【SS】りんぱな『「さあ、あなたの罪を数えなさい!」』

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りんぱな-アイキャッチ1
4: 代行ありがとうございます(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 22:58:53.37 ID:zl3lq274.net
"西木野総合病院倒壊 またも超常現象か"

"工場跡からガイアメモリ見つかる"


花陽「…やっぱり、物騒だなぁ」


コンコン


花陽「…ふふっ」


花陽(また誰かが、突然ドアを叩きます…)


花陽「…事件の予感、ですね」ガチャ

元スレ: 【SS】りんぱな『「さあ、あなたの罪を数えなさい!」』

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5: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:01:06.98 ID:zl3lq274.net
第一話 Wの検索/りんぱなは二人で一人




※このSSはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません
6: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:03:34.58 ID:zl3lq274.net
花陽「ようこそ、矢澤探偵事務所へ…お嬢さんたち、どのようなご用件でしょう」

こころ「…あなたが、小泉花陽さんですか?」

花陽「はい!」

ここあ「それなら話が早い!はい、これ」スッ

花陽「はい?」

ここあ「ここの権利書です」

花陽「…えっ、ええぇっ!?」

ここあ「ここはもともと、お姉ちゃんの探偵事務所だから」

花陽「…お姉ちゃん?」

こころ「はい。私たちの姉の、矢澤にこの事務所です」

花陽「妹さん…」

こころ「いくらお弟子さんといえど、事務所をこのまま預けておくわけにはいかないんです」

花陽「え、っと、あ、あのぉ…」
7: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:08:20.38 ID:zl3lq274.net
コンコン


花陽「あ、あぁーっと!い、依頼人さんかな?」

ここあ「あーっ!ちょっとーっ!」


花陽「い、いらっしゃい!」

カワサキ「…人探しを、お願いしたいんです」




花陽「なるほど…お友達がいなくなってしまった、と」

カワサキ「はい」

花陽「…わかりました。さっそく調査を…」

ここあ「ちょっと待った!」

花陽「ぴゃっ!」

こころ「私たちも同行させていただきます!」
9: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:14:07.38 ID:zl3lq274.net
〜〜〜秋葉原郊外 工場付近〜〜〜

花陽「…あのー」

こころ「はい?」

花陽「…い、いつまで着いてくるのかな〜、なんて…」

ここあ「そりゃー事件解決まででしょ!」

花陽「あ、あはは…困っちゃったなぁ…」



花陽(今回の依頼は、昨日から行方不明になった親友を見つけてほしい、というもの)

花陽(お名前は内田アヤさん。工場勤務の女性です)

花陽(…ということで、内田さんが勤めていた工場にやってきたのですが…)

※このSSはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません


花陽「…これは」

ここあ「一面、花びらだらけ…」

こころ「キレイですね…!」

花陽「…うーん」

ここあ「どうかした?」

花陽「えっと…これ、どう考えてもおかしいよね」

こころ「何がですか?」

ここあ「工場がいきなり花びらまみれになっちゃうなんておかしい、ってことでしょ?」

こころ「あぁ!たしかにそうですね!」

花陽「それに、地面だけじゃなくて…工場の壁一面にも…」


「ここは立入禁止ですよ、探偵さん」
10: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:18:02.47 ID:zl3lq274.net
花陽「…海未ちゃん!」

海未「まったく…担当が私じゃなかったら、また連れていかれてしまうところですよ」

花陽「あはは、ごめんね…」

海未「…それで、今回はどうしたんですか?」

花陽「うん、実はね…」


花陽(この人は園田海未ちゃん。秋葉原警察署の刑事さんなんです)


海未「では、その人が勤めてたのがここなんですね」

花陽「うん」

海未「…花陽、見てください」

花陽「…これ!」

海未「はい…この花びら、壁に"刺さって"いるんです」

花陽「…ドーパントの仕業」

海未「…かも、しれませんね。…それと」

花陽「?」

海未「この工場、数日前に大きな損害が出たそうですよ。それで、色々揉めていたそうです」

花陽「…なにか、関係ありそうですね」
11: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:19:30.66 ID:zl3lq274.net
〜〜〜帰路〜〜〜

ここあ「ねえ花陽ちゃん、ドーパミンってなに?」

花陽「あ…えっと…」

こころ「ドーパントですよ、ここあ」

ここあ「ドーパント…って、なに?」

こころ「さあ…」

ここあ「こころも知らないのかよっ!」

花陽「…」

こころ「…ところで、どこに行くんです?」

花陽「…事務所に戻ります。こころちゃんとここあちゃんは、そのまま事務所で待っててください」

ここあ「なんでさー!」

こころ「私たちはあなたのことを見極める義務がありますっ!」

花陽「それは…ともかくっ。今回の事件は、危…」


「ウアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」


花陽「!」

こころ「なっ、なんですか!?」

ここあ「…あ、あれっ!」


ドーパント「ウウウウウ…」
12: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:28:33.23 ID:zl3lq274.net
ここあ「な、なんなのあの怪物!?」

花陽「…あれがドーパント、です。まさかここで会うなんて…」

こころ「ど、どうしましょう…!」

花陽「…」ピッピッ

ここあ「携帯弄ってる場合じゃないよぉっ!」


ドーパント「ウワァウ!」ブゥン


ここあ「なんか飛ばして来た…花びら?」

花陽「…!二人とも、伏せてっ!」ガバッ

こころ「きゃぁっ!」


スパパパパパン ドサァッ


ここあ「花びらで、木がバラバラに…!?」

こころ「な、なんなんですかもぉっ!」

花陽「…っ」

花陽(私一人ならなんとかなるけど…この子たちを庇うことは…)


ドーパント「ウウウウ…」
14: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:31:46.90 ID:zl3lq274.net
ブゥゥゥゥゥゥゥン キキーッ


ドーパント「ガアアアアアアアアアッ!!」ドンッ


こころ「怪物が大きな車にはねられて…今度はなんですかぁっ!?」

花陽「リボルギャリー!」


ウィーン


「…かよちん、大丈夫!?」


花陽「凛ちゃん!」

凛「ふぁ〜…よかったにゃ、間に合って…って、そっちの子たちは…?」

花陽「説明は後!とにかく、今は逃げよう!」

凛「…わかったにゃ!早く乗って!」


ドーパント「ウウウ…!」

凛「今は相手できないのっ!」ブゥゥゥン キキーッ

ドーパント「グエエァ」ドンッ

凛「今だっ!逃げるにゃーっ!」ブゥゥゥゥゥゥゥン
15: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:35:08.60 ID:zl3lq274.net
〜〜〜UTX学院〜〜〜


「…英玲奈は遅刻かな?」


あんじゅ「英玲奈ってば、何してるのかしら…ごめんなさいね、西田校長先生」

西田アサコ「ううん、いいのよ」


※このSSはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません


英玲奈「遅れてすまない」ガチャッ

あんじゅ「英玲奈…あなた、何してたわけ?食事会に遅刻なんて…」

英玲奈「シュシュと散歩していたら、ドーパントとすれ違ってな。逃げ出したシュシュを追いかけていた」

シュシュ「ニャー」

アサコ「あらら…それじゃあ、仕方ないね」クスクス

あんじゅ「…ふんっ」

アサコ「…さて、と。そういえば、そのドーパントだけど」

英玲奈「?」

アサコ「最近ガイアメモリの販売実績で、優秀な成績を残している子がいるらしいね。それも、ここの卒業生」

英玲奈「卒業生ということは…私たちと同じか」

あんじゅ「…ふふっ」

英玲奈「…どうした、あんじゅ?心当たりでもあるのか?」

あんじゅ「ええ…実はもう、ここに連れてきているの。英玲奈も知っている子よ」

英玲奈「私も…?」


ツバサ「…久しぶりね。あんじゅ、英玲奈」
16: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:35:57.10 ID:zl3lq274.net
〜〜〜矢澤探偵事務所〜〜〜

凛「ふぅ…」

花陽「ありがとう、凛ちゃん…助かったよぉ」

凛「ううん、これくらい全然ヨユーだよっ!」

こころ「えっと…状況がつかめないのですが…」

ここあ「あたしも何が何だか…」

凛「ねえ、かよちんかよちん」

花陽「?」

凛「この子たちの名前、なんていうの?」

花陽「矢澤こころちゃんと、ここあちゃんだよ」

凛「矢澤…そっか。ありがとっ」

花陽「…こころちゃん、ここあちゃん。この街の事、教えておくね」
17: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:40:22.18 ID:zl3lq274.net
秋葉原は、二人とも知ってるとおり…世界有数の電気街。サブカルチャーの街、でもあるかな?
とにかく、とっても楽しくて、新しくて。でも歴史があって…すごく、良い街だったんだ。


…けどある時、この街に現れた、"ガイアメモリ"。


それが、街を変えてしまった。


ガイアメモリには、地球のいろんな記憶が秘められているの。

例えば、オーシャンメモリなら、世界中の海の記憶が。
バードメモリなら、世界中の鳥の記憶が。

…こうやって聞くと、ただの便利アイテムなのかな?なんて、思うかもしれないけれど…

そうじゃないんだ。

ガイアメモリを人間が使うと…


"ドーパント"になってしまう。


怪物って言うよりは、人間よりもさらに進化した超人…らしいんだけどね。

ドーピングした人って意味の言葉みたい。

…それはともかく。

…超人的な力が簡単に手に入る。

その力をいい方向に使えればいいんだけど、そうもいかないんだよね。

ガイアメモリを持った人はほとんど、悪いことに使っちゃうんだ。
18: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:41:33.66 ID:zl3lq274.net
ここあ「今のアキバって、そんなことになってたのかぁ…」

