【SS短編集】真姫「だって明日は」

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真姫-アイキャッチ27
1: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 21:59:42.45 ID:0p/wUkTx.net
プロローグ


~放課後屋上~

穂乃果「え!真姫ちゃん今日学校お休みなの!?」

花陽「うん、学校にも連絡が無かったらしくて…」

凛「凛達がメールしても返って来ないの」

絵里「そう…それは心配ね」

にこ「風邪でも引いたんじゃないの?」

希「それやったらいいんやけど…」

ことり「ただの風邪だったら学校にもお家の人が連絡するだろうし…」

海未「確かに少し心配ですね」

元スレ: 【SS短編集】真姫「だって明日は」

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2: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:00:27.30 ID:0p/wUkTx.net
穂乃果「じゃあさ、これから真姫ちゃんの家にお見舞いに行こうよ!」

海未「ええ!?今からですか!?」

凛「おお!凛も賛成にゃー!」

絵里「でも、いきなりこんな人数で押し掛けて迷惑にならないかしら?」

凛「真姫ちゃん家大きいから大丈夫だよー」

花陽「凛ちゃん、そういう問題じゃないよ」

凛「にゃ?」
3: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:00:58.68 ID:0p/wUkTx.net
希「ええやん!病は気からって言うし皆で行けば元気になるかもしれんやん?」

にこ「そうよね~、このにこにースマイルを見れば真姫ちゃんもきっ「よし、じゃあ決まりだね!」」

にこ「ぬあんでよ!」

ことり「じゃあ途中でお見舞いのおやつでも買って行かない?」

穂乃果「よーし、じゃあ穂乃果は何買おっかな~♪」

凛「んーとね、凛はねー♪」

花陽「二人とも、真姫ちゃんに買って行くお見舞いだよ?」

絵里「そうね、お代は私が立て替えておくから買って行きましょう」

絵里「じゃあ着替えたら校門に集合ね」
4: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:01:38.62 ID:0p/wUkTx.net
─────
───


花陽「凛ちゃんゴメンね、忘れ物しちゃって…」

凛「いいよいいよ、ほら皆待ってるから急ごう」

花陽「うん」

タタタッ

花陽「ゴメンね皆遅くなっ………!?」

凛「これって……!?」

花陽「夜になってる……?」

穂乃果「あ、凛ちゃん花陽ちゃん!」

凛「な、なんで夜になってるの!?」

海未「わかりませんが先程突然辺りが暗くなって…」

希「スピリチュアルやね…」

にこ「全くどうなってんのよ!」

絵里「ホントにね…」ススッ ガシッ

ことり「ちゅん!?」ビクッ
5: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:02:08.58 ID:0p/wUkTx.net
穂乃果「何て言うか…」

穂乃果「夜どころか、学校や辺りの灯りまで消えてて不気味だね…」

海未「一体なぜ……」

花陽「何だか……」

花陽「何だか前にもこんな事あったような気がするんだけど……気のせいかな?」

穂乃果「花陽ちゃんも?穂乃果もそう思ってたんだ」

凛「二人も?実は凛も…」

にこ「そうね、何だかにこもそんな気がするわ」

海未「確かに言われてみれば…」

ことり「こういう感覚って何て言うんだったけ…?」

希「デジャヴュ……やね」
6: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:02:39.66 ID:0p/wUkTx.net
花陽「デジャヴュ…」

希「今まで体験した事がないのに、既に体験したように感じること…」

海未「でもこの場にいる全員がそう感じる事なんて…」

絵里「あ、あり得ないわよね…」ギュウ

ことり「痛いよぉ…」グスッ

「…………………」

凛「ところで絵里ちゃんはなんでことりちゃんの腕にずっとしがみついてるのかにゃ?」

絵里「え!?そそ、そんな事ないわよ!?気のせい!そう気のせいよ!!」アワワ

希「ふーん」ニヤニヤ

にこ「へー」ニヤニヤ

穂乃果「ほー」ニヤニヤ

絵里「なっ、なによぉ…」ウルウル

にこ「あの絵里がねぇ~」グフフ

穂乃果「こんな弱点があるとはねぇ~」ヘッヘッ

ことり「あはは…」
7: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:03:21.64 ID:0p/wUkTx.net
『うふふふ』



8人「!?」

花陽「だ、だれ!?」

海未「曲者!?」

穂乃果「あ…あなたは…!!」
8: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:03:53.65 ID:0p/wUkTx.net
少女「お姉ちゃん達おもしろーい!」



8人「カ…カワイイ!!」

穂乃果「なになに!?この子すっごく可愛いー!!」

凛「ねぇねぇドコから来たの!?」

花陽「ピャア!!歳はいくつなのかな!?」

ことり「お洋服も髪のアレンジもかわいい~♪ことりの妹にしちゃいたいよ~」

希「お名前は何て言うのかな?」

絵里「というか勝手に学校入って来ちゃダメよ?」

海未「それよりこんな暗い中こんな小さな子一人で危ないですよ!」

少女「え?えーと…」アワアワ

ワイワイ
ガヤガヤ
キャッキャッ

にこ「ちょっと!」
9: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:04:26.85 ID:0p/wUkTx.net
にこ「あんた達ねぇ、この子困ってるじゃない!」

にこ「ここは同じくらいの歳の妹がいるこのにこにーに任せなさい」

にこ「にっこにっこにー☆」

少女「……………」

にこ「……………」

少女「ぷっ」

少女「あははは!お姉ちゃんおもしろーい!」

にこ「ふふっ、ご覧なさいよ!」

穂乃果「おおっ!さすがにこちゃん!」

にこ「当然よ!」ドヤァ
10: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:04:55.73 ID:0p/wUkTx.net
希「絵里ち!これは負けてられへんで、アレやったげてや!」

絵里「ア、アレって何よ…?」

希「あのほら、かしこいかわいい~とかいうヤツ」

絵里「嫌よ!というかそんなのやった覚えないわよ!」

希「え~、でもこの子めっちゃ期待してるで?」

少女「わぁ~」ワクワク

絵里「うっ…」

絵里「もう…わかったわよ…」

絵里「い、いくわよ…」

絵里「かしこいかわいいエリーチカ!!」バッ

絵里「…………」

少女「あははははは!!」キャッキャッ

絵里「よ…よかったわ…」ホッ

希「さすが絵里ちはかしこいなぁ」
11: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:05:21.68 ID:0p/wUkTx.net
穂乃果「海未ちゃん!海未ちゃんもやってあげてよ、いつもの!」

海未「いつものって何ですか!?」

穂乃果「え~、いつもやってるじゃん、穂乃果の部屋とかで」

穂乃果「みんなのハート撃ち抜くぞー!とかいうの」

海未「あああああああああ!!!!」

ことり「海未ちゃん……?」

海未「穂乃果!今すぐその記憶を消し去るのです!!」ユサユサッ

穂乃果「やめてよ~!!」グワングワン
12: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:05:51.72 ID:0p/wUkTx.net
穂乃果「それにほら!その子凄く期待してるよ?」

海未「え……」

少女「お姉ちゃんも何かやってくれるの!?」ワクワク

海未「いや…その…」

少女「やって…くれないの…?」シュン

穂乃果「あーあ、海未ちゃんのイジワルー」

海未「くっ……」

海未「穂乃果……覚えておきなさい…」
13: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:06:20.71 ID:0p/wUkTx.net
海未「い、いきますよ…」

海未「ラブアローシュート!!」バァン

海未「…………」

少女「おもしろーい!!」キャッキャッ

海未「ううっ……」

穂乃果「いやー、喜んでもらえて良かったね!」

希「ホンマやんな~」

うみえり「ぐっ……」

少女「ねぇねぇ!」

穂乃果「なぁに?」

少女「お姉ちゃん達に楽しませてもらったお礼がしたいの」

穂乃果「お礼……?」

少女「うん!」
14: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:07:01.31 ID:0p/wUkTx.net
少女「ついて来て!」ガシッ

穂乃果「わわっ!」

少女「こっちこっち!」タッタッ

海未「ちょっと、どこへ行くんですか!?」

凛「凛達も行くにゃー」

にこ「面白そうじゃない!」

ことり「お礼ってなんだろ~」

花陽「ドウナッチャウノォ!?」

絵里「ちょっ、廊下は走っちゃダメよ!」

希「とか言いながら絵里ちも走ってるやん?」

絵里「だって…こんなに暗い中置いていかれたくないもの…」

希「ふーん」ニヤニヤ

絵里「も、もうっ!」
15: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:07:28.70 ID:0p/wUkTx.net
─────
───


少女「ココだよ!」

穂乃果「ココって……」

にこ「私達の部室…?」

少女「うん!みんなをパーティーに招待するよ!」ガチャッ

穂乃果「こ、これ……!!」

花陽「ぅわぁ~~~」

海未「すごいです……!」

ことり「部室の中がとっても綺麗な飾りでいっぱい!」
16: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:07:56.40 ID:0p/wUkTx.net
希「それにお菓子やケーキも沢山!」

絵里「本当にパーティー会場みたいね……」

凛「すっごいにゃ~………でもついさっき凛達が部室出た時はこんなの無かったのに…」

ことり「見て見て!マカロンやチーズケーキがこ~んなに!」

穂乃果「パンが!沢山のパンが!!幸せだぁ~」

絵里「凄い!チョコレートフォンデュがあるわ!」

凛「ラーメンもあるよ!うー、テンション上がるにゃー!!」

花陽「お、おにぎり…!ツヤツヤのお米……!!」

海未「何でもあるのですね……それにこの量…」

希「……そして中央には…」

にこ「山積みのトマト…?」
17: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:08:23.18 ID:0p/wUkTx.net
穂乃果「ねぇ、あなた!これ全部ホントに貰っちゃっていいの!?」

少女「もちろん」ニコッ

少女「みんなへのお礼だよ!」

穂乃果「いや~なんか悪いよね~」

少女「大丈夫だよ」

少女「だって……だって私……みんなの事が……」

穂乃果「みんなの事が…?」

少女「ふふっ」

少女「終わらないパーティー、始めよっ!」
18: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:09:07.99 ID:0p/wUkTx.net
エピソード1
真姫「お姉ちゃん」
19: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:09:40.07 ID:0p/wUkTx.net
『真姫ちゃん早く早く!』

