花陽「オカルト同好会 新部活名募集中です」

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花陽-アイキャッチ26
1: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:23:26.41 ID:00mJL3AJ.net
 
 
花陽「はぁ....」

にこ「どうしたのよ花陽、溜息なんかついて...そんなに昨日のライブで落とした眼鏡が大事だったの?」

花陽「違います!でもあの眼鏡は大事だったんでとってもショックです....」

にこ「じゃあなんなのよ?」

花陽「凛ちゃんが最近冷たいんです」

にこ「凛?あぁ...よく貴方といる元気いっぱいそうな子ね、その子がどうしたの?」

花陽「最近、オカルト同好会っていう部活に入ったらしくて、放課後中々予定が合わないんです....」

にこ「まぁ、あの子もこの学校の生徒なんだし、部活入るのは当たり前じゃない?」

花陽「でも竹刀を毎日持ち歩いてるんですよ!おかしくないですか?オカルト同好会で竹刀って」

にこ「まぁ、そうね....あーーでもオカルト同好会ってあの東條さんの部活でしょ?わけわかんないことしてても違和感がないわね」

花陽「え!?そんな変な部活だったんですか?うぅ.....凛ちゃん....」

※ 前作記事へのリンクです(管理人)

真姫「音ノ木坂七不思議」

元スレ: 花陽「オカルト同好会 新部活名募集中です」

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2: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:27:42.35 ID:00mJL3AJ.net
 
花陽「にこちゃん、お願いです!!一緒にオカルト同好会までついてきてください」


にこ「えぇーー!!にこは東條さんって苦手なのよねー.....」

花陽「にこちゃんしか頼れる人がいないの!!お願い!!」

にこ「し、仕方ないわねーーーー」

花陽「ありがとう!にこちゃん!!」

にこ「今回だけだからね!!」
 
3: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:31:45.11 ID:00mJL3AJ.net
 

凛「疲れたにゃーーー」

海未「今日もお疲れ様です、凛...腕をあげましたね」

凛「本当!?」

海未「えぇ、でもこの間はいきなり『凛をいきなり鍛えてくれ!』と言うから何事かと思いましたよ」

凛「えへへへ、凛はね強くなりたいの!!」

海未「強くですか...勢いに負けてこの間は承諾しましたが、なぜ強くなりたいのですか?」

凛「凛はね!皆を守りたいの!!」

海未「皆を守る?」

凛「かよちんはもちろん、真姫ちゃんとか絵里ちゃん、希ちゃんを守れるように強くなりたいの!」

海未「成程」

凛「そしていつかは海未ちゃんだって!!」

海未「おやおや、それは楽しみですね」
 
4: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:34:58.46 ID:00mJL3AJ.net
 
 
絵里「どーぶらえうーとらー」ガチャ

希「エリチー生徒会お疲れさーん」

絵里「あれ?凛は?」

真姫「凛なら、海未先輩のところよ多分」

絵里「あー...またあの子は修行ごっこ?」

希「ごっこて...凛ちゃんが聞いたら怒るよ?」

絵里「だって、最近こっちに中々こないじゃない....」

希「あれ?エリチ寂しいの?」

絵里「寂しくない!!」

真姫(まぁ...少し前までエリーにべったりだったし、エリーもそれを満更でもない様子だったし...相変わらずどこか子供っぽいわね) 
5: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:39:06.78 ID:00mJL3AJ.net
 
 
絵里「そういえば今日、部活の予算会議を準備してたのよ」

希「おぉ!我がオカルト同好会も部員が4人に増えたことだし、エリチ期待してるよーー」

絵里「あぁ...そのことだけどうちは部費のアップはないわよ」

希「え?」

真姫「残念だったわね、希」

希「何で!?なんで!?まさか生徒会の陰謀か!?裏切ったなエリチ!」

絵里「何言ってんのよ....うちは部員は4人、まだ格下げ状態の同好会扱いなのよ」

真姫「やっぱり...5人じゃないと正式な部活とは認定されない、生徒手帳にも書いてあるわ」

希「そ、そんなぁ.....」

希「そうだ!誰か適当に拉致ってここに入れよう」

絵里「やめなさい」 
6: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:41:11.69 ID:00mJL3AJ.net
希「あーあ、せっかくこれからの夏に向けて合宿費用にしようかと思ってたのに」

真姫「オカルト同好会の合宿って....それにまだ5月よ?気が早くない?」

希「いやいや、予算会議がこの時期にあるんやから早く行動しないと」

絵里「そこまで行動する気があるなら真面目に部員を勧誘したらどうかしら?」

希「去年のこの同好会を見て、それを言うなんてエリチはうちが嫌いなん?」グスン

絵里「.....5人になったら同好会から部活になるわけだし、部活名も心機一転新しく変えない?」

希「あーーー露骨に話題変えた!今日のエリチは意地悪や!」

真姫「そうね、でも私達にはやらなくちゃいけない事があって集まってるんだから...部活の人数を増やしたらやばくないかしら?」

希「でも一か月たって何も全く起きてないんだよ?少しくらい遊んだっていいじゃない」

真姫「まぁ、そうだけど....」

絵里「そういえば今日は静かね...希、あの子はどうしたの?」

希「あ...実は今日、携帯を家に忘れちゃって....」

絵里「携帯電話は携帯しなさい!!気がゆるみすぎよ!!」
7: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:44:06.50 ID:00mJL3AJ.net
 
海未「凛、これからいつものとこに行くのですか?」

凛「うん!」

海未「そうですか、先輩や生徒会長もいるんですからくれぐれも無礼な態度をしないように気をつけてくださいね」

凛「わかってるにゃ!海未ちゃん、今日も稽古に付き合ってくれてありがとうございました!!」

海未「いえ、凛も中々の腕前でしたのでいい練習ができました、こちらこそありがとうございました」

凛「へへへ...海未ちゃんに褒められるとなんか照れちゃうにゃ」

海未「ふふふふ....期待してますよ、私の一番弟子さん」
8: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:46:59.60 ID:00mJL3AJ.net
 
花陽「やってきました....ここはオカルト同好会の部室の前です」

にこ「誰に説明してんのよ」

花陽「うぅ....緊張します....」

にこ「もう、早く開けなさいよ」

花陽「だ、だって....扉からして得体がしれない感じがするんだもん」

にこ「なら、にこはもう帰っていい?」

花陽「ま、待って!!」

にこ「ぐぇ!もう、引っ張らないでよ!!」 



希「うるさいなぁ....なんかうちらの部室に用?」ガチャ

花陽「ぴやぁ!!」

にこ「ひぃ!!」

希「.........確保ぉぉ!!」
9: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:48:32.79 ID:00mJL3AJ.net
 
凛「!」

海未「どうしたんですか?凛?」

凛「今、かよちんが助けをよんでいるような気がして....」

海未「そうですか...私には何にも聞こえませんでしたが」

凛「....気のせいにゃ!多分、それより海未ちゃんそれはもしかして全部ラブレター?」 

海未「さぁ?全部かはわかりませんが、それっぽいものも貰うこともありますね」

凛「海未ちゃんモテモテにゃー」

海未「そうでしょうか?」 
10: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:51:00.87 ID:00mJL3AJ.net
 
凛「海未ちゃんはモテテるのに無自覚すぎにゃ」

凛「皆ー遅れてごめんにゃ」ガチャ



希「さぁさぁ!この書類に名前を書くだけだから、悪いようにはしないから」

花陽「ぴやぁぁ!!誰か助けてーーー」

にこ「」

絵里「希!!やめなさい!まだ仮入部ってだけでしょ?なんで入部書を書かせようとしてんのよ」

真姫「」

希「これも皆の為!合宿の為なんやーー!!」


凛「え?」
11: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:52:30.22 ID:00mJL3AJ.net
 

希「ご、ごめんなさい.......」

凛「かよちんに何かあったら希ちゃんでも許さないからね!!」

絵里(相変わらず凛は怒ると怖いわね.....)

真姫「だから無理矢理にはするなって止めたのに」

にこ「止めたこの子に巻き込まれて私にまで、セクハラするなんて....」

希「っ、ひっく...ごめんなさい......ごめんなさい.....」

絵里「の、希!何も泣かなくても」

希「いや、これは嘘泣きや」

絵里「希ぃ!」 
12: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:56:24.90 ID:00mJL3AJ.net
 
凛「そういえば、かよちんはなんでここにいるの?」

花陽「そ、それは.....」

絵里(希の嘘泣きは怒らないでスルーなのね)

にこ「この子はね、最近貴方がこの部活に熱中してるせいで寂しがってたのよ」

花陽「ちょっと!にこちゃん」

凛「かよちんこの子は誰?クラスにこんな子いったけ?」

にこ「」

絵里「...っ......」プルプル

希「笑っちゃいけない....笑っちゃいけない.....」プルプル

真姫「?」 
13: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 20:58:37.28 ID:00mJL3AJ.net
 
凛「先輩だったんですね、ごめんなさい」

にこ「いや、悪気があったわけじゃないんだし怒らないわよ...それよりも」

希 絵里「ん?」

にこ「あんた達笑いすぎなのよ!というか生徒会長の笑った姿をこんな形で初めて見るとは思わなかったわよ!!」

にこ「それと東條さん!にこの胸をいちいち触るのやめなさい!二つに意味でいらいらするわ!」

希「スキンシップやん?仲良くしようよーにこっち」

にこ「ただのセクハラよ!あんなの!」

真姫「たしかに私もさっきされたけど、まぁセクハラね」

希「まぁ、真姫ちゃんのほうがわしわしのし甲斐があったかなぁ」

にこ「あんたねぇ.......」プルプル
 
14: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 21:02:23.76 ID:00mJL3AJ.net
 
花陽「で、なんやかんやで仮入部ってことになりました」

凛「かよちん誰と喋ってるの?」

花陽「気にしないで凛ちゃん」


希(これでこの子が部に正式に入れば部費アップや)

絵里(また希が悪い顔してるわね...というかこの部活に関係ない子を入部させて大丈夫なのかしら?)


