ことり「廃校を何とか…ってどうするの?」 海未「それが問題です…」 穂乃果「問題です!」

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ことほのうみ-アイキャッチ10
1: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:22:57.04 ID:CIdJ386r.net
──…


穂乃果「私、高坂穂乃果、高校二年!今、私の通う音ノ木坂学院が大ピンチなの!」


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穂乃果「入学希望者が定員を下回ったら廃校になるって…」

穂乃果「あれ?…ってことは、音ノ木坂の知名度を上げれば良いんじゃないかな?たとえば部活動とか!」

ことり「でも〜、それといって活躍しているところもないよねぇ…」

海未「ことりの言うとおりです。目立った活躍があれば学院のみんなにも知れ渡っているでしょうし…」

穂乃果(海未ちゃんの弓道部ってどうなんだろう…)

ことり(海未ちゃん、練習では上手だけど本番だと…)

穂乃果(あぁ…)

海未「打つ手なし…ですね」

三人「はぁ〜…」


ことりちゃん -南ことり- と、海未ちゃん -園田海未- は私の幼馴染なんだ!

その日の夜、私は妹の雪穂が持っていたUTX学院のパンフレットを見て何かヒントがつかめないかな?と思ったんだ!

穂乃果(UTXは生徒もたくさんいるし…生徒を引き付ける何かがあるのかも…)

元スレ: ことり「廃校を何とか…ってどうするの?」 海未「それが問題です…」 穂乃果「問題です!」

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2: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:24:19.28 ID:CIdJ386r.net
──…

─次の日の朝 UTX学院前─

穂乃果「うわー!すっごい大きい!これ、学校なの!?」

穂乃果「…ん?」

\キャー/

─…大会優勝を記念して決勝戦の模様を公開中!─

穂乃果「大会…優勝…??」

アナ「いよいよ決勝戦!」

アナ「決勝戦は、鳥取県米子東高校と埼玉県浦和高校…」

アナ「そしてこれまで全問正解の東京UTX学院の3校の試合となります!」

アナ「決勝戦は一問毎に解答者交代制の早押し、10ポイント先取です!お手つきは1回休みとなり…」

アナ「では第一問、全ての核兵器およびすべての戦争の廃絶を訴える科学者による国際会議で、1995ねn \ピンポーン/

英玲奈「『パグウォッシュ会議』」

アナ「正解!1995年にはノーベル平和賞を受賞した会議は?といった問題でした。統堂さん早かったですね」

穂乃果「あの〜、質問なんですけど…これって何やってるんですか?」

ツインテの女の子「はぁ〜〜?バッカじゃないの!みればわかるでしょ」
3: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:25:54.24 ID:CIdJ386r.net
ツインテ「クイズよ!クイズ!」

ツインテ「そのパンフレットにも書いてあるでしょ?この前の大会でUTX学院のクイズクイーン達が優勝したVTR流してんのよ!」

穂乃果「へえ〜」

アナ「続いて第二問、ジャガイモを主原料とし、キャラウェイなどで香りをつけた蒸留酒d \ピンポーン/

あんじゅ「『アクアビット』」

アナ「正解!UTX学院2問連続正解!キャラウェイなどで香りをつけた蒸留酒で…」

アナ「ラテン語で"命の水"といった意味があるものは?といった問題でした」

アナ「未成年には難しい問題かと思いましたが…いや〜、恐れ入りました!」

穂乃果「うわ〜、全然分かんない…すごいな〜」

ツインテ「この三人"A-RISE"のことを、高校でクイズやってる人間で知らない人はいないわよ、聞いたことないの?」

穂乃果「荒井ズ?えーっ、三人とも荒井さんって言うんだ…」

ツインテ「なによその二遊間守れなさそうな名前は…?クイズクイーンよ、高校クイズ界のアイドルよ」

ショートヘアの女の子「かよちん、遅刻しちゃうよ〜」タッタッタ…

メガネの女の子「ちょっと待って!録画…忘れたから…見ていかなくちゃ…」タッタッタ…

\ピンポーン/

ツバサ「『コジオスコ』」

「正解!これで9問連続正解!さぁ、このままUTX学院が10問連続正解してしまうのか〜」

穂乃果「こ、これだぁ!」
5: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:27:00.60 ID:CIdJ386r.net
─2年B組─

穂乃果「見て!みてこれ!」バッ

海未&ことり「?」

穂乃果「UTX学院のパンフレット!」

穂乃果「クイズだよ!UTX学院のクイズクイーンだよ!全国優勝したんだよ!高校クイズ界のアイドルだよ!」

穂乃果「最近はクイズやってる子が増えてきてるんだって!それで穂乃果なりに考えてみたんだけど…」

海未「」スタスタ..

穂乃果「って!ちょっと〜?どこ行くの海未ちゃん!」

海未「穂乃果…ま、さ、か、私たちでクイズをやるなんて言わないでしょうね?」

穂乃果「えっ、そうだけど…」

ことり「あはは…」

穂乃果「だ、だってぇ…クイズの大会に出たら有名になると思ったんだもん」

海未「ついこの間、学年末テストで火だるまになりそうだったのは、どこの誰ですか!!!」

海未「そもそも、学校のテストで苦しんでいる穂乃果がクイズにまで手が回るのですか!?」

ことり「海未ちゃん…それはちょっと言い過ぎな気が…」

海未「いいえ!ことりは穂乃果に甘すぎます!」

海未「では、問題です。○×クイズを出題しましょう」

海未「関ヶ原の戦いで小早川秀秋は東軍を裏切って西軍に寝返りましたか?」

穂乃果「うーんと、こばやかわって裏切った人だよね?○じゃないの?」
6: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:28:36.37 ID:CIdJ386r.net
海未「違います!小早川秀秋は確かに裏切りましたが、西軍から東軍へ寝返ったのです」

海未「そもそも!寝返ったことにより戦局が変わったことも踏まえ、その後の歴史から考えて…」

海未「徳川方へ寝返ったとなると東軍とわかります!少し考えれば気づくはずです!」

穂乃果「あっ…そうだった〜〜」

海未「この程度のひっかけにかかるような穂乃果ではA-RISEはおろか、地方予選の一回戦すら敗退しますよ!」

海未「それに、A-RISEも高校クイズ界のアイドルと呼ばれていますが、彼女たちも努力を重ねて今の名声があるのです」

海未「思いついただけでやれるものではないのです、穂乃果」

海未「ことりも何か言ってやってください」

ことり「別にクイズじゃなくても音ノ木坂を有名にすることはできると思うよ〜」

穂乃果「もういいよ!海未ちゃんのわからずや!朴念仁!!」タッタッタッ…
7: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:30:14.43 ID:CIdJ386r.net
海未「朴念仁とは何ですか…って…」

ことり「行っちゃった…」

ことり(そうだ!)

ことり「海未ちゃん、あのね…、穂乃果ちゃんが勉強もまじめにやるって言ったら…」

ことり「…ね?」

海未「…なるほど」

ことり「うふふ」


──…

穂乃果「はぁ〜…いい考えだと思ったのになぁ」

アイシテルバンザーイ…ココデーヨカッター…

穂乃果(音楽室…から…?きれいな声…)
9: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:32:24.06 ID:CIdJ386r.net
─音楽室─

穂乃果「歌上手だね!頭もよさそうだね!そして、アイドルみたいに可愛いね!」

ピアノの女の子「ハァ…(邪魔が入ったわね…)」スタスタ..

穂乃果「ねぇ!あなた、頭良さそうだしクイズに興味ない?(さすがに強引かな)」

ピアノの女の子(ハァ!?ここはアイドルとかに誘うんじゃないの!?なんでこの流れでクイズが出て来んのよ…??)

ピアノの女の子「イミワカンナイ!!」ガララッ!ピシャッ!

穂乃果「デスヨネェ…」シュン..

ピアノの女の子(クイズ…?受験勉強がてらやる程度なら…パパもママも歓迎してくれそうね…)

ピアノの女の子(受験レベルで解ける問題も結構あるし…役に立つ、かしら)

─図書室─

穂乃果「クイズ、くいず…QUIZ…かぁ…図書室に問題集あるかな??」

穂乃果「さすがにクイズの問題集はなさそうだけど、いろいろな本があるんだね」

穂乃果「とりあえずパンの本でも読もう!」
10: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:33:54.25 ID:CIdJ386r.net
………

─五分後─

穂乃果「たべものの本なんて読むとおなかすいちゃうよ〜…けど面白いなぁ」ゴソゴソ

穂乃果「ふむふむ…パンの歴史…」ビリッ

穂乃果(エー、すっごーい!パンのもととなったものは今から何千年も前からあったんだ…)パクッ

穂乃果(6000年前からどんどん進化して…この美味しいパンが出来たんだね〜)ムシャムシャ

穂乃果(日本には…えぇ〜!?戦国時代くらいに伝わったんだー!?でも全然流行らなかった…って…)ムシャ..

穂乃果(穂乃果が戦国時代にいたらどうなっちゃったんだろう…)パクパク

穂乃果(江川英龍 -えがわひでたつ- が日本のパンの祖と呼ばれている。ふぅん)パク..

穂乃果「へぇ〜…自分が好きなものでも知らないものってたくさんあるんだなぁ〜」パクッ

穂乃果「ごちそうさまぁ〜」

─20分後─

穂乃果(うーん、パン一つの歴史だけでもこんなにあったんだ…)

穂乃果(とりあえず今日は家に帰ってクイズの番組でも見てみようっと!)

穂乃果(海未ちゃんとことりちゃんは一緒なのかな…)

穂乃果(パンのこと思い出しながら歩いてたら校門まで来ちゃったよ…)

穂乃果『いつもはことりちゃんと一緒か三人だけど…今日は珍しくひとりきりで下校かぁ』

穂乃果『そろそろ海未ちゃんも部活終わったと思うから校門で待ってれば…』

穂乃果『私のこと見つけてくれるかな』
11: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:36:32.74 ID:CIdJ386r.net
穂乃果(そういえば、こんなにお勉強(?)したのは久しぶりだなぁ…)

─火だるまになりそうだったのはどこの誰ですか!─

─クイズにまで手が回るのですか!?─

穂乃果「もー、海未ちゃんのバカ!ちょっとくらい手伝ってくれても良いじゃん!ケチ!」

穂乃果「これじゃあケチ海未ちゃんだよ、まったくもう!」プンプン!!

ことり「ほ〜の〜か〜チャン!!」

穂乃果「うわぁ!こっことりちゃん!?」ビクッ

海未「へぇ〜…誰がケチ海未ちゃん、なのでしょうか?」ニコッ

穂乃果「あはは…」

穂乃果「って!い、いつから居たの!?」

ことり「じつはねぇ〜…」
12: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:38:28.88 ID:CIdJ386r.net
─20分ほど前・弓道部─

海未「穂乃果がクイズなんて…私がクイズなんて…」スッ

海未「私が人前でクイズに答えるなんて…」ギリッ

海未(クイズの正解打ち抜くぞぉーっ!ばぁーんっ!)スカッ

弓道部の人「あれ!?外したの?珍しー」

海未「ぅぅ…//」ガクッ

ことり「海未ちゃん…」

海未「こっ、ことり!?いつから居たのですか!?」

ことり「あのね、海未ちゃん…」

海未「穂乃果が図書室に?それは本当ですか!?」

ことり「そうなんだよぉ〜…穂乃果ちゃん、本当にやる気かもしれないよ?」
13: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:39:38.89 ID:CIdJ386r.net
──…

海未(本当ですね。何をしているか思えば、まじめに勉強していたんですね…)コソコソ

海未読んでるのはパンの本ですか。穂乃果らしいといえばらしいですね…)

海未(図書室でパンを食べるとは、注意しなくては…)

ことり(あはは…)

ことり(でね、さっき…)

ことり(穂乃果ちゃんが勉強もまじめにやるって言ったら、私たちもクイズのお勉強を手伝うってどうかなあ?って言ったけど…)

海未(穂乃果にやる気があればこの申し出は断れない。クイズに挫折してもこの約束だけ残る…と)

ことり(うふふ…)

海未(ことりもワルですねぇ…)

…──

海未「実は穂乃果が図書館で勉強しているのを二人で見守っていたのですよ…」

穂乃果「えぇっ!ずっと穂乃果のこと見てたのー!?」

海未「えぇ、ちゃんと一人でもやれるのか見張っていました」

海未「動機はどうであれ、学ぶ姿勢を自分から持つということが一番大事です」

海未「良いでしょう、私たちも手伝います」

穂乃果「本当!?いいの!?やったー!」ダキッ
14: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:41:59.31 ID:CIdJ386r.net
ことり「うん、一緒に頑張ろうね〜」

海未「ふふ…その代わりきちんと"学校の勉強"もやるのですよ?でなければこの話はナシです!」

海未「学校の勉強も疎かにせず、勉学に励むというのなら協力は惜しみませんよ」

穂乃果「ふぁ〜い…」

ことり(海未ちゃん、良かったね)

海未(えぇ、これでクイズがご破算になったとしても穂乃果もまじめに勉強してくれるでしょう)

海未「幸い、クイズでは穂乃果の苦手な数学系の問題はあまり出ないので、穂乃果の好きなところから伸ばしていきましょう」

海未「自分の苦手なものを嫌々やるよりはモチベーションが維持できるでしょう」

穂乃果「う〜ん…穂乃果の…好きなもの…?パンだね!」グッ!!

ことり「じゃあ穂乃果ちゃんはグルメ的なものをがんばるのかな〜」

ことり「あたしは、ファッションやおかしについては少しはわかるけどそれ以外は普通かなぁ…」
15: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:43:09.59 ID:CIdJ386r.net
海未「穂乃果は雑学系、ことりも雑学系…ちょっと偏っていますね」

海未「私は文系でしょうか?しかし日本史ならまだしも、世界史ともなるとクイズで通用するレベルとは…」

穂乃果「それじゃあ他にも人を集めていろいろなジャンルに対応できるようにしようよ!」

穂乃果「私やる!やるったらやる!」

────────────────
海未が仲間になりました
得意…文系(世界史以外)

ことりが仲間になりました
得意…雑学(ファッション・おかし)

穂乃果
得意…とくになし

#1 「クイズをはじめよう!」

おわり

─次回、まきりんぱな─
17: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:44:50.28 ID:CIdJ386r.net
─おまけ・世界一!?─

穂乃果「うーん…」

海未「どうしたのです、穂乃果?」

穂乃果「クイズに良く出る問題ってなんだろう?って思ってね」

海未「世界一の物とかはよく聞かれますよ」

ことり「世界一かぁ…」

海未「ええ、例えば…山とか」

穂乃果「山?」

ことり「山、大好きだもんね、海未ちゃん♪」

海未「世界一高い山はわかりますか、穂乃果?」

穂乃果「んもぅ、さすがに馬鹿にしすぎだよ!」

海未「まぁ、これくらいは出来ますよね」

海未「答えは『チョモランマ』です」

ことほの「え?」
18: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:46:08.73 ID:CIdJ386r.net
穂乃果「何言ってるの海未ちゃん…」

ことり「うん、これは間違えないと思ったけど…」

ことり「世界一高い山は『サガルマータ』だよ?ね、穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「えっ…」

穂乃果「二人ともからかってるの!?穂乃果、何か悪いことしたかな…?」

穂乃果「世界一高い山は『エベレスト』だよ?」

ことうみ「…」

穂乃果「えぇ!?ちょっと…何で二人とも黙ってるの…」

海未「ふふっ」

海未「すみません穂乃果。少しいたずらが過ぎたようですね」

海未「実はことりも穂乃果も、私も正解になるのですよ」

海未「エベレストは英語圏での呼び方で…チョモランマはチベット語です」

海未「ことりのサガルマータは…確かネパール語だったかと思います」

ことり「うん、さすが海未ちゃんだねっ」

海未「ここで問題です」

海未「世界で2番目に高い山はわかりますか?」
20: >>16 ごめんなさい、ミスです(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:48:29.20 ID:CIdJ386r.net
穂乃果「うーん…モンブランとか?」

ことり「キリマンジャロとかかなぁ?」

海未「いいえ、キリマンジャロはアフリカ大陸の最高峰ですが、6000mも無いのですよ」

海未「モンブランは…アルプス山脈で一番高い山ですね」

海未「こちらは5000mもありません…エベレストの8848m(※)に比べれば子供みたいなものになりますね」
※最も良く知られているのは8848mですが、測量機器の改良により厳密には8850m

海未「答えは『K2』です」

ことほの「けーつー?」

海未「はい、2番目に高い山はK2と呼ばれている山で、8611mもあるのですよ」

穂乃果「えっと…『けーつー』が山の名前なの?」

海未「K2の"K"はカラコルムのKで、カラコルムと言うのは山脈の名前です」

海未「"2"は山の高さを測った時の番号の様ですが…」

海未「実は、K2を除くK1〜K5にはガッシャーブルムやブロードピークのような名前がつけられているのです」

海未「K2にも名前はあるようですが…ほとんどの資料ではK2と書かれているようです」

穂乃果「山マニア…おそるべし…!」
21: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:50:01.19 ID:CIdJ386r.net
ことり「じゃあ〜、三番目は?」

海未「『カンチェンジュンガ』ですね」

穂乃果「カン…?」

ことり「ちゅんちゅん…が?」

海未「ふふっ、『カンチェンジュンガ』ですよ」

海未「こちらも8586mという高さを誇っています!」

海未「実は…8000m級の山は世界で十数山しかありませんが…」

海未「それらは全てヒマラヤ山脈系にあるのですっ!」

海未「○×クイズで8000mを超える山はすべてヒマラヤ山脈系に存在する、○ or ×…といった問題も実際にあるのですよ」

穂乃果「えぇっ、すごい!」

ことり「すごぉい!」

ことり「でも海未ちゃん、ヒマラヤ山脈"系"って、なぁに?」
22: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:51:30.74 ID:CIdJ386r.net
海未「単にヒマラヤ山脈と言った場合はカラコルム山脈を含めない事があるので、そういう表現にしました」

穂乃果「おおっ、律儀だね」

海未「そこまで細かくない分け方ではヒマラヤ山脈に全部ある。と、覚えておいていいと思いますよ」

海未「また、このように分け方に物議を醸すようなものでひっかけ問題を作る場合がありますが…」

海未「あまり褒められた問題ではないと思いますね…」

海未「…とまあ話は長くなってしまいましたが」

海未「世界一位のものだけではなく、三位まで覚えておけば対応力も身に付くかと思いますよ」

穂乃果「エベレストにえーっと…K2?」

ことり「その次が…カンちゅんちゅんガ?」

ことり「じゃなくって…えーっとぉ…」

ことり「ちゅんちゅん…ぢゅんが?」

ことり「カンちゅん…あぁっ、もうっ、山なんて知らないよぉっ!」

ほのうみ(かっ…かわいいっ)


おわり
24: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:54:08.14 ID:CIdJ386r.net
#2 「まきりんぱな」

──…

─次の日─

穂乃果「よーし、これで完成っと」ジャーン!!

ことり「何してるの、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「クイズ自慢の人を集めるために掲示板に張り紙してるんだよ」

穂乃果「みんなで問題出しあったりしたら面白いな〜って」ペタペタ

\来たれ!クイズ王!/

ことり「クイズ"女王"の方が良かったんじゃないかな〜」

穂乃果「はっ!そ、そういえば…!」

海未「簡単に人が集まればいいのですが…」

穂乃果「じゃあさ…興味を持ってもらうために穂乃果たちがクイズやってるのをみんなに見てもらえばいいんじゃないかなあ?」

海未「なるほど…そういえばもうすぐ新入生への部活動紹介がありますね」

穂乃果「たくさんメンバーを集めて部活動にしよっか!」

ことり「それまでに問題用意しておかなくちゃね」

ことり「…でも私たちはまだ正式な部活じゃないから教室でやらなきゃだね」
26: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:55:44.00 ID:CIdJ386r.net
──…

─新入生部活紹介の日 掲示板前─

メガネの女の子「クイズ…」ハァ..

ショートヘアの女の子「かよちん、どうしたの?」

メガネの女の子「ううん…」

メガネの女の子(クイズ…面白そうだなぁ…)

花陽(私は小泉花陽 -こいずみはなよ- 高校一年生…そして私の隣にいるのが大親友の星空凛 -ほしぞらりん- ちゃん)

凛「かよちんは昔からクイズ番組が好きだったよねー」

花陽「うん…」

凛「これ、クイズの張り紙…見に行きたいの?」

花陽「いや…えっと…うぅん…」

凛「それなら陸上部でも見に行っくにゃ〜」

花陽「えぇっ!運動は苦手だよぉ〜…」ダレカタスケテー
27: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:57:25.98 ID:CIdJ386r.net
─空き教室─

穂乃果「私たちの教室は使っちゃいけませんっ!…ってなにそれー!」ムー..

ことり「でも、偶然空いてる教室があってよかったね〜」

海未「掲示板の張り紙にもこの空き教室だと書きましたが、誰か来るでしょうか…」

穂乃果「んもぅ!そんなこと言ったって仕方ないよ!」

穂乃果「じゃーん!問題だよ!」

ことり「え〜!そんな出し方なのっ!?」

穂乃果「赤くて、丸くて、大きくて、美味いもの、なーんだ!」

海未「なんですか、それは!それじゃあまるでなぞなぞじゃないですか」

穂乃果「違うよ〜!これは『あまおう』ってイチゴの名前の由来だもん」

ことり「うふふっ、穂乃果ちゃんらしいなぁ♪」

海未「問題としてはいいですが、出題の仕方が全然なっていません!」

ことり「クイズ風に言うなら…!イチゴの種類で赤い、丸い、大きい、美味い、の頭文字をとって名付けられたものは?とかじゃないかな〜?」

海未「それだとヒントがありすぎて簡単すぎますね…」ハァ..
28: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 22:58:51.25 ID:CIdJ386r.net
穂乃果「むむむ〜…じゃあさ、日本の三大珍味はわかる?」

ことり「『うに』と、『からすみ』…と、『このわた』かな?」

穂乃果「おおー、ことりちゃんやっるー!」

ことり「えへへ〜」

海未「では私からも出しましょうか、NTTの三桁のダイヤルサービスで災害伝言用のダイヤルは何番でしょうか?」

穂乃果「ええーそんなの知らないよー!」

ことり「う〜ん??居るよの語呂合わせでー、164、とか?」

海未「違います。語呂合わせのセンはいいですが、答えは『171』です」

穂乃果「伝言を残してるのに"居ない"(171)なの?」

海未「そのあたりはよくわかりませんが…」

三人「あはは…」

海未「穂乃果は、今のことりのようにわからない問題でも何とかして考える癖をつけておいた方が良いです」
29: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:00:28.07 ID:CIdJ386r.net
花陽(クイズの先輩たち…)コソコソ

凛(かよちん、何やってるにゃ?)コソコソ

ピアノの女の子(勉強に関係ないことばかり…だけどつまらなくはないわね…)

花陽(あれは…同じクラスの西木野さん… 西木野真姫 -にしきのまき- …も、クイズに興味あるのかな…)

真姫(…)スッ

ツインテ(…)

ツインテ(ハァ…レベルが低いわね…)スッ

凛(ツインテの人は誰だろー?三年のリボンだったけど…)

金髪の先輩(この子たち…勝手に空き教室を使うなんt…)

スピリチュアルな先輩(えりち…別にええやん…鍵かけ忘れたんはウチやし、怒るんならまずはウチからじゃないん?)

金髪の先輩(はいはい…あとで閉めておきなさいよ)スッ

穂乃果「結局…誰も来なかったね…」ハァ..

ことり「仕方ないよ〜…」
32: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:05:25.51 ID:CIdJ386r.net
海未「まあ、三人で少しずつがんばっていけばジャンル限定の大会ならいけるようになるでしょう」

穂乃果「ジャンル限定?」

海未「世間のクイズは大体のジャンルがあるのですよ。」

海未「問題集を見た感じでは芸能、スポーツ、雑学、学問…がよくジャンル分けされているようです」パラパラ

海未「A-RISEが出場した春のセンバツクイズ大会ではアニメやゲームの問題も出ています」

海未「しかし、こちらは範囲が広すぎるので過去問などで出題傾向を見て対応するのと…」

ことり「メディアで取り上げられているメジャーな新作について覚えるくらいかな?」

穂乃果「アニメやゲームは一般向け…というか高校生が出るようなクイズ番組だとあんまり出題されないよね〜」

海未「ええ、高校生の本分はやはり学業ですから。出題する側もそのあたりに気を遣っているものかと思われますね」

ことり「高校生が出ているクイズ番組で、アニメやゲームの問題ばっかりだとクレームとかもあるみたいだし〜」

海未「さらに、これらのジャンルのみで出題される大会もあります。まずはこれが私たちの狙い目になります」
34: >>30 速報では書いたことが無いので…内容被りならすみません(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:17:00.95 ID:FKGYQPWt.net
海未「ジャンルは先ほどの4ジャンルのほかに芸スポといった言葉があるように芸能とスポーツ両方で構成されているものもあったり…」

ことり「学問って言っても"歴史"のみとか、学問の中の文系で、さらに狭い範囲のものもあったりするよね〜」

ことり「でもせまくなるほどカルト的な内容になっちゃうんだよねぇ…」

穂乃果「じゃあ、パンだけなんてものもあるんだ?」

海未「えぇ、たった一つの物の頂点を決める大会、それはあると思います」

海未「穂乃果が言った題材の"パン"の場合で考えられるのは…」

海未「まずは各国のパン、およびそれに類似した食物の名称や作り方、具材、もちろん歴史も知っておく必要がありますね」

海未「各国の風土に特化したパン等も視聴者を惹きつけるには格好の題材でしょう」

海未「あとは数値系で言うと小麦粉の消費率や自給率、輸入量なども出てくるでしょう」

海未「例えば…小麦粉の生産トップ10で1位が1点、10位が10点などの多答形式もあるので」

海未「世界第十位あたりまでは抑えないといけないと思います」

海未「それに、昔あったテレビ番組のように自分でパンを作ったり…ということが行われる可能性もあります」

穂乃果「えぇ〜!そんなこともやるんだ!?」

海未「食べ物や作製できるものを題材としている場合は十分に考えられますが」

海未「実技を取り入れている場合、過去に実施されているものがほとんどなので出ないようにするのが良いかと思いますよ」

海未「とりあえず、全ジャンルはほどほどに鍛えつつ、得意なジャンルを伸ばすところからでしょうか」
35: ID変わっていますが1です(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:18:04.49 ID:FKGYQPWt.net
ことり「だとしたら雑学と文系をがんばる感じかな〜」

穂乃果「おおっ!じゃあ三人でガンバロー!」オーッ!!