花陽「残念だけどね…」

こころ「あの、ところで…」

花陽「?」

こころ「そちらの方は?」

凛「…あっ、そっか!凛、自己紹介してなかったね!」


凛「はじめまして。星空凛です!」

こころ「凛さん、ですか」

凛「うん!よろしくね、矢澤こころちゃん、矢澤ここあちゃんっ」

ここあ「あれ?あたしたちまだ…」

凛「えへへっ。凛には、コレがあるからね」トントン

こころ「…頭?」

花陽「ああ…えっとね、凛ちゃんは頭の中に、『星空の本棚』を持っているの」

ここあ「ほしぞらのほんだな?」

凛「そう!空から色んな事を見てるお星さまみたいに、いっろーんなことがわかっちゃうんだ!」

こころ「…えーっと…?」

花陽「そ、それはおいおい説明するとして…凛ちゃん、お願いできる?」

凛「もっちろん!任せて!」
20: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:44:41.18 ID:zl3lq274.net
花陽「…キーワードは、花」

凛「花…」

花陽「工場」

凛「工場…」

花陽「それと…内田アヤ」

凛「内田アヤ…」

花陽「…どう、かな」

凛「…かよちん、ビンゴだにゃ」

花陽「やっぱり…」

凛「あのドーパントの正体は内田アヤさんだにゃ」

花陽「次に現れそうな場所とか、特定できそう?」

凛「…そうだなぁ…あそこの工場以外には興味なさそうだし、あんまり移動はしてなさそうにゃ」

花陽「ありがとう…じゃあ行こっか、凛ちゃん」ガチャ

凛「気を付けてね」フリフリ

こころ「…あれ?行かないんですか?」

凛「うん」

ここあ「行こう、って言ってたけど」

凛「いいのいいの」

こころあ「「?」」
22: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:51:07.73 ID:zl3lq274.net
〜〜〜神田 工場〜〜〜

ブゥゥゥゥゥゥゥン キキーッ

花陽「よい、しょっと…ありがとう、ハードボイルダー」ナデナデ



花陽「…あなたが、内田アヤさんですか」

アヤ「…」カチッ


『ブルーム!』


アヤ「うぅっ…ウアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」


花陽「…」

ブルームドーパント「ウゥ…」


花陽「…止めてみせます。私が」



花陽は懐からバックルのようなものを取り出し、下腹部にあてる。



花陽「…いや、私たちが」



バックルの左側からベルトが伸び、花陽の腰に巻きつく。
23: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:52:37.75 ID:zl3lq274.net
凛「…おっ」

ここあ「ベルトが出てきた!」


凛の腰にも、花陽と同じものが装着されていた。


凛「出番だね…よーしっ」

こころ「…が、ガイアメモリ!?」


凛と花陽はそれぞれガイアメモリを取り出し、スタートアップスイッチを押す。

メモリのガイアホンから、地球の記憶の声、ガイアウィスパーが鳴り響く。


凛「…」カチッ

『サイクロン!』


花陽「…」カチッ

『ジョーカー!』



りんぱな「「変身!」」
24: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:54:19.16 ID:zl3lq274.net
凛「…じゃあ、ちょっと行ってくるにゃ」


所謂"変身ポーズ"を取った凛は、サイクロンメモリをバックル、"ダブルドライバー"にセット。

すると、サイクロンメモリと共に、凛の意識も消えて無くなってしまった。


凛「…」ドサッ

こころ「…えっ、えっ!?り、凛さん!?」


凛「…」





花陽「…よしっ」


サイクロンメモリは、凛の意識と共に花陽のドライバーに転送されていた。

花陽はサイクロン、ジョーカーのメモリを、それぞれドライバーにセットする。


花陽「すぅぅ…はっ!」


手をクロスさせ、ドライバーを展開させる。


『サイクロン!ジョーカー!』


独特なメロディが鳴り、巻き起こった風が、花陽の身体を"ダブル"へと変える。

右半身と左半身で、緑と黒に色が分かれている…かなり奇抜な見た目だ。

風で、銀色のマフラーが靡く。




ダブル「…いくよ、凛ちゃん」

ダブル『うん、かよちん!』



二人は息を合わせ、相手を指差し決め台詞を言い放つ。



ダブル『「さあ、あなたの罪を数えなさい!」』
26: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/10(木) 23:59:44.67 ID:zl3lq274.net
ブルーム「ウオアアアアアアアアアッ!!!」


ブルームドーパントは腕を振るい、以前木を斬り倒したのと同じ花弁を飛ばす。


ダブル「おっと…!」


軽く身を翻し、花弁を避ける。


ダブル『あの花びら、すっごく硬いね…でも、結局花びらは花びらだよ』

ダブル「…うんっ」


ダブルはドライバーからサイクロンメモリを取り外し、右腰のマキシマムスロットにセット。

『サイクロン!マキシマムドライブ!』


ブルーム「フンッ!」

ダブル「はっ!」


サイクロンメモリの風の力ではじき返された花弁は、ブルームへと飛んでいく。


ブルーム「グゥッ!?」




ダブル『…うーん、かよちん。そうじゃないにゃ』

ダブル「え、え?」

ダブル『サイクロンで風を起こすのもいいけど…もっといい方法があるにゃ』

ダブル「…あ、えーっと、…だよねぇ…」

ダブル『…"花"だから、嫌なんでしょ』

ダブル「…えへへ」

ダブル『しょうがないにゃぁ…いくよっ!』

ダブル「ごめんねっ!」
28: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:01:17.67 ID:AGrLJfUv.net
ダブル「はっ!」

ダブル『ほっ!』


二人で息を合わせ、風を纏ったパンチやキックを叩きこむ。

ダメージが蓄積し、ブルームはヨロヨロとふらめく。


ブルーム「グッ、ウォォ…」


ダブル『早く決めちゃおう!メモリブレイクにゃ!』

ダブル「うん!」


ドライバーからジョーカーメモリを抜き、マキシマムスロットにセットする。

『ジョーカー!マキシマムドライブ!』

ガイアウィスパーと共に、ダブルの足元に強い風が巻き起こる。


ダブル『「はあぁ…!」』


風の力で空中へと浮き上がるダブル。

そして、マキシマムスロットのスイッチを押し、必殺技を繰り出す。


ダブル『「ジョーカーエクストリーム!はああああっ!!」』


ダブルの身体は縦に二つに割れ、それぞれがブルームにキックを見舞う。


ブルーム「グアアアアアアアアアアアアアア!!!」


ダブル『決まったにゃ…』


アヤ「うぅっ…」


身体からメモリが排出され、アヤは元の姿に戻り、メモリもマキシマムドライブによってブレイクされた。


…なお、必殺技の名前は二人で仲良く考えているらしい。
29: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:03:31.08 ID:AGrLJfUv.net
ダブル「…一件落着、かな?」

ダブル『…かよちん!何か来る!』

ダブル「え?」


「グオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアア!!!」


地面を突き破り、巨大なドーパントが姿を現す。


ダブル「危ない!」

ダブル『相手の情報が足りない…いったんアヤさんを連れて逃げよう、かよちん!』

ダブル「うんっ!」


ダブルはアヤを抱え、花陽の愛車、"マシンハードボイルダー"で事務所へと走り去った。


巨大ドーパントも、必要以上にダブルを追うことはなかった。
30: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:15:18.84 ID:AGrLJfUv.net
〜〜〜矢澤探偵事務所〜〜〜

花陽「ただいまぁ〜…」

こころ「あっ、は、花陽さん!おかえりなさい!…じゃなくてっ!大変ですっ、凛さんが起きなくなってしまって…」

花陽「あ、ああ、それなら大丈夫だよ。もう起きてるはず…」

こころ「だから、救急車を呼んで、病院に連れて行ってもらいました。ここあも付き添いで行ってます」

花陽「」


こころ「…おや?その方は…」

花陽「…あ、えっと、内田アヤさん」

こころ「…えっ!?み、見つかったんですか!?」

アヤ「…むにゃっ」

花陽「あっ」

アヤ「…わ、私はいったい…」

花陽「…覚えてないんですか?」

アヤ「覚えてるって?」

花陽「あなたは、ガイアメモリを使って暴れて…」

アヤ「…あぁ」

花陽「?」

アヤ「…あのメモリ…私、自分で使ったんじゃないよ」

花陽「…というと?」

アヤ「誰かに無理矢理使わされたんだよ…」

花陽「無理矢理?」

アヤ「そう。後ろから首に、ドスっと」

花陽「ドスっと…」

アヤ「…犯人見つけたらぶっとばす」

花陽「…あ、あはは…」

凛「ただいま〜…」ガチャ

花陽「あ、凛ちゃん!」

凛「いや〜、起きたら病院にいたからビックリしたにゃ」

ここあ「ちゃんと説明してよね〜」

凛「ごめんね〜」
31: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:19:19.23 ID:AGrLJfUv.net
花陽「さて…アヤさんも見つかったし、とりあえずカワサキさんに連絡してみましょう」

