穂乃果「教科戦隊μ's!」

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1: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:40:29.95 ID:+v/F6SmC.net
小学校


子どもたち「キャアアアアアア!?」

怪人「ぐへへぇ〜、お前ら!勉強なんて必要ねぇだろぉ?家でゲームしながらお菓子ボリボリしていた方がよっぽど楽しいよなぁ!?」

子どもたち「怪人ヒキコモリィ怖いよぉ〜!こっち来ないで!」ガクガク



怪人「……おい、そこのちびっ娘!こんなチマチマとビーズのアクセサリーなんて作ってても、時間の無駄だぜぇ!漫画でも読んでた方が楽しいゾォー?」バッ


幼女「あっ!だめぇ……ビーズ返してぇ!!」ウルウルッ

元スレ: 穂乃果「教科戦隊μ's!」

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2: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:41:16.33 ID:+v/F6SmC.net
怪人「あっはっはぁ!!お前にはオレ様が特別に、ポテチ片手にしながらのネットサーフィンでも教えて引き篭もりにしてやるゼェ!!」ウキャキャッ

子どもたち「誰か……誰か助けてぇー!!」

怪人「無駄無駄!誰も助けに来ないよーん!」ニヤニヤ











「ちゅんちゅん!そこまでですっ!」
3: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:42:04.62 ID:+v/F6SmC.net
怪人「げっ!?その声はぁ!?」ビクッ




「いたいけな子どもたちに不健康な食事を与え!物作りの楽しみを奪い!更には、家族からも孤立させようとは……許せません!」




ことり「衣食住のスペシャリスト…家庭科のことり がお相手しますっ!」ちゅんっ


子どもたち「わぁー!!μ'sだぁ!μ'sのことりだぁ!!」キャッキャッ
4: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:42:57.51 ID:+v/F6SmC.net
怪人「くそぉ!また邪魔しに来やがったなぁ!?」

ことり「あなたたちが悪さを働こうとするからですっ!」プンプンッ


怪人「ふふふ……今日こそは勝たせてもらうぞっ!」キュイイイイイ


子ども「あっ!怪人が能力で、でっかい包丁作ったぁ!?」


ことり「……………………」


怪人「くらえ!『ざく切り!』『乱切り!』『ぶつ切り!!』」ビュンビュンッ


子ども「ことりお姉ちゃーん!危なーい!!」












ことり「……そんな簡単な切り方しか出来ないの?」シャキンッ
5: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:43:49.22 ID:+v/F6SmC.net
ことり「『そぎ切り!』『シャトー切り!』『柏木切り!!』」シュシュシュッ



怪人「ぎゃああああああああああ!?」ズバズバズバッ


子ども「キャー!!ことりお姉ちゃんカッコいいし、かわいいー!」


ことり「私の能力は『女子力を発揮する』なんだよ?そんな切り方ではまだまだです♪」




怪人「くっそぉ、まだだぁ!まだ負けぬぅ…」キュイイイイイ
6: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:44:50.21 ID:+v/F6SmC.net
子ども「あっ!?今度はでっかい針だぁ!?」


ことり「……………………………」


怪人「やってやるぅ!!『並縫い!』『玉留め!』『玉結びぃ!!』」シュシュシュッ


子ども「ことりお姉ちゃーん!!逃げてぇー!!」











ことり「…それは、ことりの得意技だよ?」キランッ
7: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:45:50.00 ID:+v/F6SmC.net
ことり「『かがり縫い!』『本返し縫い!』『千鳥がけ!!』」シュバババッ

怪人「んげごぐぎがぁ!?(俺の口がぁ!?)」ジタバタッ


子ども「ことりお姉ちゃん、すごーい!!」パチパチッ

子ども「なんて綺麗な縫い目なんだろう!」

怪人「ごごえげごぉ!!(覚えてろぉ!!)」バタバタッ


……………………


ことり「ふぅ…みんな、大丈夫だった?」

子ども「ことりお姉ちゃんのおかげで大丈夫だったよ!ありがとう、お姉ちゃん!」

ことり「うん!みんなが無事なら良かったよぉ」ニコリ
8: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:46:33.52 ID:+v/F6SmC.net
幼女「…ことりお姉ちゃん」

ことり「ん?どうしたの?」

幼女「ビーズのアクセサリー…うまく出来ないの……教えて…ください…」

ことり「うん!もちろんいいよぉ!ことりお姉ちゃんと一緒にやってみよっか!」ニコッ

幼女「ありがと!!」パァア

子ども「いーなー!私もことりお姉ちゃんに教えてもらいたーい!」

ことり「ふふっ、じゃあ、みんなでやってみよう?」

子どもたち「やったぁー!」

ことり「ねぇねぇ、ことりお姉ちゃん!今度料理も教えてよー!」

ことり「勿論いいよぉ。お菓子パーティでもやりたいね!」

子どもたち「すごーい!!楽しみー!!」キャッキャッ


こうして、今日も子どもたちの学習意欲は守られたのだ!ありがとうμ's!ありがとう、ことり!

だが、まだまだ怪人たちは、その毒牙を向けるのであった!


………………………
9: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:47:44.92 ID:+v/F6SmC.net
小学校


子どもたち「きゃああああああああ!?」


怪人「げへへへへ!お前ら、もう外暑いじゃねえか!中庭走り回ってんじゃねえよ!クーラーの効いた部屋でゴロゴロしてようぜぇ!?」ズドンズドン

子どもたち「いやぁぁあ!怪人デブゥは来ないでぇ!?」ガクガク

怪人「体動かすなんて…はぁ……マジでかったるいダロォ!?運動会は校舎裏で……ふぅ……バックれてようぜぇ?」ズドンズドン


子ども「誰か…誰か助けてぇー!!」

怪人「そんなの誰も助けに…むふぅ…こないぞぉー?」ズドンズドン












「そこまでにゃ!!」
10: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:48:45.84 ID:+v/F6SmC.net
怪人「げっ!?その声はぁ!?」

「運動を楽しもうとする心を踏みにじり、その腐敗した精神に近づけようとするなんて…許せないよ!」





凛「星空教室の始まり始まり!体育の凛が成敗してやるにゃ!」ビシッ



子どもたち「わぁー!!体育の凛お姉ちゃんだー!星空マントがカッコいいよー!」キラキラ
11: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:49:31.40 ID:+v/F6SmC.net
怪人「くっそぉ!今日こそはやっつけてやるぜぇ!」ブワブワッ

子ども「ああっ!?デブゥの能力で、凛お姉ちゃんまでの間にマットの道が!?」

怪人「くらいやがれぇ!『前転!』『開脚前転!』『前転!!』」ゴロゴロゴロ


凛「……………………………」


子ども「うわぁ!?すごい勢いで転がってるよ!このままじゃ凛お姉ちゃんが潰されちゃう!」

子ども「凛お姉ちゃん危なーい!!」












凛「…行っくにゃ〜!」星空マントファサッ
12: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:50:36.96 ID:+v/F6SmC.net
凛「『ロンダート!』『バク転バク宙!』『ローリングソバットォ!!』」クルクルクルクルッゲシッ


