ことり「私の1番好きな人」

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ことり-アイキャッチ28
1: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 16:59:25.88 ID:PFgNQnxW.net
私の1番好きな人は穂乃果ちゃんです

昔からずっとことりのことを引っ張っていってくれる。

太陽のような私の幼馴染

ずっとずっと一緒で、時間が経てば経つほど想いは強くなる

私が1番あなたを近くで見てきたんだよ

元スレ: ことり「私の1番好きな人」

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2: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:02:45.64 ID:PFgNQnxW.net
女の子同士なんておかしいよね

なんども諦めようとして、冷たくした時もあったけど、やっぱり離れられなかったよ

でもーー

「好きな人ができたんだ」

穂乃果ちゃんはどんどん前に進んでことりのことを置いていっちゃう

ことりはとても辛いのに、穂乃果ちゃんは私にどんな服を着ていけばいいか聞いてくる。

失敗しちゃえばいいのに…
4: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:06:08.07 ID:PFgNQnxW.net
私が穂乃果ちゃんの服を決めてあげた

穂乃果ちゃんは喜んでるみたい

私の気持ちもしらないで…

「これすっごくかわいい!似合ってるかな?」

穂乃果ちゃんは私に笑いかけて、そういってくれる

「似合ってるよ、穂乃果ちゃん」

似合ってる?当然だよ

ずっと近くであなたを見てきたんだから…
5: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:10:21.72 ID:PFgNQnxW.net
今日はデートの日

穂乃果ちゃんは緊張してるみたい

「大丈夫だよ」

私は励ます

ほんとはイヤだけど、穂乃果ちゃんが好きだから

ありがとう

といって私に明るい声で返事をするあなた

とっても辛いけど、平静を装って対応する。

そろそろ時間だから電話切るね

また私を置いていくの…?
7: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:13:38.42 ID:PFgNQnxW.net
その日の夜電話が来た

デートは成功したみたい

とっても嬉しそうに私にとって話しかけてくる

そんなに嬉しそうに話さないでよ

「あ!この服、とっても似合ってるっていってくれたよ!」

胸が痛くなる

なんであんなに真剣に選んだんだろう

もういやだ、会話の途中で電話を切る

「それでね!あのあと…

ごめんね、穂乃果ちゃん
9: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:17:22.45 ID:PFgNQnxW.net
私の幼馴染のことりちゃんは、いつも私のわがままを聞いてくれる

私は彼女に甘えて生きてきた

「それは厳しいよ…ごめんね?」

困った顔の彼女も可愛い

いつしか 私は

彼女に恋をしていた
10: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:21:59.75 ID:PFgNQnxW.net
女の子同士なんておかしい

私はいつか男の子と恋に落ちると思っていた

でも、相手は女の子の幼馴染

ほんとはいけないとわかっている

適当な男子を好きという設定にして、諦めようとする

でも、ことりちゃんへの気持ちがどんどん大きくなっていく

胸が張り裂けてしまいそう…

その気持ちから逃げるように夢の中へ逃げ込む
11: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:25:54.04 ID:PFgNQnxW.net
それから数日

その男子とデートをすることにした

ことりちゃんは私に服を選んでくれた

とっても似合ってる服、彼女の選ぶ服は大好きだ

でも、今は違う

彼女は私が幸せになって欲しいと望んでいるはず

でも、私は辛くなるだけ

ごめんなさい…
13: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:29:14.14 ID:PFgNQnxW.net
デートが終わってから、彼女に電話をかける

でも、途中で切られてしまった

かけなおしてみるも繋がらず、その日はあの男子と適当に約束を取り付けて寝た

次の日、彼女の家で遊ぶ約束をした

久々にゆっくりできるので、とても楽しみだ

ことりちゃん…早く逢いたいよ…
14: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:34:29.51 ID:PFgNQnxW.net
私は彼女とあったらスキンシップをよくとる

彼女はそれに応えるように笑い返してくれる

その顔は私を苦しめる顔

その顔は私が大好きな顔

今日はいつも以上にたくさん彼女にハグをしたり、体を擦り付ける

彼女も抱きしめ返したり、笑顔を見せる

やっぱり彼女のことが好きだ
15: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:39:02.09 ID:PFgNQnxW.net
穂乃果ちゃんはいつも以上にスキンシップを取ってくるので、わたしはその度に心が躍る

