穂乃果「雪穂〜お茶〜」雪穂「無い」

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1: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 19:34:14.01 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「えぇ……絶対あるよ」

雪穂「無い」

穂乃果「ほら、それ。雪穂の前にあるそれだよ〜」

雪穂「それって何?」

穂乃果「それは……名前忘れちゃったけど。穂乃果の指の先にある、お茶注ぐヤツ!」

雪穂「ちょっと今本読んでるから」

穂乃果「ゆ〜き〜ほ〜」

雪穂「もう……あぁ、急須ね。和菓子屋の娘なんだから覚えてよ」

穂乃果「和菓子屋関係あるかなぁ……」

元スレ: 穂乃果「雪穂〜お茶〜」雪穂「無い」

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3: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 19:38:55.05 ID:15WrPyh6.net
雪穂「じゃあ、本読むから」

穂乃果「うん……」

雪穂「……」

穂乃果「いや、急須取ってよ〜」

雪穂「お姉ちゃん、手を伸ばしたら届くよ?」

穂乃果「だって、雪穂の方が近いんだもん」

雪穂「なんなの? かまってほしいの?」

穂乃果「ん〜、届かないよ〜」

雪穂「届いてるじゃん」

穂乃果「これ以上伸ばしたら腕がつる〜」

雪穂「ふ〜ん」
5: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 19:42:04.54 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「雪穂いいの? お姉ちゃんの腕がつっちゃってもいいの?」

雪穂「知らないよ……」

穂乃果「雪穂がマッサージするんだよ?」

雪穂「しないよ」

穂乃果「あぁ〜、雪穂が反抗期だぁ〜」

雪穂「めんどくさいなぁ〜。ちょっと、足くすぐらないで」

穂乃果「急須をとれ〜」

雪穂「いやっ、もぉ〜。届かないならコタツから出て歩いて取ってよ」

穂乃果「えぇ〜」
6: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 19:47:51.32 ID:15WrPyh6.net
雪穂「えぇ〜、じゃないよ」

穂乃果「もう……分かったよ。自分で歩いて急須取るから」

雪穂「えらいね〜」

穂乃果「よいしょっと……あれ? 空っぽだ!」

雪穂「だから無いって言ったじゃん」

穂乃果「えっ、知ってたの!? 早く言ってよ〜」

雪穂「だって言ったら、雪穂〜お湯いれてきて〜って言うでしょ?」

穂乃果「雪穂〜お湯いれてきて〜」

雪穂「今、立ってるんだから自分で行ってきて」

穂乃果「……むむぅ……よいしょ」

雪穂「なんで座ったの……」
7: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 19:51:03.51 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「雪穂……」

雪穂「行かないってば……」

穂乃果「お茶……」

雪穂「本読んでるんだけど」

穂乃果「正直もう、あんまり読めてないでしょ?」

雪穂「お姉ちゃんが邪魔するからね」

穂乃果「雪穂様〜」

雪穂「位上げてもダメ」
9: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 19:57:00.24 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「お姫様〜」

雪穂「(お姫様って良いなぁ)」

雪穂「なんでお姫様にお茶持ってきてって言うの」

穂乃果「たしかに。じゃあ……メイドの雪穂、お茶を」

雪穂「誰がメイドなの……持ってこないから」

穂乃果「むむぅ〜」

雪穂「変な声出してもダメ」

穂乃果「しょうがないなぁ」
10: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:00:51.18 ID:15WrPyh6.net
雪穂「あっ、自分でやる気になった?」

穂乃果「持ってくる……」

雪穂「よしよし」

穂乃果「雪穂……変わったね」

雪穂「捨て台詞はいて行っちゃった」

雪穂「お姉ちゃんのぐうたらは、私がなおしてあげないとね」

雪穂「えっと……どこまで読んだっけ?」
11: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:04:38.45 ID:15WrPyh6.net
雪穂「……」

雪穂「お姉ちゃん、急須持って行ってないな……」

雪穂「まぁ、いいや」

穂乃果「おまたせ!」ガラッ

雪穂「待ってないよ〜。急須持って行くの?」

穂乃果「ケトル持ってきた!」

雪穂「何で持ってきたの……」
13: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:09:28.15 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「いや〜、雪穂にお茶を注いでもらおうかなって」

雪穂「ここまでやったら一人で出来るじゃん」

穂乃果「よし、急須にお湯を入れて〜♪」

雪穂「聞いてないし……」

穂乃果「もうちょっとしたら、良い感じになると思うんだ〜」

雪穂「そんなに目配せされても……注がないよ?」

穂乃果「またまた〜、急須を傾けるだけだよ?」

雪穂「お姉ちゃんがやってよ」

穂乃果「……」

雪穂「(めっちゃショックな顔してる……)」
14: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:14:25.69 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「……もうそろそろ良い感じのお茶が出来そうだなぁ」

雪穂「そう」

穂乃果「……」ススッ

雪穂「(なんか急須近付けてきた)」

穂乃果「……」

雪穂「ちょちょっ、本取らないでよ」

穂乃果「淹れてくれたら返すから……おねがい」

雪穂「もぉ〜、しょうがないなぁ」

穂乃果「えへへ〜」
17: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:20:10.00 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「雪穂様、急須でございます」

雪穂「分かってるよ……はい、注ぐから」

穂乃果「ありがたや〜」

雪穂「はい、注ぎました。もう満足?」

穂乃果「うんっ! ありがとう、雪穂♪」

雪穂「はいはい……」

穂乃果「雪穂にも注いであげる」

雪穂「うん……ありがとう」
21: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:25:30.67 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「いや〜、雪穂に注いでもらったお茶は美味しいなぁ〜」

