産子キッチンですか…」

穂乃果「試食で食べたけど、美味しかったよ!」

『第3位 大阪 スピリチュアルバードヤンヤン亭』

絵里「全く聞いたことない名前ね…すごい行列で全然見えなかったけど何を売っていたのかしら」

にこ「…………」
71: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 22:01:52.52 ID:kHW85g8p.net
『第2位 東京 にこにー弁当屋』

花陽「そんな…2位⁉」

おばちゃん「…残念だね」

にこ「……帰るわよ」

穂乃果「へ…?」

にこ「結果は分かったんだからとっとと後片付けして撤収するわよ」

にこ「にこは先に行ってるわ」

海未「…行ってしまいましたね」

花陽(今少しだけ見えたけど…もしかしてにこちゃん)

花陽(泣いてた…?)
72: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 22:06:21.20 ID:kHW85g8p.net
花陽「にこちゃんの後を追ってきますね」

絵里「分かったわ 片付けの方は任せなさい」

絵里「全然違う方向に行くなんて、余程ショックだったのね」

花陽「絵里ちゃん…その」

絵里「分かってる、誰にも話すつもりはないわよ」

絵里「だから早く行きなさい…先輩」

花陽「は、はい!」
73: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 22:10:06.45 ID:kHW85g8p.net
にこ「…花陽」

花陽「…にこちゃん」

にこ「絶対行けると思った…信頼できる仲間と全力で頑張った…やれることは全てやったつもりよ」

花陽「………」

にこ「それでも届かなかった」

花陽「…………」

にこ「やっぱりにこ達は…」

花陽「それ以上はダメだよ、にこちゃん」
74: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 22:17:02.37 ID:kHW85g8p.net
花陽「バイトの花陽ですらこんなに苦労したんだから、きっとにこちゃんはもっと大変だったんだよね」

花陽「それでダメならとっても傷ついていると思う…けどね」

花陽「甘ったれるな!」

にこ「花陽⁉」

花陽「花陽は! にこちゃんの本気に惹かれたから! ここで頑張れたんだよ!」

花陽「それをこれくらいの挫折で捨てるの⁉ 夢を諦めるの⁉」

にこ「……!」

花陽「だから…だから…諦めるなんて言葉を…言わないでよぉ…」


にこ「ごめんなさい、花陽」
75: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 22:20:55.56 ID:kHW85g8p.net
にこ「にこが馬鹿だったわ…この程度の挫折で凹むなんてね」

にこ「こんなところでウジウジなんてしてられない」

花陽「…にこちゃん!」

にこ「帰りましょうか」

花陽「…?」

にこ「帰って何もかも鍛え直すわ
メニューも接客も宣伝も…」

にこ「そして今度こそ日本一!いいわね!」

花陽「………はい!」
76: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 22:25:35.35 ID:kHW85g8p.net
…………………

花陽(あれから数年後、花陽は今でもここでバイトをしています)

花陽(皆悔しさをバネにして頑張って…更に店は良くなりました)

花陽(そして今日もいつものようにお客様を迎えます)

花陽(今日皆を一番の笑顔にするために)

花陽「いらっしゃいませ!」





【祝!全国お弁当グランプリ3連覇!】






おしまい
77: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/11(月) 22:27:02.93 ID:kHW85g8p.net
これにて完結

5作に渡る長編のおつきあい、ありがとうございました
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