【SS】18

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μ's-アイキャッチ19
1: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:06:49.56 ID:F2Px8jME.net
頑張って書いたので投稿します

元スレ: 【SS】18

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2: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:07:16.68 ID:F2Px8jME.net
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穂乃果「緊張する?」

絵里「ええ。」

穂乃果「…ふふっ」

絵里「どうしたの?穂乃果」

穂乃果「なんだか絵里ちゃんが緊張だなんて珍しい気がして」

絵里「そうかしら?私だってライブの前はいつも緊張しているわよ」
  
穂乃果「意外だなぁ…生徒会長だから大勢の人の前に出るのは慣れてるかと思ってた。」

絵里「ライブと学校行事だと違うものよ。」

穂乃果「そうかなぁ。」

絵里「確かに穂乃果は珍しいかもね。…私は緊張した時、少しの時間1人になるから」

穂乃果「絵里ちゃんもだったんだ」
3: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:07:35.65 ID:F2Px8jME.net
絵里「穂乃果も?」

穂乃果「うん」

絵里「海未とことりのところにいつもいると思ってた。」

穂乃果「海未ちゃんもことりちゃんも同じだよ、たぶん他のメンバーも。」

絵里「みんなも?」

穂乃果「それぞれ差はあるけど…みんなそんな時があるよ」

絵里「……」

穂乃果「怖くないよ。きっとみんな一緒のことしてるもん。それに…」


絵里「…9人集まる時は一緒。わかってるわよ」ニコッ

穂乃果「うん!」ニコッ
4: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:08:29.10 ID:F2Px8jME.net
当初、ラブライブ!でラストライブだったはずの私達μ'sは

大人の人からの提案と話し合いで最後にファン限定ラストライブを開催することになった。


μ'sというグループだけで、ラブライブ!の会場よりも大きなステージを

この会場を埋め尽くして、ファンの目を輝かせないといけない。

ラブライブ!優勝グループという輝きの中で

それ以上に…数億倍もファンを輝かせないといけない。


今までは私達と私達に付いてきてくれたファンと一緒に戦ってきた。

けど、今回私達が相手にするのは私達と一緒に戦ってきたファンのみんな。


いつものライブとは違う、ラブライブ!とは違う。

…ラストライブまであと1日。


私達は緊張の最高長に達していた。

けれど、それを上回る自信が私達の背中を押してくれていた。
5: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:09:21.62 ID:F2Px8jME.net
ガチャッ

にこ「あ、いたの」

穂乃果「にこちゃん」

絵里「あらにこ、どうしたの?」

にこ「いや、なんとなくね」ソワソワ



穂乃果「あー!もしかしてにこちゃん緊張してる?」

にこ「は?ま!まさかにこが緊張するわけないでしょー?」

穂乃果「」ニヤー

絵里「ふふっ」

にこ「なによ二人して」
6: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:09:58.71 ID:F2Px8jME.net
絵里「さすがにこね。でもしってるのよ?ライブの前に緊張しているの」

にこ「」ギクッ

にこ「み、見てたの?」

穂乃果「にこちゃんも?」

絵里「なにも見栄を張ることなんてないわ、いいことじゃない」

穂乃果「絵里ちゃんもそうだけどにこちゃんも珍しいかも」

絵里「そうね」

穂乃果「絵里ちゃん知ってたんだ」

絵里「引っかけてみただけよ」

にこ「はーーー!?/////」

絵里「ふふっ」

穂乃果「絵里ちゃんも人がわるいですなぁー」ニヤー

にこ「誰よ!」ペシッ
7: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:12:00.67 ID:F2Px8jME.net
穂乃果「でも、今回は本当に緊張しちゃうね。」

絵里「ええ」

にこ「に、にこは常に全力だからいつもと同じにこー」ガクブル

絵里「」ギュッ

穂乃果「」ギュッ

にこ「な、なんで抱きつくのよー!!」

穂乃果「こんなに震えちゃって」

絵里「にこも素直じゃないのね」

にこ「っ…もう!離しなさいよ!!///」

ほのえり「はいはい」

……
8: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:12:25.64 ID:F2Px8jME.net
にこ「…あんたら、油断するとすぐそういうことするから…そのうちファンに変な噂立てられてるわよ」