真姫『ま、待ってよ』

真姫『お姉ちゃん!』



私には昔

お姉ちゃんと呼べる存在の人がいた
20: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:10:21.71 ID:0p/wUkTx.net
初めての出会いは、もう何年前だろうか

ママの知り合いの人が国立学校の理事長に就任したお祝いに、うちの別荘の一つを使ってパーティーを開いた時だった


真姫『うぅ…』

真姫ママ『ゴメンね真姫ちゃん、大人の人ばっかりで退屈よね…』

真姫『そ、そんな事ないよ』

真姫ママ『何処かに同じ歳くらいの子がいればねぇ』

真姫『うん……あっ』
22: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:11:12.85 ID:0p/wUkTx.net
ヒョコ
『ふふっ』

『こんにちわ』

真姫『こ、こんにちわ…』

『あなた、西木野さんちの真姫ちゃん…だよね?』

真姫『うん』

『私はねぇ、あなたの一つ年上のお姉さんだよ♪』

真姫『お姉さん……』

『うん♪』

『よかったら一緒に遊ばない?』

真姫『うん!』
24: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:12:00.58 ID:0p/wUkTx.net
─────
───


真姫「…………はっ!」ガバッ

真姫「夢……か……」

真姫「あ…もうこんな時間…」


その日はラブライブ第二回大会に向けてμ's9人で、うちの別荘での合宿へと出発する日だった


ガタンゴトンガタンゴトン

真姫(……この電車乗ってるといつも眠くなるのよね…)

真姫「ふあぁ」
25: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:12:35.93 ID:0p/wUkTx.net
─────
───


『今日はとっても楽しかった!』

真姫『私も!』

『私達お家が近所みたいだから、またこれからも遊ぼうね』

真姫『ホント!?やった!』

『じゃあまたね、真姫ちゃん』

真姫『うん、またねお姉ちゃん!』
26: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:12:59.42 ID:0p/wUkTx.net
私はいつの間にかその子の事を自然にお姉ちゃんと呼んでいた

家に帰ってからも、近所だったのでたまに会って遊んでいるうちに

本当のお姉ちゃんのように思えてきたのだった

一人っ子の私にとってはお姉ちゃんと呼べるその子の存在が出来たこと

とても嬉しかったんだ───
27: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:13:32.67 ID:0p/wUkTx.net
『真姫ちゃん』

真姫『お姉ちゃん!』

『真姫ちゃんこっちこっち!』

『真姫ちゃん』

「真姫ちゃん」

「真姫ちゃん起きて!」

「着いたよ!」

真姫「はっ!」

真姫「……また…夢」
28: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:14:24.90 ID:0p/wUkTx.net
別荘に着いたら私とことりと海未の3人は各々の作業に入った

真姫「………ダメ、全然曲が浮かんでこない…」

真姫「少し目でも瞑って……」
29: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:15:18.32 ID:0p/wUkTx.net
─────
───


『真姫ちゃんおねむなの?』

真姫『…ん…んん…』コクッ コクッ

『仕方ないなぁ』

『おいで』チョンチョン

『膝枕してあげよう』

真姫『うん……』ポテ

『ふふっ』

『真姫ちゃんはホントに可愛い妹だなぁ』ナデナデ

真姫『気持ち……いい……』スヤァ

お姉ちゃんと疎遠になったのは、私がピアノ等の習い事を始めてからだった

ピアノ以外にも色々あったし、お姉ちゃんはお姉ちゃんで裁縫関係の習い事を始めたらしく

お互い時間がとれずにそのまま

会う事も連絡する事も無くなってしまった
30: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:15:47.56 ID:0p/wUkTx.net
─────
───


真姫「………また…この夢…」

真姫「何で今更……」

真姫「顔も名前も覚えてないのに…」

真姫「でも何故か声だけは少し……」
31: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:16:26.28 ID:0p/wUkTx.net
合宿での新しい曲作りでスランプに陥っていた私達だったけど、みんなからの助言を受けて徐々に形になっていった


海未「で…出来ました、歌詞が…」

真姫「お疲れ、海未」

真姫「後はやっておくから先に寝てて」

海未「いえ、二人がまだ作業しているのに寝るわけには……」

ことり「無理しなくていいよ?」

海未「ぐっ……園田…海未…いっしょ…うの……ふ……か………く……」コテッ

海未「すーすー」

真姫「早っ!?」

ことり「海未ちゃん寝つきは良いからね……」
32: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:16:58.02 ID:0p/wUkTx.net
真姫「ことりももう出来てるんなら寝ててよ」

ことり「ことりは大丈夫だよ」

ことり「それに真姫ちゃんのピアノ聴いてたいし」

真姫「……そう」

ことり「ことり真姫ちゃんが弾くピアノの音色大好きだよ♪」

真姫「ありがと」
33: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:17:32.32 ID:0p/wUkTx.net
真姫「出来たわ!」

ことり「真姫ちゃんお疲れー」パチパチ

真姫「ことりもね」

ことり「頑張ったご褒美に頭ナデナデしてあげましょう」ナデナデ

真姫「ヴぇえ……いいわよ!」

ことり「さ、私達も寝よっか」

真姫「そうね」

ことり「真姫ちゃん」チョイチョイ

真姫「なに?」

ことり「おいで」チョンチョン

ことり「膝枕してあげよう」

真姫「オコトワリシマス!」
35: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:18:01.54 ID:0p/wUkTx.net
ことり「えぇー、なんでー」

真姫「子どもじゃないんだから!」

ことり「ことりから見たら真姫ちゃん年下だし」

真姫「そうだけど!」

ことり「いいからいいから♪」グイッ

真姫「きゃっ」ポテッ

ことり「良い子良い子」ナデナデ

真姫「もう……」

ことり「ふふっ」
36: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:18:51.35 ID:0p/wUkTx.net
真姫(気持ち良くて……寝ちゃいそう…)

真姫(この感じ……何となく覚えが……)

ことり「真姫ちゃんは昔から変わらないね」

真姫(………え?)

ことり「ホントに可愛い妹だなぁ……いつまでも……」ナデナデ

真姫(ことり……今……なんて……)

真姫(聞かなきゃ……あの……お姉ちゃんが…………)

真姫(……だめ……まぶた……が…………お………………も………………)
37: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:19:23.78 ID:0p/wUkTx.net
─────
───


真姫『最近会えなくてゴメンね』

『ううん、私の方こそゴメンね』

『真姫ちゃん将来はピアニストになるの?』

真姫『なれるかなぁ』

『なれるよきっと!』

真姫『ありがとう!』

『じゃあ将来真姫ちゃんがピアノの演奏会する時は、私が衣装作ってあげるね!』

真姫『ホント!?』

『うん!約束だよ♪』

真姫『約束だよ!お姉ちゃん!』
38: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:20:29.77 ID:0p/wUkTx.net
─────
───


真姫「んん………」

チュンチュン

真姫「朝……」

ことり「あ、真姫ちゃんおはよー!」

真姫「ん、おはよー……」

真姫(何だろう……ことりに聞きたい事かあったような……)

真姫(思い出せない……)

ことり「みんなもう朝食に行ってるよ~」

真姫「そうなの?」

ことり「私達も行こう♪」

真姫「ええ」

真姫(まぁ……いいか)

ことり「真姫ちゃん早く早く!」

真姫「ま、待ってよ」

真姫「ことり!」


エピソード1おわり
39: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:21:08.29 ID:0p/wUkTx.net
エピソード2
真姫「患者が姿を消して」
40: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:21:46.27 ID:0p/wUkTx.net
真姫(あの日から数週間経った…)

真姫(そう…患者が姿を消してから……)

─────
───
41: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:22:15.06 ID:0p/wUkTx.net
~数週間前~


真姫「今日は私達μ'sのファイナルライブ……全力でパフォーマンスしてくるから、この席からしっかり観ているのよ?」

患者「まきちゃん」

真姫「ふふっ」

真姫「ええ、精一杯楽しんでくるから……あなたも楽しんでね」

患者「まきちゃん」

真姫「じゃあ時間だから…」

真姫「またライブ後にね」

患者「まきちゃん」
42: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:23:14.28 ID:0p/wUkTx.net
~ライブ後~


真姫「ハァ……ハァ……」

真姫「患者!観ていてくれた!?私達の………」

真姫「……患者?」

真姫「…いない?患者、何処に行ったの!?」

真姫「患者!?」

真姫「患者ァァァァァァ!!!!」
カンジャァァァァァ
ンジャァァァァ
スイハン
ジャァァァ
ニャァァ
ァァァ
43: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:23:51.49 ID:0p/wUkTx.net
真姫(あれ以来患者は私の前に現れる事は無かった……)

真姫「なんでよ……ずっと一緒だったじゃない……どんなときもずっと……」


─────
───
44: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:24:17.46 ID:0p/wUkTx.net
~春~

真姫「愛してるばんざーい♪」ポロロ~ン♪

患者「まきちゃん」パチパチ

真姫「ヴぇえ!?」

真姫「なっ、何よあなた!?」

患者「まきちゃん」

真姫「イミワカンナイ」
45: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:24:47.15 ID:0p/wUkTx.net
~夏~

真姫「綺麗なビーチでしょ?」

患者「まきちゃん」

真姫「ヴぇえ!?」

真姫「もう!……水着だからってジロジロ見ないで!」

患者「まきちゃん」バシャバシャ

真姫「キャッ!冷たい!」

真姫「やったわね~、このー!!」バシャバシャ

患者「まきちゃん」

真姫「うふふ、捕まえてごらんなさい!」ダダッ

患者「まきちゃん」ダダッ
ウフフフアハハハハハ
マキチャンマキチャン
46: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:25:13.31 ID:0p/wUkTx.net
~秋~