凛(かよちん、そろそろ帰ろっか?)スッ

花陽(うん…)ガタッ

花陽(あっ!)

海未(曲者…!?)サッ

海未「気のせいですか…?」

ことり「どうしたの?海未ちゃん?」

海未「今、誰か居たような気がしたのですが…」

穂乃果「もしかしたら掲示板で私たちのこと見に来た人が居たのかもしれないよ!」ガララッ

穂乃果「…?誰もいなかったよ〜?」

穂乃果「まあいっか…」

穂乃果「よーし!まずはジャンル限定の大会に向けて─」

三人「ファイトー!」
36: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:19:47.06 ID:FKGYQPWt.net
──…

─次の日─

花陽(クイズ…)

花陽「数え年の十三歳で行われる、子供の成人祝いの十三詣りは何月の十三日に行われるでしょう…」

花陽「ぜんぜん、わからないよぉ…」

「─さん?」

花陽「うーん…」

真姫「小泉さん…?」

花陽「答えは…旧暦の3月13日…だから4月…かな?」

真姫「こ、い、ず、み、さん?」

花陽「ピャァ!?」

花陽(ええっ!?西木野…さん?)

真姫「貴女…昨日先輩たちのクイズ、見ていたわよね?」

花陽「う…うん…」

花陽(そういえば昨日、西木野さんも見ていたような…)
37: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:20:55.39 ID:FKGYQPWt.net
真姫「貴女、得意なジャンルはあるの?」

花陽「アイ…ル…」

真姫「えっ?」

花陽「わっ…私は…アイドルのことならだれにも負けない…つもり、です」

真姫「へえ、すごいじゃない。あの先輩たち、アイドルについては全然詳しくないと思うわよ?」

真姫「昨日も雑学系中心の問題を出し合っているだけだったし…」

真姫「貴女が入ったらジャンルの幅も広がると思うし、いいんじゃない?」

花陽「で…でも…私なんかじゃ…」

真姫「問題、ハロプロに所属するメンバーにより2011年の秋に結成されたユニットの名前は?」

真姫「クイズの問題なんて出したことないけど、こんな感じでいいかしら?」

真姫「大筋の意味は通っていると思うし…答えが複数になる聞き方じゃないし…」

花陽「モベキマス、です!モベキマスはモー娘、Berryz工房、℃-ute、真野恵里奈、スマイレージの頭文字からとられたユニットです!」キリッ

花陽「そもそもモベキマスは2011年より前の2010年のハロプロのコンサーt」

真姫「もういいわ、正解だから」
38: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:22:33.94 ID:FKGYQPWt.net
真姫「よく知ってるわね…っていうかアイドルのことになると性格が変わるのね…」

真姫「その調子だと有名なアイドル程度は大体網羅してそうね」

花陽「は…はい…」

真姫「貴女なら先輩たちの助けになると思うし、貴女の力を思う存分発揮できるわ」

真姫「でも、まずは少しはクイズに慣れてからの方がいいと思うわ。私が出題するから答えてみて」

凛「かーよちーん!!…ってあれ?西木野…さん?」

凛「まあいいや、かよちん、クイズやりたがってたから先輩たちのところにいかなきゃ!」

真姫「待ちなさいよ!小泉さんにはクイズに慣れてもらってからの方がいいわ」

凛「何で西木野さんが口出しするのー!?」

凛「早く行くにゃ!」グイッ

真姫「あっ…ちょ、ちょっと!」

花陽「ダレカタスケテー」ズリズリ
39: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:23:48.57 ID:FKGYQPWt.net
──…

─二年の教室─

ことり「つまり、一緒にクイズをやってくれるってこと…かな?」

凛「はい!かよちんは先輩たちとクイズやりたいって思っているみたいです!」

真姫「先輩達が空き教室でやっていたクイズ、見ていたみたいでそれで連れてきたんです!」

花陽「くぁwせdrftgyふじこlp!」ジタバタ

凛「かよちん…!」

真姫「クイズ、やりたいんでしょう?」

まきりん『絶対、大丈夫』

花陽「う…うん…」

花陽『二人とも、ありがとう…』

花陽「私…小泉花陽…といいます。先輩たちとクイズ…一緒にやってみたいです」

穂乃果「うん、よろしくね!」

まきりん「やったあ!」
40: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:25:05.32 ID:FKGYQPWt.net
海未「二人はどうしますか?」

ことり「まだまだメンバー募集中、です!」

まきりん「よ…よろしくお願いします!」

凛「私は星空凛です。凛はスポーツが大好きです!」

真姫「…私は西木野真姫です。大学は医学部志望です。理系…なら少しくらい深い内容でも大丈夫と思います。」

─こうして私たちクイズの仲間たち…は六人になった!─

────────────────
花陽が仲間になりました
得意…芸能(特にアイドル)

凛が仲間になりました
得意…スポーツ

穂乃果
得意…理系

────────────────

穂乃果(六人になったら部活動として活動できる!大会にも出られるかも!)
41: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:25:54.50 ID:FKGYQPWt.net
─次の日の朝─

凛「かよちーん!おっはよ〜〜」

花陽「凛ちゃんっ!おはよう♪」

凛「あぁ〜〜!かよちん、メガネは〜〜??」

花陽「思い切ってコンタクトにしてみたんだっ!」

花陽「メガネでクイズやってるなんて、なんか、暗いって思われちゃうかもしれないし…」

凛「えー、そんなことないよ!でも、凛はこっちのかよちんも好きだにゃ〜」

花陽「エェッ!!す、好きって…」アセアセ

真姫「あら、早いのね、おはよう」

花陽「あっ、西木野さん…おはようございます」

凛「西木野さん、おっはよー!今日はテキトーに問題出しながら登校するんだよね!」

真姫「おはよう…えぇ、そうよ」
42: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:27:10.73 ID:FKGYQPWt.net
真姫「…ねぇ…これから一緒に登下校することも増えると思うし…」

真姫「その…私のこと、下の名前で呼んでよ…」

真姫「私もそうするから…」

真姫「花陽、凛、よろしくね」

花陽「う…うんっ!」

凛「わーい!まきちゃんまきちゃん!まきちゃーん!」ダキッ

真姫「そんな何回も呼ばないでよ!」

花陽「それじゃあ、三人で一緒に行こっか…」

花陽「…凛ちゃん、真姫ちゃんっ!」

………

真姫「星座って地球から見たら柄杓とかWとかの形になってるように見えるでしょ?でも、実際の位置は…」

凛「昨日テレビで野球の名場面集やってたんだよ!でね、昔の…」

花陽「オリコンランキングでは、なんとまさかまさかあのグループがランキングトップで…」

まきりんぱな「あはは…」

おわり

─次回、vs.?にこ─
43: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:28:21.47 ID:FKGYQPWt.net
─おまけ・実力者!?─

真姫「はぁ…」

凛「真姫ちゃーん、どしたのー?」

真姫「あっ、凛に花陽…」

真姫「実は…」

花陽「えぇっ、苦手なジャンルを克服したいのっ!?」

凛「真姫ちゃんが!?」

真姫「な、なによ…別に、苦手なんて少しでもなくした方がいいでしょ?」

凛「確かにそうだねー」

真姫「凛は文系がちょっとイマイチよね…」

真姫「花陽は苦手と言った苦手は無くって平均的なのよね…」

真姫「私は…その、芸能とスポーツはだめなのよ」

真姫「だから、スポーツは凛に…芸能は花陽にみてもらいたいって…」

花陽「うんっ、真姫ちゃんのためなら…私がんばって教えるねっ」

凛「凛もたくさん教えちゃうにゃー!」
44: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:30:15.29 ID:FKGYQPWt.net
凛「まず…スポーツだけど…」

凛「野球のセリーグとパリーグはわかるよねー?」

真姫「それくらいなら分かるに決まってるじゃない…」

凛「じゃあ、チームを言ってみて?」

真姫「えっ…ジャイアンツでしょ、タイガースでしょ、あと、楽天とソフトバンクとロッテ、ヤクルト…これぐらいじゃないの?」

凛「えっ」

真姫「えっ?」

凛「重症だにゃぁ〜…」

花陽「芸能はどうしよう?」

花陽「じゃあ、例えば…ミスチルで一番売れた曲はわかる?」

真姫「シーソーゲーム…かしら?」

花陽「答えは『Tomorrow never knows』だよ」

花陽「シーソーゲームはミスチルでは4番目に売れたシングルなんです!2番目は名もなき詩、そして3番目はinnocent─」

凛「かよちん、かよちん…見て、見て…」

真姫「」プシュー..

真姫「なっ、なによっ…」
45: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:31:37.38 ID:FKGYQPWt.net
花陽「じゃあ、"月に憑かれたピエロ"を作曲した作曲家さんは…どう、かな…?」

真姫「あっ、『シェーンベルク』ね…シェーンベルクって、当時では独特な音楽家だったらしいわね…」

花陽「ごめんね…私、そこまでは詳しくないんだ…」

真姫「そう、なの…」

花陽「でも、真姫ちゃんっ!真姫ちゃんはクラシック聴いてたんだよね?だったらこの方面は強いかもしれないよっ!」

真姫「そうかもしれないわね」

凛「真姫ちゃんは芸能なら何とかなりそう」

真姫「でも…やっぱり大衆音楽はほぼゼロからだから…」

真姫「ましてやスポーツなんて…たぶん全然わからないわよ?」

凛「だったらまずはニュースとかで芸スポ関連を見てみればいいんじゃないかなー?」

花陽「そうだねっ、一気に詰め込み過ぎても辛いと思うし…できるところから、でいいと思うな…」

真姫「二人とも…その、ありがとう…」

凛「あっ、素直な真姫ちゃんも可愛いにゃ〜〜」

花陽「照れて赤くなっているところは特にかわいいよねっ」

真姫「もう、二人ともいい加減に…」
46: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:33:17.00 ID:FKGYQPWt.net
…──

真姫「ふぅ…それじゃあ凛には苦手な学問でも教えてあげようかしら?」

凛「えーっ、凛はいいよ〜!」

花陽「凛ちゃん、せっかくなんだし教えてもらおっ?」

凛「かよちんがそこまで言うなら…」

真姫「それじゃあ…理系の問題ね」

真姫「原子番号15の元素で、白、赤、紫等の同素体があることでも知られるものは、なにかしら?」

凛「そんなの、りん…(知らないよ〜〜)」

真姫「ふふっ、正解よ。ちょっと簡単すぎたかしら?」

凛「…」

花陽「ええっ!?凛ちゃん元素だったのぉ…?」

真姫「そうじゃなくって…『燐』よ…肥料やマッチの材料に使われているのよ」

花陽「あ、そっか…」
47: また明日にきます(もも)@\(^o^)/ 2016/06/03(金) 23:34:46.03 ID:FKGYQPWt.net
真姫「次は…堅苦しい話にするわ」

真姫「日光は世界遺産に登録されているのよ。その登録名称は、日光の社寺と言うのだけれど…」

真姫「寺は何という寺のことか、わかるかしら?」

真姫「ちょっと、難しいかしら…」

凛「もう、真姫ちゃん!凛の〜…(分かる問題にしてってばー)」

真姫「!」

真姫「そうね、『輪王寺』よ。凛、やるじゃない…」

凛「…」

真姫「輪王寺は"東照宮"と"二荒山神社"の二社と合わせて、日光の二社一寺を構成しているみたいなのよ」

花陽「凛ちゃん…すっ、すごいよ!凛ちゃんっっ!」

真姫「ちょっと甘く見ていたわね…凛、貴女は一年の中では一番なんじゃないかしら…」

真姫「私ももう少し勉強が必要みたいね」

凛「…」

凛「今日の真姫ちゃん、なんだか変だにゃ…」

おわり
54: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 13:47:09.62 ID:My5eFUjM.net
#3 「vs.?にこ」

──…

─放課後─

海未「それでは、まずは二人一組になって相手の得意ジャンルの問題を出し合ってもらいましょう」

海未「本当は少しでも本番に備えて早押しクイズでもやりたいのですが機材も無いですし…」

穂乃果「よーし、じゃあ凛ちゃんにスポーツの問題だよ!」

穂乃果「メジャーリーグのワールドシリーズで完全試合を達成した選手がいる、○か×か!」

凛「はいはーい!答えは『ドン=ラーセン』だよー!…じゃなくて『○』!」

穂乃果「おおー正解っ!凛ちゃんはスポーツに詳しいんだねえ〜!」

凛「実は昨日テレビでやってたんだよね」

穂乃果「テレビでやってたことでもちゃんと覚えてるのはすごいと思うんだー」

穂乃果「スポーツって結構記録とかが問題に出るよね?」
55: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 13:48:53.63 ID:My5eFUjM.net
凛「うん…完全試合じゃないけど日本のポストシーズンの記録だとドラゴンズの山井っていう選手が…」

穂乃果「どうしたの?」

凛「完全試合目前だったのに替えられちゃったんだよね…」

凛「一応、継投での完全試合も記録に残るんだって」

穂乃果「じゃあ、日本でって問題が出ても○扱いになるのかな?」

凛「たぶん…出題的には"完全試合が達成されたことがある"とかー」

凛「"継投で完全試合を達成したことがある"あたりになるのかな?」

凛「○×問題の〜したことがあるとか、〜した人がいるみたいな問題は」

凛「ちょっとなさそう/ありそうなものが○/×だったりするにゃ〜…」

穂乃果「うんうん、意地悪な人はひっかけ問題とか出してくるんだよ〜〜〜」チラッ

海未「あんなものはひっかけのうちにも入りません!」

穂乃果「もっといろんな選手のこと教えてよ、凛ちゃん」

凛「うん、凛が好きなのは走攻守三拍子そろってる、ソフトバンクの柳田─」
56: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 13:50:23.43 ID:My5eFUjM.net
花陽「では、ことり先輩に問題…ですっ!」

ことり「はいっ」

花陽「1994年にグッチのクリエイティブデザイナーに就任し、2005年には自身の名を冠しt\はぁい!/

ことり「『トム=フォード』、です!」

花陽「正解、です!」

ことり「トム・フォード時代のグッチは最高なんだよぉ〜」

ことり「それでね、グッチを辞めてからも自分の名前のファッションブランドを立ち上げているんだよっ」

花陽「はいっ…2005年には自身の名を冠した会社を設立した人物は?という問題でした…!」

花陽「ことり先輩はファッションには強いですねっ!」

ことり「えへへ〜、ありがと〜」

花陽「自分でも服とか小物を作ってたりするんですか?」

ことり「うん…たまにやってみようかな?、って思う時くらいだけどね…えへへ」

花陽「ほ、本当ですかっ!今度、私にも教えてくださいっ!」

ことり「うん…じゃあまずはミシンのメーカーからねっ!」

ことり「JUKIっていうメーカーさんはね、工業用ミシンの世界トップシェアなんだよ〜」

花陽「えぇっ!?メーカーからなのぉ!?」
57: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 13:53:59.74 ID:My5eFUjM.net
海未「真姫に問題です。ホウレンソウから抽出されたことから"葉酸"とも呼ばれるのはビタミン何でしょうか?」

真姫「ヴェェ…ちょっといきなりハードすぎない!?」

真姫「…まぁ…ビタミン『B9』、それかビタミン『M』よね?」フフン

海未「お見事です!B9でもMでもどちらでも正解なのですよ」

海未「いくらか出題してみましたが、やはり元素、アミノ酸などのテストで出そうなところは大体抑えているようですね」

真姫「こっ、これぐらい当然じゃないっ!…ちなみに葉酸不足になると貧血になるわよ」

海未「そうですね、化学物質などの問題では、今回の葉酸の話で言うと貧血になるメカニズムよりは…」

真姫「はい、名前の由来や単離された物質などが問題文に出るケースが多い様です」

海未「理系はテレビ的には豆知識として紹介する問題が多いので、生化学はぜひ勉強したいところですね」
58: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 13:55:42.93 ID:My5eFUjM.net
穂乃果「あ〜〜!」

五人「!?」ビクッ

穂乃果「六人になったから…部活動申請できるんだった!」

真姫「まさか…」

ことり「忘れてたの…」

穂乃果「あはは…」

海未「部活申請なら生徒会経由で先生方へ行くはずですね」

穂乃果「生徒会ってあの委員長と副委員長の…」

ことり「絢瀬絵里 -あやせえり- さんと、東條希 -とうじょうのぞみ-さん、だよね」
59: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 13:57:19.95 ID:My5eFUjM.net
─生徒会室前─

絵里(それより希、貴女…さっきから大丈夫?)

希(どうしたん、いきなり?)

ことり「なんかもめてるのかなぁ…?」

穂乃果「…入ってもいいのかなぁ?」

絵里(大体さっきから…)

海未「ちょっと待ってみましょう…」

……

穂乃果「お話、おわったかな…」

海未「まぁ…ノックで牽制でもしてみるのもいいかもしれませんね」

コンコン…

絵里(この話はまた今度にしましょう…)

絵里「はい、どうぞ?」

穂乃果「失礼しまーす…」
60: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 13:58:48.85 ID:My5eFUjM.net
………

絵里「部活動の申請?認められないわ」

穂乃果「どうしてですか!?部活動申請に必要な5人は満たしています!」

穂乃果「書類にも不備はありません!」

絵里「残念だけど…すでにクイズ研究部は音ノ木坂学院にあるのよ」

絵里「矢澤さん -矢澤にこ- が設立した部で、現在は部員は一人…」

凛「えぇっ!そんな部活聞いたことないにゃ…」

花陽「そ…それじゃあ部活は作れないんですかぁ…」

絵里「残念だけどそうなるわね…」

絵里「それに…なぜ今の時期に部活の申請を…?」

穂乃果「それは──クイズの大会に出て音ノ木坂を有名にして、廃校を救うためです!」

絵里「…」ギリッ
61: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 13:59:37.53 ID:My5eFUjM.net
絵里「とにかく…似た内容の活動をしている部活を複数設立することは許されていないわ」

穂乃果「ど〜〜しよ〜〜〜」

希「だったら…クイズ研究部と話をしてみたらええんやない?」

穂乃果「なるほど!」

絵里「ちょっと、希!」

希「話するだけでも一苦労やと思うし…」

絵里「そういえば…そうね…」

穂乃果「??」
62: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:01:49.64 ID:My5eFUjM.net
──…

─クイズ研究部─

コンコン…

ガチャ…

穂乃果「失礼しまーす!」

にこ「…何よ、あんたたち?」

穂乃果「クイズ研究部さん!」

にこ「にこよ!」

穂乃果「にこ先輩!」

海未「ここがクイズ研究部の部室だと伺ったのでお訪ねしました」

にこ「…だからなんだっていうのよ?」

穂乃果「実は、私たちもクイズをやっているんです!」

凛「うわー、すっごい資料があるよー!これは野球選手名鑑、こっちはFIFAの─」

海未「こちらには歴史書や小説、入試の参考書まで置かれています…!」

真姫「医学書まであるの…?」

ことり「ファッション誌に…」

花陽「アイドル名鑑まで…」

にこ「勝手に見ないで!」

穂乃果「にこ先輩、私達と一緒にクイズをしませんか!?」

にこ「…帰って!」バタンッ
63: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:04:03.98 ID:My5eFUjM.net
花陽「どうしよう…」

凛「このまま帰っちゃうの?」

真姫「にこ先輩も、クイズ…やっているんでしょう?」

凛「絶対、一緒にやったほうが楽しいのに…」

ことり「とりあえず今日は解散にしよっかぁ…」


……

希「やっぱり追い出されたみたいやね〜」

希「うちもにこっちとは同学年やから知ってるんやけど…」

希「昔、にこっちはほかの部員たちといろんなクイズ大会に出たりしてたんよ」

希「にこっちの芸能問題の正解率はすごくてね」

希「特にアイドル関連を筆頭にテレビドラマ映画はかなり高かったんじゃないかな…」

穂乃果「そうだったんですね…」
64: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:05:46.02 ID:My5eFUjM.net
希「他の部員の子には、にこっちが不得意なジャンルを中心にお願いしてたみたいなんやけど」

希「うまくいかんかったみたいで、今は一人で活動してるんよ…」

希「にこっちはやる気のある子らを探してるみたいやから、あなたたちならもしかしたら…と思って声を掛けさせてもらったんよ」

……

海未「やる気のある子…ですか」

ことり「私たちじゃだめなのかなぁ〜」

穂乃果「やっぱりにこ先輩とクイズ対決をするしかないね」

海未「ですが…」

海未(先ほど訪れた部室の中には山のような資料がありました)

海未(あれがクイズ関連のものだとすると…)

海未「一筋縄ではいかないと思います。出来ますか?穂乃果、ことり!」

穂乃果「うん、でもがんばる!私、がんばってにこ先輩に認めてもらう!」

ことり「うん♪」
65: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:07:47.41 ID:My5eFUjM.net
──…

─次の日の放課後・2年の教室─

海未「今日は私から簡単な問題を出します」

穂乃果「海未ちゃんの簡単は難しいからな〜」ブー

海未「今回はみんな聞いたことがある単語ですよ。」

海未「それでは…句読点と言った時の読点とは"。"のことである、○か×か?」

凛「どっちが"。"だったっけ〜?」

穂乃果「どっちがどっちなんて覚えてないよ〜」

真姫「答えは『×』よ。句点が"。"で読点は"、"でしょ?」

海未「正解です」

穂乃果「え〜、もうどっちでもいいよ〜」

凛「そうにゃそうにゃ〜!」
66: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:10:26.06 ID:My5eFUjM.net
海未「そんな心構えではいけません!第一、それぞれ名前が決まっているのにどっちでもいいなんてことがあるわけないでしょう!」

穂乃果「別になくてもいいじゃん。漢文なんて句読点もないんだし!」

穂乃果「レ点とかはあるけど…」

ことり「でも"、"や"。"がなかったら日本語は読みづらいよ〜」

花陽「そ、そうですっ!句読点がなかったら、区切るところも分かりづらいですっ」

海未「その通りです!穂乃果にわかりやすく説明しましょう」

海未「句読点の有無で意味合いが良く分からなくなってしまったり、変わってしまうことが結構あるのですよ?」

海未「言葉に出すとニュアンスでわかると思うので、この黒板に文を書いてみましょうか…」


─私は真姫が好きだと言ったフルーツトマトは嫌いだと言った─


花陽「えぇっ!真姫ちゃんはトマト大好きなのに…」

真姫「バカねぇ…これは例えばの話ってことじゃない」

穂乃果「穂乃果には海未ちゃんが真姫ちゃんに愛の告白をしているように見えるよ?」

凛「うんうん」

穂乃果「それで…何かついでにトマトが嫌いだーって言ってるみたいだよ?」

海未「それです!こういった短い文章にもかかわらず、句読点が無いと読みづらくなり…」

海未「または変な所に入れることで意味が全然変わってきます」

穂乃果「だって…"私は真姫ちゃんが好きだと言った。フルーツトマトは嫌いだと言った。"ってことでしょ?」

ことり「それじゃあうみまきの濃厚なクイズ禅問答(意味深)が始まっちゃうよっ」ワクワク

穂乃果「こ、ことりちゃん…」
67: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:15:52.77 ID:osPySe3u.net
花陽「ここは…真姫ちゃんが好きだって言ってたフルーツトマトを、海未先輩が嫌いって言ってたということだと思いますけど…」

海未「言葉に出すと…私は、真姫が好きだと言ったフルーツトマトは嫌いだと言った。といった風になります」

ほのりん「「ほんとだ〜」」

海未「言葉に出せばニュアンスの違いなどでそういった勘違いは減りますが、文字になると読み取る力も必要になります」

海未「やり込むと問題文の読み方によって分岐するかもしれない…というのも分かるらしいですが…」

真姫「まあ、引っかけようと思っていたり…よほどひどい文章じゃない限りは、意味の読み間違いなんて起こらないと思うけど…」

花陽「読点は読むときに息継ぎをする点、という感じで覚えるって小学校のころに習いました」

凛「そうだったかにゃ〜?」

海未「他には様々なものにはほぼ名前がある、ということですね。」

海未「そういった身の回りにあるもので、名前がわからなくて"アレ"や"コレ"で呼んでいるものがクイズに出たりします」

海未「あとは何のためにあるか、なども多いですね」

穂乃果「はーい!それじゃあ、オーソドックスだけど、弁当によく入っている緑のギザギザの名前はなーんだ!」

凛「あ〜〜!それ、この前テレビでやってたのに〜〜!」
68: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:18:35.42 ID:osPySe3u.net
真姫「『バラン』ね。あれはごはんとおかずがくっ付いたりするのや臭いが移るのを防ぐために入れているらしいわ」

花陽「昔は植物が入っていたらしいけど、いつのまにかプラスチックのやつになっちゃったみたい…」

凛「勉強になるにゃ〜」

穂乃果「じゃあね、弁当に入っている、お醤油やソースを入れているお魚の形をしている容器はなーんだ?」

海未「あれは…!のど元まで出かかっているのに…」

穂乃果「あれぇ〜、海未ちゃんわからないんだー?」ニヤニヤ

ことり「『ランチャーム』…だよねっ!ランチとチャーム(かわいい)からできた造語だったようなぁ…?」

穂乃果「おぉー!ことりちゃんさすがだねっ!」

穂乃果「でも、名前の由来までは知らなかったからことりちゃんの勝ちだね〜」

ことり「えへへっ」

真姫「へぇ…でも、身の回りの物でこれは何でしょう?って言われて出なかったらちょっと悔しいわね…」

穂乃果「ちなみに、海未ちゃんはフルーツトマト嫌いなの?」

海未「そこは想像にお任せします」

にこ「…」ジー

にこ「所詮クイズ好きが集まった同好会レベルね…」
69: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:19:31.20 ID:osPySe3u.net
にこ「…」ガタッ

にこ「あっ…」タッタッタ..