穂乃果「ファン…かぁ…」

絵里「……」

にこ「…感慨深いわね」

絵里「ええ」


穂乃果「…そうだ」

にこ「?」

穂乃果「ライブ前、絵里ちゃんは1人でいる時なにしてるの?」

絵里「私?恥ずかしいわよそんなの」

にこ「いいじゃない」

穂乃果「こんな時にしか話せないんだからさ」

絵里「そうね…



- - - - - - - - - -
12: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:15:33.67 ID:F2Px8jME.net
「どうしたの?」

絵里「!…誰?…私?」

「もう1人のエリチカさ…絵里ちゃんだよ」

絵里「もう1人の私?」

「見た目も性格も似ても似つかないけどね」

絵里「本当に…?緊張のしすぎで幻聴でも聞こえてるのかしら」

「本当だよ。だってパーティ終わらない♪…ほら絵里のところの振付、完璧。」フリフリ

絵里「見えてないわよ」

「あ…あっはっはっは」

絵里「ふふっ」

「でも信じた?」

絵里「信じがたいわ。でも証拠も無いし、信じるしかないのね」
13: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:17:10.18 ID:F2Px8jME.net
「ありがとう」

絵里「いいえ、どうせもう1人の私?なんだから」

「エリチカさんって呼んでいいかな?」

絵里「ええ。私はなんて呼べばいいかしら」

「__ちゃんって呼んでもいいし______でも好きにしていいよ」

絵里「変わったニックネームなのね」

「でしょ」




「ところでエリチカさんは何で悩んでるの?」
14: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:17:45.29 ID:F2Px8jME.net
絵里「えっ?」

「わかるよ」

絵里「……」

「えっと…最近μ'sは楽しい?」

絵里「ええ。楽しいわ。…楽しすぎるくらい。……あの頃の私がアイドルなんて笑っちゃうでしょ」

「わたしは知ってるもん。笑わないよ…今更かぁ…それで、後悔してる?」

絵里「いいえ。μ'sに入った日にそんなことふっきれちゃったわ。」
  「そうじゃなくて…


……


「ふぅん、生徒会長がアイドルをしてていいのか…か」

絵里「……別にアイドルが嫌な訳じゃないわ」

「そっか、ならいいんじゃない?本当に楽しいならいいと思うよ」

絵里「……楽しいならいいって…」

「私もそういうこと考えたことあるな」

絵里「あなたも?」

「うん」

絵里「…話してる感じだとそんなイメージが湧かないわ」

「あっはっは…って、うるさいよ!」

絵里「ごめんなさい」クスッ
15: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:20:01.80 ID:F2Px8jME.net
「さっきも言ったんだけど私はエリチカさんだったり、人の中に入るお仕事をしてるんだ」

絵里「ハラショー…。幽霊みたいなものかしら」

「うん。まぁそんな感じ。幽霊というより魂かな」

絵里「ハラショー!…私はあなたに命を貰ってるっていう訳ね」

「エリチカさんはエリチカさんだからその辺はなんとも言えないけどそんな感じ…かな」

絵里「面白いわね」

「それでね、私はその仕事に就いて今までたくさんの人に魂を吹き込んできた」

絵里「……」

「その中の1人がエリチカさん。絢瀬絵里ちゃんだったんだよ」






「それでね。私がいままで担当してきた人たちはなかなかエリチカさんみたいにたくさん歌って踊ることなんてなかったんだ」
「この仕事をやっててこんなに疲れる人は始めてだと思ってた」
16: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:21:16.28 ID:F2Px8jME.net
絵里「…スクールアイドルなんて珍しいものね」

「それでね本当に疲れた時になんで私がこんなことしてるんだろう…あくまで仕事の一環で私は魂なんだぞって思った」
「けどねいつかやっててよかったと思うようになった。」