怪人「ぶはあああぁあぁぁぁっ!」バタッ


子ども「すっげー!!凛お姉ちゃんつよーい!!」

怪人「ぐふっ……プロレス…技だと…?」ヨロヨロ


凛「凛の能力を忘れたの?『人体を思い通りに動かせる』能力なんだよ?ローリングソバットくらいお手の物だよ」
13: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:51:39.50 ID:+v/F6SmC.net
怪人「……くそっ…体力が……」ヨロヨロ

子ども「あっ!デブゥがサッカーゴールの前をチョロチョロしてる!」

怪人「ふひぃー……動きたくねぇ……俺は、ここに居座るだけで鉄壁のディフェンス……お前には崩せない…」ニヤリ








凛「ふふ〜ん?」ニヤリ



凛「さっきも言ったよね?凛の能力は『人体を思い通りに動かせる』んだって。……それは、『凛自身の体』以外にも、『凛が決めた対象の人の体』も自在に動かせるんだよね〜」ニヤリ
14: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:52:53.84 ID:+v/F6SmC.net
怪人「なっ…!?ま、まさかっ…!?」


凛「そんなに動きたくないのなら……凛がとびっきりの必殺技を叩き込んであげるにゃ!」


怪人「嫌だぁ!!やめろぉ!?あの技…あの技だけはぁあああああ!!」









凛「いっくよぉぉおおお!!必殺!!


『大縄跳び!』『20mシャトルラン!』『超距離走!!』」ドンッ


怪人「ぎゃああああああ!?」
15: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:54:16.98 ID:+v/F6SmC.net
怪人「うわああああああ体が勝手にいい!?覚えてろおおお!?」ズドンズドンズドン…


……………………



子ども「やったぁー!凛お姉ちゃーん、デブゥをやっつけたよー!ありがとう!!」キャッキャッ


凛「うんうん!大丈夫だよ!じゃあ、凛お姉ちゃんと一緒にさっきの続きしよっか?」ニッ

子ども「わーい!じゃあ、凛お姉ちゃんが鬼ねー!」

凛「全員とっ捕まえてやるにゃー!さぁ逃げろ逃げろー!」

子ども「きゃー!!」バタバタッ




こうして、子どもたちの運動を楽しむ心は守られたのだ!ありがとう、μ's!ありがとう、凛!

…………………………
16: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:55:30.51 ID:+v/F6SmC.net
小学校


怪人「うへぇ〜、面倒クセェ面倒クセェ!なんて面倒クセェことやってんだ、お前らはぁ!?」ダラダラ


子どもたち「きゃあああああ!?怪人ダダクサァだー!?」


怪人「大体意味ワカンねぇよなぁ!?何で実験なんてする必要があんだよぉ?教科書に書いてあること確かめるなんて、ただの二度手間じゃねぇかよー」ゴロゴロ

怪人「それによぉー、>>1なんて、実験でガスバーナー使ったときに、ガスだけ放出していたみたいで、あわや大爆発!理科室から子どもたちが全員避難するなんて騒ぎを起こしたことがあるんだぜ?実験なんて危ないだけなんだよ!」

子どもたち「ひぃっ!?」ブルブル
17: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:56:09.46 ID:+v/F6SmC.net
怪人「日時計なんぞを見てるくらいなら、バカボンの歌からお勉強した方がマシだぜぇー?」ジリジリッ

子ども「誰か……誰か助けてぇー!!」


怪人「ふふふ…そんな叫んだところで、誰も助けになんて…」











「チョットマッテテーー!!」
18: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:56:48.40 ID:+v/F6SmC.net
怪人「げっ!?その声はぁ!?」

「自然を愛する心を蔑ろにし、子どもたちの『何故だろう?』『調べてみたい!』という科学的思考の育みを馬鹿にするのは許せません!」


花陽「お米は母なる自然の恵み!理科の花陽 只今登場です!」ビシッ


子どもたち「わぁー!花陽お姉ちゃんが来てくれたぁー!!」


花陽「子どもたちに悪いことを教えちゃメッ!です!」
20: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:57:45.24 ID:+v/F6SmC.net
怪人「ふふふ…調子に乗っていられるのも今のうちだぜ?」バチバチバチッ


子ども「ああっ!?ダダクサァの体から電気がっ!?」


花陽「………………………………」


怪人「感電させてやるぜぇ!?」バチバチバチッ

子ども「花陽お姉ちゃん!!逃げてーー!!」










花陽「『絶縁体は電気を通さない』」スッ
21: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:58:37.02 ID:+v/F6SmC.net
バリバリバリッ


怪人「何ぃ!?全然効いてない!?」バチバチバチッ

花陽「…私の体が絶縁体となったからといって…何を驚いているんですか?『実験結果に則する』…それが私の能力ですから」カチッ ボオッ


怪人「線香!?…まさかっ!?」












花陽「『酸素は助燃性が強い』」ポイッ
22: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/19(木) 00:59:56.07 ID:+v/F6SmC.net
ボオッ メラメラメラッ

怪人「ぐわぁあああああああ、俺の体があぁぁ!?」

子ども「うわあ!花陽お姉ちゃん強ーい!」


怪人「覚えてろぉー!!」ダダダッ


…………………………


子どもたち「花陽お姉ちゃんすごーい!!ありがとう!!」

花陽「みんなが無事で良かったよぉ。ところで、みんなは何をしてたの?」

子ども「あのね!この磁石にね!くぎをくっ付けて、ちょっとしてから離すと………ほら!釘も磁石になるの!!」

花陽「わぁ!すごいねぇ!」ニコリ

子ども「何でこうなるんだろう?」

花陽「不思議だねぇ、何でだろうねぇ?」ニコニコ




こうして、子どもたちの、物事に疑問を抱く純粋な心は守られたのだ!ありがとう、μ's!ありがとう、花陽!