雪穂「そんなに変わんないと思うけど」

穂乃果「ぜんぜん違うよ〜。雪穂の優しい気持ちが溢れてくるもん」

雪穂「いや、ずっと嫌がってたんだけど」

穂乃果「でも、最後には注いでくれたよね」

雪穂「まぁ……あれだけ言われたらね」

穂乃果「ありがと♪」

雪穂「うん……どういたしまして」
23: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:37:02.11 ID:15WrPyh6.net
雪穂「ねぇ」

穂乃果「うん? 何?」

雪穂「さっき……私が来る前……なんで、この部屋を真っ暗にしてたの?」

穂乃果「あはは……雪穂、びっくりしてたもんね」

雪穂「だって明かりつけないで、じ〜っとしてるんだもん」

穂乃果「たしかに不気味だよね〜」

雪穂「お姉ちゃん、無駄に早起きだったし」

穂乃果「穂乃果だって、早く起きる時もあるよ〜」
24: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:38:16.49 ID:15WrPyh6.net
雪穂「どうかしたの?」

穂乃果「いや、なんにもないよ」

雪穂「……」

穂乃果「ただ……μ's、終わっちゃったなぁって思って」

雪穂「……そっかぁ」

穂乃果「あっ、でも落ち込んでるわけじゃないからね? 感傷に浸ってるっていうか、なんというか」

雪穂「隣、いい?」

穂乃果「えっ? うん、良いけど……」

雪穂「じゃあ、失礼して……よいしょ」

穂乃果「雪穂? ふふっ。もたれかかってくるなんて、甘えん坊だなぁ」

雪穂「……お姉ちゃん、お疲れさま」

穂乃果「うん……」

雪穂「世界一かっこよかったよ」

穂乃果「えへへ……それは言い過ぎだよ///」

雪穂「……」

穂乃果「ありがとう、雪穂」

雪穂「どういたしまして」
25: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:39:01.42 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「はぁ〜。普段考えないこと考えてたから、疲れちゃった♪」

雪穂「何考えてたの?」

穂乃果「えぇっと……ちょっと思い出とか振り返ったりしてね」

雪穂「ふ〜ん、そっかぁ」

穂乃果「さて、昔の話はやめやめ! はぁ〜、コタツ気持ちいいなぁ♪」

雪穂「うん……」

穂乃果「えへへ、今日は早起きして、コタツでゴロゴロしようと思ってたんだぁ〜」

雪穂「それだったら、普通にベッドで寝てれば良いのに」

穂乃果「分かってないなぁ。コタツで怠惰な時間を過ごすってのが最高なんだよ?」

雪穂「ふ〜ん」
26: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:40:35.98 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「今日はずっとコタツで暮らそうっと……えへへ、理想の一日になりそう」

雪穂「えっ、まさか一日中ここでゴロゴロする気なの?」

穂乃果「良いじゃん別に〜。誰にも迷惑掛けてないも〜ん」

雪穂「まぁ、そうだけど……また太るよ?」

穂乃果「大丈夫だよぉ〜。海未ちゃんのメニューをこなしてたら、絶対痩せるから」

雪穂「練習やってるの?」

穂乃果「あっ……今はやってないんだった」

雪穂「もうっ、お姉ちゃんは抜けてるんだから……あんまりゴロゴロしてちゃダメだからね?」

穂乃果「わっ、分かってるよぉ……雪穂、海未ちゃんみたいなんだから」
27: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:44:01.61 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「あっ、お茶が無くなった! 雪穂、お茶〜」

雪穂「目の前にあるのに、もう……」

穂乃果「そう言いつつ、素直に従う雪穂なのでした」

雪穂「自分の分のついで、ってだけだからね? もう明日からは頼まれてもやらないから」

穂乃果「えぇ〜」

雪穂「今日くらいは言うこと聞いてあげるよ」ボソッ

穂乃果「なに?」

雪穂「お姉ちゃんのぐうたら、って言ったの」

穂乃果「あはは……だよねぇ〜」

穂乃果「みかん美味しい……でも、このままのペースでみかん食べたら、手が黄色くなっちゃいそう……」
28: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:45:23.89 ID:15WrPyh6.net
雪穂「はいっ、お茶。お姉ちゃん注いであげる」

穂乃果「おぉ〜、ありがとう。良い子良い子〜」

雪穂「調子良いんだから……頭撫でなくていいって」

穂乃果「まぁまぁ……はい、雪穂にはみかん剥いてあげるから」

雪穂「はいはい」

穂乃果「〜♪ はいっ、あ〜ん」

雪穂「自分で食べるから」

穂乃果「あ〜ん♪」

雪穂「もぉ〜……んっ」
29: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 20:52:34.45 ID:15WrPyh6.net
穂乃果「どう? かっこいいお姉ちゃんが剥いてあげたみかんは」

雪穂「す〜ぐ調子にのる」

穂乃果「だって雪穂に褒められて嬉しかったんだもん。少しくらい許してよ〜」ギュッ

雪穂「抱きつかなくていいってば」

穂乃果「いいからいいから」

雪穂「もう、しょうがないなぁ……まぁ、本当に頑張ってたしね」

穂乃果「うんうん」

雪穂「ねぎらいの言葉くらい、かけるのは普通だから……」

穂乃果「あっ、雪穂恥ずかしがってるなぁ〜? うりうり〜」

雪穂「ほっぺたをグリグリするなぁ〜///」

穂乃果「ふふっ、可愛いなぁ」

雪穂「はいはい……」


おわり
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