海未「曲者っ!?」バッ

ことり「どうしたの海未ちゃん?」

海未「いえ…また何者かが教室の近くにいたような気が…」

凛「あっ!そういえば…この間の新入生部活紹介の日に、にこ先輩が教室を覗いてたにゃ!」

穂乃果「えっ!?そうなの?なんでだろ…」

ことり「でもどうして二人はそんなことを知ってたの?」

花陽(私たちも見ていたなんて…)アセアセ

凛(言えないにゃ〜)アセアセ

花陽「もっ…もしかしてっ…」

凛「先輩も一緒にやりたかったんじゃないかにゃ〜?」

真姫「それならそうと言ってくるんじゃないの?」
70: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:20:29.56 ID:osPySe3u.net
ことり「う〜ん…」

穂乃果「実は昨日海未ちゃんとことりちゃんと話したんだけど」

穂乃果「にこ先輩に認めてもらうには、クイズしかないんじゃないかなって思うんだ!」

真姫「でも…いくつもの大会に出ていた人なんでしょう?勝てるかしら?」

花陽「わ、私たちで相手になるのかな…?」

凛「凛は賛成だにゃ〜!」

穂乃果「よーっし!明日、クイズ研究部にクイズ勝負しに行くぞ〜〜!」

五人「え〜〜っ!?」

ことり「しょ…勝負できるほど私たち強くないんじゃないかな〜」

穂乃果「五人でいけばなんとかなる…かも?」

海未「うまくいかなかったときは私たちは同好会どまりになってしまいますよ、しかも非公認の」

真姫「それでも…何もしないよりはいいと思うわ」

花陽「五人vs.一人ってコトになったら、みんなの得意ジャンルでがんばればなんとかなるかも…」

凛「凛はスポーツなら負けないにゃ〜!」

海未「…それでは、あと一週間くらいは予習して向かいましょう」

穂乃果「よーっし!それじゃあみんな─」

六人「ファイトだよ!」
71: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:21:52.79 ID:osPySe3u.net
──…

─数日後─

海未「凛はスポーツが好きなようですが、もしかしたら世界地理の適性もあるかもしれませんね」

凛「どうしてどうして?」

海未「サッカーやオリンピックの様な全世界で行われているものでは対戦国同士の国旗が出ますよね?」

花陽「な、なるほどっ!国旗を出されて、これはどの国でしょう?は定番の問題ですね…!」

凛「うん…オリンピックでやW杯でよく見る国は大体覚えているかも」

ことり「あとはこの選手はどこの国出身でしょう?って問題にもある程度対応できそうだねっ」

真姫「二世や移住で必ずしもその通りになるってわけじゃないけど、人の名前から出身国も想像しやすいかもしれないわ」

真姫「ノーベル賞受賞者の出身国なんてのも凛にはわかっちゃうのかしらね?」フフッ

穂乃果「名前のニュアンスとかでどこの国かな〜っていうのも分かるかもしれないし、もしかしたら凛ちゃんは隠れた実力者なのかもっ!?」

凛「そう言われると照れるにゃ〜〜//」

ことり「食べ物や都市の名前から国がイメージしやすかったらジャンルの幅が一気に広がるねっ!」

凛「よーし!凛、がんばる!」
72: ID変わっていますが1です(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:23:10.60 ID:osPySe3u.net


にこ「…何よ、楽しそうに…」



海未(やはり何者かが教室の外に居ます…!)

穂乃果(えぇっ!?誰かな?)

海未(見てはいけませんよ!このまま出題し合うフリをして、私が振り返ってみます)

ことり(うん、海未ちゃんがんばってね!)

海未「では─ まずはクイズの基本の四択からいきましょうか」

海未「『父帰る』などの小説で有名な菊池寛の出身地で、彼の功績を称え銅像も建てられている都市はどこでしょう?」

海未「選択肢は…松山市、徳島市、高松市、坂出市の4つです」

凛「凛、全然わかんないよー…」

海未「全く分からない場合は仕方がありませんが、菊池寛の出身地などが分かれば絞れるのではないでしょうか?」

真姫「菊池寛は…確か香川県ね」

花陽「じゃ、じゃあ高松市と坂出市のどっちかってことですね!」
73: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:25:31.51 ID:osPySe3u.net
ことり「穂乃果ちゃんはどっちだと思う?」

穂乃果「坂出市ってよくわかんないから、高松市かな!」

海未「なんですかそれは…」

海未「一応、正解ですが…」

穂乃果「ぃやったー!」

海未「このように、四択ではダミーとして用意された選択肢があったとしても…」

海未「明らかに外れといったものが存在する場合が結構多いので、三択、二択へと絞ることが可能です」

ことり「わからないからってあきらめずに、少しでも考えれば運勝負にも持ち込めるってことかなぁ〜」

海未「逆にわざとダミーの選択肢だと分かるようにして二択までに絞らせて…」

海未「残った選択肢を難しいものにしておくといったパターンもあるのですよ」

海未「先ほどの坂出市は瀬戸大橋が通っていること以外は有名なものはあまりありません」

海未「しかし、そういったところが逆に正解なのでは…などと考えてしまうことがあります」

海未「あとは、出題者が引っかけようとしているということが分かれば…」

海未「それを逆手に取るなどもできますが、それはまた慣れてからにしましょう」
74: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:27:08.57 ID:osPySe3u.net
穂乃果「ねえ、海未ちゃん?」

海未「何でしょうか、穂乃果」

穂乃果「高松市って香川県の県庁所在地だよね?それ以外に何かあるの?」

海未「私がオススメするのは屋島と栗林公園 -りつりんこうえん- でしょうか…」

海未「屋島からは瀬戸大橋や小豆島が一望でき、登山ルートを通って自然と触れ合うことが出来るのです!」

海未「栗林公園の景色はすばらしいですし、国の特別名勝の中では最も広大な敷地を有しています」

海未「入場料が必要なのが少々残念なところでしょうか」

海未(頃合い…ですかね)

海未「…そして!私がクイズだけに気を取られていると思っている教室の外の、貴女?」バッ

にこ「…!」ダッ

海未「あれは…」

穂乃果「クイズ研究部の部長…さん…?」

ことり「どうしたんだろう…?」

ことり「もしかしたら…一緒にやりたいのかな…」

穂乃果「にこ先輩…なんだか昔の海未ちゃんそっくりだね」

ことり「…あっ、そういえばっ…」

海未「昔の…私…ですか?」

穂乃果「うん…ほら…」
75: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:28:41.57 ID:osPySe3u.net
………………

穂乃果「えへへ」

ことり「うふふっ」

海未「そ、そんなことありましたか…?」//

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん」

海未「なんですかいきなり…改まって」

ことり「どうしたの?穂乃果ちゃん?」

穂乃果「最近ね、クイズがすっごく楽しいんだ」

穂乃果「皆が知ってることが、私が知らなかったことばっかりで」

穂乃果「その逆…は、まだあんまりないんだけど…」アハハ..

穂乃果「そのおかげで、毎日色々なものを発見できて…」

穂乃果「毎日が新鮮に感じて…」

海未「ふふっ、私もですよ穂乃果?」

穂乃果「えーっ!?海未ちゃんもー?」

海未「ええ、穂乃果のこんなに勉強熱心な姿を見られるなんて…」

海未「これ以上楽しい光景はそれほどないと思いますよ?」

ことり「ふふっ♪そうだねぇ」

穂乃果「えーっ、なにそれー!海未ちゃん!?ことりちゃーん!?」

ことうみ「あははっ」
76: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:30:24.65 ID:osPySe3u.net
─次の日─

モブ代「放課後どこか寄ってくー?」

モブ香「あー、駅前にできた喫茶店とか─」

にこ「…」

──…

─2年前の春─

……

アナ「さぁー、やってまいりました!山頂クイズアタック25決勝戦でぇーす!!」

アナ「ななな、なーんとぉ!今回は現役女子高生が決勝戦へ進出だぁーーっ!」

アナ「さっそく意気込みをきいてみましょー!」

アナ「まずはトップ通過の矢澤さーん、今のお気持ちをどうぞー!」

にこ「絶対に優勝してみせます!」

アナ「現役JKの優勝宣言だーーッ!これはほかの参加者も負けてられないぞー!」

にこ(そう、こんな地方局のクイズ番組で負けていられない…!)
77: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:31:57.48 ID:osPySe3u.net
………

アナ「何とォー!現役女子高生、矢澤さんの優勝だァーッ!」

にこ(やっぱり…私は、やればできるわ!)

アナ「矢澤さん、まずは一言いいでしょーかぁ!?」


─2年前の夏─

…………

にこ「ついにここまできたわね…」

にこ「全国高等学校クイズ選手権、東京大会決勝よ…!」

モブ子「にこちゃん…私達…!」

モブ美「でも相手にUTXが…」
※今年(2016年)は二人一組ですが、この話では三人一組ということでお願いします

にこ「UTXがなんなのよ!にこたちはあいつらよりがんばってきたんだから…!」

にこ「…いくわよ!」
78: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:32:45.72 ID:osPySe3u.net
……………

モブ子「…」

モブ美「…」

にこ「うぅ…」グスッ

モブ子「にこちゃん、私達、がんばったよ…」

モブ美「うん、準優勝、だよ…」

にこ「準優勝なんて意味がないじゃない!1位じゃないと…」

にこ「無意味なのよ…」

………………

にこ「にこは負けてなかった…」

にこ「もっと鍛えるために、UTXに負けないために、色々な大会に出ましょう!」

モブ子「私達は満足したかな─」

モブ美「うん、準優勝だったし─」

にこ「…」
79: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:33:54.19 ID:osPySe3u.net
…………………

にこ「さて…問題の復習よ…」

にこ「モブ美が間違えた問題は…」

モブ美「うん…でもこのジャンルはよくわからないから─」

モブ子「やっぱり好きなところを伸ばした方が─」

にこ「…」

……………………

にこ「退部…とどけ…?」

モブ美「にこちゃん…ごめんね…」

モブ子「私達じゃ、足引っ張ってただけ、だったね…」

モブ美「あのとき…チームメイトが私達じゃなかったら…」

にこ「…」
80: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:34:57.14 ID:osPySe3u.net
………………………

にこ「私だって…最初から何でもできたわけじゃない…」

にこ「負けたくない、クイズで一番になりたいって気持ちがあったから…」

にこ「ここまで…これた…のよ」グスッ

にこ「…」

…………………………

─1年前の春─

にこ「クイズ研究部、部員募集中でーす」

にこ「クイズを通じて、視野を広げてみませんかー?」

にこ「大会に出て、自分の知識を試してみませんかー…」

にこ「…」


希「…」

絵里「…」
81: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:36:27.90 ID:osPySe3u.net
……………………………

─今年の春─

穂乃果「美味いものなーんだ?」

海未「何ですかそれは!」

ことり「うふふっ…」

………………………………

海未「どっちでもいいなんてことがあるわけないでしょう!」

ことり「クイズ禅問答(意味深)が始まっちゃうよっ」

穂乃果「こ、ことりちゃん…」

凛「この前テレビでやってたのにー!」

真姫「『バラン』ね」

花陽「いつのまにかプラスチックのやつになっちゃったみたい…」


穂乃果「─県庁所在地だよね?それ以外に何かあるの?」



にこ「…何よ、楽しそうに…」

…──
82: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:38:37.98 ID:osPySe3u.net
にこ「楽しい…か」

ガチャ

─クイズ研究部 部室─

にこ「はぁ…」

六人「おつかれさまでーす!」

にこ「はぁっ…!?」

穂乃果「問題です、部長!」

にこ「部長!?」

穂乃果「ある二つの月に商売の売り上げが下がるという法則から生まれた言葉は、なんでしょう?」

にこ「『にっぱち』のこと?その問題文だと分かりづらいから、もう少し問題文を考えなさい」

にこ「ちなみに、にっぱちは当てはまらない職種もあるから、その問題は不適切よ」

にこ「"昔に生まれた"とか職種を限定するような言葉を付け加えると、まあ、いいんじゃない?」
83: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:41:11.55 ID:osPySe3u.net
ことり「ファッションの問題集です、部長!」

にこ「なになに…服飾で注文を受けて生産することをオーダーメイドと言いますが、ショップなどが大量に作った衣料品のことを何という?」

にこ「『レディメイド』じゃないの?」

にこ「ちなみに、答えを『プレタポルテ』にしたいなら、もっともっと高級感を出すべきね」

にこ「その場合の問題文は『オーダーメイド』じゃなくて『オートクチュール』の方がしっくりくるわ!」

にこ「うーん…あとはプレタポルテに対して着回しが出来るような現実的な服という感じで『リアルクローズ』というのもあるからそれも覚えておきなさい」

ことり「はい♪」

凛「ぶちょー!ここにあった問題集は邪魔だったんで片づけておきましたー」

にこ「何勝手に触ってんのよ!」

凛「じゃあ、エチオピアの陸上選手で、2015年の北京陸上選手権女子1500mを優勝したのは誰でしょう?」

にこ「『ディババ』ね…」

凛「人名はフルネームでおねがいしまーす♪」

にこ「うっさいわね、分かってるわよ!」

にこ(ディババは三姉妹だけど有名なのは二人…ティルネシュは5000m世界記録のほうだから…)

にこ「1500は『ゲンゼベ・ディババ』ね」

凛「すごいにゃー!」

にこ「ふんっ、そんなのとーぜんよ!」
84: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:42:44.50 ID:osPySe3u.net
真姫「参考にちょっと聞かせて、部長のおすすめの理系の問題集」

にこ「はぁ?理系なら…まずは周期表でも穴が開くくらい見ていなさい」

真姫「…」ムッ..

真姫「じゃあ、オリオンの三つ星と呼ばれる星をすべて答えてください!」

にこ「あ、あれね…(リゲルを南に見て)左から『アルニタク』、『アルニラム』、『ミンタカ』ね」

真姫「っ…正解…です」

花陽「部長っ!芸能関連の本は全て持って帰ってもいいですか!?」

にこ「ハァッ!?いや、ダメに決まってるじゃない!」

花陽「じゃあ…この問題に答えられなかったら…」

にこ「いい度胸ね、出してみなさい」

花陽「歌手のaikoの本名は…わかりますか?」

にこ「『柳井愛子 -やないあいこ- 』よ…歌手や芸人の本名問題は基本中の基本よ!」

にこ「でも、芸能人やらが出ているクイズ番組では逆に出てこないのよ」

凛「どうしてー?」

にこ「だって、当然でしょ?仕事する仲間の本名くらい知ってるだろうし」

にこ「彼らにとって当たり前の問題は、問題にならないのよ」

にこ「ま、アンタはタレント名鑑でも読んでちゃんと勉強しなさい」

花陽「はっ、はいっ…!」
85: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:45:53.08 ID:osPySe3u.net
海未「クイズの大会に出るにはどうすればいいでしょうか、部長?」

にこ「…」

海未「問題です、島は英語でisland -アイランド- ですよね?では半島は何というかわかりますか?」

にこ「peninsula -ペニンシュラ- よ」

にこ「良い問題だけど、ちょっとありきたりすぎてカビが生えてる問題ね」

穂乃果「さすがです、部長!」

真姫「皆の問題をいとも簡単に解くなんて…」

ことり「しかも問題文へのアドバイスも適切…」

凛「問題の答え以外のこともちゃーんと分かってたにゃー」

花陽「クイズの傾向までも考えてのアドバイス…」

海未「おそらく、私たちに的確に指導していただけるかと…」

にこ「あんたたち…」

にこ「こんなことで私が…」
86: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:48:53.86 ID:osPySe3u.net
穂乃果「クイズって楽しいですよね」

にこ「えっ…?」

穂乃果「私の知らなかった世界がどんどん広がっていくみたいで…」

穂乃果「まだまだ、よくわかんないことだらけだけど…」エヘヘ..

─…何よ、楽しそうに…

穂乃果「私は、たぶん…この六人の中で一番何も出来ません」

にこ「…」

─私だって…最初から何でもできたわけじゃない…

穂乃果「でも、負けたくないって気持ちだけは六人の中では一番だって思いますっ!」

にこ「…」

─負けたくない、クイズで一番になりたいって気持ちがあったから…

穂乃果「こんなに楽しくクイズが出来てるのは、海未ちゃん、ことりちゃん…」

穂乃果「花陽ちゃん、凛ちゃん、真姫ちゃん、皆のおかげなんです」

穂乃果「私たちじゃ、にこ先輩のお荷物にしかならないかもしれないけど…」

にこ「…」

─私達じゃ、足引っ張ってただけ、だったね…

穂乃果「絶対に、にこ先輩に負けないくらい…」

穂乃果「負けないどころかみんなで追い越しちゃうくらい…」

─高校生クイズのとき…チームメイトが私達じゃなかったら…

穂乃果「がんばります!だから─」
87: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:52:16.33 ID:osPySe3u.net
穂乃果「私達に、ご指導よろしくおねがいしますっ」

五人「よろしくお願いしますっ!」

にこ(また、誰かと一緒にやっても…)

にこ(昔の…)

にこ(あの時の、繰り返しになるかと思ってた)

穂乃果「にこ先輩?」

にこ『考えすぎだったようね…』

にこ『気にしすぎ、だったようね…』

穂乃果「せんぱーい?」

にこ「…アンタたち」

にこ「今のアンタたちじゃ、予選の決勝どころか一次予選で敗退するに決まってるわ!」

にこ「ほら、もっと」

六人「…?」

にこ「問題、作ってないの?徹底的に指導するわよ!」

六人「…はいっ!」

にこ「まずは山頂クイズアタック25優勝を目指すわよ!」

六人「はいっ!」

おわり

────────────────
にこが仲間になりました
得意…?
苦手…?

─次回、センターはにこよ!─
88: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:55:45.95 ID:osPySe3u.net
─おまけ・うみまき♡禅問"道"!?─

海未「めずらしいですね、真姫が文系の話を聞きたいなんて」

真姫「…いつまでも理系一辺倒でいられるほどクイズの世界は甘くないって、にこちゃんに言われたのよ…」

真姫「それに、文系なら勉強や受験にも役に立つものも多いじゃない?」

海未「そうですね…文系の問題は、難関大学ならば多少専門的な人物や事象についても問われることもありますし」

にこ「ええ、ただ人物名を覚えるだけじゃなくって、その人物にかかわる出来事、交友関係などを調べていくことが大事なのよ」

にこ「歴史の場合は、人物一人を理解するだけで芋づる式にいくつもの事柄が覚えられるってわけ」

にこ「だから、歴史の丸暗記なんて一番やってはいけない勉強法なのよ!」

にこ「まぁ…年号くらいなら覚えてもいいんじゃない?」
89: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 14:56:27.13 ID:osPySe3u.net
真姫「にこちゃんは理系以外はほぼ隙がないものね…」

海未「おや…今日は旗日の様ですね」

真姫「旗日?」

海未「ええ、旗日と言うのは、いわゆる国民の祝日のことです」

海未「今ではあまり見かけませんが…昔はそこの家の様に、軒先に国旗を掲げて祝日を祝っていたのですよ」

真姫「そういえば…国旗をクロスさせて飾っているのを見たことあるわ…」

にこ「昔ながらの日めくりのカレンダーには、祝日に2つの国旗が交わった絵が背景に書かれているものもあるわ」

にこ(この二人…カタいのよね)

にこ(そうだわ!)

にこ「ねえ、そこの家に掲げられている国旗なんだけど…」

にこ「アンタ達は、どう見る?」

海未「どう…と言われましても…」

真姫「国旗がクロスされて掲げられているだけじゃない…」

にこ「今、その国旗はどうなってる?」
90: ※「無門関」第29則 -非風非幡- より(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 15:00:06.25 ID:osPySe3u.net
真姫「(国旗が揺れて)風が吹いてるっていうのが分かるわね…」

海未「(風に揺られて)国旗が動いているように見えるのですが…」

真姫「海未…風が吹くから国旗が動くんでしょう?だから風が吹いているっていうのは自然な感想だと思うのだけれど…」

海未「真姫?国旗が動くことにより初めて風が吹いているとわかるのですよ」

真姫「何言ってるのよ─」

にこ「はーい、ストップ!」

にこ「アンタたちが言ってることはすべて間違っているわ!」

海未「ですがにこ…」

真姫「そうよ、どこが間違っているって言うの?にこちゃん!?」

にこ「動いているのは風でも旗でも無くて…アンタ達の心よ!」ドヤァ
91: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 15:03:16.58 ID:osPySe3u.net
にこ(決まったわね…)フフン

海未「何を言っているのですか、にこ…」

真姫「にこちゃん…大丈夫?」

にこ「なんでよ!」

にこ「いい?アンタ達は物事の本質がまるで見えてないの!」

にこ「旗が動いているだとか、風が吹いているだとか…そんな次元の話じゃないのよ」

にこ「見た目通りのことしか考えられないなんて、心が整っていない証拠ね」

にこ「長谷部誠の『心を整える。』でも読んだらいいわ」

真姫「にこちゃん…なにそれ、意味分かんないんだけど…」

海未「禅問答と言うよりは煙に巻かれた感がしますが…」
92: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 15:04:29.54 ID:osPySe3u.net
うさぎ「」ピョン

真姫「あっ、うさぎ!」

海未「…近くに公園があるとはいえ、このようなところで野うさぎとは…」

真姫「誰かが飼ってたのが逃げ出したんじゃないの?」

にこ「ふふん、このうさぎは『ホーランドロップ』っていう種類で、名前の通り耳がたれているのが特徴ね」

にこ「日本でこの子が野良でいることはまず無いから、逃げだしたか、飼い主が捨てたか…」

にこ「うさぎちゃんも可愛いけどぉ〜…この、にこにーの可愛さに比べればまだまだって感じ〜?」

うみまき「…」

にこ「はーい、ウサちゃんっ☆にこにーといっしょにぃ…クイズ、しよっ?」

にこ「ぴょんぴょこぴょんぴょん、かーわいぃっ!はいっ、ウサちゃんも一緒ににこにーとぉ…」

ホーランドロップ「」タタタッ

真姫「すごい逃げ足ね…」

海未「まさに、脱兎のごとくですね」
93: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 15:12:24.98 ID:My5eFUjM.net
にこ「…ふん、と、ところで、なぜウサギが逃げたか分かるかしら?」

真姫「怖かったんでしょ…」

海未「ええ、少なくとも知らない人に対して慣れていない様子でしたが…」

にこ「なんでそこだけ満場一致してんのよ!」

にこ「違うわよ、にこの可愛さがあまりにもすごくて敵わないって悟ったのよ」

真姫「そんなわけないじゃない…」

にこ「何よ、真姫ちゃんもにこの可愛さにあやかってもいいのよ?ほら、にっこにっこにー♪」

真姫「しないわよ…そんなの」

にこ「真姫ちゃんったら、照れなくってもいいのにぃ〜」

真姫「べ、別に照れてなんかいないし!」

にこ「『にっこにっこにー♪』をした真姫ちゃんは、とぉ〜っても可愛いと思うんだけどなぁ〜?」

真姫「…しらないっ!」

にこ「特別に真姫ちゃんバージョンを作ってみたにこっ!」

にこ「はい、『まっきまっきまー♪』」

真姫「しないってば!」

海未「…今日も平和でなによりですね」

海未(私のバージョンは無いのでしょうか…)




海未(う…うっみうっみうー☆)

海未(うぅっ…)//


おわり
98: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 22:44:12.40 ID:My5eFUjM.net
#4 「センターはにこよ!」

─水曜日・クイズ研究部部室─

希「」ジー

にこ「山頂クイズアタック25、通称"山頂アタック"は週に一度、日曜日のお昼に生放送されている番組よ」

にこ「まず、出場するにはエントリーが必要よ。当り前ね」

にこ「アンタたちは最近始めたみたいだから、高校生クイズの前に一度出て場慣れしておく方がいいと思うわ!」

にこ「知っていると思うけど、山頂アタックの予選は簡単な問題100問のテストがあるの」

にこ「そこで成績優秀の10人が予選の決勝へ進めるわ!」

にこ「テレビで放送されるのは予選決勝のダイジェストと、4人で戦う本戦!」

にこ「本戦は6ジャンル4問+1問の計25問で、問題の難易度に応じた山の高さ=ポイントを稼いで…」

にこ「一番ポイントの高い人が優勝よ!」

にこ「まあ設定だけ話せば、いかにもローカルでありそうなクイズ番組ね」

にこ「まぁ、優勝すれば、年に一度、優勝者のみで戦う山頂オブザイヤーに出場もできるのよ!」

にこ「ちなみに、一度優勝したらその年度はもう出場できないのよ」

にこ「あとは、一回でも予選に登録したらその月はもう出場できないから気をつけることね」
99: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 22:50:10.79 ID:My5eFUjM.net
にこ「全員で勝ち進めることが出来れば、クイズ研究部4人が決勝戦で戦う…なんて夢じゃないかもしれないのよ」

にこ「ま、アンタ達の頑張り次第だけど」

穂乃果「なるほど、みんなでその番組にエントリーするんだね」

にこ「ええ、そうよ…でも7人だと確実に予選落ちする人が出てしまうから3人か4人でエントリー…」

穂乃果「落ちてもまた次に挑戦できるなら、みんなで登録したいです!」

海未「ええ、高校生クイズまでに少しでも場慣れすることが必要でしたら…」

真姫「予選落ちで出場できなくなるリスクより、メリットをとった方がいいんじゃない?」

にこ「アンタたち…」

ことり「クイズ大会かぁ…」

花陽「私達も出るんですよね…」

凛「凛もやるの〜?」

にこ「当然じゃない!」

希「」ジー

凛「で、希先輩はさっきからなにやってるのー?」
100: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 22:52:30.64 ID:My5eFUjM.net
希「ああ、今度生徒会で各部活動の紹介ビデオをつくることになって」

希「オープンキャンパスで各部活の紹介をするときに使うんよ」

希「クイズ研究部は、やっぱりクイズについてお話しているところか…」

希「テレビに出てるところを紹介に使うのがいいかなって思ったんよ」

希「この話をしたら、にこっちが山頂アタックに出るわ!って大騒ぎして…」

穂乃果「なるほど…」

海未「もし決勝戦に進出…となったら、それまでの練習風景と繋げて簡単なドキュメンタリーにできますね」

真姫「なら、別にいいんじゃない…」

穂乃果「オープンキャンパスで、みんなが決勝に行った動画とか流れたら…」

花陽「はい、親御さんたちはこの学校は頭のいい生徒がいるんだなって思ってくれるはずです!」

穂乃果「うん、それで入学希望者が増えるよ!」

にこ「希、今日は課外活動だから…」

にこ「また明日、取材してもらっていいかしら?」

希「課外活動…?ああ、アレ、やね♪」

希「がんばってね、にこっち」

希(ふふっ…それなら、うちにもやることがあるやん)
101: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 22:55:37.13 ID:My5eFUjM.net
──…

にこ「センターはにこよ」

穂乃果「センター…って?」

ことり「アイドルとかのグループの真ん中の人ってことだよねぇ…」

海未「クイズ研究部にそのようなものは必要ないのでは…」

凛「凛は別に誰でもいいにゃー」

花陽「アイドルグループを目指すなら、いいと思いますが…クイズでセンターはちょっと…」

にこ「何言ってるの!A-RISEに勝つにはクイズだけじゃ足りないのよ!」

にこ「だぁ〜かぁ〜らぁ〜、にこがグループのセンターになることでA-RISEのアイドルらしさにも対抗するにこっ☆」

真姫「そんなのどうでもいいし、にこ先輩がセンターでいいんじゃない…」

にこ「アンタ、分かってるわね!」

真姫「…」
102: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:02:06.55 ID:My5eFUjM.net
にこ「今日は水曜日だから早く帰らないといけないし…」