しかし、ここから教科戦隊μ'sは苦戦を強いられるのであった…
36: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/20(金) 11:13:53.95 ID:B6CrFB9a.net
中学校

怪人「お前ら、何真剣に合唱コンの練習してんだよ!?マジメちゃんどもか!」ケケケ


生徒たち「きゃああああ!?怪人ヤサグレェだ!?」

怪人「変声期を迎えるこの時期は、声も裏返ったり歌いにくいよなぁ!?やれ真面目に歌ってれば『口パクパクしてて魚かよw』とか『何で歌うときに顎がしゃくれるんだよw』とか馬鹿にされたことあんのか!?」



怪人「何で歌いたくもないのに全員で歌わなくちゃいけない!?やりたい奴らが大会に行って楽しんでこればいいじゃねえか!」ジリジリッ



生徒たち「誰か……誰か助けてぇー!!」


怪人「まったく……そんな都合良く誰かが来るなんて……」








「イミワカンナイ!!」
37: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/20(金) 11:14:41.82 ID:B6CrFB9a.net
「人の多様な表現力や感性、豊かな情操を養うこと……音楽を通して人は成長することだってできるの!」


真姫「 好きなトマトはソプラノトマト!音楽の真姫ちゃんよ!」ビシッ




怪人「ほほ〜、これはこれはμ'sの登場ですか…」ニヤリ


真姫「あら、随分と余裕あるみたいね?これからこてんぱんにされると言うのに」
39: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/20(金) 11:15:48.11 ID:B6CrFB9a.net
怪人「μ'sを倒せると思うと、嬉しくてたまらないんだよ」ニヤニヤ


真姫「へぇ?結局恥をかくことになっても知らないわよ!」ヒュンッ



怪人「『アンダンテ!!』」ニヤリ


真姫「!? ス、スピードがっ!?途端に遅くっ!」ガクンッ


怪人「『フォルテ!!』」ズドンッ


真姫「うぐっ!?」メキメキィ…

ズドンッ……ガラガラッ………



生徒たち「そんな!?…μ'sの真姫さんが!?」オロオロ
40: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/20(金) 11:18:25.79 ID:B6CrFB9a.net
怪人「『音楽記号に従う』……そんな『歩くような速さ』で動いてたら、『強く』なったパンチが飛んでくるぞ?」ニヤニヤ


真姫(……怪人の能力が今までよりも厄介になってるわね……)ケホッ


怪人「……俺たち怪人は、人間の学習に対する負の感情を高め、それをエネルギーとしてパワーアップしているのだ!つまり、近くにやる気がない奴がいればいるほど、俺たちは強くなっていく!この教室にはまさに!合唱にやる気のない奴がいるってことだ!!」

生徒たち(………!!)ビクッ

怪人「小学生どもと違い、中高生にもなれば、嫌いな教科にずっと強い負の感情が溜まっていく!お陰で俺たちは、さらに強くなった!…もう、μ'sは俺たちに勝てない!!」ビシッ
41: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/20(金) 11:19:13.03 ID:B6CrFB9a.net
真姫「……ふふ」

真姫「…確かにそうね。人間なんて普通は、楽なものや好きなものしかやりたくないものよ。……私だってそうだったんだからね。」



……私、ああいう曲聴かないから…

…聴くのはクラシックとか、ジャズとか…


真姫「でもね…そんな私を新しい世界に連れてってくれた人がいた!そんなの無理と決めつけていた私を…必要としてくれた人がいた!」

真姫「だから私は歌うの!…いや、違うわね…私は歌いたいの!メロディーや歌詞に自分の想いまで込めて、色んな人に届けたいの!」ゴゴゴゴゴ…


真姫「歌の素晴らしさ…私が教えてあげるわ!」パチンッ スゥッ
42: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/20(金) 11:20:40.40 ID:B6CrFB9a.net
〜〜〜〜♪

怪人「!? 急にどこから音楽が!?」

真姫「…みんなで歌おうよ〜♪ 心を〜1つに〜して〜♪」

生徒たち「!?…これは、私たちのクラスの合唱曲『マイバラード』!?」


真姫「悲しい時も〜♪つらい〜ときも〜♪」



生徒たち「真姫ちゃん……すごい楽しそう…」


生徒たち「何でだろう…あんな楽しそうに歌ってると…私たちも歌いたくなってきたわ!」


真姫「みんなで歌おうよ〜♪大きな〜声を出して♪恥ずかしがらず〜♪ 歌おうよ〜♪」

生徒たち「…心燃える歌が♪ 歌が き〜っと君のも〜とへ♪ きらめけ〜 世界中に〜♪僕の〜歌をの〜せて〜♪」




怪人「なっ!?なにぃ!?…急に力が抜けていくぅ!?」シュウウゥゥ
43: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/20(金) 11:21:38.31 ID:B6CrFB9a.net
真姫「歌うことは楽しいこと…人と人を結ぶ素敵なもの…みんながそれを思い出した今、あなたに為す術はないわ!」



生徒たち「きらめけ〜♪世界中に〜♪届け 愛のメッセージ〜♪」


怪人「くそぉぉおおおお!!」シュウウゥゥ





真姫「今度は私の番ね!『歌の情景を起こす』能力……魅せてあげる!」パチンッ
44: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/20(金) 11:22:34.64 ID:B6CrFB9a.net
デレレレレレデレレレレレデレデレレデッデッデ-♪
デレレレレレデレレレレレデ-ッデ-デ-レ-♪


怪人「な、なんだ!?目の前が急に暗く…それに霧が…!?」


生徒たち「この曲は…『魔王』?」


……可愛い坊や…おいでよ……面白い遊びをしよう……


怪人「ひいっ!?な、何だ今の声!?」ガクガク


真姫「……あら、あなた『魔王』を知らないのね?そろそろ姿も見えてくるんじゃないかしら?」クスクス


…坊や…一緒においでよ…用意はとうにできている…いいところだよ…さぁおいで… ユラァ


怪人「ぎゃあああ!?ば、化け物!」ガクガク
45: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/20(金) 11:23:49.71 ID:B6CrFB9a.net
真姫「あなた早く逃げないと知らないわよ?この魔王に魅入られた子どもは、魂を抜かれてしまったらしいわよ…」

良い子じゃのう…坊や…じたばたしても攫ってくぞ…


怪人「ひぃっ!?助けてぇ!お、お父さん!お父さーん!」バタバタッ


…………………………



生徒たち「真姫さん、ありがとうございます!」


真姫「…あなた達の愛のメッセージ…確かに届いていたわよ。この調子で頑張りなさい」

生徒たち「…はいっ!」


こうして、生徒たちの音楽を楽しむ心は守られたのだ!ありがとうμ's!ありがとう真姫!
51: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/21(土) 09:27:24.09 ID:fXI9n/5N.net
中学校

怪人「お前ら、彫刻刀で板をガリガリ削るなんて無駄なことしてんじゃねえぞ!?そんなことしてるから、将来はバイト先で大量の大根おろしを摺り下ろす係を任されるんだ!腕がパンパンになるわ!」

生徒たち「わあぁぁ!?怪人クレェマァだ!?」


怪人「作品にいちいち個性を求めてくるくせに!いざデザイン案を提出してみると、『やり直してこい』とかふざけんな!正解なんて決まってねぇくせに、ダメ出しからの居残りさせられるんだぞ!」

