雪穂「お姉ちゃーん、お茶ー!」

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ほのゆき-アイキャッチ5
1: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/14(土) 23:30:39.09 ID:IuIOQCKU.net
穂乃果「もう、それくらい自分でやりなよー」
雪穂高校2年生
卒業して少し大人になった穂乃果、スクールアイドルリーダーと生徒会長の兼任の多忙さに家ではズボラ化する雪穂
そして逆転する姉妹関係
とかどうですか

元スレ: 雪穂「お姉ちゃーん、お茶ー!」

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5: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 00:01:23.21 ID:q2aVp9J+.net
穂乃果「全く、人遣いが荒いんだから……」

雪穂「いやもー、ほんっと大変なんだから……リーダーやりながら生徒会長だよ?片方だけでも大変なのに……」

穂乃果「それ、私もやってたしあの時は雪穂に散々お説教されたんだけど……」

雪穂「あー、あたしが間違ってたよお姉ちゃん。お姉ちゃんって凄かったんだね、ごめんごめん」

穂乃果「うわー全然心籠ってない……はい、お茶だよ」

雪穂「いやいや、見直したのはほんとだよ?お、ありがとー、大好きだよお姉ちゃん」

穂乃果「調子いいんだから……」
6: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 00:02:06.30 ID:q2aVp9J+.net
とかですかね?
8: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 00:22:58.92 ID:q2aVp9J+.net
思いつきで立てちゃったから全然構想ないですけど大丈夫ですか?
あと海未ちゃん誕生日おめでとう

雪穂「お姉ちゃんこそ大丈夫?大学の単位とかちゃんと取れてるの?ことりさんもいないし、海未さんも学部違うんでしょ?」

穂乃果「私がいつまでもあの二人に頼りっきりだと思ったら大間違いだよ!ちゃんと穂むらの将来のために勉強してるんだから!」

雪穂「おー、お姉ちゃんもやっと幼馴染離れができたんだね。妹としてもこれで安心できるよ」

穂乃果「なんてったって前期はフル単だったんだから!……ん?何かおかしいような……?」
13: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 00:43:49.69 ID:q2aVp9J+.net
>>9 それもそうですね、では失礼して。

雪穂「おかしくないよ、何もおかしくない」

穂乃果「うーん、ならいいんだけど……私としては雪穂にリーダーとか生徒会長が務まってるのかが心配だな、そういうのやるタイプじゃなかったでしょ?」

雪穂「なんかね、どっちも満場一致で『雪穂ちゃんがやるんでしょ?』ってことになってたんだよね……皆個性的すぎるくらい個性的なのにこういうときだけ息ぴったりなんだから……」

穂乃果「あはは、私の影響もあるのかな、それ……」

雪穂「そうだよお姉ちゃんのせいだよ!凛ちゃんも花陽ちゃんも真姫ちゃんも何一つためらいなく私を推薦してきたよ!?」
14: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 01:05:10.94 ID:q2aVp9J+.net
穂乃果「あ、先輩禁止、ちゃんと続いてるんだね」

雪穂「そりゃもちろん。私達はμ'sじゃないけど、音ノ木坂のスクールアイドルだし。お姉ちゃんたちが残してくれたものは、ちゃんと私達を支えてくれてるよ」

穂乃果「どしたの?いつになく真面目だね……」

雪穂「だから言ったでしょ?見直したのはほんとだって。生徒会長はまだ1月だけど、同じ立場に立ってみるとお姉ちゃんが凄かったんだってわかるし。もちろん、観客としてライブを見た時だって凄いと思ったけど……」