わたしは彼女に応えるように抱きしめ返す

彼女の体はとても暖かくて、誰にも渡したくなくなってしまう

そんな時間もすぐ終わってしまい、またお別れの時間

その濃密な時間を思い返しながら眠りに就く

おやすみなさい、穂乃果ちゃん
18: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:42:39.67 ID:PFgNQnxW.net
私はことりちゃんの家から帰るときに、男子との約束を思い出す

明日はじぶんで服を決めていこう

また、辛くなってしまうから…

服を決めて、ことりちゃんの事を頭から吐き出して眠る

明日からことりちゃんに頼っちゃいけない
19: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:47:33.17 ID:PFgNQnxW.net
私は何ヶ月も穂乃果ちゃんと会っても、連絡してもいない

私がメールを送っても無視されてしまう

そんななか、彼女に恋人ができたという話を聞いた。

帰ってこないとわかっていてもメールを送る

当然、帰ってくるはずもなくどんどん季節は巡っていく

彼女の背中は、いつの間にか見えなくなってしまった。

また私は置いていかれてしまうのだろうか
20: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:53:17.82 ID:PFgNQnxW.net
私に恋人ができて数ヶ月

彼女からメールが何通かくるが、どう返したらいいかわからず返信ができない

彼は私を本当に大切にしてくれていている

もうこのまま彼と付き合ってもいいか…

あの頃のことは忘れよう

ふと高校生だった頃を思い返す

あの頃が1番幸せだったのかもしれない

こんなに短い時間で、私は変わってしまったのか

涙が自然と出てくるが、何も感じない

そしてまた夢のなかへ逃げる
21: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 17:57:33.48 ID:PFgNQnxW.net
大学生活が始まり二年目

彼と同棲することに決めた

私は彼と幸せに生活している。

でも、心のなかにぽっかり穴が開いたようで、うまく笑えない

彼は私のことを心配してくれる

大丈夫だよと笑い返しているが、笑っているかわからない
22: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 18:04:50.65 ID:PFgNQnxW.net
ことりちゃんに電話をかけてみる

当然だが、繋がらない

彼女の母に電話して、番号を聞いてみる

しかし、口止めされているようで教えてくれない

教えてくれたのは、海外で服飾の仕事をしているということだけ

大人になるってこういうことなんだな

もう1人でしっかり生きている

私の後ろをついてきた彼女が懐かしくて、また涙がでてしまう

彼がこちらに気づき、心配されるが、笑顔を見せてからしばらくして眠りに就く

向こうはもう朝なのかな…

会いたいよ…ことりちゃん…
23: 名無しで叶える物語(しうまい【18:01 震度1】)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 18:13:26.30 ID:PFgNQnxW.net
それから、寂しさを埋めるために彼とたくさん遊びに行ったが、何も変わらなかった。

無理して笑顔を見せてまた一年

大学生活三年目に入る時、大学を卒業したら、結婚を前提に付き合ってほしい、と言われた

私はまたこれから彼と新しい、もっと深い生活が始まることにワクワクしていた。

今は楽しい

楽しいけど、たりないものがある

そんなことを考えながら家事をこなす

もう手慣れてしまった

そんなことを考えながらまた1日を過ごす
26: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 20:16:12.75 ID:GcTY+qzV.net
また、何も変わらないまま一年が終わって行く

私の実家に彼と行ったし、彼の実家にも行った

結婚するのが確定のような空気のなか、また彼女のとこを考えていた


南ことり

彼女への思いが日に日に強くなってゆくのを感じている

また、一年

季節は巡ってゆく

彼女のことが気になって仕方がない
27: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 20:18:15.84 ID:GcTY+qzV.net
とうとう結婚を彼から切り出された

オーケーを出すと、もう結婚式の準備は整っているらしい

近日中に結婚式をあげるだろう

ことりちゃんのこともきっぱり諦めよう

さよなら、わたしの
29: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 20:26:31.73 ID:PFgNQnxW.net
結婚式当日

彼はタキシード姿に身を包み、わたしに微笑みかけてくる

なんだか愛おしくって、自然と笑顔が溢れる

わたしもドレスに着替えて、化粧を施す。

たくさんの人の声が聞こえる

もうみんなきたのかな?μ'sのみんなはいるのかな?

