真姫「入れ替わりスイッチ?」

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真姫-アイキャッチ16
1: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:31:07.69
ーー部室

穂乃果「ありがと〜、ことりちゃん」ダキッ

ことり「もぉ〜、ハノケチェン」ヤンヤン

真姫(...穂乃果、またことりに抱き付いてる。なんでことりばっか。私にだって...)

穂乃果「あっ、ことりちゃん。シャンプー変えた? 」スンスン

ことり「わかる?」

穂乃果「うん。すごい、いい匂い。楽園みたいな感じ」

ことり「そう?」ヤンヤン

真姫(そりゃあ、ことりは可愛いし、素直だし。それに...幼なじみだし。不公平でしょ...)

元スレ: 真姫「入れ替わりスイッチ?」

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2: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:32:16.35
希「ん、真姫ちゃん、穂乃果ちゃんたちの方ばっか見てどうしたん?」ワシッ

真姫「ヴェッ!? ちょ、ちょっと、希ぃ、やめなさいよ」

希「何、真姫ちゃん、気になるん?」ボソッ

真姫「なっ、何が? 別に何も気にならないけど?」

希「ふーん。まあええわ。いやあ、幼なじみってええなあ」

真姫「穂乃果たちのこと? 何? 羨ましいの?」

希「ほら、うち転校続きやったしな...」

真姫「そんな寂しいこと言ってんじゃないわよ。絵里だって、にこちゃんだって。それに、わっ、私だって...」
3: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:35:00.41
希「ありがとなあ。でも、真姫ちゃんも羨ましいんやろ? 多分、うちとは違う理由でな?」

真姫(何で希ってこんな勘がいいの? ううん、でもハッタリかもしれないし。私が穂乃果のこと好きだとはバレてないかも)

真姫(こんなのに引っかかってたら、チョロいとか言われちゃうわ。ほんと、失礼しちゃう)


真姫「そうかしら? まあ、凛と花陽も幼なじみだしね。壁作られてるとは思わないけど、やっぱね...」

希「まあ、でもこれからやろ?」ニコッ

真姫「そっ、そうね」

希「ええやん」ニヤッ
4: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:37:29.95
ーー屋上

絵里「じゃあ、みんな、柔軟ね」

にこ「真姫ちゃん」

希「にこっち。今日はうちと組まへん?」

にこ「えっ、なんでよ?」

希「ひどいなあ。そんなん理由はいらへんやろ?」

にこ「まー、いいけどー? 希ちゃんが〜、そんなに、にこにーと組みたいなら〜?」

海未「ことり」

ことり「うん、ンミチャア」ニコッ
5: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:38:21.20
凛「凛はかよちんとニャ〜」

花陽「うん♪」

真姫(てっことは、私は穂乃果と?)

穂乃果「あっ、真姫ちゃんとだね〜」

真姫「ええ、そうね」

穂乃果「じゃあ、最初、穂乃果押さえるね〜」

真姫「お願い。あっ」ビクッ
(ヒャッ、穂乃果に触られちゃった)

穂乃果「えっ、なんか嫌だった?  そんな驚かれると、穂乃果傷つくよぉ...」ショボン

真姫「そんなこと全然ないわ。じゃあお願いね」

真姫(もー、私のバカバカ。なんで、穂乃果の前ではこんな緊張しちゃうの? もっと、仲良くなりたいのに」
6: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:39:16.65
穂乃果「えっ? なんか言った?」キョトン

真姫「ヴェッ?! なっ、なんでもないわ」アセアセ

真姫(やだっ、声に出てた?)

穂乃果「次、変わって?」

真姫「え、ええ。行くわよ」

穂乃果「うん」

真姫(穂乃果の身体、柔らかい...。それに髪からいい匂いがする。柑橘系の。それに甘い匂いする。

真姫(私は人間にもフェロモンがあることを確信してるわ。穂乃果の匂いもほんと楽園よ)
7: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:40:39.27
穂乃果「ちょっと、真姫ちゃ〜ん。姿勢変わるよ?」

真姫「ヴェッ? あっ、ごめんなさい。ちょっと、別の世界行っちゃってたの」アセアセ

穂乃果「? へんな真姫ちゃん」キョトン



絵里「ちょっと、真姫ぃー。柔軟はダンスの命よ。大事にしてよね?」

真姫「わっ、わかってるわよっ」

希(真姫ちゃん。もうほんと、バレバレやん。うちがちょっと力添えしたるかな。せっかく珍しいものも最近入手したしな)
8: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:41:18.48
ーー部室