にこ「じゃあ、私は帰るわね」

花陽「ありがとう、にこちゃん」


真姫「大丈夫なの?凛、花陽を入部させて?」コソコソ

凛「下手にごまかすとかよちん探っちゃいそうだし....このままごまかして独りぼっちにするのもかわいそうだし」コソコソ

真姫「まぁそれもそうね....でも入れるからには花陽は危険なことに巻き込まないようにしないと...」

凛「いざって時は凛がかよちんが守るなら大丈夫にゃ」 
15: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 21:07:29.73 ID:00mJL3AJ.net
 
花陽「凛ちゃん?真姫ちゃんとなにしてんの?」

凛「ん?なんでもないにゃ!ここの部活はよく希ちゃんが暴走するから凛がかよちんを守るって話してたんだ」

花陽「凛ちゃん...////」

凛「えへへ」



希「あのーうちをダシにしていちゃつくのやめてくれませんか?」

絵里「いや暴走するのは事実だから」

希「...最近皆、うちに冷たくない?本当に泣くよ?」

絵里「はいはい...そんなくだない事を言ってないで小泉さんを正式な部員にすることを考えたら?...するんでしょ?合宿」

希「うん!!そうやね、のぞみん頑張るわ!」

絵里(希って子供っぽかったり、たまに大人びてたり見ていて面白いわね)



希「じゃあ、明日からよろしくね小泉さん」

花陽「はい!」
16: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 21:11:12.20 ID:00mJL3AJ.net
 
 
希のマンション

希「さて、どうしましょう...小泉さんにはこの子のことを話すべきかな」

絵里「そうね...でも危険なことも起きるかもしれないし、できれば部活にも入ってほしくはなかったわね」

真姫「でも最近、私と凛がこの部活に入って花陽が少し寂しそうだったし...いずれはこうなる運命だったのかもね」

絵里(そういえば...あっちの世界でも小泉さんもメンバーだったわね、これも運命ってことかしら)

希「そういえば凛ちゃんは?」

真姫「花陽と一緒に帰ったわ、今日の花陽は上手くまけそうになかったからね」



「希ちゃん!私を置いて行くなってひどいちゅん」

希「あーごめんなー朝寝坊しちゃってつい....」

真姫「これよね....1番の問題は」

絵里「そうね....どうしましょ?」

「ちゅん?」
17: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 21:16:11.41 ID:00mJL3AJ.net
 
 
絵里「ちゅんちゅん様よねー問題は」

(・8・)「置いてきぼりにされたうえにいきなり問題なんてどういうことちゅん」

真姫「それはね....後で希が説明するわ」

希「それより、ちゅんちゃん今日はどう?街に変な気配とかはない」

真姫「ちゅんちゃんって....一応神様みたいなものよね」

(・8・)「どっちかと言うと土地神みたいなものちゅん」

絵里「いいんですか?そんな呼び方されて?」

(・8・)「大丈夫ちゅん、希ちゃんとはこの半月で仲良くなったちゅん」

(・8・)「....街には今のところ悪い気配はないちゅん」 
18: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 21:22:56.47 ID:00mJL3AJ.net
凛「それにしても...かよちんがまさかオカルト同好会に入るなんて思ってなかったにゃ」

花陽「だって.....凛ちゃんが」

凛「凛が?何?」

花陽「凛ちゃんが私のことを置いてどっかいっちゃうじゃないかって思っちゃって....最近部活ばっかに行って私のこと構ってくれないし」

花陽「あの部活、真姫ちゃんも入ってたよね?花陽だけ仲間外れなの?」

凛「かよちん......」

花陽「ごめんね凛ちゃん...でもね寂しかったんだよ?私、凛ちゃんとずっと一緒いたい、もちろん真姫ちゃんとも」

凛「凛だって....凛だって!かよちんと一緒にいたい!もちろん真姫ちゃんとも!」

花陽「そう....よかった嫌われたと思って心配しちゃったよ...」

凛「凛はかよちんのこと大好きにゃ!!皆も大好きにゃ!」

花陽「ありがとう、凛ちゃん...でも他に何か隠してない?私に」

凛「え?」
21: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 21:31:02.58 ID:00mJL3AJ.net
 
花陽「花陽になにか隠し事してない?凛ちゃん」

凛「隠し事?いきなりどうしたのかよちん?」

花陽「....凛ちゃんそんなに私は頼りないかな?」

凛「かよちん、凛は隠し事なんてしてないよ?」

花陽「嘘だよ......じゃあその竹刀は何?凛ちゃん前まで剣道なんかしてなかったよね」

凛「!こ、これは......」

花陽「何?竹刀を毎日持って登校するなんておかしいよね、剣道部に入るわけでもないのに」

凛「それは........」

花陽「私だって...っく、凛ちゃんを疑いたくないし...こんな事したくないよ....ごめんね....やっぱり、いいや忘れて凛ちゃん....」ポロポロ

凛「!!.....かよちん、ごめんね...」ぎゅっ

花陽「凛ちゃん......」

凛「凛ね....修行してたんだ」
22: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 21:35:02.78 ID:00mJL3AJ.net
 
花陽「修行ってどういうことなの?」

凛「凛ね、思ったんだ!大切な人を守るには強くなくちゃいけないって」

花陽「強く?」

凛「うん!凛はね、かよちんはもちろん真姫ちゃんや皆を守る為に強くなるの」

凛「だから特訓してたの」

花陽「そうだったの?」

凛「かよちんにはできれば内緒にしたかったんだけどね、強くなった凛を見てびっくりしてもらおうと思ってから」

凛(嘘はついてないよね?かよちんを守れる強い人になりたいのは本当だし)

凛「えへへ....凛はずっとかよちんの隣でかよちんをお守りするにゃ」

花陽「凛ちゃん.....」

凛「だから見守っててね、かよちん♪」
 
23: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 21:41:38.87 ID:00mJL3AJ.net
 
花陽「はぁ.......」

にこ「ねぇ、こっちの部室に来る度に溜息つくのやめてよね...というかオカルト同好会には行かないの?」

花陽「私ってそんなに頼りないのかなぁ...?」

にこ「いきなり何言ってんのよ、まぁ花陽はどっちかというとパッと見て頼りがいがありそうには見えないわね」

にこ「どっちかと言うと誰かに頼りそうなかんじがするわ『ダレカタスケテーー』って言いそう」

花陽「うぅ......」

にこ「今度はどうしたのよ」

花陽「凛ちゃんは私を守る為に剣道の稽古をしていたらしいの、嬉しかったんだけど複雑で.....」

にこ「のろけなら他所でやってくれない?心配して損したわ」
 
25: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 22:01:12.14 ID:00mJL3AJ.net
 

花陽「すいません、遅れました」

希「おー花陽ちゃん、仮入部して5日目だけどそろそろ入部しちゃう?」

絵里「こーら希、仮入部期間は1週間でしょ?小泉さんごめんね、気にしないで」

花陽「あはは...ありがとうございます」


凛「むぅ.........」

花陽「凛ちゃん?」

真姫「....まだ不貞腐れてるの?海未先輩だって毎日暇ってわけじゃないんだから」

凛「でも....ここ2週間毎日稽古つけてくれたのに、ここ3日間まともに話すらしてくれないんだよ?」

真姫「貴方がなんか変なことして海未先輩を怒らしたんじゃないの?」

凛「凛、怒らすようなことしてないよ!!なんか雰囲気も変わっちゃてたし凛の事がまるで眼中にないみたいだったにゃ.....」グスン

希「むむむ....凛ちゃんを泣かすなんてこれは海未ちゃんにはお仕置きしなくちゃいけないなーー」

絵里「いやいや、それ下手したら火に油をそそぐみたいなことになるわよ」
26: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 22:09:33.61 ID:00mJL3AJ.net
 

「あのーーすいません」ガチャ

真姫「あら?なにかこの同好会に用かしら?」

希「おぉ!まさか入部希望者!?」

「あのーー、えーとここはオカルトを研究してる部活ですか?」

絵里「貴方、理事長の娘さんのたしか.....」

ことり「2年生の南ことりです、ちょっと友人のことで相談があって」

希「相談?ならこのスピリチュアルガールのぞみんにおまかせや!!そうだ、これでこのお客人にお茶菓子を買ってきて真姫ちゃん、花陽ちゃん」

真姫「全く、人使いが荒いんだから...花陽付き合ってくれる?」

花陽「うん、わかった真姫ちゃん」
27: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 22:19:06.11 ID:00mJL3AJ.net
 
希「相談って何?」

ことり「実は私には昔から仲がいい幼馴染が二人いるんですけど、一人の幼馴染の様子がおかしくて」

絵里「様子がおかしい....なんかさっきも似たようなことを聞いたわね」

ことり「いつも3人で登校してたんですけど、いきなり知らない子と登校するようになって...私達が声をかけても無視というか全く聞く耳を持ってくれないんです」

絵里「喧嘩したとかはないわよね?例えばもう一人の幼馴染の子と喧嘩したとか」

ことり「ことりもそう思って穂乃果ちゃんに聞いたんですけど、穂乃果ちゃんも全く身に覚えがないそうで、穂乃果ちゃん『海未ちゃんが怒ってるのは穂乃果がいつもだらしなかったせいだ』って泣いちゃって、ことりももうどうしていいかわからなくなっちゃって」

絵里「海未?まさか海未って......」

凛「南先輩、海未って園田先輩のこと?」

ことり「そうだけど....貴方はそういえばちょっと前から海未ちゃんと剣道の稽古をしてた...たしか...」

凛「凛にゃ、星空凛!」

ことり「なら凛ちゃん、海未ちゃんがなんであんなかんじになったか知らない?」 
28: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/14(火) 22:24:15.44 ID:00mJL3AJ.net
 