真姫「紅葉狩りに来たわ」

真姫「綺麗に色づいてるわね」

患者「まきちゃん」

真姫「ヴぇえ!?」

真姫「わ、私の方がキレイ!?」

真姫「何言ってるのよ…」

患者「まきちゃん」

真姫「なっ!?」

真姫「誰の顔が紅葉みたいに紅いですって!?」
47: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:25:39.07 ID:0p/wUkTx.net
~冬~

真姫「うう、寒い…」

真姫「もう少し厚着して来ればよかったかしら…」

ファサァ

真姫「ヴぇえ……?」

患者「まきちゃん」

真姫「マフラー……」

真姫「あ、ありがと……///」

患者「まきちゃん」
48: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:26:17.39 ID:0p/wUkTx.net
そして───


真姫「μ'sは3年生の卒業をもって終わりにする事になったわ」

患者「まきちゃん」

真姫「大丈夫、心配しないで」

真姫「μ'sがお終いになっても私は歌い続けるわ」

真姫「だって…私……音楽が大好きだから」

患者「まきちゃん」

真姫「ふふっ」
49: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:27:02.67 ID:0p/wUkTx.net
─────
───


真姫「なのに……一体今何処でどうしてるのよ……」

ピンポーン

真姫「お客さんかしら…」

ガチャッ
真姫ママ「真姫ちゃーん、お友達が来てるわよ」

真姫「友達?誰かしら?」

真姫ママ「それがねぇ、真姫ちゃんの名前しか言ってくれなくて…」

真姫「!!」

真姫「まさか!」
ダダッ

真姫「患者!?」ガチャッ
50: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:27:31.78 ID:0p/wUkTx.net
真姫「…………誰も……いない?」

真姫「患者ァァァァァ!!!」

真姫「な……んで……」ヘナッ

真姫「あ………これ……」

真姫「凄い沢山の薔薇の花束……」

真姫「………手紙があるわ」
カサッ
51: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:28:11.03 ID:0p/wUkTx.net
『まきちゃんまきちゃんまきちゃんま
きちゃんまきちゃんまきちゃんまき
ちゃんまきちゃんまきちゃんまきち
ゃんまきちゃんまきちゃんまきちゃ
んまきちゃんまきちゃんまきちゃん 』
52: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:29:00.53 ID:0p/wUkTx.net
真姫「か……患者……」

真姫「ううっ」グスッ

希「患者はね、真姫ちゃんがμ'sをしっかり終わらせる事を決意したように、自分も『μ'sの西木野真姫』ときっぱり決別したんよ。でも大丈夫、これからの真姫ちゃんもきっと何処かで見守っていてくれるよ」

真姫「患者………」

真姫「約束したものね…」

真姫「私、必ずこれからも歌い続けるわ」

真姫「私の声が、想いが、この同じ空の下の何処かにいるあなたに届くように……!」


エピソード2おわり
53: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:29:48.34 ID:0p/wUkTx.net
エピソード3
真姫「ヴぇえ!?私達が」海未「A-RISEの曲を!?」
54: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:30:19.23 ID:0p/wUkTx.net
ツバサ「ええ、貴女達にお願いしたいの」


真姫(それは私が2年生に進級してしばらく経った頃だった)

真姫(A-RISEは前々から言っていた通り、プロのアイドルとしてデビューする事が決まった)

真姫(そして───)
55: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:31:23.64 ID:0p/wUkTx.net
あんじゅ「私達もスクールアイドル時代は自分達で曲を作ってたじゃない?それで……」カミノケクルー

英玲奈「デビューシングルのカップリングを自分達で作ってみないかと事務所に提案されてな」

真姫「だったら自分達で作れば……」

ツバサ「私達はね、スクールアイドルとしてあなた達と競い合い、共に歌った事を思い出して改めて感じたの」

ツバサ「あなた達が作る曲はとても力強くて、聴く者の心を惹き付ける」

ツバサ「貴女達の曲でステージに上がりたい」

ツバサ「是非お願いしたいの」

真姫「そうは言ってもねぇ……」カミノケクルー

海未「私達自身の活動もありますし、なかなか…」
56: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:32:05.33 ID:0p/wUkTx.net
ツバサ「そこを何とかできないかしら」

ツバサ「真姫さん」ギュッ

真姫「ヴぇえ!?」

ツバサ「一緒に曲を作った仲じゃない」テ ニギー

ツバサ「真姫さんの曲じゃないと駄目なのよ」

真姫「そ、そんなっ……///」チョロローン

真姫「べっ、別にいいけど……///」

ツバサ「ホント!?やったわ!」

海未「ちょっ、真姫!?」
57: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:32:53.92 ID:0p/wUkTx.net
ツバサ「ありがとう!!」

真姫「わ、私は自分の作曲の幅を広げる為にやるだけよ!」

海未「待って下さい!」

ツバサ「じゃあ宜しくね!」

あんじゅ「あはは……何かゴメンなさいね…」

英玲奈「無理を押し付けてすまないな」

バタン

海未「真姫!何故引き受けてしまったのですか!?」

真姫「しっ、仕方ないじゃない」

真姫「あんなにお願いされたら……」

海未「それはそうですが……」
59: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:33:22.24 ID:0p/wUkTx.net
ツバサ「にこさんの言う通りだったわね」

ツバサ「真姫さんはチョロいから、とにかく押して押して押しまくれ……アドバイス通りよ」

あんじゅ「ツバサってばホント強引よね……」

英玲奈「彼女達自身の活動に支障をきたしてしまわないか心配なのだが……」

ツバサ「さぁ!帰ってデビュー曲の打ち合わせよ!」

英玲奈「はぁ……」

あんじゅ「たまには振り回される方の身にもなってほしいわ…」
60: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:33:50.32 ID:0p/wUkTx.net
海未「はぁ……とりあえずA-RISEのイメージに合ったフレーズでも考えてみますね」

真姫「そうね……私も音楽室で少しピアノ弾いて来るわ」
61: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:34:24.13 ID:0p/wUkTx.net
真姫「A-RISEの曲か……」

真姫「今まで作ってきた曲とはだいぶかけ離れたメロディーを考えないと…」

ガラッ

にこ「あ!マッキーいたー!!」

真姫「にこちゃん!?」

真姫「久しぶりね!アイドル事務所に入ってどう?」

にこ「聞いてよ!今度デビューする事が決まったの!!」

真姫「ホント!?良かったわね!……ところで何でここに?」

にこ「実はね~、マッキーに~、とーーーっても大事なお願いがあって来たニコ♪」

真姫「…………何かイヤな予感がするわ」
63: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:34:57.11 ID:0p/wUkTx.net
にこ「さっき言った通り今度デビュー曲の発売が決まったんだけど」

にこ「そのデビューシングルのカップリング曲を自分で作ってみないかって」

真姫「この話さっきも聞いたような……」

にこ「木皿に言われたの」

真姫「木皿!?誰よそれ!?」

にこ「にことA-RISEを担当してくれてるプロデューサーよ」

真姫「ああ……そう言えばA-RISEと同じ事務所だったのよね…」
64: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:35:25.57 ID:0p/wUkTx.net
にこ「それでね~、にこなりに~、ラブソングの詞を書いてみたニコ」

真姫「へぇ~、それで?」

にこ「マッキーに、この詞の作曲をお願いしたいニコ」

真姫「ムリよ」

にこ「え~!なんでよ!?」

真姫「ムリなものはムリ!」

にこ「マッキーのケチー!A-RISEの曲は作るくせにー!!」

真姫「な、何で知ってるのよ!?」

にこ「さっき連絡があったから」

真姫「あぁ……」
65: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:35:57.72 ID:0p/wUkTx.net
にこ「ずるいー!ずるいー!A-RISEだけなんてずるいニコー!!」



しか「あ、ずるいのですね」

くす「あ、ずるいのですねw」

りぴ「あ、ずるいのですねww」

ぱい「あ、ずるいのですねwww」

うち「あ、ずるいのですね↑↑↑」



真姫「…………」

真姫「何?………今の」

にこ「にこのデビュー曲でバックダンサーを務めてくれるズルイノデスネーズの皆さんよ!」

真姫「イミワカンナイ」
66: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:36:32.45 ID:0p/wUkTx.net
にこ「真姫ちゃんお願い」ギュッ

にこ「こんな事真姫ちゃんにしかお願いできないの…」ウルウル

真姫「ヴぇえ///」チョロローン

真姫「し、仕方ないわねっ…」

にこ「ホント!?やったー!」

にこ「マッキーありがとっ!」ホオズリスリスリ

真姫「もうっ……調子いいんだから…」
67: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:36:59.92 ID:0p/wUkTx.net
ガラッ

海未「真姫、どうですか曲の方は?」

真姫「ゴメン……全くよ…」

海未「そうですか……にこの用事は済んだのですか?」

にこ「ええ!マッキーに作曲してもらえる事になったわ!」

海未「ええ!?」

海未「A-RISEの曲もあるのに大丈夫なのですか!?」

真姫「何とかするわ…」
68: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:37:30.12 ID:0p/wUkTx.net
にこ「見てよこれ、にこが作詞したのよ」

海未「どれどれ……」

海未「…………」

海未「にこは納豆がお好きなのですか?」

にこ「ぬあんでよ!」

海未「いや、だってこの歌詞…」

にこ「かわいいじゃない」

海未「これも私が少し手直ししておきましょう」

にこ「にごぉ…」

真姫「海未も結構お節介よね…」

にこ「と、とにかく後は頼んだわ!花陽達のトコにも顔出してくるから!」
ガラッ
69: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:38:04.43 ID:0p/wUkTx.net
真姫「はぁ……また仕事が増えたわね…」

海未「ええ……あ、それよりA-RISEの歌詞を少し考えてみたのですが…」

真姫「…………」

真姫「良いじゃない!」

海未「それは良かったです、A-RISEのいわゆる絶対的王者としての『強さ』『格好良さ』を出してみました」

真姫「なるほど……私も何となく曲のイメージが掴めてきたわ」

真姫「これならいけそうね!」

海未「はいっ!」
70: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:38:44.44 ID:0p/wUkTx.net
~数日後~