ことりちゃんは来てくれるかな

ことりちゃん…

せめて、大きくなった姿くらいは見せてほしいな…
30: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 20:31:12.93 ID:PFgNQnxW.net
入場の合図がかかる

わたしが入場するとともに、たくさんの歓声が聞こえる

こうすると、あの時のことを思い出す。

その瞬間あの時の曲が流れてくる。

この瞬間にぴったりな曲

思わず涙してしまう

このドレスも、あの衣装によく似ているな…

その時、1人の女性が入り口から顔を覗かせているのに気がついた。
31: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 20:33:56.96 ID:PFgNQnxW.net
私はすぐに彼女の正体が分かった。

衣装の装飾品を剥ぎ取って、彼女の元へ走る。

彼はなにもいわず、ただ微笑んで、こちらを見ている。

私は全力で走りながら彼女を追いかける

一刻も早く

早く!

喉が渇いた

足が辛い

腕も疲れた

そんなことを御構い無しに走り続ける
32: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 20:37:20.83 ID:PFgNQnxW.net
「まって!」

彼女の手を掴む

「久しぶり…綺麗だよ、穂乃果ちゃん」

彼女の顔は大人びていて、色気がある

「いかないで!ことりちゃん!」

必死にお願いする

「だめだよ、穂乃果ちゃんは幸せになるべきだよ」

「私が本当に好きなのは、ことりちゃんだよ」

彼女は驚いた顔をしている

「ついてきて、穂乃果ちゃん」
33: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 20:41:34.28 ID:PFgNQnxW.net
彼女についていった先はホテル

宿泊先だろうか

「はいって」

指示通り入ると、沢山の道具が並んでいる

「その椅子に座ってて?」

指示通り座ると、彼女は服を直し始めた

やっぱりーーー。

「このドレス、作ったのことりちゃんでしょ」

「…すごく似合ってるでしょ、私が作ったんだもん」

彼女は目を真っ赤にしながらドレスを直している
34: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 20:47:05.14 ID:PFgNQnxW.net
「穂乃果ちゃん…」

声を震わせながら私を呼ぶ

「なに…?」

恐る恐る聞き返す

「本当に…似合ってるよ…綺麗…っ」

泣き出してしまった。
どうしていいかわからず、抱きしめる

「ずるいよ…ことり、穂乃果ちゃんのこと誘拐しちゃうよ…?」

「それもいいかもね」

「一緒に逃げよう?海外に」

彼女の手に力がはいる

「だめだよ…良くないよ…」

「パスポート、作るまでここにいさせて」

「穂乃果ちゃん…」
35: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 20:56:41.18 ID:PFgNQnxW.net
それから一ヶ月後

私達は海外に住んでいる。

今は永住権獲得のため、勉強中です

ご飯を作って待っていると

ことりちゃんが家でご飯を作っていてくれた時の妄想をしていたことを思い出す

しばらくして、彼女が仕事から帰ってくると、ハグをして、軽くキスをする

これから先、どうなるかわからないけど、今やれることをやるだけです

私が家事をして、ことりちゃんが仕事をする。これもいいかもしれません

「私、今すごく幸せだよ」

「私も幸せ、穂乃果ちゃん大好きだよ…」

彼女はよくキスをしてくる

相当寂しかったのだろう

その寂しさを埋めるために、毎日キスをして過ごす
36: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 21:04:17.58 ID:PFgNQnxW.net
「ことりちゃん、大好きだよ」

「ことりも、穂乃果ちゃん大好き!」

昔の可愛いことりちゃんに戻っていて、クスッと笑う

ことりちゃんはそんな穂乃果をみて、ムスッとする

そんなところも愛おしくて、また自然と笑ってしまう

そんな楽しい毎日がずっと続くといいな

「穂乃果ちゃ〜ん」

私に頬を擦り付けてくる

これから大変なこともあるかもしれないけど

ことりちゃんがいれば、私は幸せです。

この幸せを離さないように、毎日ことりちゃんの帰りをまつ、そんな生活です



明日の晩御飯はなにを作ろうかな?

おわり
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