アヤ「カワサキさん?」

花陽「え、あ、はい。アヤさんを探してくれって、頼まれて…」

アヤ「…なんでだろ」

花陽「え?」

アヤ「なんで私の事、探してたんだろ」

花陽「…」

凛「どういうことか、説明してもらってもいいかにゃ?」





〜〜〜秋葉原郊外 工場跡〜〜〜

カワサキ「…なんでこんなところに呼び出したんですか?」

花陽「…それはですね」


『スタッグ』


カワサキ「わ、携帯がクワガタになった」

花陽「…よろしくね、スタッグフォン」

スタッグフォン「」ブーン

カワサキ「わっ…」カシャン

花陽「ガイアメモリ…やっぱり」

カワサキ「…あっ」

花陽「…カワサキさん、あなたは、アヤさんと同期、だそうですね」

カワサキ「…そうですけど」

花陽「…そしてこの前、たまたまアヤさんが重大なミスを犯した」

カワサキ「…もう全部聞いたんですか」

花陽「はい。…でも、周りの人たちは、あなたのミスだと間違えて判断し、責めたてた。そして退職に追い込まれ…」

カワサキ「もういいでしょう。終わったことです」

花陽「終わってません!」

カワサキ「…」

花陽「終わってなんかいません」
32: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:21:09.95 ID:AGrLJfUv.net
花陽「あなたはアヤさんにガイアメモリを無理矢理使って、最終的には混乱に紛れて、アヤさんを殺そうとした…」

カワサキ「…くっ」ダッ

凛「おっとっと」ドンッ

カワサキ「!」ドンッ

凛「逃げても無駄にゃ…証拠写真は、バッチリ撮ったからね。ね、バットショット!」

バット「」パタパタ パシャパシャ

凛「…カワサキさん!あなたを倒すまでは、この事件は終わらないにゃ!」

カワサキ「…仕方ないですね」カチッ


『ペガサス!』


ペガサスドーパント「…あなたたちを殺して、内田さんも殺す。そして、私も死ぬ」

花陽「…そんなことはさせません」

ペガサス「…じゃあ、どうするんですか」

花陽「…止めます。私たちが。…いくよ、凛ちゃん!」シュゥゥン

凛「任せて!」




『サイクロン!』

『ジョーカー!』


りんぱな『「変身!」』


『サイクロン!ジョーカー!』
33: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:26:14.95 ID:AGrLJfUv.net
凛「…」ドサッ

ペガサス「…あなたたちが、あの半分こ怪人だったのですか」

ダブル「半分こ怪人じゃありません!」

ダブル『私たちはダブ…』

ここあ「うわー!!半分こ怪人だー!!」

ダブル『…って、ここあちゃん!?なんでここに…』

ここあ「り、凛ちゃんにくっついてきたんだけど…っていうか、また倒れてるし!」

ダブル『あー…こころちゃん!凛の身体、よろしく!』

ここあ「任せて!…え?」


ダブル「…さて、お待たせしました」

ペガサス「いえいえ」


ダブル『「…さあ、あなたの罪を数えなさい!」』


ペガサス「…ふんっ」


ペガサスは頭のツノを伸ばしてムチのようにしならせ、攻撃を仕掛ける。


ダブル「うわっ!」

ダブル『かよちん、ムチにはムチで対抗しよう!』

ダブル「…うん!」


ペガサスの攻撃を避けつつ、ダブルはドライバーを閉じ、メモリを抜く。

そしてどこからともなく黄色と灰色のメモリを取り出す。


『ルナ!』『メタル!』


幻想と闘志の記憶のメモリをドライバーにセットし、開く。


『ルナ!メタル!』


ガイアウィスパーが鳴り響き、ダブルの右半身は黄色、左半身は銀色に染まる。

背中のマフラーは消え、代わりに棒状の武器"メタルシャフト"が具現化された。
34: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:27:53.91 ID:AGrLJfUv.net
ダブル「これで…っ!」


ダブルがメタルシャフトを振るうと、ペガサスの攻撃と同じようにシャフトは伸び、鞭のようにしなる。

『ルナ』のメモリの力で、シャフトの形状を変化させているのだ。


ペガサスのツノと、シャフトがぶつかり合う。

しばらく膠着状態にあったが、


ダブル『…今っ!』


凛が一瞬の隙を見て、ペガサスの腹に攻撃をねじ込む。


ペガサス「ぐぅっ…こ、こうなれば…!ウウウウウウウウ…!」


呻き声と共に、ペガサスが巨大化する。


ダブル「うわ…」

ダブル『改めて見ると、でっかいにゃ〜…』

ペガサス「ウワアアアアアアアアアアアッ!!!」


我を失ったペガサスは、容赦なくダブルに襲い掛かる。


ダブル「うわっ…っとっ…!」

ダブル『これじゃ勝ち目ないにゃ…かよちん!』

ダブル「うん!ハード…タービュラーっ!」


スタッグフォンを操作し、"マシンハードタービュラー"を呼び出す。
35: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:39:21.04 ID:AGrLJfUv.net
〜〜〜事務所地下ガレージ リボルギャリー内〜〜〜

こころ「かっこいいバイク…!」

こころ「…はぁ、しかし…」

こころ「どうやってここから出られるんでしょうか…」


ゴゴゴゴゴ


こころ「あら?」

こころ「わっ、わっ、バイクが割れた…!」


ゴゴゴゴゴ ガシャコン


こころ「赤いのとくっついた!」

こころ「…あ、わっ、わーっ!!」






〜〜〜秋葉原郊外 工場跡〜〜〜

ダブル『ま、まだなのぉ〜!?』

ダブル「も、もうすぐ来ると思うんだけ…きゃぁっ!」


ペガサスの大きな足で耕された大地はダブルの足を絡めとる。

瓦礫につまづき、ダブルが今にも踏みつぶされそうになった時―――――


こころ「きゃぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


ハードタービュラーが、こころを乗せてやってきた。
36: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:40:25.11 ID:AGrLJfUv.net
ダブル「な、なんでこころちゃんが乗ってるのォ!?」

こころ「た、たた、助かった…」

ダブル「こころちゃん、大丈夫!?」

こころ「…あ、あなたは…ま、まさかドーパント!?」

ダブル「いや、違うよ…」

こころ「でも、半分こ怪人です!」

ここあ「おーい、こころー!」

こころ「あっ、ここあ!」

ここあ「それ、花陽ちゃんと凛ちゃんだよー!」

こころ「…えっ!?」

ダブル「どうも〜」

ダブル『どうもどうも』

こころ「…たしかに、よくよく聞けば花陽さんと凛さんの声が…」

ダブル「とりあえず、安全なところに隠れてて」

こころ「はい!」

ここあ「こころ、こっちこっち!」



ダブル「…さあ、行こう凛ちゃん!」

ダブル『任せて、かよちん!』


ハードタービュラーに乗り、ペガサスの頭上まで急上昇するダブル。

ダブルを大きさで翻弄していたペガサスは、逆にタービュラーの機動性に惑わされることとなった。


ダブル『一発で決めちゃおう!』

ダブル「うん!」


ドライバーを閉じてルナメモリを抜き、赤い『ヒート』のメモリにチェンジする。


『ヒート!メタル!』
37: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:44:33.51 ID:AGrLJfUv.net
右半身は赤く染まり、赤と銀の戦士へとなったダブル。

メタルメモリを抜き、シャフトにセット。


『メタル!マキシマムドライブ!』


ダブルがシャフトを振り回すと、両端が燃え盛る。

そして、タービュラーの加速をつけた、シャフトによる一撃をペガサスの脳天にぶつける。


ダブル『「メタルブランディング!」』


ペガサス「グゥッゥゥゥ…ギャアアアアアアアアアアアア!!!!」


ペガサスドーパントは、花弁まみれの工場跡と共に大爆発を起こして消えた。


カワサキ「うっ…」


そしてペガサスメモリは、カワサキの目論みと共に砕け散った。


ダブル『…これで解決、だね』

ダブル「いや…まだだよ」
38: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 00:46:36.87 ID:AGrLJfUv.net
アヤ「カワサキさん…キックとパンチどっちがいい?」

カワサキ「そうですね…キックで」

アヤ「ふんっ…」ピタッ

カワサキ「…蹴らないんですか?」


アヤ「やめた」

カワサキ「え?」

アヤ「…カワサキさん、ごめんね」

カワサキ「はい…?」

アヤ「私もひどいことされたけど、…カワサキさんも、私のせいで嫌な思いしてたわけだし」

カワサキ「…いいんです。内田さんのせいじゃないし」

アヤ「だから、私も会社やめた」

カワサキ「えっ」

アヤ「これからも二人で、仲良く頑張っていこ?新しい職場見つけてさっ」

カワサキ「…内田さん」
39: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 01:00:24.34 ID:AGrLJfUv.net
『…そんな感じで、今回の事件は幕を閉じました。

