患者「まきちゃん」「まきちゃん」「まきちゃん」真姫「ひっ……」

シェアする

真姫-アイキャッチ21
1: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/21(月) 12:58:16.76 ID:I7s+E7SS.net
患者「まきちゃん」

「まきちゃん」

「まきちゃん」

真姫「な、何!? 何なの!? この人たち、虚ろな目をしてだらしなく口を開けながら近付いてくる!?」

真姫「や、やめて! 来ないで!」

元スレ: 患者「まきちゃん」「まきちゃん」「まきちゃん」真姫「ひっ……」

スポンサーリンク
3: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/21(月) 13:00:47.81 ID:I7s+E7SS.net
患者 「まきちゃん」

「まきちゃん……」

真姫「あ、れ……止まった……」

患者「まきちゃん……」スッ

真姫「え……? 何これ、お花?」

真姫「く、くれるの……? 私に……」

患者「まきちゃん……まきちゃん……」コクコク

真姫「あ、ありがと……///」
4: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/21(月) 13:02:23.55 ID:I7s+E7SS.net
こうして真姫ちゃんと患者たちは打ち解け合い、末永く楽しく幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
13: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/21(月) 13:14:29.99 ID:I7s+E7SS.net
患者「ま…き…ちゃ…」シュウウウウウ

真姫「あなた……消えちゃうの……?」

患者「ま……き……ちゃん……」シュウウウウウ

真姫「待って!行かないで!私、まだあなた達と……!」

希「無駄や、真姫ちゃん。役目を終えた患者さんは存在の意義を失い消えてしまう……」

真姫「そんな……じゃあ私を治すために!?」

真姫「嫌……! そんなの嫌よ……! 患者ぁぁぁぁぁ!!!」

患者「ま……き……ちゃん……」ニコッ

23: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/21(月) 15:39:06.63 ID:I7s+E7SS.net
患者「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「んー? 何してるのかって?」

真姫「消えた患者たちのお墓を作ってるのよ……忘れることがないようにね」

患者 「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「あなた達も……いつか消えてしまうのかしらね」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「ふふっ、なんて……あなた達に聞いても分からないわよね」

真姫「決めた! 私、今日からあなた達と過ごせる一瞬一瞬を大事にしていくわ」

真姫「アイドル活動も勉強も全力以上で頑張って、後悔ないように過ごしてみせる!」

患者 「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「ふふ、大丈夫よ。だって、こんな頼もしい味方さんがたくさんいるんだもの……ね?」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん……」

真姫「よぉーっし! 何でもかかってらっしゃい!」

患者「ま……きちゃん……!」

36: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/21(月) 23:40:56.82 ID:I7s+E7SS.net
患者「まきちゃん…まきちゃん…」シコシコ

患者「まきちゃん」 「まきちゃん」 「まきちゃん」 「まきちゃん」 「まきちゃん」 「まきちゃん」 「まきちゃん」 「まきちゃん」

患者「!? ま…」トロォ…

患者「「「「ま  き  ち  ゃ ん」」」」ズモモモモモモ

患者「……!! ま――――――― ――――――……」

シーーーーーーーン……

真姫「んっ……今日も良い朝ね」

真姫「……あれ? 患者が一人減ってる……」

真姫「そっか、また消えちゃったのね……分かってはいても寂しいわね……」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「……うん、ありがと。さー、今日も頑張るわよー!」

患者「まきちゃん」ニコッ
「まきちゃん」ニコッ
「まきちゃん」ニコッ

47: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/22(火) 11:25:00.65 ID:9fyzn5Qz.net
真姫「明日はいよいよライブ本番……うう、柄にもなく胃が痛くなってきたわ」

真姫「……」キョロキョロ

真姫「……もう! 何でこんな時に限っていないのよ!」

真姫「はーあ、明日上手くいくかしら……」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「あっ患者! どこ行ってたの、ってヴェェ!? 何その大量の草!」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「これ……全部四葉のクローバー!? あなた達ずっとこれを探して…」

真姫「……も、もう! こんな大量の草持ってきて、どうしろって言うのよ……」ウルウル

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「全く、あなた達ときたら……ふふっ……ありがと」ニコッ

患者「まきちゃん」

70: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/23(水) 16:06:06.78 ID:3G+Dp2xf.net
真姫「ふぁぁ…今日も疲れたわねー……」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「ふふ、患者たちもお疲れ様。……ねぇ、あなた達ってどこから来て何処へ行くの?」

真姫「なんて、聞いたって分からないわよね……おやすみっ」スゥ

……

『まきちゃん』
『まきちゃん』

(あれ……? ここは……? 患者たちに導かれて……どこへ向かってるの……?)

『まきちゃん』

(ん……光が見えてきた……あれが目的地?)