にこ「なぜか毎週水曜日は下校の時間も早いのよね…」

にこ「不動産屋じゃないんだから水曜日も普通の時間にしてほしいもんだわ」

穂乃果「水曜日と不動産屋さんが何か関係あるんですか?」

にこ「ああ、不動産業界ってのは結構縁起を担ぐ業種みたいなのよ」

にこ「そこで、水曜日の水から、悪いことを水に流すって言葉を連想してしまうらしくて…」

にこ「だから不動産は水曜日に休みのところが多いってわけ」

にこ「まあ、あとは平日に不動産屋に行くことも少ないでしょ?」

にこ「だから土日も休みにできないし、土日に契約した書類の手続きとかを月曜日にやってるんじゃないの?」

にこ「それとは別に、一般の会社なんかだと水曜日が定時退社日になっているところが多いらしいし…」

にこ「学校の先生も例外じゃないってことなんじゃない?」

にこ「ってなわけで、何にでも理由があるってわけよ」

真姫「へぇ…にこ先輩、詳しいんですね」

にこ「ま、まあね!当然じゃない!」
103: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:05:28.75 ID:My5eFUjM.net
にこ「まあともかく、今日はここまでにしましょう」

穂乃果「えーっ…」

凛「もうちょっとにこ先輩とお話したーい!」

海未「そうですね…私ももう少しにこ先輩に挑戦したいのですが…」

真姫「ええ、にこ先輩に理系以外でも勝ちたいし」

にこ「アンタ達はこの私の素晴らしさが十分に分かっているようね!」

にこ「その心意気に感動したわ!」

にこ「ごほうびに…行くわよ!」

六人「…?」

ことり「い…行くって…」

花陽「ど…どこへでしょう…?」
104: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:10:33.43 ID:My5eFUjM.net
─ゲームセンター─

にこ「今日は、アンタ達のクイズ力をゲームで測ってみるわ!」ビシッ

真姫「ゲームでそんなことが出来るの?」

にこ「ええ、この"クイズマジカルアカデミー"でね!」

にこ「このゲームは一般向けの問題から超カルトなものまで幅広い問題が出題されるわ」

にこ「だから、このゲームで対戦してアンタたちに何が必要か見ようってわけよ」


穂乃果「とれたー!」

凛「穂乃果先輩、一発でとれるなんてすごいにゃー!」

ことり「ほんとぉ♪」


にこ「こらっ!アンタたちぃ!」
105: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:12:34.36 ID:My5eFUjM.net
海未「先ほど真姫も言っていましたが…ゲームで、出来るのでしょうか?」

にこ「ええ、まず…私がやってみせるわ」


─キャラクター名:にこにー 『白金賢者』─

穂乃果「白金賢者って?」

にこ「このゲームには様々な方法でクイズに挑戦できるのよ」

にこ「クイズの結果に応じて経験値のようなものがもらえて…」

にこ「まぁ、6万ポイントくらいためれば白金賢者になれるわ」

花陽「ろ…6万っ…!」

凛「かよちん、それってすごいの?」

花陽「うん…4月にリニューアルされたばかりで、もうこんなランクなんて…すごいですっ…」

花陽「かなりプレーしていると思うよ…にこ先輩…」
106: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:17:15.84 ID:My5eFUjM.net
…──

六人「全国オンライントーナメント…二位…」

真姫「すごいわね…間違った問題は基礎問だと思ったけれど…」

海未「ですが、それ以外は全問正解…」

凛「1位の人は全問正解だったにゃ〜…」

ことり「にこ先輩、解答速度も早かったなぁ」

にこ「ふっふーん♪」ドヤッ

穂乃果「決勝戦では芸能を出題してたね」

花陽「決勝戦では、決勝に進んだ4人が好きなジャンルを出題することが出来ます!」

にこ「ええ、今回は1位に勝つには芸能しかないと思ってたんだけど…ちょっと相手が強かったわね)

にこ(3位のやつは、サブカ作ってるときに何度も対戦したやつ…1位はランカーね…)

にこ(悔しいけど、ランカーに勝つには全ジャンルが安定しないとだめだわ)

にこ「とまあ…こんな感じでオンラインで全国のプレイヤーと対戦出来たりもするのよ」

にこ「今日、アンタ達にやってもらいたいのは店内対戦モードよ!」
107: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:19:12.19 ID:My5eFUjM.net
穂乃果「でも筐体は4台しかないよ?」

にこ「レジャ○ンにいけば10台以上あるけれど…」

にこ「店内対戦モードで同時に対戦できる人数は最大4人までだからいいのよ」

穂乃果「全員で対戦するのは…何回プレーしないといけないのかわからないよ〜?」

花陽「7人が全組み合わせで対戦をしようとすると…」

花陽「ええっと…35通りだよ?そんなにするの…?」

にこ「ふん!どうせアンタたちじゃ、この私の足元にも及ばないんだから」

にこ「二人一組を三チーム作って、私に挑戦する感じでいいでしょ」

にこ「それでも負ける気は全然しないわ」

凛「強気な発言だにゃ〜…」

真姫「やってやろうじゃない!」

にこ「はじめてプレーする場合は簡単な問題しか出せないから…」

にこ「私のサブカードを使わせてあげるわ」サッ
108: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:23:08.44 ID:My5eFUjM.net
にこ「店内対戦モードは各プレイヤーで好きなジャンルと形式と難易度を選んで出題できるの」

にこ「一人につき同じジャンルと形式の問題が6問」

にこ「それが4人だから24問で決着をつけるわけよ」

にこ「詳しい説明は省くけど、正解数と解答速度が点数になって表れるから…」

にこ「一番点数の高い人が勝ちよ」

にこ「それ以外で何か質問はある?」

穂乃果「うーん、とりあえず問題を早く、たくさん解けば勝てるんだよね」

にこ「実際にプレーする時は対戦相手を見て自分の得意なジャンルで行くか相手の苦手なジャンルで行くか…」

にこ「その駆け引きも重要なのよ!」

海未「対戦相手の苦手ジャンル…ですか?」

真姫「そんなの、ゲームでも相手が教えてくれるわけないじゃない…」

にこ「ゲームの中では正解率グラフがあって、それの大小でおおよその正解率が分かるわ」

にこ「芸能が凹んでいたら芸能が苦手な傾向にあるって感じね」

にこ「私達はお互いを知っているから別にそんなもの必要ないけれど…」

ことり「私達は質問は特にないかなぁ…ね、花陽ちゃん?」

花陽「は、はいっ…私もプレーしているので…」
109: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:24:04.93 ID:My5eFUjM.net
穂乃果「チーム分けはどうしよっか?」

真姫「勝つためには得意なジャンルを被せて正解を重ねるのが理想よね…」

海未「しかしその場合、対戦相手はそのチームの得意ジャンルは絶対に出題しませんよ?」

花陽「自選のみでにこ先輩に差をつけるのは至難の業かと思いますっ…!」

ことり「苦手を補える組み合わせだとどうかなぁ〜」

凛「それだと地力がないチームは解答できなさそうだにゃ〜…」

穂乃果「うーん…」

ことり「どうしたの、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「にこ先輩は一人で対戦してくれるのに、私達は作戦を立てるのって…」

穂乃果「なーんかズルいかなあって思って」
110: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:27:39.09 ID:My5eFUjM.net
穂乃果「たとえば、三チームみんなで理系を投げたら真姫ちゃんが、」

穂乃果「芸能を投げたら花陽ちゃんかにこ先輩が勝つと思うんだよね」

穂乃果「でも、本当の大会でそんなに優遇されることってないよね?」

にこ「…」

海未「確かにそれはそうですが…」

ことり「それだったらどうするの、穂乃果ちゃん…?」

穂乃果「ここはグーチョキパーで決めようっ!」

ことり「うんっ!それだと誰が誰と組んでも公平だねっ!」

真姫「仕方ないわね…」

穂乃果「それじゃーいくよーっ!」

六人「グーチョキパーで合った人っ!」
111: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:29:05.01 ID:My5eFUjM.net
──…

にこ…にこにー 『白金賢者』

チームことぱな…サブカ:ここあ 『黄金賢者』

チームほのりん…サブカ:こころ 『青銅賢者』

チームうみまき…サブカ:こたろう 『白銀賢者』

にこ「見事に得意・不得意が寄ったわね…」

にこ「そのサブカはほとんど全てのジャンル、全ての形式で好きな難易度が投げられるわ」

にこ「得意ジャンルでも難しすぎる問題だと苦労するわよ」

花陽「にこ先輩…サブカまで用意していたなんて…」

ことり「うん…本当にクイズが好きなんだねぇ…」

花陽「違うんです…このカードID、最近のなんです…」

ことり「えっ…?」
112: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:32:09.74 ID:My5eFUjM.net
花陽「私がこのゲームを始めたのは音ノ木坂に入学したすぐ後だったんですけど…」

花陽「私のIDより後…時期的には、ちょうど私たちがクイ研に入った後、くらい…だと思います…」

ことり「そうなんだぁ…」

花陽「対戦で色々なジャンルを使えるようにするには、何度も予習をして難易度をあげる必要があります…」

花陽「おそらく、私達のためにどんなジャンルでも使えるカードを用意してくれた…」

ことり「にこ先輩…クイズに本気な先輩に、ことりたちも全力を出さないと失礼だよねっ!」

花陽「はいっ…!」

ことぱな(私達のジャンルは、ライフスタイル…形式:グルメ・生活)
※このゲームでライフスタイルは雑学系メインのジャンルです

ことぱな「ぜったい、負けられませんっ…」グッ
113: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:34:09.84 ID:My5eFUjM.net
穂乃果「うーん、ゲームでクイズをするのって新鮮だね〜」

凛「さっき、にこ先輩がやってたの見たけど…いろんな形式があって難しそうだなーって思ったよ〜」

穂乃果「四択とか連想はクイズの大会でも出そうだけど、キューブ形式とかは無さそうだよね」

凛「凛達は何を出題しようか?」

穂乃果「私達が強いのって…」

凛「凛はスポーツ…」

穂乃果「穂乃果は…特にないや、あはは…」

穂乃果「だから…凛ちゃんに任せるよ!」

凛「凛の地理は…まだ全然だけど…」

凛「有名なスポーツ選手ならある程度ならフルネームも大丈夫〜」

ほのりん(スポーツ、タイピングで勝負だねっ!)
114: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:37:04.11 ID:My5eFUjM.net
海未「私達は見事に得意苦手が偏りましたね…」

真姫「…ええ…」

海未「しかし、学問に限れば…にこ先輩を除いてクイ研一、二だと思いますよ」

真姫「さっき、にこ先輩は理系の問題でミスをしていましたよね」

海未「あの問題は基礎問…」

海未「見てください、真姫!」

海未「…にこ先輩のキャラクターの理系グラフが息をしていませんよ」

真姫「ええ、おそらくにこ先輩は…」

うみまき「理系が苦手」

真姫「決まりね」

うみまき(理系学問、一問多答形式)

海未「一問多答形式は、出題内容によっては全ての選択肢に対しての知識が求められます」

海未「理系が苦手な先輩がどこまで対策をしているかによりますが…」
115: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:40:00.18 ID:My5eFUjM.net
にこ(このゲームの出題ジャンルはアニメ&ゲーム、スポーツ、芸能、ライフスタイル…)

にこ(社会、文系、理系、そして全てのジャンル+ジャンル分けが出来ない問題が含まれているノンジャンルの8ジャンル)

にこ(形式は○×、四択といったオーソドックスなものから、キューブやスロットのように)

にこ(クイズ番組ではあまりお目にかかれない形式もあるわ…)

にこ(…アンタ達はこのゲームで私には勝てない)

にこ(そもそもの地力が違うのもあるけれど…)

にこ(なぜなら、このゲームには…)

にこ(一般のクイズ大会で優勝できるレベルの人ですら手を焼くジャンルがあるのよ)

にこ(ふっふっふ…リーダーとしての強さを見せてあげるわ…)

にこ(運の要素を一切排除した、タイピング形式よ!ジャンルはアニメ&ゲー─)

─クイズって楽しいよね!

にこ「…」

にこ「ふん…まぁ、楽しむのもいいわよね…」

にこ「"コレ"でアンタ達6人の反応も見せてもらうわよ」


にこ「さぁ、勝負の時間よ」
116: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:42:05.79 ID:My5eFUjM.net
─ライフスタイル グルメ・生活─

花陽「私達の出題ですねっ…」

ことり「うん…」

─問題 : 次のうち、アントワープシックスと呼ばれるファッションデザイナーをすべて選びなさい (一問多答)

アン・ドゥムルメステール ハイダー・アッカーマン ドリス・ヴァン・ノッテン

ことり「」キラーン!!

花陽「生活のうちのファッション問題…一問多答形式…」

ことり「これは簡単だねっ」

ことり「この三人だと…アンドゥムとドリスだねっ♪」

ことり(アントワープシックスとハイダーは…そもそも、世代がちょっと違うよ…?)

ことり(出題者は王立芸術学院の生徒をダミーとして用意していたみたいだけど…)

ことり(ことりなら、同世代のマルタン・マルジェラをダミーとして入れるかなっ♪)

ことり(そういえばマルタン・マンジェラのブランド名が変わったんだよね…)

花陽(花陽は何が何だかわからないけど…さすがですっ!)
117: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:49:20.53 ID:My5eFUjM.net
ほのりん「…」ダラダラ

穂乃果「ナニコレ?」

凛「さぁ…」アハハ…

穂乃果「凛ちゃん、名前からアントワープな人ってわかる?」

凛「アントワープってベルギーだよね?ドゥムルメステールって名前はそれっぽいけどー…」

凛「アンがフランスっぽい…んだよねー」

凛「ヴァンはたぶんオランダだと思うよ」

穂乃果「じゃあ、アン・ドゥムルメステールだけ、かなぁ」

穂乃果「あとでことりちゃんに聞こうっと…」


うみまき「…」ムム…

海未「名前から推測すると…やはりアン・ドゥムルメステールでしょうか」

真姫「私もそう思います…アンって名前がベルギーなのか分かりませんが…」

海未「アッカーマンとはどこの国でしょうか…」


にこ「…」
118: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:51:25.22 ID:My5eFUjM.net
─問題 : 青森県の郷土料理『いちご煮』には、もちろん苺が使用されている (○×)

ことり「いちご煮って何だろう…花陽ちゃんわかる?」

花陽「聞いたことはありますが…この聞き方だといかにも『いちごで煮ていそう』な雰囲気に聞こえますが…」

花陽「さすがにいちごを使った郷土料理なんてないと思います…」

ことり「でも…引っかけって可能性もあるよねぇ…」

ことぱな「どっちだろう…」


穂乃果「イチゴ!?」

凛「…そういえば、穂乃果先輩はイチゴが好きでしたよねー」

穂乃果「うん!…でも煮たイチゴなんて絶対美味しくないと思うんだ…」

凛「だったら×かにゃ〜…」

穂乃果「花陽ちゃんだったらしってるかも…」


真姫「分からないわ…」

海未「いちご煮は…使われている食材が赤く、いちごに似ていることから名前が付いたようなもの…」

海未「子供だましですね」

海未(しかし、何が使われていたか…思い出せませんっ)

にこ(…)

…──
119: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:53:41.87 ID:My5eFUjM.net
ライフスタイル グルメ・生活 6問終了─

にこ(ことり…ファッションの問題は全問正解していたわね…)

にこ(最高難易度の問題が2問はあったのに、化け物ね)

ことり「4問正解だったね♪」

花陽「ごめんなさいっ…まさか郷土料理の問題が出てくるなんてっ…」

穂乃果「2問正解…」

凛「しかも一問は四択が当たっただけだにゃ〜…」

海未「3問しか正解できませんでした…一問は真姫の単独正解でしたね」

真姫「連想問題でトマトの品種が出るなんて運が良かっただけですよ…」

真姫「グルメに寄ると難しいわね…」
120: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:57:51.78 ID:My5eFUjM.net
──…

─スポーツ タイピング─

─問題 : キューバ出身の走り高跳びの選手で、同種目で世界記録を持ち
バルセロナオリンピックでは金メダルも獲得した選手と言えば、ハビエル・○○○○○?─ (カナ入力)
※このゲームではタイピング形式には変換機能はなく、かなのみ、カナのみ、英数字のみの3種類の入力方式となっております

ことぱな「あはは…」

花陽「はぁ〜、お米の問題、でないかなぁ〜」トオイメ

ことり「これはスポーツだよぉ…」

花陽「おなかすいたなぁ」

ことり「花陽ちゃん…」

花陽「そういえば、お米の品種でオリザ・グラベリマっていうのがあって…」

ことり「あぁ、花陽ちゃん…」

花陽「こたえはグラベリマだよ、ことりせんぱい」

ことり「花陽ちゃん…」
121: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/04(土) 23:59:34.31 ID:My5eFUjM.net
凛「ハビエル・ソトマヨルはキューバの走り幅跳びの人だねー」

穂乃果「外迷う??迷子なの、この人!?」

凛「ソトマヨルだよ、穂乃果先輩…」

穂乃果「すごい人なの?どんな人なの?」

凛「うん、だって出場したいろんな陸上大会の半分以上が表彰台(3位以上)に乗ってるんだよー」

穂乃果「す、すごいっ…」


真姫「ハビエル…ザビエルのスペイン読みかしら?なのでおそらくスペイン人だと思いますが…」

海未「ええ、スペイン人の名字がさっぱりわかりませんね…」

真姫「そもそも私達が知っているザビエルってファミリーネームですよね…」

海未「え、ええ…」

うみまき「…」


にこ「…」
122: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:02:25.20 ID:xM6lQI8K.net
─スポーツ タイピング─

─問題 : 第70代横綱である日馬富士の所属しているのは○○○○部屋? ○の漢字をひらがなで答えなさい─ (かな入力)

ことぱな「…」

ことり「2LDKかなぁ?4文字だもん…あっ、漢字をひらがなにだって」

花陽「えっ、でもお相撲さんですよ?もう少し広くないと…」

ことり「そっかぁ…」

ことり「あっ、やっぱり和室じゃないかな?お相撲さんだし…」

花陽「四畳半部屋、です…!」

ことり「おもしろ〜い♪」
123: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:04:25.12 ID:xM6lQI8K.net
凛「うーん…」

穂乃果「凛ちゃん、難しい?」

凛「相撲部屋で漢字四文字だと…伊勢ヶ濱、佐渡ヶ嶽部屋が有名かなー」

穂乃果「どっちにしよう?」

穂乃果「伊勢ヶ濱部屋にはどんなお相撲さんがいるの?」

凛「えーっと…照ノ富士…あっ!」

凛「先輩ナイスだにゃ!答えは…伊勢ヶ濱部屋!」

穂乃果「おおっ、凛ちゃんやるぅ!」

穂乃果「で、このお相撲さんってすごいの?ひまふじ?暇人なのかな?」

凛「はるまふじ、だよ先輩…日馬富士は横綱だから一番すごい人で─」


海未「これなら解答できます!」

真姫「海未先輩…和風のものにはめっぽう強いんですね…」

海未「周りの環境によるものが強いかもしれませんが…不思議と自分でも好きになっていたんですよ」


にこ(…)
124: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:06:20.30 ID:xM6lQI8K.net
スポーツ タイピング 6問終了─

にこ(私は2番目に苦手なジャンル…)

にこ(タイピング形式は簡単な問題でも得意と苦手の差が出やすいけど、ここまで差が付くものなの…?)

ことり「うぅっっ…」

花陽「結局適当に入力した『佐藤』が正解しただけでしたぁ…」

凛「ぜーんもーんせーいかーい♪」

穂乃果「どんな人なのか聞いたら全部答えられた凛ちゃんって…」

穂乃果「もしかしてとてつもない実力者なのではっ…」

海未「スポーツで3問正解なら御の字でしょう」

真姫「全部海未先輩が回答しましたね…」

海未「次は貴女の出番ですよ、真姫?」
125: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:10:42.73 ID:xM6lQI8K.net
─理系学問 一問多答─

─問題 :次のうち、3の倍数をすべて選びなさい─

252521 83025 874

ことり「難しそうに見えるけど…」

花陽「足し算すればわかりますねっ…」

ことり「じゃあことりは252521から計算していくね♪」


穂乃果「」チーン

凛「穂乃果先輩が息してないにゃ…」


真姫「簡単ね…20秒もあれば余裕で解けるわ…」

海未「しかし、にこ先輩には効果は抜群ではないでしょうか…」チラッ


にこ「」チーン

にこ「ハッ…選択肢に252521と83025が…!?」

にこ「ふっふっふ…ようやくマジカルアカデミーも、にこのレベルにたどりついたようね…」

にこ「答えは252521と83025よ!」

─単 独 不 正 解─

にこ「」
126: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:13:37.66 ID:xM6lQI8K.net
─理系学問 一問多答─

─問題 :次の現在ある88星座のうち、平方度が10位以内のものをすべて答えなさい─

オリオン座 おとめ座 はくちょう座 おおぐま座

ことり「平方度って?」

花陽「うーん…」

花陽「あっ!そういえば真姫ちゃんが…」ハッ

花陽。o○(『ラジアンは平面角の単位でステラジアンが平方度の単位よ。』)プワプワ-

花陽。o○(ステラジアンは星座の大きさを表すのにもつかわれているの。星のことをステラっていうからステラジアンって言うのかも─』)プワプワ-

花陽「たぶん、星座の大きさのことだと思います…!」

ことり「なるほど〜…」

花陽「で、どれが大きいのでしょうか…」

ことり「おおぐま座はどうかなぁ?…大熊、だよっ?」

ことり「おおぐま座が小さかったら、ことり怒っちゃいますっ!」

花陽「あははっ」
127: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:17:26.02 ID:xM6lQI8K.net
穂乃果「平方度ってなんだろう?」

凛「10位以内ってことは大きさじゃないかにゃー…」

穂乃果「なるほど!冬の星座の中ではオリオン座って大きいような気がするけど…?」

穂乃果「おおぐま座とかのほうが大きいのかな?"大"熊だし…」


真姫(…)スッ

海未「これは真姫の萌え問ですね…」


にこ「…」


…──
128: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:20:59.36 ID:xM6lQI8K.net
…──

理系学問 一問多答 6問終了─

にこ(海未と真姫のチームは5問正解…易問に寄ったからかもしれないけれど…)

にこ(初見殺し問も捌いていたのはすごいわ…)

花陽「理系って言っても生物問題も出て来るんだね♪」

ことり「花陽ちゃんが生き物を好きだったおかげで何問か正解できたよ〜」

穂乃果「なんだか良くわかんない問題も出たね…」

凛「グラム陰性菌ってなんだろー…」

真姫「細菌問題はカンが当たっただけね…」

海未「…あのような問題はゲームの中だけにしてもらいたいですね」

にこ(さあ、ラストは私の出題ね…)


─ 一般のクイズ大会で優勝できるレベルの人ですら手を焼くジャンルがあるのよ─

─クイズって楽しいよね!


にこ(穂乃果…その言葉に偽りはないわよね)

にこ(このクイズゲームだと、アンタたち6人の実力だと…)

にこ(アニメ&ゲームのタイピングか文字パネルあたりを投げれば、間違いなく完封出来る…けど)

にこ(ジャンルは─…)

─ノンジャンル タイピング─

にこ(…)
129: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:24:38.68 ID:xM6lQI8K.net
真姫「えっ…?ノンジャンル…?」

真姫「自力では負けないってこと?」

海未「にこ先輩の得意な芸能ではなく、ノンジャンル…この意図は?」

海未(花陽もいるから…?しかし、花陽は海外の俳優や映画にはそこまで強くなかったはずですが…)

凛「ノンジャンル!?」

穂乃果「おもしろそう〜」

花陽「スポーツ来ませんように、スポーツ来ませんように…」

ことり「あはは…私達が知ってる問題も出るかもしれないよ〜?」
130: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:27:14.36 ID:xM6lQI8K.net
─問題 :巣鴨にある曹洞宗の寺院で、一般にはとげぬき地蔵の通称で知られる延命地蔵が
奉られている寺は○○寺? ○の漢字をひらがなで答えなさい─ (かな入力)

海未「ふふ…様々な問題がありますね」

真姫「ほんと、こういうのは強いですね…」

ことり「とげぬき地蔵さんは知っているんだけどぉ〜」

花陽「うん…お寺の名前までは…」

穂乃果「うーん、なんだっけ?とげぬき寺とかかな?」

凛「そのまんまだにゃー」
131: ↑高岩寺(こうがんじ)(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:31:02.93 ID:xM6lQI8K.net
─ノンジャンル タイピング─

─問題 :MMORPGラグナロクオンラインで、レベル3以上の武器を鍛えるために必要なアイテムは─オリデオコンですが…

→防具を鍛えるためのアイテムは○○○○○? ○を答えなさい (カナ入力)


ことり「花陽ちゃん、今度グラベリマって答えたら、めっ!だよ?」

花陽「はっ…はいっ…」//


凛「オリハルコンは6文字だし…ゲームも違うよね…」

穂乃果「防具だったらやっぱり、ミスリルとか?…でも4文字だよね」

穂乃果「…なんか元素っぽい名前だったりするのかな?」


真姫「オリデオコンというものがオリハルコンのようなものだとすると…対になるものと考えるべきかしら」

海未「数々の抒情詩や伝説に登場するオリハルコンは、鉱石や貴金属であったとする解釈があるようですが…」

真姫「武器と防具…対となる言葉として貴金属の反対は卑金属だけれど、卑金属で5文字の元素はいくつかあるわね…」


にこ(…)


ノンジャンル タイピング 6問終了─


にこ(やっぱり、ノンジャンルは楽しいわね)

にこ(結果は…)
132: ↑エルニウム(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:33:46.23 ID:xM6lQI8K.net
─結果発表─


4位 : ここあ (ことぱな) 128.29点 (11問正解)
3位 : こころ(ほのりん) 145.02点 (12問正解)
2位 : こたろう (うみまき) 165.28 (14問正解)

1位 : にこにー (にこ) 234.86点 (18問正解)

にこ「まぁ当然ね!負ける気はしないって言ったでしょ!」

花陽「うぅっ…最下位、でした…」

ことり「でも、でも、私達もがんばったよね!」

凛「そうにゃそうにゃ!かよちんも、真姫ちゃんもみーんな頑張ってたにゃ!」

穂乃果「あはは…私はずっと見てただけだけどね…」

海未「これが実力の差…」

真姫「にこ先輩はノンジャンルは全問正解だったわね…」

にこ「これが今の私とアンタ達の実力の差よ!」

海未「くやしいですが、認めざるを得ませんね…」

穂乃果「にこ先輩…」
133: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:35:59.80 ID:xM6lQI8K.net
穂乃果「さっきの問題なんだけど…」

真姫「待って穂乃果先輩、その前に理系でグラム陰性菌って問題があったじゃないですか…」

穂乃果「あっ、それ穂乃果も聞きたい聞きたい!」

─うん…でもこのジャンルはよくわからないから

にこ「…」

海未「待ってください!まずはピューリタン革命の問題についてご教授願いたいのですが…」

花陽「ええっ、だったら花陽もノンジャンルで間違えたアメリカドラマの問題が…」

穂乃果「穂乃果もそのドラマの話聞きたーい!」

海未「穂乃果はちょっと黙っていてください!」

─やっぱり好きなところを伸ばした方が

にこ「…」

ことり「私も間違ったところ、聞きたいなぁ♪」

凛「えー、やっぱりここはにこ先輩のスポーツの話も聞いてみたいな?」

にこ「アンタ達…」

にこ「あとでまとめてレクチャーしてあげるから、今日は思いっきり対戦でもしていなさい!」

にこ「ちょっと…席を、はずすわ…」グスッ
134: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:38:57.62 ID:xM6lQI8K.net
ことり「はぁい…」

凛「じゃーかよちんと芸能やるにゃー!」

花陽「ええっ、わ、私は…」

海未「真姫、貴女の得意な理系で勝負しませんか?」

真姫「さすがに海未先輩には負けませんけど?」

ことり「あはは…みんなジャンルがバラバラだよ…」

ことり「まずは、誰かのやりたいジャンルを4人でやるっていうのはどうかな、穂乃果ちゃん?」

ことり「…あれ?穂乃果ちゃん…?」

海未「また、あの子は勝手にうろちょろして…」

凛「海未先輩、お母さんみたーい」

花陽「ふふっ、ほんとだね、凛ちゃん」
135: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:40:25.99 ID:xM6lQI8K.net
にこ「この6人なら…本当に…」グスッ

穂乃果「にこ先輩?」

にこ「っ!な、なによ!?アンタもとっとと対戦やってきなさい!」

穂乃果「私は…見てる方が楽しいかなーって…」

穂乃果「私の知らない、いろんな問題があって、答えもあって…」

穂乃果「クイズしているだけなのに、私の中の世界が広がっていくんだ」

─クイズを通じて、視野を広げてみませんかー?