穂乃果「雪穂……」

雪穂「お姉ちゃん?」

穂乃果「雪穂ー!」ダキッ

雪穂「おおおおおおお姉ちゃん!?」

穂乃果「雪穂はいい子だー!お姉ちゃん想いの優しい子だー!」ギューッ

雪穂「ちょっと暑い!離れて!」

穂乃果「は!これは失礼しました!お詫びにお茶のおかわりはいかがでしょう!」

雪穂「ん……、じゃあもらうけど……」

穂乃果「はいただいまー!」タタタッ

雪穂「もう、少し成長したと思ったらああいうとこは相変わらずなんだから……」

雪穂「フフッ……ありがと、お姉ちゃん。私、頑張るからね」
22: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 11:37:32.78 ID:nSjO2Bbl.net
携帯からですが再開します。日変わってこちらも翌日。

ガラガラ
穂乃果「いらっしゃーい……あ、亜里沙ちゃん。いらっしゃい」

亜里沙「おはよー、穂乃果。雪穂は?」

穂乃果「今日はまだ見てないなぁ……」

亜里沙「ああ、やっぱり……」

穂乃果「あはは、ごめんね。部屋だと思うからいつものお願いね」

亜里沙「はーい、お邪魔しまーす」トテトテ

~雪穂ルーム~
雪穂「すぅ…」

亜里沙「……雪穂!起きなさい!」

雪穂「んあ……亜里沙おはよ……う……?え!?なんで亜里沙が!?」

亜里沙「ライブが近いから練習前に生徒会の仕事終わらせようって言ったのは雪穂でしょ!?」

雪穂「だってまだ……ええええ10時過ぎてる!なんで起こしてくれなかったのお姉ちゃん!」

亜里沙「穂乃果のせいにしない!生徒会長がそんなんでどうするの!?」

~穂むら~
/ほら、ちゃんとしてくる!\

穂乃果「あはは、ここまで響いてる……」

/そんなんだから凛に『生徒会長やってた頃の穂乃果ちゃんに似てきたにゃー』なんて言われるんだよ!\

穂乃果「ん……?」
23: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 12:04:10.69 ID:nSjO2Bbl.net
雪穂「お姉ちゃん、おはよう……」

穂乃果「おはよー雪穂」

雪穂「朝からひどい目にあったよ……」

穂乃果「私も部屋の外から起こしたんだけどねー」

雪穂「亜里沙もすっかり海未ちゃんみたいになっちゃって……」

穂乃果「亜里沙ちゃんの憧れだからね、海未ちゃんは」

雪穂「だからってこんなとこまで影響受けなくたっていいじゃん!」

穂乃果「気持ちはわかるよ……あんまり亜里沙ちゃんに迷惑かけないようにね?」

雪穂「わかってるよー」

穂乃果「ほら、早く着替えて戻る!」

雪穂「はーい……」
25: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 13:59:52.48 ID:nSjO2Bbl.net
雪穂「ぐへー、疲れた……」

亜里沙「ほら、終わってないんだから休まない!」

雪穂「ううー……鬼ー……」

穂乃果「二人とも、お疲れ様!お茶だよー♪」

亜里沙「穂乃果、ありがとう」

雪穂「お姉ちゃん、店番は?」

穂乃果「お母さんと交代。今日練習何時から?」

雪穂「2時から」

穂乃果「亜里沙ちゃん、お昼食べてくよね?」

亜里沙「いただきます!」

穂乃果「じゃあできたら呼ぶね!」パタパタ

亜里沙「ハラショー……穂乃果が作るんだ……」

雪穂「ま、お姉ちゃんもやっと長女の自覚が出てきたみたいだからね」

\ありがとー!嬉しいよ!/

雪穂「んなっ、聞こえて……!?うっさいっ!!」
28: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2015/03/15(日) 17:45:15.16 ID:nSjO2Bbl.net
>>26
書いてても違和感ある…w