怪人「俺が怪人になったのも全ては美術のせいだ!こんな教科廃止に追い込んでやる!!」

生徒たち「誰か……誰か助けてぇ!」


怪人「馬鹿め!助けなんて何の意味も…」












「にっこにっこにぃ〜♡」
52: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/21(土) 09:28:35.11 ID:fXI9n/5N.net
「言葉とは異なる、自分の想いを表現する1つの方法……人はそれぞれ何か輝ける才能を持つの。それを奪うことは許さない!」

にこ「得意技はμ'sのポスター(センターの顔)をコラージュすること!美術のにこにーにこっ!」


怪人「いつも邪魔しにワラワラと湧いてきやがって……ゴキブリみたいな奴らだぜ」


にこ「…へぇ。その言葉、そぉ〜っくりそのまま…お返ししてあげるわ!」ヒュンッ


にこ「…遅いっ!隙だらけよ!」ブンッ



怪人「……『シンメトリー』」キュイイイイイ


………バキッ
53: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/21(土) 09:31:04.03 ID:fXI9n/5N.net
怪人「ぐっ……」メキィ

にこ「ちぃっ……」メリッ

にこ(私としたことが……カウンターを貰っちゃったわ……!?あれ……敵の動きが私と同じ動きをしている…?)タタタッ


怪人「……………」タタタッ



にこ(……なるほど、『シンメトリー』ですものね。私のスピードや動きを鏡写ししているということなのね……)


怪人「……ここから『グラデーション!!』」シュンッ


にこ「!?同じ動きじゃなくなっ…『グラデーション』…?…はっ!マズっ…」
54: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/21(土) 09:33:07.84 ID:fXI9n/5N.net
怪人「おらぁああああ!!」ブンッ

バキィッ

にこ「ぐぅっ!?」メシメシッ

怪人「そらぁっ!」ゲシッ

にこ「きゃああ!!」ミシッ

ヒュウウウ…ズドォン…ガラガラッ


怪人「よく分かったなぁ!俺は『デザインを構成する』能力!グラデーションと言えば…一定の割合で変化する!

スピードもパワーも戦闘能力も!時間が経てば経つほどパワーアップされていく!今の内に降参した方が身のためだぞ?」ニヤニヤ


生徒たち「そ、そんな…このままじゃにこさんが…」オロオロ



にこ「………ったく、調子に乗るんじゃないわよ」ペッ
55: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/21(土) 09:34:15.18 ID:fXI9n/5N.net
にこ「あんたは美術に嫌な思いしたことあるみたいね。私も、大好きなはずのアイドルに辛い思いをしたことだってあったわ…」

にこ「一時期はあんたみたいに、諦めて不貞腐れて…って感じになってたけど。それでもにこは何とか踏みとどまれた!大きな存在のおかげもあったけど、何より、やっぱりにこはアイドルが大好きだったから!」

にこ「誰に何を言われようと、これだけは自信を持ってそう誇れる!だからこそ、いつでも全力でアイドルやりたいと思えるの!」

にこ「だからね、にこがこれだけアイドルに真剣なように…絵を描くことや、作品を作ることに情熱注いでやってる子もいると思う。美術が大好き!と誇りを持っている子がきっといると思う」

にこ「今度は私が、一生懸命頑張るその子たちに翼を渡す時……あんたなんかに、邪魔なんかさせてあげないっての!」



怪人「へっ…そういう無駄な演説は…せめて勝ってから言うんだったなぁ!」ブンッ




にこ「『記憶の固執』」カッ…
56: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/21(土) 09:34:54.13 ID:fXI9n/5N.net
グニャアァ


怪人「!?…なんだ……目の前がぐにゃぐにゃと………」グニャアァ

にこ「『作品の世界に入り込む』…ここは時計すらも、ぐにゃぐにゃと柔らかい世界なのよ」


にこ「私もあんたも、過去の時計にとらわれすぎ。……ただ、あなたは今でも、現在の時間が停止したままなのよ。」


怪人「何を………言って……………」グニャアァ


にこ「今からあんたの過去の時間を停める。……これでつまらない意地張るのもお終いよ。あんたもやり直せるわ。」


怪人「……待て………どういう…………」グニャアァ


…………………カチッ


………………………………
57: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/21(土) 09:35:52.19 ID:fXI9n/5N.net
元怪人「……………?あれ、俺何してたんだ?」

元怪人「げっ、いつの間にかこんな時間!?早く帰ろ…」


にこ(…あんたも頑張りなさいよ)クルッ


こうして、生徒の美術を学ぶ機会が守られ、悩めし1人の人間は救われたのであった。ありがとう、μ's!ありがとう、にこ!
60: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:00:19.14 ID:SyFs5FOT.net
中学校

怪人「お前らまったく阿呆なことやってやがんなぁ!日常会話の時に、教科書に載ってるような、わざわざ小難しい表現で喋らないだろうよ!古典や漢文なんて尚更使わないだろ!」

生徒たち「うわぁ!?怪人ヒネクレェだ!?」


怪人「普段、誰が体言止めなんて使ってる!?誰が倒置法を使ってる!?誰が対句を使ってるんだよ!?そんな技法学ぶことに何の意味もない!ネットスラング覚えた方がこれからの社会ではよっぽど実用的だろ!」


生徒「誰か…誰か助けてぇー!!」





怪人「そんなに声を張り上げたところで、誰も助けになんか…」




「認められないわぁ」
61: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:01:30.77 ID:SyFs5FOT.net
「人と伝え合う力を高め、私たちの思考力や想像力、言語感覚を豊かにさせてくれるもの……それが国語よ。そんな豊かな心の発達を踏み躙ろうとするなんて…認められない」


絵里「この事態知りて焉んぞ敵を見逃さんや!国語の絵里!」ババンッ


怪人「全く…性懲りもなく邪魔しに来やがって……」ユラァ

絵里「ふふ…あなた達も、いい加減諦めたらどうなのかしら?」


怪人「……そんな威勢良くいれるのも今のうちだぜ?なぜなら今回は奥の手を用意したからなぁ!」ニタァ






亜里沙「うぅ……お姉ちゃん………」ズズズ…


絵里「亜里沙っ!?」ガタッ
62: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:02:33.11 ID:SyFs5FOT.net
怪人「こいつは国語の勉強がなかなか追いつけてないみたいじゃねぇか!?国語に対する負の感情がとりわけ凄いぜ!」

亜里沙「うぅ……日本語…むずかしい…」ズズズ…


絵里「あなた、亜里沙を今すぐ離しなさい。」ゴゴゴゴゴ…


怪人「嫌だと言ったら……?」ニタァ


絵里「全力でシメてあげるわ!」ダッ








怪人「……『そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな』」ビュンッ
63: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:03:39.92 ID:SyFs5FOT.net
絵里(!?なっ、速…)