にこ「…」

にこ「…はぁ」

にこ(もう、これ以上、昔のこと…思い出させないでよ)

穂乃果「クイズって、楽しいね!」

にこ「ええ!」

にこ「でも、勝てばもっと楽しいわよ!」

穂乃果「うぅっ…それはぁ…」

穂乃果「いずれがんばる!」

にこ「いずれって、アンタねぇ…今頑張りなさいよ」

にこ「ほら、一緒に行くわよ」
136: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:43:31.33 ID:xM6lQI8K.net
海未「太陽の次に地球から一番近い恒星?なんですか、それは…」

真姫「ふふん♪」

穂乃果「やってるね〜」

ことり「うん、今は凛ちゃんと花陽ちゃんと真姫ちゃんと海未ちゃんで理系縛りなんだって…」

穂乃果「ええ、そんなの真姫ちゃんの一人勝ちなんじゃ…」

ことり「でもね、花陽ちゃんと凛ちゃんは生き物に詳しくって…接戦だよっ♪」

海未「むむむ…チューリング賞とは…?」

ことり「海未ちゃぁん…」

穂乃果「ちゅーいんぐ賞?ガムのことかな?」

にこ「チューリング賞って言うのはね、コンピューター界(計算機科学)のノーベル賞とも呼ばれている由緒正しい賞なのよ」

にこ「アラン・チューリングの名を冠した賞で数々の著名人が受賞しているし、中にはノーベル賞そのものを受賞している人もいるわ!」
137: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:46:07.19 ID:xM6lQI8K.net
にこ「チューリングの功績や人柄については、映画のイミテーション・ゲームを観れば簡単に分かると思うわ」

にこ「主演はあのカンバーバッチよ!内容だけじゃなくてアサンジやホームズの役にもなった彼の演技もお勧めね」

穂乃果「す、すごい…一つの問題だけでいくつもの情報が…」

にこ「クイズをやっていると、問題と答えだけ覚えがちだけど…それだと応用が利かないのよね」

にこ「一つのことから2つ3つと知っていくことでもっと視野が広がっていくのよ」

穂乃果「それじゃあ、さっきのガンガゼっていうのは?」

にこ「ガンガゼ…ってウニの仲間のガンガゼのこと?それは毒を持ってて─」


海未「まっ…負けましたっ!」

真姫「ふふっ、当然でしょ?」

凛「かよちんに負けたにゃああああ」

花陽「り、凛ちゃんも頑張ってたよ!」

ことり「次はことりもやってみたいなぁ?」

海未「では、私はことりと交替しましょうか」

穂乃果「ことりちゃん、がんばってね!」
138: また明日に来ます(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 00:48:52.85 ID:xM6lQI8K.net
にこ「アンタもやってきなさいよ…」

穂乃果「あはは…」

にこ「部長命令よ!」バシッ

穂乃果「痛っ!…は〜い」

穂乃果「あっ…にこ先輩」

穂乃果「さっき、皆にクイズの問題について聞かれている時に思ったんだけど…」

穂乃果「にこ先輩が私達の中心にいてくれたら、きっとみんなで山頂優勝もできると思うんだ!」

穂乃果「またあとで教えてくださいね?」

穂乃果「私達のセンターの、にこ先輩っ!」

にこ「なによ…そういうの良いからとっとと行ってきなさい!!」

穂乃果「…ご、ごめんなさいっ!」

穂乃果「…真姫ちゃーん、穂乃果と代わって〜〜」

穂乃果(にこ先輩、怒らせちゃったかな…)

にこ「…」ハァ..

おわり

────────────────
にこ
得意…オールラウンダー
苦手…理系(特に計算)

─次回、エリーチカ─
139: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 12:38:19.44 ID:xM6lQI8K.net
─おまけ・サブカテリブル!?─

─クイ研に6人が入部した週の土曜日─

にこ「あの子たち、自分の芯となるジャンルはあるんだけど…」

にこ「それ以外は…たぶん、ダメダメね…」

にこ「仕方ないわねー」

にこ「サブカ、作るしかないわ!」

にこ「まずは、ここあ…っと」

にこ「サブカを作るはいいんだけど、予習をするためにトーナメントの下位組からやらなくちゃいけないのが面倒なのよね」

にこ「下位組適性の人とも対戦することになるから、あんまりいい気はしないわ」

─B組全国オンライントーナメント1位─

にこ「当然よね…」
140: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 12:41:03.55 ID:xM6lQI8K.net
にこ「早く最上位組で勝負したいわ…」

─A組全国オンライントーナメント2位─

にこ「…私が、こんなところで2位?」

にこ「1位は…キソ?ソ?…ポ、ウォ?コイツのCN(キャラクターネーム)、読めないわね…」

にこ「こんな英単語あるの?帰ったら調べないとね」

にこ「ふん、たまたま相手もサブカだったんでしょ」

……

にこ「…さっきのやつ?またマッチングしたわね…」

─A組全国オンライントーナメント2位─

にこ「ふん、やるじゃない…」

にこ「…今回も理系で負けたけど…こいつにも弱点があるわ」

にこ「いいわ、次、決勝戦で会った時は、私の芸能で目に物を見せてやるわよ!」

─S組全国オンライントーナメント─

にこ「またマッチングしたわ…このゲーム、こういうところはどうにかならないのかしら」
141: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 12:43:18.65 ID:xM6lQI8K.net
……

─S組全国オンライントーナメント2位─

にこ「…」

にこ「こんな、こんな、よくわからないMMORPGのBOTみたいな名前のやつに…」

にこ「にこが、三連敗…?」

にこ「…今回で色々わかったわ!アニメ&ゲームは私以下」

にこ「やっぱり、こいつはクイズ畑出身のプレイヤーの可能性が高いわ」

にこ「もう一回…会えれば決勝でアニメ&ゲームのタイピングを出題してみるわ」

にこ「それでランカーかリアルクイズ出身のどっちか分かるかも…」

─S組全国オンライントーナメント─

にこ「もう、さすがにいないわね…」

にこ「接続地域は、東京都内だった…」

にこ「まさか─A-RISEのツバサ?」


※ネタ元とさせていただいた某ゲームのアニゲは(個人的に)理不尽なくらい難しい、です…
142: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 12:45:42.80 ID:xM6lQI8K.net
にこ「クイズ大会に出ているのは何度も見たけど、あの解答速度、正確さには及ばないわ…」

にこ「…しかも、社会にはツバサ程の強さを感じなかったわ」

にこ「そもそも、政経問題なんてアイツが落とすはずない…」

にこ「ツバサもこのゲームをやっているけど、CNは『エレナロボ4ごう』とかだったはず」

にこ「前々作が2号、前作が3号…だったわね」

にこ「それに、使用キャラがなぜか男の軍人ぽいやつっていうのはネットでも有名だし…」

にこ「さっきのBOTの名前みたいなやつは、使っているのが女キャラだったしそもそもが違うわね」

にこ「そういえば、なぜか英玲奈は『あんじぇりーな』、あんじゅは『つばさキラッ』みたいな愉快なCNだったわね…」

にこ「三人でお互いのネタネームでも作り合っているのかしら…」

─S組全国オンライントーナメント─

にこ「ッ…!」

にこ「『エレナロボ4ごう』…軍人キャラ…まさか、本物のツバサが!?」

にこ「ふふん、ここで会ったが三年目よ!今度こそ私の方が上だって証明してやるんだから!」
143: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 12:48:03.27 ID:xM6lQI8K.net
?「…」ジー

にこ「…」ビクッ

にこ「…なによ、希じゃない」

希「にこっち、まだクイズやってるん?」

にこ「アンタには別に関係ないじゃない」

希「宿題写させてあげてるのにそんなこと言う子には〜」ワシワシ

にこ「だー、もう!別に何だっていいでしょ!」

にこ「クイズは…」

─ 一人でも、できるんだから ─

にこ「楽しいじゃない」

希「そうやねぇ…今はゲーセンやスマホのアプリやらで一人ででも出来るもんなぁ」

にこ「…」
144: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 12:50:02.37 ID:xM6lQI8K.net
希「いいこと、教えてあげようか?」

にこ「なによ…今やってる問題の答え、なんてのはお断りよ」

にこ「今はツバサがいるんだから…こんな問題…ちょちょいの…」

─理系学問 タイピング─

─問題 : 100gの水に25gの食塩を混ぜると何%の濃度の食塩水を作ることが出来る? 数字で答えなさい (英数字入力)

にこ「ちょい、な…のよ…」

希(いや、にこっち…これは中学校レベルの問題やん…)

希「ううん、答え教えてもらうのはにこっち嫌いやん?」

希「そうじゃなくって、にこっちにとっては一番の答え、かもしれんよ?」

にこ「…もったいつけてないで言いなさいよ」

希「今度は、行けるかもしれんよ?全国…」

希「二年に、いい子がおるんよ」

にこ「…」

にこ「ふん…」

にこ「答えはにっこにっこにー♪で25(%)ね」

─単 独 不 正 解─

のぞにこ「」


おわり
147: 問題が尽きてきたので何かジャンルや系統を提案していただけると助かります…(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:13:52.45 ID:xM6lQI8K.net
#5 「エリーチカ」

─クイ研 部室─

海未「これからの予定が大体はっきりしましたね」

にこ「ええ、まずは山頂アタックに出る、そして高校生クイズにエントリーよ!」

穂乃果「山頂アタックに出るために色々とやっている風景を…」

希「うちが撮って…」

花陽「山頂アタックの決勝戦にクイズ研究部の誰かが出れば、そのVTRと繋げて…」

真姫「オープンキャンパスでそのVTRを見てもらったり、来場者にクイズを出したりするのは面白そうね」

凛「山頂アタックに4人全員出られれば最高だねー」

ことり「もしも誰かが優勝しちゃったら、学校のホームページに載せてアピールするのもよさそうだよねぇ♪」

にこ「いいアイデアね!」

海未「それは理事長の娘のことりに任せておけば良いと思うのですが…」

穂乃果「ううん、ホームページのことはやっぱり皆で理事長にお願いしに行こうよ」

にこ「そうね、山頂アタックに"職業:学生"で出るには学校の許可は必要だし、ついでに言えばいいわ」

凛「そうだねー、生徒会を通そうとしても…」

凛「あの人、『学校の許可ぁ…?認められないわぁ…』って言うにきまってるにゃ〜〜」
148: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:17:21.90 ID:xM6lQI8K.net
─理事長室前─

穂乃果「理事長室をノックするなんて緊張するね…」

穂乃果「スゥー…ハァ…」

穂乃果「よぉーしっ、失礼しま─」

ガチャ

希「おやぁ、お揃いでどうしたん?」

絵里「…」

穂乃果「うわゎっ…生徒会長…!?」

にこ「最悪…」

絵里「何の用ですか?」

真姫「…理事長にお話があってきました」

絵里「各部の理事長への申請は、生徒会を通す決まりになっているのよ…?」

真姫「申請とは言っていないでしょ、ただ話があるの」

穂乃果「真姫ちゃん、上級生だよ…」

真姫「…」イラッ..

コンコン

理事長「皆集まって…どうしたの?」
149: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:20:58.77 ID:xM6lQI8K.net
理事長「へぇ、山頂クイズアタック25…日曜日にやっているクイズ番組よねぇ」

海未「はい、ローカル番組ですが、音ノ木坂受験区域内では放送される番組かと思います」

ことり「もし、クイズ研究部が決勝まで進出できれば、学校の名前をもっと知ってもらうことが出来ると思うの」

絵里「私は反対です」

ことほのうみ「…?」

絵里「理事長は、学校のために学校生活を犠牲にすべきではない…そうおっしゃっていました」

絵里「…であれば」

理事長「ええそうねぇ…」

理事長「でも、良いんじゃないかしら?エントリーするくらいなら」

穂乃果「本当ですか!?」

理事長「ええ」

ことほのうみ「ぃやったー!」
150: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:24:45.10 ID:xM6lQI8K.net
絵里「ちょ、ちょっと待ってください!」

絵里「…どうして彼女達の肩を持つような真似を…」

理事長「別にそんなつもりはないけれどぉ…」

絵里「だったら生徒会にも学校を存続させるために活動させてください!」

理事長「うーん…それはダメ」

絵里「…意味がわかりません!」

理事長「そう?…簡単なことよぉ?」

絵里「…」ペコッ

希「えりち…」

ガチャ…

まきりんぱな「…っ!」

にこ「ふんっ、ザマーミロってのよ」

穂乃果「よかったね、海未ちゃん、ことりちゃん。これで出られるよ」

理事長「ただし、条件があります」

理事長「勉強がおろそかになってはいけません…」

理事長「今度の期末テストで一人でも赤点を取るようなことがあった場合」

理事長「クイズ大会へのエントリーは認めませんよ、いいですね?」
151: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:26:19.69 ID:xM6lQI8K.net
穂乃果「なーんだ、そんなことかぁ」

海未「そうですね、穂乃果は最近勉強を頑張っていますし、赤点はありませんよね」

ことり「さすが穂乃果ちゃんっ!」

ことり「宿題もするって約束をちゃーんと守ってるもんねぇ♪」

穂乃果「へっへーん!」

花陽「凛ちゃんもまじめに勉強やってるから赤点はないよね…」

真姫「あるわけないでしょ…凛が苦手な英語は私と花陽の二人で教えているんだから…」

凛「うん…たぶん大丈夫だと思うよ」

にこ「ふ、ふん…く…クイズ研究部が、べべ、勉強をおろそかにするなんて…あっ、ありえないわよぬぇ〜〜…」ダラダラ

理事長「…あらあら、さすがはクイズ研究部ねぇ」

6人「…」
152: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:30:40.21 ID:xM6lQI8K.net
─クイズ研究部─

にこ「さて…山頂アタックへのエントリーも確定したところで、問題よ!」

にこ「まずはクイズの基本その13、難読地名よ!」

にこ「ふふん、まずはベタなやつからいくわよ〜」

- 特牛 -

にこ「これはいくつものクイズ番組やバラエティで出てくる地名よ」

にこ「難読地名や漢字の読み書きは、リアクション芸人はゲェッ!みたいな感じで」

にこ「インテリはフフン!みたいな感じのリアクションが定番よ」

にこ「さあ、誰か読める!?」

六人「…」

にこ「リアクション薄いわね…」

穂乃果「とくぎゅう!」

にこ「まんまじゃない!」
153: 特牛は『こっとい』と読みます。古語で雄牛の意味だとか?(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:33:49.29 ID:xM6lQI8K.net
海未「難読地名も大事ですが…」

ことり「にこ先輩〜…成績は…?」

にこ「にっ…にこぉ〜?」

にこ「にこはぁ〜…にっこにっこにぃ〜って感じでぇ…ぜーんぜん問題無いにこっ」

海未「動揺し過ぎでは…」

穂乃果「穂乃果でもなんとなくだけど数学はできてるのに…」

真姫「…まぁ、にこ先輩が理系に弱いのはもう分かっていることだし…」

花陽「問題は、にこ先輩に誰が教えるか…ですよね…」

希「うちの出番やね!」

にこ「希…」

希「にこっちには山頂アタックに出てもらわんとねぇ」

にこ「ふんっ、別にアンタのおせっかいなんていらな…」

希「にこっちが赤点になったら皆が出場できなくなるんよ?それでもええん?」
154: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:35:42.66 ID:xM6lQI8K.net
にこ「さぁ、今日は家に帰って自習でもしてなさい!難読地名集でも持って帰って読むといいわ」

ほのりん「えーーー!」

凛「にこ先輩に色々教えてもらおうって思ったのにー」

穂乃果「ねー、凛ちゃん」

海未「仕方ありませんよ、にこ先輩が赤点を取ると大会に出られませんし」

穂乃果「はぁーい…」


…………

にこ「…」

にこ「何か言いたいことあるんでしょ?人払いまでしたんだからとっとと言いなさい」

希「…というわけなんよ」

にこ「…!」

にこ「…わかったわよ」

希「人払いって…数学はホントにできんよね?にこっちぃ…」

希「真面目にやらんと、気合い入れるでぇ〜?」ワシワシ

にこ「──!!」
155: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:37:41.36 ID:xM6lQI8K.net
穂乃果「あーっ、どうしよっかなー」

海未「私は弓道部の方へ顔を出してきます」

ことり「はぁーい」

穂乃果「それじゃあ私達は帰ろっかー」

ことり「うん♪」

凛「ねーねー、かよちーん、ゲーセンでこの前のクイズゲームやろーよ!」

花陽「ええっ、り、凛ちゃん…一応テスト勉強もした方が…」

真姫「そうよ…教えているけどまだまだ出来ないところはたくさんあるんだし」

真姫「勉強はしすぎるっていうものでも無いわよ?すればするだけ役に立つのよ」フフン

花陽「真姫ちゃん…」

凛「かっこいいにゃ〜…」
156: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:39:28.48 ID:xM6lQI8K.net
──…

─校門─

モブ恵「じゃーねぇー」

海未「ごきげんよう♪」

海未「遅くなってしまいましたね…」

\…決勝戦でぇーす/

\ななな、なーんとぉ!今回は現役女子高生が決勝戦へ進出だぁーーっ!/

海未「おや、あの子…中学生が音ノ木へ…?」

海未「イヤホンをしているようですが音漏れがひどいですね…」

\さっそく意気込みをきいてみましょー…/

\矢澤さーん、今のお気持ちをどうぞー!/

海未「!?」

海未「まさか…」

海未「にこ先輩の山頂アタックの動画…?」

女の子「…」

海未「…」ジー

女の子「…ひゃぁ!?」

海未「はっ…あの、す、すみません…」

女の子「い、いいえ…」
157: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:41:30.04 ID:xM6lQI8K.net
女の子「あの…もしかしてクイズに興味がおありでしょうか?」

海未「はい…よろしければその大会の動画を最初から見せていただいてもいいですか?」

女の子「は、はいっ!」

海未「それでは…失礼します…」ピタッ

女の子(……//)

アナ「それでは早速、第一問でぇーす!一問目は予選突破一位の矢澤さんに選んでいただきまーす!」

にこ「25番で」

アナ「それでは25番のパネルの問題で〜す!…おっとぉ?いきなり芸能の"4000m級"だぁー!」

アナ「問題です…!落語の演芸が終了した後、座布団を裏返したりメクリをめくり、次の…\ピンポーン/

にこ「『高座返し -こうざがえし-』」

アナ「早い早い早いー!現役高校生の矢澤さん、いいですね〜」

アナ「先ほどの問題は…落語の演芸が終了した後、座布団を裏返したりメクリをめくり…」

アナ「次の演芸の準備をすること、またはする人のことを何という?という問題でしたぁー!」
158: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:45:23.93 ID:xM6lQI8K.net
アナ「ちなみに"メクリ"とは何のことだか分かりますかー、矢澤さーん?」

にこ「演者の名前が書かれている紙です」

アナ「バッチリだぁー!」

アナ「これは現役女子高生初優勝の可能性もみえてきたぞぉーー!」

海未「にこ先輩、すごいですね」

女の子「はい、この方は2年前の山頂優勝、高校生クイズ地区大会準優勝をしているんです…」

女の子「実はね、お姉ちゃんもこの大会に出ていて…」

海未「お姉ちゃん…?」

女の子「ほら、一番左の席の…」

海未「…生徒会長!?」

海未(アナウンサーは、にこ先輩に対して初の現役女子高生といっていたはず…)

海未(同じ学年の生徒会長も、もちろん現役女子高生なのに、一体…?)

絵里「亜里沙ー…?」

亜里沙「お姉ちゃん!」

絵里「貴女は…」

海未「生徒、会長…?」
159: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:49:20.08 ID:xM6lQI8K.net
─公園─

亜里沙「お待たせしましたぁっ!」

海未「…ありがとうございます」

─東京の水道水─

海未「東京の、水道水…」

絵里「ごめんなさい…妹の亜里沙は向こうの暮らしが長かったから、まだ日本に慣れていないところがあって…」

海未「向こう?」

絵里「ええ、祖母がロシア人なの…」

絵里「うちはウォーターサーバーがあって、それを飲んでいるのだけれど…」

絵里「亜里沙、それは飲み物だけれど…日本では飲み水は蛇口をひねれば出て来るのよ…?」

亜里沙「ハラショ…」

絵里「出来れば、別なものを買ってきてくれる…?」

亜里沙「はい!」
160: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:51:04.31 ID:xM6lQI8K.net
絵里「…それにしても…貴女に見つかってしまうとはね…」

海未「まさか生徒会長もクイズ大会に出ていたなんて…」

絵里「…」

海未「結果は、にこ先輩に…」

絵里「ええ、負けたわ…」

海未「そう、ですか…」

海未「アナウンサーはにこ先輩に対してのみ、初めての現役女子高生…と言っていましたが…」

絵里「…ええ、見ての通り、私は色々と目立つでしょ?」

絵里「学校で何か言われたりするのもバカらしいから、フリーターとして出場したのだけれど…」

絵里「こんなことになるなら、普通に出れば良かったわね…」

絵里「まさか…廃校になるかもしれないなんて、夢にも思わないじゃない…?」

絵里「話は、もういいわよね?」スタスタ

海未「…待ってくださいっ」

海未「…なぜ、クイズの大会の決勝にまで出られる実力があるのなら…」

海未「なぜ、にこ先輩と一緒に─」
161: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:52:48.08 ID:xM6lQI8K.net
亜里沙「買ってきたよ〜」タタッ

絵里「亜里沙…いいのよ、もう話は終わったもの」

亜里沙「…」タッタッタ…

海未「…?」

亜里沙「あの…クイズ、お好きなんですよね?」

亜里沙「が、がんばってくださいっ…」

亜里沙「あの…これ…//」

─ルートビア─

海未「はい…有難う、ございます…」

海未(これは飲み物…?)プシュッ

海未(炭酸飲料ですか…)

海未(ウッ、この匂いは…)
162: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:54:24.25 ID:xM6lQI8K.net
──…

亜里沙「ふふっ♪」

絵里「…どうしたの?」

亜里沙「なんでもないっ」

亜里沙「お姉ちゃんも、はい」

絵里「ルートビア…」

絵里「これ、シップの匂いがするやつよね…」

絵里「一応、飲み物なのだけれど…好き嫌いがかなり分かれる物よ」

亜里沙「ハラショ…」

絵里「ルートビア、ドクターペッパー…世界には不思議な飲み物がたくさんあるわ」

亜里沙「ドクターペッパーってどんな飲み物なの?」

絵里「ふふっ、ドクターペッパーはルートビアと同じように、沖縄でよく売られているのよ」

絵里「ドクターペッパーは東京でも結構見かけることが出来るわよ」

絵里「飲み物としては炭酸飲料で、味と風味が独特で…日本では一部の人にしか人気がないみたい」

絵里「私は好きだけどね♪」

亜里沙「そっか!じゃあ私も飲むっ!」

絵里(…どうしてルートビアがこんな公園の自動販売機で売られているのかしら…)

絵里「…」
163: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:56:59.08 ID:xM6lQI8K.net
──…

─廊下─

海未「希先輩」

希「ああ、海未ちゃん?やったかな?」

希「どーしたん?」ニコッ

海未「実は…」

………

希「そうなんよ…えりちは昔はクイズの大会にいくつも出てたんよ」

希「昔は全国Jr.クイズ大会チャンピオンにもなったことがあってな…」

海未「それほどの実力とは…」

海未「確かに…山頂クイズアタック25ではにこ先輩には及ばないものの、ポイントでは2位でした…」

海未「なぜ、生徒会長は1年の時ににこ先輩とともに高校生クイズへ出場しなかったのでしょうか…」

希「…それはな─」
164: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:58:25.42 ID:xM6lQI8K.net
─部室─

海未「…」

にこ「さすがはクイズ研究部ね」

にこ「学校の期末試験ごときで赤点を取るようなメンバーはいないわ!」

穂乃果「にこ先輩…?」

にこ「ふ、ふん、数学なんて…ちょちょいのちょい、よ!」

凛「…なんだか怪しいにゃ〜…」

にこ(希のおかげでなんとか、なんとか赤点は回避できたわ…)