真姫「私一人だけ呼び出すなんて、何の用?」

希「まあうちからちょいと提案なんだけどね、ここに面白いものがあるんや。スピリチュアルなしろものや」スッ

真姫「何これ?  見たことない機械ね? 不思議な素材でできてるし」

希「そうやね。地球の物質で出来てないからね」パカッ

真姫「は? それ、どういう意味よ。時計みたいな感じね。でもボタンがいろいろ付いてる」
9: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:42:08.70
希「これな、まあ信じられへんだろうけど、平行世界の自分と入れ替われる機械なんや」

 希「この二つの針で行きたい世界の座標にクルクルっと合わせて、スイッチを押すとその世界に行けるんや」

真姫「これドッキリか何か?」

希「信じてないやんなあ。それでな、今はこの世界を0の位置にしてるから、戻って来たい時は、ここをこうやって動かすと、戻せるんや」

希 「別の世界に行くんも楽しいけど、やっぱ元の世界が1番やからな」

真姫「へえ。それで私をどんな世界に連れてってくれるっていうの? ひょっとして行ってみないとわかんないとか?」
10: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:42:40.65
希「それは行ってみてのお楽しみや。でもちゃんとその世界がどんな世界かはわかってるから安心してな」

 希「いろんな世界にいろんな真姫ちゃんがいるんやで、そんなかで今の真姫ちゃんに一番相応しい真姫ちゃんを選んどいたんよ」

真姫「真姫ちゃん真姫ちゃんいいすぎよ。そんなことできるって、希は一体何ものなのよ。 はあ、なかなか楽しい冗談だったわ」ハァ

希「まっ、行ってみないとわからん話やな。真姫ちゃん、これ持ってな」

真姫「えっ、ちょっと」

希「ほれ、押してポチリ」ニヤッ

真姫(ヴェエエエ!? 何これ、体がふわふわする、でもなんか気持ちいい)
11: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:43:13.59
ーー音楽室

穂乃果「真姫ちゃん? 真姫ちゃーん」

真姫(えっ、穂乃果?)

穂乃果「真姫ちゃーん」

真姫「な、なに?」

穂乃果「はぁ、よかった。やっと戻ってきたね。穂乃果困っちゃったよ」ホッ

真姫「私、今、何してた? ごめんね。ちょっと、ぼーっとしちゃってて」

穂乃果「今穂乃果と話してたんだけどね、真姫ちゃん、突然、表情が消えて、目の焦点が合わなくなって、何言っても通じなくなっちゃったの。
   なんか、大変なことじゃない? 穂乃果心配だよぉ...」ウルウル
12: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:48:15.59
真姫「別に、大丈夫よ。心配しないで。ちょっと疲れてただけよ。ピンピンしてるわ」ドヤ

穂乃果「よかったあ。ほんと、よかったぁ。真姫ちゃんがいなくなったら、穂乃果どうにかなっちゃうところだったよぉ」ダキッ

真姫「穂乃果...」カルクダキカエシ

真姫(この世界での私と穂乃果ってどういう関係なのかしら。二人きりで椅子をつなげてピアノの前に座ってる)

 真姫(ていうか、距離近いし。いい匂いだし、柔らかいし。私の方がどうにかなりそうだわ)
13: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:50:11.06
穂乃果「真姫ちゃ〜ん。ナデナデしてっ」

真姫「えっ? ナデナデ?」

穂乃果「ふぇ? 真姫ちゃんいつもしてくれるのに? 穂乃果ナデナデ大好き」スリヨリ

真姫(一体ここはどういう世界なのよ?)

真姫「ええ。こっ、こんな感じ?」ナデナデ

穂乃果「くぅ〜ん。いいよお。でも、なんかいつもとちょっと違う。でもそれも新鮮かも」チュッ

真姫「ヴェエエ」

穂乃果「ん? どうしたの?」クビカシゲ
14: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:50:52.44
真姫(ちょっと、待って。落ち着いて。真姫ちゃんかわいいたちつてと)

真姫(素数素数、1,2,3,5,6,7,8,9。えっ? すごいなんともなしにキスされた?
  ひょっとして私のファーストキス?
  17年間守ってきた私のファーストキス?)