怪人「おらぁっ!」ドゴォッ

絵里「うぐぅっ!?…このっ…」ブンッ

怪人「…遅いっ!」スッ

絵里「なっ!?」

怪人「どりゃあ!!」ブンッ

絵里「ぐふうっ……」バキッ


…ヒュウウウ…ズドォン ガラガラッ……


生徒たち「なっ!?亜里沙のお姉ちゃんの…あの絵里さんがっ!?」アセアセッ

絵里「…けほっ…」ヨロヨロ
64: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:05:20.40 ID:SyFs5FOT.net
怪人「……その小娘の負の感情のおかげで俺は『作品の表現を利用する力』を得たのだ!『少年の日の思い出』のエーミール…つまり、非の打ち所がない状態になったのだぁ!俺が世界のおきてなのだ!」

怪人「こいつに更にネガティヴな感情を植え付けてやるぜぇ!」キュイイイイイ

絵里「!? ま、待ちなさいっ!」




怪人「…『旦那様』」ペコッ


亜里沙「うわああああああああ!?閏土(ルントウ)が!?仲が良かったあの閏土がぁ!?」ズズズズ…

絵里「くっ!?魯迅の『故郷』!?たった5文字で、天から地に叩き落とされるような絶望感を亜里沙に植え付けるなんて!」ギリギリッ
66: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:06:39.07 ID:SyFs5FOT.net
怪人「はははははっ!!力が…力が漲るっ!!今ならもう…誰にも負ける気がしないっ!!」ゴゴゴゴゴ…





亜里沙「うっ……お姉……ちゃん…」ズズズ…

亜里沙「私……国語とても難しくて…国語の良さが……分からないの…とってもモヤモヤする……私、どうしたら……」ズズズ…










絵里「ねぇ……亜里沙……お姉ちゃんが今、何考えてるか……分かる?」ケホケホッ
67: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:08:39.36 ID:SyFs5FOT.net
亜里沙「……え?」

絵里「雪穂ちゃんやお友だちと関わったりした中で…『何で私の気持ち伝わらないんだろう?』とか『私はこう考えていたのに!』とか……そう思った経験は無いかしら?」


亜里沙「……………………」


絵里「逆に、亜里沙も『この子、何を考えているんだろう?』と思ったことだって…あったと思うの…」

絵里「でもね……それって教えてくれなければ、普通は分からないものなのよ。目に見えないものだしね………………」


亜里沙「……………………」


絵里「でもね?…だからこそ、人はきっと、こう思う。『私のことをもっと知ってほしい!』『あなたのことをもっと知りたい!』…って」


絵里「…それを叶えてくれるもの…それこそが国語を勉強すること…だと私は思ってる…」

亜里沙「!?」
68: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:11:28.30 ID:SyFs5FOT.net
絵里「例えばだけど…本って…何百年も何千年も前から今日まで生み出されているじゃない?…それだけ、物書きな人が存在した…ってことになるわね。」

絵里「そうなると、『この前こんな発見をしました!』と自慢しようとする作者もいれば

『私の考えを読み取ってみなさい?』とまるで難解な表現で挑発するかのような作者もいたのかもしれないし…

他にも『こんな世界あったらいいなぁ』と、自身の願望を小説として、生み出した人だっているかもしれないわね…。」

絵里「そしてどの作者にも共通するのが…その人達はみんな『これを誰かに読んでほしい!』『私の想いを知ってほしい!』そう思いながら書いてること…だと思うの」


絵里「だから私は本を読むの。その人のことをよく知りたいから」

絵里「そしてそれこそが、人と人を結ぶ架け橋となるの!」
69: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:12:56.35 ID:SyFs5FOT.net
絵里「国語は…難しい言葉や、いろんな文法を覚える…それも多少は必要だけど、大事なところはそこじゃない…」

絵里「国語は、国も時代も人種も性別も思想も飛び越えて、たくさんの人と通じ合える……その素晴らしさを教えてくれる教科……だと思うわ。」

亜里沙「お姉……ちゃん…」


絵里「…ねぇ、亜里沙。それでもやっぱり国語って、必要無いのかしらね?」












亜里沙「ハルァショー!」キリッ
70: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:13:49.49 ID:SyFs5FOT.net
亜里沙「お姉ちゃん!お姉ちゃんのおかげで何かモヤモヤが消えたの!やっぱり国語ってハルァショー!」キラキラ

絵里「ふふっ、それなら良かったわ」ニコリ


怪人「ば、ばかなぁ!?力が……俺の力が抜けて…く……」シュウウウゥゥ…






絵里「……形勢逆転みたいね?」ゴゴゴゴゴ…


怪人「ひぃっ!?」ビクッ
71: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:14:59.44 ID:SyFs5FOT.net
絵里「ちょっとおふざけが過ぎたあなたには、高校生のお姉さんから特別なお仕置きよ…」ユラァ

怪人「ごめんなさい!!お願いします、許してぇ!」ガクガクッ

絵里「ふふふ…私は『言葉を叩き込む』能力…。亜里沙にトラウマを植え付けようとした罰として、あなたの頭の中にトラウマレベルの言葉を一生反響させ続けてあげるわ。新美南吉『ごんぎつね』より…」キュイイイイイ



ごん、お前だったのか
ごん、お前だったのか
ごん、お前だったのか
ごん、お前だったのか
ごん、お前だったのか
ごん、お前だったのか
ごん、お前だったのか
ごん、お前だったのか



怪人「ぎゃああああああ!!やめろぉ!やめてくれぇぇ!!頭がおかしくなるぅ!!」ダダダッ

…………………………
72: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 00:15:35.82 ID:SyFs5FOT.net
亜里沙「助けてくれてありがとう、お姉ちゃん!」

絵里「亜里沙が無事でお姉ちゃんも安心だわ」

亜里沙「…ねぇ、お姉ちゃん。今日、国語の勉強教えてくれる?」

絵里「ふふ、お姉ちゃんに任せなさい!」チカァ


こうして、生徒たちの国語を学ぶ意欲は守られたのであった!ありがとう、μ's!ありがとう、絵里!
78: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 23:46:16.47 ID:SyFs5FOT.net
中学校

怪人「お前ら日本人のくせに何で英語なんて無駄なもん勉強してんな!どうせ外人と喋る機会なんてないだろうが!海外で暮らすわけじゃないだろうが!パソコンの翻訳やSiri使えばそれで済むじゃねぇか!」

生徒たち「うわあぁ!?怪人ケィワィだぁ!?」

怪人「だいたい最近の英語の教科書知ってんのか!?教科書に載ってる英語の先生のキャラクターがめちゃめちゃ可愛くなってんじゃねえか!!逆に集中力欠けるだろ!俺らの時代の先生のキャラクターなんて目が点だぞ!?」

怪人「ふざけやがって!こんなことしてる暇があるなら、ルーランゲージでもラーニングしてやがれ!」


生徒たち「誰か…誰か助けてぇー!」


怪人「そんなの暖簾にアームプッシング…」










「それはあかんよ?」
79: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 23:53:41.52 ID:SyFs5FOT.net
「英語は、これからの社会を生きる上での実用的価値もさることながら、言語や文化を理解し、積極的にコミュニケーションを取ろうとする態度や基礎を育む大切なもの!人と人を結ぶ重要なものなの!そんなものを邪魔しようとするのはお門違いや!」