真姫「ふぅ……」

真姫「デモ録り終わったわよ」

海未「お疲れさまです」

真姫「海未の方こそお疲れ」

海未「一時はどうなるかと思いましたが……」

真姫「A-RISEのイメージにぴったりな曲が出来て何よりね」

海未「にこの曲はまぁ……あれ以上はどうしようも…」

真姫「元々にこちゃんが作った歌詞だし、曲もにこちゃんらしいのが仕上がったし良いじゃない」

海未「そうなんですかね…」
71: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:39:14.52 ID:0p/wUkTx.net
ガラッ

にこ「曲出来たの!?」

真姫「にこちゃん」

真姫「ええ、ついさっきデモが完成したわよ」

にこ「二人ともありがと~!!」

海未「いいえ」

にこ「あ、これがデモのCDね!」

真姫「そうよ」

にこ「早速事務所に持って帰るわ!」

海未「全く…慌ただしいですね…」

真姫「こういうのはこれっきりにしてよね……」
72: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:39:44.49 ID:0p/wUkTx.net
にこ「あ!そうだ!今度MステにA-RISEと一緒に出演するのが決まったのよ!!」

真姫「Mステに!?」

海未「新人なのに凄いですね!」

にこ「ラブライブ優勝時の熱が覚めない内にって、事務所がかなりプッシュしてくれてるみたいよ」

にこ「ま、このにこにーなら当然よね~」

うみまき「はいはい」

にこ「じゃあまたね!!」

バタン

海未「ふふ、何だかんだ嬉しそうでしたね」

真姫「そうね……遂に本当の夢が叶うんだものね…」
73: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:40:12.91 ID:0p/wUkTx.net
ガチャッ

あんじゅ「はぁーろぉー」

真姫「あ、あんじゅさん」

ツバサ「曲の方はどう?」

英玲奈「コレ、オミヤゲダ」

海未「すみません気を使わせてしまって…」

ツバサ「気にしなくていいわ」

真姫「はい、デモのCD」

あんじゅ「すご~い、こんな短期間で…」

英玲奈「さすがだな」

真姫「3人のイメージにぴったりな曲よ」

ツバサ「ありがとうね、大変だったでしょ」

海未「ええ、まあ……」
74: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:40:38.93 ID:0p/wUkTx.net
真姫「それより、にこちゃんから聞いたけどMステに出演するらしいわね」

ツバサ「ええ、そこでこの曲を披露させてもらうわ」

海未「テ、テレビで私達が作った曲が流れるのですか!?」

英玲奈「ああ、そうだ」

あんじゅ「貴女達が作った曲だもの」

ツバサ「恥ずかしくないパフォーマンスをしてみせるわ」

真姫「楽しみにしてるわ」

ツバサ「ふふ、それじゃまた」
バタン
75: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:41:11.42 ID:0p/wUkTx.net
~Mステ当日~


高坂家

花陽「ぅ~わ~!き、緊張するね~」

真姫「何であなたが緊張してるのよ…」

凛「だってMステだよ!Mステ!!」

ことり「凄いよね、にこちゃん全国デビューだよぉ」

海未「まぁラブライブで優勝しているので知名度は既に全国区ですが…」

希「それに海未ちゃんと真姫ちゃんが作った曲なんやろ?楽しみやんな~」

花陽「絵里ちゃんも来れればよかったのにな…」

希「何か大事な用事があるらしくてなぁ……まぁ録画はしてるやろ」
76: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:41:37.44 ID:0p/wUkTx.net
穂乃果「お待たせー!お団子持ってきたよっ!!」

凛「待ってました!」

海未「食べ過ぎはいけませんよ」

穂乃果「まぁまぁ海未ちゃん、そんなカタイ事言わなくても~」

海未「穂乃果は特にですよ!」

穂乃果「うぅっ……」

ことり「あ、次にこちゃんみたいだよ!」
77: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:42:23.77 ID:0p/wUkTx.net
『次はA-RISEと矢澤にこさんです』

A-RISE『こんばんわ~』

にこ『にっこにっこにー☆』

森田『矢澤ぁ、髪切った?』

にこ『あ、やっぱり分かります?さすがタモさん!』

にこ『実は前髪を~『でA-RISEは最近どうなの』』

にこ『にごぉ…』
78: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:42:50.79 ID:0p/wUkTx.net
ことり「にこちゃん完全にいじられキャラが定着してるね…」

真姫「ま、当然よね」


『それでは2組続けてどうぞ』


花陽「き、きた……!!」

穂乃果「っていうか何かさっきから客席が騒がしくない?」

海未「確かに……あ、あれは……!?」
79: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:43:47.09 ID:0p/wUkTx.net
『L!O!V!E!ラブリーにこにー!!』
『ハラショーよ!!にこーー!!』

希「あの金髪……」

真姫「何やってるのよ……」


『ちょっ、何よ!手荒なマネはよしなさい!』
『にこのステージが観れないじゃない!』
『ああああああ』ズルズル


ことり「警備員に連れて行かれちゃったね…」

凛「ドナドナされたにゃー……」

希「ウチらは何も見なかった……いいね?」

花陽「う……うん…」

穂乃果「にこちゃんも完全に他人のフリしてる…」
80: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:44:33.10 ID:0p/wUkTx.net
『それでは気を取り直してどうぞ』

テテテテッテッテー…

海未「ん?」

真姫「あれ?このイントロ……」


にこ『Three,two,one,zero! ここで登場!』


穂乃果「何この曲!凄くカッコいいじゃん!」

花陽「何だかあんまりにこちゃんのイメージとは違うね…」

海未「ま、ま……真姫……これ……」

真姫「何でにこちゃんが……」

海未「何故!?何故なのですっ!?」

真姫「わ、私に言われても…」
81: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:45:17.78 ID:0p/wUkTx.net
真姫「!!」

真姫「まさか……あの時!?」

─────
───


にこ『あ、これがデモのCDね!』

真姫『そうよ』

にこ『早速事務所に持って帰るわ!』

海未『全く…慌ただしいですね…』

─────
───


真姫「ウソでしょ?」

海未「間違えて持って行ったと……何てこと……」

希「二人ともどうしたん?」

海未「い、いえ、何でも!!」

真姫「そ、そうよ!何でもないわ!!」

希「ん~?」
82: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:46:04.29 ID:0p/wUkTx.net
ことり「あ~終わっちゃった~」

凛「にこちゃんカッコよかったにゃー」

穂乃果「二人とも凄いよ!にこちゃんの新たな一面を引き出す曲だったよ!!」

真姫「そ、そうかしら…」

海未「あ、ありがとうございます…」

海未「しかし……にこがsoldier gameを歌ったとなると……」

真姫「A-RISEは…」

テーテテテーテテーテテテテテテテ…

真姫「あ…あ…」

海未「うう…」

あんじゅ『が、がんばらねーば///』

英玲奈『ねーばねばきぶあぷ///』

ツバサ『なーなななーなーりたいなっ♪』
83: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:46:33.00 ID:0p/wUkTx.net
穂乃果「んなっ!?」

ことり「ねばねば!?」

花陽「なりたい!?」

凛「にゃ!?」

希「こ、これは………」

うみまき「ハハハハ……」
84: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:47:11.04 ID:0p/wUkTx.net
~後日~

あんじゅ「な、何かごめんなさいね~…」

英玲奈「あれ以来ツバサが『そっち』の方に目覚めてしまってな…」

ツバサ「海未さん!真姫さん!ラブノベルスとっても良かったわ!!」

ツバサ「またあんな曲をお願いしたいの!!」

真姫「いや、あの……」

海未「どうするんですか!元はと言えば真姫が曲を間違えて渡すから…!」

真姫「わ、私のせいじゃないわよ!」
85: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:47:56.84 ID:0p/wUkTx.net
ガチャッ

にこ「マッキー!!」

にこ「またこの間みたいな曲作ってよ~」

にこ「これからのにこにーはクールビューティー路線で行くわ!」

真姫「ちょっ……にこちゃんまで…」

にこつば「ねぇ!お願い!!」

真姫「もーっ!!勘弁してよ!!」


エピソード3おわり
87: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:48:47.36 ID:0p/wUkTx.net
エピソード4
真姫「フィアンセが出来た」
88: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:50:22.27 ID:0p/wUkTx.net
花陽「ピャア!?ホントに!?」

ことり「わぁ~おめでと~」

絵里「まさか真姫に先を越されちゃうなんてね」

凛「……フィアンセって……なに?」

穂乃果「ほら、あのアーモンド風味の焼き菓子で……」

海未「それはフィナンシェです!」

希「婚約者って意味やん?」

希「まぁ、真姫ちゃんの場合は許嫁の方が正しいかな……」
89: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:50:58.29 ID:0p/wUkTx.net
真姫「実は前々からパパから勧められてはいたんだけど…」

真姫「しつこいから1回だけ会ってみる事にしたのよ」

穂乃果「それでよく付き合おうって気になったね」

真姫「会ってみたらね、結構気さくで優しくて……趣味で音楽活動をしてるらしくてね」

真姫「気づいたら打ち解けてたわ……パパなりにそんな人を探し回ってくれてたのよね」

花陽「真姫ちゃんのパパは本当に真姫ちゃん思いの良いパパだね」
90: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:51:25.01 ID:0p/wUkTx.net
凛「ねぇ、相手はどんな人なの?」

真姫「そうね…年上で、名家の令嬢とは思えないくらい茶目っ気があってね」

絵里「……ん?」

真姫「さっきも言った通り女性ボーカルグループを組んでるくらい行動力があって明るい人よ」

絵里「え?え?……女性?」

ことり「素敵な人だね♪」

穂乃果「真姫ちゃん、穂乃果達にもその人紹介してよー」

真姫「機会があれば、ね」
91: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:51:50.79 ID:0p/wUkTx.net
絵里「ちょっ、ちょっと待って!」

絵里「相手は女性なの!?」

真姫「え?ええ…まぁそりゃあ…」

希「当たり前やん?」

海未「何を言っているのですか?絵里」

絵里「えぇ…?私がおかしいのかしら……?」
93: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:52:35.48 ID:0p/wUkTx.net
にこ「ふんっ」ダンッ