カワサキさんはガイアメモリを使ったことで、刑務所に入る事にはなってしまいましたが。

でも、アヤさんや工場の人たちの計らいで、早めには出てこれるそうです。不幸中の幸いですね。

…あ、この新しく買ったお塩、おにぎりに合います。


…さて。

そういえば最初は、私を追い出すためにわざわざここに来た、こころちゃんとここあちゃん。

その彼女たちはというと…』


ここあ「わ、花陽ちゃんワープロなんか使ってんの!?」

花陽「わあああああっ!!み、見ないでくださいっ!」カアァ

ここあ「?」

花陽「…と、ところで…これから、どうするの?私、やっぱり立ち退…」

ここあ「あ、それなら大丈夫!ね、こころ!」

こころ「はいっ!見てください!」バーン

凛「…ん、なんか騒がしいね」ヒョコッ

花陽「あっ、凛ちゃん…またラーメン食べてる」モグモグ

凛「そういうかよちんこそ、おにぎり食べてるじゃん」ズゾゾーッ

こころ「看板を作りました!」

凛「えーっと…?『人探しからガイアメモリ事件まで、あなたのお悩み解決します!矢澤探偵事務所』…」

花陽「なっ、何勝手に作ってるのぉ!?」

ここあ「いいじゃんいいじゃん、うちの事務所なんだから」

花陽「そ、それはそうだけど…」

こころ「さあ、心機一転、矢澤探偵事務所、始動です!頑張りましょう!」


こころありん「「「おーっ!!!」」」


花陽「だ…だれかたすけて〜…」
40: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 01:11:58.29 ID:AGrLJfUv.net
次回予告


花陽「空を飛ぶ人間…?」


ことり「海未ちゃんっ、また一緒に頑張ろうねっ!」


穂乃果「へっへっへ、良い情報ありますぜ探偵さん…って」


凛「そんなことできるのかな…?」


海未「ことり…あなたなのですか…!?」


花陽「犯人は…あなたですっ!」



第二話 Kは飛び立つ/ともだち


これで決まりにゃ!



※このSSはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

※内容は予告なく変更になる場合がございます。

※らいしゅうのこうしんはおやすみです。じかいこうしんはみていです。
56: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 22:54:30.30 ID:AGrLJfUv.net
前回のラブライダー!

矢澤探偵事務所に突然やってきた、かよちんの師匠の矢澤にこちゃん…の、妹たち。

権利書を突き付けられて、退去のピンチ!…そんな中、カワサキさんがお友達を探してほしい、とやってきた。

でも、そのカワサキさん自身がお友達の内田アヤさんを消そうとした黒幕だった…

凛はかよちんと一緒にダブルに変身して、カワサキさんが変身したドーパントをやっつけた!

事件が解決したら、こころちゃんとここあちゃんは掌をくるっと返して、探偵業に協力してくれることに。

新メンバーを加えて、新しい矢澤探偵事務所の一歩を踏み出した!


…はず、なんだけど…


〜〜〜矢澤探偵事務所〜〜〜


こころ「見つけてきました〜…」ガチャッ

凛「あっ、お疲れこころちゃん!」ツルツル

こころ「…またラーメン食べてる」

花陽「ただいまぁ〜」

凛「かよちんも!」

こころ「…新しい矢澤探偵事務所が動き出したと思ったのに」

凛「?」


こころ「なんでペット探しの依頼ばかりなんですかぁ〜〜〜っ!!!」


花陽「こころちゃんっ、ペット探しも大事な仕事なんだからっ」

こころ「でも、多すぎです!この前の事件以降、ずーっとペット探しなんて…」

犬「ワンワンワン!」

こころ「きゃああっ!」

凛「あ、ワンちゃんにも怒られちゃったね」クスクス

こころ「むぅ…」
57: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 22:59:25.78 ID:AGrLJfUv.net
花陽「…あれ?ここあちゃんは?」

凛「そういえば、まだ戻ってきてないにゃ…」

ここあ「おーい!」バタン!

花陽「ああっ!ドアが外れた!」

凛「どうしたの、ここあちゃん?」

花陽「もっと静かに開けてよぉ〜…」

ここあ「事件だよ、じ・け・んっ!」




第二話 Kは飛び立つ/ともだち




※このSSはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。



こころ「事件…!?」

凛「何かあったのかにゃ?」

ここあ「そう!なんと…じゃーんっ!」

アイナ「お邪魔しまーす」

こころ「依頼人さんですかっ!?」

アイナ「そうそう、依頼人の楠田アイナです」


※このSSはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません


花陽「楠田アイナさん…えっと、依頼の内容は?」

アイナ「それはですね…」
58: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 23:08:32.05 ID:AGrLJfUv.net
花陽「空を飛ぶ人間…?」

アイナ「そう!空飛ぶ鳥人間が、街のケーキをさらってく…らしいんだよ!」

花陽「ふ〜む…ケーキを、ですか」

アイナ「で、あ、そう。私、メイド喫茶に務めてるんですけど、どうもうちの店の近くで目撃証言が多くて」

ここあ「メイド喫茶!?」

アイナ「そうだよ〜!…あ、それで、そのせいでうちの客が減ってるから、なんとかしてほしいんだよね」

凛「…う〜ん」

こころ「それは…まさか、ドーパントの仕業なのでは!?」

ここあ「うわぁ〜っ、燃えてきたぁ〜っ!」

アイナ「ドーパント…って、あのドーパント?」

こころ「人が空を飛ぶなんてありえませんからね…ふふ、私の推理も冴えわたっています」

花陽「…とにかく、調査してみましょう」

ここあ「よーしっ!楽しみだなぁ!」

花陽「…ところで、ここあちゃん」

ここあ「?」

花陽「依頼の猫捜しは…?」

ここあ「…あっ」
59: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/11(金) 23:16:50.01 ID:AGrLJfUv.net
花陽「見つかってよかったよ…」

ここあ「ご、ごめ〜ん、久しぶりの事件にテンション上がって、つい…」

アイナ「あ、ここですここ。お店」



〜〜〜キュアメイドカフェ〜〜〜


メイド「お帰りなさいませ」

こころ「ここがメイドカフェですか…!」

ここあ「…もっと萌え萌えキュン♡的な店かと思ってたのに」

アイナ「うちはそういうんじゃなくて、落ち着いた店なんだよ〜。…あ、ちょっと裏行ってくるね」

花陽「メイドカフェかぁ…懐かしいなぁ」

凛「懐かしい?」

花陽「あ、うんっ。友達が昔、ここで働いててね。よく連れてこられたんだぁ」

凛「へぇ…どんな人だったの?」

花陽「えっとね、南…」


「こんにちは〜」


花陽「…ことりちゃん!」

ことり「…え、えっ!?は、花陽ちゃん!?」

花陽「久しぶり〜っ…!アキバに帰ってきてたの?」

ことり「うんっ!…でも、珍しいね花陽ちゃん、自分からここに来るなんて…」

花陽「あ、えっと、それはね…」
60: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:29:34.73 ID:CS9HpC5K.net
ことり「…あ、その鳥人間の話…私も調べてて」

花陽「ことりちゃんも?でも、なんでそんなこと…」

ことり「それはですねぇ〜…」ゴソゴソ

凛「?」

ことり「じゃんっ。これが目に入らぬか〜」

ここあ「…すごい!本物の警察手帳だ!」

花陽「…えっ、え、ことりちゃん、刑事さんなのォ!?」

ことり「えへへ〜…長い修業を経て、ついに秋葉原警察署に所属になったんだ〜」


「…おや、帰ってきてたのかい」

ことり「あっ、オーナーさん!」

オーナー「やあ、おかえり南さん」

ことり「えへへ、会いに来ちゃいました」

アイナ「ふーん」

ことり「…あ、アイナちゃん」

アイナ「久しぶりだね、ことりちゃん」ムッスー

ことり「…そ、そうだね」

アイナ「刑事になったんだ…ここやめて」

オーナー「…楠田さん。もう終わったことなんだから」

アイナ「わかってます、わかってますよー」

ことり「うぅ…」

花陽「…?」

アイナ「じゃあ私、仕事入るんで」プイッ

花陽「あっ、アイナさん!?い、依頼は…」

アイナ「そっちでことりちゃんと一緒にやっといてください」

花陽「え、えぇ〜…?」


アイナ「おかえりなさいませ」ムスッ


客(不愛想なメイドもいいなぁ…)
61: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:30:56.83 ID:CS9HpC5K.net
ことり「…」

オーナー「…南さん、何かあったらここに来ていいからね。私でよければ、相談に乗るから」

ことり「オーナーさん…ありがとうございます」

オーナー「このケーキ、サービスしておくから。みんなも食べていってね」

ことり「あ、チーズケーキ…!」

花陽「いいんですか?」

凛「わぁ〜っ、ケーキだケーキ!」

ここあ「ひっさしぶりのケーキだぁ!」

こころ「い、いただいてよろしいのでしょうか…!」


〜〜〜矢澤探偵事務所〜〜〜

ここあ「めっちゃ美味しかったね!」

こころ「もう一回食べに行きたいです…」

花陽「…ことりちゃん、アイナさんと何かあったの?」

ことり「…えっとね、ことり、どうしても刑事になりたい理由があって、メイド喫茶をやめちゃったんだ」

凛「なりたい理由?」

ことり「助けてあげたい、大事なお友達がいて…でも」

凛「アイナさんはそれが気に入らなかったんだ」

ことり「うん…アイナちゃんとは、仕事でもプライベートでも、ずっと仲良く、助け合ってきたんだけど…『私は大事な友達じゃなかったんだ』って…」

花陽「…う〜ん」
62: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:32:00.17 ID:CS9HpC5K.net
コンコン