ことり「そっか....凛ちゃんにも同じ感じなんだね」

凛「うん...海未ちゃんまるで別人みたいだよね...」

絵里「希どうするの?スピリチュアルガールなんでしょ」

希「いや個人的な付き合い的な部分はちょっと...ここは生徒のトラブルは生徒会の会長様にお任せします」

絵里「人に丸投げしないでよ、とういうか部長なんだから部員の凛を助けなさい」

ことり「お守り....」

希「お守り?」

ことり「ちゃんと見てなかったから違ったかもしれないんですけど...」

絵里「気になってるなら話してみて?解決する手がかりになるかもしれないし」

ことり「はい....」
33: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/15(水) 00:33:08.05 ID:UZjCzOYm.net
 

ことり「海未ちゃんはいつも鞄にお守りをつけていたんですけど、様子がおかしくなった日からつけているお守りが変わっていた気がするんです」

凛「たしかに鞄についてた!凛はお守りが変わったまでは気がつかなかったにゃ」

希「お守り....そういえば様子が変わったのってこの3日間だよね」

ことり「はい」

希「うーん......」

絵里「どうしたのよ希、何かわかったの?」

希「何かあったようね気がするんよね....なんだったけ....」

凛「あ、希ちゃんもお守り持ってるんだね」

希「ん?あぁこれは神田明神さんで.....あーーー!」
38: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/15(水) 21:57:50.35 ID:UZjCzOYm.net
絵里「いきなり大きな声出さないでよ!びっくりするじゃない」

ことり「それ....海未ちゃんがつけていた新しいお守りに似てる...」

凛「え?それってまさか希ちゃん!海未ちゃんとお揃いなんてずるいにゃ!凛もおおそろいにするにゃ」

希「たしか一昨日は.....そうだ満月やったんや」

絵里「満月?」

希「簡単にいうとな満月は不思議なパワーが宿ってるといわれてるんや」

ことり「それと海未ちゃんにどう関係が?」

希「海未ちゃんは関係ないよ...お参りするの忘れてたー満月の夜お願いことをすると叶いやすいってきいたんよ」

絵里「...........」ゴチン!

希「痛っ!なにするん!?エリチ......?」

絵里「真面目に相談を聞きなさーい!!」
39: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/15(水) 22:11:37.24 ID:UZjCzOYm.net
絵里「ごめんなさいね、うちの部長おバカさんで....」

ことり「いえ、でもよかったんですか?部長さんにお任せしちゃって」

絵里「いいのよ、真面目に話を聞かなかった希が悪いんだから」

凛「凛もついていけばよかったにゃ」

絵里「いいのよ、それに尾行は1人のほうが目立たないし」



花陽「戻りましたーー」

真姫「お茶菓子買ってきたわよーー...って希は?」

凛「希ちゃん........」

絵里「いいのよ、真面目にやらなかった希が悪いんだから」

ことり「わー♪ことりの大好きなチーズケーキだーー」



希「エリチの鬼ーー!シベリアの鉄仮面!!」
40: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/15(水) 22:17:01.56 ID:UZjCzOYm.net
絵里「でもなんで、南さんはうちにこんな依頼をしにきたの?お世辞にもここは頼りがいある部活には見えないわよ」

ことり「嫌な感じがしたんです」

真姫「嫌な感じ?」

ことり「海未ちゃんのお守りから嫌な気配というかなんか嫌な感じがしたんです、だからお守りが変わっていたのも気が付いたんです」

絵里「なるほど、それでうちにきたと」

ことり「はい、ことりもオカルトはあんまり信じてはいないんですけど、あんな嫌な気配を感じたのは初めてだったので」

真姫(これってまさか........)

凛「..........」

花陽「凛ちゃん?」

絵里「まぁ今、希が園田さんを調べにいってるから明日報告があがるはずだから」

ことり「はい、すいません...」

絵里「いいのよ、あの子も人の役に立つのは多分好きなはずだから」
41: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/16(木) 00:33:50.02 ID:yBWlVhnQ.net
 

翌日

絵里「で、尾行調査の結果は?」

希「むー.....どうしようかなーー、うちだけ昨日ケーキ食べれなかったしなー」

絵里「....せっかく昨日チーズケーキを希だけ食べれなかったから、駅前の人気のチョコレートケーキを買ってきたのに、いらないのね」

希「え?本当!?あのいつも売り切れちゃうって有名な」

絵里「えぇ、まぁ一つしか買えなかったけどね、希がいらないなら私が食べるわね」

希「待って!報告するからケーキ食べる!」

花陽(部長さん、生徒会長さんにいいように扱われてる.....)

凛(凛は放課後かよちんとラーメン屋さんでもいこうかなー)

希「海未ちゃん部活にも出てないみたい....それで校門で張ってたらことりちゃんが言ってた子と仲良く帰る海未ちゃんを見つけたんよ」

希「それで話しかけてみたんやけど、凛ちゃん達が言ってた通り全く話かけても無反応だった」
42: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/16(木) 00:54:27.40 ID:yBWlVhnQ.net
 
絵里「成程ね、知り合いの希でもそんな態度を取ってしまうのね」

真姫「そういえば希、『携帯』はどうしたの?」

希「あはは....今日も家に忘れてきちゃった....後でちゃんと確認しないとね?」

絵里「だからーーちゃんと携帯しなさいよ」

凛「凛は早く海未ちゃんに稽古をつけてほしいにゃー」


絵里「まぁいいわ、希!」

希「は、はい!」

絵里「とりあえず南さんに報告するから一緒に来て、今日はこれで解散よ」

真姫「わかったわ、ちょっと私も今日は用事があるから帰るわね」

凛「じゃあ凛はラーメン屋にいこうかなー?かよちん一緒に行く?」

花陽「うん!凛ちゃんとラーメン行くの久しぶりだね」
46: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/16(木) 22:00:16.49 ID:yBWlVhnQ.net
 
希のマンション

絵里「さぁ、無事に南さんへの報告も終わったし、本題に入りましょうか」

真姫「そうね、やっぱりこれは怪現象ってことでいいのよね」

希「そうやね....昨日一回家に帰ってちゅんちゃんを連れて海未ちゃんを尾行したんよ、そしたらやっぱり変な気配がするって」

(・8・)「実は希ちゃん以外には言ってなかったんだけど4日前くらいに神田明神辺りで一瞬の間だったんだけど嫌な気配がしたんだちゅん」

絵里「希!なんでそんな大事なことを黙ってたの!?」

希「ご、ごめん....でもちゅんちゃんが言うにはほんの一瞬だったし、すぐに気配もなくなってたらしいから....それにちゅんちゃんが気のせいかもって言ってたし」

真姫「エリ―、希を責めないで、希だって家に帰ってから一人で見張りを毎日してるみたいなものなのよ....もちろん全く希に責任がないわけじゃないけど」

絵里「そうね....ごめんなさいね希、私達も協力体制がなってなかったわ」

真姫「私を含めて皆、油断しすぎていたってことね」

希「ごめんね?真姫ちゃん、エリチ.......」
47: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/16(木) 22:44:12.57 ID:yBWlVhnQ.net
 
絵里「落ち込まないで希、大丈夫よ、皆で解決すればいいんだし」

真姫「でも凛は花陽が今いるから動けないと思うから、今回は私達3人でなんとかしないとね」

希「そうやね.....」

絵里「もう、いつまで落ち込んでるのよ、貴方はいつもみたいに何も考えてないみたいにヘラヘラしてればいいのよ」

真姫「いやそれはだめでしょ」

希「うん....でもさすがにそれはうちを馬鹿にしすぎじゃない?」

(・8・)「そろそろ本題に移っていいちゅんか?」
48: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/16(木) 23:29:40.19 ID:yBWlVhnQ.net
 
真姫「神様!?」

(・8・)「正確に言うと違うけど、簡単に言えばそんな感じちゅん」

絵里「なんか言ってることが滅茶苦茶よ」

(・8・)「ちゅん....簡単に言うと願いを叶えてくれる神様なんだけど実際は悪魔だったそんな感じちゅん」

真姫「そんな適当な....」

(・8・)「人を操る力はあるけどそこまで大きな力を感じなかったちゅん、だからわたし自身も完全には把握できてないちゅん」

絵里「でも悪魔なんて、じゃあ園田さんは危険じゃないの?」

(・8・)「悪魔ってのはあくまでも例えちゅん、もしかしたら実際は物の怪の霊、自然霊って可能性もあるちゅん」

希「人間には影響を及ぼしてるけど、影響を受けているのは今のところ海未ちゃんと一緒にいる女の子だけらしいし、そんなにすごい力がある霊体じゃないみたい」

絵里「成程....でも神様って退治するのに気が引けるわね」

希「まぁ神田明神さんが発生源やからね...でも明神さんの力を借りて悪さをしようとしてる霊の可能性が高いと思うなぁ」

真姫「元は違う霊体でも、エネルギーは神田明神から貰ってるから半分は神様みたいなものってことね....偽りの神様ってとこかしら」

(・8・)「その通りちゅん」
50: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/17(金) 00:02:59.87 ID:dzYPAckH.net
 
真姫「仮にそうだったとしても、それが何で海未先輩に......!お守りってことね」

絵里「そういうことね.....どちらかがそのタイミングで神田明神にいたってことね」

希「なんらかの用事でどっちかがなにかしらのお願いをしてしまって、今の状況になってしまったってかんじやね」

希「しかもその日にちは満月、月は昔からスピリチュアルなパワーが宿ってるらしいからね」

(・8・)「とにかくお守りを浄化しないとだめだちゅん」

真姫「浄化はどうすればいいの?」

(・8・)「月には月の力を借りるんだちゅん」

絵里「月?」
52: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/17(金) 00:49:32.41 ID:dzYPAckH.net
凛「ふぅ...美味しかったにゃー」

花陽「あそこのお店、ご飯もとっても美味しかったね」



海未「............」

凛「あ....海未ちゃんだにゃ.....」

花陽「あの人が海未先輩?...なんか怖い感じがするね」


凛「おーい海未ちゃん!海未ちゃんも今帰り?」

海未「............」

凛「ねぇねぇ、また凛に稽古してよ!」

海未「...........」

凛「あーこれ希ちゃんとお揃いなんでしょ?凛もお揃いにしようかなー」

海未「........触るな!」バシッ!