真姫「!?」

穂乃果「にこちゃん、ドコ行くの?」

にこ「帰る」スタスタ

花陽「にこちゃん?」

絵里(同性の結婚は日本の法律では認められていなかったんじゃ…)ブツブツ

にこ「こんなつまんない話が続くなら時間のムダよ」バタン

希「にこっち……」

絵里(あれ?確か渋谷区とかで婚姻に相応する証明が条例で…)ブツブツ

ことり「にこちゃんどうしちゃったんだろ……」
94: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:53:14.68 ID:0p/wUkTx.net
海未「真姫に先を越されて機嫌が悪くなってしまったのですかね?」

絵里(どのみち現状真姫がその婚約者と正式に婚姻関係を結ぶ事は出来ないわ…)ブツブツ

穂乃果「いや~、案外真姫ちゃんとられちゃったってヤキモチを…」

真姫「ちょっ、ちょっと!」

凛「真姫ちゃん照れてるにゃー」

真姫「もうっ!」

真姫「…………」

真姫「にこちゃん………」
95: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:53:37.20 ID:0p/wUkTx.net
絵里「ねぇ希」

希「どうしたん?絵里ち」

絵里「私ね、将来法律学を学ぼうと思うの」

絵里「今回のように、自分や周りの大切な人達にとって法律が足枷となってしまう事ってあると思うのよ」

絵里「だから私が色々変えていけたらなって…」

希「さすが絵里ちはかしこいなぁ」

希「絵里ちならきっと出来るよ!頑張って!」

絵里「ありがとう、希」
96: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:54:36.42 ID:0p/wUkTx.net
~数日後~

絵里「さ、皆早く着替えて練習するわよ」

穂乃果「はーい」

真姫「花陽……またおにぎり食べてるの?」

花陽「んぐっ……ゴメンなさい」

花陽「だって今食べないと練習終わるまでもたなくて……」

真姫「全く…」
97: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:55:02.45 ID:0p/wUkTx.net
凛「まーまー、真姫ちゃん」

凛「トマトあげるから大目に見るにゃー」

真姫「し、仕方ないわねぇ」

真姫「なかなかイケるじゃない」モグモグ

真姫「……っ!?」

真姫「う…ぅぇえ…!」ダダッ ガチャッ

花陽「真姫ちゃん!?」

海未「どうしたのですか!?」

ことり「真姫ちゃんすごく具合悪そうに走って行ったけど…」
98: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:55:29.97 ID:0p/wUkTx.net
穂乃果「はっ!まさか凛ちゃんトマトに毒を!?」

凛「そ、そんな事してないよっ!」

絵里「どうしちゃったのかしら…?」

希「……はっ!」

希「まさか……つわり?」

にこ「!?」

ことり「って言う事は…」

穂乃果「おめでた!?」

絵里「いやいや!女同士でしょ!?」

花陽「す、すごい……!」
101: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:56:26.14 ID:0p/wUkTx.net
凛「真姫ちゃんもお母さんになっちゃうだね!」

海未「は…は…破廉恥です!」

穂乃果「まーまー、海未ちゃん」

ことり「すごく喜ばしい事だよ?」

海未「ま、まぁ…そうですね…」

絵里「え?……何で普通に妊娠したみたいになってるの…?」

にこ「何よ!」ダンッ

花陽「にこちゃん…?」

絵里(私がおかしいのかしら…?)

にこ「イミワカンナイ!!」ダダッ

希「にこっち……」
102: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:57:08.17 ID:0p/wUkTx.net
絵里「ねぇ希」

希「どうしたん?絵里ち」

絵里「私ね、将来生命科学を学ぼうと思うの」

絵里「私達の身体にはまだまだ未知の部分が沢山あるわ」

絵里「私はヒトの身体が起こす奇跡の可能性をもっと探していきたい」

希「さすが絵里ちはかしこいなぁ」

希「絵里ちならきっと出来るよ!頑張って!」

絵里「ありがとう、希」



凛「あ、このトマト腐ってるにゃ」
103: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:57:40.61 ID:0p/wUkTx.net
~またまた数日後~

真姫「結婚式の日取りが決まったわ」

穂乃果「早っ!!」

海未「トントン拍子ですね」

ことり「真姫ちゃんのドレス姿楽しみ~♪」

花陽「おめでとう、真姫ちゃん」

凛「いや~、真姫ちゃんが嫁入りだなんて凛も感慨深いにゃ~」

希「オッサンか」
104: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:58:10.45 ID:0p/wUkTx.net
絵里「本当に結婚してしまうのね…」

にこ「………」

真姫「みんな招待するから是非来てね」

真姫「……にこちゃんも…」

にこ「………」

希「にこっち……」

絵里「にこ……」

真姫「じ、じゃあ私式場の打ち合わせがあるから…」ガチャッ

絵里「………」
105: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:59:02.69 ID:0p/wUkTx.net
タッタッタッ
絵里「真姫!」

真姫「あらエリー、どうしたの?」

絵里「ねぇ、本当に……いいの?」

真姫「何がよ…?」

絵里「あなた本当は……」

真姫「やめて」

真姫「もう……いいのよ」

真姫「私だって女なの…」

真姫「分かっていても…口に出してくれなきゃ…行動で示してくれなきゃ満足出来ないわ」

絵里「真姫……」
106: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 22:59:47.03 ID:0p/wUkTx.net
真姫「相手の人本当に良い人なの……これからの人生もうこんな人とは出会えないってくらい…」

真姫「もう……諦めはついてるわ」

絵里「……嘘よ」

真姫「嘘じゃないわ」

絵里「嘘だわ!」

絵里「じゃあ何故あなたは泣いてるの!?」

真姫「泣いてなんか……!?」ポロッ

真姫「なんで……?」グスッ

絵里「自分の気持ちにだけは…嘘はつかないで…」

真姫「もう…遅いの…」

真姫「もう遅いのよ!何もかも!!」ダダッ

絵里「真姫!!」
107: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:00:13.09 ID:0p/wUkTx.net
希「にこっち」

にこ「何よ」

希「このままでええの?」

にこ「……別に」

希「そう」

希「結婚式はちゃんと来るんやで」

にこ「………」
108: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:00:44.51 ID:0p/wUkTx.net
~結婚式当日~

花陽「あ~~!き、緊張するね~!」

海未「な、なな、何故花陽がきき、きんちょょょょ」

穂乃果「海未ちゃんも落ち着いてっ!?」

希「まぁ、確かに参列者の面子が凄すぎてな……」

凛「ね、ねぇ凛このドレス似合ってるかな…?」

ことり「うん!すごく似合ってて可愛いよ!」

凛「ほ…ほんと?///」
109: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:01:49.50 ID:0p/wUkTx.net
絵里「…………」

花陽「結局……にこちゃん来なかったね…」

穂乃果「まぁ、穂乃果みたいに寝坊してるだけかもしれないし…」

海未「全くです!こんな大事な日に……」ガミガミ

穂乃果「違うよぉ!こんな格好慣れてないから手間取っちゃって~…」

絵里「さて」スッ

ことり「絵里ちゃんドコ行くの?」

絵里「ちょっとね」スタスタ

ことり「??」

希「ほんならウチも…」スッ

凛「希ちゃんも?」

希「すぐ……戻ってくるんよ」

希「必ず…」
110: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:02:16.27 ID:0p/wUkTx.net
希「にこっち」

にこ「!!」ビクッ

絵里「いつまでそこでそうしているつもり?」

にこ「…やっぱり…祝うなんてムリよ…」

希「祝わなくてええんよ」

にこ「え?」

絵里「取り戻して来なさいよ、真姫を」

にこ「はっ、はああ!?」
111: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:02:43.36 ID:0p/wUkTx.net
にこ「何言ってんのよ!」

にこ「ムリよ!ポンコツなの!?」

絵里「それはあなたの方よ」

絵里「真姫はね、にこの気持ちに気付いていたけど…やっぱり言葉にして欲しかったと言ってたわ」

希「にこっち自身も真姫ちゃんの気持ちが分かってたからこそ、余裕持たせ過ぎたんとちゃうかな」

にこ「そ、それは…」

にこ「でももう全部遅いわよ……気付くのが遅すぎたのよ…」
112: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:03:20.53 ID:0p/wUkTx.net
絵里「いいえ」

絵里「婚姻届は式が終わってから届け出るらしいし」

絵里「この間の妊娠が誤解だったように、真姫はまだ婚約者とは何もしていないらしいわ」

希「つまりまだ真姫ちゃんはキレイなままやで?」

にこ「!!」

絵里「けど、この式の最後には……誓いのキスがある」

希「にこっち!もうチャンスは今しかないんやで!ここを逃したら…」

絵里「にこ」ギュッ

絵里「私はね、にこの『好きなものには一切妥協しない』……そんな所を素敵に思ってるわ」

にこ「絵里……」
113: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:03:51.97 ID:0p/wUkTx.net
絵里「もう一度見せてよ……あなたのそんな姿」

絵里「取り戻してみせて」

絵里「あなたの大好きな人も……私の大好きなあなた自身を……」

にこ「…………」

にこ「……ありがと」スクッ

にこ「こんなギリギリになるまで気付けないなんてね…」

絵里「にこ……!」

希「にこっち……!」

にこ「……ちょっと野暮用してくるわ」
114: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:04:24.07 ID:0p/wUkTx.net
希「……っと待ったぁ!」

にこ「ぬぁ!な、なによ!?」

絵里「そんな泣き腫らした顔で行くつもり?」

希「せっかくの晴れ舞台が台無しやん?……というわけで」

女性「こんにちわ~」

にこ「だっ、誰よ!?」

絵里「ヘアスタイリストの清水さんよ」

希「式場のスタッフさんやけど、暇そうにトサカ作ってたから連れて来た」

にこ「にごぉ……」

絵里「じゃあ清水さん後は宜しくね」
115: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:05:27.19 ID:0p/wUkTx.net
ことり「わぁ~、婚約者の人キレイだね~」