穂乃果「皆、赤点じゃなかったってことは…」

穂乃果「理事長に報告しなくっちゃ」
165: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/05(日) 23:59:49.03 ID:xM6lQI8K.net
─理事長室前─

穂乃果「ふーんふんふんふーん♪」

コンコン

……

穂乃果「あれぇ…?」

ガチャ…

理事長「─来年より生徒募集を辞め、廃校とします」

絵里「そ、そんな!」
166: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 00:01:36.38 ID:rBKdTwps.net
穂乃果「廃坑…?」

穂乃果「音ノ木坂に炭鉱なんてあったっけ…?」

ことり「そっちの廃坑じゃないと思うんだけどなぁ…」

穂乃果「うーん、理事長が俳句を決定…?」

海未「雨音や 仄かに香る 現実を…これは理事長室から聞えた声を梅雨の雨音に喩え…」

海未「仄かと穂乃果を掛け、穂乃果が現実を悟り大人になることを詠った詩で…って何を言わせるんですか!」

穂乃果「じゃ、じゃあ色んな官能基がベンゼン環と結合した時、どの位置で反応しやすいかという…」

真姫「それは配向…全く、配向性なんてどこで覚えてきたんですか…?」

穂乃果「あっ!バイクを売るなら〜、おぉ〜♪」

にこ「バイク王じゃないっつってんのよ…ってか、無理やりすぎるわよ」

穂乃果「ああ、理事長はカメさんを飼ってるんだねぇ、甲羅…なでなでしたいねぇ〜」

花陽「亀の甲羅のことを背甲ともいいますけど…ちがうんじゃないかな…」

穂乃果「それじゃあ…地方競馬の怪物と呼ばれた馬で、ジョッキーの増沢末夫さんの歌でも有名な?」

凛「それはハイセイコーだにゃ〜…」
167: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 00:03:51.94 ID:rBKdTwps.net
穂乃果「廃校…?今の話本当ですか!?」

ことり「穂乃果ちゃん…」

理事長「本当よ…」

ことり「おかあさぁん!そんなこと全然聞いてないよ!?」

穂乃果「お願いします!もうちょっとだけ待ってください!」

穂乃果「高校生クイズ…いや、次の山頂アタックまで待ってください!」

理事長「いえ…あのね…」

理事長「廃校にするというのはオープンキャンパスの結果が悪かったらという話よ…」

理事長「見学に来てくれた中学生にアンケートを取って、結果が芳しくなかったら廃校にする…」

理事長「そう絢瀬さんにお話ししていたの」

穂乃果「なんだぁ〜」

絵里「安心している場合じゃないわよ」

絵里「オープンキャンパスの2週間後の日曜日…」

絵里「そこで結果が悪かったら本決まりってことよ…」

絵里「理事長!オープンキャンパスのイベント内容は生徒会で提案させていただきます!」

理事長「止めても聞きそうにない顔しているわね…」

絵里「失礼します…」スタスタ

ガチャ

希「どうするつもりなん?」

絵里「決まってるでしょ…」
171: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 21:37:06.86 ID:rBKdTwps.net
─生徒会室─

絵里「これより、生徒会はオープンキャンパスのために独自に活動します!」

モブ菜「堅苦しい内容だけじゃなくて、もっとカジュアルなアピールとかどうでしょうか?」

モブ花「あー、うちの制服って結構可愛いって評判だよねー」

モブ乃「オープンキャンパスって親子連れが多いじゃない…」

モブ乃「生徒にはそれでいいかもしれないけど、親にはやっぱり賢さをアピールするのがいいんじゃない?」

モブ菜「いいですね…!でも、うちって何かすごいことやってましたっけ?」

モブ乃「そういえば、うちのクラスの矢澤さんがクイズのテレビ番組で優勝してたよね」

モブ莉「2年前だっけー?」

モブ乃「そうそう、でさ、最近また部員が入って色々やってるみたいなんだよねー」

モブ花「それだったら、2年前のクイズの大会に出た映像とか流せば、賢いアピールになるんじゃない?」キャッキャッ

モブ達「いーねぇ」ウフフ

絵里「…」イラッ

絵里「他には!?」ダンッ!!

モブ's「…」
172: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 21:37:53.47 ID:rBKdTwps.net
─クイズ研究部部室─

穂乃果「オープンキャンパスは2週間後の日曜日だよね…」

穂乃果「だったら、その日の山頂クイズアタック25に出場しよう」

穂乃果「そして、その様子をオープンキャンパスで生放送しようよ!」

ことり「穂乃果ちゃんっ!」

海未「それはいいアイデアですね!」

真姫「そうね…アピールの仕方としては、それ以上のやり方はないんじゃない?」

花陽「はいっ、希先輩の撮ってくださったこれまでの練習風景のビデオを、テレビの放映時間までにVTRとして流して…」

凛「本番に凛達の誰かが出てたら、すっごいアピールになるとおもうよー」

にこ「ねえ、もしそれが…誰か、じゃなくて決勝に進出した4人が全員私たちだったらどう?」

穂乃果「おおぅ…それはもう、すごいっ!としか、あはは」

にこ「ええ、すごいわよ」

花陽「すっ…すごいです…!」

ことり「うんっ」

にこ「じゃあさっそく行くわよ!」
173: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 21:40:34.76 ID:rBKdTwps.net
♪デデデン デデデン デデデデデデデデデン

にこ「アンタ達も聞いたことあるわね?このテーマ…\ピンポーン/

真姫「『モーリス・ラヴェル』」

にこ「…」

にこ「は?」

真姫「で、どうなんですか?正誤」フフン

にこ「…いや、私が出そうとした答えとしては間違いだけれど…」

にこ「そのあとに出そうとした問題の答え、よ…」

凛「えっ…一体どういうことー?」

にこ「えっと…出そうとしていた問題は、ゴジラのテーマとしてよく知られているこの曲だけど…」

にこ「実はね、この曲が使われているのって、ゴジラが出て来て暴れてるシーンよりは…」

にこ「むしろ、人々がゴジラと対峙する時に流れていることが多いのよ」

にこ「まあ、そんな話はいいとして、このテーマを作曲したのは?みたいな流れだったの」

にこ「答えは『伊福部昭 -いふくべあきら-』よ、覚えておきなさい」
174: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 21:44:04.76 ID:rBKdTwps.net
にこ「でね、実はこの曲って伊福部昭のオリジナルじゃないって昔テレビで見て知ったの」

にこ「オリジナルじゃないっていうか…まぁ、影響を受けたとか、似ているって言われている曲があって…」

にこ「そこで、この、通称:ゴジラのテーマに影響した曲を作曲した人物は?」

にこ「…という超ドS問題に発展させようとしていたのだけれど、その答えが真姫の言ってたラヴェルよ」

花陽「真姫ちゃん、すっごい!」

真姫「ま、まあね!」

穂乃果「クイズとしては不正解だけど、もしにこ先輩がパラレル(分岐) させてたら百万点だよ!」

にこ「イントロクイズは高校生クイズではないけど、今度出る山頂では出題される可能性もあるから気をつけておくことね」

穂乃果「はいっ!」

穂乃果「それじゃあ…次は穂乃果が問題を─」

海未「待ってください!」
175: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 21:49:08.90 ID:rBKdTwps.net
海未「実は、山頂クイズアタック25へ出場するにあたり、一つ私から提案があるのですが…」

海未「生徒会長にも山頂アタックに出場していただこうかとおもっています」

にこ「…」

穂乃果「生徒会長に?」

ことり「どうして?」

海未「私達では、おそらく4人全員本戦進出は無理かと…」

海未「残念ながらそう思います」

海未「大会で優勝したことがあるにこ先輩は予選を突破できると思っているのですが」

海未「予選の問題の傾向で、芸能が多い場合は花陽、スポーツだと凛」

海未「雑学寄りだとことり、文系は私、理系は真姫…と得意分野がバラバラ」

海未「にこ先輩を除いて、本戦は多くておそらく二人かと…」

海未「そこで、後の一人が生徒会長であれば音ノ木坂からの4人出場はクリアできます」
176: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 21:53:34.34 ID:rBKdTwps.net
穂乃果「ねぇ海未ちゃん、私は?」

海未「後2週間では…」

穂乃果「そっかぁ…」

海未「ふふっ、そう気を落とさないでください」

海未「穂乃果の成長は7人の中で一番だと思っているのですよ?」

海未「だから、少しでも頑張りましょう」

穂乃果「うんっ!」


凛「生徒会長ってクイズ出来るんですかー?」

凛「生徒会長がクイズ番組の決勝にいたら、インパクトは強いとおもうけどー…」

凛「そもそも、あの人、絶対に凛達のこと嫌いだよ」

海未「実は、生徒会長は全国Jr.クイズ大会のチャンピオンにもなったことがあるのです…」

穂乃果「なにそれ?」

凛「原子力 -はらこつとむ- が持ってそうな肩書だにゃー…」

海未「生徒会長については、にこ先輩に…」

………

にこ「昔、私が出場した山頂アタックにあの生徒会長もいたわ」

にこ「そんなことより、あの時の決勝は正直言って問題も出場者もレベルが低かったの」

にこ「今でも、何であんな問題を間違えたのかって思い出してしまうわ!」

にこ「私と生徒会長以外の出場者もかなり外していたものだから…」

にこ「ネットなんかには『現役女子高生を勝たせるための戦いだった』なんて書かれる始末よ…」
177: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 21:56:44.09 ID:rBKdTwps.net
花陽「確か、夏の高校生クイズでは生徒会長と一緒じゃなかった、ですよね…」

にこ「ええ、そもそも生徒会長はクイズ研究部に入っていなかったし…」

にこ「まあ、入っていなくても声をかけてくれれば、メンバーになっていたと思うけど」

にこ「山頂アタックに出てるのも知ってたし…」

にこ「っていうか、あんな姿形で同じ学校の人にバレないと思ったかしら…?」

ことり「そういえば、何で生徒会長はにこ先輩と敵対しているのかなぁ?」

にこ「そんなのしらないわ」

にこ「大方、私がクイ研作って高校生クイズに出たから妬んでんじゃないの?」

海未「その件についても、希先輩から伺いました…」
178: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 21:57:52.63 ID:rBKdTwps.net
海未「まず、にこ先輩は…夏の高校生クイズに出場するも準優勝…」

海未「その後、部員が辞めて一人になったと聞きます」

海未「そして、クイズ研究部は事実上の活動停止状態となりました…」

海未「生徒会長も、山頂アタックの後は一切の大会に出てなかったようです」

海未「生徒会長がにこ先輩…いえ、クイズを嫌いになったのは…」

海未「全国Jr.で優勝した自分が、大会で負けてプライドが傷ついたこと…」

海未「自分を負かした相手が、早々にクイズを諦めてしまったことにあるようです…」

にこ「…っ!」

─クイズ研究部、部員募集中でーす─

─クイズを通じて、視野を広げてみませんかー?─

にこ「私は…諦めてなんか…!」

海未「生徒会長には少なくともそう見えた様です…」

海未「そして、2年前の夏の高校生クイズに出なかったのは」

海未「にこ先輩に負けた自分は足手まといになるだろう…との考えとのことでした」
179: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 21:59:05.55 ID:rBKdTwps.net
穂乃果「よしっ」

穂乃果「行ってくるね!」ダッ

海未「穂乃果っ!?ど、どこへ行くつもりですか!?」

ことり「…たぶん、生徒会長のところじゃないかなぁ…」

海未「まさか…」

にこ「勝手にあの子は…」

にこ「海未、とりあえず追いかけるわよ!」

にこ「今日は自習!イントロ用の音源ならパソコンの中にあるから使ってて!」ダッ
180: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:01:31.21 ID:rBKdTwps.net
─生徒会長室─

穂乃果「生徒会長…」

絵里「何の用かしら…?」

穂乃果「私達は、オープンキャンパスの日に山頂クイズアタック25に出場する予定です」

穂乃果「そこで、私達がテレビに出ている姿を生放送で流して…」

穂乃果「アピールする予定です!」

穂乃果「そこでですが、ぜひ生徒会長にも…」

絵里「私はもうクイズはやっていないのよ!」

絵里「希から話は聞いたんでしょう?」

希「…」

海未「なら、なぜあの時…」

海未「にこ先輩が私達をゲームセンターへ連れて行ってくれたとき…」

海未「なぜ、ゲームのトーナメントでにこ先輩が貴女とマッチングしたのですか!」

穂乃果「海未ちゃん…」
181: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:04:43.68 ID:rBKdTwps.net
海未「"XOPOWO"…貴女のキャラクター名ですよね」

にこ「…!」

海未「あのゲームはキリル文字が使えないので、形が近いローマ字を選んだ…」カキカキ

─хорошо─

海未「これは、穂乃果でも知っているロシア語です…」

穂乃果(えっ…ナニコレ??)ポカーン..

海未「祖母がロシア人の貴女なら…」

絵里「もういいでしょう!」

絵里「クイズのゲームでマッチングしたからって、何よ…」

絵里「そんな偶然で、貴女は…何が言いたいの?」

海未「偶然…そうでしょうか?」

海未「にこ先輩達がゲームセンターへ行ったことを知っていたのは…」

海未「クイズ研究部の7人…そして、希先輩ですよね」

希「…」
182: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:07:51.28 ID:rBKdTwps.net
海未「そして、にこ先輩が私達のためにサブカを作りに行った時も…」

海未「希先輩が後ろで見ていたのですよね…?」

海未「どうにかして、にこ先輩とクイズで勝負がしたかった…」

海未「どうしても、にこ先輩に勝ちたかった…」

海未「そこまでして、にこ先輩と対戦した理由は…」

海未「にこ先輩に認めてもらいたかった─」

にこ「…」

絵里「…」

穂乃果「生徒会長…」

穂乃果「生徒会長はまだクイズが好きなんですよね…?」

穂乃果「だったら─」

絵里「出来るわけないじゃない!」

絵里「…今さらどんな顔して仲間に入れてくださいって言えるのよ!」
183: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:10:49.33 ID:rBKdTwps.net
穂乃果「話は最後まで聞いてください!」

穂乃果「だったら…」

穂乃果「…」

穂乃果「音ノ木坂のために、廃校を救うためにオープンキャンパスの日の山頂クイズアタック25に出てください!」

穂乃果「オープンキャンパスまで…」

穂乃果「それまで、でいいので…」

穂乃果「一緒に…どうですか?」

絵里「…」

絵里「…分かったわ」ガタッ

にこ「アンタ、どこへ行くの?」

絵里「…クイズの問題集…取ってくるだけよ」

希「えりち…」

にこ(アンタの実力はわかっているのに…さっさと素直になりなさいよね)

…──

絵里「『それまででいいので』…って」

絵里「どうして…貴女がそんな悲しそうな顔をするのよ」
184: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:12:01.17 ID:rBKdTwps.net
─次の日・部室─

絵里「私も一緒にクイズを…?」

穂乃果「お願いしますっ!」

絵里「一緒に大会に出場するとは言ったけれど…」

穂乃果「教えていただけないでしょうか?」

絵里「ええ、分かったわ…」

絵里「でも、やるからには私が許せる水準まで頑張ってもらうわよ」

にこ(ふんっ…どうなっても知らないわよ…)

六人(はいっ!)

穂乃果「ありがとうございますっ!」
185: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:13:19.55 ID:rBKdTwps.net
ことり「えーっとぉ…バハマの首都がハバナで…?キューバの首都がバナナ…?」
※バハマの首都→ナッソー ハバナ→キューバの首都

絵里「全然だめじゃない!」

絵里「よくこれで大会に出ようなんて言っていられるわね!」

ことり「昨日はばっちりだったのにぃ〜…」

絵里「基礎が出来てないからこんがらがってしまうのよ…」

絵里「この地図帳開いて」

ことり「中央アメリカのページ…ですか…?」

絵里「少なくとも白地図を開いて3分以内で国名と首都名を思い出せるようにしないと」

ことり「えぇっ…」ガーン..

絵里「記憶力をあげることは全てにつながるわ」

絵里「まずはこれが全員出来るように」

絵里「このままだと本番はいちかばちかの勝負になるわよ」

真姫「…」

にこ「はぁ…」
186: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:15:28.84 ID:rBKdTwps.net
凛「ベリーズの首都は…ベルモパン、よしカンペキにゃー!」

穂乃果「おぉ〜凛ちゃん、すっごい…」

凛「えっへっへ〜♪」

絵里「安心している場合じゃないわよ!」

絵里「クイズで人を魅了したいんでしょう!?」

真姫(クイズで魅了って…)

真姫(イミワカンナイ…)

絵里「このくらいできて当たり前!」

絵里「あと10カ国!」

絵里「各国の主要な産業も覚え直した方がいいわ!」

絵里「ラストもう1大陸!」
187: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:17:19.00 ID:rBKdTwps.net
花陽「うぅっ…」バサッ

凛「かよちん!大丈夫!?」

凛「はい、地図帳だよ」

花陽「うん…ありがとう…」

絵里「もういいわ、今日はここまで」

にこ「なっ…なによそれ!?」

真姫「そんな言い方ないんじゃない!?」

絵里「また明日…」

穂乃果「待ってください!」

絵里「…」

穂乃果「…ありがとうございましたっ!」

穂乃果「明日もよろしくお願いしますっ!」

五人「お願いしますっ」

絵里「…っ!」

バタンッ

にこ「…ふんっ」
188: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:22:36.46 ID:rBKdTwps.net
─夜・絵里ハウス─

絵里「また、クイズ…やることになりそうなのよ」

亜里沙「お姉ちゃんが…!?」

亜里沙「やったー!」

亜里沙「やっぱり希さんとやるの?それとも…」

絵里「ええ、この間公園でお話しをした子と、その子が所属しているクイズ研究部の皆と…」

絵里「今日、初めて一緒にやったんだけどね」

亜里沙「へー、聞かせて!」

……

亜里沙「お姉ちゃんは、クイズの楽しさを分かってない…」

亜里沙「ううん…分かってるけど」

亜里沙「亜里沙とお話ししてくれてる時のお姉ちゃんは、本当に楽しそう!」

亜里沙「だけど、その人たちとやっているお姉ちゃんは…」

絵里「だって…仕方ないじゃない…」

絵里『今まで、誰かと一緒になんてしたことないんだもの…』

絵里『皆と一緒にクイズをやるのなんて、教えるのなんて…そんなの、慣れてないのよ』

亜里沙「お姉ちゃん…?」
189: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:23:56.53 ID:rBKdTwps.net
亜里沙「仕方なくないよ?いっつも、亜里沙と一緒にお話ししてるように」

亜里沙「クイズの部活の人とお話ししてみたらどう、かな?」

絵里「私に、今さら仲良くする権利なんて─」

亜里沙「おねえちゃん」ギュッ

亜里沙「お姉ちゃんでも分からないことがあるんだね」

亜里沙「ふふっ、大好き♪」

絵里「亜里沙…」

─お願いしますっ─

絵里「…そうね」

亜里沙「お姉ちゃんなら絶対にできるよ」
190: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:25:26.68 ID:rBKdTwps.net
─次の日・部室─

ことり「えーっとぉ…バハマの首都がハバナ…?ハバナの首都がバハマ…?」

ことり「ワーン、覚えられないよぉ〜」

絵里(ここでアドバイス…)

絵里(いつも亜里沙に言っているように言えば…大丈夫)

絵里「バハマの首都はナッソーよ、南さん」ドキドキ..

絵里「ハバナと間違えやすいけれど、別の国の首都と国自体を間違えるのはバハマの人に少し失礼じゃないかしら…」

絵里「うーん…バハマは昔、海賊の拠点だった国なのよ」

ことり「あっ…ありがとうございます〜」

凛「生徒会長って…すごいにゃ〜」

ことり「そうだね、色々教えてくれるから少しずつ覚えてきちゃった♪」

絵里「そうそう、問題集に無い問題を思いついたら、このノートブックに書いておくといいわ」

絵里「私が妹とやっている方法なのだけれど…どう、かしら?」

穂乃果「いいですね!後で読み返したりもできるし、どんな問題が流行ってたかもわかります」

絵里(…よかった)
191: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/06(月) 22:27:07.29 ID:rBKdTwps.net
にこ「さっきの問題だけど、キューバの首都のハバナは正式にはラ・アバーナって名前で、ハバナは英語読みの通称みたいなもんね」

にこ「だから、正式名称の方で覚えておけば混乱することも無いわね」

絵里「そうね、ラ・アバーナはスペイン語だし…」

絵里「バハマはイギリス領だったから英語と覚えておけば間違いはないわ」

にこ「さすがは生徒会長ね」

絵里「ええ、ありがとう、山頂優勝者さん」

にこ「なによ!」

絵里「次は、負けないわ!」

穂乃果「二人とも仲良しだねっ」

にこえり「「だれがよっ!」」

海未「さぁ、あと少し…皆で頑張りましょう!」

おわり

────────────────
絵里が仲間になりました
得意…雑学、社会、文系、理系
苦手…アニメ、スポーツ、芸能


─次回、山頂アタック、です!─
194: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 22:00:00.02 ID:ewTr1rao.net
─おまけ・リドルの花園!?─

─少し昔 生徒会室─

希「なあ、えりちぃ」

絵里「何よ…」

希「こう、黙々と書類整理をするものいいと思うんやけど…」

希「なんか話ししながらしてみん?」

絵里「珍しいわね…希がそんなことを言うなんて…」

希「えーっと…あの、あれ何ていうんかな…」

絵里「…なによ?」

希「百貨店のな、食料品とお土産屋さんとかあるところ…」

絵里「えっと…デパチカ?」

希「そうそう、それ!」

絵里「何よ急に…」

希「今度お母さんがこっちに来るって言ってたから…」

希「何か揃えとこうかなあって思ってね」
195: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 22:02:27.45 ID:ewTr1rao.net
絵里「そう…」

絵里「親孝行は大事よね」

希「うん、ありがとね、えりち」

希「あっ…あれは何ていうんかな」

希「またド忘れしてもーてん…」

絵里「何?」

希「トヨタ自動車の"TOYOTA"ってロゴのフォント…何だったかなぁ?」

絵里「うーん、ヘルベチカじゃない?…あのフォント、見やすくて素敵よね」

希「そうそう!やっぱえりちはすごいなあ」

絵里「もう、褒めても何も出ないわよ」

絵里「ところで、何でいきなりトヨタのロゴのフォントについて聞きたがったの?」

希「今度の生徒会の資料用に、英数字のフォントでいいのがないかなって思ってたんよ」

絵里「良いと思うわ。サンセリフは資料に合ってて見やすいし」

絵里「私はサインがあるフォントも趣があって好きだけれどね」
196: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 22:04:29.75 ID:ewTr1rao.net
希「なぁ、うちって女子高やん?」

希「だから女性の偉人特集をやりたいと思ってるんよ」

希「そして今リケジョって流行ってるんよね」

希「だから、例えば日本で初めての女性化学者の人とか知ってたらいいなぁって…」チラッ

絵里「黒田チカさんね?女性化学者で、確かベニバナ色素の構造決定で論文発表をしたっていう…」

希「そうそう、その人!黒田さんに焦点を当てた資料を作ろうかなぁ」

希「あと、あのノーベル化学賞をとった人で、ハノーヴァーみたいな名前の人おったよね?」

希「まぁ、この人は男性だったと思うけど…」

絵里「あー、チカノーバーかしら?結構最近の受賞者ね」

希「どんな人なん?」

絵里「純化学じゃなくって生化学寄りの内容だったと思うけど、今度調べておくわ」

希「うん、ありがとうえりち」
197: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 22:06:33.18 ID:ewTr1rao.net
希「うーん…」

絵里「また?」

希「お昼休みに何か音楽流したいって意見があってな」

希「テトリスのあの音楽とかどうかなって思ったんだけど、何てタイトルだったかなぁ〜」

希「あとな、フォークダンスにも使われてたような気もするんやけど、タイトルが…」

絵里「ああ、それはロシアのコロブチカのことじゃない?」

絵里「日本ではBGMとして使われてるけど、ロシア民謡だから歌詞もあるのよ」

希「今歌ってみてほしいなぁ…」

絵里「今ぁ?今は仕事中よ?」

希「ふふっ…」

希「えっとな、えりち…またで申し訳ないんやけど…」

希「今度、ハチクロをレンタルしようと思ってるんやけどさぁ」

希「レンタルショップって作者順に並んどるよね?」

希「ハチクロの作者さんの名前って誰だったっけ?」

絵里「えっと…」

絵里「確か、羽海野チカじゃなかったかしら?」
198: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 22:08:16.91 ID:ewTr1rao.net
希「えりちは何でも知ってるなぁ」

絵里「何でもは知らないわよ…」

絵里「ただ、いろんなことを知っておくと…いろんな人と話しやすくなるのは本当みたいね」

絵里「誰かさんみたいな子とは特にね♪」

希「そんなん言われたら、恥ずかしいやん」

希「でも、おかげで胸のつっかえが取れたわぁ、ありがとう♪」

絵里「ええ…」

絵里「それより希、貴女…さっきから大丈夫?」

希「どうしたん、いきなり?」

絵里「大体、さっきから…言葉が舌の上で回ってるような感じじゃない?」

希「回ってる?」

絵里「…?」

絵里「ええ、言葉がつっかえて出ないことを、舌の上で回ってる様ね…って言うでしょう?」
199: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 22:10:05.80 ID:ewTr1rao.net
希「うーん…どこかの方言なんかなぁ」

希「普通はのど元まで出かかっているって言うんやないかなぁ?」

絵里「…ちょっと調べてみるわ」カタカタ..