>>27
さんづけは先輩禁止に抵触しそうで…

亜里沙「ごちそうさまでした!」

穂乃果「お粗末様。どうだった?」

亜里沙「とってもハラショーだった!」

穂乃果「おおっ、ありがとー!」

亜里沙「ね、雪穂?」

雪穂「まぁ、食べられるようにはなったね……」

穂乃果「あー、ひどーい」

雪穂「散々失敗作食べさせられた身にもなってよね」

穂乃果「うぐっ、そりゃ最初は上手くいかなかったけどさ……」

雪穂「さ、じゃあ行こうか亜里沙」

亜里沙「うん!」

穂乃果「いってらっしゃい。晩御飯は?」

雪穂「帰って食べるよ。7時くらいかな」

穂乃果「了解、そうお母さんに伝えておくね」

亜里沙「それじゃあいってきます!」

穂乃果「二人ともファイトだよーっ!」
35: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 20:23:53.72 ID:ULLTuBHt.net
再開します!
構成脳内で練った結果穂乃果と雪穂中心で書こうという結論に至ったので学校のシーンはもう少し後になります。
まずはある日の高坂家の食卓から。

雪穂「……ごちそうさま」

穂乃果「え……どしたの雪穂?」

雪穂「どうしたって?」

穂乃果「いつも練習から帰ってきたら『疲れた!お腹空いた!』っていつも3杯はおかわりするのに、今日は全然食べてないし……」

雪穂「うん……ちょっとね、食欲なくて……」

穂乃果「食欲ない!?どうしたの、体調悪いの!?それとも何か悩みが……」

雪穂「ううん大丈夫、ちょっとお昼食べすぎちゃったみたい」

穂乃果「そっか、それならいいんだけど……」

雪穂「ご飯、残しちゃってごめんね。片付けたら私、上に行ってるから」

穂乃果「ううん、無理しないで。私が食べておくから」

雪穂「そっか、ありがと。じゃ」

~雪穂ルーム~

雪穂「はぁ……」バフッ

雪穂「こんなこと、お姉ちゃんに言えないよ……」
37: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 20:34:26.16 ID:ULLTuBHt.net
~翌朝~

雪穂「おはよ、お姉ちゃん」

穂乃果「おはよー雪穂!今日は早いね?」

雪穂「ちょっとね、朝練早く行って走ろうかと思って」

穂乃果「おっ、気合い入ってるねー!ラブライブの予選も近いもんね?」

雪穂「……そうだね、予選も近いんだから頑張らないと」

穂乃果「ファイトだよっ!」

雪穂「じゃあ私、もう行くから」

穂乃果「行ってらっしゃーい!」

穂乃果「よかった、ほんとにたまたまだったみたい」

穂乃果「お母さーん!今日の晩御飯、私学部の友達と食べてくるから!」

ほのママ「はーい了解。お酒飲んじゃダメよ?」

穂乃果「飲まないよー!穂乃果は健全な大学生なんだから!」
38: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 20:38:45.09 ID:ULLTuBHt.net
~その夜~

穂乃果「ただいまー!楽しかったー!」

ほのママ「おかえり。ちょっと晩御飯が残っちゃったんだけど、食べる?」

穂乃果「え、残った?私食べてくるって言わなかったっけ?」

ほのママ「それは聞いてたけど、雪穂がね。あんまり食欲がないって」

穂乃果「……え?」

穂乃果(どういうこと……?元気になったんじゃなかったの……?)
39: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 20:54:52.45 ID:ULLTuBHt.net
~数日後、大学~

海未「雪穂の様子がおかしい?」

穂乃果「うん、そうなんだ。前までは『しっかり動くにはエネルギーが必要なの!』ってたくさんご飯食べてたのに、最近は全然……」

海未「食欲がない、ということですか?」

穂乃果「うん、1日だけなら体調の問題もあるんだろうけど、もう1週間近いし……」

海未「何かあったのではないか、と考えるのが自然ですね……」

穂乃果「学校で何かあったのかも、とも思ったんだけど、練習はちゃんとしてるみたいなんだよね。むしろ、いつもより気合い入ってるくらいで」

海未「もうすぐラブライブの予選ですが、それで何か悩んでるということは?例えば不安があって、練習しても拭いきれないという可能性は……」

穂乃果「うーん……けど、聞いても何も話してくれないんだよ。何でもない、って」

海未「今更アイドルに関して穂乃果に頼るのを嫌がることも考えにくい、と……」

海未「……穂乃果、雪穂がそうなった日は、正確にわかりますか?」

穂乃果「今週の月曜日からだよ……今日が金曜日だから、もう4日……」

海未(10月の第一月曜日……なるほど、そういうことですか)