穂乃果「ひょっとして嫌だった?」ウルウル

穂乃果「なーんて、そんなわけないよね。だって、真姫ちゃん、あんなこともこんなこともしてくれたもんね。恥ずかしいよ」///

真姫(いや、じゃない。いやなわけがない。だって、私は、穂乃果に会った、最初の時から、 穂乃果のこと...)
17: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:52:56.09
真姫「ふっ。不安にさせちゃったかしら?
  マッキーが穂乃果のこと嫌になんてなるわけないじゃない。大好きよ、穂乃果」ニコッ

穂乃果「真姫ちゃん!」ダキッ チュプ

真姫「ん...、んん...」ジュル

穂乃果「んっ、ふっ.....ん...」ジュルル

真姫(頭真っ白になりそう。穂乃果の舌使い激しすぎ。私の心まで蕩かされそう)

穂乃果「んー」プハッ

真姫「はぁっー。ふー」

穂乃果「なんか、今日の真姫ちゃん、初々しいしいね。付き合い始めの頃みたいっ。真姫ちゃん。可愛いっ」
18: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:53:57.55
穂乃果 「いつも真姫ちゃんにリードばっかされてて、ちょっとつまんなかったしね。今日は穂乃果に任せてねっ」

真姫「ひゃっ、ひゃい」

真姫(こんな穂乃果をリードするなんて、私には絶対無理だわ)

真姫(もう情熱で激しくさらわれちゃったわよ...。こっちの私は私じゃないわね)

穂乃果「この続きはお家でしよっ? 今日金曜日だし、真姫ちゃんのお家行っていいでしょ?」

真姫「ええ」
19: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:54:33.38
穂乃果「あれ? なんかキラキラした時計?みたいのがある。真姫ちゃん、こういうの持ってたっけ?」

真姫「さっ、最近もらったのよ」

穂乃果「もらったの? 誰に?」ジトッ

真姫「ええっと、希に...」

穂乃果「へえ。希ちゃんに? それで、これってなんなの?」

真姫「説明しにくいっていうか、まあ、スピリチュアル、スピリチュアルな何かよっ」

穂乃果「スピリチュアル? 珍しいね、真姫ちゃんがそういうこと言うの。非科学的とかいつも言ってるのに」
20: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:55:06.33
穂乃果 「 あっ、でもでもー。真姫ちゃん、ロマンチストだもんね」

真姫「べ、別にそんなことないけど?」

穂乃果「誤魔化してもバレバレだよ? 前に、星座のお話してくれたの覚えてるもん」

真姫「そうだったっかしら?」

穂乃果「ひどーい。あのね、穂乃果の星座はしし座で、真姫ちゃんはおひつじ座」

 穂乃果「12の星座は、火、水、土、風のどれかなんだけど、μ'sでは、穂乃果と真姫ちゃんだけが、火属性なんだよね? 」
21: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:55:38.40
穂乃果  「しかも、しし座とおひつじ座は相性最高なんだよね? 運命なんだもんね?」ニヤニヤ

真姫(こっちの世界の私も、私と全く同じこと考えてたのね。ほんと私ってバカ)

真姫「もうっ、からかわないでっ」プイ///

穂乃果「穂乃果、そんな真姫ちゃんが大好き」ニコッ

穂乃果「じゃあ、帰ろ?」

真姫「ちょっと待ってて」

穂乃果「あっ、お手洗い?     穂乃果も行くよ」
22: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:56:03.05
ーートイレ

真姫(すっかり穂乃果のペースに乗せられていたわ。ちょっと冷静になった方がいいわね。平行世界の自分って言っても、結局他人なのよね)

 真姫(それなのに、この世界の私の秘密の花園に私がこれ以上踏み入るのはやっぱりね...。それに、穂乃果にだって、やっぱり失礼だわ)

真姫(うー、でもそれは正しいけど、じゃあ戻りますとは言えないわね。だって、この世界ですでに私と穂乃果の仲がここまで行っているわけでしょ?)

真姫(私の元の世界とこの世界では同じだけ時間が流れているわけで、てっことは、この世界と向こうの世界は条件がかなり違うのよね)

真姫(そうなると、私の世界の穂乃果は、私以外の人が既に好きかもしれないし、私に振り向いてくれないかもしれない)
23: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:56:38.39
真姫(ひょっとしたら女の子のこと好きにならない人かもしれない。そんなの絶対嫌よ。そう、だから...)