花陽「うん……何となく穂乃果ちゃんに似てないかな?」

穂乃果「え~、そうかなぁ?」

凛「髪の色とか質は真姫ちゃんに似てるね」

海未「あっ、絵里、希、遅いですよ」

希「ゴメンゴメン」

絵里「ちょうど、真姫が入ってくる所ね」


パチパチパチパチ

花陽「ぅ~わぁ~!!真姫ちゃんきれーい!」

穂乃果「ほえぇ~……」

ことり「ドレスすごく似合ってるよ~!」

凛「真姫ちゃんキレイ……」

海未「見とれてしまいますね…」
117: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:06:33.14 ID:0p/wUkTx.net
穂乃果「た、高そうな指環……」

凛「今は何してるの?」

ことり「指環の交換だよ……そしてこれが終われば……」

花陽「ち、誓いの……」

海未「せ……せっぷ……///」

のぞえり「……………」

穂乃果「あっ、するみたいだよ!」



婚約者「本当にいいの………?」

真姫「………はい」

婚約者「そう……それじゃあ」

真姫「………」

真姫(にこちゃん……)
118: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:06:59.83 ID:0p/wUkTx.net
「ちょおおおおっと待ったああああああああ!!!!!!」ガッチャーーン

真姫「!?」
119: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:07:27.05 ID:0p/wUkTx.net
にこ「はぁ…はぁ…」

真姫「にこちゃん!?なんで……」

にこ「この結婚はナシよ!!」

ザワザワヤザワザワ

穂乃果「ええええ!?」

花陽「にこちゃん何やってるの!?」

凛「す、凄い事になって来たにゃ……」

ことり「何かワクワクするね♪」

海未「何言ってるんですか!?大変な事に……」

希「まぁまぁ海未ちゃん、よー見とったって」

絵里「にこ………頑張って!」
120: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:08:00.25 ID:0p/wUkTx.net
真姫「何言ってるのよ!もうっ、邪魔しないで!」

にこ「邪魔するわよ!」

にこ「だって…」

にこ「だってあなたを一番幸せに出来るのは、この私だから!!」

真姫「!?」

婚約者「…………」

にこ「真姫!!」

にこ「私はね、あなたの事が大好きなの!!」

にこ「世界中で誰より大好きなの!!」

真姫「い……今更……言われたって」

真姫「もっと……もっと早く……その言葉が聞きたかったのに……」
122: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:08:29.20 ID:0p/wUkTx.net
にこ「ゴメン!!」

にこ「でももう……真姫に寂しい思いなんて絶対させないから!!」

にこ「約束するから!!」

真姫「ようやく聞けたのに……でも、もう遅いわよ……」

にこ「真姫……」

婚約者「………遅くなんかないよ」

真姫「……え?」
123: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:08:55.09 ID:0p/wUkTx.net
婚約者「行ってきなよ」

真姫「な、何言って……」

婚約者「良い子じゃない……あなたもそうなんでしょ?」

婚約者「世界中の誰よりあの子の事が…」

真姫「…………」
124: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:09:25.66 ID:0p/wUkTx.net
婚約者「ついこの前ね、私がやってたボーカルグループ解散しちゃってさ」

婚約者「これを機会に一人で海外に行って歌ってみたいな~、て思ってたのよ」

真姫「え?」

婚約者「で、実はこの式が終わったらトンズラしようと思っててね」

婚約者「もうこの後すぐの飛行機のチケットも取っちゃってるのよねー」

真姫「え、え?ええええ!?」

婚約者「まぁつまりはそういう事」

真姫「な、なんて人……」
125: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:09:52.89 ID:0p/wUkTx.net
婚約者「あ、それから……」

婚約者「病院継がなきゃなんないからって音楽の事で悩んでたみたいだけど…」

婚約者「続けなよ」

真姫「でも…」

婚約者「どんな形だって続けようと思えば続けられるよ……大好きなんでしょ?音楽」

婚約者「それに……」
127: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:10:22.76 ID:0p/wUkTx.net
婚約者「お互い続けてれば……音楽を通じて、またいつか会えるかもしれないね」

真姫「そう……かしらね」

婚約者「さっ!行った行った!」トンッ

真姫「わわっ」

真姫「あ、あの……」

真姫「ありがとうございました!」

婚約者「ふふ、またね」

真姫「また…いつか!」
128: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:10:53.54 ID:0p/wUkTx.net
真姫「にこちゃん!」ダダッ

にこ「真姫!」

真姫「にこちゃん大好きよ!」

にこ「私も真姫が大好き!……さぁ手をとって、行こう!!」スッ

真姫「ええ!!」ギュッ

タッタッタッ
129: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:11:26.11 ID:0p/wUkTx.net
会場「ポカーン」

穂乃果「い、行っちゃった!?」

海未「ななな、何てメチャクチャな…!」

ことり「でもドラマみたいでとーっても素敵!」

凛「にこちゃん凄くカッコ良かった!」

花陽「こういうの憧れちゃうよね~」

穂乃果「わかるよ~」

ザワザワヤザワザワ

婚約者「さてと…私も行くかな」

婚約者「あれ?マイク何処にやったっけ…?」
130: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:11:53.21 ID:0p/wUkTx.net
絵里「ねぇ希」

希「どうしたん?絵里ち」

絵里「私ね、将来ウェディングプランナーになろうと思うの」

絵里「人の一番幸せな時間をお手伝いしたいなって」

絵里「少しでも多くのカップルが幸せになれるように」

希「さすが絵里ちはかしこいなぁ」

希「絵里ちならきっと出来るよ!頑張って!」

絵里「ありがとう、希」
131: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/18(月) 23:12:43.66 ID:0p/wUkTx.net
にこ「はぁ…はぁ…」

にこ「って、これドコまで行けばいいのよ!?」

真姫「はぁ!?知らないわよ!にこちゃんが連れ出したんでしょ!」

にこちゃん「い、勢いで走って来たから…」

真姫「もうっ!……ドコまでも…」

にこ「え?」

真姫「にこちゃんが連れて行ってくれるなら、ドコまでも!どんな所だって着いて行くっ!!」

にこ「真姫……」

にこ「し、仕方ないわねぇ~」

真姫「ふふっ♪」

真姫(だから……)ギュッ

真姫(だからもうだけ少しこのまま……)


エピソード4おわり
150: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:10:12.94 ID:pnZSOTRQ.net
エピソード5
真姫「だって明日は」
151: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:10:40.60 ID:pnZSOTRQ.net
真姫(…桜……キレイね……)


私、西木野真姫15歳はこの春
音ノ木坂学院に入学した────


ワイワイガヤガヤ

真姫「はぁ……何でこの学年1クラスしかないのよ…」


別に何クラスあろうがどうでもいいのだけど

3年間同じクラスというのは───


真姫「まぁ、どうでもいいわ」
152: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:11:07.72 ID:pnZSOTRQ.net
「ね、ねぇ西木野さん?今日は一緒に帰らない?」

真姫「……寄るトコあるから」

「そ、そう…」

真姫(わざわざ一緒に帰る必要なんてあるのかしら…)

「ねーねー、今日はラーメン食べて帰ろうにゃ」
「いいよ、じゃあ私はセットの丼頼もうかなっ」

真姫「…………」


そう自分に言い聞かせていたのかな───
153: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:11:33.81 ID:pnZSOTRQ.net
入学してすぐ、とても良い場所を見つけた