凛「海未ちゃん?......」
54: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/17(金) 22:06:54.20 ID:dzYPAckH.net
花陽「海未先輩でしたっけ?....いくらなんでもそんな態度はどうかと思います」

凛「かよちん......」

花陽「南先輩も心配してました!黙ってないで何か言ったらどうですか?」

海未「..............」

凛「かよちん、もういいよ....そんなに熱くならなくても」

花陽「このお守りがそんな大事なんですか?幼馴染や友達よりも」

海未「それに触るな!!」

花陽「きゃっ!......」

凛「かよちん!いくら海未ちゃんでもかよちんに手を出したら本気で許さないよ!」

海未「っ!.............」ダッ!

花陽「あ、逃げた......」

凛「海未ちゃん本当にどうしちゃったの?」
55: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/17(金) 22:55:55.71 ID:dzYPAckH.net
絵里「なら、明後日の夜辺りに神田明神に集合かしら」

希「あれ?明日やないの?」

真姫「天気予報見てないの?明日の夜は雨よ」

希「そうだったけ?天気予報興味ないから見てなくて」

絵里「本当は今日がいいんだけどね...まぁ準備があるからしかたないか」

希「準備は任せといて!」

絵里「本当に任せたからね、頼んだわよ」

希「了解!」

希「あと本当は深夜の方がいいんだけど、補導されかねないから集合は11時くらいにしようか」

真姫「その時間でも危ないかもしれないけどね....」
56: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/17(金) 23:28:41.66 ID:dzYPAckH.net
ピロン♪

真姫「凛からラインだわ」

絵里「何かあったのかしら?」

真姫「海未先輩に会ったそうよ、お守りを触ったら態度が豹変したらしいわ」

絵里「....やっぱりお守りが原因みたいね」

希「そうだ!明日うち暇だから海未ちゃんの尾行しとくわ」

絵里「駄目よ!」

希「え、なんで?....あ!エリチうちの心配してくれてんの?優しいなぁ...うち照れちゃう///」

絵里「.............」

希「何で黙るん!?」

絵里「希、今日の数学のテスト赤点だったでしょ?」

希「え!なんで知ってるん?」

絵里「やっぱり.....赤点だったのね」

希「あー騙したなーエリチ!汚いぞ!」

絵里「明日は私がたっぷり補習をしてあげるわ....部長が赤点で補習なんて恥ずかしすぎるし、後輩に示しがつかないわ」

希「そんな気遣いはいらないよーー」
57: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/18(土) 00:32:23.85 ID:Au07/MNF.net
凛「かよちん、大丈夫だった?」

花陽「うん、大丈夫だよ」

凛「よかったにゃー....海未ちゃん本当にどうしちゃったんだろう」

花陽「うん...雰囲気が話のとおりおかしかったね」


ピロン♪


凛「ん?真姫ちゃんからラインだ....」

花陽「真姫ちゃん何だって?」

凛「明日、明後日の部活はお休みだって」

花陽「え?あの部活土日も活動してたの?」

凛「うん!まぁ活動っていっても、希ちゃんが皆をパワースポット連れまわすくらいかな」

花陽「そうなんだ、希先輩って元気いっぱいだね」

凛「そうだねーー休みの理由が希ちゃんがテストで赤点を取ったから補習みたいにゃ」

花陽「補習ってあったけ?まだ定期テストじゃないよね?」

凛「絵里ちゃんが直々に希ちゃんを指導するみたいにゃ」

花陽「あははは.....」
58: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/18(土) 00:55:01.62 ID:Au07/MNF.net
 
花陽「...ねぇ、明後日もし暇なら花陽と遊ばない?」

凛「明後日....?」

凛(明後日は海未ちゃんの件で集まらなくちゃいけないんだけど...)

花陽「駄目...かな?」

凛(でも集まるのは夜だし、いっか♪)

凛「いいよーかよちんと遊ぶにゃ」

凛(下手に断って疑われるのも嫌だし....)

花陽「えへへへ....じゃあ、詳しくは後でラインするね」

凛「わかったにゃー」
60: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/18(土) 23:15:58.33 ID:Au07/MNF.net
 
翌日

凛「休みだけどつい習慣で学校の剣道場に来ちゃた」

凛「うちの剣道部の人達は練習試合で今日は学校にいないからちょうどいいにゃ」

凛「日々の鍛錬が大事って海未ちゃんが言ってたにゃ....」

ガチャガチャ

凛「鍵がかかってるにゃ...そっか、部員さんいないんだから当たり前か」

凛「職員室まで取りにいこっと.....」



先生「鍵ならさっき違うやつが持ってたぞ」

凛「園田先輩ですか?」

先生「いやー園田さんじゃなかったわね」

凛「そうですか...失礼しました」

凛(タイミング悪いにゃー、剣道場前で少し準備運動でもしてればよかった)
61: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/19(日) 00:18:23.66 ID:OsT3iKfu.net
 
凛「部員の人はいないはずなのに、誰だろ一体」

ガララ

「やぁ!たぁ!」

凛「おぉ....中々気合が入ってるにゃ」

「ん?貴方は剣道部員の子かな?」

凛「あ、いいえ違います、ちょっと自主練に」

「そうなんだ!実は私もなんだ」

凛(なんか元気いっぱいな人だにゃー)

穂乃果「あ、そうだ私の名前は高坂穂乃果って名前なんだ、よろしくね」
62: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/19(日) 01:17:05.24 ID:OsT3iKfu.net
 
穂乃果「星空凛ちゃんって名前なんだ、じゃあ凛ちゃんって呼んでいいかな?」

凛「うん、じゃなかったはい!高坂先輩は剣道するんですか?」

穂乃果「昔まではちょっとね、そこそこ強かったんだよ?私」

凛「そうなんですかー、あ!そうだ!」

穂乃果「ん?どうしたの?」

凛「凛、実は剣道の特訓してて師匠を探してたの、高坂先輩教えてほしいにゃー」

穂乃果「えぇ!でも私ブランクあるよ....竹刀を握ったのも久しぶりだし」

凛「大丈夫ですにゃ!凛は始めたばっかの初心者だから」

穂乃果「でも人に教えたことないし.....」

凛「そこをなんとかお願いしますにゃ」
64: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/19(日) 22:47:37.57 ID:OsT3iKfu.net
 
穂乃果「仕方ないなぁ、わかったよ、でも上手くは教えられないからね」

凛「大丈夫ですにゃ」

穂乃果「じゃあ、練習付き合うから着替えてきなよ」

凛「あ、そっか、着替えてきまーす」



凛「着替えてきたにゃ」

穂乃果「じゃあ、はじめよっか」

凛「はい!」

穂乃果(初心者にしては構えがしっかりしてるなぁ....本当に初心者なのかな?)

凛「?どうかしましたか?」

穂乃果「ううん、なんでもない、さぁかかってきな!凛ちゃん」
65: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/19(日) 23:32:25.04 ID:OsT3iKfu.net
 
凛「ふぅー....ちょっと休憩するにゃー」

穂乃果「お疲れ様」

凛「やっぱり、高坂先輩強いにゃ」

穂乃果「そんなことはないよー凛ちゃんだって初心者って言うわりには上手じゃない」

凛「えへへ...ちょっと前まで鍛えてもらってたんで」

穂乃果「そうなんだー...初心者の凛ちゃんを短期間でここまで鍛えるなんてすごい人だね」

凛「うん!凛の師匠の海未ちゃんはすごい人だよー」

穂乃果「海未...ちゃん?」

凛「そうにゃ!園田海未先輩にゃ!」

穂乃果「!」
66: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/20(月) 00:06:13.82 ID:C3J17+Pn.net
 
穂乃果「そっか...通りで構えが誰かと似てるなと思ったよ」

凛「高坂先輩?」

穂乃果「さすが海未ちゃんだね...センスがあるとはいえ、初心者をここまで鍛えるとはね」

凛「海未ちゃんを知ってるんですか?」

穂乃果「知ってるも何も私は海未ちゃんの幼馴染だよ」

凛「えーー!!海未ちゃんまだ幼馴染いたんですか?」

穂乃果「まだ?海未ちゃんからは聞いてないんだね」

凛「聞いてないにゃー....この間は南先輩って人が幼馴染って言ってたし、海未ちゃん幼馴染いっぱいにゃー」

穂乃果「ことりちゃんと会ったあるんだね、凛ちゃん」

凛「ちょっと、この間放課後に部活で会ったんです」

穂乃果「部活?ことりちゃん部活なんてしてたっけ?」
67: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/20(月) 00:34:16.29 ID:C3J17+Pn.net
 
穂乃果「成程ね、凛ちゃんはあのオカルト同好会の部員だったんだね」

凛「あのってどういう意味ですか?」

穂乃果「え?知らないの?今話題なんだよ、その同好会の話が」

凛「え!?」

穂乃果「だって入ってるメンバーがこの学校の有名人が多いからね、もちろん凛ちゃんを含めて」

凛「凛もなの!?」

穂乃果「現役生徒会長で文武両道の綾瀬会長、地元で有名な病院の一人娘で学業優秀の期待の1年生の西木野さん、スポーツテストで県記録を何種目か更新したって噂の凛ちゃん.....ね?話題性ばっちりだし」

凛「なんか盛られてような気がするにゃー....あれ?希ちゃんは?」

穂乃果「そんな3人を保有する部活の部長の東條先輩は何者だって話になってる」

穂乃果「いつも電波なことをしてるけど、実はそれはカモフラージュじゃないかって噂、実はすごい天才なんじゃないかって」

凛(うわぁ....希ちゃんすごい勘違いされてるよ)
70: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/20(月) 23:00:59.32 ID:C3J17+Pn.net
 
希「なー.....エリチ暇ぁ.....」

絵里「暇じゃないでしょ!貴方は今補習中でしょうが!」

希「カードが言ってるんや.....今は勉強する時じゃないって」

絵里「の・ぞ・み!!」

希「あ、はい.....すいません、真面目にやります」

絵里「全く....こんなんじゃ本当に示しがつかないわね」

希(うーーんどうにかしてこの状況を打開できないものか.....)