海未「穂乃果。この件、私に預けてもらえないでしょうか」

穂乃果「え?」

海未「きっと、雪穂の力になってあげられると思います」
40: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 21:08:50.09 ID:ULLTuBHt.net
~その夜、雪穂ルーム~

雪穂「はぁ……頑張ってると思うんだけどなぁ……」

ブーンブーン

雪穂「電話……え、海未ちゃん!?」ピッ

海未『お久しぶりです、雪穂』

雪穂「どうしたの海未ちゃん、突然……」

海未『穂乃果から聞きましたよ。今の貴女のこと』

雪穂「あ……」

海未『穂乃果が心配していましたよ。何も話してくれない、と』

雪穂「う……ごめんなさい……」

海未『謝らないでください。……そうですね雪穂、明日時間は空いていますか?』

雪穂「明日……練習は午後からだから、午前中なら」

海未『そうですか。なら明日の10時に、近くの喫茶店で落ちあいましょう』

雪穂「え、どういう……」

海未『貴女の悩みを解決してあげられると思いますよ』

雪穂「……!なんのことか、わかって……!?」

海未『ええ。貴女がそれを、穂乃果に話したがらない理由も』

雪穂「……」

海未『ではまた明日。おやすみなさい、雪穂』

雪穂「……おやすみなさい」
42: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 21:20:15.54 ID:ULLTuBHt.net
~翌日・喫茶店~

海未「さて……では、謎解きです」

海未「事件は今週の月曜日に起こりました」

海未「いつも多めに食事を摂る雪穂が、突然食欲がないと言い出した」

海未「1日なら偶然かもしれない、しかしそれは昨日まで、5日間続いた」

海未「ならば何かがあったと考えるのが自然でしょう」

海未「しかし、練習には普段より熱心に取り組んでいて、それで悩んでいる様子もない」

海未「そう――ここが鍵なのです」

海未「『何か悩みがあるのに練習に熱心に取り組んでいる』のではなく……『何か悩みがあるからこそ、練習に熱心に取り組んでいる』のだとしたら?」

海未「そして、音ノ木坂学園は毎年伝統的に、10月の第一月曜日には……」
43: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 21:35:53.51 ID:ULLTuBHt.net
海未「……健康診断があります」

雪穂「……!」

海未「図星、ですね」ハァ

雪穂「う……ごめんなさい……」

海未「私に謝ったって仕方ないでしょう?全く、あまり穂乃果に心配をかけてはいけませんよ?」

雪穂「うん……」

海未「穂乃果に弱い自分を見られたくない気持ちもわかりますが……貴女はもう少し、素直になってもいいでしょうに」

雪穂「それはそうなんだけど……ほら、昔は指摘する側だったし……」

海未「そうですね、穂乃果に手がかからなくなったと思ったら今度は雪穂とは……」

雪穂「うう……」

海未「落ち込まないでください、穂乃果から受け継いでいるのがそれだけじゃないことはちゃんとわかっていますから」

海未「それに、今回の件はすぐに解決できそうですしね」

雪穂「……え?」
44: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 21:46:25.34 ID:ULLTuBHt.net
海未「ご安心ください、雪穂」

海未「私が考案した園田式HDプログラムMk.3なら、3日もあれば貴女の身体を元通りに……いえ、元以上に引き締まって、太りにくい身体にすることができます」

雪穂「そんなことが……!」

海未「どうしますか?」

雪穂「やります!やらせてください!」

海未「分かりました!」パアァ

雪穂「あれ……海未ちゃん?」

海未「やるからにはとことんやりますよ雪穂!減量は一日にしてならず、です!」

雪穂「あれー……海未ちゃんがなんか物凄く楽しそうだ……」

海未「もしもし亜里沙ですか?ええ、雪穂を3日間ほどお借りします。その間はリーダー不在になりますが……」

雪穂「海未ちゃん、もしかしてお姉ちゃんに手がかからなくなって寂し……」

海未「さあ行きますよ雪穂!幸いにして今週は月曜日が体育の日で祝日です!」

雪穂「……うん、きっとこれも、お姉ちゃんに心配をかけた罰なんだ……」

海未「まずは……山頂アタックです!」

雪穂「……誰か助けてぇー!!」
45: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 21:59:41.93 ID:ULLTuBHt.net
~数日後~