音楽室

毎日放課後はここでピアノを弾いて過ごすようになっていた

~~~~♪

真姫「ふぅ……」


すぐに家に帰るとママが友達と遊ばないのかと心配してくるものだから

ここで時間を潰して帰る


真姫「ここのピアノを弾いてると心が落ち着くわね…」
154: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:12:00.21 ID:pnZSOTRQ.net
ガタッ

真姫「……ん?」

真姫「何か人影が…」

「うふふふ」

真姫「!?」

「こんにちわ」

真姫「あなたは……」

真姫「……子ども?」

少女「お姉ちゃんピアノ上手だね!」

真姫「ヴぇえ!?……あ、当たり前よ!」

少女「私もピアノ習ってるんだけどこんなに上手く弾けないよ」

真姫「そりゃあ私が今までどれだけ……」

少女「ふんふーん」ポロローン♪

真姫「…って!聞きなさいよ!」
155: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:12:49.51 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「第一、あなた勝手に入って来ちゃダメでしょ!」

少女「ごめんなさい…」シュン

真姫「うっ……」

真姫「てゆーか、よくここまで誰にも見つからずに来たわね」

少女「不思議だねっ」

真姫「はぁー……」

真姫「とりあえず今日は帰りなさい、私ももう帰るから」

少女「あ、あのっ!」

真姫「…何?」

少女「お姉ちゃんのお家に行ってもいい?」
156: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:13:15.48 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「………」

真姫「はぁあああ!?」

真姫「何で連れて帰らなきゃならないのよ!」

少女「お願い!……私帰る所が無いの」

真姫「……どういう事よ?家出?」

少女「詳しくは言えないんだけど…そんな感じかな…」

真姫「はぁ……家出なら尚更帰りなさい」

真姫「そんな事したって何にもならないわよ」

少女「そんな事言わないで!」
157: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:13:42.84 ID:pnZSOTRQ.net
少女「ねぇ、お姉ちゃん!おねがい!!」ウルウル

真姫「うっ……///」

真姫「し、仕方ないわねぇ」

真姫「今日だけよ!明日には帰るのよ!」

少女「お姉ちゃん!ありがとう!!」ダキッ

真姫「ヴぇえ…///」


そうして私は彼女を家に泊まらせる事になった
158: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:14:08.82 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「ねぇあなた、名前は?」

少女「名前?……マキ……だよ」

真姫「マキ……よりにもよって…」

マキ「お姉ちゃんの名前もマキなんだよね!」

真姫「……何で知ってるのよ」

マキ「そ、それはだって、ほら、こんなお屋敷に住んでる人だからっ、みんな知ってるよっ!?」

真姫「そんなものなのかしら…」

マキ「そ、そうだよそうだよ、うんうん」
159: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:14:37.93 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「ところであなた夕飯はどうするの?」

マキ「お、お腹減ってないから…」

真姫「そう…」

マキ「それに……あんまりお姉ちゃん以外の人に見られたくないし…」

真姫(まぁ確かに……家出してる子を匿ってるなんて私も言いにくいしね…)

真姫「待ってなさい、お菓子でも取って来てあげるわ」

マキ「え…そんな気をつかわ……」グゥー

マキ「///」

真姫「まったく……子どもなら子どもらしくしてなさいよ」
160: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:15:02.70 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「どう?お腹は満たされた?」

マキ「うん、ありがとう!お姉ちゃん!」ダキッ

真姫「べ、別に……///」

マキ「そうだ!」

マキ「お礼に良いもの見せてあげるっ!」

真姫「……何よ?」

マキ「ふふっ、見てて」

マキ「すぅぅ」

マキ「かしこいかわいいエリーチカ!!」バッ

真姫「…………」

真姫「なによ……それ」
161: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:15:29.68 ID:pnZSOTRQ.net
─────
───


「はっくしょん!」

「大丈夫?風邪?」

「ええ、大丈夫よ」ズビー

「そんな事よりこの書類今日中に片付けるわよ」

「……そんなムリせんでも…」

「だから大丈夫よ」

「それに……」

「あの噂が本当なら……」

「廃校になるかもってヤツか…」

「まぁ、噂やろ」

「でも……火のない所に煙は立たないって言うしね…」

「とにかく!新入生も入った事だし、これからはもっと忙しくなるわ」

「はぁ……」

(もっと周りの事ばっかりじゃなくて……自分の事を優先したってええのにな……)
162: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:15:55.05 ID:pnZSOTRQ.net
─────
───


マキ「あれー?」

マキ「よーし!じゃあ次!」

真姫「まだやるの…?」

マキ「いきますよぉー」

マキ「ラブアローシュート!!」バァン

真姫「イミワカンナイ」
163: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:16:28.65 ID:pnZSOTRQ.net
─────
───


「っくしゅん!」

「大丈夫?もしかして花粉症?」ヌイヌイヌイ

「いえ、違いますよ」ズビー

「けど、発症する時は突然らしいからね」ヌイヌイヌイ

「そうなのですか」

「はいっ、出来たよ!」

「すみません、いつも弓道着の手直しを」

「いいえ♪」

「ホントはね~、もっとレースとかフリルとかで可愛いくしたいんだけど~」

「なっ!?///」

「あなたは武道を何だと思っているのですか!!」

「ガミガミガミ」

「うえぇ~ん、たすけて~」

(はぁ……もっと女の子らしい趣味とか、可愛いものを身につければいいのになぁ……)
164: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:16:55.77 ID:pnZSOTRQ.net
─────
───


マキ「あれれ?」

真姫「アニメか何か?」

マキ「ち、ちがうよぉっ!」

マキ「よぉーし、最後はとっておきだよ!」

マキ「にっこにっこにー☆」

真姫「キモチワルイ」
165: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:17:23.17 ID:pnZSOTRQ.net
─────
───


「ぶえぇっくしょーい!」

「うー」スビビー

「誰かがこの宇宙NO.1アイドルの噂をしているのねっ♪」

「…………なーんてね」

ブカツオワッタラサー
ハンバーガータベテカエロー
イイネイイネ

「……………」

「今日はもう帰ろうかしらね…」
166: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:18:26.48 ID:pnZSOTRQ.net
─────
───


マキ「おかしいなぁ…」

真姫「もうこれで満足?」

真姫「まったく……」

ガチャッ

真姫ママ「真姫ちゃーん?」

真姫「ヴぇえ!?」

真姫ママ「どうしたの?そんなに慌てて?」

真姫「な、何でもないわよ!?」

真姫ママ「そう?お風呂先入っちゃなさいね」

真姫「え、ええ…」

バタン

真姫「ふーっ、ビックリした……」

真姫「でも見付からなくてよかっ……」

真姫「…………え?」






真姫(なんで!?どうして!?)

真姫(どうしてママは────)









真姫(私のすぐそばにいるマキに気がつかなかったの………!?)

マキ「…………」
167: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:19:04.35 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「…マキ……?」

マキ「ゴメンね…黙ってるつもりも無かったんだけど…」

真姫「ひっ……!!」

真姫「ゆっ……幽霊……!?」

マキ「ち、違うよ!落ち着いて!」

真姫「こ……来ないでぇ!!」

マキ「私さっきお菓子食べたでしょ?」

マキ「それにお姉ちゃんと触れ合ったりも出来てるんだよ?幽霊がそんな事出来ると思う?」

真姫「でっ……でも……」
168: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:19:35.87 ID:pnZSOTRQ.net
マキ「確かに私は…お姉ちゃん以外の人には姿も見えないし、声も聞こえないよ?」

マキ「……あはは…確かに幽霊みたいだね…」

マキ「けどお姉ちゃんの事取って食べたりなんかしないし!」

真姫「えぇ……」

マキ「えっと……ほら、サンタさんみたいなものだよ!」

真姫「サンタさんと一緒にしないで!」

マキ「うぅ……」
169: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:20:12.24 ID:pnZSOTRQ.net
マキ「あのね……実は私……あと数日だけしかここにいられないの……」

真姫「……それって…?」

マキ「私が元いた所に戻るか……消えちゃう…のかな……」

真姫「どういう事よ?」

マキ「まぁさっきも言った通りサンタさんみたいなものだよ」

真姫「だからサンタさんと一緒にしないで!」

マキ「……奇跡なんだよ……お姉ちゃんと出会えた事が」

マキ「私にとっても……お姉ちゃんにとっても……」

真姫「マキ……」
170: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:20:41.38 ID:pnZSOTRQ.net
~翌日~

キーンコーンカーンコーン

真姫「はぁ…お昼ね」

「ねぇ、西木野さん!」

真姫「………何?」

「い…一緒にお昼食べない…?」

真姫「私行くトコあるから」

「そ、そっか…ゴメンね…」
「えー、せっかく誘ったのにー」

真姫「じゃ」ガタッ

「つれないにゃー」
「あはは…」

真姫「……と言っても…図書室に行くだけなんだけど…」
171: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:21:10.35 ID:pnZSOTRQ.net
マキ「一緒にお昼すればよかったのに」

真姫「何で学校にまで着いて来てるのよ…」

マキ「どうせ誰にも見えないし、この学校の人達とってもおもしろいから!」

真姫「……はぁ」

マキ「お姉ちゃんはずっと一人だね」

真姫「馴れ合いとか嫌いなの」

マキ「えー?さっきの人達とかとっても仲良くなれそうだったのに…」

真姫「はぁ?あんなニャーニャーうるさいのとオドオドして覇気が無い子が?」

マキ「言い過ぎだと思うよ?
172: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:21:42.66 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「どのみち私は学校に遊びに来てるんじゃないの」

マキ「……お姉ちゃんって昔はそんなんじゃ無かったでしょ?」

真姫「今も昔も同じよ」

マキ「嘘だよ……」

真姫「嘘じゃないわ」

マキ「昔のお姉ちゃんはもっと素直だったよ」

真姫「……昔の私なんて知らないでしょ?」

マキ「知ってるよ!……お姉ちゃんの事なら何でも…!」

真姫「……もういいから」

真姫「あ、トマト」

マキ「ふふっ、お姉ちゃんはトマトが好きなんだよね」

真姫「…………」
174: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:22:33.46 ID:pnZSOTRQ.net
~放課後~

~~~~♪

マキ「やっぱりお姉ちゃんのピアノはいいね」

真姫「当然でしょ?」

マキ「でももっと明るい曲とかも弾いて欲しいなー」

真姫「私はこういう曲の方が落ち着くのよ」




「ん?」

「どうしたの?」

「あれって……西木野さん…」

「ホントだ、いつも放課後は一人だけになってるけど、ここに居たんだ」

「……素敵なピアノだね…」
175: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:23:04.86 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「さ、帰るわよ」

マキ「はーい」

ドカッ
真姫「きゃっ!」
「ぅわあっ!」

バタン
真姫「いったーい…」
「いづづづ……」

真姫「ちょっと危ないじゃない!」

「ご、ゴメンね!急いでたもので…」

「あ!待ってよー!!」

「ゴメンね!!」タタッ

真姫「まったく……」

マキ「大丈夫?」

真姫「ええ」

真姫「落ち着きのない人ね、見た事無い顔だから上級生だろうけど…」

マキ「お姉ちゃんもあれくらい積極性があれば…」

真姫「あんなのお断りよ」
176: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:23:37.55 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「ねぇ」

マキ「何?」

真姫「昨日言ってた事だけど…」

真姫「あと数日でいなくなるってどういう事?」

マキ「それがね…私にもよくわからないんだ」

マキ「私は元々こことは違う何処かから来たから…」

真姫「何よそれ……」

マキ「でも一つだけはっきりしてるのは…」

マキ「ある日を境に……ここにはいられなくなる…」

真姫「……その日がもう近付いてるのね…」

マキ「うん…」
177: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:24:11.21 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「あなたが元いた所っていうのは?」

マキ「わからない」

真姫「え?」

マキ「その記憶が……無いの」

マキ「だから……私なんて存在は…もともとなかったのかも…」

真姫「そんなっ……!」

マキ「だとしたら……その日には私の存在も…」
178: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:24:42.34 ID:pnZSOTRQ.net
マキ「だからね…少しの間だけど、お姉ちゃんとお喋りできて…触れ合えて…一緒にピアノも弾けて………」

マキ「すっごく……たのっ……しか……」ポロッ

マキ「ううぅ……」グスッ

マキ「ご…めん……」

真姫「大丈夫よ」ギュッ

真姫「こうして触れる…抱き締められる」

真姫「あなたは確かにここに居る……確かに存在してるじゃない!」

真姫「私が証明するから!安心しなさい!!」

マキ「お姉ちゃん……」

マキ「……ありがとう」
179: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:25:04.82 ID:pnZSOTRQ.net
翌日は休日だったのもあり、マキの見たいものや、やりたい事を二人でやった

桜の綺麗な場所へ行ったり、ピアノを一緒に弾いたり

何となくだけど

言われなくてもマキのやりたい事が分かるような気がした

マキの考えてる事も

最後の日の事も
180: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:25:35.30 ID:pnZSOTRQ.net
そして次の日