フワッ……

『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』

真姫「えっ!? 何ここ……患者がこんなにたくさん!?」

真姫「それに、見たこともないような場所……それでいてどこか懐かしいような、不思議な感じ……ここは一体……」
71: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/23(水) 16:06:52.97 ID:3G+Dp2xf.net
『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』

真姫「わっ! す、すごいご馳走……食べていいの?」

『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』 『まきちゃん』

真姫「い、いただきます… !! 何これ、すごく美味しい!」

『まーーきーーーちゃんまきーーーちゃーーん』テンテンテケテケ

真姫「あはは、愉快な歌に踊りまで!」

真姫(なんて楽しい場所なんだろう……それに、ここにいるみんなが私のこと応援してくれてる……)

真姫(しあわせ……ずっとここにいても……いいかも……)

『…きちゃ…』 『ま…ちゃ…』 『……ちゃん…』

真姫(あれ? 歌が小さく……)

真姫「あっ!? ご馳走は!? さっきまで食べてたのに!」

真姫(周りがどんどん暗く、患者たちが遠ざかって……)

真姫「待って! 行かないで! 私を、置いて行かないで……!」
72: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/23(水) 16:07:33.49 ID:3G+Dp2xf.net
ジリリリリリリリ!

真姫「!!」ガバッ

真姫「夢、か……」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「おはよう。……ねぇ、さっきの夢、あなた達が見せたの? あれは、あなた達のふるさと……?」

患者「…まきちゃん」

真姫「……ふふっ、なんてね……そんなの、あり得ないわよね」

真姫(でも……いつか、いつの日か、もう一度あの場所へ……)

88: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2014/07/24(木) 16:42:33.19 ID:YikFqqB9.net
真姫「ねぇ患者、明日のライブ見に来ない?」

患者「まきちゃん」

真姫「ホ、ホラ、たまにはアイドルとして歌ってる私を見に来てくれてもいいのよ?」

患者「ウゥ、まきちゃん」

真姫「そう、そういえばあなた達患者だものね。仕方ないわ」シュン

患者「・・・まきちゃん」
89: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2014/07/24(木) 16:43:43.35 ID:YikFqqB9.net
~真姫ちゃん宅

真姫「明日のライブ、きっと成功させてみせるわ。もう一度振り付けの練習しおこう」

真姫「ワンツースリー、・・・イタ!」

真姫「どうしよう、足捻っちゃった。これじゃあ明日のライブは・・・」
92: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2014/07/24(木) 16:48:48.46 ID:YikFqqB9.net
~ライブ当日

穂乃「真姫ちゃんどうしたの?元気ないね」

真姫「ナ、ナンデモナイワ!」

穂乃「いよいよ本番だよ!みんな頑張ろう!」

μ's「おー!」

真姫「・・・・」
94: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2014/07/24(木) 17:06:32.38 ID:YikFqqB9.net
真姫「う、足が痛い・・・。もう本番なのに」

観客「キャーキャー」

真姫「どうしよう・・・、あれは患者!?」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「どうして!?病棟を抜け出してきたの?」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」
「まきちゃん」シュウゥゥ

真姫「足の痛みが・・・、これなら踊れるわ!」

患者「・・・ま、きちゃん」
「・・・ち、ゃん」シュウゥゥ
「・・・」シュウゥゥ
95: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2014/07/24(木) 17:09:33.70 ID:YikFqqB9.net
~ライブ後

真姫「患者!ライブ見に来てくれたのね!」
  「でも病棟から抜け出してだいじょうぶ・・・!?、患者!?」

患者「ま、き・・・ちゃ」シュウゥゥ

真姫「どうしたの!?もしかして病棟を抜け出したから!?」

患者「・・・まきちゃん」

真姫「い、急いで病棟に戻らないと!」

患者「まき、ちゃん」ニコッ

真姫「ライブ楽しかったですって?そんなことよりあなたたちが!」

患者「・・・、ん」シュウゥゥ

真姫「患者!消えないで!」

シュウゥゥ

真姫「嫌・・・・!患者ぁぁぁぁぁ!!!」

真姫「シクシク、・・・患者。ほんとばかなんだから」
97: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2014/07/24(木) 17:11:23.65 ID:YikFqqB9.net
~音ノ木坂屋上

真姫「ワンツースリー!」

穂乃「真姫ちゃん練習気合はいってるね!何かあったの?」

真姫「べ、別にナンデモナイワヨ!ただ私達を応援してくれる人の為にももっと頑張らなきゃって思っただけよ」

穂乃「ふふ、そうだね。よーし今日も練習がんばろー!」


真姫「患者、今までありがとう。私がんばるわ」


102: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2014/07/24(木) 17:44:40.98 ID:YikFqqB9.net
患者「まきちゃん」