海未「あれ以来、雪穂の様子はどうですか?」

穂乃果「すっかり元通り!ありがとね、海未ちゃん!」

海未「ふふ、元以上……ですよ」

穂乃果「?」

海未「いえ、なんでもありませんよ」

穂乃果「で、結局、雪穂が悩んでたことってなんだったの……?」

海未「それは……」

穂乃果「それは……?」

海未「乙女の秘密、です♪」

穂乃果「えーっ、何それー」

海未「それに、この問題を早期解決できたのは、貴女のおかげでもあるんですから」

穂乃果「え、私何かしたかな……?」

海未「ええ、とっても大切な役割でしたよ」

海未(あのプログラムを2回も修正させられたのは……それだけ穂乃果のダイエット騒動があった、ということですからね……)

海未(まぁこうして役に立ったのですから、よしとしましょう)

穂乃果「んー……?」
48: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 22:25:56.29 ID:ULLTuBHt.net
~ライブ会場~

穂乃果「いやー、盛り上がったねー!」

海未「この様子なら、一次予選はまず突破したと見て間違いはないでしょうね」

絵里「仮にも優勝経験校なんだから、予選で苦戦するようじゃちょっと心配よね」

希「そうでもないんやない?最近は、強豪校も増えてるし……新生A-RISEなんて、夏は圧倒的だったやん」

にこ「ま、このスーパーアイドルにこにーに比べたらまだまだよ」

??「あら、プロのアイドルに張り合ってもらえるなんて、私達もなかなか力がついてきたのかしらね」

にこ「んなっ……!」

穂乃果「真姫ちゃん!」

真姫「久しぶりね、皆」

凛「皆来てくれてありがとーだにゃー!」

花陽「どうだったかな、私達のライブ」

海未「凛、花陽、お久しぶりです、素晴らしかったですよ。ことりにも後で送らないといけませんね」

花陽「えへへ、ことりちゃんも喜んでくれると嬉しいな」

穂乃果「絶対喜んでくれるよ!『きゃー皆可愛いー!』ってなるよ!」

凛「そうだといいにゃー」

絵里「亜里沙達は?」

真姫「せっかくの集まりの邪魔になるから、って遠慮してたわ」

穂乃果「水臭いなー、私達だって仲間じゃん!」

希「まぁまぁ、せっかくの機会やもん」
49: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 22:44:36.76 ID:ULLTuBHt.net
絵里「ことりも来られたらよかったんだけどね」

にこ「流石に海外じゃねぇ……」

海未「お正月には帰ってくるという話でしたよ。皆に会いたがっていました」

希「じゃあその時にまた同窓会、やね?」

凛「いっぱいお土産話をしてあげるにゃー!」

花陽「その時には私達も……本戦に向けて準備できてたら、いいな……」

真姫「何弱気になってんのよ。今のメンバーなら絶対大丈夫、でしょ?」

花陽「うん……!」

穂乃果「そうそう!真姫ちゃんの新曲、すっごい良かったよ!あれなら絶対大丈夫!」

真姫「ああ、あれね。私が書いたんじゃないの」

穂乃果「え……?」

花陽「今日の曲はね、一年生の子が書いてくれたんだよ」

凛「真姫ちゃんがね、ずっと作曲を教えてたんだって!」

真姫「あの子が教えてほしいって言うからよ。元々センスはある子だったし」

にこ「へぇー、あの真姫ちゃんが最上級生だもんねぇ。信じられないわ」

真姫「私はにこちゃんが最上級生だってことの方が信じられなかったけどね」

にこ「何ですって!?」

穂乃果「あはは」
50: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 23:04:54.07 ID:ULLTuBHt.net
花陽「それでね、その子が今回の曲を書くことになったのは、雪穂ちゃんのおかげなんだよ」