真姫「ねぇ、星でも……見ない?」

マキ「星……」

マキ「うん!私、お星さま大好き!」

真姫「知ってるわよ」

マキ「え?」

真姫「あなたの事なら何でも……」

私は自分の好きな事を提案した

絶対に喜んでくれるとわかっていたから

だってマキは───
181: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:26:01.61 ID:pnZSOTRQ.net
二人して家の屋根で寝そべって夜空を見上げた

こんな明るい都会の中、普段なら星なんて見えないけど

その日だけは満天の星空が広がっていた


マキ「きれーい…」

真姫「えぇ、とても綺麗ね」

マキ「あ、見て見て!私あの星が好きなんだ!」

真姫「ええ」

マキ「あとあの星座も!」

真姫「知ってるわ」

マキ「むぅ…」
182: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:26:28.65 ID:pnZSOTRQ.net
マキ「お姉ちゃんが好きなのは?」

真姫「そうね……やっぱり一番好きなのはあの星かしらね」


他の星とは離れて、一際大きく輝く星を指差した

マキも賛同してくれる

と思っていたけど


マキ「お姉ちゃんには似合わないよ」

真姫「………え?」

マキ「あんな一人だけで頑張ってる星は……お姉ちゃんには似合わないよ」

真姫「…………」
183: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:26:54.53 ID:pnZSOTRQ.net
マキ「お姉ちゃんにはああいうのが良いと思うな」

マキが指差したのは大きく輝く星───じゃ無く

小さな星が幾つも重なって、肉眼では一つの大きな星に見えるものだった

マキ「お姉ちゃんにも……あの星みたいに一緒に輝ける友達が……沢山できるよ」

真姫「そう…かしら…」

マキ「間違いないよ!」

真姫「だって私、お姉ちゃんの事何でも知ってるから!」

真姫「……そうね…ありがと」
184: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:27:42.70 ID:pnZSOTRQ.net
その後も二人であの星の名前が何かとかあの星が綺麗だとか

いつまでも語り合った

そして─────



真姫「あの星座がその女神のモチーフね」

真姫「………ねぇ、聞いてる?」クルッ

真姫「…………」



そこにマキの姿は無かった

そんな気がしていた


真姫「………行っちゃったのね…」


その日が今日だと

何となく分かってた

だから星を見ようと誘ったんだ

だって明日は───
185: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:28:19.64 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「ん?…これ……マキの居たところに…」カサッ

真姫「楽譜……?」



真姫「ママ、少しだけピアノ弾かせてね」

真姫ママ「ええ、いいわよ」



~~~~♪

真姫「良い曲ね…」

真姫「これ、歌詞まであるじゃない」

真姫「明日、歌ってみようかしら…」
186: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:28:51.57 ID:pnZSOTRQ.net
─────
───


マキ『お姉ちゃん』

真姫『マキ……行っちゃうのね…』

マキ『うん…でも私はずっとお姉ちゃんのそばにいるよ』

真姫『ええ……何でもっと早く気が付かなかったんだろう』

真姫『あなたの事はずっと前から知っていたのに…』

真姫『誰よりも知っていたのに…』

マキ『………』
187: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:45:04.76 ID:pnZSOTRQ.net
マキ『ねぇお姉ちゃん、楽譜受け取ってくれた?』

真姫『ええ、ありがとう……素敵なプレゼントだったわ』

マキ『ふふっ、実はあれがプレゼントって訳じゃないんだ』

真姫『え?』
188: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:45:30.77 ID:pnZSOTRQ.net
マキ『あの曲が……お姉ちゃんに本当のプレゼントを届けてくれるよ』

真姫『本当の…プレゼント…?』
189: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:46:20.30 ID:pnZSOTRQ.net
マキ『うん、とっても素敵なプレゼントだよ』

マキ『じゃあ、私はもう行くね』

マキ『……寂しくなんか…ないよ』

真姫『ええ、私もよ』

真姫『だってあなたは……』

マキ『うん』

マキ『それに明日は──』

真姫『そう、明日は──』


明日は私の────
190: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:46:56.70 ID:pnZSOTRQ.net
─────
───


真姫「愛してるばんざーい!♪」

真姫「始まったばかり~♪明日もよろしくね~♪」

真姫「まだ~♪ゴールじゃな~い♪」

真姫「………良い曲ね」

真姫(ありがとう……そして……おめでとう……『私』)



パチパチパチパチ

真姫「ヴぇえ!?」

「凄い!感動しちゃった!」

「あなた歌上手だね!顔もアイドルみたいに可愛いし!」

真姫「な、なんですか!?」

「突然なんだけど…あなた」

「アイドルやってみたいと思わない?」
191: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:47:22.75 ID:pnZSOTRQ.net
エピソード5おわり
192: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:49:02.93 ID:pnZSOTRQ.net
エピローグ


穂乃果「……うぅ…ん」

穂乃果「……あれ?…夢?」

少女「目が覚めた?」

海未「いつの間にか眠ってしまっていたみたいですね…」

ことり「何だか夢を見てたみたい…」

穂乃果「うん……何だか真姫ちゃんに出会った時の…」

花陽「私も…真姫ちゃんの夢だったな」

凛「凛も同じだよ」

海未「私は何だか疲れる夢でした…」

ことり「ことりは……とってもあったかい夢だったな…」

希「…ウチは何か気持ち悪いのが……なんでやろ……悪夢かな…」
193: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:49:47.71 ID:pnZSOTRQ.net
希「にこっちは?」

にこ「えぇ!?にこぉ!?」

にこ「にこは~、よく覚えてないかな~」

絵里「ふーん?」

絵里「どうやらにこは私と同じ夢みたいね」

にこ「ちょっ…絵里!?」

少女「ふふっ、楽しんでもらえた?」

穂乃果「うん!こんなに素敵な時間をありがとうね」

少女「どういたしまして」

少女「けど……もうすぐ夢から覚める…」

穂乃果「え?」

少女「ここはね……夢の中なの…」

穂乃果「夢……?」
194: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:50:23.56 ID:pnZSOTRQ.net
少女「うん、『私』が作り出した夢の世界…」

少女「そして…もうじき『私』が目覚める」

パアァァァァ

ことり「女の子を光が包んでくよ…!?」

海未「一体……!?」

少女「みんな…またね…」

穂乃果「待って!何であなたはここまで私達の事…」

少女「それは…だって…」

少女「だって…『私』…みんなの事が……」パアァァァ
195: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:50:50.17 ID:pnZSOTRQ.net
穂乃果「うわっ!?」

シュウゥゥゥゥ

真姫「………ん」

凛「……真姫ちゃん?」

穂乃果「なになに!?手品!?」

真姫「……はぁ」

真姫「さっき言ってたでしょ?ここは『私』の夢の中だって」

花陽「そっか…じゃああの子は……」
196: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:51:19.54 ID:pnZSOTRQ.net
絵里「そういえば最後に何を言おうとしていたの?」

真姫「え?」

希「私、みんなの事がー、て言ってたやんな?」

真姫「し、知らないわよ!」

穂乃果「いいじゃん教えてよー」

真姫「もうっ!!と、とにかく!」

真姫「もうこの夢はお終いよ!」

穂乃果「えー、終わらないパーティーって言ってたのにー」

真姫「だからっていつまでもこうしてる訳にはいかないでしょ」

真姫「……次にみんなが目覚めた時には…この夢の事は忘れているわ」

海未「そんな…!?」

ことり「せっかくの楽しい思い出が…」

真姫「仕方のない事よ」

凛「……忘れない」

真姫「……え?」

花陽「うん……忘れないよ」

凛「忘れられる筈なんかないよ!」

真姫「あなた達……」
197: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:51:52.90 ID:pnZSOTRQ.net
花陽「それに…これで終わりなんかじゃないよ?」

真姫「それって…?」

凛「次は凛達の番だよ」

花陽「私達が真姫ちゃんに素敵な夢をプレゼントする番…」

真姫「い、いや…別に…」

穂乃果「いいじゃん!やろうやろう!」

希「それにはウチも賛成!」

絵里「ふふ…そうね、今度は私達が…」

ことり「うん、とっても素敵だね!」

海未「はい!是非やりましょう」

にこ「まったく!しょうがないわねぇ~」

真姫「みんな…!?」

花陽「真姫ちゃん……夢の中で、あの子がいなくなった日の事…覚えてる?」

真姫「え、ええ…」

凛「あの子がついさっき、いなくなったって事は…」

真姫「……?」

穂乃果「そっか!つまり明日は…」
198: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:52:22.31 ID:pnZSOTRQ.net
真姫「待って!」

真姫「ありえないわ!だってその日は私達まだ…」

凛「だから凛達の夢で叶えるんだよ」

花陽「そうだよ?」

真姫「二人とも…」

凛「すっごく楽しい夢を見せてあげるよ
!」

花陽「真姫ちゃんがこの先ずっと忘れられないような…」

真姫「…………」

真姫「……ありがとう」
199: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:53:03.23 ID:pnZSOTRQ.net
花陽「じゃあ…真姫ちゃんはそろそろ…」

凛「もう眠るといいよ………それで次に目が覚めたら……」

花陽「素敵な時間が待ってるから…」

凛・花陽「だって明日は───」





いつ以来だろう

こんなにワクワクしながら眠りにつくのは

明日になるのがとっても楽しみで

夜が明けるのが待ち遠しくて

大好きなみんなに早く会いたくて

次に目が覚めたら、きっと最高の時間が待ってる



だって明日は───
200: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:54:02.18 ID:pnZSOTRQ.net
終わりです

昨日から読んでくれてた人、そして真姫ちゃん遅くなってゴメン!!
201: 名無しで叶える物語(おいしい水)@\(^o^)/ 2016/04/19(火) 19:56:22.56 ID:pnZSOTRQ.net
尚、元ネタが分からない人へ

ずるいのですね
https://www.instagram.com/p/1qdILLMPa2/

スタイリストの清水さん
https://mobile.twitter.com/pinoko0925
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