絵里「どうして?」

「私はエリチカさんになってる時はアイドルにもなれるから。ファンのみんなからたくさんのありがとうを貰えるから。」
「だからね、始めたころは想像もしなかったけど今は縁があってアイドルもしてる」
「仕事じゃなくて、それ以上にそんな今が楽しい。」

絵里「…楽しい…ね」

「悩んでることなんてそんな簡単なことだよ。」
「あっ…これあとから思い返して恥ずかしくなるやつだ…あぁ……///」

絵里「ふふっ」

「もーそやって馬鹿にしてー!一応年上だからね!!///」

……


「それで、エリチカさんはどうやってアイドルになったんだっけ?」
17: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:21:55.71 ID:F2Px8jME.net
絵里「私は…生徒会長として…廃校寸前の学校を守るために生徒会を頑張っていたわ」

「ふんふん」

絵里「するとそんな廃校寸前の危険な時期に新しい部を作ろうという人が現れたの」
  「アイドル部。」
  「その頃の私はこんな時期に軽はずみな行動でアイドル部だなんて学校を馬鹿にしてると決めつけていた」

「……」

絵里「けど、彼女達はどうしてもスクールアイドルを始めたいらしく、頑張ってなんとか部員を集めて」
  「ついに私達、生徒会も認めざるを得なく彼女達はアイドル研究部として活動を始めたの」

絵里「そして、恥ずかしいけれどダンスの指導や……してるうちにμ'sに入ることになったの」
  「希曰く、縁が合って9人そろったらしいわ」

「……なるほどねー」

絵里「部活やライブを重ねるごとに楽しいと思えたし私にとって楽しいと思える存在になっていった」
  「けどこうやってライブの前になると思いだしてしまうの…生徒会長としてこんなことをしてていいのかって」

「ほら!同じだ!」

絵里「……?」
19: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:22:56.31 ID:F2Px8jME.net
「存続のためには結果を残さないといけない。生徒会…部活動の一環として、アイドルをやってる。」
「これって、魂を吹き込む一環としてアイドルをやってる私と一緒だよ。」

絵里「言われてみればそうね」

「そして、なによりアイドルが楽しい」

絵里「……楽しい。」

「単純だったでしょ?…エリチカさんは考えすぎなんだよ」

絵里「……ええ。というか聞かなくても知ってたんじゃ…」

「……スピリチュアルやねー」

絵里「……」


「これからもっと辛いこともあるだろうけど、同じもの同士頑張ろう?また相談乗るよ。年上だし。」

絵里「ええ。年上とは意外だったわ」

「うるさい。」

絵里「ふふっ」

「あっはっは」


……

「いつも違う私を見せる機会をくれてどうもありがとう。絵里ちゃん。」

絵里「こちらこそ、ありがとう。なんちゃん。」


「ハラショー」
……



- - - - - - - - - - - - -
20: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:23:58.08 ID:F2Px8jME.net
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穂乃果「こんな時にしか話せないんだからさ」

絵里「そうね…」
  「魂を込めにいってるのよ」

にこ「は?」

絵里「いや、正式には魂を込められに行ってる…といえばいいかしら」

穂乃果「おお!絵里ちゃんお祭り魂!」

にこ「そうやって誤魔化すのねーーー?」

絵里「仕方ないじゃない他になんて言ったらいいかわからないんだから」

にこ「はーーー……」

穂乃果「でも大事なことだよにこちゃん!」

にこ「ま、まぁ確かに…」

絵里「ひとりじゃない気がするわ」

穂乃果「もうひとりじゃないよ」
21: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:25:11.94 ID:F2Px8jME.net
絵里「そういう穂乃果は?」