真姫「あ、患者!?生きてたのね!?」

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「もう!、私すごい悲しんだんだから」

患者「まきちゃん」ニコッ

真姫「ふふ、これからもよろしくね。患者!」



~神田明神境内

希「ふー疲れた。今回だけ特別やで、真姫ちゃん」
117: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/25(金) 09:47:45.35 ID:6rs7qA8l.net
真姫「今日も暑くて外出たくないわ……行ってきま……あれ?」

フワッ……

真姫「す、涼しい……? 一体どうして……」

患者「まきちゃん」パシャッ
「まきちゃん」パシャッ
「まきちゃん」パシャッ

真姫「患者ぁ! 水撒きしててくれたのね! やるじゃない!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

TV『うんぬんかんぬんで、クーラーでなく扇風機を使って節電を……』

真姫「うーん……結局扇風機使うならあんまり節電にならないんじゃ……でも何も無かったら暑くてやっていけないし」

患者「まきちゃん」ペタ
「ま」「ま ま」「ままままままままままままままま」シュバババババ

真姫「か、患者が壁に軸を作って高速で回り出した!? これは……」

真姫「エコな人力扇風機ね! やるじゃない!!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

真姫「はぁ……この家って風情がないのよね……」

真姫「何かこう夏の風流を感じられるものが欲しいわ……」

患者「まきちゃん」ウジュル
「まきちゃん」ウジュルウジュル

真姫「きゃっ!? 患者が網戸の前の窓枠にくっ付いて変形して行き……」

患者「まきちゃん」チリンチリーン
「まきちゃん」チリンチリーン

真姫「患者式風鈴の出来上がりね!やるじゃない!!!」
134: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/27(日) 00:59:00.85 ID:TjaZBSC0.net
5月28日
103号生成
92号消滅:料理の練習中指を切る。絆創膏のある場所まで遠かった。傷を自身に移し消滅

5月29日
104号生成

5月31日
93号消滅:学校より帰宅中、突然の雨。凌ぐ場所がなく、身代わりに雨を受けた後、家に入ることなく消滅

6月1日
105号生成
94号消滅:ライブ中に、バランスを崩したとき、重力に反して持ち直したように感じた。恐らく患者による現象。ライブの終了を見届(ここで文字が崩れる)

真姫「私が……私が弱いせいでみんな……」ポタ……ポタ……

患者「まきちゃん」
「まきちゃん」

真姫「ああ、胸の悲しみが去って、涙が乾いていく……これもあなた達の仕業なの……?」

真姫「……負けない。こんな運命なんかに負けるもんですか」

真姫「あなた達がもっと消えなくても済むように、少しでも立派な人生を送ってみせるから……!」

患者「ま……き、ちゃん……」シュウウウ

真姫「だから……その時まで待っててね……」

152: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/07/27(日) 22:04:50.59 ID:2j/YWOR4.net
凛「真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃーん!」

真姫「凛!静かにしなさい、ここは病院よ」

凛「だってー、真姫ちゃん最近構ってくれなくて寂しいニャー」

真姫「もう、凛ったら」

患者「まきちゃん」

真姫「ほら、患者起きちゃったじゃない」

凛「あ、うるさくしちゃってごめんね」

患者「まきちゃん」

凛「真姫ちゃん?」

患者「まきちゃん」

凛「ん?」

患者「まきちゃん」

凛「まきちゃん!」

患者「まきちゃん!」

真姫「もう!うるさいわよ!」

168: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2014/07/30(水) 07:28:51.98 ID:dXCbN8+c.net
真姫(やった……成し遂げたわ、ラブライブ優勝!)

真姫「ねえ患者聞いて! 私たちね、スクールアイドルの大会で……て……」

真姫「あ…れ…? 部屋に患者がいない…?」

真姫「嘘でしょ……? 患者? ねえ患者! いるんでしょ!? 返事しなさいよ!!」

シーーーーーーーーン…

真姫「そんな……どうして」

真姫「……! これは……書き置き……?」

『ま き ち ゃ ん (まきちゃん)』

真姫「何これ……どういうこと……? 皆行ってしまったの……? もう帰ってこないの……? もう、会えないの―――――?」じわっ

真姫「どうして……! 酷いわよ……! さよならも言わずに消えてしまわないでよ……………!」ポロポロ

                『まきちゃん』

真姫「!?」バッ

シーーーーーン……

真姫「気のせい、か……」

真姫「そうよね、忘れないわ。力をくれたんだもの」ゴシゴシ

真姫「きっとこれがあるべき世界なんだわ……」

真姫「……でも、最後に一言だけ、言わせて欲しかったな」

真姫(……ありがとう……)