希「希パワーた〜っぷり注入!はーいプシュッ!!英語の希があなたを倒してあげる!」


怪人「出たな…μ'sめ。ウチの仲間が何人もやられてしまったよ…」

希「あなたたちが悪いことをしているからやろ?」

怪人「今日こそは…仲間の仇をとらせてもらうぞ!」ダッ

希「それは無理な話や!」ダッ




…バギッ…





希「…………え?」
80: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 23:54:58.01 ID:SyFs5FOT.net
希「…!?うぐっ…」メキメキッ

怪人「おりゃあああ!!」ブンッ

ヒュウウウ…ズドォン…ガラガラッ


生徒たち「なっ!?μ'sの希さんが!?」アセアセッ


希(……いたたっ……いつの間にか、お腹にパンチを叩き込まれてた…って感じや……)ケホケホッ




怪人「……『現在完了』それが俺の能力。」
81: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/23(月) 23:55:52.35 ID:SyFs5FOT.net
怪人「能力を発動している間、自分の好きなタイミングで『動作を完了させることができる』!今、お前にしたのは『殴りかかる』動作を能力によってちょうど完了させたのだ!」

怪人「端から見ればそれはまさに、瞬間移動のような話だ!防ぎようの無い攻撃なのだ!この能力で、お前に負けることはない!」ビシッ

希「………………………」


生徒たち「瞬間移動!?そんなの…勝てるわけがない………」ガクガクッ







希「………厄介な能力やね…」ケホケホッ
82: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 00:01:33.23 ID:q9reNBOT.net
怪人「俺は英語が嫌いだ!だが嫌いな英語の能力をあえて身に付けた!この憎したらしい教科を身に付けておくことで、負の感情を常に忘れることはない!自分自身で、より強い負のエネルギーを生み出し、能力を高めていけるのだ!」


希「……その話が本当なら凄いなぁ。嫌いなものなんて、ウチなら絶対に身に付けてられない。……でも、ウチだって引き下がれない!あなたの思い通りにはさせてあげない!」


希「防ぎようの無い攻撃をしてくるというのなら……こちらも防ぎようの無い攻撃をするしかないよね?」キュイイイイイ

怪人「なっ!?何をする気だ!?」キュイイイイイ





希「…『過去完了』」キュイイイイイ

希「…『すでに私は、君の英語を憎む気持ちを薄れさせてしまっていた』」キィン
83: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 00:03:32.47 ID:q9reNBOT.net
怪人「…ば、ばかなぁ!?ありえない!?俺の能力がぁ!?…」シュウウウゥゥ


希「ウチの能力は『会得した英文法を体現する』…実はウチだって『現在完了』を使おうと思えば使えたんよ?」ニヤリ

怪人「なっ!?」


希「今の能力は何となく分かると思うけど、過去の私の動作を完了させる。

例えば能力で『私があなたをすでに殴ってしまっていた』と発動すれば、当然今のあなたは殴られていた結果が生まれ、そして影響も表れる…」

希「もはや過去の事実すら捩じ曲げる干渉…それこそ防ぎようのない能力。…どう?あなた能力も使えなくなってしまったけど、これでもまだ…ウチと戦う?」ゴゴゴゴゴ…


怪人「ひぃっ!?ごめんなさーい!!」バタバタッ


…………………………
84: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 00:04:21.58 ID:q9reNBOT.net
希(うーん、敵の能力も厄介になってきてるなぁ…。油断してくれて、ウチの能力使えたから助かったけど…)

生徒たち「希さん!助けてくれてありがとうございました!」タタタッ

希「…Sure, no problem ♪」フリフリ

生徒たち「うおおおー、希さん英語すごい滑らか!カッコイイー!」

希「ふふん、 Thank you!That's very kind of you to say ♪」

生徒たち「おおおおー!!」キラキラ


こうして生徒たちの英語への関心を高めることが出来たのであった!ありがとう、μ's!ありがとう、希!
90: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 21:52:31.84 ID:q9reNBOT.net
中学校

怪人「お前ら!社会なんてただの詰め込みじゃねえか!歴史なんて何千何百年前の、どうでもいい爺や婆どもの話だろ?それを知って何が楽しい!?

公民はどうだ!今の政治の終わりっぷりを見てみろよ!!人間の本質なんてどいつもこいつも一緒なんだよ!勉強したところでどうにもならねぇ!これからも何1つ変わらねえだろうよ!」

生徒たち「きゃああああ!?怪人ブチギレェだぁ!?」

怪人「おまけに地理なんてなんだ!?アレだけは覚える意味を未だに見出せねぇよ!都道府県と県庁所在地だけは多めに見てやったとして……

平野や盆地、山脈、川、高原……いちいち覚えてられるかぁ!どれだけあると思ってやがる!しかも日本だけじゃなくて、世界のやつまで覚えさせようとさせてたからな!マジイカれてやがると思ったわ!」
91: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 21:53:11.16 ID:q9reNBOT.net
怪人「許さねぇ……社会の勉強なんて桃鉄やっておけばいいんだよ!地理も学べる!歴史上の人物がアシストしてくれる!経済の仕組みも学べる!

迫り来る社会の理不尽さをボンビーが、対戦プレイでお互いに蹴落とし合う資本社会主義の縮図を体験できる!まさに現代の社会を学習できるじゃねえか!」


生徒たち「誰か…助けてぇー!」


怪人「ふふふ…騒いでも無駄だぁ!このまま社会を潰してやって…」











「生徒の学習を邪魔するのは無しです!」
92: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 21:55:08.47 ID:q9reNBOT.net
「社会とは!様々な資料をもとにしての多角的・多面的な考察力!歴史や国土、我が国への愛着心!平和な国や社会を作り上げるための公民的資質!これらの力を育むためのものなのです!