希「................」カリカリ

絵里「...............」

絵里(まーた何か企んでるわね....本当に目が離せないんだから)



穂乃果「きっとすごい人なんだろうなー」
71: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/21(火) 00:49:04.60 ID:/zqgOAZ5.net
 
穂乃果「ならここで会ったのも何かの縁ってことで、私の得意技教えてあげるよ」

凛「得意技?なんかゲームみたいだにゃー」

穂乃果「名付けて小夜啼鳥恋詩っていうの」

凛「え?ラブソング?」

穂乃果「小夜啼鳥恋詩」

凛「あ、はい」

穂乃果「海未ちゃんが名付けてくれたんだー、かっこいいでしょ」

凛「そ、そうだねー」
72: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/21(火) 01:04:58.27 ID:/zqgOAZ5.net
 
凛「ふぅ....疲れたにゃー」

穂乃果「お疲れ様、凛ちゃん」

凛「こちらこそありがとうございました、稽古に付き合ってくれて」

穂乃果「まぁ、後輩の頼みだしね...一応先輩だから」

凛「もうお昼かぁ...あ、そうだ!高坂先輩一緒にお昼どっかに行きませんか?」

穂乃果「そうだね...久々に剣道をしてお腹ペコペコだよ」

凛「じゃあ、凛がおすすめのお店を紹介するにゃー」

穂乃果「本当?じゃあ着替えてからいこっか?」

凛「うん!」
74: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/21(火) 22:52:20.12 ID:/zqgOAZ5.net
 
希「」

絵里「希いつまで死んでるのよ......」

希「もう一生分の勉強したよ」

絵里「いやいや、まだたったの6時間よ」

希「6時間はたったじゃないよ!学校より長いよ!」

絵里「いや、学校だって似たような時間でしょ?」

希「いや、いつも寝てるから、そんなに勉強してないからきついよ!」

絵里「えばって言えることじゃないでしょ!」

希「あーあもう夕方だよぉ.....せっかくの休日がぁ」

絵里「今までサボってた貴方が悪いのよ、自業自得よ」

希「うぅ....エリチが冷たい....」
75: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/22(水) 01:01:21.72 ID:fpxwLeKB.net
 
ピロン♪

希「あ、凛ちゃんからラインだ」

絵里「本当だ...あの子今日も特訓してたのね」

希「美味しそうなラーメン....お腹すいたーー!」

絵里「凛と写っているこの子は.....たしか....」

希「エリチ、お腹すいた」

絵里(たしか高坂...穂乃果さんだったかしら?なんやかんやであっちの世界の皆が集まってきたわね)

希「お腹すいたーー!!」

絵里「わかったよ!!少し待ってなさい!」
77: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/22(水) 19:38:30.96 ID:fpxwLeKB.net
次の日

花陽「今日は久々に凛ちゃんと二人っきりでお出かけです!」

花陽「この服変じゃないよね?今日の為に昨日一日かけて買ったんだから、きっと大丈夫!」

花陽「昨日たまたま会った南先輩には感謝しないと....でも南先輩があんなにオシャレに詳しいなんて知らなかった」




ことり「花陽ちゃんかわいい〜〜こっちの服の着てみようよぉー」

花陽「えぇ!でもこれはちょっと派手すぎるようね....」

ことり「たまにはこういうのも挑戦するのもいいと思うんだよね〜」

花陽「えぇ!!」





花陽「..........一人で相手をするのはちょっときついかな」

凛「かよちんさっきから何一人で喋ってんの?」


花陽「!!凛ちゃんからいつからそこに......」

凛「?ちょっと前からだけど」
78: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/22(水) 20:08:52.65 ID:fpxwLeKB.net
 
凛「それで、今日はどこに行くの?かよちん」

花陽「えーと、秋葉原とかに行こうかなーって思ってる?」

凛「秋葉原?」

花陽「うん...だめだったかな?」

花陽(本当はもっとオシャレなところに行こうかと思ってたんけど、服ばっかに気がいっちゃってて下調べができなかったよ.....)

花陽(秋葉原じゃ近所すぎてお出かけ感ないよね?凛ちゃんガッカリしちゃったよね?)


凛「うん!いいよ!!行こうよ」

花陽「え?いいの?秋葉原で」

凛「うん、だってかよちん行きたいんでしょ?それに凛はかよちんとお出かけできれば楽しいはずだから大丈夫にゃ」

花陽「凛ちゃん.....ありがとう、じゃ行こうか」

凛「うん!」
79: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/22(水) 22:44:55.62 ID:fpxwLeKB.net
 

花陽「あぁ!このアイドルグッズは発売日に売り切れで買えなかった限定版!まさかここで出会えるとは」



凛(相変わらずかよちんはアイドルのことになると熱くなっちゃうにゃ)

凛「でもそんなかよちんも凛は大好きにゃー」

花陽「にこちゃんの分も買っていこうかなー♪にこちゃんもこれ持ってなかったはず」

凛「.........」

凛(でもかよちんから誘ってきたのにさっきからにこちゃん、にこちゃんて言ってばっかだにゃ....ちょっと寂しいかも)

凛(にこちゃんってたしかアイドル研究部の部長さんだよね?たしか...まぁ話が合うだろうしアイドル関連だから名前が出ちゃうのはし仕方がないよね?)

凛「にゃあ.........」
80: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/23(木) 00:35:29.42 ID:+i4b2sqB.net
花陽「今日はたくさんアイドルグッズを買うことができました」

凛「かよちんよかったね」

花陽「ごめんね凛ちゃん...途中から夢中になっちゃってよね?ごめんね」

凛「大丈夫だよ、かよちんが幸せそうで凛も嬉しいにゃ」

花陽「そう...?花陽は久々に凛ちゃんと二人っきりで幸せでした...なんてね」

凛「かよちん....あ、今更だけど今日のその服とっても似合っててかわいかったにゃ」

花陽「え!本当?...えへへ、先輩に選んでもらった甲斐があったかな?」

凛「そうなんだ、先輩に選んでもらったんだ...先輩センスいいね」

凛(先輩ってにこ先輩だよね?.......)

花陽「お礼しないといけないかな?」

凛「.....そうだね」
81: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/23(木) 01:06:05.24 ID:+i4b2sqB.net
 
希「エリチーうちお腹すいたー」

絵里「あのね...私は貴方の家政婦でもお母さんでもないんだけど」

真姫「最近、希がますます幼児化っていうか...馬鹿っぽくなってきたわね」

希「む!それは聞き捨てならないな真姫ちゃん!」

絵里「いや実際そうでしょ...それに真姫、もともと希はこんなかんじよ...真姫とちゃんと出会う前から私に悪戯してたくらいだし」

真姫「あぁ...だからあの事件の時も希を問い詰めていたのね」

絵里「そういうこと」

希「ぐぐぐ....事実だから反論できない」

真姫「こんなんで今夜大丈夫なのかしら?」

絵里「大丈夫よ、作戦通りに行けばね」

希「その前になんか食べない?」

絵里「軽くにしときなさいよ?吐くわよ?」
82: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/23(木) 01:49:24.43 ID:+i4b2sqB.net
 
真姫「私、体力に自信がないんだけど」

絵里「大丈夫よ、囮役は私がやるわ」

真姫「でも上手くいくかしら?それにやっぱりエリーが危険なような」

絵里「大丈夫よ、たった数時間逃げ切ればいいんだから、それにナビゲートしてくれるんでしょ?」

真姫「そうだけど....」

希「真姫ちゃん、エリチそろそろ時間や...行こうか?」

絵里「そういえば凛は?」

真姫「少し遅れてくるみたい、合流地点で落ち合う予定になってるわ」

希「さぁ!!オカルト同好会出撃や!」



(・8・)「なんか最近忘れられてるような気がするちゅん」

希「ちなみにちゅんちゃんは携帯からエリチのパソコンに移動しました」

真姫「まぁ、いきなり携帯が勝手に喋ったらおかしいからね」

絵里「何かあったらメールちょうだいね」

(・8・)「わかったちゅん」

真姫「もはやなんでもありね、アプリみたい」
84: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/24(金) 00:30:05.58 ID:2yAuQMI+.net
 
夜 神田明神


希「うちと真姫ちゃんの尾行の結果、海未ちゃんはなぜか毎日午後9時に神田明神に来ることが判明したんや」

絵里「除霊も行うから、できれば園田さんごとなんとかしてその場で終わらせられれば楽なんだけどね」

希「そうやね....でも今までの話や雰囲気からして難しいと思うんよ」

真姫「とりあえず、ちゅんちゅん様が言ってた通り月が満月の時と同じ様に真南をあがる真夜0時にお守りを本殿に持っていて邪気を払うようにお願いする....これでいいのよね?」

希「そうやね、プラスして今日は満月やないから祈る人間も多いほうがいい、うちら3人とあと凛ちゃんを入れて4人なら多分大丈夫だと思う」

絵里「凛はまだ来ないのかしら?」

真姫「凛は今日花陽と出かけてるはずだから、別れるタイミングをうかがってるんでしょ」

希「そっか、とりあえず時間も押してるから準備しようか?」

絵里「真姫、あれはもちろん持ってきたわよね?」

真姫「はい、全く手に入れるのに苦労したわよ」

希「よしこれで道具は揃った!あとは海未ちゃんが来るまで隠れてよっか?」
85: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/24(金) 01:23:46.37 ID:2yAuQMI+.net
 
PM9:00

海未「..........」テクテク

海未「...............」



希『来た!準備はいい二人とも』

真姫『OKよ』

絵里『こっちもいつでも大丈夫よ』

真姫『はたから見るとやっぱりただお参りしてるようにしか見えないわね』

希『....よし!海未ちゃんに突撃や!』


希「海未ちゃん覚悟ぉぉぉぉ!!」

海未「!!」
86: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/24(金) 02:20:45.96 ID:2yAuQMI+.net
 
希「そのお守りをよこすんや!海未ちゃん!!」

海未「これに....サワルナッ!!!」

希「なんて力....エリチ、真姫ちゃんよろしく」

海未「!?」

絵里「ごめんなさい、足がちょっと痛いかもしれないけど我慢してね」ゲシッ!