花陽「あ、どうぞーっ」


海未「失礼します」


花陽「あっ、海未ちゃ…」

ことり「…海未ちゃんっ!!」ビュンッ

凛「早い…!」

海未「…へ?こ、ことり!?」

ことり「海未ちゃんっ!ことりも、刑事になったんだよ!」

海未「…ことりも?」

ことり「海未ちゃんっ、また一緒に頑張ろうねっ!」

海未「…で、では、今日特殊犯罪捜査課に新しく来る、というのは…」

ことり「わたしです!」

海未「…そ、そうですか!ことりでしたか…!」ニヘラ


凛「あんなにふやけた顔の海未ちゃん初めて見たにゃ」

花陽「…なるほど…大事なお友達って、海未ちゃんだったんだ」


海未「ことり…また一緒に居られるんですね」

ことり「うん…うんっ」

海未「…あ、こほん。こんなことをしに来たわけではありません。花陽」

花陽「?」

海未「捜査のお手伝いをお願いしたいのです」
63: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:34:14.35 ID:CS9HpC5K.net
花陽「手伝いって、どういうこと…?」

海未「…実はですね。私の居る特殊犯罪捜査課は…今、一人しかいないのです」

花陽「えっ!?そうだったの…!?」

海未「はい。…と、今日からはことりと二人ですね。前の事件で殉職者が出てしまって」

凛「そうなんだ…」

花陽「…だから、手伝ってほしいってこと…?」

海未「はい。こういった事件の解決には、どこかしらであなたたちが暗躍していますから」

凛「でも、警察のお仕事なんでしょ?大丈夫なの?」

海未「うちの課は何をしても怒られたりしませんから。別名、『犯人を捕まえられればそれでいい』課です」



海未「まずはその空飛ぶ人間の情報を集めなくては始まりません。街頭アタックです!」

ここあ「突撃調査!」

こころ「ですね!」

凛「ん〜っ、テンション上がるにゃ〜っ!」

花陽(凛ちゃん、外出れるからイキイキしてるなぁ…)

海未「さて、全員で動くのもいいのですが…何分、この街は広いです。3チームに分かれましょう」

ことり「じゃあ、海未ちゃ…」

凛「はいはいっ!凛、海未ちゃんと組んでみたいにゃ!」

海未「はい、いいですよ!…ええと、あなたはたしか」

凛「星空凛にゃ!」

ことり「…ま、いっか…」ムスーッ

花陽「私は一人で大丈夫だから…ことりちゃん、こころちゃんとここあちゃんをお願いしてもいいかな」

ことり「…わ、わかったよ!頑張ろうね、こころちゃん、ここあちゃん!」

こころ「はい!絶対私たちが捕まえます!」

ここあ「久しぶりの事件なんだし、ここで頑張らなくてどうすんのって感じ!」

海未「では、出発です!」

ことり「…」
64: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:38:32.83 ID:CS9HpC5K.net
〜〜〜秋葉原街中〜〜〜

花陽「…じゃあ、被害は少なかった、と…?」

ケーキ屋店員「はい…あの鳥人間が現れて、店の前で騒ぎを起こしたかと思ったら、いきなり『ケーキを渡せ』って」

花陽「…?」

ケーキ屋店員「それで、うちのケーキを全部箱に詰めて渡したんです。そしたら…」



海未「…じゃあ、実害はそれだけなのですか?」

スイーツショップ店員「はい。あの怪物、店の前のお客さんを追い払って、『ケーキを渡せ』って」

凛「怪物ってことは…ドーパントで間違いないかな」

店員「で、チーズケーキだけ根こそぎ持って帰っていきました」

海未「…チーズケーキ?」
65: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:39:50.33 ID:CS9HpC5K.net
ここあ「あー、疲れた…」

こころ「ここあ、まだ30分も歩いていませんよ?」

ここあ「だって今日、まだメイドカフェで食べたチーズケーキしかお腹に入ってないんだもん…」

こころ「食べたじゃないですか!」

ここあ「中途半端に食べたら、余計お腹すいたんだよ!」

ことり「…それじゃあ、ご飯にしちゃおっか」

ここあ「え、いいの!?」

こころ「だめですよ、まだ調査が…」グゥゥ

ことり「…ふふっ、お腹は正直だねっ」

こころ「うぅ…面目ありません」


〜〜〜レストラン〜〜〜

ことり「どう?お腹いっぱいになった?」

ここあ「うん!…っていうか、本当にいいの?」

ことり「いいよいいよっ!私は大人なんだから!」

こころ「すみません、何から何まで…」

ここあ「じゃあデザート頼もっか」ピンポーン

こころ「すみません、食後のデザートお願いします」


ここあ「…それにしてもことりお姉さん、チーズケーキ好きなんだね」

ことり「どうして?」

ここあ「だって、さっき食べたのにまた頼んでるんだもん」

ことり「…だって、美味しいんだもんっ♪」

ここあ「まあ、確かに美味しいけどさー」

ことり「あ…ちょっとお手洗いに行ってくるね」トテテッ

ここあ「いってらっしゃーい」

こころ「…それにしても、不思議ですね…チーズケーキだけ盗っていく怪人なんて」

ここあ「そーだねー…よっぽど好きなんだろーね」
66: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:41:08.59 ID:CS9HpC5K.net
「キャアアアアアアアアアッ!!」


ここあ「なに!?」

こころ「厨房の方から聞こえました!」



ドーパント「ケーキを渡せ」

シェフ「な、なんだお前は…」

ドーパント「…ケーキを」

シェフ「わ、わかった!今用意する!」


こころ「見つけました、鳥人間!」

ここあ「…って、こころ!やばいよ、こいつドーパントじゃ…!」

ドーパント「…ふんっ!」シュババババ

シェフ「うわぁ!羽根で冷蔵庫が…!」

ドーパント「…ケーキはいただいていく」バサッ

ここあ「あーっ、待てぇーっ!」

こころ「…そうだ!」パシャッ

ここあ「…行っちゃった」

こころ「でも、写真は撮れました…花陽さんたちに相談しましょう」


ことり「…あれ?何かあったの?」

こころ「あ、ことりさん!今、鳥人間が出たんです!」

ことり「えぇっ!?」

ここあ「トイレなんか行ってるからだよーっ!」

ことり「うぅ…なんてタイミング…」

こころ「花陽さんたちは先に事務所に帰る、とのことなので、私たちも戻りましょう」
67: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:43:31.66 ID:CS9HpC5K.net
〜〜〜矢澤探偵事務所〜〜〜

凛「…じゃあ、そっちも?」

花陽「うん…チーズケーキだけ、根こそぎ盗られたって」

海未「…」

花陽「…海未ちゃん?」

海未「…あっ、は、はい!呼びましたか?」

花陽「今海未ちゃんが考えてること、わかるよ」

海未「…そう、ですか」

花陽「うん…」

ここあ「たっだいまー!」ガチャッ

凛「あ、おかえりー」

花陽「大丈夫だった?」

こころ「はい、聞き込みの通り、私たちには危害を加えては来ませんでした…それと、チーズケーキだけ全部持って行ってしまいました」

ことり「チーズケーキだけ…」

海未「…次の犯行も今まで通りならば、チーズケーキを取り扱っているお店に現れるはずです」

ここあ「その可能性は大いにあるね!」

ことり「…じゃあ、張り込みしよう!」

花陽「凛ちゃん、この街でチーズケーキを扱ってるお店って、どのくらいある?」

凛「検索してみよっか」
68: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:45:43.50 ID:CS9HpC5K.net
凛「秋葉原、チーズケーキ…うん、絞り込めたよ」

海未「凛はそんなことができるのですか…」

凛「えへへ、こう見えて頭脳派なんだーっ」

ことり「すごぉい…」

凛「えっとね、この街でチーズケーキを売ってたり、食べたりできるお店は15件。そのうち、襲われたお店は9件だね」

海未「残り6件、ですか」

ことり「じゃあ、一人一か所だね…危なくないかな?」

ここあ「あたしたちなら大丈夫!」

こころ「それに、あの鳥人間は人は襲わないですからね!」

ことり「無理はしちゃだめだよ…?」

ここあ「ヘーキヘーキ!」

海未「…では、行きましょうか」

ことり「うんっ…ぜったい捕まえようね、鳥人間…!」




〜〜〜秋葉原街中〜〜〜

花陽「じゃあ、私たちもここで分かれ道だね」

海未「…花陽」

花陽「どうしたの、海未ちゃん?」

海未「…私は、どうしたらいいのでしょうか」

花陽「…」

海未「…少し、寄り道をしてきます」
69: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:50:47.23 ID:CS9HpC5K.net
〜〜〜UTX学院〜〜〜