絵里「…」

絵里「えっ」

希「どうしたん?」

絵里「"舌先現象"…心理用語、みたいなのらしいわ」

希「どれどれ…?へー」

絵里「英語で言いかかったことが出なくなることを"tip of tongue"と表現するのね…」

絵里「ロシアでは、こういうのはЭто вертится у меня на языке=舌の上で転がっている=って表現するんだけど…」

絵里「日本語の成句やことわざを、英語やロシア語と比べてみると楽しいかもしれないわ」

コンコン…

絵里「誰かしら?」

絵里「この話はまた今度にしましょう…」
200: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 22:12:33.88 ID:ewTr1rao.net
絵里「はい、どうぞ?」

……

希「クイズ研究部…かぁ」

絵里「何?」

希「いや、別に深い意味はないんよ…」

希(ただ…えりちがまだクイズを楽しんでくれてることはわかってるんよ)

絵里「もしかして、貴女…」

希(やばっ…バレたかな)

絵里「さっきから、様子がおかしいと思ったら…」

絵里「もしかして、さっきから私にクイズを出したつもり?」

絵里「でも残念♪あんなのまるでリドル =なぞなぞ= よ」

絵里「特にチカノーバーの、『ハノーヴァー的な』って何よ!…ふふっ」

絵里「もう少し何とかならないのかしら?」

絵里「例えばチカノーバーならやっぱりイスラエル人の化学者で…とか─」

希「ふふっ」

絵里「…何笑ってるのよ」

希「何でもない♪」

希「はよ、仕事せんと日が暮れるよ?」

絵里「…もうっ」

絵里(クイズ…ね…)

絵里(私は…)


おわり
202: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 21:40:35.28 ID:SUYFNxGe.net
#6 「山頂アタック、です!」


─山頂クイズアタック25─

アナ「さぁー、やってまいりました!第408回山頂クイズアタック25決勝戦でぇーす!!」

アナ「ななな、なーんとぉ!今回は現役女子高生が決勝戦へ進出だぁーーっ!」

アナ「さっそく意気込みをきいてみましょー!」

アナ「まずはトップ通過の矢澤さーん、今のお気持ちをどうぞー!」

にこ「絶対に優勝してみせます!」


…─数刻前─

穂乃果「ほらー、早く早くぅ〜」

希「ちょ…待って…穂乃果ちゃん…」

希「なんでうちも登録してんの?」

穂乃果「だって生徒会長が…」
203: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 21:44:35.98 ID:SUYFNxGe.net
……─さらに二週間程前─

絵里「高坂さん」

穂乃果「あ、生徒会長!承諾してくださってありがとうございます!」

穂乃果「今日、理事長に許可をいただいて、山頂クイズには8人エントリーする予定です」

絵里「そのことだけれど…」

………

穂乃果「えぇっ!?希先輩も、ですか?」

絵里「ええ、おそらく決勝にはいけないと思うけど…希にも一緒に出てほしいのよ」

絵里「その、友達として…」モジモジ..

穂乃果「わかりました」

絵里「あっ、このことはもちろん内緒にしてよね」

絵里「希は雑学はそこそこだけれど、SFや神話、オカルト的なことは右に出る者はいないわ」

絵里「私も教えを請うくらいよ?」

穂乃果「へぇー、それじゃあ9人でエントリーしてきます!」

絵里「あ、そうそう、私と希は一般生徒扱いでお願いするわ」

絵里「クイズ研究部の部員じゃなくて、って意味よ?」

穂乃果「はい、分かってます」ニコッ

絵里「…」
204: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 21:46:52.57 ID:SUYFNxGe.net
…──

絵里(言っちゃだめって言ったのに…)

絵里「希がエントリーしているのはいいとして…」

希「いいとしてって…」

絵里「ねえ、どうして私たち二人もクイズ研究部の部員としてエントリーされているの…?」

穂乃果「えっとぉ…」

絵里「納得のできる説明をしてくれるかしら?」

穂乃果「この二週間、生徒会長と希先輩の二人もクイズ研究部の皆と一緒に頑張ってきたじゃないですか!」

穂乃果「海未ちゃんもことりちゃんも…一年のみんなも…」

穂乃果「にこ先輩だって、生徒会長や希先輩のことを仲間だと思ってるはずです」

穂乃果「だから…9人ともクイズ研究部として登録しちゃいました」

穂乃果「ごめんなさい…」

絵里「済んだことは仕方が無いわ」

絵里「でもね…私はクイズ研究部の部長が部員に負けるなんて恥ずかしいから、一般でお願いって頼んだのよ?」

希(意地っ張りやなぁ…皆と一緒にできるって喜んでたのに)

にこ「ちょ…意味わかんないんですけど…」

絵里「ふふっ、部長さんにはちょっと難しい問題だったかしら?」

にこ「ふんっ」

絵里「〜♪」
205: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 21:50:06.64 ID:SUYFNxGe.net
進行役「皆様、山頂クイズアタック25へ挑戦していただきありがとうございます!」

進行役「今回のエントリーは37名です」

進行役「予選はペーパー問題を100問解答していただき、上位10名が予選決勝に進出することが出来ます」

進行役「その後、予選決勝上位4名が本戦へ進出となります!」

進行役「それでは…スタート!」


穂乃果(選択問題だったら…分かんない時は適当に答えられるね!)

穂乃果(にこ先輩は予選は簡単な問題って言ってたし、穂乃果でも大丈夫だよね?)

穂乃果(第83問…台湾にある玉山は日本の富士山よりも高い ○ or ×)

穂乃果(これは○だよね♪)

穂乃果(海未ちゃんと生徒会長の山漬け、地理漬けの日々を思い出しちゃうよ〜…)

穂乃果(問題は○×や選択問題、記述…なんだかテストみたいだけどテストなんかより何百倍も楽しいっ)

ことり(9人全員で予選決勝に行けるといいなぁ♪)

ことり(本戦には4人しか行けないんだけどね…)

ことり(第12問…1884年にギリシャ系イタリア人のソティリオ・ブルガリが創業した高級ブランドは?)

ことり(『BVLGARI』…っと)

ことり(あれ、この問題、問題文に答えがあるけど…カタカナでもいいのかなぁ?)

ことり(穂乃果ちゃんは大丈夫かなぁ)
206: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 21:52:39.63 ID:SUYFNxGe.net
海未(頑張ってきた結果がここに現れるのですね…)

海未(一人でも多く決勝に残れるといいのですが…)

海未(第15問…上米の令や目安箱の設置などの政策が行われた享保の改革を行った人物は?)

海未(『徳川吉宗』…これは簡単ですね。)

海未(このような問題ばかりであればなんとかなるのですが…)

海未(10問に1問くらいの割合で難問があります。これをクリアしないと厳しそうですね…)


花陽(にこ先輩と生徒会長…あの二人は予選は突破できそう…)

花陽(残り8人に凛ちゃんと真姫ちゃん…私も入れたら嬉しいな。)

花陽(第87問…かつて存在したロックバンドで、"こいのうた"などで有名なユウ、アッコ、ターキー三人からなるグループは?)

花陽(『GO!GO!7188』…なつかしいですっ!)

花陽(こいのうたからはじまり、ジェットにんぢんや浮舟などユニークな曲で一世を風靡したバンドですっ!)

花陽(う〜、こんな問題ばっかりだったら嬉しいんだけど…)
207: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 21:55:19.30 ID:SUYFNxGe.net
凛(かよちんと一緒に入ったクイズ研究部だけど…)

凛(いまはかよちんより凛の方が楽しんでるかもしれないんだよねー…変なのー)

凛(第11問…イングランドはワールドカップの決勝で負けたことがない ○ or ×)

凛(イングランドは…W杯の決勝には一度しか出てなくって、その時に優勝したから…)

凛(これは○だにゃー!)

凛(かよちん大丈夫、かな…)


真姫(クイズ…)

真姫(昔は勉強の延長線だと思っていた。けど、今は…)

真姫(第41問…高校の実験でもおなじみの銀鏡反応で使用される、硝酸銀水溶液にアンモニア水を加えた無色透明の試薬は?)

真姫(『トレンス試薬』…予選でこのレベルなの?)

真姫(理系は何とかなるけれど、スポーツ、芸能は厳しいわね…)

真姫(花陽と凛にもっと教えてもらえば良かったわ)
208: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 21:58:36.42 ID:SUYFNxGe.net
希(穂乃果ちゃんに無理やり出場させられたけど、結構面白いやん)

希(…うちじゃ決勝には残れんけど、精一杯楽しむのが礼儀ってもんやね)

希(第69問…"まき散らされたもの"という意味のギリシャ語に由来する言葉で、グレッグ・イーガンのSF小説のタイトルにもあるものは?)

希(この問題はイジワルやな…イーガンを知らんとほぼ『ディアスポラ』を導き出せないやん…)

希(せめて、本来の意味のディアスポラを連想させる問題の方がいいと思うんよね)

希(にこっちが2,3問は明らかに殺しに来る問題が入ってるって言ってたけど…一つはこれかな)


絵里(やっぱり芸能とスポーツはそこそこ多いわね…矢澤さんは1位通過かしら)

絵里(予選、予選の決勝でも負けたくないけれど、本番は本戦だもの)

絵里(第21問…猫の品種でブルー御三家とも呼ばれるものをすべて答えなさい)

絵里(『シャルトリュー』、『コラット』、それに『ロシアンブルー』ね…)

絵里(これくらいなら、大丈夫ね♪)

絵里(『それまででいいので』、だっけ?)

絵里(…高坂さん、申し訳ないけど貴女との約束は守れそうにないわね。)
209: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:02:37.72 ID:SUYFNxGe.net
にこ(9人中、3人…いや5人は予選の決勝に行けるかしら)

にこ(穂乃果はもっと時間があれば、あの子は絶対に伸びたのに…)

にこ(一年組は真姫がどこまで伸ばせるか…)

にこ(凛と花陽は…まぁ決勝いけるかいけないかってラインね)

にこ(海未とことりも大丈夫でしょ…)

にこ(ベタ問くらいは…みんなちゃんと答えられてるんでしょうね)

にこ(第25問…特撮番組の平成仮面ライダーシリーズ"仮面ライダー電王"で仮面ライダーゼロノスに変身するのは誰?)

にこ(同じテレ朝系列だからって仮面ライダー問題出すなんて)

にこ(『桜井侑斗』だっけ。か〜な〜り強い…とか何とかがネットで流行ってたわね)

にこ(みたところ、グロ問は数問ってところね。)

にこ(たぶん9割は正解出来てると思うけど…クイ研以外の出場者がどれだけできるかにもよるわね)
210: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:05:25.21 ID:SUYFNxGe.net
──

進行役「はい、それでは時間となりましたので筆記用具をおいてください」

穂乃果「うーん終わったぁ」

穂乃果「…色んな意味で…」

穂乃果「あはは…」

海未「そう弱気になっていては、良い結果も逃げてしまいますよ?」

ことり「そうだよ?私だってあんまりできなかったから、四択問題は当たって、おねがぁいっ!…ってお祈りしてたもん♪」

海未「ことりまでそんなこと言って…」

穂乃果「ことりちゃんのお願いなら当たりそうな気がするなぁ」

穂乃果「ねー、海未ちゃん。63問目の"ツァラトゥストラはかく語りき"って何だったの?」

海未「ああ、それは…哲学者の『ニーチェ』と言う人の著書ですよ」

海未「ツァラトゥストラというのはゾロアスター教を始めた人物の名前ですよ」

穂乃果「ふぅん?」
211: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:07:34.96 ID:SUYFNxGe.net
凛「凛、がんばったよー!」

真姫「」ズーン..

凛「真姫ちゃんどしたの?」

花陽「芸スポが全然できなかったって…」

真姫「ちょっと、予想より出来なくて悔しかったわ…」

花陽「真姫ちゃん…」

真姫(今は…受験勉強のためだけじゃなくて純粋にいろんなことが知りたいと思っているわ)

穂乃果「じゃあじゃあ、95問目のラグランジュポイントって…」

真姫(穂乃果先輩のおかげよね。)

花陽「たぶん、真姫ちゃんも凛ちゃんも決勝に進めてると思うよ!」

花陽「だって…部内で二番目くらいに芸能が出来る私でも、出来なかった芸能の問題たっくさんあるんだよ?」

花陽「その分、他の問題で稼いじゃえば絶対にいけるよ!」

凛「かよちん…」

凛「そうだにゃー!真姫ちゃんも結果が出る前から落ち込むなんてらしくないにゃー!」

真姫「な、なによぅ…」

まきりんぱな「あはは…」
212: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:12:51.13 ID:SUYFNxGe.net
絵里「矢澤さん…25問目なのだけれど」

にこ「あの問題は5〜6000m級の問題じゃない?青の、しかも中身を問う問題は難しいし出来なくても別に…」

絵里「いえ、そうじゃないわ」

絵里「答えは誰で、どういった人物なの?」

にこ「…」

絵里「昔を思い出しちゃったのよ。」

絵里「楽しかったわ。」

絵里「もちろん、いまもね」

希「えりち…」

穂乃果「25問目は穂乃果わかったよ!中村優一さんだよね!」

にこ「アンタ…それ、俳優の名前じゃない…」

絵里「俳優が演じている登場人物の名前を答えなきゃいけないのよ」

穂乃果「そんなー!」

絵里「ふふっ、高坂さんには負けていられないわ。早く教えてちょうだい」

にこ「…」

希(えりち変わったね)

にこ(ここまで豹変するなんて、推理ドラマの犯人以上よ!)
213: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:16:34.20 ID:SUYFNxGe.net
─予選結果発表─

穂乃果「結果結果、っと…」

穂乃果「穂乃果はともかく、海未ちゃんとことりちゃんは大丈夫かな〜…」

穂乃果(ほら!二人は通過だよ!…穂乃果は、10人の中にいないや)

凛「やったー!三人とも通過だよ!」

真姫「…えっ?」

花陽「真姫ちゃん…!凛ちゃん!」


にこ(トップ通過ね…良かったわ)

にこ(時間が余ったから見直ししてたけれど、落とした問題は7問以内…)

にこ(っていうか…あれ?)

絵里「希、良く頑張ったわ」

絵里「13位だなんて…」

絵里「もっと早くからやってたら、この結果は必ず変わっていたわ…」

希「いいんよ?楽しかった、それで十分なんよ」

絵里「来月も出なさいよ、希」

希「そうやねぇ…鬼教官がたくさんおるから続けてたらどうなるか楽しみやなあ」

にこ「七人通過なんて、予想以上よ」

にこ「本戦の椅子は3つ、頑張りなさい!」

凛「あれ、本戦は4人じゃなかったっけー」

にこ「ふっふっふ…一つはにこの席で埋まってんのよ!」

真姫「ナニソレ…」

にこ(穂乃果の順位は?)
214: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:19:59.01 ID:SUYFNxGe.net
にこ(36位まで全員見たけど、穂乃果の名前が無いわ…)

にこ「36?ははっ…」フラッ..

海未「大丈夫ですか、にこ先輩!?」

にこ「いや、ちょ、ちょっとね…風にでも当たってくるわ…」


……………

にこ「すみません…あの、高坂穂乃果なんですけど、予選の結果は…」

進行役「あっ…同じ高校の方ですよね?実は…」

……………

にこ「はぁ…」


にこ(それでも今回の結果は出来過ぎよね)

にこ(そういえば予選の山問題、少なかったわね)ハッ!!

にこ「海未!今日の山頂アタックは第何回?」

海未「えっと…予選前に配られたタイムテーブルには408回と書かれていますが」

にこ「やっぱり…」
215: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:21:57.28 ID:SUYFNxGe.net
ことり「どうしたんですか?」

花陽「…何かあったんですか?」

にこ「408mって言って何か思い当たらない?」

海未「はい、千葉県にある愛宕山の標高がそれくらいだったかと…」

にこ「やっぱり!今回の本戦はハードモードよ…」

にこ「山頂アタックは山関連の問題が非常に豊富で、事あるごとに山問題特集をしているの」

にこ「第100回の時は日本100名山記念と銘打って、マイナーな山の問題がいくつも出たのよ」

にこ「他のジャンルの問題もハードで、芸能では古典芸能や伝統芸能やらが出てきて不正解が続出したの」

にこ「今回はおそらく、47都道府県の最高峰で一番低い山・愛宕山記念とか特別って感じになると思うわ」

にこ「決勝の問題の6ジャンルのうち4ジャンルは芸能・スポーツ・雑学・学問で固定だけど」

にこ「後の2ジャンルは当日発表なのよ」

にこ「2ジャンルのうちの一つは山で確定ね」

にこ(本戦で山問題を正解出来なかったら…またネットで叩かれそうね…)

海未「ふふふ」

ことり「海未ちゃん!?」

海未「優勝はいただきます!」
216: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:25:07.26 ID:SUYFNxGe.net
………

─13時25分・音ノ木坂学院・講堂─

ヒデコ「…以上がクイズ研究部の活動内容です」

ヒデコ「今日はこちらの活動内容のVTRのほかに…もうひとつVTRがございます!」

ヒデコ「そろそろじゃない?」

フミコ「そうだね!」

ミカ「穂乃果たち、大丈夫かな〜?」

ヒデコ「それでは、これより音ノ木坂学院、クイズ研究部の生放送を始めます!」

ザワザワ.. ナマホウソウ!?

亜里沙「お姉ちゃんも出てるんだよね…」

雪穂「うん、うちのお姉ちゃんは予選の決勝すら出られないと思うけどねぇ…」

─テレビ・予選決勝─

アナ「なんとなんとなんとぉ〜〜」

アナ「予選決勝からすごいことが起こっているぞ〜〜」

アナ「予選決勝の10人のうち7人が同じ学校のクイズ研究部の面々です!」

アナ「しかも、2年前の女子高生チャンピオンの矢澤さんに、準優勝の絢瀬さんも出ています!」

アナ「今日は史上初の女子高生のみによる決勝戦が行われるのか〜〜〜!?楽しみだぁ〜!」
217: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:26:27.96 ID:SUYFNxGe.net
雪穂「7人…やっぱり、お姉ちゃんはだめだったか〜」

亜里沙「ハラショ…私のお姉ちゃんは決勝に行けたみたい!」



アナ「今回、本戦に出場したのはこの4人で〜〜す!」

─浄瑠璃の三大傑作といわれる『義経千本桜』、『仮名手本忠臣蔵』、『菅原伝授手習鑑』を書いた江戸時代中期の浄瑠r\ピンポーン/

海未(くっ、押し負けました…)

にこ「『並木宗輔 -なみきそうすけ- 』」

アナ「せいかーい!」

アナ「矢澤さんがトップ通過です!」

アナ「いや〜、この問題はスルーかと思いましたが、よくご存知でした!」

にこ「伝統芸能は得意なんです、特に語り物は…」

アナ「いやはや、高校生にして伝統芸能を嗜むとは…恐れ入りました!」

アナ「続いて、2位通過したのは…」

─アルプス山脈の山を除くとイタリアでもっとも高い山で、2013年にh\ピンポーン/

海未「『エトナ』」

アナ「園田さん早かった!先ほどから山問題は異常な早さ!まさか山マニアなのではー!?」

海未「山は大好きです、ふふっ」

アナ「ちなみに、先ほどの問題は、2013年には地球の歴史上の主要な段階を示す見本として、世界遺産にも登録された山は?といったものでした」

アナ「これは本戦もたのしみになってきたぁー」
218: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 22:28:07.44 ID:SUYFNxGe.net
─オカルトファンの間では有名なバミューダトライアングルの"トライアングル"とは、どの三点を結んだ海域のことでしょう?\ピンポーン/

希(えりちの方が早かった…)

凛(あれっ、凛の光って無い…)

絵里「『フロリダ半島』、『プエルトリコ』、『バミューダ諸島』」

アナ「大正解〜」

アナ「東條さん、星空さんもボタンを押されていましたが、やや絢瀬さんの方が早かったか〜!」

アナ「2年前に続いて本戦出場となりますが、何か一言!」

絵里「今日はリベンジじゃなくて…純粋にクイズを楽しみたいと思います」

希(ほんと、変わったなぁ…)

アナ「絢瀬さんが三位通過、残りの一枠は誰の手に〜〜!?」

─アフロヘアでおなじみのコロンビアのMFで、1987年には南米の年k\ピンポーン/

凛「バルデr…『カルロス・バルデラマ』」

アナ「…!せいかいっ!」

アナ「早かったですね〜!フルネームに言いなおしてくれたところもちゃーんと聞いていますよぉー!」

凛「ありがとうございます!」

アナ「問題は、1987年には南米の年間最優秀選手にも選ばれたのは?といった内容でしたー」

アナ「というわけで、本戦に進出したのはこちらの4人でぇーーす!」
219: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 18:53:16.77 ID:MU5ZAxST.net
─音ノ木坂学院─

ザワザワ..

フミコ「うわぁ〜」

ミカ「まさか本当に4人全員で本戦に行くなんて…」

ヒデコ「これは盛りあがりそうだねぇ」

雪穂「ちょっと映ったけど、お姉ちゃんは悔しそうだったなぁ」

亜里沙「…」

雪穂「でも、あのお姉ちゃんがクイズの大会に出たなんて夢みたいだよ」

雪穂「うちに帰ったら褒めてあげないとね〜♪」

亜里沙「ふふっ」
220: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 18:54:34.39 ID:MU5ZAxST.net
─テレビ・山頂クイズアタック25決勝─

アナ「さぁー、やってまいりました!第408回山頂クイズアタック25決勝戦でぇーす!!」

アナ「ななな、なーんとぉ!今回は現役女子高生が決勝戦へ進出だぁーーっ!」

アナ「さっそく意気込みをきいてみましょー!」

アナ「まずはトップ通過の矢澤さーん、今のお気持ちをどうぞー!」

にこ「絶対に優勝してみせます!」


にこ「今日は、いえ、今日だけは負けるわけにはいかないわ!」

にこ(当り前じゃない…!)

にこ(部長として…ううん、そんなの関係無いわ)

にこ(クイズ好きとして負けるわけにはいかないわ!)

にこ(こいつらには…)
221: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 18:57:10.67 ID:MU5ZAxST.net
アナ「そして続いて2位通過の園田さんでーす!」

海未「山マニアとして、必ず優勝しますっ」

穂乃果「海未ちゃーんがんばってね〜〜」

海未「///」

アナ「お友達も応援してくれているようです!頑張ってください!」

アナ「三位通過は絢瀬さーん!」

絵里「よろしくお願いします」

アナ「そして、4位通過は星空さん!」

凛「がんばりまーす」

アナ「今日の山頂クイズアタック25の本選出場者は…」

アナ「全員女子高生だァーーーッ!」

アナ「しかも、全員音ノ木坂学院の生徒です!」

アナ「これは番組史上初めての出来事です!」


─この番組はご覧の提供でお送りしています…

…スマホでμ's、ミュージックスタート!ラブライブスクールアイドルフェ…

ミカ「休憩はCM中におねがいしまーす!」

フミコ「CMの後は本戦でーす!」

ヒデコ「クイズ研究部は、講堂で生放送で紹介中でーす!ぜひごらんくださーい!」
222: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 18:58:22.61 ID:MU5ZAxST.net
アナ「はい、今回は記念すべき第408回と言うことで…山マニアの園田さん!408と言う数字に何か見覚えはないですか?」

海未「はい、千葉県の愛宕山の標高が408m程度だったかと…」

アナ「イェーイ!その通り!」

アナ「と言うわけで今日は愛宕山特別ということで、素敵な問題をたくさんそろえておりまーす!」

アナ「山頂クイズアタック25では25枚のパネルの問題を出場者が解いて、もっともポイントの高かった人が勝者となりまーす」

アナ「それでは、1位通過の矢澤さん、お好きなパネルを選んでくださーい!」

にこ「25番」

アナ「25番いただきましたー!おぉーっとぉ!?これはイベントパネルだー!」

アナ「今回のイベントパネルの中身は、もちろんこれ!」

アナ「『ラブライブ!』 -Hard-」

にこうみえりりん(えっ)

アナ「実は、この番組のスポンサーとコラボしたイベント企画をご用意しているのです!」

アナ「ラブライブ!というのは廃校の危機を救う9人の物語で…」

にこ(と言うことは、2つのジャンルは"山"と"ラブライブ!"ってわけね…)

海未(これは…想定外ですね…)

絵里(青問はほぼ無理だけれど…直接問題にするのは1,2問のはずよ)

凛(凛はアニメ見たことあるにゃ〜)

にこ(っていうか、テレビ局の系列が…)
223: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 19:00:06.78 ID:MU5ZAxST.net
アナ「ラブライブ!の熱狂的なファンのことをラブライバーと呼ぶみたいですね〜!私もラブライバーかな、なーんちゃってー」

アナ「そこで問題!メジャーリーグのダルビッシュ選手…昨年(2015年)3月にトミージョン手術を受け、リハビリをこなしてきています」

アナ「実戦の最終リハビリを行ったダルビッシュ選手が所属していたマイナーリーグのチーム名をお答えください!」

海未(ラブライブ!関係無いじゃないですか…)

にこ(ラブライブ!の用語や曲に近い言葉が答えのはずよ。でも、レンジャーズに近い曲なんてあったかしら…)

\ピンポーン/

凛「『ラフライターズ』…かにゃ?」

アナ「おお〜!正解ですっ!!!フリスコ・ラフライターズでーす!」

アナ「よくご存知でした!スポーツ大好きの星空さんが幸先のいいスタートだぁ!」

アナ「この問題は…5000m級問題でしたので、5000ポイントゲットです!」

アナ「ちなみに、通常の問題で難易度を表わす場合は〜m級、としていますが、コラボ問題のため難易度も別表記となっておりまーす!」

絵里(なるほど…あくまでもコラボは正解を引きだすためのヒント…)
224: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 19:00:59.43 ID:MU5ZAxST.net
アナ「星空さん、次のパネルをどうぞー!」

凛「11番っ!」

アナ「次は『学問』の7000m級だぁー!ムズかしいぞー!」

アナ「2016年の2月に初観測された重力波…」

アナ「この重力波を検出した観測所、"LIGO -ライゴ-"が設置されているアメリカの州を全てお答えください」



\ピンポーン/

にこ「『ルイジアナ州』と『ワシントン州』の二つ…?」

アナ「お見事…!もはやお見事としか言葉が出てきません!」

アナ「なぜ二つあるかはご存知でしょうか、矢澤さん」

にこ「ええ…っと、一つの観測所では誤検出した場合、それが重力波かどうかわかりませんが…」

にこ「もし、かなり離れた(3000kmくらい)二つの観測所で同時に観測されれば信頼性が上がるから…?」

アナ「お見事!一つはそうですが、もう一つは観測点が二点あることで三角測量の応用から重力波が発生した地点を特定できるのです!」

にこ「っ、勉強になります」

アナ「いやいや、矢澤さんすばらしかったです!7000ポイントゲーットォ!」
225: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 19:02:19.11 ID:MU5ZAxST.net
にこ「5番」

アナ「つづいては…おーっとぉ、ジャンル『山』の6000m級だぁー!」

アナ「愛宕山特別ということで、難問を取りそろえておりまーす!」

アナ「シエラネバダ山脈はカリフォルニア州の東部を縦貫する山脈ですが、メキシコ\ピンポーン/

海未「『シエラマドレ山脈』」

アナ「正解です!」

アナ「メキシコ合衆国の東西に位置する山脈と言えば?といった問題でした」

アナ「シエラネバダやシエラマドレのシエラはスペイン語で山や山脈と言う意味のようですよー」

アナ「シエラネバダは雪のかかった山、シエラマドレは母なる山と言う意味でぇーす」

アナ「山マニアなら知ってるかな〜?」

海未「はい、シエラレオネ(国名)がライオンのような山…という意味なのでなんとなくは…」

アナ「おお、素敵な山マニアぶりだァー!というわけで、園田さんが6000ポイントゲット!」
226: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 19:05:36.47 ID:MU5ZAxST.net
……

6問経過

にこ…12000pt 2問正解
凛…9000pt 2問正解
海未…6000pt 1問正解
絵里…5000pt 1問正解

花陽「皆がんばってるね…」

真姫「そうね…」

花陽「真姫ちゃんは…その、誰に勝ってほしい?」

真姫「…誰でもいいわよ、そんなの」

花陽「ごめん…」

真姫「…」

真姫「ごめん」

真姫「勝っても負けても楽しいって思える勝負になるといいのにねって、そう思っただけ」

花陽「真姫ちゃん…」

花陽「来月、一緒に決勝に行こうね!」
227: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 19:06:58.43 ID:MU5ZAxST.net
アナ「続いての問題はこちら〜!『ラブライブ!』の -Expert-、つまり、超!難問です!」

アナ「ラブライブ!は9人の女子高生スクールアイドルグループ"μ's -ミューズ-"…あ、石鹸じゃないですよー?」

アナ「そのμ'sがアイドル活動で廃校を救うという物語なのですが…」

アナ「劇中曲も様々あり、アニメだけでなくアニソンとしても人気があります!」

アナ「ところで皆さん…?音楽を聴くときは何を使っていますか?」

アナ「オーディオマニアは配線や部品などからこだわっているみたいです」

アナ「そして、わずかな音の違いを聞き分けているそうです…すごいですね〜」

アナ「ここで問題!オーディオ用のコンデンサ"MUSE -ミューズ-"をリリースしているコンデンサメーカーをお答えください!」

にこ(な、何よそれ…)

絵里(分からないわ…)

海未(コンデンサのメーカーを適当に答えれば…しかし、お手つきは一回休み…)

凛(こんなの分かんないよー)

にこ(…)
228: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 19:08:56.51 ID:MU5ZAxST.net
ピッピ..