これからを担う若い子ども達の、未来を奪う真似はさせません!」


海未「幼馴染の指導担当!社会の海未がお相手承ります!」


怪人「…来やがったな!お前らのせいで俺たちの組織は壊滅じゃねぇか!」

海未「…そのようなことを言われても知りませんよ。あなた達の志には同意しかねますから。」はぁ


怪人「…しかし、それは今まで負けた奴らが悪いのだ…。単純な話、よく言われる 勝った方が正義って奴だ。だから、今日は俺がμ'sに勝つ!」スッ

海未「…その考えには多少同意しますが…私は負けませんよ」スッ





怪人「……『源義経』」ヒュンッヒュンッ
93: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 21:57:31.05 ID:q9reNBOT.net
海未「…なっ!?この能力は!?」



怪人「そこっ!!」ブンッ


海未「くっ!?速…」ヒョイッ

怪人「おりゃっ!」ブンッ

海未「おっと!」ヒョイッ


生徒たち「信じられないスピードと跳躍力を駆使して攻撃してる…あれが伝説の八艘飛びなの!?」


生徒たち「それなのに、その攻撃をかわせるなんて…さすがはμ'sの海未さんだ!」

怪人「おいおい!冗談キツイわ!何で避けれるんだ…よ!」ブンッ


海未(……ここでカウンターですっ!)ヒョイッ ブンッ

ガシッ

海未「なっ!?」


怪人「……捕まえたぞ。この『武蔵坊弁慶』が」メキメキメキッ
94: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 21:58:53.91 ID:q9reNBOT.net
海未「いっ!?ああああああああああああああああああああ!!」メキメキッ …バギッ


生徒「えっ!い、今の音って…」ガクガクッ

怪人「そぉら!」ドゴォッ

海未「……かはっ…」メリメリッ


ブゥン…ズドォン…ガラガラッ…



海未「………………………う……」…ゴフッ


生徒たち「そ、そんな!?あの海未さんを…一撃で…!?何て力なの……」ガクガクッ

生徒たち「はっ!?海未さん!海未さん大丈夫ですか!?」アセアセッ
95: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 22:01:31.71 ID:q9reNBOT.net
怪人「あはははは!遂に!遂にμ'sの奴をやっつけたぞ!『歴史上の豪傑の力を身に宿す』能力には、手も足も出なかったようだなぁ!?」

怪人「これを手始めに、他のメンバーも片っ端から潰していくぜ!」



海未「待ちな……さい……」ケホッ ヨロヨロッ


怪人「手も肋骨も折れてるのに立ち上がるとはな……ケリをつけてやる」キュイイイイイ


生徒「海未さん、ダメっ!逃げてください!」オロオロ





海未「……『権力集中』」キュイイイイイ


怪人「!?」ビクッ
96: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 22:05:43.53 ID:q9reNBOT.net
海未「『権限の自由配置と、権限の執行』…それが私の能力です………早い話が、今の私は『独裁者』。立法権・行政権・司法権の全てを掌握する1つの機関…と思ってもらってもよいかと…」ゲホッ


怪人「この死に損ないが…」キュイイイイイ


海未「『立法権』…たった今、貴方に対して、新たな法を制定しました。『能力を以って人に危害を加えた者、又、危害を加えようとした者は、能力の消失と、その一生涯を賢者モードによる生活 に処す』」キィン

怪人「なっ!?」


海未「続いて『行政権』。私や貴方が生きている内は、改正されない限り、この法が施行され続けることになります。」キィン


海未「そして『司法権』。貴方がこの法に反した瞬間、例え私の監視の下でなくても、自動的に能力が適用され、貴方に裁きが下ります。」キィン
97: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 22:08:20.60 ID:q9reNBOT.net
怪人「………………………」ダラダラダラダラ


海未「…どうでしょう?自由に法を決めれて、それに従わせて、裁くことが出来る…。これが、独裁者の恐ろしさなのです。

…これでも良心的な法だと思いますよ?仮に私が『今すぐ100億円を私に支払わない者は、死刑に処す』なんて法を制定したら…どうなるか分かりますよね?」


怪人「…………………」ガクガクッ


海未「…さぁ、私にこれ以上の危害を加えてみますか?他の人に迷惑でもかけてみますか?」


怪人「………し、失礼しましたっ!」バタバタッ


………………………
98: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 22:09:36.36 ID:q9reNBOT.net
西木野総合病院

真姫「…それにしても、随分とひどくやられてしまったのね…」

海未「名誉の負傷…といったところでしょうか…痛たた…」

海未「……気をつけてくださいね。やはり、敵の能力が強くなっているかと思いますよ……穂乃果。」


穂乃果「……うん。海未ちゃんもお大事にね」

海未「…ありがとうございます。」

ことり「…あれ?そう言えば、その花は?」


海未「あぁ、そのときのクラスの生徒たちがお見舞いに来てくれたのです。…私から社会の話を聞いてみたい と言ってくれたのは嬉しかったですかね」

ことり「そうなんだ!良かったね、海未ちゃん!」


海未「はい!ありがとうございます!」


こうして生徒たちの社会の学習意欲は守られたのであった!ありがとうμ's!ありがとう、海未!
102: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 22:57:09.55 ID:2iuKiM6c.net
音乃木坂学院

怪人「お前らぁ!高校数学なんて勉強してなんの役に立つ!?普段の生活のどこで二次関数を使う!?どこで、三角比を使ってるんだよ!?
四角や三角の面積を図る機会すらほとんど無いのに、曲線で囲まれた図形の面積なんて求められても意味が無いだろ!!」


ヒデコ「きゃああああ!?怪人イチャモンだぁ!?」


怪人「どうせ日常での計算なんて釣り銭の計算がほとんどじゃねえか!それ以上のものをやる必要が無いのは、毎日過ごしてれば分かるはずだ!
だから、数学の代わりに将棋やオセロでもいいじゃねえか!頭使うし、お前らの言う論理的思考?とやらも育つんじゃねえのか!?数学である必要性がねぇんだよ!」

フミコ「誰か…誰か助けてぇー!!」


怪人「ここ音乃木坂学院から、それを実行してやる!お前らの学習もここで終わりだ!」








「ダメダメダメー!そんなのダメー!」
103: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 22:58:41.58 ID:2iuKiM6c.net
「数学的活動を通して、概念や法則を体系的に理解できる!物事を数学的に考察・表現できる!物事を数学に基づいて論理的に判断できる!これらの力を身につけられるのが数学だよ!それを邪魔するのはダメだよ!」


穂乃果「μ'sのリーダー!数学の穂乃果!ファイトだよ!」


ミカ「穂乃果ちゃん!」

怪人「ついにリーダーの登場か…」

穂乃果「…もうこんなことは止めようよ。穂乃果も勉強は得意じゃないから、少しは気持ちが分かるつもりだよ…。でも!数学が無くなったら、もっと大変なことになっちゃう!」


怪人「うるせぇ!ここまで来たら止められないんだよ!」キュイイイイイ


穂乃果「!?…能力を使わせないよっ!」ダッ



怪人「……『公比 3』」キィン


穂乃果「!?」
104: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 23:01:14.31 ID:2iuKiM6c.net
怪人「さぁ!行くぞっ!」ダッ

ブンッ

穂乃果「くっ…」ヒョイッ

穂乃果(…………公比ということは……)

怪人「そこぉっ!」シュンッ

ドゴッ

穂乃果「うぐっ!?」メリメリッ


穂乃果(……踏み込んでからのスピードが跳ね上がった!)