海未「三人がかりなんてヒキョウモノが!!」

真姫「なんとでもいいなさい!よし!体勢が崩れた、今よ希!こいつは私と絵里が抑えておくわ」

希「ありがとう二人共!これで守りゲットや!」

海未「それを.....今すぐカエセッ!!」

希「おおーー怖っ!返してほしければ自分で取り返してみるんやね」

希「さぁ、鬼ごっこのはじまりや!」
88: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/24(金) 20:55:30.64 ID:2yAuQMI+.net
 
海未「カエセッ!!」

真姫「きゃあ!」

絵里「うわぁ!!」



希「うわ、なんて力なんや....完全に組み伏してしたのにあの体勢から二人を吹っ飛ばしたよ、海未ちゃん」

海未「............」

希「やばっ!もうこっちくる.....逃げないと!!うち足そんなに早くないのに」

絵里「希!!私に任せて!」

希「エリチ!....ちょっと早いけど任せた!」ヒョイ!

絵里「よし....園田さんこっちよ!ついてきなさい!」

海未「オマモリを返せ!!」
89: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/24(金) 22:23:16.42 ID:2yAuQMI+.net
 
真姫「エリ―足早っ!!もう神社から出て行ってわよ」

希「エリチは運動神経いいからなーじゃあ、エリチが海未ちゃんをひきつけてる間にうちらは所定の位置に移動しよっか」

真姫「そうね....エリ―どうか無事でいて」



海未「トマレ!!それをカエセ!」

絵里「それはできない相談ね」

絵里「さてと、私のこのエリチカ号についてこれるかしら」

海未「!!」

絵里「頑張って追いかけないと燃やされちゃうかもね?じゃあ頑張ってねー」

海未「自転車とはヒキョウナ!!」

絵里「なんとでも言いなさいな....それじゃバーイ♪」チャリンチャリン
90: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/25(土) 00:01:40.11 ID:ntH4YA2l.net
 
真姫「エリ―応答を願います、どうぞ」

絵里『はーい、こちら賢いかわいいエリーチカよ』

希「うわぁ.....自分でいうとかひくわー」

絵里『戻ったら覚えてなさいよ、希』

真姫「どう?うまくまけた?」

絵里『視界には見えないわね、とりあえず水道橋方面に今走っているわ』

真姫「待っててね、えっとエリーがいる位置から2kmくらい離れたところに園田先輩はいるみたい」

絵里『そんなにはまだまけてないのね』

真姫「...GPSで見る限り園田先輩はまっすぐエリ―のいる方角に向かっているわ」

絵里『おかしいわね...今いる周りは裏路地みたいなところで見通しが悪いからここに逃げ込んだのに』

希「もしかしたらお守りのパワーかなんかを感じてそれを追ってきているのかも」

絵里『やっかいね』
92: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/25(土) 00:45:28.41 ID:ntH4YA2l.net
 
凛「皆、遅れちゃってごめんにゃ」

希「あー凛ちゃん遅いよー!もう22時だよ?」

凛「ごめんなさい.....」

真姫「どうせ花陽でしょ?うまく誤魔化せたの?」

凛「う、うん......」

真姫「?」

希「じゃあ、凛ちゃんに簡単に状況を説明するね?今海未ちゃんはここにいない、街でエリチと追いかけっこ中や」

凛「絵里ちゃんが?一人で大丈夫なの?」

真姫「一応このパソコンで二人のGPSを監視してるわ、連絡はこのレシーバーか携帯でとりあってるわ」

真姫「園田先輩にはさっきもみ合いになった時に上着につけておいたの」

凛「成程....なんか映画みたいにゃ」
95: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/26(日) 00:51:28.98 ID:CCanUAo8.net
 
凛「せっかく竹刀持ってきたのに必要なかったかな?」

真姫「まぁ、あるにこしたことはないけど」

希「にしても、エリチ頑張るなぁ....もう海未ちゃんとの距離が6km近く離れてるよ」

真姫「張り切り過ぎて変なことにならなければいいけど」

希「さすがに海未ちゃんの肉体でも自転車には追い付けなかったか....疲れたのかな?海未ちゃんの動きがゆっくりになってる」

真姫「このまま素直に諦めてくれればいいんだけど」

絵里『真姫、そっちには何時くらいに戻ればいいの?』

真姫「今の距離感を考えると23時半には神田明神には戻ってきてほしいわ」

絵里『あと1時間くらいね....上手く迂回して戻るわ』

真姫「エリ―無理はしないでね」

絵里『大丈夫よ、お姉さんに任せなさい?』
96: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/26(日) 01:43:19.13 ID:CCanUAo8.net
 
真姫「この調子なら無事お祓いというか、お守りを浄化できそうね」

希「そうだね、海未ちゃんもこの距離ならさすがに30分以内には来れないでしょ」

真姫「じゃあ、ちょっと自販機で飲み物買ってくるわ...多分エリー喉かわいてるだろうし」

希「わかったー気をつけてなー」




凛「ねぇねぇ希ちゃん」

希「ん?どうしたの凛ちゃん」

凛「このパソコンに映ってる点が絵里ちゃんと海未ちゃんだよね?」

希「そうやよ」

凛「こっちに向かって近づいているのは絵里ちゃんだよね?」

希「そうだよーもう時間だしね、あと1分〜2分で少しで着きそうやね」

凛「こっちの点が海未ちゃんだよね」

希「そうだけど、それがどうしたの?」

凛「凛、さっきからずっと見てるんだけど、この点全く動いてないんだけど」

希「え」
97: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/26(日) 03:12:06.10 ID:CCanUAo8.net
 
絵里「ふう...やっと帰ってこれた...」

絵里「久々ね、こんなに自転車を漕いだのは」

絵里「さてと、この階段を数段登り切れば神田明神に到着ね.....相変わらず登りずらい階段ね.....!?」

絵里「嫌な気配が背後からするようね......」クルリ


海未「..............」

絵里「え?嘘でしょ?もう追いついたっていうの?」

海未「それをカエセ!!」ガシャン!!

絵里「あぁ!私のエリチカ号がぁ!何てことすんのよ」

海未「...............」ダッ!!

絵里「っち!とにかく階段を登り切って皆と合流するしかないわね」
99: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/27(月) 01:14:41.56 ID:TCT9Txkb.net
 
絵里『皆!園田さんがすぐそこまで来てるわ!』

希「なんやて!海未ちゃんにしてやられたわ」




凛「希ちゃん、もう逃げ切るのはきついから戦おう!凛が足止めするよ」

希「凛ちゃん、でも......」

凛「大丈夫にゃ、伊達に毎日海未ちゃんと特訓してたわけじゃないんだから時間稼ぎくらいはできるはず」

凛「絵里ちゃんが頑張ったんだにゃ、次は凛の番にゃ」

凛(力を貸して.....園田さん、海未ちゃん、高坂先輩....そして)

凛「...........かよちん」

絵里「希!それに凛!合流してたのね、来るわ!迎撃態勢とるわよ!」
100: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/27(月) 02:29:10.97 ID:TCT9Txkb.net
 
海未「..........」

希「成程、上着を脱いでたんかぁ、だからGPSがあぁなっていたんやね」

絵里「あれ?真姫は?」

凛「少し席を外してるにゃ」

絵里「さて、どうするの?あと30分弱どうにかできそう?」

希「どうにかって....どうにかするしかないやん」

凛「凛がこの竹刀で時間を稼ぐにゃ」

希「でも凛ちゃん....」

凛「希ちゃん、海未ちゃんを見てほしいにゃ」

海未「.............」

希「いつの間に竹刀を.....」

凛「さぁ今こそ修行の成果見せてあげるよ!師匠!!」
102: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/28(火) 00:26:52.26 ID:SO1PtDsL.net
 
希「エリチ!うちらは今のうちにこのお守りの浄化の準備や!」

絵里「でも凛が」

希「竹刀を持ってる二人の間にどうやって入るん?邪魔になるだけや!うちらにはうちらのできることをしないと!」

絵里「......そうね、まかせたわよ凛!」



凛「こんな形で師匠とマジな勝負するとは思ってなかったにゃ」

海未「そこをドケ....」

凛「それはできない相談だね、海未ちゃんにはまだまだ凛に稽古をしてもらわないと困るにゃ....だからここで倒して元に戻してあげるね」

海未「フフフ、ワタシに勝ったことがないのに勝つとは大きくでたものデスネ」

凛「あ、やっとまともに喋ったにゃ、喋れるなら最初から喋ってほしかったにゃ」

海未「口よりもアナタにはカラダで叩きこんでアゲマスヨ」
103: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/28(火) 01:24:50.95 ID:SO1PtDsL.net
 
凛「こっちには必殺技もあるんだからね」

海未「面白い...このカラダにもようやく慣れてきたところです、カラダ慣らしには丁度いい」

凛「ならカラダ慣らしで終わらせてあげるよ」

凛(体に慣れてきた?ってことはこの喋ってる海未ちゃんはいつもの海未ちゃんの精神?人格?じゃないってことだよね)

海未「さぁどっからでもかかってキナサイ、返り討ちにしてアゲマス」

凛「そんな簡単には凛はやられないよ!!」バシン!