アナ(あと5秒…)

ピッ..

\ピンポーン/

にこ「…」

にこ「くっ…」

アナ「さぁ、答えをお願いしまーす!」

にこ「に、日本ケミコン…」

アナ「残念…!」

にこ「…くっ…」

アナ「しかし、コンデンサメーカーをよくご存知でした!」

アナ「"MUSE"はニチコン社がリリース、他の国内のコンデンサメーカーもいくつか出しているようです」

アナ「エルナー社が"SILMIC -シルミック-"をリリースしているようですね〜」

アナ「なお、矢澤さんが答えた日本ケミコン社がリリースしているのは"MELODIO -メロディオ-"」

アナ「これはちょーっと少し難しかったか〜」
229: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 19:10:30.96 ID:MU5ZAxST.net
アナ「矢澤さんはお手つきで一回休みの中、続いての問題…!」

アナ「ラブライブ!の -Expart-二問目!」

アナ「なお、同じパネルの問題を2問間違ってしまうと、そのパネルはクローズ=0ポイントとなります!」

アナ「正解した問題数が多いと特別パネルの時に有利になるのでぜひ正解していただきたいところ!」

アナ「続いての問題!」

アナ「超!難問ですが…2問目なので、四択問題となりポイントも5000m級へと下がってしまいます!」

アナ「19世紀のイギリスの貴族の女性で、チャールズ・バベッジの考案した初期の汎用計算機である解析機関についての著作で知られている人物は次のうちどれ?!」

1. エイダ・ラブレス
2. エイダ・エンパレ
3. エイダ・ダーリン
4. エイダ・ラブノベ

アナ「この問題はラブライブ!の楽曲の略称をひっかけ問題として用意している問題です!」

にこ(聞いたこと無いわ…)

凛(四択なら…でも、間違えたらお手つきだよね)

海未(イギリスなら、2以外の名前はありそうですが…)

\ピンポーン/

絵里「『1番』」

アナ「正解!おみごと!」

アナ「ちなみにこの方、ラブレス侯爵夫人はSF小説のディファレンスエンジンにも登場しています〜」

アナ「ディファレンスエンジンはスチームパンクのSFで…っと、脱線してしまうところでしたー!」
230: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 19:12:51.55 ID:MU5ZAxST.net
アナ「絢瀬さん、5000ポイントゲットで、矢澤さんがお手つきから復帰し、第8問目を絢瀬さんご指定くださーい!」

絵里「18番」

アナ「18番のパネルの問題はこちら!学問の5000m級!」

アナ「初代ウォルポールから(2016年)現在在任中のキャメロンまでの歴代イギリス首相のうち、唯一暗殺された第21代s\ピンポーン/

絵里「『パーシヴァル』」

アナ「正解!唯一暗殺された第21代首相は誰?という問題でした。スペンサー・パーシヴァルで見事正解〜」

アナ「絢瀬さんが連続正解でトップが入れ替わったぁー!」

……

─数問後の13問経過時点─

にこ…20000pt 4問正解
凛…9000pt 2問正解
海未…13000pt .3問正解
絵里…19000pt 4問正解
231: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/09(木) 19:13:35.79 ID:MU5ZAxST.net
凛(凛だけまだ1万ポイント超えてない…)

凛(スポーツはまだ2問しか出てないから…あと2問は何としても取らないと勝てないのかなー)

海未(まだ山は2問、学問、雑学で文系寄りに出れば…)

海未(まずはもう1問正解して、にこ先輩、生徒会長の二人を文字通り射程圏内に入れておかなければ…)

絵里(あと1問正解は必須だとして、あの問題を取らないと負けは確定するわね…)

にこ(おそらく、海未は6, 7問、アイツも7問は積みそう。)

にこ(やっぱり5問以上は正解して、アタックをしかけるしかないわね!)

にこ(山問題を海未より先に正解出来れば、ほぼ決まりなんだけど)


残り
スポーツ2問
芸能2問
雑学1問
学問2問
山2問
ラブライブ!2問
???1問
236: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:18:42.34 ID:4Ynxehrv.net
穂乃果「」カキカキ

ことり「穂乃果ちゃん、さっきから何書いてるの?」

穂乃果「えっとね、生徒会長が言ってたノートブック持ってきてたんだ」

穂乃果「今日の問題を全部書いておこうかなあって思って」

ことり「へぇ♪穂乃果ちゃんらしいね」

穂乃果「だって、にこ先輩を追い抜くぞーっ!て約束しちゃったから」

穂乃果「…それもあるけど、前にも言ったけど知ることって素敵だなあって」

希「そうやねえ、年取ると記憶力も無くなるみたいやし」

希「今のうちに色々やっとくといいんかもね」

穂乃果「希先輩…」

ことり「って、希先輩も1学年しか違わないじゃないですかぁっ」

希「あはは」
237: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:20:33.64 ID:4Ynxehrv.net
アナ「矢澤さんが指定した16番のパネルは、山の5000m級!問題はこちら!」

アナ「ほぼ赤道直下にあるため、地球の中心k\ピンポーン/

にこ「『チンボラソ』」

海未「くっ…」

アナ「大正解!」

アナ「問題は…ほぼ赤道直下にあるため、地球の中心から見ると最も高い位置にあると言われるエクアドルの山は?という問題!」

アナ「点数の割にはちょっとゆるい問題だったかもしれません!」

海未(にこ先輩の反応速度、私とは段違いですね)

絵里(さすがね)

穂乃果「うーみちゃーん!!ファイトだよっ!!」

海未(…///)カァ..

アナ「おっと、山マニアの園田さんへの激励が飛んだァー!!」

アナ「最後の山問題はいつ出て来るのか!?楽しみだーー!」

アナ「矢澤さん、お次は何番いきますかー?」

にこ「19番」

アナ「19番はスポーツの6000m級!問題はこちら!」
238: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:22:11.09 ID:4Ynxehrv.net
アナ「サッカーのフェイントのテクニックの一つに"シザーズ"というものがあります」

アナ「さてシザーズは、ポルトガル出身のロナウドやフィーゴが得意としたことから…」

アナ「ポルトガル、またはポルトガルの選手のシザーズのことは何と呼ばれている?」

ピッピ..

にこ(ペ…?何だったっけ)

海未(凛が答えそうですが)

絵里(スルーされてポイントが下がるのが理想なのだけど…)

\ピンポーン/

凛「えっと、『ペダラーダ』…?」

アナ「うぉうっ!正解!星空さん素晴らしいぞー!」

アナ「星空さん、ペダラーダとはどういったテクニックなのでしょうか??」

凛「えっと、ボールを蹴らずに足の動きだけでディフェンスを翻弄するような感じ、です?」

アナ「なるほど!サッカーの試合でよく目にする、脚をあげずにボールをまたいだりする動作のアレですね!」

アナ「星空さんも追い上げて来るかー!?」

アナ「つづいてのパネルをお願いしまーすっ!」

凛「うーん…1番!!」
239: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:24:19.17 ID:4Ynxehrv.net
アナ「はい、ありがとうございます!1番入りました〜!」

アナ「1番は学問の5000m級ですっ!」

アナ「日本一短い手紙として有名な"一筆\ピンポーン/

海未「『本多作左衛門重次 -ほんださくざえもんしげつぐ-』」
※本多重次でも可

アナ「ワァオ!、園田さん早ーい!そして通り名までおまけの完全正解だァーー!」

アナ「問題は、日本一短い手紙として有名な"一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ"を書いた三河出身の武士は?といった問題でした」

アナ「この手紙は本多重次が陣中から妻に送った手紙で─」

アナ「簡潔な文章で明瞭な意味を伝えられるところから、手紙の指導書などでも例文として取り上げられているようですね」

アナ「ちなみに、こちらの手紙の一文の石碑が建てられているお城はご存知ですか?」

海未「おそらく、越前丸岡城かと…」

アナ「お見事!越前丸岡城、別名霞ヶ城内に石碑が建てられています」

アナ「そういえば、越前丸岡城の入口に一筆啓上茶屋と言うものがありまして、そこの"コシヒカリおこげソフトクリーム"はおいしかったですね〜」


花陽「!?!?」ガタッ

真姫「花陽…」


アナ「さぁ、これで園田さんと絢瀬さんがともに4問正解!園田さんが追いかけるー!」

アナ「園田さん、次のパネルをお願いします!」

海未「9番」
240: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:26:25.41 ID:4Ynxehrv.net
アナ「第17問目、9番のパネルは…おっと、ラブライブ!の-Normal-です!」

アナ「まずはこの曲を聴いてください」

ハーナーレナイト ユビサキデー…
…オナジーホシーガーミーターイ…

アナ「これはラブライブ!のユニットlily whiteの"同じ星が見たい"と言う曲です!素敵な曲ですね〜」

にこ("同じ星が見たい"、ね。)

アナ「そこで問題!有名な深作欣二の息子である深作健太が監督した映画で、土田世紀の漫画を原作とした映画は?」

\ピンポーン/

にこ「同じ星を見ている」

アナ「…」

にこ「あっ」

アナ「残念!答えは『同じ月を見ている』です!」

にこ「///」

アナ「矢澤さんのこの残念そうな顔!言い終わった後にすぐ気付かれてた様ですが…」


花陽「にこ先輩、すっごく恥ずかしそうだね…」

希「ホンマやねぇ…にこっちがこんな間違いするのは珍しいなぁ」

真姫「クイズのゲームでもたまに凡ミスしていたわよ」

穂乃果「でも、芸能で凡ミスするってあったっけ?」

希「どっちかと言うと、曲のタイトルにつられたっていう方が合ってるかもしれんよ?」

穂乃果「なるほど」
241: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:28:03.66 ID:4Ynxehrv.net
アナ「矢澤さんがお手つきで残る三人にはこちらの四択問題!第18問その2!」

アナ「株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアンが所有する馬で、2016年の黒松賞を勝利した馬は次のうちどれ?」

1. サイレントトゥナイト
2. ワンダフルラッシュ
3. ミュージックスタート
4. キューティーパンサー

アナ「こちらもダミーにはラブライブ!関連の曲のタイトルを使用しておりまーす!」

海未(ノーヒント?無理でしょうこれは)

にこ(黒松賞?そんな賞、ゲームでも聞いたこと無いし重賞ですらないんじゃないの?)

絵里(どれもありそうな名前だけれど音楽っぽいのは3番…)

にこ(でもノーマル問題よね)

にこ(7, 8, 9, …ふーん、なるほどね。)

にこ(分かったけど、お手つきだし)

凛(えぇー!さすがにオープンの馬までは覚えてないよー)

にこ(凛なら気付きそうだけど)
242: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:29:27.52 ID:4Ynxehrv.net
ピッピ..

凛(えーー!スポーツの内容だったら答えられないと、凛、絶対に勝てないのにーー!)

凛(そういえば…)

ピッ..

\ピンポーン/

凛「2番の『ワンダフルラッシュ』」

アナ「せいかーい!良くご存知でした!」

凛「馬自体はわかりませんが馬の名前は9文字までって聞いたことがあるので…」

アナ「そうです!日本の競走馬の名前は2文字から9文字まで、と決まっているのです!他の皆は知ってたかなー?」

アナ「ちなみに、外国の馬はアルファベット18文字までと決まっていまーす!」

アナ「あ、もちろん外国の馬が日本に来た時は文字数はオーバーしちゃってもそのまま表記されます!」

アナ「例えば…スプリンターズステークスを制したテイクオーバーターゲット(Takeover Target)なんて12文字です!」

アナ「3000m級でしたので、3000ポイントゲットです!」

……

凛「22番」
243: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:31:40.81 ID:4Ynxehrv.net
アナ「第18問目は山の6000m級!ちょっと難しいかもしれません!」

アナ「標高世界第9位のナンガパルバットが誇る南壁で、その標高差は実に5000m近くある世界屈指の登攀難度の大絶壁と言えば?」

にこ(メスナーの話は覚えているんだけど)

海未(ナンガパルバットの有名な壁は二つ。ディアミールとルパール、どちらでしょうか)

\ピンポーン/

絵里「『ルパール壁』」

アナ「おおおー!大正解ー!」

アナ「ルパール壁はメスナー兄弟の話でも有名ですね!」

アナ「と言うことで、絢瀬さんが矢澤さんに並んだー!」

にこ…25000pt 5問正解
凛…18000pt 4問正解
海未…18000pt .4問正解
絵里…25000pt 5問正解

残り7問
スポーツ1問
芸能2問
雑学1問
学問1問
山0問
ラブライブ!1問
???1問
244: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:35:22.19 ID:4Ynxehrv.net
にこ(まさかここまで迫られるなんて)

にこ(でも、この問題を海未に取られなくて良かったわ)

にこ(芸能が残り二問。そこでアイツに水をあけることはできるけど、伝統芸能の場合海未に取られるかもしれないもの)

にこ(落ち着いて行きましょう)


海未(悩む前に行動、ですか…)

海未(穂乃果のように思い切って行動できればどんなに楽か…)

海未(しかし、まだ諦めません!)


凛(スポーツは後一問だけど…取れる保証もないし)

凛(しかも芸能はまだ2問もあるし、どうしよう…かよちん…)

凛(かよちんなら凛に何て言うかな?『頑張ってね、凛ちゃん!』かな?)


絵里(スポーツは凛が取ってくれることを期待ね)

絵里(後は2問、それかあの問題だけは絶対に取らないと)

絵里(勝ちたい─)ハッ..

絵里(ふふっ)
245: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:37:01.83 ID:4Ynxehrv.net
絵里「5番」

アナ「はい、続いての問題は5番のパネル─」

ピコーン! ピコーン!!

アナ「うぉっとー!?ここで出ましたーーー!」

アナ「山頂アタック、です!」

アナ「─っと、その前にお知らせをご覧ください!」


─この番組はご覧の提供でお送りしています…

…キラキラな夢、集めよう! 世界一簡単に遊べるカードゲーム…

雪穂「みんなすごいねー」

亜里沙「うんうん!お姉ちゃんトップだよ!」

亜里沙「今度こそ勝てるといいなぁ…」

雪穂「でも、ここで出てきたよ、山頂アタック…」

亜里沙「うん、お姉ちゃんが取れたらほぼ勝ちは確実だよね」

雪穂「でもまだ芸能が2問残ってるし…わからないよ」
246: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:41:28.46 ID:4Ynxehrv.net
…──

アナ「山頂アタック、です!」

アナ「山頂アタックは皆さんご存じのように、クイズに正解した人が他の出場者へアタックすることが出来る問題です!」

アナ「アタックの内容は、山脈アタックと山頂アタックの二通りがありまして」

アナ「アタックの方法に応じて、他の出場者のポイントを減らすことができまーす!」

山脈アタック…対象 : 全員 アタックポイント : 10+正解問題数*1 %
山頂アタック…対象 : 一人 アタックポイント : 30+正解問題数*2 %

アナ「たとえば、正解数5問の人が山脈アタックした場合、全員のポイントを15%減らすことが出来ます!」

アナ「そして、山頂アタックではなんと40%ものポイントを減らすことが出来ます!」

アナ「20000ポイント持ってる人にアタックした場合、8000ポイントのマイナス、これは痛いー!」

アナ「あっ、テレビの前の良い子の皆は登山者に向けてアタックしちゃだめだよー?」
247: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:48:32.27 ID:4Ynxehrv.net
凛(うーん…凛はどっちをアタックしても厳しいけど、にこ先輩の方がいいのかなぁ)

凛(芸能が2問残ってるのはまずいよねー)

海未(おそらく皆にこ先輩への山頂アタックをすると思いますが…)

海未(私はともかく正解しないことには…)

絵里(ここは…絶対取らなきゃ)

絵里(矢澤さんが問題をとったら絶対に私がやられるもの)

にこ(全員のポイントを減らすと海未と凛にはもう負けないわね)

にこ(一人にアタックするなら…アイツしかいないじゃない)


アナ「さぁ、それでは!5番のパネル7000m級─山頂アタック、です!」

アナ「問題、現在の元号はもちろん"平成"ですが、つい最近平成になって10000日を達成しました」

アナ「さて、その記念すべき10000日目となった日は?」

ピッピ..

ピッ..

\ピンポーン/

アナ「さぁ、答えをどうぞ─」
248: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:51:14.79 ID:4Ynxehrv.net
─次の日・月曜日─

理事長「…」

九人「…」

理事長「オープンキャンパスの結果をお知らせします…」

理事長「こちらが思うほどの希望者は得られませんでした」

穂乃果「そんな…」

絵里「そ、それでは、音ノ木坂は…?」

理事長「オープンキャンパスの結果では、残念ながら廃校となります…」

ことり「そんなぁっ!」

絵里「っ…」

穂乃果「うそ…」
249: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:53:51.51 ID:4Ynxehrv.net
理事長「話は最後まできいてちょうだい」

理事長「廃校と言うのは…オープンキャンパスの結果だけならの話よ」

理事長「"お宅はどういった教育方針なのか?" "歴代卒業生の進路のまとめなどありませんか?"…」

理事長「私は、クイズの大会に出る=頭がいいとは思ってもいないのだけれど…」

理事長「山頂クイズの放送後、何十件もこんな問い合わせが来たのよ」

理事長「ほら、他の先生はオープンキャンパスの来場者の対応で、誰もいなかったから…」

理事長「おかげで私一人で電話番、夜の8時過ぎまでずっとよ」

理事長「あー、もう本当、大変だったわー」

理事長「ちょっとお休みとって旅行にでも行っちゃおうかしら♪」

絵里「と言うことは…」

穂乃果「もしかして…」

理事長「ええ、オープンキャンパスと電話による調査では入学希望者が一定数以上…」

理事長「いいえ、予想よりはるかに多そうなのよ」

理事長「というわけで、廃校は取りやめることとします」

穂乃果「絵里先輩…にこ先輩!」

絵里「ええ、よかったわ…本当にね」

にこ「にこのおかげね」
250: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:55:53.91 ID:4Ynxehrv.net
─時は流れて…

理事長「音ノ木坂学院は、入学希望者が予想を上回る結果となったため─」

理事長「なんたらかんたら…」

フミコ「理事長、ありがとうございました」

ヒデコ「続きまして、生徒会長挨拶」

ヒデコ「生徒会長、お願いします」


…………

ことり「あはっ♪緊張してるね」

ことり「早く行かなきゃだよ?」
251: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:57:27.06 ID:4Ynxehrv.net
穂乃果「ほらー、早くぅ〜」

海未「もうちょっと、お、落ち着かせてください!今深呼吸を…」

穂乃果「もう4回目だよ〜??」

穂乃果「ことりちゃん」

ことり「うふふ」

穂乃果「にひひ」

ことほの「えーい!」

ドンッ

海未「うわわっ、な、何をするんですか!」


海未「ごごっ、ご紹っかっ…ご紹介にあっあがりました…」ハッ...

海未「ご紹介与りました、せせ、せっ生徒会長の、そっ…園田海未ですっっ!」

穂乃果(十分アガってるから間違ってないよ〜、うーみちゃ〜ん!)

ことり(あはっ…)

海未(穂乃果〜〜〜)キッ!!

ことり(穂乃果ちゃん…後でどうなっても知らないよ〜)
252: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 13:58:42.61 ID:4Ynxehrv.net
にこ(ねぇ、山頂二位は生徒会長にならなきゃいけない決まりでもあるワケぇ?)

希(にこっち!)

絵里(ええ、でも優勝者はクイズ研究部の部長なんでしょう?一年留年でもするつもり?)

絵里(あっ、わざわざ私が言わなくても数学赤点ぎりぎりなのは留年の布石なのよね…?)

絵里(ふふっ、さすがにこね♪)

にこ(なんですってぇ〜〜!?)


凛(海未ちゃんがこういう間違いするのって珍しいよね…)

真姫(何言ってるの、テレビに出てあんな感じだったじゃない…)

花陽(あははっ、そうだよね…)

花陽(でも、楽しそうだったなぁ…)

真姫(…そうね)

凛(次こそは凛達が優勝するにゃ!)

花陽(うん!)

真姫(ええ!)
253: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 14:00:16.95 ID:4Ynxehrv.net
─部室─

穂乃果「ぃよーっし!勉強しよう、勉強!」

ことり「穂乃果ちゃんっ!」

海未「穂乃果ぁ…」ウッ..

海未「私がどれだけその言葉を待っていたか…うっ、うっ…」グスッ..

穂乃果「海未ちゃん、大げさだよ…あはは」

穂乃果「っていうか、勉強って言ってもクイズの方だよ?」

海未「」

ことり「だよねぇ…」

海未「大体いつもいつも言っているではないですかっ!」

海未「紛らわしい発言をしてはいけません、と!」

海未「てっきり私は穂乃果が宿題に励もうとしているのかと思ってしまったではないですか…!」

穂乃果「何言ってるの海未ちゃん、今日の宿題はもう終わったよ?」

穂乃果「今日は古文のプリント一枚だけだよね?海未ちゃんがトイレに行ってる間に終わらせちゃったもんね!」

海未「…」フラッ..

ことり「う、海未ちゃんっ!?だ、大丈夫?」
254: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 14:01:46.67 ID:4Ynxehrv.net
にこ「怒ったり泣いたり恥ずかしがったり…ホント忙しいわね、海未は」

希「うん、相変わらず騒がしいなぁ…」

希「それが穂乃果ちゃん達のいいところなんだけど」

絵里「ええ、誰かさんは来年もこんなに楽しい思いが出来るなんて羨ましいわぁ」

にこ「ほんっと、さっきから何なのよ!」

絵里「アタックされたからって誰も怒ってないわよ?」

にこ「アンタなんかあのアタックが無くても勝ってたじゃない!」

にこ「点差を考えればわかるでしょ」

絵里「アタックのせいで私のモチベーションが下がったのよ!」

にこ「子供か!」

絵里「もう一回勝負よ!私が3位なんて認められないわ」

にこ「ええ、じゃあ来月の山頂アタックに…」

絵里「望むところよ!」

にこ「あっ、山頂アタックの優勝者はぁ〜、今年度中は出られないんだったぁ〜〜♪」

絵里「〜〜〜!!」

希「こっちはこっちで仲がええなぁ」
255: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 14:03:30.64 ID:4Ynxehrv.net
凛「うう、あの時は一年組はいいところが無かったねー」

花陽「そんなこと無いよ!凛ちゃんカッコ良かったよ!」

花陽「それと…可愛かったよ」

凛「もー、なにそれー!」

真姫「でも、あの三人にあそこまで迫ったんだから、時間が経てば追い越せるわよ?」

凛「真姫ちゃん…」

真姫「わ、私だって次こそは決勝に出場してやるんだから!」

真姫「そ、それに…」チラッ..

花陽「うん?」

真姫「私たち三人で決勝戦に出たい、じゃない…」

花陽「真姫ちゃんっ!」

凛「真姫ちゃーん!」ダキッ!!

真姫「も、放しなさい!」
256: 名無しで叶える物語(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 14:05:32.87 ID:4Ynxehrv.net
──…

穂乃果『絵里ちゃんのノートブック…』パラ..

穂乃果『毎日毎日、皆とお話しているだけで、どんどん問題 -思い出-が増えてくんだ』


穂乃果「私はまだまだダメダメだけど、クイズのおかげ…」

穂乃果「ううん、皆のおかげで毎日が輝いているみたいだよ」

穂乃果「山頂クイズの年度代表戦、皆と一緒に出場出来たらいいな」




穂乃果(あの時は名前書き忘れてて予選失格だなんて、そんな〜〜!)


おしまい
257: おまけ(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 14:07:53.24 ID:4Ynxehrv.net
結果

にこ…37000pt 7問正解
凛…24000pt 5問正解
海未…29000pt 6問正解
絵里…26000pt 7問正解
>>247の問題の答え
平成が始まってちょうど10000日目は平成28年5月25日です
258: おまけ2(もも)@\(^o^)/ 2016/06/11(土) 14:09:35.45 ID:4Ynxehrv.net
次回予告!


英玲奈「『レスター・ピアソン』」

英玲奈(残念だ、優勝は偶然なのか?)

─ A-RISEの猛攻


??&??「「これは大丈夫!」」

あんじゅ「『ルチル』」

??「ピャァ!!」
??「ピィィ!!」

??「「えっ…」」

─ 少女達の邂逅


??「スイカズラ!」

─ 果たして彼女の解答は正解なのか、ただの訛りなのか…


─そして

\ピンポーン/

ツバサ「あn…」

ツバサ(付いてない!?…私が押し負けた?)

ツバサ(ふふっ…やるわね)


次回、少女達がクイズの頂点を極める!




続…かない
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『ことり「廃校を何とか…ってどうするの?」 海未「それが問題です…」 穂乃果「問題です!」』へのコメント

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