英玲奈「まさか、ツバサが新しい仲間とは」

ツバサ「驚いた?」

英玲奈「ああ。ガイアメモリ売買の仕事をしていたことにもな」

ツバサ「いろいろあったのよ」

アサコ「さて…そういえば、今街で噂のドーパント。ケーキだけを奪っているみたいね」

あんじゅ「それだけなのぉ?つまらないわねぇ」

ツバサ「もっと建設的な使い方をしてほしいものね」

アサコ「じゃあ、直接行ってくればいいんじゃない?」

ツバサ「…直接?」

アサコ「そう。…ほら、あなたの気になってる、"アレ"も出てくるかもしれないし」

ツバサ「…仮面ライダー」



〜〜〜和菓子屋 穂むら〜〜〜

「いぃらっしゃいませ〜!」

海未「…久しぶりですね、穂乃果」

穂乃果「…海未ちゃんっ!?ほ、穂乃果まだ何もしてないよっ!?」

海未「別に仕事で来たわけではありません…穂乃果、お願いがあります」

穂乃果「?」

ほのママ「ちょっと穂乃果?あんた、まーたお客さんと喋ってばかり…って、あら!海未ちゃんじゃない!」

海未「お久しぶりです」

ほのママ「なに、久しぶりに遊びのお誘い?穂乃果、店番しておくから行ってきていいわよ」

穂乃果「え、いいの?やったー!…それで海未ちゃん、穂乃果にお願いってなに?」

海未「…それは」
70: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/12(土) 00:51:54.80 ID:CS9HpC5K.net
〜〜〜秋葉原駅前 アトレ〜〜〜

海未「はぁ…」

海未(私は何をしているのでしょう…)

海未(ことりを疑い、穂乃果まで駆り出して…)


ココロハーイマミライ

海未「!」

海未「ことり、どうかしましたか!?」

ことり『海未ちゃん!?い、いまねっ、鳥人間が、お店を襲って行っちゃったの…!』

海未「…わかりました!すぐ行きます!」

ことり『あっ、でも、もういなくなっちゃったから…もしかしたら、そっちにいくかもしれないし、そこに居た方がいいんじゃないかなっ』

海未「…そう、ですね。そうします。私の方に来れますか?」

ことり『うんっ、今から行くね!海未ちゃんの持ち場はアトレだったよね?』

海未「はい…待っています」プツッ



海未「…」ピッピッ


海未「…もしもし、穂乃果ですか」


〜〜〜〜〜〜〜


ことり「うみちゃ〜ん!」

海未「…ことり、来ましたか」

ことり「お待たせ…ごめんね、何もできなくて」

海未「いえ…」

ことり「…海未ちゃん?」

海未「…ことり、教えてください」

ことり「?」

海未「…この事件を起こしているのは…鳥人間は…」


海未「ことり…あなたなのですか…?」


ことり「え…?」
80: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:30:43.81 ID:ypy+3Hc7.net
海未「…ことり、確かチーズケーキが大好物でしたよね」

ことり「そ、そうだけど…」

海未「…レストランに鳥人間が現れたとき、お手洗いに行っていたそうですね」

ことり「…」

海未「証人はいますか?」

ことり「いない、けど…」

海未「…さっきの張り込みの際にも、電話をして持ち場を離れたと聞きました」

ことり「!な、なんで…」

海未「…」

ことり「も、もしかして…海未、ちゃん…私の事、疑って…」

海未「…」

ことり「そんな…ひどいよ…っ」ダッ

海未「あっ…ことりっ!」


海未「…やはり、あの反応…待ってください、こと…」


シュババババッ


海未「!」

ドーパント「…」

海未「…あなたは」


ことり「…えっ、も、もしかして、鳥人間…?」


海未「っ!?」


海未(鳥人間は、ことりじゃない…!?)
81: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:31:47.21 ID:ypy+3Hc7.net
ことり「あ…あ…っ」

海未「ことりっ…」

ことり「…わぁっ!?」グイッ

海未「!?」

海未(ことりが物陰の誰かに連れ去られた…こんな時にっ)

ドーパント「…チーズケーキを奪っていこうと思ったが、気が変わった…今回奪うのは、お前の命だ…」

海未「…私の、ですか?」

ドーパント「ああ。南ことりの反応を見てわかった。…お前が、南ことりがメイドカフェを辞めた理由の人間だな?」

海未「…そう、なのでしょうか」

ドーパント「大事な友人であるお前の命を奪えば、きっと南ことりも…」

海未「…」

ドーパント「…どうした?逃げないのか?」

海未「…私は、最低です…友人を疑うなんて…」

ドーパント「なんだ?」

海未「いっそ殺してください。それがことりのためでもあり、私のためでもあります」

ドーパント「そうか…じゃあ、遠慮なく…!」シュババババッ


ガキィン!


ドーパント「…なに!?」
82: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:32:51.84 ID:ypy+3Hc7.net
花陽「間に合った…!ありがとう、スタッグフォン」

スタッグフォン「」ピピピッ

海未「花陽…どうして」

花陽「穂乃果ちゃんから連絡をもらったんです」

海未「穂乃果から…?」

穂乃果「海未ちゃん、大丈夫!?」

海未「穂乃果…どうして」

穂乃果「え、だって、ことりちゃんのこと尾行しろって言ったの海未ちゃんじゃん」

海未「…もしかして、ことりが移動してもずっと付いていたのですか?」

穂乃果「当たり前じゃん!穂乃果、海未ちゃんのお願い聞かなかったことある?」

海未「穂乃果…」

穂乃果「そしたら、鳥人間が現れたから…」

花陽「私が連絡を貰って、助けに来ました」

海未「…」


花陽「…さあ、鳥人間さん。年貢の…いえ、ケーキの納め時です!」スッ

花陽「いくよ、凛ちゃん!」カチッ

『ジョーカー!』
83: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:33:57.68 ID:ypy+3Hc7.net
〜〜〜メイドカフェ〜〜〜

メイド「メイドとくせいのぉ、らぶらぶらーめんですぅ♡」

凛(これで1000円かぁ…高いなぁ)

凛「いっただっきまー…あれ」

凛「…もう、これから食べるってとこなのに…もう」カチッ


『サイクロン!』


りんぱな「「変身!」」


凛「…」バシャァ

メイド「わ、わーっ!お嬢さま!?」



花陽「はっ」


『サイクロン!ジョーカー!』


ドーパント「…お前、仮面ライダーだったのか」
84: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:34:34.99 ID:ypy+3Hc7.net
ダブル「…仮面ライダー?」

海未「花陽が…仮面、ライダー…?」

ダブル『仮面ライダーって何?』

ダブル「さあ…?」

ドーパント「分が悪いな…相手が仮面ライダーとは。それに、ここで負けたら即逮捕だ」

ダブル「…」

ドーパント「また会おう…いや、もう会いたくないかな」

ダブル『あっ、待てーっ!』

ダブル「…逃げられちゃった」

ダブル『…変身して損したね』

ダブル「うん…」

ダブル『ラーメンも食べ損ねちゃったし』

ダブル「ラーメン?」

ダブル『じゃあ凛、戻るね』

ダブル「う、うん」


花陽(…ラーメン食べてたのかな?)
85: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:36:09.92 ID:ypy+3Hc7.net
海未「…花陽」

花陽「…あっ、う、海未ちゃんっ、その、これは」

海未「…うっ…うぅっ…!」グスッ

花陽「えっ…!?」

海未「…鳥人間は、ことりでは、ありません、でした…っ」

花陽「…」

海未「…私は…なんてことを…!」

花陽「海未ちゃん…」

穂乃果「…え、えぇ〜っと…海未ちゃん」

海未「…穂乃果」

穂乃果「…今海未ちゃんがやらなきゃいけないことは、泣くことじゃないと思う」

海未「…」

花陽「…そうだね。真犯人を見つけて、ことりちゃんに謝らないと」

海未「…はい、わかっています…ですが…」

花陽「大丈夫。…犯人は何人かに絞れてるから」

海未「本当ですか…?」

花陽「はい。…でも、決定的な証拠に欠けていて」

穂乃果「…じゃあ、とっておきの情報、教えてあげよう!」

花陽「?」

穂乃果「実は、さっき…」
86: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:41:51.44 ID:ypy+3Hc7.net
〜〜〜矢澤探偵事務所〜〜〜

ここあ「でも仕方ないことだと思う!」

凛「…まあね。凛だって、怪しいとは思ってたもん。ことりちゃんと入れ替わりにドーパントが出てきてるんだから」

こころ「…でも、ことりさんじゃないとすれば、一体誰が…」

凛「…アイナさん…とか?」

ここあ「たしかに怪しい!ことりちゃんのこと恨んでるみたいだったし、動機は十分かも!」


花陽「ただいま」ガチャ

海未「お邪魔します…」

ここあ「あ、帰ってきた!」

花陽「凛ちゃん、検索をお願い」

凛「…もしかして、犯人わかったの?」

花陽「うん。穂乃果ちゃんのおかげでね」

凛「…あ、和菓子屋の!」

穂乃果「えへへ、今回はお手柄だったみたい」

こころ「どなたですか?」

穂乃果「あ、私、そこの和菓子屋、穂むらの長女です。ねえねえ、にこちゃんの妹さんなんだよね」

ここあ「そうだけど」

穂乃果「すっごく似てるねぇ…にこちゃん、元気かなぁ」

花陽「…」

凛「…」

穂乃果「…あっ、ご、ごめん!」

花陽「い、いいよ、大丈夫…さ、さて、凛ちゃん、検索を」

凛「うん…」
87: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:43:23.46 ID:ypy+3Hc7.net
花陽「キーワードは、鳥」