海未「ほぉ....スピードはありますが、パワーが弱いですね...これが貴方の全力ではないデスヨネ?」

凛「っく、やっぱり一筋縄ではいかなそうにゃ」

海未「さぁ打ち込んできなさい、いくらでもかえしてアゲマスヨ」
104: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/28(火) 01:38:56.22 ID:SO1PtDsL.net
 
絵里「ねぇ、当初の予定では凛を含めて四人でやる予定だったのに二人しかいないのに大丈夫なの?」

希「大丈夫じゃないよ、でも仕方ないやん!」

真姫「ごめんなさい、遅れたわ」

絵里「真姫!無事にこっちまでこれたのね」

真姫「えぇ...ジュースを買ってきたら園田先輩と凛が戦ってるんだもん、びっくりしたわ」

希「真姫ちゃん入れてもまだ3人か、ちょっときついなー」

真姫「.......実は助っ人がいるんだけど」

絵里「助っ人?」

ことり「こんばんはーことりもお手伝いするね♪」

絵里「南さん!?」

希「どういうことなの?真姫ちゃん!?」

真姫「ごめんなさい、尋問には勝てませんでした」
106: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/29(水) 00:34:04.88 ID:2Jdu9x+T.net
 
ことり「今日ね、穂乃果ちゃんと今日はお出かけしてて、帰りに街を歩いていたら海未ちゃんがすごい形相で走ってるのを見たの」

ことり「それで穂乃果ちゃんと追いかけたら神田明神に入っていくから来てみたら」

絵里「真姫と会ったわけね」

希「事情は知ってるってことなの?」

真姫「えぇ....」

ことり「海未ちゃんの為ならことりは危険な目に合っても文句は言いません!私にも手伝わせて!!」

絵里「どうする?希」

希「.......わかった、南さん協力してくれる?」

ことり「もちろん♪」

真姫「あれ?そういえば高坂先輩は?」
108: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/29(水) 22:25:09.07 ID:2Jdu9x+T.net
 
凛「はぁ.....はぁ.....」

海未「フフフフ、どうしました?それが全力デスカ?」

凛「っく..........」

凛(やっぱり海未ちゃんは強い!隙がないにゃ.....このままだと確実に負けちゃうにゃ、でもどうしたら)

海未「さて、貴方ともアソブのも飽きました.....そろそろ終わらせてアゲマショウ」

凛「なにあの構え......」

海未「ワタシの得意技といったところでショウカ.....園田流剣技....これでオワリです」

凛「ごめん皆.....あんな大口叩いたけど止めるのは無理そうにゃ.....」

海未「辞世の句はオワリましたか?イノチまでは奪いませんが、骨は何本かはいくかもシレマセンネ!!」

凛「.....ごめんね、かよちん....凛やっぱり弱かったみたい...皆やかよちんのこと守れそうにないや」

海未「剣を捨てましたね!!いいでしょう剣もココロを叩き折ってアゲマショウ!」



穂乃果「小夜啼鳥恋詩」バンッ!

凛「え?」

海未「何者です!?」

穂乃果「貴方の幼馴染だよ、海未ちゃん」
110: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/06/29(水) 23:58:45.98 ID:2Jdu9x+T.net
 
凛「高坂....先輩?」

穂乃果「助っ人登場ってね」

海未「何者デスカ?そこのモノよりは腕はありそうですね」

穂乃果「........凛ちゃん、これは海未ちゃんなの?」

凛「よくわからないにゃ、でも多分違う...見た目は海未ちゃんだけど海未ちゃんじゃない、そんなかんじ」

穂乃果「そっか、まぁいいや....海未ちゃんは私が止める、いつもお世話になってる海未ちゃんにたまには恩返ししないとね!」

海未「ほぉ...いい構えですね...少しはタノシメそうデスネ」

凛「高坂先輩!!見た目は海未ちゃんでも動きはいつのも海未ちゃんの動きと別物にゃ、気をつけて!!」

穂乃果「..............」

穂乃果(ことりちゃん、海未ちゃんは私が足止めするよ、後はまかせたよ)
114: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/01(金) 00:12:48.38 ID:rUANJz9W.net
 
希「はいーかしこみーかしこみー」

絵里「ふざけてるの?」

希「いや大真面目なんやけど、ほらエリチもかしこみかしこみーってやって」

絵里「えー......」


真姫「巫女服に着替えて何をするかと思ったら何してんのかしら、希は」

ことり「えっとー、あれことりもやったほうがいいのかな?」

真姫「いや、多分南先輩はやんなくてもいいかと....」


絵里「あーもう!!かしこみー!かしこみー!!」

真姫「エリ―なんかやけくそになってるわね」
115: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/01(金) 10:50:12.37 ID:rUANJz9W.net
 
希「さてと冗談は置いといて、4人そろったから始めよっか?」

ことり「あれ?さっきのは?」

希「あれはうちの気分を上げる為にやっただけ、痛っぁ!!」ゴチン

絵里「次、ふざけたら課題3倍にするからね」

希「おー怖っ!!でも大丈夫!エリチのパワー貰ってのぞみん元気百倍だから、任せて」

真姫「希は本当に希よね」

ことり「面白い人だね」

真姫「見ている分にはいいんですけどね」

希「あ、真姫ちゃんと南さんもこっちにきて」
116: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 00:15:20.60 ID:mPsjSvzG.net
 
希「ふむ、0時5分前だね....皆は明日は何の日か知ってる?」

真姫「え?明日?月曜日だからただの平日よね?」

ことり「なにかの記念日?」

希「実はなー明日は四万六千日なんよ」

絵里「なにそれ?」

希「簡単言うとな....明日参拝する人はね四万六千日分お参りしたのと同じくらい後利益あるんよ」

ことり「すごーい、何でも願い事叶いそうだねー」

絵里「なるほど、その後利益を使って浄化するのね」

希「正解ー、ちょっと勿体無い気もするけどね、かわいい後輩の為やん?」
117: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 01:16:18.80 ID:mPsjSvzG.net
 
絵里「さて時間ね....お守りを処理しちゃいましょう」

真姫「浄化って具体的に何をすればいいの?」

希「普通にお賽銭を入れていつも通りお参りするだけやね、でもお願いするタイミングは合わせてね」

ことり「それだけでいいんですか?」

希「うん、早く終わらせないと凛ちゃんが危ないしな....神様には神様のお願いってね」

絵里「神々の戦い.......」

真姫「じゃあ早く始めましょう」

希「はーい、払いたまえー清めたまえー」
118: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 01:26:04.97 ID:mPsjSvzG.net
 
穂乃果「ふぅ....やっぱり海未ちゃんは強いね、まぁ...今は海未ちゃんじゃないか」

凛「すごいにゃ...凛とは全然動きが違うにゃ」



海未「......意外と手ごわいデスネ、そこをドイテくれませんカネ」

穂乃果「だーめ、穂乃果の役目は足止め役なんだから!通行止めだよ」

海未「そうですかザンネンですネ......っく!なんですか頭が!」

穂乃果「海未ちゃん!?」

海未「.....ん?ここは....あれ?穂乃果と凛ではありませんか」


穂乃果「海未ちゃん?....」

凛「元に戻った?」

穂乃果「う、海未ちゃーん!!」

凛「待って!高坂先輩!」


海未「腕はいいですが、アナタは頭がタリナイようですネ」バシンッ!

穂乃果「っぐ!!」

海未「大丈夫デス、少し眠っていてクダサイ」

凛「高坂先輩!!」
121: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/02(土) 22:18:43.81 ID:mPsjSvzG.net
 
海未「さて、ヤッカイモノは退治シマシタ、あとは貴方だけデスネ」

凛(どうしよう....凛じゃ勝てないよ、高坂先輩もやられちゃったし....どうすれば)

(仕方ないですね、少し力を貸してあげましょう...)

凛「え?その声は....まさか」

海未「なにをブツブツ言っているのデスカ、時間稼ぎでもスルつもりデスカ」

(さぁ、今こそ竹刀の力を使うのです)


海未「トドメです!そこのモノと一緒にナカヨク眠ってなさい!」

凛「............」バシンッ!

海未「ナに!?」

凛「もう遊びは終わりにするですにゃ、海未ちゃん」
123: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/03(日) 00:01:39.10 ID:/A1pz/ct.net
 
海未「雰囲気がカワッタ?一体ナニモノなんですかアナタハ」

凛「凛はただの高校生ですにゃ、ただ守りたいモノを守るだけです」

海未「オモシロイ、どれほどの腕前かタメシテあげますヨ!」

凛「.........」バシンッ!

海未「またガードされた!」

凛「貴方の腕はそんなものですか?もっと攻めてきていいんですよ?」

海未「ナマイキな!さっきまでセンイすら失っていたクセニ!」

凛「..............」
124: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/03(日) 01:06:00.75 ID:/A1pz/ct.net
 
希「よし!これでお守りは浄化できた!」

絵里「じゃあ、これで園田さんは元通りになるってことよね?」

希「いや、まだや」

真姫「まだってなんでよ?お守りを浄化したなら終わりでしょ?」

希「これはあくまできっかけ、パワーの根源と言ったところ....まだ海未ちゃんの体にはこれの本体が入っている」

絵里「どういうことなの?」

希「簡単に言えば、これは今は抜け殻だけど、元は増幅器やチャージャーみたいなものなんよ」

真姫「えっとつまりそれを持っていると霊がパワーアップする品物ってこと?」

希「そういうこと、人を乗っ取れるくらいにね...今はお祓いしたからもう何も起こらんけどね」

希「でも海未ちゃんも体にはまだ本体がいるから、退治しないといけないってこと」

ことり「退治ってどうやってやるんですか?」

希「これを使うんよ」
127: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/03(日) 22:16:08.41 ID:/A1pz/ct.net
 
海未「はぁ....はぁ....ナゼです!ナゼ攻撃があたらないのデスカ!」

凛「...............」

海未(全くベツジンみたいです....一体ドウイウことなんデス?)