169: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2014/07/30(水) 07:59:24.34 ID:tD+r/0eT.net
にこ「にこちゃん」

患者「まきちゃん」

にこ「に こ ち ゃ ん」

患者「まきちゃん」

にこ「だーかーらー! に・こ・ちゃ・ん!」

患者「まきちゃん」

にこ「あんたわざとやってんでしょ!」

患者「まきちゃん」

にこ「あーもう!!」



真姫(フフ…二人とも楽しそうね)

173: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2014/07/30(水) 08:52:57.78 ID:tD+r/0eT.net
にこ「それでこの前 患者がさ~」

凛「あっ あそこにいるの患者さんじゃないかにゃ?」

花陽「本当だ 何してるんだろう?」

にこ「ったく 何やってんのよ あの患者 また勝手に抜け出して…」
174: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2014/07/30(水) 08:56:25.82 ID:tD+r/0eT.net
にこ「ちょっとあんた 何勝手に病院抜け出してんのよ!って…あんたはこの間の…」

患者「にこちゃん」

にこ「えっ、あんた今“にこちゃん”って呼んで…」

患者「に…こちゃ…」シュウウウウ

にこ「!?」

凛「消えちゃうの!?」

花陽「ど、どうして…」

患者「に……こ……ちゃ………」シュウウウウ
175: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2014/07/30(水) 09:03:44.96 ID:tD+r/0eT.net
真姫「その患者は自分の役目を終えたみたいね」

凛「真姫ちゃん、いつの間に!」

にこ「役目…?」

真姫「ええ、その患者はにこちゃんと呼ぶ為に毎晩一人で練習していたのよ 自分の役目はにこちゃんの名前を呼ぶことだって考えが変わったのかもしれないわね」

にこ「そんな……じゃあ にこせいで消えちゃうっていうの!?にこのせいでっ!」

真姫「自分を責める必要はないわ…だって患者は自分の役目を果たす事が出来たんだもの きっと幸せなはずよ…」

花陽「もしかして病院を抜け出したのも にこちゃんを探して…?」

真姫「ええ…恐らくね」

にこ「なんで…にこの名前を呼ぶ為だけに消えるなんて あんた大馬鹿よ……待ちなさいよ!勝手に消えるなんて許さないんだから…!」

真姫「にこちゃん…」

患者「に………こ………ちゃん……………」ニコッ

202: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/08/05(火) 01:23:32.35 ID:jU+u6Mv8.net
真姫「最近私以外お見舞いに来ないわね」

患者「まきちゃん」

コンコン ガチャッ

花陽「あ、あの、こんにちは」

患者「まきちゃん」

真姫「花陽?珍しいわね、こんなところに」

花陽「凛ちゃんが転んで怪我しちゃって、今診察受けてるからお話できたらなって思って、その」

患者「まきちゃん」

真姫「お話も何も、花陽じゃ患者と言葉が通じないんじゃない?」

花陽「あぅぅ……そうだよね、花陽なんかじゃ……」

患者「……」

花陽「あ、あの患者さん、良かったら花陽のおにぎり食べませんか?きっと元気になれると思うんです」

患者「……」モグモグ

真姫「花陽のおにぎりは確かに絶品よね、うちの料理人にも引けをとらないんだから」

患者「……」

花陽「ど、どうかな……?」

患者「かよちん」

花陽「!」

真姫「!」
203: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2014/08/05(火) 01:30:07.17 ID:jU+u6Mv8.net
真姫「え?か、患者、今なんて?!」

患者「かよちん」

真姫「そんな……患者が何言ってるのかわからない……!」

花陽「お、美味しいって言ってくれてる……多分」

患者「かよちん」

花陽「ええっ?!そ、そんな、迷惑じゃ……ないですか?」

患者「かよちん」

花陽「花陽の?えへへ、はい、わかりました」

患者「かよちん」

花陽「それなら今度はそうしてみますね、楽しみにしてて下さい♪」

真姫「ちょ、ちょっと花陽、一体何の話をしているのよ!」

花陽「今度は花陽のおすすめの具を入れたおにぎりが食べたいって……真姫ちゃんには聞こえなかった?」

真姫「聞こえるも何も、ずっとかよちんしか言ってないじゃない!」

患者「かよちん」

真姫「ほら!」

花陽「え?海苔はたっぷりが良いって今……」

真姫「もう!一体どういうことなのよ!」
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

『患者「まきちゃん」「まきちゃん」「まきちゃん」真姫「ひっ……」』へのコメント

コメントの投稿には初回のみDisqusへのアカウント登録が必要です。Disqusの登録、利用方法を参考に登録をお願いします。
表示の不具合、カテゴリーに関する事等はSS!ラブライブ!Disqusチャンネルにてご報告下さい。