凛「鳥…」

花陽「キュアメイドカフェ」

凛「キュアメイドカフェ…」

花陽「…そして」


凛「…大当たりだよ、かよちん!」

花陽「…よしっ」

海未「…」

花陽「ねえ、海未ちゃん」

海未「…?」




〜〜〜キュアメイドカフェ〜〜〜


ことり「…と、いうわけなんです」

オーナー「…それは辛かったね」

ことり「私、これからどうしたらいいのか…」

オーナー「…大丈夫、私はいつでも君の味方だよ」

ことり「オーナーさん…」

オーナー「…チーズケーキでも食べて、元気出しなさい」

ことり「…ありがとうございます」

オーナー「…」


アイナ「犯人わかったってホント!?」ウィーン


ことり「」ビクッ

アイナ「…ってあれ、刑事さんいないじゃん。ことりちゃんとオーナーだけ?」

ことり「う、うん…私たちだけだけど」

オーナー「…それより、犯人がわかったって…」

アイナ「ああ、そうそう。犯人分かったからここに集まれ、って刑事さんが」

オーナー「刑事さんが…?」

ことり「刑事…?」
88: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:44:19.29 ID:ypy+3Hc7.net
海未「こんにちは」ウィーン

ことり「海未ちゃん…」

海未「…ことり」

アイナ「あ、やっと来た…ちょっと、呼び出しといて遅刻?」

海未「え、ですが、まだ遅刻って時間では…」

アイナ「私より遅いから遅刻!」

海未「えぇ…」

アイナ「…っていうのは置いといて。犯人わかったって、ホントなの?」

海未「…はい。本当です」

ことり「…」

海未「…ことり、先程は本当に申し訳ありませんでした」ドゲザー

ことり「…ちょっ、海未ちゃん!?な、何して…」

海未「不肖園田海未、一生の恥さらしです」

アイナ「…ことりちゃんの好きな人、変わってるね」

ことり「えっ、えっと…海未ちゃん、頭上げて…?」

海未「…はい」スック

オーナー「…それで、犯人は誰なんだい?」

海未「…それでは説明します」
89: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:54:44.31 ID:ypy+3Hc7.net
海未「まず、どうしてチーズケーキを取り扱っているお店ばかりを狙ったのか。これは、理由が二つあります」


海未「ことりに罪を擦り付けることが目的の一つ。もう一つは、ことりの行動範囲を狭めるため」


アイナ「ことりちゃんの…?」

海未「はい。ことりは落ち込んだ時、よくお菓子を食べるんですが…その中でも欠かせないのがチーズケーキ。ですよね、ことり」

ことり「…う、うん」テレテレ

アイナ「何照れてんの」

海未「だから、犯人はチーズケーキを奪うことで、ことりの行先を制限したかったのです」


海未「そして、ドーパントが口走った言葉。『大事な友人であるお前の命を奪えば、きっと南ことりも…』」


ことり「…」

海未「…ことり。あなたがメイドカフェを辞めた理由を知っている人間は、どれだけいますか?」

ことり「…えっと、ここで働いてる人たち、かな…」

海未「ありがとうございます。…さて、ことりが辞めた時の状況、穂乃果から教えてもらいました」


海未「どなたもことりのことを名残惜しくも、笑顔で見送ってくれたそうですね」チラッ

アイナ「なっ…なんで私の方見るの!?」

海未「…でも、違った人もいた」

アイナ「…た、たしかに私はことりちゃんに酷い事言ったけど!だからって私が犯人だって言いたいの!?」
90: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 22:56:50.62 ID:ypy+3Hc7.net
海未「そうではありません。…そもそも、そうではないことはことり自身、わかっているはずです」

ことり「私…?」

海未「ええ…ふふ、これを見てください」ピッ

オーナー「写真…?」

ことり「あ、あれ、これって…」

海未「はい。ことりの腕を掴んで走る、アイナさんの姿ですね」

アイナ「これのどこが証拠になるの!?こんな写真、いくらだってとれるじゃん!」

海未「…落ち着いて、背景をよく見てください」

アイナ「…あっ!?」

海未「そうです。鳥人間が写っているんです」

ことり「…これ、さっきの…!」

海未「ええ。ことりを尾行させていた穂乃果が撮った写真です」

アイナ「ってことは、私の無実も…」

海未「ええ、これで証明されましたね」

オーナー「…おいおい、ちょっと待ってくれ。それじゃあ…」

海未「…そうです」


海未「オーナーさん。犯人は…あなたですっ!」ビシッ


オーナー「…な、なぜそんなことを…!」

海未「…オーナーさん、あなたも、ことりに戻ってきてほしかったんですよね」

オーナー「な…!?た、たしかに南さんは素晴らしいメイドさんだったけれど、そんなことは…」

海未「『…南さん、何かあったらここに来ていいからね。私でよければ、相談に乗るから』。最初に花陽たちが来た時に、そう言っていたそうですね」

オーナー「…それがどうしたんだ。私はただ、南さんの為を思って言っただけで…」

海未「本当ですか?」

オーナー「当たり前だ!」

海未「…出来る限りここにことりが来るように、そう言った…ここならチーズケーキもありますからね。…違いますか」

オーナー「…」

ことり「…お、オーナーさん…?」
91: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:02:37.62 ID:ypy+3Hc7.net
オーナー「はぁ…正解だよ、刑事さん」

アイナ「…マジ?」

オーナー「ああ、大マジさ…私は南さんにここに戻ってきてほしかった」

ことり「…オーナーさん…」


オーナー「だって私は…私は…南さんのことが、好きでたまらなかったから…!」カチッ


『バード!』


バードドーパント「見るんだ、南さん…君の名前になぞらえたメモリを、私は手に入れたんだよ…」

ことり「ぴぃっ…」

アイナ「キモっ…」

バード「君が魅力的なのがいけないんだ!」

海未「…アイナさん!ことりを連れて逃げてください!」

アイナ「う、うん!行こう、ことりちゃん!」

ことり「う、うんっ…」




海未「…」

バード「さて…まずは君を殺して口封じだ。次は楠田さん」

「そうは…」

バード「?」

「させませぇんっ!!」


窓ガラスを破って、花陽が乱入。バードドーパントを蹴飛ばす。
92: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:06:46.01 ID:ypy+3Hc7.net
バード「くっ…あなたは…」

花陽「小泉花陽、ただいま参上しました」

バード「…ここ5階なんですが」

花陽「探偵には色々道具がありますので」

海未「…花陽、ありがとうございました」

花陽「ううん、いいよ。海未ちゃんは、ことりちゃんたちを追って」

海未「はいっ」


バード「…私にとどめを刺しに来たんですか」

花陽「…はい。その通りです」


ダブルドライバーを装着し、転送されてきたサイクロンメモリと、ジョーカーメモリをセット。


花陽「…変身」


『サイクロン!ジョーカー!』


ダブル「…キュアメイドカフェオーナーさん」

ダブル「『さあ、あなたの罪を数えなさい!』」

バード「…ふんっ」

ダブル『…逃げた!』


バードは空高く飛び立ち、ダブルから逃れようとしていた。


ダブル『見苦しいにゃ…!』

ダブル「ハートタービュラー!」


ハードタービュラーに乗り、バードを追いかけるダブル。

ちなみに、花陽がここに乱入してくるのに使ったものである。
93: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:11:52.81 ID:ypy+3Hc7.net
バード「…ふふふ、空中戦はこのメモリの真骨頂です!そんなものに乗っているあなたたちに勝てますか?」

ダブル「勝てるかどうかじゃありません…勝つんです!」

ダブル『かよちん、トリガーで行こう!』

ダブル「うんっ!」


ドライバーを閉じ、ジョーカーメモリを抜く。

そして青い"トリガーメモリ"を取り出し、ドライバーにセット、展開させる。


『サイクロン!トリガー!』


ダブルの左半身は青く染まり、光弾銃"トリガーマグナム"が具現化される。


ダブル『さあ、行っくにゃー!』


この"サイクロントリガー"の姿では、トリガーマグナムはマシンガンのように光弾を連射できるようになる。

しかし、弾丸はバードには当たらない。


バード「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、とはよく言ったものですねぇ」


ケラケラと笑ってダブルを挑発する。


ダブル『むっか〜…!かよちん、百発百中を見せてあげよう!』

ダブル「う、うんっ」


熱くなる凛に押され、サイクロンメモリをルナメモリに入れ替える。


『ルナ!トリガー!』


ダブル『くらえーっ!!』


ダブルは弾丸を空中にばらまく。


バード「どこを狙って…ぐわっ!?」


"ルナトリガー"の姿において、トリガーマグナムの弾丸は驚異的な追尾性能を発揮する。

空にばらまかれた弾丸は、全てバードの方へと向きを変え、直撃。
94: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:15:13.36 ID:ypy+3Hc7.net
ダブル『ほらっ!どう!?これでも下手な鉄砲!?』

ダブル「凛ちゃん、どっちが悪役かわからないよ…」


次々に弾丸を撃ちこみ、バードを地上へと追い込む。

そしてついに、バードは地に伏すこととなった。


バード「ぐぅぅ…」

ダブル『かよちん!これで決めよう!』

ダブル「うん!」


トリガーメモリを抜き、トリガーマグナムにセット。


『トリガー!マキシマムドライブ!』


下がっていたトリガーマグナムの"もう一つの銃口"を起こし、もう一つの形態"マキシマムモード"に変化させる。

ゆっくりと銃口をバードに向け、引き金を引く。


ダブル「『トリガーフルバースト!』」


放たれた弾丸は無数の光弾へと分裂し、それらはそれぞれの軌道を描き、バードの身体に全て命中する。


バード「ぐああああああああっ!!!」



バードは爆発し、爆炎の中には気を失ったメイドカフェオーナーと、割れたバードメモリが残っていた。
95: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:16:18.36 ID:ypy+3Hc7.net
〜〜〜秋葉原街中〜〜〜