凛「悲しいですね、自分の子孫がこの程度なんて....まぁ今は本人ではないですねにゃ」

海未「ナニを訳のわからないコトを!」




真姫「凛!!こっちは終わったわ!」

凛「真姫ちゃん!そっか終わったんですね....じゃあ後はこいつだけですね」

海未「!?まさかアレを!」

真姫「ちょうどよかった、これを使ってこれで斬れば終わりよ」

凛「これは.....水ですかにゃ?」

真姫「これは聖水みたいなものよ、その竹刀にかけて斬れば多分いけるはずよ」


凛「わかったですにゃ、やってみますにゃ」

真姫「凛なんか喋り方おかしくない?」
128: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/03(日) 22:59:38.03 ID:/A1pz/ct.net
 
凛「おぉ!水をかけたら竹刀が光りました!!すごいですにゃ」

真姫「胡散臭かったけど、ちゃんと聖水だったのね」

海未「ナンですか!?ソレハ!」


凛「もうガードするのも飽きたところですし、終わらせますか」

海未「!?」

凛「さて我が子孫よ....我が剣を受けて自分に足りないものを知るといい、凛との合作です」

真姫「?子孫?」


凛「園田流......園田流星群!!」

海未「っ!ぐあああああああああああああ!!!」バタッ

真姫「やった!決まったわ!名前はあれだけど」

凛「.....ちょっとネーミングセンス寒くないかにゃー?」
129: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 00:01:45.26 ID:Px62q7/o.net
 
ことり「海未ちゃん!穂乃果ちゃん!」

真姫「大丈夫です....気絶してるだけです」

希「うまくいったようやね」

真姫「えぇ....なんとかね、凛が大活躍してくれたおかげね」

絵里「そういえば、その凛の姿が見えないけど.....」

真姫「凛はなんか疲れたからって....そこで寝てるわ、よっぽど疲れたのね」



凛「zzzzzzzzzz」

希「凛ちゃんお疲れ....ありがとね、後でラーメンおごってあげないとね?」ナデナデ

絵里「しかたない凛は私がおぶっていくわ...でもそこの二人はおこさないとね」

真姫「あ!そうだ、エリーにジュース買ってきたの...ずっと走ってたし喉乾いてるでしょ?」

絵里「ありがとう、さすが真姫ね...っていっぱい種類買ってきたわね」

真姫「どれがいいかよくわかんなかったから、好きなの取って」



希「おーい海未ちゃん起きてーー....うーん、起きないなあ」

ことり「ここはことりに任せてください!えっと真姫ちゃんでいいかな?そのジュース1本貰っていいかな?」

真姫「えっとこれですか?どうぞ」
130: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 00:47:41.69 ID:Px62q7/o.net
 
海未「.............」

ことり「海未ちゃーんごめんね?でも海未ちゃんが悪いんだからね?穂乃果ちゃんとことり....すっごく心配したんだからね?」プシュ

絵里「何をする気なのかしら?」

希「炭酸のジュースを開けてなにをするんやろ?」


ことり「はーい海未ちゃんお口を開けてください♪」

海未「 」

絵里「園田さんの口を開けて」

ことり「えい☆」

真姫「ちょ、え」

海未「!?あqすぇdfgthじゅいこlp;@」

希「海未ちゃーん!!」
131: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 02:04:14.03 ID:Px62q7/o.net
 
海未「ひどい目に合いました....色んな意味で」

希「あはは....まぁ無事復活ってところかな」

海未「ご迷惑をおかけしました、申し訳ないです」


ことり「よかったねー穂乃果ちゃん」

穂乃果「うん!首筋が少しまだ痛いけど、よかった!」

真姫「これでとりあえず解決ね」

絵里「そうね....」


絵里(高坂さんに南さん、それに園田さん....それに小泉さん、矢澤さん...あっちの世界の皆がなんやかんやで集まりつつある)

絵里(これは運命なのかしら?今度皆に話してみようかしら)

凛「zzzzzzzzzzz」

絵里「よいしょっと....凛軽いわね」

希「今日は一旦遅いし解散やね」

一同「はーい」
136: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 22:31:03.53 ID:u0FUSakb.net
翌日の放課後

凛「ねぇ結局昨日ってどうなったの?凛、気付いたら寝ちゃてて」

海未「私も気づいたら神田明神にいたので、説明が欲しいです」


希「じゃあうちが説明するね、海未ちゃんがあぁなってしまった原因はこのお守りがだったんよ」

海未「成程....たしかにこのお守りをいただいた日から記憶が曖昧な気がします」

凛「でもなんでこのお守りがそんな品物になっちゃたの?」

絵里「それはね、それを渡した子を調べたらわかったわ」

希「ほら海未ちゃんってモテるやん?」

海未「そうでしょうか?」

絵里「そのお守りを渡した子は海未の事が好きだったの、それで神田明神でそのお守りを持ってお願いしたってわけなの」

凛「海未ちゃんやっぱりモテモテにゃー」

希「結果、その願いを悪用されたってことやね...最初はその子、次は海未ちゃんにあの霊が乗り移ったわけやね」

海未「そんな非科学的な!って言いたいですがあんな事を体験してしまった以上信じるしかありませんね」
137: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 22:59:04.83 ID:u0FUSakb.net
絵里「ちなみに確認したら、お守りを持っていた子も元に戻ってたわ」

希「まぁ、海未ちゃんと一緒で記憶はないみたいだけどね」

海未「成程」

希「成程じゃないよ!元はといえば海未ちゃんが無自覚なのがいけないんだからね」


海未「え!?」

希「あのお守りを買ったのも明神さんにお参りしたのも、海未ちゃんが鈍感すぎるからなんだからね」

海未「えーと......」

絵里「あの子は園田さんのことが好きだった、それで中々園田さんが振り向いてくれないからこんなことになったってこと」

凛「やっぱり海未ちゃんはモテモテにゃー」

海未「す...すみませんでした」


希「まぁ、それはそれとして南さんが気絶してる海未ちゃんに炭酸を流し込んだのにはびっくりしたけどね」

絵里「笑顔でやっていたわよね...おそろしい子だわ」

希「しかも炭酸は海未ちゃんの苦手な飲み物だし」

海未「ひどい目に合いましたよ、本当に」
138: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 23:35:22.86 ID:u0FUSakb.net
絵里「それで園田さんはこの書類は?」

海未「はい、今回皆さんにはご迷惑をかけてしまった訳なのでお詫びじゃないですけど、私もこの部活に入ります」

凛「本当!?」

海未「メインは弓道部ですけど、顔はちょくちょく出すつもりです....お役に立てるかわかりませんが」

希「やったー!!これで仮に花陽ちゃんが入らなくても正式な部活だーー!!エリチ!部費のアップをうちは要求するよ!!」

絵里「少しは落ち着きなさい!本当にいいの?園田さん」

海未「えぇ....元々凛と希とは顔馴染みですし、幽霊部員になってしまうかもしれませんが」

希「オカルト部の幽霊部員って中々面白いやん」

凛「凛は海未ちゃんともっと一緒にいられて嬉しいにゃー」

絵里「わかったわ、この二人も園田さんのこと大歓迎みたいだし、これからよろしくね」

海未「はい!」
139: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 23:55:58.03 ID:u0FUSakb.net
花陽「気がついたら、園田先輩が部活に入ってました」

真姫「何気に花陽も正式に入部したのね」

花陽「うん!オカルトはまだよくわからないけど、皆優しくて面白いから入ることにしました」


希「これで部員は6人や!この部活はもう、うち1人の弱小同好会やない!」

絵里「希嬉しそうね....」

海未「そうですね」


希「そうだ!部員も6人になったことだし、部活名変えよっか!」

凛「え?オカルト部じゃないの?」

希「心機一転せっかくやし、うちはなんか変えたい気分なの!!」

真姫「テンション高いわね.....」

希「なんか誰かいい案ない?」
140: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 00:01:16.64 ID:98spF+6l.net
海未「オカルトなら....怪奇現象みたいなものですから怪奇部ってどうですか?」

絵里「怪奇部......なんかいまいちね」

海未「そうですか、すいません....いい案が思いつかなくて」

絵里「あ!ごめんなさいね、ちょっと悪くはないんだけど少しなんかいまいちだった気がして」

海未「はい.....」


花陽「あ!じゃあ...こういうのはどうですか?」

凛「かよちんいい案あるの?」

花陽「えーと、園田先輩の怪奇と部活だから倶楽部って言葉を使って」


花陽「怪奇倶楽部ってどうですか?」

希「お!かっこよさそう、それにしよっか!」

希「うちらは今日から新生、怪奇倶楽部や!」
141: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 00:03:19.00 ID:98spF+6l.net
絵里「結局、小泉さん、園田さんは入部したわ...」

絵里「ねえ、高坂さんと南さん、矢澤さんは入部してしまうのかしら」

絵里「やっぱりむこうの世界と同じになるのかしら」

絵里「貴方はわからないの?」



(・8・)「それはわからないちゅん、ただそれがどの世界とも同じように運命なのかもしれないちゅん」

絵里「運命ねぇ.....絆ってやつなのかしら」

(・8・)「今回の件もそのメンバーが関係していたのなら、次に何か起きるのもメンバーの誰かの可能性が高いかもちゅん」

絵里「そうね、ありがとう、注意しておくわ」
 



希「エリチ―!今日は真姫ちゃんの家で合宿の打ち合わせやよ!早くいこう」

絵里「早く行こうって!....迎えに来たら貴方が寝坊したからこうして待ってたんでしょうが!」

希「そうだっけ?」

絵里「全くもう....ほら行くわよ」

希「はーい」 
142: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 00:04:32.52 ID:98spF+6l.net
 
こうして私達の暑く長い夏が始まるのであった

おわり
143: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 00:05:56.79 ID:98spF+6l.net
最後までよんでくれた方、保守していただいた方ありがとうございました
以上で終わりです
146: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 00:57:43.55 ID:98spF+6l.net
ちゃんと補足ができてなくて申し訳ない
絵里は前回の鏡での平行世界での記憶があります
他の部員は体験をしてないので平行世界を詳しく知りません
平行世界が存在する程度の認識です
(・8・)は七不思議を具現化していたので多少は知っています

次回作があれば徐々に合流するかもです
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