穂乃果「穂乃果はねー…うーん…うーん…」

穂乃果「…食べ物を食べる!」

にこ「納得だわ。毎回ライブ後の忘れものチェックの時、穂乃果の部屋だけみかんの匂いがしたのは…」

穂乃果「そうそう!」

絵里「穂乃果らしいわ」

にこ「しかも毎回差し入れのみかんが大きくなっていく…」

穂乃果「足りないんだもん、嫌いだった?」

絵里「そんなことないわ、みんなの差し入れはいつも楽しみよ。」

穂乃果「♪」






絵里「にこは?」
22: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:26:38.05 ID:F2Px8jME.net
にこ「うわっ!に、にこも?」

穂乃果「」ニヤニヤ

にこ「教えないわよ!」

穂乃果「穂乃果はしってるよ?偶然見ちゃったんだ、にこちゃんが鏡に向かって…」

にこ「言うな!」ペシッ

絵里「ひっ!鏡…」

穂乃果「あっ、絵里ちゃん怖がっちゃったよ」

にこ「知らないわよ!」

穂乃果「本当の事教えないと絵里ちゃんこのままじゃない?」

絵里「」ウルウル

穂乃果「」キラキラ

にこ「くっ…」


にこ「逃げる!!!!」シュタッ


バタン
23: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:28:00.07 ID:F2Px8jME.net
絵里「逃げたわね…」


穂乃果「にこちゃんはね…」

絵里「?」

穂乃果「いつも『にこは可愛いにこは可愛い』って鏡に向かって言ってるんだ」

絵里「あのにこが?」

穂乃果「うん。そうやって自信をつけてるんだって」

絵里「……」

穂乃果「にこちゃんは絵里ちゃんみたいなモデルスタイルに憧れてたから…いろんな気持ちがあるんだと思う。」
   「μ'sで一番そういうアイドルに憧れをもってるから。」

絵里「意外な一面だわ…あまり触れちゃいけないのものだったのかもしれないわね」

穂乃果「そんなことないと思うよ、逃げたのはただ恥ずかしいだけじゃないかな?
   「憧れとは違ってもにこちゃんは自分の魅力を一番知ってるし、そのことがなによりにこちゃんは誰よりも自信を持ってる証拠だよ」


ガチャッ

にこ「た、ただいま」ケロッ



絵里「にこは可愛いわ」ダキッ

穂乃果「にこちゃん可愛い」ダキッ

にこ「は〜〜〜〜!!?//////////」
24: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:30:52.28 ID:F2Px8jME.net
- - - - - - - - - - - - -

「大丈夫かな…」

にこ「あんたねえ」

「……はぁ…」

にこ「あんたねえ、自信持ちなさいよ。にこの魂なんでしょ?」

「………」

にこ「私は自信満々なの。あんたが私の魂なら安心しなさい。責任を持つわ」

「……」

にこ「……ああもう、鏡の前に立ちなさい!」

「ええ!?…」

にこ「いいからはやく!」




にこ「はい、『にっこにっこにー!』」

「にっこにっこにー!」

にこ「はい。…いまにっこにっこにー出来た人はアイドルになる資格があるわ」

「…いつもやってるよ」

にこ「はぁ…ネガティブすぎんのよあんた」

「……」
25: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:31:19.38 ID:F2Px8jME.net
にこ「私になりきりなさい。自信満々の私に。」

「にこにーに…」

にこ「私は可愛い!…はい言ってみなさい」

「私は可愛い」

にこ「足りない、私は可愛い!」

「私は可愛い!」

にこ「私は可愛い!!」

「私は可愛い!!!」


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26: 名無しで叶える物語(りんご)@\(^o^)/ 2015/03/28(土) 21:31:56.28 ID:F2Px8jME.net
μ'sワンマンラストライブに来てくださりありがとうございます。

μ'sを結成して一年。

最初の頃は誰も見向きもしてくれなくて…

たくさんの人の愛情に支えられてここまで来ました。

もうここが人生のピークなんじゃないかって思う事もあります。

こんなにたくさんの人に支えられて、幸せすぎて夢みたいです。






今日楽しかった人ー!

良かった、それが聞きたくて頑張ってきました

私達と皆さんの青春はまだ終わりません。
みんなと歌いたいですっ
μ's、ミュージックスタート!



18 end
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