アイナ「ここまで逃げれば、もう、大丈夫でしょ…」

ことり「…アイナちゃん」

アイナ「…なに?」

ことり「…どうしてあの時…鳥人間に襲われたとき、すぐに…」

アイナ「あ…その、あれは…私も、あんなこと言っちゃったけど…やっぱり、鳥人間のこと気になってたし、それに」

ことり「それに…?」

アイナ「…こ、ことりちゃんに何かあったら、あの長い髪の刑事さんに悪いかなって思って、後付けてたの」

ことり「…じゃあ、あの時の電話…」

アイナ「…うん。鳥人間が見えたから、私がかけた。…でも、あのせいでことりちゃんが疑われることになっちゃって…ごめん」

ことり「う、ううんっ、そんな…でも…アイナちゃん、私がやめたこと、恨んでるんじゃ…」

アイナ「恨んでなんかないよ…だって私も、ことりちゃんのこと大事に思ってたし」

ことり「!」

アイナ「だから、…あの時のも、離れたくなかった照れ隠し…ことりちゃん、本当にごめん」

ことり「…私こそ、急にごめんね…アイナちゃん…」


海未「…ことり!」


ことり「…海未ちゃん!」

アイナ「…刑事さん」

海未「はい…?」

アイナ「ことりちゃんをよろしくね」

海未「え…?…あ、は、はいっ!」
96: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:18:46.74 ID:ypy+3Hc7.net
ダブル「…これで、一件落着かな?」


「ちょっと、そこの半分こ怪人さん」


ダブル「だから半分こ怪人じゃありませ…って、新しいドーパント…!?」

ドーパント「失礼…あなたのこと、気になってたの。ドーパントを倒す、仮面ライダーさん」

ダブル『…また言われた。仮面ライダーって何なんだろ?』

ドーパント「素顔を仮面に隠し、街に蔓延るガイアメモリと野望を砕く…仮面ライダー。それがあなたたちよね」

ダブル「かっこいい…!」

ダブル『仮面ライダーってそういうことなんだ…!』

ドーパント「知らなかったのね…」

ダブル「…ところで、あなたは?」

ナスカ「…ああ、申し遅れたわね。私はナスカドーパント」

ダブル「ナスカ…」

ダブル『地上絵かにゃ』

ナスカ「ご名答」

ダブル『…それで、何の用かにゃ?』

ナスカ「…実験の邪魔をしないでもらいたい、ってお願いに来たのよ」

ダブル「実験…?」

ナスカ「そうよ。今街にメモリがばら撒かれているのは、メモリをより良いものにするための、人体実験のため」

ダブル『人体実験…!?』

ナスカ「…私としても、あまり乗り気ではないのだけれど…。仕方ないのよ」

ダブル「そんなこと、許せません…!」

ナスカ「あら…やりあうつもり?」

ダブル『かよちん待って…この人、ただものじゃないよ。普通のドーパントとはぜんぜん違う』

ダブル「でも…こんなこと言われて、黙ってる方が無理だよっ…!」


『ヒート!メタル!』
97: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:20:04.83 ID:ypy+3Hc7.net
ナスカは剣を構え、ダブルもヒートメタルへと変身し、メタルシャフトを構える。

じりじりと距離を詰める両者。


ナスカ「なるほど…そうやって姿を変えるのね」

ダブル「…たあああああっ!!」


先に動いたのはダブル。大きくシャフトを振り回すが、ナスカの剣に止められる。


ダブル『ヒートメタルのパワーを防いだ…!?』

ナスカ「ちょっと隙が大きすぎるわ。そんなんじゃ…っ!」

ダブル「わっ…」


ナスカの振るった剣はダブルの胸を掠める。


ナスカ「ほら、抵抗しないと…あなたの身体、真っ二つに割っちゃうわよっ!」

ダブル「きゃああっ!!」


見事な剣捌きで、ダブルを痛めつけるナスカ。
その猛攻に、ダブルは思わずメタルシャフトを手放してしまう。


ダブル『…メタルシャフトが!』

ナスカ「…あら、もう終わり?じゃあ…ねぇっ!!」


ダブルを文字通り真っ二つにしようと、大きく剣を振り下ろすナスカ。


ダブル『くっ…!』

ダブル「…り、凛ちゃん!?」


『ヒート!トリガー!』


とっさにダブルの右半身が動き、ダブルの姿が変わる。
ナスカの剣を肩で受け止め、腹にトリガーマグナムの銃口を突き付ける。


ナスカ「なっ…!?」

ダブル『かよちん、ごめんっ…我慢して、ねっ…!』
98: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:26:42.80 ID:ypy+3Hc7.net
〜〜〜UTX学院〜〜〜

ツバサ「まさか…あんなバカみたいな火力を…っ」ヨロッ

あんじゅ「…あら、自信満々に出ていった割には無様な姿ね」

ツバサ「…ふふ、流石にメモリを二本使っているだけのことは、あったわよ…っ」

あんじゅ「情けないわね…」

ツバサ「…そうだ、あんじゅ。あなたが気になってたことだけれど」

あんじゅ「…わかったの?」

ツバサ「ええ。…あの子たち、『かよちん』『凛ちゃん』って呼び合ってた」

あんじゅ「…ありがとう、ツバサ」


あんじゅ「…凛」


〜〜〜矢澤探偵事務所〜〜〜

花陽「ただいま…」フラフラ

こころ「おかえりなさ…って、花陽さん!フラフラじゃないですか!」

ここあ「ちょ、大丈夫!?」

花陽「大丈夫…じゃ、ないかも…ヒートトリガーの火力は、やっぱりすごいね…ちょっと、寝かせて…」ドサッ

凛「…かよちん、ホントにごめん…」

花陽「う、ううん…あの…ナスカ、だっけ…あの強さ、普通のドーパントと違ったから…あれで、正解だよ…」zzz

こころ「何か…あったのですか?」

凛「…うん」

ここあ「うわっ、血出てる…!こころ包帯ー!」

こころ「えっ!?あ、はい!」

凛「…ごめん、かよちん」
99: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:35:25.04 ID:ypy+3Hc7.net
〜〜〜〜〜〜〜

『こうして、ことりちゃんを巡ってのひと悶着も、鳥人間事件も幕を閉じました。

オーナーさんは逮捕。でも、メイドカフェは元の人気を取り戻して、普段通り営業しています。

後日聞いた話ですが、アイナさんは単純にツンデレさんだっただけみたいです。

海未ちゃんとことりちゃんも仲直りできて、本当によかったぁ。

…そういえば、今回の推理ですが…』



海未「…花陽、ありがとうございました」

花陽「あ、ううん!お礼なんてぜんぜん!」

海未「すっかり私が見せ場を奪ってしまったみたいに…」

花陽「いいのいいのっ、ことりちゃんにいいところ見せてあげないと、ねっ」

海未「…そ、その…それが…」

花陽「?」

ことり「うみちゃ〜んっ!」ギューッ

海未「うわぁっ!?こ、ことり!」

ことり「海未ちゃん、今日もお仕事頑張ろうねっ♡」

花陽「…ことりちゃん、ラブラブだね」

ことり「うんっ♡だって、海未ちゃん…ふふっ♡」

海未「…ずっとこんな調子なんです」

ことり「またかっこいい海未ちゃんを、ことりに見せてね!」

海未「…は、はい」テレテレ


凛「バカップル、って感じだね」

花陽「あはは…」

凛「凛たちもやってみる?」ギューッ

花陽「り、凛ちゃん!?」

凛「なーんてね。凛たちはこんなことしなくても、二人で一人だからっ」

花陽「…ふふっ」
100: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:40:36.87 ID:ypy+3Hc7.net
「…へえ、あれが仮面ライダーに変身する二人」

「面白そうな子たちだけれど…あんまり強くはなさそうね」

「ま、いっか…相手が弱いに越したことはないわ」

「星空の本棚は私が戴く…仮面ライダーの名前と一緒に」


「この、怪盗エリーチカが」
101: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:44:45.71 ID:ypy+3Hc7.net
次回予告



花陽「仮面ライダーが怪盗!?」

エリーチカ「お願いね、星空の本棚さん」

凛「凛は、どうしたら…」

亜里沙「私がお姉ちゃんを…」

花陽「凛ちゃん、ダメ!」

凛「来て…ファング!」



第三話 怪盗E/悲しみの果て


これで決まりにゃ!



※このSSはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

※内容は予告なく変更になる場合がございます。

※らいしゅうのこうしんはおやすみです。じかいこうしんはみていです。
102: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:46:17.90 ID:ypy+3Hc7.net
話がまとまらず、やたら長くなってしまった上に中身もわかりづらくて本当に申し訳ない
次回予告とか書いたけど、例によって続くかはわかりません
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『【SS】りんぱな『「さあ、あなたの罪を数えなさい!」』』へのコメント

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