怪人「もう一丁!!」ビュンッ


ドゴォォッ


穂乃果「ぎぃっ!?」メキメキィ ピキッ


穂乃果(パンチも……急に重っ……)フワッ


ヒュウゥゥ……ドサッ…ゴロゴロ…バタッ



ミカ「!?そんなっ!穂乃果ちゃん!!」
105: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 23:02:50.62 ID:2iuKiM6c.net
穂乃果(痛てて……これはヒビが入ったかな…それにしても、このスピードと攻撃の威力の跳ね上がり方は…やっぱり……)ゲホゲホッ


怪人「俺の能力は『数列を体現する』能力。今の俺は『等比数列』…1回踏みこむ度に、速度が3倍に、相手に1発撃ちこむ度に威力が3倍に……戦闘力がどんどん上昇していく!
今の俺は最初からスピードが27倍、パワーが9倍になっている!もうお前は、ただ嬲られて終わるしかないのだ!」

ヒデコ「そ、そんな……」ガクガクッ


怪人「お前は俺の動きに追いつけない!逃げることも出来ない!さぁ、次は81倍のスピードで、27倍の威力になった拳を叩き込んでやるよ!」キュイイイイイ


フミコ「穂乃果!早く逃げて!」アセアセッ



穂乃果「…………………」


怪人「終わりだぁぁぁぁ!!」ヒュオン……




スタッ…






怪人「………あれ?」
106: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 23:03:48.44 ID:2iuKiM6c.net
怪人(あれ?…俺、その場から動いてない?…なんで?俺、今確かにヤツに向かって踏み込んだよな?)

怪人「ちっ、今度こそ……」ブンッ

……スタッ

怪人「…なっ!?また!?元の場所に…!?な、何が起こってる!?」






穂乃果「『関数を支配する』能力……………」キュイイイイイ
107: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 23:05:58.28 ID:2iuKiM6c.net
怪人「お前!俺に何をした!?どういうことだ!?」


穂乃果「……確かに、穂乃果はそんなに速いスピードにも追いつけないし、そんな威力の攻撃にも、きっと耐えられない。」

穂乃果「追いつくことも出来なければ、逃げることも出来ない。だとしたら……穂乃果が思いついたのは……『相手をそこから動かさなければいい』ということ」キュイイイイイ

穂乃果「穂乃果の半径1000m以内の座標空間に対して、任意の要素を、今あなたの居るその座標に対応させる関数fを与えたよ。」

穂乃果「分かりやすく言えば『どんなに移動しようとしても、能力によって、常にあなたはその座標に移される。』…つまり、あなたこそ、その場から動けないし逃げられなくなったんだよ!」

怪人「なっ!?」

穂乃果「この世には関数にありふれている…あなたの等比数列もある種の指数関数…等差数列なら一次関数…私はそれらも、それ以外も支配できる!」キュイイイイイ

怪人「バ、バカなっ!?まるで俺の能力の能力の上位互換じゃないかっ!?」




穂乃果「『円錐曲線____楕円』」キィン
108: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 23:09:01.26 ID:2iuKiM6c.net
怪人「なっ…何が起きた!?」ビクビクッ


穂乃果「…ねぇ、楕円って知ってるかな?」

穂乃果「楕円とは『2定点からの距離の和が等しい点』が集まってできる図形だよ…今ね、穂乃果の能力でこの空間を楕円の形にしてみたの。まぁ、壁が別に見えるわけじゃないけどね。」


怪人「それが何だって言うんだ!?」


穂乃果「楕円のおかげでね…こんなことができるの!というわけで、スピーカーを用意してみました!」ポチッ


〜〜〜〜〜〜♪♪


怪人「…ただの……音楽?」


穂乃果「そう!これはただの普通の音楽。…じゃあ音量を上げてみるね!」ポチッポチッ





怪人「……!?うぐっ…ぎゃあああああああぉぉあ!?」ガクガクッ


ミカ「えっ!?何か急に叫び始めたよ!?」
110: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 23:12:35.48 ID:2iuKiM6c.net
穂乃果「『楕円の2焦点からの距離の和は一定』…この性質を利用するとね……楕円の内部にある、片方の焦点から発生させた波は、楕円の壁に反射していって『同じタイミングで』もう片方の焦点に集まるの。」

穂乃果「すると何が起こるか?物理で言うところの『波の合成』というやつかな…波が焦点に、同時に収束することで大きな波を起こすことが出来るの。」


怪人「うぎゃあああああああ!?頭がっ……頭が割れるぅぅ!?」

穂乃果「大きな波が起こるということは、振動の威力が高められたということ……医療現場では実際に、これを利用した治療法も存在するんだよ!ちなみに、その衝撃波は石を破砕することができるくらいの威力なの!」


穂乃果「ということで!あなたの脳と、このスピーカーの音源をそれぞれ楕円の焦点に見立てて、音波を発生させてみたの!

私の能力を使えば、ただ音楽を流しているだけで、あなたの脳にピンポイントで石すら砕く衝撃波を叩き込めるんだよ!」


怪人「たのむううううう止めてくれえええええあああああ!!!」ガクガクッ
111: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 23:13:46.40 ID:2iuKiM6c.net
穂乃果「…もう悪いことはしない?」


怪人「しませんんん!!しませんからあああああああああ!!」ガクガクッ


穂乃果「……しょうがないなぁ」ポチッ


怪人「あああああ!!……はぁ…はぁ…頭が……壊れるかと………」


穂乃果「……次、あなたが悪さをしたって聞いたら……こんなんじゃ済まさないから……」ボソボソッ

怪人「ひぃいっ!?」ガクガクッ


穂乃果「ほら、最初にかけた関数fの能力も解除してあげたから動けるでしょ?早く帰った方がいいよ?」ゴゴゴゴゴ…


怪人「失礼しましたぁああ!!」ダダダッ


………………………………………
113: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 23:14:43.05 ID:2iuKiM6c.net
穂乃果「……ふぅ、やっと怪人たちを全員倒すことが出来たよ」

ヒデコ「穂乃果!今日はみんなを守ってくれてありがとね!それにしても腕は大丈夫なの?」

穂乃果「うん、これは真姫ちゃんの病院で診てもらうことにするよ」


フミコ「それにしても穂乃果カッコよかったよー!いつの間に数学が出来るようになったの?」

穂乃果「ふふん!それはね!μ'sの色んな人に教えてもらってたら、いつの間にか…ね!」


ミカ「すごーい!穂乃果ちゃん、今度数学教えてよ!」

穂乃果「もちろん!私で良ければぜひ!」


こうしてμ'sの9人のおかげで児童生徒たちの学習は守られたのであった!そして、これからも守られていくのであろう!ありがとう、μ's!ありがとう、穂乃果!



おしまい
115: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 23:20:16.00 ID:2iuKiM6c.net
これにてお終いです

最後までご覧頂きありがとうございました。
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『穂乃果「教科戦隊μ's!」』へのコメント

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