真姫(でも、そう言えば、穂乃果が昔言ってたわね。あれは、もし魔法が使えたらって話の時だった)


ーー屋上(過去)

穂乃果『う〜ん。すごい迷っちゃうなあ。いくら食べても太らないようにもなりたいし、それにもっともっと歌もダンスも上手くなりたいし』

穂乃果『 それにね、穂乃果、言いたいのに言えないってことがあるから、それを言える勇気も欲しいな』

真姫『ふーん。穂乃果にも、言いたいけど言えないことなんてあるの?』

穂乃果『なんかその言い方ひどくない? 穂乃果が神経図太い人みたいじゃん。
  でも、まあそっちの方がいいかもね...』
24: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:57:06.79
真姫『へんな穂乃果』

真姫(どんなことを言いたいのかしら? 聞きたいけど、それはさすがにね。

 真姫(それにしても、穂乃果って元気いっぱいで素直だけど、結構根は繊細なのよね)

穂乃果『でもね、私、やっぱり、魔法は要らないかな』

真姫『え? それは、どうして?』
25: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:57:45.11
穂乃果『だってなんか楽しくないもん。
穂乃果は、やっぱり、本気でやりたいの』

穂乃果『魔法の力でどうにかするんじゃなくて、一歩一歩、一緒に叶えて行きたいの』

真姫『穂乃果...』

穂乃果『穂乃果バカだからよくわかんないけどね、そういうのが本当の魔法って感じがするんだ...』

真姫(そう語っていた穂乃果が、私にはなんだか眩しくて...。魔法を捨てることが本当の魔法…ね)

真姫(ヘーゲルならそれをAufhebenと言うんだろう。でも、そんなことを知っていても、私には全然分かってなかった...。やっぱりあなたは私の太陽ね)
26: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:58:44.18
真姫(そろそろ出ないとね。穂乃果を待たせちゃいけないわ)ガチャッ

真姫「お待たせ」

穂乃果「穂乃果も今出たとこだよ」ニコッ

真姫「あのね、穂乃果。信じられないと思うけど、私はあなたの知っている西木野真姫じゃないの」

穂乃果「何それ、どういうこと? 真姫ちゃんは真姫ちゃんじゃないの?」

真姫「私は、この機械で別の世界から来たの。でもね、そろそろこの世界の私に、私を返さないとねって思って」
27: 名無しで叶える物語 2016/05/10(火) 23:59:19.54
穂乃果「真姫ちゃんが真姫ちゃんで真姫ちゃんに真姫ちゃんを......。うーん、頭がごちゃごちゃしちゃうよ」

 穂乃果「でもね、穂乃果、なんとなく真姫ちゃんが真姫ちゃんじゃないってことわかってた。
  だって、穂乃果は真姫ちゃんの彼女だもんね」

真姫「ねえ。穂乃果、こっちの私をよろしくね。それに、短い間だったけど、正直天国にいるのかと思うくらい、最高だったわ)

穂乃果「何それ、なんかちょっとエッチな感じ」ジト

真姫「ありがとう」
28: 名無しで叶える物語 2016/05/11(水) 00:00:21.52
穂乃果「キスしたいけどね、やっぱりもうやめとくね。
  真姫ちゃんは向こうの穂乃果とはまだなんでしょ? 」

 穂乃果 「あのね、向こうの穂乃果もやっぱり穂乃果だから、どんな穂乃果も真姫ちゃんと星の力で結ばれているって、信じてるよ。
   この穂乃果の勝手な想いかもしれないけどね」

真姫「あなたもかなりのロマンチストよね」

穂乃果「穂乃果、少女漫画大好きだしね。それに、なんてったって、超ロマンチストな真姫ちゃんの彼女だからね」ウィンク

真姫「さすが穂乃果ね」ニコッ

穂乃果「絵里ちゃん?」
29: 名無しで叶える物語 2016/05/11(水) 00:01:10.41
真姫「えっーと、たしか、こうやってこうやるのよね」カパッ クルクルクル

穂乃果「すごい綺麗だね。これ、星の欠片でできているじゃない、きっと」

真姫「きっと、そうね。そう、本当にそう。ふふっ。
そろそろ、私行くわね」

穂乃果「さよなら、真姫ちゃん。ずっと一緒だよ」ニコッ

真姫「さよなら、穂乃果。こちらこそ、ずっと一緒よ」ポチリ


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