穂乃果「雪穂の?」

凛「うん。凛達、本人以外は誰もその子が真姫ちゃんに作曲教わってるなんて知らなかったもん」

真姫「ちゃんとした曲が書けるようになるまでは言わないで、って言われてたのよね……」

凛「そしたらね、雪穂ちゃんが突然『予選の曲はあなたに書いてもらおうと思う』って言い出して!」

花陽「びっくりしたよね、あの時は……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一年「え……えええええ!?」

亜里沙「雪穂、どういうこと!?」

真姫「雪穂!どうしてあなた……!」

雪穂「ごめんね、秘密を暴いちゃったみたいで……でもね、私知ってたの。あなたがずっと、真姫ちゃんに作曲を教わってることも……その後、一人で曲を作ってみてるのも」

真姫「え……?そうなの……?」

一年「……うん」

真姫「作ってたんなら、どうして……」

一年「自信がなくて……まだ全然、真姫ちゃんには敵わないし……」

真姫「作曲に敵うも敵わないもないじゃない……」

一年「うん……でも……」
52: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 23:32:29.60 ID:ULLTuBHt.net
雪穂「私は……素敵だと、思ったよ」

一年「……!」

雪穂「聴いたとき、凄く素直に『歌いたい!』って思えるような、優しい曲だった」

一年「そんな……私は、真姫ちゃんみたいな曲は書けないし……」

雪穂「それで、いいんじゃないかな?」

一年「え……?」

雪穂「わかるよ……憧れの人って、凄く遠いから。ついつい真似したく、なっちゃうんだよね」

一年「……」

雪穂「けどね、それじゃ上手くいかないこともある。実際、私には前を向いて走るだけで……皆を良い方向に引っ張っていけるような力は、なかったみたいだし」

雪穂「そのせいで、皆に迷惑かけちゃったこともあるし……これは皆、知ってるよね、あはは」

一年「迷惑だなんて、そんな……」

雪穂「だからね、私は、周りを……皆を、しっかり見るようにしたの。そしたらね」

雪穂「凄く頑張ってるあなたを、見つけたんだ」

雪穂「私は、あなたの曲が聴きたいな。あなた自身の、今の精一杯の曲を」

雪穂「そして何より……私は、あなたの曲で歌って、踊ってみたい。それじゃ……ダメかな?」

一年「……」

亜里沙「そういうことなら私も協力するよ!二人で最高にハラショーな曲を作ろう!」

真姫「やってみたら?あなた、センスはあるんだから。私が保証する」

一年「……やります……やらせて、ください!」

雪穂「うん!……ファイト、だよ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
53: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/16(月) 23:44:16.90 ID:ULLTuBHt.net
凛「なんてことがあったわけだにゃ」

穂乃果「ほぇ~……」

真姫「実際、そろそろ皆に曲を書いてみたら?って言うつもりだったのよね、近いうちに」

真姫「それだけの実力は、ある子だったもの。あとは自信だけ……ほんと、よく見てるわ、雪穂。最高のタイミングだった」

花陽「いきなりラブライブ予選の新曲は、凄い思い切りだけどね……」

真姫「これを乗り越えられれば、最高の自信になる……そう思ってのことでしょうね」

凛「その子自身は、まだステージに立ってないんだけどね、ライブ前は物凄く緊張してて」

花陽「けど、その子以上に緊張してたのが……雪穂ちゃんだった」

真姫「きっと、自分自身の判断が正しかったのか、不安でしょうがなかったんでしょうね……そんなので踊って大丈夫なの?って顔してたわ」

凛「真姫ちゃんも似たような顔してたと思うけどにゃー」

真姫「ちょっと凛!」
55: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/17(火) 00:00:24.29 ID:wkCgr01a.net
花陽「穂乃果ちゃんと雪穂ちゃんって、正反対なようでそっくりっていうか……」

凛「そっくりなようで正反対っていうか……」

真姫「突然突拍子もないこと言い始めるのはそっくりね。けど、その根拠は全然違う」

真姫「穂乃果は、自分がやりたい!って思ったことに全力で向かっていって、そこに皆を巻き込んで良い結果を作り出すタイプ」

真姫「雪穂は、皆を見るのが凄く上手くて、雪穂にしか気づけない良いところを見つけていくタイプ。だから、他の人から見たら突拍子もなく見えるのよね」

真姫「どっちが正しいか、なんて考えるつもりはないけれど」

真姫「雪穂は、あなたに負けず劣らず良いリーダーになったわよ、穂乃果」

穂乃果「……うん」

にこ「……何泣きそうになってるのよ、穂乃果」

穂乃果「あはは……」

凛「真姫ちゃーん!凛は凛はー?」

真姫「うえぇ!?り、凛だって良いリーダーだったわよ!」

凛「わーい!褒められたー!」

穂乃果「皆ごめんね!今日は家に帰りたい気分になっちゃった!」

海未「まぁ、あんな話を聞かされれば仕方ないですね……」

希「しっかり、ねぎらってあげるんよ?」

穂乃果「うん!よーし、ごちそう作るぞー!」
57: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/17(火) 00:10:26.42 ID:wkCgr01a.net
~高坂家~

雪穂「ただいまー」

穂乃果「おかえりー!ご飯できてるよ!」

雪穂「って、お姉ちゃん!?今日はμ'sの皆と食事じゃなかったの!?」

穂乃果「いやー、あんなにもいいライブ見ちゃったからね!ちょっといてもたってもいられなくて!」

雪穂「別によかったのに……うわ、凄いごちそう……」

穂乃果「腕によりをかけて作りました!さ、食べて食べて!」

雪穂「うん、いただきます……わ、美味しい」

穂乃果「どんどんおかわりしてね!」

雪穂(こんな量食べたらまた……いや、園田式HDプログラムMk.3を信じるんだ……!)

穂乃果「そういえばさ、今日の曲って、一年生の子が作ったんだって?」

雪穂「!?」ゲホゲホ

穂乃果「どうしたの!?」

雪穂「どうして知ってるの!?」

穂乃果「三人から聞いたの」

雪穂「(恨むよ三人とも!)じゃ、じゃあ、その経緯も……」

穂乃果「バッチリ聞いたよ!」

雪穂(あああああああああああ……)
58: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/17(火) 00:17:46.30 ID:wkCgr01a.net
穂乃果「全然聞いてなかったからビックリしたよー……」

雪穂「別に、言うことでもないでしょ……?」

穂乃果「雪穂の憧れの人、かぁ……」

雪穂(ほらやっぱりこうなった……)

穂乃果「ねぇ、それってさ」

雪穂(ああもうやだ顔見れないこの場から消えてしまいたい……)

穂乃果「……誰なの?」

雪穂「……は?」

穂乃果「雪穂ったら全然話さないんだもん、ビックリしちゃったよ!ねぇ誰?」

雪穂「……」

穂乃果「やっぱり前リーダーの凛ちゃん?それとも花陽ちゃん、真姫ちゃん……もしかして絵里ちゃん達の誰か?教えてよー」

雪穂「……教えない」

穂乃果「え?」

雪穂「お姉ちゃんだけには、絶対に教えてあげない!」

穂乃果「ええー、何でー!?」

雪穂「うるさいなもー!いいから!喉乾いた!」

雪穂「お姉ちゃーん、お茶ー!」
59: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2015/03/17(火) 00:20:16.41 ID:wkCgr01a.net
どっとはらい。

何とかかんとか完結までもっていけて良かった……
コメントくださった皆様、支援して下さった皆様、誠にありがとうございました!
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